安藤巌衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○安藤巖君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま提案のありました所得税法及び租税特別措置法の一部改正ついて、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 国民はいま、戦後三十数年の中でも、深刻な不況の長期化、失業と中小零細企業の倒産の増大、農業、漁業の破壊の進行、物価の激しい上昇など、かつてない危機的状態に陥れられております。 こうした事態が歴代自民党政府による大資本本位の高度経済成長政策の結果であることは、いまやだれの目にも明らかなところであります。 ところが、福田内閣は、この国民的危機の根源であるこれまでの経済の枠組み、大資本本位の仕組みに全く手を触れようとしないばかりか、逆に幾……
○安藤巖君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、三原朝雄防衛庁長官の不信任決議案に賛成の討論を行うものであります。(拍手) 不信任決議案に賛成する第一の理由は、沖繩基地を恒久的に確保し、戦後三十二年たった現在においても沖繩県民の権利を不当に侵害するとともに、沖繩県民のみならず、わが国の安全と主権にもかかわる希代の悪法を提案した責任者である三原防衛庁長官の責任の問題であります。 さらに、こうした悪法をわずか四時間足らずの審議で強引に採決を推し進めた防衛庁長官の責任は重大であります。 沖繩の軍事基地は、米軍が軍事占領直後から土地を沖繩県民から有無を言わせず強引に無法な形で奪い取ったものであ……
○安藤巖君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、昭和五十一年度決算について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 第一に、わが国経済と国民生活に重大かつ深刻な打撃を与えている不況、円高を招いた経済、財政運営の責任についてであります。 五十一年度予算に対し、わが党は、それまでの大企業中心の高度成長型経済政策から、国民本位の経済政策への転換を強く要求をいたしました。 五年来の不況、さらに今日の異常な円高という事態は、わが党のこうした主張に耳をかさず、大企業本位の従来型不況対策を続けてきたことの結果であると言わなければなりません。 すなわち、大企業には、公定歩合の相次ぐ引き下げと大型公共……
○安藤巖君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 まず、私は、今回の九州の豪雨災害の被災者の方々に心からお見舞いを申し上げ、総理が万全の措置をとられることを強く要求をして、質問に入ります。(拍手) 最初に総理に伺いたいのは、今国会の重大な緊急課題は何かということであります。 私は、いま国民がこの国会に期待している最も重大な課題は、平和、核軍縮への努力とともに、ロッキード事件にかかわる政治家の政治的道義的責任の追及であると考えます。(拍手)その真相を解明し、責任を明らかにすることは、衆参両院の本会議決議、全政党の党首……
○安藤巖君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました自由民主党提出の公職選挙法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) 私は去る七月二十七日の本会議において、国民がこの国会に最も期待している課題は、ロッキード疑獄事件にかかわる政治家の政治的道義的責任の追及であり、灰色政治家の証人喚問、有罪議員に対する辞職勧告決議案こそ真っ先に取り上げるべきこと、そしてこれを事実上棚上げしたまま、党利党略的な公選法の審議だけを強行に次ぐ強行で進めることは、議会制民主主義の根幹を揺るがし、国民の期待を裏切るものであると強く指摘いたしました。 ところが、自民党と社会党、……
○安藤巖君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、労働基準法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 労働基準法は、一九四七年、戦後日本の民主主義確立の重要な一環として、憲法第二十五条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」という規定を受け、「労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。」ことを基本理念とし、違反した場合は刑罰に処することも含めて、労働条件の全国一律の最低基準を定めたものであります。その最も重要な具体的な中身の一つが一日八時間労働制であることは言うまでもありません。 ところが、政府は財……
○安藤巖君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、政府提出の昭和六十三年度補正予算三案に対し、反対の討論を行います。(拍手) 反対の第一の理由は、本補正予算案が消費税廃止を求める国民世論を無視して、実施の円滑化と称して消費税を国民に強引に押しつけようとしていることであります。 そもそも消費税は、大型間接税は実施しないという公約を踏みにじり、リクルート疑惑徹底究明と消費税反対の国民世論に真っ向から挑戦し、議会制民主主義を破壊する暴挙を幾たびも重ねて強行されたものであります。 我が党が一貫して指摘してきたとおり、消費税は、アメリカの強力な要請にこたえて、軍事費及びODAを異常に突出させ、国民……
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