このページでは鴨下一郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鴨下一郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○鴨下委員 先日来の本委員会でも、大臣のごあいさつの中で、生活者の立場もしくは勤労者の立場というようなことでごあいさつをいただいていまして、細川政権発足以来私たちは、生活者の立場もしくは勤労者の立場というようなことで政策を進めていくというようなことに関しまして、大臣の心温まるそういうごあいさつ、大変敬意を表するものでございます。 その中で、この大臣のごあいさつの中で「ゆとりが実感でき、安心して働ける勤労者生活の実現」というようなことを大臣申しておるわけでございますけれども、そのゆとりある生活というようなことで、先ほど来時短の問題が多く語られているわけでございますが、その時短が、労働省の方向で……
○鴨下政府委員 去る五月十日に環境政務次官を拝命いたしました鴨下一郎でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 御承知のとおり、環境行政は、国民の健康を守り、良好で快適な生活環境を確保するとともに、豊かな自然環境を保全し、さらにかけがえのない地球の環境を保全するという重要な使命を有しております。私は、こうした責務を深く認識いたしまして、浜四津大臣を補佐し、環境行政の推進に全力を傾注したいと考えております。 委員長を初め委員の各位の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
○鴨下委員 改革の鴨下であります。 一昨日、ある自衛隊の方面隊幹部の観閲式のあいさつの中で、長い間自衛隊を憲法違反と主張し、我が国防衛の基調である日米安全保障条約に反対を唱えてきた人たちもその認識の誤りを認め、考えを修正するに至りました、こういうようなあいさつがあったと聞いております。 PKOや災害援助等で国民のために活躍している自衛官に対して違憲と言い続け、自衛隊を認めなかった社会党の政策そのものが過ちであったと私は認識しているわけですが、まあ経過はともかくとして、自衛隊を合憲とした政策転換には一定の評価をするものであります。 それはそれとしまして、過去の自衛隊違憲の政策が過ちであった……
○鴨下委員 鴨下一郎でございます。 今回の阪神の大震災におきまして、五千数百人というような方が亡くなったわけでございます。そのときに現場の医師、それから看護婦さんを含めて医療スタッフは、大変な献身的な努力をなさってそれぞれの患者さんの治療に当たったわけでございますけれども、そのときに、十七日の五時四十六分に地震が起こり、その後の医療体制を立ち上げる段階で、厚生省がどういった形で情報を得、なおかつそれに対応したのかということを、まず十七日の約六時間から十二時間ぐらいの間にどういうようなことを行ったかということにつきまして、時系列的にもしよければ御説明をいただきたいと思います。
○鴨下委員 大臣、長いこと委員会でお疲れだろうと思いますが、さきの大臣の所信表明の中で、高齢者福祉策について、「国民が安心して老後を迎えられる介護サービスの基盤を整備するため、老人保健福祉計画により把握された地域のニーズを踏まえこというようなことで、例えば新ゴールドプラン等を策定したというふうにおっしゃっています。それからさらに最後のところで、「いつの時代にも、国民が心豊かに安心して暮らせる社会」を実現する、その中には医療のこともあるのだろうと思いますが、そういうことをおっしゃっているわけです。私なんかの経験の中でも、実際の医療においては必ずしもうまくいっていないこともたくさんございます。 ……
○鴨下委員 大臣、お疲れさまでございます。 きのう参考人に対する質疑等が行われまして、国民健康保険制度の財源論を中心に審議がされたというふうに理解しているわけですけれども、それぞれの立場で大変な御苦労をしながら国保制度を支えようとしていることは、これは敬意を表したいと思います。 ただ、私がきょう質問させていただくのは、幾ら財源を確保しても、出る方がきちんとチェックできてないと幾ら財源があっても足らない、こういうようなことになってきやしないかということを強く私は懸念しているわけでございます。いずれにしても、医療サービスを含めていいサービスを提供する、それを受けるのも国民ですけれども、結果的に……
○鴨下委員 大臣、お疲れさまでございます。 きょうは、精神保健法それから結核予防法の一部を改正する法律案についての関連の質問をさせていただきたいのですが、まず初めに大臣に、今ちまたでは阪神大震災、地下鉄サリン事件、それからオウムの一連の事件など社会的な不安、それから不況、円高、雇用不安などの経済的な不安、それからさらに高齢化社会に伴う介護や医療への不安といったぐあいに、今やさまざまな不安の時代だろうというふうに言えると思います。 このような時代背景の中で情報化が進み、テレビやさまざまなメディアから、例えば犯罪や、それから特異なというか、特殊な事象が繰り返し繰り返し何のフィルターもなく家庭の……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 まず最初に、今韓国のソウルの地検が先週末に、一九七九年の十二月のクーデターを指揮した全斗煥元大統領を刑法上の反逆首謀容疑ということで逮捕したという報道がなされております。またさらに、先月半ばには盧泰愚前大統領が巨額に上る収賄容疑で逮捕されたばかりでございます。わずか半月ばかりで大統領経験者が相次いで逮捕される、こういう異常事態に韓国の政局がございまして、大変大揺れに揺れているというようなことなのだろうと思います。 私は、そういうようなところから、北朝鮮が今回の事態を受けて何らかの行動等を起こす懸念はないのか、こういうようなことについて外務大臣にお……
○鴨下委員 このエイズの集中審議は、国民注視の非常に厳しい審議が行われているわけですけれども、与党が大変出席が悪い。これは一体どういうことなのかということなんですがね、委員長。
【次の発言】 まず、きょうの質問は、厚生省の統一見解でHIV感染による免疫不全症候群という疾患の概念ができ上がったのはいつの時点なのか、厚生省がそういう認識に至ったのはいつなのかということをお知らせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 そうじゃなくて、エイズという病気が国民にだんだん知られていって、厚生省もこれはただならぬ重大な病気だということを判断した段階。例えば、それはエイズのHIVというビールスが固定された時……
○鴨下委員 今、石田委員から質問がありましたけれども、公衆衛生局と共管という形で設置されたわけですが、それで、今大蔵省に対する案というふうにおっしゃいましたけれども、最終的には安部さんが班長になって班が形成されていくわけですよね。その辺の、安部さんが班長になったということの意味というのは一体何だったのでしょうか。
【次の発言】 エイズはその当時まだ未知の部分が多かったわけですね。そうすると、血友病の専門家が班長にならないで、言ってみれば、エイズという疾患全体の観点から眺められる人間が班長でしかるべきだというふうに私は思うのですが、あえてそのときに安部さんというようなことは、郡司さんが、血友病と……
○鴨下委員 塩川先生、御苦労さまでございます。
今、木村委員からの質問の中で、安部さんのエイズ研究班の中でいわゆる帝京大症例が議論されたわけですけれども、その第一回目のときに、先生は、エイズの可能性があれば公表してしかるべき対応をとるべきだというような御意見を述べていたというようなことがさまざま報道等に、それから各参考人の意見の中にもございましたけれども、それは、先生はそのときはそういうような御認識があったということは事実ですか。
【次の発言】 そういう認識でエイズ研究班の一員として御活躍なすったわけですけれども、そのときに、第二回目あたりから先生が、この帝京大症例に関しては、疑わしいけれど……
○鴨下委員 大臣、お疲れさまでございます。 大臣が答弁の中で、例えばネット所得スライドとか一号被保険者とか、非常にたどたどしく答弁書をお読みになっている部分がありまして、年金というのは本当にある意味で難しい。例えば言葉一つとっても、我々一般的にはわかりにくい言葉がたくさん出てまいります。 ところが、実際には二十歳の人かちそれぞれ負担をしていただくというようなこともありまして、この辺のことで、厚生省として、一般の国民にわかりやすく、年金とは一体どういうことで、皆さんはどういうふうにかかわっているのだということで、例えば一号被保険者、二号被保険者、三号被保険者と言われても、普通の人は何のことだ……
○鴨下委員 薬というのは、健康に対して大変な被害のある場合もありますけれども、多くの場合には、いろいろな病気を治すという意味で大変に役に立っていることが多いわけです。特に今までの薬の中では、例えば抗生物質だとかステロイドホルモン剤だとかいうようなものはいわばもう画期的な薬であったわけです。 今度、薬事法改正で、より厳密に新薬をつくっていこうではないか、それから、国際的な規格に合わせてつくっていこうではないかというような改正だと理解しているわけですけれども、より安全な薬をきちんと提供していくという意味においては治験は厳しくあるべきだと思うし、さらに、その治験にかかわる被験者の方々はそれなりにき……
○鴨下委員 本日は、民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理化について若干のお伺いをしたいと思います。 まず最初に、理容師法、クリーニング業法及び美容師法の一部改正の中で、理容所等の開設者について相続または合併があったときは、相続人等はその地位を継承できることとし、開設届け出及び使用前検査を不要とし、事後届け出とするというふうになっています。 これは、昭和六十年に旅館やら公衆浴場等が同様の改正が行われていて、事業承継の手続上、実際には相続人すべての同意書が必要であるというようなさまざまな煩雑さによって、むしろ廃業そして新規開設の手続をとることの方が多いというようなことが現状だというふうに……
○鴨下委員 今、非加熱製剤がなぜ回収できなかったかという話なんですが、治験が進み、非加熱製剤の危険性というものが徐々にわかってきたということは、一連の参考人の答えの中でもわかってきたわけですけれども、非加熱製剤の危険性に関する情報を厚生省が秘匿してしまって、患者さんに知らせてなかったということになってしまっていたわけですけれども、この辺についての責任についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今のお答えでは、いわゆる副作用情報もしくはさまざまな病原体が混入しているような生物製剤に関して情報が徐々に判明してきた時点で情報を開示するということの解釈でよろしいですか。
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 廣澤陳述人にお伺いをしたいと思います。 基本的には廣澤先生は臓器移植に関して否定的というふうに解釈しておりますが、仮に今回の法案等によって道が開けたとして、その後、言ってみれば一般的になっていったときに、人の健康観だとか死生観だとかそういうことについて、今の、言ってみればかけがえのない臓器を一人一人が大事にしていくという概念から、ある意味で臓器をどなたかからいただくというようなことによって変わる部分というのがあるのだろうかということについて私は疑問に思っている部分がありまして、先生のお考えを伺いたいと思います。
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。
まず、塩川証人にお伺いしたいのですが、いわゆる帝京大症例について、エイズ研究班の会議の中でどんな議論があって最終的にエイズという診断に至らなかったのか、この辺の経緯についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 塩川証人は、その会議の中で、言ってみれば、どちらかというと慎重派のような形での御議論をなさっていたように聞いているのですね。
一つは、例えば順天堂の病理の先生にコンサルテーションするというような話。それからあとは、その結果を見て、最終的に標本を見ないで、その四回目のときに、これは塩川さんと西岡さんが、最終的にこれはエイズという診断……
○鴨下委員 時間が大変切迫しておりますので、単刀直入に伺わせていただきたいと思います。 私も東京都民の一人でありまして、むしろ東京の大多数の意見を代弁するという形でお伺いをしたいと思います。 首都東京の機能は、政治、経済、文化など国民にいわば密接不可分にかかわっておりまして、国民生活全般に及ぶ問題であります。この首都機能移転ということに当たりまして、憲法の国民主権のもとに広く国民的論議をしていく必要があると考えておりまして、本件は、特別の国民投票などの手続によって国民に諮られるべきではないかと考えております。 具体的には、移転に関する決定について、次の事項を国会等の移転に関する法律に加え……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。
今回は、私は法務委員ではなかったのですが、特別、二月十二日午前三時二十分ころに、小菅の東京拘置所で塀を乗り越えてイラン人未決囚が脱走したというようなことの経緯につきまして、法務省に質問をしたいと思います。
報道によりますと、拘置所の北舎一階の雑居房からイラン人が集団脱走していることがわかり、五十分後に一一〇番通報した、警視庁亀有署が三百四十人を動員して捜査するとともに全国に指名手配した、こういうようなことが報道されていますけれども、この辺の少し詳しい経緯を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 そういうようなことで、結果的には七人が逃げ出し……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 きょうは、私は、介護保険制度につきまして、ある意味で反対の立場で質問をさせていただきたいと思っておりますが、誤解のないようにあらかじめ申し上げておきますけれども、私は公的介護制度については大賛成なんです。ただ、保険制度ということについてだけは反対ということで、まず前もってお話をさせていただきたいと思います。 公的介護ということは、言ってみれば、今までは、例えば奥様が家庭の中での介護というようなことで本当にくたくたになってしまって、それをいかに社会が支えるか、このことについては我々はもう大賛成なんです。そして、それをぜひ進めなければいけない。これが……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 私は、皆さんの意見をお伺いしておりまして、現場では公的介護という制度をさらに拡充していくというようなことを非常に切望なさっているということをしみじみ今回再認識させていただきました。ただ、果たして保険が導入されるということですべて介護がバラ色になるのか、この辺のところにつきまして私は甚だ疑問に思っている点がございますので、二、三質問させていただきたいと思います。 まずは、保険が入ってきたときに、例えば滞納だとか未加入というようなことがあり得るのだろうと思います。特に小川市長にお伺いしたいのですが、国保でさえも多少その辺のところで徴収のときにいろいろ……
○鴨下委員 私は、この法律案に取り上げられております臓器移植について、ドナーの方の善意からの臓器提供がある限り、現在の医学的技術には、移植によって重篤な疾病に苦しむ患者さんを救う技術や環境が十分にあることを理解しております。また、脳死については、脳死は人の死であるということについての認識もございます。しかし、この上でも、議題の「死体(脳死体を含む。)」からの臓器移植について、これを法において規定することについては疑問を抱いている、こういう立場から質問をさせていただきたいと思います。 まずは、法制化の意味についてです。 先般の第百三十六回衆議院厚生委員会公聴会意見陳述におきまして、脳死を人の……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎です。私は、脳死を法律で認定するということには反対の立場で伺いたいと思います。 米本さんにですが、制度論の話をおっしゃいました。そして、医療の職能集団がある意味での自治組織として決めたガイドラインを政治ないしは行政が追認していく、こういうような形が望ましいのだというようなことをおっしゃいましたけれども、私も、今まで社会通念上の死が三徴候死であったにもかかわらず、脳死を法で押しつけるべきでないというふうに思っているのです。ただ、残念ながら、今医療の現場の中ではいろいろな意味で医療不信もありますので、この職能集団がガイドラインをつくって果たしてそれが信頼に足るものかと……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 きょうは、医療費の問題というようなことで、私は、冒頭にまず大臣にお伺いしたいのです。 今、日本の医療費は、OECD諸国に比較してみますと、一人当たりの医療費は第三位です。ただ、これを対GDP比でいいますと七・二八%で、十八位に位置しているわけで、アメリカが一四・一二%、カナダは一〇・二三%というようなことであります。ということは、対GDPに関して見ますと決して高くない。全体的な医療費そのものの大きさとしては、日本は、国民みんなが一生懸命働いてきて豊かになったわけですけれども、その豊かになった分を医療の分野で恩恵を受ける、こういうような意味において……
○鴨下委員 私は、今回議論が重ねられております臓器移植に関する法律案について、中山案そして金田案とは異なる第三の立場から、つまり、法制化なしの臓器移植の進展という視点から質問をさせていただきたいと思います。 重ねて申し上げますが、私は、重篤な疾病に苦しむ患者さんにとって、臓器移植という治療法は、現在の医学技術においては、すがるべき大変重要な治療方法だとも考えております。さらに、脳死については、医学的に脳死は人の死であるということについては間違いのない事実だということも認識しております。しかし、これを法制化して脳死を決めてしまう、このことについては反対でございます。 そういう意味で、法律の性……
○鴨下委員 おはようございます。大臣、早朝から大変御苦労さまでございます。 きょうは、質問の冒頭に、ここ数日、マスコミ等で報道されておりますクロイツフェルト・ヤコブ病のことについて、まず質問をさせていただきたいと思います。 九六年の五月に、厚生省は、ヤコブ病研究班を設置して、過去十年間の発生状況を調査しました。そのときに、八月の結果として、ヤコブ病のうち二十八人が、実は輸入した硬膜を移植した患者さんが感染をしている疑いが強い、こういうような研究班の報告を受けたというふうな報道がありました。厚生省はそのときに、硬膜をドイツから輸入した業者の説明を聞きまして、現在は滅菌処理がなされて安全と考え……
○鴨下委員 きょうは介護制度に係る問題でありますけれども、その中で今まで十分に審議されてない部分に医療法の改正がございます。このことについて主に質問をさせていただきたいと思います。 まず、この改正の目的の中には幾つかの項目がございますが、一つ重要なポイントとして、「患者の立場・選択を尊重した情報提供の推進」というようなことがございまして、これは一口に言うと、インフォームド・コンセントを大事にしなさいというようなことなんだろうと思います。その中に、「医療の担い手は、医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努める旨の努力規定を位置付ける。」、こういうふうに書いてあ……
○鴨下委員 きょうは、これから近き将来必ずや問題になるであろう疾患につきまして、二、三お伺いをしたいと思っております。 まず一つは、クローンの問題でありまして、これは、本年二月二十七日にイギリスの科学誌の「ネーチャー」に掲載された論文の中で、クローン羊のドリーという雌の、乳腺細胞という完全に分化を終えた普通の体細胞から生まれた羊が話題になりました。 これを受けて、三月四日には米国のクリントン大統領が、クローン技術を人間に応用する研究に対し連邦政府予算支出を禁止する大統領令を出しました。それから、同月の十二日には米国の上院が、クローン技術について公聴会を開き、倫理問題への政府の介入の是非をめ……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 きょうは、教育におきますボランティア活動にどう取り組んでいくか、このことについてお伺いをしたいと思っております。 今国会の中で、小中学校や養護学校の教員免許取得に、学生に特別養護老人ホームなどで介護、交流体験を義務づける、小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例法が成立しました。その中で、具体的には、教員志望の大学生などは在学中に地域の盲、聾それから養護学校や社会福祉施設を訪問して、障害者及び高齢者への介護などを一週間以上経験しなければならない、このような規定をしまして、一九九八年度入学者から適用される、このようであります……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 二月八日に、東京都の北区、委員長の地元でございますが、中国人の誘拐事件がございました。この事件は、被害者も犯人も含めて中国人で、言ってみれば、日本で中国人同士の犯罪が行われて、それも、現金の受け渡し等については中国で行われ、しかも、被害者も不法滞在者であったため被害届を出すのがおくれたということで、なかなかこの実態をつかんで、言ってみれば即時に対応するということが難しかった事案でございますけれども、このことについて法務省はどういうふうな事件というふうにとらえられているか、お聞かせいただきたいと思います。
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 先般の秋田県知事選挙で最大の争点となったのが食糧費の問題でありまして、言ってみれば、事件に深く絡んでいました前県庁幹部が選挙戦に敗れました。これは、ある意味で県民の怒りが選挙に示されて、審判が下されたというようなことなのだろうと思いますが、これを踏まえまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、秋田県それから北海道、東京都、福岡県など、さまざまな自治体に空出張や食糧費の流用など公金の不正支出が相次いでいます。これらの事件について法務省はどのような見解をお持ちであるかということで質問させていただきたいと思います。 まず一つは、北海道庁の裏金……
○鴨下委員 今の発言の中で、口座の中身をごらんになっていないでどうしてああいうことが言えるのかというので、私は甚だ疑問を感じます。 一九七九年の一月九日、十八年前でありますが、朝日新聞にこういう檄文が寄せられています。 中高年層よ 団結しよう 中高年元年ともいえる年頭に当たり、諸兄よ、我々は、社会に対して大いに発言し、我々の幸福獲得のために立ち上がろうではないか。 我々が、この困難にして複雑な人生を、日本人として五十年以上を生き抜いてきたという、この事実だけでも、これは大きな意義と価値があるはずなのだ。肩たたき≠ニか窓際族≠ニいうような、我々に向けられた侮辱的な言葉は本年限……
○鴨下委員 裁判官の報酬それから検察官の俸給に関する法律の一部を改正する法律案に関連しての委員会でありますけれども、この中で私は、同僚議員の議論を承っていて疑問に感ずるところは、なぜ司法部が、人事院の勧告に基づいて、それに準拠した形で報酬等が決められるのかということについての疑問であります。 大臣、「大蔵省極秘情報」というテリー伊藤が書いた、ここに「お笑い」と書いてあるので、お笑いで一笑に付してしまえばいいのかもわかりませんが、実はこれは、朝日新聞もそうですし各新聞で、おもしろいということで、かなりいろいろな意味で話題になった本であります。 その中に、一連の住専絡みの大蔵スキャンダルに関し……
○鴨下委員 おはようございます。 大臣におかれましては、連日大変お疲れさまでございます。 新聞の報道でもありますように、ちょうど本日の未明からASEM、アジア欧州会議が開催されることになっております。その中での最大のテーマは、アジアの経済危機についてでございます。このことでIMFが非常に重要な役割を演じているということはもう言うまでもないことでありますが、まず政府として、今回のアジアの経済危機に関しまして、タイから始まり、インドネシア、韓国というふうに波及したわけでございますけれども、これまでの東アジアもしくはアジア諸国はアジアの奇跡と言われるぐらいに経済の発展がずっと順調にいっていたわけ……
○鴨下委員 今、大臣の所信の中でも少年の犯罪がふえている、「社会の耳目を集める少年による凶悪事犯が発生」する、こういうふうなお話でありましたが、実際に今、きのうの新聞でもトップの記事になっておりますし、少年犯罪がふえているのか、果たして耳目を集めているのか、このことにつきまして、ある意味で我々は冷静、客観的に見ていく必要があるのだろうと思います。 まず、警察に伺いたいのですが、このような少年犯罪について、今の現状といいますか、実際にふえてきているのか、それともたまたま注目すべき事犯が多いというようなことで耳目を集めているのか、このことについてお伺いをしたいと思います。
○鴨下委員 長官、長時間でさぞかしお疲れだろうと思いますが、さらにまたこの後に参議院の方で委員会があるということでございますので、本来ならば、質問がすべて終わった段階で長官にもいろいろと伺いたかったのですが、まず先に伺っておきたいと思います。
そもそも、今回の東通を含めた一連の背任事件の発端といいますか端緒といいますか、このことにつきまして長官はいかにお考えになっているかということを率直に伺いたいと思います。
【次の発言】 私は最後に申し上げたかったのですが、たまたま先ほど若松議員が発言なさって、その中でまさしく私と同じような考えを述べておられたのですが、こうしてずっと答弁席の方のお顔を拝見……
○鴨下委員長代理 次に、中林よし子君。
○鴨下委員 おはようございます。両参考人におかれましては、本当にお忙しいところを本日はありがとうございます。時間もございませんので、早速質問をさせていただきます。 今、日本で格付というようなことが非常にいろいろな意味で影響力を持つようになってまいりました。先ほど両参考人の御意見の中にも、これは、言ってみればグローバルスタンダード、さらに言えば、アングロサクソンスタンダードというような物差しで日本の企業をはかっていこうじゃないか、こういうようなことなんだろうと思います。ここで、特にムーディーズ、それからスタンダード・アンド・プアーズ、この二つの会社が、言ってみれば市場に対して影響力を持ったり、……
○鴨下委員 今御説明ありましたように、今いわゆる貸し渋りというようなことが非常に世の中にありますけれども、それに伴って信用の収縮が起こっている。これを防止する意味でも、中堅企業等に対しまして信用供与が確保されるよう、さらに開銀などの融資及び保証制度の拡充や活用が図られるべきだ、こういうふうに考えておりますが、今回の議員立法による日本開発銀行法等の一部を改正する法律案についても、こうした趣旨を踏まえてのものであると受けとめておりますが、まず、基本的な問題について二、三質問をさせていただきます。 まず、提案者に対しての質問でありますが、今回の開銀法等の改正の背景とその趣旨について説明をいただきた……
○鴨下委員長代理 次に、上田清司君。
【次の発言】 午後零時四十五分に委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時七分休憩
○鴨下委員 自民党の鴨下一郎でございます。 午前中に、旅館三団体協議会公営宿泊施設等対策本部長の針谷さん、それから東大の経済学部の教授でいらっしゃる奥野さん、それから立教大学の観光学部長の岡本伸之参考人、この三人の御意見を伺ったわけであります。 私が非常に印象深く伺いましたことは、針谷さんがおっしゃっていたように、公営宿泊施設に関しましては、ある意味で、時代的な背景を含めて、役割は終えた、こういうようなお話がございましたけれども、私もおおよそのところでは全く同感でありました。そして、まずその一番の根拠としては、さまざまな地域で、言ってみれば民業を圧迫している、むしろ過剰なサービス、そして低……
○鴨下委員長代理 次に、谷口隆義君。
○鴨下委員長代理 次に、米津等史君。
【次の発言】 次に、中林よし子君。
【次の発言】 次に、保坂展人君。
○鴨下委員長代理 次に、米津等史君。
【次の発言】 次に、中林よし子君。
○鴨下委員長代理 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 次に、内閣提出、経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案及び租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井奥貞雄君。
○鴨下委員長代理 次に、若松謙維君。
○鴨下委員長代理 次に、西田猛君。
【次の発言】 自民党の鴨下一郎でございます。
今回は、公的資金を投入するというような問題につきまして、国民の中ではいろいろと議論がありました。
金融再生委員会は、昨年の十二月の十五日に委員会が発足してから資本増強に関しましては合計三十二日を費やして検討してきた、こういうような話を承っていますし、今回の最終的な大手十五行に対します資本投入は七兆四千五百九十二億ということでありますけれども、今回の公的資金の投入でとりあえず足元の不良債権の処理の手当てはできたのか、こういうようなことについて、まず金融再生委員会柳沢大臣からお伺いをしたいというふうに思います。
○鴨下委員長代理 次に、上田清司君。
【次の発言】 次に、並木正芳君。
○鴨下委員 おはようございます。 それぞれ、大臣そして政務次官御就任大変お疲れさまでございます。またよろしくどうぞお願いいたします。 きょうは、私たちに与えられた時間は二十分という短い時間でございますので、二点質問をさせていただきたいと思います。一つは、長銀のその後の譲渡スキームについてでございますし、もう一つは、今マスコミで大変話題になっております商工ローンにつきまして質問をさせていただきたいというふうに思います。 まずは、今回、九月の二十八日に、金融再生委員会で一時国有化されていました日本長期信用銀行を、米国の投資会社リップルウッド・ホールディングスに譲渡するという方針を決めた、こう……
○鴨下委員 おはようございます。 大野政務次官、お疲れさまでございます。 きょうは、年金が、言ってみれば高齢の方々にとって非常に頼りになるものなのだということから、最終的には、その信頼性をどう高めていくか、こういうような観点についてお話をさせていただきたいと思います。 今、高齢者世帯の収入のうち、平均で大体六三・六%が年金で賄われている。さらに、年金だけが収入のすべてだ、こういうような世帯も高齢者世帯の約六割である。こういうことなわけでありますけれども、今、基礎年金の部分、いわゆる国民年金の一号被保険者の方について考えますと、非常にいろいろと問題点があります。 例えば、未加入の人が百五……
○鴨下委員 ただいま議題になりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 本法施行に当たり、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 上限金利の見直しの検討に当たっては、資金需要者の利益の保護等に配慮すること。 一 いわゆる商工ローン問題等については、背景に貸し渋り等の問題があることにかんがみ、我が国の金融システムの在り方を更に真剣に検討し、早急に対応すること。 一 昨今の超低金利時代にありながら、その恩恵に浴せないでいる中小企業や個人事業者が存在……
○鴨下委員 大臣、政務次官、おはようございます。連日お疲れさまでございます。 きょうは、社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律案の審議でありまして、今大臣がお話しになりましたが、昭和二十六年に社会福祉事業法が制定されまして、そのころ私は二歳ぐらいでありますから、当時のことは覚えておりませんけれども、いろいろな事情を思い起こしてみますと、例えば結核が多かったり、乳児死亡率が高かったり、今の状況から見ますと本当に想像ができないような、ある意味で日本はまだまだ貧しい状況の中でそれぞれの事業が行われ始めたんだろうというふうに思います。 特に社会福祉事業だとか社会福祉法人のあ……
○鴨下委員 自由民主党の鴨下一郎でございます。 大臣、政務次官、大変お疲れさまでございます。 産業廃棄物の処理に関しまして、いよいよこれから審議に入るわけであります。 今までは産業廃棄物というと、どうも非常にネガティブな印象ばかりで、例えば不法投棄、野焼きのようなもの、さらに焼却炉から出るダイオキシンの問題等を含めて、言ってみれば非常に迷惑施設の代表的なものというような印象だけでありました。 廃棄物の内容を見ますと、産業廃棄物というのは、一番多いのは汚泥、動物のふん尿、例えば建築廃材のような瓦れき、鉱滓というような順番でありまして、ある意味では我々が生活や経済活動をしていく上で、言って……
○鴨下議員 老人の医療、特にその中でも薬剤費のあり方と検査のあり方につきましては、本当に難しい、さまざまな問題を含んでいるんだろうというふうに思います。 その中で、老人の薬剤の一部負担につきましては、昨年の七月から予算措置によりましてその全額を国が肩がわりする、こういうようなことで、老人に実質的な薬剤負担が生じないように臨時の特例措置を講じているというようなことであります。 一方、国会には、老人の薬剤一部負担を廃止して、月額に上限を設けた上で定率一割負担とすることなどを内容とする健康保険法等の改正を政府から提出しておりますけれども、その法案の施行が七月一日になっているわけでありまして、今年……
○鴨下委員長代理 次に、鈴木淑夫君。
○鴨下委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 「租税特別措置法等の一部を改正する法律案」及び「法人税法の一部を改正する法律案」に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 中長期的な財政構造健全化の必要性にかんがみ、今後の経済動向にも留意しつつ、歳出の重点化に努めるとともに、歳入の根幹をなす税制に対する国民の理解と信頼を確保する観点から、課税のあり方についての抜本的見直しを含め、社会経済構造の変化に対応した税制の確立に努めること。 一 租税特別措置については、政策目的、……
○鴨下委員長代理 次に、横光克彦君。
○鴨下委員長代理 先ほど委員長は、預からせていただく、こういうようなことでありましたので、後ほど理事会で検討をさせていただきます。
○鴨下委員長代理 次に、石井啓一君。
○鴨下委員 私は、自由民主党、公明党・改革クラブ、保守党を代表いたしまして、ただいま議題となっております資金運用部資金法等の一部を改正する法律案について、賛成の討論を行うものであります。 財政投融資制度は、郵便貯金及び年金積立金など国の制度、信用に基づいて集められた公的資金を原資として政策目的実現のために行われる国の投融資活動であり、これまで国内の貯蓄を社会資本整備等に効率的に活用する財政政策手段として我が国の経済発展に貢献してきました。財政投融資は、英米独仏など諸外国においても広く同様の制度が存在するものであり、財政政策の一環として、有償資金の活用が適切な分野に対応するという財政投融資の役……
○鴨下委員 おはようございます。 今、竹下委員からお話がありましたけれども、世の中のムードが、多少、今のところ先行きに対していろいろな意味で不安な気分がある、こういうようなことであります。そういう中で、少子化と同時に私が非常に心配して憂慮している問題は、ここ数年間非常にふえてきた自殺の問題であります。 今、警察庁のいろいろな資料をいただいたんですが、この資料でいいますと、平成十一年の自殺者の総数は三万三千四十八人で、前年に比べて〇・六%増加している、こういうことであります。特に、性別でいうと、男性がその中の七一%、七割以上で、男性の方がそういう意味でみずからの命を絶っている、こういうような……
○鴨下委員長代理 石毛えい子さん。
○鴨下委員 動議を提出いたします。 両案の質疑を終局し、採決を……(発言する者、離席する者多く、聴取不能)
○鴨下議員 お答え申し上げます。まず、第一番目と二番目の御質問につきまして、お答えを申し上げたいというふうに思います。 委員おっしゃるように、確かに、乳児の問題、幼児の問題、学童の問題、そして中高生の問題というのは、さまざま、それぞれバックグラウンドも違うということもございますけれども、非行そのものというのは、ある意味で、家庭内の問題であったり、友人関係、さらにはその地域の問題等が複合的に折り重なって起こってくる問題であります。ですから、そういう意味で、子供のときの問題とそれではその後の問題が切り離せるかというと、連続的な部分もございますのでなかなか難しい。さらにまた、例えば、児童委員がお母……
○鴨下委員長代理 後日、理事会で検討をさせていただきます。
○鴨下委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守党を代表しまして、本動議について御説明を申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 身体障害者補助犬法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 現在、身体障害者補助犬に多く使用されている犬種には、遺伝性疾患が少なくないことから、その選定には格段の配慮が求められる。このため、早急に厚生労働省内に専門委員会を設置し、補助犬の選定と健康管理に関する指針の策定並びに優良補助犬の確保の対策について検討を……
○鴨下委員長代理 次に、阿部知子君。
○鴨下委員 おはようございます。トップバッターをさせていただきます。 大臣、いろいろとお疲れさまでございますが、きょうは、今回の改正につきまして全般的な話を多少伺わせていただいて、その後に高齢者医療につきましてお伺いをしたい、こんなふうに思っております。 大臣がよく御存じのことだと思いますが、日本は、ある意味で世界の中でも、健康寿命世界一を達成したすばらしい医療制度を持っているわけでありますが、その中でも特筆すべきことは、国民皆保険とある意味でのフリーアクセスであります。また、私は、さらにもう一つのところで、出来高払いというのもある意味で効果を上げてきたのかなというふうにも思っておりますが……
○鴨下委員長代理 次に、小沢和秋君。
○鴨下委員長代理 次に、佐藤公治君。
○鴨下委員長代理 次に、江田康幸君。
○鴨下委員 ……(発言する者多く、聴取不能)採決されんことを望みます。
○鴨下委員 自由民主党の鴨下一郎でございます。 総理、おはようございます。いろいろと日ごろお疲れなことだろうというふうに思いますが、私、ストレスの医者をやっておりまして、総理がストレスを上手に対処なさっていることを敬服しております。 ということで、きょうは、医療制度改革の関連法案につきましては、本委員会において、四月の二十四日から審議が始まりまして、足かけ三カ月、実質五十時間を超える審議を積み重ねてまいりました。また、参考人質疑や、私も行ってまいりましたけれども、地方公聴会等も開催されまして、これらを加えますと、計十二日間、実質で六十時間を上回る慎重な深い審議が行われて、去る十四日に可決さ……
○鴨下委員 自民党の鴨下一郎でございます。 まず、参考人の皆様におかれましては、本当にお忙しいところをこうして貴重な御意見を賜りましたこと、重ねてお礼を申し上げる次第でございます。 まず、それぞれの方々からいろいろとお話を承りましたけれども、日本赤十字社の役割につきまして、お二方から、非常にいろいろな意味での御苦労も踏まえて御意見を賜りました。 血液事業に当たりまして、これまで日本赤十字社が果たしてきた役割は極めて大きいというふうに考えておりまして、特に、献血の受け入れや輸血用血液製剤の製造について日本で唯一の担い手になっている、また、血漿分画製剤についても第8因子凝固製剤の国内製造をリ……
○鴨下副大臣 おはようございます。 木村副大臣とともに厚生労働副大臣を拝命いたしました鴨下一郎でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 申し上げるまでもありませんが、厚生労働行政そのものは、本格的な少子高齢化、そしてそれに伴う経済の問題も含めて活力を保つように、こういうようなことで、一人一人が心豊かに安心して暮らせるような、こういう展望を推進することが厚生労働行政の本質だというふうに思っておりまして、そのために全力を尽くしたい、このように思っております。 厚生労働委員会の皆様とともに、木村副大臣、そして渡辺、森田両大臣政務官とともに一生懸命頑張りますので、御指導をよろしくお願いい……
○鴨下副大臣 おはようございます。熊代委員におかれましては、副大臣を利用していただきましてまことにありがとうございます。 ただいまいろいろと高い見地からのお考えを拝聴しましたけれども、五・四%の高い水準で完全失業率が推移している、この問題につきまして、今の現状、そしてどう認識しているかというようなことについてお答えをさせていただきます。 特に、今、九月の完全失業率は五・四%でありまして、五カ月連続で同水準となっている。これは極めて厳しい状況だろうと思います。 特に、男女で考えますと、男性は五・八%、平成十三年の十二月以来九カ月ぶりに過去最高水準の失業率を記録しているということ、女性につき……
○鴨下副大臣 今先生おっしゃるように、最終的には、先ほど大臣の答弁の中にもございましたように、自立を促進していくというのは非常に重要なことでございまして、そのためにも、母子家庭の母は生計の主たる担い手でもありますから、母子家庭の経済的な自立を図る上で、就労支援策というのが極めて重要だというようなことを我々も考えております。 こういうような観点から、就労支援策については、一つは、就労相談の実施ということで、さまざまな相談に乗っていこうということと、それから二番目に、よりよい就業に向けた能力の開発、これはそれぞれ母子家庭のお母さん方にも勉強をしていただかなければいけないわけでありますし、三番目に……
○鴨下副大臣 事前に伺っていなかったものですけれども、十四条のことにつきましては、昨日もお答えしましたように、特別な、まれなケースとして、就職活動等、それからスキルアップのための講習会等も含めて、そういう努力をなされていないような方について、特別まれな場合だけ考えるというようなことでありまして、一般的にはそういうようなことはできるだけないように努めるということでございます。
【次の発言】 ただいまお話がありましたように、これからはより使い勝手のいい制度としてやっていこうじゃないか、こういうような方向ではあります。
日常生活支援事業そのものは、母子家庭のお母さんが例えば病気になったとか、それか……
○鴨下副大臣 おはようございます。副大臣を使ってくださいまして、ありがとうございます。 先生おっしゃるように、今後、雇用政策については政府を挙げてやっていかなければいけない、このことについてはまさに先生おっしゃるとおりでございます。 今、不良債権処理の加速にあわせまして、産業再生に取り組むというようなことを両輪のように兼ね合わせて、最終的には経済を活性化していくことが雇用の維持、創出を図るというような観点からも最も重要なことであるわけでありますけれども、そのプロセスの中では、多分、これから多少の失業そして離職の方々の数もふえるのではなかろうか、こういうようなことも予測されます。 したがっ……
○鴨下副大臣 大臣が答弁をする前に、今の経済の現状につきまして厚生労働省といたしましてどういうような認識にあるのか、こういうようなことについてお答えをさせていただきたいと思います。 先生御存じのように、十一月の月例経済報告におきましても、企業の収益等は少し改善の兆しがある、こういうようなこと、それから設備投資が下げどまりつつある、こういうようなことはあるんですが、しかし、今まで経済を引っ張ってきた輸出が弱含んでいるというようなことだとか、それから、生産も持ち直しの動きがさらに緩やかになってきた、これは表現が、言ってみれば表からの表現でありますけれども、私たちの認識からしても、極めて厳しい状況……
○鴨下副大臣 先ほどからの議論をいろいろと承っておりまして、野田議員がいかにこの問題についていろいろな意味で深くお考えになって取り組んでいらっしゃるかというようなことを、つくづく感じる次第でございます。 あとは、先ほどの議論の中で、人口問題としてもとらえるべきではないか、こういうような話がありましたけれども、まさにそのとおりでありまして、実際には、少子化問題というのが、私たちこれから高齢化に向かっていく段階で、日本の国の社会保障を支えるというようなことにおいても非常に重要な問題であります。ですから、できるだけ少子化対策ということについて国を挙げてやっていく、こういうようなことについてはまさし……
○鴨下副大臣 先生御指摘のように、産業構造が変わってまいりましたので、おのずと労災の、言ってみれば災害そのものも変化してきたことは事実でございます。今まで労災病院は、じん肺、産業中毒、それから振動障害とか、そういうようなものを中心に診てきたわけでありますけれども、今後は、いわば新しい疾患群としてのうつ病だとかメンタルヘルスの部分、それから、それこそ過労死にもつながりかねない脳・心臓疾患等の、いわば職場で職業に関連した疾患につきまして、全国から症例を集積したり、それに基づく研究の推進を進めまして、予防から治療、リハビリテーションというような一貫した専門的な医療を提供している、こういうようなことで……
○鴨下副大臣 副大臣を使っていただきまして、まことにありがとうございます。 今、先生おっしゃっているように、キャリアコンサルタント、これはこれからますます必要とされる分野だろうというふうに思っております。 まず、現状の認識でありますけれども、御存じのように、極めて厳しい雇用失業情勢のもとでありますので、特に、雇用のミスマッチをどう解消していくか、こういうようなことにつきましては、このキャリアコンサルタントの皆様の仕事というのは非常に重要性を増してくるんではなかろうかというふうに思っております。 そのため、これを担うキャリアコンサルタントの役割をどうするかということで、特にハローワーク、そ……
○鴨下副大臣 今、石原大臣がお話しになったのとほぼ同様でございますけれども、一つ個別のケースにつきましては、これは私自身も事実関係について十分に把握しておりませんので、コメントすべきでないというふうに思います。 また、企業・団体献金そのものにつきましては、企業も団体も、労働組合も含めまして、ある意味で社会的存在でありますので、民主主義のコストとして節度ある献金は容認されるべきだというふうに思いますし、さらに、献金を受けた政治家につきましては、ある意味で有権者たる国民にディスクローズをして、そして、その結果につきましては国民の審判をいただく、こういうようなことが民主主義の原則だろうというふうに……
○鴨下副大臣 今、人材派遣業についての、平成九年から平成十二年までの四年連続で会計検査院が徴収不足を指摘している、こういうようなことで、社会保険庁として日本人材派遣協会について指導をしたのかどうか、こういうようなお尋ねでありますけれども、この検査が実施された直後の平成九年八月には、日本人材派遣協会に対しまして、被保険者資格取得届の提出を速やかにかつ積極的に行うよう指導したところであります。 また、さらに平成十年の三月には、各社会保険事務所に対しまして、平成十年度の事業運営方針を示す通知の中で、特に労働者派遣事業を行う事業所等に関して届け出漏れがないよう指導の徹底を求めた、こういうようなことを……
○鴨下副大臣 ただいまお話がありましたように、有休の取得率は、十三年で四八・四%ということで、決してよろしい成績ではないのかもわかりません。そういう意味で、長期休暇をとるということは、労働時間の短縮、それから勤労者のリフレッシュやゆとりある生活の実現ということで、大変意義深いことでありますので、一つは、我が省としては、地域の中にそういうムードをつくっていくという意味でのシンポジウムだとか、それから長期休暇制度の導入マニュアルをつくってもらう、こういうようなことの推進、それから、長期休暇の普及促進のために、例えば先進的にやってくださっているような企業に対しての助成だとか、それから中小企業団体が行……
○鴨下副大臣 先ほど大島委員からお話がありましたように、この問題は本来は、若手の公務員の皆さんが、質問取りの後に夜中まで、もしくは明け方まで、仕事をせざるを得ない、こういうような状況をどうしようか、こういうような趣旨から議論が始まったわけであります。 不幸にも、いろいろと憶測が乱れ飛びまして、違った趣旨でとられた部分もありますけれども、むしろ、今大臣がお話しになりましたように、本来は、国会の議論を妨げてはいけないということはもちろんそのとおりでありますが、それと同時に、できるだけ若い公務員の皆さんを早く帰してあげたい、こういうような趣旨の両方が相まってこの議論があるということをぜひ御理解いた……
○鴨下副大臣 先生がおっしゃるように、今回の債務保証制度のほか、実績の乏しいものをこれから整理をしていかないといけないわけであります。これは、十三年度から順次廃止してきたものがございますけれども、これから独立行政法人移行時に廃止するものとして、身元保証、それから債務保証、そして駐留軍関係離職者等に対する債務保証、そして職業講習等がございますけれども、それぞれ、身元保証が二件、それ以外のものは御利用いただいていることがゼロ件ということで、これについては廃止をする、こういうようなことでございます。
【次の発言】 今の宿舎等につきましては、順次整理をしていかないといけないんですが、現実には住んでいら……
○鴨下副大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。 先生おっしゃるように、平成十三年の十月から、雇用対策法におきまして、労働者の募集、採用に当たっては年齢制限緩和の努力義務が設けられた、こういうようなところでありまして、特に、官民の職業紹介機関や経済団体、そして地方自治体等への働きかけを通じまして、事業主に周知徹底を図ってきたところであります。 その結果、ハローワークにおける全求人に占める年齢不問求人の割合は、改正法施行前が、これは平成十三年の九月でありますけれども一・六%、これが最近では一三%程度と、一定の効果を上げてきていることは事実でございますけれども、ここ最近は横ばい状態……
○鴨下副大臣 数字のことでございますので私の方から答弁をさせていただきますが、先生御指摘の緊急地域雇用創出特別交付金は、先ほどのお話の中にもありましたように、本来が、常用雇用を創出する、こういうようなことが目的ではないわけであります。ただ、それが最終的に常用雇用につながっていけば一番いいわけでありまして、そういう意味で、今回、平成十三年度においては、事業実施期間が三カ月というような極めて限定的でありましたけれども、その中で、二万三千人の方に御利用いただきまして、正式に当該事業を引き続いて雇用に至った、こういうような方が三百六十二人でございます。 繰り返しになりますけれども、この事業が実際には……
○鴨下副大臣 雇用保険の被保険者資格取得手続については、これは事業主が法第七条の規定によりまして、労働者を雇用した場合には雇用保険の被保険者になったことを公共職業安定所長に届けなければならない、こういうようなことにはなっているわけでありますけれども、ある意味で、先生今おっしゃっているような事案を防止するために、一つは、公共職業安定所において事業主の説明会などさまざまな周知広報をする、こういうようなことでありますし、それから、昨年の九月から、労働者がみずからの雇用保険加入手続がなされているか否かについて直接公共職業安定所に確認のための照会を行い、確認結果について文書回答を得ることができる、こうい……
○鴨下副大臣 先生おっしゃるように、その問題は非常に重要な問題でありますし、言ってみれば、先ほど大臣が答弁しましたように、ある意味でプラス面、マイナス面、それをきちんと我々はコントロールしなければいけないわけでありまして、多様な働き方を求めつつ、さらに、先生おっしゃるように、今まで日本の従来の雇用慣行で、長期でキャリアアップをして、そしてそれなりに自分の腕にさまざま技能をつけていく、こういうようなことからいえば、多少の懸念はあるということは先生おっしゃるとおりであります。 ただ、労働者派遣法におきましては、現在も労働者派遣事業制度を臨時的そして一時的な労働力の需給調整に関する対策、こういうふ……
○鴨下副大臣 紹介予定派遣につきましては、労働力需給の結合を円滑にやっていこう、こういうようなことが大きな目的でありますので、派遣労働者の希望を踏まえた派遣先への直接雇用を推進していく、こういうようなことで現在も認められているところであります。 ただ、派遣労働者の雇用の安定等を考慮しますと、余り長い間の紹介予定派遣は好ましいということでもないわけでありますし、昨年の十二月に出された労働政策審議会の建議におきまして、紹介予定派遣を一定期間に制限することが適当である、こういうようなことが言われているわけでありまして、派遣期間については歯どめになる目安期間を設ける必要があるというふうに厚生労働省と……
○鴨下副大臣 厚生労働省としてまず整理的に申し上げますと、職業紹介事業においては、職業紹介事業者は、求職者を一たんある求人者に紹介し、求職者と求人者の雇用関係が成立すれば、その時点で求職者や求人者との関係は終了するものであります。 職業紹介は、あくまでも求職者の自由な意思のもとに雇用関係の成立のあっせんを行うというような前提がありますから、一たんあっせんした労働者を、その意思にかかわらず、一方的に職業紹介事業者が勤務場所を変更させるというようなことはできないわけでありますし、先生今御指摘のようなケースについては、仮にそういうようなことが労働者の意思にかかわらずという前提を置けば、職業安定法と……
○鴨下副大臣 先生の御指摘は非常に重要だろうというふうに思います。 常用労働者を整理して、派遣労働者にその当該常用労働者の行っていた業務をそのまま行わせてコスト削減を図ろうというような場合は、当該整理解雇は人員削減の必要性がなく、そもそも、解雇権の濫用法理によりまして、客観的に合理的な理由を欠き社会通念上相当と是認することができない、こういうようなことで無効となる可能性があるわけでありまして、ある意味で、これによりまして不当なリストラは防止をされるというふうに解釈をしているところであります。 ただ、この解雇権の濫用法理上は認められた解雇でありましても、事業主の経営判断等のミスと、それからさ……
○鴨下副大臣 今委員おっしゃっていますように、まずはとにかく、現在、経済が国際化して、そして個人そのものの意識も、さまざまなライフスタイルでそれぞれお考えになっている、こういうようなことでありまして、ある意味でさまざまな状況が大きく変化していく、こういうような中で経済の活力を維持していかなければいけないわけでありますし、さらに、先生御指摘のように、産業構造そのもの、それから企業活動の変化、そしてさらに労働者そのものの就業意識の変化、こういうようなものに対応していくというようなことを大前提としまして、個人が持てる力を有効に発揮できる、こういうような社会を志向していく、こういうようなことが前提にな……
○鴨下副大臣 先生おっしゃるように、例えば、正社員に登用してもらいたいんだけれども、さまざまな条件が過重になるというようなことでちゅうちょする、こういうような御趣旨なんだろうと思いますが、各企業における人事労務管理上、必ずしも、正社員であれば例えば転勤等が伴うとか、こういうような取り扱いになっているわけではないんですね。ただ、いろいろな意識の中には、ある程度会社との距離感の問題がそれぞれの個人によって違うんだろうというふうに思いますけれども。 回答者が、正社員となることで転勤等があるから、だから考慮して正社員になることをある意味で遠慮するとか、ちゅうちょするとかというようなことで割合が低くな……
○鴨下副大臣 今先生がお話しになりましたようなことは、言ってみれば、あってはならないような、ある種のセクハラの典型的なことなんだろうというふうに思いますが、そのことも含めまして、さらに妊娠や出産を理由にした解雇や退職を強要するようなことも含めて、こういうような事案に対してどういうふうに対処しているのか、こういうようなことだろうというふうに思います。 妊娠や出産を理由とした解雇や退職を強要するような事例につきましては、これは男女雇用機会均等法におきまして、妊娠、出産を理由とした解雇の禁止、さらにセクシュアルハラスメント防止のための事業主の配慮義務、こういうようなところが規定されているわけであり……
○鴨下副大臣 おはようございます。お答えを申し上げます。 先生がおっしゃるように、解雇権の濫用法理そのものが実際に労使当事者にほとんど知られていないというのが現状でありまして、特に、解雇制限をする法律があるので、それさえ守れば解雇できる、こういうようなことを言っている使用者が約七割、そして労働者が六六%というような調査もあるくらいでありまして、そういう意味で、今回御審議いただいている解雇ルールをいかに多くの方々に知っていただくかは極めて重要なことだろうと思います。 厚生労働省としましては、これはリーフレット等を作成するのはもちろんでありますけれども、さらに、都道府県の労働局を初めとする関係……
○鴨下副大臣 先生がおっしゃっているように、仕事と育児を両立させる、こういうようなことのために、重要な観点は、やはり仕事のことも時間的にある程度融通をつけていかなければいけない、こういうふうなことだろうと思います。 育児・介護休業法におきましても、仕事と子育ての両立支援措置として幾つかございますけれども、例えば、小学校就学前の子を持つ労働者のために、時間外労働及び深夜業の制限、さらに短時間勤務制度、フレックスタイム制の勤務時間短縮等の措置、さらに子供の看護休暇制度の導入の努力義務、こういうようなことをつくりまして、労働者が子育てのための時間を確保しやすくする。こういうようなことの措置が規定さ……
○鴨下副大臣 厚生労働副大臣の鴨下でございます。 本日は、お手元にあります厚生労働省の説明資料に基づきまして、児童虐待の現状と今後の対応について御説明申し上げます。 児童虐待の防止等に関する法律は、平成十一年度から本委員会で精力的に御審議をいただきまして、議員立法として制定いただきました。本委員会における児童虐待問題に関する深い御理解と取り組みに改めて感謝を申し上げる次第でございます。 それでは、第一ページからごらんいただきたいと思います。 全国の児童相談所に寄せられる児童虐待に関する相談件数は、児童虐待防止法が制定される直前の平成十一年度が一万一千六百三十一件、平成十三年度が二万三千……
○鴨下副大臣 先ほどから、先生から、改正に向けてしっかりとしろ、こういうような話でありますけれども、私も、当時、法案の立案に携わった者として、この見直しについては、それなりの思いを持って接しているところであります。 残念なことに、虐待がここ、虐待防止法が施行された後、いろいろな意味でふえているというようなことでありますから、こういう抜本的なところも考えていかなければいけないわけでありますけれども、ただ、そうはいっても、虐待を受けて被害をこうむっているお子さんたちをどういうふうに保護し、なおかつ、その後に自立に向けてきちんとした形で社会に送り出す、こういうようなことは私たちの使命でもあります。……
○鴨下副大臣 宮路委員、昨日お帰りになったということで、硫黄島に行かれまして、さまざまな深い思いの中での御質問だろうというふうに思っております。また、委員におかれましては、常日ごろから硫黄島を含みます海外戦没者の慰霊事業につきまして深い御理解をいただいていることにつきまして、重ねて御礼を申し上げたいと思います。 また、昨日いらしたのは、日米の硫黄島戦没者合同慰霊の顕彰式に御参加なさった、こういうようなことを伺っておりますが、その中でも大変いろいろと深い思いをお持ちになったことと拝察しているところであります。 今、硫黄島におきまして、戦没者数は委員おっしゃっているように約二万余の方々でありま……
○鴨下副大臣 副大臣を使っていただきましてありがとうございます。 失業率が二%の前半でありました平成四年度においては、厚生労働省の雇用政策費、これは厚生労働省に限ったことでございますけれども、職業安定及び能力開発等に係る予算の対GDP比は〇・六%弱でありましたが、昨今になりまして、失業率が五%を超えた現在におきましては、当初予算ベースではおおむね〇・八%ということでありまして、ある意味で、雇用情勢の厳しさに応じて上昇してきている、こういうようなことでございます。 また、雇用対策の内容についても、先ほど大臣からも申し上げましたけれども、その時々の雇用失業情勢に応じて充実させてきているところで……
○鴨下委員長代理 次に、樋高剛君。
【次の発言】 次に、泉房穂君。
【次の発言】 次に、園田康博君。
○鴨下委員 自由民主党の鴨下一郎でございます。 まずは、冒頭でありますけれども、昨日、大変不幸な事件がイラクにおいて起こりました。このことにつきまして、政府としても一日も早い解決と、さらに、多くの邦人がまだイラクにいると聞いておりますので、このイラクにいる邦人の保護につきましても何とぞ全力を挙げて、総理、陣頭に立っていただいて未然に防げるように、さらには、現在起こった事件につきましては、早期解決そして事実関係を明らかにしていただきたい、このことをまずもって申し上げる次第でございます。 それでは、年金の話に入らせていただきますが、まず、日本の年金制度というのは、今現在、加入者が七千万人、そし……
○鴨下委員長代理 次に、福島豊君。
○鴨下委員 自由民主党の鴨下一郎でございます。 総理そして大臣、大変お疲れさまでございます。 このような大変不正常な中で、国民の注視する年金問題を審議しなければいけない、まことに残念でございます。今から、いよいよ審議も大詰めでございます。総理、わざわざおいでいただいて、この中で、私たちは与党として立派な法案をつくり上げていく、このために、大臣そして総理にお話を伺いたい、かように考えている次第でございます。 年金法案の改革案につきましては、これは四月の二日の委員会で提案理由説明がございました。それ以来、精力的に審議が行われて、本日も含めますと九日間、そしておおむね三十時間の審議に及びました……
○鴨下委員 ただいま議題となりました児童手当法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、原案において平成十六年四月一日となっている施行期日を公布の日に改めるとともに、改正後の児童手当法を平成十六年四月一日から適用することであります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)
○鴨下委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 結核予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。 一 国内外における結核に関する情報の収集・分析等を行い、最新の知見に基づき、国民、医師その他の医療従事者をはじめとする関係者に対し積極的に情報提供を行いながら、適切な結核対策を展開するとともに、国際的な協力・支援の一層の推進を図ること。 なお、結核の集団感染が小集団……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、厚生労働委員長に就任いたしました鴨下一郎でございます。 本委員会には、年金、医療、介護、少子化問題、雇用対策など、国民生活に密着した課題が山積いたしております。特に、少子高齢化が急速に進行しつつある我が国にとって、社会保障制度の全般的見直しは喫緊の課題となっております。 このような状況のもと、当委員会に課せられた責務は極めて重大であり、委員長就任に当たり、改めて責任の重さを痛感いたしております。 ここに委員各位の御指導と御協力をいただき、公平かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。 ……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府規制改革・民間開放推進室長河野栄君、法務省大臣官房審議官蒲原正義君、外務省大臣官房参事官佐藤悟君、厚生労働省大臣官房総括審議官福井和夫君、大臣官房総括審議官長谷川真一君、医政局長岩尾總一郎君、健康局長田中慶司君、医薬食品局長阿曽沼慎司君、労働基準局長青木豊君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、社会・援護局長小島比登志君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君、保険局長水田邦雄君、年金局長渡辺芳樹君、社……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
第百五十九回国会、内閣提出、労働組合法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、尾辻厚生労働大臣から発言を求められておりますので、これを許します。尾辻厚生労働大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案につきましては、第百五十九回国会におきまして既に趣旨の説明を聴取しておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省大臣官房審議官高橋満君、医政局長岩尾總一郎……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官柴田高博君、消防庁次長東尾正君、外務省大臣官房参事官佐藤悟君、経済局長佐々江賢一郎君、厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、健康局長田中慶司君、医薬食品局食品安全部長外口崇君、職業安定局長青木功君、職業安定局高齢・障害者雇用対策部長金子順一君、社会・援護局長小島比登志君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君、年金局長渡辺芳樹君、政策統括官井口直樹君、社会保険庁長官村瀬清司君、社会保険庁運営部長青……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 第百五十九回国会、内閣提出、児童福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官山本信一郎君、警察庁生活安全局長伊藤哲朗君、文部科学省大臣官房審議官山中伸一君、スポーツ・青少年局スポーツ・青少年総括官尾山眞之助君、厚生労働省大臣官房審議官岡島敦子君、大臣官房参事官瀬上清貴君、医薬食品局食品安全部長外口崇君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 第百五十九回国会、内閣提出、児童福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治財政局長瀧野欣彌君、法務省大臣官房審議官深山卓也君、民事局長房村精一君、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、社会・援護局長小島比登志君、社会保険庁長官村瀬清司君、社会保険庁次長小林和弘君の出席を求め、説明を聴取し、また、会計検査院事務総局次長重松博之君、事務総局第二局長増田峯明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
第百五十九回国会、内閣提出、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省職業安定局長青木功君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。御法川信英君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
第百五十九回国会、水島広子君外五名提出、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提出者全員より撤回の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 第百五十九回国会、内閣提出、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省労働基……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 第百五十九回国会、鈴木俊一君外三名提出、特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律案及び第百五十九回国会、泉房穂君外二名提出、無年金障害者に対する障害福祉年金の支給に関する法律案の両案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として法務省矯正局長横田尤孝君、保護局長津田賛平君、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、年金局長渡辺芳樹君、社会保険庁運営部長青柳親房君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
本日公報に掲載いたしました請願日程五百九十四件を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、既に請願文書表等によって御承知のところでありますし、また、理事会等におきまして慎重に御協議をいただきましたので、この際、各請願についての紹介議員の説明は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
これより採決いたします。
本日の請願日程中
医療・介護等の制度改革に関する請願八件……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
厚生労働関係の基本施策に関する事項
社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する事項
労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する事項
以上の各事項について、その実情を調査し、対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。
つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として食品安全委員会委員長寺田雅昭君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、健康局長田中慶司君、医薬食品局長阿曽沼慎司君、医薬食品局食品安全部長外口崇君、労働基準局長青木豊君、職業安定局長青木功君、職業安定局高齢・障害者雇用対策部長金子順一君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、社会・援護局長小島比登志君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君、保険局長水田邦雄君、政策統括官井……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案及び児童扶養手当法による児童扶養手当の額等の改定の特例に関する法律案の両案を議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。尾辻厚生労働大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る九日水曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十五分散会
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案及び児童扶養手当法による児童扶養手当の額等の改定の特例に関する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省大臣官房審議官大槻勝啓君、健康局長田中慶司君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、社会・援護局長小島比登志君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、年金局長渡辺芳樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案及び介護保険法施行法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治財政局長瀧野欣彌君、厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、社会・援護局長小島比登志君、老健局長中村秀一君、保険局長水田邦雄君、政策統括官井口直樹君、社会保険庁長官村瀬清司君、社会保険庁運営部長青柳親房君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案及び介護保険法施行法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、参考人として社団法人国民健康保険中央会理事長北郷勲夫君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として総務省自治財政局長瀧野欣彌君、厚生労働省医薬食品局長阿曽沼慎司君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、社会・援護局長小島比登志君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君、保険局長水田邦雄君、政策統括官井口直樹君の出席を求め、説明……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、前全国市長会国民健康保険対策特別委員会委員長河内山哲朗君、全国町村会長山本文男君、北海道空知郡奈井江町長北良治君、財団法人地方自治総合研究所理事・主任研究員辻山幸宣君、全国保険医団体連合会会長室生昇君、以上五名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。それぞれのお……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案及び介護保険法施行法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官山本信一郎君、厚生労働省医薬食品局長阿曽沼慎司君、老健局長中村秀一君、保険局長水田邦雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。園田康博君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。尾辻厚生労働大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る二十五日金曜日午前十一時三十分理事会、午前十一時四十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十一分散会
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省大臣官房長鈴木直和君、労働基準局長青木豊君、職業安定局長青木功君、職業能力開発局長上村隆史君、社会保険庁運営部長青柳親房君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人としてハンセン病問題に関する検証会議座長金平輝子君、食品安全委員会委員長寺田雅昭君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として財務省大臣官房審議官加藤治彦君、国税庁課税部長竹田正樹君、文部科学省スポーツ・青少年局スポーツ・青少年総括官尾山眞之助君、厚生労働省大臣官房審議官大槻勝啓君、医政局長岩尾總一郎君、健康局長田中慶司君、医薬食品局長阿曽沼慎司君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、保険局長……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省労働基準局労災補償部長森山寛君、社会・援護局長小島比登志君、老健局長中村秀一君、保険局長水田邦雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。菅原一秀君。
【次の発言】 次に、桝屋敬悟君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、民事局長寺田逸郎君、厚生労働省社会・援護局長小島比登志君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君、保険局長水田邦雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。三ッ林隆志君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、来る十二日火曜日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
本案審査の参考に資するため、来る十八日月曜日、高知県に委員を派遣いたしたいと存じます。
つきましては、議長に対し、委員派……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、午前の参考人として、全国町村会長山本文男君、社団法人日本経済団体連合会専務理事矢野弘典君、社団法人日本医師会常任理事野中博君、日本労働組合総連合会生活福祉局長小島茂君、全国介護支援専門員連絡協議会会長木村隆次君、中央社会保障推進協議会事務局次長相野谷安孝君、以上六名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用にもかかわらず本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。それぞれのお……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、医薬食品局長阿曽沼慎司君、労働基準局長青木豊君、職業安定局長青木功君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君、保険局長水田邦雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石毛えい子君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、本案審査のため、去る十八日、高知県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員を代表して、私からその概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、団長として私、鴨下一郎と、理事北川知克君、長勢甚遠君、五島正規君、山井和則君、委員菅原一秀君、泉健太君、中根康浩君、石田祝稔君、桝屋敬悟君、山口富男君、阿部知子君の十二名であります。 現地における会議は、去る十八日、高知市内の高知新阪急ホテル会議室において開催し、まず、私から派遣委員及び意見陳述者の紹介等を行った後、高知市健康福祉部長澤本義博……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省労働基準局長青木豊君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横路孝弘君。
【次の発言】 次に、水島広子君。
【次の発言】 後刻、理事会で協議をいたしますが、本日の朝も、理事会においてその件につ……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省健康局長田中慶司君、社会・援護局長小島比登志君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山口富男君。
【次の発言】 次に、阿部知子君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、障害者自立支援法案及び障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用対策部長金子順一君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、国土交通省大臣官房審議官和泉洋人君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石崎岳君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、障害者自立支援法案及び障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房審議官山中伸一君、厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、健康局長田中慶司君、職……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、障害者自立支援法案及び障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 本日は、両案審査のため、午前の参考人として、社会福祉法人日本身体障害者団体連合会事務局長森祐司君、社会福祉法人日本盲人会連合会長笹川吉彦君、特定非営利活動法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議事務局長尾上浩二君、社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会常務理事松友了君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず本委員会に御出席いただきまして、まこと……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、障害者自立支援法案及び障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長岡田薫君、法務省刑事局長大林宏君、厚生労働省労働基準局長青木豊君、職業安定局高齢・障害者雇用対策部長金子順一君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、障害者自立支援法案及び障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として、社団法人日本経済団体連合会労働政策本部雇用・労務管理グループ長輪島忍君、日本労働組合総連合会雇用法制対策局長長谷川裕子君、特定非営利活動法人障害者雇用部会副理事長土師修司君、社会福祉法人プロップ・ステーション理事長竹中ナミ君、藍野大学学長高橋清久君、以上五名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず本委員会に御出席をい……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、障害者自立支援法案及び障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として、坂出市長松浦稔明君、全国町村会長山本文男君、日本重症児福祉協会理事長江草安彦君、全国自立生活センター協議会代表中西正司君、障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会事務局長白沢仁君、医療法人社団順風会上尾の森診療所院長佐藤順恒君、以上六名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず本委員会に御出席をいただきまして、まことにあり……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出、参議院送付、社会保険労務士法の一部を改正する法律案、社会保障に関する日本国政府とフランス共和国政府との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案及び社会保障に関する日本国とベルギー王国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、参考人として日本弁護士連合会ADR(裁判外紛争処理)センター事務局長及川健二君、全国社会保険労務士会連合会会長大槻哲也君、日本労働組合総連……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、健康局長田中慶司君、年金局長渡辺芳樹君、社会保険庁長官村瀬清司君、社会保険庁次長小林和弘君、社会保険庁運営部長青柳親房君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石崎岳君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、健康局長田中慶司君、職業安定局長青木功君、年金局長渡辺芳樹君、政策統括官井口直樹君、社会保険庁長官村瀬清司君、社会保険庁運営部長青柳親房君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。丸谷佳織君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、建設労働者の雇用の改善等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。尾辻厚生労働大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る二十九日水曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時三十三分散会
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、建設労働者の雇用の改善等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省労働基準局長青木豊君、職業安定局長青木功君、国土交通省大臣官房審議官中島正弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小林千代美君。
【次の発言】 次に、山井和則君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、障害者自立支援法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君、保険局長水田邦雄君、年金局長渡辺芳樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。園田康博君。
【次の発言】 次に、山井和則君。
【次の発言】 それでは、山井委員からの指摘で、定足数が足りておりませんので、一時速……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、障害者自立支援法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君、年金局長渡辺芳樹君、社会保険庁運営部長青柳親房君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。菅原一秀君。
【次の発言】 次に、吉野正芳君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、障害者自立支援法案を議題といたします。
この際、本案に対し、八代英太君外二名から、自由民主党及び公明党の二派共同提案による修正案が提出されております。
提出者より趣旨の説明を聴取いたします。大村秀章君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、保険局長水田邦雄君、国土交通省住宅局長山本繁太郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、障害者自立支援法案及びこれに対する八代英太君外二名提出の修正案を一括して議題といたします。
この際、尾辻厚生労働大臣から発言を求められておりますので、これを許します。尾辻厚生労働大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、老健局長中村秀一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。藤田一枝君……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
参議院提出、母体保護法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。参議院厚生労働委員長岸宏一君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 本案につきましては、質疑、討論ともに申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
参議院提出、母体保護法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
お諮りいたします。
ただいま議決いたしました本案に関する委員会報告書の作成につきましては、……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、労働安全衛生法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官大田弘子君、厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、労働基準局長青木豊君、労働基準局安全衛生部長小田清一君、農林水産省大臣官房審議官吉田岳志君、林野庁森林整備部長梶谷辰哉君、水産庁次長中前明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、労働安全衛生法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、本案に対し、五島正規君外三名から、民主党・無所属クラブ提案による修正案が提出されております。
提出者より趣旨の説明を聴取いたします。城島正光君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、健康局長田中慶司君、労働基準局長青木豊君、労働基準局安全衛生部長小田清一君、雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、経済産業省製造産業局次長塚本修君、国土交通省大臣官房審議官……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
このたび、厚生労働委員長に再任されました鴨下一郎でございます。
本委員会は、社会保障制度の見直しなど、国民生活に密着した課題が山積いたしております。国民が安心できる社会を構築するためにも、当委員会に課せられた責務は極めて重大であり、その責任の重さを痛感いたしております。
引き続き、委員各位の御指導と御協力をいただき、公平かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事の員数は八名とし、先例によりまして、委員長……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房審議官布村幸彦君、大臣官房審議官泉紳一郎君、厚生労働省医政局長松谷有希雄君、健康局長中島正治君、医薬食品局長福井和夫君、労働基準局長青木豊君、労働基準局安全衛生部長小野晃君、雇用均等・児童家庭局長北井久美子君、社会・援護局長中村秀一君、社会・援護局障害保健福祉部長中谷比呂樹君、保険局長水田邦雄君、社会保険庁運営部長青柳親房君、国土交通省大臣官房審議官川本正一郎君、住宅局長山本繁太郎君、環境省大臣官房審議官寺田……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、労働安全衛生法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本郵政公社人事部門厚生労働部長日野和也君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として厚生労働省労働基準局長青木豊君、職業安定局長鈴木直和君、雇用均等・児童家庭局長北井久美子君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中山泰秀君。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件、特にアスベスト問題について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房文教施設企画部技術参事官舌津一良君、厚生労働省医政局長松谷有希雄君、健康局長中島正治君、医薬食品局長福井和夫君、労働基準局長青木豊君、労働基準局安全衛生部長小野晃君、社会・援護局長中村秀一君、老健局長磯部文雄君、経済産業省製造産業局次長塚本修君、国土交通省大臣官房官庁営繕部長奥田修一君、総合政策局長竹歳誠君、住宅局長山本繁太郎君、環境省大臣官房審議官寺田達志君、大臣官房廃棄物・リサイクル対……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、障害者自立支援法案及び山井和則君外五名提出、障害者の自立の支援及び社会参加の促進のための身体障害者福祉法等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省社会・援……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、障害者自立支援法案及び山井和則君外五名提出、障害者の自立の支援及び社会参加の促進のための身体障害者福祉法等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として、名張市長亀井利克君、社会福祉法人コミュニティーネットワークふくい専務理事松永正昭君、さいたま市手をつなぐ育成会会長浅輪田鶴子君、福島県精神障害者家族会連合会会長相澤與一君、全国心臓病の子どもを守る会事務局次長水谷幸司君、精神医療サバイバー広田和子君、以上六名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさ……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、障害者自立支援法案及び山井和則君外五名提出、障害者の自立の支援及び社会参加の促進のための身体障害者福祉法等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用対策部長鳥生隆君、社会・援護局長中村秀一君、社会・援護局障害保健福祉部長中谷比呂樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、障害者自立支援法案及び山井和則君外五名提出、障害者の自立の支援及び社会参加の促進のための身体障害者福祉法等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用対策部長鳥生隆君、社会・援護局長中村秀一君、社会・援護局障害保健福祉部長中谷比呂樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
本日公報に掲載いたしました請願日程百二十四件を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、既に請願文書表等によって御承知のところでありますし、また、理事会等におきまして慎重に御協議をいただきましたので、この際、各請願についての紹介議員の説明は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
これより採決いたします。
本日の請願日程中
医療等の制度改革に関する請願六件
保育……
○鴨下委員 自由民主党の鴨下一郎でございます。 いよいよ、健康保険法そして医療法等の一部を改正する法律案、審議に入るわけでありますが、国民注視のこの法案、ある意味で、さまざまな問題について与野党がしっかりとした議論をして、その中で国民の皆様に、どういうことが重要なのか、そしてどういう問題について国民の皆様にもお願いしなければいけないのか、この問題を明らかにするのがこの厚生労働委員会でございます。 そういう中で、冒頭から、民主党さん、そして社民党さんに御出席いただけない、こういう中でのスタートになってしまったことを、私たち、国の中で政治を承る、こういう立場の人間としてまことに残念に思うわけで……
○鴨下委員 第二班の派遣委員を代表いたしまして、私からその概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、団長として私、鴨下一郎と、理事山井和則君、福島豊君、委員新井悦二君、木原誠二君、林潤君、平口洋君、郡和子君、仙谷由人君、高橋千鶴子君の十名であります。 会議は、去る八日、福島市内のウェディングエルティにおいて開催し、まず、私から派遣委員及び意見陳述者の紹介等を行った後、福島県町村会長菅野典雄君、福島県医師会副会長高谷雄三君、東北大学大学院医学系研究科教授岡村州博君、福島県産婦人科医会会長幡研一君、仙台市立病院救命救急センター副センター長村田祐二君、国見町長佐藤力君の六名の方から意見を聴取いたし……
○鴨下議員 今仙谷先生の方から、ある意味で、御本人の経験も踏まえて、深い思いを聞かせていただいたわけであります。そして、私たち与党の方でも、今般、がん対策基本法、これを出させていただいたわけでありますけれども、民主党さんが出している法案と我々の中で議論させていただいた法案につきましては、多少書きぶりは違うようでありますけれども、基本的には、私は、貫いている精神は同一のものがあるんだろうというふうに思っております。 そして、今仙谷先生、今まで日本のがん医療は進んでいないじゃないか、そして患者さんたちにとってさまざまな、ある意味で不満、不安、こういうようなものが蔓延しているじゃないか、こういうよ……
○鴨下委員 おはようございます。大臣、副大臣、お疲れさまでございます。 今、福島委員からの質問でほぼ網羅的にすべては終わっているわけでありますけれども、重複を避けて、なおかつ少し同じようなところについても触れたいというふうに思っております。 まず初めに、今回の改正感染症法につきましては、第一の大きな目的はバイオテロ等についての病原体の管理、こういうようなことになっているわけであります。その中でも、私は、一番重要な疾患といいますか、バイオテロの対象となり得る疾患としては、例えて言えば天然痘あるいは炭疽、こういうようなことなんだろうというふうに思っておりますけれども、まず初めに天然痘について少……
○鴨下委員 第一分科会の審査について御報告申し上げます。 本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣本府、警察庁、金融庁、外務省及び環境省所管並びに他の分科会所管以外の国の会計について審査を行いました。 主な質疑事項は、軍縮及び核の不拡散に対する我が国の戦略的な取り組み、民法の三百日規定のため戸籍のない者に対する例外的な旅券発給の検討、外務省が保有するワインについての管理、整理回収機構の公正な業務執行の確保、地方公共団体における会計経理の適正確保のための会計検査院の役割、沖縄戦の集団自決についての教科書検定意見の問題性、青少年健全育成のための地域等の教育力向上の必要性、食育推……
○鴨下委員 おはようございます。 いよいよ、この年金の組織をどうするか、こういうようなことで審議に入るわけでありますけれども、大臣が残念ながら参議院の方でお忙しいということで、副大臣に聞かせていただきたいというふうに思います。 社保庁につきましては、これは平成十六年以降、国会議員だとかタレント、さまざまな人たちの年金記録の業務外閲覧、こういうようなことでも大変問題になりました。さらに、昨年の五月には、社会保険庁の改革法案の審議の最中に国民年金保険料の免除等の不正事務処理が明らかになりまして、再び国民の信頼を失墜する、こういうような事態になったことから、今回、思い切って解体、そして出直し、こ……
○鴨下議員 先ほど大臣の方からも答弁があったとおりでございますけれども、これはサンプリングをして、そして推定をした数字でありますから、必ずしも正確ではないわけでありますけれども、大体のところでは二十五万人程度、こういうようなことでありますが、これは推定をしているところであります。また、個人についてそのことが特定できているかということについては、まだ十分ではないというのが今の現段階であります。
【次の発言】 それは、いわゆる宙に浮いたと皆さんがおっしゃっている五千万件の中で、過去分の中で該当する、こういうような解釈であります。
【次の発言】 責任を我々提案者がどうとるかというようなことについては……
○鴨下委員 おはようございます。 昨日は未明まで、大変、あらしのような国会でございましたけれども、とりわけ柳澤大臣、そして櫻田委員長、大変お疲れさまでございました。 きょうは一転して、静かな中で、残念ながら野党の出席のない中で、国民が非常に関心を持っています労働の問題について、粛々と議論をさせていただきたい、こういうふうに思っております。 特に、労働契約法、それから労働基準法、そして最低賃金法、極めて重要な法案でございます。国民の皆さんにも、早くこの法案について成立を図って、そして、特に最低賃金等についてもそれぞれの県で御審議をいただく、こういうようなことになるわけでありますから、一日も……
○鴨下議員 自由民主党の鴨下一郎でございます。 私は、ただいま議題となりました議員内山晃君を懲罰委員会に付するの動議につきまして、提出者を代表して、その提出理由を説明いたします。 まず初めに、この第百六十六回通常国会において延べ二十四件の懲罰動議が提出されていることは極めて残念なことであり、このような現状を深く憂慮するものであります。懲罰動議のほとんどは採決時における混乱から生じたものであり、今、衆議院は言論の府を放棄する事態に陥っていると言っても過言ではありません。幾ら自分たちの要求が通らないからといって、暴力的な行動を容認することは断じてできません。 我々は、議員内山晃君に対し、二件……
○鴨下国務大臣 環境大臣及び地球環境問題担当大臣を拝命いたしました鴨下一郎でございます。第百六十八回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、ごあいさつとさせていただきたいと存じます。 我々を取り巻く地球環境は、地球温暖化問題を初めとして危機的な状況にあります。このままでは地球規模でさまざまな生物が絶滅するなど、生態系が損なわれることが危惧されています。さらに、水不足や食料危機、貧困などの世界的な問題を深刻化させる原因にもなっています。これらにより、社会や経済の持続可能な発展のための基礎がまさに失われようとしています。 一方、国際的な連携のもとで環境……
○鴨下国務大臣 小野先生とはある意味で同志でありまして、いろいろなところで勉強をさせていただいているわけでありますけれども、先ほどのお話の中で、地球環境の問題、あるいは人が生活する上でさまざまな負荷が地球にかかってきたという話の一つのきっかけが産業革命、こういうようなお話がありました。 我々は、そういう意味でいうと、地球の自然と人間の経済活動との間である種の相互作用があるわけでありますし、加えて言うと、この地球に存在している人類として、人として、ある意味で、これは、主体でもあるし客体でもあるわけですよね。ですから、それは、環境という中においては、我々が主体であるときには外は環境ですけれども、……
○鴨下国務大臣 ただいま議題となりました温泉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。 本年六月十九日に、東京都渋谷区において、温泉のくみ上げに伴い発生した可燃性天然ガスの爆発事故により、三名の方のとうとい命が失われました。全国に約二万ある温泉の中には、同様に可燃性天然ガスが発生しているものが相当数あると見込まれ、この事故の教訓を踏まえ、温泉における可燃性天然ガスに対する安全対策の実施が求められております。 本法律案は、このような状況を踏まえ、温泉の採取等に伴い発生する可燃性天然ガスによる災害を防止するため、温泉の掘削に係る許可の基準の見直し、温泉の……
○鴨下国務大臣 先生御指摘をいただいていることは、いわば一番重要なことだろうと思います。私も現場を見てまいりまして、たまたま、あれは地下にガスセパレーター等も設置してある、こういうようなことも、いろいろな意味で不運が重なったんだなというふうなことも印象を受けてまいりました。 今回の改正温泉法の主眼は、可燃性天然ガスを確実に分離するということと、それから屋外に排出する、こういうようなことを主眼に置いているわけでありまして、この法施行後には、もちろん先生御指摘のガス抜き配管のあり方、これも、たまたま、あのケースにおいては、折れ曲がっていたところに結露して、そこに水がたまったということでなかなかガ……
○鴨下国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力する所存でございます。
○鴨下国務大臣 おはようございます。 私は、十二月四日から六日まで富山県を訪れ、第九回日中韓三カ国環境大臣会合に出席してまいりました。 本会合は、北東アジアの中核である日本、中国、韓国の三カ国の環境大臣が一堂に会し、本地域及び地球規模の環境問題に関する対話を行い、協力関係を強化するため、平成十一年から毎年各国持ち回りで開催しているもので、日本での開催となった今回、初めて地方都市で開催しました。 会議では、北東アジア地域の環境協力における本会合の重要性について再確認するとともに、本会合がASEANを含めた東アジア地域の環境保全にも貢献していくことで一致しました。 個別分野では、地球温暖化……
○鴨下国務大臣 概括的なことをお答えさせていただきますが、美しい星50というのは、これは岡田議員がおっしゃっているようにクールアース50でございますけれども、その中で、主要国がすべて参加する、こういうようなことがある意味で我々が主張する最も重要なことでありまして、これは、京都議定書の中で残念ながらアメリカが入らなかった、こういうようなことの反省を受けて、京都議定書を超える、そしてすべての国が参画する、こういう枠組みをつくるというのが日本にとって最も重要なことの一つであります。 加えて、これは、各国の事情に配慮した柔軟かつ多様性のある枠組み、こういうような意味では、さまざまな国、特に、先進国あ……
○鴨下国務大臣 直接環境省とは結びつかない部分もございますけれども、田端議員とは一緒に精力的にやってまいりました。特に地域の安全、安心というようなことをはぐくんでいく上では、地域間のきずなといいますか、そういうものがきちんとあるところは、多分、お子さんたちも安心、安全で過ごせるんだろうというふうに思っておりまして、その中の切り口として、一つには、例えばごみの収集とか環境問題、こういうようなことも含めて地域の中で一緒に活動していく、こういうようなことが非常に重要だろうというふうに思っておりまして、ぜひ田端議員先頭に、この法案を含めて、地域のいわばきずなをもう一度つくっていく、こういうようなことで……
○鴨下国務大臣 環境大臣及び地球環境問題担当大臣の鴨下一郎でございます。第百六十九回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 地球環境は、二十世紀型の大量生産、大量消費、大量廃棄型のシステムにより、危機的な状況にあります。環境への負荷の増大は、世界的な水不足や食料危機等の深刻化にもつながるため、人間の安全保障とも密接に関連するものです。 中でも最大の課題である地球温暖化問題に関しては、昨年末に、すべての主要排出国が参加して二〇一三年以降の枠組みについて交渉する道筋を定めたバリ・アクションプランが合意……
○鴨下国務大臣 今、バリ島でのお話がありましたけれども、バリでは私たちは極めて重要な合意ができた、こういうふうに考えているわけでありまして、その中で一番重要なのは、これは世界全体で排出削減を実現するというようなことについてすべての国が参加をする枠組みが、これから議論ができる基礎が整った、こういうようなことだろうというふうに思っております。その中で日本がどういう形で役割を果たすかというようなことについては、それぞれ御意見もあったわけでありますけれども、私の認識では、これは調整役というような立場で、このCOP13のバリ会合での役割というのは十分に果たせたというふうに考えております。 残念ながら、……
○鴨下国務大臣 今お話しになりました新型インフルエンザの発生に備えた対応、これはもう世界的に急務になっているわけであります。特に、例えば今、大陸の方でも、トリ・ヒトはもう感染経路がはっきりしているようでありますけれども、ヒト・ヒトも場合によるとあり得るんじゃなかろうか、こういうようなことも予測されておりまして、先生おっしゃるように、パンデミックになる前にいかに防ぐかということは、危機管理上極めて重要な問題だというふうに認識しております。 環境省としましては、情報の共有や対策の連携を図るため、新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議に参画をしているわけでありますけれども、……
○鴨下国務大臣 ガソリン等の燃料課税につきましては、地球温暖化対策上一定の役割を担っているというふうに考えております。そういう意味では、広義の意味では環境関連税制であるというふうに解釈をしております。 世界全体で見ますと、全体的なトレンドとしましては、地球温暖化問題への対応として、ガソリン消費の抑制効果を勘案してガソリン税等を引き上げていく、こういうような傾向は特にEU諸国においては明確であります。そういうような状況を踏まえますと、暫定税率の税率水準を下げるということは、これは地球温暖化対策というような観点に立ちますと逆の方向だというふうに考えざるを得ません。 また、今先生御指摘の、環境省……
○鴨下国務大臣 いつもながら、いろいろと小野先生の教えをいただきながら、私も前に進めさせていただきたいと思います。 先ほどお話ありましたように、グローバルな動きということで気候変動の問題は出てまいりましたけれども、IPCCのパチャウリ議長は、今回の第四次評価報告書の中の科学的な知見について人類は共有すべきだという話でありましたけれども、皮肉にも、それぞれ今起こってきたさまざまな問題、例えば温室効果ガスの排出量がふえたというような事実をしっかりと我々が認識するのは、科学でないと認識できないわけであります。 では、それを今度はどういうような形で我々は克服していかなきゃいけないかというような問題……
○鴨下国務大臣 私も報道等で話を聞いたのと、直接担当者からも報告は受けておりますけれども、今おっしゃったような話は報道の話と多少違うところもあるわけであります。 まず一つは、ブッシュ大統領が二〇二五年までに排出量の増加をとめる、こういうようなことを今先生おっしゃったように発表したわけでありますけれども、一つは、エネルギー法に基づいて電力部門からの排出量を今後十年から十五年の間でピークアウトさせるというようなことを言っています。それから、気候変動対策のかぎは新たな技術であるとして、技術開発に関するインセンティブについて制度改革の必要性を訴えている。そして、国際的な枠組みにつきましては、すべての……
○鴨下国務大臣 四月の十七日に、スウェーデンと日本、国連大学の共催ということでシンポジウムが開かれました。スウェーデンからはラインフェルト首相とカールグレン大臣が来日した機会をとらえまして御参加をいただいたということで、テーマは、持続可能な都市の発展ということであります。日本、スウェーデン両国から有識者がパネリストとして参加をいたしました。 私は、スウェーデンのカールグレン環境大臣とともに開会式で基調講演を行いました。その中で内容としましては、我が国はG8北海道洞爺湖サミットにおいて主要排出国がすべて参加する実効性のある枠組みづくりに貢献していくというような趣旨のこと、あるいは、大幅な排出削……
○鴨下国務大臣 先生がおっしゃるように、今回の改正案につきましては、これは都道府県あるいは政令指定都市など地方公共団体にも実行計画等をお願いすることもありまして、これは国と各自治体が連携をしてしっかりと地球温暖化に取り組んでいくことになるんだろうというふうに思っております。したがいまして、国も積極的に取り組むけれども、地方にもぜひお願いしたい、こういうような趣旨が含まれているんだろうというふうに考えております。 そういう中で、環境省としましては、地方公共団体が中心になって地域の取り組みをしてくださることにつきましては、できるだけ後押しをする必要があるというふうに認識をしております。 具体的……
○鴨下国務大臣 今先生御指摘の生物多様性の問題、これは先進国が一致して取り組むべき地球規模の大きな課題でありまして、今お話しになりました神戸で開催されますG8環境大臣会合では、気候変動、スリーRと並ぶ三つの主要な議題の一つになる、こういうようなことで生物多様性を取り上げてまいりたいというふうに考えております。我が国としましては、この議論を通じまして、生物多様性の保全と持続可能な利用を促進するための一層の行動を各国に呼びかけたいというふうに思っております。 具体的に申し上げますと、一つは、里山に代表されるような持続可能な自然資源利用を通じた自然共生社会づくりの重要性をSATOYAMAイニシアチ……
○鴨下国務大臣 石綿肺につきましては、法制定時、中央環境審議会でさまざまな御議論をいただいたわけであります。その結果、以下の理由によって、これから他の石綿関連疾患とともにさらに知見を収集して、その取り扱いを検討していくことが適当ではないだろうか、こういうようなことが議論されたわけであります。 具体的には、古くからよく知られた典型的な職業病であるじん肺の一つで労災保険制度が整備されていること、あるいは石綿暴露歴の客観情報がなければ石綿以外の原因による肺線維症、いわゆる肺の中の線維化、こういうようなものと区別して診断するいわば鑑別診断がなかなか困難であること、加えて、予後や発症までの期間について……
○鴨下国務大臣 本法案では、基準、規格に合わないペットフードの製造、輸入それから販売を禁止することになっているわけでありまして、製造業者だとか輸入業者及び販売業者には、この規制をしっかりと守っていただく義務が生じるわけでございます。 今お話しになったように、では実効性をどうするかということについては、輸入ペットフードについては、輸入された後に輸入業者や販売業者に対して抜き打ちを含めて立入検査を行うことにしているわけでございます。また、輸入原材料については、ペットフードとして製造された後、製造業者や販売業者に対して同様に立入検査等を行うこととしているわけでございます。 こうした立入検査等によ……
○鴨下国務大臣 今、先生がおっしゃっていましたように、我々は、生物多様性については、さきのG8の環境大臣会合でも三つの柱の一つにさせていただきました。 加えまして、国会のお許しをいただいてドイツのボンまで行ってまいりましたけれども、愛知県名古屋市で開催が決定をする、こういうようなことになりまして、特に愛知県あるいは名古屋市からも大変な御協力をいただけるということでありますので、ぜひ成功に向けてしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。 その中でも、二〇一〇年の生物多様性条約の第十回締約国会議は、二〇一〇年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる、こういう二〇一〇年目標の見直しが行……
○鴨下国務大臣 今先生おっしゃるように、四月下旬から五月上旬にかけて、十和田湖、野付半島及びサロマ湖において野生のオオハクチョウから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された、こういうようなことを受けまして、野鳥が高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染することが疑われた場合や実際にウイルスが検出された場合、都道府県担当部局の速やかな情報共有や死亡個体の保存などの対応について一定の考え方を示す必要がある、こういうふうに考えているわけでございます。 環境省としましては、野鳥やウイルスなどの専門家の意見を伺いながら、都道府県における望ましい対応のあり方を取りまとめることとしております。夏を目途に……
○鴨下国務大臣 ただいま御決議のありました地球温暖化対策等の環境問題につきましては、みずからが率先して京都議定書に掲げる六%削減目標の達成と、さらなる継続的な排出削減のため、京都議定書目標達成計画に基づく対策の実行に全力で取り組んでまいります。 また、二〇五〇年までに世界全体の排出量を半減し、今後十年から二十年でピークアウトするため、主要排出国とともに国別総量目標を掲げて主導的に取り組むとともに、途上国支援のための新たな資金メカニズムを構築するなど、国際社会全体の取り組みにリーダーシップを発揮してまいります。
○鴨下国務大臣 少し技術的なこともございますので……(菅(直)委員「目標値を言ってください、総理の発言なんだから。総理の発言ですから」と呼ぶ)いや、今、ダボスの中で、総理が国別の総量目標を設定する、こういうような発言をしたわけでありますが、その中には、昨年IPCCが発表した第四次評価報告書の中に、十年から十五年で世界の排出量をピークアウトする、こういうようなことと、二〇二〇年以降のいわば中期目標として二五から四〇%の削減をするということと、二〇五〇年には五〇%の削減をする、この三つの数字を留意した上でのいわば国別総量目標を立てる、こういうようなことをダボスで御発言をしたわけであります。 その……
○鴨下国務大臣 今御指摘をいただきましたグリーン購入法におきましては、これは用途に応じて、事業者の意見を聞いた上で、専門家による検討会で議論をして、例えば古紙パルプ配合率一〇〇%、七〇%などの基準を決めていたところでございますけれども、今先生が御指摘のように、そのことについていわば技術的になかなか難しい、こういうようなこともあって、検討に入ったところでありましたけれども、報道されているような、いわゆるエコ偽装というふうに言われているような事態が起こりました。 ただ、それも受けまして、これからは、きちんとした形でどう対応するかということで、本日十六時から有識者の検討会で検討を始めよう、こういう……
○鴨下国務大臣 今議員が御指摘のように、自動車の走行に伴う二酸化炭素の排出量、こういうようなことはガソリン等の燃料の消費量に依存していくわけでありますし、これに伴いまして、燃費だとかその国の保有台数、こういうようなことと、さらに走行距離がそれにまた依存をする、こういう関係になっているわけで、欧米諸国、特にEUの中では、議員が御指摘のように、温暖化対策などのために、エネルギーに係る課税の改革が行われて、ガソリン等のいわゆる燃料課税について急速に課税率を上げていった、こういうような経緯がございます。
【次の発言】 今、もう既に総理からの答弁がありましたけれども、二〇五〇年に半減をする、こういうよう……
○鴨下国務大臣 阿部先生の友情に大変感謝を申し上げる次第でございます。 今それぞれお話がありましたように、エネルギーそのものは、やはりおっしゃるように、地産地消のような概念というのはこれから入れるべきだろうと思います。そして、再生可能エネルギーといいますか、そういうような意味でも、バイオマス、それから風力、さらに太陽光、こういったものを入れていく上でも、ある意味で環境にもっと資源をつぎ込んでいかなければいけない、こういうようなことが一つ。 それから、今先生がおっしゃったように、もう一つは、例えば、炭酸ガスを排出する、これにもコストがかかるんだ、こういうような概念がいわば社会の中に共有されな……
○鴨下国務大臣 今御指摘の数字でありますけれども、いわゆる京都議定書に基づきますAWG、特にオールドAWGと言われているバリでの結論文書におきまして、IPCCのシナリオに基づいた場合、先進国がグループとして削減する必要がある幅を二〇二〇年までに一九九〇年比で二五から四〇%の範囲まで削減する必要がある、こういうようなことを認識する、日本語で言うと認識する、英語ではレコグナイズ、こういうようなことが書かれているわけであります。 この認識を踏まえまして、サミット議長国としての我が国の立場も考慮に入れながら、これは今、江田議員御指摘のように、我が国の国別総量目標の具体的な数字あるいはその打ち出し方に……
○鴨下国務大臣 先生おっしゃるように、地球温暖化はもはや疑いがなく、気温や海面水位の上昇、あるいは雪氷の広範囲にわたる溶解、あるいは多くの自然生態系への影響など、既に現実のものになっている、こういうような認識でございます。
また、地球温暖化は、大型の台風やハリケーン、あるいは熱波などの異常気象、さらには特に海水面の上昇に伴う国土の減少、あるいは食料や飲料水への悪影響など、人類の生存基盤を脅かす最大の環境問題、こういうようなことで、人類の共通の最優先の課題としてまさに今取り組まなければいけない、こういうふうに考えております。
【次の発言】 我が国の温室効果ガスの排出量は二〇〇六年で基準年度比六……
○鴨下国務大臣 先生おっしゃるように、宮古島のバイオエタノール・アイランド構想は、私どもにとりましても野心的な取り組みだ、こういうふうに考えております。 その中で環境省の役割は、今お話しになりました糖みつを原料としましたバイオエタノールの製造技術開発を実施することでありまして、平成十九年度、平成二十年度の二カ年におきましては、当面の必要量に対応できるエタノールの製造施設を整備し、その後、関係者と協力しながら、全島E3化に向けたさらなる事業拡大について取り組んでいく、こういうような方向でございます。 バイオエタノールの利用をさらに進めるために、E10にかかわる技術開発や普及に向けた取り組みを……
○鴨下国務大臣 GDP当たりのCO2排出量につきましては、一九九〇年以降二〇〇二年ぐらいまではほぼ横ばいでありますが、それ以降は、GDPが伸びている状況の中ではGDP当たりの排出量は順調に削減傾向にある、こういうようなことは言えるんだろうというふうに思います。こうしたことからも、産業界の自主行動計画等の取り組み、あるいは省エネ機器の普及など、温暖化対策は一定の効果はある、こういうふうに考えているところであります。 ただ、今、先生がおっしゃるように、二〇〇二年以降もCO2排出量そのものは横ばいで推移をしている、こういうようなことなどから、これから既存の対策だけではなかなか難しい、こういうような……
○鴨下委員 おはようございます。 きょうは二十四日であります。事実上この臨時国会の最終日、こういうような中でこの議論が行われますことを、まず、私は大変複雑な思いで今こうして質疑に立っております。先ほど委員長のお顔を拝見していますと、どうも元気がない。複雑な思いが頭によぎっている、こういうようなことが顔に書いてあります。こういうような議論をこの最終日に行わなければいけない、まことに私もじくじたる思いを持って、これから質問に立たせていただきたいと思います。 先ほど理事会での議論がありまして、この法案につきましては最終的に、本日採決をしよう、こういうようなことに相なりました。ただ、我々は、参議院……
○鴨下委員 おはようございます。 育休、介護休業のことについての話をする前に、きょうの未明に、インフルエンザ、パンデミックというようなことでフェーズ6に引き上げられました。これは我々も冷静に受けとめなければいけないし、なおかつ怠りなくしっかりと取り組まないといけない、こういうようなことであります。 きょうは大臣がおいでになっていませんが、大村副大臣、ぜひそれについて大きな問題として受けとめていただきたいというふうに思います。加えて、これから対応することで一番重要なことの一つはワクチンをどうつくっていくかという話なんだろうと思っております。従来のラインの中で、鶏卵によるいわゆる今までのワクチ……
○鴨下委員 おはようございます。 きょうは、こういう発言の機会をいただきまして、委員長初め同僚の先生方、本当にありがとうございます。 きょうはいろいろと環境の問題を中心に話を伺いたいというふうに思っておりますが、まずは総理にお話をいただきたいと思います。 きのうの夕刊でありますけれども、ある新聞の夕刊のトップに、「GM新車販売四八%減」、こういう話がございました。「ビッグ3不振鮮明」、そして前年同月比三七%減の六十五万六千九百七十六台、こういうようなことで、第二次石油危機後に経済が低迷していた一九八一年十二月以降二十七年ぶりの低水準になっている、こういうような話でございます。私たちは、若……
○鴨下委員 久しぶりに厚生労働委員会で質問をさせていただきます。
まず、大臣にお伺いします。
平成二十二年の診療報酬改定の総合的な評価、そして、このたびは診療報酬改定で医療費全体は少し上がったわけでありますけれども、この全体的な診療報酬改定の目的といいますか、今回はまさに長妻大臣が先頭に立って改定したわけでありますから、その趣旨をまず承りたいと思います。
【次の発言】 それは手段だろうと思うんです。その結果、例えば医師不足が解消されるとか、あるいは患者さんの利便が向上するとか、あるいは国民の全体の負担が減るとか、こういうような意味での目的を私は聞いているわけで、その手段はよく理解をしていま……
○鴨下委員 今、官房長官が中座されちゃいましたけれども、昨日、日中外交を弱腰だ、こういうようなことを言われたときに、官房長官は、柳腰外交だ、こういうふうにおっしゃったんですけれども、柳腰(りゅうよう)という言葉を私は辞書で調べました。細くてしなやかな腰、多くは美人の例え。それから、柳腰を訓読みにした言葉で、細くしなやかな腰つき、また、細腰の美人。こういうような言葉でありまして、官房長官が、弱腰の反対語として柳腰外交、これは外交として私はあり得ない、こういうふうに思うんですが、総理はいかがでございましょうか。
【次の発言】 この際ですから、総理、きょうは、官房長官おいでにならないので、訂正してお……
○鴨下委員 おはようございます。順番をたがえまして申しわけございませんでした。
まず初めに大臣にお伺いしたいんですが、いわゆる主婦年金のてんまつについて、今どういう状況にあるかというようなことについて、簡単に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ということは、最終的には法律としていずれのタイミングでか出てくるわけでありますけれども、今回私たちが問題にしたのは、一片の課長通達、これでこの問題を解決しようとした、このことを申し上げているわけでありまして、この中身については、政府はいろいろな御見解で、どちらというようなことについては、それぞれの決断でありますから、それをとやかく言うようなこ……
○鴨下委員 私の方は、社会保障の一体改革について伺います。
まず、総理に確認をしておきたいんですが、〇九年の衆議院選挙、民主党のマニフェストでは、最低保障年金七万円、そして基礎年金部分は全額税方式でやる、こういうようなことを国民に約束したわけでありますけれども、この方針については今も変わりませんか。
【次の発言】 もう一度確認しますけれども、基礎年金部分については全額税方式でやる、こういうようなことをマニフェストに書いてあるわけで、社会保険方式と税方式を組み合わせるという話、これはわかっていますよ。ただ、基礎年金についてはどうなのかというのは、全額税方式でしょう。
では、まず厚労大臣から、……
○鴨下委員 前回に引き続きまして、社会保障全般についての話をさせていただきます。
まず最初に、枝野官房長官、中座されるということなので、政府の見解として、年金はぼろぼろかという話について聞きたいと思うんですけれども、昨年のこの予算委員会の中で、鳩山前総理は再三にわたって、年金制度はぼろぼろだという話、数えてみると十数回言っているんですけれども、今の現段階において、民主党政権、菅内閣として、年金制度はぼろぼろかということについての御見解をお示しください。
【次の発言】 だから、それをぼろぼろかどうかというのを聞いているんです。ぼろぼろかどうか。
○鴨下委員 一般質疑の積み残し十五分、これについて質問をさせていただきますが、まず委員長に申し上げます。
一つは、この統一見解を出してください、これが出るまで私は質問を留保いたします、こういうふうに申し上げました。そして、その統一見解については、いわば委員長が、わかった、こういうようなことでありましたから、統一見解が出たかどうかについて、まず質問をいたします。
【次の発言】 加藤委員のときのにつきましては、ここにそのペーパーがありますけれども、これは私が申し上げた趣旨とは違います。私が申し上げたのは、今進んでいる厚生労働省の救済のスキーム、これについて政府としてやるのかやらないのか、そして、……
○鴨下委員 きょうは、社会保障と税の一体改革の成案が六月の三十日、民主党の中で大変な議論の末に出てまいりました。このことについて幾つか確認をさせていただきたい、こういうふうに思っております。
まず最初に、平成二十二年十二月十四日に閣議決定された「社会保障改革の推進について」、これに基づいて二十三年の七月一日に閣議報告をされた、こういうふうな認識でありますけれども、この閣議報告というのは一体どういうような位置づけになるのかということを、まず古川大臣からお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 正確に言うと、閣議決定とこの閣議報告というのはどういうふうに違うんですか、政府を縛るというような意……
○鴨下委員 自由民主党の鴨下一郎でございます。 きょうも年金の話でございます。 きょうは、まず総理と岡田副総理にお伺いをしたいんですが、政権交代して三年になります。この三年の間、多分、政権交代してよかったなと思っている方々も国民の皆さんにはいるんでしょうし、政権交代したことによっていろいろな弊害も出たというふうに考えている人たちもいるんだろうと思います。 ですから、少し、大枠で結構ですから、政権交代の意味、そして政権交代をしたというようなことの、いわば国民に対してこういうことがよかったよ、こういうような話を、今、三年を振り返って、総理、副総理、一言ずつで結構ですから、お話をいただきたいと……
○鴨下議員 今、この申し入れというのを初めて拝見しましたけれども、この中に書いてある、石原幹事長、六月十九日の会見において、閣議決定の効力はなくなった云々、こういうような話については、我々実務者の間ではそういうようなことを議論したことはございません。 そして、三党合意に至ったわけでございますので、先ほど長妻さんからお話ありましたように、我々はあくまでも、現行法、特に、今回閣法で提出されているこういうような法案につきまして、極めて精力的に議論をして合意に至った、こういうようなことでございまして、それ以外のことについては一切実務者としては議論しておりませんので、お答えするすべもありません。
○鴨下議員 お答えいたします。 先ほどから、自民党の綱領についてのお話がございました。 その中でも、「自助自立する個人を尊重し、その条件を整えるとともに、共助・公助する仕組を充実する」、こういうようなことが自民党の綱領には書かれているわけでありまして、私ども、社会保障制度改革の基本法と当初言っておりましたけれども、この基本法の中には、この考え方を一番中心に、今までいわば対案を策定してまいったわけでございます。 そういうことで、今回の推進法には、自助、共助、公助の最適バランスに留意して、家族相互、国民相互の助け合いの仕組みを通じて自立を支援していく、こういうような書き方でさせていただいたわ……
○鴨下委員 きょうは新型インフルの審議でありますけれども、今までの審議を伺っておりまして、ほぼ全体的には議論が尽くされているかなというふうに思うわけでありますけれども、少し幅を広げていろいろと伺いたいと思います。
中川大臣は、今、新型インフルの法案の担当大臣でありますけれども、どういう立場でこの新型インフルの所管になっていらっしゃるんでしょうか。
【次の発言】 それで結構なんですけれども、防災の担当ということは、新型インフルの場合でいうと、例えばパンデミックになってきたときに、単純に言えば政府が緊急事態宣言を発出したとき、これはまさに防災担当大臣が頑張らなければいけない。こういうようなことな……
○鴨下委員 おはようございます。 きょうは、内閣委員会の中で、古川大臣においでいただいて、これから日本の産業、特に、これから成長産業になるであろう、この分野についていろいろとお伺いをしたいというふうに思います。 実際には、例えば薄型テレビだとか自動車、こういうものが日本の稼ぎ頭だったわけでありますけれども、少しずつといいますか、急速に陰りを見せている。こういう中で、次に日本が一体どういう産業で経済を回していくんだろうか、あるいは何がリーディングインダストリーになるんだろうか、こういうようなことについて、政治は余り介入するべきでないという話もありますけれども、ある諦観を持って方向性を定めてい……
○鴨下委員 きょうは年金の話であります。 今国民の皆さんは、年金の話、幾つかの局面といいますかディメンションがあって、なかなか理解しにくい話になっておりまして、一つは、今動いている現行制度、岡田副総理はそれを旧制度と言っているけれども、まだ旧制度じゃないんですね。現行制度であります。立派に動いている現行制度。 それから、民主党がかねてからおっしゃっている、いわば全額税方式、こういうようなことである、私はそれをこれから民主党案といいます。 それからもう一つは、今、素案に書かれている話で、現行制度を少し手直しして修正していこう、こういうようなことをやっている。私は、これは修正の現行制度、ある……
○鴨下委員 自民党の鴨下一郎でございます。 きょうは、社会保障と税の一体改革、今までの議論をずっと聞いていまして、なかなかいい議論ができているなというふうに思います。そういう意味においては、国民の皆さんもごらんになっている、あるいは関係の閣僚、皆さん御出席になっている、こういう中での議論そのものが私は協議だというふうに思っておるし、そして、その協議をきちんと国民の皆さんの前で、お互いに譲るべきところは譲るし、それから、納得できるところはきちんと説明をして納得をさせる、こういうようなことをして、あるべき姿に落ちついていくというのが一番いい方法だろうなというふうに思っています。 そういう意味に……
○鴨下委員 おはようございます。 きょうは、専ら社会保障、特に医療についてお話をさせていただきたいというふうに思います。 昨日、都知事選が行われまして、舛添知事が決まりました。安倍総理におかれましては、総裁として応援もいただきました。 事前に通告はしておりませんけれども、その中で、都民の政策についての関心事は、一つは景気対策、そして次に社会保障、さらにはエネルギー、原発、さらにオリンピック・パラリンピック、こういうようなことで、いわば万般な関心事だったというふうに思っておりますけれども、この都民の選択について、安倍総理の御感想、御所見がございましたら、一言いただきたいというふうに思います……
○鴨下委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。
消費者を取り巻く諸課題に対処し、消費者が安心して、安全で豊かな消費生活を営むため、消費者政策に求められる役割は非常に大きく、本委員会に課せられた使命はまことに重大であります。
委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの中根康浩君の動議に御異議ありませんか。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
この際、有村内閣府特命担当大臣、赤澤内閣府副大臣及び越智内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。有村国務大臣。
【次の発言】 次に、赤澤内閣府副大臣。
【次の発言】 次に、越智内閣府大臣政務官。
【次の発言】 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。
この際、去る六月十七日、消費者安全法第十三条第四項の規定に基づき、国会に提出されました平成二十五年度消費者事故等に関する情報の集約及び分析の取りまとめ結果の報告について、政府から説明を聴取いたします。有村国務大臣。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として独立行政法人国民生活センター理事長松本恒雄君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣府男女共同参画局長武川恵子君、警察庁長官官房審議官島根悟君、消費者庁次長川口康裕君、消費者庁審議官河津司君、消費者庁審議官岡田憲和君、消費者庁審議官菅久修一君、消費者庁審議官服部高明君、総務省統計局長井波哲尚君、文部科学省大臣官房審議官伯井美徳君、経済産業省大臣官房審議官谷明人君の出席を求め、説明を……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。有村国務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十一分散会
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府消費者委員会事務局長黒木理恵君、消費者庁次長川口康裕君、消費者庁審議官菅久修一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。生方幸夫君。
【次の発言】 簡潔に答弁をしてください。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として消費者庁次長川口康裕君、消費者庁審議官菅久修一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田沼隆志君。
【次の発言】 次に、佐藤正夫君。
【次の発言】 次に、穀田恵二君。
【次の発言】 次に、村上史好君。
○鴨下委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長の重責を担うこととなりました。
委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの中根康浩君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
亀岡 偉民君 木原 誠二君
後藤田正純君 とかしきなおみ君
冨岡 勉君 中根 康浩君
……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議あり……
○鴨下委員長 この際、一言御挨拶申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。
委員各位のさらなる御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの大西健介君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
穴見 陽一君 後藤田正純君
武村 展英君 とかしきなおみ君
堀内 詔子君 ……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。
山口内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。山口国務大臣。
【次の発言】 以上で大臣の所信表明は終わりました。
次に、平成二十七年度消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について説明を聴取いたします。平内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次に、松本内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。松本内閣府大臣政務官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第一部長松永邦男君、消費者庁次長川口康裕君、消費者庁審議官岡田憲和君、消費者庁審議官菅久修一君、消費者庁審議官服部高明君、厚生労働省大臣官房審議官福島靖正君、農林水産省大臣官房審議官長谷部正道君、経済産業省大臣官房審議官高田修三君、経済産業省大臣官房審議官佐々木良君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。
この際、去る六月十九日、消費者安全法第十三条第四項の規定に基づき、国会に提出されました平成二十六年度消費者事故等に関する情報の集約及び分析の取りまとめ結果の報告について、政府から説明を聴取いたします。山口国務大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官小野田壮君、内閣府食品安全委員会事務局長姫田尚君、内閣府消費者委員会事務局長黒木理恵君、消費者庁次長川口康裕君、……
○鴨下委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、民主党・無所属クラブ所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、消費者契約法の改正を求めることに関する陳情書外三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○鴨下委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山崎誠君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、古川禎久君が委員長に御当選になりました。
委員長古川禎久君に本席を譲ります。
○鴨下委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの金子恵美君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、古川禎久君が委員長に御当選になりました。
委員長古川禎久君に本席を譲ります。
○鴨下委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの金子恵美君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、古川禎久君が委員長に御当選になりました。
委員長古川禎久君に本席を譲ります。
○鴨下委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの谷田川元君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、伊藤達也君が委員長に御当選になりました。
委員長伊藤達也君に本席を譲ります。
○鴨下委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの谷田川元君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、伊藤達也君が委員長に御当選になりました。
委員長伊藤達也君に本席を譲ります。
○鴨下委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの谷田川元君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、伊藤達也君が委員長に御当選になりました。
委員長伊藤達也君に本席を譲ります。
○鴨下委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの谷田川元君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、根本匠君が委員長に御当選になりました。
委員長根本匠君に本席を譲ります。
○鴨下委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの金子恵美君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、根本匠君が委員長に御当選になりました。
委員長根本匠君に本席を譲ります。
○鴨下委員 昨日、五月三十日というのはごみゼロの日だそうでございまして、その中で、今環境庁長官がお触れになりましたように、環境白書が発表になりました。その中の一文に、我々の社会ないし文明が地球的規模での限界が見えつつあること、そして、それを乗り越え人類が存続していくためには、限られた資源及び環境の中で持続可能な活動を行っていく必要があるということについては、持続可能な開発という言葉をかぎとして国際的な合意を得るに至っている、こういうようなことがございます。問題はその考え方を具体化し、行動していくことである。そのことによって、我々の文明が人類共通の生存基盤である有限な地球環境を将来にわたって維持……
○鴨下分科員 新進党の鴨下一郎でございます。長官、お疲れさまでございます。 本日質問させていただくに当たりまして、大臣にどうしても一つ伺っておかなければいけないことがございます。 いわゆる住専処理のために六千八百五十億円もの血税が注ぎ込まれるということが平成八年度予算案の中に盛り込まれております。昨年、連立与党の間でこの住専処理に税金を投入することを決定して以来、国民の反発は日を追って大きくなるばかりであります。例えば、世論調査でも九〇%以上の人が反対だ、こういうようなことを含めて、いわば国民が総意で住専に税金を投入することは反対であるというふうに我々は解釈しているわけですけれども、大臣は……
○鴨下分科員 おはようございます。 第四分科会のトップバッターを務めさせていただきます新進党の鴨下一郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、今回の通常国会で河川法の一部が改正されましたが、その「目的」の中に「河川環境の整備と保全」を加え、地域の意向を反映した河川計画を導入、一つに、河川の持つ多様な自然環境や水辺空間に対する国民の要請の高まりにこたえるため、河川管理の目的として、治水、利水に加え、河川環境、特に水質、景観、生態系等の整備と保全を位置づけるというふうに書かれているわけでございます。 今私の住んでいる足立区でございますが、足立区には幾つかの川がございます。……
○鴨下小委員 自民党の鴨下です。
文書提出義務の除外文書の中に「医師、弁護士等の職務上の秘密に属する事実又は技術若しくは職業の秘密に関する事項」ということがありますけれども、公文書に当たる医師の文書というのは、これは国立病院だとかなんかの医師なんですか。それとも、民間も含めて、すべての医師を含むのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、民間の医師が作成したカルテもしくは診療明細書等についても、これは除外文書に当たるというふうに判断するわけでしょうか。
【次の発言】 ということは、今までの流れの中で医師のカルテは原則的に公開していこうではないかというようなことに逆行するような状況が、これによ……
○鴨下副大臣 今先生おっしゃっているように、障害を持つ方々も誇りを持って働いて自立していくというのが、ある意味で最も重要なノーマライゼーションなんだろうというふうに思っております。 そういう意味で、昨年末に策定されました障害者基本計画の中においても、障害者が能力を最大限に発揮して、働くことによって社会に貢献できるよう、その特性を踏まえた条件を整備していく、こういうふうなことが言われているわけでありまして、現実に例えばIT分野等においては、障害を持っているとはいえ、むしろ健常者にもまさるような能力を発揮されている、こういうようなケースも見られるわけでありまして、かように、さまざまな技術革新を上……
○鴨下副大臣 今先生がおっしゃっているように、トータルで、官民合わせて、求職している方々が就職ができていく、こういうようなことになればいいわけでありまして、ハローワークとそれから民間の就職紹介事業者が、競うということもあるんですが、最終的には補完していけばいいんだろうというふうに思います。 そういう中で、ハローワークの方が何をやるべきかというような話でのアイデアだろうと思いますが、これは、ある意味でハローワークというのは全国を網羅するネットワークでありますので、この機能を十分に発揮していくというのが一義的な問題だろうと思います。 それに加えて、求人開拓を積極的に行っていくというような意味で……
○鴨下主査 これより決算行政監視委員会第一分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりました鴨下一郎でございます。よろしくお願いいたします。 本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府(本府、警察庁、金融庁)、外務省、環境省所管及び沖縄振興開発金融公庫並びに他の分科会所管以外の国の会計についての審査を行うこととなっております。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に、決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 平成十七年度決算外二件中、本日は、外務省所管、内閣府所管中金融庁……
○鴨下主査 次に、井脇ノブ子君。
【次の発言】 これにて井脇ノブ子君の質疑は終了いたしました。
次に、藤野真紀子君。
【次の発言】 これにて藤野真紀子君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして内閣府所管中内閣本府及び沖縄振興開発金融公庫についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これにて福田峰之君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして国会所管についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 昨日に引き続き、内閣所管について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。長妻昭君。
【次の発言】 長妻昭君、質疑の中でただしてください。
渡辺国務大臣。
○鴨下国務大臣 平成十八年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。 歳入予算額は十九億八千二百五十七万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は二十四億七千二百四十三万円余、歳入予算額と収納済み歳入額との差は四億八千九百八十五万円余の増加となっております。 次に、一般会計歳出決算について申し上げます。 当初予算額は二千百七十四億二千八百五十一万円余でありましたが、これに予算補正追加額二十七億七千九百四十五万円余、予算補正修正減少額二十六億八千万円余、予……
○鴨下国務大臣 先生おっしゃるように、ことしは我が国にとって非常に重要な時期であります。特に、七月の洞爺湖サミットにおいては、気候変動を初めとする環境問題が最重要課題になるというふうに私たちも考えております。 そういう中で、今、世界的にもあるいは国内的にも環境問題は非常に重要な時期に差しかかっておりまして、特に国内の問題について申し上げますと、京都議定書から十年、そして、ことしからは京都議定書の約束の第一期間に入るものですから、日本は、その基準年、九〇年と比べてマイナス六%をこの五年間の間に実現しなければいけない、そういうような年に入ってきているわけでございます。 加えまして、昨年の十二月……
○鴨下国務大臣 平成二十年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。 地球環境は、二十世紀型の大量生産、大量消費、大量廃棄型のシステムにより、危機的な状況にあります。環境への負荷の増大は、世界的な水不足や食料危機等の深刻化にもつながるため、人間の安全保障とも密接に関連するものです。 中でも最大の課題である地球温暖化問題に関しては、昨年末に、すべての主要排出国が参加して二〇一三年以降の枠組みについて交渉する道筋を定めたバリ・アクションプランが合意されました。今後、我々……
○鴨下国務大臣 今先生が国のあり方、あるいは今後の十年から三十年にかけてどういうような形にしたいか、こういうようなことでおっしゃられたわけでありますけれども、私どもも、例えて言えば工業、そういうようなことについては、できれば持続可能な形でのあり方、さらに住まい方につきましても、今お話しになりましたように、できるだけ環境負荷の少ない住まい方。 そういう趣旨においては、例えば今、道路や鉄道を使ってすぐアクセスできる、こういうようなお話がありましたけれども、できれば歩いてでもアクセスできる、こういうような町をつくっていくということが、多分、環境の問題もそうですけれども、これから高齢化しますから、高……
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