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野坂浩賢 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

野坂浩賢[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
812位
委員会発言歴代TOP500(衆)
200位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
545位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
689位
委員会発言(政府)歴代TOP500
380位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
173位
各種会議出席歴代TOP250
125位
各種会議発言歴代TOP100
84位
各種会議出席(無役)歴代TOP100
86位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
76位

33期委員会発言TOP100
84位
33期委員会出席(無役)TOP100
98位
33期委員会発言(議会)TOP50
47位
33期委員会発言(非役職)TOP100
76位
34期委員会出席TOP100
69位
34期委員会発言TOP50
42位
34期委員会出席(無役)TOP100
53位
34期委員会発言(非役職)TOP50
29位
34期各種会議発言TOP25
24位
34期各種会議発言(非役職)TOP25
22位
35期各種会議出席TOP5
4位
35期各種会議出席(無役)TOP5
2位
36期各種会議出席TOP5
2位
36期各種会議発言TOP10
6位
36期各種会議出席(無役)TOP5
2位
36期各種会議発言(非役職)TOP10
6位
38期委員会発言TOP100
75位
38期委員会出席(無役)TOP100
99位
38期委員会発言(非役職)TOP100
59位
39期各種会議出席TOP25
14位
39期各種会議出席(無役)TOP25
15位
40期委員会発言TOP50
43位
40期委員会発言(政府)TOP25
14位
40期各種会議発言(政府)TOP10
10位

このページでは野坂浩賢衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野坂浩賢衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○野坂委員 先日、各大臣から、それぞれ交通安全対策についての所信の表明がございました。特に運輸大臣におかれましては、交通安全の確保は最も重要な課題の一つであると考えておる、運輸大臣に就任をしてから輸送についての交通安全確保こそ運輸行政の最大眼目である、と言っていらっしゃいます。そして最後に、人命尊重の基本理念に立脚をした具体的な諸施策機を失せず強力に実施をして、事故の絶滅を期する、こういう所信の表明が述べられております。  そこで、この方針に基づいて今後具体的な施策を実施をされるわけでありますが、人命が何よりも大切である、こういう意味で、すべてに優先をして安全第一方式を策としてとっていかれる、……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1973/04/11、33期、日本社会党)

○野坂委員 きょうは、貨物自動車の過積みによる事故防止対策に対する点で参考人の各位においでをいただいたわけでございますが、皆さんのお話を聞いて、これから交通事故を防止する、そういう施策の参考になったと思います。  さらに突っ込んで皆さんに一々質問をしたいと思いますが、いまのお話の中で、過積みが一番事故になりますし、さらに過労運転、こういうことが事故につながる、こういうお話がございました。  そこで私は、過積みをして運転をされる運転手の泉沢さんに初めお尋ねをいたしたいと思いますが、この過積みは自発的にされるものか、あるいは経営者から要求をされるのか、そして荷主から要望されて積むのか、これと、賃金……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○野坂委員 この自動車事故対策センターの目的は、自動車事故の発生の防止と事故によります被害者の保護、これを増進することを大きな命題としておるわけであります。  そこで、国民の多くは期待をして、この事故対策センターができることによって事故の絶滅を期することができるだろう、そういう感じをもって読んだと思います。しかし、その多くの期待は私は裏切られておると思っております。  で、この交通事故というものは、事故前のことと事故後のことと、この二とおりになると思うのです。言うなれば、事故前の対策というのは自動車側あるいは道路側、運転者側、こういうことになろうかと思うのです。自動車側というと運輸、通産、ある……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○野坂委員 この船舶安全法の一部改正、それから船舶職員法の一部改正、これの提案の際に、大臣は、いわゆる海難事故を防止する、船舶の安全性を確保する、そういう意味で安全基準の強化等をやってきたが、今回お話がありましたように、モーターボートなりあるいは遊漁船、小型漁船が非常に増加をして、海難事故が増加する傾向を示しておる。いまの海上保安庁からの御説明でも、年々海難事故が増加をする傾向を示しておる。これはそういう意味で法律を改正するわけでありますが、船舶局長は、これは国の責任においてこの海難事故を防止をする、こういう立法の精神を踏まえていくという決意があるかどうか、国の責任において事故を防止をする、こ……

第71回国会 農林水産委員会 第11号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○野坂委員 ここ数日来、乳価の問題あるいは飼料の価格の問題、豚価の問題等をめぐって、農業と他の産業との所得の格差、これを解消し、是正をするために議論が発展をしております。そこで、私は農林大臣にお尋ねをしたいと思っておりましたが、大臣が御出席でございませんので、まず壁頭、政務次官に、農政に取り組む態度、こういう点を明らかにして各論に入っていきたい、このように考えております。  次官も御案内のとおりに、政府がいままでとってまいりました高度経済成長政策、それによって産業間の格差が拡大をしてきたということは、だれも承知をしておるところであります。具体的に言って、農業と他の産業との所得の格差がますます拡……

第71回国会 農林水産委員会 第13号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○野坂委員 まず農林大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、先ほどもお話がありましたように、農民の金は農民へ、そういう原則を踏まえてこれからの農業金融は進めていく、そういう質問に対して農林大臣は、高能率の農業をやる、生産性を高めて高福祉の農村を建設していく、こういうふうに胸を張ってお答えになったところでありますが、今日農村への金融還流はわずかに四割というのがいまの答弁でも明らかにされたところであります。なぜこのように還流をしないのか、その点をまず初めにお尋ねをしておきたい、こう思います。
【次の発言】 還流しないのはいわゆる金利が高い、またこれからの生産意欲を向上するように配慮しなきゃならぬ、こう……

第71回国会 農林水産委員会 第20号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○野坂委員 参考人の皆さん御苦労さんです。最初に松村さんなり織井さんにお尋ねをいたします。  今度の四つの法案、この特徴は、金融対策として貸し付けの対象者のワクが拡大されました。そしてまた、土地のレンタル制度、こういうものが特徴的に前に出ておりますが、まず私は、今日の農協も、時代の変遷を経て、手段方法、そういうものがだんだん変わってきたように感じます。そこでお尋ねしたいのは、たとえば一つの例として、末端農協は営農指導を中心にするか、生産流通面の一部門をになうか、あるいは農協が企業的な体質となって事業運営に力をいたすか、大きく分けて三つか四つあろうかと思います。都市農協と農村型の農協とがあります……

第71回国会 農林水産委員会 第24号(1973/05/10、33期、日本社会党)

○野坂委員 いま、それぞれ質問、答弁がございました。特に酪農問題について十分に対処をしていくという御答弁もございましたが、大臣がおられませんので、私はとりあえず政務次官にまずお尋ねをします。  その一番初めは、いま酪農でもお話がありましたように、異常な経営の実態だ、こういうのが現状であります。私が四月四日この委員会で農林大臣に、農業基本法に基づく自立経営の農家はどのような農家の姿なのか、こう質問をいたしましたら、耕種農業、いわゆる水稲作付面積は大体六ヘクタール、それからもう一つの例は、酪農の場合は大体四十頭で草地面積三十ヘクタール、要するに、これが自立経営農家の姿で、この方向に基づいて進めてい……

第71回国会 農林水産委員会 第29号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○野坂委員 林野庁林政部長ですか、伊藤局長にもあとでお尋ねをしますから、お帰りにならないようにお願いします。それから大臣にもおいでいただくようにお願いをいたしましたが、参議院の内閣委員会に出席をしなきゃならぬということでおいでをいただいておりません。  私は、去る五月の十日に林野庁長官代理に質問をして、木材の価格を押えることはできなかった、こういう御答弁をいただいたわけでありますが、その際に資料を要求をしてちょうだいいたしました。しかし、不十分な資料でございますので、その後さらに検討を深めております。  私はまず質問をしたいのは、今日の物価上昇、しかも昨日は大工、左官の皆さん方が丸紅飯田に押し……

第71回国会 農林水産委員会 第36号(1973/06/26、33期、日本社会党)

○野坂委員 畑作の共済、園芸施設の共済に関する法案が説明をされたわけでありますが、私の持ち時間のうち、若干の時間を湯山議員が関連をして質問をいたしますので、よろしくお取り計らいをいただきたいと思っております。  この法律の目的は、お話がありましたように、農業経営の安定のための法律でありますが、この試験実施法案が今回提出されるまで昭和三十九年以来、畑作共済制度の検討会なりあるいは農業保険問題研究会等で検討をされたわけであります。検討された結果がこの数年間かかって出されておりますけれども、評判があまりよくありません。農林省が審議会にかけたそれまでの試案として「農産物需給の展望と生産目標の試案」の中……

第71回国会 農林水産委員会 第40号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○野坂委員 ただいま農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案についてそれぞれ提案理由の説明を承りました。農林大臣は所用があるようでありますから、劈頭にまず考え方を聞いて、それからまたあとでお尋ねをしたいと思っております。  まず農林大臣にお尋ねをいたしますが、いままでそれぞれ法案が上がっております。その際にはすべて附帯決議がつけられておりますが、それを受けての大臣の所信表明は、その決議を尊重して誠意をもって善処するということばが必ず付されております。従来からそういうのが一貫して所信表明の中で述べられておるわけでありますが、その附帯決議というものは、いま申し上げましたように、具体的に誠……

第71回国会 農林水産委員会 第44号(1973/07/12、33期、日本社会党)

○野坂委員 この間私が質問いたしましたときに、陳情がおいでになって農林大臣が途中で退場されましたので、それから内村局長とお話をしたときに、新法と旧法の関係の退職年金者、遺族年金者、障害年金者の数約二千人というお話をして、その際に数字が合わなくて、あとで議論をさしていただきたいということを申し上げました。きょうこの年金法が採決になりますから、それをはっきりしておきたい、こう思います。  内村局長に初めにお尋ねをいたしますが、三十四年と三十九年の旧法、新法の問題です。その五年間にわたります退職年金者二百人程度ということから、それを新法並みに合わせるということになりますと、本年は幾ら計算をしても千六……

第71回国会 農林水産委員会 第47号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○野坂委員 農林大臣にまずお尋ねをいたします。  午前中に宮脇中央会長その他農業会議所の専務理事等もおいでになりました。あなたのおことばをかりますと、食糧需給をめぐる情勢は非常にきびしいものがある、こういう表現であります。特にいまの米価をめぐって、生産者はもちろん消費者も含めて、この米価決定には異常な関心と注目をしております。その米価の決定が、八月の一日から三日間米価審議会が開かれようとしておりますが、特に米価審議会について宮脇会長は、この審議会は世論を聞くと非常に非難されておる、あってなきがごとき状態である、こういうお話がございました。農林大臣はこの米価審議会についてどのように評価されておる……

第71回国会 農林水産委員会 第51号(1973/09/11、33期、日本社会党)

○野坂委員 農林大臣がおいでになれば基本的なことをただしてそれから具体的に林野庁長官にお尋ねをしたい、こういうふうに思っておりました。政務次官もおいででございますが、できるならば農林大臣の御出席をいただいて後、基本論についてお答えをいただきたい、こう思います。  それでは、まず林野庁長官にお尋ねをいたしますが、いま森林資源そのものは国民にとって非常に重要な役割りを果たしておることは御案内のとおりでありますが、最近における伐採は、生長、そういうものを勘案いたしましてもちろん伐採が行なわれるわけでありますけれども、生長量に対して伐採量というのは大体どの程度なのか、また生長量は具体的に数量としてどの……

第71回国会 農林水産委員会 第57号(1973/11/09、33期、日本社会党)

○野坂委員 沖繩あるいは奄美大島等のキビの問題をめぐりまして朝来から討論があったわけでありますが、私は農林大臣に、今日のわが国の情勢を踏まえて、経済閣僚として、あるいは農林大臣としての見解を聞きたい、こういうふうに考えておりましたが、御存じのとおりの米価審議会のほうに行かれたというお話でありますから、中尾政務次官に――政務次官の中でも大胆にものを言うし、政策としても強く押し出すという方でありますから、あなたに具体的に聞いておきたいと思います。  まず最初に、あなたがよく政治というものは国民のためのものだとおっしゃっておるように常々お聞きをしております。したがって、国民が期待する、国民が願望する……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○野坂委員 総理府の秋山さんにまず質問します。  総理府の長官なりあるいは建設大臣、運輸大臣、それぞれ当委員会に御出席をいただいて、所信表明の演説をお聞きをいたしました。その中で、それぞれ担当省が御努力をされまして、今日交通事故は漸減の傾向にある、そういうお話でありましたが、それぞれセクト的にはそのとおりだと思うのですが、総理府はそれを総括をしていらっしゃるわけですから、どういうウエートで考えられ、今後、航空あるいはレールの上を走っておる汽車や飛行機は別として、路上が一番多いというのが今日の現況でありますから、これを激減をさせるという方向の対策を各省庁とどのように具体的に相談をし、メリットある……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○野坂委員 時間がありませんから、大臣に直接お伺いいたします。  この法律ですね、いま小此木先生からもお話がありましたが、このモントリオール条約の批准によりまして国内法の整備をはかる。このモントリオール条約の批准国は私は四十九カ国というふうに承知しておりますが、その後ふえる傾向があるかどうか、そしてその見通し、動き、こういうものについてとりあえずお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでこのモントリオール条約を受けて国内法の整備をされるわけでありますが、この国内法の整備にあたって、今度の法律の中身を見ますと、大体三条と六条、これが新しく出ておるもので、他は航空法にそれぞれあるものであ……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1974/04/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○野坂委員長代理 以上で各参考人からの御意見の開陳は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小此木彦三郎君。
【次の発言】 鶴海さんにお尋ねをいたしますが、いままで参考人の皆さんいろいろ答えていただきました。特に浜本さんからもお話がありましたように、過積みをするとブレーキがききにくくなると黄色の本の十九ページに詳しく書いてあります。しかも過積みは過労につながっていく。だから、過積みをすれば事故があるということが想定をきれる、こういうことが言い得るわけです。それにもかかわらず過積みをする。東京鉄鋼埠頭の社長でありますか、それは問題は運賃であるというお話もあっ……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第16号(1974/05/16、33期、日本社会党)

○野坂委員 それでは、質問の通告がおくれておりましたので、お集まりになったところから……。  大蔵省にお聞きしたいと思います。  この間の委員会で保険部長から御答弁をいただいたのでありますが、自賠責の保険の限度につきまして、死亡者五百万が一千万一傷害の場合は五十万が八十万。私が百万円を提起いたしまして、検討するというおことばをいただいております。その際に、自賠責の審議会が答申をしておるわけでありますが、この支払いにつきまして、すぐには被害者の手に渡らない、こういう状況がございます。特に大蔵省のお話では、一カ月以内にその金は渡るということでございますけれども、その調査の段階に至るまでの手続であり……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1974/05/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○野坂委員長代理 参考人等の問題につきましては、後刻理事会にはかって協議をいたします。

第72回国会 社会労働委員会 第16号(1974/04/08、33期、日本社会党)

○野坂委員 雇用保険法案の中身、特に私は季節労働者の問題について質問をしていきたいと思っております。  農林省の方、おいでですか。――まず農林省の方にお尋ねをしたいと思うのですが、いわゆる季節労働者、出かせぎ労働者は、ここ十年程度の間減少しておるのか増加をしておるのか、まず農林省にお尋ねをして、同じことを建設省がおいでになれば建設省にも聞きたいし、最後に労働省から見解を聞きたい、こう思っております。
【次の発言】 建設省いますか。――じゃ労働省、お願いします。
【次の発言】 農林省にお尋ねをしますが、何名ですか。労働省の見解と同じですか。

第72回国会 農林水産委員会 第5号(1973/12/18、33期、日本社会党)

○野坂委員 ただいま、農林大臣から、農林大臣就任の弁及び今後の農政に関する展望と対策について、決意の表明がございました。特に、大臣が就任をされまして、記者会見でお話しになりましたことが新聞紙上に発表されておりますが、国民に政治に対する信頼感を持たせること、きめのこまかい行政はこのようなことが非常に重要であるということを強調され、世界的な食糧需給の窮迫に対処して、でき得る限り国内生産をふやして自給率を引き上げていきたいというお話しがあり、ただいまも、未利用地の活用、農用地の確保、備蓄制度の強化という点がお話しにございました。  そこで、私がまず大臣に質問したいことは、今日の食糧の自給率は何%であ……

第72回国会 農林水産委員会 第27号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○野坂委員 せっかく大臣においでをいただきましたので、大臣にお尋ねをいたしますが、食料供給源としての水産業との位置づけについてまずお尋ねをしたいと思います。  動物源の食料は最近世界的に次第に不足の傾向にあると思われます。それを補うために、各国それぞれ水産物を重視しておるというのが今日の現況でございますが、特に、わが国におきましては、国土が狭隘でございますから、そういう関係から見て、水産資源確保という点については、その必要性は非常に高いと思うのであります。したがって、この原則を確認して、いま漁獲高というのは大体一千万トン程度と考えておりますが、今後この一千万トンをさらに上昇させるのか、確保する……

第72回国会 農林水産委員会 第30号(1974/04/09、33期、日本社会党)

○野坂委員 保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を伺いましたが、「昭和二十八年の大災害を契機として山地災害の防止を主目的に、昭和二十九年に制定されたものであります」ということであります。そして、今日の「国民経済の発展に伴う水需要の増大に対処して、水源涵養保安林の配備の促進を主たる目的として」と言われて、以下いろいろと言われておりまして、「当初の目標を達成する等相当の成果をおさめた」と、自画自賛をしております。しかし、今日、「保安林をめぐる情勢はかなり変化しており、」ということも指摘をされておりますし、長官が補足説明をされましたものによっても、「第一期、第二期ともに目標を上……

第72回国会 農林水産委員会 第32号(1974/04/23、33期、日本社会党)

○野坂委員 できるだけ重複を避けますが、質問に入る前にただしておかなければならない点がありますので、再度お聞きをしたいと思うのであります。  まず、一番初めに、これは局長でもどちらでもいいのですが、農業者の年金加入者は当初何名くらい計画をしたか、それから実績はどうなのか、現在の農業者は、農家戸数は一体何戸なのか、その点を聞きたい。
【次の発言】 当然資格者、いわゆる五十アール以上、あるいは三十アールから五十アールまででも年間七百時間農業に従事をする方々、そういうものを含めて二百二十万戸ですか。  それから、今日わが国では五百万農家と言われておりますが、その他の農家の皆さんのはどのようにお考えに……

第72回国会 農林水産委員会 第35号(1974/05/07、33期、日本社会党)

○野坂委員 最初に、基本的な問題を政務次官の山本さんにお伺いをしたい。  この法律をこの連休の間にいろいろ読んだのでありますが、非常にむずかしくてわかりにくい。地元の農協の職員の皆さん等に、あなたの年金はいまの法律を改正してどの程度になりますかと聞きましてもなかなかわからない、わかりにくくなっておるというのがこの法律の実態であります。この提案の理由の説明は大臣が行なわれましたが、改善点は五点あげておられますが、こういうことはよくわかっておるのだろうかと、と、私自身がよくわからないものでありますから、そういうふうに思いました。  次官としては、指導者でございますし、責任者でありますから、この法案……

第72回国会 農林水産委員会 第37号(1974/05/09、33期、日本社会党)

○野坂委員 最初に林野の関係をやりまして、それから構造改善をやって、構造改善局長にお願いして、最後に食糧庁にお願いしたい、こういうふうな順番でやりたいと思います。  林野庁の長官にお尋ねをいたしますが、ことしは、不順な年でもございまして、東京でも三月の下旬に大雪が降るというような状況にございました。しかも、局地的な豪雪もございまして、私どものほうでは山林地帯に豪雪が、特に春ございました。全国的にも、東北、北陸地方でもあったようでありますが、その辺の集約は今日どの程度まで進んでおりますか。
【次の発言】 大体全国的な情勢はわかりましたが、特に私の地元の鳥取県のことを詳しくお話しをして、御意見を聞……

第72回国会 農林水産委員会 第39号(1974/05/15、33期、日本社会党)

○野坂委員 参考人の皆さんには非常に多忙なところをおいでをいただきまして、たいへんありがたいと思っております。  きょうは米価要求大会がありまして委員の数が少ないのでありますが、委員長にかわってこの点おわびを申し上げておきます。  この肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案は単純延長でありますが、これの内容は、いま皆さんからお話しがございましたように、肥料の内需の安定、国内価格の安定、輸出の調整、これが一つの大きな目的であります。したがって、この法案についての意見を述べられたわけでありますが、今日の肥料の状況についてまずお尋ねをしたいと思いますが、皆さんからお指摘をいただきましたように……

第72回国会 農林水産委員会 第42号(1974/05/23、33期、日本社会党)

○野坂委員 倉石農林大臣にお尋ねをいたします。先ほども同僚委員から質問があったわけでありますが、時間がありませんから、基本的なことをお聞きをして終わりたいと思っております。  大臣もしばしば本委員会でお話しになっておりますように、最近の食料事情は世界的に逼迫をしておりますし、そのために世界各国ともに食料の増産計画を立てておるのが現状であります。わが国におきましても、ことしの農業白書等を見ましても、それらの政策をとると書いてはありますが、昭和三十五年から今日まで食料の自給率は年々低下いたしております。特に、穀物等におきましては四三%という自給率を示しておりますが、一方、農家の皆さんは、社会労働委……

第72回国会 農林水産委員会 第46号(1974/07/18、33期、日本社会党)

○野坂委員 次官にお尋ねをいたしますが、いま米価審議会に政府が諮問をしております米価は、アップ率が二五・五%で、一万二千九百二十七円ですか、それが諮問をされておりますが、農林省の責任者として、また、米作農民の輿望をになっておる農林省、食糧庁としては、それが農民の理解を得られる値段で、また一番いい値段であるというふうにお考えですか。
【次の発言】 与えられた時間は三十分しかありませんので、簡単に答えていただきたいと思います。  十五日にあなたは農家の皆さんと公開で質疑、討論をされました。そのときに、私は農民の立場に立って考えておる、だから新聞を見てくれということを盛んに言われましたですね。三回言……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、日本社会党)

○野坂委員 私は、東海道新幹線の事故多発による問題について通告をしておりましたが、いま井上議員のほうから高知県のバス問題について質問があり、運輸大臣から御答弁がありました。それに関連して一、二ただしておきたい、こう思います。恐縮ですが、大臣に御答弁をいただければ幸いですし、もし御答弁ができなければ、担当の方がおいでにならなければ、あとで資料をいただく、こういうことにしておきたいと思います。  住民の足を守る、こういう立場で、来年度はその住民の要望に沿って赤字路線バスについては思い切った予算措置を講ずる、これが御答弁でございました。それまでにテレビその他で約四倍あるいは五倍、私たちは百億とも八十……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1974/09/20、33期、日本社会党)

○野坂委員 まず大臣にお尋ねをして、あと国鉄総裁、その他の皆さんに御質問をしたいと思います。  九月九日にこの委員会で私も質問をいたしましたが、そのときに国鉄側から、七月の正確な平常運転というのは三十一日間のうち十日間であった、こういう御報告をいただきました。それほど運転は正常に行なわれていない、こういうことが言えるわけであります。したがって、運輸省は大臣の名をもって異例の警告を八月にされました。そして、いま御答弁がありましたように、九月三日に国鉄は中間報告を大臣にされております。こういう状況の中で、九月十二日にATCにおけるああいう事故、そしてまた今月の十五日には小田原付近で何か箱のふたがた……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/11/11、33期、日本社会党)

○野坂委員 この間私ども新幹線の事故対策のためにいろいろ調査をいたしました。その結果に基づいて国鉄当局に見解を求めておきたいと思います。  まず初めに、国鉄は運輸大臣の勧告に基づいていろいろと協議され、事故をなくするために、来年一、二月ごろに日中に列車をとめて運休をして、すべて万般にわたって検査をするということでありますが、何日間、そしてそれは延べ何時間、実施をされるのか、またその日時がはっきりしておりましたら、お話をいただきたいと思います。
【次の発言】 四回実施をするということでありますが、それから聞いておきたいのは車両の更換ですね、これは走行何キロ走ったら車両は更換をいたしますか。そして……

第73回国会 農林水産委員会 第3号(1974/10/14、33期、日本社会党)

○野坂委員 畜産局長がおいででありませんから、高須さんのほうにお尋ねします。  朝来から議論がありました飼料の問題なり肉用牛の問題についてお尋ねをいたしますが、まず、最初に、牛肉の資源は世界的に不足をしておるというふうに長期の展望に立って当時説明がございましたが、今日の段階で肉用牛は何頭いるのか、そして、今後の展望としてどの程度頭数をふやすとお考えになっておるのか、お尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 百七十万頭から百八十万頭というお話しがございましたが、昭和四十五年百七十八万九千頭、現在では百七十五万二千頭というふうに把握しておりますが、そういうふうに考えてよろしいか。

第73回国会 農林水産委員会 第4号(1974/11/12、33期、日本社会党)

○野坂委員 簡単に質問をして終わりたいと思いますが、まず、米のことです。米につきましては、国民の食糧を確保するということが一つと、生産者に対しては、生産費や物価や米の再生産を期すという意味で、来年もまた新たな意欲で生産に従事をしてもらわなければならない。こういう考え方を基本にして、生産者の状況から質問をしていきたいと思います。  地域の問題で恐縮でございますが、陳情書も出してありますから長官はすでに御存じのとおりだと思うのですが、私の出身の県であります鳥取県に日野郡という地域がございます。この郡部には四つの町村がございますが、全部過疎地域に指定をされて人口が減りつつありますし、今日の産業という……

第74回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、日本社会党)

○野坂委員 政務次官にきのうも私ども要求事項を持って話し合いに参りましたが、そのときにお話がありました長距離トラック運転者の公共休養施設について、まずお尋ねをしたいと思います。  これにつきましては、御承知のとおりに、いままで参考人をこの委員会で二回も招致をして、交通安全に対し、交通事故防止のために過積み、過労運転をなくする、この立場でいろいろと検討されました。その際に、学者、学識経験者あるいは運転者自体の統計から見て、二百キロ程度走行いたしますと非常に疲れをみるということが本委員会で明確になってまいりました。したがって、休養をすることが必要であるという観点から公共休養施設の設置の問題が委員会……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1975/02/19、33期、日本社会党)

○野坂委員 交通安全に対する各関係の大臣、長官、委員長は交通事故の問題を取り上げられまして、特にこの四年間連続で交通事故は減少しておるということを指摘され、特に死者の数は一万一千四百人となりまして、昭和三十七年当時と同じになったということを指摘をされております。しかし反面、今日なお六十五万人にも及ぶ交通事故者があるというこの現状から一日も早く脱却をして、交通安全を確立をして事故の絶滅を期する、こういうのがどの大臣からも述べられたことであります。  したがって、この絶滅を期するために、総理府といたしましては、もちろん交通安全対策室も持っておられ、全関係省庁と一体となってこの絶滅を期する、こういう……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1975/03/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○野坂委員長代理 次に、沖本泰幸君。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1975/03/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○野坂委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長が所用のため出席できませんので、指名によりまして、私が委員長の職務を行います。  自動車安全運転センター法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。勝澤芳雄君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。     午後零時七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。小濱新次君。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1975/05/07、33期、日本社会党)

○野坂委員 いま春闘も厳しい情勢のときでありますが、これらの問題も受けて、私は昨年の四月四日、関係の省庁の皆さんにお尋ねをしてきた経過がございますが、それらの点について余り進んでいない、こういう認識に立っておりますので、以下の問題を具体的に挙げて、それらについてどのようにお考えか聞いて問題を詰めていきたい、こういうふうに思います。  まず最初は、トラックの問題でありますが、ハンドルを持つ時間の問題について労働省にお尋ねをしたいと思います。  去年の四月四日に堀野さんという参考人をこの委員会に呼んで、交通の安全、そういうことから見てどの程度が連続ハンドルを持つ時間として適当かということを尋ねまし……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1975/05/22、33期、日本社会党)

○野坂委員 おとといの二十日午前零時五十一分、そのころに東北本線の名取駅南方の方から走ってまいりました貨物列車が脱線をしたという記事が出ておりますが、この東北線の貨物列車事故の概要とその原因について、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 現在調査が進められておるということでございますから深くは追及をしませんけれども、仙台の局長は取り扱いについては規則どおり実施をした、こういう談話が発表されておるわけです。お話がありましたように八千五百人に上る乗客が非常に迷惑をした。しかも途中でブレーキの故障に気がついて、船岡駅で十分検査をしてそれから発車をした。ブレーキ不良六十五キロ注意とか、こういうふ……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1975/06/25、33期、日本社会党)

○野坂委員 総理府の方に最初にお尋ねをいたします。  去年の五月この交特の委員会で私もお尋ねをしたのでありますけれども、今日、交通事故は減少しつつありますが、裁判なりあるいは賠償等の問題について、被害者の方はその決定が遅い、こういうことから、できるだけ早くその結論を得たい、こういう動きもあります。したがって、二月に交通裁定委員会ですか、そのものができ上がったということであります。その交通委員会から交通事故裁定センターというものが申請されておるということでありますが、この裁定委員会から裁定センターとして申請があった経緯はどのようなものであるか、まず伺っておきたいと思います。

第75回国会 商工委員会 第29号(1975/06/27、33期、日本社会党)

○野坂委員 通産大臣が御出席でございますので、冒頭に大臣にお尋ねをいたします。  最近の経済の動向、景気の動向、こういう状況なり、あるいは本会議等で関係大臣が明らかにされておりますが、資源のないわが国、そういう立場から、いままでとってまいりました高度経済成長ということは、これから低成長といいますか、安定成長の方向に入ると思うのでありますが、通産大臣としては、これからの経済の動向はどのように推移するとお考えでありますか。
【次の発言】 これからの経済の動向は、政府としては安定成長を進めるということでございました。  振り返ってわが国の経済の状況を考えてまいりますと、昭和三十五年以来高度経済成長政……

第75回国会 農林水産委員会 第5号(1975/02/18、33期、日本社会党)

○野坂委員 大臣の所信表明の演説に関連をして質問をさせていただきたいと思うのでありますが、去る十二日、十三日と相次いで質疑が行われたわけでありますが、どの委員も申し上げておりますように、農林大臣は、御就任になりますと早早に攻めの農政を強く訴えられてまいりました。さらに、この二日間の中で、あなたの政務次官の江藤さんもお話しでありましたが、農家の皆さん、農民の心に触れ合う農政を推進すると言い、そしてあなたはあすへの希望を持つ農政を展開をするのだというふうにお話しになりまして、統一選挙間近でありますから、くにへ帰って聞いてみますと、安倍農政に期待するところは大であります。  したがって、いま申し上げ……

第75回国会 農林水産委員会 第14号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○野坂委員 昭和四十四年に制定をされました農業振興地域の整備に関する法律は、二つの柱によってでき上がっておると私は理解をしております。  一つは、農業地域の確保と保全、もう一点は、当該の農業地域について、農業に関する公共投資、農業の振興に関する施策を計画的に推進すること、そして、この二つを両輪のように進めていくことがこの農業振興地域の整備に関する法律である、この二つが基本だというふうに考えておりますが、そのように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、農用地の保全、確保、さらには拡大ということがねらいでございますが、それが施行されましてから五年間、事志と違って農用地は……

第75回国会 農林水産委員会 第26号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○野坂委員 委員長にお願いをしておきましたが、早く会議を進めるために被害の現物を政府に提出します。  いま、政府から、五月末から六月上旬にかけまして降ひょうのあった被害の把握の状況の説明がされましたが、この説明の中で、統計情報部等が二十日以内にその状況を集約して対策を実施したいという御報告でございました。私はいま御報告のありました中の被害県であります鳥取県の出身でありますが、鳥取県なり岡山県なり、あるいは滋賀県なり高知県なり、相当の県が被害を受けたわけでありますが、鳥取県の実情といたしましては、五月の三十一日の正午ごろから約三十分間と夜の八時過ぎから約二十分間降ひょうがございまして、大きさは十……

第75回国会 農林水産委員会 第27号(1975/06/17、33期、日本社会党)

○野坂委員 それでは、最初に厚生省の方にお尋ねをしたいと思うのです。  社会保障制度審議会等の答申を見ましても、「五十一年度には、わが国の年金制度の総合的な見直しが行われると伝えられているので、共済年金関係も当然それに応じた大幅な改正が行われなければならない」と述べられております。いわゆる年金制度について五十一年度は見直すといいますか、洗い直す時期に来ておると言っております。また、厚生省におきましては、ことしの一月六日の新聞等を見ましても年金制度の一本化構想が出されております。仮称としては新国民年金法案、これの要綱をまとめて五月ごろに審議会に諮問するということが新聞に載っておりますが、この構想……

第75回国会 農林水産委員会 第33号(1975/07/03、33期、日本社会党)

○野坂委員 労働省にまず最初お尋ねをいたしますが、時間が初めから非常に制約をされておりますので、予定を変更して直截にお尋ねをしたいと思うのです。  現在の失業者は現時点で同名いるのか、その失業者の生活の状態はどのように把握をされておるのか、この点をまず伺いたい。
【次の発言】 失業者の方は全部失業保険をもらっておりますか。もらっていない人があるとすればどの程度ですか。
【次の発言】 その百五、六十万人の就職を希望されておる方は、大体どういうところに居住されておるのですか。
【次の発言】 失業保険をもらっておる諸君のほかに五十万人程度は失業保険を受給されていないと私どもも承知をしております。それ……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/11/12、33期、日本社会党)

○野坂委員 交通安全を図るために、特に昭和四十一年から第一次三カ年計画、第二次三カ年計画、現行五カ年計画、新たに新五カ年計画等、そういうふうに総合的に進められておりますが、当初この計画を進められるに当たって予想した死者なり負傷者というものは、予想どおり大体進行しておりますか、総理府の副長官にまず冒頭お尋ねいたします。
【次の発言】 現行の五カ年計画、これについては当初あなた方は一万九千人を想定をしておった。しかし現実は一万一千人に激減をした。これは予想以上だったですね。三木内閣の中では、すべて見直しに見誤りが多いのでありますが、これについてはまことに結構な見誤りであったと思うのであります。しか……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1975/12/11、33期、日本社会党)

○野坂委員 一番最初に、総理府の竹岡室長にお尋ねをいたしますが、この間交通の安全に対する決議が行われまして、資料によりますと、総理府が昭和四十五年に行いました交通事故の長期予測によりますと、昭和四十九年における死者数は一万九千七百三十七人と予測をされておりました。しかし、実際の死者数は一万一千四百三十二人でありまして、総理府の予測と大きく変わったことは喜ばしい限りでありますが、四十五年をピークにして漸次死傷者は減少をたどってきました。この間の決議にもありましたように、安全施設の手を緩めますと、再び事故が増勢するという状況にある、こういう指摘もございまして、昭和五十六年には最低といえども八千四百……

第76回国会 農林水産委員会 第3号(1975/11/06、33期、日本社会党)

○野坂委員 政務次官から聞きましょう。  昨日もいろいろと米の問題等について議論がございました。私は今度の国会は国民の皆さんによくわかりやすい国会にしなければならぬということを議運の皆さんから確認をされておるわけでありますが、そういう意味でわかりやすく答えていただきたいと思うのです。  ことしの八月に「総合食糧政策の展開」というような農林省の案が出されております。その中で稲作の転換、これが図られておるわけでありますが、これは具体的にどういうことをいっておるのか、政務次官にまず聞きたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、米の需給の関係からそういうことを考えたのだ、稲作の転換を図っておるのだ……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○野坂委員 ただいま総務長官から交通安全基本計画についての説明をいただきました。私は、まず、陸上交通の交通安全対策についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、現在の車両数というのは大体何千万台ありますか。警察庁の交通局長にお願いします。
【次の発言】 そのうち白と青とを分けてどういうぐあいになりますか。――後で答えてもらいます、時間がありませんから。白は大体千六百万台ぐらいあるじゃないですか。見てください。  いま総務長官からお話がありました第二次の基本計画でありますが、従来にもまして交通安全対策を総合的かつ強力に推進する、だから四十五年のピーク時の半減にしてみせるということであります。私は五……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1976/05/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○野坂委員長代理 次に、土橋一吉君。
【次の発言】 どなたに質問ですか。
【次の発言】 次に、小濱新次君。

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1976/05/20、33期、日本社会党)

○野坂委員 まず、保険の問題について大蔵省の保険部長にお尋ねします。  五月の十二日のこの委員会で、自賠責保険に関する運用益の問題について部長にお尋ねをいたしました。損保会社のいわゆる自賠責保険の赤字は百六十五億円に上るというお話があり、運用益をこれに充てる、いわゆる補てんをするというお話もあったわけであります。しかしその時期はいつかということを検討しておるということでございますが、保険料のあり方につきまして、純保険料というのと付加保険料というのが保険料の中に含まっておるわけでありますが、この運用益をこの保険会社の損失に充てる、その時期等について検討しておられるならば、その時期と、保険料の中で……

第77回国会 農林水産委員会 第4号(1976/03/04、33期、日本社会党)

○野坂委員 皆さん多忙のようでありますから、まず政務次官にお尋ねをしておきたいと思います。  去る二月四日以降、国会はロッキードの問題で異常な空気であるということは御案内のとおりであります。この中で、問題の解明はされておりませんが、いまその焦点にあるのは病床にある児玉氏、そして証言が行われましたけれども非常に疑いを持って見られておるのは丸紅だ、こういうふうに指摘しないわけにはまいらないと思うわけであります。三木総理を初め日本の名誉にかけて、あるいは民主政治の根幹に触れる問題である、こういう立場から、この解明を急がなければならない、こういうふうに私どもは思うわけであります。政務次官もそのとおりに……

第77回国会 農林水産委員会 第8号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○野坂委員 委員長からお示しのありました農業者年金基金法の一部改正、農林年金法の一部改正の二法案について質疑に入りたいと思います。  まず、農業者年金基金法の一部改正について局長にお尋ねをいたします。  いま大臣から提案理由の説明がございましたとおり、本年金基金法は政策年金として昭和四十五年の五月に成立をいたしました。そして四十六年一月一日から業務は開始をされたのでありますが、政府は法律制定当初この加入者を約二百万人と予定しておりました。したがって、当初予算に計上されましたのは百八十五万人、四十九年度以降は百六十五万人を計上してまいられたわけであります。しかし、五十年の三月末の現状というのは、……

第77回国会 農林水産委員会 第9号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○野坂委員 時間がありませんから簡単に率直に尋ねますから、農林大臣から明快にお答えをいただきたいと思います。私の持ち時間はあと三十分足らずでありますから、よろしくお願いします。  いま芳賀議員からも御質問がございました農業者年金の基金、そのうちの完全積立方式の問題についてお尋ねをいたします。  農林大臣から、他の年金は修正積立方式、農業者年金は完全積立方式、修正積立方式については将来の加入の推移を見て決めたい、努力をしたい、こういうお話がございました。したがって、昨日私が構造改善局長にお尋ねをしたところ、その加入の推移ということが中心になるようでありますから、十年後には農業者年金基金加入者は百……

第77回国会 農林水産委員会 第12号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○野坂委員 それでは、私に与えられた時間は非常に限られておりますので、簡単に要点だけを質問をいたします。したがって、明快にして前向きな御答弁をまず最初にお願いをしておきたいと思うのであります。  まず、林野庁長官にお尋ねをいたします。  本年は私たちの鳥取県では豪雪はありませんでした。しかし、昨年、一昨年と相次いで豪雪被害に見舞われまして、倒木起こしあるいは再造林、こういうことを進めてまいりました。しかし、この倒木なり造林の補助対象というものが、〇・一ヘクタール以上というふうに措置をしてあるわけでありますが、各山村地域を歩いていろいろと農家の皆さんや林業家の皆さんと話し合ってまいりますと、大き……

第77回国会 農林水産委員会 第14号(1976/06/22、33期、日本社会党)

○野坂委員 いまのひょう被害の問題について簡単に触れておきます。  安倍農林大臣ないしは他の政府の方から御答弁いただきたいのですが、いまも同僚議員からお話がありました。この前の農林水産委員会で私が、五月三十一日にわが鳥取県にもひょう被害がありました、こういう質問で天災融資法の発動についての見解をただしました際に、この天災融資法の適用は、天候が同じような状況で、そして同じ時期であれば、全国的に国民経済に重大な影響、具体的な数字は約六十億円を水準として考えたい、六月いっぱいにもひょう被害はある、こういうふうに判断されるので、そのトータルを待って六十億になれば、全国的にそのものを一括して天災融資法の……

第77回国会 農林水産委員会 第16号(1976/08/10、33期、日本社会党)

○野坂委員 去る七月の七日に開かれました米価審議会は、八日の日に生産者委員が一斉に退場するという事態を招いて、十日に閣議で決定をされました。その中で五年間で生産者米価と消費者米価の逆ざやは解消するという決定もされ、農家にとりましてはいよいよ農業は深刻化をしてくる、崩壊をするのではないかという心配があるわけでありますが、米の作柄についても大臣は非常に注目をしておられることは間違いがないと思うのであります。農林経済局長等もお呼びしておるわけでありますが、もし大臣が今日の現況を知っておられるならば、米の作柄状況についてはどのように把握をしておられるのか、そしてまた農業資材等の前年今日との対比はどの程……

第77回国会 法務委員会 第13号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○野坂委員 質問する前に、稻葉法務大臣初め皆さんの御出席をいただいておるわけでありますが、最高裁判所の長官を御要請申し上げたのでありますけれども、退任に当たっての裁判官会議だとかいうことで御出席がございません。したがって、それらの問題に触れないように質問いたしますけれども、法務大臣に全般的なことをお尋ねをしていきたいと思っております。  まず一番初めに、一般的な考え方を大臣にお尋ねをしたいと思うのでありますが、たとえば裁判所、たとえば検察側、こういうような裁判なり捜査というものについては公正妥当なものであろう、またそうならなければならない、こういうふうに私どもは考えておるわけでありますが、法務……

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○野坂委員 いま交通安全に関係する各大臣なり政務次官から決意の表明があったのでありますが、いまの勝澤委員の問題に関連をしても、交通安全と車の数量というものは非常に密接な関係があるということは、従来からこの委員会で議論をされてまいりました。  そこでお尋ねをいたしたいのは、今度の総務長官は、特に総合交通対策の担当大臣、こういうことになっておるわけであります。この前のこの委員会で、これからの自動車の伸び率はどういうことになっていくのか、こういう私の質問に対して、昭和五十五年には自動車は大体三千七百万台になる、昭和六十年には四千四百万台になる、そういう傾向が見られるということがございました。受けざら……

第78回国会 商工委員会 第8号(1976/10/29、33期、日本社会党)

○野坂委員 私に与えられた時間は約四十分でありますが、この間に、ここ数年の間に大衆化が非常に進んでまいりました、われわれに余り縁がないのでありますけれども、宝石の取り扱いについて問題点を提起しながら、通産省や公取あるいは国税庁の皆さん方にお尋ねをしたいと思うのであります。  総選挙も目前に迫りまして私どもよく結婚式に出るのでありますが、若い男女が指輪の交換をしているほほ笑ましい姿を四六時中見ます。皆さんもそうであろうと思うのでありますが、この結婚の指輪が交換されておるのは七八%にも上っておりますし、この七八%のうちの四二%はダイヤだと承知をしておるのであります。日本のダイヤモンドの需要は全体の……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 外務委員会 第14号(1977/04/23、34期、日本社会党)

○野坂委員 参考人の皆さん御苦労さんです。時間がありませんので、早速お尋ねをいたします。  最初に池尻参考人にお尋ねをいたします。きのうも領海法の参考人においでになりました。そのときに、漁民の諸君たちは領海法なり二百海里の漁業水域を速やかに決めてもらいたい。いままで外国船が漁労をしておるときに、スクリューにロープを巻きつけて、血で血を洗うような戦いを続けてきました、しかも、漁業者に対して私たちは国益の前に漁民は忍ぶものは忍ぶんだというような説得は全く効果がないような状況である、こういう漁民の心情を吐露されまして、大きな感銘を与えた、こういうふうに私も承知をしております。その際に、いまもお話があ……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1977/04/13、34期、日本社会党)

○野坂委員 いまいろいろと法律の中身についてお話があったわけでありますが、まずこの法律の中身について質問をしておきたいと思うのです。  大体、法律というのはだれもがよく読めばわかるように書いてもらわなければならぬと思うのですけれども、いまも議論になった第九条の「狭い水道等」の問題がありますね。これについては、最後の方に「ただし、この規定は、帆船が狭い水道等の内側でなければ安全に航行することができない動力船の通航を妨げることができることとするものではない。」この「通航を妨げることができることとするものではない。」というのは、動力船の通航を妨げることはできない、あるいはその次の三項も同じように、「……

第80回国会 農林水産委員会 第3号(1977/03/10、34期、日本社会党)

○野坂委員 農林大臣の所信表明の演説に対する質疑でございますから、したがって、この表明に関して一つ一つ質疑を行い、問題を明らかにしてまいりたいと思います。  鈴木農林大臣は、所信表明演説の中で、農林漁業者の生活の安定と福祉の向上、そうして消費者である国民の皆さんに農林水産物の安定的供給を図ることを農林省の使命としており、その実現のために努力することを確約をする、こういうお話であります。農林漁業者の生活の安定、福祉の向上を、農林大臣の就任中には不満のないように必ず期待に沿ってそれは進めていく、こういうふうに言われたというふうに確認をしてもよろしゅうございますか。

第80回国会 農林水産委員会 第6号(1977/03/17、34期、日本社会党)

○野坂委員 米の生産調整の問題に関連をして、長官及びその他の方々にお尋ねをします。  五十二年度に九十万トンの米の生産調整をやるということでありますが、小麦の輸入はやあ五百万トンとか五百十六万トンとか五百五十万トンとかいろいろ言われております。麦類に関連をして、正確にどれだけどこから五十一年度は輸入をし、五十二年度の見通しも含めて御説明をまず最初にいただきたいと思います。
【次の発言】 いや、大麦とか裸麦、全部言ってく、ださい。
【次の発言】 国民の嗜好に基づいて、それぞれに輸入をされるわけでありますが、わが国の食糧の自給率を高めるためにも、麦作に力点を置いていらっしゃることも承知をいたしてお……

第80回国会 農林水産委員会 第15号(1977/04/07、34期、日本社会党)

○野坂委員 いま、後継者に農業に対する魅力と勇気を与えよという最終的な意見が述べられたわけでありますが、私は、この農業改良助長法の一部を改正する法律案に基づいて、いまお話があった後継者の問題を最初に取り上げて、政府の見解をただしたいと思います。  農業後継者の育成の問題については、さらに前進をさせていく、そういう意味でこの法案も提出をされておるわけでありますが、どの程度これからの後継者というものを育成をしていくという考え方であるのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 いま局長からお話をいただきましたように、仮称でありますが、県の農業者大学校とでも言いますか、この教育施設の現状は、四十三校……

第80回国会 農林水産委員会 第18号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○野坂委員 鈴木農林大臣は再度訪ソをされて四回にわたる漁業会談を続けてまいられて、お帰りになったことは非常に御苦労さまであったと思います。特に、いま悲痛な中にも、将来の展望を見出すために決意の表明もあわせてされたところであります。  そこで、私は大臣にまずお伺いをしておきたいことがあります。  それは、日ソの漁業会談が行われて終わった後、十五日にイシコフ漁業大臣と鈴木農林大臣の昼食会の席上において、イシコフ漁業相は一筋の期待を持たせる態度を示した、こう言って新聞が報じております。この感触について、鈴木農林大臣は福田総理にもそのように御報告になっておりますが、交渉が再開をされるということになれば……

第80回国会 農林水産委員会 第26号(1977/05/17、34期、日本社会党)

○野坂委員 農業者年金と農林年金二法が提案をされておるわけでありますが、私は午前中は農業者年金にしぼってお尋ねをし、午後農林年金の問題に入りたい、このように考えております。  お話もございましたが、まずお尋ねをいたしたいのは、今日の農業者年金の年度別の推移は農林省から参考資料としていただいておりますが、五十一年、五十二年の状況、それぞれ何名の加入者があるか、まずお尋ねをしたい。
【次の発言】 去年の五月十一日に当委員会において、いま水産庁長官になっております岡安さんから私の質問についてお答えがございました。農業者年金のこれからの推移の状況はどうか、こう言って尋ねましたところが、大体昭和六十年ご……

第80回国会 農林水産委員会 第30号(1977/05/26、34期、日本社会党)

○野坂委員 いまの麦の自給率はどの程度であるか、これを昭和二十五年を基準にして順次説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま局長から昭和三十年を一つの基準にとって御説明をいただいたわけでありますが、現状小麦は四・三%の自給率、大・裸麦は一〇一%だ。三十年は四〇・六と七二・八ですから、自給率が非常に低下をしておるというのが現状であります。  この認識の上に立って、自給率引き上げについていまも同僚の松沢議員からもいろいろとお話がありましたが、自給率を向上させるためにどのように努力をされてきたのか、農林大臣も全力を挙げて自給率向上に向けて努力をする、しておるというお話でございましたが、そ……

第80回国会 農林水産委員会 第33号(1977/07/19、34期、日本社会党)

○野坂委員 政務次官にまずお尋ねをいたしますが、この農林水産委員会の委員でもあります前総理の田中角榮氏は、事あるごとに本会議で、自分は農家出身であって、農民のための政策を推進をする、こういうことを強くお話しになってまいりました。現総理の福田赳夫氏は、だれよりも農民を愛し、何よりも農業を愛すという名言を吐かれております。これは政府が言っております。農業者が誇りと働きがいを持って農業にいそしめるよう、その体質の強化を進める、そして食糧自給力の向上を図ることを長期にわたる国政の基本方針とする、こういう言明がございます。これは裏を返して言いますと、他産業に従事しておる所得、これと農業の所得との格差とい……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○野坂委員 時間も相当経過いたしておりますので、ごく簡潔にお尋ねをいたします。したがって、政府側もきわめて簡単に御答弁をいただきたいと思うのであります。  いまお話がありましたように、私どもは空中においても海上においても、あるいは路上においても、それぞれまず安全というものを基本的に考えていかなければならぬ、こういうふうに思うのであります。したがって、私はいまの地上の問題についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、きわめて卑近な例を挙げながら政府の見解をただしてまいります。  御案内のように、十月十一日の午後に、きわめて過疎地域でありますが、私の出身県であります鳥取県の片田舎におきまして、大型の……

第82回国会 商工委員会 第4号(1977/11/01、34期、日本社会党)

○野坂委員 この国内法の問題についてこれから質疑に入るわけですが、田中通産大臣にまずお尋ねをしたいのであります。  通産大臣におなりになるまでは、たしか日韓協力委員会の事務総長だったと思うのです。その事務総長当時に韓国側との協力要請があったと思うのであります。私は知らないからその内容を聞くわけですけれども、お話があったということを聞いております。それについてはどのようにお答えになり、お話しになったでしょうか。
【次の発言】 今日、アメリカにおきましては、米韓の癒着問題についてフレーザー委員会等は深刻に議論をしております。わが国においても、日韓癒着問題は、国会以上に国会の外では非常に深刻にながめ……

第82回国会 農林水産委員会 第2号(1977/10/25、34期、日本社会党)

○野坂委員 いま御説明がございました漁業水域に関する暫定措置法の一部を改正する法律案をめぐる請問題についてこれから質疑をしたいと思うのでありますが、最初に外務省に来ていただいております。  時間がないようでありますから、まずきょうの新聞をごらんいただきますと、竹島に韓国の漁民が定住をしたという記事が出ております。ソ連の二百海里水域設定に絡んだその際にも北方領土問題、あるいは韓国とは竹島の問題をめぐりまして、今後漁業にあるいは領土に重要な問題を呼ぶであろうということが本委員会でも大きく議論をされたことは御案内のとおりであります。この竹島につきましては、私も地元鳥取県でありますから、その歴史的な経……

第82回国会 農林水産委員会 第4号(1977/10/27、34期、日本社会党)

○野坂委員 午前中から今度の新しい生産調整の問題について質疑が交わされておりますが、農林大臣は、農民も理解してくれるだろう、そして真剣に受けとめてくれることを期待しておるというお話がありました。また、論戦の中で何としても質問をかわして逃げ切らなければならぬ、こういうような考え方もあるではないかと推測をされる発言をしばしば見るわけでありますが、私たちはいま日本の農業の将来の問題にとって、また農民の期待にどうこたえていくか、そういう意味で衆知を集めた議論をしていかなければならぬ、よりよい結論を求めていかなければならぬ、こういうふうに思うわけでありますので、積極的に丁寧に答えていただきたい、こう思い……

第82回国会 農林水産委員会 第7号(1977/11/16、34期、日本社会党)

○野坂委員 連日にわたりまして百七十万トン生産調整の問題が議論をされておるわけでありますが、いまお話がありましたように、与党自民党もきわめて批判的であり、本生産調整については異議のあるところをいま見解として述べられておったわけであります。  この生産調整は、農林大臣がいままでもお話しになっておりますように、いままでと違った意味を持っておる。いままでは緊急避難的な方式をとってきたけれども、今度はいわゆる構造改革という問題に触れてきたというところに大きな問題があろうかと思います。私は、いままでの生産調整と違った意味で本格的にやるとするならば、きのうも農林大臣は多くの農民の皆さん方の代表とお会いにな……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○野坂委員 それでは、せっかく国家公安委員長がおいででありますからお尋ねをいたしますが、三月二十六日のあの事件を受けて、修復その他世界各国の伝達、動き等を見て、五月二十日開港に踏み切った、それには国家公安委員長も御参加になったと思いますが、まず万全の体制である、こういうふうに建言もされたのかどうかわかりませんが、その背景について御承知の点があれば詳しくお述べをいただきたいと思いますし、また、公団の大塚総裁もおいででございますから、あなたの方も自信がありますということなのかどうか、その点についてはっきりお答えをいただきたい、こう思います。

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1978/04/27、34期、日本社会党)

○野坂委員 自治省からおいでをいただいておると思いますので、質問をしたいと思います。  私は、百二十五CC以下の二輪車、通称原動機付自転車、こう呼んでおると思いますが、この原動機付自転車の登録の問題について一、二お尋ねをしたい、こういうふうに思うのであります。  原付以上の自動車につきましては、御承知のように、車検もありますし、登録制度も充実をしておりますが、原動機付自転車は、税の徴収の意味で市町村の条例制定によって登録されておる、これが現況でございますが、いま全国の市町村でどのようにそれに対する条例の制定なりあるいは確認登録がされておるのか、その現状と、問題があればその問題点を明らかにしてい……

第84回国会 商工委員会 第16号(1978/04/06、34期、日本社会党)

○野坂委員 いま審議されております大陸棚協定に伴います特別措置法、同僚の皆さんが十分審議を尽くされましたので、私はごく簡潔に審議を終わりたいと考えております。  この協定は、まあ可決をされたとして、批准後五十年間有効であります。したがって、将来のことについて十分考慮し、配慮をして審議を尽くさなければならぬわけでありますが、いろいろ議論をされておりますが、この開発費というものは大体どの程度の金額が必要なものなのか、どの程度考えられるのか、その点について、どなたでも結構ですから、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 石油を掘るに当たって、ボーリングは一割ないし二割の確率しかない、一本くい……

第84回国会 農林水産委員会 第1号(1978/02/09、34期、日本社会党)

○野坂委員 中川農林大臣の所信表明の演説を聞きました。もっと荒削りで重点的にピックアップをして激しく迫ってこられると思いましたが、きわめてスマートで優等生的な所信表明の演説を聞きました。  そこで、この説明をお聞きをして、国の農林予算は三兆円ではなしに三十兆円ではないかというのでもう一遍予算書を見たわけでありますが、やはり三兆円は間違いない。  そこで私がお尋ねをしたいのは、いま予算委員会でも議論をされておりますように、実質的な経済成長率が七%達成できるかどうかということが一つの議論になっております。農林大臣は経済閣僚としてこの達成についてどうお考えだろうかということが一つと、同じく委員会で、……

第84回国会 農林水産委員会 第13号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○野坂委員 昨日、提案の理由を、農林大臣の臨時代理であります安倍官房長官から御説明がありました。特に説明をされましたので、安倍臨時大臣にお尋ねをしておきますが、「農業災害補償制度につきましては、制度創設以来、農業経営の安定のため多大の寄与をしてまいったことは御承知のとおりでありますが、最近における農業事情の変化に対応して、すでに本制度の対象とされている」云々というお話がございました。この「農業事情の変化」とはどういうふうに御理解になっておるでありましょうか。
【次の発言】 局長から御答弁をいただきました。「農業事情の変化」というのは、最近における米の生産調整等による水田利用再編対策、そういうも……

第84回国会 農林水産委員会 第17号(1978/04/20、34期、日本社会党)

○野坂委員 私は二点にわたって質疑をしたいと思います。  その一点は、いまも深刻な話がございましたが、労働者の労働時間の短縮、とりわけ週休二日制の問題と畜産にかかわる問題について関係の皆さんにお尋ねをしたい、こういうように思うのであります。  いまも同僚委員から精糖会社の深刻な状況について強く政府に要求がございましたけれども、今日の経済の実態というのは非常に不況でございまして、その不況の中で一番しわ寄せを受けるのは労働者であることは、まず間違いのないところであります。最近も、商工委員会等で特定産業の不況に対する安定臨時措置法でありますか、そういうものがかかって審議をされたわけでありますが、それ……

第84回国会 農林水産委員会 第18号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○野坂委員 農林大臣にお尋ねをいたしますが、ソ連における漁業協定等ずいぶん御苦労があったと思うのであります。その点については敬意を表するわけでありますが、その結果論については日本の漁民、日本の国民は不満の意を表明をしておる、これが実情ではなかろうかと考えております。  去年の六万二千トンが四万二千五百トンになりました。そして、新しい禁漁水域の設定もされました。協力費という状態もつくられました。こういう状態をながめてみて、努力をされたと思うのでありますけれども、この実態については私どもも不満を持っておるわけであります。この交渉の過程の中で、大臣が率先いろいろとやられたわけでありますが、大臣の談話……

第84回国会 農林水産委員会 第19号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○野坂委員 両理事長には御多忙なところわれわれのためにおいでをいただきまして、貴重な御意見をちょうだいをいたしました。ただ、自民党の皆さんが出席が少ないことを非常に残念に思っておりますが、この際両理事長に、審議に当たってぜひ参考にしたい、そういう意味で若干の質問を申し上げたいと思います。与えられた時間は非常に短い時間でありますから、要点を簡明率直に述べていただきたい、こう思っております。  農業者年金の中野理事長にお尋ねをいたしますが、いまお話をいただきました中に加入問題、経営移譲、今後の課題、そういう点がありました。加入問題につきましては特に若い人の加入が少ないということが強調されておりまし……

第84回国会 農林水産委員会 第20号(1978/04/27、34期、日本社会党)

○野坂委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案について、その趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配布したとおりでありますが、技術的な法文も多く難解な文章となっておりますので、朗読は省略し、以下、主要な修正点について御説明申し上げます。  修正の第一点は、農林漁業団体職員共済組合の給付費に対する国の補助率を、現行の百分の十八から百分の二十に引き上げることとし、この改正規定については、昭和五十四年四月一日から適用しようとするものであります。  御承知のとおり、農林漁業……

第84回国会 農林水産委員会 第21号(1978/05/09、34期、日本社会党)

○野坂委員 国有林野事業改善特別措置法案とわが党から提出をされております再建整備法案、この二つの問題をめぐって政府当局にお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、昭和四十七年の十二月に、当時福田長官であったと思いますが、「みどりの効用」と題して発表されました。当時総金額にして十二兆八千二百億、こういうふうに理解しておりますが、現在の時点で考えれば二十一兆円にも及ぶわけであります。これについてはどういう効果をねらったものか。国民向けと、あるいは私どもは、政府当局特に大蔵当局にねらいをつけてお話しになったものではないか、こういう政治的効果もねらわれたと考えておりますが、それに対する御見解をまず……

第84回国会 農林水産委員会 第25号(1978/05/25、34期、日本社会党)

○野坂委員 最初に外務省の方にお尋ねをしたいと思うのでありますが、わが国の島根県に所属をする隠岐島、御存じだと思いますが、隠岐島から約百五十七キロメートル前方の日本海の真ん中にありますが、竹島というのがあります。これは、いろいろと言われておりますが、わが日本国の固有の領土だ、こういうふうに私どもは判断をし確認をしておりますが、外務省は、そのとおりである、こういうふうに確認をしていただけますか。
【次の発言】 固有の領土であります竹島の現状は、今日どのようになっておるのか、お伺いをしたい。
【次の発言】 不法に占拠をしておる韓国側に対して、外務省はどのように対応してまいりましたか。また、抗議をし……

第84回国会 農林水産委員会 第26号(1978/05/30、34期、日本社会党)

○野坂委員 本法案を提出するに至った背景と経過というのは、いまお話がありました国際条約加入でそれぞれのメリットを上げたい、こういうことが一番大きな眼目でありますか。そのほかに理由がありましたらお話しをいただきたい、こう思います。
【次の発言】 そういたしますと、いまも話は承ったんですが、この法律をまじめに真っすぐに読みますと、「種苗の流通の適正化と品種の育成の振興」ということが目的になるわけですね。あなたの場合、皆無と経過というのは国際条約の加入と育種者の保護ということを明確に言われるわけですが、その場合ならば本条の目的第一条に、いわゆる育種者の保護の点を明確にしておく必要があるじゃないか、目……

第84回国会 農林水産委員会 第27号(1978/05/31、34期、日本社会党)

○野坂委員 昨日に引き続いて、残された問題についてお尋ねをいたします。  いまも議論がございましたように、国及び県、公の研究員の皆さんが約七百人いらっしゃる。民間の方が、業者等を含めて四百五十九、その他個人もいらっしゃるということが明らかになっておりますし、そういう資質の高い公の研究員の皆さんは、農産種苗法に基づく登録あるいは特許、こういう点については現在は八%程度だというふうに承ったわけでありますが、国の公の機関の場合はそういう特許なり登録は個人がやるのか、個人がやらないために国がそういう特許をとっていない、こういうことですか。その辺はどうでしょう。どなたでも結構ですから、わかった人……。

第84回国会 農林水産委員会 第28号(1978/06/01、34期、日本社会党)

○野坂委員 去る五月二十五日に私は竹島周辺における漁業問題について質問を行い、政府側から答弁をいただいたのでありますが、その後の状況の問題なり問題点を指摘して、ごく簡潔に質疑を行いたい、こう考えております。きょうの質問は竹島問題なり、さらに時間が許せば、いま目前に迫っております米麦価の問題についても言及してお尋ねをしたい、こう考えております。  きょうも参議院の商工委員会におきましては、日韓大陸棚協定に関する国内法の問題、これに関連して竹島周辺における諸問題についての集中論議がなされておるのでありますけれども、いままでの私を含めた答弁の中では、歯切れが悪い、すきっとしない、こういう点が幾つかご……

第84回国会 農林水産委員会 第36号(1978/07/06、34期、日本社会党)

○野坂委員 政務次官にまずお尋ねいたします。  きのうから農林省が農林水産省ということになりました。農林水産省は生産農家の皆さんの立場に立って従来から政策を進める、こういうお話を耳にたこができるほど聞いてまいりましたが、農家の立場に立って、生産農民の側に立ってこれからも行政を進められるのか、その点についてはどのようにお考えですか。
【次の発言】 米審に諮問をされましたこの米価について、農民の側に立った農林省は、ここにたくさんの農家の皆さんがおいででありますが、農家の皆さんはこの米審についてどのようにお感じになっておるか、政府の出した諮問案についてどのように受けとめておるか、その点についてはどの……

第84回国会 予算委員会 第16号(1978/02/18、34期、日本社会党)

○野坂委員 いま同僚委員から、五十二年十一月十九日付の通達の確認がございました。法的な拘束力がないということが明確になったわけでありますが、法制局長官に一つだけ確認をして質疑に入りたい、こう思うのであります。  政令の性格でありますが、政令というのは、法律の範囲内でその法律の目的、性格を徹底をするために出されるものであるというふうに考えておりますけれども、そのとおりでありますか、どうでしょう。
【次の発言】 そういたしますと、昭和十七年二月二十一日に決定をされました食糧管理法の性格、目的というものはどういうものですか。
【次の発言】 そういたしますと、これは流通規制を中心にして定められたもので……

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/04、34期、日本社会党)

○野坂委員 総理も多忙のようでありますから、冒頭に総理に御質問を申し上げて、あとは関係大臣にお尋ねをしていきたい、こう考えております。  米の生産調整の問題でありますが、総理は常々、私はだれよりも農民を愛する、こういう御発言をなさっております。いま米の生産調整は全国の農家の皆さんあるいは市町村、県等で非常に困難な問題を抱えております。御案内のように、米の生産調整は今度四十万ヘクタールに及びます減反政策あるいは百七十万トンの減産ということが提示をされておるわけでありますが、総理大臣もかつての委員会で、この米の生産調整は法的な根拠はない、強権的なものでもない、あくまでも農家の自主性を尊重して理解と……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○野坂委員 いまも議論になりましたが、大型車の左折の際の死角問題、それによって悲劇が繰り返されております。  御案内のように、九月の二十七日に幼稚園へ子供を送るために母親が二人の子供を自転車に乗せて大型ダンプカーにひかれて親子三人が死亡しました。この交通事故を重視をした警察庁は、二十八日の朝至急電報なりで、自転車の安全運転指導を指示したわけでありますが、その後も十二日、十三日と相次いで事故が発生をした、こういう事実があります。この左折の死角問題については、この委員会で論議をされ始めてから二十三人目になります。きわめて重大であります。これに対して運輸省なり警察庁というものはどのような対策を立て、……

第85回国会 農林水産委員会 第3号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○野坂委員 さきの国会で国有林野事業の改善措置法が通過をしたわけでありますが、それを受けまして国有林野事業に関する計画が検討され、あわせて、特に問題になりますのは、営林署の統合、廃止が検討されておるというのが今日の段階であります。私どもも営林署統廃合にかかわる調査を現地に赴きまして行ったわけでありますが、これらの問題について質疑をしたいと考えております。  その前に、国有林野事業については、国民経済及び国民生活の上できわめて重要な使命と任務があると考えております。よくここでも議論をされるわけでありますが、公益的機能、経済的機能、両面を持っておるのが林野の姿でございますが、この林野事業に対して、……

第85回国会 農林水産委員会 第5号(1978/11/21、34期、日本社会党)

○野坂委員 わずかな時間でありますから、ごく簡潔にお尋ねをいたします。  構造改善局長にお願いをしたいと思うのでありますが、農林省の予算要求、概括的な要求は提出をされております。いよいよ各農政局はその大綱に基づきまして各町村なり各県からヒヤリングを始める、そういう時期に来ております。そういう意味で、たとえば、ここに、時間がありませんから、多くの資料を持ってきておりませんが、「昭和五十四年度 農村総合整備モデル事業実施計画希望地域ヒヤリング資料」、こういうものが各県、各町村に農政局から流されております。御承知のとおりであります。  その提出の資料としては、実施計画の希望地域一覧表、地域概要書、計……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1979/05/23、34期、日本社会党)

○野坂委員 ただいま総務副長官から五十三年度の実績なり五十四年度の交通安全対策について御説明がございました。特に施設の整備あるいは弱者対策、運転者の対策、航空、海上、陸上、万般にわたっての総花的な説明が行われたわけであります。私は、きょうは航空機の問題あるいは過積み防止対策に関する問題、特に自重計の問題等について質疑をしたいと思うのでありますが、時間がなかった場合にはそれぞれ割愛をさせていただくということを冒頭に御容赦をいただきますようにお願いをしておきたいと思うのであります。  まず航空機の問題についてお尋ねをいたしますが、この間の新聞を見ますと、運輸省は国鉄当局に対して夜行列車の廃止なり貨……

第87回国会 農林水産委員会 第2号(1979/02/20、34期、日本社会党)

○野坂委員 いま同僚議員から農業問題の基本構想についてただされたわけでありますが、それの足らざる点について大臣にお尋ねをしてまいりたい、こういうふうに考えます。  大臣の所信表明をお聞きいたしましたが、国民生活の安全保障だ、したがって、食糧の安定的供給が最も必要で基礎的なものであるというお話がございました。最近、各党から中期経済計画といいますか、向こう五年ないし十年間の経済計画がそれぞれの立場で提出をされております。政府も、「新経済社会七カ年計画の基本構想」というものが閣議で決定をされて、「ゆとりと生きがいのある社会を求めて」という副題をつけて、われわれに示されております。この内容は、経済成長……

第87回国会 農林水産委員会 第8号(1979/04/24、34期、日本社会党)

○野坂委員 林業等振興資金融通暫定措置法案の内容についてこれから審議していきたいと思います。  大臣にお尋ねをしますが、あなたの提案理由の説明の中で「最近におけるわが国林業をめぐる諸情勢はきわめて厳しいものがあり、木材需要の伸び悩み、外材の進出、経営コストの増大等により、林業の収益性は著しく悪化しております。このため、伐採、造林その他の林業生産活動は著しく停滞し、また、国内産木材の生産、流通を担う事業体も弱体化しつつあります。これらの動きが今後とも続けば、国内産木材の供給力はさらに低下し、将来にわたる森林資源の整備充実に支障が生ずるばかりでなく、国土保全等の公益的機能の低下すら懸念されます。」……

第87回国会 農林水産委員会 第12号(1979/05/09、34期、日本社会党)

○野坂委員 農業者年金基金法の一部を改正する法律案について質疑に入るわけですが、法律案の内容は、今回提案されたものは二点であります心 年金給付の額の物価スライド、それから後継者の加入の救済措置、この二点でありますが、この第一点の、大臣が御説明になっておりますから大臣にお尋ねしますが、国民年金に準じた特例措置として物価スライドによる引き上げができるようにされるわけです。そういたしますと、農業者年金は政策年金ですけれども、この国民年金に準じて措置するということは、公的年金的な位置づけになった、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。

第87回国会 農林水産委員会 第15号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○野坂委員 五月二日、閣議の終了後に渡辺農林大臣は、北海道沖における韓国とわが国との漁業に絡みますトラブルの問題について、韓国側に対して北海道沖からの撤退を求める、こういうことを述べておられるわけであります。そしてまた、韓国側がこれに応じないという場合、部分的に二百海里を設定するという意味の発言をされたことが新聞に載っておるわけであります。こういう状況を受けましてこの委員会でも三月に、この問題にどう対処すべきかということに対する大臣の御答弁は、水産庁のトップ会談、そういうことを進めて問題を打開していきたい、こういうお話があったことは記憶に新たなところであります。それを受けまして、森水産庁長官は……

第87回国会 農林水産委員会 第16号(1979/05/30、34期、日本社会党)

○野坂委員 参考人の皆さんには大変御苦労さんでございました。いよいよ農林年金の審議を始めるに当たりまして、皆さんの御意見を十分お聞きして審議の参考にしたいというふうに考えております。  今度の年金の改正に当たりましては、いま各参考人からお話がございましたとおりに、既裁定年金の額の改定の問題なり、あるいは退職年金の最低保障額の引き上げ、寡婦加算の問題、こういう問題のない、やらなければならない点もございますが、いま一致して問題のように挙げられましたのは、退職年金の支給開始年齢の問題、それから、労働者側といいますか組合員の方からお話がありました減額退職年金の問題、こういうところに問題があろうかと思う……

第87回国会 農林水産委員会 第20号(1979/07/12、34期、日本社会党)

○野坂委員 農林大臣に冒頭にお尋ねをしたいと思うのでありますが、きょう政府の試算米価が米価審議会に提案をされました。  渡辺農林大臣は、所信表明の演説の中で、国民生活の安全保障にとって最も基礎的な食糧の安定供給という使命を農業は持っておる、農政によって夢と希望を農民に与えると述べられております。  この提出されました政府の試算米価に対して、農家は本当に夢と希望を持った米価であり、農政の推進であるというふうに判断をしておるだろうか、大きな疑問があり、失望と怒りに狂っておるというのが現状であろうと思うのでありますが、農林大臣は農民がどのように判断をしておるかという、そういう点の考え方をまず冒頭にお……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 農林水産委員会 第14号(1980/04/01、35期、日本社会党)

○野坂委員 いま同僚委員から農林年金について若干の質疑がございましたが、重複を避けて、時間がありませんから、私は、この農林年金法に対して単純に素朴に疑問と思われる点、矛盾点だと感じられる点、こういう点について指摘をし、明らかにしていきたい、こう思います。  私が知っておる範囲で、過去この農林年金法は、新法も旧法も合わせて一本化をして提案をされてまいりました。今回は二本で提案をされるというように承知をしておりますが、昨年の国会で既裁定年金の三・六%の引き上げと、支給開始年齢との問題が非常に論争を呼んだことは、御案内のとおりであります。したがって、通りやすいものから出すという方法に変えられてこのよ……

第91回国会 農林水産委員会 第27号(1980/05/13、35期、日本社会党)

○野坂委員 きょうは大臣が法案審議の関係で参議院の方においでになったということでありますので、政務次官の近藤さんを中心に、農林省の首脳部に対して、農地問題にしぼって質問をしたい、こういうふうに思います。  私は、質問というよりも問題を提起して、愛情のある農政をいかに進めてきたか、どうすれば足らざる点が補完できるか、そういう点を中心に議論を進めてまいりたい、こういうふうに思います。  まず最初に、土地改良の十カ年計画、長期計画というのがございますが、これについては予算総額は十三兆円と承知しております。あと二年間で終わらんとしておるわけでありますが、この進捗の状況を、金額と面積で明らかにしてもらい……

第91回国会 予算委員会 第6号(1980/02/05、35期、日本社会党)

○野坂委員 質問の要旨を提出をいたしておりますが、順序が若干逆になる場合があろうかと思いますが、総理以下関係大臣の皆さん方の真摯な御答弁をまず期待しておきたいと思います。  最初に、三項目にあります朝鮮の問題についてお尋ねをしたいと思います。  二月一日の朝日新聞の夕刊「素粒子」の中にこういうことが書いてあります。「暗雲たれこめる世界に、一すじの陽光。つかの間のカゲロウにしたくない、南北朝鮮対話。」こういうふうに述べられております。総理もこの問題に触れられまして、本会議で施政方針の演説の中でこう述べられております。「わが国は、朝鮮半島の平和の維持と緊張の緩和を強く希望し、このための国際的な環境……

第91回国会 予算委員会 第15号(1980/02/20、35期、日本社会党)

○野坂委員 昨日来の質問の中で、日ソのサケ・マス漁業の交渉問題についてもお話がありましたが、農林大臣は、心配も安心もしておらぬ、情勢はちっともわからぬというようなお話もございました。二百海里の時代に入って、世界一と言われるわが国の水産業の中で、漁獲量が非常に激減をしておるというのは御案内のとおりであります。ソ連やアメリカ、相次いで隣国であります朝鮮等も二百海里の時代に入りました。日本海沿岸におる私どもの漁民がこれは大変だということで、朝鮮民主主義人民共和国との国交が回復しておらぬというのが現状でありますから、一九七七年の十月に、自由民主党の久野さんが会長をしております日朝議連というのがございま……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 環境委員会 第3号(1980/11/14、36期、日本社会党)

○野坂委員 まず初めに、きのうの新聞にも報じられておりますが、環境庁調査として「有機塩素汚染進む」、こういう表題で、環境の悪化、汚染の度合いというものが公式に環境庁から発表されております。内容は大体御案内のとおりでありますが、「分解されにくい性質を持つ有機塩素化合物がわが国の環境を広く汚染、環境庁がこの五年間に水質、ヘドロ、魚のいずれかから検出した百六の各種化学物質の四割にのぼっていることが十二日、環境庁のまとめた「化学物質環境調査」の結果、明らかになった。」こういうことで以下ずっと書いてあるわけでありますが、これは五年間で全国各地で調査をされた結果であるのかということが一点。  それから、全……

第93回国会 農林水産委員会 第8号(1980/11/26、36期、日本社会党)

○野坂委員 冷害、風水害、長雨等の対策と、これに関連をして米の生産調整の二期対策について、当局の皆さんに質問をしていきたいと思います。  今夏の冷害に当たりまして、それぞれ大臣初め執行部の皆さんが、その対応策として、天災融資法あるいは自作農の維持資金、共済金の早期支払い等々十九項目にわたりまして一応の対応をされたわけであります。私は、ことし七月の三十一日と八月の一日に米価審議会が開かれておりました、その際に、亀岡農林大臣の初就任の中で、青空交渉として農民側と激しく議論をされたことをよく覚えております。その際に大臣は、今日の過剰基調の中で、しかも農家の所得が減少するという状況を把握して二・三%と……

第94回国会 農林水産委員会 第10号(1981/04/22、36期、日本社会党)

○野坂委員 農業者の年金問題についてこれから質疑をいたしますが、私はその前に大臣に確認をして質問に入りたい、こう思っております。  歴代の総理及び農林大臣は、農業と他の産業との所得の格差を是正しなければならぬ、それは政府の命題である、こういう方針で進められてまいったわけであります。亀岡農林大臣も御就任以来鋭意努力をされてまいったと思いますが、この方針に間違いはないのか。それと、現在の農業所得と他産業との所得の格差は是正をされてきたのか、格差が拡大をしてきたのか、その辺はどのように御認識になっておるのか。また、これに対応する対策としての方針があればお示しいただきたい、こう思います。

第94回国会 予算委員会 第9号(1981/02/16、36期、日本社会党)

○野坂委員 総理にお伺いをしたいと思うのですが、できるだけ国民の皆さんによくわかるように私も質問したいと思いますし、総理からもお願いをしたいと思うのです。各大臣も、余りむずかしい言葉を使わないで、わかるようにお願いしたいと思います。  総理の施政方針演説をお聞きをしました。今日までわが国の経済が発展をしてきたのは、平和主義、民主主義、基本的人権の尊重、そして自由体制であった、今後もこれによって寄与する、こういう最後のお話がありました。その前に総理が特に強調されましたのは、今日の世界情勢を説かれまして、われわれは西側の一員として位置づけておる、その意味は、自由と民主主義の論拠に立って、基本的人権……

第94回国会 予算委員会 第12号(1981/02/19、36期、日本社会党)

○野坂委員 先ほどの本会議で、税をめぐる問題について大蔵大臣からの御説明をいろいろ承ってまいったわけでありますが、今度の五十六年度の予算について、若干の問題についてお尋ねをしたいと思います。  この予算委員会で、物価の上昇率をめぐりまして、六・四%の当初の考え方が七%程度ということになって、どこが今度五十六年度の物価上昇の基準になるのかという議論もありました。  そこで、いただきました五十六年度の要綱とかあるいは予算、財政投融資計画の説明、こういうものを見ますと、大体みんな上に程度と書いてありますが、程度というのはどの程度なのか、よくわからぬのであります。私たちは小学枝のころから四捨五入という……

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/03/07、36期、日本社会党)

○野坂委員 私は、日本社会党を代表して、政府提案の五十六年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に反対する討論を行いたいと思うのであります。  総理は、さきの施政方針演説の中でも、政治に取り組む基本的な理念として和の政治を説き、真心をもって事に当たり、話し合って事を決すると言いながら、事が起これば及び腰、理を論ずれば詭弁を弄して逃げるなど、これまでの委員会審議を通じて明らかにされた数々の言行不一致は、まことに残念でならないのであります。特に五日夕刻、自民党一党で単独強行採決を行ったことは、民主政治の根幹にかかわる問題であり、きわめて遺憾と思うのであります。鈴木内閣の和の政治の実体……

第96回国会 農林水産委員会 第20号(1982/05/12、36期、日本社会党)

○野坂委員 先ほど同僚議員から質疑がございました農林年金の問題にしぼって、特に、田澤農林大臣を中心にして質疑を進めたい、こういうふうに考えております。  御案内のように、第二次臨調は全体的な分野にわたって議論を続けておりますが、七月に本答申が出る前に部会の方針は最近のうちに出る、こういう情勢にあります。その内容は、年金制度については三段階で統合したい、こう言っております。まず、国鉄共済を電電、専売、国家公務員共済と統合、二番目には、これに厚生年金、地方公務員共済を加えた被用者年金間で統合、三段階としては国民年金を含めた全体で統合、こういう三段階で提案をしております。そして当面、年金業務の社会保……

第96回国会 予算委員会 第7号(1982/02/08、36期、日本社会党)

○野坂委員 先ほども人命の尊重という意味でもいろいろな立場から御説明があり、お話がありました。本日の未明にホテル・ニュージャパンで火災が発生をして、先ほどの御説明では死者三十一名、負傷者二十七名と御発表になったわけでありますが、この予算委員会にいらっしゃる皆さん全体を代表して、心かち哀悼の意を表する次第であります。こちらの方は御発言ができませんから、この際にあわせて弔意を表しておきます。  十二時から現場の検証が引き続き行われておるというふうに承知をいたしておりますが、この火災の原因、九百三十八号室というようなお話がございましたけれども、現在の段階では、その原因なりあるいは現状について新たな進……

第96回国会 予算委員会 第14号(1982/02/20、36期、日本社会党)

○野坂委員 鈴木内閣は、特に総理は、総合安保論を強く主唱をしておられるわけでありますが、その中の一環であります食糧安全保障、こういう一つの柱がありますが、食糧安全保障というのは一体何でありますか、そして、何をやろうとするわけですか。
【次の発言】 国内でできるものについてはできるだけ自給力を高める、そういう意味で、さきの国会で衆参両院ともに自給力向上の決議をした。しかし、将来の見通しとして農政審等がこれからの方向というものも打ち出しておるわけですが、五十五年度、穀物の自給率というのは何%になっておるわけですか。
【次の発言】 五十四年度は三三%、五十五年度になれば二九%、これは国会の自給力増強……

第96回国会 予算委員会 第23号(1982/06/26、36期、日本社会党)

○野坂委員 私が最後でありますが、この国会を通じましてこの三日間議論になりましたのは、議院証言法の改正にかかわる、特に六月八日のロッキード判決が出て以降の問題が非常に重大な問題になっております。  二十三日に、わが党の大出議員が、この議院証言法改正についての見解を総理並びに官房長官にただしました。その中で、森私案というような言葉が出てきましたが、内容的には六項目合意をされて残された二項目のみに問題がある、こういうことで議会制度の協議会では議論が尽きない、こういうことでありました。大出さんの質問について、この八項目に限るということでありましたけれども、新たな提案として自民党側から十項目、それも四……

第98回国会 運輸委員会 第11号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○野坂委員 私は、特定地方交通線の問題と五九・二貨物駅合理化問題の二点についてお伺いをしたい、こう思っております。与えられました時間は非常に短時間でございますので、政府当局におかれましては簡潔に御答弁をちょうだいをしたいと思います。  まずお尋ねをしておきたいと思いますのは、国鉄の五十八年度の収支の状況、端的に申し上げますと、赤字の見込み額と第一次特定地方交通線の赤字額を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 五十八年度の国鉄の赤字見込み額は、お話がありましたように一兆六千億、一兆六千八百九十億、こういうふうに収支表には示されております。第一次の特定地方交通線の赤字は、第二次線七十……

第98回国会 予算委員会 第7号(1983/02/08、36期、日本社会党・護憲共同)

○野坂委員 質問の順序を若干違えますが、しりの方から進めていきたいと思います。  まず、山本国家公安委員長にお尋ねをしたいと思いますが、昨年警察を巻き込んだゲーム賭博事件というのがありました。御存じですね。これは大阪市におけるゲーム賭博汚職問題であります。御承知のように、前大阪府警本部長でありました杉原正氏、この方が自殺をなすった。この警官を巻き込んだゲーム賭博については、現職の警官が三名逮捕されております。元警察官も二名逮捕されております。そして、自殺者が一名、杉原前本部長を含めて二名の自殺者を出しておる。そして、汚職の金額は、要求した十万円を、これは未遂に終わっておりますが、含めますと二千……

第98回国会 予算委員会 第12号(1983/02/22、36期、日本社会党・護憲共同)

○野坂委員 きょうは各常任委員会が開かれておりますので、おいでになったところからお話をしていきたいと思います。  外務大臣に、この間総括質問の際に舌足らずの点がございましたので、それらの問題を中心にしてさらに詰めていきたい、こういうふうに思っております。  総理大臣や外務大臣も一月の十一、十二日、訪韓をされました。共同声明も発表されました。その際に、共同声明の中に朝鮮の和合統一というのが出ておりますね。これを進める。その後新聞では、全斗煥大統領から総理に対してクロス承認の方向というものが依頼されたというお話が出てまいりました。これについては一応の評価をするということを述べられました。しかし、朝……


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○野坂委員 運輸大臣にまずお尋ねをいたしますが、最近特に物価の急上昇という事態に逢着をして、国民生活は非常な打撃があるということは御案内のとおりであります。先ほども経済企画庁の国民生活局長からお話がありましたとおりに、公共料金の引き上げはしない、運輸大臣も経済閣僚の一人でありますからそういうことは十分御認識のことだと思っております。ただ、先ほどの発言の中で、国鉄の運賃はやむを得ない、その裏には国鉄運賃引き上げ自体も非常に問題であろうという言外の意味があっただろうと私は推測をしております。  そこであなたにお尋ねをしたいのは、あなたの所管をする陸海空、これらの公共料金は先きほどの経企庁と同じよう……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○野坂分科員 私は、今日の国際情勢は非常に緊張緩和の方向に向かい、かつ、全世界の平和の声は非常に高まっておる今日、わが国が防衛力を増強する、そういう姿についてはきわめて遺憾に思っております。特に、私の県に美保基地というのがございます。御案内のように、昭和三十一年アメリカ軍の通信施設から自衛隊が管理し、今日輸送航空団としての役割りを果たしておるわけでありますが、ここで長官に質問をいたしたいのは、この滑走路のつけかえ工事を昨年、本年と行なってまいりました。それは長官の前、いまの鶴崎施設庁次長でありますか、当時参事官でありましたが、このつけかえ工事に伴って、その地域、鳥取、島根両県で異常なほどの反対……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○野坂分科員 限られた時間ですから、一、二の問題について運輸大臣にまず質問いたしますが、まず質問の前に運輸大臣に、運輸行政に対する姿勢についてお伺いをしたいと思います。  田中総理も、今日の高度経済成長政策によっていわゆるずっとひずみが出てきた、言うなれば過疎と過密が出てきた、今回は福祉元年といわれるそういう姿勢に変わって、生産第一から福祉第一に経済政策も変えていきたい、こういうふうに言っておるようであります。したがって、運輸大臣としては、この運輸行政をつかさどるにあたって、住民の不便、福祉、そういうものの立場に立って住民の不便を解消する、こういう運輸行政の立場でこれから取り組んでいかれるのか……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○野坂分科員 それでは、いまも楢崎委員のほうからお話がございましたが、石油の値上げの問題が昨日新聞で、あるいはきょうの新聞でも報じられております。いま通産大臣がお話しになりましたように、この値上げ問題につきましては、非常に閣内でも慎重に討議をするという姿であります。  そこで、通産大臣にお尋ねをしたいと思いますが、いまお話がありましたあなたと大蔵大臣との関係で、若干のフィーリングの相違はあるけれども、大勢に影響はないというお話がございました。昨日の夕刊の中に、福田大蔵大臣が、物価抑制という観点を第一に考えなければならぬ、石油を値上げしても、他の物価の抑制がうまくやれるように目張りをしなければな……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○野坂分科員 私の出身県に美保基地という輸送航空団の所在する基地がありまして、民航と共用をされております。この航空自衛隊の輸送機はYS11とC46、この輸送機が配備されておるわけでありますが、C46も廃棄になっておる飛行機がありまして、学校等に並べられておるのもあります。したがいまして、このC46を今後も輸送機として使用し、製作をするのかということが一つと、もしやめるということであれば、いつの時点で終わるのか、まず聞いておきたいと思います。
【次の発言】 五十一年度で全部廃止をするということでありますが、それにかわる輸送機というものが当然考えられると思うのでありますが、どういう機種をおつくりで……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○野坂分科員 大変時間がかかっておりますし、ごく簡単に質問をして終わりたいと思いますが、初めに大臣にお尋ねをいたしておきます。  田中内閣から三木内閣にかわりました。かわって、人間尊重の政治ということを標榜して、特にその中で社会保障の充実、このことが重点であるように三木内閣は位置づけをされておるというふうに理解をしております。したがって、まず大臣にただしておきたいと思いますのは、今度の老齢年金をながめましても、四月から一万円とか、あるいは十月から一万二千円とか、あるいは来年の四月は二万円だとか、こういうふうに上げようとする意欲も見られておりますが、国民の側から見ますとまだまだ不十分だ、こういう……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○野坂分科員 永井文部大臣にまず冒頭にお尋ねをいたしておきますが、大臣は民間から起用されて特に教育には造詣が深いわけでありますから、できる限りよくわかるようにお話しをいただきたいと思います。  まず、よく法律に「当分の間」という言葉がございますが、常識的に申し上げて、「当分の間」というのはしばらくの間、こういうふうに私どもは理解をしておりますが、大臣は、「当分の間」というのは、具体的に期限を切って言うならば、大体どの程度の期間を「当分の間」というのか、伺っておきたいと思うのです。
【次の発言】 「当分の間」というのが十年も二十年も考えることはないと思うのですが、また国民もそう考え、学校教育ある……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○野坂委員 質問に入ります前に、委員長に要望があります。  きょうは外務委員会と農林水産委員会の連合審査であります。大陸棚協定は非常に重要な問題でありますし、その意味で連合審査が開かれておるわけです。したがって、政務次官おいででございますけれども、農林大臣の出席をぜひ実現をしていただきたい。そうしなければ質問が進行しにくい、こういうふうに思いますので、そういう措置をしていただきたいと思います。外務委員会の権威にもかかわる、こういうふうに思うのです。
【次の発言】 それでは、私は農林大臣が出席をするまで質問はやらない、こういうふうに考えておりましたが、委員長が出席要求を促進をするということを信頼……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○野坂分科員 総理府総務長官にお尋ねをしたいと思うのでありますが、私はきょうは、部落と差別問題、それから同和対策事業特別措置法の問題についてお尋ねを申し上げます。  まず「地名総鑑」「特殊部落リスト」の点でございますが、この「部落地名総鑑」は、所管は法務省だと承知をしております。しかしながら、総理府におかれましては、政府全体の窓口といいますか、センター的な役割りも果たしていただいておりますし、連絡調整をつかさどっていらっしゃる、こういう立場に立ってお尋ねをいたしますが、この「部落地名総鑑」が出て、企業防衛懇話会というものが発行しておるように承っておるわけでありますが、長官はこの点についてどうお……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○野坂分科員 防衛庁長官にお尋ねをいたします。  現在わが国にはミサイル基地のいわゆる高射群は六群というふうに承知をいたしております。今後の防衛計画基本構想は、これを改めるというようなことはないと考えておりますけれども、今後の展望なり方向について、基地高射群についての御見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 私はなぜ確認をしたかと言いますと、第四次防の際に、たしか中曽根さんが長官のころであったと思うのでありますが、私どもの地元に美保基地というのがございますが、築城と小牧にそれぞれ高射群があるので、中国地区にも必要であるというようなことで検討された、あるいは計画に載っておったというふうに承知を……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○野坂分科員 厚生大臣にお尋ねをいたします。  一番初めに保育所問題についてお尋ねをしますが、厚生白書を読んでみますと、保育所の整備については、四十六年度に保育所緊急整備計画を策定をして、積極的にその施策を進めてきた結果、五十年度末には一一〇%の整備を行ってきた、こういうふうに述べられております。しかし、既婚婦人の就労が盛んになったので、また保育所の設置が偏在をしておる、適正に配置をされておるかどうかが非常に問題として残っておる、こういうふうに書かれて、五十一年の七月に実態調査をする、こういうふうに書いてありますが、今日その集約が大臣の手元に、あるいは局長の手元に参っておるのではなかろうか。ま……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○野坂分科員 まず大臣にお尋ねをしたいと思うのでありますが、来年度の予算に当たりまして野党と与党との折衝がついた結果、私どもにとりましては不満ではありましたけれども、三千億円の上積み減税ということになりました。一部の商業新聞等によりますと、三税の交付税率というものは三二%でございますから九百六十億円、それに影響があるではないかという意味の報道が当時されたことがございますけれども、これは五十一年度の戻し減税でありますから交付税には影響はない、私どもはこういうふうに判断をしておりますが、そのとおりでありますかということが一点と、地方税にははね返ってまいりますけれども、地方税につきましても、その取っ……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○野坂分科員 最近の国際情勢等についていま外務大臣から御説明がございましたが、特に日韓の問題につきましては連日新聞をにぎわしております。特に米軍の韓国からの撤退問題、あるいは日韓癒着疑惑問題、たくさんの問題がございますが、その前に私は、日韓条約、締結をされました一九六五年の状況と今日の政治情勢は大きく変わっておるという観点に立って、外務大臣の考え方をお尋ねをしたいと思うのであります。  御案内のように、日韓条約は一九六五年六月二十二日に締結をされて、わが国も批准をしておるのでありますが、この第三条の国連決議百九十五号(III)に依拠して韓国は朝鮮における唯一の合法政府であるという規定に基づいて……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○野坂分科員 最後でありますから、ごく簡単にお尋ねをして、できるだけ早く切り上げたい、こう思っております。  私は、鳥取県の境港市竹内の工業団地埋め立てに関する問題についてまず伺いたいと思うのであります。  大臣もあるいは御承知かどうかわかりませんので、一応の概略を御説明をいたしますと、この工業団地の埋め立て面積は百二十八万六千平米、これが計画であります。埋め立て工事の費用は、建設費が百二十八億四千万円、ほとんど借入金でございまして、利率は八・五%、据え置きは二年、償還は五年、こういうことになっておるわけであります。この埋め立ては、それぞれ企業に販売をするという計画が出されております。この計画……

第84回国会 商工委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1978/03/31、34期、日本社会党)

○野坂委員 特定不況産業安定臨時措置法、これはいま提案をされておるわけでありますが、この特定不況産業の業種、指定される業種は、第二条に五号にわたって述べられております。私は、この際、中小企業庁の長官にもおいでをいただいておるはずでありますが、この措置法は、大企業、中小企業、そういう相関関係において、中小企業側に大企業に比べてどの程度のメリットであろうか、大企業中心ではないだろうか、こういうふうな疑問がございます。そういう点についてどのように長官はお考えでしょうか。
【次の発言】 先ほど来の質疑の中でも、通産大臣は、この法律を適用するまでに、あらゆる法律なり行政指導を行って企業の体質を改善をし、……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○野坂分科員 総務長官にお尋ねをいたしますが、朝来から同和対策事業特別措置法の延長あるいは部落問題等に集中をして質疑がございました。そういう中で、あなたにまず確認をしておきたいと思いますのは、部落問題、同和対策、そしてこの措置法のできた趣旨、そういうことを担当責任者であります総務長官は十分に知悉をし、十分な御認識があろうかと思いますが、その認識、そのとおりに考えてよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 そういう認識があるにもかかわらず、同僚議員の質疑の際にそういう
【次の発言】 同和対策事業を誠心誠意進めていきたい、それが私の責任をとる道だ、こういうふうにお考えのようでありますが、この問題……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○野坂分科員 私が質問を通告しておりますのは保育園の問題なり同和対策の問題でございますので、まず、それらの点について厚生省の見解をただし、そして、できるだけ前向きにすべての問題を進めてまいりたい、こういうふうに思います。  まず最初に、お尋ねをいたしますのは保育所の保母の定数の問題でございます。いまは零歳児といいますか乳幼児は特別の対策がございまして低所得者の場合は大体三名に一名、未満児は六名に一名、三歳児は二十名、こういうふうになっておるわけですが、田舎の方に参りますと、乳幼児等はできだるけお母さんにめんどうを見てもらって、三歳児あるいは四歳児ということになりますが定員が六十名というのがあり……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○野坂分科員 私は、総務長官に二つの点について質問をしたいと思います。  まず最初に、元陸海軍の従軍看護婦の処遇についてお尋ねをしたいと思うのであります。  日赤の従軍看護婦の皆さんは戦時中に非常に御苦労された。その労苦にこたえるために、本年度の予算には慰労金が計上されておるわけであります。この内容を見てまいりますと八千七百万円だというふうに理解をしておりますが、三年以上戦地で勤務された方、平均金額として十四万円、人数は本年度は大体千百人、こういうふうに理解をしておるわけであります。もちろん昨年五党一致して内閣の方に要望し実現されたわけでありますが、これと同じように従軍し、軍人とともに辛酸をな……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○野坂分科員 二点質問をしたいと思いますが、最初に同和対策事業についてお尋ねをしたいと考えております。  総理府から出されております「同和対策の現況」というのがございますが、これには、同和対策事業は大きく分けて、生活環境の改善、社会福祉、産業振興、雇用促進、教育文化、基本的人権、その他の同和問題に関する知識、大体七点に分けてあります。厚生省におかれましても、同和対策事業は非常に熱心に進められておるというふうに思うわけでありますけれども、最近どこに力点を置いてこの施策を行われておるか、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 局長からお話がございましたように、生活環境の施設の整備が重点になっ……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○野坂分科員 朝鮮統一の問題についてお尋ねをいたしますが、いろいろ紆余曲折がございましたが、三年十一カ月ぶりで南北朝鮮の会談が、二月十七日に板門店で行われております。  この会談についての見通しと、日本政府のこれに対する見解を、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 一月二十五日に、大平総理は施政方針演説でこういうふうに演説をされました。「日韓関係は、年とともに緊密の度を加えております。私は、両国の信頼と友好の関係をより強固なものにするよう努力する一方、南北両当事者間の対話が再開され、朝鮮半島における緊張が一層緩和の方向に向かうことを期待する」こういうことで、外務大臣の所信表明の中にも、……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○野坂分科員 二月五日に総括質問の際に、総務長官に同和問題についての見解をただしてまいりました。特に八十五臨時国会におきまして同和対策事業特別措置法の三カ年延長が決まりまして、その際に、三項目の附帯決議がなされておるということは御存じのとおりでありまして、この三項目の附帯決議について総務長官は尊重するという御答弁をいただきました。この三項目の附帯決議を各県や地方自治団体にも周知徹底をしていただいておると思いますが、そういう措置をとっていただいたでしょうか。
【次の発言】 徹底をしておるというお話でありますが、たとえば「同和対策事業の手引き」というのを同和対策室が編集をしてお出しになっております……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○野坂分科員 工場の立地に関する問題についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、特に工場の中でも、私は薬剤工場、製薬工場についての質疑でございますので、工場立地法という法律がございますが、これは通産省の所管であるということはよく承知しております。しかし、薬品工場でございますので、その権限は、食品工場の場合は農林省、あるいは薬品工場の場合は厚生省、これと協議し、ほとんど厚生省の方が主管をするわけでございますから、まず、この薬品工場を立地する場合、いまたとえば水質汚濁防止法とか、あるいは薬をつくる場合については医薬品の製造所に関連する法律とか、たくさんそういう規制がございますが、いずれにしても、製……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○野坂分科員 農林年金の点について初めにお尋ねをいたします。  時間がありませんから一ごく簡潔にお尋ねいたしますが、いまの各制度の報酬月額平均及び退職年金額の比較というところを資料で読んでみますと、地方公務員は退職年金が年額百四十三万一千円、以下省略いたしますが、国家公務員が百三十三万二千円、厚生年金が九十一万三千円、私学共済が百十二万六千円、農林年金が八十七万三千円、こういうふうに資料ではなっておりますが、そのとおりですか。
【次の発言】 この年金の掛金額は、いま農林年金は修正積立方式を採用して千分の九十八、私学共済と同じでありますが、厚生年金は御案内のように千分の九十一であります。いよいよ……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会公聴会 第2号(1981/02/13、36期、日本社会党)

○野坂委員 公述人の皆さん、大変どうも御苦労さまでございます。お疲れでございますが、きわめて簡単に御質問を申し上げたい、こう思います。  初めに、木下先生と谷山先生にお願いいたします。  木下公述人のお話をいろいろと承りました。いま私が聞きたいと思いますのは、五十六年度の予算について二つの点がある。一つは二兆円の国債の減額、もう一つは経費の節減問題、これが目玉だったけれども十分でなかったというお話であります。  お話しのように、国民はこの予算を見て、財政再建のやり方は四つあるというふうに思っております。一つは、経済企画庁長官であります河本さんがよく言いますが、景気を発展させて自然増収でやるんだ……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○野坂分科員 長官は鈴木内閣の中でも実力者と言われておるわけでありますから、御出席も、全部そろわなければおいでにならぬというようで、お待ちをしておりました。しかし、行政管理庁の責務なり、実力者であるあなたが第二次臨調をおつくりになった、そういう意味ではまず率先垂範、時間を厳守して行管庁の責務を全うしていただきたい、こういうふうに思うわけであります。  昨日の本会議で、臨時行政調査会の候補者といいますか委員が任命をされたわけでありますが、この会長というのはすでに決まっておるわけですか。それともどういうふうにして会長はお決めになるわけですか。

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○野坂分科員 よくわかりませんね。全く七色のにじみたいな関係で、どっちにでも解釈ができるようなかっこう、よくわかりません。  自治省局長にお尋ねをいたしますが、この行政管理庁のいわゆる第二次臨調ですね、これの調査審議の範囲は、国の行政制度及び行政運営の改善合理化の問題に限られて、地方公共団体の行政制度及び行政運営は地方制度調査会がやるべきであって対象外だ、こういうふうに考えられるわけでありますが、自治省としてはどうですか、見解は。
【次の発言】 ちょっと待ってください。私が質問したのは、読み上げたこれに対する自治省の見解いかんと聞いておるわけです。

第94回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○野坂分科員 今度、五十六年から五カ年計画で第四期の住宅建設計画というのができましたね。これについては七百七十万戸ということになっておりますが、これはどういうふうにして算定をされたのでしょうか。
【次の発言】 建設省が予算の概算を要求されるときには三百六十五万戸要求されたですね。これが三百五十万戸になって十五万戸没になった。当初民間住宅を考えておった四百五万戸を四百二十万戸にして十五万戸のつじつまを合わせた、そういうふうに、積算ではなしに、最後の段階はあっちやこっちに行って割り振って七百七十万戸にけつを合わせたというふうに認識できるんじゃないかと思うのですけれども、そういう点では非常に弱いなと……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○野坂分科員 私は、医業の倫理の確立の問題、社会保険料の診療報酬不正水増し請求事件、医師会の民主化等の問題について質問をしたい、こういうふうに考えております。  大臣初め関係各位の御案内のとおりに、医業は人命を預かるものであります。また人の命を救う崇高で尊厳な職業であるということは御承知のとおりです。これに従って大多数の医師は、使命感に燃えて、医業倫理を守り、予防や治療に専念されておることを信じて疑いません。しかし、近年、また最近におきましても富士見病院とか十分会とか近藤病院とか、また五日ほど前には「巨額脱税の四医師摘発」という記事がございましたが、これらのような不徳な医師の乱診乱療あるいは薬……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○野坂分科員 総括なり一般質問で農林大臣の見解も聞いたわけでありますが、いまだ納得できない諸点がございますので、この分科会を通じて明らかにしてまいりたい、こういうふうに考えております。  総括なり一般で、大臣は、世界の食糧事情はきわめて窮迫をしておる、そのことは認めるし、紀元二〇〇〇年、そのころには輸入食糧、穀物、飼料等を含めて四千万トンも輸入をしなければならぬというようなアメリカ報告についても認めるということでありました。  そこで、わが国の食糧の自給をどうやって伸ばすんだ、こういうことが時の焦点になるわけであります。国会は食糧の自給力強化の決議をしておる。一方では、農政審は穀物の自給率は三……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○野坂分科員 大臣大変お疲れのようでありますから、途中でちょっと休憩されてもいいと思いますが、しばらくの間お聞きをいただきたいと思います。  中小企業の問題についてこれからお尋ねをしたいと思うのですが、中小企業の日本経済における位置づけとしてこういうことが書いてあります。「中小企業は、国民経済の活力の源泉である。」「ところが、昨今の中小企業の景況は、倒産が高水準で推移するなど極めて厳しい状況にある。」こういうことが書いてありまして、「中小企業の最近の景況は、生産の減少、輸出の伸びの鈍化、収益悪化、倒産増加等かげりが目立っている。」とあります。生産の動向一つを見ましても、中小企業は十一月で前年同……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○野坂分科員 行政管理庁長官にまずお尋ねをいたしますが、第二次の臨時行政調査会で特殊法人の整理統合についても議論されておるというふうに聞き及んでおるのでありますが、現在の状況を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 私は特殊法人の数は百八つあるというふうに聞いておりますけれども、それをどの程度まで統廃合するということは現在議論のさなかであって、その着陸地点はわかっていない、こういうふうに解してよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 特殊法人の役員の選考については、昭和五十二年十二月二十三日の閣議決定では「次の事項に留意するものとする。」と書いてございます。その内容は、「特殊法人の業務……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1982/02/26、36期、日本社会党)

○野坂分科員 輸送機関に航空機、船舶、電車、バス、ハイタク、こういうふうにありますが、この中で必ず必要な必須輸送機関あるいはハイタクのように選択的輸送機関、こういうところに分かれるだろうと思うのですけれども、バスの場合は必須輸送機関、こういうふうに私どもは位置づけておりますが、そのとおり考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 昨年の七月に運政審から答申をされました中で、バスが、言うなれば甲種、乙種、丙種とございますね、この中で乗車人員が非常に少ない第三種生活路線とでもいいますか、そういう場合については「自家用車を使用する者とその利用を希望する者を地域的組織の力により結びつける自家用車利用……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○野坂分科員 自治大臣のほか皆さんにお尋ねをしたいと思っておるのですが、まず、来年度の地方財政計画は四十七兆五千四百二十二億、こういうふうに定められておると思いますが、そういうふうに確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 いまの第二次臨調で、地方交付税の率の問題についても財界の中で議論がある、こういうふうに聞いております。きょうの新聞等でも、国以上に地方公共団体は緊縮予算を組んでおるというのが全国的に紹介をされております。  私たちは従来、参加の時代、地方の時代と言われる最近の情勢の中で、交付税率を高めて、そのことによってむしろ、国民生活の安定充実が政府の基本目標でありますから、生活環……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○野坂分科員 私は、最後でありますから、ごく簡潔に質問をして、お答えをいただきたいと思っております。  午前中にも若干議論がございましたが、現代の社会は高齢化社会、いわゆる高齢者の社会に入っておるというのが現状であります。厚生大臣の御説明では、御老人は健康で長生きをしてもらいたい、こういう願望と期待を述べられたわけでありますが、私は、とりあえず寝たきり老人問題についてお尋ねをしたいと思います。  現在の寝たきり老人というのは四十万人、こういうふうに御説明があったと思いますが、これに間違いがないかということが一つ。今後十年あるいは五年、統計、実績等で展望された数の増加はどの程度になるであろうか、……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○野坂分科員 経済企画庁長官は予算委員会の総括、一般質問、そういう中でたてまえ論ではなしに、逃げる答弁といいますかそういうことではなしに、てらうこともなく非常にまじめに大胆にわかりやすく答弁をされておるというふうに、与党の皆さんもそうでありましょうが、野党の諸君もそういうふうな評価がございます。もしあなたが総理におなりになるともっとパワーが出るのではないかという私語も聞くところであります。そういう意味で長官に素直にお聞きをいたしますので、わかりやすく御答弁をいただきたい、こういうふうに思うのであります。  総括なり一般の中でお話がありましたが、日本の経済というのは、アメリカやEC、世界各国に比……

第98回国会 予算委員会公聴会 第1号(1983/02/09、36期、日本社会党・護憲共同)

○野坂委員 社会党の野坂浩賢です。公述人の先生方には御多忙のところ、われわれのために大変論旨明快にお話をいただきまして、大変ありがとうございました。参考になりました。  御三人の先生に質問することをまず申し上げたいと思うのであります。  御三人の先生には、特に福島先生がお触れになりましたけれども、憲法の九条の問題についてのお話がございました。現状、国会で論議をしておりますのを御承知かと思いますが、連日新聞に報道されておりますアメリカに対する武器供与の問題、あるいは防衛費GNP一%の枠を超すかどうかというような問題、それと財政再建がございますが、御三人の先生に明快にお答えいただきたいと思いますの……

第98回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○野坂主査代理 これにて小沢貞孝君の質疑は終了いたしました。  次に、沢田広君。
【次の発言】 これにて沢田広君の質疑は終了いたしました。  次に、小林進君。

第98回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○野坂分科員 連日御苦労さんでございます。若干の質問をして、農政の展望と方向を明らかにしていきたい、こう思っております。  紀元二〇〇〇年にもなりますと、世界の食糧事情は非常に厳しい情勢であるというふうに伝えられております。特に、三億ないし四億人の餓死者が出るのではないかというふうな状況だと伝え聞いておりますが、現在の世界の食糧の需給情勢はどういう見通しか、官房長の方から一般的にお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまお話しのように、非常に窮迫の度を強めておるというのが状況でございますが、政府は、総合安全保障条約、このことを盛んに言っておられまして、特に予算を見る場合に、防衛費だけ突……

第98回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○野坂主査代理 これにて佐藤誼君の質疑は終了いたしました。  次に、川本敏美君。

第98回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○野坂分科員 同和問題について若干尋ねをしたいと思います。  五十七年三月三十一日までは同和対策事業特別措置法というかっこうで、その法律に基づきまして同和対策事業が進められてまいりました。今度は五十七年四月一日から六十二年三月三十一日に限定されまして地域改善対策特別措置法という法律にかわったわけであります。そのことは大臣初め皆さんよく御承知のとおりであります。時限立法でありますから、五年間で差別が解消されるように、環境が整備できるように進めていかなければならない。国の責任、地方自治体の責任、国民全体の責任として進める、こういうことになっておることは御承知かと思います。  まず、大臣の御見解を承……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○野坂分科員 自動車局長、過疎バスの維持対策のための補助金というのがございますね。ことしはたしか九十六億円程度だったと思うのですが、一種、二種、三種とありまして、三種路線についてはどのぐらいの補助金がついているのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、去年の七月でしたか、運輸審議会の答申がございましたが、あの中で、余り乗らないところは相互扶助の精神で白ナンバーでやるようにという話がありましたね。これは一地域でモデルとしてやったというふうに聞いておりますが、どの程度の実績が上がっておりますか。
【次の発言】 それで、この三種路線は五十七年度よりも五十八年度の方がふやしていただいたのですから、や……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○野坂分科員 時間がございませんから簡潔に質問をいたします。長官は非常に元気でありますから、明瞭に御答弁をいただきたい、こう思っております。  「昭和五十八年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」これは一月二十二日に閣議の決定をしておられますね。この主要経済指標、参考資料等は、間違いなくこのとおりいく、こういうふうに自信と確信をお持ちですか。
【次の発言】 五十七年度は御案内のように十二月の臨時国会では六兆一千億円の税収不足が出る、経済見通しを誤ったということが言えますね。当時企画庁の長官でありました河本さんは、五十七年度の後半には薄日は差す、こうおっしゃっておりましたけれども、景気の薄日はつ……


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ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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