渡部行雄衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を展開せんとするものであります。(拍手) すなわち、本法案の主たる内容は、使用済み核燃料の再処理を行って核燃料サイクルの確立を図ろうとするものであります。そのため、使用済み核燃料再処理工場の設置を民間にゆだねて事業を推進しようとするものであります。 そこで、本法案から想定される主なる問題について申し上げますならば、その第一点は、核燃料再処理工場の持つ直接的危険性についてでありますが、この工場は、一日当たり何百万キュリ……
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。 今度の法律案のねらいは、単に海空自衛官の増員と潜水艦隊の新編成や曹長階級の新設という表面的なものとしてとらえるべきではなく、これまでの平和時の防衛力整備を基本とした基盤的防衛力構想の方針を百八十度変更して、脅威対応型の防衛構想確立のスタートにしようとする遠謀の一石としてとらえるべきであり、リムパック等合同演習の積み重ねによって、事実上連合軍構想の足場を築き、憲法第九条の空洞化をねらったものであります。これは、ことしの防衛白書を一読すれば明白で……
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました第九十四回通常国会の会期を十七日間延長しようとする案件に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) そもそも国会の会期は、議会制民主主義の制度上の一要素として非常に重要な意味を持つことは、いまさら申すまでもありません。会期の独立性、会期不継続の原則は、議会の節度と秩序と民主性を維持する上で不可欠の要件なのであります。 しかも、常会の会期は、国会法第十条で百五十日間と規定されておるのであります。これは当然に厳守することを期待した原則規定でありますから、政府は、この百五十日間ですべての案件が議了するように、初めから議題設定を……
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に関して、総理並びに関係大臣に対し質問をいたします。 私は、人間のあるべき本来の姿を追求しながら、本法案の求めるものが果たして人の道に合致するのかどうかをただしてまいりたいと思います。 一体人間は何を求めて生きているのでしょうか。死の静寂でもなければ安全な隷属でもありません。それは希望に満ちた自由と平和と豊かさであると思うのであります。そして、それらが思慮深い人々によって整理され、高い理性によって後世に引き継がれ、発展させていくべきものと思うのであります。これを支えるのは……
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに防衛庁長官に質問をいたします。 およそ一国の宰相たる者は、常に国民の命運を担っているという責任感と、国家の将来を決するかじを握っているという自覚を持って事に当たらなければならないことは、論をまたないところであります。一億一千数百万の日本国民とその将来を満載している日本丸の操縦者たる総理は、憲法を羅針盤として、世界情勢の正確な分析のもとに、正しい判断を持って最も安全な航路を選定しなければならないのであります。したが……
○渡部行雄君 ただいま議長から御報告のとおり、本院議員澁谷直藏先生は、昨年十二月十六日逝去されました。 私は、議員各位の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の誠をささげたいと存じます。 澁谷先生は、昨年一月から脳腫瘍手術のため、入院治療に当たっておられましたが、術後、健康を回復され、四月になって元気に登院されたのであります。そして、六月二十二日、郷里石川町の町村合併三十周年記念式典には、来賓として祝辞を述べられ、その中で「私は、皆様に大変御心配をおかけいたしましたが、このとおり健康そのものになりました。今後は、福島空港問題を初め、地域住民の抱える諸課題解決のため、はたまた国家国民のた……
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