このページでは川端達夫衆議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川端達夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
○川端委員 このたび人事院から給与の改定に対する勧告及び週休二日制等に関する報告が出されました。それに関連して質問させていただきます。
既に御承知のように、人事院の勧告制度は国家公務員の労働基本権制約の代償の措置であり、その完全かつ迅速な実施は国際労働基準として既に確立しているところでありまして、我々も数年来の凍結、抑制という異常事態をことしこそ解消して、人事院勧告を早期に完全実施するよう強く要望するところでありますが、この勧告に関する政府の御見解を官房長官にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この勧告を完全実施した場合に必要財源が千八百三十億になるというふうに伺っているわけですが、……
○川端委員 まず、質問に先立ちまして、今回災害に遭われました大島町の島民の皆さんに心からお見舞い申し上げますとともに、奇跡ともいえる全島避難という大役を本当に見事にやり通されました、しかも今日までいろんな形で御尽力されています大島町そして東京都、国土庁を中心とする政府、海上保安庁、警察、自衛隊等々の関係者の皆さんに心から敬意を表したいと思います。今後とも島民の安全そして生活を守るという観点から御尽力を賜りますことを要望いたしておきたいというふうに思います。 いろんな形で御議論がきょうされてまいりましたけれども、日本においても大島に限らずいろんなところで火山の活動があるとか、あるいは世界的に見……
○川端委員 それでは、今回提案をされました法改正について、少し時間が切られておりますので、まずそれについてお伺いをしたいと思います。
自衛隊法の改正の中で、「武器等の防護のための武器の使用」の対象に通信設備などを加えることになっておりますが、これを法案として提案された理由をお伺いしたいと思います。最近もありましたけれども、過激派等の勢力がいろいろな活動をすることが多いわけですけれども、こういうことも考えられて入れられたのかどうかも含めてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 有事法制の研究報告の中に、「武器等の防護のための武器の使用」の対象に通信設備などを加えなさいという指摘が五十六年四月の……
○川端委員 それでは質問させていただきたいと思います。 現在、国会それから国民も含めまして税制の論議というのが非常に活発に行われているわけです。増税が先であるとか減税が先であるとか、レベニュー・ニュートラルであるとか、いろいろな議論があるわけで、非常に重要な議論がされているわけですけれども、現在の議論を見ていますと、不公平税制の改革という非常に大事な大きな部面の御議論と、いわゆる長期的な財政再建の問題あるいは単年度の歳入欠陥の問題等々が混同して議論をされているのじゃないかなと感じるわけです。本来、この税制の論議、臨調答申では「増税なき財政再建」という方向が明確に打ち出されているわけですけれど……
○川端委員 私は、民社党・民主連合を代表して、総理に若干の御質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 行革審の再設置の法案が提案されております。総理は、かねてから行政改革を勇気を持って断行するという姿勢を堅持しておられます。今般の状況にかんがみまして、基本的なお考えを二、三お伺いをしたいと思います。 かねてから政府は六十五年度に赤字国債体質の脱却ということを公約されておるわけですけれども、ずっといろいろと経由をしてまいります間に、本当に達成できるのだろうかなというふうな不安、疑問を感じざるを得ないわけであります。と申しますのは、今年度予算で赤字国債が五兆二千四百六十億……
○川端委員 このたび提案をされました地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案について御質問を申し上げたいと思います。 過去十八年間にわたって継続されてきました同封及び地対関係の物的事業について期限が切れるという状況の中で、物的事業についての財政上の措置が講じられるに至ったことについては、いろいろな経緯を含めて関係各位の御努力には一定の評価を申し上げたいというふうに思います。 つきましては、今回のこの法案はいわゆる財政上の特別措置ということで、まさに財政上の措置に限定をされたような法案の表現になっているわけですけれども、先ほどから各委員の方がるる述べられましたように、部落……
○川端委員 時間が限られておりますので、端的にお伺いをしたいと思います。 初めに、今回提案をされた恩給法等の一部を改正する法律案についてお伺いをしたいと思います。 まず初めに、恩給年額の増額に関してでございますが、「仮定俸給年額を、昭和六十二年四月分以降、二%引き上げる」、こういうふうな内容になっております。昨年までのここ数年間続いております仮定俸給年額の引き上げの際には、例えば六十年度でございますと、「昭和五十九年度の国家公務員給与の改善(行政職俸給表(一)の平均改善率三・三%)を基礎として、恩給年額の計算基礎となる仮定俸給年額を、昭和六十年四月分以降、」云々、あるいは昨年、昭和六十一年……
○川端委員 私は、民社党・民主連合を代表し、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案について、賛成の討論を行います。 言うまでもなく、安全保障政策は国政の基本であり、国民生活の向上や福祉の充実も国家の平和と安全が確保されてこそ初めて可能となるものであります。したがって、国の安全保障のための防衛力の整術は、今日の国際情勢を考えるとき、不可欠のものと言わざるを得ません。 我が党は、我が国の防衛体制は、憲法の平和主義を踏まえた自主的な防衛努力とこれを補完する日米安保体制によって形成することを基本とし、今後とも専守防衛、非核……
○川端委員 大臣及び関係者、御苦労さまでございます。 総務庁長官がお時間が限られているようですので、取り急ぎ質問をさせていただきたいと思いますが、今回の給与法の改定内容は、昨年に引き続き人事院勧告の完全実施ということで、今回の法案提出に至るまでの関係各位の御努力に対しては深く心から感謝を申し上げたいというふうに思います。どうもありがとうございました。 さて、その今回の実施に至る経過の中で、あるいはこれからの給与改善のあり方について、二、三御質問したいと思います。 十月二十三日の給与関係閣僚会議で後藤田前官房長官がいわゆる五%条項の問題に昨年に引き続きお触れになって、いわゆる物価安定の中で……
○川端委員 よろしくお願いします。
恩給法等の一部を改正する法律案が付託をされたわけですので、まずそれについて何点かお伺いしたいと思います。
今回の法案は、恩給年額及び最低保障額を一・二五%引き上げるという内容ですが、昨年から、いわゆる総合勘案方式というのですか、それまでの給与スライド方式から変えられたわけです。それからいうと二年目になるわけですが、恩給改定に対する基本的な考え方をまず冒頭お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 去年も議論になったのですが、総合的に勘案するということでは非常に漠とし過ぎて、どうでもなるんじゃないかということがありまして、そういう意味で、具体的に今年度一・二……
○川端委員 長官どうも御苦労さまです。 平和祈念事業特別基金等に関する法律案について幾つか御質問申し上げたいと思います。 まず冒頭に、この法律案は、いわゆる戦後処理問題というのでいろんな問題があり、具体的に中身のもう決まっているもの、あるいは問題として残っているもの、たくさんあるわけですけれども、そういう諸問題の施策の一つとして提案をされてきたというふうに考えているのですが、この法案が戦後処理における施策の中でどのように位置づけられているのか、この法案の趣旨とともに長官からお伺いをしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○川端委員 長官、どうも御苦労さまでございます。よろしくお願いします。 私は、日本の防衛問題、特にアメリカとの関係についてを中心に、基本的な部分をお聞きをしたいと思っております。 日本の防衛あるいは安全保障を考えるときに、強力なパートナーでありますアメリカという国の状態というものを無視するわけにはもちろんいかないし、その政府の考え方、議会あるいは世論も含めての流れというものが、我が国の防衛上の政策に非常に影響してくるというふうに思っております。そういう意味で、特に最近のアメリカ自身の防衛あるいは軍事力の負担というものについての考え方が、昔に比べてというか、長いレンジで見ればどんどん変化して……
○川端委員 加藤証人、よろしくお願いします。
先ほど委員長からの質問の御答弁の中で、株入手の経緯をお話しになりましたけれども、そのときに、この株は必ずもうかるという種類のお話はございましたか。
【次の発言】 先ほど二つ、三つの株の取引の経験がおありというお話だったということでは、いわゆる株の取引ということでは素人と言えるというふうに思いますが、そういう部分の方が、多少上がるだろうという今の御答弁のような不安な感じ、そしてみずからの判断の中で借金までしてお買いになった、普通に考えると非常に不安ではなかったかなというふうに思いますが、それほど、逆に言えば勧められたときの義理といいますかおつき合い……
○川端委員 初めに郵政大臣にお尋ねいたしたいのですが、今回まことに残念なことに、NTTの真藤会長がおやめになった。国民の信頼を大きく裏切ったということでは非常に残念に思いますし、これからその信頼を回復すべきお立場にあると思うのですけれども、おやめになるに際して、監督官庁の大臣ということでお会いになられたやに伺っておりますが、その経過も含めて、大臣として、真藤会長が責任をおとりになった、それでおやめになった、どういう責任をおとりになったというふうに認識をしておられるか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 確認をしたいのですが、今の御説明ですと、いわゆる監督不行き届きということなんですが……
○川端委員 私は、今川崎市の助役さんの問題に端を発しまして国民の非常に大きな関心になっているリクルート問題を中心にお尋ねをしたいというふうに思います。 まず初めに総理に御所見をお伺いをしたいのですけれども、このリクルート問題、国民の皆さんがいろいろな思いを、問題意識をお持ちになっただろうし、そして感情もお持ちになった、あるいは政府に対するこうあってほしいという期待も持っておられると思うのですけれども、私は、この根幹に、一番大きな問題としては政治に対する信頼というものを大きく揺るがしたのではないだろうか、このように考えるわけです。総理自身、今、今日に至るまでの経緯を踏まえて、国民の皆さんがこの……
○川端委員 よろしくお願いします。 総理、きょうはリクルート関連に限定をして質問をさせていただきたいと思うのです。 ちょうどほぼ一カ月前、九月十六日の本委員会で私いろいろと質問をさせていただきました。そのときにも申し上げたのですけれども、このリクルートの一連のいろいろな問題、マスコミを通じいろいろと国民の皆さんが非常に関心を持っておられる。一月前の時点でもいろいろな憤りも疑問もお持ちになっている。そういう中で一つ非常に大きなことは、政治に対しての信頼というものを大きく損ねておられる、不信を持っておられる、そういうふうな国民の感情があるだろうというふうに私は思うけれども、総理はいかがですかと……
○川端委員 まず初めに、給与勧告について一、二お伺いをしたいと思います。 人事院勧告の中の給与勧告が一昨年、昨年といわゆる五%条項というふうないろいろな議論がある中で、本年も勧告をされたということに関しては、まず評価をしたいというふうに思います。加えまして、当然といえば当然なんですが、一昨年に続いて昨年も政府においてその完全実施がなされたということについても、その努力に対して感謝を申し上げたいと思います。 ことしは二・三五%という、率でいいますと史上三番目の低率であるということでありますが、 政府におかれて、労働基本権制約の代償としての人事院勧告でありますので、ぜひとも早期の完全実施を図ら……
○川端委員 委員長、長官、よろしくお願いします。 今回議題となっております行政機関の保有する電子計算機処理に係る個人情報の保護に関する法律案についてお伺いをしたいのですが、今までい ろんな意味でいわゆる時代の流れとともに個人のプライバシーという部分の議論が非常に盛んになってまいりました。そういう意味で、これまで先進国の中でプライバシーに関しては非常に後進国ではないかというふうな指摘まで受けている我が国にとりまして、今回の法制化で今まで全くないところから個人情報の保護をしよう、あるいは利用をしていこうというふうな、利用の場合に一定の枠をつけていこうというふうな法案が提示されるに至ったという分で……
○川端委員 いよいよきょうで審議を終了するということで、全般的な見地から幾つかの点についてお伺いしたいと思います。 何回も議論になったところでありますが、今の御答弁でも、この法案自体がプライバシー保護というもの全部を包括するものではないということはよく理解をしておるものでありますが、基本的に個人のいわゆるプライバシーを保護しなければいけない、そしてそのプライバシーという概念自体もいろいろな時代の流れの中で、いわゆる個人の情報を知られたくない、ひとりでいる権利というところから広がってきて、自分の情報をコントロールする権利であるというふうな認識に世の中なっているということも、大体共通の認識ではな……
○川端委員 長官、総裁、よろしくお願いします。時間が限られておりますので、通告をして質問がない場合は御容赦いただきたいと思います。 初めに、人事院総裁にお伺いしたいのですが、今までのきょうの委員会でも公務員の綱紀粛正云々という部分がややもすると非常に話題になりがちなんですけれども、実際に私考えますに、ほとんど大多数の国家公務員の皆さんは日々お仕事に懸命に努力をされ、頑張っておられるというふうに思うのです。そういう意味で、意欲を持って国民の期待にこたえる仕事をしていただくというのが国民も期待をしておることなんです。そういう中で、最近内海総裁の御発案で、人事院の総裁賞を制定されたというふうに伺っ……
○川端委員 参考人の皆さん、お忙しいところ、ありがとうございます。また、先ほどは貴重な御見識を御披瀝いただきまして、ありがとうございました。ふだんは、日本の畜産の振興のために懸命の御努力をいただいていることに敬意を表したいと思います。 非常に限られた時間でありますので、かいつまんで御質問させていただきたいと思うのですが、先般来までは、日本の畜産を守るために可能な限り自由化すべきでないというお立場、我々もそうでありました。自由化に反対をしてまいりました。しかし、諸般のいろいろな情勢の中で、政府も御努力をいただいた中で今日のような状況になった。そういう中で、今回の法案自体はいわゆる緊急対策として……
○川端委員 非常に時間が限られておりますので、端的にお伺いをしたいと思うのですが、先ほども田口委員の方からお触れになりましたけれども、私たちも今回の祝日に関する法律の改正案に関して非常に大きな期待と関心を持っております。 といいますのも、私たちが五十九年からいわゆる労働組合あるいは学者、文化人などを中心として、今はなくなりましたけれども旧同盟の人たちが中心となって、「太陽と緑の週」実現推進国民会議というのを設置して、ゴールデンウィークはみんなで休もうではないかという運動を展開してまいりました。同盟が解体して以降、いわゆる連合がその運動を引き継ぎ、政党として民社党もその提案者として活動してきた……
○川端委員 大臣、御苦労さんです。よろしくお願いいたします。 きょう米価の諮問をされたわけですけれども、今ちょうど時期的にあと数日で参議院選挙の公示を迎えるという中で、今回の国政選挙においてもいわゆる農業問題というものは国民の中で非常な関心を持たれている。そしてその政治選択においても重要な問題の一つであるというふうに国民は思っておられると思います。そういう中でありますが、現実には今日までの政府及び与党である自民党の農業政策というものに対して、特に生産者の方から非常に強い不満がある、不信がある、そして怒りがあるというのが現状だと思います。先般行われました新潟の参議院補欠選挙も、やはり農業の主要……
○川端委員 よろしくお願いいたします。 二月の十三日にリクルート関連で逮捕者が出ました。それ以降、司直の解明が進み、逮捕者もふえているわけですけれども、まず初めに法務省に確認をいたしたいのですが、江副氏及び長谷川、式場氏に関する被疑事実として、部分的にだけ読み上げてお許しをいただきたいのですが、「種々好意ある取り計らいを受けたことの謝礼及び今後も同様の取り計らいを受けたい趣旨で供与されるものであることを知りながら、」「登録後確実に値上がりすることが見込まれ、右江副らと特別の関係にある者以外の一般人が入手することが極めて困難である株式会社リクルート」株云々の「利益の供与を受け、もって、自己の職……
○川端委員 参議院の通常選挙が終わりまして、結果的に言うと、今まで十五回の中で非常に大きな変化のあった選挙であったというふうに思います。中身に関しては受けとめはおのおのあると思うのですが、そういう中で、争点としていわゆる三点セットと言われました消費税、リクルートあるいは農業問題というのは、政策上の争点としては確かにそういう大きな問題はありましたけれども、その中の根底に国民が政治に対して非常に大きな関心を持った。この関心は前向きな関心というよりは、怒りを持ったということだと思います。それを突き詰めていきますと、どうも政治ないしは政治家というものが我々国民に対して何もしてくれないだけではなくて、と……
○川端委員 私は、民社党・民主連合を代表して、定数是正問題について意見を表明いたします。 議会制民主政治は国民の政治に対する信頼の上に成り立つものであり、参政権の平等が保障されることは、国民の政治に対する信頼を確保するための最も基礎的な条件であります。しかしながら、定数是正をめぐる今日の状況は、この基礎的条件の確保について不熱心な印象を与えており、国民の政治不信を助長するものと言わざるを得ません。 その原因の主なものは、政権党である自民党が、昭和六十一年五月の「衆議院議員の定数是正に関する決議」の内容を実現することに極めて消極的であるからであります。 今日までの定数是正の経緯を振り返りま……
○川端議員 お答えいたします。 深い魂胆という意味ではなくて、自民党のお考えになっているのと同じように、先ほど佐藤委員申し上げましたように、いわゆる政治に不必要なお金がかからないように、クリーンにしたいという思いは同じだと思います。 そういう中で、確かに選挙前一定期間以外に行われている後援団体の寄附については、非常に大がかりにいろいろな形で行われていることは事実であります。我々はそれを、後援団体が支出するという部分を一定期間以外も規制するというやり方ではなくて、やり方の問題だと思うのですけれども、我々が提案しております中での百九十九条の二の第二項の脱法行為の禁止の中で、いわゆる公職の候補者……
○川端委員 小林会長、お忙しいところをありがとうございます。 私たちも政治改革の中で、選挙制度を含めて、あらゆる角度から政治浄化をしたいということで委員会を開いております。ただ、そういう中で、選挙制度審議会の中でどういう議論がされているのかということ、あるいはどういうお考えをまとめつつあるのかということ自体が今までわからなかったわけでございまして、そういう意味で、御苦労いただいている中で当委員会に御出席いただき、御意見をおっしゃっていただくことは非常にありがたいと思っております。 さて、時間が非常に限られておりますので、基本的な委員会のお考えあるいは流れというふうなものについてお伺いをさせ……
○川端議員 我が党の考え方を申し上げますが、企業あるいは労働組合、それらの団体がそれぞれの趣旨に基づいて団体献金、企業献金、労組献金をおやりになることがすべて悪であるというふうには考えておりません。しかし、今もう政治不信がきわみに達している、政治家に対しての信用、政治に対する信頼が全くないと言っていいような状況の中でこの国民的な課題である政治改革に取り組むときに、献金がいろいろな形でその不信につながる事件を起こしてきたのも事実であります。そういう意味で、政治腐敗の温床となってきたことは残念ながら認めざるを得ない。そういう意味で、いかに国民の政治に対する信用を取り戻すかというときに、よりクリーン……
○川端委員 大臣、どうも御苦労さまです。時間が非常に限られておりますので、今回の選挙を含めて考えさせられる、あるいは我々も考えなければいけない具体的な問題についてお伺いをしたいと思います。 今回の選挙、いつもそうなんですけれども、だんだん情報化時代と言われる中で、マスコミの報道のあり方というものが非常に大きな問題になった選挙ではないかというふうに思っております。一つは、選挙期間中に各政党、今回与野党逆転なるかというふうな争点もありましたし、それから国民の関心が非常に高かったということで、全体的な選挙情報というものが非常に頻繁に流されました。 ある新聞に、選挙が終わってからのいろいろな世論調……
○川端委員 大臣、どうも御苦労さまでございます。 今回の選挙制度審議会の答申、その前段としての国民の政治不信に対する政治家として、国会あるいは政府の持つ責任は非常に重いというのは当然のことでございますけれども、そういう中で答申が出てきた。そして、その答申を受けて、五月十日に総理が内閣の記者との会見という形で、テレビに向かって国民にお訴えをされた。その中で随分強い決意を御披瀝されました。 ちょっと読んでみますと、「私は、議会開設百年という記念すべき年にこうした答申をいただくことを、時代から課せられた厳粛な使命だと受け止め、内閣の命運をかけ改革の実現を目指して取り組み、前進を続けたい」、国民へ……
○川端委員 大臣、長官、どうぞよろしくお願いします。 私は、民社党を代表して、ただいま議案となっている工業所有権に関する手続等の特例に関する法律案について幾つか御質問させていただきたいと思うのです。 この法案の経緯を見ますと、長年にわたっての特許庁のペーパーレス計画という、いわゆる時代の最先端を目指して、なおかつ現在問題になっている特許審査のおくれ等々に対して解決をしていこう、なおかついろいろな部分で情報提供を含めて新しい時代を目指していこうという、この努力に関しては評価をするものでありますけれども、ただ、非常に新しい観点からの、日本の法体系でも非常に珍しいというか先進的な内容を含んでいる……
○川端委員 大臣、どうも御苦労さんでございます。 今日の国民的な政治課題の大きな一つとして、いわゆる東京一極集中というものをどのように是正をしていくか、そして全国的に均衡ある国土の発展というものをとらえていくかということが各方面で議論されているところでありますけれども、そういう中で一つの役割を担うであろうという観点からの頭脳立地法というのが二年前から実施をされているわけですけれども、まず総論的に全体的なこの法律というものを位置づけをしておられるのかということについて確認をしておきたいと思います。基本的なお考えをお伺いしたいと思います。
○川端委員 どうも御苦労さんです。よろしくお願いいたします。 商品取引所法の一部を改正する法律案に関連いたしまして幾つかの点お伺いをしたいと思います。 この法改正の前提として商品取引所審議会がことしの二月五日に答申をされているわけですが、一般的なイメージとして商品取引、特に先物取引という部門に関してはまだまだ一般的な国民の中の認識というか、そういうものは非常に低い部分であるというふうに思っております。そういう中で、答申の中でも「我が国の商品市場は、総じて上場商品が少なく市場規模が小さいこと、会員・商品取引員も国内の者に限られ、その規模もあまり大きくないこと等世界的にみていまだローカル市場に……
○川端委員 大臣、御苦労さまでございます。よろしくお願いします。
きょうずっと一日の議論を伺っておりまして、何回もの繰り返しで恐縮でございますが、前提として確認をしておきたいのです。今回のこの法案が、後から出てきたと申しますか、当初の予定に追加をされて出てきた背景でありますけれども、ウルグアイ・ラウンドでこの知的所有権の保護ということについて議論をされているというふうに伺っておるのですが、その内容について簡単にお触れをいただきたいと思います。
【次の発言】 関連しまして、この問題、いわゆる知的所有権の保護という問題に関して日米間での議論についてどういう状況になっておるのかも確認をしておきたい……
○川端委員 きょうは、先般から非常に大きな話題になっておりまして、これからも大きな課題となる大店法を中心にお尋ねをしたいと思うのです。 五月二十四日付で、大規模小売店舗法の運用に関する商務流通審議官通達集というかなり膨大な通達が出されました。この背景というのは、当然ながら日米構造協議に端を発したいわゆる大店法のあり方、消費者サイドに立って、あるいは住民、町づくりの立場に立って、そして小売業にとってこれからどういうふうな流通のあり方がいいのかという部分で、今までの反省に立つ中で非常な御努力の中でお出しになったというふうに理解をしているわけです。 時間が限られておりますので、簡単にこの通達の目……
○川端委員 大臣、どうも帰国早々のお疲れのところありがとうございます。よろしくお願いいたします。 きょうずっと御議論が出ておりましたように、八月二日の中東情勢、イラクの不当なクウェート侵攻に始まり、邦人が今なお人質として残っているという状況の中で、原状復帰と世界平和の追求、そして一日も早いゲストと言われている人質の解放に向かって、日本が世界の中であのやゆというのですか、日本の常識、世界の非常識ということをよく言われますけれども、非常に恥ずかしい思いでありますが、日本の常識が世界の良識たるやはり大きな転換期、国民自体も考えなければいけない、そういう状況の一つであろうというふうに思いますし、政府……
○川端委員 参考人の三先生、大変御苦労さまでございます。また、非常に意義あるお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 一、二お聞かせをいただきたいと思うのですが、この土地問題、非常に大きな問題というふうになってきているわけですが、難しいなと我々も考えますのに、一つはやはりサラリーマンといいますか普通の働いている人たちが、日本の経済をこれだけ支えている人たちが、年収の八倍、九倍、十倍出さないと家が持てない、せめて四、五倍の年収で家が持てるようにしてほしい、この土地を何とかしてほしいという気持ち、切なる願いと、一方で既にお持ちになっている方が、土地が上がって固定資産税とかどんどん上……
○川端委員 私は、民社党を代表いたしまして、日米構造協議の今日時点で確認をしておきたいことを含めまして、御質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 四月六日に中間報告がまとめられました。各方面、多大な御努力をされた結果だというふうに思いますが、中間報告自体がまさに一つの節目を過ぎたと申しますよりも、ようやくスタートについたというのが正しいのではないかというふうに思いますし、まさにこれから正念場を迎えるのではないかと思います。特に、報告にありますことはかなり具体的な内容に踏み込んでいる。総括的に言いますと、かくかくしかじかの課題はこのようにするというふうに具体的な指針をお……
○川端委員 昨日に続いて大店法についてお伺いしたいと思いますが、わずか六分でございますので、よろしくお願いいたします。
通産大臣、きのうも触れましたが、中間報告の中で、大店法改正後の見直しということで特定地域云々がありまして、特定地域に関する規制の撤廃を含めて今後検討していくという項目があります。特定地域という部分の言葉自体、このいろいろな大店法の審議の中で恐らく初めて出てきたんではないかなというふうに理解するのですが、大体どういうふうなイメージをお持ちなのか、どういう観点なのかということをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 報道でも初め大都市圏とかいろいろな言葉遣いがされました……
○川端委員 総理、大変御苦労さまでございます。
本法に対して質問をさせていただく前に、現在、自民党代表団がバグダッド入りをされ、中曽根元総理も含めていろいろな活動をされておりますけれども、いろいろな動きが現時点であるようでございます。自民党としての活動でございますので、政府の立場においてという分ではございませんが、非常に国民の関心も強いことでもございます。現時点で承知されている情報と、それに対しての御感想がいただければ幸いかと思います。
【次の発言】 お立場上非常に難しいと思いますが、何か御所見か御感想かはございますか。
【次の発言】 大変ありがとうございました。
それでは本題に入らせてい……
○川端委員 長官、御苦労さんでございます。私で最後でございますのでどうぞおつき合いをいただきたいと思います。 先般週刊誌を見ておりましたら、長官がお出になっておられました。見出しが「原発は安全よ でも飛行機は少し怖いわ」と書いてありました。非常に心強くして読ましていただきました。申すまでもなく原子力発電、きょうもいろんな議論があったと思いますけれども、やはり国民のエネルギーを確保していくという観点で、よりクリーンなエネルギーを安定的かつ安全に供給するという面で、現時点で原発が担っている役割というのは非常に大きいと思います。そういう面で、国民の理解の中でいかに原発を安全に操業していくか、そして……
○川端委員 大臣、御苦労さんでございます。もう私で終わりですので、もう少しおつき合い願いたいと思います。 冒頭、今も話題になっておりました定数是正についての大臣の御見解をお尋ねをしたいと思うのですが、先日、東京高裁で、いわゆる定数、一票の格差の判決が出ました。格差が三・一八倍というのは国会裁量の範囲というふうには言っておられますが、もはや放置できない事態であるということで、いわゆる国会としてきちっとやりなさいよという司法からの御要請といいますか、そういうようなことを言われたということでもあります。同時に、六十一年の国会決議においても、先般の八増・七減案の直後の部分で、要するに定数の是正をきち……
○川端委員 先生、長時間どうも御苦労様でございます。私で終わりですのでよろしくおつき合い願います。 きょうの議論になっております当委員会の責務であります選挙制度というものは、まさに民主主義の根幹をなす部分であります。国民各位に対しても、非常に大きな権利の行使に影響を与えるということでございます。そういう意味におきまして、選挙制度を今御答申にありますように抜本的に変えるということは、民主主義の仕組みのかなり大きな部分を根底から変えようということでございます。そういう部分に関しての国民の理解と合意というものが不可欠ではないかというふうに考えるわけですけれども、そういう点に関してはどのような御認識……
○川端委員 民社党の川端でございます。両先生、きょうはどうもありがとうございます。私で終わりですので、長時間御苦労さまですけれども、もう少しよろしくお願いいたします。 時間が限られておりますので、初めに少し具体的なことについてお伺いをしたいのですが、今まで答申をされまして、今国民も含めまして注目をしておりますのはやはり区割りのことではないかなというふうに思っております。先ほど堀江先生の方からもその考え方というのはお触れをいただいたわけですけれども、スケジュール的に現状としてどういうふうに見通しておられるのかということと、それからこれは大変な作業であることは事実でございますが、そういう実務に関……
○川端委員 民社党の定数是正に対する基本的な考え方を申し上げたいと思います。 申すまでもなく、選挙制度はその国の議会政治のあり方を決する民主主義にとって最も重要な制度であります。また、その改革は頻繁に行うべきものではなく、民主政治の安定性を確保するために、長期にわたって安定した制度である必要があります。 さらに、改革に当たっては、現在の多数党一党だけの独断で断じて行うべきものではなく、国民及び国民を代表する政党間の合意を得つつ進めなければならない。 したがって、選挙制度改革案を一党だけで法案化し、拙速に国会に提出することは望ましくない。しかも自民党政治改革要綱で示された小選挙区比例代表並……
○川端委員 一、二技術的なことでお尋ねしたいのですが、先ほどから御議論の中で、やはり選挙制度と政治資金あるいは政治倫理等々は制度をいじる上にセットになっているという御議論で、考え方としてはそれなりに理解できないこともないのです。しかし、政治資金、もともとの政治改革の大きなインパクトになりましたリクルート等々含めて、やはり国民が政治家にまつわるお金というものに関して、より透明性を持つべきであるというふうな期待というのは非常に強いというふうに思います。 同時に、この前も選挙法で寄附禁止を制度改革でやりましたけれども、当然ながらすべての政治家ということで地方議員にも及んでいるわけです。という意味で……
○川端委員 大臣、御苦労さまでございます。よろしくお願いします。 私も時間が限られておりますので、できるだけ簡潔に御答弁をお願いしたいと思いますが、まず初めに美浜の原発の事故でございますが、今回の事故は、従来基本的にはあり得ないと言われてまいりました細管の破断、そしてECCSの作動という、日本の原発史上かつてない大きな事故を起こしたわけであります。この部分を聞いていますと、従来の定期検査のあり方、いわゆる危険予知というのですか、そういうもののあり方、あるいは安全基準のあり方、先ほど来議論になっていますように、そういういわゆる危険な状態で停止をするというマニュアルのあり方等々、根底からいろいろ……
○川端委員 大臣、御苦労さまでございます。 今ほど地球を守ろう、守らなければ大変なことになるという議論、意識が強まってきた、そしてその行動を具体的に迫られてきた時期はないと思います。地球は、申すまでもなく、私たち人類にとっての代わりのない、スペアのないものでございます。今生きている者が後世に少なくとも今よりひどくしない、可能ならば今よりももとに戻して引き継がなければならない責任を有しているということは非常に大きな問題だと思っております。 今回の法案、オゾン層の破壊の進行を可能であれば食いとめたいといういろいろな世界的な動きの中で、改正が、一歩前進をさせるという意味では評価をしたいと考えてお……
○川端委員 大臣、御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 ごみの問題と資源の再生利用、資源再生という問題はあらゆる手段を講じて解決していかなければならない国を挙げ、国民を挙げての非常に重要な課題だと思います。今回、再生資源の利用を促進しようということで法律をつくるという動きが出てきたということは、それなりにやはり評価すべきことであると思います。いろいろな御努力のことは評価をさせていただきたいと思うのですが、いろいろな切り口でこの問題を考えていかなければならない、そういう意味で、この法律自体も含めましてこういう再生資源の問題あるいはごみの問題を総合的にどう考えていったらいいのかとい……
○川端委員 委員長、どうも御苦労さんでございます。よろしくお願いいたします。 この独禁法の改正の出てきた経緯の中の大きな要素に、日米構造問題協議がきっかけになったことは事実だというふうに思いますけれども、そういう部分でアメリカも非常に注目をしていることだと思いますが、湾岸戦争が終結をして、マスコミの報道等々では、アメリカにおいて、いわゆる直接血を流さなかった日本という部分に対する風当たりが今までの経済摩擦に加えて非常に強いというふうな側面を聞くわけでございます。そういうふうになる兆候があらわれているということの中で、こういう日米構造問題協議で公約した独禁法の見直しが一応成案を得たということは……
○川端委員 大臣、御苦労さまでございます。 日本が先進国の中で特に工業技術の発達した国として繁栄をしたということ自体は、通産省の御努力も含めて非常に結構なことだというふうに思っておるのですが、どちらかというと今まで企業中心、そして研究も開発中心であっただろう。基礎的な、あるいは先端的な部分は諸外国にお任せして、その部分を企業を中心として商品化するというふうにかなりお金をつぎ込むということであった部分が対外的にも大分いろいろ御批判もある。そういう技術交流自体がなかなか難しくなってくるという中で、最近特に大きな動きとして、基礎的な、あるいは先端的な技術に非常に力を入れてきておられるということは非……
○川端委員 この法律自体の意義について初めにお伺いをしたいと思うのです。
「商品投資に係る事業を公正かつ円滑にするとともに、投資者の保護を図る」ということが「目的」に書かれているわけです。いわゆる商品先物市場自体がこれによって非常にインパクトを与えられるというふうになるのではないかと思うのですけれども、通産省としてもというか政府におかれましても、やはりこういう商品先物市場がこれから拡大充実していく方向というものを目指しておられるというか考えておられる立場におるのかどうか、まずお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 商品先物市場自体が健全に発展をしていく、それが国民の投資ニーズにこたえ……
○川端委員 長官、どうも御苦労さんでございます。私も非常に時間が限られておりますので、かいつまんで御質問を申し上げたいと思います。 今回の給与法の改定に関しましては、かねがね時期がもう少し早くならないのかということの要望が非常に強くあります。遅かったですけれども完全実施ということの実現にこぎつけられたということでは評価をさしていただきたいと思いますが、ただ、いろいろな問題をこれからも抱えているのではないかなというふうに思います。 最近の労働力不足という中で、とりわけ公務員の募集、要するに応募者もだんだん減ってきているという数字の中で、そういう労働市場の観点から初任給、若年層へとりわけ配分を……
○川端委員 大臣、よろしくお願いいたします。 まず初めに、いわゆる構造的な問題を抱えた業種、いわゆる構造不況業種の対策についてお尋ねを申し上げたいと思うのですが、前百二十国会でいろいろ議題となりました中に租税特別措置法の改正というのがございました。その中で、いわゆる俗を言葉で言うバブル経済、そして土地転がし等々不当な利益を得るということは戒めなければいけない、そういう中に、企業が使いもしない土地を買って、それをまた売るというときの税制を見直そうという中に、いわゆる買いかえ資産の圧縮記帳というものをやめようということがございました。税制全体あるいは土地税制という考え方での分は我々もよしといたし……
○川端委員 総理、よろしくお願いいたします。 連日議論を重ねておりますし、とりわけこの国会、政治改革国会と言われまして、リクルート事件に端を発した国民の政治不信、それを解消するという意味で政治改革をぜひとも前進させなければいけないということだと思いますし、そのことは総理も同感であろうというふうに思います。しかし、政治改革ということと選挙制度改革というものがその中心になるということにおいて非常な国民の皆さんの間でも戸惑いがある、我々も理解がしがたい、こういうふうに今日までの議論を通じても感じてまいりました。 まず初めにお伺いを申し上げたいのでございますが、先日、九月の初旬にNHKのテレビでい……
○川端委員 先般の委員会始まりましてからのいろいろな議論の中で何度も出ておりますけれども、総理の御答弁を何度も伺ったのでございますが、どうしても理解ができないといいますか納得できないので、またかとお思いでしょうが、観点を変えて、総理の政治姿勢に基本的にかかわる問題だというふうに思いますので、お伺いをしたいと思います。 六十一年の五月二十一日に、国会は定数是正に関して決議をいたしております。この決議を幾ら読んでも、暫定的な定数是正を違憲判決の中でやったけれども、それはまさに暫定的なものであるから、将来にわたって中選挙区制のもとで、しかも臨時的につくった二人区・六人区の解消をする中で抜本的な是正……
○川端委員 日本の経済にとっても、また国民の個々の生活にとっても非常に大きな役割と責任を持っているいわゆる通商産業省あるいは経済企画庁両省庁に、豊かな見識と実績をお持ちの渡部大臣、野田大臣に御就任をいただいて、心からお祝いを申し上げたいと思います。ぜひとも期待どおりの御活躍をお願いを申し上げたいというふうに思います。 初めての御就任後の委員会でございます。全般的なことを中心にお尋ねを申し上げたいと思います。よろしくお願いします。 一番初めに経済の見通しに関してでございますが、私たちも選挙区、あるいはいろいろな経済にかかわる方にお会いをします、あるいは職場に回りますと、経済の先行きというのに……
○川端委員 大臣、よろしくお願いいたします。
先ほど来議論にありましたように、この法案がこのように急いで出てきた大きな背景として大阪大学基礎工学部のモノシランによる爆発事故があったことは御案内のとおりだと思いますが、この事故発生以来いろいろな報道もされていますが、事故の原因についての調査というものが行われているわけですが、どういう段階まで来ているのか、概要をごく簡単に、結果が出ていないなら出ていないだけでも結構ですので、お願いします。
【次の発言】 この事故の本当の原因というものはまだ調査中ということでわからないわけですけれども、私も六年間大学で、いわゆる工学部の研究所で学んできた者として想……
○川端委員 長官、どうも御苦労さまでございます。 私は、ただいま議題となっております琵琶湖総合開発特別措置法の、いわゆるあと五年間の延長という御提案に対し、琵琶湖のほとりで生まれ育った者といたしましても、そしてその他の皆さんに支えられて活動している議員としても、感謝を込めて、賛成の立場で御質問をさしていただきたいというふうに思います。 昭和四十七年以来既に二十年にわたりまして、この琵琶湖の自然環境の保全と水質の回復というものを図りながら、水資源の利用あるいは関係住民の福祉というものを増進する、幅広く近畿圏の健全な発展に寄与する、そういう幅広い目的を持ってこの法律は実施をされてまいりました。……
○川端委員 大臣、よろしくお願いします。 最近政治改革というのが、国会だけではなくて国民の最大の政治に対する関心事であり、不信の根源を我々解かなければならないということでありますが、幾つかお尋ねをしたいと思います。 しばしば我々の口からも含めて、選挙にお金がかかるという言葉が出ます。政治にお金がかかる、これはある部分そうなんですが、選挙にも非常にお金がかかる。昨今の報道でも、共和事件あるいは佐川事件等々の中でも選挙、政治活動そのものもそうですが、選挙に対して何億という金がかかるので、もらったとか貸してもらったとかいうのも一部流れております。しかし、考えてみますと、選挙に対しての費用は法定選……
○川端委員 大臣、長官、大変御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。
きのう経企庁の方から、二月の月例経済報告というのをお出しになりました。長らく続いた好況も折り返しを迎えるということで、マスコミも含めまして初めて景気後退を政府が認めたというふうな報道もきょうされておりますけれども、先ほどの所信でもお触れいただきましたけれども、改めまして、非常に国民にとっても大事な景気の動向のことでございますので、経企庁長官の方から現時点での経済動向の御認識とこれからの展望についてお聞かせをいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 そういう御認識で御発表いただいたわけですが、実際の産業の現……
○川端委員 いわゆる輸入促進法について、若干の御質問をさしていただきたいと思います。 この法案の目的が、日本の貿易黒字がどんどん拡大していく、あるいは対外直接投資の不均衡を是正をしよう、貿易黒字の不均衡も是正しよう、そういう現状に立ってされたものであるということは十分理解をいたしますし、そういう施策をとっていかなければならないというふうに認識をしております。 また、日米首脳会談の経過を踏まえましても、そういう対策が必要であるということの中で出てきたということでは評価をするものでございますが、昨年の貿易黒字等々、いわゆるバブルの象徴とも言われましたけれども、金の輸入あるいはオイル価格、絵画、……
○川端委員 本日は二法案の審議でございます。まず初めに、伝統工芸品の産業振興法案と言われるものの改正について御質問を申し上げたいと思います。 昭和四十九年にこの伝統工芸品産業振興法が制定をされ、随分年月がたったわけですが、その間一時的に生産額が増加したものの、それ以降残念ながら先細り、そしてその従事する人たちの人数も減り、なおかつ高齢化が進んでいるということは、通産省のいろいろな諸施策にもかかわらず、非常に残念なことであるというふうにも思いますし、今回の改正を見てみますと、今までこういう伝統産業、工芸品というものを考えるときに、どちらかというと、今までは物をつくるという立場でのその物を保護し……
○川端委員 大臣、御苦労さんでございます。よろしくお願いします。 本法案に入る前に、日本の非鉄金属政策全般について大臣の御所見を賜りたいというふうに思います。 きょうの質疑の経過でもう既にお触れになってきた部分もございますが、いわゆる明治よりもはるかに昔の時代から日本の経済を支える大きな根幹であった部分にこの非鉄金属産業があったというふうに思います。そういう意味では日本の産業の草分け、そしてそれ以降今日に至るまで大きな役割を果たしてきた非鉄金属産業でありますけれども、最近は、鉱石自体の自給率は随分落ち込んでしまいました。銅で昭和四十年が四二%が平成二年で〇・四%、実際ないに等しい。鉛で四九……
○川端委員 大臣、御苦労さんでございます。よろしくお願いします。 ただいま議題となっております特定債権等に係る事業の規制に関する法律案でございますが、経済情勢、昨今の経済分野における議論に必ず出てまいります言葉にバブルの崩壊という言葉が出てまいります。そういうバブルの崩壊、そのバブルとは何だったんだろうかというときに、いろいろな金融にかかわる事件もたくさんございました。そういう中に、いわゆるノンバンクの金融機関がいろいろと融資をする、投資をする、投機をするということの事件も随分たくさんございました。別に犯人が云々ということではなくて、やはりそういうものが非常に大きくかかわったということは事実……
○川端委員 大臣、御苦労さまでございます。よろしくお願いします。 先般、四月十五日に経済審議会の運営委員会が、「新しい経済計画の基本的考え方と検討の方向」というのをお示しになりました。読ませていただきますと、重点課題の第一番目に「労働時間の短縮」ということが示されておりまして、労働基準法改正による法定労働時間週四十時間制への移行、所定外労働の削減のための法定割り増し賃金率の引き上げ等々が盛り込まれておりまして、それなりの見識だというふうに理解をいたします。 宮澤政権は発足以来、いわゆる生活大国というものを公約の真っ正面に据えられて、軌を同じくするものだというふうに思います。私たち民社党も、……
○川端委員 大臣、よろしくお願いいたします。 いわゆる我が国の度量衡の制度に関しては、非常に大きな歴史的な転換ということで、一般には昭和三十四年、土地建物について昭和四十一年にいわゆる尺貫法からメートル法に転換をしたということがありました。 ちょうど今相撲をやっておりますが、きょうのある新聞の相撲欄に二百五十キロ対二百キロの対決と書いてありました。小錦と曙のことですね。恐らく尺貫法が廃止をされたときに、当時、六尺、四十貫のお相撲さんというのは我々子供心に利多分このぐらいのお相撲さんだ、そのときにいきなり身長百八十センチ、体重百五十キロと言われたときには、感じとしてはまさに外国人力士がやって……
○川端委員 梅澤委員長、よろしくお願いいたします。 独占禁止法に関しましては、前回の法改正では課徴金の引き上げというものを行いまして、今回は刑事罰の引き上げということで提案をされております。この一連の動きというのは、いずれも独禁法に違反した場合にはどういう一種の罰がある、あるいは課徴金があるというペナルティーの部分というふうに理解できるというふうに思いますし、要するに守らせる側からのアプローチであろう。したがって、こういう独占禁止法に違反をすればこんなひどい目に遭いますよ、だから守りなさい、こういう立場だというふうに思います。しかし、この独占禁止法自体の趣旨というものは、当然ながら守らせる側……
○川端委員 参考人の両先生、大変御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 今回国会で審議をしておりますのは、研究会の御答申を受けてのいわゆる罰則の強化ということが中心になっておるわけでありますが、先ほど来の議論にもありましたように、罰則を強化していくという前提は告発があるということでございます。今まで過去二件ということでございますが、告発がなければ、一億円であろうと五億円であろうと十億円であろうとほとんど意味がない、こういうことで告発という問題は非常に大きな問題であります。 かねがね、公正取引、独禁法の運用に関しての流れを振り返ってみますと、今まで、どちらかというと排除措置命令と……
○川端委員 総理並びに各閣僚、よろしくお願いいたしたいと思います。 予定をいたしました質問に入らしていただく前に、本日午後一時半に、我が党の元代議士横手文雄先生のいわゆる撚糸工連事件に関する高裁判決が下されました。総理は判決、御存じでございましょうか。それについて若干お尋ねをしたいというふうに思います。 私たちは、この事件、御本人の我々に対する主張を含めまして当初から明確なる冤罪であるという主張をしてまいりました。高裁において本日、一審有罪を逆転をし完全なる無罪判決が下されたということで、いわれなき疑いが晴れたことを非常に喜んでお名次第でありますが、同時に、その判決において裁判長が、原判決……
○川端委員 大変御苦労さまです。よろしくお願いいたします。
自由民主党提案の公職選挙法の一部改正案、いわゆる九増十減についてお尋ねを申し上げたいと思います。
何度もで恐縮でございますが、議論の前提でございますので、一番初めに六十一年五月のいわゆる衆議院議員の定数是正に関する決議、これを私たち尊重しなければならないと考えているわけですが、確認の意味でありますが、この国会決議、重く受けとめて臨んでおられるというふうに考えておりますが、そのように理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 これもかねてからの議論で何度もありましたけれども、先ほどの御答弁の中にも含まれておりましたけれども、この決議……
○川端委員 民社党の川端でございます。両参考人におかれましては、当委員会が突然の御要請を申し上げたにもかかわらず、大変お忙しい中をまげて御出席をいただきまして、心からお礼を申し上げたいと思います。 私も時間が限られておりますので率直にお尋ねしたいと思いますが、私も議員になるまでサラリーマンをしておりまして、職場の仲間にたくさんの鹿児島県、とりわけ奄美群島の方がおられました。何度かそのおうちに遊びにも行きました。非常に関心を持ってこの選挙制度のことを注目をいたしておりました。そういう中で今一番強い関心を持っておりますことは、今日の政治状況、皆さんもそうでありましょうけれども、東京佐川急便事件を……
○川端委員 大臣、長官、よろしくお願いいたします。 バーゼル条約によりますと、当該廃棄物の輸出入は条約の締約国間でないとできないというのが原則というふうに伺っております。近隣のアジア諸国あるいは米、ドイツ、ソ連などがこの条約の締約国に現時点て入っていないというふうに聞いておるわけですが、主要な国が現在なお加入していない。日本はまだこれからということでありますが、その部分に関しておのおのの国の事情等々もあると思いますが、主要な国が今なお加入していないという部分の背景、理由等々、どのように御認識をされているのか、簡単に通産省の方でお教えをいただきたいと思います。
○川端委員 両大臣、大変御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 今となたにお会いしても、経営者のみならず一般市民、御家庭の奥さんまでが要するに景気が悪いな、何とかしてほしいという声に満ち満ちているわけであります。そういう中で、昨年の緊急総合経済対策を初め、政府としても景気対策を最重点課題として取り組んでおられることは十分に承知をいたしております。 しかし、残念ながら特効薬的に一気に景気がよくなるというものではなくて、いわゆる戦後日本がとってきた経済の発展政策というものが世界の中でかなり大きな転換期を迎えている、そういう構造的な問題もあるということで、思うように景気回復が図られて……
○川端委員 大臣、よろしくお願いいたします。まず初めに、日本は全体にかかわるといいますか、国全体の問題として、エネルギー関連でございますので、エネルギーがなければ国民は生活できないという中で、いろいろな方面から通産省もその主管として御努力をいただいていることは重々承知をしておりますが、その中で、とりわけ省エネルギーということについて、総括的にまずお尋ねをしたいと思います。 今回もその省エネルギーの観点、そしてエネルギー確保という観点から、非常に大きな枠組みの中で対策を講じられようとすることは大きく評価をするところでございますが、エネルギー消費を見ますと、平成三年度で産業部門が五二%、民生部門……
○川端委員 大臣、よろしくお願いいたします。きょうの委員会、各委員から同じようなことが御質問で既にありましたので、重複する部分は簡単にお尋ねを申し上げたいと思います。 初めに、きょうは少し戻したという状況ですが、急激に円高が史上最高値を更新するまであっという間に進行をした。非常に国内経済が不況である、当然ながら消費が非常に落ち込んだ、何とか企業を回さなければいけないということで輸出にドライブが結果的にかかっていった、貿易黒字がどんどんふえた、国際的に見れば何だということで、やはり円高でなければいけないというふうな状況で、円高という国外からの非常に強い声が巻き起こっているという環境で、結果的に……
○川端委員 大臣、委員長、長時間御苦労さんでございます。これで最後ですので、よろしくお願いいたします。 きょうは、本日の本会議に労働基準法の改正というのが上程をされました。そこで、いわゆる日本の産業を統括されるお立場の通産省そして大臣の立場として、いわゆる時間短縮というものをどのように御認識され、また、どう対応されようとしているのかということについてお尋ねを申し上げたいと思います。 本委員会には、しばしば机の上にたくさんの雑誌類を、資料をいただくわけで、しっかり勉強してくださいということでいただくんだと思いまして、きょういただいたのも少し休み時間に読んでおりましたら、月刊中小企業、ダイヤモ……
○川端委員 大臣、長官、よろしくお願いいたします。 今回の特許法改正の大きなポイントの一つに、補正の範囲の適正化という点が挙げられております。今までのように、何度も自由に補正をさせているということになっておりますと、その都度審査をやり直さなければいけなくて非常に時間がかかる。また、事前にしっかり検討せずにとにかく出して、補正を受けながらそれを狭めて適正なものにしていけばいいという前提で、非常にアバウトなものも出てしまう。一方で、非常に厳密にきちっと調査をし、出したものと、出願の段階で非常に公平さを欠くというふうなことも理由に挙げておられると思います。私は、一々ごもっともなことだと思いますし、……
○川端委員 大臣よろしくお願いいたします。この法案の提出の背景、提案理由の説明等々にもお述べになっておりますが、世界、特に途上国に対して資金還流の必要性が非常に大事であるということが述べられておりますが、この点についてひとつお尋ねをしたいと思います。 日本からの資金還流というのは大きく分けて、一つはODAで行うもの、もう一つは民間資金。この民間資金の中に民間の直接投資と民間の貸付金、こういうふうに分類されるのではないかと理解をいたしますが、通産省の説明では、ODAは順調に政府の方針として伸びを堅持しているけれども、民間資本の伸びが減少しているから総額としてやや減少ぎみである。この理由というの……
○川端委員 中小企業関連二法案が議題となっております。まず初めに、商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律案について若干のお尋ねをしたいと思います。 まず、この法律によりますと、通産大臣は商工会等に対し、小規模事業者の経営改善等を支援するための基本指針を策定し、公表すること、こういうふうになっております。しかし一概に、「小規模事業者」と書いてあるわけですが、業種あるいは地域特性、そういうものによってその業態あるいは経営環境というのは実に多種多様、個々に全部違うというふうになっているのが実態であります。そういう部分で、この経営改善を支援する基本指針というものをお出しになるという……
○川端委員 大臣、よろしくお願いします。 今回提案をされました不正競争防止法案、抜本的な法改正ということで、この背景の一つに、いわゆるフリーライドというものは公正な競争を阻害するという考え方に立ってきているという意味で理解をしておるのですが、この考え方自体は、かねがねいろいろな形で欧米諸国から日本の経済活動のあり方の部分で批判がある部分の一つの大きな考え方の問題に取り組まれたということでは、一つの大きな評価をすべきことだというふうに思っております。 本来、競争というのは、ほかの成果を盗んだりまねたりするということ自体が大変不公正なことであるということ自体、ややもするともうけ第一の中で恥ずべ……
○川端委員 限られた時間でありますので、産業政策、特に最近の不況下で大変厳しい環境に置かれている業界への産業政策の基本となる考え方について、まずお尋ねをしたいと思います。 おのおの産業界は、企業も含めまして、今日の不況を何とか乗り切りたいということで、個々にあるいは団体で懸命の努力をされているところでありますが、その中では、業種によりましては今までの業種や業態をもう維持することができかねる、新たな分野に転換をしたり、あるいは統廃合を含めて生き残りをかけるという、いわゆる今風のリストラという言葉であらわされるような努力が各方面で続けられています。 そこで、産業調整、いわゆるリストラクチャーと……
○川端委員 民社党の川端達夫でございます。 両参考人、大変貴重な御意見、ありがとうございます。お話を伺っておりまして、そして今日の政治状況を考えるときに、やはり今一番大きな政治改革の根本というのは政権交代可能な政治状況にするという御認識であったというふうに思いますし、私も全くそのとおりだというふうに思います。サッチャー前首相のお話を引用されまして、亀井参考人が、政権交代可能な健全野党が存在しているということが非常にいいことなんだというふうにおっしゃった、私も全くそのとおりだと思います。 逆に言いますと、権力は絶対的に腐敗するという言葉も御引用されましたけれども、今こういう腐敗事件が続発する……
○川端委員 民社党の川端達夫です。よろしくお願いします。 初めに田原参考人にお伺いをしたいのですが、御指摘の御意見、同感な部分がほとんどでございましたが、要するに今の政治構造を変えなければいけない、変えてほしいと国民も思っているし、我々もそうだというときに、与党である自民党はこれだけ腐ってしまってどうするんだということだと思いますし、しかしさりとてその中で、背景には、今政権を持っている部分をやはり放したくないという中でのもどかしさがある。そして野党は国民に、いろいろな選挙制度のもととはいいながら、おまえたちかわりにやってみろと今まで言っていただけなかったという責任が非常に大きくあるという中で……
○川端委員 民社党の川端でございます。 初めに、委員長並びに委員各位の御配慮で発言の機会を与えていただいたことを感謝申し上げます。 民社党の今回の政治改革の案について御説明を申し上げます。 民社党の政治改革に関する方針を、公職選挙法の一部を改正する法律案要綱、政治資金規正法の一部を改正する法律案要綱及び政党に対する公費補助に関する法律案要綱、政治倫理法案要綱としてまとめましたので、その内容の概略を御説明申し上げます。 初めに、公職選挙法の一部を改正する法律案要綱について説明いたします。 我が党は、衆議院の選挙制度は民意を公正に反映することが最も重要であると考え、比例代表制の導入を提案……
○川端委員 提案者各位の皆さん、大変御苦労さんでございまして、よろしくお願いいたします。 政治改革待ったなしという中で、このように国会の中で両方が議論ができるということが始まったというのは、大変な感激を覚えております。同時に、前回の選挙でもう少し勝って、そちらに私たちも参加をしたかったという非常に歯がゆい思いもいたしております。 そういう中で、私はこのように国会が、私はわずか六年少ししかおりませんが、国民の側から見ても、そして私のわずかな経験から見ても、恐らく諸先輩の長年おられる方から見られても、このように政党間同士で真っ正面に議論ができるということは今までほとんどなかったのではないかとい……
○川端委員 両案提案者の皆さん、大変御苦労さんでございます。よろしくお願いします。 初めに、自民党に対してお尋ねをしたいと思います。 今度の政治資金規正法の改正において、自民党案におかれましては、今回の議論で企業・団体献金の性格というものについては随分のいろんな議論があります。その部分では、そのことを今私はここでやろうということではございません。そういう議論で、自民党さんは一応企業・団体献金を認めるというお立場の中で、今回いろんな政治資金規正法の規制強化という表現が正しいのかどうかわかりませんが、適正な部分になるようにということを御提案されています。そういう中で、果たして今の状況から大幅に……
○川端委員 民社党の川端です。 両参考人にお尋ねをしたいと思います。大変きょうはありがとうございます。 初めに沖野参考人にお尋ねをしたいのですが、政治改革の必要性ということで冒頭に三つの項目をお挙げになりました。一々ごもっともだと思って拝聴いたしましたが、その中の一番初めに、国の進路に関して的確かつ迅速に決める政治体制が問われているんだ、いわゆる米ソ冷戦構造の産物と言われる五五年体制が崩壊した中で、新しい政治体制というものが、日本が国際社会の中で対応するときに、迅速、的確に行動するということが今機能していない、そういうものをつくっていかなければならないという御指摘であったと思います。そうい……
○川端委員 民社党の立場と考え方も申し上げておきたいというふうに思います。 私たちも、この今日の政治不信を払拭するための選挙制度を含めて腐敗防止の法案を何としてもこの国会で成立させたいということで議論に加わってまいりました。選挙制度に関しては、純粋な制度論としては、私たちは非拘束名簿式比例代表制が一番いいという長年の議論で意見を表明してまいりました。しかし、現実問題として、自民党案、社公案、そして私たちの案も含めまして、いろいろな立場で、制度論の議論と同時に結論を見出さなければいけないという中でどうするかという、今日の時点での状況でいえばおのおのの、私たちが提案する力もなかったわけですけれど……
○川端委員 委員長、よろしくお願いします。また、自民党の提案者の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。 この特別委員会の席で質問をさせていただくときに、いろいろな思いが去来をいたします。ことしの四月の委員会では、大体同じ皆さんがここにお座りでした。委員長の石井先生もここで自民党の提案者としてお座りでした。午前中の質問のときには、向こうの席に佐藤自治大臣がお座りでした。前々国会のときには社公案の提案者として野党の一人としてお立ちでした。それがきょうの議論をこういう形で迎えるというので、いろいろな思いを持ちます。 私は、まだわずか七年間この院に籍を置かせていただくという経験の浅い者であります……
○川端委員 皆さん大変御苦労さまでございます。私で最後ですので、よろしくお願いします。滋賀県選出の民社党の川端達夫でございます。 滋賀県というと、この地から遠いですから、どこかなとお思いかもしれませんが、昭和五十三年、選抜甲子園で完全試合を前橋高校に喫した県でございます。 いろいろな御議論を伺いまして、おのおのの立場での皆さんの御意見、実は今永田町で議論している部分が反映をしているということを実感をいたしました。 そういう中で、私たち国会議員の今の立場というのは、宮澤内閣、その前の海部内閣、二回、国民の政治不信を解消するためにどうしても政治改革を実現するんだと申し上げながらできなかった。……
○川端委員 私は、日本社会党・護憲民主連合、新生党・改革連合、公明党、さきがけ日本新党、民社党・新党クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案に対する各修正案の趣旨につきまして、御説明申し上げます。 去る九月十七日、政府は、政治改革関連四法案を本院に提出し、また、自由民主党・自由国民会議所属の河野洋平君外十七名の諸君は、去る十月五日、政治改革関連五法案を本院に提出されました。自来、本会議及び本委員会において真剣な論議を行ってまいりましたが、本委員会における審査時間も既に公聴会等を含め百二十……
○川端委員 改革の川端でございます。長官、よろしくお願いいたします。 懸案の税制改革法案も成立をいたしまして、その中でも大きな議論となりました、そして国民の大変強い注文でもあるのが、やはり行政改革というものがこれからどういうふうに実行されるのかということであろうと思います。最終的な税率を決めるという部分にも行政改革の進展というのが大きなかかわりを持っているわけですし、村山総理の所信表明を含めて、真っ正面から行政改革をやるんだと、天下に宣言をされておるわけであります。国民の注視と期待、そして現政権の責任は非常に大きいというふうに思います。そういう部分では長年の御経験があり、そして社会党議員とし……
○川端委員 大臣、私で最後です。長時間御苦労さまですが、お世話になります。また、委員長、各会派の理事さんの皆さん、質問時間に関して御高配をいただきましたことをこの席をかりてお礼申し上げます。ありがとうございます。 震災が起こりまして五十日という節目を迎えることになりまして、この間、初期の救助から救援、復旧、復興と各段階にわたりまして、おのおののお立場の人が本当に寝食忘れて懸命の努力をされておられることに対して、改めて感謝を申し上げておきたいというふうに思います。 ただ、こういう基本的な緊急の立法等々も一通り段落がついた今の時点というのは、やはり冷静に、ちょうどスタートのころを振り返り、そし……
○川端委員長代理 次に、中島武敏君。
○川端委員 大臣、よろしくお願いいたします。新進党の川端です。 今回の法改正の中の一つの大きな特徴として、電話勧誘による販売というものがクローズアップされ、それに対する手当てをとろうというふうにされておるのですが、確かに電話というのは随分普及をした。実は私、今ポケットに携帯電話を持っているのですけれども、最近は特に携帯電話が非常に発達していますけれども、昭和三十年には百人に二台の電話敷設であった。それが平成六年の調査では百人に五十二台という、二人に一人という割で電話が普及してきている。そういう部分で、経済的な影響として電話が果たす役割というのが非常に大きくなってきた。そこに間隙を縫って、とい……
○川端委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。 我が国は、その国土の特徴から見まして、台風、豪雨、火山噴火、地震などの自然災害が発生しやすい状況にあり、また、近年の社会経済の発展に伴う国土利用の変化、人口の集中等により、災害の形態もますます複雑、多様化しております。 皆様御承知のとおり、昨年一月の阪神・淡路大震災は、大都市直下型地震として未曾有の被害をもたらし、現在、関係者や住民の方々により、復興に向けて懸命の御努力がなされているところであります。 過去の災害を忘れ去ることなく、その教訓を生かし、もっ……
○川端委員長 これより会議を開きます。この際、国土庁長官及び国土政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。伊藤国土庁長官。
【次の発言】 井奥国土政務次官。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の各件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の……
○川端委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正、円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの栗原博久君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
稲葉 大和君 栗原 博久君
松下 忠洋君 山本 有二君
赤羽 一嘉君 菅原喜重郎君
……
○川端委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ち、去る六日に発生いたしました一二・六蒲原沢土石流災害につきまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの二一・六蒲原沢土石流災害でお亡くなりになられました方々に対し、衷心より哀悼の意を表し、御遺族の皆様には、謹んでお悔やみ申し上げます。
また、負傷されました方々には、心からお見舞いを申し上げますとともに、現在行方不明となっている方が一刻も早く救出されますようお祈り申し上げます。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、一二・六蒲原沢土石流災害について、政府から説明を聴取いたします。国土庁福田防災……
○川端委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正、円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの松下忠洋君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
稲葉 大和君 栗原 博久君
松下 忠洋君 山本 有二君
菅原喜重郎君 西 博義君
坂上 ……
○川端委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
平成九年度における災害対策の施策について、国土庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。伊藤国務大臣。
【次の発言】 引き続き、平成九年度における防災関係予算の概要につきまして、政府から説明を聴取いたします。福田防災局長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時十二分散会
○川端委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松下忠洋君。
【次の発言】 次に、栗原博久君。
【次の発言】 吉田六左エ門君。
【次の発言】 次に、牧野隆守君。
【次の発言】 午後二時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時三十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。赤羽一嘉君。
【次の発言】 次に、漆原良夫君。
【次の発言】 次に、笹木竜三君。
【次の発言】 次に、渡辺周君。
【次の発言】 次に、坂上富男君。
○川端委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松下忠洋君。
【次の発言】 次に、宮路和明君。
【次の発言】 次に、竹本直一君。
【次の発言】 次に、砂田圭佑君。
【次の発言】 長次に、笹木竜三君。
【次の発言】 次に、西博義君。
【次の発言】 次に、桑原豊君。
【次の発言】 川内博史君。
【次の発言】 次に、平賀高成君。
【次の発言】 平賀委員、先ほどの答弁の補足をよければ今してもらいますか。
【次の発言】 午後三時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後一時三十三分休憩
○川端委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は二件であります。両請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会におきまして慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。
なお、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、激甚災害における自治体の相互支援と国の公的支援の確立に関する陳情書外十九件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出を……
○川端委員 伊吹大臣、川端でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 選挙区もお隣ですし、委員長もお隣で、大学も大先輩でございます。何か委員会で質問しているような雰囲気がしない、気持ちがしないのですけれども。 非常に大きな時代の転換期に来ているということは、もうそれぞれの皆さん、別に我々だけではなくて、みんながひしひしと思っていることだと思うのです。そういう中で、政治が大変大きな責任を持っている。これももう言われ続けております。期待に十分にこたえていないというじくじたる部分も、我々は実はあります。 そういう中で、大臣は今行政の要におられるわけですけれども、やはり国会の責任というのも大……
○川端委員 民友連、新党友愛の川端達夫です。総理ほか関係大臣、大変御苦労さんでございます。よろしくお願いしたいと思います。 初めに、委員長に一言お願いを申し上げたいというふうに思います。恐縮でございます。 三月四日の当委員会での公聴会日程採決について、三月六日、委員長から、去る四日の委員会において、公聴会開催承認要求の議事につきまして、委員長として不手際な面がございましたことをおわび申し上げます、今後、委員会運営に当たりましては、より一層、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますという御発言がございました。 今後、この委員会、大変重要な時期を迎えております。委員長におかれましては、……
○川端委員 民主党の川端でございます。総理以下各大臣、よろしくお願いいたします。
この国会、現時点で議論されています予算、緊急の雇用対策に入る前に、一点だけ。
雇用対策、経済対策も大変深刻でありますけれども、それと同じぐらい、あるいはそれ以上に深刻な問題を現在抱えておるというふうに思っております。それは、いわゆる……(発言する者あり)委員長、静粛にさせてください。
【次の発言】 それは、コンピューター二〇〇〇年問題であります。昨日、本会議でも質問があり、総理も御答弁をされました。
いわゆるY2K、イヤー・ツー・キロ、二〇〇〇年問題に対して、総理は、この問題はどういう問題であり、どういう対……
○川端委員長代理 次に、城島正光君。
○川端委員 大臣、よろしくお願いします。 四月から改正男女雇用機会均等法が施行されました。また、昨年の改正で、労働基準法の一種の規制緩和という中で、女子の深夜業もこの四月から解禁をされたという部分で大きな変化がありました。就業形態の多様化、それから働く人のいろいろなニーズ、雇用への対応の変化等々で、労働市場における一種の規制緩和というのは、これからの時代、ある意味で必要に応じた部分で動いてきているんだろうというふうには認識をしています。 ただ一方で、そういう部分は、どちらかといえばやはり産業界というか業界という部分でのニーズというのがややもすれば主になりがちである、気をつけないと。そういう……
○川端委員長代理 大森猛君。
○川端委員 大臣、よろしくお願いをいたします。 今、荒井委員の質問を一生懸命聞いておったんですが、失業にもいろいろあるというのはおっしゃるとおりでありますし、雇用形態の中で求職者の意識も実態も随分変わってきていることは確かなんですが、ちょっと気になりましたので、確認だけ、大臣の認識をお伺いしておきたいと思うんです。失業者のイメージということにお触れになりまして、おっしゃることはそうだと思うんです。ただ、今の実態の認識としてだけ確認をさせていただきたいんです。 失業率が上がっているけれども中身はいろいろある、それはおっしゃるとおりです。しかし、やはり一番ベースになるのは、失業率と同時に有効求……
○川端委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、安全保障委員長に就任いたしました川端達夫でございます。まことに大役、光栄に存じます。その職責の重大さを痛感しておる次第でございます。 今日においても依然として不透明な国際情勢のもと、二十一世紀を迎え、新たな安全保障環境の構築が模索される中、我が国の平和と安全を確保するため、当委員会に課せられた使命はまことに重大であると認識をいたしております。 ここに、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○川端委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
防衛庁長官から防衛政策に関して説明を求めます。斉藤防衛庁長官。
【次の発言】 次に、外務大臣から我が国の安全保障政策について説明を求めます。河野外務大臣。
【次の発言】 以上で両大臣の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、中期防衛力整備計画について防衛庁長官から報告を聴取いたします。斉藤防衛庁長官。
【次の発言】 以上で報告は終わりました。
次回は、来る二十七日火曜日午後零時五十分理事会、午後一時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十二分散会
○川端委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官岩橋修君、内閣府国際平和協力本部事務局次長野津研二君、防衛庁防衛参事官西川徹矢君、防衛庁人事教育局長柳澤協二君及び外務省大臣官房長飯村豊君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷元君。
【次の発言】 首藤信彦君。
○川端委員長 これより会議を開きます。 国の安全保障に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として防衛庁防衛参事官中村薫君、防衛庁長官官房長守屋武昌君、防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、防衛庁人事教育局長柳澤協二君、防衛庁契約本部長西村市郎君、防衛施設庁長官伊藤康成君、外務省北米局長藤崎一郎君及び外務省経済局長田中均君の出席を求め、説明を聴取し、また、会計検査院事務総局第二局長関本匡邦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○川端委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、政府参考人として防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、防衛庁人事教育局長柳澤協二君、消防庁次長片木淳君及び外務省北米局長藤崎一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。首藤信彦君。
○川端委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
石破 茂君 及び 園田 博之君
を指名いたします。
【次の発言】 この際、新たに就任されました国務大臣、副大臣及び政務官より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。中谷防衛庁長官。
○川端委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に渡辺周君を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 この際、新たに就任されました小島外務大臣政務官より、発言を求められておりますので、これを許します。小島外務大臣政務官。
【次の発言】 国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。……
○川端委員長 これより会議を開きます。
この際、委員長から、外務大臣に対し申し上げます。
去る五月三十一日の本委員会において、外務大臣が、質疑者の要求があるにもかかわらず、その質疑終了前に了承を得ることなく退室したことは、極めて遺憾であります。
今後、かかる事態が生じないよう厳重に注意をいたします。
この際、外務大臣から発言を求めます。
【次の発言】 国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官岩橋修君、防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、防衛施設庁長官伊藤康成君、外務省大臣官房……
○川端委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤英成君。
【次の発言】 次に、渡辺周君。
【次の発言】 次に、藤島正之君。
【次の発言】 次に、児玉健次君。
【次の発言】 次に、今川正美君。
【次の発言】 この際、申し上げます。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付しておりますとおり、有事立法制定反対に関する陳情書外二件、陸上自衛隊北部方面隊の再編に関する意見書外五件であります。念のため御報告いたします。
○川端委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○川端委員 大臣、副大臣、政務官、御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 大変深刻な不況がいつまでたっても続くという状況でありますが、そういう中で、国民の政治への関心は全く違うところに行ってしまった。しかし、これはこれで大変大事な問題でありますが、実は、けさここへ出てくるまでに朝のワイドショーというのをテレビで見ておりました。テレビ朝日で、鈴木宗男君は国会議員を辞職すべき八三・四%、離党で十分九・一%、何もしなくてよかった四・二%という数字でありました。 すさまじい国民の怒りと不信がある。しかも政と官、そして政治家とお金という、今までもいろいろ議論されてきたことがこの部分で一気……
○川端委員 大臣、よろしくお願いします。 今回、我が国としては、シンガポールとの間でいわゆる包括的な自由貿易協定、事実上のFTAの第一号ということで、大きなターニングポイントを迎えたのかなと。北橋さんが御指摘のように、いろいろな課題がある中で、しかし日本が、WTOのもとでいわゆる自由貿易の枠組みをこれからどうつくっていくのか、大変大きなスタートラインに立ったんだというふうに思います。世界を見ましても、いわゆるEUの統合それからNAFTA、それぞれに大きな経済圏の中で自由貿易のもとに動き出した、一定の変化と成果があらわれてきていると私は思っております。 そういう中で、先ほどの御答弁でも、メキ……
○川端委員 大臣、提案者、よろしくお願いいたします。 初めに大臣にお伺いしたいんですが、今回のこういう、まさにこれからの国のあり方、国民生活の過ごし方も含めて、環境という問題、そしてエネルギーという問題にかかわる分野の一つだというふうに思うんですが、こういう法律が出てくるとき、そして実効性が、先ほどのお二人の議論を聞いていても、やはり確固たる信念に基づく理念というものと、それを不退転の決意で行うということがないと、各論の部分で非常に迷走した議論になるという感じを非常に受けるわけです。 そういう部分できょうは、この政府提案の法律を読ませていただいて、法律というのはいろいろなできてきた経緯はあ……
○川端委員 民主党の川端達夫であります。総理、官房長官、よろしくお願いいたします。 先ほど来議論がありましたけれども、先月末ですか、官房長官の核保有をめぐる憲法上及び法理論上のいろいろな御発言、そして非核三原則をめぐる物の考え方についての御発言がございました。大変重要な、そして責任の重いお立場での御発言でありますので、その部分に関して質問をさせていただきたいと思います。特に、私は、非核三原則をめぐる御発言について、事実経過も含めながらお考えをただしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 初めに、五月三十一日の特に政府首脳懇談で、一日には各紙一斉に報じましたけれども、例えば、代表的……
○川端委員 よろしくお願いします。 知財がこれからの国を支える大変重要なもとである、まさに財産であるということは申すまでもないと思いますが、その部分を支えるバックグラウンドとしての、全部ではありませんが、大きなものとしていわゆる科学技術というのがあることは当然のことだと思います。 それで、本論の法律の議論に入る前に、先般、お二人がノーベル賞を受賞されたということで、ちょっとこれを先に、少しだけ大臣のお考えをお聞きしたいと思うのです。 総理も、今国会の所信の中で、日本人から三年連続、初めて二人の同時受賞、科学技術の振興に大きな弾みとなります、世代も活躍の場も異なるお二人の受賞は、我が国の研……
○川端委員 大臣、副大臣、政務官、よろしくお願いします。 今ちょうど東京電力の議論がされておりましたので、若干これについてお尋ねをしたいと思うんですが、今聞いていましたら、推移によっては、夏のピークを含めて、あるいはこの春から急に暖かくなれば相当深刻な事態になるのではないかというのが言われているし、現状のままであればそうではないかと。 その中で、今の御答弁を含めて、国というものは、経済、産業、国民生活に重大な影響を与える電力というもの、いわゆるエネルギーのセキュリティーに対して、このような事態が起こっているときに何を考えているんだと。今の答弁でも、事業者の最大の努力を待っていると。国は、現……
○川端委員 大臣、よろしくお願いいたします。 初めに、電力の安定供給について少しお尋ねをしたいんですが、一昨日来の報道でも、刈羽の六号機が再スタートをした、そして需給に対する本部もつくられたということでありますが、先ほど来の御議論を含めて、やはり夏、特に七、八月のピーク時には相当このままでは深刻な事態になるのではないかということで、事業者も本当に必死の努力をしておられるというふうに思っておりますし、政府においても対応しておられるということであります。 そういう状況で、今起こっている事態というのを、いわゆる緊急事態だとある種の部分については思うんです。例えば、昨年や一昨年の今ごろ、あるいは夏……
○川端委員 大臣、副大臣、御苦労さまでございます。 今も中小企業総合事業団の運用利率の引き下げのことが議論になっておりましたけれども、金利水準が大変下がってきたとか株式市況が大変悪いとか、運用の環境が非常に悪いことはよく理解するんですけれども、今も御指摘ありましたように、いろいろな部分で、今も専門家の意見をよく聞いてというのがありましたけれども、本当にこういうものの運用自体を、専門家の意見を聞くよりは専門家にやらせた方がいいんじゃないか、わざわざだれかがやるということで専門家の意見を聞くよりはというふうな感想もあるんですけれども。 そういう中で、資産運用のより適正化、効率化というものが求め……
○川端委員 民主党の川端達夫です。 大臣、副大臣、よろしくお願いしたいと思います。 先ほども議論が出ていましたけれども、行革あるいは三位一体改革あるいは公務員制度の改革、郵政改革、IT社会への転換、e―Japan構想等々、日本のこれからの国の姿を左右する、地方分権ももちろんその骨格でありますが、重要な課題を総務省を中心として担っておられる。そして、この部分を審議する委員会が当委員会であるということで、大変責任が重いというふうに思っております。 大臣がこの委員会という形で審議されるのは、御就任以来初めてだというふうに伺いました。法案審議もこの後いろいろ控えておりますけれども、そういう部分で……
○川端委員 民主党の川端です。各大臣、よろしくお願いいたします。 前国会からいわゆる有事法制が審議をされてきたということで、武力攻撃事態だけではなくて、いわゆる緊急事態に国が、あるいは国民が国を守り、国民の生命財産を守るという大変大きな使命をどう果たしていくのかということの議論がされ、法整備が今進んできたという状況は、長年そういうことを主張してきた立場としては、大変いいことだというふうに評価をしております。 当然ながら、法整備と同時に、いわゆる不断の努力と備え、訓練も含めて、そういうことが大変重要な問題になってくる。総理もよく、備えあれば憂いなしとしょっちゅう申されますけれども、私は、憂い……
○川端委員 民主党の幹事長の川端達夫でございます。 総理とはこういう立場では初めて議論をさせていただきますので、ひとつよろしくお願いします。閣僚の皆さんもよろしくお願いを申し上げたいと思います。 御案内のとおり、戦後六十年という大きな節目を迎えました。ただ単に六十年目が来たということだけではなくて、振り返れば、ちょうど六十年前の戦争が終わって本当に日本は何もなくなったという中から、諸先輩、私なんかでいいますと親の世代になるんですが、一生懸命とにかくまじめに働こう、正直に暮らそう。そして頑張って、いい日本をつくっていただいた、ありがたいことだと思っています。世界で類のない豊かな国になった。奇……
○川端委員 大臣、副大臣、御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 いわゆる産業立国、工業立国という我が国の基本的な国の姿勢の中で、経済産業大臣の果たされるべき役割、そして、責任は極めて重いというふうに思います。日々その使命を帯びて頑張っていただいているというふうに思いますが、もちろん今お話にありました中小企業の問題、製造業の問題、あるいは外交までを含めたエネルギーの問題等々、多くの重要課題が山積しております。 その中で、きょう私は、特に、せっかく一般質疑という時間をいただきましたので、国の根幹をなすエネルギーの安定確保、安定供給と同時に、京都議定書に象徴されますように、環境問題……
○川端委員 民主党の川端です。大臣、よろしくお願いしたいと思います。 振り返りますと、お互いもうちょっと若かったときに、商工委員会の甘利大臣は筆頭理事で、私も民社党で理事、オブザーバーか何かやっておりまして、随分長い間、いわゆる商工行政といいますか、それよりも何よりも日本の国民生活、経済を支えるエンジンはまさに経済の中でも技術立国日本ということでの製造業、そこはきっちりやっていかなければいけないということで、お互い汗を流した仲でありますので、きょうこうして大臣に質問できることは大変光栄に思っておりますし、よろしくお願いしたいと思います。 きょうは、そういう日本のまさに経済の中心、技術立国日……
○川端委員 大臣、皆さん、よろしくお願いいたします。 今回の法改正で、特殊法人の統合と、それから民間に委託できるというふうな法改正ということでありますが、かねてからいろいろな議論がこの団体に関してはあったわけでありまして、そういう部分では、これを機に抜本的な改革が行われるように期待をしておりましたし、今も期待をしているのですが、現在の交付金方式、それから振興会経由の補助システムというものの抱える問題点が本当にこの法改正で実現するのだろうかというふうなことを若干指摘しながら、果たして実のある改革がなされるのか、議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 初めに、特に……
○川端委員 甚だ僣越ではございますが、委員の皆様のお許しを得て、一同を代表して、笹川新委員長に対して一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 このたび新委員長に御就任されました笹川委員長は、内閣におかれましては科学技術政策担当大臣を、国会においては地方分権に関する特別委員長、法務委員長、予算委員長の重責を歴任されるなど、国会運営にも豊富な経験と高い見識をお持ちの方でございます。 今回、国会運営の中心であります議院運営委員長に御就任されたこと、私たち一同、心からお喜びを申し上げるとともに、委員長の一層の御指導と御鞭撻をお願い申し上げ、大変簡単粗辞ではございますが、笹川委員長御就任に対するお祝……
○川端委員 御説明いたします。 資料は、添付の部分に要綱がありますので、御参照ください。 国立国会図書館法による出版物の納入に関する規程の一部改正の件でありますが、これは、地方競馬全国協会が、地方競馬主催者が主体となって運営する法人に改組されることを受け、地方競馬全国協会が納入する出版物の部数を四部と定めるものであります。 以上でございます。
○川端委員 国立国会図書館の平成二十年度歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、平成二十年度歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成二十年度国立国会図書館関係の歳出予算要求の総額は、二百十九億六千五百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、九億九千二百万円余の減額となっております。 次に、その概要を御説明申し上げます。 第一は、運営に必要な経費でありまして、九十六億九百万円余を計上しております。これを前年度予算額と比較いたしますと、七億三千五百万円余の減額で、これは、主として、退職手当の減額によるもので……
○川端委員 御説明いたします。 第一に、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件でありますが、これは、本年四月一日から、国立国会図書館の職員の定員を十五人減らし、九百六人としようとするものであります。 第二に、国立国会図書館組織規程の一部改正の件でありますが、これは、定員削減等の動向に対応するとともに、業務の効率化及び合理化を図ることを目的として、本年四月一日から、収集部と書誌部を統合し、収集書誌部の設置等を行おうとするものであります。 第三に、国立国会図書館職員倫理規程の一部改正の件でありますが、これは、国会職員法の一部改正により任期付国会職員の制度が導入されることに伴い、所要の規定の……
○川端委員 御説明いたします。 第一に、国立国会図書館法の一部改正の件でありますが、これは、株式会社日本政策金融公庫法等による政策金融機関の再編及び日本年金機構法による日本年金機構の設立に伴い、国立国会図書館への出版物の納入義務に関する規定の整備を行おうとするものであり、一部を除き本年十月一日から施行することといたしております。 第二に、国立国会図書館法による出版物の納入に関する規程の一部改正の件でありますが、これは、地方公営企業等金融機構が納入する出版物の部数を四部と定めるものであります。 よろしく御承認のほど、お願い申し上げます。
○川端委員 発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。民主党・無所属クラブの川端達夫です。 私どもは、本日の本会議に当たって、道路特定財源特例法案をいま一度国土交通委員会に付託して審議をすべきとの動議の提出を検討しておりました。動議は提出いたしませんが、その趣旨を簡単に意見として表明させていただきます。 憲法第四十一条は、「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」と規定しています。動議提出の基本的な趣旨はこの規定にあります。 福田総理は、いわゆる道路特定財源特例法案が衆議院で可決され、参議院に送付された後、三月二十七日に記者会見を行いました。その際、特例法案に……
○川端委員 甚だ僣越ではございますが、お顔ぶれを見ますと、この議運の委員会で笹川委員長のもとでお仕事をさせていただいた者がメンバーの交代等々でこの場に少なくなっておりますので、そういう意味で、僣越でございますが、御薫陶を受けた者の一人として、代表してごあいさつをさせていただきたいというふうに思います。 笹川委員長は、昨年九月に御就任以来、いわゆる衆参のねじれ国会という中で、その温厚なお人柄と卓越した御見識と強い信念を持って当委員会の円滑な運営に御尽力をいただきました。委員会に席を同じくする者として、多くのことを学ばせていただき、御薫陶を受けたこと、私たち一同、その御苦労に深甚の敬意を表し、感……
○川端委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、決算行政監視委員長に選任されました川端達夫でございます。 本委員会の役割は、決算全般について審査し、その結果を将来の予算の編成と執行に反映させ、また、行政監視について本院において中核的な役割を担うことにより、真に国民のための行政を確立し、もって国民生活の安定と向上に寄与することにあります。 委員各位の御指導、御協力を賜り、本委員会がその役割を果たせるよう、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○川端委員長 これより会議を開きます。
この際、会計検査院長西村正紀君及び検査官重松博之君から発言を求められておりますので、順次これを許します。西村会計検査院長。
【次の発言】 次に、重松検査官。
【次の発言】 平成十九年度決算外二件を一括して議題といたします。
これより総括質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として内閣府沖縄振興局長清水治君、警察庁刑事局長米田壯君、総務省行政評価局長関有一君、外務省北米局長梅本和義君、厚生労働省大臣官房総括審議官森山寛君、厚生労働省医薬食品局長高井康行君、社会保険庁運営部長石井博史君、資源エネルギー庁省エネル……
○川端委員長 これより会議を開きます。 平成十九年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十九年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十九年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十九年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)、平成十九年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)(承諾を求めるの件)、以上の各件を一括して議題といた……
○川端委員長 これより会議を開きます。
平成十九年度決算外二件を一括して議題といたします。
第一分科会ないし第四分科会の各分科会は、去る二十日、二十一日の二日間にわたり審査を行いました。
この際、各分科会主査より、それぞれの分科会における審査の報告を求めます。
第一分科会主査山口泰明君。
【次の発言】 お疲れさまでございました。
次に、第二分科会主査横光克彦君。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、第三分科会主査谷川弥一君。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、第四分科会主査福島豊君。
【次の発言】 ありがとうございました。
以上をもちまして分科会主査の報告……
○川端委員長 これより会議を開きます。
平成十九年度決算外二件を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
引き続き、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官江澤岸生君、内閣府地方分権改革推進委員会事務局次長小高章君、宮内庁次長風岡典之君、公正取引委員会事務総局審査局長山本和史君、総務省大臣官房審議官望月達史君、法務省刑事局長大野恒太郎君、……
○川端委員長 これより会議を開きます。
平成十九年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、各件について締めくくり総括質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として財務省主計局次長香川俊介君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 質疑に入るに先立ちまして、質疑者各位に申し上げます。質疑時間は申し合わせの時間を厳守されるようお願いいたします。
また、政府におかれましても、各質疑者の質疑時間は限られておりますので、答弁は簡潔に……
○川端国務大臣 文部科学大臣を拝命いたしました川端達夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 第百七十三回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 私は、このたび、鳩山内閣において文部科学大臣を拝命いたしました。政権が交代し、鳩山総理の掲げる国民主権、地域主権、自立と共生などの考え方のもと、新しい政治が始まっています。私の担当する文部科学行政においても、現場の状況や施策の効果をつぶさにとらえつつ、見直すべきところは見直し、また、必要なものは継続、充実していくという考え方のもと取り組んでいきたいと考えております。 資源小国である我が国のこれまでの……
○川端国務大臣 答弁させていただく前に、文部科学委員会、きょうから本格的議論のスタートでございます。委員長を初め各党の理事、委員の皆さん、よろしくお願いしたいと思います。 城井さん、本当に久しぶりにお帰りいただいて何よりでございます。九州にも応援に行ったのをこの間のように思い出しましたが、教育に対して本当に、逆に地域をくまなく歩かれてのいろいろな実感を込めて御質問をいただきました。 おっしゃるように、非常に先生が忙し過ぎるということが事実であります。民主党のマニフェストの中でも、「教員が子どもと向き合う時間を確保するため、教員を増員し、教育に集中できる環境をつくる。」ということをマニフェス……
○川端国務大臣 下村委員にお答えいたします。 委員御指摘のとおり、学習指導要領で国歌と国旗の意義をしっかり教えて、同時に諸外国の国歌・国旗も大事にするようにということを含めて、音楽科では歌えるように指導する、そして、行事等々では国旗を掲揚するとともに国歌を斉唱する指導というのが学習指導要領ではございます。 なお、この方針は、平成六年十月十三日の衆議院予算委員会における村山内閣の政府統一見解としても同様の趣旨が確認をされております。 文部科学省としましては、この趣旨を踏まえて対応していくことは従来どおりでございます。 以上です。
○川端国務大臣 こうして先生と議論できるのは、私も大変光栄でございます。
御指摘のように、不登校児を中心としてでございますが、なかなか学校に適応できないという子供がたくさんふえています。そういう意味で、いろいろな切り口からそういう子供たちを応援しよう、バックアップしようということがやられておりまして、そういう中の一つに、フリースクールあるいはサポート校があることは承知をしております。
【次の発言】 東先生のふだんからのその温かい目線と将来を見据えたお考えの部分で、今おっしゃったことは私も基本的には全く同感であります。
そういう中で、今お触れいただきましたように、フリースクールは、本当に苦労……
○川端国務大臣 私も、今の委員が御指摘の報道を見たときに、会見で聞かれました。これはホームページにも多分残っていると思いますし、検索してみてください。 記憶をひもときますと、入試センターの位置づけというのは、入学試験にとって極めて大きな位置づけになっていて、間違っても受験生の部分に混乱、不安があってはいけないと同時に、今までの試験の継続性、あるいは質の保証、試験問題の中身の保証、そして大学との関係を含めてしっかりと担保されなければいけない。経営的に無駄を排するとか、合理化して効率をよくするとか、そういう視点の切り口で検討することは幾らでもあるというふうに思うけれども、この入試センター試験にお……
○川端国務大臣 科学技術政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 資源に乏しく、急速に少子化が進む我が国において、持続的に経済社会を発展させるとともに、環境問題を初めとする世界の諸問題の解決に貢献するためには、成長の原動力となるイノベーションの創出と、それを支える科学技術力の強化が重要です。 そのため、昨年末に取りまとめられた新成長戦略の基本方針も踏まえ、グリーンイノベーション及びライフイノベーションに資する革新的技術の研究開発の強化や基礎研究の充実に取り組むとともに、すぐれた人材の育成や研究環境の改善等、科学技術政策におけるシステム改革を推進してまいります。加え……
○川端国務大臣 委員長、理事、委員の皆さん、またよろしくお願い申し上げます。 第百七十四回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。 日本は今、さまざまな困難に直面しています。長引く経済の低迷、国際的な競争の激化、少子高齢化は世界に類を見ない速さで進み、我が国の形が大きく変わりつつあります。 これまで我が国は、長い歴史に裏づけられた豊かな伝統と文化を大切にしながら、世界的に質の高い教育と、それにはぐくまれた人材の活躍により、科学技術を発展させ、世界の主要な一角を占める成熟した社会を築いてきました。今、我が国は、直面する困難の克服に向けて自信と活力を取り戻さな……
○川端国務大臣 お答えいたします。 今ちょうどオリンピックがやられておりまして、各国の選手同士が、当然日本の選手も一緒になって談笑しているというんですか、会話をしているのを見ると、ああ、この子たちは英語をしゃべっているんだなと。あるいは、コーチに専任の外国人コーチをつける選手もたくさんいます。そういう意味を含めて、少し前の時代から比べたら、若い人を中心にやはり非常に国際化しているし、英語の会話力も上達をしているんだというふうに思いますが、そういうことを含めて、かねてから日本の英語教育は、まさに先生御指摘のとおり、大学の試験のためにする、したがって、文法を含めて読み書きは非常に得意だけれども、……
○川端国務大臣 このたび、政府から提出いたしました公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 今日、高等学校等は、その進学率が約九八%に達し、国民的な教育機関となっており、その教育の効果が広く社会に還元されていることから、高等学校等の教育に係る費用について社会全体で負担していくことが要請されております。 また、高等学校等については、家庭の経済状況にかかわらず、すべての意志ある高校生等が安心して教育を受けることができるよう、家庭の経済的負担の軽減を図ることが喫緊の課題となっております。 さらに、諸外……
○川端国務大臣 まず初めに、森元総理のお話をしていただきまして恐縮でございます。そんなに言うほどのことではないと思っておりますが、委員長じゃなくて、ローカルの支部長をしておりました。 それはさておきまして、北海道教組をめぐっての、逮捕者を出した、あるいは、違反事件を起こして略式を受けたことを含めて、教育にかかわる人たち及び団体が法令違反及び法令違反の疑いを受けてこういう事態を起こしたことは極めて遺憾なことであるというふうに思っておりますし、あってはならないことが起こったという認識をしております。 そういう中で、私の立場でこの北教組をどう思うかということのお問いかとも思いますけれども、厳密に……
○川端国務大臣 おはようございます。お答えいたします。 石田委員は、まさに地方の自治体の首長として、全国でも本当に特筆すべき教育における功績をいろいろとチャレンジングに実践されてきたということで、我々も大変敬意を表しているところでございます。 今おっしゃいましたように、戦前は、基本的には教育は国がやるということのもとにずっとやられてきたということでありますが、まさに、戦後になりまして、いわゆる新しい日本のスタートという中でいろいろな改革が行われたというときに、教育改革においても、教育行政のまさに地方分権ということで、地方における教育に関する事務を主体的に執行する機関ということで教育委員会が……
○川端国務大臣 高等学校の課程に類するものという判断の基準と方法について、さまざまな観点から検討を加えて最終的な省令を決めたいと答弁を申し上げてまいりました。そして、それと同時に、国会の審議も踏まえつつということで申し上げてまいりました。 この国会のこの委員会においても、さまざまな角度から御指摘も御提言もいただきました。そういうことを含めて、制度的に申し上げれば法律が通った後に省令は決めるものでありますので、ぜひとも法律を通していただきたいということでございますけれども、いろいろな判断基準そして判断方法は、この国会の議論も踏まえて最終的に検討させていただきたいということでございます。 なお……
○川端国務大臣 科学技術の分野に高い関心を持って御質問をいただき、ありがとうございます。 オリンピックの例を出されましたけれども、参加することに意義はあるとは言え、やはり金メダルを目指すということがより高い技術を身につける最大のモチベーションだと私も思っています。銀メダルをとった浅田真央ちゃんが、悔しいと、だから次は絶対ソチで金メダルを目指すんだ、あるいは、銅メダルだった加藤選手が、絶対に次には人類初の三十三秒台を私は出すんだということは、やはり一番を目指すという高い目標を持っているからこそ進歩するという意味では、そのこと自体は大変大事だというふうに思っております。 仕分けのときに、一番で……
○川端国務大臣 このたび、政府から提出いたしました放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 放射性同位元素及び放射線発生装置の使用等を取り巻く状況の変化に対応するため、放射性同位元素によって汚染された物のうち放射能濃度の十分低いものの取り扱いに関する規定の整備、放射線発生装置から発生した放射線によって汚染された物の取り扱いに関する規制の創設、放射性同位元素の使用の廃止等に伴う措置に係る規制の強化等の措置を講ずる必要が生じております。 この法律案は、このような観点から、放射性同位元素等による放射線障害の……
○川端国務大臣 高野委員が、まさに東海村が御地元で、強い関心と同時に、誇りを持って村民の皆さんがやっていただいていることを御紹介いただきました。 私が初めて東海村の再処理工場を視察させていただいたのは、まだ民間企業の研究にかかわっていた三十年前でございます。お話しありましたように、まさに日本の原子力のいつも先頭を切って大変な御苦労の中で成果を上げてこられたことは、心から敬意と感謝をしたいというふうに思いますと同時に、非核保有国として唯一、再処理を含め、プルトニウムの取り扱いを含めて世界の中で認められている国、平和利用を認められている国という立場を築いてきた中に、多くの研究者の努力と同時に、東……
○川端国務大臣 ただいまの決議につきましては、その趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。 今後とも、地方自治体が計画的に整備を行うことができるよう、学校施設の耐震化や老朽化対策等を積極的に推進し、子供たちの安全、安心の確保等に全力で取り組んでまいります。 ありがとうございます。
○川端国務大臣 お答えいたします。 御指摘のように、先般十四日には本委員会で御決議をいただきました。翌十五日には参議院で同趣旨の決議をいただきました。 それも踏まえまして、本日午前八時十五分から開かれました閣議終了後の閣僚懇談会において、総理の方から、公立学校施設の耐震化及び老朽化対策事業については、子供たちの安全、安心の確保のためにも重要であり、これらの事業の多くが夏休みに行われることから、工事日程を勘案し適切に対応する必要がある。この点については、四月十四日の衆議院文部科学委員会及び十五日の参議院文教科学委員会でも決議が行われている。このような状況を踏まえ、公立学校施設の耐震化及び老朽……
○川端国務大臣 お答えいたします。 拉致問題は、許されることのない、許してはいけない問題であるという認識の中で私も長い間かかわってまいりました。 もっと前から言いますと、私は、いわゆる吉永小百合さんの「キューポラのある街」という時代が同じ時代でありまして、古い話ですけれども済みません。小学校、中学校のときのクラスメートに、五十人学級ぐらいで二、三人はいわゆる在日の方がおられまして、何人も高校ぐらいの年に母国へ帰ると言って帰って、それっきり消息がわからない友達がいっぱいいますし、御主人が朝鮮人だったということで帰られた日本人妻という問題が、当時は大変大きな問題として私たち一生懸命取り組んでき……
○川端国務大臣 基本は、先ほど先生例示された部分で言うと、それぞれPTAですのでそれぞれのPTA単位で自主的にお考えいただくというのが基本的な考え方で、全国一律の制度ではないというのは御案内のとおりでございます。 そういう中で、実態で見ますと、今までやってきた部分でいいますと、掛金も、年掛金が三十一円から千六百三十九円まで幅があります。これは相当な幅ですね。そういう意味では、給付の中身も含めて相当違う。 それから、多分先ほど少しお触れになりましたけれども、いわゆる所得の低い世帯に対しての負担の軽減処置も、例えば、熊本県のPTA災害見舞金安全会では、小中学校の通常掛金が五百円を、要保護家庭の……
○川端国務大臣 お答えいたします。 いわゆるアメラジアン、特に沖縄においては、日本の女性とアメリカの軍人軍属との間にお子さんが生まれる。場合によっては、国籍も子供のときは二つある。その中で、いろいろな環境と御意思の中で、英語も日本語も学ばせたいということで、就学の機会を私たちとしてもしっかりと確保することは、当然のこととして大変大事なことだと思っております。 そういう中で、ケースがいろいろあるんですが、日本の学校に来ておられるけれども、日本の言葉がやはりちょっと支えが要るというふうな、公立学校にアメラジアンの方を受け入れるという場合の部分では、日本語教育を特別に教えるという加配の措置をさせ……
○川端国務大臣 お答えいたします。 論点は二つあると思います。 傍論がどういう位置づけであるのかということが一つだというふうに思いますが、大学入試センターの試験問題は、大学入試センターにおいて、その責任において、基本的な考え方といたしましては、高等学校の学習内容を踏まえ、専門委員会から成る問題作成を経まして、専門的見地から作成をしているものであります。よって、その内容が文部科学省の学習指導要領に準拠し教科書を基礎としているものである限り、文部科学省としては、その専門的判断を尊重すべきものと考えておりまして、特段問題があるとは認識をしておりません。 なお、傍論の部分であるからという御指摘で……
○川端国務大臣 お答えいたします。
耐震化の予算につきましては、厳しい財政状況でありますが、二十一年度当初予算の千九百棟という予算に対して、私たちの予算では二千二百棟に積み増しをする、予算額も七百八十三億円から九百十億円に増額するという予算を組みました。
厳しい状況の中でありますが、地元からのたくさんの要望をいただいていることも現実でありますので、予算をできるだけ早く通していただいて、効率的に迅速に実施、やってまいりたいと思っております。
【次の発言】 先ほども申し上げましたけれども、当初予算においては、耐震の工事に対しては二十一年度予算よりも増額をいたしました。同時に、お手元の資料の部分……
○川端国務大臣 お答えいたします。 御指摘の、十二月末、二十年十二月三十一日での私学の二・七%、滞納者二万四千四百九十人という調査は、文部科学省が行ったものではございませんで、日本私立中学高等学校連合会がおやりになりました。 政府としては、公立高校については昨年の七月、私立については昨年の五月に取りまとめをいたしました。これは、いろいろな会計上の決算が終わらないと調査ができないということと、今やりますと入試時期で非常に繁忙期であるということの負担も含めてでございますが、実は、私学で十二月三十一日時点で、二十年度で二万四千四百九十人が、その後調査したところでは、先生の資料にありますように九千……
○川端国務大臣 お答えいたします。 委員御指摘のとおり、将来を築いていく、その中心で支えるのは人であります。人の教育こそまさに日本の未来を支えるという一番重要な課題である、そういう認識の中で、実は、高校は九八%の子供たちが進学をしている。そういう面で、社会の大きな支えとなる人材を育てていく高校教育において、その費用を社会全体が支えていく、社会全体が若い子供たちを育てていくという考えのもとに、高校無償化制度を考え、予算にも組ませていただき、この後、国会での御審議をいただこうと思っています。 そういう中で、制度的に申し上げますと、わかりやすく言えば、今、年間約十二万円弱が公立高校の授業料でござ……
○川端国務大臣 お答えいたします。 詳細な事実関係はまだ私の手元に入っておりませんから、報道を見聞きした範囲内での感想でしかございませんが、国民注視のもとにオリンピックが開かれ、まさに日本の選手団が日の丸を胸に参加したときに、ファッションという意味ではそういう服装もあるのかもしれませんが、日本選手団の代表としての服装としては、やはり全く適切ではない服装をしたことは極めて遺憾なことであると基本的には認識をしております。 同時に、選手団一行として行動するに際してそういう服装をしたときに、コーチも一緒にいたということでいうと、きっちりとそういう部分の指導もしていなかった。 加えて、会見、私もテ……
○川端国務大臣 お答えいたします。
必要書類は私が集めまして、公認会計士にお願いをしております。
【次の発言】 お答えいたします。
一番初めの、報道されています北海道教職員組合が家宅捜索を受けたという案件に関しては、捜査の手が入ったということは承知をしておりますが、それ以上の情報はございません。個別の案件についてはコメントは差し控えたいと思います。
同時に、教育現場においては、法に基づいて、政治的中立は確保されるべきであり、確保されているというふうに思います。この事案に対して、問題が起これば、状況の把握に努める中で当該県教委とも連携して、法に違反する事案があれば適切に対処してまいりたいと……
○川端国務大臣 お答えいたします。 日ごろからがん対策に対して幅広く御活躍をいただき、また御支援いただいていることを感謝申し上げたいというふうに思います。 御指摘のように、がん対策基本法を含めまして国の責任も非常に大きいという中で、やはり啓蒙、知識等々が非常に重要であるということで、日本対がん協会等を含めて幅広く活動していただいている。文科省としましても、学習指導要領の中で、小中学校を通じて、生活習慣病の予防には望ましい生活習慣を身につけることが必要であるということと、中学校では、個人の健康には地域における健康診断や相談などの社会の取り組みが有効であることを指導要領として入れております。 ……
○川端国務大臣 地震が多発する日本であり、阪神・淡路の震災を含めて悲惨な状況もあり、あるいは世界的にも大地震が起こっているということであります。
未来を支える子供たちが昼間の大半の時間を過ごすのが学校でもありますし、不幸にして万一そういう地震が起こったときに地域住民の避難の場所の拠点でもありますので、学校の安全確保は優先して取り組まなければいけない大変重要な課題であると認識をしております。
【次の発言】 お答えいたします。
委員の御指摘の比較は、概算要求ベースの比較というので御指摘をされました。確かに、昨年夏の自公政権での概算要求額が二千七百七十五億円、五千棟分を見込まれたことは事実でござ……
○川端国務大臣 お答えいたします。 医師不足問題に本当にきめ細かくいろいろな観点から取り組んでいただいてありがとうございます。 民主党の選挙のマニフェストでも、「医師の数を一・五倍にします。」ということを書かせていただきました。そういう意味で、今年度予算ではいわゆる定員の増員、これは医学部だけは定員の増員だけが簡単にできるわけじゃなくて、指導教官あるいは施設設備含めて手当てが必要ですので、国公立を通じて三百六十人増の八千八百四十六人というのが現状でございます。 そういう中で、さらなる増員をどうするのかということは大きな課題であり、マニフェストに書いてあると同時に、新成長戦略、いわゆる経済……
○川端国務大臣 お答えいたします。 先ほどの事例の部分は、私もそれを聞きまして、子供が悲痛なメッセージを出している部分を、どうしてそれが受けとめられなかったのだろうか。そして、それぞれの関係機関が、先ほどおっしゃったように、知っているのにうまく連携がとれない。今まで、学校現場にはいわゆるスクールカウンセラーという、個々の内面の相談に乗れるという人の配置に熱心であったけれども、いわゆる全体的な機関との連携、地域との連携、家庭との連携のまさに専門家であるスクールソーシャルワーカーがやはり本当に大事だというのは、改めて実感をいたしました。 御指摘のように、平成二十年度に、全額負担のモデル事業とい……
○川端国務大臣 公立学校の教職員につきましては、地方公務員法により職務専念義務が課せられておりまして、勤務時間中に組合関係の文書をファクスで送信したり組合の会議を行ったりするなどの組合活動を行うことは、法律で禁じられております。
お尋ねの件につきまして、勤務時間中に組合活動が行われたということが事実であれば、文部科学省としては、北海道教育委員会等とも連携し、法令にのっとり厳正に対処してまいりたいと思っております。
【次の発言】 事実であれば、法令違反で、許されるものではございません。
【次の発言】 文部科学省としても、北海道教育委員会に対しては資料の提供を求めたいと思っておりますけれども、そ……
○川端国務大臣 お答えいたします。 特定扶養控除の縮減ということが、高校の実質無償化の諸制度に伴って税制改正されます。 御指摘の対象というよりも、実際上、定時制高校とか通信制高校とか、そういうことを含めて、授業料が安いというところになりますと、いわゆる税制改正に伴っての負担増の方が便益を上回るという世帯が幾つか出てくることは想定をしております。 したがいまして、本年度の税制改正大綱の中でも、そのことを想定して、実際は二十三年から税制改正の影響が及びますので、その間に現行よりも負担増となる家計については適切な対応を検討するということを税制大綱の文章の中にも入れておりますので、そういう世帯が……
○川端国務大臣 私も、前回の馳委員の「ガイ」の話は大変興味深く議論をさせていただきました。 御指摘のように、六月七日、この前流れた直後だったんですが、六月七日の文化審議会総会で、文部科学大臣に対して改定常用漢字表が答申をされました。現在、文化庁において、改定常用漢字表を内閣告示、訓令とするため、関係府省等と調整をしているところで、今後、本年末までに告示とするという予定でございます。 また、この答申では、出現頻度や造語力の高さなど字種選定の基本的な考え方に照らし、「碍」を追加字種とはしていませんが、内閣に設置された、これは「ガイ」は平仮名でありますが、障がい者制度改革推進本部における検討の結……
○川端国務大臣 お答えいたします。
御案内のとおり、教育公務員特例法は、その制定の際には罰則規定が設けられる予定でありましたが、参議院の議論の経過の中で、教育のことは教育現場に任せるべきだということで提起をされなかったのは御案内のとおりです。
今、法律が議員立法で出されていることは承知しておりますが、私たちとしては、教育の中立性を確保する中で、どういうやり方でさらに確保できるかについて慎重な検討をしているところでございます。
【次の発言】 北海道の教職員組合の幹部が逮捕された事件は極めて遺憾なことでありますが、今、北海道教育委員会を中心にして、今先生が言われるような法令違反があったのかなか……
○川端委員長代理 これより会議を開きます。
去る九月二十一日、松本委員長が辞任されましたので、後任の委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行うことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 理事の辞任及び補欠選任についてでありますが、理事高木義明君、松崎公昭君、松木けんこう君、手塚仁雄君、鷲尾英一郎君及び逢沢一郎君がそれぞれ委員を辞任されました。
よって、委員長は、後任の理事に、私、川端達夫、松野頼久君、山井和則君、高山智司君、村井宗明君及び菅義偉君を指名いたしましたので、御了承願います。
【次の発言】 第百七十六回臨時国会は本日召集されました。
これより、お手元に配付いたして……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、新議員紹介の件についてでありますが、本日、北海道選挙区において繰り上げ補充により、今津寛君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑の件についてでありますが、国務大臣の演説に対する質疑は、本日及び明七日の両日行うことをお決めいただいておりますが、質疑者の数は、自由民主党・無所属の会二人、公明党一人、日本共産党一人、社会民主党・市民連合一人、みんなの党一人、国民新党・新党日本一人とし、発言時間は、自由民主党・無所属の会、公明党の質疑者については……
○川端委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議における国務大臣の演説に対する質疑は、まず公明党の井上義久君、次に日本共産党の志位和夫君、次に社会民主党・市民連合の重野安正君、次にみんなの党の渡辺喜美君、次いで国民新党・新党日本の田中康夫君の順序で行い、本日をもって国務大臣の演説に対する質疑を終了することとなっております。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします。
なお、来る十二日火曜日正午……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、裁判官弾劾裁判所裁判員及び同予備員並びに裁判官訴追委員及び同予備員辞職の件についてでありますが、裁判官弾劾裁判所裁判員である小平忠正君、古賀一成君及び同予備員である松原仁君並びに裁判官訴追委員である奥村展三君及び同予備員である松崎公昭君、吉田おさむ君から、それぞれ辞職願が提出されております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、各種委員等の選挙の件についてでありますが、裁判官弾劾裁判所裁判員及び同予備員並びに裁判官訴追委員及び……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、国務大臣の演説に関する件についてでありますが、本日の本会議において、財務大臣の財政についての演説を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑の件についてでありますが、国務大臣の演説に対する質疑は、来る四日に行うこととし、質疑者の数は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合おのおの一人とし、発言時間は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党の質疑者についてはおのおの十五分以内、日……
○川端委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議における国務大臣の演説に対する質疑は、まず自由民主党・無所属の会の伊吹文明君、次に民主党・無所属クラブの大串博志君、次に公明党の斉藤鉄夫君、次に日本共産党の佐々木憲昭君、次いで社会民主党・市民連合の阿部知子君の順序で行います。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、国家公務員の育児休業等に関する法律等の一部を改正する法律案の各法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、各法律案の趣旨説明は、片山総務大臣が行います。
各法律案の趣旨説明に対し、民主党・無所属クラブの中後淳君、自由民主党・無所属の会の橘慶一……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、本日、自由民主党・無所属の会の佐藤勉君外五名から、内閣官房長官仙谷由人君不信任決議案が、また本日、同じく自由民主党・無所属の会の佐藤勉君外五名から、国土交通大臣馬淵澄夫君不信任決議案が提出されました。
両決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、内閣官房長官仙谷由人君不信任決議案の趣旨弁明は、提出者の塩谷立君が行います。
討論につきましては、民主党・無所属クラブの大島敦君から反対、自由民主党・無……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第一ないし第三の平成二十二年度補正予算三案に対し、自由民主党・無所属の会の石原伸晃君外三名から、平成二十二年度一般会計補正予算(第1号)、平成二十二年度特別会計補正予算(特第1号)及び平成二十二年度政府関係機関補正予算(機第1号)につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議が提出されております。
本動議の趣旨弁明は、提出者の石破茂君が行います。
【次の発言】 また、ただいまの補正予算三案及び自由民主党・無所属の会提案の動議に対し、民主党・無所属クラブの中川正春君、自由民主党・無所属の会の武部勤君、公明党の遠山清彦君、日本共産党の笠井亮君……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件についてでありますが、庶務小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。松野頼久君。
【次の発言】 この際、庶務小委員長の起草案に対し、遠藤乙彦君から修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。遠藤乙彦君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
この際、発言を求められておりますので、順次これを許します。菅義偉君。
【次の発言】 佐々木憲昭君。
【次の発言】 採決いたします。
まず、遠藤乙彦君提出の修正案について採決いたします。
本修正……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件についてでありますが、本件につきましては、お手元に配付してありますとおりの案で各党の合意が得られましたので、その内容について御説明いたします。
本件は、議長、副議長及び議員は、議長、副議長及び議員となった日からその身分を失った日まで歳費を受けること、ただし、死亡または衆議院の解散の場合には、その当月分までの歳費を受けることとするものであります。
以上であります。
【次の発言】 それでは、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案……
○川端委員長 これより会議を開きます。 まず、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてでありますが、食品安全委員会委員、公正取引委員会委員、証券取引等監視委員会委員長及び同委員、宇宙開発委員会委員、運輸安全委員会委員、総合科学技術会議議員、預金保険機構理事長及び同理事、電気通信事業紛争処理委員会委員、電波監理審議会委員、日本放送協会経営委員会委員、中央更生保護審査会委員、公安審査委員会委員、中央労働委員会公益委員、運輸審議会委員、公害健康被害補償不服審査会委員に、お手元の印刷物にあります諸君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、庶務小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。松野頼久君。
【次の発言】 それでは、平成二十三年度本院予定経費要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定するに賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。菅義偉君。
【次の発言】 それでは、平成二十三年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定し、国立国会図書館法第二十八条の規定により勧告は……
○川端委員長 これより会議を開きます。
第百七十七回国会は本日召集されました。
これより、お手元に配付してあります協議事項について、順次御協議願うことにいたします。
まず、議席の件についてでありますが、各党から申し出のありましたとおり、議長において仮議席を定めました。本日の本会議において議長が仮議席のとおり議席を定める旨宣告いたしますので、御了承願います。
【次の発言】 次に、新議員紹介の件についてでありますが、本日、東海選挙区において繰り上げ補充により、望月義夫君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、河野太郎君より、二月五日から十三日まで九日間、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、本日の本会議においては、まず自由民主党・無所属の会の谷垣禎一君、次に民主党・無所属クラブの城島光力君、次いで自由民主党・無所属の会の小池百合子君の順序で行います。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
○川端委員長 これより会議を開きます。 まず、検査官任命につき同意を求めるの件についてでありますが、去る二十四日の理事会において、藤井内閣官房副長官から、内閣として、検査官に公認会計士・公認情報システム監査人・有限責任監査法人トーマツ パートナー森田祐司君を任命いたしたい旨の内示がありました。 つきましては、理事会申し合わせに基づき、検査官の候補者から、所信を聴取することといたしたいと存じます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 本日、参考人として検査官候補者、公認会計士・公認情報システム監査人・有限責任監査法人トーマツ パートナー森田祐司君の出席を求め、所信……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、検査官、国家公安委員会委員、宇宙開発委員会委員、労働保険審査会委員、中央社会保険医療協議会委員、社会保険審査会委員長及び同委員、運輸審議会委員に、お手元の印刷物にあります諸君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
【次の発言】 この際、発言を求められておりますので、これを許します。菅義偉君。
【次の発言】 それでは、本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
○川端委員長 これより会議を開きます。
公聴会開会承認要求の件についてでありますが、予算委員長から、平成二十三年度総予算について、公聴会開会承認要求書が提出されてまいりました。
本件について御協議願います。
松野頼久君。
【次の発言】 菅義偉君。
【次の発言】 それでは、予算委員会からの公聴会開会承認要求の件につきましては、これを承認すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午後六時四十二分散会
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、国土開発幹線自動車道建設会議委員の選挙の件についてでありますが、同委員に民主党・無所属クラブから鉢呂吉雄君を候補者として届け出てまいっております。
本件は、本日の本会議においてその選挙を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することになりますから、御了承願います。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する法律案は、本日の本会議において趣旨……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、本日、佐藤勉君外七名から、自由民主党・無所属の会、公明党、みんなの党、たちあがれ日本の四会派共同提案による予算委員長中井洽君解任決議案が提出されました。
本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本決議案の趣旨弁明は、提出者の馳浩君が行います。
討論につきましては、民主党・無所属クラブの手塚仁雄君から反対、自由民主党・無所属の会のあべ俊子君から賛成討論の通告があります。
討論時間は、おのおの……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第一ないし第三の平成二十三年度予算三案に対し、自由民主党・無所属の会の石原伸晃君外三名から、平成二十三年度一般会計予算、平成二十三年度特別会計予算及び平成二十三年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議が提出されております。
本動議の趣旨弁明は、提出者の石原伸晃君が行います。
【次の発言】 また、ただいまの予算三案及び自由民主党・無所属の会提案の動議に対し、民主党・無所属クラブの中川正春君、自由民主党・無所属の会の塩崎恭久君、公明党の遠山清彦君、日本共産党の笠井亮君、社会民主党・市民連合の阿部知子君から、それぞれ討……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、正午予鈴、午後零時十分から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来る十五日火曜日午後一時から開会することといたします。
また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時三十二分散会
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事に先立ち、議長から、このたびの東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波により犠牲となられた方々に対し、哀悼の意を表して黙祷をささげます。
黙祷の際には、議員の方は御起立願います。
【次の発言】 次に、本日災害対策特別委員会から提出された地震防災対策特別措置法の一部を改正する法律案、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会の審査を終了した平成二十三年東北地方太平洋沖地震に伴う地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の両法律案について、それぞれ委員長から緊急上程の申し出があります。
両法律案は、本日の本……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、裁判官訴追委員辞職の件についてでありますが、裁判官訴追委員である吉田公一君から辞職願が提出されております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、裁判官訴追委員の選挙の件についてでありますが、裁判官訴追委員辞職の件が許可されましたならば、引き続き同訴追委員の選挙を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することにな……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、裁判官弾劾裁判所裁判員辞職の件についてでありますが、裁判官弾劾裁判所裁判員である土肥隆一君から辞職願が提出されております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、裁判官弾劾裁判所裁判員の選挙の件についてでありますが、裁判官弾劾裁判所裁判員辞職の件が許可されましたならば、引き続き同裁判員の選挙を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
この選挙は、その手続を省略して……
○川端委員長 これより会議を開きます。
趣旨説明を聴取する議案の件について御協議願います。
山井和則君。
【次の発言】 菅義偉君。
【次の発言】 それでは、山井和則君の動議に賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午後四時一分散会
○川端委員長 これより会議を開きます。 まず、平成二十三年度一般会計予算外二件両院協議会協議委員の選挙の件についてでありますが、本日、西岡参議院議長から横路議長あて、平成二十三年度一般会計予算、平成二十三年度特別会計予算、平成二十三年度政府関係機関予算は、いずれも否決した旨の通知を受領するとともに、本院に返付をされてまいりました。 この場合、国会法第八十五条第一項の規定によりますと、本院は両院協議会を求めなければならないことになっております。 つきましては、本日の本会議において両院協議会協議委員の選挙を行うこととし、この選挙は、先例により、その手続を省略して、議長において指名するに御異議……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、内閣提出法律案撤回の件についてでありますが、昨三十日、内閣から、平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する法律案を撤回することについて、国会法第五十九条の規定により本院の承諾を求めてまいっております。
この際、発言を求められておりますので、これを許します。菅義偉君。
【次の発言】 それでは、本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第三に対し、自由民主党・無所属の会の小野寺五典君、公明党の赤松正雄君、日本共産党の……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、特別委員会設置の件について御協議願います。
松野頼久君。
【次の発言】 菅義偉君。
【次の発言】 それでは、松野頼久君の動議に賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
なお、本件に対し、自由民主党・無所属の会の菅義偉君から、討論の通告があります。
討論時間は、十分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
また、本特別委員会委員の各会派割り当て数は、理事会の協議により、特に、民主党・無所属クラブ二十八人、自由民主党・無所属の会……
○川端委員長 これより会議を開きます。 まず、本日外務委員会の審査を終了した在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とオランダ王国との間の条約の締結について承認を求めるの件、日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、厚生労働委員会の審査を終……
○川端委員長 これより会議を開きます。 まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、昨二十一日、川端達夫君外二十四名から、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党、社会民主党・市民連合、みんなの党、国民新党・新党日本、たちあがれ日本、国益と国民の生活を守る会の八会派共同提案による東日本大震災に関する決議案及び川端達夫君外二十四名から、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合、みんなの党、国民新党・新党日本、たちあがれ日本、国益と国民の生活を守る会の九会派共同提案による東日本大震災への国際的支援に対する感謝決議案並びに川端達夫君……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、新議員紹介の件についてでありますが、去る二十四日、愛知県第六区において行われました補欠選挙の結果、丹羽秀樹君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。
【次の発言】 次に、内閣提出法律案中修正の件についてでありますが、お手元の印刷物にありますとおり、本日、内閣から、平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案を修正することについて、国会法第五十九条の規定により、本院の承諾を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありま……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日予算委員会の審査を終了した平成二十三年度一般会計補正予算(第1号)、平成二十三年度特別会計補正予算(特第1号)及び平成二十三年度政府関係機関補正予算(機第1号)について、委員長から緊急上程の申し出があります。
各案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、ただいま緊急上程するに決しました補正予算三案に対し、民主党・無所属クラブの泉健太君、自由民主党・無所属の会の馳浩君、公明党の富田茂之君、日本共産党の笠井亮君、社会民主党・市民連合……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、内閣提出法律案撤回の件についてでありますが、本日、内閣から、政府の政策決定過程における政治主導の確立のための内閣法等の一部を改正する法律案を撤回することについて、国会法第五十九条の規定により、本院の承諾を求めてまいっております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、裁判官訴追委員辞職の件についてでありますが、裁判官訴追委員である赤松広隆君から辞職願が提出されております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、裁判官訴追委員の選挙の件についてでありますが、裁判官訴追委員辞職の件が許可されましたならば、引き続き同訴追委員の選挙を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することにな……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、特別委員会設置の件についてでありますが、東日本大震災からの復興に当たり、その総合的対策を樹立するため委員四十五人よりなる東日本大震災復興特別委員会を設置することとし、本日の本会議において議決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本特別委員会委員の各会派割り当て数は、理事会の協議により、特に、民主党・無所属クラブ二十八人、自由民主党・無所属の会十人、公明党二人、日本共産党一人、社会民主党・市民連合一人、みんなの党一人、国民新党・新党日本一人、たちあがれ日本一人とするに御異議あり……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、裁判官訴追委員辞職の件についてでありますが、裁判官訴追委員である黄川田徹君から辞職願が提出されております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、裁判官訴追委員の選挙の件についてでありますが、裁判官訴追委員辞職の件が許可されましたならば、引き続き同訴追委員の選挙を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することにな……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、永年在職議員の表彰の件についてでありますが、議員大野功統君、武部勤君、園田博之君、金子一義君、川端達夫君、鳩山由紀夫君、村上誠一郎君、逢沢一郎君、石破茂君は、今月でそれぞれ在職二十五年に達せられましたので、先例により、院議をもって表彰することになります。
九名の方々の表彰文は、前例に従って作成したお手元に配付の案文のとおりとし、表彰決議は、本日の本会議の冒頭において行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 なお、本会議における表彰次第につきましては、まず議長発議をもっ……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日法務委員会の審査を終了した情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案、農林水産委員会の審査を終了した農林水産省設置法の一部を改正する法律案、地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、地方農政局及び北海道農政事務所の地域センターの設置に関し承認を求めるの件の各案件について、それぞれ委員長から緊急上程の申し出があります。
各案件は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、昨一日、谷垣禎一君外十名から、自由民主党・無所属の会、公明党、たちあがれ日本の三会派共同提案による菅内閣不信任決議案が提出されました。
本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本決議案の趣旨弁明は、提出者の大島理森君が行います。
討論につきましては、民主党・無所属クラブの山井和則君から反対、自由民主党・無所属の会の石原伸晃君、公明党の井上義久君、みんなの党の柿澤未途君から、それぞれ賛成討論の……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、内閣提出議案撤回の件についてでありますが、本日、内閣から、東日本大震災復興の基本方針及び組織に関する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、現地対策本部の設置に関し承認を求めるの件をそれぞれ撤回することについて、国会法第五十九条の規定により、本院の承諾を求めてまいっております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、内閣提出法律案中修正の件についてでありますが、お手元の印刷物にありますとおり、本日、内閣から、所得税法等の一部を改正する法律案及び地方税法等の一部を改正する法律案をそれぞれ修正することについて、国会法第五十九条の規定により、本院の承諾を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第一に対し、民主党・無所属クラブの橋本清仁君、自由民主党・無所属の会の加藤勝信君、公明党の石田祝稔君、日本……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、元議員逝去につき弔詞贈呈報告の件についてでありますが、去る五月十八日、永年在職議員として表彰された元議員佐藤孝行君が逝去されました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
弔詞につきましては、お手元の印刷物のとおりの特別弔詞を、理事各位の御了承を得まして、昨十三日、議長から贈呈していただきましたので、御了承願います。
【次の発言】 また、同君に対する弔詞は、本日の本会議において、議長から贈呈の報告があり、弔詞を朗読されることになります。
その際、議員の方は御起立願うことになっております。
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日総務委員会の審査を終了した現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
本法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
○川端委員長 これより会議を開きます。 まず、会期延長の件についてでありますが、本日、民主党・無所属クラブの岡田幹事長、国民新党・新党日本の下地幹事長から、会期を六月二十三日より八月三十一日まで七十日間延長せられるよう議長においてお取り計らい願いたい旨の申し入れがありました。 本件につきましては、先般来の理事会において種々御協議願ったのでありますが、いまだ各党の意見が一致するに至っておりません。 また、本件につきましては、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長から各常任委員長の意見を徴されたのでありますが、常任委員長会議におきましても、意見は一致いたしておりません。 それでは、採決いたしま……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の補欠選任についてでありますが、去る六月二十九日、理事松野頼久君が委員を辞任されました。よって、委員長は、後任の理事に加藤公一君を指名いたしましたので、御了承願います。
【次の発言】 次に、本日厚生労働委員会の審査を終了する予定の予防接種法及び新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
本法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、日本ユネスコ国内委員会委員の選挙の件についてでありますが、同委員に民主党・無所属クラブから加藤公一君を候補者として届け出てまいっております。
本件は、本日の本会議においてその選挙を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することになりますから、御了承願います。
【次の発言】 次に、本日災害対策特別委員会から提出された災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
本法律……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日経済産業委員会の審査を終了した外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件について、委員長から緊急上程の申し出があります。
本件は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に関する件についてでありますが、本日の本会議において、財務大臣の財政についての演説を行うことに御異議あ……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日予算委員会の審査を終了した平成二十三年度一般会計補正予算(第2号)及び平成二十三年度特別会計補正予算(特第2号)について、委員長から緊急上程の申し出があります。
両案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、ただいま緊急上程するに決しました補正予算二案に対し、自由民主党・無所属の会の馳浩君、公明党の竹内譲君、日本共産党の笠井亮君、社会民主党・市民連合の服部良一君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、馳浩君、竹内譲君は……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第一及び第二の両案に対し、自由民主党・無所属の会の吉野正芳君、公明党の佐藤茂樹君、日本共産党の高橋千鶴子君、社会民主党・市民連合の吉泉秀男君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、吉野正芳君、佐藤茂樹君はおのおの十分以内、高橋千鶴子君は五分以内、吉泉秀男君は三分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会から提出された東日本大震災に伴う地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日総務委員会の審査を終了した東日本大震災における原子力発電所の事故による災害に対処するための避難住民に係る事務処理の特例及び住所移転者に係る措置に関する法律案、東日本大震災における原子力発電所の事故による災害に対処するための地方税法及び東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律の一部を改正する法律案の両法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
両法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、石関貴史君、柴橋正直君より、八月十三日から三十一日まで十九日間、それぞれ請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明五日金曜日午後一時から開会すること……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第五に対し、自由民主党・無所属の会の石破茂君、公明党の竹内譲君、日本共産党の佐々木憲昭君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、石破茂君、竹内譲君はおのおの十分以内、佐々木憲昭君は五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日総務委員会の審査を終了した地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案、同委員会から提出された運輸事業の振興の助成に関する法律案、東日本大震災による被害を受けた合併市町……
○川端委員長 これより会議を開きます。 まず、本日厚生労働委員会の審査を終了する予定の平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法案、経済産業委員会の審査を終了した電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案、電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案、環境委員会から提出された平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法案、石綿による健康被害の救済に関する法律の一部を改正する法律案、災害対策特別委員会の審査を終了した参議院提出の災害弔慰金の支給等に関する法……
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、御報告申し上げます。
本日午前十時二十分、菅内閣総理大臣から、横路議長あてに
内閣は、本日、総辞職することに決定いたしましたから、国会法第六十四条によって、この旨通知いたします。
との通知がありました。
したがいまして、本日の本会議において内閣総理大臣の指名を行うことといたします。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午後零時二分休憩
○川端委員長 これより会議を開きます。
まず、今国会、本委員会に付託になりました請願は、二種三件であります。
各請願の取り扱いにつきましては、理事会の協議により、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本委員会に参考のため送付されました陳情書は、お手元に配付のとおり二件であります。
また、本委員会に参考のため送付されました意見書は、お手元に配付のとおり一件であります。
【次の発言】 次に、本日、視覚障害者からテレビを遠ざけない地上デジタルテレビへの移行を求めることに関する請願外二百四十五請願が、各委員会において採択すべきものと決定いたしております。
……
○川端前議院運営委員長 一言ごあいさつを申し上げます。 私は、昨年十月に議院運営委員長に選任されまして以来、このたび総務大臣及び内閣府特命担当大臣に就任するまでの間、何とかその職責を果たしてまいることができたかと存じます。 これもひとえに、横路議長、衛藤副議長の格別の御指導のもと、また各党の理事、委員の皆様方の御理解と御協力のおかげであると、心から感謝をしております。この機会をおかりして、皆様方に厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。 今後とも、皆様方にはお世話になることが多いかと思いますが、よろしく御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げ、簡単ではございますが、お礼のごあいさつと……
○川端国務大臣 御案内のとおり、先ほどは財務大臣がお答えしましたけれども、昭和六十一年にこの制度が設計されたときには、民間において種々の企業年金が相当程度普及している点も考慮するとともに、公務員の身分上の制約等が課せられたこと等を踏まえて設けられたということが制度設計のときの理由であります。 したがいまして、今言われたように、いわゆる身分上の制約、兼職禁止もあると思うんですけれども、兼職禁止やその他、今言われた守秘義務等々で制約されていると同時に、民間において種々の企業年金が相当程度普及しているということで設計をされたということでありますので、そういう意味では、現在人事院において比較されてい……
○川端国務大臣 お答えいたします。 御指摘のように、岡田委員が民主党の沖縄協議会という形で七月八日に、今の御趣旨の、沖縄振興一括交付金と、内閣府において一括して予算要求するべしという御提言をいただきました。同趣旨で、八月十一日に民主党の沖縄政策プロジェクトチームからもいただきました。そういう議論も踏まえながら、そして、沖縄の現地の皆さんともいろいろ意見交換する中で議論を進めてまいりました。 先日閣議決定した概算要求基準においては、御案内だと思いますが、沖縄振興予算については、一括交付金に関する地元の要望を十分踏まえ、予算編成過程において検討することということであります。概算要求時点では事項……
○川端国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の川端達夫でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 現行沖縄振興特別措置法の期限は、残り半年を切りました。 私は、今月十一日から十二日にかけて沖縄を訪問し、知事、県議会議長、首長代表等から直接、沖縄の現状及び御意見等を伺いました。現在、新たな沖縄振興のあり方について鋭意検討を進めておりますが、沖縄政策協議会や沖縄振興審議会等での議論を踏まえつつ、法制上及び税制、財政上の措置について、具体化を図ってまいります。 平成二十四年度は、新た……
○川端国務大臣 お答えいたします。 私も、先般、小泉理事長以下関係者の皆さんがわざわざ東京へおいでになりまして、お話も聞かせていただきました。平均しますと七十七・六歳という随分御高齢になられまして、六十六年前からふるさとあるいは居住地を離れてという思いも含めて、高齢であるということも含めて、いろいろなお話も伺いました。 所信のあいさつのときにも私は申し上げたのですが、私は議員になる前、かれこれもう三十年ぐらい前までは、労働運動で、当時でいうとゼンセン同盟という同盟におりました。毎年、ノサップ集会ということで、北方領土返還運動に何度か行って、あそこで返せ北方領土という集会に参加したこともあり……
○川端国務大臣 総務大臣を拝命いたしました川端達夫でございます。 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつ申し上げますとともに、選挙制度等に関する当面の重要課題について申し上げます。 東日本大震災の被災地における地方選挙については、東日本大震災に伴う地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律により、五十七団体の選挙期日が延期されましたが、関係各方面の御尽力により、順次、選挙が実施され、残る宮城県及び福島県の地方選挙も、それぞれ十一月十三日、十一月二十日に実施される予定となっております。 総務省としては、被災地の選挙の円滑な実……
○川端国務大臣 総務大臣を拝命いたしました川端達夫でございます。 総務委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。 私は、東日本大震災からの復旧復興に万全を期すとともに、地域主権改革、ICT施策、郵政改革、行政改革の推進など、当面する諸課題に取り組んでまいります。 以下、個別の重要課題について申し上げます。 東日本大震災からの復旧復興は、内閣の最優先課題です。 総務省としましても、これまで被災地、被災者への支援に全力を尽くしてきておりますが、第三次補正予算においては、第一次、第二次補正予算分も含めた復旧復興事業に係る地方負担分について、地方交付税を一兆六千六百三十五億円増額確……
○川端国務大臣 お答えいたします。 たくさんのお問いでしたので、抜けたらまた御指摘をください。 御質問の件でありますけれども、今度提出いたします第三次補正予算において、東日本大震災からの復旧復興事業に係る地方負担分については、地方交付税を一兆六千六百三十五億円増額するなどにより、御指摘いただきましたように、個々の被災団体の負担をゼロにすることといたしました。 これにあわせて、地域のさまざまなニーズに単年度予算の枠に縛られずに弾力的かつきめ細かに対処できる資金として、東日本大震災財特法に定める特定被災地方公共団体である九県が取り崩し型の復興基金を設置することとなる場合について、特別交付税に……
○川端国務大臣 平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案、東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律案及び経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 東日本大震災に係る復興事業等の実施のための特別の財政需要等に対応するために震災復……
○川端国務大臣 おはようございます。 今申されましたように、税項目としては地方税でも幅広くあります。そして、八千億という分を地方の地域防災力の強化ということでいろいろな事業でやっていただこうということでありますので、基本的には、可能な限り幅広く、幅広いということは薄くということになりますので、そういう観点で税を選ぼうということであります。 均等割ですと納税義務者の数が平成二十一年度の所得で五千九百三十六万人、所得割ですと五千四百七十七万人、所得税ですと五千五十二万人ということでありますので、より多くの方々から、広く住民の方に負担をお願いしているということで、個人住民税均等割の引き上げをお願……
○川端国務大臣 いろいろ地方の実情をお示しいただきましたけれども、お示しいただいたように、地方公務員については、地方公務員法の趣旨を踏まえ、それぞれの地方公共団体で、議会で十分議論の上、条例で定めていただいていると承知いたしておりますが、総務省として、今回の国家公務員の給与引き下げと同様の引き下げを地方公共団体に対して要請することや、地方交付税の減額により強制することは考えておりません。
なお、財務省と、来年度の地方交付税総額について、地方公務員の人件費に波及させることを前提とするような協議は行っておりません。
【次の発言】 いわゆる単純労務職員というのは、昭和二十六年以降のいろいろな経過が……
○川端国務大臣 おはようございます。よろしくお願いします。 今回の行政刷新会議の指摘、全体として中長期的な政策課題についての提言を行うということでございまして、将来を展望した提言という意味では、その趣旨を最大限尊重していくという立場に基本的には立っております。 ただ、今御指摘の七百、九百メガヘルツ帯の三・九世代携帯電話への割り当てについては、一つは、五月にこの委員会含めて電波法を改正していただき、そして附帯決議もいただいた上で、法にのっとって現在手続を進めている過程にございます。 加えて、急増するトラフィックに対応するための周波数割り当ては急務でありまして、関連の業界もこの前提に立って準……
○川端国務大臣 お答えいたします。 数字的には、確かに御疑念をいただく表現になっていることは事実でございますので、説明させていただきます。 国と地方のたばこ税の増収額については、基礎数値としては同じ数値を使っております。約千八百億本現在吸っていただいているということになっているのが、約百億本ぐらい減るであろうということで、厳密に言いますと、一千六百六十億本になるという前提であります。したがいまして、国税の場合は一円ということで、先ほど一・七というお話がありましたけれども、一年間で一千六百六十億円という計算をしております。地方税も、増収分という意味では一千六百六十億円入ります。 ただ、地方……
○川端国務大臣 お答えいたします。 畑委員から三点お問いでございました。 震災復興特別交付税、一兆六千六百三十五億円増額いたしますが、直轄事業の負担金一千五億円についても、補助事業の補助裏分一兆一千九百五十六億円と同様に、その全額を措置し、被災団体の負担をゼロとすることといたしたいと思います。 二点目でありますが、今後とも、集中復興期間中の復旧復興事業に係る地方負担分が新たに生じる場合には、震災復興特別交付税の別枠での増額を改めて図り、被災団体に対し、同様の措置を講じてまいりたい。 三点目でありますが、その場合はどうするのかということでありますが、震災復興特別交付税を増額する場合には、……
○川端国務大臣 制度のことは、先生十分御存じだというふうに思いますので省略いたしますが、その分で八割を見るということで、九月二十日に実施した二十三年度特別交付税の第二回特例交付では、八割で一億四千万支給をいたしました。 なお、それ以降に関して、これからの分は今年度末に対処することになるというふうに思うんですけれども、どれだけの人数を要請するかということは、各団体の皆さんが受けるかどうか、それから、どれぐらい受けるかということに関しては、それぞれの自治体の皆さんが独自にお決めになるということで、基本的には一部負担していただくということで、幾らでもというわけにいかないという一定の仕組みになってい……
○川端国務大臣 個人情報をしっかり守るのが個人のためであると同時に、こういう非常時のときにその情報を逆にみんなのためにどう活用するかというのは、極めて大事なことであります。震災直後に、個人カルテが電子カルテとして残っていたけれども、その管理する責任者が不在であったときにこれをどう使えるのかというのは、緊急的にそれを緩めて使えるようにしたという事例もございます。 実態をしっかり把握する中で、適切になるように我々もしっかり研究、検討をして、できることはやりたいというふうに思っております。
○川端国務大臣 全国の地方自治体から被災自治体へ派遣された職員数は、総務省で行った調査によると、十月一日までの間に約七万四千名に上っておりますが、この調査では、派遣された職員の職種について実は調査ができておりませんでした。 そういう意味では、この七万四千人の部分の技術職の職員数については把握ができていないんですけれども、平成二十三年十一月三十日までに、いわゆる総務省スキームという、各自治体から県を通じて総務省に要請をされて、総務省が全国の市町村にお願いをしてマッチングをして協力していただいた。そのスキームで行っていただいたのは千三百十四名、その中で主として中長期的な職員派遣は累計で百六十六名……
○川端国務大臣 地域主権推進を担当する内閣府特命担当大臣、地域活性化担当大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。 地域主権改革の推進は、国と地方のあり方を根本的に転換し、地域のことは地域に住む住民が責任を持って決められるようにするための改革であり、引き続き改革の実現に向けて取り組んでまいります。 補助金等の一括交付金化については、平成二十三年度から、地域の自由裁量を拡大するための地域自主戦略交付金を創設し、都道府県分の投資的な補助金を一括交付金化いたしました。平成二十四年度は、地域主権戦略大綱に沿って、市町村分や経常的な補助金への導入など同交付金の拡充に向け、地方からの御意見を丁寧に伺いな……
○川端国務大臣 概略は説明を受けて承知をしております。
【次の発言】 お答えいたします。
前段でといいますか、先生がおっしゃった経済の活力、地域の発展、そしてアジアを中心とした活力等々の部分で元気を出すという構想、基本的な考え方自体は私も大いに共鳴するところであります。
東京だけではなく、それぞれの地域も含めて、それぞれが知恵を出して、特性を生かして元気を出してほしい、そういう背景で、総合特区制度は、国際競争力の強化、地域の活性化のための包括的かつ先駆的なチャレンジに対し、選択と集中の観点から地域を厳選して、規制の特例措置等により総合的に支援するという制度であることは御承知のとおりで、そう……
○川端国務大臣 総務大臣の川端達夫でございます。 郵政改革特別委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。 日本郵政グループ各社が提供している郵便、貯金、保険の各サービスは、国民が長年培ってきた大きな財産であり、国民生活や経済活動に必要不可欠なものであります。また、それらを提供している全国津々浦々に設置された郵便局は、国民の生活、皆様にとって最も身近な地域の拠点として、今後も維持していかなければならないものであります。 今回の東日本大震災においては、多くの通信手段や金融サービスが途絶える中、郵便サービスはいち早く復旧し、避難所へ信書を配達するほか、貯金通帳を紛失した被災者の日々……
○川端国務大臣 郵便事業それから金融、保険、すべてをあまねく地方にというユニバーサルサービスの理念からいいますと、経済原理とはいえ、やはりいろいろな状況の中で、地域の郵便局がないという市町村がふえているということは好ましいこととは思っておりませんので、そういうことが起こらないような仕組み、体制をぜひとも整備しなければいけない、このように思っております。
【次の発言】 限度額は政令事項ということで、先に答えさせていただきます。
先生御指摘のように、いわゆる経営状況の数字でいうと非常に厳しい、ここ十年ぐらい減少にあることは事実であります。
こういう中で、貯金、保険の限度額については、一つは、こ……
○川端国務大臣 お答えいたします。 給与の臨時特例法におきましては、七・八%減額するという法律を既に出しておりますが、これは、背景としては、危機的状況の震災が起こったということの背景の中で、懸命に頑張っていただいている国家公務員の皆さんにも、大変申しわけないけれども給料の減額を御協力いただきたいということであります。 しかし、この部分は、将来にわたっての我々が二割削減をするというマニフェストの目標に向かっての部分に、今、時限ではありますが、含まれているというふうに思っております。(平井委員「含まれている」と呼ぶ)これは含まれているということです。 時限にしたのは、背景がこれであると同時に……
○川端国務大臣 給与臨時特例法は、極めて厳しい昨今の状況の中で、国家公務員の皆さんに大変厳しい給与削減をお願いしたものでありますが、まさに極めて異例な措置でありますので、臨時特例的にということで、関係する職員団体でも真摯な話し合いをした中で、平成二十五年度末という期限を、終わりの期限を提示して出した経過は御案内のとおりでございます。 国会の判断を仰ぐべく法律を出したのが六月三日でありますから、おくれていることは事実でありますが、政府の立場といたしましては、現在のところ、この期間の延長は考えておりません。本法案については、早期に国会で御審議をいただいて、成立をさせていただきたいというところでご……
○川端国務大臣 先生御案内のとおり、政党助成金においては、各年において支部政党交付金の残余があるときには、当該残余の額に相当する額の政党交付金を返還手続の対象とする旨の規定はございます。ただし、翌年に繰り越すために支部基金に積み立てた場合を除きというふうな規定でございます。 そして、そういうふうに基金が返還の対象とされていないのは、政党活動においては年度間の変動があるということで、その変動を翌年に繰り越して使えるようなことで想定をされました。これをもし認めないと、あるんだったら全部使い切ってしまおうみたいなことになってもいけないという趣旨でございます。
○川端国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の川端達夫でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 現行沖縄振興特別措置法の期限は、残り一カ月を切りました。 私は、昨年九月の沖縄担当大臣就任以来、沖縄政策協議会等での議論を踏まえつつ、沖縄県知事を初めとした地元関係者からの御意見、御要望に真摯に耳を傾けながら、新たな沖縄振興策のあり方について鋭意検討を進めてまいりました。その成果として、沖縄振興に係る二法案を今国会に提出いたしたところであります。 沖縄の優位性を生かした民間主導の自立型……
○川端国務大臣 お答えさせていただきます。 今引用いただきましたように、総理の施政方針演説においても、「アジア太平洋への玄関口として大きな潜在力を秘め、本土復帰から四十周年を迎える沖縄も、フロンティアの一つ」という位置づけをしていただきました。私の所信においても、沖縄の優位性を生かした民間主導の自立型経済の発展、並びに我が国及びアジア太平洋地域の発展に寄与する二十一世紀の万国津梁の形成が重要と述べたところでございます。 若年層が大変多くおられる、出生率も高い、そして自然環境にも恵まれ、歴史も文化も深くあるという地域でありますが、やはり経済的な部分では非常に弱さを持っているということで、失業……
○川端国務大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。 沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案及び沖縄県における駐留軍用地の返還に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 まず、沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。 沖縄はアジア太平洋への玄関口として大きな潜在力を秘めており、本年一月の野田内閣総理大臣施政方針演説でも述べられておりますとおり、日本に広がるフロンティアの一つです。沖縄の持つ潜在力を存分に引き出すことが、日本再生の原動力ともなり得るものと考えております。 本法案は、これま……
○川端国務大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。 お答えいたします。 来年度以降の新たな沖縄振興については、沖縄県からの要望もたくさん受けました。そして、沖縄県知事を構成員とする沖縄政策協議会や沖縄振興審議会の場において議論を積み重ねてきた結果で、法案を提出するに至りました。 平成二十二年の九月には、沖縄政策協議会を開催して、沖縄振興部会を設置いたしました。十年前にはなかった、沖縄振興部会というのをつくりました。以降、この部会を中心にいたしまして、二十二年から二十三年にかけては、沖縄振興部会を四回開催して議論を行ってまいりまして、沖縄県を含む実務者レベルでの論点整理を鋭意行……
○川端国務大臣 まず、沖縄振興の経過と今回の意義について先生はお触れいただきましたが、まさに開発ということでキャッチアップしようという目標の中でやってきたことから、基本的に大きな自立、自主性の中で発展していくということに変わって十年たちました。これからは、ちょうど十年たちますと半世紀経過するということでは極めて大きな意義がある法律だというふうに思っておりまして、その分の背景、御趣旨を御指摘いただいたのは、全く同じ思いでございまして、それはありがたいことだというふうに思っています。 したがいまして、今回、この改正においては、自主性をより尊重するという観点で、沖縄振興計画の策定主体を国から県に変……
○川端国務大臣 大先輩の政治家でありますけれども、山中先生ということでいうと、まず、税のプロ中のプロ、今の日本の税制をいろいろ決めていくときの最高のリーダーであったというのと同時に、沖縄に関して本当にリーダーシップを発揮されて、復興に伴った部分の振興に関して大変なリーダーシップのもとに、今ある振興法を含めて、こういう大きな流れをつくられた最大の功労者であると私は思っております。
【次の発言】 申しわけありません。読んでおりません。
【次の発言】 冒頭、山中先生の四つの大きな物の考え方を御紹介いただきました。やはり大変深いお話だなというふうに承りました。先生がやってこられた節目節目でのそういうい……
○川端国務大臣 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 世代間及び世代内の公平性が確保された社会保障制度を構築することにより支え合う社会を回復することが我が国が直面する重要な課題であることに鑑み、社会保障制度の改革とともに不断に行政改革を推進することに一段と注力しつつ経済状況を好転させることを条件として行う税制の抜本的な改革の一環として、地方における社会保障の安定財源の確保及び地方財政の健全化を同時に達成することを目指す観点から、地方消費税の税率の引き上げ及び引……
○川端国務大臣 お答えいたします。 御指摘のように、この税制は、税制の抜本的な改革において偏在性の小さい地方税体系の構築が行われるまでの間の措置ということで、今御指摘のとおりであります。 そのために、この地方法人特別税・譲与税を見直す際には、偏在性の少ない安定的な地方税の構築をするということが大命題でございまして、これまでおくれているじゃないかという御指摘でありますが、抜本改革の見通しが今まで立たなかったということもあって、具体的な検討は、御指摘のように、必ずしも十分に進んでいるとは言えない状況もありますが、昨年十二月の地方財政審議会、あるいは財政制度審議会等々の御議論では、活発な御議論を……
○川端国務大臣 総務省が平成二十一年十二月二十五日に公表いたしました調査によりますと、公正取引委員会からの再就職者が五代以上連続している公益法人は、平成二十一年五月十四日時点で、社団法人首都圏不動産公正取引協議会、社団法人自動車公正取引協議会、社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の三法人となっておりまして、それぞれの役職は専務理事であるということでございます。
○川端国務大臣 この法案が提出のときに、速やかにということで、この地方の偏在性のない税制というのは、今のものを変えるというのは、なかなか難しい課題がいっぱいあって、いろいろな意見がございます。
我々としては、地方消費税率の引き上げ時期を目途というふうにしてあることでございますので、平成二十六年四月から平成二十七年十月、二回引き上げがあります。この時期を目途にして、しっかりと議論をしてやっていきたい。(発言する者あり)一番早い時期はその時期でございます。はい。そういうことでございます。
【次の発言】 地共済の部分は、今の同じ趣旨で申し上げますと、四十三・六兆円でございます。
○川端国務大臣 御質問ありがとうございます。
今回の改革による地方消費税率の引き上げ後は、引き上げ分の地方消費税収については、「社会保障施策(社会福祉、社会保険及び保健衛生に関する施策をいう。)に要する経費に充てる」こととされておりまして、これを財源にして市町村に交付される交付金についても同様の使途に充てることとしておりますので、委員御指摘の市町村が行う予防接種に関する経費についても、これは社会保障施策に要する経費に当たるものとして、引き上げ分の市町村交付金の対象とすることができると解されるものと思っております。
【次の発言】 お答えいたします。
基本的な考え方といいますのは、社会保障・税……
○川端国務大臣 総務省というか、地方自治体の皆さんからのいろいろな御要望は、先生がおっしゃられる部分含めて強くいただいていることは事実でございます。補正等々の取り組みもありました。 そして、予防接種等々のほかの部分は、今回の部分で四事業云々ということで整理も一定進んできましたけれども、よく財務省そして厚生労働省には、地方の皆さんの声がこういうことにあるということで、よりいい制度になるようなことを工夫していくことも含めて、総務省としては働きかけていきたいというふうに思っております。
○川端国務大臣 おはようございます。
地方公共団体は、社会保障の年金を除くほとんどの事業において、重要な役割を、地域の自主性、きめ細かな部分で担っておりますので、これを将来的に安定的に運営していくための財源を確保することが極めて重要だということでございます。
【次の発言】 これは、国税と地方税の部分での法律の書きぶりは資料で配っていただいたとおりでございます。
その中で、地方消費税の引き上げの趣旨は、国分の消費税率の引き上げと同様に、要するに今後も増加が見込まれる社会保障の四経費への対応というのが原則であります。規定上、国税を、消費税法を引用して例示をいたしまして、その他ということに加えま……
○川端国務大臣 お答えいたします。
現行の五%の消費税のうちの一%は地方消費税ということで、消費税全般には偏在性が少ない、そして年度間の変動も比較的少ないということで、地方の部分のまさに自主的な財源として一%分が配賦してあります。
現在御審議をお願いしている五%アップする分においては、これは基本的に社会保障の財源として、安定的な社会保障の維持、継続、発展に資するということが目的でありますので、国と地方の社会保障の役割分担に応じて配分するということと考えているところでございます。
【次の発言】 今御指摘の厚労省の厚生科学審議会予防接種部会には、全国市長会、全国町村会からも御参加をいただいて議……
○川端国務大臣 税制によって家族のあり方を国の意思として応援していこうというお話含めて、大変、私は、ある種の説得力のあるお話であるというふうに伺いました。 この前の日曜日に孫が生まれる予定がまだ生まれていないんですが、家族というものを含めて、今おじいさんの話が出ましたので、そのことを含めて、私は本当に、そういう部分では、それぞれに対してお互いに果たす役割というのは、社会、家族のきずなという意味では大変大事である、それはもう同感であります。そして、それを税として国がそういうことで応援するということは、私は、真剣に一生懸命考えるべきで、大きなテーマだというふうに受けとめさせていただきました。
○川端国務大臣 平成十九年の七月に、住民基本台帳法の別表の改正を踏まえて、この件に関してデータが使えるということになりました。 五千万件のいわゆる年金の未統合記録問題を解決するために、同年八月に住民基本台帳法別表省令を改正いたしまして、平成二十年度と二十一年度にわたって、年金の未統合記録と住基ネットの本人確認情報、いわゆる氏名、生年月日、性別、住所、これとの突合を実施いたしました。 この結果、日本年金機構による解明作業で判明しなかった未統合記録のうち、約五百万件については住所情報等が判明するなどに至りまして、住基ネットは年金記録問題の解決に貢献をしたものと認識しております。
○川端国務大臣 もう、よく制度的には御存じだと思うんですけれども、一つは、住民票のあるところというのを一つのベースにするということで、住民基本台帳の適用者は住民基本台帳のところを一応住所とする。ただし、実態としてそういうところでない部分と認められるときは、そこの住民税は住民基本台帳によらなくて、実態として徴収してもいいというふうになっている。 ただ、それをどう解釈するんだということで、実は、今例を引かれた部分でいいますと、昭和四十六年に、自治省から各都道府県総務部長宛ての通達の中で、勤務する事務所または事業所との関係上、家族と離れて居住している会社員等の住所は家族の居住地にあると認定すること……
○川端国務大臣 日本郵政は、今までは、公社の時代までは一つの体制でしたので、金融二社からの業務は自分の会社の仕事というのが、これが分社化されたことによって、そこの部分は委託ということで消費税が発生するということに今なっている。 そういう意味で、もともと一社であったという経過があったということと同時に、この委託が、民間の場合、支払っておられるんですが、経営判断で委託するかしないかを決めるのに、郵政の場合は義務づけられているということがあるから何とかしてほしいという議論がずっとありました。 これを受けて、これは、税制大綱の中でも議論として検討事項に入っていると同時に、国会の附帯決議でも、消費税……
○川端国務大臣 トータルの財政事情、どちらも大変厳しい中で、今言われたような、国と地方の状況が若干異なることは事実だというふうに思います。 今回の消費税五%を上げさせていただくという部分は、そういう中において、上げた分を全て社会保障の安定と充実に使うという前提で、その財源として消費税をするという議論が進んでまいりました。したがいまして、今回の社会保障四経費とそれにのっとる部分の経費に充てるということで、国と地方の役割分担に応じて配分するという、一番、ベースがそこの考え方でありました。 そして、その中で、しからばどういう役割分担なのかということで、地方の皆さんともいろいろ協議を何回も重ねまし……
○川端国務大臣 お答えいたします。 委員の資料で二枚目につけていただいている経過は、配付していただいたのでありがたいんですが、一番初めに、昭和六十三年に……(石田(真)委員「それは次に質問します」と呼ぶ)そうですか。できた経過も含めまして、それぞれに、現行のときには、平成六年でありまして、この五%分のうちの二・一八%配分するというときには、考え方として、全体としての増減収額が同額という税制改革の基本方針がありました。増減税同額。 したがいまして、その時期まで、その以前までありました消費譲与税の廃止と個人住民税の減税に対応して、その減った分を地方消費税の創設という一%で手当てすると同時に、所……
○川端国務大臣 東日本大震災に対処するための平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 平成二十三年度の第四次補正予算により同年度分の地方交付税が三千六百八億円増加することとなりますがその全額を、また、平成二十三年度の第二次補正予算により五千四百五十五億円増加した同年度分の地方交付税のうち千億円を、平成二十四年度分の地方交付税の総額に加算して、同年度に交付することができることとする必要があります。したがって、東日本大震災に対処するための平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律を改正す……
○川端国務大臣 お答えいたします。 御案内のとおり、国家公務員の給与は、人事院が毎年、国家公務員と同種同等の民間企業従業員の賃金の実態を調査して、国家公務員の給与と民間企業従業員の賃金とを均衡させることを基本に勧告を実施して、原則としてはその勧告を政府として実施するということでありますので、現行制度のもとでは、国家公務員の給与水準というのは、民間準拠、いわゆる民間に準じた形でやるということで、これまで人勧どおり給与改定が行われてきた結果をあらわしているということがもう大原則でございます。 今数字をいろいろお示しされましたけれども、目的、対象が異なる調査データで比較するのは事実上なかなか困難……
○川端国務大臣 おはようございます。 総務委員会の御審議に先立ち、一言御挨拶申し上げます。 私は、東日本大震災からの復旧復興に万全を期すとともに、地域主権改革、ICT施策、郵政改革、行政改革の推進など、当面する諸課題に取り組んでまいります。 以下、個別の重要課題について申し上げます。 東日本大震災からの復旧復興については、被災団体が復旧復興事業に着実に取り組めるようにするとともに、被災団体以外の地方団体の財政運営に影響を及ぼすことがないよう、震災復興特別交付税六千八百五十五億円を通常収支分とは別枠で確保します。 また、継続審議となっております東日本大震災による被害を受けた合併市町村に……
○川端国務大臣 消費税は、事業者の本店の所在する税務署に申告納付するという制度でございますので、消費者が実際に負担している消費税額を都道府県ごとに把握することができません。また、多段階で転嫁されますから、特定地域だけ消費税を免除することは技術的には大変困難であることだというふうに承知をいたしますが、お問いでありますので、あくまで仮定の計算として、都道府県における清算後の地方消費税収というのがありますので、これを見れば、その額ということでいいますと、岩手県、宮城県、福島県における消費税率一%相当の額は一千六十二億円、平成二十一年度決算であります。 仮にこれを平成二十六年四月から五年間の税率引き……
○川端国務大臣 東京都の経過は今お触れになったとおりであります。 いわゆる大都市、大阪都構想とか特別自治市構想とかいろいろなことが今議論されているのは、基本的には大都市制度がこれからどうあるべきかということが根底にあるんだというふうに思います。 そういうことを踏まえながらお答えさせていただきたいと思うんですけれども、現行の東京都の都区制度というのは、効率的な行政運営を担保できる仕組みになっているのか、あるいは特別区の区域割りが適切なのかということがやはり問題ではないのかというふうに我々は思っております。 例えば、人口千人当たり職員が何人いるかという行政サービスの一つのバロメーターとします……
○川端国務大臣 お答えいたします。 地震、台風等の災害、特にことしは大変大きくありました。そういう部分で、直近三年度の特別交付税の算定額は、平成二十年度が三百二十六億円、災害が百十二億、除排雪が二百十四億、平成二十一年度は三百八十三億円、災害が百二十五億、除排雪が二百五十八億、平成二十二年度は四百五十億円、災害関係が八十九億円、除排雪経費が三百六十一億円となっております。 また、本年度の三月分の特別交付税の額は七千三百九十三億円となっております。 本年度の特別交付税の総額は一兆五千百九十七億円、東日本大震災関係でこれまで交付した四千九百十六億円を除くと一兆二百八十一億円でありますが、これ……
○川端国務大臣 日本放送協会の平成二十四年度の収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第七十条第二項の規定に基づき、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 まず、収支予算について、その概要を御説明申し上げます。 一般勘定事業収支につきましては、事業収入、事業支出がともに六千四百八十九億円となっております。 一般勘定資本収支につきましては、資本収入が千百二十二億円、資本支出が千九十八億円となっており、この資本支出のうち建設費が六百九十八億円となっております。 次に、事業計画に……
○川端国務大臣 委員御指摘のように、テレビ国際放送は日本のプレゼンス発信で極めて大事なものであります。これをしっかりと充実強化していかなければならない。 政府としては、平成十九年度に、初めて、受信環境整備に資するとの観点から、テレビ国際放送に係る交付金を三億円交付しました。十九年、三億円でしたけれども、平成二十年度には十五・二億円と増額、二十四年度予算では二十四・五億円ということで、しっかりとお支えをする方向でやっております。 加えて、三次補正では、いわゆる海外への情報発信強化ということで、震災復興をアピール、日本は元気になってきたということでありますので、こういうことも、あらゆる観点から……
○川端国務大臣 大変熱心に広域処理にいろいろ課題を含めて取り組んでいただいていることにまず感謝を申し上げたいというふうに思います。 瓦れき処理を迅速にやることは大変復興にとっても極めて重要な問題であるということは共通の御認識をいただいているというふうに思いますし、それは被災地以外の自治体に本当に協力をしていただかないとできないことであるということであります。 一方で、具体的に処理をしていただくという自治体においては、現状において住民の理解と納得ということも含めてさまざまな御苦労をいただいているという状況にあることも承知をしております。 総務省といたしましても、この三月十三日に第一回災害廃……
○川端国務大臣 おはようございます。 東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、東日本大震災の発生後における合併市町村の実情に鑑み、合併市町村が市町村建設計画に基づいて行う公共的施設の整備事業等に要する経費に充てるための地方債を起こすことができる期間を延長するものであります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 平成二十三年度において旧合併特例法第十一条の二第一項の規定により地方債を起こすことができる合併市町村に対する同項の規定の適用に……
○川端国務大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。 被災地以外の合併市町村におきましても、およそ三つの背景がありまして、要するに、津波被害あるいは地震被害、震災時の被害想定を、そういう可能性のあるところは、まず見直しをしなければならないという必要があるところがありまして、そのときには、建設予定地の再検討等で合併特例債の活用事業そのものを、震災あるいは津波等々に備えて見直しをしなければならない部分が起こってくるというのが一つのケースです。これは事業そのものであります。 それから、東日本大震災を踏まえまして、改めてその市、町も含めた防災計画を見直している中で、防災関連事業をやはり早……
○川端国務大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。 御指摘のように、選任率は、平成二十三年三月三十一日現在で、統括防火管理者が六六・〇%、統括防災管理者が六〇・一%でございます。 今の制度は、消防法の施行規則において統括防火管理者と防災管理者の選任を規定されている、いわゆる規則で決められているということでありますし、役割とか権限がはっきりと明確になっていない。どういう役割と権限があってということと、その法的根拠がないという状況でございます。と同時に、雑居ビルなんかはその典型でありますが、やはりテナントが頻繁にかわるという状況もあったんだというふうに思います。 そういう意味で、……
○川端国務大臣 私も報道ベースでは承知をしております。ただ、東京都の区の世界でありますので、総務省として何か聞き取りをしたとかいうことには至っておりませんが、この問題は、どこでどうするのが適切なのかはわかりません。私、今のところちょっとお答えできませんが、自衛隊の皆さんが東日本大震災も含めて、災害緊急時を含めてまさに命がけで大変な困難の中で活動していただいて、国民全体として感謝をし、評価をしている。そして、今後もこういう活動、地域を守る、まさに生命と財産を守るという活動に対して、どうしてもやっていただかなければならないという位置づけで私たちは取り組んでまいりました。 そういう部分からいうと、……
○川端国務大臣 おはようございます。 経過を含めて正確に検証していただき、また背景も分析していただき、ありがとうございます。大体そのような経過をたどりました。 二十二年の一月に総務省に地方行財政検討会議というのをつくりまして、総務大臣が議長、政務三役、有識者等を委員として、地方制度全般について幅広く議論を行う、スピード感を持って、いわゆる政治主導でやっていこうということであります。 この会議で、平成二十三年一月に、「地方自治法抜本改正についての考え方(平成二十二年)」というのが示されました。総務省としては、その中で速やかに制度化を図るとされた事項について、案として取りまとめをさせていただ……
○川端国務大臣 おはようございます。 この前、そういう観点も御答弁を申し上げました。現行の定例会、臨時会の課題ということを整理させていただきますと、一つは、議会の審議が一定期間に集中しているということで、ほかに職を持っている住民が参画しにくい状況、あるいは議会が多様な幅広い住民の意見を反映できているということにおいては、やはりもう少し改善の余地があるのではないかという論点が一つ。 それから、閉会中に重要な議案を長が専決処分しているものがありまして、議会のチェック機能が必ずしも十分に働いていないのではないか。 それから、現行の限られた会期日数では、十分な審議時間や議員間の討議、議会からの条……
○川端国務大臣 地域主権推進を担当する内閣府特命担当大臣、地域活性化担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 地域主権改革の推進は、国と地方のあり方を根本的に転換し、地域のことは地域に住む住民が責任を持って決められるようにするための改革であり、引き続き改革の実現に向けて取り組んでまいります。 補助金等の一括交付金化については、平成二十三年度に創設した地域自主戦略交付金について、平成二十四年度は、都道府県分のメニューの拡大、政令指定都市分の導入により、その拡充を図ることとしております。 出先機関の原則廃止については、閣議決定であるアクション・プランに沿って、広域的実施体制の整備を初めとす……
○川端国務大臣 東日本大震災という千年に一度という大災害、あるいは台風による災害も大変大きな規模でありました。こういう場合において、国あるいは地方自治体、民間を問わずに、いわゆる実動部隊としての自衛隊、警察、消防、電力、ガス等も含めて、こういうものを有する部隊が全国から連携して、その能力を最大に発揮して対応したということはそのとおりだというふうに思います。そういう中で、地方整備局や経済産業局等が国の出先機関としての役割をしっかり果たされたことは事実だというふうに思います。 ただ、この決議文全体のことであえて申し上げれば、この権限、機能、能力が最大限発揮されたということは本当にそのとおりだと思……
○川端国務大臣 委員長、理事、委員の皆さんの御配慮で時間を調整していただきましたことをお礼申し上げたいと思います。ありがとうございます。 時間の制約があるので、多少早口になることをお許しください。 地域再生法の一部を改正する法律案及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案の二法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 初めに、地域再生法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 地域再生は、地域の知恵を生かした自主的、自立的な取り組みを国が支援することにより、我が国の活力の源泉である地域の活力を再生しようとするものであります。……
○川端国務大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。 冒頭、総論的に、いろいろな仕組みで地域が元気になるようにということで施策をやってこられたという中で、やはり今までの経験の中で一番大事なことは、地域地域の実情が基本的にはいろいろニーズが違うということ。そして、その部分でいったら、きめ細かく、地道であるけれども、そこの元気が出るように、そして、みずからその人たちがこうやりたいということをサポートするということを地道に丁寧にやるというのが一つの大きな大事なことだろう。それからもう一つは、国全体の大きな課題があるという部分を解決していくという方向性を持って一緒にやっていきたい、こんな理……
○川端国務大臣 まず、昨年来、三党を中心とされまして協議を重ねていただいて、そして成案を得て、今回、議員立法で御審議いただく段階まで来ました。各般の御努力に改めて感謝を申し上げたいというふうに思っております。 今回の法律の提出によりまして、将来の経営形態がはっきり形づけられると同時に、従来言われていました過度の分社化による経営の弊害、ロス、あるいは、利用者の利便性の低下等々が大きく解消されるものと期待をしております。 この法律が、御審議の上、成立させていただけるならば、日本郵政グループとしては、今社長からお話ありましたように、新たな枠組みのもとで、経営陣が将来の経営方針を定めて、従業員に対……
○川端国務大臣 今回の事案で、防衛省において調査をされて、国会にも報告されていることは承知しておりますが、その中でも、本件の個人情報の利用目的等についてはまだ調査中と聞いておりますので、行政機関個人情報保護法に抵触するか否かについては答弁は差し控えさせていただきますが、一般論として、法の解釈を申し上げますと、行政機関個人情報保護法第三条第一項においては、行政機関が個人情報を保有するに当たっては、所掌事務遂行に必要な範囲で、利用目的をできる限り特定しなければならないと定められております。また、同条二項において、「行政機関は、」「特定された利用の目的の達成に必要な範囲を超えて、個人情報を保有しては……
○川端国務大臣 まず、答弁に当たりまして、総務省としては、個別の案件について具体的な事実関係を承知する立場にはございませんので、個々の具体に関してお答えできないことは御理解いただきたいと思いますが、一般論で申し上げまして、先生がおっしゃいましたように、選挙運動というのは、特定の選挙で、特定の候補者の、基本的には当選を得させるために投票を依頼するという三要件が選挙運動であるというふうに、これは昭和五十二年二月二十四日の最高裁判決で一般論として言われているところであります。 また、選挙運動のために使用する文書図画は、公職選挙法第百四十二条の規定により、選挙運動のために配布することができる文書図画……
○川端国務大臣 お答えいたします。
大変重要な課題であり、しかも時間的にも早いことが望まれていることでありますので、今おっしゃった関係大臣、いろいろな形で積極的に調整をしてまいりたいというふうに思います。
【次の発言】 より効率的で無駄のない仕組みをつくるということの切り口は、大変大事な視点だというふうに思います。それぞれの役割もありますけれども、地域医療計画の中で、そういう視点でも改めてしっかりと議論をさせていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 お答えをいたします。
民主党政権、この国の形として、地方、地域、できるだけ住民の暮らしの身近なことは身近な行政がしっかりときめ細かく……
○川端国務大臣 幾つか御質問があったんですが、御説明申し上げなければいけません。 今の委員長の部分は、被用者年金一元化法の中で、そういう追加費用も、一円も払っていない恩給という制度は、やはり受給者の負担の公平性ということで、下げようという法律で一旦下げることになったんですが、廃案になりましたので、もとに戻ったということでの費用です。 それで、追加費用は、先ほどありましたけれども、昭和三十七年より前の人は恩給でした。ですから、一円も払わずに恩給をもらっていた。だから、三十七年までにおやめになった方はそのまま恩給法で恩給をもらっておられますが、三十七年より前に役人になられたけれども、それより後……
○川端国務大臣 お答えいたします。 自治体の裁量権をできるだけ拡大して、地域住民にきめ細かく、ニーズに合った行政を行えるようにというのが、私たちの地域主権改革の一番の肝であります。地方にできるだけ分権を進めようという考え方自体は、ずっと自公政権のときからありました。ところがなかなか進まなかった。 そういう中で、やはり、これはどういう仕組みで物事を決めていくのかということが一番大事だろうということで、総理をトップにして、関係閣僚の構成による地域主権戦略会議を司令塔とした仕組みをつくった。ここで大きな方向を決める。そして、そこの改革の推進に向けて具体的な指示を出しました。 これを受けて、地域……
○川端国務大臣 御質問ありがとうございます。 民主党政権というのは、地方が自由に使えるお金をふやして、地方団体がその地域に密着したきめ細かい行政ができるようにということを、大きな国の根幹の政策として取り組んでまいりました。 グラフでお示しいただいたように、いろいろな形で非常に減ってきた部分をカバーしてきたということで、今回、地方財政計画を立てるに関しては、今も表で御指摘をいただきましたけれども、一般財源の総額を確保すると同時に、とりわけ、今、知事のお話がありましたけれども、いわゆる地方交付税の額は何としても前年、二十三年度に比べて増額させたいということが大きな目標でありまして、この部分で一……
○川端国務大臣 総務大臣と同時に地域主権の担当大臣ということもありますが、両方の側から見たときに、先ほど来答弁いたしましたように、基本的には、国のいろいろな仕組み、あるいは制度、仕組みを見直して新しくしていくというのは、それぞれの省が責任を持ってやるのが基本だと思います。 ただ、先ほどお話ししました郵政の問題あるいは地域主権、国家公務員制度とかいうのは、やはり他省と相当一緒に調整しないとうまくいかないということで今のようなものができているという背景は御理解いただけると思うんですが、確かに、設置されるとずっと残るという傾向があることは事実であります。御指摘のように、やはりその役目が終わったら終……
○川端国務大臣 お答えいたします。地域主権としてお答えさせていただきます。 地方でできることはできるだけ地方でする、補完性の原則ということで、国の地方の出先機関も、可能な部分は地方でやっていただいた方がいいのではないかという議論は、おっしゃるとおり、ずっと各党共通の部分の議論であり、政権交代前の政権も含めていろいろ議論がされてきたことは御案内のとおりであります。 それをより具体化していこうということで、平成二十二年の十二月二十八日に、閣議決定でアクション・プランというのを決めさせていただきました。これはまさに、地方のことは地方でということを、原則的に考えれば、出先機関を移してほしいと言うか……
○川端国務大臣 はい。 もう委員御指摘のとおり、新成長戦略の中で十一の環境未来都市選定をさせていただきましたが、その中で六つ被災地を選びました。 御指摘のとおり、少子高齢化対応と環境対応を先取りするということでやらせていただきました。先端的な技術を複合的に用いる等の先導的な取り組みについてはモデル事業として支援を実施するということで、関係省庁とも緊密に連携をしていきたいし、今お触れいただきました、きょうちょうど国際フォーラムをやらせていただきますが、まさに先ほどの、冒頭にありましたように、もとに戻すじゃなくて、先進的な取り組みをこの事業によってしっかりとやっていきたいというふうに思っており……
○川端国務大臣 済みません、承知をしておりません。
【次の発言】 自衛隊要請して出動されたことは知っておりますけれども、今の経過は承知をしておりませんので、総務省の大臣の立場でどうかはちょっとよくわからない部分があるんですけれども、地方自治体が災害要請するということの部分が迅速にできないといけないことは、私の所管としても、防災担当の消防も含めたそういう部分でも重大な問題であると思いますので、事実関係はよく調べさせていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 地域主権で、身近なことでできることはできるだけ地域でという理念のもとにいろいろな議論をしております。その中で、ちょっと私も、今御指摘……
○川端国務大臣 お答えいたします。 まずは、御質問いただいてありがとうございます。 御指摘の総合特区制度は、国際競争力の強化と地域の活性化のための包括的、先駆的なチャレンジに対して、規制の特例措置にとどまらず、税制、財政、金融措置も加えて総合的に支援をしようとするものでございまして、昨年十二月に取りまとめた日本再生の基本戦略においても、総合特区の活用が当面重点的に取り組む施策として位置づけられておりまして、現下の厳しい経済状況において、円高に伴う国内産業の空洞化対策、デフレ対策として、総合特区に対して各地域から大変強い期待が寄せられました。 昨年十二月に、全国三十三カ所、総合特区を指定さ……
○川端国務大臣 お答えいたします。 通常の火災は、言われたように消防本部が対応する、あるいはもう少し大きいのだと応援協定を結んでいるところで対応するんですが、きょうの御議論は、首都直下型地震ということだと思います。 これに対して、東海地震、それから東南海、南海、このような大規模の部分に関しましては、被害想定をいたしまして、それに対して、いわゆる都道府県域を越えて出動する緊急消防援助隊の円滑な部隊運用のためにアクションプランをつくっております。 応援が必要とされているのが埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県に対して、被災状況に応じて段階を分けまして、被災都県を除き全国から応援部隊が投入されて……
○川端国務大臣 お答えいたします。 委員御指摘のように、消防庁で調査を始めましてから、いわゆる地方公共団体が所有または管理している防災拠点となる公共施設等の耐震化率というのは、調査開始の十三年度の四八・九が、平成二十二年度末調査で、東北の岩手、宮城、福島を除くでありますが、七五・七と着実には伸びておりますが、ばらつきがあることは事実でございます。 そういう中で、今までから、地方債としての起債充当率が九〇%、交付税措置率を二分の一という財政支援を行ってきましたけれども、地震による倒壊の危険性が高い庁舎及び避難所については、平成二十一年度から支援措置を拡充して、交付税率二分の一を三分の二という……
○川端国務大臣 御指摘のとおり、現在、この四月から七・八%公務員給与カットということで、これは大変厳しいお願いを、議員立法でありますが、することになりました。厳しい財政状況と東日本大震災の復興の財源に充てるということで、二年間の限定であります。 そういう意味で、今、国会に国家公務員関連四法案、本会議で趣旨説明、質疑が終わってという段階でありますけれども、これが通らないということになりますと、あってはならないと思いますけれども、現行のままということになって期限切れを迎える。 そうしますと、そのときには、労働基本権は引き続き制約されているということになりますので、人事院勧告制度を尊重するという……
○川端副議長 一言御挨拶申し上げます。 先ほどの本会議におきまして、皆様方の御推挙を賜り、副議長に就任をいたしました。まことに重責でございますが、光栄に存じております。 町村議長を補佐しながら、一体となって、円満な、そして公正な議会運営に努めてまいりたいと思いますので、ぜひ御指導を賜りますように、よろしくお願い申し上げたいと思います。 林委員長初め各会派の理事、委員の皆さん方に御協力と御指導をよろしくお願い申し上げて、簡単でございますけれども、一言御挨拶とさせていただきたいと思います。 よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
○川端分科員 どうも御苦労さんでございます。よろしくお願いします。 本格的な春になってまいりました。季節的にちょうど今卒業シーズンということで、あちこち卒業式の季節ですが、来週あるいは四月になりますと、社会人一年生ということで世の中に、実社会に巣立つ人が数多く出てくるわけです。 昨今の、特にことしの就職状況なんかを見ますと、いわゆる雇用機会均等法が施行されたというふうな影響がいろいろな面で非常に出ている、効果としてもあらわれているということで、やはりそういう男女雇用機会均等というふうな考え方というものが浸透してきたなというふうに思いますし、きょうも女性の方、来ていただきまして非常にうれしい……
○川端分科員 限られた時間ですので、繊維問題について御質問を申し上げたいと思います。 御承知のように、日本の繊維産業というのは、明治以来日本の基幹的な産業として日本の経済発展、国力の増強のために重大な使命を果たし、しかもそれは、輸出立国というふうな観点の中で、輸出産業として重要な位置を占めてきたというふうに認識をしているわけですけれども、特に昨今の円高でそういう環境が非常に変わってきている。そういう意味で、繊維輸出国であるというふうに位置づけられてきた繊維産業のそのポジションがどうも変わってきているんじゃないかというふうに思いますし、その実態があらわれてきているように思います。いろいろな業界……
○川端委員 公述人の皆さんには大変御苦労さんでございます。よろしくお願いします。 吉田先生にお伺いをさせていただきますが、先生が総論でお述べになりました日本の現状、「豊かな発展途上国」、まさに言い得て妙な言葉であるというふうに思いました。そういう中で、御指 摘のように、いわゆる政策に関してグランドデザインに欠けるんではないか、本当にそうだというふうに思います。そういう意味でぜひとも御意見を賜りたい、お知恵を拝借したいということで、特に冒頭に政策課題として御指摘になりましたいわゆる高齢化対策についてでありますが、これは日本が近々直面する非常に大きな問題であるということは御指摘のとおりだと思いま……
○川端小委員 我が党も、伏木委員が今お述べになったと大体同じような感じで申し上げてまいりました。 現行の中選挙区制度においてもいろいろな問題があることは事実である。しかし、違憲状態の一票の格差を是正するということが喫緊の課題であるという中で、国会決議においてもそういう決議を全党一致でしているということで、選挙制度を理想的な形に改革をしていくには、やはり民主主義の中では手順というものを踏んでいくべきである。したがって、第一段階としては、現行中選挙区における国会決議にもあるような一票の格差を是正する中での抜本是正を行う、そういう中で、将来のあるべきものの議論をしていくべきであるという主張をかねが……
○川端分科員 大臣、御苦労さまです。よろしくお願いいたします。 四月六日に日米構造協議の中間報告がされました。国民、そして世界も注目をしていた中身だというふうに思いますが、この件は、予算委員会総括、集中審議含めて各方面で議論をされてまいりました。そういう中でも明らかになってきたことでもありますし、また、総理も御答弁をされておりますけれども、この報告の内容というものは、大きく言えば二つの中身というか側面を持っているんじゃないか。 一つは、日本がこれから国際社会の中の一員として応分の責任を果たし、なおかつ摩擦を避け、孤立しないためにやっていかなければいけない課題である。同時に、観点を変えて見れ……
○川端分科員 大臣、御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 四月の六日に日米構造協議の中間報告がまとめられまして発表されました。いろいろと国会でも議論のあったところでありますし、これからも議論をしていかなければならない問題だというふうに思いますが、全体的な考え方として構造協議の意味というのですか、そういう中で、一つは日本がこれから国際社会の中で孤立をしないために、国際的な部分の経済摩擦を避けて協調していくためにどうしてもやっていかなければならないという観点と、同時にそのほとんどのことは、あるいはすべてかもしれませんが、そういう課題は実は国民生活にとっても非常に大事な問題である、国……
○川端分科員 大臣、よろしくお願いいたします。 四月の六日に日米構造協議の中間報告がまとめられまして、いよいよ七月の最終報告に向けて、というよりも、これからの日本のあり方にかかわる重大な一つの節目を越したということ、スタートについたということだと思います。 構造協議に関しましては、当予算委員会も集中審議を含めましていろいろな角度から議論がされてまいりましたけれども、私はその中で共通している観点、これは総理もおっしゃっていることでございますが、日米構造協議で提起をされたいろいろな課題というものは、すべて、一つの側面としては、日本が国際社会の中で貿易摩擦などを起こさずに、孤立をせずに健全に発展……
○川端分科員 長官、どうもご苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 非常に日本は豊かな国になったということで、世界の中でも非常にいい国だというふうによく言われるわけですけれども、実際にその豊かさというものを見ていきますと、いろいろな問題で、中にはそう世界に自慢できないこともたくさんある。そういう中の一つに部落差別の問題というのがいまだにあるということでございますが、やはり世界に誇れる国にしていくという部分でこの人権の問題、とりわけこういう差別の問題というのを本当に根絶しなければいけない。そういうふうに国民ひとしく思っているはずなんですけれども現実にはそうではないという部分であります……
○川端委員 公述人の皆さん方、大変お忙しいところ大変御苦労さんでございます。また、貴重な御意見ありがとうございます。 時間が非常に限られておりますので早速質問に入らしていただきたいと思いますが、まず吉田先生にお伺い申し上げたいのですが、先ほどのお話を伺っておりまして、私たち民社党がかねがね持っておりますいわゆる国際観、それからそれに基づく政策等、基本的な認識においてまさに軌を一にする御意見でございまして、非常に意を強くしたところでございます。 まず初めに、お述べになりましたように、今歴史を振り返ったときに、日本のこういう国際的な変化の中での行動が本当にこれで許されるんだろうか。国連結成後初……
○川端分科員 皆さん御苦労さまでございます。 きょうは、公正取引委員会の仕事についてお伺いしたいのですが、その前に前段として、政府の基本的な考え方ということで労働省にお伺いしたいのです。 先般の総理の所信表明の演説の中にも、「生活大国」という言葉が出てまいりました。私たち民社党はかねてより、中身は同じだと思いますが、生活先進国ということを実現しようと主張してきておるわけですが、その中のいわゆる一番大きな柱として大事なことは労働時間の短縮ではないか。労働時間が欧米諸国に比べてかなり長いというのは、ゆとり、豊かさを求めるということにおいて一番先に解決をしなければいけないことだ。そして同時に、こ……
○川端委員 今回、この福祉用具に係る技術の向上に資するものに対する助成業務というのが、いわゆるNEDOの業務として追加をされるということになりました。 初めにそのことについてお尋ねをしたいのですが、先般NEDOに対して、石油代替エネルギー技術の導入促進業務あるいは海外における石油代替エネルギー技術等の導入促進業務、それからエネルギー使用の合理化関連技術の導入促進業務などが追加をされまして、そして今回新たに、今申し上げた福祉用具に係る技術の向上に資するものに対する助成業務というものが加わることになります。 この最近の一連の中で、国内的、国際的に非常に重要な業務がNEDOに追加をされるというこ……
○川端委員 公述人の皆さん方、長時間大変御苦労さまでございます。また、いろいろと貴重な御意見を賜りまして、心からお礼を申し上げたいと思います。 この委員会は、国民の大変な政治不信を解消し、まともな政治に変えるというために設置をされ、およそ百時間になんなんとする議論を重ねてまいりました。そういう中で、圧倒的な多数の委員の、そしてこの委員会の意思としては、何としてもこの国会で各法案を、選挙制度そして腐敗防止、公的助成含めて全部一括で成立させよう、必ずこの国会で結論を出して成立させよう、こういうことで現在に至っております。そして、きょうの公述人の皆さんの御意見も参考にしながらということでありますが……
○川端分科員 民社党の川端です。大臣、よろしくお願いいたします。 私は、生糸に対する価格安定制度並びに一元輸入制度につきまして質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 現在、絹織物業界という業界、産業を見ますときに、養蚕農家の保護のために生糸一元輸入制度というものが行われております。絹織物業界としては、使用する生糸は、手当てが数において、そして価格において規制をされているという状況にあります。実態といたしまして、この絹織物業界、それから養蚕農家がどういう状況にあるかということは重々御承知だと思いますが、制度が実施された以降、昭和四十九年に、生糸のいわゆる輸入というのは十万……
○川端委員 公述人の皆さん、大変御苦労さんでございます。民社党の川端達夫でございます。 十分ということで、私がお話をして公述人の皆さんにお答えしていただくと一人平均二分半ということでありますので、手短にお尋ねをさしていただきたいと思います。 国会でいろいろ議論している中で、地方政治、地方の部分にこの制度改革がどうかかわるかということを実はいろんな角度でこの場でも議論をしてまいりました。そういう中で、実態としてやっぱり一番よく御存じなのは皆さん方でございます。 そういう部分でお尋ねをさしていただきたいと思うんですが、先ほど来、そして国会の議論でも、無所属の方が非常に多いという中で、こういう……
○川端主査代理 これにて畠山健治郎君の質疑は終了いたしました。
次に、穀田恵二君。
【次の発言】 これにて穀田恵二君の質疑は終了いたしました。
次に、栗原博久君。
〔川端主査代理退席、細川(律)主査代理
着席〕
○川端分科員 委員長、よろしくお願いします。大臣、よろしくお願いします。 私は、きょうの各紙に報道されております、特に日経は一面トップで、「厚年基金に初の財政支援」ということの報道で、連合会が紡績業基金に十億円を出すという報道がされております。この厚生年金基金制度についてお尋ねをしたいと思います。 この制度は、御案内のとおり、昭和四十一年にスタートをして随分たつのですが、やはり時代が随分変わった。今のいろいろな国政の中で問題になっているものというのは、二十年、三十年たってきたという中で、立っている時代が全く変わってしまったというところにその端を発しているその一つだと思うのです。 この厚年……
○川端分科員 大臣、どうぞよろしくお願いします。新進党の川端達夫でございます。 本題に入ります前に、どうしても大臣に御所見を賜りたい。それは、今、国会で最重点課題として議論されている、住専に対する税金六千八百五十億円を投入するという問題であります。 内閣を構成される一員として責任ある立場におられるわけでございますが、マスコミ等々を通じても、一部の報道では、国民の九割までが納得できないというふうな報道もされております。私も、月、火、水と多くの仲間と署名活動等々をしました。銀座で署名活動をしていますと、いろいろな署名活動を私もやってきましたけれども、列をなして、順番を待って、私も書かせてくれと……
○川端委員 民主党の川端達夫です。 参考人の皆さん方、きょうは、大変お忙しいところ、貴重な御意見をお述べいただいて、ありがとうございます。 初めに、四人の皆さんにお尋ねをしたいんですけれども、自動車を廃棄したときの処理をどうしていくかという大きな国民的課題に今回法案が提出されたわけですが、それぞれのお立場での御意見の中でも、全部なのか一部なのかは御意見の差があったと思うんですけれども、ユーザーが何らかの負担をしなければならない、こういうことにおいては共通をしていたと思うんです。 そこで、実は、ユーザーにとって自動車を持つことによる負担というのは、他国と比べて過剰な負担を税の部分においてし……
○川端分科員 大臣、副大臣、政務官、よろしくお願いいたします。民主党の川端です。 今も大臣の方から、農業の役割、使命というものを大所からお述べいただきました。改めて、初め伺おうかと思ったんですが、概略をお述べいただきました。食料・農業・農村基本法の中でも、基本的な理念として、今大臣もお述べになりましたように、いわゆる食料の安定かつ安全な供給、可能であれば安価にということと、それから農業の有する多面的機能、農村地域も含めて。それから、いわゆる国土保全、環境保全、これは多面的機能になるのかと思います。ということで、ずっと農政がやられてきたことは承知をいたしておりますし、今もそういうことをお述べに……
○川端分科員 民主党の川端です。 大臣、副大臣、よろしくお願いいたします。 私は、今回は、いわゆる地図混乱解消に向けてという政府の取り組みについてお尋ねをさせていただきたいと思います。 総理は、この常会における施政方針演説の中で、「土地の境界や権利関係を示す地籍の調査を集中的に推進してまいります。」とお述べになりました。今まで私の記憶では、こういうことに関してお述べになったのは、私の経験では初めてでございました。 それを受けてだと思いますが、大臣の所信の中に、「登記所備えつけ地図の全国的な整備や」云々というのがありまして、「多方面にわたる法務行政上の諸課題に積極的に取り組んでまいります……
○川端分科員 民主党の川端です。大臣、副大臣、よろしくお願い申し上げたいと思います。 教育は、申すまでもなく、国の将来の命運を左右する根幹の大事業でございます。その部分に大臣、副大臣、以下文科省の皆さん、御担当いただいている責任は大変重いと思いますし、期待も大きいと思いますので、ぜひとも御健闘を期待いたしたいと思っております。 そこで、最近、子供に関しまして、いわゆる学校の安全、予算委員会でもいろいろ議論になりましたが、学校の安全あるいは学力の水準、そして家庭の問題等々、最近の子供を取り巻く状況というのにいろいろな問題が提起をされているということは、御案内のとおりでございます。 そういう……
○川端小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成二十年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。
まず、長尾図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 ありがとうございました。
これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成二十年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会におい……
○川端小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成二十一年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、長尾図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成二十一年度国立国会図書館予算概算要求の件につきましては、これまで御協議いただきました方針に基づいて処理することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、図書館の行事についての報告のため、長尾図書館長より発言を求められておりま……
○川端国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、会計検査院の検査の結果を踏まえ、電子政府評価委員会において停止等見直しを図るべきシステムの範囲の検討、取りまとめを行い、それを受けて該当府省において適切な措置が講じられたところであります。 今後は、新たな情報通信技術戦略において示された考え方を踏まえた上で、費用対効果等を検討し、必要な施策の推進に努めてまいる所存でございます。
○川端国務大臣 平成二十年度文部科学省主管の一般会計歳入決算並びに文部科学省所管の一般会計歳出決算及びエネルギー対策特別会計歳出決算の概要を御説明申し上げます。 まず、文部科学省主管の一般会計の歳入決算につきましては、歳入予算額百六十億九千三百二十六万円余に対しまして、収納済み歳入額は二百四十一億一千二百万円余であり、差し引き八十億一千八百七十三万円余の増加となっております。 次に、文部科学省所管の一般会計の歳出決算につきましては、歳出予算額五兆五千六百七十五億一千二百八十五万円余、前年度からの繰越額二千八百三十億八千七百二十万円余を合わせた歳出予算現額五兆八千五百六億六万円余に対しまして……
○川端国務大臣 おはようございます。 御指摘のように、GXロケットの開発ということに対する評価は、当初は、平成十五年に合意された計画での官民の役割分担を前提にしますと、エンジンのみということで、国が担当するLNGエンジンのみについて評価が行われてきました。しかしながら、平成十九年に、民間の方から、諸般の事情で国がGXロケット全体の開発を担ってほしいという要望が出されたことから、その後は、GXロケット全体を国が開発する場合の評価が改めて行われてきたという経過がございます。 おのおのの評価においては、官民の役割分担を前提とした評価においては、技術的な成立性やLNGエンジンの開発着手の是非につい……
○川端国務大臣 御質問ありがとうございます。 火山は、一度起こると、災害はもちろん、大変な、甚大な被害をもたらすと同時に、先般起こりましたようなアイスランドの場合ですと飛行機が飛ばないとか、国際的にも国際活動がとまってしまう、あるいは地球温暖化の問題に対しても非常に大きな影響を与えているということでありまして、この部分に関しての世界的な技術研究等々行われている中で、先生も熱心に取り組んでいただいて、日本が非常に脆弱な部分をしっかりしろということは、我々としては、こういうことを取り上げていただくことは大変ありがたく思います。 御指摘のように、日本で活火山というのは、おおむね一万年以内に噴火し……
○川端国務大臣 主査、委員の皆さん、よろしくお願いいたします。 平成二十二年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 平成二十二年度予算の編成に当たっては、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化の振興についての施策を総合的に展開するため、文部科学予算の確保に努めてきたところであります。 文部科学省所管の一般会計予算額は五兆五千九百二十六億円、エネルギー対策特別会計は一千四百十二億円となっております。 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 なお、詳細の説明につきましては、お手元に配付しております資料のとおりでありますが、時間の関係もございますので、主……
○川端国務大臣 お答えいたします。 先生自身も、教育の現場で理事長もお務めになって、そういう実態も含めて、あるいは教育に対して大変な思いを込めてお話しされていることは本当に伝わってまいります。 そういう中で、御案内のとおり、大学設置の基準等々に関しては、教育の内容とそれから経営上の観点から厳しい条件がついていることも御案内のとおりです。これは、そこで学ぶ子供たちが安心してしっかりと学べる環境を責任を持って保障するという視点であることも御承知だと思います。 そういう中で、仕組みとして、文部科学省が定期的にいろいろ報告をいただいた中でチェックをして、これは問題があるのではないかという事象が出……
○川端国務大臣 大変含蓄のあるお話と御質問、ありがとうございます。 基本的に、資源のない、狭い国土、人口の少ない日本が世界の中でどういうふうに貢献していくのかも含めて、日本人たるものはどうあるべきかというのは教育の根幹にかかわると思うんですが、私は、一番大きく言えば、どの国に限らず、人間として生まれたわけですから、人間が人間らしく一生を充実して全うできる、その根本をしっかりと身につけてもらうというのが教育の一番原点だと思います。 そういう中で、世界に貢献する知恵を持ち、人間らしくというのが、ありきたりの言葉で言えば教育の根幹にあるんだと思うんですが、大きな教育の目的として言えば、別に自公政……
○川端国務大臣 御質問ありがとうございます。 実は、同様の御質問を沖縄の方からいろいろ伺っておりますので、聞いていただいて大変ありがたいと思います。はっきりと説明させていただきたいと思います。 新たな振興特別措置法では、沖縄の自主性をより尊重したいとかねてからの御要望でございましたので、今までの沖縄振興計画では策定主体が国でありましたけれども、これを、計画の策定主体は県に変更いたしました。これによって県で自主的につくっていただくことになりました。 これで、沖縄振興計画への国の関与については、振興計画に基づく事業について法に基づく国の財政上の特別措置が講じられる、要するに財政措置をとるわけ……
○川端国務大臣 よろしくお願いいたします。 平成二十四年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。 本予算案につきましては、東日本大震災からの早期復興に向け、被災団体が復旧復興活動に全力で取り組むことができるようにするとともに、地域の自主性、自立性を高めるための改革や、ICTによる日本再生、さらには国民の命を守る消防防災行政などについて、重点的に推進するとの考え方に基づき、取りまとめたものであります。 一般会計の予算額は、十七兆四千五百二十六億円であります。 以下、事項等の説明につきましては、委員各位のお許しを得まして、これを省略させていただきたいと存じます。 ……
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