国会議員白書トップ衆議院議員小川国彦>委員会発言一覧(全期間)

小川国彦 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小川国彦[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
296位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
198位
各種会議発言歴代TOP250
112位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
92位

34期委員会発言TOP100
58位
34期委員会出席(無役)TOP100
99位
34期委員会発言(非役職)TOP50
44位
34期各種会議発言(非役職)TOP25
25位
35期委員会発言TOP100
68位
35期委員会出席(無役)TOP50
46位
35期委員会発言(非役職)TOP100
53位
36期委員会発言TOP100
59位
36期委員会発言(非役職)TOP50
49位
37期委員会発言TOP50
39位
37期委員会出席(幹部)TOP50
40位
37期委員会発言(非役職)TOP50
30位
38期委員会発言TOP100
62位
38期委員会発言(非役職)TOP50
49位
39期各種会議発言(非役職)TOP25
25位

このページでは小川国彦衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小川国彦衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 決算委員会 第11号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に田村運輸大臣にお伺いをいたしますが、先日福田総理が千葉においでになりまして、再度本年の十一月、成田空港の開港ということを断言されて帰られたわけでございますが、現在運輸省当局において、成田空港の開港の障害というものはどういうところにあると、大臣はどのように理解をされておられるか。主要な問題点として、どういうものがおありになるか、この点をちょっとお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 それでは具体的な問題に入りまして、もう一点お伺いしておきますが、福田総理初め運輸大臣等において、十一月開港ということの閣内の意思統一というものはなされているわけでございますか。

第80回国会 大蔵委員会 第23号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初にこの法案に関連をしてお伺いしたいと思います。  一つの通関業務に必要な処理時間は現在どのぐらいかかっているか。それから、これを使用することによってどのくらい時間が短縮されるか。その点について。
【次の発言】 その割合は何%ぐらいになりますか。
【次の発言】 現在二、三日かかっているそのものの三〇%でございますか。あるいは現在でも三〇%ぐらいは即日通関で行われているのではないですか。
【次の発言】 そうすると、即日通関の一〇%のものが三〇%ぐらいに上がる、今度上がってくるのは二〇%ぐらい、こういうふうに理解してよろしいですか。

第80回国会 地方行政委員会 第21号(1977/05/13、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、最初に小川国家公安委員長に、五月八日の成田空港現地の事態についてどういう方針で臨まれたか、あるいはまた空港公団、警察当局に対してどういうような態度で臨んでこられたか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういう御指導にもかかわらず、現実には千名近い住民、警察両方の負傷者を出し、最後には東山薫君という二十七歳の青年を死に至らしめた、こういう重大な事態を発生せしめたわけであります。  そこで私は最初に、公安委員長が必要最小限に事故を防止する、こういう考え方で日常臨んでいるということを前提にしてひとつ質問をさせていただきたいと思いますが、まず空港建設の当事者であり……

第80回国会 農林水産委員会 第8号(1977/03/23、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、今度の漁港法の一部改正に当たりまして、漁港というものを日本の国政として進めております全体の港湾事業、そういうものと対比をしながら、漁港の計画の進め方、そういう根本的な角度から漁港の整備というものを見直していかなければいけないのではないか、こういうふうに考えるわけでございますが、端的に申し上げまして、今度漁港法の改正の中で三種漁港について五〇%から六〇%に、一〇%補助率が引き上げられた。これは長年の漁民や漁協の念願であるし、また十年来の宿願であったということも言われておりまして、そういう点では一つの前進だというふうに考えるわけですが、しかし、私ども、運輸省の進めております……

第80回国会 農林水産委員会 第17号(1977/04/13、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、いま大詰めを迎えながら非常に難航しております日ソ漁業交渉と日本の漁民の問題について質問いたしたいと思います。  先般、園田特使がソ連においでになりまして、政府の特使ということで日ソ間の案件の解決に当たられたということを伺っているわけでございますが、特使がソ連側との話し合いの中でまとめてこられたことを要約いたしますと、園田特使の果たした役割りというものはどういうことであったか、最初に当委員会でお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この交渉の中で領土問題なりそういうことには触れない、漁業問題に限る、こういうことで再開にこぎつけてこられた、この御努力は多とするわけであります……

第80回国会 農林水産委員会 第19号(1977/04/20、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は今回の領海法案に関連をいたしまして、領土問題に対する自民党政府のこれまでの取り組み、そういうものが今日事ここに至った経過としてはその責任がきわめて大きい、こういうふうに考えるわけであります。特に竹島の問題、南千島の問題を見ましても、日本政府のこれらに対する対応というものはきわめて不明確で、こうした点をあいまいにして今日まで進んできた。特に南千島の問題につきましては、自民党政府がこれまで北方領土問題を活発に主張し、交渉し、事あるごとにこれをやってきた、そういう経過は寡聞にして聞かないわけであります。  日ソ領土問題の交渉は古くは第一次のロンドン交渉、一九五五年六月から九月、……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/03/04、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に田村運輸大臣にお伺いをしたいと思います。  先週、運輸委員会におきまして、私は初めて大臣の施政方針に対する質疑を拝聴いたしました。その中で、大臣は関西新空港について次のような抱負を述べられました。私は大体ノートにメモをとってまいりましたのですが、関西新国際空港については航空審議会の答申を経て泉州沖に決定した。ここについては環境アセスメント、アメニティーということについて十分配慮をしたい。この空港をつくるのは世界に冠たる空港をつくることである。要するに、ただ空港をつくるということだけではなく、環境についても世界に類例のない調査をやる。気象、海流等の自然条件、学校、人口など……

第82回国会 運輸委員会 第6号(1977/11/22、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、本法に関連をいたしまして、成田空港に関連する諸問題を含めながら質問をさせていただきたいと思います。  第一番に、伝え聞くところによりますと、政府は十一月二十九日の閣議において開港決定をするやに承っておるわけでございますが、航空法の管制検査がいまだ出されておりませんけれども、果たして十一月二十九日という伝えられる閣議決定というものが予想されるとするならば、当然航空法の管制検査が終わっていなければならないと思うわけですが、その点についてはいつごろこれを完了する見通しを持っておられますか。
【次の発言】 こういう重要なことが答弁できる人がいないのではちょっと質疑できません。―……

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1977/11/01、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、成田空港を中心とする環境保全の問題、特に航空機騒音の対策の問題について石原環境庁長官にお尋ねをしたいと思うわけでございます。  最初に、私は去る三月十一日の予算委員会におきまして、成田空港の開港が予想される状況の中で周辺の騒音環境対策の問題が非常に重大な問題になってくる、こういう状況で、いま環境庁の持っている環境基準の適用ということが十年先ということを目標ではとてもこの周辺住民の生活の対策というものが成り立ち得ない。そういうことで石原環境庁長官には積極的にこの問題に取り組む姿勢を要望したわけでございます。そのときに石原国務大臣は、この三月十一日の予算委員会第一分科会の中……

第82回国会 農林水産委員会 第3号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 砂糖は、最近需要量の低下が若干ございますけれども、国民生活にとっては不可欠の生活資源でございます。そういう面で、この砂糖行政というものは国民生活に非常に深いかかわりを持っているわけでございますし、国の行う砂糖行政というものが直接国民の生活にはね返っていくわけでございまして、そういう点では、私ども本法案の内容につきまして、十分この委員会の中で審議をしていく必要があるのではないかというように思うわけです。  私ども、砂糖行政の歴史を振り返ってみますときに、砂糖行政は、かつて輸入制限をしておった割り当ての時代がありますし、その後自由化時代に入りまして、過当設備、過当競争、こうした問……

第82回国会 農林水産委員会 第7号(1977/11/16、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、同僚議員の残された時間をちょうだいいたしまして、米の生産調整の問題に関連いたしまして、農地の指導の問題について若干お伺いをしたいと思うわけでございます。これは特にいま鈴木農林大臣がおいででございますから、恐らく御答弁の準備等は十分なされていないのじゃないかと思いますが、フランクに、大臣がお考えになったままを御答弁願えれば、こういうふうに思うわけでございます。  米の生産調整の中で、日本全体の巨大開発というものがいろいろなところで行われているわけでございます。むつ小川原とか、あるいは鹿島の工業地帯とか、あるいはこれから行われる鹿児島の志布志湾の巨大開発の問題、そういう一連……

第82回国会 農林水産委員会 第8号(1977/11/17、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、最初に、米の需給調整の問題に関連いたしまして、モチ米の問題についてお伺いをしたいと思うわけでございます。  政府はこれから十カ年間、年四十万ヘクタール、百七十万トンという米の生産調整をしていく、こういう状況を迎えておりまして、これは日本の農家にとって大変な事態になっているわけでございますが、そういう中でなぜかモチ米だけは生産不足に陥って外国から輸入をしなければならぬ、こういうきわめて不手際な事態を迎えているわけでございます。  そこで、私は、この実情を当局にただしてみたいと思うわけでございますが、モチ米の過剰現象というものは五十年産まででどのくらい過剰があったか、まずこ……

第82回国会 農林水産委員会 第9号(1977/11/22、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 本法の提案に当たりまして、水産加工経営体数というような資料が出ておりますが、大まかに申し上げまして、水産加工業の置かれてきた状況というものは、同僚の委員からも指摘がありましたように、非常に水産業協同組合と中小企業協同組合の谷間のようなところに置かれておりまして、それだけにこの対策というものが、農林省、水産庁なりあるいはまた中小企業を担当する通産省当局、それぞれのところから一応の指導を受けながらも、現実の問題としては非常に前近代的と言ってはなんですが、水産加工業の場合には立ちおくれた状況にあったというのが否めない事実だというふうに思うわけでございますが、いま北洋漁業のさまざまの……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/15、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は同僚議員の貴重な時間をちょうだいいたしまして、いま阿部議員から質問をいたしております成田空港問題の当面の主要な二点について総理に見解を承りたいと思います。  いま阿部議員が指摘しましたように、成田空港は昭和四十一年七月閣議決定以来、延々十二年を要しているわけでございますが、政府は当初、本年の十月開港ということを国会の中で言っておりまして、あるいは総理は年内開港ということを言っておりまして、つい最近は年度内開港という形で政府の意思を統一して発表する。こういうことを承っているわけでございますが、その中で、私は、いま開港上の最大の問題となっている銚子のボルタックの問題について総……

第84回国会 決算委員会 第6号(1978/04/18、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 運輸大臣にお尋ねをしたいと思いますが、五月二十日の強行開港は非常に無謀なことだ、私どもはこういうふうに思っております。福田赳夫氏だけのメンツのみで開港するというようなことで地元民は非常に困惑している、こういう状況にあります。  なぜ無謀か、具体例を挙げて取り上げたい。いろいろ問題は多いわけでございますが、環境問題にしぼって質問をさせていただきたいと思います。きょうは三十分というように時間が非常に限られておりますので、私も簡潔に質問をいたしますので、ひとつイエス、ノーという形で簡潔な御答弁を大臣以下の皆さんにお願いをしたいと思います。  まず最初に、環境問題の前提として、大阪空……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1978/06/06、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 成田空港が開港いたしましてすでに旬日を経るわけでございますが、この成田空港の騒音公害の問題が非常に重大な問題になってきまして、千葉県北部全体、茨城県にかけまして、この騒音公害の問題が、自治体あるいはまたその地域の住民からその被害を非常に強く訴えられておる状況にあります。  お伺いしますと、きょう福田総理もこの成田空港に関連いたしまして、騒音公害の環境対策に万全を期するように、こういう御指示があったということを承っておりますけれども、運輸省、公団として開港後の騒音測定はどのようにやってこられたか。それから、これについては、成田市その他関係自治体がそれぞれ取り組んできておりますが……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号(1978/06/16、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 成田空港が開港しましてから一カ月近くなるわけでございます。その中で、いま非常に大きな問題になってまいりましたのが空港周辺の騒音公害の増大の問題でございます。この問題については、去る六月六日、福田総理が閣議の席上におきまして、成田空港周辺の騒音について、地域住民の重大関心となっているので、関係閣僚の間で対策を立て、てきぱきと善処してほしい、こういう指示をされたということを伺っておりますが、この点について、運輸次官、環境庁長官、それぞれどのようにこの総理の指示を受け取り、対処されているか、ひとつ簡潔に伺いたいと思います。

第84回国会 農林水産委員会 第2号(1978/02/10、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、野菜価格安定対策と米の生産調整との関係を中心としまして質問をさしていただきたいと思います。  まず最初に、野菜の暴落問題について質問をしたいと思うわけでございますが、ここに私は二枚の送り状を実は持ってきたわけでございます。これは私の友人で、私の隣村、富里村というところに、農協の理事をしながら畑作を一生懸命やっております佐藤繁夫君というのがおりまして、一枚の送り状は、ことしの二月五日発で二月六日売りりという白菜を、二トン車のトラック一台に積んで神田市場の東一会社というところへ持っていきました送り状なんでございます。この送り状で見ますと、単価、八キロ一把平均百三十二円、こう……

第84回国会 農林水産委員会 第18号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は成田空港の農民対策、代替地対策について質問をいたしたいと思います。  最初に、昭和四十一年七月閣議決定の際に、「新東京国際空港補償について」、こういう運輸省の文書が出されているわけでございますが、運輸省当局あるいは公団、農林省、それぞれこの文書については内容について御確認をされているかどうか、まずその点からお伺いいたします。
【次の発言】 いまの質問は、運輸省の航空局にも質問しているわけでございます。
【次の発言】 いま公団並びに農林省に対しまして、昭和四十一年七月閣議決定時の「新東京国際空港補償について」、こういう運輸省の文書を私ども手にしているわけでございますが、運輸……

第84回国会 農林水産委員会 第27号(1978/05/31、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、農産種苗法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、その内容、与える影響についてひとつ質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、本法改正によって日本農業と農民に与える影響はどういうものになるかという点でございます。  第一番に、私は、本法改正によって種苗の育成者に対し、その権利を保護すべく登録出願、職務育成品種、出願品種の名称、先願、それから出願品種の審査、品種登録、その効力、品種名称の使用制限等々の規定が盛り込まれてきたことについて大きく一歩前進したことは評価をしたいと思います。特に、多年にわたって農林水産植物の品種の改良、向上に努めてきた農林水産業の貢献者……

第84回国会 予算委員会 第12号(1978/02/14、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、成田空港関係の出店者の問題について最初に質問いたしたいと思います。  空港公団の総裁にお伺いをいたしたいのでございますが、去る二月二日の日に、私が昨年から要請しておりました「空港関係営業予定者名簿 昭和五十三年二月 新東京国際空港公団」というので、これは全部、航空会社から地元の出店者、おみやげ物屋さんからレストラン、食堂、こういうのを含めた名簿が私のところへ届けられたのでありますが、この名簿の内容はいつ確定なすったのでございますか。
【次の発言】 実は、私はこの問題については、昨年の五月二十七日に第一回の質問主意書を内閣総理大臣あてに提出をいたしまして、六月七日に答弁書……

第85回国会 決算委員会 第3号(1978/11/21、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、国民生活に関係の深い石油関係の問題を中心にして質問をさせていただきたいと思います。  河本通産大臣には、総裁選挙で大変お忙しい中を、きょうは通産省の決算においでを願いまして、大変どうも御苦労さまでございます。  私は最初に、石油関係の問題に入ります前に、これはもう私どもの国民生活、日常生活の中にはいろいろな面で欠かせないものでございますが、河本大臣のお宅は一体燃料はどういうようなものを使っておいでになるか、まずその点からちょっとお伺いをしたいと思うのです。
【次の発言】 大臣は東京と兵庫と両方にお住まいがあるようですが、東京の方は多分ガスと電気というふうに思いますが、兵……

第85回国会 災害対策特別委員会 第2号(1978/10/12、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、ことし全国的に日本を襲いました干ばつ被害の問題とその対策の問題について質問をいたしたいと思います。  ことしは大変なひでりでございまして、真夏の最中四十五日くらい雨が降らなかったということで人間も大変な苦しみをしたわけでございます。特に農作物における被害は大変甚大なものがあったわけでございます。  私どもの千葉県では三年ごとにございますこういうひでりの際に知事が雨ごいに参る習慣がございます。千葉県は銚子の猿田彦神社というのが非常に雨の御利益があるそうでございまして、お祈りに行きますと雨が降るというのですが、ことしの知事はどうもそういう迷信めいたことはやりたくないというの……

第85回国会 農林水産委員会 第5号(1978/11/21、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、きょうは米の需給関係の問題を中心にして、農林大臣に質問いたしたいと思いますが、農林大臣、あなたは毎日の食事の体系はどういうふうになっているか、朝、昼、晩、三食どういうような食事体系をとっておられるか、参考にひとつお伺いさせていただきたいと思います。
【次の発言】 これは農林水産委員長にも尋ねたいところですが、委員長に聞くわけにもいきませんから。  私は、いまの大臣の生活というのは、これは政治家の生活としては理解できるわけです。しかし、いま大変な米の余剰の状況から見ると、大臣もいま一層努力をしていただかないと、米の滞貨をなくすというわけにはいかないのじゃないか、こういうふ……

第85回国会 農林水産委員会 第6号(1978/11/22、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、昨日の農林大臣に対する米のあり方に対する質問にさらに続きまして、その継続した問題点をお伺いをしてまいりたい、こういうふうに思います。  その第一点は、やはり現在及び将来における食管制度の運用の基本をただしていかなければならないのじゃないか、そういうふうに考えているわけでございまして、その点では、米の買い付けの問題とあわせて米の売り渡しの問題を今後どのようにして適正なものとしていくか、この点に一番問題点があるのじゃなかろうか、そういうふうに思います。  まず、米の売り渡しの適正化の方向について農林省としてどういうお考えを持っているか、その点をお伺いをしたいと思います。

第87回国会 運輸委員会 第12号(1979/05/29、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に、運輸大臣にお伺いしたいと思いますが、運輸大臣は、大臣就任早々に成田新空港を御視察なさったそうでございますが、大臣は、成田空港の中にホテルがあるというふうにお思いでございましょうか。
【次の発言】 いまの大臣の認識が大体当たっているのでございますが、空港に行く途中、直前にはホテルが幾つかありますけれども、敷地の中にはないわけでございますが、成田空港の中にホテルが存在し得るかというその問題については、どういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 私もう少しお伺いしたいのは、成田空港というのは民間空港というふうに言われておりますが、もう一つの性格は公共用飛行場というこ……

第87回国会 地方行政委員会 第5号(1979/03/16、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、財特法の十年間延長の問題の質疑に入ります前に、まず自治大臣に、第二期工事の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  先般の閣議の席上におきまして、森山運輸大臣が、本年早々に成田空港の第二期工事に着手をする、こういうことを発言され、また、それが対外的に発表されまして、地元の関係自治体、あるいはまた住民も大変な驚きをいたしておるわけでございます。この問題については、すでに前運輸相以来、地元との十分な話し合いの中で工事の着手に当たるということで、一方的に国がこれを進めるということはあり得ない、こういう方針を堅持してきておったわけでありますし、千葉県の知事を初め、関係市町村……

第87回国会 農林水産委員会 第3号(1979/02/21、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 農林大臣に質問させていただきたいと思いますが、あいにく私、予算委員会で空港問題の質疑の時間とこちらと、同じ時間にかち合ってしまいまして、同僚議員に大変御迷惑をおかけしましたことを最初におわびを申し上げさせていただきます。  私は、昭和五十四年度の食糧管理勘定の問題に触れていってみたいと思うのですが、ことしの国内産の管理勘定で約七千六億円、麦のあれで五百五十一億円というマイナスがあり、輸入食糧の管理勘定で八百八十八億円の黒字がありますが、合計で六千六百六十九億円というマイナスがあるわけです。五十二年度から繰り越しの三百八十億円を加えましても、やはり六千三百四十億円という赤字であ……

第87回国会 農林水産委員会 第14号(1979/05/23、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に農林大臣にお伺いをしたいわけでありますが、肥料価格安定法の審議に入ります前に、食管制度の問題で一点お伺いをしたいと思うわけであります。  本年度の食管会計の予算の中で、米穀通帳の印刷予算が約五百九十万円組まれているわけでございまして、それで約六十五万冊の米穀通帳を印刷する、こういう予算が組まれているわけでございます。ところが、現実には三千万の配給世帯があって、実質的にはこの米穀通帳というものはほとんど有名無実で利用されていない。そういう形のものをまた五百九十万の予算をかけて印刷するということは、大変それは国費のむだではないかというふうに思うわけなんです。ですから、これを……

第87回国会 農林水産委員会 第15号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、水資源開発公団に対しまして、利根川河口ぜき問題を中心に質問をいたしたいと思います。  利根川の河口ぜきが昭和四十六年五月に完成をされましたが、この河口ぜき建設の目的は何であったのか、この点をもう一度改めて公団の総裁からひとつ御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 ところで、利根川の現状において、いま総裁は塩分の除去と取水量の確保ということを言われましたが、同時にその中には、長い年月歴史的に坂東太郎と言われる利根川に内水面漁業という形で生活を依存してきている内水面漁業者の生活権の確立といいますか、あるいはまた半面から言いますと、漁業被害の防止ということも当然考えておか……

第87回国会 予算委員会 第16号(1979/02/21、34期、日本社会党)

○小川(国)委員 三十八兆六千一億円という貴重な予算を審議する中で、この予算委員会の審議が二十分間も空白を持ったというのは、この間の光熱費とかその他諸経費というのは自民党の浪費でありまして、こういう点は委員長の単なる注意じゃなくて、国費の浪費である、こういうことを厳重に重ねて御注意を願いたいと思います。一生懸命質問をやろうという立場が二十分も待たされた、こういう点はそういうことにつながっているということに御注意願いたいと思います。  運輸省予算の中で、成田空港の二期工事の問題について私は質問をいたしたいと思います。  これは今年度の予算の中で成田空港関連の二期工事を実施する、こういうことを言わ……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 農林水産委員会 第3号(1979/12/06、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、今回の日本発馬機の不正事件の発生以来連日連夜、この問題が単に日本発馬機一社の問題ではない、政府が全額出資をしている日本中央競馬会の経営の乱脈の問題、そうした点とこれは不離一体の関係にある問題であり、当然監督権を持つ農林水産省の重大な責任のある問題ではないか、こういうふうに判断をしていろいろ調査をしてきたわけであります。そうして見ますと、調査をすればするほど乱脈経営であり、利益隠しである、こういう実態がだんだんと明らかになってきているように思うわけです。私は、そういった点を具体的に指摘しまして、きょうおいで願いました中央競馬会の理事長、副理事長あるいは発馬機の三上社長から……

第91回国会 決算委員会 第2号(1980/01/22、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 時間の制約がございますので、早速質疑に入らしていただきます。  最初に、中央競馬会の理事長にお伺いをいたしますが、先般の国会で約束されました、今回の日本発馬機の不祥事に関する内部の責任の処理の問題については一カ月以内に明らかにする、こういうことでございますが、そうしますと、大体一月中ということになりますが、一月中に結論を出す、このことは約束どおり履行できましょうか。
【次の発言】 その点については理事長自身をも含めてお考えになっておりますか。
【次の発言】 本件に関連している者ということは、私は最終的には理事長の責任もあろうと思いますが、その点はさらに論議の中で明らかにしてい……

第91回国会 決算委員会 第4号(1980/02/13、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 ただいま井上一成議員が指摘しております中央競馬会に対する会計検査院の今後の検査の取り組み、その問題に関連して一、二お尋ねをさせていただきたいと思います。  最初に、会計検査院におかれましては、先般来、中央競馬会関連の日本発馬機に関する不祥事件の経過にかんがみまして、会計検査院法第二十三条一項五号の指定に基づきましていわゆる二十三条の任意的検査事項、「会計検査院は、必要と認めるとき又は内閣の請求があるときは、左に掲げる会計経理の検査をすることができる。」「国又は公社が資本金を出資したものが更に出資しているものの会計」ということで中央競馬会に対して任意的検査事項を適用される、そし……

第91回国会 決算委員会 第9号(1980/03/19、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、法務省の決算に関連をいたしまして、現在政府で進められております商法改正の問題点について質問をいたしたいと思います。  最初に法務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、法務省においていま商法改正の作業に取りかかっておりますが、大臣としてこの商法改正の作業についてどういう御認識を持っていらっしゃるか、その点をまず最初にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 法制審議会の商法部会で株式会社の株式制度、機関制度、計算・公開、こうした問題についての改正試案を出すということで昭和五十二年五月からこの作業に取り組まれておるわけでございますが、この審議の見通しといたしましては、いつご……

第91回国会 決算委員会 第10号(1980/03/27、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 いまの新村委員の質問に関連しまして警備課長にもう一遍確認をしておきたいのでございますが、木の根の小川源さん、それから、そこにある三戸の家族に対する人権じゅうりんとも思えるような検問状況というのは連日行われているわけです。これは空港の一期工事の金網の外にあって一般の住民の生活と変わりない状況のところにあるわけですね。そして空港ができたために子供さんが、従来は歩いていけた三里塚小学校に、大変時間がかかるということで毎日家族が交代で車で送り迎えをする。農家で朝忙しい時間ですから、時間ぎりぎりになって車で子供さんを送っていく。ところが毎日、顔を接している家族でありながら、それを引きと……

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1980/03/25、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、きょう環境庁、建設省、道路公団、関係省庁の出席を得まして、東京湾岸道路の公害環境対策の問題について質問をいたしたいと思います。  東京湾岸道路につきましては、東京湾岸に沿いまして目下建設が進められているわけでございますが、建設省、公団においては、湾岸道路の建設によって関係地域の住民に公害を与えないよう環境対策に十分考慮を払われておると思いますが、その点については、建設省、公団、それぞれそういう点の配慮はどのようにしながら工事を進めておられるか、まずその点をそれぞれお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、環境庁についてお伺いいたしますけれども、公害のない環境というこ……

第91回国会 農林水産委員会 第1号(1979/12/21、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 日本発馬機、中央競馬会一体の綱紀粛正を求められるような日本発馬機の不正事件の問題については、私ども当委員会において重大な問題としてなお徹底追及をしたい、こういうふうに考えておりますが、残念ながらきょうの質問の時間は全体の委員を含めて一時間というきわわめて制約された中で、私も三十分程度というこですから、本来ならば中央競馬会の理事長ないしは畜産局長から今日までの中間経過についての報告を求めてその上でこの質疑に入るのが妥当かと思いますが、三十分という時間では、その経過の説明を求めておりますと時間切れになってしまう、こういうおそれがありますので、本日時点までの取り組みの経過報告につい……

第91回国会 農林水産委員会 第4号(1980/02/20、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、現在の国民生活の中で非常な関心事になっております最近の魚の値段、それから流通の問題を中心にいたしまして、農林水産大臣に主として質問をさせていただきたいと思います。  最初に農林水産大臣の魚に対する関心をちょっとお聞きしてみたいと思うのですが、農林水産大臣は魚はお好きでございましょうか、嗜好としてどういうようなことですか、ちょっと……。
【次の発言】 大変模範的な答弁をなすっていらっしゃるようなんですけれども、大臣のお住まいの岐阜県は多分魚のとれない海なし県というふうに承りましたけれども、そういうところでなかなか魚の嗜好をきわめるというのはちょっとむずかしいかと思いますが……

第91回国会 農林水産委員会 第10号(1980/03/19、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、農業災害補償制度の歴史的な経過と現状というものを見ますと、昭和二十二年の十二月にこの制度ができ、法が公布、施行されてきて、もう三十三年近くを経るわけですが、共済制度全体として見ますと、まだ非常に普及率が不十分で、これが本当に農家の喜ばれる制度というところまでいっていないように思うわけです。それは加入率の数字が如実に示しておりますように、農作物共済では水稲や麦においては九〇・五%、七〇・二%いっておりますが、陸稲では三七・八%、それから蚕繭は七九・一になっておりますが、家畜共済の方の種豚では二〇・二%、肉豚は六・〇%、それから果樹共済の樹体共済では七・七%、それから畑作で……

第91回国会 農林水産委員会 第14号(1980/04/01、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、農林漁業団体職員共済組合の年金改定の問題について、農林省あるいは大蔵省に対しまして、年金改正のあり方、その方向につきまして、質問をいたしてまいりたいと思います。  この農林漁業団体職員の共済組合の年金につきましては、わが国の年金制度全体の中から見ますと、改善についてかなり努力はされてきている、こういうふうに理解されますが、しかし、日本の国の年金制度全体のいろいろな格差、矛盾、アンバランス、そういうものから見ると、まだまだ改善されなければならない多くの問題点を抱えている、こういうふうに思うわけであります。したがいまして、以下、数点にわたって当局の御見解を承っていきたい、こ……

第91回国会 農林水産委員会 第20号(1980/04/17、35期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、この三法に関連いたしまして、農林省の基本的な考え方につき、最初に農林大臣にお伺いをしたいと思うわけであります。  今度の農地利用増進法案、農地法、農業委員会法の一部改正、この三法の審議には、農林省当局はもちろん、国会においても相当の審議時間を費やしてこの法案の審議に当たるわけですが、これだけの精力を費やして取り組む三法、特にその中心である農用地利用増進法の制定と、それから農地法、農業委員会法の改正、これによって日本の農業をどう変革できるのか、そういう目標、そのプロセス、構想、そういうもの、この三法の制定なり改正なりの中で、農林大臣としてはこの法の成果というものをどういう……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 農林水産委員会 第3号(1980/09/26、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 昭和九年以来四十六年ぶりの大凶作という状況が報道されているわけでありますが、そういう中で私どもも、国会も当然、それからまた社会党としましても冷害対策につきましては安井氏を中心とする冷害対策本部をつくりまして、鋭意全国的な冷害の調査それから地域住民のいろいろな要望、自治体、農業団体の要望、そうしたものを集めまして早急に国会において抜本的な対策を立てるべきである、こういう角度から取り組みをしておるわけであります。  そういう中で、今回の冷害ではすでに秋田、岩手で二名の農民が自殺をするというような悲惨な状況が起こっているわけであります。その内容を調べてみますと、いずれにしましても零……

第93回国会 決算委員会 第5号(1980/11/13、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に農林大臣にお伺いしたいと思いますが、いま大臣も就任早々中央競馬会の運営については深い関心を持たれてその適切な運営についての御指示をなすったということを伺い、まことに心強く思うわけであります。実は、国際電電、中央競馬会、開発銀行、こうした百余の特殊法人に対しまして、その財政状況を見直して剰余金を国庫に吸い上げるべきである、こういうことが行政管理庁から総理大臣にこの十一月十一日に報告がなされ、さらに十二日の閣議においては総理から関係閣僚に対してその面についての協力を求められた。それを受けて農林大臣として中央競馬会の経営を改めて見直して、私どもから言わせればこういうところから……

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 参考人の皆さんには、大変どうも御苦労さまでございます。  私どもはいま自転車の問題につきましては、皆さん方からお話しのように、全国民的に自転車の利用が非常にふえているということ、それからまた通勤通学、買い物等で駅とかあるいはまたショッピングにおいての自転車の放置ということが、大変大きな問題になってきております。通称百万台と言われる自転車が駅前とか商店の前に放置されている、こういう状況が現実にございます。最近の政府の統計でも、たとえば駅前における自転車の放置台数八十五万台、そのうち三大都市圏で七十一万台、こういうような状況がございまして、昭和五十三年五月に私ども社会党で駅前自転……

第93回国会 農林水産委員会 第2号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○小川(国)議員 私は、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十五年における冷害等に係る被害農業者のために被害市町村が実施する緊急冷害等対策事業に関する臨時措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今年の異常気象による農作物の冷害などによる被害は、昭和五十一年冷害被害を上回り戦後最大の被害となり、減反政策の強化の中で苦しんでいる農家経営に深刻な打撃を与えています。  私も東北六県を初め千葉、茨城、九州の福岡、佐賀の十県に冷災害の実態を一カ月有余にわたり調査してまいりましたが、特に国全体の被害の四八%にも当……

第93回国会 農林水産委員会 第6号(1980/11/11、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 食糧庁長官に正月用のモチ米の問題について私は質問をいたしたいと思います。  御承知のように、もうそろそろ年末を控えまして、いま正月用のモチ米が大変に品薄と価格の暴騰を来しております。サケとかかずのこでしたら食べなくても正月を迎えることはできるわけでありますが、日本の国民の生活の中で正月用のモチ米というのは貴重な存在であり、正月にはもちとしての需要あるいはもち菓子の需要、そういう面でモチ米の需要というのはいま非常に年末から高まってきているわけです。ところが、最近七五三等の行事の中で消費者がモチ米を購入をいたしましたところ、昨年は二万円を切っていたモチ米が非常に値上がりをして、消……

第93回国会 農林水産委員会 第8号(1980/11/26、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は農林漁業の問題に関連をいたしまして、千葉県の埋め立ての問題について質問をいたしたいと思うわけであります。  御承知のように東京湾一帯は、大変多くの漁民がそこでノリとか魚介類をとって生活をしておったわけでありますが、東京湾全体の埋め立てが進む中で次々と漁民は漁場を放棄して、そうして漁業生活をやめざるを得ない、そういう状況の中で東京湾埋め立てというものが進んでいったわけであります。  私がここでお伺いをいたしたいのは、千葉県の浦安町におきまして昭和三十七年に第一次の漁業補償が行われました。総額七億二千六百四十五円、一人当たり四十三万円という漁業補償がなされ、ほかに一人当たり百……

第94回国会 決算委員会 第13号(1981/05/28、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、最初に公共企業体等労働委員会によります仲裁裁定の実施の問題について、電電公社の総裁並びに大臣に所見をお伺いしたい、こういうふうに思うわけであります。  公労委の仲裁委員会は五月十六日に、平均七・六四%、一万三千九百九十六円の仲裁裁定というものを提示したわけであります。この仲裁裁定に対し政府は、三公社五現業に一括公労法十六条を発動して議決案件として国会に付議したわけでありますが、これは昭和三十二年、三十六年、二回付議された歴史がございますが、それ以後今日まで二十年間、こうした事例は行われなかったわけであります。しかし、言うまでもなく公労法三十五条によりますと、仲裁裁定は労……

第94回国会 決算委員会 第14号(1981/06/03、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、建設省の決算に関連いたしまして、先般来埋め立ての問題についていろいろな角度から取り上げてきたわけでありますけれども、やはり埋め立てというものは国民の国土を、特に国民の海を埋め立てて土地として利用していくわけでありますが、往々にしてその土地利用が非常に利権的な土地利用になって、本当に国民のためにこの土地を利用していくという観点が非常に乏しいわけであります。そういう点では、この埋め立て行政のあり方というものをいろいろな角度からただしていかなければならない、こういうふうに考えているわけであります、  そこで、実はいま、たまたま京成電鉄という首都圏の中の大手の電鉄会社がございま……

第94回国会 農林水産委員会 第7号(1981/04/08、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は魚の問題を中心にして質問をしてまいりたいと思います。  先日、昭和五十五年度の「漁業の動向に関する年次報告」いわゆる漁業白書というものが発表されたわけでありますが、この内容を一言で言いますと、魚離れが一段と進んできているというようなこと、それからまた生産者においては低魚価に悩まされ、また消費者においては横ばいの状況にある魚価の中で魚離れという状況を起こしてきている、そういう実態があるわけですが、この白書はその問題に対しての取り組みが不十分だということも指摘をされているわけです。  水産庁長官として、一言にして言うならば五十五年を顧みての漁業白書でどういうふうなお考えを持っ……

第94回国会 農林水産委員会 第12号(1981/04/28、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 今回の農林年金法の改正に当たりまして、私は、農林年金、それから一般の年金、そういうもの全体を俯瞰しながらひとつ質問をさしていただきたい、こういうふうに思います。  最初に、農林水産大臣お見えでございますが、この農林年金の問題に関連をいたしまして、先ほど来同僚議員の中からも質問がありましたように、行政改革の一環としていろいろ補助金の問題、あるいはその他農林財政の問題、国の財政の問題全体においていろいろ改革をすべき問題がある、こういう御指摘があったわけでありますが、私はこの農林年金の関連の中で一つお伺いしたいと思いますのは、先般来問題になっている天下り高級官僚、非常に漠然とした表……

第94回国会 農林水産委員会 第13号(1981/05/06、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、この食管法の改正の問題に関連をいたしまして、日本の米の輸出入の問題について質問し、その中から食管制度のあり方に対する一つの再検討の問題提起をしてまいりたい、こういうふうに思います。  最初にお伺いいたしますが、最近六カ年間において日本政府が外国から、いわゆるウルチ、モチ米含めまして、総額でどの程度の米の輸入を行ってきたか、それから、昭和五十五年度においてはどの程度の輸入を行おうとしておるか、その点について伺いたい。
【次の発言】 この五年間に五十年を加えますと、総額でどのくらいになりますか。数量、金額におきましてそれぞれお答えいただきたいと思います。

第94回国会 農林水産委員会 第18号(1981/06/03、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、先般来、農林省所管の中央競馬会の運営、経営のあり方についていろいろな角度から質問をしてまいりました。そして、その中に見られる放漫経営といいましょうか、乱脈経営といいますか、そういう数々の問題点を指摘してきたわけでありますが、いま国において来年度二兆七千七百億の財源を求めるための行政改革ということが大きな問題として取り上げられております。私は、農林省関係の特殊法人、なかんずくその中で一番財政規模の多い中央競馬会の運営を見てまいりまして、この中で大いに改革すべき点があるのではないか、こういうふうに感じているわけであります。今後農林補助金の問題あるいはまた特殊法人の問題を審議……

第94回国会 農林水産委員会 第20号(1981/07/13、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に食糧庁に伺いますが、タイからモチ米を三万トン買い付け契約をされたということでございますが、これは期日はいつでございますか。
【次の発言】 タイから三万トンのモチ米を輸入契約をされたその必要とする理由はどういうことでございますか。
【次の発言】 いま政府の余剰米は何トンぐらいお持ちになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 ことしの減反の実施状況はどのぐらいに把握されておりますか。
【次の発言】 いま政府の方は非常に軽々と政府の余剰米は四百万トン余っている、これは手持ちという言葉も含めましょうけれども、四百万トンの米が余っている、それからもう一つは、減反の実施状況は五十六……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、千葉県政の金権腐敗の根源となっております千葉県浦安町所在のオリエンタルランド問題の疑惑について、国の指導監督責任をただしたいというふうに思います。  御存じのように、千葉県の川上知事問題に見られますように、千葉県政はいま金まみれで、天下に恥をさらしているという状態でございます。国としてこれをどうするか、これは国にも重大な責任があると私は思うわけであります。千葉県の行政というものが、あらゆる面で利権と結びついて犯罪的行政を展開してきた。この問題の根源はどこにあるか。このことは一千葉県の問題ではなく、国が指導性を発揮していかなければならないと思うわけでありまして、国が傍観し……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第8号(1981/10/21、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、最初に、中曽根行政管理庁長官に役人の海外出張の問題についてお尋ねをしたいと思うのでございますが、公務員が外国へ参りました際に、目的地外に行って遊んできてしまった、こういう場合にはどういうような措置がとられまするか、その点をちょっと長官にお伺いしたい。
【次の発言】 実は私は、百を超える特殊法人、この経営のあり方についていろいろな角度から検討してまいっているわけでありますが、その中で、特に農林省所管の中央競馬会の海外出張の実態というものは非常に目に余る状態があります。これをひとつ長官にも申し上げて、これは行政管理庁の立場からも御検討を、特に行政改革という立場から検討いただ……

第95回国会 農林水産委員会 第3号(1981/11/12、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、第二臨調の作業が進んでいる中で、これからいよいよ来年度においては特殊法人のあり方の問題がただされてくると思うわけであります。それに先立ちまして、国会の中でもこの特殊法人のあり方というものが徹底的に解明されていかなければならない、こういう観点から、中央競馬会の問題について質問をいたしたいと思います。  最初に、きょうは参考人の出席で大変御苦労をおかけしましたが、自民党の皆さんの大変な御理解で理事長に御出席願って、まことに御苦労さまでございます。しかし、私は、今後、こういう委員会には、やはり特殊法人の理事長が各省庁の局長あるいは課長並みに気軽に出てこられるような慣習が国会の……

第96回国会 農林水産委員会 第3号(1982/02/23、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、昭和五十七年度予算とそれに関連してわが国の主要食糧である米の問題について質問をいたしたいと思うわけであります。  最初に、先ほど来の論議の中で、いろいろな農産物輸入の問題というものが非常に焦眉の急の問題として提起されているわけでありますが、最近においては、アメリカのカリフォルニア州あるいはアーカンソー等において大変良質な米が産出される、しかもアメリカ全体で六百万トンぐらいの米の生産になってきていて、農産物のわが国に対する輸出攻勢の中では、米もひとつ日本に輸入してもらおうではないか、そういうような話も出ているというようなことを伺うわけでありますが、わが国は、やはり二千年来……

第96回国会 農林水産委員会 第7号(1982/03/18、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、松くい虫防除特別措置法に関する今回の改正案について、従来の案それから今回の改正案というものを対比しながら、これからの対策のあり方について質問をいたしたい、こういうふうに思います。  今度の改正案が、従来の空中散布中心から特別伐倒駆除、樹種転換、こういった総合的対策の方向を示していることは一つの前進であろう、こういうふうに思っております。ただ、ここで、しかし五年前に枯損木の対策、被害跡地の対策、こうしたことを抜本的に松枯れ対策をやる、こういう必要性を主張してきたわが党の主張に対して、政府の方は、航空機による薬剤散布が最も安全かつ的確に防除できる、こういうことで私どもの党の……

第96回国会 農林水産委員会 第12号(1982/04/08、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 いま大臣から、去る二月二十三日の当委員会におきまして渡邊五郎食糧庁長官の答弁が、きわめて不誠意であり、かつまた、内容が虚偽にわたる事項がございまして、これについては、社会党の農林水産部会としても、大臣に対して、厳重に注意、処分を要求したところでありますが、それに対して、いまの大臣の答弁によりますと、一部誤解を生ずる内容があった、こういうことで、今後注意をしてまいりたいという趣旨の御答弁があったわけであります。  この大臣の処置については一応さておきまして、長官自身は、このことについてどういう責任を感じていられますか。

第96回国会 農林水産委員会 第15号(1982/04/15、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 加古川西部土地改良区の事業の問題につきましては、いま、同僚の永井議員から、短時間の中にきわめて要点を尽くして質疑をされたわけでありますが、私も、社会党の調査団としまして現地に行ってまいりました立場から、この問題をもう少し詰めさしていただきたいと思います。  いま答弁の中で出てまいりました超過便益の比率方式、これは現状の状況から見て、当然改められる状況に来ているのではないか。水の使用状況を想定いたしますと、農業用水の千三百万トンに対して工業用水が千百万トン、いわば六対四、工業用水の方も四の比率を占めてきている数字が想定されるわけです。現在、この工業用水の問題については、工場立地……

第96回国会 農林水産委員会 第16号(1982/04/20、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 今回の種苗法の一部改正案は、新品種保護条約の締結に伴う国内法の整備ということで提案をされてきているわけでありますが、この際、私は、同法が施行されましてから三年を経過してきておりますが、その三年の経過を振り返りながら、この国内法の整備に伴いまして、種苗の現状につきましてもこの法案の審議とあわせて質問をいたしたい、こういうふうに存じます。  最初に、この種苗法施行後の三年間における法の運用経過につきまして、ひとつ簡潔で結構でございますから、まず御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 種苗法によって事業が非常に滑らかに、しかも登録も比較的順調に推移している、そういうことは大変喜……

第96回国会 農林水産委員会 第17号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、全日農の谷本参考人と千葉大学の唯是参考人のお二方に質問をいたしたいと思います。  まず谷本参考人に、最近の農産物輸入問題をめぐる財界あるいはマスコミの一部、あるいはまた労働組合の一部にも見られるわけですけれども、輸入して安い農産物が供給できればそれでよいといった論調がそういった方々によってなされているわけです。日本農業の根幹に触れて考えてみますと、食糧の安全保障を確保していくということは容易ならざることであるというふうに考えるわけです。戦時のことに思いをはせてみたり、あるいは災害があったり飢饉があったり、そういった食糧窮迫の事態が起こったとき一体どうなるのか。こういうふ……

第96回国会 農林水産委員会 第19号(1982/04/28、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に、農林中金の森本理事長に、農協金融のあり方についてお伺いをしたいというふうに思うわけであります。  昨今の農家経済を見ますと大変な苦境にありまして、大まかに見ましても、五十六年度の平均で水田農家で約百万、普通の畑作農家で二百万、施設園芸の農家で三百万、畜産農家になりますと四百万から五百万、これは全国の一農家当たりの平均ですが、そのぐらいの負債を抱えておる状況にあります。さらに個人の最高を見ると、一千万から数千万という大変な負債を農家が抱えておる状況があるわけでありまして、非常に憂慮にたえない状況だというふうに考えておるわけであります。  本来ならば、農林中金は農民に貸せ……

第96回国会 農林水産委員会 第21号(1982/05/13、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 ただいまの大臣の発言要旨につきましては、せっかくの大臣の発言でございますので私もその趣旨を了といたしますが、先般の食糧庁長官、畜産局長、いずれも国会の答弁に当たっての対応というものをもっと正確に、それから真剣に取り組まれるよう今後の御指導をお願いして、了といたしたいと思います。  次に、同僚議員の質問に引き続きまして、私も当面主要な問題となっております日米貿易摩擦の問題、さらに、農産物自由化の問題について質問をいたしたいというふうに思います。  きょうは外務省、通産省からもそれぞれおいでをいただいておりますので、最初に、通産省の方から現状の工業製品の輸出のあり方、そういうもの……

第96回国会 農林水産委員会 第22号(1982/06/22、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に、大臣にお尋ねいたしますが、きょう大臣はことしの麦価の問題で、麦価については据え置き、こういう方針を発表されたということでございますが、事実でございますか。
【次の発言】 麦につきましては、御承知のようにアメリカの小麦が五百万トン近い数字で入ってきておりまして、この数量、価格から見て日本の国内小麦を大変に圧迫している。そしてまた、日本の小麦がまず安楽死させられるんではないか、そういう懸念すら出ている状況でありまして、これから当然米価審議会の議を経て御決定なさるというふうに思いますが、転作の中であるいはまた、畑作の中で麦作に一生懸命取り組んでいる農家を失望させないような前……

第96回国会 農林水産委員会 第24号(1982/08/04、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 農水省の畜産局においては、中央競馬会並びにその関連団体に対するいろいろな指導を適切に行ってこられているというふうに考えるわけでありますが、いろいろと問題が続出しているということから、当農水委員会の中でもこういった問題の究明は徹底的になされるべき必要があるんじゃないか、こういうふうに感じている次第であります。  最初にちょっとお伺いしたいのですが、日本全国各地に社団法人で馬主協会というのがつくられておるわけでありますが、これに対しましては、たとえば社団法人中山馬主協会というのに対しては、昭和五十六年度で競走協力金というので一千三百八十万九千四百円、こういう金が競馬会から補助金と……

第96回国会 予算委員会 第18号(1982/02/25、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、昨年度から引き続いて国政上の重要課題になっております行政改革の問題について、鈴木内閣の閣僚にその政治姿勢をただしてまいりたいと思います。  まず、行政改革はやはり国民的なあるいは国政の課題としても当然やらなければならない、しかし弱者いじめの行革ではなくて、中央省庁の統合整理あるいは出先機関の整理統合あるいはまた特殊法人、外郭団体を含めた機構の合理化、予算の節約、こういうことを図って国民の税負担を軽減していく、こういうことをしていかなければならないと思うわけであります。  こうした方向の中で、さきの行革特別委員会におきまして、私は、大蔵大臣あるいは行政管理庁長官に対しまし……

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1983/05/11、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、国民の足、交通機関に対する交通政策の問題について、大臣を中心として関係者に御質疑を申し上げたいと思います。  日本の産業あるいは教育、文化、そういうものを考えてみますと、すべて交通機関によって支えられているというふうに言っても過言ではないと思うのです。日本は戦後の高度成長の中でGNPも飛躍的な伸びを見せた。同様に、首都圏、大都市圏の交通機関も、新幹線による連結はもとよりその圏内における都市交通というものは国鉄を初めとして私鉄の鉄道、バスあるいは地方自治体のバス、地下鉄、さまざまの交通機関の発達によって首都圏なりあるいは大都市圏の産業、文化は支えられて住民の足は守られてい……

第98回国会 商工委員会 第14号(1983/05/10、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 今日、わが国の国際関係における貿易摩擦解消のための方策とも考えられます外国事業者による型式承認等の取得の円滑化のための関係法律の一部改正法律案が提出されておるわけでございますが、この法案の持つ意味合い、それからその役割り、そうしたことを中心にして当局に質問をいたしたいと存じます。  最初にお伺いするわけでございますが、この型式承認のいわゆる基準・認証制度の改正というものは国際的な要求に基づくものか、あるいは国内的な対応策として生まれてきたものか、その要因はどういうところにあるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 日本独自の考え方で出発をしたわけでありますが、その要因は、……

第98回国会 農林水産委員会 第5号(1983/03/22、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 水産加工業施設改良資金の貸付法案について、改めて五年延長の臨時措置法案が提案をされているわけでございますが、この法案の内容を見ますと、また五カ年間の延長ということで、いわゆる時限立法という性格を持っているわけでございます。しかし、わが国のたん白資源の半分近くを提供している水産資源、水産加工業の重要な位置づけ、意味合いから考えてみますと、この法案の制度は暫定的な措置ではなくて、対策としては恒久立法として考えるべきときが来ているのではないかと思うわけでございますが、まず、その点に関する農水省の考え方を伺いたいと思います。

第98回国会 農林水産委員会 第6号(1983/03/23、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 いま提案になりました二法につきまして、農水省、特に水産庁にいろいろ所見を承りたいと思います。  日本の漁業というものは国民のたん白資源の半ばをここから生産をしているわけで、非常に重要な位置づけを持っているのですが、現状の漁業というのは非常に行き詰まっている状況にあって、その対策が憂慮されているわけであります。第一次石油ショック以降、日本の漁業対策というのはどうも金融対策一本に依存をしてきているのではないか、政策的にもっと抜本的な見直しということを考えなければいけないのではないか、そういうふうに考えるわけです。五十六年度の生産額が二兆八千億円というのに対しまして融資残高は二兆九……

第98回国会 農林水産委員会 第8号(1983/03/30、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、最初に鶏卵問題についてお伺いをしたいと思います。  実は卵の価格というものが非常に低迷をしている。先ほど来質疑にも出ておりますように、アメリカからのえさ供給事情が今後いろいろな多難な事態が予想される、そういうような中で、卵の生産価格という面でのいろいろな経費増というものが予想されるわけですが、一方、市場における卵というのは、単価が非常に安いために、たとえばスーパーなどでも柱の陰に卵が置かれている。なぜかというと、卵は一個当たり、ともかくキロ当たりでも値段が安いですから、商店やスーパーでも取り扱っても利益にならない。ですから、利益にならないものは余りお客さんの目につくとこ……

第98回国会 農林水産委員会 第15号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、農村における問題としてかねてから強い関心を持っていることでございますけれども、農家にお嫁さんがいない、農家にいないというよりは農業後継者にお嫁さんがいないという問題が、日本全国を見まして、どこへ参りましても非常に深刻な問題としてある。農林水産省の中でいろいろ農業政策を立てておりまして、農業構造改善事業とか農業基盤整備事業とか、いろいろな事業の計画を立てておられるのですが、農業は土地と機械だけで成り立つものではございませんで、やはりそこに業を営む人間が存在しなければ成り立っていかないのではないか。その意味では、土地と機械と人間という面で見ると、農村に土地があり機械があって……

第98回国会 農林水産委員会 第17号(1983/07/13、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に農林水産大臣にお伺いしますけれども、いま安井委員の質問に対して、今度の一・七五%上げたツケは消費者に回さない、こういうふうにおっしゃいましたけれども、来年三月まで考えてみて、あるいは来年の四月初めも考えてみて、消費者米価を値上げしないということをはっきり約束できますか。――委員長、大臣に質問しているのですよ。大臣に質問しているのに、大臣が答えるべきでしょう。
【次の発言】 さっきの安井委員に対する答弁、私の耳が悪いせいか、大臣の答弁が低いせいか、よくわからないのですが、もう一度ひとつ、安井委員に対する答弁ということじゃなくて、消費者米価に転嫁しない、ツケは回さない、そこ……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 行政改革の中で国のむだ遣いをなくして財源を生み出していかなければならない、そういう行政改革の問題が至上命令になって今回行革法案が出されておるわけでありますが、今回出されている政府の法案の中身では、具体的に不正やむだ遣いをなくして国民のための予算財源をつくっていく、そういう努力が本当に実っているのかどうか、私は大変疑問に思うわけです。私は、この法案に関連しまして、政府の不正やむだ遣いというものをどのようにしてなくして国の財源をつくっていくかということについて、各大臣に所見を伺いたいというふうに思うわけであります。  最初に、お忙しい中を各大臣においでいただいてこういう質問を申し……

第100回国会 農林水産委員会 第1号(1983/10/04、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 私は、きょう、農水省、それから中央競馬会に競走馬輸入事件におけるその後の対処の問題について質疑をいたしたい、こういうふうに存じます。  最初に、中央競馬会の理事長にお伺いをしたいと思いますが、昨年の七月、アメリカから輸入したハンザダンサー三億一千百万円の問題が表面化しまして、これがいわば藤井治商事に規定の二%という手数料以外の金をだまし取られている、こういうような形の事件が発覚をしているわけですが、その後、中央競馬会が調査した中で、新たに藤井治商事に八千六十七万円、野沢組に八千十一万円の返還請求をされているということですが、この返還請求をするに当たって、中央競馬会はこの金の性……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1984/04/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、首都圏をめぐる埋立地と交通状況の問題、それから埋立地に関連する問題について、建設大臣あるいはまた建設省に質問したいと思います。  東京湾埋め立てというのが首都東京、それから千葉、神奈川、東京湾をぐるっと一回りするという形でなされ、そこに湾岸道路の建設というものが進んでいるのですが、この埋め立てというものが、地方自治体によって土地利用方法が決められている、こういうために、国の統一的な施策がなされていないということがかねがね公有水面埋立法の大きな欠陥だというふうに考えているわけです。  端的な例が、千葉県の千葉市から木更津市までは京葉工業地帯あるいは新日鉄の進出、もちろん古……

第101回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1984/07/31、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 最初に私は、警察庁の方にお伺いをしたいと思いますが、成田空港の予定敷地内に住んでいる方々、特に成田市木の根部落の方々の出入りについて、警察当局の警備が厳重をきわめている。そのために住民の方々が、自分の家屋からの出入りごとに検問を受けるということは日常生活においての苦痛が容易でない、こういうことを訴えておられまして、私ども以前にも国会でこうした警備の改善についてお願いをしたところでございますが、その後の状況について、この実態をぜひまたお調べを願って、改善についての御検討を願いたい、こういうふうに思うわけでございます。
【次の発言】 特定のそういった法を犯す集団に対しての対策とい……

第101回国会 農林水産委員会 第3号(1984/03/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 今、日米農産物交渉が大詰めを迎えている重大な局面の段階で、私は、山村農水大臣を初め農水省の当局にオレンジの割り当て問題について質問いたしたいと思います。  大臣、連日どうも御苦労さまでございます。公式の農林水産委員会で初めて大臣に質問するわけであります。同じ選挙区でありますけれども、ともに農政推進という立場で論議を尽くさせていただきたい、こういうふうに思います。  まず、牛肉、オレンジにつきましては御承知のように割り当て制度というものが実施されているわけでありますが、きょう私はかんきつ類のオレンジ割り当て制度について伺いたいと思うのです。これは、日本の農業と農民を守る立場から……

第101回国会 農林水産委員会 第4号(1984/03/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び日本共産党・革新共同を代表して、蚕糸業の安定的発展に関する件についての決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     蚕糸業の安定的発展に関する件(案)   最近の我が国蚕糸業を取り巻く情勢は、世界的な絹の供給過剰の中で、国内における絹需要の大幅減退、海外からの強い輸入攻勢を背景として、糸価が長期にわたって低迷し、蚕糸砂糖類価格安定事業団の在庫が十七万五千俵に達する等極めて厳しい事態に直面している。   よって政府は、繭糸価格安定制度の趣旨を体して、生糸及……

第101回国会 農林水産委員会 第6号(1984/04/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 参考人の皆さんには、それぞれ御多忙の中、また遠路まことに御苦労さまでございます。私ども、国政の中で、これから審議に入ってまいります林野関係の三法につきまして、先生方の御高見を承らせていただきたいと存じます。  最初に、森参考人、大内参考人、小関参考人、村尾参考人、四名の方にお尋ねをしたいのでありますが、御承知のように、国の林野事業の会計というものは大変厳しい赤字に遭遇しておりまして、五十八年度予算で債務残高、いわゆる借金の残高が九千五百九億円という状況に達している、そして五十九年度中には一兆円を突破する、こういう状況にありまして、この再建のための特別措置法を中心にして、今回林……

第101回国会 農林水産委員会 第7号(1984/04/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 日米農産物交渉に当たってこられました山村農水大臣、それから関係者の皆さんに、大変な御労苦に対して御苦労さまというふうに申し上げたいと思います。  しかしながら、今回の日米農産物交渉の結果においては、我々が予想したとおり、大幅な牛肉、オレンジの枠拡大というような結果をもたらしたわけであります。これについては、先月三十日、社会党の国会議員団大多数の百名近い議員をもって農林水産大臣に訪米中止を要請し、さらにまた今月二日には社会党、公明党、民社党の代表をもって、この時点で山村農水相の訪米は中止すべきではないかという要請をした。こういう要請を振り切って農林大臣が行かれたわけでありますが……

第101回国会 農林水産委員会 第8号(1984/04/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、今回提出されておりますいわゆる林野三法につきまして、順次御質問をさせていただきたいと思います。  最初に、保安林整備臨時措置法の問題でございます。  森林というものに対しましては、適切な林業上の施業を行っておれば何ら外的規制を加えることがなくても自動的に公益的機能が発揮されるという一般的な考え方がございます。それを、現状においては生産第一主義をとるかそれとも公益優先かという二元対立的発想を基本としていることが問題であって、今日までの政策、行政がこの型の発想を基本としている。したがって、保安林制度が法令上、行政の建前上は整備された厳格なものであるにもかかわらず、現実には森……

第101回国会 農林水産委員会 第9号(1984/04/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党・革新共同を代表して、国有林野事業改善特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     国有林野事業改善特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は本法の施行に当たり、わが国の森林・林業の重要性とその中核的役割をになうべき国有林野事業の推進に当たっては、長期的総合的な展望に立って自助改善努力はもとより構造的問題の打開策について政府全体の問題として左記事項の実現に遺憾なきを期すべきである……

第101回国会 農林水産委員会 第11号(1984/04/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 三先生には、お忙しい中の御出席まことにありがとうございます。  三先生ともそれぞれ専門の分野が違いますので、どういうことをお尋ねしたらいいか、短時間にちょっと判断がつきかねますから、私の方で数項目にわたって御質問させていただきますので、その中から、全問に必ずお答えいただかなくても結構でございますから、御専門なり御見解を述べられる分野で先生方から御答弁いただけたらと思います。  実は私ども、地力増進法案が国会に提出されまして、先ほど来三先生方が述べられておりますように、日本の農業の現状にとって地力の停滞はまことに悲しむべき状況でありまして、これを何とかしなければならないというと……

第101回国会 農林水産委員会 第12号(1984/04/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 今回の地力増進法案の政府提出をきっかけに、地力とは土壌とは、こういうことをお互いに勉強し、また全国の農業者、農業団体、自治体挙げてこうした問題に取り組んでいこう、そういう一つのきっかけになったということでは私は一歩前進であるというふうに考えるわけですが、その中身をこれからどうしていくかということが一番大きな問題としてあると思うのです。このPRはまず学校から始まると私は思うのですが、小学校、中学校、高校の教科書を通して土壌問題に対するPRというのはどの程度行われているか、そういう教科書の中にどのくらい取り込まれているか、こういう実情については御検討なすったことはございますか。

第101回国会 農林水産委員会 第13号(1984/05/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、農振法の一部改正、土地改良法の一部改正の問題点、それからこの際に、農政全体の問題にわたって農林大臣あるいはまた農水省の見解をただしておきたいと考えます。  最初に、農振法の一部改正の中におきまして、農業施策の推進という意味からいろいろな法的な補強というか、そういうことを考えられた中には、従来よりも一歩前進であるというふうに評価できるところもあるわけでありますが、また反面、この改正の中でさまざまな問題点が想定されるわけであります。したがって、そういう問題点につきまして、この際、農水省の見解を明らかにしていただきたいと思うわけであります。  まず農振法の改正の中で協定制度の……

第101回国会 農林水産委員会 第16号(1984/05/15、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党・革新共同を代表して、土地改良法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     土地改良法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   最近の我が国農業をめぐる厳しい状況の下で、土地改良事業が農業生産性の向上、農業生産の増大及び農業構造の改善等に果たす役割は一層重要なものとなっている。   よって政府は、第三次土地改良長期計画の完全実施に必要な予算の確保、事業に対する農家負担の軽減、事業工期の短縮化等に努めると……

第101回国会 農林水産委員会 第17号(1984/05/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 今、田中委員から猛毒除草剤の問題について現地からの生々しい問題の提起があったわけでありますが、私どもは、これがかなり毒物、劇物であるということで、これが全国的に広がるのではないかと非常な懸念を感ずるわけであります。  まず厚生省の方に伺いたいのですが、これが人間にどういう被害を与えるのか、ダイオキシン等を初めとするこの猛毒除草剤は人体にどういう影響、被害をもたらすか、この点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 農水省の方では、これはどういうふうに把握されておりますか。
【次の発言】 今、急性毒性の問題、それから慢性毒性の発生のおそれの問題、いずれにしても創業、劇物……

第101回国会 農林水産委員会 第19号(1984/06/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 中曽根総理、農林水産委員会に総理が出席するということは、議会史上、法案ではなく特殊な問題については珍しいことだそうでございまして、本日は、大変どうも御苦労さまでございます。七年前に法案についての御審議には出た記録があるそうでございますが、それほど私ども今日の米問題は非常に重要な問題だと考えております。  今委員長から時間を厳守するようにという御指示がございまして、時間は厳守してまいりたいと思いますが、限られた時間で私も質問いたしますので、答弁は簡潔に、そしてまた場合によっては文書で後ほど御答弁をいただく、こういうことでお願いをいたしたいと思います。  最初に、中曽根総理に備蓄……

第101回国会 農林水産委員会 第21号(1984/06/28、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 米の問題を既に四日間にわたっていろいろと質問をして、かなりいろいろな問題点が出されているわけでありますが、総ざらいする形でもう一度問題点を伺いたいと思います。まず最初に、五十三年産米の検査結果でございますが、その後どのような検体数の検査が行われたか。総トン数では幾らか。全部の検体数は幾つになるか。そのうち検査済みはどの程度か。それからその結果は、五一ppm以上はどれくらいのトン数になっているか。以下はどのくらいになっているか。ひとつ御報告をいただけたらと思います。
【次の発言】 基準を超えた数量をトン数でお知らせいただきたいと思います。それから、基準内の数量をトン数でお知らせ……

第101回国会 農林水産委員会 第23号(1984/07/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、この農林漁業者年金の問題に関連いたしまして、今後の年金制度、各種公的年金制度全体についての展望について論議をしてみたい、こういうふうに思います。  最初に、各種公的年金制度がそれぞれに稼働しているわけでありますが、今後十年前後で、掛金、負担金、利息等を含めた収入に対して給付すべき支出が上回って、積立金に手をつけねばならない、こういう状態が起こってくるというふうな見通しが立てられているわけでございます。  そこで、きょうは、国家公務員共済、地方公務員共済、郵政、電電、国鉄とあるのでありますが、これのそれぞれの年金がマイナス状況になって、そうして積立金に手をつけねばならない……

第101回国会 農林水産委員会 第25号(1984/07/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 最初に、これから二十四日、五日に米価審議会が開かれまして、全国農民が期待し、注目している米価の審議が行われる。これに当たって農業団体からは七・七%、一万九千三百八十四円という要求が出ているわけでありますが、ことしの米価に農林大臣としてどういうふうに対応する考え方を持っているか。この六年間の統計を見ましても、国民総生産のアップ率は二九%、それから生産者米価のアップ率を見ますと六%、基準内賃金のアップ率を見ますと四三%、消費者物価のアップ率を見ますと二九%、国家財政のアップ率を見ますと七四%、国民の税負担のアップ率を見ますと、国税と地方税を入れて八三%、こういうふうに見てまいりま……

第101回国会 農林水産委員会 第26号(1984/07/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 委員長、ちょっとその前に議事進行ですが、自民党の議員が一人もいなくなっちゃっているのですよ。全部野党だけの出席で、重要な米価審議の際に自民党の議員が一人もいないということは重大な責任の問題ですから、委員長からひとつ厳重に注意をお願いしたい。
【次の発言】 重ねて議事進行について申し上げますけれども、重大な米価の問題について米価審議会が行われているわけで、それと同時並行で国会の農林水産委員会もこれに取り組んでいるわけですから、先はどのような自民党の理事を含めて全委員がこの委員会欠席という状態では審議は進められないと思うのですよ。したがって、これは委員長から自民党に対して厳重注意……

第101回国会 農林水産委員会 第27号(1984/08/02、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、最近日本の高まりつつある経済援助、その中で、インドネシアにおける日本政府と三つの商社が経済協力の形で行った事業が失敗に帰しているわけでありますが、その責任問題を明らかにするという中で、今後の日本の経済協力のあり方というものを模索してまいりたい、こういうふうに考えるわけであります。  日本の経済協力の予算は年々増加してまいりまして、昭和五十六年度が四千二百五十三億円、五十七年度四千七百十一億円、五十八年度五千四十三億円、五十九年度は五千四百三十九億円と非常に伸びてきているわけでありますが、これは国際的な動向ともにらんで、日本として当然果たさなければならない任務である、こう……

第101回国会 農林水産委員会 第29号(1984/10/03、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、昭和五十九年の米の取り扱いをめぐって、特に他用途米の買い上げ変更に関する政治責任の問題についてまずお伺いしたいと思うわけです。  農林水産省は、五十九年七月二十七日に「昭和五十九年産生産者米価の閣議決定についての農林水産大臣談話」を発表されたわけです。その際、第四項目において「他用途利用米の取扱いは、十九年産については、主食用への転用を図るため諸条件の整備につき検討する。」こういうふうに発表したわけです。それを受けまして、各新聞は次のように報道しているわけです。五十九年七月二十七日付の読売新聞では「他用途米を主食に良質奨励金減らさず」、それから朝日新聞も同日付で「他用途……

第101回国会 予算委員会 第17号(1984/03/05、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は、今我が国の内外において非常に重要な問題となっておりますオレンジの自由化、枠拡大の問題について政府の閣僚の御見解を承りたい、こういうように思います。  最初に、おいでになっていらっしゃる閣僚の方に一言で、オレンジの自由化、枠拡大という問題についてどういう関心を持っておられるか、対外経済関係閣僚会議のメンバーの方あるいはそうでない閣僚もいらっしゃると思いますが、一言で、どういうふうにオレンジの自由化、枠拡大に対する関心を持っていらっしゃるか、この見解をまず承りたいと思います。
【次の発言】 対外経済関係を担当する五人の大臣から寸我が国農業を守るという農林水産大臣と同じ見解で……

第101回国会 予算委員会 第18号(1984/03/09、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)委員 私は先日、オレンジの輸入割り当て制度に関しまして、この割り当てを受けている百二十一社の実態というものが、正体不明の会社、ダミーの会社、こういうものが非常に多く、この輸入割り当てが非常に利権化している。しかもその割り当てのみがひとり歩きしているという状況にかんがみまして、通産大臣に対し、この百二十一社の実態を調査して報告をされたい、こういう旨を要請し、同時に、それら企業の、実体のない企業について、正体不明の企業やダミーの企業について、大蔵大臣に対しましてその税務の実態調査もあわせて要請をしたわけであります。  委員長においては、これを理事会において協議をし、関係者の回答を求むる……


各種会議発言一覧

34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○小川(国)分科員 最初に環境庁長官にお伺いしたいわけでございますが、先日の閣議におきまして、福田総理大臣が、本年度内の成田空港の開港、こういうことを目標として閣議を持たれたその中で、各関係閣僚がこの開港に対してどういうように対処していくかということを御論議になったそうでございますが、その際に環境庁長官は、この成田の開港という問題についてどういうような御所見を持ち、また閣議でどういうような御意見を述べられたか、お伺いをしたいわけでございます。
【次の発言】 私は、その辺の長官の御認識から変えていかなければならないんじゃないかというふうに思うのですが、先般来、これは運輸省もおいでになりますが、運……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○小川(国)分科員 大臣の時間がないようでございますから、早速質問に入らしていただきたいと思います。  私は主として千葉県成田市に建設を進められております新東京国際空港に関連をいたしまして、地方財政の現状をどういうふうに大臣が把握しておられるかという観点にしぼって質問をしたいと思うわけでありますが、先般、私が質問主意書をもって福田総理に出しましたところ、そのことについて閣議を経ての答弁書をちょうだいしたわけでございます。その中で考えてみますと、成田空港とそれを取り巻くいろいろな状況について、大臣がどういうふうに成田空港の現状というものを――単なる運輸省ペースの空港建設という観点だけではなくて、……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○小川(国)分科員 最初に成田空港に関連する問題につきまして、外務省と運輸省の国際課と双方に質問いたしたいと思います。  まず成田空港の開港の見通しでございますが、これは福田内閣で開港の大号令をかけたということですが、現実にはさまざまな問題が山積をしておるわけであります。そういう中で、政府が現実の問題としてとらえているならば、それに対応するいろいろな方策というものがとられているというふうに考えるわけでございますが、もし仮に政府の言うように十一月開港というようになった場合に、外国航空会社が国際線は一様に成田に移転をされるわけであります。ところが御承知のように、日中航空協定の締結の際の約束によりま……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○小川(国)分科員 成田空港の問題に関連しまして、田村運輸大臣に予算委員会で空港公団の違法な業務について質問をいたしました。その中では、御承知のように、五年四カ月にわたって空港公団が業務方法書について大臣認可を受けずに違法な業務を遂行してきた。この点については、公団総裁からも、その手続を行わなかったことについては、手続を欠いたことは事実である、こういうことを申されたわけでございます。各種公団がございますけれども、五年四カ月も業務方法書の認可を受けずに業務をやってきた、少なくともこういう公団は他にないわけでございます。  しかも、公団法を見ますと、公団法の罰則という規定の中に「第三十七条第一項の……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○小川(国)分科員 成田空港の開港という問題が政府によって進められておりますが、その開港対策の一環としまして、空港の施設内に諸官公庁がそれぞれの部署を配置されるということになっているわけでございますが、現在、空港公団としましては、この空港敷地内外にわたって関係官公署の配置というものをどういうふうに把握しておられますか、総裁の方から御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 その具体的な中身について、現在どのような官公署をそれぞれ予定されているか、その内容をひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 さらに具体的になりますが、これらの官公署のうち、公務員としてこの中の勤務につくであろ……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○小川(国)分科員 最初に、運輸省の予算に関連をいたしまして、現在建設中の成田空港に米軍の郵便物取扱所設置の問題が起こっております。運輸大臣としてこれにどう対処されるおつもりですか。
【次の発言】 適切な方法で対処をしたいということでございますが、三月三十日開港ということになりますと、すでにもうあと二十九日しかない、こういうような状況なわけですね。しかも、成田市長及び成田市議会において、昭和四十六年十月十四日に要望書というものを出しているわけです。これは成田市長長谷川録太郎、成田市議会議長小池正、この両名の名前をもって、要旨は「成田空港用地への米軍施設(郵便物取扱所)移転申入れについては、これ……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○小川(国)分科員 私は、成田空港に関連をいたしまして進められております政府の諸対策を見ておりますと、現状にさまざまな政府の施策上の問題点が多過ぎるわけでございます。特に燃料の輸送問題、交通アクセスの問題、空路の問題、飛行機の発着規制の問題、それから騒音対策、こうした中で福田内閣は三月三十一日開港を決めて進めておりますが、それに伴う自治体の状況というものは、非常にさまざまな問題で苦境の中に追い込まれている状況がございます。特に騒音対策などにつきましても、自治体が独自で負担せざるを得ないという問題が出てきております。現実には、三月三十一日の開港時点で騒音対策などがすべて完了しているかというと、実……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○小川(国)分科員 私は、成田空港の騒音問題、それから成田空港の中に日本航空が設置しておりますノイズサプレッサーの設置の問題、これらの点を中心に質問をいたしたいというふうに思います。  最初に、きょうの各紙に一斉に出ているのですが、これは環境庁の長官にお伺いしたいのでございますが、「夜間騒音に慰謝料」というので「東京品川区に住む生け花のお師匠さんが隣のプラスチック工場の騒音などでノイローゼ、不眠症になった、と主張、工場の夜間操業停止と慰謝料百万円を請求した」いわゆる近隣騒音訴訟というもので「東京地裁民事十八部・佐藤安弘裁判長は二十七日「夜間の騒音は隣人として社会生活を営む上で受忍すべき限度を超……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○小川(国)分科員 私は、ごく一般的な問題で、国民生活に身近な公害の問題として起こっております空きかん公害――空きかんの投げ捨てによる空きかん公害といいますか、そういう問題について、通産省を中心とする各省庁の取り組みについてちょっとお伺いしたいわけなんです。  実は私どものところは郊外の農村地帯でございますので、農村地帯をいまずっと走ってまいりますと、道路の両側、それから田と言わず畑と言わず至るところにビールとかあるいはジュースとか、そういうものを飲んだ後の空きかんがどんどん投棄をされているわけなんです。実は、千葉県の多古町という小さな町で先日部落の人が総出で道の両側一キロにわたって空きかんの……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1980/03/06、35期、日本社会党)

○小川(国)分科員 私は、成田空港の重要な問題として、パイプラインの問題について大臣並びに総裁に質問いたしたいと思います。  最初に地崎運輸大臣に伺いたいと思いますが、暫定輸送の期限切れの時期はいつかということについて、大臣は御承知しておりましょうか。
【次の発言】 これについては、昭和五十年八月二十九日の閣議決定におきまして「新東京国際空港への航空燃料輸送については、暫定的に鉄道輸送によるものとし、鹿島港を経由するものについての期間は、当該輸送開始後三年以内とする。」こういう決定がございますが、このことも御承知でございましょうか。
【次の発言】 そういたしますと、大臣は、この五十年の閣議決定……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 大蔵委員会農林水産委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○小川(国)委員 最初に、私は農林省中央競馬会の五百億特別国庫納付金を出す、こういう問題に関連をいたしまして、昭和五十四年十一月に発生しました日本発馬機の不正事件、これが問題発生からすでに一年五カ月たっているわけでありますが、会計検査院においてもこれは調査いたしておりますし、それから警察庁においても捜査をされておる。しかしながら捜査の不徹底からか、私が質問いたしました当時、警察庁においては、これに対しては正確な捜査に取り組む、こういう御回答をいただいたわけですが、すでに一年五カ月の年月が経過しているわけであります。そういうことが会計検査院が検査をする上でもいろいろと支障になっている、こういうふ……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○小川(国)分科員 二月二十日の予算委員会で私は千葉県の浦安町に建設されておりますレジャー施設オリエンタルランドの埋め立ての問題、その後の都市計画の問題について建設大臣に質問をいたしました。その際大臣からは、調査をいたします、こういう御回答を得ているわけでございますが、調査の結果を、大臣はどのような報告を受けておられるか、その点をまずお伺いいたします。
【次の発言】 去る二月二十三日、川上千葉県知事が退職に当たって沼田副知事と千葉県の知事公舎で会談をし、その中では、友納知事時代にオリエンタルランド社が県の承認のないまま三井不動産、京成電鉄、遠山偕成株式会社の三社に土地を売った事件を指摘して、友……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○小川(国)分科員 私は、日本全国で行われております埋立地の土地利用と都市計画の問題について、この際、政府の見解をただしておきたいと思います。  御承知のように、東京湾全体におきましても膨大な面積が埋め立てられ、新たな国土として利用をされているわけでございますが、最近におきましては、これが全国的に広がってまいりまして、鹿児島の志布志湾においても新たに大規模な埋め立て、石油備蓄基地の建設、そういうようなことが環境庁長官の同意のもとに進められようとしている、そういう事態がございます。  そういう中で、国の埋立地というものは、本来、国民の財産として国有地がふえておるわけでございますから、それは国民の……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○小川(国)分科員 私は、日本の経済協力の問題について質問をいたしたいと思います。  日本の経済協力の予算が年々増加してまいりまして、昭和五十六年度四千二百五十三億円であったものが昭和五十七年度は四千七百十一億円ということになりまして、前年度より四百五十七億円も増加してきている。これは日本の国際協力の上から、政府の開発援助というものが増額されるということは当然のことであろうというふうに考えておりますけれども、その実態についてはいささか疑問に思える問題点もございます。  私は先般来東南アジア、その中でも特にインドネシアにおける日本の商社の開発輸入の問題についていろいろ調査、取り組みをしてまいりま……

第98回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)分科員 私は、昭和五十八年度予算に関連いたしまして、農水省の所管の中に入っております中央競馬会からの歳入、そうした問題と関連いたしまして、中央競馬会のあり方について所見をお伺いしたいと存じます。  最初に、農林水産大臣に就任されました金子大臣といたしましては、農林水産省の所管大臣としてその運営に今後当たられていくわけでありますが、その中の特殊法人として大きな存在でございますこの中央競馬会の存在、それから今後の運営のあり方、そういうことにつきましてどういう御所見をお持ちになっていらっしゃるか、まずお伺いをさせていただきたいと思います。

第98回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)分科員 私は、中曽根内閣の有力閣僚であります竹下大蔵大臣に質問するのは初めてかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。  最初に大臣にお聞きしたいのでありますが、いま千葉県の浦安市に東京ディズニーランドという大きな、アメリカのディズニープロと契約をいたしまして、そのプランのもとに進められている遊園地があるのでございますが、ここのことについて大臣、お聞きになっていらっしゃるか、あるいは見聞されたようなことはございますでしょうか。
【次の発言】 それでは、これからの質疑の中で、大臣にはこういう問題もあるということをひとつ心にとめてお聞きいただきたい、こう思うわけでございます。  ……

第98回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)分科員 最初に、建設大臣にお尋ねをしたいと思います。  建設省の所管になります千葉県浦安沖の埋立地、ここに現在オリエンタルランド株式会社が東京ディズニーランド建設のための埋立地の分譲を受けまして、この四月十五日にオープンをする、こういうことでテレビや新聞等でアメリカのディズニーランドと兄弟関係のような東京ディズニーランドが誕生するということで大変華やかな宣伝が繰り広げられているわけでございます。  これは御承知のように、国の海を埋め立てしまして、そして東京都民、千葉県民含めて首都圏の人々に大きなレジャーランドといいますか遊園地としての用地を提供する、こういう趣旨で埋め立て許可を受け……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)分科員 私は、運輸省、大蔵省高級官僚が天下っている日本空港ビル、この会社の子会社十社、この両者を含めまして、役員の大変な高給与、高額退職金、この是正の問題と、それから同時に、この高給与、高額退職金のもとになっている独占的な免税ショップの経営の問題、この改革について、大臣、関係者に質問さしていただきたいと思います。  まず最初に、先般私が国会で取り上げました日本空港ビル前社長阿部泰夫氏の退職金は、二億四千万円というふうに言われているわけでありますが、この退職金の是正措置はどういうふうになされたか、この点をまずお伺いしたいと思います。

第101回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)分科員 私は埋立行政の問題について質問をいたしたいと存じます。  最初に、水野建設大臣の御就任おめでとうございます。同じ選挙区から建設大臣が出まして、建設行政に、国全体の行政に携わっていただくということは大変喜ばしいことでありまして、その御活躍を祈念いたしたいと存じます。きょうは国政の場を同じくする者の立場から、千葉県の埋め立ての問題から、国全体の埋め立ての問題をどう考えるかということについて問題の提起をさせていただき、建設大臣の所見を承りたいというふうに思います。  埋め立てというものが日本全国で行われているわけでございます。この埋め立てによって土地がつくられていく、その土地の管……

第101回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○小川(国)分科員 私は、先日来、通産大臣あるいはまた貿易局長に、オレンジの割り当てをめぐる不当な現状、乱脈な現状、これを正すべきだということを取り上げてきているわけでありますが、きょう、大臣それから貿易局長に伺いたいのは、政府の特殊法人中央競馬会が告訴している藤井治、ここに最高のオレンジ割り当て利権を与えているという現状があるわけです。御承知のように、これはもう協会の中の公然の事実として、ここが一四%前後の我が国オレンジ輸入商社の中で最高の割り当てを受けている。第二位のスマル貿易が七%前後というふうにいわれているのから見ますと、第二位を倍以上引き離して、最高の八万二千トンの我が国オレンジ輸入……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

小川国彦[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。