このページでは太田昭宏衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。太田昭宏衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏でございます。よろしくお願いします。 時間も限られておりますので、率直に申し上げたいと思います。 今回の政治改革は、本格的な選挙制度改革ということでは戦後初めてのことでございますし、また、ロッキードがあり、リクルートがあり、共和があり、金丸脱税事件がある、そしてさらに、またしてもゼネコンの汚職があるということで、国民は大変な不信感に陥っているわけでございます。 その中での細川内閣の、高い支持率をいただいているわけでありますけれども、この新政権ならば必ず政治改革をなし遂げてくれるであろう、こういう国民の期待のあらわれであろうというふうに考えておりますが、改……
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏でございます。 きょうは、お忙しい中、貴重な御意見をちょうだいしまして、ありがとうございます。 早速ですが、今回の選挙または政治改革の法案等につきましては、民意の集約ということで小選挙区制の部分、そして民意の反映、鏡のように映していくという比例制の部分、これをバランスをよくしながら一つの制度にしていくという基本的な考え方を私たちの与党案として持っているわけです。 自民党の案は比例代表の部分にも非常に民意の集約的な側面があって、私は、三百、百七十一の比率での結果というものは民意の集約を鋭くし過ぎている、ひずみが出るという危険性があると思うのです。参議院と両……
○太田委員 図書館運営小委員会において協議決定いたしました案件について御報告いたします。 第一に、国立国会図書館法の一部改正の件でありますが、これは、上野公園に置かれている支部上野図書館に関する規定の整備を行うものであります。 第二に、国立国会図書館組織規程の一部改正の件でありますが、これは、ただいま御説明いたしました支部上野図書館に係る規定の整備に伴い、その組織等につきましても所要の改正を行うものであります。 よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。
○太田(昭)委員 私は、日本社会党・護憲民主連合、新生党・改革連合、さきがけ日本新党、民社党・新党クラブの御了解を得て、公明党を代表して、ただいま委員長提案として議題になりました公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を含む政治改革関連四法案につきまして、発言並びに総理に若干の質問をいたします。 長年の懸案であった政治改革がさきの臨時国会で成立し、去る一月二十八日の細川総理と河野自民党総裁との合意、いわゆる総総合意を踏まえて連立与党と自民党との間で協議を行い、ここに合意の結果として委員長提案という形でようやく結実をいたしました。総理、総裁を初め与野党の関係者の皆様、特にその衝に当……
○太田(昭)委員 ただいま議題となりました被災市街地復興特別措置法案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけを代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付してありますが、その内容につきましては、既に質疑の過程において委員各位におかれましては十分御承知のところでありますので、この際、案文の朗読をもって趣旨の説明にかえることといたします。 被災市街地復興特別措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、今般の阪神・淡路大震災により、地域住民に未曾有の被害が生じたことを厳粛に受けとめ、被災者の早急な生活再建と阪神地……
○太田(昭)委員 太田です。きょうはありがとうございました。 伊藤先生に先ほどに関連してお伺いをしたいのですが、神戸は、去年どこかの新聞社か何かの調査によれば、日本で一番住みやすいところはどこかという調査がありまして、一番は神戸であったと。また、神戸株式会社というふうに言われたりするのですが、昨年ぐらいまではこれはポジティブな意味でかなり使われていたような嫌いがあると思います。 先ほど先生が、古い建物を徹底的にやり直すといいますかそういうこと、あるいは違法建築をなくす、水への配慮、こういう話をされましたが、日本のこれからもう少し大きなレベルから見ますと、あそこは非常に山があって、細いところ……
○太田(昭)委員 私は、蒲原沢の土石流災害について基本的には質問したいと思いますが、予算委員会等を通じましても、建設あるいは国土庁関係については、公共投資の問題であるとか、あるいは住都公団等々の問題であるとか、阪神・淡路の地震の問題であるとか、いろんな問題が出されてきましたが、大臣もいらっしゃるということで、まず最初に、予算委員会等でも明確になっていない幾つかについて端的にお聞きし、また端的にお答えをいただきたい、このように思っております。 先刻から話がありましたが、まず公共事業における工事単価の問題です。 大臣所信の中でも「公共工事のコスト縮減」と、このようにうたっていますが、単価が高い……
○太田(昭)委員 私は、昔、建設省の工事事務所でダムの建設工事に加わったことがあります。熊本県の緑川上流の緑川ダム、それから天竜川上流の砂防工事や、あるいは小渋ダムというのがちょうど建設中だったのですけれども、そういうことで、流量計算をしたりいろいろなことをしたことがあります。 当時からダムの建設ということについては、治水、利水、電力、農業、工業、さまざまな生活の面から大事であったということは、これは当然のことだと思いますが、今明確に一つの転換点に来ているということもまた事実であろうというふうに思います。 川が非常に荒れ果てている。この間石井委員の、大井川の写真も提示されていたわけですが、……
○太田(昭)委員 新進党の太田昭宏です。よろしくお願いします。 行革、財政再建の論議の中で、税の大盤振る舞いであるとかあるいはむだとか、公共投資について批判が多いと思います。もちろん私は、必要なものは必要と、亀井大臣がよく言われますけれども、何も悪玉というようなことでは考えておりません。ただそこで、めり張りをつけるといいますか、そういうことが非常に大事なことだというふうに思っております。問題点が確かにいろいろあって、整理をしなくてはいけないと私は思います。 例えば、財政再建といいながら、本年度予算を見ましても九兆七千億円もの予算がついて、たびたび指摘されることなのですが、補正でこれを加えま……
○太田(昭)委員 おはようございます。新進党の太田昭宏です。 政府は、景気は堅調である、ファンダメンタルズは悪くないと繰り返しこの委員会でもずっと大蔵大臣初めとして皆さんおっしゃってきたんですが、三月期、特に景気の失速はもとよりのこと、特に金融機関の不良債権問題あるいは含み益に相当依存する企業の三月決算、手形の決済、極めて懸念されていることはよく認識されていることだと思います。 いよいよ予算委員会も最後の段階に入ってきているんですが、かなり国民の間にはこの予算に対しての不満というものがあるし、私も大変、特に歳出削減に踏み込んでいないということについては、変えていかなくてはいけないのではない……
○太田(昭)委員 太田昭宏です。 国土庁長官に、新しい全総計画、お聞きしたいと思いますが、公共事業の七%削減、あるいは公共事業悪玉論というようなものがとかく言われ、削るべきものは削らなくてはいけない、しかしやるべきものはやらなくてはいけない、その観点から、国家のグランドデザインというのは非常に大事だという認識をしておりますが、三月ごろにはもう閣議決定という予定であったはずの新しい全総計画が、現在おくれている。この間、審議経過報告というのが十月末に出されたわけですが、これからのスケジュール、目算、それについて、簡単で結構です、お答えいただきたいと思います。
○太田(昭)委員 おはようございます。新進党の太田昭宏です。 今回の財政構造改革の中で、公共事業が七%削減をされる、これがまあ一つの大きな柱になっております。この公共事業につきましては、さまざまな批判もあり、風当たりが非常に強いわけです。公共事業は本来の社会資本整備の原点に戻れという声も非常に強いわけですし、景気対策とかあるいは雇用維持の手段としての公共事業はもうやめなくてはいけない、あるいは基本計画の六百三十兆円あるいは十六本の五カ年計画への批判、税のむだ遣い、あるいはまた公共工事のコストが高い、さまざまな意味で極めて風当たりが強い状況にございます。 私は、間違いなく今公共事業のあり方と……
○太田(昭)委員 先ほども西川委員からありましたけれども、株価の大暴落が起きていまして、きのうの終わり値が一万七千三十八円、本日の終わり値が一万六千三百十二円、実に七百二十五円下げということで、本年の最安値を記録をしておりますし、四%下げということです。あわせて、香港もきょうは一六%も下げ、台湾も六%を下げている。欧州も、これは下げるということになろうと思います。 先ほど西川委員の質問の中で、三塚大蔵大臣、世界同時株安ということで世界的な状況ではありますが、御答弁は、アジア経済の安定という、私はそういうことで答弁をされたんだというふうに思います。しかし、大事なことは、香港はファンダメンタルズ……
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。 きょうは、同僚議員の御配慮をいただいて、質問の機会をいただきました。 私は、かねてから、特に地震につきまして、防災の観点、あるいは耐震の改修、補強、さらに科学技術的というか、国の全体からいいますと、土木構造物とそれから運輸省関連の港湾あるいはダム、そして原子力施設、さまざまなものが耐震基準というものが実は違っている、そしてまた、一番そこの基準となっています入力というのをどういうふうにとらえるかということについても、それぞれが非常にばらばらであるというようなことについても質問を行って、統一ということについて強い要請をして今日まで来ました。 きょう……
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。 平和・改革を代表して、質問をさせていただきます。 まず、冒頭ですが、インドの核実験について若干お聞きをしたいと思います。 サミットを前にして、インドの核実験という衝撃的なニュースが走りました。大変憂うべき事態です。一昨年九月の包括的核実験禁止条約、この採択によって高まった国際的な核軍縮の流れにまさに逆行するものだということで、怒りを感じるわけです。さらに昨日、再び二回目の実験が行われる。これ自体が大変な衝撃であったと思いますが、この今回のインドの実験を強行した理由、背景についてどのような認識をしているのか、まずお聞きをしたいと思います。
○太田(昭)委員 平和・改革の太田昭宏です。 今、石井委員からも質疑がございましたけれども、私は、十四日の質問の中で、やはり今の経済状況、そして今後というものを考えると、日本の経済構造改革というものが必要である。それが財政の改革にもつながりていくんだ。特にその場合に、恒久減税というものが大事である。その恒久減税ということを考えると、一つは、将来への不安というものがあるからこそ恒久減税だ。特別減税では、一時的なもので、将来への不安感を払拭できない。 そして、現在の政府のやっている特別減税というのは、いかにも細切れで、去年、ことし、来年というのにすぎない。まさに、これは積み増した形のものではな……
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。同僚議員の御配慮をいただいて、二十分時間をちょうだいしました。 きょうは、住宅ローン破産と今後の住宅政策ということについて聞きたいのですが、どうしても二言言いたいことがあります。 七%の削減が、現場の建設業界を初めとして大変深刻な状況を与えており、大臣としては、一月六日に指示をされて、一月三十日には建設業の経営改善に関する対策が出されて、さまざまな措置がとられているということは、今井上さんの質問の中でも明ふかだと思います。 しかし、経済誌を見ますと、ゼネコンの危機とかあるいは建設業界の大変な状況というのは、ある意味では、ゼロ国債一・五兆、公共事業……
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏でございます。 貸し渋りの問題について質問をしたいと思いますが、今から考えますと、私は、昨年の十一月この動きが、現在の貸し渋りやあるいは銀行を取り巻く状況、もうすべて昨年の十一月に、ある意味では根源といいますか、問題点が集中したのだというふうに思います。そして今、今までさまざまな論議がされてきましたが、この三十兆円が投入されて、そして現実には貸し渋り問題が新たな局面に突入した、私はこういう認識を持っております。 昨年の十一月、「複合不況」を書かれた京大の名誉教授の宮崎義一先生は、貸し渋りには二つある、こう指摘をされております。一つは、昨年の十一月に発生し……
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。
まず、今も質問に出ましたが、統合されるアジ研の存在がどうなっているか、非常に心配をする声も聞くわけで、アジ研所属の方々からも要望書等が出されたりして今日まで来ていると思います。
そこで、現アジア研究所法における組織の目的が今回の改正案でどのように反映をされたのか、そして、基礎的研究を主な目的とするアジ研の性格と自主的運営が改正案の中でどこまで担保をされるのか、それらについてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私、日本という国の今後を考えますと、私も理科系でありますけれども、研究室にいたこともありまして、非常に薄っぺらな基礎という上には建物が……
○太田(昭)委員 平和・改革の太田昭宏です。 大店法が廃止され、町づくりの観点、地方分権の観点が大きく変わり、そして日本の国土三十七万平方キロ、これを一体どういうふうに使っていくのかという根本的な町づくり、あるいは地方分権、国土の利用計画、そうした理念が果たして政府の間で共有されているのかどうかということについて、省庁間のすき間があるのではないのか、ぽてんヒットということが大変国民の迷惑になるのではないか、そういうことを私は大変心配しています。 まず、この大きな流れに対して、各省庁同じ考えかどうか、通産、建設、そして農水、簡単で結構ですから、イエス、ノーで結構ですから、共有されているかどう……
○太田(昭)委員 新党平和、平和・改革の太田昭宏でございます。 きょうは、大変お忙しいときにわざわざ出席をいただきまして、ありがとうございました。また、先ほどは大変貴重なる御意見をさまざまちょうだいをしまして、大変勉強させていただいて、また審議に生かしたい、このように考えております。 早速ですが、参考人お一人ずつに順番にお聞きして私の時間は恐らく終わるでしょうから、そういうことにしたいと思います。 初めに石原参考人にお伺いをします。 さまざま、本等を読ませていただいたのですが、きょうのお話の中にもありますように、本当に中心市街地の活性化を図るのであれば、何らかの形での郊外部の開発規制な……
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。
きょう、いよいよ最後の詰めの段階に入ったと思いますが、勧告、公表だけで果たして実効性があるかどうかということについて、多くの方が不安に思っています。これは先月末、二十八日、連合審査のときに、ゴールデンウイークもあることだし、しっかり知恵を出してくださいよという宿題を出しましたが、何かいい知恵がわきましたか。まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大臣みずから答弁をいただいて、さまざま考え抜いて答弁をいただいたのだというふうに私は思います。ありがとうございます。
その上に、やはり心得の悪いそういう大店があるということについて、非常に気にしている……
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏でございます。 三月の失業率が三・九%という過去最高の数字が出ました。我が国の企業の雇用者数の推移を事業所の規模別に見ますと、大企業の雇用者数がバブル崩壊以降減少しているのに対しまして、中小・中堅企業による雇用者数は増加している、こういう状況にございます。全体としましては雇用者数が微増しているということについて、中小・中堅企業が大変貢献をしているということが言えるのだと思います。 産業全体ということにかんがみましても、中小・中堅企業というものの存在、これからこれが力強い活力を持って前進するということが、日本の社会にとっては実は一番、最近は金融問題等々にど……
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏でございます。同僚議員の御配慮をいただいて、きょうは都区制度について質問の機会を与えていただきました。 今回の都区制度の改革は、従来の特別区の基本的な性格を根本的に改革するものであり、地方分権の先駆けとして私は高く評価できるものであろうというふうに思います。半世紀にわたる八百万区民の悲願が実現することは大変喜ばしいことでもありますし、区長等に会ったりすると、どの区の区長もおっしゃるのですが、制限自治体とこれまで言われてきました、地方自治体ということで制限という言葉がつくということ自体おかしいんだというようなことをおっしゃるわけなんですが、まさに地方分権とい……
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。よろしくお願いします。 総理、この四カ月、三カ月の間、いろいろな意味で、国民のいらいらといいますか、それが募っていると思います。不という字がこんなに多い年明けはなかったと思います。不況や不満や不正やあるいは不公平、さまざまな不というのがあると思います。政治不信の不というのもありますが、私は政府あるいは政治家の発言というものが何か軽くなっているのではないのかなという気がしてなりません。 例えば、先日もそうですが、外務委員会で午前中にイラク問題の発言を聞く、午後になるとそこでの答弁とは違って、一つの方向性を記者会見等で発言をしたりする。あるいはまた、本……
○太田(昭)委員 今回の法改正の背景には、公正な市場の確保、また島さんから今も話のありましたように、アメリカの業界の不満というようなものも背景にあるということが言えると思います。 そこで、根本的な考え方、思想ということについてまず冒頭お聞きしますが、やはり、公正な市場の確保ということの中で、企業わいろはあしきビジネスだ、自由市場制度の中で製品の販売というのは、価格、サービスあるいは品質、そういうことによって形成されるべきである、企業わいろというのはまさにこの基本原則に反するということが基本思想であろうと思います。この法の全体的な賛否とかそういうことについては、当然のことであろうというふうに思……
○太田(昭)委員 新党平和の太田でございます。 まず、条約批准、国内法整備のおくれについて質問をしたいと思います。 対人地雷は、被害者の半数が死ぬという被害の残虐性、また被害の無差別性、さらに、今も毎日七十人、一年で二万五千人が被害に遭うという被害の永続性からいっても極めて問題点の多いもので、私は禁止は当然であろうというふうに思います。 しかし、まず初めに、私は釈然としない気持ちでこの場に立っているのですが、対人地雷の禁止は、人道上の観点は当然ながら、日本の平和軍縮のメッセージを世界に送る、特に戦後、対人地雷は日本は使用もしていないし輸出もしていないわけですから、そうしたリーダーシップを……
○太田(昭)委員 先ほど大畠章宏さんの方からも、バブル後の、またバブル前からの経済情勢について話があったわけですが、私も特に昨今、世界的な景気ということについて、後からこれは質疑もしたいと思いますけれども、大変危機的な状況にあるという認識をしております。 ただ、この一年間ぐらい、私たちの論議は、どちらかといいますと、昨年四月以来の消費税上げに始まる九兆円の負担増、もう一つは昨年の、ちょうど一年前の十一月、銀行、証券が破綻をする、この二つというものが今日を招いた、そういう分析が多かったと思います。また、その根っこには、財革法を無理やりに成立させて、そして財政再建路線に固執したという政府の失政が……
○太田(昭)委員 小規模企業共済法及び中小企業事業団法について、初めに質問をしたいと思います。 改正の内容といたしましては、共済制度の利率改定や共済貸付制度の拡充が挙げられておりまして、共済制度の利率の改定が四%から二・五%ということ、また、共済貸付制度の拡充ということで、福祉対応貸付あるいは新事業展開等の貸し付けが追加をされ、さらに、共済金の支給方法の多様化ということで、一部を一時金、残りを分割払いで支給可能とすると、さまざまな改正点になっておりますが、根本論議として、小規模企業対策として今後の共済制度をどうしていくかという、制度自体の問題があると思います。 そこで、中小企業事業団の小規……
○太田(昭)委員 太田昭宏です。公明党・改革クラブを代表し、質問をさせていただきます。 総理、今回の二十三・九兆円の緊急経済対策、そして補正予算、これは財政構造改革法の凍結とセットになっております。 しかし、ちょうど一年前、私たちはこの財革法には徹底して反対をし、時はちょうど山一、三洋あるいは拓銀等の破綻という大変なときでしたが、無理やり通したのは政府そのものであります。私たちはそのときに主張しました。景気回復に全面的に展開しろ、あるいはまた、経済再建なくして財政再建はないんだ、景気回復なくして財政再建はないんだということを私たちは主張し、私も、この一年間、そうした財革法の論議にはずっと加……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。 まず、町づくり、都市づくりの国のビジョンについてお伺いをしたいと思います。 昨年行われました町づくり三法、都市計画法、中心市街地活性化法、大店立地法、この審議の際も、日本の町づくりということについて大幅にシフトするということが大事だということを私は痛感し、主張させていただきました。ゾーニング手法で復活したアメリカのピッツバーグとかあるいはボルチモア、あるいはヨーロッパの国々の商店街の活性化等を見ましても、町づくり全般というものに対してのいわゆる哲学というものが私はあったと思います。 ところが、今回の法案を見ますと、これは民間主導という……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。 最初に、私は、新公団、町づくりの哲学についてお話を聞きたいというふうに思ったのですが、ちょっと時間が二十五分ということで限られておりますから、まず聞かなくてはいけないことから聞きます。 今回、非常に特徴的というか、一番心配をしているのは、大勢の方が後ろにもいらっしゃるけれども、住み続けられる新公団なのかというこの一点ですよ。この一点です。そこのところをはっきり、住み続けられるようにいたしますとか、かくかくしかじかでこういたしますということを、どれだけここで全国の国民に向かって表現できるかということが私は一番大事だと思います。 しかも、……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。
きょうは、政策評価の問題と、総合科学技術会議の問題と、それから行政書士の三点、お聞きをしたいというふうに思います。
総務省の政策評価の役割について、まず冒頭、二点確認をしたいと思います。
一点は、他府省の行う政策についての評価。方針を見ますと、評価の対象は、全政府的見地から府省横断的に評価を行う必要がある政策と、複数の省庁にまたがる政策、府省が独自でやる政策の両方ということになるわけですが、これは、間違いないことだと思いますが、間違いないですね。
【次の発言】 私は、各府省のやる政策評価と、総務省が行う政策評価のやり方に微妙な違いがあ……
○太田(昭)委員 きょうは、参考人の先生方、ありがとうございます。 伊藤参考人のお話を聞きまして、私は実は本を読ませていただきました。大変感動して読ませていただいたんですが、家庭が非常に大事、特に幼児の家庭が大事である、大切なのは毎日のやりとりの積み重ね、どんなに小さなことでもいいからパイプを通しておけ、あるいはまた、温かい家庭環境というのが人間が人間として豊かに育っていくために必要なものである。しかし、また伊藤参考人は本の中でも言っていますが、親の過剰干渉といいますか、そこが非常に問題ではないかということも指摘している。 しかし、最近は、親は確かに愛情を持っている、愛情は持っているんでし……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏と申します。 乙武参考人にお聞きしたいと思います。 私はあの本を読みまして、非常にポジティブで、池坊さんがおっしゃいましたけれども、前向きであるという姿勢を非常に感じたのです。最後の方だったと思いますが、子供たちがさわってきたり、平気でいろいろなことを言うという場面が一カ所だけ出てきました。こういうときにはつらいことが随分あったんじゃないかなという感じを私はしたのです。 宮台参考人の話の中にもあるんですが、大きな時代の変化、豊かな時代の中で、さまざまな意味で人が、子供たちも含めて壊れ始めてきて、大きな、自律的な、あるいは試行錯誤をするという力……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。 冒頭にやらせていただくことにつきまして、委員長、また諸理事の皆様方に大変御迷惑をかけましたが、ありがとうございます。 青少年問題審議会の答申は、率直に言いまして、大変努力された結果が私はあらわれているのではないかというふうに思います。そしてまた、青少年は地域社会からはぐくむという視点から、社会全体の意識改革の必要性、また、新たな地域コミュニティーを基盤とした多様な活動、取り組みの促進、さらにはまた、青少年育成の総合的な推進体制づくり、こういうことについて提言をされております。私は、この努力された提言をどう具体化、実施するか、これこそが大……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。 一月の予算委員会以来さまざまな論議を聞かせていただきました。まず私が最も気になっておりますのは、周辺事態といい基本計画といい、中身がもう一つよくわからない。わからないというよりも、私にとりましてはさわれないと言った方が、また説明がない、したがってイメージがわかない、こういうことが、どうも堂々めぐりのように議論が見えるということではないかというふうに思っております。 それはそれで非常に大事なことなんですが、ある新聞の社説では、周辺事態とは周辺事態だというような論議が多いとか、そう言われてみれば、平和と安全に重大な影響というのは一体何かとい……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。よろしくお願いします。 もう既に何回か出ておりますが、十一年度予算、はっきりしたプラス成長にする、〇・五%成長だということを明言され、臨時国会におきましてははっきりという言葉を二回使われ、十八日には正式に閣議決定をされたというこの〇・五%成長でありますけれども、内閣として、三十一兆の国債を発行しなくてはならないという予算組みの中で、私は、これは背水の陣でやらなくてはいけないことであろうというふうに思います。 総理は、この予算委員会が始まってからも、お約束事でございますからというような表現をされたりしておりますが、〇・五%、内閣の責任者とし……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。 景気の回復、経済の再生ということが我が国の最大のテーマであって、またこの予算委員会の第一のテーマであったというふうに思います。私は、この委員会でも、特に民需をどう押し上げるかということが大事だ、ここが景気回復への一番の急所であると。そこで、GDPの六〇%を占める消費というものをどう上げるか、一五%、一六%と言われる設備投資をどう上げていくか、五%と言われる住宅をどう底上げしていくのか、そしてまた、あらゆる点で善悪さまざま言われるのですが、公共事業というものの、八%と言われるのですが、ここの効率的な、そうした役割というものが十全の役割を果た……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。 初めに、経済の活性化、そして不安の解消、結局、今一番国民が望んでいるのはこの二点、しかも、経済の活性化ということと国民の不安、その不安が相当根深いものがあろうというふうに私は思います。 雇用とか福祉というような問題だけでなく、社会が非常に変わってきた。そこで銀行が倒れたりあるいは大企業が倒れたりする。そうしたことに対して、就職ということを考えてみても、何を信じていったらいいのかわからないという、不安の底にはかなり根深い、私は、不信みたいなものが社会変化の構造の中に出ている。そこを見て、この活性化ということと、そして、不安解消ということに……
○太田(昭)委員 大臣は参議院の方に行かなくてはいけないと思うので、時間になったら、どうぞ参議院に行ってください。 端的に聞きます。二つ聞きたいのです。一つは大学改革が急務だということ、一つは生涯学習の重要性、私はこの二点を聞きたいと思います。 日本は最近、技術力の低下ということが盛んに言われて、科学技術立国というところの反転攻勢をかけなくてはいかぬと私は常々思っております。ジェー・シー・オーの臨界事故とか、あるいはHIIロケットの失敗であるとかトンネルの崩落であるとか、考えられない医療ミスであるとか、さまざまなものがあります。 スイスの著名な研究機関であるIMDの調査によりますと、九〇……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。 ただいま委員長からも話のありましたとおり、出席要請をしたわけでありますけれども、民主党、共産党、社民党がこのように出席をされていない、非常に残念だというふうに思っております。 政党は言論で闘うことが鉄則である。また、私たちは野党の時代もありましたから、野党というのは特に論議をしなさいと先輩からも教えられてきて、私たちは、論議を尽くす、そしてどれだけ実のある論議をするかということが野党として大事なことだということを教えられ、今日までその気持ちで来ました。 また、それが国民に託された国会議員としての責務であり、特に今回の国会は、経済いまだ……
○太田(昭)委員 第六分科会における審査の経過について御報告申し上げます。 質疑応答の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項の主なものについて申し上げます。 まず、経済企画庁関係では、アラビア石油問題と原油価格高騰の懸念、サウジアラビアとの石油交渉のあり方などであります。 次に、通商産業省関係では、リサイクルの推進策、原子力発電のあり方、中小企業とベンチャー企業への支援策、電子商取引を推進する必要性、愛知万博への対応、ゴルフ場の預託金返還問題、ヒトゲノム研究を推進する必要性、マンションの電気設備修繕に係る費用負担のあり方などであります。 以上、御報告申し上げます。
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。 きょうは質問通告を橋本大臣と麻生大臣にさせていただきましたので、ほかの方は結構でございます。 この内閣委員会がことしから大変重要な委員会になるということで、それも踏まえて質問をさせていただきたいと思いますが、まず経済運営の基本的な考え方についてお尋ねしたいと思います。 この十年、失われた十年、こう言われるわけですが、確かに今、政治の迷走ということについては、私たち自身も含めて、数々指摘されていることについて反省しなくてはならない面があろうと思いますが、これが、経済面というものを冷静に見ますと、必ずしも私は、十年間全部不景気であったとか失われた十年……
○太田(昭)委員 きょうは質問の時間をいただきましたが、実は、この犯罪被害給付制度ということについては私は特別な思いがありまして、きょうは質問に立たせていただきました。 今から二十五年ほど前に、この法律がまだないときに、私は公明新聞の記者でありましたが、公明党がいわゆる犯罪被害補償法の制定に懸命に動いていた時期がありまして、私はそれをお手伝いさせていただいたわけです。なかなか野党で制度をつくるというのは難しかったんですが、五十五年にこれができまして、五十六年の一月一日からこの制度が始まったということについては、大変感激でありました。 実は、この裏にはいろいろなことがありました。昭和四十一年……
○太田(昭)委員 総合科学技術会議が発足をしました。科学技術立国にするということは極めて大事なことで、まずこの問題についてお聞きをしたいと思いますが、頑張ってもらいたいということなんです。 日進月歩の科学技術の諸分野についての調査とか評価が不可欠だというふうに私は思いますけれども、総合科学技術会議に、日進月歩ということからいきますと、変化しますから、果たして能力があるのかな、どのように調査、評価を行うのかということを懸念しております。まず、体制があるというふうにお考えなのか。 また、現実には、大学とか国立研究所、技術官僚を抱える文部科学省、あるいはまたほかの省庁の技官の役割というのは、私は……
○太田(昭)委員 公明党の太田でございます。 昨年、小泉政権が誕生しまして、私は何が一番大事かというと、不良債権処理を初めとするさまざまなものがあったと思いますが、この数年の論議を予算委員会等でも私聞いておりましたが、景気対策という言葉、そして財政再建という言葉、そして経済構造改革という言葉、そして財政構造改革、この四つの言葉が定義なしで結構ばらばらで使われているなと思っておりまして、一番大事なのは経済構造改革であるという主張をいろいろなところでしてまいりました。 小泉政権が誕生して以来、加えて行政改革ということがかなり表に出てきましたし、社会保障の構造改革ということも前面に出てきたと思い……
○太田(昭)委員 今回も、竹中大臣には朝からずっと質問が続いていたかと思います。バケツをひっくり返したような事態というか騒ぎになっていると思いますが、私は、ここの委員会は金融担当大臣ではなくて経済の担当大臣ということで、関連ということで金融についても若干お聞きをしたいと思っております。 私は、現場をいろいろ回ってみますと、今回のことに限らず、この秋から貸し渋り、貸しはがしという事態は大変な事態になっていることを実感してならないわけですね。今回、それに加えて、もし、発表というか新聞報道されたようなことであるならば、四十兆とも五十兆とも言われる貸しはがしは起きる。先日、私は直接大臣にもお話を申し……
○太田(昭)委員 私は、この数年、経済構造改革が極めて大事であるということは言い続けてきました。特にまた、景気対策、経済構造改革、財政改革、財政構造改革と非常にばらばらに使われているということについて気になってきましたが、経済構造改革が必要なことは言うまでもありませんが、不況下における、また失業下における構造改革というのはなかなか世界に類例のない、大変なことだと思います。 何回もデフレ対策というものが出されても、なかなかそれが実行に移されない、あるいは急所を外しているというようなこともきっとあるのでしょうが、金融の仲介機能を回復させるということと、需給ギャップというもの、二十兆と言われますが……
○太田(昭)委員 まず、二つの法案については大変前進であるという評価をして、きょうは防災ということで、ちょっと地震についてもお聞きをしたい、こう思います。 私は、学生時代、ちょうど松代群発地震とかあるいは新潟の地震が入学した直後にありまして、耐震工学を専攻して、非線形振動論というのが私の修士論文であったりしたんですが、九五年の阪神大震災のときに、地震計もなければ何もない、もう大変な状況で、昔の仲間が非常に悔しい思いをしたということがありまして、観測体制ということを本当に強化してもらいたいということをずっと言い続けてきたりしました。 この観測体制というものが、東海地震に限らず、全国でいろいろ……
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。 この二年ぐらい、食をめぐるさまざまな事件がございました。何とかしなくてはいけないということで、思い起こしますと昨年のちょうど今ごろ、四月の初頭でありましたが、衆議院では大変な事態に、政局的にはなっておりまして、私たちはこのBSEをめぐる問題について、農水省の責任問題ということで相当強く要求したことがございました。 そしてその中で、私は特に、安全というのを一元化していかなくてはいけない。厚生省と農水省と、そして今度は流通段階になると経済産業省というようなことであってはならないということも指摘をされましたし、どこまでも、生産者ということよりも、消費者と……
○太田(昭)委員 公明党の太田でございます。 ピッキングについては、大変前進をした法案であろうというふうに思っておりまして、私の地域も大変ピッキングが多くて、何らかの形をとらなくちゃいけない、こう思っていたところです。私の地元の事務所がバールでやられたことがありまして、もう本当に身に迫った問題であったので、私はかねてから、後から申し上げますが、中国の人たちの犯罪ということもあったりしまして、さまざま動きをしたことがございます。 同じような問題で、ピッキングは後からお話ししますが、万引きの問題が同じ状況にあろうというふうに私は思うんです。 先日もテレビの特集を見ますと、女子高校生とか主婦、……
○太田(昭)委員 おはようございます。公明党の太田でございます。 国会が法律をつくって成立させるということは非常に大事なことで、私もそういうことに二年ぐらいずっと一生懸命やってきましたが、現場を回りますと、法律はつくったけれども非常に使い勝手が悪いとか、それがどう展開されてくるかということは非常に大事なことだと思います。 昔、いつごろだったか、東大の大塚久雄先生の本を読んだときに、地図と現実が違っているときに、地図が間違っているのか現場が間違っているのかという当たり前のことがよくわかっていない人がいるということを大塚先生が言ったことがありまして、印象に残っているんですが、現場からよく物を見……
○太田委員 公明党の太田昭宏です。 まず、イラクでの人道復興支援に奔走しておられた二名の外交官、奥大使並びに井ノ上一等書記官が亡くなられたということに対し、衷心より哀悼の意を表したいと思います。 お二人は、イラク復興のために昼夜を分かたず懸命に尽力をされている中、テロリストの凶弾に倒れたわけでありまして、お二人の遺志を、感情というだけでなく、ウオームハートとクールヘッドを持てという言葉がありますけれども、私は、冷静に受けとめ、そして温かい心で受けとめ、イラクの人道復興支援というものを展開しなくてはならない、このように思っております。 まず、私は、公明党が今回のイラクへの自衛隊派遣、人道復……
○太田委員 公明党の太田昭宏です。 昭和三十九年に、大学に入る年で、土木工学科を専攻しました。その年の六月十六日に新潟地震があり、そして先輩がクラス全員を、道路を見に行こうということで、いまだに覚えています、極めて印象的だったんですが、できたばかりの名神高速道路を見させていただき、この名神を見たというのは大変自分にとってはうれしい思い出であったわけです。 日本は、対応に追われる政治というのではなくて、国土のグランドデザインというものをしっかりつくって、高速道路、そして空港、港湾、まあ、多くの議員の先生方がいらっしゃいますから、自分の県にはこだわるというふうに思うんですが、アジアあるいは世界……
○太田委員 公明党の太田昭宏です。 今回の法改正で、組織犯罪対策部の新設ということが言われるわけですが、先般、小野大臣には、組織犯罪対策ということの中に万引き対策、万引きが最近は組織犯罪という形で非常に状況を異にしているという取り組み方を、委員会を通じ、また、お会いをさせていただいて要請させていただきました。 一方、私は、観光立国ということが非常に大事だ、それは、日本の今後あるいは経済という上からも大きな柱にしなくてはいけないというふうに考えて今日まで来ましたし、小泉内閣も、観光立国にしようということで、いろいろ対策を練るということで大きく進んできているという状況にあろうと思います。 と……
○太田委員 おはようございます。公明党の太田でございます。
昨日、イラクにおきまして日本人三人がテロリストによって拘束をされるという事態が発生をしまして、昨日から直ちに対策本部等々をつくって対応に乗り出したという状況でございますけれども、国家公安委員長という立場で、私は非常に大事な立場にあるというふうに認識をしております。けさの閣議ということも含めて、この問題に対して早急に対応をしなくてはいけないし、三人を早く救出するとともに、解決するということが大事だと思いますが、その辺の所見についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 国内的には、かなり、我が国の中におけるテロということについて懸……
○太田委員 福岡県警察の捜査費の不正経理問題ということで、四月二十日に福岡県警が県議会に中間報告をいたしました。 今、今津先生からもお話のあったとおり、警察への信頼を回復するということにおいては、私は一つ一つが、こうした議会の場ということも非常に、情報公開というか、ここでしっかり釈明をする場というふうにする必要が、県議会もあるいは国会も非常に重要な場であろうというふうに思っております。その意味では、与党、野党の質問にかかわらず、しっかりここでお答えをするということが大事だし、また、きょうもある新聞にはほかの県警での話が出てきたりというようなこともありますから、しっかりと信頼回復と情報公開とい……
○太田委員 おはようございます。 治安の悪化ということが非常に大きな問題となっている中で、民間の防犯システムということについての警備業の役割については非常に大事なことだというふうに思うんです。 ですから、きちっと制度としてやらなくてはいけないということはわかるんですが、私は、大臣、非常に大事なことは、今治安が悪い、警察を増員するということも行われた、空き交番をなくすように前進する、さまざまなことがあって、この人たちにも治安ということについて協力をしていただくということになると、単に何か制度をきちっと上から見て厳しくするというよりも、一人一人のこういう仕事に従事している人の仕事の状況というの……
○太田委員 治安情勢が悪化している現状におきまして、駐車違反の取り締まりというのに警察力というものを投入することについては限界があるというふうに思いまして、そういう点では、民間委託を推進する必要があるということを私は常々言ってきたものですから、非常に結構なことだと思います。しかし、具体的にどういう事務を委託していくのか、またその流れ、そしてさらに、委託費というものが、具体的に、標章の取りつけ件数に応じて委託費を払うというようなことでいきますと、インセンティブはそれはできるかもしれないけれども、逆に、むちゃな取り締まりということにならないかというような観点があろうというふうに思います。 公平性……
○太田委員 公明党の太田昭宏です。 総理、私は昨年六月にイラクを訪問し、また我が党におきましては、昨年十二月、神崎代表みずからがサマワを訪れるというように、現地を視察しながら、この問題、イラク問題に対応しようということで力を注いでまいりました。 大きくくくりますと、私の印象とか主張したことは三つございまして、第一には、何といってもイラクの平和と安定、また中東の平和と安定というのが世界の平和で一番今大事なことである、同時に、イラクをテロの温床に絶対にしてはならない。 そして、戦略的に言いますと、テロリスト、それからサダム・フセインのバース党の残党、そしてイラク一般国民、この一般国民の中にあ……
○太田委員 まず、新潟県中越地震についてお伺いをいたします。 我々は、とにかく現地対策本部を早く立ち上げて、そして政府を挙げてしっかり対応しろということをずっと申し入れてきましたが、村田大臣のもとで、きょうは災害対策特じゃないので大臣にこういう質問はいけないということで、私、控えますが、村田大臣の判断をいただいて、現地に対策室が強化されて、そして林田副大臣がもう既に現地で指揮をとっているということで、我々の要求というものがすぐ実行されてよかったというふうに思っております。 現在の現地の対策室の状況、状況というのはその体制をどう組んだかということと、それから、私はできれば長岡にということを言……
○太田委員 公明党の太田昭宏です。 二〇〇〇年の九月に全島避難がありましたときに私は現地に行きまして、三宅の人たちと一緒に船に乗ってこちらに来た記憶がありまして、本当に家族同様ですから、犬を連れたり鳥を、その鳥が船の中で逃げまして、私が鳥を捕まえたりして、そして、私は体が大きいですから、高齢の方の荷物を持って一緒に東京竹芝に上陸したということがございました。ずうっとそれから、東京の都営団地や八王子の地域やいろいろなところでどう生活しているかということについて、東京都の議員を初めとして、公明党としてバックアップ体制をとるということで全力を挙げてきました。やっと三宅に帰ることになったと。そして、……
○太田委員 公明党の太田昭宏です。 今、話のありました七月二十三日の千葉県北西部の地震につきまして、私は、ぜひとも、きょう答弁をされる方々、政府にあっては、認識を変えてもらいたいというお願いをまずしたいというふうに思っております。 中央防災会議が、昨年来、首都直下の地震ということについて十八のパターンを出したのが昨年の十一月十七日、被害想定の第一次が十二月の二十五日でしたか、そして、ことしの二月の二十五日ぐらいだったと思いますが、百十二兆円に及ぶ経済被害だというようなことを報告し、対応ということについてやっているわけですが、マグニチュード七・二ぐらい、そして震度が大体六強ということで、いろ……
○太田委員 太田でございます。 昨日、東京足立区竹の塚の東武伊勢崎線竹ノ塚駅の近くの踏切で、四人の方が死傷、うち二人が亡くなるという痛ましい事故が起きました。 この踏切は、全国の遮断機つき踏切が三万五百三十九カ所あると聞きましたが、これを確認したいわけですが、保安係員が手動で再開する七十六カ所の一つであったということが報道されております。 その辺の状況について、数の問題、そして、手動というものが一体どういう形で来ているのか。ああ、そんな、手動であけたり閉めたりということは余りに危険ではないかということを多くの方が印象づけられたというふうに思いますが、まず、その辺の数、また、実態、今回の事……
○太田委員 きょうは、三人の先生方、大変ありがとうございます。 今のお話からいきますと、私は、法律というものは、基本的な構造は、国、行政というものに対して、これを縛る、国民の権利を守る体系というものが憲法やあるいは法律というものの基本でなくちゃならぬというふうに思います。ですから、この法律というものは、あくまでそうした前提に立ってやるということが非常に大事なことであろうというふうに私は思います。 その上で、せっかくさっき服部先生からお話があったんですが、私は質問しようと思っておりました。ばっかり食べということの現象は、私のうちでも、三人子供がいまして、同じ習慣、同じように朝御飯もしっかりと……
○太田委員 きょうは質問時間をいただきまして大変感謝しておりますが、こんな大事な質問時間をいただいて感謝する人と、きょう、民主党を初め野党は来ていない。私は、非常に、大臣が多く、省庁にまたがる問題が多い中で、一般質疑というのは非常に大事な機会だと思っておりまして、理由がよくわかりませんが、野党が出席していない。しかも、総理には出てこい、出てこい、こう言っておいて、自分たちは出てこない。総理御自身もきのうそういうことを言っておりましたけれども、私は、大変遺憾なことだというふうに思っております。 大事な問題の一つは、ことし、来年でしょうか、防衛、防災、防犯というこの項目が境目がなくなってきていて……
○太田(昭)委員 おはようございます。
最近続発しているエアガンの発砲事件、きのうもあったようでありますけれども、これに対しまして、十月十一日に警察庁から改造エアガンに対する取り締まりの強化策について通達を出したということでございます。私は、この通達を本当にしっかり徹底する、こういう問題が起きたそのときにがちっと手を打つことが非常に大事だというふうに思っておりまして、まず通達をしっかり徹底して、万全な体制をさらに強化するということを、国家公安委員長の方からさらに指令を出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 私がさらにそうしたことのメッセージを発してほしいと言ったのは……
○太田(昭)委員 公明党の太田です。 きょうは、先生、ありがとうございます。 国政選挙と一緒にこの国民投票、憲法改正ということについてやるということについて、影響がいろいろありますからなかなか難しかろうという判断を我々はしているわけです。現実には単独でこの国民投票が行われるということが望ましいというふうに思いますが、その辺は、憲法を改正するということではなくて、それをそのときの判断でやるというふうに我々は考えているわけですが、それについて、国政選挙と一緒にやるのは難しかろうというようなことについてお二人の意見を聞きたいというふうに思いますし、もう一点、関連することですが、選挙の際にそれ自体……
○太田(昭)委員 まず、国民投票について、私は、イメージを共有するということが極めて大事だというふうに思っております。そしてまた、イメージを共有する前提として、あくまで、この特別委員会というもので行われる論議は、それぞれの条文とかこれを変えた方がいいというようなことに入りますと、私は、これは論議というものを妨げるものであろうというふうに思っております。 極めて三分の二というものをクリアし、国民に提起し、そして国民が決めるものであるということで慎重に審議をしてもらって、意見表明というものが国民の中から巻き起こって、そして承認が得られるということをどういうふうにしていくのかという意味での、どうい……
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。 先般の衆議院選挙、これは郵政民営化の是非を問うという選挙戦でありましたが、総理は、郵政民営化は改革の本丸だ、我が党の神崎代表は、改革のシンボルだ、私は、これは改革の突破口だ、こう言いました。この郵政民営化にとどまることなく、これをスタートとしてさらに行革を断行せよ、あるいは税のむだ遣いに切り込めというのが国民の声だったというふうに私は思いますし、また、そこへの断固たる覚悟というものを与党が持っていたということが評価をいただいた選挙戦だったと思います。 我が党は、マニフェスト、ここで事業の仕分けということをずっと言いながら戦いを進めました。事業の仕分……
○太田(昭)委員 公明党の太田でございます。 十分しかありませんので、端的に聞きます。 社会が発展して、激変をして、動きも速い。そして、グローバル化が進んで、競争社会になっている。情報社会、メディア社会によって不安が非常に増しているし、ストレスも大変多くなっている。洪水のような情報に対して、夜遅くまで子供たちが起きていたりというようなことで、翻弄されているところもありますし、それに対応する家庭、地域、学校も、教育力ということを低下させている。 私は、なぜ改正するかということで、足らざるものを補うというんですか、単にそれだけではなくて、二十二年当時とはけた違いに社会の激変ということに翻弄さ……
○太田(昭)委員 公明党の太田でございます。
教育基本法が今回改正ということになって、前文、そして一条の目的、二条の目標という構成になっている。現行法の目的ということと方針ということとなぜそれが変わったのかという、その前文、一条、二条の構成、そして、前文の、三つのパラグラフになっておりますが、これはどういう意味で三つに分けているのかという基本構成についてまずお聞きします。
【次の発言】 この方針という現行法の二条が目標という形になりということ、もしあれだったらお答えください。
あわせて、中教審が、何項目か理念として盛り込みなさい、こういうことを言っております。私は基本的にすべて盛り込んだと……
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。 同僚議員の御配慮をいただきまして、質問に立たせていただくことをうれしく思っております。 まちづくり三法ということについて、実は八年前、当時の審議にかなり積極的に加わって、一番数多く質問させていただいたのが私ではないかというふうに思っているわけですが、この八年、町が一体どうなっているかということについてはいつもいつも大変懸念をして今日まで来ました。やっと今回、この三法、まあ二法になるわけですが、改正に至ったということについて、かなり心の中に迫るものがございます。 私は、今回非常に大切な改正だと思っているわけですが、この間に、単に商店街あるいはまちづ……
○太田(昭)委員 公明党の太田でございます。 初めに、六月から実施される駐車違反の取り締まりの民間委託、かなり不安が広がっているわけです。きちっとここで答弁してもらいたいと思うんです。 一昨年の六月二日に、私は、この内閣委員会でこの件については質問させていただいて、インセンティブ制にするとかむちゃな取り締まりになるというようなことのないようにということを申し上げました。公平性の確保とか運用の指針をきちんとしろということを強く要望しましたら、そのときに政府からも、地域の実情や地域の方々の意見も踏まえた巡回の重点路線などを定めた指針にのっとって駐車監視員による巡回が行われる、それによって放置車……
○太田(昭)委員 公明党の太田でございます。 両参考人、大変ありがとうございます。 私は、国民投票法案において、いわゆるマスコミ規制などと言われるんですけれども、マスコミ規制というよりもマスコミ協力、投票をできるだけ国民に丁寧にしていただくためにむしろマスコミの皆さんには協力をしていただく、そういうことが憲法は国民が決めるものということからいって大事なことだというふうに思うんです。 マスコミとは全然別なんですが、例えば上司が部下と一緒に仕事を終わってから飲む、それで憲法論議になる、大いに論議して、おれはこう思うよと上司が言って、最後におれが金を払うよと。公選法でいきますと、これは非常に危……
○太田(昭)委員 公明党の太田でございます。 二階大臣、中小企業をどうバックアップするかということは、今、日本経済全体が上を向く中で、まだら模様という中で、私は非常に大事なことだというふうに思っています。企業数で九九・七%、雇用において七〇%、ここが本当に力を得てくるということが本当の景気の回復になるというふうに思いますけれども、中小企業金融で、我々としては非常に苦労して信用保証協会の特別保証枠制度等をつくったりして、また、政府系金融機関の働きを得て頑張ってきたというこの数年の経過がございます。 政策金融改革ということは当然大事なことなんですが、その中で商工中金の民営化ということについて決……
○太田国務大臣 国土交通大臣を拝命いたしました太田昭宏です。 委員長、また理事の皆様、そして委員各位には、大変お世話になりますが、よろしく御指導いただきますようお願い申し上げます。 本特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 国土交通行政において、海洋の安全確保とテロ対策は、国民生活と経済活動の基盤を安定的に確保する上で、最優先の課題の一つであります。 海洋の安全確保において重要性を増している海賊事案については、二〇一二年に全世界で二百九十七件が発生しております。東南アジア海域における海賊被害のほか、ソマリア海賊による被害は、インド洋やアラビア海にまで拡大するという憂慮すべ……
○太田国務大臣 海上保安庁としまして、国内原子力発電所、この海上における警備について、海上保安庁では従来から全国十八カ所に所在する原子力発電所等の周辺海域に巡視船等を常時配備をしている状況にございます。必要に応じて航空機による周辺海域の警戒態勢に当たらせているということであります。 またさらに、福島第一原子力発電所の事故等を踏まえまして、原子力発電所等に対する警備体制の強化の一環として、巡視船艇及び航空機の対応体制の強化、あるいは放射線に対応する装備、資材の整備、必要な人材体制の充実等の措置を図っているところでございます。 全体的に、我が国三十八万平方キロでありますけれども、排他的経済水域……
○太田国務大臣 このたび国土交通大臣を拝命いたしました太田昭宏でございます。 金子委員長、理事の皆様、そして委員各位におかれましては、御指導のほどよろしくお願い申し上げます。 国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。 東日本大震災から二年が過ぎましたが、いまだに多くの方々が大変厳しい状況のもとでの生活を強いられています。復興の加速は私たちに課せられた大きな課題です。さらに、震災の教訓を踏まえた防災・減災対策やインフラの老朽化対策。我が国の領土、領海を守るための体制強化。日本経済の再生も、これから力強さを増していかなければなりません。山積する課題に全力で取り組んでまいり……
○太田国務大臣 御指摘のように、安倍内閣は、全閣僚が復興大臣のつもりで取り組むということを確認してスタートを切ったところでございます。 現在、道路とかの基本インフラはかなり整備が進んでいるという状況にありますが、まちづくりと住宅が特におくれているという感を深くします。 その中で、先般、三月七日に工程表をお示しすることができた。生活は見通しがきくかどうかということが大事ですから、これで、住宅は我が地域においてはいつ着工されて、いつごろ入居できるのかという見通しができるようになった。そういう意味では、工程表の役割というものは極めて重要なことだというふうに思います。 お年寄りを初めとして皆さん……
○太田国務大臣 そうした検討が行われていることは事実です。 どういうふうに領海を守っていくかということについて、退役の自衛艦というものをどういうふうに海保との連携の中で使わせていただくかというような検討でありますけれども、なかなか、護衛艦と巡視船とは機能も違っておりますし、それから防火構造や救命設備等の改修工事、さまざまなことがありまして、タービンエンジンの寿命ということもあるし、巡視船としてどれだけの長さ使うことができるかというようなこともありまして、まさに今、装備面と人員面で、どれだけ効果があるかということも含めて検討しているところでございます。 本件は、政府全体として総合的に判断すべ……
○太田国務大臣 大変大事な論議をいただきました。ありがとうございます。 この建設業界が大変疲弊をしてきて、若い人がなかなか入ってこない、そして職人さんが不足をしてきている。型枠とか、鉄筋工であるとか、とびだとか、特に不足をしている。高齢化ということもあるんですが。 しかし、そこで、どういうふうにしていったらいいかということで私が考えておりますのは、とにかく一つは、建設関係の公共投資、建設投資の減少ということが急激に行われた。また、急に落ちたり急に上がったりということも困るんですね。ですから、この業界あるいは公共事業というものは、老朽化した日本の体制あるいはこれから日本を発展させる貴重なイン……
○太田国務大臣 この法案の趣旨については、きょうの論議の中でさまざまあろうと思いますし、この間の趣旨説明でも私の方から申し上げました。 私は、日本の強靱化、国土の強靱化ということについて、特に、一つは、大地震が切迫をしているということがあることへの対応。そして、高度成長時代からつくられた構造物が経年劣化をしている、これらに対応しなくちゃいけない。そして同時に、現在の建物は、五十六年のいわゆる新耐震基準ということにおいて、五十六年以降と五十六年以前というのが構造的に違う。そこのところの耐震の考え方あるいは設計ということで違うということがありまして、命を守るためには、多数が集まる施設の耐震化をし……
○太田国務大臣 ボーイング787につきましては、ちょっと経過も含めて、三カ月に及ぶ調査結果等々、最終段階に来ているものですから、どういうことをどう展開してきてここに至ったかということをお話しさせていただきたいと思います。 一月八日にボストン空港、そして一月十六日に高松空港、バッテリー事案につきまして重大インシデントが発生した。これに対して、航空局及び運輸安全委員会、アメリカでは、ちょうどタイアップしておりまして、航空局に当たるところのFAA、それから日本の運輸安全委員会に当たりますNTSB、この四者、そしてボーイング社、これらが中心となって連携をとりまして、原因究明及び再発防止策の検討を開始……
○太田国務大臣 ボーイング787型機のバッテリー事案への国土交通省の対応について御説明申し上げます。 ボーイング787型機については、米国時間一月七日にボストン空港において補助動力装置用バッテリーの発火事案が発生したのに続き、一月十六日、高松空港においてメーンバッテリーに関する重大インシデントが発生しました。 一月十七日には、米国連邦航空局、FAAの耐空性改善命令の発行を受け、国土交通省も、同内容の耐空性改善通報を発行し、同型機の運航を停止するよう航空会社に指示しました。 本件は、航空運航の安全を確保する上で極めて深刻な事態であるとの認識のもと、事案発生後直ちに、私をヘッドとする省内連絡……
○太田国務大臣 六本木ヒルズの話が今ありました。この間、十周年ということで、私は非常に大事な働きをしたというふうに思っています。 一つは、ビルを建てる。しかし、六本木ヒルズは、ビルを建てるのではなくて都市をつくる、ビルは都市であるという概念の変更というものを一つモデルとして先行した。その都市の中に、さまざまな企業も入り、あるいはシアターもあり、文化もあり、生活ができる。これは一つ、ビルは都市である。 そして、今先生がおっしゃいました、その中で耐震化というものについては大変前進をして、あそこは長周期地震動というのが予想されたところなんですけれども、都庁が左右に六十五センチずつ動いたというのに……
○太田国務大臣 ミッシングリンクの解消ということで、ことしに入りまして、各知事さんを初めとして要望が相次いで来ているところでございます。 私は、ここは、今BバイCの話がありましたが、BバイCの特に定性的なものをどう見るかということを含めて判断し、ミッシングリンクの解消というものが、生活の利便性そしてまた経済効果、こういうことでBバイCということにアルファして、今、緊急輸送とかいうことの面も含めて判断していかなくてはならないというふうに思っています。 特に、都市部の道路ということは、大都市圏の環状道路などの物流面から重要ということがありますし、また慢性的な渋滞を解消する、そして物流の効率性を……
○太田国務大臣 民主党政権時代に、選択と集中ということで港湾の整備ということに力を注いでいただいたということは、大変ありがたいことだというふうに思います。 私は、政権交代といえども、これは、民主党政権の中でいろいろな困難の中で推進してきた港湾の選択と集中ということは、そのまま継続して、同じ考えで進んでいかなくてはいけないというふうに強く思っています。 特に、国際コンテナ戦略港湾、そして今回の法案審議にありますバルク港湾というところを選択し集中させて輸入拠点としてつくり上げていくという作業はますます大事で、一緒になって、ぜひともこれは推進をさせていただきたいというふうに思っているところです。……
○太田国務大臣 東京といっても広いと思います。そこに、住宅を中心にして、太陽もいっぱい照って、快適に住むというべき地域もあれば、国際間の都市競争というものに対応して、容積率等も緩和し、そして都市再生ということを重点的に行っていくという地域も大事だと思っております。そういう意味では、この地域は、同じ区の中にもそういうところが分かれていくというふうに思います。 私は、そういう意味で、東京全体、また東京の中の区、そしてまた区の中においても、地域によってよくめり張りをつけて、防災ということと広い意味での健康に住んでいけるということを合わせたまちづくりということを、もう一遍、防災ということ、首都直下地……
○太田国務大臣 投資家から出資を受けまして、不動産取引を行って、その収益を投資家に分配する、こうした事業は、一九八七年、昭和六十二年ごろから行われていたようでありますが、平成三年ごろ、九一年になりますけれども、経営基盤の脆弱な事業者が倒産をしまして、投資家の資金が回収できないというような被害が多数発生いたしました。 そのために、投資家の保護をするんだということで、平成六年に不動産特定共同事業法が制定をされまして、しっかりした事業者ということを制限するために許可制というものが導入されたのが、この不動産特定共同事業法でございます。 しかし、その後の運用状況を見ますと、現行の仕組みでは、事業自体……
○太田国務大臣 御指摘のとおりだと思います。 非常に赤字体質でもあった、あるいはJALが大変な状況にあった。しかし、都市間競争という、日本の景気、経済の窓口として極めて重要な航空であり空港であるという認識を持って改革をしてきたということについて、三日月先生を初めとする委員の方々に感謝を申し上げたいと思います。 確かに、具体的に申し上げたいと思いますが、需要の多い首都圏空港の発着枠増加を着実に進めていくことが大事であろうということで、ことし三月末から、成田が二万回増で二十七万、そして羽田が二万回増で四十一万というふうに、この数年間で着実に増便をしてきたということが非常に大きなことだと思います……
○太田国務大臣 海に囲まれて、かつ、主要な資源の大部分を輸入している我が国です。そういう意味では、この輸入ということについて、また資源ということについて、我が国の経済社会及び国民生活にとりまして、海上を航行する船舶の安全性というのは極めて重要でございます。 この法律案で対象とする予定であります北部インド洋、アラビア海の海域につきましては、我が国が輸入する原油の約九割を輸送する船舶が通航する海域でございます。それゆえ大事なんですけれども、この海域におきまして、二〇一一年以降、ホルムズ海峡にも海賊が拡大をしました。ここは日本籍の原油タンカーが通航するルートでありまして、オイルタンカーの安全確保と……
○太田国務大臣 この間、気仙沼へ行かれたということですが、四月三日に三陸鉄道南リアス線の鉄路が開通しました。そこで、映像で出てくる被災地の多くの皆様方が旗を振って、単に交通が整備されたというのではない、鉄道が走るということはまさに復興を実感するというか、ああ、やっと鉄道が走ったぞと、明治の時代と同じように、非常に、その地域が発展するという、ある意味では象徴的なことなんだなということを映像を見ながら私は実感しました。 また、今NHKで「あまちゃん」というのをやっていますけれども、そこも、そういうことをある程度意識してNHKとしては考えながら、被災地を応援しようというような意図が明確であるという……
○太田国務大臣 御指摘の岩泉線につきましては、二十二年七月の土砂災害によって全線で運休中となっているものであります。東日本大震災とは別個の問題でありますし、また、この特定地方交通線というのは、日本国有鉄道経営再建促進特別措置法に基づいて、国鉄が運営の改善のために適切な措置を講じてもなお収支の均衡を確保することが困難なものとして、運輸大臣の承認を受けて、バス輸送への転換や第三セクター化等を図ることとされているという状況にございます。 この中で、旅客輸送密度四千人未満という基準が定められておりましたが、当該線を利用する旅客量を勘案して必要と認められるバスの走行が可能である代替輸送道路がない路線に……
○太田国務大臣 先ほどから危機ということについて石破幹事長からも総理からも話があって、経済、外交、そうしたことについての危機ということについてお話をいただきました。 私は、この日本という国が極めて脆弱な国土であるという、そして、昨今、一週間に一回ぐらい大きな地震を感ずるというような、ある意味では地震の活動期というものに今あって、しかも一昨年、三・一一、大変な東日本大震災の復興いまだという状況にあると。 そして、その上に、昭和三十九年、東京オリンピックがありましたが、あのころにつくられた、いわゆる高度成長時代の高速道路を初めとして、道路、さまざまなものが今まさに経年劣化というものを起こし、原……
○太田国務大臣 補正予算というのは、狙いを定めて緊急ということでやるということで、今総理がおっしゃったように、デフレ脱却ということ、そして今、建物の老朽化が大変進み、防災、減災ということが東日本大震災以来極めて重要であるということに大きく絞ってやるということが、私は今回の補正予算のメーンストリームであるというふうに思っています。 そういう意味では、中田委員おっしゃるように、パソコンの事業とか、そういうふうなことにはこれは使えないんですけれども、しかし今回は、この元気交付金と、もう一つあわせて防災・安全交付金というものがありまして、これはまた、ここの裏負担分は元気交付金の中でできるという仕組み……
○太田国務大臣 なぜこれほど復興がおくれているか。全体的には、私も認識し、現場に行きますと、幹線道路を初めとするそうしたものについてはかなり進んできている。しかし、二つ、まちづくりということと、住宅がおくれている。 町は、まさに、被害があってなかなかそこに建設がされていない、計画があってもなかなかうまくいかない、こういう状況が全体的な状況だろうと思います。 今、法務大臣から話がありましたように、その一つは、権利関係という、土地の収用問題です。これが、今までは、反対している人に対して強制収用をかけるというようなことが、土地収用というとすぐ頭に浮かぶんですが、現在のところはそうではなくて、県で……
○太田国務大臣 麻生大臣から話がありましたように、全体的には、この補正予算ということについては、防災対策の推進ということ、それから成長による富の創出ということ、そして、暮らしの安心の確保ということに集中的に取り組んでいくということでまず分けているわけです。 それで、今お尋ねのそうした地域連携道路事業というものは、道路自体のことで、それが、いわゆるリダンダンシーとか防災ということについてはそちらの要素に入る。分け方が、予算書は省庁別になっていますし事業別になっていますが、今度の緊急経済対策ということの上では三つに分けるということで、同じ道路でも、リダンダンシーというようなことの中には入れる。(……
○太田国務大臣 極めて大事なときだというふうに認識をしておりまして、両国の戦略的互恵、また大局的な判断というものが大事だということは、山口代表と習近平総書記との間で話があり、そして、ハイレベルの指導者の交流ということが大事だ、習近平総書記からも、両国のハイレベルでの指導者の交流との提案を重視し、真剣に検討していきたい、こういう発言があった。 山口委員よく御存じのように、発言の裏のメッセージ性というのを感じ取るということが私は極めて大事だというふうに思っておりまして、そうしたことをよく受け取って、さまざまな役割が内閣の中にもあると思います、環境整備に努力をしたいというふうに思っています。
○太田国務大臣 大変重要な御指摘をいただきまして、感謝申し上げます。 私は大変危機感を持っておりまして、一つは、今御指摘のありました、高度成長時代から、あらゆるインフラ、道路も含めて、これが四十年、五十年たっているということで経年劣化をしていることにどう対応するかということが物すごく大事な問題になっています。 一九三〇年代アメリカ、いわゆるニューディール政策ということで世界恐慌脱皮の闘いをしたんですが、そこでつくった構造物が、五十年たったときに、一九八〇年代に劣化をしまして、橋梁が落ちたり道路が崩れたりということで、荒廃するアメリカ、こういうことが言われました。これをどうするかということが……
○太田国務大臣 党を代表する立場ではない、国土交通大臣という立場でありますけれども、かねてより地域主権型道州制ということを主張してまいりました。
現在の日本全体を見ますと、エンジンが中央に一つだけというのではならない、各道州にエンジンがつくということで地域も力づき、そして国としても発展する、こういうことを目指しているということで、今、与党の論議を見守っているという状況にございます。
【次の発言】 あります。
【次の発言】 国として、私は、交通渋滞や歩道ということの中でどういう駐車の仕方をするかということについては、統一した考えでやるということは大事なことだと思います。
ただ、全国一律という……
○太田国務大臣 突然のお伺いですが、私は公明党を代表する立場では今ありませんから、内閣の一員としてという範囲で申し上げますと、公明党としても、九十六条ということについて、改正していいのではないかという方もいらっしゃり、また、三分の二を守るべきだという両論があるというのは事実で、今詰めているところでございます。 ただ、私は、憲法調査会に二〇〇〇年から二〇〇五年までの間、五年間ずっと所属していた唯一ではなくて唯二の、中山太郎先生とでありまして、安倍内閣のときに国民投票法案というのを成立させたということからいきますと、我が党は加憲という立場に立っておりまして、与党と野党ということの全面的な、一部は……
○太田国務大臣 都市農業という観点で、御支援はいただいております。
【次の発言】 米軍機につきましても、航空法第九十七条及び日米地位協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律に基づいて、飛行する場合には、国土交通大臣に対して飛行計画の通報が必要となります。
【次の発言】 飛行ルートの開示につきましては、個々の米軍機の行動に関する軍事事項であり、米国との信頼関係が損なわれるおそれがあることから、明らかにすることは差し控えているという状況にあります。管制業務として使うということです。
【次の発言】 小宮山先生には、この件については大変御指摘をいただき、御協力いただいております。ありがとうございます。……
○太田国務大臣 三日の日に仙台に行きまして、復興加速化会議を開いて、県それから仙台市、建設業界あるいは資材関係の方々、そうした方に集まっていただきまして、会議を開きました。 焦点は、生コンをどうするか、入札不調の現状がどうなっているか、人の不足、職人さんの不足というのにどう対応するか、その点でございます。 入札の不調というのがかなりの数に上っているというのは昨年来のことでありますけれども、大きな工事、直轄などはほとんど不調はございません。小さくて、ちょっと手間がかかり過ぎるというようなことが多くて、不調ということが数が多くなっているという現状であります。 一旦不調になったものを、ロットを……
○太田国務大臣 短くお話をさせていただきます。
おっしゃるとおり、阪神港そして京浜港、二つを国際コンテナ戦略港湾と位置づけて、選択と集中をしっかりやりたいと思います。
ハード面とソフト面、両面がございますが、ソフト面では、民の視点での港湾運営の効率化、そして広域からの貨物を集約、これへの支援をしたいと思っています。ハード面においては、大型化するコンテナ船に対応した深い水深の大水深コンテナターミナル等の整備、これを着実に進めたいと思います。
しっかりやります。
【次の発言】 雪害、大雪があって大変な状況、お見舞いを申し上げたいと思いますが、なおかつ、大変なので、しっかりした対応をしなくては……
○太田国務大臣 高速道路料金ということについては、新しい時代のETCを今九割ぐらいの車で使っているということもありまして、渋滞というものもある、そして料金所ということが渋滞を起こす、さまざまなことが今言われている。 そうした中で、麻生政権時代の土日千円というお話ではないんですけれども、まさに、交通渋滞をなくして、そして高速料金というものをこれからどういうふうに考えていったらいいのかという検討会を実はずっとしておりまして、二十三年の十二月でありますけれども、有識者委員会の中での中間取りまとめというのがございまして、ここでは、負担の公平性やほかの交通機関との関係を踏まえまして、対距離制ということ……
○太田国務大臣 入札というのは、競争ということの中で行われることが大事だというふうに思っています。よくこの資料というものを精査して、私が今申し上げたような体制をとっていくということに努力をするということが国交省としては大事なことだと思っております。
【次の発言】 エレベーターというのは、普通、一律、それぞれが同じような箱のように思われがちなんですが、実は一番個別性、一品生産という形になって、建物、高さ、さまざまなものが、それ自体ということでつくり上げるというような特殊性があります。
また、建物の中で、受注した例えば建設会社、全体をやるんですが、それは分離発注という形で、これは一億円以上かかっ……
○太田国務大臣 まさに、二度とこういうことがないようにということで、どこまで、どういうことで情報聴取等が許されるのか許されないかというようなことについて、今回監視委員会が明確にこれはいけませんよということを示したということを、私は真摯に受けとめなくてはならないというふうに思っています。 ですから、委員おっしゃるように、何がどういうふうにだめであるということを今回監視委員会が指摘したのかということを、しっかり周知徹底して、私は、二度とこういうものが起きないようにというふうに、強い意思を持って臨みたいと思っています。
○太田国務大臣 広域的な視点から港湾を一元的に管理運営するという考え方、我が国にとって今大事なのは国際競争力を高めるということですから、そうした観点から私は意義のあることだというふうに思っています。 全体的にこの国際競争力を高めるということで、国交省としまして、阪神港、そしてもう一つは京浜港、この二つを国際コンテナ戦略港湾に指定いたしまして、ハード、ソフト両面にわたっての強化というものを講じているところでございます。 また、その一環として、大阪、神戸両港では株式会社ということでの港湾運営というのを既に行っているところでありまして、こうした両者の統合によって、阪神港の一体運営に向けた取り組み……
○太田国務大臣 今お話をさせていただいたように、一つは技術的な問題、一つは財政的な問題、この二つです。 技術的には、トンネルが大体七割を超えるというのが北海道の今回のことでありますから、そこを技術的にどういうふうに早くできるかということを、事故なくやらなくちゃいけませんから、そこを詰めるということが一つです。 もう一つは、財源スキームの見直しです。全体的に、昨年着工した三区間の工事の前倒し、全体的なスキームでやっているという状況にありますから、その三区間の工事、工期の前倒しということについて、全体の見直しについて与党の間で今検討が始まっております。 私は、そこを、全体的なことの状況を見て……
○太田国務大臣 国土交通大臣の太田昭宏でございます。
梶山委員長、理事そして委員の皆様におかれましては、よろしく御指導のほどお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 港湾は、歴史がかなり長いということもありまして、今までの流れの中から体制を組もうとしてきたということがあると思います。
今、港湾局長から話がありましたように、これから世界の中での港湾ということを考えると、国がかなり前面に出て仕事をするという体制をとらなくちゃいけないということを強く思っておるところです。
【次の発言】 JR北海道につきましては、さまざまなトラブルが明らかになっております。
国交省としては、JR北海道の問題点……
○太田国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、関係省庁等と連携を図りつつ努力してまいる所存でございます。
【次の発言】 ただいま議題となりました交通政策基本法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。
人口減少・少子高齢化、国際競争の激化、巨大災害の発生など、我が国を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。交通政策の推進に当たっては、このような国土全般にわたる状況の変化を見据えつつ、社会資本の整備と密接に連携しながら、長期的な観点で計画的な取り組みを進めることが不可欠であります。このため、今後の交通政策の基本となる法案を制定し、交通に関する施策について、関係者が一……
○太田国務大臣 メンテナンスが必要であるということはもちろんで、JR北海道の件について論及がありましたが、国全体として、切迫した地震があり、そして、高度成長時につくった構造物が劣化をしてきている、これも今回の交通政策基本法の大事な観点の一つでございます。 JR北海道に論及がありましたが、私は、病気があるならば手術もしなくちゃならない、また、治すための環境をしっかり整備するということも大事、体質改善というようなことも大事、いろいろなことを総合的にかなり手を入れないといけないというふうに強く思っています。今、前田先生から御指摘のありました要素は、何から何まで全部、一手は最低打っていかなくちゃいけ……
○太田国務大臣 今、問題意識としては全く同じで、私自身も、与党だ野党だと言っているような状況を乗り越えて、本当にこの国の交通そしてまた国土のグランドデザイン、町をどう配置するか、そのネットワークをどうつくるか、そしてまた人口減少、少子高齢化、国際競争の激化、災害が多い、そしてそれぞれの町をどういうふうに再建していくか、そして生活を営む上では交通というものが不可欠なものであるということの全体像というものを捉える、そして考え方を示す、そうした法律がない、個別法に終わっている。しかし、戦略的にこれからこの国土に接し、そして働きかけて、そして生活の一番大事なものの一つである交通というものについての考え……
○太田国務大臣 ただいま議題となりました特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認を求めるの件の提案理由につきまして御説明申し上げます。 我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した旨の発表を初めとする我が国を取り巻く国際情勢に鑑み、同年十月十四日以降、北朝鮮船籍の全ての船舶に対する本邦の港への入港禁止を実施してきております。政府においては、拉致、核、ミサイルといった諸懸案に対する北朝鮮の対応や、六者会合、国際連合安全保障理事会等における国際社会の動き等、その後の我が国を取り巻く国際情勢に鑑み、北朝鮮がこれ以上の挑発行為……
○太田国務大臣 輸送の安全の確保というのは、生命線、私はそう思っています。現在もきょうもJR北海道に乗ってくださっている方が大勢いるし、また、これからもJR北海道が信頼を獲得して乗っていただくという状況をつくらなければ、北海道全体、あるいは日本全体、世界からも大勢の観光客が来るということで、これは極めて重要だと思っています。 率直に、私、短時間ですからお話ししますが、危機意識が足りないと思います。そして、スピードも足りない。実行力も足りない。そして、企業体質の改善ということにもっと努力しなくてはいけない。そして、組織の結束、一体となって鉄道マンとして安全な鉄道というところに何としても持ってい……
○太田国務大臣 何とか迅速にという中で、委員から、不明裁決というこの方法をということだと思います。
その活用はそのとおりだというふうに思います。今答弁させていただいたように、四月に通知を、適切な運用で発出をいたしましたものですから、できるだけ個別事例の相談ということを迅速に対応できるように努力をしていかなくてはならない、こういうふうに思っています。
【次の発言】 被災地における復興事業の早期着工のために、緊急使用の活用という要望があるということを聞いています。
土地収用法においては、一定の事業を緊急に実施する必要があるということで、今御指摘の百二十二条、百二十三条ということで、土地を使用す……
○太田国務大臣 表を見ていただければ、むしろ入札不調はことしに入ってから減ってきているという状況にあります。八月で上がっているということがグラフにもあると思いますが、八月上がって、そして、これは毎月かなり変動があります。 しかし、全体的には、昨年の現在の地点ということからいきますと、例えば、具体的に申し上げますと、岩手県は、今年度に入りまして、昨年一年間一四%の不調であったんですが、ことし一四%、宮城県は三七から二二、福島県は二五から二四、そして、仙台市は多かったんですが、五〇から三四と、現在減っています。これは注目していかなくちゃいけない、細かく手を打っていかなくちゃいけないんですが、それ……
○太田国務大臣 さきの通常国会で何回かにわたりまして御指摘をいただきましたことを受けまして、改善策の検討を行って、十月一日に対応策をまとめまして公表いたしました。 具体的には、まず、一者応札が多くて競争が働いていないのではないか、建築工事と一括して発注すれば一者応札も減るのではないかとの御指摘がありましたものですから、この点については、競争性の確保のために一者応札を減らすべきことは御指摘のとおりでありまして、新設の普及型エレベーターを対象に一括発注を試行することにいたしました。 次に、仕様が同じなのに予定価格が異なるのはおかしいという指摘もいただいたところでありますが、この点について、予定……
○太田国務大臣 本委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 海洋の安全確保とテロ対策は、国民生活と経済活動の基盤を安定的に確保するものであるため、国土交通行政において、最優先の課題の一つであります。 海洋の安全確保に重大な影響を及ぼす海賊等の事案については、二〇一三年に全世界で二百六十四件が発生しております。特に、ソマリア海域における被害は、各国の取り組み等により減少傾向にあるものの、依然として憂慮すべき状況にあります。また、東南アジア海域においても引き続き海賊等の被害が発生しております。 このような事態への対応として、ソマリア周辺海域については、海上自衛隊の護衛艦への海上保安官……
○太田国務大臣 まさにその辺のことを今お話を与党の間でしているところですから、私がここで答えることは公明党所属の議員としては適当ではないと判断をします。
【次の発言】 今、与党で論議をしているときでありますので、それにかかわりのある内容ということになりますので、私からは答えるべきものではないと。
海上保安庁の強化ということについては、領海を守るということについて、私は、大事なことだということで取り組んでいるところでございます。
【次の発言】 その研修には、ことし、今回初めてソマリアが参加したということでありますけれども、JICAが平成十三年から毎年実施をしている海上犯罪取り締まり研修でござい……
○太田国務大臣 御指摘のとおり、人材をどう確保するかということは、これから、建設業界のみならず各分野で、人手不足、そして担い手不足、特にブルーカラーといいますか職人さん、そうした者が不足をしてくる、これにどう対応するか、どう支援するかということが大きな課題だというふうに思っています。 外国人の方にもということで、外国人材の活用ということにつきまして、緊急措置を四月にとらせていただいたんですが、何といっても日本国内の人材ということが大事だというふうに思います。年齢がいっている、高齢化しているから現場に立てないと言っているような状況があったわけですが、実は、これから公共事業も大事な役割であるとい……
○太田国務大臣 国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。 国土交通大臣として、二年目を迎えました。昨年は、社会資本メンテナンス元年として老朽化対策を進めるなど、新たな取り組みを始めました。 二年目は、これらの成果を目に見える形で示す必要があります。 被災地の復興の加速、防災・減災、老朽化対策、それらを踏まえた持続的な経済成長の実現を、国民の皆様に実感していただけるよう、総力を挙げて取り組んでまいります。 また、ことしは、三十年、四十年後を見据えた長期的な取り組みも本格化させる時期だと考えています。来月には、二〇五〇年という長期の視点に立った新たな国土のグランドデザイ……
○太田国務大臣 江東区の臨海部は、近年、大きな人口の増加があり、また、今ありましたように、豊洲新市場の開場、そして、オリンピック・パラリンピックの多数の会場ができるということで、輸送力が非常に大事であるというふうに思っています。 こうした背景のもとで、地下鉄八号線豊洲―住吉間の延伸は、臨海部への鉄道アクセスの充実という機能のみならず、混雑率の高い東西線の混雑緩和にも役立つということが期待をされております。 こうしたことから、地下鉄八号線豊洲―住吉間の延伸は、東京の鉄道ネットワークの中でも、極めて重要な意義を有する事業であると認識をしています。
○太田国務大臣 ただいま議題となりました奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 奄美群島及び小笠原諸島につきましては、それぞれ昭和二十八年、昭和四十三年の本土復帰以来、これまで国による特別措置を講じ、関係地方公共団体や島民の方々の不断の努力により、基礎条件の改善とその振興開発を着実に実施してまいりました。 しかしながら、両地域は、本土から隔絶した外海に位置しているなど、厳しい地理的、自然的特性等の特殊事情による不利性を抱え、なお本土との間に経済面、生活面での格差が存在します。自立的で持続可能な発展に向けて、……
○太田国務大臣 私が最初に奄美に行った三十年前ぐらいは、今回行きました同じところだと思うんですが、あそこに行きました。泥染めの状況を見たりして、それが本当に最高のものでありましたが、今本当にそれが急に寂れてきているという状況だったという印象を非常に持ったわけです。 地域産業ということについては、大島つむぎの生産量が落ち込んで、新しい主力産業の育成が課題。今回、この法律で、農業と環境とIT、ICT、この三分野ということを言っていて、特に特徴なのは、今御指摘のありましたICTを使ってのものが動き始めてきている。確かに、ITによって距離というのが消滅をしてきている時代になっているということを非常に……
○太田国務大臣 日本の港湾が、競争力が相対的に低下している、釜山、上海、香港、シンガポール、本当にどんどん低下してきているということは、共通の気持ちだというふうに思います。 ある意味では、国が前面に出て、そうした国際競争力というものを持っていかなくてはならない港湾にしていく。空港もそうでありますけれども、港湾というのはますますそういうことであると思います。 ましてや、来年パナマ運河が拡張されて、シェールガス革命を初めとするアメリカからの、またその他の国からの物流が大きく変化をしてきます。同時に、地球温暖化とも相まって、北極海航路が動き始めてきているという状況もございまして、今なかなか難しい……
○太田国務大臣 詳細に説明をいただきまして、まさにそのとおりです。 この間、昨年の十月の終わりでありましたが、ボスポラス海峡に、地下六十メートルのところに沈埋トンネルをやりまして、鉄道が動いているんですけれども、そうした非常に技術力がある日本でありましたが、だんだんおくれをとってきているという状況にあります。ますますインフラシステムの海外展開が政府の重要な政策の一つとして上がっておりまして、私も、そうしたことについて、東南アジア各国を回りましてトップセールスを行ってきたところです。 技術力は日本はすばらしい、しかし価格が高いということがまず一般的に言われているという状況にあります。 さら……
○太田国務大臣 御指摘のように、沖ノ鳥島は、我が国国土面積三十八万平方キロに対しまして、それを上回る四十二万平方キロメートルの排他的経済水域を有しているという状況でもありますし、沖ノ鳥島を含む小笠原諸島ということでいきますと、この排他的経済水域は何と日本の三割を担っているという状況にございます。 この周辺海域には、コバルトリッチクラストなどの海底資源が豊富に存在しますほか、安全保障という観点からも極めて重要だというふうに認識をしております。 この事業は、そうした排他的経済水域における資源開発あるいは安全保障という拠点をつくるということで、国の行っている大事な事業でございます。今回事故が起き……
○太田国務大臣 今、議論の中にありました、パナマ運河の拡張、あるいは北極海航路、今は夏場といいますか数カ月しか通れませんけれども、ここはかなり有効なものであり、そして、世界の物流は劇的な変化を迎えようとしているところでもありますし、エネルギーというものをどこから得るかということは極めて重要な世界的課題だというふうに思います。 神戸港の話をずっとされておりましたが、私は本当に、シンガポールや釜山や上海に比べまして、日本の神戸、横浜、大阪、東京、こうしたところが非常に劣後してきている。一九七三年に神戸港は、六十九万TEUで世界第一位、それが今、二〇一二年には五十二位になっている。しかも、八二年の……
○太田国務大臣 三陸鉄道が全線開通になりまして、現地に行きましたけれども、大変喜びが爆発している。「あまちゃん」で見ているような大漁旗が振られたり、小旗で、本当に、駅や沿線で大きく喜びが爆発している感じを受けました。被災をして、直ちに現場で、動いた線路を直したりいろいろなことをして、少しずつ少しずつ開通をさせてきて、やっとといいますか、ついにここが完成となったということで、非常に、三陸鉄道、そして地元の多くの方々の御努力に感謝を申し上げたいと思っております。 これが地域のさらなる復興の加速に向けた原動力になると実感をしましたし、沿線の市町村長さんともじっくり、式典の前だけじゃなくて、別に時間……
○太田国務大臣 地方の衰退、そして人口減、高齢化が進む。先生の、地方あるいは離島についての取り組みということについては十分私は承知しているつもりでありますし、それから、それぞれの生まれ育ったところ、そこに愛着を持って生きていくというのが人間として自然な生き方であると思います。 そこを食いとめなくてはならない。そして、地域の活力を維持するとともに、福祉や医療の機能を確保して、高齢者が安心して暮らせるまちづくりを推進するということが必要であろう。そして同時に、福祉や交通なども含めて都市全体の構造を見直して、コンパクトなまちづくりと、これと連携した公共交通のネットワークを形成しなければ、人口減少、……
○太田国務大臣 三月にベビーカーの統一マークを発表させていただきました。有識者に去年の六月からずっと検討していただいて、さまざまな取り組みをいただいたんですが、そこにベビーカーを押している絵がありますけれども、それは、今までは全国で十幾つもばらばらであったんですが、いろいろ議論しまして、それに決定をさせていただいて、今、交通機関には特に出ているということになります。 右の押している人が、知られていないのできょう申し上げますが、スカートにするかどうかということで相当議論がありまして、そうじゃなくて、男性もやるんだと。男性なのか女性なのか共通してよくわからないようなマークにわざわざさせていただい……
○太田国務大臣 八ツ場ダムの建設事業につきましては、我が国の社会経済の中の中枢であります首都圏を支える利根川水系におきまして、洪水氾濫から流域の人命、財産を守るとともに、必要な都市用水を供給するために大きな役割を持つ、極めて重要な事業であるというふうに認識をしています。 事業実施に当たりましては、今御指摘のありましたように、ダム検証のプロセスを経まして、平成二十三年十二月、当時の前田大臣でありますけれども、事業継続との判断がされました。その後、昨年五月、地方公共団体、関係住民、学識経験者等の意見を伺いながら、利根川水系利根川・江戸川河川整備計画を策定するなど、手続を丁寧に進めてきたところです……
○太田国務大臣 お手元の、いただきました資料にもありますように、我が国では、昭和三十一年、道路整備特別措置法に基づいて、非常に財政が厳しかったということもありまして、有料道路方式によって高速道路の整備が進められて、我が国の発展を支える原動力になってきました。 それからずっと変遷がありますけれども、依然、高速道路のミッシングリンクというのは一方ではあるということもございます。地域の活性化や物流の効率化の観点から、道路ネットワークの強化というものはますます重要になってきているんだというふうに認識をしております。 一方、東日本大震災やあるいは笹子トンネルの天井板落下というように、非常に、防災・減……
○太田国務大臣 住民ができるだけ参加して、意見が述べられる。いろいろな形態があろうと思います。協議会、いろいろなことのほかにもあろうかと思いますが、声をよく聞くという体制は最も大事だというふうに思っています。 緑の防潮堤については、高さと構造という両面を考えてのことです。森の防潮堤で指摘されているのは、むしろ高さというよりは構造の部分です。瓦れきをそのまま中に使ってというようなこともありますが、我々が考えておりますのは、高さと構造と両面から考えて、緑というもの、樹木を植えると。 そして、今御指摘のさまざまありました構造ということは、強度が一番大事でございますので、そういう点では、盛り土した……
○太田国務大臣 新たな国土のグランドデザインにつきましては、三月二十八日に骨子を公表させていただきました。それから、各方面から意見をいただきまして議論を深めて、中身をさらに詰めていくということにいたしております。 四月十五日に有識者懇談会を開催しまして御意見をお伺いしまして、さらに五月三十日と六月二十七日にも開催する予定としております。 それから、地方の現場からの意見をということが大事だというふうに思っておりまして、現在、国交省から派遣をしまして、各地方自治体の各方面、全国で十カ所のブロックに分けまして、ブロックごとに都道府県や地域の経済団体の方々からも御意見を直接お聞きする場ということで……
○太田国務大臣 全くそのとおりで、今回のマンション敷地売却制度は、いわゆる郊外での団地の建てかえに活用することはなかなか困難だというふうに思います。理由は、既に先生御指摘のように、いろいろな形の複雑な権利関係の調整を行うということが現実的に難しいということ、そして、一つの敷地に複数棟建っているということでは、土地全体が全棟の区分所有者全員の共有というふうになっておりますものですから、そこでの合意を得ていく手続というのは非常に難しいということがございます。 しかし、そういうところの老朽化や、居住者の高齢化が進んでいる団地の建てかえあるいは大規模改修で再生を図るべきだという声というのは、私も直接……
○太田国務大臣 問題意識は、実は私がこの職になりまして本当に実感をしているところでございます。 日本の中で、構造改革というこの言葉自体は、なかなか、四文字熟語に気をつけよという言葉が逆にあるんですが、富国強兵から始まって、四文字熟語で何となくふわっと持っていかれるということが日本の中には明治以来あったというふうに思います。 この構造改革自体は常に不断にやる、あるいは公共事業において、無駄な公共事業は削り、必要な公共事業はやる、当たり前のことだと思います。 しかし、近年、公共事業は悪玉だとか無駄だというようなことがかなり敷衍して、乱暴な議論が行われたり、あるいは建設投資の急激な減少というこ……
○太田国務大臣 建設業において、労働死亡災害のうちで、転落、墜落が最も多い。百五十七件とおっしゃいましたが、平成二十五年死亡災害が三百四十二件、うち墜落、転落によるものが百六十件、二番が崩壊、倒壊、三位が交通事故というような形になっています。 私は、去年三月ですか、泉先生からあって、私もかなり前からそのことについて一生懸命やってきたという答弁をしたことを記憶しておりますが、足場の安全確保を含めて、建設現場における墜落、転落災害対策の必要性を本当に痛感しています。 この間、国土交通省直轄工事におきましては、平成十五年度より、足場について申し上げますと、足場工事の安全確保に資するために、厚生労……
○太田国務大臣 戦国時代からのお話でありましたが、本当にそうでありまして、一五〇〇年代の我が国というのは、気象変動というのは世界的だという話もあり、その前にペストがヨーロッパでははやるわけですが、鎌倉時代から相当天変地異というものがあったり、あるいは蒙古襲来というものがあったりしながら、非常に室町時代というのは大変な時代で、応仁の乱というのはまさにそういう中で起きたことだというふうに思います。 戦国大名が一五〇〇年代に土地を争うということになりましたが、実はこれが終息するのが、国土交通行政からいいますと、一五九四年だと思いますが、秀吉から排斥をされた家康が江戸に転封をされまして、アシが茂って……
○太田国務大臣 分権かどうかというような、イデオロギー的なそうした論争が数年間ありましたが、一番大事なのは、安全とか安心ということだというふうに思います。 今お話がありましたように、個別にやはり相談しながら結論を出していくということが大事だろうというふうに思っておりまして、その基準は、背後に人的なあるいは物的な資産の集積状況と、そして大災害やあるいは渇水等があるかどうかというようなことが一番の判断基準だというふうに思います。 そういう意味では、水害があったりというようなことも含めて、必要な検討は行う必要があるというふうに思っていまして、本格的に検討したいというふうに思っております。
○太田国務大臣 国土交通省が、管理職、女性が少ないという御指摘がありまして、本当にそのとおりです。 それは、土木とか建築という携わる部門が、そうした今まで男性的であると。大学などでも、建築には女性が、土木も、土木という学科が少ないんですけれども、かなり女性が入っている場面が多いんですが、それでもやはり少ないということもあったりします。 しかし、私は、ここは本当に女性が活躍をしていただくようにしなければいけないし、そうなれば活力がより増す、強靱性という、しなやかさという強さが出てくるというふうに強く思っています。 観光という分野でも、女性の感覚が物すごく必要です。国土交通行政の中で、観光も……
○太田国務大臣 通告はいただいておりませんが、極めて大事な指摘をされていると思います。 私も同様の考え方を持っておりまして、BバイC、ベネフィットというのは一体何であるか。もともと公共事業ということについては、フローということ以上にストックというものを大事にしていかなくてはいけない。その判断としてのベネフィットというのが一体どういうものか。極めてそれが、フローのある部分だけに捉えられているということについては、これは十分検討していかなくてはならない。 命を守る公共事業ということについて御理解をいただいているというのは、大変ありがたいことだというふうに思っているところです。
○太田国務大臣 御指摘のとおり、技能者、職人さん、技術者、いわゆる現場監督をする人、これらの人が不足をしているということがございます。とにかく、今まで、何とかしよう、こうしてきまして、具体的には、主任技術者一人で兼任できる工事の範囲につきまして、従来五キロであったものを十キロまでできるということをことしのこの二月から全国的にスタートをさせていただいたり、発注ロットの大型化等の工夫も進めさせていただいております。 今後、御提案も含めて、関係者の意見も伺いながら、さらに検討を深めたいと思っております。
○太田国務大臣 靖国に総理が行かれたというのは、総理の御判断だというふうに思います。 新たな追悼施設ということについては、これまでも論議があったというふうに思いますが、靖国への考え方の一つであるというふうに承知しています。いまだコンセンサスができていない状況であるという認識をしています。
○太田国務大臣 これまで、集団的自衛権につきましては、昭和五十六年の質問主意書を初めとして、数々の場で、政府見解として、認められないということが答弁として出ているということは事実であります。 しかし、総理が、これは総理が答えた方がいいと思いますが、何度も申し上げておりますように、現在の安全保障状況の変化等々によって、安保法制懇というところで、それらも含めて、ということは、そこの答弁の背景にあるさまざまなことをきっと含めて総理はおっしゃっているというふうに思いますけれども、安保法制懇の中で論議が深められている、また深めていただくことを期待したいということを繰り返し総理は言われております。 私……
○太田国務大臣 昨年十二月二十日に訪日外国人旅行者一千万人を達成いたしましたが、ビザ緩和とともに、インドネシア、マレーシアなど、イスラム圏からの旅行者が急増いたしました。今後とも、さらなる成長が期待される東南アジアを初めとするイスラム圏の方々に訪問していただくことが極めて重要だというふうに思っています。 一方で、日本においでいただくムスリム旅行者の方々は、食の問題や礼拝場所の問題等、大変御不便を感じていらっしゃる、またお困りになっている状況にあるというふうに思います。ムスリム旅行者の方々の声をしっかり把握して対応することが重要だと思っております。 現在、観光庁、そしてJNTOが中心となりま……
○太田国務大臣 時間のようでありますので、簡単に申し上げます。 人件費については、労務単価を上げさせていただきました。 資材については、御承知のように、円安によってということもありますし、高騰してきているということがあります。 入札時に、毎月更新される最新の資材単価を適用する、これを徹底しました。それから、契約後に資材が高騰した場合、スライドさせる、これも徹底をさせていただきました。あるいは、遠隔地から、これは東北の場合が特に多いんですけれども、調達した場合には、追加コストを円滑に支払う措置を活用するよう、これも徹底させていただきました。 円滑に執行され、そして構造物ができるようにとい……
○太田国務大臣 被災地の復興加速化のために事業の円滑な施工、極めて大事だというふうに思っていまして、ずっとこれを注視してきました。これまでも、労務単価を昨年の四月に上げる、二一%、被災地で上げさせていただいて、この二月から、さらに加えて八%引き上げるというような措置もとらせていただきました。 岩手県をとりますと、昨年の入札不調一四%ぐらいが、これは時期によって、月によって、かなり予算の出る時期が違いますから変化があるんですが、昨年の二十五年度十二月までに二五%に上がっているという状況がございまして、大変心配をしました。 二月一日に復興加速会議というのを持ちまして、岩手県からも来ていただきま……
○太田国務大臣 今回の報道を受けまして、群馬県内の国土交通省所管工事について、大同特殊鋼の鉄鋼スラグの使用状況について調査を行わせていただきました。 具体的には、工事に使用する材料につきまして、工事を行う施工業者から提出されます品質規格証明書というのがありますが、これの書類を確認しました。その結果、書類が残っているのは平成二十年度以降でありまして、この平成二十年度以降の工事で、道路の路盤など四十五件の工事におきまして、大同特殊鋼の鉄鋼スラグを含む砕石を利用した記録が残っていることを確認しました。したがって、これらの工事においては、御質問の鉄鋼スラグを含む砕石が使用されているというふうに考えま……
○太田国務大臣 公共事業が大盤振る舞いであるというような記事を見て、びっくりするところでありますが、まずは、公共事業イコール無駄遣いであるとか、公共事業イコール悪であるというような、単純なレッテル張りからは本当に脱却しなくちゃいかぬというふうに強く思っています。 問題は、私は危機感であろうというふうに思います。 大雪がこの二週間、大変な問題になり、そして竜巻があり、フィリピンでは九十メートルの風速があって、スーパータイフーンというのが日本に訪れる可能性がある。しかも、首都直下地震や南海トラフの地震というのは、先生の高知でいいますと、三十四メートルというのが来る。そして、豪雨はある。まさに、……
○太田国務大臣 大変申しわけないのですが、私は今現在、公明党を代表してエネルギーについて申し上げる立場にはございません。 このエネルギー基本計画が、政府の原案として出され、与党で今後議論をされ、そして調整が行われるものと承知をしているところでございます。 なお、自公連立政権合意書、一昨年の十二月二十五日でありますけれども、そこは私にも関係するところでありますけれども、原発・エネルギー政策の項目につきましては、省エネルギー、再生可能エネルギーの加速度的な導入や火力発電所の効率化等の推進化によって、可能な限り原発依存度を減らす、このように書かれていることを御紹介します。
○太田国務大臣 漆原国対委員長がどういう発言をしたかということについては、十分私は承知はしておりませんが、いずれにしましても、この安全保障をどのようにするかという論議につきましては、今、安保法制懇の中で論議をされていることであり、それをさらに深めていく、そしてまた、さらに論議を与党間においても深めるということがまず表明されているわけであります。
いずれにしても、この問題については、じっくりといいますか、論議を深めるということが大事であるということは、恐らく総理も含めて同じではないかというふうに思っているところです。
【次の発言】 私は再三ここでも述べておりますが、集団的自衛権あるいは安全保障……
○太田国務大臣 現状も踏まえて答弁させていただきます。 海上保安庁は、海上自衛隊に海上警備行動が発令された場合におきましても、付近、海域における治安の維持、安全確保など、海上保安庁の任務を実施するということになります。 また、今御指摘のありましたような、海上警備行動が過去に発令されたことがあった不審船というのがありますけれども、あるいは、海賊の対処等の分野において、共同対処マニュアルの整備がかなり進んではいます。同時に、実際の共同対処、平素からの訓練、情報連絡などを通じまして、海上自衛隊との連携を深めておりますし、また、深めていくことも大事だというふうに思っています。 我が国の領土、領海……
○太田国務大臣 あくまで新三要件ということを厳密に判断してということだと思います。
【次の発言】 私の直接の所管ではないんですけれども、そこは、その状況の具体的なものというのは相当幅があろうというふうに思いますので、新三要件というものの、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある、こうされている、そこからどう判断するかということだと思います。
【次の発言】 今も総理からも、また午前中から、法制局長官からもありました。今回の閣議決定により憲法上許容されると判断するに至りました集団的自衛権の行使は、あくまで新三要件を満たす場合に限定をされているもの……
○太田国務大臣 第百八十七回国会における御審議に当たり、国土交通行政の諸課題について、私の考え方を述べさせていただきます。 本年八月、広島で甚大な土砂災害が発生するなど、ことしも各地で大雨による被害が発生しました。また、九月二十七日には御嶽山が噴火いたしました。これらの災害により犠牲となられた方々とその御家族に対して謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地の皆様が一日も早く安全、安心な暮らしを取り戻していただけるよう、総力を挙げて取り組んでまいります。 国土交通行政の課題としては、まず、第一に、国民生活の安全、安心の確保です。 東日本大震災……
○太田国務大臣 二〇五〇年、日本はどういう時代を迎えるか、地方創生ということの中では五十年後という一つの時間軸をお示ししました。その中でどうやって生きていくのかという課題が突きつけられているというふうに思います。 そこを担う、東京は東京で、私は北区に住んでいるわけですが、そこでどういうふうに我が区をしていくかという課題もあり、埼玉県は埼玉県、神奈川県は神奈川県でその周辺ということがあったり、あるいは中心都市もあったりということで、それぞれ課題は持っています。 そういう意味では、小笠原なら小笠原は、飛行機がどんどん来てというようなところにはしたくないと村長さんが言っているということもありまし……
○太田国務大臣 ただいま議題となりました土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 平成二十六年八月豪雨により広島市北部で発生した土砂災害においては、住民の避難が迅速かつ的確に行われることが重要であり、そのためには円滑に避難勧告等を発令し、土砂災害に対する警戒避難体制を強化する必要があることが明らかになったところであります。今後もいつ発生するかわからない土砂災害に備え、国民の命を守るためには、このような課題に適切に対処し、防災・減災対策を強化していくことが必要です。 このような趣旨から、このたびこの法律案を提……
○太田国務大臣 被災されました緑井・八木地区を中心にしまして、砂防堰堤の早期着手について御要望をいただいております。切実な皆さんの思いであるというふうに感じております。 国交省におきましては、この緑井・八木地区を中心にしまして、特に被害の著しかった二十四渓流において砂防堰堤の緊急事業に着手したところであります。年内には工事用の道路に着手するということをこの間の本会議でも申し上げましたが、できるだけ早期に完成を目指していきたいというふうに思っています。 いつという、まだ時期は明確にできませんが、少なくともできるだけ早くということは心を期してやっていきたいと思っておりますので、御理解をいただき……
○太田国務大臣 実は、そこが一番問題であるとともに、課題であるとともに、現在の雨が、気象庁がつかまえるという、ある意味では、精度からいくと、広域で捉えなくてはならない。五キロ平方ということを言われましたけれども、そうした今の雨の降り方が違う。 この間の広島におきましても、バックビルディング現象、次々と積乱雲が立ち上がって、そこに線ができる、線状降雨帯というのができるという新しい状況です。去年だったと思いますが、仙北市は集中的にあったと同時に、通常であれば、かなりなだらかなものですから、ここは大丈夫だろうというような判断があったというふうに思います。 そういう意味では、首長さんがどういう形で……
○太田国務大臣 空き家の問題についてはかねてから一つ大きな問題になっておりまして、後藤委員には大変真剣に取り組んでいただいたことに心から敬意を表したいと思います。 空き家につきましては、都市部でも地方部でも増加をしておりまして、対策の強化が必要です。使える空き家は、利活用も含めまして、都市部では住宅としての流通を促進するとともに、地方部では地域活性化の拠点などとして活用することも可能だと思います。また、放置されて周辺に悪影響を及ぼす空き家については除却を促進する必要がありますし、条例等でも随分多くこれについて取り組んでいただいているところでございます。 居住環境の整備改善を図る観点から、空……
○太田国務大臣 買い物の難民ということになってしまう。そして、そのまま置いておくと、どうしても乾き物みたいなものだけになってしまう。しかし、生活するということからいくと、魚、肉、そして野菜、この生鮮三品が必要である。そして、それをどういうふうにするかという調査をする。生活という観点での調査ということになろうと思います。 今御指摘の、先生がおっしゃった、この買い物という中で見守りをあわせてやるということは、私は物すごく大事なことだというふうに思います。それらも含めて、もとの住まいと異なる場所にいて、そして非常に小さいところもあったりして、コミュニティーをどうするかということが大事で、そうした観……
○太田国務大臣 木材、特に国産材を利用してということは、私は、やるということをまず申し上げたいと思います。 平成二十二年に制定されました公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律に基づきまして、木造化を積極的に進めてきました。三階以下の低層の建物、従来であれば鉄筋コンクリートでつくられたわけですが、二十四年度の国の公共建築物実績で前年比三五%増、四十二棟が木造化されてきているということもありますし、CLTがいよいよ動き出すということもありますし、あるいはまた、木造三階建ての学校をつくるということも決めさせていただきました。 御指摘のように、これについては力を注いでいきたい、このように……
○太田国務大臣 総理から今答弁があったとおりでありますけれども、観測体制を強化する、監視をする、そうしたことをより充実させるということが大事だと思います。そういう意味では、機器の整備や、火口付近ということに対しての微妙な微震動ということについても観測をする、そうした監視体制を強化したいというふうに思っています。 その情報を的確に登山者を初めとする地元の方々にお知らせする、ここのところが非常に大事で、気象庁としては、ホームページ等々でやってはおりますが、よく地元の方たちと連携をとってそうした体制をとりたいというふうに思っているところです。 特に、御嶽山につきましては、二次災害に備えるというこ……
○太田国務大臣 御指摘の、十六兆円の公共事業の未消化と書いてありますのは、本文の中にも書いてありますが、建設業者が受注をしまして現在執行中、仕事をしている、抱えている、これが十六兆円ある、こういうことです。 ということは、これは、未消化というよりも、今、抱えて、算段がされて、やっている量が十六兆円あるということで、これは仕事をしているわけですから、消化をしているということに現実にはなります。 これがふえているということはどういうことかといいますと、今までよりも、補正にしましても、あるいは本予算にしましても、早い執行をするようにということを政府全体で決めておりまして、例年より執行率がいいとい……
○太田国務大臣 委員から御指摘ありましたように、平成十七年四月には、この協会は二十二空港で駐車場事業を運営していましたが、現在は十七に規模を縮小した。 そして、役員の数も縮小しておりまして、国土交通省出身の役員の人数も縮小してきています。 平成十七年四月一日現在、役員数十一名、うち国交省OB五名、二十六年四月一日現在で、役員数十二名、うち国交省は三名、このように減らしてきてはいます。(松野(頼)委員「職員の数」と呼ぶ) 職員の数は、平成二十六年四月一日現在では百七十七名、御指摘のとおりでありますが……(松野(頼)委員「OB」と呼ぶ)OBが四十四名ということでございます。
○太田国務大臣 私は、大変申しわけないんですが、今、公明党を代表して答えるという立場にもありませんし、今回の法案ということについては、主務大臣でもありませんので、お答えする立場にはございません。 ただ、あえて申し上げますと、自公の与党協議を経まして合意が形成されて今回の法律案が提出されているもの、このように承知をしています。 専守防衛等々につきましては、内容等につきましては、きょうも総理また主務大臣からお答えをしたとおりだと思います。
○太田国務大臣 大変申しわけないんですが、私は、公明党を代表するという現在立場ではありませんし、法案の主務大臣でもありませんので、お答えするという立場にはございません。
あえて申し上げますと、自公の与党協議を経て合意が形成されて、今回の法律案が提出されている、このように承知しています。
【次の発言】 閣議決定で法案ということについて、私はそれを認め、サインをしたということでありますが、しかし、法案の審査という内容につきましては主務大臣が答えるというのがこの国政のルールだと思っております。
○太田国務大臣 私は、現在公明党を代表して答弁するという立場にもありませんし、主管大臣でもありませんから、お答えすることは適切ではないと思いますが、私の聞き及ぶところでは、公明党は、自民党はどうか私はわかりません、公明党は事前承認を求めたということは事実だったと思います。
【次の発言】 これは、政府としてという以上に、安倍総理御自身が判断をされる、適切に判断されることだと思います。
○太田国務大臣 国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。 国土交通大臣として、これまで景気・経済の再生、被災地の復興加速、防災・減災を初めとする危機管理の三本柱に加え、地方の創生といった内閣の重要課題に取り組んできました。これらの課題について、施策の前進を実感していただけるよう各般の取り組みを展開してまいります。 我が国は、急激な人口減少、少子化、異次元の高齢化の進展、巨大災害の切迫などの課題に直面しています。これらの課題に適切に対応していくためには、中長期的な視点で取り組むことが必要です。 その際、「国土のグランドデザイン二〇五〇 ?対流促進型国土の形成?」で掲げた……
○太田国務大臣 半島地域は、三方を海に囲まれ、平地にも恵まれず、全国を上回る人口減少、高齢化が進行して、地域経済が厳しさを増している状況にあるというふうに認識をしています。 私は、半島地域をふるさととして愛する国民が、その地域に住み続けたい、親しい人とともに生きていきたいということを大事にしていくことが大事だというふうに思います。 人はその地域と文化を背負って生きる存在である、私はこのような哲学を持っておりまして、そういう意味からいきまして、その人たちを大事にしていくということが大事だと思います。 そのため、御指摘のように、医療や福祉の確保、地域ならではの産品づくりや観光交流の促進、生活……
○太田国務大臣 四月十一日、十二日と、中国国家旅游局の李金早局長、韓国の文化体育観光部の金鍾徳長官を迎えまして、これは実に四年ぶりの開催となりまして、七回目の日中韓観光大臣会合を開催できました。 今回の会合では三つのことについて議論をしまして共同声明としてまとめたんですが、第一に、日中韓三国の相互の交流を拡大しようということが第一点です。規模は、今、二〇一四年に初めて三国交流が二千万人を超えましたが、二〇二〇年には三千万人ということにしようということで合意をしました。 日本に対しては、中国、韓国両国から旅行者数がかなり増加をしているという傾向にありますが、日本から中国、韓国への旅行者は減少……
○太田国務大臣 御質問の懸念というのはよくわかります。 ただ、私から見ますと、財政制約というのがもう常に頭の中にあって、この二年少しの職務を遂行してきました。あれもしたい、これもしたいというのを、むしろ削って申しわけありませんというような状況の財政制約というものを当然しっかり置いていかなくてはいけないと思っています。 雨水公共下水道は、全ての地域で整備するわけではありません。雨水公共下水道は、今後、下水道の整備を進める予定の区域のうちで、汚水処理を合併浄化槽で行うこととなる市街地において、浸水対策の必要がある場合ということに限定しまして実施することとしています。 ただ、近年、局地化、集中……
○太田国務大臣 おっしゃるとおり、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック、外国人の観光客二千万という目標はかなり現実味を帯びてきている状況だと思っておりまして、空港の容量拡大、機能拡大というものは極めて重要であり、そして首都圏空港の重要性、そして地方空港の拡充、こうしたことの努力をしなければならない、このようにまず認識をしています。 昨年七月に、学者、専門家で構成する首都圏空港機能強化技術検討小委員会におきまして、成田、羽田両空港の機能強化に関する技術的な方策が示されています。 具体的には、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックまでに実現する方策として、羽田空港の飛行経路の見直しや……
○太田国務大臣 まさにそのとおりで、人口減少・高齢社会という中で、どうやって町をつくり直すか、その中で悪戦苦闘している公共交通ということについて、いろいろなバリエーションを含めて支援体制をつくろうということで、累次にわたる改正で、今回は出資ができるようにということもさせていただいているところなんです。 今御指摘の、例えばスクールバスというのがある。朝と夕方というのは走る、だけれども、その間は遊んでいる。ここのところを、今度は、昼は大事なコミュニティーバスということで、お年寄りを乗せたりしながら病院を回れるようにする。文科省の範囲であろう。しかし、そうではなくて、コミュニティーバスという形でや……
○太田国務大臣 大臣認定制度の見直しについては、第三者委員会を立ち上げまして議論を始めているところです。そこでの議論を踏まえて大臣認定制度の見直しを行うということが必要だ、このように考えています。
その見直しに当たりましては、安全に直結する製品かどうか、そして、過去に不正を行った企業かどうか等により、チェックの程度を変えるべきだと考えておりまして、具体策をさらに詰めていきたい、このように考えています。
【次の発言】 交換、改修については、東洋ゴム工業が、交換等に対する費用の負担に加えて、関連する損失、例えば、先ほどからありましたが、価値の下落を初めとするそうした損失についても補償を行うことは……
○太田国務大臣 JR九州は、完全民営化後におきましても、九州の基幹的輸送機関としまして、必要な鉄道ネットワークをしっかり維持する必要がある、このように考えています。 このため、本法律案におきまして、JR九州が配慮すべき事項としまして、国土交通大臣が、現に営業している鉄道路線の適切な維持について指針を定めるということにしています。その上で、この指針を踏まえた事業運営を確保するため必要があると認めるときは、国が指導、助言、さらには勧告、命令を行う、このようにしております。 さらに、JR九州の発足時に設けられました三千八百七十七億円の経営安定基金につきましては、鉄道路線維持のための安全投資など、……
○太田国務大臣 JR九州は、これまで、九州における基幹的な輸送機関として、鉄道ネットワークの維持向上の大事な役割を果たしてきたというふうに思います。 例えば、鉄道サービスにおきましては、新駅の設置、あるいは列車運行本数の増加、そして、有名でありますけれども、「ななつ星」を初めとする観光列車、そして、農業や介護サービス、今、卵御飯という卵のお話もありましたが、多岐にわたる関連事業を展開してきているというふうに承知しています。 今般、上場の前提となる安定的な経営基盤が確立されたことは、JR九州のこれまでの経営努力の成果であると評価しております。 完全民営化によりまして、国による事業計画の認可……
○太田国務大臣 日曜日に発生しました川崎市の簡易宿泊所の火災につきまして、五名の方が亡くなられて、十九名の方が負傷され、まことに遺憾に思っておりますとともに、犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、負傷された方々にお見舞いを申し上げているところでございます。 御指摘のように、まずは建築物の安全確保が急務だと思いまして、十八日に全国の特定行政庁に対して通知を発出しました。消防部局や旅館業の担当部局と連携をしまして、簡易宿泊所に関する違反建築物の確認や是正を行うように徹底したわけであります。 今、小宮山先生おっしゃるように、私も記者会見のときにも言ったんですが、そうしたところに宿泊を続……
○太田国務大臣 今の御質問というか、お話の中に全て尽きているというふうに思うんですが、我が国において、現在、国内生産されている自動車の半数に当たる年間約五百万台が輸出をされています。輸出面での国際競争力を確保するということは極めて重要だ、このように思います。 今回創設される制度は、車両単位の相互承認を可能とするものです。この結果、一九五八年協定加盟国への輸出に関する審査手続が大幅に簡素化をされて、我が国が強みを有する自動車輸出の円滑化が図られることになりますし、また、今も御指摘のありましたように、自動車産業の、これは自動車産業に限らないわけですが、国際競争力強化というためには、日本の制度や技……
○太田国務大臣 今後、この連絡橋につきましては、東京都、川崎市及び国交省が協力して、松原先生御指摘のように、「二〇二〇年を目指した成長戦略拠点の形成を支えるインフラとして事業の実現を目指す。」とされています。オリンピック・パラリンピックの二〇二〇年、これを念頭に置いて、関係者と協力して、力を入れて取り組んでいきたい、このように思っております。
【次の発言】 環境省ともよく連携をとって、また東京都ともよく連携をとって、今の御指摘を受けて、どのようにできるかということについて取り組んでいきたい、このように思います。
【次の発言】 国道三五七号につきましては、東京湾に面する千葉、東京、神奈川の各都市……
○太田国務大臣 エネルギーミックスにつきましては、昨年四月に閣議決定されたエネルギー基本計画の方針を踏まえまして、経済産業省の総合資源エネルギー調査会におきまして検討されているものと承知をしています。また、これは、徹底した省エネルギー、再生可能エネルギーの導入等を進めつつ、原発依存度を可能な限り低減させるという供給サイドの目標を具体化するものと認識をしています。 一方、需要サイドを中心とした温室効果ガスの削減目標に関しましては、本年末のCOP21における全ての国が参加する新たな国際的な枠組みの採択に向けまして、我が国の考え方を取りまとめる必要がありました。 これに関しましては、エネルギーミ……
○太田国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。 安倍政権が誕生しまして、インフラシステム輸出ということに相当力を入れてきまして、経協インフラ戦略会議というのを設定して、各省庁みんな集まって、私も参加しておりますが、戦略的に司令塔として、世界に向けてのインフラ輸出ということをどうするのかという司令塔の役割を果たすようにということで、ばらばらでやっているというのではなくて、一つのプロジェクトを、鉄道なら鉄道をやるときでも、相手国に行きまして、私も行って、各省庁も一緒に来てもらったり、あるいは民間の企業も来ていただいたり、日本は余りそういうことをしませんでしたが、これだけ我が国として力を総合的に入……
○太田国務大臣 御指摘のように、公明党から国会での質問また御提言もいただいて、また自由民主党からも御提言をいただいて、UR賃貸住宅、これは七十五万世帯あるわけですが、その居住者の居住の安定についてさまざま御提言をいただいております。 私も二十年ぐらい、UR賃貸住宅については、直接現場を見たり、あるいは話を聞いたり、一緒に悩んだりしながら、制度もいろいろ、住宅・都市整備公団の時代から都市公団、都市公団からUR、それぞれのときに当たりまして働かせていただいて今日に至りました。 私は、UR賃貸住宅につきましては、まず、居住者が安心して住み続けられるということを根本にしなくてはいけない、そして、U……
○太田国務大臣 けさ九時三十分だと思いますが、浅間山が噴火をしまして、詳細は、私はずっと委員会で、今も国会へ出ておりましたので、ありませんけれども、規模はそんなに大きくなくということで、今は災害とかいろいろなものはございません。詳細をしっかり掌握して対応するようにという指示を参議院の委員会の途中でも出させていただきました。
非常にあちこちで噴火をしておりますものですから、よく実情を掌握して、地元の方にも状況をしっかり伝えるようにさせていただきたい、このように思っています。
【次の発言】 先週の金曜日の深夜、田村航空局長が帰宅途中にタブレットと連絡先リストの入ったかばんを置き引きされた、このよ……
○太田国務大臣 日本は三十八万平方キロの国でありますけれども、四百四十七万平方キロという大変広大な、今御指摘のような重要性を持っています。
その中で、特に離島、そして国境離島、こうしたところは極めて大事なことだというふうに思っておりますので、定住を促進するためにも産業の振興や雇用の創出が重要だと考えておりまして、さまざまな支援策をとっていくということが大事だ、このように認識をしています。
【次の発言】 離島振興に当たりましては、定住を促進するためにも、産業の振興、そして雇用の創出、ひいては国境離島を初めとする重要性ということをよく認識する必要があると思っています。
このため、離島活性化交付……
○太田国務大臣 いきなり、久しぶりに委員会に出ましたら、相撲の立ち合いでいうと、ぱっと跳ばれたような、そんな感じの質問をいただきました。 確かに、私はこれは承知しておりませんでしたが、同じように調べてみますと、道路標識のデザインにつきましては、世界各国の標識の統一を図るために定められた国連道路標識を参考にしながら省令で定めている、こういうことです。 御指摘の、動物が飛び出すおそれありの道路標識のデザインについても、昭和六十一年、一九八六年に国連道路標識を参考として鹿のデザインを定めたということだそうです。 この道路標識の鹿は日本に生息していないとの御指摘もあるようでありますが、この道路標……
○太田国務大臣 桜島ではドローンは使っていない。常時観測体制を強化しておりますが、先般、例えば西之島が今拡大をしておりますが、ここにはドローンで調査をしているということです。それから、先ごろ、箱根の火山ということに対しまして、中に一キロ規制で入れないものですから、その中について、現在の新しい噴火口とかそういうことについて、ドローンを使って調査をしたというのが今月の事例でございます。
【次の発言】 近年、無人航空機が急速に普及して、ある意味では空の産業革命ということだと思います。
農薬の散布等については、既に水田の三分の一で活用されているという状況もあり、マスコミ等の上空からの撮影等もかなり行……
○太田国務大臣 住宅市場につきましては、住宅着工戸数が、一昨年は、駆け込みもありました、九十八万戸を記録しました。かなりふえたわけです。去年は、四月からの消費税上げということもありまして、八十九万程度、最終的には数字はもう少し細かいんですけれども、に上る、このように予測をされているところで、約九万ほど少ないという状況です。特に、持ち家については依然として低迷をしている。 しかし、今、松本先生がおっしゃったように、住宅は、一人一人のマイホームを得たいという方にとっても非常に大事なものでありますとともに、景気、経済ということからも非常に波及効果が多いということで、手を打たせていただいております。……
○太田国務大臣 工事が、船あるいは工事のものが入るということの中での、いわゆる現場海域における安全ということを最優先に考えるというのが私たちの姿勢でございます。
普天間飛行場代替施設関連事業に関して、そうした事故にならないように、これは陸上でもそうですが、工事があったところで事故等が起きやすいということがありますから、それらについて法令の遵守の観点から適切に対応していくという姿勢をとっている。
そして、私も、過剰警備ということのないようにということで、海上保安庁に対しては平素からしっかりと伝えているところでございます。
【次の発言】 どう思ったかというよりは、今、女性に馬乗りになって、海上……
○太田国務大臣 ここ数年、決算ベースで公共事業が例年の二倍に膨れ上がっている、こういう指摘があるということでありますけれども、安倍内閣で、財政制約もありまして、公共事業が急にふえたというような事実はございません。 第一に申し上げたいのは、例年五兆円だった公共事業が十兆円になっている、これは、この五兆円というのは当初予算、本予算が五兆円であるということだと思います。それに比べまして、十兆円の方は決算ベースの予算現額というもので、そもそも二つを比べるというものではございません。そうしたことではないということだと思います。 予算現額といいますのは、当初予算、本予算、プラスして補正予算と、そして前……
○太田国務大臣 リニア中央新幹線は、最速で東京―名古屋間を四十分、そして東京―大阪間を一時間強で結ぶことによりまして、三大都市圏間の人の流れを劇的に変えて、スーパーメガリージョンと私は言っておりますが、そうした大きな流れの変化の中で、国民生活や経済活動にも大変大きなインパクトがあるものだと考えています。 この事業につきましては、JR東海が、民間企業として経営の自由や投資の自主性の確保を貫徹すること、これを大原則、この前提のもとで全額自己負担で整備するとの意向を示したことを受けまして、交通政策審議会におきまして二十回にわたって有識者に幅広く御議論をいただいた上で、建設の指示が二十三年の五月にさ……
○太田国務大臣 空き家がふえてきまして、全国で八百二十万戸、使えるものは使う、除却すべきものは除却するということが極めて大事で、御指摘のように、昨年の十一月に成立をした空き家対策特別措置法、今週の二月二十六日施行ということになります。 国交省として、関係部局ともよく連携をとること、そして地方公共団体ともしっかり連携をとる、こうした万全の体制でいよいよスタートを切るということでありますが、福祉の拠点にするということもありますし、あるいは除却ということもありますし、あるいは小さな拠点という地方創生の大事な部分を担うということもあります。よく連携をとってやっていきたい、このように考えております。
○太田国務大臣 私どもの場合は、党のことは党に任せているというのが現状でございます。
○太田国務大臣 この借り上げ災害公営住宅ということにつきましては、九六年、こうした制度が阪神・淡路大震災を受けましてスタートを切りました。建物の所有者から地方公共団体が建物を借り上げる、そうした契約において期限が設定をされる。 阪神・淡路大震災当時は、民法第六百四条によりまして、賃貸借の契約は最長二十年、こうされていたことを踏まえまして、建物所有者と兵庫県や各市、こうしたところとの間で借り上げ期間は二十年ということにされました。その上で、入居者に対して、入居制限は建物所有者からの借り上げ期限と同じ日に設定された、このように聞いています。 災害から二十年が経過しまして、最も早いもので、ことし……
○太田国務大臣 御指摘のように、雨の降り方が激甚化し、集中化し、局地化しているという状況にありまして、五十ミリの雨を基準にした、いろいろなことが、それをオーバーするようになっています。ハードでこれに対応するというのは基本的に難しい、ハードの整備をさらに促進するとともに、その上にもっとソフトということの対策をいろいろな広範囲に展開をしていかなくてはいけないということだと思います。 新しいステージに対応するようにということで、有識者にも集まっていただいて、去年の秋から研究を進めさせていただきまして、そこでもやはりソフトが大事であるということで、そのソフト対策として、具体的に、時系列でわかりやすい……
○太田国務大臣 インフラの整備事業の事業費等につきましては、物価変動の影響もあり、また、事業の単位をどのように考えるかということで金額が異なるために、一概に、巨大事業ということ、あるいは今まであったかなかったかということについては、申し上げるという状況にはありません。 単純には比較はできないわけでありますけれども、例えば、リニア中央新幹線と同様に、東京―大阪間を結ぶ新幹線、これは五十年前にできたわけですが、東海道新幹線の場合には総事業費は約三千三百億円となっています。これは、当時の例えば一般会計予算と比較しますと、その十分の一に上る巨額のプロジェクトでございます。 また、同じ鉄道事業から見……
○太田国務大臣 今回の広島の工事現場周辺、確かに非常に道が狭かったりということがございますが、現在、地権者等の御理解をいただきながら、対象となる七カ所において市道の拡幅工事を進めているところでございます。また、JRの踏切、非常に狭いところにあるわけですが、既に協定を締結いたしまして、今後、拡幅工事を行うこととしています。
そうした意味からいきまして、今回は工事用の道路を確保することができたということから、ヘリによる運搬は必要ない、このように判断をしております。
【次の発言】 歴史的な建造物の周辺の景観保護については、国土交通省としても重要であるというふうに認識していますし、私も、そうしたこと……
○太田国務大臣 省エネまたはゼロエネ、それは省エネの観点でも、あるいはヒートショックということの上でも非常に大事です。
一つは、大工、工務店等が省エネリフォームなどを行った場合に、戸建て最大百万円を支援する事業を行っている。もう一つ、省エネリフォームに対しまして、さまざまな商品券と交換できる省エネ住宅ポイント制度を今回の平成二十六年度補正予算で措置している、こういうことでございます。
【次の発言】 離島の方たちが、生活ということから考えましても、できるだけ利便性を獲得するということは大変重要なことだと私は思っております。
現在、鹿児島県と三島村では、黒島から枕崎の間について、医療の受診機会……
○太田国務大臣 十七社でございます。
【次の発言】 当省は政治資金規正法を所管しておりませんので、同法の解釈と利益というようなことの内容についても、コメントする立場にはないと思います。
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏でございます。 さまざまな貴重なお話をいただきましたが、長洲先生にきょうは来ていただいておりますので、政党・政策本位の選挙、今回はそれが大きな政治改革の柱なんですけれども、その辺についてお伺いをしたいと思います。 確かに今回の選挙制度、この新しい制度によりまして政党本位の選挙という形にはなろうかと思いますが、政策本位の選挙になるかどうかということについては、さまざまな意味で疑問とか意見が出されているわけでございます。相当、制度だけでなくて、政党あるいは政治家の側がそのことを心して国民に訴えるという、そういう姿勢が私は大事だと思います。 特にネックとなるも……
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏でございます。 早速ですが、先ほど曽根先生から、三百と二百五十は原理の対決ではないというお話をいただきました。私もそういうふうに実は思っております。 今回のこの委員会、もう百時間近くなっているんですが、その中で自民党の方々から哲学とか理念ということを随分聞いたわけで、三百、百七十一、そして府県別単位の比例代表制というようなこと、また議院内閣制、参議院との総合的な考え方、こういうものの中できちっとした政権の担い手を選ぶという観点での衆議院の制度がいいんだという、それが理念、哲学だということを何回もお聞きをしたわけなんですが、私は、要するに比例代表という部分が……
○太田小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、国立国会図書館法の一部改正の件、国立国会図書館組織規程の一部改正の件について御協議をお願いしたいと存じます。
順次、加藤木図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、国立国会図書館法の一部改正の件、国立国会図書館組織規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案をそれぞれ小委員会の案と決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのようこ決定いたしました。
なお、後日の議院運営委員会において、以上の審査の経過……
○太田小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成七年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、熊田副館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成七年度国立国会図書館予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時五十四分散会
○太田(昭)分科員 新進党の太田昭宏でございます。私は、空港の救急医療体制を強化していただきたいということについてお聞きをしたいというふうに思います。 空港が交通網の発達によって大変利用客が増加しているということは、今当然であるわけなのですが、特に成田とか羽田とか関空とか、そういうところの利用客というのは、昔海外旅行にはなかなか行かなかったのだが、いわゆる庶民がますます利用するということで、例えば成田の場合ですと、利用客が一日八万人、そこに出迎える、あるいは送る、そして職員、そういう人の数たるや二十万人ぐらいということで、一大都市を形成するような状況であろうというふうに思います。そこで当然、……
○太田(昭)分科員 新進党の太田昭宏でございます。 昨年の阪神大震災のときに、私は建設委員会等でも参考人を呼んだときに申し上げたのですが、あそこに南北の道路がついておればというようなことも含めて立体的な都市づくりということの重要さを何回か述べたことがあります。また、市街地の再開発ということについても、神戸はもちろんなんですけれども、震災を契機にして、全国的に阪神を教訓にしてさまざまな意味での都市の再開発事業の推進というようなことが行政全体からいっても大事ですし、また一人一人の住んでいる方たちにとりましても大事だということについては、これはもう異論のないところであると思います。耐震設計をどうす……
○太田(昭)分科員 おはようございます。 昨年の秋ごろから特に、再生紙の原料となる古紙のだぶつきが目立っておりまして、古紙価格が暴落していることが最近大きな問題となっております。これをこのまま放置しておきますと、回収業者の生活が破壊されることはもちろんでありますし、現実に今そうしたことで大変困っていらっしゃる。もっと言いますと、このまま半年も続きますと回収業者がいなくなってしまう、こういう心配もある。もっと言いますと、古紙のリサイクルシステムが崩壊をする、そして問屋には余剰古紙があふれてしまう。大変な問題になっているわけです。 先日、これはかなり報道されているわけなんですが、テレビの放映を……
○太田(昭)委員 新進党の太田昭宏です。きょうは、大変お忙しい中ありがとうございます。 まず、財部公述人にお尋ねをしたいと思います。 先ほど御提案のありましたニューヨークのナショナル・デット・クロック、大変これはいい案といいますか、もう既にやっているということで、インターネットも踏まえて、日本でもこういうことが行われて、漠然とした意識の中で日本の財政赤字がどれだけだというようなことだけでなく、全国民がやはり意識をするというような何らかの策といいますか、さまざまな形をとっていくということが必要であろうということを痛感をいたしました。 財政均衡の話をさせていただきますが、今回の予算は増税なき……
○太田(昭)分科員 新進党の太田昭宏です。 アマチュアのスポーツの代表的なものはオリンピックであって、昨年も大変な話題を呼んだわけですが、メダルの数などが常に話題になるわけなんです。しかし、日本のスポーツ界は、世界の強化策に比べまして施設とか制度とかが整っていないという、こういう現状であろうというふうに思います。早急に充実させなければ、世界で勝つということはなかなか難しいと思います。ナショナルトレーニングセンターをつくるとか、あるいは、もっと国も企業もあるいは学校も、スポーツということに力を注いでいくということが非常に大事なことになってくるというふうに思いますし、国際的な選手の支援に力を注い……
○太田(昭)主査代理 これにて竹本直一君の質疑は終了いたしました。
次に、山元勉君。
【次の発言】 これにて山元勉君の質疑は終了いたしました。
次に、川内博史君。
○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。
まず、通産に一問だけお聞きします。
立地法で勧告、公表でいいのか。命令までやらないと、反対を押し切って安売りをしてしまう、逆に人気を博するというような情けない現実も私はあろうかと思います。午前中の審議でも今までの審議でもこの点は何度も出ていることなんですが、改めてこの辺についてちょっと詰めたいので、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 まさに今までの、大型店が出店をする、そこで問題になっているのはかなりあるわけですね。非常にお行儀が悪いというか、姿勢が悪い。幾ら地元が言っても朝まで電気がごうごうとしていて対応がされない、中身もどうも違うようだ、……
○太田(昭)分科員 新党平和の太田昭宏です。 東京の板橋区に大和町交差点というところがございます。国道十七号、環七、高速五号池袋線の交差するところで、上に二重のふたがかかっているというようなところで、都内でも二酸化窒素の濃度が極めて高い、こういう地域になっております。私も昨年五月に建設省に対策方を強く要請して、その後いろいろ尽力をしていただいているということはよく存じております。 この場所というのは、全国のさまざまなところ、昭和四十年代からあそこ、ここと公害ということで話題になったところがありますが、最近ではここの取り組みというものが、ある意味では全国のさまざまな箇所に大変意義あるものに展……
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。きょうは大変ありがとうございます。 長谷田先生にお伺いをいたしますが、先ほどお示しをいただきました資料、私は、大変興味深く、意義のあるものだというふうに御指摘を受けました。 私も、実は、こういう場での論議では、一昨年の四月からの消費税の上げ、七月の特別減税の打ち切り、九月の医療費の値上げ、そしてとどめを刺すような財政改革法というのが今日の不況をもたらしたということについては、この場でも随分言ってきたわけなんです。 しかし、同時にまた、ちょうど二年三カ月前ぐらいに、BIS規制というものを意識して、ちょうど衆議院選挙のころでありましたけれども、早期是正……
○太田(昭)分科員 公明党の太田昭宏です。 時代が大きく変わりました。大変な競争原理社会になります。それは必然です。そういう、時代が変化するということの中で、産業再生計画という政府の重要な閣議決定が、一月二十九日だったと思いますが、なされてきているわけです。そこで、どうしても、私たちの論調としましては、中小企業を守れとかいう形、セーフティーネットが必要だと。しかし、本当は違うのではないか。 イギリスを見ましても、またアメリカ等を見ましても、情報通信産業を初めとするさまざまなものを見ましても、新しい二十一世紀は、中小企業、ここにこそ本当の発展の礎、シーズがあるという、そうした強い認識に立つこ……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田です。きょうは貴重な御意見をちょうだいいたしまして、ありがとうございます。 私は、憲法調査会が発足をして憲法論議が行われる、どの時限から論議をするかということが非常に大事だと思う。日本のさまざまな行き詰まりということを考えましても、どのあたりから論議をするかということで、会長を初め、大変御努力をいただいて、きょうのような、まず制定過程という事実確認から始めようということについては、御努力をいただいたのだというふうに思っております。 実は、私が一番心にとめておりますのは、言葉というのは当然、時代に制約をされる。その時代がどういう雰囲気で、国民というか……
○太田(昭)委員 公明党・改革クラブの太田昭宏です。 きょうは、進藤先生、ありがとうございます。かねてからいろいろ御教示をいただき、また、私は、十年ぐらい前かと思いますが、「地殻変動の世界像」を読みまして、大変感動したりしたことがあります。 早速ですが、先生が書かれた、また、きょうの一番大事なテーマの一つだと思います、私にとりましては、文化の受容、あるいは、日本のアイデンティティーというものと、世界的な潮流である普遍的原理というものの受容ということの思想的、哲学的な位置づけというのは、憲法論議の中では非常に今大事だというふうに私は思っているんです。 先生のきょう配っていただいた中に、「森……
○太田(昭)委員 二〇〇〇年という区切りの年に憲法調査会がスタートするという、数合わせではありませんけれども、私は非常に大事なことだというふうに思っております。これから何度も発言の機会があろうと思いますので、制定過程と歴史ということについて、一言だけお話をさせていただきたいと思います。 今からちょうど百年前、一八九九年に新渡戸稲造さんが「武士道」という本を書かれ、それから五年前の一八九四年だと思いますが、内村鑑三さんが「代表的日本人」というのを書いたり、あるいはちょうど百年前に夏目漱石はロンドンにいて、皆そういう百年前のすぐれた人たちが考えていたことは、ヨーロッパ社会というものに日本は文明的……
○太田(昭)委員 押しつけた、押しつけられたという論議の次元と、憲法がいいか悪いかというのとは違う次元であるというふうに基本的に思った上で、憲法三原理というものについては、恐らく、ほとんどの人はこれをよしとしているというふうに私は思います。 そのよしという背景には、普遍の原理という以上に、戦争が終わった、そして肉親も死んでいる、解放感もある、それで、平和というものが戦争に比して非常に喜びであったという感動というものが、普遍的原理という静かなものよりも感動というものが伴っていたというふうに私は思います。同時にまた、国民主権、主権が国民になかったという状況の中から、主権者として自分たちが生きてい……
○太田主査 これより予算委員会第六分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました太田昭宏です。よろしくお願いいたします。
本分科会は、総理府所管中経済企画庁及び通商産業省所管について審査を行うこととなっております。
なお、各省庁所管事項の説明は、各省庁審査の冒頭に聴取いたします。
平成十二年度一般会計予算、平成十二年度特別会計予算及び平成十二年度政府関係機関予算中通商産業省所管について審査を進めます。
政府から説明を聴取いたします。深谷通商産業大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま深谷通商産業大臣から申し出がありました通商産業省関係予算の重……
○太田(昭)委員 憲法調査会が発足をして、具体的に話がここまで来たということは、私は大変いいことだというふうに思っておりますし、会長初め、御尽力に感謝を申し上げたいというふうに思っております。 私は、憲法を論ずるのは国家を論ずること、国の形を論ずることだと思う。そしてまた、国の形といえば憲法というものを論ずることになるだろうし、人の形というならば教育基本法の理念というものにもやはり触れざるを得ない。二十一世紀のスタートに当たって、そうした根本的な思想、哲学の次元というのは非常に大事だと思っております。 論点としては、憲法制定経過ということが一応綿密に行われましたものですから、ぜひとも、これ……
○太田(昭)委員 きょうは貴重なお話、余りこういうお話を聞く機会がなかったものですから、大変参考になり、また先生が同じ年の生まれということで、読んできた本が非常に共通しているんだなということを改めて痛感し、勉強させていただきました。 第一には、日本に新しい目標と新しい理念が必要、どういう新しい目標と理念なのかなということをお伺いしたいと思います。 憲法制定当時は、日本は明確に大きな理念等の変換があったと思います。ノートルダム女子大の梶田学長等によれば、四つに分けて、軍国主義から平和主義になった、そして全体主義から個人主義への流れができた、日本主義から国際主義というふうになった、そして国家神……
○太田(昭)委員 憲法裁判制とか憲法裁判所について聞きたいと思います。 先ほど、憲法実現の課題に最高裁はどのようにこたえてきたかと、違憲法令への対応、立法府と最高裁の関係ということについてお話がありまして、それらについては大変研究もされて御見識もあるという感じがいたしまして、これをひとつお聞きしたいと思います。 先生は著書の中でも違憲審査における司法の消極主義ということを指摘されて、伊藤先生の発言等も引かれて、制度の閉塞状況を打破して活性化をしていかなくてはいけない、こういうことを指摘されていますね。 日本のこれまでの伝統として、具体的事件に対する事実の認定ということに即してそうしたこと……
○太田(昭)委員 きょうは、お忙しいところをありがとうございます。 三点お聞きをしたいと思います。 一つは、歴史観の問題です。 先ほど先生は、極めて明確に、戦前の一つの反省点として、民主主義が進んでいくという流れがあったにもかかわらず、ソ連の革命、世界的な社会主義という方向性に引きずられて、さまざまな事件が起こり、テロも生まれ、そして明治憲法の足りないところもあり、そして戦争にいった、そういう分析をされておりました。社会主義に傾いたというお話だったと思いますが、明治憲法の足りないところもありというのは、具体的には何をおっしゃっているのか、これが一つ。 統帥権というものを持った天皇は本来……
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。 私は、二十世紀というのは、いろいろな言い方があるんでしょうが、ネーションステーツ、ネーションとステーツという違うものが一つとなって猛威を振るった時代とも言えるかな、こう思っています。 その中で、ハンチントンは「文明の衝突」ということで、文明という言葉より、私は文化というものの衝突の時代というものが、もっと小ぶりになってぶつかり合うということがもう既に出ているわけですが、より強くなるのかなと思うとともに、ステーツという点での機能国家というものの方向に一方では行くという感じを持っているわけです。先ほどから姜先生の話を聞いて、民族的アイデンティティーとい……
○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。三つぐらい質問させていただきます。 私は、二十一世紀の憲法論議は未来志向でなくてはならないとかねがね言ってきました。この調査会でも、まず憲法制定過程というのを学んだわけですが、それを踏まえることは大事かもしれない。しかしまた、憲法制定当時と今が、服装でいうと随分ずれてきてしまっていますね、その違いを合わせるというか、そうした視点での憲法論議というのもあったと思います。 しかし、一番大事なのは、二〇二〇年、三〇年、まあ五〇年というとちょっとよくわかりませんから、私は二〇三〇年ぐらいを、想定できるかどうかはわからないけれども、その日本を想定しながら現在と……
○太田(昭)委員 まず第一に、昨年の一月から憲法調査会が始まりまして、中山会長、鹿野会長代理を初めとして、一貫して丁寧に論議が常にされてきたということについて、大変よかったと敬意を表したいと思っております。 と申しますのは、我が党は論憲ということを掲げておりますが、この論憲ということの憲法的な問題だけでなくて、国会の運営ということを考えてみましても、今我が国で一番大事な国会論戦としてやるべきことは、二十一世紀の国のあり方をどうするかという骨太の論議であろうというふうに思っておりますが、なかなか、各委員会でなされるものは、法案の、目の前の問題の処理ということに明け暮れ、また、本来は、党首討論と……
○太田(昭)分科員 公明党の太田昭宏です。 昨年の三月二十七日だったと思いますが、教育改革国民会議が発足しまして、私も、文部大臣町村先生と一緒にオブザーバー参加をさせていただき、十二月二十二日には、十七の提案という形で報告書が出されました。基本的には、努力した結果があらわれていると思いますし、またそれが、今国会も含めて、既に具体的な法律として提出されようとしております。 実は、この教育改革国民会議は、何点か精力的な各界の論議をしていただいたわけですが、二十代は一人もいないし、三十代は一人、四十代は二人、そして五十代が二十三名ということの二十六名でありましたものですから、我々はことしに入りま……
○太田(昭)委員 現実的な問題について幾つかアドバイスをいただきたいというふうに思います。 内閣機能の強化や国会審議の活性化ということについては、いろいろな試みがこの数年行われてきたことは事実だと思います。それが果たして本当に機能しているのかなということについては、私たち自身がかなり疑問を持ったり、またもとに戻す、また改める、さまざまなことをしなくてはいけないというふうに思っています。 内閣機能の強化という点で、先ほども話に出ました副大臣や大臣政務官については、かなり特徴的なことであったのですが、先ほどは、内閣法ではなくて国家行政組織法にあるということで、内閣法であるべきだという話もされた……
○太田(昭)委員 過去の違憲判決の例ということからいきますと、薬局距離制限訴訟とか、共有林の分割訴訟であるとか、愛媛の玉ぐし料の問題とか、あるいは尊属殺人の問題であるとか、一票の格差ということがあったということですが、なかなか消極的といいますか、これが閉塞状況にあるということから論を立てられたわけですが、昨今、これらのことについての新しい事態が本当に生まれているんであろうかという感じがしてならないわけです。ITの時代であるとか、あるいは人権意識の高まりであるとか、さまざまなそうした人心の変化というものはあろうと思います。 しかし一方では、選挙制度の問題、政教分離の問題、あるいは尊属殺等の問題……
○太田(昭)小委員 きょうは大変興味深いお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 一番冒頭に、西欧的・古典的自由主義の理念というものに二十世紀的な社会権の規定を接合したというお話をされ、それが骨格になっているということをおっしゃったわけですが、我々は、常に、押しつけた、押しつけられたということや、国の形をどうするかというのが憲法論争の大事なことであるということで、国の形は憲法、人の形は教育基本法という形での論議をしてきたわけです。そうしますと、西欧的というふうに一番最初に書いてある。まさにこの西欧的な理念の上に立脚するということ自体の中に問題があるのではないのかということについ……
○太田(昭)小委員 公明党の太田昭宏です。 きょうは、貴重な御意見をいただきまして、大変参考になりました。 葉梨先生が質問されましたいわゆる外国人の地方参政権について、国会が認めればよい、それは憲法上の問題ではないということについてはわかったんですが、先生はどうお考えなんですか。 憲法上これはいけないとかいいということではない、そのことはわかりましたが、付与した方がいいと思っているのか、そうではないというふうに思っているのかということについて、いわゆる憲法の尺度から違反しないんですが、現在出されている法案について、いいというふうに思っていらっしゃるのかどうなのかという、次の段階のお話を聞……
○太田(昭)小委員 大変興味深くお伺いしました。公明党の太田です。
端的に、新しい人権ということついて、人権のインフレ化というのはよくないということで、きょうは大変僕は勉強したんですが、先生がお考えになっている新しい人権として確立するものがありますか。環境権はそういうものではないでしょうと、プライバシー権もそうではないでしょうというような話がありましたが、先生が、これは新しい人権の範疇に入るものだと思われるものがありますか。
【次の発言】 きょうお話しの、人格的利益総体保障説の通説と、一般的行為自由説という有力説というものは、どっちが正しいとか正しくないとか、この比較というのは、どういう位置……
○太田(昭)小委員 公明党の太田昭宏です。 私も、いわゆる抽象的個人というもので人間ははかれるものではない。フランス革命以来の、人間は自由で平等で上澄み液のような尊厳なるというものではない。生まれながらにして自由でもなければ平等でもない、宿命にとらわれたというところの現実から出発した人間観に立たなくてはいけない、こう思っております。 また、国家論からいきますと、二十世紀はネーションステーツという、ネーションとステーツという違う要素、ある意味では民族的なネーションあるいは文化的なネーションというものと、機能国家的な、いわゆるユナイテッドステーツということもそうなんですが、そうしたステーツとが……
○太田(昭)小委員 草野事務局長には、日ごろから大変お世話をいただきましてありがとうございます。
きょうは、新しい権利ということについて、男女の平等等々についてお話がありましたが、端的に言いますと、二十七条、二十八条を変えた方がいいとお考えなのか、現状でいいけれども、そういうことについての内容をいろいろ論議していただいて深めて、法律的なことでそれをつくっていくという方向でいいとお考えなのか。私は、二十七条、二十八条はこれでいいという立場なんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 ILOへの提訴ということの中で二つほどお聞きしたいと思いますが、議長の集約の訳文がなかなか難しい訳文になっており……
○太田(昭)委員 憲法調査会が発足して二年半余が経過をいたしました。まず、この間、中山会長を初めとして、各党の幹事がその運営を極めて丁寧に持続的に今日に至るまで進められてきたことに対しまして、敬意を表したいと思います。 初めに、こうした中間報告書がまとめられた、この点について触れたいと思います。 憲法調査会が、五年間の調査期間を掲げた、五合目に来たので今回まとめるというわけでありますけれども、さまざまな議論もあり、意見も聴取したということからいきまして、中間報告書をまとめるのは極めて妥当であるというふうに考えます。同時に、その内容におきましても、調査の経緯を一定の方向を示さないで要約すると……
○太田(昭)小委員 公明党の太田です。 私は、教育改革国民会議にも参加をさせていただいて、教育について三つのフロントということを主張させていただきました。大学改革、学力低下、そして三つ目には学級崩壊とか不登校の問題、これらにどう対処するか。私は、家庭、地域そして学校と三位一体となってやるというけれども、なかなか家庭というものがうまくいかないということからいえば、学校教育のあり方というのは極めて大事であるし、開かれた学校ということをさらに展開していかなくてはいけないということで、そうした具体的な活動を展開してきたわけです。 きょうは、学力低下というお話がありまして、階層差というお話がありまし……
○太田(昭)小委員 公明党の太田です。 憲法二十六条を読みますと、御指摘いただいたように、私は、教育というのがある意味では二十一世紀の大事な、それこそ本当に大事なテーマであるということをもう少し強く打ち出すという表現とか考え方があっていいなというふうに思っておりまして、その意味では、きょうお話をいただいた、一部の特権の者が教育を受けるということの時代という背景の中から現憲法が書かれている、もう少し積極的にという岡村先生のお話や、あるいは鳥居先生がおっしゃいました学習というようなことや方法論ということも、実は教育基本法の前に、憲法二十六条ということにもう少し膨らみをつけて二十一世紀の憲法という……
○太田(昭)小委員 公明党の太田でございます。 二十七条には勤労の権利と義務ということが書かれておりまして、私は、二十七条、二十八条というのは、基本的にはこれでいい、これを深めていくことが大事だというふうには思っているわけですが、勤労の義務、こういう内容が憲法の中には書かれていない。もう少し勤労の喜びとか自己実現とかいうようなことの積極的な、生涯働けるということが非常に大事だという観点もありまして、若干プラスしてそういうことが憲法の中に表現されるということは私大事なことかなとも思っているんですが、この点についての菅野参考人の御意見を伺いたいというのが一つ。 それから、公務員制度改革の中には……
○太田(昭)小委員 公明党の太田昭宏です。 先生には、情報公開法とか個人情報保護法で大変御尽力をいただきましたことを心から感謝申し上げたいと思いますし、私も個人情報保護法にはずっとかかわってきたものですから、きょうはまだ審議中でありますから、その件はちょっと省いて、原理的なお話から聞きたいと思います。 このプライバシー権というものの根拠は、現在、憲法十三条ということが一般的に言われるんですが、特にプライバシー権というもののあり方というのが、最近は、情報という、インターネット時代というものに即応して出てきているということからいきますと、十三条というだけでなく、むしろ二十一条というものが根拠に……
○太田(昭)小委員 公明党の太田昭宏です。 国家、共同体、家族、個人、これらの観点で、今までずっと憲法調査会をやってきまして、アメリカに押しつけられたとか、そういうような観点で余り論議は、もうその次元は終わったと。ところが、いわゆる欧米の価値観というものが底流にあるということで、その言葉の背後にある思想、哲学というものが果たして、日本国憲法として、そこも含めて直していった方がいいのではないかというような観点での論議がかなり今主流になっている気が私はするんです。 そこで、家族というものについて、欧米の家族観と日本の家族観というものは、当然そこには儒教が背景にあった上での、つまり、普遍性という……
○太田(昭)小委員 中村先生にお聞きしますが、私は、九五年の「社会保障体制の再構築」という中で先生おっしゃった二十一世紀の社会連帯のあかしという、そうした形での新しい展開というものについて、まさにそうだろう、こう思いますが、憲法二十五条をそういう方向の文言に変えた方がいいのか、現在の文言は大体そういうことにしておいた上で、社会保障の理念として、また法律体系として積み上げていくという方向がいいのか。その辺の、二十五条の文言と、新しい二十一世紀の社会保障のあり方の社会連帯という概念について、お聞きをしたいと思います。
【次の発言】 それでは、そこの第一項に「健康で文化的」という言葉がございますが、……
○太田(昭)分科員 公明党の太田昭宏です。
私ども推進をしたわけですが、公明党の子ども読書運動がきっかけとなって、昨年、子ども読書推進法が制定をされ、子供の朝の読書運動が学校で始まっている。できるだけこれは拡大をしていくということが非常に大事で、自己自身の生涯にわたる人間形成ということからいって、さまざまな点から読書ということが必要だという観点からでありますが、現状が一体どこまでいっているのか、また、今文部省としてこうあるべきだということがありましたら、御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今、何校ぐらいになっていますか。
○太田(昭)分科員 公明党の太田昭宏です。日暮里・舎人線、いわゆる舎人新線についてお伺いをします。 この事業は、荒川区の日暮里駅を起点として足立区の舎人地区までの十三駅、約十キロの新交通システムでありますが、この新線ができますと、この地域の自動車の渋滞の緩和、新線の一時間当たりの輸送能力は、普通自動車に換算すると千七百台に相当すると言われております。交通の利便性、舎人地区から日暮里駅まで今までバスで約一時間かかっていたのが二十分になる。そのほか、並行する隣接鉄道の混雑緩和や沿線のまちづくり、活性化などに波及効果もあるということで、足立区からはできるだけ早くという声がずっと昔からあったわけでご……
○太田委員 公明党の太田昭宏です。 私たちの党としましては、現憲法に対する姿勢は、一昨年の十一月二日、党大会で示したわけですが、国民主権主義、恒久平和主義、基本的人権の保障の憲法三原則は不変のものとして堅持する、そして、憲法第九条を堅持した上で、時代の大きな進展、変貌の中で提起されてきた環境権やプライバシー権等の新しい人権を加えていくという、加憲という立場が我が党の立場でございます。 非常に重い問題でありますので、党大会という全員集合の場できちっと見解を示しながらということをやっていこうと思っておりまして、ことしは、この六月に論点をある程度整理して、そして秋に党大会が行われるわけですが、そ……
○太田小委員 きょうはありがとうございます。 まず、憲法第十四条の全体を見ますと、第二項に「華族その他の貴族の制度は、これを認めない。」ということが書いてあった上に、「栄誉、勲章その他の栄典の授与は、」というのが、第一項の法のもとの平等ということ以上に文字数が多いという、非常に私は時代性の産物であるという感じがするわけですが、そうしたことをどうお考えか。もう削っていいのではないかということも含めて、お考えを伺いたいということが一つ。 そして、この法のもとの平等ということの中に、「人種、信条、性別、社会的身分又は門地」ということが書かれているわけですが、これは例示であるということを言うわけで……
○太田小委員 公明党の太田でございます。
靖国の問題の中で分祀の問題があります。分祀を政治が強要することは、当然、政教分離違反ということになりますが、分祀をしても、みたまは神社に残るから神道的にはこれは意味がないということが言われるわけですが、この宗教上の、神道的に意味がないということと、いわゆる法的なルールという世界の中での外形的なものとしての意味、私はそういう意味があるというふうに見るわけですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 目的効果説ということで、六十年、八五年の八月の藤波談話ということがかなり基本になっているわけです。
土井先生が質問主意書を出された、あれは三年ぐらい前でしたか……
○太田小委員 公明党の太田昭宏です。 時代の変遷とともに、今、笠さんがおっしゃったように、新しい人権ということも含めて提起をされていますが、調整対立項目であるというそれぞれの人権ということにつきましても、私はこうした、よりプライバシーが保護されるという時代であるべきである。人格ということについても幅広くやらなくてはいけない。同時に、表現の自由というのが非常に大事である。それらをもう少し、昭和二十一、二年当時よりも、現在の状況、あるいは未来のそうした情報通信社会、あるいは人々がより言葉をもって表現するという時代にあって、もう少し鮮明に、あるいはもう少しバランスよくたくさん書き上げるという、豊富……
○太田小委員 公明党の太田でございます。 日本国憲法には、景観規定はおろか、環境権や環境保護義務という規定は存在しません。国家権力を制限するということからいきますと、かなり憲法に書き込むということの必要性があるものも生ずるというふうに思うわけです。 以前ここで、中山先生、きょういらっしゃるんですが、憲法調査に大変御尽力いただいた葉梨先生が、皆で都市をつくっていこうという都市計画権、今、景観権という話がありましたが、かなりでき上がってきてからの、争訟上の、裁判的な問題で景観権というのは出るのかなという気もしないわけじゃありませんが、積極的に都市をつくっていこうという都市計画権というようなもの……
○太田小委員 公明党の太田昭宏です。 まず一点は、憲法三十六条、この中の死刑廃止の問題についてお聞きをしたいと思います。 ここに死刑は廃止するという一項目を加えれば死刑は廃止になるわけですが、そういうものは刑法として扱った方がいいのか、憲法上は今のままにしておいて廃止ということを施行する場合でもいいのかという、そもそも憲法というものがどこまで書くかということについてのバランスの問題が一つ。 そして、先生は先ほど廃止した方がよいと考えるとおっしゃったのではないかという、世論調査をすると死刑廃止という人の数がだんだん少なくなっているという傾向があるわけですが、その辺の、終身刑との絡みについて……
○太田委員 きょうは大変ありがとうございます。十五分しかございませんものですから、質問が、端的な聞き方をしてちょっと失礼になるかもしれませんが、御容赦いただきたいというふうに思います。 猪口先生のお話は、私は基本的に全面的に賛成で、しかも、一つ一つにつきまして、日本が戦後たどってきた国際的な役割というものの評価の上に次の段階に進むということについても非常に的確にお話をいただきまして、自分の頭が少し整理をされたなというふうに思っております。 端的と申しますのは、一つは、国連のいわゆる集団安全保障という概念は、いわゆる侵略戦争としての武力行使とは違うわけだから、これについては憲法上何らかの形で……
○太田分科員 公明党の太田昭宏です。 最近治安が悪いということは、もうどこからも聞かれる話でありますけれども、ひったくりが多いんだとか、非常に暗いから街路灯あるいは防犯灯を設置してくれとかいう要求は非常に強いわけですね。考えてみれば、急に暗くなったわけじゃなくて、昔から暗かったわけです。その暗さというものが、怖いとか、犯罪ということを意識せざるを得ない、そういう心理状況まで一般国民がなっているということが大変な問題だというふうに私は思っています。 さまざまの要因があろうと思いますが、世の中が大きな変化をしてきているということがさまざまな形であらわれていると思います。外国人の犯罪が多いという……
○太田委員 公明党の現憲法に対する姿勢は、国民主権主義、恒久平和主義、基本的人権の保障の憲法三原則は不変のものとしてこれを堅持し、さらに、憲法第九条を堅持した上で、時代の大きな変貌の中で新しく提起された環境権やプライバシー権等の新しい人権を加えるという加憲という立場をとっております。 特に、党の憲法調査会の姿勢としまして、二十一世紀の日本をどうするかという未来志向の憲法論議が大事であるという観点に立っておりまして、明治憲法が欽定憲法、そして現憲法が平和憲法というならば、国民主権をより明確にするという国民憲法の視点、国際貢献を進めるための安全保障ということからいきますと、平和憲法をさらに拡充を……
○太田委員 私は、三点申し上げたいと思います。 第一番目は、未来志向の憲法論議と住民参加ということでございます。 かねがね私、明治憲法が欽定憲法、現憲法が平和憲法と言うならば、これからつくるべき憲法論議の方向というものは、国民主権というものをより明確にした国民憲法、あるいは人権というものをより明示する人権憲法、そして環境ということを重視する環境憲法の方向で議論をすべきであるということを申し上げてきました。 また、別の角度からいいますと、権利があって義務がないというようなことが指摘をされますが、国家対個人という関係で構成されている現憲法の構成というものを維持すべきであるという上に立った上で……
○太田委員 憲法調査会がスタートして五年が経過をし、来年の一月十九日にはまさに五年になります。きょうは、この一年の締めくくりという題をいただいておりますが、この五年間、中山会長を初めとして、ほかの委員会とは違って毎週議論が行われてきたということは、私は、大変意義のあることであるということで、多くの方々に感謝を申し上げたいと思っております。 当時、憲法制定過程の調査から始まったと思います。そこで、いわゆるアメリカから押しつけられた憲法というような観点がそれまでは述べられていたんですが、そうしたことよりも、日本国民がその中で選び取ったという主体的意思というようなことが表明される中で、むしろその背……
○太田委員 公明党の太田昭宏です。 きょうは、三人の先生、大変ありがとうございます。 十五分しかありませんので、端的にお聞きしますが、江橋先生にはいろいろ御示唆をいただいて、御指導いただいております。ありがとうございます。 我が党は、加憲という立場に立って今やっております。 それで、現行憲法はすぐれているという認識をし、そしてまた、憲法ということからいくと、現在の日本ということを想定した中での改正ということを考えますと、継続性ということは当然必要である。その上に、現在の憲法九十六条第二項、先生から御指摘いただいたように、アメンドメントというニュアンスというものは当然そこには入っている。……
○太田分科員 公明党の太田昭宏です。 地震防災対策について質問をさせていただきます。 二月十日の予算委員会におきまして、私は、機能が停止したときに人命にかかわるライフラインというのがあると。私の学生時代の先輩に当たります神戸大学の高田至郎教授が言っているわけですが、救命ライフライン。この救命ライフラインという概念を確立したいと私は思っています。 四つのライフラインがありまして、一つはエネルギー供給システム、電力、ガス、石油など。二番目には上下水道などの水処理システム。三番目は交通システムという角度で、道路、鉄道、空港あるいは港湾など。四番目には情報通信システムということで、電話、無線、各……
○太田委員 公明党は、現憲法はすぐれた憲法であり、この五十年余、社会のあり方においても、経済におきましても、平和という問題におきましても、国の根本法として大きな役割を果たしてきた、このように考えます。 憲法について我が党は、何度も申し上げてきましたが、憲法三原則を不変のものとして堅持し、九条を堅持し、そして、時代の進展とともに提起されてきた環境権あるいはプライバシー権等について憲法に加えて補強するという、加憲という立場をとっております。 憲法九条と日本の安全保障の問題であります。 極めて大きい、ある意味では一番大事な問題かと思いますが、私は、特にこの九条のみならず、どうしても九条のみに憲……
○太田委員 私は、四十一条と六十五条についてお話をさせていただきたいと思います。 六十五条は時間の関係上できないかもしれませんが、「行政権は、内閣に属する。」ということについて、内閣総理大臣に属する、リーダーシップを発揮するということが大事だという話が相当論点として出ると思いますけれども、私は、内閣という全体のグループという形でやる、その機能を強めるということがいいという判断をしております。 四十一条でありますが、きょうも論点がいろいろ出ましたが、「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」この国権の最高機関ということについては、政治的美称であるという美称説があるわけで、……
○太田委員 憲法調査会が五年になりまして、今までもお話のありましたとおり、中山会長を初めとして、この調査会が五年間粛々と論議をしてきたことというのは大変意義の多いことであったというふうに思っております。 特に、今枝野先生からもありましたけれども、いろいろなそのときそのときの政局の課題というのはさまざまあろうと思いますが、国のあり方というものをじっくり論議するということが、憲法の条文を吟味すること以上に私は大事であったというふうに思っておりまして、その意味では、五年間の憲法調査会が終わった後に、ポスト憲法調査会として何らかの機関というものが設置をされて、国のあり方ということについて常に恒常的に……
○太田分科員 公明党の太田昭宏です。
学校施設の耐震改修について要望したいということで質問します。
公立学校施設の耐震改修の状況については、先般、私、予算委員会でやらせていただきましたが、きょうは、さらに掘り下げていきたいと思います。
まず、学校施設の耐震改修の状況について、最新の報告を求めます。
【次の発言】 全体的にそのくらいということは、我々は随分推進をしてきたつもりなんですが、なかなか、その程度か、これは大変なことだなという感を深くします。
大体、公立の学校というのは防災拠点ということになって、特に都市部においては、そんなに空き地があるわけじゃありませんから、地震が起きた、防災……
○太田分科員 日暮里・舎人線というのが東京の足立区とそして荒川区の間にございまして、十九年度開通ということで大変地元が待ち焦がれているという状況にございます。 これまでも何度も質問をしたり、あるいは国土交通大臣に申し入れをしたりというようなことをしてまいりましたが、きょうまずお聞きしたいことは、現状からいいまして、平成十九年開通ということについて間違いないのか。十七年度になりましたから、十九年度といいますと、四月も十九年度、翌年の二十年の三月も十九年度ということになりますから、少しでも早い方がいいんですが、現時点ではかなり見通しが立っているのではないかというふうに思います。 まず、十九年度……
○太田(昭)分科員 公明党の太田でございます。
「早寝早起き朝ごはん」、私はずっと、こうした運動を展開すべきだと主張し、また、我が党も主張してきたわけですが、いよいよ本格的に文科省全体として取り組む、そしてまた、きょうは「早寝早起き朝ごはん」全国協議会が、発起人が集まり、スタートを切ったということで、私は、大変いいスタートが切れた、このように思っています。
そこで、まず、いわゆるPTAを初めとする方々のこのスタートということについてどういう認識をされているのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 今の子供たちが何時ごろ寝て、また、朝食というのはどのくらいの人がとっているのか。子供という……
○太田(昭)分科員 公明党の太田でございます。
昨年の三月十五日に東京足立区の竹ノ塚の踏切で大変な人身事故がございまして、約一年経過をしました。現在、緊急対策として、新たな歩道橋が間もなく完成するというところまで御尽力をいただいたわけでありますが、抜本対策である道路と鉄道の立体化について、連続立体交差事業の採択要件を拡充され、竹ノ塚駅周辺も対象となりました。
そこで、一日も早く連続立体交差が進みますよう、東京都、足立区及び鉄道事業者への強力な支援をお願いしたいと思いますが、よろしくお願いします。
【次の発言】 日暮里・舎人新線がいよいよ十九年度開通ということなんですが、毎年のように私はお願……
○太田国務大臣 国土交通省所管の平成二十一年度歳入歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計につきまして申し上げます。 収納済み歳入額は四百五十二億八千万円余であります。支出済み歳出額は八兆一千四十一億七千四百万円余であります。 次に、特別会計につきまして申し上げます。 まず、社会資本整備事業特別会計でありますが、治水、道路整備、港湾、空港整備及び業務の五勘定を合わせて申し上げますと、収納済み歳入額は七兆一千三百九億一千四百万円余であります。支出済み歳出額は五兆八千九十三億三千八百万円余であります。 このほか、自動車安全特別会計並びに財務省と共管の特定国有財産整……
○太田国務大臣 国土交通省関係の平成二十五年度予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計予算の国費総額につきましては、五兆七百四十三億円です。 また、国土交通省の関係事業として復興庁に一括計上した予算を含め、東日本大震災からの復旧復興対策に係る経費として東日本大震災復興特別会計に五千四百三十八億円を計上しております。このほか、社会資本整備事業特別会計、自動車安全特別会計及び財政投融資特別会計に所要の予算を計上しております。 北海道、離島及び奄美に係る公共事業予算につきましては、他省関係予算を含めて、国土交通省予算に所要額の一括計上を行っております。 次に、財政投融資計……
○太田国務大臣 御専門の先生が国会に来られたということは大変力強く思っておりまして、これからもまた御指摘いただいたり御指導いただければというふうに思っているところでございます。 東海、東南海、南海、また日向灘を入れまして四連動地震、これは本当に対応していかなくてはならない喫緊の課題。私は、なかなかこれに対して危機感がどうも全体的には薄く、そして、現地の皆様方は大変苦労しながらこの対応をどうしようかということを悩み、今、急ピッチで対応を進めているということを承知しているわけでございます。 道路はつながって初めて道路と言われるということで、先生、北海道御出身ということも聞きまして、そういう意味……
○太田国務大臣 国土交通省関係の平成二十六年度予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計予算の国費総額につきましては、社会資本整備事業特別会計の廃止に伴う経理上の変更分約七千億円を除きまして、五兆一千六百十六億円です。 また、国土交通省の関係事業として復興庁に一括計上した予算を含め、東日本大震災からの復旧復興対策に係る経費として東日本大震災復興特別会計に五千三百八十五億円を計上しております。このほか、自動車安全特別会計及び財政投融資特別会計に所要の予算を計上しております。 北海道、離島及び奄美に係る公共事業予算につきましては、他省関係予算を含めて、国土交通省予算に所要額……
○太田国務大臣 国土交通省関係の平成二十七年度予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計予算の国費総額につきましては、五兆七千八百八十七億円です。 また、国土交通省の関係事業として復興庁に一括計上した予算を含め、東日本大震災からの復旧復興対策に係る経費として東日本大震災復興特別会計に六千九百六十六億円を計上しております。このほか、自動車安全特別会計及び財政投融資特別会計に所要の予算を計上しております。 北海道、離島及び奄美に係る公共事業予算につきましては、他省関係予算を含めて、国土交通省予算に所要額の一括計上を行っております。 次に、財政投融資計画につきましては、当省……
○太田(昭)委員 憲法審査会が再開されて大変うれしく思うと同時に、私も久しぶりに審査会に入れていただいて、重厚な論議をということをきょうは一点だけお願いしたいというふうに思います。 重厚な論議をと申しますのは、先ほど北側委員が三つ申し上げました。 一に、国民にオープンに論議を進めるということ。何よりも国民の理解を得つつ論議を進めることが不可欠であるという、国民の理解というものを促す論議をここで展開するということが大事だということ。 第二に、これまでどおり少数意見に配慮し、発言の機会を保障すること。これは既にきょうこの場で行われていることだと思います。 第三、時の政局から一歩離れて、冷静……
○太田(昭)委員 今、岸本先生からの話もあったんですが、立憲主義ということについては、既に多くの方からお話があったように、国民の基本的人権の保障のために、主権者たる国民が、名宛て人である国の権力の行使ということについて制限を与えたり、あるいは縛り、あるいはまた原則を定めるということが基本であるとともに、後から申し上げますが、国家と国民の関係性というものは、ぜひともここで論じていただきたいというふうに思います。 そして、私は、憲法十三条というものが極めてこの憲法で重要で、その憲法十三条の個人の尊重というものがあって、そこに平和主義ということ、そして主権在民ということが描かれている、そういう構成……
○太田(昭)委員 緊急事態について、国会議員の任期の問題ではなくて、内閣総理大臣への権限集中や国民の権利の制限という部分について、特に災害、大災害ということについて意見を述べたいというふうに思います。 防災とかそういうことで実は一番悩み苦しんで判断をするというのは、避難準備あるいは避難勧告、避難指示というものをどういう判断でどのタイミングで首長は出すのかという全責任を首長さんが担っている、ここのところが、実は、災害対応ということの、特に水害等については一番大事なことであります。そのことを痛感してきました。 台風等では、それを補うためにタイムラインというのを設定をやっとしまして、五日前にはど……
○太田(昭)委員 第八章に四条しか地方自治がなく、抽象度が高い、そのために国がどうしても優先してしまうという憲法になっているということであるのは、指摘のとおりだと思います。 本旨とは一体何であるかとか、あるいは条例制定権ということについても財源についても、また道州制や東京一極集中というものをどうするかということについて、きょうも論議がされていて、余り違和感は私はありません。 ただ、今、緊急の課題というか、一番困っているというのは、東京一極集中とともに、全国の人口減少、過疎化の進行ということの中で、過疎の町はどう生きていくのか、地方というのがどうやって生き抜いていくのかということだと私は思い……
○太田(昭)委員 中山太郎先生と、新しい人権ということで、私たちは、環境権を中心にして話をしたり、あるいはIT時代の中でのプライバシー権というものについて話をしましたが、中山先生と私、もう一つ、生命倫理ということについて、将来の日本を考えると、どういうふうに憲法で書き込んでいくということ、あるいは論議をするということが大事だということを随分話し合いました。 それからかなり時代が進展して、この生命倫理問題とそして科学技術と人間の尊厳という問題が、IT、BTというのが急激に変化をして、その中で、十年後、二十年後の日本ということからいくと、今、ボタンで言えば、一番最初の第一ボタンをしっかりはめると……
○太田(昭)委員 保岡先生、また武正先生からも話があって、天皇制ということについての議論は深いものでなくちゃならぬということを言われたというふうに思います。 私は、憲法を見て、前文とそして特に第一条というところを見まして、中曽根先生の白寿のこの間出された本を読んだり、いろいろな憲法、読売憲法草案でもそうなんですが、諸外国の憲法を見ましても、主権は国民に存するという一言が真っ先に普通出てくるということで、ゼロ条ということを中曽根憲法改正草案等では言っていたり、第一条に主権は国民に存する、こういう言葉を試案として出しているのが多いんですが、現憲法は、第一条に天皇制、そして、主権の存する日本国民の……
○太田(昭)委員 休憩前に引き続き会議を開きます。
御報告いたします。
今般選任された委員は、衆議院情報監視審査会規程第四条第一項の規定による宣誓を既に行っております。
【次の発言】 これより会長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山内康一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、額賀福志郎君が会長に御当選になりました。
会長額賀福志郎君に本席を譲ります。
○太田(昭)委員 小谷参考人にお聞きしますが、特定秘密についてはかなり、こういう形で監視がされて三年たったということがありますが、行政文書ですね。行政文書について、秘密であれば、秘密保全をしっかり図った上で、厳に持ち得るために必要な保存期間の設定をすべきであるということはそうなんですが、今回の、例えば日報問題というようなことについて見解を示していただきたいというのと、それは、先ほどお話にありました、戦前はこういう形であった、歴史家にとってあらゆる文書は歴史資料となるということでありますけれども、特定秘密ということと、一般の行政文書というのと、歴史的にそれを残すというのと、何かもう一つここに挟ま……
○太田(昭)委員 米村参考人、オリパラのテロ対策ということで大変重責で大変だと思いますが、そこで、サードパーティールールに係る情報に対する審査会の監視のあり方ということで、サニタイズ等の加工などで幾つかの手段もあるというふうに思うんですが、現場での経験を含めて、サードパーティールールに係る情報に対するこの審査会の監視のあり方について今感じていることがあったらお話しいただきたいということです、一つ。 それから、五百旗頭先生、四十三万件の廃棄ということで驚愕をしたということでありますけれども、なかなか、廃棄ということについては去年からずっと我々は真剣に取り組んできたわけですが、軍のものとか、アメ……
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