このページでは谷口隆義衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。谷口隆義衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 三点ほどお聞きいたしたいと思いますが、まず初めに、景気と雇用の問題でございます。 先ほどのお話の中で非常に感じるところがあったわけでございますが、現状の景気が極めて深刻である、こういう認識の中で、戦後の日本経済が、好況と不況を比較すると好況が非常に長かったわけで、そういう意味では長期好況型経済。しかし今後、バブルが破綻して巷間言われておるのは、長期不況型経済になるのではないか、こういうような状況にあるのではないか、このように思っているわけでございます。 十月の有効求人倍率を見ますと〇・六九。私、大阪選出なんですけれども、先日大阪へ帰っていろいろ……
○谷口委員 改革の谷口隆義でございます。時間をいただきまして、御質問させていただきたいと思っております。 きょうの午前中のお話にも何点か出てきたわけでございますが、きょうの午前中の細川議員のお話、また田中議員のお話にもあったわけでございますが、今、交通戦争とも呼ばれるような、交通事故死者数が大変な数に上っておるわけでございます。これは、昭和六十三年から六年連続して一万人を超えるということで、大変厳しい状況にあるわけでございます。そういうことでございまして、この交通事故対策についてまず初めにお聞きいたしたいというように思っております。 最近の交通事故の特徴ということでございますが、一般的に言……
○谷口委員 改革の谷口隆義でございます。 まず初めに、今回の抜本税制、この抜本税制の大きな目的というのは、一つは、これからの急激な高齢化社会への突入ということと、また安定成長に入った日本のこれからの税体系がどうあるべきか、こういう観点でこの税体系を見直す、こういう意味の抜本税制改革である、このように思うわけでございますが、先ほどの議論を聞いておりまして、今までの議論を聞いておりましても、所得、消費、資産のバランス、こういう言葉がよく使われるわけでございます。 ちなみに、自社さきがけの三党合意の確認の中で、 必要な財源の確保に向けて、所得・資産・消費 のバランスのとれた税体系を構築する。……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 本日は、阪神大震災関連の質問をさせていただきたいと思っております。 まず初めに、阪神大震災でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞い申し上げる次第でございます。 実は、私の地元が大阪でございまして、一月十七日の早朝、激しい揺れを感じたわけでございますが、その後刻々と入ってくるニュースで阪神間の被災状況が非常に厳しいということがわかるにつれ、この被害の大きさ、また悲惨な状況が耳に入ってきたわけでございます。まさに関東大震災に匹敵する程度の大震災であったという……
○谷口委員 まず初めに、今回阪神大震災においてお亡くなりになられた方々、また御遺族に対し、深く哀悼の意を表すものでございます。また、現在負傷されている方、また避難生活を続けておられる方に対しまして、心からお見舞い申し上げます。 まず初めに、国際通貨基金及び国際復興開発銀行くの加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案についてお聞きいたしたいというように思っております。 この地球環境保全の問題というのは非常に重要な問題であると思うわけでございます。私たちの世代だけではなくて、次の世代、またその次の世代と、本当に全人類がこれに取り組んでいかなければいけない非常に重要な問題である。そういう……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 あの忌まわしい阪神・淡路大震災から本日はちょうど一カ月が経過いたしたわけでございますが、本日現在、五千三百人を超える方がお亡くなりになり、また負傷者が三万四千人を超えるというような状況になっておるわけでございます。 また、二十一万人を超える方々が現在も避難生活をなさっておられるというような状況にあるわけでございまして、一刻も早くこのような状況を改善し、普通の生活に戻っていただけるようなことをやらなければいけないというように強く思うわけでございます。まさに今政治が問われておるわけでございまして、政治家が強力なリーダーシップをとって、このような大震災を乗……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 本日は、租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、初めに御質問いたしたいというように思っております。 先ほど、大蔵大臣の方から御説明があったわけでございますが、平成七年度の税制改正によりまして、租特の関係で、今私のいただいている資料を見ますと、平年度で租税特別措置の整理合理化によって六百二十億の増収、その他の租税特別措置等の改正によりまして二百四十億の減収、合計三百九十億の増収というようになっておるようでございます。初年度はこれが二百八十億の増収というようになっておるというような資料をいただいておるわけでございます。 そこで、まず初めに総括……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 ただいま趣旨説明がございました二法案につきましては一応賛成の立場で御質問いたしたい、このように思っております。 まず初めに、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案について御質問いたしたいと思っております。 この法律案の中に、関税率等の改正、こういうところがございまして、今回、石油関係の免税還付制度の適用期限の延長ということで一年間の延長をやっておられるわけでございますが、この件についてお聞きいたしたいと思います。 これは、見ますと、原油関税が石炭対策の財源確保のために課されていることもあり、この一年間の延長をしたい、こういうような……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 本日は、阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する保法律案について御質問いたしたいというように思います。 被災地は甚大な被害を受けられて、その被災地の早急な復旧、復興を図らなければいけない、こういう観点からの今回のこの税制支援ということでございますが、私自身も従来から大蔵委員会で多々御要望いたしておりましたこと等も、今回の法案の中に入っているものもありまた入っておらないものもあるというような状況でございます。そこで、今回の法案につきまして、細かい問題も含めて御質問いたしたい、このように思っております。 ま……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 本日は為替、また金利、景気等の問題についてお聞きいたしたいというように思います。 先ほど同僚議員の方から、多々為替の問題を中心とした質問があったわけでございますが、言われるように、昨年末にメキシコの通貨危機があって以降、現在に至るまで、大変な勢いで円高が進行いたしておるわけでございまして、我が国も大変大きな打撃を受けておるわけでございます。為替相場の安定策というのはいろいろ考えられるわけでございますが、一般的には、一つは政策協調でありまたもう一つは協調介入である、このように言われておるわけでございます。この政策協調というのは、一番有効であると言われて……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。本日は、保険業法について質問をさせていただきたいと思います。 今回のこの保険業法は、五十六年ぶりの大改正であるということでございます。改正の三本柱として、一つは規制緩和、競争の促進、二つ目は健全性の維持、三つ目は公正な事業運営の確保、このような三本柱で今回の保険業法の改正が行われておるということでございます。 まず初めに、健全性の維持のところでございます。この健全性の維持のところのソルベンシーマージンのことについてお聞きいたしたい、このように思うわけでございます。今まで同僚議員がたくさん御質問されておりますので、若干重複するようなところがあるやもし……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 一昨日、当委員会におきまして、今回の保険業法の政省令の骨格についていただきたいというように申し上げておりまして、昨日いただきました。委員長並びに理事各位の御配慮に感謝申し上げます。 見せていただきましたが、お聞きしますと、政省令の予定が大体百八十ぐらいおありだということで、その一割程度の政省令であったということで若干不満は残るわけでございますが、見せていただいたわけでございます。 ルールとレギュレーションというような問題がありまして、先日、本を読んでおりますと、非常に興味深いところがありました。規則と規制ということでございますが、このルールの根……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 初めに、平成七年度第二次補正予算の眼目でございます経済対策についてお聞きいたしたいというように思っております。 御存じのとおり、我が国は戦後初めての経験という大変な不況に現在遭遇いたしておるわけでございまして、国民は大変な悩みの渦中にあるわけでございまして、もともとこの不況は、御存じのとおりバブルの崩壊から始まっております。政府は、平成四年度から五次にわたって経済対策を、不況の対策といいますか克服といいますか、ということで打ってこられたわけでございます。 ちょっとそれを振り返りますと、平成四年の八月二十八日に、これは事業規模でございますが十兆七……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 本日は、大和銀行の問題と、また現下の日本の金融システム、また金融行政の問題についてお聞きいたしたい、このように思っております。 実は、新進党の我々、同僚議員を入れまして三名で、先日、米国調査団で行ってまいりまして、米国監督当局、また議会関係者、マスコミ等にお会いして、その結果も踏まえて本日お聞きいたしたい、このように思っております。 大和銀行の問題を初めにお聞きしたいわけでありますが、この問題は非常に深刻な問題であります。 御存じのとおり、大和銀行のニューヨーク支店で、現地採用のディーラー、井口という男が十一年にわたって債券の不正取引をやっておっ……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 まず初めに、冒頭、現下の金融システムの危機的な状況と申しますか、大変な状況にあるわけでございまして、政府は、御存じのとおり、住専処理システム、スキームにおきまして六千八百五十億円というような極めて不明朗、また密室の中でやられたこのような状況に対して、いまだに国民は厳しい目で見ておるというのが現状でございます。そういう意味におきまして、今問題になっておるのは、極めて大きな問題として護送船団行政というのがあると思うわけでございます。 御存じのとおり、護送船団行政というのは、金融機関の一番ボトムのところを支えていこう、そのために極めてコストがかかる、こ……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 まず初めに、今回の租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして御質問いたしたいと思います。 これは、先日の予算委員会でも私、申し上げたことでございますが、先日、短期地価動向調査の結果が報告されておったわけでございます。報告内容を見ますと、やはり地価がずっと下落し続けておるわけでございまして、今回、この租特の一部を改正する法律案で土地税制を改正されておられるわけでございます。 まず初めに、大臣に御質問いたしたいわけでございますが、一つは、この土地基本法の精神、利用、使用の観点から土地の地価水準がどうあるべきかということ。また一方では、今現在問……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 本日、初めは、我が国の財政の危機と申しますか、財政問題についてお話をお聞きいたしたいというように思っております。 御存じのとおり、昨年の十一月の十四日に財政危機宣言が当時の武村大蔵大臣のときに発せられたわけでございまして、そういう意味で極めて緊迫した厳しい状況であるというように大蔵省当局も認識されておられますし、私もそのように考えておるところでございます。 平成八年度予算におきましては、歳入不足ということで、十二兆円余りの赤字国債の発行ということに追い込まれたわけでございます。建設国債を含めまして、過去最高の二十一兆円の国債の発行、こういうようにな……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 先ほど御説明をいただきました情報公開法要綱案の中間報告に対しまして、塩野、堀部両参考人にお聞きいたしたいと思います。 聞いておりますと、行政改革委員会情報公開部会におかれましては、平成七年三月から三十七回にわたる会議、また七回の小委員会が行われたとお聞きいたしておるわけでございまして、本当に御苦労さまでございました。 この情報公開法は極めて重要な法案である、このように考えております。最近では、あの住専の問題、例えば農林省と大蔵省との間の文書の取り交わしの問題等があったわけでございますが、このような問題、また薬害エイズの問題、また大和銀行のニュー……
○谷口委員 ただいまの平田議員の質問でございますが、全く納得ができません。きちっと統一見解を出していただいて、その後に検討させていただく、こういうことでよろしくお願い申し上げます。(発言する者あり)出てないよ、出てないじゃないか、今。 今の住専処理システム、私が本委員会におきましてずっとこの審議を聞いておりますと、極めて粗雑で、また極めて拙速で不透明であるということがわかってきたわけでございます。私は、この住専処理システム、非常に危惧をいたしております。 これは、本委員会を通じて総理また大蔵大臣もおっしゃっておられますように、今回のこの住専処理システムは、金融システムを守っていかなきゃいか……
○谷口委員 本日は日銀から総裁が来ていただいておりますので、初めに日銀の関係の質問と申しますか、それを何点かさせていただきたいというように考えております。 例の平成五年の二月三日の覚書がございました。大蔵省銀行局長と農水省の経済局長との間の覚書でございます。これは政府自身が国会で認められたように、覚書には何らの法的根拠もなくて拘束力もない、それどころか公務員の職権を逸脱した行為というのは職権乱用罪にも当たる、こういうように言われておるわけでございますが、この覚書が今回の住専処理スキームの中で極めて大きな位置を占めておるというように私は考えるわけでございますが、前回、二月の六日に質問をさせてい……
○谷口委員 本日はまた住専問題を中心に質問させていただきたいというように思います。 まず初めに、本論に入る前に、今回本委員会におきまして三回目の質問になるわけでございますが、第一回質問させていただいた折に、系統五千三百億円の贈与の問題、これの積算根拠についてお聞きいたしました。その際に、農水大臣は、これは積み上げであるというようなお話をいただきまして、理事会を通じて前回それに対する資料をいただきました。 いただいた結果を私見させていただいて、前回の折に申し上げたわけでございますが、あの資料はまさに融資残高に応じて案分してあった資料でございましたので、これは農水大臣のおっしゃつておる資料じゃ……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 本日、新進党提出の金融委員会設置法案並びに日本銀行法案の二法案に対して質疑をさせていただきたい、このように考えております。 まず、その前に、ただいまの柳沢委員の御発言に対する御答弁が、時間の問題もございましたので、若干言い足りないところがもしおありでございましたら、私の時間にどうぞお話をしていただいて結構でございますが、よろしいですか。わかりました。大体御答弁されたことで御満足ということでございますので、私の質問をさせていただきます。 今回の金融行政改革というのは、御存じのとおり、あの大和銀行の問題、また住専の問題、このような問題で集中して議論……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。ただいまから、新進党、太陽党共同提案の法案につきまして質問をさしていただきます。 先ほどからの議論にもございましたように、バブル崩壊以後、我が国国民は景気低迷の中で大変苦しんでおるわけでございます。今回、この四月から消費税の五%への引き上げ、また社会保障負担の引き上げ、それにつけ加えて、先ほどから議論になっています本法案の特別減税二兆円の打ち切りと、このような結果、先ほど村井先生がおっしゃったように、九兆円に上るような国民負担が増大する、このようなことになっておるわけであります。一方において、財政が従来から言われているようなばらまき財政から全く直っておら……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。質疑を始める前に一言委員長に申し上げたいと思います。
新進党、太陽党共同提出法案、特別減税継続法案でございますが、委員長が質疑終局宣言をなされていらっしゃって、かつ採決が行われておらないということでございます。極めてこれは異常な事態であります。どうか一刻も早く採決をお願いいたしたい、厳重に申し入れたいと思います。
次に、消費税の問題を……
【次の発言】 ですから、あえて申し上げているわけです。
【次の発言】 採決をやっていただきたいと思います。採決をやるのが当然じゃないですか。(発言する者あり)不信任とは関係ないじゃないですか。採決の問題じゃないですか……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 今、大変貴重な御意見をお聞きしたわけでございますが、初めに竹内参考人にお聞きいたしたいのです。 今回、先ほどお聞きしておりますと、金融システム改革、ビッグバンとの関連のことをおっしゃったわけでございますが、私は、このビッグバンに関しましては、これから我が国の経済を自主的に開放していかなければいかぬ、そういう意味では方向は賛成なんですが、ただ、時期的に極めて問題がある時期だなというように思っております。 一つは、金融機関の不良債権の方向が示されておらないということと、証券業界における有価証券取引税、有取税の問題もございます、こういう規制緩和が十分まだ……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 先ほど質問があったわけでございますが、グローバルスタンダードについて田中参考人にお聞きしたいと思います。 今、野口先生の本に「一九四〇年体制」という本がございます。これは、要するに一九三八年の国家総動員法に基づく戦時経済体制が今も残っておるのだ、こういうようなお話でございまして、五五年体制は崩壊したがその四〇年体制が残っておる、こういうお話でございます。 ちょっと具体的に申し上げますと、一つは、金融システムも、直接金融よりもむしろ傾斜配分を可能たらしめる間接金融システムが今我が国の中心になっている。また日本的企業、これは一つは株主の権利を制限すると……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 本日は、大蔵大臣の所信に対しまして質問をさせていただきます。また、本日は、この遅い時間にかかわりませず、日銀総裁に来ていただきまして、ありがとうございます。また後ほどお伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、現下の経済状況とその対策と申しますか、経済対策と申しますか、そのようなことについてお伺いいたしたいというように考えております。 橋本総理の本会議また予算委員会での御答弁であるとか、また大蔵大臣の財政演説においても、先ほどの所信演説におきましても、景気は回復の動きを続けており、テンポは穏やかであるが民間需要は堅調さを増している……
○谷口委員 質疑に先立ちまして、一言申し上げたいと思います。 本日は、新進党の両院懇談会におきまして、大蔵委員会の開催、御迷惑をおかけいたしました。また、御配慮いただきましてありがとうございました。この場をおかりいたしまして御礼申し上げます。 それでは、租特の改正法案を質問さしていただきます。 初めに、これは昨日も出ておったわけでございますが、今回、従来から私も申し上げておるのですが、新規取得土地の負債利子の損金不算入という問題についてお聞きしたいと思います。 昨日の主税局長の御答弁を聞いておりますと、本来使用していない土地の取得に関する金利の算入は、これは問題がある、こういうようなお……
○谷口委員 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案に反対し、平成九年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、酒税法の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。 日本の経済は、バブル崩壊後、長期不況にあえいでおります。その最大の原因は、経済構造改革を後退させ、実効ある対策を講じなかった自社さ政権が続いてきたことにあります。 とりわけ、六つの改革などと言葉が躍るだけで、実態は何も進めようとしない橋本内閣の無為無策……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 本日は、金融問題並びに証券取引問題等を中心にしてお伺いいたしたい、このように考えております。また、参考人として日銀総裁、おいでいただきましてありがとうございます。後ほどまたお聞きいたしたいと思います。 まず初めに、為替相場のことについてお聞きいたしたい、このように考えております。 昨日は百二十七円、円安がとまらないということで、従来から大蔵大臣も急激な円安は好ましくない、こういうようなお話でございました。昨日は、聞いておりますと、大蔵大臣が円安について介入もというような示唆をされたというように聞いております。一方では、ルービン財務長官がアメリカ……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 本日は、大変お忙しい中、各参考人におかれましては御出席賜りまして、ありがとうございまし た。本日は、各業界の生の声をぜひお聞きしたいと思います。 この外為法の改正は極めて重要な法案でございまして、二〇〇一年三月までにビッグバンをやる、そのフロントランナーとして位置づけられておるわけでございますが、実はこの外為法の完全自由化が、それこそ一挙にビッグバンを促進するのではないか、こういうことさえ言われておる極めて重要な法案である、このように我々は考えておるところでございます。 しかし、私の個人的な考えてありますが、若干タイミングが悪いなというように考……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 本日は、日銀総裁、お忙しいところ出席をいただきまして、ありがとうございました。 まず初めに、日銀総裁並びに大蔵大臣にお聞きいたしたいと思います。 御存じのとおり、先月、FRBにおいてはフェデラルファンド・レートの引き上げを行って、予防的引き締めというようなことで、その結果、日米の金利差が五%を超えるというような状況になりまして、円安の進行がこれから進んでくるのではないかというようなことになっておるわけであります。 それで、日銀で支店長会議、昨日と本日やっていらっしゃるようでございますが、報道を見ておりますと、昨日のお話の中に、生産、所得、消費……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 本日は、日銀法のこの法案に入ります前に、この連休前に発生しました日産生命の経営破綻の問題についてお聞きいたしたい、このように考えております。よろしくお願いいたします。 これは新聞記事でございますが、これを見ておりますと、日産生命の米本社長が、今回のこの経営破綻は、もう既に三年から四年前から債務超過に陥っておった、この間の、この債務超過が続いておるという状況も、大蔵省はその事実を知っておったというようなことを言っております。九五年九月の大蔵検査の際にも、資産内容が極めて悪化していると指摘され、改善勧告を受けておるというような状況のようでございました……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 本日は、参考人の皆様には、大変お忙しい中、御出席を賜りましてありがとうございました。 本日、日銀法の改正の質問をさせていただくわけでございますが、御存じのとおり日銀法は五十六年ぶりの改正でございまして、その中の最大の眼目は、先ほど北側議員の質問の中にもございましたように、いわゆる日銀の独立性の問題だというふうに認識いたしております。国際的にも通用する中央銀行、こういう観点で、独立性の問題と先ほどの透明性、こういう観点を外してはいけないというふうに考えております。 先ほど中北参考人のお話にもございましたように、イギリスの労働党はBOEの改革に乗り……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 質疑に先立ちまして、一言委員長に申し上げたいと思います。 この日銀法の改正案、私たち、これに対しまして対案をつくっておったわけでございますが、昨日の理事懇談会において、委員長が委員長権限でもって、本日質疑終局、採決ということになりまして、この大蔵委員会で我が党の対案を審議できないというようなことに対しまして大変怒りを感じておるところでございますが、この対案につきまして、行政改革特別委員会の方で審議を行うというようなことをいただきました。こういうような状況の中で、本日、おくれながら質疑をさせていただいたところでございます。 また、今回の日銀法改正法案……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 まず初めに、第一勧業銀行の総会屋に対する利益供与事件について御質問いたしたいと思います。 六月十三日に第一勧業銀行の現役の副頭取並びに専務が逮捕されたわけでございまして、同行の逮捕者は合計十名という極めて深刻な事態になっておるわけでございます。状況をお聞きしますと、九五年七月から九六年九月までの間に、関連ノンバンク大和信用を通じて二十八回にわたって延べ七十三億五千万円、このうち回収不能が二億余り、このような迂回融資で、総会屋対策と認識しながら利益供与した疑い、こういうようなことで現役の副頭取並びに専務が逮捕された。先日、同行の近藤頭取が参考人招致……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 本日は、このストックオプション制度を可能たらしめるための提出された二法案に対しまして、賛成の立場から質問をさせていただきたい、このように考えております。 先ほど、横内議員の質問の中にもあったわけでありますが、今回、このストックオプションの制度は、御存じのとおり、役員、従業員に自社株を会社から買い取る権利を与える、こういう仕組みでございます。企業は株価の値上がりを通して報酬を与えることが可能になる、このような制度でありまして、役員、従業員の意欲であるとか士気を高めることができる、こういうようなメリットがあるわけであります。昨日、我が国の株価が高騰い……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。
まず初めに、先ほど午前中の我が党の鈴木議員のお話でございますが、昨日、野田先生の質問に対しまして、レベニュー・ニュートラルですか、財政中立の立場から実質減税はやらないというような方向であるというように今まで私は理解しておりましたが、大蔵大臣に先ほど鈴木先生が御質問になりました。昨日の御答弁は総理が補足してお話しになられたわけでございますので、もう一度御確認をさせていただきたいというように思いますので、総理、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 今おっしゃったことは極めて重要でございまして、今度のこの景気対策、まあ、きょうの午前中の株式市場を見ており……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 本日、四人の先生方におかれましては、大変お忙しい中、当委員会に御出席を賜りまして、ありがとうございました。また、先ほどはそれぞれの先生方から大変御高説を承ったわけでありますが、今、当委員会におきましては、御存じのとおり財政構造改革法案、極めて重要な法案を審議いたしておるところでございまして、そのような観点から何点かの御質問をさせていただきたいというように考えております。 今回のこの財政構造改革法案と申しますのは、二〇〇三年までに国、地方の財政赤字をGDP対比で三%以内におさめる、また、二〇〇三年までに特例公債からの脱却を目指す、このように言われておる……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 本日は、税二法につきまして御質問をさせていただきたいというように考えております。 前通常国会におきまして外為法の自由化の法案が可決成立したわけでありますが、この外為法の自由化は、ビッグバンの進展に伴ってフロントランナーとして位置づけられておるわけでありますが、この外為法の自国化に伴いまして、資金移動が国際的に自由化されるわけであります。 そういたしますと、そこにおいて、税の捕捉という観点から今後捕捉が困難になるのではないか、このように外為法の審議の折にも問題になったわけでありますし、附帯決議にも盛られたわけでありますが、今回、そういう観点から、……
○谷口委員 新進党の谷口でございます。 まず初めに、先ほどから並木委員また北脇委員が質問をいたしたわけでございますが、現下の金融情勢の混乱状況についてお聞きいたしたいというように思います。 先週の、十一月十七日の月曜日に北海道拓殖銀行の経営破綻、また十一月二十二日でございましたか、早朝、山一の自主廃業というようなニュースが入ってまいりまして、二十四日に正式に自主廃業が決まったわけであります。市場は大混乱をいたしておりまして、どうも本日の株価も、引け値が一万五千八百六十七円、八百五十四円安ということでございます。これに対して政府また日銀は種々対策を講じられておると思うわけでございますが、まず……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 今般の金融情勢の混乱状況は、極めて重大な事態に陥ったというように考えております。今回、一連の金融機関の破綻の始まりは三洋証券の経営破綻。これは、今までの短期金融市場において初めてデフォルトが行われた、そういう状況の中で、短期金融市場の中で極めて疑心暗鬼が出てまいりまして、非常に資金調達が困難になってきたというような意味において、大変重要な破綻であったというように考えておる次第でございます。 その後、十一月の十七日に、御存じのとおり北海道拓殖銀行の経営破綻。これも大変大きなニュースでございました。なぜならば、三塚大蔵大臣、我々三党合同で不信任案を出……
○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。 まず、審議が始まる前に一言申し上げたいというように思います。 昨日の大蔵委員会、当委員会の理事会におきまして、本日は定例日ではない、そういうようなことで開会はすべきでないというように申し上げておりましたが、委員長の職権で本日委員会開会というようになったわけでございますが、我々といたしましても、本日の委員会開会、今般の金融状況をかんがみますと、やむを得ないというように考えておるところでございます。 ただし、本日の終局はやめていただきたい。あしたも定例日でございますので、あしたの審議も粛々とやっていただくという前提で本日審議をさせていただきたい、こ……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 まず冒頭、インドが一九七四年以来二十四年ぶりに二回にわたる地下核実験を行ったわけであります。平和を希求しておる人類全体に対する挑戦である、極めて遺憾な行為であると厳重に抗議をいたしたいというように思います。先ほどから同僚議員が外務大臣に答弁を求めておりまして、先ほどおっしゃいましたので、私の方は厳重に抗議を申し上げて終わりたいというように思います。 今回のこの財政構造改革法の改正案でございますが、実は昨日、大蔵大臣が提案理由説明を行われました。この提案理由説明を読んでおりまして私はびっくりしたわけでありますが、先ほど答弁を聞いておりますと、総理も……
○谷口委員 野党三会派提出、財革法停止法案につきまして御質問をさせていただきます。 本日、鈴木提出者を中心にして質問をさせていただきたいというように思います。 政府提出の財革法改正案、原案が昨年の十一月に成立したところでございまして、先ほどから、質問者また答弁者の方から出ておりますが、この法案が成立したときにもう既に経済は悪化しておったというような状況でございますし、アジアの経済危機も発生しておったというような状況の中でこの財政構造改革法が成立し、そのような状況の中で今回この改正を行おうというようにされておるわけでございます。 この財政構造改革法案、私は二つ問題があるんじゃないか。一つは……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 まず初めに、当委員会で現在審議をいたしておりますこの法案につきまして、本日、質疑終局、採決というように予定されておるところでございますが、質疑終局した段階で延べ五日間、三十時間にもまだ至っておらないわけでありまして、極めて審議時間が不足しておる、このように申し上げたいと思います。 地方税の減税案が五月末に施行されるということであれば、これを切り離して、これだけ先行処理することは可能であるわけでありますので、このような審議時間が極めて少ないというような状況につきまして、まず冒頭、委員長に厳重に抗議を申し上げたいというように思います。(発言する者あり……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 本日は、新しく大臣になられました松永大蔵大臣に主に質問をさせていただきたいというように考えております。 先ほど、御就任のごあいさつをお聞きいたしました。大変厳しい状況の中で責任を感じるというようなお話でございました。お聞きしますと、大臣は法曹界出身でいらっしゃって、先ほどから質問がございましたが、今回の大蔵省の不祥事に対する信頼性を取り戻すために綱紀粛正をやっていくというようにおっしゃっておられるようでございますので、これはぜひやっていただきたい。金融行政の信頼、大蔵省に対する信頼を取り戻すべく全力でまた頑張っていただきたいというように考えておる……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 質疑の前に、一言、委員長に申し上げたいと思います。 昨日、大蔵委員会の理事会がございました。その折に、本日のこの審議しております二法案、質疑終局、採決、あとは保留ということに決まったところでございます。一方議運においては、この法案、本日の本会議立てが行われておるというような状況でございますが、御存じのとおり、この二法につきましては極めて重要な法案でございます。緊急上程というような愚を行われないよう、まず初めに申し上げたいというように思います。 それで、初めに、今回、総理に来ていただいておりますので、総理を中心にお伺いいたしたいというように思いま……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 まず初めに、先ほどから同僚議員がずっと質問しておりますが、本日、日銀の営業局の課長が逮捕されたというような報道の状況の中で、実はきょう日銀総裁に来ていただきたいというように先ほど申し入れたわけでございますが、本日五時より日銀本店で記者会見ということのようでございますので、まず、大蔵大臣に御所見をお聞きいたしたいというように思う次第でございます。 御存じのとおり、本年の一月に金融検査官の逮捕が大蔵省でもございまして、その事件の引責辞任ということで三塚前大蔵大臣が辞任されて、小村事務次官も辞任というような事態になったわけでございます。 一方、本日、……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 きょう、初めに法人税の実効税率についてお聞きしたいと思いますが、税は国の基本であり、税によって国が変わる、このように言われておるところでございまして、税制には理念がなければなりません。そういう観点で、まず初めにお聞きいたしたいというように思うわけでございます。 御存じのとおり、従来は実効税率が四九・九八%でございました。先ほどの御答弁にもございましたが、今回の税制改革の結果、実効税率が幾らになり、それはどのような観点、理念からそのような改革が行われたのか、まず初めに御答弁をお願いいたしたいと思います。
○谷口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 法人税法等の一部を改正する法律案及び 租税特別措置法等の一部を改正する法律 案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべき である。 一 現下の厳しい経済・財政の現状にかんが み、財政構造の改革に努めるとともに、歳入 の根幹をなす税制に対する国民の理解と信頼 を確保する観点から、所得課税のあり方等を 含め、引き続き、検討すること。 一 企業活力の一層の活性化や新規産業の創出 等を促す観点から、国・……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 まず初めに、先日当大蔵委員会の理事会で、我々が要求いたしておりました銀行の検査報告書、示達書、示達回答書の閲覧をさせていただきました。 この検査報告書、我々はありのままの検査報告書を、三回分でございましたが、要求いたしておったわけでございますが、出てきたのはこれを墨で塗りつぶしたものでございまして、またかつ、メモ、コピー、だめということでございますので、本当にこの閲覧の我々の要求水準は達せられなかったわけでありますが、しかしその中で何点か気になる記載がございましたので、そのことについてまず初めにお聞きいたしたいというように考えております。 昨年……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 本日は、各参考人の皆様、大変お忙しいところ御出席を賜りまして、ありがとうございます。 まず初めに、先ほど興銀の西村頭取が若干触れられておったわけでありますが、本日報道されておりますシティコープとトラベラーズの合併についてお聞きいたしたいと思います。 御存じのとおり、この四月一日から外為法の自由化が始まり、かつ新日銀法の施行が始まったわけでございまして、我が国を取り巻く金融状況は一変し、大変激烈な競争が始まろうといたしておるところでございます。 本日の報道を見ますと、合併により総資産が九十四兆円、顧客は百カ国以上にわたって一億人を超えるというよ……
○谷口委員 自由党の谷口でございます。 岸参考人にお聞きいたしたいと思います。 本年の四月一日から改正外為法、また、新日銀法が施行されました。また、早期是正措置が本年四月から開始されるわけでございまして、金融機関をめぐる経営環境は大変厳しい状況になってまいりました。 それと、先ほどお話を聞いておりましたら、岸参考人の方から、トラベラーズ、シティコープの合併、巨大金融コングロマリットが誕生する、こういうような状況で、我が国の千二百兆円を超える金融資産をターゲットに絞っておるようだというような状況のようでございます。我が国が従来からとってまいりました金融鎖国とも言われるような状況から、今後は……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 本日は、四参考人、お忙しい中来ていただきまして、ありがとうございました。先ほどから質問をされておりますことについて、なるべく重複を避けてお聞きいたしたい。私は、全般的な問題と、あと若干個別的な問題も含めてお聞きいたしたいというように思っております。 まず、今回の金融システム改革関連法案、関連しておる法律が二十二法案に、税法を二本人れますと二十四法律案、大変な改革であります。この四月から、御存じのとおり新日銀法の施行が行われ、外為法の自由化が行われて、実質的にはビッグバンがもう開始されておるわけでございますが、そういう状況の中で今回のこの金融システ……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。
まず初めに、金融債についてお聞きいたしたいというように思います。
資金運用部月報によりますと、平成十年三月末日現在、金融債の残高が四兆三百五十三億円、前期末残高に対しまして四兆六千百八十七億円の減少となっております。対前年比で五三・四%の減少というようになっております。
まず初めにお聞きしたいわけでございますが、なぜこのような減額が起こったわけでございましょうか。
【次の発言】 これは従来私も当大蔵委員会で質問したことでもございますが、長期信用銀行三行ございますが、状況はやはり大変経営が厳しい、また格付機関等から格下げを行われておったというよう……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 本日は、土地再評価の法案につきまして、大変御尽力いただきました大原先生を中心にお伺いいたしたいというように思うところでございます。 先ほどから御答弁をお聞きいたしておりますと、おっしゃったことで、追加的なマネーフローがない、かつ金融機関の自己資本比率が間違いなく上がるわけでございますので、そういう意味におきましては大変評価されるべき法案であるというように認識いたしておりますが、一方で、全く問題がないのかどうかということにつきまして、今お二人の委員の御質問があったところでございますが、一部若干重複するようなところもあるとは思いますが、どうかお許しを……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 本日は、両参考人、大変お忙しいところおいでいただきまして、ありがとうございました。先ほどは、大変貴重なお話をお伺いいたしまして、ありがとうございました。 先ほどお話を聞いておりますと、長谷川参考人でございましたか、今回のこの二つの法案につきましては、国民的な議論のもとで行わなければいけないというようなお話をお伺いいたしました。私も、今回の法案の重さを感じますと、そのように思うところでございまして、そういう意味では、拙速であるという感じはぬぐえないわけでございますが、現下の金融機関の状況等を勘案しますと、若干そういうところも考えてやらなければいけな……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 本日は、金融機関の不良債権の問題、また金融二法の問題、また現下の大変厳しい雇用状況の問題等々についてお伺いをいたしたい、このように考えております。 まず初めに、この一月の十九日に野党の側で、御存じのとおり、新井将敬議員の証人喚問の問題を申し入れたところでございまして、本日、そのことにつきまして御回答がございました。 その回答を見ますと、「日興証券社長金子昌資氏については参考人招致に応じる。 新井将敬君については、その状況をふまえ検討する。」というもので、全く無回答に近いものであります。さらに、民間人を呼んで国会議員の証人喚問をはぐらかすというよ……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。
簡潔かつ明瞭に御答弁をお願いいたしたいというように思います。
まず初めに、先ほどから上がっておりますこの仮名口座、借名口座についてお聞きしたいのですが、これは、新井議員の記者会見の内容によりますと、名前が売れておって、そういうこともあるので仮名口座にしたというような答弁をされておるようでございますが、浜平参考人、そのあたりについて御答弁お願いいたしたいと思います。
【次の発言】 極めて不誠実だと思いますね。きちっと答えてくださいね。
自由党の有志議員十一名で、一昨日、日興証券本社に参りました。調査プロジェクトチームをつくりまして、若干時間をいた……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 本日は、大蔵省を取り巻く問題について何点かお聞きいたしたいというように考えます。 まず初めに、マスコミの報道によりますと、大蔵省審議官杉井孝氏の疑惑についてお伺いいたしたい。御本人にきょう来ていただくように強く要望しておったわけでございますが、御本人はきょう出てこられておらない。そのことも含めて、後でまた御答弁をお願いいたしたいというように思います。 九二年六月から九五年六月まで、この杉井氏は、大臣官房秘書課長として、金融機関トップの叙勲に関し便宜を図ったのではないかという疑惑がある。三和銀行元会長が勲一等を受章した。この方は業界団体の長は経験……
○谷口委員 自由党の谷口隆義でございます。 まず初めにざつくりとしたお話からお聞きして、詳細ないろいろ御質問をさせていただきたいというように思っております。 この四月から金融ビッグバンが始まったわけでございます。御存じのとおり、我が国の金融業界は構造的不況業種とも言えるような状況でございます。後ほど堺屋太一経企庁長官にもこのあたりのことをお聞きいたしたいと思いますが、構造的不況業種とも言えるような金融業の改革をやらなければいけない、そこに問題になっておったのが大蔵省の従来からの護送船団行政と言われるようなものでございました。 そういう状況の中で護送船団行政からの決別、また国内において、護……
○谷口議員 お答えさせていただきます。 先ほど石原議員の方から質問がございましたが、冒頭、ちょっと私の考えることを申し述べたいというように思います。 御存じのとおり、今現下の金融状況は、これは与野党、我々政治家も十分認識しておるところでございまして、まさに共通の認識であると申し上げたいというように思っております。 一方で、その方法をめぐって、今与野党の間で見解、考え方が違うわけでございまして、今現下の状況の中で政府案が出てき、本日このように三野党共同のこの法案を出したところでございます。 実は、私は、今現下の状況の中でまず考えていかなければいけないのは、我が国の金融状況、まあこれは世界……
○谷口議員 お答えいたします。 山本委員、私の大変尊敬しておるエコノミストでいらっしゃって、大変高道な、大変すばらしい理論を日ごろおっしゃっておられるわけでございます。 今おっしゃっていることを聞いておりましたら、若干、錯覚と申しますか、考え方がちょっと違うのではないかなという点が何点かあったのですが、それをちょっとお話をさせていただきますと、間接償却、無税処理というようなお話がございました。債権償却特別勘定のお話をされて、それと共国債権買取機構の無税償却のことをおっしゃいましたが、これは全く違うのですね。 というのは、債権償却特別勘定というのは社内処理でございまして、これは税制上認めら……
○谷口議員 お答えいたします。委員がおっしゃるような状況は共通の認識でございまして、現下の日本長期信用銀行の財務状態は、当委員会の審議の状況をつぶさに聞いておりますと、極めて債務超過の蓋然性が高いというように認識しておるところでございまして、そういう金融機関に公的資金を投入すべきでないというように強く申し上げたいと思います。 我が党が申し上げておるのは、ビッグバンがもう既に始まっておって、このオーバーキャパシティーと申しますか、金融業界全体が極めて構造的な改革をやっていかなければいけないときに、既に極めて債務超過の蓋然性の高いようなところに公的資金を入れてこの救済をするというようなことは、こ……
○谷口委員 私は、自民党、平和・改革、自由党の三会派提出の金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案及びその修正案について、自由党を代表し、賛成の立場から討論をいたします。 景気、経済に大きな影響を与えているのは、生きている金融機関の抱える不良債権問題にほかなりません。我々自由党は、破綻金融機関については、預金者、借り手、決済システムの維持に配慮した上で清算すべきである、それより重要なことは金融システムの安定化であると一貫して主張をしてきた唯一の党であります。破綻金融機関の処理方策に関する議論に一応の決着を見た以上、本来の重要課題である早期健全化に全力を挙げて取り組まなければなりませ……
○谷口委員 まず初めに、宮澤大蔵大臣に対しまして、貸し渋りの概括的な質問をさせていただきます。 御存じのとおり、前国会で金融再生法案また早期健全化法案が成立し、公的資金が六十兆円用意されたわけでございます。また、信用保証協会の特別信用保証枠二十兆円も用意されておるわけでございますが、私の地元大阪市におきましても、毎日千名以上の方がこの融資の申し込みに並ばれておるというような状況のようでございます。この十月の一月間の特別保証制度の申し込みは十五万四千件、四兆三千億に上っておるというようなことのようでございます。 しかし、貸し渋りはどうもおさまらないような状況になっておる。全国商工会連合会の調……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。本日は、この四月から新日銀法が施行されて六カ月間の日銀の動きについての報告についての審議ということで、大変結構なことであるというように思っております。 御存じのとおり、旧日銀法というのは昭和十七年に制定されて、いわば一九四〇年体制というような言葉がございますが、戦時経済体制の中で成立した法律がこの三月まで行われてきたわけでございます。いろいろな問題もございまして、独立性また透明性というようなお話も、総裁のお話、冒頭ございましたが、そういうようなことでこの四月から新日銀法が施行されたというわけでございます。 新日銀法はこの四月にスタートしたわけでございま……
○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口でございます。 午前中の参考人が来ていただいての審議を聞いておりましても出てきたことでございますが、公的宿泊施設に関して外してはならないポイントが、私は二点あるんじゃないかというように思っておるわけでございます。まず一点は、民業への圧迫という観点を外してはいけない、私はこのように思っております。もう一点は収益性の観点でございまして、これは政府資金を投入するわけでございますので、償還可能性と申しますか、こういうような観点を逃してはいけない、このように思うわけでございます。 しかし、私は、この公的宿泊施設の運営に関する会計検査の結果の報告書をつぶさに精査をさ……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。 本日は、まず初めに概括的な質問と申しますか、大蔵大臣に来ていただいておりますので、御見解をお伺いいたしたいというように思っております。 それは、現下の国家会計システムの問題でございまして、これは、従来から当委員会でも多分議論があったのではないかというように思っておりますが、予算と決算の問題であります。 御存じのとおり、予算は厳格な承認手続を経て承認されるわけでございますが、一方、決算の方は、どうも見ておりますと、仮に決算が承認されないというようなことにおいても法律的には責任は問われない、政治的な責任はあるんだろうと思いますが。このような状況になって……
○谷口委員 本委員会の冒頭、太田総務庁長官の方から今回のこの報告書に対する説明がございました。おっしゃるように、平成九年六月に特殊法人の財務諸表等の作成及び公開の推進に関する法律が施行されて、今回、民間企業以上の水準のディスクロージャーが実現した。その程度、民間企業以上のディスクロージャーが実現したのかどうかは私は若干疑問でございますが、そういうことで下地ができたということで、今回総務庁で調査をされ、その初めての報告書が現在提出されたということのようでございます。公団及び事業団、合計二十九法人を対象にして実施され、今回は九法人について報告書が提出されておるということのようでございます。 私、……
○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口でございます。 本日は、石川知事、また星野参考人、大変お忙しいところ当委員会に出席をいただきまして、ありがとうございました。 先ほどからのやりとりをいろいろお聞きいたしておったわけでございますが、私はこの行政評価システムを考える際に、先ほどの星野参考人もおっしゃっておりましたが、マネジメント感覚がなければいけないのだろうというように思っております。地方自治体の状況を見ますと、このような行政評価システムがかなり進んでおるところもございますし、いまだそれほど進んでおらないところもあるわけでございますが、やはり財政状態が極めて悪いような自治体は何とか改善をしな……
○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口でございます。 本日は、加藤参考人、また大住参考人、大変お忙しい中を当委員会に出席を賜りまして、ありがとうございました。先ほどから両参考人のお話、また当委員会の委員の質問等々お聞きしておりまして、私、公会計のあり方と申しますか、特にバランスシートの問題が最近ここに来て大変議論が高まっておることは大変すばらしいことだというように思っております。 私は議員をやる前に公認会計士を二十年ばかりやっておりまして、議員の世界に入って、決算書と申しますか、我が国の予算の状況等々拝見をして、大変従来から疑問に感じておったところも何点かあったわけでございます。機会を得るた……
○谷口委員 本日は、ペイオフにかかわる質問をさせていただきたいというように考えております。 御存じのとおり、二〇〇一年の四月からペイオフが解禁と申しますか、凍結解除になるわけでございます。市中におきましては大変関心のある問題でございます。私は、従来から申し上げておりますように、予定どおりこのペイオフを実施すべきである。 今までの金融問題、不良債権の問題等々を見ておりますと、金融機関の経営者のいわばモラルハザード、また預金者のモラルハザードというような問題もあるというように思うわけでございますが、このような金融業界の経営の問題。また、金融鎖国と言われるような状況の中で、ビッグバンが始められて……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。 再生委員会の柳沢委員長に来ていただいておりますので、まず初めに、公的資金の注入に関する審査状況についてお伺いいたしたいというように思います。 私も昨年、金融安定化特別委員会の理事として審議に参加させていただきまして、再生法案並びに早期健全化法案が成立したところでございます。この早期健全化法案は、前向きの資金として二十五兆円を現在ある金融機関に資金注入する、こういうようなことで、どうも状況をお聞きしておりますと、大変精力的に金融再生委員会の方でやっていただいておるということで、これも大変喜ばしいなというように思っておるわけでございます。金融再生委員会は……
○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口でございます。 本日は、私に与えられている時間が二十五分でございまして、それに対しまして、山ほど聞きたいことがございます。ぜひ的確に、また簡潔に御答弁をお願い申し上げたいというように思います。 日銀の総裁に本日来ていただいておりますので、まず初めに、日銀の最近の金融政策につきましてお伺いいたしたいというように思います。 昨年来、長期金利が上昇し、大変危惧された事態であったわけでありますが、この三月三日に日銀が、短期金融市場におきまして無担保コール翌日物を実質金利ゼロまで引き下げられるという、いわば量的緩和政策、短期金利の低目誘導というようなことがなされ……
○谷口委員 本日審議をいたしておりますこの法案のポイントは、一定規模以上のノンバンクに対して多様な資金調達形態を認めてやろう、このようなことなんだろうというように思うわけでございますが、そこで、まず初めに概括的なことをお聞きしたいわけでございます。 先ほど末松委員の方からの質問にもございましたように、この法案の対象となるノンバンクでございますが、これがまだ政令事項になっておるわけでございます。これは、先ほど資本金が十億円以上というようなことでございましたが、まずこれをお答えいただきたい。 もう一つは、社債の発行その他の政令で定める多様な資金調達形態ということでございますが、例えば社債の発行……
○谷口委員 本法案の審議も、昨日、本日と二日になったわけでございます。同僚議員からの質問を聞いておりましても、ほぼ論点が集約してきたのかなというように思うわけでございますが、本日私がお聞きすることはもう既に同僚議員の方から質問をしておる場合もございますが、その折にはもう一歩踏み込んだ形での御答弁をいただければ大変ありがたいというように、まず冒頭お願いを申し上げます。 我が国の戦後の経済、大量生産、大量消費型経済であるとかキャッチアップ経済であるとか、このように言われておるわけでございます。そのようなことで高度経済成長を戦後続けてまいりまして、それが、現在問題になっております北東公庫の苫東また……
○谷口委員 本日は、通貨及び金融の調節に関する報告書並びに業務概況書について質問をさせていただきたいというように思っております。 この通貨及び金融の調節に関する報告書は、半年ごとに国会において審議をするということでございますので、今回二回目ということであります。また、業務概況書は今回初めて提出されたわけでございまして、私ども、どういうものが出てくるのか大変興味を持っておったわけでございますが、後ほどまた、これに対しましても御質問をさせていただきたいというように思っております。 午前中の審議からずっと聞いておりましても、昨今の金融状況は大変切迫した状況にあるということでございます。公定歩合の……
○谷口委員 現在の金融業界の状況でございますが、昨年末に、御存じのとおり、六十兆円の公的資金が準備され、セーフティーネットが張りめぐらされ、また、本年に入りまして若干景気も持ち直しております。株価も一万八千円台ということで小康状態にあるというように言われておるわけでございますが、しかし、本当に金融業界の構造的な側面が改善されたのかどうか、これはまだ私は大変厳しいものがあるんではないかというように考えております。 先日の公的資金注入十五行の経営健全化計画の進捗状況を見ましても、一番大事なところの事業再編のところに大胆な切り口が見受けられないんではないか。今、御存じのとおり、これは共通の認識でご……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日は、自自公連立の初めての委員会で、私、与党として質問をさせていただくわけでございます。若干厳しくなるかもわかりませんが、どうぞ御容赦をお願いいたしたいというふうに思います。 今も鴨下委員の方から商工ローンのことについて若干触れられたわけでございますが、この商工ローン、商工ローンとは何かということになるわけでございますが、定義はないようでございまして、主に中小零細企業向けの一年未満の短期貸付金を商工ローンと言っておるようでございます。個人向けの消費者金融が一口五十万円以下を対象にしているのに対して、商工ローンの場合は数百万か……
○谷口委員 公明党・改革クラブの谷口隆義でございます。 本日は、初めに本法案についての質問をさせていただいた後に、企業法制のトライアングル体制と言われるようなところについて御質問をさせていただきたいというように考えております。 今回のこの法案でございますが、企業を取り巻く国際的な状況また国内的な状況が大きく変化して、独占禁止法において純粋持ち株会社が認められるようになった、そういう状況の中で、具体的に純粋持ち株会社の形態をどのようにして構築していくべきかというような観点での法案であると認識しておるところでございます。 私は、これは個人的には大賛成でございまして、もっと言うなら、大胆にやる……
○谷口委員 まず冒頭、委員長に申し上げたいわけでございますが、午前中の末松議員の発言につきまして、我が党にかかわる部分がかなりございました。会議録を精査し対応を考えたいというふうに思いますが、いずれにいたしましても、四十分間ずっと我が委員会のこととは関係のないことをおっしゃっておったわけでございますので、ぜひこのことについて理事会で御協議をお願い申し上げたいと、まず冒頭お願いをいたします。
【次の発言】 それで、本筋の質問に入るわけでございますが、本日は、二十分ばかりの質問でございますので、御答弁の方も的確な簡潔な御答弁をお願い申し上げたいというようにまず冒頭お願いいたします。
それで、本日……
○谷口議員 先ほど北橋委員からもございましたように、今回、施行日を来年の六月一日というように決めさせていただきました。 御存じのとおり、出資法の上限金利の引き下げが、四〇・〇〇四%から与党案では二九・二%に引き下げるということでございます。これとともに、貸金業者の行為規制につきましても、保証人に対する書面の交付義務の強化等々かなり厳しい内容になっておるところでございます。 貸金業者におきましても、このような大きな制度の変化、変更に伴って相応の準備期間も必要でありましょうし、またその他関係者に対する周知期間も必要だというようなこと等々にかんがみまして、制度変更を円滑に実施するために、今回、施……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。 本日は、新潟少女監禁事件から大きくクローズアップされております警察行政全体への批判があるわけでございますが、このような問題について御質問をさせていただきたいというように考えております。 今回のこの警察行政全体に対する批判というのは、私は、先ほどの話にもございましたように、表面的な問題では解決できない極めて構造的な問題である、このように考えておるわけでございます。 戦後五十数年を過ぎたわけでございますが、我が国の教育であるとか、また安全保障であるとか経済の構造改革であるとか、いろいろなところにいわばひずみが出てきておるわけでございます。今回の一連の不……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。 まず初めに、国税職員の皆さん方の待遇改善と機構の充実ということで申し上げさせていただきたいというように思う次第でございます。 御存じのとおり、国税を取り巻く状況というのは、今次、経済、また社会構造の大きな変化、また国際化であるとか、機械化であるとか、高度情報化であるとかというような大きな変化の中にあるわけでございます。また、それにつけ加えて、近年、電子商取引であるとかインターネット取引であるとか、税の捕捉が極めて困難な状況になっておるわけでございます。 従来から私も、外為法の自由化の折であるとか電子商法の法案の折であるとか、申し上げておったわけでご……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 今回のそごうの問題は、いわば私的整理で債権放棄のスキームをということで当初進んでおったわけでございますが、これが白紙になって、その後、民事再生法によって法的処理を、このように最終的に決まったわけでございます。私は、この結論、結果的に申し上げまして、今回のスキームは評価できるというように認識をいたしておるわけでございます。 国による債権放棄は、私企業の、一般企業の経営の失敗のツケを国民に回す、国民に払ってもらう、このようになるわけでございまして、これは大変なモラルハザードが起こる原因にもなるわけでございます。また、今後またゼネコンであるとか流通業界……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。 まず初めに、大変お忙しい中、日銀の速水総裁、来ていただきましてありがとうございます。 この八月十一日ですか、金融政策決定会合、ゼロ金利政策につきまして、国民のみならず、市場関係者また企業も大変関心を持って見ておるわけでございます。どうも、きょうの状況を聞いておりますと、月例経済報告関係閣僚会議で大変な厳しい意見もあったというように聞いておるところでございます。 何回もこの問題につきましてお聞きして申しわけないわけでございますが、本日は、このゼロ金利政策解除についてお聞きいたしたいというように考えております。 ゼロ金利政策というのは昨年の二月からス……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。 本日は、まず初めに先日の、考古学における戦後の最大のスキャンダルと言われております遺跡発掘捏造事件についてお伺いをいたしたいというように思うわけでございます。 今回のこの事件、どうもマスコミの報道を見ておりますと、大変初歩的なやり方で捏造された、また、この結果、大変大きな衝撃が我が国の国内に走っている、このように思うわけでございます。 今回のこの問題は、東北旧石器文化研究所の元副理事長が遺跡発掘を捏造しておったということが発覚をいたしたわけでございます。個人的な問題とはいえ、この問題が我が国の考古学そのものに対する信頼性と権威を揺るがせて、また、教……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。 本日は、まず初めに、協同組織金融機関、信用金庫、信用組合の件につきましてお伺いをいたしたいというように思う次第でございます。 我が国は、この数年間、金融機関の問題、金融機関の持っておる不良債権の処理について大変苦しんでまいったわけでございます。一刻も早くこの不良債権の処理を進めていかなければならない、これが景気浮揚の足を引っ張っているというような状況の中で、不良債権の処理が早急に進むことが望まれておるわけでございます。 そういう状況の中で、今巷間言われておるところによりますと、金融庁の発表におきましても、大体八十二兆円程度の問題債権がある、また百五……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 まず初めに、今五十嵐委員の方からもおっしゃった最近の税を取り巻く環境の変化、特に国税職員の待遇の改善をお願いしたいわけでございます。 今、Eコマースの話も出ておりまして、状況を見ておりますと、いわゆるBツーCというものですね、消費者向け取引が、九八年に比べて二〇〇〇年の市場規模が八千二百四十億円、二年前に比べて十二倍になっているんです。また、いわゆるBツーBというんですか企業間取引が、現在、二〇〇〇年の市場規模が二十二兆円というようなことのようでございますので、九八年の二・五倍になっている、このような状況のようでございます。 いわゆるEコマース……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、まず初めに、日本銀行の金融政策につきまして質問をさせていただきたいというように思います。 先ほども同僚議員の質問があったわけでございますが、本来、我が党は、日本銀行の金融政策は、日銀の独立性を尊重しなければならない、こういう意味で、従来から、党としても、また与党協議の場でも、それを尊重すべきだという立場を貫いてきたわけでございます。 先日も当委員会で、内閣府で金融に関する協議がある、討議があるということですから、それは余り好ましくないよ、こういうように言っておったんですが、本日は、このようなことを話す委員会でございますので、私自身の個人……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 小泉内閣が発足をいたしまして、大変高い支持率で今やっていらっしゃるわけでございますけれども、小泉総理は構造改革なくして景気の回復なし、このように常々おっしゃっておるわけでございます。 我が国戦後経済のあり方を振り返ってみますと、大変いろいろな問題があった。うまく経済が回っておるときにはよかったわけでございますけれども、例えば経済構造の中に株の持ち合いの制度等がございまして、機関投資家が上場しておる企業の株を所有しておる、そういう状況の中で、一般投資家が大変優遇されておらないような状況があったわけでございます。その持ち合いの結果、株主総会がいわば形……
○谷口議員 今おっしゃったように、現在は、貸借対照表上、資産の部に計上されておるわけでございます。 この自己株式の計上の方法につきましては、いわゆる計算書類規則、法務省令の株式会社の貸借対照表、損益計算書、営業報告書及び附属明細書に関する規則、これによって定める事項でございまして、改正法案の成立後、法務省において、国際的な会計の動向等を踏まえて検討することになっておるわけでございます。 したがって、今現在それが確定しておるわけではありませんけれども、現在、資産の部に自己株式が計上されておることを改めて、資本の部の控除科目として計上することが妥当だというように考えております。
○谷口議員 まさにおっしゃったような附帯決議があったわけでございますけれども、そもそもエクイティーファイナンスが一九八〇年代に頻繁にやられまして、積み上がった法定準備金、特に資本準備金でございますね、発行価額の二分の一を積み立てるわけでございますけれども、民間企業はほとんど満額に近い積み立てをやっておったわけでございます。現に、状況を見ますと、上場企業のうち、ソニーだとかトヨタ自動車なんかは資本金を上回るような資本準備金がある。しかし一方で、これが取り崩せない、積み上がったままだ、そういうような状況があったわけでございます。 これを取り崩すには、資本の欠損のてん補だとか資本の組み入れ以外にな……
○谷口委員 第五分科会について御報告申し上げます。
本分科会は、厚生労働省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
その主な質疑事項は、基礎年金財源の全額税方式化、年金積立金の運用状況、少子高齢化時代の雇用問題、医療安全対策、薬害問題、原爆症認定作業の迅速化、ものつくり大学設立の是非、ホームレス対策、角膜移植の推進、朝倉病院問題、プールの水質改善などであります。
以上、御報告申し上げます。
【次の発言】 私は、公明党を代表して、平成十三年度政府予算三案に賛成、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合提出の編成替え動議に……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 小泉総理は、大変支持率の高い小泉内閣をスタートされたわけでございますが、本日の毎日新聞を見ておりますと、発足のときの支持率が八五%、一月たって八七%になった、このような支持率のようでございます。 大体、新内閣というのは、いわば期待相場みたいなもので、初めは大変高い支持率があって、急速に落ちてくるというのが通常のようでございますが、一月たってまだ上がっていらっしゃる、こういう大変な支持率でございます。ハンセン病の控訴の断念ということが、大変国民の皆さんに、支持率を上げた一つの大きな原因ではないか、このように思うわけでございます。……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 まず初めに、九月十一日に米国で起きました同時多発テロ事件についてお話を申し上げたいというように思います。 事件の翌日、十二日の記者会見におきまして、小泉総理は、我が国は米国を強く支持し、必要な援助と協力を惜しまない決意であり、このようなことが二度と起こらないよう、世界の関係国とともに断固たる決意で立ち向かっていかなければならないと考えております、このように強い決意を表明されたわけでございます。 我が党におきましても、直ちに神崎代表を中心といたしまして対策本部を設置いたしました。そして、米国で起きた史上最悪の同時大規模テロに激しい衝撃を受けるとと……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律案について、若干細かくなるとは思いますが、大臣に御質問をさせていただきたい、また御所見をお伺いいたしたいというように思うところでございます。 この法案は、目的のところに、銀行業務の健全な運営を確保するため、銀行等の保有制限と制限の実施に伴う銀行等による株式の処分の円滑化を図り、国民経済の健全な発展に資するものというような記載があるわけでございますが、私は、今我が国が目指しております経済、金融の構造改革の理念にも合致しているものである、このように考えておるところでございます。 戦後、振り返りますと、……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口でございます。 今回は、大胆なと申しますか、大規模な証券税制の改正の法案が提出されたわけでございます。今回のこの証券税制については、従来から大変国民の皆さん方も関心を持っていらっしゃったことなんだろうというふうに思うわけでございますが、透明性また公正なルールのもとで、個人投資家を証券市場に参入させることを促進する、また、証券市場を活性化させ、この結果、経済構造を現在のような銀行中心の間接金融から直接金融にシフトしていくといったような構造改革の推進という大きな意味合いがある、このように考えておるわけでございます。 そんな状況の中で、今回のこの証券税……
○谷口議員 今、江崎委員がおっしゃったことでございますが、時価ということについてどのようなことを考えておるのかということでございます。 非常に抽象的な言い方でございますが、一般的に、その時点におけるそのものが売買される実際の価格ということを時価というのだろうというように思うわけでございますが、市場価格があれば、売り買いの市場があるという前提でございますと、この市場価格が時価になる。市場価格がないということになりますと、公正に評価された金額がその場合の時価になるだろう、このように考えるわけでございます。 江崎委員が今おっしゃった、実質簿価というようなお話があったわけでございますが、一般的に時……
○谷口議員 今、中塚委員がおっしゃったように、今、民間サービサーであるとか民間ファンド、証券会社等が市場の中で買い取りをやっておるわけでございますが、その中にどうしてRCCが入っていくのかというようなことなんだろうと思うわけでございますが、一般的には、まだまだ不良債権を処理できるだけの市場が整っておらない。市場に厚みをつけるといったようなことで、RCCがその中に入って買い取りをしていくというようなことになるのだろうと思うわけでございます。
【次の発言】 それは、先ほどの鈴木先生の質問にもありましたわけですが、この時価の問題が、やはり買い取り価格ですね、金融機関から不良債権を売却するといった場合……
○谷口議員 まさに今先生おっしゃったように、本来、株主総会で責任の軽減、免除というようなことであるわけでございますけれども、定款変更をして取締役会決議で責任の軽減を行い得るようにいたしたわけでございます。 現行は、この責任の軽減につきましては、総株主の同意が必要であるというようなことになっておるわけでございます。そんなこともございまして、実際上、総株主の同意ということになりますと、責任の軽減が不可能な状態であるわけでございます。 一方、今時、株主代表訴訟がいわば件数がだんだんふえてきておるわけでございます。そういう状況の中で、取締役が軽過失を行ったといったことで高額の賠償責任を負担せざるを……
○谷口議員 植田委員、先ほど議員立法に対しまして評価をいただきましてありがとうございます。 今まさに経営が大きく変わろうといたしておるわけでございまして、それも大胆に経営のあり方が変わろうといたしておる。そういう状況の中で、企業の社会を見ますと、放漫経営だとかいろいろな問題が起こっておるわけでございます。そんなこともありまして、今回、制度改正を待たずに、やはり機動的な法改正が必要だろうというようなことで、本改正案を提出させていただいたわけでございます。 そこで、今お尋ねでございますが、法律で責任制限を規定することに特別の意義がないのではないかというようなお話でございました。 御存じのとお……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日は、まず初めに、補正予算関連の質問をさせていただきたいと思っております。 今回の補正予算の規模は二兆九千九百五十五億、三兆弱でございます。大もとのところは、改革先行プログラム関連ということで一兆円、今失業率も五・三%ということでございますので、この雇用対策ということで五千五百億、また中小企業対策ということで二千五百億余り、こういう状況になっておるわけでございます。その結果、今回新たな国債の発行、総理が就任当時からおっしゃっていらっしゃった三十兆円枠、こういうようなお話で一兆六千八百二十億ということでございまして、ちょうど三……
○谷口委員 私は、自由民主党、公明党、保守党を代表して、ただいま議題となっております平成十三年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行うものであります。 我が国経済は、米国を初め世界経済の成長に減速が見られる中、輸出、生産、設備投資が減少し、失業率は過去最高の五・三%に達するなど、厳しい現状にあります。今後も、テロ事件の影響等、内外の経済動向を一層注視する必要があります。 政府は、このような状況の中、民需主導の持続的成長を図るため、各般の構造改革を積極的に推進することを経済財政運営の基本とすべきとの考え方をとっております。このような観点から、去る十月二十六日に、構造改革を進めていく上で先行して……
○谷口委員 本日は、当委員会に参考人の皆さん御多用の中出席を賜りまして、ありがとうございます。 私の方は、まず初めに、今宮本委員が御質問されたわけでございますが、ペイオフの関連について森金融庁長官にお伺いをいたしたい、このように思います。 来年の四月から実施されるわけでございます。私自身も、一昨年の年末でございましたか、与党協議の党代表として、この一年延期という議論に参加をいたしたわけでございますけれども、当時私は、予定どおり実施すべきだという論陣を張らせていただいたわけでございます。今回、景気の状況等々ございまして、与野党の中から、またペイオフを再延長したらどうかというような意見があるわ……
○谷口副大臣 治安維持関連予算を拡充すべきではないかという岩屋委員の御質問でございますが、我が国の治安情勢につきましては、刑法犯の認知件数が戦後最高を更新するといったような状況になっておりまして、大変厳しい状況であると認識をいたしております。また、不法滞在、不法入国の問題につきましても、その数は依然高水準に推移しているというように認知をいたしておるところでございます。 ちなみに、平成元年に比べまして、平成十三年が刑法犯認知件数が約一・六倍、また、不法残留者数が、十三年度が平成元年に比べまして約二・三倍というような高水準になっているということにつきましては認知しておるところでございます。 政……
○谷口副大臣 今、山名委員のお尋ねでございますが、おっしゃるように、与党のデフレ対策の中に住宅取得についての贈与税の増額があるというのは聞いております。現行は、五百五十万までは非課税になっておりますから。 ですから、そのようなことも含めて、それがどのように景気に、活性化に資するのかという観点があるんだろうというふうに思うわけでございますが、今、六月を目途に取りまとめをということで、政府税制調査会、また経済財政諮問会議で検討していただいておりまして、その中の議論におきましては、現行の贈与税が暦年ベースになっておるものを、相続と贈与を一体にした生涯課税方式といったようなことも含めて、まさに高齢者……
○谷口副大臣 塩田先生、前からこの国の契約のやりようについて大変御関心を持っていらっしゃるということを聞いておるわけでございます。 今、財務省としてこのような契約のありようについてどのように考えるのかということでございますけれども、先生御存じのとおり、よく調べていらっしゃるわけでございますけれども、現行は各省庁が契約事務を管理するということになっておりますので、今現在、財務省が管理をしておりますのは財務省のかかわるところのみでございまして、それぞれの省庁において、各省庁の事務について詳細を知っておるところで管理するという観点でやっておりますので、財務省は財務省の所管のところを管理しておるとい……
○谷口副大臣 このたび財務副大臣を命ぜられました谷口隆義でございます。
もう今まさに、国家財政また景気も低迷をいたしておる、まさに国難とも言える大変重要なときでございます。塩川財務大臣を補佐し、我が国の再びの再生のために全力を傾注する所存でございます。
財務金融委員会の諸先生におかれましては、これからも御指導、御鞭撻、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 古川委員の質問でございますが、先ほど構造改革とデフレスパイラルのことを大臣もおっしゃったわけでございますけれども、これは私の見解でございますけれども、デフレスパイラルに今陥る危険があるという観点もあって……
○谷口副大臣 今、村田副大臣が御答弁されたとおりでございまして、プライバシーの観点から、公益法人というのはそもそも民間の発意によって設立された法人でございますので、プライバシーの観点を慎重に取り扱う必要がある。ただし、公益性を有する法人の性格も踏まえて、公益法人に関する年次報告においては、所管省庁ごとに役員の年間報酬額の規模別の法人数が公表されておるというような状況でございます。
【次の発言】 もうまさに今五十嵐委員がおっしゃったように、この一般会計と特別会計を区分する意義について言及をされたわけでございますが、御承知のように、財政法第十三条第二項におきまして、「国が特定の事業を行う場合、特定……
○谷口副大臣 今まさに先生おっしゃったように、三年以上の消費者物価の下落が持続的に続いておるわけで、深刻な経済状況になっておるということでございます。 それで、先ほど塩川大臣おっしゃったように、政府、日銀一体となって、この二年程度でデフレを回復していくということで、これを最重要項目といたしておるところでございますが、それで今おっしゃったことでございますが、一定水準以上のインフレになってしまうというようなことになりますと、これは大変またそういう意味での問題があるわけでございますので、政府といたしましては、インフレを起こさないというようなことで、まずは物価下落を阻止していくという観点で経済運営……
○谷口副大臣 中塚委員の質問でございますが、結論的に申し上げますと、連結納税と基本的に交際費の定額控除限度額の引き上げというのはリンクしておらないというように言えるわけでございます。 それで、連結納税を入れますと、委員がおっしゃっておったように、減収になるわけでございます。一方で、今回、交際費の限度額の引き上げでございますけれども、資本金が一千万円超かつ五千万円以下の法人につきまして、現行が定額控除限度額が三百万円でございますけれども、これを四百万円に引き上げたわけでございます。このような交際費の緩和と連結納税は、基本的にはリンクしておらない。 一方で、先ほど財源措置で退職給与引当金のこと……
○谷口副大臣 小林委員がおっしゃっていただいた、税関の人事体制の整備強化を図るべきではないかというようなことでございます。 現在、我が国では、第三次覚せい剤乱用期と言われておるわけでございますが、薬物の乱用が深刻化いたしておりまして、また銃器を使用した犯罪が多発傾向にあるというようなことでございまして、依然として大変厳しい状況にあるわけでございます。 こういう中で、税関におきましては、覚せい剤、麻薬等の不正薬物及び銃砲の、いわゆる社会悪物品の密輸入阻止を最重要課題の一つとして位置づけ、積極的な取り締まりを実施いたしておるところでございます。その結果、不正薬物につきましては昨年の密輸押収量が……
○谷口副大臣 金子委員の御質問でございますが、まさにおっしゃるように、我が国の財政状況は極めて悪化いたしておるわけで、政府は、今財政構造改革に取り組んでおるところでございます。そのような状況の中で、国民に御理解、また御協力を得なければいけないわけでございまして、そういう観点で国民に今の財政の状況を御報告するといったことが大変重要であるというような認識におるわけでございます。 このような観点から、憲法第九十一条、財政法第四十六条というのがございますが、これは、国会並びに国民に対して、予算、決算の状況について報告をするといったような観点から、パンフレットであるとか、またインターネットを通じてこの……
○谷口副大臣 永田委員の御質問でございますが、たばこ農家を保護するということがWTOの精神に反するのではないか、こういうお尋ねでございますが、WTOの協定におきましては、製造独占等を行う企業に対しまして、無差別待遇の一般原則に適合させる、いわゆるコマーシャルベースで買い取りさせるということが規定されておりまして、このような企業についてはWTOに通報するということになっておるわけでございます。 日本たばこ産業は、たばこ事業法の規定によりまして製造たばこの製造独占を認められた企業であるということから、WTO協定に基づき、全量買い取り契約の事実を含めてWTOにこれを通報いたしておるわけでございます……
○谷口副大臣 今佐藤先生がおっしゃった資料につきましては、個人のプライバシーにかかわる問題でございますので、ちょっと提出は難しいというように考えております。
【次の発言】 委員会で、委員長の判断で、委員会の理事会で協議していただいて考えたいというように思います。
○谷口副大臣 ただいま塩川大臣の方から提案説明がございましたが、平成十一年四月二十七日に国の行政組織等の減量、効率化等に関する基本的計画において、造幣事業また印刷事業については独立行政法人ということになったわけでございまして、永田委員のおっしゃっておる今回の独法化することの意義、メリットということでございますが、端的に申し上げますと、業務の効率化、また業務運営の透明化というようなことになるんだろうというふうに思うわけでございます。 造幣事業、印刷事業におきましては、従来から独立採算的、企業的運営を行ってきたところでございますが、今回の独立行政法人化によりまして、一つは、独法造幣局、独法国立印……
○谷口副大臣 上田委員のおっしゃった問題、大変重要な御指摘だというように考えておるわけでございます。 我が国に対する直接投資が大変低水準ではないかと。戦後の経済の成長過程を見ますと、我が国は、対外的な直接投資はどんどんふえてまいったわけでございますが、一方で我が国の中に直接投資を誘引するといったような政策については、十分満足をするような状況じゃなかったわけでございます。 実態的に今の現状をお話しさせていただきますと、平成十年、十一年、十二年の状況で、対外直接投資と対内直接投資のバランスの状況を御報告させていただきますと、ざっとした数字でございますが、平成十年度は、対外直接投資が二兆八千億、……
○谷口副大臣 山本委員のお尋ねでございますが、政策金融機関におきましては、平成十二年の十月から主務大臣による検査を実施いたしておるわけでございます。この検査におきましては、リスク管理にかかわる分野、また、法令等遵守にかかわる分野、この両分野に関して、資産内容の実態把握を中心にいたしまして、日本政策投資銀行、中小企業金融公庫、国際協力銀行、国民生活金融公庫、商工組合中央金庫の五つの政策金融機関につき今まで実施をいたしておるわけでございます。 このうち、リスク管理にかかわる検査は、各機関の業務内容に基づきまして、信用リスクにつきましては全機関を対象に検査の充実を図り、今まで実施したわけでございま……
○谷口副大臣 突然の御指名でございますので、所管ではございませんので、意見をここでは控えさせていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 先ほど塩川大臣がおっしゃったように、民間金融機関はコマーシャルベースで行い、政策金融機関はその政策目的を達するためにやるわけでございますから、佐々木委員がおっしゃるように、金融庁の検査が入ったところで、従来の政策目的を達するというその観点は変わらないということでございます。
○谷口副大臣 中塚委員の御質問でございますが、今中塚委員御自身もおっしゃったように、我が国経済のベースにあります企業の事業再編を促進する、またひいては産業構造の改革を促進していくというような観点で、今回連結納税制度を導入しようということになったわけでございます。 一方で、大変厳しい財政状況にあるわけでございまして、連結納税制度を導入するといったことによる税収減につきまして財政措置を講ずるといったことが必要だ、このような観点から、連結付加税、また退職給与引当金の廃止等のいわゆる課税ベースの拡大を行ったわけでございます。このような財源措置は、連結納税制度の導入に伴う減収に見合うという観点で行われ……
○谷口副大臣 石井委員のお尋ねでございますが、千四百兆円の個人金融資産があると。これが、昨年末の運用状況を見ますと、おっしゃるように、保険、年金に四百七兆円、有価証券が百二十兆円、預貯金に七百三十一兆円と、この千四百兆円の個人金融資産がそのような形態で運用されているというような状況でございます。 また、おっしゃるような、この借入金が、負債が四百兆円というようなお話がありました。御存じのとおり、資産が千四百兆円、また一方で負債が四百兆円、これはもう両建てなものでございますので、一方で千四百兆円の資産がそれぞれの形態で運用されておって、また一方で負債が四百兆円ある、このようなことになっておるわけ……
○谷口副大臣 長妻委員のお尋ねでございますが、今国会におきまして日本たばこ産業株式会社法の改正を行っていただきまして、十四年度予算におきまして三十三万三千三百三十四株の売り払いを計上いたしておるわけでございます。五月二十三日に、この売り出し準備のため、主幹事証券会社、二社でございます、一社は大和証券SMBC、もう一社はメリルリンチ日本証券を選定いたしまして、現在、関係書類の作成等、売り出し準備のための事務を行っておるところでございます。 各社が主幹事証券に選定された、この二社が選定された理由、また、この審査における評点につきましては、これらを公にするといったことによりますと、提案した社の競争……
○谷口副大臣 横路先生のお尋ねでございますが、G7で塩川大臣が、景気の活性、減税先行について言及をされた発言をしたではないかというようなことなんだろうというふうに思いますが、G7の場における発言は、財政との均衡をとりながら減税に取り組み、減税が先行することもあり得るというような御発言を塩川大臣がなさったわけでございます。 これは、G7に行かれる前に、経済財政諮問会議におきまして、いわゆる塩川三原則と言われるような三原則をおっしゃったわけでございまして、その一番目のところにございますが、税制改革は財政規律の観点から増減税一体、一定期間、税制中立といったようなことがあるわけでございますが、このこ……
○谷口副大臣 今の中塚委員の御質問でございますが、財務省といたしまして、今片山総務大臣がおっしゃったように、これは決して裏負担を強制しておるということではない、地方からの要望に応じて予算措置を講じたということでございます。 また、地方負担分については原則として一〇〇%地方債によって措置をいたしておるところでございますが、その償還費につきましては、後年度による地方財政計画の策定を通じて所要の財源を確保するといったようなことでございますので、まさにおっしゃるように裏負担を強制しているということではないということは財務省として申し述べたいというように思います。
○谷口副大臣 平成十四年度予算につきましては、ただいま財務大臣から説明をいたしましたとおりでありますが、なお若干の点について補足説明いたします。 初めに、一般会計歳出について補足説明いたします。 社会保障関係費については、将来にわたり持続可能で安定的、効率的な社会保障制度を構築する観点から、高齢者医療を初めとする給付と負担の見直しなどの医療制度改革等を行うとともに、少子高齢化や厳しい雇用情勢等に対応するため雇用保険の支給に必要な経費を確保するほか、所要の施策を推進することとしており、所要額を計上しております。 公共投資関係費九兆二千五百二十五億円は、公共事業関係費八兆四千二百三十九億円及……
○谷口副大臣 原口委員のお尋ねでございますが、外為法上は、海外送金につきましては原則として自由に行えることになっておるわけでございますが、国際収支統計の作成等のために、対外取引の実態把握の観点から、銀行等を経由して海外送金を行う場合には、当該送金額が五百万円相当額を超える場合には、外為法上、当該銀行等を経由して支払い報告書を提出していただくということになっておるわけでございます。
【次の発言】 おっしゃるように、支払い報告書を提出しなかったり、また虚偽の報告をした場合には、外為法上、六カ月以下の懲役または二十万円以下の罰金に処するということになっております。
○谷口副大臣 石井委員のお尋ねでございますが、まず第一点目の、税効果会計に伴う繰り延べ税金資産のことをおっしゃったんだろうというふうに思います。 この件につきましては、今、竹中金融担当大臣のところで不良債権の迅速な加速策について検討いただいておるわけで、その検討結果を待ちたいというように思うわけでございますが、私の個人的な見解で申し上げさせていただきますと、現行の税効果会計に伴う繰り延べ税金資産というのは、一般に認められた会計基準で今まで行われてきたわけでございます。そういう状況の中で、中核的自己資本の一〇%といったような処理の変更が起こりますと、石井委員がおっしゃっておるような混乱が生じる……
○谷口副大臣 小泉委員のお尋ねでございますが、長銀問題は、平成十年当時に与野党のさまざまな議論があり、その結果、金融再生法のもとで特別公的管理の開始決定が行われたわけであります。 長銀の譲渡先につきましては、金融再生委員会において、金融システムの安定、また費用の最小化の観点から総合的に判断をいたしまして、米国のリップルウッド社が中心となって設立をいたしましたニュー・LTCB・パートナーズを最優先交渉先として決定したものであります。 また、瑕疵担保条項につきましては、各譲渡候補先が十分な二次ロス対策を求めてきたということがあり、速やかな譲渡を実現し、当時この資産がどんどん劣化しておるというよ……
○谷口副大臣 では初めに財務省の立場でお話をさせていただきたいと思いますけれども、おっしゃるように、今現在、企業におきます資金需要が低迷いたしておりまして、それが貸出金の減少ということで、国債の保有高が高まっておるというのは委員のおっしゃるとおりでございます。 金融機関の資産のポートフォリオについては、これは本来金融機関が決定することでございますので、政府の方からどうこうというわけにはまいりません。金融機関サイドがこのようなポートフォリオを選好しているということであります。 今、国債の消化につきましては、財務省といたしまして、財政規律の維持という観点もございますし、おっしゃるように、保有者……
○谷口副大臣 小林委員のお尋ねでございますが、今おっしゃったように、税制におきましては、サステーナブルな経済社会の活性化に資するといった観点でのあるべき税制の構築に向けて、抜本的な今改革を行うということで取り組んでおるわけでございます。 十五年度税制改革におきましては、法人税、個人所得税、資産税また消費税等、広範な税目におきまして取り組んでおります。具体的に申し上げますと、法人税におきましては、試験研究費また開発費等の法人税の減税を行う。また、後世代に資産の移転を容易にできるというような観点での相続税、贈与税の一体化の議論。また、住宅減税、土地税制、証券・金融税制、中小企業税制等、広範な見直……
○谷口副大臣 中塚委員とは、一時、一緒にさせていただいたことがございまして、質問をいただいたわけでありますけれども、まさにおっしゃったように、現行の企業会計と、もう一つは、今、税務会計と申しますか、この二つがあるんだろうと思いますね。 現行の企業会計というのは、費用収益対応の原則で、発生主義に基づいた、期間帰属をきちっとした会計なんですね。一方で、税務会計というのは、これは税金目的で行われるものでございまして、企業会計の収益、費用と、また税務会計の益金、損金との間に差異が出てくるわけでございます。その差異についての調整を行えばどうかというものがこの税効果会計であります。 ですから、今まで、……
○谷口副大臣 植田委員がおっしゃった事実のとおりでございますが、御存じのとおり、最近、国際商取引が大変複雑化しておるとか、また、おっしゃったような非違態様が巧妙かつ悪質化しているといったようなことがあるわけでございまして、このような状況の中で、おっしゃるような事後調査の期待は大変高まっておるということがございます。 今現在、事後調査部門では約四百名いるわけでございますが、そのような期待が大変高まっておる。税関の機構及び人員配置につきましては、事務部門全体につきまして、従来から事務の重点化、機械化等によりまして業務の効率化を図っておるわけでございます。また、毎年、業務量の推移や職場の実態等を踏……
○谷口副大臣 重野先生のお尋ねでございますが、土台となります十三年度の税収減が一兆七千億あるわけでございます。それに十四年度の還付金の増加が五千億ほどございまして、今現在、大体二兆二千億程度の減収の予定であります。 先日、七―九のQEが発表されまして、これは七―九、〇・七%のプラスだったということでありますけれども、それにつけ加えて、各企業の中間決算の状況を考えながら、この十一月の下旬に税収見通しが出るわけですが、塩川大臣は塩川大臣の感覚として今二兆七千億から八千億程度の減収かなというようなことをおっしゃっておるわけですが、いずれにいたしましても、二兆円を上回る税収減ということで、これは十一……
○谷口副大臣 今のお尋ねでございますが、機構が政府保証つきで借り入れを行い、解散時に債務超過となって債務を完済できない場合、仮に国が保証債務を履行するということになれば、まず第一点として、債務者が多数の場合、国にとって債務の管理が非常に煩瑣となる。また国は、予算措置に必要な手続が完了するまで、債権者から債務の履行を求められてもこれに応じられないということになりまして、状況によっては、国の財産を差し押さえられるというような事態が招来する可能性もあるわけでございます。こんな問題がございますので、この事態を回避することが望ましいように考えておるわけでございます。 そこで、産業再生機構法案では、機構……
○谷口副大臣 奥田委員のお尋ねでございますけれども、十四年度税収見通しは、確定するのが七月末でございます。そうしますと、今現在からまだ四分の一程度残っておるというようなことであるとか、また本年度の個人の確定申告状況、これは大変大きな未確定要因でございますし、またもう一つは三月決算の法人税の状況、これも一応、三月決算の場合は五月の末に納税をし、総じて、十四年度の税収動向は、七月の初めに概算を公表させていただいて、それで七月の末に確定するというようなことで、まだかなり不確定要因があるということで、この十四年度の税収見通しについて今申し上げるのは非常に困難だということを申し上げたいんですが、今現在の……
○谷口副大臣 今上田委員がおっしゃったように、最近、NPO法人の動きについて大変関心を持たれておるわけでございまして、NPO法人の民間非営利活動は、まさに、おっしゃったような、官から民への流れの中で、活力ある経済社会を築いていく上で大変大きな役割を果たすものと考えておるわけでございます。 そういうこともございまして、十五年度税制改正におきましては、認定NPO法人制度につきまして、広く一般から支援を受けていること、適切な情報公開を行っていること等の現行の認定要件の基本的な考え方は維持しつつ、従来の認定要件の緩和、みなし寄附金制度の導入を行うこととしたわけでございます。 若干具体的にお話をさせ……
○谷口副大臣 今五十嵐委員がおっしゃったことに対して若干、大臣の発言につけ加えさせていただきたいと思います。 まず初めに、大臣がおっしゃった税制中立ということで、二年ばかりずれたということもあるわけですが、一方で、十四年度の税収不足が、土台が落ちたといったことも一つの原因であるわけでございます。 また、長期金利については、これは内閣府の試算で出てきているんですが、五十嵐議員がよく知っていらっしゃるように、これは国債の需給関係だとか為替だとか財政政策だとか金融政策だとか、こういうような中で決まるものでありますので、今後の長期金利を予想するといったことはかなり難しいわけでございます。 ですか……
○谷口副大臣 今佐藤先生がおっしゃったことでございますが、確かに税の議論ではシンタックスというような考え方もあるわけで、そういう観点もありますが、まさにおっしゃるように、現下の財政状況が逼迫しておりますので、そのような厳しい財政状況を勘案しつつ、今回たばこ税を引き上げさせていただいたわけでございます。
【次の発言】 先ほど佐藤先生に申し上げさせていただいたように、税の議論の中で、シンタックス、罪の課税というのが現にあるわけでございます。そういう観点で、たばこ、酒というのはこのシンタックスの議論があるのは間違いのない話でございますが、今回のたばこ税の引き上げには、現下の厳しい財政状況の中でこの引……
○谷口副大臣 江崎委員のお尋ねでございますが、各国の状況を今おっしゃったわけでございます。 それで、我が国は、従来から申し上げておりますように、帳簿の保存期間の問題であるとか、また除斥期間、また立証責任といったようなことがございますので、現行は、欠損金の繰越期間は五年になっております。除斥期間もそういう観点で五年にいたしておるわけでございます。 先ほどおっしゃった、企業の過剰設備を解消するために、そのような繰越期間の延長であるとか繰り戻し還付の凍結の解除のところまで、そのような観点で拡大していけばどうかというお話でございましたが、過剰設備の解消という観点でいうならば、現行制度の中でも、産業……
○谷口副大臣 今井上委員がおっしゃった、定借でやればどうかということでございますけれども、今国有地の方は、大宗は物納財産でございまして、なるべく早く換価するようにということで処分を進めておるわけでございます。今おっしゃるような定期借地権ということになりますと、五十年を超えるということになりますので、そうなりますと、今進めております早期売却の障害になるということもあり、なかなか難しいところがあるわけでございます。
【次の発言】 まさにおっしゃることが重要だと思います。優良な賃貸住宅を供給するということが非常に重要だと思います。
委員はもう御存じだと思いますけれども、現行法上もこのような税制がご……
○谷口副大臣 後発開発途上国、LDC支援のことでございますけれども、対象品目は、各産業省の要望を受けまして、協議の上、行っておるわけでございます。
それで、この後発開発途上国に関しましては、一層の支援の必要性が認識をされておることにかんがみまして、国内産業の影響も配慮しつつ、できるだけ後発開発途上国に実質的な恩恵をもたらすように配慮をして決めておるところでございます。
【次の発言】 今回は、二国間援助ではなくて、IDA、国際開発協会を通じて援助したわけでございます。
この利点について申し上げさせていただきますが、第一は、援助に関する専門的な知識経験が蓄積をされているということで、これらを活……
○谷口副大臣 相関関係のこともおっしゃったわけでございますけれども、おっしゃるように、酒類小売業免許の規制緩和によりまして、販売場がふえる、また、過度の競争が行われるといったようなことがありますし、価格の引き下げ、売上高を増加したいといったことになって、本来、アルコール飲料としての特性を配慮するという実効的な管理体制が必ずしもとれないということもあるわけでございますので、今回のこの閣法の法改正によりまして、酒類の表示に関する命令規定の整備、また、酒類を適正に販売管理できる者の選任等の法改正にさせていただいたわけでございます。 それで、今先生、もう一つ、負担のことをおっしゃったわけでございます……
○谷口副大臣 上田先生がずっとこの問題に一生懸命取り組んでいらっしゃることに対しましては、敬意を表する次第でございます。 それで、今お尋ねの件でございますけれども、OECDの件で、コミュニケに全くその言及がなかったというような、海外旅費についてのお話でございましたが、一般的に、コミュニケには議論の全体がすべて盛り込まれているということではないわけでございます。盛り込まれておる場合も、平成九年度、また十年度のOECD閣僚理事会においては盛り込まれておるわけでございますけれども、必ずしも盛り込まれていないというような状況の中で実態的にそのような為替に関する議論があったというような場合には、定員外……
○谷口副大臣 中津川委員のお尋ねでございますが、御存じのとおり、この十五年度の税制改正におきまして、株式市場により一層参加してもらうといった観点から、大幅にこの軽減をし、また簡素化を図ったわけでございますけれども、その中で、今回、相続時精算課税というものを選択できるようにいたしました。従来のやり方もできるわけでございますが。 この精算課税と申しますのは、相続税、贈与税の一体課税ともいいますが、生前贈与をやりやすくしたわけです。その税率も緩和をいたしたわけでございます。ですから、株式を相続する、贈与するといった場合に、株式市場の時価の動向を見ながらタイミングを見計らって次世代に移転をするといっ……
○谷口副大臣 これは所管が違うのでなかなか言いにくいんですが、しかし私の個人的な考え方ということで申し上げますと、先ほどから藤原局長が答弁をいたしておりましたが、やはり公認会計士の期待されておる仕事というのは、基本的には、そういうコーポレートガバナンスといったようなことが正常に動くような大きな流れの中で、監査を通じて期待されておるところがあるんだろう、そういう意味では理解できるのかなというように考えております。
【次の発言】 今大臣がフランスのドービルに行っております。ここでも、どうもコーポレートガバナンスのことが議題に上るようであります。このところ、国際会議におきましても、コーポレートガバナ……
○谷口副大臣 塩川大臣がおっしゃったことでいいわけでございますけれども、ちょっと私が、いわば公認会計士という資格を持っている者として、若干お話をさせていただきたいんですが、税金を計算する目的でやる場合と、いわばディスクロージャーといいますか、株主なり投資家なり債権者なり、このようなことに開示をするといった目的でやる場合とは違うということで、これを一律に合わすということはまず考えられないということを申し上げたいと思います。
○谷口副大臣 今の中津川委員のお尋ねでございますが、先ほどから竹中大臣もおっしゃっておられるように、今回の保険業法の改正は、生命保険会社を取り巻く逆ざや体質の問題があって、そのようなことで、保険契約者を保護するというような観点から行われるものであり、また保険業界の継続という観点で今回行われるものであって、これは保険、金融制度に対する信頼をこれによって確保されるというように考えておるわけでございまして、そういう観点からいたしますと、国債の格付に影響があるというようなことはないと考えております。 またさらに、付言させていただきますと、従来から国債の格付については、私はちょっと疑問を持っておるわけ……
○谷口副大臣 今上田委員、やむを得ない選択なのか、こういうお尋ねでありますけれども、今回の株式保有制限というのは、金融機関の持っておる株式の変動リスクを軽減していって、今持ち合い株解消の動きがあるわけでございますが、銀行と事業会社との持ち合い解消を行うといったことで構造改革を行うという観点からのものでございます。 しかし、これを一度に売却するといったことになりますと市場に大きな影響があるということになりますので、取得機構がこれを買い取って、有利な時点で売却していくということが市場に大きな影響を与えないだろう。そういう意味では、緊急避難的というよりも、セーフティーネットの枠組みをつくったという……
○谷口副大臣 やみ金融対策を含む経済犯罪等に係る警察庁の経費につきましては、近年、増額を図っておるところでございます。また、一般的に、警察官の増員を初めとした人的体制の一層の強化を図り、犯罪の抑止力の向上に努めているところでございます。また、金融検査監督を担当する財務局の職員につきましても所要の措置を講じております。
平成十六年度の予算におきましても、警察庁を初めとする関係官庁の要求を踏まえまして、十分な検討を行ってまいりたいと考えております。
【次の発言】 今、五十嵐委員、積算金利のことをおっしゃったと思うんです。それは必ずしも二%ではありませんで、十一年度は二・一、十二年度二・三、十三年……
○谷口副大臣 島先生の御質問でございますが、おっしゃるように、パーマネントエスタブリッシュメント、PE、恒久的施設ということにつきましては、租税条約上、非居住者の事業所得に対しては、支店、工場等の恒久的施設を国内に有しない限り課税をしないという原則が、これはもう確立されておるわけであります。 それで、御質問のことでございますが、電子商取引業者が我が国に恒久的施設を有しない場合には、我が国はその電子商取引から生ずる所得に対して課税ができないということになるわけでございます。 そうしますと、何をもって恒久的施設とするのかということになるわけでございますが、OECDモデル租税条約におきましては、……
○谷口副大臣 松本先生のお尋ねですけれども、先生おっしゃったように、以前に中林委員の質問があったときに、食の安全と安心というのは極めて重要だということで、財務省といたしましても前向きに検討していきたいというように申し上げたわけでございます。 そのことにつきまして、この輸入食品の安全対策につきましても安全確保につきましても、大変重要な問題だという認識でおります。今後、所管省庁の要求が出てくれば、これは財政当局として前向きに検討してまいりたいというふうに考えております。
○谷口副大臣 平成十五年度予算につきましては、ただいま財務大臣から説明をいたしたとおりでありますが、なお若干の点について補足説明いたします。 初めに、一般会計歳出について補足説明いたします。 社会保障関係費については、将来にわたり持続可能で安定的、効率的な社会保障制度を構築する観点から、現役世代との均衡を図るため、年金等について平成十四年の消費者物価の下落に応じた物価スライドを実施するとともに、給付の重点化、合理化を図るなどの雇用保険制度改革を行うほか、所要の施策を推進することとしており、十八兆九千九百七億円を計上しております。 公共投資関係費八兆九千百十七億円は、公共事業関係費八兆九百……
○谷口副大臣 原口委員の税収弾性値のことについてのお伺いでございますが、おっしゃるように、バブル崩壊前にはほぼ一・一程度の税収弾性値であったわけでございますが、それ以降大きく振れておりまして、安定したデータがないということもございまして、従来の一・一を使っておるわけであります。
【次の発言】 昭和六十一年から平成十三年度までの税収弾性値は、マイナス五・五から五・二三ということになっております。
○谷口副大臣 今の上田委員のお尋ねでございますが、国家公務員共済組合の年金資金の運用について今おっしゃったわけでございますけれども、一定割合株式で運用しておるところでございます。
十三年度決算におきまして、国家公務員共済組合連合会の株式比率でございますけれども、国内株式が二・七%、外国株式が一・七%、十三年度の損益といたしまして五百四十九億円の利益ということになっております。
【次の発言】 国内株式でございますけれども、これは、国内株式と外国株式の株式合計でまず申し上げさせていただきますと、簿価が四千七百九十二億五千九百万円、そのうち、実現損益として百十七億六百万円、これはマイナスになってお……
○谷口副大臣 上田委員も、その予算書に大変な附せんを張って調べられたことに対して敬意を表する次第でございますが、まず申し上げたいことがございまして、これは、特別会計がどうしてできたのか、どうしてあるのかということをまず考える必要があるんだろうと思います。 企業会計におきましても、御存じのとおり、一つの会社であっても、例えば一つのイベントを行う、また一つの製品をつくるといった場合にプロジェクトチームをつくったりしますので、そのような観点も国の会計にもあるということで、一つは国が特定の事業を行うような場合、またもう一つは特定の資金を保有してその運用を行うような場合、また、その他特定の歳入をもって……
○谷口副大臣 今塩川大臣がおっしゃったように、大臣自身が現場を拝見されて、この大変な状況を見られたわけでございますけれども、閣議決定から予算書作成までに単位の切りかえがございますし、また、ちょっと大臣、言及されませんでしたが、一般会計と特別会計と政府関係機関の全体で千八百ページあるという、やはり膨大な予算書のことでございますし、また、この作成作業のほか、関連作業として予算の説明また各目明細書も同時につくるということがあって、かかっておるわけでございます。 また、今中村委員がおっしゃったような、電磁媒体を使えばというようなことなんだろうと思いますけれども、これにつきましても、平成十三年度より本……
○谷口副大臣 吉田先生のおっしゃること、よく理解できるんですが、消費税は消費一般に広く公平に負担を求める間接税でございまして、事業者が商品の販売だとかサービスの提供、いわゆる付加価値に対して課税を行うものでございますので、銀行が有料で行っている振り込みサービス、またATMの利用サービスは、これは課税の対象になるということで、例外扱いは難しいということでございます。
○谷口副大臣 今、扇大臣がおっしゃったとおりでございまして、この大臣間の覚書を踏まえまして行われたわけでございます。 十五年度予算におきましては、この繰り戻しは行わなかったわけでございますけれども、いずれにいたしましても、十六年度までということでございますので、大臣間覚書を踏まえまして、今後の予算編成の過程で検討してまいりたいというように思っております。
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 今回の衆議院選挙、総理、大変御苦労さまでございました。 今回の選挙、二大政党論、二大政党選挙、このように言われたわけでございます。 当初は、自公保の連立政権対民主党を中心とする政権、どちらを選択する選挙か、こういうことが最大の争点であろうというように思っておったわけでありますけれども、マスメディアを中心としまして、自民党と民主党とどちらがいいのか、こういうことが喧伝されまして、非常にあおり立てられた議論が、また報道が多かったわけでございます。 私も小選挙区で出まして、今回公明党は、三十一から三十四、議席は増加をさせていただいたわけでありますけ……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。おはようございます。早朝より御苦労さまでございます。 総裁は、去る三月二十日にちょうど一年を迎えられたわけでございますけれども、私、昨年、ちょうどこの三月二十日、スタートのときに、財務省の副大臣をやっておりまして、総裁がごあいさつに来られたときに、お話をしておる最中にアメリカのイラク侵攻というメモが回ってまいりまして、いよいよイラク侵攻だな、そういうような状況で、これからの経済また金融が不透明になるな、大変なときにまたスタートされるんだな、こういうように思っておったわけでございます。 この一年、過ぎてみますと、巷間大変御評価が高いわけでございます。……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日、三十分ばかりいただきまして、主に民主党の法案につきましてお聞きをいたしたいというように思っております。そこに座っていらっしゃる五十嵐先生も中塚先生も、以前一緒に仕事をしたこともありまして、非常に親しい間柄でございますけれども、本日、質問をさせていただきたいと思っております。 民主党の金融再生ファイナルプラン関連法案ということでございますけれども、九〇年代後半の大変金融が揺れ動いたときに、金融国会、私も特別委員会の理事をさせていただきまして、その当時、金融再生法、早期健全化法、このような法案のところでいろいろな私自身の考え方も申し上げてやった……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。福井総裁初め日本銀行の皆さん、早朝から御苦労さまでございます。 まず初めに、昨日の長期金利の状況からお伺いいたしたいと思うわけでございますけれども、昨日の状況を見ておりますと、一・七%台に上がって、本日の新聞を見ておりますと、超低金利終幕かというような報道ぶりであるわけでございます。 世界経済を見回しても、最近世界経済全体が上向いておるというのは間違いないことなんだろうと思っております。 それで、世界各国の政策金利の状況を見ますと、日本は〇%、アメリカは一%、ユーロ圏は二%ということで、英国は四・二五%というような状況のようで……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、時間が限られておるものですから、簡潔にまた的確に御答弁をお願い申し上げたいというように思います。 まず初めに、中小企業に対する経済対策、こういう観点での御質問をさせていただきたいというように思います。 きょうは日本銀行から福井総裁も来ていただいておりますけれども、まず初めに福井総裁にお伺いをいたしたいというように思います。 今、日本銀行におかれましては、物価がゼロ%以上になるように努力をされておられるわけで、資金供給を潤沢にやっておられます。時間軸政策というようなことをやっておられるわけでございますけれども、市中では潤沢に資金が供給さ……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 経済問題について、三十分ばかりお伺いをいたしたいと思います。 小泉内閣の最重要課題、デフレの克服ということでございますけれども、まず初めに、このデフレの原因といいますか、このようなことについて、竹中大臣に御見解をお伺いいたしたいと思います。 デフレにつきましては、いろいろな見解がございます。一つは、構造的なデフレというようなことをおっしゃる方がいらっしゃいます。私も、そういう考え方にも理解を示しておるところでございますけれども、これは、あの冷戦構造の崩壊がございまして、この冷戦構造の崩壊の結果、いわば東側諸国の方が市場経済に今流入しつつある、移……
○谷口委員 第五分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、厚生労働省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。 その主な質疑事項は、年金制度改革、少子化対策のあり方、介護保険制度の見直し、障害者支援費制度の運営方針、動物由来感染症への対応、児童相談体制の強化、育児休業中の厚生年金保険料免除の取り扱い、乳がん検診の状況、若年失業者の雇用対策等々であります。 以上、御報告申し上げます。
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 先ほどお話を聞いておりますと、亀井農水大臣、一昨日、昨日と現場に行っていただきまして、大変生々しいお話を今お聞かせいただいたわけでございますけれども、私は、今、選挙区は大阪でございますので、生産者側というよりむしろ消費者側のところに選挙区があるわけでございます。 今回のこの鳥インフルエンザ、これは高病原性鳥インフルエンザ、こういうように言うようでございますけれども、十六年の一月の十一日に山口県で、どうも疑わしいというような報告があり、この鳥インフルエンザ騒動がずっと広がっていったということでございますけれども、よく考えますと、まだ二カ月たっていな……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口でございます。 この権威ある国土交通委員会で初めて質問をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 まず初めに、さきの台風、また新潟中越地震に遭われてお亡くなりになられた方に対しまして心からお悔やみを申し上げますとともに、現在まだ一万九千名近くの方が避難をされているということでございます、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 後ほど防災関係のことをお聞きいたしたいと思いますけれども、まず初めに、今回のこの付託されております法律案につきましてお尋ねをさせていただきたいというように思っております。 今回のこの法律案、平成十二年……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。 まず初めに、伊藤大臣、このたび、金融問題が大変山積いたしておる中で御就任されまして、大変な御苦労だと思いますけれども、ぜひ頑張っていただきたいというように思う次第でございます。 それで、私はきょうは十分ぐらいの時間でございますので、一つだけ、若干私の方からお話をさせていただいて、大臣の御見解をお伺いいたしたいというように思います。 大きな話なんですけれども、我が国の金融機関が戦後高度経済成長を果たした、この根底のところで産業資金、企業資金を流していって高度経済成長が実現をいたしたわけでありますけれども、バブルが崩壊して、今、金融機関も大変低迷いたし……
○谷口委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 貸金業制度の見直し等に関する件(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 国民生活金融公庫、沖縄振興開発金融公庫及び独立行政法人福祉医療機構の行う年金・恩給等を担保とする貸付事業については、利用者の利便性に配慮するとともに無理のない返済となるよう考慮した運用に努めること。 右決議する。 以上であります。 何とぞ御賛成賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○谷口委員 公明党の谷口でございます。 本日は、東京証券取引所鶴島社長、本当に御苦労さまでございます。先ほど十分余りの説明をいただいたわけでございますけれども、西武鉄道の虚偽記載による上場廃止についてお伺いをいたしたいと思います。 上場会社が上場を廃止されるということは、いわば死刑宣告を受けたに等しいと言われておるわけでございます。なぜならば、証券市場で、直接金融市場で資金調達をするというようなところが絶たれるわけでございますので、大変な混乱が生じるわけでございます。 従来は、上場廃止基準を見せていただいても、財務諸表等の虚偽記載ということで多かったのは、多分、粉飾決算をやって上場廃止に……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 私は当委員会の委員ではありませんけれども、本日、質問をさせていただく機会をいただきました。ありがとうございます。 LLPについて、私の質問の観点は、この法案は非常にすばらしいと思っております。先ほども出ておりましたけれども、企業社会がLLC、LLPで大きく変わってくる可能性があるというように思っておるわけでございまして、そういう観点で、しかし、余り元気よ過ぎて社会を混乱させるといったことにならないようなことで、詳細のところについて確認をさせていただきたいなというように思っておるわけでございます。 この有限責任事業組合、LLPでございますけれども……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日議題になっております法案につきまして質問をさせていただきます。なるべく重複を避けたいと思いますので、先ほどから何回か出ておりますことについては省かせていただきたいというように考えておるわけでございます。 まず初めに、気象庁長官にお伺いをいたしたいわけでありますけれども、最近の異常の雨量、先ほどから出ておりますけれども、集中豪雨の頻発、かなりの数になっておる。特に十六年度は、五十ミリ以上の発生回数におきましてもかなりの、十六年度は四百七十回でありますか、また、百ミリ以上の降雨の発生回数につきましても、従来の回数をはるかに超えるような、七回あった……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、テーマになっておりますこの法案につきまして、大変短いわけですが、十五分間でございますが、質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、先ほどから出ておりますけれども、訪日外国人の増加対策ということでお伺いをいたしたいわけでございます。 平成十五年の四月一日から事務局ができて、ビジット・ジャパン・キャンペーンが始まっておる。先ほど北側大臣もおっしゃっておられたように、二〇〇三年は五百二十一万人が、二〇〇四年が六百十四万人、一七・九%増加した。やはり戦略的な観光客誘致対策ということが功を奏したのだろうと思うわけでございます。 しかし、……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 きょうは、森地先生、五十嵐先生、御多用な中、出席を賜りましてありがとうございます。 私の方は、新しい国土形成計画案の中で、国の国土計画のあり方についてお伺いをいたしたいと思うわけでございます。 今までのこの全総計画、経済成長を支えるための列島改造計画と言えるような部分があったわけでありますけれども、その一定の効果はあったと評価をいたしておりますけれども、一方で、本来、国土計画は国家百年の大計として保全を基本に考えるべきである。今までの全総計画は、そういう意味では十年先、二十年先程度しか見てこなかったということで、また一方で、……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、約三十分ほど時間をいただきまして、先ほどから出ておりますが、アスベストの問題をさらに別の角度からお聞きをいたしたいと思っております。 まず初めに、先ほど見ておりましたら、民主党の菅議員が発言の冒頭で謝罪をされたわけであります。いらっしゃいませんが、私、ぜひ本人おられたときに申し上げたいと思ったわけでありますけれども、事実調査が不十分で申しわけないというようなことの謝罪が冒頭にあったわけでございます。 これは何のことか多分わからないんだろうと思いますが、これは平成十六年十月二十六日の当委員会におきまして、菅議員が突然、連立政権のことについ……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口でございます。 本日の委員会、与野党の協議が相調わず、共産党さんが審議拒否をしないということで出席をしていただいたわけでありますけれども、民主党また無所属が出席をしないという中で、昨日趣旨説明をしていただきましたこの二法案、一つは特例公債法案、あともう一つは所得税の一部改正法案、この二法案とも非常に、日切れ法案でございまして、国民生活に大変重要な影響を及ぼす法案でございます。一刻も早く審議を終了して成立をしていかなければならない大変重要なこの法案、野党が一部出席をいたしておりませんけれども、私質問をさせていただきたいというように思います。よろしくお……
○谷口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 関税率の改正に当たっては、我が国の貿易をめぐる諸情勢を踏まえ、国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、国民経済的観点に立って国民生活の安定に寄与するよう努めること。 なお、関税の執行に当たっては、適正・公平な課税の確保により一層努めること。 一 高度情報化社会の急速な進展により、経済取引の国際化及び電子商取引等……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 四名の参考人の皆様には、御多用の中、当委員会に御出席を賜りましてありがとうございます。 本日のテーマは証券取引についてということでございまして、今、基調になるお話を四名の参考人からいただいたわけでありますけれども、それをベースにお伺いをいたしたいと思います。 まず初めに、先ほどの神田参考人のお話でございます。企業買収について先ほどお話をなさったわけでありますけれども、企業はいろいろなステークホルダーから成り立っておるわけでございます。それぞれのステークホルダーがそれぞれの目的を持っておるわけでありますけれども、今、神田参考人は企業価値という概念……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 企業社会の基本法と言われております会社法に関しまして、本日、質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 商法というのはビジネスの世界では非常に重要であるわけで、そういうこともございまして、公明党の中に企業法制プロジェクトチームというものをつくりまして、私、そこの座長をやっておったんですけれども、そこで法制審議会の委員の方々、また法務省の方々に五点にわたって提言をさせていただきまして、そのことも念頭に入れて、本日、質問をさせていただきたいというように思いますので、よろしくお願いをいたします。 今申し上げたように、商法の改正の変遷と申……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 昨日は、衆議院本会議におきまして、郵政民営化法案の趣旨説明また質疑が行われたわけで、本日、委員会のスタートの日でございます。民主党また社民党の方々がこのように重要法案の審議に欠席をされている、極めて残念なことだというように思っておる次第でございます。 私の方は、この委員会、十分に審議するということを聞いておりますので、本日は総論的なこと、後日また詳細なところに入っていきたいと思いますが、総論的なことをお聞きいたしたいと思っております。 まず初めに、我が公明党が今回のこの郵政民営化法案につきましてどのような対応をとってきたかと……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 当委員会の冒頭で一度質問させていただきまして、二回目でございますけれども、よろしくお願いをいたします。 まず初めに、郵便局の行う業務についてお伺いをいたしたいと思います。 もちろん、当然ながら、郵便また郵貯、簡保といった本来業務があるわけでございますが、それ以外に、郵便局は地域に密着した形で今存在しておるわけでありますので、行政の窓口といったような仕事もやられておられるわけであります。いわばワンストップ行政サービスというようなものをやられておられるわけであります。 例えば、戸籍謄本だとか住民票の交付請求を受け、またこれを引き渡すというようなこ……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 昨日に続きまして、また本日、一時間質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 きょうは大体大きくは二つでございまして、一つは決算情報について、現在の公社、また、二〇〇七年四月一日に移行期に入ります民営化の会社、このあたりの状況と、あとは、先ほど村井先生がおっしゃっておられたシステムの関係のことをお伺いさせていただきたいというように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 まず初めに、先日、郵政公社の個別決算、連結決算が公表されておられたわけであります。また、先ほど申し上げましたように、二〇〇七年四月一日に移行後の会社の決……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、中間総括ということで、本法案に関しまして、総理に初めて質問をさせていただきます。何点か質問をさせていただく予定でございますが、よろしくお願いをいたします。 まず初めに、この委員会で何回か出てまいったわけでありますけれども、郵便局の設置基準でございます。 郵便局の設置基準、過疎地の問題もございますし、都市部の問題もございます。過疎地の問題は、ユニバーサルサービスということですから、離島、山村の方に十分な郵便のサービスを行っていかなければならないというのは非常に理解できるわけで、七千二百二十の郵便局、現状どおりだという方向で今やっていただい……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、四人の陳述人の皆様、本当に貴重な御意見をお伺いいたしまして、ありがとうございました。 特に、最後におっしゃっていただきました、玄界島から来られました細江陳述人、震災の状況また震災後の復興状況についておっしゃっていただいたわけでありますけれども、私ども、これを全力で支援していきたいと思います。ぜひ頑張っていただきたいと思うところでございます。 私は、先ほどの宮下先生と違いまして都会選出の国会議員でございまして、大阪市内の選出でございます。それでまた、新大阪駅を選挙区といたしております。そんなこともございまして、今回のこの郵政民営化の議論の……
○谷口委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日は、まず初めに、敵対的買収防衛策についてお伺いをいたしたいと思います。 今回のこの法案は、持ち株会社、これは三分の一超は政府が持つということでありますけれども、いずれにいたしましても、三分の二近くは売却をされる見通しでございます。また、郵貯銀行、保険会社も完全売却というようなことになっておるわけであります。 ちょうど昨日が三月決算法人の株主総会集中日でございました。また一方で、参議院で新会社法が可決、成立をいたしました。来年の春からこの会社法が施行されるということでございます。 現行の株主総会の昨日の状況を見ております……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、四名の参考人の皆様、大変貴重なお話をお伺いいたしまして、ありがとうございました。 私、特に印象に残ったのは山崎参考人のお話でございまして、阪神・淡路の震災のことをおっしゃって、大変感銘を受けたわけであります。 私は、今回のこの法案に当たりまして、普通局の視察を行ったり、特定郵便局長さんだとか職員の皆さん、労働組合の方にも、幹部の方にもお話をお伺いいたしまして、現場を視察させていただきましたけれども、大変頑張っていらっしゃるという印象を受けたわけであります。先日も、地方公聴会で佐賀県唐津に参りまして、玄界島の震災の折に、家が崩壊して避難所……
○谷口委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、経済産業委員長に選任をされました谷口隆義でございます。 御承知のとおり、我が国を取り巻く経済及び産業の諸情勢は、低迷を脱して着実な回復を続けておりますが、地域間ではばらつきがあり、原油価格の高騰等、懸念材料が見受けられます。 このような現状のもと、活力ある経済社会の実現のためには、構造改革、規制改革のより一層の推進、中小企業支援対策の充実、将来を見据えたエネルギー政策の確立など、解決すべき問題は山積をいたしております。 かかる重大なときに当たり、適切な施策を推進し、国民生活の安定と向上を図るため……
○谷口委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として財団法人産業研究所所長角間信義君、日本自転車振興会副会長深澤亘君及び独立行政法人日本貿易振興機構副理事長塚本弘君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長舟……
○谷口委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本自転車振興会副会長深澤亘君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局長伊東章二君、厚生労働省大臣官房審議官松井一實君、経済産業省大臣官房長鈴木隆史君、経済産業省……
○谷口委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました請願は四十七件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議をいたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付いたしてありますとおり、本委員会に参考送付されました陳情書は二件であります。
また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は十八件であります。
念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
細野豪志君外四名提出、海底資源開……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 私は当委員会の委員ではありませんけれども、本日は質問の機会をいただきましたので、三十分ばかり質問をさせていただきたいと思います。 行政改革推進法案、非常に重要な法案であります。二〇〇六年の三月末には政府の負債も七百七十五兆円という大変なことになるわけでありますし、また、遊休政府保有資産、売却できるものは売却をして債務の償還に回していくということは、これは非常に重要なことだと思うわけであります。そのようなことにつきまして、私も今、党の政府資産、負債の圧縮のチームの担当でありますので、質問をさせていただきたいと思います。 ……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 総務委員会の採決と重なりまして順番を入れかえていただきまして、委員長並びに高橋委員、また委員の皆さんに感謝を申し上げる次第であります。 地震は突然やってくるもので、先ほどから三人の参考人の皆様がおっしゃっておられたわけでありますけれども、まさに今、インドネシアのジャワ島の中部で大変な地震が起こって、六千名を上回る犠牲者が出ておりまして、大変な負傷者の皆さんが出ておられるわけでありますけれども、亡くなられた方に弔意をあらわしたいと思いますし、またお見舞いを申し上げたいと思います。 地震はいつ起こるかわからないという観点で……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 まず初めに、今回の豪雨でお亡くなりになられた方に対しましてお悔やみを申し上げますとともに、被害を受けられた方に対しまして心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 冒頭に大野委員長から活動報告がございましたが、七月の二十八日の日に現場に行ってまいりまして、五カ所の現場を視察し、また、知事初め関連団体の首長さんから陳情をお受けいたしたわけでございます。 今回の豪雨、平成十八年豪雨ということで、沓掛大臣初め、政府の皆さんも非常に対応を早くしていただきまして、心から感謝を申し上げますとともに、敬意を表する次第であります。また、岡谷市の湊地区で……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 昨日、五年にわたる量的緩和政策を解除されたわけでございますが、先ほどの福井総裁の御答弁にもありましたけれども、過去を振り返りますと、デフレスパイラルというような大変危惧された状況がありまして、また景気低迷が長く続いたわけでありますが、九九年の二月にゼロ金利政策が実施をされまして、二〇〇〇年の八月にこれが解除されたわけでございます。この解除されたときに、政府の方は、決定会合で議決延期請求権を新日銀法のもとで初めて行使をいたしました。そういう意味では、このゼロ金利の政策の解除というのは政府と日銀が一体でなかったというようなとこ……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。おはようございます。 本日は、国有財産法の一部改正案、これについて、私、本日三十分の持ち時間でございますけれども、半分をそちらに、あとの半分は、きょうは日銀の総裁に来ていただいておりますので、金融政策についてお伺いをいたしたいと思います。 この国有財産法の改正案は、今行政改革の特別委員会で審議をいたしております、いわば徹底的に無駄を省いていくというようなことの準備段階の法整備をこの法律が担っているということなんだろうと思います。先日、私も特別委員会で質問をさせていただいたところでございますが、先日とは違う観点で、本日、質問をさせていただきたい……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日、御多用の中、参考人の皆様方におかれましては、当委員会に出席を賜りましてありがとうございます。 私の方は、この法案、貯蓄から投資に流れを促進させる投資家保護法制、この横断化また柔軟化を目指した法案だ、このように言われておるわけでございます。この法案の中に占める取引所の存在というのは非常に大きいわけでございます。先ほどお話を聞いておりますと、西室参考人は、利用者から信頼されるマーケットでなければならない、こういうことをおっしゃいました。また、筒井参考人は、投資家が安心して投資できる市場を構築していかなきゃいかぬというこ……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 きょうは、金融商品取引法の審議ということであります。 まず初めに、会社法の改正のところを申し上げたいと思いますが、御存じのとおり、この五月一日から会社法が改正をされたわけであります。この会社法というのは企業社会の基本法とも言われるべきもので、大変企業社会にとっては影響の大きいものであります。 そんなこともありまして、私ども公明党は、この会社法の審議に入る前の法制審議会に提言を出しておりまして、この提言の内容をごく簡単に申し上げますと、一つは、従来の商法の理念、例えば債権者保護だとか株主平等の原則であるとか、商法の持って……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 両参考人におかれましては、大変お忙しい中、当委員会に出席を賜りましてありがとうございます。 私の方は、初めに、先ほども質問がございましたが、この五月十日に金融庁の処分が行われました中央青山監査法人の件についてお伺いをいたしたいと思います。 先ほど、自主規制機関として一体どういうことをやったのかということで、藤沼参考人からは、自主規制機関として行ったことをおっしゃったわけであります。 それで、私も公認会計士をやっておりましたので業界のことはよく知っておるわけでありますけれども、これは、朝日新聞の二〇〇五年六月十八日付の公務員の待遇改革に関……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日は、日銀報告の質疑ということでありますけれども、先ほど福井総裁御自身が冒頭おっしゃった、今回の、村上ファンドに対しまして一千万の資金拠出が行われたわけであります、このことについて、まず初めにお伺いをいたしたいと思うわけであります。 今回のこの案件につきましては、法令また内規上も問題がないということでありますが、やはり国民の皆様も、どうしてなんだろうという疑惑を持っていらっしゃるところがあるわけでございます。 福井総裁は、国内、また国際的にも非常に評価が高いわけであります。一生懸命、今まで我が国の金融政策に取り組んで……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 前回質問をさせていただきましたけれども、今回、またその続きをさせていただきたいということで、本日二十分間時間をいただいておりますので、お伺いをいたしたいと思います。 今回の問題、先ほど福井総裁御自身がおっしゃったように、現行の日銀のコンプライアンスルールには抵触しておらないわけでございます。ところが、一般国民、いろいろなところで、やはりちょっとわきが甘かったのではないか、こういうことが言われているわけであります。前回も申し上げましたように、福井総裁は、中央銀行の総裁間でも非常に評価が高くて、今までの金融政策についても非常……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。おはようございます。 竹中大臣とは大変親しくさせていただいておるわけでありますけれども、大臣が金融担当大臣のときには財金委員会、また郵政民営化のときにはその委員会にも入れていただいて、また今回、総務大臣のときに総務委員会ということでございます。別に追いかけておるわけじゃありませんけれども、大変縁が深いなというように思っておるわけでございます。 大臣所信に対してまずお伺いをいたしたいと思いますが、初めに、地方分権についてお伺いをいたしたいと思います。 地方分権を過去に一度さかのぼってお話をお伺いいたしたいと思いますが、竹中大臣は大変学者で博識……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 まず初めに、きょうは地方税の一部改正案につきましてお尋ねをいたしたいわけでありますけれども、三年間にわたる三位一体、昨年末に一応の結果が出まして、大臣は、一歩前進であるということで、これは大変な苦労を乗り越えた結果でございますので、私も大変評価するところでございます。 国庫補助金約四兆円の削減、地方交付税約五兆円の削減、税源移譲、所得税から、国税から地方税に、住民税に三兆円余りの移譲というようなことで、これは大変評価できることだというように思うわけでありますけれども、まず初めに、税源移譲につきまして私の見解を申し上げたい……
○谷口(隆)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 地方分権推進のための地方税財政基盤の確立に関する件(案) 真の地方分権時代にふさわしい地方税財政基盤を確立するため、政府は次の諸点について措置すべきである。 一 地方分権推進のための地方税財政改革については、平成十八年度までの改革に引き続き、平成十九年度以降もなお一層の推進を図り、地方公共団体の歳入・歳出両面における自由度を高め、権限と責任の大幅な拡充を図るため、具体的な方針を早急に策定すること。 また、その……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口でございます。 先ほどから議論を聞いておりますと、NHKの職員の不祥事等がございまして、かなり信用が失墜したわけでありますけれども、その失墜した信用を回復しようということで、橋本会長を中心にして、今NHKが改革を進められている。これは大変すばらしいことで、ぜひ国民の信頼を回復していただくために頑張っていただきたいと思う次第でございます。 公共放送は非常に、先ほど竹中大臣もまさにおっしゃっておられたように、重要な使命を担っていらっしゃるわけでございますし、民間とは違う観点で放送していただいておるわけでございますから、ぜひそういう信頼を回復して……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、地方自治の基本法とも言える地方自治法の改正案につきまして、改正案に沿った形で質問をさせていただきたいと思います。 今回の法改正は、平成十年に地方分権推進計画が策定されまして、それによりますと、機関委任事務の廃止及びそれに伴う事務区分の再構築であるとか、また国の関与等の見直しであるとか、権限移譲の推進だとか、また必置規制の見直しであるとか、地方公共団体の行政体制の整備、確立等、このようなことが盛られておって、その結果、平成十一年の地方分権一括法の中で、この法律として成立をしたわけであります。 その後、数次にわたって改正をされまして、……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 両参考人におかれましては、大変御多用の中、当委員会に出席をいただきまして、ありがとうございます。 先ほど、この委員会が始まります前に、自民党の谷先生の方から、この二十一世紀ビジョン懇の方向ははっきりわからない、こういうように私におっしゃったんですが、多分、先ほどの御答弁にもありましたような、例えば再生型の破綻法制、破綻というのは地方にとって非常に刺激的な言葉だと石井参考人がおっしゃいました。また、新型交付税の問題、この新型交付税が一体どういう方向に行くのかどうもわからないというようなこと等々、いわば地方のそういう動向に対……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日は、大変御多用の中、当委員会に御出席を賜りまして、ありがとうございます。両参考人に心から御礼を申し上げます。 松原参考人におかれましては、本年一月から先日の最終取りまとめまで十四回、この放送と通信の懇談会の座長を務めていただいて、報告書を私どももいただいたところでございます。 私ども公明党も、総務部会といたしまして、従来から、この放送・通信の融合の問題は大変今後に大きな問題を含んでおりますので、幾たびかの議論をいたしまして、また関係団体にもおいでいただいてヒアリングもさせていただいて、昨日は私どもの意見を取りまとめ……
○谷口(隆)委員 大臣がもう着かれるということでございますので、若干お待ちしたいと思います。
【次の発言】 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。
竹中大臣、本当に御苦労さまでございます。急遽戻ってきていただきまして、ありがとうございます。
きょうは竹中大臣にお伺いをいたしたいということで、二問ほど用意いたしておるわけでありますけれども、まず初めにお伺いをいたしたいのは、公営企業金融公庫についてお伺いをいたしたいと思います。
公営企業金融公庫というのは、地方公共団体の公営企業の地方債について低利かつ安定した資金を融通するということで設立をされたわけでありますけれども、御存じの……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、日本郵政公社の平成十六年度の決算の状況について主にお伺いをいたしたいと思います。 お伺いする前に、日本郵政公社の決算に対して、従来、この総務委員会で株主総会的な役割を果たすということで、総務大臣の方から日本郵政公社の決算状況の御報告を受けて、委員会の決議を行うということであったわけでありますけれども、十六年度の決算について本日審議をいたしますが、今回はこの委員会決議をやらない。九月中に、もう十七年度決算が出ておりますから、十七年度決算と一緒になってこの決議を行うことになっておるということであります。 そこで私、今一つ申し上げたいの……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日は、例のあのライブドアの証券取引法違反の事件についてお尋ねをいたしたいと思います。 言うまでもなく、証券取引の安定を確保するというのは、国の大変重要な責務だと思います。今回のこの事件、ルールを逸脱し、また一方で取引所の安定が大変乱れたわけでありますけれども、このような観点で、本日、与謝野金融担当大臣また法務大臣においでいただいておりますけれども、法務大臣に主にお尋ねをいたしたいと思います。 それで、本件に入るわけでありますけれども、本年一月二十三日に、ライブドアの代表取締役である堀江貴文氏が、またこのほか三名、証券……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 まず初めに、昨日の当委員会の民主党永田議員の発言でありますけれども、自民党の武部幹事長にかかわる、いわば政局絡みの発言をされたわけでありますけれども、当然のことながら、こういう発言をする場合には、しっかりとした証拠に基づいてやらなければならないということをまず冒頭に申し上げたいと思います。 私の方は、今回のこの集中審議、ライブドアの事件でございます。これは、証券業界の大混乱、また、国民全体に大きな混乱を起こしておるわけでございまして、このようなことについて、約二十五分でございますが、質問をさせていただきたいと思います。 今、自民党の渡辺議……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日は、まず初めに、先ほどから出ておりますが、北海道佐呂間町の竜巻被害についてお伺いをいたしたいと思います。 大臣はすぐに駆けつけていただいたということでございます。敬意を表したいと思います。私ども公明党も対策本部をつくりまして、八日の日に、風間本部長初め、現場の視察に行ったところでございます。冬柴国土交通大臣とともに行ったわけでありますが、大変な被災状況であります。お亡くなりになられた方にお悔やみを申し上げるとともに、負傷された方また被害に遭われた方にお見舞いを申し上げたいと思います。 九月の延岡の竜巻も、私、視察に……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 きょうは、初めに、政府税調についてお伺いをいたしたいと思います。尾身大臣に来ていただいておりますので、尾身大臣に主にお尋ねをいたしたいと思います。 御存じのとおり、十八年の十一月七日から新たに、税制調査会の総会が開かれまして、石会長から本間会長にバトンタッチをされたわけでございます。 それで、私も石会長と意見交換したことがございますし、石会長のお考えもよく知っているわけでありますが、石前会長は、経済成長重視の安倍政権の戦略について、このようにマスコミの報道、インタビューにおっしゃっておられるわけであります。「財政が借金……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 審議中の本法案について質問をさせていただきたいと思いますが、今回のこの法案は、最近起こっております多重債務、今までずっと出ておりましたが、このような多重債務の問題の抜本的な解決を行わなきゃいかぬということでこの法案が出てまいったわけでありますが、多重債務問題の現状を申し上げますと、資料の中にも入っておりますけれども、全国信用情報センター連合会の調べによりますと、約一千四百万人の消費者金融利用者のうち、一九・一%に当たる約二百六十八万人が三カ月以上延滞しておる、また、五社以上から借り入れのある利用者が約二百二十九万人に達しておるというような、大……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 貸金業法の審議も進んでまいりまして、増原理事が先ほどおっしゃっておられたように、速やかに成立をしていただくように強く念願する次第であります。 それで、私は、前回質問をしようと思ってキャリーオーバーしたのが一つありましたので、法案ではありませんが、法案以外のことで、まず初めに山本大臣にお伺いをいたしたいと思うわけであります。 ここに、銀行の中間決算がずっと報告されておるわけでありますが、この報告をしておる状況の中で、二十一日の閣議後の記者会見で山本大臣は、銀行決算は非常に利益が好調で、新聞報道によりますと過去最高益だとい……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 大臣所信に対する質疑ということでございます。菅大臣は竹中大臣のときに副大臣をされていらっしゃいまして、私も何回かお話をさせていただきました。副大臣のときにも大変精力的に動いておられて、総務大臣は、非常に範囲が広くて大変な役所でございますけれども、ふさわしい方だというように思っております。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 それで、主に菅大臣が所信のときにおっしゃったことを中心にして本日はお伺いをいたしたいと思います。 まず初めに、再建法制また地方公会計についてお話をお伺いいたしたいと思います。 先日、諮問会議がござ……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 いよいよ本日から地方分権改革推進法の審議ということで、本日は大体その法案を中心にして大臣にお伺いをさせていただきたいというように思っております。 そもそも、明治期以降、我が国の社会経済がいわば驚異的な発展をしたその根底のところには、中央集権の社会経済システムがあったということなんだろうと思います。それが、戦後、高度経済成長を終えて安定成長に入ったような時期から、いろいろな矛盾も出てまいったんだろうと思います。そんな状況の中で、国と地方との間ももう一度見直さなければならないというような議論が起こってまいりまして、先ほども出……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 三人の参考人の皆様には、大変御多用の中当委員会に出席を賜りましてありがとうございます。十五分間でございますけれども、質問をさせていただきたいと思います。 先ほど聞いておりますと、本法案に対しましては三人の参考人の方すべて賛成の意向だったと私は理解しておるわけでありますが、初めにおっしゃった麻生参考人は、平成五年に衆参の決議が行われて、平成七年に地方分権推進法が制定され、平成十一年に地方分権一括法が制定された、こういういわば中央集権の中の地方行政のあり方が、古川参考人の言葉で申し上げますと、やはりここへ来てうまく機能しなく……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 総理とは初めて質問させていただくわけでありますけれども、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 先ほど谷畑議員の質問にもありましたけれども、公明党は連立を組ませていただいて七年になるわけでありまして、小泉内閣五年半の連立を組んでまいりまして、このたび、小泉総理から安倍総理、我が党も神崎代表から太田代表ということで、いわば連立第二期に入ったということでございます。 先ほど、大変力のこもった改革の意欲を総理の方は披露していただいたわけでありますけれども、やはりこの国の方向をたがえないように、また国民の安寧を実現できるように、この連立内閣を、……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、大変大きな問題と申しますか、戦後未処理の三つの問題ということでありますけれども、参考人の皆様には早朝から当委員会に出席を賜りまして、ありがとうございます。また、特に相沢先生、宮下先生には、議員在職中にも大変お世話になりまして、大変お元気なお顔を拝見し、かくしゃくたるお話を拝聴して、大変感銘を受けたところでございます。 皆様方の今おっしゃっておられた戦後強制抑留者、また恩給欠格者、引揚者、この三つの大きな問題が、本日、法案が与党から、また野党から出されまして、採決をされようとしているわけでございます。 非常に重要な問題なものですから……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、郵政公社の十七年度の決算ということでありますけれども、郵政公社になられてから、ガバナンスということが非常に重要でありますので、民間で言う株主総会的な役割を国会が果たさなけりゃいかぬということで、郵政公社の年次決算が出れば、総務大臣から国会に報告をしていただいて、当委員会で総裁出席のもとで委員会審議を行い、最終的に委員会決議という形で意見集約を図るというようなことを各党了承の上で、この委員会が開かれておるということであります。ですから、私の方は、十七年度決算を中心にしてお伺いをいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。おはようございます。 冒頭、菅大臣にお話をさせていただきたいと思いますが、菅大臣、大臣になられて大変精力的にやっていらっしゃる、またスピード感を持ってやっていらっしゃることは大変評価をいたしております。ただ、今から質問をするNHKの命令放送に対しては、私はちょっと違和感を持っておりますので、このことについてお尋ねをいたしたいと思います。 放送法三十三条第一項に、「総務大臣は、協会に対し、放送区域、放送事項その他必要な事項を指定して国際放送を行うべきことを命じ、又は委託して放送をさせる区域、委託放送事項その他必要な事項を指定して委託協会国際放送……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。きょうは、三点ばかりお伺いをいたしたいと思います。 まず初めに、今ちょうど日銀の福井総裁、入ってきていただいて早々で申しわけありませんけれども、これは通告しておらなかったんですが、御存じのとおり、昨日、中国株が過熱ぎみだということの警戒感で中国株の下落があって、それがアメリカに飛び火をしまして、ニューヨークの株価がかなり落ち込んだ。最終的な引け値は四百十六ドルの下落になったようでありますが、それを受けて、我が国の東京市場の株価が、一時は七百円程度落としたというように聞いておりますが、前場では六百四十四円の下落という状況のようでございます。 今……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、大変お忙しい中、損保協会の石原会長、御出席を賜りまして、ありがとうございます。 きょうは、会長もおっしゃっておられた、保険金の支払い漏れであるとか、不適切な事例についてお伺いをするわけでございますが、まず初めに、このこととはちょっと離れるわけでありますが、金融ビッグバンが橋本内閣からスタートいたしまして、本年の五月には一年おくれの三角合併までスタートいたしまして、金融改革がずっと進めてこられたわけでございます。この金融改革というのは、いわば鎖国の状況であった日本の金融を開国していくということ、また、金融業界の皆さんに国際的な力をつけ……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日は、日本公認会計士協会の藤沼会長、また、日本監査役協会の笹尾会長、両参考人、大変お忙しい中、当委員会に出席を賜りまして、ありがとうございます。心から御礼を申し上げたいと存じます。 それで、質問をさせていただきたいと思いますが、この公認会計士法の改正は大変関心を持たれておりまして、きょうも新聞報道で社説に出ておりました。藤沼会長は、冒頭、公認会計士監査の不祥事に関して謝罪をされたわけでありますけれども、やはり、ライブドアであるとかカネボウまた日興コーディアルの事案、事件、大変大きなことであったと思うわけでございます。 ……
○谷口(隆)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 公認会計士法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 公認会計士監査をめぐる非違事例等、監査の信頼性を揺るがしかねない事態が発生したことにかんがみ、非違事例等の再発を防止し、監査の品質と信頼を確保するため、監査に関する制度について不断の見直しに努めること。 一 財務情報の適正性の確保のためには、企業のガバナンスが前提であり、監査役又は監査委員会の機能の適切な発揮を図るとともに、監査人の選任……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。おはようございます。 まず初めに、大臣、今お着きになって早々にお伺いをするのはあれなんですが、本論と申しますか本日の質問の第一項目があるんですが、その前に、先ほど出ておりました関西テレビの「発掘!あるある大事典2」の件でお伺いをいたしたいと思います。 この捏造問題というのは非常に悪質で問題なわけでありますが、どうも報道を見ておりますと、菅大臣が電波法だとか放送法の改正に言及されたということを聞いております。これも先ほど出ておりましたが、放送法においては、番組捏造などの場合に、総務省は文書や口頭による厳重注意、警告などの行政指導ができるものとな……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、十九年度のNHK予算につきましてお伺いをいたしたいと思います。 従来から、NHKの決算、予算につきましては、私、NHK本体と、また関連会社、子会社、関連公益法人等について今までお聞きをしてまいったわけでございますが、本日もそういう観点からお伺いをいたしたいというように思う次第でございます。 NHKの本体の決算をされまして、また、関連会社、子会社、関連公益法人等の決算も合算をして、連結財務諸表というものがもう既にNHKで作成をされていらっしゃいます。ですから、NHK単体だけではなくて、子会社等の業況もすべて含んだ形で出てきておるのは……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本法案につきまして質問をさせていただきたいと思います。 そもそも、この法案が審議に至るまで、平成十二年でございましたか、行政改革大綱というところから、これは閣議決定されたわけでありますが、スタートいたしまして、その後、特殊法人改革、また政策金融改革という道をたどってまいりまして、本法案の審議に至ったわけでございます。 それで、八政策金融機関がございまして、御存じのとおり、今、各委員会で審議をいたしておりますけれども、一つは、国金、中小公庫、農林公庫、国際協力銀行、この四つの機関が統合して一つの機関になる、平成二十四年以……
○谷口(隆)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 住民基本台帳法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項について十分配慮すべきである。 一 住民基本台帳の閲覧の公益性に関する市町村の判断が厳格かつ公正に行えるよう引き続き適切な助言に努めるとともに、市町村間の連携の強化その他必要な体制の整備に今後とも努めること。 二 住民票の写し等の交付制度については、個人情報保護の観点から、厳格な運用を確保すること。 三 行政機関の……
○谷口(隆)委員 地方公共団体の財政の健全化に関する法律案についてお伺いをいたしたいと思います。 いわゆる財政健全化法案ということでありますけれども、そもそも十七年度末に三位一体改革が行われて、その後に新たな地方分権改革の方向性を模索するといったようなことになりまして、当時の竹中総務大臣のときに私的懇談会、地方分権二十一世紀ビジョン懇談会の検討がスタートいたしたわけでございます。大臣はその折に副大臣でいらっしゃったわけであります。その中でも、「数年以内に「再生型破綻法制」を整備すべきである。併せて、第三者機関等を活用した早期是正措置を導入すべきである。」中間取りまとめの段階でこのようになって……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。おはようございます。 参考人の皆様方には、御多用の中、当委員会に出席を賜りましてありがとうございます。 いわゆる財政健全化法と言われるこの法律は、地方団体が大変関心を持ってこの審議の推移を見ていることだと思います。先ほどから三人の参考人の皆さんの御意見を賜っておったわけでございますが、やはり、そもそもこの法案は、竹中大臣の折に、地方分権二十一世紀ビジョン懇といいます私的懇談会から実質的にはスタートしたんだろうと思います。もっとたどりますと、平成十七年でしたですか、三位一体改革が行われて、地方分権の方向を模索しておる状況の中で私的懇談会が開かれ……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 本法案、差しかえできょうは質問をさせていただくわけでございますが、初めに、国民生活金融公庫についてお伺いをいたしたいと思います。 十八年三月末現在の貸付金の口数で見ますと、国金が二百九十七万八千件、農林公庫が二十五万六千件、中小公庫が十九万四千件、国際協力銀行が二千件と、国金がこのように明らかに口数が多いわけでございます。先ほどからも国金についていろいろな質問が出ておったわけでございますが、国金が今まで果たしてきた役割というのは非常に重いものがあり、かつ存在感もあるということだと思います。 私も、従来から国金についてはいろいろな観点で申し……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 差しかえをしていただいて、本日、三角合併についてお伺いをいたしたいと思います。 長勢大臣には、この二月でしたか、私どもの企業法制プロジェクトチームというのがありまして、三角合併に関する提言を差し上げたところでございます。 御存じのとおり、会社法の施行はもう既に昨年の五月にスタートをいたしておりますが、本年の五月から、一年おくれで三角合併がスタートということでございます。御存じのとおり、この三角合併というのは、合併を行う際に消滅会社の株主に親会社の株を交付してもいい、いわゆる合併対価の柔軟化ということで、従来は現金交付であったわけでございま……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 第五回六者会合、大変御苦労さまでございました。先ほど塩崎官房長官、また麻生外務大臣の御報告をお伺いいたしたわけでありますが、この中で、作業部会を設置することになったということでございます。特に、日朝国交正常化の作業部会、大変関心のあるところでございます。 三十日以内にこの会合が開催されるということでございますが、まず、この三十日以内の前に、例えば事前折衝なり交渉なりあるのかないのか。また、当然、拉致問題は、我が国として拉致問題の解決なくして日朝国交正常化なしという態度で臨んでいただいておるわけでありますが、例えば、この作業部会において拉致の……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 私は十分しかございませんので、答弁もできるだけ簡潔にポイントを得た答弁をお願いいたしたいと思います。 先ほどバンコ・デルタ・アジアの問題がありましたので、あえて重ねて申し上げませんが、やはり核カードというのは北朝鮮からなかなか離さないだろうということでございますので、核リストの提出、また核の無能力化、このようなことに持っていくには大変な努力が要るんだろうと思います。きょうの午後にでもヒル国務次官補と佐々江さんが話をされるというようなことを聞いておりますが、ぜひ粘り強い御努力をお願いいたしたいと思います。 それで、次に、……
○谷口副大臣 おはようございます。このたび、総務副大臣を拝命いたしました谷口隆義でございます。 委員長を初め理事、委員の先生方には大変お世話になりますけれども、大臣を支えて、全力で頑張ってまいります。どうぞ御指導のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○谷口副大臣 市村先生がおっしゃるとおりだと思います。ざっと見ますと、やはり各府省の評価がA評価が非常に多いというような状況があるんだろうと思います。 それで、総務省では二次評価をいたしておりまして、各府省のいわばお手盛り評価ということは避けていかなければなりませんので、まず、各府省にお手盛り評価というようなものを避けていただくように、本年七月に当面の取り組み方針というものを取りまとめて、「各府省の独立行政法人評価委員会においては、」「従来の評価の客観性・厳格性について検証した上で、評価の質の更なる向上のため研さんを積むことが求められている。」というように指摘したところでございます。 二次……
○谷口副大臣 今おっしゃったように、総務省といたしましては、永住外国人に対する地方参政権付与の問題というのは非常に重要な問題で、我が国の制度の根幹にかかわる問題である、各党各会派に御議論をいただきたい、こういうふうに考えております。 今委員の方は、私自身がどうなのかという問いかけでありましたが、私も含めまして、公明党といたしまして、平成十七年十月二十一日に、永住外国人に対する地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権の付与に関する法律案を提出させていただいております。これが今現在、継続審査中ということでございます。私は、なるべく早急にこの法案を審議していただきたい、このように考えております。
○谷口副大臣 今委員がおっしゃった、Jアラートというシステムがございまして、これは、人工衛星を用いて情報を送信し、市町村の同報系防災行政無線等を自動起動することによりまして、人手を介さずに国から住民まで瞬時に情報伝達ができる仕組みでございます。 整備状況でございますが、平成二十年四月二十一日現在におきまして、九十七団体、四十都道府県、五十七市町村におきまして整備がされておりますが、このうち、有事情報の伝達は五十四市区町村でございます。ですから、委員がおっしゃった、全国千八百団体のうち約三%程度だというような状況でございます。
○谷口副大臣 総務省でございます。 武正委員の御質問でございますが、今回行ったわけでありますけれども、そもそも総務省で消防隊員が国際消防救助隊、IRTに登録しておりますのは、六十二本部五百九十九名が登録をいたしておりまして、その中から今回、四川大地震の救助に行ったということでございます。 何点か質問が今ございましたが、消防庁の方は、国際緊急救助隊というのがありまして、これは二つに分かれて、人的救助、また物的、資金援助というような形になるわけでありますが、この人的援助の中に救助チームと医療チームと専門家チームというのがございまして、このうち、消防庁の方は救助チームと専門家チームのところに入っ……
○谷口副大臣 福島委員の御質問でございますけれども、独法の人件費の削減につきましては、行政改革推進法に基づきまして、十八年度以降五年間で五%以上の人件費の削減というようになっておるわけでございますが、おっしゃるように、研究型の独法については別途配慮をすべきではないかというようなお話だったと思います。 例えば競争的研究資金、これによりまして雇用された任期つき職員につきましては、これが公募によって決められるものですからそもそも見込むことは困難であるということ、それにつけ加えて、この資金の政策的な意義、これをかんがみて、人件費削減対象からまずこれを省いておるわけであります。また本年二月に、イノベー……
○谷口副大臣 階委員の質問のように、三月三十一日に総務大臣談話ということで、暫定税率の失効に伴う地方の減収については、国の責任において適切な財源措置を講ずるというように申し上げたわけでございます。 しかし、今現在、暫定税率が維持されておらなくて、一月で大体六百億程度の財源不足があると言われておりますが、このような失効による影響額であるとか、補助、直轄事業の取り扱い等の不明確なところがございますので、このような不確定な要素を見きわめる必要があるというようなことがございます。 それ以外に、この暫定税率失効の影響は、地方税、譲与税だけではなくて、国の道路特定財源が充てられております地方道路整備臨……
○谷口副大臣 井澤委員のお尋ねでございますが、地方の道路状況は、御存じのとおり、国道に比べまして改良率もまた舗装率も大変低いわけであります。また、地方の道路事業に占める道路特定財源が約二割というような現状がございます。 そんなこともございますので、地方団体は、真に必要な道路をつくってもらいたいという強い要望があるのは事実でございまして、このような状況の中で、今委員がおっしゃった、目的税であった方がいいのではないか、こういうお話になるわけでございますが、例えば自動車取得税だとか軽油引取税、これは目的税になっております。ですから、仮に目的税でなくなった場合には、受益と負担との関係が崩れるものです……
○谷口副大臣 今桝屋委員がおっしゃられたことは大変重要でありまして、この公益法人改革三法が成立をいたしまして、抜本的に公益法人が変わってくるわけでございます。 そこで、今桝屋委員がおっしゃった、税のあり方がどのようになるのかというのが大変関心の持たれておったところでございます。桝屋委員自身が昨年末の与党の税制協議にも参加したとお聞きいたしておりますけれども、今おっしゃったように、今回は、公益認定を受けて二階に行ったところは、従来の公益法人としての税制上の恩典を受ける。しかし、行けないようなところ、一般財団、一般社団になった場合にはどうなるのかということが大変危惧されておったわけであります。 ……
○谷口副大臣 今、木挽委員がおっしゃったとおりだと私は思います。 国土交通省の方も答弁されたわけでありますけれども、やはり、地方の道路というのは、地域間のネットワークを形成することによりまして地方経済を活性化するという大きな役割がございますし、今木挽委員がおっしゃったように、まさに福祉サービス、また地域医療、救急医療、このようなことを通じまして住民の安全と安心を守るというような大変重要な意味合いもあり、基本的なインフラである、産業インフラでもありますし、生活インフラでもございます。 しかし一方で、地方の道路の現状を見ますと、国道に比べまして改良率、舗装率が非常におくれておりますし、また、地……
○谷口副大臣 今委員がお尋ねになったのは、朝鮮総連施設に対する固定資産税の減免措置についてお聞きになったと理解しておりますが、一般的に、地方税の減免措置につきましては、特別な理由がある場合に限って税負担の軽減を図るということでございまして、各自治体は適正かつ公平な運用に努める必要がある、こういうように言っておるわけであります。 それで、お尋ねの朝鮮総連施設に対する固定資産税の減免措置の取り扱いにつきましては、今先生がおっしゃったように、熊本市におきましては訴訟がございまして、平成十八年二月の高裁判決におきまして、減免対象資産の使用実態やその公益性判断が問題とされたわけであります。 このこと……
○谷口副大臣 佐田先生のお尋ねでございますが、私の選挙区の大阪市も、仮に暫定税率が本則になりますと二百八十億円、歳入欠陥になるということで、ぜひ従来どおり維持してもらいたいというように言っております。 それで、一昨日の総務委員会の参考人の熊本県の知事も、四十七都道府県の知事は全員、暫定税率を維持してもらいたい、ほとんどの市町村長も暫定税率を維持してもらいたい、このようなことをおっしゃっておられるわけでございます。 それで、先生、ちょっと紹介をしたい。きょうの毎日新聞の朝刊の記事なんですが、これは岩手県の西和賀町というところですね。 同町の二〇〇六年度の歳入は約六十九億円。道路特定財源から……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 このたび、大臣、大変な時期に大臣に就任されたわけでありますけれども、今回、財務大臣と金融担当大臣と兼職ということでございますが、私は、この時期に大変いいことだ、機動的に行えるわけでございますので、大臣、大変ではございましょうけれども、ぜひこの時期、頑張っていただきたいと思う次第であります。 それで、まず初めにお伺いをいたしたいのは、来月の十五日に行われる予定の金融サミットの件でございます。ブッシュ大統領も、G20でぜひ日本の教訓をというようなことを総理におっしゃったようでございますが、総理はかなりの意気込みでこれに臨まれ……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、総理、出席いただきましてありがとうございます。きょうは、私は浅はかな知識でありますけれども、総理に提案もさせていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 本法案、金融機能強化法というのは、そもそもはこの世界金融危機を、今、百年に一回とグリーンスパンさんがおっしゃっているわけでありますけれども、そのような状況の中で、一刻も早くこれを成立させなければならないということで今審議をいたしております。そもそもその世界金融危機について、この十一月の十五日にワシントンで麻生総理御出席で金融サミットに出られるわけでご……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。おはようございます。 本日は、二十年度の人事院勧告につきまして質問をさせていただきますが、今回のこの二十年度の人事院勧告の内容、概要を拝見させていただきますと、公務員一般職の給与について、月給、ボーナスとも現行水準を据え置くという内容のようでございます。改定を見送るということでありますけれども、この改定の見送りというのは二〇〇六年以来二年ぶりだということのようであります。 また、先ほどの質問にもありましたけれども、医師不足の状況というのがありますが、国の医療機関で働く医師の給料だけは今回引き上げされたようであります。これも一九六〇年以来四十八……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 きょうは、まず初めに、公立病院の経営支援ということでお尋ねをさせていただきたいと思います。 御存じのとおり、今、公立病院が大変危機的な状況になっております。地域の医療を提供していくという観点で非常に重要な役割を担っておるわけでございます。全国的に約一千ほどあるということでございますが、近年、過疎地、また産科、小児科、救急医療の医師不足が大変深刻化しているということと、診療報酬のマイナス改定というのがやはり大分影響しているようであります。また、地方財政が御存じのとおり大変悪化しているというようなことで、経営環境というのは大変厳しい状況でござい……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 総理、どうも御苦労さまでございます。 先ほどから出ておりますけれども、米国発の大激震が今、世界を震撼させているというような状況でございます。アメリカでは、金融セクターのみならず、ビッグスリーの自動車メーカーの方も政府に救済を求めているというような状況がございます。また、ヨーロッパを見ますと、アイスランドは国家破綻的な状況になっておりますし、ウクライナ、ハンガリーなどもIMFに融資を申し込んでおる。その他の国も、手を挙げたいと言っているような国が多々あるようでございます。 IMFの融資残高が大体二千億ドル程度でございまして、先日、総理が金融……
○谷口(隆)議員 お答えさせていただきます。
商工中金の完全民営化とは、それは先生も御存じだと思いますが、政府出資の株をすべて売却するということが完全民営化であります。
私どもも、非常に今危機的な状況でありますから、今回、危機対応準備金を設けるわけでありますけれども、それは完全民営化をやめたわけではなくて、今の状況の中で、最大限、商工中金として公的使命を果たしていただくということでさせていただいておるわけでございます。すなわち、完全民営化とは、政府株を全部売却することであるということであります。
【次の発言】 今先生が、先ほどの質問にもありましたが、特別準備金と危機対応準備金の違いはどうな……
○谷口(隆)議員 近藤先生のお尋ねでありますが、先ほどおっしゃった、長谷川長官の方からもお答えをいたしましたが、危機対応準備金は、民間でも公的資金を注入したところがあるわけです。それで、本来なら、資本に注入するというのが一般的であります。政投銀ではそういう形にしているわけですね。ところが、ダイリューションといいますか、五三%余りを民間株主が持っておるということでございますので、そのような希薄化を避けるという意味で、今回、危機対応準備金というものを設けたわけであります。 そういう意味では、やはり民営化する場合には政府株を売却いたしますから、売却をして政府の出資分を回収するというのは一般的であり……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 今、白川総裁の方から御報告があったわけでございますが、白川総裁御自身も先日、日銀内での会見があったときに、昨年第四・四半期におけるGDPまた鉱工業生産においては、がけから落ちるようなという比喩を使われるような状況であるというお話がありまして、私自身も垂直落下状態と。ある人は戦時に比較されるぐらいの大変な状況になっていると言う方もいらっしゃいます。 それで、そういう状況の中であらゆる行い得ることをとっていかなければならないというように思っておるわけでありますが、この悪化のスピードというのは予想をはるかに上回る状況なんだろう……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口でございます。 きょうは、金融商品取引法の改正案と資金決済に関する法律案につきましてまずお伺いをさせていただいた後に、大臣にお聞きいたしたいことがございますので、またよろしくお願いいたしたいと思います。 初めに、信用格付業者に対する規制の導入ということでお伺いをいたしたいと思いますが、米国におきまして、大変金融混乱の原因になっておりますサブプライムローン問題、この問題に端を発した金融市場の混乱の状況が今あるわけであります。 欧米では、サブプライムローンを組み込んだ証券化商品の安全性に高い評価を与えた格付に対する不信、批判が高まっているとい……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 鳩山大臣におかれましては、予算委員会から連続で御苦労さまでございます。 きょうは、私は、地方公共団体財政健全化法、もう施行されておりますが、これと地方公会計ということを関連させて御質問させていただきたいと思います。 地方公共団体財政健全化法、一般的には財政健全化法というふうに言われておりますが、昨年の四月にこれが一部施行されまして、財政指標の公表などがございまして、実質赤字比率、連結実質赤字比率だとか実質公債費比率、将来負担比率と四つの指標が公表されまして、十九年度決算で、いわば試行的ということになるんだろうと思いますが、健全化判断比率が……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 きょうは、質問の順番を変えてもらうのに、関先生、橋本先生、申しわけありませんでした。 私の方からは、二十分しか時間がありませんが、大臣においでいただいておりますので、大臣中心にお話をお伺いいたしたいと思いますが、午前中の審議の中でも公立病院改革について言及されておりました。 公立病院は、地域医療の核を担って非常に重要な立場にあるわけでございます。しかし一方で、医者不足、特に小児科、産科等の医者不足、また、過疎が進んでおりますので、地方の公立病院は経営上も大変厳しい状態にある。診療報酬もマイナスでありますし、そもそも地方団体の財政状況が非常……
○谷口(隆)委員 私は、自由民主党及び公明党を代表して、政府提出の地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。 まず、地方税法等の一部を改正する法律案であります。 この法律案は、個人住民税の住宅ローン減税の創設、ハイブリッド車など環境への負荷の少ない自動車に係る自動車取得税の税率軽減措置の導入など、急速に悪化する景気動向に対応する内容のほか、道路特定財源の一般財源化への対応などを含んでおり、安心で活力ある経済社会の実現に資するものとなっております。 これらの改正は、社会経済情勢の変化等を踏まえ、国民生活に配慮した適切かつ……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 三人の参考人の先生方、本当に御多用の中、出席をいただきましてありがとうございます。 先日、私、総務委員会の理事ということもありまして、有馬のかんぽの宿を視察してまいりましたが、今のかんぽの宿のグループの中では一番古くて、昭和三十八年にスタートしたところでございます。それで、黒字が出ておる数少ないところなんですね、有馬というのは。ロケーションもいいということもありますし、施設も見せていただき、また、従業員の皆さんのやる気みたいなものもお話を聞かせていただいて、非常に参考になったわけであります。 私自身も、郵政民営化の委員会にも入っておりまし……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 きょうは、まず初めに、今回の改正放送法で何点か論点があったわけです、その論点のうちの一つが、ガバナンス、コンプライアンスについてどう考えるのかということがあったわけでございます。先ほどから鳩山大臣もおっしゃっておられるように、NHKの公共放送としての立場というのは非常に重要でございます。しかし、職員の不祥事であるとか、組織の監視が十分でなかったというようなところもあったんだろうと思います。そこで、経営委員会と執行部の関係についてお伺いをさせていただきたいと思うわけでございます。 この経営委員会というのは、NHKの経営方針、業務の運営に関する……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 四月の五日に北朝鮮からミサイルの発射が行われたわけでありますが、情報管理と申しますか、誤情報があったということでございますので、本日はこのことについて質問をさせていただきたいと思います。 今回のミサイルの発射というのは、我が国のみならず北東アジア地域の平和と安全を脅かす行為であって、断じて許すわけにはまいらない、このことをまず初めに申し上げたいと思います。 北朝鮮が人工衛星と主張しておる長距離弾道ミサイルが、四日の午後零時十六分、発射された模様だといった誤った情報が自治体、報道機関に流れた。その後、五分後にこれを取り消しされたわけでありま……
○谷口(隆)委員 おはようございます。公明党の谷口隆義でございます。 本日は、大変重要な法案だと思っております。消防法の改正法ということで、そもそもこの法律案の端緒になったことは、一昨年、平成十九年八月、奈良県内で、未受診妊婦が奈良県と大阪府の計九病院に受け入れを断られ、約三時間後に大阪府高槻市内の病院に搬送中に死産となった事案がきっかけで、今回、この救急患者のたらい回しが国民各般の関心を集め、社会問題化したということがこの法案の一つのきっかけだということでございます。その後もこのような事案は後を絶たず、国民の不信感はますます高まっておるというような状況がございます。 今回のこの法案、改正……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。 本日は、上田知事、神野先生、二井知事、橋下知事、本当に御苦労さまでございます。ありがとうございます。 もう御存じだと思いますが、当総務委員会は地方自治を経験されていらっしゃる委員の方も多いわけでございます。基本的に、今回、知事会の中でいろいろ議論されておられます国の直轄負担金の問題については、そんなに違和感がないという委員の先生が多分多いと思います。ですから、思いのたけを本日この参考人質疑の中でおっしゃっていただければというように思う次第でございます。 今は、御存じのとおり、百年に一回の大不況だということでございます。今、がけから落ちるよ……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。おはようございます。
大臣、新しく総務大臣に就任されたわけでありますけれども、きのうも御答弁の中で郵政問題についてみずからの御見解もおっしゃっておられたわけでありますが、まず初めに郵政民営化ということに関して御自身の基本的な認識をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 ですから、民営化を進めていきたいのかどうなのかということです。
【次の発言】 今大臣がおっしゃったように、やはり前回の選挙でも郵政民営化を旗印にして戦って与党は大勝利したわけであります。国民の皆様は、国の機関が、例えば今のJRにしてもNTTにしてもJTにしても、民営化したこと……
○谷口(隆)委員 公明党の谷口隆義でございます。本日はどうぞよろしくお願いいたしたいと思います。 私は総務委員会の理事をいたしておりまして、本法案、入管法の改正法案と、また総務委員会で今やっております住基法案とは、いわば裏表の関係にある法律でございますので、本日、委員長また理事また委員の先生方のお許しをいただきまして、このように質問をさせていただく機会をいただきましたことを、まず感謝を申し上げます。 まず初めに、本論に入る前に、一つ大臣にお尋ねをいたしたいことがあります。それは、ちょうどこの入管法の改正法案を党内においてもいろいろ検討しておったときに、ことしの一月の下旬に、大阪府内のある中……
○谷口分科員 公明党の谷口隆義でございます。 短時間ではございますが、若干御質問をさせていただきたい、このように思っております。大蔵大臣におかれましては日夜大変な状況でございますが、よろしくおつき合いのほどをお願いいたします。 今回は非常に景気が悪化いたしております。この景気の悪化というのは、最近の状況を聞いておりますと、若干明るさが見えてきたというようなことを聞いておりますが、根本のところに金融機関の不良債権の問題があって、この問題を乗り越えないとなかなか抜本的な景気回復というのは難しい、このように言われておるわけです。今回金融機関の不良債権の問題についてお聞きいたしたい、このように思っ……
○谷口分科員 公明党の谷口でございます。 本日は、盲聾者に対する厚生行政のあり方ということを中心にして厚生大臣にお尋ねをいたしたいというように考えております。厚生大臣、大変お忙しいところ来ていただきましてありがとうございます。 盲聾者ということでございますが、一般的には、視覚と聴覚に何らかの障害をあわせ持つ人、こういうように言われておるようでございます。視覚障害及び聴覚障害が重複し、それぞれの障害が単独でも身体障害者手帳の交付対象となる程度の障害であること、このような一般的な定義がなされておるようでございます。 いろいろ資料を拝見させていただきますと、大体四つのタイプに分けられるようでご……
○谷口主査 これより決算行政監視委員会第一分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりました谷口隆義でございます。よろしくお願いいたします。 本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(本府、総務庁、沖縄開発庁)、法務省、大蔵省所管、沖縄振興開発金融公庫、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行並びに他の分科会所管以外の国の会計についての審査を行うことになっております。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に、決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 平成八年度決算外……
○谷口委員 公明党の谷口でございます。本日は、公述人の先生方におかれましては、大変お忙しい中公聴会に出席をいただきまして、ありがとうございます。また、先ほどは大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 私は、出身が大阪でございまして、地域経済ということからまず初めにお聞きをさせていただきたいというように思います。 先ほど、宮本先生、宮本公述人のお話の中にもございましたが、地方財政の問題もございまして、お話をされておりませんでしたが、いただいた資料の中に大阪経済の現状というのがございまして、平成十二年の十二月現在で、スーパーの売り上げが対前年比で全国平均マイナス八・二……
○谷口主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。
本分科会は、厚生労働省所管について審査を行うことになっております。
平成十三年度一般会計予算、平成十三年度特別会計予算及び平成十三年度政府関係機関予算中厚生労働省所管について、政府から説明を聴取いたします。坂口厚生労働大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
厚生労働省所管予算の主要経費別概要につきましては、その説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○谷口主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
平成十三年度一般会計予算、平成十三年度特別会計予算及び平成十三年度政府関係機関予算中厚生労働省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。家西悟君。座ったままで発言なさっても結構でございますので。
【次の発言】 これにて佐藤君の質疑は終了いたしました。
次に、一川保夫君。
【次の発言】 これにて一川君の質疑は終了いたしました。
次に、保坂展人君。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 これにて保坂君の質疑は終了いたしました。
次に、武正公一君。
○谷口副大臣 松島先生のお尋ねでございますが、よく理解はできるところであるわけでございますが、現行の住宅ローン控除制度は、持ち家の取得の促進を目的とした政策税制と言われるものでございます。そういうこともございまして、住宅を取得したその御本人が、取得後六カ月以内にその家屋に居住し、その後その家屋に継続して居住するということを要件にこの適用が受けられるというようにやっておるわけでございます。 今、先生がおっしゃったような、例えば単身赴任で出ていかれたときに、御家族の方がいらっしゃるとこの適用は受けられるわけですが、全部出ていかれる、赴任地に行かれるといったような場合には、例えば、いろいろなパター……
○谷口副大臣 上田委員のお尋ねでございますが、御存じのとおり、国家公務員は労働基本権が制約されておるわけでございます。ですから、その代償措置として人事院勧告があるわけで、我々はこれを最大限尊重いたしておるわけでございます。 そのような観点で、本制度は人事院勧告に法定されたものだということで、この予算づけをさせていただいている、こういうことでございます。
○谷口副大臣 今岩國委員がお尋ねになったのは、政府機関といいますか政府系金融機関でこの御報告をさせていただきますと、御存じのとおり、政府系金融機関というのは設立根拠法がございまして、業務が規定されております。その中で、株を取得できるところとできないところがございます。
そういう観点で申し上げますと、平成十三年度末に上場株式を保有しておったのは商工中金のみでございます。その商工中金におきましては、取得価額が百八十八億円、これに対する貸借対照表計上額は百九十五億円でございまして、差額七億円の評価益ということになっております。
【次の発言】 岩國先生が今おっしゃったように、かつてこの質問をされたこ……
○谷口副大臣 ただいまのお尋ねでございますが、平成十五年度予算におきまして、食品安全委員会の創設に伴う予算措置を講じておるところでございます。
具体的には、委員が七名、これは常勤が四名でございますけれども、有識者で構成される委員会のもとに、延べ約二百名の専門委員、五十四名の事務職員の定員を措置するとともに、関連予算として、委員会の運営に要する経費、リスク評価、モニタリングのための基礎調査に必要な経費など、人件費を含めまして約二十一億円を新規に計上させていただいておるところでございます。
【次の発言】 この食の安全と安心というのは非常に重要な問題でありますので、財務省といたしましても、これは前……
○谷口副大臣 西村委員がおっしゃったことはまさにそのとおりだと思うわけで、為替変動リスクというのはなるべく減少させなければならない、これはいろいろな観点でそう言えるんだろうというように思うわけでございます。 現状を見ますと、我が国金融機関の対外債権残高は、円建て比率が約三〇%、ドル建て比率が五〇%で推移をいたしておるわけでございます。そんなことから、従来から我が国も非居住者のところでサムライ債だとかユーロ円債市場を頑張ってきたわけでありますけれども、こういう状況の中で、このような為替変動リスクを避けるという観点での円建て取引の推進を図っていかなければならないということで、財務省で円の国際化推……
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 公述人の先生方には、大変お忙しい中、本日御出席を賜りまして、ありがとうございます。 私に与えられた時間は十分間でございますので、早速お伺いをさせていただきたいと思いますが、まず初めに、吉野公述人にお伺いをいたしたいと思います。 先生、大変おもしろいお話を今二十分間していただいたわけでありますけれども、国の戦略性みたいなこともあったんだろうと思います。また、金融機関のことを若干お触れになられました。我が国の金融機関というのは預貸だけで勝負している、確かにそういうことでございまして、海外の金融機関に比べますと、本当にそういう意味では、経営格差といい……
○谷口主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願いを申し上げます。
本分科会は、厚生労働省所管について審査を行うことになっております。
平成十六年度一般会計予算、平成十六年度特別会計予算及び平成十六年度政府関係機関予算中厚生労働省所管について、政府から説明を聴取いたします。坂口厚生労働大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
厚生労働省所管予算の主要経費別概要につきましては、その説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○谷口主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
平成十六年度一般会計予算、平成十六年度特別会計予算及び平成十六年度政府関係機関予算中厚生労働省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鈴木淳司君。
【次の発言】 これにて鈴木淳司君の質疑は終了いたしました。
次に、石毛えい子君。
【次の発言】 これにて赤松正雄君の質疑は終了いたしました。
次に、小林千代美君。
【次の発言】 これにて小林千代美君の質疑は終了いたしました。
次に、菅原一秀君。
【次の発言】 これにて菅原一秀君の質疑は終了いたしました。
次に、山本喜代宏君。
○谷口委員 公明党の谷口隆義でございます。 先日、法務委員会で私はこの会社法の質問をさせていただきましたが、まず初めに、前回質問した折に、どうも私の質問と答弁がかみ合わなかったところがございますので、このことについて質問をさせていただきたいと思います。 これは剰余金の分配手続でございまして、今回のこの会社法案、手続の加重要件がありますけれども、これは株主総会の特別決議で現物配当をしてもいいということになったわけであります。今まで、我が国の配当は金銭配当しかなかったわけでありますけれども、今回、この現物配当を認めるということになったわけであります。 そのことについて前回お聞きしたわけであり……
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