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渡部行雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

渡部行雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
494位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
867位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
361位
各種会議出席歴代TOP250
248位
各種会議発言歴代TOP250
167位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
183位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
129位

36期委員会出席TOP50
24位
36期委員会発言TOP100
61位
36期委員会出席(無役)TOP50
32位
36期委員会発言(非役職)TOP50
46位
37期委員会発言(議会)TOP50
48位
37期各種会議出席TOP25
21位
37期各種会議出席(無役)TOP25
18位
38期委員会発言TOP50
22位
38期委員会発言(非役職)TOP50
15位
38期各種会議発言TOP10
6位
38期各種会議出席(無役)TOP25
24位
38期各種会議発言(非役職)TOP10
6位

このページでは渡部行雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。渡部行雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 建設委員会 第3号(1977/03/04、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 建設大臣がまだ来てませんから、国土庁長官の方から先にやります。  それでは、最初に国土庁長官にお尋ねいたしますが、まず豪雪対策の問題についてであります。  いま、御承知のように豪雪地帯は、いままでにないような、ひどい雪のために悩んでおるわけであります。しかも地方自治体は非常に財政が逼迫しておる中で、どうしても住民のために、この雪を処理しなければならない、そういうことで相当の赤字を覚悟して出費をしておるのが実態でございます。したがって私は、この際、特別豪雪地帯の指定基準について、これを改定する御意思があるかどうか、こういう問題についてお尋ねするわけであります。  いまの、この基……

第80回国会 建設委員会 第6号(1977/04/08、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に、公共事業の日本経済に果たす役割りと今後のあり方について、お尋ねいたします。  政府は、昭和五十二年度の予算の中で特に公共事業費の伸びを、景気浮揚の表看板として高く評価し、自画自賛しておられるようでございますが、よく分析してみますと、どうも看板どおりにはいかないように思えてならないわけです。すなわち五十一年度の当初予算の公共事業費の伸び二一・二%に比べて五十二年度の伸びは二一・四%と、わずかに〇・二%の増であります。しかも五十一年度予算には、ほかに公共事業予備費一千五百億円が計上され、さらに補正予算で二千六百三十八億円が追加されましたから、これらを全部ひっくるめた五十一……

第80回国会 建設委員会 第11号(1977/05/25、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に、国土庁長官にお伺いいたしますが、むつ小川原開発についてでございますけれども、これは、いま大変、住民の反対等もありまして、非常に重大な段階に来ておると思うのです。そこで、このむつ小川原開発の今後のスケジュールと現況について、ひとつ御説明をお願いいたします。
【次の発言】 そこで、いまの計画の中で防潮堤の着工予定は大体いつごろになる見通しなのか。あるいは漁業補償についての、あらましについて、おわかりであれば、お伺いいたします。
【次の発言】 そうすれば防潮堤の着工ということ、あるいは漁業補償ということは、環境影響の評価結果が出ないうちはわからない、こういうことでございます……

第82回国会 建設委員会 第2号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 私は質問に先立って、一言お願い申し上げておきますが、質問時間が非常に制約されております関係上討論式に問題ごとの掘り下げはとうてい不可能でございますので、最初に全体的に御質問申し上げますから、それぞれの関係する部門について大臣初め関係当局から御答弁をいただき、その後時間の許す限り質問を続行していきたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。  私は、今回エネルギー問題について、日本が今後将来にわたってエネルギーをどう確保し、かつ開発していくべきかという観点からではなく、エネルギーをどう節約し、かつ効率的に利用すべきかという視点に立って、以下質問を展開してまいりたいと思い……

第82回国会 建設委員会 第4号(1977/11/02、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に大蔵省に御質問申し上げますが、前回の委員会で私が省エネルギー問題に対する減税のことで質問申し上げましたところが、住宅を新築した場合あるいは既存の住宅を断熱化された住宅に改造した場合、五十三年度税制改正の一環として今後慎重に検討したいと前段で言っておるのでございますが、後段では、反面課税の公平の確保、租税特別措置についての整理合理化、縮小、こういう方向がありまして新規の措置につきましてはなかなか厳しい事情であるという趣旨の答弁がなされたわけでございます。前段は省エネルギーという問題の重要性を肯定しておいて、そして後段、実質的にこれを減税しようとする面については否定的な態度……

第84回国会 建設委員会 第3号(1978/02/10、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 建設大臣にお伺いいたしますが、今度の予算は、何といっても景気浮揚の大きな役割りを担っていると言われておるわけです。実は昨年もそういう看板であれだけの大型予算を組んでやったわけでございますが、実際にはその当初の期待というものが全く期待外れに終わってしまい、しかも去る第一次の補正予算というものは円高によって全くこれは吹き消されてしまった。こういうような状態の中で、企業倒産は一年に一万六千件以上を数え、あるいは失業者は百五万人を突破するという、全く最悪の事態に至ったと言っても過言ではなかろうかと思います。そういう中で、景気浮揚をどうしても必要とする、そこでこの予算については、公共投……

第84回国会 建設委員会 第6号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず最初に大臣に、この間の去る二月十日の私の質問に対する答弁について、非常にそのまま承服しかねるような発言がありましたので、それを冒頭ただしておいてから道路関係法案についての御質問をしたいと思います。  と申しますのは、私が尾瀬分水問題について質問をしましたところが、大臣はこれに対して、「私が、国土庁長官にいたしましても建設大臣にいたしましても、就任後まだ三カ月未満の者が、ずいぶん長い間問題になっておるこの利根川及び阿賀野川両水系の全般的な利水計画に、ここでいま、それはもうおっしゃるとおりでございますと、こういうお答えを申し上げることの方がこれはちょっと軽率ではないかと思うの……

第84回国会 建設委員会 第8号(1978/03/29、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 私は住宅金融公庫法の一部を改正する法律案について質問をするものでございますが、まず最初に、本改正案で個人住宅にかかる貸付金の問題についてお伺いいたします。  その第一点は、本改正案が「住宅の建設の促進に資するため」ということで出されてきたわけでありますが、それでは過去の改正時と比べて今度の改正はどのような意味を持っておるのか、あるいはどういう重要性、緊急度を持っておるのか、その位置づけについて御説明を願いたいと思います。  次に、第二点についてお伺いいたしますが、本案では木造と簡易耐火構造の住宅についてだけ償還期間の延長措置がなされましたが、これで重要な改善策あるいは優遇措置……

第84回国会 建設委員会 第14号(1978/05/26、34期、日本社会党)

○渡部(行)議員 私は、提案者を代表し、ただいま議題となりました駅前自転車置場等の整備に閲する法律案につきまして、その提案理由と概要か御説明申し上げます。  近年、大都市圏を中心とじ人口の集中とそれに伴う住宅団地の建設が急速に進んでおりますが、付随して整備されるべき生活利便施設の建設が、住宅建設に追いつかないのが現状であります。特に朝晩の通勤、通学等に欠くことのできない交通施設は、地方自治体の財政の逼迫も関連し最も頭の痛い問題となっております。  最近では、わが家と通勤駅の間の交通手段は、自転車の利用がきわめて高く、通勤の際の家から駅までの基本的交通機関のごとくの様相を呈しておりますが、その自……

第84回国会 建設委員会 第15号(1978/06/14、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に国土庁にお伺いいたしますが、まず私は二線引き畦畔の問題について質問を展開するものでありますが、時間が非常に少ないために、二線引き畦畔についての歴史的な沿革や言葉の持つ意味等の説明についてはこれを省きまして、直ちに要点にしぼって御質問をしたいと思います。  まず国土庁にお伺いすることは、国土調査法に基づいて同法の目的に従った調査を現在まで進められてきましたが、その過程で二線引畦畔の問題をどのように取り扱ってこられたか、その実態について明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 関係者の意見に従ってとありますが、実際には事務的にはこの二線引き畦畔が大蔵省の方から国有……

第85回国会 建設委員会 第2号(1978/10/20、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 私は、去る六月十四日の本委員会において、いわゆる二線引き畦畔に関する問題について質問をいたしましたが、その意を十分尽くすことができませんでしたので、引き続き質問をしたいと思います。  そこで、実態をよく長官に知っていただくために写真を持ってきましたから、よく見ていただきたいと思います。最初に国土庁にお伺いいたしますが、現在、地籍調査を完了したところは全部でどのくらいあるでしょうか。また二線引き畦畔問題が介在しているため事務を進めることが困難になっているのは、どのくらいあるか。さらに二線引き畦畔に属する土地は推定して全国でどのくらいの面積になるのか。また、そのうち所有権をめぐっ……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1979/03/22、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず、長官にお伺いいたしますが、長官は、原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由説明の中で、原子力の開発利用を進める上で安全の確保を図ることか大前提であると申されましたが、具体的に安全確保の中身について御説明をお願いいたします。
【次の発言】 そこで、私は一応安全という問題についてある程度明確にしておく必要があろうと思うわけであります。つまり、われわれの周囲にあるもので絶対安全というものはないと思うわけであります。たとえば毎日食べておる御飯にしても食い過ぎれば健康を害しますし、こうしてさわっておる紙にいたしましても、たまにこれで手を切ることさえあるわけであ……

第87回国会 建設委員会 第3号(1979/02/21、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず建設省からお伺いいたしますが、その第一点は、今日、日本における海外建設工事の実態についてでございますが、たとえば全体の受注状況、その推移あるいは受注した国数、労働者数、その主な仕事の内容などについて、まず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、この海外建設工事をやっている中で今日、何が問題になっているのか、その問題点があれば明らかにしていただきたいと思います。  また、その労働者の中で技師とか設計士とか、そういうのは派遣されているのかどうか、その辺も明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 工事をやっていて、実際その国と日本との関係ですが、友好促進に……

第87回国会 建設委員会 第6号(1979/03/08、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論いたします。  すなわち、本法案は、前述の法律をさらに三年間延長しようとするものでありますが、問題は、その内容が延長に値するかどうかであります。  この法律は、あめとむちを用いて農民の所有する農地を吐き出させ、これを宅地化するというのが主なねらいであります。  そこで、社会党が反対する理由の主なものについて申し上げますと、まず第一点といたしましては、本区域内農地に対する固定資産税の課税を近傍宅地並みにすると……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 建設委員会 第1号(1979/12/05、35期、日本社会党)

○渡部(行)委員 私は、前に竹内委員が総論で日本住宅公団に対する質問をしたのに続いて、各論でひとつ今度は御質問したいと思います。一々だれだれという指名をしませんから、関係のある方から御答弁をお願いいたします。  まず最初に、昭和四十年から今度の土路にかかる不正事件が発覚するまで、公団職員が関係したと思われる不正事件の表ざたになったものだけでもどのくらいあるのか、この件数をひとつお聞かせ願いたいと思います。  それから次には、この種事件の一連の発生というものは、一体綱紀の弛緩によるものか、または機構上の問題にあるのか、それとも当該職員の資質の問題にあるのか、その辺の発生原因について御判断を示して……

第91回国会 建設委員会 第2号(1980/02/20、35期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず、建設大臣にお伺いいたしますが、八〇年代の幕明けに際して、日本経済の見通しは不透明であると言われ、また、激動の年代であるとも言われておるわけでございます。  そこで、この八〇年の経済見通しと、そこにおいて果たす建設行政の役割り、あるいはそれに対するあり方としてはどうあるべきか、こういう問題について、まずお伺いいたします。
【次の発言】 社会資本の充実を積極的にやってまいりたい、こういうお話で、そのとおりになされていくならば私も賛成でございますが、実際今度の建設省の予算を見ますと、必ずしもそうではないのではないか、こういうふうに思われるわけであります。しかも、いま日本経済は……

第91回国会 建設委員会 第4号(1980/03/05、35期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず大臣にお伺いいたします。  今度の国土調査促進特別措置法の一部を改正する法律案の中身といままでの経過についてお伺いいたしますが、この国土調査事業は、御案内のとおり、昭和二十六年度のモデル調査に始まりまして、その後任意申請による調査、特定計画、また第一次国土調査十カ年計画、第二次十カ年計画、こういうものを経て今日に至っておるわけでございます。  そこで、この実施状況を見ますと、たとえば地籍調査に例をとりますれば、第一次十カ年計画で、その進捗率はわずか四五%にすぎません。また、第二次十カ年計画においても同じく四五%であります。この問題は、かつて国会においても、その遅々として進……

第91回国会 建設委員会 第8号(1980/03/28、35期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず大臣にお伺い申し上げます。  ただいま議題となっております都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案は、御案内のとおり昭和五十四年十二月、都市計画中央審議会が建設大臣に対し行った答申に基づいて作成されたものでありますが、その中で「都市における良好な市街地環境の形成又は保全を図るため、現在、地区を単位とし、地区の特性に応じた詳細かつ総合的な計画制度の導入が求められている。」そのために地区建設計画制度の創設が必要である旨うたわれておりますが、この制度の導入が求められているという判断はどのような事実を対象となされたのか、その経緯の具体的内容について明らかにしていただきたいと……

第91回国会 建設委員会 第14号(1980/04/25、35期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず、私は両大臣にお伺いいたします。  今回、土地問題に対する集中審議を社会党が要求しましたのも、もとはと申しますと、政府があの手この手で地価抑制策や土地の宅地化など流動化促進を図ろうとしても土地の移動や宅地化はますます鈍化し、地価上昇はとめどなく進行しておるからであります。 そこで私が考えますに、今日土地というものが人類にとってどういうものなのかということを、原理的にと申しましょうか、地球の歴史的根源にさかのぼって考えてみる必要があるのではないかという点であります。  そもそも、土地というものは地球の表皮であるとも言えるでしょうし、また地球そのものであるとも言い得ると思いま……

第91回国会 建設委員会 第15号(1980/05/07、35期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず最初に、ただいま議題となっております宅地建物取引業法及び積立式宅地建物販売業法の一部を改正する法律案について御質問いたしますが、本法案による改正の要因となった住宅需要構造の変化ということは具体的にどういうことを指しているのか、数字で明らかにしていただきたいと思います。  また、流通量の増大ということがうたわれておりますが、それは件数でどのくらいなのか、あるいは金額でどのくらいなのか。また、宅地建物などの移動の状況を総合して言っているのか、その内容を具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、この取引の状態を知りたいのですが、まず取引価格には、非常に小さいもの……

第91回国会 災害対策特別委員会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず質問に入る前に、この間、当災害対策特別委員会の委員長を初め調査団が私どもの地元をつぶさに調査いただきまして、その御苦労と御活躍に地元を代表して心から感謝申し上げ、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。  さて私は、去る一月三十一日から降り続いた集中豪雨的な降雪による被害の対策についてお伺いいたします。これは特に山形、新潟、福島の一部に降ったどか雪による地域住民に与えた損害についてでありますが、雪というものは長期にわたって少しずつたくさん降るよりも、短期間にどかっと降る、いわゆる集中的などか雪の方がその被害というものは大きくなるわけであります。つまり、雪の被害……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 内閣委員会 第4号(1980/10/23、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に行政管理庁長官にお伺いいたします。  今度の地方支分部局の整理のための行政管理庁設置法等の一部を改正する法律案の趣旨説明の中にあるように、この行革は、昭和五十五年度以降の行政改革計画を基本として、その一環としてこの機構の簡素化を図る、こういうふうになっております。そこにさらに昭和五十五年九月十二日の「今後の行政改革に関する基本的な考え方」といういまの長官の考え方が付加されて、この行政改革が進められるものと思うわけでございます。しかし、文章の中には非常にりっぱな言葉がたくさん出てまいります。たとえば単なる組織いじりではない、あるいは器減らしでもなくて行政の簡素化を図ってい……

第93回国会 内閣委員会 第6号(1980/10/30、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に奥野法務大臣にお伺いいたしますが、いま日本の置かれておる立場は非常に重大な時期に立ち至っていると思うわけでございます。したがって、言ってみれば軍備を増強しようとする側からすれば、まさに転換期であるというふうにとらえているのではないかと思います。そういう点で、最近憲法改正論が所々方々でかまびしくなってきているわけでございます。  そこで、奥野法相も先般来いろいろと改憲の問題について発言されておりますが、またこの間の予算委員会においても、日本の憲法はアメリカから押しつけられた憲法である、こういうことをはっきりと言われましたが、いまでもアメリカから押しつけられたと思っておられ……

第93回国会 内閣委員会 第9号(1980/11/11、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に、本来ならばこれほど大きな行政改革の問題でございますから総理にお尋ねしたいのでございますが、総理の出席が不可能だということでございますから、この分については留保をさせていただきます。  そこで、行政管理庁長官にお伺いいたしますが、今度の新たな臨時行政調査会設置法案をめぐる諸問題についてでございますけれども、これは歴史的な経過もございますし、いまから約二十年前に同じように第一臨調が行われておりますので、この名称を第二臨調というふうに略してこれから申し上げることをお許し願いたいと思います。そこで、この第二臨調を設置するに至った一つの必要条件と申しますが、その理由について長官……

第94回国会 内閣委員会 第2号(1981/03/26、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず総理府総務長官にお伺いいたしますが、恩給というのは明治八年に最初にできたのでございますけれども、これを漢和字典等で見てみると、上から押しつける、そういう性格の語義があるわけでございます。したがって、この恩給という文字、言葉は歴史的にはどういうふうになっているのか、あるいはその語源と申しますか、それについてひとつ大臣のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それは勝手に政府が恩給という字句の解釈をしたものではないかというふうに思うわけです。なぜならば、恩給の「恩」という字は、その「心」の上にある「因」は「ある下地の上に乗って、下を押さえることを示す会意文字」であ……

第94回国会 内閣委員会 第5号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず私は、伊東外務大臣とは先輩後輩の関係でもあり、同じ選挙区の関係もありまして、個人的には非常に尊敬をしておるものでございますけれども、何しろ党を別にしておりますから、政治的には真剣勝負のつもりでやる覚悟であります。どうかひとつ大臣もそのつもりで丁丁発止とやっていただきたいと思います。  まず最初に、今回議題となっております在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対して御質問いたします。  今度この法律案がどういう背景をもって出されたのか、ただ単に一つの国が独立したから大使館を新設したのだ、あるいは八十名の増員について……

第94回国会 内閣委員会 第8号(1981/04/21、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず大臣にお伺いいたしますが、去る委員会において、わが党の角屋委員から農政の基本についての御質問があった際に、日本の農民が喜んで農業に従事するような農業環境をつくりたい、こういう趣旨の御答弁があったようでございますが、しかし、なるほど聞いていると本当にそうありたいなというふうに思いますけれども、実際に数字や具体的農民の感情等に触れて考えますと、大臣の言われたのはあくまでもたてまえであって、現実には全く逆の方向に農政が走っているのではないだろうか、こんなふうに思われてならないのであります。たとえばどういう魅力を感じさせるためにどういう施策を具体的にやっておるのか。たとえば後継者……

第94回国会 内閣委員会 第10号(1981/04/28、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に防衛庁にお伺いいたしますが、まだ大臣が来ておられませんので、順序を変えて少しやります。  今度の有事法制の研究の中でこの報告の第一分類、つまり防衛庁所管の法令研究は第一分類という範囲の中では完全に終了したのかどうか、それともまだ完了はしていないが一応ここで報告した、こういうふうに受け取っていいのか、どちらかお伺いいたします。
【次の発言】 そうするとまだ完全に終了していない、こういうふうになるわけですね。
【次の発言】 それでは、それが完了して立法化されるという段階までは大体どのくらいかかる見通しですか。
【次の発言】 立法化をいつにするかという計画はない、ただ世論の動……

第94回国会 内閣委員会 第13号(1981/05/14、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず最初に、本題からは外れますが、日本の国家の運命にとって大変重要なことでございますし、内閣は当然そういう問題に関与しなければならないと考えまして宮澤官房長官にお願いするわけですが、その前に、私の退職手当に関する質問は大体十一時半以降になると思いますから、中山総務長官、関係のないことを長々と聞くのもなんですから、どうぞ御自由に御退席なりしていただいて結構でございます。  そこで、官房長官にお伺いいたしますが、今度総理がアメリカに渡って日米共同声明を作成し、これを全世界に鮮明にされたわけでございますが、この声明の中には総理の思想と申しますか考え方が十分入ったとお考えですか。まず……

第94回国会 内閣委員会 第16号(1981/08/18、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に、人事院総裁にお伺いいたしますが、今後出されました人事院勧告の権威と申しますか、その重要性について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、人事院は、いまさら申し上げるまでもなく、これは国家公務員の労働基本権の代償として与えられる勧告でございますから、当然憲法にもかかわり合う問題だと思います。したがって、この勧告というものは、そういう意味では絶対的な意味を持っていると私は思います。これは決して時の政府の財政がどうのこうのによってその実施の度合いが変わるというようなことは許されないものである。仮にそれを変える場合には、その代償の基本となるべき労働基本権を返上しなけ……

第95回国会 議院運営委員会 第4号(1981/10/01、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま提出されました動議について賛成の意を表明し、その理由について明確にするものであります。  第一に、議会制民主主義の本旨は、言うまでもなく、議会の審議、討論は厳粛かつ公正に行い、常に民意が十分に反映されるべきものでなければなりません。したがって、多数派を擁する与党は、少数意見といえども、よくこれを尊重して、円満な議会運営を期すべきであります。しかも、今国会に提出されましたいわゆる行革法案は、国民の注目するところであり、かつ職種や階層、階級間に大きな利害、対立を生み出すものであります。よって、国民に行革の正体と真相を明確にするためには、微に入り……

第96回国会 内閣委員会 第3号(1982/02/25、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 今度新しく外務大臣になられたばかりの櫻内外務大臣に、まず日本外交の基本姿勢と重点目標について明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま、政治経済の基本理念が共通する国と仲よくしていくんだという趣旨のお話がありましたが、そうすると、中国とかフランスは、これは政治経済の基本理念が若干違うのじゃないかと思うのですが、そういう点についてはどうなんでしょうか。
【次の発言】 これは、外務大臣としては余り政治経済の違いとかあるいは体制の違い、そういうものは口にすべきじゃないと思うのです。よく、自由世界とか、そういうことで問題の共通性を強調される場合が多いようですが、そう……

第96回国会 内閣委員会 第4号(1982/03/18、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨の御説明を申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、次の事項について速やかに検討の上、善処すべきである。  一 激動する国際情勢の中にあって我が国の外交を一層機動的に展開し、我が国の国際的責務を遂行しうるよう、情報機能の強化をはじめとして平和外交の……

第96回国会 内閣委員会 第7号(1982/03/30、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に総理府総務長官にお尋ねいたしますが、今度提出されました恩給法の一部改正法案については、どの部分が一番重点的に配慮されたのか、その経緯についてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは長官、非常に厳しい財政情勢というものの拘束の方が強かったのか、あるいは、恩給の改善をぜひしなければならない、そこで恩給のあり方として当然このような方法でこれだけのことは改善しなければならない、こういうふうに考えたときに、そのどちらのウエートが大きかったか、その辺お聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 このことはまた後で若干議論したいと思います。  そこで恩給の仮定俸給、これは公……

第96回国会 内閣委員会 第14号(1982/04/22、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 総理にお伺いいたしますが、まず最初に、総理の行政改革に対する基本姿勢についてであります。  総理は昨年春以来、行政改革に政治生命をかける旨をたびたび言明され、施政方針演説等におかれましても、再三にわたり、行政改革は国政における最も重要な課題であり、これを強力に推進する旨の発言を繰り返されました。しかしながら、行政改革は改革そのものが目的であるわけではありません。改革構想を立案するに当たって、何のために改革をするのか、だれのために改革をするのかというそのことが最も重要だと思うわけであります。最近における臨調などの論議の経過を見ておりますと、行政の合理化を急ぐ余りともすれば政府側……

第96回国会 内閣委員会 第18号(1982/07/08、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に、防衛庁長官に防衛二法以外の問題でお伺いいたします。  それは、長官は選挙中に飛島建設から寄附を受けておったということが明らかになったようでございます。これは明らかに選挙違反でございまして、この中身を詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 届け出の仕方が間違って、そのためにこういう問題に発展した、だからその届け出書を訂正して、いわゆる手直しをして合法的なものにしたと言われますが、しかし、それは飛島建設からもらったということが問題であって、帳簿の内容を合法的に変えて、会社からもらったのを個人からもらったことにしたから何でもないというものではないと思うのですよ。  ……

第98回国会 運輸委員会 第11号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 私は、限られた時間ですので、これから労使関係について若干お伺い申し上げますが、ひとつ端的にお答えをお願いしたいと思います。  まずその第一点は、管理者に対する優遇措置と申しますか、俗に言われておるやみ手当と称せられるものについてでございますが、昨年の十二月二十三日、国鉄の一般職員は年末手当を〇・〇六カ月分削減されて支給されたわけでございます。ところが、この日に管理者には別の封筒に入ったいわゆる管理職特別加算額と称するものが支給されたということでございます。しかもそれには、職場規律の確立、各種合理化事業の推進等の理由で支給するから、年度末に向けて引き続き奮闘せよという趣旨のこと……

第98回国会 内閣委員会 第2号(1983/03/03、36期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 今度アンティグア・バーブーダ及びベリーズに大使館が設置され、さらにサウジアラビアのジェッダに総領事館が設置されることになるわけですが、このアンティグア・バーブーダ及びベリーズとは、外交上実態としてどのような経緯があったのか、それからまた、こういう大使館の設置については設置基準というようなものがあるのかどうか、そういうものについてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 各国の在外公館の設置状況を見ますと、これは昭和五十七年十月現在ですが、日本が百六十三、アメリカが二百八十七、イギリスが二百十八、フランスが二百九十五、西ドイツが二百八、イタリアが二百六十四、こういうふうになっ……

第98回国会 内閣委員会 第4号(1983/03/24、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について引き続き検討の上、適切な措置を講ずべきである。  一 激動する国際情勢の中にあって、我が国が自国の安全を確保し、その国際的責務を遂行するため、従来にも増して積極的な平和外交を展開し……

第98回国会 内閣委員会 第6号(1983/04/15、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に大臣にお伺いいたしますが、日本農業の将来について、一体大臣はどのような農業の形態、総体というか、そういうものを考えておられるのか。  まず、自給体制確立ということを一方で唱えていながら、他方では穀物自給率はどんどん低下するばかりでありまして、どうも掲げた旗が逆の方向になびいているように思えてならないのですが、そういう点を含めて、この日本農業というものの姿について、おれはこうしたい、こういう農業をつくりたい、大臣ですから当然こういうものを持っていてよいと思うのですが、その点について大臣の御所見をお伺いいたします。

第98回国会 内閣委員会 第7号(1983/04/19、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 今度出されました恩給法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案の中で、長期在職の七十歳以上の旧軍人だけが一号俸引き上げられることになりましたが、それ以外の恩給受給対象者は今回なぜ引き上げ対象にならなかったのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、あと一号俸残っているわけですね。このあと一号俸というのは、今度いつごろ是正するおつもりなんですか。
【次の発言】 そこで、恩給等の給付に当たっては政府は不公平であってはならないと思うわけですが、今度傷病者遺族特別年金の改善ということで、昭和五十八年十月から新たに年額四万八千円を加算されることになっておりますが、……

第98回国会 内閣委員会 第8号(1983/04/26、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本案に賛成するに当たり、本案の取り扱いについて本来あるべき姿を強調し、わが党の考え方を明らかにするため、討論を行うものであります。  まず第一の問題点は、年金たる恩給の額の改定については、恩給法第二条ノ二により、当然その前提となるべき人事院勧告の完全実施の措置がとられて、それに基づく全対象者の恩給額の改定を行うべきであり、それとあわせて今回の格差是正を行うべきであります。その際、今回行われようとする一号俸の引き上げを二号俸の引き上げにして、格差の完全解消を図るべきであります。  しかるに、前述のような措置がとられず、今回のような格差一号俸の……

第98回国会 内閣委員会 第9号(1983/04/28、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 まず私は、本法案の審議に入るに先立ちまして、最近連続して起きました自衛隊機の墜落事故で亡くなられた二十四人の隊員の方々に哀悼の意を表するとともに、四人の重傷者並びにその御遺族の方々にお見舞いを申し上げる次第であります。  本来ならば、このような大事故が相次いで起きた場合は、所管委員会の内閣委員会が開かれて緊急に調査その他の対策を講ずべきだと思いますが、本件所管である内閣委員会の審議日程を考えますと、タイミングとしても本日をおいてほかに考えられませんので、あえて若干の時間をおかりいたしまして質問を展開するものであります。  その第一点は、去る十九日朝、航空自衛隊のC1輸送機六機……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(1983/09/28、36期、日本社会党)

○渡部(行)委員 私は、まず総理に、今回審議されております国家行政組織法の一部改正法案についてお伺いいたします。  その一つは、今回の改正法を貫く思想についてであります。もとよりこれは、かつて総理が昭和二十三年五月二十一日の衆議院決算委員会において御質問された事柄でありますが、今回、主客転倒の立場に立たされている総理が、一体前言が間違っておったのか、それともその後心境の変化等があったのか、その点について、今回この法律を貫かれている思想についてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまの御答弁を聞いておりますと、国会の方は一つの制御装置として安定してきておる、したがって、組織の方が強大化して、こ……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 科学技術委員会 第12号(1984/04/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)議員 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました日本原子力船研究開発事業団の解散に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  原子力船「むつ」は、基本設計に着手されてから既に満二十年が過ぎ去っております。その設計は余りに古く、しかも陸上で先行させるべき基礎研究をほとんど省いており、単に遮へい装置だけでなく、原子炉本体に重大な欠陥があると推察されております。完成されてから無為に過ごした十二年の間には、炉本体や燃料棒や制御棒等が経年変化によって脆化していることもないとは言えません。しかも、所定の出力上昇試験等を実施してからでは、発生する……

第101回国会 科学技術委員会 第13号(1984/05/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 ただいま提案いたしました附帯決議案につきまして、提案者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     日本原子力研究所法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   日本原子力船研究開発事業団を日本原子力研究所に統合するに当たり、政府は、次の事項に関し、特に留意すべきである。  一 原子力船の開発のために必要な研究は、原子力基本法第二条に示された平和目的に限り安全の確保を旨として行うものとし、かつ基礎研究を重視すること。  二 原子力船「むつ」の取り扱いについては、広く関係各方面の意見を聴取するとともに、従来の経緯にも配慮しつつ、国会にお……

第101回国会 科学技術委員会 第14号(1984/05/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 一つは、このレーザー光線というのは一般の光と同じ速度であるのかどうか。そしてそれはエネルギーそのものなのかまた物質なのか、その辺が一つ。  それからあとは、日本の研究層の厚さはどのくらいになっているのか。その研究層として民間会社がどのくらい研究し、あるいは国立、公立、そういうところではどういう研究をしておるか、大学だとどの辺が主にやっているのか。このレーザーはほかの分野との接点が非常に多いわけですが、そういう観点で総合的にこれを総括する機脚があるのかどうか。また、ないとすれば、それは今後必要がないのか、この点についてお伺いします。

第101回国会 科学技術委員会 第15号(1984/06/26、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 まず私は、科学技術というものを人類全体の立場に立ってとらえた場合、一体我々はここから何を見出すべきであろうか、またどのような共通性と普遍性を見出したらよいだろうかと思うのであります。  本来、科学は、世界はもちろん宇宙間に存在するあらゆるものを対象として、合理性と実証性を基礎とした認識活動であり、技術はその実践、実証のための応用であり方法であると思うのであります。したがって、科学技術は本来超歴史的であり、超民族的で、また超階級的であると思うのであります。なぜならば、科学としての認識活動とその応用、実践方法は、歴史や民族や階級の差異なく自由に選択し共有することを拒まないからであ……

第101回国会 科学技術委員会 第16号(1984/06/28、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 ちょっとお伺いしますが、日本は海洋開発についてはフランス、アメリカ、イギリスあたりに比べておくれていると言われておりますが、このおくれを取り戻すためにそのポイントとなるものは何だろうか、これが第一点。  それから第二点は、太平洋、大西洋が広がっていけば、今度陸地の方が両方から押されて隆起していくんじゃないかと考えられるのですが、その辺はどういうものでしょうか。プレートが海溝の中に入り込んでいって、陸地はただ浮いているようなものなのかどうか。  それから、マンガン団塊の分布がわかれば、その辺もお伺いしたいと思います。
【次の発言】 技術はどうなんですか、例えば「しんかい」のよう……

第101回国会 科学技術委員会 第19号(1984/07/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 まず私は、参考人の皆様に対しまして、御多用のところをせっかくおいでいただきましたことに心から感謝申し上げる次第であります。  さて、最初に熊谷参考人にお伺いいたします。先ほどお話を聞いておりますと、二十一世紀初頭には原子力時代がやってくるという趣旨のお話がありましたが、原子力商船というのが果たして本当にそういう時代としてやってくるでしょうか。今から約二十年前設計してやろうとした「むつ」でさえ、まだちっとも動いていないわけです。これから二十一世紀当初に、仮に五十年かけたとしても、そのころ何を運ぼうとしておるのか、地球上に石油がなくなって、それほど大型の商船をつくって一体何を運ぶ……

第101回国会 科学技術委員会 第20号(1984/07/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 私は、今までに原子力船「むつ」の問題については、参考人からの事情聴取やあるいは実際に原子力船「むつ」を視察、調査をしたり、また当委員会で何回か議論をされてきたわけでございます。そういう意味で、もうこの辺で原子力船「むつ」の取り扱いについて一定の方向を明らかにすることが大切だと思うわけであります。  そこで、今までの論点を整理してみますと、第一に原子力船開発研究の必要性については争いのないところでありまして、おおむね一致してこれを推進すべきであるという主張でございます。そこで問題は、この原子力船開発研究を、原子力船「むつ」によってその実験を再開するか、それとも「むつ」を廃船にし……

第101回国会 科学技術委員会 第21号(1984/07/26、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 一つは、日本は今ロボットの技術水準はトップランナーにあるということを言われましたが、このトップランナーをずっと将来維持していくには今後どういうふうにすればいいのかという点が第一点でございます。  それから第二点は、ロボットの開発をしていくについて当面一番のポイントはどういうところにあるのか、そしてまたロボットというのはどこまで人間に近づくことができるのか、そういう見通しについて。  それから第三点は、ロボットはニーズによってつくられ、また進歩していくという趣旨のお話がありましたが、日本の場合はすぐに商品化して、経済的価値を求め過ぎるのじゃないかと私は思うのです。もっと基本的な……

第101回国会 科学技術委員会 第23号(1984/08/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 ただいまの動議につきまして、提案者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     科学技術振興施策の強化に関する件(案)   科学技術の振興は、我が国の経済社会発展の基本であり、国際社会の平和的発展に対する我が国の重要な責務である。   特に、頭脳資源が唯一の資源とも言うべき我が国において、二十一世紀に向かって明かるい未来を切り拓いていくためには、科学技術の振興を現下の最重点課題として強力に進め、平和を目的とする科学技術立国を目指すことが極めて重要である。  従って、政府は、創造的自主技術開発に力点を置いた科学技術振興施策の抜本的強化を図るべ……

第101回国会 社会労働委員会 第7号(1984/04/12、37期、日本社会党・護憲共同)【政府役職】

○渡部国務大臣 今回の健康保険法の改正を私ども提案いたしましたのは、御案内のように医療費が年々増加しておりまして、残念ながら国民所得の伸びを上回っている状態でございます。こういう厳しい経済情勢、また先生御案内のように、財政状態も、今日の我が国の財政でこれ以上国費をさらに増額して投入するということが困難な状態にあります。したがって、このまま放置しておけば、保険料率を引き上げるかあるいは患者の皆さん方に一部御負担をお願いするか、いずれかの方法をとらなければ、今日の国民の健康を守る基本である医療保険制度というものの将来がだめになってしまうという中長期的展望から、今回、保険料率を引き上げるということは……

第101回国会 内閣委員会 第2号(1984/03/01、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 防衛庁長官の関係で最初にお伺いいたしますが、ただいま御説明のありました、去る二十七日正午前に発生した陸上自衛官による自動小銃乱射事件についてでございます。  この事件の中で、長官はどのような教訓を酌み取ったのでしょうか、その内容をお聞かせ願いたいと思います。この種の事件の根本的な原因は何であったのか、またどういうふうにそれを思われるか、御説明願います。
【次の発言】 ただいま問題は、採用時あるいは入隊後のチェックがうまくいっていなかった、こういう御答弁でございますが、この新聞で見る限り、防衛庁が二十七日午後の記者会見で兼信の自衛隊歴というものを発表した。それによると、入隊の際……

第101回国会 内閣委員会 第8号(1984/04/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 最初に委員長にお断りしておきますが、十二時十分から科学技術委員会の理事会がありますので、それまで質問を続けさせていただいて、そこで中断させていただきたいと思います。あとは本会議終了後引き続きやりたいと思います。  まず運輸大臣にお伺いいたしますが、この運輸省設置法の一部を改正する法律案の提案理由の中に「国際的な相互依存関係の深化等に伴う国際関係に十分配慮した運輸政策の推進」、こういうことがうたわれておるわけでございますが、この「国際関係に十分配慮した運輸政策」とは一体具体的にどういうことを指しているのか、御説明願いたいと思います。

第101回国会 内閣委員会 第10号(1984/04/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 きょうは実は三時間くらいみっちりやろうと思ったのですが、二時間半になりました。それで自分の思ったような順序でやれなくなりましたし、また参考人の水上さんも大変お忙しいお体なようで、三十分しか時間はとれないとのことでございましたから、最初に参考人の水上さんにお願いを申し上げたいと思います。  また、きょうは大変お忙しい中をわざわざおいでいただきまして本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。  そこで、第一点でございますが、水上参考人の戦後処理問題懇談会の中でどのような役割を担われておられますか、お聞かせ願いたいと思います。  なお、これからは戦後処理懇ということで略……

第101回国会 内閣委員会 第13号(1984/05/15、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 まず郵政大臣にお伺いいたしますが、今度提案されました郵政省設置法の一部を改正する法律案について、そのメリットをどこに求めておられるのか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私は大臣に聞いているのです。
【次の発言】 そこで、この地方貯金局及び地方簡易保険局を地方郵政局に統合して新体制ができるわけですが、そうなると、今までの本省権限というものは地方郵政局に委譲されるわけでしょうか。また、この新体制移行によって労使関係のルール等に変更が加えられるのかどうか。その内容について明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、この労使関係のルールにはほとんど変わり……

第101回国会 内閣委員会 第18号(1984/07/03、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 まず、臨時教育審議会設置法案の提案理由の中身について大臣にお伺いいたします。  その一つは、「我が国の教育は、国民のたゆみない努力により著しく普及し、その水準は国際的にも高く評価されこういうふうにありますが、この評価されておる我が国の教育とは一体どういうものなのか、その中身について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今の大臣の御答弁は、教育全体を宿さないで一側面だけを指して言っているのではないかと私は考えるわけであります。教育の量的な部分、つまり義務教育の普及率とか、あるいはそのほか何を指しているのか。日本の教育レベルというか、そういう知識の側面について言っているのかわ……

第101回国会 予算委員会 第19号(1984/03/13、37期、日本社会党・護憲共同)【政府役職】

○渡部国務大臣 先生御指摘のとおりでございます。ただ、昭和四十五年に私どもとしては適正な医師数というものを考えまして、大体十万人に百五十人くらいが適当であろうという判断のもとに、文部省に医師の養成大体六千人程度ということをお願いしたわけでありますが、これは我々のお願いをはるかに超えまして、今文部省で養成しておる医学部の定員は八千三百人を超しておりまして、しかも我々の最初に目標とした百五十人を超す状態になっております。これからどの程度の医師数が必要かというようなことを考えながら、将来過剰にならないような対策を立てなければなりませんけれども、その前提としては、今、先生御指摘のように、一方で医師の過……

第102回国会 科学技術委員会 第3号(1985/03/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 光というのは我々は目でとらえて感じているわけですが、ルビーとかあるいはその他のレーザー光線をつくる材料を通せば、レーザーとして全く変わった性質のものになっていくというのは、原理的にはどういうことなんでしょうか。
【次の発言】 それから、私も今非常に問題になっているSDIというものについてお伺いしますが、目標を破壊するに足る十分な出力というのは、今実験段階で、ある程度証明されておるのですか。これが一つ。  それから、非常に狭いビームに絞り込む反射鏡と申しますか、そういう集束鏡の設計というのはどの程度精密になっているのか。  それから三番目は、このビームを的確に目標に指向、追尾さ……

第102回国会 科学技術委員会 第5号(1985/04/04、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 一つは、最近情報の自由化ということが言われておりますが、そうした際に情報産業の競争の中で勝っていくポイントとなるものは一体何なのか。つまりハードウエアの性能、速度あるいはその量的なものとか質的なものとか、あるいはソフトウェアではどういう点がポイントとなってこれからの産業をリードしていくのか、そういう点で今の日本の水準というのは世界の中で打ちかっていけるのかどうか、そのことが第一点。  それから情報という範囲ですね、どこからどこまでが情報の範疇に入るのか。つまり、例えばICBMが撃ち出された、それを直ちに探知して、それにこたえていく、それも考え方によっては情報の範疇に入るんじゃ……

第102回国会 科学技術委員会 第8号(1985/04/23、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 先生にお伺いいたします。  まず第一に、工業に目を向けて科学技術を工業化するための組織づくりが大事である、こういう趣旨のことを言われましたが、それはどういう組織を想定しておられるのか、その点が一つ。  それから二番目は、私この間テレビを見て、光ファイバーは先生が発明をされて、その特許を取ろうとしたら日本の特許庁はこれを許可しなかった、そのためにアメリカに持っていかれて、今逆にアメリカに特許料を払っているような始末である。こういうばかげた現象はどこに問題があるのか。これは本当に私は大変な問題だと思っております。そういうものをなくしていくにはどうしたらいいのか。つまり、すぐれた先……

第102回国会 科学技術委員会 第9号(1985/06/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 私は社会党の渡部と申しますが、三つばかりお伺いいたします。  今お話を聞いても一番困ったなと思うのは、世界各国から日本は不公正な国である、日本人は小さな黄色い猿だ、こういう目で見られていることだと思います。それをなくしていくにはどうしたらよいかというのが我々に与えられた仕事でもありますが、世界各国歩いて非常にうんちくのある先生は、どういうふうにその辺の克服を考えるべきかということが第一点です。  それから第二点はSDIの問題ですが、これは端的に言えば宇宙の軍事化だと思うのです。ところが、中曽根総理はいとも簡単にレーガンさんのSDI構想を支持してきたようですが、わかって支持した……

第102回国会 科学技術委員会 第10号(1985/06/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 まず第一に、日本の科学技術政策が今日のようなあり方でいいのだろうか、こういう点について大臣にお伺いいたします。  今までとかく問題になっていたのは、科学技術面での組織が非常にばらばらで、有機的な連携もなく、そういう点での総合的な体系化というものが欠如しておった、こういうふうに言って差し支えないと思います。  しかし考えてみると、今世界の中における日本の科学技術の役割というのはもはや大変な注目を浴びているばかりでなく、日本の国が将来立っていく上でも欠かすことのできない立国の一方の柱と言ってもいいのではないか、私はそういう位置づけをして、まず平和と貿易と科学技術というこの三つは三……

第102回国会 科学技術委員会 第11号(1985/06/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)委員 ただいまの動議につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して、趣旨の説明にかえさせていただきます。     科学技術振興施策の強化推進に関する件(案)   科学技術振興の緊要性にかんがみ、政府は、現下の最重点課題として、次の諸点について適切な措置を講じその施策を強力に進めるべきである。  一 科学技術関係予算の一層の拡充に努めるとともに、科学技術会議の企画調整機能を拡充強化し、科学技術行政の総合的一体的な推進を図ること。  二 研究開発に当たっては、特に先導的・基礎的研究を積極的に推進するとともに、研究交流の促進、研究基盤の充実及び国際協力の強……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 私は、国土調査法に基づく調査結果を原因として土地所有者の住所変更がなされた場合、それによって所有権登記名義人表示変更の登記がなされる場合の登録免許税に関する問題についてお伺いいたします。これは本来、大蔵省あるいは国土庁にお伺いすべきものと思いますけれども、事、登記の法律上の体系と論理に関するものでありますので、あえて法務省にお伺いする次第でございます。  すなわち、国土調査の成果についてでございますが、国土調査法第二十条の規定と国土調査法による不動産登記に関する政令で登記が義務づけられておるのでありますが、ここで問題なのは、同法第二十条第二項の後段の、「所有権の登記名義人の……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 それでは、現在国が農業後継者育成のためにいろいろな施策を行っておりますが、その施策の主なもの、そしてそれに対する基本的な考え方、また現在の農村の置かれておる実態に対する認識等をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その農村の実態に対する認識という点ではお答えがありませんでした。いまなぜこんなに後継者の問題が重要な政治問題になってきているか、それには私は日本農業のあり方という基本問題に触れるし、また、今日まで政府がやってきた農政の欠陥がいまようやく現実になってきたと言わざるを得ないと思うのです。現実に私が約五百戸の山村を調べましたところ、その中でいま結婚適齢期で結婚ので……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 まず最初に、新東京国際空港公団にお伺いいたします。  去る二月十五日の予算委員会で、わが党の阿部昭吾議員の質問の中にもありましたように、着工以来十年もかかっていまだに見通しがつけられないのは、すなわち土地収用法の取り扱いが間違っていたのではないかという趣旨のことが述べられておりましたが、その点についてどう反省をしているかという問題と、なぜ土地収用法の区域から航空保安施設設置予定地、通称アプローチエリアの部分を除外したのか、その理由について御説明を願います。
【次の発言】 そこで、土地収用法の適用に当たって、建設省が空港公団に注意をしたと言われておりますが、その注意というのは……

第82回国会 運輸委員会建設委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/14、34期、日本社会党)

○渡部(行)委員 最初に、建設大臣にお伺いしますが、健康を害しておられるようですから早目に大臣の方からお聞きしまして、それから次にいきたいと思います。  成田空港の周辺規制のために、今度特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法というものが提案されておりますが、私は、いままでの都市計画法に基づいてその目的に忠実にやっていけば、わざわざこのような法律がなくとも十分できるのではなかろうか、こういうふうに考えるわけであります。しかも都市計画法は、御存じのとおり非常にきめ細かくでき上がっており、民意を十分尊重するという面でも非常な配慮がされておるわけでございます。こういうことを考えますと、わざわざこの際、空……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 最初に、運輸大臣並びに国鉄総裁にお伺いいたします。  それは、東北新幹線の見通しと対策についてでございますが、御承知のとおり、いま東北新幹線は総延長約四百九十六キロメートル、総工費約二兆一千五百億円、こういう膨大な予算をかけて進行しておるわけでございますが、しかしその進捗状況を見ますと、去る二月一日現在で中心測量完了延長というものは九三%に上っておりますが、しかしその中身というのは、東京都が一七%、埼玉県が五四%、こういう状態でございます。さらに用地の方はどうかと申しますと、用地取得済みの面積は九一%というふうになっておりますが、これを都県別に分けますと、東京都がわずかに四……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 私は農林大臣にお伺いいたしますが、現在日本農業は、国の基本政策の失敗から、明日への夢と希望を農民に持たせることができず、農民の農業に対する情熱は氷のように冷え切っているのであります。とりわけ米作農民は不法な生産調整を強いられ、不安と動揺はその極に達していると言っても過言ではありません。また一方、山村においてはさらに深刻な事態に見舞われ、毎年、住みなれたふるさとを捨てて、ほかの職場を求めて都会に出ていく若者が後を絶たないのであります。このような山村でも、戦前は製炭業や伐採など仕事は幾らでもあって、比較的安定した平和な生活を続けることができたのであります。ところが、戦後、工業の……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 まず最初に、国家公安委員長にお伺いいたしますが、よく労働争議の際に警察が介入するわけでございますが、一体警察はこの労働争議に対してはどういう関心を持っておられるのか、また事前からどういう対処の仕方をやっておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その正当な労働運動ということは一体どの時点で判断されるのか、その辺をまたお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、これから具体的な問題についてお伺いします。  これは、去る一月一日及び三日に起きた会津若松郵便局においての労使紛争に関する問題であります。まず、私も元日の日に、警察が大変出ておるというので連絡……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 郵政省当局にお伺いいたしますが、ことしの年賀郵便が非常におくれたり、あるいは配達されなかったり、あるいはそれが階段の裏に落ち込んでおったり、そういういろいろなトラブルが出た原因についてはどういうふうに考えておられますか。また、その本当の責任はどこにあるでしょうか。
【次の発言】 遠因と近因ですか、これは私は、そんなに簡単にそういう区分けはできないと思うのです。というのは、自分の家で何かトラブルが起きた場合に、それはこういう遠い原因によるのだ、それは子供が、おまえが悪いからだ、こういうことで済まされるものじゃないと思うのです。やはりそういうトラブルができたら、なぜできたかとい……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 まず最初に国鉄当局に対してお伺いいたします。磐越西線のダイヤの不合理性と住民サービスの欠如と申しますか、こういう一つの問題についてお尋ねいたします。  まず第一番に、乗り継ぎ列車の発着時刻に大変不便がありまして、住民サービスの上からももっと配慮ができないものかどうか、こういう点についてであります。そこで、たとえば具体的に申し上げますと、これは磐越西線の郡山から若松に向かって発車する際の郡山発時刻と、東北本線の上下の列車の着時刻を比べて考えた場合、たとえば朝の六時八分発の列車に対して、東北本線の上りはその後の六時二十三分に特急が着くというふうになっております。朝というのはなか……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 最初に大臣にお伺いいたしますが、今回実施されました国公立大学受験の共通一次試験の問題についてでありますが、まず、この共通一次試験の目的とその評価についてお伺いいたします。そして順次質問をいたします。
【次の発言】 そこで、私は純然たる教育的な立場から申しまして、まず、大学の学校間格差というものは縮小させるべきなのか、拡大してもかまわないのか、この辺の御見解はどうでしょうか。
【次の発言】 確かにただ一概に大学の格差と言ってもいろいろあるわけですが、俗に言う大学の学部ごとの生徒の学力ということが社会的には一番問題になっておるわけです。ある大学は、卒業はしてみたが学力は旧制の中……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 最初に、大臣にお伺いいたします。  いま私どもの地域で一番大きな問題になっているのは、今度の集中的な豪雪によりまして住民は大変な損害をこうむっておるわけであります。しかし、この豪雪地域というのは、一時的な損害が大きく出る場合もありますが、概して毎年一定の雪に関する特殊な費用が出ているわけであります。こういうものについて、現在では雑損控除という形で除雪費が考えられておる程度であります。しかもこれは、御案内のとおり、年間所得の一〇%を超えた部分についてのみ考えられておりまして、現実にはこの適用というものはそれほどないわけでございます。  そこで私は、まずこの所得税というものの根……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 私は、ソ連抑留者問題にしぼって内閣官房長官並びに関係者の方々に御質問をしたいと思います。わずか三十分しかありませんので、きょうはごあいさつ程度のものになるかと思いますが、後は詳細は内閣委員会でやっていきたいと思います。  そこでまず、ソ連抑留者というものに対して今日までいろいろ論議がありましたが、一応政府の見解としてどういうふうになされているのか、この点についてお願いいたします。
【次の発言】 できるだけのことはやっておると申されましたが、実は私もソ連抑留者の一人でございます。  ところが、昭和二十三年十二月二十三日にナホトカから舞鶴に上陸いたしまして復員した際、私の受け取……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 最初に運輸大臣並びに国鉄総裁にお伺いいたします。  実は野岩線の問題についてでございますが、野岩線は御承知のとおり地域住民が九十余年にわたって陳情を続けてきた路線であります。それが最近、会津滝ノ原から新藤原まで開通が確定したと承っておりますが、この開通の計画内容、これをひとつ明らかにしていただきたいと存じます。  さらに、この新藤原と会津滝ノ原間の路線は第三セクターによる経営、運営をやるというふうに承っておるのでございますが、第三セクターの内容、構成はどういうものになっていくものか、あるいはまた、会津若松駅から会津滝ノ原までは国鉄になっており、それから新藤原駅から南の方は東……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 大体、今回の豪雪雪害問題に的をしぼって、農林水産大臣にお伺いいたします。  実は、大臣も今度の豪雪災害につきましてはつぶさに視察、調査をなされて御存じのとおりであると思いますが、まさに今度の被害は想像を絶するものがあるわけでございます。     農民は農業に対する情熱を失い、あすへの営農意欲すら消沈しているというのが実態ではなかろうかと思います。これは日本の食糧安全保障の立場からいたしましても、また、食生活全体の安定化という視点から申しましても、あるいは農業の維持発展という角度から考えましても、非常に重大な問題であると思うのでございます。  そこで、大臣はこの現状についてど……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 まず最初に、会津若松市と南会津郡の境にできておる新大川発電所の問題についてお伺いいたします。  これはいまどの程度に進んでいるのか、その進捗状況、それから営業開始時はいつになるのか、その見通し、そしてその発電所の規模、それから生産された電気はどこに送られていくのか、この概要についてお伺いいたします。
【次の発言】 そこで、ここから送電される送電線の計画はどういうふうになって、どこを通って、どういうふうに電気を配っていかれるのか、その辺ひとつお伺いいたします。  さらに、民有地の上を通っていくわけですが、その民有地の上を通る際の電気関係の工作物をつくるのに民家のどういう承諾を……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 最初に大蔵大臣にお伺いいたします。  実は二線引き畦畔という問題があるわけですが、そこで太政官布告というものが明治元年十二月十八日に第千九十六号というのですかで出されておるわけです。そこに「拝領地並びに社寺等除き地のほか村々の地面はもとよりすべて百姓持ちの地たるべし」云々と書いてあるのですが、この意味をひとつ御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 私は、近代的な法体系ができたとかできないとか、そんなことは関係ないと思うのですよ。土地というのは、この地球ができたときからあるのだし、土地と人間との関係は地球上に人間があらわれたときからできているのですから。ただ、勝手に人間が……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○渡部(行)分科員 まず最初に、すでに時効になっておることが明瞭な抵当権を抹消する問題についてでありますが、いま登記事務をやっておると一番困るのが、この何十年も前の明治時代の抵当権が抹消できないでおる、これを抹消しようとするには相手と共同の申請によらなければならない。しかしもうすでにその人は他界しておってどうにもならない。そこで相続の手続をしなければならなくなるわけですが、ところがその相続の手続をやろうとすれば、もうばらばらになっておって相続の手続なんかとてもじゃないが不可能になっておる。そういうものがたくさんあるわけです。しかし考えてみると、この抵当権設定というのは初めから弁済期が記入されて……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)分科員 まず、野岩線についてお伺いいたします。  この野岩線は三代にわたって運動、陳情を重ねてきて、ようやくそのめどがついたわけであります。 そこで、この野岩線の工事の進行状況をひとつ詳しく述べていただきたいと思います。
【次の発言】 この五十八年度の予算の配分については、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 六十年度開業と言われますが、五十九年あたりまでに大体見通しがついていると聞いておるのですが、若干早まる傾向はどうでしょうか。
【次の発言】 この野岩線のいわゆる経営主体というのは、第三セクターでやるということを聞いているのですが、その中で実質運営の主体になるのは東武鉄道……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)分科員 最初に、国際法と日本の憲法でどちらが優先するのか、お伺いします。
【次の発言】 そうすると、憲法九条の中では「交戰權は、これを認めない。」ということになっておるわけですね。ところが実際に仮に急迫の事態、あるいは不当な侵害を受けた場合に一つの自衛権の行使が出てくると思うのですが、その場合に、自分の方から攻撃をしなくとも、相手から攻撃をされたから、それに応戦をしたと言っても、これが一たん戦争状態になれば、そこから必然的に交戦権というか、そういうものが発生してくると思うのですが、その点はいかがでしょうか。
【次の発言】 そこで、憲法のいわゆる交戦権を認めないというのは、これは日本……

第98回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)分科員 私が質問するのは、東北開発株式会社の会津工場の問題についてでありますが、これは一昨年、売却されるというような風評が立ちまして、大変地元では動揺したことがあるわけでございます。今度、東北開発株式会社の民営移管という問題が出されておりますが、この民営に移行するために、どのような順序で、どういう手続のもとになされようとしておるのか、その一つの道筋を段階的にお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、東北株式会社が全株を持って別会社をつくって、それを今度第三者に売り渡すということになりますか。
【次の発言】 その際、その売り渡す相手は公募するわけですか。それとも、そ……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)分科員 まず、農林水産大臣にお伺いいたしますが、去る八日にアメリカのブロック通商代表が報道陣の質問に答える形で、牛肉、オレンジの輸入枠拡大をめぐる日米交渉に言及しまして、日本が早期解決に動かなければアメリカは自衛措置に踏み切らなければならないと強い調子で日本側の譲歩を迫ったと伝えられておりますが、この自衛措置とは一体何を意味しておるのか、その中身について、具体的な問題としては何を予想できるか。この点、大臣の御所見をお聞かせ願いたいと存じます。
【次の発言】 この日本とアメリカの間の輸入協定というのは三月末で期限切れになると言われております。そこで、今お話がありましたように、これは三……

第101回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)分科員 まず運輸大臣にお伺いいたしますが、今日の社会つまり近代社会におきましては、すべての面において速度が競われる時代になってまいりました。コンピューターの演算速度にいたしましても、また光通信その他ニューメディアの世界にいたしましてもそうでありますが、交通も御多分に漏れず、まさに分秒を争う時代になってきたわけであります。今や地域の発展は、他の都市といかに早く人の往来や物の流れを実現していくかにかかっていると言っても過言ではなかろうと思うのであります。その点で交通網の整備と交通の高速化は欠くことのできない絶対必要条件であります。  そこで、福島県においてもこの高速交通体系の中にぜひ参……

第101回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○渡部(行)分科員 私は、時間の関係で、まず建設省の方から先にお伺いしたいと思います。  それは東北横断自動車道、いわき―新潟線建設に関してでございますが、この路線が昭和五十九年度には一体どの程度の進捗率を示すようになるのか、その見通しについてお答え願いたいと思います。時間がありませんから単刀直入に御質問申し上げますから、答えの方も具体的にはっきりと短くお願いいたします。
【次の発言】 決まっていないというのはおかしいじゃないですか。昨年度の進捗率がわかればことしの予算要求の中でどの程度進むかというのがわからないはずないと思うのです。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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