このページでは安藤巌衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。安藤巌衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○安藤委員 私は、まず最初に、会計検査院の基本的な姿勢の一つについてお尋ねしたいと思います。
昭和五十年度の決算の検査報告から「特に掲記を要すると認めた事項」いわゆる特記事項、先ほど院長の方からお話がございましたが、それを記載してあるわけですね。これを記載されるようになった法的根拠、これは院法のどこによっておられるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、院法の三十六条、三十四条とはまた違う趣旨ということでお伺いしていいわけですね。
【次の発言】 ところで、地方自治体がたくさんの金額を抱えておる超過負担の問題につきまして、かつて院長は、五十一年の二月二日、予算委員会において……
○安藤委員 私は、育英会の事業について、育英会に対する監督官庁の長である文部大臣にお尋ねしたいと思うのです。 今年の二月七日に、育英会の村山理事長の名前で各大学に通知がなされまして、これまでの奨学金の返還年賦の額を引き上げるというふうに奨学規程を改められたのが通達されておるわけですけれども、変えられました年賦の金額が、この通知の中に載っております。年賦額の区分表というのができておるのですけれども、これは高校と大学、いままで別々だったのを一本化したということになっております。 これによりますと、国公立の高校の場合、五十一年度に奨学生に採用された人の場合、いままで年間九千円払っておればよかった……
○安藤委員 私は、産業廃棄物の処理問題についてお尋ねしたいと思います。 この関係については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律がございますが、これからこれを単に処理法というふうに申し上げますので、よろしくお願いします。 この法律は、一昨年の暮れの産業廃棄物問題関係省庁協議会あるいは産業廃棄物処理問題懇談会、それから生活環境審議会などの答申がありまして、昨年の六月十六日に改正をされ、いよいよ今月の十五日から施行される運びになっておるわけですけれども、この改正の中で、処理業者の資格などいろいろ許可条件を厳しくされたとか、あるいは委託の禁止などで、もぐりの無許可業者の不法投棄に関する規制をやられて……
○安藤委員 私は、二つの点について質疑をいたしたいのですが、まず最初に、昭和五十年の十二月三十一日から翌年の一月一日、これは死亡時刻がはっきりしておりませんので、こういうふうにお尋ねするのですが、愛知県の刈谷市にありますアメリカ海軍の依佐美送信所で起きた少年の感電死事件について、お尋ねしたいと思うのです。 この点につきましては、すでに防衛庁の方に対しまして、昨年の五月十七日の内閣委員会におきまして私どもの木下議員が質問しております。そのときの御答弁では、まだ現地を調査していないということで、調査の結果を待って云々という御答弁がございましたが、その後、年月もたっておりますので、どういうような調……
○安藤委員 私は大臣に、先ほどもちょっと話がございましたけれども、きょうから東京とモスクワで始まりました二百海里漁業水域問題に関連しての日ソの漁業交渉、この問題についてお尋ねしたいと思います。 まず、東京での漁業委員会の問題ですけれども、御承知のように、ソ連のニコノロフ首席代表、この人が言っていることと大臣が言っておられることと、東京での交渉の内容が大きく食い違っているわけですね。ニコノロフ代表は、二百海里以内の問題については、東京では話し合うつもりはない、ニシンについては話し合わない、二百海里以外のサケ・マスについて検討をするだけだ、そしてこれはこの前の鈴木・イシコフ会談で、もう合意してい……
○安藤委員 私は、労働基準法違反の実態が幾つかあります。それを指摘しまして、労働大臣、それから局長の御答弁をいただきたいと思うのです。
まず最初に、労働大臣にお答えいただきたいのですが、労働者にいわゆる時間外労働をさせておいて、そして割り増し賃金はおろか所定の賃金さえ払わない、これは全く労働基準法違反でございますが、こういう違法行為を犯してまで労働者を搾取するということは、とうてい許されない、厳重に監督していただかなければならない問題だと思うのですが、まずその点、大臣にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、具体的に事例を挙げてお尋ねしたいのですが、三菱の名古屋航空機製作所とい……
○安藤委員 私は、国立の研究機関の研究職職員の研究に伴う待遇の問題について、お尋ねしたいと思います。
まず最初に、大臣にお答えいただきたいのですが、国立の研究機関の研究職職員、この人たちが、
いろいろな学会があるわけでございますけれども、その学会に加入したり、あるいは学会の行事に参加したり、あるいは研究発表したり、報告したりする、こういうような行動については前向きに、非常に奨励すべきこととお考えになっておられるのか、そこまでしなくてもいいというふうにお考えになっておられるのか、その点を、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ところで、私が調査したところによりますと、先ほど申し上……
○安藤委員 私は、濃尾平野の地盤沈下地帯の防災対策についてお伺いをしたいと思います。
まず最初に、大臣にお答えいただきたいのは、地盤沈下地帯の防災対策として、建設省の方で考えておられる基本的な方針、これは私が聞いているところでは、河川堤防のかさ上げ、それから排水設備の充実強化、この二本柱でやっていくんだというふうに聞いておりますけれども、そういうことでよろしゅうございますか。
【次の発言】 いま大臣の御答弁の中にありました都市下水道の問題、それから地下水のくみ上げ規制の問題については、後でお伺いするつもりなんですが、濃尾平野の地盤沈下の著しいところは、特に名古屋郊外の西部地帯、木曽川に至る範……
○安藤委員 私は、港湾運送事業の運賃及び料金の問題について、お尋ねしたいと思います。
港湾運送事業の運賃、料金は、これは港湾運送に関する秩序を確立するということで、運輸大臣の認可によって、定額として、しかも作業別に各港ごとに決められているものですね。ですから、そういう法の趣旨からいたしまして、運輸大臣としましては、この認可料金が適正に守られているかどうかということについては重大な関心を持っておられると思うのですが、その点について運輸大臣の御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 いや、私が大臣の御答弁をお願いしているのは、この認可された運賃、料金が適正に守られているかどうかということに……
○安藤委員 私は、日本とアメリカとの防衛協力の問題についてお尋ねしたいと思います。 今月の十八日に、第四回の日米防衛協力小委員会が開かれたわけですが、そこで下部機関として作戦、情報、後方支援、こういう三つの部会を発足させることになったわけですが、この三部会で取り上げる具体的な問題は、一体どういうものかということをお尋ねしたいのです。 聞くところによりますと、有事の際の作戦、命令指揮権の連絡調整、それから在日米軍基地の安定使用、それから海空防衛機能の日米の分担の問題について取り上げるというふうに聞いておりますけれども、そのとおりかどうかお答えいただきたいと思います。
○安藤委員 私は、上水道事業に対する国庫補助の改善の問題について、お尋ねをしたいと思います。 上水道事業の問題では、特に水源開発、それから水道施設の充実、これに相当多額の費用がかかるということは御承知のとおりだと思うのですが、このはね返りが高料金ということになって、国民あるいは住民にはね返っていくという点は、重大だと思うのです。 それで、多くの地方自治体あるいは水道事業の団体等から、国からの補助率のアップを要請する声が相当強いということも御存じだろうと思うのですが、この上水道事業についての補助の関係は、主務官庁は厚生省でございますけれども、地方財政の危機の中で、地方自治体の財源に対する補助……
○安藤委員 私は、婦人の差別の解消の問題、それから地位向上の問題について、総理府にお尋ねしたいと思います。 御承知のように、一昨年メキシコで国際婦人年の世界会議が行われまして、そこで世界の行動計画というものが採択されたわけです。それを受けて、日本では「婦人の社会的地位の向上をはかる決議」が国会でも採択されました。これに基づいて国内の行動計画がつくられたわけです。ところが、国内のこの行動計画につきましては、いろいろ批判があるわけです。 一、二を申し上げますと、婦人の労働権が明記されていないではないか、あるいは婦人差別を温存させてきた政治の責任というものをはっきりさせていないで、個人あるいは社……
○安藤委員 私は、先ほど北山委員の方からもお触れになりましたけれども、公共事業等予備費の問題について、二、三お尋ねしたいと思うのです。 この問題につきましては、予算案の審議のときに相当議論がなされておりますので、私はポイントのところ二、三点お伺いしたいというふうに思います。 五十一年度予算の編成に当たりまして、政府の方は総合予算主義をとるということで補正予算を組まないという御説明をなされて、そしてそのために予備費を、公共事業等予備費というのを一つ設けて、そして増額をしたという趣旨説明がなされたと思うのですけれども、そのために、ただいまの趣旨説明、大蔵大臣から冒頭にいただきましたけれども、後……
○安藤委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、予備費使用調書等の承諾を求めるの件のうち、昭和五十一年度特別会計予備費使用総調書(その1)を除く六件について、不承諾の意を表明いたします。 これらの予備費使用等の大部分は、社会保障関係や災害関係など承諾できるものではありますが、その中には、黙過し得ない重大なものが含まれております。 一例を挙げれば、公職選挙法、政治資金規正法改悪を強行した七十五国会会期延長経費や、酒、たばこ、郵便料金引き上げのための七十六臨時国会経費、あるいは、旧憲法下の侵略戦争と暗黒政治の責任を不問に付し、天皇元首化の方向を正当化しようとする天皇在位五十周年式典経費、アメリ……
○安藤委員 日ソ漁業交渉の問題につきましては、先ほど総理の方から、いつごろ妥結ができるか見通しが立たぬ、それから背景についても、さっぱり見当がつかぬ、突然ソ連が出してきた修正案の内容については申し上げかねるというお話ですので、質問することは差し控えますけれども、やはりこれは領土の問題との関連があるというふうに私は思うわけです。ですから、歯舞・色丹はもちろんそうですけれども、千島列島全体が日本の固有の領土だということを、しっかり腹に据えて、強い交渉をしていただきたいということを御要望申し上げまして、それだけにとどめまして、私の質問に移りたいと思います。 それと関連があるわけなんですが、最近異常……
○安藤委員 私は、会計検査報告について二、三お尋ねしたいと思います。 御承知のように、院法の三十四条、それから三十六条の規定によりまして、検査院としては是正改善の処置をさせることができるわけでございますし、さらには改善の処置を要求するということもできるわけでございますね。その結果、こういう処置を要求したということが検査報告に載っているわけでございます。さらには、処置を要求した結果の処置状況というのについても検査報告の中に載っておるわけでございますけれども、処置を要求した結果、こういうような成果が上がったという、あるいはどういうような効果が上がったかどうか、そういう点について追跡検査といいます……
○安藤委員 私は、まず最初に、いま審議の対象になっております執行経費の基準改正案についてお尋ねしたいと思います。 この執行経費の問題は、かねてから地方公共団体の超過負担の問題がいろいろ論議されておるわけですが、一昨年ですか、四十九年二月二十八日の当委員会においても、この超過負担の問題で実態調査をやるというような答弁を自治省の方がしておられるわけです。それからまた、超過負担が実際にあるのかどうかという点については、超過勤務をする場合に、当該地方公共団体のその賃金の問題とか、あるいは能率的にやったかやらぬのかといういろいろの問題で、とり方の問題があるというふうな答弁をされておるわけですけれども、……
○安藤委員 私は本件の改正との関連で警察官の非行の問題を二、三お尋ねしたいと思います。 ここに持ってきておりますけれども、昭和五十一年の警察白書によりますと、警察官の職務に協力援助して災害を受けた民間人、これは昭和五十年度で死者が十人、負傷者が五十八人にも達しているわけです。ですから、そういう点で今回の法改正は、こういう民間の協力者に対しての補償を改善しようということで非常に結構なことだと思います。 ところで、この死者あるいは負傷者の人たちを含む民間の協力者は年間何人ぐらいおられるのかというのを、最近数年間でいいですがお知らせいただきたい。そして不幸にして死傷されたのはそのうち何%になって……
○安藤委員 私は、朝鮮民主主義人民共和国の二百海里経済水域の宣言、それから八月一日からの実施に関する問題につきまして、対外関係と、それから対国内、特に漁民に関する問題についてお尋ねしたいと思います。 お尋ねする前に、この二百海里宣言によって、朝鮮半島の海域において操業をしてきた漁民に対して大きな戸惑いと不安と、それからさらに大きな損害を与えているわけです。ところで、この責任は日本政府のこれまでの対米一辺倒、偏った朝鮮民主主義人民共和国を敵視する外交政策、そして対応の仕方のおくれ、これに責任があるということを最初に強く指摘しておきます。 ところで、御承知のように八月の二十六日、もうすぐですけ……
○安藤委員 私は、最近の朝鮮民主主義人民共和国の二百海里宣言に関する問題と、それからソ連の二百海里海域内における日本の漁船の操業の問題についてお尋ねしたいと思います。 朝鮮民主主義人民共和国の二百海里宣言の問題につきましては、きのうも農林大臣にお尋ねしたのですけれども、資料になるのは平壌放送以外、知るところがないのだ、あるいは金日成主席とNHKの緒方氏との対談の中で出てきたこと以外には知りようがないのだ、さっぱり情報がないので、現在のところ日朝議員連盟の使節団が行って、そこで出てきたことを材料にして判断する以外にない、こういうような話でございました。そして、きょうも原委員の方から、いろいろお……
○安藤委員 私は公害健康被害補償制度の問題についてお尋ねしたいと思うのですが、その前に環境庁長官の環境行政の基本的な姿勢にかかわる問題をお尋ねしたいと思うのです。 環境庁長官、御承知だと思うのですが、先ほどもちょっと話が出ましたけれども、「現代」という雑誌の九月号「戦後スーパースターの「これが実像、だ」」という記事で、小池亮一という人のインタビューに答えて長官は述べておられるのですが、これは御記憶があると思うのですが、こういうくだりがあるわけです。「こうやって環境庁にいてもね、ここの記者クラブの記者とのたたかいは壮絶なものですよ。自分とこの新聞で没になった原稿が、共産党の赤旗にのる記者なんか……
○安藤委員 私は、労働者の休日の問題ほか一、二点お尋ねしたいと思うのですが、細かいことは大臣にお答えいただかなくてもいいのです。
最初に大臣にお答えいただきたいと思いますのは、大臣や私どもにも実は休日というのがあるのですけれども、労働者にも休日というのが当然あるわけです。そして、これは労働基準法上も、一週間に一日もしくは四週間に四日ですか、という規定があります。その労働者の休日というものを大臣はどういうふうに考えておられるか、まず最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そこで、これは大臣でなくてもいいのですが、ちょっと細かい話をお尋ねしますので……。
企業によっては、その休日を労働者……
○安藤委員 私は国民生活センターについてお尋ねしたいと思います。 午前中もちょっと話が出ましたけれども、国民生活センターは国民の生活にとって大層大切な仕事をしておられるところです。したがいまして、その人事の問題、それから運営の問題、これは相当大幅に消費者、国民の声が反映できるような仕組み、これが一番望ましいというふうに思うわけです。ですから、その関係についてお尋ねをしたいと思いますが、まず長官にお尋ねしたいのですけれども、センターの役員、会長、理事長、理事、監事というふうにございますけれども、この役員の人事について、監督官庁である経済企画庁長官としては、どの程度関与しておられるのかどうかとい……
○安藤委員 私は、筑波の研究学園都市の建設の問題についてお尋ねをしたいと思います。
計画を見ますと、昭和五十四年度中にすべての研究機関の移転を完了するというふうになっておりますけれども、この予定どおりに移転ができるかどうか、まず国土庁長官にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 とにかく四十三もの中央の研究機関がまとまって移転するというわけですから、これは世界じゅうにも例のない事業だというふうに聞いておりますし、これは大変なことだと思うのですが、それだけに研究施設の完備あるいは研究環境の整備充実といいますか、そういうもののほかに、この移転には研究者とかあるいは研究機関の職員、こういう人たちも……
○安藤委員 いま問題になっております建設省の会計検査院に対する供応接待の問題、これは二つの点で大きな問題があるというふうに思っております。 一つは、いまほかの委員の人たちからも出されましたけれども、これは国民の税金のつまみ食いということになるわけですね、調査費の問題にいたしましても。それから、新聞の報道によりますと、道路費も一部流用しているというような報道もあるわけです。だから、この問題はそういう意味からも徹底的に調査されなければならぬというふうに思います。 それからもう一つは、今後の問題ですね。今後の問題はいろいろおっしゃっておられるのですが、それもすぐ後でお尋ねしますけれども、検査に手……
○安藤委員 私は、税務行政についてお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、税務調査の実態についてお尋ねをします。 御承知のように、七十二国会の大蔵委員会で中小業者に対する税制改正等に関する請願というのが採択されまして、その請願は本会議でもちろん議決はされているわけですが、その中で税務の調査の問題については、「税務調査に当たり、事前に納税者に通知するとともに、調査の理由を開示すること。」というふうになっております。それから、これに対する大蔵省の方の請願の処理経過が説明をされているわけですが、税務の調査の問題については「原則として調査日時をあらかじめ通知する」「調査理由については、調査事項を限……
○安藤委員 私は、審議会の構成と運営の問題についてお尋ねをします。 御承知のように、去る九月二日の閣議了解におきまして、行政改革の大綱というものがつくられました。現在はこれに基づいて具体的な改革案の検討が進められているというふうに思います。これに関連しまして、各種審議会の構成、運営の改革について行政管理庁長官にお尋ねしたいわけです。 政府は、昭和三十八年九月二十日「各種審議会委員等の人選について」の閣議了解で「候補者の選出については、なるべく関係のある広い分野から清新な人材を起用するようにつとめる。」「兼職の数は最高四とする。」など四項目、それからさらに昭和四十二年十月十一日の「審議会等の……
○安藤委員 私は、政治資金規正法の関係で、脱法行為もしくは違法行為というべきようなことが行われているという問題についてお尋ねしたいと思います。 最初にお尋ねしたいのは、自治省選挙部が編さんをした「改正政治資金規正法解説」という本がございます。この中で、規正法の二十二条の二の政治団体に対する寄付の限度額百五十万円という規制についての説明があるわけですけれども、「名実ともにそれぞれ独立した政治団体である限り、」各その政治団体に対して百五十万円までの寄付はできる、これは後援会の関係で説明があるのですが、二十二条の二の関係ですればそういうふうに読みかえることができると思うのです。この「名実ともに」と……
○安藤委員 私は信濃川の河川敷の問題についてまずお尋ねしたいと思います。この問題について、新しく建設大臣におなりになった大臣に新鮮な政策を、あるいは措置を期待して質問をしたいと思います。 この信濃川の河川敷の問題につきましては、もうすでに昭和四十一年十月以来わが党が、田中角榮とそのファミリー会社の室町産業が農民をだまして河川敷を買い占め、そして莫大な利益を上げようとしてきているという事実を、繰り返し国会で指摘をしてまいりました。だからこの点は大臣も御承知のとおりであると思います。 そこでちょっと振り返ってみたいと思うのですけれども、国会で警告決議がなされたり、あるいは政府の方からの答弁もな……
○安藤委員 私は、郵政省それから大蔵省関係につきまして、まず収入印紙の作成、その管理についてお尋ねをしたいと思います。 その前に、この前、当決算委員会におきまして大蔵省の印刷局を見学させていただきました。その印刷局で収入印紙の印刷もしておるわけですけれども、図案の作成、そして、それを印刷するに当たってのいろいろな御苦労がなされているということをよく勉強してまいりました。それに基づいてこれからお尋ねをしたいというふうに思います。 収入印紙は郵政省が大蔵省から売りさばきの委託を受けて、そして売りさばきをしているわけですが、これは年度ごとに大蔵省と郵政省との間で協議をして、そして郵政省が委託を受……
○安藤委員 いろいろ具体的な事実を挙げまして、これを官房長官にお聞きいただいてその上でお尋ねするのが本来なのですが、官房長官の時間の都合でそれもならないということですので、そういうのを抜きでお尋ねするのでちょっと私も調子悪いし、官房長官も調子悪いかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思うのです。 といいますのは、閣議の了解に基づいて公営競技問題懇談会というのが設けられまして、これが総務長官の主宰で開催されるという運びになっているわけです。この公営競技問題懇談会というのは、公営競技のあり方について見直しを行うというふうに私どもは聞いておるし、そういう趣旨だと思います。 そこで、公営競技の収……
○安藤委員 私は、愛知県刈谷市の米軍の依佐美通信基地についていろいろお尋ねをしたいと思います。
まず最初に、この通信基地の機能ですね、どういう周波の電波を出しているかとか、あるいは出力はどれくらいなのか、その電波はどれくらいまで到達するのか、どういうような性能をその電波は持っているのか、そういうような点について、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 この基地は、日本電気興業株式会社が設備、鉄塔等を所有しておって、それを日本の政府が借りて、そしてアメリカの海軍に貸している、こういうような形になっているわけですね。だから、そういうことからすると、どういうような機能を持っているかというよう……
○安藤委員 私は、東大医学部の附属病院精神神経科病棟の問題について、お尋ねをしたいと思います。 最近、文部大臣が東大の学長を呼ばれて、この病棟が暴徒に占拠されている異常な事態、これを正常に戻すためにいろいろ御努力をされているということは知っております。そして三月二十日に確認ということができまして、医学部の教授会としては精神医学教室が正常の状態へ一歩を踏み出すものと理解するという、いわゆる確認をしてお見えになっておるようですが、大臣はこの病棟の問題について、正常な状態というのは一体どういう状態を考えておられるのか、まずお尋ねしたいと思います。
○安藤委員 去る三月二十六日の成田空港に対する暴力集団の乱入破壊事件についてお尋ねをするわけですが、法務省当局としてもこの事件の捜査については千葉地方検察庁に特別捜査本部を設けて捜査を開始しておられるというふうに聞いておりますが、そのとおりですか。
【次の発言】 ところで、時間の順序から言いますと、第九ゲートそれから第八ゲート、この間にマンホールからの侵入があったというふうに事実はなっているようですが、警察の方では最近この二つのゲートからの暴力集団の侵入、そしていろいろな火災びん投てき等の行動が、マンホールから侵入をして管制室を破壊するための陽動作戦であったというふうに認定をしておられるようで……
○安藤委員 私は、新幹線の騒音公害の問題についてお尋ねしますが、まず国鉄総裁にお尋ねしたいと思います。 御承知のように、新幹線鉄道騒音に係る環境基準についての告示が環境庁から昭和五十年七月二十九日に出されまして、主として住居の用に供される地域と、商工業その他、住居の用に供される地域以外の地域を、前者が七十ホン以下、商工業その他の地域が七十五ホン以下に騒音を下げるという基準を示されておるわけですが、そのうち既設の新幹線鉄道に係る期間、これは八十ホン以上の区域では三年以内に達成するようにということになっております。昭和五十年の七月二十九日ですから、三年以内ということになりますとことしの七月二十九……
○安藤委員 私は、保健所の問題、それからそれとの関連で虫歯の問題についてお尋ねしたいと思います。
地域の住民の疾病予防あるいは健康の保持に保健所が相当大きな役割りを果たしているわけでございますが、保健所の所管地域人口といいますか、これは保健所法の施行令によりますとおおむね十万人を基準にして設置するというふうにうたわれておりますけれども、現状は大体そういう基準に適合している状態と見ておられるかどうか、まず最初にお尋ねをいたします。
【次の発言】 保健所の運営についてという、これは大分古いのですが、昭和三十五年九月二日、それから一次、二次と改正がありまして来ておるのですが、それによりますと、人口……
○安藤委員 私は、新商業調整法とか新小売法と呼ばれておりますけれども、小売業の調整等についていま通産省では新しい立法を考え、その準備中というふうに聞いております。
そこで、大臣にお尋ねしたいのですが、その準備状況と、国会へ提案をされるのはいつごろになりそうかということを、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 聞くところによりますと、五月の十三日ごろに閣議で決定をして国会へ提出する運びだということでありますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そこで、その関係でお尋ねしたいのですが、現在大規模小売店舗法と小売商業調整法、いわゆる大店法と商調法という二つの法律があるのですが、これを一本……
○安藤委員 私は、科学技術庁に、災害を防ぐ防災対策、特に地盤沈下によるゼロメートル地帯の防災対策についていろいろお伺いをしたいと思うのです。 しかし、漠然とそういうことをお聞きしてもなかなか話がかみ合わなくても困りますので、まず第一にお尋ねしたいのは、先ほどもちょっとお話がございましたが、科学技術会議というのがあります。このメンバーに科学技術庁の長官は入っておられるわけですし、この会議の事務局的な役割りを科学技術庁がやっておられるわけです。したがいまして、そういうことまではわかるのですけれども、具体的にこの科学技術会議でいろいろ諮問をされて答申をなされる、いろいろな計画が発表される、そういう……
○安藤委員 私は予備費制度についてお尋ねをしたいと思います。
まず最初に、予備費の事後承諾の問題について大蔵大臣にお尋ねしたいのですが、御承知のように、予備費は内閣の責任において支出をいたしまして、支出した事後において国会の承諾を得なければならない。これは憲法の規定でございます。
ところで、予備費を支出した後で国会が承諾をしない、不承諾だという場合は、どういうふうに措置をされることになりますか。
【次の発言】 だから、不承諾ということになったときは、その具体的な予備費の支出は国会は承認しないということになるわけですから、それに対してはどういうような責任をおとりになるということになるのかとい……
○安藤委員 質問する前に、まず、総理に、この質問との関連でテキストをお渡ししたいと思いますので……。これは委員長に……。 総理は、文鮮明という人物に関心を持っておられるようですが、この文鮮明の主張に従っていろいろ活動している団体が日本にあるということは御存じのとおりであります。そして、彼の主張が、日本の主権あるいは国民生活、基本的人権、これに非常に重大なものを含んでいるということも、これはいろいろ言われております。だから、その点について総理の御所見を伺いたいと思うわけです。 そこで、いまもお配りしたのですが、彼の主張が「原理講論」という本にまとめられております。私はいまここに韓国語の原文と……
○安藤委員 私は会計検査院の綱紀の粛正問題についてお尋ねしたいと思います。 会計検査院の接待問題につきましては、実地検査に当たっての綱紀粛正ということで改善の措置がとられて、それが実行に移されているということは承知をいたしております。そこで、私がお尋ねしたいのは、この実地検査以外の場、実地検査と関係のない場合についての綱紀粛正の問題についてお尋ねしたいと思うわけであります。 会計検査院の職員の人たちが、各省庁の会計担当の職員の人たちあるいは民間企業の人たちと会食をしたり、あるいは民間企業の人から飲食のもてなしを受けたり、あるいは物品の供与を受けたりというようなことは、これもいかぬと思うので……
○安藤委員 私は、精神科病棟の占拠の問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。 向坊学長その他大学当局の方でいろいろ御努力をしておられるということはよく承知をしておりますが、お尋ねするについて二、三確かめておきたいことがございますので、そこから始めたいと思います。 先ほども文部大臣の御答弁にもございましたし、それから四月十一日の当決算委員会で文部当局からもいろいろ御答弁をいただいたわけでございますけれども、病棟の正常化という中身ですね、どういうことが正常化かということについては、施設、それから物品の管理、これが完全に当局の管理下に入ることだ。いまその点について御努力なさっておるという御答弁が……
○安藤委員 私は、税務行政の問題についてお尋ねをしたいと思います。 国税庁からは谷口次長さんお見えになっておられますが、まず、国税庁の方にお尋ねしたいと思います。 昭和二十五年に青色申告制度というのが新設をされたわけですが、それ以来国税庁の方では、いろいろ青色申告を拡充させるという御趣旨だと思いますけれども、いま私がここにも持っておりますが、「青色申告のおすすめ」というパンフレット、あるいは「青色申告をどうぞ」というきれいなパンフレットもございます。それで、いろいろ宣伝をしておられて、青色申告をすると特典が全部で四十四もあるということも書いてあるわけですね。そして、このきれいな方では、まあ……
○安藤委員 私は、大気汚染防止の関係でお尋ねをしたいと思います。 昭和五十二年六月十六日付で大気汚染防止法施行規則の一部を改正する総理府令が制定公布されました。この内容は、固定発生源から排出される窒素酸化物の排出基準の改定強化と廃棄物焼却炉から排出される塩化水素の排出基準の設定であります。このうち後者の方の塩化水素の問題について質問をしたいと思います。 環境庁にお尋ねしたいのですが、この塩化水素の排出基準が一立方メートル当り七百ミリグラムということで、現在設置されている焼却炉については、昭和五十四年十二月一日から適用されることになっております。この適用に間に合うように既設の焼却炉の整備が進……
○安藤委員 私は最初に、けさの新聞に報道されておりますが、愛知県の、これは航空自衛隊の小牧基地、ここを飛び立ったファントム戦闘機の風防が吹っ飛んで粉みじんになって地上に落下したという事故について、あれから相当の時間がたっているのですから、どういうような原因でこうなりたのかという原因究明、それから被害の状況等について調査しておられるのでしたら、それをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 早速徹底的に原因を究明していただきたいということと、その究明された原因については報告をしていただきたいと思うのですが、よろしいですか。
【次の発言】 それからもう一つ。原因がまだわかってないということですが……
○安藤委員 私は、国際婦人年の国内行動計画の前期重点目標についてお尋ねをします。 この重点目標の中で年次計画を立てて達成目標を掲げておりますのは、若年定年制、結婚退職制などの改善年次計画だけであります。したがいまして、これが計画どおりに実施をされて成果が上げられるかどうかというのは、まさに国内行動計画全体が達成されるのかどうかにかかってきますし、国際婦人年の目標達成に対する政府の姿勢が問われることになるというふうに考えます。こういう観点で総理府並びに労働省にお尋ねをしたいと思います。 この年次計画によりますと、「昭和五十二年度においては、行政指導対象の実態把握を行う。」ということになってお……
○安藤委員 私は昨年の三月にこの決算委員会におきまして、学童保育の制度化、都市児童健全育成事業の強化等について質問をいたしましたが、このたび国際連合の総会で来年を国際児童年とする宣言が決議されまして、これを受けてわが国では国際児童年事業推進会議、これが設けられました。そして、児童問題についての啓発をする、二番目には児童に関する国内施策の充実、三番目に児童福祉面の国際協力の拡充という基本方針を決定されておるわけです。 そこで私は、この二番目の児童に関する国内施策の充実、この基本方針の重要な一つとして学童保育の充実の問題について重ねてお尋ねをしたいと思います。 そこで、まずことしの六月、第八十……
○安藤委員 刑事補償法の今回の補償金額の改定問題についてまずお尋ねしたいのですが、先回の各委員の質問に対する答弁でいろいろ説明がなされたのですが、今回の補償金額の改定増額は、常用労働者の一日平均現金の給与額、それと消費者物価指数の上昇率から指数をそれぞれ求めて、足して二で割って一二九・二という指数を出して、それを掛けたのだという御説明がありました。 ところで、その説明にありました昭和五十年と昭和五十三年――昭和五十年というのが前回改定されたときだから、これを一つ基準にとられたということはわかります。そして昭和五十三年度常用労働者の一日平均の給与額をはじき出された。その差額はいいのです。今回の……
○安藤委員 最初に、先ほどちょっと話がありましたベトナムに対する緊急援助の問題について、大臣にお答えをいただきたいと思います。 十一日の閣議で、一億円の緊急援助を日赤を通じて行うという提案があって、それが決められたわけですけれども、園田外務大臣は、さらにこのほかに米の緊急援助も行いたいので協力を願いたいという発言をされたというふうに聞いております。ただいま農林水産省当局の方から検討するという御答弁を聞きましたけれども、余剰米の処理の一部にもなるし、国際連帯の実を上げるということにもなるわけですが、大臣としてはこれに対してどのように対応していかれるのか、お伺いしたいと思います。
○安藤委員 私は日米科学技術協力についてお尋ねをするわけですが、そのうちの核融合の研究の問題についてお尋ねをしたいと思います。 御承知のように核融合エネルギーは人類の未来を担う究極のエネルギー源として、日本でもそうですか、アメリカ、ソビエトあるいはヨーロッパでもいろいろ研究が進められております。そして、国際的な共同研究あるいは情報交換も行われ、共同開発、共同実験等の国際協力についてもいろいろ努力がされておるというふうに聞いておりますが、この核融合の研究は、現在の世界の水準としては核融合エネルギーの科学的な実証、これはいわば核融合反応の臨界プラズマ条件をどのようにして達成するか、そういうところ……
○安藤委員 私は、中小企業に対する円高対策、特に融資問題についてお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、大臣にお尋ねをしたいのですが、円高の緊急対策といたしましては、ストレートなものとして中小企業為替変動対策緊急融資制度を初めといたしまして、中小企業の事業転換融資とか、あるいは中小企業設備近代化資金の償還期限の延長、あるいは中小企業信用補完制度における別枠保険料率の引き下げ、てん補率引き上げ、こういう措置がなされておるのは御承知のとおりであります。その他倒産対策、あるいはマル経融資と言われる小企業経営改善資金融資制度というものもあるわけでございますけれども、この円高問題は、ことしに入りまして……
○安藤委員 先ほどから議論になっております定員の削減問題について私もお尋ねをいたします。私の持ち時間はわずか三十分でございますので、簡明にお答えをいただきたいと思います。 定員の削減計画が実施をされまして、先ほども長官から御答弁がありましたが、現在第四次が実施されておる最中、もう大体十年間になるわけですね、かなりの削減が行われてきていると思いますけれども、この削減と行政需要対応の問題についてお尋ねをしたいと思っております。御承知のように、昭和三十六年二月二十八日の閣議で定員外職員の常勤化の防止ということが決定をされているわけです。そこでそれ以後、定員外職員、これは賃金職員とも言われております……
○安藤委員 午前中からも郵便局の人事の問題についてはいろいろ質問がなされたと思いますが、私も、普通郵便局の労務管理の問題、主として人事のうちの主任の任命の問題についてお尋ねをしたいと思います。
そこでその前に、普通郵便局の主任というのは定員が決まっていると思うのですが、内勤の場合でいきますと何人当たり定員一名ということになっているのかどうか。
【次の発言】 そこで、定員というのは五人に一人といまおっしゃったのですが、必要だからこそそういうふうに決めがあるのだというふうに思うのですが、大体というふうにおっしゃったのですが、何か決めの根拠があるのかどうか。
それから、これは時間がありませんから……
○安藤委員 私は、国土開発幹線自動車道の建設に伴う環境問題についてお尋ねをいたします。特に近畿自動車道、名古屋市名東区―同中川区間二十八キロの建設についてお尋ねをいたします。 この国土開発幹線自動車道の建設につきましては、基本計画がことしの二月二十三日閣議で決定をされましていよいよ整備計画づくりに着手するという段階になっているわけですが、この二十八キロにつきましては、国道三百二号線のやはり名古屋名東区―中川区間で計画をされております名古屋環状二号線というのがあるのですが、この環状二号線の上に建設するということを建設省としては考えておられるのかどうか、まず最初にお尋ねします。
○安藤委員 私は、裁判官の採用の問題について最高裁にお尋ねをします。勝見人事局長さん、新任の裁判官の研修からかけつけていただきまして御苦労さんです。
第三十一期司法修習生のうち裁判官に採用されたのが六十四人で、裁判官希望者が六十九人あったけれども五人が採用されなかったと聞いておりますが、そのとおりですか。
【次の発言】 結局五人が採用されなかったわけですね。
【次の発言】 その五人が全員青法協の会員であるということを知っておりますか。知っておるとすれば、それはいつから知っておみえになるのですか。
【次の発言】 裁判官に採用するに当たっての最高裁の考え方はしばしば当院の法務委員会でも述べられて……
○安藤委員 国鉄の方に鉄道の建設に伴う環境問題についてお尋ねをいたします。
東海道の大府−名古屋間の線増事業、俗に南方貨物線というふうに言われておりますが、これの建設と環境問題についてお尋ねをします。
この南方貨物線がいま建設中でございますけれども、これが完成をして供用するということになりますと、一日の運行回数は貨物列車にして何本になるか、そしてその運行の時間帯はどういうふうになるのか、まず最初にお伺いします。
【次の発言】 そうしますと、深夜、早朝にかけても運行がなされるということですが、夜間運行は取りやめてほしい、特に午後十一時三十分以降は取りやめてほしいという要望が名古屋市当局あるい……
○安藤委員 私は、訪問販売の問題に一ついてお尋ねをいたします。
訪問販売等に関する法律というのが五十一年の六月にできまして、同年十二月から施行されて、これまでにもう二年半近くになっております。消費者行政の一角を担当しておられる経済企画庁として、どういうようにこの法律の運用に当たって対応してこられておるのか、まず最初にお伺いします。
【次の発言】 消費者の心構えということに重点を置いてきておられるようですが、この法律ができる前に経済企画庁の方で調査をされた実態調査、これは取引上発生した被害件数六百八件のうち四百八件、六七・一%がこの訪問販売による被害者の数だ、これは千世帯当たりにすると十一・二……
○安藤委員 私は労働者の腰痛の問題についてお尋ねをするのですが、番外で臨時に大臣に春闘の問題について一言だけお尋ねしておきたいと思います。 午前中の答弁で大臣は、ことしの春闘は労使ともわりあいに良識を持って対処をしておられるのではないかと思うというふうに見解を述べられたのですが、私の考えと大分違いますので一言だけお尋ねするのですが、たとえば鉄鋼、電機、自動車、いわゆるIMF・JC関係、この大手各社の回答は定昇込みで五・〇%から七・五%という非常にこれは低額なものなんですね。そして通産大臣ともども物を言いなさった減量経営の問題、この減量経営で大量の失業者を社会にほうり出しているというようなこと……
○安藤委員 私は、消防体制の問題についてお尋ねいたします。
消防力の基準というものが定められておりまして、これは消防庁の告示で決められておるのですね。これは御承知のように、市町村が市町村民の生命、身体、財産、これを火災などの災害から保護するための必要最小限度の施設及び人員についての基準が定められているものと思いますけれども、現在全国各地の市町村でこの基準に従って十分な施設及び人員が確保されているというふうに消防庁としては理解しておられるかどうか、まず最初にお尋ねします。
【次の発言】 残念ながらなっていないとすると、その原因はどういうところにあると考えてみえますか。
○安藤委員 私は、労働大臣がお見えになりませんので、労働省に対しましてベリリウム及びその化合物の製造または取扱業務に従事した労働者に対する健康管理手帳の交付問題について、二、三お尋ねをいたします。
健康管理手帳の交付につきましては、申し上げるまでもなく労働安全衛生法それから施行令、そして労働省の省令であります労働安全衛生規則、ここに要件が定められているわけでございますが、ベリリウム従事者に対する健康管理について現在の健康管理手帳交付制度で十分であるというふうに考えておられるかどうか、まず最初にお尋ねします。
【次の発言】 交付要件の中身は、ベリリウムに関するものですが、「両肺野にベリリウムに……
○安藤委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、政府提出の昭和五十四年度予算三案に反対し、日本社会党提案、公明党、民社党提案の両組み替え動議に反対、日本共産党・革新共同提案の組み替え動議に賛成する討論を行います。 昭和五十四年度の予算編成に当たって最も大切なことは、歴代自民党政府の政策運営の失敗がもたらした五年来の不況のもとで、いかにして国民生活を防衛し、日本経済の再建と財政健全化に役立つ予算とするかということであります。ところが、本予算案は、すでに破綻をしている従来型の景気対策を続け、大幅な負担増で国民の購買力を圧迫して不況を長引かせる一方、国債大増発で財政危機を破局的段階に進めるものとな……
○安藤委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案に反対、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、新自由クラブ共同提出の修正案に反対、日本共産党・革新共同提出の修正案に賛成の討論を行います。 今回、政府より提出された法律案は、既裁定年金額の引き上げと年金受給開始年齢の六十歳への引き上げが主な内容となっております。 恩給改定に伴う年金の増額改定と抱き合わせて、年金受給者の年金額引き上げへの期待をてこに支給開始年齢の引き上げという重大な制度的改悪をしようとする……
○安藤委員 執行経費の関係で選挙長、立会人の費用弁償についてはまだ実情に合っていないと思うのですが、先ほど質疑もあり答弁もありましたので、一つだけ要望しておきたいと思うのです。 全国市区選挙管理委員会連合会の公職選挙法等改正に関する要望事項、こういうのがありまして、この中で、執行経費の費用弁償については実情に合ったものに変えてほしいということが昨年の十月に出されております。だから実情に合ったものに変えていただきたいということを要望して、協力をすることにいたしたいと思います。協力というのは時間的なものですよ。 それで在宅投票制度の問題につきましても、前進は見られますけれども、投票行為に関する……
○安藤委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案について、反対の討論をいたします。 第九十臨時国会の当委員会において私は、今回の支給開始年齢の引き上げは、単に地方公務員労働者に犠牲を強いるだけではなく、すべての年金制度改悪への突破口になることを指摘いたしましたが、残念ながらその後の動きは、わが常の指摘が正しかったことを証明しております。 去る十二月十八日、野呂厚生大臣は記者会見で、厚生年金の支給開始年齢が男子六十歳から、女子五十五歳からとなっているのを六十五歳に引き上げる、そのための改正……
○安藤委員 私は議題となっております法律案について、お尋ねをするわけでございますが、その前に、自治省の地方自治体に対する態度ですね、大臣の基本的な態度についてお尋ねしたいと思います。 ごあいさつはいただきましたけれども、所信表明演説というものをまだやっていただいていない。ごあいさつだけしか伺ってないものですから、一遍その辺のところをお伺いしたいと思うのですが、これは申し上げるまでもなく、地方自治の進展を図るためには国と自治体との信頼関係、これをちゃんと確立して、お互いに協力し合っていくということが基本だと思うのですけれども、そういうことに触れて大臣として、地方自治の発展のためにどういうような……
○安藤委員 私は今度の地方税法の改正問題について、いろいろたくさん問題があるわけですが、きょう先ほどいただいた第九十一回国会衆議院地方行政委員会への陳情が指定都市から出されておりますけれども、ここにもたくさんあるわけですが、「地方税における固定資産税、電気税の非課税、課税標準の特例措置については、抜本的に是正する措置を講じられますようお願いいたします。」と、「とくに、」というふうに書いてあるのですね。だから、この中の電気税の非課税の問題について、この陳情にこたえるという意味からお尋ねをしたいというふうに思っております。 電気税の非課税措置については、非課税対象品目が今度二品目減らされて、八十……
○安藤委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由を申し上げます。 政府提案の法案は、不動産取得税の課税標準の特例並びに住宅の用に供する土地の取得に対する不動産取得税の減額の適用対象者を、取得の日から六十日以内に申告した者のみに限定し、きわめて狭く制限をしております。政府はその理由として、登録免許税の場合と同じ要件にそろえて課税関係を明確にしたと答えていますが、これが実施に移されれば、五十三年度実績で年間百五十万件の適用対象者に大きな影響が出てくるのは必至であります。実際の生活において、一般国民にとっては不動産の……
○安藤委員 いま犯罪被害者等給付金支給法案についていろいろ議論がなされまして、警察庁の方の答弁を聞いておったのですが、特に遡及の問題については、心苦しい、お気の毒だ、こういうことを言っておられるのですけれども、これはいろいろ言われておりますように、新しい制度で画期的なことだと思うのですよ。だからもっと自信を持って、こういういいのをつくりましたという態度で堂々と答弁をしていただきたいと思うのですよ。それは中身にいろいろあるからそういう態度をとっておられるかもしれませんが、やはり画期的なことですからね。 そして、いま伺っておりますと警察庁長官は、この法案については確信を持っておるというふうにおっ……
○安藤委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、ただいま提案されております政府提出の犯罪被害者等給付金支給法案に対する修正案につきまして、その趣旨説明をさせていただきます。 すでに本委員会並びに連合審査において明らかになりましたとおり、政府案は、国が犯罪被害者を真に救済する立場から見れば、その目的、犯罪被害の範囲、補償額あるいは過去の被害者等の救済その他において、まことに不十分な内容となっているのであります。 本案が、犯罪被害者とその団体において長年にわたる粘り強い要求運動によってようやく政府において画期的な制度の創設に至ったことを考え合わせますと、その内容というものは、関係国民……
○安藤委員 どうも参考人の方々御苦労さんでございます。 いろいろ貴重な御意見をいただきましたが、二、三補足的にお尋ねをしたいと思います。 最初に、川西市の伊藤市長さんにお伺いしたいのですが、地方交付税の税率の引き上げに加えて、地方交付税の対象になっている税目、国税三税のほかにもっと加えてほしいという御意見があったかと思いますが、それは具体的にどういうものをお考えになっておられるのだろうか、お伺いしたいと思うのです。 それからもう一つは、基準財政需要額算定の強化を図られたいという御要望を言っておられたのですが、それは申すまでもなく、単位費用の問題とか補正係数の問題とかじゃないかと思いますけ……
○安藤委員 私はまず、去る四月十日この委員会で、わが党の三谷議員が広島県の参議院選挙の関係で、元自治省事務次官の松浦功氏の参議院選出馬に絡む広島県知事らの地位利用の問題を取り上げて質問しましたことに関連をして、引き続いて補足的にお尋ねをしたいと思うわけです。 大臣はそのときの答弁では、励ます会は後援会活動だ、だから事前運動にはならないので地位利用にもならないのだという趣旨の答弁をされたはずです。ところがその関係について、これは私も、大臣えらいことをおっしゃったなと思ったのですが、これは翌日の毎日新聞の記事でございますけれども、「後援会活動であれば市町村長などに出席を呼びかけても問題はないとの……
○安藤委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、政府提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に反対、わが党外三党共同提案の修正案に賛成の意見を述べます。 昭和五十五年度の交付税総額は八兆七百七十五億円で、前年度より五%ふえておりますが、伸び率で言えば過去十年間で最低になっています。これは財政需要の切り詰めによるものでありますが、自治体には減量経営と市民サービスの低下を押しつけるものであり、授業料、手数料などの引き上げによる住民の負担増とあわせて、きわめて不当なものであります。 五十五年度の地方財政の財源不足額は、政府見積もりで二兆五百五十億円となっています。昨年より減ったとはいえ、いまだ……
○安藤委員 参議院でもいろいろ議論がされましたし、きょうも午前中からずっといろいろ議論がなされてまいりましたのですが、一部重複するところがあるかもしれませんが、できるだけ重複しないようにお尋ねをしたいと思います。 そこで、午前中も議論があったのですが、この法案の改正案を作成するについて、五十一年のときそれから五十三年のときと比べて関係団体、これは御承知のように日本銃砲スポーツ団体協議会というのがあるわけで、その中にライフル射撃協会とかクレー射撃協会とか猟友会とかいろいろな団体が加盟しておるのですが、こういう団体の人たちの意向を十分お聞きになったのかどうか。その関係について、議論になっておりま……
○安藤委員 きょうは、時間が大分制約をされておりますので、ポイントだけお尋ねをしたいと思います。 共済年金と関係がありますので、厚生年金の話をちょっとしたいのですが、今回の厚生年金保険法の改正では、先ほどからも議論がなされておりますけれども、大幅な寡婦加算額の引き上げがなされております。これは御承知のとおりです。たとえば子ども二人以上持っている寡婦の場合については、加算額は月額七千円から一万七千五百円へと、これはことしの八月から改定されることになっております。厚生省の方は、大幅な寡婦加算額の引き上げと引きかえにことしの六月から、遺族の範囲について制限を加えて、従来妻について何ら制限がなかった……
○安藤説明員 お答え申し上げます。
宗教法人法に基づきまして、宗教団体の宗教上の問題につきまして行政機関が調停、干渉等をすることはできないということが規定されておるわけでございますが、この真宗大谷派の問題がすでに長い期間にわたって紛争が続けられておるということは、文化庁といたしましてもきわめて遺憾であるというふうに考えておるわけでございます。しかしながら、直ちにこの紛争に介入するというようなことはできないわけでございますので、できるだけ関係者の努力によって解決が図られるようにということを期待しておるわけでございます。
【次の発言】 御指摘の点につきましては、果たして機関決定に違反して行われた……
○安藤委員 最初に大臣にお尋ねをいたしますが、いま審議されております政治資金規正法の一部を改正する法律案ですが、これは午前中からいままでのいろいろの質疑、それから大臣の答弁を伺っておりますと、何か用意のできた取り急ぎのものだけ、これは大臣の答弁の言葉ですが、とりあえず提出をしたんだというようなことになりそうなんですが、そうしますと政治資金の明朗化、これを多くの国民が期待していると思うのですが、その期待にこたえるものではないけれども、とにかく用意のできたものだけ取り急ぎ提出した、こういうようなことになりますか。
【次の発言】 これからいろいろお尋ねをするわけですけれども、この法律案に対しまして評……
○安藤委員 私は、前回のこの委員会でいま審議されております政治資金規正法改正案がざる法であるということを指摘いたしまして、その関連で澁谷直藏元自治大臣の政治資金の問題についてお尋ねをいたしました。確認のためにちょっと復習をしようと思ったのですが、いま坂井委員の方から、澁谷直藏氏が富士見病院の北野早苗から受け取ったお金の分配の大要についてはお話しになりましたので、これは省略いたします。 しかし、これに対して自治省の方の答弁は、いろいろ報道の中身が違っておるというようなお話があるのですが、この前も私は確認したのですが、これは読売新聞の報道ですが、澁谷氏は、北野早苗から昨年の九月、五百万円を受け取……
○安藤委員 共産党の安藤巖でございます。 いまの政治資金規正法が改正をされました昭和五十年、そしてこの政治資金規正法には御承知のように附則の八条というのがついております。これに個人献金を強化することも検討するというのが入っておるわけですが、このときに当時の三木総理大臣は、当院のこの公職選挙法調査特別委員会でこういうふうに答弁をしておられるわけなんです。ちょっと紹介をいたします。「私は自民党に党議の決定を求めたわけです。五年後は党の経常費についてはやはり党費並びに個人献金によってこれを賄うことにして企業献金は辞退する。」ちょっと途中飛ばしますが、「したがって五年後には政党の経常費については党費……
○安藤委員 私も奥野法務大臣の憲法に対する姿勢の問題についてお尋ねをしたいと思いますが、その前に一点確かめさせていただきたいのです。 去る九月二十六日参議院の決算委員会でわが党の安武洋子議員が、かつて大臣が鹿児島県の特高課長をしておられた昭和十八年当時のいわゆる「きりしま」事件という弾圧事件についてお尋ねしたことは御記憶があると思うのですが、そのときに安武議員が特高月報というのを取り上げまして、その月報が昭和十八年十二月というふうに言いましたところから、大臣は在任期間が同年の一月から八月の半ばごろまでであったので若干ずれがありますという答弁をしておられますね。これは私は、どうも大臣がごまかし……
○安藤委員 この前、八月二十七日の当委員会におきまして私は法務大臣に、大臣が七月の二十八日に検察合同庁舎あるいは最高検、ここへお出かけになったことについて質問をさせていただきました。あのときはほかにもいろいろありましたので、ちょっと触れただけですので、きょうはその続きをちょっとお尋ねしたいと思います。
この七月二十八日に辻検事総長とお会いになったわけですか。
【次の発言】 辻検事総長にお会いになったのはこの七月二十八日だということですが、前に私の方が新聞の記事を引用しましてお尋ねしましたし、七月二十八日ということは間違いないと思うのですが、これは検事総長の方から大臣に対して会いたいからという……
○安藤委員 最初に、裁判官の給与、報酬の関係についてお尋ねをいたします。 裁判官の報酬が戦後改めて定められたのは昭和二十三年一月だというふうに聞いておるのですが、この当時、これは三十二年前ですから大分古い話ですが、政府職員の最高職であります事務次官、この人の俸給が月額一万円、まあ感慨無量な感じがしますけれども、これが裁判官の判事の最下位の五号俸の俸給と同一であったわけですね。その当時、政府一般職員の全体の平均べースが二千九百二十円だというふうに調査の結果わかっておるのですが、そうしますと相当な格差があって、これは裁判官に対して報酬を高くするという一つの面でもって憲法に保障された裁判官の身分を……
○安藤委員 私は、昨日の簡裁判事の任命それからその処遇の問題について引き続いてお尋ねするつもりでおりますが、総務局長さんお見えですけれども、人事局長さんがおくれて来られるということですので、後の方でまとめてお尋ねしますが、御了承いただきたいと思います。 まず最初に、法務省の方にお尋ねをしたいと思います。いま法制審議会の商法部会で商法の改正作業が進められていると伺っております。そこで、昭和四十九年の商法改正のときに衆参両院で決議がなされておるわけですが、このうち参議院の決議、これは全文読みませんが、私がこれからお尋ねしたいと思うところの関係だけ読み上げてみます。「大規模の株式会社については、そ……
○安藤委員 質問に入ることになっておるのですが、いまの委員室の模様を見ますと、これは委員会は成立していないと言わざるを得ないのです。しかも、これは自民党の議員提案ですよ。それが提案者を含めてわずか四人、これは一体どういうことですか。私は委員会が成立するまで質問を待ちます。委員長の方で、しかるべく出席をするように督促していただきたい。
【次の発言】 私の方には何の相談もありません。成立していないですよ。だれが見ても成立していないですよ。二十五名ですから十三名以上必要ですね。どうですか委員長、これで審議を強行するのですか。
【次の発言】 定足数を欠いていますよ。定足数を欠いているということは委員長……
○安藤委員 質問の前に、十二日の日も申し上げたのですが、いま審議をされておりますこの法案は自民党の議員提案であります。にもかかわらず、自民党の席が寒々としておりまして、これは本当に自民党はやる気があるのかどうか疑わしいと言わざるを得ないのですが、それは早急に委員長の方から、しかるべく自民党の委員の出席を促していただきたい、このことを要望いたします。
【次の発言】 そこで、きょうは私は、先回の十二日に質問をいたしました中で、自治省の大林選挙部長が、労働組合等の集会について、「政治活動を行う団体」か、あるいは政治目的を持った集会かどうかということについて、証拠によって協議して判断するというふうに答……
○安藤委員 私は、土地家屋調査士法の問題についてお尋ねをしたいと思います。
申し上げるまでもなく、土地家屋調査士の方々の業務は、国民の貴重な財産であります土地家屋の範囲をきちっと確定するという非常に大切な業務を担当しておられるわけです。一昨年、この土地家屋調査士法は改正をされましたが、その際、当院で附帯決議がつけられております。この遂行状況はどういうふうになっているのか、まず最初にお尋ねします。簡潔にお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、土地家屋調査士法の関係については後でお尋ねするといたしまして、午前中に横山委員の方から質問がなされました愛知県下における地目変更不正登記事……
○安藤委員 いまも横山委員の方から、最近の新日本興産株式会社の破産の件について、これまでの一連のいろいろな裁判官の不祥事件との関連でいろいろ質問がありましたが、私も、これはだれが何回指摘してもあるいは追及をしても過ぎるということはないというほど重大な問題だと思いますので、事務総長お見えになっておりますので、一、二、まず最初に事務総長にお尋ねをしたいと思います。 最近のこの新日本興産株式会社の破産に関する板垣裁判官、それから谷合判事補の行動について、これは私があえて言わなくても、いま事務総長さんもおっしゃったように、国民に申し開きのないことだというふうに言っておられるのですが、最高裁判所として……
○安藤委員 筋道だった最初予定していた質問に入る前に、先ほどの同僚議員の幕切れのところの質問の関係でちょっとお尋ねしたいと思うのです。 簿外の保証債務あるいは債務、これは局長の御答弁ですと商法の領域じゃないみたいなお話があったのですが、その簿外のものも何かチェックする方法は、やはりこれは考えなければあかぬと思うのですね。今度の改正案の中にはストレートに それが入ってきておるものはないのですが、やはりこれは会社のそういう経理関係の運用の面で、午前中もいろいろ質問がありましたけれども、監査役、会計監査人ももちろんそうだと思うのですが、まず監査役が相当しっかりこれに目を光らす必要があるんじゃない……
○安藤委員 いろいろ三人の参考人の方々の御意見をお伺いいたしまして、ありがとうございました。それぞれのお立場がおありなようですから、それぞれのお立場を話しておられる向きもあるかと思いますけれども、やはりそれぞれのお立場を踏まえてこの商法改正問題について専門家としての御意見をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 最初、中瀬さんにお伺いをしたいのですが、これは先ほど四元さんがお話しになったことで、一昨年の税理士法改正問題のときのあのお話の中には私ども共産党は入っておりませんので、自民党、社会党、公明党、民社党とおっしゃって、いろいろ政治的な何やらがあったというようなお話をお伺……
○安藤委員 先回、株主の提案権の問題についてお尋ねをしたと思います。これが株主総会の形骸化をなくすためだということでいろいろ努力をしてこられた結果の法案だということはわからぬでもないわけですけれども、そのときにも指摘しましたけれども、改正案の二百三十二条ノ二のこの要件は相当厳しくて、一般大衆株主の提案を認めるものとは、せっかく新設されたけれども、実質的にはなっていない、そういう意味でかえって形骸化を助長するものではないかというふうに指摘したわけです。きょうはその続きをやります。 そこで提案をする株主は、提出する議案の要領、これを総会の招集通知に記載してくれというふうに請求することができる、こ……
○安藤委員 前回に引き続いてお尋ねをいたします。 二百三十七条ノ四、総会の議長の権限が新設をされておるわけですが、このうちの第三項に「議長ハ其ノ命ニ従ハザル者其ノ他ノ総会ノ秩序ヲ乱ス者ヲ退場セシムルコトヲ得」、これはまあ総会屋対策とも言われておるわけなんですが、いろいろ株主総会には一株運動の人たちとか、今度質問権もいろいろな制限があるようですが、たとえば公害を出している企業の場合、住民の人たちがその会社の株式を持っておって、そして株主総会の機会を利用してしかるべき発言をしようというような場合にも、これは程度にもよろうかと思いますけれども、そういうものも、会社を非難する者はけしからぬというよう……
○安藤委員 私は、日本共産党を代表して、商法等の一部を改正する法律案並びに同法施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案に対して、反対の討論をいたします。 まず第一に、株主総会の形骸化の点であります。 改正案は、商法第二百八十三条の改正で営業報告書を株主総会の承認事項から除外して報告事項にするとともに、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律で第十六条を新設して、会計監査人の監査を要する大規模会社については、貸借対照表並びに損益計算書についても、会計監査人及び監査役のこれを適法とする意見があったときは、株主総会の承認を受けることを要しないとしています。 この点について政府の法案趣旨説……
○安藤委員 出入国管理令の一部を改正する法律案の関係でお尋ねをいたします。 最初に大臣にお伺いしたいのですが、この法律案の名称でございますけれども、先回、「出入国管理」の「管理」を取ったらどうだというような御意見が同僚委員の方からありました。私ももっともな提案だなというふうに思っておるのですが、私がお尋ねするのは「及び難民認定法」というふうになっていますね。確かに難民を認定することはするのですが、認定をした結果、内国民待遇を与えるということで、いろいろな権利も与え保護するというような趣旨になっているわけですね。ですから、こうなりますと、「難民認定法」といいますと、これは名称から受ける感じとし……
○安藤委員 最初に、この出入国管理及び難民認定法案、これは難民条約の批准に伴うものでありますけれども、入国管理局の業務として、難民に対する処遇について現行法と比較してどういうところが端的に言って改善をされるということになったのかということをお尋ねしたいと思うのです。入国管理局としてはどういうふうにその辺のところを理解しておられるか、いかがですか。
【次の発言】 いろいろ入国管理局としての立場からの改善点というのをお聞きしたわけですが、この「出入国管理の回顧と展望」、これは法務省入国管理局のつくったものですね。これの二百五十一ページにも「難民条約への加入は、条約上の難民に対して条約に規定されたと……
○安藤議員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました利息制限法の一部を改正する法律案について、提案の趣旨を御説明いたします。 サラ金にまつわる悲惨な事件が社会問題化し、規制法の制定を求める声は、年々強まっております。警察庁の調査でも、昨年一年間に暴利営業で検挙されたものが四百五十四件にも上るなど、政府の調査によってさえも、異常な高金利、行き過ぎた貸し付け、暴力取り立て等の悪質行為の横行が明らかにされております。 サラ金悲劇をなくすためには、十分な行政指導、健全な庶民金融制度の充実育成などとあわせて、免許制の導入、過剰貸し付けの規制、悪質取り立て行為の禁止等を図るほか、特に野放しと……
○安藤委員 まず最初に、大臣にお尋ねをしたいのです。 先ほど民事局長が非常に気になることをおっしゃったものですから、その関係で、大臣の先ほどの御答弁は、三年後に供託に関する法律の整備ということについても検討をすることもあり得るかもしれぬ、こういうようなお話だったですね。中島民事局長の先ほどの答弁は、そういうことではなくて、財政事情が許すならばつけるようにしたいのだというようなことをおっしゃったので、大いに気になったのは、いわゆる財政再建のこの三年がたった後でも、そのときの財政状況のいかんによってはさらに利子をつけないというようなこともあり得るみたいな話なものですから、もう三年後、昭和六十年の……
○安藤委員 ただいまの議論でもはっきりしてきておるのですが、この供託金が国庫金の一部として運用益あるいは活用益、あるいは民事局長の答弁によると消極的な利益、そういうふうに利益が得られておるわけですから、たとえ三年間というふうに年限を限ったにしても、これは国民が供託をしたその供託金に利息をつけないことによって国は不当に利得を得ていることになるのではないか、こういうのがどうしても出てくるのです。 そこで、私がお尋ねしたいのは、今度の三年間利息をつけないという法案をおつくりになるに当たって、供託関係者あるいは学者の方あるいは弁護士会等々に、これは中島局長がこれまで答弁なさったような政策的なものであ……
○安藤委員 外国人登録法の改正との関連でまず最初にお尋ねをしたいのですが、東京地方裁判所の民事二十部、ここで司法汚職事件があって、いまも訴追委員会等でもいろいろ審議がされておるのは御承知のとおりですが、その張本人と言われております、あるいは仕掛け人と言った方がいいのかもしれませんが、井上恵文弁護士に絡んで入国管理局においても問題があって、九月に当時の事務次官、官房長、それから審議官の方が処分をされたわけですが、この問題に関連して、今後外国人登録並びに出入国の管理の行政を適正にやっていくという上でこの問題をどういうふうにして見ておられるのか、あるいは今後どういうふうに厳しく措置をとっていかれるの……
○安藤委員 林委員の質問に関連をしまして、二、三大臣にお尋ねをしたいと思います。 大臣は、十月三十日の発言の問題についてあれこれあちこちで質問を受けて、もう真っ平御免だと思ってみえるのかもしれませんが、先ほど来林委員が言っておりましたように、事はきわめて重大だと私どもは受けとめておりますので、その関係についてお尋ねをしたいと思うのです。 まず、先ほども話になりましたが、三十日にあのような発言をなさって、それから故前尾繁三郎氏の百日忌にお出かけになって田中角榮と握手をしたということが新聞、雑誌に報道されておるわけですね。それは、先ほども週刊文春のあの写真を林委員の方から大臣にお見せしたし、そ……
○安藤委員 これから発議者を中心にしていろいろお尋ねをするわけですが、その前に委員長にお尋ねをしたいと思います。 御承知のように、この選挙制度というのは議会制民主主義の基礎をなす大事なものであるということは御承知のとおりで、これは全く私と委員長は意見が一致しておると思うのですが、それで、国民の意思を正確に議席に反映するという制度でなければならぬと思うのです。その基本的なルールを決めるものですから、これはどうしても国民に十分な理解が得られるような審議というのをこの委員会ですべきだと思うのです。そういう関係でいきますと、一部の党派の数を頼んでの強行採決というのが参議院の委員会であったわけですが、……
○安藤委員 まず最初に発議者の先生方にこの委員会への出席の問題についてお尋ねをしたいのですが、きょうは御承知のように十一時まで参議院の本会議が開かれておりました。ところが発議者の方々は十時半からもうすでにこの委員会に出かけておられましたね。そうしますと、参議院の本会議の方は、言葉は悪いですが、サボってここへ出ておられた、こういうことになるのですか。私はそのことを委員長に、いま参議院の本会議開会中だ、十一時までだということを番いましたら、委員長は、発議者の方々は、参議院の議運の了解だったか承諾だったか忘れましたが、を得てきておられる、こういう話だったのです。ところが、私の方で調べてみますと、そう……
○安藤委員 きょうは憲法の問題について質疑を申し上げたいと思います。
この問題につきましては、参議院でいろいろ議論をされてきておりますので、できるだけ重複をしないように質疑を申し上げたいと思うわけです。
まず、参議院で参考人の先生方がいろいろ意見をお述べになった中で、選挙制度というのは議会制民主主義の根幹にかかわるものだ、だからこの改正というのはやはり憲法を改正するのに匹敵するようなものだ、こういうような御意見があったのですが、そういうような重大問題だという認識を発議者の先生方は持っておられるのかどうか、まず最初にお伺いします。
【次の発言】 そして、これもいろいろ議論になって、当委員会に……
○安藤委員 私は共産党の安藤巌でございます。 本日は、五人の参議院議員の先生方、調子のいいお話も含めていろいろ貴重な御意見を拝聴いたしましてありがとうございました。参議院議員の先生方から御意見を伺うというのは全く画期的なことなのです。ところが、ごらんのとおり公明党推薦の参考人の方、それから予定されておりました青島幸男さんが不出頭ということ、さらに会期末までの日程も決めないで御意見を伺うということ、これは問題だと思うのです。 私ども共産党は、近藤参考人の方からも意見陳述がなされておりますように拘束名簿式比例代表制そのものには賛成しておるのです。ただ、無所属、無党派の立候補を認めない、それから……
○安藤委員 自民党総裁としての総理にお尋ねをしたいと思います。 私は七月二十七日の本会議質問で、自民党がロッキード事件での灰色議員の証人喚問を棚上げをして公職選挙法の審議を強行するのは、議会制民主主義の根幹を揺るがし国民の期待を裏切るものだというふうに指摘いたしました。ところがこれに対して、総理から何ら誠意ある答弁がなされておりません。きょうは、御承知のようにもう八月の十三日であります。会期末まであと一週間、現在に至るもこの証人喚問が実現をされておりません。そして、公職選挙法の審議だけが強行、進行されております。これはもう明らかに証人喚問棚上げだと思うのです。棚上げでないというならこの証人喚……
○安藤委員 裁判官と検察官の給与法の関係についてまずお尋ねをいたします。 人事院勧告が全面的に実施をされていないという点については、大きな不満を持っているということを申し上げます。 その中で、これは裁判所の関係だけでお尋ねをするわけですが、いま裁判官の判事補一号から四号まで、それから簡裁判事も九号までは、来年の四月一日実施ということで、ことしの四月一日からさかのぼらないという点については、ほかの一般職の管理職との関係の並びだというふうに言っておられるのですが、私としては、先ほどもちょっと議論があったのですが、裁判官の職責ということから考えると、それから三権分立、司法の独立という点から考える……
○安藤委員 提案をされております定員法の改正で、裁判官八名、裁判官以外の職員一名増員ということになっておりますが、これではとてもじゃないが不十分だというふうに思います。ところが、その定員増の裏づけになる予算定員の方も、裁判所の方の一般会計予算も拝見をして調べてみたのですが、裁判官以外の職員は、提案によりますと、昭和五十七年度で二万一千三百四十五人ということになるわけですね。ところが、この予算定員の方を見ますと、そのうち裁判官以外の職員で三十八人は六カ月ということになっていますね。この六カ月ということになると、六カ月後はこの定員が三十八人減る、こういう予算の裏づけの関係からすると減るということに……
○安藤委員 先ほど林委員の方からもちょっと質問がありましたけれども、本登記にしろ仮登記にしろ、問題となる類似商号ですね。発音上あるいは文字の上からあるいは観念上、類似の基準みたいなのがあるのですが、先例なんか見ても非常にわかりにくいですね。これが基準だというものがどうもない。 これは後で要望したいと思いますが、何も民事局長をメンタルテストをするわけじゃないですけれども、ちょっと一遍、類似かどうかという点についてお答えいただきたいと思うのです。これは先例集ですが、それを見たらだめですよ。見たら何にもならぬです。たとえば卸売業・小売業関係で「株式会社北海道産商」と「北海産商株式会社」、これは類似……
○安藤委員 私もプロボクシングの問題についてお尋ねをいたします。
まず最初に、大臣にお尋ねしたいのですが、大臣はプロボクシングを見るのはお好きな方ですか。
【次の発言】 結構です。大体私と同じ程度だなというふうにいま思いました。
先ほどからも問題になっております金平問題というのは、まじめな選手にとっては大変迷惑なことだというふうに思っております。それで、大臣も好きな方ですし、私も見るのは好きな方ですが、多くの愛好者はやはりいい試合を見たい、そして選手の方でも生き生きとして見てもらえる試合をしたいというふうに一生懸命努力しておられると思うのですね。だから、そういうボクシング界の一層の健全な発……
○安藤委員 最初に、先回商法第五十八条の関係でいろいろお尋ねをいたしましたが、その関係でもう少しお尋ねをしたいと思います。 この五十八条の一項の前文に、条件があるわけですけれども、法務大臣または株主、債権者、利害関係人が、存立そのものを認めない不正行為をする会社に対する解散命令を裁判所に請求することができるということになっておるのですが、この前、民事局長は、そう法務大臣法務大臣と言わなくても、株主、債権者、利害関係人等々も申し立てることができるから、そちらの方の申し立てというのもあってしかるべきではないかというような答弁をされたのです。新潟交通など、あるいは新潟遊園と役員がほとんど同じだとい……
○安藤委員 証人等の被害についての給付の額のことで最初にお尋ねをしたいんですが、これは殺されてしまった場合の給付金の最高額というのは幾らになりますか。
【次の発言】 いま年金の場合と一時金の場合と両方説明をしていただきましたが、年金の方もこれは相当低い額じゃないかと思うのですが、特に一時金の場合、今度は政令が改正になっても九百八十万円だ。これはよく比較に出される話ですが、自動車損害賠償保障法に基づくいわゆる自賠責の方のは、現在最高額が二千万円になっていると思うのです。だから、これから比べるとその半分以下という状態になっております。だから、これはもっと引き上げるべきではないかと思うのです。これは……
○安藤委員 最初に、文部省にお答えをいただきたいと思います。
いま行われております横浜の市長選挙、この市長選挙で児童生徒を選挙に駆り出す、こういう文書が配布されているのを知っておりますか。
【次の発言】 いま横浜市の教育委員会にも照会をしたということですと、文書の内容も知っておられると思いますが、まず、この差出人はだれで、だれあてになっておって、いつの日付になっておるわけですか。
【次の発言】 横浜市管理職組合というのは、どういう人たちが構成メンバーになっておりますか。
【次の発言】 その文書を取り寄せてごらんになって、そしてそれがどういうようなルートで配布をされているか、お調べになりました……
○安藤委員 最初に、外務省にお尋ねをいたしたいと思うのですが、今度のこの新しい条約の採択会議ですか、そこでわが国はどういう主張をしたのか、そしてその主張をした理由は何か。これは全部お尋ねしておる時間的余裕がありませんので、責任制限阻却事由と責任限度額についての関係でお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いまの括弧の中に入っておった重過失が除かれるということでは、わが国の意向は通らなかったということですね。重過失を入れてほしいという要求をしたが、通らなかった。これは運輸省の海運局の総務課の川上五郎さんがレポートを書いておられるのですが、それによると、いま棄権をしたというお話ですが、これは条約の……
○安藤委員 まず最初に、法務省にお尋ねしたいのですが、いまここに私が持ってきておりますのが、ことしの二月二十六日、最高裁判所で上告棄却の決定が出た薬事法違反被告事件、その決定文です。これは一審が山口地方裁判所徳山支部、二審が広島高等裁判所第一部で、それぞれ被告人に対して薬事法違反被告事件で有罪の判決が出て、これで有罪が確定したわけですが、被告人の氏名は塚原利昌、そして住居が福岡市東区郷口町十四の九、株式会社世界のしあわせ九州箱崎寮、こういうふうになっているのですが、この事件の内容というのはどういうようなものだったのでしょうか。
【次の発言】 簡単明瞭に説明をされたんですが、中身は高麗ニンジン濃……
○安藤委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。 まず最初に、一九七五年の本法制定に当たり、ひとりわが日本共産党のみが反対したのでありますが、本法施行以来今日まで本法の適用により数多くの被害者が十分な補償が得られず泣き寝入りさせられている実例を見るに、わが党が反対の態度をとったことの先見性、正確な判断が実証された点を指摘したいのであります。 当時、商法海商編の委付による責任制限制度から本法の金額責任制限制度への転換に当たって、わが党が反対した主要な理由は以下のとおりであります。 第一……
○安藤委員 どうも参考人の先生方、御苦労さまでございます。 最初に、田中先生にお伺いをしたいと思うのです。 先ほど冒頭の意見陳述をお伺いしておりまして、外国人の地位、処遇をめぐる日本政府の態度に対して最近変化が生じたというふうに田中先生はおっしゃって、その一つの根拠づけとして、出入国管理及び難民認定法への改正が行われた、そこで永住者と非永住者への区分けができたのだ、こういうふうにおっしゃってみえたのですが、失望したというふうな御意見もありますし、懸案事項の指摘もございます。こういうような変化に対応した外登法の改正というものがなさるべきであったじゃないのか、こういうことをおっしゃってみえてお……
○安藤委員 最初に、大臣にお尋ねをしたいのですが、先ほど土井委員に対しましては、最後にいろいろ含みのある答弁をなさったのですが、これまで外登法の改正案に対する審議の中で、私どもの林委員を初めほかの党の同僚委員の方から指紋の押捺の問題とかあるいは不携帯問題、提示義務の問題、それから職業、勤務先の変更登録の問題ですね。それから罰則については、懲役、禁錮あるいは罰金ということではなくて過料にしたらどうかとか、いろいろ意見が出たのですが、どうもいろいろ事実を示して質問をいたしましても、一口に言うと、ああ言うとこう言うみたいで壁がなかなか厚くて、もうこれでいいんだというみたいな、これ以上変えませんよとい……
○安藤委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっています外国人登録法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由を御説明いたします。 現行外国人登録法は、在日外国人の管理を強調する余り、運用上著しく人権を侵害する事例が多発しており、改正案で一定の是正をしていますが、なお不十分な点が多いと言わざるを得ません。 修正案は、在日外国人に対する警察官等による取り締まりの乱用、人権侵害を防止し、過重な負担を強いることを改めようとの趣旨に基づき、登録証明書の常時携帯義務及び指紋の押捺を廃止するとともに、本人出頭等の義務年齢を成人(二十歳)に引き上げ、確認申請や職業、勤務地の登録など不必要な……
○安藤委員 裁判所法の質問に入る前に、IBMの問題につきまして、法務省に二点だけお尋ねをしておきたいと思います。
アメリカの司法当局が、現在日本にいる起訴された人たちに対する引き渡しの要求をしてきたときに、どうするかということをお尋ねしたいのです。これは全く応ずる必要がないのか、そういうようなときには考えなくちゃならぬと考えているのか、どちらかということをまず一点お尋ねします。
【次の発言】 もう一点は、日本でいま法務省当局、検察庁当局ということになろうかと思うのですが、この問題について調査に入っておられるのか。それと関連をして、そういう調査とか捜査というようなことは全く考える余地がない問題……
○安藤委員 いろいろ質疑が行われてまいりましたので、私は、まず一般的に国内法の関係についてお尋ねをしたいと思うのです。
逃亡犯罪人引渡法という法律があります。そして、日本国とアメリカ合衆国との間の犯罪人引渡しに関する条約というのがあります。そこで、この日本とアメリカとの間の犯罪人引渡しに関する条約に従ってアメリカから日本政府に対して犯罪人の引き渡しの要請があったときは、この条約の中には細かいことは書いてありませんので、あったときは逃亡犯罪人引渡法の定める手続に従って引き渡しが行われる、こういうような関係になっておりますか。
【次の発言】 当然引き渡しの要求があったときの一般的な話として、応ず……
○安藤委員 先ほどから両先生にいろいろ詳しくお話をしていただきまして、ありがとうございます。 最初に、いろいろお聞きになりましたので、できるだけ重複を避けて井上先生にお尋ねしたいと思うのですが、先生が最初におっしゃった一九七二年五月でしたか、刑事訴追の移管に関するヨーロッパ条約、これは日本なら日本へ逃亡してきたという場合に、日本は批准しておりませんから別ですけれども、たとえの話です。これは犯罪人を訴追して裁判にかけるというのはできることになっているのか、しなければならないことになっているのかということと、不勉強でございますので、結局、そういうことをおっしゃった趣旨は、いまのこのIBMの事件で……
○安藤委員 毎回私がお尋ねをしておる身体障害者の方々の選挙権の行使の問題について、お尋ねをしたいと思います。 時間の制約もありますので、ポイントだけにしぼってお尋ねをしたいと思いますが、立会演説会における手話の問題です。だからこれは聴覚障害者の方々の関係でございますが、東京都では知事選挙それから国政選挙、これは全部立会演説会で手話を入れてやっております。それから、御承知だと思うのですが、大阪でも知事選以上は、これは全部ではないのですが、半数以上の立会演説会で手話を入れてやっておるのです。この関係につきましては昭和五十二年の三月にも私お尋ねしたのですが、そのときは自治省は、公平、不公平の問題が……
○安藤委員 私は、まず第一に、選挙の公正の問題について自治省にお尋ねをしたいと思うのです。
これは申し上げるまでもないと思うのですが、自治省は、選挙が公正に行われるかどうかという点については重大な関心を持っておられると思うのですが、どうですか。
【次の発言】 この公正の中には、いわゆる一票の重み、これも平等でなければならぬというふうに思うのです。
それで、私は昨年の十二月十五日付で「衆・参両議院の定数格差是正に関する質問主意書」というのを出しまして、国会議員一人当たりの有権者数の最高と最低の比率、これが衆議院で四・一三対一、それから参議院の選挙区で五・四五対一となっているという事実を指摘し……
○安藤委員 法務大臣の所信表明をもとにしていろいろお尋ねしたいと思います。 この所信表明で言うておられるように、法務行政の使命は法秩序の維持と日本の国民の権利の保全ということに一番大きなポイントがあろうかと思います。そういうことになりますと、その最高の責任者である法務大臣、もちろん国民からしっかり信頼される人でなければならぬというふうに思うのですが、この点については異存がないと思います。だから、別にお尋ねしません。異存はないと思います。異存があるんだったら言ってください。異存はないですね。 ところで、この所信表明の第一は検察行政について述べておられるわけですが、先ほどからもいろいろお話があ……
○安藤委員 私は、残りの時間、簡易裁判所の書記官の問題について最高裁判所の方にお尋ねをしたいと思います。 具体的にお尋ねをしますが、名古屋地方裁判所管内の愛知県の西尾市に西尾簡易裁判所というのがあります。これは、現在、裁判官不在庁になっております。いわゆる四人庁ですね。それを書記官をすぐ近くの安城の簡易裁判所へ転勤をさせるという計画があるというふうに私は聞いているんです。ですから、西尾の簡易裁判所が三人庁になるわけですね。安城へ転勤をさした後、どういうふうにしてやっていくのかということを聞きますと、転勤をさした書記官を安城の方から西尾の簡易裁判所へ填補をさせる、こういう計画だというふうに聞い……
○安藤委員 いろいろ貴重な御意見ありがとうございました。なかなかむずかしいお仕事で、しかも忍耐を要しますお仕事に取り組んでおられることに対しましては心から敬意を表する次第であります。 それぞれのお立場に基づいて御意見をお伺いできればと思いましてお尋ねするわけですが、岡村さんの場合、少年院での扱いがそれぞれの少年の個別的な処遇計画に基づいている、これは大切なことだと思いますが、それが、坂本さんのお話によりますと、一人一人に面会すれば非常にいい子なんだというお話があるわけですね、ところが、一面、これは菊地さんのお話だったですか、いわゆる校内暴力の場合で言うと、共同行為といいますか、いわば集団とい……
○安藤委員 改正案の第二十二条の一項のただし書きの問題で、建物とその敷地利用権とを登記簿上も処分上も一体として処分するようにするというのが本法の改正案のねらいだということをお聞きしておるのですが、二十二条の一項のただし書きによると、「規約に別段の定めがあるときは、この限りでない。」というのがあるところから見ると、規約で別段の定めがあれば、そういう一体の処理、登記簿上に載せる、建物と敷地は一体にするという趣旨の例外規定をここに設けているような気がするのですね。だから、その辺のところ乱れが生じるのじゃないか、せっかくの趣旨、どうして別段の定めをしたらいいのかということを疑問に思っておったのですが、……
○安藤委員 私は、前回にもここでいろいろ質疑が行われました愛知県の知多郡美浜町にあります戸塚ヨットスクール株式会社の問題についてお尋ねをしたいと思います。 まず、法務省にお尋ねをしたいのですが、これは昭和五十四年五月二十三日にわが党の正森議員が質問をいたしました昭和五十四年二月二十四日に死亡した見学祐次君の関係についてお尋ねします。 これは先回の法務省の方の答弁でもありましたが、そして法務省からいただいた「戸塚宏らに対する傷害等事件の受理処理状況等」と書いたものがありますが、これによると「昭和五十六年十二月二十八日不起訴」こうなっておりますが、この不起訴はどういうような理由から不起訴になっ……
○安藤委員 まず最初に、環境庁長官にお尋ねをしたいと思います。
公害健康被害補償法に基づく補償制度、これは民事責任を踏まえた損害賠償制度だということは間違いないと思いますが、どうでしょう。
【次の発言】 ところで、臨時行政調査会が今月の十四日に最終答申を出そうとしておりますが、その前に第三部会が報告を出しましたが、その中で個別補助金の整理合理化という項を設けて公害健康被害補償協会交付金、これを掲げているわけですね。そして、この補償金を整理合理化の対象にしようとしています。これには公害病患者の会の人たちが、これは命綱を断ち切るものだということで強く反対をしておられるわけですが、これはまさに重大……
○安藤委員 最初に、最高裁判所の民事局長さん見えておりますね。――お尋ねをいたします。 これは具体的な事件があるのですが、一般論としてお尋ねをしたいので仮定の話としてお尋ねをすることになりますが、民事の裁判が係争中でAとBが争っている。Aの方から証拠の申請、証人申請あるいは鑑定あるいは検証の申し出というのが出されている。そしてBの被告の方がしかるべくという応答をして裁判所が証拠決定をしますね。そしていよいよその証拠の審理に入るという段階になったときに、そのBの方が、証人の場合で言うと不出頭にさせるとかあるいは証言を拒否させるとか、あるいは鑑定で言うと、その関係のある人が鑑定人として選ばれてお……
○安藤委員 先ほど、この前の第十三回参議院議員通常選挙の結果について御報告をいただきました。
そこで、投票率につきましては、自治大臣も参議院選挙史上最低だというふうにおっしゃってみえる。まさにそのとおりですね、五七%ですか。この投票率が低下したのは、一体どういうところに原因があるというふうにお考えになってみえるのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 投票率が低かった一番大きな原因は、その前に行われた統一地方選挙の影響じゃないかというふうにおっしゃるのですが、それも幾分かはあるのかもしれぬとは思います。しかし、私はどうも選挙に対する国民の関心、これは残念なことですが、そしてこれは憂慮……
○安藤委員 まず最初に、委員長にお尋ねしたいと思うのです。
選挙法といいますのは、申し上げるまでもなく、議会制民主主義のルールをつくるものですね。その選挙法の審議の冒頭から社会党が欠席、こういう不正常な状態で審議が進められております。委員会の運営は、各会派合意の上で行われるという民主的なルールがあると思いますが、こういうような不正常な状態ではやはり非常に遺憾で、ルールに反しておるのではないかと思うのです。だから、早速この審議は中止をなさって、理事会を開いて委員会の運営について協議をなさるべきではないかと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 大方の賛同を得たというふうにおっしゃるのですが……
○安藤委員 参考人の方々には、本当に急なことでしたけれども御出席いただきまして、本当にありがとうございます。これからお尋ねをして御意見をお伺いしたいと思います。 まず最初に三人の方にお伺いをしたいと思いますが、投票率をアップするために、亀井さん、鈴木さんの方は一生懸命努力をしておられる。小野寺さんも、投票率の低下あるいは青年の政治離れの問題、いろいろ気にしておられる。そこで、投票率がそういう御努力にもかかわらず、たとえばこの前の参議院の選挙は五七%、参議院選挙史上最低、こうなっているわけですね。それから四月に行われた知事選挙、県会議員選挙、政令指定都市を除く市町村選挙、これも史上最低。それか……
○安藤委員 私は、今回の道交法の改正の問題につきまして、交通安全の趣旨で改正をされるわけですが、その前提条件の確立の問題について二、三お尋ねをしたいと思います。 今回の法改正は、身体障害者の保護とか、あるいは自転車運転者の安全の確保あるいは自動二輪車の運転者の遵守事項等へそれからさらにいまもちょっとお話がございましたが、使用者が過積み運転させた場合、あるいはこれはこれから私がお尋ねする問題ですが、過労運転させた場合の車両の使用制限あるいはそれに対する罰則等々、評価できるところもあると思います。 ところが、いま最初に申し上げましたように、交通事故防止のためのもっと基本的な問題がちょっと欠けて……
○安藤小委員 三点にわたってお尋ねをしたいと思います。 第一点は、先ほどもいろいろ質問と御意見があったわけですけれども、補佐人の発言の問題でございます。 これは飯坂先生、それから林先生から先ほどいろいろ御意見を伺いましたので、堀部先生にお伺いしたいと思うのですが、堀部先生は先ほど国民の知る権利というのを基本的にお教えになって、いろいろおっしゃってみえるわけですね。それから裁判所における司法と、議会における証言による国政調査の問題との違いというふうにおっしゃったのですが、その問題はもちろんあるわけですね、法的な責任と政治的あるいは道義的、社会的な責任を明らかにする問題との違い。 そのほかに……
○安藤小委員 私は、身体障害者の利用する自動車関係の課税の問題についてお尋ねをしたいと思います。 この問題については、もうすでにいろいろな場で取り上げられているわけでございます。そしていま年末に向かいまして、大蔵省、自治省等々で、来年度の税制措置については改正問題を含めていろいろ作業中だというふうに思っておりますので、そういうことも含めてお伺いするわけですが、まず最初に、自治省の方にお尋ねしたいと思います。 この身体障害者の利用する自動車関係の課税の問題については、地方税の関係では、税務局長の通達で昭和四十一年からことしの六月まで何回かにわたっていろいろな減免措置がなされているというふうに……
○安藤委員 公述人の方々、御苦労さまでございます。 三人の方からいろいろ御意見を伺いまして、御意見の中の相当なウエートで雇用、失業問題についてお話をされましたわけですが、私は時間の関係もございますので、富塚さんに二つの点についてお尋ねをして終わりたいと思います。 雇用問題について雇用創出機構の問題を中心にいろいろお話しになったのですが、富塚さんも大きな不満を持っておられる大企業の減量経営です。この減量経営、人減らし、合理化を大企業はこれまでもしきりにやってまいりましたし、いまもいろいろ画策をしておるようでございますけれども、この雇用創出機構というものをつくっていって失業者を受け入れる、その……
○安藤分科員 私は、会計検査院の検査権限並びに検査機能の拡充強化の問題についてお尋ねをしたいと思います。 御承知のように検査院の権限の拡大に関しましては、国会で一昨年、昨年合計衆参合わせて決算委員会で三回決議がされておるわけです。これに対しまして前の佐藤会計検査院長は、権限の拡大については検討を促進する、それから政府の御協力を期待して実現に努力をしてまいる所存でございますというふうに答弁をしておられるわけです。 そこで、このほど院法の権限拡大についての改正案の要綱、これをおまとめになったということを聞いております。内容についてはお知らせをいただいておりますので知っておりますから、内容につい……
○安藤分科員 私は、国立病院等の医療体制についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、大臣にお答えいただきたいと思うのですが、これは厚生大臣の私的諮問機関になっております国立病院・療養所問題懇談会というのがございますが、この懇談会が昨年の十二月二十日「国立病院・療養所において当面講ずべき措置について」と題する提言をしておられるわけです。もちろん大臣はごらんになっておられると思いますけれども、ここで提言をされておりますのは「現在の国立病院・療養所の診療機能、定員、施設整備等の面における立ち遅れ」がある。「われわれは現状を早急に改善する必要があると認めた。」というふうにあるわけですね。そし……
○安藤分科員 私は、都市公園と消防の関係についてお尋ねをしますが、まず最初に、消防庁の方にお尋ねをしたいと思います。 私が言うまでもなく、消防庁の方は当然よく知っておられるわけですが、昭和五十四年版の消防白書、この中の「消防行政の現況と施策」という中に「震災対策施設等の補助事業」というのがありますが、その中に「特に、震災時に予想される火災の同時多発に対処し、初期消火及び延焼拡大防止の徹底を期するため、昭和四十七年度から補助事業として、大震火災対策施設等整備事業を推進している。」という記載がありまして、そして、昭和五十四年度から地震防災対策強化地域については新しい補助制度を創設し、ここからが問……
○安藤分科員 私は、障害者の方々の福祉と社会生活参加の問題についてお尋ねをしたいと思います。 御承知のようにことしは身体障害者福祉法制定三十周年、そして来年は、国連総会で全会一致で決めました国際障害者年に当たります。 この国会におきまして私どもの宮本委員長が、一月三十日に参議院の本会議の代表質問で質問をいたしました。それは「政府は、速やかに障害者の生存権教育権の保障を柱とする具体的目標を障害者自身の参加のもとで企画して実行すべきである」こういうふうに要求をいたしましたところ、これに対して大平総理は、実行するという約束の答弁をしておられるわけでございます。 そういう障害者の方々に対する政府……
○安藤委員 公述人の方々には本当に御苦労さまでございます。先ほどはいろいろ貴重な御意見を拝聴しまして大層勉強になりました。 基本的に賛成という御意見の方々も、それから反対という御意見の方々はもちろんそうですが、自民党提出のこの改正案について、質の問題とか、あるいは先ほどお話がございましたエ、オの御注文だとか、あるいは政党要件をもっと緩くすべしとかいうようないろいろ御注文をいただきました。 そこで、私は、最初に御意見を伺っておきたいと思うのですが、御承知のように、参議院でも参考人の意見聴取を、それから公述人の方々にも御意見を述べていただいたわけですね。ところが、結局ああいうようなことで、無修……
○安藤分科員 私は、環境庁それから建設省に対しまして、近畿自動車道のうちの名古屋―亀山間、亀山線ですね。このうちの名古屋市名東区―名古屋市中川区間の建設についてお尋ねしたいと思います。
まず最初に、建設省にお尋ねしたいのですが、この道路はいつごろ着工していつごろ完成という予定になっておりますか。
【次の発言】 環境庁長官にお尋ねしたいのですが、いまお話がありましたように、ことしの一月二十日に基本計画から整備計画に格上げになったわけですね。この道路は名古屋市内ではいわゆる環状二号線と呼んでいるのですが、これから環二というふうに省略して言うこともありますが、御承知おきをいただきたいと思うのです。……
○安藤分科員 私も、自治省それから消防庁にお尋ねをしたいと思います。 ホテル・ニュージャパンの火災のことはしばしば出てまいるのですが、そのほかの日航機の墜落事故、こればかりではなくて、全国各地で消防署の職員の皆さん方は、国民の生命、財産を守るためにいろいろな御苦労を重ねておられるわけです。そこで、私は、消防職員の皆さん方の勤務条件、さらには勤務体制の問題についてお尋ねをしたいと思います。 その前に、大臣に一つ確かめておきたいのですが、それは、第八十七国会の当院の決算委員会で、私が当時の澁谷自治大臣に、地方交付税の算定の基礎となっている人数が、消防庁がつくっている消防力の基準、これよりも少な……
○安藤分科員 これは主税局長か国税庁長官にお尋ねするのが筋かと思いますが、御承知のように第二臨調が昨年の七月に基本答申というのを出しました。この基本答申の中で、税制に関する部分について「税負担の公平確保」という項がありまして、「次のような施策を含め幅広く検討し制度面での改革を図る。」という文言があって、これは記帳義務の導入とか総収入の申告の導入とかというのがあって、もう一つ「推計課税及び挙証責任の整備」というのがあるのですね。本当はこの三つについてお尋ねしたいのですが、時間の関係がありますから、「推計課税及び挙証責任の整備」とありますうちの、推計課税の整備というのはどういうようなことを臨調が考……
○安藤分科員 私は、川の改修の問題についてお尋ねをしたいと思います。 御承知のように、河川法の第十六条によりまして、河川の管理者は河川工事について工事実施基本計画を定めておかなければならないということになっております。そして、この基本計画を定めるに当たっては、これは当然のことだろうと思うのですが、堤防の状況、これは高さとか強度とかが含まれると思うのですが、それから漏水のあるなし、工作物の状況などを調査して、そして河川ごとに「重要水防箇所調書」をつくって、水防の重要度に応じてABCのランクに分けるというふうに聞いておりますが、そのとおり間違いありませんか。
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