このページでは平田米男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。平田米男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○平田(米)委員 まず、稲本先生にお伺いをさせていただきたいのです。 土地所有観念の見直しということでお話がございました。日本も明治に所有権概念を民法の中で明確に打ち立てるまでは、土地に対しましてはいろいろな権利が錯綜してきたわけでございまして、近代国家を形成する中で、所有権概念というものを欧米の考え方を取り入れてつくったと言われているわけでございますが、それが先生の御指摘によりますと、西欧諸国の土地所有権概念とは大分かけ離れてしまっているのだ、このような御指摘があったわけでございますが、そのようになってしまった歴史的背景または社会的背景、また西欧諸国がそのような土地所有権概念を持ってこられ……
○平田(米)委員 私は、まず建設省にお伺いしたいのですが、昨年度名古屋市では公営住宅の用地を全く取得することができなかったそうでありますけれども、東京、大阪、名古屋、こういう三大都市において公営住宅用地の取得状況、この五年間でどのようになっておるのでしょうか。
【次の発言】 伸び悩んでいるというふうに抽象的にお答えになったのですが、具体的に数字は出てないのでしょうか。具体的数字が出ておればお答えをいただきたいのです。
【次の発言】 先ほども北側委員が、土地対策については情報の欠如ということを指摘をされておいでになったわけでありますけれども、こういう住宅用地の取得の状況も、担当官庁がきちっととら……
○平田(米)委員 まず先に長官にお伺いしたいのですが、きょう私が持ってまいりましたのは新聞に入っております折り込み広告でございますけれども、これは横浜のマンションの広告なのでございます。 大体毎日同じようなのが入っておるわけでございますけれども、「資産価値の高い横浜で資産運用。」こういう表題でつくられたチラシでございますが、中身をよく見ますと、「首都圏の地価が高騰の兆しを見せ始め、東京都内の地価は再び高騰傾向にあります。」「さらに価格上昇の傾向にあります。」こう言っておるわけであります。そして、マンションもこの五年間で坪単価は三倍強の上昇率になっておる、不動産投資の高い収益性を物語っておる、……
○平田(米)委員 まず私は、簡易裁判所の裁判官の増員と職員の増員につきまして、簡単にお伺いをしたいと思います。余り時間がございませんので、要点を的確にお答えをしていただきたいと思います。 今回の増員につきましては、民事訴訟事件の充実強化ということをうたっておいでになるわけでございますけれども、参考資料の9、二十四ページによりますと、民事新受件数が昭和六十一年から六十三年にかけては減少をいたしております。新受件数が六十一年から六十三年にかけて減少しているにもかかわらず簡易裁判所の裁判官を増員するというのは、昭和五十三年と比べますと昭和六十三年は新受件数が倍増している、こういう状況を踏まえてのこ……
○平田(米)委員 公明党の平田米男でございます。 社会党の仙谷委員も計算書類の公開の問題を取り上げられまして、私も主にこの点についてお伺いをしたいわけでございますが、重複をする点があるかと思いますが、私は公明党のスタンスでお伺いをしたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。 今回、計算書類の商業登記所における公開の制度というものが結局は改正案について導入をされなかったわけでありますけれども、法制審議会がこの公開制度を導入をしよう、そのように決定をされました理由といいますか根拠、そういう点からまず御説明いただきたいのですが。
○平田(米)委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、賛成の討論を行います。 簡単に、簡潔に申し上げたいと思いますが、今回の商法等の改正は、十全なものと評価することは到底できないといたしましても、現実に対応した法の整備、会社債権者保護、会社の資金調達方法の合理化などの点で、現行法に比べ一歩前進であると認められるわけでございます。 主要な点を挙げますと、第一に、発起設立における払い込み等についての検査役の調査を不要といたし、また、少額な現物出資及び財産引き受けに関する検査役の調査も不要としたことは、制度として規定されながら発起設立や現物出資等が行われてこなかった原因を解消するもので、法……
○平田(米)委員 まず、最高裁の方にお伺いをしたいと思います。
今月の七日に長官・所長会同が行われたそうでございますが、そこで草場最高裁長官が訓示を出されたわけでございますけれども、その骨子について、簡単で結構でございますので、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 たしかその中で、裁判官の生活にゆとりを持つようにということに触れられて、その点についてマスコミも大きく取り上げたという経緯があるかと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 裁判官の生活にゆとりを持つようにという御意見は、私も心から賛成をするわけでございます。私も弁護士として裁判官とおつき合いがございます。大部の……
○平田(米)委員 まず国土庁長官にお伺いをしたいのですが、本年六月二十二日の土地問題特別委員会で私が質問させていただいた件につきまして、その後の経過、対応をまずお伺いしたいのです。 長官も覚えていただいていると思いますが、その際にチラシ広告、これをお示しさせていただきまして感想をというふうにお伺いをしましたところ、この広告の内容は不当広告ではないか、何とかそういう広告を出さないように検討をしたい、このような御答弁をいただきました。これまで約六カ月経過をしておるわけでございますが、この問題に対しましてどのような対応をされましたのか、御説明をいただきたいと思います。
○平田(米)委員 まず、法務省の方にお伺いしたいと思います。 現在、五十年来の抜本改正ということで、借地・借家法の改正が懸案になっております。今国会でも審議に入っておるわけでございますが、新聞等でもいろいろ言われておりますし、いろいろな弁護士さんにもお話を伺うわけでございますけれども、今回の賃貸借の関係法令の改正の中身が国民に十分に知らされていなくて、どうも現行の賃貸借契約が大きく影響を受けるのではないか、このように不安の状態に多くの賃借り人の方々が置かれておりまして、中には、そういうものを奇貨として明け渡し等を強く求める大家さんとか地主さんあるいは不動産業者等がおられる、こういうようなお話……
○平田(米)委員 今回のスポーツ振興基金に関連しまして、十一月の三十日に報告書が出されておるわけでありますが、その中で我が国の競技水準の相対的低下の要因として、競技選手の体力、技術、戦術、そして精神力、この三つが外国選手に劣っていることを挙げられておるわけであります。ここで体力と言われておるのは競技選手の体力なわけでございますが、文部統計を拝見をいたしますと、最近の高校生の体力診断テスト、その結果が昭和六十年以降毎年低下をしておるわけであります。日本の青少年の体力の向上があって、そこの中で優秀な選手が出てくる、競技選手の体力の向上があるというふうに考えられるわけでございますが、そういう視点から……
○平田(米)委員 井上大臣が所信表明されました中で、第六にスポーツの振興についておっしゃっておいでになるわけでございますが、私、これに関連しまして、昨年十二月十八日の委員会でもスポーツ振興基金の設立に当たりまして質問をさせていただきました。その際に一つ問題になりましたのは、最近の青少年の体力がどんどん落ちているということでございまして、文部省からいただきました資料でも、男子は十歳、十六歳、十八歳、女子は十歳、十三歳、十六歳、十八歳、それぞれの年齢で体力診断テストの合計点を比較いたしましても、この十年間下がりに下がっておりまして、最低点を記録しております。こういう現実に対しまして、私は大変危険感……
○平田(米)委員 両参考人に貴重な御意見をちょうだいいたしましたことをまずお礼を申し上げたいと思います。 まず、阿部参考人にお伺いをさせていただきたいのですが、八五年にはコンピュータープログラムの保護の明確化をいたしました。また八六年にはデータベースの保護ということで、日本の著作権法はこれで大きく変わったのではないか、こういう御意見をおっしゃる方がおいでになるわけでございます。芸術性、技術性、機能性、こういう三本のいろいろな、著作権という形ではあるけれども、内容の相違するといいますか観点からもう一度著作権というのを考えていかなければならないということをおっしゃる学者の先生方もおいでになります……
○平田(米)委員 先生が一九八八年の「ウィル」でインタビューにお答えになっておられるのですが、「首都移転の問題を論じるとき、まず日本の二十世紀の首都機能と二十一世紀の首都機能とを分けて考える必要があるんじゃないかと思います。」「二十一世紀の新しい首都機能を創設するほうが重要なんです。北海道だったらどういう二十一世紀の首都機能を描くのか、関西ならどうか、九州ならどうかという論議を期待したい。」大変斬新なお考えではないかというふうに思うのですが、先生のお考えになるその二十世紀の首都機能と二十一世紀の首都機能、これほどのように違うといいますか、二十一世紀の首都機能というのはどういうふうに考えたらよろ……
○平田(米)委員 大臣は、就任以来大学の研究体制が非常に今立ちおくれているという観点から、幾つかの大学を視察されたというふうに伺っておりますが、どの程度御視察をいただいて、また視察をされた結果どのようなお考えを持たれたのか。まずその点、お伺いできればと思います。
【次の発言】 これまで大臣がされたことがないという視察を井上大臣がしていただいたというのは大変有意義ではないかというふうに私は感じてお伺いしておりました。また主計官も視察をされたということでございますが、現在の大学の、特に国立大学の研究体制がこのように荒廃をしたというとちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、非常に立ちおくれてしまった……
○平田(米)委員 ちょっとお伺いします。 地方分権が必要である、そのために首都の移転をする、全部は一遍に移転できないから徐々に移転をするとなると権限の配分ということを考えなければいけない、そこの過程の中で地方分権ということが考えられるのではないかという御趣旨がと承ったわけでございます。 その場合に、今道州制というような議論があちこちで出ておるわけでございますが、今の都道府県の体制はまさに明治以来のことでございまして、実情に合わない部分もあるということですが、私もそのように感じております。やはり地方分権の中で道州制というような議論をどのようにお考えなのか、また首都移転との関係性でとらえておい……
○平田(米)委員 お伺いをしたいと思います。 今地方分権のお話がございましたが、前々から道州制を御主張になっているというふうに理解をしておりまして、私も賛成でございます。 ただ、今の御説明では、東京一極集中の是正策という観点からのお話であると私は思いますが、それだけではなくて、日本の将来を見渡したときに日本の骨格をこれからどうつくっていくのかという、こういう観点からもお考えになっているのではないかなというふうに思うのです。今、ボーダーレスの時代、国際化とおっしゃいました。そういうことで、今までは国と国の競争というふうに理解していたわけでありますが、それがこれからは地域と地域、国境と関係なく……
○平田(米)委員 今お二人の方がお述べになったわけでございまして、それは、御意見はそれぞれの立場でおっしゃられたと思うのですが、本会議における趣旨説明及びそれに対する質疑討論というのは一体何のためにあるのかということを明確にしなくちゃいけないのではないかというふうに思います。小岩井先生は、国民に開かれた趣旨だというふうにおっしゃいました。浅野先生は、委員会の審議を充実させるためである、これは両方とも必要なわけでございまして、両方ともおっしゃっていることは間違っていないわけでございますが、しかし、結論が違うというのはいかがなものかというふうに思うのですね。ここが我々、ただ意見を言いっ放して自分た……
○平田(米)委員 きょうは午前中から、議論の中心といたしましては、都市計画の権限を市町村に与えようというスタンスでの御質問が大変多かったわけでございまして、大臣も基本的にそういうお考えである、こういうようなお話をされました。 豊かな生活というのは住宅から始まるということで、今政府もその対策を新たに考えようというお話でございますが、住宅というのは一軒だけで機能するものじゃありませんので、やはり町の中にあってこそ住宅でありますし、都市機能が充実してこそ立派な居住環境、または住宅というものが確保できるというふうに思うわけであります。自分の家は自分でつくるのが基本でございますが、もちろん公営の賃貸住……
○平田(米)委員 どうも御説明ありがとうございました。 私、何点かお伺いをさせていただきたいのですが、まず、この首都機能移転の目的でございますが、大変立派な理由が、必要性、目的が書いてあるわけでございますが、もう一つ日本国としての、あるいは日本国民に対しての夢といいますか理想、何か新しいものをつくるんだというそういうようなものとして、目標として首都の移転ということは考えられないものなのか。二十一世紀、どんな日本が来るんだろうかという、高齢化社会を迎えるということが言われておるわけでございますし、国際化というふうにも言われておりますが、それが首都を移転することによってもう少し具体的に国民に示す……
○平田(米)委員 大変有意義なお話をたくさんいただきまして、ありがとうございました。 若干、私の方から三点ないし四点お伺いをしたいと思いますが、これまでの議論は一極集中の問題解決のための国会移転という視点が非常に強調されてきたわけでございますが、私は、それも大事ではございますけれども、別の観点で国会移転あるいは首都機能移転というものを考えなければいけないと思っておるわけでございますが、今、ボーダーレスの時代と言われておりまして、国家の概念というものが非常に大きな変動を起こしている、これからどうなっていくのかというのは非常に見きわめが難しいわけであります。新しい国家観の上での首都というものをも……
○平田(米)委員 公明党の平田米男でございます。 大変貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。私の方からは三点ほどお伺いをしたいと思います。 私見の中で、遷都というのは、首都機能の移転というのは、東京一極集中の直接の解決にはならないけれども、その契機にはなり得るのではないかというお話がございました。確かに、懇談会で出ております案は人口六十万ということでございますので、三千万を超える首都圏の人口の中で六十万移しても微々たるものだということから考えますと、大して東京一極集中の解決にならないというふうに思います。しかし契機になるというお考え、私もそのように思うわけでございますけれども、契……
○平田(米)委員 まず長官にお伺いをしたいわけでございますが、長官は所信表明の中で、大都市圏を中心に地価の鎮静化傾向が強まっている、しかし大都市圏の地価水準は依然として高水準にあるという大変正しい分析をされておいでになるわけでございます。ここで考えてみたいのは、なぜこう地価が下落をしないのか、いろいろな理由があるかとは思います。まだ都市計画法は成立をしていない、地価税も十分に効いていないという理由を述べることはできるかもしれませんが、それについて大臣はどのような御認識を持っておいでになるのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 大変抽象的な御答弁でございますが、それはそれといたしまして、……
○平田(米)委員 両先生からは、大変参考になる御意見を賜りまして、ありがとうございます。 時間が余りありませんので、私の方から何点がまとめて御質問をさしていただきまして、それでまとめてお答えをいただければというふうに思います。 まず、塩見先生の方からお願いをしたい点、二点ございますが、先ほども、地価公示の地点数の話もございました。田中先生の方からは、理想は百万、だけれども、少なくとも十万というお話がございましたが、地価公示というものはこれから大変重要になるという話をいただいたわけでございますが、もう少し具体的に、今後地価公示というものをどのように機能さしていくのか、また、利用さしていくのか……
○平田(米)委員 私の方からは、主に自治省に固定資産税の関係でお伺いをしたいと思うわけでありますが、先に、国税庁でございますか、相続税財産の評価基本通達の改正を昨年末にされましてことしの一月一日以降適用をするということで、特にこれまでの質問の中でも御説明ございましたが、奥行き価格の補正率を大幅に変えた、これまでの発想を逆転した補正率表を新たにつくられたということで、大変これはマスコミにも載りまして大きな話題になりました。 伺いますところ、自治省では固定資産税の評価がえをするに当たってことしの七月から作業に入る、このように伺っております。これまでは相続税も固定資産税の評価の仕方も基本的に一致し……
○平田(米)委員 公明党の平田米男でございます。 まず最初、今月の十九日から二十三日までの間、カンボジア議連、超党派でカンボジアを訪問をいたしました。PKO、UNTACの活動はまだこれからでございますけれども、カンボジアの復興に向けて、もう既にそのUNTACの準備として各国が人員を派遣して、カンボジア復興、特にUNTACの活動の準備のために大変努力をしておいでになる。中国も参加をしておいでになって、またいずれ韓国も参加するという話でございますが、残念ながら日本はまだPKO法案が成立しておりませんので、UNTACの代表に明石国連事務次長が任命をされたわけでございますし、また難民高等弁務官であり……
○平田(米)委員 最近カードの利用によって多重債務といいますか、多額な債務をつくって青少年が非常に苦労している、こういう話が巷間聞かれるわけでございまして、確かに最近裁判所に自己破産の申し立てをする人たちが大変ふえております。最高裁の資料によりますと、平成元年では九千百九十件あったのが、平成二年には一万一千二百七十三件、平成三年はそれ以上の勢いで伸びている、こういうことだそうでございます。私も法律事務所を持っておりますが、そこの中でも自己破産の依頼が急激に最近ふえているということを事務所の弁護士から聞き及んでおるわけでございますが、こういう問題に対しては、これまで消費者教育という観点から文部省……
○平田(米)委員 きょうは午前中からいろいろな質問がございまして、国立学校、特に国立大学の研究環境の状況について皆さん御認識が一致をしておるわけでございまして、具体的な中身は、昨年の三月と十一月に国立大学協会が出しましたこのアンケートの結果、この中ではっきり出ておるわけてございます。高等教育全体に対する政府支出はもう〇・四%の水準を割り込んでしまった、また基盤的な研究費でありますところの校費、これは二十年間で実質四割減ってしまった。こういうような数字から見まして、日本の高等教育機関の教育研究環境というのは劣悪になったといいますか、まさに惨状と言っても過言ではない、こんなふうに思うわけであります……
○平田(米)委員 きょうはそれぞれ長野オリンピックの地元の先生方がおいでいただいて、もっとお金を出しなさいという趣旨の御質問が多々ある中で、私は、地元じゃございませんものですから、もう少しちょっと冷静な目でこのオリンピックを見てみたい、こんな思いがございまして、そういう観点で少し御質問をさせていただきたい、このように思うわけでございます。 長野に冬季オリンピックが、地元の方々にとっては三度目の正直といいますか、やっとの思いで招致ができました。大変お喜びであることは私にとっても同慶の至りであるというふうに思うわけでございます。それぞれの地元の先生の御努力また関係者の御努力によってぜひとも立派な……
○平田(米)委員 私も、五十嵐先生と同じように地方分権、規制緩和に重点を置いてお伺いをさせていただきたいと思います。 今の御質問に対する三大臣の御答弁に対して、大変興味深くお伺いをさせていただいておりました。いずれも許認可権限を多数お持ちの重要な各省の大臣として、地方分権、また規制緩和について正しい認識をお持ちである、また、高い見識をお持ちであるというふうに伺ったわけでございます。いずれも三大臣とも昨年の十一月に大臣に就任をされたわけでございますが、それぞれの大臣として、地方分権、また規制緩和に対して、就任以後一年間にわたって、今までの継続ではなくて、大臣それぞれの思いとして高い見識、また深……
○平田(米)委員 お二人の参考人には大変お忙しい中おいでをいただきまして、ありがとうございます。 まず、斉藤参考人からお伺いをさせていただきたいと思いますが、今回の改正によりますと、三十条に二項を追加してディジタル方式の録音・録画については、録音・録画を行う者が相当な額の補償金を著作権者に支払わなければならないということになるわけでございますが、これまでの三十条の原則は、私的録音・録画は自由かつ無償である、こういうことになっていたわけでございますが、この二項を追加することによって原則が変わったというふうに理解をしていいのかどうか、まずこの点についてお伺いをいたします。
○平田(米)委員 私はきょうは高校の福祉科及び介護福祉士に関して質問をさせていただきたいと思います。 御承知のように、介護福祉士になるコースというのは幾つかあるわけでございますが、一つは、養成施設を出ますと、そのまま資格をもら、えます。もう一つは、実務を経験した人、もしくは高校の福祉科を卒業して、介護福祉士の試験に合格をして介護福祉士になる。大まかにこういう流れになっておるわけでございます。 高齢化社会が目の前に来ておるわけでございまして、それに対してきちっとしたマンパワーを養成しよう、そういうことで介護福祉士の制度ができまして約四年でございますが、果たして介護福祉士をどれだけ養成をする必……
○平田(米)委員 大臣が建設大臣に就任をされまして最初の建設委員会でございます。もう既に予算委員会の総括等でその御答弁については大変数字に細かいという、細かい数字をそらんじておられててきぱきお答えになっているという評判を承っておりまして、きょうも午前中から横から質問について御答弁の様子を拝見をしておりますと、なるほどな、こういう感想を持ったわけでございますが、同時に、きょうの所信表明がございました。 私もまだ国会議員にならせていただきましてわずか三年でございますので、大臣の所信をそんなに数多く伺っておりませんが、やはり、こう言ってはなんでございますが、官僚のつくられたものをそのまま読んでおい……
○平田(米)委員 きょうは入札あるいはやみ献金の問題が主とした議論でございますが、その議論をさしていただく前に、若干別の問題を質問さしていただきたいと思います。二月の二十五日の予算委員会でも質問をさしていただいたんですが、定期借地権の利用による住宅供給策の実現につきまして質問をさしていただきました。その際、大臣からは大変前向きの御答弁をいただいたわけでございます。私は、来年度からこれが実現できるように手続を進めていただきたい、このように思っておりますが、二月二十五日の大臣答弁の以後どのような対応をされたのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 そうしますと、その宅地審議会の答申を受けて来年度に……
○平田(米)委員 引き続いて、私の方から質問させていただきます。 今回、阪高の改正案が出たわけでございますが、京都にまで高速道路を引っ張ってくる、市内にまで引っ張ってくるという話でございますが、京都というのは日本の古都としまして、ある意味では日本の大変な財産なわけでございます。確かに、社会の発展の中でモータリゼーションが急速に進んでまいりましたので、古都の保存とそのモータリゼーションとの調和、住民の生活の利便等を考えますと、その調和をやはり考えていかなければいけないと思うわけでございますが、西大路線と堀川線を整備した場合に、京都の都心の自動車通行量がどれだけふえるのか、これは非常に心配される……
○平田(米)委員 まず、業界団体及びゼネコンに対してヒアリングを行っておるというお話がございました。さきの委員会でもそれが大きな話題になったわけでございますが、どのようなヒアリングの状況になっているのか、それをまず御報告いただけますでしょうか。
【次の発言】 いつごろ取りまとめができるのでしょうか。
【次の発言】 ゼネコンに対するヒアリングはいつごろ始まるのか、また、その対象はどういうゼネコンを考えでおいでになるのか、これについてお答えいただけますか。
【次の発言】 ゼネコンに対するヒアリングの項目及びそれを終了するのはいつごろのめどでお考えになっておいでになるのか、これをお答えいただけますか……
○平田(米)委員 四十一年に成立をして以来、これまで流通業務市街地の整備の指定都市として三十都市が指定をされておるわけでございますけれども、そのうちまだ十五都市が基本方針が決まっていないという状況にございます。今度の改正で、大都市のみならず地方都市も流通業務市街地を整備していこう、こういうことでございますが、一番古いところ、仙台は四十二年に指定をされておるのですが、いまだにまだ基本方針が決まらない。あと四十五年、四十八年それから五十二年でございますので、もう一番新しいところでも十五年以上基本方針が決まらないままになっているわけでございますが、まずこの辺の事情、基本方針が決められない理由について……
○平田(米)委員 どうもきょうはありがとうございます。公明党の平田でございます。 私は、なぜ東京に一極集中するかということが非常に大きな問題ではないかと思うのですが、その中で言われることは、情報の集中ということが取り上げられるわけでございまして、参考人もまさに巨大新聞の一員でいらっしゃるわけでございますが、この日本の巨大新聞というのは世界ではなかなか例を見ないのではないか、こう言われておりまして、その情報の集中とまさに新聞の巨大化、マスコミの巨大化というものがどういうふうにかかわり合っているのか。また、多極分散の中で国会移転も考えていかなければいけないと思うのですが、そうしなければまた新しい……
○平田(米)委員 宮澤総理、訪米で大変お疲れのことと思いますが、御苦労さまでございます。 政治改革につきましては、あちこちの場で総理は強い決意をお述べになっておいでになります。三月の二十五日の自民党の全国幹事長会では、法案をこの国会で成立させなければもうそういう時期はない、あるいは、政治改革法案を成立させなければ到底国民の信頼を回復できない、このようにおっしゃっておいでになります。また、四月の九日の党首会談では、このままでは与野党とも泥舟だ、沈むかどうかの瀬戸際であり、議会制度としての危機にある、このようにおっしゃっておいでになります。 私は、皆様の議論の趨勢はまさにそういうことではないか……
○平田(米)委員 公明党・国民会議の平田米男でございます。 きょうは、まず建設大臣に質問をさせていただきます。 昨年、市街化区域内農地に対する宅地並み課税ということを大転換を行いました。同時に生産緑地法の改正も行いました。それで約三万五千ヘクタールの農地が宅地化予備軍として上がってきたわけでございます。それに対しまして、政府は、生活大国ということで年収の五倍で住宅を得られるように、こういうふうにお考えでございまして、それなりの施策をやっておいでになられたことは私も認めたいと思います。 特に今回は、特別優良賃貸住宅の供給促進を新たにやろう、これは我が党がこれまで主張してきたものを大幅に取り……
○平田委員 公明党の平田でございます。 きょうは、大変お忙しいところ、また、遠いところをお越しをいただきまして、ありがとうございました。 私どもから、まず最初に照井陳述人にお伺いをしたいのですが、あわせて芳賀陳述人にもお願いをしたいと思います。 比例代表の集計単位を全国にするのか都道府県にするのかという点につきまして、照井さんの場合は、議員の顔が見えないではないか、全国では見えない。芳賀さんも同様のことをおっしゃられたわけでございます。確かに、全く小選挙区に出ない候補が比例代表に出た場合、しかも党幹部等でなくて、マスコミ等を通じても余り知るチャンスがない、こういうようなケースはおっしゃる……
○平田政府委員 このたび、外務政務次官を拝命をいたしました平田米男でございます。 冷戦後の今日、我が国をめぐる安全保障環境はさまざまな不安定性、不可知性を内包しております。この中で、我が国の平和と安定を確保するためには、国際社会の安定を確保するための外交努力、日米安保体制の堅持、我が国自身の防衛力整備といった努力をさらに推進していくことが重要であります。 こうした努力を行っていくに当たり、私は、柿澤外務大臣を補佐して、職務を全うするため全力を傾注する所存でございます。近藤委員長を初め、本委員会の皆様方の御指導と御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。(拍……
○平田政府委員 このたび外務政務次官を拝命をいたしました平田米男でございます。 柿澤外務大臣を補佐いたしまして、微力ではありますが、職務を全うするため全力を傾ける所存でございます。 北方領土問題につきましては、東京宣言を基礎として、四島の返還を実現して平和条約を締結し、日ロ関係の完全な正常化を図るとの基本方針を貫き、さらに粘り強く対ロ外交を進めていく所存であります。 また、沖縄に関しましては、日米安保条約の目的達成のために緊要な米軍の施設、区域の安定的使用と周辺住民の要望との調和を図りつつ、沖縄の諸問題の解決のため努力していく所存であります。 西銘委員長を初め本特別委員会の各委員の皆様……
○平田政府委員 このたび外務政務次官を拝命いたしました平田米男でございます。一言ごあいさつを申し上げます。 冷戦終結後も、北朝鮮の核兵器開発疑惑、核兵器等の拡散の危険を初め、世界はさまざまな困難に直面をしております。これらの問題を克服し、より平和で自由で豊かな世界を築くことは我々に課された歴史的課題であると考えます。 今日、国際社会の中での我が国の存在は飛躍的に大きくなっており、我が国はこうした課題に取り組み、よりよき世界を築くため、経済、政治のみならず文化面においてもより能動的で創造的な役割を果たしていかなければなりません。 私が外務政務次官に就任いたしましてわずか一カ月足らずの間にも……
○平田政府委員 お答えをいたします。 航空協定を結ぶに当たっての基本方針といたしましては、もう先生既に十分御承知かと思いますが、相手国との間の経済的交流及び人的交流の促進に資するという観点から、二国間定期航空路線の開設を目的といたします航空協定の締結を積極的に推進していきたい、このように考えておるわけでございます。 ただ、その際どういう諸点を重視して対処していくかと申し上げますと、まず一つは、協定締結の相手国を選定する際に両国間の航空需要、これが第一でございます。それから両国間の政治、経済、文化等の交流関係、また我が国の空港事情、そして相手国のハイジャック防止対策への配慮、相手国航空企業各……
○平田政府委員 北朝鮮問題につきましては、今、北朝鮮側の対応によりまして事態は重大な局面に至っている、このように認識をいたしております。 我が国といたしましては、あくまでも対話を通じて平和的解決を追求することを基本としていることには変わりがございません。その過程では、現下の事態に対応いたしまして、国連安保理を通じて国際社会が制裁を含む適切な措置をとること により北朝鮮の翻意を促すことを検討する必要もあると考えております。 なお現在、カーター元大統領が訪朝をしておるわけでございますが、その点につきまして注目をいたしております。 以上でございます。
○平田委員 各大臣また委員の方々、連日大変御苦労さまでございます。 ウルグアイ・ラウンドの妥結によりまして今後の世界経済にもたらす効果といたしまして、OECDは、昨年の十一月、二〇〇二年の時点で世界のGDPが二千七百四十億ドルふえると予測をしております。またガット事務局は、ことしの四月に、市場アクセスの成果が実施されることにより、二〇〇五年までに世界の所得が年間二千三百五十億ドル押し上げられると試算をしております。 また、先ごろは、自由化によって競争条件が整備されることや、経済規模の拡大効果などを勘案すると、サービス貿易の市場開放効果を加味せず、少な目に見ても年間五千百億ドルと、予測値を上……
○平田委員 今回の税制は、所得税減税と、また消費税の見直し、こういうことになっているわけでございますが、私は、日本の経済の中で極めて重要な問題は、土地の問題ではないか、地価の問題ではないかというふうに思っております。そういう意味で、お時間をいただきましたので、土地問題あるいは土地に対する税制の問題を中心にお伺いをさせていただきたい、このように思うわけでございます。 もう総理もよく御承知かと思いますが、平成三年一月の二十五日に総合土地政策推進要綱というのが、自民党政権ではございましたけれども、土地対策の総合的な対策として立案をされたわけでございます。当時私どもは野党でございましたが、この総合土……
○平田委員 新進党の平田米男でございます。
大臣、今回の財政のやりくり、なかなか御努力をいただいているという見方もあるわけでございますが、このやりくりの説明を大臣が事務当局から受けられたときには、どういう感想をお持ちになりましたでしょうか。
【次の発言】 いや、端的に、説明を受けられたときにどう思われたでしょうかというふうに私は伺っているのであって、最後こういうことになりましたという御説明はもう十分わかっているわけでございます。
もう一度お伺いいたしますが、事務当局からこういうやりくりをせざるを得ません、こういう説明を受けられたときにどのような感想を持たれましたでしょうか。
○平田委員 まず、法案に関する質問からさせていただきたいと思います。 今回、国家公務員についても育児休業の手当を支払うということでございまして、大変喜ばしいことと思いますが、標準報酬日額の二五%を支給されるということでございます。二五%というと四分の一ということで、何となく少ないなという印象をぬぐえないわけでございます。雇用保険法の関係が二五%になっておるということで、今回は二五%ということでやむを得ない措置とは思いますが、これは手取りでいいますと実質何%ぐらいになるのか明らかにしていただければというふうに思います。 伺いますと、保険料等はその期間は負担しなくていいということのようでござい……
○平田委員 今回の保険業法の改正は、五十六年ぶりという全面改正であるということでございますが、時代の変化に対応した。十分それを踏まえた改正であろうと我々は思い、また期待をしているわけでございますけれども、今回の保険業法の改正の目的というものをまず御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 時代に合わせた目的を持って改正をしたという御説明があったわけでございます。
具体的に、今回新しいものとして生損保の相互参入というのが認められているわけでありますけれども、生保、損保が子会社方式で相互に参入することによって何が生まれてくるのか、またそれが国民にとってどのようなメリットがあるのか、この辺の御説……
○平田委員 新進党の平田米男でございます。
今回、阪神の大震災で多大な被害をこうむったわけでございますが、その中で、阪神高速の工事、また山陽新幹線の工事に欠陥があるのではないか、こういう指摘が今されているわけでございますが、まず冒頭にお伺いをいたしたいのは、山陽新幹線あるいは阪神高速道路の工事の入札は、一般競争入札で行われたのか指名競争入札で行われたのか、あるいは随意契約で行われたのか、その辺、まず明らかにしていただけますでしょうか。
【次の発言】 今回の震災で、阪神高速道路工事、また山陽新幹線について、どうも手抜きじゃないのかと。新聞報道をもう既に各閣僚御存じかと思いますが、総理も見ておい……
○平田委員 私からまず最初にちょっと確認をさせていただきたいのです。 きょうの朝刊に、三月中旬ごろ北京で日朝の課長級が接触した、こういう報道がなされまして、先ほど同僚委員の方からも御質問がございましたが、報道では、総理等もこれについてはお認めになった上で、予備的な話し合いを進める段階という方が正しい、こういうようなコメントを出しておいでになるようでございます。 私どもが伺ったところによりますと、与党が、朝鮮労働党ですか、北朝鮮の労働党の日朝の国交回復セクションと接触をされておられて、与党三党というよりも与党の中の一党、私どもは社民党というふうに伺っておりますが、社民党が労働党の日朝国交回復……
○平田委員 警察庁は来ておられますか。 両大臣、「戦後のスパイ事件」という本をごらんになったことがありますか。余り政治家も知っていないという話でございますが、これは平成二年に発行されておりまして、諜報事件研究会というところが編者になっております。戦後のさまざまなスパイ事件の概要を示したものでございます。 この中を見ますと、目次で見る限りはソ連、東欧の諜報関係がまずトップでございますが、中国関係もございますが、北朝鮮関係の諜報事件が圧倒的に多い。ソ連と中国を合わせたものの三倍ぐらい北朝鮮関係の諜報事件が多いという報告でございます。 我々は平和ぼけと言われますが、日本がどういう状況に取り囲ま……
○平田委員 きょうは三十分というわずかな時間でございますが、質問をさせていただくわけでございます。 この安保委員会でさまざま議論をされまして、日米安保共同宣言が出まして、日本が新しい姿勢でアジア太平洋の安全保障、ひいては世界の安全保障について大きな関心と、また貢献を米国とともに協力をしてやっていくという流れができたと私は思っているわけでございまして、世界の経済大国であり、また平和を願う国として、そのような我が国の考え方で米国とともに協力し合ってやっていくということは、私は大変意義深い重要なことだというふうに思っているわけでございます。 そういう意味で、今回の日米安保共同宣言の方向性について……
○平田委員 新進党の平田米男でございます。御三方の参考人に対しまして、心から御礼を申し上げます。 今、系統のお話が随分続きましたので、まず系統の関係から先にお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 高野参考人、また館参考人にお伺いをしたいわけでございます。 まず高野参考人の方からでございますけれども、先ほど、五千三百億の贈与はぎりぎりの負担だ、こういうふうにおっしゃいました。経営責任がない、母体行には経営責任があるんだ、こういう御趣旨の御発言があったわけでありますが、一般行には経営責任があるのでしょうか。私は、一般行には経営責任は、系統と同様に、ないと考えております。 しかるに……
○平田委員 住専の問題を議論してまいりまして、予算委員会から引き続いて大変長いわけでございますが、審議をする中でいろいろな問題が明らかになってきておるわけでございます。 そういう中で、ひとつ具体的な問題からまず入らせていただきたいというふうに思うのですが、大蔵大臣も総理も同じかと思いますが、住専の債権の回収は徹底してやる、そして地の果てまで追いかけてやっていくんだ、あらゆる権限を使って、こういう大変力強い御発言をしておいでになりました。これは、この処理スキームが通って、でき上がって、そして住専処理機構ないし預金保険機構をもってやるんだという御趣旨かもしれませんが、しかし、この法案審議に入って……
○平田委員 きょうは一時から住専の問題について審議をしているわけでございますけれども、連日、マスコミはいろいろな報道をいたしております。 そこの中で感じますことは、国民は、借金の踏み倒しを血税をもって穴埋めをするという政府の住専処理スキームを知らされまして、まさに深い怒りに包まれておるわけであります。もはや借金は返さなくてもよいとか、借金を返さなくてもよいと政府が言っているとか、あるいは、一人一万円の負担を強いるのであるならばその分の納税はしないなど、経済社会の基本的倫理や国家の基盤であります納税意識を弱め、まさに失い始めている、こういう状況にございます。私は、まさに国家社会の根幹を揺るがす……
○平田委員 きのうの答弁とほとんど変わりません。大変遺憾でございます。 では、お伺いいたしますが、お金を払うときは、国民の血税を払うときは、ほとんど回収ができないと言われている一兆二千億円は一〇〇%回収できますよ、こう言っておるわけです。そして今度は、いや二次損失が生じるかもしれませんので、その二分の一は財政資金で負担します、こういう約束をしてしまう。もし、そういうおそれがあるのだったら、一兆二千億円払わないでいいじゃないですか。国民としても、本当に損失が生まれて、これが国民の負担のものだということが国民が理解できるのだったらそのときに払いましょうというのが私は当然の考え方だろうと思うのです……
○平田委員 大変審議が続いているわけでございますが、さまざまな事実がこの審議を通じまして明らかになってまいりました。 九三年二月の三日の覚書、これの効力についても先般大蔵大臣と農水大臣の食い違いが大分ございましたが、最終的に笹川委員の質問に対しまして、言外には、系統側からいたしますと、当然元本が保証されるという期待感があったものと思います、そういう経過にかんがみて、今回の住専問題処理に当たりましては元本は返還されるという措置を取り決めたものであります、このような御答弁がございました。もう事実上保証をしたに等しい、こういうお話でございました。 ずっと審議を通じまして、なぜ系統がこんなに保護さ……
○平田委員 今回の住専の問題の審議の中で、財政資金を投入するのだからということで、大口貸付先の実名リストが住専については公表をされているわけでございます。 大蔵大臣にお伺いをいたしますが、東京協和とかあるいは安全信組、こういう金融機関の処理につきましては、地方自治体ではございますけれども、財政資金を投入するというスキームがもう行われ始めているわけでございまして、まだ処理スキームが決まっていない木津信等々も同様の考えに基づいて行われる可能性が十分あると考えておるわけでございます。国が管轄するものあるいは自治体が管轄するものを含めまして、こういう金融機関につきまして、破綻をした場合に財政資金を投……
○平田委員 もう近々クリントン・アメリカ大統領がおいでになりまして、首脳会談が行われ、その際には日米安保共同宣言が発出されるというふうに伺っておるわけでございますが、私は、その際に、在日米軍の兵力数、約四万七千と言われておりますが、これを明示するかしないかということが大きな問題かというふうに思っております。 私は、新しい国際情勢に対応して兵力を考えていかなければいけないと思いますし、それから、北朝鮮や中台関係等の変化にもまた目を向けてフレキシブルに対応する必要もある、また、沖縄の基地の縮小、これを考慮していくためにもそういう在日米軍の兵力の数の議論というのがどうしても必要になってくるのではな……
○平田委員 本日は安全保障委員会で初めて防衛庁の職員の給与の審議が行われるということでございますが、これまでの五五年体制の中で、安全保障の問題が国の重要なテーマといいますか国会の場での重要な議論になかなかなり得ず、給与の問題も内閣委員会で審議をされてきたということで、本日、安全保障委員会で審議がなされるようになったということは、大変意義深いことだと思います。冷戦が終わりまして、多極化の時代の中で日本がいかに世界の平和に貢献し、またみずからの国の安全保障、地域の安全保障に貢献していくかということは、極めて重要な事柄でございまして、この人勧の審議が安全保障委員会で行われるということのみならず、その……
○平田委員 きょうは、私は、主に沖縄の問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。 きょうの県の収用委員会、第一回の公開審理が行われているわけでございますが、まず冒頭にお伺いいたしたいのは、今嘉数委員がお尋ねになって防衛施設庁長官がお答えになりましたが、今この公開審理の対象になっておるのは約三千名の反戦地主の方々である、その面積は基地全体からすると小さい、そして反戦地主の人たちは、一坪地主とはいいながら、実は座布団地主とかハンカチ地主とかという言葉があるそうですが、非常に面積が少ない、しかも半分近くの方々が県外の方々である、こういう実態を明らかにすべきだということで、諸富防衛施設庁長官……
○平田委員長代理 次に、安住淳君。
【次の発言】 次に、中路雅弘君。
○平田委員 参考人の皆さん、大変ありがとうございました。私から幾つか御質問させていただきたいと思います。 既に集団的自衛権の話がありましたが、具体的には、目の前の話はガイドラインをどうしていくかということが大きなテーマかと思います。政府はこれまでの憲法解釈のもとでということを言っておりまして、そのままだと余り大きな成果は得られないという意見が強いわけでありますが、どうも集団的自衛権の議論を始めますと神学論争みたいなことになってしまうので、私は、日本の国益を考えたら、何をやるのか、またどこまで踏み込むのか、こういう具体的なところを議論をしていかなければいけないのではないかというふうに思うわけで……
○平田委員 新進党の平田米男でございます。 きょうは大変ありがとうございました。 ガイドラインの見直しをすることについて、私も積極的な立場でございますが、ただ、冷戦が終わりまして、新しい危機管理のための日米の防衛協力という観点から考えますと、冷戦時代の日米の軍事力の態勢と冷戦終了後の軍事力の態勢というのはおのずから変えていかなければならないのではないか。しかし、この点について日米が突っ込んだ議論というものが十分に行われていないのではないかというふうに私は思っているわけでありますが、その点、どのようにお考えでございましょうか。三参考人からお伺いをできればと思います。 そして、もし積極的に私……
○平田委員 今回ガイドラインの中間取りまとめの御報告をいただいて、きょう質疑をするわけでございますが、これまでの御努力に対しまして敬意を表したいと思います。また、こういう中間取りまとめという形で国民にオープンに、また近隣諸国にもオープンにして国会で議論をする、また国民の意見を大きく聞きながら最終取りまとめに向かっていく、こういうやり方に対しましても敬意を表したいと存じますし、我々もそのために努力をしていきたいと思っておるのですが、ちょっと注文がございます。 これまでも何回も機会あるごとに申し上げておるのですが、要するにこれまでの取りまとめに至った経過。とりわけアメリカが日本にいろいろ要望を出……
○平田委員 新進党の平田米男でございます。 まず、この法案の話に入る前に、我が国の、主権国家といいますか、あるいは日米安保条約の同盟国としての我が国の責任また国民に対する責任、そういうものを我が国はきちっと果たしているんだろうか、こういう視点で少し議論をさせていただきたいというふうに思うわけであります。 実は、昨年五月にACSAの法案が審議されました。総理もよく御存じのとおり、これは、共同訓練とPKOのみに限定をするものでございました。冷戦時代、日米安保条約があると言いながら、実は、日本と米軍と緊密な関係を持って我が国と極東の安全を守る、そういう法体系というのがなかったわけでありますが、昭……
○平田委員 新進党の平田米男でございます。
午前中の予算委員会で、山本有二委員より、オレンジ共済に関して、友部参議院議員の証人喚問の要求がありました。衆議院の自浄作用として疑惑の解明を行うとの山本有二委員のお考えは、新進党といたしましても賛成でございます。
その趣旨から、友部参議院議員とともに、山本有二委員が事情を伺ったとされますオレンジ共済の元理事石崎松之介氏の喚問もあわせて要求をいたします。委員長、理事会での御検討を要求いたします。
【次の発言】 さらに現在、疑惑として挙げられている問題が幾つかございます。
二つ三つ挙げさせていただきたいと思いますが、一つは、日本病院寝具協会や、日清……
○平田委員 新進党の平田米男でございます。 まず最初に、病院の寝具の問題、病衣の問題をお伺いをさせていただきたいと思います。 日本病院寝具協会をめぐる話はこれまでも出ておるわけでございますが、私、独禁法違反から厚生省がいろいろ対応をされたという経過の中で、今の実態がどうなっているかというのを調査をしてみました。そうしましたところ、もうほとんど改善がなされていないという実態が明らかになったわけでございます。 まず、厚生省の通達は、代行契約ですね、代行保証を「望ましい」という表現に変えたということですが、実態はもうどこもといいますか、国立病院また県あるいは市立のそういう自治体病院も代行保証を……
○平田委員 法案につきましては、今同僚議員の福島議員が質問をいたしましたので、私は少しガイドラインのことについてお伺いをしたいわけであります。 ガイドラインの中で、特に問題提起として、日本有事の際の後方支援活動の輸送と周辺事態の後方地域支援としての輸送、輸送が二つ書かれているわけでございます。 日本有事の際の輸送と周辺事態における輸送、これは基本的に後方支援活動という言葉と後方地域支援という言葉で一応分けてありますが、まずお伺いしたいのは、輸送できる人員とか物資等の輸送の目的物については差異があるのかどうか。また、武器弾薬の輸送はいずれも可能であるとガイドラインでは私は読むわけでございます……
○平田委員 平和・改革といたしましても、民力連の皆さんと同意見でございまして、同様の意見を申し述べたいと思います。 以上でございます。
○平田委員 特にありません。
【次の発言】 時間になることは予想されますが、緊張感を持ってやるのは国民に対して国会議員の責任でございますので、長時間になるからといって、やらないという理由にはならないのではないかというふうに思います。
先ほどの特別委員会の設置の件もそうでございますが、今このような事態に立ち至った原因をつくったのは、私どもは、他の野党と同じように、橋本内閣の責任である、このように考えておりまして、その責任を強く追及する立場であります。しかし、減税を要求してきたのは野党一致しての要求でございまして、その中身について、賛成、反対、いろいろあるかもしれませんが、しかしこれを早期に審議……
○平田委員 まず、新大蔵大臣に対しまして、このような状況の中で勇気を持って大臣に就任をされました、そういう大臣に対して、敬意を表したいというふうに思います。 火中のクリを拾うといいますか、大変な重い責任を負われる覚悟で大蔵大臣に就任をされた、このように私理解をしているところでございます。そういう意味で、今国民から期待をされております大臣のその責任をぜひとも全うしていただきたいと心から期待をするところでございます。 今回の大蔵の不祥事は、これまで、戦後の中で役人の不祥事も幾つもございましたし、また政治家のスキャンダルもありましたが、私は、国家の屋台骨の幾つかのりちの一つが腐った、このように見……
○平田委員 平和・改革の平田米男でございます。 この国会、当初から波乱といいますか異常な国会でございまして、まさに日本の戦後五十年ここにきわまれり、このような不祥事が続いております。官界また政界の不祥事、また、ちまたでは中学生がナイフを振るって、多くの人がけがをし、また亡くなっておいでになる。我々、国権の最高機関として、国会に議席を占める者としてどうしていったらいいのか、これは全員が一人一人胸に手を当てて考えなければならないことなのではないかと私は思います。 そういう中で、私自身、こういう混迷の時代といいますか、こういう時代にまずやらなければならないのは、原理原則、原点に立ち返るということ……
○平田委員 公明党・改革クラブといたしまして、この同意人事、金融再生委員会及び公正取引委員会の件につきまして、意見を申し上げたいというふうに思います。 まず、金融再生委員会の四名の委員のうち三名が兼務であるということを政府から伺いましたときは、私どもは大変驚きました。 さきの臨時国会、約二カ月半かかりまして、与野党の真剣な議論によりまして、日本の金融システム再生に強い決意をかけて国会で議論をしたわけでございまして、あとは、この金融再生委員会がその責任を全うできるかどうかによって、日本の金融システムの再生が可能かどうか、まさにそこにかかっているわけでございます。 しかも、来年の三月決算を各……
○平田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、建設委員長に就任をいたしました平田米男でございます。 御承知のとおり、本委員会の使命は、真に豊かでゆとりある国民生活を実現するための国土づくりであります。二十一世紀を目前にして景気が低迷している今日、重点・効率的な公共事業の推進は景気を回復する上で極めて重要なものであり、国民の期待と関心はますます高まっております。 このような時期に本委員会の委員長に就任し、その責任の重さを痛感している次第であります。 委員各位の御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存であります。 何とぞよ……
○平田委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件につき調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本道路公団理事黒川弘君、住宅・都市整備公団理事今泉浩紀君、同理事島崎勉君及び同理事福田秀文君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岩永峯一君。
【次の発言】 目片信君。
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。国土庁長官関谷勝嗣君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十六分散会
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。平野博文君。
【次の発言】 長内順一君。
【次の発言】 西野陽君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。辻第一君。
【次の発言】 中西績介君。
【次の発言】 園田修光君。
【次の発言】 もう時間ですので。
○平田委員長 これより会議を開きます。
ただいま付託になりました内閣提出、都市開発資金の貸付けに関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。建設大臣関谷勝嗣君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時十三分散会
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、都市開発資金の貸付けに関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として住宅・都市整備公団理事今泉浩紀君及び同理事島崎勉君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。飯島忠義君。
【次の発言】 田中和徳君。
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、都市開発資金の貸付けに関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。平野博文君。
【次の発言】 西野陽君。
【次の発言】 午後二時三十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時三十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。中島武敏君。
【次の発言】 ただいまの資料の要求につきましては、後ほど理事会で協議をいたします。
【次の発言】 中西績介君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、海岸法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮腰光寛君。
【次の発言】 平野博文君。
【次の発言】 田中慶秋君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
正午休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。鉢呂吉雄君。
【次の発言】 長内順一君。
【次の発言】 大口善徳君。
【次の発言】 辻第一君。
【次の発言】 中西績介君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、都市基盤整備公団法案及び鉢呂吉雄君外一名提出、住宅・都市整備公団法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。建設大臣関谷勝嗣君。
【次の発言】 次に、石井紘基君。
【次の発言】 これにて両案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両案審査のため、来る五月七日金曜日、参考人として慶應義塾大学教授伊藤滋君、八王子市長波多野重雄君、三井不動産株式会社代表取締役社長岩沙弘道君及び全国公団住宅自治会協議会代表幹事楓健年君の出席を求め、意見……
○平田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、都市基盤整備公団法案及び鉢呂吉雄君外一名提出、住宅・都市整備公団法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として慶應義塾大学教授伊藤滋君、八王子市長波多野重雄君、三井不動産株式会社代表取締役社長岩沙弘道君及び全国公団住宅自治会協議会代表幹事楓健年君、以上四名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。両案につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べ……
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、都市基盤整備公団法案及び鉢呂吉雄君外一名提出、住宅・都市整備公団法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両案審査のため、本日、参考人として住宅・都市整備公団総裁牧野徹君、同理事今泉浩紀君、同理事平岡哲也君、同理事島崎勉君、同理事荒田建君、同理事増山雍二君及び同理事福田秀文君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、都市基盤整備公団法案及び鉢呂吉雄君外一名提出、住宅・都市整備公団法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両案審査のため、本日、参考人として住宅・都市整備公団総裁牧野徹君、同理事今泉浩紀君、同理事平岡哲也君、同理事島崎勉君、同理事荒田建君、同理事下田公一君及び同理事三宮満雄君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○平田委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
第百四十二回国会、小杉隆君外三名提出、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律案につきまして、提出者全員から撤回の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律案起草の件について議事を進めます。
本件につきましては、佐田玄一郎君外二名から、自由民主党及び自由党の共同提案により、お手元に配付いた……
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、住宅の品質確保の促進等に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西川公也君。
【次の発言】 岩國哲人君。
【次の発言】 大口善徳君。
【次の発言】 福島豊君。
【次の発言】 青木宏之君。
【次の発言】 次回は、来る十一日金曜日午前九時五十分理事会、午前十時から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十七分散会
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、住宅の品質確保の促進等に関する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。長内順一君。
【次の発言】 井上義久君。
【次の発言】 吉田公一君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
午前十一時三十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。石井紘基君。
【次の発言】 中島武敏君。
【次の発言】 中西績介君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに……
○平田委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ち、建設委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの平成十一年六月二十三日からの大雨による被害でお亡くなりになられました方々に対し、哀悼の意を表し、衷心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々に心からお見舞いを申し上げます。また、現在行方不明となっている方が一刻も早く救出されますようお祈り申し上げます。
これより、お亡くなりになられました方々に対し、黙祷をささげたいと存じます。
御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
○平田委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今国会、本委員会に付託になりました請願は二百八十一件であります。
請願日程第一から第二八一までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、請願文書表によりまして既に御承知のことと存じます。また、理事会等におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員からの説明聴取は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
本日……
○平田委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
佐藤 静雄君 宮路 和明君
及び 田中 慶秋君
を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
建設行政の基本施策に関する事項
都市計画に関する事項
河川に関する事項
道路に関する事項
住宅に関する事項
……
○平田委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原田義昭君。
【次の発言】 前原誠司君。
【次の発言】 一応、陪席ということで、きょうは答弁者としては出席しておりません。
【次の発言】 長内順一君。
【次の発言】 次回は、来る十二日金曜日午前九時三十分理事会、午前九時四十分から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時三十九分散会
○平田委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田中慶秋君。
【次の発言】 青木宏之君。
【次の発言】 中島武敏君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十六分散会
○平田委員長 これより会議を開きます。
第百四十五回国会、保岡興治君外十名提出、良質な賃貸住宅等の供給の促進に関する特別措置法案を議題といたします。
提出者より趣旨の説明を聴取いたします。保岡興治君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る十九日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時三十四分散会
○平田委員長 これより会議を開きます。
第百四十五回国会、保岡興治君外十名提出、良質な賃貸住宅等の供給の促進に関する特別措置法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として法務大臣官房審議官小池信行君、建設省建設経済局長風岡典之君及び住宅局長那珂正君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 この際、本案に対し、佐田玄一郎君外三名から、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ及び自由党の四派共同提案による修正案が提出されております。
提出……
○平田委員長 これより会議を開きます。 第百四十五回国会、保岡興治君外十名提出、良質な賃貸住宅等の供給の促進に関する特別措置法案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、法政大学社会学部教授福井秀夫君、日本大学経済学部教授田中啓一君、全国借地借家人組合連合会会長酒井金太郎君及び弁護士、不動産鑑定士澤野順彦君、以上四名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、大変御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本案及び修正案につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいた……
○平田委員長 これより会議を開きます。
今国会、本委員会に付託になりました請願は十六件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり、過疎地域活性化のための新立法措置に関する陳情書外三十六件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百四十五回国会、西川知雄君外一名提出、公共工事に係る契約の適正化に関する法律案
及び
建設行政の基本施策に関……
○平田委員 公明党の平田米男でございます。 小渕総理の後を受けられまして、森総理、国民の期待にこたえてしっかり、我々も支えてまいりますので、頑張っていただきたいと思います。また、小渕総理、本当に一日も早くお元気にお戻りいただきたいと心から念じておるところでございます。 私から、まず最初に、アレルギー問題につきましてお伺いしたいと思います。 文明病、現代病と言われておるわけでございますが、アトピー性皮膚炎とか花粉症、ぜんそく、あるいはシックハウスなど、アレルギーに関する病気が大変ふえてまいりまして、多くの方々、一千万人を超える方々が日本国内でこの病気で苦しんでおられるということでございます……
○平田(米)分科員 私は、地球環境問題についてお伺いをしたいと思います。 今月の十七、十八日ワシントンで地球環境ホワイトハウス会議というのが開かれたわけでありますけれども、今まさにCO2をめぐる問題が大変重要な問題になっておるわけでございます。我が国もこの問題につきましてはそれなりに取り組んでおられるようでございまして、環境庁を初め科学技術庁あるいはまた通産省等々、諸官庁も参加をされておられまして、新聞等の発表によりますと、通産省あるいは環境庁からそれぞれの御意見を発表されたというふうに伺っておるわけでございますが、この地球環境問題において中心的に携わる諸官庁が、環境庁はもちろんでございます……
○平田(米)分科員 運輸大臣にお伺いをしたいと思います。長時間で大分お疲れだと思いますが、よろしくお願いをいたします。
まず私は中部新国際空港についてお伺いをしたいと思いますが、御承知のように運輸大臣も議員連盟にも入っておいでになりまして、地元では早期に中部新国際空港の建設の端緒を得たいという気持ちがあるわけでございますけれども、この空港の必要性あるいは重要性につきましてどのような御所見をお持ちなのか、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 大変心強い御答弁をいただいたわけでございますけれども、今もお話ございましたが、三月十五日に航空審議会に第六次空港整備五カ年計画の策定に当たっ……
○平田(米)分科員 まず私は、愛知県で二〇〇五年に国際博覧会を誘致したい、こういう希望が愛知県地元から出ておるわけでございますけれども、こういう愛知県の考え方に対しまして通産省はどのようなお考えなのか、お伺いをしたいと思いますのできましたら、大臣お願いします。
【次の発言】 大変心強い御答弁をいただきまして意を強くしたわけでございますが、今愛知県でも一生懸命この万博の開催に向けて努力をしておるわけでございますが、なぜ愛知なのかという問題が言われておるわけでございます。私もそれは一つの問題だろうと思うのですが、しかし、今大臣も少しお触れになりましたが、日本で国際博覧会を二十一世紀の初頭でやるとい……
○平田(米)委員 まず、国土庁長官にお伺いしたいと思います。
土地対策というのは総合対策でなければならない、こういうふうに言われているわけでございます。今回、不十分ながらと申し上げたいと思いますが、地価税法案が提出をされておるわけでございますけれども、今後、都市計画法あるいは建築基準法の改正等、こういう問題の大改正が土地政策の重要な柱になってくると思うわけでございますが、大臣として今後の土地政策の対応につきまして所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大臣からお伺いしたかったのですが、局長からお答えをいただいたということで、一応了解をしたいと思います。
具体的には私は今国会に出るので……
○平田(米)委員 まず冒頭にお伺いをさせていただきたいことは、きょう五名の大臣がおそろいをいただいておるわけでございますが、それぞれの所管の大臣という立場でお伺いをするのではなくて、またお答えをいただくのではなくて、内閣を構成しておいでになる国務大臣、また日本の政治、政界の中での有数な指導的立場においでになる政治家としての御意見をまずお伺いをしたい、こういうことを申し上げて、質問に入らせていただきたいと思うわけでございます。 今回、地方拠点都市整備ということで、新しい法律をおつくりになりました。これまで、連合審査の中でも大変長時間にわたってさまざまな角度で御議論があったわけでございますが、こ……
○平田(米)分科員 私はまず、介護福祉士についてお伺いをしたいと思います。 昭和六十二年に法が制定をされまして介護福祉士制度が始まったわけでございますが、いろいろな実情を現場の人にお伺いをいたしますと、さまざまな問題点があるというふうに伺っております。 一つは、介護福祉士になるメリットがない。今の現状の制度では、ないという御意見でございました。一つの例といたしましては、通常、高校を卒業いたしますと、二年間介護福祉士の養成施設に入ります。相当な時間数の勉強をされ、また実習もされるわけでございますが、これを卒業されまして就職をいたしますと、二年の短大を卒業されて就職された方と介護福祉士の養成施……
○平田(米)委員 公明党の平田米男でございます。 本日は公述人、大変に御苦労さまでございます。大変含蓄のあるお話を先ほどから伺っておりまして、大変に勉強をさしていただいておるわけでございます。 私自身の現在の政治に対する考え方は、今もうお帰りになりましたが、天谷公述人がおっしゃったことがほとんど私の思いであったなというふうに一致をいたしまして、大変喜んでおるわけでございますが、今回の政治改革というのは、私は、日本の政治システムの機能回復、力を回復するということに一番の主眼がある、端的に言えばそういうことではないかというふうに思います。まあ選挙制度につきましては、民意の反映とか民意の集約とか……
○平田政府委員 外務省所管平成二年度決算について。 平成二年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 歳出予算現額は二兆一千二百五十九億八千二百九万円余でありまして、支出済み歳出額は二兆二百九十億七千七百六十二万円余、翌年度繰越額は九百四十一億一千八百四十二万円余、不用額は二十七億八千六百三万円余であります。 歳出予算現額の内訳は、歳出予算額一兆八千七百九十億三千百五十一万円余、前年度繰越額一千九十五億一千四百九十三万円余、予備費使用額一千三百七十四億三千五百六十三万円余であります。 以上、平成二年度の外務省所管一般会計の決算につきまして、その概要を御説……
○平田分科員 きょうは、大臣、この間も定期借地権の話を予算委員会の一般質疑で少し触れさせていただきましたが、日本の内需の拡大をどうしていくのか、あるいは、民主国家を支えているのは中産階級なんですが、その中産階級をいかに豊かにしていくのか、すそ野を広げていくのか、そういうようないろいろな政治的観点から、住宅投資というのは極めて重要であるし、それから、中堅サラリーマン、一般の中産階級が、一生の間に家一軒しか持てないという今のような貧しい状況から早く脱却をしていただいて、もっとゆとりある、豊かな生活をしていただきたい、こういうような視点から、定期借地権住宅の推進というのをやってまいりました。 約四……
○平田分科員 平和・改革の平田米男でございます。 きょうは大蔵省の長野証券局長、大変優秀なお役人だというふうに伺っておりますが、いろいろ今疑惑が指摘されておりまして、国民も、その点について明確にしてもらいたいと。官僚の皆さんの中で私はまじめな方はたくさんおられると思っておる一人でございますが、そういう意味でぜひ、疑惑があれば疑惑に対して、政治家はもちろんでございますが、役人も、特に局長まで行かれた方ははっきりしていただきたい、こういう思いで、きょうお願いをして、たださせていただきたいと思うわけでございます。 接待疑惑の方はもう既に何回も聞かれておりますが、御自宅、土地建物合わせると五億円と……
○平田委員 まず、私ども公明党及び改革クラブの現行憲法に対する見解を申し述べたいと思っております。 それは、我が国の平和憲法の象徴であります憲法九条は堅持し、国民主権、恒久平和、基本的人権の尊重の三原則は不変のものと確認した上で、十年をめどに国民的な論議を展開するというものでございます。憲法制定以来半世紀を経過したわけでございまして、あるべき二十一世紀の日本及び日本国民の姿を見詰め直すという意味で国民的な論議を行う、こういう点については大変意義があると私どもは考えております。 憲法調査会は、今後のスケジュールといたしましては、憲法制定過程についての調査を行うということになっているわけでござ……
○平田委員 長谷川先生、きょうは大変にありがとうございました。 私、もう少し具体的な話にさせていただきたいと思います。 先生が労働旬報社から昭和五十六年三月に出版されておられます「世界史のなかの憲法」という著作がございますが、その中で、文民規定の問題に触れておいでになるわけでございます。ちょっと読ませていただきますと、 「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない」という一句が第六六条に加えられたのは、貴族院の特別委員会においてである。当時、第九条二項は芦田の考えとはちがって、いっさいの戦力の保持を禁止するものと考えられていたから、いっさいの軍隊を否定しておきながら、総理大……
○平田委員 きょうは先生、大変ありがとうございました。 私の方からは、マッカーサー・ノート、それからGHQ案、また、その後芦田修正あるいは文民条項を入れてきた、こういう経過がございますが、このような歴史的な制定過程の流れを先生はどのように理解をしておられまして、憲法九条の解釈のあり方といいますか、それをどのように制定過程の中から読み取るべきなのかということをひとつお聞かせいただきたいというのが一点でございます。 先ほども先生、いろいろ苦心をしたというお話もされましたし、また、国民の隠れた自由への要求あるいは平和への要求もあったと思いますが、そういうものが反映した憲法だという評価をされたわけ……
○平田委員 公明党・改革クラブの平田米男でございます。 私ども、大変熱心に憲法制定過程を論議してきたわけでございますが、この検討を踏まえて、私なりの考えを少し述べさせていただきたいと思います。 まず、これまで言われておりました、押しつけ憲法であるから改憲あるいは憲法をつくる、創憲をすべきであるとの議論は、今回の憲法制定過程の検討によりまして、私は完全に否定されたと思っております。その点を我々は確認すべきなのではないかと思います。 占領時の憲法制定である以上、制限された主権のもとでの制定であることは当然であると私は思います。その具体的な内容は、克明にこの調査会の場におきまして明らかにされた……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。