中島武敏衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
下記リンクからページ内の各項目に飛ぶことができます。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○中島武敏君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、現在重大な社会問題、政治問題となっている水銀、PCBなど有害物質による汚染問題について、田中総理並びに関係大臣に質問をいたします。熊本大学第二次水俣病研究班による第三水俣病の発見に引き続き、有明海沿岸各地、徳山湾などに水俣病の疑いのある患者が発見され、さらに全国各地でおそるべき水銀、PCBによる魚介類の汚染の実態が次々と明らかになり、国民の不安は日ごとに高まっています。多くの漁民もまた出漁停止のやむなきに追い込まれるという深刻な事態に直面しています。いまや国民の食生活と健康、漁民と関連業者の営業と生活は、きわめて大きな不安と危機にさらされてい……
○中島武敏君 私は日本共産党・革新共同を代表して、政府提出の昭和四十八年度補正予算三案に対し、反対の討論を行なうものであります。(拍手) 今日、深刻な経済情勢のもとで、国民は大きな不安と強い憤りを感じております。刻一刻と物価は急騰し、インフレは高進しています。しかも、大企業や商社による買い占めや売り惜しみによって、生活必需品も手に入らないという異常な事態を生じております。石油危機はこの深刻な事態を一そう激化させています。 このような事態に国民をおとしいれた原因は、歴代自民党政府の対米従属のもとでの大資本本位の高度成長政策にあることは明白であり、政府の責任はきわめて重大であります。世論調査に……
○中島武敏君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました会期延長問題について、反対の討論を行うものであります。(拍手) まず、今回の会期大幅延長が、徹頭徹尾自民党と政府の党利党略に基づくものであり、国民生活圧迫、民主主義否定の悪法の成立を企図したものであることは、全く明白であります。 自民党は、会期延長の理由を会期内での審議日数の減少に求め、その中で、稻葉法相問題での憲法論議があったことなどを挙げていますが、これこそ、みずからの責任を何ら顧みない言語道断のこじつけであると言わなければなりません。 さらに重大なことは、天下の悪法と言われる公選法、政治資金規正法の改悪、独……
○中島武敏君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま発議されました五日間にわたる会期再延長に対して、国民の怒りを体して、反対討論を行うものであります。(拍手) 私は、会期再延長に、二つの理由から断固反対します。 第一の理由は、諸物価高騰の新たな引き金ともなる郵便料金の値上げ法案と、インフレを激しくする膨大な赤字国債発行のための財政特例法案を成立させる、そのためだけの反国民的な会期延長だからであります。(拍手) 三木内閣と自民党は、年の瀬を控えてますます深まりゆく深刻な不況とインフレに対して、国民がその対策を真剣に求めているにもかかわらず、この国民の要求を無視して、大企業の仕事と利……
○中島武敏君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、大平内閣不信任決議案に対し、その提案理由には同意できない点もありますが、内閣不信任そのものに賛成の討論を行うものであります。(拍手) 大平内閣が、本院でかつてない少数支持という異常な成立をしてから六カ月、その悪政に対する国民の憤りの声はいよいよ高まり、国のすみずみに至るまで満ちあふれているのであります。 国民生活を破壊し、続出する汚職、腐敗をひたすら隠蔽し、わが国の命運を危険な破滅に導く大平内閣半年間の悪政を、国民は断じて許すものではありません。(拍手) 大平内閣不信任の第一の理由は、汚職、腐敗をあくまで隠蔽し、その根源である政、官、財……
○中島武敏君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十七年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) 政府予算は、端的に言って、レーガン政権の核戦略と深く結びついた危険きわまりない軍拡予算であり、財界の意に沿って財政、税制、金融上の恩典を集中する大企業奉仕の予算であり、国民には実質増税、福祉切り捨て、公共料金値上げの三重苦を押しつける最悪の生活破壊予算であります。さらに、それは空前の歳入欠陥を生じさせ、いまからすでに破綻が確実視される粉飾予算となっているのであります。このような予算がわが国と国民の将来にもたらすものは、核戦争の危険の一層の増大、経済危機、財政危機の激化、軍拡と財政……
○中島武敏君 私は、日本共産党・革新共同を代表し、いわゆる補助金カット一括法案について、総理並びに関係閣僚に質問いたします。 今回の法案を詳細に分析し、また趣旨説明やこれまでの政府答弁を聞いて、私は心の底からの怒りを抑えることができません。生活保護、児童福祉、老人福祉、障害者福祉、義務教育等々の各分野にわたって戦後四十年国民の運動が営々として築いてきた諸成果が、今昔を立てて突き崩されようとしているのであります。この法案こそは、戦後政治の総決算を標榜する中曽根政治が戦後福祉の総破壊とまさに同義語であることを何よりも雄弁に物語っていると言わなければなりません。(拍手) 私は、質問を行うに当たっ……
○中島武敏君 私は、日本共産党・革新共同を代表し、ただいまの総理の帰国報告に関し質問いたします。 私は、日本国民の根本的利益の擁護、日本外交の自主性の確立、民族自決権尊重の立場を貫いてこそ、世界平和も経済摩擦の真の解消も初めて実現できると確信するものでありますが、この立場から日米首脳会談の経過と結果を見るとき、重大な疑問を抱かざるを得ないのであります。(拍手) まず、リビア問題であります。 アメリカによる今回のリビア侵攻は、みずからの意に沿わないものを軍事力で押しつぶすという、レーガン政権の力の論理、砲艦外交を端的に示すものにほかなりません。もちろん、無辜の市民を巻き込む卑劣な無差別テロ……
○中島武敏君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、昭和六十二年度一般会計、特別会計及び政府関係機関予算三案に対して、反対の討論を行います。 予算案の内容について論ずる前に、議長裁定についての我が党の見解を申し述べます。 ます第一に、この議長裁定の内容は、我が党が到底これを了承することのできない重要な問題が含まれており、これを受け入れることのできないことを明確にするものであります。(拍手) その一つは、議長裁定は、その冒頭に、税制改革の理念について「税制改革問題は、今後の高齢化社会に対応する等、将来のわが国の財政需要を展望する時、現在における最重要課題の一つであることは、いうをまたない。……
○中島武敏君 私は、日本共産党を代表して、九四年度政府予算三案に対して、反対の討論を行うものであります。(拍手) 今国会の一連の論戦を通じて明らかになったことは、羽田内閣が国民にとって無責任かつ危険きわまりない反動内閣であり、不信任に値する内閣であるということであります。 その第一は、侵略戦争に対する無反省と憲法無視の姿勢であります。 憲法第六十六条の規定を無視して永野茂門氏を法務大臣に任命したばかりか、違憲の任命行為に何らの反省をも示さず、逆に永野氏の平和への熱意を強調するなど、みずからの行為の弁護に終始したのであります。 しかも、羽田総理は、あの太平洋戦争について、侵略戦争であった……
○中島武敏君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました公営住宅法の一部を改正する法律案について質問いたします。 周知のように、公営住宅は戦後間もなくの一九九一年に制度化され、公団、公社住宅制度と並んで我が国の公共住宅制度の中核を担ってきました。戦後の住宅難の時期は収入の下から八〇%までの階層を対象に比較的低廉な家賃で住宅を供給し、特に六〇年代の高度成長期におきましては、地方から大都市に集中した勤労者の受け皿住宅として、七一年をピークとして毎年十万戸近くが建設されたのであります。しかし、八〇年代初頭に発足した第二臨調で、今後の住宅政策については「民間の能力を最大限生かすことを基本と……
○中島武敏君 私は、日本共産党を代表して、バーミンガム・サミット報告について、総理に質問いたします。 第一に、インドの核実験をめぐる問題であります。 インドが、世界じゅうで強まった批判を無視して二度にわたる核実験を強行したことに、我が党は断固抗議するものであります。 核不拡散条約の不合理な体制を正しく解決するには、核兵器の全面禁止を緊急に実現する以外に道はありません。しかし、サミット共同声明は、我々諸国は拡散を防止するための最前線であると述べ、核独占体制の維持を絶対化しました。総理、この立場に立ち続ける限り、新たな核実験と核兵器保有の企てを阻止するためのイニシアチブがとれる道理がないでは……
○中島武敏君 私は、ただいま議題となりました都市基盤整備公団法案について、日本共産党を代表して、総理並びに関係大臣に質問いたします。 第一に、政府が公団賃貸住宅の建設、供給から撤退しようとしている問題についてお尋ねいたします。 消費の低迷を要因とする経済成長率の落ち込みで、勤労者の実質賃金も下降傾向にあります。一方、完全失業率は四・六%を記録して、統計をとり始めてから最悪の事態となっています。終身雇用制も減少ぎみで、勤労者の雇用に対する信頼感は揺らいでいます。こうした中で、国民の中に、土地の資産価値は必ず上がるという土地神話が崩れつつあり、その結果、住宅の自己所有にこだわらない借家へのニー……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。