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山本孝史 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山本孝史[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
521位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
926位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
363位

40期委員会発言TOP50
15位
40期委員会出席(幹部)TOP100
65位
40期委員会発言(非役職)TOP10
6位
40期各種会議発言(非役職)TOP25
25位
41期委員会発言TOP50
11位
41期委員会出席(幹部)TOP50
24位
41期委員会発言(非役職)TOP10
6位
41期各種会議発言TOP25
22位
41期各種会議発言(非役職)TOP25
18位

このページでは山本孝史衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山本孝史衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

40期(1993/07/18〜)

第128回国会 厚生委員会 第2号(1993/11/09、40期、さきがけ・日本新党)

○山本(孝)委員 山本孝史でございます。さきがけ日本新党を代表して、質問をさせていただきます。  私が今手にしております「おとうちゃんをかえせ」と題しました作文集でございますけれども、これは私が大学三年生のときに、大阪で交通遺児を励ます会という会をつくりまして、仲間と一緒に一軒すっ交通遺児家庭を訪問して、そのお母さん方あるいは交通遺児の子供たちに作文を書いていただいた、それを小冊子にまとめたものでございます。  以来、この二十五年間、私、財団法人交通遺児育英会の職員として、あるいは事務局長として、あしながおじさんと呼ばれるたくさんの御支援者と一緒に交通遺児の進学を援助してまいりました。おかげさ……

第131回国会 厚生委員会 第4号(1994/10/19、40期、改革)

○山本(孝)委員 二十分という短い時間ですので、早速質問に入らせていただきます。  きょうはまず、たばこの問題について大臣の所見をお伺いします。  新聞で随分報道されておりますが、たばこの害が世界的に認識をされておりまして、規制が随分強くなってきております。例えば、今アメリカでは、国際線の飛行機は全部禁煙にしようという法案が下院で可決をされました。カリフォルニアは、来年の一月からは職場が全面禁煙になります。そして、公共の場での喫煙はほとんどできなくなる、そういう状況になってきております。この厚生委員会の中でも随分たばこを吸う人が多いのですけれども、そのことを承知した上で質問させていただいており……

第131回国会 厚生委員会 第5号(1994/10/21、40期、改革)

○山本(孝)委員 改革の山本孝史でございます。  通告をしております質問と順番が入れかわります。質問する前に一つ、きょうの大臣の答弁を聞いておりまして、ぜひ聞いておかなければいけないと思いますので、お聞きをいたします。準備をしていただかなくてもふだんお考えのことを言っていただければ結構なのですが、いわゆる福祉ビジョンということが常にきょう言われてきております。大内厚生大臣のときに、私的諮問機関として福祉ビジョンをお出しになりました。厚生省がいわばおつくりになった福祉ビジョンというふうに思いますが、井出先生、それをお読みになって御感想をまずお聞かせをください。

第131回国会 厚生委員会 第6号(1994/10/25、40期、改革)

○山本(孝)委員 国会内の会派の改革に所属をしております日本新党の山本孝史でございます。  きょうは、皆様方には本当にお忙しい中を御出席をいただきましてありがとうございました。特に田中陳述人には、きょうは札幌からお越しをいただきまして、御無理を言いまして御出席をお願いさせていただきました。飛行機で来ていただいたわけですけれども、配慮が足りずに、仙台の飛行場からこの市内に来ていただくのに大変御不便をおかけいたしまして、申しわけございません。  そんなお話も聞きながら、きょうの陳述をお聞きいたしまして、正直申し上げて、私も大学時代から二十五年間交通遺児の救済運動をやってまいりましたけれども、社会保……

第131回国会 厚生委員会 第7号(1994/10/26、40期、改革)

○山本(孝)委員 私は、改革を代表して、国民年金法等の一部を改正する法律案に対して、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけが提出された修正案に対し反対、改革が提出した修正案及びその修正部分を除く原案に対して賛成の討論を行うものであります。  今回の年金改正では、六十歳代前半層の雇用と年金の連携を保ちつつ、生涯にわたって老後の生活を保障し得る仕組みはどういうものがあるのかとの見地から、長期的な年金財政の安定も考慮した結果、六十歳からの別個の給付という新しい提案が生み出されました。  このほか、在職老齢年金の改善、世代間の公平を考慮したネット所得スライドの導入、雇用保険との併給調整な……

第131回国会 厚生委員会 第8号(1994/11/25、40期、改革)

○山本(孝)委員 改革を代表して、政府から提案されております原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律案について質問をさせていただきます。  まず最初の質問ですけれども、今回はこの法律に前文が設けられておりまして、「国の責任において、」援護対策を講ずるというふうになっておりますが、そもそも国の施策の中で、あるいは法律による措置というものの中で、国の責任においてなされていない、そういうものは全部国の責任においてなされると思うのですけれども、国の責任を伴わない施策というものがあるのでしょうか、明確に御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 谷さん、今その実施主体としての国の役割を明確にするとおっ……

第131回国会 厚生委員会 第9号(1994/11/29、40期、改革)

○山本(孝)委員 おはようございます。改革の山本孝史でございます。きょうは、参考人の皆さんには大変お忙しい中をお越しをいただきまして、大変にありがとうございました。時間が短うございますので、今回は堀先生に特に御質問をさせていただきたいと思います。  今回の法律、政府案の方で「国の責任においてこという形で文言が前文に書かれております。委員会での質疑を通じて、この「国の責任」という表現は、今回は特に国の役割あるいは姿勢を明確にするためにこういう表現を入れたのだという大臣の御答弁もあるわけですけれども、先生、上智大学で法学部、法律の専門家でいらっしゃるようなのでお聞きいたしますけれども、この「国の責……

第131回国会 厚生委員会 第10号(1994/12/01、40期、改革)

○山本(孝)委員 改革で日本新党の山本孝史でございます。  きょうは四人の先生方にお忙しい中を御出席をいただきまして、ありがとうございました。厚生委員会の理事もさせていただいています。  今回、この法案審議をするに当たって、ぜひ広島、長崎に出向いて関係者の皆さんのお声を聞いてほしいということで、改革側から要求をさせていただいて、岩垂委員長もあるいは自民党、社会党の理事の皆さんの御賛同も得て、きょうこうして皆様に直接お話をお伺いできることを本当によかったなというふうに思っています。  今回の被爆者援護法プロジェクトチーム、旧連立与党の中に社会党を入れてやってまいりました。そのメンバーの一人として……

第131回国会 税制改革に関する特別委員会 第7号(1994/11/07、40期、改革)

○山本(孝)委員 改革の山本でございます。  持ち時間が五十分でございますので、早速質問に入らせていただきます。  最初の質問は、基礎年金の国庫負担二分の一問題でございます。  せんだっての厚生委員会あるいは本会議で、国民年金等の改正法案が可決をされました。その中で、いわゆるこの国庫負担の二分の一問題については、附則に次のような文言が「(検討)」ということでついております。話題になったというか一番の問題になったので、もう皆さんの頭の中に入っておられるかと思いますが、改めて読まさせていただきますと、  政府は、長期的に安定した年金制度を維持していくため、平成七年以降において初めて行われる財政再計……

第132回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1995/02/22、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。おはようございます。  きょうは、各大臣、所信表明の中で阪神大震災のことについてお触れでございますので、それに関連して、西の方にも防災基地をつくっていただけないでしょうかということでお話をさせていただきたいと思います。  既に新聞等であるいは報道で御承知のように、大阪府に八尾空港という飛行場がございます。今回の阪神大震災の救援、救護活動に当たって、この八尾空港が大変に、その中継ベースとしてあるいは活動の拠点として大活躍をいたしました。実際に、今立川の方にもそういう防災基地が設けられているわけですけれども、大阪府知事あるいは大阪市長、貝原兵庫県知事……

第132回国会 厚生委員会 第2号(1995/02/07、40期、新進党)

○山本(孝)委員 山本孝史でございます。  私も大阪に住んでおります。神戸、阪神間にたくさんの知人、友人がおります。被災して、今避難生活を余儀なくされております。そういう意味合いで、現地に何度となく足を運ばせていただいておりますが、正直申し上げて、今度の災害というのは、ことしは戦後五十年という節目の年ですけれども、いかにこの日本社会というのが脆弱で薄っぺらなものであったかということを私たちに思い知らせてくれた被害であろうと思います。避難所を回りましても、なぜまた弱い人たちに大きな犠牲が強いられるのかということに対して、憤りに近い気持ちを持っております。震災の予測はなかなか難しいでしょうけれども……

第132回国会 厚生委員会 第5号(1995/03/10、40期、新進党)

○山本(孝)委員 おはようございます。新進党の山本孝史でございます。  厚生省、特に社会・援護局の皆さんには、阪神大震災があって、それからずっとあちらの震災対策でお疲れだと思いますが、きょうは援護法の問題ですので、ひとつこちらの方もよろしくお願いしたいと思います。  今までの御質問の中で触れられていないので、この特別弔慰金についての確認だけ二、三点させていただきたいと思います。  この特別弔慰金は一時金というふうに考えてよろしいのでしょうか。国債で、財政を均衡化させるために十年間で償還されていくわけですが、一時金なのか、あるいは十年にわたる制度なのか、その点を確認させてください。

第132回国会 厚生委員会 第6号(1995/03/14、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  五人の先生方には、きょうお忙しい中お越しをいただきまして、本当にありがとうございました。  皆さん、ほとんど同じような観点で御意見をお述べかと思いますが、一つお聞きいたしたいのは介護保険の問題でございますけれども、厚生省の中でも検討が進んでおります。概要はまだそれぞれ秘中の秘ということなのかもしれませんけれども、今皆さんがそれぞれの立場でお考えの介護保険に対する御意見を順番にお聞かせいただければというふうに思います。
【次の発言】 今、介護休業についても法制化をしようということで動きがございます。  高梨参考人と佐川参考人にお伺いをいたしたい……

第132回国会 厚生委員会 第7号(1995/03/15、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  私は、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけを代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるよう努力すべきである。  一 今回の制度改正が暫定措置であることにかんがみ、構造的問題を抱える国民健康保険制度の長期的安定を図るため、その抜本的な改革を早急に行うとともに、医療保険制度全体の給付と負担の公平化のための一元化に向けた取組みを進めること。……

第132回国会 厚生委員会 第9号(1995/04/26、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。議題になっております精神保健法について質問をさせていただきたいと思います。たくさんございますので、ひとつよろしくお願いをします。  まず最初の問題ですけれども、今回精神保健法の改正が議題になっているわけですが、これまでの法の改正を見てみますと、例えば宇都宮病院ですとかそういう大きな問題が起きると法律の改正にそれが反映されてくるという流れがあります。前回改正をされたわけですけれども、その後再び九四年、去年の春、越川記念病院というところで同じような患者さんの問題がやはり出ているわけですね。結局、精神保健指定医を置かずに患者を強制入院をさせたりあるいは……

第132回国会 厚生委員会 第11号(1995/05/12、40期、新進党)

○山本(孝)委員 おはようございます。新進党の山本孝史でございます。本日の議題に入ります前に、冒頭、阪神大震災への取り組みについて二、三お伺いをさせていただきます。  マスコミでは、オウムだ、サリンだということで、阪神大震災への国民の関心が随分薄れてきているのではないかというふうに心配をしております。きょうで震災から百十七日目を迎えておりますけれども、この七日の日曜日に私も現地を再び訪れてまいりました。  建物の解体が進んでおりまして、空き地が随分目立つようになってきましたけれども、一方で、傾いたビルがあったり、あるいは壊れたままの家屋も非常に多い。避難所でお暮らしになっている方がまだ四万人近……

第132回国会 厚生委員会 第12号(1995/05/17、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  参考人の先生方には、きょう、お忙しい中をお越しいただきまして、本当にありがとうございました。  時間が限られておりますので、早速二、三御質問させていただきたいと思います。  まず、内山参考人に最初にお伺いをいたしたいと思います。  いただきましたレジュメで、「食品は、生産から消費までの長い過程のどこか一か所で一旦非衛生になると、決して修復できない」という文章をお書きになっておられまして、全くそうだなというふうに思っております。  今回の食品衛生法のこの審議をさせていただくのに、いろいろ考えさせていただいて、勉強させていただきまして、これはやは……

第132回国会 厚生委員会 第14号(1995/06/06、40期、新進党)

○山本(孝)委員 端的にお伺いします。  一つは、らい予防法についてでありますけれども、この五月十二日にハンセン病予防事業対策調査検討会というところで中間報告が発表になりました。その中で、「特別に「らい予防法」の存在は必要がない。」としております。らい予防法の廃止と、それにかわる特別法による入所者の処遇の保障という点について、この検討会中間報告も勧めているわけですけれども、厚生省の今後の取り組みについてお伺いをさせていただきます。
【次の発言】 四十年間ずっとそのままほっておかれたという法律でもあります。今回、そういう機運がようやく盛り上がってきたというところでありましょう。このチャンスを逃さ……

第134回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1995/11/02、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  残念ながら、この七年間、交通事故による死者が一万人を超えております。この交通事故の陰でたくさんの方々が涙に暮れておられる。その遺族の方々のその後に長く続く精神的あるいは経済的な御苦労を思いますときに大変に心が痛みます。あわせて、加害者になられた方たちも大変につらい思いをされておられるだろうというふうに思います。  現在の第五次交通安全基本計画が来年三月末で終了いたしますので、引き続きの第六次交通安全計画の策定作業が現在進んでいるというふうにお伺いをしております。  そこでお尋ねですけれども、これまでの計画でなぜ一万人以下の目標の達成ができなか……

第134回国会 厚生委員会 第2号(1995/10/24、40期、新進党・民主会議)

○山本(孝)委員 冒頭、委員長並びに委員の皆さんにお願いをさせていただきます。  毎回、質問に立つたびにたばこの問題を取り上げさせていただいておりますけれども、世界的な禁煙、分煙の傾向がございます。健康問題に深くかかわる厚生委員会でございますので、ぜひ禁煙、分煙にしていくべきだというふうに思います。委員各位の皆さんには、大変だとは思いますけれども、御理解、御協力をいただきまして、ぜひその方向で、また委員長にも、委員長おられませんけれども、実現に御尽力をいただきたいというふうに思います。  きょうは、エイズ訴訟の問題とUS腎問題と臓器移植法について質問をさせていただきます。  さきに東京、大阪地……

第134回国会 厚生委員会 第3号(1995/11/08、40期、新進党・民主会議)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  前回の委員会に引き続きまして、本日もエイズ薬害問題について質問をさせていただきたいと思います。本日取り上げますのは、第四の感染ルートと言われております、血友病以外の患者さんへの血液凝固因子製剤によるところのエイズ感染及びその発症の問題でございます。  昨年七月の読売新聞で、新生児出血症治療でエイズに感染をしたという一つの事例の新聞発表がございました。八五年に千二百グラムの未熟児で誕生した少女の、残念ながら肝臓の働きが悪いためにビタミンKの合成が不十分、そのために血液凝固因子の一部が不足して出血がとまらない、この未熟児の少女に対して輸入血漿を材……

第136回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1996/02/22、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  まず冒頭、先般の豊浜トンネルの事故、大変に悲惨な事故でございました。もう一秒、二秒違ったらという思いでおられる方たちがたくさんおられると思いますけれども、そういった意味でも、犠牲になられました皆様の御冥福をお祈りし、また御家族に心からのお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  先ほど同僚議員が、財団法人交通遺児育英会の今のいろいろな現状について御説明をし、御答弁をいただきました。若干観点を変えて、同じ団体の問題ではありますけれども、お話をさせていただきたい、お聞きをいたしたいと思います。  委員長、済みません、ちょっとこのパネルを使うこ……

第136回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1996/03/25、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  引き続きまして、踏切道改良促進法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  まず、第五次踏切事故防止総合対策、平成三年二月十二日に交通対策本部策定でございますが、その達成状況を教えてください。
【次の発言】 いただいております運輸省と建設省の資料で踏切道改良促進法に基づく指定の状況というのがございます。ここに出ております数字と、今おっしゃいました第五次踏切事故防止総合対策での計画あるいはその実施状況との間に随分数字の乖離が出てまいりますね。この踏切道改良促進法に基づかない自主的な整備というものが進んでいるので数の間に随分大きな……

第136回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1996/06/13、40期、新進党)

○山本(孝)委員 おはようございます。  新進党の山本孝史でございます。きょうは、救急救命の制度についてお話をお伺いさせていただきたいと思います。  いわゆる交通戦争と言われている中で、昭和三十九年に救急告示病院制度ができまして、医療機関の救急体制の整備に取りかかったわけですけれども、四十年代、いわゆる病院のたらい回しというのが大変問題になりまして、それ以降、厚生省として、一次救急医療体制、二次救急医療体制、三次救急医療体制の整備が進んできたのだと思うのです。片一方で、消防庁の救急自動車の体制の整備も進めていただきまして、お伺いをしますと、五・八分で現場に到着して、通報から病院に届けるまで二十……

第136回国会 厚生委員会 第4号(1996/03/01、40期、新進党)

○山本(孝)委員 きょうは長い審議になっておりますけれども、まだまだわからないことだらけであろうというふうに思います。  皆さんも御承知かと思いますけれども、これが日赤のクリオですね。今問題になっていますミドリ十字のコンコエイト、第[因子製剤、これは八四年の三月に検定が合格している。  何でこんなことを言っているかというと、実は私もこのエイズ薬害の問題を知って初めてどういう製剤を使っているのかということを、やはり知っていないと話が始まらないなというふうに思いまして、こういう注射用の蒸留水を中に入れて溶かして、それを体に打つということです。  きょうは、この被害者の皆さん、ぜひ国会に来てお話を聞……

第136回国会 厚生委員会 第9号(1996/04/12、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。  質問に先立ちまして、今回の薬害事件で、大変悔しい思いの中でお亡くなりになりました皆様に心から哀悼の意を表します。また、御遺族の皆様方には心からお悔やみを申し上げます。また、今もこの病気と闘っておられる皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  今回の薬害事件については、その真相解明あるいは恒久対策の確立という問題を被害者である皆様に負わせてしまうというような形で、かえってエイズ予防法等を制定して苦境に追いやるというような、国会の無知無能さあるいは無力さというものについて、私も議員の一人として心からおわびを申し上げたいというふうに思います。  ……

第136回国会 厚生委員会 第10号(1996/04/17、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  私は、実は日本社会学会の末席を汚させていただいていることもありまして、今回のこの法案の社会保障研究所の廃止という問題について、一抹の不安どころか、大変に大きな不安を持っております。  この社会保障研究所は社会保障の総合的な研究所でございまして、その業績は高く評価されている、このことは大臣もよく御存じのとおりであろうと思います。日本の研究水準を内外に示す研究所でもございまして、その意味で、今後ともに公正でかつ中立な立場で自由に社会保障について研究する機関でなければならない、そんなふうに考えております。  そこで、先ほども御答弁ございましたが、学……

第136回国会 厚生委員会 第11号(1996/04/19、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  御苦労さまでございます。  この研究班のことについてまずお尋ねしますが、先ほど先生、この研究班に入るのに、郡司さんから電話をもらってこの研究班に先生参加をすることになったというふうにおっしゃいましたね。それで、郡司さんに厚生省の方が事情をいろいろお聞きをしたペーパーがあるのですが、それによりますと、安部氏から研究班が発足する前に、研究班に入れてほしいという電話があったというふうに郡司さんは厚生省にお答えになっているのですね。先生はそういうふうにお電話をされたのですか。
【次の発言】 ここは郡司さんとおっしゃっていることが違うと思うのですが。そ……

第136回国会 厚生委員会 第15号(1996/05/14、40期、新進党)

○山本(孝)委員 松田先生、御苦労さまでございます。よろしくお願いをいたします。  まず最初に、研究班設置の目的についてお伺いをします。  郡司、安部、徳永の三氏ともに、この受けとめ方が若干異なっております。松田先生は研究班設置の目的をどのように御理解をされておられますでしょうか。
【次の発言】 ということになりますと、いよいよもって帝京大の症例についての判定が一番問題になってくるわけです。  その折に、いろいろとお医者さんの言うことだから云々というお話がありますけれども、これはやはり、診断基準を用いてこれがエイズであるかどうかという判断をしたのだというふうに思います。  五十八年当時に用いら……

第136回国会 厚生委員会 第20号(1996/05/24、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  おはようございます。きょうは、この法案の審議に資するために、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構から佐藤理事にもお越しをいただいております。ありがとうございます。お世話になります。  まず冒頭、大臣にお伺いをいたしますが、今回この改正を要します。その背景と、この改正が目的としているものは何なのか、そこのところを御説明をお願いします。
【次の発言】 欧米諸国に比べて日本の研究開発費への支出が少ない、かねて言われていることですけれども、その点を若干なりとも今回の改正で補っていこうと、国が、政府がこういう研究費を出すということについては私も賛成な……

第136回国会 厚生委員会 第21号(1996/05/28、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  松下さんには、きょうはお越しをいただきましてありがとうございました。  早速質問をさせていただきますが、少し観点が外れるのかも知れませんが、サリドマイドの薬害についてお尋ねをしておきたいと思います。  薬務局長在任中、サリドマイドの和解に当たって、昭和四十九年十月十三日、あなたは薬務局長として、全国サリドマイド訴訟統一原告団代表と、覚書に署名をして取り交わしをしておられます。御記憶でいらっしゃいますね。
【次の発言】 お聞きをしたいのは、その確認書の四項目めのところに、   厚生大臣は、本確認書成立にともない、国民の健康を積極的に増進し、心身……

第136回国会 厚生委員会 第24号(1996/06/04、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  山本さんには、きょうはお忙しい中お越しをいただきまして、ありがとうございます。  今お話をお伺いしておりますと、大変に記憶が鮮明なのでございますけれども、きょうここに来ていただくに当たって、小栗さんが陳述書を出されておられますけれども、小栗さんとお会いになって御記憶を御確認されたり、そういう作業をこれまでの間になさっておいでになったのでしょうか。
【次の発言】 ということは、バクスター社の中に今残っている記録に基づいてお話しをいただいているということで、単に山本さんの御記憶の中での話ではないというふうにお受けとめをさせていただきたいと思います……

第136回国会 厚生委員会 第25号(1996/06/05、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  石田先生も御質問になりましたけれども、先ほど発表なさいました処分についてお伺いをさせていただきたいと思います。  その際の会見で、大臣、薬害エイズの被害を拡大させたのは行政的失敗だったというふうに御発言をなさっておられますけれども、どのような失敗があったということでこの御発言になっているのか、具体的なその失敗の内容についてお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 情報提供がおくれた、あるいは緊急命令の権限を行使しなかったというような点を挙げられて、かなり問題は、あるいは当時の、大臣がおっしゃった失敗という点においては、その内容がだんだ……

第136回国会 厚生委員会 第28号(1996/06/12、40期、新進党)

○山本(孝)委員 廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案に関連して質問をさせていただきます。  木村委員も御質問されましたけれども、香川県の豊島の問題でございます。  小豆島の隣の島ですけれども、我々、私は大阪でございますけれども、関西の人間にとっても、小豆島というのは、夏になりますと行楽に出かける、大変に風光明媚というか、観光地の一つになっておりますので、大変に身近に感じる問題でもございます。  しかし、この大変にきれいな瀬戸内海の島に五十万立方メートルにも上る廃棄物が山になっている。そこで今、ダイオキシン等の有害物質が相当量含まれている、あるいは汚染がこの土壌や地下水にも及んで……

第136回国会 厚生委員会 第30号(1996/06/18、40期、新進党)

○山本(孝)委員 参考人招致や厚生省プロジェクトチームの聞き取り調査によって、少しずつ解明が進んできたというふうに思います。きょうは、これまでの調査結果を踏まえて、今の時点で厚生省の見解を伺って、私の疑問をぜひ解いていただきたいというふうに思います。  質問が多岐にわたりますので答弁は簡潔にしていただきたいということと、もし私の表現で厚生省の見解と違うところがあれば訂正をしていただきたいというふうに思います。先ほど、追加の質問でお渡しをいたしまして恐縮です。  けさほどからずっと回収の問題について質問が重ねられております。なぜ回収命令を出さなかったのだということを言われているわけですけれども、……

第136回国会 厚生委員会 第31号(1996/07/12、40期、新進党)

○山本(孝)委員 松本先生に先にお伺いをいたします。  今の衛藤先生とのお話、もう一度確認なんですけれども、ことしの六月二十二日の読売新聞に「主治医も「当時の判定基準では、発症前の感染者に過ぎなかった」と認めていた。」というふうに書かれておりますけれども、当時の松本先生の御判断で、この患者さんはエイズを発症していたのか、していなかったのか、単なる感染者だったのか、もう一度御発言をお願いします。
【次の発言】 はっきりお答えいただきたいのです。感染者だったのか、エイズを発症していたのか、していなかったのか、イエス、ノーで答えてください。

第136回国会 厚生委員会 第32号(1996/07/23、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。  お伺いをさせていただきます。  あなたは、研究班は行政の諮問機関でも何でもないのに「結果的には、その研究班が大変重要な意思決定をする結果になってしまった」、さらには、「意思決定機関でない研究班に重要な意思決定をさせてしまった」と述べておられますけれども、そのようなことになってしまった原因をどのように考えておられますか。
【次の発言】 質問にきちっとお答えをいただきたいのですね。重要な意思決定をさせてしまった、すなわち、あなたの行政上のミスですよね。その点をどういうふうにとらえておられるのかということをお聞きしているのです。

第136回国会 厚生委員会 第33号(1996/08/08、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  O157についてお伺いをする前に、一問だけ。  大臣、この八月四日に香川県の豊島を御訪問されて、あの島で問題になっております不法に投棄された大量の産業廃棄物の現場を直接ごらんになったというふうに思います。六月十二日の本委員会で私も直接にお願いをさせていただいて、早速に実現をしていただいて、大変にありがたいことだというふうにお礼を申し上げます。  ごらんになっての感想と、今後、生活衛生局長あるいは廃棄物対策室長を現地に派遣させるとかというようなことも含めて、今後どういうふうなお気持ちあるいは方針でこの豊島問題に対応しょうというふうにお考えなのか……

第136回国会 予算委員会 第15号(1996/02/19、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  本日は、エイズ薬害とその真相並びに業務行政のあり方について質問をさせていただきたいと思います。  先週金曜日に菅厚生大臣が、このエイズ薬害の被害者の皆さんとお会いになって、これまでのことについての謝罪をなさり、国の責任をお認めになる発言をされました。これまでの、前任の森井厚生大臣も、なかなかこの所見を認めることが難しいというようなことをおっしゃっていたのですが、私がいろいろ資料を調べてみても、菅厚生大臣の発言につながるのは当然のことかなというふうに思います。  しかし、国の姿勢がここでがらっと、厚生大臣の発言で変わりました。そこのところのいき……

第136回国会 予算委員会 第19号(1996/02/27、40期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。エイズ薬害に関連して御質問をさせていただきます。  まず、厚生大臣にお伺いをいたします。  昨日、外資系の製薬会社と協議をされたそうですけれども、よい感触を得られましたのでしょうか。あわせて、和解の実現については三月の早い時期にということでほぼ関係者で合意をされたというふうにもお伺いをしておりますけれども、成立の見通しについてお伺いいたします。
【次の発言】 橋本総理は、厚生大臣であられました五十四年の九月にスモン和解の確認書をお取り交わしになりました。田辺製薬がテーブルに着かないという中で大変に難しい交渉であったというふうにお伺いをしております……

第136回国会 予算委員会 第23号(1996/04/02、40期、新進党)

○山本(孝)委員 薬害エイズ問題について御質問させていただきます。新進党の山本孝史でございます。  先月末の和解の成立を受けて、その誠実な実行はもとより真相解明が大きな課題になっております。  まず、総理にお伺いをいたします。  血税が使われるのですから、住専同様に、何が間違っていたのか、しっかりとした解明が必要であろうと思います。真相解明について総理はどのようにお考えでいらっしゃいますか、お考えをお伺いします。
【次の発言】 その真相の解明にはまず資料の公開が必要であろうというふうに思います。  きのう厚生省のプロジェクトチームから、新しい資料があって、その精査をしているので公開がおくれてい……


41期(1996/10/20〜)

第138回国会 厚生委員会 第2号(1996/11/27、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  大口善徳先生あるいは桝屋敬悟先生から寄せていただいた質問も交えてお聞きをいたしたいと思います。  まず、大臣にお伺いをいたしたいのですけれども、あいまいな状況の中で辞表を受理することが真相解明あるいは自助努力につながるとは私は思いません。先ほど、岡光さんは極めて特殊な人物だと思うというふうにおっしゃったのですけれども、茶谷さん、あるいは山形に出向されておられた課長さん、あるいは医療福祉研究会に多くの厚生官僚の皆さんが参加されておられるということをニュース等で聞いている国民の側としては、岡光さんは極めて特殊な人物とは思えないと、残念ながらそうい……

第139回国会 税制問題等に関する特別委員会 第2号(1996/12/12、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  先月の十一月二十日に、社会保障関係審議会の会長会議がまとめた「社会保障の構造改革の方向」の中間まとめというのが出ました。橋本総理が主張される国民負担率五〇%以下の目標を達成しようとすれば、社会保障制度の見直しだけでそれを達成しようとすれば、今後、医療保険、年金の給付を二割以上引き下げる必要があるだろうという見通しが出されております。  一方で、政府は今、消費税の引き上げ、医療保険の負担増あるいは介護保険の新設といったような形で、国民にさらなる負担を求めようとしている。そこに今回の厚生省の福祉汚職が起こったわけですけれども、阪神・淡路大震災ある……

第140回国会 厚生委員会 第2号(1997/02/19、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  戦後五十年、時代や社会の変化を受けて、日本の社会保障は今構造改革が求められております。早急にその道筋を示すべきだというふうに思いますけれども、その方向性については、答えは一つではない。党派を超えた、あるいは与野党の垣根を超えての議論をぜひしていかなければいけないというふうに思っておりますし、お役所の皆さんがお決めになる、あるいは審議会がお決めになるということではなくて、政治の判断あるいは決断が必要な問題がこの社会保障の構造改革の中に山積をしておるというふうに思います。そういう点で、連日の審議で大変お疲れの中申しわけございませんけれども、ぜひ小……

第140回国会 厚生委員会 第6号(1997/03/19、41期、新進党)

○山本(孝)委員 冒頭でございますけれども、委員が二十人を少し超えたところしかおりません。党議拘束が外れて一人一人が意見を表明する、判定をしなければいけないという法案を審議する中で、私は非常に不安感を持っております。一言申し上げたいと思います。  あわせて、本委員会でこの法案の賛否を問うのかどうかということも、今、理事会の中で協議をさせていただいておりますけれども、もう一度、委員お一人お一人がお考えをいただきたいというふうに思います。  移植を待つ患者さんの立場に立って臓器移植問題にずっと取り組んでこられました中山先生、あるいは今回法案を提出されました皆さんに、まずもって敬意を表したいというふ……

第140回国会 厚生委員会 第7号(1997/03/21、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  介護保険につきましては、これまで百五十を超える質問を文書で厚生省にさせていただきました。輪郭はほぼ理解できましたけれども、まだまだお聞きしておかなければいけない点が多いというふうに思っています。  今回、新進党で、全国の自治体に介護保険に関する緊急アンケートをさせていただいております。今まだ回収の途中でございますけれども、その内容の一部を本日は紹介しながら質問をさせていただきたいというふうに思います。  本日、お聞きしたい点は二点あります。  一つ目は、社会保険のメリットを強調し過ぎておられませんかという点です。そのために、このまま制度を発足……

第140回国会 厚生委員会 第10号(1997/04/01、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  冒頭、昨日になりますが、私も提案者の一人となりまして臓器の移植に関する法律案、全く今の法案と同じ名前でございますけれども、法律案を提出をさせていただきました。いわゆる対案の形でございます。この法案の提出並びに審議につきましては、町村委員長初め各党の理事さんに格別の御配慮を賜っておりますことを心からまずもって御礼を申し上げます。ありがとうございます。  きょうは、先回に引き続いてでございますが、関西医科大学の臓器組織の無断摘出事件についてもう一度お伺いをさせていただきたいと思っています。  大変大きな新聞に、特に関西でございますので大きく出てお……

第140回国会 厚生委員会 第12号(1997/04/04、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。  せんだって、枚方にお伺いして、上谷さんから給食の持っている意味の重さを教えられたのですけれども、きょうのお話の中では、この介護保険が入ればむしろサービス水準が下がるというふうな受けとめをされておられるようです。  そこで、滝上さんと喜多さん、お二人にお伺いをしたいのです。  今回、この介護保険が入ることによって、今全国一律のサービス水準を保障しようとしているゴールドプランより一体何がよくなるのでしょうか。特に喜多市長には、この保険でペナルティーということが入っておりますけれども、このペナルティーという部分、給付の制限という部分をどういうふうに思ってお……

第140回国会 厚生委員会 第13号(1997/04/08、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。  きょう、五人の先生のお話をお伺いしておりまして、この法律の中で脳死を人の死というふうに決めて、なぜ医療現場に脳死判定というものを上から押しつけてこなければいけないのかというところで、やはり極めて疑問に思います。  魚住先生、上から押しつけてはいけないとおっしゃいましたし、かつてここに墨東病院の浜邊先生が来られて、参考人としてお話をお述べになったときも、救急医療現場では、脳死イコール人の死というふうにすると大変混乱が起こりますというふうにおっしゃっておられます。今の竹内先生のお話を聞いておりましても、各医療機関において六時間を置いている時間を、まちまち……

第140回国会 厚生委員会 第16号(1997/04/15、41期、新進党)

○山本(孝)議員 脳死の判定基準についての御質問でございます。  既に御案内のとおりでございますけれども、せっかくつくってまいりましたので使わせていただきます。  深い昏睡と自発呼吸の消失、瞳孔の固定、脳幹反射の消失、平たん脳波の確認というものを行って、この竹内基準というものが脳死に関する研究班の中でつくられている。問題は、ここのところの六時間という時間帯、ここを必ず絶対に必要な最短の時間として置いてくださいというふうに竹内基準では言っています。  今、脳死の判定基準とおっしゃいましたけれども、竹内基準は、実のところは、この状態にいる、脳死の状態におります、もう脳の自己融解が始まってしまいまし……

第140回国会 厚生委員会 第18号(1997/04/18、41期、新進党)

○山本(孝)委員 山本でございます。  まず、法務省に質問をさせていただきます。何点か疑問の点が残っておりますので。  一点目は、脳死状態の患者から臓器を摘出した場合に第三者が告発をするのだ、だから法律が要るのですというのがこれまでの提案者の、中山案の提案者のお話でございましたけれども、仮に中山案が成立した場合に、この第三者告発というのはなくなるのでしょうか。
【次の発言】 法律ができたからといってすべて門前払いじゃなくて、しっかりとした捜査をやるというものはやっていただきたいというふうに思いますが、その点はしっかりやっていただけるのですね。御確認をしたいと思います。

第140回国会 厚生委員会 第21号(1997/04/25、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  昨日、通称としては臓器移植法、本名、脳死法が衆議院を通過いたしたというふうに思っておりますが、健康保険について質問する前に、少し審議の中ではっきりしなかった点がありますので、再度確認をさせていただきたいと思います。  まず、大臣にお伺いをいたします。  脳死判定後の保険からの医療費の給付ということについて、枝野議員の質問で、「当分の間、」というのは本当に当分の間で、短い期間で打ち切られるというふうに思う方が自然じゃないかという質問がございまして、大臣はそれに対して、中山案によれば脳死だといっても絶対に生き返らないのですから、どんな治療をやった……

第140回国会 厚生委員会 第24号(1997/05/07、41期、新進党)

○山本(孝)委員 福島議員に続きまして、質問をさせていただきます。  まず、提案者にお聞きをいたしたいのですけれども、今回の原案は、与党としてお取り決めになって、閣議決定を経て国会の場にお出しになった。それに対して我々は真摯に審議をさせていただいているわけですけれども、なぜこの時点になって与党が修正案をお出しになるのか、非常に国民としてはわかりづらい部分があります。この原案というのは、与党としては十分に審議をしたものではなかったというふうにお認めになるのでしょうか。
【次の発言】 今、津島先生がお話しになった点は福島議員に対しての御答弁でもわかっておるのですが、私の御質問は、お出しになった原案……

第140回国会 厚生委員会 第25号(1997/05/14、41期、新進党)

○山本(孝)委員 おはようございます。  まず最初に、この原案にあります介護保険の性格というものについてですけれども、これは一年単位の短期保険であって、その年に保険事故がなければ掛け捨てになるというような保険ではないかというふうに思っておりますが、二号被保険者について負担と給付のあり方が問題になっておりまして、介護は生涯を通じると二人に一人ぐらい要介護状態になるのではないかと常におっしゃっておられます。であるならば、積立方式というものは御検討なさったのであろうか。今回、そうなっておりませんけれども、なぜ積立方式でない方式になさったのか、ここの御説明をいただきたいと思います。

第140回国会 厚生委員会 第27号(1997/05/21、41期、新進党)

○山本(孝)委員 おはようございます。新進党の山本孝史でございます。  大臣は本当に連日の委員会あるいは会議でお疲れでございまして、先般、参議院で臓器移植法が始まりましたので、上の方から見させていただいておりましたけれども、大変お顔に元気がないというか、お疲れの様子がありありとあります。きょうも、午前中二時間、おつき合いをいただきますけれども、ひとつ、かつての元気さを取り戻して御発言をいただけると大変にありがたいというふうに思っております。  介護保険法案について、我々新進党としましては、一貫して、税方式で賄う方がいいのではないかということの主張をさせてきていただきました。その点について、もう……

第140回国会 厚生委員会 第29号(1997/05/27、41期、新進党)

○山本(孝)委員 江草先生にお伺いをしたいのですが、児童虐待の問題でございます。  今回の法律改正では不十分ではないかという声も出ておりますけれども、先生のお受けとめ方、今後、児童虐待というケースをもっと減らしていくためにどういう施策が必要であるというふうにお考えか、お尋ねしたいと思います。

第140回国会 厚生委員会 第31号(1997/05/30、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。  きょうは、児童福祉法の審議にかかわる質問をさせていただく前に、一問、健康保険の改革についての大臣の御答弁をひとつお願いいたしたいと思います。  さきの健保法審議の折に懸案となりました医療改革のプログラムについてでございますが、答弁におきまして、厚生大臣並びこ津島先生は、まず厚生省が医療改革案をまとめ、その後、健保法の改正案が施行されるまでに、すなわち八月末までに与党と協議して最終的に医療改革案をまとめるとの考えをお示しになっておられます。  そうしますと、厚生省としての案をまとめる時期が七月中ぐらいでないと間に合わないのではないかというふうにも思うわ……

第140回国会 厚生委員会 第33号(1997/06/06、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。  大臣、お疲れさまでございます。  きょうは、豊島の問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  昨年六月十二日の本委員会で取り上げまして、当時の菅厚生大臣に、ぜひ現地を見ていただきたいというお願いをさせていただきました。八月に現地に赴いていただきまして、十月には、選挙の折に橋本総理が、遊説先の高松で、国としても対応していきたいということを記者会見でお述べになりました。今、住民と県との交渉の場であります公害等調整委員会で進んでおりますけれども、最後の段階でなかなか難渋をしているというふうに聞いております。  そこで、まず大臣にお尋ねでございます……

第141回国会 厚生委員会 第6号(1997/11/28、41期、民主党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。  冒頭、今回のこの精神保健福祉士法並びに言語聴覚士法については、先週審議をさせていただいて、また今回審議をさせていただく。一部に緊急上程をというお話もありましたけれども、委員長の御判断もございまして、十分な審議時間をとっていただいたということで、自民党の理事の皆様にも御理解をいただいたことにまず感謝を申し上げたいと思います。  まずは精神保健福祉士法について御質問をさせていただきますけれども、今回の精神保健福祉士法は、精神障害者だけを切り取って資格化をするという中において、したがっていろいろな御議論がございました。とりわけ社会福祉分野における資……

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号(1997/10/23、41期、新進党)

○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。きょうは、この財政改革法案について質問をさせていただきたいと思います。  この法案をいただきまして、読んでみても、あるいはこの委員会の審議の御答弁等あるいは質問者の内容を聞いておりましても、関西弁で言えば、ほんまにけったいな法律やなという感じしかしません。ここしばらくといいますか、この委員会の審議の中でも何回も指摘がされておりますけれども、歳出増につながる補正予算について全く触れられていない。国鉄債務等についてもやはり触れられていない。私はずっと厚生委員会に所属をさせていただいておりますけれども、例えば厚生年金への国庫負担の繰り延べあるいは政管健……

第142回国会 運輸委員会 第9号(1998/05/15、41期、民主党)【政府役職】

○山本(孝)政府委員 お尋ねの件について、国際的な検討状況、我が国の取り組み状況を御説明申し上げます。  我が国は、昨年五月に、こういった問題に取り組んでおります国際海事機関、IMOにおきまして、旗国検査、まず、ポートステートコントロールの前に、それぞれが所属している、登録している国、つまり旗国となります、ここが検査を強化するというのが第一だと考えまして、そこが老朽タンカー等について検査をより強化するような方策について提案を行いました。次いで、こういった検査を行った結果をその船舶にあらかじめ書類で持たせることによりまして、実際に入港を受け入れた、例えば我が国であれあるいは中国であれ、そういった……

第142回国会 厚生委員会 第3号(1998/03/11、41期、民友連)

○山本(孝)委員 民政党の山本孝史でございます。  大臣、連日の委員会審議でお疲れさまでございます。よろしくお願いを申し上げます。  まず、財政構造改革法案と社会保障関係費についてお尋ねをいたしたいと思います。  午前中の佐藤先生の御質問は、小泉厚生大臣には大蔵大臣もあるいは通産大臣も兼任してほしいんだという思いを込めての御質問であったかというふうに受けとめておりますが、きょうは藤井大蔵大臣も聞いておられます、ひとつこの点で何点かお伺いをさせていただきたいと思っております。  まず、国民負担率の問題でございますが、財政構造改革法案では、財政赤字を含む国民負担率は百分の五十を上回らないように抑制……

第142回国会 厚生委員会 第4号(1998/03/13、41期、民友連)

○山本(孝)委員 おはようございます。民政党の山本孝史でございます。  きょうは、民友連所属各党並びに厚生委員諸氏の御了承をいただきまして御質問をさせていただきます。  まずは、柳沢委員長には、このたび御就任おめでとうございます。ひとつ公平、公正な運営にお心がけをいただきますようにお願いを申し上げます。  まず、質問の最初は、対馬丸の慰霊事業についてお伺いをさせていただきたいと思います。  今般、学童疎開船対馬丸の沈没位置の確認がございまして、洋上慰霊祭を先般とり行っていただいたところでございます。テレビで拝見をさせていただきまして、大変遺族の方たちもお喜びであったというふうに思っております。……

第142回国会 厚生委員会 第7号(1998/04/10、41期、民友連)

○山本(孝)委員 民友連の山本孝史でございます。  参考人の皆様にはお忙しい中お越しをいただきまして、ありがとうございます。せっかく来ていただいて現場の声を聞かせていただいているのに、自民党の先生方は随分空席が目立っておりまして、遺憾に思います。  遺憾に思いますことのもう一つは、昨晩、橋本総理が記者会見をされまして、景気対策として、減税あるいは財政出動並びに財政構造改革法の改正を今国会でするというようなことをおっしゃったわけですけれども、今回通りました予算はこの財革法を前提につくられておりますし、予算編成はそういう形でなされている。  今審議をしております国民健康保険法等の改正案もこういう政……

第142回国会 厚生委員会 第9号(1998/04/17、41期、民主党)

○山本(孝)委員 おはようございます。山本孝史でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  本日、私の質問では、財政構造改革法の改正あるいは四月九日に総理が発表されました総合経済対策と社会保障関係費の関係、あるいは健康保険制度の抜本改革の進捗状況等についてお聞きをしたいと思っております。したがって、法案に関係しておりますレセ点検の話あるいは地域医療計画、それから保険医の指定のあり方等については次回以降の質問の機会にさせていただきたいと思っておりますので、本日は触れないつもりでおります。  まず、総合経済対策でございますが、先般、四月九日に総理が記者会見をされて発表されました。財政構造改革……

第142回国会 厚生委員会 第10号(1998/04/24、41期、民主党)

○山本(孝)委員 おはようございます。山本孝史でございます。  大臣には連日連夜本当に御苦労さまでございます。お疲れさまでございます。  冒頭、やはり根本先生と同じように、財政構造改革法のきのうからきようにかけての動きについて大臣から直接お伺いをさせていただかないといけないというふうに思っております。  キャップ制をこの社会保障制度については外せという御主張をされておられる、あるいは財政構造改革法をつくったときのあの決意、精神というものをそう簡単に曲げるべきではないという御主張をされておられる、その大臣の筋を通そうという姿勢には、私は心からのエールを送りたいというふうに思っております。  ただ……

第142回国会 厚生委員会 第11号(1998/04/28、41期、民主党)

○山本(孝)委員 私は、民主党を代表して、国民健康保険法等の一部を改正する法律案及び同案修正案に反対の立場から討論を行います。  本法律案は、医療費の適正化との名のもとに国民に負担増を押しつけるだけでなく、医療の質の向上を妨げかねない要因をも含んだ法律案であり、我々民主党は、到底認められません。  以下、反対の理由を述べます。  第一に、老人医療費拠出金の算定方法の見直しは、平成十年度の予算編成において、財政構造改革法に従い、医療費縮減策の一つとして取り上げられたものです。医療保険制度や、平成七年改正時に約束された老人医療費拠出金制度の抜本的改革を先送りにしたまま、財源対策として各保険者からの……

第142回国会 厚生委員会 第12号(1998/05/15、41期、民主党)

○山本(孝)委員 おはようございます。  ただいま議題になりました日独年金協定について、御質問をさせていただきたいと思います。  大変長い時間をかけて、今回の協定は日本としては初めて他の国と結ぶということになったわけですけれども、やはりなぜこのぐらい時間がかかってしまったのかということは、今後ほかの国と協定を結んでいく上において、大変いろいろな教訓なり反省なりを含んでいるのではないかと思います。  そういった意味合いで、これまでの参議院の質疑を聞いておりますと理由が主に二つあって、一つは日本側の交渉に対する体制の問題、もう一つは相手国と日本との間の年金制度の違いというところに問題があるというふ……

第142回国会 厚生委員会 第15号(1998/05/29、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。  きょうは、参考人の先生方、お忙しい中をありがとうございました。  最初に、竹田先生にお伺いをします。  今、HIVの感染を受けられた早川さんが切々と自分の体験を踏まえてお訴えになって、こういう感染症の患者さんに対する治療というものも十分盛り込んだ法律にしてほしいんだというお話をされました。先生は小委員会の委員長としてこの報告書をおまとめになったわけですけれども、今のこのお訴えを聞かれて、きちっとそういうものがこの法律の中にあるいは委員会報告に担保されているとお考えでしょうか。
【次の発言】 先生の先ほどの発言で少し気になりましたので、確認のた……

第143回国会 環境委員会 第3号(1998/09/25、41期、民主党)

○山本(孝)委員 山本孝史でございます。  いつもは厚生委員会でいろいろ質問しておりまして、きょうは、例の能勢町のダイオキシン問題もあるということで、佐藤先生からぜひこの環境委員会で質問するようにというお話もございまして、お時間をちょうだいさせていただきました。  先ほど大臣もダイオキシンに対しての御認識をお示してございましたけれども、前厚生大臣が国会答弁の中で、サンマを焼いてもあるいは焼き鳥をつくってもダイオキシンは出るのですという名答弁をされまして、実は物を燃やせばダイオキシンは出るのですね。特異な化学反応ではありませんで、実はごみ焼却炉というのは一番大きなダイオキシンの発生源に、今日本の……

第143回国会 厚生委員会 第3号(1998/09/08、41期、民主党)

○山本(孝)委員 山本でございます。  大臣、御就任おめでとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  きょうは、まずは、毒物の混入事件が多発しております、この件についてお尋ねをいたしたいと思います。  毒物、劇物の製造、流通、保管という管理体制をしっかりとすることが市民の毒物に対する意識を高めていく、そしてこういう犯罪行為をなくしていくのではないかというふうに思うわけでありますが、厚生省の所管の法律の中で、毒物劇物監視員というのがございます。この監視員の活動をさらに活発化すべきではないか、こういうふうに思いますが、所管の局長の御答弁をいただきたいと思います。

第144回国会 内閣委員会 第1号(1998/12/14、41期、民主党)

○山本(孝)議員 私は、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党を代表しまして、ただいま議題となりました国家公務員の倫理の保持に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  厚生省汚職事件を機に各省庁で職員倫理規程が策定されたにもかかわらず、その後、大蔵省の接待汚職、さらには防衛庁の調達汚職など、国家公務員の職務に係る倫理をめぐって憂慮すべき状況が続いております。今日、未曾有の経済、社会の困難な状況に直面する我が国にとって諸々の構造改革が急務ですが、その絶対的要件となるのが政治、行政に対する国民の信頼であることは論をまちません。  これまでの内部規程では実効性が……

第145回国会 厚生委員会 第4号(1999/03/10、41期、民主党)

○山本(孝)議員 ただいま議題となりました民主党提出の国民年金法等の一部を改正する法律及び厚生年金保険法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が党は、現下の社会経済情勢をかんがみるとき、今回の政府提出法案における年金保険料の据え置きだけでは不十分であると考えます。国庫負担割合を引き上げるとともに、保険料を引き下げるべきであります。  特に国民年金については、対象者の約三割が未加入、未納、免除となっており、逆進性の強い定額保険料を今後とも続ければ空洞化が進むことが懸念されます。  また、先月に経済企画庁が発表した国民生活選好……

第145回国会 厚生委員会 第5号(1999/03/12、41期、民主党)

○山本(孝)委員 おはようございます。  大臣には連日御苦労さまでございます。きょうもよろしくお願い申し上げます。  きょうは時間が限られておりますので、少し質問の順番を変えて質問をさせていただきたいと思います。申しわけありません。  まず最初に、今回の戦傷病者戦没者遺族等援護法にかかわって御質問をさせていただきたいというふうに思います。  大臣も既に御存じのように、今、在日韓国人元軍属の石成基さん、亡くなられた陳石一さんから、この援護法に基づいて障害年金の請求がありまして、それについては却下するということの取り消しを求めておられる訴訟の控訴審判決、昨年の九月でございますが、東京高裁が示した所……

第145回国会 厚生委員会 第6号(1999/03/16、41期、民主党)

○山本(孝)議員 この間の予算委員会におきましても、財源をどうするんだ、あるいは、今総理大臣とおっしゃいましたが、高額の方にも給付してどうするんだという御答弁が続いているわけですが、一つここで抜けている観点は、保険料負担がなくなるわけですね。その分だけいわば振りかわりになるわけでございますね。その点を考え、基礎年金という制度を考えたときに、その財源としてどういう財源が一番いいのかという議論を抜きにしたままで、新たな負担がふえるんだからだめなんじゃないかという御議論が続いているようで、何かこれは不毛な議論のような気がいたします。  先ほどの福島委員の御指摘に、私は厚生大臣だからとおっしゃいました……

第145回国会 厚生委員会 第7号(1999/03/19、41期、民主党)

○山本(孝)議員 御質問でございますが、先ほどの大臣の御答弁の中で、基礎年金を税方式化することは抜本的な改革になるので一大臣ではできないとおっしゃったのか、そこは一内閣ではできないとおっしゃったのか、これはできる話ではないんだという否定的なニュアンスでおっしゃったわけですけれども、ここは今抜本的改革が求められているのであって、そこを逃げてしまったのでは政治は責任を果たしていないのではないかと思うわけであります。  あわせて、財源が大きいから大きい政府を目指すんですかという御答弁の趣旨でございましたけれども、国民からすれば、必要なお金を税金で負担するのか保険料で負担するのかということは全く同じで……

第145回国会 厚生委員会 第9号(1999/05/18、41期、民主党)

○山本(孝)委員 この通常国会で私も質問に取り上げました点で二点、内閣に対応をお約束をいただいている問題があります。若干質問の順番が変わっております。申しわけありません。ホームレスへの対応と戦後補償に関する問題でございます。  まず、ホームレスへの対応について、事務局を担当しておられます厚生省の社会・援護局長からその進捗状況についての御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 最終的な取りまとめはいつできますか。
【次の発言】 次の会合は五月二十六日とお聞きしておりますけれども、五月二十六日の会合の席上で一定の対応策はお示しをいただけるという理解をしてよろしいでしょうか。

第145回国会 厚生委員会 第10号(1999/05/19、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。  今回の法律は参議院で先に審議がされておりまして、論点もかなり明確になっている部分があるかと思います。したがって、私の質問は、参議院での審議内容を踏まえて質問をさせていただきたいと思います。  今回の法律改正におきまして、厚生省としては、精神科の救急医療システムの整備を図っていきたい。それは、移送というものを法定化して、さらにはその移送先の病院の指定基準を見直しするというお考えのように承っておりますが、結果から申し上げて、今回のこの法律改正によって、例えば、今出ておりました大和川病院のような病院に救急患者が運び込まれることはなくなる、あるいは大……

第145回国会 厚生委員会 第11号(1999/05/21、41期、民主党)

○山本(孝)委員 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び無所属の会を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。  一 精神障害者の福祉の増進及び国民の精神保健の向上を図る観点から、精神障害者やその家族その他の関係者の意見も尊重しつつ、他の障害者施策との均衡や雇用施策との連携に留意し、障害者プランの着実な推進を図るなど、精神保健福祉施……

第145回国会 厚生委員会 第12号(1999/06/08、41期、民主党)

○山本(孝)委員 山本でございます。  時間が限られておりますので、多少単刀直入な御質問をさせていただくかもしれませんが、よろしくお願いを申し上げます。  まず一点目ですけれども、保険料の軽減問題についてであります。  大臣の御答弁をお聞きしておりますと、大きな格差は問題であるという認識をお示しなさる一方、例えばきょうの午前中でも、是正には少し消極的な発言のようにも受けとめるのですけれども、単刀直入にお伺いして、保険料の軽減はされるお考えなのかあるいはされないお考えなのか、今どちらのお考えでいらっしゃいましょうか。
【次の発言】 具体策を決定していないというお話で、それはそれなんでしょうけれど……

第145回国会 青少年問題に関する特別委員会 第5号(1999/07/09、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。  本日は青少年の薬物乱用問題についての審議でございますけれども、時あたかも盗聴法の審議がありまして、ここでの審議が盗聴法を早く通せというようなことに使われないように、ちゃんとした審議をさせていただきたいというふうに思っております。  確かに、覚せい剤の問題、青少年にも多いんですけれども、一番多いのは、シンナー等の乱用という問題が相変わらず一番多うございまして、そこで、私きょうは毒物及び劇物取締法に関連して質問をさせていただきたいと思います。  昨年、毒劇物の事件が続発をいたしまして、私、昨年の九月の八日に厚生委員会で、毒劇物への対策を省庁の枠を……

第145回国会 大蔵委員会 第6号(1999/02/17、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。  宮澤大臣には毎日御苦労さまでございます。きょうもよろしくお願いを申し上げます。  多少質問の順番が変わっておりまして申しわけございませんけれども、きょうは、我が党民主党が提出をいたしました法案、児童手当の抜本的な拡充によって子供手当を創設するということが日本の将来にとって大変いいのではないかという点について、御質問をさせていただきたいと思います。  我が党の法案あるいは我が党の主張については、本会議あるいは他の委員会等を通じてたびたび主張を申し上げ、大蔵大臣からはお考えをお示しいただいております。こういう理由でだめだということを幾つかいただい……

第145回国会 大蔵委員会 第11号(1999/04/16、41期、民主党)

○山本(孝)委員 おはようございます。  民主党の山本孝史でございます。早速質問をさせていただきます。  今回の二公庫の統合は、特殊法人の整理合理化あるいは業務の効率化の観点からなされるとお伺いをしております。統合で、ここは変えるべきだ、ここは変えるべきでないというようなさまざまな意見が交わされておる中、何が変わって何が変わらないのかということを明らかにさせていただきたいと思います。  新公庫の主たる主務官庁は大蔵省でございますので、大蔵大臣にお伺いをさせていただきます。  平成九年九月の閣議決定「特殊法人等の整理合理化について」の国民金融公庫の項目に、「環境衛生金融公庫設立当時の経緯に照らし……

第145回国会 予算委員会 第9号(1999/02/03、41期、民主党)

○山本(孝)委員 山本孝史でございます。お疲れの中、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、冒頭、きょうは年金についてお伺いをさせていただきたいと思っておりますが、その前に二点ほどお伺いをしておきたい点がありますので、先に触れさせていただきたいというふうに思います。  一つは、社会保険庁の事務職員による保険給付金の着服問題についてであります。  社会保険庁職員による保険給付金の不正受領や、あるいは保険料の着服があるのではないかということで、質問主意書を出させていただきましたところ、五年間で九件、三千五百万円あるという答弁をいただきました。ただし、事案の詳細についてはこれを公表しないという……

第145回国会 予算委員会 第21号(1999/07/15、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の衆議院議員の山本孝史でございます。  きょうは、今回の予算案に盛り込まれております少子化対策の臨時特例交付金等を中心に、社会福祉、社会保障の問題について重点的にお伺いをさせていただきたいと思います。予算委員の先生方にはありがとうございました。お時間をいただき、恐縮でございます。  今回、私どもの党内でこの少子化対策の臨時特例交付金、ことしは国際保護鳥のトキに子供ができまして、何かトキ交付金という感じがするなという思いであります。ただ、子供の方は優優という大変かわいらしい名前がつきましたけれども、残念ながら日本国の財政の方は悠々ではありませんので、思ったようにはいかない……

第146回国会 厚生委員会 第3号(1999/11/10、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。  きょうは、小池百合子経済企画総括政務次官にもお越しをいただきまして、お忙しい中ありがとうございます。質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、厚生大臣にお伺いをいたします。  確認でございますが、今回政府が出されました見直し案というものは三党が合意した案であるのかということが一つ。それと、最終的な案なんでしょうか、来年四月までにまた見直しがあるということはあり得るのでしょうか。この案は三党合意案か、最終的な案なのか、この二点についてまず認識をお伺いします。
【次の発言】 これから先、変更はないという認識を厚生大臣はお示しになった……

第146回国会 厚生委員会 第5号(1999/11/17、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。  参考人の皆様には、きょうはお忙しい中、また遠方からお越しをいただきまして、ありがとうございました。  この見直しは耐えがたい思いがする、あるいは決められたとおりに実施をしてほしいというお声を聞きまして、困惑を越えて怒りに近いような現場のお気持ちがあるのではないかというふうに承っております。これほど現場の声と国会の中、あるいは厚生省がおつくりになった案とがすれ違っているというのも珍しいのではないかなというふうに思います。せっかくこうやって直接現場の声を聞かせていただける機会であるにもかかわらず、自民党の先生方は、二十一人この委員会におられるので……

第146回国会 厚生委員会 第6号(1999/11/19、41期、民主党)

○山本(孝)委員 今、木村理事が委員長席にお座りになって、委員長は公用でおいでにならないけれども、お帰りになったらそれなりの御発言があると発言されましたけれども、これは陳謝をされるというふうに聞いておりますので、今後委員会運営にはきちんと委員長として公平を旨として運営に当たるという旨の御発言があるという前提を私は承っておりますので、その前提でもって御質問に入らせていただきたい、こういうふうに思います。  何回も繰り返しますように、今回の法案は、年金本体だけの話じゃなくて、年金福祉事業団の廃止の話も、それから、あの巨額な積立金をどう運用するのかという大変重要な法案もかかっておりますので、国民の将……

第146回国会 厚生委員会 第12号(1999/12/07、41期、民主党)

○山本(孝)委員 山本でございます。  大臣、恐れ入ります、質問通告にないのですが、先ほどの五島先生とのやりとりで一点だけ確認をさせていただきたいのですが、基礎年金のカバーする範囲、水準という問題にかかわってですけれども、大臣の御答弁で、いわゆる自己負担分が上がったりして医療費が上がってきますと、それは物価スライドに反映されて基礎年金の給付水準に反映してくるという御答弁は、そのとおりだというふうに思います。  問題は、高齢者自身の税負担あるいは社会保険料負担というもの、これは基礎的な生活消費支出という中には含まれていないというふうに理解しておりますが、そういうことだと思うのですね。うんうんとう……

第146回国会 青少年問題に関する特別委員会 第2号(1999/11/18、41期、民主党)

○山本(孝)委員 先ほど今井所長が、このままでは児相はパンクするという悲痛な訴えをされたわけですけれども、それを受けて、真野局長に三点、端的に聞きますので、ぜひお答えをお聞かせください。  今の佐田委員の御指摘にもありましたけれども、確かに平成九年に、児相は積極的に関与すべきだ、こう方針を出されたのでしょうが、実は現場ではなかなか、それでもやっていけない、法律の裏づけがないとやれないという部分もあるんだと思うのですね。そういう意味でいけば、児童相談所の所長は、家の中で保護しなければいけないという子供がいるときに、家裁の許可を得て立ち入ることができるんだというような条文をつくってあげないといけな……

第147回国会 厚生委員会 第3号(2000/03/14、41期、民主党)

○山本(孝)委員 山本孝史でございます。  大臣、お疲れさまでございます。  きょうは、私は、医療事故、児童虐待問題、そしてたばこの問題について大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  まず医療事故の問題ですけれども、昨年の一月の横浜市立大の附属病院で患者取り違え事件というのがありまして、それ以降随分と医療事故が新聞に出てくるようになりました。都立の広尾病院の輸液の間違い、あるいは私の地元の国立循環器病センターでは女の子が手術中に薬剤の投与ミスで亡くなってしまう、あるいは京大病院で人工呼吸器の加温加湿器に水と間違えて消毒液を注入して亡くなってしまう、日赤病院等々でも事故が続いております。……

第147回国会 厚生委員会 第5号(2000/03/24、41期、民主党)

○山本(孝)委員 おはようございます。民主党の山本孝史でございます。  民主党といたしましては、ただいま議題になりました二法案について賛成の立場でございますけれども、年金の問題については、午後も年金法の審議がございますので、その折に触れさせていただくことにして、この与えていただいております時間は、戦傷病者戦没者遺族等援護法の改正に関連する諸問題についてお聞かせをいただきたいと思います。  きのうの質問通告と順番が最初のところで入れかわっておりまして申しわけありませんが、最初の質問は、特別永住者の元日本軍人軍属への戦後補償問題でございます。  昨年の三月九日に内閣委員会がございまして、私も傍聴し……

第147回国会 厚生委員会 第7号(2000/04/14、41期、民主党)

○山本(孝)委員 大臣、政務次官、このたびまた森新内閣のもとで厚生大臣並びに政務次官の重責を担われることになりました。御苦労さまでございます。おめでとうございますと言うと、白々しいと言われかねませんので、少しあれでございますが。  ただ、その点で、二点お伺いをしておきたいのです。  一つは、今世間の耳目が集まっております森内閣の発足に当たってのところでございますけれども、私は四月二日日曜日の夜十一時半からのNHKのニュース速報といいましょうか記者会見でその事態を知ったわけでございますけれども、大臣はどの時点で小渕さんの病気、入院等々について御存じになられましたでしょうか。

第147回国会 厚生委員会 第8号(2000/04/18、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。  きょうは、お三方にはお忙しい中、お越しをいただきましてありがとうございました。  まず、都村先生にお伺いをさせていただきたいと思います。  小さく産んで大きく育てるはずだった児童手当が、大きく育ったとは言いがたい。それはなぜか。今までの政府の姿勢のどこに問題があった、あるいは児童手当がどういう形で理解をされてきたと御理解しておられますか。
【次の発言】 児童手当に対する社会の関心云々は今おっしゃったとおり、諸外国と日本との評価の仕方が違うというのもおっしゃったとおりだと思うのですが、私の質問の趣旨は、これまでの自民党政治の中で、政府の中でなぜ……

第147回国会 厚生委員会 第9号(2000/04/19、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党を代表して、児童手当法の改正案に反対の立場から討論を行います。  反対の理由の第一は、今回の制度改正のための財源を年少扶養控除を廃止することで捻出していることです。  年少扶養控除は、今年度から教育減税を目的として設けられた恒久減税策です。しかし、わずか一年で廃止とされ、三歳児未満及び教育費の負担に悩む小中学生を抱える家庭のすべてが増税になります。千六百万人の児童が増税対象となる一方、新たに児童手当の恩恵に浴するのはわずか三百万人にすぎません。  朝令暮改だとの我が党の指摘に、大蔵大臣は厚生省の選択だと逃げ、厚生大臣は与党協議の結果と、これまた責任転嫁をしました。理念の……

第147回国会 厚生委員会 第11号(2000/04/26、41期、民主党)

○山本(孝)委員 山本でございます。  何点か質問をさせていただきたいと思います。若干順番が入れかわりまして、申しわけありません。  まず最初に、今回の改正に当たっての考え方ということですが、端的に御質問申し上げれば、福祉サービスの基本的理念ということについて御説明をいただきたいというふうに思います。  新しい社会福祉法の第三条、「福祉サービスは、個人の尊厳の保持を旨とし、」というふうになっているわけですけれども、この個人の尊厳の保持を旨とするとはどのようなことを意味しておられるのか、また、その文言が今度の改正案にどのような形で反映をされているのか、その点をまずお聞きをしたいと思います。

第147回国会 厚生委員会 第13号(2000/05/10、41期、民主党)

○山本(孝)委員 拍手の音は記録に残りませんからね、数だけ言っておかないと。自民党が委員長を入れて四人しかいない。政務次官を入れて与党は五人しかいません。野党の方が数が多いです。  質問します。  前回の廃掃法の改正のときに、私、豊島の問題を取り上げまして、当時の菅厚生大臣は早速豊島に視察に行っていただきました。なかなか前に進まない問題ですけれども、まず厚生大臣にお伺いをします。豊島の産廃問題から得た厚生省の教訓は何であったのか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 今回の改正は、私の受けとめでは、前回の改正で盛り込みが不十分であった排出者責任の強化あるいは罰則の強化をようやく何年……

第147回国会 厚生委員会 第14号(2000/05/12、41期、民主党)

○山本(孝)委員 早速、今回の法案について質問させていただきます。  まず、日英の年金協定、大変御苦労さまでございました。しかし、まだほかの国との交渉がございますので、今後アメリカ等ほかの国との交渉を進めて年金協定の早期締結を目指していただきたいということと、その際に、ぜひ年金の加入期間の通算ということについて配慮をしていただきたいという点、まずお伺いをします。
【次の発言】 アメリカあるいは東南アジア諸国等々年金制度がございますけれども、違いはありましてもぜひ早期に協定を結ぶように御尽力をいただきたいと思います。  次の質問でございますけれども、参議院で議論になりました厚生年金からの脱退とい……

第147回国会 内閣委員会 第6号(2000/05/17、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。  戦後補償について、先ほども田中先生とお話をしておりまして、国会で初めて議論をされる形ではないかと思います。今までの議論の中では余りありませんでした。  今回の、この在日の旧植民地出身の元軍人軍属の方たちへの補償の問題、裁判等々が続いていることは御承知のとおりでございますけれども、私たちは、その方たちも含めた法律をつくるのであるから、関係しておられる皆さん方をこの国会にお呼びをして、ぜひ御意見をお聞かせいただきたいというふうに考えました。  虎島先生も当初御賛成の意を表していただいたのですけれども、最終的に、自民党の国対が反対をするという中で、……

第147回国会 予算委員会 第11号(2000/02/22、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。  きょうは、厚生大臣を中心に年金等、社会保障制度全般についてお話を聞かせていただきたいと思います。厚生大臣、きょうは参議院の方もございまして申しわけございませんが、よろしくどうぞお願いをいたします。  まず、年金制度でございますけれども、国民年金改正法を参議院でただいま審議中でございますけれども、衆議院の方では御承知のように、与党間協議に大分手間取りまして法案の提出が随分とおくれました。そのことを棚に上げて、与党側としては公聴会の開催を決定、強行される、あるいは公述人を目の前にして翌日は採決だというようなことをおっしゃる。そして最終的に法案も強……


各種会議発言一覧

40期(1993/07/18〜)

第129回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1994/06/07、40期、改新)

○山本(孝)分科員 短い時間でございますので、早速質問に入らせていただきます。  まずは、脳死と臓器移植の問題でございます。  脳死及び臓器移植の問題については、去る四月十二日に臓器の移植に関する法律案が議員提案で出されております、今まだ審議に入れない状況でございますけれども。私も、昨年十月から臓器移植の各党協議会のメンバーになりましたし、あるいはこの三月には委員派遣の脳死等医療問題に関する調査団の一員としてヨーロッパ、アメリカを回ってまいりました。  御承知のように、この問題についてはいろいろな意見がございます。私も、実は選挙区の中でアンケートを実施してみました。一般の方とお医者さんとを対象……

第131回国会 厚生委員会公聴会 第1号(1994/10/20、40期、改革)

○山本(孝)委員 おはようございます。改革(日本新党)の山本孝史でございます。  きょうは公述人の先生方にお忙しい中をお越しをいただきまして、本当にありがとうございます。  今お話を伺いました中で御質問させていただきたいのでございますが、一つは福祉ビジョンの話でございます。  丸尾先生、鷲尾先生、高山先生、それぞれにお伺いをいたしたいのですけれども、私ども旧連立与党の中で福祉ビジョンをつくらせていただきました。現在の与党の皆さんとしては、これから福祉ビジョンをつくっていこうかというような話なのかというふうに理解をしております。  私たちも、まあ国民の皆さんから税金あるいは保険料をお預かりをして……

第132回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1995/02/21、40期、新進党)

○山本(孝)分科員 きょうは、原動機付自転車、自動二輪車による事故、特に若い人たちの死亡事故が多いという点について、ぜひお話をお聞かせいただきたいと思います。  この件については、間もなく道路交通法の改正法案が出てくることになっているわけですけれども、その審議に先立ってぜひ御検討をいただきたいと思います。  大臣も御承知のとおり、自動二輪に乗って命を落とす若い人たちが随分たくさんおられます。六十三年が、自動二輪あるいは原動機付自転車乗車中の事故としては千五百人を超えるというピークを記録しております。その後少しずつ減っておりますけれども、昨年、平成六年におきましてもまだ千人を超える人たちが自動二……

第132回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1995/02/21、40期、新進党)

○山本(孝)分科員 新進党の山本孝史でございます。よろしくお願いをいたします。  まず最初に、今回の阪神大震災に関連しての御質問でございます。  被災した子供たちへの心のケアが必要であるということが言われています。震災の影響が長く続いていくということが、これまでも奥尻でありますとか、あるいは雲仙のときの子供たちを見ていても、あるいはロサンゼルスの地震の話もそうですけれども、一年、二年たってもまだ心にトラウマが残るということか言われています。その点について、いろいろな皆さんが今お取り組みをしていただいておりますけれども、文部省としてどういうふうな御対応をいただいているのでしょうか。

第132回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1995/02/21、40期、新進党)

○山本(孝)分科員 新進党の山本孝史でございます。  まず最初に、大臣にお伺いをいたします。  一月十七日の阪神大震災から早くも一カ月以上がたちました。この間、横で見ておりましても、随分追及の矢面に立たされているというか、激励を受けているというか大臣も大変だったと思いますけれども、まず、きょう時点での大臣の御心情をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今お話の最後におっしゃったように、危機管理体制の強化というところ、一番これまでの焦点で追及をされている点だというふうに思います。  だからそこだけお触れになったのかと思いますが、私が質問している趣旨は、これまでの災害の教訓は、今回の阪神……


41期(1996/10/20〜)

第140回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1997/03/03、41期、新進党)

○山本(孝)分科員 おはようございます。新進党の山本孝史でございます。  早速お伺いをさせていただきます。まず、たばこによる健康被害についてお伺いをさせていただきます。  喫煙による社会的損失や禁煙による医療費の削減効果について、厚生省はどのように認識をしておられますか。
【次の発言】 禁煙によって医療費が削減されることはあるという認識であるというふうに承ります。  厚生大臣の、これまでの、前に大臣をお務めのときの発言をいろいろ読み返させていただきますと、大臣は、健康が大切であると何度も力説をされておられます。病気になってからじゃなくて、できるだけ病気にならないような注意をお互いに心がけようと……

第142回国会 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号(1998/06/03、41期、民主党)

○山本(孝)小委員 二、三、この資料についての確認も込めてのお尋ねなんですが、先ほどのこの製品の定義についてのカナダ、EUの共同案が部会に出された。そこのところの表現で、「思われます。」とかあるいは「考えられます。」この「思われます。」「考えられます。」は、出た方の御意見として書いてある。だから、この部分は、会議に出された共同案をきっちり翻訳されてみんなにお配りになるべきじゃないかというふうに思いますが、思われる、考えられますは、その場におられた方の御意見を聞いても仕方がないので、きっちりとしたここの、ぺーパーをお出しになって、それに翻訳をつけるのはそんなに難しい話じゃないので、委員にお配りい……

第142回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1998/03/19、41期、民友連)

○山本(孝)分科員 民政党の山本孝史でございます。  大臣には御苦労さまでございます。この委員会でございますと、大変いろいろな問題に幅広く質疑が行われていると思いますが、きょうは、私の方は、交通事故の防止と被害者の救済という問題について、関係省庁の皆さんにお伺いをさせていただきたいと思います。  この問題は多省庁にまたがっておりまして、総務庁長官が総括的に御担当しておられるという問題でございます。したがいまして、質問が多省庁にわたります関係で、長官にはお聞きいただく時間が大変に長くなりますけれども、お耳の方をぜひおかしいただきたいというふうに思います。  まず最初に、長官に御質問させていただき……

第142回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1998/03/19、41期、民友連)

○山本(孝)分科員 民政党の山本孝史でございます。よろしくお願いを申し上げます。  今回の予算の中でたばこ特別税が創設をされまして、千二百億円余りの増収が予定されております。創設に至る経緯あるいはその使途の是非につきましては、農水委員会あるいは運輸委員会等で審議がなされると思いますので、そちらにゆだねさせていただきまして、本日は、たばこの健康被害について、たばこ事業法を所管しておられます大蔵省の皆さんに御質問をさせていただきたいと思います。  まず大臣にお伺いをさせていただきますが、大臣はたばこをお召しになりますのでしょうか。あるいは、最近のたばこの健康被害という問題についての諸外国の取り組み……

第145回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1999/02/17、41期、民主党)

○山本(孝)分科員 山本孝史でございます。よろしくお願いをいたします。  きょうは、犯罪被害者の救援の制度、仕組みをぜひつくっていきたい、あるいはつくるべきだということで、御質問をさせていただきたいというふうに思っておりますが、その前に、きょう、最高裁判所からお越しをいただいておりますので、最高裁判所の方からひとつ御答弁をいただきたいというふうに思っております。  実は、昨年の予算委員会、この分科会で取り上げをさせていただいて、その後御検討いただいているのではないかと思っておりますが、野田先生はその所管じゃないのであれなんでしょうけれども、交通事故が起きますね、それで、亡くなりますと逸失利益を……

第145回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1999/02/18、41期、民主党)

○山本(孝)分科員 おはようございます。民主党の山本孝史でございます。  労働大臣、先般、予算委員会で御質問を通告をしておりまして、時間の関係でお答えをいただけませんでした。大変失礼をいたしました。きょうは、いわばその続きという形で御質問をさせていただきたいと思います。  きょう取り上げさせていただいておりますテーマは、年金と六十五歳現役社会の実現と定年制、この三つの課題でございます。  御案内のとおりに、年金の将来制度を考えましたときの前提条件が幾つかございますが、その一つが労働力率の見通しをどういうふうに見るかということでございまして、特に女性と高齢者の雇用状況についての見通し、これは職業……

第146回国会 厚生委員会公聴会 第1号(1999/11/25、41期、民主党)

○山本(孝)委員 民主党の山本孝史です。  冒頭、本日お越しいただいております公述人の皆さん、そして傍聴をいただいております皆さん、大変、この国会というところが、審議をするのではなくて、物事を先、先へと推し進めていくだけのいわば通過機関になってしまっている、そういう姿をお見せするようなことになってしまったのは、責任者の一人としても、まことに申しわけのないところだというふうに思います。  笹森公述人はお帰りになってしまって、私はこんな公聴会は見たことがありません。委員長に強く抗議申し上げますが、二度にもわたって強行で日程をお決めになる。そして、その結果として参考人が退席をされてしまわれる。与党の……

第147回国会 予算委員会第七分科会 第2号(2000/02/28、41期、民主党)

○山本(孝)分科員 民主党の山本孝史でございます。  きょうは、自賠責保険と交通事故の被害者、とりわけ重度後遺障害者の援護の施策について、二階運輸大臣並びに金融監督庁、厚生省の方々にお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、運輸大臣にお伺いをさせていただきたいと思っておりますのは、自賠責保険の再保険を廃止するということがありまして、先般、日経新聞にも大変大きな記事が一面で出たところであります。  交通事故の被害者からしますと、あるいはこれからの車社会を考えますと、この自賠責保険がこれまで果たしてきた役割、被害者の救済という意味で大変大きい役割を果たしてきましたし、そこで、再保険がなくなる……

第147回国会 予算委員会第二分科会 第2号(2000/02/28、41期、民主党)

○山本(孝)分科員 民主党の山本孝史でございます。分科会の最後の質問者のようでございますが、きょうも一日、大蔵大臣、お疲れさまでございます。  きょう、私は、たばこ事業法を所管しておられます大蔵大臣に、たばこの問題について御質問をさせていただきたいと思っております。  まず、端的にお伺いをさせていただきます。  宮澤大蔵大臣は、たばこと健康被害という問題についてどのような御認識をお持ちでいらっしゃいましょうか。
【次の発言】 察知しておられるということですが、国際派でいらっしゃいます大蔵大臣ですから、いろいろな会議にも行かれることが多いと思います。外国の動きも、たばこをめぐるさまざまな各国の取……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

山本孝史[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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