このページでは神田厚衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。神田厚衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○神田委員 大変本日は貴重な御意見を各参考人の皆さん方からお聞きしたわけでございますが、順次五人の参考人の方に御質問を申し上げたいと思っているわけであります。 まず最初に、伊藤参考人に御質問を申し上げたいのでございますが、伊藤先生は長い間国立林業試験場におられまして、この松くい虫の問題につきまして大変御熱心に御研究をなされているわけでありますが、いろいろ問題になっております空中散布の問題につきまして、このスミチオンのいわゆる濃度の問題などは、大体どの程度の濃度であれば、いわゆる人畜に被害がなくてマツノマダラカミキリに効果がある、どの程度の濃度が適当というふうにお考えなのか、こういう点一点と、……
○神田委員 私は、まず最初に、この松くい虫防除特別措置法案をめぐりまして、いわゆる農林省、林野庁の方と環境庁の方と意見が非常に違ったりあるいはぎくしゃくした議論が交わされている、こういうような状況を考えまして、このこと自体、国民がこの法律案を考える上で非常に心理的な不安さを増しているとというふうに考えているわけでありますけれども、こういう問題につきまして、いわゆる行政が内閣の中で不一致であるという点を農林大臣はどういうふうにお考えになっているのか、ひとつお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 環境庁にお尋ねいたしますけれども、そうしますと、この防除法案が出るに当たりまして、環境庁は事前に林……
○神田委員 私はまず最初に、政務次官並びに水産庁の方に日ソ漁業に関する交渉問題についてお尋ねをしたいと思います。 水産庁の方が参議院の方に呼ばれているということでございますので、ごく簡単な要点のみの御質問にさしていただきたいと思うわけでありますが、私どもは、三月二十八日に日ソ漁業に関する稻富農林水産部会長談話というものを発表いたしまして、今回の日ソ漁業交渉におけるソ連の態度は、一方で二百海里を主張しながら、他方では日本の領海内での操業を認めることを要求するなど、全く不当であり、断じて容認できない、しかし、日ソ漁業交渉の行き詰まりを打開し、北洋漁業を守るため、政府は、この際、農相の再訪ソを含め……
○神田委員 私はこの農業改良関係の二つの法案に対しまして全般的な御質問を申し上げたいと思うのでありますが、非常に限られた時間でございますので、ひとつ御答弁の方、大変恐縮でございますが、簡潔適切にお願いをいたしたいと思うわけであります。 まず最初に、技術導入資金の問題でございますが、この貸付金の限度額の改正につきまして、いわゆる農業改良制度の創設の当時と比べて、現在非常に成長作物の増大やその他の問題でこれが変わってきている。こういう中でこの貸付限度額の拡大がされているわけでありますが、私は一番基本となるべき標準資金需要額そのものが引き上げられていないのではないか。この点につきましてやはりこれを……
○神田委員 農林大臣には、大変なモスクワ交渉からお帰りになりまして、さらに連日遅くまでこの審議に出ていただいておりまして、心からその労をねぎらうものであります。
ただいま大臣おっしゃいましたように、超党派議員団が議長にお会いできたというふうな電報がございましたが、超党派議員団の目的といたしますのは、友好推進とわが国の実績確保というふうないろんな問題を含めて行っているわけでありますが、そういうふうなものの内容につきましては何かお話が入っておりますでしょうか。
【次の発言】 特に日本の国会におきまして領海法案、それから二百海里法案――これは準備されておりますけれども、そういうものが出されるという……
○神田委員 参考人の皆さん方には大変遠いところから、また貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございます。 限られた非常に短い十五分の時間でございますので、大変簡単な御質問になって恐縮でございますが、順次御質問をさせていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いをいたします。 まず最初に釧路市の山口哲夫市長さんにお伺いいたしたいと思うのでありますが、私は十八日、十九日と二日間、民社党の北洋漁業調査団といたしまして釧路に行きまして、現地調査をしてまいりました。そのときいろいろと現地のいわゆる漁船関係の皆さん方とお話をしてまいったわけでありますけれども、現地の状況は釧路の……
○神田委員 鈴木農林大臣から連日、まことに御熱心な御答弁をいただきまして、心から感謝を申し上げる次第でございますが、またまた新聞報道その他によりまして、北洋の問題が、日ソの関係が非常にむずかしい局面を迎えることになりました。このことにつきまして、いろいろ各委員からの御質問があったかと思うのでありますが、私どもはまずこの二百海里法案につきまして、この法律をつくる意味といいますか、こういうものが、現在のロソ交渉、さらにはいわゆるサケ・マスの二百海里外の問題の交渉の暗礁の乗り上げ、そして韓国が二百海里宣言をするというような態度を表明している、こういういろいろな状況を考えますと、二百海里法案をつくって……
○神田委員 私は政府が過日提出しました五十一年度の林業白書、林業の動向に関する年次報告及び五十二年度において講じようとする林業施策について、それらの問題点を若干御質問を申し上げたいというふうに考えております。林政の問題と地域の林政の問題を含めまして御質問をさせていただきます。 この白書の中で、国民経済との関連の中でいわゆる経済の不況、低成長、これらが木材需要の伸びの鈍化を来してさらに価格の低迷を来しておる。そうしたことが生産意欲の減退を誘って、全体的に造林面積の減少やあるいは木材の関連産業の悪化、倒産、こういうふうなことを招きまして、林業や林産業に対しまして、非常に見通しの暗い停滞を深めてい……
○神田委員 私は、農業者年金基金法の一部を改正する法律案と、昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、農林大臣並びに農林省当局に御質問をさせていただきたいというふうに考えます。 本日とあすと二日間にわたりまして御質問をさせていただく予定になっておりまして、まず最初に農業者年金法案につきまして御質問を申し上げたいというふうに考えております。 まず最初に、農林大臣にお伺いいたしたいと思いますけれども、現在のこの大変目まぐるしい経済変化の中でいわゆる農村の構造変化が起こっている、兼業農家が続出している、こういうような状……
○神田委員 私は、昨日に続きまして、農業者年金といわゆる農林年金、この二法の改正につきまして御質問を申し上げたいと思います。
最初に、まず農業者年金の方の問題でございますが、昨日来からの各党の御質問に対する御答弁を聞いておりまして一つ御質問申し上げたいのでありますが、いわゆる経営移譲の九〇%が後継者になされている、こういうふうなお答えだったかと思うのですが、それで間違いございませんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、残りの約九%、これはどういうふうな形で移譲がなされているのか、あるいは農地として使われているのか、それとも全く関係のない第三者が取得しているのか、その辺のところはおわかりに……
○神田委員 私は、現在一部で大きな問題になっております小麦粉の不足の問題、いわゆる魚隠しとかあるいはいろんな問題が言われておりますけれども、その中で現在業界あるいは一部の人たちの間で小麦粉が非常に不足している、こういう問題が言われているわけであります。このことにつきまして、いただいた時間の中で御質問を申し上げたいと思うのでありますけれども、まず第一に、農林省は玄麦の割り当て方式というものをとっておられるようでありますけれども、これは一体食糧管理法のどの条項に根拠を持ってこの割り当て方式をとられているのか。このことをお聞かせいただきたいというふうに考えております。
○神田委員 農用地開発公団法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げます。 今回の改正の第一点は、農用地開発公団の業務範囲を広げて、農用地開発公団が国営干拓事業により造成されるべき干拓予定地において農畜産物の濃密生産団地を建設するために行う農用地等の造成及び農業用施設の新設などの事業について規定を整備することで、新たに国営干拓地において公団事業が行える道を開いたことでありまして、第二点には、八郎潟新農村建設事業団を解散して、その一切の権利及び義務を公団が受け継いで、土地の整備に係る費用の賦課徴収、施設等の譲渡対価の徴収などの業務を同公団ができるようにするということであります。 まず最……
○神田委員 私は、五十二年度産米麦価の問題につきまして、農林大臣及び農林省の御見解をお尋ねしたいと思うのでありますが、まず最初に、いろいろと本日の委員会の中でも御討議をいただいたかと思うわけでありますけれども、米価審議会のいわゆる構成の問題につきまして、私どもは従来から基本的には、米価審議会の構成につきましては、米価審議会というものを存続させていく以上、いわゆる均衡のとれた三者構成にすべきである、こういうふうな主張をとり続けていたわけでございます。現在は生産者代表が四名、いま欠員になっておりますけれども、こういうふうな状況でございますが、これらにつきまして、いわゆる生産者代表を八名にし、消費者……
○神田委員 昨日、二・五%という非常に低い今年度の米価が諮問されましたが、私は、このことにつきまして、これから大変限られた時間でございますが、御質問さしていただきたい、こういうふうに考えております。 まず、この米価の諮問が決定されるに当たりまして、先ほど社会党の委員から御質問がありましたけれども、大蔵省と農林省の間で内々の折衝があって、その結果二・五%ということに落ちついた、こういうふうなことを聞いております。その中で大蔵省は据え置きを主張した、こういうふうなことでございますけれども、大蔵省の方にお伺いいたしますが、大蔵省といたしましては、いわゆる食管法というものをどういうふうに御理解をして……
○神田委員 私は午前中からずっと審議を聞いておりまして、なるべく重複しないような形で御質問を申し上げたいと思うのでありますけれども、この八月七日の有珠山の爆発による救援の問題につきましては、民社党といたしましては、直ちに救援対策委員会を設置いたしまして、小平忠副委員長を団長とする現地調査団を派遣をいたしまして、いろいろとその後の救援対策につきまして検討いたしまして、総理大臣あてに八月十九日に天災融資法の早期発動、それから局地激甚災害の早期指定、こういうことを中心にいたしまして申し入れをしているわけであります。 私も災害の調査団の一人といたしまして現地を見させていただきました。非常に大変な災害……
○神田委員 農産物価格安定法及び大豆なたね交付金暫定措置法並びに砂糖の価格安定等に関する法律に基づく昭和五十二年産いも類、でん粉、大豆、てん菜等農産物価格の政府支持価格の決定に当たりまして、まず基本的に生産農家の所得を補償し、再生産を確保するとともに、これらの農産物の生産振興と国内自給度の向上を図るべきであると考えて、以下、政府、農林省当局に御質問を申し上げます。 まず第一に、米作偏重の農業から脱却して、健全にして均衡のとれた農業を育成するためにも、いまや畑作の果たす役割りは非常に大なるものがあります。それに比べまして、現在の農業政策におきましてはこれらの位置づけが明確でなく、中でも、地域農……
○神田委員 漁業水域に関する暫定措置法の一部を改正する法律案に関しまして、御質問を申し上げたいと思っております。 まず最初に、いま世界各国が相次いで二百海里宣言等を行っておりまして、日本の水産業をめぐる環境というのは非常に厳しい状況になっておりますことは、大臣もすでに十分に御承知のことと思われますが、これに対応するわが国政府の姿勢が、遺憾ながら非常に受け身であるというふうに考えざるを得ません。この法律案の改正に際しまして、二百海里全体の問題につきまして、この漁業問題の現在置かれている問題を御質問申し上げたいと思うのでありますが、これは一面では経済外交と一つのものとして考えられる部分もあるわけ……
○神田委員 砂糖の価格安定等に関する法律の臨時特例に関する法律案について、御質問を申し上げます。 まず最初に、この法案が出てきた背景というものにつきまして、どういうふうな形でこの法案が出されてきたのか、このことをよく私どもは見きわめなければならないというふうに考えているわけであります。いろいろ趣旨説明の中にはございましたけれども、こういうふうな法律案を出してくるという背景の中には、やはり業界その他につきましても十二分に何らかの話し合いがなされて、そして、この法律案が出されてきた、こういうふうに考えられるのでありますけれども、この点につきましてどうでございますか、御質問申し上げます。
○神田委員 大変限られた時間でありますが、私、郷里の方に帰りましても、いま多くの農民の関心といいますのはいわゆる米の需給均衡化対策、これがどのようにこれからなされていくか、そういうことに対しまして非常に心配をしておりました。先ほど来からずっと各委員とのやりとりを聞いておりまして、私は基本的な点について三、三の御質問をいたしたいと思うわけであります。 いわゆるこの米の対策の問題が、この前にやられましたような緊急避難的なものではなくて、日本の農業の構造改善、そういうものを意図する、日本の農業の構造と食糧政策の根幹にかかわる非常に大事な問題であるということにつきましては、よくわかるわけであります。……
○神田委員 各参考人の皆さんには大変貴重な御意見をありがとうございました。 過日の委員会におきまして、法案の内容につきまして突っ込んだ議論をしてまいりましたが、本日、参考人の皆さん方の御意見をお聞かせいただきまして、若干の御質問をさせていただきたいというふうに考えております。 まず最初に、海江田参考人に御質問を申し上げたいと思うのでありますが、この需給安定特例法、この問題が出てきた背景といいますのは、やはり豪州糖の問題を抜きにして考えることはできない。したがいまして、この法案を運用するに当たりまして、その後の問題といたしまして、豪州糖をたくさん買ったところとそうでないところとの問題を少し考……
○神田委員 過日の委員会に引き続きまして、米の生産調整について御質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、私はこの前の委員会でもいろいろ意見を述べさせていただきましたが、この米の生産調整を来年百七十万トン行うということの決定でありますが、こういうふうなことが、いまの時期になりまして来年百七十万トンやるんだというふうなことを言われまして、農民といたしましては非常に戸惑っている、非常に唐突な感じを受けて困っているというのが現状ではないかと思うのであります。私は、この生産調整の問題が出ましてから、郷土におりまして農民から二人、三人と、一体どういうふうなことをやるつもりなんで、どういうふうな方法で……
○神田委員 引き続きずっと論議をされております米の新しい生産調整の問題につきまして、御質問を申し上げたいと思うのでありますけれども、ずっと皆さんの論議を聞いておりますと、ますます来年度からこういう形でこの生産調整の新たな実施をするということが非常に困難ないろいろな条件を持っているということが浮き彫りにされてきているわけであります。そういう中で、私はやはり前にも御質問申し上げましたけれども、どうしてもこういうふうな状況の中で、来年度からこういう大きな生産調整をするべきではないという原則的な意見を持っているわけでありますけれども、もしも、こういうふうなことをなさっていくということであるならば、今度……
○神田委員 原材料の供給事情の変化に即応して行われる水産加工業の施設の改良等に必要な資金の貸付けに関する臨時措置に関する法律、この問題につきまして御質問をさしていただきます。 午後からの農林大臣に対する同僚議員の質問もありますから、私は少し細かい点にわたりまして御質問をさせていただくわけでありますが、二百海里時代を迎えて非常に厳しい日本の漁業、その中での水産加工業に対する状況というのは、まことに大変な局面に立っているわけでございます。現在までにいろいろとそれなりの施策が決められ、行われているわけでありますけれども、きょうはこの金融問題ということで新たな法律の追加事項が出てまいりました。先ほど……
○神田委員 私は、新しい生産調整の問題につきまして、御当局に御質問を申し上げたいと思うのであります。 先ほど来から、各委員の方からいろいろと問題が提起されておりました。十九日に三十九万一千ヘクタールの新しい都道府県別の転作の目標が発表されまして、各地ではこれに対して、非常に厳しい配分の内容だ、こういうふうな形でいろいろと苦慮している状況があるわけでありますが、私はまず最初に、先ほども問題になっておりましたが、転作等の目標面積の配分の要素、これは七つほどの要素をとっておられるわけでありますけれども、この前の委員会で発表されました要素よりなお詳しい要素のものがあるやに聞いておりまして、その目標面……
○神田委員 中川新大臣、大変なときに大臣に御就任をされまして、日本の農政の一大転機と言われるこの時期でありまして、日本の農業と農民を守るという立場で、今後全力投球で御尽力を願いたいと思うのであります。
さて、現下の問題といたしまして、私どもは食糧自給率の向上という至上課題を一方では持っております。もう一方では、急速に問題になってまいりました輸入農産物の枠の拡大という問題、この二つの課題を一体どのような形で調整、調和を図っていくおつもりなのか、まず御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 さて、今度の黒字、いわゆるドル減らしを基幹としました外国からの農産物の自由化の要求、これと輸入拡大の……
○神田委員 質問に先立ちまして、この災害によりましてお亡くなりになった方、被災をされた方に対しまして心からお見舞いを申し上げます。また、政府におかれましては、国土庁長官みずからの現地調査を初めといたしまして、早速にいろいろな対応策をとられていますことに心から敬意を表します。 以下、大変限られた時間でございますので、簡単に問題の核心につきまして御質問を申し上げたい、こういうふうに考えております。 まず、私はこの地震の特徴というものがあると思うのでありますけれども、この地震の特徴は一体どういうふうなものであったのか、一つには三陸沖地震との関係、こういうものを含めて、やはり今後の問題としてこれを……
○神田委員 宮城県沖地震の問題につきまして御質問を申し上げます。去る六月十六日の災害委員会で御質問申し上げましたが、今回、大変短い時間でございますので、簡単に要点のみを御質問申し上げたいと思っています。
最初に、気象庁の方、おられるかどうかあれなんですが、おられませんか。――国土庁でわかりましたら、お答えいただきたいのでありますが、現在の、いわゆる地震の起こった後の災害の状況と、それから観測地域の指定の問題、それの具体的な活動について、わかりましたらお答えいただきたいのであります。
【次の発言】 そうしますと、特定観測地域に準じた形での観測、そういう体制をすでにとっておられるわけなんですか。
○神田委員 昨日からきょうにかけまして、農林大臣の所信の表明及び昭和五十三年度の農林水産関係予算の説明を聞きまして、それについての質疑を続けているわけでありますが、まず最初に農林大臣にお伺いしたいのでありますけれども、農林大臣は所信の中で、農林水産業の役割りというのは、わが国の経済社会が、今後、健全にかつ調和のとれた姿で発展していく上で不可欠のものである、まさに農林水産業の発展なくしてわが国の真の繁栄はないと申しても過言でない、こういうようにおっしゃっているわけであります。さらに、しかしながら、高度経済成長の過程を通じて労働力、土地が流出して、その体質が大変弱まってきてしまっている、こういうふ……
○神田委員 昭和五十三年度の畜産物政策価格を中心に農林大臣に御質問を申し上げます。 まず最初に、現在の農政の中で、約四十万ヘクタールに及ぶ転作という状況の中で、農政というのは非常にむずかしい局面を迎えているわけでありますが、私は、構造不況業種の最たるものは農業だとこのごろ言っているわけでありますけれども、こういう中で、畜産をいわゆる農政の中にこれからどういうふうな位置づけをしていくというふうな形で大臣はお考えになっているのか。農政の中における畜産の位置づけ、これをひとつ明確にしていただきたい、こういうふうに思っているのでありますが、その点いかがでございますか。
○神田委員 森林組合合併助成法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げます。
まず、この合併助成法を改正しまして、引き続き五年間にわたりましてその法の適用を延長するということがこの法案の内容でありますけれども、森林及び林業をめぐる情勢に非常に変化があって、なおこの合併のための助成が必要である、こういう判断から出されているわけでありますが、大臣の方から、現在の森林及び林業をめぐる状況と、この合併助成法をさらに五年間の延長をして出さざるを得ないような状況についての御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 林業白書を見ましても、林業経営の動向、それから林業経営収支、林地価格の動向、……
○神田委員 私はさきの委員会においても御質問を申し上げましたが、主に基準糸価の価格決定に当たりまして、その点を中心に御質問を申し上げたいと思うのであります。 まず、基準糸価の価格の決め方でありますけれども、安定帯価格における基準糸価の取り扱いについて御質問をしていきたいと思うのでありますが、政府は五十二年度における繭の生産費については、家族労働の評価を従来の農業臨時日雇い賃金から農村雇用賃金に評価がえをしたことによりまして、前年に比べて約一四%引き上げたことになりました。しかし、一方基準糸価についてはわずかに八・二%の引き上げしがなかったわけであります。これは本年度における基準糸価の取り扱い……
○神田委員 農林大臣に、豚、牛肉の安定価格の問題、さらには加工原料乳の保証価格の問題について御質問を申し上げます。
すでに何度かこの委員会におきまして、われわれは、価格の問題が非常に大事であるからひとつ十二分にそういう問題を消化して諮問を出すようにという論議をしたわけでありますけれども、残念ながら、諮問された内容を見ますと、実質的には据え置きというような状況であります。私どもはこれを非常に遺憾とするところでありますけれども、農林大臣からこれらに対する御見解をお聞きしたいと思うのであります。
【次の発言】 たびたび当委員会などにおきましても、再生産が確保されるような価格にする、と同時に畜産農民……
○神田委員 私は、北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法及び南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、御質問を申し上げます。 法案の趣旨は、北海道におきましては貸付金の使途の範囲の拡大として種豚の購入及び果樹の植栽または育成を加えること、さらに貸し付けを受ける資格の認定の申請期限を五年延長すること、南九州においても種豚の購入を加える、さらに申請期限を五年間延長するというものであります。この問題につきましては、先ほど来からの各委員の質疑を通しまして、問題になるところが大変明らかになっております。したがいまして、私は基本的な問題についての御質問と、さらにそれに付……
○神田委員 森林組合法案について御質問を申し上げます。 まず、昨日の私の同僚の稲富議員の質問に対する林野庁長官の答弁が非常に的確性を欠いていたと私は思うわけでありまして、そういうことのないように、よく質問に沿った形で御答弁をいただきたいというふうに先にお願いをしておきます。 きのうもいろいろと話が出ました。私たちは総合林政を進めるべきであるという話をしていたわけであります。この総合林政ということの定義がどうもはっきりしなかった、そのためにどうも答弁の方があいまいになった、こういうふうに感じるわけでありますが、今日の非常に低迷する日本の林業を再建して、さらに林業従事者の社会的経済的な地位の向……
○神田委員 次に、備蓄に充てる製材、それから合板、これが外国産のものがかなり入って備蓄されている、こういうようなことでありますけれども、現在の日本の林業の状況を考えますと、備蓄に充てるものにつきましては国産材に限定をすべきではないか、こういうような考え方を持っているのでありますが、その点についていかかでございますか。
【次の発言】 ただいま御答弁いただきましたが、やはりこの備蓄の問題では国産材のものを備蓄をしていくというような方向というものをもう少し強力に出していただきたい。大変低迷している現在の日本の林業を救っていくという中で、外材だけを備蓄機構の中にため込んでそれを使うというような方向性と……
○神田委員 農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案につきまして御質問申し上げます。
まず最初に、水田再編対策、米の生産調整、こういう状況を踏まえまして、畑作に対します重要性というものが非常に増してきている状況があるわけでありますが、畑作農業の生産振興対策、これが現在どういう整備状況になっておるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 この畑作振興、特に内地野菜などの問題につきましても、金融対策さらには価格対策などにつきましてさらに一層の国の方の強力な助成を必要としていると判断しているわけでありますが、その辺のところもよろしくお願いいたしたいと思っておるわけでござ……
○神田委員 漁船積荷保険臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。
まず最初に、試験実施からさらに五年間延長するということでありますけれども、五年間というふうに期日を限りまして延長していく理由を簡単に聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 五年間延長の理由の中に、新しい海洋時代を迎えたものに対応していくというような理由も述べられているわけでありますが、その点に関連いたしまして、それでは、沖合い、遠洋漁業に対する操業規制の強化の実態はどういうふうになっているのか。さらに、操業形態の変化はどういうふうな形で推移しているのか。マグロとかサケ・マスとか遠洋底引き、そう……
○神田委員 両理事長には大変お忙しいところ、貴重な御意見をありがとうございます。 農業者年金及び農林年金の問題につきまして、若干質問させていただきたいと思うのでありますが、まず最初に、農業者年金基金理事長の中野さんにお尋ねをいたしたいと思います。 先ほど来から問題になっておりましたけれども、要するに農業者年金の問題は加入促進の問題というのが非常に大きな問題になっているわけであります。若い人、あるいは地域差、さらには後継者の加入が非常に少ない。この原因は一体どういうところにあるというふうに率直にお考えになっているのか、まずその点をひとつお聞きしたいと思うのであります。 さらに、限られた時間……
○神田委員 国有林野事業改善特別措置法案について御質問を申し上げます。 わが民社党は、わが国林業の健全な発展を図るために、全党を挙げて幾つかの林業施策を提案いたしまして、総合林政構想を取りまとめて、昭和四十六年春の国会両院において緊急に講ずべき林業施策について提唱し、林業振興に関する決議を行うこととなったわけであります。その後、政府当局に対して、国会決議の実施を機会あるごとに要求してまいったにもかかわらず、政府当局は高度成長政策を強行し、オイルショックなどによる経済動向の転換においても適正な林業に対する対処を怠ったために、今日のような社会経済の重大な難局を招来している事実はまことに遺憾である……
○神田委員 私は、昨日に引き続きまして、国有林野事業改善特別措置法案につきまして当局に御質問を申し上げたいと思うのであります。 すでに相当時間数にわたりまして質疑が交わされておりますけれども、なお細かい問題等につきまして質問を残しておりました、このことにつきまして御質問を申し上げたいと思っております。 最初に、林野行政で最も立ちおくれておりますのが木材の需給流通対策、こういうことであると存じますが、外材輸入が国内需要の約七〇%を占めている今日、国内木材関係業界の救済を含めまして、いわゆる林業業界の問題も含めて具体的な施策が必要であろうというように考えるわけでありますが、その点につきましては……
○神田委員 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。 まず最初に、大臣にお聞きしたいのでありますけれども、この法案の提出の時期について、今日出されてきたということは大変なことであると私は考えているのです。もしも延長国会がなくてこれがこの時期に提出をされなかった場合には、いわゆる引き下げの問題が年末まで持ち越される可能性が非常に強かったわけであります。こういうことを考えますと、この提出時期がなぜこんなにおくれてしまったのか。すでに公定歩合が引き下げられまして、多くのいろいろな金利が下がっていくという方向がもう三月の末の時点ではっきりしていたわけであります。そう……
○神田委員 農産種苗法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げます。 まず、この法案はかなり前から検討されていた、こういう経緯があるわけでありますけれども、提出の時期が現在になったわけであります。その間の経緯につきまして、いろいろと言われているわけでありますけれども、特許庁との関係や、あるいはいろいろ内容の問題等も含めましてあるようでありますが、四十七年から五十二年まで、四十七年に始まったこの検討の内容が現在に至ってようやく提案されてきた、その間何回か中断されているような事情もあるわけでありますけれども、その辺の法案の提出されてきた経緯につきまして御質問を申し上げたいと思います。
○神田委員 昨日に引き続きまして、農産種苗法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げたいと思います。
昨日、私は種苗の輸入の問題について御質問を申し上げたわけでありますが、まず、現在どういうような状況で種苗の輸入がされているか、種苗輸入の動向はどういうふうになっているか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この輸入の動向は、これから国際条約などに加盟をしていくという形になりますと、さらにこれがふえていく傾向になるだろうと思うのです。国際交流が活発化してくる状況でありますが、これに伴う検疫体制はどうなっているのか。この問題については昨日もちょっと申し上げましたけれども、昭和五……
○神田委員 農産種苗法につきまして締めくくりの御質問を申し上げます。昨日、一昨日に引き続きまして、本日大臣に対しまして最後の二、三点を御質問申し上げたいと考えております。 まず、この農産種苗法が出されてまいりました背景といいますか、この農政の状況というのは、米の生産調整をめぐりまして日本の農業が非常に厳しい状況の中に置かれて、そういう中で出されてきたわけであります。そうしますと、ここに農産種苗法が出されてきて、この法律が果たさなければならない役割りというのは非常に大きなものがあるというように私は感じるわけであります。一つには、やはり生産調整によりまして振りかえられておりますほかの生産、たとえ……
○神田委員 各参考人には大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。私に与えられました時間が非常に短いものですから、全部の参考人の皆さんに御意見をいただけないかと思うのですが、ひとつあらかじめよろしくお願いをいたします。
まず最初に、伊勢参考人にお尋ねをしたいのでありますが、生産調整に対する考え方、先ほど来いろいろ聞いておりますけれども、端的に生産調整に対する考え方をお聞かせいただきたいと思うのですが、よろしくお願いします。
【次の発言】 それでは重ねてお伺いしますが、イセグループは生産調整に協力してそれを守ってきたのかどうか、その点はいかがでございますか。
○神田委員 私は、当面、米価の問題を中心に、大臣に二、三点御質問申し上げたいと思うのであります。
まず最初に、全国農協中央会と全国農業会議所が今度新しい方式で米価を算定しまして、いまその要求額を出しまして政府にその決定を要求しているわけでありますが、このように全中、農業会議所が要求の方式を変えたという点につきまして、大臣はどういう御見解をお持ちでありますか、基本的にちょっとお聞かせいただきたいのであります。
【次の発言】 この要求の考え方にありますのは、現実的な要求をしていきたい。それは、労働者の賃上げあるいは米の問題というのはもはや消費者に理解を持ってもらわなければいけないということも含め……
○神田委員 四参考人には大変貴重な御意見をありがとうございました。 私は、大変限られた時間でありますので、問題をしぼりまして簡潔に御質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、やはり現在一番問題になっておりますのはこの米価の問題でありますが、それと同時に、米価を取り巻く農業の情勢というものにつきましてもそれぞれ御意見があったわけであります。 最初に、農業会議所の中村事務局長に御質問申し上げたいのでありますが、先ほどのお話の中で、生産調整の行われた様子、それからそれに対しまして、この生産調整が各市町村段階に非常にことしの場合は無理な形でおりていったわけでありますけれども、それの消化について……
○神田委員 両先生には大変貴重な御意見をありがとうございます。二、三お伺いしたいのでありますが、まず宇津先生に御質問申し上げます。
先ほどほかの委員の方からもお話がありましたが、中国の地震の予知というものが非常に的中率が高い。それで、中国で予知できて、どうして日本で予知ができないのだろうか、先ほど茂木先生からちょっと御説明があったようでございますが、この点は、そういう地震の性質だけなのか、それとも、そういう一つの予知体制、システムの方に問題はないのか、この辺はどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 地震の特徴と同時に組織の問題が非常に大事だと私も思うのですね。それで民間の情報とい……
○神田委員 有珠山の泥流災害について過日現地を調査させていただきました。この問題についてはもうすでにいろいろと指摘がされておりますように、はるかに予測を超えた出来事であるとはいいながら、やはり人災のそしりを免れない、こういうようなことであるかと思うわけであります。私たちは亡くなられました方に対しまして深い哀悼の意を表しますとともに、こういう災害を再び起こしてはならない、こういうふうな気持ちで対策を万全にしていかなければならないと考えるわけであります。 そこで、いろいろな問題がございますが、非常に限られた三十分の時間でございますから、ポイントだけを御質問させていただきたいと思うのであります。 ……
○神田委員 昭和五十三年度畑作物の価格決定に関しまして御質問を申し上げたいと思います。 十五分という限られた時間でございますので、要点のみ御質問を申し上げますので、よろしくお願いをいたします。 まず、価格問題でございますが、この問題の一番のことは、奨励金を最低生産者価格に織り込むことができるかどうかという問題であります。多くの農業団体、それから生産者の団体、そういう人たちが全部、このてん菜においては奨励金を最低生産者価格に織り込まなければならない、昨年は織り込まれたようでありますから、ことしも当然織り込むべきである、こういう要望をしているわけでありますが、この点につきまして、どういうふうに……
○神田委員 私は、来年度の一つの重点施策という形で出ております農地の流動化に対する奨励金の問題、ビール麦の問題、養鶏の生産調整の問題、それから林業の問題、この四点について、ただいまから、限られた時間でありますが、質問をさせていただきたい、このように考えております。 まず最初に、農林水産省は、来年度の予算の概算要求づくりに伴う省内での検討の中で、新しい非常に大事な施策をとろうとしております。これは農用地高度利用促進事業と呼ばれているようなものでありますけれども、これによりますと、農業委員を主体に農地の流動化の推進員を置いて、そして貸し手農家に流動化の奨励金を払う、その払い方も三年の場合は十アー……
○神田委員 私は、米の過剰の問題と、それから輸入水産物、この問題について御質問を申し上げたいと思います。時間が非常に限られておりますので、要点についての御質問をいたしたいと思います。
まず最初に、米の問題でありますけれども、五十三年産の予想収穫量がこの前の見通しと比べてどういうふうになっているのか、その数字的なものをひとつお聞かせいただいて、来年の古米の持ち越しがどういうふうになるのだろうか、その見通しをちょっとお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 昭和四十五年に七百五十万トン過剰米が出て、対策に非常に困ったわけでありますが、この五百六十万から五百七十万トンと言われている過剰米につ……
○神田委員 私は、先ほど御報告がありました東海大地震の地震防災対策強化地域の指定の問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。中央防災会議地震防災対策強化地域指定専門委員会が強化地域の指定についての報告書を出したわけでありますが、この指定地域につきまして午前中の委員会でも同僚の議員から幾つかの問題点の指摘がなされましたけれども、私もこの指定問題につきまして、それに関連する問題を含めまして御質問をしたいと思っております。 まず最初に、指定作業に当たっての指定基準の基本をどこに置いたかということが一つの大きな問題になっております。木造建築物、低層建築物が震度六以上の直接地震を受けた場合という……
○神田委員 食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。 まず最初に、過剰米の処理対策の全体的な計画が示されているわけでありますが、その実行がきちんとできるかどうかという問題が非常に大事なわけであります。全体計画につきましては初年度、五十四年度は工業用三十万トン、輸出用二十万トン、飼料用十万トン、計六十万トンというふうに言われております。この全体計画を見ていきますと、計画がうまく実行できるかどうかということについて、五十四年度から、その後を含めましても非常に心配があります。以下その点につきまして御質問を申し上げていきます。 最初に工業用の三十万トン、これは五十……
○神田委員 日本専売公社法等の一部を改正する法律案について御質問を申し上げます。
最初にまず、この法案をこの時期に提出をされてきたことにつきまして、値上げ等の理由等も含めまして大臣の方からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 値上げをしまして税負担がこれからふえていく傾向にあるのかどうか。全体的にはたばこ事業の益金率の問題等を考えてきますと、ことしはコストを値上げをして、それが益金率がうまく改善されるかどうか、この辺はいかがでございましょうか。
【次の発言】 この益金率が下がったということは、つまりある意味では需要の減退、消費の減退、これらのこととの関係はどういうふうに分析しておられ……
○神田委員 沿岸漁業改善資金助成法について御質問を申し上げます。
この問題は、沿岸漁業の改善の資金の助成をする問題でありますけれども、日本の海の問題全般にわたって質問をさせていただきたいと考えておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。
まず最初に、現在の日本を取り巻いております各国の、日本の漁船が進んでいっております海洋における二百海里の問題でありますけれども、現在のこれの行われておる状況、そういうものについて御質問したいと思います。
【次の発言】 そこで、この中で現在交渉中の国があると思うのでありますが、二百海里問題についてどの辺の国と現在具体的な交渉に入っておられますか。
○神田委員 五十四年度の畜産物の価格について、加工原料乳、牛肉、豚肉の安定価格、こういうものの決定が目前にあるわけでありますが、一部報道の中で、今年度は引き上げる要素は余りないということで、引き下げも考えられるというような報道が盛んにされているわけであります。そういう中で、一つの時期を目前にした形の中で、農林省として価格政策については今年はどんなふうな基本的な考え方をお持ちなのか、お聞かせいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 その中で加工原料乳価の問題につきましては、大臣の十三日の閣議後の記者会見で、一つは、限度数量の超過分については、これはいろんなことし限りというような状況あるいは……
○神田委員 林業等振興資金融通暫定措置法案につきまして御質問を申し上げます。
最初に、まず過日出されました林業の動向に関する年次報告、このいわゆる林業白書の中で、現在の日本の林業の非常に厳しい面の指摘がありました。それらを踏まえましていろいろ提言もなさっているようでありますが、まず大臣から林業白書に関しましてのお考え方をお聞かせいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 この白書が指摘しているように、経営意欲が非常に低下している、森林の管理の粗放化が進行している。こういうことから、森林の持っている治山治水などの公益機能、これすらも果たし得ないような状況も出てきておる。同時に、建設業の住宅……
○神田委員 農業者年金基金法の一部を改正する法律案につきまして、御質問を申し上げます。 この改正案の内容は、すでに指摘されておりますように、いわゆる年金給付の額の自動的改定措置の改定、それから後継者の加入の救済措置の二点であります。私は、この改定の問題と農業者年金全体の問題につきまして、若干の御質問をさせていただきたいと思うのであります。 まず最初に、いまもお話がありましたが、加入の問題が非常に大事でありまして、この加入促進の問題を抜きにして農業者年金の問題を語ることはできない、こういうように言われておりますが、制度発足以来すでに非常に長い期間、八年間にわたる年月を経過したわけでありますけ……
○神田委員 参考人の皆様方には大変貴重な御意見をありがとうございます。限られた時間でございますので簡単に御質問をさしていただきたいと思います。
最初に全農の田中常務さんに御質問申し上げます。
こういう状況の中で肥料工業、化学工業の方が構造改善をしていくような状況になっておりますが、これに対しまして全農といたしましては構造改善に対応するようなものとして具体的に何かお考えになっておられますかどうか、御質問申し上げます。
【次の発言】 さらにお尋ね申し上げます。
この安定臨時措置法の延長に関しまして、中央会及び全国農業協同組合連合会の方では要請書を出しておりますが、特にその中で、「価格取決めに……
○神田委員 肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして御質問申し上げます。 御案内のように、この法律は国内価格の安定、内需の優先確保、輸出体制の一元化、この三つがその骨子だというふうになっております。 さてところで、まず最初に大臣にお尋ねをしたいのでありますが、現在農業情勢はいろいろ変わってきております。今度の新しい予算の中でも、地域農業の重視を中心とした施策も盛られておりますし、そういう中で、農業の中における肥料の問題というのをどんなふうにお考えになっておられるのか、それと関連して、肥料の生産と消費の現状について農林省はある考えを持っておるからこの安定法の問題も出してきて……
○神田委員 参考人の皆さんには、大変貴重な御意見、ありがとうございます。私は、時間が十分間と限られておりますので、全部の皆さん方にお聞きすることができませんことを、あらかじめお断り申し上げます。 最初に、農林年金の今度の問題は、一番のポイントといいますのは、このまま推移すると農林年金の財政状況が破綻をしてしまう、こういうことから、このままにしておきますと掛金率の急激な上昇を招かざるを得ない。したがいまして、この負担増に対しまして、それを回避するために、支給年齢の引き上げという方向が出されてきているというふうに考えるわけでありますが、そうしますと、第一に、掛金の負担を増加することを認めて支給年……
○神田委員 本日、ことしの米価の政府の格間案の提示がありました。これはすでに御案内のように、米価は昨年並みの据え置き、それから五段階にわたる品質格差の導入、そして銘柄米奨励金は廃止、こういうことが基本になっているわけであります。 その中で、まず米価の問題を見ますと、ことしで三年間米価が据え置かれているわけであります。私どもは、現在の経済状況の中で、特にことしの米価の据え置きというのは、これから先のインフレの傾向が非常に強い中で、三年間にわたって米価が据え置きされるということは非常に問題があるだろう、こういうことを考えておりまして、据え置きの米価の撤回を求めるものであります。 そして、第二に……
○神田委員 まず外交問題につきまして御質問申し上げます。
中越紛争が一日一日と新たな展開をしておりますが、現在におきまして、中越紛争の現状と今後の見通しにつきまして外務大臣のお考え方を聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 この問題につきましては、その後日本のとるべき態度、日本としてどういうふうな外交努力をするかということが二、三言われておりますが、現在、外務大臣においては日本の外交的な役割り、こういうものをどういうふうにお進めになっていくおつもりでありますか。
【次の発言】 日本のできるありとあらゆることというのは、具体的にその中で近い期日でできるというのはどんなことでございますか……
○神田委員 私は、最初にまず、過日行われました防災訓練の件につきまして、御質問を申し上げたいと思っております。 東海地震の発生に備えるということで行われましたこの防災訓練は、非常に大規模な形で行われたというふうに聞いておりますが、しかしながら、最初の試みでもあった関係から、なお幾つかのいろいろな問題が残っているようであります。その点につきまして、今後年一回ぐらいの予定で行うというようなことであるようでありますが、今度のこの訓練の反省を踏まえまして、あるいはその成果を踏まえまして、次のプロセスとしてはどういうふうなことをお考えになっているのか、ちょっとその点をお聞かせいただきたいのであります。
○神田委員 本日、昭和五十五年度の水田利用再編対策の問題につきまして大臣の説明を聞いたわけでございますが、午前中からの審議を通しまして各委員の方からも御指摘がありましたけれども、まず三年を一期として閣議了解までしてきたこの問題をどうして期の途中で変えなければならなかったのか。いろいろ御説明をいただきましたが、これを受ける生産農民の方は、すでに三十九万一千ヘクタールの段階でもその消化が非常に困難であったわけでありますが、それにかてて加えて自主努力をしながら農林水産省の方針にできるだけ沿うような形で協力をしてきたと思うのであります。そういうことにかんがみまして、農林水産大臣として、この生産農民に対……
○神田委員 本日は、養豚経営の安定の問題、さらには生産農家等からいろいろ要望が出されている問題につきまして、御質問を申し上げたいと思います。 大臣が所用があるようですので、先に大臣に二、三お尋ねをしたいと思いますが、まずかいつまんで御質問申し上げますと、こういう豚肉の需給の状況は一体どこまで続いていくのだろうか、この見通しをひとつきちんと立てていただいて、そしてどういう場合になりましたならば畜安法を発動するのか。いろいろ議論を聞いておりますと、いろいろな手続きなり段階を踏んでやっていくという話でありますけれども、しかしながら、これは時期的な問題がありますから、先ほど年末は需要が高まるというこ……
○神田委員 農林年金法の一部改正につきまして御質問を申し上げます。 法律案についての御質問でございますからなるべく重複をしないようにお聞きしたいと思いますが、二、三重複する点がございましたならばひとつお許しをいただきたいと思います。 最初に、年金の支給開始年齢を五十五歳から六十歳に引き上げるということが一番大きな問題になっておりますが、引き上げられました場合につきましていろいろな問題が出てくるわけでありますが、引き上げる大きな理由を大臣からお聞かせをいただきまして、さらに、こういう形になりますと退職後直ちに年金が支給をされないような事態が生ずるおそれがあるというようなことも考えられますけれ……
○神田委員 まず最初に、外務省の方からも来ていただいておりますので、米国とイランの国交断絶の問題、これらに対しまして中東の軍事情勢も非常に緊張しているというように考えているわけでありますが、昨日和田大使も情勢報告に帰国をしたということでありますけれども、外務省としまして、このアメリカの国交断絶につきまして、軍事的な側面からどういうふうな御判断を持っておりますか。
【次の発言】 きょうのイランのバニサドル大統領と会見をした新聞報道では、もしもアメリカとの共同歩調を日本がとれば対日報復は石油以外のものでもするというようなことを具体的に言っておるわけでありますが、これらの問題につきまして外務省としま……
○神田委員 御質問申し上げます。 富山、長野の連続殺人事件、これらに見られるように、失踪女性が犯罪に巻き込まれるというケースが大変多くなっております。そういう中で、若い看護婦が失踪した甲府の事件、さらには長野県内のパス停で女子高校生が誘われ、横浜で売春をしていたという横浜事件、こういう失踪女性の犯罪の問題がいま社会的に大きな関心を持たれているわけであります。 そこで私は、去る二月二十一日、現代の神隠しとも言われ、あるいはなぞの宗教集団とも言われております、若い女性を十人引き連れて集団失踪しましたイエスの方舟の問題につきまして、予算委員会でこの事件を取り上げて関係機関に御質問を申し上げたわけ……
○神田委員 災害問題につきまして御質問申し上げますが、まず最初に、いま一番関心を持たれております大規模地震問題につきまして、東海地震関係につきましての御質問を申し上げます。
東海地域の地震の問題につきましては、すでに法律等もつくられまして、それらについて鋭意整備が行われているわけでありますが、この地震対策の進行状況につきまして、まず気象庁の方からひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 いま主にシステムの問題についてお答えいただいたわけでありますが、観測データの集積というのは、これは現在相当集まっておられるのでしょうか。
【次の発言】 この民間の協力の問題、大学その他、あるいはそう……
○神田委員 大臣の所信表明についでの御質問を申し上げますが、昨日私の方の稲富稜人議員からも全般的な問題について御質問がありました。私はごく限られた食糧問題等を中心に御質問申し上げます。 昭和三十五年度において九〇%を示しておりましたわが国の食糧総合自給率が年々減少しまして、昭和五十二年度はついに七三%まで低下をしてしまった。特に、食糧需給を考える場合に問題となっております穀物の自給率につきましては、三十五年度の八〇%から三四%まで激減しておりまして、先進諸国の中で最も低いものになってしまっているわけであります。ちなみに、英国では六四%、西ドイツ八〇%、フランスでは一五二%、アメリカは一七四%……
○神田委員 参考人の皆さんには貴重な御意見をありがとうございます。また、長時間にわたりまして御協力をいただいておりまして、大変ありがとうございます。最後の質問でございますので、なるべく重複を避けて簡潔に御質問申し上げたいと思うのでありますが、まず最初に、農協合併の方の問題につきまして、千百七十幾つかを合併対象ということで挙げておられますが、私どもが地域におきまして感じておりますことは、なかなか合併が困難な状況で、何度か計画はしてはできないでいるというのがこの千百七十一のところにあると思うのですが、そういう形で合併がなかなかしづらいという状況を、どういうふうに克服をして合併をさせていくのか、その……
○神田委員 農業者年金基金法の一部を改正する法律案につきまして質疑をいたします。私が最後の質問者ということで、大臣も二日間にわたりましてこの農業者年金問題につきまして御答弁をいただいているわけでありますが、なるべく重複するところを避けて御質問したいと思います。
まず、この農業者年金事業が実施をされたけれども、一体その効果は本当にあったのだろうかというようなことが多くのところで言われている面もございます。この問題につきまして、本年金事業の実施、いままでこうやられてきまして、どんなふうな効果があったというふうにお考えでございますか。
【次の発言】 この問題につきましては、経営移譲の態様がどういう……
○神田委員 参考人の皆さん方には大変貴重な御意見をありがとうございます。また、長時間にわたりまして御協力をいただいておりまして、大変ありがとうございます。 酪農、畜産の政策価格の決定を前にしての集中審議ということでございまして、私が一番最後の質問でございます。まず参考人の方に御意見をいただきました関係で、先に参考人の方に質疑をし、そしてその後農林省の見解を聞きたい、こういうように考えております。 まず、全国農業協同組合中央会の小口部長さんにお聞きいたしますが、一番大事な政策価格の決定に関しまして、その算定の方式におきまして政府の算定試算方式に問題点がある、こういう御指摘があるわけであります……
○神田委員 農業災害補償法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。 最初に、果樹共済制度の問題につきまして御質問申し上げますが、御案内のように、この果樹共済加入率が非常に低いということが一つの大きな問題点でありまして、今回の本制度の改正に当たりまして、加入を促進する、もっと多くの人に加入をしていただくことが大変大きな大前提になっているわけでありますが、そういう意味におきましては、今度の改正において加入促進という面につきましてはどういうことが主に配慮されているのか、あるいはこの改正によりまして全体の制度の運営を適正にしていくためにはどの程度の加入率を見込んでおられるか、その辺の……
○神田委員 きょう畜審部会に対しまして政府の試算が出されたわけでありますが、この問題を中心にいろいろ御質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、この試算によりますと、牛肉の価格の問題につきましては、若干中心価格の引き上げ、それから豚肉につきましてはほんの少しでございますね。さらに安定帯価格の変動幅が一〇%から一三%程度に拡大するだろう、こういうように言われております。 ところで、まず最初に、安定帯価格の変動の問題でありますが、これが一三%になっていきます問題につきましては、その意図するところが輸入の豚肉に対する対応を考えたのだというようなことが言われておるわけでありますが、現実にこれを一……
○神田委員 農林大臣に質問いたしますが、昨日畜審部会に政府試算が提示され、本日酪農部会におきまして政府の試算が出ているわけでありますが、これらを総括して考えますれば、いわば生産農民の期待を非常に裏切った低試算であります。このことは畜産を振興させ、酪農を振興させていくという農林水産省の方針とは非常に隔たった方針でありまして、そうでなくても、牛肉はともかく、すべての部門におきまして生産調整ということで生産農民の皆さん方にいろいろ生産に対する計画生産の協力をお願いをしている、そういう形でやっているにもかかわらず、ことしもまた畜産物の価格がこういう低い形で出されてきたということに対しましては、これは私……
○神田委員 私は、農用地利用増進法案、農地法の一部を改正する法律案、農業委員会等に関する法律等の一部を改正する法律案、いわゆる農地三法案について御質問を申し上げます。 まず最初に御質問申し上げたいのでありますが、農地の流動化の必要性が農政の課題だ、こういうことで、昭和三十六年に農業基本法が制定されて以来、農地法については昭和三十七年と四十五年の二回にわたりまして改正が実施され、また、昭和五十年には農振法の改正によりまして現行の農用地利用増進事業が開始されるなど、この間二十年にわたりまして各種の流動化施策が講ぜられてきたわけであります。しかしながら、今日に至るも具体的な効果が上がっていないとい……
○神田委員 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。
まず最初に、さきに昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案、これが出されまして、今回またこういうふうな形で出されている。農林年金制度の改正を二度にわたって行うという形にしておりますけれども、その理由は一体どういうことなんでございますか。
【次の発言】 先日成立した法案におきましては、寡婦加算額の大幅な引き上げ、これが行われたわけでありますが、今回の改正ではこの問題については見送っておりますけれども、その理由はどういうことなんであり……
○神田委員 私は本日、魚の問題を中心に御質問を申し上げます。大変限られた時間でございますので、ひとつ答弁の方も要領よくお願いをいたしたいと思います。
まず最初に、北海道漁連の魚の空取引事件、この問題につきまして、農林水産省は、東京に続きまして名古屋で昨日強制立入検査を行った、こういうことがあるわけでありますが、この魚の取引の問題につきましての全国の市場に対する検査の問題、どういう根拠で、どういう会社を対象にして、どういう範囲で、どのくらいの期間でこれを行うのか、この検査の状況について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この北海道の魚の空取引事件に関係をした介在業者、これは二十八社と……
○神田委員 私は最初に厚生大臣に、現在緊急の課題になっております、いろいろ話題になっておりますスモン訴訟の問題につきまして、時間がありませんので二、三点御質問申し上げます。 現在、スモンの問題につきましては、これまで金沢、東京など九つの地域において四百九十七人の患者につきまして判決の言い渡しがあったはずであります。国は、スモンの問題は和解により解決をするという基本的な方針に立っておりますから、すでにこれまで二千四百余名の患者と和解を成立さしている、こういうように聞いております。すでに判決のあった患者四百九十七人についても、早急に和解を行い、患者の早期救済を図るべきであるというふうに考えており……
○神田委員 私は引き続きまして、この未曾有の冷害の問題につきまして大臣に御意見を伺いたいと思うのであります。 私ども農林水産委員会の冷害調査班は、田遇委員長を団長といたしまして二十二日から三日間、東北三県を回ってまいりました。その調査班報告等につきましては先ほど菊池理事から御報告がありましたとおりでございまして、私どもも現地を見て、改めてその冷害の悲惨なのに大変心を打たれたものであります。 作況指数が五〇とかあるいは七〇とか八〇とか言われております段階におきましては、これは平均値でありますから何となく冷害の実感というものを持たないのでありますけれども、現実に行ってみますと、その地域は一面収……
○神田委員 地方支分部局の整理のための行政管理庁設置法等の一部を改正する法律案についての御質問を申し上げます。 この法案に入ります前に、この国会で初めての行政改革に対する質問でございますので、行政改革に対する基本的な考え方等も含めましてこれから御質問をさせていただきたいと思っております。 まず最初に、中曽根長官は七月十七日就任直後の記者会見におきまして、「行政改革は今内閣の最大の課題の一つで国民の強い要望もあり、誠心誠意、一生懸命その実を挙げていきたい。行革は内閣全体としてやっていかねばならず、初閣議の席上、首相が陣頭指揮で声をかけてくれと(鈴木首相に)お願いしてきた。」このような抱負を述……
○神田委員 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案、いわゆる防衛三法につきまして御質問を申し上げます。 まず、われわれはこの防衛三法の問題につきましては、過去の経緯の中で、いわゆる国際環境の変化の問題、あるいはシビリアンコントロールの問題、さらには自衛隊の欠陥是正等の問題につきまして、過去の委員会におきまして御質問を申し上げてきたわけでありますけれども、今回、特にこれらの問題を論議をするに当たりまして、私どもといたしまして、特にこの委員会審議を通じまして、政府当局の答弁をもとといたしまして賛否の態度を明らかにしていきたい、こういうふうに考えているわけであります。 そこで、まず最初に御質問申し……
○神田委員 防衛三法の問題で質問を申し上げます。
過日御質問申し上げました中で、特にわれわれが自衛隊の欠陥是正ということを主張してまいっておりました関係上、自衛隊の具体的な欠陥についての是正の問題につきまして、あるいはこの自衛隊の具体的な欠陥について、防衛庁はどういうふうに考えているか、御質問をさせていただきたいと思っております。
まず、新聞等の報道によりまして、アメリカの方から自衛隊の具体的な欠陥の問題につきまして指摘を受けている、こういうふうな報道もされております。どのような指摘を受けておられますか。
【次の発言】 私どもの方での調べでは、在日米海軍の大佐であるオコンネルという人という……
○神田委員 国家公務員災害補償法の一部を改正する法律案に関しまして御質問を申し上げます。
まず最初に、国家公務員災害補償法の中で幾つか問題がございますので、その問題につきまして御質問を申し上げますが、災害補償給付と国家賠償との調整について最初に御質問を申し上げます。
公務員が国の責任で災害をこうむった場合に国家賠償金が支払われることになっておりますけれども、その際、災害補償給付との調整はどういうふうになっているのでありましょうか。
【次の発言】 災害発生から三年間に限ってということになっておりますけれども、この調整の対象としている根拠は一体何でございますか。
○神田委員 臨時行政調査会設置法案につきまして御質問申し上げます。 最初の段階で、まず第一次臨調の実施状況をお聞きいたしまして、後半で第二次臨調に対する関係を御質問させていただきたい、こういうふうに思っております。 最初に、第一次臨調は大変労作でございまして、それなりにかなりりっぱな意見もここに出されておりますが、その中でなかなか実施されない部分が非常に多いのでありまして、私どもは、どうして実施をされないかということにつきましても政府の方の御見解、考え方を聞きたい、こういうことで二、三質問を用意しております。 まず、この勧告の中で、先ほども御意見がありましたが、内閣の機能の問題につきまし……
○神田委員 最初に公務員制度の見直しの問題につきまして御質問を申し上げます。
聞くところによりますと、公務員制度の見直し作業にすでに着手をしている、そして五十八年度中に基本方針の策定、五十九年度に法案の提出、六十年度にスタートさせる、こういうふうなことが言われておりますけれども、こういう形で検討が行われているのでありましょうか。
【次の発言】 制度の中身の問題に入っていきますが、人事院制度は公務員の労働基本権の代償として設けられているものでありますから、この改正は、公務員制度の見直しという以上は人事院制度の再検討そのものもお含みになっている、こういうふうに考えてよろしゅうございますか。
○神田委員 カンショ、バレイショなど甘味資源作物と大豆の五十五年度産価格の決定に当たりまして、これらの問題につきまして御質問を申し上げます。 まず、この問題は各委員からも質問が出されておりましたけれども、従来パリティ方式をとっておりまして、その慣例化しているパリティ方式の完全実施という措置がとられてきたわけでありますけれども、今回はどうもそういう様子ではない、こういうふうなことが言われております。大蔵、農林両省での折衝の中で大蔵省がこれはまずいということならば、それは大蔵省の言い方としてわかるわけでありますけれども、農林省の方も今回は何か妙に遠慮した形で価格決定に当たっているというふうにわれ……
○神田委員 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。 まず最初に、年金関係におきまして、この年金制度の改正の一つの大きな根幹となっておりますのは、いわゆる老齢化に対応する、そういう意味もあるわけでありまして、そのことにつきまして、現在わが国においては総人口に占める六十五歳以上の者の割合が急速に高まってきておりまして、十年後には一一%、二十年後には一四%、欧米諸国並みの水準に達して、昭和九十年には一八%以上という高齢化社会への移行が進行しているわけであります。このため年金制度の成熟化が急速に進行するものと考えておりますけれども、こうした状況を踏まえて……
○神田委員 水産関係につきまして御質問を申し上げます。
まず第一に、日ソの漁業交渉問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。
例年十一月、日ソ、ソ日の交渉が始まるわけでありますが、その中で関係魚業者からは、長期漁業協定の締結、漁獲割り当て量の拡大、こういう要望が出されておりますことはすでに御案内のとおりであります。そういう中で、まず日ソ、ソ日の交渉の日程及びこれに臨む基本的な方針を大臣からお伺いしたいと思っております。
【次の発言】 本年わが国の割り当てが七十五万トンあったわけでありますが、その消化状況がどうも余り思わしくない。ここ二、三年見てみましても、どうも割り当て量に対する消化……
○神田委員 本日は林業問題に関しましての審議ということでございますので、せっかく大臣も来ていただいておりますので、現在非常に混迷している日本の林政の問題につきまして御質問をさせていただきたいと思っております。 まず最初に、わが国の森林あるいは林業の状況といいますのは、国有林の問題等を含めまして非常に事業がむずかしくなってきている、こういう状況がありますが、大臣は農林関係には非常に御専門でございますので、当面する日本の林業問題につきましてどういう御認識を持っており、この林業問題にどういうふうな決意でお仕事をなさるおつもりが、お聞かせをいただきたいと思うのであります。
○神田委員 今回の農政審の答申につきまして御質問申し上げます。
今回の農政審議会の答申は、「食料の安全保障」あるいは「日本型食生活の形成と定着」、こういったように新しい政策課題を提言いたしております。そういう意味では画期的なものと評価もできるのでありますけれども、その内容が非常に抽象論でありまして、実現のためには具体的な施策が明示をされていないということが大変問題であります。そこで、政府がこの答申をどのように受けとめて、これをどういうふうに具体化しようとしているのか、その点につきましてまず大臣よりお伺いをいたします。
【次の発言】 全力を挙げて具体化を進めるということですけれども、その具体的……
○神田委員 サトウキビの価格の問題につきまして御質問を申し上げます。
適地適作の地域農業を進めていく上で沖繩県、南西諸島のサトウキビはその地域の基幹作物としまして非常に重要な地位を占めております。糖工業とあわせて地域経済のかなめとなっていることはすでに御案内のとおりでございます。したがいまして、サトウキビ価格の決定に当たりましては、農家所得の確保並びに生産のさらなる発展に資するように特段の配慮をお願いしたいと思うのでありますが、まずその点につきましてお伺いをいたしたいと思っております。
【次の発言】 この価格の問題については、特に沖繩、南西諸島という地域の非常に大事な作物でありますから、先ほ……
○神田委員 水田利用再編第二期対策について御質問を申し上げます。
第二期対策が示されたわけでございますが、第一期対策のところでもいろいろ問題が出ました。そういう中で五十六年度から五十八年度までの三年間、以下、別紙この配られました案のような形で出てまいっておりますが、問題は、府県別配分等の問題につきましてはいつごろこれを発表するのか。新聞等によりますといろいろ説が分かれているようでありますけれども、この配分の時期につきましてはどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 制度の中身についての問題が残っているというのはどういうことなんですか。全体に六十七万七千ヘクタール、特に来年度は六十三……
○神田委員 恩給法等の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。
まず最初に、恩給受給者の現況と申しますか、恩給を受けている人たちの状況というのはどういうふうになっておるのでありましょうか。年金受給者、それから一般文官恩給、旧軍人恩給、それぞれについてお尋ねをしたいと思うのでありますが、最初に、年金恩給受給者の現況というのはどういうふうになっておりましょうか。
【次の発言】 約二百四十万九千名ということでありますが、この受給者の年齢構成、それから受給人員の推移というようなことはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 旧軍人恩給につきましては、年齢の構成というのはどういうふ……
○神田委員 原潜の事故問題につきまして御質問申し上げますが、まず、この問題についての外務省の態度というのはどういう態度なんでございますか。抗議ということの態度なんですか、それとも説明を求めるというような形なんですか。
【次の発言】 そうしますと、対応は米側の方の対応、誠意の見せ次第ということであると考えますけれども、外務省としては調査の報告をいつまでに出すように言っておるのでありましょうか。
【次の発言】 日米安保条約というのはアメリカと日本の信頼関係、これを大前提にしているわけでありますが、どう考えても今度の事故につきましては非常に無責任な米側の態度があり、国民の多くがこういうふうなことでは……
○神田委員 農林水産省設置法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。 まず最初に、本年度農業白書が出されました。その農業白書の中で、特にいろいろな問題が提起をされておりますけれども、問題の提起がされておりましても、その具体的な内容と実施の見通し、こういうものについて非常にあいまいな記述が多いわけでありまして、それらについて二、三例を挙げまして具体的な見通しにつきまして御質問を申し上げたい、こういうふうに思っております。 まず農業白書の百二十ページに「排水条件の整備等も急務」という問題が指摘をされております。これは「計画転作の実施状況」の中で、それぞれの地域におきまして計画転……
○神田委員 定年法の審議に先立ちまして、過日の委員会におきまして防衛庁長官から御報告がありました有事法制問題につきまして御質問を申し上げたいと思うのであります。
本日、国防会議が開かれまして、防衛大綱を六十二年度に達成をするということについての防衛庁長官からの報告が討議をされたというように聞いておりますけれども、国防会議においてどういうふうな御報告をなさいましたでしょうか。
【次の発言】 報道によりますと、国防会議の中でかなりの意見も出た。その中で特に財政当局担当であります大蔵大臣から発言があって、この問題については、計画が出た段階でもう一度国防会議にこれを報告をして、ここで検討するという形……
○神田委員 国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、以下御質問申し上げたいと思います。 最初に、自衛隊関係の問題につきまして、若干時間をいただきまして御質問申し上げます。特に制服自衛官の待遇問題、退職等の問題も含めまして、以下防衛庁の方に二、三御質問を申し上げます。 制服自衛官と防衛庁事務官との給与体系が不均衡である、こういうことが言われているわけでありますが、たとえば課長の給与等級が将補より上であるというような事実がある、こういうように言われておりますけれども、こういう事実があるのでありましょうか。さらに局長、課長、課長補佐、係長の給与等級に対応する……
○神田委員 本日、公務員三法の総括質問ということで総理の御出席をいただいております。時節柄、いまの国際問題等を含めましていろいろと論議がありますので、最初にこの退職法案の問題につきまして二、三御質問を申し上げまして、あとこの退職問題とは多少かけ離れますけれども、全般的な質疑をさせていただきたい、このように思っております。 まず最初に、退職手当問題は官公労働者の労働条件に関するものでありまして、労使の団体交渉または協議により決定すべき問題であります。このため、当局の当事者能力の拡大、労働基本権の確立を早急に図るべきではないかと思いますが、その点、いかがお考えでございましょうか。
○神田委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま審議に付されております旧勲章叙賜者の名誉回復に関する請願について意見を述べるものであります。 本請願は、今国会に三百六十八人の議員の紹介により提出をされておりますが、その内容は、請願の趣旨にありますように、「旧勲章の生存受章者は高齢で余命幾ばくもなく、その九八%は一片の赤紙で召集された者である。ついては、昭和二十二年政令第四号で廃止された旧勲章を本人の一代に限り有効となるよう措置されたい。」というものでありまして、また日本金鶏連合会の旧勲童叙賜者の名誉回復に関する請願の中におきましても、るるその真情が述べられているところであります……
○神田委員 臨調答申と人事院勧告の質問の前に、防衛庁に対しまして二、三御質問を申し上げたいと思うのであります。 まず最初に、去る八月十日の四時五十分ごろ、陸上自衛隊の飛行機が宇都宮市兵庫塚町に墜落をしまして、隊員五名が死亡なさいました。まことに殉職された隊員の皆さんには心から弔意を表するものでありますが、この件につきまして防衛庁長官に御質問を申し上げたいと思うのであります。 事件は、八月十日に住宅を一戸全壊をさせて墜落をしたわけでありますけれども、この問題につきましては、宇都宮市がすでに防衛庁に対しまして四項目にわたる申し入れをしております。申し入れの趣旨は、被害者の補償に万全を期すこと、……
○神田委員 畜産、酪農の政策、価格の問題につきまして御質問を申し上げます。 まず最初に養蚕の方の問題につきまして御質問を申し上げたいと思うのでありますが、御案内のように、蚕糸政策あるいは価格の問題につきまして生産者のいろいろな要望が出ております。第一番には、蚕糸政策につきましては、繭糸価格の中間安定制度を堅持すること、さらには生糸の一元輸入の当分の継続、あるいは繭、生糸、絹糸、絹織物等の輸入規制の問題、さらには事業団在庫生糸についての対処の仕方、こういうふうなことで政策的な問題につきまして要望が出ているわけでありますが、これらにつきましてはどういうふうにお考えでございましょうか。
○神田委員 漁船損害補償法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。
最初に、この漁船船主責任保険制度は昭和五十一年から五年間の試験実施として行われておりますけれども、試験実施期間中の収支の状況等はどういうふうになっておるのでありましょうか。
【次の発言】 この実績を見ておりますと非常に損害率が低い。そして繰り越しの利益も相当数出ているわけであります。こういう事態となりましたのは、保険料率の算定の際に安全率を高くとったということではないか、あるいは試験期間中の事故の発生が想定したよりも異常に低かったということなのか、この損害率が非常に低い原因についてお聞かせをいただきたいと思う……
○神田委員 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。限られた時間でありますので皆さん全員に御質問できるかどうかわかりませんが、ひとつよろしくお願いを申し上げます。
最初に林参考人にお尋ねを申し上げます。林先生は行政監理委員という形で大平行革の具現のためにいろいろ御努力をいただいておりましたが、この二つの事業団を統合したわけでありますが、この新しい事業団の発足というものが、果たしてそれなりの行政改革としての実利というものをきちんと求めることができるのかどうか、そういうふうな点はいかがでございますか。
【次の発言】 個々の事業団がそれぞれ特色を持って運営をされてきたわけでありますが、この二つ……
○神田委員 蚕糸砂糖類価格安定事業団法案の審議に当たりまして、本日特に行政管理庁長官に御出席をいただいておりますので、限られた時間でございますが、二、三御質問をさしていただきたいと思います。
最初にまず、第二次臨調が発足するわけでありますが、この第二次臨調におきまして特に農林省関係についての考え方について、基本的なことはどういうふうなことになっておりましょうか、長官の方から……。
【次の発言】 非常に現在日本の農業が厳しい状況に置かれておりまして、転作を初めとしまして、農業の再編成といいますか、構造的なものも含めまして再建をしていかなければならない、こういう大事なときであります。特にそういう……
○神田委員 農業者年金基金法の一部を改正する法律案につきまして御質問申し上げます。 最初に、経営移譲年金の支給の政策効果の問題につきまして御質問申し上げますが、農業者年金制度の発足経過を振り返ってみますと、当時はこの年金制度を純粋な老後保障制度にするのかそれとも農業構造政策推進の手段にするのか、こういう二つの意見があったと思うのであります。結局、政府は農業構造政策推進のための年金体系という形をとったわけでありますが、この経営移譲年金の支給が開始されまして以降五年を経過した今日、その政策的な効果というものが問われる段階になってきているわけでありますが、政府としましてはその政策効果をどういうふう……
○神田委員 御質問申し上げます。 農林年金におきましては、昭和五十四年度末を基準として第四回目の財政再計算を行い、その結果を基礎として新掛金率を標準給与月額の千分の百九と定め、本年四月一日から適用しております。前国会におきまして、私は新掛金率の見通しについて質問いたしましたが、その際農林水産省の答弁は、千分の十を大きく上回って千分の二十を超えない程度に引き上げる、こういうことでありましたが、新掛金率は千分の十一の引き上げにとどまっております。このことは大変評価ができることでありますが、農林水産省におきましては今回の新掛金率についてどのように考えておりますのか、お考えをお聞かせいただきたいので……
○神田委員 食糧管理法の一部を改正する法律案につきまして以下御質問を申し上げます。
まず第一に、なぜこの時期に食管法改正を提出したのか。この改正の本当のねらいは一体どういうところにあるのかということについていろいろ言われておりますが、この時期に食管法改正を提出いたしました意味についてお聞かせをいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 この改正案提出に当たってはどのような機関でどのような検討がなされたのか、その点はいかがでございますか。
【次の発言】 さきの国会におきましては、自給力強化の国会決議、さらに昭和六十五年度の長期見通し、こういうこれからの農政についての大きな環境づくりといいま……
○神田委員 五十六年産麦の政府買い入れの問題につきまして御質問を申し上げますが、その前に、過日報告がなされました臨調の第一特別部会報告、農業の部分に関連しまして、先ほどから何回か御質問がありましたが、政務次官の方から、これらの問題についての政府の御見解あるいは取り扱い、それらの問題についてお聞きをしたいと思っております。何点か指摘がされておりますけれども、特に米と麦と補助金等の問題にしぼって最初に御質問をしたいと思うのであります。 米価の取り扱いについては、そのこと自体明確な形で触れてはおりませんけれども、それのもたらすいろいろなものにつきまして、たとえば売買逆ざやの解消等の問題あるいは食糧……
○神田委員 政府の諮問がされたわけでありますが、その内容は実質据え置きということでございます。 大臣にお伺いをしたいのでありますが、生産者米価は、昭和五十一年度が六十キロ当たり一万六千五百七十二円、五十二年度が一万七千二百三十二円、ここで約三・九八%上がっております。それから以降は、御案内のように昨年ちょっと上がった程度で、ことしももしも据え置きということになりますと、五年間で約六%の値上げにすぎない、こういう状況であります。五年間に物価がどのぐらい上がり、あるいは労働者の賃金がどのぐらい上がっているか、それはもうすでに御案内のとおりでありますけれども、五年間で約六%、実質四年間でほぼ据え置……
○神田委員 通告しておりました憲法問題に入る前に、自動車問題と、それから昨日、証券取引に関しまして証券会社の捜索が東京地検によりまして行われたということでございますので、最初にその二つの問題について質問させていただきます。 まず、自動車問題でありますが、通産省はかねてから、アメリカにおきます自動車問題の解決のために審議官を訪米させまして調整をしているようでありますが、どうも大変むずかしい局面に直面をしておりまして、自動車問題がきわめて政治的な状況になりつつあるという中で、どうしても総理大臣の訪米前に通産大臣が訪米をして、その調整を行わなければならない、こういうような状況に立ち至っているという……
○神田委員 民社党・国民連合の神田厚でございます。 最初に、大蔵大臣にお伺いをしたいのでありますが、鈴木総理は、十九日午前の総合安全保障関係閣僚会議の中におきまして、来年度の予算編成問題に触れて、サミットの問題に関連しまして「総合安保の観点から、ゼロ・シーリングの中でも経済協力、エネルギー、科学技術、防衛、食糧の面にはとくにアクセントをつける」という、そういう発言を行ったということでございます。このことは、財政当局といたしましては、各省庁に向けましてゼロシーリングの形で財政運用についての意見を求めている中で、総理が特にこういうことについてアクセントをつけるということについて発言をなさいました……
○神田委員 私どもは長い間人事院勧告の完全実施の問題についていろいろと要望し続けていたわけでありますが、この問題については、基本的なところで、政府の考え方と私どもの考え方の中に違いがあるように見受けられております。 その一つは、まず政府が、勧告が不完全実施でも憲法に直ちに違反をしない、この憲法問題での論議の中でそういう答弁をして、不完全実施違憲説を否定をしているわけであります。しかしながら、その根拠となります問題について、明確な答弁がなされておりませんので、この際、お尋ねをいたしますけれども、人事院勧告の実施をめぐる違憲または合憲の判断の基準というのは、一体どういうところにとっておいでになる……
○神田委員 農業問題の全般的なことにつきまして御質問を申し上げますが、臨時国会の会期も十七日まで、それでその後の延長問題がありますけれども、場合によりますと、今会期におきまして農林大臣の御出席はきょうがあるいは最後になるかと思うわけであります。 昨年の組閣以来、日本の大変困難な農政の状況の中で非常にお骨折りをいただいたわけでありまして、農林大臣につきましては留任という、改造前のこともございますけれども、なかなかそういう形で続けて農林大臣を拝命するというのはまれなことでもございますので、あるいは今回の委員会を最後に農林大臣としての職務をあれかと思うのでありますが、昨年以来一年間農政に取り組みま……
○神田委員 まず最初に、外務大臣にお伺いをいたしますが、現在進行中のイギリスとアルゼンチンのフォークランド紛争につきまして、日本外務省としてはどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 イギリスなりあるいはアルゼンチンなりから、日本国政府に対しまして、それぞれの要望あるいは事情の説明がなされているというふうに思われますが、その辺のところで、外務省としてそれらをどういうふうに受けとめて、どういう対処をしようとしておられますか。
【次の発言】 いずれにしましても、紛争の平和解決に日本国としてできるだけの努力をするという立場をお持ちのようでありますから、現情勢において静観されている事態ではあ……
○神田委員 防衛庁長官にお尋ねをいたします。
ハワイの日米協議、そして米国におきましての日米首脳会談、一連の会談で日本の防衛力の整備の問題につきまして米国当局とそれぞれ話し合いをしてまいったわけでありますが、特に日米首脳会談を終わりまして、防衛庁長官としてどのような感想をお持ちになりましたのか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 特に今回はF16の三沢基地配備という大変大きな問題が出てまいりました。
この問題を御質問する前に、ことしの八月に在日米司令官のドネリー司令官が日本に対しまして、すでに防衛計画の策定の当時から考えますと客観情勢も非常に変わってきている、したがって情勢の……
○神田委員 最初に、日朝の漁業民間協定の問題につきまして御質問を申し上げます。
北朝鮮二百海里水域内の日本漁船の操業を取り決めました日朝民間漁業協定が六月三十日で期限切れとなっておりますが、現在、この水域で操業していた漁業者はどこで操業しているのでありましょうか。
【次の発言】 この北朝鮮水域では、従来イカ釣り、サケ・マス漁業、ズワイガニ、こういう漁業が操業されているわけでありますが、無協定状況が続きますれば、減船など相当の影響が出ると思うのでありますが、それはどのようにお考えでありますか。
【次の発言】 この協定が三十日で期限切れになったという背景には、北朝鮮側の交渉団の入国を日本政府が断……
○神田委員 最初に大臣に。
大臣が御就任をなさいまして、農業に対しましてのお考えをいろいろなところで述べられているようでありますが、その中で特に、現在の農政が転換期であるという中でこれに対する対応を考えていかなければならないということを述べておられるようでありますが、農政に取り組む基本的な姿勢について最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大臣はその中で一心と心が触れ合う農村、こういうものをつくりたいんだということをおっしゃっておりまして、まことに同感でございますが、近年、米の転作問題が出ましてから、転作強化によりまして、さらに集団加算というような方向をとることによりまして農村社会自体……
○神田委員 参考人の皆さん方には大変貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございます。時間が限られておりますので、簡単に御質問を申し上げたいと思います。 最初に東京大学の金光先生にお伺いしたいのでありますが、先生のお話を聞いておりまして、昆虫学の権威といたされまして、どうしても松枯れが起こるのはマツノマダラカミキリの生息しているところで起きるんだ、マツノマダラカミキリのいないところでは松枯れの現象は、つまりマツノザイセンチュウによる被害は発生してないというようなことが言われているようでありますが、マツノマダラカミキリは昆虫生態学からいうと大体どの程度日本におきましては生息しております……
○神田委員 松くい虫防除特別措置法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。
この松くい虫の問題につきましては、五年前に法案が制定をされまして、そして空中散布その他の措置がとられたわけでありますが、特別措置法制定後の松くい虫の被害の推移と現況ということにつきまして御説明をいただきたいのであります。かなり強力な対策を講じたにもかかわらず、広範囲にわたりまして被害が増大しているわけでありますが、どの程度の被害あるいはこの被害の推移というのはどういうふうなものであったのか、現況はどうなのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 端的にお伺いしますが、防除対策を講じたにもかか……
○神田委員 松くい虫防除特別措置法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。
昨日、一昨日と松くい虫の審議をしているわけでありますが、異常に松の被害がなかなかとまらない、大変な勢いで蔓延をしているということでございます。大臣や林野庁長官からはそれぞれお話をいただきましたが、冒頭、政務次官に、この松くい虫の被害の現状につきまして政務次官としてはどういうような御感想をお持ちであるか、御質問したいと思います。
【次の発言】 政務次官のふるさとの方までだんだん松くい虫が蔓延していったわけでありますが、その辺のところは原因はどういうようにお考えになりますか。
○神田委員 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。貴重な御意見をお聞かせいただきました。限られた時間でありますので、簡潔に御質問を申し上げます。
まず最初に、精糖工業会の川内会長さんにお尋ね申し上げます。
現在、糖安法の延長もありまして、特にその一番の骨子は構造改善、これをどういうふうに進めるかという問題でありましたが、この点では現状どういうふうになっておりましょう。また、今後どういうふうな形でこの構造改善というのをお進めになるおつもりでございますか。
【次の発言】 それではもう一点お尋ねしますが、税金の問題です。砂糖消費税、これはずっと論議になっているのですが、現状のような段階では……
○神田委員 参考人の皆さん方には大変貴重な御意見をありがとうございます。限られた時間でありますので、二、三御質問を申し上げます。
まず最初に柴山参考人にお尋ねをしたいのでありますが、強力な水産外交を展開する、これが非常に緊要の課題であるわけでありますが、労働組合といたしまして、民間外交、こういう立場からどのような形でお取り組みになっておられますのか、まず最初にお尋ねします。
【次の発言】 続けて柴山参考人にお尋ねいたしますが、漁業制度調査会が設置をされておるわけでありますが、これは大変時宜にかなっていると思っているのですが、この設置に際しまして水産問題研究会あるいは漁場管理制度研究会等の検討……
○神田委員 種苗法の一部を改正する法律案につきまして御質問申し上げます。
最初に、現在の日本の育種、種苗の現況といいますか、状況はどういうふうになっておるでしょうか。
【次の発言】 今回、わが国は、一九七八年に作成された国際条約に加盟する、こういうことになっているわけでありますが、条約加盟の具体的なメリットはどういうふうなことでございましょうか。
【次の発言】 この条約の加盟の目的の一つであります種苗の国際交流という問題があるわけでありますが、国際交流の問題について現況はどういうふうになっておられますか。
【次の発言】 育種問題については、官民一体の育種の振興ということがきわめて大事なことで……
○神田委員 輸入自由化の問題で、日本農業が非常に大きな岐路に立たされているわけでありますが、最初に山口参考人と林参考人に、先ほどの大変貴重なお話を聞かせていただきまして、現在の自由化、輸入枠拡大の問題につきましては、アメリカの長期的な食糧戦略の一環である、こういう指摘が山口参考人からありました。また、林参考人の方からは、将来の日本の食糧市場に対する手だてとして現在この問題が提起をされている、こういうふうに考えているということでございますが、この辺のところをもう少し詳しく、どういう予想といいますか、どういう食糧戦略なのか、日本に対しまして今後どんなふうに展開をされていくのか、その点をお聞かせいた……
○神田委員 昨日と本日と二日間にわたりまして、農畜産物の輸入自由化問題についての集中審議が行われているわけでありますが、この集中審議の二日目に当たりまして、農林水産大臣も、あるいはかねてから出席を要求しております総理大臣の出席もないということは、きわめて遺憾であります。その点、ひとつ政務次官が責任を持って御答弁をいただきたい、こういうふうに思っておるわけでございます。 さて、昨日の参考人からのいろいろな意見も聞きまして、この農畜産物の輸入自由化の問題が、日本農業にとりましてきわめて重要な深刻な問題になってきておることは、これはもうすでに御案内のとおりであります。さてそこで、何点かにわたりまし……
○神田委員 参考人の皆様方には大変貴重な御意見をありがとうございました。時間も大変経過をしているようでありますので、簡単に二、三御質問をさせていただきます。 まず最初に、農林中金の森本参考人にお尋ねをいたしたいのであります。 いろいろおっしゃられております中で、特に、今後の課題として系統金融の機能の強化と、それから運用機能の強化の問題、あるいは経営体質の改善の問題それぞれ三点につきまして御指摘があったわけであります。今回の改正の中で特にサービスあるいはオンライン、こういうふうなことでこれを改善していこうという方向でありますが、現状におきまして、たとえば、民間なんかとの関係でどういう点がやは……
○神田委員 農業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。
まず最初に、この法案の一つの大きな項目であります農協の全国銀行内国為替制度への加入の問題、それから内国為替の員外利用の規制撤廃の問題につきまして、現在内国為替未取り扱いの農協が相当数残っているわけでありますが、これを解消して全農協の一括加入が一体可能なのかどうかという問題についてお尋ねをしたいと思うのであります。
【次の発言】 これはオンライン業務ということになるわけでありますが、オンライン業務は専門知識を非常に多く要求することでありますが、いろいろ国内でもほかの金融機関等でかなり事故が出ている関係もございま……
○神田委員 麦価の問題につきまして御質問を申し上げますが、いよいよ二十四日に麦価米審が開かれるわけであります。
そこでまず最初に、現在、財政事情あるいは行政改革、こういう観点から米麦価の食管経費の節減という問題が臨調などで指摘をされておりますが、第一次答申を完全実施しろというような問題も含めて非常に厳しい注文が出ておりますが、政府といたしましてはこの点どういうふうにお受けとめになっておられますか。
【次の発言】 そういうふうな形でやっていきますと、たとえば麦価の問題等でも、いわゆる外麦の差額で内麦を補てんをしていたというものが、内麦増産ということで、かなりそれが逆転をしているというような状況……
○神田委員 米価の集中審議が行われているわけでありますが、委員長にちょっと注目をしていただきたいのは、自民党の筆頭理事さんはおりますけれども、自民党の出席が非常に悪い。これは米価の集中審議ですから、やはりもうちょっと出席を熱心にやってもらわないと困ると思うのですがね。決議に対しても後ろ向きだし、そういう意味では、ちょっと困りますから、もう少し熱心に取り組んでいただきますようにお願いをしたいと思っております。 ところで、食糧庁の方に御質問を申し上げます。 全中を初めとする統一要求米価は四・三七%、きわめて控え目な要求をしているわけであります。そういう中で、われわれは、政府が今回出されました諮……
○神田委員 私も、最初にブロック書簡の問題について、各党から本日御質問があったようでありますが、農林省及び通産、外務の両省に質問をしたいと思っております。
大臣に最初にお尋ねしたいのでありますが、大臣は率直に、今回のこのブロック書簡及び添付文書をお読みになってどういうふうにお感じになりましたか。
【次の発言】 そういう中でブロック書簡というものが示されまして、いわゆる添付文書が同時に示された。その中で、私はいろいろ問題があると思うのでありますが、農林大臣としましては、この書簡の中身について、内容についてはどういうふうにお考えになっていますか。
○神田委員 きょうは災害問題を中心に御質問を申し上げたいのでありますが、最初に、ただいまもお話がありましたブロック書簡問題について大臣に御質問を申し上げたいと思うのであります。 過日の委員会におきまして、私どもはブロック書簡の経緯の解明についていろいろ議論をしたわけでありますが、その席で、私は特に農林水産大臣に、このブロック書簡の問題について関係閣僚会議その他の場所で大臣の方から発言を求めて、ブロック書簡の経緯の真実を求めるように要求しておったわけでありますが、その後、大臣といたしましてはそういう機会を持っておられたのかどうか、あるいはこのことについてどういうふうな形で真実の究明についての御……
○神田委員 まず質問の前に、本日の日本航空機の事故によりまして遭難をされました方たちの、死亡された方とおけがをされた方に対しまして、心から哀悼とお見舞いの言葉を申し上げたいと思っております。どうぞ政府におきましても、早急な原因の究明と速やかな補償についての指導をお願いをしたいと思います。 さて、まず最初に総理に御質問を申し上げます。これは本会議の代表質問におきましてわが党の佐々木委員長も特に強調をしたところでありますが、政治倫理の確立の問題についてであります。 御案内のように、ロッキード事件が起こりましてからかなりの時日がたっております。それによりまして、国民の政治に対する不信感というのは……
○神田委員 防衛関係全般につきまして、防衛庁長官並びに防衛庁、外務省に御質問を申し上げます。
まず最初に、アメリカの国防総省報告に関しまして御質問を申し上げますが、去る九日、米国国防省は、米国によりますソ連軍の軍事力の評価をまとめまして「ソ連の軍事力」一九八三年版というのを公表しました。この中で、大変いろいろと極東情勢につきまして厳しい情勢分析が行われているわけでありますが、最初に、アメリカのこの国防総省報告の全体を見まして、防衛庁長官といたしましてどういう御感想をお持ちになりましたか、お聞かせをいただきたいのであります。
【次の発言】 細かい問題につきましては後ほど個々に御質問を申し上げま……
○神田委員 まず最初に、臨調の第三次答申の中で触れられております「医療保険制度の合理化」の問題につきまして御質問をさしていただきます。 この臨調の第三次答申の中で、「医療保険制度の合理化」の問題といたしまして、「医療保険の在り方として、高額な医療については適切に保障する一方、軽費な医療については受益者負担を求めるという方向で制度的改善を図る。また、本人、家族間の格差の問題を含め給付率の見直しを行う。」こういうような答申が出ておりますが、これらの問題につきましてはどういう方向で御検討なさっておられるのでありましょうか、お聞かせいただきます。
○神田委員 私は、まず最初に、レフチェンコ問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。
現在、レフチェンコ証言国会調査団が訪米しております。活動を開始しているわけでありますが、政府は独自の調査を行って、すでにその成果をある程度取りまとめているというふうに聞いておりますが、官房長官いかがでございますか。
【次の発言】 調査の結果を早くまとめて公表を求めたいわけでありますが、大体いつごろまでのめどで調査結果がまとまるような考えでありますか。
【次の発言】 数日中にまとまりました結果に基づきまして、またいろいろと議論を進めたいと思います。
官房長官にお尋ねしたいのでありますが、レフチェンコ氏……
○神田委員 金子農林水産大臣の所信表明に対しまして、御質問を申し上げたいと思っております。
まず、大変厳しい農政の状況の中で大臣が待望の農林水産大臣に就任をなさったわけでありますが、ひとつこれに取り組む基本的な姿勢といいますか、決意といいますか、考え方についてお話を伺いたいと思っております。
【次の発言】 そうしますと、基本法農政にかわる新しいものをつくり出すというようなお考え方に立っておられるわけでございますが、抜本的に改正するという方向で考えておられるのでしょうか。
【次の発言】 それでは、臨調関係でちょっと御質問を申し上げたいのでありますが、臨調は三月七日の答申を目指しまして、現在各政……
○神田委員 水産関係の三本の法律について御質問を申し上げますが、関連しまして、昨日も質問があったわけでありますが、韓国漁船問題について先に水産庁の見解をお聞きしたいと思うのであります。
現在、北海道沖におきます韓国漁船による違反操業が大変多くなっております。また、漁具の被害等がことし一月に入って大変多くなっていると聞いておりますけれども、その実情と原因は一体どういうところにあるのでありましょうか。
【次の発言】 現在のスケソウの網の被害の問題もありますが、従来の漁具被害に対しまして民間において協議が進められているわけでありますが、五十四年七月以降のまだ未解決の被害処理の促進についてはどういう……
○神田委員 五十八年度畜産物の政策価格の決定に関しまして御質問を申し上げます。
もうかなり長い期間にわたりまして畜産物の価格につきましては低迷を続けているわけでありますが、そのことによりまして、酪農、畜産の農家にとりましてはきわめて経営の圧迫といいますか、大変な厳しい情勢になっているわけであります。昨年は価格の据え置きということで大変残念な結果になったわけでありますが、五十八年度の酪農、畜産物の政策価格の決定に当たりまして、まず最初に政府の基本的な考え方をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 適正に決定するということでありますが、各農業団体等におきましては、今年度の価格問題につきま……
○神田委員 畜産価格の問題について御質問申し上げますが、すでに食肉部会におきましては据え置き、それから酪農部会におきましては、ほんのちょっとでありますが、これを値上げをするというような方向が出ているようでありますが、最初に、五十八年度の加工原料乳の保証価格についてであります。 昨日の農林省の諮問では、ごくわずかでありますが、これを上げるという方向で出ております。さらには、限度数量も二十二万トンふやすということでありますけれども、再生産を図る、さらには所得補償をきちんとするという観点から見ますれば、もう少し保証乳価の場合でも引き上げの幅を大きくし、さらに限度数量の場合は、この後御質問を申し上げ……
○神田委員 農業改良助長法の改正につきまして御質問を申し上げたいと思うのであります。
まず最初に、今回協同農業普及事業につきまして助成方式を負担金から交付金に変更する、こういうことになるわけでありますが、こういうことになりますことにつきまして、まず負担金と交付金との予算の仕組みの相違点があるわけでありますが、そういうことと同時に、予算要求の考え方、これらについてどういうふうにお考えでありますか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 こういう形でやっていきまして、都道府県間で普及指導に不均衡を生ずることがないかどうか。その点はどうでありますか。
○神田委員 肥料取締法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。
最初に、今回の法律の改正の基本的な趣旨というものはどういうことであるかということでありますが、去る三月十四日の臨調の最終答申におきまして、肥料登録制度の簡素合理化、これが求められているわけでありますが、今回の法改正と臨調答申との関係はどういうふうになっているのでありましょうか。
【次の発言】 今回の法律の改正によりまして、肥料の登録、検査に要する予算、組織、人員はどの程度削減できる見込みでありますか。
【次の発言】 今回のこの改正ですと、普通肥料の登録数の約四割が指定配合肥料として届け出制へ移行し、また、登録に残……
○神田委員 酪農振興法の一部を改正する法律案につきまして、以下、御質問を申し上げたいと思っております。 まず、今回の酪農振興法の一部を改正する法律案のねらいは、牛肉、肉用牛生産の振興を図るための法制度の整備にあるとのことでありますが、現在、わが国の重要な外交課題の一つとなっております日米間の貿易摩擦におきまして、牛肉の自由化ないし輸入枠の拡大が大きな焦点となっております。 そこで、大臣に御質問したいのでありますが、今回法律を改正してまで肉用牛生産の振興を図ろうとする趣旨は一体何なのか。また、牛肉の自由化問題との関連はどのようになっているのかについてお伺いしたいと思います。
○神田委員 沿岸漁場整備開発法の一部を改正する法律案、漁業法及び水産資源保護法の一部を改正する法律案について質問をいたしたいと思います。 まず、昨年三月の第三次国連海洋法会議の第十一会期で海洋法条約草案が採択され、わが国もことしの二月に本条約に署名をしたのでありますが、いよいよ二百海里時代が定着したと思うのであります。 そこで、わが国漁業はこのような現実に立って漁業生産の基盤をわが国周辺漁場に置き、また、遠洋漁業の継続を図りながら管理型漁業を目指さなければならないと考えております。提出されております両法案も資源管理型漁業確立のための一つの方策だろうと思いますが、今後の資源管理型漁業について……
○神田委員 きょうは養鶏問題一本にしぼって御質問を申し上げたいと思います。
まず、ことし一月の卵価は十年ぶりの低卵価ということで、その後もやや回復はしましたが、現在低卵価が続いているわけであります。この低卵価の原因につきましては、農林省としてどういうふうに考えておられますか。
【次の発言】 供給過剰、つまり増羽の問題が非常に大きな原因をなしておるわけでありますが、特に私がここで問題にしたいと思いますのは、やみ増羽に対します農林省の指導のあり方あるいはやみ増羽者の羽数の調査方法の問題等につきまして、具体的に事例を挙げながら御質問を申し上げたいと思うのであります。
私どもが問題にしますのは、大……
○神田委員 諮問案が一・七五%のアップということで出されたわけでありますが、食糧庁にちょっとお聞きをしたいのであります。
ただいま資料をいただきましたが、昨年度の試算とどういう点がこれは違っておりますか。
【次の発言】 いつも米価の生所方式をもとにしてやっているんだということでございますけれども、どうも政府が試算してくる米価は、あらかじめ一・七五なら一・七五あるいは二%なら二%、こういうふうな一つの上昇率を先に決めておいて、そしてそれに計数を合わせていくという恣意的な米価の試算がやられてきているわけであります。今回の特に調整係数のとり方等の問題も、どうしてここでこの調整係数を変えていかなけれ……
○神田委員 まず最初に、本日も何人かの委員の方から御質問がありましたが、農林水産物の自由化の問題につきまして大臣に御質問を申し上げたいと思っております。 私は、四月二十七日にも農林水産委員会におきまして自由化問題について質疑を行いました。その際、大臣は、「足らないものを輸入するという考え方に立って基本的な姿勢を貫く」、また、自由化、枠拡大は行わないというふうに受け取ってよろしいかという質問に対しまして、「そのとおりであります。」というふうに答えているのであります。九月十四日、十五日の日米農産物交渉の際にもその姿勢を貫かれておりまして、まことに敬意を表する次第であります。 去る九月二十日の予……
○神田委員 まず最初に、大臣にお伺いをいたしますが、昨今大学をめぐる不祥事件が非常に頻発をしております。その中で、私学の不祥事件等につきましては、助成金等の交付を中止するというような形で一応いろいろ処置がされているようでありますが、たとえば東京医科歯科大学の教授選考をめぐる不祥事件等につきましては、現在もなお司直の手をかりてその疑惑の解明が行われているわけでありますが、文部省といたしましてこのような問題についてどういうふうな指導をするつもりでありますか。
【次の発言】 これはまだ全容解明までにはかなりの時日を要するかもしれませんが、少なくとも、すでに現段階におきましても、文部省におきましてはど……
○神田委員 五十八年度産畑作物価格の決定につきまして御質問を申し上げます。 この問題につきましてはすでにかなりの論議がなされておりますので、できるだけ重複をしないように質問をいたしたいと思うのでありますが、まず最初に、畑作作物の生産振興と六十五年長期見通しとの関係につきまして御質問を申し上げます。 畑作物の価格問題に入ります前に、まず、最近の畑作作物の生産状況と今後の生産振興方針についてお伺いをしたいと思っております。 現在、水田におきましては、米の過剰から六十万ヘクタールという大規模な転作が実施をされております。この六十万ヘクタールにも及ぶ水田の大部分が水稲から畑作作物に転作をされてお……
○神田委員 まず最初に、原子力船「むつ」の問題で、総理並びに科学技術庁長官にお尋ねをしたいと思うのであります。 原子力船「むつ」が自民党の科学技術部会での廃船決定を契機といたしまして、本年八月までに政府・自民党内でその存廃を検討する、こういうことになっております。仮に実験データを何一つ得ないまま廃船するならば、これまで「むつ」に要しました約六百億円がむだになるだけではなくて、今後の我が国の原子力開発の推進にとりまして極めて重大な影響を及ぼすものだ、こういうふうに考えておりまして、以下質問をさせていただきます。 まず、科学技術庁は、会計検査院から原子力船「むつ」につきまして二度にわたって指摘……
○神田委員 環境問題につきまして二、三御質問を申し上げます。
まず最初に、湖沼の水質汚濁が進んでさまざまな問題があるわけでありますが、湖沼におけるところの水質の現況というのはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 四十九年からの統計を見ましても、海域あるいは河川、それぞれかなり改善をされているわけでありますが、湖沼に至りましては、五十七年におきますところの数値は四一・七%、四十九年の四一・九%より下がっているという状況でございますが、この原因はどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 そういう現況にかんがみまして、湖沼水質保全特別措置法案を環境庁が今国会に提出をするということ……
○神田委員 防衛庁決算につきまして御質問を申し上げます。
まず最初に、PS1の問題について御質問を申し上げますが、今月発売された中央公論にもPS1の問題が取り上げられておりまして、非常に事故率が高いということが問題視されております。
そこで、PS1が調達を開始されてから現在までどういうような事故があったのか、このことについて御報告をいただきます。
【次の発言】 そうしますと、この事故によりまして殉職者及び負傷者はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 ほかの飛行機に比較をしますとかなり事故率が高いわけでありますが、その理由をどういうふうにお考えでありますか。
○神田委員 労働省関係について御質問を申し上げます。 最初に、単身赴任の問題でありますが、午前中の質疑、またただいまの質疑におきましても触れられているようでありますけれども、今月九日に労働省は、勤労者家族の妻の意識に関するアンケート調査結果、これを発表いたしました。 その中で単身赴任に関する項目があるわけでありまして、ここにいろいろと、妻の側から見た単身赴任についての問題点が指摘をされているようであります。それを見ますと、夫の単身赴任と留守家族の問題という形でまとめられておりますけれども、その中で問題になっておりますのは、夫の転勤等によりましてどういうことに困っているかという問題については……
○神田委員 五十六年度決算に関しまして、建設省、国土庁に御質問を申し上げます。
まず最初に、国土庁の方に御質問を申し上げますが、昨年十月大きな被害を受けました三宅鳥の火山噴火の問題につきまして、その後の復興問題を中心といたしまして御質問を申し上げます。
大きな被害を受けてから約半年を経過しているわけでありますが、その間におきましてこの被害の全体的な概況というのはどういうことになっておりますか。
【次の発言】 そういう状況の中で、被災世帯の方から特に注文なり、あるいは復興についての要請というのはどういうふうな形で来ておりますか。
【次の発言】 集団移転の問題でありますが、この新しい地域に関し……
○神田委員 五十六年度決算の行政管理庁に対しまして質問をいたします。 最初は、特殊法人の活性化の問題であります。 これは昭和五十九年度でありますが、特殊法人に対しまして国は、補助金二兆三百六億円、出資金五千億円、財政投融資十七兆一千六百八十一億円等の資金を投入しており、特殊法人の行う事業の効率化は予算の効率化を図る上で緊要の課題であります。しかし、現実には特殊法人の事業内容には多くのむだがあり、行政管理庁が行った特殊法人の契約事務に関する調査によれば、一番目に、国と比べ随意契約の割合が極めて高い、二番目に、入札参加の業者の選定に偏りがある、三番目に、予定価格を決めていない事例が少なくないな……
○神田委員 郵政省所管の問題につきまして御質問を申し上げます。
本日の質疑を通じましてそれぞれ触れられたようでありますが、まず最初に、郵便事業の赤字の現状、これはどういうふうになっておるのか。さらには、この累積欠損金の解消の見通しをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 五十五年でしたか、料金値上げが行われましたが、この累積欠損金並びに郵便事業の赤字の現状の中で料金値上げの心配をする向きがありますが、私は、経営努力によりましてこれらの問題を解決すべきでありまして、料金の値上げはすべきではないというふうに考えておりますが、郵政大臣のお考えはいかがでありますか。
○神田委員 まず最初に、財政問題について御質問申し上げます。
国債発行の問題がいろいろと論議され、大蔵省の中におきましても検討されていると聞いておりますが、そのうちでまず最初に、赤字国債の借りかえ問題につきまして、大蔵省におきまして新たなルールづくりを行うことが検討されていると聞いておりますが、その実情はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 国債の償還額は六十年度以降急増する、こういうふうに言われておりますし、そういう計算が成り立つわけでありますが、特例法で発行されました赤字国債の償還は六十年度にどのぐらいになりますか。
【次の発言】 対しまして、国債整理基金の積み立ての内容はどの……
○神田委員 通産省所管の問題につきまして御質問を申し上げます。
まず、最初に、五月九日の経済審議会におきまして、一九九〇年代をにらんだ長期的な立場から民間設備投資を盛り上げるような誘導策を真剣に考える必要がある、こういう意見が大勢を占めたと聞いておりますが、私どももこの意見に賛成であります。
そこで、通産省も民間設備投資の問題を持っておりますが、民間設備投資の今後の動向についてどのような見通しを持っておりますか。また、民間設備投資を盛り上げるために新たな施策を検討する考えはありますか。いかがでありますか。
【次の発言】 そのほかで新たな施策というものを検討する、こういう考え方はありますか。
○神田委員 運輸省並びに国鉄の決算につきまして御質問申し上げます。
まず最初に、国鉄は十日に減量具体策というものを提案いたしまして、関連企業への出向問題を含めて大変大胆な帰休制度やその他の問題を打ち出したようでございますが、この点につきまして、こういう考え方に立った背景について御説明いただきたいと思うのであります。
【次の発言】 このような提案に対しまして、国鉄各組合はそのやり方に対しての批判を一斉に展開をしているわけでありますが、どういう経過を経てこれを実行する、この経過等についてはどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 各組合におきましても、真剣ないわゆる事前の労使協議を進める……
○神田委員 決算、外務省管轄の問題につきまして御質問を申し上げます。
まず最初に、大臣に二、三御質問を申し上げたいのであります。
イラン・イラク戦争の問題でありますが、和平の兆しが見えそうでなかなか見えない。こういう状況の中で安倍外務大臣、その問題について大変精力的に御努力をなさっているというふうに伺っておりますが、和平の努力が現在どういうふうになされているのか、その点についてお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 その具体的な努力の内容に入るわけでありますが、サミットにおきまして中曽根総理が、紛争解決の核心は、当事国の独立を傷つけない方法で双方の継戦能力を減殺させるように持って……
○神田委員 大蔵省関係につきまして御質問を申し上げます。
まず最初に、来年度予算編成の問題につきまして大蔵大臣にお伺いをいたします。予算編成の時期は年内編成を一つのめどとして考えられていると思うのでありますが、この年内編成ができるのかどうか、そのところをちょっと御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 大蔵省としては年内編成を行うということでありますね。
それでは少し具体的な問題について触れさせていただきます。
まず、各省庁から提出されました来年度予算の概算要求の総額は、五十九年度予算と比べまして八・二%増の五十四兆七千五百億円であるわけでありますが、このうち国債費の中に含まれている……
○神田委員 厚生省関係につきまして御質問を申し上げます。
まず最初に、医療の問題でありますが、厚生省の将来の医師需給に関する検討委員会は、今月二日に「昭和七十年を目途に医師の新規参入を最小限一〇%程度削減すべき」として、一つに、入学定員を減らす、二つに、入学はさせるが卒業者を絞る、三つに、医師国家試験の合格者を減らす、この三万法を挙げておりますが、厚生省としてはどのような方法が妥当だというふうに考えているのか、また今後どのような具体策を考えているのか、明らかにされたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今後どういう形で具体的にこの入学者を減らすという問題についてお考えになっておりますか……
○神田委員 ただいまの塚田委員の質疑に関連をいたしまして、大臣並びに関係者に御質問を申し上げます。 言うまでもなく、精神病院は、不幸にして精神をむしばまれた人たちにとりましてその診療と社会復帰の上で欠くべからざる存在でありますが、今回の報徳会宇都宮病院の問題は、このような精神病院に対する信頼性というものを著しく傷をつけているわけであります。そして、その問題は幾つかあるわけでありますが、ただいま塚田委員の方から指摘がありましたように、厚生省の実地指導の形骸化あるいは病院の閉鎖性、特に通信、面会等々の自由が保障されてないために、多くのこういう人権的な問題が惹起しているわけであります。 そこで厚……
○神田委員 大臣の所信表明に対しまして御質問を申し上げます。
まず最初に、農政の転換期ともいうべき大変大事な時期に山村大臣御就任でありますが、御案内のように、日本の農業がまことに内外ともに厳しい環境の中で現在農政が推進をされているわけでありますが、新大臣といたしまして、こういう厳しい状況の中で御就任をなさった御感想をひとつお聞かせをいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 それでは、以下、大臣の所信表明に対しまして、問題点につきまして御質問をさせていただきたい、このように考えております。
最初に、構造政策問題でございます。
八〇年代の農政につきまして、政府は、農政審議会や臨調の答申……
○神田委員 参考人の皆さん方には、大変貴重な御意見をありがとうございました。時間が限られておりますので、簡単に二、三質問をさせていただきます。
まず最初に古橋参考人にお尋ねをしたいのでありますが、林野率八七%という地域におきまして、特に人件費と材価の関係等についてお話がありましたが、林業労働力の確保というような問題についてはどんなふうな形でなされておるのか、ひとつお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、森、小関、村尾、高畑参考人に、国有林野事業改善特別措置法、現在これが審議が始まるわけでありますが、審議の過程でいろいろ問題が出てくると思うのでありますが、改善特別措置法が成立を……
○神田委員 大臣初め関係の皆さん方、大変御苦労さまでございました。非常に難交渉で、御苦労が多かったわけであります。しかしながら、交渉の結果は大幅譲歩というふうな印象を強く持たされたわけでありまして、今後の日本の畜産行政に対しまして非常に心配な面がたくさん出てきております。
ところで、そういう観点に立ちまして大臣に御質問を申し上げますが、交渉の経過は公表しないというような形になっているようでありますが、主にアメリカ側が日本に大幅譲歩を迫った論拠というものはどういうことであったのか、その点をひとつお伺いいたします。
【次の発言】 大臣が行かれる数日前でしょうか、アメリカでこの問題について公聴会が……
○神田委員 国有林野事業改善特別措置法及び国有林野法の改正法、さらには保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案に関しまして御質問を申し上げます。 まず最初に国有林野事業改善特別措置法の問題でありますが、その基本的な考え方といたしまして、今回の法改正が一月十一日に林政審議会から出されました答申等を踏まえてなされるものでありますけれども、この国有林野事業の経営改善にとりまして我が国の林業、林産業全体の振興が不可欠である、いわゆる総合林政の推進ということが基本になっております。 そこで、まず第一に、我が国の林業、林産業の振興策をどういうふうに講じるのか、その点について御質問いたします。
○神田委員 林野三法に関連をいたしまして、林業白書、五十八年度も出されましたので、その関係で御質問をさせていただきます。
まず、我が国の人工林面積は九百九十万ヘクタール、全森林面積の三九%を占めるに至っております。そのうち、三十五年生以下の保育、間伐を必要とする生育途上のものが全体の八八%を占めている状況であります。
そこで、林業経営費の増高によりまして森林所有者の経営意欲が著しく減退をしている、こういう状況の中で健全な森林の育成が一体できるのかどうか、その点につきましてどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 特に、私あるいは公有林、私有公有そのどちらにおきましても、緊急に初回間……
○神田委員 農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。
まず最初に、採択限度額の引き上げの問題であります。
国庫補助の対象となる採択限度額は現在十万円となっておりますが、これを三十万円に引き上げた理由は一体どういうことでありますか。
【次の発言】 臨時行政調査会がこの補助の問題で指摘を行っておりますが、今回の引き上げの問題は臨調の指摘との関係がありますか、どうですか。
【次の発言】 農業所得が昭和五十年以降伸び悩んでいる状況であります。こうしたときに農家の負担増をもたらすような法改正をすることが一体妥当なのかどうなのか……
○神田委員 まず最初に、農政全般につきまして御質問を申し上げます。
高度成長経済から低成長経済へ移行しました今日、産業としての農業の位置づけや地域社会における農村の役割も当然変化し、これに伴いまして農政のあり方につきましても抜本的な改革が必要と思われますが、政府はどのように対処しておられるのか。
【次の発言】 ただいま答弁にもありましたように、最近の農業を取り巻く状況は非常に厳しいものがあります。農畜産物価格の低迷、食糧自給率の低下、土地利用型農業における規模拡大の停滞、海外からの強い市場開放の要請、厳しい財政事情、以上のような状況の中で、今後の農政の基本につきまして政府は従来から構造政策を……
○神田委員 ただいま大きな政治問題になっております米の問題につきまして、農林水産大臣並びに食糧庁の考え方をただしたいと思っております。
まず最初に、現在全国におきまして米価大会を前にいたしまして農民の大会が行われておりますが、その中で特にその大部分の農家の声は、減反政策を進めていながら外米を輸入するということは農政の失態である。このことは歴史的に見ましても非常に大きな汚点であるというふうに私どもは考えております。この点につきまして、まず農林水産大臣はどのような政治責任をおとりになりますか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 農政は農家の信頼のもとで築かれていかなければならないわ……
○神田委員 農林年金の改正問題で御質問を申し上げます。
まず最初に、年金統合の方向が出されまして、基礎年金の導入という考え方のもとでこれから検討に入るわけでありますが、これに対しまして、農林年金はその成立経過におきましてそれぞれ特徴を持って運営されてきたわけであります。その点にかんがみまして、今後そういう方向で基礎年金導入あるいは年金統合という立場に立ったときに、農林年金の対応をどのようになさるのか、大臣の方からお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは次に、全国農林年金受給者連盟など団体等から出されている要望を中心に御質問を申し上げたいと思っております。
まず最初に、農林……
○神田委員 まず最初に、農林水産大臣に、農産物の自由化、枠拡大の問題につきまして御質問を申し上げます。
先ほどの報道によりますと、ブロック通商代表は、日本が大幅にこの問題について譲歩をしなければ、アメリカとしては報復措置をとるというように極めて強い調子で意見を表明しているようでありますが、今後の交渉の経緯と、これについての考え方をお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 アメリカ側が三月いっぱいの決着を大変望んでいるという状況の中で、どういう環境が整った場合において農林水産大臣は訪米をすることになるのか、その辺はいかがですか。
○神田小委員 五十二年度の飼料の需給計画の答申について「これを適当と認める。」ということで答申があったようでありますが、私は一番の問題は国内自給をどういうふうにして高めていくかということがこの根底にあるものであるというふうに考えておりまして、そういう点から見ますと、多少質問がダブるかもしれませんけれども、五十二年度の総合需給表などから見ましても、可消化養分総量が五十一年度に四百八十二万四千トン、五十二年度は五百二十七万三千トン、そしてそれが六十年度に九百二十六万九千トンというふうに見込んでいる。こういうふうな形で見ますと、五十一年度から五十二年度にわずかにこれぐらいしか伸びてないのにどうして六……
○神田小委員 私どもは昨日まで党大会がございまして、昨日の集中審議で質問ができなかったので、本日は畜産の全般的な問題を含めまして御質問を申し上げたいと思っております。 まず最初に、畜産農家が経営が圧迫されて非常に苦しい状況にあるという基本的な認識に立ちまして、たとえば乳用牛につきましては、三十五年に四十一万戸あったものが五十一年には十四万七千戸に減っている。そして一戸当たりの頭数は少しずつふえておりますけれども、これは政府などではこういうふうな方向に持っていきたいということでありましょうが、そういうふうなことが今度は飼料の、いわゆる草の資源の不足を来している。そうしますと、酪農の経営そのもの……
○神田小委員 御質問を申し上げます。 食肉部会、酪農部会、飼料部会、三つを含めまして各答申が出まして、本日価格の決定を見るわけでございますけれども、私どもはまず考えますことは、ことしの酪農畜産に対するいわゆる政府の諮問、試算が問題にならないほど低いということ、これで果たして本当に畜産振興を畜産農家の皆さんにやってもらう、そういうための諮問をしているのか、あるいは畜産をやめさせるためにこういうふうな形をとっているのか、どちらか迷うような非常に低い試算を出しているわけであります。ちなみに過去五年間にわたりましてどの程度の引き上げが行われましたかにつきまして私は調べてみたのでありますが、四十八年に……
○神田分科員 私は、渡辺厚生大臣に、大臣が日ごろ積極的な、非常に前向きな姿勢で老人福祉、救急医療、年金制度、さらに医療保険制度の充実に力を入れて、国民の健康と福祉の増進に努力をしたい、こういうふうなことを記者会見などで申されておりますことにつきまして、深い敬意を払うものでありますけれども、この国民の健康につきまして非常にゆゆしい問題が現在起こっております。その点につきまして厚生省当局の御見解をお尋ねしたいと思うわけであります。 第一点は、いわゆるにせ医薬品、偽造医薬品の問題でございますけれども、この偽造医薬品の問題につきまして、厚生省当局の対処の仕方が非常に甘いといいますか、行政指導がなって……
○神田分科員 私は、主に国鉄の再建問題に関しまして御質問を申し上げたいと思うのでありますが、まず最初に、政府は閣議の了解事項といたしまして五十年十二月三十一日に日本国有鉄道再建対策要綱、こういうものをつくりました。さらに五十二年一月二十日に日本国有鉄道の再建対策について、こういうふうな二つの閣議の了解事項を持っておりまして、国鉄再建についてのいろいろな提言をしているわけでありますけれども、何といいましても問題になっておりますのは、やはり国鉄の責任のある経営体制が確立されなければならない、その国鉄を再建して、その役割りを果たしていくための基本は、まず第一に、「国鉄自身が、安易な経営に陥ることのな……
○神田小委員 参考人の皆さんには大変お忙しいところを貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。大変限られた時間でございますので、全員の皆さんに御質問できないことはまことに残念でございますけれども、青木参考人と片柳参考人、それから桜井参考人、この三人の方に御質問申し上げたいというふうに思っております。 まず最初に、日本養鶏協会の青木参考人に御質問申し上げます。 先ほど大体私の聞きたいことはほかの委員の方から御質問があったようでありますが、一つだけ、ブロイラーの輸入の実態と、それからそれの国内価格に及ぼす影響の問題、私も畜産物の輸入の問題が大変大事だというふうに思っております……
○神田分科員 私は、現在非常に憂慮されております総合商社とその属する巨大企業集団、これによる企業の系列化、このことについて公正取引委員会に対しまして御質問を申し上げたいと思うものであります。 公正取引委員会は、第一回の「総合商社に関する調査報告」それから「総合商社に関する第二回調査報告」、この二つの報告の中におきまして、総合商社及び巨大都市銀行、これらのグループが企業の系列化を進めていることにつきまして大変憂慮を示しているわけであります。 まず順を追って申し上げますと、総合商社とその属する巨大企業集団による企業の系列化が特に目立っているのは、食料品、並びに化学工業、鉄鋼、金属製品、機械等の……
○神田分科員 私はまず最初に、厚生省が今度の国会に予定をしておりました、そして国民の多くも大変期待をして、また薬害に苦しんでいる人たちが待望しておりました薬事救済法、それから、副作用などの薬品の安全性の明文化を規定するために現行の薬事法を改正して、救済制度に見合った内容に薬事法を改正するというこの薬事法の改正の問題、これらが何かいろいろな事情によりまして今度の国会で提案できずに見送られてしまいそうである、こういうような報道があります。これに対しまして大臣はどういうようなお考えをお持ちになっているのか、お聞かせをいただきたいと思うのであります。
○神田分科員 私は、まず、いま問題になっております。全国的に大変いろいろと問題を起こしておりますが、学校主任制度の問題について御質問を申し上げたいと思うのであります。
文部省が一昨年の春に決めました学校主任制、これを東京都委員会が二十五日に実施するというような方向での考え方を示したのでありますが、大臣は、まずこの東京都の考え方についてどういう御見解をお持ちでありますか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 こういう中で、いま現在、この学校主任制の問題が全国的にどういうふうな状況で進んでいるのか。まだ全然手のつけられていないところもあるようでありますし、そういう中で、全国的な状況をひ……
○神田分科員 国鉄問題を中心にお尋ねいたします。
まず最初に、地方線問題でございますが、運政審の小委員会からの答申が出ておりまして、各ローカル線の地域におきましては非常に衝撃的な受けとめ方をしているわけでありますけれども、この答申を運輸省並びに国鉄はどういうふうに受けとめているのか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま大臣から、非常に大事な問題であるし、それをそのまま受けるというんではなくて、検討中だという御答弁をいただいたわけであります。この問題は非常に大きな問題でありまして、国鉄が、まさにこの運政審の方針に沿って、すべて問題を解決しようということに進み出すということは、非……
○神田分科員 大臣には長時間御苦労さまでございます。
私は昨年のこの分科会でも御質問を申し上げたのでありますけれども、主任手当の支給の問題であります。昨年、砂田文部大臣は、この中で、やはり主任手当の支給が非常にうまくいっていないという状況が当初あったわけでありますが、それについて非常に懸念を表明する答弁があったのでありますが、一年たちました。こういう中で、現実にこの主任手当の支給の全国的な実施状況はどういうふうになっているのかお答え願います。
【次の発言】 そうしますと、東京を初め五都府県くらいはまだ全然支給のめどが立っていない、こういう状況であるわけですか。
○神田分科員 私は、最近金、銀などの原材料の高騰に伴ってエックス線撮影フィルム及び義歯材料の価格基準、公定価格の改定が行われたわけでありますけれども、この問題につきまして厚生省当局の見解をお聞きしたいのでありますけれども、三月一日に新しい告示価格が決められました。
まず最初に、端的に言いまして、この改定の目的と新しく公示されました数値の根拠はどこに置かれたのか、この点をお聞かせいただきたい。
【次の発言】 そうしますと、逆ざや解消、さらには入手しづらくなってきておるような状況を解消する、こういうようなことでなされたということでございますが、現実にはそれで逆ざや解消はできているという判断をお持……
○神田分科員 きょうは、インドシナ難民問題を中心に御質問を申し上げる予定でありますが、その前に、過日の新聞等の報道によりますと、外務省内におきまして安保政策についての新たな検討がなされている、これは米国の世界戦略にわが国がどういうふうに対応するか、日本の立場を明確にしていくというような形でのものだというふうに言われておりますが、この問題につきまして最初に御質問を申し上げます。
まず、こういう形で検討がなされているというふうに言われておりますけれども、これは事実でございますか。
【次の発言】 そうしますと、検討というのは、いわゆるアメリカの世界戦略に対応する、NATOが対応しているような形で日……
○神田委員 それぞれ大変貴重な御意見をありがとうございます。
まず最初に、渡辺先生にお伺いをいたしますが、行政改革の問題は、突き詰めて言えば、最終的には政治のリーダーシップと行政の各省各部局の協力と国民のバックアップだ、こういうふうにお述べになりまして、まことにそのとおりだと思うのでありますが、第二次臨調の設定というような中で、果たしていま出されている行政改革というのは本当にこのときに実現できるだろうか、この辺のところはどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 大変むずかしい問題で、なかなか言われてもできないことだったのですね。ですから、これを確実に実行さしていくというのには、やは……
○神田分科員 まず最初に、外務大臣にお伺いをいたしますが、いま日本の政府の一番早い外交日程は韓国の全大統領の就任式であると考えております。ここに鈴木総理に出席してほしいというように日韓議連を初めとする各方面の要請があるようでありますが、その点はどういうふうになるのでありましょうか。
【次の発言】 そうしますと、外務大臣が御苦労なさって行かれるわけでありますが、鈴木総理の親書といいますか、そういうものを持っていくというふうなお話でございます。いろいろと伝えられておりますところでは、日韓関係の全面修復あるいはこれからのアジア情勢等のいろんな問題を含めまして、この首相親書に日本のこれからの対韓国政策……
○神田小委員 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございました。 お話がございましたように、この同和対策の措置法の問題、私どもも従来の経過を踏まえまして、何らかの形でこれの延長を図っていかなければならないという基本的な態度を持っているわけです。磯村会長さんにおかれましては、構成メンバー等でいろいろ御苦労なさりながら、早く答申を出したいというお気持ちで御努力をされまして、まことに敬意を表する次第でございますが、お話がございましたように、この差別解消の問題で、どうもこれが国民的課題になっていない、それにはまだほど遠いというようなことでございまして、ただいま鈴切委員の御質問にお答えをいただきましたが、……
○神田分科員 最初に、日米航空交渉について運輸大臣にお尋ねをしたいと思います。
一昨年の一月から始まっております日米の航空交渉は、三月に予定されておりますサンフランシスコでの交渉においてやや結論に近い形で改定に向かって交渉すると考えておりますが、どういうふうな交渉の見通しでございましょうか。
【次の発言】 アメリカの方では、この航空改定交渉は経済摩擦の一環だというふうな形で見ておりまして、さらに通産大臣等が訪米した際に、そういうことが相手の政府の首脳から示唆されておるということですが、大臣としましては、その辺の認識はどういうふうにお持ちでございますか。
○神田分科員 私は最初に大臣に、現在非常に教育が荒廃をしている、さらに青少年の非行問題は一層深刻な状況になっておりますが、一体こういうふうに暴力教室あるいは青少年の非行の増加、こういうことが一体どういうところに原因があるとお考えでありますか、その認識と原因についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いまのお話の中で、学校教育に最大の欠陥があるという御指摘でありますが、この学校教育の最大の欠陥というのは、率直にどんなふうにお考えでありますか。
【次の発言】 北京原人からこれを近代人にまで育てるという、初めてお聞きしましたけれども、要するに大変愛情を持って本当に丁寧に教育をしなければな……
○神田委員 日本たばこ産業株式会社法案に関しまして、生産者の立場から二、三御質問を申し上げたいと思います。
まず最初に、大臣と総裁に、新会社に移行する、新会社を設立する状況の中で、生産対策に対する基本的な考え方をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 基本的な考え方について大臣の方からかなり明確な御答弁をいただきましたが、一つは、耕作面積の確保の問題で、減反問題についてであります。地方を回っておりますと、減反に対する不安というものが非常に出されております。この辺のところはどういうふうにお考えでありますか。
【次の発言】 次に、生産対策費の関係でありますが、乾燥施設あるいは農業機械、さ……
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