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倉田栄喜 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

倉田栄喜[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
621位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
437位

39期委員会出席TOP100
60位
39期委員会発言TOP50
19位
39期委員会出席(無役)TOP100
59位
39期委員会発言(非役職)TOP50
14位
40期委員会発言(非役職)TOP100
75位
41期委員会発言TOP100
73位
41期委員会発言(非役職)TOP100
52位
41期各種会議出席TOP25
11位
41期各種会議出席(無役)TOP25
13位
41期各種会議発言(非役職)TOP25
23位

このページでは倉田栄喜衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。倉田栄喜衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

39期(1990/02/18〜)

第118回国会 災害対策特別委員会 第4号(1990/04/26、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 倉田栄喜でございます。公明党・国民会議を代表して、質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、長官の所信表明にも触れてありますけれども、全国の活動的な火山にかかわる防災体制についての具体的な対策及び今後の展望並びに問題点等について、大臣の御所見をお伺いできればと思います。
【次の発言】 そこで、今大臣から御答弁いただきましたけれども、私の方からは火山対策に関連をして何点かお伺いをしたいと思っております。  まず、先ほど地震についての予知の問題がございましたけれども、火山についての予知の問題、既に御承知のことでありますが、現在阿蘇山が噴火をしておりまして、この火山活動による被……

第118回国会 災害対策特別委員会 第7号(1990/07/12、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議を代表いたしまして、質問をさせていただきます。  まず、今回の集中豪雨の被害に対しまして、国土庁長官並びに政府、当委員会から早急に視察をいただきました。被災地選出の委員として御礼申し上げますとともに、視察の結果が適切に迅速に行政に、政治に反映されますように強く要望をしたいと思います。また、さきの当委員会で我が党の薮仲委員が、河川はんらんの情報等に関しましてテレビ等を通じての国民の皆様への公開という質問をさせていただきました。長官より積極的、前向きな御答弁をいただきましたけれども、あわせてこの点も強く要望をしておきたいと思います。  さて、質問でございますけれども、大……

第118回国会 災害対策特別委員会 第8号(1990/10/05、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 まず、十九号、二十号の関係で被災されました方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、政府におかれましては、被災者に対する十分な救済、また被害箇所の復旧工事、それから先ほどから出ております激甚災害の指定、また防災対策の強化等々十分な対策を講じていただきますようお願いを申し上げまして、質問に入らせていただきたいと思います。  先般、七月十二日のこの災害対策特別委員会で、私は、災害直後の被災者の方々のいわゆる人心の安定と申しますか、不安感を取り除くという意味で窓口の設定、そういうことを御質問を申し上げさせていただきました。そのことに対しましては、本部体制の充実を含め、指導を徹底してまい……

第118回国会 農林水産委員会 第7号(1990/03/28、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 倉田栄喜でございます。  畜産物価格の決定等に関する質問に先立ち、まず我が国農政の基本にかかわる問題について大臣の御所見をお伺いいたします。いわゆる農家の方方に存在する農政不信についてであります。  本年一月十八日、熊本県菊池郡大津町大津町民総合センターにおいて農政を語るシンポジウムが開かれ、私も参加いたしました。このシンポジウムは、熊本県の若手農民の方々が中心になって結成された農民が政治を考える会が企画したものでありました。この農民が政治を考える会の発足に当たって、あすの農業を担うべきこれら若手農民の方々は「我々は自らの仕事に対して誇りと信念を持っている。ただ、自信が持てないので……

第118回国会 農林水産委員会 第10号(1990/04/18、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 第一に、本件年金法の改正に関連いたしまして、日本農業の将来構造について、多々ダブる点もあろうかと思いますけれども、重ねてお伺いをいたしたいと思います。  まず、今農家の方々の間に存在する農業の先行きに対する不安感は相当なものがあると実感をしております。我が子にはもう農業を継いでくれとはとても言えないという状態よりさらに進んで、ほかの何をしてもいいから農業だけはするな、そういうふうに叫ばれておる声を私は現実に聞いておるわけであります。 そのような声がすべての声でないにしても、日本の農業の先行きに対する不安を端的に表現をしているのではないか。私もまた農村に生まれ育った者の一人として、現……

第118回国会 農林水産委員会 第11号(1990/05/24、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 私は、農林水産委員会に所属させていただいて初めての質問で、いわゆる農家の方々の間に存在する農政不信の問題について、これをどのように解消していくかという観点から質問をさせていただきます。  大臣も農家の方々との率直な対話という視点から御答弁をいただき、私も大変この点については意を強くした次第でございます。この現場を第一として農家の方々と率直な対話を重ねるということと同時に、農家、農業というものがだんだん先細りしていくのではないかという農家の方々の不安を解消していくという意味で、いわゆる農政の根本的な理念というのをきちっともう一度検討し打ち立てていくということはまた必要なことであろうか……

第118回国会 農林水産委員会 第15号(1990/06/13、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 きのうからの質疑でお疲れのことと思いますけれども、私、最後の質問でございますので、ひとつどうぞよろしくお願い申し上げます。  私は、海洋水産資源開発促進法の一部を改正する法律案につきまして、条文の解釈を中心に、細かな点になって恐縮でございますけれどもお伺いをさせていただきたい、このように思っております。  まず、海洋水産資源開発促進法につきましては、基本方針の改正をされておられます。今回の改正において、現行法が「海洋水産資源の開発を図るための基本方針」となっているのを「海洋水産資源の開発及び利用の合理化を図るための基本方針」と、基本方針の名称から変更された。基本方針を変えるというこ……

第118回国会 農林水産委員会 第16号(1990/06/21、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 私は本日は、農業就業人口の減少、とりわけ後継者不足の問題を中心にお伺いをさせていただきたいと思いますが、その前に、時間の関係上、漁船の衝突事故の件について若干お伺いをしたいと思います。  六月七日に伊豆諸島三宅島沖の太平洋上で宮崎県のカツオ一本釣り漁船の第八優元丸がノルウェー船籍の大型貨物船と衝突をいたしておりますけれども、まずこの点につきまして、運輸省所管であろうかと思いますけれども、捜索の現状、それから事故の概要、原因等についてお伺いしたいと思います。並びに、こういう漁船の事故があった場合について捜索の費用等々はどんな形になっておるのか、この二点をお伺いしますとともに、こういう……

第118回国会 農林水産委員会 第18号(1990/07/04、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 午前中も大臣から、たしか、最初に値下げありきということは絶対にない、このような御答弁がありました。  しかしながら、現行の米価水準は、近年抑制、引き下げ傾向の中で昭和五十一年度の水準まで落ち込んでおる。具体的に言いますと、政府買い入れ価格は昭和五十一年度が一万六千五百七十二円であります。昨年、平成元年度が一万六千七百四十三円。本年度が仮に一万六千五百円だとするならば、この間間違いなく引き下げの方向で検討されておられますし、また五十一年度の、十何年か前までの水準に落ち込んでしまっている。この間、物価は、例えば昭和五十一年度を基準にしますと、昭和六十三年度までで四六%アップをしておる。……

第118回国会 農林水産委員会 第19号(1990/08/07、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 まず大臣、五カ国農相会議、大変お疲れさまでございました。  私、先ほど大臣からのお話をずっと承っておりながら、例えばヤイター農務長官のお話に対する反論等々、どうして大臣のお話というものがきちっと、もっと大きくマスコミに報道されておらないのかな、こういうことを強く実感したわけでございます。  と申しますのも、我が党にはかつてウルグアイ・ラウンドの農業交渉に関連しまして厳しい議論があることは既に御案内のとおりだと思いますけれども、その中で、大臣と同じ気持ちで議論をしている者の旗色がどうもだんだんと悪くなってしまっているような状況があるわけでございますけれども、その一つとして、いわゆる新……

第120回国会 農林水産委員会 第2号(1991/02/14、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 まず、大臣は百二十四代の農林水産大臣でございますが、大変おめでとうございます。難問が山積みしている中で大変だとは思いますけれども、農政通として農家の方々からは大変に期待をされておられると思いますので、どうぞしっかりと頑張っていただきたいと思います。なかんずく二十一世紀を迎えて、一九九一年この一年間をどのように乗り切っていくかということは、また二十一世紀の農業をどのように描いていくのか、そういうことにも通ずると私は思っております。  午前中大臣の御答弁の中で、農業というものを、農業のビジョンというものをどういうふうに描くかということに関しまして、将来がわからない仕事は一番よくない、そ……

第120回国会 農林水産委員会 第6号(1991/03/12、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 御意見、大変ありがとうございました。お話の中から少し質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、国有林野の経営の健全性という視点から、筒井参考人と宝田参考人にお伺いをいたしたいと思います。  筒井参考人もお話の中で、経営が健全かつ強固になることを強く期待したい、このようにお話しになられました。私は、今回の国有林野事業の経営改善についていろいろな側面から手当てがなされていることについて評価をするものではありますけれども、経営収支の見通しがきちんと示されておらないということについて若干の不安を持っておるものでございます。  御承知のように、特別措置法は昭和五十三年に制定されて、……

第120回国会 農林水産委員会 第7号(1991/03/13、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 ちょっと、時間の割には質問の数が多いと思いますので、簡潔に御答弁をいただければと思います。  まず、国有林野事業改善特別措置法改正について、この累積債務の改善問題についてお伺いをいたしたいと思います。  これはいわば再建の問題でございますので、私はこの収支見通し、この内容が出されて議論されてしかるべきであろうかと思うのですが、不確定要素が多くて出せないということでございます。異論ありますけれども、その点について御説明願いたいわけですけれども、まず財源措置として、林野、土地等の資産の見直し及び処分の拡大とございます。この処分による収入はどのくらい見込んでおられるわけでございますか。

第120回国会 農林水産委員会 第10号(1991/04/16、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 まず私は、構造改善ということについて、その内容を明らかにしていただきたいという観点から最初にお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、この法案名であります食品流通構造改善促進法、これを見ましたときに、いわゆる食品流通における、通常言われる流通の多段階性であるとかあるいはその複雑性であるとか、そういうことを国民の方々は念頭にイメージされるのではなかろうか、こういうふうに思うわけですが、この食品流通構造改善促進法における流通構造改善、これは具体的にどこまでの内容を含んでおるのか、あるいは法案においてこれを定義づけるとしたらどういうことになるのか、お伺いをしておきたいと思います。

第120回国会 農林水産委員会 第15号(1991/07/04、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 大臣お疲れのことと思いますけれども、質問をさせていただきます。  まず私も、先ほど既に質問はありましたけれども、今年度の「諮問」それから「諮問の説明」、それと昨年度の「諮問」及びその説明を比較して読ませていただきながら、やはり同じようなことが非常に気になったわけであります。既に質問があり、御答弁がありましたけれども、確認の意味で、「需給事情にも留意しつつ、」ということと「国内産で自給するとの基本的な方針について理解を得るためにも、」、こういう語句がない。それから「留意すべき事項」、これを新たに加えられておる。この点で、今時期が時期でありますだけに、「国内産で自給するとの基本的な方針……

第120回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1991/03/07、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 まず長官に、二つの視点からお伺いをしたいと思います。  一点は、少し漠とした視点で恐縮でございますけれども、これからの九〇年代、いわゆる供給という視点からとらえますと、資源の供給あるいは労働力の供給、そういうものが八〇年代に比べると不足をしてくるんではなかろうか、不足をしてくるというのは、一方で非常な需要がある、その需要の中に、インフラネックもありましょうし、あるいは湾岸とか東欧、こういう部分の再建需要というものもかなり出てくるだろうと思う。そういう中においては、需給の逼迫というのが出てくるような気がいたします。  そういう視点からとらえますと、この九〇年代あるいは二十一世紀という……

第120回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1991/04/25、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 まず、私は、これは大臣にでございますけれども、経済企画庁の消費者行政を御担当いただいておるわけでございますけれども、その消費者行政における消費者の位置づけというものについてどういうふうにお考えになっておられるのか、お伺いしたいと思います。  我が国はいわば経済大国と言われておりますけれども、経済大国から生活大国へと、生活大国の実現を目指したいというのが国民すべての合意であろうかと思います。そういう意味で、消費者行政がどういうふうになるのか、平成三年度の施策の中で生活のゆとり、豊かさを実現をしていきたいということでいろいろな施策を展開しておられるわけでございますけれども、その根本的な……

第120回国会 法務委員会 第5号(1991/03/08、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 まず、今回のこの罰金に関する件ですけれども、今回の改正を罰金等臨時措置法の改正ではなくて、直接刑法を改正する方式にされた、この理由についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 今お答えいただきましたように、恐らく四十七年当時も、罰金等臨時措置法でいくのかあるいは刑法本文の改正でいくのか、御議論があった。しかしながら四十七年当時は、刑法の全面改正ということもあるいは近々あり得るかもしれないから、とりあえずは罰金等臨時措置法でいく、そういうこともあったので本文の方には改正が至らなかった、こういうことでございますね。そうすると、今回その本文の改正にしたということは、刑法の全面改正につ……

第121回国会 環境委員会 第2号(1991/09/17、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、既に午前中それから先ほども質問がございましたけれども、水俣病について質問をさせていただきたいと思います。  先ほどからの長官の御答弁を聞いておりますと、行政施策を中心として解決をしていきたい、このようなことでございますけれども、和解の席に着いていただきたいというのは、新聞社説、国民の世論である、こう思うわけでございます。どうして和解の席に着くことができないのか、その辺を中心にお伺いをさせていただきたいと思うわけですけれども、ついこの間も、これは地元の熊日新聞でございますけれども、九月十日付で「実験ネコに水俣病変」、こういう記事が載っておりま……

第121回国会 農林水産委員会 第1号(1991/09/25、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  まず私は、ガット農業交渉について、大臣はダンケル事務局長と会見をなさいましたけれども、その点、三点にわたってお伺いをしたいと思います。  まず第一点ですけれども、八月十三日付の朝日新聞の報道によりますと、ダンケル事務局長の朝日新聞のアンケートに対しての回答がありまして、その中で、「問題は日本が関税化を受け入れるかどうかではなく、関税化をどの範囲まで適用するかだ」このような回答があったと報道がなされております。その回答の真意について大臣はお確かめになったのかどうか、これが一点でございます。  それから、いわゆる関税化ということになりますと、これは食管法の……

第121回国会 農林水産委員会 第3号(1991/10/16、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、一連の台風の被害に関連をして質問をさせていただきたいと思います。  我が党も、この台風の被災に対しましては、それぞれ手分けをいたしまして現地の調査をいたしたところでございますが、特に第十九号の風の猛威による被害のすさまじさと申しますか、予想以上のすごさに本当にびっくりいたしております。被災に遣われました方々に本当に心よりお見舞いを申し上げますとともに、ともかく早く何とか立ち直ってほしい、そういう思いでいっぱいでございます。  また、農水省におかれましては、早急に現地の方に赴かれまして調査されておられる由で感謝いたしたいと思いますが、政府とし……

第121回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1991/10/01、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 倉田でございます。  私はまず国民生活センターの商品テストについてお伺いをしたいと思います。  センターで行われておりますいわゆる商品テストにつきまして、その実施の目的、それからその機能、どのような形で行われるか、簡潔で結構でございますので、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明ですと、主として行われておりますテストは、いわば比較テストと申しますか、その種と、それからもう一つ、いわゆる苦情テスト、こういう形で行われているという御答弁だと思いますが、例えば損害といいますか被害といいますか、そういうものを未然に防ぐための、監視テストと言っていいのかどうかわ……

第121回国会 法務委員会 第3号(1991/09/06、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  本法案につきましては、我が党内にもなお反対意見を述べられる方もおりますし、また、我が党の支持基盤の方々からも非常に多くの意見が寄せられております。政策判断としてこの新法をどういうふうに評価するかということももちろんありますけれども、政党としてその支持基盤の方々の声もしっかりと代表しなければいけないと私常々思っておりますので、きょうは傍聴にも多くの方がお見えになっておられますけれども、その方々にもはっきりとわかりやすくひとつきちんとした御答弁をいただきたい、こういうふうに思います。実際私のところにも、本法が、この新法というものが成立してしまった……

第122回国会 農林水産委員会 第2号(1991/11/22、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 倉田でございます。  まず最初に、新大臣に大臣就任のお喜びを申し上げます。農水大臣としては非常に多くの重要な、困難な問題を抱える中で、農家、農民の方々の新大臣に対する期待は非常に大きいものだろう、こういうふうに思います。私もそういう観点から大臣に御質問をさせていただきたいと思います。  私は初めてこの農水委員会に所属をさせていただきましたときに一番課題として考えましたことは、いわゆる農家、農民の方々の農政に対する信頼、これをどう回復をするか、これが一番重要な課題である、こう自覚をいたしました。  そこで新大臣に、まだ新大臣から農政全般にかかわる所信をお伺いしたわけではございませんけ……

第122回国会 農林水産委員会 第4号(1992/01/10、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  今、農業というものが危機的状況である、これは恐らく大方の皆さんの共通の認識であろうかと思います。その危機的状況、二つの危機があると考えます。国内的危機と対外的危機であります。  国内的危機については大臣もお述べになりました。高齢化社会の問題、出生率の低下、もっと言いますといわゆる後継者不足と昭和一けた世代のリタイアの問題でございます。  対外的危機の問題、いわゆる関税化。関税化になってしまったら本当に農業というものはだめになってしまうのではないか、水田というものは今の状況では本当に維持できなくなってしまう、こういうふうに私は思っております。  そういう……

第122回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1991/11/26、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  まず大臣に、大臣就任のお祝いを申し上げます。経済の動向多難の折でございますけれども、同郷の方々とともに心から大臣の御活躍を祈り、御期待を申し上げておきたいと思います。  そこで、まず景気の動向については、けさほど大臣のごあいさつの中で簡潔に御説明をいただきました。それに関連してお伺いをさせていただきたいと思うのですが、十一月の月例経済報告によりますと、先ほど大臣の御説明にもございましたけれども、国内需要は拡大テンポが緩やかに減速をしている、こういうふうにございます。一方、十月の月例報告には、緩やかに減速しながらも引き続き拡大をしている、こうい……

第122回国会 法務委員会 第2号(1991/12/04、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、きょうは自己破産に関係する問題と家事調停事件、特に離婚調停事件に関連して御質問をさせていただきたいと思います。  まず自己破産でございますけれども、最近特に自己破産の増加ということが指摘をされておりますけれども、これは裁判所の方にお伺いをしたいと思いますが、自己破産の申し立ての状況及び傾向について裁判所ではどのようにおとらえになっておられますでしょうか。
【次の発言】 恐らく今お答えいただいた自然人の一万二千八百六十一件というのは八月までの累計ということだと思うんですが、その数字はいわゆるサラ金破産ラッシュと言われた八四年度をも既に上回って……

第123回国会 農林水産委員会 第3号(1992/02/27、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  私は、今農業あるいは農村地域社会というものに何が求められているか、こういう視点から、いわゆる二十一世紀における農業というものはどうあるべきなのか、あるいは二十一世紀の農山漁村社会はどういう形なのだろうか、これを明確に示すことが一番必要なのではなかろうか、このように考えているわけでございます。いわゆる農業従事者にとって夢と希望が持てる、あるいは農山漁村社会に誇りを持って住むことができる、どうしたらそのような地域社会を築いていくことができるか、そのグランドデザインというものをやはり明確に示していく必要があるのではないか、このような視点から質問をさせていただ……

第123回国会 農林水産委員会 第6号(1992/04/14、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  まず、獣医師法の一部を改正する法律案からお伺いをいたしたいと思います。  今回の改正は、昭和二十四年に制定された当初の法律と比べまして、この改正をされました目的というものはどの点にあるのか。例えば二十四年当時の目的というのは、畜産業の発達というところに重きがあったのだろうとは思うわけですけれども、この点、今回の改正の目的は、二十四年当時の目的と比べますと、どのような変化があるのかどうか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 二十四年、現行法ですけれども、その第一条と今回の第一条とを見てみますと、現行法は「目的とする。」というふうに目的……

第123回国会 農林水産委員会 第7号(1992/04/15、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  お三方の参考人には、大変示唆に富んだお話を承りまして、ありがとうございました。私の方からは、もう少しお話をお伺いさせていただきたいという趣旨でお尋ねをいたしたいと思います。  まず、竹内参考人に二点ほどお尋ねをさせていただきたいと思います。  先ほど参考人のお話で、獣医師の皆様方の職域の拡大、こういうお話がございました。この点に関しまして、今後、その職域の拡大という意味を含めまして獣医師の皆様方の役割をどのようにお考えになっているのかということと、関連をいたしまして、現状の獣医師教育の問題点といいますか課題というのか、この点をどのようにお考えになってい……

第123回国会 農林水産委員会 第11号(1992/05/20、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私、農業改良資金助成法の一部を改正する法律案に関してお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、これは今までるる議論をされておりますけれども、本制度改正の目的と趣旨に関連をいたしまして、担い手対策の視点からお尋ねをいたしたいと思います。  さて、ガット・ウルグアイ・ラウンドにおいて農水省がよっておられます基本的な立場というか主張の根拠が食糧安全保障論である、この食糧安全保障論によって交渉をされておられる。そこで、この食糧の安全保障論というのは、基本的には国内においては耕地面積をどのようにきちんと確保していくか、こういうふうにつながっていくのだろ……

第123回国会 農林水産委員会 第13号(1992/06/25、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。私は、いわゆる新政策と米価ですか、その関係からお尋ねをいたしたいと思います。  例えば、十九日の米価審議会でも、今年度の生産者米価決定に当たり、その留意すべき点として、大方の委員の方から、新政策の方向を踏まえた対応をすべきである、このような意見が出たようでありますけれども、政府は、この今年度生産者米価にその新政策の考え方を反映して決めておられるのかどうか、この点をまず確認をいたしたいと思います。
【次の発言】 今お答えいただいたわけですけれども、いわゆる新政策については、効率的、安定的経営体が生産の大宗を占めるような農業構造の実現を促進するため、また需給事……

第123回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1992/03/10、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。私はまず景気について、令ともかく国民の皆様方の関心事項でございますので、長官に御質問をさせていただきたいと思います。  まず端的に、いわゆる昨年まで言われていた好況、これを平成景気と呼ぶのかどうか、まだネーミングはわかりませんけれども、この景気というものは過去言われたイザナギ景気、これを超えたと今の時点で判断しておられるのかどうか、長官のお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まあ確かに一つ一つの言葉自体が景気に反映をしていくということもありますので、非常に慎重に言葉も使われておられるということもよくわかりますけれども、やはりわかりにくいというのは……

第123回国会 法務委員会 第5号(1992/04/07、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  まず、リケットさんにお伺いを申し上げたいと思います。  御意見は大変貴重にお伺いをさせていただいたわけでございますが、リケットさんの御意見は今回の外国人登録法の改正案は新たに外国人同士について差別を持ち込むものではないのか、このような御意見ではなかったのかな、このように思います。そこで、先ほど委員の方からのこの法案は前進なのか後退なのかという質問の中で、とても前進だとは思わない、このような御答弁でございました。外国人同士の中に新たな差別を持ち込むものであって、これは前進だとは思わず、いわば後退、いわゆる改悪だ、そのようにお考えになっているのかどうか、こ……

第123回国会 法務委員会 第11号(1992/05/15、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、少年の保護事件に係る補償に関する法律案につきまして、並びに少年法全般にわたってお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、少年の保護事件に係る補償に関する法律案についてでございますが、本法案の提案理由、その趣旨について簡潔に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま少年の保護事件に関する手続が専ら、専らということはほとんど全部という意味だと思うのですが、専ら少年の保護を目的として行われる利益処分である、そういう意味で従来少年に対しては補償がなされなかった、しかし今般、結果的に身体の自由の拘束等が少年にとって不利益になることが……

第125回国会 法務委員会 第1号(1992/12/01、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案に関連して御質問を申し上げ、最後に、法務大臣に対し、渡邉東京佐川急便前社長の刑事被告事件における検察首脳の発言についてお伺いをいたしたいと思います。  まず検察官の俸給等について、これは法務省にお伺いをいたしたいと思います。  いただきました関連資料の中で、この表を見ますと、まず内閣総理大臣は最高額で二百十一万四千円、これは最高裁の長官と同じでございまして、その次、最高裁判事、検事総長が百五十四万一千円、これが最高の額でございます。こ……

第126回国会 決算委員会 第2号(1993/02/22、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私、初めて決算委員会に所属をさせていただきまして、さてまず最初に何からやればいいのかな、こういうことでございまして、まずその手がかりとして会計検査院の方で検査結果の報告のあらましの小冊子が出ておりますので、これを読ませていただくことから始めようかなと思ったわけでございます。  そこで、きょうは労働省、経済企画庁の平成元年度の決算でございますが、この会計検査院から出ております小冊子の検査報告、私の手元にある六十一年度から、つい先ほど平成三年度の報告もいただいたわけでございますが、労働省の分を見ますと、多少その折々に応じて違うことも書いてございま……

第126回国会 決算委員会 第3号(1993/02/25、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  本日は平成元年の決算でございますけれども、既に会計検査院の方からは、平成二年度、平成三年度の検査報告も出ておりますので、この平成二年度、三年度についても、検査院の検査報告からお聞きをいたしたいと思います。  まず、平成三年度の検査報告、既に大まか読ませていただいたのですが、この平成三年度における検査結果について、裁判所についての指摘事項、概要の部分と、それから細かく本冊の方、大体同じことが裁判所のところについては書かれております。  会計検査院として、裁判所について指摘されたことはここに報告されている以外にもあると思いますけれども、会計検査院……

第126回国会 決算委員会 第4号(1993/04/06、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  本日は、平成元年度の決算ということでございますが、まずこれに関連して、既に平成三年度の検査報告書も出ておりますので、会計検査院の方にまずお伺いをいたしたいと思います。  検査報告書は、まず「不当事項」というところがありまして、「補助金」という項目から始まっております。  そこで、いわゆる建設省の補助事業につきまして、この補助事業の総額、平成元年度と平成三年度、会計検査院として承知をしておられるかどうか、承知をしておられればその額をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それからもう一点、建設省でいわゆる直轄の工事をされておるわけでございますが……

第126回国会 決算委員会 第5号(1993/04/12、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず最初に政府開発援助についてお伺いをいたしたいと思います。  ただいま平成元年度の決算でございますが、会計検査院指摘の検査報告によりますと、政府開発援助については平成二年度と平成三年度にそれぞれ数字が出ております。例えば平成二年度においては、無償資金協力二千百五十一億八千七十三万円、プロジェクト方式技術協力二百八十七億二千百十五万円、直接借款八千四十六億九千二百七十九万円、また、平成三年度もこれと大体類似をする数字が出ておるわけでございます。  私がお聞きしたいのは、ここに出ている数字というのはどのような数字をお書きになっておられるの……

第126回国会 決算委員会 第6号(1993/04/16、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず最初に、公害の根絶、地球環境の保全、そういった視点から、通産省の産業政策とも絡みながら、水俣病事件、水俣病を二度と起こさない、ノーモア保ミナマタ、この視点からお伺いをいたしたいと思います。  三月二十五日に熊本地裁の判決がございました。昭和六十二年のやはり同じ熊本地裁での判決に引き続いて、水俣という現地を抱えた現地の裁判所が、二度にわたって水俣病について国の責任を認めた、そういう判決でございます。  判決の中身を少し読ませていただきますが、国の責任を認めた部分でございます。水俣湾周辺住民との関係において、  経済企画庁長官には、水俣……

第126回国会 決算委員会 第7号(1993/04/19、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず最初に国連平和維持活動、いわゆるPKOについて、官房長官及び防衛庁にお伺いをいたしたいと思います。  PKO活動につきましては、第一次部隊が日本にお帰りになった。これを受けまして、内閣としてもその中間の報告をされなければならないと思いますし、二十八日の本会議でされるという話も聞いてはおるわけでございますが、いわゆる今のカンボジアの情勢、ポル・ポト派の動向を受けて、当初派遣をしたときの状況と今と同じなのかどうか、いろいろな状況の変化が起こっているだろう、そういうふうに思います。  そういう意味では、今回行われます中間報告、それを受けて……

第126回国会 決算委員会 第8号(1993/04/23、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず最初に、いわゆる九十億ドルの支出といいますか湾岸平和基金に拠出をされた我が国の資金、平成二、三両年度で一般には九十億ドルというふうにぱっと浮かぶのですが、実際は、会計検査院の検査報告によりますと百十四億ドル、一兆四千九百二十八億八百万円、こういうふうになっているわけでございます。  このとおりだと思いますが、そこでお伺いをいたしたいのは、この湾岸平和基金の拠出に関する交換公文は、「日本国政府は、基金に対する拠出金の使用につき、委員会の決定する適当な経路で通報を受ける。」こういうふうになっていると思いますが、この基金の財務に関する報告……

第126回国会 決算委員会 第10号(1993/06/07、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、まず最初に普賢岳の噴火による島原被災につきまして、国土庁長官と総理にお伺いをいたしたいと思います。  まず最初に、四月二十八、二十九、五月二日に起こりました土石流被災、前回の災害対策特別委員会でも質問をさせていただきましたけれども、被災者の方々にお見舞いを申し上げますととも に、この被災の復興についてどういうふうに考えるのか、現地を見ながら痛切に考えたわけでございます。いわゆる農地とかそういうものについてはそれぞれ法律がある。しかし、国会でもずっと論議されてきたことでもありますけれども、宅地等についてはその救済措置がない。個人救済の特別立法……

第126回国会 災害対策特別委員会 第4号(1993/04/08、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず、平成三年九月に起こりました台風十九号による林業被害、これによりまして相当の風倒木、いわゆる木が倒れまして、福岡ドームの四、五杯分の風倒木が出た、こんな報道もなされておるわけでございますが、この風倒木の復旧というか処理がなかなか進んでいない、このように私も現地を見ながらも、またいろいろな事実関係の調査をしながらも思っておるところでございます。  そこで、この風倒木被害の復旧状態は今どんな状態になっておるのか。特に福岡、熊本、佐賀、大分、この各県が中心になるとは思いますけれども、この風倒木の復旧状態、国有林、民有林それぞれについて。 ……

第126回国会 災害対策特別委員会 第6号(1993/06/03、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  まず、きょうは四十三名の方がお亡くなりになった一九九一年の六月三日から九二年の三回忌でございます。亡くなられた四十三名の方に改めて御冥福の意を表しますとともに、今なお被災を受けておられます方々に、心よりお見舞いを申し上げます。また、四月二十八日、二十九日、五月二日の土石流で水無川流域の方々が本当に茫然自失、こういう思いでおられるのではなかろうかと思いますけれども、あの土石流災害に遭われた方々にも、党を代表して、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  そこで、まず最初に、この土石流あるいは火砕流の対策についてお伺いをいたしたいと思いますけれ……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第11号(1993/04/26、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田栄喜でございます。  既に出された議論もあり、相当重なる部分もあるかもしれませんけれども、自民党案に対する質問を行います。  自民党案の単純小選挙区制度については、提案者の方々はこれがベストである、こういうふうに主張をされておられるわけでございます。選挙制度がベストであるかどうか、それはその見方の問題ですけれども、一番大切なのは、主権者たる国民の側から見て、有権者の側から見てこの選挙制度がベストであると言えるかどうか、そのことがまず大切になってくるのだろう、私はこう思っております。  そこで、自民党の提案者の方にお伺いを、これはお伺いするまでもないと思いますけ……

第126回国会 農林水産委員会 第4号(1993/02/23、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず大臣に、「新しい食料・農業・農村政策の方向」、いわゆる新政策でございますが、この中の新しい食糧政策についてお伺いをしたいわけでございます。  この冒頭に「新しい」というふうについている食糧政策について、何が新しい、こういうふうに考えておられるのか、この点について大臣はどのような基本的な認識を持っておられるのか、その点をまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今の大臣のお答えを聞いておりますと、いわば総花的にお答えいただいたわけで、この新政策自体、総体的にも新しい方向を目指しておるのであって、特に食糧政策を取り上げて、この点を……

第126回国会 農林水産委員会 第5号(1993/03/24、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、まず最初に、肉用子牛生産者補給金制度についてお伺いをしたいと思います。  二月二十三日に行われました当委員会におきまして、この問題は質問をさせていただいております。そのときに、黒毛和種、赤毛和種、いわゆる黒牛、赤牛の区分の問題について御検討をお願いしたい、制度が仕組まれたときは、この黒牛、赤牛、同じ値動きがあったけれども、既に御答弁もいただきましたように、赤牛の方は合理化目標価格も下回っている、しかし黒牛、赤牛ということで平均価格をとっているがために、赤牛農家の方にとってはこの補給金制度の適用を受けられない、これはもうそれだけ価格の変動が違……

第126回国会 農林水産委員会 第7号(1993/04/06、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  きょうは、お三方の参考人にはいろいろと御示唆に富む御意見を賜りまして、大変にありがとうございました。日本の漁業を振興していくというこの目的のために、私は二つの視点に整理をして考えてみたわけでございますが、一つは、先ほどもお話に出ておりましたが、恵まれた海を多面的にどう生かしていくかということと、二つは、活力のある漁業と漁村をどう再生していくかということであろうと考えております。その視点から、きょうは参考人の方に御質問をさせていただきたいと思いますが、まず恵まれた海をどう生かしていくかという視点から、大海原春参考人に三点お伺いをしたいと思います……

第126回国会 農林水産委員会 第9号(1993/04/13、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず、今回の農業災害補償法の一部を改正する法律案でございますが、この農業災害補償法の目的についてお伺いをいたしたいと思います。  御承知のように、本法が農業災害対策の基本的な制度である、そしてこの法律の目的とするところが、農業経営の安定を図る、それから農業生産力の維持増大、そして農業災害に係る損害防止の機能と、あわせて、地域経済の安定の機能とともに農業災害対策に係る財政負担の平準化の機能、これを本法は目的として担っていると思っているわけでございますが、今回の改正によりまして、これらの目的について変更あるいは変容というもがなされていないの……

第126回国会 農林水産委員会 第13号(1993/05/11、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。お三方の参考人には大変示唆に富む、また心に響く御意見を承りまして、大変ありがとうございました。お話に関連して若干質問をさせていただきたいと思います。  まず梶井参考人に、参考人の話の中で、いわゆる農地保有合理化法人の事業内容の拡充であるとか、あるいはまた関連するのだと思うのですけれども、農業生産法人の構成要件の緩和等々については評価をする、その趣旨のお話がございました。この農地保有合理化法人の拡充であるとか、あるいは農業生産法人の構成要件の緩和に関しては、いわゆる自作農主義の観点から大きな影響を与えるのではないのか、こういう見解もあるのかと思いま……

第126回国会 農林水産委員会 第14号(1993/05/12、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  午前中、我が党の宮地委員から質問がございましたけれども、今回の新政策が、現場のまさに第一線の農家の方々の声がきちんと届いてつくられておるのかどうか。きのうも笠井参考人が、「農の岸国にとどけよ生のまま」、こういうふうなお話がございました。また同時に、その新政策で盛られている、また、今回のこの基盤三法に盛られている政策の内容が、果たしてきちんと実効性のあるものかどうか、絵にかいたもちにならないかどうか、それは私も全く同様でございます。そのような視点から、一つは、いわゆる農業の担い手、主体の視点。それから、農地。今回の政策が、人と農地を機能的に結び……

第126回国会 農林水産委員会 第19号(1993/06/02、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  今回のJAS法の改正において、いわば初めて有機農業あるいは有機農法というものが、JAS法の中ではありますけれども、取り上げられるに至った。そこで、午前中の質疑からもずっと続いておりますけれども、いわば新農政においてこの有機農業というのはどんなふうにどこに位置づけられておるのか、こういう質問がそれぞれ委員の方々からございました。大臣、御答弁をいただいたわけでございますけれども、改めて私はもう一度冒頭、この点について大臣に実はお尋ねをしたいわけでございます。  と申しますのは、今回のJAS法の改正、この提案理由説明のところに、いわばその生産方法、……

第126回国会 予算委員会 第15号(1993/02/26、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田栄喜でございます。残りの時間、私の方から質問をいたします。  まず、私は、自治省より公表をされました九一年の政治資金収支について、自治大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  九一年の政治資金報告書によりますと、四千三百十五の政党や政治団体が集めて届け出た政治資金は一千八百五十七億円で、史上最高となっています。このうち、党費や借入金以外の寄附が九百五十八億円となっている。自治大臣は、これらの公表された金額について多いと思われるか、少ないと思われるか。これは結論と理由だけを簡潔にお答えいただければと思います。


40期(1993/07/18〜)

第129回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第3号(1994/05/18、40期、公明党)【政府役職】

○倉田政府委員 このたび自治政務次官を拝命いたしました倉田栄喜でございます。  政治改革の実現は、極めて重要な課題であると存じております。私は、石井自治大臣のもと、最善の努力を尽くしてまいりますので、何とぞよろしく御指導のほどをお願い申し上げます。(拍手)

第129回国会 地方行政委員会 第3号(1994/05/26、40期、公明党)【政府役職】

○倉田政府委員 このたび自治政務次官を命じられました倉田栄喜であります。何とぞよろしくお願いいたします。  地方行政委員会の委員の皆様方におかれましては、我が国の地方自治の進展のために常日ごろから御尽力をいただき、まことにありがたく存じております。  今日、地方分権の推進等地方行財政をめぐる環境には多くの課題が山積みしておりますが、石井大臣を補佐して諸問題の解決に全力を傾ける所存であります。  今後とも、先生方の御助言、御指導をお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)

第129回国会 農林水産委員会 第2号(1994/03/25、40期、公明党)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。私は、畜産経営一般についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、ガット・ウルグアイ・ウンドの影響でございます。  現状下の認識については先ほどお尋ねがありました。私は今後のことについてお伺いをいたしたいと思うわけでございますが、昨年十二月十五日にガット・ウルグアイ・ラウンドの最終農業合意が採択をされ、七年間にわたる交渉が決着をしたわけであります。これによって、我が国は当面米の関税化を回避することができた、こういうふうに考えておりますが、その反面で、乳製品等の農産物の二十品目が九五年度から関税化されることになり、今回の最終合意では、約一千五百品目の農産物関……

第129回国会 農林水産委員会 第3号(1994/04/27、40期、公明党)

○倉田委員 大臣の取り組みに対する強い姿勢は私もよく理解できるわけでございますけれども、今、酪農家の方々がお考えになっている現状、それから将来展望、非常に暗い思いを持っておられる。ラウンド合意の実施期間である九五年から二〇〇〇年においてはある程度の高関税が設定されております。しかしそれ以降になると関税率が引き下げられていく、相当なことだな、こういうふうに思います。  これに対して、では具体的にどのような対として国土保全をしていただきたい。  現在、国有林の赤字がふえ続けて大変だというふうに言われて、当局の方も大変御苦労をされておりますけれども、今の特別会計で問題を解決しようとしているから、無理……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第7号(1994/11/25、40期、改革)

○倉田委員 改革の倉田でございます。  私は、特に農業問題に関連をいたしまして、主に農林水産大臣にお伺いをいたしたいと思います。  大きく、食糧供給における国の役割ということと、そして現在農業が国に対して果たしている役割、この二つの視点からお伺いをさしていただければと思っておるわけですが、今、ガット・ウルグアイ・ラウンドの合意を受けて我が国農業の未来は果たしてあり得るのかどうか、そういう心配を農民の方々が多くなさっておられると思います。未来はなければならないし、魅力のある農業の未来をつくるにはどうしたらいいか。農水大臣は我が国農業の、いわば農政の第一人者の一人であると思います。その大臣が、今こ……

第131回国会 文教委員会 第3号(1994/10/26、40期、改革)

○倉田委員 私は、提出者を代表いたしまして、ただいまの法律案に対する附帯決議案につきまして御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、私学振興の見地から、都道府県からの助成について、その財源確保に努めるよう、特段の配慮をすべきである。  その趣旨につきましては、本案の質疑応答を通じて明らかであると存じますので、案文の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。  何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げます。

第132回国会 農林水産委員会 第2号(1995/02/07、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  本日の委員会は法案審議でございますが、お許しをいただきまして、まず冒頭に阪神大震災に関連をいたしまして若干の御質問をさせていただきたいと存じます。  もう既に御案内のとおり、お亡くなりになった方が五千二百名を超えて五千三百人にも迫ろうとしておる。中には倒壊の建物の生き埋めになったままで助けを待つ間もなく火災でお亡くなりになった方もいらっしゃるんだろう、こんなふうに思います。お亡くなりになった方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、また被災をされた方に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  また、今回の大震災に関して思いますことは、昨年末、三陸は……

第132回国会 農林水産委員会 第6号(1995/03/10、40期、新進党)

○倉田委員 私は、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけ及び日本共産党を代表して、漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   漁獲量の減少、魚価問題等厳しい漁業情勢の下で、漁業災害補償制度は漁業経営の安定を図る上で重要な役割を果たしており、本制度に寄せられる期待は大きいものがある。  よって政府は、本法の施行に当たっては、左記事項の実現に努め、本制度の円滑な運営に遺憾なきを期すべきである。      記  一 本制度への加……

第132回国会 農林水産委員会 第8号(1995/03/28、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  既に本年度の乳価、畜産価格の決定のあり方につきましてはさまざまの御質問がございました。本年度がガット・ウルグアイ・ラウンドの合意を受けて初めての価格決定の年であること、この視点からも既に御質問がございましたけれども、どうぞその重要な意義を踏まえながら、なおかつ畜産農家の現状、そしてその生産者の思いというものに十分配慮をしていただきながら決定をしていただきたいと私は存じます。  私は、そこで、少し畜産政策全般にわたって御質問をさせていただきたいと思います。  もちろん、本年度の畜産価格の決定が重要であることは論をまたないわけでございますけれども、来年、再……

第132回国会 農林水産委員会 第11号(1995/05/11、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  農産物検査法の一部を改正する法律案につきましては、昨日から当委員会で質疑が行われ、きょうは午前中、参考人の方々からもお話を承ったところでございまして、かなり問題点も、そして疑問点も明確になってきているな、そういう感じをいたしております。  そこで、私は、今まで出た質疑の中で多少重なる部分もあるかと存じますけれども、今村山内閣の一つの課題でございますいわゆる規制緩和と行政改革、この視点から、この法案を通して質疑を行わせていただきたい、こんなふうに存じます。  と申しますのは、かつていわゆる米の輸入自由化の問題のときに、我々は随分関税化阻止、そして自由化阻……

第132回国会 農林水産委員会 第13号(1995/05/31、40期、新進党)

○倉田委員 私は、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけを代表して、農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、農業者年金制度が今後とも農業者の老後の保障と農業構造の改善に十分にその役割を発揮できるよう、左記事項の実現に遺憾なきを期すべきである。       記  一 農業構造の改善の一層の推進に資する観点から、本年金の財政基盤を長期的に安定させるため、年金財政の動向等に応じて引き続き国庫……

第132回国会 法務委員会 第4号(1995/03/15、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。私は、まず破産宣告等の特例の法案について何点かお伺いをさせていただきたいと存じます。  まず最初に、もう既に法務大臣からもお答えがありましたけれども、いわゆる今回の震災によって被害を受けられた、会社の再建について大変な御苦労をなさっておられる会社、事業主体の方々について、法務省としてもできる限りの対応をする。そういう意味ではまた、法務省だけでもできることではない。一番問題になっているのは、資金の手当てであり、あるいは仕事の確保であり、雇用をどうしていくか。大変困難な状況の中におられるんだろうと思います。そういうところも各省と連携をとり合っていただいて、ぜひ……

第132回国会 法務委員会 第6号(1995/04/11、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  まず私は、刑法の一部改正案でございますが、表記の平易化、口語化についてお尋ねをしておきたいと思います。  法務省当局の御見解は、表記の平易化、口語化については意味内容は実質変更なし、こういうことでありますけれども、しかし、いわゆる刑法を解釈をいたします場合に、それぞれの学説があったり解釈があったりする中で、言葉の持つ意味というのは大変大きいことはそのとおりだろうと思います。  そこで、この言葉の変更が、御当局では実質変更なしというふうにお考えになっておられても、解釈や学説に実質的には影響してくるのではないのか。それは、学説を立てるときに自説のよりどころ……

第132回国会 法務委員会 第7号(1995/04/26、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。更生保護事業法案について、まず私は法務大臣にこの更生保護というものに対する国の基本的な姿勢についてお尋ねをいたしたいと思います。  御承知のように、更生保護事業は、いわばその発端が民間の篤志家による慈善事業としてスタートをしている、そういう沿革がございます。そして、その重要性にかんがみながら、随時国が支援、サポートをするようになって今日に至っている。しかし、既に委員の方から御質問もありましたけれども、本来更生保護というものは、更生保護をやるべき主体は本来的にどこなのか、こういうことをお尋ねしたいわけであります。  例えば、今回の保護事業法案で言いますと、そ……

第134回国会 農林水産委員会 第3号(1995/12/06、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  今までお話ありましたように、本日の委員会は本年度の米価、政府買い入れ米価格、そして今後の米価のあり方等について審議をする大変重要な委員会でございますので、特にその点を中心にしてお伺いをさせていただきたいと思っておりますが、大臣、その前に、簡潔に事実関係だけ御確認をさせていただきたいと思います。  時間がありませんので、私の方も短く、大臣の方も短くお答えいただければと思いますが、十一月二十四日、北海道根室市で開かれた政経セミナーでの大臣の発言でございます。いわゆる国務大臣としての御発言だろうと思いますので、私ども新進党としてもなかなか看過することができな……

第134回国会 法務委員会 第3号(1995/11/08、40期、新進党・民主会議)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  私は、まず最初に、破壊活動防止法の適用の問題について、その最終的な判断権者は一体だれなのかということを中心にお伺いいたしたいと思います。  まず最初に、この適用の問題について大臣の所信を、今まで何回もお答えになっておりますけれども、確認をさせていただく意味でお伺いしたいと思います。
【次の発言】 法と証拠に基づいて厳正に対応する、また基本的人権にかかわる問題であるので慎重にやっていきたい、私もそれはそのとおりである、そういうふうに考えます。  ただ、今までの議論を通じて、聞いておりまして思うことは、この破防法を適用するか否かについては、これは総理も御答……

第136回国会 内閣委員会 第3号(1996/03/25、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  今回の皇室経済法施行法は、平成二年の改正以来六年ぶりの改正ということで、今官房長官から御趣旨の説明がございました。私は、そこで、いわゆる内廷費、皇族費にかかわりまして、この定額というものが必要十分な額なのかどうか、その視点からまず第一に質問をさせていただきたいと思います。  御承知のように、皇室経済法及び皇室経済法施行法は昭和二十二年制定の法律であります。皇室経済法四条、六条に「法律で定める定額」、こういうふうになっているわけでありますが、そもそも昭和二十二年、その当時の内廷費及び皇族費、いわばこの議論のスタートとなるその定額というのはどのようにして定……

第136回国会 内閣委員会 第5号(1996/04/04、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  郵政省設置法の一部を改正する法律案につきまして、まずお伺いをいたしたいと思います。  今、大臣から提案理由の御説明をいただきましたので、提案の理由についてはほぼわかりました。ただ、いわゆる準事務次官級と申しますか、この郵政審議官の新設、ここをもう少し御説明をいただければと思うわけでございますけれども、この郵政審議官新設のいわば趣旨は、概要を今御説明をいただけたかと思いますが、もう少し補足をしていただきますと同時に、その役割、また、準事務次官級ということでございますけれども、その待遇というのはどういうふうになっているのか、この点をまず確認をさせていただき……

第136回国会 内閣委員会 第8号(1996/06/11、40期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  今、我が党の野田、弘友両議員から、この内閣法の一部を改正する法律案、特に首相補佐官制度について、この点を中心に、そのいわば質、量、位置づけ、人数の問題、それから権限の問題、役割の問題、これが非常に不十分なのではないのか、こういう観点から質問がありました。  私も、運用の妙という言葉もありましたけれども、今我々が抱えている非常に大きな課題、それは内閣の機能強化であり、首相の指導力、リーダーシップの発揮、そういう観点から、今御答弁を聞いた限りでは、確かに運用という視点はあるかもしれませんけれども、逆になおざりになってしまうのではないのかな、そういう不安を抱……


41期(1996/10/20〜)

第139回国会 行政改革に関する特別委員会 第1号(1996/11/29、41期、新進党)

○倉田委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、綿貫民輔君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。

第139回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1996/12/13、41期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田栄喜であります。  行政改革について今鹿野委員からお尋ねがありましたけれども、総理の姿勢、この点を中心にして、総理を中心にお尋ねをしたいと思います。  昨日の税制特別委員会で、消費税を凍結する、あるいは据え置く、それに関する選挙公報の御紹介がありました。  私は、総理が地元で発表しておられます総理御自身の選挙公報を見てまいりました。もちろん、当然消費税を据え置くとか凍結なんかは書いてありませんけれども、上げますよということもまた書いてない。財政赤字は大変ですよということは書いてございました。  ただ、きょうはその議論ではなくて、今総理から、行政改革に対する強い決意を持っ……

第139回国会 税制問題等に関する特別委員会 第2号(1996/12/12、41期、新進党)

○倉田議員 新進党は、さきの総選挙の公約である国民の皆さんとの五つの契約の中で、行政改革を断行して行政経費を二十兆以上削減をする、このように申し上げました。今御指摘がありました。公務員の総定数を削減をすることによって、御指摘の二兆ぐらいの経費の削減はできるということも目標として想定をいたしました。これは、今先生は公務員の一人当たりの経費を七百万ということで御計算されましたけれども、そこは少し数字の違いは私どもはあると思っております。  それから、それではどうしたらそのようにやっていけるのかということを申しますと、私どもは、公務員の方々の年間の退職率、これは五%、そういうふうに考えているわけです……

第139回国会 内閣委員会 第1号(1996/12/05、41期、新進党)

○倉田委員 ただいま議題となりました自由民主党、新進党、民主党、社会民主党・市民連合及び遠藤武彦君共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   現下の厳しい財政事情及び社会状況にかんがみ、国民の理解を得るため、政府並びに人事院は、次の事項について速やかに適切な措置を講ずべきである。  一 更なる公務能率及び行政サービスの向上並びに一層の公正な公務運営の確保に努めること。  一 国民の公僕たる公務員は、国民から疑惑を招くことのないよう……

第140回国会 安全保障委員会 第7号(1997/05/15、41期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。  阪中参考人にお尋ねをさせていただきますが、参考人からお配りをいただきました資料の一ページ目の中に、表として「冷戦期」と「冷戦後」それぞれ対比をしていただいております。この中にあります危機とか有事の中身に関係するのだと私は思うのですけれども、これからは危機管理型と参考人が言われる中で、「システムの性格」として、冷戦期として「軍事的脅威に対処」、冷戦後として「多面的脅威に対処」、このように書かれておりますけれども、この多面的脅威の中身と申しますか、範囲と申しますか、それはどの程度まで御想定をなさっておられるのか、お尋ねをいたしたいと思います。

第140回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1997/05/16、41期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。  ちょっと両大臣、今、席を外しておられますので、ただいまお決めいただきました日銀総裁、お見えてございます。そちらの方からお伺いをしたいと思います。  まず、さきの四月二十四日の本会議で、私は、総理が昨年十一月十一日に示されました「我が国金融システムの改革 二〇〇一年東京市場の再生に向けて」、金融・資本市場改革に当たっての基本的な考え方、この点からお尋ねをさせていただいたわけでありますけれども、きょうもこの点を基本に据えてお伺いをさせていただきたいと思います。  総理が基本的な考え方で示されました金融市場改革の三原則、「フリー 市場原理が働く自由な市場……

第140回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(1997/05/23、41期、新進党)

○倉田委員 時間が延びております。私は、三時十分から四時十分まで一時間の予定で、官房長官は四十五分までおいでいただくということで、三十五分間ぐらいは官房長官にお尋ねできる、こう思っておったわけでございます。官房長官に対する御質問を残すことになりますので、一問だけお答えいただいて、ぜひ、官房長官にお聞きしたがったことは大蔵大臣にお尋ねをいたしますので、後は頼むと大蔵大臣に官房長官から頼んでいただいて、官房長官の答弁は、ひとつ大蔵大臣、お答えいただきたいと思います。  そこで、官房長官、流れの中でちょっと変なんですけれども、いわゆる株主総会と総会屋、このことについて、まだ我が国の株主総会はこんな状……

第140回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(1997/05/26、41期、新進党)

○倉田議員 信用秩序の維持ということで、政府系金融機関との関係も御指摘の中にあるのだろう、こう思いますけども、御承知のとおり、金融委員会の監督行政の対象の中には政府系金融機関は含まれておりません。  そこで、これらの関係については、法二十条で、政府系金融機関を所管する長との間に必要な協力を求めることができるように配意をいたしております。その規定によって必要な事項は対応できる、このように考えております。
【次の発言】 今、金融行政とそして財界、業界の関係性についてお尋ねがありました。  一つは、護送船団方式、それからディスクロージャー、この関係でありますが、今までの議論の中で明らかになってきてお……

第140回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1997/05/27、41期、新進党)

○倉田委員 野村証券と第一勧業銀行事件、この二つ、証券界、金融界の不祥事件がございました。我が国の証券界そして金融界、世界の市場に与えた信用の低下というのは免れない、こう思います。  前回の質問の終わりの方で、私は大蔵大臣に、野村証券も第一勧業銀行もそれぞれ執行陣は責任をとられて退陣をされた、新しい体制をつくられていく、そういう状況の中で、俗に言えばはしの上げおろしも指導をしてきたといういわゆる大蔵省の監督行政、この大蔵省の監督行政というものの責任はなかったのでしょうか、あったと考えるのであればその責任のとり方はどういうふうにつけられるのでしょうか、そういうお尋ねをいたしました。  大臣からは……

第140回国会 内閣委員会 第2号(1997/03/06、41期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田です。恩給法等の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  まず、この恩給法ですけれども、明治八年に恩給制度が発足して、既に百二十年を超える歳月が経過をいたしております。改めて恩給制度の現状と今後の課題について総括的にお尋ねしておきたい。特に、恩給費の総額は大体どのように推移をしているのか、簡潔にお答えいただければと思います。
【次の発言】 恩給費の総額の推移は。
【次の発言】 今総括的にこの恩給制度の性格等々についてもお答えいただいたわけでありますけれども、もう少しわかりやすくお答えいただければと思うんですが、軍人恩給の普通恩給やあるいは普通扶助料、これは、い……

第140回国会 内閣委員会 第5号(1997/05/22、41期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。  私はまず、いわゆる公務員制度調査会が設置をされて、第一回の会合も始まったというふうに承知をいたしておりますけれども、この公務員制度調査会のことからお尋ねをしたいと思います。  五月十九日に公務員制度調査会が、これは第一回の会合だと思いますけれども、ここにおける総理のごあいさつを読ませていただきますと、公務員制度あるいは公務員のあり方、そこからいけば、我が国行政システムそのものが、ここの総理のあいさつに示されております決意からすれば、相当大胆に変わってくるのかな、そういう気が、私はこのあいさつを後で読ませていただきながら思いました。  例えば、こうい……

第140回国会 内閣委員会 第9号(1997/06/03、41期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。  陳述人の皆様方には、きょうは大変貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。また、日ごろからの皆様方の市民活動に心から敬意を表したいと思います。  お話を聞かせていただきながら、二つ私はポイントを考えたわけでありますけれども、一つは、皆様方の御意見の中で多かったのは、皆様方のいわゆる市民活動というものを限定的に解しない、これから二十一世紀、多様な社会をつくるにもまた新しい活動形態が出てくる可能性がある、そういう意味では限定的に解する必要はないということが一点と、税制控除、その時期の問題については御意見がありましたけれども、税制控除について……

第140回国会 予算委員会 第11号(1997/02/12、41期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。私は、行政改革そして補助金の見直し、こういう視点から公益法人の問題についてお尋ねをしたい、こう思います。  まず、公益法人の政治献金についてお尋ねをいたします。  平成七年の自治省届け出分の政治資金収支報告書によれば、公益法人の政党向け献金の総額が五億五千九百三十七万円、このうち自民党の政治資金団体である財団法人国民政治協会に四億七千三百十七万円、それから国会議員個人の政治資金団体に対する総額が四千八百三十二万円、こうなっているということが一月二十九日付の東京新聞で報道されております。  私は、この数字はもう少し多いのではないか、こういうふうに見て思っ……

第141回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1997/11/27、41期、新進党)

○倉田議員 基本的には、今お答えをされたとおりでございます。  ただ、本文の中で帰国意思を要件といたしましたのは、民主主義という観点からすれば、治者と被治者の同一性、これを図る原理でございますので、日本国の実質的な統治のもとに永久に入らない、そういう人は、基本的な考え方としてでございますけれども、選挙権を行使する者としては必ずしもふさわしくないのではないのか、また、選挙の結果の影響を通常直接には受けない者と現実に日本国に居住している者との間に、一票という形で国政に対する同等な影響力を与えることについてはどうだろうか、こういう疑問もございます。  しかし、一方で、より多くの日本国民に選挙権行使の……

第141回国会 内閣委員会 第3号(1997/11/06、41期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  きょう、総務庁長官は、この内閣委員会において初めて御答弁をいただくわけでございます。  そこで、まず長官に、今行革ということでいろいろな議論が起こっております。省庁再編、規制の撤廃、緩和、この見通しについて、長官の御決意をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 さまざまな議論が行われておる、それはマスコミ等々を通じてよくわかるわけでありますけれども、どうも、どういう方針に基づいてこの議論がなされておるのかというところが、実は私にはよく見えません。どの部分をどこにくっつけるか、どういうふうにするのか、そこは見えるわけですけれども、それは一体どんな方針……

第141回国会 内閣委員会 第5号(1997/12/04、41期、新進党)

○倉田委員 新進党の倉田でございます。  昨日、行政改革会議において、いわゆる省庁再編案等、行政改革についての最終報告が出されたということであります。総務庁長官、この間、いろいろ経過がある中で、大変御苦労なされたことだろうと思いますけれども、きょうは、内閣委員会、昨日の最終報告を受けて、私の方から、特に行政改革等についてお尋ねをさせていただきたい、こう思います。  まず、昨日の最終報告でありますけれども、マスコミ等でさまざま議論がありましたし、各界各層からいろいろな意見が出されておったようでございます。取りまとめに当たられました長官として、この最終報告をどのように、総括という言葉が適切かどうか……

第142回国会 安全保障委員会 第10号(1998/05/14、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田でございます。  私は、武器使用の点を中心に、重なる部分もあるかと思いますけれども、確認をする意味でも質問をしたいと存じます。  まず、官房長官にお尋ねをいたします。  我が国の今までのPKO活動で、武器を使用するようなケースがございましたか。
【次の発言】 武器使用をしたケースはなかった、また、武器使用をしなければならないのではないか、そういうふうな危険に遭遇するケースもなかった、こうお聞きしてよろしいですか。
【次の発言】 たくさんお答えいただいたのですが、かえってちょっとわかりにくくなったようなところがあります。  要するに、武器使用をしたケースはなかった、武……

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(1998/04/30、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田でございます。  水野行政改革会議事務局長にはこの法案の取りまとめに至るまで大変大きな御苦労をいただいたのではないのか、このように新聞報道等々を見る限り推察をいたしております。  そこで、きょうは率直に、局長のこの中央省庁等改革基本法案について思っておられることをお伺いできればと思うわけでございますけれども、先ほどのお答えの中で、自分で評価をすれば、百二十点の部分と、辛く見れば六十点の部分、こういうふうなお話でございました。確かに、省庁全体を一府十二省庁ということで、大きく動かすという意味ではなかなかこれは大変な事業だったのだろうな、まさに局長がおっしゃるとおりなの……

第142回国会 商工委員会 第8号(1998/04/10、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田でございます。  質問に資料を使いますので、委員長に御許可をいただいて配らせていただきたいと思いますが。
【次の発言】 後で使わせていただきますので、よろしくお願いいたします。  今回の商品取引所法の一部を改正する法律案でございますけれども、私は、改正の目的である市場の利便性と信頼性の向上、これは非常によく理解をできるわけであります。  ただ、これから質問いたしますけれども、利便性の向上、これが、利用者の利便性の高い市場という名目で、その実質が新規商品上場の円滑化、あるいは商品取引員資格の見直しや業務規制の緩和など、結局市場の利便性、業界の利便性、こちらの方に主に重……

第142回国会 内閣委員会 第2号(1998/03/11、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田栄喜でございます。  まず、小里総務庁長官に、公務員倫理法についてお尋ねをいたします。  長官の所信の第二として、この公務員倫理法については、政府において公務員倫理問題に関する検討委員会を設け、与党における検討とも密接に連携をとりつつ、法制化に向け作業を進めてまいります、このようにございますし、きょうの委員会の質疑の中においても、公務員倫理の問題に関しては質疑がされております。  そこで大臣にお尋ねをいたしますけれども、この公務員倫理法、早急に検討し、大臣のきょうのお答えの中には、近々具体的に総理と相談をしたい、こういうお話でありました。私は聞いていて、まだよく具体……

第142回国会 内閣委員会 第3号(1998/03/12、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田でございます。  恩給法等の一部を改正する法律案に関連いたしまして、お尋ねをいたします。  まず、簡潔にお答えいただければと思いますが、平成十年度の恩給費について、平成十年度の恩給費の総額、また一般会計予算に占める割合、そして今後の推移、どういうふうになっていくと予想をされるのか、さらに平成十年度の恩給受給者総数、平均年齢、この点について簡潔にお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 今、最後の方のお答えにもありましたけれども、高齢化が進み、お亡くなりになられる方々もおられる。受給者も少なくなっているのではないか。その中で、この軍人恩給等々に関しては、さまざま……

第142回国会 内閣委員会 第4号(1998/03/17、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田でございます。  参議院の提出者の先生方には、きょう御審議の場にお臨みをいただきまして、大変ありがとうございます。  今委員長からお話がありましたように、この法案につきましては、衆議院段階でさまざまな議論があった後、当時の新進党としては反対ということで参議院の方に送付をいたしました。今御説明をいただきましたように、今回参議院の方で修正をされ、しかも全会一致で参議院の委員会の方では可決をしたということでございます。  そういう経過がありますものでございますので、きょうは提出者の先生方に、修正項目が中心になるとは思いますが、その前提、関連部分に関しても、法案の賛否につい……

第142回国会 内閣委員会 第8号(1998/05/12、41期、平和・改革)

○倉田議員 ただいま委員から御指摘をいただきましたように、民主、平和・改革、自由三党で提案をいたしました今回の法律案につきましては、目的の中に知る権利を明記いたしております。その意味で、政府案との一つの大きな違いということは、今委員御指摘のとおりでございます。  諸外国の例の中で、韓国を除けば、知る権利という言葉が情報公開という法律の中には書いていないのではないのか、諸外国ではどのような議論がなされてきたのか、こういうお尋ねでございます。  私どもの案の中に知る権利を明記してあることと、諸外国が、韓国を除いて、その知る権利が書かれていないということは、それは別に矛盾するものでもないと私は思って……

第142回国会 内閣委員会 第9号(1998/05/15、41期、平和・改革)

○倉田議員 原則公開であって、存否そのものに関しては非常に重要度の高いものに限定をしている、こういうのが基本でございます。  そこで、お尋ねの、例えば新薬の開発等々の資料等を行政として保有をしていた場合に、その文書があるかどうかということについては、存否の例外規定がない以上、基本的にあるかないかという答えはしなければならない。ただ、その内容については、法人等の例外規定の中で、それがその企業の競争上の地位を脅かすものである以上答える必要はない、こういうことに基本的になると考えております。
【次の発言】 その点まさに、どのように考えるかということで評価が分かれることになるのだろうと思うのです。でき……

第142回国会 内閣委員会 第10号(1998/05/27、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田でございます。参考人には、きょうは大変ありがとうございます。  順次質問をさせていただきたいと思いますが、まず塩野参考人に御質問させていただきたいと思います。  先生が情報公開部会の中の専門委員として大変御努力をいただきましたことは、私も大変高く評価をいたしております。  そこで、先生にはいわゆる情報公開部会の代表としての御意見もあるのだろうと思いますけれども、きょうは参考人として、先生御自身のお考え、あるいは情報公開部会の中で御自身のお考えがまだ十分でないな、こう思われることがありましたら、ぜひお聞きをしたいと思うわけであります。  まず、目的規定の中で、いわゆる……

第142回国会 内閣委員会 第11号(1998/06/04、41期、平和・改革)

○倉田議員 委員のお尋ねは、三派案の記載、内容がプライバシーの内容の実質を明確に列記しているものかどうか、こういうことでございます。  委員御指摘のように、個人プライバシーの部分に関しては個人識別型とプライバシー情報保護型とあるわけでありますけれども、私どもは御指摘のとおりプライバシー情報型を採用したところであります。そして、そのプライバシーの権利というものが、憲法上、私事をみだりに公開されないことを含むということでは、異論がないものと思われます。  そこで、プライバシーの権利性を初めて認めたとされるいわゆる「宴のあと」事件の判決では、正当な理由がなく他人の私事を公開することが許されてはならな……

第143回国会 内閣委員会 第3号(1998/09/09、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田でございます。  私は、まず、人事行政を中心に、本年度の人事院から出されました報告と勧告についてお伺いをしたいと思います。  報告にも触れておられますとおり、公務員制度が発足をいたしましてちょうど本年で五十年、本年の報告では、社会構造の変化と公務員の項で、いわゆる現行人事管理システムの問題意識が述べられているというふうに私は思いました。また、これを補足する形での「人事院勧告・報告についての説明」という文書には、「時代の変化に対応し得る弾力的な人事システムへの転換を図っていく」、こうございます。  これらは、報告の中にも散見できるわけでありますけれども、現在の状況が現……

第143回国会 内閣委員会 第4号(1998/10/06、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田でございます。  まずは、給与法案を中心にお尋ねをさせていただきたいと思います。  私どもも、人事院勧告の完全実施を望む立場であることに変わりはありません。しかし、現下のこの大不況下の中で、平均とはいえども〇・七%引き上げるという根拠を国民の皆様にもおわかりいただけるよう、まずこの点の御説明をいただきたい、このように思います。
【次の発言】 官民の較差が、今人事院総裁にお答えいただきましたけれども、〇・七六%、二千七百八十五円、こういう数値である、こういうことでございます。私は、ちょっと気になる新聞を見たわけでありますけれども、労働省が三十日発表しました八月の月勤の……

第143回国会 内閣委員会 第5号(1998/10/13、41期、平和・改革)

○倉田委員 平和・改革の倉田でございます。  臨時国会が始まりましてから、この情報公開法案に関する質疑はきょうが初めてであります。非常に重要な法案であり、前国会から継続をされてきており、国民の皆様が非常に関心の高い法案でありまして、私どもも、先ほどから質疑がありますとおり、この間、与野党協議、どうしたら国民の皆様方に御納得をいただけるよりよい法案ができるのかということで努力を重ねてまいりましたし、協議を続けてまいりました。  そういう意味で、この情報公開法案につきましては、御承知のとおり、閣法があり、そして私ども三会派が提出をしております法案があり、共産党さんが提出をしております法案があります……

第145回国会 運輸委員会 第3号(1999/02/10、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  大臣の所信は昨日お聞きをしたわけであります。昨日お聞きをいたしまして、配られた資料に正確に大臣の所信の内容が再現をされておりますので、もう一度これを読み直しながら、この大臣が述べられた所信、そこに貫かれる問題意識というのはどういうものだろう、こう思ったこともあるものでございますので、私は、昨日大臣が述べられた所信を中心にお聞きをいたしたい、このように思います。  まず、これは言葉じりをとらえるような気も若干するわけでありますけれども、大臣が述べられた最初に、「百四十五回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し」所信を述べられた。それで、見ながら、「当面……

第145回国会 運輸委員会 第6号(1999/04/16、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 私は、まず需給調整規定の廃止ということにつきまして大臣の御認識をお伺いしたい、こう思います。  今まで大臣からのお話がありました。いわゆる競争原理、市場原理を取り入れることによって、我が国の物流コストが高い、この問題を何とかして解決するためにも民間の力を導入しなければならない、また一方で、事業者にとっても国際競争力という問題もこれあり、こういうふうなお話でありました。  そこで、これは、運輸行政、非常に大きな転換で、英断だ、そういう評価もあるみたいでございますけれども、我が国の市場原理というもの、これ全般につながる話でありますけれども、いわゆる競争原理というのをどこまで持ってきてい……

第145回国会 運輸委員会 第7号(1999/04/27、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 前回のときも大臣に、いわゆる市場原理の導入に伴う問題をお尋ねいたしました。大臣のお言葉で言えば、市場原理の導入に伴う光と影の問題でございます。この航空法の改正につきましても、今同僚議員からもお尋ねがありましたけれども、安全性の確保は非常に重要な問題、これは指摘するまでもないわけです。  先ほど具体的なお話もありましたけれども、市場原理を導入した場合、安全性の確保は、その分の規制は緩めませんよというお話でありますけれども、具体的にどういう形で担保をされていくのか。例えば運賃競争、運航経費であるとか人件費であるとか整備経費の無理な削減につながっていく、これが事故の発生につながることはな……

第145回国会 運輸委員会 第9号(1999/05/26、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 今回の改正は、いわゆる国際競争の激化、こういう視点もとらえてのことだと思います。  まず最初に、外航海運における国際競争力、これは、我が国の状況は、国際競争力の視点を考えた場合に、現状どのようになっているのか。簡潔で結構でございますので、御説明をいただきたい。
【次の発言】 先ほど来のお答えの中にもありましたけれども、我が国の海運事業が総体としてまだ維持はされている、こういう答えもありました。  しかし、一方で、今の人件費等の問題も見られる中で、国際競争力の激化という中で、我が国の外航海運、それは、仕事量がどれだけ減っているかという問題、どれだけあるかという問題とともに、いわゆる海……

第145回国会 運輸委員会 第13号(1999/08/05、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田栄喜でございます。  まず、私は、山陽新幹線福岡トンネルのコンクリート剥落事故からお尋ねをしたいと思います。  まず、この原因についてでありますけれども、いわゆるコールドジョイントです。このコールドジョイントということは、専門家の間ではよく知られたことであるというふうに私は認識をいたしております。冒頭大臣の御報告の中で、こういう形態でのコンクリートの剥落ということだと思いますけれども、予想もしていなかった、こういうふうなお話でありました。しかし、専門家の間では、よく知られた話。運輸省当局としては、コールドジョイントという問題の指摘あるいは認識というものについてはなかった……

第145回国会 災害対策特別委員会 第8号(1999/10/21、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  質問に先立ちまして、不幸にして台風十八号等でお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表し、また被災者にお見舞いを申し上げたい、このように存じます。  さて、まず質問の最初でございますが、既にお答えをいただいておるわけでありますけれども、激甚災害の指定につきまして、台風十八号は、九州・牛深に上陸をし、福岡そして大分、山口、それから通り抜けて北海道、まさに我が国を全国的に通り抜けていった、こういう台風でありました。  先ほど長官のお答えの中に、激甚の指定について早急にやらなければならない、そういうふうにお聞きをしたわけでありますけれども、農業所得、市町村の財政……

第145回国会 内閣委員会 第10号(1999/06/30、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  国家公務員法等の一部を改正する法律案に対しまして、先ほどの質疑にもございましたけれども、国民の目から見てどうなのか、この点を基本に据えて質問をしたい、こう思います。  まず、今回のいわゆる再任用制度についてでありますけれども、趣旨説明のところで大臣から概要をお聞きいたしました。そこで、私の問題意識として、今回の再任用制度の給与体系、これはどういうふうになっているのか、その特色のところを簡潔に人事院の方からお答えいただければ、こう思います。
【次の発言】 まずこの点からお聞きいたしましたのは、要は、再任用に当たって、いわば給与体系についてはその立場に応じ……

第145回国会 内閣委員会 第16号(1999/08/24、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  今回の人事院勧告は戦後初のマイナス勧告である、こういうことであります。その戦後初のマイナス勧告に至った経緯、概要というものは、先ほど総裁から御説明をいただきました。これは、内容を少し繰り返しますと、指定職、本省庁課長級以上の管理職はいわゆるベースアップ見送りをして、そのかわり一般職員に限り〇・二八%のベースアップを行う、そしてさらには特別給、ボーナスは〇・三カ月引き下げる、こういう内容で、結果として戦後初のマイナス、平均九・五万円の引き下げになるということであります。  そこで概要を、総裁からこれに至った経過というのは大体御説明いただいたわけであります……

第146回国会 運輸委員会 第2号(1999/11/10、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  二階新運輸大臣の果敢、果断な実行力に期待をしながら、質問をさせていただきたいと思います。  さて、先般の大臣のごあいさつの所信等をお伺いしながら、大臣は、特に安全性の確保、運輸安全戦略会議を設置するなど、安全性の確保を重視されながら施策を進めていかれるように拝聴いたしました。  そこで、きょうは少し時間もなくなりましたので、安全ということを中心にしながらお伺いをさせていただきたいと思います。私が最近読みました「鉄道員」それから「沈まぬ太陽」、この二つの読み物を読みながら思うところがありました。  「鉄道員」の方は、これは映画にもなりました。私は映画の方……

第146回国会 運輸委員会 第5号(1999/12/10、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。きょうは、参考人の皆様方には大変ありがとうございます。  まず、朝倉参考人にお伺いをしたいと思います。  昨日の新聞にも、山陽新幹線トンネルだけでも異常音四万カ所、剥落防止へ四分の一落とす、こういう記事が載っていたわけであります。朝倉先生は、これから建設の時代から保守の時代へ、保守のシステムの見直しが必要である、こういうふうに先ほど御意見をお伺いしたわけでありますけれども、これは、山陽新幹線トンネルだけで異常音四万カ所、全体をやるとどれくらいの異常音が出るのだろう。それに対して、剥落防止へ対策をとらなければならないのだと思いますが、先生、これはどういうふう……

第146回国会 内閣委員会 第3号(1999/12/07、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 倉田でございます。  国と民間企業との間の人事交流に関する法律案、いわゆる官民交流法についてお尋ねをいたします。  まず、今回のこのいわゆる官民交流法は、この間の御説明にもいただきましたけれども、公務員制度改革の一環ということで位置づけられております。そこで、きょうは総務庁長官お見えでございませんので、統括政務次官に、まず総務庁として、今回のこの官民交流法は公務員制度の改革の一環ということでありますけれども、公務員制度全体における改革、その基本的な考え方はどういうふうになっているのか、これをまずお尋ねをしたいと思います。  そして、その上で、これは総務庁長官にお尋ねしたかったわけで……

第147回国会 法務委員会 第2号(2000/02/18、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 倉田でございます。  私は、人権問題それから法秩序の維持、この二つの視点からお尋ねをしたいと思います。  まず、人権問題についてでありますが、その中で、特に家庭内暴力。神戸そして新潟、京都、本当に最近、驚くような事件が起こっておりまして、一体どうなっているのかという思いを強くいたします。その意味で、これは家庭の中に、暴力の問題も含めて相当大きな問題があるのだろう。家庭内暴力という視点では、例えば、長じた子供が弱くなった親に対して暴力を振るう、その問題も看過できない、こう思います。  きょうは、もう一つ、いわゆる親が子供たちに暴力を振るうという児童虐待、こういうふうに言われている問題……

第147回国会 法務委員会 第3号(2000/03/14、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案についてでございますが、まず、私は、司法制度改革論議それから法曹人口の増加という視点から二、三お尋ねをしたいと思います。  今回の増員でございますけれども、判事補七十人、そして裁判官以外の職員十六人を増加するということであります。今までの議論の中で大体の趣旨、ねらいというのは出ておりますけれども、改めて確認の意味でお伺いをいたします。  提案理由では、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、こうなっております。これは、それ以外の背景とか趣旨はないのかどうか、あるいは、判事補の増員あるいは裁判所職員の増員計……

第147回国会 法務委員会 第5号(2000/03/22、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  私、前回、当委員会で裁判所職員定員法の一部改正案の質疑に関連をして、裁判所はだれのものかということで、裁判所は国民のためにある、こういう御答弁をいただきました。その中で、いわばお上が裁くという意識が果たしてどうなっているのか、裁判所自体がもっと透明感あふれ、国民に開かれたものでなければならない、そういう視点から、いわゆる司法システムの中における我が国の被害者の地位、位置づけというのはどうなっているのかという観点から若干補足的に質問をさせていただきました。  きょうは、一般質疑という機会を与えられましたので、特に犯罪被害者の権利と救済について、この視点か……

第147回国会 法務委員会 第6号(2000/03/24、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田議員 二年前については、私は提案者になっておりませんでしたので、今、太田提案者からお答えになったような趣旨で議論をされているんだ、こう思っております。
【次の発言】 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 会社の資本準備金による自己株式の消却については、本法律が二年の限時法である趣旨を関係者に対し周知徹底すること。  二 資本準備金による自……

第147回国会 法務委員会 第8号(2000/03/29、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  前回も、いわゆる犯罪被害者の立場、権利についてお尋ねをさせていただきました。きょうも、引き続いて犯罪被害者の権利、特にきょうは少年犯罪の被害者の立場、権利についてお伺いをさせていただきたいと思います。  その中で、特に犯罪被害者への情報提供について、先般、法務大臣の記者会見の中で、不起訴記録も情報開示の道がとられるということで、大変結構なことだと評価をしたいと思います。  そこで、犯罪被害者への情報提供ということに関しまして、これも前回お尋ねをいたしましたけれども、警察庁と法務省にまとめてお伺いをさせていただきます。  まず、警察庁の被害者連絡制度、概……

第147回国会 法務委員会 第11号(2000/04/07、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  参考人の皆様方には、それぞれ大変重いお話を聞かせていただいたように思っております。きょういただきましたお話とともに、いただきましたこの資料も、それぞれの書かれていること、あるいは行間に込められている思いも含めて、しっかり勉強させていただきたい、このように思っております。十五分という大変短い時間の中で申しわけなかったな、そういう思いもいたしております。  そこで、先ほど岡村先生のお話をお伺いいたしました。私も、先生の言葉で言えば、刑事訴訟の美しい世界の中で考えてきたな、こういう思いがしてなりません。その美しい世界の中でいけば、犯罪被害者も、いわゆる保護と……

第147回国会 法務委員会 第12号(2000/04/14、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 昨日、本会議で、犯罪被害者等の被害者の権利、被害回復の立場ということで、大臣にお尋ねをさせていただきました。その質問の中で、あえて、刑罰権が国家に独占されているのはどうしてなのか、こういうお尋ねをさせていただきました。  刑罰権が国家にあるのは私は当然だと思いますし、国家になくてほかにどこにあるのか、こう思うわけであります。しかし、刑罰権のあり方、刑罰権を国家が独占しているあり方、ありようについては、今司法制度改革論議のさなかでありますけれども、もう一度原点、基本に立ち返って検討してみなければならない、こういう思いから、その質問をさせていただいたわけであります。  それは、さらに具……

第147回国会 法務委員会 第13号(2000/04/18、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  両参考人の先生方には、きょうは大変ありがとうございます。  今お話を聞きながら、改めて我が国の犯罪被害者に対する対策がおくれているということを痛感いたしました。また、諸澤参考人がお話しになりました一九八五年の国連被害者人権宣言がもう既に古くなっているというお話は、改めてまた我が国が随分おくれてきたものだな、こういう思いを強く持ちます。私も、先日の本会議で、犯罪被害者の方々を保護の対象者とするのではなくて、権利の主体者として位置づけられていかなくてはならないのではないのか、そのためには今回の法案はまだ一歩だな、こういう主張をさせていただいたわけであります……

第147回国会 法務委員会 第14号(2000/04/21、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 民主党提案の犯罪被害者基本法案についてお尋ねをいたします。  時間が押しておりまして、私の時間も短くなりましたので、簡潔にお答えいただければと思います。  まず、この民主党提案の立場では、被害者が刑事裁判に参加する立場をどのようにお考えになっておられるのか。先般、本会議でお聞きしましたときに、総則で権利性ということを強く主張されてお答えになっていただきましたけれども、その中で、具体的権利としてはどのようなものをお考えになっておられるのか。  まず、この二点について簡潔にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、やはり現行の刑事訴訟法にどうしてもかかわらざるを得ない……

第147回国会 法務委員会 第15号(2000/04/25、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 今ほどの質問に既に出ていることでもありますけれども、改めて法務大臣にお尋ねをしたいと思います。  今回の商法等の一部を改正する法律案、いわゆる会社分割法案でありますけれども、これは、先ほど政務次官の方のお答えにもあったなとも思っておりますけれども、いわゆる国際経済におけるメガコンペティションというか大競争というか、それに対応しようとしてつくられたものである、そういうふうに御認識をされておられるのかどうか。これは確認の意味で法務大臣にお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 今回の法案もそうでありますけれども、商法改正、商法等の一部を改正する法律ということで近時ずっと続いてきておりま……

第147回国会 法務委員会 第18号(2000/05/09、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 倉田でございます。  きょうは、上村、和田両参考人には、大変貴重な御意見をお伺いできまして、ありがとうございます。  上村先生には、特に、株式会社制度が本来の能力をどう発揮できるかという視点からのお話をお伺いしました。また、和田先生からは、この会社分割、今回の商法改正に伴う労働者の立場、地位がどうなっていくのか、その視点からのお話をお伺いさせていただきました。  まず上村先生にお伺いをさせていただきたいと思いますが、先生は、大前提として、株式会社が、いわばこの国際経済化の中、大競争時代において本来の能力をどう発揮できるかということで、基本的には、市場原理に対応できるような株式会社制……

第147回国会 法務委員会 第20号(2000/05/12、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  今ほども議論がありましたけれども、そして、先ほど杉浦委員からもお話がありましたけれども、現在の少年非行事案あるいは少年犯罪がどういう状況にあるのか。最近の新聞報道を見ておりますと、かつてないほど少年犯罪が多発をし、凶悪化しているのではないのか、このような印象を一般国民の方々はお受けになっておられると思います。  先ほど刑事局長からお話がありましたように、戦後、少年犯罪は第一、第二、第三のピークがあり、そして今、第四のピークとして上昇傾向にあるのではないのか、それは確かにそのとおりなんだと私も思っております。そして同時に、これは本会議でも私も指摘をさせて……

第147回国会 法務委員会 第21号(2000/05/23、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 ただいま議題となりました少年非行対策に関する件の決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     少年非行対策に関する件(案)   少年による深刻な凶悪事件が後を断たず、憂慮すべき状況にあって、次代を担う少年の責任感と自立心が醸成され、その健全育成が図られるとともに、国民が安心して暮らせる社会を創り出すことが、喫緊の国民的課題である。   そのためには、教育、文化、児童福祉、精神的医療・ケアなど各般にわたる課題について、少年の非行防止に向けた総合的施策を策定し、これを国や自治体はもとより、学校・地域・家庭など国民一体となって推進すべきはもとよ……


各種会議発言一覧

39期(1990/02/18〜)

第118回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1990/04/26、39期、公明党・国民会議)

○倉田分科員 私はまず水俣病に関して御質問をさせていただきたいと思います。  まず北川環境庁長官に、水俣病に対する長官の御認識及び解決に向けてどのような方向で検討なさっておられるのか、お伺いをさせていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま長官から、水俣病については再びこのようなことを起こしてはいけないというお答えをいただきましたけれども、ぜひともそのような姿勢で取り組んでいただくと同時に、現在水俣病に関していろいろな問題が起こっているわけでございますので、これも早期に解決をしていただくようお願いを申し上げておきたいと思います。  そこで、現在存在する水俣病に関連して種々御質問させていた……

第118回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1990/04/27、39期、公明党・国民会議)

○倉田分科員 私は、まず精薄者及び難病者の運賃割引の点についてお伺いをいたしたいと思います。既にこの問題は相当な議論もなされておるようでございますし、また昨日は我が党の日笠委員の方からも一般質疑の中で質問がされておりますので何回も重ねて大変恐縮ではございますけれども、私自身の方にもこういう方々の御家族の方から非常に強い要望が来ておりますので、大変恐縮ではございますけれどももう一度質問をさせていただきたいと思います。  身体障害者運賃割引制度については、障害者の自立を促し、社会への完全参加を実現するための援護対策の一つとして身体障害者に対して旅客運賃等の割引制度が現在適用されております。平成二年……

第120回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1991/03/13、39期、公明党・国民会議)

○倉田分科員 まず私の方からは、いわゆる看護マンパワーの不足の問題についてお尋ねしたいと思います。  いわゆる看護マンパワーの不足と偏在と申しますか、非常に深刻な社会問題となっていることは既に御承知のとおりであろうかと思います。熊本県の需給見通しでも、平成二年度の不足数が千四百二十一名、また平成五年度までその需給見通しを立てているわけでございますけれども、それでも不足をするというふうに言われております。さきの国会で厚生大臣も需給見通しについて見直しをすると再三御発言をなさっておられますけれども、そこできょうは、その見直しをされるということでございますので、その見直しの内容の方について若干お伺い……

第120回国会 予算委員会第八分科会 第3号(1991/03/13、39期、公明党・国民会議)

○倉田分科員 かなり遅くなりましてお疲れのことと思いますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。  私は、まず災害復旧事業、改良復旧事業の促進という観点からお伺いをさせていただきたいと思います。  御承知のように、熊本県は一昨年、昨年にかけて、特に阿蘇地方、阿蘇の降灰、それから七月二日の大災害ということで、非常に災害に遭いました。今、国の方からも非常に御援助いただいて復旧作業に取り組んでいるわけでございますけれども、その復旧作業の中で、災害復旧というのは原形復旧が原則であるということはよく承知しておるわけでございますけれども、いろいろな状況が変わる中で、単に原形復旧しただけでは、国の予算をせ……

第123回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会商工委員会逓信委員会土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1992/04/20、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、本法秦を推進される政府の根本的な姿勢、この観点からと、それから農林水産委員の立場から本法案と農漁業の活性化あるいは環境の問題はどうなのか、この観点についてお伺いをいたしたいと思います。  まず、本案の目的が、地方の活性化、自立的成長の促進を図り東京の一極集中を是正する、この趣旨というのは、非常にもうこのとおり、時代の要請であろう、こういうふうに思うわけでございますが、それを進めるに当たっての基本的な政府の、根本的など言った方がいいと思うのですが、スタンスはどこにあるのか、この点について、午前中からるる議論ございましたけれども、もう少し御質問……

第123回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1992/03/12、39期、公明党・国民会議)

○倉田分科員 公明党の倉田でございます。私は、きょうはまず色覚問題について御質問を申し上げたいと思います。  色覚問題というのは、文部省の方からは平成元年三月、「色覚問題に関する指導の手引」というのが出ておりますけれども、その色覚問題でございます。この問題に関しては、「クレパスの色が見分けられますか」、こういう本が出ております。大臣、大変恐縮でございますが、委員長にお許しをいただいて、私の質問の間、ぱらぱらとでもめくっていただければ大変ありがたいと思います。
【次の発言】 そこで、まず文部省の方にお尋ねをしたいわけでございますが、学校教育における色覚異常者、こういう言葉も使われておりますけれど……

第123回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1992/03/11、39期、公明党・国民会議)

○倉田分科員 公明党の倉田でございます。  私は、まず生活福祉資金、この問題についてお伺いをいたしたいと思います。  生活福祉資金、以前の世帯更生資金貸付、こういう名称でございましたけれども、変更になりまして、現在生活福祉資金ということでございます。この生活福祉資金、内容は以前とそんなに変わらないだろうと思うのですけれども、身障者の方々あるいは社会的にいわば弱い立場にある方々、この方々にとって非常に大切な、また非常に役に立つ資金である、このように思っておるわけでございます。  例えば、身障者の方々が福祉器具の購入をする。車いすであるとかいろいろな福祉器具があるわけです。これは所得に応じて、全額……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1993/05/18、39期、公明党・国民会議)

○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私、四つの点について公述人の方にお伺いをいたしたいと思います。二十分間でございますので、その点も踏まえてひとつお答えをいただければと思います。一つは、政権交代が起こる確率の比較の問題でございます。もう一つは、先ほど舛添公述人からありました、迅速かつ的確な意思決定が必要である、この点について。それから三つ目は、渡辺公述人がお述べになりました、いわゆる連用制の溝の問題。四つ目が、五百という小選挙の区分の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、政権交代が起こる可能性の問題について舛添参考人は、自民党案の単純小選挙区制度の方がいわゆる政権……

第126回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1993/03/05、39期、公明党・国民会議)

○倉田分科員 公明党の倉田でございます。  私は、まず最初に廃棄物処理に関してお伺いをいたしたいと思います。  建設省は、中間処理工場としていわゆる再生工場システムを奨励をしていると聞き及ぶわけですが、これは具体的にどのようなものなのか、まずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 再生工場システム、再処理システムというのか、これは非常にこれから大切なことになってくると思いますので、ぜひまたよろしくお願いをしたいと思います。  それから、不法投棄が相変わらず行われているとの指摘があるわけですけれども、まずこの不法投棄の問題につきまして、建設省の発注工事についても、御自分のところで発注される……


40期(1993/07/18〜)

第129回国会 決算委員会第三分科会 第2号(1994/05/27、40期、公明党)【政府役職】

○倉田政府委員 平成二年度における自治省所管の決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  一般会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額は、当初予算額十五兆三千四百三十二億九千七百八十八万円余、予算補正追加額六千五百六十三億七千百七十六万円余、予算補正修正減少額八億六千九百四十八万円余、総理府所管から移しかえを受けた額二千四百二十五万円余、予備費使用額三十億八千七百五十八万円余、合計十六兆十九億千二百一万円余でありまして、これに対し、支出済み歳出額は十六兆十五億七千八百二十七万円余で、差額三億三千三百七十三万円余を生じましたが、この差額は全額不用額であります。  次に、特別会計決算につきま……

第132回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1995/02/20、40期、新進党)

○倉田分科員 新進党の倉田でございます。  私は、まず地方分権について、大臣を中心にお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、地方分権の取り組みについては、政府は昨年の十二月二十五日、地方分権の推進に関する大綱方針を閣議決定しておられるところでございます。同時に、地方分権の推進法案、これは総務庁が中心になろうかと思いますが、大体素案が取りまとめられておるとの報道もなされております。もちろん、自治省もこの地方分権の推進、なかんずくこの地方分権推進法案に関しては積極的に取り組んでおられることだろうと思います。  この地方分権の推進を名ばかりのものではなく本当に実のあるものにするためには、地方……


41期(1996/10/20〜)

第140回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1997/03/03、41期、新進党)

○倉田分科員 新進党の倉田栄喜です。  私は、先物取引についてお伺いをいたしたいと思います。  平成二年の五月に、商品取引所法が四十年ぶりとも言われた大改正で、昭和五十七年三月の東京金取引所の開設による従来のいわゆる凍結不拡大主義から育成拡大主義、この政策転換を受ける形で、国際的に通用する先物市場づくり、そして委託者保護の強化、この二つを柱として改正をされた、このように理解をいたしております。  そこで、この改正内容、その後の経過等々については説明をいただきましたので、特に健全な先物市場づくり、委託者保護、これが平成二年の法改正から既に七年、どの程度達成しておるか、その認識、今どうお考えになっ……

第142回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1998/03/19、41期、平和・改革)

○倉田分科員 平和・改革の倉田でございます。  私は、河川管理についてお尋ねをいたしたいと思います。  ます、河川管理のいわゆる地方分権の視点から大臣にお尋ねをしておきたいと思いますが、河川管理の事務区分につきましては、地方分権推進委員会で、当該河川の管理事務を法定受託事務とするか自治事務とするか議論があったと承知をいたしております。  結論的には、分権という視点から考えると、現在の河川法第七条等現行法の枠内での結論しか出ていないのではないのか、そのように思ったわけであります。  すなわち、一級河川の指定区間及び二級河川の河川管理事務は法定受託事務に、そして準用河川の河川管理事務は自治事務にと……

第142回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1998/03/19、41期、平和・改革)

○倉田分科員 平和・改革の倉田でございます。きょう私は、先物取引についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  実はこの問題は、昨年度も当分科会で取り上げさせていただきました。本年度は商工委員会の方で商品取引所法の改正も行われるということを聞いております。この問題も後でお伺いしたいと思いますが、まず、被害の実情ということからお尋ねをさせていただきたいと思います。  今なお、「先物取引、増える被害」こういう報道が相変わらずあるわけでございます。被害というのか損害を受けたと思われる方々がともかくいっぱいおられる。昨年度も私、申し上げさせていただきましたけれども、業界自体が社会に容認される業へ脱皮……

第145回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1999/07/08、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党・改革クラブの倉田栄喜でございます。  公述人のお三方の先生には、きょうは大変ありがとうございます。  まず、君が代の方について、百地先生にお尋ねをしたいと思います。  先生が述べておられます第三番目の点、つまり、現行憲法下ではそれに相ふさわしい意味づけをする必要があるのではないか、こういう御主張でございます。  私どもも、君が代の歌詞については、明治憲法下でとられた意味、さらには明治憲法下以前定着をしておった意味、あるいはさまざまな形で意味づけされておった意味、それぞれ時代の中におって君が代の解釈というのは違ってきたのだろうと思います。国旗と国歌と比べた場合に、国歌君が代に……

第145回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1999/02/17、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田分科員 公明党の倉田栄喜でございます。私は、まず有馬文部大臣に、大臣御自身に、今の教育における問題等々についてお伺いをいたしたいと思います。  まずは義務教育についてでありますけれども、大臣は、現在の義務教育について基本的にどのようなことが問題であるとお考えになっているのか、そのことをまずお尋ねしたい。
【次の発言】 大臣から、実に多くの問題があるということを今お答えいただいたわけであります。  先般の予算委員会でも、今までの我が国の社会が、大量生産、大量消費の中で、非常に均質的な人たちというのがいっぱい生まれたのではないのかな、二十一世紀がそれであっていいのかどうかという問題の御指摘だ……

第147回国会 憲法調査会 第4号(2000/03/09、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  古関先生、きょうは大変ありがとうございます。  私は、お話を聞きながら、二つのことを思いました。  一つは、こうして憲法調査会で我が国憲法の成立過程についてのお話を聞かせていただいているわけでありますけれども、私どもは、この成立過程の中から何を学ばなければならないのかということについて、できるだけ共通の認識を得られるように努力しなければならないということ。  そしてもう一つは、私は、この制定過程の検証とともに、憲法が成立をしてからおよそ半世紀、この半世紀の経過、戦後、現行憲法がどのような役割を果たしたのかという検証も欠かしてはならないのではないのか、こ……

第147回国会 憲法調査会 第6号(2000/04/06、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  北岡先生、きょうは大変ありがとうございます。  私の問題意識は、この憲法制定過程の論議を通じながら、何を、どのように共通認識を持って、そこから何を学び、これからどう生かしていくか、こういうことであります。同時に、その憲法制定過程とともに、現行憲法が今日までどのような役割を果たしてきたのか、それも十分検証しなければならないことであろう、こう思っておるんですが、先生の資料をいただきまして、資料のタイトルが「歴史の中の日本国憲法」ということで、歴史の中のというタイトルをあえて資料の中におつけになった意味が何かここにあるのかどうかと私ちょっと思いましたので、簡……

第147回国会 憲法調査会 第8号(2000/04/27、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党・改革クラブの倉田栄喜でございます。  私は、当調査会での今までの議論についての問題意識と、それから、これから当調査会がどのように進んでいくべきなのかということについて、二つ申し上げさせていただきたいと思います。  一つでありますけれども、当調査会では憲法制定過程について検証を重ねてまいりましたが、制定過程の検証とともに、現行憲法そのものの検証についても今後議論する必要があるのではないかということを一つ申し上げたいと思っております。すなわち、敗戦から今日までに、現行憲法の国民主権、平和主義、基本的人権の尊重等がどのように現在までの日本国に対して機能をしてきたのか、そしてそのこ……

第147回国会 憲法調査会 第10号(2000/05/25、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田委員 公明党の倉田でございます。  先ほど御説明いただきました点と少し角度は違うと思いますけれども、憲法の最高法規性あるいは根本規範という部分について、一般論としてでも御見解をいただければ、こう思うわけであります。  私の問題意識は、今、当調査会で憲法の制定過程を含めて憲法論議をさせていただいているわけでありますけれども、その中に出てくる議論の一つとして、憲法が解釈上明確でない、あるいは字義が不明確である、こういう議論も一つございます。  そこで、国の形を定める根本規範あるいは最高法規性、もちろん根本規範といった場合に、憲法の上位概念としての根本規範という言葉もあるでしょうし、あるいは憲……

第147回国会 法務委員会少年問題に関する小委員会 第1号(2000/05/16、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田小委員 公明党の倉田でございます。  近時報道されます少年犯罪等については、根本的、総合的な対策が緊急に必要であるということをまず申し上げさせていただいて、少年法改正については、私自身の問題意識を申し上げさせていただければ、少年法の改正は必要である、このように考えております。ただ、現在提出されております少年法改正案では、ここまで来ますと不十分なのではないのかな、このように考えております。この際、もっと抜本的なところから考えてみる必要があるのではないのか。  その一つでありますけれども、私は、少年法の理念と目的、少年の可塑性に着目をしてその健全育成、保護育成を図るということは、これは変えて……

第147回国会 法務委員会少年問題に関する小委員会 第2号(2000/05/18、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田小委員 私は、現行少年法の理念と目的は維持されるべきものである、変更する必要はないという立場であります。  その立場に立つとして、問題は、最近指摘されているような問題、少年犯罪も含めて、いわゆる限界的な事例において、今の審判のあり方、システムというのが本当に対応し得ているのかどうか、機能し得ているのかどうかという問題意識であります。その意味で、前回、それぞれに応じて三つの類型ぐらいの審判のあり方があってもいいのではないのかということを申し上げさせていただきました。  そして同時に、少年審判の本当の目的、本来一番大切なものは何なのかということで、先ほど審判の対象は何なのかという議論がありま……

第147回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2000/02/25、41期、公明党・改革クラブ)

○倉田分科員 公明党の倉田でございます。  今、長官からもお話がありましたいわゆる水俣病問題について、今回閣議決定されました対策の内容、骨子だけで結構でございます、それと、今後の課題について、今一たんお述べになられましたけれども、どのようにお考えになっておられるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 一九五六年に公式発見されて四十三年、水俣病、この病気で非常に多くの方が苦しまれた。そしてまた、関係者の方が大変苦しまれた。環境庁の中にもこの問題でみずからお命を絶たれた方がいらっしゃいます。  今回、内閣の方で閣議決定をしていただいた、関係者の皆様方に、私は大変感謝を申し上げたいと思います。……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

倉田栄喜[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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