このページでは保岡興治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。保岡興治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○保岡委員 いよいよ沖繩海洋博もあと七百三十余日で開催さ航るという運びになりました。今日までその準備に当たってこられた関係各位の御努力と御熱意に心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。 現在、世界各国でその英知と技術を駆使して海洋資源の開発や海洋空間の利用に積極的に取り組んでおり、海洋開発に対する関心はいやが上にも高まりつつあります。また一方ではすさまじい産業開発によって海洋汚染、病める海の現象が人類に大きな問題を投げかげている今日、世界でも初めての国際海洋博がわが日本で、しかも日本復帰間もない沖繩で開かれることは非常に意義深いものがあるわけであります。この沖繩海洋博が海に秘められている……
○保岡委員 各委員の先生方からサトウキビ政策についていろいろな角度から質問もあったわけでありますけれども、主として沖繩を中心としたところの質問が多いようでしたので、奄美大島の立場から若干御質問をさせていただきたいと思います。 御承知のとおり、奄美大島は沖繩のすぐ北にありまして、琉球弧と称する一連のつながった島でありまして、地理的、歴史的あるいは気象的条件が沖繩と全く同一であります。しかも人口のウエートからいっても、沖繩の六分の一の十五万八千人程度の人口をかかえておりまして相当のウエートがあると思うのでありますけれども、従来とかく沖繩に目が集中して向けられておりまして、奄美大島の存在がとかく忘……
○保岡委員 法案の第十一条に「伝統的工芸品産業審議会」というものがあるわけでありますけれども、これの第五項に、「委員は、伝統的工芸品産業に関し学識経験のある者のうちから、通商産業大臣が任命する。」という規定がございます。いま渡辺委員のほうから御指摘があったように、この法案の運営については、たいへん地元が、地場産業の伝統的工芸品産業をやっておる者が期待をしておるという意味で、この審議会の運営を地元の意向を十分反映したりっぱなものにして法律の適正な運営をはかるために、ぜひ地元の代表を入れてほしいという希望があるのでございますけれども、その点について、提案者側でどのようにお考えか、伺いたいと思います……
○保岡委員 関連するといっても、ちょっと関連性が薄いかもしれませんけれども、この際質問をさせていただきたいと思います。 さきに私は予算委員会の分科会におきまして、三月八日に自治大臣に御質問を申し上げたわけでありますけれども、奄美大島の復興、振興事業というものは二十カ年間自治省が担当してやってきたわけでありますが、それがことし一ぱいで切れるわけであります。そこで、昭和四十九年度以降さらにどういうふうにしてこの地域の振興、復興、開発をはかっていくかという点について自治大臣に御質問したわけであります。その際大臣から、昭和四十九年度以降の奄美振興については、新たな構想のもとに長期的な計画を樹立し、さ……
○保岡委員 このたび、奄美大島の過去の二十カ年間の国の特別措置に引き続いて五カ年の特別措置を継続することになって、その関係の法案が上程されることになりましたことについて、地元を代表して政府並びに関係者の努力に心から感謝を申し上げます。 そこで、この機会に若干の質問をさせていただきたいと思います。 さきに大臣からこの法案の提案理由の説明があり、いままた林行政局長のほうから補足説明もございましたが、この法に基づいて作成される振興開発計画というものが、今後の奄美大島の特別措置の内容をきめる非常に重要な意味を持っていると思います。そういった意味で、基本的な考え方については一応の御説明をちょうだいし……
○保岡委員 私はこの際、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の五派を代表いたしまして、奄美群島振興特別措置法及び小笠原諸島復興特別措置法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により、趣旨説明にかえさせていただきます。 奄美群島振興特別措置法及び小笠原諸島復興特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行にあたり、次の諸点に留意し、奄美群島の振興開発および小笠原諸島の復興に遺憾なきを期すべきである。 一、奄美群島振興開発計画の策定にあたっては、地元市町村の意見を十分に反映させるとともに、その計画……
○保岡委員 議題になっております法案に関連して、若干の質問をさせていただきたいと思います。 御承知のとおり、奄美大島は日本に復帰しましてから二十一年を経過してまいりました。戦後八年間は日本から分離されまして、アメリカの委任統治下に置かれまして、非常に行政が空白状態になっておりまして、当時日本の国の財政力も非常に弱かったという関係があって、日本からの直接の援助も得られず、また一方、委任統治をしておる米軍の方も、沖繩に比べて基地としての機能が非常に少ないために、民生安定のいろいろな施策についても欠ける点があって、この八年間の行政空白は非常に大きな痛手を群島に与えておったわけであります。 それが……
○保岡委員長代理 沖本泰幸君。
【次の発言】 横山利秋君。
○保岡委員長代理 青柳盛雄君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十九分散会
○保岡委員長代理 横山利秋君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時二十二分休憩
○保岡委員長代理 横山利秋君。
【次の発言】 柴田健治君。
【次の発言】 次回は、来る六日金曜日、午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時十二分散会
○保岡委員長代理 次回は、来る十日火曜日、午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十一時二十三分散会
○保岡委員長代理 横山利秋君。
【次の発言】 諫山博君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時五十三分散会
○保岡委員長代理 諫山博君。
○保岡委員長代理 横山利秋君。
○保岡委員長代理 退席されたようです。
【次の発言】 質問が終わったと思ったのではないでしょうか。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
沖本泰幸君。
【次の発言】 はい、しかるべくしたいと思います。
【次の発言】 田中美智子君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時九分散会
○保岡委員長代理 青柳盛雄君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後一時一分散会
○保岡委員 初めに、本案の提出の趣旨、並びにこれが今国会に提出されるに至った経緯について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 前からこの委員会でたびたび問題にされておりましたいわゆる非拘禁補償、公訴の提起によって生じた財産的あるいは精神的な損害の補償、これとの関連でどのような検討がなされたのか、それとの関係はどうなっておるのか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 御指摘の理由はもっともであって、結論的には私もそれで結構だと思いますが、刑事の裁判の場合は、やはり一般の行政措置における場合と比べまして、精神的なあるいは財産的な損害というのは顕著なものがあるのではないか、そういうことも考……
○保岡委員 自由民主党の保岡興治でございます。時間も三十分と限られておりますので、主として小倉会長に、税制調査会会長としてというか、個人的な見解でもいいですから、もう少し先ほどの陳述に加えて詳しいお話を伺ってみたい、このように思います。 先ほど小倉会長の方からもお話がありましたが、昨年五月の政府の五十年代前半の経済計画に基づいて財政収支試算というものを政府が改定して出してきたわけであります。それを見ますと、五十五年度に赤字国債をゼロにするということで試算をしてありますが、税収が五十二年度十八兆七千九百億であるものが、五十三年度になると二七・四%、五十四年度には二一・九%、五十五年度も大体同程……
○保岡委員長代理 午後一時三十分に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二十七分休憩
【次の発言】 村山喜一君。
○保岡委員 時間が限られておりますので簡単に質問をしていきたいと思うのであります。 いま只松委員や野田委員からも指摘がありましたとおり、政府の五十年代前期経済計画に基づく財政収支の試算、先ほど総理が御答弁になったように、昭和五十五年には赤字公債をゼロにするのだ、ある程度また経済計画に基づく投資もしていかなければならない、財政規模も維持しなければならない、したがって自然増もある程度見込んである、この財政収支をどうしても果たさなければならないと、こういうことを先ほど来述べられておるわけでありますけれども、そうしますと、五十五年度には三十五兆五千億という税収を見込んでおる、ところが自然増からいって……
○保岡委員長代理 横山利秋君。
○保岡委員 本法案の内容やその提案の理由の説明等についてはまた後でお伺いしますが、まず、この法案を提出するに至った経緯、どのようなことでこのような提案の運びになってきたか、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 実際には社債の発行限度枠というものが、もうある程度満杯に達してきておるというような緊急な事情もあったかと思うのでありますが、社債の発行限度枠を拡大するについては慎重に考えなければならない点もいろいろありますし、また、いろいろな環境の整備ということも非常に重要なことだろうと思います。そういうことから、ある程度、いま局長がお話しになったように緊急性があってこの法律の提案に至っていると……
○保岡委員 今回の刑法改正案は、その提案理由に、事案に対して適切な科刑の実現を図り、かつ一般予防的効果を期するためにきわめて緊要なことであるとされておりますけれども、現行の刑法の法定刑では、適切な科刑の実現を期し得ない理由を明確にしてほしいと思います。特に刑法は、国民にとって最も身近な基本法の一つであります。そういった意味で、強い法的安定性の見地から、その体系理論の整合性が強く要請されます。そういった意味で、一部改正というものはきわめて慎重に扱わなければならないことであろうと思うのでありますが、この際かかる改正案を出されたその根拠という意味で、明確にしていただければ幸いでございます。
○保岡委員長代理 高橋高望君。
○保岡委員 私は、自由民主党を代表し、昭和五十三年度における財政処理のための公債の発行及び専売納付金の納付の特例に関する法律案並びに同法律案に対する修正案に賛成の意見を述べるものであります。 わが国経済は、緩やかな拡大基調を続けておりますが、総体としての景気回復の足取りはなお力強さを欠いており、雇用情勢も依然厳しいものとなっています。他方、経常収支は大幅な黒字基調を続けており、円相場の急騰によるデフレ効果も懸念される状況となっております。 このようなわが国経済を取り巻く厳しい内外情勢に対処し、景気の速やかな回復を図るため、政府におかれては、すでに成立を見た昭和五十三年度予算において、公共事……
○保岡委員長代理 正森成二君。
○保岡委員長代理 午後一時三十分再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時三十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。質疑を続行いたします。長谷雄幸久君。
【次の発言】 正森成二君。
○保岡委員長代理 飯田忠雄君。
○保岡委員長代理 はい。
【次の発言】 山花貞夫君。
○保岡委員長代理 また理事間で相談をして取り計らいたいと思います。
沖本泰幸君。
【次の発言】 長谷雄幸久君。
○保岡政府委員 私、先般国土政務次官を拝命した保岡興治でございます。 微力でありますが、中野国土庁長官を補佐し、伏木委員長初め委員各位の諸先生方の御協力を仰ぎながら、国土行政全般にわたり全力を尽くすつもりでございますので、何とぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。 総理府所管のうち国土庁の昭和五十四年度一般会計歳出予算について、その概要を御説明いたします。 国土庁の一般会計歳出予算は、二千四百八十四億一千六百余万円を予定しておりまして、前年度(補正後)予算に比べまして三百四十六億八千六百余万円の増加となっております。 その主要な内容は、 第一に、第三次全国総合開発計画の柱……
○保岡政府委員 お答えいたします。
奄美群島の振興開発の基本方向としましては、快適な住みよい生活環境の確保に努めて、地域の特性を生かした産業の振興を図り、国土の利用と調和し、かつ地域にとっても均衡のとれた発展を期するために積極的に各般の事業を推進してまいりたい、このように基本的に考えております。
【次の発言】 先生御指摘のように、奄美群島における水資源の確保というのは生活用水についても今後十分確保しなければなりませんが、なかんずく農業の振興のために、そして基幹作物であるサトウキビの振興のためには、どうしても今後、重点を置いて、その施策の充実に取り組んでいかなければならない問題だというふうに認……
○保岡政府委員 このたび国土政務次官を拝命し、中央防災会議事務局長として災害対策の重責を担うことになりました保岡興治でございます。 今後、中野国土庁長官ともども、米田委員長初め委員の皆様方の格段の御指導を仰ぎながら、ふなれではございますけれども、災害対策に全力を尽くしてまいる所存でございますので、何とぞよろしく御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。(拍手)
○保岡政府委員 薮仲先生の先ほど来の貴重な御意見、私も非常に貴重な御意見と承りました。関係各省よく連絡をとり合いまして、地震対応策については十分きめ細かく今後対処していくようにいたしたいと思います。 なお、予知体制についても、どうしたらいいか、いま十分詰めをやっておりまして、報道関係等とも十分打ち合わせをいたしまして、できるだけパニック等起こらないようにきめ細かい具体的な対応策を今後政府としても鋭意検討してまいりたい、このように思っております。
○保岡委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、藤田高敏君を委員長に推薦いたしたいと思います。
○保岡委員長代理 三浦久君。
○保岡委員長代理 後で理事会で御相談をさせていただきます。
【次の発言】 先ほどお話ししたとおり、理事会に諮って取り扱いを決めたいと思います。
○保岡説明員 このたび大蔵政務次官を拝命いたしました保岡興治でございます。 もとより浅学非才でございますが、大臣と一体となりましてその職務の遂行に全力を挙げる決意でございますので、綿貫委員長初め委員各位の皆様方におかれましては、よろしく御指導、御鞭撻いただきますよう心からお願い申し上げます。(拍手)
○保岡政府委員 お答えいたします。 最近の経済情勢を見ますと、物価については、卸売物価は安定した動きを続けておりますし、消費者物価も落ちつきの傾向が定着し始めたものと見られます。 他方、景気については、拡大テンポの鈍化が依然続いております。すなわち、設備投資や輸出は堅調に推移しているものの、消費者物価や冷夏等の影響により個人消費が鈍化しており、また住宅投資も停滞気味に推移をいたしております。こうした背県のもとに在庫調整が続いており、生産、出荷の基調も弱含みで、先生御指摘のような景気のかげり現象も出てきております。 今後については、在庫調整の終了とともに生産は上向くであろうと思いますし、ま……
○保岡政府委員 先生御指摘のように、人事院勧告を尊重しなければならない、国家公務員の給与というものは国家の仕事を支える最も基本である、重視しなければならないということはそのとおりだと思います。しかしながら、いま人事局の次長が答弁しておりましたとおり、財政事情がそれを許さない。いま財政再建が緊急、緊要な課題になっていることにかんがみて、そこにはおのずからそのときの事情によってとらなければならないことがあるというふうに考えております。
【次の発言】 先ほどお話し申し上げましたとおり、財政事情でございますけれども、八月八日に出された人事院勧告を実施した場合における給与改定の所要額は約二千八百四十億円……
○保岡政府委員 お答えいたします。 お金の金目の方は五兆二千億ということでございますが、いまいろいろ議論の中のお話にも出てまいりましたが、整備新幹線、これはその需給の見通しから見て、従来どおりの仕組みでこれを運営していけば、また建設していけば、大変な赤字を避けることができないということで、国鉄の現在の財政事情やあるいはまた国の現下の財政事情を考えると、とてもこれは国の助成によってこれを建設していくということは現在の状況では困難であるということでございます。しかしながら、この法律に出ております地方負担の問題でありますけれども、その地域の開発効果ということを考えれば、これは実質的にも、先ほど来出……
○保岡政府委員 私、自賠責保険関係の専門的な知識を持ち合わせているわけではありませんけれども、いま運輸省の事務当局からお答えした話等を前提として考えますと、法によって強制された保険ではありますけれども、基本的には保険契約に基づいて、保険を掛ける者がこれを受認して、その給付したところの資金の運用を図っていくということであろうと思います。そういった意味で、もちろん民事上の、自動車事故による損害賠償請求権という私法上の不法行為に基づく請求権を保障する性質のものであろうと思いますが、それに加えて保険契約によって受認することができないかというと、私は法律の内容の決め方いかんによってはこれを加えてとれるべ……
○保岡政府委員 渡辺大臣が出て答弁をするところでございますが、ちょっと所用でできませんので、政務次官の私からお答えさせていただきたいと思います。 いま一番初めに小林先生から御質問のあった、自力で雪おろしをしたりして排除した場合に、税制上何か措置できないか、こういう御質問でございまして、まず、一番最初のお答えに、ちょっと余りいいお答えじゃなくて大変恐縮なんでございますが、雑損控除制度は、災害等によって損失を受けた場合や、雪おろし費用等災害に直接関連して支出された費用がある場合に、個々の納税者にとって担税力が減殺されるということで、一定水準を超える損失や支出についてこれを税制上配慮しておるもので……
○保岡政府委員 先生御承知のように、財政再建が緊急な課題だということで、法人税の税率を一律二%上げさせていただいたわけでございますけれども、中小法人の軽減税率を含めて一律二%上げたという点について、これは中小企業の軽減税率制度創設当時から基本税率との格差が非常に広がってきているというようなことで、個人形態での事業を営む場合の税率との関係でバランスをとらなければいけないということから、税制調査会でもむしろその格差をできるだけ縮小するような方向で検討しろというような提言もあって、今回同じような率で上げさせていただくということで配慮させていただいたということで御理解いただきたいのと、それから軽減税率……
○保岡政府委員 先生御指摘のように、天気予報ができるだけ確度の高い正確なものになってくれば、人類の生活文化の向上に大きな前進になることは、もうそのとおりだと思います。したがって、気象庁も財政当局の大蔵省も、できるだけその点の研究体制等については努力をしてきていると思いますけれども、御質問の趣旨、また、いま気象庁も一生懸命前向きにがんばるという姿勢を示しておりますので、できるだけ御趣旨に沿うように今後も努力をしていきたい考えでおります。
【次の発言】 せっかくの先生の御指摘で、余りいい返事でなくて恐縮なのでございますけれども、農家の経営をいかに支えていくかということについてはいろいろな施策が考え……
○保岡政府委員 先ほど提案理由で大臣が述べられましたことを踏まえてお答えをしたいと思います。 まず五十六年度の税制改正で財政体質の改善に資するために、現行税制の基本的な枠組みの中で相当規模の増収措置が必要である、このことは大臣が先ほど申し上げたとおりでございます。そこでその一環として酒税についても負担の引き上げを検討をいたしました。酒税については、ぜひ歳入の充実の要請があるということの理由のほか、酒税が従量税率を原則としているために、物価水準が上昇したためにその負担水準が低下してきている。そういうことで、従量税率を原則として二四・二%程度引き上げることにする。ただし清酒一級、二級及びしょうち……
○保岡政府委員 先ほど来いろいろ努力してきていることについては申し上げたとおりでございますけれども、確かに中小零細な業者である酒造業者、しかも日本古来の酒をつくっていただいている、生活にもかなり浸透しておる長い伝統を持っているわけですから、大蔵省としても酒造の現状については十分調査をして、また将来どうあるべきかということなどもよく検討させていただきまして、御質問の趣旨なども十分踏まえた対策が立てられるように今後努力をしてまいりたいと思います。
○保岡政府委員 いま間税部長からお答えしたところで尽きているとは思うのでございますけれども、やはり消費者にできるだけ便利に販売するということも必要でありましょうし、また、消費者のそういうニーズに対応することが先生御指摘のように税収の確保ということにも資するということだろうと思います。先生も零細業者に対する十分な配慮に言及されておりますので、先生の意を体してできるだけ御趣旨に沿って対処したいと思います。
○保岡政府委員 先生がおっしゃったように、議長裁定は非常に重い、これは最大限尊重するという趣旨で各党間でお話し合いができたことについては、十分これを守ってまいりたいと考えております。
【次の発言】 先生御指摘のように物品税の課税対象あるいは税率については今後もできるだけ検討して勉強をしていかなければならない問題点もあろうと思いますけれども、今回の税制改正においては、従来の考え方に従ってその考えを踏襲して、従前決められていた物品税の対象品目とバランス、あるいは税率上もそのバランスを考えてこれを見直すということで対処してまいりました。今回の改正にはそのような点を御理解賜りたいと思います。
○保岡政府委員 先生がおっしゃっているように、社会情勢の変化とかあるいは経済取引の変化、こういったものには税制というものは正しく対応して、常に理想的な税体系を求めて努力をすべきだと思います。そういった意味で、今回も税調答申を踏まえ、また従前先生方、国会の議論を踏まえて、できるだけの努力はしてまいったつもりでございますけれども、今後なお財政状況も非常に厳しい、国民に対して負担とサービスの提供等のいろいろな合理的なものを求めて、そして国民に理解をいただきながら進めなければならないという状況はなお最近特に差し迫ったものがあると思いますので、政府としても今後とも一生懸命努力をしてまいりたいと思います。
○保岡政府委員 納税をきちんとして国の歳入を確保するということは、国家にとって、また国民にとってきわめて重要なことだと思います。そういった意味できちっとした納税が行われることの工夫というものは常に真剣に検討していかなければならないと思いますが、先ほど来国税庁の次長がお答えしているとおり、自主申告制度という納税者を信頼して税を確保していくというよき制度がずっと行われてきているところでありますから、基本的にはその制度を前提としていろいろ工夫していくことが最善ではないだろうか、もちろんいま先生が言われるようにいろいろな不公正が出てまいりますと、先生のおっしゃるような考え方を持つ人も中には出てくる、そ……
○保岡政府委員 いま主税局長からお答えしたとおりの状況でありますが、総理及び大蔵大臣は政治的に並み並みならぬ決意を述べられておるものと思います。
【次の発言】 いろいろな政策課題に挑戦する場合に、どういう過程で実現されていくかということにはいろんな場合があると思いますけれども、本件の場合は五十七年度の予算という問題にもかかわりますし、おっしゃるように内閣最大の課題の一つであります。いま総理や大蔵大臣の並み大抵でない決意のもとに、これから五十七年度予算編成という流れの中で動いていく、これから大変な決意からいよいよ大きな動きが始まる、このように御理解を賜りたいと思います。
○保岡政府委員 関税局長からお答えしたと思いますけれども、先生もいまおっしゃったように、通関の際に、価格については参考にすべき資料をいろいろしんしゃくして適正な価格かどうかということについてなお一層資料を整備、調査もしましてこれを実効あるようにしたいと思いますし、また、事後調査についても、これは必ずしも機能していないと思いません。できるだけ厳重にやりたいと思います。 また、処罰についても、そういった社会情勢、現状等を十分勘案して厳重に処罰するように努めたいと思います。その他、きょうの先生の御指摘を参考に、脱税等の悪質なものがないように努力をさせていただきたいと思います。
○保岡政府委員 従前大蔵省が、六十年から本格的な特例公債の償還が始まる、そのために借金を重ねることはこれは大変だということで申し上げていると同じような趣旨のことが始まっているのではないかという先生の御指摘は、いま主計局の次長の方からもお話し申し上げたとおり、金額の点においてはすでにそういうことが始まっておる、同じような借金財政の困った現象が起こりつつあると言うてもいいのではないだろうか、そういうふうに思います。
【次の発言】 先生の御指摘のように、財政が非常に厳しい事情にあるという認識においては私どもも変わりないつもりでございます。まあ、破綻しているという言葉が適当かどうかは別といたしましてで……
○保岡政府委員 そのとおりでございます。
○保岡政府委員 先生御指摘の憲法十五条、そこにすべての公務員は全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではないと書いてある趣旨は、憲法に定めてあるとおりでございます。したがって、これは憲法解釈でいろいろあると思いますけれども、一部の奉仕者でない、全体のために働く公僕であるという趣旨を定めてあるものと思います。
【次の発言】 先生、いろいろ手数料の行政コスト等の基準についてもう少し明確にしろという御意見、これはいろいろお述べになった点、もっともな点もあろうかと思います。しかしながら、一応先生の御意見は御意見として、大蔵省、各省で今後、調整をして定めた積算の基礎としての数字は承知しておりますので、検討した……
○保岡政府委員 いま先生から御指摘いただいたように、また関税局長の方からお答えしたように、税関職員の勤務の特殊性はあると思います。また配慮しなければならない点もあると思います。その点については、いまお答えもしてきたとおり、できる限りのことはしてきたと思いますけれども、いま局長も申し上げましたとおり、行財政の見直しという厳しい環境にはありますけれども、その見直しの中で、勤務の態様、給与のあり方、こういったことについておのずから抜本的な検討がなされるようにしていかなければならないと思います。それが具体的にどういう日程でなされていくか、まだそういう具体的な方針は承知しておりませんけれども、そういう中……
○保岡政府委員 先生が税の公平の確保の見地から捕捉率というものの調査を厳重に正確にきちっとしろという御指摘はごもっとも当然のことでございまして、国税当局もそれを受けて一生懸命やる気でいるということでございます。六月からは実調も始まりますので、それまでには先生御指摘の御意見等も参考にさせていただきながら鋭意検討を始めて、調査に当たる段階までにはしかとした方針を決めたい。実際に調査に入って正確なものを得るという時期までにはそういう方途について明確にさせたい、指示したいと思いますので、それで御了承を願えれば幸いでございます。
【次の発言】 国会の決議が非常に重いものであることは先生御指摘のとおりで、……
○保岡政府委員 先ほどから事務当局の方からお答えしているとおり、会計の処理の仕方としてはいま申し上げたとおりでございますが、将来の収支の見通しというのか、そういうことになりますと、これはまた別の考え方もあろうと思います、そういう見通しについて民間金融機関が述べたことでございますので、それは一つの見通し、考え方でございますので、大蔵省としてそれをとやかく言うことはいかがかと思う次第でございます。
○保岡政府委員 お答えいたします。 わが国がインドシナ難民の問題に対していろいろその解決に努力しているところは、先生がいまいろいろ言われたとおりでございますけれども、五十五年度において、国連難民高等弁務官事務所拠出金として六千万ドル、邦貨にして約百四十億円、世界食糧計画、WFPを通ずる米の援助、これは約二千万ドル、邦貨にして五十億円、それからその他の国際機関、国連児童基金、国際赤十字等への拠出及びタイに対する難民関連二国間協力等約二千万ドル、邦貨にして五十億円、合計約一億ドル、邦貨にして二百四十億円を支出して、それぞれ東南アジア各地に一時滞在するインドシナ難民の医療、衛生、食糧面における援助……
○保岡政府委員 お答えします。 国民金融公庫の外国人に対する貸し付け、これは昭和五十五年度から実施をいたしております。また中小企業金融公庫の方は、従来より外国人に対する貸し付けを行ってきております。 先生がちょっと疑問に思われていたことにも関連すると思いますが、国民金融公庫は五十五年度より前は外国人の貸し付けは行っていなかった。これは国民金融公庫法の第一条に、国民金融公庫は国民大衆に対して必要な事業資金の供給を行うこと、こうなっております。そういうことから、日本国民を第一義的に考えていたという立場から、外国人に対する貸し付けを控えていたということでございますが、国際人権規約が批准されたこと……
○保岡政府委員 先生お尋ねのように当時未発行の赤字公債を全然発行しないということになれば歳入欠陥ということになったわけでございます。
【次の発言】 この一千二百億円の発行を決めた六月十七日段階における五十五年度の税収とか歳出の不用等の見込み、これに基づいて算定したわけですけれども、税収は補正後に対して二千七百億円から三千三百億円程度減収の見込みがあった。それからこのうち特定財源については四百億円程度の増収が見込まれた。それから予備費その他歳出の不用分、これは三千七百五十億円程度が見込まれた。それから税外収入の増加が九百五十億円程度見込まれた。歳出の不用と税外収入の増加を合わせたものが結局四千七……
○保岡委員 それでは質問をさせていただきます。 財政状況が非常に厳しい中で、本年度で期限切れになる奄美群島振興開発特別措置法の期限延長をしていただくことになったことに関しては、稻村大臣初め関係の皆様方に心からまずもって感謝を申し上げたいと思います。また法案の審議がここに始まりましたこと、委員長初め委員各位に感謝を申し上げます。特に稻村大臣は御就任直後に、忙しい予算編成の前に現地奄美大島まで行っていただきまして、親しく奄美の群島民と接していただいて、その後懸命に努力いただきましたことを、今日の結果を得た大きな要素として群民ひとしく感謝を申し上げていることを申し添えさせていただきたいと思います。……
○保岡委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、私が建設委員長に就任いたすことになりました。まことに光栄に存じております。本委員会は極めて重要な使命を有するものでありまして、その職責の大きいことを痛感いたしております。つきましては、委員各位の御協力を得まして、円満なる委員会運営に努め、もってその重責を全ういたしたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
建設行政の基本施策に関する事項
都市計画に関する事項
河川に関する事項
道路に関する事……
○保岡委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、昭和五十九年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案を議題といたします。
趣旨説明を聴取いたします。木部建設大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山中末治君。
【次の発言】 午後零時十分より委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前九時四十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。新井彬之君。
【次の発言】 小沢貞孝君。
○保岡委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、建設行政の基本施策及び国土行政の基本施策について、建設大臣及び国土庁長官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。木部建設大臣。
【次の発言】 次に、河本国土庁長官。
【次の発言】 次に、昭和六十年度建設省関係予算及び昭和六十年度国土庁関係予算について、それぞれその概要説明を聴取いたします。谷建設政務次官。
【次の発言】 次に、西田国土政務次官。
【次の発言】 以上で概要の説明は終わりました。
次回は、来る二十二日金曜日午前九時四十五……
○保岡委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りをいたします。
両件調査のため、本日、参考人として住宅・都市整備公団理事救仁郷斉君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野中広務君。
【次の発言】 次に関晴正君でありますけれども大臣がお見えになっておりませんので、ちょっとこのまましばらく待ちたいと思っております。……
○保岡委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂井弘一君。
【次の発言】 小沢貞孝君。
【次の発言】 道路財源となるべき自動車重量税の確保につきましてのただいまの小沢先生の御議論は、私も委員会等を通じてよく承知をいたしているところでございまして、前委員長が委員会の議論を踏まえまして最大限の努力をいたす旨の発言をした精神は、委員会に継承されている問題である、このように考えております。現に、その熱意が昭和六十年度予算に生かされていると思っております。
したがいまして……
○保岡委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会申し入れに関する件についてお諮りいたします。
大蔵委員会において審査中の内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律案について、同委員会に対し、連合審査会開会の申し入れを行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会を開きます場合の開会日時等につきましては、大蔵委員長と協議の上、追って公報をもってお知らせすることといたします。
【次の発言】 内閣提出、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案及び特定市……
○保岡委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、道路整備緊急措置法及び道路整備特別会計法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本道路公団理事北村照喜君及び本州四国連絡橋公団総裁高橋弘篤君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたしま……
○保岡委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として住宅・都市整備公団理事京須實君及び同理事救仁郷斉君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上野建一君。
【次の発言】 速記をとめてください。
○保岡委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として住宅。都市整備公団理事台健君、同京須實君、同救仁郷斉君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します、前川且君。
【次の発言】 関晴正君。
【次の発言】 関君の御要望については、また理事会等で検討して処置したいと思……
○保岡委員長 これより会議を開きます。 国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、半島振興法案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来の理事会等におきまして御協議を願ってまいりましたが、その結果に基づきまして、お手元に配付いたしてありますとおりの起草案を作成した次第であります。 本起草案の趣旨及び内容につきまして、委員長から御説明を申し上げます。 いわゆる半島は、三万を海に囲まれた地域としての立地条件のために、孤島的な性格を有し、一般的には、平地に恵まれず、また水資源も乏しいなど国土資源の利用面の制約から産業立地も思うに任せず、所得の格差等が見……
○保岡委員長 これより会議を開きます。 建設行政の基本施設に関する件について調査を進めます。 この際、日本道路公団法等の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来の理事会等におきまして御協議を願ってまいりましたが、その結果に基づきまして、お手元に配付してありますとおりの起草案を作成した次第であります。 本起草案の趣旨及び内容につきまして、委員長から御説明を申し上げます。 第一は、余裕金の運用範囲の拡大についてであります。 現在、日本道路公団等建設省所管王公団の余裕金の運用につきましては、有価証券の取得のほか郵便貯金及び銀行への預金に限定されてお……
○保岡委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
本委員会に付託になりました請願は三百十四件であります。
請願日程第一から第三一四までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、請願文書表によりまして既に御承知のことと存じます。また、先刻の理事会におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員よりの説明は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
採決いたします。
本日の請願日程中、……
○保岡分科員 奄美群島も本年で復帰して以来満二十年になりまして、復帰した翌年奄美群島復興特別措置法が制定されまして十カ年、引き続いて昭和三十九年から奄美群島振興特別措置法が制定されまして、それに基づく振興計画を樹立してその実施を行なって十カ年、政府の手厚い保護によって産業経済の振興をはかってまいったわけでありますけれども、その間の国や県、地元市町村あるいは住民の不断の努力によってそれなりの成果をあげてきたと見ることができるわけでありますが、この間関係当局の寄せられた熱意と御努力に対して心から郡民を代表して感謝を申し上げるものであります。 しかしながら、現在の奄美大島の置かれている状況というも……
○保岡分科員 奄美大島の振興対策について、このたび従来の奄美群島振興特別措置法の一部を改定して奄美群島振興開発特別措置法が新しくできるということで、いま衆議院で審議を尽くして本会議にかけるところまできているわけでありますけれども、これに基づく予算に関連して伺いたいと思います。 四十九年度以降はこの法律に基づいて新しい方式で奄美の振興開発をしていただく、しかも予算措置もかなり考えていただいたという政府の努力に非常に感謝しておるわけでありますが、現在の奄美大島の置かれている状況を見ますと、物価問題ということが非常に重大な問題のように思われるのであります。 実は御承知のとおり鹿児島から三百七十キ……
○保岡分科員 まず運輸省にお伺いをさせていただきたいと思います。きょうは港湾の整備に限って御質問をしてみたいと思います。
まず最初に奄美大島の港湾というものは、地域にとって生活のために最も大事な交通の手段であり生命線になります。そのために港湾の整備が非常に重要であるということは御理解いただいて、従来いろいろ御努力をいただいてきておりますが、奄美大島の港湾整備の状況ないし方針について、一般的に伺ってみたいと思います。
【次の発言】 その十五港を大体どの程度まで整備をするか、基本的な目標とそれに要する事業費を御答弁いただければと思います。
○保岡分科員 農林省に若干の質問をさせていただきたいと思います。 鹿児島県の種子島、奄美大島それから沖繩のサトウキビの生産者の価格については、この三年来三段跳びで非常に価格が伸びてまいりまして、一昨々年が七千円であったものが、その次の年に一万円になり、一万五千円になり、去年が一万六千百円になって、関係者の御努力というものは地元でも大変評価しております。しかしながら、昨年のサトウキビの価格の決定の際にいろいろ議論が出てまいりましたが、昨年も大豆とかカンショ、バレイショ、ビート、サトウキビなどは同一基準で決めるという方向を将来考えるということを前提に、決定時期も同じ時期に合わせてやるというような……
○保岡小委員長 これより税制及び税の執行に関する小委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
先般、私が当税制及び税の執行に関する小委員会の小委員長に就任いたしました。何とぞよろしくお願い申し上げます。
税制及び税の執行に関する件について調査を進めます。
本日は、参考人として税制調査会会長小倉武一君が御出席になっております。
小倉参考人には御多用中のところ本委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。只松祐治君。
【次の発言】 どうも御苦労さまでした。
大島弘君。
○保岡分科員 奄美群島が昭和二十八年十二月に復帰して以来、もう二十数年が経過しておるわけでありますが、その間にあって、政府においては振興事業を実施していただいて、さらに現在、四十九年度から五カ年間、振興開発事業を実施していただいているところであります。また、県や地元市町村、住民の不断の努力によって産業社会開発も進んで、それなりの成果を上げてまいったわけであります。 そこで、五十二年度予算案の編成におきましては、公共事業百二十三億六千万、非公共事業二億一千万、合計百二十五億七千万、概算要求を五億円ほど上回って政府原案を作成していただいたのでありますが、地元を代表して改めて国土庁長官初め関係者の……
○保岡分科員 このたび予定されている日米首脳会談でも重要な議題の一つとされておりますし、また原子力開発にとって重要な部分として、最近国際的にも国内的にも非常にクローズアップされてまいりました核燃料再処理のわが国の基本的な考え方、またこれまでどのように推移をしてきておるか、その点についてまず政府にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、いまお話しの第二工場というものの建設のための調査その他準備期間がどれくらいかかるのか、あるいは着工をどの程度にめどを置いておるのか、完成はいつごろをめどとしているか、その点についてお伺いしたいと思います。
○保岡小委員長 これより税制及び税の執行に関する小委員会を開会いたします。
税制及び税の執行に関する件について調査を進めます。
本日は、参考人として税制調査会会長の小倉武一君が御出席になられております。
小倉参考人には御多用中のところ本委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。只松祐治君。
【次の発言】 貝沼次郎君。
【次の発言】 貝沼次郎君、短くひとつお願いします。
【次の発言】 以上で小倉参考人に対する質疑は終了いたしました。
小倉参考人には御多用中のところ御出席の上、貴重な御意見をお述べいた……
○保岡小委員長 これより税制及び税の執行に関する小委員会を開会いたします。
税制及び税の執行に関する件について調査を進めます。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。只松祐治君。
【次の発言】 大島弘君。
【次の発言】 貝沼次郎君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
午前に引き続き質疑を続行いたします。荒木宏君。
【次の発言】 わかりました。理事会の方で検討いたしたいと思います。
【次の発言】 永原稔君。
○保岡小委員長 これより税制及び税の執行に関する小委員会を開会いたします。
税制及び税の執行に関する件について調査を進めます。
本日は、参考人として税制調査会会長小倉武一君が御出席をされております。
小倉参考人には御多用のところ、本小委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。只松祐治君。
【次の発言】 大島弘君。
【次の発言】 安田純治君。
【次の発言】 小倉参考人には、御多用のところ本小委員会に御出席を賜り、かつ貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げ……
○保岡小委員長 これより税制及び税の執行に関する小委員会を開会いたします。
税制及び税の執行に関する件について調査を進めます。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。只松祐治君。
【次の発言】 理財局はきょうは来ておりません。
【次の発言】 見えております。
【次の発言】 大島弘君。
【次の発言】 ただいまの大鳥弘君の参考人出頭要求でありますが、これは早速大蔵委員長にお伝えしまして、後刻理事会等で御協議を願うように取り計らいたいと思います。
【次の発言】 いまちょっとお呼び出しがなかったために来ておりません。
○保岡主査代理 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 長谷川正三君の質疑は終わりました。
次に、田中昭二君。
【次の発言】 田中昭二君の質疑は終わりました。
次に、中村茂君。
【次の発言】 中村茂君の質疑は終わりました。
次に、中川利三郎君。
【次の発言】 多田光雄君の質疑は終わりました。
次に、竹内勝彦君。
【次の発言】 竹内勝彦君の質疑は終わりました。
次に、三浦久君。
【次の発言】 草川昭三君の質疑は終わりました。
次に、四ツ谷光子君。
【次の発言】 四ツ谷光子君の質疑は終わりました。
次に、中野寛成君。
○保岡主査代理 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
主査が所用のためおくれますので、主査が御出席になるまで、指名により私が主査の職務を行います。よろしくお願いいたします。
昭和五十五年度一般会計予算、昭和五十五年度特別会計予算及び昭和五十五年度政府関係機関予算中、文部省所管について質疑を行います。
なお、この際、政府当局に申し上げます。
質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中西績介君。
【次の発言】 中西績介君の質疑は終わりました。
次に、武田一夫君。
○保岡主査代理 森田景一君の質疑は終わりました。
次に、広瀬秀吉君。
【次の発言】 近藤豊君の質疑は終わりました。
次に、渡部行雄君。
【次の発言】 渡部行雄君の質疑は終わりました。
次に、小沢貞孝君。
【次の発言】 小沢貞孝君の質疑は終わりました。
以上をもちまして、昭和五十五年度一般会計予算、昭和五十五年度特別会計予算及び昭和五十五年度政府関係機関予算中大蔵省所管についての質疑は終了いたしました。
次回は、明七日午前十時より開会し、外務省所管について審査を行うこととし、本日は、これにて散会いたします。
午後七時二十七分散会
○保岡主査代理 上田卓三君の質疑は終わりました。
次に、井上泉君。
【次の発言】 井上泉君の質疑は終わりました。
午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
主査が所用のためおくれますので、主査が御出席になるまで、指名により私が主査の職務を行います。
外務省所管について質疑を続行いたします。草川昭三君。
【次の発言】 草川昭三君の質疑は終わりました。
横山利秋君。
○保岡政府委員 お答えいたします。 五十六年度の予算編成では、財政事情等を御理解いただいて、御要求その他協議、御協力を賜りまして、大変感謝をいたしております。 いま先生御指摘の国会は国権の最高機関である、憲法に規定のあるとおりで、その点十分尊重して、念頭に置いていろいろ協議をさせていただいているつもりでございます。例年、御要求があったものについては詳細にその内容を承って、十分協議を重ねさせていただきまして、御理解をいただいて。そして国会側の御了解をいただいて予算編成をいたしております。そういう意味では、今後もそのようないままでの慣例に従ってやってまいりたいと考えております。
○保岡小委員 きょうは本当にお忙しい委員会の日程の中を、渡部商工委員長あるいは中村重光小委員長初め委員会関係の皆様方に、郷里奄美大島のつむぎの問題でいろいろ質疑をさせていただく時間を与えられまして、本当にありがとうございます。また、御出席の政府関係者、地元からおいでになったお二人の先輩にも心からお礼を申し上げます。 きょう自民党の方では、鹿児島一区、鹿児島産地で選出されている長野祐也議員が韓国つむぎの問題についてはお聞きになるということで、私はいまお二人の参考人から話の出ました中国産つむぎの問題について質問をしてみたいと思います。 この中国産つむぎの問題につきましては、昭和五十三年京都の業……
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