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福島豊 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

福島豊[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
497位
委員会発言歴代TOP500(衆)
314位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
152位
委員会発言(政府)歴代TOP500
485位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
263位
各種会議出席歴代TOP250
178位
各種会議発言歴代TOP250
132位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
137位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
109位

40期委員会出席(無役)TOP100
84位
40期委員会発言(非役職)TOP100
70位
41期委員会発言TOP50
49位
41期委員会発言(非役職)TOP50
33位
41期各種会議出席TOP5
5位
41期各種会議出席(無役)TOP10
6位
42期委員会出席TOP100
75位
42期委員会発言TOP100
68位
42期委員会出席(幹部)TOP50
17位
43期委員会発言TOP100
98位
43期委員会出席(幹部)TOP10
9位
43期委員会発言(非役職)TOP100
77位
43期各種会議出席(無役)TOP25
18位
44期委員会発言TOP100
67位
44期委員会出席(幹部)TOP50
24位
44期委員会発言(非役職)TOP50
47位
44期各種会議発言TOP5
3位
44期各種会議発言(非役職)TOP5
2位

このページでは福島豊衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。福島豊衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

40期(1993/07/18〜)

第128回国会 安全保障委員会 第6号(1993/11/25、40期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  議員となりまして百日余りで、経験も甚だ乏しく、また浅学でございますけれども、どうかよろしくお願いいたします。  私は、安全保障という言葉にはさまざまな意味があると思いますが、その一つの重要な要素とい たしましては、国家レベルまた国家間レベルで生起し得るさまざまな危機を管理するという意味を含んでいると考えております。今回の自衛隊法の改正案は、さまざまな状況下において危険にさらされた在外邦人の救出を目的としたものでございます。在外邦人六十六万人を抱える国際化された日本という国家において、生起し得るさまざまな危機の中で、危険にさらされた在外邦人の救出という……

第131回国会 厚生委員会 第4号(1994/10/19、40期、改革)

○福島委員 改革の福島豊でございます。本日は、質問の機会を与えていただきましたことに感謝申し上げます。  私は、医療を中心に何点か御質問したいと思っております。まず第一点目は、健康保険の財政状況についてでございます。  日本の医療は、国民皆保険のもとでだれもがいつでも安心して医療を受けることができる、そのような意味では世界でも最高の水準にあると私は思っております。しかし、急速に社会の高齢化が進み、医療費が高騰する中で、さまざまな問題点が指摘されていることも事実であります。医療を支える保険制度におきましては、慢性的に困難な財政状況を抱える国民健康保険制度については現在検討が行われておりますが、本……

第131回国会 厚生委員会 第5号(1994/10/21、40期、改革)

○福島委員 改革の福島豊でございます。本日は御質問の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。私は、極めて基本的な事柄に関して何点がお聞きしたいというふうに思っております。  我が国は、二十一世紀に向かって世界にも例のないスピードで高齢化を遂げつつあります。社会の人口構造の変化が起こるわけでございますけれども、その人口構造の変化の中で、賦課方式により世代間の所得分配の一つのメカニズムとなっている年金保険制度も変化せざるを得ない、そのように私は思います。  具体的には、二十歳から五十九歳の人口は、平成二年度には五六・一%であったものが、平成三十七年度には四八%に減少いたします。また、六十……

第132回国会 厚生委員会 第2号(1995/02/07、40期、新進党)

○福島委員 まず初めに、五千名を超しました犠牲者の皆様に心よりお悔やみ申し上げますと同時に、現在も大変に困難な避難生活をしておられます被災者の皆様にお見舞い申し上げます。  私は、今までの質問に立たれました委員とは重ならないように心がけまして、質問させていただきたいと思います。  まず第一点でございますけれども、社会福祉施設、さまざまなものがございますが、これも大変な被害を受けられたと思います。その現状について、どのようになっているのかということにつきまして簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大変に大きな被害が出ているということでございます。  厚生省からいただきました取り組……

第132回国会 厚生委員会 第3号(1995/02/15、40期、新進党)

○福島委員 もう震災から一カ月余りが過ぎましたけれども、厚生省におかれましては、毎日その復旧に御尽力されておりますこと、心より敬意を表するものでございます。  まず初めに、水道のことについて本日はお聞きしたいというふうに思っております。  今回の大震災におきましては、水が出なくなったということが被害を大きくした一つの大きな要素ともなっていると思います。確かに、これだけの大きな地震でございますと、通常考えておられるような水道の設備ではなかなか十分でなかったということもあろうかと思います。今現在、一カ月余りがたちましても、まだ完全に水道の状況は復旧したというふうな状況ではないと思います。厚生省にお……

第132回国会 厚生委員会 第5号(1995/03/10、40期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。  本年は、戦後五十年という節目に当たる年でございます。また本日は、東京大空襲から五十年という日に当たると先ほどお話がありました。その意味で、今回審査される法案でございますが、私は基本的に賛同するものでございますけれども、この法案にとどまらずに、戦争によって被害を受けた多くの方々に対して今までになされてきた政府の対応万般にわたりまして、お聞きしたいと思います。  とりわけ戦後補償ということで政府がなされてきたさまざまな対応が、公平という観点といいますか公正という観点から、一体どうだろうかと私自身は疑問に思うところが多々ございます。  まず第一番目に、これ……

第132回国会 厚生委員会 第7号(1995/03/15、40期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。  先ほどからさまざまな委員からなされました御質問と重なるところが多々あろうかと思います。が、財政的なことを中心にお聞かせいただきたいと思います。  私が地元に戻りまして地方自治体の議員の方とお話をしますと常に出てくる話が、自治体における国保の財政が非常に大変だ、何とかなりませんか、何とかしてくださいよという話が、これは必ずと言っていいほど出ます。国保の制度そのものの抜本的な見直しということが必要である、これは多くの人にとって共通した認識であると思いますし、現在持っている国保のさまざまな制度的な矛盾というものを改革する大きな制度の改正というものを私はなし……

第132回国会 厚生委員会 第11号(1995/05/12、40期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。  医食同源という言葉がございます。薬と食べ物、これは人間が摂取する化学物質であるということで、その根っこの部分は一緒である。私も医学を学ぶ中で、食べ物というのは人間が摂取する最大の薬であるというような意味のことを学んでまいりました。健康に大きな影響を与える。  日本食は現在、人間の健康において大変大きな価値があるということが見直されつつあります。その中にあって、日本の食生活はかつての食生活とは大きな変化を遂げているわけでございます。何回が御指摘ありましたけれども、今日本人が摂取する食品の六三%、カロリーベースでございますけれども、これは輸入した食品にな……

第132回国会 厚生委員会 第12号(1995/05/17、40期、新進党)

○福島委員 本日は、大変お忙しい中、参考人の皆様にはおいでいただきまして、種々お話を承ることができまして、大変感謝いたしております。ありがとうございます。  まず最初に、村上先生にお伺いをしたいのです。  先生は栄養大学の教授をしておられるということで、戦後五十年たちまして、日本の食生活というのは大変豊かになった、飽食の時代である、またグルメの時代であるというようなことも言われるわけでございますが、先生の学問的なまなざしから見まして、この日本の食生活、今の状態、いいのか悪いのか。我々の子供たちにとって今の食生活のままで本当にいいのだろうかと私は時々思いますが、御意見をお聞きしたいと思います。

第132回国会 文教委員会 第5号(1995/02/24、40期、新進党)

○福島委員 今回の法案のことに関しましても若干質問させていただきますが、それ以外に、広く文部行政一般についてお尋ねしたいと思います。  まず冒頭に、阪神・淡路大震災でございますが、文部省におかれましても、各教育機関の復旧のために日夜努力を傾注されておると伺っております。その御苦労に対しまして、大変御苦労さまですと感謝申し上げたいと思います。  まず第一点目でございますが、今回の阪神・淡路大震災でございますけれども、この地域にはたくさんの海外からの留学生の方が在住しておられたと伺っております。この留学生の皆様が今回の大震災でどのような被害を受けられたのか、その状況につきましてどのように把握してお……

第134回国会 厚生委員会 第2号(1995/10/24、40期、新進党・民主会議)

○福島委員 本日の質問では、厚生年金基金の問題を取り上げさせていただきたいと考えております。最近の委員会では余り取り上げられていないようにお聞きいたしましたので、取り上げさせていただきました。  厚生年金基金の財政状況に関しましては、大変に悪化しているということが昨年の秋ごろより繰り返し報道されているわけでございます。  まず、昨年十一月十六日には日本紡績業厚生年金基金が財政悪化により解散を決定いたしました。財政悪化による解散は九年ぶりであると報道されております。  この解散に際しまして、加盟企業に働く人からは、頼りにしていた基金がつぶれ、一時金が一人二百万円も不足している、年金も月数千円も下……

第134回国会 厚生委員会 第3号(1995/11/08、40期、新進党・民主会議)

○福島委員 まず初めに、関連いたしまして、震災弔慰金のことにつきましてお尋ねしたいと思います。  十月二十三日付の朝日新聞で、阪神七市の震災弔慰金につきまして、支給遺族なしが五百四十五件に上るというふうに報道されております。対象者五千九百七十件に対して五百四十五件ですので、約一割に及ぶ方の場合には支給されていないという現状のようでございます。  この問題に対しまして、大阪の弁護士会でも、支給遺族の範囲を拡大すべきである、そのように提言いたしておりますが、厚生省の今後の対応につきまして、お考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 当時の、法成立時点の経緯は経緯といたしまして、現状として、被災……

第134回国会 内閣委員会 第3号(1995/11/07、40期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。お許しをいただきまして、御質問を何点かさせていただきたいと思っております。  我が国は、他に例を見ないスピードで高齢化が進行いたしておるわけでございます。まさに、いまだかつて経験したことのない状況に突入しつつあると言っても過言ではないというふうに私は思います。そのような中にありまして、この変化にどのように的確に対応するのか。政治の果たさなければならない役割というのは大変に重たいと私は考えております。  そのようなときに当たりまして、この高齢社会対策基本法という大変包括的な法律が提出されることの意義は私は大きいと思っております。そして、この法律がしっかりと……

第136回国会 規制緩和に関する特別委員会 第4号(1996/03/27、40期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。  本日は、三人の先生方、大変お忙しい中この規制緩和特別委員会に御出席いただきまして、さまざまに御意見をいただきましたことを心より感謝いたします。  私が本日お聞きしたいことは、大枠のお話をお聞きしたいというふうに思っております。  この規制緩和の問題というのは、非常に範囲が広くて、そしてまた、個々の問題というのは技術的な問題というのもたくさんございます。その個々の問題を取り上げるということではなくて、規制緩和の本質といいますか、一体何を目指しているのかということにつきましてお聞きしたいと思って参りました。  先ほど、田中参考人の方から官と民の関係という……

第136回国会 規制緩和に関する特別委員会 第7号(1996/04/17、40期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。  本日は、まず前半の半分ほど、総論的なことにつきまして総務庁長官の御見解をお聞きさしていただきたいというふうに思っております。そして、後半で各論的なことにつきまして何点かお聞きをする予定でございます。  規制緩和という言葉はしばらく前からマスコミでも繰り返し繰り返し取り上げられまして、国民 の意識の中にも、ああ規制緩和ということがあるんだなということで定着をしてきているというふうに思います。ある意味で一種のブームのようになっております。しかし、何のために規制緩和をするのか、最終的にどういう方向を目指しているのか、どういう目的を目指しているのかということ……

第136回国会 規制緩和に関する特別委員会 第9号(1996/06/05、40期、新進党)

○福島委員 両参考人におかれましては、長時間にわたりまして大変に貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心より感謝を申し上げます。私も、どちらということではなくて、中立的な立場から率直に御意見をお聞きしたいと思っております。  まず、先ほど、渡邉参考人は、規制緩和がこれだけ大きく取り上げられるようになった理由には二つあるとおっしゃられました。一つはアメリカの圧力だ、もう一つは平成不況の中で日本経済の活性化のための手段として唱えられてきたのだと。  ただ、私は、三つ目があると思っているのです。その三つ目というのは、消費者の利益を図る。例えば規制緩和によって内外価格差を縮小して消費者の利益を図る。渡……

第136回国会 規制緩和に関する特別委員会 第10号(1996/06/12、40期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。  両参考人には、本日は本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  両参考人に追加的にお聞きをいたしたいと思うのですが、地下の利用権のことにつきましての御意見をお聞きしたいと思います。都市部におきましては、地下の利用ということが今後さらにまた重要な課題であると思いますし、大深度地下の利用ということも含めまして、どのように今後規制緩和を進めるべきなのかということにつきまして御意見をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 もう一点追加的にお聞きしたいのですが、これは原田先生にお聞きしたいと思っております。  阪神・淡路大震災の後の神戸の復……

第136回国会 厚生委員会 第3号(1996/02/23、40期、新進党)

○福島委員 大臣は、障害者施策につきまして、ノーマライゼーションの理念のもと、障害者の自立と社会参加に向けた各種施策を引き続き積極的に進めてまいりますと発言されておられます。障害者もさまざまございますが、本日は、その中でもALS、筋萎縮性側索硬化症の患者さんについて御質問をいたしたいと思っております。  日本ALS協会が平成七年に実施したアンケートがつい最近公開されました。このアンケートの結果につき御質問をしたいと思います。  このアンケートは約一千名の方を対象に平成七年一月に実施されたものですが、八百十八名から回答があり、四五%の人が言葉をしゃべることができず、五七%の人が自力で寝返りができ……

第136回国会 厚生委員会 第17号(1996/05/17、40期、新進党)

○福島委員 本日は朝早くから、大臣、大変御苦労さまでございます。年金制度の一元化につきまして、幾つかの観点からお聞きしたいと思っております。  こういうことが言われておるわけでございます。日本の年金制度の一元化は給付の一元化でしかない、要するに出口の部分の一元化だけなんだと。その中身をいろいろと検討すればさまざまな意味で問題点がある。  例えば、こういうことも言われております。被用者の保険料は定率で取られるわけですね。それに対して自営業者は定額である。被用者の配偶者は無拠出ということになる。被用者は所得に比例した拠出であるために応分の負担ができるけれども、自営業者は高所得者も低所得者も同額の拠……

第136回国会 厚生委員会 第28号(1996/06/12、40期、新進党)

○福島委員 本日は、民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理化のための厚生省関係法律の一部を改正する法律案について御質問したいと思います。  規制につきましては、社会的規制、経済的規制と二つの規制があるということはよく言われることでございます。厚生省の所管の範囲では社会的規制と呼ばれるものが多いというふうに思いますけれども、その中には経済的規制ではないかと疑わせるような規制も存在することもまた事実でございまして、規制緩和によって日本の経済構造改革を進めようという現在におきましては、さまざまな規制の中で何が本当に必要なのか、そして何を廃止すべきなのかということにつきまして、きめ細かな対応をして……

第136回国会 厚生委員会 第31号(1996/07/12、40期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。  加来先生にお尋ねをしたいのでございます。  先ほど松本先生の方から、低体温療法のお話がございました。脳死状態から低体温療法によって蘇生するということではないと私自身は認識しておるのでございますけれども、この点につきまして、現在の医学的な見解はどのようになっているのか。  また、松本先生は、ポイント・オブ・ノーリターンというものはない、ゾーン・オブ・ノーリターンである、ということを踏まえるならば、脳死判定をするということはその段階で救命治療というのが実質的に放棄されることになるのじゃないか、ひょっとしてまだ蘇生の可能性があるのに放棄されることになるので……


41期(1996/10/20〜)

第140回国会 安全保障委員会 第10号(1997/06/10、41期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。  まず初めに、今回のガイドラインの見直しにつきまして、概括的な私の考え方を述べさせていただきたいと思っております。  今回のガイドラインの見直しは、日米同盟を再度確固たるものにし、来るべき二十一世紀前半においても実効性のあるものとして維持していくための重要なステップであると私も思います。  冷戦終結後、ヨーロッパ大陸におきましては、著しく緊張緩和が進んだと言ってもよいわけですけれども、アジアにおきましては、朝鮮半島を初め依然緊張が緩和されたとは言いがたい状況であると思います。また、アジアの経済の発展は著しいものがあり、世界経済の発展を考える場合にも、ア……

第140回国会 厚生委員会 第3号(1997/02/21、41期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。  大臣、長時間にわたりまして、本当に御苦労さまでございます。大臣の率直な発言には、私、大変共感を抱いております。通告しておりませんが、ただいまの鴨下委員との質疑応答に対しまして、私が感じましたことがありましたので、一、二点お聞きしたいと思います。  大臣は、国民は増税ということに対しては大変反対で、抵抗が強いということを繰り返しおっしゃられました。私は、その最大の理由は、税金がどう使われているのかということに対して不信感があるということだと思います。わけのわからないところに消えているのではないか。消費税の導入の折にも、高齢社会に備えるべき財源とするとい……

第140回国会 厚生委員会 第6号(1997/03/19、41期、新進党)

○福島議員 山本委員の御質問にお答えいたします。  ガイドラインを臨床の現場でさまざまに検討を進めているということは事実でございますし、その御意見また方向性というものも当然尊重されるべきであるというふうに私どもは思っております。しかし、この法案は、そういった医療現場での努力というものを全体としてしっかりと支えていく、その枠をつくるというところに大きな目的があるのでございまして、私どもは、この法案の審議を精力的に進めていかなければいけない、それがまた医療現場でガイドラインをつくるために努力しておられる臨床医の皆様の御期待にこたえる道である、そのように考えておるところでございます。

第140回国会 厚生委員会 第8号(1997/03/25、41期、新進党)

○福島議員 鴨下委員の御質問にお答えをさせていただきます。  経過を申し上げますと、平成四年に、脳死臨調が「脳死をもって「人の死」とすることについては概ね社会的に受容され合意されているといってよい」とした上で、一定の要件のもとに脳死体からの臓器移植を認める答申を取りまとめ、内閣総理大臣に提出をしたわけでございます。今から約五年ほど前でございます。  しかしながら、その答申後においてどうであったのか。脳死体からの臓器移植は実施されていない状況が続いたわけでございます。その結果、我が国におきましては、善意の臓器提供の意思にこたえることができないとともに、移植を受けなければ救命することができない患者……

第140回国会 厚生委員会 第10号(1997/04/01、41期、新進党)

○福島議員 大口委員の御質問にお答えいたします。  本法案が脳死を定める法律なのかどうなのかという御質問であろうかと思いますけれども、本法案は臓器の移植に関する法律でございます。一般的な死の判定に関する法律または統一的に人の死を定義するという法律ではございません。  したがって、この法案によって脳死を人の死としているわけではございませんで、あくまでも脳死は人の死であるという社会的な合意があるということを前提として、脳死体が死体であるということを確認的に規定しているにすぎません。脳死臨調の答申におきましても「脳死をもって「人の死」とすることについては概ね社会的に受容され合意されているといってよい……

第140回国会 厚生委員会 第11号(1997/04/02、41期、新進党)

○福島委員 この介護保険法案の審議も回を重ねてまいりましたが、まだまだ質問しなければならない点はあると考えております。大臣も大変御苦労をおかけしますが、引き続きよろしくお願いいたします。  まず初めに、私は、成年後見制度の創設につきまして、本日は法務省にもおいでいただきまして、お聞きしたいと考えております。  保険の導入ということで、そこでは高齢者の権利性というものが生まれる、措置制度ではなく、保険では権利性が生まれるということを厚生省は繰り返し御主張になっておられます。この権利ということを考えますときに、例えば痴呆性老人の場合ですと、権利があったとしてもそれを十分行使することができないケース……

第140回国会 厚生委員会 第12号(1997/04/04、41期、新進党)

○福島委員 新進党の福島でございます。  参考人の皆様、本日は大変に御苦労さまでございます。  喜多参考人と上谷参考人にお聞きいたしたいと思います。  喜多参考人には、未納者対策ということについてお聞きをしたいと思います。  今回の介護保険制度では滞納者に対して大変強力なペナルティーが導入されておりまして、厚生委員会での審議では、こうした未納者対策があるので大丈夫だというような答弁を厚生省はされるわけでございますが、私は、なかなか現実にはそういうことにはならないのではないかという気がいたしております。先ほど参考人は、そうした場合もサービスを与えないというわけにはいかないというような御発言もござ……

第140回国会 厚生委員会 第15号(1997/04/11、41期、新進党)

○福島委員 連日審議が続いておりまして、大臣、大変に御苦労さまでございます。健康保険法等の改正案につきまして質問させていただきます。  私は、政府が提出されました今回の改正案、三倍近い自己負担の拡大を一気に求めるというような改正案につきましては反対でございます。こうした国民に対して負担のツケ回しをするようなことは撤回をしていただきたいと思っております。  今回の法案が提出されました前提としまして、政府管掌健康保険の財政が大変に厳しいのだ、これは、予算委員会におきましても、そしてまた先日の厚生委員会におきましても、この政府管掌健康保険の財政赤字の原因として、国庫補助が繰り延べ措置をされて、いまだ……

第140回国会 厚生委員会 第16号(1997/04/15、41期、新進党)

○福島議員 武山委員の御質問にお答えいたします。  アメリカと比べた場合に日本の移植医療は大変におくれている、それで、移植を待つ患者さんがたくさんおられるということに対して、日本に戻ってこられてから、先生の立場で非常に問題を感じられたということに私も同感でございます。私どもは、まさに移植を待っておられる患者さんのために一日も早く移植医療を日本で実現したいと思って、この法律を提出させていただいているわけでございます。  年齢制限の問題でございますが、順次ちょっと御説明したいと思います。  まず、臓器移植のドナー及びレシピエントの年齢制限について、ドナーにつきましては、平成六年三月に、厚生省の日本……

第140回国会 厚生委員会 第18号(1997/04/18、41期、新進党)

○福島委員 三十分間、御質問をさせていただきます。  昨日、トリオ・ジャパン、これは国際移植者組織の日本支部でございますが、トリオ・ジャパンの副会長の野村さんという方に国会までおいでをいただきまして、私ども、話を聞く機会を得ました。質問する冒頭に、野村さんのお話をさせていただきたいと思っております。  この方は、現在、青山学院大学で講師をしておられますが、アメリカで働いておられますときに、肝硬変で倒れたわけでございます。末期の肝硬変でございまして、移植をしなければ助からない。腹水がたまって、呼吸ができなくなって、そして、初めて自分が肝硬変であるということに気づいた。そのとき、四十歳を超えたとこ……

第140回国会 厚生委員会 第21号(1997/04/25、41期、新進党)

○福島委員 大臣、大変に御苦労さまでございます。  ただいま大変ずさんな医療機関の話が出た後でございますので、なかなか質問しにくいなと思いながらも質問に立たせていただきました。通告はしておりませんが、極めて概略的な、概論的な話をまず冒頭大臣にお尋ねしたいと思っております。  医療行政というのは、医療というのを極めてマクロ的な立場でとらえて行うものであるというふうに思います。ただ、そのマクロ的な決定が医療の現場にはさまざまな形で影響を与える、それは必ずしも望ましくない影響を与えることがあるというふうに私は思います。  例えば、長期入院患者の問題がありましたときには、入院が長期にわたった場合には入……

第140回国会 厚生委員会 第23号(1997/05/06、41期、新進党)

○福島委員 本日は、まず初めに、乾燥硬膜の移植によりますクロイツフェルト・ヤコブ病の感染問題についてお聞きいたしたいと思います。  この概要につきましては、新聞記事を若干引用させていただきたいと思います。  米国食品医薬品局(FDA)は一九八七年四月、「汚染された脳硬膜によりCJD感染の恐れがある」と警告し、ドイツの医薬品メーカー「B・ブラウン社」製の脳硬膜を事実上、輸入禁止にした。これを受けてブラウン社も同年五月から安全性を高めるために脳硬膜のアルカリ処理を開始した。   しかし、厚生省は当時、何の対策も講じず、世界保健機関が硬膜の使用中止を勧告した先月末になって初めて回収を国内の輸入業者二……

第140回国会 厚生委員会 第24号(1997/05/07、41期、新進党)

○福島委員 私は、今回、修正案が提出されました経緯、これをまず最初に御説明いただきたいと思っております。  といいますのは、健康保険法の改正案が提出されまして、この委員会で審議を重ねてきたわけでございます。その審議の過程とは全く別のところで、どう修正するのかという議論が、まさに密室と言えば密室の中で行われて、そして本日、このような形で提出をされた。しかも、その提出された修正案に対して、お聞きするところによれば、本日採決をしてほしいと。これは余りにも乱暴な話でもありますし、そしてまた、国会での議論というものを軽視するやり方であると私どもは思っております。断じてこういうやり方は今後繰り返されてはな……

第140回国会 厚生委員会 第28号(1997/05/23、41期、新進党)

○福島委員 厚生委員会も審議が非常に長く続きまして、予算委員会の審議時間を超えたということで、今国会は大変充実した委員会の審議をさせていただいているなと思っております。まだ二本ございますので、しっかりと審議をさせていただきたい、そのように思っております。  児童福祉法の改正案でございますが、まず、この法改正の趣旨、目的は何かということをお尋ねしたいと思います。  今回の法改正は、久方ぶりの大改正であるというふうにも最初伺いました。二十一世紀の少子・高齢社会を目の前にしまして、さまざまなことが問題になっております。お母さん方におかれては、育児不安を持つお母さん方がふえている。そしてまた児童虐待の……

第140回国会 厚生委員会 第29号(1997/05/27、41期、新進党)

○福島委員 本日は、参考人の先生方、大変御苦労さまでございます。  まず、一点目は高島参考人にお聞きじたいわけでございます。  今回、保育料は応能負担から応益負担という大きな転換をすることになるわけでございます。先ほどのアンケートで、保育料が高いという意見が一番多かったと思います。この応益負担への転換というのは、例えば、所得の捕捉率の違いから現在非常に不公平感がある、特に中高所得層の人たちには不公平感があるので応益負担にした方がいいのだという説明を厚生省の方はしていると思いますけれども、この点について、私はやはり、応能負担の方がいいのじゃないか、個人的にはそのように思っております。この点につい……

第140回国会 厚生委員会 第31号(1997/05/30、41期、新進党)

○福島委員 私は、自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合、21世紀及び土肥隆一君を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     児童福祉法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。  一 少子化問題の重要性にかんがみ、長期的展望に立ち、社会保障、教育、産業、雇用、住宅など幅広い見地から、少子化対策の総合的な検討を進めるとともに、子育てに対する支援の強化を図ること。  二 「児童の権利に関する条約」の趣旨を踏まえ、児童福祉法の理念及び在り方等につい……

第140回国会 厚生委員会 第32号(1997/06/04、41期、新進党)

○福島委員 大臣、大変に御苦労さまでございます。  まず、私は、一番冒頭に、昨日の財政構造改革会議から提出されました「財政構造改革の推進方策」につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  この中で、十年度の予算につきまして、社会保障関係費の当然増八千億円に対して五千億円を削減する、こういう具体的な数字が示されております。この五千億円というのは、ある程度の積算といいますか、根拠があってお出しになられた数字ではないかというふうに考えておるわけでございますけれども、この点についての御説明を、現状でできることで結構でございますので、いただきたいと思っております。  とりわけ、医療保険制度は十年度から実……

第140回国会 厚生委員会 第34号(1997/06/13、41期、新進党)

○福島委員 本日は、まず初めに、先日報道されました、ウインドーピリオドにおけるHIV感染者からの献血の輸血による感染ということにつきまして、その対策、また救済策等を含めましてお尋ねをしたいと思います。  五月のエイズサーベイランス委員会で、このウインドーピリオドにおける献血によって感染が起きたと確実に言える例が日本で初めて確認されたわけでございますが、この症例につきましての経緯、経過をお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 このウインドーピリオドにおける献血から輸血した場合に感染が起こるその可能性は抗体検査が始まったときから指摘されてきたことでございまして、とうとうそれが事実になったな、……

第140回国会 消費者問題等に関する特別委員会 第6号(1997/06/12、41期、新進党)

○福島委員 新進党の福島豊でございます。よろしくお願いいたします。  本日、私は、まず初めに、安全な住宅ということについてお尋ねをしたいと思います。  私自身の経験でございますが、今から四年前に引っ越しをしました折に、新築の住宅に入居いたしました。最初はどうもなかったわけですが、春ごろになりますと花粉症が起こってまいりました。それまで私は花粉症など一度も経験したことがなかったわけでございますが、春先になってくしゃみがやたらと出る、はな水が出る、どうしたんだろう。気がついたら花粉症だった。  なぜ起こったのかよくわかりませんでしたが、夏ぐらいになりますと、今度はこういう経験をいたしました。昼間暑……

第141回国会 安全保障委員会 第4号(1997/11/27、41期、新進党)

○福島委員 長官、大変に御苦労さまでございます。  本日は、給与法の改正案につきましての質問と、有事法制等につきまして若干御質問をさせていただきたいと思っております。  まず最初に、この給与法の改正案でございますが、成立いたしますと、施行期日は平成九年四月一日から適用するということになるわけでございますが、どの程度の費用が見込まれるのか、どの程度の費用を要するのか、この点についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 二百六十億円といいますと決して小さな額ではないわけでございまして、成立いたしますと、この二百六十億円をどのようにして捻出されるのか、その見通しについてお聞きをいたしたいと思い……

第141回国会 厚生委員会 第5号(1997/11/26、41期、新進党)

○福島委員 本日は、化学物質過敏症のことについてお尋ねをさせていただこうと思っております。  その前置きといいましてはあれですけれども、最近、この「奪われし未来」という本が日本でも翻訳、刊行されまして、大変注目を浴びております。現代社会というのはさまざまな化学物質に汚染された社会であると言っても私は過言ではないと思いますが、その化学物質と健康問題ということについて新たな警鐘を打ち鳴らす、そのような書物であろうかというふうに思います。  化学物質過敏症とは直接に関係しませんが、この書の序文に、ゴア副大統領が序文を寄せておりまして、その一説を御紹介したいと思います。  この本は、多様な合成化学物質……

第141回国会 厚生委員会 第7号(1997/12/05、41期、新進党)

○福島委員 大臣、一年に及びます、長時間にわたる審議、本当に御苦労さまでございます。  ようやく参議院を通過したわけでございますが、各紙の論調では、介護保険の内容について、まだまだたくさん問題があるという記事がほとんどであったような気がいたします。衆議院での審議の中でも、介護保険の問題点、さまざまな詰め切らない点についての質疑がありましたが、私どもが指摘した論点が参議院の審議で明らかになったとは到底言えないというふうに私は考えております。  そういいましても多数決の世界でございますので、成立をするということになるわけでございますけれども、実際の施行までの期間の間に、提出された疑問点については明……

第142回国会 厚生委員会 第3号(1998/03/11、41期、平和・改革)

○福島委員 平和・改革の福島でございます。よろしくお願いいたします。  質問に先立ちまして、冒頭申し上げておきたいことがあります。本日の新聞でございますが、自民党の加藤幹事長がこのような発言をいたしております。「みなさんも委員会で注意したほうがいい。あくびをしたり鼻毛を抜いたりしないほうがいいですよ」と。これは十日の役員連絡会での発言であったようでございますが、二月一日からパーフェクTVで衆参両院の全委員会の中継が始まっております。すべての委員会が報道されます。  国民から、国会は一体何をやっているんだ、きちっと審議をしているのかというふうに言われないような委員会運営をお願いしたいと思います。……

第142回国会 厚生委員会 第4号(1998/03/13、41期、平和・改革)

○福島委員 私はまず初めに、中国残留邦人の帰国後の問題についてお聞きをしたいと思っております。  帰国支援そしてまた帰国後の定着自立支援ということでさまざまな施策が講じられているわけでございますが、私は大阪の出身でございますが、地元の議員の方から、どういう状況なのかとお聞きしますと、生活保護を受ける方が非常にふえてきているんじゃないかというような声をお聞きしたことがございます。  中国残留邦人の帰国者の場合には、日本語の習得とかさまざまなハードルがあるわけでございまして、そしてまた就労ということになりますと、現在大変に経済の状況が悪いということもありまして、二重の意味で大変な努力をされておられ……

第142回国会 厚生委員会 第7号(1998/04/10、41期、平和・改革)

○福島委員 平和・改革の福島でございます。  本日は、参考人の皆様、大変に御苦労さまでございます。貴重な御意見をお聞きすることができまして、大変幸いに思っております。  まず最初にお聞きしたいことは、医療制度の抜本改革ということでございますが、近年、抜本改革ということがずっと国会においても語られているわけでございます。しかし、今回のこの国保法の改正にかかわる昨年の暮れの経緯を見ておりますと、果たして関係団体が合意に達するということは可能なんだろうかという思いを私は深くいたしております。  経済成長によってパイが広がっていくときはいいわけですが、現在のような大変厳しい状況の中で、果たして関係団体……

第142回国会 厚生委員会 第9号(1998/04/17、41期、平和・改革)

○福島委員 私は、まず初めに、大臣に、財政構造改革法案の見直しについての御認識をお尋ねしたいと思います。  先ほど山本議員からも御紹介がありましたが、本日の朝日新聞で、「首相の覚悟どこへ」というフレーズがつけられました大臣のインタビューの記事を拝見いたしました。私も大変同感するところが多かったわけでございます。  しかし、この中で、大臣は、財政構造改革法は基本的に改正すべきでない、現在でもそのように御認識なのではないかなというふうに私は思いました。  財政構造改革につきましては、私も、必ずなし遂げなければならない大切な課題だというふうに思います。しかし、いつ、どのようなタイミングで改革をしてい……

第142回国会 厚生委員会 第10号(1998/04/24、41期、平和・改革)

○福島委員 大臣におかれましては、財構法の改正という問題に当たられまして、一貫して当初よりの主張を通していただきまして、最終的に来年度のキャップの停止という結果をから取られましたことについて、心より敬意を表する次第でございます。  この財構法の弾力化につきましての合意では、平成十一年度の社会保障関係費について、おおむね二%のキャップは停止するということでございますが、平成十二年度の話は、キャップを復活するということになるんだというふうに先ほどもお聞きをいたしました。  問題は、お聞きをいたしたいことは、平成十二年度、医療保険の抜本改正ということもございますし、今後の社会保障制度の抜本改正という……

第142回国会 厚生委員会 第11号(1998/04/28、41期、平和・改革)

○福島委員 先日の委員会で、大臣に御質問させていただきましたが、この医療保険制度改革、年金制度改革を含めた社会保障制度改革、これは本来財政構造改革とは一応別の枠組みの話だというふうに考えることはできると思いますけれども、しかし、財構法ができまして、厚生省の予算にキャップがかかるということですと、この二つが緊密に関係をしてくる、ある意味では社会保障制度改革のアウトプット、成果ということが、数値目標とも言っていいのかもしれませんけれども、数値目標というのがこのキャップで定まってしまうというところがやはりあるのだろうというふうに私は思います。  それで、平成十一年度の予算に関してはキャップを外すとい……

第142回国会 厚生委員会 第12号(1998/05/15、41期、平和・改革)

○福島委員 準備しました質問が山本議員とかなり重なりますので、先ほどからお聞きいたしておりました答弁も踏まえて御質問させていただきたいと思います。  まず、なぜ三十年もかかったかということでございますが、資料を拝見しますと、実質的に仕事をしたのは平成八年から平成九年、この一年間だったと私は思います。要するに、一年かけたら大体できるんだということをこの経過は示している。それまでは、やる気がなかったということだというふうに私は思います。(発言する者あり)助走期間という御発言もございますが、年に一回程度の交渉というのは、ごあいさつのようなものでございますね。  先ほどの局長の答弁、私は非常におもしろ……

第142回国会 厚生委員会 第13号(1998/05/22、41期、平和・改革)

○福島委員 ただいまも金田委員の方からもるる御指摘がありましたけれども、人権をいかに守っていくのかという視点はこの法案の審議に当たって基本的に大切な観点だというふうに思います。  本年は国連人権宣言五十年に当たるというふうに伺っておりますけれども、日本というのは人権に関しましては私は甚だ後進国である、さまざまな形で人権侵害というのが発生していて、しかもその事態に対して国民が深刻に注視していない、また異を唱えていないというような事態があるのではないかというふうに思います。  かつては、個人よりも家、そしてまた個人よりも社会、国家が重んじられる国であったわけでございまして、その文化的な背景というも……

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(1998/04/28、41期、平和・改革)

○福島委員 総理並びに小里長官、長時間にわたりまして本当に御苦労さまでございます。審議も長時間にわたりますので、今までの質問と重複する点もあろうかと思いますが、その点につきましてはお許しをいただきたいというふうに思います。  本日、私は、内閣府の問題につきまして、細かな点も含めてお尋ねをしようと思っております。  この中央省庁等改革基本法案の中で、内閣府の提案というのは一つの非常に重要なポイントであるというふうに思います。政治のリーダーシップ、そしてまた総理のリーダーシップを発揮するために大切な改革である。その意味で、具体的にしなければならない課題もいろいろとあるというふうに考えております。 ……

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1998/05/06、41期、平和・改革)

○福島委員 平和・改革の福島豊でございます。  両参考人におかれましては、お忙しい中この委員会に御出席をいただきまして貴重な御意見を伺わさせていただきましたことに、まずお礼を申し上げる次第でございます。  先ほど両参考人がお触れにならなかった点について、確認的に御意見をお聞きしたいわけでございますが、まず一点目は、今回のこの基本法の一つの柱は内閣機能の強化ということでございます。この点につきまして、両参考人はどのようにお考えなのか。まず、その点についてお聞かせください。
【次の発言】 よくわかりました。  次に、今回の一府十二省庁の再編ということで、大くくりにしよう、縦割り行政の弊害をなくすた……

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第11号(1998/05/07、41期、平和・改革)

○福島委員 大臣、私も政策評価につきまして、今、中桐委員の方から御質問がございましたが、お聞かせいただきたいと思っております。  政策評価というのは、先ほども御指摘ありましたけれども、アメリカそしてまたイギリスで行政改革の手法として取り入れられた。基本的には自治体レベルからこの行政評価という手法を用いて行政改革を行って、そしてその上で中央省庁の改革に取り組んだ。イギリスの話に先ほど触れられませんでしたが、イギリスは、八〇年代にサッチャーさんがやりましたのはこの自治体を中心とした行政評価による行政改革、そして九〇年代に入ってメージャーさんが中央省庁に手をつけられた。ある人は、橋本行革の場合には、……

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第13号(1998/05/11、41期、平和・改革)

○福島委員 私は、自由民主党、民主党、平和・改革及び社会民主党・市民連合を代表して、中央省庁等改革基本法案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     中央省庁等改革基本法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。  一 政府は、内外の社会経済情勢の変化を踏まえ、我が国の社会経済構造の転換を促進し、より自由かつ公正な社会の形成に資するため、中央省庁等改革による新たな体制の実現に向けて、不退転の決意で取り組むこと。  一 国民負担の軽減を図るため、政府は、行政のスリム化、特に国の事……

第142回国会 予算委員会 第25号(1998/03/16、41期、平和・改革)

○福島委員 平和・改革の福島豊でございます。  本日は、平成十年度の予算につきまして、厚生省関係の内容につきまして、私はお尋ねをさせていただきたいと思っております。  財政構造改革の旗のもとに組まれました平成十年度の予算でございますが、一つ一つ中身を確かめていくと、構造改革が行われたというよりは、むしろそのつじつま合わせを社会保障の予算そしてまた福祉関連の予算に押しつけている、いわゆる福祉切り捨ての予算なのではないかという思いがしてならないわけでございます。  本日は、児童扶養手当また難病対策についてお尋ねをするわけでございますが、制度のあり方そのものを見直すような大きな踏み込みがなされている……

第143回国会 予算委員会 第4号(1998/08/19、41期、平和・改革)

○福島委員 私は、趣を変えまして、社会保障制度また介護保険制度につきましてお尋ねをしたいというふうに考えております。  橋本内閣のもとでは、財政構造改革、財政再建に取り組まれたわけでございます。その大筋は、一つは平成九年度の消費税の引き上げ、また特別減税の廃止といった増税、もう一つは歳出の削減ということで社会保障関係費の大幅な縮減ということが一つの柱になったのだというふうに思います。  先ほどからこの委員会で各委員からも御指摘ありましたように、平成九年度に、医療費も含めまして九兆円にも達する国民負担の増加というものが、日本の経済に対して、そしてまた国民の消費マインドに対して、大変大きなマイナス……

第145回国会 決算行政監視委員会 第4号(1999/04/21、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 両参考人には、本日は大変お忙しいところ、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  今お話を聞いておりまして、政策評価ということでございますけれども、大切なのは、その評価を受けて政治がどのように機能するのか、ですから、政の部分をきちっと考えていかなきゃいかぬというふうに私は思っております。  まず初めにお聞きしたいのは、本来であれば、国民の代表である議会が行政のあり方というものに対して監視をし、評価をするということが想定されていたわけですけれども、実際にはなかなかそれが機能しなかった。そういうこともあって、新たにその評価のシステムをどうするのかという議論に……

第145回国会 決算行政監視委員会 第6号(1999/05/27、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 本日は、第三セクターの問題を私は取り上げさせていただきたいと思います。  今国会におきましてはPFI法案が提出されたわけでございますけれども、今新たに、財政状況の危機的状況の中で、民間活力というものをいかに活用するのかということが話題になっております。しかし、この民間活力の導入ということにつきましては、既に我が国では、第三セクターという形で、これは昭和四十四年、新全国総合開発計画の中で「プロジェクトの中核的な事業の実施主体として公共・民間の混合方式による新たな事業主体を創設して民間資金の導入を図る方式」という提言を受けて、その導入が図られた歴史がございます。  しかし、この第三セク……

第145回国会 建設委員会 第14号(1999/06/09、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 私は、政治家になるまでは医者をいたしておりまして、政治家になりましてからも、健康の問題につきまして大変興味を持って仕事をしてまいりました。近年言われておりますことは、住環境が健康に与える影響というのが非常に大きいということでございます。現代病と言われるようなアレルギー性疾患にしましても、気密性の高い現代の居住環境というものが、ダニの発生等を媒介としましてその原因となっているというようなことが指摘をされております。また、高齢者の健康の問題でも、日本の住宅は段差が多く、また狭いというようなことがありまして、転倒の大きな原因になっているわけでございます。  そういう意味で、この法律で住宅……

第145回国会 厚生委員会 第5号(1999/03/12、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。  冒頭、本日の読売新聞で報道されておりました記事につきまして、厚生大臣の御認識を確認させていただきたいと思います。  これは、「医療保険制度改革 来春の一斉実施断念」、「厚生省は十一日、医療費の抑制などを目的とする医療保険制度の抜本改革について、目標としていた二〇〇〇年四月からの一斉実施を断念した。」という報道がなされておりますが、これはそのとおりでございましょうか。
【次の発言】 では、そうしましたら、この援護法につきましての議論をさせていただきたいと思います。  先ほど山本委員からるる御質問がございましたので、私自身はより包括的なことをお聞きした……

第145回国会 厚生委員会 第6号(1999/03/16、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。  先ほどの古川委員からの御質問に対しての御答弁も踏まえまして、確認的に御質問したいと思います。  まず一点目は、この保険料の凍結は経済の情勢を踏まえて今回とられたわけでございますが、この解除の時期についてのお考えをお聞かせください。
【次の発言】 国庫負担の引き上げの問題とリンクしているという御説明ですけれども、この二つの事柄は、私は性格的にはリンクする話ではないのではないかというふうに考えますが、なぜリンクしなければいけないんでしょうか。
【次の発言】 先ほどからの御説明ですと、安定した財源が確保されない場合には二分の一に引き上げるということが予定……

第145回国会 厚生委員会 第7号(1999/03/19、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 先ほどの松崎委員の質問に重複するところがございますが、経済戦略会議が答申いたしました「日本経済再生への戦略」を中心としまして、私は、本日は大臣にお聞きをいたしたいと思います。  まず前提としましては、小渕内閣の一員としまして、大臣はこの経済戦略会議をどのように位置づけられるものであると考えておられるのか、大臣の御見解をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 政府決定ではありませんということですが、閣議決定をするのかしないのかというところでさまざまなやりとりがあったように伺っております。もともと総理は、閣議決定をして、これを政府の正式な方針として改革を進めていきたい、そういう意向であ……

第145回国会 厚生委員会 第10号(1999/05/19、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 参考人の皆様には、大変お忙しい中、本日は衆議院においでいただきまして本当にありがとうございます。先ほどから大変貴重な御意見をお伺いすることができまして、感謝を申し上げる次第でございます。  公明党・改革クラブを代表いたしまして、何点か御質問させていただきたいと思います。  まず初めに、医師と患者の信頼関係という話で、先ほど小林参考人からは、実際に申し立てをする患者さんというのは非常に少ない、それは例えば申し立てをすることによって不利益なことが入院中に起こるのではないかという懸念があるとか、それからまた、実際にそういうことができるということも告知をされていないというようなことがあるの……

第145回国会 厚生委員会 第11号(1999/05/21、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 大臣、大変に御苦労さまでございます。  ただいまも桝屋委員から御質問がございましたが、小規模作業所の問題、今回、社会福祉事業法の改正の中で財政的な部分も含めて前向きに取り組んでいただけるということで、大変感謝を申し上げる次第でございます。  ただ、改正に先立ちましてといいますか、一昨日の日経新聞にこのような記事が載りました。「障害者の職場不況にあえぐ」、これは共同作業所全国連絡会が調査を行ったものですが、現在大変経済の状況が悪い、不況の中で共同作業所が苦境に追い込まれている、八割以上が不況の影響がある、仕事量が減った、工賃が切り下げられたというような切実な訴えが寄せられている。  ……

第145回国会 厚生委員会 第12号(1999/06/08、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 本日の委員会では、介護保険をめぐりまして各党よりさまざまな御意見が述べられております。質問に関しましても重複するところが多々あろうかと思いますが、改めて一から一つ一つお尋ねをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず初めに、介護保険の実施の延期論ということでございます。  最近になりまして、介護保険の実施を来年四月からどうするのかということについて、さまざまな発言が相次いでおります。野中官房長官も、来年四月の実施時期に向け、どう調整していくか非常に悩んでいるという発言もございましたし、また連立与党の自由党の小沢党首は、市町村は皆反対だ、そんなものを何で無理やりやるの……

第145回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(1999/05/31、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 まず初めに、私は、厚生省関連の法律につきましてのお尋ねをしたいと思います。  関係各省庁別の改正法律の数では、厚生省関連の法案が九十一本ございまして、広範な行政にかかわる内容が盛り込まれております。  まず初めに私がお尋ねしたいことは、保険関連業務の社会保険庁また厚生大臣への一元化ということでございまして、これは地方事務官の問題が非常にクローズアップされているわけでございますが、この関連の法案をよくよく読みますと、単にそこにとどまるということではなくて、保険業務をいかに一元化して、その効率化を図るのかということがうかがえるのではないかというふうに私は思っております。  具体的に申し……

第146回国会 厚生委員会 第3号(1999/11/10、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  大臣、政務次官、連日大変に御苦労さまでございます。  今回の介護保険制度の実施に当たっての見直しといいますか、大臣は、助走期間ということでの措置というふうにおっしゃっておられますが、私は、これはやはり必要だというふうに従来から思っておりました。  先日も、十月から要介護認定の申請の受け付けが始まったわけでございますが、こういう新聞報道がありました。川崎市が十月十五日までに判定した三百八十一件のうち、一次判定の結果を変更したのは二割の七十六件に上った。二割ですから、一次判定の仕方というのは大変改良されてきておりますけれども、まだまだ二次判定をきちっとし……

第146回国会 厚生委員会 第5号(1999/11/17、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 公明党・改革クラブの代表の福島豊でございます。  本日は、参考人の皆様には、大変お忙しい中、国会までおいでいただきまして貴重な御意見を御開陳いただきましたこと、心より御礼を申し上げる次第でございます。  先ほどから、喜多参考人、また山本参考人のお話を承っておりますと、この介護保険法そのものは、完全な法律ということではなくて、とりわけ財源構造のあり方については見直すべき点は多々ある、そのような法律ではないかというふうに私は改めて実感をいたしました。  しかし、今回の三党合意に基づく特別措置対策のプロセス、また、市長会、そしてまた町村長会の御意見をいかにお聞きしたかという観点からいいま……

第146回国会 厚生委員会 第7号(1999/11/24、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 大臣、政務次官、大変御苦労さまでございます。  審議もかなり時間を重ねてきたわけでございまして、本日は、幾つか根本的な部分につきまして、大臣また次官の御認識をお聞きしたいと思います。  まず第一点目は大臣に対してでございますが、先般、十五日に、我が党の坂口政策審議会会長が二項目にわたります申し入れを行わせていただきました。その第一項目めは、年金制度が介護や医療などの社会保障制度と密接に関連をしていること、そしてまた、この年金制度改革が人口の少子化ということに深く関係していることも含めて、少子化対策も視野に入れた総合的な検討を厚生省として進めることが必要ではないか。  その検討の場と……

第146回国会 厚生委員会 第8号(1999/11/26、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 自由民主党、公明党・改革クラブ、自由党、三会派を代表して、国民年金法等の一部を改正する法律案の修正案の提案理由の説明をいたします。  この修正案は、本法案の附則第二条を修正し、基礎年金国庫負担の三分の一から二分の一への引き上げに向けての検討過程において、基礎年金の給付水準について検討を求める趣旨のものであります。  少子・高齢化のさらなる進展に対応し、平成十二年度からは介護保険制度が実施され、高齢者は新たな保険料負担や利用者負担を求められることになります。また、医療保険制度においても、高齢者に適切な負担を求める意見があります。  こうした介護や医療などにおける高齢者負担を……(聴取……

第146回国会 厚生委員会 第10号(1999/12/02、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。  本日は、参考人の先生方には、大変お忙しい中、国会においでいただきまして本当にありがとうございます。時間も限られておりますので、質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに高山先生に御質問したいんですが、先生の御説または御著作も繰り返し私は拝見いたしておりますが、支給開始年齢の六十五歳への引き上げということに対して、これは一番きつい措置であるということでございます。  ただ、私は、慶応大学の清家先生が生涯現役社会ということをおっしゃっておられますが、少子・高齢化が進む中で労働力人口というのは減少していく、その中で二十一世紀の社会という……

第146回国会 厚生委員会 第12号(1999/12/07、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 五島委員の委員会におきます御質問というのは、大変示唆に富む御発言をしておられまして、私も大先輩の意見を大変勉強させていただいております。  今回私どもが修正を加えた理由というのは、根底にある問題意識は、委員がおっしゃっておられることと共通でございます。  今、医療にしましても介護にしましても、二十一世紀に、高齢化が進む中でどのように制度を改めていくのか、高齢者の負担というものをどのように求めていくのか、そういう議論がなされているわけでございます。そして、介護保険の保険料を基礎年金の水準に反映させるのかどうか、そこのところの明確な答えを出してほしいというのが今の委員の御質問だと思いま……

第146回国会 予算委員会 第3号(1999/12/06、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。総理大臣、また閣僚の皆様、連日まことに御苦労さまでございます。  私は、本日は社会保障の関係の問題につきましてお尋ねをしたいというふうに思っております。  現在、国民の中にはさまざまな不安があるというふうに言われております。一つは、それは経済の不安ということだと思いますが、もう一つは、二十一世紀に向かって少子高齢化が急速に進む中で、日本の社会保障制度というのは一体どうなっていくんだろうか。今国会におきましては、厚生委員会で年金改正案が審議をなされました。その中でも、将来の年金像が一体どうなるのか、国民の不安が極めて強いということを私は実感いた……

第147回国会 厚生委員会 第6号(2000/04/12、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 本日は、私は、まず、扶養控除と児童手当制度の関係につきまして、大蔵省の方にもおいでいただいておりますので、基本的なことを確認をさせていただきたいと思っております。そして、その次に、現代の子供の育ち方が変わってきたのではないかということにつきまして、私が感じておりますことを、何点か文部省の方また厚生省の方にお尋ねをしたいというふうに思っております。  まず初めに、扶養控除と児童手当の関係でございますが、一体どちらを選択するのか、子育ての社会的支援としてどちらが適切なのか、これはさまざまな議論があるところでございます。昨年末、予算編成に当たりまして、私どもも扶養控除をどういうふうに見直……

第147回国会 厚生委員会 第8号(2000/04/18、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  参考人の先生方には、大変お忙しい中、貴重な御意見をお聞かせいただきましたことを御礼申し上げる次第でございます。それぞれの参考人の先生方の御意見を、私、非常に共感をしながら聞かせていただいておりました。  まず初めに、都村参考人にお尋ねをしたいと思っております。  都村参考人御指摘のように、扶養控除から児童手当への転換ということは何としてもなし遂げなきゃいけないというふうに私ども思っております。もとに戻っただけではないかという御指摘もございましたけれども。  先日の委員会で、大蔵省に来ていただきましたが、総理府の社会保障制度審議会の九五年勧告で扶養控除……

第147回国会 厚生委員会 第12号(2000/04/27、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 公明党・改革クラブの福島でございます。  参考人の皆様には、本日、大変お忙しい中、貴重な御意見を承りましたことを御礼申し上げる次第でございます。  まず初めに、河西参考人にお尋ねをしたいと思います。  先ほど土肥委員からもございましたように、この法律というのは半歩前進といいますか、基盤的な条件整備が追いついていかなければ余り意味がないというお話がありました。盲導犬もこの法律の中で社会福祉事業にきちっと位置づけられたわけでございますが、しかし、実際には育成を図っていくためにはさまざまな財政的な支援も必要でございますし、そういう基盤というものが本当に整っていかなければ、入っただけではい……

第147回国会 厚生委員会 第13号(2000/05/10、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 大臣、政務次官、大変に御苦労さまでございます。  まず初めに、大臣にお尋ねをいたします。  昨日、循環型社会形成推進基本法が衆議院を通過いたしました。二十一世紀に向かって循環型社会を構築していくということは不可欠な課題だというふうに私は思います。そしてまた、その循環型社会形成のための一翼を担うのが厚生省であるというふうに考えております。  さまざまな観点からの取り組みが必要であるというふうに思いますが、今後、厚生省として、循環型社会形成のためにどのように取り組んでいかれるのか、大臣の御決意、またお考えをお聞きしたいと思います。


42期(2000/06/25〜)

第148回国会 厚生委員会 第1号(2000/07/06、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 このたび、厚生総括政務次官を拝命いたしました福島豊でございます。  政務次官の役割が一層重要性を増している中での就任であり、その重責に身の引き締まる思いであります。  我が国におきましては、二十一世紀の本格的な少子高齢化社会を目前に控え、国民の皆様の理解をいただきながら、社会保障制度の改革を一歩一歩進めていかなければなりません。  私といたしましては、国民の皆様の御期待にこたえられるよう、大臣を全力で補佐するとともに、総括政務次官としての責任を全うすることにより、厚生行政の推進に誠心誠意取り組んでまいります。  簡単ではありますが、委員の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げ、私……

第149回国会 厚生委員会 第1号(2000/08/04、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 確かに、先生おっしゃられますように、患者取り違え事件におきましても、患者を搬送するまでのプロセスと手術室でそれを受け取るプロセスと細分化されている中にありまして、そのすき間で発生をした事故であるという考え方もできると思います。  ですから、医療が高度化する中において、それぞれモジュール化されていく。それは、一方ではチーム医療ということが言われておりますからやむを得ない面であったとしましても、それぞれのモジュール化された部分というものがいかにつながっていくのかということに対して十分な配慮を医療の現場において払わなければならないだろうというように私は思っております。  現在も、国立……

第149回国会 厚生委員会 第2号(2000/08/08、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 まず初めに、本委員会におきましては、参議院の予算委員会との関係で大臣の出席がかないませんことをお許しいただきたいと思います。  そしてまた、今般の雪印乳業の食中毒事件におきましては、極めて多くの皆様が被害を受けたわけでございまして、心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  ただいま委員が御指摘ございましたように、未然防止、拡大防止ということは極めて大切な課題であるというふうに思います。そして、委員は、それに対して、刑事罰というものに関して新たなものを設けるべきではないかという御指摘でございますが、厚生省の考えを申し上げさせていただきたいと思います。  厚生省は、食品衛生行政に……

第149回国会 厚生委員会 第4号(2000/09/20、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 お答えいたします。  まず、十時から臨時閣議が行われておりまして、大臣が冒頭出席できませんことをおわび申し上げたいと思います。  そしてまた、全国のヤコブ病の患者の皆様、また御家族の皆様は、大変な病気でございまして、大変な御苦労をなさっておられると思います、心よりお見舞いを申し上げたいと思っております。  ただいまの委員の御質問でございますけれども、ヤコブ病の原因、現状は一体どういうものか、そしてまた万全の対策を政府としてもとるべきであるけれども、どのような対策がなされているかという御質問であったかと思います。  クロイツフェルト・ヤコブ病につきましては、三つのタイプがございま……

第149回国会 予算委員会 第2号(2000/08/03、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 お答えをさせていただきます。  四月から実施をされました介護保険制度でございますが、サービス現場や市町村の皆様の多大な御努力によりまして、現在まで順調に実施をされてきているというふうに考えております。サービスの利用者の数、そしてまたサービスの提供量ということでございますけれども、この両者につきましても拡大が制度実施後認められておりまして、制度導入によるよい結果があらわれている、そのように考えております。  具体的には、本年四月には厚生省が調査を行いまして、七月には全国老人クラブ連合会が調査を行っております。直近の七月の調査の結果を御紹介したいと思いますが、サービスの利用者に関し……

第150回国会 厚生委員会 第1号(2000/10/12、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 お答えさせていただきます。  今回の鳥取県西部地震につきましては、当初、家屋等の被害状況が詳細に確認されていない中でしたけれども、余震の可能性がある、多数の方が避難をされているということに着目をいたしまして、災害救助法を弾力的に運用しまして、迅速にこれを適用したところでございます。  また、これまで、鳥取、島根両県の三市五町に災害救助法を適用いたしまして、避難者に対する具体的な支援としまして、避難所の設置、食料品の給与及び飲料水の給与、生活必需品の給与、医師、保健婦による避難所の巡回による健康相談やメンタルケア、住宅の応急修理の対象としまして、直後に雨が降りましたので、雨漏りを……

第150回国会 厚生委員会 第4号(2000/10/18、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 先生御指摘ございましたように、今、高齢化が急速に進行しているわけでございます。医療提供のあり方も、そうした人口構造の変化、疾病構造の変化に適応したものに変えていく必要がございます。そして、そうした構造転換を図ることによって引き続き良質な医療の提供というものを行っていこう、このことが今回の医療法の改正の中に盛り込まれている考え方のベースにあるものでございます。  具体的には、患者の病態にふさわしい医療を提供できる体制を整備するという観点から、現在は結核、精神などの病床を除きましては区分をされておりませんでした病院の病床を、療養病床と一般病床の二つに分けまして、それぞれの機能にふさ……

第150回国会 厚生委員会 第5号(2000/10/20、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 先生御指摘のように、老人に対してどのように情報をお伝えしていくのかという点で、先生の御提案は大変傾聴に値する御提案ではないかと思います。  準備もございますので、検討をさせていただきまして進めさせていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま先生から御指摘ございましたように、不妊治療に対してのさまざまな形での支援というものが大切であるというふうに私どもも考えております。  排卵誘発剤などの薬物治療や卵管形成術等につきましては、保険給付の対象といたしております。これは、基本的な考え方としまして、医療保険の給付が疾病の治療に着目して行われるという観点から、母体の異常に起因する不……

第150回国会 厚生委員会 第6号(2000/10/25、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 医療保険制度の抜本改革の大きな柱は、高齢者医療制度の見直しということだと思います。そして、高齢者医療制度の見直しの柱となるのが、老人の医療費の伸びをどのように適正化していくのかというのが一つ。二つ目の柱は、高齢者と若年者の間の負担のバランスをどういうふうにしていくのか。そして三つ目は、各保険者間の負担のあり方をどういうふうに調整していくのか。  今回の健康保険法の改正案につきます最大の特徴は、高齢者の一部負担について、月額上限を設けておりますけれども定率の一割負担というものを導入したわけでございます。これは、戦後の日本の医療保険制度の中でも今までになかった大きな一歩だろうという……

第150回国会 厚生委員会 第7号(2000/10/27、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 委員御指摘のように、医療制度の抜本改革を行っていくに当たりまして、患者さんの立場に立ちまして質のいい医療というものが提供されるという視点、これは見落としてしまってはいけないというのは私も全く同感でございます。  効率ということを掲げる背景には、一つには、日本の医療はもう少し効率的に提供することができるのではないかという、かなり広範な国民の間での御意見も一方ではあるのではないかというふうに思います。  したがって、今回のこの医療制度の改革、私どもは健康保険法等の改正、医療法等の改正を医療抜本改革の第一歩というふうに位置づけているわけでございますけれども、さらに、今後高齢者の医療を……

第150回国会 厚生委員会 第9号(2000/11/01、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 昨日の参考人の方々のお話を私もお聞きいたしておりましたけれども、医学というのはサイエンスとアートの結合であるということは現代においてもまことに真実であると思っておりますし、二十一世紀は超高齢社会となるわけですけれども、その二十一世紀において診療に従事していただく医師の方、また歯科医師の方には、そうした観点から、全人的に患者さんを診る基本的な診療能力というものを身につけていただきたいと私どもは考えております。  こうした観点から、今回義務化をする臨床研修につきましても、研修内容の充実を図っていかなければならない。そのため、今回の改正案が成立いたしますと、大学病院、臨床研修病院等の……

第150回国会 厚生委員会 第10号(2000/11/17、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 先生の御指摘のことについてはよく理解できます。  今回、有識者会議をつくってまず検討させていただきたいと思う理由は幾つかありまして、一つは、確かに、第四ルートによりまして感染を受けた可能性のある方々、これはハイリスクグループとして、先生おっしゃられるようにどう対応するのかということについてきちっとしなきゃいかぬというふうに思います。  ただ、それだけでなくて、C型肝炎ウイルスについて、抗体検査ができるようになったのは八九年ですけれども、それでもウインドーピリオドがあるということで、昨年ナット検査ができるようになりましたけれども、輸血によって感染した方がおることも事実です。  そ……

第150回国会 災害対策特別委員会 第2号(2000/10/05、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 お答えさせていただきます。  東海集中豪雨によります災害廃棄物の問題につきましては、厚生省といたしましても事態が重大であることを十分に認識いたしておりまして、既に九月二十五日に担当職員を現地に派遣するなどして状況の把握に努めておるところでございます。  災害廃棄物の処理につきましては、先生も御存じのように、従来より国庫補助を行っているところでございますけれども、今後、詳細な被災状況の確認を行った上で、できる限りの支援を行わせていただきたいと考えております。
【次の発言】 先生が御指摘いただきました点は大変大切なことだと思っております。阪神・淡路大震災のときにも、高齢者の方が、い……

第150回国会 災害対策特別委員会 第3号(2000/10/12、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 お答えいたします。  愛知県の集中豪雨におきましても災害廃棄物の問題が大変に問題になっているということは、よく承知をいたしております。  この災害廃棄物の処理に関しましては、収集や運搬、処分等につきまして国庫補助を災害廃棄物処理事業として従来より行っているところでございます。二分の一の補助がなされるということになっております。  阪神・淡路大震災におきましては、先生方の御努力によりまして、阪神・淡路大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律というものが制定をされました。これは、一つには、非常に大規模な被害が生じたということで、被災者の負担を軽減するために必要である……

第150回国会 内閣委員会 第6号(2000/11/07、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 お答えいたします。  厚生省におきましても、IT化が進展する中、ハンディキャップのある高齢者そしてまた障害者が情報通信技術というものを積極的に利用することは、自立そしてまた生活の質の向上につながるものであり、高齢者、障害者の方がそうでない人と同様に情報を享受できるようにする環境を整えるということが極めて大切である、そのように認識をいたしております。  このために厚生省が従来から取り組んでまいりましたことは、具体的に申し上げますと、一つは、情報へのアクセスが困難な視覚障害者の方々が音声による情報を入手しやすくするためのデジタル録音図書システムというものを開発いたしまして、その機器……

第150回国会 農林水産委員会 第6号(2000/11/15、42期、公明党)【政府役職】

○福島政務次官 お答えいたします。  米国の食品医薬品庁、FDAでございますけれども、既に承認されている遺伝子組み換え食品は四十七品目でございます。
【次の発言】 法的な規制ということにつきまして、まず先生に御説明をさせていただきたいと思います。  本年五月に告示がなされまして、来年四月から遺伝子組み換え食品の安全性審査の義務化というものが施行されるわけでございます。これに基づいて、未審査のものの輸入そして販売等が法律に基づいて四月の時点から禁止をされる、そういう流れになっております。そして、現状では、この遺伝子組み換え食品の検査法について、遺伝子組み換え食品検査の信頼性確保に関する調査研究班……

第151回国会 厚生労働委員会 第3号(2001/02/27、42期、公明党)

○福島委員 公明党の福島でございます。  大臣、両副大臣、また両政務官、連日の国会での御質疑、まことに御苦労さまでございます。  私ども公明党は、このKSDの問題につきましては、明らかにすべきことは明らかにし、そしてまた、正すべきことは正さなければならない、国民に納得をいただける決着をつけることが必要である、このように終始主張をしてきたわけでございます。大臣におかれましても、国会での御答弁も含め、また省内での調査ということも含め、この問題の解明のために陣頭に立って御努力していただいておりますことに、心より敬意を表する次第でございます。  本日の質問におきましては、行政として、このKSDの問題、……

第151回国会 厚生労働委員会 第7号(2001/03/28、42期、公明党)

○福島委員 公明党の福島でございます。  大臣、副大臣、連日大変に御苦労さまでございます。  雇用不安という言葉がございます。日本の経済はなかなかその低迷から脱し切れないわけでございますけれども、その一つの原因には雇用に対しての不安というものがある。みずからの企業が、就労する企業がいつ倒産するかわからないということもございます。倒産しないまでも、自分自身がリストラに遭うかもしれない。そういう中で、将来に対しての不安というものが消費そのものに対して大きくマイナスの影響というものを与えている、日本経済の再生というものに対してブレーキをかけている、こういう指摘があるわけでございます。そういう意味から……

第151回国会 厚生労働委員会 第9号(2001/04/06、42期、公明党)

○福島委員 桝屋副大臣、大変御苦労さまでございます。  今回のこの確定給付年金法は、厚生年金基金の抱えている代行の返上という課題、そしてまた適格年金の抱えている積み立て不足といった財政状況の悪化、こういう課題というものを解決するために新しい年金の枠をつくろうという方向であるわけでして、私どももぜひ早期の成立を図っていただきたい、そのように思っております。  厚生年金基金にいたしましても適格年金にいたしましても、その制度が創設された当時と経済状況というものが大変大きく変わってきております。雇用慣行というものも変化をいたしております。そういう社会の変化に対応するような、そしてまた、二十一世紀におい……

第151回国会 厚生労働委員会 第15号(2001/05/29、42期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。  二十一世紀に入りまして、日本の社会は大きな変化を続けているわけでございます。人口構造が変化をしていく、そしてまた経済社会構造が変化をしていく、こういう中にあって、年金制度もその影響を当然受けざるを得ないわけでございます。今まで公的年金制度は繰り返し改正をされてきたわけでございます。人口構造の変化をいかに受けとめるのかといったところにその由来があるわけでございますけれども、今後どうしていくのかということを考えたときに、こうした公的年金を補完する新しい企業年金が必要である、私はそのように思っております。  多様化する経済社会の中にあって、そ……

第151回国会 厚生労働委員会 第22号(2001/06/15、42期、公明党)

○福島委員 本日は、法案に関しての質問に先立ちまして、現在、社会保障制度改革ということに向けてさまざまな動きがございますが、それに関連した質問をまず桝屋副大臣にさせていただきたいと思っております。  先般、経済財政諮問会議の素案が発表されました。その中にも、社会保障制度の改革というものがどういう方向を目指すのかということが書かれております。また、それに先立ちますと、三月には政府・与党社会保障改革協議会の大綱が出されたわけでございます。  こうした社会保障制度改革をめぐる動きの中で一貫しておりますことというのは、世代間の公平ということを社会保障制度の改革に当たっては一つの大切な要素として考えてい……

第151回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(2001/06/11、42期、公明党)

○福島委員 本日、私は、選挙制度とITという課題、そしてまた選挙制度におけるバリアフリーといいますか、寝たきり老人の問題ですとか、これからどういうふうに対応していくのかということについてお尋ねをしたいと思っております。  いずれも、二十一世紀に日本が入りまして、社会そのものが大変大きく変化をしている。それは、一つはITでございますし、そしてまた高齢化といったような人口構造の変化もあるわけでございます。そういう社会の変化に適切に対応するような選挙制度でなければならないと思いますし、そのためには不断の見直しというものを我々は進めていかなきゃいかぬ、そのように思っております。  まず初めに、インター……

第151回国会 予算委員会 第16号(2001/05/14、42期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  総理大臣御就任、まことにおめでとうございます。  本日は、主に雇用対策についてお伺いをいたしたいと思っておりますが、それに先立ちまして、先週の十一日でございますが、熊本地裁におきましてハンセン病の国賠訴訟の判決が出されました。らい予防法のもとで、家族そしてまたふるさとを失い、隔離政策のもとで、差別と偏見のもとで苦渋の日々を送られてきたハンセン病の多くの患者さんのことを思うと、この判決について真摯に受けとめる必要があるだろう、私はそのように思っております。  とりわけ、その判決におきましては、国会議員の立法行為についての責任ということが下されております……

第153回国会 厚生労働委員会 第4号(2001/10/26、42期、公明党)

○福島委員 おはようございます。大臣、副大臣、政務官、連日大変に御苦労さまでございます。  本日は、育児休業、介護休業法の改正案につきまして、基本的な事柄をお尋ねいたしたいと思っております。  育児休業そしてまた介護休業の制度ができまして、着実に我が国に定着をしている、そしてまた、それを利用される方の割合もふえてきている、そのように認識をいたしております。しかしながら、現在におきましてもなかなか一〇〇%までいかないというのは、実際にこうした制度を利用して育児休業というようなことをした場合に、職場に復帰する場合のハードルになるんじゃないかというような状況がいまだにあることもまた事実だろうと思って……

第153回国会 厚生労働委員会 第5号(2001/10/31、42期、公明党)

○福島議員 今回の法改正におきましては、悪質な認可外保育施設に対する指導監督の手法といたしまして、現行法上既に規定されておりますところの事業停止命令、施設閉鎖命令に加えて、これらの命令に至る前段階として、新たに勧告、公表というものを規定させていただきました。勧告公表権限が規定されることにより、より幅広い行政上の対応が可能となりまして、実効性の高い指導監督の実施が可能になる、そのように考えております。  それをどのような場合に発動するのか、ここのところは大切なところでございます。法文上は「児童の福祉のため必要があると認めるとき」このように書かれておりますが、具体的な発動要件につきましては、従来か……

第154回国会 経済産業委員会 第2号(2002/02/27、42期、公明党)

○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。あと私を含め二人でございますので、最後までよろしくお願いいたします。  まず初めに、日本経済の再生のシナリオをどう考えるのか、そういうことについて大臣の御所見をお聞きしたいと思っております。  最近出版されましたクルーグマンの本ですが、この中ではこんなことが書いてございます。この期に及んでも、小泉政権の政策の中身は全くあいまいで不確かなことだと。別にクルーグマンに言われたくないというふうに思うわけでございますが、大変閉塞感が漂っております。その中で、国民に対して、日本の経済はこうなっていくという明確なメッセージを発信するということが大切ではないか。  ……

第154回国会 経済産業委員会 第10号(2002/04/17、42期、公明党)

○福島委員 おはようございます。委員長、大変御苦労さまでございます。  現在、日本の経済は大変な危機の中にあるわけでございます。その中で個々の企業は、みずからの競争力を高めるために大変な努力を行っている。それは、事業の再構築、そういうものを通じて競争力を回復しようとしている。そのためには、さまざまな形で、企業買収ですとか不採算部門の売却ですとか、こういうものを進めているわけでございます。そして、このことは日本国内だけにとどまるわけではありませんで、国際的な企業の合併というものも進んでいる。むしろ、今後、国際競争力を保っていこうとすれば、そうした形で規模を拡大する、そういうことが要請されている時……

第154回国会 経済産業委員会 第28号(2002/07/17、42期、公明党)

○福島委員 近年、国、地方公共団体等の職員が入札談合等に関与している事例が発生しておるわけでございます。現行の制度の中では、公正取引委員会はこれに有効に対処する権限を持っておりません。  財政状況が悪化する中で、予算の執行を適切に行うということは重要なことでございます。また、行政に対しての信頼を維持し、公正性を確保する点から、公明党はかねてより官製談合を防止する法律の制定の必要性について主張してまいりました。  今般、与党内での議論の集約を見、この法律案を提出するに至ったわけでありまして、速やかにこの法案の成立を期すべきであると考えております。そしてまた、この法案の取りまとめに当たられました先……

第154回国会 厚生労働委員会 第6号(2002/04/05、42期、公明党)

○福島委員 大臣並びに副大臣、大変御苦労さまでございます。与党を代表いたしまして、御質問させていただきたいと思います。  我が国の障害者の雇用につきましては、厳しさを増している雇用情勢のもと、求職者の数は過去最高、障害者の解雇届け出数も高水準であると同様に、厳しい状況に置かれているわけでございます。一方でまた、経済のグローバリゼーションが進む中で、企業組織の再編は活発化いたしておりまして、職場環境の改善など障害者雇用を取り巻く状況も大きく変化しております。  こうした状況のもとで、障害者の職場を拡大し、雇用の分野のノーマライゼーションの実現を図るとともに、厚生労働省の発足を踏まえ、雇用施策と保……

第154回国会 厚生労働委員会 第9号(2002/04/17、42期、公明党)

○福島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、社会民主党・市民連合及び保守党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、退職金制度が高齢社会において労働者の老後の生活保障としての機能を持つものとして今後一層重要な役割を果たすことに十分留意しつつ、本法の施行に当たり、次の事項について適切な処置を講ずるべきである。  一 勤労者退職金共済機構の役員について、資産運用等制度運営に係る責任を明確化するとともに、加入者が制度の運営状況を的……

第154回国会 厚生労働委員会 第11号(2002/04/26、42期、公明党)

○福島委員 公明党の福島でございます。  副大臣、大変御苦労さまでございます。また、民主党の提出者の方も大変御苦労さまでございます。  今回の医療保険制度の改革に関しまして、私どもは昨年からの経過の中でさまざまな主張をさせていただきました。例えば、低所得者対策の拡充ですとか、そしてまた小児にかかわる給付の改善、こういったことを申し上げた上で、現下の経済情勢が大変厳しく、医療保険財政が破綻の危機に瀕している中で、これは避けられない選択ではないか、そのように判断をいたしました。しかしながら、この改革も、厚生労働省の説明では五年程度の財政的安定が見込まれるだけであるという説明があるわけでございます。……

第154回国会 厚生労働委員会 第14号(2002/05/22、42期、公明党)【議会役職】

○福島委員長代理 次に、樋高剛君。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  各案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省社会・援護局長真野章君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、阿部知子君。

第154回国会 厚生労働委員会 第16号(2002/05/31、42期、公明党)【議会役職】

○福島委員長代理 質疑時間が過ぎております。
【次の発言】 次に、阿部知子君。

第154回国会 厚生労働委員会 第19号(2002/06/11、42期、公明党)

○福島委員 参考人の皆様には、本日は、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  改革、改革ということが言われるわけでございますが、医療制度の改革というのは二つあると私は思っています。一つは、現在三十一兆円の医療費、これを、できればその伸びというものを経済に見合ったようなものに緩和できないかという観点が一つ。もう一つは、どちらにしてもお金がかかるわけですから、それをどういうぐあいにみんなで負担をし合おうかという話だ。  ですから、何か、改革をすると負担がなくなるというような話をする方がおりますけれども、そういうことは大変国民の誤解を招く話だと私は思います。  そし……

第154回国会 厚生労働委員会 第21号(2002/06/14、42期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  今般の健康保険法改正案等につきましては、現在までに五十時間に及ぶ質疑を当委員会では行ってきたわけでございます。また、参考人質疑に加え、昨日は地方公聴会を行い、充実した審議がなされました。その質疑においては、与野党の厚生労働委員会のメンバー、また参考人、公述人の方々からさまざまな御意見をお聞きすることができたわけでございます。  その意見は、本法案について必ずしも賛成ということではありません。また、私も、医療保険財政の状況が許すのであれば、国民により多くの負担を求めることは避けなければならないと思います。しかしながら、高齢化の進行と長引く経済の低迷によ……

第154回国会 厚生労働委員会 第22号(2002/06/21、42期、公明党)

○福島委員 総理大臣、本日は、厚生労働委員会の御出席、まことに御苦労さまでございます。  総理は、厚生大臣もお務めになられまして、医療制度については最も詳しい政治家のお一人であると思っております。  当委員会での審議におきまして、抜本改革ということが繰り返し指摘をされたわけでございます。しかしながら、この抜本改革というのは一体何を意味するのか、人によっても違いますし、また党によっても違っているんだと思います。  私自身は、今までさまざまな改革が行われてきた、その一つ一つが抜本改革の一端をなすものである、そういう認識をいたしておりますが、総理自身、抜本改革ということでどのような改革をイメージする……

第154回国会 厚生労働委員会 第25号(2002/07/17、42期、公明党)【議会役職】

○福島委員長代理 次に、瀬古由起子君。

第154回国会 厚生労働委員会 第27号(2002/07/24、42期、公明党)【議会役職】

○福島委員長代理 次に、家西悟君。
【次の発言】 次に、江田康幸君。
【次の発言】 大臣、副大臣、政務官の皆様、大変御苦労さまでございます。  本日は、個別の問題について何点かお尋ねをしたいと思っております。  まず初めは、現在大変問題になっております中国製のいわゆるやせ薬、個人輸入をした未承認医薬品等の服用によりまして、大変な健康被害が起こっているということでございます。まず初めに、この健康被害の状況についてどうなっているのか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この健康被害の原因になった物質の究明は極めて大切な課題でございますけれども、その点について現状の結果はどうなっているので……

第154回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(2002/05/29、42期、公明党)

○福島委員 現在、政治とお金の問題をめぐってはさまざまな不祥事が続発いたしておりまして、政治に対しての国民の信頼というものが大きく揺らいでいる、この点は否定しようのないものだというふうに思っております。  今回、あっせん利得処罰法の改正を行おうということになったわけでございますが、そもそも、このあっせん利得処罰法制定の際に、公明党としては、私設秘書もその対象とすべきだという主張をさせていただきました。当時の協議では最終的に合意を得るに至りませんで、現在の形となっているわけでございますが、今回、こうした不祥事を契機としたとはいえ、その見直しが図られることはまた大きな前進であり、そしてまた、国民の……

第154回国会 法務委員会 第17号(2002/06/07、42期、公明党)

○福島委員 大臣、大変御苦労さまでございます。  私の持ち時間の三十分は、専ら精神医療の話について聞かせていただきます。  本日の朝日新聞の社説では、「精神医療 質の向上を急げ」という論説が掲載をされておりました。本法案の質疑ということを踏まえて書かれているんだというふうに思いますが、結論として、「精神医療の底上げこそ、不幸な事件を減らしてほしいという願いにこたえるための本道である。」このように書かれているわけでございます。  本法案に盛り込まれておりますところの新しい処遇システムの御提案、これはこれで、私は、我が国においては必要なことだというふうに思っておりますし、先ほど後藤田委員からもお話……

第155回国会 経済産業委員会 第5号(2002/11/12、42期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、参考人の皆様には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  この基本法が成立した後、どういうふうに戦略本部が進めていくのか、そしてまたどういう計画を立てるのか、こういったことが一番大事なんだろうというふうに思っています。その中で、本日御指摘のありませんでした税制のことについてちょっとお聞きをしたいんです。  先般、日経新聞から出版された書物で、こんな事例が報告されておりました。ある企業グループ、知的財産を統一的に取り扱って戦略的に進めていこうということで計画を立てたわけですが、一万近い特許があると。グループ間で……

第155回国会 厚生労働委員会 第3号(2002/11/06、42期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、おはようございます。大変御苦労さまでございます。  本日から母子寡婦福祉法等改正案の質疑がスタートするわけでございますが、昨年の暮れの予算編成に際しまして、母子家庭対策というものをどういうふうに見直していくのかと、さまざまな議論をさせていただきました。  先ほど大臣から御説明ありましたように、自立というものが大切である、私もそうだと思います。今までの母子家庭対策というものが、ややもすると児童扶養手当の部分に重点が置かれてきて、必ずしも、子育て支援でありますとか、そしてまた就労支援でありますとか、幅広い施策の分野においてはその充実というものが図られていなかったということ……

第155回国会 厚生労働委員会 第4号(2002/11/07、42期、公明党)

○福島委員 どうもおはようございます。  参考人の皆様には、大変お忙しい中、また遠方からこの国会の審議のためにお越しいただきましたこと、心より御礼を申し上げる次第でございます。  そしてまた、本改正案につきまして、さまざまな御意見を先ほどいただきました。私自身、母子家庭対策というものを、経済的支援というものを超えて、その自立支援ということに対して総合的な施策へと転換を図る大変大切な法律だというふうに思っておりますし、その成立に対して万全を期したいと思っております。  また同時に、やはり経済的支援というものも非常に大切だという御意見は、私はもっともだと思っております。そして、就労支援というのがど……

第155回国会 厚生労働委員会 第8号(2002/11/20、42期、公明党)

○福島委員 おはようございます。木村副大臣を初めといたしまして、連日大変御多忙の中、法案の審議に臨んでおられますことを心より敬意を表する次第でございます。  まず初めに、この法案の審議に当たりまして、政策医療とは一体何なんだろうかということをお尋ねいたしたいと思います。  「国民の健康に重大な影響のある疾病に関する医療その他の医療であって、国の政策医療として機構が担うべきものの向上を図り、」このように述べられているわけでございますが、政策医療というものをどう考えるのか、まず木村副大臣にお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  二つ側面があるんだと思うんですね。一つ……

第155回国会 厚生労働委員会 第10号(2002/11/27、42期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  まず初めに、拉致被害者の方々、そしてまた御家族の皆様方、大変苦しい経験をされてきたわけでございまして、心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  私どもは、拉致被害者の方々の帰国後の日本の生活の再構築、そしてまた残された家族の方々の早期帰還、さらに、いまだほかにも多数おられるのではないかという被害者の方々の全容の解明、こうした一つ一つの課題について全力で取り組まなければいけないと思っております。全面解決を図るために最大限の努力をしなければなりません。  本日は安倍官房副長官が御出席でございますけれども、安倍副長官はこの拉致問題について今まで一貫して取……

第155回国会 厚生労働委員会 第11号(2002/12/11、42期、公明党)

○福島委員 両副大臣、大変に御苦労さまでございます。本日は、幾つか具体的な課題についてお聞きをしたいと思っております。  臍帯血移植、そしてまた骨髄移植、私ども公明党として、その推進にこの数年間努力をしてまいりました。とりわけ患者負担を軽減するという観点から、何とか保険適用を拡大したいということを再々申し上げてきたところでございます。  先日、新聞におきましてこのような報道がありました。骨髄移植に前金制を導入する。骨髄バンクを運営する骨髄移植推進財団が、骨髄移植を受ける患者から負担金を前金で徴収する案を理事会に諮るというようなことが報道されておりました。この前金というのが、具体的な水準として、……

第155回国会 法務委員会 第14号(2002/12/03、42期、公明党)

○福島委員 副大臣、また提案者の皆様には、大変御苦労さまでございます。  先ほども佐藤先生からお話がございましたけれども、私も、与党のプロジェクトチームで検討させていただいた一人でございます。本法案に対して今般修正案が出されたということを私は評価いたします。この委員会におきましてさまざまな議論がなされたわけでございまして、法案に対して懸念があるというのであればその懸念を払拭すべきであろうと思いますし、一人でも多くの国民の皆様に御理解をいただけるような努力をしていただいたということに対して、敬意を表したいと思っております。  いまだに、この法案に対して、また修正案に対しても意見が分かれているわけ……

第156回国会 経済産業委員会 第3号(2003/02/26、42期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、政務官の皆様、大変御苦労さまでございます。  日本経済の現在の長期にわたる停滞の原因は、幾つも指摘されているわけでございます。先ほども大臣、御指摘ありましたように、不良債権の問題、そしてまた過剰な生産設備の問題、デフレも大変大きな問題だと思います。その中で、私は、本日は日本企業の競争力ということについて申し上げたいと思います。  日本企業の競争力は、実際のところ、八〇年代から徐々に低下をしてきたんだ、こんな指摘があるわけでございます。経済の環境が悪いということも大変大きな経済の停滞の原因でございますけれども、その中で、企業の競争力というものも同時に一つの原因として働い……

第156回国会 経済産業委員会 第5号(2003/03/12、42期、公明党)

○福島委員 御苦労さまでございます。  ただいまも阪上委員から徳政令という話がありましたけれども、そういう話が出るほど、やはり、どうするんだと、閉塞感が国全体を覆っているのではないかというふうに思います。  九二年から二〇〇一年までの間に、不良債権については八十二兆円処理された。バブルのときの貸出債権が約百十兆円ですから、八割は済んでいるという指摘もあるわけでございます。しかしながら、いまだに、不良債権が日本の経済の再生というものを妨げる大きなおもしとなっているということが言われ続けているわけでございます。そしてまた、この数年間の推移でも、主要行の不良債権の残高、昨日資料をいただきましたが、十……

第156回国会 経済産業委員会 第20号(2003/06/04、42期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣また公取委員長、大変御苦労さまでございます。  下請中小企業は、現在、日本経済の構造転換の中で大変厳しい状況に置かれていると思います。私の身近でも、この十年の間に幾つもの企業が倒産をいたしました。現に、下請中小企業の比率は、昭和五十六年の六五・五%から、平成十年には四七・九%にまで下がっているわけでございます。  一つは、製造業の製造拠点の海外への移転ということも大変大きな影響を与えております。そしてまた、競争力を高めるということから、親企業のリストラというものも進んでおるわけでございます。リストラの過程の中では、今まで下請に出していたものを内製化するというようなことも……

第156回国会 厚生労働委員会 第1号(2003/02/25、42期、公明党)

○福島委員 大臣、両副大臣、大変に御苦労さまでございます。本日から厚生労働委員会の審議がスタートするわけでございまして、この通常国会、何とぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  まず初めに、私は、少子化対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど、大臣の所信の中には、急速な少子化の進展は、今後の我が国の社会経済、特に世代間扶養を基本とする社会保障制度に重大な影響を与えるものであり、国の基本政策としてその流れを変えるためのもう一段の取り組みを強力に進める必要がある、このような御指摘がございました。  先般、衆議院の代表質問におきまして、自民党の山崎幹事長からも大変大切な御指摘があっ……

第156回国会 厚生労働委員会 第7号(2003/04/02、42期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、御苦労さまでございます。本日は雇用保険法の改正案についての質疑でございますので、まず初めに、現在の雇用失業情勢についてどのような御認識をお持ちかということをお伺いいたしたいと思います。  先般、雇用失業情勢について二月のデータが公表されましたけれども、依然厳しい状況である、そのように思っておりますが、まず御見解をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 失業率の数字は瞬間風速のようなものですから、それで一喜一憂するというのは余り賢明ではないのではないかというような気がいたしております。  先ほど答弁もありましたけれども、雇用者に関しては十八カ月連続で減少している、また就……

第156回国会 厚生労働委員会 第12号(2003/05/07、42期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、長時間にわたりまして御苦労さまでございます。  労働形態の多様化ということは、日本だけではなくヨーロッパにおいても幅広く見られることでございます。規制緩和の一つの流れの中で、そしてまた雇用形態の多様化ということが進められるということは、ある意味でメリットと同時にデメリットのある話だろうと思いますが、このデメリットの部分というのにどういうふうに対応していくのか。  ヨーロッパ、EUにおきましては、こういうことが言われているようでございます。アダプタビリティーということが概念として提示をされている。労働形態の多様化というものは不可避だとしつつも、多様な形態で就業する者にと……

第156回国会 厚生労働委員会 第21号(2003/06/04、42期、公明党)

○福島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守新党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     労働基準法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  一 労働契約の終了が雇用労働者の生活に著しい影響を与えること等を踏まえ、政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置及び特段の配慮を行うべきである。   1 本法における解雇ルールの策定については、最高裁判所判決で確立した解雇権濫用法理とこれに基づく民事裁判実務の通例に則して作成されたものであることを踏まえ……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第3号(2003/04/23、42期、公明党)

○福島委員 両副大臣、大変御苦労さまでございます。特に法務副大臣、お忙しい中お越しをいただきまして、本当にありがとうございます。  基本的なことを幾つかお尋ねをしたいと思っております。  先般、青少年の育成に関する有識者懇談会の報告書が公表されたわけでございます。私も、全文通読をさせていただきました。大変大切なことが盛り込まれていると思っておりますし、その中に盛り込まれている提案というものを着実に実現していっていただきたい、そのように思っております。  その実現ということについては、その中でも青少年プランを策定するということがうたわれているわけでございます。これは、政府としても十三年の青少年対……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第9号(2003/05/29、42期、公明党)

○福島委員 おはようございます。  参考人の皆様には大変貴重な御意見を御開陳いただきまして、心より御礼を申し上げる次第でございます。  また、平素から児童虐待と児童福祉に関しまして積極的に御貢献いただいておりますことに関しても、心より敬意を表する次第でございます。  与党三党を代表しまして、質問させていただきたいと思っております。  まず初めに、金内参考人にお尋ねをいたします。  幾つも論点がございましたけれども、平湯参考人からお話がございましたように、司法がもっと積極的に関与すべきであると。先ほど、金内参考人からちょうだいしました資料で、家庭裁判所というのはこの七ページのプロセスの中で最後の……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第10号(2003/07/17、42期、公明党)

○福島委員 鴻池大臣には、特命大臣として青少年問題の御担当になられましたことにお喜びを申し上げますとともに、先般、長崎の事件もありまして、大変多難な時期でございますけれども、しっかりと御活躍、そしてまた諸施策の前進を図っていただきたいと思っております。  そしてまた、大臣は大変率直に発言をなされる方だなと私は思いました。その大臣の発言には、私も共感する部分もありますけれども、そうでない部分もあります。青少年問題に関しまして、先日、大臣は極めて重要なといいますか、本質的なお話をされましたので、その点について私はお尋ねをしたいと思っております。  打ち首にすればよいという言葉が飛び交っておりますけ……

第156回国会 内閣委員会 第13号(2003/05/28、42期、公明党)

○福島議員 この基本法の中にさまざまな施策が位置づけれられているわけでございますが、その一つとしてこの不妊治療に関しての施策も位置づけられている。基本法の中で個別の施策を位置づけるのはいかがなものかという御指摘がございましたけれども、各省の所管するところの事業を総合的に進めていくことが必要だ、そういう考え方に立って構成されているわけでございます。そして、四回出てくるということでございますが、これは、特段この四回、数を多くしなければいけないということで書いているわけでございませんで、一つ一つの施策を順次書いていくとこういう文章になったということでございます。  そして、もう少し申し上げますと、不……

第156回国会 内閣委員会 第16号(2003/06/11、42期、公明党)

○福島議員 ただいま委員御指摘ありました子どもの権利に関する条約、児童の権利に関する条約に示されました文言の指し示しておりますところと私どもの法案が指し示しているところは、基本的に一致するものであると私どもは考えております。
【次の発言】 この法案は、すべての個人が、みずからの結婚や出産を望んだ場合、それが妨げられることのないように、結婚や出産の妨げとなっている社会の意識また慣行、制度を是正していくとともに、子育てを支援するための諸方策の総合的かつ効果的な推進を図ることを目的としたものでございます。  その中で、不妊治療について取り上げているということは、子供を産みたい、そのために不妊治療を受……


43期(2003/11/09〜)

第159回国会 厚生労働委員会 第2号(2004/02/27、43期、公明党)

○福島委員 大臣、また副大臣、大変御苦労さまでございます。  本日は、社会保障制度改革全般につきまして、重点についてお話をお聞きしたいと思っております。  まず初めに、年金制度改革の件でございますが、先ほども北川議員からも御質問ありましたけれども、今回の年金制度改革の意義というものは何なのか、そしてまた、抜本改革であると言い得る点はどのような点にあるのか、簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そして、今回の法案におきましては、パート労働者への厚生年金の適用の問題については五年後を目途に検討するということになったわけでございまして、残された課題もあるわけでございます。しかしながら……

第159回国会 厚生労働委員会 第6号(2004/03/19、43期、公明党)

○福島委員 私は、自由民主党及び公明党を代表して、内閣提出の平成十六年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案に賛成し、民主党により提出された法律案及び日本共産党により提出された修正案について反対する立場から討論を行います。  まず、内閣提出の平成十六年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案に賛成する理由を申し述べます。  公的年金及び各種手当額につきましては、本来であれば、平成十二年から十四年度に据え置き特例措置を講じた分と合わせてマイナス二%の改定を行う必要があります。  しかしながら、昨年も平成十二年から十四年度に年金額を据え置いたことにかん……

第159回国会 厚生労働委員会 第7号(2004/03/24、43期、公明党)

○福島委員 この質疑に引き続いて、クリーニング業法、また公衆浴場業法の改正案につきまして委員長提案がなされるということになっています。  大臣、退出していただいて結構でございます。  なぜ、今回の改正案が提出をされる機運になったのかというようなことについて、委員会の質疑の中でできるだけ明らかにするということが、私の責務であろうというふうに思っております。  まず初めに、今回の改正にかかわりまして、クリーニング業にかかわって、さまざまな苦情というものが極めて高い水準にあるということが一つのきっかけとなっているわけでございます。こうした苦情の実態がどうなっているのか。  私も、地域のクリーニング業……

第159回国会 厚生労働委員会 第11号(2004/04/14、43期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  大臣、また副大臣、答弁者の皆様、大変に御苦労さまでございます。昨日通告させていただきました質問に沿って、質問を行いたいと思います。  まず初めに、私がお聞きをしたいことは、一元化という言葉が大変大きくクローズアップされておりまして、一元化がイコール抜本改革である、一元化が抜本改革でないとは申しませんけれども、それのみがあたかも抜本改革であるような誤解を私は国民に与えるんではないかというふうに思っております。  といいますのは、これは遠くてちょっと見えませんね、答弁席から。(パネルを示す)要するに、公的年金の加入者というのは、七千八十万人いる。そして、……

第159回国会 厚生労働委員会 第13号(2004/04/20、43期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、星野会長を初めといたします参考人の皆様方には、御多用のところ、集中質疑ということでこの委員会に御出席をいただきまして、まずもって感謝申し上げる次第であります。  私ども公明党も、今回の事件につきましては、国民の大切な保険料をもって賄われている医療保険の給付が金銭によってゆがめられたのではないかというような大変大きな事件でありまして、まことに遺憾なことである、事実とすればまことに遺憾である、そのように思っているわけであります。  今回の事件の事実関係については、現在取り調べ中でございますので、具体的な事柄について申し上げることは差し控えようと思……

第159回国会 厚生労働委員会 第15号(2004/04/22、43期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、参考人の皆様方には、貴重な御意見をお聞かせいただきまして御礼を申し上げる次第でございます。  幾つかの項目についてお聞きをしたいと思っております。年金制度の改革ということを考えたときに、少子高齢化が進んでいきますので、まずは、給付を支える負担というものをどういうふうに確保するのか、これが一つの論点でありますし、そして、またもう一つは、給付のあり方というものをどう見直していくのか、さらに、一元化ということも今回の年金制度改革の議論の中では大変大きな問題としてクローズアップされてまいりましたので、そうした制度体系の問題、こういう点を順序よくお聞き……

第159回国会 厚生労働委員会 第17号(2004/04/28、43期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、総理大臣に御出席をいただきまして、御礼を申し上げる次第でございます。  また、総理として四年目を迎えられましたことにお喜びを申し上げる次第であります。これからもますます頑張っていただきたいと思っております。  この年金制度改革法案の審議も三十時間を過ぎ、大詰めを今迎えようといたしております。本日、私は、この法案の審議を振り返りまして、その間さまざまに指摘されましたことを踏まえて、総括的に質問いたしたいと思っております。もちろん、民主党の皆様からいただきましたさまざまな御指摘についても、本日、改めて私からも聞かせていただきたいと思っております。……

第159回国会 厚生労働委員会 第18号(2004/05/07、43期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  総理におかれましては、先日に引き続きましての御出席をいただき、まことに御苦労さまでございます。  昨日、自由民主党、そして公明党、民主党の間で合意がなされたわけであります。これは画期的なことであるというふうに私は思っております。そして、社会保障制度全般にわたってこれを協議していく、ここのところが大切であるというふうに思っております。  今国会におきましても、年金制度改革法案の是非をめぐってさまざまに、国会におきましては審議拒否ということもありました。バリケードをつくるということもありました。しかしながら、これからの国会というものは果たしてそういうこと……

第159回国会 厚生労働委員会 第20号(2004/06/08、43期、公明党)【議会役職】

○福島委員長代理 この際、お諮りをいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として厚生労働省雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。(発言する者あり)
【次の発言】 今のお諮りにつきましては撤回をさせていただきますが。  通告のない質問ということですか、これは。  谷畑副大臣。

第159回国会 厚生労働委員会 第22号(2004/06/11、43期、公明党)

○福島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     独立行政法人医薬基盤研究所法案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。  一 ヒトゲノム研究、プロテオーム研究などの基盤研究や遺伝子治療、テーラーメイド治療等最先端の医療技術の開発について、世界最高レベルの水準を目標とし、国家プロジェクトとして、国内の諸機関の連携のもと、戦略的かつ重点的に進める体制を構築するとともに、研究推進のために必要な措置を講じるよう努め……

第160回国会 厚生労働委員会 第1号(2004/08/04、43期、公明党)

○福島委員 大臣、また、民主党の答弁者の皆様、大変御苦労さまでございます。  先ほど来、通常国会におきます年金改革法案についての議論、そしてまた、その後の参議院選挙の結果等々についてはいろいろな議論があるわけであります。私自身、参議院の選挙期間中、何万という方とお会いをし、また何十回となくお話をさせていただきました。未納の問題でありますとか、そしてまた社会保険庁の問題でありますとか、さまざまな問題がこの年金法案の審議の過程で噴出をしましたので、大変厳しい御意見をちょうだいしたことも事実であります。率直にこうした御意見については受けとめていかなければいけないというふうに私は思いました。  ただ一……

第161回国会 厚生労働委員会 第4号(2004/11/02、43期、公明党)

○福島委員 おはようございます。  両副大臣におかれましては、地震の災害等、さまざまな緊急な対応を要する状況の中で御努力いただいておりますことに、心より敬意を表する次第であります。何とぞよろしくお願いいたしたいと思います。  本日は、大臣は閣議がございますので、両副大臣を中心に御答弁をいただければというふうに思っております。  まず初めに、先般のたび重なる台風、そしてまた中越大地震によりまして被災をされました方、そしてまた亡くなられました方に、心よりお見舞いとまた御冥福をお祈り申し上げたいと思っております。一日も早い日常の生活の回復のために、政府を挙げてしっかりと取り組んでいただきたい、そのよ……

第161回国会 厚生労働委員会 第8号(2004/11/17、43期、公明党)

○福島議員 お答えさせていただきます。  本法案の特別給付金は、あくまでも年金制度を補完する福祉的措置として講じるという考え方に立っております。その福祉的措置を講ずるに当たりまして、保険料を拠出しなくても年金給付と同じ給付が得られるということになれば、拠出制の年金制度に対しても影響を与えざるを得ない、そのように考えたわけであります。したがって、年金給付よりも給付額や給付条件に一定の制約のあるものにせざるを得ない点については、ぜひとも御理解をいただければと思っております。  その上で、福祉的措置といたしましても、政策効果の期待できるような水準でなければならない、そういう観点から、現行の福祉的措置……

第161回国会 厚生労働委員会 第9号(2004/11/19、43期、公明党)

○福島議員 附則の二条についてのお尋ねでございますので、お答えさせていただきます。  附則二条の検討規定に基づく検討の対象は、本法律案の対象となっております平成三年三月以前において任意加入であった学生、また昭和六十一年三月以前において任意加入であった被用者の配偶者以外の、障害基礎年金等を受給することができない、例えば在日外国人の障害者の方々等とすることを想定いたしております。  今後さらに議論を深めていく必要がある、そのように思っておりますし、結論が今からあるというわけではありませんけれども、真摯に努力をいたしたいと思っております。

第162回国会 厚生労働委員会 第2号(2005/02/23、43期、公明党)

○福島委員 大臣、両副大臣、大変に御苦労さまでございます。  先日の予算委員会に引き続きまして、障害者施策についてお尋ねをいたしたいと思っております。  先日の予算委員会でも申し上げましたが、この国会に提出をされました障害者自立支援法につきましては、大変大きな障害者施策の転換になるわけであります。その持つ意義、そしてまた制度の抜本的な見直しの意味、こうしたことを踏まえつつも、制度の転換に伴うさまざまな障害者の負担については十分な配慮が行われるべきであるということを申し上げてまいりました。きょうは、引き続き、そうした点について、障害者の当事者団体からも寄せられております声を踏まえてお尋ねをいたし……

第162回国会 厚生労働委員会 第8号(2005/03/18、43期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。大臣、参議院の方の本会議があるようでございますので、どうぞ御退席なさってください。  私の方からは、介護保険法施行法の改正案、この委員会におきましても繰り返し議論がなされたところでありますけれども、その基本的な考え方、そして今までの経緯ということについて、きちっと確認をしておきたいというふうに思っております。  旧措置入所者の負担軽減措置の継続について、その必要性が果たしてあるのか、また、介護保険法施行後の入所者との公平性の確保という観点からも問題があるのではないか、さまざまな指摘がなされたわけであります。本改正案では、軽減措置を五年間延長……

第162回国会 厚生労働委員会 第15号(2005/04/12、43期、公明党)

○福島委員 本日は、参考人の皆様には大変貴重な、そしてまた興味深い御指摘をいただきまして、感謝を申し上げたいと思っております。  幾つかの論点が介護保険制度のこの見直しにあるわけであります。  一つは、二十一世紀の介護保険制度という言葉が先ほど池田参考人からありましたけれども、介護保険制度の将来の持続可能性をどのように確保していくのか、これは大変大切な論点だと思います。保険料負担にはやはりおのずと限界があるというふうに私は思います。高齢者の年金の給付もこれから決してふえていくという時代ではありません。そうした限られた年金の中で、どの程度の御負担であれば高齢者の方にお願いができるのか、こういう視……

第162回国会 厚生労働委員会 第17号(2005/04/20、43期、公明党)

○福島委員 本日、私は、介護予防の問題、そしてまた介護保険の普遍化ということについてお尋ねをしたいと思います。  先ほど本多委員からいろいろと御指摘がありました。本多委員の資料を使わせていただきますが、本日の朝の新聞の各紙の報道、同じ厚生労働省の中間報告に基づいて、どうしてこれだけ記事の中身が違うのかと、私は甚だ疑問に思っておりました。  特に個々の新聞を取り上げるのはいかがかと思うのでありますが、中身にかかわることですので、あえて取り上げさせていただきたいと思います。  読売新聞の報道は、括弧書きで「「筋トレで悪化」一六%」、こういう大きな見出しがついておりました。私は、これは二重に間違いが……

第162回国会 厚生労働委員会 第22号(2005/05/17、43期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、各参考人の皆様には、国会までお越しいただきまして貴重な御意見を承りましたことに、感謝を申し上げたいと思います。  障害者自立支援法案また障害者雇用促進法案、私は、いずれにしましても、この国会での審議を通じて成立をさせていくということが必要だというふうに思っております。それは、支援費制度が行き詰まる中で、将来に向かって障害者施策の大きな道をきちっと定める、このことが避けては通れない道だと思うからであります。  しかしながら、午前中からの審議にもありましたように、当事者の利用者の方々の費用負担の問題については大変な懸念が示されているわけであります……

第162回国会 厚生労働委員会 第25号(2005/06/07、43期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊です。  本日は、参考人の皆様には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。  まず、松浦参考人にお尋ねをしたいのでありますが、支援費制度が破綻をした、このようによく言われるわけでありますけれども、あのときには、社会福祉基礎構造改革ということで、私は大変長いこと時間をかけて議論をしたような気がいたしております。破綻をしたという見方もできますが、一方で、従来、障害者の福祉サービスを使える人がやはり限定されていた、そういう意味では、日本の障害者福祉のすそ野というものがどれだけ狭かったのかということの裏返しではないかというような思いがいたしております……

第162回国会 厚生労働委員会 第26号(2005/06/08、43期、公明党)

○福島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。  一 附則第二条に規定する検討は、平成二十一年度末までに結果が得られるよう関係審議会において行うものとすること。また、その際、雇用義務の対象に精神障害者を加えることも含めて検討を行うものとすること。  二 精神障害者を実雇用率に算定す……

第162回国会 厚生労働委員会 第28号(2005/06/15、43期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。  今般の年金福祉施設等の見直し、これは大変大きな改革であることは間違いございません。昨年の年金制度改革に際してさまざまな議論があり、そして、国民の年金制度に対しての信頼を確保するためには、国民から拠出していただいておる年金の保険料については年金の給付に専ら充てるべきである、それを制度としてきちっと見直しをした、大英断であったというふうに私は思います。  ただ、こうした年金福祉施設等がなぜできてきたのかということもやはり同時に過去を振り返って考える必要があるというふうに思います。  かつて高度経済成長の中で、日本の人口もどんどんふえている、……

第162回国会 厚生労働委員会 第33号(2005/07/08、43期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。本日は、障害者自立支援法案、いよいよ審議も大詰めでございますけれども、何点かにわたって御質問をいたしたいと思います。  障害者自立支援法案は、当委員会におきましてさまざまな指摘がなされてまいりました。さまざまな批判があるということも事実でございますけれども、現在の障害者福祉の現状の転換を図るためには、極めて大きな意義があるということは間違いないと私は思っております。  平成十五年から始まった支援費制度で、障害者の福祉サービスの利用は大きく拡大いたしました。しかし一方で、財政的に行き詰まりを来した、これも率直なところ認めざるを得ません。  支援費制度の始ま……

第162回国会 厚生労働委員会 第34号(2005/07/13、43期、公明党)

○福島委員 お答えいたします。  五島先生の御指摘はまことにごもっともだな、そのとおりだなと思って、私は同感を持ってお聞きをいたしておりました。  対象障害者等の範囲について見直しの検討規定を設けた。今回の自立支援法は、先生もよく御存じのように、身体障害、知的障害、精神障害と従来ある法律を束ねた、そういう性格のものであります。そして、従来からある障害者の福祉の法体系というものは谷間があるというふうに言われ続けてきた。今回、そうしたことも含めて、一つの制度にできるということであれば理想的だったと思いますけれども、非常に大きな改革であるだけに、そこまでは及ばなかったというのが実態であろうというふう……

第162回国会 厚生労働委員会 第36号(2005/07/27、43期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊です。大臣には連日大変御苦労さまでございます。  本日は、労働安全衛生法の改正案ということで、長時間労働の問題を中心に取り上げさせていただきたいと思います。  近年、自殺者数は、三万人を超える状況が続いております。平成十年は三万二千八百六十三人、平成十三年が三万一千四十二人と一時減少を来しましたけれども、十四年は三万二千百四十三人、十五年は三万四千四百二十七人と、再び増加傾向に転じているわけであります。  自殺の原因は、遺書を分析すると、健康問題や経済問題、家庭問題など多岐にわたっておりますけれども、近年注目すべきことは、長時間労働がメンタルヘルスの障害をもたらし、自……

第162回国会 予算委員会 第15号(2005/02/18、43期、公明党)

○福島委員 おはようございます。大臣、大変御苦労さまでございます。  本日は、厚生労働省から出されました障害者自立支援法案についてお尋ねをしたいと思っております。  昨年、厚生労働省が提示をいたしました改革のグランドデザインに基づいてこの法案は起草されたわけであります。障害の種別を超えて統一的な給付のあり方を示す。そしてまた、精神障害者の福祉サービスというものは、身体そしてまた知的障害に比べますと、後から取り組まれたということで格差がある、こういうものを変えていく。さらには、支援費制度がスタートしました後に、これにかかわる経費が裁量的経費であるということから、その不足に悩んできたわけであります……

第162回国会 予算委員会 第16号(2005/02/21、43期、公明党)

○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。  本年は戦後六十年という節目の年でありますけれども、この六十年間に日本の社会保障制度というものは大変大きな成長を遂げ、また充実の道をたどってきた、こういうことが言えるわけであります。世界的に見ても極めて高い水準の社会保障制度というものを我が国は構築し得た。しかしながら、この六十年という節目、来年からは日本の人口の減少が始まると言われておりますように、大変大きな転換点となっている。  私は、最近、社会保障制度が抱える課題ということを説明するときに三重苦の社会保障制度改革ということを言っておりまして、財政悪化だ。これはいまだかつてないほど財政悪化をしてい……


44期(2005/09/11〜)

第163回国会 厚生労働委員会 第6号(2005/10/25、44期、公明党)

○福島委員 本日は、参考人の皆様には、大変お忙しいところ、国会にお越しいただきまして貴重な御意見をいただきまして、本当に感謝をいたしております。  まず初めに、名張市長の亀井参考人にお尋ねをいたしたいと思っております。  この法案の審議に当たってさまざまな指摘がなされておりますが、この特別国会での審議におきましては、障害程度区分の判定の問題、これがスムーズにできるのか、こういう指摘がなされております。先般、国としてもモデル事業を行わせていただきまして、それに応じて、従来の介護判定だけでは足りない項目についても追加をして、新たにそのプログラムを組み直して、そして適切な判定ができるようにということ……

第163回国会 厚生労働委員会 第7号(2005/10/26、44期、公明党)

○福島委員 おはようございます。大臣、副大臣におかれましては、連日の御答弁、本当に御苦労さまでございます。  ちょうどグランドデザインが公表されてから一年と少しが過ぎたわけであります。この間、障害者福祉をどのように改革するのかということで、いろいろと私も考えてまいりました。率直に言いますと、昨年グランドデザインが出たときには、支援費制度を改革する大変大切な改革であるけれども相当これは大変だなというふうに私は思いました。ですから、秋の臨時国会で、大臣にも、よく障害者団体の声を聞いて進めていただきたいということをお願いいたしました。そして、この一年間、大臣におかれては、本当に真摯に御努力いただいて……

第163回国会 厚生労働委員会 第8号(2005/10/28、44期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、引き続き御苦労さまでございます。  この法案をめぐってのさきの通常国会、そしてまたこの特別国会における審議、きのう計算をいたしましたけれども、参考人等の質疑も踏まえると九十時間を超えまして、百時間に近づく水準になっております。私も十二年間国会議員を務めさせていただいておりますが、今までこれほど集中して障害者福祉の問題について国会の場で議論されたことはなかったのではないか。そういう意味では、私は画期的なことであるというふうに思っております。  三年後の見直しがあるわけであります。今回のこの法案、施行になりまして、その後、具体的にどのようになっていくのか、このことが最も大……

第164回国会 厚生労働委員会 第6号(2006/03/08、44期、公明党)

○福島委員 本日は、公明党を代表して、私が質問させていただきたいと思っております。  独立行政法人への移行、多くの組織が移行したわけであります。そのことによって行革が進んだという点もありますけれども、一方でまた、実際、独立行政法人になって実態はどこまで変わったのかね、こういう指摘もあるわけであります。かえって見えにくくなったんじゃないか、こういう指摘をする人も中にはおるわけであります。  さまざまな制約が少なくなって、組織の生産性が果たして向上しているのかどうか、そしてまた、さまざまなコスト意識を反映した運営がなされているのかどうか。設立以来の今日までの経過について、こうした成果をどのように評……

第164回国会 厚生労働委員会 第9号(2006/03/15、44期、公明党)

○福島委員 本日は、三十分お時間をいただきましたので、主に三位一体改革等々について政府の御見解をお聞きいたしたいと思います。  小泉内閣のもとで三位一体改革が進められ、地方への財源移譲そしてまた地方交付税の改革、大きく進んだというふうに思います。それぞれのプロセスの中では、毎年毎年大変苦労があったなというような実感であります、どうするのかと。ただ、この改革はやはり日本の将来を考えたときに避けては通れない改革であったというふうに思いますが、全体としての三位一体改革の評価というものについて、まずお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 一定の成果を得た、これは間違いがないと思います。  ただ、……

第164回国会 厚生労働委員会 第14号(2006/04/12、44期、公明党)

○福島委員 大臣や副大臣、大変御苦労さまでございます。  本日より委員会におけます医療制度改革の質疑が始まるわけでございます。一連の社会保障制度改革の一角をなす極めて大切な改革でありまして、将来にわたって安定して運営していくことのできる医療制度をどう再構築するのか、大変大切な課題でございます。私どもは、この委員会での審議を通じて国民の皆様にもわかりやすい議論を展開し、そして実りのある成果を出していきたい、そのように思っております。  大変残念なことは、民主党また社民党の御出席を得られないということでございます。がん対策をどうするのか、こういうことが一つの焦点となっておりますけれども、医療保険制……

第164回国会 厚生労働委員会 第18号(2006/04/26、44期、公明党)

○福島委員 参考人の皆様には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心から御礼を申し上げる次第でございます。  今回のこの改革、二つ柱があると思います。一つは医療のあり方をどうするのか。もう一つは、やはり財政なんです。財政はさておきという意見もありましたけれども、両方がなければならないと私は思っています。  私も医療人ですから、日本の医療というものが、非常に低い医療費の水準で、しかも高いパフォーマンスを実現してきたという意見にはまことに同感するものであります。医療のあり方ということをめぐっては、国民の納得のいく医療や信頼できる医療が必要だ、それはそのとおりでございます。医師不足も解消すべき……

第164回国会 厚生労働委員会 第20号(2006/05/10、44期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。  本日は、この委員会で繰り返し取り上げられてきました医師不足の問題についてお聞きをしたいと思っております。  お手元にお配りしました資料、「小児救急医療問題のプロセス」ということで、総数としての小児科医は増加しているけれども問題は偏在だ、これは、厚生科学研究で小児医療の問題を取り上げてこられた田中先生の御著作をベースに私の意見を交えてつくったものでありまして、病院から診療所へというシフト、また地域から都市へというシフト、医療現場から家庭へというシフト、こういう三つのシフトというのがあるんじゃないか。ほかにもいろいろな要素は考えられると思う……

第164回国会 厚生労働委員会 第22号(2006/05/17、44期、公明党)

○福島委員 総理大臣、本日は、厚生労働委員会に御出席をいただきまして、心から感謝と御礼を申し上げたいと思います。そしてまた、五年にわたりまして改革の闘いを断行してこられたことに心から敬意を表する次第でございます。  医療制度関連法案、現時点で質疑時間は三十三時間を超えました。福島県、福岡県両地域に地方公聴会としてお伺いをし、さまざまな意見をお聞きいたしました。また、中央におきましても、参考人の多くの方々から御意見を承ったところでございます。いよいよこの審議も機が熟してきたということが言えるのではないかというふうに私は思っております。  そうしたことから、総理大臣に御出席をいただいて充実した仕上……

第164回国会 厚生労働委員会 第29号(2006/06/09、44期、公明党)

○福島議員 高橋委員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。  「目的」の中で、高齢化に伴ってがん患者が今後ふえていく、そして、そうした多くのがん患者さんに対して適切な医療がいかなる地域においても受けられるようにしたいということが、このがん対策基本法の提案の一つの理由でございます。  若干希薄ではないかということでありますが、現に多くの国民の方が、私の受けている医療というのは最高の医療なんだろうかとさまざまな思いを持っておられるわけでありまして、そうした思いを受けとめて日本のがん医療の水準をさらに前進をさせるためには、基本法の制定が必要だというふうに考えたわけであります。  そして、「国……

第164回国会 厚生労働委員会 第30号(2006/06/13、44期、公明党)

○福島委員 副大臣、また局長、大変御苦労さまでございます。  先般、合計特殊出生率が一・二五まで低下したという発表がございました。公明党としても、この数年間、少子化対策の充実を訴え続けてまいりましたけれども、まだ道半ばであるなという思いを強くいたしております。より本格的な取り組みが必要である、とりわけ、働き方の改革ということが必要ではないかというふうに思っております。  現在審議をされておりますところの男女雇用機会均等法は、女性の働き方をどのように支えるのかという点で非常に重要な法律であると考えております。今回の改正、さまざまな論点がございますけれども、女性が仕事と子育てを両立できる環境を築い……

第164回国会 厚生労働委員会 第32号(2006/06/16、44期、公明党)

○福島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び国民新党・日本・無所属の会を代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     安全で質の高い医療の確保・充実に関する件(案)   安全安心で質の高い医療が受けられることは、国民が等しく希求するところである。そのためには、医療保険制度の改革を通じて国民皆保険体制を将来にわたり堅持していくとともに、行政、立法府、医療関係者が協力してあらゆる努力を傾注し、質が高く効率的な、国民に信頼される医療提供体制を全国的に確立していくことが必要である。  ……

第164回国会 青少年問題に関する特別委員会 第4号(2006/03/30、44期、公明党)

○福島委員 猪口大臣、また副大臣、政務官、本当に御苦労さまでございます。連日、少子化対策ということで全国を駆け回っておられます大臣の御努力にも心から敬意を表する次第でございます。  本日は、発達障害の問題について取り上げたいと思っております。  この発達障害という言葉自体はさまざまな意味がありまして、非常に広い意味ですと知的障害もその中に含まれるわけでありますが、メンタルリターデーションですね。本日は、より狭い意味で、一昨年成立いたしました発達障害者支援法に定義するところの意味で使わせていただきたいと思っております。  発達障害の問題をなぜ取り上げるのかということについては、青少年の問題と深く……

第164回国会 予算委員会 第10号(2006/02/13、44期、公明党)

○福島委員 おはようございます。大臣の皆様には大変御苦労さまでございます。  本日は、昨年の特別国会で成立いたしました障害者自立支援法をめぐって、さまざまな懸案事項についてお尋ねしたいと思っております。  四月一日からの施行に向けまして、現在準備が進められております。先週の九日には社会保障審議会障害者部会が開催をされまして、施行状況について厚生労働省から報告があったところでございます。具体的にどのような形で施行されるのか、この一週間、二週間が大変大きな山であるというふうに思っておりますので、障害者当事者の団体の方々の要望も踏まえ、きょうは御質問させていただきたいと思っております。  この法案を……

第165回国会 厚生労働委員会 第3号(2006/10/27、44期、公明党)

○福島委員 おはようございます。両副大臣におかれましては、さまざまな課題に積極的に取り組みいただいていることに心から敬意と御礼を表する次第でございます。  最近いろいろとメディアで取り上げられました問題についてお尋ねをしたいと思っております。  まず初めに、社会保険庁に関連した事柄であります。  現在、社会保険庁の解体的な改革をどう進めるのかということについて、政府、とりわけ与党におきましてさまざまな議論が行われております。そうした問題については本日はお尋ねは差し控えたいと思いますが、先日、日経新聞で、「年金記録ミス二万四千件 照会者の二割 社保庁、ずさん管理」、こういう見出しで、年金の記録に……

第165回国会 厚生労働委員会 第4号(2006/11/01、44期、公明党)

○福島委員 おはようございます。  大臣、副大臣におかれましては、連日の委員会、まことに御苦労さまでございます。  通常国会におきまして審議するに至りませんでした感染症予防法の改正案についての審議が始まるわけであります。昨今の国際状況、さまざまな新しい感染症の発生でありますとか、また国際的なテロの発生、こうしたことを考えると、我が国においても感染症に対しての対応の体制というものの強化が迫られている、本改正案につきましても迅速な成立が必要である、そのように思っております。  その上で、基本的な事柄について、政府に対して確認をさせていただきたいと思っております。  まず、生物テロに対しての対応とい……

第165回国会 厚生労働委員会 第5号(2006/11/08、44期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、各参考人の先生方には大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、改めて御礼を申し上げる次第でございます。  早速具体的な御質問に入らせていただきたいと思います。  岡部参考人からは、インターナショナル・ヘルス・レギュレーションの改正について資料で御説明がありました。大変大切な改正がなされたのだというふうに思っております。来年の五月から発効すると。各国の国際協力というものが十分に行われなければ、SARSでありますとか新型インフルエンザでありますとか的確な対応というものはなされないだろうというふうに思います。  ただ、問題は、この中では、各国の中核……

第165回国会 厚生労働委員会 第8号(2006/12/06、44期、公明党)

○福島委員 本日は、参考人の皆様には、大変お忙しい中、国会までお越しいただきまして、さまざまな経験、また実践に基づいた貴重な御意見をいただきまして、心から御礼を申し上げたいというふうに思っております。  公明党としましても、障害者自立支援法、審議の段階、また施行後におきましても、さまざまな御意見をお聞きしながら、少しでもその円滑な運用ができるようにということで努力をしてまいりました。  きょうは、引き続きさまざまな御意見があったわけでありますけれども、その一つ一つの御意見というものが、しっかりとまた今後反映されるように努力をしていきたいというふうに思っておりますし、そうした意味で、貴重な御意見……

第165回国会 厚生労働委員会 第9号(2006/12/13、44期、公明党)

○福島委員 本日は、参考人の先生方には、大変お忙しいところ貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  私は、今いわゆるA案の提出者の一人でございまして、河野太郎先生と法案の中身について検討してきた者でございますから、立場としては明確なのでありますが、そうしたことに限らずお聞きをしたいと思います。  私の個人的な意見を申し上げますと、先ほど来参考人の先生方の御意見をお聞きしていまして、いまだに日本人の脳死また臓器移植に対しての考え方というのは分裂している、これは事実としてそうなんだろうと思います。臓器移植法の制定に際しましても、中山太郎先生と御一緒に仕事をさせていただき……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号(2006/11/30、44期、公明党)

○福島委員 私からは何点かお尋ねをしたいと思います。  小委員会の議事録を読ませていただきましたが、その中で、小林参考人から、憲法改正についての国民投票に先立って、国民の憲法への理解、また改正の必要性等についてどのように理解を深めてもらうのか、非常に大切な課題だという指摘がありました。集団的自衛権の問題についても、小林参考人の発言をおかりすると、いわゆる一般の人々に集団的自衛権を、もちろんこれは憲法問題なんだけれどもと問いかけてみますと、実は、ほとんど何が何だかわかっていない、それを国民に知らしめるためにこの公開の憲法審査会はお仕事をしなければならないと指摘をされております。  個別の論点につ……

第165回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号(2006/12/07、44期、公明党)

○福島委員 本日は、いささか抽象的なといいますか、私の問題意識についてお聞きをしたいと思っております。  ただいま石井委員の方から、法案についての個別の論点について御質問がございましたが、私の方は、もう少し全体のプロセスを日本の今の社会の中でどう考えていくのかということをお聞きしたいと思っております。  それに先立ちまして、まず何よりも大切なことは、与野党超えて合意形成を速やかに進めていただきたい、こういう要望でございます。そもそも、改正のための手続というものが存在しておらないという事態の方が一国の法体系としては私は整合性がないのではないか、そのように思っております。  ただ、どのような手続に……

第166回国会 厚生労働委員会 第2号(2007/02/21、44期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。  冒頭、申し上げておきたいことが一点ございます。大臣におかれましては、先日の御発言に対してさまざまな御議論がありますが、大臣が極めて誠実で、また家庭を大事にされる方だというのはよく存じておりますし、何よりも少子化対策、子育て支援、どのようにして本格的な施策体系を構築していくのか、そのような時期に我が国は来ていると思いますし、その職責をしっかりと果たしていただくということが国民にこたえる一番真っすぐな道だと私は思っておりますので、ぜひとも頑張っていただきたいということをまず申し上げておきたいというふうに思っております。  まず初めに、さまざ……

第166回国会 厚生労働委員会 第11号(2007/04/10、44期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  各参考人の皆様には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  まず初めに、佐藤参考人に二点お伺いいたしたいと思っております。  前回、この委員会における法案審議におきまして、またこれまでの委員会審議の中におきましても、政府案の差別的取り扱い禁止の対象者というのが果たしてどのくらいいるんだろうかということが一つの争点になっているわけです。もし対象者がわずかしかいない、また全くいないのであれば政府案は非常に問題だ、こういう主張がなされております。  佐藤参考人の冒頭の御説明によりますと、政府案の基本的な考え方はすべてのパート労働……

第166回国会 厚生労働委員会 第14号(2007/04/18、44期、公明党)

○福島委員 引き続いて、労働法制の議論が行われているわけであります。  全般の議論を伺いながらつくづく感じることをまず申し上げたいと思うわけでありますが、労働法制というのはなかなか難しいものだなというのが私の率直な感想でありまして、なぜ難しいかというと、一律に法律で定めるということで、直ちにそのとおりの結果が出るかどうかというわけでは必ずしもないというのが労働法制の世界なんだろうというふうに思います。  基本的には、労使の関係というのは自主的なものである。その中にあって、一定のルールをつくることが当然経営のあり方にも影響を与えるわけであります。また、雇用のあり方にも影響を与える。それは、プラス……

第166回国会 厚生労働委員会 第18号(2007/05/09、44期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。また、長官も、本当に長年にわたりましてといいますか、この間の御努力に心から敬意を表したいというふうに思っております。  この三年間、平成十六年の年金改革から、社会保険庁の問題というものが大変大きな問題として議論の対象になってきたわけであります。さまざまな不祥事が発覚をいたしました。一日も早くこの社会保険庁の改革というものをなし遂げて、そして、年金制度に対しての国民の信頼を確保する、このことが今政治に課せられた最重要の課題の一つである、このように認識をいたしております。  年金制度の改革、十六年改革は大変大きな意義を持つものでありましたけれど……

第166回国会 厚生労働委員会 第23号(2007/05/23、44期、公明党)

○福島委員 本日は、私ども、坂口委員に質問していただきまして、坂口大臣のもとでこの社会保険庁改革はスタートしたわけでありまして、村瀬長官におかれましては、この二年と十カ月、本当にその先頭に立って改革を推し進めていただいた、心から感謝と御礼を申し上げたいというふうに思っております。  法案の審議、まだまだ時間が必要だ、こういう御指摘もございますけれども、ある意味では、社会保険庁をどう改革するのかということは、まさに三年にわたって議論してきたテーマでありまして、何よりも大切なことは、一日も早く改革のためのこの法案を成立させまして、次のステップに進んでいくということが最も大事なことではないか、そのよ……

第166回国会 厚生労働委員会 第24号(2007/05/25、44期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  私どもも、この委員会でるる指摘をされました年金記録の問題、政府としてできる限りのことをすべきだ、そしてまた、与党としてもできる限りの対応をして、年金に対しての国民の皆様の信頼、これを揺るぎないものにする必要がある、そのことを、まず冒頭申し上げておきたいと思っております。  そしてまた、一方で、どうしてこういう問題が起こったのかということについては、そしてまた実際にどういう事態なのかということについても、いろいろと誤解があるようでありますから、この点についても明らかにすることは、この委員会としても有意義なことだと私どもは思っております。  五月九日の委……

第166回国会 厚生労働委員会 第25号(2007/05/30、44期、公明党)

○福島議員 古屋委員にお答えさせていただきます。  ただいまも委員から御指摘がありましたように、年金の記録問題については、国民の年金制度に対しての不安、不信を高め大きな社会問題となっている、このように認識をいたしております。  与党としましては、政府と一体となって、社会保険庁改革を進めるこの機に、年金記録についても包括的かつ徹底的な対応を行うことといたしました。これは、社会保険庁改革という組織改革は同時に進めなければなりませんけれども、一方でまた、この記録問題に対して徹底して対応することで国民の皆様の御理解をいただきたいということでございます。  このうち、年金記録の訂正に伴う年金の増額分が五……

第166回国会 厚生労働委員会 第30号(2007/06/13、44期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、労働関連法案について質疑をさせていただくわけでありますが、まことに残念なことは、本日の委員会におきましても、野党の各党の合意が得られずに、民主党の委員の方々また社民党の委員の方々が欠席をされているわけであります。  社会保険庁の問題また年金記録の問題、大変大切な課題であることは間違いございませんが、現に今参議院におきまして法案の審議がなされておりますし、そしてまた、さまざまな課題について着実にその解明が進められている、そういう中にあるわけであります。  この労働法案、社会保険庁の問題も非常に大事でありますけれども、同時にまた、国民の生活にとっ……

第168回国会 決算行政監視委員会 第2号(2007/10/12、44期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  総理、連日御苦労さまでございます。  まず初めに、ワーキングプアという言葉に象徴される、近年の労働市場改革に伴う所得格差の拡大の問題についてお尋ねをしたいと思います。  本年九月に発表されました、国税庁による民間給与実態統計調査によりますと、年収二百万円以下の人は昨年より四十二万人ふえて千二十三万人、ついに一千万人を突破いたしました。また、生活保護世帯以下で暮らしている家庭は四百万世帯、それ以上とも言われております。所得格差をあらわすジニ係数につきましても、当初所得については平成五年の〇・四三九四から平成十七年には〇・五二六三と拡大し、再分配所得でも……

第168回国会 厚生労働委員会 第2号(2007/10/24、44期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、大変に御苦労さまでございます。  九月の福田内閣の発足に当たりまして、私ども、連立政権の協議を改めてさせていただきました。その中では、高齢者医療の負担の問題、そしてまた障害者自立支援法の問題、さらには母子家庭の問題、年金の問題もありましたが、再度ぜひ協議をさせていただきたい、こういうことを合意に盛り込ませていただきました。  近年、年金制度改革、医療制度改革、介護保険制度改革もありました。さまざまな改革を行ってまいりました。これは、少子高齢化がさらに進む、その時代に対応して持続可能な制度とするためにはどうしたらいいか、そしてまた、日本の国家財政は極めて厳しい状況にあり……

第168回国会 厚生労働委員会 第4号(2007/11/02、44期、公明党)

○福島委員 今般、社会福祉士、介護福祉士の見直しを行うことをいたしておりますけれども、資格制度の見直しと同時に、健全な事業の運営やサービスの実施が肝要であります。  そこでまず、介護保険制度の現況についてお伺いいたしたいと思います。  介護保険制度は、平成十二年四月に施行されて六年半が経過をいたしました。ひとり暮らしの高齢者や夫婦二人暮らしの高齢者がふえている中で、介護が必要になっても、できるだけ住みなれた地域で自立した生活を営むことができるよう、国民生活を支える基盤として定着をいたしております。  平成十八年四月には、施行後の実施状況や今後の高齢社会を見据え、認知症や医療ニーズの高い重度の方……

第168回国会 厚生労働委員会 第5号(2007/11/07、44期、公明党)

○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。  まず冒頭、本日は民主党案の提出者の方もおられますので、法案の成立に向けて修正協議が粛々と行われまして一定のコンセンサスを得た、このことを評価させていただきたいというふうに思っております。各般にわたる事案につきまして、政治の停滞は許されないわけでありまして、これからも、民主党におかれてはしっかりと政策協議というものを行っていただきたい、このように要請をさせていただきたいと私は思っております。  そして、まず初めに最低賃金法、これは、現在問題になっておりますワーキングプア、雇用格差、これをどう是正していくのかということにおいても非常に大切な課題でござい……

第168回国会 厚生労働委員会 第6号(2007/11/14、44期、公明党)

○福島議員 ただいま議題となりました国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本年六月に成立した社会保険庁改革関連法において、年金事業運営経費に関しては、年金事務費について、受益と負担の明確化を図る観点から、保険料を充てることを制度化するとともに、必要な施設をすることができる旨の規定を廃止し、グリーンピア、厚生年金会館等をつくらないことを明確にした上で、さらに、保険料を財源とする事業の範囲について、年金教育・広報、年金相談、情報提供など、年金被保険者、受給者に対す……

第168回国会 厚生労働委員会 第8号(2007/11/21、44期、公明党)

○福島委員 参議院の提出者の皆様、御苦労さまでございます。  年金の運営に当たる事務費を保険料で賄うのがいいか税で賄うのがいいか、議論は参議院でも平行線といいますか、いわば神学論争のような様相を呈しているわけであります。  ただ、私が申し上げたいことは、社会保険方式で運営されている年金の運用に当たるさまざまな経費を保険料で賄うということは、決して不思議なことではなく、むしろ、世界的に見れば極めて自然なことだ、こういうことが言えるだろうと私は思います。先ほど田村委員の方からも御質問がありましたけれども、諸外国の状況、イギリスにしましてもアメリカにしましても、社会保険方式で行っているところは保険料……

第168回国会 厚生労働委員会 第10号(2007/12/04、44期、公明党)

○福島委員 ただいま議題となりました厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党・無所属会、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び国民新党・そうぞう・無所属の会を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の要旨は、第一に、国は、特例納付保険料相当額を負担したときは、その負担した金額の限度において、事業主が特例対象者の負担すべき保険料を控除したにもかかわらず当該特例対象者に係る保険料を納付する義務を履行しなかったこと等に起因する当該特例対象者が当該事業主に対して有する金銭の給付を目的とする請求権を取得するとと……

第168回国会 厚生労働委員会 第11号(2007/12/07、44期、公明党)

○福島委員 おはようございます。  本日は、先般報告がなされましたフィブリノゲン資料問題及びその背景に関する調査プロジェクトチームの調査報告書についてお尋ねをしたいと思っております。  まず、冒頭申し上げたいことは、本日から、肝炎関連法案につきまして、与野党の協議がスタートするわけであります。一人でも多くの肝炎の患者さんの方々の救済、特に治療を進めていく体制づくりのために、ぜひとも成案が得られるように、与野党ともに努力をしていただきたいと思っておりますし、私も努力させていただきたいと思っております。ただ、いずれにしましても財政的な制約があるということは事実でございますので、そうしたことも踏まえ……

第168回国会 厚生労働委員会 第13号(2008/01/08、44期、公明党)

○福島委員 大臣、大変御苦労さまでございます。  私ども公明党は、昨年十二月、原告団の思いというものを受けとめて一律救済を行うべきであると、代表を先頭に申し上げさせていただいてまいりました。今回この救済法案が提出されることによりまして、一律救済、この原告団の方々の思いに沿った解決がなされる、このことが一つの区切りであるというふうに私は思っております。  そしてまた、一つの区切りでございますけれども、残された課題というのはたくさんございます。先ほども大村委員の方からお話がございましたけれども、薬事行政のあり方、これからどうしていくのか。繰り返してはならない、このことは今までも繰り返し語られてきた……

第169回国会 厚生労働委員会 第2号(2008/03/26、44期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣の皆様、大変御苦労さまでございます。  私は、まず初めに、個別の問題でありますけれども、線維筋痛症の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  昨年の十二月に、線維筋痛症の患者の会でありますところの線維筋痛症友の会から要望書が内閣総理大臣、財務大臣そしてまた厚生労働大臣に提出をされております。その要望書にはこのように記載されております。   「線維筋痛症」は原因不明の難治性の全身的慢性疼痛です。ICD10にも記載された人口比の極めて高い、最も一般的な慢性疼痛疾患にも関わらず国内での認知度は極めて低く、いまだ特定疾患はおろか医療保険の適応にすらなっておりません。日本では……

第169回国会 厚生労働委員会 第6号(2008/04/11、44期、公明党)

○福島委員 介護労働者の非常に厳しい状況をどうにかしたい、これは、与党も、そしてまた先ほど来民主党の提出者の方からも、繰り返し御指摘があります。その点については全く同感でありますし、そしてまた、少しでもその処遇を改善するためには与野党を通じて努力をしなきゃいかぬ、そのように私は思っております。  ただ、問題としては、民主党のお出しになった法案で、果たしてそれがうまく機能するのかどうか。そしてまた、財源を確保するという観点から、これが果たして安定した事業になり得るのかどうか。そしてまた、その将来像はどうなのか。こういったことについては、提出者として明確にやはり御説明いただく必要があるというふうに……

第169回国会 厚生労働委員会 第7号(2008/04/16、44期、公明党)

○福島委員 参考人の先生方には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。改めて御礼を申し上げたいと思います。  さまざまな課題がございます。その中で、井上委員の質問に余り重ならないように私は質問させていただきたいと思っております。  まず初めに、介護保険法の改正案、これは閣法の方でありますけれども、それについての関連で、遠藤参考人にぜひお尋ねをしたいことが一点ございます。  これは、コムスンの問題、そもそもこういう問題が起こってくるのは、介護福祉の世界に営利企業を参入させた、そうした介護保険制度の考え方そのものにやはり間違いがあったんじゃないか、従来のように、社会福祉……

第169回国会 厚生労働委員会 第10号(2008/04/23、44期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  大臣、副大臣、連日御苦労さまでございます。  この四月、長寿医療制度が大変問題になりました。私も地元で繰り返し懇談会をさせていただいて、説明もさせていただいております。  最近、つくづく感じますことは、国に対しての国民の信頼が揺らいでいるというのは事実なんでしょうね。そしてまた、メディアの取り上げ方も一面的であると私は思いますし、何よりも実感したのは、なぜこの制度をつくらなければいけなかったのか、老人保健制度にはどういう問題があったのか、こういうことについてきちっと取り上げているメディアというのがほとんどないということだろうと私は思います。  現行の……

第169回国会 厚生労働委員会 第13号(2008/05/14、44期、公明党)

○福島委員 どうも御苦労さまでございます。  国立がんセンター、また循環器病センターを初めとするナショナルセンターは、日本の医療の水準を高めるための牽引車として頑張ってきたということは間違いがないと思っております。今回のこの独立行政法人化を経ましても、こうしたセンターが今まで担ってきた機能というものをしっかりと維持しなければいけませんし、そしてまた今まで以上に強化をしていく必要がある、これがまた時代の要請であろうというふうに思っております。  そうした視点から確認的にお聞きをしたいと思いますが、今回のナショナルセンターの独立行政法人化の趣旨、またメリット、そしてまた非公務員型となるわけでありま……

第169回国会 厚生労働委員会 第14号(2008/05/16、44期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、各参考人の皆様には大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心から御礼を申し上げたいと思います。  そもそもナショナルセンターを独立行政法人にするものかね、こういうのが垣添参考人また大村先生から御指摘ありまして、私もそのような思いは共通いたしております。  ただ、最近考えますには、日本の医療というのは約三十兆円、そして、ほとんどが医療保険、診療報酬の支払いによって賄われている、窓口負担もありますけれども。その中で公費がどの程度役割を果たしているのか。これは医療保険に投入される公費もあるんですけれども、直接的な形で公費がどの程度投入されているん……

第169回国会 厚生労働委員会 第17号(2008/05/28、44期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、そしてまた提出者の皆様、御苦労さまでございます。  本日は、質問に先立ちまして、児童扶養手当法の改正案について採決がなされるということで、一言申し上げておきたいと思っております。  十四年に法改正が行われました。このときには、さまざまな議論があったわけでありますけれども、福祉の分野において、ウエルフェア・ツー・ワークという言葉がありますけれども、自立を支援していく、就労を支援していく、こういう考え方をやはり積極的に組み込んでいく必要があるんじゃないか、母子家庭の母の就労に対して国の支援というものはそれまで必ずしも十分ではなかった、ここに力点を置いていこうじゃないか、こ……

第169回国会 予算委員会 第14号(2008/02/26、44期、公明党)

○福島委員 公明党の福島豊でございます。よろしくお願いいたします。  総理にありましては、韓国の新大統領との会談、大変御苦労さまでございました。外交日程も大変お忙しい中でこの委員会で質問させていただくことを、改めて御礼を申し上げたいと思っております。  総理は国民の安心ということを強く主張しておられると思います。今、国民の中にはさまざまな不安が広がっていると私は思います。  一つは、高齢化がさらに進んでいる、その中で自分の生活は大丈夫なんだろうか、こういう心配。そしてまた、医療の崩壊ということも言われております。病気になったときに本当に診てもらえるんだろうか。たらい回しという事態もあるわけであ……

第170回国会 決算行政監視委員会 第3号(2008/12/10、44期、公明党)

○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。  時間も限られておりますので、若干質問を整理しまして、二問、参考人の方と大臣にお聞きをしたいと思います。  現在、我が国は、財政再建に向けて大変厳しい状況に直面している、また選択を迫られている、こう思うわけでありますけれども、しかし、例えば社会保障に関しても、安定した維持を図るための財源が十分確保されているのかというと、そうではない。  しかし、国民の皆様にそうした財源の確保をお願いするとしても、次から次へと税金の無駄遣いというものが出てきて、率直に地域の方々とお話をすると、そんなものは無駄を削ってからやれ、こういう話になってしまうわけで、こうした将……

第171回国会 決算行政監視委員会 第2号(2009/04/06、44期、公明党)

○福島委員 大臣、大変御苦労さまでございます。また、副大臣も御苦労さまでございます。  本日は、私、年金記録の問題についてお尋ねをしたい、そしてまた厚生労働行政のあり方の見直しの問題についてもお聞きをしたいと思っております。  厚生労働委員会で国民年金法案の審議がスタートいたしておりますけれども、厚生行政にとりまして大変重要な課題について、この決算委員会でも重ねて取り上げさせていただきたいと思っておるわけです。  年金記録問題については、舛添大臣のもと、非常に精力的に今その解決に当たってこられた、このように私は認識をいたしておりますし、大変御苦労されてきたことに心から敬意を表したいというふうに……

第171回国会 決算行政監視委員会 第3号(2009/04/13、44期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、御苦労さまでございます。  本日は、私は、道州制北海道モデル事業推進費についてお尋ねをいたしたいと思います。  決算委員会では、予備費と同時に、特別会計の弾力条項に基づく経費増額についての事後審査を行うということになっておりますが、その中で、道州制北海道モデル事業推進費についてお聞きをしたいと思っております。  きょうは国交省北海道局長がお越しでございますが、基本的な流れの確認でありますけれども、まず、当初予算として目未定ということで道州制北海道モデル事業推進費という形で計上されて、それが六月の閣議決定によりまして具体的な特別会計からの歳出として定まる。具体的には、例……

第171回国会 決算行政監視委員会 第4号(2009/04/23、44期、公明党)

○福島委員 第四分科会の審査について御報告申し上げます。  本分科会は、法務省及び国土交通省の所管について審査を行いました。  主な質疑事項は、住宅の耐震化、道路整備における費用便益分析、特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律の施行、中部国際空港のバードストライク対策、城原川ダム建設事業、精神障害者に対する公共交通機関等における優遇制度、宇都宮馬場通り西地区第一種市街地再開発事業、信濃川におけるJR東日本の違法取水、死因究明制度、外国人研修・技能実習制度、検察捜査のあり方、可視化、淀川水系河川整備計画、鉄道におけるバリアフリー化、ETC車載器購入助成制度、国道百六十一号の整備、トラック……

第171回国会 決算行政監視委員会 第5号(2009/06/10、44期、公明党)

○福島委員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。  現在、我が国の財政は急速に悪化をいたしております。経済危機から早急に脱出を図ると同時に、また、早期に財政健全化に向けた道筋を示すことが政府の重大な責任であるというふうに思っております。  今日、政権与党に対しては、国民から大変厳しい評価を受けていると私は思います。その一因というものは、これだけ巨額の債務を積み上げてしまった、その責任があるのではないかという率直な国民の思いがあるのではないかというふうに私は思っております。  高齢化に伴う社会保障関係費の増加や長期の経済の低迷、そしてまた、それに対しての経済対策、これは減税も含みますけれど……

第171回国会 決算行政監視委員会 第6号(2009/06/24、44期、公明党)

○福島委員 総理、また閣僚の皆様、大変御苦労さまでございます。  本日、私は、まず財政再建の話について申し上げたいと思っております。  現在、政治に課せられた最大の課題は何か。現在の世界的な不況から一日も早く我が国の経済を脱出させる、これが一つだと思います。そしてもう一つは、同時に、世界でも最悪とも言っていいほどの我が国の財政、その再建をいかに果たすのか。もちろん、これは経済の再生ということが前提でありますけれども、しかし、将来に向かって財政をいかに再建するのか、このことについての道筋というものが明確に示される必要がある。  今、政権に対してのさまざまな批判があるわけです。その批判の一つという……

第171回国会 厚生労働委員会 第8号(2009/04/08、44期、公明党)

○福島委員 大臣、大変御苦労さまでございます。  本日は、年金制度、そしてまた社会保障制度全般についてお尋ねをいたしたいと思っております。  まず、本法案の意義ということでありますけれども、年金国庫負担を二分の一に引き上げる、極めて大きな、そしてかつ重要な改革であります。  年金制度は、高齢期の所得保障の基盤として、国民の生活の安心を支える重要な制度であります。将来にわたってこれを堅持していかなければならない、こう思います。  我が国の年金制度は、しかしながら、人口構造の大きな変化の中で大変厳しい環境に取り巻かれている。平成十六年度改革は、こうした人口構造の大きな変化に対していかに対応するのか……

第171回国会 厚生労働委員会 第16号(2009/06/05、44期、公明党)

○福島議員 まず、若干議論を整理させていただきたいと私は思っているんですが、A案というのは、脳死を人の死として一律に定義をする法律ではないということがまず大前提だと思います。  そもそも、現行法自体がどういうことを前提としているか。脳死臨調で、脳死を人の死として認めることはおおむね認められているんじゃないか、これが一つあると思います。もう一つは、さはさりとて、脳死を人の死としては受け入れられない、こういう方もいる。ですから、十分配慮をして法制をつくり、また臓器移植を適正に進めるべきである、こういうことが当初の出発点だろうと思います。  そして、現行法ではどういう規定になっているかというと、脳死……

第171回国会 予算委員会 第3号(2009/01/08、44期、公明党)

○福島委員 時間も限られておりますので、本題に早速入らせていただきたいというふうに思っております。  百年に一度と言われる経済危機の中で、我が国の雇用状況も急速に悪化の一途をたどっているわけであります。こうした中で、今回顕著にあらわれている事態というのは、派遣労働者が突然雇いどめになり、職を失うとともに、場合によっては住居も失うという状況。年末に向かって増加の一途をたどってまいりました。年度末に向けては十万人近い水準になるのではないか、このように推計されております。また、新規学卒者の内定の取り消しも相次いでおりまして、このことが国民に対して大変大きな不安を巻き起こしている。  雇用の安定は生活……

第171回国会 予算委員会 第17号(2009/02/20、44期、公明党)

○福島委員 総理、大変御苦労さまでございます。  本日は、我が国の社会保障制度、中負担・中福祉とも言われておりますけれども、その中福祉にほころびが出ているんじゃないかということが、私は近年実感をするところであります。このほころびをいかに直していくのか、そしてまた社会保障の機能強化を図っていくのか、こういう観点から、きょうは何点かお聞きをしたいというふうに思っております。  昨年の年末に、政府として、持続可能な社会保障構築とその安定財源確保に向けた中期プログラム、これを取りまとめていただきました。その中では、「「社会保障国民会議最終報告」などで指摘される社会保障制度の諸問題や「中福祉」のほころび……

第171回国会 予算委員会 第24号(2009/05/07、44期、公明党)

○福島委員 今回の補正予算、四月に提出をされる、まことに異例のことでありますけれども、安心と活力、この二つの大きな目的を掲げていただいて、現在のこの日本の経済、苦境を脱出していくためには、一日も早い成立を図る必要があると思っております。  この安心という言葉、厳しい経済状況の中で国民の生活をいかに守っていくのか、このことは極めて重要な課題であります。この点を中心に私はお聞きいたしたいと思っております。  おととい、五月五日、こどもの日でありました。それを目前にいたしまして、五月四日に総務省が子供の推計人口を発表いたしました。十五歳未満の子供の推計人口は千七百十四万人、八二年から二十八年間連続減……


各種会議発言一覧

40期(1993/07/18〜)

第129回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1994/06/07、40期、公明党)

○福島分科員 時間が限られておりますので、質問に早速入らせていただこうと思います。  まず初めに、私、ジストニアについて厚生省のお考えをお聞きしたいと思っております。  ジストニアといいますと聞きなれない言葉でございますけれども、まず質問の前に、これについて簡単に説明させていただきたいと思います。  ジストニアというのは、持続的な筋肉の収縮によりまして、首や体がねじれたり、また不自然な動作を繰り返し、しばしば異常姿勢を引き起こす一部の病気のことを申します。  ジストニアの分類には、部位、体のどこの場所が異常な動作を繰り返すのかという、そのような分類、また、原因による分類がございます。部位による……

第131回国会 厚生委員会公聴会 第1号(1994/10/20、40期、改革)

○福島委員 改革の福島豊でございます。公述人の先生方におかれましては、本日、大変御多忙の中おいでいただきまして、大変貴重な御意見を陳述賜りましたことを心より御礼申し上げます。  私は、もう今まで多くの先生方が御質問されましたので、重なるところがあろうかと思いますが、何点がお聞きしたいというふうに思います。  今回の年金改正は、二十一世紀に向かって日本の人口構造が大きく変化する、そのような変化をどう乗り越えていくのかということで基本的に設計されると思います。受給者に対しての被保険者の割合が大きく変わる、それを解決するためには、基本的な選択肢というのは限られております。保険料率を上げるか、それとも……

第132回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1995/02/20、40期、新進党)

○福島分科員 今回の阪神・淡路大震災の復旧に関しまして、建設省本当に日夜懸命の御尽力をいただいておるわけでございまして、その御尽力に対しまして心より御礼、また敬意を表したいと思います。御苦労さまでございます。  私は、いろいろな観点があろうかと思いますが、住宅、木造住宅のことを特に中心にお聞きしたいと思います。  私、実際に現地に立ちまして、特に長田区の焼け跡に立ったときに、関東大震災から七十二年がたっわけでございますけれども、やはりまた同じことが起こったのではないかという思いを強くいたしました。戦後五十年、日本は都市づくりに営々と努力をしてきたわけでございますけれども、しかしそのでき上がった……

第136回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1996/02/29、40期、新進党)

○福島分科員 本日は、二十一世紀に向けて情報通信革命が急速なスピードで進んでいるということを踏まえまして、コンピューター教育の推進であるとかマルチメディアの教育分野への導入等々の先進的な取り組みにつきまして、文部省がどのような姿勢で取り組んでおられるかということをお聞きしたいというふうに思っております。  二十一世紀に向けての情報通信革命は、新しい社会を開くかぎとなるものでございます。現在の状況というのは、日本の状況とアメリカの状況を比べると、日本の方がやはり十年ぐらいおくれているのではないかということも指摘されております。技術的なことも非常に大切でございますけれども、いかにして情報通信革命を……


41期(1996/10/20〜)

第140回国会 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号(1997/07/17、41期、新進党)

○福島小委員 新進党の福島豊でございます。  私は山根参考人にお尋ねをしたいのですけれども、栽培のときに、導入した遺伝子が、その作物だけでなくて周囲の例えば雑草等に除草剤の抵抗性の遺伝子が導入されてしまうというか、うつるといいますか、拡散するといいますか、そういう事例があったやにも聞いておりますけれども、環境汚染といいますか遺伝子の拡散に対して、現在の栽培技術はどの程度安全性があるのかということについてお尋ねをしたいのが第一点目でございます。  第二点目は、遺伝子の導入というのは、必ずしもその遺伝子がそのままきちっと入ってくれるとは限らないわけでして、別の遺伝子の途中に入ったりしまして、予想も……

第140回国会 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第2号(1997/07/24、41期、新進党)

○福島小委員 石黒参考人にお尋ねしたいのですけれども、先ほどPCRの話がありましたが、大豆の場合にはいろいろなとごろから集まってくるということで組み換え作物であるかどうか判断がしにくいということでございますが、PCRの技術を用いれば比較的簡単にこれがわかると思うんですね。また、今PCRの技術そのものも、大量の検体を自動的に処理するような技術革新が進んでいるようでございますので、将来的には、わからないなどということを言っていないで、一つ一つサンプルを自動的に処理させるような形で明らかにするような仕組みをつくるべきじゃないか、そんなふうにも思いますが、その点につきましてどのようにお考えか。  二点……

第140回国会 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第3号(1997/08/21、41期、新進党)

○福島小委員 一つお聞きしたいのですが、アメリカの作付のうちGMOは何%存在しますという表示をして、実際に消費者の方がそれを見てどんなふうに感じるかということなんです。だからといって、そういう情報が入ったからといって、その場で何か選択するというわけにもいかないわけですね。限りなく一般的啓蒙に近いという話になるわけでして、実際に生協で組合員さんがたくさんおられると思うのですが、そういう表示をすることのメリットが果たしてあるというふうに皆さん思っておられるのか、また、どういう表示を本当に欲しいというふうに感じておられるのか、そのあたりについてお聞きしたいのです。

第140回国会 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第5号(1997/09/18、41期、新進党)

○福島小委員 二カ月にわたりましてさまざまに御意見をお聞かせいただいたわけですが、やはり一番当初の目的が表示をどうするのかというところにあったわけでございまして、参考人からのさまざまな御意見をお聞きする中で、論点として、いや、こんなのもある、あんなのもあるということで、河野小委員の方から六点にわたってまとめていただいたわけでございますけれども、それはそれとしまして、まず当初の、表示をどうするのかということについてだけはやはり結論を出すべきなのではないかというような思いがいたします。  それを踏まえた上で、この二カ月間の勉強の中でさらに詳しくこういった点もやらなければいけないということは、引き続……

第140回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1997/03/04、41期、新進党)

○福島分科員 新進党の福島豊でございます。  大臣、長時間にわたりまして大変に御苦労さまでございます。私で終わりでございますので、よろしくお願いいたします。  先日、クローン羊、そしてクローン猿が成功した、できたという報道がございました。しばらく前までは哺乳類でクローンをつくるということは非常に難しいのではないか、そういうふうにも考えられておりましたけれども、そこまで今の遺伝子操作の技術が到達したということなのだろうというふうに思います。大変急速に遺伝子操作の技術は進歩いたしております。この遺伝子操作の技術というのは、例えば医学の領域であれば非常に効き目のある医薬品をつくり出す技術ともなってお……

第140回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1997/03/03、41期、新進党)

○福島分科員 大臣、連日、大変に御苦労さまでございます。本日、私は、地元のことにつきまして何点かお聞かせいただきたいと思っております。  まず初めは、国道一号線のことでございます。  私の地元は、守口、門真、そして大阪市の旭区、鶴見区というのが私の地元でございますが、国道一号線は守口を通りまして大阪市内の旭区に入ります。一号線のここを走っておりますと、だれでも気がつくことがございます。守口におきましては、一号線の両側というのは高いビルがずっと続いておりまして、大変高度な土地利用がなされております。しかし、一たん旭区に入りますと、その沿線にありますのは、かなり古くなった二階建ての木造住宅でありま……

第142回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1998/03/19、41期、平和・改革)

○福島分科員 大臣、遅くまで大変御苦労さまでございます。私も地元の問題につきまして何点かお尋ねをしたいと思っております。  昨年の暮れに、大臣に陳情に上がらせていただきました第二京阪道路のことでございます。私の地元は大阪の北河内というところでございまして、淀川の南側でございます。国道一号線が京都から大阪に入りますとます枚方市に入りまして、枚方の次が寝屋川、寝屋川の次が守口、そして大阪の市内に入るわけでございます。この間十数キロでございますが、大変に渋滞がひどいわけでございまして、毎朝毎朝この渋滞がずらっと続くわけでございます。延々と大阪市内に向けて渋滞が続いている。私もその中を毎朝車で通勤をし……

第145回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1999/02/18、41期、公明党・改革クラブ)

○福島分科員 大臣、大変御苦労さまでございます。  本日は、小児科医療につきましてお尋ねをしたいと思います。  小児科医療につきましては、例えば平成八年の十一月六日付の朝日新聞では、「少子化の波に揺れる小児科――患者減で危機的状況・縮小や病棟閉鎖も 量こなせず薄い利益 三一%に経営上重荷」というような見出しがあったようでございます。  少子化が進んでいく中で、だんだん子供の患者さんが減っていく。そしてまた、子供の患者さんの場合は一人当たりの薬剤の使用等も少のうございますから、経営上の大変な困難がある。これは平成八年の新聞でございますが、この事態は変わったのかというと、決して変わっていないという……

第146回国会 厚生委員会公聴会 第1号(1999/11/25、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 本日は、参考人の皆様方には大変お忙しい中、国会までおいでいただきまして御意見をお聞かせいただきましたことを心より感謝申し上げます。ちょっと風邪を引いておりましてお聞き取りにくいかと思いますが、よろしくお願いいたします。  山崎先生に御質問をしたいと思いますけれども、先ほど基礎年金の水準の問題につきましての御言及がございました。私どもも、これから高齢化が進んでいく中で、介護にしましても医療にしましても、高齢者の負担というものがやはりふえざるを得ない、そういう状況だろうと思っております。それに対応するような基礎年金の水準の見直しというものは当然あってしかるべしだ。  これは厚生省の方と……

第147回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2000/04/20、41期、公明党・改革クラブ)

○福島分科員 本日、私は、近年頻発いたします医療事故の問題について取り上げたいというふうに考えております。  我が党におきましても、医療事故対策小委員会を先日設置をいたしまして、どのような見直しを行うことが医療事故の予防に必要であるか、そしてまた、実際に事故が発生した場合の患者、家族の皆様の救済のためにはどのような手続が必要なのかということについて検討を進めております。それとの関連におきまして、本委員会におきまして、この医療事故対策について概括的な御質問をさせていただきたいというふうに考えております。  まず第一点目でございますが、近年頻発をする医療事故の発生の原因、これは、今厚生省におきまし……

第147回国会 憲法調査会 第4号(2000/03/09、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。  村田参考人におかれましては、本日は大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心より御礼を申し上げます。  率直に申しまして、先生のお話をお聞きしておりまして、非常にわかりやすいお話だと私は思いました。私も戦後世代でございまして、先生のような観点でとらえるべきなんだろう、率直にそのように思っております。  ただ、幾つか御確認をしたい点がございます。  まず一つは、占領下の憲法改正ではあっても、憲法が無効だというような話にはならない。当時、要するに、押しつけられる、押しつけられないという話はありますけれども、主体的に選択をしたことである。そし……

第147回国会 憲法調査会 第7号(2000/04/20、41期、公明党・改革クラブ)

○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。五百旗頭先生、本日はお忙しいところ大変ありがとうございます。  私も樽床委員と同じように戦後生まれでございまして、きょうお話のございました先生の御説明に大変共感を持って聞かせていただきました。これからは、どういうふうに見直していくのか、将来に向かっての議論こそが大事であるというふうに思っております。  ただしかし、現実問題としまして、例えば昨年の国旗国歌法の制定のときでございますけれども、私も地元でさまざまな御意見をちょうだいいたしました。冷戦は世界的には終わったのかもしれませんが、日本の国内における世論の分断というのはまだ厳然として存在をし……


42期(2000/06/25〜)

第151回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2001/03/01、42期、公明党)

○福島分科員 大臣そしてまた副大臣、政務官の皆様、長時間にわたりまして大変に御苦労さまでございます。  私は、本日は二つの事柄についてお尋ねをしたいと思っております。一つは、がんの治療につきましてのお尋ね、そして二つ目は、アイバンクの推進ということについてお尋ねをしたいと思っております。  まず初めに、がんの治療についてでございますけれども、平成十三年度の予算の中にはメディカル・フロンティアということが盛り込まれたわけでございます。これは、五年間でがんの治癒率を二〇%改善させるという大変大きな目標というものを持っております。現在、一年間で二十九万人の方ががんで亡くなっているのが日本でございます……

第154回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2002/04/08、42期、公明党)

○福島分科員 本日は、決算行政監視委員会でございますが、厚生関係の施策についてお尋ねをさせていただきたいと思っております。  まず初めに、要介護認定と障害者の認定、この二つがどういう関係にあるのかということについて確認をさせていただきたいと思っております。  平成十二年から介護保険がスタートいたしまして、要介護認定というものがなされるわけになったわけでございます。介護がどのくらい必要なのかというのを判定するのが要介護認定でございますが、それまではこういった認定はなかった。しかしながら、障害者の認定というものは過去からあるわけでございます。そうしますと、要介護認定を受けた人は障害者なのかそうでな……

第154回国会 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号(2002/07/05、42期、公明党)

○福島委員 本日は、私は、先般読売新聞に載りました、六月二十八日付でございますが、「論点」において、高木俊介さんという精神科医がこの法案についてのさまざまな指摘をしているわけでございます。実は、彼は私の同級生でございまして、いろいろと言われるとなかなか内心複雑なものがありまして、一つ一つ指摘されていることについて確認をしたいというふうに思っております。  この中で、まず初めに、次のようなことが言われております。今回の法案は、問題の多い検察段階での責任能力判断の過程については、何の改善も図られていないではないかと。この点について、法務省としてどうお考えか、お聞かせいただきたいと思います。

第154回国会 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号(2002/07/09、42期、公明党)

○福島委員 本日は、参考人の先生方には、大変に御苦労さまでございます。  まず初めに、私は、司法精神医療の確立ということが必要だ、この点を確認する必要があるんだろうと思っております。  先ほどからるる御指摘ありますように、一般の精神障害者の方の犯罪を犯す率というのは普通の人に比べて決して高くない、むしろ低い、こういうことはよく認識をする必要がありますし、そして、精神障害と犯罪が直ちに結びつくわけではない、そういう偏見というものをこの社会の中から払拭する必要があるというふうに思っております。しかしながら、その中でなおかつ、あえて司法と精神医療というものが結びつく必要性がある、この事実というものか……

第154回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2002/03/01、42期、公明党)

○福島分科員 御苦労さまでございます。午前中、私が最後でございます。時間がありませんので、直ちに質問に入りたいと思います。  まず初めに、緑内障の早期発見対策ということについて取り上げさせていただきたいと思います。  これは二月二十四日付の毎日新聞でございますが、このような記事が報道されておりました。緑内障の患者団体として、緑内障フレンド・ネットワークというところがございます。このネットワークが、緑内障の健康診断がどのくらい取り組まれているのか、聞き取り調査をした。東京都内の四十九自治体を対象に調べたところ、健康診断で緑内障の検査を実施していたのは武蔵野市と八自治体だけであった。残りの約八割は……

第155回国会 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号(2002/12/03、42期、公明党)

○福島委員 本日は、参考人の皆様方には、大変お忙しい中貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。  私も連立与党の中でこの検討に加わった一人でございますが、ただいまの参考人の御発言を聞いておりますと、大変複雑な心境でございます。松下参考人のおっしゃることを聞いているとなるほどなと思い、また、富田参考人、大塚参考人、長野参考人のお話を聞いていると、またなるほどなと、なかなか収れんしないわけでございます。  そもそもの根っこのところには、日本の精神医療というものは大変問題がある、これは非常に共通した認識なんだと思うんですね。先般、野田正彰先生の本を読みましたが、なかなか日本の精神医療を……

第156回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第1号(2003/05/19、42期、公明党)

○福島分科員 大臣、まことに御苦労さまでございます。ただいまのお話、私も大阪の議員でございますので、本当にしっかりと受けとめたいと思って聞かせていただいた次第でございます。  また、本日は、地元の問題で幾つかお尋ねをしたいと思っております。  第二京阪道路という道路、今、国におきましても積極的に取り組んでいただいております。この第二京阪道路というのは大阪と京都を結ぶ道路でございますけれども、この大阪と京都の間というのは十四車線、これは国土交通省でつくられた資料でございますけれども、二十三万三千台に対して十四車線しかないということで、慢性的な渋滞があるわけでございます。  私も国道一号線沿いに住……

第156回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2003/02/27、42期、公明党)

○福島分科員 大臣、御苦労さまでございます。本日は政府参考人からお答えしていただくことになっておりますので。  私は、きょうはグルタルアルデヒドの問題を取り上げさせていただきたいと思います。  このグルタルアルデヒドというのは、グルタラールアルデヒド、化学物質としてはそのように呼ぶのでしょう、消化器内視鏡学会が内視鏡の消毒法のガイドラインに記載している唯一の高度作用の消毒剤でございます。最近使っているところが多いと思います。ステリハイドまたはグルタラールといった商品名で販売されております。  先日、大阪市内に住むある婦人の方からお手紙をちょうだいいたしました。それは、看護師さんの方で、大腸ファ……


43期(2003/11/09〜)

第159回国会 憲法調査会 第1号(2004/01/22、43期、公明党)

○福島委員 自由討議ということでありますので、私は、社会保障制度と憲法という視点で発言をさせていただきたいと思っております。  日本国憲法におきましては、第二十五条で、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と規定されております。この条文は、前段の健康で文化的な最低限度の生活が国民の権利として規定されているということ、そして後段におきまして、社会福祉、社会保障、公衆衛生、これが同列に取り扱われ、その向上と増進に対する国の責務が規定されているという特徴がある、そのように……

第159回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第1号(2004/02/05、43期、公明党)

○福島小委員 本日は、中谷委員、また松本委員、貴重な御意見を御開陳いただきましてありがとうございました。私から余り意見を申し上げるというよりも、議論を深めるということから幾つかお尋ねをしたいと思っております。  いずれにしましても、この憲法の問題を考えるときに、それに先だって、現在の国際状況の中で今後の日本の安全保障を確保するためにはどうしたらいいのか、まずここのところの認識が大切なんだと思うんですね。また一方では、日本は、日中戦争、また太平洋戦争という大変大きな歴史の負の遺産というものを持っているわけでして、いまだになくなったわけではありません。ですから、特殊な国というふうに言う人もいますけ……

第159回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第3号(2004/03/25、43期、公明党)

○福島小委員 本日は、両参考人には大変貴重な御意見をお聞かせいただいて、ありがとうございます。  両参考人は、憲法の中に緊急事態の規定を置くべきであるという御意見でございます。私も、明確に示した方がいいのではないかと個人的には思うんですが、一方で、不文の原理、書かないという考え方が英米法系の諸国においては一般的である。  ここのところを両先生にお聞きしたいんですけれども、書かないといっても、例えば、アメリカでも、不都合があるというわけではないわけですよね。どこが本質的に違うんだろうか。日本国憲法においても、そもそもは両方の考え方があるわけですよね。あるんだけれども書いていないというのと、そもそ……

第159回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第4号(2004/04/22、43期、公明党)

○福島小委員 本日は、大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  先ほども伊藤先生の方から御指摘がありましたが、集団的自衛権の問題であります。  経済依存、相互依存が深化している、そしてまた、さまざまな形で地域の安全保障対話も進んで、予防的な取り組みが進んでいるということも事実でありますけれども、一方で常に考えておかなければいけないことは、朝鮮半島で有事が起こった場合にどうするのか、そしてまた、台湾海峡で有事が起こった場合にどうするのか。  これは起こさないようにするということが一番大事なわけでありますけれども、万一そういった場合に日本がどういう行動をとり得るのかという……

第159回国会 憲法調査会公聴会 第2号(2004/05/13、43期、公明党)

○福島委員 本日は、公述人の皆様方には大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。  特に、若い世代の方々が憲法のことについて真摯にお考えいただいている、その姿に私は大変感銘を感じた次第であります。  まず初めに、日高公述人にお聞きをいたしたいと思っております。  その中で、日本国憲法九条を非常に高く評価しておられると思うんですが、お配りいただきましたこの要旨の三段目でございますけれども、「国連憲章の定めた集団安全保障体制を基本的に選択し、国連による平和への協力、日本国民の安全は、非武装・無軍備の手段で行うことを採用している」、このことを評価しておられるわけでありま……

第159回国会 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第2号(2004/03/11、43期、公明党)

○福島小委員 宇都宮先生には、本日、貴重なお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  私は、個人的には、オンブズマン制度についてきちっと憲法の中で位置づけるという御意見には賛成であります。それはそれとしまして、今のこの日本の政治状況、そしてまた国のあり方についてどう考えるのか、このあたりのことを議論したいわけであります。  日本の行政機構というのは、これはよく指摘されておりますのは、第二次大戦で日本は敗戦をしたわけですけれども、国のシステムとして、行政機構というのは戦前と同じままで残った唯一のものであるというふうに指摘をされているわけであります。  したがって、日本の行政機構とい……

第161回国会 憲法調査会公聴会 第1号(2004/11/11、43期、公明党)

○福島委員 持ち時間が限られておりますので、医療の問題、また社会保障の問題について、植松公述人にお尋ねをいたしたいと思います。  憲法二十五条の生存権に基づいて、医療へのアクセスの自由というものが保障されなければならない、大変大切なことだというふうに思っております。  昨今、混合診療ということが議論されているわけでありますが、混合診療を進めるべきだというふうに言う人はこんな説明をするわけです。例えば、がんの治療薬で日本にはないものが外国で使われていると。かつて日本の制度では、そうした日本で承認されていない治療薬を国内で使った場合には保険外ということで、それ以外の治療についても本人の負担になって……

第161回国会 憲法調査会公聴会 第3号(2004/11/25、43期、公明党)

○福島委員 公述人の三人の皆様には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  幾つかの具体的な事柄に対してどう行動すべきかということをお聞きしたいと思っているんですが、お三人の方に、例えば、北朝鮮からミサイルが撃ち込まれて東京に被害が出たという場合にどういうふうに日本は対応すべきなのか、この点についての意見をお聞かせいただきたい。  そしてまた、先日、中国の潜水艦が領海侵犯をいたしました。これは大陸棚の開発等々とも関連をしていると思いますが、今後こういう事態が頻発するときに日本政府としてはどのように対応すべきか。  この二つについて、山田公述人、青龍公述人、そして森……

第162回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2005/04/25、43期、公明党)

○福島分科員 麻生大臣、大変に御苦労さまでございます。細かな話ばかりが続きますが、御容赦をいただきたいというふうに思っております。  一つは、地域の振興にかかわる町会等の組織で尽力しておられるボランティアの方々の顕彰ということについてお聞きをいたしたいと思います。  現在、厚生労働委員会では介護保険法の改正案について議論しておりますが、介護予防というようなことを考えるに当たりましても、地域のコミュニティーというものがいかに保たれているか、極めて大切な課題であります。私の地元におきましても、多くの自治会、また振興町会、ボランティアの方々が活動をしていただいております。  ただ、こうした方々からお……

第162回国会 憲法調査会 第1号(2005/02/03、43期、公明党)

○福島委員 当調査会におきまして、憲法九条をめぐってさまざまな意見が述べられてきたわけであります。大きく分けると、九条の存在を戦後の日本の平和国家としての礎石として位置づけ、これを堅持すべきであるという立場と、そして一方では、普通の国家のあり方というものを踏まえ、自衛隊の位置づけの明確化、集団的自衛権の明確化等に踏み込むべきである、こういう意見に分けることができると思います。こうした議論が現在でも行われているということは、私は、さきの大戦について、我が国の主体的な総括、これが国民レベルでコンセンサスがいまだ醸成されていない、こういったことの一つの帰結ではないかというふうに思っています。  国家……

第162回国会 憲法調査会 第2号(2005/02/10、43期、公明党)

○福島委員 国民の権利及び義務に関してさまざまな論点が存在をいたしますが、簡潔に意見を申し上げたいと思います。  まず初めに、新しい人権についてでありますが、二十一世紀の日本のあり方、また人間文明の方向性というものを考えて、環境立国を明確にすべきであるというふうに考えております。諸外国でも、一九八〇年代以降、複数の国で憲法に環境権が規定されております。既に、十三条や二十五条を根拠にこれを認めることができるという考え方もありますけれども、憲法に規定するという政治的な意義を考えた場合、解釈ではなく、明確に規定すべきではないかと思います。もちろん、何をどのように規定するのか、その概念の外延と内包を明……


44期(2005/09/11〜)

第164回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第2号(2006/06/06、44期、公明党)

○福島分科員 先般、行政改革推進法が成立をしたわけであります。そうした一連の流れの中で、国会においても当然財政再建のために徹底した歳出の見直しというものを行う必要がある、そのように私は思っております。公務員定数の削減、人件費の削減、これに向けて国会としてどのような取り組みをしてきたのか、また、これからしていこうとしているのか、この点についてまず確認をしたいと思っております。  この十年間というものは、民間企業にとりましては、大変厳しい経済状況の中で人件費をいかに圧縮するのか、血みどろになって取り組んできたと言っても過言ではありません。そのことが現在の景気の回復をもたらす一つの原因になってきてい……

第164回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2006/06/05、44期、公明党)

○福島分科員 本日は、総務省の大臣初め皆様に幾つかの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  竹中大臣におかれましては、本当にさまざまな改革を推進してこられましたことに、心から敬意を表する次第でございます。  まず初めに、土地開発公社の問題についてお尋ねをいたしたいと思っております。  私、国会におきまして何回かこの問題を取り上げさせていただきました。バブルの崩壊後、地価の下落によりまして、自治体の土地開発公社は、保有する土地の資産価値の下落により巨額の含み損を抱えるに至ったわけであります。巨額の借入金の負担、また簿価と時価の差が大きいことから売却も進まない、こういう状況が続いて自治体財政……

第164回国会 予算委員会第一分科会 第2号(2006/03/01、44期、公明党)

○福島分科員 本日は、警察関係のさまざまな問題についてお尋ねをさせていただきたいと思っております。  まず初めに治安の問題でございますが、国民の多くが体感治安の悪化というものを感じているわけであります。また、私の地元であります大阪府は、改善しつつありますけれども、ひったくりが全国でも最も多発をしている、こういう地域でございます。国全体では、この数年の取り組みによりまして、ひったくりや路上強盗などの街頭犯罪について一定の抑止が働きつつある、警察白書などを拝見いたしますとそのように感じる次第でございます。  現在、こうした治安の回復のために、空き交番の解消計画、これを進めていただいております。また……

第164回国会 予算委員会第三分科会 第2号(2006/03/01、44期、公明党)

○福島分科員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。  先週でございますけれども、二十日から二十三日まで訪中をさせていただきまして、中川政調会長初め自由民主党の先生方とともに、第一回目の与党交流協議会ということで、率直な意見交換を行ってまいりました。  その中で、最近は、政冷経熱から政冷経涼ということで、日中関係がますます冷え込んでいる、国交正常化以来、最も冷え込んだのが現状ではないか。しかしながら、何とかこの関係というものを打開していかなければいけない、そのことにおいては、日中双方において、この協議の中で一致した点であったというふうに思います。  まさに一衣帯水の隣国でございますので、ど……

第166回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第2号(2007/04/24、44期、公明党)

○福島分科員 大変御苦労さまでございます。  本日は、日本の医療の将来ビジョンについてということでお尋ねいたしたいと思っております。  現在、日本は急速な人口構造の変化の中にございます。今後、後期高齢者の増加、またそれに伴う認知症の増加が予定されておりますし、また、生活習慣病を中心といたしまして、疾病構造も大きく変化をしております。要介護者数の増加、また死亡者数の増加も今後の強いトレンドとなっております。  こうした中で、一方では経済自体が低成長経済に移行している、また財政再建もこれは進めなきゃいけない。非常に財政的な制約の中で、こうした人口構造の大きな変化がもたらす医療ニーズの増大また変化と……

第166回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第1号(2007/04/23、44期、公明党)

○福島分科員 大臣、大変御苦労さまでございます。  私の地元、門真市、守口市、大阪府でございますが、大阪市の旭区、鶴見区、その地域の課題につきまして、何点かお尋ねをさせていただきたいというふうに思っております。  まず初めに、第二京阪道路の整備につきましてお尋ねいたしたいと思います。  ようやく門真市域におきましても橋脚の建設等がスタートいたしました。これは、門真から寝屋川、枚方、京都に向かいますと渋滞が大変慢性的に起こっているわけでありまして、そうした渋滞を解消するために極めて重要な道路である。と同時にまた、門真の南部地域のまちづくりにおいても中核的な存在となるわけでありまして、この第二京阪……

第166回国会 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号(2007/04/13、44期、公明党)

○福島委員 長勢大臣また柳澤大臣におかれましては、大変御苦労さまに存じます。とりわけ、長勢大臣に御質問させていただけるということを大変光栄に存じております。よろしくお願いいたします。  本日は、少年法の改正案につきまして、厚生労働との連合審査ということで、児童福祉の観点からいろいろとお尋ねをさせていただきたい、そのように思っております。  今回の改正案、幾つかの柱がございますが、その一つは、警察の調査権を法律上明確化する、ここにもあるわけであります。  児童相談所に一時保護されている子供に対しても、調査が完了していない場合には警察が調査を続けるということも考えられるわけであります。この場合には……

第169回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第2号(2008/04/22、44期、公明党)

○福島分科員 大臣、大変御苦労さまでございます。  本日は、自閉症に関しましていろいろとお尋ねをしたいと思います。  四月二日、これは世界自閉症啓発デーとして国連が定めまして、第一回目の開催が行われました。この世界自閉症啓発デー、英語でいいますと、ワールド・オーティズム・アウェアネス・デー、こういうことになりますけれども、カタールのシェイカ・モーザ・ビント・ナサ・アル・ミスネッド首長妃殿下がリーダーシップを発揮して、国連で決定をされた。特定の疾患に対して国連がこうした日を決めるというのは三つ目だそうであります。  これに関連して、世界各地でもイベントが行われております。  また、国連事務総長は……

第171回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第1号(2009/04/20、44期、公明党)【議会役職】

○福島主査 これより決算行政監視委員会第四分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました福島豊です。よろしくお願いいたします。  本分科会は、法務省所管及び国土交通省所管についての審査を行うことになっております。  なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。  平成十九年度決算外二件中、本日は、国土交通省所管について審査を行います。  これより国土交通省所管について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。金子国土交通大臣。

第171回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第2号(2009/04/21、44期、公明党)【議会役職】

○福島主査 これより決算行政監視委員会第四分科会を開会いたします。  平成十九年度決算外二件中、本日は、法務省所管及び国土交通省所管について審査を行います。  これより法務省所管について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。森法務大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院鵜飼第一局長。
【次の発言】 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。森法務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本……

第171回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2009/02/19、44期、公明党)

○福島分科員 大臣、大変お疲れさまでございます。  本日、私は、タミフルの問題について改めてお尋ねをいたしたいというふうに思っております。  現在、新型インフルエンザの出現に備えてタミフルの備蓄が国家的に進められているわけでありますが、同時にまた、タミフルについては、ちょうど二年前でありますけれども、異常行動の出現ということで大変問題になりました。また、昨今は、タミフルに対しての耐性株がふえている、こういう指摘もあります。  ただ、二年前、私もよく認識しておらなかったんですが、タミフルによって突然死が起こることがあるんじゃないか、この問題に改めて私は気づかされまして、きょうは、この点について厚……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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