このページでは中島武敏衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中島武敏衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○中島委員 当委員会におきましての議論、答弁をいろいろ伺ってまいったのですけれども、どうもはっきりしない点があるのです。それで二、三お尋ねをいたしたいと思います。 まず最初には、地価公示法の果たす役割りにかかわる問題ですが、地価公示法が設けられたときの議論で、これは参議院の建設委員会においてわが党の春日正一議員に対する当時の坪川建設大臣の答弁でありますが、こういうふうに言っていらっしゃる。「地価公示制度によってすべてが速効的に万能薬として期待するものではございませんけれども、最近の地価高騰に対するところの抑制策として、また不正な地価、土地取引等に対するところの一つのやはり抑制策といたしまして……
○中島委員 今日、非常に大規模な公有水面の埋め立てが行なわれて、臨海工業地帯がたくさんつくられる。そのことによって各種の公害が激発をして、海は死の海と化している、こういうのが実態であります。こういうおそるべき実態を救うために、公有水面埋立法の全面的な改正に大きな期待を持った国民が多数いたと思うわけであります。ところが今回の改正案は全面的な改正ではありません。部分的な改正です。なぜ部分的な改正にとどめられたのか。国民の期待は、いま申し上げたように全面的な改正、そしてそれによって住みよい環境を守るということにある。この点ひとつ最初に大臣から御説明願いたいと思います。
○中島委員 環境庁長官は過日の所信表明の中で「公害の発生を未然に防止するため、各種公害にかかる環境基準や、排出基準、排水基準等の設定、見直し強化につとめるとともに、総量規制方式の導入をはかってまいりたいと考えております。」こういうふうに環境基準や排出基準、排水基準などの設定、見直し強化という問題を強調されております。そこで私は、きょうは第一に環境基準の問題、それも新幹線の騒音の環境基準について質問を行ないたいと思います。これも過日予算委員会の総括質問におきまして、私は若干の質問を行ないました。そして長官のほうから答弁をいただきましたが、その上に立ってさらに質問を行ないたいと考えております。 ……
○中島委員 水俣病訴訟の判決が二十日の日に出されました。水俣病はその被害におきましてもまたその規模においても全世界にその類例を見ることができないぐらいひどいものであります。しかもこの間チッソは責任がないというふうに言い張り続けてまいったわけです。政府もまた、私はチッソの擁護者としてふるまったと思うのです。そういう点でこの二十日の判決を聞いて長官はどういうふうにお考えになっておられるか。まずそれをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 いま長官はこの問題について政府がチッソの擁護者としてふるまってきたとは思わないというふうに言われ、かつまた各方面に対して反省を与えた事件であるというふうに言わ……
○中島委員 先ほどから質疑の中でいろいろ明らかになってきておりますが、富士の演習場の使用転換の本協定がきょう結ばれる。これはまさにニクソン・ドクトリンに基づく自衛隊に対する肩がわり政策の実行であるというように私どもは思っております。また、巷間伝えられるところによりますと、知事にこのことをのませるために富士保全法を出すということで、すでに閣議決定もされたというように聞いております。先ほどからの長官の答弁を聞きますと、富士に演習場はないほうがいい、しかしかわる場所がないのでやむを得ないというふうな考え方を答弁されておられたと思うのです。そして一方で安全保障ということを強調されて、安全保障と環境保全……
○中島委員 チッソの島田社長に端的にお伺いしたいと思います。
新聞報道によりますと、社長は判決が出たときに、この判決には服する、こういうふうに言っておられますが、それはこれまで裁判で述べられた主張を撤回されてこの判決に服するという意味であるのか、そうではなくてまた、判決の内容には不服なんだけれども判決が出た以上はしかたがないということで判決に服するというふうに言っておられるのか、この点をまず端的にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、判決が出てからは判決の内容というものを認める、こういう趣旨の発言でございますか。つまりいままで裁判の中で主張されてきたことが、判決が出た、間……
○中島委員 先ほどからの質問に多少ダブるところもあろうかと思いますが、非常に重要な問題ですので、なおいろいろお聞きしたい点があります。
この問題は早く国民の不安を解消しなければならないという事態に直面しておるわけですが、そういう点でまず第一に私は、すでに販売されている量については大づかみなことを先ほど報告がありましたが、その行き先ですね、これは全部わかっているのかどうかということをまず最初にお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 つまりその行き先がわかっているというのはどの範囲で言っておられますか。すでにずっと家庭の中にまで入ってしまっている、あるいは学校の中にも入ってしまっているというよ……
○中島委員 千葉ニッコー問題について、私も視察しましたが、非常に企業責任は重大でありますが、同時に、あわせて政府の責任も非常に重大だと思うのです。
それで、第一に聞きたいのですが、厚生省のほうでは十八日の夜に熱媒体が検出されなかった、こういう中間発表をされておりますが、しかし、最も危険性のある事故時における油につきましては、何かたいへん調査がおくれているようにいわれているけれども、これはどういうわけでしょうか。私は一番危険性のあるものから調べるのが当然だと思うのですが、その点どういうことでしょうか。
【次の発言】 私の聞き間違いでなければ、いま、水島のほうにあった残品を国立衛生試験所に検査を……
○中島委員 最近、ついこの間ですが、窒素酸化物とそれからオキシダントについての環境基準が告示されましたが、これに基づいて排出基準などをきめて実行に取りかからなければならないと思いますが、これは一体いつごろから具体的な規制にかかることを計画されておりますか、それを最初にちょっとお尋ねしたいのです。
【次の発言】 その場合にどういう規制のしかたをされようというふうに考えていらっしゃるのか。検討されていらっしゃると思いますので、その点もまたあわせてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この規制の方法に関してなんですけれども、いま検討されておられる最中だというのですが、この間の中公審の答申の中にもあ……
○中島委員 有明海沿岸の有明町に第三水俣病の患者が発見されましたが、これは関係住民はもとより、全国民に対してきわめて大きな衝撃を与えたわけであります。
熊本に第一水俣病が発生し、引き続いて新潟に第二水俣病が発生しました。それにもかかわらず、全国の水銀使用工場あるいは水銀排出による環境汚染被害の調査というようなことについて、総点検と対策を政府は行なっておられなかった。そして今日第三水俣病の発見に至ったわけであります。私は率直に申し上げますが、これは政府の責任はきわめて重大であると思うのです。長官の所信をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 行政があと追いにならないために、やらなければなら……
○中島委員 武内先生たちの今回の研究報告に対して深い敬意を表します。また同時に、たいへんな圧迫感と戦っておられるというお話を聞いて非常にわかる気がいたします。私どもも現地調査を行ない、ほんとうにいまのお話を聞いてわかる気がするわけです。そうしてこの問題は、やはり漁民の補償の問題というようなことを考えなければならない問題でありますから、当然原因者あるいはまた行政の側が責任を持って解決しなければならない、そういう問題だと思っております。そういう上に立って武内先生に三点御質問をいたしたいと思います。 一つは、熊本県の沢田知事が先般通達を出されました。「熊本県の魚介類の安全性について」という通達でご……
○中島委員 水銀、PCBなどによる汚染というものは、現在非常にすさまじいものがあります。これは非常に重大な問題で、今日もう社会問題政治問題になっておるといっても私はいいと思うのです。 去る十六日、十七日、十八日と三日間、私も第三水俣の問題に関して現地調査を行ないましたが、一そうその感を深くいたしております。しかし、この水銀やPCBなどによって汚染が行なわれる、患者が発生する、この問題を考えてみるのに、今日のような重大な事態を引き起こした上で企業が水銀をたれ流す、あるいはPCBをたれ流すということを放置してきた政府の責任というのはきわめて重大だと考えます。なぜなら、第一水俣病がチッソのメチル水……
○中島委員 きのうに引き続き質問を続行いたします。 きのう私は水銀、PCBなどの汚染が深刻な事態になっていること、そしてその重大な責任が企業の公害たれ流しを野放しにしてきた政府にあること、政府の姿勢を根本的に改めなければならないことをただしました。同時に、政府の責任とともに企業の責任を明確にすることの必要をただしました。この質問の中途で長官が退席されましたので、この問題から質問を続けます。 私は、企業がいかに公害のたれ流しを隠蔽しているかを日本カーバイドや日本合成の例をあげて実証したつもりであります。また雑誌「商事法務」に書かれている経団連常務理事、産業部長菅元彦氏の「これからの企業経営と……
○中島委員 長官に最初に伺いたいのであります。
各種の開発によって自然環境が非常に破壊をされております。それだけに自然環境の保全ということは非常に重要な問題だと思うのです。どういうふうにしてこの破壊を防止するか、この点についての基本的な長官の考え方、これを最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 自然環境保全法の第二条には「基本理念」というのが載っております。「自然環境の保全は、自然環境が人間の健康で文化的な生活に欠くことのできないものであることにかんがみ、広く国民がその恵沢を享受するとともに、将来の国民に自然環境を継承することができるよう適正に行なわれなければならない。」こういうふうに述べ……
○中島委員 一つ一つおもなことをお伺いしたいと思うのですが、最初に指定地域の問題に対してなのですが、現在環境庁のほうでは新しく地域を指定しようとして、検討されていらっしゃると思いますが、八つ検討されていらっしゃるわけですね。これはどこどこでございますか。
【次の発言】 東京、大阪をどうするかという問題、そのほかにもつと地域の指定をやろうという、そういう御検討はされていらっしゃるのではないのですか。
【次の発言】 東京、大阪以外にもお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 東京、大阪以外はどこどこでしょうか。
【次の発言】 政府が指定するというのではなくて、県や市が独自に指定をしていると……
○中島委員 きのうに引き続いて質問をいたします。
障害補償費のことに関してなんですが、この障害補償標準基礎月額、これは政府としては一体幾らを予定されておられますか。
【次の発言】 額は、それを基礎とされるということですが、それの一〇〇%を予定されていらっしゃるのか、あるいは何%を予定されていらっしゃるのかということをお尋ねしたのです。
【次の発言】 なぜ一〇〇%支給という道をとらないのでしょうか。
【次の発言】 因果関係が明らかにあるということでこの障害補償費が出されるわけですから、因果関係がはっきりしていると申しましょうか、があるという限りにおいてはやはり民事責任を十分踏まえて出す、つまり……
○中島委員 環境庁水銀汚染調査検討委員会健康調査分科会が八月の十七日に、熊本県有明町の水俣病類似患者十名のうち二人について水俣病の疑いがないという判定を下した、このことが非常に大きな問題になっていることは御承知だと思うのです。
それで最初に、この問題について環境庁のほうから簡潔な御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 健康調査分科会の中で、いまの御報告ではまだわからないところがありますので、伺いたいのですが、つまりどういう意見とどういう意見の対立があったわけですか。どういう意見とどういう意見の違いであったのかということについて伺いたいのです。
○中島委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、公害健康被害補償法案に対する修正案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 政府案は、公害反対運動をある程度反映しており、民事責任を前提として損害を補償する制度のない現状に比べれば一歩前進といえます。しかし政府案は、加害企業の責任を明確にし、企業がみずからの負担においてすべての損害賠償すなわち損害の回復及び補償を完全かつすみやかに行なうという点からすれば多くの弱点を含んでいます。したがって、政府案はできるだけ近い時期に抜本的に改める必要がありますが、政府案の弱点を若干なりとも改めるための最小限の措置として、ここに本修正案を提出した……
○中島委員 私は、きょうは大分新産都市の問題について質問をしたいと思っています。 一つは、大分市の三佐地区の健康被害問題についてです。もう一つは、最近結ばれました、県、市と新日鉄の大分の大増設計画をめぐっての公害防止協定の問題、三つ目は六、七号地の埋め立て問題、いま一つは佐賀関漁協の漁業権問題、これらについてお尋ねしたいと思っております。 まず最初に三佐地域の健康被害の問題に関してなんですが、これは大分県の医師会が行なった健康調査に関する報告書ですけれども、「三佐校区住民健康調査結果報告書」というものが出されております。環境庁は、いつこれを入手されましたか。
○中島委員 総理にお伺いしたいのですが、今国会の総理の施政方針演説の中で、「環境基準をきびしく改め、排出規制における総量規制の導入など規制を強化する」こういうふうに言われました。このことに関してお伺いしたいのですが、たとえば、政府がきめました硫黄酸化物の環境基準が守られていても、実際には公害病の患者が続発しているわけであります。たとえば千葉市であるとかあるいは新南陽市であるとか、こういうところは環境基準以下であります。しかし、市が独自に患者を公害病として認定しているわけであります。つまり現在の硫黄酸化物の環境基準、これは人間の健康を守れるものとはなっていないということをはっきり証明していると思……
○中島委員 私は、本論に入る前に、外務大臣に一言お尋ねしたいと思います。
それは、ほかでもありませんが、アメリカの原子力潜水艦の入港問題についてですが、昨年は非常にしばしばアメリカ原子力潜水艦が日本に入港いたしました。ことしはまだそういう話について、アメリカの側から申し入れがないかどうか、この点、最初にお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 私どもは、一部アメリカの原子力潜水艦が、近々、今月中にも入港するのではないか、こういう話を聞いたのですけれども、そういうことはないということでございますか。
【次の発言】 アメリカの原子力潜水艦の入港問題というのは、非常に重大な問題でありまして、私ども……
○中島委員 私もきょうは五十一年度規制の問題についてお伺いしたいと思っておるわけです。 五十一年度規制と申しますのは、申すまでもなく命と健康にかかる非常に重大な問題であります。特に大都市においては、とりわけそうだと思うのです。ことしも東京におきましては光化学スモッグの注意報が、もうすでに何度も発令されておりますし、また被害者も非常に多数出ているわけであります。そういう上に立ってお尋ねしたいのですが、環境庁は五十一年規制をいわゆる再諮問されておられますが――この再諮問ということばについては、何かこだわりがあるようであります。ありますけれども、まあいわゆる再諮問をされているわけでありますが、この……
○中島委員 道路運送車両の保安基準の一部を改正する省令を明二十六日に告示しようとされておられます。その中で、窒素酸化物の最高値をテンモードで等価慣性重量千キログラム以下の乗用車〇・八四グラム・パー・キロメートル、千キログラムを超える乗用車一・二〇グラム・パー、キロメートルとしょうとされております。また、継続車に対する適用時期を五十二年三月一日以降、輸入車に対する適用時期を五十三年三月一日以降にされようとしております。これは、中公審の答申に引き続く、実施段階での一層の後退を示すものであり、厳しい規制を求める国民の要望に真っ向から挑戦するものであると言わなければなりません。すでに、この告示の前提と……
○中島委員 二十六日に道路運送車両の保安基準の一部を改正する省令を公布されて、窒素酸化物の最高値また継続生産車に対する適用時期について決められましたが、これは非常に業界にとって有利なように緩めた内容であります。この点、冒頭抗議をして、私の質問を行いたいと思うのです。
最初に田付部長にお尋ねしたいと思うのです。私の質問は、この間途中で終わりましたので、きょうは引き続きお尋ねしたいわけですが、田付部長が部長に就任された年月日をお尋ねいたします。
【次の発言】 この間、私がお尋ねしたときには、最初は内示を運輸省が自工会に対して行った、その返事が来たという日付もはっきりと示してお尋ねしたのですが、そ……
○中島委員 この排ガス五十一年規制、自動車の排ガス公害から国民の命や健康を守る問題これは非常に重大な問題であります。ところが、共産党の不破哲三書記局長が衆議院の予算委員会で明らかにしましたように、科学的、技術的に公正な審議が行われなければならない専門委員会の討議が業界に筒抜けになっている。しかも自動車業界は挙げて対策を行う。結局、業界の手のひらの上に自動車公害専門委員会があり、その自動車公害専門委員会の上に大気部会があり、中公審の総会がある。そして、政府がまたそれをそのまま認めようとしている。つまりいま、中公審のあり方、そしてまた政府としても、告示を取りやめて再審議をするかどうかという問題が問……
○中島委員 長官の所信表明について伺いたいと思っているのですが、これはもう本当に百の言葉より一つの実行であります。そういう点で私は具体的にお伺い申し上げたい。 中公審の大気部会及び自動車公害専門委員会における委員外出席者の名簿一覧を見ますと、昨年八月三日の第十回大気部会には日産岩越氏が傍聴しておられます。また、この大気部会と八月九日の第二十三回自動車公害専門委員会から十二月五日の第三十八回自動車公害専門委員会に至る自動車公害専門委員会及び十二月十日の第十一回大気部会には、必ず毎回自工会の青木技術部長が傍聴しております。ただし、第二十四回、二十五回、二十六回、この三回の自動車公害専門委員会につ……
○中島委員 端的にお尋ねしたいと思いますが、最初に渡部先生にお尋ねいたします。
北海道の日本電工の栗山工場についての疫学調査をおやりになったという、先ほど、お話しがございましたが、これは先生が自主的におやりになったものでしょうか、それとも労働省とか、どこかから依頼されて調査をされたものでございますか、まず最初に、ちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 続けてお尋ねしたいのですが、その場合には、クロムと肺がんとの因果関係ですね、この点を明らかにすることを目的とされていたのだと思うのですが、そういうふうに先ほど伺ったと思いますが、間違いないかどうか。
そうして、そのときの調査の対象ですね、……
○中島委員 六価クロムの問題、そしてまた産業廃棄物の問題は、非常に重要な、重大な社会問題になってまいっております。ところで、この廃棄物処理法が施行されましたのは昭和四十六年九月二十四日であります。そしてこのときに、有害鉱滓は海洋に投入することが禁止されたわけであります。ところが経過措置が設けられまして、施行令の附則におきまして、有害鉱滓中に六価クロム化合物を含むものについては、四十七年九月三十日まで約一年間、延期をされたわけであります。つまりその間は六価クロム化合物を含む有害鉱滓は海洋投入ができる、こういう措置がとられたわけであります。これは私は非常に重大な問題であったと思うのです。なぜ、こう……
○中島委員 青木さんにお尋ねしたいのですが、あなたが中公審の大気部会や自動車公害専門委員会に随行して傍聴し、克明にメモをして自工会各社に配付した問題は、国会でも非常に大きな問題になっております。
あなたの傍聴を許したのは、環境庁の大気保全局長でありますが、大気保全局長の答弁によりますと、あなたは家本さんの分身、手足、かばん持ちであるということで、傍聴を許したということになっております。どなたに指示されて随行されたのか、家本さんに指示されて随行されたのか、まず最初に伺いたいと思うのです。
【次の発言】 昨年の八月三日の大気部会、これは第十回の大気部会ですが、これにも、岩越さんに随行されておられ……
○中島委員 まず、大臣にお伺いしますが、昭和四十五年の初めごろエアバスの四十七年度導入を決めたとすれば、機種は何になったと思われますか。
【次の発言】 当時どういうふうに決めたかということよりも、いま振り返ってみて、当時の状況のもとで四十五年の初めごろに導入を決めたとすれば、一体機種は何になったかということについてのお伺いなんです。
【次の発言】 きのう三井物産の石黒氏にこの場で証言をしてもらいました。これはすでに御存じと思いますが、そのときの発言によりますと、全日空におきましては大庭社長が四十四年の七月、ここでDC10を三機確定発注し、四機オプションをされた、それから四十四年の九月には確定発……
○中島委員 昨日の全日空関係三名、丸紅関係一名の逮捕によって、ロッキード社からの金の流れは非常にはっきりしてきたと思うのです。先ほど来コーチャン証言の信憑性についていろいろと質疑がありました。そこで、重ねて法務大臣にお伺いしたいのですが、コーチャン証言の正しさが一層高まった、こういうふうに考えてよろしいでしょうか。
【次の発言】 次に、請託収賄罪は時効五年、枉法収賄罪は時効七年であります。少なくとも今度の問題については七年前までは捜査をしなければならないのじゃないかというように思っておりますが、法務大臣あるいは刑事局長、いかがにお考えでございますか。
○中島委員 総理にお伺いをしたい。
本年の二月二十三日に、国会は全会一致で「その真相の解明は徹底的かつ迅速になされなければならない。」というロッキード問題に関する決議を採択しました。また、その後国会がきわめて不正常な状態に陥ったときに、五党首会談が行われ、議長裁定が出されました。この議長裁定におきましても、「国会の決議を踏まえ真相の徹底的解明を期する。」と強調されております。
総理及び自民党総裁として、国会決議と議長裁定を踏まえて、真相の徹底的かつ迅速な解明を行う決意に変わりはありませんか。
【次の発言】 この議長裁定の中で「国会は、ロッキード問題に関し、本件にかかわる政治的道義的責任の有……
○中島委員 総理きのう四党国対委員長の申し入れに対して、自民党宇野国対委員長から自民党の態度についての回答がありました。これによりますと、証人喚問はしばらく差し控えたい、捜査の推移を見きわめた上、その時点でだれを呼ぶかについては決める、こういうことでありました。先ほど三木総理は、との態度は議長裁定に反しないと言われました。それは、議長裁定の中にある「推移をみて」という言葉を引用して言われましたが、しかし、この議長裁定で言われました「推移をみて」と申しますのは、これはいわゆる灰色高官の公表を捜査終了の時点でなければやらないという意味ではないのだ、推移を見て灰色高官の公表を行うのだ、こういう意味で……
○中島政府委員 お答え申し上げます。 海洋法会議はただいま第六週目の終わりに近づいておりまして、先生御承知のように、国際海峡の問題はこの会議において論議せられているわけでございますが、そうしてその論議の基礎は、前会期の終末にアメラシンゲ議長から配付されました非公式単一草案を基礎として論議が重ねられておるわけでございますが、国際海峡の制度につきましては、従来各国から表明された立場がいろいろ改めて表明されまして、いまだ結論は得ておりませんけれども、一般的には国際航行に使用せられる海峡については、領海におけるよりもより自由な航行制度を確立するという方向で審議が進んでおるという状況でございます。 ……
○中島委員 政府は、ロッキード問題で、法務省刑事局堀田参事官を米国に派遣をしたと伝えられておりますが、これはいつ派遣されましたか。またその身分は何でございますか。
【次の発言】 質問していることをよく聞いておいてもらいたいのですがね。どういう身分で堀田参事官は米国に行かれましたか。
【次の発言】 法務省の参事官として行かれたということですが、外務大臣、これはそのとおりでございますね。
【次の発言】 東京地検検事ら捜査官の派遣とこの派遣はどういう関係にありますか、この点、伺いたいと思うのですけれども、これはつまりこれの先遣部隊の一員ということになるのじゃないかと思うのですが、どうですか。
○中島委員 一昨日五党国対委員長会談をやりまして、井出官房長官を通じて、四党の国対委員長は、とりあえず疑惑のある灰色高官の氏名は政府並びに総理の責任において公表すべきであるということを申し入れたわけであります。けさほど来の総理の答弁は、相変わらず国会で基準を決めてくれというような式の答弁であって、はなはだ誠意のある答弁とは思えません。 そこで、私はまず聞きたいのですが、灰色高官の公表問題を含めて、事件の内容、真相、これを発表することは政治の責任であり、そしてまたその権限を持っているのは政府であり、政府の責任であると思いますが、いかがですか。
○中島委員 私は、最初にいまのロッキード事件の問題について総理にお尋ねしたいと思います。ロッキード事件の真相解明、政治的な道義的な責任の追及、そうして再発防止、このためには、金をもらった政府高官、政治家の氏名を明らかにするというだけではなくて、やはり全日空に対するトライスターの売り込みになぜ政府高官への賄賂が必要であるのか、政府高官は何をしたのか、どんな職務権限に基づいて何をやったのか、それによって行政はどういうふうにゆがめられたのか、こういう問題を明らかにしなければなりません。これは刑事責任の追及とは異なるものでありまして、国会が丸紅やあるいは全日空の関係者や灰色の政府高官、政治家や国会議員……
○中島(武)委員 私は、先般来当委員会において問題になっている日本住宅公団における不正、腐敗問題について聞きたいと思っています。
この土路は、会議費が接待の費用を含むものであることを利用して不正を働いたわけであります。そこで、会議費についてお尋ねしたい。
一昨日、当委員会においてわが党の井上敦議員が、会議費の全容を明らかにすること、そしてそれを当委員会に提出することを要求いたしました。そのとき、総裁の答弁は調査するということでありました。これはわかりましたか。
【次の発言】 いつになったらわかるのでしょうか。大体のところで現在わかっているところでちょっと聞きますが、この会議費の本社、それか……
○中島(武)委員 昨年来当委員会でも質疑がされてきました日本住宅公団の会議費不正支出問題についてお聞きしたいと思っています。昨年十二月の五日当委員会において同僚の井上議員が、そして翌々日の十二月七日私も会議費問題についてお聞きをして、日本住宅公団総裁及び大塩理事の方から答弁がありました。わが党はことしの一月十日に、瀬崎理事と私の連名で住宅公団総裁に対して会議費問題の資料を提出するように申し入れました。同時に建設大臣にも、公団の資料の提出を指導するよう申し入れたわけであります。私たちが提出を要求しました資料というのは、ちょっと委員長のお許しを得てお配りしたいのですが、これはかいつまんで言いますと……
○中島(武)委員 大臣に最初にお聞きしたいのですけれども、幹線道路の沿道における環境の悪化というのは目を覆うばかりにひどいものがあります。それで、沿道の住民は、自動車による排気ガスあるいは騒音、振動など各種の自動車公害によって非常に悩まされ続けてきておるわけです。東京で一番自動車公害の大きい道路ということになりますと環状七号線道路で、ここでは環七ぜんそくというような言葉もあるぐらい、大変排気ガスによる公害、ぜんそくによって悩む、あるいはまた大変な騒音、振動によって不眠に陥ってしまうというような非常に大きな悩みによって苦しめられて、ついには住むにたえないで移転をしていったというような人たちも決し……
○中島(武)委員 今回の公営住宅法の一部改正によって、老人、障害者などの単身者が公営住宅へ入居できるようになったのは、これまでの関係者、関係団体の熱心な運動が実ったものだと思うのであります。もちろんわが党もこのことを強く要求してまいりました。建設省がここへ踏み切ったことについて、私は率直に評価をしておるわけであります。 この一部改正によって制度としての道が開かれたというだけでなくて、当然実効が上がらなければならないと思うのです。いや、むしろ実効あらしめることがきわめて大切だと思うわけであります。この点で、まず大臣の所見を伺いたいと思うのです。
○中島(武)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました、幹線道路の沿道の整備に関する法律案に対する修正案につきまして、その提案理由並びに要旨を御説明申し上げます。 東京における環状七号線や兵庫の国道四十三号線など、主要幹線道路の現状は、大型車を含めて大量の自動車が、昼夜を分かたず通行し、そのために、騒音、振動、排気ガスによる大気汚染など、自動車公害による環境破壊が目を覆うほど激しく進行しております。 こうした幹線道路の沿道に居住し、生活している住民の中では、自動車公害による難聴、不眠症、呼吸器疾患などのいわゆる公害病が広がり、沿道住民の生命と健康は取り返しのつかな……
○中島(武)委員 まず最初に、この間、土地の公示価格が発表になりまして土地の異常な高騰が明らかになりました。政府はどのように有効な対策をやろうとしているのか、このことについて伺いたいと思うのです。
【次の発言】 先ほども議論があり、私もきょうは相当議論したいと思うのですけれども、きょうはまた非常に持ち時間が厳しいものですから非常に残念なんですけれども、かつてわが党は生活用地確保法案を提出して、地価の値上がりを抑え、同時に生活用地を確保できる措置を提案をしたことがあります。私はもっと議論を詰めなければならないと思うのですけれども、本当に残念なんですが、いまここで非常に大事なことは何かと言えば、思……
○中島(武)委員 最初に第二条の三の関係、都市再開発方針について大臣にお尋ねしたいのですが、「市街化区域の整備、開発又は保全の方針ににおいて」今度の改正で「都市再開発の方針を定めなければならない。」こういうふうにされておるのですが、こういうふうにしたのはなぜか、その理由についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この問題についてもう少しお尋ねしたいのですが、五十年の改正の際には市街地再開発促進区域の制度が設けられたわけですね。このときには、「都市計画に市街地再開発促進区域を定めることができる。」というふうにして任意規定であったわけです。ところが今度の再開発方針というのは、知事が「定めなけれ……
○中島(武)委員 今度の宅建業法の改正は、改善策としてクーリングオフの制度を新設するとか、消費者がかねてから要望してきたことがかなり盛り込まれているように思うのです。先ほど瀬崎委員が改正点について質問しましたので、私はその他の点について幾つか質問したいと思います。 まず第一は、瑕疵担保責任の問題です。 民法五百七十条で瑕疵担保責任は民法五百六十六条を準用するとされております。そして五百六十六条の三項で、瑕疵を買い主が発見したとき契約の解除または損害賠償の請求ができるのは発見したときから一年以内であればよいとされておるのであります。ところが宅建業法第四十条によれば、瑕疵担保責任は、二年の特約……
○中島(武)委員 東北、上越新幹線の工事実施計画が運輸大臣から認可されたのは、たしか昭和四十六年十月十四日だと思います。それから八年余、国鉄は沿線住民に対して、高架通過による騒音、振動、日照、電波障害など、公害によるはかり知れない不安を与えてきました。しかも、これら住民の不安にまじめにこたえないで、工事を強行あるいは強行しようとしてきたわけであります。きょうは私は、この問題について国鉄並びに環境庁に対して質問したいと思います。 まず第一は、環境破壊、特に騒音問題についてお尋ねしたいと思います。 国鉄は、昭和五十一年十一月十一日付で東京第三工事局長名によって東京北区長あてに「環境対策について……
○中島(武)委員 きょうは、先ほど同僚議員の方からKDDの捜査問題について質問がありましたが、私はその点を避けながら、KDD問題の捜査問題についてまずお尋ねしたいと思うのです。
つい先日、KDD問題の重要な関係者である保田参与がみずから命を絶ったわけであります。保田氏を何回か取り調べておられるわけですけれども、取り調べは被疑者としておやりになったのか、参考人として取り調べられたのか、この点をまず国家公安委員長に伺います。
【次の発言】 この保田氏の前にやはり自殺をされた山口氏ですね、山口氏に対しては被疑者として取り調べておられたわけですか、または参考人だったわけですか。
○中島(武)委員 人事院勧告に臨む人事院の基本的な姿勢についてまず伺いたいと思います。
生涯賃金では公務員の方が民間より高い水準にある、そういう主張が財界を中心に行われておりますけれども、こういう議論に対して、人事院は科学的調査に基づく実証的な立場で勧告に臨まれるものと思います。しかし念のため、基本的な姿勢に属することですから、総裁から伺いたいと思うのです。
【次の発言】 もう一つ基本的な態度についてお伺いをしておきたいと思うのですが、五十五年度の給与改善費は、先ほどから議論に出ておりますように二%しか組まれておりません。五十三年度以前はこれが五%、五十四年度が二・五%、そして五十五年度がい……
○中島説明員 このたび経済企画政務次官を仰せつかりました中島源太郎でございます。 大臣もおっしゃいましたように、景気、物価問題と経済運営は重大なときに差しかかっておると存じております。微力でございますが、河本大臣のもと、井上委員長初め、委員各位の先生方の御指導を賜りまして、全力を尽くしてまいりたいと存じております。よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○中島(武)委員 中曽根長官にお尋ねします。
行政管理基本問題研究会の研究報告、つまり「今後における政府・公共部門の在り方と行政改革」、この問題についてお尋ねをしたいと思うのです。これは政府行革の哲学というふうにも言われているわけですけれども、長官の見解では、この研究報告は政府の行政改革の方針の中でどんな位置を占めているとお考えになっておられるか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私は、この研究報告の特徴としましては、まず「当面、治安、国防、外交等の行政機能については考察の対象から除き、」こういうふうに言って、自衛隊、警察あるいは公安調査庁などをいわば聖域化していることが一つの特徴……
○中島(武)委員 最初に、官房長官に岡崎発言についての政府統一見解の問題についてお尋ねしたいと思います。 政府の統一見解が出されまして、一昨日の当委員会におきまして宮澤官房長官から発言がありました。率直に言って、この政府統一見解と宮澤長官の発言には非常に大きな矛盾があると思うのであります。政府統一見解は岡崎発言を追認しているものと読めます。少なくとも岡崎発言を否定はしておりません。ところが官房長官の発言は、これは速記から起こしたものでありますが、「防衛庁の参事官が、防衛の見地から見て、朝鮮民主主義人民共和国の軍事力が強化されておる、それで潜在的な脅威の増大である、専門家の立場として防衛の面か……
○中島(武)委員 突然ですが、金大中氏問題について総理にお伺いをしたいと思います。 きのう控訴審の判決がありました。再び金大中氏は死刑であります。金大中氏は、昭和四十八年八月八日、わが国から拉致されて韓国内に連れていかれました。この問題は、人権の問題としても、わが国の主権にかかわる問題としても重大な問題であります。ところが、との金大中氏に対する判決文が公表されておりません。一審の判決文だけではなくて、報道によれば、きのうの二審の判決も判決文が公表されていないようであります。死刑にしておきながら、その根拠を明らかにしない、考えられないようなことが行われておるわけであります。総理、近代的な裁判で……
○中島(武)委員 公務災害の問題に関連をして、この公務災害の未然防止の問題について一、二お聞きしたいと思います。 公務災害の未然防止、いわば予防措置の一環として「能率増進計画」が義務づけられております。国家公務員法の七十三条です。ところが、私きのう各省庁から報告書をいただきました。これですけれども、これを見てみますと、各省庁の計画の樹立と実施の状況、これは大変不十分だということがわかります。七十三条の二号は「職員の保健に関する事項」、三号が「職員のレクリエーションに関する事項」、四号が「職員の安全保持に関する事項」、五号が「職員の厚生に関する事項」となっておりますけれども、これを見てみますと……
○中島(武)委員 私が最後の質問になりましたが、第二次臨調設置法案について長官にお尋ねします。 いろいろとたくさんお尋ねしたいと思っておりますので、どうぞひとつ簡潔に御答弁をお願いいたします。 不正腐敗を一掃して清潔な行政を実現することは、行政改革の重要な眼目でなければならないと思います。そこで具体的にお尋ねしたいのですが、すでに長官から、情報公開法あるいはプライバシー保護法についての答弁がこの委員会でありました。そこで私、この問題に関連して機密保護法の問題についてお尋ねをしたいわけであります。 情報公開、プライバシー保護の法制化に便乗して機密保護法やスパイ防止法制定の企てがいわば見え隠……
○中島(武)委員 きょうは私、まず第一に日本住宅公団のガスふろがまの異口径接続問題、第二に障害者問題、第三に中小建設業者の仕事確保の問題についてお尋ねしたいと思っております。順にお尋ねしていきたいのですが、最初に日本住宅公団のふろがまの異口径接続問題についてお尋ねいたします。 実はこの問題はすでに痛ましい死者を出している問題であります。しかも人命にかかわる非常に大事な問題ですので、昨年社会党の同僚議員もこの問題について質問しておられますが、なおその上に立ってお尋ねしたいと思っておるわけであります。 まず最初にお尋ねしたいのは、昭和四十六年の四月に通産省令が設置をされて、このときにガスのふろ……
○中島(武)委員 第五次五カ年計画の下水道の総人口普及率の目標を見ますと四四%になっています。五十五年度末が三〇%の見込みということですから、五カ年で一四%引き上げる、こういう目標なのですね。ところが、当初、昨年の八月でしょうか、概算要求を行った段階では五五%の普及率目標ということで概算要求をやられたわけです。五五%といってももともと非常に低いと私は思います。そのもともと低い要求が余りにも低く切り縮められてしまっているというのが実態なのです。要求をした建設大臣としてはこれについて一体どう考えておられるのだろうか、この問題をまず伺いたいと思うのです。
○中島(武)委員 法案の質問に先立って、公団の空き家問題について最初にお尋ねしたいと思います。 公団住宅の空き家問題は大問題でありまして、同僚議員が本法案の審議に当たっても指摘してきたところであります。この問題を放置すれば結局公団住宅に住まわれる居住者の家賃にはね返ることは明らかでありまして、国民も住宅公団のこのようなむだ金遣い、ずさんな管理運営にいたたまれぬ思いを抱いておるわけであります。 そこで私は端的にお尋ねいたしますが、現在のいわゆる空き家は未入居住宅五千七百六十二戸、保守管理住宅一万九千三百三十二戸、これは五十五年十二月末現在でありますけれども、これに間違いありませんか。
○中島(武)委員 私は、日本共産党を代表して、住宅・都市整備公団法案に反対、社会党提出の修正案に賛成、わが党提出修正案に賛成の討論を行うものであります。 住宅・都市整備公団法案に反対する第一の理由は、本法案が従来いろいろな問題点を持ちながらも勤労者に住宅、宅地を供給する上で一定の役割りを果たしてきた日本住宅公団に、大企業向け都市再開発事業を新たに加えることによって、その性格を変質させる道を開いたことであります。 すなわち、日本住宅公団法では第一条で勤労者のための住宅供給を明確にうたっていたのでありますが、新公団はこの点を削除し、新たに業務用市街地再開発事業を仕事の柱に据え、都市再開発法と連……
○中島(武)委員 それでは、大臣ちょっとあれですから、都市公園法の問題について伺います。 日本における都市公園の整備、これは諸外国に比べて非常におくれている。とりわけ首都東京の公園面積は、諸外国の主要都市に比べても著しくおくれている。けたが一けた違うわけですね。国内の主要な都市に比べましても最低である。今度の第三次五カ年計画で、一人当たり四・一平米を五・〇平米にする、こういう目標を立てているわけですけれども、東京の場合には、五十三年度末で一人当たり一・七平米です。 六十年までの五カ年計画でどれだけ整備しなければならないというふうに考えておられますでしょうか。
○中島(武)委員 私は、日本共産党を代表して、自民党提出の公職選挙法の一部を改正する法律案並びに自民、公明、民社、新自由クラブ四党提案の修正案について反対、社会党提案の修正案について賛成の討論を行うものであります。 本来、選挙は主権者である国民が政治に直接参加する最も重要な機会であります。選挙のときこそ国民の公正な選択が行使できるよう候補者や政党の政策、理念を明らかにする言論、政治活動の自由が、ふだん以上に保障される必要があります。また、国民が主体的に選挙、政治活動に参加する権利も十分に保障されなければならないのであります。 しかるに本案は、選挙期間中「政党その他の政治活動を行う団体」が拡……
○中島(武)委員 建設省は、きのう、建設業界の七団体の代表を呼んで、談合問題で異例の警告をしたといいますけれども、建設省としての警告の中身はどんなものでしたか、また、業界代表の態度、対応はどうだったか、建設大臣、これをまず伺いたい。
【次の発言】 いま中小企業の倒産がどしどしふえております。非常に、いま深刻な問題になってきている。こういうときに、いまも呼びつけて厳重に注意をしなければならないというような事態が起きて、公取から手入れもされているということであります。ですから、事は二重に深刻であります。談合が体質化している業界の体質というのは、言うまでもなく厳重に正されなければならぬわけです。特に……
○中島(武)委員 私は、災害と行革について聞きたいわけであります。 ことしは台風十二号、十五号などでたくさんの河川が決壊をして、甚大な被害が出ました。この十年で最高の被害だと言われております。私は、被災者の人たちに対して心からお見舞い申し上げるものであります。 被災者に対する補償、災害復旧は一日も早くやらなければならないことは言うまでもありません。台風の襲来というのは不可抗力でありますけれども、しかし災害は決して不可抗力ではありません。災害を未然に防ぐ、あるいは最小限にとどめるということが大切であります。そして、このことは行政改革との関係で見ても大事な点であると思うわけであります。 そこ……
○中島(武)委員 私は、きょうは中部地建、四国地建のレーダー雨量計の契約にかかわる問題、建設省の手みやげつき天下り問題、ホテル・ニュージャパン火災問題、これらについてお尋ねをしたいわけです。 まず最初に、レーダー雨量計の契約の問題についてお聞きをしたいのです。 建設省は最近、河川、道路の管理に資するため降雨の面的把握を図る目的で、レーダー雨量計を設置しておられる。そこで、現在中部地建が建設を予定している御在所岳関係と、四国地建が建設を予定している明神山関係についてお聞きをいたします。 レーダー雨量計設備一式の官報公示年月日、入札年月日、契約年月日、契約方式、指名業者名、落札者名、契約金額……
○中島(武)委員 私は、農地所有者利子補給法改正案、それから特定市街化区域農地宅地化促進法改正案について、これから若干の質問をしたいと思いますが、午前中から熱心な論議によってやられておりますので、余りダブらないで質問をしたいと思います。 まず最初ですが、農住利子補給法、この問題について質問いたします。 農住利子補給法は、主として農協が融資機関になっておるわけでありますが、その農協は、この利子補給年限の延長、それから対象物件を店舗等非住宅物件への拡大を要求しております。建設省の方でも、利子補給年限を現行の十年から二十五年に、また、店舗等の非住宅部分を利子補給対象とするように大蔵省に要求をして……
○中島(武)委員 住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案について、質問をいたします。 中でも特に公庫融資に係る賃貸住宅の家賃限度額算定問題、住宅金融公庫法の三十五条関係、これを中心にやりたいと思うのです。時間があれば段階金利制導入問題、この問題にも及ぼうかと思っております。 それで、金融公庫法の三十五条関係ですけれども、三十五条二項の趣旨、これは、たとえば地方供給公社、もちろんこれは地方供給公社だけではなくて、金融公庫から融資を受けて賃貸している住宅すべてにかかるわけでありますけれども、たとえば地方供給公社が国の保護のもとに不当な利得を得てはならない、そういう趣……
○中島(武)委員 私は、治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案について質問をいたします。
まず治山治水六次五計について質問をしたいのですが、最初に、六次五計の第一の重点事項である中小河川、都市河川対策についてお尋ねをしたい。
大都市における水害が依然として大きな問題になっていますが、この水害の原因をどのように見ているか、この点をまず質問いたします。
【次の発言】 いま局長から答弁のあったようなことが原因で水害が大都市においても頻発をするということになりますと、この対策をどうしても強めなければならない。その対策をどういうふうに強めようとしているのか、この点もあわせてお尋ねしたいと思います。
○中島(武)委員 私はきょうは公団住宅の一斉家賃値上げの問題について最初にお聞きをしたいと思います。
住宅・都市整備公団が大幅な値上げをするということを伝え聞いて、昨年の暮れにも公団総裁に、そしてまた建設大臣に値上げをしないようにということを申し入れたわけであります。ところが、何か近く公団の方では、建設大臣に値上げの申請をすると聞いておりますけれども、申請をされるのかどうか。もしされるとするならば、いつおやりになるのかということについて総裁にまず伺います。
【次の発言】 いま総裁は、不均衡是正、バランスを回復するということを理由にして、何か大変家賃の低い住宅がたくさんあるかのように言われてい……
○中島(武)委員 きょうは、三人の参考人の皆さん、大変お忙しいところをわざわざこの委員会に御出席をいただいて大変ありがとうございます。
早速お尋ねしたいのですけれども、石原参考人に最初にお伺いをしたいと思います。
今度の値上げ問題に関して、基本問題懇談会では主にどんな意見が出されたのか。そしてまた公団の方ではどんな意見を取り上げたのか。この点を最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 本吉参考人にお伺いしたいと思うのです。先ほどからの御発言の中にもあったかと思いますが、値上げのことが最初にやられましたために、基本問題懇談会は値上げのための懇談会じゃないか、こういうそしりを受けるおそれが……
○中島(武)委員 私、きょうは公営住宅問題について幾つかの質問をしたいと思っております。 公営住宅の問題ですが、不況の中で安くて質のよい公営住宅を望む国民の声というのは、いま非常に強くなっています。特に大都市における要望が強いことは大臣もよく御存じだと思うのです。東京都内には最低居住水準未満の世帯が約八十六万世帯あります。木造賃貸アパート、それも住宅の質に問題があるというアパートですけれども、これは百五万戸あります。東京都民の居住水準というのは全国的に見ても最下位のレベルにある。これを反映して、たとえば東京都における新築の公営住宅の応募率は平均二十三倍、最高百四十一倍に達しているわけです。良……
○中島(武)委員 幾つかのことをお尋ねしたいのですが、最初に本改正案の六十二条「建替え決議」、これについてなんですが、「老朽、損傷、一部の滅失その他の事由により」というのがありますが、この「その他」というのはどういうことを意味しておられますか。
【次の発言】 昨年の七月に区分所有法改正要綱試案が発表されて、そのときには建物の「建替え及び復旧等」の場合、その要件として「建物の価格に比較して過分の修繕、復旧若しくは管理の費用を要するに至ったとき」と、「建物の建替えをすればこれに要する費用に比較して著しくその効用を増すこととなるに至ったとき」の二つを挙げておられたわけですが、今度の改正案では「老朽、……
○中島(武)委員 質問に先立って、日本共産党を代表して、被災者の方々に心からお見舞い申し上げる次第であります。 わが党は、四日に党の中央に三宅島噴火災害対策本部を設置し、その日の午後、当面の緊急対策に関する四項目の申し入れを政府に対して行いました。さらに、当委員会での委員派遣に野間議員が参加しました。また、十日からきのう十二日まで三日間現地調査救援団を派遣して、折からの台風十三号の風雨をついて被災地をつぶさに調査してきました。これらの活動をも踏まえつつ、三宅島災害対策の基本的な点について質問したいと思うのです。 まず最初に、激甚災害の指定問題です。報告にありますように、これまでの調査だけで……
○中島(武)委員 建設大臣にお尋ねします。 きょうは住宅政策の問題と建設業に関する問題についてお尋ねしたいと思っています。 最初に住宅政策についてです。第四期住宅建設五カ年計画の進捗状況を見ますと、昭和五十九年度住宅関係予算説明資料によりますと、五十六年度、五十七年度は実績見込み、それから五十八年度、五十九年度は計画なんですけれども七九・五%、こうなっています。計画と実績がはなはだしく乖離することは、もはや常識に属しておると申し上げても言い過ぎじゃないんじゃないかと思うのです。それで特に大都市を中心とする住宅事情というのは依然として非常に深刻であります。ところが予算に占める住宅関係費の割合……
○中島(武)委員 今回の公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部改正案では対象施設の拡大措置がとられています。また一箇所工事とみなす工事の範囲の拡大措置がとられました。これらの措置によって災害復旧事業費はおよそどれだけふえますか。
【次の発言】 ところが、国庫補助採択限度額が市町村では十万円が三十万円に、都道府県では十五万円が六十万円に引き上げられました。この措置でどれだけ減額となりますか。またこういう措置をとった理由についてもお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 重ねてお尋ねしますが、二十九億円程度が切り捨てになる。このうち一箇所工事とみなす範囲の拡大で救済できる、そういう部分があるか……
○中島(武)委員 最初に、埋蔵文化財の発掘に絡む問題についてお尋ねしたいと思います。
報道によりますと、建設省は埋蔵文化財発掘問題で文化庁と協議をする、文化財発掘に当たって開発業者の費用負担の軽減や期間の短縮を図ることを検討していると言われていますが、そうですか。
【次の発言】 実は開発に当たっての埋蔵文化財発掘についてはさまざまな問題があります。開発業者が文化財を破壊してしまうということが問題になって、文化財保護法によって、文化財を発見した場合には、文化庁長官に届け出義務が規定されている。また今もお話があったように、市町村によっては、宅地開発指導要綱によって市町村とその取り扱いについて協議……
○中島(武)委員 きょうは朝からシーリング、概算要求問題が問題になってきましたが、私は住宅金融公庫の利子補給金問題についてお尋ねしたいと思っています。 住宅金融公庫に対する利子補給金のうち、来年度、六十年度ですが、この増加分約千七百億円について建設省は大蔵省に別枠として認めるよう求めているが、大蔵省は前年度と同額の要求しか認められないと拒否していると新聞で報道されております。建設省に伺いたいのですが、建設省はこの報道にあるように、別枠として認めるように大蔵省に要求しているのか、また大蔵省によって建設省の要求は拒否されているのか、この点について最初に伺いたいと思います。
○中島(武)委員 今回の事故は、日常生活に極度の不便を与え、火災通報もできない、営業の危機にも見舞われる、銀行から預金も引き出せない、手形の決済もできない、交通管制システムがダウンして交通渋滞を引き起こす、その他極めて多方面かつ全国的に重大な被害を与えたわけであります。私は、被害を受けられた方々に心からお見舞い申し上げるとともに、電電公社の皆さんが不眠不休の努力で回復のために努力をされたことを多とするものであります。 これは非常に大事な問題ですから私、幾つも聞きたいことがあるのですけれども、時間もありませんので、ごく絞って幾つかお尋ねしたいと思うのです。 まず最初に、大臣にお尋ねしたいこと……
○中島(武)委員 昭和五十九年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案について、質問します。
まず初めに、一般国道、都道府県道、市町村道、それぞれの道路改良率についてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 今の答弁を聞いてもわかるのですけれども、おくれている中でも一般国道が一番進んでいて、地方道、中でも市町村道が特におくれているということがわかるわけです。
そこで、重ねてお尋ねしたいのですが、五十九年度当初道路予算において、一般国道、それから都道府県道、市町村道、有料道路のそれぞれについて占める割合はどういうふうになっているか、この点をお尋ねいたします。
○中島(武)委員 私は大臣の所信表明についてお尋ねしたいと思っています。
最初に、新潟県青海町玉ノ木地区で去る十五日に起きました土砂崩れ事故についてお尋ねいたします。
初めに、十名の亡くなられた方々に心から哀悼の意を表し、残された遺族の方々に心からお悔やみを申し上げ、質問をいたしたいと存じます。
この箇所は、県が急傾斜地崩壊危険区域に指定し、急傾斜地崩壊防止工事を行っていたようであります。しかし、事故発生後の調査では、急傾斜地の崩壊ではなくて地すべりであったようですけれども、そうでありますか。
【次の発言】 この箇所は、今申し上げたように急傾斜地対策を行っているわけですね。そうすると、当……
○中島(武)委員 住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部改正について質問いたします。
最初にお尋ねしたいのは、今回の改正で、先ほどからいろいろ問題になってきましたけれども、貸付手数料の制度を新しく設けているわけですが、一体何でこれを設けたのかという点について聞きたいと思います。
【次の発言】 大臣がちょっと席を外されましたが……。
補給金はもともと国が全額負担するというものであって、しかも特別損失として後年度に繰り延べをするという措置を初めてとったときにもこれは非常に問題になったのですね。よく御存じだと思うのですが、建設大臣と大蔵大臣との間でもいろいろ折衝があって、必ずちゃんと……
○中島(武)委員 住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法一部改正案について質問します。
今回の改正案で、特別損失に係る補てん措置を昭和六十年度から昭和六十五年度まで繰り延べをしておられるわけですが、これはなぜこういう措置をとられましたか。
【次の発言】 六十年度は千三十四億と言われましたが、それから後の六十一年度からはどれだけを予定されるわけですか。大体同じぐらいというふうに考えてよろしいわけですか。
【次の発言】 もう一つお尋ねしますが、住宅金融公庫は今後とも無抽せん貸し出し方式を堅持されるおつもりか。それからまたどれぐらいの戸数、従来五十万戸ぐらいなのですが、これははっきりしたこと……
○中島委員 新幹線のもたらす騒音、振動、日照その他公害問題はきわめて重大な問題であります。東海道新幹線、山陽新幹線には、新幹線公害に反対する大きな運動が起きております。またこれから敷かれる予定の東北、上越、北陸新幹線の通過地帯でも、新幹線の現在計画に反対する大きな運動が起きております。 そこで東北新幹線についてお伺いいたしたいと思います。 三月十日、佐藤運輸政務次官が畑埼玉県知事、小林東京北区長らに東北新幹線の大宮以南は上野部分を除き高架にする、この条件を地元がのめば、東北新幹線に通勤線を併設してもよいと提案をされております。これに対してわが党の平田議員が、四月十二日の交通対策特別委員会で……
○中島委員 非常に時間が制約されておりますので、私は簡単に質問を行なって、あと庄司委員のほうに譲りたいと思っているわけです。
それで、土呂久をはじめとして、休廃止鉱山による鉱害の被害というものは非常に続出いたしております。ところが、この金属鉱業等鉱害対策特別措置法案を見ますと、鉱害防止義務者のいない廃止鉱山については、この法律の対象外になっておると思うのです。
そこで、念のためお尋ねしたいのですが、鉱害防止義務者のいない休廃止鉱山はどれくらいあるものでしょうか。
【次の発言】 大半ではよくわからないんですけれども――。
【次の発言】 鉱業権が消滅しておりましても、五年間は鉱害防止義務がある……
○中島分科員 きょうは非常に時間が制約されておりますので、端的にお伺いしたいと思います。 公団の家賃問題についてお伺いしたいと思うのですが、最初に大臣にお伺いします。 日本住宅公団法第一条の目的の項で「日本住宅公団は、住宅の不足の著しい地域において、住宅に困窮する勤労者のために耐火性能を有する構造の集団住宅及び宅地の大規模な供給を行うとともに、」云々というふうに書いてありまして、住宅に困窮する勤労者のために住宅をつくるという義務を公団は課せられていると思うのです。 そこで、昭和四十八年度の予算を見ますと、公団住宅の賃貸住宅の新築計画が大幅に減っております。四十六年度で五万八千戸、四十七年……
○中島分科員 私は、きょうは大都市の震災対策についてお聞きしたいと思っております。
六十九年周期説によりますと、もう非常に危険期が近づいてきておるわけでありまして、あと幾年もないというようなところに迫ってきておるわけです。そこで、これは言うまでもないことですけれども、都市住民の生命と財産を守るという問題は非常に重大な問題だと思うのです。そこで、最初に大都市の震災対策、防災対策について大臣の所見を伺いたいと思うのです。
【次の発言】 大都市が非常に大きな震災にいま襲われるということになりますと、現状のもとでは非常に大きなはかり知れない被害が生じることは言うまでもないと思うのです。これは非常に明……
○中島分科員 私は、非常に短い時間でたくさんのことをお聞きしたいと思っております。そこで、私も質問は簡潔に行ないますが、ひとつ御答弁も簡潔にすることをあらかじめお願い申し上げておきたいと思います。
公団住宅の団地を建設するという場合に、多くの自治体がたいへん難色を示しております。その最大の理由の一つは、関連公共施設、公益施設、環境整備施設の負担の問題であります。
そこでお尋ねしたいのですが、関連公共施設の用地費と建築費ですね、これの公団と自治体の負担割合は現状どれくらいになっているか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 大体において二分の一、これはケース・バイ・ケースでいろいろ実際には……
○中島分科員 まず最初に、道路行政のあり方について大臣にお尋ねじたいと思うのです。
道路行政につきましては、産業中心とかあるいは自動車優先の考え方ではなくて、国土の均衡ある発展と地域住民の利便、環境第一義的に考えた住民本位の立場で行っていくべきだと思いますが、大臣の基本的な考え方をお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 昭和四十七年六月六日の閣議了解で「各種公共事業に係る環境保全対策について」というのがありますが、これに基づいて環境アセスメントを行うことになっておりますが、道路建設事業についての環境アセスメントはどうなっているでしょうか。
○中島(武)分科員 私は、医薬品の製薬メーカーによる返品規制問題についてお尋ねしたいと思っております。 この問題は、すでに七年前ですが、昭和四十八年の五月に衆議院の商工委員会でわが党の神崎議員らが取り上げた問題であります。製薬メーカーは、それまでの商習慣、商慣習を一方的に破って医薬品の返品を認めない、認める場合でもゼロ円とか一円でしか引き取らない、そういう返品処理基準をつくって小売薬局、薬店に一方的に押しつけたわけであります。当然小売薬局、薬店側からは猛烈な反対運動が起きて、武田、中外、三共などのメーカーは白紙撤回せざるを得ませんでした。そういう経緯がある問題であります。 このとき神崎議員……
○中島(武)分科員 私は、きょうは官公需の発注を中小企業向けに増大させる問題についてお尋ねしたいと思っております。 企業倒産件数は、東京商工リサーチ調べその他によりますと、昨年ついに史上第二位を記録したわけであります。しかも、その倒産の九割は中小企業が占めておるわけであります。中小企業はいま非常に苦境にあえいでおるのでありまして、私がこれから質問をしようとしております印刷産業も決して例外ではありません。こういうときこそ官公需法を活用して中小企業の振興を図ることが重要なことは申すまでもないわけであります。 そこで、きょうは電電公社、実は電電公社は、官公需総額は五十四年度で言いますと一兆六千百……
○中島(武)分科員 ことしは国際障害者年であります。そしてその目的は、障害を持つすべての人人の社会への全面参加と平等であります。きょうは、私は障害者の大学入試と進学問題についてお聞きしたいと思っております。
最初に、障害者の入試問題と進学問題についての文部省の基本的な考えについて、大臣からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 昭和五十二年六月三十日付大学局長通知「大学入学者選抜実施要項」及びこれに基づいてつくられました大学入試センターの「昭和五十六年度大学入学者選抜共通第一次学力試験実施要項」について、特に障害者の入学志願者についての配慮を各大学に徹底させるためにどのようなことをやっていら……
○中島(武)分科員 私は、きょうは、新幹線東京北区部分の環境問題についてと、新大宮バイパス、首都高速道路五号線、板橋の高島平三園地域の環境問題について伺いたいと思うのです。 まず最初に、新幹線東京北区部分を通過する際の環境問題、この問題についてお尋ねいたします。 まず、新幹線の工事を強行した、この問題なんですけれども、ことしの一月の末から二月の初めにかけてですけれども、東京北区の赤羽台のトンネル工事を強行しようとしたわけであります。地元八幡自治会の了解を得たからと強弁しておられますけれども、すぐ隣接して赤羽台三丁目自治会、四丁目自治会があるわけでして、その点では、この赤羽台三丁目自治会、四……
○中島(武)分科員 聾唖者にとって電話で会話するということは全く不可能なことであって、電話とは自分らにとっては全く縁のないものと思われてきたわけであります。ところが、東京都立工業技術センターでは、聾唖者用の文字電話を昭和五十一年から開発研究に着手をして、五十四年に実用化開発に成功しました。この器具を電話機に接続して文字によって会話をすることができる、そういうものでありまして、小型で携帯に便利で、電話のあるところならどこでも、公衆電話からでも電話することができる、仮称コミュニケーターと呼んでおります。 私は過日、聾唖者の人たち、その父母の皆さん、養護学校の先生たちと御一緒に都立工業技術センター……
○中島(武)分科員 私は、きようは、陸上自衛隊十条基地の問題についてお尋ねしたいと思います。
最初に、陸上自衛隊十条駐屯地の面積、これは本部地区、いわゆる十条地区と赤羽地区のそれぞれについて、それから人員、これは武器補給処十条支処、武器補給処の直轄機関一〇三高射直接支援隊ごとにその定員と実員について、さらに、業務内容についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 いまお答えのあったうち、赤羽地区における業務内容と人員についてはどうなっていますか。
【次の発言】 次に伺いたいのは、装軌車、装輪車、火砲、ホーク・ミサイル、これらの整備の仕組みはそれぞれどういうふうになっているものかについて、御……
○中島(武)分科員 私は、きょうは自動車税に関して一つ、固定資産税に関して三つ、質問をいたしたいと思います。 最初に、水害などにおける自動車税の減免問題についてお尋ねしたいと思うのです。 最近、都市水害が非常に多発をしている。そして自動車の被害も非常に多いわけであります。昨年台風十八号による水害の調査を私、行いましたが、そのときに罹災者の人たちから自動車税の減免問題について訴えられました。私が見たところによりますと、乗用車、それからトラック、大変たくさんのものが水浸しになっておりました。ところで、地方税法百六十二条には減免の規定がありますけれども、たとえば東京都の場合、この条例をつくってい……
○中島(武)分科員 私は、きょうは中小企業の問題についてお尋ねしたいと思っています。 中小企業の倒産は昨年十月以来連続して危機ラインと言われる千五百件台を突破しています。また、六年連続の所得税減税なしで実質上の大増税になっている。しかも人勧が凍結をされた。このことを口実として民間におきましてもことしの春闘はゼロ回答をするのだということを言っている。恩給や年金の物価スライドも凍結されている。こういう状態ですから、国民の購買力は大変低下をしてくる傾向になるわけであります。特に個人消費に依存度の強い中小企業は非常に大きな影響をもろに受けるという実態になっているわけであります。また一方、大企業が中小……
○中島(武)分科員 私は、きょうは最初に、個人タクシーの車庫問題について質問をしたいと思うのです。 個人タクシー事業者が抱えている最大の悩みの一つが車庫問題であります。個人タクシーの車庫は、陸運局長公示によって、住居との距離、面積、有蓋、舗装、照明施設など、十項目にわたる厳しい規制を受けております。さらに、提出書類も大変煩雑なものとなっています。しかし、大都市、特に東京二十三区内では、地価の高騰、固定資産税の引き上げに伴い、駐車料金が年々値上がりし、また、こうした厳しい要件にかなった車庫を求めること自体が困難になっています。例えば、都心部の港区では、月三万円から四万円、しかも見つけるのが大変……
○中島(武)分科員 国民経済の中で非常に大きな役割を果たしている家電産業の問題について賀川したいと思います。 周知のように、家電産業は生産から流通に至るまで寡占化が進み、メーカーの系列社がさまざまな社会問題を引き起こしております。とりわけ、量販店やスーパーなどの進出によって中小家電小売業、町の電気屋さんは転廃業、倒産などに追い込まれるなど、非常に深刻な危機が目立っております。これはNEBAの調査ですけれども、これによりますと、国内市場における量販店の売り上げのシェアですけれども、昭和四十七年千九百八十五億円、七・八%、これが五十五年には六千二百七十億円、一六%、二倍にふえております。スーパー……
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