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村上弘 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは村上弘衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。村上弘衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 議院運営委員会 第47号(1973/07/03、33期、日本共産党・革新共同)

○村上(弘)委員 ただいま中川理事も言われましたが、院の決議を全会一致でやるということは非常に大事なことだと思います。院がまさに主権者としての国民の意思を代表する最高の機関として国民の意思表示をやろうという場合に、各会派が完全に一致して意思表示をするというところに、その院の決議の最大の権威というものがあるわけであって、それぞれの決議案について、そのときどきいろいろな事情があって、よしあしにかかわらず一致しない場合があるときに、最大の配慮をして、一致しない場合にはそれを院の決議として、院の意思として発表することを差し控えてきたということは、真に主権者である国民のすべての意思を尊重するということか……

第71回国会 建設委員会 第19号(1973/06/12、33期、日本共産党・革新共同)

○村上(弘)委員 都市緑地保全法案と、それに関連して幾つかの質問を行ないたいと思います。  まず第一に、大都市、特に大阪、東京など大きな都市とその周辺の緑や自然はいまどうなりつつあるか。もしこれをほっておいたらどういうことになるか。法案を提出されておる政府当局の現状認識はどんなものか、こういうことについて少しお聞きしておきたいと思うのです。これは五月九日のある新聞の社説ですが、こういうふうにいっています。「大都会や工業地域の自然は、もはや手もつけられないほどみじめであり、人間の生存に必要な最低限の自然をよみがえらせるために、必死で緑化運動などが行なわれている。」自然環境保全法が四月から施行され……

第74回国会 予算委員会 第2号(1974/12/19、33期、日本共産党・革新共同)

○村上(弘)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、三木内閣の政治姿勢、それから民主主義、とりわけ暴力一掃の問題、暮らしと経済の問題などについて御質問いたします。  本題に入る前に、けさ方のニュースで御承知のように、昨夜、三菱石油の水島の製油所において、二七〇番タンクからC重油が流出して、これはいままでの最大の流出量で、瀬戸内海全体に広がる量であるようです。これは私の郷里瀬戸内海のことでもあるわけですが、この問題について通産大臣に緊急にお尋ねしたいのですが、政府はどのような措置をとられたか、この点をまずお聞したいと思います。
【次の発言】 流出はとまったかもしれませんが、それが広がると火災……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1979/12/05、35期、日本共産党・革新共同)

○村上(弘)委員 安全対策に関連しまして、犠牲者対策について二点だけ質問したいと思います。  一つは、一九六八年、昭和四十三年十二月にこの交通安全対策特別委員会で行いました決議ですね。交通遺児、児童、生徒の進学援助に関する決議でありますが、これに対して政府は一体どういう態度をとっているかという問題であります。それからもう一つは、交通遺児育英会に対する助成措置についての問題です。  そこで第一点ですが、私、たまたま一昨日、第七回交通遺児と母親の全国大会に出席をいたしました。全国から交通遺児やお母さん方約二百五十人が出席して、灯油問題、教育費が大変高騰するというふうなことで、交通遺児の家庭の窮状が……

第91回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1980/03/19、35期、日本共産党・革新共同)

○村上(弘)委員 私は、先般関係大臣が交通安全対策の基本施策について所信を表明されましたが、それに関連いたしまして、特に障害者と交通あるいは交通安全の問題、つまり、各種の障害者約二百五十万人、家族を含めますと八百万人、ボランティア活動など協力しておられる方々を含めると一千万人を超える方々の交通及び交通安全の問題についてお伺いしたいと思うわけです。きょうは所信を表明された大臣がおられないわけでありますが、大臣にかわってそれぞれ責任ある答弁を承りたいと思うわけです。  御承知のように、来年は完全参加と平等ということを中心テーマとした国際障害者年であるわけです。一月三十日の参議院本会議で共産党の宮本……

第91回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1980/05/14、35期、日本共産党・革新共同)

○村上(弘)委員 前回、私は、この委員会におきまして、来年は国際障害者年であり、ことしはその行動計画を立てる年であり、十年間の行動計画を国連に報告するということになっている。そこで、昭和五十四年度の交通安全白書だとか、第三次交通安全基本計画あるいは指定行政機関の五十五年度の業務計画、これらを策定するに当たっては、障害者に対する交通安全対策、その位置づけをしっかりされるようにということを申し上げて、各担当者からも、たとえば三島政府委員も言いましたが、十分念頭に置いて準備を進めてまいりたい、こういう前向きの答弁もいただいたわけです。白書の方は十六日に閣議決定されると聞いておりますし、基本計画はこれ……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 逓信委員会 第4号(1980/10/23、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 最初にちょっと大臣に要望があります。ここに何通かの手紙を私持ってきたのですが、この手紙は大阪豊中の大崎ミヤノさんという人にあてた手紙なんです。この方は聾唖者で、御主人も聾唖者で昔「名もなく貧しく美しく」という映画がありましたね、全くそういう家庭なんです。しかも御主人の大崎英夫さんという方は、あのときの主演俳優であります小林桂樹さんと高峰秀子さんに対して手話の指導もしたような人であります、まあ余談でありますが。こういう方にあてた手紙を私いただいたのです。私信であるにもかかわらず中身を見せていただいた。また、奥さんは字も十分に読めない面もありまして、絵で手紙を書いているのです。ち……

第93回国会 逓信委員会 第5号(1980/10/29、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 私は、日本共産党を代表し、郵便法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、本改正案が、郵便事業を国民から離反させる法定制の緩和、事実上の法定制撤廃を内容としているからであります。  本来、郵便事業は、信書の送達をどのような地域に対しても公平に行うなどの理由で国の独占に属する事業になっております。それゆえ国民は郵便に関しては他の手段を持たず、高い料金にされても他に選択の自由を持たないのであります。したがって、郵便料金、とりわけ一種、二種の料金は国民の総意を反映する唯一、最高の方法である国会での審議、議決を経ることになっているのであります。  しかる……

第93回国会 逓信委員会 第7号(1980/11/26、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 初めに、去る十九日に秋草電電公社総裁が行いました電話料金の値上げ発言に対する郵政省の態度について、少しお聞きしておきたいと思います。  大変膨大な黒字が問題になっているときになぜ値上げ発言なのかということで、いろいろな批判や疑問が出されておりますが、これは当然だと思います。本来、電話料金の問題は公衆電気通信法で法律の中に規定されていることでありますし、料金値上げということになれば当然法律の改正が必要になるし、政府が国会に出してきて、審議をして検討する、こういうことになるわけですが、その前に総裁が大変気楽に物を言っておられるわけです。大体郵政省と電電公社の間で電話料金の問題につ……

第94回国会 逓信委員会 第2号(1981/02/26、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 近畿電通局のいわゆる不正経理事件についてですが、不正な手段でお金を浮かすということが大変重大な問題であることは言うまでもありません。特に近畿電通局の五つの部でわずか二年間に七千七百七十二件の出張のうち三千九十六件、約四〇%が空出張というようなことは、これはまあ金のつくり方にも問題があるが、大変な異常な事態と言えると思うのですね。お金にすると四億一千二百万の出張費のうちの二億六千八百万が空出張、六五%、半分以上です。こういうことがどうしてわからなかったのかということは、これは考えられないことですね。そんなことが本省でわからないのが摩可不思議と言っていいでしょう。  しかしもっと……

第94回国会 逓信委員会 第3号(1981/03/18、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 国営でなくて、また民間会社でもない、国民の公共放送機関でありますNHKを支えるものは、何といいましても第一は、豊かで、よい放送を行うこと。第二は、それをしっかり支える自立をした財政基盤の確立にあると思うのです。この二つの柱は相互に支え合う関係にあると思いますが、根本は、何といいましても国民との信頼関係にあると思うのです。すなわち、放送法第一条の原則を貫く。第一に「放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。」第二に「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保すること。」第三に「放送に携わる者の職責を明らかにすること……

第94回国会 逓信委員会 第9号(1981/04/16、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 電電公社の高収益、昭和五十二年から五十四年、二年間で一兆二千八百億円、万事値上げ時代に、部分的にしろ、料金値下げをしなくてはならないほどに高収益を上げてきたわけですが、この高収益は主に何によって生み出されたのか、これをまず最初にお聞きいたします。
【次の発言】 総合的にということを言われておるわけですが、国からは一文の補助も受けていない独立採算制の公共事業である電電公社が、なおかつ高収益を上げることができた原因は二つある。一つは、国有の独占事業として大変高い料金を国民に押しつけてきたということ。もう一つは、公社の職員に対して大変低い給与、低賃金を押しつけてきた。この二つにある……

第95回国会 逓信委員会 第2号(1981/11/11、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 近通局を中心としますいわゆる電電の不正経理問題についてお尋ねします。  不正や腐敗や汚職を一掃して、むだや浪費をなくするということが国民の要求する行政改革の原点でもあろうかと思うわけです。電電の不正経理問題もいわばその原点の大きな一つであったと思うのですが、政府も、臨調答申を受けてのいわゆる行革大綱で、一応は「綱紀の粛正と厳正化の徹底」ということをうたっています。近通局の不正経理事件につきましては、いま司直も手を伸ばして、目下裁判中で、きょうも第二グループの初公判が行われたようですが、公社当局も若干名を懲戒免などの処分もしております。しかし、こういうことは氷山の一角であって、……

第96回国会 逓信委員会 第5号(1982/03/24、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 短い時間ですので、端的にお伺いします。  まず、長期ビジョンについてですが、長期ビジョン審議会の調査報告書をNHKがどう受けとめ、どう具体化していくかについて、基本的な点をお聞きしたいと思います。  第一に、放送番組の基本原則について報告書は、「まず表現の自由と民主主義の擁護を譲ることのできない基本的立場として確認し、」そして、不偏不党あるいは表現の多様性などの五つの原則を強調しております。去年の二月「NC9」、たとえば「ロッキード事件五年」の報道特集が行われた際に、三木元首相のインタビューの直前カットというような問題もあり、マスコミなどからの批判もありましたが、協会はこうい……

第96回国会 逓信委員会 第6号(1982/04/07、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 最初に、新しいサービスと預金者の保護についてお聞きしたいと思います。  定額貯金の貸出限度額の引き上げやオンラインシステムを導入したことに伴う各種サービスの提供などは、それ自体はよいことだと思います。しかし、新しい複雑な問題がそれに伴ってまた生まれてくる。コンピューター犯罪もその一つだと思うのです。郵便貯金のキャッシュカードが現在どれぐらい発行されておるでしょうか。全国と近畿、分けてちょっとお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 今後、限度額の引き上げやオンライン化の進行に伴って、キャッシュカードの発行も、また払い出しの金額もふえると思いますし、それだけに犯罪の可能性も……

第96回国会 逓信委員会 第8号(1982/04/15、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 最初に、文字多重への関心度と法改正の関係についてお聞きしたいと思います。  八〇年代はニューメディアの時代、こう言われておりますし、文字多重もそのうちの一つだろうと思うのです。今回の法改正が、文字多重を実用化するために備えるということにその主眼の一つがあると思うのですが、しかし、国民一般の関心度は大変低いのではないか。ところが、法改正は大変手っ取り早い。前回私はここで、都市難視聴解消の制度化、立法化をやるべきじゃないかと郵政大臣に要望したわけですが、こっちの方はとんと進まない。しかし、文字多重に備える法改正の方は大変手回しが早いという印象を受けてくるわけです。もちろん、文字多……

第96回国会 予算委員会 第7号(1982/02/08、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 初めに、けさのホテル・ニュージャパンの痛ましい火災事故で亡くなられました犠牲者の方々、またその御遺族の方々に対しまして、心から哀悼の意を表したいと思います。また、多数の重傷者も出ておりますが、お見舞いを申し上げたいと思います。  少しこのことでお伺いしたいのですが、自治省の方にお伺いします。  非常に多数の犠牲者が都心の大ホテルで出た、戦後初めてこういうことがあったわけですが、九階、十階、上の方にはスプリンクラーが設置されていなかったという話です。聞くところでは、あそこのホテルの労働組合ではこれを設置することを強く要求してきておったということであります。自治省関係としては設置……

第98回国会 逓信委員会 第5号(1983/03/24、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 私が最後ですが、川原NHK新会長に経営の姿勢、とりわけいまも質問がありました値上げ問題に対する基本的な姿勢といいますか、そういうことについてお聞きしたいと思います。  まず、NHKの受信契約者が三千万世帯という大台に乗ったわけですね。これは公共放送としてのNHKに対する国民の理解だとか、あるいはNHK側の放送内容をよくする努力、営業に当たる皆さんの努力の一定の反映、今日における到達として大事な意味を持っておる、そう思います。それだけに、公共放送であるNHKを支えているこの三千万世帯の視聴者の意向というもの、これは非常に大事だと思いますし、それに対するあなたの方の姿勢というもの……

第98回国会 逓信委員会 第7号(1983/04/28、36期、日本共産党)

○村上(弘)委員 電電公社の五十五年度の収支差益が三千八百八十一億、五十六年度が三千五百五十八億、五十七年度の予想についてはいろいろな報道もありますが、三千二百億程度というのもありますが、五十七年度についてはどの程度の差益を予想していますか。
【次の発言】 依然として高収益と言えると思いますし、それが続いておるわけですが、私五十六年四月十六日のこの委員会での質問で、この高収益の原因はどこにあるかということについて、第一はやはり高い電話の料金体系、第二は公社職員の低賃金、当時生活保護基準並みということも数字を挙げて指摘したわけですが、したがって、こういう高収益は職員の給与、待遇の改善や、そしても……


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1973/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○村上(弘)分科員 同和問題についてお尋ねします。  言うまでもなく、部落差別を撤廃することはたいへん重要なことですが、そのためには、まず第一に部落の住民の要求によくこたえること。当面、長期計画を早く策定してこれを実行すること。第二には、この実行にあたって公正であるということ。いやしくも差別を撤廃する行政が、新たな差別を許したり生み出したりするようなことがあってはならない。第一の問題については、きのうも解同の正常化全国連絡会議の代表の方々が各省庁に要求をいたしております。これの実現に、政府各関係当局が大いに努力をされたいことをまず要望いたしまして、きょう私は主として第二の問題、つまり同和対策を……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本共産党・革新共同)

○村上(弘)分科員 大臣も連続で大変ですが、引き続きがんばっていただいて、真剣な御答弁をお願いしたいと思います。  私は、大阪の現にある空港、新空港でなくて大阪空港の周辺対策、特に民家が移転して跡地がどんどんできている、そこの町づくりが大変おくれておるわけですが、この問題についてお伺いしたいと思うわけです。  大臣も御承知のように、関西では、財界や政府が新空港づくりにいまや大いに熱を上げているというような状況でありまして、現空港対策というものが非常に影が薄くなっている。単にマスコミや政治の面で薄くなっておるだけじゃないのですね。実際に運輸省の態度が消極的になってきているのじゃないか。たとえば大……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 逓信委員会電波・放送に関する小委員会 第1号(1981/04/24、36期、日本共産党)

○村上(弘)小委員 藤原ひろ子委員がかぜで熱を出しまして、急にかわってお伺いさせていただきます。  日本のテレビの普及は世界に例を見ないほどですし、国民のテレビ放送に対する接触率も平日で九割を超しているという状況で、国民が生活を営んでいく上でテレビの果たす役割りというのは非常に大きな位置を占めているというふうに思います。ですから、放送事業者は情報通信分野におけるテレビの位置、さらにはテレビ放送が国民に与える影響について最大限の配慮が必要だし、そういう立場での放映が必要だと思うわけです。特にテレビの特性として、放映される番組を視聴者が一方的に受けざるを得ない関係にありますから、視聴者にとってみれ……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本共産党)

○村上(弘)分科員 国民の重要な栄養源であります牛乳を毎日家庭に配達している牛乳の販売店がここ数年来重大な危機に陥っていることは御承知のとおりであります。昭和五十一年からの五年間を見ましても約一千五百軒が転廃業しています。一日一軒半の平均です。東京の場合、従業員もこの間に二六%減っております。こうした危機の大きな原因の一つが、大手スーパーなどが牛乳を目玉商品にして扱う、これに牛乳販売店が太刀打ちできない、公正な競争にたえることができないというところにあることも周知の事実であります。ところが、二月二日付、東京では二月三日付ですが、朝日新聞の報道を見ますと、こういうスーパーの不当廉売を牛乳販売店が……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1981/03/03、36期、日本共産党)

○村上(弘)分科員 田中文部大臣は、さきの文教委員会におきます所信表明において、まず第一に、初等中等教育の改善充実の問題を取り上げられております。その中で「初等中等教育は、国民能力の基盤を培う重要な課題であります。」こう述べております。私は、高等学校の教育、とりわけ私立の高等学校の教育について、ゆとりのある、しかも充実した学校生活を実現するという立場から、幾つかの点をお尋ねしたいと思うわけです。  まず初めに、初中教育の中での高等学校教育の持つ意義、国民能力の基盤を培う上でどのような重要性、どのような意義を持っているか、大臣の見解を簡潔にお伺いいたします。

第96回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本共産党)

○村上(弘)分科員 私は、大阪空港の公害対策問題について幾つかお聞きしたいと思います。  大阪空港の航空機の騒音公害は、日本の公害問題の中でもやはり最大の公害問題の一つであろうと思うわけです。去年の暮れ、十二年の長い間の裁判の中で最高裁の判決も出されたわけですが、あの判決がどういう意味を持つか、いろいろの見方がありますが、私は、行政がどういう姿勢をとるか、つまりあの判決を受けて積極的な姿勢になるのか、むしろ消極的になるのか、そういう事実によってこれがまたはかられるであろうというふうにも思うわけです。来年、昭和五十八年の年末がこの空港に対する改善目標を設定した十年目にもなるわけで、そういう意味で……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本共産党)

○村上(弘)分科員 私は、パート労働者の労働条件、特にこの一月から試行されております雇入通知書の問題に主にしぼってお聞きしたいのであります。  パート労働者の九十数%が婦人であるわけですが、労働条件がきわめて劣悪である。賃金が低い、格差はフルタイマーと比べて広がっておる、有給休暇はないし、いつ首になるかわからぬというような状況にあるわけです。大体、雇用されるときにどういう労働条件であるのかすらわからない、こういう状況が多いわけですが、そういう点で言えば、この一月から労働条件を明示するための雇入通知書ということが試行されておるということは一歩前進ではないかと思うのです。これは大きな社会問題でもあ……


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ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

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