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沢藤礼次郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

沢藤礼次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(非役職)歴代TOP1000
747位

38期委員会発言(非役職)TOP100
84位
39期委員会発言TOP100
52位
39期委員会発言(非役職)TOP50
38位

このページでは沢藤礼次郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。沢藤礼次郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

38期(1986/07/06〜)

第108回国会 建設委員会 第2号(1987/05/14、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 私は、四全総と国土開発幹線自動車道、自動車交通網の建設について質問をいたしたいと存じます。  まず第一に、先ほども出ましたが、発表がおくれております第四次全国総合開発計画でありますけれども、これがいつの時期に公表されるのか、その見通しをお聞きしたい。作業のおくれている事情等もあわせて御説明願えれば幸いだ。一説には、多極分散じゃなくて、中曽根首相が大都市集中ということにこだわっていた背景もあるというふうにある報道は伝えておるのですが、そのことを含めましてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 事情等はその程度のお答えしか期待できないと思うのですけれども、いつ、今の作業状況から見て……

第108回国会 文教委員会 第3号(1987/05/22、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 私は十二年前まで学校の教員をやっておりまして、授業も午後二時、三時になりますと、教師も子供たちもかなり疲れがくる、エスケープを心がける生徒も出てくるという状態があるものですが、大臣もけさから衆参両院をかけての御審議でお疲れだろうと思いますが、本日の日程の最後は私のようでございますので、ひとつよろしく御指導のほどをお願いしたいと思います。  さっきの馬場先生とのやりとりの一番最後の部分、私は大変興味深くお聞きしておったわけであります。女性は家庭に帰れ云々という論議、週刊誌も華々しく取り上げておるわけですが、私はその内容について興味を持ったのではなくて、あのやりとりの中から、内容のよし……

第109回国会 災害対策特別委員会 第2号(1987/08/27、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 八月十六日から十八日までの大雨による災害について御質問申し上げたいと存じます。質問時間が短うございますのではしょって申し上げることもあるかもしれませんが、ひとつ御賢察の上、御答弁をお願いしたいと思います。  私ども日本社会党は、災害が起こりました直後、八月二十日に、井上泉先生を団長とする災害調査団を秋田と岩手に派遣をしまして、つぶさに現地の状況を視察してまいったところでございます。秋田におきましては、秋田市周辺、仙北郡周辺、岩手県におきましては、ダムの調査を含めまして、北上市周辺、一関市周辺、それぞれ調査をしてまいったところでございます。その調査を行いました結果あるいは地元の要望等……

第109回国会 文教委員会 第1号(1987/07/29、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 質問に入ります前に、大臣に、前国会でやりとりをお願いしたときに若干私の発言に不適切なところがございました。あるときには簡単に答弁してくれ、あるときにはじっくり答弁してくれと、首尾一貫しなかった点で、会議録を読み返してみて若干赤面しております。本日は大部分大臣にお答えを願うわけでございますので、ひとつよろしく率直に御答弁をお願いしたいと思います。  さて、今かかわっております法改正は、臨教審答申の数ある中での、いわゆる法律化についての第一号ということになろうかと思うのです。したがって、この論議の性格あるいは各党の反応というのは即、ほぼイコール臨教審に対する見方、考え方ということにもつ……

第112回国会 建設委員会 第13号(1988/05/18、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 お許しをいただきまして若干質問さしていただきます。  私の質問は、終始一貫と申しますか、一つの柱といたしまして公共事業をめぐる諸問題、特に私の住んでおります東北地方、積雪寒冷地帯、その立場からの公共事業の問題、及び、午前中の同僚坂上委員の質問とダブる部分があるわけでありますけれども、中小下請企業の立場から公共事業をめぐる諸問題ということで、一つのテーマと申しますか、性格を持たせながら質問を申し上げたいと存じます。  まず最初に、最も基本的なことで恐縮でありますけれども、国の予算における公共事業の果たしてきた役割は一体どういう役割があっただろうか、あるいは本来果たすべき役割をどう考え……

第112回国会 農林水産委員会 第1号(1988/03/01、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 第百十二国会から農林水産委員会の方に回ってまいりました新参者でございます。経験が浅うございますので、よろしくひとつ御指導のほどをお願いいたしたいと思います。  まず最初ですから大臣にごあいさつかたがた一つだけ質問させてください。  先ほど来、いろいろな内憂外患こもごも至るというのでしょうか、大変な課題を抱えておられる時期の大臣就任まことに御苦労さまでございます。御健闘をお祈りしたいと思います。この御健闘をお祈りしたいという気持ちの中には、国民、特に農民が大変な時期に差しかかっているそのときに、今度農林水産大臣になられた方は一体どういう人なんだろうか、本当におれたちの味方に最後までな……

第112回国会 農林水産委員会 第8号(1988/04/20、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 まず第一に大臣にお伺いしたいのですが、今度の漁災法の改正というのはただ単なる金額の問題、収支の問題にとどまらずに、日本漁業の現状をどうとらえるか、そして今後日本の漁業をどのような方向にガイドしていくかという非常に大きな問題と結びついている重要な課題だ、それが秘められている改正案だという思いが深くいたします。  そこで、まず最初にお伺いしたいのは、日本漁業の現在置かれている立場、環境、それをどのように把握なさっておられるかということについて基本的な認識についてお考えをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 先ほどの質問者にもお答えになったわけでありますけれども、特に水産物の輸入が……

第112回国会 農林水産委員会 第9号(1988/04/26、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・民主連合及び日本共産党・革新共同を代表して、漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   近年における国際的な二百海里体制の定着、水産物需要の伸び悩み、周辺水域における漁獲不振等我が国水産業をめぐる厳しい環境の中で、漁業災害補償制度は漁業再生産の確保と漁業経営の安定に重要な役割を果たしており、漁業者が本制度に期待するところは大きいものがある。   よって政府は、漁業の永続的な安……

第112回国会 農林水産委員会 第11号(1988/05/11、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 今回提案されております法律案、全体としては各地域あるいは工業立地者含めて大方歓迎しているという空気はございます。私は、直接その法律案の中身に入る前に、この農村地域工業導入促進法の持っている意義あるいはこれの背景になっている農山村地帯の現状をどう把握するか、あるいは今後過疎過密の進行ということが指摘されておるのだけれども、今後農業なり農村はどう変わっていくのか、あるいはそれをどうリードしていくのかという農工法の基盤と申しますか、背景ということにつきまして、二、三冒頭に質問させていただきたいと思います。  まず、国土庁が先日発表しました過疎白書、「過疎対策の現況」という冊子を大急ぎで見……

第112回国会 農林水産委員会 第12号(1988/05/18、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 本日は時間がかなり短いものですから、できるだけ焦点を絞りまして、当面しております米の需給均衡化緊急対策の問題と、継続的に審議してまいりました農家の負債対策の問題、そして時間があれば構造改善事業、圃場整備の問題、私は以上三点について取り上げたいと思います。  まず最初に、本日取り上げる予定の三つのテーマを含めまして、現在の日本農業というのは大変な時期に差しかかっている。先般来繰り返し論議になっておりますガットの問題あるいは食管制度の問題、やがて来る米価審議会、米価の問題、他用途米に対する対処の問題、自主流通米の問題、どれを取り上げても日本の農業に大変な問題の多い時期が来ているなという……

第112回国会 農林水産委員会 第14号(1988/07/06、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 お許しをいただきまして、質問をいたします。先ほど来の質問と若干ダブる点もあるわけでありますが、お許しをいただいて、数項目御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、生産者米価の引き下げということについてでありますが、既に各委員から御指摘ありましたように、日本の農家、農民は今度の二年続きの生産者米価引き下げということで大変ショックを受けているわけであります。この諮問案が決定されたということに対して私は抗議を込めて反対をするものでありますし、本明日の米審の中でこれが変更を加えられまして、せめて据え置きという線に落ちつくことを念願しながら、しかし、事の流れというものが非常に確実な大き……

第113回国会 災害対策特別委員会 第4号(1988/10/27、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 お許しをいただきまして、質問させていただきます。  まず最初に、本日御報告のありました二つの報告内容を拝見いたしまして、関係大臣を初め省庁の方々の御努力について敬意を表しておきたいと思います。  その中で、「低温等による農作物被害について」の報告の中に、「既に講じた措置等」ということで一から十一まで項目が示されましたが、これらの通達にはお目にかかる機会がちょっとないもので、大変残念に思いますが、後でいただけますか。
【次の発言】 私は、先日、十月六日に本会議で冷害対策についての質問をさせていただきましたが、その御答弁は再質問がないという状態でございましたので、それについて若干再質問……

第113回国会 農林水産委員会 第6号(1988/12/20、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 大臣、ちょっと調子が悪いようですからお休みになって結構です、局長と長官とやりとりいたしますので。  私は、きょうは時間が非常に限られております ので、二つの点についてお聞きしたいと思います。一つは、前回に引き続いて冷災害対策の中で他用途利用米の対応についてであります。二つ目は、今後息長く討論していかなければならないと思う土地改良事業のあり方についてであります。  まず最初に冷災害対策でありますが、十月の本会議あるいは各種委員会等を通じましていろいろ要望申し上げておりました点について、共済事業の適正、早期の推進であるとか、いろいろ御努力を願ったことに対してその労を多といたしたいと思い……

第114回国会 農林水産委員会 第4号(1989/05/23、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 お許しをいただきまして質問させていただきます。  提案されております特定農産加工業経営改善臨時措置法案の内容等についてもちろん質問申し上げるわけでありますが、私は、質問時間の多くを割きまして、農産加工そのものが現在の日本の農業の中でどういう位置を占めているか、あるいは国民の食生活にどういう影響を及ぼしているか、今後農産加工という分野の仕事を農村振興、農山村活性化にどう生かしていくかという視点で大臣その他の方々の御所見を賜りたいと思うわけであります。  本論に入る前に二つ三つ実態についてお尋ねをし、明らかにしておきたいことがございます。  一つは、農畜水産加工品の流通実態についてお聞……

第114回国会 農林水産委員会 第8号(1989/06/14、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 大臣、御就任おめでとうございます。大変な時期のお仕事で御苦労も多いと思いますが、健康に留意されまして御精進あられんことをまずお祈り申し上げたいと思います。  就任のごあいさつついでに大変恐縮でございますが、冒頭大臣の農畜産物、米の自由化についての所信を賜りたいと思います。  と申しますのは、就任なさったときの抱負というのですか、新聞記事の中には、自由化についていろいろ農民の間に不安あるいは不満があるようだ、今後農民と十分話し合いをしていきたいという趣旨の記事がありました。これは読み方によっては、自由化はやるんだが農民の不満なり不信は抑えていくんだという方向に力点を置いたようにも受け……

第114回国会 農林水産委員会 第9号(1989/06/15、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・民主連合を代表して、農用地利用増進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農用地利用増進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   最近の我が国農業を取り巻く内外の厳しい情勢に対処し、農業生産の担い手を育成・確保するとともに、生産性の向上を図り、足腰の強い農業構造の確立と農家所得の確保を図ることが喫緊の課題となっている。   よって政府は、農業の将来展望を明確に示すとともに、本法の運用に当たっては、左記事項の実現に努め、農業構造の改善の……

第114回国会 農林水産委員会 第11号(1989/07/01、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 米価審議会の当日ということで、当然新方式による米価算定の問題、それを裏づけております昨年の米価審議会小委員会報告の内容、このことに焦点を当てて御質問申し上げるわけですが、まず冒頭、さっきお聞きしました諮問案の中で一つだけ聞いておきたいことがあるのです。  それは、北海道、青森の友人からの指摘があったのですけれども、類間格差。これは北海道を例にとりますと、百円開きが大きくなりますと、それだけで十億円の減収になるのだそうです。大変な影響だということで大変心配しているわけです。類間格差について何か拡大したという説明がさっきあったのですけれども、これはもう一度確認して、類間格差を拡大させな……

第116回国会 農林水産委員会 第2号(1989/11/15、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 大臣、初めての質問になりますが、御就任おめでとうございます。同じ東北人として大いに期待をいたしたいと思います。御健闘をお祈りします。  そこで、最初の質問を、基本的な問題について大臣の御所見あるいは価値観というものをひとつお伺いいたしたいと思うのですが、農林水産業の日本あるいは地球的に持っている、果たしている役割、こういった面につきまして大臣はどのような価値観を持っておられるか、それをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  実は私は、別の質問を準備しておったのです。というのは、人間生きていく上に絶対なくてはならないものを三つ挙げていただきたいというふう……


39期(1990/02/18〜)

第118回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1990/05/24、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 まず最初に、交通安全対策特別委員会の持っている重要な役割ということにつきまして共通認識に立ちたいと思います。したがいまして、私、これから交通安全対策を進めていくに当たっての基本認識について三点ほど私の考えを申し上げますので、これについての大臣の御所感を賜れば幸いだと思います。  一つは、交通安全対策は国政の重要な柱であるという点であります。  交通戦争という言葉は余りいい響きを持っておりませんが、年間一万人を超える交通事故による死者が出るという実態を見ますと、大変な事態だということは認めざるを得ません。ちなみに日清戦争、実質約一年ですが、足かけ二年の日清戦争における日本軍の死者は、……

第118回国会 農林水産委員会 第15号(1990/06/13、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 まず最初に、基本的な問題を二つほど申し上げて、大臣の御所見を賜りたいと思います。  まず最初でありますが、日本の農業、林業、水産業、大変な危機的な状況に置かれていると言われております。この基本的な振興策、振興の道をどこに求めるかという基本についてお聞きしたいわけでありますが、例えば農業の場合、農村地域に工業を導入して云々という農村工業導入の法律がございました。森林につきましては、保健機能を見直そうということで、リゾート的手法を組み入れるということもございました。今回の提案の中には、やはり漁業そのもの以外の手法、遊漁船とかマリーナであるとかというふうな手法が打ち出されてきております。……

第118回国会 文教委員会 第5号(1990/03/27、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 最初の質問でございます。  大臣、御就任おめでとうございます。農林水産委員会でも御一緒しましたが、日本の政治課題にとって非常に重要な農業と、そしてまた教育文化と、二つの分野にわたって活躍なさることを御期待申し上げております。と同時に、農業の抱えている問題と教育の場における体づくり、健康づくりの問題とは密接な関係がありますので、学校給食の問題等を通じて、いつか機会を改めて大臣の御所見を篤と承りたいと思っておりますので、予告編として申し上げておきたいと思います。  芸術文化の振興を目指して、このたび六百億の基金を創設いたしまして、その果実で芸術文化の多彩な展開と普及を行う、あるいは文化……

第118回国会 文教委員会 第9号(1990/04/27、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 おはようございます。  私は、きょう大きく分けて教育制度にかかわる問題、単位制高校、養護教育、分校というものの位置づけ、それから次は高校野球のあり方、最後に学校給食、この三つの分野について質問申し上げる予定でございますが、前の二つの分野、学校教育制度と高校野球の問題につきましては、基本的に教育というのは均等、公平を旨として進められるべきであるという考え、そしてまた子供たち、児童生徒に対してはゆえのない差別感を与えたり、それに基づく劣等意識を植えつけたりすることのないように、将来に向けて希望を持った教育を受けさせる、これが私たちの願いであるということを基本として、この二つの分野につい……

第118回国会 文教委員会 第15号(1990/06/15、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 本法案の審議に当たりましていろいろ法案資料を読ませていただきましたし、審議のやりとりも聞かせていただきました。どうもすっきりしないのです。  なぜだろうといろいろ考えていたのですが、これはやはり生涯あるいは生涯学習というものに対するイメージがはっきりしてない、あるいは共通認識の土壌がまだできていないということも一つあるだろう。あるいはそれを目指しての理念がはっきりしてないという指摘もございました。条文にそれらが欠けているという大変鋭い御指摘もあったように記憶いたしております。  そこで、どうも私も大変な仕事だなという気がするのですけれども、できるだけ共通認識に立ちたいという願いを込……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1991/02/21、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 大臣の所信に対しての質問を申し上げたいと思います。  私は昨年までこの委員会に属しておりまして、前大臣初め交通安全対策所管の大臣にいろいろお話をお伺いする機会がございました。その中でコンセンサスに達したなと思っております基本的な考えとしては、交通安全対策の基本は人命尊重である、当然といえば当然でありますが、同時に交通そのものが公共性、広域性を持っているのだ、したがって、交通機関、交通運輸のいろいろな仕事も、産業上の位置だけではなくて地域福祉あるいは社会福祉という側面を持っているのだということの強調もなされてまいったわけであります。  そういった面で、大臣の所信を拝聴し、また今現在の……

第120回国会 文教委員会 第4号(1991/02/20、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 まずもって、大臣、就任おめでとうございます。特に教育というのは他の分野と違いまして国民すべてが当事者であるあるいは当事者であった、生涯学習ということになれば、これからも当事者である、そういう意味で大変重要な分野であると思いますし、子供たちに関して言えば、二十一世紀を担う子供たちにかかわる問題ですから、いわば未来に責任を持つという意味でも極めて重要なお仕事だと思うわけで、まず最初に、文部大臣として二十一世紀を担う子供たち、若者たちに何を訴えたいのか、何を語りかけたいのか、それをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 目の前に中学生あるいは高校生がいるということで語りかけるということを……

第120回国会 文教委員会 第7号(1991/03/06、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 今のやりとりに関連して、私は専ら短大と高専の角度からこの問題について御質問申し上げて、最後に吉田先輩から全体的な締めくくりの質問をいただく、こういう順序でお願いいたしたいと思います。  予定しておりました質問に入らせていただく前に、一つ確認の意味の質問を申し上げますので、明らかにしていただきたいと思うのですが、大学審議会答申と今度の提案との関連、あるいは今後我々があの内容を討論する機会が保証されているのかどうかということについてお聞きしたいわけであります。  大学審議会の答申は、大変重要な問題をたくさんはらんで国民の前にその内容を提起しました。例えば一般教育、専門教育といった区分の……

第120回国会 文教委員会 第8号(1991/03/13、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 私は、提出者を代表いたしまして、ただいまの法律案に対する附帯決議案について御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     学校教育法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、次の事項について特段に配慮すべきである。  一 高等専門学校について、対象分野の拡大に当たっては、本制度が後期中等教育を含む高等教育機関であることなどその特性を考慮し、慎重に対処すること。また、卒業者の大学への編入学の拡大及び高等学校卒業者の編入学受け入れの促進に努めること。  二 国立の高等専門学校については、施設、設備等の現状にかんがみ、その計画的な改善整備に努める……

第121回国会 文教委員会 第1号(1991/09/25、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 私はきょうは、なかなか光の当たらない、ややもすれば忘れられがちな僻地の教育、特に複式学級という困難な状況を抱えている学校環境をどのように解消し、改善していくかという問題に多くの時間を割きたいと思っております。僻地の問題を論ずる場合に、やはりバックグラウンドと申しますか、その背景なりよって来る経緯というものについて文部省と私との間でできるだけコンセンサスを形成したいと思います。そういう意味で国土庁においで願っております。大変御苦労さまですが、しばらくの間、ひとつ材料を与えていただきたいと思います。  三全総、四全総、過疎過密の進行に歯どめをかける、地方の時代、定住圏、一極集中排除とい……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号(1991/11/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 沢藤でございます。  一時間四十分の時間をいただきまして質問をさせていただきますが、テーマは一つだけであります。それは日本の歴史と国際貢献のあり方ということでございます。したがって、日本がたどってきた歴史あるいは背負ってきたいろんな歴史、それを厳密に反省、点検しながら現在の姿を見つめ、将来に向けての国際貢献はどうあるべきかということに絞って質問申し上げたいと思います。  内容の性質上、ややもすれば歴史に関する判断、歴史観、物事の価値に関する判断、価値観というものに多く触れることになると思いますので、できるだけ客観性を持たせるために幾つかの文献、資料等を引用させていただきましたので御……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第9号(1991/12/02、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 去る二十六日のこの委員会で、時間をいただいて質疑に参加さしていただきましたが、質問も不十分、御答弁も不十分という感を免れませんでした。幸いきょう、いわゆる差し戻しという形で再び発言の機会を与えていただきましたので、この前の一つの大きな流れをたどりながら、幾つかの点について質問申し上げてまいりたいと思います。  まず第一は、PKO法案そのもの及びこれにかかわる強行採決について、アジア近隣の諸国がどのようにこれを受けとめているかということについてお尋ねをしたいわけであります。  私の知る範囲では、各新聞あるいはテレビ、いわゆる国内世論も、そしてまたアジア近隣諸国の反応も、大変このことに……

第123回国会 文教委員会 第6号(1992/04/22、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 私は、長野オリンピックと呼ばせていただきますが、長野オリンピックの財政の問題を御質問申し上げながら、これと関連するオリンピックの商業化と言われている最近の一つの特徴あるいはオリンピック憲章の改正等に見られますアマ規定の削除、こういったことを踏まえながら、日本における体育・スポーツのあり方を検証し、今後のスポーツの方向性を大臣その他文部省の方々と一緒に模索をしていきたいと思っております。  まず最初に、長野オリンピック関係について御質問申し上げますが、長野オリンピック冬季競技大会組織委員会運営経費の概算について、特に収入財源についてお聞きをいたしたいと思います。  特徴、そしてまた、……

第123回国会 文教委員会 第7号(1992/06/03、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤委員 先ほど輿石委員から提案のありました学校教育法等改正案につきまして趣旨説明があったわけですが、これの質問に入る前に、大臣にお聞きしたいことが二つございます。  一つは、この前の四月二十二日の文教委員会で、オリンピックに関して大臣とかなりやりとりをさせていただきました。そのことに関して、オリンピックに対する指摘として、商業化、アマチュアリズムの喪失あるいは金の力をもっての誘致合戦、メダル至上主義、こういったことを指摘しながら一定の御見解をいただいてきました。大臣のお考えは私がなり理解できたと思っております。  ところが、ちょうど時を同じゅうしまして、イギリスでオリンピックに関する本が発……

第125回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1992/12/01、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 予想しておりました時間が半分になったので、質問事項もはしょります。御答弁もひとつ簡潔にお願いしたいと思います。  抜本是正といわゆる緊急是正ということの関係が依然としてよくわからないのです。きのうたしか与謝野議員は、今度の決議に沿ってないのじゃないか、二人区・六人区ふやしたのじゃないか、これに対して、いや、これは緊急の措置であって、抜本是正がちゃんとあるのだ、それまで我慢しなさいという意味の発言をなさっているわけです。  ところが、その抜本是正がいつになるかわからないみたいな答弁になりますと、前提が崩れてくる。いずれ抜本でやりますよ、したがって、今のところは六人区・二人区の問題は目……

第125回国会 文教委員会 第2号(1992/12/08、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 与えられた時間が大変短うございますので、絞って御質問申し上げます。御答弁の方も言語明瞭、意味明瞭ということでよろしくお願いいたしたいと思います。  三つありますが、一つは先ほど中西委員の方から御質問ありました第六次公立義務教育諸学校教職員配置改善計画について、その中の、特に日の当たらないと言われております複式学級あるいは障害児学校の部分について御質問申し上げたいと思います。  昨年の九月二十五日の文教委員会でこの問題、特に複式学級の問題を取り上げまして、当時の井上大臣から御答弁をいただいております。過疎過密の進行によって過疎地帯の小規模校に複式学級がたくさん存在している、これは教育……

第126回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1993/04/22、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 今、山口先生からおっしゃった地方分権ということはすごく大切だと思うのです。許認可事項が集中している。つまり、権力集中ということは利権集中みたいな感じがありまして、今話題になっているような金と政治の問題も絡んでくる。これを分権することによって、自浄作用といいますか、抑制作用がきくという点で非常に重要だということをまず申し上げた上で、これからは質問なのですけれども、私は教師出身なものですから、この問題に関して、子供たち、青少年、教育、価値観、こういった問題についてはよく考えるのですけれども、地方におりまして高等教育を受けようとすると、かなりの財力がないと今それに応じ切れないという状況が……

第126回国会 農林水産委員会 第6号(1993/03/25、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 まず、法案審議の基盤、土台として、海面漁業の動向について基本認識をともにしたいと思います。  そこで、最初に長官にお聞きしますが、海面漁業の生産量、生産額の推移、部門別ということになると思いますが、大ざっぱで結構ですから、その特徴あるいは今後の見通し、これについて一言お願いします。
【次の発言】 私の岩手県は水産県とも言われておりまして、全国的な特徴と一致するのじゃないかという前提で、今お答え願った内容について若干敷衍したいのです。  結論的に言えば、今長官言われたように、遠洋、沖合がどんどん後退している、生産量も生産額もですね。しかし、沿岸漁業と養殖漁業はやはり希望の持てる数字を……

第126回国会 農林水産委員会 第12号(1993/04/21、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 今私どもが審議しております関連法案の水源地というのでしょうか、源は、今さら申すまでもなく新政策、昨年の六月に発表されました「新しい食料・農業・農村政策の方向」であります。この文書を拝見したとき、出だしの部分、「政策展開の考え方」という部分を見たときに、私どもは非常に明るい展望を見出したような感じがしました。農民団体、農民の方にお聞きしましても、いいものが出た、こういう考え方が出たということは大変うれしい、こうおっしゃっているのです。それはどこかといいますと、もう私がくどくど申し上げるまでもないのですが、部分的に読み上げてみたいと思うのです。それは要するに、農業、林業の果たしている公……

第126回国会 文教委員会 第3号(1993/02/24、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 教育というのは非常に人間に深くかかわっているものでございます。人間を守り、育てる非常に大事な仕事であります。その人間を大切にする人間教育の場に、最近、落ちこぼれとか、怠学とか、あるいは不登校、さらにはいじめ、さらにはいじめ殺人、あるいは校内暴力、いろいろな教育の場にあってはならない事象、現象が次々に出てきておりまして、私どもにしてみれば、本当に大変な事態だな、何とかしなきゃならない、そういう気持ちでおります。  きょう与えられた九十分の時間ですが、大臣とのやりとりを通じて、教育を見直し、教育を本来の姿に取り戻す一歩一歩を踏み締めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。……


40期(1993/07/18〜)

第127回国会 災害対策特別委員会 第1号(1993/08/12、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。   これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの鈴木俊一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、池端清一君が委員長に御当選になりました。   委員長池端清一君に本席を譲ります。

第128回国会 災害対策特別委員会 第1号(1993/09/21、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの鈴木俊一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、池端清一君が委員長に御当選になりました。  委員長池端清一君に本席を譲ります。  困難な時期でありますが、お互いに健闘し、委員長を中心として頑張りましょう。(拍手)

第129回国会 災害対策特別委員会 第1号(1994/01/31、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの鈴木俊一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、池端清一君が委員長に御当選になりました。  委員長池端清一君に本席を譲ります。

第131回国会 建設委員会 第2号(1994/11/02、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 大臣、就任おめでとうございます。人に優しい政治を掲げる村山内閣ですが、総理は、人に優しいということは、同時におのれに厳しくということをおっしゃっています。野坂大臣は、温かいお人柄、強い信念をあわせ持っておられるとお見受けしております。まことに村山内閣の閣僚としてふさわしい大臣と思います。御健闘を心からお祈りします。  さて、今政治の世界では、権力とか力任せの力学、数合わせの数学、力学と数学が横行しているように見られるわけですが、政治は言うまでもなく国民の生命財産、生活を左右する、時には人間の尊厳にまで踏み込む非常に重要な大きな力を持ったものでありますから、政治は常に高い倫理と哲学に……

第131回国会 文教委員会 第1号(1994/10/21、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 まず、大臣、御就任おめでとうございます。人に優しい政治を標榜する村山内閣でありますから、特に未来に富む子供たちに対する思いやりのある教育行政が展開されるということを確信し、期待をいたしております。御健闘のほどをお祈りします。  先ほどの大臣のあいさつを拝聴いたしまして、重要な課題を挙げておられました。冒頭に、国民一人一人がゆとりと潤いのある生活を、あるいは多様な個性を発揮する、あるいは自己実現を図ることができるような社会ということを触れられまして、主要な課題の第一として、個性の尊重を目指す教育改革と生涯学習社会の構築を挙げておられました。私は極めて共感を覚え、期待をするものでありま……

第131回国会 文教委員会 第5号(1994/12/08、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 今回の事件に当たって、清輝君、そしてまた今までも数多くの自殺者、犠牲者を出しておるわけでありまして、その方々に対する御冥福をお祈りしたいと思いますし、いわゆる未完成の子供たちをそこまで追い詰めた状況というものをつくったのは、大部分は私たち大人であるということを考えて、心から謝罪を申し上げたいと思っております。  最初の質問は、これらの異常現象の起こっている背景ということについて準備したんですが、先ほど小野先生の質問に対して大臣からお答えがありましたので、繰り返し質問申し上げることは時間の関係上遠慮させていただきますが、一つやはり、これからの質問に関係するんですけれども、いじめ、自殺……

第132回国会 建設委員会 第10号(1995/03/15、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 河川法に関する質問に入る前に、一つだけ建設行政の基本にかかわっての質問を申し上げたいと思います。  ここ二、三年、私たちは政治改革に真剣に取り組んできたわけでありますが、本来、政治改革の真の目的は金権腐敗政治の一掃にあったはずであります。一連の金権腐敗の事件の中でも、ゼネコン汚職は、公共事業費、つまりこれは国民の税金であるわけでありますが、公共事業費をいわゆるやみ献金に回すという点で大変問題の多い事件だったと思うわけであります。今回の談合の問題とあわせまして、所管官庁である建設省に厳正な対応が求められていると思います。  そこで、質問に入るわけですが、今行われようとしておる地方自治……

第133回国会 規制緩和に関する特別委員会 第1号(1995/08/04、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの橘康太郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、塚田延充君が委員長に御当選になりました。  委員長塚田延充君に本席を譲ります。

第136回国会 建設委員会 第1号(1996/02/07、40期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○沢藤政府委員 このたび建設政務次官を拝命いたしました沢藤礼次郎でございます。  もとより微力でありますが、中尾建設大臣のもとで、誠心誠意、建設行政推進のために努力を重ねてまいりますので、委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻を心からお願いを申し上げます。  政務次官の果たすべき役割として、国家行政組織法におきましては、政治と行政の調整のための職であるというふうに示されております。したがいまして、私は、議会と建設省との連絡調整に意を用い、委員各位の御意向を正しく行政に反映させ、特にも委員会審議における委員各位の御発言、御質問に対しましては、しっかと受けとめ、誠意を尽くし、実のある応答をさせていただ……

第136回国会 建設委員会 第2号(1996/02/14、40期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○沢藤政府委員 建設省関係の平成八年度予算について、その概要を御説明いたします。  建設省関係の一般会計予算は、移しかえが予定されている総理府所管予算を合わせ、歳出六兆七千六億六千二百万円余を予定いたしております。  うち、一般公共事業費は、六兆五千五百三十五億九千七百万円であり、その内訳は、道路整備二兆六千八百五十億二千三百万円、治山治水一兆三千百三十五億九千二百万円、公園千六百六十億六千九百万円、下水道一兆千七百十九億四千六百万円、住宅対策一兆千六百十二億八千八百万円、市街地整備五百五十六億七千九百万円となっております。  次に、特別会計予算について御説明いたします。  まず、道路整備特別……


各種会議発言一覧

38期(1986/07/06〜)

第112回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1988/03/09、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤分科員 まず最初に、二つほど具体的な事項について御質問申し上げたいと思います。  最初は、ことしじゅうに着工が予定されております日本現代詩歌文学館についてであります。  これは、概略申し上げますと、今までの文学に関する資料館というのは、全国各地にあるわけですが、そのほとんどが散文中心であった。そういった背景の中で、文学の源泉ともいうべき詩歌資料はわずかしか保管されていない。そこで全国で唯一の詩歌専門の文学館を建設したい。これが一つの動機となって、岩手県の北上市に、今年夏となると思いますが、着工の運びになったわけであります。  詩集、歌集、句集、関連の伝記、研究書あるいは詩人等の生原稿、声……

第112回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1988/03/09、38期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤分科員 私は、三全総から四全総に移行、継承されている計画につきまして、幾つかの点で質問いたしたいと思います。  まず最初に、全総から始まりました開発計画というのは、今さら申し上げるまでもなく、全総における拠点開発方式、それから新全総における巨大開発と交通ネットワーク整備、そして三全総になりまして定住圏構想、定住という言葉が出てまいりまして、定住圏の整備、こういう系譜、系列をたどるわけでありますが、どうも、一貫してこの流れを見ますと、うたっていること等は意のままにならずに、やはり人工の過疎過密化というのがずっと進行してきたのじゃないかというふうに考えます。そういった意味で、この三全総、私ど……


39期(1990/02/18〜)

第118回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1990/04/27、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤分科員 通告しておりましたこと、あるいはきのう建設省の方々といろいろ事前に意見交換しました事項の後に、実は一つ材料が入ったので、これは質問というよりは要望をさせていただきたいと思います。  というのは、つい四、五日前の四月二十二日から二十三日にかけまして、岩手県の県南部を中心に集中的な大雨がございまして、災害が発生いたしております。その状況調査がきのうの夜詳しく入ったので、これについてはくどくど申し上げませんが、おとといの段階では総額四億六千七百三十九万、かなり局地的に集中しておりまして、大船渡市、一関市、陸前高田市、花泉町、住田町といったところに局所的に集中しております。この災害等につ……

第120回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1991/03/13、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤分科員 消防と警察の定員あるいは装備の充実ということに関して質問をいたしたいと思います。  自治省設置法によりますと、第三条「自治省の任務」には、最後の方になりますが「消防に関する事務を処理し、もって、水火災等による災害の防除に資することを任務とする。」とあります。このことと民生の安定、生命財産を守るという点では、地域におきましては警察活動と消防による活動というのは常に表裏一体をなしているということが現実にございますし、自治大臣が国家公安委員長を兼ねておられるということもありますから、これらを総合的にとらえながら総合的に判断してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ……

第120回国会 予算委員会第七分科会 第3号(1991/03/13、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤分科員 運転代行の問題について質問申し上げたいと思います。  この問題がクローズアップされてきました背景は、御存じのとおり法人タクシー、運輸関係の法体系の中にあるタクシー業務と、体系の外にあるいわば野放し状態にある運転代行の業務、この間に内容等に大変大きな隔たりがございまして、その中でいろいろな問題が提起されてきておる。そうした中から白タク行為の増加の現象も出てきているという背景からきょう御質問申し上げたいわけです。  まず最初に、運転代行の業者の実態についてお聞かせを願いたいと思います。会社数、台数あるいは増加傾向かどうかという動向等を含めてお願いをいたします。

第123回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤分科員 私は以前に農林水産委員会に所属しておりました。その当時、佐藤隆農水大臣、亡くなられましたけれども、いろいろと農業に関する熱い議論を交わした経験がございます。そのときに、当時の佐藤農水大臣は、おれは百姓だということを公言なさって論議に参加していただいた記憶がございます。非常に日本の農民、農業の側に立った熱意のある大臣だったなということを、亡くなられた記憶とともに、当時の佐藤農林水産大臣の思い出として持っているわけです。  新しい農水大臣、私は岩手でございまして、隣の青森、しかも、恐らくさかのぼれば南部藩ということだろうと思いますが、同じ藩ということになります。したがって、地域の共通……

第123回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤分科員 おはようございます。  大臣とは、文部大臣をなさっていたころ私も文教委員をやっておりまして、教育について真摯なやりとりをさせていただきました。感謝を申し上げます。きょうは自治大臣として、また国家公安委員長としての塩川大臣に幾つかの点を御質問申し上げますので、どうぞひとつ率直な御所信を御披瀝願いたいと思います。  まず最初に、基本的なことで大臣のお考えをお聞きしたいのですが、私は、昨年文教委員会理事としてヨーロッパを旅行してきたのですが、特定の国の名前は申し上げませんけれども、非常に痛感したのは、国にとって、国民生活にとって、治安の維持と民生の安定、このことがいかに大切であり、そし……

第123回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○沢藤分科員 おはようございます。トップを承りました沢藤でございます。大臣とは、自治大臣、国家公安委員長当時、交通安全対策特別委員会等で大変いろいろと御交誼を賜りました。この席をおかりして厚く御礼申し上げます。  さて、運輸大臣としての御質問を申し上げるわけですが、その前に一つだけ海上保安庁にお聞きしておきたいと思います。それはアワビの密漁対策についてであります。  二百海里時代あるいは海洋資源のいろいろな制限が強まる中で、養殖漁業の占める割合というのは非常に大きくなってきておることは申すまでもありません。その中で、全国各地で展開されておりますアワビの採捕なんですが、これに対して密漁事件が非常……

第126回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1993/03/05、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤分科員 農業をめぐる状況が厳しい中で、大臣御苦労さまでございます。水田農業を柱とす る同じ農業地帯に住む東北人として、大臣の御努力、御活躍を心から御期待申し上げます。  まず最初に、農林漁業についての基本的な認識をともにしながら、二十一世紀に向けて、農業、林業をいかに守り育てるかという視点から、大臣の所感をお聞かせ願いたいと思います。  農業、林業は、水産業もそうでありますが、単なる生産の産業だけではなくて、特に人類の生存にとって不可欠の空気、水、食糧、これをつくり、守っているのが農林漁業だという基本を大切にしたいと思います。このことが一つ。いわゆる環境産業であり、同時に生命産業であると……


40期(1993/07/18〜)

第129回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1994/06/07、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤分科員 時間も少ないので、ひとつ簡潔に要点をお答え願えればと思います。  最初に、大変不幸なことですが、事故の問題から御質問させていただきたいと思います。  ことし二月の十一日に岩手県盛岡市におきまして、スリップ事故による、一瞬にして三人の人命が失われるという惨事がございました。これは、当時の岩手日報という新聞を引用いたしますと、運転代行の、顧客車に乗っていた代行運転手と顧客の二人、合計三人の乗った車が六十メートルスリップして大型対向車にぶつかって三人即死したという考えられない事故であります。新聞によりますと、事故当時、現場の国道四号線は前日降った雪が解けてがっちりと凍結、いわゆる鏡状態……

第132回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1995/02/21、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○沢藤分科員 おはようございます。  大臣、連日御苦労さまでございます。岩手出身の沢藤です。  東北新幹線盛岡以北のフル規格化等についての大臣の御判断、御英断は、東北、北海道にとっては、将来の地域開発の展望を見出し得たと大変大きな喜びとなっております。東北人の一人として、敬意と感謝の意を表したいと思います。  しかし、この一方、これに対して採算性とか経済効果の面で疑問だという批判や指摘が出ております。これは非常に視野の狭い考えだと私は思います。国土の均衡ある発展ということ、あるいはまた、全総、新全総、三全総、四全総という大きな流れの中で、高速交通体系の整備、あるいは地方の時代とかあるいは地方分……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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