小川国彦衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○小川国彦君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました総理府総務長官・沖繩開発庁長官藤田正明君に対する不信任決議案の賛成討論を行うものであります。(拍手) 沖繩開発庁長官藤田正明君は、九日深夜、与党自民党と結託し、内閣委員長正示啓次郎君が職権によって一方的に開会したところの内閣委員会において、沖繩県の区域内における位置境界不明地域内の各筆の土地の位置境界の明確化等に関する特別措置法案を強行採決するという暴挙に出たのであります。 申し上げるまでもなく、同法案は、いわゆる基地確保新法案を全面修正するものであり、沖繩県民がこぞって要求している地籍の明確化に名をかりて、その実は、……
○小川国彦君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和五十一年度農業の動向に関する年次報告及び昭和五十二年度農業施策をめぐって質問をいたしたいと存じます。(拍手) 率直に申し上げまして、この白書は、東京に机を据えた役人が書いた模範答案であって、現実に置かれている日本の農業と、そこに働いている日本の農民の実情からかなり遊離したものと言わざるを得ません。 日本の農業が抱えている問題点はより深刻であり、農民の悩みは地方においてこそ深いと申し上げておいて、私は、三点にしぼって質問をいたしたいと存じます。 まず、第一に指摘したいのは、日本の農民をとらえ込んでいる機械化地獄であります。 いま農村は……
○小川国彦君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和五十七年度林業白書、漁業白書、農業白書について、質問いたしたいと存じます。 冒頭、激動する日本の政局に対応しつつも、ASEAN諸国との友好の外交に旅立たれ、元気に帰国されました中曽根総理に、党派や立場、見解は異にするものでありますが、御苦労さまを申し上げる次第でございます。(拍手) さて、三白書を通覧して痛感いたしますことは、戦後三十八年にわたる自民党政権の工業化中心による高度経済成長政策の弊害が、いかに第一次産業たる農業、漁業、林業への犠牲と荒廃をもたらしたかということであります。 まず、林業について言うならば、日本の林業の現状は、……
○小川国彦君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行うものであります。(拍手) 今回の農林年金法の改正は、他の三共済法案と並び、さきの厚生年金法、国民年金法の改悪とあわせまして、いずれも年金制度の大後退であり、働く勤労国民がせめて老後に幸せをと描いていた年金生活の希望を打ち砕いたものとして、大変残念な改正だと言わざるを得ないのであります。 古来日本では、中国の故事に倣いまして、不老長寿ということが何よりも人間最高の幸せとしてまいりました。特に、この長寿という言葉は、辞書では寿命の長いこと、長命となっておりますが、私……
○小川国彦君 私は、日本社会党・護憲共同を代表しまして、昭和五十九年度決算について質問をいたします。私は、この決算の質問に際し、たくさんの問題点の中から、その焦点を海外経済協力の予算とそのあり方一本に絞って、ただしたいと存じます。 今日、我が国のODA、いわゆる経済協力の予算は、年々拡大の一途をたどり、昭和五十九年度でその実績は一兆二百五十八億円、昭和六十一年度は予算で一兆二千九百二十二億円に達しております。しかし、この内容についての検討は、これまで国会においても会計検査院においても、十分になされていたとは言えない現状であります。 そこで、質問したい第一点は、中曽根内閣の国会議員の資料請求……
○小川国彦君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました多極分散型国土形成促進法案について質問をいたしたいと存じます。 今回の法案提出の背景には、竹下首相の提唱されています「ふるさと創生論」と四全総があると言われております。そして、この法案は四全総の具体化のための実施法案であると言われております。 そこで私は、この法案審議に先立って、まず第一に、戦後四十年間自民党政治によって行われてきた全国総合開発計画の数次にわたる失敗の責任をどのように総理は感じておられるのか伺いたいのであります。 すなわち、全総における新産都市、工特促進法、新全総における苫小牧、むつ小川原……
○小川国彦君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、竹下総理及び竹下内閣に質問をいたします。 昨夜は、リクルートの前会長江副浩正を初めNTTの元取締役等合計四人が逮捕されました。世の中はかつてなく騒然とし、混乱しております。騒然となっている理由は、この逮捕によって疑獄と化しつつあるリクルート事件のほかにもう一つあります。それは、自民党によって消費税の強行が目前に迫っていることであります。 一昨日行われた福岡県の補欠選挙において、我が党公認の渕上貞雄氏が大勝利を得、自民党候補が地すべり的惨敗を見せたのは、この悪税とリクルート疑獄に対するものであって、国民の賢明にして手厳しい回答であったのであ……
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