村上弘衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○村上弘君 私は、日本共産党・革新共同を代表し、田中内閣の施政方針に対して幾つかの質問を行ないます。 いま、内外情勢は重大な転機を迎えており、国民は新しい政治への転換を強く求めております。総理も施政方針演説の中で、人間性を回復した平和な新しい日本をつくるために、国民のための政治を決断し、実行いたしますと述べております。だが、重要なことは、国民のための政治、新しい日本の具体的内容であります。 対米従属の日米関係を堅持し、大資本奉仕の経済政策を続け、軍国主義復活強化の道をさらに進めることがそれなのか。それとも、今日までの自民党政治を根本的に改めて、多くの国民が願っている平和、中立の日本、国民生……
○村上弘君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、総理に質問いたします。 八〇年代幕明けの国会における総理の施政方針演説を注意深く聞かせていただきましたが、まず私は、総理が八〇年代を展望して所信を述べられる以上、やはり前提として、七〇年代の自民党政治についての反省が必要であるということを申し上げたいと思います。(拍手) 総理自身は、七〇年代を首尾よく過ごしてきたように評価しておられるようでありますが、果たしてそうでしょうか。たとえば、いまわが国は、八〇年代全期間に及ぶほどの破局的な財政危機に陥っておりますが、これは、七〇年代に自民党政府が大企業本位の経済政策を推進し、無謀な赤字国債乱発政策……
○村上弘君 私は、日本共産党を代表し、鈴木総理の所信表明に関連して幾つかの質問を行います。 初めに、先日、衆参両院の国際軍縮促進議員連盟が、国会で原爆写真展を開くことを全員一致で決めました。第二次放射能の被爆者の一人でもある私は、心から賛同の意を表しますとともに、広島、長崎、全国の皆さんとともにその実現を願うものであります。(拍手) 戦後三十六年、いま世界は、戦争か平和かの重大な岐路に立たされております。今日、政治に携わる者の最大の責務は、二度と戦争への道を進んではならないということであり、とりわけ核戦争への動きは、どんなことがあっても食いとめなくてはならないということにあると思います。(……
○村上弘君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国鉄関連八法案に対する質問を行いますが、まず最初に、去る二十二日の自民党全国研修会において、総理は、アメリカには黒人とかプエルトリコとかメキシカンとかいうのが相当多くて、平均的に見たら非常にまだ低いと述べ、絶対に許されない人種差別、べっ視の発言を行っております。総理は部分だけ引用されたとして釈明をしておりますが、全文を読んでも、例えばアメリカでは今も黒人で字を知らないのが随分いますねなどと言っているように、人種差別発言はむしろ一層明白であります。さきの藤尾発言については文相を罷免されましたが、総理自身は釈明をするだけで、あくまでも責任を回避する……
○村上弘君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国鉄を分割・民営化するための国鉄関連八法案に対し、反対の討論を行います。(拍手) まず、百十四年の歴史を持つ日本国有鉄道を解体し、営利企業化する法案の審議を、わずか五十八時間の審議で一方的に打ち切り、委員会採決を強行したことに対して憤りを込めて抗議するものであります。これは、常軌を逸した審議妨害にもあらわれていたように、以下述べるような国鉄の分割・民営化の論拠の破綻と、その反国民性が広範な国民に明らかになる以前に、一日も早く通過、成立させようとする衝動によって強行されたものであるだけに、一層許しがたいものであります。 まず第一に、最も許しが……
○村上弘君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、竹下総理に質問いたします。 総理は、さきの日米首脳会談でも施政方針演説でも、「世界に貢献する日本」なるものを強調いたしました。では、日本はどのような立場で世界の何に貢献をするのか、これが問題であります。 私は、まず第一に、それは、日本が過去の侵略戦争に対して誠実な反省の立場に立つことであり、これを大前提に据えることだと思います。昨年の臨時国会で総理は、あの十五年戦争について、回避されるべきものであったと答えました。十五年戦争が侵略戦争だったからやるべきではなかったと言われるのか、それとも、負けた戦争だから結果として回避すべきであったと考えて……
○村上弘君 私は、ただいま議題になっている竹下内閣不信任決議案に対し、日本共産党・革新共同を代表して、賛成の討論を行います。(拍手) 竹下内閣は、発足以来わずか一年の間に、みずからに対するリクルート疑惑についてうそをつき続け引責辞任を余儀なくされた宮澤副総理を初め、三人の閣僚が反国民的言動や施策の結果辞任を余儀なくされ、今や内閣支持率は急落を続け、わずか一八%という世論調査の結果すら出ているのであります。まさに政権末期症状を通り越して、内閣存立の基盤そのものを失っていると言わなければなりません。 このように主権者国民が竹下内閣を見放しているのはなぜか。それは、言うまでもなく、竹下内閣が大型……
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