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中村茂 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

中村茂[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
492位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
866位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
346位

33期委員会出席TOP100
98位
33期委員会出席(無役)TOP50
40位
37期委員会出席(幹部)TOP100
99位
37期委員会発言(議会)TOP50
38位
38期委員会発言(非役職)TOP100
100位

このページでは中村茂衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中村茂衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 建設委員会 第3号(1973/02/28、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 大臣は所信表明の中で、建設行政が国民生活の基礎づくりを、その役目を果たして、豊かな住みよい国土を建設することが目下最大の課題であるという表明がありました。また、きょういただいたわけでありますが、「経済社会基本計画に関する件」の、昭和四十八年二月十三日の閣議決定の一項目に、「物価を安定させ、地価の高騰を抑制することは、この計画に即して活力ある福祉社会を実現するための基礎条件である。このため政府は、インフレーションの防止を最も重要な政策課題の一つとする。」こういうふうに政策を述べております。私は、いま申し上げましたように、建設行政のこれからの目標を達成するためには、何といっても土……

第71回国会 建設委員会 第6号(1973/03/09、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村ですが、私はまず最初に公的賃貸住宅のあり方について御質問したいというふうに思います。  ここにとちょうど新聞があるわけですけれども、短いですからちょっと読ましていただきたいというふうに思います。「建てたくても建てられず行詰まる公団住宅」こういう見出しで、前書きが短いから簡単に読んでみますと、「建てたくても建てられす、無理して建てたらカラガラ――住宅難解消のエースとして十七年前、庶民の夢と希望を担って登場した日本住宅公団の住宅建設が、このところすっかり行詰まってしまった。大幅な人口増をもたらす団地建設が大都市圏の地方公共団体から、〃公害企業〃なみに敬遠され、軒並み着工できず……

第71回国会 建設委員会 第9号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、第七次道路整備五カ年計画と、それから道路行政のあり方について、順次質問を申し上げたいというふうに思います。  まず最初に、第六次道路整備五カ年計画が三年にして第七次五カ年計画に改定しなければならなくなった理由を簡明にお答え願いたいというふうに思います。大臣からひとつ……。
【次の発言】 わかりました。いま答弁がありましたいわば三つの目標が今度の七次の五カ年計画の中にどのように生かされているか。いわば道路の種類別投資額、それからそれぞれの道路延長、改良総投資額、その面についてお答え願いたいというふうに思います。
【次の発言】 いままだ閣議決定がないから、大ワクは目標として……

第71回国会 建設委員会 第14号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 四十八年度の地価公示が四月二日の日に発表になったことは御存じのとおりでありますが、これを年間上昇率で見ますと、平均で四十六年が一六・五%、四十七年が一二・四%。四十八年が三〇・九%、これは四十六年、四十七年の大体倍の上昇率を示しています。そしてまた用途地域別に見た場合に、特に居住地域の場合、四十六年が二〇・三%、四十七年が一四・八%、四十八年が三三・三%、特に居住地域における上昇率が非常に高くなっています。また地域的に見た場合、茨城県の取手市が四二%、それから埼玉県は全域で四四・一%、それから同じ埼玉県の中でも浦和市の場合は三七・七%、浦和市以外のその他の場合四四・六%と、こ……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 都市化が進展するにつれて自然環境が破壊され、緑が失われてきています。その意味で、この都市緑地保全法案は非常に重要な意義があるというふうに私は思いますが、ただ、まだまだ非常に不十分でありますし、欠陥も多いと思いますので、そういう立場に立って若干の質問を申し上げたい、こういうふうに思います。  この法案と、首都圏近郊緑地保全法、それから近畿圏の保全区域の整備に関する法律、これは同じ建設省の所管でありますし、中身も大体共通点を持っているわけでありますけれども、特に本法案を立案するにあたって、標識の設置、行為の規制、原状回復命令、損失の補償、土地の買い入れ、罰則などについてはこの法案……

第71回国会 建設委員会 第22号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 先般この法律の目的についていろいろ質疑が行なわれていたわけでありますが、どうも明確性を欠いております。そこで私からはこの法律の性格についてひとつ質問したいというふうに思います。  まず、この法律は埋め立ての規制法なのか、それとも促進法なのか。この法律の性格についてひとつ明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 いまお答えがありましたように、私も規制法だ、免許という制度を取り入れている以上やはり規制法だというふうに思うわけです。ところが、やはり経過を見ますと、規制どころか、産業基盤をつくるというような形で、促進法のような形態をなしてきている。しかしいまお……

第71回国会 建設委員会 第28号(1973/07/18、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 それでは屋外広告物法のこの目的についてお聞きしますが、屋外広告物の表示されたその内容について規制されるものではない、こういうふうに理解するわけですけれども、そういう理解でいいのですか。
【次の発言】 そうすると、この五条の、途中からですけれども、「広告物及びこれを掲出する物件の形状、面積、色彩、意匠その他」というふうにあります。この「意匠」というのは、広告物そのものの中身の意匠というふうにこの法文ではとれますけれども、そうすると内容についても一応の規制をする、こういうふうになりますが、その五条の「意匠」というのはどういうふうに理解していいのですか。

第71回国会 建設委員会 第30号(1973/08/29、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 屋外広告物法というのが非常に問題になっていますけれども、この最大の問題点というのは、営業用の広告と政治活動またはそこから出てくる表現の自由、これを一緒にして、性格の違うものを一つの法律にして規制した、ここに最大の問題点があるのじゃないか、こういうふうに思うのであります。先日、七月の十八日の日に、本委員会で私は特に表現の自由、政治活動の自由、これをこの法律で制限されている面、規制されている面について幾つかの問題点を提起して検討していただくようにお願いしてまいりました。その中で、その当日、電柱へのビラ張りについては、標準条例の四条二項を削除する、こういうお約束を願いましたからその……

第71回国会 懲罰委員会 第5号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、今回の小林政子君の懲罰動議について幾つかの疑義を持っておりますので、ただしていきたい、こういうふうに思います。  まずその一つは、懲罰動議の趣旨弁明の中で、「よって、ここに国会法第百二十一条第一項の規定に基づき、木部佳昭君を代表とし、以下六名の連名をもって、議員小林政子君に対する懲罰動議を提出した次第であります。」と、こういう趣旨弁明がされております。そこで懲罰動議を提出した法的根拠を説明していますけれども、国会法第百二十一条一項は「各議院において懲罰事犯があるときは、議長は、先ずこれを懲罰委員会に付し審査させ、議院の議を経てこれを宣告する。」こういうふうになっているわ……

第71回国会 懲罰委員会 第6号(1973/06/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 ただいま委員長から、前回の委員会で国会法第百二十一条一項は三項の間違いである、このことが明らかになった、その取り扱いの経過について御報告がありました。また、大村議員からはその釈明があったわけでありますが、私は、間違ったから議事録を訂正した、申しわけなかった、これだけでは何かまだ釈然としないところがあるわけであります。それで、大村議員にお聞きしたいわけでありますが、この三項を一項と間違えたということについて責任をお感じになっておられるかどうか、その点。
【次の発言】 特に、この動議を本会議において採決したその内容は、提出された大村議員の所属の自民党が賛成、野党全体が反対、こうい……

第71回国会 懲罰委員会 第8号(1973/06/23、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は日本社会党を代表して、田邊誠委員提出の小林政子君の懲罰事犯は、懲罰のどの条項にも該当しない旨の動議について全面的に賛成し、懲罰に反対するものであります。  四月二十六日の物価問題等に関する特別委員会は、そのときに議題となっていた国民の非常に関心の深い生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律案について、田中内閣総理大臣に直接出席を求めて徹底した審議を行ない、討論を終了する委員会でありました。小林政子委員も、列島改造論と地価急騰、新幹線や高速道路また地域開発というような問題がその周辺の地価を急騰させているが、これらを規制する方法がないのかどうか、物価問題を……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1973/04/11、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私からは、羊毛、毛糸に関係して若干御質問いたしたいというふうに思いますので、時間がありませんから簡潔にお答え願いたいと思います。  特に毛糸の相場について見ていきますと、四十八番の標準銘柄について、ずっと、昨年のこれら毛糸が上がるまでの値段は、一キロ大体千二百円前後でありました。それが昨年の十二月十九日に二千円台になり、ことしの三月八日についに三千円台になりました。そこで三月九日に、政府の命令によって商品取引所が立ち会い閉鎖になった。その後ずっと閉鎖が続いて、四月二日にこの取引所が再開されると、その後ずっとトップ安の状況が続いております。それはいま、立ち会い閉鎖前の大体二割安……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1973/04/16、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私からは物価全般についてお尋ねしたいと思います。  先ほど長官のほうからいろいろ答弁がありましたが、その中で、物価問題の中心は需給のバランスをとっていくことが必要だ、こういうふうに言われております。私も、そのとおりだと思います。  しかし、いままでの政府の対策は、確かに物を生産しろ、うんとつくれ、それから、それ輸入だ、こういうことで、生産の面については相当計画的に、しかも力を入れてきたわけでありますけれども、それと需給の面において、その間に物価対策があるわけでありますから、いずれにしても物価対策の面については非常におくれていたし、対策そのものが根本的なものがなかったんじゃない……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 小坂長官がいないのは残念ですけれども、四月十六日に開かれた本委員会で、私の質問に対して小坂長官は、物価問題について「四月、五月を決戦の時期だ、」こういうふうに答弁しているわけであります。決戦の結果、勝ったのか負けたのか、これをお伺いします。
【次の発言】 決戦の時期だというのは、物価安定についてその見通しがつくかつかないか、こういうことだというふうに私は思うわけであります。政策、手段を幾つか出していま説明になったわけでありますけれども、そのほとんどは金融措置であります。それらの金融措置がそれぞれなされて、四月、五月を通じて、それでは将来の見通しとして、これらの措置によって、こ……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第19号(1973/07/05、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、アメリカの輸出規制に関係した大豆の問題と消費生活協同組合、この二つの関係について、これから質疑を行ないたいと思います。  まず、アメリカの大豆を中心にする輸出規制について、特に大豆のすでに契約した五〇%を輸出規制するというような、きわめて国民生活に重大な影響を与えるような問題について、事前にもっと把握することができなかったのか。それから二番目の問題として、規制の内容について、幾つか規制されておりますけれども、大豆に関係した規制でけっこうですから、その内容を明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 いまの説明によりますと、もう少しはっきりさせていた……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第23号(1973/09/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 厚生省の薬務局長、ここに「治胸錠」という薬があるのですが、製造が和歌山市ホノミ漢方剤盛堂薬品株式会社、十五錠中の成分、それから用法、用量、効能、こういうふうに書いてあるのですが、百五十錠入りで、問題は、この薬の値段が三月ごろまで千八百円、四月以降二千八百円、七月一日より六千四百円、言えば三月から七月までの四カ月で三・六倍値段が上がっているわけであります。  そこで、この薬は薬事法上どういう種類の薬品に属するか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 薬事法の条文からいくと第二条の第一項二号に当たるというふうに理解していいですか。

第72回国会 建設委員会 第7号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 自治省、それから大蔵省来てますか。  それでは最初に、土地の開発公社、自治体の土地の先買いに対する融資規制の問題について取り上げていきたい、こういうふうに思います。  最初に土地開発公社の設立状況についてお聞きしたいわけでありますが、公有地の拡大の推進に関する法律、この法律に基づいて四十七年の九月一日から公社部門が施行になっているわけであります。したがって、その後どの程度この土地開発公社がそれぞれ設立されているか、その状況についてまず明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 次に、土地の先買い状況について。この面については、四十七年十二月一日から土地の……

第72回国会 建設委員会 第10号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、この法案の審議に入る前に、大臣に真意をただしておきたい点がありますので、ひとつよろしくお願いいたしたいというふうに思います。  昨日の決算委員会で、大臣が長野県の飯田市で発言された内容について社会党の原委員のほうから質問があって、大臣が陳謝された、こういうことを聞いたわけであります。私どもは、大臣があそこに出ているような考え方で建設行政に携わっているとすれば、われわれがこのように真剣になって法案を審議しても無意味だと思いますし、したがって、その真意のほどをひとつ明らかにしていただきたい、こういうふうに思うわけであります。

第72回国会 建設委員会 第12号(1974/04/09、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 ただいまは、それぞれの参考人の方から、これからの法律の審議にあたって非常に有効な御意見をお聞きしましてありがたく思っております。  そこで、簡単でけっこうですけれども、全部の参考人の方にひとつお聞きしたいというふうに思うわけでありますが、この法律は、宅地並み課税が実施になって、これに対応して生産緑地という形で出てきているわけでありますが、いまのところでは、三大都市圏のA、Bがそれぞれ宅地並み課税にかかっていくという段階的になっているわけでありますが、C農地、それから三大都市圏以外の市街地につきましては、五十年末までに実はその取り扱い方を検討することになっているわけであります。……

第72回国会 建設委員会 第17号(1974/05/15、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございます。続いて、高速自動車道路の中の、特に国道部門と総合交通政策の中におけるその役割りについて、特に貸物輸送を中心にして明らかにしていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 特に機関別輸送量を見ていきますと、国鉄、民鉄、道路部門、内航海運、この四つに区分して、総輸送量を一〇〇としてそれぞれの分担率は、国鉄の場合には昭和三十年度は一九・五%、十七年たった四十七年度には三・二%になっている。民鉄の場合には、三十四年度四%、四十七年度が一%、それから道路の場合には、三十年度には六九・三%が四十七年度には九二・二%。内航海運の場合には七・二%が五・六%。この数字は間……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1973/12/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 社会党の中村でございます。参考人の方から非常に参考になるお話を聞いて、これからの審議の役に立てたい、こういうふうに思っております。  そこで、まず一番先に竹内参考人にお聞きしたいわけですが、先ほどから竹内参考人の言われていることを私なりに要約してみますと、いまの物価高並びに物価に対するいろいろな品物の不足等の混乱は、この法案で末端の価格をいろいろきめて操作するよりも、もっと根元のほうをきちっとさせることのほうが重要じゃないか、こういう意味で独禁法をもっと強化するとか、公取の権限をもっと強化するとか、または買占め売惜しみ法案をもっと適用する、こういう趣旨だと思います。  そこで……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1973/12/17、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は前回、俗にいう一億円事件の内容についていろいろお聞きしたわけでありますが、その後通産省の調査に基づく報告を若干受けました。それから新聞等に出ておりました通産省の村岡課長の談話等、新聞で一応目を通しました。そういう中で痛切に感じましたことは、この事件がただ単に表面に出てきている問題ではなしに、いわゆるトイレットペーパー・パニック事件に発展した私は好むと好まざるとにかかわらず、原因になっている、そういう角度からこの問題を十分調査し、検討してみなければならない問題だ、こういうふうに思うわけであります。まだ報告にははっきりしておりませんけれども、前回私が申し上げましたように、この……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1974/02/28、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございます。  きょうの新聞に、三分の一をさいて総理府の「つぎつぎうたれる物価の鎮静剤」ということで大きく広告が出ております。これはそれぞれの週刊誌にも全部出ているわけですけれども、私はこの広告を見て、実際の物価に対する消費者、国民の感情と非常に感覚的にずれているし、空虚な広告はないだろう、こういう感じを強く受けたわけであります。「四省庁に強力Gメン本部」「学用品の値下げ第2弾」「大衆薬の値上げに「待った」こうあるわけですけれども、実際の国民の感情は、いま物価が非常に上がってきている、国会の中で便乗値上げまたは悪徳商法がそれぞれ追及されている、その記事が出て、ずっといっ……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第22号(1974/04/25、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まだ長官来ておりませんが、農林省来ておりますね。では、そちらのほうからひとつ。  私は、まず白米に対する水増し問題と米価の問題について、一、二聞いていきたいというふうに思います。  最初に、政府の買い入れ米、いわゆる玄米の平均水分を調べたことがあるかどうか。調べたとすれば、その全国平均と府県にある食糧事務所別にひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、大体一五%というのが玄米に対しての上限の水分で、あと下限はあるのですか、ないのですか。
【次の発言】 私は計算してみたのですけれども、私の計算は大体水分が一三・五%というふうに見た場合に、政府の買い入れ数……

第73回国会 建設委員会 第2号(1974/08/09、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 西村長官にまず最初にお聞きしたいと思います。  先ほどごあいさつをお聞きいたしまして、それから井上委員の質問にいろいろお答えになった内容もお聞きいたしました。特に私ここでお聞きしたいというふうに思いますのは、国土利用計画法は、私が申し上げるまでもなく、四党共同提案で議員立法として成立したわけでありますけれども、こういう経過をたどって成立しただけに、幾つかの確認というか、そういう事項がそれぞれ政策の中で生かされていかなければならない性格が非常に多くあるわけであります。そういう意味で、この国土利用計画法の運用にあたっての基本姿勢を明確にひとつお答え願いたいというふうに思います。

第73回国会 建設委員会 第4号(1974/10/24、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 建設省が職員の昇任、昇格、特昇、配転など、このような問題を差別的に行なって、そのものを労働組合対策に利用してきたという事件について質問いたします。  まず最初に、昇任、昇格の基準というものが建設省にあるかどうか、この有無についてひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると人事院規則、それに基づいて行なっているということで、建設省そのものでそれを土台にして基準をつくっている、それは存在しない、こういうことですね。
【次の発言】 それでは昇任、昇格だけで、簡単でけっこうですけれども、その基準について、人事院呼んでありますけれども、ひとつ明らかにしていただき……

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1974/11/27、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私から、長官にまず御質問いたしたいと思います。  ここに「エコノミスト」の十一月十九日号があります。その中で、「この人と一時間」という中に、長官が自民党の独禁法問題懇談会座長をやっておられるときに、一問一答で記事にして四ページほどにわたって載っているわけでありますけれども、このときには一応座長ということで、いま長官におなりになったわけですけれども、立場は違いますけれども、独禁法の改正問題についての取り組みについて、大筋として基本的に変わりがあるのかないのか、その点についてまずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、私は二つの点について大筋として非常に疑問に思うと同……

第75回国会 建設委員会 第1号(1975/02/12、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、住宅政策全般について質問を申し上げ、なお若干の意見を申し上げていきたいというふうに思います。  先ほど建設大臣から建設行政の基本施策に関する所信表明をお聞きしたわけでありますが、全体的にお聞きして私はがっかりいたしました。特に住宅政策については、大臣は「住宅対策につきましては、よりよい住まいを求める国民の切実な要求にこたえ、住宅事情の改善を図ることが現下緊要の課題であります」こういうふうに言っておられます。そして内容的には、公的住宅の規模の拡大と建設単価の適正化、住宅金融公庫の持ち家融資の貸付限度額の引き上げ、貸付戸数の増加等住宅金融の拡充を図る、関連公共公益施設の整備……

第75回国会 建設委員会 第5号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 奄美群島振興開発特別措置法の中における振興開発計画と道路整備五カ年計画との関係。関係というのは、特に昨年の改正によって開発計画と関連してきたわけでありますから、若干の歴史的な経過と、現在の道路整備五カ年計画の内容についてひとつ明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 この法律の第二条に、「前項の振興開発計画は、昭和四十九年度を初年度として五箇年を目途として達成されるような内容のものでなければならない。」こういうふうにして、開発計画は四十九年度を初年度にして五カ年計画になったわけでありますが、したがって、道路の整備五カ年計画も、それからそのほかの計画も、……

第75回国会 建設委員会 第9号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 大臣に質問しようと思ったわけですけれども、大臣は何時ごろお見えになるのですか。
【次の発言】 大臣の質問は一応保留して質疑に入りたいと思います。  まず最初に、「住宅対策のための土地行政の機構および運営のあり方についての答申」が行政監理委員会としてなされているわけでありますけれども、この答申と、いま審議しております宅地開発公団法との関連というか、この法案はこの答申に基づいてなされたものであるかどうか、その点を明らかにしていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 この答申の線に沿ってこの法案が出された、こういうことでございますが、この答申を見ますと、まず「土地の計画的利……

第75回国会 建設委員会 第14号(1975/05/23、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 法案に入る前に、まず地価公示について国土庁に質問いたしたいと思いますが、本年の五十年一月一日の地価公示が五月一日の日に発表になったわけでありますけれども、実は昨年の四十九年一月一日の地価公示についても五月一日の日に発表になりました。四十八年までは大体四月一日に発表になっていたわけでありますが、昨年たまたま一月おくれたということで、昨年の三月二十二日のこの建設委員会で、私がそのおくれた理由について質問いたしたわけであります。特に四十八年までは四月一日にずっと公示になってきていた。四月というのは新年度が始まるし、どうして一月おくれたのだ。これに対して建設省の大塩計画局長が答弁して……

第75回国会 建設委員会 第17号(1975/06/04、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、都市再開発法の一部を改正する法律案及び同法律案に対する修正案について反対の討論を行います。  近年における都市化の現象、特に大都市の人口、産業の集中は著しく、大都市における過密問題が都市問題の中心的課題として大きな問題を提起しております。  このような都市の現状を打開するためには、都市地域への人口集中の抑制を図りながら、一方では大都市人口の分散を強力に進めていかなければなりません。  そこで問題の第一点は、本法案が環境の悪化、災害の危険の増大及び市街地内の住宅不足等に対処する措置として提出されていますが、提案された法案の内容のみをもってして……

第75回国会 建設委員会 第21号(1975/06/20、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は住宅金融公庫の融資住宅について質問いたしたいと思います。  まず最初に、五十年度の予算上は個人住宅十九万一千戸、こういうふうになっているわけでありますが、特に一般の融資住宅について十七万三千戸、それが第一次分として七万四千戸、第二次分として七万戸、合計十四万四千戸というふうに計画を立てて実施しているように聞いているわけでありますけれども、十四万四千戸というのはどうして全体的な予算の中からそういう数字になってきたか、その点をまず最初に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 その第一次分七万四千戸の中に購入のマンション六千戸が含まれているわけですか。その六千戸は入……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 本委員会における福田長官のごあいさつの中で幾つかお聞きしたいと思ったわけですけれども、長官が見えませんが、次官、それからそれぞれ政府機関の方がおられますので、若干御質問いたしたいと思います。  このあいさつの中で、「本年三月の消費者物価の上昇率を前年同月比で十五%程度にすることを目標としております」こういうふうに言われております。なお、前年同月比の一五%程度に物価を何とかしていきたいということは、このあいさつのみならず、政府機関のあらゆるところでお聞きするところであります。  そこで、お聞きしたいのは、どうして前年同月比で三月ということにこの目標を設定したのか、そして、一五%……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 村井参考人と、文部省から見えていたら文部省からもお聞きしたいのですけれども、私立、公立それぞれ格差があるわけですし、また、私立の場合には私立の学校によって格差がありますし、それから、特に私いまお聞きしたいと思いましたのは、一つの学校の中においても、各学部の系統によってそれぞれ格差がある。資料を見てみますと、特に医歯系統の学生の納付金について非常に高いわけです。授業料等については五十六万一千円、入学金は二十六万九千円、施設拡充費が四十九万円、合計百三十二万円なければ、この医歯系に、どんなに優秀で本人が行きたいと思っても行けない、こういう事情がはっきり出ているわけです。  補助金……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、サッカリンの使用緩和の問題についてお聞きしたいと思いますが、まず最初に、四十八年の十一月一日からサッカリンの一般食品への使用を全面的に禁止いたしました。それから二カ月足らずたって、四十八年十二月二十六日に、体重一キロ当たり一日一ミリグラムまで二十四品目について使用を認める、こういう経過があったわけでありますけれども、この経過と、こういうふうになった理由について、厚生省からひとつ。
【次の発言】 次に、人工の食品添加物についてできるだけ減らそうという方針を持っていると思いますけれども、その考え方を、厚生省と、それから農林省からそれぞれ明らかにしていただきたい、こういうふう……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1975/06/10、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 福田参考人と河野参考人からお聞きしたいのですが、先ほどそれぞれの先生から出ていたわけですけれども、賃金コスト、それに関連して操業度が低くなった。これはまあ事実だと思うのですけれども、その中で、特に福田参考人が、産業構造の改善というところにも大きな考え方を持っていかなければいけない、こういうふうに言われたのです。そこで、独禁法の問題が出てきていますが、独禁法の問題は、独占企業というか、大企業に関連してくると思うのです。この中で中小零細企業の置かれている立場が、特に操業度が低くなった、賃金コストというような問題と非常に大きい関連が起きてきているのじゃないかと思うのです。したがって……

第76回国会 建設委員会 第3号(1975/12/03、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、日照問題から御質問いたしたいと思いますが、すでに建築審議会で中間報告が出ています。昭和四十七年十月十一日に「日照問題に関する対策についての中間報告」、この中間報告の四項に基づいて、その翌年の昭和四十八年八月三十一日に「日照確保のための建築規制基準についての中間報告」、私はこの二つの中間報告と今回の建築基準法の一部を改正する法律案の、特に日照、日影の部分について対比しながら若干質問申し上げたいというふうに思います。  そこで、日照を確保する方式として自治体等で綱領等をつくって行っている同意方式、それから日照確保の方式、日影規制の方式、三つぐらい方式としてあると私は思……

第76回国会 建設委員会 第7号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 市街化区域の農地の宅地並み課税についてまず最初にお聞きしますが、すでに税制調査会に対して農地の宅地並み課税については国土庁も建設省も意見を出しているというふうに思うわけですが、双方同じ意見だったらどちらの大臣でも結構ですが、それぞれ別であったら双方の大臣から、ひとつ見解を明らかにしていただきたいというふうに思うのです。
【次の発言】 そうすると、この税制調査会でいずれにしても検討してくれということで、特にC農地については五十一年度に再検討する、こういうふうになっていたわけですよね。それでA、Bについては、年度はずれているけれどもそれぞれ年次的に実施してきた。その検討時期にきて……

第76回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1975/11/20、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございますが、公共料金のあり方について質問をいたしたいと思います。  きょうから国鉄の料金が値上げになります。平均して三二%値上げになる、こういうことでありますけれども、今回のこの値上げのあり方について私は納得できないわけであります。何で納得できないかといえば、国鉄の運賃の方の決定は国会の議決を必要としています。きょう上がりました料金の方は大臣の認可事項、こういうふうになっているわけであります。ですから、いままでの例からいけば、運賃の方が国会で決まってそれに伴って料金の方が認可され、それぞれの認可料金が施行される、こういうかっこうになっていたわけでありますけれども、今回……

第76回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1975/12/18、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 建設資材関係についてまず冒頭お聞きしたいと思います。  特に建設資材、セメント、合板、小棒、グラスファイバーについて不況カルテルの申請が相当なされております。それで、すでにセメント、小棒、グラスファイバーについては公正取引委員会で認可されたというふうに聞いておりますし、合板についても農林省で認可になったというふうに聞いておりますが、簡潔で結構ですけれども、その内容についてひとつお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 長官にお聞きしたいのですけれども、特に建設資材を中心に十一月から十二月、また一月にかけて不況カルテルの申請がすっと出てきたわけですけれども、特に不況対策という……

第77回国会 建設委員会 第2号(1976/03/03、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、新住宅供給システム、すなわちハウス55の開発計画について御質問いたしたいと思います。  私のところに通商産業省生活産業局、建設省住宅局で昭和五十年九月につくった「「ハウス55」開発計画」、この書類があるわけでありますが、これをずっと見ていきますと、果たしてこの計画が完全に実施できるかということについて、私は非常に多くの疑問を実は持つわけであります。ここにも言っておりますように、「「ハウス55」開発プロジェクトとは、革新的システムによって供給される高品質、低価格・人間優先の住宅を開発するプロジェクトのことです。」こういうふうになっています。プリントもありますから、簡……

第77回国会 建設委員会 第6号(1976/05/10、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 それではまず最初に、今回の法改正で作成される昭和五十一年度を初年度とする第四次下水道整備五カ年計画案について、その概要をひとつ御説明願いたいというふうに思います。
【次の発言】 いま説明になりました第四次計画、この計画は昭和四十八年に都市計画中央審議会から答申になった「下水道整備の今後のあり方についての答申」に伴って出したものであるかどうか、この関連について明らかにしていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 この答申によりますと、細かい内容は別として、長期目標を昭和六十年ごろに置いて、この六十年に下水処理人口の普及率を市街地人口に対して一〇〇%、総人口に対して約九〇……

第77回国会 建設委員会 第7号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、大臣にお聞きしたいわけですが、住宅基本法について、実はいきさつというか前段があるわけですが、四十九年に中間報告が出た際に、その中間報告の中に住宅基本法を制定しろということがございました。それを受けまして、本委員会において質問したわけでありますが、第三期住宅五カ年計画が五十一年度から発足するので、一つの区切りになるから、住宅基本法をその答申を受けて制定したい、こういう当時の大臣の御答弁がございました。それが、昨年でありますけれども、総理がかわりまして、三木総理の施政演説の中に、住宅基本法を制定しない、こういう発言がございまして、これはおかしいではないかということで、……

第77回国会 建設委員会 第8号(1976/05/14、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、日本社会党を代表して、住宅金融公庫法の一部を改正する法律案及び同法律案に対する修正案について反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、個人住宅貸付制度の現在の五分五厘貸し付けの拡大充実を図るべきであり、七分五厘貸し付けの新設については反対であります。五十一年度第一次分の申込状況を見ても明らかなとおり、九万三千戸の枠に対し十七万七千戸の申し込みがあり、八万四千戸が抽せん漏れになる実情であります。  また、限度額を引き上げる必要があります。  反対の第二の理由は、現行よりも、金利の高い制度を新設することは、財政の要請に基づくもので、住宅金融公庫法第一条の目的になじまない……

第77回国会 建設委員会 第10号(1976/05/21、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました建策基準法の一部を改正する法律案及びこれに対する両修正案について、意見を表明しようとするものであります。  すなわち天野光晴君外一名提出の既存建築物に対する避難施設等の設置義務の遡及適用を削除する修正案に反対し、内海英男君外三名提出、井上普方君の趣旨説明の日影基準を改める修正案及び両修正部分を除く原案に賛成するものであります。  御承知のごとく、本改正案の内容の第一は、昭和四十五年の建築基準法の大改正による特殊建築物等に対する防火避難等の諸規定の整備強化にもかかわらず、それらの規定は、既存の建築物について適用がなされないため、……

第77回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 今回の大幅な電気料金の値上げに当たって、会社の姿勢について、特にその中の政治献金についてお伺いしたいというふうに思うのですが、電気料金は、私が申し上げるまでもなく、認可料金です。ですから、決まってしまえばもう収入は保障される、こういう関係になっています。ですから、清水参考人、谷川参考人が言われましたように、納得できるものでなければならない、こういう性格を持っていると思います。  それから、会社は税法上の相当な優遇措置が行われています。しかし、この優遇措置が行われているということは、それが消費者、国民に還元されなければならぬ性格を持っているというふうに思うわけです。  今回の値……

第77回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1976/05/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございますが、長官に、特に消費者物価の関係についてお聞きしたいと思うのです。  きのう新しい経済五カ年計画の答申があり、あす閣議で正式に決定する、こういうことを聞いているわけでありますが、私のところには、その計画の概案で、この一月に閣議了解になったのが資料としてありますが、大体骨子はこれと同じのようでありますから、数字的にはこれに基づいてちょっとお聞きしたいと思うのです。  これによりますと、消費者物価は平均して六%台、最終年度五十五年には六%以下に抑えたい、こういうふうになっておりますし、卸売物価については平均五%程度で、最終年度四%台。私は、卸売物価がここで示してお……

第78回国会 建設委員会 第2号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 国土庁長官にお聞きしたいと思うのですが、八日のこの委員会での長官のごあいさつの中で、国土利用計画法は施行後約二年たって、この間運用上いろいろ問題が出てきているので全面的に見直ししたい、こういうごあいさつがございました。三木内閣は短命だから完全にできるかどうかわからないけれどもというただし書きはありましたけれども、全面的に見直ししたい、こういうお話がありました。この法案は、私が申し上げるまでもなく、長官が自民党の筆頭理事でまとめられた法案だ、こういうふうに私も理解しております。二年たったら、全面的に見直ししたい、こういうことでございますが、どの点をどんなふうに見直そうとしている……

第78回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1976/10/14、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございますが、四十分までということで時間がそうないわけでありますから、ひとつ端的にお答えを願いたいと思いますし、もう一つは、いま加藤委員、松浦委員の質問を聞いておりまして、重複するところが少し出てくるんじゃないか、やはり長官のあいさつを聞いていて疑義を感じた点はみな同じじゃないか、こんなふうにも考えまして、若干重複いたしますけれども御答弁願いたい、こういうふうに思います。  このプリントにした長官のあいさつの中で八ページから九ページにかけて、読んだ方が早いわけでありますけれども、「最近の景気の動向をみますと、このところ輸出の伸びが鈍化しているほか、生産の増勢にやや一服気……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 建設委員会 第1号(1977/02/18、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず第一番に、この決算調整額の先取りという問題について質問をいたします。  いまも説明ありましたように、五十年度の補正予算のときにも、このような先取り措置が行われました。四十九年度の決算調整額約五百三十四億円を、五十年度の補正予算のときに特例を設けて行われたわけであります。私どもは、そのときに余りよい方法ではないけれども財政事情からやむを得ない措置として一応、認めたわけであります。ところが、今回また五十年度の決算調整額約三百七十四億円を五十一年度の補正予算で特例を設けて先取りしようと、これは二年連続して、このような措置が行われたわけであります。そういう意味で私どもはなかなか納……

第80回国会 建設委員会 第4号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 時間が非常に短いので、端的に答弁していただきたいというふうに思うのですが、まず最初に現在の住宅事情、私は、あらゆる面で住宅政策というものが、いま行き詰まってきている、こういうふうに判断しております。  まず第一は、数はある程度、満たされてきましたけれども、その中身は狭い、悪い。満足した住宅数というものが非常に不足してきている。二番目には、家賃が非常に高くなってきたことは御存じのとおりでありますけれども、それに関連して全体的な居住費というものが、その負担が非常に高くなってきてしまった。それから住宅と職場というものが非常に遠くなって、しかも住宅の環境の立ちおくれというものが非常に……

第80回国会 建設委員会 第5号(1977/03/16、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず、治山治水の今回の緊急措置法の一部改正について最初に若干、質問をいたしたいと思います。  五十年度末の河川の整備状況を見ますと、大河川については整備率が大体五一%、中小河川の整備状況は、都市河川については二四・五%、一般河川については一〇・七%、全体として一二・八%であります。そういうことを考えてみると、最近の災害の実情なども中小河川、都市河川に集中されてきている。整備状況も大河川については五一%程度いっているけれども、都市河川、特に一般河川などについては一〇%、こういう状況の中では、今度、五十二年度を初年度とする新しい五カ年計画の中では、この都市河川を中心にする中小河川……

第80回国会 建設委員会 第8号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○中村(茂)議員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました住宅保障法案につき、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  インフレの進行、諸物価の高騰は、国民生活をますます苦しくしておりますが、とりわけ、住宅問題は深刻であり、わが国の全世帯の三分の一以上が住宅困窮を訴えている状況です。住宅事情改善を先導し、その中心となるべき役割りにある公共賃貸住宅は住宅総数のわずか六・九%、約二百万戸にすぎず、居住水準は賃貸住宅の平均で十七ないし四十平米という狭小なものであり、住居費負担は世帯総収入の二〇ないし三五%にも達しております。このような現状のもとで、国民は自力による住宅確保に狂奔……

第80回国会 建設委員会 第9号(1977/05/13、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 ただいま大臣から、いわゆるビル防災法について今国会に提出断念という答弁があったわけでありますけれども、私は、その大臣の答弁について納得できません。  この際、大臣に、まず考えていただきたいと思いますのは、この法律が、なぜ必要になったかという原点に返っていただきたいということです。私が申し上げるまでもなく、この法律は、百人以上の死者を出したというふうに言われております大阪の千日前デパート、熊本の大洋デパート、このような惨事を二度と繰り返してはならないという世論ではなかったかというふうに思うのです。私は、その当時の新聞の切り抜きをここへ持ってまいりました。「デパート最大の惨事 熊……

第80回国会 建設委員会 第11号(1977/05/25、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 五月十三日の本委員会において大臣から、既存の特殊建築物等の避難施設の整備に関する特別措置法案、いわゆるビル防災法について、この国会で提案することを断念するという正式な表明があったわけでありますが、それに対して私から、そのような政府の態度は納得できない。この防火避難施設というのは人命にかかわる問題だ、この法案の制定の経過からして、この国会に提案断念ということは納得できない。こういうふうに質問したわけでありますけれども、大臣から、この国会に出すことができなくなった経過と、したがって次の機会に出すように努力したい、こういう答弁があったわけでありますが、その答弁に対しても私はどうして……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1977/03/22、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、きょう幾つかの問題について取り上げたいと思うわけでありますが、まず最初に、物価問題についてお伺いいたしたいと思います。  その一つは、すでに二月の東京の消費者物価について発表になりましたが、前年比で〇・六%、前年同月比で九・三%、非常に大幅な高騰をしたわけであります。いよいよ三月の消費者物価が発表される時期に来ているわけでありますが、政府の消費者物価の目標達成見通しについてお伺いいたしたいというふうに思います。
【次の発言】 そこで、新と旧の物価指数の問題でありますけれども、新指数が決定されたときにいろいろ論議された記憶からいくと、旧指数というのは本当に消費者物価の状況……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、通常言われておりますいわゆるネズミ講について御質問いたしたいと思います。  このネズミ講は、裁判では違法性が指摘されておりますし、また国会でも再三再四取り上げられているわけでありますけれども、その後一向に鎮静の気配が出てきておりません。それのみではありません、逆にますます拡大してきておりますし、被害の声も非常に増大してきております。  そこで、消費者行政の立場から、まず企画庁にお伺いいたしたいと思うのですが、ネズミ講の実数とその実態及び被害状況、生活相談件数について御質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 それから、会員と言われる人たちが百万人いるとか二百万人いると……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1977/05/19、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私、実は四月の二十六日の本委員会でこの問題を取り上げて、七つの省庁を呼んで、このネズミ講が何か法律にひっかかるところはないのかということで、いろいろ聞いたわけでありますけれども、一口に言うと、どの法律を見てもなじまないとか、どうも適用させるのは困難だ、こういうことで、政府としても、いずれ規制の方法で考えるか禁止の方法で考えるか、いろいろ対策を立てている、こういう話でございました。  それを前提にしてちょっとお聞きしたいと思うのですけれども、先ほどいろいろお話がありましたように、物が介在していないわけでありますから、私も、規制ということよりもこれは禁止の方法一本でいかざるを得な……

第80回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1977/05/24、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私はまず水産庁にお伺いいたしますが、この一年間の魚介類の価格動向と値上がりの特徴について簡潔にひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 もう少し正確に答えていただきたいのですけれども、二割程度という程度ではわからないので、数字のことですから、もう少し分類して、正確に答えてください。
【次の発言】 ここに五二水漁第二一二一号、昭和五二年五月一三日、食品流通局長、水産庁長官両名でお出しになった「水産物価格の安定について」というのが一つありますけれども、いまのお話しの価格動向を四月の東京都の速報、これによると生鮮魚介は前年比で二二・七%、塩干魚介は一七・五%、こういうふうに……

第82回国会 建設委員会 第3号(1977/10/28、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私からは日本住宅公団の家賃改定について質問いたしたいと思います。三十分という限られた時間でございますから、全体的に答弁はひとつ簡潔にお願いしたいと思います。  まず公団に御質問いたしますが、家賃の決定方式、私はいままで個別原価方式に基づいて家賃が決定されてきたというふうに思うのですが、今回の改定でそれがどういう方式に改定されるのか、どういう理由があってそれだけの改定を行うのか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 冒頭申し上げましたように、もう少し簡潔に、そのものずばりでお答え願いたいと思うのです。  いまお答えになったのは、規則の九条に基づく値上げ分を言っていると思うの……

第82回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1977/11/15、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私からは牛乳の問題について質問申し上げたいと思いますが、まず農林省関係から質問をいたします。  最初に、五十一年度の牛乳の生産量とその利用の内訳について、時間がございませんから、私の方で調査してある内容をまず申し上げてみたいというふうに思うのですが、生牛乳の生産量は五十一年度五百二十六万五千七百トン、その内訳は、飲用牛乳向けが三百三十一万六千七百トン、六三%、乳製品向けが百八十三万二千二百トン、三五%、その他十一万六千八百トン、二%、五十一年度はそういう生産量だというふうに把握しているのですが、それでいいですか。
【次の発言】 そこで、牛乳価格の決定方法でございますが、まず、……

第84回国会 建設委員会 第1号(1978/01/24、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、今回の値上げの理由、何のために値上げする必要が生じたのか、端的にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 その理由についていまお聞きしたわけでありますけれども、その値上げの理由である家賃の不均衡はどうして生じたのでしょうか。総裁の考え方をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ですから、その不均衡を生じた――それは経済環境か値上かりになってくる、それに伴って、個別原価でありますから、それで算出した家賃は年々上がってきた。しかし、それは入居している人たち、家賃を納めている人たちには別にどうこうという関係はないと私は思うのです。  ところが値上げの理由を見る……

第84回国会 建設委員会 第3号(1978/02/10、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、まず最初に住宅基本法案についてお聞きしたいと思います。  この法案は住宅審議会の中間報告として答申されてからちょうど五年目を迎えております。三木元総理のときも本会議において、この国会に提案します。こういう約束もございました。その後いろいろと約束をされてきたわけでありますけれども、今回の国会では検討中、こういう法案の取り扱い方になっております。衣食住と言われますけれども、衣と食はまあまあということになってきた。しかし、住については諸外国と比べても非常におくれております。それから、住宅政策全般から見ても土地政策を含めて一つの曲がり角に来ておるのじゃないか。そういう基本的な問……

第84回国会 建設委員会 第7号(1978/03/22、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私の質問時間は二十分ですから、質問も簡潔にいたしますし、答弁もひとつ要領を得ていただきたいと思います。  まず第一番に、第八次の五カ年計画で建設省が当初つくった案、それから五十三年一月三十一日の閣議了解案、この最終的な閣議了解案では総合計額においては二十八兆五千億円で変わりありませんけれども、中身において当初の案と変わっております。一般道路事業は、当初の省案よりも閣議了解案は一兆二千億減額されて十三兆五千億になっています。それから有料道路事業については全く同じ、それから地方単独事業については五千億増額で七兆五千億、予備費がゼロであったものが七千億見積もられております。どうして……

第84回国会 建設委員会 第8号(1978/03/29、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 午前中も金融公庫の貸付金利について話が出たわけでありますが、非常に漠然としていてよくわかりませんので、改めてお聞きいたしたいと思います。  特に貸付金利で幾つかの項目があるわけでありますが、その中で個人住宅にかかわる貸付金利、昭和二十五年に金融公庫が発足以来五・五%でずっと来たわけであります。四十八年にこの法律の一部改正を行ったわけでありますが、そのときに今度五・五%以内と以内がついて、以内にした場合には政令で定めることができたわけであります。そのときに初めて〇・三%下げられて、一時五・二%になったことがあるわけです。今度公定歩合の大幅な引き下げが年に四回にもわたってずっと行……

第84回国会 建設委員会 第10号(1978/04/05、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 午前中、官房長の報告を受けたわけでありますが、特に中小建設業の配慮、それからいただいております資料五の次官通達などにりますと発注などについても相当配慮されていますけれども、きわめて抽象的でございますので、これから具体的に順次聞いていきたいと思います。  最初に、下請の実態についてお聞きいたしたいと思います。  先ほども報告がございましたように、建設省の直轄工事について、五十二年の十月段階の下請状況調査が七項目にわたって行われたはずでありますけれども、その結果について、まず重層下請の状況についてお聞きしたいと思います。

第84回国会 建設委員会 第15号(1978/06/14、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、今回の宮城県沖地震について若干の質問を申し上げたいと思います。  被害者の皆さんには本当にお気の毒だと思いますし、特に死亡された方には哀悼の気持ちを持ちながら質問させていただきたいと思います。  国土庁にお伺いいたしますが、今回の地震の規模と被害状況についてお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 いま答弁がありましたように、また先ほど谷川委員からも御指摘ございましたが、死傷者の中で、ブロックべいまたは石べい、門柱、こういうものの下敷きになって死亡した、しかも子供さんが非常に多いということ、高齢者の人が非常に多いということ。新聞などによりますと、その陰へ行ってつ……

第84回国会 災害対策特別委員会 第11号(1978/04/20、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に質問を申し上げたいと思います。  大規模地震対策特別措置法、この法律の名前も「大規模地震」でございますし、それから一条にも「大規模な地震による災害から」云々というふうになっているわけであります。したがって、この法律で言う「大規模地震」とはどういう地震であるか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 マグニチュード七以上を大地震、五から七まで中地震、三から五まで小地震、以下こうあるわけです。したがって、マグニチュードと震度というものについてはおのずから違いますけれども、震度については大地震というものについて判断する場合に全然参考にならないのか。いま言われたように、……

第85回国会 建設委員会 第1号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございますが、きょうは三点について質問したいと思いますが、時間が限られて四十分でございますので、端的に質問していきますから簡潔に要領よく答えていただきたい、こういうふうに冒頭お願いを申し上げておきます。  まず最初に、日本住宅公団の家賃の値上げ問題について若干質問をいたしたいというふうに思います。公団家賃の値上げ分の不払いは現在どのようになっておるかということですが、不払いになった戸数、それから値上げの対象者のどのくらいの比率に現在その不払いがなっているのか、わかっている範囲でお答え願いたいと思います。
【次の発言】 相当数と言ってもあれですけれども、はっきり言って、あ……

第87回国会 建設委員会 第2号(1979/02/14、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、既存建築物の防災対策について質問いたしたいと思います。  私が申し上げるまでもなく、この既存建築物につきましては本委員会において法制化について確認してきたところでございます。今回の大臣の所信表明によりますと「既存の大規模な特殊建築物の防災対策につきましては、技術的基準の検討及び対象建築物についての調査の結果、個々の建築物に対応し、きめ細かな行政指導を行うことにより、所期の防災目的を達成することができる見通しを得ましたので、適確な行政指導によりその推進に努めてまいりたいと存じます。」こういうことで、法制化についていろいろ論議してきたわけですけれども行政指導でやってい……

第87回国会 建設委員会 第8号(1979/06/01、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 ここに日本住宅公団発行の文書が一つあります。最初に、この文書の所在と中身を確認したいというふうに思うのですが、表題は「建物引渡所有権移転登記請求事件の一部和解について 五十四年一月十九日 日本住宅公団」で、一、二、三、四というふうにあって、その四点目のところにこういう内容になっています。   このうち、13団地の訴訟については併合で審理されていたが、昭和52年6月7日に裁判長から職権による和解の勧告があり、昭和52年7月5日からその手続が進められていた。審理の過程で10年後譲渡の約束があったことが明らかとなった6団地についてこのたび和解し、譲渡することとした。   譲渡するこ……

第87回国会 建設委員会 第11号(1979/08/08、34期、日本社会党)

○中村(茂)委員 時間が少ないわけでございますけれども、地価の値上がりの問題それから材木の高騰、この二点について御質問いたしたいと思います。  最初に地価問題でございますけれども、先般の八十七国会の初めに当委員会で五十四年度の地価の動向について私、質問したわけでございますけれども、中野長官は、地価は強含みの方向にある、こういう見解でございました。私は、それは甘いのじゃないか。特に、いま三大都市圏の宅地問題を考えた場合に需給バランスが崩れている、ですから地価問題というのは非常に危険な時期にある、こういうことを言ったわけでございますけれども、先般、国土庁土地鑑定委員会が八月一日に発表した第二・四半……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 建設委員会 第1号(1979/12/05、35期、日本社会党)

○中村(茂)委員 関連質問をいたしたいと思います。  日本住宅公団の不正事件でいまずっと質疑が行われたわけですが、その張本人である土路重昌に対して処分されていると思いますが、どういう処分をいつされたか明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 時間がありませんから私の質問したことに答えていただきたいと思うのです。懲戒処分にしたということですが、その前に違う処分をしているのじゃないですか。それはどういう処分で、いつですか。
【次の発言】 十月二十日は依願免、それをした日で、その後懲戒免職にしているわけですね。これはどういう処分の規定になり、どういうふうにやっているかは知りませんけれども、……

第91回国会 建設委員会 第2号(1980/02/20、35期、日本社会党)

○中村(茂)委員 公共事業に関連して、まず二、三点御質問いたしたいと思います。  最初に、中央建設業審議会の法制小委員会で、公共事業の代金支払いについて建設資材の物価スライド制を導入する、こういう結論を出したわけでありますが、予算委員会の一般質問で、井上委員からの質問で一応建設大臣の答弁を聞いたわけでありますけれども、建設省としてはこの結論にどういうふうに対応しようとしているか、お聞かせ願いたいというふうに思います。
【次の発言】 相当時間がかかると思うのですけれども、活用の仕方によっては非常に有効に作用することもあると思いますし、また時期とか内容によっては大変な事態にもなるのじゃないか、こう……

第91回国会 建設委員会 第6号(1980/03/19、35期、日本社会党)

○中村(茂)委員 第一条の目的に関連して二点ほどお尋ねいたしたいと思いますが、その前に、道路公害というものを大別して見た場合に、大気汚染、それから振動、交通騒音、こういうふうに大別できるというふうに思うのです。この法律ではいま申し上げた三点目の交通騒音について取り上げている。この交通騒音についても、交通規制とこの法律で取り上げている沿道整備をどういうふうにしていくか、つまり言えば、騒音に対しても沿道整備ということで交通規制がどういうふうに関連してくるかということが不明確なわけです。それから、先ほど申し上げましたように道路公害の大気汚染とか振動とか、こういう問題がある。ですから私は、この法律では……

第91回国会 建設委員会 第8号(1980/03/28、35期、日本社会党)

○中村(茂)委員 今回の都市計画法と建築基準法の一部改正、この一部改正を考えた意図、それから趣旨、目的は何にあるか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま虫食いという言葉が出てきたんですけれども、いわゆるミニ開発、この点について若干御質問いたしますが、ここ数年間、このミニ開発が非常に多くなってきております。  そこで、このミニ開発が盛んに行われてきております背景というか、要因、どのように認識しているか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 私は、このミニ開発が行われてきている要因について三点ぐらい考えているのです。先ほどの渡部君の質問に対しても若干言っておりまし……

第91回国会 建設委員会 第10号(1980/04/04、35期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございます。  先ほどは大変参考になる御意見をお聞きいたしまして非常に感銘を深くいたしたわけであります。そういう非常に重要な日本の国の遺産とも言うべきものをどういうふうに保存していくか、これからわれわれにも皆さんの研究の結果を発表していただくには、やはりその地域の人たちの生活をどのように守りながらこういう遺産を保存していくか、そこに重点があるというふうに私は思っているわけであります。  この法案とは直接関係はございませんけれども、実はここのところに「明日香村史」上巻、これを見せていただきますと、末永先生、犬養先生お二人ともこれを編集する編集委員であったようでございますけ……

第91回国会 建設委員会 第12号(1980/04/18、35期、日本社会党)

○中村(茂)議員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました住宅保障法案につき、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。  公共料金の引き上げを初め諸物価の高騰は、勤労国民の生活に重くのしかかり、インフレの進行とともに、だれもが将来の生活に不安を感じつつ、今日の生活に追われる毎日を送っておりますが、とりわけ、住宅問題は深刻であります。ライフサイクル論が一時流行し、住宅においても民間アパートから公共賃貸住宅へ、そして持ち家への住みかえが示され、勤労国民に夢を与えましたが、今日の状況は、狭小、劣悪な民間木賃アパート、「高」「狭」「遠」の公共賃貸住宅、ローン地獄の持ち家など、健康で文……

第91回国会 建設委員会 第14号(1980/04/25、35期、日本社会党)

○中村(茂)委員 ことしの一月一日の調査に基づく地価公示が四月一日に発表になりました。その結果についてどのように認識しているかということが一番問題だというふうに思うのですけれども、私はあの結果を見て、特に三大都市圏における住宅宅地、宅地の価格においてもまた全体的な宅地供給の面からしても、危険水域に入ったんじゃないか、実はこういう認識に立っているわけであります。この地価公示に対する認識について政府のお考えをお聞きいたしたいというふうに思います。
【次の発言】 私はこの際、いろいろな条件、それからこれからの方針、住宅宅地の関係などを考えてみた場合に、特に地価の安定と宅地の安定供給、この面について一……

第91回国会 建設委員会 第15号(1980/05/07、35期、日本社会党)

○中村(茂)委員 今回の宅地建物取引業法の一部改正の趣旨でございますが、私は、まず一つとして、不動産の流通量が非常に増大してきた。二つには、苦情、紛争件数も非常に増大してきている。それから悪質事案を防止する。それから宅建業界の近代化を図っていく。これらの諸問題に対応していこう。こういうふうに理解しているわけでありますけれども、今回の法改正の趣旨について特に大臣からお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 私は、特に宅建業界というのは大手不動産から中小不動産、総合商社や私鉄企業等の関連不動産、そして個人営業的な不動産というように、企業形態というものが非常に複雑化してきているというふうに思うの……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 建設委員会 第2号(1980/10/17、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 建設大臣、建設省に建設省専門委員という制度がありますが、その制度の法律的な根拠と目的、何でこういう制度をつくっているかということについてまず最初にお聞きいたします。
【次の発言】 そういう任務を持って設けられているわけですけれども、定員三十名に対していま何名任命していますか。
【次の発言】 それを任命する場合の選定基準というか資格要件というか、どういう要件でこれを任命しているわけですか。
【次の発言】 もう少し細かくお聞きしますが、何か、上申するとか、よそからしてもらいたいというような申し込みがあってするのか、そういうものなしにどこかで募集でもするのか、それとも、全体を見て、……

第93回国会 建設委員会 第4号(1980/10/24、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 農住組合法は三大都市圏に該当するということですが、そこで、三大都市圏の宅地と住宅について、しかもこの法律は十年間ということですから、十年間三大都市圏別に、また十年間の年度別に、宅地と住宅がどのように必要なのか、その対策としてどのくらい供給していかなければならないのか、実は私の方から資料を要求したわけですが、私の言う資料がなかなか整わない。特に宅地については三全総のときに示したものぐらいしかない、それから住宅については今度新しくしょうとしている第四次の住宅五カ年計画で考えているぐらいのものだ、こういう話で、私の要求した資料は整わなかったわけですけれども、私はその点について非常に……

第93回国会 建設委員会 第7号(1980/11/19、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、きょうは前から懸案になっておりました建設省専門委員の件についてはっきりさせたいと思います。  十月十七日に開催された本委員会において、私から建設省専門委員の件について質問いたしました。そして、私は次の二点について明らかにするように要求してまいりました。  その一つは、建設省専門委員の制度について廃止を含めて見直しを検討すべきであるということ、二つとして、適格者でない者は直ちに任命がえをすべきであるということ、この二点でありました。  調査、検討の上回答するということになっておりますので、大臣から御答弁をいただきたいと思います。

第94回国会 建設委員会 第4号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 きょうは、第四期住宅建設五カ年計画について、これを中心にお伺いをいたしたいと思いますが、特に、いままでずっと五カ年計画、五カ年計画ということで三期やってまいりまして、五十六年度からまた新しい五カ年計画に入る、こういう段階で、現在の住宅事情というものがあらゆる面で非常に行き詰まっている。私は、この行き詰まりの一番の原因というのはやはり土地問題、宅地、これが非常に値上がりしてきて結果的に住宅を取得することすら困難になってきている。ですから、土地問題、宅地というものが安定的に供給できるような対策を立てていかなければいけない、これが一番基本だというふうにいまの時点で考えております。そ……

第94回国会 建設委員会 第5号(1981/03/18、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、政府は昨日「当面の経済情勢と経済運営について」を決めましたが、その中で特に建設行政、国土行政にかかわる点について若干お聞きいたしたいと思います。この経済対策閣僚会議で決めましたプリントがここにありますから、それに基づいて御質問いたします。  その二ページの「2、公共事業等の執行促進」、(1)、(2)となっておりますけれども、特にこの中で、五十六年度の予算成立後の公共事業等について、契約割合を全体の七〇%以上を目途とするということで、二番目に、契約を円滑に進める、こういうことになっておりますけれども、この点について、七〇%という公共事業等というのは、建設省でいけばど……

第94回国会 建設委員会 第9号(1981/04/10、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、いま開かれている国会は九十四国会でありますけれども、この九十四国会は住宅国会だ、こういうふうに位置づけまして九十四国会に臨んでまいりました。その理由は、いままで懸案になっておりました住宅基本法をこの国会に提案するということになっておりますし、また、五十六年度を初年度とする第四期住宅建設五カ年計画が新たに発足する、そういう上に立ってこの委員会で審議しております日本住宅公団と宅開公団の合併法案が出てくる。そういう状況の中で住宅政策の非常に重要な課題になっております土地問題、宅地対策、これにつきましては、この委員会におきましても土地及び住宅問題に関する小委員会をつくって真剣に……

第94回国会 建設委員会 第10号(1981/04/15、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、ただいま議題となりました住宅・都市整備公団法案に対する日本社会党提案の修正案について、その趣旨と概要について御説明いたします。  今日、わが国の勤労者の住宅難は特に大都市において深刻であります。この住宅難の原因につきましては、土地問題、国土利用の問題等、幾つかの大きな問題がありますが、私は、何といっても政府が国民の住宅に責任を持たないという無責任な姿勢が根源であると考えます。政府は、国民に自助努力を強調し、持ち家を押しつける一方、地価、建材の上昇を初めとする諸物価の高騰、そうした中での賃金引き上げの抑制等、勤労者の生活をますます苦しくしております。住宅政策を住宅ローン政……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、土地問題から御質問いたしたいというふうに思います。  ここに一冊の本がある。これは「土地社会の病巣」、副題として「日本を狂わせる土地」。目次は十一あるわけですけれども、そのうち五つを紹介してみますと、その一つは、「社会を狂わせる土地」二、「汚職の根源・土地」三、「金権政治の主柱・土地ころがし」四、「一億総不動産屋化と後遺症」五、「根深い土地神話」と書いてあるわけですけれども、昔は、不正の裏には女あり、こう言われてきた。いまは、不正の陰に土地ありき、こういう状態になっているのです。  私は、この土地問題というものを考えてみた場合に、土地が投機の対象になる、土地を手に……

第95回国会 建設委員会 第2号(1981/11/12、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私はきょうは土建建設業界の体質改善と談合問題について、一本にしぼって御質問をいたしたいというふうに思います。  連日の新聞、テレビに談合に絡む不正事件が報道されております。私は、その中から特徴的なものをまず五点にしぼって順次質問いたしたいというふうに思います。  一つは、もう御存じのように静岡県の静岡、沼津、清水市の三建設業協会の独禁法違反に絡む談合事件、これについて簡潔にお答え願いたいというふうに思うのですが、まず最初に、公正取引委員会お見えになっておりますか。――調査がどこまで進んでいるか。それから次に建設省、どのように対応しているか。まず公取と建設省からお答え願いたいと……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第5号(1981/10/13、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございますが、同僚の木間委員の関連で若干質問させていただきたいと思います。  九月一日でございますけれども、午後一時から衆議院の第二議員会館の会議室で、建設省の丸山官房長に来ていただきまして、いま問題になっております行財政改革及び五十七年度のゼロシーリングに関係する建設関係についていろいろ説明していただいたわけであります。  その際、丸山官房長から、「行財政改革に関する一括法案の作成等について 昭和五十六年八月二十五日 閣議決定」この文書をリコピーにとって私どもに配付いたしまして、この中の「6 政府関係金融機関の法定貸付金利の弾力化」その「(2)前項の利率を政令で定める……

第96回国会 建設委員会 第4号(1982/03/19、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、まず最初に、住宅基本法の制定について質問をいたしたいというふうに思います。  この住宅基本法につきましては、住宅宅地審議会で中間報告を含めてすでに三回、早急に制定しなさいという答申が出ております。私だけでもこの委員会で五回も、一日も早く制定するようにという質問を行っております。この国会でも検討法案ということで出ているわけでありますが、先般の本会議で同僚の小野信一議員からどうなっているんだ、こういう質問をしたところ、まだ検討中ですという回答でございました。  私は非常に危惧しているのです。何で危惧しているかというと、昨年でありますけれども、やはり国会に検討法案ということで……

第96回国会 建設委員会 第5号(1982/03/23、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、都市計画法が四十三年に施行になったわけでありますけれども、その中の七条は市街化区域及び市街化調整区域、この設定の条項になっているわけでありますけれども、これが施行されて十数年になるわけです。特に市街化区域を設定して調整区域を設定する、それで、調整区域というものについて、法文上からいけば、七条三項で「市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域とする。」こういうふうになっているわけでありますが、私はこれが実際には逆の現象になってきているのではないかという気がするのです。特に四十八年、四十九年、いわゆる土地ブームから物価狂乱というふうになってきた中で、調整区域に土地の買い……

第96回国会 建設委員会 第10号(1982/04/16、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 最初に松野国土庁長官にお伺いいたしたいと思いますが、私は、長官は人格、識見ともに非常に尊敬してきたわけですけれども、四月十三日の夕刊を見たところが、いま公労協の賃上げの問題が大変問題になっていまして、十三日の閣議でそれをどうするか、こういうことが論議になったということが新聞に出ているわけでありますが、その基本賃金について国鉄は差をつけるべきだ、こういうふうに長官が御主張されたということが出ているわけであります。新聞だけではその本意がなかなかわかりません。長官の真意をお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 私は、この席は閣議ですから、大臣は何を言うのも自由ですし、いいと思う……

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1982/08/03、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 先般、提案理由の説明をお聞きしたわけでありますけれども、その中に「全国区制度の改正につきましては、まず参議院にふさわしい人を、より得やすい制度にすることが必要だと考えます。」こういうふうに説明されているわけでありますが、これを二つに分けて質問いたしたいと思います。  参議院にふさわしい人とはどういう人かお聞きいたします。
【次の発言】 説明をお聞きしたのですけれども、そういうことを明確に規定してあるものは一つもないのですね。ただあるとすれば、被選挙権について衆議院は二十五歳、参議院は三十歳、この開きがあるということで、いま言われた全国的視野ですから全国区は全国的に選ぶことがで……

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1982/08/17、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案、すなわち参議院議員選挙の全国区制度を拘束名簿式比例代表制に改正するいわゆる自由民主党案について反対し、あわせて、日本共産党提出の修正案並びに新自由クラブ・民主連合提出の修正案に対し反対の討論を行うものであります。  自民党案に対する反対の第一は、少数政党、会派に対する配慮に欠けていることであります。  参議院の審議段階で提出したわが党案は、その点を十分配慮し、特に政党要件について、五人以上の所属の国会議員を三名以上を有することにし、全有効投票の四%以上の得票を得たものを二%以上とし、十人以上……

第96回国会 予算委員会 第17号(1982/02/24、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、汚職、談合、やみジョイント、天下り手みやげ、この四つの事件が絡まってますます汚染が複合汚染になってきている、この事件をこれから申し上げますから、建設大臣の所見を承りたいと思います。  建設省の東北地建管内の山形県に、柿崎工務所、社長は柿崎力さん、及び新庄砕石工業所、この代表も同じく柿崎力さん、これに絡まる汚職事件が起きました。これは五十二年十一月、東北地建の職員、高橋、尾形両人への贈収賄で逮捕されました。いずれも入札に絡む不正事件であります。その結果、柿崎工務所は指名停止一年間、新庄砕石工業所は指名停止九カ月間、これは典型的な汚職事件であります。ところが、この談合、やみ……

第98回国会 建設委員会 第1号(1983/02/09、36期、日本社会党・護憲共同)【政府役職】

○中村政府委員 建設省関係の昭和五十八年度予算について、その概要を御説明いたします。  建設省所管の一般会計予算は、歳入百九十九億七千余万円、歳出四兆六百十五億五千百余万円、国庫債務負担行為五千三百四十九億五千三百余万円でありますが、建設省に移しかえを予定されている総理府所管予算を合わせた建設省関係の一般会計予算では、歳出四兆六千二百三十九億一千百余万円、国庫債務負担行為五千六百九十五億九千余万円を予定いたしております。  次に、建設省所管の特別会計について、まず、道路整備特別会計では、歳入歳出とも二兆一千九百五十七億九千八百余万円、国庫債務負担行為二千四百九十億四千百万円、治水特別会計では、……

第98回国会 建設委員会 第2号(1983/02/23、36期、日本社会党・護憲共同)

○中村(茂)委員 私は、まず談合問題に対する対処について質問いたしたいというふうに思います。  公共工事をめぐる談合事件は、昨年のちょうどいまごろだと思いますけれども、談合事件として多く取り上げられました。その後、建設省も本格的に取り組んで、指名業者十名から二十名を目途にするということでふやしていただきました。また中建審でいろいろ論議をいただいて、その中の小委員会で公表制度が中間報告として出て、一応公表制度が確立いたしました。  その後、お聞きしますと、中建審で論議しているようでありますけれども、現在に至って、談合と独禁法との関係についてそれぞれのところで取り上げられるようになってまいりました……

第98回国会 建設委員会 第6号(1983/03/25、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 本会議前に私どもの同僚の山花委員がいろいろ質疑をやりましたが、その中で一、二点不明確な点がございましたので、私の方から念を押して確認しておきたいというふうは思います。  それは公団家賃の決定について、住宅・都市整備公団法施行規則の四条によって公団家賃は決められる。この四条は、その年の個別原価に基づいて家賃が決定されるという仕組みになっておるというふうに私は思うのです。それをいわゆる個別原価主義、こういうふうに言っているわけでありますけれども、すなわち公団の家賃決定は個別原価主義に基づいて決定されるというふうに理解していいのかどうか。その点を建設省、続いて公団にお聞きいたします……

第98回国会 法務委員会 第8号(1983/04/26、36期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず建物の区分所有等に関する法律及び不動産登記法の一部を改正する法律案の今回の改正の目的について、概要で結構ですけれども、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そこで、この義務違反行為者についての区分所有関係からの排除、特に重大な義務違反行為をした者ということですが、その具体的な事例を挙げていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 枠の話で少し具体性が欠けているのですけれども、たとえて言えば、暴力団等がそこに住みついて身の危険まで感ずるという状態が起きているとか、または例は余りよくないと思いますが、精神薄弱者なり、そういう精神的な病を持っていてさまざまな問題を起こし……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 環境委員会 第3号(1984/03/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○中村(茂)委員 まず長官に、所信表明の中から若干の質問をいたしたいと思います。  この所信表明の中に、このような一節がございます。「環境は、人間にとって、必要な資源を供給するなど活動の基盤であるとともに、その過程で生ずる汚濁物を浄化し、また、生活に安らぎや潤いをもたらすなど、さまざまな恵みを与えてくれます。」非常にいいことを言っています。「環境は、いわば生態系の微妙なバランスの上に成り立つ有限な資産であります。このバランスを保持しつつ、賢明、適切に利用し、その恵みを享受していくことは、私たちのみならず子孫にとって、物心両面にわたる安定した生活を確保するために必要不可欠であるという共通の認識が……

第101回国会 環境委員会 第7号(1984/05/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○中村(茂)議員 ただいま議題となりました環境影響事前評価による開発事業の規制に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  我々人間は、自然の生態系の一部であり、自然環境との調和なくして生存できないのであります。この厳然たる自然の法則に逆らい、目先の繁栄と便利さを追うならば、いずれは手痛い報復を受けること必定であります。  ところが、我が国におきましては、人間の生存と自然環境との調和を忘れて、自然の浄化能力を無視した高度経済成長政策の遂行を急いだため、不可避的な自然の破壊と汚染が進行し、日本は世界に類を見ない「公害実験国」と言われているのであります。今日の公……

第101回国会 環境委員会 第8号(1984/05/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○中村(茂)委員 まず、湖沼の環境保全という問題については二つの流れがあると思うのです。一つは、水質保全をどういうふうに高めていくか。特に閉鎖水域においては、最近産業廃棄物、生活関連の汚水というものによって大変水質が汚染されてきています。これを保全し、より水質を高めていこう。それからもう一つは、湖沼周辺の特に産業活動が盛んになってくる、それから、それぞれの生活が高まってくる、そういう中で自然破壊というものが起きてきている。ですから、水質の保全と自然環境というものを一体にして湖沼の環境保全を保っていかなければならない。こういう状況の中で環境庁が諮問して、御存じの「湖沼環境保全のための制度のあり方……

第101回国会 環境委員会 第10号(1984/05/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○中村(茂)委員 議事進行に関する動議を提出いたします。  先般来、内閣提出及び日本社会党・護憲共同提出の湖沼関係二法案の審議を進めてきたのでありますが、両案に対する質疑も事実上終局したと考えられます。  つきましては、両案の議事を進めるに当たり、内閣提出案に先立ち、日本社会党・護憲共同提出に係る湖沼環境保全特別措置法案を議題として、その審議を進められんことを望みます。

第101回国会 環境委員会 第15号(1984/08/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○中村(茂)委員 私は、我が国の環境行政というものを見た場合に、環境行政そのものが後追い行政になっているというふうに思うわけであります。公害が出た、それ、それに対して対応していく。もともと環境行政というのは、環境破壊を未然に防止していく、この対応が非常におくれているわけであります。その歯どめをかけていくのがアセスメント法案ではないか、こういうふうに私は思うわけであります。ですから、この法案の制定の仕方、中身、立派なものをつくることによって環境破壊を未然に防止していく、こういう任務をアセス法は持っているというふうに思うのです。  昭和五十六年の四月の九十四国会で環境影響評価法が提出されました。昨……

第101回国会 災害対策特別委員会 第4号(1984/04/12、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○中村(茂)委員長代理 次に、森本晃司君。

第101回国会 災害対策特別委員会 第10号(1984/09/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○中村(茂)委員 今回の長野県西部地震について、私も本委員会が調査に行きました二十五日を含めて三回王滝村の現地にお伺いいたしました。島崎藤村が木曽路は山の中である、こういうふうに名文句を残したわけでありますが、私どもヘリコプターで上から見せていただいて、緑の山々、谷間には家が散在して稲穂が黄色く見えるというふうに、非常に自然に恵まれた豊かな山村であります。それが一瞬にしてこういう災害が起きて、村が存立するかどうかというようなところまで追い込まれてしまった。ですから、深度が非常に浅い内陸直下型の山岳地震というものについての恐怖というか、恐ろしさを非常に感じたわけであります。  長官も早々に現地に……

第102回国会 環境委員会 第5号(1985/04/16、37期、日本社会党・護憲共同)

○中村(茂)委員 私は、名古屋の新幹線公害訴訟の問題について取り上げたいと思いますが、明快な御答弁を心からお願いを申し上げます。  名古屋高裁の四月十二日の判決について、まず私は、長い間騒音、振動、こういうものに悩まされながら第一審、第二審というふうに裁判を続けてこられました十一年間にわたるこの悩み、労苦、こういうものに対しまして、原告の皆さんに御苦労さまでしたという敬意を表したいというふうに思います。  私が敬意を表したいという意味は、この問題は、環境行政の中できちっとしていればこんな問題にもならなかったのではないか。例えて言えば、環境アセスの体制がきちっとできていて、こういうこれまでの騒音……

第102回国会 災害対策特別委員会 第1号(1984/12/01、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○中村委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。  皆様既に御承知のように、本年は幸いにも台風による被害は皆無でありましたが、反面、豪雪被害、火山の噴火に伴う降灰被害あるいは長野県西部地震による激甚な被害など、地域及び種類も多岐にわたる災害が発生しており、これらを含め、各種防災対策には一層の充実が望まれておるところであります。  また、地震財政特例法の期限延長問題など、本委員会に課せられた責務はまことに重大であります。  幸い、本委員会には練達堪能なる方々がおそろいでございますので、委員各位の御支援と御協力を……

第102回国会 災害対策特別委員会 第2号(1984/12/20、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任につきましてお諮りいたします。  去る十二月十三日の委員異動に伴い、現在理事二名が欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、理事に       水田  稔君 及び 細谷 昭雄君を指名いたします。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。  年末年始の自然休会中に災害が発生し、委員派遣の必要が生じました場合は、議長に対し、委員派遣の承認申請をすることとし、派遣委員、派遣地及び期間の選定等につきましては……

第102回国会 災害対策特別委員会 第3号(1985/03/07、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  昭和六十年度における災害対策の施策について国土庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。河本国土庁長官。
【次の発言】 引き続き、昭和六十年度における防災関係予算の概要につきまして、政府から説明を聴取いたします。杉岡防災局長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。若林正俊君。
【次の発言】 次に、辻一彦君。
【次の発言】 次に、松前仰君。
【次の発言】 次に、水谷弘君。

第102回国会 災害対策特別委員会 第4号(1985/03/26、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、地震防災対策強化地域における災害対策について、災害対策の基本問題に関する小委員長から、小委員会の経過並びに結果につきまして報告いたしたいとの申し出がありますので、これを許します。小委員長大石千八君。
【次の発言】 これにて小委員長の報告は終わりました。
【次の発言】 ただいまの小委員長報告に係る地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。  ただいま委員各位のお手元に配付いたしてあります草案の趣旨及び内容……

第102回国会 災害対策特別委員会 第5号(1985/05/23、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本件調査のため、本日、本州四国連絡橋公団理事高山昭君に参考人として御出席を願い、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大石千八君。
【次の発言】 次に、松前仰君。
【次の発言】 次に、村山喜一君。
【次の発言】 結構です。
【次の発言】 次に、遠藤和良君。

第102回国会 災害対策特別委員会 第6号(1985/06/21、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告申し上げます。  本会期中、当委員会に付託になりました請願は、六十五件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたとおり、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了解願います。  なお、本会期中、当委員会に参考のため送付されました陳情書は、地震財特法の期限延長に関する陳情書外一件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議……

第102回国会 災害対策特別委員会 第7号(1985/08/06、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、去る七月二十六日発生の長野市地附山地すべり災害について政府から説明を聴取いたします。国土庁杉岡防災局長。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。若林正俊君。
【次の発言】 次に、清水勇君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。薮仲義彦君。


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 建設委員会公聴会 第2号(1973/07/12、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 先ほどからたいへん有意義な御意見をお聞きしまして、たいへん参考になったわけであります。時間が制限がありますので簡潔にお聞きしたいというふうに思います。  私は今回の新国土総合開発法については実は反対の立場でいろいろ論議に加わっているわけであります。その多くを申し上げる時間がないわけでありますが、一つは、この法律そのものが開発法と土地の利用制限法、二つの意味が加わった法律になっている。したがって、いま土地の問題については――私ちょうどきのう、同じ衆議院の物価対策特別委員会で物価問題でやはり多くの先生の御意見をお聞きしたわけでありますけれども、物価の中で土地の価格の高騰ということ……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 私からは難病対策、特に多発性硬化症の対策について若干の質問をいたします。  特に多発性硬化症は、御存じのように、原因がまず不明であるということ、それから急に視力、脳、脊髄がおかされてくるために、視力が低下して運動神経が麻痺されてくるために、次々とめまいのような現象が起きてくる、そして俗に、よくなったり悪くなったりする病気だ、こういうふうにいわれています。そういう病気のために、いまだに完全治療の方法がない。ですから、この病気の特色は、いえば原因が不明であるということ、それから完全治療の方法がないということ、最近では全国に五千名の患者がある、こういうふうにいわれています。特に特……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 最近、自然公園内に縦貫道路の建設が非常に多く問題になってきていますが、特に長野県のビーナスライン美ケ原線について長官の御意見などをお聞きし、若干の私の意見も申し上げたい、こういうことで若干の時間お願いいたしたいというように思います。  まず最初に、このビーナスライン美ヶ原線の経過について確認しておきたいというふうに思いますが、私の承知している範囲では、現在長野県のビーナスラインというのは和田峠まで開通している。そして和田峠から扉峠まで現在工事中であります。問題は、この扉峠から美ケ原の頂上までのルートについて、いまから四年前ですけれども、前の大石長官と長野県の西沢知事でいろい……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 中村でございます。  最初に、韓国在住の日本人妻の里帰り問題についてひとつ質問を申し上げ、的確なる対処をお願いいたしたい、こういうふうに思います。いまわかっているだけで韓国に韓国人の妻になっている方が大体七百人程度いる、こういうふうにいわれております。このほとんどの人たちは、いまの中国の東北、敗戦当時の満州に報国団とかまたは開拓団員として行った人たちが、終戦のどさくさのときに韓国の人たちに助けられて、それでいま韓国にいて韓国人の妻になっている。しかし、生活状態が非常に悲惨でありまして、李承晩前大統領当時は反日政策から非常に迫害されたり、その後現在の政権になって若干はよくなっ……

第75回国会 大蔵委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1975/04/22、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、物価関係の問題から御質問いたしますが、四十九年度の消費者物価の対前年同月比について、まず四十九年の四月がどういう程度であったか、十月がどうであったか、それから五十年の三月がどのようになっているか、そして四十九年度を通じて平均どのようになったのか。なお、四十五年を一〇〇として五十年の三月には消費者物価指数はどのようになったのか、ひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま四十九年度の消費者物価の指数を大体お聞きしたわけでありますけれども、私はこの四十九年度の物価というものについて考えてみた場合に、やはり結論として、いまだかつてない消費者物価の上昇が……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 中村でございますが、私は、ビーナスラインの美ケ原線問題について長官の御意見を承りたい、こういうふうに思います。  そこで、若干の経過をまず申し上げておきたいと思いますが、ビーナスラインというのは、和田峠まですでに完成しているわけであります。和田峠から美ケ原にかけて美ケ原線を有料道路で引こうという計画であります。大石元環境庁長官がこの問題について、自然破壊につながるのではないか、こういうことで現地を視察しまして、やはり前に設定したルートでいくと大変自然破壊になる、こういうことで、その中間にある扉峠まで一応許可になり、いま工事中で、この五十年度に完成する。しかし、一番問題になり……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 建設委員会住宅宅地問題に関する小委員会 第7号(1977/05/25、34期、日本社会党)

○中村(茂)小委員 中村でございますが、この大変な御意見をいただきまして非常に参考になりました。時間がございませんから簡単に御質問いたしたいと思います。  先ほども小委員長からお話がありましたように、私どもは住宅宅地小委員会をつくりまして、ずっと審議をしてまいりました。きょう一応の報告がなされることになっているわけでありますが、それは特に家賃問題を中心にしてまとめよう。それから、その家賃に転嫁されてくる、特に公共公益施設の関連について一応の方向を出そう。こういうふうになってきているわけでありますが、先ほど、いろいろと御意見をいただきました宅地の供給などについても、順次、皆さんの御意見を承って、……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 私は、ビーナスライン美ケ原線と南アルプススーパー林道について、特に自然を守るという立場から若干の質問をいたしたい、こういうふうに思います。  私がきょう長官に質問したいというふうに思いましたのは、前提があるわけです。それは過去において二回、このような分科会で私は質問しているのです。前総理の三木さんが長官のとき、それから小沢長官のとき、二回実は質問しているのです。その二回の質問とも、やはり自然を守るという立場でこの問題は対処します、こういう回答を得ていたわけであります。ところが、自然を守るという立場ではなしに昨年建設許可になったわけでありますけれども、そのときに私は何か裏切ら……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 私は、同和対策事業というのがあるのですが、特に農林関係についての同和対策事業として、これは全体的な問題ではなしに、特に長野県の問題としていま新しく出ている問題はナメコの栽培施設について、この同和対策事業としてやりたい、したがって、その施設の設置についてもうすでにそれぞれの関係方面から陳情が出ているというふうに思いますけれども、実は新しい事業になるわけであります。そうして、いまその部落では、不況という中で、解雇された人も非常に出てまいりまして、そうかといって仕事はない、特に女子労働について、付近の中小企業の工場へ行っていたけれども仕事がなくなっていまうちにいる。そこで、いま申……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 まず最初に私は米の生産調整、いわゆる減反について質問いたしたいと思います。基本的にはこの減反政策について私ども反対でございますが、限られた時間でございますから、次の二点について質問申し上げたいと思います。  その一つは、自主流通米を含めて、この米は消費者は欲しい、またどんなにつくっても足りない、こういうところについては減反をする必要がないのではないか、こういうふうに私は思うわけであります。その一つの例を申し上げたいと思います。  東京都内の目黒、品川、世田谷、ここを中心にして六千四百人の会員を持つあけほの生協という生協がございます。この生協は四十七年に発足したわけでございま……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 同和対策事業の関係についてまず質問いたしますが、御存じのように、五十年に残事業について調査いたしました。この残事業が、今回同和対策事業特別措置法が三年延長になったわけでありますけれども、この三年間に完全に消化できるかどうか、その点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 相当残っているということでございますが、私どもいろいろ調査してみますと、確かに五十年のときに全体として国費で三千二百六十億円残事業がある、こういうふうに言われているわけでありますけれども、そのうち農水関係がどのくらい占めるか、そして全国の市長会では残事業一兆二十四億円、それから部落解放同盟では約四兆円残事業……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 私がきょう取り上げる問題は、私の説明が非常に多うございますので、大臣に理解していただくために二、三の参考物件を見ながら大臣に聞いていただきたいと思うのです。  それは、五郎兵衛新田用水というのがあるのですけれども、明治二十七年につくった図面、それから五郎兵衛用水の写真、それに関連する古文書の写真六枚ございます。それから学習院大学でつくりました古文書の目録、冊子になっています。それと、古文書が実は学習院大学にございまして、それを村に返還するという運動が起きたわけです。その経過などを書いた冊子。それから合意いたしました合意書。それと用水開発史研究所という仮称の設立趣意書。(中村……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 私は、二つの課題について御質問を申し上げたいと思います。  まず一つは、昨年国鉄山口線にSLを復活して非常に評判がよいようでございますが、ことし五十五年度はこのSLの復活というか、運転計画というか、どのように御計画なさっているか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 山口線は試行だというお話ですが、実は国鉄の小海線にSLを復活させる運動が非常に強く起きているわけでございます。昨年の十二月七日に、私もこの地域にできております国鉄小海線にSLを走らせる会、この代表八名とともに運輸省鉄道監督局と国鉄本社を訪れまして、小海線にSLを復活させていただきたいと、この小海線にSL……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 私からは二つの問題について取り上げたいと思いますが、ひとつよろしくお願いいたします。  まずその一つは、五郎兵衛新田古文書についてお伺いいたしたいと思います。  この件につきましては、昨年の分科会でいろいろお願いいたしまして、内藤前文部大臣に大変御理解をいただいて、文部省当局からいろいろとめんどうも見ていただいてまいりました。大臣もかわりましたので、この概要について簡単に御説明を申し上げて、大臣の御理解をいただきたい、こういうふうに思うわけであります。  長野県の北佐久郡浅科村を中心にして五郎兵衛用水という川が流れております。これは市川五郎兵衛という人が江戸前期の寛永年間に……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 まず最初に、陸運行政の姿勢についてお伺いいたしたいと思います。  ここに一通の要請書がございます。一九八〇年十月六日付で、あて先は長野陸運事務所所長武田稔殿、出し人は総評全国一般長野地方本部執行委員長佐藤政善、判こを押してあります。長野県労働組合評議会議長岡田幸雄、これも判こを押してあります。で「要諸書」、こうなっているわけであります。皆さんの組織内に出したものですからすでに目を通していると思いますが、私から要約して、お伺いするその事件の背景それから内容をただしたい、こういうふうに思います。  合資会社の宮原酸素、こういう会社が長野県の小県郡東部町にあるわけですけれども、こ……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 私は、長野県の浅科村にあります五郎兵衛新田古文書、この問題について、質問というよりもいままでの経過がございまして、特に文部大臣にお願いと要請をまず申し上げたいというふうに思います。  この古文書の内容、それからこの古文書が実は学習院大学に行っておりまして、それが返還されるというような問題がございます。それと、この古文書の持っている意義というか意味について簡単に大臣に御理解していただく意味で申し上げてみたいというふうに思います。  この古文書は、江戸前期寛永年間でありますけれども、市川五郎兵衛という人が五郎兵衛用水を開発いたしました。この五郎兵衛用水の工事の模様、用水の維持管……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 私は、列車のダイヤ改善について、二点お願いいたしたいと思います。特に地域の問題でありますけれども、その地域では非常に深刻な問題になっていますので、誠意をもって解決のために努力をしていただきたい、こういうふうに思います。  まず第一点目の問題は、信越線の軽井沢駅―小諸駅間の列車ダイヤ改善についてであります。  軽井沢―小諸間の駅を利用している通学者、特に高校生の数は、沿線の軽井沢高校、小諸商業高校、小諸高校の三校を中心にして約七百人以上の人がおります。それに近隣の高校を含めますと、約千人以上通学しております。そこで、授業やクラブ活動が終わって帰るわけでありますけれども、列車の……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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