このページでは海江田万里衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。海江田万里衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○海江田委員 日本新党の海江田万里でございます。 御高見ありがとうございました。お疲れのようですから水口さんからでもよろしゅうございますが、今実際の失業者がおよそ百七十万、これは認められているところでございますけれども、問題は潜在失業者の数でございますね。製造業では大体百万人ぐらいだろうということでよろしゅうございますが、これはどうなんですか。製造業は比較的数字をとるのが簡単だろうと思いますけれども、非製造業の部門、このあたりにどのくらいあって、企業内失業で二百万、完全失業百七十万というお話ですけれども、もう少し多いようなデータも幾つか出ておりますので、社内失業が二百万だと言われた理由と、そ……
○海江田委員 先輩方を前に今さら申し上げるまでもないと思いますけれども、決算委員会は税金の使われ方をチェックする大変重要な委員会であると思います。予算委員会や大蔵委員会ならば、野党の立場を鮮明にするのもいいと思いますが、私は、当決算委員会は与党も野党も立場はないと思います。ある立場は、タックスペイヤー、納税者としての立場あるいはその納税者の声を代弁する立場が必要なんではないだろうかと思います。私はそうした立場に立って、これから非常に限られた時間ではございますけれども質問をさせていただきたいと思います。 まず大蔵大臣に質問でございますけれども、きょうは三月の二日でございます。いよいよ三月に入り……
○海江田委員 まず、ルワンダの難民支援についてお尋ねをしますが、テレビなどで自衛隊が現地ルワンダで大変御苦労されている様子を見ますと、頭が下がる思いがします。 この自衛隊のルワンダ派遣に先立ちまして、外務省は八月の二日から八月の十日までいわゆる第一次調査団を派遣していますが、今回のこの質問に先立ちまして、私は、昨晩でございますが、この第一次の調査団の報告書、読み返しをしてみまして、改めてびっくりした記述がございます。 紹介をさせていただきますと、「調査結果の概要」というところでルワンダ難民支援活動の全般状況がまず書かれております。その中で、 各国軍による難民支援活動に関しては、米軍が ……
○海江田委員 私は、持ち時間が五分でありますので、手短に質問させていただきます。 村山総理は先日、海上自衛隊の観艦式にお出ましになりました。それから、今度三十日には自衛隊の観閲式に出られる予定だと思いますが、総理になられて自衛隊の幹部の方あるいは一般隊員の方とおつき合いが多くなったと思います。恐らくこれまではほとんどおつき合いをされていなかったのではないかと思いますが、そうして自衛隊の方たちとおつき合いをして、総理自身の気持ちの中で自衛隊観に変化が起きたのかどうなのか。これは頼もしい存在だとお思いになったのか、あるいは相変わらずこれはなかなか油断のならない存在だと思っておられるのか、率直な総……
○海江田委員 阪神大震災の問題でまず質問を始めたいと思います。 私も先日、現地を視察してまいりましたけれども、率直な印象は、見ると見るとでは大違いということで、まあ日本語の使い方としては、見ると聞くとでは大違いということだろうと思いますが、私もテレビの画面を通して被災の状況を見ておったわけでございますが、ところが、そのテレビの画面を通じて見た被災の状況と、それから現場に行きまして、そして歩いて見たのとは全く違うということでございますね。 総理は、この第一報を知ったのは、まず六時ごろ起きまして、そしてテレビの画面を見てこの震災が起きたということを知っだということです。私は、七時ごろでございま……
○海江田委員 時間も短い、限られておりますので、お尋ねをしますが、農水省の補助事業としてリフレッシュ・ヴィレッジというのがあるということを聞いておるのですが、一体どんな事業内容かということをお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 その農業構造改善事業ということで非常に大きなくくりでございますけれども、その中に、既に九四年度から全国十カ所、例えば釧路市ですとか宇都宮市、上越市などでモデル事業で行われているわけです。
要するに、一応表向きは中山間地ということになっておるわけですけれども、ここに建物をつくって、温泉を引いて、そしてそこで気功ですとかなんですとかをやって、いわゆる農家の方々が、……
○海江田委員 私もまず、東京共同銀行の創設の問題から質問をさせていただきますが、二月十日の本委員会で、これは西村銀行局長の発言でございますけれども、ある程度前からこの協和信組と安全信組については経営に不安を持ち監督当局の東京都と意見交換をしていたという発言があるわけでございます。このある程度前からというのは一体いつごろか、まずその点をお尋ねします。
【次の発言】 そういうことは差し控えるが昨年の春の段階でそういうことを意識したということでございますが、これは昨年の春ということですか、それとも、そういうことは差し控えるということですからこれは言えないんだということですか。どっちですか。
○海江田委員 今回の二つの信用組合の救済につきまして、ただいま大蔵大臣は助け合いだという言葉もございましたけれども、一般の金融機関、つまり銀行は全体で二百億円の出資をする。日本銀行も同額の二百億円の出資をする。が、その出資だけではありませんで、収益支援といって、各銀行がトータルで四百億円の贈与を行うということでございますが、この民間金融機関の出資と贈与の資金は、もとをただせばこれは一般の預金者の預金から出ているわけでございます。 トータルで四百億円の贈与を行う、それからトータルで二百億円の出資をやるというこの出資と贈与の金額については、大蔵省は、これは民間の金融機関がそれぞれ独自に決めたもの……
○海江田委員 きょうは全大臣のほかに、特に日銀総裁にも朝早くからお越しいただきまして質問をさせていただきますが、きのうの本委員会で東京協和信用組合、安全信用組合の処理問題で、日本銀行は去年の十二月九日どことしの一月十三日に政策委員会を開いて今回の処理の方針を決めておるということでありますけれども、問題は、その政策委員会の議論の中身が外に全く見えてこないということでございます。 日銀の政策委員会は、こういう政策委員会月報というものをつくっておるのですけれども、これは九ページしかありません。しかもかなり大きな活字で書いてありますので、本当に、こうやって、こう振って落としてしまうと、後は中が真っ白……
○海江田委員 まず、補正予算の歳入面でございますけれども、公債一兆五千九百億円の内訳、これは、建設公債七千七百九十四億円それから特例公債八千百六億円、五年ぶりの財源手当てのない赤字国債の発行であるということは、きのうの本委員会でもお示しをいただきました。
この債券の具体的な中身、きょうの新聞によりますと、二年物の国債五千億円、四年物の国債一兆九百億円と出ておりますけれども、これで間違いございませんか。
【次の発言】 市中公募の割合を比較的低く抑えだということは一つの特徴だろうと思うのですけれども、それ以上に大切なのは、これはいずれも中期国債を発行しているということなんですね。短期の国債もあり……
○海江田委員 きょう当委員会に四枚つづりの資金繰り表を出していただきました。これは恐らく、これ日暮さんのサインがありますから、毎日こうやって報告をしていましたよという書類だろうと思うんですが、一つ気になる点がありまして、たかおビル開発でございます。二億円のお金が、これは期日が来て出ておるのですけれども、実はこのたかおビル開発、平成六年の二月の時点で四十億の定期預金がありますね。しかも、利率が五・七%でありますね。当委員会に出しましたこの三月末の一億円以上の書類を見ますと、四十億のこの預金がすっぽり抜け落ちておるのですね、これは。 三月末というのは、金融機関にとりましては期末ですから預金をふや……
○海江田委員 今、御長男のマンションのことですけれども、大変御立腹をされておるということはよくわかるのですが、いろいろな週刊誌が取材をしたりしまして、三重野前総裁の側からのコメントが全く載っていないのですね、そのことについてはプライベートなことですから一切お答えしませんということで。そうしますと、やはり何で答えないのだろう、これは少しやましいところがあるのではないだろうか、こういう印象を与えますので、それこそ李下に冠を正さずじゃありませんけれども、それは積極的にお答えをいただいた方がいいと思います。 一つだけお聞かせいただきたいのですけれども、幾らぐらいでお買いになったのか、それから、大体三……
○海江田委員 海江田万里でございます。
今回のこの東京共同銀行、お持ちいただいた資料で、昭和金融恐慌の昭和銀行との比較が出ておりますが、私は、やはり一番の特徴は、日本銀行が株式の半数、二百億円出資をするということだろうと思うのですね。昭和銀行はそういう出資はしておりませんから。
ですから、この二百億円を出資をするということを決めたのはどの時点か教えてください。
【次の発言】 それはわかっておりまして、今のお話、正森委員の質問にもございましたけれども、日本銀行が出資をしなければいけないということ、それでその額は大体二百億円ぐらいになるんじゃないだろうかということを内部で、大体スキームの中で具……
○海江田委員 日銀総裁にお越しいただいておりますからお尋ねをしますが、朝方の唐沢委員への答弁、それから先ほどの山本委員への答弁にもございましたけれども、今のこの円高是正について金融政策がどこまで効果を上げるのかということについて、私は、総裁の御答弁はかなり懐疑的ではないだろうか、円高を是正するための金融政策というものは余り効果がないんじゃないだろうか、そういう認識を持っておるんじゃないだろうかという見方なんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 金利の引き下げが株式市場ですとかそれから景気対策で効果があるというのは私も認めるところなんでありますけれども、やはり為替市場に対する影響ということで……
○海江田委員 まず、政府の経済成長率の見通しの問題ですが、最近、政府の経済成長率の見通しとそれから実績との間の乖離が非常に大きくなっていると思うのですね。 特に九三年度の場合は、政府見通しがプラスの三・三%であったのが、実際はマイナスの〇・四%で、差が三・七%にもなってしまっている。こういう現実を踏まえて、学者の中には、政府の経済見通しに一・二倍をして、そしてそこから二%を引くと大体これが実績になるのじゃないだろうか、こういう説を唱える人もいるくらいでございますけれども、予算の議論をする場合は、この政府の経済見通しというのが非常に重要、それが当然のことながら前提になっていなければいけないわけ……
○海江田委員 東京地検と警視庁は、五月の十日と十一日の両日、旧二信組の乱脈融資事件で強制捜査を行っていると思いますが、東京都港区虎ノ門にありますたかおグループという会社、ここの本社ビルにも家宅捜索が入っていると思いますが、その確認を法務省にお願いしたいと思います。
【次の発言】 今その具体的なお答えはいただけなかったわけでございますが、このたかおグループというのは、実は私三月九日の証人喚問の席で高橋証人、鈴木証人に喚問しておりますが、その中で両証人は、確かに大口預金はある、大口預金はあるけれども、融資はないということを証言をしておるのです。
ところが、その後当委員会に出されました資料を見ます……
○海江田委員 余暇厚生文化財団の基本財産の流用についてお尋ねをしますが、この一億八千万円、先ほど坂上委員が資料提示をいたしましたけれども、ことしの五月九日の時点では富士銀行に一億八千万円の普通預金があるのですが、それはそっくりそのまま今もあるのですか。
【次の発言】 それから先ほどの証言では、この余暇厚生文化財団の基本財産の流用については実弟の根本さんが証人に無断で流用をやった、そういうふうに私は理解をしたのですが、証人の認識もそれと同じでよろしゅうございますか。
【次の発言】 あともう一方、常務理事の比企さんという方ですね、この方もおやめになっておりますが、この方と根本さんとの間の関係という……
○海江田委員 今回の景気対策、政府は十四兆二千二百億円、これは大変規模の大きい景気対策でございましたけれども、それを受けての今次の補正予算、問題はその財源でございますね。この財源については、四兆七千二十億円の公債を発行するということにしておりますが、この四兆七千二十億円の公債の種類ですね。何年物をどのくらい出すのかということをお教えください。
【次の発言】 この四兆七千二十億円の公債を入れまして、今年度の公債の新規発行額が二十兆円になるということでございます。
問題は、この公債の利払いでございますけれども、特にこれから新規に発行します四兆円につきましては、金利についてはまだ今の段階ではおわか……
○海江田委員 きょうは、定期借地権について質問をさせていただきます。 本委員会でも議論されてきましたけれども、現在の日本の不況を克服するには、土地問題の解決が必要不可欠だと思います。この土地問題の解決とはつまり土地本位制からの脱却だと私は考えますが、この土地本位制からの脱却に重要な役割を果たすのが定期借地権の制度だと考えます。 定期借地権の制度は、五十年なら五十年と期間を区切って、そして所有とそれから利用を切り離す考え方であります。所有と利用が切り離されて、しかも五十年たてば必ず土地は戻っできますので、土地を貸す方としては安心ができますし、借りる方は、これは地代を払えばいいことになりますか……
○海江田委員 まず、沖縄開発庁長官にお尋ねをします。
日米地位協定の問題が議論されておりますが、それと同時に、沖縄の民生の安定も大事な問題であります。まだ本土と格差のある沖縄の経済的な開発、調和のとれた開発でございますけれども、これにも力を入れなければいけないと思っておりますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 それでは大蔵大臣にお尋ねをします。
きょうの午前中の答弁で大臣は、住専の処理問題で、公的資金の導入についてはまだ決定をしたわけではない、公的資金の可能性について述べただけだとおっしゃられましたけれども、私はこの答弁を聞いておりまして、大蔵大臣は公的資金の導入に消極的なんじゃないかな……
○海江田委員 今の沖縄の問題を聞いておりまして、総理、ことしは戦後五十年の一つの区切りの年であるという認識、これはもうずっと去年からお持ちになっていたと思うんですけれども、ただ、戦後五十年の問題で、実は沖縄の問題が案外抜け落ちていたんじゃないだろうかと。 実は戦後五十年の問題というのは、本当でしたら沖縄の問題がかなり大きなウエートを占めていたにもかかわらず、中国との問題とか韓国の問題とかあるいはアジアの問題とか、そういうことの方に頭がいって、肝心かなめの沖縄の問題がどうも抜け落ちていたんじゃないだろうか、それが少女暴行の事件が起きてから慌てて気がついたんじゃないだろうか、こういう気がするので……
○海江田委員 私は、最後の質問になりますので、総理にもいていただきたい。質問はしませんので、どうぞ御安心をいただきたいのですが。 一年間やってきまして、何が明らかになったかということで言うと、実はこれは余り明らかになったことはないんですね。全部中途半端なままなんですが、にもかかわらず、二億組の問題から始まりまして、そして住専の問題について、実はもうこの処理のスキームは、ほぼでき上がっているんじゃないかなという認識を私は持っておるんです。 それを念のためにもう一度わかりやすくおさらいをしますと、まず、この二億組の問題に始まった信用組合などの中小の金融機関の破綻問題、これはまだ将来的にも破綻を……
○海江田委員 今回の住専の問題の背景には、言うまでもなく、地価の急激な高騰とその後の急落があるわけですけれども、この地価の高騰の原因につきまして私なりにいろいろ研究をしてみますと、一つのレポートにやはり行き着きます。このレポートというのが、今写しがございますけれども、昭和六十年五月、一九八五年の五月に国土庁の大都市圏整備局がつくりました「首都改造計画」というレポートでございます。 いろいろなことが書いてございますけれども、この中に、今後の都内、これは二十三区部ですね、二十三区部のオフィスの床需要の見通しについて、東京都二十三区部においてだけでも昭和七十五年、昭和七十五年というのはちょうど西暦……
○海江田委員 今加藤参考人からお話がありました、その管財人のリストでございますね、これは今私も手元に持っておりますけれども、ずっと名前が書いてあって、そこに、三十六番目、加藤紘一、一千万、平成二年の二月、センチュリーハイアットにおいて水町立ち会いのもと選挙費用貸し分と書いてあるのですよね。それで、加藤紘一氏依頼分と。 それから、一つ新事実としまして、この加藤紘一さんの後に、当時の代議士、今落選をしておりますけれども、代議士の名前が括弧して書いてありまして、この方の二百万も含めて一千二百万円分、貸し分という形で書いてあるのですよね。 これはやはり借りたのじゃないですか、一千二百万円。これは、……
○海江田委員 きょうは多少時間がございますので、法案の中身についてお話をさせていただきます。 まず、預金保険法の一部を改正する法律案についてお尋ねをします。 現在の預金保険法ですと、金融機関が破綻をしまして、そしてペイオフを行う場合の保険金の支払い限度額、この保険金の支払い限度額は政令で決めるということになっておりますけれども、現在は支払い限度額が一千万円ということで、これは六十一年の七月からこういう一千万円という金額が決まったということでございますが、新しく預金保険法が改正をされますと、この一千万円が引き上げになるのか、それとも一千万円のまま据え置きになるのか。これは政令マターですけれど……
○海江田委員 昨日の私の質問に対しまして、銀行局長が答弁で、法案が成立をしましてから住専の処理機構の立ち上がりには一カ月、二カ月はかからない、しかし債権の譲渡などには二、三カ月かかるというお話がありました。ただ、この債権の件数というのは二十万件もありますから、私は二、三カ月で終わるとは思えないわけでございますけれども、いずれにしましても、この債権の譲渡については八月を恐らくまたぐことになるであ ろうと思われるわけです。 八月をまたぐということはどういうことかというと、これは、ことしの一月一日時点の路線価でありますね、このことしの一月一日時点の路線価の公表が八月の中旬だということを聞いておりま……
○海江田委員 通常国会も終わりまして一カ月ですが、地元を回ってみまして、やはりこの住専への税金投入、これは国民の怒り、国民のというより正確に言うとやはり納税者の怒りということなんですが、かなり厳しいものがありますね、これは。 そこで、これは税金の使われ道でちょっとこれまでの議論と違うのですが、大蔵大臣には、最後にお尋ねをしますので少し聞いておいていただきたいのです。 私のところに、ある業者からこういう問題があるんだということで資料を持ってきまして、その資料というのは、役所、正確に言いますと、全国の大学や研究所が業者に物品の発注をするわけですね、注文書を出したり発注書というものを出すのです。……
○海江田委員 市民リーグ・民改連の海江田万里でございます。 私どもは、橋本内閣に対しては是々非々の立場で臨みます。橋本内閣が国民のためになることをやっていただければ、私どもはこれを全力で応援をしますし、橋本内閣が国民のためにならないようであれば、新進党のように議席を立って審議拒否をすることはしませんが、この国会の場で正々堂々と論陣を張らせていただきます。 さてそこで、今国会の最重要課題であります住専の問題でありますが、昨年末の閣議決定で六千八百五十億円の財政資金の投入を決めた。これは国民一人頭五千五百円ぐらいだということはよく知られているところであります。そして、この問題点につきましては昨……
○海江田委員 まず本題に入る前に、ちょっとお尋ねあるいは御意見を、特に大蔵大臣、総理の御意見をお聞かせいただきたいんですが、いろいろこの住専の問題で私も勉強しておりまして、それで「金融財政事情」という雑誌がございます。これは金融マンの間ではよく読まれておる本でございますけれども。それで、ずっとページを繰っておりましたら、二月の八日、あしたでございますけれども、セミナーがございまして、西村銀行局長が十二時十五分から十四時まで、経団連ホールに行って講演をすることになっておるんですね。 資料がちょっとありますので、これをお渡しをしますが……(発言する者あり)じゃ、委員長、ちょっとお配りをすることを……
○海江田委員 私は、住専各社の税務申告の状況についてお尋ねをします。
この住専の申告漏れあるいは脱税は、例えば日本ハウジングローンは、平成二年度、三年度で約二億円の法人税の申告漏れがあったということは一部の新聞などに記載をされておりますけれども、これ以外に住専各社で税金の申告漏れあるいは脱税があるのかないのか、まずお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 そういうお答えが返ってくるであろうということは十分予想ができたわけでございますけれども。
これは税金の専門の新聞の納税通信という会社が住専各社が出しております損益計算書を調べますと、この損益計算書の中で、項目として「法人税及び住民税」……
○海江田委員 まず、参考人にお願いをしておきますが、持ち時間が七分でございますので、御答弁は手短にお願いいたしたいと思います。
まず、住総の山本さんにお尋ねをしますが、あなたは先ほど来、関連会社が十八社あるということをおっしゃっていましたけれども、正直申し上げまして十八社というのは大変多い数だと私は思うんですね。しかも、その設立が平成の三年、四年に……(発言する者あり)富士住建――ごめんなさい。じゃ、これ、住総の山本さんで結構です。富士住建が十八社ですから、住総は関連会社がお幾つあるか、出資金一〇〇%の関連会社。
【次の発言】 この六社、これは例えばジェイ・ワン・コーポレーションとかジェイ・……
○海江田委員 市民リーグ・民改連を代表しまして質問をいたします。 まず、国会が長期にわたる不正常な状態を脱して、本日こうして予算委員会が開かれていることに対して、私どもは歓迎をするものであります。私ども市民リーグ・民改連は、衆議院の議長、副議長と与野党五党の党首会談は排除されておりますが、与党側は、本予算の審議に当たって、十分な審議を行い、強引な採決を行わないというこの合意事項をしっかり守っていただきたいと思います。それから、証人喚問も必要に応じて実施をしていただきたいということでございます。 さてそこで、国会が長期にわたってストップをしておりましたが、このストップをしております間に、三月……
○海江田委員 先ほど安倍委員からも質問がございましたけれども、協同住宅ローンでございますね。七千億ぐらい融資があって、そのうち三千億ほどが不良債権になっているというようなお話でございますけれども、七千億で三千億ですから問題はないんだというような言い方を先ほど聞いたわけでございますけれども、私は、やはりいろいろこれは問題があると思うんですね。 今大変大きな問題になっております末野興産にもこの協同住宅ローンはしっかりと融資をしておりますし、それから、これの、七千億の融資の件数でもっていろいろ割り戻しをしてみますと、一件当たりの貸出額もやはり五百万円を超えておりまして、ほかの七社の貸出額が一件当た……
○海江田委員 市民リーグ・民改連を代表しまして、締めくくりの質問をさせていただきます。 まず、私どもは、住専処理のために六千八百五 十億円の財政資金を投入することには反対で、予算からの削除を求めてまいりましたが、本日、間もなく六千八百五十億円を含んだ形で予算案が衆議院を通過することは、大変残念なことであります。 さてそこで、総理にお尋ねですが、政府が先般つくりました住専問題のパンフレットでは、住専のために一人五千五百円の税金を新たに納めていただくことはありませんと、これを殊さら強調しております。しからば、じゃこの六千八百五十億円の財源は何かということを考えてみますと、私はこれは赤字国債だと……
○海江田委員 今、古川委員からの話にもございましたけれども、民主党はさきの選挙で、この消費税の問題については五%やむなしという態度を示しております。私は民主党の設立からかかわっておりましたので、この消費税の問題、選挙前に党内で大変な議論をしたことをよく覚えております。大変苦渋に満ちた選択でございました。 しかし、私たちは、未来への責任という観点からはこれはやむを得ないのではないだろうかということで選挙に臨んだわけでございますが、その後の、いわゆる福祉汚職と言われるような岡光さんの補助金、つまり税金でありますね、これをあたかも自分が左右できるようなおごり高ぶった気持ち、納税者をばかにした気持ち……
○海江田議員 お答えします。 脳死を人の死と認めるかどうかということでございますが、大変難しい問題がございまして、私どもはもちろん脳死イコール人の死でないということでございますが、世の中一般で考えましても、やはりこれは非常に判断の難しいところだろうと思います。 私どもが知り得ている範囲では、各種の世論調査などをやりましても、三割程度の方が脳死を人の死ではないという見方をとっておりますし、それから、これは私が本会議でもお話をさせていただきましたけれども、例えば橋本総理大臣なども、国会の場で、脳死を人の死とするかどうかということについては非常に難しい問題である、私は本当に脳死を人の死としていい……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。よろしくお願いします。 きょうは、証券取引等監視委員会の方にお越しをいただいておりますから、まずそこから質問をさせていただきたいと思います。 昨今、野村証券の不祥事に端を発しまして、実はそこへの、野村の株を買い増す資金の融資を第一勧業銀行がやっていたということで、金融界全体を揺るがす大変大きな不祥事になっておりますが、実はこの問題で、野村の法律に触れる事件を早くから内部告発していた人間がいるということは、これは本委員会でも共産党の木島委員から質問をされている、あるいは社民党の秋葉委員からも質問されておりまして、委員の皆様方はつとに御存じのことだろう……
○海江田委員 今、民主党の田中甲委員から大変明確な日銀法に対する質問がございましたので、私は、少しこの日銀法そのものから離れるかもしれませんけれども、今問題になっております金利の問題ですとかあるいは為替の問題などについて、日銀あるいは大蔵省のお考えを聞かせていただきたいと思います。 これは午前中の議論でも出ましたけれども、昨日、自民党の首脳の方々から公定歩合を上げるべきだという声が随分上がっておるということでございますが、大蔵大臣からは午前中の質疑で、金利は日銀の専管事項である、この時期の発言は自粛してもらいたいという発言がございましたけれども、これはもちろん全くそのとおりだろうと思います。……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。よろしくお願い申し上げます。
まず、オレンジ共済事件でございますけれども、一昨日になりますか、当委員会で、横路孝弘委員が大蔵大臣に、このオレンジ共済の問題性について早くから大蔵省に問題提起があったのではないだろうかということで、それがいつごろからあったか調べていただくようにお願いをしましたけれども、その後、大蔵省ではお調べをいただいたでしょうか。お願いいたします。
【次の発言】 平成七年、九五年ですね、九五年の十二月というのは、このオレンジ共済の問題ではもう既に大変大きな問題になってきている時期でありまして、一般の新聞に出ましたのは翌年、九六年の夏八……
○海江田委員 官房長官、ただいま大変お元気な発言をいただきましたが、お風邪を召しているというように伺っておりますので、私、当初予定をしておりました順番を入れかえまして、先にお尋ねをします。 ただ、官房長官の前に、通産大臣もお越し願っておりますので、まず通産大臣にお尋ねをしたいと思います。 これは佐藤大臣が就任をされる前の話でございますけれども、一九九三年度、平成五年度の通産省の財団法人余暇開発センターへの委託調査で、「祝日の曜日指定化による休日制度の活用と可能性」ということについて調べたことがございます。 この結果は新聞などにも発表されておりますけれども、時間がありませんので私がかいつま……
○海江田委員 私は、民主党を代表して、政府提出の平成九年度政府予算三案に反対し、我が党提出の政府予算撤回のうえ編成替えを求めるの動議に賛成する立場から討論を行います。 日本は、今歴史の大きな曲がり角に立っております。巨額の財政赤字を垂れ流したまま、経済活力を喪失させ、税金や社会保険料などの高負担を国民に強いる未来なき国家を選択するのか、それとも、痛みに耐えて徹底した歳出削減を断行し、既得権を温存する行政、財政構造を断ち切り、未来をつくり出す国家を選ぶのか、その歴史的な岐路に立たされているのであります。 国家予算が国の方向を決める重要な指針であるならば、残念ながら、政府が提出した平成九年度予……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 今から私の持ち時間はおよそ四十分でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 この法案、財政構造改革の法案でございますが、財政ということはとかく大変難しいものだという理解がございます。私がきょう国会で財政の問題で質問するということを言いましたら、どうかできるだけ易しく話をしてくれということを言われましたものですから、私も私なりにそしゃくをしまして易しくするつもりでございますが、総理初め各大臣もぜひ、特にきょうはテレビ中継もございますものですから、易しく、わかりやすくやはりお話をいただきたいと思います。 ただ、易しく、わかりやすくお話をすると……
○海江田委員 時間が三十分でございますが、主に大蔵大臣にお尋ねをすることになると思います。そんな難しい話じゃありませんので、よく聞いていただきまして、御答弁をいただきたいと思います。 今、大変な超低金利の時代だと言われておりますけれども、国が発行しておりました、特に、高い金利で発行していました国債を、現在の超低金利の時代で、これは借りかえというわけでございますけれども、新規に超低金利の国債を発行すれば、それはそれだけ金利の負担分が安くなるということだろうと思います。 特に国債は、御案内のように六十年で償還をすることになっておりますが、実際には、十年物の利付国債でありますとか、五年物の利付国……
○海江田委員 参考人には、お忙しいところお越しいただきまして、ありがとうございました。 実は、私、冒頭に赤字公債と建設公債のお話をしようと思ったのですが、今、安倍委員からもお尋ねがございました。ただ、参考人の四人の皆様がほぼ意見を一にしている。赤字公債と建設公債の区別はもう既に役割を終えたのではないだろうか、あるいは、役割を終えたというより、むしろ、特にバブル崩壊後の中で公債残高が膨れ上がったのは、どうも赤字公債に対しては非常に禁欲的になって、しかし建設公債に対してはそういう歯どめがなかったというような認識を持っておられるというふうに私は理解をしまして、大変意を強くしたところであります。 ……
○海江田委員 中井委員から質問がございました件でございますが、私どもは、赤字公債と建設公債の区別はもう既に時代おくれになっているのではないだろうかということは、当委員会でも再三指摘をしたところでございます。 また、当委員会がお呼びをした参考人、四人の経済学者の方たちがいらっしゃいましたけれども、その方々もこもごも、私どもの考え方に同意であるというような発言もございました。 この赤字公債と建設公債の区別をなくすることにつきましては、私どもは、当委員会ではございません、国会に対しまして、財政法の改正案の中で、もうそのような区別をなくすることが必要であるということを法案化をしまして、そして国会に……
○海江田委員 本日、本会議におきまして、三塚大蔵大臣の不信任案が否決をされました。三塚大蔵大臣はひな壇に座っておられて弁明の機会もなかったわけでございますが、私は、三塚大蔵大臣に対する不信任の声というのは野党が党利党略で出したものではありませんで、やはり国民の間にそういう声が大きくあるというふうに考えております。きょう、本会議で不信任案は否決されたわけでございますが、株価はきょうも大きく先週末を割り込みまして、八百五十四円安ですか、再び一万五千円台に戻ってしまったということでございます。 三塚大蔵大臣、不信任案が否決された感想を、この間の山一証券の問題、それからもちろん三洋証券の問題、北海道……
○海江田委員 日銀総裁にはお忙しいところお越しいただきまして、ありがとうございます。 実は、きょうの午前中の当委員会でも若干議論がございましたけれども、大蔵大臣の十二月一日の予算委員会での発言ですね。あらゆる金融機関の商品を保護するということ、これは私は大変重要な発言だろうと思っております。それこそ今審議中の預金保険の手直しの改正案などでは問題が解決しない大きな中身を含んでいる、私はそういう認識を持っております。 これはきょうの産経新聞でございますが、一面トップでございます。それからきのうの毎日新聞にも大変大きく新聞記事が出ている。それからきょうの日経新聞にも出ておりますけれども、この大蔵……
○海江田委員 まず最初に、大蔵大臣にお尋ねをします。 先ほど同僚委員の質問に対して、次期通常国会で、寄託証券補償基金の改正案は、これを出したい、提案をしたいというような御発言がございましたが、今問題になっております預金保険法の改正案でございます。今出ておって、もちろん議論しておるのは承知をしておるのでございますが、引き続きこの預金保険法のさらなる改正案というものを次の通常国会に出す必要があるとお感じになっておられるか、それとも、いや、この預金保険法の改正でもうすべて万全であって、次期の通常国会では出す必要がないとお考えになっておられるか、どちらでしょうか。
○海江田委員 海江田でございます。 持ち時間が二十分と大変限られておりますので、お答えも手短にお願いをしたいと思います。 まず、北拓銀行は四月一日に北海道銀行との合併の話を記者会見をしましたけれども、この合併の話が破綻をした原因は不良債権にあるということは、先ほど参考人もお話をしたとおりだと思います。その不良債権の認識が北海道拓殖銀行と北海道銀行との間で食い違いをしてきたのは大体六月ごろだということも、先ほど参考人からお話がございましたけれども、この不良債権の認識が違ってきたということは、一つは、やはり額であろうと思います。 この当時の北拓銀行の不良債権の公表額というのは、前年の九月の中……
○海江田委員 おはようございます。民主党の海江田でございます。 総理は、十五日に、当委員会での質疑を終えてすぐ政府専用機に乗りまして、バーミンガムに飛んで、日米首脳会談、日ロ首脳会談、そしてバーミンガム・サミットと、大変お疲れさまでございました。特にけさは、八時半ごろですか、羽田にお帰りになって、そしてすぐこの委員会ということでございますから、大変お疲れだろうとは思いますが、この委員会、大変重要な委員会でございますので、おつき合いをいただきたいと思います。 さて、このサミットあるいはアメリカのクリントン大統領との日米首脳会談でございますが、私は日本にいまして、新聞報道あるいは昨晩の総理の会……
○海江田委員 おはようございます。民主党の海江田でございます。 この緊急経済対策に関する特別委員会で、もう一度私は、そもそもこの財政構造改革法を今この時点で、先ほど池田委員からもお話がありましたけれども、昨年の秋に、秋というよりこれはもう冬でございますけれども、昨年の暮れにこの法律を成立をさせまして、そして、わずか五カ月でなぜ改正をしなければいけないことになったのかというところからお尋ねをしたいと思うのです。 大蔵大臣、今もお話をしましたけれども、たった五カ月でなぜ改正をしなければいけないのか。とりわけ、政府は総額十六兆円に及ぶ総合経済対策を策定をしたわけでございますが、この総合経済対策と……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 財政構造改革法を初め、本委員会には大変多くの重要な法案がかかっているわけでございまして、議論もまだまだしたいところではございますが、本日が最後ということでありますので、私は、特に総理に幾つかお尋ねをしたいと思います。 現行の財政構造改革法でございますけれども、現行の財政構造改革法の三原則というもの、これは、ことしの二月二十六日の予算委員会で、この委員会の委員でもあります太田委員から質問が極めて簡潔な形で出ております。 つまり、「財革法では三つの原則があります。この三つ、これは涌井さんでしょうか、言ってください。」ということで、涌井主計局長の答弁……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 済みませんが、きょうは私、アレルギー性鼻炎が大変ひどくて、そのことだけちょっと最初にお断りをさせていただきます。 本日は、この決算行政監視委員会で、文部省をお呼びをして教育問題についていろいろ議論をしようということになりましたが、そのきっかけというのは、これは言うまでもありませんが、神戸市で連続殺傷事件が起きましてから一年でございます。そして、最近では相次ぐナイフを使っての傷害事件でありますとか、それから、きょうは冒頭に矢上委員から、荒れる学校現場の教師の方からの証言等、参考人のお話等が参議院であった紹介などもありましたが、この教育の問題、これは……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 幾つか質問をさせていただきますが、まず大蔵大臣、大蔵省の不祥事にかかわる内部調査でございますが、連休前に厳正な結論を出したいということを今し方お話がございましたけれども、大臣は、たしか予算委員会だったと思いますけれども、これはテレビ中継のあった総括質問でございますから、多くの国民も注視をしていたわけでございますが、六月から金融監督庁の発足に当たり、この金融監督庁のメンバーとしては立派な人材を持っていく、大蔵省もふさわしい有為な人材を確保できるよう協力をする、こういうことをお話しになっているわけでございますが、これは当然、今度出てきます内部の調査で処……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。
大蔵大臣、連日大変御苦労さまでございます。今も息せきを切って本委員会に駆けつけたということで、本当に御苦労がよくわかるのでございます。
さて、昨日、予算委員会で山一証券の前社長三木淳夫さんですか、この方の証人喚問があったわけでございますが、その証人喚問の内容がどんなものであったかということは、大臣、ある程度は認識をしておられますね。いかがですか。
【次の発言】 恐縮でございますが、そのポイント、ポイントでよろしゅうございます、御自分の頭の中で今理解をされておる証人喚問の中身につきまして、二つ三つ、ここでお話しいただきたいと思います。
○海江田委員 おはようございます。民友連を代表しまして、質問をさせていただきます。 総理は、昨年十二月十七日の午前、緊急の記者会見をやりまして、二兆円の減税を発表されたわけでございますが、私ども、民友連の前の民主党、もちろん民主党はまだございますけれども、この特別減税の継続を主張をしておりましたので、これはもう歓迎すべきことでございます。ただ、私は、財政構造改革特別委員会で総理とも何度も質問をさせていただきましたので、やはり、この二兆円の減税ということを聞きましたとき、一瞬耳を疑ったといいますか、寝耳に水といいますか、そういう気持ちがしたのは事実でございます。 この減税と財政構造改革のお話……
○海江田委員 民友連の海江田でございます。 両参考人には、お忙しいところ当委員会にお越しいただきまして、ありがとうございます。 早速でございますが、質問に入らせていただきます。 昨日の大蔵委員会で、松野元証券局長が参考人として出頭いたしまして、山一の飛ばしにつきまして、三木前社長、当時は副社長でございますが、当時の三木副社長から相談を受けたということを明らかにされました。たしか九一年の十一月か十二月だということでございますが、当時の松野証券局長が山一の飛ばしについて相談を受けて助言をした。 この助言の中身については、種々報道と御本人の発言との食い違い等もございますけれども、とりあえず、……
○海江田委員 民友連の海江田でございます。 持ち時間も限られておりますので早速質問に入らせていただきますが、大蔵大臣、昨日の本委員会での、二見委員へのロンドンG7での共同声明についての御答弁でございますが、はっきり申し上げまして大蔵大臣の評価を下げることになった。 これは私の意見ではありませんで、きのうたまたまテレビ中継がありましたから、それを見ておりました日本におりますアメリカ人のエコノミストが電話をしてまいりまして、どうもやはり言っていることがロンドンで言っていたことと違うんじゃないだろうかというようなことを言っておりまして、私も早速、今し方できてきたばかりのこの昨日の速記録でございま……
○海江田委員 民友連の海江田でございます。 持ち時間が四十分と限られておりますので、答弁もなるべく短目にお願いをしたいと思います。 最近、大蔵省の不祥事あるいは大蔵省の職員の接待でございますが、国民はもうどんな記事が出ても驚かなくなったということもあるかと思うのですが、きょう新聞を見ておりましたら、またまた一つ金融機関との結びつきが明らかになっておりました。 これは東京新聞でございますけれども、大蔵省の職員が部署を異動する際にせんべつをもらっていた、これはいわば異動のボーナスのようなものだというのでございます。もらっていた人の中には一人で四百万円ももらった人があるということなのですが、こ……
○海江田委員 民友連の海江田万里です。松野証人にお尋ねをします。 証人は、先ほど、山一証券の首脳と会ったのが平成四年の、一九九二年の一月下旬であるというお話をしましたが、先月の大蔵委員会では平成三年、九一年の十一月か十二月ごろだというお話がありました。この十一月か十二月かというのは、どうして十一月か十二月だということを断定できるかというと、まさに、損失補てんを禁止をした証券取引法が国会の参議院を通過しましたのが十月三日でございます。そして、これが施行されますのが九二年、平成四年の一月一日でございます。この間の出来事だったということで、そういうことをおっしゃったわけですね。それをきょう、訂正を……
○海江田委員 おはようございます。
朝早くからではございますが、大蔵大臣、まず最初に一言でございますが、昨日、当委員会で松野元証券局長の証人喚問がございましたけれども、その中身は大体聞いたというか聴取しておりますか、どんな証言をしたかということは。
【次の発言】 本日の新聞記事、とりわけ社説などでも、これは読売の社説でございますけれども、「山一廃業を招いた不透明行政」ということが書かれておるのですが、まだこれはお目通しありませんか。そういう新聞論調あるいは概略をお聞きになりまして、どんな印象をお持ちになられましたか。
【次の発言】 きょうは証券取引等監視委員会の事務局長の堀田さんにもお越しい……
○海江田委員 おはようございます。暫定予算の質疑でございますが、その前に、まず総理に自民党総裁としてのお考えを聞きたいと思います。 自民党は、三月二十五日に院内で役員会を開きまして、そこで連合との対応を協議したようでございます。新聞報道によりますと、毎年四月の初めに行っております、総理大臣、それから官房長官もお出ましになっておりますが、これと連合の三役との間のいわゆる政労会見でございますが、この政労会見のあり方も含めて、連合との関係を見直しをしようじゃないだろうかということがこの役員会で決まったやに聞いております。 これは事実かどうか、そして四月の初めの政労会見を打ち切るつもりでおられるの……
○海江田委員 民主党の海江田万里です。三木証人にお尋ねをします。 山一証券の社内調査報告書によれば、東急百貨店と山一証券は、九〇年二月より取引を開始し、九〇年七月末、九一年一月末、九一年七月末と、東急百貨店の決算期ごとに飛ばしを繰り返してきたが、九一年八月二十四日の会議により、交渉に当たっては山一証券は引き取らないという方針で臨むこととしたとございます。 三木証人は、この九一年八月二十四日の会議、ホテルニューオータニで開かれた会議ですけれども、この会議に参加していらっしゃると思いますが、この会議の結論は、今この報告書にありましたように、東急百貨店に飛ばしたファンドは山一証券が引き取らないと……
○海江田委員 総理は今し方本会議場で不信任案が否決をされてほっとしておるかもしれませんが、本日の東京の市場ですね、夕刊を持っておりますが、円が一時百四十四円七十五銭、それから株は一万五千円を割り込みました。ただ一番最後には、終わり値は一万五千円、ぎりぎり戻したようでございますが、いっとき一万四千円台、こういう状況になっております。 これは、もう言うまでもありませんが、市場が橋本内閣に対してノーと言っているということのあらわれだろうと思います。まず一つは円安でございます。この円安につきまして、閣僚の皆様方、きょうはいろいろな、いわゆる私どもの用語でいうぶら下がりというものに遭って、あるいは閣議……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 冒頭、一言申し上げたいのでございますけれども、私も先ほど来、仙谷委員の質疑を聞いておりましたけれども、正直申し上げまして、大蔵大臣あるいは金融監督庁長官、全く事実に基づいた答弁が出てきていないということ、実はこのことは、これから当委員会でまず長銀の問題を皮切りにブリッジバンクの問題を議論していくときに、やはり今のような答弁の内容では私は本当に議論ができないと思うのですね。 昨日一日とまりましたけれども、このままでしたら本当にこれは、きょう開いておって、テレビの中継がありますから私もあえて質問を続けますけれども、いろいろ準備をしてきておりますけれど……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。時間が十五分と限られておりますので、どうかお答えは手短にお願いをしたいと思います。 私は、日本リースの岡本社長を中心にお尋ねをすることになると思います。 日本リースでは有価証券報告書をお出しになっておりまして、これを見させていただきましたけれども、営業貸付金一ここが全体で、九八年三月末で六千四百十七億円ございます。この報告書には貸し出しが多い順に、十社でございますけれども、名前が書かれております。 私は、昨日、このうちの幾つかを実際にこの目で見てまいりまして、一つは、銀座二丁目のビルでございますが、これは今本社が入っているところでございます。もと……
○海江田委員 午前中の保岡委員の発言で、ルービン財務省長官が宮澤大蔵大臣と会談をしまして、その席上、長銀への資本注入はいいことですから早くやれとか、あるいはこの三月の横並びの資本注入は額が少な過ぎたからこれをもっとやれ、もっと額が大きければよかったんだというような発言があったやに保岡委員が発言をいたしましたが、果たして本当にそうだったんだろうかどうなんだろうか、いずれ当委員会で宮澤大蔵大臣にこのルービン財務長官との話の中身についてお尋ねをしなければならないことになると思います。 ただ、実は私は、この七月でございますが、衆議院の決算行政監視委員会の委員派遣で、自民党の原田昇左右先生、これは決算……
○海江田委員 おはようございます。民主党の海江田でございます。 まず、金融監督庁にお尋ねをしたいのですが、きのうの当委員会で、長銀に対する検査、これはまだ立入検査をやっている最中で、終わっていないというようなお話がございました。また他方で、これはきのうもお話があったと思いますが、第一勧業銀行でありますとかあるいは富士銀行でありますとか、長銀に検査が入りましたのは七月十三日で、それからおよそ十日おくれて、七月の二十四日に入りました今私が名前を挙げました金融機関、これは八行でございますけれども、この立入検査はもう既に八月の末で終わっているということだろうと思いますが、長銀に対する検査が何でそんな……
○海江田委員 私は、民主党を代表して、民主党提出の金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案に対する修正案に賛成、自由民主党、平和・改革、自由党提出の金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案に対する修正案及び自由民主党提出の原案に反対する討論を行います。 自由民主党、平和・改革、自由党が提案する金融早期健全化法案は、水増しした不良債権の査定と有価証券の評価を許し、公的資金でずさんな経営状態にある金融機関の株式等を引き受け、経営者や株主の責任も申しわけ程度にしか問わず、公的資金による不良債権処理を中途半端に行うという極めてあいまい、極めて無責任な金融不健全化法案です。 以下……
○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。 鳩山委員に引き続きまして、質問をさせていただきます。 まず、小渕総理に対してでございますが、小渕総理、大変人柄の小渕さんなどと言われております。しかし、もう片方で、小渕さんは周りの方が大変金員に恵まれた方であるということも言われております。これはもう言うまでもございません、小渕首相の奥様、これは資産公開ではっきりしたことでございますけれども、伊藤園の株式を十九万五千二百五十株所有しておりまして、これが現在の市場価格で九億八千万円、約十億円でございますね。 それから、今まさにドコモの株が上場されようとしております。十月の二十二日が上場の予定日……
○海江田委員 私は、民主党を代表して、平成十年度一般会計補正予算案に対して、反対の立場から討論を行います。 民主党は、公共の財産である金融システムを守るため、公的資金の投入が必要不可欠であるならば、情報公開の上、国民に対して説明義務を果たし、必要な額を思い切って投入すべきであると主張してきました。しかし、本日衆議院において可決された金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案を前提とするのであれば、金額の大小にかかわらず、民主党としては本補正予算案に賛成することはできません。 以下、具体的にその理由を申し述べます。 第一に、金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案において……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 午前中の前田委員の質問に引き続きまして、まず自民党と自由党の間で取り交わしましたいわゆる自自合意書について幾つか総理にお尋ねをしたいと思います。 総理は、もちろん、これに署名をしておるわけでございますから、その中身はよくおわかりだろうと思いますが、「合意書」、「一、自由党党首提案の政策については、両党党首間で基本的方向で一致した。」こういう文言がございます。 そして、自由党党首提案の政策というものはどういうものかということで見てみますと、大きな三つの柱がございまして、二番目に、「国際連合の総会または安全保障理事会で国連平和活動に関する決議が行わ……
○海江田委員 私は、民主党を代表して、政府提出の平成十年度第三次補正予算案に対して、反対の討論を行うものであります。 民主党は、さきの臨時国会を延長し、恒久減税を含む抜本的な景気対策を早急に取りまとめ、補正予算を成立させるよう提言いたしましたが、政府は早々とさきの国会を閉じ、不況の深刻化を拱手傍観いたしました。景気対策と補正予算の編成に手間取り、国会開会をおくらせた政府・自民党の責任は、重かつ大であります。 私たち民主党は、十一月十二日に減税、安心、未来への投資をキーワードに、国費で総額二十兆円規模の「構造改革につながる景気・雇用対策」を発表いたしました。私たちの主張に誠実に耳を傾ければ、……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。よろしくお願いを申し上げます。 今議題になっております金融業者でございますが、一部の金融業者、これはノンバンクと訳してもいいかと思いますが、これは、今末松委員からもお話ございましたけれども、多額の不良債権を抱えて大変経営に困難を来していると思うわけでございますが、他方、一部の金融業者、これは主に個人向けに融資を行っているということで貸金業者とも言われているようでございますが、こういう業者の中には大変利益を上げている業者もいるわけでございますね。 毎年発表になります法人税、法人所得のランキング、あるいは、今、個人の確定申告は終わりましたけれども、これ……
○海江田委員 海江田でございます。 まず大蔵大臣にお尋ねをしますが、きょう冒頭の渡辺委員の質問にございました金融サービス法の制定に、宮澤大蔵大臣は金融サービス法の制定ということはこれから考えなければいけないという前向きの発言がございました。たしかきょう大蔵大臣の諮問機関であります金融審議会がこの金融サービス法につきまして中間報告を行うはずでございますが、もう既にその報告をお受けになったのか、あるいはこれからお受けになるのか。 新聞などではもうその骨子も発表されておるわけでございますが、時間も限られておりますので、こういう精神で金融サービス法を制定するんだ、しかも、その中身の一番大事なところ……
○海江田委員 先ほど来、事業者金融、商工ローンの問題につきまして議論がございましたけれども、先ほど越智国務大臣の口からもお話がございましたけれども、十月の二十五日、一昨日でありますか、全国貸金業協会連合会、ここが「事業者金融(商工ローン)における貸付けの正常化に関する自主規制基準」というものを出しました。 この自主規制でございますけれども、これは当然越智国務大臣もごらんになっていると思いますが、これが評価できるものなんでしょうかどうなんでしょうか。これは大変中身的に評価できるから、あとはこれが確実に実行されるのを待っておればいい、そういう性質のものなんでしょうかどうなんでしょうか。この自主規……
○海江田委員 おはようございます。連日大変お疲れさまでございます。風邪もはやっておりますようでございますが、ここ数日、長期金利がまた上昇をしております。
まず、堺屋長官にお伺いをしたいと思うんですが、この長期金利の上昇が景気に与える影響でございますね。景気が回復をしていて、それで長期金利が上昇しているんだよということであれば、これはよい金利上昇とでも言えるのでしょうか。ただ、現状はそうではないと私は見ておるわけでございますが、長官の御認識はいかがなものでしょうか。
【次の発言】 堺屋長官にしては非常に慎重なというよりも、むしろ若干事実認識が違うと思うんですが、きのうあたりの金利の上昇の原因は……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 時間も限られておりますので早速質問に入りたいと思いますが、小渕総理は、一年前の予算委員会、たしか隣の隣の席に座っておられたと思います。私も予算委員を務めていたわけでございますが、一年たちまして、去年の今ごろというのは、それこそ財政構造改革法が成立をしまして、大変な緊縮予算を審議していたところでございます。 それが、一年たちまして、今度は大変な積極型の大型予算を審議しているところでございますが、この大型予算、先ほど来議論になっておりますように、その財源を大量の公債の発行に頼らざるを得ない。歳出の規模は八十一兆円でございますが、そのうち三十一兆円、新……
○海江田委員 おはようございます。民主党の海江田でございます。これから、一時間十五分でございますが、幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず、今回の予算委員会は二日間でございまして、きのう一日終えまして、きょうが二日目でございますが、きのうの予算委員会を聞いておりまして、今度の補正予算、重点的な項目が雇用でございますので、雇用の問題につきまして、一つは甘利労働大臣から、雇用の問題を同列に考えてほしくないと。同列というのは恐らく、超過債務の問題でありますとかあるいは設備の超過の問題でありますとか、そういうものと同列に考えてほしくない、やはり企業がリストラに走らないようありとあらゆる努力……
○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。これからおよそ一時間でございますが、よろしくお願いをしたいと思います。 私は、どちらかというと、商工委員会のこの消費者契約法よりも、例えば大蔵委員会で、今参議院で先議になっております金融商品販売法でありますとか、あるいは予算委員会などで、金融消費者サービス法、こういうものを一日も早く制定すべきでないだろうかというようなことを主張してまいりました。その意味では、この消費者契約法が政府提案になりまして、そしてもちろん民主党でも対案を準備してございますが、解散も近いやに言われておりますが、この場でこれだけ多くの議員が熱心にこの時間にも議論をしているとい……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。おはようございます。ただいまから二時間、質問をさせていただきます。
まず最初に、これは実はけさになって質問の通告をしたわけでございますが、大蔵大臣に、昨日、東京都議会で、いわゆる石原新税あるいは石原銀行税などと言われておりますけれども、金融機関、銀行に対する外形標準課税の条例が可決成立をした、いよいよあしたから施行になるということでございますが、それを受けての見解を披瀝いただきたいと思います。
【次の発言】 きのう、大蔵省の薄井事務次官あるいは自治省の二橋事務次官がそれぞれ会見をしまして、薄井事務次官の場合は、これは新聞報道でございますけれども、都議……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 何点か質問をさせていただきたいと思いますが、まず、大蔵大臣にお尋ねをいたします。 私、いわゆる金融サービス法あるいは金融消費者保護法を制定すべきだということを何度も主張してまいりましたら、大蔵大臣、たしか前の小渕内閣で大蔵大臣になられて最初の予算委員会だったと思いますけれども、製造物責任法、いわゆるPL法があると同じような考え方で、金融サービスの面でもそういった法律は必要なのではないだろうかというような答弁をいただいたということを私はしっかりと記憶をしているわけでございますけれども。その後、去年の七月に金融審議会の第一部会の第一次答申が出て、そし……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 きょうは、大変大事な予算の審議ということで、日銀総裁にもお越しをいただいておりますが、私は、ただいま菅委員から小渕総理周辺の株の取引の問題につきましてお尋ねがありまして、このお尋ねの中で小渕総理が私どもに本当に得心のいくようなお答えがあれば、まず速水総裁へのお尋ねからスタートをしようと思っておりましたのですが、やはり先ほどの小渕総理のお答えでは私は納得がいきませんので、まことに貴重な時間でございますけれども、菅委員の質問に引き続きまして、総理周辺の株取引の問題から話を進めさせていただきたいと思います。 先ほどの菅委員の質問で、二年前、一九九八年の……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。よろしくお願いを申し上げます。 前回、この予算委員会に速水日銀総裁にお越しをいただきまして、質問の時間が足りませんで、質問をしませんで申しわけございませんでした。きょうは、真っ先に質問をさせていただきたいと思います。 速水日銀総裁は、現在のゼロ金利でございますが、これは異常事態だというようなお話もされておりますが、このゼロ金利、私も大変ゆゆしき状態だと思っておる次第でございます。 特に、銀行に預金を預けておるような預金者の立場からすれば、これは当然のことながら預金の金利が低くなって大変困っているということ。それから、もう少し構造的に考えますと、や……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 幾つかお尋ねをしますが、総理がお出ましになっていないということでございますが、青木官房長官はそうだ、そうだというふうに頭を下げております。税制改正の問題を私はきょうは一つのテーマにしたいと思いますが、やはり総理が出てきませんと、これからどういう日本の税制をつくっていきたいのかという方向性でありますとか全体像というのはなかなか見えてこないと私は思うんですね。 官房長官、総理のそばにおられて、総理は日本の税制といったものを一体どういう方向に持っていきたいというふうに考えておられるか、官房長官の理解でよろしゅうございますので教えていただきたいと思います……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 きょうは、参考人お三方、わざわざお忙しい中をお越しいただきましてありがとうございます。今、この問題は大変国民の注視の的でございますので、どうか、本予算委員会の審議に御協力をいただきたいと思います。 まず、せっかくお越しいただきましたお三方の中で、八城さんにお尋ねをしたいと思います。 昨日あたりから私も新生銀行の年報を見せていただきまして、ディスクロージャーでいろいろな情報が盛り込まれておりますけれども、その中で、「役員及び個人主要株主等への関連当事者との取引」がございまして、この中で、昨日の報道あるいは当予算委員会での答弁などによりますと、御行……
○海江田委員 八月二日の当委員会における委員の発言は、国会法第百十九条で言うところの「各議院において、無礼の言を用い、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。」の規定には当たらないと思います。 委員長におかれましては、よろしくお取り計らい願います。
○海江田委員 民主党の海江田でございます。
まず、相沢金融再生委員長にお尋ねをします。
昨夕、総理官邸をお訪ねになりまして、株価対策、新聞の見出しを見ますと、「持ち合い株解消売り 金融機関に抑制促す」、ただし「行政指導には慎重」というような見出しになっておりますが、どんなお話をされて、森総理はこの件に関してどんなお答えがあったのか、つまびらかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 森総理は何とお答えになったかということもお聞かせください。
【次の発言】 やはり一番初めの、金融機関に抑制を促す、時期の問題だというお話がありましたけれども、私は、これはやはり非常に大切な問題ではないだろう……
○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。 これから一時間半ほど質問をさせていただきますが、最初に政府について質問をいたしまして、特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案の提案者に対しては一番最後に質問をいたしますので、御了承いただきたいと思います。 それでは、最初に政府に対する質疑でございますが、今年度、財政法の第四条第一項ただし書きによる国債の発行額が八兆七千六百億円、それから特例公債が十九兆五千五百八十億円、両方合計をしまして二十八兆三千百八十億円。これは、平成十三年度予算の公債依存度で三四・三%でございますから、これはもう大変大量の国債を新規に発行するという……
○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。 午前中の長妻委員に対する答弁で、塩川財務大臣は、財政健全化のためには、まず第一に行政経費をつぶさに検討して見直しをしなければならないということをおっしゃっていました。 そこで提案でございます。 お手元に資料が用意をしてございますが、今度の小泉内閣になりまして、副大臣が二十二名誕生したということでございまして、その前の第二次森内閣では政務次官が三十二名でございましたけれども、副大臣二十二名、それから政務官という方もこれは二十六名ですか、合計をしまして四十八名の政務官、副大臣が誕生したわけですね。 この歳費を調べさせていただきましたら、月額で……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 私の質問時間は一時間半でございますが、昼休みを挟みますので、大臣の皆様方あるいは会計検査院の院長、わざわざお越しいただいておりますが、場合によっては、午前でなしに午後に延びてしまうこともありますので、その点は最初に、失礼の段、お許しを願いたいと思います。 さて、先ほどこの委員会で、総理の危機管理意識の問題と言った方が正確ではないかなと私は思いますが、大変、私どもとすれば、この危機管理の意識の問題において、総理はそういう意識が希薄ではないだろうかと思われるわけでございます。これは何も私どもが野党だから言っているわけではありませんで、特に、昨日、一昨……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。これから一時間ばかり質問をさせていただきたいと思います。
昨日、参議院で村上正邦元労働大臣、あるいは先ほどの扇大臣のお話によると前参議院の自民党の会長と言った方がいいかと思いますが、証人喚問をされました。これは大変国民の大きな関心の集まったことでございますが、森総理はいかがですか。昨日の証人喚問を直接ごらんになった時間はなかったかもしれませんが、恐らく、国民も大きな関心を持っていたわけですから、当然大きな関心を払っていただろうと思われますが、喚問を終えて、現在どんな感想をお持ちでしょうか。
【次の発言】 別に、私が感想を求めたことに控えなきゃならない……
○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。 昼までの時間は限られておりますので、できるだけ、各大臣、総理、短い時間での御答弁をお願いしたいと思います。 まず、小泉総理は大変な支持率で、私どももこの九〇%という数字を目の当たりにしますと、私は細川内閣ができましたときに国会にやってまいりましたが、あのときも大変な国民の細川内閣に対する支持というものを肌で感じた一人でございますが、あのときも七〇%ですから、それをさらに二〇%も上回る高支持率ということでございます。ただ、私どもはやはり、野党の立場として、是は是でございますが、非のあるところをやはりきちっと打ち鳴らしていかなければいけない、警鐘……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。五十嵐委員の質問に引き続きまして、短い時間でございますが質問をさせていただきたいと思います。 先ほど五十嵐委員が冒頭に、柳澤金融担当大臣がきょう塩川大臣と閣議後お話をされていたということですが、恐らく、これは前段といいますかの話があって、その続きのお話ではないだろうかと私は思料するわけですが、その前段のお話というのは、塩川大臣、きのう総理官邸にお出ましになって、七時四分から八時二十六分まで、竹中大臣とそれから官房長官と古川官房副長官も入られて、一時間二十四分間お話をされているんですね。ここでどんなお話があったのか、まずそれを御紹介いただきたいと思いま……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 今、財務大臣は、財政法第六条第一項におきまして、各年度の歳入歳出の決算上の剰余金の二分の一を下らない金額を翌々年度までに公債または借入金の償還財源に充てなければならないこととされておりますが、平成十二年度の剰余金については、この規定は適用しないこととしておりますと非常に簡潔にといいますか、私の印象を言わせていただくと、弊履を捨つるがごとく、ぼろぼろになったわらじを捨てるがごとく、いとも簡単にこの六条一項の規定を投げ捨てましたけれども、私はやはりこの財政法の財政健全化の三原則とでもいいますか、第四条が、国の歳出は、公債または借入金以外の歳入をもってそ……
○海江田委員 参考人の皆様方には本当にお忙しいところをお集まりをいただきまして、ありがとうございました。幾つか質問させていただきますが、まず、富士銀行の山本参考人にお尋ねをします。
今回の法案は、もちろん企業再生を主な目的にしているわけでございますが、今椎名参考人からもお話がございました個人の債務者ですね。御行が抱えております不良債権、破綻懸念先以下でよろしいわけでございますが、その中で、個人債務者が不良債権化しておるというのは、どのくらいのパーセンテージがありますでしょうか。
【次の発言】 相当数というのは、三〇%、四〇%、その程度、あるいはもっと多くということですか。
○海江田委員 民主党の海江田でございます。
きょうの朝の新聞ですとかニュースを見ますと、来年度の成長率でございますが、NHKのニュースなどは、もうゼロ%だというようなことを報道しております。新聞でもゼロ%ないしはマイナス〇・一%というような数字が出ているのです。予算の編成も大詰めに入ってまいりましたけれども、来年度の成長率、どのくらいに考えておりますか。
【次の発言】 今、詰め始めたばかりだということですが、もう間もなく、二十日ですか予算の、ございますし、まさにもう数字が報道などでは出ているわけでございます。私は、やはりそれがこれからの議論の基本になっていく話でもありますし、それから、既に先……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 これから、財務大臣を初めとした政府に、財政あるいは金融の問題で一般質疑を行いたいと思います。 まず初めに、塩川財務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、元札幌国税局長の脱税の事件、これは逮捕されましたのが一月の十日でございまして、国会が閉会中ということもありまして、財務大臣のこの問題に関するコメント、私まだ直接聞いておりません。 それから、今一月末でございますが、いよいよ二月に入ると確定申告の時期もスタートいたしまして、例えば、きょうの毎日新聞にも「国税OBの特権は見直し必要」というような投書、オピニオンの欄でございますが、そういうものも載っている……
○海江田委員 民主党の海江田万里です。 竹中大臣、きょうは当委員会にお越しをいただきまして、ありがとうございました。なるべくたびたびお越しをいただきたいわけでございますが、早速でございますが、竹中大臣に幾つかお尋ねをしたいと思います。 三月二十九日の、ことしに入りまして八回目の経済財政諮問会議で税制改正の論点整理が行われたということでございますが、この議論の方向性というんですか、私も、きょうの夕方にたしか議事録の要旨が出るということで、まだその議事の要旨は見ていないんですが、新聞報道ですとか、あるいは公表されましたこの論点整理のペーパー、あるいはその後の竹中大臣が記者さんにやりました会見で……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。
四参考人には、お忙しいところ本委員会にお越しいただきまして、ありがとうございました。
早速でございますが、みずほグループの前田参考人にお尋ねをしますが、今回のシステムに関するトラブルで御行が、これから東電でありますとかNTTでありますとか、いろいろな損害がありますのでそれの要求をするというような報道もございますけれども、御行が受けた損失というんですか損害というんですか、これをどのくらいに見積もっておられるか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 時間が余りありませんので、全部言われちゃうと、この後聞こうと思っていることもいろいろあります……
○海江田委員 ただいま議題となりました法人税法等の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由の説明をいたします。 近年、企業グループの一体的経営の急速な進展や企業組織の柔軟な再編成を可能とするために、純粋持ち株会社の解禁、会社分割法制の整備、自社株保有の解禁、株式交換・移転制度の創設などの法整備が順次進められてきました。このような中にあって、企業組織形態の変更に関する税制の中立を確保する連結納税制度の導入は、企業組織再編成を促進し、急激な社会経済環境の変化への対応、我が国企業の国際競争力強化に資すると考えられます。 この意味で、連結納税制度の導入は、私たち民主党が従来から主張してきたとこ……
○海江田委員 今回の与党提案の法案でございますが、最初に、これは柳澤大臣にお尋ねをしたいと思います。 先ほど来、柳澤大臣御自身も答弁をされていますように、事業法人が持っている銀行の株を買い取ってはどうかというような議論が、立法過程でとかあるいは当委員会での審議の過程で出たということは明らかであります。そのときの大臣の答弁でございますが、要点を言えば、あるいは結論を言えば、結局そういう考え方は、つまり銀行に対する株式の保有制限をやって、そしてそこで当然これまで持っておった株を放出する、だけれどもそれは、持っておった事業法人の株を放出するとき、買い取り機構でその買い取りのところまではいくけれども……
○海江田委員 ただいま議題となりました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場で討論を行います。 四月一日、柳澤金融担当大臣は金融安全宣言を発し、ペイオフ凍結を一部解除しました。柳澤大臣の安全宣言を信用するならば、金融システムは今や盤石であり、来年四月に予定されているペイオフ凍結全面解除についても全く不安はないはずです。しかし、国民の間には依然として金融機関に対する不安が存在し、与党内でもペイオフ再延期が声高に叫ばれるようになってきました。金融システムがいまだ危険な状況にあることは、与党の皆さん自身も認めるところであります。 こうした事態を招いた原……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 まず、小泉総理にお尋ねをいたしますが、今も小池委員の質問に対しまして、民主党の調査が自虐的だというお話がございましたけれども、私どもは、五月の十五日から十七日にかけまして、瀋陽と北京に行ってまいりました。 そして、まず日本側からも、瀋陽の総領事であります岡崎さん、北京の日本大使館の公使であります高橋さん、それから、あのVTR、映像にも出ております宮下副領事、警備の担当の馬木副領事、総領事館の会計課の職員の千葉さんという方、それから現地の中国人のスタッフの方もいますから、この方々、それから中国側とも、あの当日、領事館の中に立ち入りました尹という大隊……
○海江田委員 それでは、冒頭、竹中金融担当大臣にお尋ねをしますが、十月の二十四日、予算委員会、今国会で唯一開かれました予算委員会で、私が竹中大臣に、ニューズウイークの十月十六日号、ツービッグ・ツーフェールという「大きすぎてつぶせない銀行はない」と考えるというふうな発言があったかどうかということをお尋ねしましたら、竹中大臣は、「そういうことは一切言っておりません。これは英文の本論を見ていただきますと、その英文のタイトルにはそういうものは出ておりません。それを日本語に翻訳するときに意訳をして、加えて、私が言っていないことを括弧でつけて、コーテーションのように、さも言ったような見出しをつけている。こ……
○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。与えられました時間で質問をさせていただきたいと思います。 まず、大島農水大臣にお尋ねをしますが、前政務秘書官の公共事業にまつわる口きき疑惑でございますが、本委員会が始まるまでに調査を発表されるということですが、いまだ発表に至っておりません。この詳しい事実関係につきましては、私の後で同僚議員が詳しくお尋ねをしますが、私はこの問題に対する大島農水大臣の基本的なお考えを聞かせていただきたいと思います。 まず、前政務秘書官でございますが、公共事業の会社から現金の授受があるやに報道されておりますが、仮に現金の授受があった場合、あなたの農水大臣としてのお立……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 限られた時間ではございますが、総理以下各大臣に質問をさせていただきます。 まず、先ほど来補正予算の話が与党側の委員から出ておりますが、これは、きょうはテレビ中継もあるわけでございますが、テレビをごらんになっている方が間違えてはいけませんが、これは、今の国会で補正予算を議論して、そして成立をさせようという話では全くありませんで、年が明けてから、一月のいつになるかわかりませんけれども、恐らく二十日以降に国会を召集して、そこに政府が補正予算案を出して、そしてそれを審議して決めようという話でありまして、私どもは、やはりこの予算委員会、今、国会もまだ二週間……
○海江田委員 海江田でございます。 ただいまの生方委員の質問、かなり広範囲にわたって、私も質問しようと思っていた部分がかなり触れられましたので、その中での竹中大臣の答弁に対しても少し追加的に質問をしたいなと思っています。 今し方、竹中大臣は、予定利率の引き下げというのは、予定利率の引き下げをやらないで破綻になったとき契約者がこうむる被害、それと、予定利率の引き下げをやったときのこうむる被害を比べると、予定利率の引き下げをやった被害の方が契約者にとっては少ないから、だから、この制度の目的はそこにあるんだというようなお話がありましたが、これはそのとおりですか。
○海江田委員 海江田でございます。 竹中大臣から、こういう質問があるんじゃないだろうかというような前ぶれまでいただきまして、恐縮の至りでございます。この種の保険の話というのは本当に、かなり皆さん、難しい話もありまして、いろいろわかりにくい話もあります。 例えば、今阿部委員が質問になった、死亡保険金のところは守るようにしようということは、実は、これまでの破綻の中でも、確かに大臣がお答えになったように、責任準備金のところはマキシマムで一〇%までだよと。あれはやはり一種のセーフティーネットで、まさに契約者保護機構の中で、きのうもお話ししましたけれども、平成十年の改正の中でそれをきちっと盛り込んだ……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。
一時間弱の質問でございますので、よろしくお願いを申し上げます。
まず、小泉総理にお尋ねをいたしますが、まだ総理の施政方針演説、本会議で聞くことができませんが、年頭に当たりまして、今国民の喫緊の課題であります経済の問題、とりわけ総理はこの経済運営の最高責任者ですので、昨年一年を振り返りまして、この経済運営、うまくいったかどうであったか、結論だけじゃなくてよろしゅうございます、思うところをお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 厳しい状況の中で必要な改革を精いっぱいやったということだろうと思うんですが、経済の、例えば、毎年毎年成長率を予測する、……
○海江田委員 おはようございます。 私の持ち時間、一時間でございますが、この平成十五年度の予算及び関連の事案につきまして幾つかお尋ねをさせていただきます。 最初に、竹中金融大臣でございますが、二月の七日の閣議後の大臣記者会見、ここで、ETFと呼ばれますが、株価に連動する投資信託、株式投資信託ですが、これが、各大臣に、いいものだからお買いなさいということをお勧めになって、そして最後に、記者さんに、大臣はどうされるのですか、買います、絶対もうかりますと言い切りをしておりまして、これがいろいろ、この発言が問題になっておりまして、一昨日の財務金融委員会でも竹中大臣はいろいろ弁明をしております。ただ……
○海江田委員 おはようございます。 特に塩川財務大臣は、パリからお帰りになったばかりでお疲れだろうと思いますが、重要な審議でございますので、ぜひ御協力をお願いしたいと思います。 さて、最初に小泉総理にお尋ねをしますが、ちょっとこれは通告にはなかった点でございますが、やはり日本の経済に大変大きな影響を与えるという点で、イラクの問題に触れないわけにはいきません。とりわけ二十二日、パウエル国務長官が日本にやってまいりまして、そして総理は二十二日の夕刻、一時間弱、パウエル長官と非常に中身のある話をしたやに聞いておりますので。 この話の中身でございますが、当然のことながら、小泉総理はパウエル長官に……
○海江田委員 民主党の海江田です。 私の時間も限られておりますので、なるべく質問に正確にお答えをいただきたいと思いますが、まず、総理にお尋ねをします。 りそなの問題ですが、今し方の菅委員の質問に対しまして、竹中金融大臣は、りそなの問題を総理に報告したのは十六日土曜日、総理が沖縄に行っておられて、午前十一時にりそなが取締役会をやって、公的資金注入を政府に申請するということを決めたので、それを受けて、二時ごろ沖縄の総理に報告をしたということでございますが、これはそのとおりですね。その前にこの問題で竹中大臣から報告を受けたことはありませんね。
○海江田委員 民主党の海江田万里です。 まず、質問に先立ちまして、過日の十勝沖の地震で被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。 それから、きょうが、この予算委員会、私もこうやって新たに総理に、総理というか自民党の総裁選で勝たれた小泉総理にお目にかかるのは初めてでございますので、改めまして、自民党総裁選での勝利、おめでとうございます。 そして、新たに選ばれました閣僚の方々にも、まず、おめでとうございますということをお伝えしたいと思います。あわせまして、藤井委員長にも、総裁選、お疲れさまでございました。 エールの交換はここまででございまして、総理は、二年半前に就任をされましてから……
○海江田委員 おはようございます。民主党の海江田万里です。 今、総理、一時間半の枝野議員の質問の中で、後半、特に郵貯の民営化になりましたら、みずから手を挙げていろいろ御答弁をいただきましたが、この予算委員会の質疑、約一カ月、恐らく衆議院で慎重な審議をやると思いますが、総理がこちらへ出てこられるのは本当に限られた日にちしかございませんので、私もできるだけ総理のお考えをお聞きしたいと思いますので、ぜひ率直な総理のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 先ほどお話もございましたけれども、やはり、一昨日、十日に政府が、年金改革法案、これを閣議決定いたしましたが、その後の社説などを見ましても、この……
○海江田委員 おはようございます。 今、竹下委員のお話を聞いておりましたけれども、確かにこの予算委員会で議論するにふさわしいお話かと思いますが、私も幾つかお話をさせていただきたいと思います。やはり与党と野党それぞれの、同じものを見るにしても角度が違うという点もありますので、その点は、これは言わずもがなのことでございますが、御了解をいただきまして、幾つか質問させていただきます。 まず、今外務大臣にお越しいただきましたけれども、私が前回この予算委員会で質問させていただきましたときは、ちょうど日本と北朝鮮の政府間交渉がスタートをする直前でありまして、ここへ向けてどのような立場であるいはどのような……
○海江田委員 民主党の海江田です。 総理は四時まででございますか、限られた時間ですので、初めの方はなるべく総理にお尋ねをしたいと思います。 実は、先ほど総理がこちらにお見えになる前にも少し話が出たんですが、道路公団の民営化の問題で、新会社の株式の半分を国が持つというような新聞報道もございましたけれども、それを受けて、昨日ですか、記者団に囲まれて総理は、いや、二分の一以上ではだめだというような発言をしたというような報道がありまして、それで、きょうの見出しには、国は三分の一持つのではないだろうかというような書き方になっております。 この問題について、総理は二分の一以上はだめだというふうにおっ……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 参考人の皆様、御苦労さまでございます。 今、参考人の意見陳述等も聞かせていただきました。それから、坂口厚生労働大臣も、今、福祉関連施設、大変大きな問題になっていますが、年金の加入者にそういうニーズがあったんだというようなお話もございました。それから、もちろんあくまでもこれは年金の加入者の福利厚生のためだということなんですが。 私は、まず吉原参考人にお尋ねをしたいと思います。 吉原参考人が今理事長をしております財団法人厚生年金事業振興団という団体ですが、この前は厚生団という団体でございましたね。
○海江田議員 ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ提出の国民年金法等の一部を改正する法律を廃止する等の法律案について、提出者を代表し、その趣旨を御説明いたします。 さきの通常国会で政府・与党の提案した年金改正法を審議していた時点で、各種世論調査では、国民の六割から七割がこの法律を成立させるべきではないと答えていました。にもかかわらず、与党は、この民意を無視し、衆参両院で異例の強行採決を行い、数の力で強引に法律を成立させました。与党による民意を踏みにじったこうした国会運営の結果、選挙中の世論調査では、この法律を評価しないと答える人が与党支持者でも半数を超えました。 そして、この民意は……
○海江田委員 おはようございます。民主党の海江田万里でございます。 これから、与えられました時間、一時間弱でございますが、中川経済産業大臣を中心として、経済産業省に幾つかお尋ねをしたいと思います。 その前に、委員長からも先ほどお話ございましたけれども、相次ぐ台風、風水害、それからせんだっての新潟の中越地震で被害に遭われた方々へのお見舞い、心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 この相次ぐ風水害、それから大変な震災ということで、昔の人でしたら、やはりこれは天が怒って地が泣いていると、政治が果たして本当にこれまでのあり方でいいんだろうかどうなんだろうかということをやはり考えてみる一つのき……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 これから一時間ほどでございますが、中川経済産業大臣を中心に、小泉内閣あるいは中川経済産業大臣がお考えになっております経済産業政策全般についてお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、せんだって当委員会で中川経済産業大臣の所信表明演説を聞かせていただきました。これを聞いておりまして、私は一つ思い浮かびましたのは、今度の国会が始まりました冒頭に、実は竹中経済財政担当大臣が経済演説を行いました。これを聞いておりまして私は唖然としたといいますか、中川さんの話じゃありませんで、竹中さんの演説を聞いておりまして唖然とした。その唖然としたポイントというのは、もは……
○海江田委員 民主党の海江田でございます。 まず、小泉総理にお尋ねをいたしますが、きのうの新聞の世論調査、読売新聞の世論調査でございますが、「あなたは、様々な問題を抱える中で、「郵政民営化」を内閣の最優先課題としている小泉首相の姿勢に、納得できますか、納得できませんか?」という問いでございますが、ごらんいただければわかりますように、「納得できない」が三三・三%、「どちらかといえば納得できない」が三二・〇%、両方合計をしますと、六五・三%が納得できていない状況でございます。 もう一つ、二枚目で、「郵政民営化関連法案を、今の国会で成立させるべきだと思いますか、今の国会での成立にこだわらず慎重に……
○海江田委員 おはようございます。 まず、鳩山総理に、第九十三代の日本国の総理大臣に御就任、おめでとうございます。そして、菅副総理以下各大臣の皆様方も、それぞれの職責就任、おめでとうございます。 ただ、同時に、そんなめでたい話ではない、今の日本が抱えるさまざまな諸問題に、これから、もちろん閣僚として、あるいは私どもも与党の一員として、みんなで頑張っていかなければいけないんだ、こういう声が返ってくるように私には感じられます。 ただ、私は、特に鳩山総理には、今から十三年ぐらい前になりますかね、あの麻布十番の酒屋さんの上の三階の小さな事務所で、とにかく日本の政治を変えなければいけない、自民党の……
○海江田委員長代理 岡田克也外務大臣。(笠井委員「いや、総理の認識を伺っております。いや、重いということについて、総理の認識ですから」と呼ぶ)後から。
【次の発言】 岡田克也外務大臣。(笠井委員「ちょっと待ってください。違うんです。この発言についての総理の認識です。聞いているんですから」と呼ぶ)
まず、岡田外務大臣から。
○海江田委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、自由民主党・無所属の会、公明党所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。万やむを得ず議事を進めます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、財務金融委員長の重責を担うことになりました海江田万里でございます。 委員各位御高承のとおり、現在の我が国の金融経済情勢は大変厳しい状況に置かれています。今年度末で八百兆円を超える国と地方の長期債務の残高、ギリシャに端を発した国際金融の混乱への対応、低迷する株式市場の立て直しなどについて、国民の関心は高く、当委員会に課せられた使命は、まことに重かつ大であり……
○海江田委員 おはようございます。民主党の海江田万里でございます。 今、松原委員からもお話がありましたけれども、日本の経済、大変厳しい状況にございます。特に、今、私ども新年会のシーズンでございまして、地元を回っておりますと、中小企業の経営者でありますとか、あるいは働く人々でありますとか、大変呻吟をしています。生活に苦しんでおります。やはり、こうしたときこそ政治がしっかりと仕事をしなければいけない時期だと思っております。 まず、菅副総理にお尋ねをしたいと思いますが、今、政府として、現在の景気の状況を、昨日、一月の月例経済報告も出たところでありますが、どのように認識されているのかということをお……
○海江田委員長代理 御静粛にお願いします。御静粛に。
○海江田委員長代理 これにて梶原君の質疑は終了いたしました。 次に、中島隆利君。
○海江田委員長代理 御静粛に。
【次の発言】 申し合わせの質疑持ち時間を経過しておりますので、これにて伴野君の質疑は終了いたしました。
次に、下地幹郎君。
【次の発言】 申し合わせの質疑持ち時間を経過しておりますので、御協力願います。
【次の発言】 これにて竹内君の質疑は終了いたしました。
次に、稲津久君。
○海江田委員長代理 御静粛に願います。
【次の発言】 これにて田村君の質疑は終了いたしました。
次に、下村博文君。
【次の発言】 これにて高木君の質疑は終了いたしました。
次に、穀田恵二君。
○海江田委員長代理 若泉君、申し合わせの持ち時間を経過しておりますので、御協力願います。
【次の発言】 これにて若泉君の質疑は終了いたしました。(発言する者あり)御静粛にお願いします。
次に、重野安正君。
【次の発言】 御静粛にお願いします。
【次の発言】 山本委員、もう一度質問を明確におっしゃってください。
○海江田委員長代理 これにて宮本君の質疑は終了いたしました。 次に、柿澤未途君。
○海江田委員 民主党・無所属クラブの海江田万里でございます。 本日は、鳩山内閣の基本政策ということで、ごく限られた時間でございますが、質問させていただきます。 まずその前に、一昨日、チリで大変大きな地震がありました。亡くなられた方に対する御冥福、それから、被害に遭われた方へのお見舞いを申し上げます。それから、日本の国内でも津波の危険性がありまして、多くの方が避難を余儀なくされたということで、御不自由な時間を過ごされたことだと思いますが、これらの方々にもお見舞いを申し上げます。 さて、この予算委員会での審議、進んでまいりましたけれども、やはり、今はまだこの予算が成立をしておりませんから、国……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
財政に関する事項
税制に関する事項
関税に関する事項
外国為替に関する事項
国有財産に関する事項
たばこ事業及び塩事業に関する事項
印刷事業に関する事項
造幣事業に関する事項
金融に関する事項
証券取引に関する事項
以上の各事項につきまして、今会期中国政に関する調査を行うため、議長に対し、国政調査承認要求を行うこととし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○海江田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、国際会計基準の導入に関する陳情書外一件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書外二十四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百七十四回国会、内閣提出、保険業法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案
並びに
財政に関する件
税制に関する件
関税に関する件
外国為替に関する件
国有財産に関する件
たばこ事業及び塩事業に関する件……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として国土交通省大臣官房審議官井上俊之君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
また、本日は、参考人として日本銀行総裁白川方明君に御出席をいただいております。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤紘一君。
【次の発言】 次に、森山裕君。
【次の発言】 野田財務大臣、質疑の持ち時間が過ぎておりますので、なるべく手短……
○海江田国務大臣 皆さん、おはようございます。 内閣府特命担当大臣を拝命しました海江田万里でございます。以後、よろしくお見知りおきのほどお願い申し上げます。 内閣府特命担当大臣として一言申し上げます。 本年九月二十九日、ここにおります和田隆志内閣府大臣政務官とともに公正取引委員会を担当することになりました。 委員の皆様におかれましては御高承のとおり、公正取引委員会は、競争政策の中核を担う私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、いわゆる独占禁止法を運用しております。 公正な競争のもとで自由に経済活動が行われることにより、社会の活力が生み出され、国民生活が豊かなものとなります。公正……
○海江田国務大臣 近藤委員にお答えします。 その前に、先ほど祝意をちょうだいしました。ありがとうございます。 今お尋ねの件でございますが、せんだって、楽天からヤフーとグーグルの検索エンジン等に関する業務提携について申告が出されました。本来ですと、申告があったかなかったかということも含めて、これは申告をする立場が弱い方もいらっしゃいますので、これは特に明らかにしないということでございますが、今回の場合は、楽天がみずからの公式のサイトにおいてそういうことを行ったということも公表しておりますので、私どももそれを承認します。 その上で、公正取引委員会にそういった申告が行われたわけでございますから……
○海江田国務大臣 佐藤委員にお答えを申し上げます。 私も佐藤委員の提出資料を拝見いたしました。御指摘のとおり、かなり大きなばらつきがあることは事実でございます。 これだけばらつきがある一番大きな理由というのは、何といいましても、振興計画自体を各都道府県がまず出さなければいけないということでございますから、各都道府県がそれぞれの事情があってこういう結果になったんだろうと思います。 ただ、各都道府県が、こういった議員立法による法律があって、こういう中身があるということの周知徹底などもまだ少ないのかなというふうに思っておりますから、各都道府県においてはそれなりの効果があったと思っておりますが、……
○海江田国務大臣 後藤田委員にお答えをいたします。
まさしく私は経済財政担当の大臣でございますから、財政の中期的フレームなどにつきましても当然発言をする権限もございますし、それから、そのような形でしっかりと議論に加わって、しかも議論を引っ張っていきたい、かように考えております。
【次の発言】 私も、就任に当たりまして、私の職務権限がどこに及ぶのかということを私なりに調べてみました。その中で、財政政策全般にわたってしっかりと仕事をするようにという項目がございましたので、そのつもりでおります。そして、アドバイザリーなのかどうなのかということでございますが、私はむしろ、アドバイザリーというよりも、……
○海江田国務大臣 経済財政政策・科学技術政策担当大臣、宇宙開発担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 我が国の景気は、このところ足踏み状態にあります。また、海外景気の下振れ懸念や、為替レート、株価の変動などにより、景気がさらに下押しされるリスクが存在します。 政府は、今から来年度に向けて、三段構えの経済対策を切れ目なく推進します。 第一段階としての予備費を活用した緊急的対応から間を置かず、第二段階として、円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策を十月八日に閣議決定したところです。この対策は、与野党の経済対策に係る提案を十分に踏まえ、取りまとめたものであります。本対策を迅速に実施す……
○海江田国務大臣 遠山委員にお答えをいたします。 私が、九月の十七日でございますけれども、経済財政担当大臣を命ずると言われまして、そこで真っ先に見ましたのが、今お話のございました内閣府設置法に基づく所掌事務の項目でございます。今、委員から明確におっしゃっていただきました。 先ほど、私がその記者会見をする前に実は玄葉大臣の会見があったんですかね、そして、その中で短期と中長期という時間軸での区分がございましたから、私はそれを受けて、中長期も私がやはり責任を持って、そして玄葉大臣と連携をとりながらやらせていただくということで、ああした発言をしたわけでございます。 さらにつけ加えるならば、これま……
○海江田国務大臣 浅尾委員がSNA統計をお示しいただきましたので、一応、この統計の性格と申しますか、そこは正確に把握をしていただきたいわけでございます。 これはマクロの統計でございますので、今お示しいただきました計数は、働く方々の属性と申しますか、例えば勤続年数が何年ぐらいあるんだろうか、あるいは雇用の形態でありますとか学歴でありますとか年齢でありますとか、こういうものがその意味では一々区別をしてございませんので、やはりお示しをいただきました公務員という方々は、その意味では、勤続年数も、特に今、民間の雇用が非常に流動化しておる、それに対して公務員の雇用が流動化していないとか、あるいは学歴であ……
○海江田国務大臣 山口委員から緊急総合経済対策についてお触れいただきましたので、その観点から、国を開くという政策がどのように具体化されているかということについてお話をさせていただきます。 幾つか中に盛り込んでおりますが、少し具体的に申し上げますと、日本の言語の問題、アジアの言語との差異の問題と申しますか、日本に観光客がアジアからたくさんいらっしゃっておりますが、観光地での案内表示がまだまだ十分でない。あるいは首都圏などでも、最近では英語、ハングル、そして漢字というものの表示が随分できてきましたけれども、例えば漢字につきましても、台湾や香港から来られる方は繁体字という日本の旧字に近い字でござい……
○海江田国務大臣 西村委員にお答えをいたします。 もちろん、私どもは、中長期的そして足元の経済対策ということに力を注いでいるわけでございまして、中長期的な展望も持ってございます。その中で、菅総理は早くから、やはり過度に外需に依存をした経済成長はなかなか厳しいものがあるから、内需に切りかえをしていかなければいけないということも何度もお話をしているところでございます。 そうした中長期的な中では、もちろん、我が国が抱えております財政の問題、これが大変厳しい状況がございますから、この財政をどう安定させていくかという問題もございます。 それから、やはり、特に今度の国会などでは景気対策に力を入れてお……
○海江田国務大臣 委員にお答えをいたしますが、私どもは、昨年の六月に中長期の試算を出しましたけれども、これから来年度の予算をつくります。その来年度の予算をつくったところで、またその時点での中長期的な見通しも、もちろんこれはお示しをいたします。ですから、そういう形で、来年度の予算をつくるときにお示しをする中には、まさに来年度の予算に盛り込んだそのマニフェストの中身を具体的に反映させるということでございます。 それからもう一つ、これはぜひ御理解をいただきたいのでございますが、やはり財政の事情が大変厳しいということは、これは当たり前のことでございます。 しかし、私どもは、では今のこの財政の状況が……
○海江田国務大臣 近藤委員にお答えします。 私の認識も近藤委員の認識と全く同じでございまして、特に十―十二月期に要注意だということは、就任以来一貫して申し上げてきました。 先生も御高承のとおり、まず十月、これは新車の販売が二〇%マイナスになりました。これは、これまでございましたエコカー補助金がもうこれで打ちどめになったということでございます。あと、鉱工業の生産指数も、十月の予測でございますが前月比マイナス三%ということでございますから、その意味で、私どもは、九月までの月例経済報告は、回復をしつつある、持ち直しをしつつあるという表現でございましたが、十月の月例報告から、そこは足踏み状態に直し……
○海江田国務大臣 高市委員にお答えをいたします。 私も、高市議員が、十八年ですか、安倍内閣で私と同じ内閣府特命担当大臣、科学技術担当ということで御活躍をしていた様子はつぶさに拝見をしておりました。そうした高市委員の意思もしっかりと酌んで、私も、やはり科学技術というのは我が国の、本当に唯一のとも言えるだろうと思いますが、資源だと思っておりますので、これを充実発展させて、そして資金的な裏づけをしっかりしたものにさせていきたいとまず考えております。 その中で、まさに今、高市委員御指摘のありましたように、今年度の末までに私どもの政府研究開発投資の目標についてはっきりとした数値を出そうというところで……
○海江田国務大臣 岡島委員にお答えをいたします。 今、岡島委員からも御指摘がありましたけれども、確かに私も大臣になる前に、人づくり、物づくりの議員連盟をつくって活動をしておりました。私、今回、菅改造内閣で内閣府特命大臣、経済財政がメーンだとは思っておりますが、同時に科学技術の政策の担当大臣も任命されましたので、その意味では、本当に天然資源も少ない、それから、これからますます人口が減少をしていきます、そういう社会の中で、改めて、優秀な人材をつくる、物づくりの技術をさらに磨いていくということは大切だというふうに思っております。 六月に政府が取りまとめをしました新成長戦略の中でも、科学技術という……
○海江田国務大臣 SNA統計は内閣府のマクロの統計でございますので、この統計の見方、実は委員には内閣委員会でもお答えをしたところでございますが、改めて、ごく簡単にお話を申し上げます。 この計算は、雇用者における属性の相違と申しますが、それこそ、職種でありますとか、役職でありますとか、学歴でありますとか、あるいは勤続年数でありますとか、そういうものが考慮されておりません。ですから、やはり公務員の場合はどうしても勤続年数が長くなる、あるいは学歴も高くなるなどの影響が大変大きく出ているデータだろうということだけはお断り申し上げておきます。
○海江田国務大臣 経済産業大臣を拝命しました海江田万里でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 第百七十七回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取り組みにつきまして申し述べさせていただきます。 世界では経済のグローバル化が進み、アジア太平洋地域が世界経済の成長エンジンとなりつつあります。他方、国内に目を向けると、少子高齢化の進展によって、我が国の内需だけに頼って経済を持続的に成長させることが難しくなっています。こうした情勢から、これまで関税や非関税障壁に守られてきた分野を含めて、国を開くための施策を力強く推進していくことが必要です。特に……
○海江田国務大臣 おはようございます。
先日の当委員会における私の所信表明につきまして、速く読み上げ過ぎだとの御指摘がありました。今後、そのようなことがないようにいたします。
【次の発言】 高市委員にお答えを申し上げます。
経産省としましては、鳥インフルエンザの発生により影響を受けている中小企業者への支援措置として、日本政策金融公庫や信用保証協会などに特別相談窓口というのを設けております。これが全国で三百七十カ所ございます。
鳥インフルエンザが特に全国に拡大いたしましたのが一月の二十二日でございますが、その一月二十二日からこの特別相談窓口に寄せられた相談の件数が三十八件でございまして、そ……
○海江田国務大臣 経済産業委員会の御審議に先立ち、東日本大震災の被害状況及びその対応について御報告いたします。 御報告に先立ちまして、このたびの震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々に対しお見舞いを申し上げます。 あわせて、福島原子力発電所の事故により、周辺住民、農業、漁業関係者を初め、国民の皆様に御心配をおかけしていることにつきまして、心よりおわび申し上げます。 まず初めに、原子力災害について御報告いたします。 今般の地震により、福島原子力発電所は甚大な被害に遭い、とりわけ福島第一原子力発電所にあっては冷却機能が失われるという事態に至りました。このた……
○海江田国務大臣 近藤委員にお答えをいたします。 昨日、INES、この評価の基準のレベルがそれまでのレベル5からレベル7になったということを官房長官が最初に発表したわけでございますが、政府としまして、一挙に5から7ということで、大変驚かれた方もいらっしゃると思います。 ただ、これが大分遅かったじゃないだろうかということで、前回が三月の十八日でございますから、そこから二十日以上がたっているわけでありますが、前回は、これはまさに第一回目の評価でありまして、一番大切なのは、それこそどのくらいの放射性物質が飛んだかということでありますが、特にプラントのデータがはっきりしませんものでしたから、その時……
○海江田国務大臣 熊田委員にお答えをいたします。 まず、その十日の読売新聞の記事でございますが、そこで言うポンプ車というのが、私がせんだって六日の当委員会で答弁をいたしました消防車と同一のものであるかどうかはわかりません。 ただ、私が聞いておりますのは、事件が発災しましたその当日、米側から、これは在京大使館の首席公使から外務省の北米局長に対して、とにかくアメリカはできることは何でもやるから、どうぞ一緒に協力しましょうという申し出を受けたということで、それを受けましてから日米の協力が始まりました。 それで、十三日の日曜日に、アメリカのレスキューチームとともに、原子力規制委員会、NRCの専門……
○海江田国務大臣 まず、谷畑委員に対しては、地元で募金活動、あるいは党としての義援金、救援物資を集めることに対して、谷畑委員本人が大変頑張られたというふうに伺っております。本当に私からも御礼をまず申し上げます。 その上で、今お尋ねのありました今回の地震、津波、そして原発事故ということで、特に私は原発の災害対策本部の副本部長も務めております。これは総理が本部長でございますが。それから、原子力発電というのは言うまでもなく経済産業省の所管でございますので、その意味では、私は、まず原発を、まだ進行中でありますが、何とか抑制するということが私の第一義的な任務であろうかと思っております。 せんだって、……
○海江田国務大臣 齋藤委員にお答えをいたします。 二十三日の日経新聞の記事は本当にまだ決まっていないものでございますから、委員が先ほどお述べいただいた考え方というのは全く私も同感でありまして、委員がそういう立場に立って質問していただいているということを、まず御礼申し上げます。 その上で、しかし、やはりこれは国会で議論しなければいけないということでございますので、私も、この経済産業委員会、衆議院と参議院、あるいは予算委員会などで幾つか述べさせていただきましたけれども、一つは、今の原子力損害賠償法がございますから、まずこれに基づいた考え方でございます。ここに規定してございますのは、もちろん三条……
○海江田国務大臣 斉木委員にお答えをいたします。 きょうは五月の十一日でございますから、あの東日本の大震災が発生をしまして二カ月という日にちがたったわけでございます。この三月十一日の東日本の大震災、まず大きな地震、そして東北地方の太平洋沿岸では大変大きな津波が起きまして、本当に多くの人命、国民の貴重な財産が失われたわけでございますが、そうした三月十一日の震災、津波、そして原子力事故、これを受けまして、私ども原子力安全・保安院では、三月の三十日に、とにかく日本全国の原子力発電所に対してまず緊急の安全対策をしなければいけないということを指示したわけでございます。 それを受けまして、今委員御指摘……
○海江田国務大臣 おはようございます。
まさに委員御指摘のように、資源というのは、古今東西を問わず大変貴重なものでございます。とりわけ日本の国にとりましては、もともと資源の少ない国だと言われてきたわけでございますから、その少ない資源をまずしっかりと確保をするという意味合いからそのような項目を設けたわけだと思います。
【次の発言】 御指摘のように、現行の鉱業法第十七条「日本国民又は日本国法人」に対して鉱業権を付与するということでございまして、今回の改正でもこの点は同じでございますが、どうしてそうなったかということにつきましては、WTOルールでございますか、貿易障壁の軽減及び内外無差別原則という……
○海江田国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
○海江田国務大臣 お答えをいたします。 東京電力福島第一発電所の現況でございますが、一号、二号、三号、それから、四号は炉心には燃料は入っておりませんが、その分も含めて使用済み燃料プールにたくさん入っておりますので、四号も含めて注視が必要だという認識でございます。 三号機につきましては、先ほど委員もお尋ねがありましたが、二週間ぐらい前、温度が上がりまして大変心配をいたしました。幸い、今、その温度が下がっております。大体百度近傍、百十度ぐらいのところでございますが。これは、今、温度が上がった原因が何であるのかということも調査中でありますが、基本的に、温度が上がった場合、それに対する対応策という……
○海江田国務大臣 望月委員にお答えをいたします。 今望月委員から御指摘のありましたように、近年、我が国の特許の出願数というのは減少をしております。この理由は幾つか考えられますが、一つは、やはりリーマン・ショック以来の景気の停滞ということでございます。それから、出願人が出願を厳選しているということも一つの理由になっておろうかと思います。 他方、企業等のユーザーが特許権を適切に保護、活用できるようにし、特許権を取得する魅力を一層高めることは、まさにイノベーションを通じた我が国の競争力を高める上で大変重要なことであるという認識を持っております。 このような観点から、今御審議をお願いしております……
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。 先ほど来、アレバの処理費が十兆円、これは一部の雑誌などに書いてございました、私もそこは大変気になりまして、直接確かめをいたしました。そうしましたら、アレバだけじゃありませんで、キュリオン社の、これは塩の処理でございますが、これも含めまして、およそ一年間動かして五百億円ぐらいではないだろうかというお話がございました。 ですから、今言われております、先ほどお話のありました損害賠償の額も大変膨らんでおりまして、もちろん、これは厳正中立に相応の因果関係ではじき出さなければいけない数字でございますが、いずれにしましても、東京電力も私どもも、そうした費……
○海江田国務大臣 今、秋葉委員から、この法案の恒久化ということについてお尋ねがありまして、委員の席からもそうだという声も上がっております。 しかし、委員御案内のように、まず外為法の規定で、我が国の平和及び安全を維持するために特に必要か否かという観点から、現在講じている全面輸出入禁止措置の妥当性を一年ごとに判断するというたてつけになっておりますので、ここは、今委員からも御指摘がありましたように、この法案の審査を機に、改めて、北朝鮮による我が国の国民に対する拉致という言語道断の措置がとられて、しかもそれが解決が進んでいないということの思いを新たにしていくのが今私どもの中で与えられた責務かな、この……
○海江田国務大臣 楠田委員にお答えをいたします。 今、楠田委員からお話がございましたけれども、きょうこの委員会の場に集まっている皆様方、それから多くの国民の皆様方もそうだろうと私は思いますが、このエネルギーの基本計画を見直しするということは、これはもう当然のことでありまして、それには少し時間がかかりますが、エネルギー基本計画の見直しの中で、当初、エネルギーの中で二〇三〇年に五三%としておりました原子力に依存をする部分は減らさざるを得ない、減らすのは当然だということ。他方、今議題になっております再生エネルギーの部分をふやすということ、これはもう共通の確認事項だと思います。 そうした共通の確認……
○海江田国務大臣 赤澤委員に謹んでお答えを申し上げます。
あのときはたまたま書いておりましたけれども、今度は、もう手のひらに書くなどということをしませんで、心の中に刻んでおります。
【次の発言】 信用されていないという発言をした、その文書がございまして、いわゆる埋蔵電力、特に自家発電の電力についてのデータの提示でございます。
もちろん、私どもはデータについては提示をして、このデータではまだ不十分だということでございますから、数次にわたってそれを提示しているわけでございます。
私が申し上げました一番の理由というのは、何項目か、かなり細かい点についてそうした指示があったわけでございますが、冒……
○海江田国務大臣 高市委員にお答えをいたします。 七月二十九日のエネルギー・環境会議でございますが、これは菅内閣、政府としての考え方だと考えていただくのがよろしいかと思います。 私もこの会議の中に入っておりまして、そこで全体で確認をいたしました。当初は、保安院の確認でいいという法律の決まりもございましたけれども、さらなる安全あるいは安心の確保のために、ヨーロッパのストレステストを参考にしました新たな安全評価を導入して、そしてこの新たな安全評価の結果につきましても、これは七月の二十二日でございますけれども、保安院から各原子力発電所の事業者に対してこうした安全評価をやるようにということで指示を……
○海江田国務大臣 近藤委員にお答えをいたします。
二〇三〇年の水力発電を除いた再生可能エネルギーの比率は、我が国の発電電力量のおよそ九・四%になると見込んでございます。
【次の発言】 これも当委員会で何度か御答弁をしておりますが、この買い取り制度を通じて二〇二〇年までに一二・五%ということでございますから、菅総理がおっしゃられたのは、二〇二〇年代のできる限り早い段階で二〇%、できる限り早い時期というのが何年かというのはまだ定かではありませんが、一般的に考えれば、二〇二三年とか二二年とか二四年とか、そのあたりではなかろうかというふうに考えておりますので、そうしますと、二〇二〇年で一二・五%とい……
○海江田国務大臣 おはようございます。 本当に谷畑委員には、この経済産業省の仕事に対して、経済産業省の仕事というより日本経済に対して、種々御高見をお聞かせいただきましてありがとうございました。心から感謝を申し上げます。 私も、ことしの一月でございますから、まだ一年はたっておりませんが、まさに疾風怒濤の半年余りであった、そういう思いを大変強くしております。 三月十一日の大震災、そして、それによる東京電力の福島第一原子力発電所の事故が起きるまでは、本来の経済産業省の業務、任務に当たることができたわけでございますが、未曾有の大震災、そして、本当にあってはならない大事故ということでございますので……
○海江田国務大臣 辻委員にお答えをいたします。
今回導入しますストレステストは、シビアアクシデント対応と同様、法的根拠を持つものではございませんが、今般の原子力発電所事故の影響の大きさなどを踏まえると、住民、あるいは広く国民に十分な御理解をいただくために必要な手続だと考えております。
【次の発言】 これは総理自身がお話をしております。
現在の法律では、先ほど保安院からもお話があったと思いますが、まず定期点検があるということで、これは別段事故があってとまったわけではございません。法律で定めのあります十三カ月たったところで、およそ三カ月ぐらいかけて安全性をまずしっかりと確認する、そしてその安全……
○海江田国務大臣 村上委員にお答えをいたします。
委員御指摘の海水への放出というのは四月の四日のことだったと覚えております。これは、四日から最終的には十日までというおよそ一週間にわたりましたが、この低濃度の汚染水の放出につきましては、片一方でやはり高濃度の汚染水が出ておりましたので、その高濃度の汚染水を何とかしてとどめるためにということで、これは私が最終的には判断をいたしました。もちろん、途中で専門家のアドバイスはいただきましたが、最終的には私でございます。
【次の発言】 ただいま御決議のありました東京電力福島第一原子力発電所事故の収束に当たっては、これまでも、国内はもとより、アメリカ、フラ……
○海江田国務大臣 これは事実関係でございますので、私からお話をさせていただきますが、ベントにつきましては、先ほどから総理からお話がありますように、本当に日をまたいだころから、ベントの必要性というのは私どもは認識をしておりました。そして、そこに東京電力の幹部の方がいらっしゃいましたから、まず、やはり東京電力の幹部の方を通じて、口頭で何度もこれはベントをするようにということを言いました。 しかし、先ほど、この一時半というのが一つのポイントでございまして、今お話をしたように、総理と私、経済産業大臣がベントを一刻も早くやるようにということを言いまして、それから、今度三時の〇六分で東京電力もやりますと……
○海江田国務大臣 石原委員にお答えをいたします。 本当に、石原委員にはいつも地元の要望を私どもにお届けいただきまして、ありがとうございます。感謝を申し上げます。 その上に、四月二十二日に計画的避難区域の設定をした際には、部分的に年間二十ミリシーベルトを超えると予測された地域であっても、地域全体としてこの目安を超えない見通しがあったため、御指摘の地点を含む地域について計画的避難区域とはしなかったわけでございます。他方、計画的避難区域外につきましても環境モニタリングを強化し、積算線量の数値を注視していくつもりでございます。 御指摘の地点の最近の空間線量率は若干下がってきております。こうしたこ……
○海江田国務大臣 私どもは両方だと考えております。 ただ、両方にもそれぞれ今、問題点がございます。資金繰りの面でいきますと、一〇〇%の保証で、今回特別の、据置期間も長くしまして、そういう制度をつくりましたけれども、今委員御指摘のような二重ローンの問題がございます。 ですから、この二重ローンを、本当にまずこの問題を解決しなければいけないということで今検討しているところでありますが、ただ、この二重ローンがなくて、二重ローンは、リスケジュールをやっておりますから、リスケジュールの方でとりあえず返済は先延ばしにして、そして、例えば福島県なんかの場合は、新しい借り入れは金利がゼロになりますから、では……
○海江田国務大臣 西村委員にお答えをいたします。 まず事実関係でございますが、一時避難を余儀なくされた方々、これはおよそ五万世帯ございますが、この五万世帯は、恐らくきょうでこの五万世帯に対する支払いが終わろうかと思います。 そして、続きまして、農林漁業の方々であります。この方々は、漁協など、あるいは農協などを通じまして、これも本日から実際の支払いが始まることになろうかと思います。 そして、最後に残されました事業者、中小企業の方々でございますが、これも中小企業、事業者の団体との協議会がございまして、本日もこの協議会が開かれる予定でございますが、ここで枠組みが決まりますと、直ちに支払いがスタ……
○海江田国務大臣 畑委員にお答えをいたします。 御指摘のように、再生可能エネルギーの導入拡大は大変大切なことだと思っております。一つは、やはりエネルギーの安定供給確保、それから、今御指摘のありました地球温暖化対策や環境関連産業育成の観点からも大変重要だと思っております。 そして、具体的な支援策でございますが、私ども経済産業省としましては、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入、これが大変重要だと考えております。それから、立地に関する各種の規制もございます、この各種の規制の緩和。それから、やはりコストを低下させなければいけませんから、そのための技術革新といったことに重点的に取り組んで……
○海江田国務大臣 原子力損害賠償支援機構法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法案は、原子力事業者による損害賠償の実施を支援する組織として原子力損害賠償支援機構を設立し、大規模な原子力損害が生じた場合において、当該原子力損害の賠償に責任を負う原子力事業者に対し機構が必要な資金の交付その他の業務を行うことにより、被害者への賠償の迅速かつ適切な実施を確保するとともに、電力の安定供給等を図ることを目的として提出するものであります。 次に、法案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、原子力損害賠償支援機構の設立等の基本的な事項について定めておりま……
○海江田国務大臣 階委員にお答えをいたします。 私は、人間関係の上で大切なのは信頼と申しますか信用と申しますか、特に政治家は信なくば立たずということも言われますが、やはり信頼が失われたところではもう何を言っても聞いてもらえないんじゃないだろうかというふうに思っております。その意味で、私は、玄海の町長との間において信頼を失ったということ、これが一つ大きな、ああした発言をした背景にございます。 それからもう一つは、先週の末の衆議院の本会議で、公明党の議員から、ルース・ベネディクトの「菊と刀」を引用して、恥について言及がありました。 もちろん、日本人というのはこれまでも恥を大変大切にしてきたと……
○海江田国務大臣 今委員お尋ねのこの損害の額、総額ということでございますが、これは正直申し上げまして、今、その総額が幾らになるかということはわからない状況でございます。 そして、この損害賠償の総額を推しはかる上で一つ重要になりますのは、原子力損害賠償紛争審査会がございまして、ここが損害賠償についての基本的な考え方を示すわけでございますから、これまでも数次にわたってこの考え方についてのお示しがありまして、それを受けまして、避難された方々への仮払いでありますとか、あるいは農林漁業の方々、中小企業の方々、こういう方々への仮払いが行われてきたところでございますが、その全体像が幾らになるかということは……
○海江田国務大臣 そのとおりだと思います。
【次の発言】 今、上場を廃止されるとおっしゃいましたか。上場を廃止されるということではないと承知しております。
【次の発言】 上場をするかしないか、あるいは、上場をしていた企業がその資格を失うかどうかということは政府が決めることではございませんので、まずそれを一点、押さえておいていただきたいと思います。
それから、私どもが閣議決定でそういう内容を決めましたのは、これは言うまでもございません、やはりこの原子力災害によって大きな被害を受けた方々がいらっしゃるわけでございますから、その人たちに迅速かつ着実に賠償金が支払われるようにということでございます。……
○海江田国務大臣 小野寺委員にお答えいたします。私、経産大臣という肩書と同時に、経済被害の特命の国務大臣でございますので、その立場でお答えをしたいと思います。 今委員御指摘のように、出荷制限を受けたものは当然でありますが損害賠償、それ以外にも、風評被害その他の損害ということで、これは具体的には文科省の所掌でございます審査会で、特に今月中に中間報告が行われるということでございますので、そこではっきりとした方針が出るかと思いますが、私は、今、小野寺委員からの御説明を聞いておりまして、それから官房長官のお話もございまして、これは当然のことながら、やはり得べかりし利益からの損失と申しますか、これが損……
○海江田国務大臣 谷委員にお答えいたします。 私も思いは同じでございまして、やはり、特に初期、避難を余儀なくされた方々というのは本当に、これは着のみ着のままで出てきた方々がほとんどでございましたから、先ほどの太田委員とのやりとりの中で、最初の仮払金が東京電力から払われたのが、たしか四月の二十六日でしたか、そういうお話でありました。それまでの間、私は、連日東京電力に行っておりましたけれども、まさに、一日も早くできないかという思いがずっとございましたので、この法律案、政府の案も、迅速に、そしてその後確実にということが、やはり一番の思いでございました。
○海江田国務大臣 梶山委員にお答えをいたします。 私はこの経済被害の賠償の担当大臣でございますので、今、鹿野農水大臣からお話がございました買い上げをしようということでございますが、私どももその考え方に同じでございまして、そして、これは幾らで買い上げるかということもまだはっきりしているわけではございませんが、牛の肥育には大変なお金がかかっておりますから、仮に買い上げ価格が肥育の費用を下回れば、これはやはりそこで何らかの損害が生じているわけでございますから、私の考え方とすれば、そうしたことも、買い上げてそれで終わりではなしに、やはりそうした損害が出ていれば、あるいは本当に牛というのは肥育の農家の……
○海江田国務大臣 小野寺委員にお答えをいたします。 確かに、小野寺委員からも資料をいただきました。それから、私もきょう御答弁するに当たって、この一次補正の手当てというものを拝見しましたけれども、おっしゃるように、本当に多くの方々から希望があった、その希望に十全にこたえていないということがございます。これははっきりしました。 もちろん、これを決めるに当たりましては、県の認定審査会が審査をするということがありまして、石巻でありますとか、あるいは気仙沼でありますとか、残念ながら地盤が沈下をしておりますのでその関係もございますが、ただ、今委員からのお話もございました。それから、沿岸地域では何といっ……
○海江田国務大臣 甘利委員にお答えをいたします。 確かにおっしゃるとおり、甘利委員あるいは二階先生もそうでしたね、平成十九年度からERIA、これは東アジア・ASEAN経済研究センター、予算措置がとられたところでございます。アジア人財資金についても同じでございますが、この東アジア・ASEAN経済研究センターについては、まず拠出金、毎年十億円、向こう十年、これはやはり国際公約でございますから、しっかりと今年度も予算の措置がしてございます。 それから、このほかにインフラ関連の委託費というのが七億円ぐらいございましたけれども、やはりこの中には随分無駄もあるだろうということで、詳しくは蓮舫大臣の方か……
○海江田国務大臣 郡委員にお答えをいたします。 もう郡委員つとに御案内で、質問の中で基本的な考え方などお話しをいただきました。 つけ加えるとすれば、今おっしゃったような、やはりこれは産学官の一体化した取り組みが必要でございますから、この一体化した取り組みを強化すべく、特に、去年、十一月でございますけれども、新成長戦略実現会議という司令塔がございますから、この司令塔のもとに、ライフイノベーションの中でもやはり大きな塊が医療でありますので、医療イノベーションの会議をつくったところでございます。これは、議長は官房長官でございます。 そして、さらに、この医療イノベーション会議ができたもとに、こと……
○海江田国務大臣 小川委員にお答えをいたします。 御指摘のように、離島におきましては流通コストなどが高いことから、ガソリンの小売価格が、今大体平均をしまして、リッター当たり二十円ぐらい高くなっております。 このため、SS等が島民にガソリンを販売する際に、特に離島と本土の流通のコストの差分を補助するということで実質的に小売価格が下がるように支援策を創設したところであります。 経産省としましては、これは石油情報センターが価格を調査しております。モニタリングをしております。このモニタリングを見ながら適切に行っていきたい、そのように考えております。
○海江田国務大臣 吉井委員にお答えをいたします。 国会のお許しをいただきまして今夜豪州へ向かいますが、その主な目的は、第二回の日豪の閣僚会談でございます。貿易担当の大臣あるいは経済担当の大臣と、まさに第一回に引き続いた第二回目の、全般的な日本と豪州の経済協力関係についての話し合いがその目的でございます。 そして、今現在まだ交渉中でございますが、日豪のEPAの交渉もございますから、その交渉の途中経過でございますが、きょうまでの経過も踏まえて、私どもは、それをお互いが納得のいく形で、もちろん私どもの主張はしっかりとしてくるつもりでございますが、最終的な合意が得られるようそれを加速化するというこ……
○海江田国務大臣 赤澤委員にお答えをいたします。 まさに今御指摘のように、せんだって、十カ月ぶりにこの日豪の交渉がスタートしたところでございます。そして、約二十の分野にわたって今まさに議論がスタートしたばかりでございます。 そして、四月をめどに次回のこの会合を開くということになっておりまして、そうした一つ一つの会合ごとにこれから国内の対策もしていかなきゃいけないわけでございますが、何分に、今まだその対策の前の段階の成案を得ておりませんので、成案を得る、その作業と同時に国内の対策も考えていかなければいけない、このように考えております。
○海江田国務大臣 古屋委員にお答えをいたします。 古屋委員は本当に介護、医療の方面に多年にわたって御尽力をいただきまして、日ごろから尊敬をしているところでございますが、今ロボットのお話につきましても本当に懇切丁寧にお話をいただきまして、私も大いに勉強になりました。 言うまでもございませんが、私ども、新成長戦略の中でライフイノベーション、それから、ことしになりまして、ライフイノベーションの中から医療イノベーション本部というのを切り分けをいたしました。ここが中心になりまして、ロボットの問題、介護ロボット、それから医療ロボット、いろいろ検討しているわけでございます。 今委員からお話がありました……
○海江田国務大臣 柿澤委員にお答えをいたします。 この件は一月の五日の新聞に出ました。私も、当時は経産大臣ではございませんでしたけれども、その記事を拝見した覚えがございます。 この一月の五日の新聞が出たところで、経産省はまず第一回の調査を行いました。そしてその後、一月の二十八日でございますが、参議院の本会議におきまして川田龍平議員からやはり同じような御質問がございました。それを受けまして、枝野官房長官の記者会見での発言もございました。そして、枝野官房長官から、再度、経産省としてしっかり調べるようにということでございますので、もう一度しっかりと調べました。 そして、その結果は、やはり国家公……
○海江田国務大臣 城井委員にお答えをいたします。 質問が若干多岐にわたっておりましたけれども、一つは、先ほど御指摘いただきました戦略的基盤技術高度化支援事業ということで、二十二年度で百億円積んでおりましたものを今回百五十億円にいたしました。 しかし、先生御指摘のような、実際の申請に行くと、なかなかそれが、融資が、この制度の後押しが受けられないということがありますので、これは現場によくしっかりと、そういう例があるということを伝えておきます。 このほかに、地域イノベーション創出研究開発事業というのもございますから、これは地域でそうした新しい技術開発が地域の経済の活性化に役立つ事業について後押……
○海江田国務大臣 近藤委員にお答えをします。
菅総理の発言は、いつも示唆に富んだ発言でございます。今回も示唆に富んだ発言があったと存じております。
【次の発言】 近藤委員には、いつも経済産業委員会で大変示唆に富んだ御意見をいただいておりまして、きょうも大変示唆に富んだ、あるいは、深い含蓄のある御意見をちょうだいいたしました。
その上で、菅総理の発言でございますが、菅総理のお考えを述べたものだと思いますので、こうした考え方もあろうかと思います。これから国際的に議論をしていく上で、一つの考え方だと思っております。
【次の発言】 先生と見解を異にしますが、そういうことも含めて国会で御議論をいただ……
○海江田国務大臣 小野寺委員にお答えをいたします。 まずリースのことからお話をいたしますが、震災が起きまして、私どもは、三月の十四日でございますか、特にリースの問題は、今お話のありました一括払いだというようなこともございますので、これは商務流通審議官の名前で、そうした一括払いなどをせずにリース料の支払い猶予、それから、やはり契約期間の延長をやりませんと毎月毎月の支払いがこれまでどおりということになりますので、まずこれをやってくれ、そして柔軟に対応してくれということを文書で要請したところでございます。 そのほか、被災中小企業からの相談がございましたら、私どもの職員も現地に行っておりますので、……
○海江田国務大臣 吉野委員にお答えをいたしますが、これは、原子力損害賠償法に基づくお話と、それからこの間の国策としての原子力政策についての話と、やはりそこはしっかり区別をして考えなければいけないと思います。 原子力損害賠償法に基づく責任というのは、これはやはり第一義的には事業主であります東京電力が負うべきであります。ところが、今度は大変多くの方々が大きな損害を受けましたから、その際、やはりそうした方々の損害をしっかりと補償していくためには国も当然責任を負わなければいけないという意味でございますから、ここはひとつ、そちらと区分けをして考えていきますようお願いを申し上げます。
○海江田国務大臣 この補償につきましては、二十八日に審査会の方からまず第一次の基準が出たところでございます。そして、それを受けまして、私どもの方から、やはりこれは早く、避難された方々に対する仮払いと同じような現金の仮払いが必要だということでございますので、連日のように、まず東京電力にどういう準備があるのかということを聞いておりますが、それが余り長引くようであれば、今先生がおっしゃったようなことも考えなければいけないと思っております。
○海江田国務大臣 中川委員にお答えをいたします。 中川委員、先ほどのお話で、一号機とそれから三号機についての御懸念がございました。一号機と三号機は状況が違っております。一号機は、先ほど中川委員がお話しになられ、そして班目委員長がお話をしましたように、恐らくこれは、地震そして津波、電源が喪失をしまして水も入らないというかなり初期の段階で炉心が溶融をしたということが、これは事実としてもう今明らかになったわけでございます。 私どもは、はっきりした計器が読めなかったわけでございますから、想像で、とにかくやはり原子炉に事故が起きたときは水を注入して、そして冷やすことが一番だということで、この間二カ月……
○海江田国務大臣 手短にお答えをいたします。
おっしゃるこの補助金、補助事業でございますが、宮城県から二百十七グループ、既に申し込みがございます。私の方から、できるだけ便宜を図るように、四角四面でということでございませんで、申請についても書類の追加提出を認める、それから今お話ございました、どうしても工事が翌年に繰り越しをしてしまうような場合は、これは繰り越しも可能であるというふうな指示もしてございます。
それから、補正予算では、百億円でございますが、新たに積み増しをいたしました。
【次の発言】 まず、私から、現在の原子力損害に関する賠償の点についてお話を申し上げます。
これまで、まず避難……
○海江田国務大臣 ただいま近藤委員から御質問がございましたが、機構はまさに、これまで私どものもとにございました中小企業基盤整備機構、これと地元の民間金融機関がそれぞれ出資をいたしまして、地元のそうした二重ローンの解消に向けた要請にこたえるべく立ち上げをするところでございます。現在はまだ準備期間でございますが、やはり被災県であります岩手県、宮城県、福島県、ここでは既に準備会が立ち上がっております。 そして、ちょうど昨日でございますが、経産省の中山政務官が岩手県の達増知事をお訪ねしまして、そしていろいろこの立ち上げに向けて議論をいたしました。その中で、今委員が御指摘がありましたけれども、スピード……
○海江田国務大臣 原発のコストにつきましては、これはしっかりと再検証しなければいけないということは考えております。
【次の発言】 委員長の御指名でございますので、お許しください。
当然、再検証いたしますから、再検証した結果は明らかにする、出すということでございます。
【次の発言】 ちょうど前日が民主党の両院議員総会のあった日でありますからはっきり覚えておりますが、本当はお目にかかってお話をしたかったんですが、お目にかかる時間がございませんでしたので、電話で明日行ってくるということをお伝え申し上げました。
【次の発言】 十四日の報告を受けまして、これは中間的な調査結果の報告でございますから、九……
○海江田国務大臣 七月十九日の予算委員会での発言について訂正いたします。
一次補正での十兆円の中小企業の資金繰り支援策は、被災地の中小企業の資金繰り支援を中心に策定したものですが、対象としては、被災地域以外の全国の中小企業も利用可能な制度であります。
以上、訂正申し上げます。
【次の発言】 今、佐藤委員から御指摘をいただきましたけれども、七月の十八日でございます、北京を訪問いたしまして、陳徳銘商務部長とお話をいたしました。
どこが一定の前進であったというふうに私が評価をしたかといいますと、これまでレアアースの問題、一つは、量が前年と比べて圧倒的に減ってきた。しかし、ことしに入りましてから……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、財務金融委員長の重責を担うことになりました海江田万里でございます。 現在、我が国は、東日本大震災からの復旧復興、持続的な経済成長と財政及び税制改革などの重要な課題を抱えており、また、現下の急激な円高など、金融経済情勢は厳しい状況にあり、その対策が求められているところであります。 こうした状況のもと、委員長として、当委員会の重要性を認識するとともに、委員各位の御理解、御協力をいただきまして、中立公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○海江田委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事山本幸三君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山口俊一君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
財政に関する事項
税制に関する事項……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として総務省大臣官房審議官米田耕一郎君、財務省大臣官房審議官鷲見周久君、主計局次長福田淳一君、国税庁次長岡本榮一君、厚生労働省大臣官房審議官石井淳子君、農林水産省大臣官房参事官高橋洋君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○海江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。財務大臣安住淳君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十四分散会
○海江田委員長 これより会議を開きます。 第百七十七回国会、内閣提出、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本案は、第百七十七回国会におきまして趣旨の説明を聴取した後、審査に入り、また、去る六月十日、本院の承諾を得て内閣により修正されましたので、修正の趣旨の説明を聴取した後、審査を行い、継続審査となっておりました。 今国会におきましては、去る十月二十八日、内閣から本案の修正について本院の承諾を得たい旨の申し出があり、同日、本院はこれを承諾いたしました。 この際、本案について、改めて趣旨の説明を聴取いたします。財務大臣安……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 第百七十七回国会、内閣提出、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案及び内閣提出、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案並びに両案に対する寺田学君外三名提出の両修正案を議題といたします。 本日は、両案及び両修正案審査のため参考人として、BNPパリバ証券株式会社投資調査本部長中空麻奈君、横浜国立大学・大学院環境情報研究院教授三井逸友君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席を賜……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。財務大臣安住淳君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、明三十日水曜日午後零時五十分理事会、午後一時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十三分散会
○海江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉野正芳君。
【次の発言】 次に、斉藤鉄夫君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後二時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。佐々木憲昭君。
【次の発言】 ちょっと待って。もう一度正確に答弁させます。
【次の発言】 次に、岡田康裕君。
○海江田委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 本会期中、当委員会に付託されました請願は二十一種百十件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会におきまして慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、平成二十四年度税制改正に関する陳情書外二件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、国税通則法の改正反対・納税者の権利確立を求める意見書外十二件であります。
○海江田委員長 これより会議を開きます。
この際、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって
糸川 正晃君 及び 岡田 康裕君
を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
財政に関する事項
税制に関する事項
関税に関する事項
外国為替に関する事項
国有財産に関する事項
たばこ事業及び塩事業に関する事項
印刷事業に関する事項
……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官青木信之君、政策統括官梅溪健児君、警察庁生活安全局長岩瀬充明君、金融庁総務企画局長森本学君、監督局長細溝清史君、外務省大臣官房審議官香川剛広君、国際法局長長嶺安政君、財務省関税局長柴生田敦夫君、農林水産省大臣官房審議官角田豊君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○海江田委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。山本幸三君。
【次の発言】 時間が過ぎておりますので、手短にお願いします。
【次の発言】 以上で、大臣の所信に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、内閣提出、平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案、特別会計に関する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君、日本銀行副総裁西村清彦君、独立行政法人住宅金融支援機構理事合田純一君、年金積立金管理運用独立行政法人理事長三谷隆博君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として金融庁総務企画局長森本学君、監督局長細溝清史君、証券取引等監視委員会事務局長岳野万里夫君、外務省大臣官房審議官香川……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案、特別会計に関する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房社会保障改革担当室長中村秀一君、内閣府大臣官房少子化・青少年対策審議官伊奈川秀和君、財務省主税局長古谷一之君、厚生労働省大臣官房審議官蒲原基道君、経済産業省大臣官房商務流通審議官豊永厚志君、環境省大臣官房審議官関荘一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○海江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案、特別会計に関する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官奈良俊哉君、社会保障改革担当室長中村秀一君、総務省総合通信基盤局電波部長鈴木茂樹君、厚生労働省大臣官房審議官蒲原基道君、政策統括官香取照幸君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○海江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、特別会計に関する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岡田康裕君。
【次の発言】 次に、西村康稔君。
【次の発言】 もう一度、では、正確に、しっかり。安住財務大臣。
○海江田委員長 これより会議を開きます。 金融に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人として、社団法人日本証券投資顧問業協会会長岩間陽一郎君、企業年金連合会理事長村瀬清司君、全国卸商業団地厚生年金基金常務理事神戸厚君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 なお、参考人として本日出席を求めておりましたAIJ投資顧問株式会社代表取締役浅川和彦君から、委員長宛てに、書面をもって、証券取引等監視委員会の検査に関連して、報告書の提出を求められ、連日その準備、作成に忙殺されているため出席できないとの申し出がありましたので、御報告いたします。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官藤本一郎君、外務省大臣官房審議官香川剛広君、財務省関税局長柴生田敦夫君、農林水産省生産局畜産部長荒川隆君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村田吉隆君。
○海江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案及び株式会社企業再生支援機構法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、参考人として株式会社企業再生支援機構代表取締役社長西澤宏繁君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣府大臣官房審議官神田裕二君、金融庁総務企画局長森本学君、検査局長桑原茂裕君、監督局長細溝清史君、中小企業庁次長宮川正君の出席を求め、説明を……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、保険業法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長森本学君、監督局長細溝清史君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。江端貴子君。
【次の発言】 次に、あべ俊子君。
【次の発言】 ちょっと待ってください。大臣は後から答弁してもらいますが、その前に、まず、細溝監督局長……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
この際、AIJ投資顧問への対応について政府から報告を聴取いたします。金融担当大臣自見庄三郎君。
【次の発言】 これにて報告は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長森本学君、監督局長細溝清史君、証券取引等監視委員会事務局長岳野万里夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小野……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
証人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
金融に関する件の調査に関し、AIJ投資顧問による年金資産運用問題について、来る四月十三日金曜日午前十時に浅川和彦君及び高橋成子君、同日午後二時に西村秀昭君、同日午後三時四十五分に石山勲君、以上四名を証人として本委員会に出頭を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることといたします。
次回は、来る十三日金曜日午前九時三十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 本日出頭を求めておりました証人高橋成子君から、去る十一日、横路議長宛てに、医師の診断書を添えて、書面をもって病気のため出頭できない旨の申し出があり、議長より委員長に通知がありました。 この際、診断書を朗読いたします。 診断書 氏名 高橋 成子 昭和三十四年四月十九日生 五十二才 一、病名 うつ病 平成二十四年四月六日初診。平成二十四年四月十日現在、心身の安静を必要とし、当院閉鎖病棟入院治療中である。今後約一ケ月間の入院治療を要す見込みである。 右の通り診断致します ……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
この際、松下金融担当大臣及び若泉財務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。金融担当大臣松下忠洋君。
【次の発言】 財務大臣政務官若泉征三君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十五分散会
○海江田委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長森本学君、監督局長細溝清史君、証券取引等監視委員会事務局長岳野万里夫君、厚生労働省社会・援護局長山崎史郎君、農林水産省大臣官房国際部長坂井眞樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。緒方林太郎君。
【次の発言】 次に、佐々木憲昭君。
○海江田委員長 これより会議を開きます。
この際、去る七月六日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更に伴い、理事の辞任及び補欠選任を行います。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事岡田康裕君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、豊田潤多郎君を理事に指名いたします……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、一橋大学国際・公共政策大学院准教授國枝繁樹君、株式会社大和総研チーフエコノミスト熊谷亮丸君、慶應義塾大学経済学部教授土居丈朗君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 次に、議……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・無所属の会、改革無所属の会所属委員に対し、出席を要請いたしましたが、出席が得られません。
再度理事をして出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度出席を要請いたさせましたが、自由民主党・無所属の会、改革無所属の会所属委員の出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律案を議題といたします。
これより内閣総理大臣出席のもと質疑を行います。
質疑……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・無所属の会所属委員に対し、出席を要請いたしましたが、出席が得られません。
再度理事をして出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度出席を要請いたさせましたが、自由民主党・無所属の会所属委員の出席が得られません。万やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、参議院送付、金融商品取引法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。金融担当大臣松下忠洋君。
○海江田委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、自由民主党・無所属の会所属委員に対し、出席を要請いたしましたが、出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 この際、御報告いたします。 本会期中、当委員会に付託されました請願は八種三十七件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会におきまして慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、貸金業法「再改正」の動きを非難することに関する陳情書外五件、また、地方自治法第九十九条の規定に……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶申し上げます。 このたび、経済産業委員長に選任されました海江田万里でございます。 御承知のとおり、我が国の経済及び産業の諸情勢は、欧州や中国等、対外経済環境をめぐる不確実性が高い中で、世界景気のさらなる下振れや金融資本市場の変動等の懸念材料を抱え、依然として厳しい状況にあります。 このような現状を踏まえ、我が国の将来を見据えたとき、大震災からの復興やデフレ脱却のための経済構造の変革、エネルギーの安定供給など、解決すべき問題は山積しております。 かかる重大なときに、適切な施策を推進し、国民生活の安定と向上を図るため、本委員会に……
○海江田委員長 これより会議を開きます。
この際、近藤経済産業副大臣から発言を求められておりますので、これを許します。近藤経済産業副大臣。
【次の発言】 経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局審議官佐々木清隆君、金融庁総務企画局参事官小野尚君、復興庁審議官伊藤仁君、資源エネルギー庁長官高原一郎君、国土交通省水管理・国土保全局次長山崎篤男君及び原子力規制委員会委員長田中俊一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○海江田委員 民主党の海江田万里であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日、午前中から、平成二十五年度の本予算に関する当委員会での質疑が始まりました。もうこれは改めて言うまでもないことでございますが、予算は、まさに国民からお預かりをした税金の使い道を決めることであります。その意味では、本委員会での議論というのは国民生活に大変大きな影響のある議論でございますので、私もできるだけわかりやすく質問をさせていただくつもりでございますが、総理初め閣僚各位も、できるだけわかりやすく、しかも丁寧に御答弁をお願いしたいと思います。 まず、こちらのパネルをごらんいただきたいと思います。これは、民主……
○海江田委員 民主党の海江田万里です。 ただいまから持ち時間一時間でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、本日から平成二十六年度の当初予算の審議が当委員会で始まったわけでありますが、私は、この平成二十六年度の当初予算の審議に入る前に、やはり平成二十五年度の補正予算について改めて指摘をしておかなければいけないと思います。 当予算委員会で補正予算の審議が行われました。そのときに、ちょうど私の今、隣にいます、この玉木委員が提起をしたわけでございますが、ちょっとパネルをお願いしたいと思います。 補正予算、その中にゾンビ予算とも呼ばれるべき金額が計上されているということで、改……
○海江田委員 まず、さきの台風八号によって被害に遭われた方々に対するお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになった方々の御家族に謹んで哀悼の意を表したいと思います。 さて、昨日、滋賀県の県知事の選挙がございました。ここで、自民党と公明党、与党が応援をした候補が敗れて、そして、チームしがという形で無所属で戦った三日月大造候補が当選をしました。 もちろん、三日月候補の大変な頑張り、それからチームしがの大変なチームワークのよさ、こういうことがあって勝利に結びついたと思いますが、ただ、私どももいろいろな世論調査をしておりまして、その中で、七月一日、これは総理がまさに集団的自衛権の行使について記……
○海江田委員 立憲民主党の海江田万里でございます。 本日は、先月の二十九日に麻生大臣の所信的挨拶が行われました、それに対する質疑ということでありまして、私も久しぶりに麻生大臣の挨拶を身近なところで聞かせていただきました。 簡にして要、簡というのは簡潔ですね、要というのは要点をついていると言いたかったんですが、簡は簡でありましたけれども、要が若干欠けるのではないだろうかというふうに思いました。 それは、先ほど本委員会の冒頭でも委員から質問がありました森友問題ですね。これは、会計検査院が十一月の二十二日に報告書を出しまして、大臣の挨拶がありましたのは二十九日ですから、一週間ですね。この一週間……
○海江田委員 立憲民主党の海江田万里でございます。 黒田総裁、五年間、お疲れさまでございました。 私は、実は、黒田総裁、続投はされないんじゃないかなと思っておりました。 これまでの日銀の総裁の歴史、戦後の歴史ですが、続投されたのは、一万田総裁、あの方は法王と言われましたね。それから、その後が山際総裁。山際総裁のころは、私は新聞なんかを読むのが好きでしたから、名前を覚えているんです。二期目、途中で、残念ながら、御病気を得られましたけれども。そういうこれまでの歴史的な事実もあって、過去五十何年、だから五十二年ぶりぐらいですかね、これは。半世紀ですね。これだけ世の中のスピードが速い中で、五十何……
○海江田委員 立憲民主党の海江田万里と申します。どうぞよろしくお願いします。 今、若田部先生のお話を聞いておりまして、若田部先生、五年前にも、ひょっとしたらというようなお話があったやに聞いているんですが、五年前のお話でしたら、元気がよくて、これはなかなか頼もしいといいますか、なるほどということでございましたけれども、あれからと申しますか、現在の黒田総裁になりまして五年たって、そして今お話があった所信、ちょっと私は、おいおい、平気かなという気がするわけであります。 リスクへの警戒、三番目の、お話ありました。私は、普通、リスクといえば、副作用による、国債を大量に買い込んでいることに始まるリスク……
○海江田委員 まず、本日、当委員会に先立って、予算委員会で質疑の打切り、そして採決という事態に至りました。これは野党の同意なしの採決でございますから、厳重に、私ども、議会の一員として抗議をしておきたいと思います。 その上で、当委員会では、粛々と、この二月の末日に税法の審議をするということで、関係各位の御協力に対して感謝を申し上げます。 それでは質疑に入らせていただきますが、まず、安倍総理、お久しぶりでございます、どうも。きょうは時間も限られております。安倍総理は、これまで連日予算委員会に出席をされておりましたが、予算委員会は、もちろん歳出の内容を決めます重要な委員会でございますが、当委員会……
○海江田委員 立憲民主党、無所属クラブの海江田万里です。 財務大臣、朝からお疲れさまでございます。 きょうは三月十六日、これは財務の日だそうですね、三一六で。昨日は三月十五日、これは確定申告の最終日であります。そして三月九日は、佐川前国税庁長官が辞任した日ということで。 これは、この間の理事会で、私の隣にいる岸本理事から発言がありましたが、大臣の耳に届いているかどうかわかりませんが、佐川前国税庁長官、九日をもって国税庁長官をおやめになったわけですから、国税庁長官のうちは佐川、佐川と呼び捨てでもいいと思いますが、皆さん方が言うところの一民間人になった以上、やはりそこは、佐川前長官とか佐川さ……
○海江田委員 立憲民主党、そして無所属クラブの海江田万里であります。 本委員会で、森友問題、とりわけ財務省の文書改ざん問題について、累次にわたって議論をしたところであります。 最初は、三月の二日に新聞報道がありまして、それを受けて、小里委員長が財務省に対して、これは調査の状況の報告をしろということ、発言がありまして、そして三月六日に最初の報告がございました。ただ、この報告の中身は本当にゼロ回答というものでありまして、やっと三月の十二日になって、財務省から、実は書きかえが行われていたということで、かなり大部の資料が出てきたところであります。 ところが、その後、三月の十四日になりまして、再び……
○海江田委員 おはようございます。 昨日、財務省から森友学園案件に関する決裁文書の改ざん等に関する調査報告が公表されました。初めて改ざんという言葉を使いましたが、私どもは以前から改ざんということをずっと言っておりました。 麻生大臣は、昨日三時半から財務省において記者会見をしました。そして、冒頭十五分ほど、記者の質問にも受けておりましたけれども、冒頭発言がありました。その冒頭発言の最後のところで、私も、麻生大臣、辞任の弁があるのかと思っておりましたけれども、そうではありませんで、私のリーダーシップで財務省が一丸となってこれから信頼回復に努める、こういう発言がありましたね。 私は、それを聞き……
○海江田委員 おはようございます。 久しぶりの予算委員会ですが、麻生大臣、どうぞよろしくお願い申し上げます。そして、茂木大臣もよろしくお願い申し上げます。 麻生大臣とは、昨年の国会で、森友問題、これを質問させていただきましたが、ことしに至ってもやはりこの問題を質問せざるを得ないということ。 そして、まさに昨年末の質問のときには会計検査院の報告が出たばかりでございますが、年が改まりまして、先日、二月の九日でございますが、財務省の理財局から、森友学園事案についての法律相談の文書というのが、新規に二十件、既存の公開分も含めて二十五件、全体で四百八ページですか、これが出ました。これをきのう、おと……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、決算行政監視委員長に選任されました海江田万里でございます。 本委員会は、決算全般について審査し、その結果を将来の予算の編成と執行に反映させるとともに、国会が担う行政監視について本院における中核的な機能を果たすことを役割としています。 特に、行政監視に関し、私は、決算行政監視委員長に選任された後、改めて、さきの通常国会終了後に大島衆議院議長が発した所感を拝読いたしました。国会が果たすべき行政監視の役割について、重い言葉が並んでいます。 委員諸賢ともども、私もこの大島議長の所感を真摯に受けとめ、本委員……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり 平成二十八年度決算外二件 平成二十九年度決算外二件 平成二十九年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外一件の承諾を求めるの件 第百九十六回国会、篠原豪君外十三名提出、会計検査院法及び予算執行職員等の責任に関する法律の一部を改正する法律案 歳入歳出の実況に関する件外五件 以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○海江田委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため 歳入歳出の実況に関する事項 国有財産の増減及び現況に関する事項 政府関係機関の経理に関する事項 国が資本金を出資している法人の会計に関する事項 国が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えているものの会計に関する事項 行政監視に関する事項 以上の各事項につきまして、関係各方面からの説明聴取、小委員会の設置及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。 つきましては、衆議院規則……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 平成二十八年度決算外二件及び平成二十九年度決算外二件を議題といたします。 これより総括質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 各件審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官大西証史君、内閣官房内閣参事官矢作友良君、内閣官房内閣審議官中村博治君、内閣官房内閣審議官源新英明君、内閣官房内閣審議官原宏彰君、内閣府大臣官房長井野靖久君、内閣府大臣官房審議官田中愛智朗君、内閣府大臣官房審議官黒田岳士君、内閣府大臣官房審議官林伴子君、内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官長谷川秀司君、内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官丸山雅章君、警察庁……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 平成二十九年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成二十九年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)の両件を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両件審査のため、本日、政府参考人として内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室内閣審議官二宮清治君、内閣官房内閣審議官山内智生君、内閣官房内閣人事局人事政策統括官植田浩君、内閣官房内閣人事局人事政策統括官長屋聡君、内閣法制局第一部長岩尾信行君、内閣府大臣官房長井野靖久君、内閣府地方創生推進事務局次長森山……
○海江田委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり 平成二十八年度決算外二件 平成二十九年度決算外二件 平成三十年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外一件の承諾を求めるの件 第百九十六回国会、篠原豪君外十三名提出、会計検査院法及び予算執行職員等の責任に関する法律の一部を改正する法律案 歳入歳出の実況に関する件外五件 以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○海江田委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり 平成二十八年度決算外二件 平成二十九年度決算外二件 平成三十年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外一件の承諾を求めるの件 第百九十六回国会、篠原豪君外十三名提出、会計検査院法及び予算執行職員等の責任に関する法律の一部を改正する法律案 歳入歳出の実況に関する件外五件 以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○海江田委員 共同会派の海江田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 消費税が増税になりまして一月と少したちましたが、まず最初に麻生大臣にお尋ねをしたいと思います。 この一カ月半、消費税増税になって、私は消費税の中身にも実は問題があると思うんですが、やはりタイミングですね、このタイミングで本当によかったんだろうかということ。今、一月ですから、まだこの一月だけで判断するのは、いろいろな考え方がありますが、もう少し長い目で見て、半年とか一年で見たとき、一体このタイミングはどういうタイミングであったのかということ。 特に、麻生大臣は、G20などで世界の国々の経済あるいは財政、金融の責……
○海江田委員 共同会派の海江田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 私に与えられました時間は五十分でございますが、黒田総裁、五十分というと長いようでありますが、結構短い時間でございますので、どうぞ御答弁は、いつもながらの簡にして要を得た御答弁をお願いしたいと思います。 先ほど来議論も出ておりますが、ポリシーミックスでございますね、最初にこれを取り上げたいと思います。 十一月の六日でしたか、名古屋に行かれて、東海地方の経済界、金融界のトップの方々と懇談をした後の記者会見で、総裁はポリシーミックスについて発言をされています。この発言についていろいろな反応がありますけれども、発言し……
○海江田委員 麻生大臣、きょうは早朝からお疲れさまでございます。いましばらくおつき合いをいただきたいと思います。 今、麻生大臣のお読みになりました特例法の提案理由の説明、耳をそばだてて聞いておりましたが、その中で、当該補正予算等において国債の発行を抑制するとの観点から、決算上の剰余金の処理について特例を定める必要があると書いてございます。 私ども、事前の勉強会で、当該補正予算等という、「等」は何ですかというお尋ねをしましたら、財務当局は、これは来年度の本予算、当初予算もこの中に入っているんですよと。ですから、今年度の補正予算とそれから来年度の当初予算の国債の発行額を抑えたいんですよというこ……
○海江田委員 おはようございます。立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムの海江田でございます。 まず、先ほど麻生大臣からも哀悼の意が表されたところでございますが、私からも、新型コロナウイルスで亡くなられた方が出たということでございますので、改めて哀悼の意を表したいと思います。 さて、麻生大臣、予算委員会では大分無聊をかこっているようでありますが、この当委員会は歳入委員会でございますので、どうぞ、思う存分、そのかわり中身のある御答弁をお願いしたいと思います。 私からは、主にきょうは歳入面での新しい年度の予算についての問題、それからあと、やはり、今し方もお話が出ましたけれども、消費税の増税の……
○海江田委員 おはようございます。立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムの海江田万里です。 まず、麻生大臣、これはリヤドから、先ほどお聞きしたら一泊四日ということでございますが、大変お疲れさまでございました。お疲れのところ恐縮でございますが、当委員会できょうはおつき合いを願いたいと思います。 さて、私、四日前に質問の要旨を出しましたけれども、間に三日入ったということもこれあり、若干、要旨で通告しましたことと違えるところがございます。それは御容赦をいただきたいと思います。 まず、きょうの東京株式市場、いっとき千円ぐらい値下がりした。今少し戻しているようでありますが。昨日のニューヨーク市場は……
○海江田委員 立憲民主・国民・社保、そして無所属フォーラムの海江田万里です。 時間が十五分と限られておりますが、やはり、きのうからきょうにかけて、新型コロナウイルスの問題、新たな局面を迎えておりますので、最初にそれだけ一つ質問をさせていただきたいと思います。 先ほどの予算委員会で、これは麻生大臣もお出になっていて、私ども野党から出されました組み替えの動議、これが否決をされたところであります。これは国会が決めたことでありますから、そのとおりだろうと思いますが、そうなりますと、やはりこの緊急の新型コロナウイルスの対策について、特に、きのうの夕刻には全国の小中高校の春休みまでの休業、休校というこ……
○海江田委員 共同会派の海江田万里です。 時間も限られておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、麻生財務大臣に対してでありますが、あの森友問題での赤木職員、まあ麻生大臣の部下であったわけでありますが、その方が自死をされて、そして、丸二年たって、つい先日、手記が明らかになりました。それから遺書も明らかになりました。 その中で、いろいろ問題はありますが、特に赤木さんの奥様が、やはり大臣に一度お墓に手を合わせてほしいということを今でもおっしゃっています。そして、麻生大臣も、お墓に手を合わせるということは最初から希望をしていたんだということで、ところが、そごがありまして、先方は……
○海江田委員 共同会派の海江田万里です。よろしくお願い申し上げます。 きょうは、この財金の委員会では、与党のお二方が質問をされまして、私はちょっと、もうかなり高齢ですから余り密集したところより、部屋でしっかりとテレビを見ておりましたけれども、やはり思いは同じなんだな、本当にお二方とも政府に対していい意見を、お話をしておりました。 皆様方は、本当に党の中での発言が政府にすぐ伝わりますが、私たちは野党ですから、どうしてもやはり国会の場ということになりますが、国会の委員会の場を通じて、よりよい経済対策、特に、やはりこのコロナの問題では、本当に与党、野党、全くなしですから、ぜひこの委員会での議論を……
○海江田委員 共同会派の海江田万里です。 まず、今回の新型コロナウイルス感染症によって亡くなられた方々の御冥福、それから、今病床におられる方、この方々へのお見舞い、そして、医療関係者、大変頑張っておられます、心から敬意そして感謝を申し述べるものであります。 それから、麻生大臣も、きょう朝からお疲れさまでございました。 さて、私がこの財務金融委員会で新型コロナ感染症に対する対策、特に経済問題、税制を中心とした経済問題について質疑をしますのは、前回が四月の十日でございました。これは、言うまでもありませんが、四月七日の緊急経済対策、これを受けての質疑でございました。それから、今回がきょう四月二……
○海江田委員 立憲・国民・社保・無所属フォーラムの共同会派の海江田万里です。おはようございます。 今、末松さんから持続化給付金について、大体同じようなことを聞こうと思っておりましたけれども、お尋ねがありましたので、私は重ねてお聞きいたしませんが、ただ、今本当に一番私どもに寄せられますいろいろな声の中でやはり数が多いのはこの持続化給付金の問題であります。 もう言うまでもありませんが、事業主の方々、本当に、この間ずっと自粛をやってきて、営業をとめてきて、しかも、出るお金というのは、もちろんいろいろな手当ては講じましたけれども、それでもやはり出ていくお金はあるということで、一番苦しい立場にある人……
○海江田委員 立国社の海江田万里でございます。 質問に先立ちまして、委員長に一言私から申し上げます。 委員長を責めるとかそういう話じゃありませんけれども、今回の法律、これは金融商品販売法の一部を改正する法律案ということになっておりますが、この中身、子細にごらんいただければおわかりになると思いますけれども、まず、従来の金融商品販売法の目的から変わってまいります。それから、もちろん中身が変わるわけですから、法律の名前も、金融商品販売法という法律はなくなって、新たに、金融サービスの提供に関する法律ということになるわけですから、いわば新しい法律だと考えればいいわけでありますね。 そして、これは言……
○海江田委員 立憲民主党、それからその他会派の海江田万里です。 今国会初めての質問になります。麻生大臣を始め、皆様、よろしくお願い申し上げます。 きょうの委員会は、昨日、麻生財務大臣兼ねて金融大臣が行いました発言に対する質疑だということでございます。ちょっと通告してございます順番を変えますが、中身は変わりませんので、お許しをいただきたいと思います。 先ほどの公明党の太田委員の質問に対しても、麻生金融担当大臣は、地域金融機関の再編、これについて前向きな御発言がありました。それから、昨日のこの発言の中でも、地域金融機関を始めとする金融機関が、事業者支援を通じて地域経済に貢献し、みずからも持続……
○海江田委員 立憲民主党、社会民主党それから無所属の会の海江田万里でございます。 まず、先ほど麻生大臣から報告のありました破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告でありますが、麻生大臣からの報告にもありましたように、資金援助のうち救済金融機関等に対する金銭の贈与は今回の報告対象期間中にはない、それから、預金保険機構による破綻金融機関等からの資産の買取りは今回の報告対象期間中にはないということでありますから、これは、言ってみると、金融システムが比較的安定をしているということの証左ではないだろうかと思います。 もちろん、これからまだ何があるかわかりませんが、まずはこういう報告が……
○海江田委員 立憲民主党・無所属の海江田万里です。どうぞよろしくお願い申し上げます。 質問の要旨を出してございますが、ちょっと順番を入れ替えまして、最初に、令和二年度の所得税等の確定申告、この問題についてお尋ねをしたいと思います。 と申しますのは、これを私、今日、是非聞こうと思っていたわけでありますが、昨日、同じく衆議院の予算委員会で、公明党の遠山委員が、これはやはり去年も一月ほど延長したわけですから、今の状況から見て、三月十五日というのはちょっともう無理があるんじゃないのという質問をしましたところ、麻生大臣は、やはり三密もあるし、これは延期せざるを得ないのではないだろうかという趣旨の答弁……
○海江田委員 立憲民主党・無所属の海江田万里です。 ちょっと今、喉が渇いているので水を先に飲ませてください。ちょっと待ってください、私の持ち時間でいいですから。私は重度の花粉症で、花粉症の薬を飲んでおりますと喉が非常に渇きますので。お許しをいただきたいと思います。 さて、今、野田委員から、野田元総理から、るる、平成二十四年当初の、私どもが特例公債法を四年分まとめてやらなければいけない理由について、そのときの経緯についてお話があったと思います。 これは、その当時の事情を知らないこの財務金融委員の方々も多いわけでございますが、当時、私はちょうど越智委員長のところに座っておりまして、三党で議員……
○海江田委員 立憲民主・無所属の海江田万里です。 麻生大臣におかれましては、朝早くから大変お疲れさまだと思います。いましばらく、食事までにおつき合いをいただきたいと思います。 さて、今日、私は、主に今の日本の社会の格差の問題と、その中で税制が果たす役割についてお話をさせていただきたいと思います。 これはまず麻生大臣にお尋ねをしたいんですが、麻生大臣は、今の日本の格差の状況、所得格差あるいは資産格差と言われますけれども、これをどのように考えておられるのか。あるいは、世界との中で、日本の所得格差あるいは資産格差の占める位置というんですか、状況、こういうものがどうあるか。 これは質問通告して……
○海江田委員 立憲民主党、そして無所属の海江田万里です。 菅総理とは、国会でこうやって質疑をするのは初めてでございます。時間は十分と限られておりますので、手短にお答えをお願いしたいと思います。 今日、私は、まず、格差の問題、日本社会の特に所得格差の問題と、それから税制の問題についてお話をしたいと思います。 せんだって、先週、二月の二十六日に、麻生財務大臣に対してはこの問題で議論をさせていただきました。麻生財務大臣とのやり取りの中で、やはり日本の所得の格差について、先進国の中では日本はまだまだそれほど格差がない方ではないだろうかという見解をいただいたわけでございますが、ただ、麻生財務大臣と……
○海江田委員 おはようございます。立憲民主党、そして無所属の海江田万里でございます。 今日は黒田総裁に、お忙しいところ、とりわけ十八、十九日が、先ほどお話のありました政策点検の、恐らく十九日に公表することになろうかと思います。その直前の国会ということでございますが、十八、十九に、特に十九日に公表するんだから余り国会では物を言えないなというような考えは、僕は、黒田総裁はお持ちじゃないと思いますけれども、うなずいておられるので。 もうこれは言うまでもありませんけれども、サプライズというのは、攻めてどんどんいくときはサプライズというのは大変効果がありますが、どちらかというと撤収といいますか、なか……
○海江田委員 おはようございます。立憲民主・無所属の海江田万里です。 今日は、麻生大臣、黒田日銀総裁を始め皆様方、早朝から当委員会で質疑、お疲れさまでございます。 質問通告してございますが、ちょっと順番を入れ替えることをお許しいただきたいと思います。 まず、麻生財務大臣に対してでありますが、四月の七日、夕方、夜にわたりましたけれども、G20の会合をリモートで行われたということでございます。会合後の会見、私も読ませていただきましたけれども、今年半ばまでの合意のコミットメントを示せたことは大きな成果である、そういう評価をされています。 それでは、日本は、今年半ば、これは七月だろうと思います……
○海江田委員 立憲民主党・無所属の海江田万里でございます。 今日は法案審査でございますので、主に政府参考人にお尋ねをすることが多くなろうかと思います。麻生大臣、ずっと詰めていただいておりますが、答弁の機会は少ないかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。 まず最初に、今審査しております法律案、新型コロナウイルス感染症等の影響による社会経済情勢の変化に対応して金融の機能の強化及び安定の確保を図るための銀行法等の一部を改正する法律案ということでございまして、ここに新型コロナウイルス感染症等の影響ということが書いてございますが、ただ、この法案の中身というのは、特段、新型コロナウイルス感染症……
○海江田副議長 一言御挨拶を申し上げます。 この度、皆様方の御推挙によりまして、副議長の要職に就くことになりました。誠に光栄に存じます。 細田議長を補佐し、一体となって国会運営の責任を担うことになりました。その課せられた責任の重大さを痛感いたしております。 今後、議事運営に経験豊かな委員長を始め委員の皆様方の御協力を得まして、誠心誠意その職務の遂行に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 簡単ではございますが、御挨拶といたします。(拍手)
○海江田分科員 寺澤長官に御質問いたしますけれども、寺澤長官は最近民間シンクタンクのエコノミストと面談をしまして意見聴取をしておるというようなことが新聞などにも出ておりましたけれども、私は大変いいことだと思います。最近お目にかかった民間のエコノミストの方たちが今の景気、景況について一体どういう考え方を持っておられるか、お話しいただきたいと思います。
【次の発言】 長官、これからもそういった集まり、続けていくおつもりでしょうか。
【次の発言】 長官自身も民間の御出身であるということで、ぜひそうした姿勢を続けていただきたいとお願いするわけでございます。
きょう、経済企画庁から月例経済報告が出まし……
○海江田委員 きょうは連合審査会でございまして、橋本通産大臣それから井出厚生大臣、農水大臣はお見えになっておりませんが、環境庁、農水省それぞれお見えになっておりますので、最初に一言お話をしておきたいのは、今回の法案作成に至る過程で、通産省と厚生省、それと例えば農水省との間で意見の対立があって、そしてその意見の対立というのも、新聞報道なんかによりますと、いわゆる省益、縄張りの争いがあって、それで場合によっては今国会での法案の成立ができなくなってしまうんじゃないだろうか、そういうような報道が行われていたということがあるわけでございます。 これは、この新しい法案の成立、そしてそれが実際に施行されて……
○海江田分科員 私は、公正取引委員会に、現在いろいろ検討されております著作物の再販制度、この見直しの状況がどういうふうになっているのかということをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
今の御説明で、著作物の範囲をまず限定しておるということですけれども、私が考えますところ、著作物というその定義づけ、独禁法二十四条の二の第四項で言う「著作物」の中身が一体どういうことに当たるのかというと、実はもう片一方で著作権法がありますから、その著作権法を当てはめしておったというのがこれまでの考え方ですね。
ところが、著作権法で言うところの「著作物」と、それから独禁法で言うとこ……
○海江田分科員 武村大蔵大臣、昨日、札幌で御講演をされて、そこで国民の支えというのは増税と同じ意味であり、税負担していただく以外に道はないというような発言をなされたということなのですが、私、予算委員会でこれまでずっと大蔵大臣の発言を聞いておりまして、もちろん増税の可能性を否定したことは一度もなくて、税も含めてあらゆる手段を講じていきたいという御発言があったように記憶をしておるのですが、きのうの発言というのは、増税も含めてあらゆる可能性をというところから一歩踏み出しておるのではないだろうか、増税の可能性について、というふうに受け取られるのですが、いかがでしょうか。
○海江田委員 民主党の海江田万里でございます。 先生方には、お忙しい中お越しいただきまして、それから先ほど来貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 私は、時間も十五分と限られておりますので、短い質問、あるいは短いお答えをお願いしなければならないかもしれませんが、御容赦をいただきたいと思います。 まず、芦田公述人、今の高木委員のお話にも出ましたけれども、先日は本当に寒空の中を御苦労さまでございました。皆様方の決意というのは十分伝わってまいりましたが、私ども民主党は、二兆円の減税に反対をしておるものではございませんで、もちろんこの二兆円の減税はぜひやりたいという考え方……
○海江田主査代理 これにて阪上善秀君の質疑は終了いたしました。 次に、中桐伸五君。
○海江田分科員 民主党の海江田でございます。 自治大臣には、長時間にわたりまして分科会への御出席、御苦労さまでございます。いましばらくおつき合いを願いたいと思います。 私も、今の今田委員の質問に引き続きまして、交通安全の問題につきまして幾つかお尋ねをしたいと思います。 昨今、大変な不景気でございまして、実はタクシーの空車、そしてタクシーの客待ちというのが大変多いわけでございますが、これが主要ターミナルあるいは主要繁華街等で大変長蛇の列。しかも、一重だけではありませんで、二重三重、とぐろを巻いておるような状況が続いておるわけでございますが、このタクシーの長時間にわたる客待ちにつきまして、警……
○海江田分科員 きょうは、大臣に、SARSの問題と、それから新宿の戸山にございます国立国際医療センター、この問題について、限られた時間ですが質問をさせていただきたいと思います。 一つはSARSの問題ですが、きょうの新聞あるいはテレビのニュースなどでも、台湾の医師の方がいよいよ発症したと申しますか、日本で観光旅行をしていたわけですが、今日本じゅうといいますか、特に京都や大阪や兵庫県あたりが大変このSARSの問題で大騒ぎになっております。 私は、このSARSの問題でここ数日、外国を旅行して日本へ帰ってまいりました日本人の方からお話を聞いたんですが、日本の防疫体制と申しますか、とりわけ空港におけ……
○海江田主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。
本分科会は、文部科学省所管について審査を行うことになっております。
平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算及び平成二十二年度政府関係機関予算中文部科学省所管について審査を進めます。
政府から説明を聴取いたします。川端文部科学大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま文部科学大臣から申し出がありましたとおり、文部科学省所管関係予算の概要につきましては、その詳細は説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異……
○海江田主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算及び平成二十二年度政府関係機関予算中文部科学省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。池坊保子君。
【次の発言】 これにて池坊保子君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして本分科会の審査はすべて終了いたしました。
これにて散会いたします。
午前九時三十一分散会
○海江田主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。
平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算及び平成二十二年度政府関係機関予算中文部科学省所管について、前回に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福井照君。
【次の発言】 これにて福井照君の質疑は終了いたしました。
次に、馳浩君。
【次の発言】 それでは、馳浩君に着席を許可しますので、挙手はしてください。
【次の発言】 これにて馳浩君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして本分科会の審査はすべて終了いたしました。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
分科員各位の御協……
○海江田国務大臣 委員御指摘のとおり、法案が成立をいたしまして、そして改正法案の施行後は、これまでのようにガイドラインに頼るのではなく、法律に基づいて許可が必要になります。
【次の発言】 ちょっとはしょりまして、前段で当然述べなきゃいけないことでありましたけれども、科学的調査につきましては、国連海洋法条約によるガイドラインや日中間の相互事前通報制度に基づき、外交ルートで内容の確認を行うこととされております。
【次の発言】 そのとおりでございます。改正後はしっかりと本法に基づく許可が必要になります。
【次の発言】 まず、これは調査と、探査なのかということを分けるわけでございますけれども、例えば、……
○海江田国務大臣 お答えを申し上げます。 これは当然のことながら仮払いの対象になります。仮払いの対象になるということは、とりもなおさず損害賠償の責任の範囲の中に入るということでございます。 それから、先生は、党の原子力事故対策の重責を担っておられて、私のところにも陳情に見えましたが、今、政府がこれまで、これはいわき市だけではございませんが、いわき市に対しても幾つかの支援措置を講じております。例えば医療費の窓口負担をなくすでありますとか、介護保険の自己負担の分をなくすでありますとか、こういう支援も、今回、二十キロから三十キロのところで、一部、屋内退避も解除になったということでございますが、こ……
○海江田国務大臣 田島委員にお答えを申し上げます。 まず、総発電電力量に占める再生可能エネルギーの比率でございますが、これは二〇〇九年を基準にしておりますが、現在八・五%。これが、この法律案を成立させていただきました上でのことでございますが、二〇二〇年までに一二・五%にすることを見込んでおります。 四%伸びるわけでございますが、今お尋ねのその内訳でございます。太陽光発電が約二・五%、風力発電が約〇・七%、風力は地上と海上を分けてございませんので御理解をいただきたいと思います。それから中小の水力発電が約〇・二%、地熱発電が約〇・三%、バイオマス発電が約〇・三%となる見込みでございます。 そ……
○海江田国務大臣 北神委員にお答えをいたします。 確かに、委員御指摘のとおり、立地補助金は平成二十一年度の第二次補正、それから平成二十二年の予備費を使って行いました。効果は、先ほど委員からお話があったとおりでございます。 私どもも、先日、七月の二十九日に取りまとめました復興基本方針、この中に、企業の立地環境を改善するため、サプライチェーンの中核分野や我が国の将来の雇用を支える高付加価値の成長分野における生産拠点等に対し、国内立地補助を措置すると書いてございますから、当然、これからの予算の中で、この方針をしっかりと具現化してまいりたいと思っております。
○海江田国務大臣 おはようございます。 平成二十三年度の経済産業省関係予算について御説明申し上げます。 我が国の足元の経済情勢は、生産や輸出の持ち直しを背景に、足踏み状態を脱しつつあります。その一方で、海外景気の下振れ懸念や昨今の中東情勢の不安定さに起因する、為替や原油を初めとした商品市場の動向など、景気が下押しされるリスクが存在しております。こうしたリスクに対応しつつ、我が国経済を持続的な成長軌道に乗せるため、経済産業省としては、昨年末に策定された新成長戦略実現に向けた三段構えの経済対策を着実に実施しております。平成二十三年度当初予算案は、そのステップスリーとして、新成長戦略を本格的に実……
○海江田分科員 立憲民主党の海江田万里でございます。 時間も限られておりますので、御答弁は手短にお願いをしたいと思います。 私は、羽田空港の飛行経路が変わるということについてお尋ねをしたいと思いますが、これまで羽田空港、世界の空港はいろいろあります、海あるいは川等、水面に近接した飛行場とそれから内陸部の飛行場がありますが、水辺に近接をしました飛行場というのは、海から入って、水から入って水から出るというのがもうこれは大原則といいますか、常識でありますね、内陸部はそうはいきませんけれども。 これは、言うまでもありませんが、どうしてそうなっているかというと、飛行機の事故が起きたときの災害ですね……
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