このページでは中井洽衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中井洽衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○中井委員 石原長官に、環境影響評価制度あるいは地盤沈下、こういったものを中心に、基本的なことで幾つかお尋ねをしていきたいと思いますが、何せ新人のことでございます。諸先輩の議員の皆さんと重複をした質問をするかもしれません。ひとつ御勘弁をいただいて御答弁をお願い申し上げたいと思います。 五月十三日に、環境影響評価制度というものを今国会へ提出するものを見送る、こういうことをお決めになり、そして閣議で環境庁のコメントというものを了解してもらう、今後も努力を続けるということでございますが、環境庁としては、この次の国会に何とか調整をつけてこの法案をお出しになる、あるいは内閣としてもどうしてもこの次にこ……
○中井委員 中井洽でございます。初めての質問でございます。また、私どもの民社党、この委員会に配属されております二人が新人議員でございます。まあ、質問の中で素人っぽい点もあるかもしれません。また、他党の皆さんが御質疑になった点も重ねてお尋ねをするかもしれません。ひとつ御了解をいただきたいと考える次第でございます。 まず第一に大臣にお尋ねをいたしますが、昨年の当委員会で附帯決議がつけられて昨年の改正案が通過をいたしたと私どもは聞いております。その第一条に、「昭和五十二年度を目途として、国・地方を通ずる税源配分を再検討し、地方の自主財源を充実強化するよう努めること。」と、このようにございますけれど……
○中井委員 私どもの郷里の上野市というところも赤字再建団体の準用を申し出まして、大変いろいろと御迷惑を自治省におかけしているようでございますが、それに関して、上野市ということではなしに、赤字再建団体ということについて、二、三お尋ねをしたいと思うのです。
現在、赤字再建団体の準用をされている地方公共団体というのは数が幾つございますか。
【次の発言】 これらの自治体が赤字再建団体になった、その主な原因、共通した原因といったものがあればお教えを願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これらの準用団体の再建計画を自治省が御指導なさるというか、承認をなさっていく中で、基本的にどのような姿勢で……
○中井委員 参考人の皆さん、きょうはありがとうございました。 最初に、徳永参考人にお尋ねをさせていただきます。 先ほどからのお話の中で、たとえば因果関係の科学的な究明とか患者さんの治療の徹底的な解明、こういったことについては私どもも大賛成でありますが、私の聞き違いであればいいのですけれども、先ほどからずっとお話を承っておりますと、制度全体に対する経済界、経団連、あるいは徳永参考人さんの御理解というのが何かちょっと私どもと違うように思うのであります。 実は、私は三重県の選出で、四日市が選挙区でございます。四日市の公害裁判のときには住民は非常に苦しんだわけであります。そしてこの苦しみの結果、……
○中井委員 石原長官にお尋ねをいたします。 もうすでにこの委員会でも何回か繰り返されたことでございますが、私は私なりに、過日からの長官のあっちこっちでの大変思い切った御発言について、率直にお尋ねをいたしたいと思います。ただ、私自身は、長官と記者クラブとのいろいろないわゆる壮絶な争いということに関しては、これはこの委員会には関係がないと考えております。そのことじゃなしに、いわゆる経済との調和条項云々のことについてお尋ねをいたします。 新聞によりますと、環境庁の次官が記者会見をされて、この発言については長官と全く連絡がない、環境庁とは連絡がないんだというような、記者クラブの問いに対して答えをし……
○中井委員 石原長官に率直な感想をお尋ねするわけでありますが、今臨時国会での委員会の審査がきょうでおしまいということであります。この次の国会、また大臣としてお目にかかれることを望んでおるわけでありますけれども、一年たちまして、この一年という区切りで考えてみますと、大臣自体ネクタイ発言事件からいろんな発言で新聞をにぎわせましたり、それから最後には、何かけんか状態になったというようなこともあり、ずいぶんにぎやかな長官であったという感もあるわけでありますけれども、長官自身、約一年間大臣を務められて、率直な感想、感慨というものはどういうものであるか、お聞かせいただければありがたいと思います。
○中井委員 今回の日航ハイジャック事件の政府の処理について、私どもも、人質となられた皆さんが無事に帰られたいまとなっては、ああいった形でやむを得ないという気持ちはあるわけでありますが、それにいたしましても、そこに至る経過の間にもう少し何とかしょうがなかったかという感じがしてならないわけであります。特に、その後西独におきます日本政府のとりました対処と全く別の対処の仕方が報じられ、国民の間にも両論に分かれていろいろな議論が行われているわけであります。そういった観点から、今回の事件の処理について、経過等につきまして、国家公安委員長あるいは警察庁長官、これらの方々にお聞かせ願える範囲の中でお聞かせをい……
○中井委員 権藤議員と同じく、私も三全総について、主に自治省、国土庁にお尋ねをしたいと思います。
最初に、自治大臣にお尋ねをいたしますが、過日閣議決定をされました第三次全国総合開発計画について、特にその中の目玉であります定住圏構想等について、自治大臣はどのようにお考えになっているか、率直に御感想を承りたいと思います。
【次の発言】 国土庁にお尋ねをいたしますが、先ほどの権藤議員のときの答弁、あるいはいまの自治大臣の答弁に見られますように、今度の三全総の目玉であります定住圏構想というものは、いわゆる広域市町村圏の脱皮あるいは発展したものである、こういう形で第三次総合計画をお出しになったのかどう……
○中井委員 初めに、環境庁長官にお尋ねをいたします。
環境庁長官が環境行政を担当なさるに当たって、環境庁全体の方針は去年とことしでそう変わるわけではございませんけれども、去年、何せ特徴のある大臣を環境庁は迎えられて、この委員会等も環境行政以外でずいぶんにぎやかだった記憶があるわけでありますが、そういったことはともかく、いまの大臣とどういった違いを持って環境行政に臨んでいこうとするのか、そういった点についてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 大変結構な御見解、ぜひともそうお願いをしたいわけでありますが、その中で、広い視野と同時に大臣の御経歴からくる国際的視野に立っての環境行政、こうい……
○中井委員 初めに大臣にお尋ねをいたします。
午前中あるいは午後からの議論の中でもすでに何回か言われたわけでありますが、過日の水俣病の患者の皆さんを強制撤去された、そのことについて、私も幾つかお尋ねをしたいと思います。
最初に、患者さんたちが座り込まれて二十数日目に強制撤去をされた、こういうことであります。それの最大の理由はどういうところにございますか。
【次の発言】 そうしますと、大臣のおっしゃる正常な形での、あるいはノーマルな形での話し合い、これにはいつでも応じるんだ、このお気持ちには変わりはございませんか。
【次の発言】 私もはっきりと覚えてないわけでありますが、たとえば三木前環境庁……
○中井委員 私は、このたび出されました瀬戸内海環境保全臨時措置法及び水質汚濁防止法の一部を改正するこの法律案、画期的な、あるいは私どもかねてから要求してまいりました総量規制ということを思い切って盛り込む、環境あるいは公害対策に一つの大きなエポックをなすものと大いに歓迎をしておりますと同時に、環境庁、関係各位の皆さんの御努力に心から敬意を表する次第でございます。 それと同時に、その総量規制ということを除いては、あとの法案が大半努力規定であったり、非常にそういった意味で残念な気もするわけであります。 時間の間で、幾つかの点、確かめつつ御質問をしたいと考えております。 瀬戸内海の環境保全臨時措……
○中井委員 参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。私、民社党の中井洽でございます。すでにいろいろな問題点が出尽くしたとも思いますが、二、三、それぞれ御質問をさせていただいて、御意見をお聞かせいただければありがたいと思います。 まず、長浜参考人にお尋ねをいたしますが、瀬戸内海環境保全知事・市長会議という形でいろいろと各府県、市町村が連絡をとり合って、意見調整をしていただいていると思うのでありますが、私は選挙区が三重県でございます。三重県におきましても、伊勢湾の総量規制をめぐりまして関係県、上流県と下流県でいろいろ意見の相違等がございます。瀬戸内海地区につきましても、南北問題等いろいろと……
○中井委員 大臣に幾つかお尋ねをしようと思ったのでありますが、大臣が参議院におられるということでございますので、政務次官に大まかな形で二、三だけ質問をさせていただきたいと思います。
今回、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の一部を改正する法律案が出されたわけでありますが、現在の日本の鳥獣保護の状況というものを次官としてはどのように認識されておられるか、あるいは将来の日本における鳥獣保護というものはどういう形がいいとお考えになっておられるか、そういった点についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 過日からイルカの問題で国際的に大変問題になっておる。あるいは数年前から日本は鯨を殺し過ぎるじゃないかという……
○中井委員 最初に大臣にお尋ねをいたします。 過日から、この二酸化窒素の環境基準の見直し問題、大変議論を呼んでいるわけであります。問題なのは、私が聞くところで初めて、とにかく環境問題、公害問題が本当に真剣に言われるようになってから初めて、こういった環境基準の、巷間伝わるところでは引き下げというものが行われる、こういうことにあろうかと思うのであります。科学が進むに従って、その科学に基づいてどんどんと環境基準を変えていく、あるいは見直していく、これはもうあたりまえなことで、数年たてばこういったことでやかましく騒ぐということもなくなるのであろう、このように思うわけでありますが、しかし、日本におきま……
○中井委員 民社党の中井でございます。大変御苦労さまでございます。 時間がございませんし、すでにもうほとんど出尽くしたような気もいたしますので、あるいは重複になるかもしれませんが、それぞれの方々に簡単にお尋ねをしたいと思います。 最初に、山形参考人にお尋ねをいたします。 先ほどからお話を聞いておりますと、健康を守るために産業界は、やらなければならないことはやるのだという形で熱心に御答弁をされているわけでありますが、それと同時に、お話を承っておりますと、平清盛ではありませんが衣の下によろいがちらちらというような感じもいささかないわけではございません。産業界あるいは鉄鋼連盟として、今回出され……
○中井委員 過日から二酸化窒素の環境基準の改定問題に関して、当委員会でいろいろな議論が行われました。その中で、橋本局長の答弁が非常に熱意がこもり、また具体的で、私はこういう議論、討論というのは国会において必要であり非常にいい議論であったと思います。また、その議論の環境庁側の――大臣の答弁には失礼でありますかときどきわからぬところもあるのですけれども、非常に方向が、特に科学的に環境基準、公害対策というものをやっていくのだ、こういう姿勢については、私は前回も申し上げたように全面的に賛成であるわけでございます。しかし、先ほどからの議論等聞いておりますと、念のために幾つか御確認をさせていただきたい点が……
○中井委員 大臣にお尋ねをいたしたい。
大臣はかつて岡山県で知事をなさったわけであります。今回の地方財政のいわゆる自治省のとられた措置あるいは法律改正、こういったものの全般を、もし大臣が知事をなさっておったとしたらどのように受けとめられるか、率直にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 先ほどの本会議でも総理大臣から御答弁があったように思うのでありますが、今回の地方財政の措置あるいは趣旨説明されました法案の提出、こういつたことを考えますと、交付税率をいじらずに、あるいは行財政制度の抜本的な改革なしに、またもや去年と同じくお金さえ手当てをできればいいんだという形で話をつけた、法律違反じゃない……
○中井委員 昨日私どもの手元へ地方財政収支試算が届けられました。きのうでございますので、まだ不勉強な点もあるわけでございますが、幾つか、どういうふうにお考えになるのか尋ねていきたいと考えます。
まず最初に、国の財政収支試算の中に五つのケースがつけられているわけでありますが、地方については三つである、特に国のBとEを除いてある理由というものについてお尋ねをいたします。
【次の発言】 そうしますと、BとEのケースについては、国が、特にBについては歳出をほとんどゼロに抑えてある、Eについては福祉関係だけは歳出は伸ばしてあるけれども、人件費、物件費に関しては抑えてある、これに基づいて計算をするのはち……
○中井委員 大臣にお尋ねをいたします。 今回の地方財政の財源不足に対する処置といたしまして、過日私がお尋ねをいたしましたときにも、あるいは当委員会のほかの議員の皆さんの御質問に対して答えられても、いわゆる交付税率あるいは地方行財政の改革というものを行わなかったのは法律違反ではないかという質問に対して、交付税率はいじらなかったけれども、行財政というか財政の改革を覚書のような形、今回の法案のような形で、十全ではないけれどもまあまあやったからいいのだ、こういうお答えをいただいたわけでございます。そうしますと、この覚書あるいは今度の法律の文章に、当分の間こういった制度を維持する、しかも、その当分の間……
○中井委員 私は、民社党を代表して、政府提案の地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブ提出の修正案に賛成の討論を行うものであります。 地方財政は、本年度においても三兆五百億円という膨大な財源不足に悩まされ、四年連続の史上最悪の危機に直面しているのであります。この打ち続く深刻な地方財政の危機は、政府の言うように単に不況の長期化による一時的な異例な現象では決してなく、低成長経済への移行に伴い、国と地方自治体との現行の行財政制度の構造的矛盾がここ数年間で一挙に露呈した結果であります。根本的な矛盾から来るこのような危機で……
○中井委員 共済あるいは年金等の問題につきまして非常にむずかしい問題がございます。私も一応目を通したのでありますが、なかなかわかりにくいので、ごく基本的なことを簡単にお尋ねをして質問を終えたいと思います。 最初に、地方公務員等の共済組合の現行制度が昭和三十七年から行われて、いろいろな改正がやられてきたわけでありますが、その間考えてみましたら、先ほどからお話が出ました、たとえば老齢化の問題、昭和三十七年度当時には考えていなかったほど、あるいはもっと昔には考えられなかったほど、定年退職後長く御健在でおられる。あるいは公務員自体がそうふえていかない。あるいはここ数年の財政状況にかんがみて、これから……
○中井委員 二日間にわたって環境庁の事務次官のいわゆる新次官通牒の問題に限って質疑をしているわけでございます。すでにかなり明らかになった部分もございます。あるいはまだ不明な点もございます。この次官通知に限って私も、あるいは重なるかもしれませんが、疑惑な点をただして、次の方に進めていただければありがたい、このように考えるものでございます。 まず最初に、環境庁に、この新次官通知というものをことしの七月という時点でお出しになった時期の理由、何か承れば、四月、五月ごろから準備をしたのだ、こういうことでございます。七月という時点になぜ通知を出さなければならなかったのか、その点をお尋ねいたします。
○中井委員 私もいま坂口議員からお話のございました十一月八日の伊勢湾における隆洋丸の油の流出問題につきまして、その対策やあるいは損害の問題について、坂口議員と重複を避けながら質問をしていきたいと考えます。
海上保安庁の方から先ほど原因についてお答えがございましたが、流れ出しました油の量はどのくらいで、回収されたのは現在どのぐらいでありますか。
【次の発言】 私どもも現場へ行きまして、五十キロリットルだという形で聞いておりまして、それは荷がずいぶん遠くまで流れ出すし、大変な量の回収だというふうに感じておったわけでありますが、そうしますと、この倍ほどの量が流れておった、こういう形で、この量に関し……
○中井委員 私どもは、今回提出をされております交付税法の改正に関する問題につきましては賛成でございます。すでにもういろいろと議論もなされておりますので、全体的に交付税あるいは地方財政等々関係の深い、あるいは問いただしたいことについて幾らか質問をしたいと思います。しかし、賛成とはいいましても、やはり他党の皆さんの質問と重複はいたしますけれども、二、三、国税三税の今後の落ち込みの問題あるいは来年の地方財政の足りない額についてどう処理するか、こういったことについてもう一度確認をしていきたいと考えるわけでございます。 今回の措置は、過日行われました三千億の減税に対する措置ということでございます。これ……
○中井委員 私自身この委員会初めてでございます。ある意味では単純な、あるいは委員会で何度も御議論があったようなことについてもお尋ねをするかもしれません。そこのところは、ひとつお許しをいただきまして、建設省、国土庁、関心のある問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。 建設大臣が所信表明の中で、建設省は公共事業予算の大半を実行する重要な省庁である、がんばるのだ。あるいはまた「建設行政の基本課題は、社会資本の整備を通じて、すべての国民が快適な生活を」云々、こういう御決意を述べられているのであります。それはそのとおりであろうと私は思いますし、がんばってやっていただきたいと思うわけでありますが、公……
○中井委員 奄美群島振興開発特別措置法について簡単に国土庁にお尋ねをいたします。 私、実はこの法案について二、三質問する点、長官も、もちろんよく御承知だとは思うのでありますが、政務次官の保岡さんが御出身でもあり、もう一つよくわかるんではないか、このように考えて、保岡さんの御答弁で結構ですよ、こうお願いしたのでありますが、大臣の方がもっと知っておるので答弁をする、こういうことでございます。大臣に簡単に御答弁を賜りたいと思います。 昭和二十八年に奄美群島が本土に復帰をして以来、幾つか法案の名前を変えながら、こういった形で特別措置をやってまいりました。これから五年またさらに延長をしていくというこ……
○中井委員 大臣の所信表明を中心に幾つかの点をお尋ねをしたいと思います。
先ほどからるる議論になりましたアセスメント法の問題から入りたいと思います。
環境庁にお尋ねをいたしますが、省庁の調整が残っておる、こういうことでありますが、去年あたりまでは、私どもが承っておりますところは、建設省、通産省、こういうところとの調整、こういうことでございました。漏れ聞くところによりますと、建設省との調整についてはまあまあついて、あと通産省との調整が残っておるだけ、こういうことのようでありますが、そのように理解していいわけですか。
【次の発言】 話し合いの中で大きく相違点を残しておるのは、それでは通産省との……
○中井委員 先ほどから議論に出てまいりましたけれども、私も、アセスメント法について、二点大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 先ほどからの御答弁、大変具体的にどういう状況であるか、お答えをいただきました。あるいはまたアセスメント法を国会へ提出するために大臣がいろいろと御努力をいただいておったということも、私どもは間接的ではございますが、聞かせていただいております。しかし、その後半の、非常にむずかしいけれども、鋭意努力する、ここからのことにつきましては、私どもが承っておりますところによりますと、もう今国会は出せないんだ、ただ、国会対策上というかいろいろな事情で、出します、これからも努力します、……
○中井委員 おとといですか、自動車公害防止技術に関する第一次報告書というのを私どものところへもお届けをいただきましたし、発表もされたわけでございます。大変分厚いまた専門的な本でございまして、私どもなかなか全部読み切れませんし、理解するというのもむずかしい問題でございますが、目についた幾つかの点だけ御質問申し上げたいと思います。 トラックやバス等の第二段階目標値というものをつくってやっていくのだ、こういう趣旨のようでありますが、現在のトラックやバス等の五十四年規制というものの実施されておる状態はどんなものであるかという御説明と、次の第二段階目標値の設定をし実施をさせていくタイムスケジュールを環……
○中井委員 私どもは、今回提出されました法案の賛否につきましては賛成でございます。したがいまして、簡単に質問を申し上げたいと思うのでありますが、実は余りすっきりとした賛成でもないわけであります。いらいらとしたいやな気持ちの賛成であるわけでございます。そういった観点から幾つかの御質問を申し上げたい。あるいは生意気な御質問になるかもしれませんが、御勘弁をいただき、御答弁をいただきたいと思います。 先ほどの和田先生の御質疑の中にもございましたけれども、この法案をまた十年延ばしていくということでございます。そして、延ばす最大の理由は、成田用水の問題が拡大の問題を含めてあと十年かかるのだということでご……
○中井委員 まず、大臣にお尋ねをいたします。
先ほどから各委員から御質疑がありました環境庁の不正経理の問題で、一つは、大臣として何が原因でこういう不正経理が起こったとお考えになっておるか。
二つ目は、大臣の御就任前の問題でありますが、今後大臣としてどういう形で不正経理が出ないような対応策をとっていくとお考えになっておられるか。
この二つの点でお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 官房長、先ほどからお話のありました庁内の調査結果というものはいつぐらいに出ますか。
【次の発言】 この問題につきましては、会計検査院の報告あるいは環境庁の調査の結果等がわかったらお出しをいただいて、委員……
○中井委員 大臣の所信表明に対して、幾つか質問したいと思います。 私もまず最初に環境アセスメント法案について、大臣もすでに何回も何回も御答弁で大変でございましょうが、お答えをいただきたいと思います。 私どもは、新聞等で今回もなかなかむずかしいのじゃないかというようなニュースあるいはいろいろなところから、御努力をいただいておるけれども、なかなかむずかしいという話を聞いておりましたところ、急転直下法案が自民党内あるいは政府内でもう一度調整をされるという動きを承りまして、先ほどから質疑の中でも大変興味深く聞かせていただいたわけでございます。これらのつい最近の動きあるいは国会における過日の予算委員……
○中井委員 法案に入ります前に、大臣に一つ、二つお尋ねをいたします。
先ほど他の議員から御質問のありましたアセスメント法の現在の状態でございます。御承知のように予算の修正問題で自民党、社会党、公明党、民社党、話がついたように聞いております。その中に、閣僚会議等をつくって取り扱うというのですか、協議をするという御返事があったように私どもは聞いております。この閣僚会議、どういう形で構成をされ、いつごろ開かれていくのか、そういう見通し等おわかりでしたら、御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、どういう閣僚にするかも決まっていないし、どういうかっこうでやっていくかも決まっていない……
○中井委員 最初に、ただいまの公明党の古川委員と同じく、アセスメント法案について幾つかお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、私自身は環境庁長官を初めとする各位の今日までの法案提出のためのいろいろな努力に対しまして、心から敬意を表したいと思います。また今後とも一層御努力をお願いを申し上げたい、このように考えるわけでございます。 いまの議論ですでに明らかになりましたように、本日朝、最終的な関係閣僚会議が開かれて、これからいろいろな手続、法案提出に向かっての最終的な手続をとられるようでありますが、具体的にはあと政府内あるいは党内のどういう手続が残っておられるのか、この点をお尋ねをいたします。
○中井委員 簡単にアセスメント法案づくりの進行状況についてだけお尋ねをいたします。
大臣、いま法案づくりの段階どの程度まで進んでおりますか。あるいはまた今後どういう日程で国会提出に向かって考えておられるのか、この二点お願いいたします。
【次の発言】 自民党の環境部会が六日に開かれるというのは、それは法案そのものを、環境庁の原案といいますか、政府原案そのものを議論するのですか、それともまだ要綱を認めるとか認めないとか、そんな段階でおやりになるのですか。
【次の発言】 そうしますと、六日までには政府原案ができ上がるというふうに理解していいですか。
○中井委員 エネルギー庁にお尋ねをいたします。 大臣の所信表明演説の中にもございましたけれども、こういったエネルギー事情の重大な時期にかんがみて石油備蓄を今後とも増大していく、続けていくという計画でありますが、九十日の備蓄計画並びに政府の一千万キロリットルの備蓄を二千万キロリットル、やがては三千万キロリットルにふやしていくといった方針、これはこれで結構でありますが、この点について幾つかお尋ねをしたいと思うのであります。 この民間で九十日、政府で目標として三千万キロリットルといった数字はどういったことを根拠にお決めになっておるのですか。
○中井委員 中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして幾つか簡単にお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、きょう公定歩合の引き上げが行われました。各党すでに御質問でもありますけれども、これを受けて中小企業金融公庫を含め、政府系の金融機関の利子のアップということが検討されておる、こういう御答弁でありましたが、大体いつごろ引き上げというものが行われるのか、あるいはまた、行われる場合、財投のいわゆる七・一五という利率が上がった分だけ上乗せをして上げていくのか、あるいはまた別の観点から利率というものを変えていくのか、その点についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○中井委員 法案の中身に入ります前に一つだけ通産省にお尋ねをしたいと思います。 現在、イランとアメリカとの緊張というものが大変な高まりを見せ、アメリカが新しい制裁措置に踏み切って、同盟国日本等にも同調を求めてきているわけであります。私どもとしてはアメリカに対する協調と、そしてイランとの友好、すなわち日本の必要とする石油の輸入というものが確保できていく、この二つの道が何とかバランスをとりながらやれていけば本当にいいことだ、このように考えておりますが、もしこの二つの道の選択というのでどちらかを選ばざるを得ない、こういう状況になって、そして日本もイランに対する制裁というものに加わったとして、イラン……
○中井委員 協同組合法の一部を改正する法律案に沿って、何点か簡単にお尋ねをいたします。 最初に、先ほどもお答えがあったのでありますが、協同組合は現在五万六千ぐらいの組合の数があるということであります。しかも、その組織率でいきますと、製造部門は何%というお答えがありましたけれども、大体三〇%から四〇%の間の組織率である。中小企業振興の大きなポイントであります共同化あるいは組合化、組織化ということが、大体どのぐらいのパーセントまで高まれば中小企業の政策として十分であるとお考えになっておるのか、あるいは大体現状ぐらいの。パーセントでいいのだとお考えになっていらっしゃるのか、その点について最初にお尋……
○中井委員 私は、今回の質問が解散が行われましてから初めての委員会の質疑でもありますし、大臣もおかわりになったわけでありますから、個個の問題点に余り深く立ち入らずに、先ほど御発言のございました大臣の御決意等を中心に、主な項目について基本的なことをお尋ねしたい、このように考えております。 最初に、大臣にお尋ねをいたしますが、先ほどから同僚議員の質疑の中で、環境教育というものが必要だ、この環境教育さえ徹底すれば、カラオケ、空きかん、いろいろな問題も含めて環境行政は半分ぐらい片づいたと言っても過言ではない、こういうお言葉まであったわけであります。私は必ずしもそう簡単にはいかぬと思うのでありますが、……
○中井委員 最初に大臣に、前の委員会で私少し質問ができなかったものですから、所信表明の中で幾つかお尋ねをしたいと思います。 去年十月に国会が開かれましたときに所信表明をなさいまして、それからまたその後の委員会の質疑の中でも盛んに、環境教育というのですか、そういったことについてお述べになられました。私も中身どういうことを考えておられるのかお尋ねをいたしましたら、まだまとまっていないのだ、こういうお話でございました。今回の所信表明の中も見せていただいたわけですが、今回は教育ということについてお述べになっていらっしゃいません。御就任後九カ月ぐらいになるわけですが、この九カ月の間にそういった環境教育……
○中井委員 長官の戻られるまで、マツクイムシ対策についてお尋ねをしたいと思います。
最初に、現在のマツクイムシの全国的な被害の状況について御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 五十一年度、五十二年度は、私どもの郷里なんか余りマツクイムシはなかったのでありますが、最近ほとんどやられておるというような状態で、いまお話にあったように、全国的にもかなり広がって、政府はマツクイムシ対策の特別立法を五十二年から五十七年という形で、賛否いろいろある中でおやりになる。私どもも効果があるだろうと考えて、実はこの法案に賛成をしてきたわけであります。実際この法律でマツクイムシ対策というのはかなり進んだと……
○中井委員 最初に、大臣にお尋ねをいたします。 今回提出され、審議されておりますこのアセスメント法案は、長い検討の期間が置かれ、しかも、当委員会の委員の皆さん方が、それぞれ党派は違っても、質問のたびに政府に強く提出を求めてきた法案であります。したがって、提案がなされた段階で審議がスムーズに行われ、成立ということが本来であれば望ましいわけであります。提案されてからも審議そのものがなかなか進んでいかない。私どもも、提案をしろ、提案をしろと言いながら、審議促進に御協力できない、大変内心じくじたるものがございます。 長年の検討の経緯あるいはアセスメント法案提出をめぐるいろいろな世論、そういったもの……
○中井委員 二年前に行われました参議院の全国区の投票結果でありますが、私は選挙区へ帰りましていろいろな会合で話をするわけでありますが、三重県で、一番投票の多かったのはだれだ、こう言うと、大体市川房枝さんということで、これは皆当たるわけであります。二番目に多かったのはだれだ、こう言いますと、みんないろいろ名前を挙げるわけでありますけれども、全部違っております。二番目に多く票をとったのは無効票でございます。大体各県ともそういう形になっているんじゃないか。そういった意味も含めて、この参議院の全国区の制度は大変やりにくい、あるいはわかりにくい制度だ、これを直していかなければならぬということは各党、各会……
○中井委員 民社党の中井洽でございます。陳述人の皆さん方、お忙しいところ、また大変貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。 私ども民社党は、この法案に反対でございます。反対は憲法の立場から、あるいは法案の中身そのものから、いろいろな面からございますが、時間がございませんので四人の方に一遍に御質問申し上げますので、私の与えられました時間、十五分ということでございます、十五分の中でお答えを賜ればありがたい、このように考えます。 最初に古川会頭にお尋ねいたしますが、もし政党本位の選挙がいいということを認めるとしても、この法案の中身そのものはずいぶん政党の差別があるわけであります。供託金の問……
○中井委員 時間がございませんので、三つほど御質問申し上げたい、このように思います。 私は、議会制民主主義の根幹をなすものは、国民の政治に対する信頼あるいは政党、政治家に対する信頼、こういうものが最大限のものであろうと思います。しかし現在、世論調査等でも、御承知のように、国民の中に漫然としたムードで政治不信が広がっておる、これを一刻も早く政治家みずからが直していかなければならない、このように考えます。その政治不信をもたらしておる大きな原因の一つがこの各種の選挙制度の問題であろうか、このように思います。したがって、各党、選挙制度の改革というのについては本当に真剣に取り組んでいかなければならない……
○中井委員 私は、当委員会は初めてでありますし、郵政事業に関して素人でありますので、初歩的な質問があったり、あるいはすでにもう何度も質疑があった問題についてお尋ねをするかもしれませんが、お許しをいただいて、お答えをいただきたいと思います。 最初に、郵政大臣にお尋ねをいたしますが、今回の国会あるいはいま日本の抱えておる一つの大きな問題というのは、言うまでもなく行政改革であります。行政改革に政治生命をかけておやりになる、こういう鈴木総理大臣のもと、大臣として、行政改革について基本的に郵政大臣はどのようにお考えになっていらっしゃるか、行政改革というのはどういうものであるとお思いになっていらっしゃる……
○中井委員 最初にお尋ねをいたします。現在五十六年度の末でありますが、現在の見通しからいって、NHKの事業収入というものが本年度予算に対してどのくらいの実績を上げられそうか、その予想をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 この予算額は達成できそうですか。
【次の発言】 私も、NHKの予算に対する質問というのは初めてなものですから、いろいろと資料やらを見せていただいたのであります。この予算や決算あるいは経営三カ年計画ですか、こういったことの数字の合わせ方というのは、何か独得のもの、があって非常にわかりにくいわけであります。
そして、五十三年度からのを見せていただくと、決算というのは、……
○中井委員 私ども民社党は、今回出されました二つの法案に基本的には賛成という立場でございますが、幾つかわからない点等、時間内でただしていきたい、このように考えます。
最初に、この法案が通った後、郵政省はどういうスケジュールで免許を交付をしていこうとお考えになっていらっしゃるか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 その場合に、既存の放送事業者がおやりになる補完的な文字多重、それから第三者利用、これの免許それぞれは、同時という形ですか、別々でもいいということになりますか。
【次の発言】 NHK自身のこの文字多重を実現するためのスケジュールといったものはどのようになっておりますか。また、スタートす……
○中井委員 参考人の皆様ありがとうございます。少し声がかれておりまして御迷惑かけますが、お願いいたします。 最初に、NHKの中塚さんにお尋ねをいたします。 文字多重放送をおやりになる場合、この間委員会で予算等は聞かしていただいたわけでありますが、その文字多重放送にかかわる人間を特別にふやさずに、いま人員計画に基づいておやりになっているわけでありますが、特別にふやさずにおやりになるおつもりかどうか、この点が一つであります。 それから、出資の対象の改正が行われました。この改正によって、長期ビジョン等にも書かれておる、NHK自体で法制面のいろいろな改正をお願いして、副次収入等をふやし、まあまあ……
○中井委員 大臣の所信表明に対して幾つか考えることをお尋ねをしたいと思います。 読ましていただきまして、なかなか質問をするところのない所信表明だなという感じを実は持っております。先ど大臣から淡々と、じみちに現在の法体系の中でもってやれることがあるのだから、こういうお話がございました。私は、ある意味ではそのとおりだと思うのです。この委員会にもう六年ほど所属させていただいておりまして、いろいろな議論を聞かしていただいておりますが、かつてと違いまして、こういう公害問題があるじゃないか、これがあるじゃないかというようなことはめったに出てこない。いろいろな形で対応をとられておる。いま有島先生がおやりに……
○中井委員 民社党の中井でございます。参考人の皆さん方、お忙しいのに貴重な御意見、ありがとうございました。 吉田先生に最初にお尋ねをいたします。実は御承知のように、私も三重県選出でございまして、先ほどから吉田先生の四日市公害問題に関する初めからのお話あるいはこの制度に至る経過等、簡潔に明確に御説明をいただきまして、私どもも当時のことをいろいろと思い出しながら感銘深く聞いておりました。この間の先生の御活動等に対し、心から深く敬意を表するものでございます。 いろんな形で質問が出ましたので、重複をしないようにお尋ねをしたいと思うのですが、吉田先生、簡単に素人っぽく聞きまして、先ほど先生、科学技術……
○中井委員 最初に、大臣にお尋ねいたします。 他の委員の皆さんからも御質疑があったわけでありますが、過般、臨調の答申が出されました。その中で、「公害健康被害補償協会交付金」という項目で答申が出されているわけでございます。私の所属いたしております民社党は、臨調の最大与党だなんということをひそかなプライドにしながら、増税なき財政再建が実現するためには、思い切った行財政の改革が必要だ、こういうことで精いっぱい声援をしてまいったわけであります。しかし、補償協会交付金という形で項目が起こされ、そして中身を読むとき、どうして臨調がここまで、こういうことを唐突に答申をしなければならないのか、私はどう考えて……
○中井委員 民社党の中井でございます。参考人の皆さん、ありがとうございました。十分しか時間がございませんので、簡単にお尋ねをいたします。
最初に青山先生にお尋ねをいたしますが、先生のお話の中で、地域の特性を尊重していくというお話がございました。具体的にどういうことをお考えになって、あるいはどういうふうに法運用をしていけば、そういった精神が生かされるとお考えでしょう。
【次の発言】 ありがとうございました。
東京都の野村副知事さん、同じくお話の中で、実情運用ということでたびたびお訴えをなさったわけでありますが、具体的にはどういうことなのか、これが一点であります。
それから、もうすでに条例を……
○中井委員 私、三時から他の委員会の理事懇に出ることになっておりますので、四十分いただいておるのですが、できるだけ短く簡単に質問したいと思います。
湖沼法を今国会に出される、こういうことでいま取りまとめに入られておるというニュースが私どもに伝わっておるわけでありますが、本当に今国会にお出しになれるのか、あるいはこの短い残り期間の中で出されて、うまく審議日程等に乗るのか、そういったことも含めて、大臣にお考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 まとめておられる、法案作成に当たっておられる事務当局、大体各省間の内部の合意を得た、こういうふうに私どもは聞いておりますが、それは間違いあり……
○中井委員 簡単に幾つかの点でお尋ねをいたしますが、もう大半阿部先生のお話に尽きるような点もございまして、重なり合う点もあろうかと思います。御容赦をお願いします。
最初に、大臣に、念願の運用範囲の拡大達成がされるわけでありますが、率直な御感想と、この運用の範囲拡大ができたことによって、どういう心づもりでさらに生命保険あるいは年金の向上発展に尽くされるか、そんなところの御決意を承りたいと思います。
【次の発言】 着実な御発展と、こういうお言葉であったわけであります。
簡保あるいは郵便年金の運用利回りを見さしていただきますと、五十四年度を除きまして、大体毎年着実に利回りを上げていただいておる。……
○中井委員 法案の質疑に入ります前に電電公社にお尋ねをいたしますが、現在もまだ燃え続けております岩手県の久慈地方の火事に対する非常災害通信網の確保ということでございます。被害に遭われている皆さん方に対して心からお見舞いを申し上げますが、こういう災害被害、非常事態のときには、何と言いましても情報通信網の確保が一番大事なことは言うまでもありません。現在あの火事に遭っている地方の通信網が確保されておるのかどうか、あるいはどういう態勢で公社の方はお取り組みをいただいておるのか、わかる範囲で結構でございます、御報告を願います。
【次の発言】 素早く御対応いただいているように聞かしていただきまして安心いた……
○中井委員 大臣が来られてからまた選挙戦のことについてお聞きをしたいと思いますが、先ほどからのいろいろな御議論の中で、参議院の新しい制度での選挙を一度やってみて、そしていろいろ実施面での事務的な手直しを考えてみたい、こういうお話があったわけでありますが、具体的にどんな点なのか、幾つかお挙げいただけますか。
【次の発言】 あの選挙をやっていまして一、二感じた実施面での要望がありますので、一遍お考えをいただきたいと思うのです。
一つは、開票速報が途中経過だとかそういうのを一切出してくれないのですね。選管で全部とめられている。中央で一本だとか、私の県なら、三重県なら三重県で一本で発表するまでだめだ……
○中井委員 きょうは、大変残念なことに社会党さんがきのうの話し合いと中身を変えまして、冒頭から公聴会をセットしなければ委員会審議に応じない、こういうことで朝から各党いろいろな接触をしたわけでありますが、結局ごらんのように社会党欠席のままで順番を繰り上げて、公明党さん、私どもから質疑に入ることになりました。 去年の選挙法の改正のときにも、しばしば公明党さんやら共産党さんがいない状態でも審議が行われましたが、選挙法の審議というのは、民主主義のルールをつくる大事な審議であります。それは党利党略も少しは出てくるでしょうが、なるべくそういったことが除かれて、あるいはエゴが省かれて、国民が納得のいくよう……
○中井委員 民社党の中井洽でございます。 お忙しいところ、急遽の御出席をお願いいたしまして、本当にありがとうございます。 せっかく御出席をいただきましたが、ごらんのとおり社会党さんが自分の党の御都合で出てきておられません。大変申しわけない状態でお話をお聞きしなければならないことをおわび申し上げます。ただ、小野寺参考人さんのおっしゃるような強行採決とかそんな雰囲気の中で審議が行われているのではありませんので、どうぞ御安心を賜りたい。よけいごとでありますが、申し上げます。 実は私どもの党は、この法案に対してまだ賛否を決めておりません。選挙法でありますから、選挙をお願いする私ども政党の立場、御……
○中井委員 大臣に、過般聞かせていただきました所信表明に沿って幾つかのお尋ねを申し上げます。 ここ数年、毎年かわられます大臣の所信表明を聞かせていただきますと、かつてのような華々しいというか派手な公害論争、公害問題、こういったものがございませんから、よく似た形での所信の表明がございます。それだけに逆にいえば、落ちついて環境行政にお取り組みをいただいておるか、こんなことも考えるわけであります。しかしながら、各大臣、必ず所信表明の中で私どもがおやっと思うような新しい言葉あるいは発想を打ち出されるわけでございまして、今回も見させていただいておりますと、環境保全型社会の形成を基本理念として掲げる、こ……
○中井委員 水俣病の諸問題について、いつも熱心にお取り組みをなさっておられます馬場議員から、大変長時間にわたって質疑がありました。本当に馬場議員は機会あるごとにこの問題を取り上 げて熱心にやられておりまして、水俣病の諸問題というのはほとんどもう馬場先生の質問で尽きるんだと私は思いますが、また、私自身も七年間この委員会に所属しながら一度も現地を訪れたことがございませんので、認識そのものも表面的なものがあろうか、こんなふうにも思いますが、一応現状を整理する、認識を新たにするという意味で幾つかの問題について質問をさせていただきたい、このように考えます。 まず、大臣が水俣病に対してどういう御認識を持……
○中井委員 湖沼法につきましては、かねてからこの委員会で何年もにわたってその提出あるいは成立が待たれておったわけでございます。そういった意味で、この法案の実質的な審議に入れるということは大変喜ばしいことであるわけであります。しかし、既に社会党さん、公明党さんの御議論の中で出てまいりましたように、どうも余り私どもが期待しておったような形でもないし、ぱっとしないと言うと、大変御努力をいただいた環境庁さんには申しわけないんだけれども、そういう法案じゃないか、こういう感じがいたします。そういったところに至った経過、あるいはそういう形でしか法案を現在出せない環境庁の立場、いろいろわかるわけであります。し……
○中井委員 先週に引き続いて残余の質問をさせていただきますが、その前に、今各党の御質疑もありましたし、またマスコミ等でも大変騒がれております猛毒のダイオキシンを含む2・4・5T除草剤の処分の問題について幾つかの質問をいたします。
林野庁に最初にお尋ねしますが、調査の方は全国的に大体終わったと考えていいわけですか。また、その中で通達と違った形での、過般愛媛で見られたような処分が行われておるということが幾つぐらいの箇所で見つかったか、そういったことを御報告いただきます。
【次の発言】 いつまでに日本じゅうの調査が終わるのか、これについてお答えをいただきます。
それから、大体どのくらいの量が昭和……
○中井委員 一般質問の時間ということで私どもの党も割り当てをいただきまして、簡単に二、三関心のある問題で御質問を申し上げたいと思います。
最初に、過般の委員会でも議論になりまして、私自身も質問をいたしました林野庁の2・4・5T除草剤の問題について伺います。
林野庁の方では鋭意調査を急いでいただく、こういうお約束をいただいたわけですが、現在もうすべて調査が終わりましたか、終わったとしたら結果を簡単に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 通達と異なった埋め立てをした、しないにかかわらず、全量どのように処分したかわかったわけでありますから、それぞれの地域で土壌に対するあるいは付近の水質に……
○中井委員 電電公社の真藤総裁にお尋ねをいたします。 きのうの質疑の中で総裁は、我が党の永江議員の質問へのお答えの中で、現行の料金体系が続くなら電電事業への新規加入はやすやすとできるのだ、こういう見通しを述べられました。またきょうは数紙の全国紙が一斉に一面トップで、総裁がきのう遠距離料金の大幅値下げということを第二電電に対抗する一つの手段として記者会見で言われたということを取り上げているわけでございます。このお考えは、現行の電話料金というものが必ずしも原価主義に立っていない、こういうところからかねて遠距離料金を下げ、場合によっては近距離料金を上げる、こういう形で合理的に正そうというお考えが従……
○中井委員 今回政府から出されております電電改革の三つの法案、これが成りまして、電電公社が民営化がされる、また電信電話が独占から一般に開放される、こういう改革ができ上がりますと、これは戦後で言えば、電力体制が九つの会社に分けられた、あるいは明治時代から言えば、八幡製鉄が民間に払い下げられた、これらをしのぐほどの大変なことだ、私はこのように考えております。国会に出てまいりまして私自身八年でありますが、これだけ大きい法案に直接質疑の場をお与えをいただき、大変名誉なことだ、このように思います。また、それだけに余計慎重に議論をさせていただかなければならないと思います。 最初に、私どもの民社党は臨調の……
○中井委員 環境庁長官にお尋ねいたします。
二月二十日の予算委員会で長官は、自民党の原田議員の御質問にこのようにお答えになっていらっしゃいます。「先生のお説ごもっともでございますので、そうしたことを踏まえて、今後一日も早く結果を出したいということで頑張っております」この中の「先生のお説ごもっともでございますので、」というのは、どういうことをごもっともとお考えになっておるのか、具体的に私どもに知らせていただきたい。
【次の発言】 他党の議員のことでもありますし、私どももときどき勉強不足で質問するときがありますから余り申し上げたくはないのでありますが、先ほど草川議員からも総理の御発言に対して御質……
○中井委員 環境庁にお尋ねをいたします。 今回の改正法案は、昭和六十年度から昭和六十二年度までの間、今行われております公害健康被害補償法をそのまま延ばしていく、こういう法案でございます。私自身も、この委員会へ所属しましてから五回目ぐらいの同じ形での法案提出であり、質疑でございまして、何をどういうふうにお尋ねをすればいいのかといろいろ思うわけであります。その中で、御承知のように年々委員各位の中からも、この法案の持っておる矛盾の多さ、こういったものについて鋭い御指摘がございますし、環境庁も、初めは割り切りでつくった法案だから、こういうことでお答えを終始されておったのでありますが、なかなかこのごろ……
○中井委員 私も同じく、過般出されました新幹線騒音公害訴訟の判決について、重複の部分もあるかもしれませんが、党という立場もございますのでお許しをいただいて、国鉄あるいは運輸省等にお尋ねをいたします。
まず最初に、今回出されました判決を国鉄並びに運輸省は大体どういうニュアンスでお受けとめになっていらっしゃるのか。また、この判決をもとに、騒音、振動あるいは患者さんに対してそれぞれどういう対応策を今後講じられようとしておるのか、御説明をいただきます。
【次の発言】 これも重複になるかもしれませんが、ほぼ国鉄側はこの判決を受け入れていく方向、このように考えてよろしゅうございますか。
○中井委員 きょうは、し尿の海上投棄の問題についてお尋ねをしたいと考えます。
最初に、環境庁は、し尿の海上投棄そのものをどういうふうに御判断をなさっていらっしゃるか、あるいは現在どういう調査研究を行われているか、お答えをいただきます。
【次の発言】 どういう科学的な判断に立ってなぜ漸次陸上処理に移行させるべきだとお考えになっていらっしゃるのですか。あるいは現在行われておるし尿の海洋投棄によってどこかの海峡あるいは海流において何か有害な反応事例というようなものが出ておるのでありますか。あるいは、いろいろな学説、研究が行われているやに聞いておりますが、どういう方向で今学界等の議論が進んでいるのか……
○中井委員 最初にお尋ねをいたします。 四十四年、四十八年、二回にわたって国鉄の立てられました再建計画は失敗をしておる。そして、昭和五十年十二月に思い切った閣議了解事項というものが立てられ、これがまた諸般の情勢でうまくいかずに、一部改正で昭和五十二年の一月に閣議了解事項という形で出された。そして、この了解事項をもとに今回の法改正案が出されたわけであり、国鉄当局におかれましては今後ともこの非常時の国鉄の再建に当たってこの閣議了解事項を基本として、変更せずに再建計画というものに取り組んでいかれるのかどうか、この点について最初にお尋ねをいたします。
○中井分科員 新幹線と関西線あるいは中央新幹線のことにつきまして少々お尋ねをいたしたいと思います。
ことしはずいぶん雪で新幹線がおくれる、あるいは運休になることが多かったように思うわけでございますが、これの被害あるいは運休本数等が、ことしの冬の間だけで結構でございます。おわかりでございましたら、ちょっとお教えを願いたいと思います。――わからなかったら後でも結構です。
【次の発言】 それでは先に運輸省に聞きましょうか。
私の選挙区の三重県というところは、大変地盤沈下等が多いわけでございます。苦しんでいるわけでございますが、この地盤沈下対策の一環として四日市市の富州原水門というものが計画され、……
○中井委員 私は、今回提出されている関係諸法案につきましては、これによって少しでもハイジャック事件が防止される、あるいは起こしにくくなる、こういった性質のものではない、ただ単に、まあ万一犯人がつかまったら重く罰しますよという、大変失礼ではありますけれども、慰めにすぎないような法改正案だなというふうに感じているわけであります。政府自体もこの法案以外にいろいろな措置をおとりになっておられると思います。本当に必要なのはハイジャック事件を断固起こさせない、あるいは起こしにくくする。もしそれでも起こったら、人質の命の尊重ということはもちろんでありますけれども、民主主義あるいは法秩序を守るために断固たる姿……
○中井小委員 きょうは参考人の夏秋さん、本当に御苦労さまでございます。また、平素地方自治体の皆さんが同和事業の促進のために苦しい財政の中で御努力をいただいていることに、心から敬意を表します。 お話しをいただいた中で、時間もございませんので、数点一度にお尋ねをしたいと思います。簡単にお答えをいただければありがたいと思います。 いま平石先生の御質疑の中にもあったわけでありますが、残事業が、地方自治体あるいは国、省庁、違いはあるようでありますが、これだけ残った大きな原因について夏秋さんはどのようにお考えになっておられるか、これが一点であります。 それから二点目は、先ほどお話の中に五十年の調査以……
○中井分科員 大臣にお尋ねいたします。 過日、いわゆる三全総というものが決定をされたわけでありますが、その三全総の中心構想でありますいわゆる定住圏と建設省のお進めになっておられます地方生活圏との関連、調整というものをどのようにされるか、あるいはまた大臣自体がこの定住圏構想というものをどのようにお考えになっておるか、それについて簡単にお尋ねをしたいと思います。 と言いますのは、過日地方行政委員会で、私は広域市町村との関係をどうするのだというふうに言いましたが、わけのわかったようなわからぬような非常にむずかしい答弁でございました。これから大体調整をしていくし、逆に言えば、自治省が広域市町村を拡……
○中井分科員 私は主に国鉄の再建問題と幾つかの問題について、大臣あるいは国鉄当局にお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、大臣にお尋ねをいたしますが、現在の国鉄の財政状態は大変な状態にあるということは、もうこれは、だれしもが知っていることでございます。この再建に対して、国の財政援助あるいは運賃改定あるいは国鉄自身の経営努力、こういったことを柱とするいろいろな再建案が過去打ち出されてまいりました。国鉄自身も御努力をいただいたと思うわけでありますが、しかし国の財政援助自体、現在の大変な財政難の中で限界がある。あるいは運賃改定自体も、改定をするたびに国鉄離れというものを引き起こしていく。こういった……
○中井委員 民社党の中井でございます。本日はどうも御苦労さまでございます。 野瀬参考人にお尋ねをいたします。過日公害の委員会でお尋ねをいたしましたことと重複するかもしれませんが、長期需給見通しの、昭和六十年度で一億トン余り、まあまあ世界の石炭の輸出量の半分くらいの量を、石油に比べれば確保はしやすいだろう、こういうお話があったようでありますが、確保はできるといたしましても、灰の処理をどういうふうになさっているのか、これは可能なものか、その点についてまず一点。 それから液化の技術というものが現在どのくらい進んでおるとお考えになっていらっしゃるのか、この点が二点であります。 それから三つ目は、……
○中井小委員 私も最初に政府当局に、ただいまいただきました資料について大至急御調査をいただき、政府自体が確実な数字をきちっとつかんで私どもに御報告をいただく、このことをまず最初に御要望申し上げたいと思います。 両参考人、遠いところ御苦労さまでございます。 問題点はほとんど他の委員の皆さんから出られたものでありますから、一つだけお話をお聞かせいただきたいわけでありますが、実は個人事で恐縮なんですが、私どもの郷里は伊賀上野というところでございまして、帯締めを伝統産業としてやっておりまして、同じような問題で長年にわたって大変苦しんでまいりました。いま現実には糸差が一本につき二百円ぐらいでございま……
○中井分科員 大阪と名古屋を結ぶいわゆる名阪国道という道路があります。これに関連して幾つかのことをお尋ねしたいと思います。
過日、西名阪国道の終点の松原から阪神高速という形で松原線が完成をいたしました。また、いわゆる一般の名阪国道と言われております国道二十五号線の部分で複線化が完成をいたしまして、間もなく竣工式が行われる。おいおい御努力をいただいてりっぱな道になっているわけでありますが、この名古屋の部分が現在どういう形になっておって、いまのままでいけばいつぐらいに完成をする予定か、お聞きをしたいと思います。
【次の発言】 この大阪と名古屋を結ぶ名阪国道のちょうど真ん中を南北に横切って、いわゆ……
○中井分科員 三重県の上野、名張両市にまたがってかねてから行われております青蓮寺パイロット事業の幾つかの問題について、大変細かくて恐縮でありますが、お尋ねをしたいと思います。
まず最初に、青蓮寺パイロット事業の現在の進行状況、どのようなものであるか御報告をください。
【次の発言】 予定どおり五十八年までに完成をいたしますか。
【次の発言】 五十八年に完成するときには、いま一番事業としておくれております登記の変更やらそういった事務的な事業もすべて終わる、こういう形で理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 工事そのものは大変順調に進んでいることを聞かしていただいておるわけでありますが、換……
○中井分科員 当委員会でもあるいは予算委員会でも何回も議論になったとは思いますが、私も、中国残留孤児の問題について何点かお尋ねを申し上げたい、このように思います。 関係者の御努力で、現在も、四十五名の方が中国から来られ、肉親を捜されているわけでありますが、去年からことしにかけて、中国と日本との間でいろいろな行き違いがあって少しおくれた、あるいはまた考えておったより少ない人数でしか来れなかった、こういうことでありますが、どういう事情によるものか、あるいはまた、それがどういう形で解決をされて、現在残留孤児の方たちが日本へ肉親捜しに来られるようになったか、こういったことを御説明願います。
○中井分科員 郵政省に二つの点でお尋ねをいたします。 まず最初に、大阪の浜寺局で起こりました保険の貸付金の問題でございます。五十七年六月に長年郵便局を利用しております池田キミさんという方から、自分が借りた覚えのない五十万円というお金を返済するようにということで通知を受けた、しかしこれは何かの間違いじゃないか、こういう訴えが浜寺局にありました。その後近畿郵政監察局で半年間にわたってお調べをいただいて、五十七年十二月に、これは間違いなく池田さんが借りておる、この結論が出た。池田さんはそれをまだ不満としていろいろな形で訴え続けておる、こういう事件があったわけでありますが、これはほぼ間違いありません……
○中井委員 時間がありませんので、簡単に環境問題に限ってお尋ねをいたします。 まず最初に運輸大臣にお尋ねをいたしますが、今回の新空港の計画、これは現在使われておる大阪国際空港が環境面で大変な悪状態にあって、四十二年から四千数百億のお金をかけて騒音対策等をやっているけれども、空港そのものの使用が非常に限られた範囲に制限されておる、したがって環境面を打破するためにどうしても新しい空港が要る、そうしてその中で近畿地域、関西地域の経済的な向上、こういったものを図っていく、あるいは係国際化に備えていく、こういうことでつくられる。すなわち、いろいろあるけれども発端は環境面であって、逆の意味でいえば環境問……
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