倉田栄喜衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○倉田栄喜君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま報告のありました農業、漁業、林業の三白書に関し、総理を初め関係閣僚に対し質問いたします。 第一には、総理に対し、農林漁業政策についての基本的な考え方をお尋ねいたします。 近年、我が国農業は一段と衰退へのテンポを速め、その産業的基盤は脆弱化の様相を色濃くしておりますが、その現状は今回の白書にも明確になっています。 ちなみに、労働者五人規模以上の製造業賃金に対する農業所得の割合は、昭和五十年度で六二・五%あったものが、六十三年度には三四・四%へ大きく低下し、また、基幹的な男子農業専従者のいる高いレベルの専業農家であっても、一人当たりの家……
○倉田栄喜君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました農業経営基盤の強化のための関係法律の整備に関する法律案と特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律案、農業機械化促進法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に対し、質問を行います。 我が国の農業、農村の現状は、農業就業人口の減少、耕作放棄地の増大、兼業化、農業従事者の高齢化、後継者不足などによって危機的な状況にあり、早急な立て直しが必要となっております。政府は昨年六月、「新しい食料・農業・農村政策の方向」を示しました。しかし、基本法農政が三十年間追求して達成できなかった規模拡大に……
○倉田栄喜君 私は、新進党を代表いたしまして、ただいま議題になりました刑法の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに法務大臣に質問をいたします。 現行刑法二百条の「自己又ハ配偶者ノ直系尊属ヲ殺シタル者ハ死刑又ハ無期懲役ニ処ス」という尊属殺人の規定は、昭和四十八年四月四日の最高裁判決において憲法に違反するとされたものであります。この違憲判決から既に二十二年の歳月が流れております。 そこで、質問の第一は、この違憲判決から二十二年を経た今日に至って本法案を提出するに至った経過と本法案提出の趣旨を法務大臣にまずお尋ねいたします。 次に、尊属殺人並びに尊属傷害致死、尊属遺棄及び尊属逮捕監禁の各……
○倉田栄喜君 総理は、昨年十一月、二〇〇一年までに東京市場をニューヨーク、ロンドンと並ぶ国際金融市場に復権することを目標とした「二〇〇一年東京市場の再生に向けて」との構想を打ち出しておられます。この構想が、ただいま議題になりました金融監督庁設置法案にどのようにあらわれでいるのか、あるいはいないのか、新進党を代表して、総理並びに関係大臣に質問いたします。 本法案の質問に先立ち、先ほど総理より御報告がありました、ペルーの人質であった方々が救出されたことに、御本人、御家族の方々にお喜びを申し上げますとともに、不幸にして犠牲になられた方に心から弔意を申し上げます。 さて、総理は、東京市場の国際的地……
○倉田栄喜君 佐々木議員にお答えいたします。 民主党、平和・改革、自由党三会派の共同提出案に対しまして、議員からは、目的に知る権利を明記した意義、情報公開と特殊法人、さらに不開示情報の規定のあり方、この三点についてお尋ねがありましたので、私からお答えしたいと思います。 まず、私たちの案が第一条の目的に知る権利を明記した点であります。 先ほど、政府案が知る権利を明記しなかったことについて総務庁長官からお答えがありました。私たちは、知る権利が法律の目的の中に明記されるかどうかは、情報公開法が本当に国民主権の理念にのっとり、実際上、国民本位の法律であるかどうかを判断する重要なメルクマールである……
○倉田栄喜君 ただいま議題となりました犯罪被害者等の保護を図るための法律案と民主党案について、公明党・改革クラブを代表して質問いたします。 命のとうとさを最大の価値と考える社会にあって、犯罪によってその命を奪われた被害者とその家族に対し、我が国の捜査、裁判、執行という司法システムは、どのような立場を用意してきたのか、今、改めてじくじたる思いがいたします。 現在の刑事裁判は被害者を疎外するシステムになっていて、一人の人間の死に対する尊厳や血の通ったものを何一つ見出すことができないという被害者の声に、自分で復讐したいという被害者遺族の叫びに、我が国の司法システムは本当に信頼に足るべく機能してい……
○倉田栄喜君 ただいま議題となりました少年法等の一部を改正する法律案につきまして、公明党・改革クラブを代表して質問いたします。 まず、森総理にお尋ねいたします。 この五月の連休に十七歳の少年が起こした二つの事件を総理はどうお考えになったのか、その御認識をお聞きしたいと思います。 少年犯罪において、凶悪、粗暴事犯が増加している原因はどこにあるのか、その抜本的対策は、単に少年法改正の問題のみでは済まされず、根本的、総合的対策が必要なことを、この二つの事件を検証するだけでも明らかであると思いますが、総理はどうお考えでしょうか。 最近の少年犯罪の原因をどう見るのか、少年非行の深刻さは何が原因な……
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