西中清衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○西中清君 私は、公明党を代表し、ただいま議題となっております防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、反対の討論をいたします。 佐藤総理は、去る二月の施政方針演説で、「日本は、軍事的手段によって世界政治上の役割りを果たす国ではない」「自由を守り、平和に徹する基本的態度のもと、国力国情に応じて自衛力を整備し、その足らざるところを日米安全保障条約によって補完する」との政策を明らかにされております。この発言は、ここ数年間、日米安保条約のもと、漸増的に自主防衛を強化するという考え方が変化し、逆に、自主防衛を軸として、日米安保を補完的役割りとすることを明らかにしたものであります。すなわち、主客転……
○西中清君 私は、公明党を代表して、ただいま提案されました福田外務大臣不信任決議案に対し、賛成の討論を行なうものであります。(拍手) 昨日の国連総会において、国連の中国代表権に関するアルバニア決議案が、七十六対三十五の圧倒的多数で可決されました。わき上がる拍手、大歓声は、まさしく新しい世界の歴史の幕あけであり、潮流であります。佐藤総理及び日本外交の最高責任者たる福田外務大臣は、この重大な失態にいかなる責任をとろうとするのでありましょうか。福田外務大臣は、昨日の記者会見で、「敗軍の将、兵を語らず」と言われましたが、一体何に敗れたのでありましょうか。 本来、国連の原加盟国の一つである中国の代表……
○西中清君 私は、公明党を代表いたしまして、一昨日発表されたニクソン米大統領のベトナム強硬政策に対し、またこれに関する諸問題を含め、総理並びに外務大臣に御質問をいたします。 ニクソン米大統領は、去る八日、北ベトナムの全港湾に対する機雷の敷設と陸上補給を阻止するための砲爆撃の続行をおもな内容とする新たなベトナムへの強硬措置を発表したのであります。米政府のかかる強硬措置は、パリ会談によって平和的解決をすべきであるとの国際世論を全く無視した暴挙というほかありません。さきの爆撃再開に続いて大国主義をむき出しにしたアメリカの強硬手段は、ベトナム戦争をますます拡大させ、その平和的解決を困難にするばかりか……
○西中清君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま説明のありました日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法案について、総理並びに運輸大臣に質問をいたすものであります。 言うまでもなく、国鉄の改革は政治的、国民的な急務の課題であり、行政改革の大きな柱であります。しかし、国鉄の改革推進を求める前に、私は、国鉄を今日このような状態に陥れたこれまでの歴代政府の政治責任について、厳しく反省を求めざるを得ません。 国鉄の財政危機が叫ばれてから十数年が経過し、その間、数次にわたる国鉄再建計画が立案され、実施されてまいりました。しかし、そのすべてが計画半ばで破綻し、国鉄の再建に失敗し、経……
○西中清君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となりました日本国有鉄道改革法案及び国鉄改革関連六法案について、総理並びに関係各大臣に対し質問を行うものであります。 今日、国鉄は、約二十四兆円の巨額な債務を抱え、毎年一兆円を超える赤字を生んでおります。国民の大多数は、国鉄をこのまま放置すれば、やがてその赤字と債務が国民の過大な負担となり、事業運営にも支障を来すことになると考え、国鉄の抜本的改革が必要と認めております。 私は、国鉄の経営破綻の原因は、経営の自主性を欠いた公社制度のもと、巨大な組織で運営されている経営形態にあると考えます。しかし、より根本的には、この欠陥を長い間放置し、……
○西中清君 私は、公明党・国民会議を代表し、日本国有鉄道改革法案など国鉄改革関連八法案について、修正部分を含め、賛成の討論を行うものであります。(拍手) 国鉄は、七十七年間の長さに及ぶ官庁経営の後、昭和二十四年六月公社に改組され、今日まで、実に一世紀以上にわたり国民の足として基幹輸送の使命を担ってまいりました。しかし、国鉄の経営は、昭和三十九年に赤字となって以来年々悪化の一途をたどり、単年度二兆円にも及ぶ膨大な赤字を計上し、長期累積債務は六十年度末で二十三兆五千億円に上っております。もし国鉄経営をこのまま放置するならば、早晩、鉄道事業に重大な支障を来すだけでなく、巨額の長期債務と各単年度ごと……
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