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秋葉忠利 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

秋葉忠利[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
542位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
379位

39期委員会発言TOP50
12位
39期委員会発言(非役職)TOP10
7位
39期各種会議発言TOP25
15位
39期各種会議発言(非役職)TOP25
15位
40期委員会発言TOP50
45位
40期委員会発言(非役職)TOP50
23位
40期各種会議発言TOP25
22位
40期各種会議発言(非役職)TOP25
16位
41期委員会発言TOP100
87位
41期委員会発言(非役職)TOP100
64位

このページでは秋葉忠利衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。秋葉忠利衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

39期(1990/02/18〜)

第118回国会 逓信委員会 第5号(1990/03/27、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 最初に一言お断り申し上げたいのですが、私は新人委員でありまして、逓信委員会の会議の行い方その他について全く無知蒙昧であります。したがいまして、質問の準備に関しましても、昨夜遅くまで時間がかかりまして、具体的にどんな質問をすべきなのか、政府委員の皆さん、それから関係者の皆さんに事前にお伝えすることができませんでした。この場をかりて一言おわびを申し上げる次第ですが、先輩の委員の皆さん、それから関係の政府委員の方々、その他の皆さんの御指導、御鞭撻をいただきまして、委員としての責任を全うしていきたいと思います。  まず最初に、この機構法改正についてですが、財政法二十九条に関連したことについ……

第118回国会 逓信委員会 第6号(1990/03/28、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 まず、今、山下委員の取り上げておられました難視聴対策について御質問を申し上げたいと思います。  今の答弁の中で、島会長だったと思いますが、地上では見られないソフトの開発、これが衛星放送にとって非常に大事だということをおっしゃいました。そうかもしれませんが、しかしそれは本来の衛星放送の目的に反するのではないか、それが山下委員の疑問でもありました。私も同じことを再び質問したいと思います。  放送衛星機構法ができた時点において、あるいはNHKの衛星放送が始まった時点においては、難視聴対策がその主目的でありました。その灘視聴対策というものを具体的にそのときの言葉で言えば、そのときの私たち一……

第118回国会 逓信委員会 第9号(1990/05/30、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 簡略に申し上げて円滑化法の審議をしているわけですが、この法案についての説明それから背景の資料その他、郵政省の方々とたくさん議論を重ねたわけですが、その中でやはり世界に冠たる日本の行政官であるという印象を非常に深くいたしました。皆さんが真摯に日本のこれからの通信あるいは放送に関して取り組んでおられる、その様子を見て安堵をするとともに、この法案の作成のプロセスで、現在の国会の中の力関係ですと与党である自民党の影響力が大きいのは当然なことですけれども、残念ながら野党側の意見が、例えば郵政省の法律を制定する、あるいはそれ以前の段階からどのぐらい取り入れられているのか、そういったところで非常……

第118回国会 逓信委員会 第11号(1990/06/13、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 実は、この次の委員会で私は郵便局の職員の労働過重について質問することになっているのですが、今拝見しておりますと、質問する私たちの側は大変人数が多いのですが、大瀧局長は一人で御答弁になっていらっしゃいまして、声がちょっとかすれてきて、こちらもかなり労働過重になっているのではないかと思いますので、せっかく郵政大臣もここにいらしていることですし、幾つかの質問は郵政大臣にお答えいただければ大瀧局長の労働量も少し減るのじゃないかと思いますので、最初にちょっとお願いをしておきます。  最初に、実は前回、先月ここで審議をいたしました特定通信・放送開発事業実施円滑化法ですが、それに、障害者のために……

第118回国会 逓信委員会 第12号(1990/06/14、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 まず最初に、山下委員が時間を約十分譲ってくださいましたので、お礼を申し上げたいと思います。できたら少し詳細にわたって、主に、これは仮称ですが、ボランティア貯金について伺いたいと思います。  まず最初に、大臣から伺いたいのですが、山下委員の指摘にもありましたように、郵政省として海外援助の一翼を担う、それほど規模は大きくありませんけれども、かなり国際的な仕事を行うということなのですが、そういった新規事業を始めるに当たっての郵政省の基本的な理念、なぜ郵政省として今このような仕事、国際ボランティア貯金といったような制度をつくろうとしているのか、その辺の基本的な姿勢を伺いたいと思います。

第118回国会 逓信委員会 第13号(1990/06/20、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 簡易保険について幾つか質問をしたいのですが、まず最初に、せっかく郵政大臣がここにいらっしゃいますので、先ほどからいさきか時間をもてあましぎみのところもおありになるんじゃないかとそんたくいたしまして、まず最初に郵政省として、貯金もそうですけれども、この簡易保険もやはり社会的な使命が非常に大きい制度だと思います。その簡易保険についてこのたび幾つか法律の改正ということですけれども、その時期に当たって、改めてその簡易保険制度そのものに対して、国の制度の中あるいは私たち国民一人一人の生活の中でどういう地位を占めるべきであるというふうに考えていらっしゃるのか、郵政大臣としての簡易保険に対する一……

第120回国会 逓信委員会 第2号(1991/02/14、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 質問させていただきますが、冒頭に関谷郵政大臣それから大野政務次官、御就任おめでとうございます。それから逓信委員長、今いらっしゃいませんが、野中委員長にもおめでとうございますと申し上げて、あわせて、私はまだ経験が浅いものですから、いろいろと今後とも御指導いただきたいと思いまして、一言お願いいたします。それから、理事の皆さん、同僚の委員の皆さんにも今後ともいろいろ御指導いただきたく、お願い申し上げます。  実は、前深谷郵政大臣それから川崎政務次官、私は初めて国会というところに出てきまして、逓信委員会に配属になったわけですが、その中で、深谷郵政大臣を初めとする郵政省の皆さんの非常に志の高……

第120回国会 逓信委員会 第5号(1991/03/06、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 質問をさせていただきます。  この電気通信基盤充実臨時措置法案の内容については、いろいろと御説明をいただきまして、基本的には賛成したいと思っております。それに関して、法案の内容について、それからこれから行われようとしている事業の内容、その大枠をもう少し明確にするという目的で幾つか質問をしたいと思います。  まず最初に、これは前に円滑化法、俗称ですけれども、その審議のときにも質問したことなんですが、今回の法案の第六条、通信・放送衛星機構についてのかかわりが書いてあるところがあります。そこに「この法律の目的を達成するため、次の業務を行う。」ということで一、二、三と三つの項目が挙げられて……

第120回国会 逓信委員会 第7号(1991/03/15、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。幾つか、主に三つの分野にわたって質問をしたいのですが、まず、答弁されている方、朝からで、ちょうどお昼どきで、さぞお疲れのことと思いますが、今の時点では私も空腹でございますので、条件は同じですので、よろしくお願いいたします。  まず最初に質問したいことは、実は後にも触れることとも関連があるのですが、最近議員会館内に、予算委員会等をテレビで実際に自分の部屋から見られる、そういう有線の装置が入りまして、同時にパラボラアンテナがつけられて衛星放送が見られるということになりました。  それに関連して、実はこれはNHKとしては、例えば我々逓信委員も含めて国会議員に、先……

第120回国会 逓信委員会 第9号(1991/04/18、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  今、鈴木委員の方から、概要について、あるいはその背後にある科学技術の利用の態度についてといったような質問がありましたが、私の方は、そういう春風駘蕩といったぐあにはまいりませんで、少し細かな点についてお伺いしたいと思います。  主に、質問をするに当たって、実は二つの大きなことを視野に入れて考えているつもりです。  一つは、もちろん今回の電波法の改正の趣旨、それが、最終的には海上における遭難あるいは緊急時の人命救助ということが最大の目標ですから、その目標に照らして考えるとどうなるか。もちろん、その視点で今回の電波法の改正もなされているわけですけれども、人命……

第121回国会 災害対策特別委員会 第7号(1991/10/17、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 私は社会党の秋葉忠利でございます。出身が広島一区、広島市を含む大体広島県の西部が選挙区でございますが、広島県全体としても今回の台風十九号による被害が大変大きかった、その事実を踏まえて幾つか質問をしたいと思います。  実は私も、先ほど質問いたしました細谷議員同様、地元広島の被害の様子を台風十九号が襲った次の日からほとんど毎日見て歩きました。それから社会党としても、県会議員、国会議員が合同の調査団を何度か派遣いたしまして被害状況の把握に努めてまいりました。そういったデータをできるだけ皆さんとともに共有しながら幾つか質問したいと思います。  まず最初に、被害に遭われた方々にお見舞いを申し……

第121回国会 逓信委員会 第1号(1991/09/04、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。三十分いただいておりますので、その間に今回の島前会長の国会におけるうそ答弁、それに関連した項目について何点か伺いたいと思います。  NHKは公共放送、その報道の存在価値というのは、放送法の三条にもありますように真実を伝えることにあるというふうに思います。その会長であった人物が国会でうそをつくということは、まさにNHKそのものの存在価値を否定しているような言動だというふうに私は考えていますけれども、先ほどからの御答弁を伺っていて、川口新会長の誠実な答弁の内容に関しては実は確かに好感を持ちましたけれども、一つはそういった個人レベルの問題ではなくて構造的な問題で……

第121回国会 逓信委員会 第2号(1991/10/03、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 前回の逓信委員会で、NHKそれからその他のマスコミの問題について触れさせていただきましたが今回、継続して同じ問題について質問をしたいと思います。  まず最初に、これは委員長並びに理事の皆さんにお願いしたいのですが実は前回の委員会で、構造的な問題について、逓信委員会として小委員会でもあるいは公聴会でもどのような形でもいいからともかく長期的な問題を討議するような場所をぜひ設けていただきたいというお願いをいたしました。今回の委員会もそのお答えの一つにはなっておりますけれども、自民党の皆さんも質問する機会が限られている。あるいは郵政省、NHK、その他の方々も交えて、ともかく長期的な問題につ……

第121回国会 法務委員会 第2号(1991/08/30、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 日本社会党の秋葉でございます。  三十分ほどこの借地・借家法の改正案について質問させていただきたいのですが、実はこの委員会に来まして、出席されている方の人数が非常に少ないのでこれはなぜなのかと今疑問に思っていたのですが、事によると、国会議員のほとんどは自分の持ち家を持っている。だから借地・借家ということには余り関心がないのではないか、そんな気がいたしました。ところが私はその中での少数派でございまして、借家に住んでおります。家を借りて住んでおりまして、それが主たる住居でございます。しかも、つい最近それまで住んでいたマンションから追い立てを食いまして、具体的にこの借地・借家法によって決……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1991/11/19、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  私は、昨年二月の選挙で初めて議員になりまして、総理大臣に直接質問、また外務大臣、防衛庁長官に直接こういった場で質問をできるということは初めてでございますので、大変光栄に思っておりますし、しかも、この問題が日本の行く末に非常に大きなかかわりを持っている問題だということで、同時に緊張もいたしております。そして、その総理大臣が私の故郷であります広島出身の宮澤総理大臣、しかも、平和ということに関しては広島は世界平和の象徴でもありますし、その平和という観点から戦後一貫して活動を続けてこられた宮澤総理大臣ということで、非常に大きな期待を私たちは宮澤総理並びに内閣に……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1991/11/27、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 実は私、十九日の本委員会での質問中にフィールドコマンダーという言葉を使いましたが、これはフォースコマンダーという言葉を使うべきでしたので、議事録の方の訂正をしていただきたいというふうにお願いしましたが、使用箇所が非常に多いということで、時間をかりてこの場で訂正をさせていただきます。  一言説明を加えさせていただきますと、フィールドコマンダーとフォースコマンダーという差は、指揮を指図と言いかえるような意図的なものではありませんで、非常に単純な用語上のミスでございます。フィールドコマンダーというのは現場の指揮官ということですから、用語上は、意味上は間違いではないんですけれども、国連の方……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第9号(1991/12/02、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 十九日に続いて質問をさせていただきますが、まず最初に、先月にもうなりましたが、二十七日、この委員会が大変大きな混乱に陥りました。私は、その責任を問うことも非常に大事だと思いますが、一体だれが、あるいは何が原因でああいった混乱が起きたのか、そのことについて、例えば今この時点で委員会で議論するということは水かけ論に終わる危険性があると思います。  しかしながら、同時に、非常に大きな混乱があったということも事実です。その事実の上に立って、私たちはきょうの会議を開いているわけですけれども、そういった混乱について、謝罪をする必要はないにしろ、私はやはり、国民全体に本委員会として何らかの説明が……

第123回国会 科学技術委員会 第2号(1992/03/03、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  今国会から科学技術委員会の委員の一人として皆さんの御指導を仰ぐことになったわけですが、きょうは、先日の長官の所信表明を受けて、それがいわゆる第十八号答申と言われているものに大体基礎を置いての所信表明だというふうに私は理解しておりますので、主にこの十八号答申に関連した基本的なことについて何点かお伺いしたいと思っております。  まず最初は、一般的なことなんですが、今私が申し上げたこと、すなわち科学技術庁としては十八号答申を基本的には評価をしているということなのか、一般的な感じというところから伺いたいのです。  実は私は、こういった官庁の文書あるいは政治の場……

第123回国会 科学技術委員会 第4号(1992/03/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  改正案について何点か質問したいわけですけれども、まずこの中に、例えば科学技術に対する基本的な態度あるいは科学的であるとはどういったことかといった観点からの質問をしたいと思いをする。  実はその点を明確にするために、この委員会は科学技術委員会でございますので、科学的な実験をひとつ長官の御協力を得て冒頭にやらしていただきたいと思うのですが、マッチ箱を使った簡単なものですので、委員長の許可を得て、大臣の発言席のあたりまでこれを持っていって、ちょっと長官に御協力をいただきたいと思うのですけれども、よろしゅうございましょうか。

第123回国会 科学技術委員会 第5号(1992/04/02、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 先日に続いて、この法案について何点か質問をさせていただきます。  やはり基本的な部分は、科学技術研究をどのように行うのか、あるいはその科学技術研究を行うに当たっての基本的な原則となるべきものはどのようなものか、そういった点について、研究の第一線で活躍をされている方々の御意見を伺って、それをやはり基礎に私たちは考えていくべきだと思っております。その趣旨に沿って、本日は参考人においでいただきましたので、まず最初に参考人の御意見を何点か伺った上で、前回私がいたしました質問の何点かについては補強をし、さらには、触れることのできなかった点についてさらにお尋ねしたいと思います。  まず、最初に……

第123回国会 環境委員会 第1号(1992/02/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 社会党の秋葉忠利でございます。  環境委員会は初めてでございますので、環境の問題が非常に大切な問題であるという認識はここに御出席の皆さんと全く同じだと思いますけれども、まだ勉強を始めたばかりでございます。ふだんは小杉委員長にもGLOBEといったような組織を通しましていろいろ御指導をいただいておりますが、とんちんかんな質問をするかもしれませんが、そのあたりは御容赦の上、いろいろ御指導いただければと思います。  最初にこんなことを申し上げるのは僣越かもしれませんけれども、自民党側の委員の出席状況が余り芳しくない。実はこれは事によったら自民党の皆さん大変お忙しいということかもしれませんし……

第123回国会 環境委員会 第4号(1992/04/03、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 窒素酸化物の削減、これを低減するということに関して、今回出されております法案は確かに一歩前進だというふうに思います。ともかく、非常にいろいろな方面の協力を得なくてはならない問題ですので、その中でこういった形での法案がまとまり、恐らくこの方向で具体的な施策がより強力に推進されるということは大変な努力が必要であったというふうに思います。  その努力、それから結果については確かに敬意を表したいと思うのですが、そういうふうに一応評価をさせていただいた上で、あえて幾つかの問題提起をさせていただきたいと思います。ただし、これは基本的には私たちは同じ方向を見ているんだというふうに思います。大気汚……

第123回国会 逓信委員会 第3号(1992/03/05、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。本日は、通信・放送機構の改正について実は一言感謝を申し上げて、その機構のこれからの仕事についてある程度実質のある質問ができたらと思っておりましたけれども、実はけさの新聞を見て大変びっくりいたしました。現在、政治倫理の問題、政治腐敗の問題、非常に残念ですけれども、政治改革以前の問題ですけれども、こういった政治の世界における疑惑、腐敗が非常に大きな問題になっております。やはり私もこの場で郵政大臣に何点かこの件に関してお伺いをしなくてはならない、そういう責任感を感じておりますので、ぜひ御協力をお願いしたいと思います。  ただ一方的に、事実が全くないにもかかわらず……

第126回国会 科学技術委員会 第3号(1993/02/23、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 先日の科学技術庁長官の所信表明、さらに我が国が直面する科学技術上の幾つかの問題について質問をしたいと思います。  最初に、大変僭越でございますけれども、実は我が党社会党ではシャドーキャビネットというものをつくっております。これは国の制度上認められたものではありませんけれども、その意図としては、政治の活性化といいますか、一つには政党間で政策の討論を行う、それもガラス張りの政治討論を行うことによって、最終的にはできるだけ正確に民意を反映した政治を行う、そういったことを目的としてシャドーキャビネットというものをつくっているんですけれども、偶然私がその科学技術担当ということになりました。我……

第126回国会 科学技術委員会 第5号(1993/03/02、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 先日の川島委員の質問に継続する形で、何点かについて質問をしたいと思います。  それに先立って、先日、二十二日だったと思いますが、私、科学技術政策全体について質問をいたしました。その中で、例えば個々の政策について優先順位をつけるといったような形で、科学技術政策の全体像がわかるような形で、きちんと科学技術庁として、あるいは政府としての政策の提示が必要ではないか、そういったことが前提になって政策の議論がきちんと行われるのではないかといったような問題提起をいたしました。一例としてその中で挙げたのは、エネルギー政策に関して、原子力対新エネルギー、その研究については、例えば現行が十対一ぐらいで……

第126回国会 科学技術委員会 第7号(1993/04/22、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 本日は、二つの問題について問題提起をさせていただきたいと思います。この点について満足のいける、納得のいくお答えがいただければ大変ありがたいと思います。第一点は、これは原発ですけれども、柏崎刈羽地区の原子力発電所、その設置基盤に活断層があるという事実が確認されたのですけれども、その点に関して安全性をどう確保していくか、その観点から事実関係の認識、さらにそれに対応した幾つかの措置についで伺いたいと思います。それから第二番目のテーマですけれども、これは先般の本委員会で質問させていただきましたけれども、あかつき丸に関する情報公開、これもやはり安全性という点から、情報公開と安全性についての関……

第126回国会 外務委員会 第3号(1993/04/16、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  政治改革と言われる論議の方で、ようやっと与党と野党との間でいわば対等な関係で議論が始まりました。一方的に答えるだけではなく、一方的に質問するだけではなくて、両方で議論をするという形で、非常によい政治の形が始まったような気がいたしますが、けさの与党席を見ますと、質問を聞いてもいただけないということで、こちらはやはり、もちろん政府に対する質問もあるわけですけれども、日本の外交についてあるいは政治について非常に重要な問題提起をするつもりでおります。一つ一つのことについてやはり私たちも真剣に取り組んでいるわけですから、与党がもし外交問題について議論をする余地が……

第126回国会 外務委員会 第6号(1993/04/27、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 まず、これは委員長にお願いといいますか要望といいますか、そういうことを申し上げたい。  この二つの条約、委員長そして委員の皆さん、それから各省庁の皆さんも御存じのように、非常に大切な条約です。昨年のリオのいわゆる地球サミットにおいて中心となった条約のうちの二つと言っていいと思いますけれども、この条約の本筋、大筋に対しては恐らく異論のないところだとは思いますが、しかしながら外務委員会においてきちんと審議をする必要があるのではないか。もちろん時間だけがすべてではありません。しかしながら、ほんの数時間、一日もかけずに、しかも二本の条約を合わせてこれだけの時間で審議をしたことにしてしまうと……

第126回国会 外務委員会 第11号(1993/05/20、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  子どもの権利条約について、主に三つのテーマに絞って質問をさせていただきたいと思います。先週来幾つか重要な点が審議されましたけれども、そのフォローアップということに関連して二つ、それからもう一つは、これまではそれほど焦点が絞られなかった問題について御意見を伺いたいと思います。  まず、冒頭に伺いたいのです。  この子どもの権利条約の正文は、私が見ておりますのは英語の文ですけれども、国連で採択をされたということで、国連の公式言語、それが正文であろうかと思いますけれども、その審議の便宜のために日本語訳がつけられているというふうに解釈することが可能かもしれませ……

第126回国会 外務委員会 第12号(1993/05/21、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 昨日に続いて、昨日の継続の質問を幾つかしたいと思います。  まず最初に、三十七条の(c)の翻訳について、事実をもって、さらには幾つかの文法的規則、意味の上から等具体的な根拠を示して、きのう翻訳が誤りであることを指摘いたしましたけれども、少なくともその件に関しては昨夜のうち、非常に勤勉なそして一生懸命仕事をなさる外務省のことですから、ワーキンググループの議事録をお読みになって、先ほどの古賀さんの話ではありませんけれども、一夜たって、やはり正しいことは素直に認めた方がいいという決定をされたのではないかと思いますので、この際、翻訳は訂正するということを冒頭に述べていただければ大変ありがた……

第126回国会 逓信委員会 第5号(1993/03/25、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 田中委員の関連質問という形で私も短く何点かについて、田中委員から質問があった点について、少々視点を変えて、さらにより普遍的な問題について伺いたいと思います。  実は、この逓信委員会で何度か質問をいたしました。で、十分な、少なくとも私にとっては満足のいくお答えをいただいておりません。その点について再び何点か、NHKさらには郵政省の考え方を伺いたいと思うのです。  これは一つの原則についてです。それは何かといいますと、英語で言いますとこれはコンフリクト・オブ・インタレストということになるわけですが、直訳すると利害の衝突、もう少し平たく言いますと、相矛盾する利害関係を一人の人間があるいは……

第126回国会 文教委員会 第5号(1993/04/07、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  森山大臣は日ごろからいろいろな面で尊敬している政治家ですが、初めて委員会で質問させていただきます。委員会の形式には制限もありますし、次第にも制限がありますので、自由濶達な議論というわけにはいかないかもしれませんが、できるだけ本質的な問題について、特に日本の大学教育について幾つかの点、問題提起ができればというふうに思っております。  実は、きょう質問するに当たって少し勉強をしたのですけれども、テクニカルな点について、まず幾つか疑問がございますので、大臣にお答えいただく以前に、これは全く私の無知から生じていることだと思いますけれども、一、二点伺いたいと思い……


40期(1993/07/18〜)

第128回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第5号(1993/10/20、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  今回の政府提案、それから自民党提案も同じなんですけれども、連立政権に参加するための前提条件として、社会党は決断力を持ってこの並立制、社会党もこれに参加をする、認めるという決定をしたわけでありますが、この評価を非常に高く買うという方々がたくさんいる反面、同時に、これは社会党にとっては毒を飲んだことになったんじゃないか、そういう感じを持っている方々もたくさんおられます。社会党の中にもそういう声がありますし、それから、社会党を応援してくださった多くの方々、多くの有権者にとっても同じような感じになっている面があるんではないかと思います。また、同僚のほかの党の議……

第128回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第7号(1993/10/22、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。きょうは自民党案を中心に幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  私は、政治改革委員会は、海部内閣のときに政治改革の問題について委員の一人としていろいろ勉強いたしましたけれども、宮澤内閣のときにはほかの委員会に属しておりました。今回再び政治改革委員会に属することになったわけですが、今回のいろいろな審議を聞いておりますと、非常に友情にあふれるエールの交換がたくさんございます。百七時間、一生懸命議論をしてきたその一つの成果だというふうに思いますし、真摯な議論が重ねられたということ、さらにそれが国会の活性化にもつながった面があるということで評価していいこと……

第128回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第16号(1993/11/12、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  座長にちょっと一言、議事進行で伺いたいのですが、自民党の持ち時間が少し余っているのでしょうか。私の隣におられます葉梨委員も質問されたいというような感じでしたので、もし時間があるようでしたら……。
【次の発言】 社会党の秋葉でございます。  実は、葉梨委員と私は両方とも勉強いたしましたのが数学でございます。恐らく国会議員の中で数学科出身というのは葉梨委員と私と二人だけではないかと思うのですが、たまたま隣に座らせていただきました。今幾つかのことについて感想を交換いたしましたけれども、私もきょうの皆さんの御意見を伺いまして、幾つかの点、非常に感銘深く伺いまし……

第129回国会 外務委員会 第1号(1994/03/04、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  子どもの権利条約、政府訳では児童の権利条約ということになっておりますが、この件については、百二十六国会において、私たちかなりの時間を割いて質疑をいたしてまいりました。それ以前にも実に三年以上、このことについて八十人以上の国会議員がさまざまな議論を行ってまいりました。今国会においては、この総括といいますか最終的なまとめという意味で、百二十六国会以降実はかなり重要な客観的な情勢の変更がございますので、そういった客観的な事実を踏まえながら、改めて子どもの権利条約の精神を確認した上で、これが日本国内においても、さらには世界においても、本当に子供たち一人一人の権……

第129回国会 外務委員会 第3号(1994/06/03、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 きょうは一日じゅう、外務大臣は本会議でも答弁されまして、かなりお疲れだと思いますが、大事な問題ですので、もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。  何点かについて伺いたいと思うのですが、私は、特に、広島と長崎の被爆体験を現代の社会、それから今後の社会にどう生かしていくかという視点から幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点。これは、外務大臣が就任当時いろいろな勇ましい発言をされて、大分物議を醸し出したところとも関連があるのですけれども、連立与党をつくるための確認事項というものがございます。この中に明確に書かれている幾つかの言葉があるのですけれども、総体としてこ……

第129回国会 外務委員会 第4号(1994/06/08、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 引き続き国際司法裁判所に対する我が国の態度について質問をいたします。  今最後に外務大臣、その実定法上の解釈だけが我が国の態度ではないというふうにおっしゃいましたが、もう少し正確に問題を把握するところから始めたいと思います。  「裁判所の勧告的意見が求められている問題は次の通りである。」これは外務省からいただいた文書です。そこに引用されている文章ですが、「健康と環境に与える影響の観点から、国家による戦時又は他の武力紛争における核兵器の使用は、WHO憲章を含む国際法上の義務に違反するか」というのが勧告を求められている命題です。  ですから、日本政府が答えるべき内容というのは、実は一番……

第129回国会 外務委員会 第6号(1994/06/22、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 今前原さんが大変いい質問をされましたので、それに継続してちょっと別の観点から質問をしたいと思います。私の立場は前原さんとは正反対なのですが、ただ、どのような視点からもたえ得るような強力な主張を外務省の皆さんはお持ちだと思いますから大丈夫だと思います。  今の観点で、前に柿澤外務大臣もおっしゃいましたし、今外務省の担当者からもお話がありましたように、核抑止力があるということが今回の陳述書の内容に非常に大きな影響を与えているという認識でお話をなさっているわけですけれども、そういうことでよろしいのですね。
【次の発言】 最初に申し上げるべきでしたけれども、柿澤外務大臣、このところ大変多忙……

第129回国会 大蔵委員会 第6号(1994/06/03、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。大蔵委員会では初めて質問をさせていただきます。  今、私の前の自民党の金子委員の質問、私の持っている問題意識と共通点がたくさんありますし、方向としては大体同じような方向を向いているんじゃないか、そういう気がいたしましたけれども、藤井大蔵大臣初めお答えいただく皆さんには、また同じことを何遍も言わせるなというところが出てくるかもしれませんが、今の御答弁の中でも納得がどうもできないようなところもありますので、視点を少し変えて質問をさせていただければというふうに思っております。藤井教室の一員として、金子さん、質問されましたけれども、私も藤井先輩の、何といいますか、……

第131回国会 外務委員会 第3号(1994/11/28、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 今国会で初めて質問することができまして、もっと質疑の時間がたくさんとれるようにお互い努力をしたいと思いますが、何点かについて質問させていただきます。  まず第一に、先週、これは大きなニュースになりましたけれども、一九四一年の真珠湾攻撃に関する対米通告がおくれた問題について情報公開がされたわけですけれども、この経過は大体マスコミの報道するとおりだというふうに思います。  それに関連して、私は、アメリカに約二十年間住んでおりましたけれども、その二十年間の生活のかなりの部分が、実は、この通告遅延ということに影響を受けております。それは私個人だけの問題ではなくて、アメリカと日本、あるいはア……

第131回国会 厚生委員会 第10号(1994/12/01、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。広島が私の選挙区でございます。広島の立場から、もう余り時間がありませんけれども三十分時間をいただきまして、いろいろな皆さんの御配慮をいただきまして質問をさせていただきます。昨日の公聴会、広島の声をお聞きいただきましたし、本日もまた広島からの発言をお聞きいただけるということで、皆さんの御配慮に心から感謝を申し上げたいと思います。  まず最初に原則論から伺いたいと思うんですけれども、国の施策というもの、当然援護法もその一部になるわけですけれども、こういったものを新しくつくる場合、あるいは変更を行う場合に、一体その方針なり内容というものは、だれに対して説得力を持……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号(1994/11/24、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 まず冒頭に、これは半分お願いなんですけれども、河野外務大臣、副総理という立場でお願いをしておきたいのです。  特に、昨日問題になりました農業問題についての国内対策予算ですけれども、これが枠内なのか枠外なのか、枠内なのか外なのかというところで、いろいろと少々ニュアンスの違った答弁が出てきたというふうに認識をいたしております。これは非常に大きな問題ですし、それから大蔵当局にしてみればやはり重大な問題である。それぞれ立場があり、そして慎重な検討が必要であるということは十分わかります。しかしながら、同時にこの問題について、いわば境界線がはっきりしないということでかなり不安感を国民全体に与え……

第132回国会 科学技術委員会 第3号(1995/02/21、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  きく六号について幾つか常識的な視点から、時間が余りありませんので、何点かについて伺いたいと思います。  私の視点といいますのは、科学技術を社会にどういうふうに導入すべきなのかといった少し大きな枠組みで、実はアメリカの大学にいた時代からそれを一つのテーマとして取り組んでまいりましたので、いわばその延長として幾つかの点について伺いたいと思います。  くしくも今回、この委員会が開かれている一月ぐらい前に関西の大きな震災がございました。これもやはり科学技術とそれから社会という面で大きな問題を投げかけているわけですけれども、きく六号の失敗ということ、同じ時期に重……

第132回国会 科学技術委員会 第5号(1995/03/16、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 きょうのこの法案に関連いたしまして、放射性同位元素、放射能を扱う環境ということですが、これも広い意味では原子力、放射線と一体になっているわけです。  最初に大臣に伺いたいんですが、こういった放射線あるいは原子力といったものを我々が扱う上での政府としての基本的な姿勢、どこを強調されているのか、まずその点から、一般的な質問で答えようがないと言われてしまえばそうかもしれませんが、まず基本的な姿勢から伺いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  恐らく大臣と私は同じ世代だと思いますが、原子力の平和利用ということが我々の子供時代に出てまいりました。そのころ、将来のバラ色の絵を……

第132回国会 外務委員会 第9号(1995/03/16、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 ILO百五十六号条約、国会の承認を求めるという段階になって、大変喜ばしいことだと思っておりますが、ILO条約、これはまだ未批准のものがたくさんあるわけですし、それから、人種問題あるいは人権の問題についての我が国のこれからのさまざまなステップの第一段階にあるというふうに考えております。  特に重要なのが人種差別撤廃条約と呼ばれる条約だというふうに考えておりますが、先日参議院の予算委員会で、河野外務大臣はこの批准に前向きの姿勢をお示しになりましたし、村山総理大臣もその意向であるというふうに伺っております。その点についてもう少し具体的なコミットメントをしていただければというふうに考えてお……

第132回国会 外務委員会 第17号(1995/05/12、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 二つの協定について質問をさせていただきます。  関連質問も何点がありますけれども、まず最初に、協定の名前が非常に長いものですから日米宇宙損害協定と略称で呼ばせていただきますけれども、これについて伺いたいと思います。  この協定の内容といいますのは、現在の宇宙開発、アメリカが非常に多額の投資を行って官民協力のもと開発研究を進めている、そのリーダーシップをとっているということは周知の事実ですけれども、日本としてもその研究開発の一端を担うというのはこちらの心意気だと思いますが、ある程度アメリカの好意に甘えて我々の側も研究に参加する、開発に参加するという形をとっている。その中で万一事故等が……

第134回国会 外務委員会 第1号(1995/10/20、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。  今、日本の社会の中で関心を持たれている重要問題、幾つかありますけれども、その一つが沖縄の問題、九月四日に発生いたしました女子小学生暴行事件、これに端を発したと言っていいと思いますけれども、浮き彫りになったさまざまな問題、これが重要問題の一つであるという認識においては、ここにいらっしゃる皆さん、異論のないところだと思います。それに関連して何点か、政府の対応並びに今後の方針について、さらにはそれらの諸問題が指し示している論理的な帰結、幾つかについて質問をしたいと思います。  まず、緊急の問題から質問したいのですけれども、昨日、宝珠山防衛施設庁長官が辞任をい……

第134回国会 規制緩和に関する特別委員会 第3号(1995/11/01、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉委員 本日は着席したままで質問していいということですので、着席のまま御意見を申し上げたいと思います。  まず最初に、在日米国商工会議所を代表してポール・ホフさん、それから欧州ビジネス協会を代表してアラン・コワンヌさん、お二人が、大変お忙しい中、非常にまとまった内容の説明を私たちのためにしてくださいまして、本当にありがとうございます。まずお礼を申し上げますとともに、せっかく来ていただいたのに、一人当たり大体十五分ぐらいの内容にまとめていただいた、本来であればもっと何時間もかけて詳しい内容をお聞きしたいところですけれども、時間が余りとれなかったことをおわびを申し上げたいと思います。  こうい……

第136回国会 外務委員会 第3号(1996/02/21、40期、社会民主党・護憲連合)

○秋葉委員 本日は、主に人権関連の問題を何点か伺いたいと思います。  まず最初に沖縄ですけれども、これは人権の視点からということになるかどうかちょっとわかりませんが、非常に深い関連のあるところだと思いますので、伺いたいと思います。  これは、昨年九月のアメリカ兵による少女暴行事件、これが端緒になって沖縄に関心が集まったわけですけれども、これは河野大臣にも伺いましたけれども、その件に関してクリントン大統領あるいはモンデール大使から謝罪といいますか、申しわけなかったという意思表示があったわけですが、外務省としては、この意思表示を被害者の少女あるいはその家族に対してどのような形で伝えたのか。あるいは……

第136回国会 外務委員会 第4号(1996/03/13、40期、社会民主党・護憲連合)

○秋葉委員 外務大臣の臨時代理として橋本総理にこの外務委員会に出席していただいたことを、私も外務委員の一人としてまことに光栄に存じます。  せっかくの機会ですし、それから、きょうの質問のほかの問題とも関連があります――関連については後で申し上げますが、住専の問題も実は国際問題の一つでございます。そういう認識を多くの皆さんがお持ちなわけですし、事実そうなわけですけれども、この打開について、先ほど玉沢委員の方からも御指摘がございましたが、この事態を打開して、さらに国民的な理解を得るためにも、例えば総理御自身がテレビに出て、国民との間の対話を具体的に行う。私が覚えておりますのは、アメリカではレーガン……

第136回国会 外務委員会 第10号(1996/05/30、40期、社会民主党・護憲連合)

○秋葉委員 まず最初に、冒頭説明のありました北朝鮮の科学者の亡命事件について、簡単に事実関係について再度確認をしたいのです。  冒頭の説明では何が何だかよくわからない状況でありまして、具体的に、在京の日本大使館に北朝鮮の科学者が接触をしたのかどうか、あるいはその他の地で、日本の当局なりあるいは外国の当局に対して、日本という具体的な固有名詞を掲げて亡命をしたいというような意思の表示があったのか、あるいはないとすれば、こういったニュースが流れてきたその根拠はどういったところにあると考えるのか。事実関係について、時間がありませんので簡単に御説明いただきたいと思います。

第136回国会 規制緩和に関する特別委員会 第8号(1996/05/22、40期、社会民主党・護憲連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  まず、二人の参考人、内橋先生それから正村先生、実は私は以前からお二人の著作を読ませていただいたことがありまして、実はアメリカに長い間住んでいたのですが、「匠の時代」、それから正村先生はお子さんのことをお書きになった本がありますが、そういったものを読ませていただいて大変感動した記憶がございます。きょうは御意見を伺えるということで大変光栄に思っておりますが、残念ながら時間が余りありませんので、事によったら、こちらの私の方の考え方を一方的に押しつけるみたいな質問になるかと思いますが、失礼な点はお許しいただければと存じます。  実は今、最初のお話を伺いながら、……

第136回国会 規制緩和に関する特別委員会 第9号(1996/06/05、40期、社会民主党・護憲連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉忠利でございます。  これは半分お願いなんですけれども。今まで何度も申し上げてきたことですけれども、新聞あるいは書籍が文化の担い手である、本当にそのとおりだと思います。その文化の担い手である新聞やあるいは書籍の再販価格制度の議論に当たっては、その担い手である新聞または書籍の業界を代表される方々が日本の文化あるいは言論界のレベルを象徴していると言っても私は過言ではないというふうに思います。  そこで、いろいろなことを考えるのですが、まず一つには、この問題、世界各国の再販価格維持制度の採用あるいはそれをやめたというようなところを考えてみますと、世界的な趨勢としてどちらが決定……


41期(1996/10/20〜)

第139回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1996/12/12、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  社民党の中では、党としての選挙の評価、総括というのはまだまとめておりませんけれども、衆議院の方は特に人数が少なくなりましたので、全員でフリーディスカッションをして、その中で挙がってきた何点かを皆さんに御報告したいと思います。  しかしながら、既に自民党から共産党まで四党の皆さんがさまざまな観点から問題提起をしてくださいました。問題の範囲というのは大体既に出尽くしているような気がいたしますので、少々視点を変えて、どういった議論をこれからしていくのかというあたりを頭に置きながら、三、四点、五つぐらいになるかもしれませんが、まとめて、私の意見も交えながら……

第140回国会 外務委員会 第2号(1997/02/21、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉です。  今の外務省の答弁、松本議員の質問に対する答弁で、実際に弾を積んだ人間が劣化ウラン弾かどうかを知っていたかということに対して、わからないというふうな返事をなさいましたが、我が党がアメリカ大使館に抗議に出かけた際に、安全保障の担当官から、現場で弾薬を積んだ人並びに飛行機に乗っていたパイロット、そのレベルでは劣化ウラン弾であることを認識していたという答えをいただいております。最低限、そのくらいのチェックは外務省としてもおやりになった方がよろしいかと思いますが、それは事実の確認ですから、知らないということで済まされる問題ではありませんので、あえて注意を喚起しておきたい……

第140回国会 外務委員会 第7号(1997/04/02、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 本日審議されている条約は、南極条約環境議定書、それからアジア=太平洋郵便連合憲章ですが、その条約についての質問に入る前に、時期的に非常に重要な政治課題がありますので、それについて何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、沖縄に駐留しているアメリカの海兵隊ですけれども、この人員と、それからその任務、目的、これは安保条約に沿ってとかそういうことではなくて、これは軍事ユニットですから、空軍ではなくてなぜ海兵隊なのかというような、かなり具体的な軍事的な目標があるはずですので、それについてまずお答えをいただきたいと思います。

第140回国会 環境委員会 第6号(1997/04/22、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  このアセス法案ですけれども、八一年、鯨岡兵輔環境庁長官のときに御努力が始まったというふうに理解をしております。ようやく法案が出てきたかという思いがあって、一方ではよかったという思いがあるのですけれども、同時に、欧米の水準には達していないという批判もございます。  橋本総理はかねてから環境の問題に非常にコミットしてこられた。事実、恐らく大蔵大臣のときだったと思いますが、環境についての法案ではなかったのですけれども、その中で環境の問題について答弁席から情熱を持って語られる総理の御答弁を聞いて、私は非常に感動した記憶がございます。その立場から考えると、半……

第140回国会 環境委員会 第8号(1997/05/16、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 南極の環境についての条約の国内法整備ということで今回の法案が提出されているわけですが、さまざまな環境関連の条約についての国内法整備、今までにも行われてまいりました。その中でも、やはり私は、今回の法案について審議するに当たっても、環境庁としてこれまでどういった実績があるのか、その点をきちんと整理する必要があると思います。  その観点から何点か質問したいのですが、私は環境庁の応援団を、ここにいる環境委員の皆さん恐らく同じだと思いますが、応援団であることを自任いたしております。できるだけ環境庁に頑張ってもらっていい環境をつくっていきたい、後世に残していきたい、そのためにもつともっと環 境……

第140回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1997/02/19、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  まず最初に、今四人の方、大変お忙しい中、一日私どもにおつき合いいただきまして大変ありがたいと思うのですけれども、一言、これは恐らくはかの委員の皆さんの気持ちを代弁するというのも僭越なのですが、ちょっと我々と認識の微妙なずれがあるのかなというような気がいたしました。  それは、例えば選挙のときに何もやらないで日常活動だけで当選できる、恐らくほとんどの人がそういう政治活動をしたい、そういう選挙をしたいというところではそれほど変わりはないと思いますし、それから、やはり有権者とひざを突き合わせていろいろな問題についてきちんとした話し合いをする、そういうことでも……

第140回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1997/05/28、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 私も大体時間の範囲内で何点か質問をしたいと思います。  まず、きょうの参考人の皆さんの御意見、それから質疑を伺っていて感慨を持ったのですが、こういった議論が現在の制度が導入される以前にもっときちんと広範に行われていれば、制度の導入された後で、あれは私は熱に浮かされていて、うっかり走ってしまったけれども、後悔しているなんというような議員が続出することにはならなかったのではないか、そんな気がいたしております。  ただし、もう一つ、今話題になっている問題と絡めて考えますと、諌早の干潟ですけれども、あれは誤った決定を一度してしまって、干潟が消滅してしまう、死んでしまう、生き物が死んでしまう……

第140回国会 厚生委員会 第6号(1997/03/19、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 昨日の本会議での質問に続いて、何点かフォローアップの質問をさせていただきたいと思います。  まず、インフォームド・コンセントに関してですけれども、きのうの本会議の提案者のお答えは、日本社会では必ずしも浸透し切っているとは言えない、ある程度これから改善の余地があるというようなお考えだったと思います。しかし、心臓移植あるいは臓器移植といった場では、そのインフォームド・コンセントはそれなりに確保できる、あるいは完璧に確保できるというふうにおっしゃったのかもしれませんけれども、この点について、やはり非常に重要な点ですし、多くの皆さんが心配をしている点ですし、マスコミの報道を見てみますと、や……

第140回国会 厚生委員会 第10号(1997/04/01、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 先日の委員会に続いて、何点か、短い時間ですが、質問をさせていただきます。  私も、昨日ですけれども、金田誠一議員、山本孝史議員等と一緒に、脳死を人の死としないという立場で臓器移植法案を提出させていただきました。この二つの法案、共通点もありますし違っている点もありますが、その両者がきちんと比較対照されるような形で議論されることを皆さんにお願いしたいと思います。  それで、私たちの立場の一つは、ドナーの人権はもちろんのことですけれども、レシピエントの人権もやはりきちんと視野に入れて考えなくてはいけない。  特にそれがどういうところにかかわってくるかといいますと、ただ単にこれは心臓移植、……

第140回国会 厚生委員会 第16号(1997/04/15、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉議員 お答えいたします。  ただいまの御質問の中心点は、法律によって死を定義づける、あるいは法律的な位置づけを死に与えるかどうかというところが中心的なポイントになっております。  その点について申し上げますと、私たちの提出いたしました法案では、法律によって人の死を定義すべきではないということが言い過ぎでしたら、法律によって定義づけなくても、これまでの社会慣習、これまでの死の定義で日本社会においては十分機能する死の概念というものが存在し、機能しているというふうに考えております。  したがいまして、その立場から申し上げれば、さまざまな御指摘、人類全体の広がりやあるいは人類の歴史等を勘案されて……

第140回国会 大蔵委員会 第1号(1997/01/29、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  限られた時間ですので一つのことに集中して伺いたいのですが、実は今回の行財政改革、マスコミを通して非常に大きく取り上げられておりますけれども、その結果として、これまで余りこういった国の財政の問題にそれほど注意を払ってこなかった市民といいますか庶民、中曽根さんは庶民がいいと言っていらっしゃるそうですが納税者、そういった方々が国の財政について改めて関心を持ち始めている。これは大変喜ぶべきことだと思います。その市民の視点から幾つか質問をさせていただいて、最後には提案をしたいと思うのです。  行財政改革は非常に重要な問題ですので、その中で、実は私が常日ごろ感……

第140回国会 大蔵委員会 第3号(1997/02/21、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 短時間の質問ですので、基本的なことを幾つか伺いたいと思います。  まず最初に、財政再建ということが非常に大きな緊急課題として取り上げられているわけですけれども、常識的に考えるとなかなか納得できない。  例えば二百四十兆円以上の国債残高がある。もろもろの借金、地方の分、隠れ借金、その他を入れるとGDPに匹敵する、あるいはそれを超えるといった額の借金があって、それを減らさなくてはいけないというときに、まずかけ声だけがあっても、そのかけ声の次の年には例えば二十兆の借金をまたするというようなことが行われている。やはりこれは常識的に考えると、家計のレベル、あるいは子供たちのお小遣いを使うレベ……

第140回国会 大蔵委員会 第8号(1997/03/12、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  今回のこの二案件に関して、世界銀行あるいは世銀グループが世界的に非常に重要な役割を果たしている、その役割をさらに充実させるために、また世界的により広範な支持を得るためには、例えば環境に対する取り組み、人権、あるいはその他途上国の立場から、あるいは途上国の現場で活躍をしているNGOとの積極的な連係プレーというのが非常に重要になってくるのではないかというふうに私は愚考しております。  この点については、例えばアジア開発銀行などにおいても総裁、副総裁がNGOは開発における重要なパートナーであると繰り返して言っている、そんな現実もありますし、あるいは、アメ……

第140回国会 大蔵委員会 第9号(1997/03/18、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     中東・北アフリカ経済協力開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案及び国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 これまでに中東・北アフリカ経済協力開発銀行への加盟の意思を表明していない、域内の主要国及び域外の主要先進国に対し、我が国としても積極的に加盟の働きかけを行うこと。  一 国際機関の運営……

第140回国会 大蔵委員会 第10号(1997/04/08、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  外為法の関連につきまして少し勉強しようと思ったのですが、特措法の問題などという重要問題も我が党は抱えておりまして、ですから、きょうの委員会では、専門家の大蔵省の皆さんに主にインテリジェントレイマンといいますか、インテリジェントと自分でつけてはいけないのですが、要するに、それなりの理解力や関心があるごく普通の、専門家ではない人間の立場から、何点かについて御質問をいたしたいと思います。  まず最初に、個人の立場で今回の改正でどういう影響を受けるのかといったことを少し正確に理解したいと思います。  外貨両替の自由化ということが今回の中に入っております。例……

第140回国会 大蔵委員会 第12号(1997/04/11、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 ただいまの質問に続いて、主に野村にかかわる証券スキャンダル、そのより大きな背景等について何点か伺いたいと思います。  まず最初に、今回の事件において証券取引等監視委員会、どういった役割を果たしてきたのか。監視委員会のこれまでの仕事といいますか、日本版のSECであるという、最初のこの監視委員会の強化の理由がそういったものをつくるということになっておりましたけれども、具体的に、これまでの活動においてそういった趣旨が生かされてきたのか、あるいは同時に、その活動を通して、日本の証券業界の動きがどういったものであるか、その腐敗の背景みたいなものが浮かび上がってきておるのかどうか、さらに、今回……

第140回国会 大蔵委員会 第17号(1997/04/25、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。日銀法の改正案について、あるいはそれに関連した点について何点か質問したいと思います。質問通告のときの順序等と少し変わるかもしれませんけれども、基本的なことを何点か伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最初に、現行法との比較といいますか、現行法がどういうふうにこれまで実際に効力を発揮してきたのか、あるいは部分的には無力だったのかというところから始めたいと思います。  現行法、昭和十七年にできた法律の第二条には、明確に「国家目的」という言葉が入っております。国家目的を遂げるために日銀がその機能を発揮するということだと思いますが、この国家目的とい……

第140回国会 大蔵委員会 第19号(1997/05/09、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  参考人の皆さんには、お忙しいところ、御貴重な御意見をお聞かせいただきまして本当にありがとうございます。御説はいろいろなところできちんと読ませていただいておりますけれども、改めてこの場でお話を伺って、やはり直接お話を伺うことがいかに大事かということを改めて認識いたしております。与えられた時間が十分間ですので、たくさん聞きたいことがあるのですけれども、一、二点に絞って伺いたいと思います。  第一点目は、これは主に三木谷先生それから中北先生に伺いたい点なんですけれども、今回の日銀法改正の中心理念の一つは、開かれた独立性、自主性ということがうたわれているわ……

第140回国会 大蔵委員会 第22号(1997/06/17、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  きょうは、主に証券市場について何点か基本的なことについて伺いたいと思うのです。  まず、兜町ではいろいろなうわさが流れるのだそうですが、最近といいましても、もうことしに入ってからずっとなんですが、よく聞いてみますと、昨年から、あるいはいつも選挙のたびにこういううわさが流れるということですけれども、野村証券の不祥事等もありましたが、そういったところも絡んで株価操作が行われているのではないか、しかもその目的というのは九六年十月に行われた総選挙の資金づくりと関係がある、こういったうわさが兜町でずっと流れているということでございます。選挙のたびにこういううわさ……

第140回国会 文教委員会 第17号(1997/05/30、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉議員 確かにおっしゃるとおり、今回のこの法案では、特に高齢化進展の中で障害者や高齢者に着目をした上での弱者の立場、人の心の痛みの理解の促進をねらって、ここに絞って考えていこうということをうたっております。これはボランティア活動の重要性を否定するつもりではなく、まず出発点としてこういった経験をしていただいた上で、人と人との交流を通じてボランティア精神が必ず育つという信念のもとにこの法案を考えております。  もう一点申し上げたいのですけれども、例えば、自由に何でもいいから作文を書きなさいというような課題が与えられますけれども、作文を子供たちが習っていくようなプロセスでも、最初から何でもいいか……

第140回国会 予算委員会 第14号(1997/02/17、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  時間が一時間、伺いたいこと、あるいはここで本来であれば議論をさせていただきたいことがたくさんありますので、ほんの入り口だけになるかもしれませんが、何点か伺いたいと思います。  最初に、先日来問題になっております劣化ウラン焼夷弾について伺いたいと思います。  まず最初に、この劣化ウランという物質、一部の方々にはなじみのある物質ですけれども、一般的には余りよく知られていない物質ですので、この危険性について、放射能の面それから毒物としての面、簡単に一分ぐらいで、これは科学技術庁あるいは防衛庁、伺いたいのですけれども、簡単に御説明いただきたいと思います。

第140回国会 予算委員会 第21号(1997/02/28、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 きょうは、趣の大分異なる二つの分野について質問させていただきたいと思います。  今国会、それから今年度の政治課題のうち中心的なものの一つ、ずばりそのものだと言ってしまっても過言ではないと思いますが、行政改革がございます。行政改革というのは何なんだ。省庁の権限をいろいろと割って、その順列組み合わせでどの仕事をどの省庁にやらせる、そういった考え方がどうもマスコミ等を通して行政改革の中心なんだというような印象が形づくられているような気がいたしますが、一言で行政改革とは何かというと、それは行政に対するデモクラティック・コントロールといいますか、民による行政の管理といいますか、民が官に対して……

第141回国会 外務委員会 第4号(1997/11/26、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  一、二点について伺いたいのですが、まず最初に、国連において十月の三十一日、マレーシアなど四十五カ国によって、核兵器禁止条約の早期締結につながる交渉を一九九八年に開始することを求める決議案が提出されました。  この決議案に対して日本政府は全体の賛否は棄権ということなのですが、再びこれが実は第一委員会というところで投票が十一月十日に行われ、その際の日本政府の態度が棄権ということなのですが、この決議案、今度は、十二月初旬に行われる国連総会で再び決議案として本会議にかけられることになっておりますので、その際にはぜひ賛成をしていただきたいということで、お願い……

第141回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1997/11/27、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  時間が余りありませんので、いろいろと伺いたいこと、提案したいことがあるのですが、一点だけ。選挙権を海外において取得する際の条件ですが、日本に帰国をして日本に住む意思がなくてはいけない。ちょっと長ったらしいあれですので、日本に帰国の意思があるかどうかというふうに簡単に言わせていただきますが、帰国、ただ帰ってくるだけではなくて、住所を定める意思があるかどうかという条件がついておりますが、その点について、これは憲法違反ではないか。仮に憲法違反でないにしろ、憲法違反に匹敵するような重大な問題をはらんでいるので、削除すべきであるということを申し上げたい。その理由……

第141回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1997/12/04、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  参考人の皆さんには、きょう大変お忙しい中、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。お礼を申し上げたいと思います。  特に、金井参考人につきましては、日本とアメリカの間を行き来していらっしゃるということを伺いましたけれども、たまたま参考人の御意見を伺うときに日本にいらっしゃったということで、これはこの法案にとって非常にさい先のいいしるしてはないかと思いますので、何点か伺いたいのです。  実は、私もアメリカに二十年近く住んでおりました。それから、武山議員もやはり長い間アメリカに住んでいらっしゃいますので、そういう意味で状況はいろいろとわかってお……

第141回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1997/12/11、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  今までも同趣旨の質問が重なっておりますが、大事な制度ですので、やはり同じような重要な点に質問が集中するということでお許しいただきたいと思います。  今回の法案、目的の一つは、投票率を向上するということになっておりますが、一般の理解では、投票率を向上させるためには、もっと抜本的な、例えば先ほどからお話になっておりますような、政治の質の向上であるとかあるいは腐敗の一掃であるとか、そういったことが必要であって、投票時間の延長とかあるいは不在者投票、これも時間を延長し、少々不在者投票の便宜を、利便性をよくするといったようなことでは、とてもとても投票率の抜本……

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第4号(1997/10/21、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  大変長い一日で、お答えになる橋本総理初め皆さんも大変だと思いますが、委員の皆さんも御苦労さまですが、三十分という時間で一つ二つ問題提起をさせていただきたいと思います。  この法案、それからその背後にある考え方、財政構造改革ということですが、非常に大きなブラシで日本の将来を考えているということで、私も大きなブラシで、この財政構造改革の背後にある考え方、要約いたしますと、私たちの世代が未来の世代に対して大きなツケを残してはいけない、こういうことだと思います。それを、逆にもう一つ別の面もあって、仮に私たちが今何か投資をするのであれば、それは未来に対する投……

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号(1997/10/23、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 先日の質問で十分カバーできなかった何点か、引き続いて伺いたいと思います。  建設それから運輸、お二人の大臣に来ていただいておりますので、最初に、もう大分遅いですから、最初に一問だけですので、その質問を伺って、後はゆっくりと、農水の問題についてはゆっくりとお願いしたいと思います。  一つですが、今回の財政改革のさまざまな問題がありますけれども、その中の一つ、特別会計、この点についてもやはり大きな焦点になっております。しかしながら、十分なその具体的な措置が盛り込まれていないというところがちょっと心配なんですけれども、その一つが、例えば国鉄清算事業団の持つ二十八兆円の債務について、これを……

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第11号(1997/10/30、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 参考人の皆さん、長時間、貴重な御意見を大変ありがとうございます。時間が十分ですので、基本的なことを一、二、確認をさせていただきたいと思います。  主に財政再建と景気の関係について伺いたいのですけれども、まず石参考人にお願いしたいのですが、先ほどのお話、簡単に景気とそれから財政再建の関係を要約しますと、財政改革は中長期的な課題である、本来、景気はどちらかというと短期的だけれども、現在の日本の不況の状況というのはこれは構造的な不況であるというふうにとらえるべきである、構造的な対応が必要だろうということです。  大ざっぱに考えると、財政、つまり支出を切るということ、これは景気対策とは逆方……

第141回国会 消費者問題等に関する特別委員会 第5号(1997/11/27、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 参考人の皆さん、長時間大変御苦労さまでございます。最後になりましたけれども、十五分間、主に事実関係について何点か確認をしたいことがございます。  それで、私の立場を申し上げたいのですが、私は約二十年間アメリカに住んでおりました。アメリカには、御存じのように、新聞にも、書籍、それからCDその他にも再販制度はございません。アネリカに二十年住んで、アメリカ社会のいいところ、悪いところ、たくさん見てまいりました。政治的にも非常に問題の多い社会ですし、そういう点では批判をしてまいりましたし、それを変えようと努力もしてきました。  いいところもたくさんあります。大学における研究環境、私も大学に……

第141回国会 大蔵委員会 第4号(1997/11/12、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  今回の金融持ち株会社解禁に伴う金融関係法の整備に関する法律案について、初歩的なところだと思いますが、基本的なことを何点か質問させていただきたいと思います。  第一番目なんですが、独占禁止法の中には、金融持ち株会社を解禁するに当たって、より大きな枠組みとして、持ち株会社あるいはその独占禁止というような観点から、公正かつ自由な競争の促進を妨げてはならないという、これが過度の集中というところの定義だと思いますが、これは十一条になるのでしょうか、そういった言葉がございます。  実は、独禁法の議論をしているときに我々素人がよく誤解するところなので改めて確認してお……

第141回国会 大蔵委員会 第5号(1997/11/25、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。議題になりました罰則の整備のための金融関係法律の一部を改正する法律案について、また関連事項について、何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、大蔵大臣に伺いたいのですけれども、この関係法案を整備するに当たって幾つか非常に重要な点があるというふうに思いますが、その一つがディスクロージャー、すなわち情報の公開。これはもちろん金融関係会社がその運営についての詳細な情報を市場に公開するということが非常に大事である、そのことが一つ大事な柱であるというふうに認識をしております。それからもう一つは、これは例えばインサイダー取引の規制にかかわることです……

第141回国会 大蔵委員会 第6号(1997/11/26、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 与党の立場から、何点か質問をさせていただきます。  しばらく前のことなんですが、一年ぐらいの単位でお考えいただければいいんですが、さる有名な作家が、毎朝新聞を見るのが憂うつだ、最近の新聞は逮捕新聞になっている、毎朝新聞を見ると、だれか偉い人が逮捕されてとんでもない話になっていて、新聞を見るのが憂うつだということを語っておりましたが、このところの新聞を見ると、今度は、逮捕もあるにはありますが、それは陰に隠れてしまって、必ずどこかの銀行が倒産しているニュースが載っている。倒産新聞になってしまっているような感さえあります。  このことに関して、もちろん国民的な関心は言うに及ばず、世界的に……

第141回国会 大蔵委員会 第9号(1997/12/03、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 金融不安の解消のためにも預金保険法の成立が必要だという認識でようやっと審議が始まったことを歓迎するものですが、まず最初に、けさの報道にもありましたように、このところ再びジャパン・プレミアムの最高値がつく、あるいは円安の動向も一時百二十九円値がつくというようなことがあって、海外からの反応ということが非常に気になるところでもあるわけですが、それについての大蔵省の所感と、この預金保険法一部改正、それがどういうふうに好影響を与えるのか、あるいはどのようなその他の影響があるのか、その辺について、まず最初に、けさのホットなニュースに関連をして伺いたいと思います。  大蔵大臣、もしよろしければお……

第142回国会 運輸委員会 第5号(1998/03/18、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  時間がありませんので、三つの分野について簡単に質問したいと思います。  最初は、この空港は関空と同じような形で埋め立てを行うことによって建設されるわけですが、関空の場合、非常に大量の海砂利が必要とされた。その結果として、瀬戸内海、特に私が住んでおります広島県の沖合の海砂利が違法に採取をされるような事態になった、そういうことが報道されております。その関空の問題についてきょうは議論をするわけではありませんけれども、私が伺いたいのは、この中部国際空港の工事に当たって、例えば、海砂利が必要であるからといって、これが直接運輸省の責任になるわけではありませんけ……

第142回国会 運輸委員会 第7号(1998/04/28、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉です。  航空法の一部を改正する法律案について、まず最初に、この法律の基本的な考え方について確認をしたいのです。  これは、要するに、飛行機の所属国がどこであろうと、実際にその飛行機が運航している国における耐空証明書、それが代表する安全性の確保という問題ですが、運航国が責務を負うという、いわばどこに所属しているかというある意味ではより抽象的なレベルでの判断ではなく、実地のレベル、現場で実際に安全性の確保をするためには、一番条件の整っているところに責任を持ってもらおう、そういう実際的な見地からの法律案の改正である、条約もそうですけれども、法律案の改正であるというふうに理解……

第142回国会 運輸委員会 第8号(1998/05/08、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 ここの委員会で現在審議されている法案ですが、今の寺前委員の質問にもあったような環境面、さらには安全といったことが究極的にはこの法案の背後の目標として掲げられているというふうに理解をいたしております。  特に、そういった点から、ただ単に、例えば装置の点検とか国際的な互換性とかそういったところが十分機能すれば、それで全体のシステムがうまく機能するかどうかというところが実は大事な点だと思いますので、この法案そのものについては私は非常に前向きな一歩だと思いますが、その位置づけも含めて、これから二十一世紀を迎えるに当たって環境面それから安全面といったことを考えた際に、どういった総合的な交通シ……

第142回国会 運輸委員会 第9号(1998/05/15、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  委員長初め各会派の御理解をいただきまして、二つの法案、午後から審議される船員職業安定法及び船舶職員法の一部を改正する法律案についても、あわせてこの時間帯で質問をさせていただきます。午後は質問をしないということで、御配慮いただきました。まず感謝をして、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について関連した質問をしたいと思うのです。  今までの各委員の質問の中にも出てまいりましたけれども、ナホトカ号の事故がございました。このナホトカ号の事故についての事故調査報告が昨年の暮れまとまったということです。長い説明は不要なんですが、この調査報……

第142回国会 外務委員会 第16号(1998/06/01、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  きょうは、非常に変わった形で外務委員会、しかも核兵器の問題についてこういつた形で会議を開いてくださったことにお礼を申し上げます。  一つ残念なのは、広島出身の国会議員がかなりいるわけですけれども、ここで発言するのは、名簿を見ますと、私だけであるということにちょっと残念な感じを持っております。  まず、その広島について、先ほど藤田議員の方から大変情熱の込もった意見の開陳がありました。一、二不正確な点がありますので、その点を訂正させていただいてから私の意見を申し上げたいと思います。  広島の平和公園にある平和の碑文は、「安らかに眠って下さい 過ちは繰返……

第142回国会 緊急経済対策に関する特別委員会 第4号(1998/05/18、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 サミット大変御苦労さまでした。お戻りになってまたすぐ、恐らく時差に対する適応が、どちらからどちらかかわかりませんが、まだおできになっていないかもしれないような状況で長時間頑張られるというのはやはり大変なことだと思います。だからといって、別に質問の内容を易しくするという意味ではありませんが、ともかく肉体的にも大変だと思いますので、その中でなお頑張っていただきたいと思います。  それから、これは質問通告を必ずしも正確にはしていないのですが、きょうの午後、自衛隊の輸送機がシンガポールの方に飛び立つという決定がなされましたので、それに関連して、総合経済対策の中にもアジアの経済の問題が入って……

第142回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1998/04/03、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 最後の質問ですが、これまで各党の皆さんがおっしゃいましたように、この法案は、本当に歴史的な意味の大きい法律がようやっとできるということで、本当にさまざまな面で努力をしてこられた方々に改めてお礼を申し上げたいと思います。  私事にわたって申しわけないのですが、私はアメリカに二十年近く住んでおりました。ですから、外国で本当に日本の選挙に参加したいという気持ちは私自身、非常に強く持っておりましたので、この新しい選挙のやり方を導入する画期的な委員会に委員の一人として参加できたことは個人的にもとても感慨深いものがございます。これは歴史的な意味のある法律の改正ですから、この委員会の審議の内容、……

第142回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1998/05/07、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 質問をする前に、先ほどの与党間の協議でちょっと問題が、問題といいますか、まだ最新の情報が大臣のところには届いていないようですので、ちょっとだけ補足をさせていただきたいのです。  与党のプロジェクト、先ほどのあっせん利得罪等を議論しているところは座長が自民党の議員ですが、座長の、もうこれでプロジェクトは最後だという宣言で、プロジェクトは開かれておりません。自民党の案、先ほど東中委員が指摘されたいろいろな問題がありますが、一歩も譲らないということで総務会を通ったということでありますし、社民党としては、何度も期限を切った、それを延ばしながら、自民党の柔軟な、しかも世論にきちんと配慮をした……

第142回国会 厚生委員会 第6号(1998/04/03、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  大変長い一日だと思いますが、最後の質問ですので、大臣並びに厚生省の皆さん、しばらく御協力をお願いしたいと思います。  何点かについて伺いたいのですが、まず最初に、きょうは病床規制の面について、ここに焦点を合わせたいと思います。  まず、今回の法改正によって、この病床規制の部分ですけれども、このことによって大体どういう目標を達成しようとしているのか。まず最初に、この規制による達成目標といいますか、それとその前提を簡単に御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 時間が余りありませんので、もうちょっと手短に答弁をお願いします。  簡単に言ってしまうと、……

第142回国会 大蔵委員会 第3号(1998/01/21、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉でございます。  金融システムへの信頼を取り戻すということが一つの目的ですけれども、金融システム全体への信頼を回復するためにも、やはり大蔵省自体の信頼ということが非常に重要になってまいります。  最近も大きく報じられました道路公団における接待の問題、大蔵省のOBがかかわっているということ、その詳細が報道されておりますけれども、これについて三塚大蔵大臣の方では、接待疑惑解明のために徹底調査をする、そういう指示を出されたということで、そのことは大変歓迎をしたいと思いますが、実は社民党としては、こういった疑惑の解明と、それから大蔵省だけではありませんけれども、こういった不……

第142回国会 大蔵委員会 第4号(1998/01/23、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 私も、持ち時間十分ですが、できるだけ審議促進に協力をしたいと思いますが、何点か大事な点ですので伺いたいと思います。  今回の特別減税、総理が最終的に決断をされたわけですが、それに至ったプロセスで、きょうも本会議の質疑にもありましたし、この委員会でも何度か指摘されている点ですけれども、その中で、社会民主党としても特別減税を行うべきであるという主張をずっとしてまいりました。野党の皆さん、それからその他国民的にも非常に広い範囲での減税の提案があったわけですが、それを無視した理由、最終的には総理決断で減税することになったわけですけれども、その時点から振り返って、我々の提案を無視したことをど……

第142回国会 予算委員会 第13号(1998/02/25、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社会民主党の秋葉忠利でございます。  本来であれば、伊藤茂幹事長がこの場で質問に立つはずでしたが、体調を崩しまして、ピンチヒッターということで質問をさせていただきたいと思います。  もう既にこの予算委員会での質疑の中にも、再三、我が国が直面するさまざまな問題の指摘が行われてまいりましたけれども、一言で現在の状況を表現するとすれば、不信と不安の時代と言っても過言ではないような気がいたします。かつては一流だと言われた経済、その中でも一番かたいと言われていた銀行の不祥事、あるいは日本を指導しているのだと言われた官僚の不祥事、そういったことも含め、さらには政治の面でも、政党の支持率の中では……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第6号(1998/09/01、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 社民党の秋葉でございます。  質問通告の中には入っておりませんが、最初に宮沢大蔵大臣に、きょう入ってきたニュースですが、ニューヨーク株の大暴落というニュースが入ってきておりますが、こういったことについてどういうふうにお考えになっているのか、まずその点についてお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 今のお答えの中に示唆的に含まれていたことでございますけれども、よく総理初め、これは橋本内閣時代から一つの目標として掲げられていたことですが、日本発の世界恐慌は起こさないんだという言葉がよくございました。  あたかも、そのことが囲えば今回の不良債権処理の大目的であるかのようなとられ方をし……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第7号(1998/09/02、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 長銀の問題、私たちもこの問題について非常に大きな疑問、たくさんございますので、引き続いてこの問題について伺いたいと思います。  先日、小渕総理大臣は、住友信託銀行の高橋社長を官邸に呼びつけてと言った方がいいと思いますけれども、あっせん行為を行った。非常に強権的に吸収合併、あるいは住信側で受け入れを行うような要請を行ったわけですけれども、こういった総理大臣の行動のもとになる法的根拠はどこにあるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 特定合併の場合には金融監督庁の長官がありせん行為をすることになっているというふうに記憶しておりますが、ちょっと記憶が確かじゃないので、法律的にどの法律の……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第10号(1998/09/07、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 本日は、野党三会派の提案が出ておりますので、その野党三会派の案をきちんと理解をするために、政府側には質問をいたしません。  それで、何点か伺いたいと思いますけれども、実は、これは順序が少し変わってくると思いますけれども、今、春名議員がお聞きになった答えの中で、銀行業界としては個々の銀行とは態度がちょっと違うんだという御発言が、提案者の鈴木委員の方からございました。それに関連して、私は、実はこれは政府案の場合の方がより適切なんですけれども、野党三党案に関連しても、最終的には、例えば公的な管理に入るというような可能性も指摘されているわけですから、公的な措置をとるに当たって、金融機関の責……

第143回国会 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第2号(1998/08/31、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 国鉄長期債務それから国有林野事業の改革に関連して何点か基本的な問題を提起しながら質問をさせていただきたいと思います。  最初に、国有林野の方から始めたいのですが、まず最初に、これは、せっかく総理がおいでいただいておりますので、基本的な点ですから、認識を伺った上で先に進みたいと思います。国有林野事業、三兆八千億円の累積債務があるわけですが、この原因は何だというふうにお考えになっているのか。  一般的な考え方で結構だと思いますが、先ほど来、きょうのこの委員会の審議をずっと聞いておりますと、国鉄の清算事業団の債務それから林野事業における債務等、非常に重要な問題である、国全体として、日本と……

第143回国会 予算委員会 第5号(1998/10/01、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 さまざまなスキャンダルがいろいろな分野で発生していることは非常に残念なのですけれども、その陰に隠れて、非常に重要な問題でありながら余り注目されていない国際的なスキャンダルがございますので、それについて、短時間ですけれども質問をしたいと思います。  世界銀行における日本コンサルタント基金、これの運用に関連して、世界銀行に雇われていた日本人の職員が二人、結局汚職で解雇された。  金融に関連いたしましては、グローバルスタンダードの時代だ、ビッグバンの時代だというふうに言われていますけれども、どうも、アメリカの新聞論調などを見ますと、日本がアメリカに腐敗を輸出しているのだ、そういうものが入……

第144回国会 予算委員会 第3号(1998/12/08、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉委員 私は、社会民主党・護憲連合を代表いたしまして、平成十年度補正予算案に対する反対討論を行います。  反対する第一の理由は、このたびの補正予算案が、相変わらず従来型の公共事業中心、大型プロジェクト方式による景気対策だということであります。もはや大規模公共事業依存による景気対策では効果がないことは、この間の経緯でも明らかであります。しかも、各省庁別事業費構成も従来どおりであり、既存の利益誘導型予算案であります。  当然のことながら、社民党が主張する、環境、福祉、生活、情報など、生活基盤を充実する対策には極めて冷淡であります。これでは国民生活の質の向上にはつながりません。財政負担ばかりが水……


各種会議発言一覧

39期(1990/02/18〜)

第118回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1990/04/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  主に二つの問題について伺いたいのですが、一つは教育の国際化ということ、もう一つはそれと全く無関係ではありませんが、私学の役割といった点、その二点について主に伺いたいと思います。  まず大臣に伺いたいのですが、臨時教育審議会の教育改革に関する最終答申が昭和六十二年に出ております。それから現在まで、その答申に盛られたさまざまな点があるわけですが、特に私が関心を持っておりますのは、教育の国際化という問題、それから、社会が多様化している、価値観が多様化している、そういった状況にかんがみて、教育がこれからどのような方向に向かっていくのか、文部省としてはその辺の……

第118回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1990/04/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉分科員 私は社会党の秋葉でございます。主に二つの分野について質問をさせていただきたいと思います。この二つはほとんど関係がありませんが、まず最初に喫煙のことなんです。  私は、アメリカに住んでおりまして、アメリカにおけるたばこの扱いと現在日本におけるたばこの扱いに非常に大きな差があることを痛感しているのですが、なぜ日本ではたばこの害が余り社会全体として取り上げられていないのか、特に私たちの健康、それから生命についてさまざまな国としての政策を施行する厚生省でもっと積極的に取り組んでもらえないのか、いささか歯がゆい思いを持ってこれを眺めてきたわけでありますが、実は次のような解釈をするとその理由……

第120回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1991/03/12、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  きょう私が質問したいことは、同和関連農家、いわゆる部落農家、より広くは部落農業について、幾つかの点について質問したいと思います。  もう大臣初め農水省の方々よく御存じのことですけれども、一九八五年の農業センサスによりまして、その統計から抽出をすることによって、部落農業の実態がかなりの程度明らかにされました。地対協の意見具申の中にもありますように、一般農家に比べると、耕地面積の点でも、例えば耕地面積が三分の二といったような昭和五十年当時と同じ傾向が続いている、あるいは不安定な兼業農家の割合、これも高い、それから、農産物の販売額にしても、これが比較すると……

第120回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1991/03/13、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。一日じゅう分科会で皆さん大変お疲れだと思いますが、あと少々御辛抱いただきたいと思います。非常に大切な問題だと思いますので、あと少しお時間をいただいて、主に私はたばこ、喫煙の問題、特に青少年の喫煙の問題について、国民の健康を一番心配してさまざまな努力を続けてこられている厚生省の方々に伺いたいと思います。  まず最初に、一般的な前提を確認しておきたいのですけれども、昨年も実は私この分科会で喫煙について質問をさせていただきました。その際、厚生大臣から、たばこの害があるということは世界的な常識である、それを認めないわけにはいかない、したがって厚生省としても積極的……

第120回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1991/03/13、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。私は、今回の湾岸紛争、それから湾岸危機に際して石油の値上げということが行われたわけですが、その背後にある石油政策といいますか、その中でも特に零細なガソリンスタンドに代表される小規模な流通小売業者の保護について通産省がどういうような政策を持っておられるのか、またその政策の背後にある基本的な考え方について質問をしたいと思います。  皆さんよく御存じのとおりに、昨年の九月十七、十八と二日に分かれて行われたわけですが、大手の石油元売数社が仕切り価格を一リットル八円から九円上げるということがございました。それに従って系列特約店だけではなくて一般のガソリンスタンドで……

第123回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1992/03/12、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。主に二つの分野の問題について伺いたいと思います。  その前に、実は今の薮仲議員の質問を聞いていて感じたことがあるのです。私はアメリカの大学で教えていまして、医学部の進学のときに、学部の学生、二年間終えてから医学部に進学するというのがアメリカの制度ですけれども、その中で、医学部における成績と最初の二年間で一番相関関係が高いのが数学の成績なんです。それとあと英語の成績ですね。ですから、やはりそういう基礎的なものが非常に重要だということが相関関係としてアメリカの大学では常識になっていますので、とりあえずお知らせしておきたいのです。  実はそのことと私の質問とは……

第123回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  実は時間が三十分という限られた時間ですので、十分な質問それからお答えも残念ながらすることができないと思いますが、とりあえず何点かについて伺いたいと思います。  一つは東チモールの問題なんですけれども、御存じのように昨年の十一月十二日、サンタクルーズ墓地での虐殺という事件がありました。これが実は世界的に注目された事件ですけれども、その背景としては、東チモール、インドネシアはそこは自分の国の一部であるということを主張して、その原則によって政治を行ってきたわけですけれども、まずその点について問題がある。さらに東チモールにおいてさまざまな人権抑圧事件等が起こ……

第123回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1992/03/12、39期、日本社会党・護憲共同)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  経済一般について実は幾つか伺いたいことがありますが、経済については余りよくわかりませんので、御丁寧にお答えいただければ大変ありがたいと思います。  まず最初に伺いたいのは、このところ大分景気後退がはっきりしてきた、実はもう昨年の暮れあたりから、私の地元であります広島あたりでも、タクシーの運転手さんあるいは飲み屋街の状況といったようなところから、景気後退ということはちまたではかなりはっきりわかっていたという事実がございます。さらにさまざまな新聞、マスコミ等を通しての民間の診断でももう景気後退ははっきりしているわけですけれども、政府側の現状認識、事実認識……

第126回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1993/03/05、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉分科員 社会党の広島一区選出の秋葉でございます。事によったら今度は川島議員の時間ですけれども、我々ちょっと都合がありまして、先ほど川島議員と順番を交代いたしましたので、恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。  広島そして長崎といえば、第二次世界大戦の末期に原爆によって大きな被害を受けた両市ですけれども、この原爆によっていまだに苦しんでいる方々がたくさんいる。それと同時に、こういう被爆者を中心にした非常に人間的な努力が継続することによって、世界の平和に非常に大きな貢献をしてきた。その両面があるわけですけれども、その視点から、被爆者の援護について、きょうは幾つかの点について厚生省のお考え……


40期(1993/07/18〜)

第129回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1994/06/07、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  実はかなり前のことになりますが、江田島の第一術科学校におけるリンチ事件というのがありました。私の選挙区のすぐ近くなもんですから、関心を持ちまして、いろいろと調べて、そのことをきょうは伺いたいと思うんですけれども、その前に、長官に一つ伺っておきたいんですが、実は、このところマスコミでも報道されておりますように、我が国政府が国際司法裁判所に対して、核兵器の使用は国際法違反ではないという趣旨の陳述書といいますか、そういう意見を送付するということが報道されております。  その点について防衛庁長官としてのお立場からお考えを伺いたいのですけれども、これは一般論と……

第129回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1994/06/07、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。大臣を初め、大変長い一日でございますので、大変お疲れだと思いますが、問題はどれも非常に重要な問題ですので、関係者を初め非常に関心を持っているところですので、しばらくおつき合いをいただければと思います。  きょうは、ソーシャルワーカー、MSWとかPSW、それから表現としてはソーシャルワーカー・イン・ホスピタルという表現の方がいいとおっしゃっている方々もいらっしゃるわけですが、そういったソーシャルワーカーの資格化の問題、それから、これはスピーチセラピストというふうに英語ではいうんですが、略称でSTと呼んでおります。そういったセラピストの資格化の問題について、……

第132回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1995/02/21、40期、日本社会党・護憲民主連合)

○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。  今回の分科会は、いろいろと審議疲れというところがあるんでしょうか質問の通告数も少ないようですし、出席も余り芳しくありませんけれども、それを補って余りある質の高い質疑をさせていただければと思っております。  きょうは、実は、女性の雇用の問題、社会的に、古くは男女同権というところから始まって、最近は女性が積極的に社会に参画する共同参画社会というようないろいろな言葉がありますけれども、その中で、やはり一番中心的になっている問題は、女性が職をどのように得るのか、女性に対して職場での賃金あるいは昇進その他の差別がある現状をどういうふうに変えていけばいいのか、そ……

第136回国会 決算委員会第一分科会 第1号(1996/05/30、40期、社会民主党・護憲連合)

○秋葉分科員 きょうは公正取引委員会の役割について、中立性それから公正さ等を要求される大変なお仕事なわけですけれども、具体的な例を挙げて、公正取引委員会の仕事の状況について、消費者の立場、市民の立場から伺っていきたいと思います。  まず最初に確認をしたいのですけれども、いわゆる独占禁止法における公正取引委員会の役割といいますか、それを簡単に二、三、主な機能といいますか目的といいますか、まず確認をしたいと思いますが、公正取引委員会の目的というのは何でしょう。
【次の発言】 それで、今委員長がおっしゃったようなことに抵触する違反行為があった際に、例えば一市民がそのことを摘発するということはできない……

第136回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1996/02/29、40期、社会民主党・護憲連合)

○秋葉分科員 今山本議員の質問されたことに関連がありますが、原発の安全性、特に、昨年九月に出されました原子力施設耐震安全検討会報告書、これについて私が質問主意書を提出いたしましたが、その答弁書にかなりの疑問点がありますので、それを中心に質問したいと思います。  まず最初に、実は質問を用意している最中、昨夜NHKのニュースで中川科学技術庁長官が、プルトニウム政策の見直しを行ってもよい、そういう意思表明をされたというニュースを見ました。それだけではなくて、私が非常に高く評価したいのは、その見直し議論の中で、現在の政策を推進している人だけではなくて批判的な人も加えた議論をきちんと行いたい、そういう発……


41期(1996/10/20〜)

第140回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1997/03/03、41期、社会民主党・市民連合)

○秋葉分科員 済みません、名前がなかなか舌をかむような名前でして、私もニュースキャスターをやっているときに一番苦労したのは、実は自分の名前を正確に発言するということですので、子供にはもう少し発言しやすい名前をつけました。  社民党の秋葉ですが、大臣初め、主に河川行政、公共事業等について何点か質問させていただきます。  まず最初に、これは道路に関連したところでの亀井大臣の発言なのですが、私の前の委員も言及しておられましたように、亀井大臣の、私は政治家になられてからの仕事しかほとんど存じ上げませんけれども、決断力あるいは長期的なビジョン、そういったところで、日本の政治家の中にあっては非常に際立った……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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