このページでは赤松正雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。赤松正雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○赤松(正)委員長代理 西村眞悟君。
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 ただいまは三人の参考人の皆さんに極めて示唆に富んだ貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。一人十五分ということでございますので、手短に質問をさせていただきます。 まず、お聞きした一番近いところから、佐々木先生からお聞きいたしますけれども、今、公的助成が行われて国民と政党とのかかわりというものに劇的な変化が起こるというふうなことを言われて、政党をめぐる制度的な考察をというお話がありました。 それに関連するわけですけれども、今、主に連立与党の指導者の側から、二大政党制あるいは二大政権勢力あるいはまた穏健な多党制、こ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 この委員会も既に八十時間に近い議論が行われてまいりました。本日は、細川総理の御出席を得まして、一般質疑の二日目を迎えるわけであります。この時点で、この政治改革の関連法案は一体何のためなのかといういわば原点を確認をしておく必要があると私は思います。 それは一つは、言うまでもなく、ロッキード、リクルートそして東京佐川急便事件、また金丸脱税事件へと続いた一連のいわゆる金権政治を根絶し、政治への国民の信頼を取り戻す、こういうことがまず第一点だろうと思います。そして二つは、激動する国際社会に向けて明確な意思決定ができる政権の選択、この二つが原点だろう……
○赤松(正)委員 先ほど来貴重な御意見を聞かしていただきまして、まことにありがとうございます。既に自民党の先輩代議士の皆さんから公聴会のあり方についてのお話があったので、屋上屋を重ねることになるかもしれませんけれども、一言。私は、実は衆議院の政治改革特別委員会の一般質疑の場で細川総理大臣に、公聴会を待たずして与野党の修正協議を早めていくべきだという意見を述べた人間でありますので、あえてお話をさせていただきます。 御承知のように、先ほど来話がありましたけれども、この問題は大変に長い間のテーマでもありますし、随分意見も煮詰まってきている。そういう状況の中で、やはり最終的にともかくまとめなくちゃい……
○赤松(正)委員 院内統一会派改革の公明党に所属しております赤松正雄でございます。 本日は、きょうのこの安全保障委員会というのは、私は非常に重要な、極めて大きな転換期における大事な委員会だと思っております。といいますのは、日本社会党の皆さんが長らく反安保、反自衛隊、反基地というふうなことで、どちらかといえば、非常に比喩的な言い方になりますけれども、日本の安全保障という分野で同じ土俵に上らない、こういうふうなことが言われ続けてきた状況が続いたわけですけれども、ついにその状況が変わった。いわば同じ土俵の上で議論ができるという、まさに歴史的な変化を受けての最初の安全保障委員会でございます。社会党の……
○赤松(正)委員 ただいま議題となりました自衛隊法の一部を改正する法律案に対し附帯決議を付すべしとの動議につきまして、自由民主党、改革、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけ及び民主新党クラブの各会派を代表いたしまして、その趣旨の説明を行うのでありますが、案文の朗読をもってかえさせていただきます。 自衛隊法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の点に留意し、その運用について遺憾なきを期すべきである。 在外邦人等の輸送は、緊急事態に際して行うものであることから、当該輸送の実施に係る種々の対応は、可及的速やかかつ適切に行うこと。 以上のとお……
○赤松(正)委員 去る一月十七日の未明に兵庫県南部の淡路や阪神地域を襲いました震度その大地震から二十二日がたちました。 改めましてここで、五千二百人を超すとうとい命をなくされた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、家屋を失って、今避難所で不自由な生活をなさっておられる被災者の皆さん方に心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。また、連日復旧対策に追われておられる防衛庁長官を初めとする自衛隊の隊員の皆様、そしてすべての関係者の御心労に心より感謝を申し上げる次第でございます。 さて今、神話の時代から今日まで歴史にさかのぼって、また世界に目を転じての中山正暉大先輩の、極めて造詣あふれ……
○赤松(正)委員 さきのお二方に続きましで、私も、北方領土問題を中心に河野副総理兼外相、また山口総務庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。 今、今津代議士から最後にお話があったこととも関連するわけですけれども、戦後五十年に当たる本年は、この北方領土問題というテーマにとっても極めで重要な節目にしていかなければならないと私は思う次第でございます。 私は昭和二十年、戦後、第二次大戦が終わった直後に生まれたわけですけれども、今回、こういう重要な委員会の場で質問をさせていただくということで、従来から今日までのこの問題についての経緯をおさらいをさせていただきました。 こういう流れの中で、ソ連の崩壊、……
○赤松(正)委員 質問に入らしていただきます前に、阪神大震災からあと三日で一カ月がたちます。改めましてここで亡くなられました五千三百人を超える方々の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災者の皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。また、関係者の皆さんの日夜の奮闘に心より感謝を申し上げる次第でございます。 さて、きょうの朝からこの消費者問題特別委員会でさまざまな議論が展開をされてまいりました。私も聞かせていただいておりましたが、経済企画庁という役所の所管する委員会ということでもあり、先ほど来大臣がマクロの経済というお言葉を盛んに繰り返しておられました。 そういう経済企画庁という立場はわ……
○赤松(正)委員 私も、きょう議題になっております法案につきまして若干質問させていただいた後、当面する問題についての質問をさせていただきます。 まず、きょう提案されております法案が提出されるきっかけになったのは、先ほど来お話が出ておりますように、化学兵器禁止条約に基づいて来年オランダのハーグに発足する見通しの国際機関に、陸上自衛隊の化学兵器の専門家を査察員として派遣するということを念頭に置いているというふうなお話でございますけれども、このいわゆる専門家を査察員として派遣するというケースは当面何人ぐらいが想定されているのか、またその後、このテーマが終わった後は、この法案の中身に該当するようなケ……
○赤松(正)委員長代理 次に、浜田靖一君。
○赤松(正)委員 新進党の赤松正雄でございます。 防衛庁設置法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、質問をさせていただきます。 最初に、一昨日、本会議でもお尋ねをさせていただいたわけですけれども、総理も防衛庁長官も若干答えてくださっていない部分といいますか、私としてはもう一度重ねてお聞きしておきたい部分がございますので、そこから入らせていただきたいと思います。 まず、この法案、防衛庁の一部改正する法律案について、改正が必要な理由として、改正の目的という資料をいただきました。その中にこういうくだりがございます。これは総理もあるいは長官も私への答弁の中でも繰り返しておられたわけですけれ……
○赤松(正)委員 午前中、同僚議員、先輩議員からの質問がありまして、若干重複する部分があるかもしれませんけれども、日米共同宣言、あるいはまたそれに伴う日米防衛協力の指針、ガイドラインの見直しの問題、あるいはまた先ほど本会議で衆議院として決議なされました中国の核実験への問題等々、若干の質問をさせていただきます。 まず、一連の日米間における交渉、外務大臣あるいは防衛庁長官、大変に御苦労さまでございますと申し上げさせていただきます。 同時に、朝の冒頭、町村先輩が、宮澤元総理大臣のお話を通じて、日本の安全保障に関する環境が大きく変わってきたというふうなことをおっしゃっておりましたけれども、私もその……
○赤松(正)委員 ただいま議題になっております社会保障研究所の解散に関する法律案に入ります前に、少し、全般的な厚生行政についてのことに関しまして、大臣並びに事務当局の考え方を聞かせていただきたいと思います。 今回の国会は住専国会ということで、住宅金融専門会社に関する議論、大変に大きな話題を呼んでいるわけですけれども、同時に、この厚生委員会の場におきましての薬害エイズに関する問題、私たちが地元に帰りまして多くの有権者の皆さんとお話しするにつけまして、やはりこうした二つのテーマが大変な話題になります。 その中で、一般国民の皆さんの共通した疑問点というか、憤りであろうと思うのですけれども、政治家……
○赤松(正)委員 本日、私たちは動議を提出いたしました。 その内容は、 本委員会は、委員長原田昇左右君を信任せ ず。という動議でございます。 その趣旨及び理由を以下申し述べます。 税制問題等に関する特別委員長である原田昇左右君は、新進党及び太陽党提出の所得減税二法、すなわち、平成九年分所得税の特別減税のための臨時措置法案及び地方税法の一部を改正する法律案の二法について、三月六日、七日の両日で質疑を行った後、質疑終局の宣言を行いました。 ところが、採決する条件はすべて整ったにもかかわらず、理解に苦しむ理由ともなり得ぬものを挙げて、さきに理事会で決めた採決の日程を不当に翻し、採決をい……
○赤松(正)委員 新進党の赤松正雄でございます。 先ほどから大変参考になる意見をいろいろ聞かせていただきまして、ありがとうございました。 一点だけ、極めて初歩的というか、包括的なお話をお二人に聞かせていただきたいと思いますが、金融ビッグバン、すなわちそれはシステムのグローバル化ということだろうと思うのですが、同時に、人間のグローバル化というものが相まって求められていると思います。この人間のグローバル化ということについて、今日まで数多くのさまざまな指摘がなされておりますけれども、八城参考人はいわばそのパイオニアとしての立場、植田先生は東京大学という教育的側面の現場におかれて、人間のグローバル……
○赤松(正)委員 赤松正雄でございます。大臣、予算委員会、随分長い間、まだきょうは続いておるわけですけれども、大変御苦労さまでございます。 予算委員会における大臣に対する質問というのは、全部正確に掌握したわけではありませんけれども、私が若干見ましたところ、加藤自民党幹事長を初めとしてたしか四人ぐらいの方が聞かれたと思いますけれども、その四人の皆さんと大臣とのやりとり、あるいはまた、大臣がさまざまな機会に記者会見をされたりしている部分、また、先日のこの委員会におきますところの所信表明、そういった発言を軸にしまして、参考にさせていただきながら、きょうは質問をさせていただきます。 ところで、自民……
○赤松(正)委員 当委員会も、始まりましてからもう二時間経過をしようとしております。私の質問には、事前には大臣の御答弁を求めておりませんので、もしよろしければ大臣、委員長も抜けられましたし、トイレ休憩なりなんなりしていただいて結構でございます。ただし、行かれた場合には、最後の質問にちょっと感想を聞きたいと思っておりますけれども、どうぞ本当に御遠慮なく。朝から、デジタル化に伴って多チャンネル化が一層進んでくる、三百五チャンネル時代もすぐそこまで来ている、こういうような話がございました。それからまた、地域の放送の重要性ということもございました。また、海外に向けての放送の充実、そういった点、さまざま……
○赤松(正)委員 新進党の赤松正雄でございます。 今、園田代議士の方からこの電波法の改正について基本的な改正点、ポイントについて聞かれました。それを受けまして、私の方からこの電波法の改正に伴う問題、またそれに付随するさまざまな問題について御質問をさせていただきたい、そんなふうに思っております。 まず、冒頭、考えてみますれば、電話、かつて私のところなどにも電話がつく前、隣のうちに電話を借りに行って、だれだれ方ということで、要するに隣のうちに電話を借りに行ったことが本当に懐かしいというか、あるいはパソコン、今大変な普及でありますけれども、そういったパソコンにしても、かつて私は新聞の仕事をしてい……
○赤松(正)委員 新進党の赤松正雄でございます。 今、河村代議士の方からるるこの法案についての質問がありました。私もほとんど同趣旨のといいますか、同じ観点に立った気持ちを持っておりますので、後ほどその辺のことについて御質問をいたしますが、法案について直接入る前に、若干お聞きしたいことがございます。 それは、このまど公表されました電気通信技術審議会の答申、昨年に続いて若干の手直しがあったというか、その後の状況の変化を加えたものが「情報通信研究開発基本計画(第二版)」ということで発表されております。それについて冒頭お聞きしたいと思います。 この基本計画の中、最後の部分で「国を挙げて戦略的に実……
○赤松(正)委員 おはようございます。新進党の赤松正雄でございます。今、古屋代議士の方からこの問題に関して的確な質疑がありまして、私も古屋代議士の質問とかなりダブるところがあるわけですけれども、今お聞きしたからすべて終わりますというわけにはいきませんので、今答弁がありました点をさらに詳しくお聞きするというふうな方向で始めさせていただきたいと思います。 まず、今回のこのWTO基本電気通信交渉の妥結を受けて今回の法改正になったわけですけれども、今もいろいろな角度から、日本がリードしていった形でのこの交渉の見事な妥結、終結という指摘がありましたけれども、果たして最初からそういうふうな感じでずっと進……
○赤松(正)委員 おはようございます。新進党の赤松正雄でございます。
きょうは、まず最初に、新聞とかテレビでも報道されておりますけれども、昨日の香港市場の大暴落を受けましてニューヨーク市場でも一時二百二十ドルも急落をするなど、恐れていた事態がいよいよやってきたかというふうな感じがしないでもありません。いたずらにこの危機感をあおるつもりはありませんけれども、日本市場への影響、また日本経済全体への影響が懸念されると指摘せざるを得ないわけですけれども、まず冒頭、このあたりのことにつきまして大蔵大臣の所見を伺いたい、こんなふうに思います。
【次の発言】 大臣もこの問題について重大な関心を持つ、こうい……
○赤松(正)委員 きょうは、谷本知事、また細田市長、黒澤村長、大変お忙しいところこの委員会にお越しいただきまして貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。 先ほど来、地方財政が厳しい中、皆さんが頑張っておられる様子がるる説明ありました。私の方から、前二人の委員に続きまして若干御意見をお聞かせ願うために質問をさせていただきたいと思います。 今も一川委員の方から冒頭にございましたけれども、景気の低迷による税収の頭打ちという問題は地方自治体においてより深刻だろうと思います。今までも税収不足を補うために地方債の発行が次々に行われてきたわけでありますけれども、私たちの立場……
○赤松(正)委員 新進党の赤松正雄でございます。 先ほど来の今回の問題につきましてのお話を聞いておりますと、技術的手法、いわゆるパカパカというふうな技術的な問題に集約させておられるような感じがするのですが、私が先ほど事前にビデオを見させていただいたときの感じでは、もちろん大人でありますから子供の受けとめ方とは違うのでしょうけれども、恐らくストーリー、内容との連関性というものがかなりあるのではないか。子供はああいう番組、全神経を集中させて一生懸命見ておりますから、単純にああいう技術的な部分だけ取り出してやっても何のインパクトもないだろう。恐らくずっとこの三十八話にわたる、全部見た見ないにかかわ……
○赤松(正)委員 おはようございます。新進党の赤松正雄でございます。 きょうから商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律案の審議が始まるわけでございますけれども、この法案が出されなければならないというこの現代日本の社会的背景というものは実に深刻かつ重大な問題をはらんでいる、こういうふうに私は思います。日本を代表するような企業、味の素でありますとか野村証券、第一勧銀、山一証券、大和証券といったふうな企業の総会屋への利益供与事件がまさに毎日のように摘発される現状というのは極めて異常な事態だと思います。 しかも、大変重要なことは、こうした現状に対して、多くの人々……
○赤松(正)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し趣旨の説明といたします。 商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 本法の施行に当たっては、政府は次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 企業経営者の株主総会のあり方についての意識改革を徹底して進めるとともに、監査役及び会計監査人による内部チェック機能を充実させるべく法的、行政的体制の整備に一層努めること。 二 企業の責任者に対するいわゆる総会屋あるいは暴力団による脅迫や殺傷事件については、当局として、その根絶……
○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。 きょうは、午前中、お三方とも、両大臣に日米ガイドラインの周辺事態の問題をめぐって質疑が展開されました。私も聞いておりまして、きょうの質疑だけではなくて、前百四十一国会における日米ガイドラインをめぐる質疑の質問並びに答弁をそれなりにずっと拝見をさせていただいたのですが、要するに、余りよくわからないなということがよくわかりました。 繰り返しになりますので余りこれに多くを割きたくはないのですが、一点だけこの問題に関してお聞きしたいのは、周辺事態という概念を導入するに至ったわけを聞かせていただきたいと思います。
○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。 日本の防衛力の役割というのは、大きく分けて三つあるだろうと思うのです。今冨沢委員からも話がありました直接的な日本の防衛にかかわる問題、いわゆる日米安保条約を中核とした日本有事あるいは日本周辺有事の問題に関する日本の防衛という側面、それから、先ほど石井委員から話がありました国連のさまざまな活動に関連する、PKOを含む国際安全保障的活動という側面、これに並んで、今冨沢委員から本業云々という話がありましたが、決して本業だとかあるいは余技的なことというのではなくて、もう一つ重要な役割はいわゆる大自然災害に対する対応、この三つが日本の防衛力の果たす重……
○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。 政府、防衛庁は、周辺事態、日本周辺有事に備えた法案を準備される一方で、防衛庁長官が十四日の閣議決定後の記者会見で、有事法制について、立法を前提に作業に着手する意向を表明されました。 このような、私などから見まして、いわば堰を切ったような対応ぶり、非常に違和感を強く感じます。危機管理、いざという場合に備えてあらゆる対応を考えておきたいということはわかりますけれども、何かしら危うさを感じるということをまず冒頭に申し上げておきたいと思います。 九五年の防衛計画の大綱、新しい大綱の策定、それから翌年、九六年の日米安保共同宣言、そして昨年秋の日米……
○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。 きょうのこのPKO法案に入ります前に、あした大臣の方から報告があるやに聞いておるんですけれども、私はあした質問いたしませんので、一日早いんですけれども。 久間防衛庁長官が、この休日の間に日中防衛交流の一環として中国へいらして人民解放軍を視察をされた。日本の防衛庁長官が中国の人民解放軍を視察をされたというのは、近過去では一九八〇年以来だというふうに聞いておりますけれども、一九八七年から今日までの間、十一年という歳月の間には、冷戦の崩壊という世界史の上でも画期的なことがあった。 そういう中で、伝え聞くところによりますと、中国海軍の著しい増強……
○赤松(正)委員 私も、法案の審議あるいは法案周辺のお話の前に、質問通告していないのですけれども、きょうの朝のニュース報道を見て驚いたりしました、また、先ほど石井委員の方から官房長官に質問があったようですけれども、冒頭、インドの地下核実験という問題について、主に防衛庁長官に若干お聞きしたいのです。
先般、中国にいらして、中国とのお話の中で、中国とインドの関係、中国周辺の国境におけるさまざまな問題について、そういうことは話題になりましたでしょうか。
【次の発言】 私は、世界で唯一の被爆国の一員としまして、あらゆる国の核使用はもちろんのこと、核実験反対という立場を前提の上で若干防衛庁長官にお聞き……
○赤松(正)委員 新党平和の赤松でございます。 きょうは、私は、大別しまして、インドネシアにおける暴動事件に関連しての邦人救出の問題それから朝も議論されました防衛庁の不祥事といいますか決算に関する問題について、この二点をお聞きしたいと思います。 まず最初に、インドネシアの事件に関連をいたしましての邦人救出の問題です。 まず、現在あります邦人救出に関する自衛隊法第百条の八、現行の法律ができたのが平成六年十月ということで、それから三年半がたったわけですけれども、去年の七月にカンボジアであのような事件があって、今回はインドネシア。 自衛隊法の改正という問題が、これからというかこの国会で本来議……
○赤松(正)委員 おはようございます。新党平和の赤松正雄でございます。 まず冒頭に、大蔵大臣に政治姿勢という観点からひとつお聞きをしたいと思います。 この国会、本会議また予算委員会と補正予算をめぐる論議が展開をしているわけですけれども、そこにおける論議を聞きながら、私は強く感じることがございます。それは、私、国会議員になった時点で先輩から言われたことは、要するに、野党の質問の基本というのは、政府が過去に発言をしてきた議事録というものを点検をして、その中から、その当時の発言と今現在やっていること、言っていることとの違いを際立たせること、そこから政府の姿勢を追及する野党の質問のありようというも……
○赤松(正)委員 私の方からは、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして質問をさせていただきます。
まず、この法案審議に関連をいたしまして、当委員会でも今日までにたびたび取り上げられてきたことかとは思いますけれども、まず関税率審議会のあり方ということにつきましてお聞きをいたしたいと思います。
この関税率審議会の構成、人数、会長、また現在の構成になったのはいつからなのか、任期はどれぐらいなのか、こういつたことにつきまして、冒頭お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今お答えの中で省庁出身の数についてお話がなかったですけれども、いただいているペーパーを見ましてもどなたが大蔵省出身で……
○赤松(正)委員 新党平和に所属をいたしております赤松正雄でございます。 本日は、皆様大変お忙しいところをこの委員会に御出席願いまして、まことにありがとうございます。 日本を代表する九つもの銀行の頭取に対しまして参考意見を聞かせていただくということもめったにない機会でございますので、先週末地元に帰りまして、多くの一般有権者の皆さんから意見を聞きました。大変に厳しい意見が当然のことながら続出いたしましたけれども、きょうはそういった一般国民の意向を受けて、また私どもの党あるいは友党の公明が貸し渋り対策等を実行いたしましたので、そういう結果を踏まえてお聞きをいたしたいと思います。 まず、今も申……
○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。 二十七日、昨日ですが、大蔵省の元金融証券検査官室長の宮川被告、また元金融検査部管理課長補佐兼金融証券検査官の谷内被告の初公判が東京地裁で開かれ、同時に、先ほど来議論されております百人を超える大蔵省内の処分が発表されました。また、収賄罪に問われておられる大蔵官僚、日本道路公団理事、日本銀行幹部、計六人の公判もこれから次々と始まる。既に自殺者も二人出ている。まさに、今や大蔵省の人を見れば接待漬けになっているのじゃないのかというふうに見る向きさえ一般的である、こんなふうに言えると思います。 前例のない厳しい処置をしたとか、あるいは先ほど武藤官房……
○赤松(正)委員 新党平和の赤松正雄でございます。 金融ビッグバンにかかわる金融システム関連四法案の質疑に具体的に入ります前に、二点ほど大蔵大臣に、ここのところ大蔵省をめぐる重要な問題が幾つかありますので、その辺について、ちょっと時間をとっていただいてお話をお伺いしたい、こう思います。 まず、第一点目でございますが、これは貸し渋りの問題でございます。 さきに大蔵大臣、たしか四月二十七日だったと思いますが、大蔵不祥事をめぐる処分発表と同じ日に、私は新聞を見ておりましたら、銀行の首脳を集められて、集められたか、たまたま集まられる機会があったのか、ちょっとその辺は定かではありませんが、貸し渋り……
○赤松(正)委員 平和・改革の赤松正雄でございます。 今日、大蔵官僚に対する金融業界の過剰接待という問題は、私は、官僚そして財界の癒着構造というものを改めて私たちの前に明らかにした、こう思います。 ただ、問題は、官財の癒着というよりも、その根っこのところに、政治家、政党、政治と金融業界との癒着構造という問題が根っこのところにある。私、きょうはこの一点に絞って、総理、大蔵大臣のお考え方を聞かせていただきたい、こんなふうに思います。 その話の前段といたしまして、ひとつ総理に申し上げたいことがございます。 総理は、かつて一九九一年十一月四日に大蔵大臣を退任されておりますけれども、その大蔵大臣……
○赤松(正)委員 北朝鮮の弾道ミサイル発射事件やら、あるいは、今回の防衛庁の装備品調達をめぐる不祥事件などで世間の注目がまさに防衛庁、自衛隊に集まっている間につい忘れられがちになっている問題が一つあります。それは、八月二十五日に起こったF1支援戦闘機二機の墜落事故であります。この事故では、総飛行時間二千時間を超え、あるいはそれに近い経験を持つ有為な青年飛行士二人が亡くなられております。これについては、事故概要が私たちのもとに八月二十八日に知らされただけで、推定原因等につきましては調査中としか聞いておりません。その後わかったこと等について、簡単で結構ですから報告を願いたいと思います。
○赤松(正)委員 冒頭に、外務大臣に、アメリカの臨界前核実験についてのことでお聞きをいたしたいと思います。 四回目の臨界前核実験をアメリカがこのほどやったというニュースが流れました。私どもは、全世界の核兵器の廃絶、核軍縮の大きな流れに逆行する出来事である、暴挙である、こんなふうに思います。CTBTの抜け穴をねらった、CTBT、包括的核軍縮の条約の精神を著しく損なう暴挙だ、こんなふうに思います。タイミングといい、際立ってよくない、こんなふうに思うわけですけれども、さきに地下核実験を強行したインド、パキスタン両国政府にCTBT署名を働きかけているやさき、そういうときにこういうことが行われたという……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。私、主にイラク情勢を中心に、外務大臣を中心にお伺いをいたします。 私どもの党も、今日までに至るイラクの態度をもちろん是認するものではありませんし、また、日本がアメリカとの完全な形ではないにせよ軍事的な同盟関係にある、いわゆる日米安保条約というもとにある、その日米安保条約を堅持するという立場で、今回のイラクに対する英米の武力行使、空爆、こういったことに対する一連の日本の対応の仕方というものに大いに疑問を感じるという観点で、まず御質問をしたいと思います。 まず冒頭、外務大臣にお聞きしたいのですけれども、今回のこの空爆に対する日米政府の対応ですけれ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、ちょっと観点を変えて、財政構造改革法の問題に入る前に、冒頭、若干宮澤大蔵大臣にお聞きをしたいことがございます。それは、今、参議院も含めてこの三日間ですか、代表質問で、大変に各党党首級からの議論の中で話題になっております自民党と自由党との連立の問題であります。これについては国民的な関心が非常に高くて、皆さん強い関心を持って見守っている。 この中で、私は二つ、まあ幾つか問題はあろうと思いますけれども、ぜひこの場で、大蔵大臣、所管外でありますけれども、一つは安全保障の問題について、元総理大臣というお立場もありますのでお聞きしたい。それに、も……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先週、宮澤大蔵大臣を初めとする三閣僚の皆さんにお聞きしましたので、きょうは、総理大臣に、この財政構造改革法について、これからの財政構造改革をどう進められるのかということについて絞って、それから後半で、ちょっと角度の違う問題ですけれども、凍結に関係する問題でございますので、もう一点お聞きをしたいと思っております。 まず、総理に総括的な観点からのお話を聞かせていただきたいのです。 先ほど池田委員の方からも、民主党提案の趣旨説明の中にも厳しいくだりがいろいろありましたけれども、私も、この財政構造改革法というのは、まさに政治への信頼というものを裏……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先ほど来、北朝鮮をめぐる情勢のことについて先輩、同僚の議員からお話がございました。きょう三時には、外務大臣、国会をお出になって韓国に向かわれて、先ほどお話があった小渕総理の三月訪韓の準備等を含めて、特に、金大中韓国大統領との間で北朝鮮をめぐるさまざまな問題についての会談をなさるということでございますので、それに関連をして御質問したいと思います。 まず、一九九四年のノドン一号、あれから始まってこの約五年というもの、特にメディアを中心に、要するに、北朝鮮と日本との間における軍事的事態、紛争事態、そういうものも含めて、そういう緊急の事態が起こった……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。私の方からは、きょうかかっております二つの協定の周辺の問題につきまして、御質問をさせていただきます。 まず、いささか旧聞に属することですけれども、一昨年、当時のアフリカ紛争問題担当大使の青木元ペルー大使がアフリカを歴訪された際に、いわゆる日本のアフリカに対する援助のあり方ということについて一つの方針めいたことをおっしゃっているのを、いささか古い話で恐縮ですけれども、そういう方針が今もなお日本のアフリカに対する援助の姿勢なのかどうかということを確認する意味で、まず冒頭お聞きしたいと思います。 当時のアフリカ紛争問題担当大使の青木さんはこうおっし……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私の方から、まず冒頭で、今も玄葉委員からありましたけれども、韓国との問題について、きょう上がっておる条約の基礎部分をなす問題として、日韓関係のことを最初にお聞きしたいと思います。 昨年の秋の金大中大統領の訪日、そして、この三月の小渕我が日本国首相の訪韓、こういった日韓両首脳の交流を通じて、今、画期的な日韓関係というものが従来の歴史の流れの中で大きな前進をしている、こういうふうな受けとめ方が一般であります。私も基本的にはそうであろうと思うんですが、そういう流れの中で、幾つかただしたいと思います。 まず、そういう画期的な大きな変化の中で、まさ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、一時からずっと先輩、同僚の議員から質問がありまして、とりわけ今の東祥三議員のお話は、私がこれからするところも幾分いろいろな意味で重なり合っているところが多いので、それはさっきも言いましたけれどもという、大臣は東質問のときいらっしゃらなかったから、かえっていいのかもしれませんが、あらかじめ、重なるところがあった場合は御勘弁願いたいと思います。 まず、きょう私は、KEDOの問題と、それから対北朝鮮政策の政府の基本姿勢といったふうなことにつきまして質問をさせていただこう、こう思っております。 さっき、ほとんど最後に東議員が質問をしましたけれ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。
私は、さきに終わりましたサミットあるいはその中で出ましたお話に関連して、幾つか質問をしたいと思います。
既に総理大臣のケルン・サミット報告を受けての本会議における質疑が終わったわけですけれども、若干外務大臣からケルン・サミットについての総括といいますか、外務大臣として、今回のサミットについて日本の立場からしてどういうふうに評価をしておられるのかということについて、総括的な感想、評価、悪いということはなかなか言いづらいのでしょうけれども、その辺、総括を最初にお願いしたいと思います。
【次の発言】 各国が今直面している世界の重要な、さまざまなテ……
○赤松(正)委員 ODA全体の総括的な意見をというお話だったので、その段階のことを、簡単な感想というか、先ほどお三人の方の意見を聞かせていただいた部分について、総括的な部分で、ちょっと後ろ向きの形になりますけれども、感想を述べさせていただきます。 まず大島局長のお話、揚げ足をとるわけではないのですが、私、気になった言葉がさっき冒頭でありました。ODAの基本的位置づけというお話の中で、ほかに国際貢献の手段を持たない日本として、こういうふうにおっしゃった。これは謙譲的な意味で言っておられるのかなという気もするのですが。要するに、もっと日本がODAに、世界の中で、八年連続で世界最大の援助国であると……
○赤松(正)委員 公明党・改革クラブの赤松正雄でございます。 私は、午前中の部分は、この周辺事態安全確保法案に関する総論の部分といいますか、全体の分を、今まで予算委員会総括あるいは集中で質問してまいりましたけれども、今日までのこの委員会の質疑も踏まえまして、改めて総括的なところを二十分間お伺いしたいと思います。 まず最初に、私たちを含めて国民は、この今回の日米ガイドラインに基づく周辺事態安全確保法案を含む三つの法案については、日米安保条約の抑止力を高めていくんだという名のもとに、やはり国民からすればよくわからない、極めて不安な部分が多いところがあるというふうに見える、こういうことだろうと思……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。きょうは、四人の参考人の皆さん、貴重な御意見をありがとうございました。私の方からは、まず最初、伊豆見参考人に幾つかお伺いをいたします。 先ほど、いわゆる予防防衛並びに予防外交、両方が相まって進むことが大事だという非常に示唆に富んだお話を聞かせていただきました。 このところ、いわば日米ガイドライン関連法が今審議されているという状況の直前というか、そういう状況の中でテポドンが発射され、そして、さきの北朝鮮のものと見られる不審船があった。こういうことに対する対応、さまざまな反応が日本の中にあるわけですけれども、こういうことに対して伊豆見参考人は、あ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 六人の陳述人の皆さん、本当に貴重な御意見、ありがとうございました。 私の方は、主に薮野九州大学教授に御質問をさせていただきます。 先ほど、一つの意見ということで、周辺事態安全確保法案の中で、国会への報告を国会への事前承認に修正すべきであるという御意見を聞かせていただいて、お二方からもそれについての確認の質問がございました。私もこの点について全く同意見でございます。 この法案の中身に関しまして、先ほど来の薮野さんの御意見でおおよそそのお考えはわかるわけですが、念のために一点お聞きしたいのは、安保再定義が要するに冷戦後には不可避という格好で……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、日米安保条約というものが、もちろん永遠ではないにせよ、当面は堅持すべきだという立場に立っている身でございまして、日米同盟関係をより成熟したものにしていかなければならない、そういう立場でありますけれども、その私の立場からいたしましても、今回、今、国会に提出をされておりますいわゆる周辺事態法案、これにつきましてはいかにも不審な点が多い。なぜ今この時期に、周辺事態法案という名の限りなく日本有事に近い、いわば準有事ともいうべき、日本の参戦対応法案ともいうべき問題法案というものが急いでこの国会で成立を図ろうとされているのか、疑問に思うわけでありま……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。衆議院の予算委員会の外交、安全保障に関する集中質疑がこういう不正常な形になっているということについては、非常に残念に思います。 私は、きょうこれから質問させていただきますのは、周辺事態安全確保法案を初めとする新ガイドライン関連の三法案の周辺につきまして、まだ本会議でも趣旨説明が行われていないという状況でございますので、この周辺事態法案の周辺について質問いたします。 私は、まず冒頭に少し感想を述べさせていただきますと、この法案、去年の四月に提出をされて、今で一年足らずたとうとしているわけですけれども、なぜこういうふうにおくれたのかということにつ……
○赤松(正)委員 核の抑止力をめぐる河野親子の非常に興味深い議論の後を受けまして、私、公明党の赤松正雄が、やはり核をめぐる問題につきまして、河野太郎代議士の後を受けて少しお聞きをいたしたいと思います。 私なんかは、いわゆる米ソ冷戦、核の抑止論というものが非常に華やかな、日本において大きな物の考え方として、平和をどうやって構築していくか、維持していくかという流れの中で、抑止論というものが非常に華々しい役割というか、そういうものを持った時代に学生生活を送りましたので、核抑止論の重要性というのはよくわかるんですけれども、今、二十一世紀を前にして、先ほど大臣がおっしゃった、日米関係は非常に大事だ、日……
○赤松(正)委員 仮定の問題とか仮定以外とか、仮定の問題を仮定以外のところに出されたような感じがする河野委員の質問でございました。 私は、北朝鮮の問題について御質問をいたしたいと思います。 九二年の十一月以来実質的に中断をされていました日朝交渉が再開をされるということは大変に好ましいことである、こんなふうに思いますが、言うまでもなく、日朝間にはたくさんの難問が山積をしておりまして、難航は必至だと思われます。そこで、交渉に当たっての基本的な外務省の姿勢、考え方というものを確認いたしたいと思います。 河野外務大臣は、三月十四日の外務省における記者会見で、前日の日朝赤十字会談についてこんなふう……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 サミット、一連の会議、外務大臣、大変に御苦労さまでございました。私は、きょうは、中国の問題あるいは北朝鮮の問題につきまして若干御質問をさせていただきます。 先ほど外務大臣の冒頭の報告の中で、例えば「十月には中国の朱鎔基総理が訪日されます。日中友好協力パートナーシップのさらなる飛躍を目指し、具体的な協力を進めていきたい」、こういう文章特有の非常に当たりさわりのないことが書かれている。もう少し何かおやっと思うようなことを書いていただきたいなという気がするのですが。 いずれにしましても、この対中国の関係でいいますと、例えば七月二十七日に中国の海……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、議題になっております日米地位協定第二十四条に基づく特別協定に関する質問をまず最初に申し上げたいと思います。 長い歴史のありますいわゆる思いやり予算、ホストネーションサポートに関する問題に関しては、やはり国民の間に、非常に単純に言いましてよくわからない部分がある。大筋で見て、今も同僚委員からありましたように極めて大事な日米関係にとって、この地位協定第二十四条に関する問題は、私自身は日米間の琴線に触れる問題だという表現をいたしまして、大事な位置づけであるというふうに評価はしております。私たちの公明党の先輩が、かつて野党時代に、かなり激……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、IT革命の本質という問題と、それから日米関係の成熟化などといった問題、二兎を追う質問をしたいと思っております。 まず最初に、森内閣は、国民運動としてのIT革命という、さきの総理の所信表明でも大変に熱のこもったお話があったわけですけれども、この国民運動としてのIT革命を掲げられた森内閣に対して、きょうお集まりの全大臣に最初に質問をしたいと思うのですが、大変恐縮ですけれども、お手を挙げていただくということで質問させていただきたいと思います。 いわゆる個人のホームページを皆さんで持っておられる方は手を挙げていただきたいと思うのですが、官庁……
○赤松委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、国土交通委員長に就任をいたしました赤松正雄でございます。 御承知のとおり、本委員会は、今国会より、新たに国土交通省を所管する常任委員会として発足したものでございます。 二十一世紀という新しい時代が幕をあけ、国土構造の大転換が求められる中で、社会資本の整合的な基盤整備、交通政策の推進、海上の安全、治安の確保等、重要な課題が山積いたしております。 真に豊かでゆとりのある国民生活の安定向上を目指した総合的な国土交通施策等の確立が強く求められており、昨今の陸海空それぞれの分野における過密な交通事情などが……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
国土交通行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、扇国土交通大臣から、国土交通行政の基本施策について所信を聴取いたします。国土交通大臣扇千景君。
【次の発言】 以上で大臣の所信表明は終わりました。
【次の発言】 次に、日本航空九〇七便の事故について、政府より報告を求めます。国土交通副大臣泉信也君。
【次の発言】 以上で政府の報告は終わりました。
【次の発言】 次に、平成十三年度国土交通省関係予算について概要説明を聴取いたします。国土交通副大臣高橋一郎君。
【次の発言】 以上で平成十三年度国土交通省関係予算の概要説明は終わりました。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、踏切道改良促進法の一部を改正する法律案及び新産業都市建設促進法等を廃止する法律案の両案を議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。国土交通大臣扇千景君。
【次の発言】 これにて両案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省都市・地域整備局長板倉英則君、道路局長大石久和君、鉄道局長安富正文君、警察庁交通局長坂東自朗君及び総務省大臣官房審議官瀧野欣彌君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案及び高齢者の居住の安定確保に関する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省住宅局長三沢真君、鉄道局長安富正文君、航空局長深谷憲一君、住宅金融公庫総裁望月薫雄君及び同理事邊見敬三郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉田公一君。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案及び高齢者の居住の安定確保に関する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省総合政策局長風岡典之君、都市・地域整備局長板倉英則君、住宅局長三沢真君、厚生労働省健康局長篠崎英夫君、住宅金融公庫総裁望月薫雄君、同理事邊見敬三郎君及び同理事山口完爾君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました内閣提出、航空事故調査委員会設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。国土交通大臣扇千景君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、来る二十七日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委……
○赤松委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、航空事故調査委員会設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、東京大学大学院工学系研究科教授家田仁君、航空連合事務局長清水信三君、財団法人鉄道総合技術研究所専務理事佐藤泰生君及び日本乗員組合連絡会議議長川本和弘君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本案につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。よろしく……
○赤松委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、航空事故調査委員会設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省鉄道局長安富正文君、航空局長深谷憲一君、航空事故調査委員会事務局長中島憲司君、海上保安庁次長浅井廣志君、海難審判理事所長松井武君、内閣官房内閣審議官岩橋修君、防衛庁運用局長北原巖男君、外務省大臣官房領事移住部長小野正昭君、外務省北米局長藤崎一郎君及び外務省経済局長田中均君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、航空事故調査委員会設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省鉄道局長安富正文君、自動車交通局長高橋朋敬君、海事局長谷野龍一郎君、航空局長深谷憲一君、航空事故調査委員会事務局長中島憲司君、海上保安庁長官縄野克彦君、高等海難審判庁長官小西二夫君、海難審判理事所長松井武君、警察庁刑事局長五十嵐忠行君及び警察庁交通局長坂東自朗君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、倉庫業法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。国土交通大臣扇千景さん。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省総合政策局長風岡典之君、住宅局長三沢真君、鉄道局長安富正文君、航空局長深谷憲一君、政策統括官洞駿君及び総務省行政管理局長坂野泰治君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に桜田義孝君を指名いたします。
【次の発言】 国土交通行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、国土交通大臣から発言を求められておりますので、これを許します。国土交通大臣扇千景君。
【次の発言】 次に、国土交通副大臣及び国土交通大臣政務官から、それぞれ発言を求められており……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、農住組合法の一部を改正する法律案及び都市緑地保全法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省土地・水資源局長河崎広二君及び都市・地域整備局長板倉英則君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。玉置一弥君。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。国土交通大臣扇千景君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日午後一時から、参考人として東日本旅客鉄道株式会社代表取締役社長大塚陸毅君、日本貨物鉄道株式会社代表取締役社長伊藤直彦君、社団法人日本民営鉄道協会理事長野崎敦夫君、島根県知事澄田信義君、慶應義塾大学名誉教授藤井彌太郎君及び日本大学商学部教授桜井徹君の出席……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省鉄道局長安富正文君、政策統括官洞駿君、警察庁警備局長漆間巌君、総務省自治財政局長香山充弘君、総務省自治税務局長石井隆一君及び公安調査庁次長三谷紘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として東日本旅客鉄道株式会……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省鉄道局長安富正文君、自動車交通局長高橋朋敬君、航空局長深谷憲一君、外務省総合外交政策局国際社会協力部長高須幸雄君及び厚生労働省政策統括官坂本哲也君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として東海旅客鉄道株式会社……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省鉄道局長安富正文君、自動車交通局長高橋朋敬君及び総務省自治財政局長香山充弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として東日本旅客鉄道株式会社代表取締役社長大塚陸毅君、東海旅客鉄道株式会社代表取締役社長葛西敬之……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省道路局長大石久和君、自動車交通局長高橋朋敬君、警察庁交通局長坂東自朗君、金融庁総務企画局審議官渡辺達郎君、金融庁総務企画局参事官田口義明君及び財務省主計局次長藤井秀人君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○赤松委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、自動車損害賠償責任保険審議会会長・武蔵工業大学教授倉沢康一郎君、社団法人日本損害保険協会専務理事荒木襄君、全日本自動車産業労働組合総連合会事務局長加藤裕治君及び全国交通事故遺族の会会長井手渉君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本案につきまして、そ……
○赤松委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省道路局長大石久和君、自動車交通局長高橋朋敬君、内閣府政策統括官江崎芳雄君、警察庁交通局長坂東自朗君、金融庁総務企画局審議官渡辺達郎君、金融庁総務企画局参事官田口義明君、総務省大臣官房審議官田村政志君、財務省大臣官房審議官竹内洋君、厚生労働省医政局長伊藤雅治君、厚生労働省労働基準局安全衛生部長坂本由紀子君及び経済産業省大臣官房商務流通審議官杉山秀二君の出席を求め、説……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、測量法及び水路業務法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省土地・水資源局水資源部長鈴木藤一郎君、航空局長深谷憲一君、航空事故調査委員会事務局長中島憲司君、国土地理院長矢野善章君及び海上保安庁長官縄野克彦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。樽床伸二君。
○赤松委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、土地収用法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、東京大学大学院工学系研究科教授森地茂君、市立高崎経済大学地域政策学部教授横島庄治君、前東京都収用委員会会長貫洞哲夫君及び東京工業大学大学院教授原科幸彦君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本案につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。よろしくお願いを申し……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、土地収用法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省大臣官房長岩村敬君、総合政策局長風岡典之君、都市・地域整備局長板倉英則君、道路局長大石久和君、港湾局長川島毅君、航空局長深谷憲一君、政策統括官山本正堯君及び法務省民事局長山崎潮君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中本太衛君。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、土地収用法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は、去る十三日に終了いたしております。
この際、本案に対し、赤城徳彦君外五名から、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、保守党及び21世紀クラブの六会派共同提案による修正案、また、日森文尋君外一名から、社会民主党・市民連合提案による修正案がそれぞれ提出されております。
提出者より順次趣旨の説明を求めます。樽床伸二君。
【次の発言】 次に、日森文尋君。
【次の発言】 以上で両修正案の趣旨の説明は終わりました。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
国土交通行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として国土交通省大臣官房長岩村敬君、総合政策局長風岡典之君、河川局長竹村公太郎君、道路局長大石久和君、自動車交通局長高橋朋敬君、海事局長谷野龍一郎君、海上保安庁長官縄野克彦君、経済産業省貿易経済協力局長奥村裕一君、環境省総合環境政策局長中川雅治君及び環境省環境管理局長松本省藏君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りい……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今国会、本委員会に付託になりました請願は二百七十六件であります。
請願日程第一から第二七六までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、請願文書表によりまして既に御承知のことと存じます。また、理事会等におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員からの説明聴取は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
本日……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今国会、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、お手元に配付いたしましたとおり、一般国道一七号上尾バイパスの事業化区間の延伸に関する意見書外八十五件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百五十一回国会
前原誠司君外一名提出、公共事業基本法案
前原誠司君外一名提出、公共事業関係費の量的縮減に関する臨時措置法案
前原誠司君外一名提出、公共事業一括交付金法案
前原誠司君外一名提出、ダム事業の抜本的な見直し及び治水の……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事樽床伸二君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
古賀 一成君 及び 細川 律夫君
を指名い……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
国土交通行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として国土交通省総合政策局長岩村敬君、河川局長竹村公太郎君、道路局長大石久和君、住宅局長三沢真君、航空局長深谷憲一君、内閣官房行政改革推進事務局長西村正紀君、内閣府政策統括官坂篤郎君及び警察庁交通局長坂東自朗君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として都市基盤整備公団理事……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
国土交通行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として国土交通省総合政策局長岩村敬君、河川局長竹村公太郎君、道路局長大石久和君、住宅局長三沢真君、自動車交通局長洞駿君、港湾局長川島毅君、航空局長深谷憲一君、内閣府政策統括官坂篤郎君、内閣府沖縄振興局長武田宗高君、警察庁交通局長坂東自朗君及び環境省総合環境政策局長中川雅治君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○赤松委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今国会、本委員会に付託になりました請願は二十八件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり、奥羽本線の複線化の工事促進等に関する陳情書外十四件であります。 また、今国会、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、京福電鉄列車事故に係る再発防止対策等に関する意見書外六百八十九件であります。 念のため御報告……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
この際、新たに就任されました国土交通副大臣及び国土交通大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。国土交通副大臣月原茂皓君。
【次の発言】 国土交通大臣政務官菅義偉君。
【次の発言】 国土交通大臣政務官高木陽介君。
【次の発言】 国土交通大臣政務官森下博之君。
【次の発言】 海上保安に関する件について調査を進めます。
この際、九州南西海域不審船事案について政府より報告を求めます。国土交通大臣扇千景君。
【次の発言】 以上で政府の報告は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 防衛庁長官、長官が防衛庁長官になられてやがて一年がたちますね。(中谷国務大臣「十一カ月」と呼ぶ)十一カ月ですね。初めての防衛大学出身、自衛隊の出身の長官ということで、大変に注目をされておられます。 実は、ついせんだって、私ある本を、ある本というか五條瑛という人の「スノウ・グッピー」という本を読みました。長官のことが出てまいりますね。実名では出てきませんが、明らかに、自衛隊出身の初めての長官であるということで、大変な思い入れを込めて書いてある本でございました。日本海で起こっておることを私たちは余りにも知らなさ過ぎる、こういうキャッチフレーズの……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 総理、就任されてから一年余りがたちました。私は、小泉総理が登場されたとき、大変な人気を博されたという状況を私なりに、これは季節外れの大雪現象だと言いました。つまり、小泉さんの登場によって、すべての古い日本の政治、あえて自民党政治と言わせていただきますけれども、そういったものの悪いところを小泉さんの一つのパーソナリティーというもので全部、すべてを覆い尽くした。みんな、その美しい雪景色に感動した。しかし、私は、雪は必ず解けると言いました。今まさに解けたと思います。 しかし、問題はこれからだと思います。私は、これから、季節外れ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 本日は、八人の陳述人の皆さん、大変に貴重な御意見ありがとうございました。 いわゆる有事法制、今、関連三法案の国会での審議が約四十二時間ほど行われてまいりましたけれども、私は、昭和二十年、一九四五年生まれの人間として、戦後、文字どおりこの憲法の中で生きてきた人間として、非常に感慨深いものがあります。 今、八人の皆さんがそれぞれのお立場から独自の見解を述べられて、思いをさまざまにいたすところがあるんです。 一つは、日本の憲法が、戦争放棄を憲法第九条第一項でうたい、第二項で戦力不保持、国の交戦権の否定ということを掲げているわけでありますけれど……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。大変に御苦労さまでございます。 私は、公明党を代表し、かつ個人的な見解も交えて、安全保障それから外交また教育の問題につきまして御質問をさせていただきたいと思います。 昨日までのいわゆる二日間の質疑は、テレビが入って大変に緊張した場面が続きましたけれども、きょうは全国ネットのテレビは入らない、しかも与党第二党の質問であるということで緊張感を欠かないように、皆さん退屈をされないようにやりたい、ただし、言っている方がちょっと眠いもので余りあれでございますけれども、やりたいと思います。 まず冒頭は、今大変な経済の状態、デフレ、そ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 鈴木証人、私は、去る、さきのいわゆるここにおけるところの参考人質疑における鈴木証人のお話を聞いておりまして、あなたは二つの大きな勘違いをされているのじゃないか、そのことが、今あなたが直面されている状況と非常に関係している、こんなふうに思っております。 一つは、証人は、先ほど来も申されておりますけれども、ロシアやアフリカなどに取り組んだ政治家は自分以外にいないはずだ、こう言われました。もう一つは、自分はたたき上げであって古いタイプの政治家だ、こういう言い方をされました。しかし、私は、二つながらにこれは御自身誤った自己イメージを持っておられるの……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。 きょうは予算委員会、この場で、ロシア支援委員会の問題及び瀋陽の総領事館の事件、この二つの集中審議であるということでございますが、まず冒頭に、総理に一つの私自身の感慨を込めて申し上げることがありますので、それに対するお答えを冒頭にいただきたいと思います。 まず、こういう話を聞いていただきたいと思います。 この日曜日、十九日の日、私の住みます兵庫県の姫路市で、機能的な面で東洋一、実質的には世界一と言っていいと思いますけれども、県立の武道館というのができ上がりました。そこに私、オープニングの会合に出席をしたわけですけれども、……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 石破防衛庁長官、御就任まことにおめでとうございます。私の地元に、姫路に第三特科連隊があるんですが、先日そこに自衛隊の記念日に参りましたとき、長官就任直後でありましたので、中谷長官に続いて石破防衛庁長官、自衛隊のことをよくわかっている大変にすばらしい指導者を迎えてよかったねという話をしましたら、自衛隊の皆さんがという意味じゃなくて出席者が、それはいいんだけれども、赤松さん、石破長官はすごいと言ったけれども、すご過ぎて大丈夫だろうかという、心配な発言はないんでしょうねというようなことを言っておりました。賢明な長官のことですから、しっかり、元気いっ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、四人の参考人の皆様方から大変に刺激的なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。私は、これからこの問題を考えるために、私の意見を申し上げるというよりも、皆様からさらに参考になる御意見を聞かせていただきたいという趣旨のもとにお話を聞かせていただきます。 まず、ちょっとこういう場合にこういう聞き方は不適切かもしれませんが、田久保参考人と河辺参考人に、お二人にそれぞれ、田久保参考人には河辺参考人の考え方を、河辺参考人には田久保参考人の考え方について御感想をお聞きしたいんですが、それはポイントは一つです。アメリカ、ブッシュ政権……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、参考人の四人の皆さんそれぞれの過去の人生をかけてのお話と、私、非常に感慨深く聞かせていただきました。今の渡辺委員の御質問の流れを受けて、最初にフォラツェン参考人にお伺いをいたしたいと思います。 その前に、これは基本的な私の物の考え方ですけれども、北朝鮮と日本の関係というこの問題、まさに戦後日本が、先ほどお話の中にもありましたように、最後の課題として今解決を迫られている非常に重要なテーマである。拉致問題の解決なくして国交の正常化はあり得ない、こういった観点に立ちまして、いかにして北朝鮮を国際社会の中に引き入れていくか、暴発をさせない……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 八月の中旬に、前瓦委員長を団長といたしまして、当武力攻撃事態特別委員会のメンバー数人で、ドイツ、ポーランドそしてスイスへと行かせていただきました。なかなかそれぞれ参考になることがあったわけですけれども、なかんずく、私は、ドイツで非常に印象的な言葉を聞く機会がございました。 それは、今も奥山委員の方から話があったことに関連するわけでございますけれども、ドイツでは、既に一九六八年、基本法を拡充するという形で緊急事態憲法とでもいうべきものが成立しております。いろいろなことを感じましたけれども、ショルツ連邦議会法務委員長、元国防大臣でありますけれど……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 与党の質問が続きます。私も、与党公明党の一員でございまして、小泉総理と連立政権を組んで二年と二カ月、その前々任からしますともう三年と八カ月、こんなふうになりました。ただし、与党とはいえ、緊張感を持った関係でありたいと思っております。 私、最近、自分の仲間たちに、小泉総理ということについて二つ言います。 それは、意外と小泉さんというのは我々と感性が合う。一つは、あの人は政治と金ということに関して非常にきっちりしている、とりわけ国会議員の特権、二十五年という国会議員が経験した場合に得る特権を、日本の国会議員の中で最初にみず……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。 私は、まず、先日行われました防衛庁長官、外務大臣の所信の表明に対する質問をさせていただきます。 まず、防衛庁長官にお伺いいたしますが、防衛庁長官は、所信表明におきまして、冒頭にこうおっしゃっています。 北朝鮮は、NPTからの脱退を宣言し、核関連施設の凍結解除の動きを見せ、ミサイル発射のモラトリアムを見直す可能性を示唆する発言を行っています。このような一連の行動は、日朝平壌宣言に反するものであり、我が国は重大な懸念を有しております。 こういうふうな認識表明を冒頭になさっておりますけれども、まず、一昨日ですか、既にきのう……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 元野党、今与党の公明党の人間が登場しましたので、今までのような激しい、厳しい質問になるかどうかわかりませんが、ゆったりと言いたいことをいっぱい言っていただきたいと思います。 まず、きょうは、前回もそうだったかと思いますが、きょうは二十七日、同時並行で衆議院の憲法調査会が実は上の部屋で行われておりました。私は、両方かけ持ちでございましたので、途中、この安保委員会における議論をしっかり全部掌握はしていないんですけれども、憲法調査会におけるところのこのイラクの問題をめぐる議論は全部聞きました。 実は、その憲法調査会は二十日の日にも、同じく三時間……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、六人の参考人の皆さん、大変に貴重な御意見ありがとうございました。 かつて、藤井参考人の書かれたものをよく読んだ私としましては、藤井参考人は長い間全然変わられないなという感じを強く持ちました。私の方は大分変わったのかなという意識を持って聞かせていただいたような気がします。 まず、新倉参考人にお伺いしたいんですが、要するに、先ほどのお話の中で、優先されるべき課題が転倒している、こういう御指摘がございました。私は、先ほど参考人がおっしゃった四つの点、アジア地域における安全保障協力機構の設立、あるいは北東アジアの非核地帯条約の締結、非核……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 官房長官、防衛庁長官、そして外務大臣、引き続きのお役目、大変に御苦労さまでございます。かわりばえがしないなどと言わないで、しっかり頑張っていただきたいと思います。 まず、私、大づかみなお話から始めたいと思います。 まず、官房長官にお聞きをいたしたいと思います。 民主党が自由党と合併されたことによりまして、多くのメディアでは、要するに、近く予想される解散・総選挙では政権選択が問われる、しかも二大政党制の流れで、こういうふうなことが言われているんですが、私はこれは正確じゃないと思います。なぜなら、今の政権与党というのは自公保三党であり、現実……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。 私は、短い十分間の時間でございますので、三点にわたって総理のお考え方を聞かせていただきたいと思います。ショートクエスチョンでいきますので、ショートアンサーでお願いいたします。 まず第一点目は、今もお話がございましたけれども、国際テロの時代における安全保障観という問題であります。 まず、戦後――戦後というのは、あの第二次大戦後長い間冷戦が続きました。その後、一九九〇年代から、言ってみれば冷戦後の時代が続きました。そして今、あの九・一一以降、言ってみれば、国際テロのもとにおける新しい戦争の時代という規定づけもされております……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、石破長官、川口外務大臣、また逢沢外務副大臣、毎日激闘御苦労さまでございますが、先般行われました所信表明に対する質問を若干させていただきます。 その前に、安全保障委員会に所属すること延べ約十年の私にとりまして、最初に所感を申し上げたいなという気分に駆られております。 といいますのは、今から約十、正確に言うと十一年前、平成五年でありますから、当時、私、当選を初めてしたばかりのときの国会は、文字どおり、安全保障委員会の与党側の筆頭理事が大出俊先生で、野党側の筆頭理事が山崎拓先生という、極めて、今から思えばへえという感じがする布陣でござ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 本日は、お忙しいところ、大変にありがとうございました。また、日本の東ティモールにおけるPKO活動に対する大変高い評価をいただき、感銘を受けた次第でございます。 時間が制約されていますので、ショートクエスチョン、ショートアンサーでいきたいと思います。 まず第一点ですが、今、日本の果たした役割について大変大きな評価をいただいたんですが、その前提というか前段階の問題として、この東ティモールにおける現在というのは、オーストラリアを中心とする多国籍軍による治安回復が非常にうまくいった、このことがやはり大きくその前の問題としてあると思うんですが、その……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 石破長官、また浜田副長官並びに関係の皆さん、大変長い予算審議、またイラクの事態を瞬時気にしながらの状況、大変に御苦労さまでございます。 きょうは、私、最後でございまして、既にこの委員会に来る前にあちらこちらかけ持ちしておりましたので、つぶさにここでの議論は聞いていないんですが、恐らく、大半、もう既に出たようでございます質問ばかりなんですが、確認も込めて質問をさせていただきたいと思います。 まず、今も大出委員から出た話でありますが、これからの日本の防衛という面にとって、今一番大きな転換期になっている。前回の委員会でも長官にいろいろお話をお伺……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 平松参考人、また金田参考人、きょうは貴重なお話ありがとうございました。 まず、平松参考人にお伺いいたします。 先ほど来のお話を聞いておりまして、私も非常に感慨深いものがございます。参考人の、御自身おっしゃっておりました、十年近くこの中国の海洋進出に関する注意を喚起してきたんだけれども、ほとんど確たる反応がなかったというお話、先ほどは尖閣もとられちゃうよというお話がございました。 当日本国国会においても、参議院では八年前に平松参考人は外務委員会の場にお出になっておられるんですが、衆議院はきょうが初めてのようであります。 私もこの問題につ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 最後に質問しようと思ったんですが、今、岩屋委員が私が質問しようと思った趣旨と重なった質問をされましたので、事の成り行き上、最初にお聞きしたいと思うんです。 今、これからの新しい防衛計画大綱、これからの日本の防衛のあり方について、大臣が今おっしゃったように、数十回、防衛庁の中でもいろいろな議論をし、さまざまな場面でいろいろな議論が交わされているという話があったんですが、その辺のところでまだ具体的な形が見えてこないんでしょうけれども、私なんかが過去の日本の防衛のあり方というものを見るときに、かつての脅威対応型、非常にわかりやすいネーミングだなと……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、平成十六年のきょうは一月の三十日ですか、ちょうど一年前の今ごろを今思い出しておりました。といいますのは、あのイラクに対するアメリカ軍を中心とする連合軍の攻撃が始まったのが三月二十日ですから、一月の三十日ごろというのは、今から思いますればその約二カ月前だったんですが、私ども公明党は、懸命になってそれぞれの立場で、あの三月二十日に起こったような事態を起こさせないための努力をいたしました。党首がアメリカに行ったり、あるいは代表代行がイラク周辺に行ったり、さまざまなことをやりました。 おまえはどこへ行ったのかという話ですが、私は仲間と一緒に東……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、きょう冒頭で外務省、防衛庁から、現在のイラクの状況について、防衛庁からは自衛隊の部隊の活動、そして外務省からはイラクの治安情勢について御報告がありましたが、それについて若干お尋ねをしたいと思います。 まず、私自身、イラクという国が今日のこういう事態を迎えるに当たって、イラクにおける知識人、イラクという国は、私は行ったことはないわけですけれども、中東の中における非常に文化の程度が高い、民度の高い国だ、そういうふうにお聞きをしているわけですけれども、そういう状況の中で、イラクにおける知識人が今日の事態をどうとらえているかというのが非常に気……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。きょうは、十分間時間をいただきました。 今、自衛隊の持つ業務の高度化あるいは専門化という話にまつわる細かな話がございましたけれども、私の方からは、自衛隊が持つ業務の高度化という部分とはちょっと逆の方向かもしれません。極めて多様化、さまざまな任務が、今まさにミサイル防衛から鳥インフルエンザの始末まで、大変な任務が自衛隊に押しかかってきているという事態があるわけです。 実は、昨日までの日本じゅうを襲った、ことしの夏から今日にかけて、十個もの台風が日本じゅうをおびえ上がらせたといいますか大変な被害をもたらして、今回の台風二十三号……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 民主党の若々しい議員の皆さんがはつらつと質問された後に、ちょっと古手でございますが、質問させていただきます。中身で若々しくいきたいと思います。 私は、きょうは武器輸出三原則の問題に限定してお話をさせていただきたいと思います。 この問題は、佐藤内閣の昭和四十二年、そしてその後三木内閣の五十一年、さらにその後中曽根内閣、五十八年、こういうふうに三つの内閣で、当初は、共産圏諸国への輸出、あるいは紛争当事国、あるいは国連決議によって対象となった国、そういったことで武器輸出をしないということからスタートして、次の段階にはそれ以外の国にも武器輸出をし……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 今、御法川委員から御質問があったのに引き続きまして、集中審議ですから、同趣旨のことをお聞きします。 大野防衛庁長官は、今、反省すべきは反省する、検証すべきは検証すると四、五回、もっと言われたかもしれませんが、そういう反省、検証するんだということとあわせて、何について反省し、何について検証しようとされているのかなと思って聞いておりましたら、同じく数回にわたって、迅速、毅然、そして透明性というのは少し少なかったですけれども、迅速に毅然と透明性を持って、こういうお話でございました。 ということは、先に防衛庁の話を聞きますが、……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 アフガンの事態をきっかけに制定されましたテロ特措法がちょうど三年を迎えたその日ともいうべきときに、大変に、きょうの委員会の冒頭でみんなで黙祷をいたしましたけれども、本当に残念な、極めて残念無念なことが起こったことを、本当に私も激しい憤りを持って感じているところでございます。 今回の事態を迎えるに当たりましてといいますか、私は、全体のとらえ方というのは、やはり九・一一もさることながら、その前の、一九九三年から九・一一を含めて五回にわたる、九三年、九四年、九八年、二〇〇〇年、そして二〇〇一年と、世界各地でさまざまなテロが起こった。そういうものが……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 あすの十二月十四日でイラク特措法に基づく自衛隊のサマワ派遣の期限が来るということで、先ほど官房長官から報告がありましたように、一年間の延長ということを基軸にした基本計画の変更というものの御報告がございました。 私たち公明党の基本的な姿勢というのは、このイラクにおける自衛隊の派遣という問題は、国際政治のリアリズムという観点から、あるいはまた日本の国益という観点から、このことを支持するものでございます。今この瞬間も、日本が得ている利益というものは、私ははかり知れないものがある。 ただ、危険というものも同時にあるわけでござい……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、所信表明、主に外務大臣の所信表明に対する質問をさせていただきます。防衛庁長官はないので帰ってもらってもいいんですけれども。 まず、きょうの質問の背景は、要するに対北朝鮮の問題で、北朝鮮が核の保有という表明をし、国内的にも対外的にもいろいろな意見が噴出しているところでありますが、私は、当然のことながら、特に際立って新しい違ったことを言うつもりはありませんが、要するに、北朝鮮に対する日本単独の経済制裁というのは余り意味がない。やはり中国並びに韓国、こういった両国と北朝鮮との関係が非常に強いわけでありますから、当然御承知のことですが、北……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。 きょうは、防衛庁設置法の一部改正法案、ミサイル防衛を除くということで、今、寺田委員の方からも統合運用ということについて最後に御質問がございましたけれども、私の方もその問題に関連して、実際の一つの具体的な場面というか具体的なケースとしての去年の暮れに起こったインドネシア・スマトラ沖大地震並びにインド洋の大津波、こういう事態に対しまして、国際緊急援助隊法の法的根拠に基づきまして、最終的に一月の初めですか、十二月末、先遣隊も入れれば約二カ月余りですか、自衛隊の皆さんの大変な活躍があったわけですが、そのことについて、その周辺の問題……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、三人の参考人の皆様には、大変貴重な、また専門性の高いお話をいただきまして、ありがとうございました。 私は、順番を変えまして、真ん中の神保参考人からいきたいと思いますが、先ほど、一番最後のくだり、米軍と自衛隊のインターオペラビリティーの確保の部分が時間がなくてお話をいただけなかったんですが、そのくだりの中で、とりわけこのペーパーにあります最後の、現行のBMD―WGに加えて産官学による戦略対話、また日米共同研究の確立が必要だ、こういう結論、お話、この周辺、若干触れていただきたいと思います。
○赤松(正)委員 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、議題となっております防衛庁設置法等の一部を改正する法律案並びに同法案に対する自由民主党及び公明党提出の修正案について賛成、民主党・無所属クラブ提出の修正案について反対の立場から討論を行います。 我が国の周辺においては、弾道ミサイルを開発、配備している国家が存在し、地域の安全保障における重大な不安定要因となっております。このような脅威に対応し、国民の生命財産を守るために、平成十五年十二月に弾道ミサイル防衛システムの導入が閣議決定されました。BMDシステムの導入に伴い、法制度を整備することは、システムの実効的な運用を可能とし、我が国……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 若干久方ぶりに開かれました当委員会、私は、防衛庁・自衛隊絡みのお話が続きましたので、外務省を中心に御質問をいたしますが、突然振るかもしれませんから、大臣、お休みになったりしないように聞いていただきたいと思います。 ちょっと違った角度のお話でございますが、国連のイラク石油食糧交換プログラム、いわゆるオイル・フォー・フードをめぐる不正事件につきましてアメリカ議会が調査活動を展開しているということを報道を通じて知るわけですけれども、この点につきまして、若干、事実関係、とらえ方等についてお聞きしたいと思います。 既に、少なくと……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 防衛庁長官に主に質問をさせていただきます。 先ほど防衛庁からの自衛隊の活動の報告にもございましたけれども、七月十三日以降のサマワ周辺の情勢について、主な事件は以下のとおりですということで、具体的なケースとして六つ挙げて、七つ目に、現地部隊には異状がないということを確認している、こういうふうな報告がございました。 その中で、私はちょっと、大臣ももちろんそうだろうと思うんですが、非常に気になったのは、二番目の、サマワ市内で、日本とムサンナの友好協会の前会長ですか、この友好協会そのものがもう解散になっておる、会長が経営している宝石店にロケット弾……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、含蓄のある前官房長官の御質問を聞いておりまして、官房長官時代に総理に御進言されたのかな、されなかったのかなと思ったわけでございます。 まず、私、冒頭に、私が住んでおります兵庫県の尼崎におきますあの悲惨な鉄道事故、先ほど来お話がありますように、百七人の方が亡くなり、そして五百人を超える皆さんが大変な負傷をされたこの事故に対しまして、亡くなった皆さんに心から哀悼の意をささげますとともに、事故に遭われた、負傷された皆さんの一日も早い御回復を祈るものでございます。 先ほどもお話ございましたように、日本の安全、安心神話というものが本当に崩れてし……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは二つのテーマについて二十分間お聞きしたいと思いますので、きちっと、余りそれは答えられないとかと言わないで、お願いしたいと思います。 一つ目はイラクの問題です。もう一つは、日米間におけるいわゆるトランスフォーメーション、米軍再編に関する協議の状況についてであります。 まず一点目、イラクのお話であります。今、岩屋委員の方からアフガンの話がありましたが、この問題と同時に極めて重要な問題として、イラクの自衛隊の派遣のこれからの取り扱いといいますか、出口をどうしていくのかということについていろいろな手だてを講じていく必要がある、そういう観点……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、寺田委員と防衛庁長官とのやりとりを聞いておりまして、当初聞く予定はしておらなかったのですが、長官、いろいろ言いたいことがあるのに時間がなくて大分はしょっておられたような気もしますので、一点だけ。 医官の重要性、私どもも重要なテーマだと考えておりますが、先ほど、十七の防衛医大ですか、四つだけ一般にオープンされている、残りがクローズドされている。これはもう今に始まったことじゃなくて、ずっと長い歴史があるわけですけれども、どうしてそういうふうにクローズドする必要があったのか、逆の方の意味から、そうせざるを得なかった理由をちょっと述べていただき……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。最後のバッターでございます。よろしくお願いいたします。 本題に入る前に、私も総理の靖国参拝の問題について若干私見と、それからちょっと角度の違った話を細田官房長官にぜひお聞きいたしたいと思います。 私は靖国参拝の問題というのは、過去にこの場においても二回ほど総理に直接お話ししたこともありますが、要するに、一九八〇年代半ばで靖国の問題は基本的には終わっている、その後、中国がいわゆる国内、内政的な角度で、言ってみれば道具に使っているという側面が非常に強い、こんなふうな基本的な認識を持っております。そういう意味では、この靖国問題は宗教問題であり、そし……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、電波法につきまして基本的な質問を、また、関連の質問をさせていただきます。 今回の改正で、電波利用料のうち携帯電話分につきましては、現行の一台当たり年五百四十円から四百二十円に引き下げられるということで、電話代が安くなる可能性ということも云々されておりますけれども、ほとんどの無線局につきましては料金、料額は引き上げられる、こういうことで、改正後の新しい料額と改正前の料額を比較しますと、百倍を超える無線局が二十七種類あったり、最高の引き上げ額は約七千四百倍、こういうふうに大変に大きな額ということがあります。 既に前回の国会でもこの辺……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、麻生大臣の方から受信料に関連してテレビの各家庭の台数のお話がありました。一家四人で支払うお金は一つ分。私は、家と事務所二つ、そしてこちらの宿舎、四カ所で四つ分払っている。これは、先ほど佐藤理事からステータスというお話がありましたが、相当なステータスなんだなという感じを持つわけです。 私は、NHKというのは非常にすばらしいとかねて思ってきた人間でございますので、そういう基本スタンスに乗っかって、実は、さっき九年ずっとという話が佐藤さんからありました。私は十二年になりますが、ほんのわずかな期間逓信委員会に所属したことがありまして、実に久しぶ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 五年間の憲法調査会でのさまざまな調査を踏まえまして、このたびの特別国会において憲法改正のための手続法たる国民投票法を審議するこの特別委員会が設けられたことは、時宜にかなったことであると思います。 さきの憲法調査会における調査は、あらかじめ憲法改正を意図するものではなく、現行憲法の実施状況を広範かつ総合的に調査するというものでありました。しかし、実際には、最終報告書にありますように、幾つかの項目において憲法を変えた方が望ましいという意見が多数を占めたことは、また疑い得ない事実であると言えると思います。ただ、そうはいいましても、もともとのねらい……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 午前中のお二人の参考意見の陳述並びに委員の皆さんとの質疑を聞かせていただきまして、先週、当委員会で冒頭の発言の機会にも申し上げましたけれども、改めて、それに加えて若干の点につきまして申し上げさせていただきたいと思います。 前回も申し上げましたけれども、発問の方式、発議の方式という点にさらにこだわりたいと存じます。 昨日、参議院で憲法調査会が行われたということで、一部報道では、一括方式を主張する委員と、それから個別方式を主張する委員、与党の中で違いがあった、そういうふうな報道がなされておりましたけれども、朝のこの委員会では、参考人も委員の方……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、午前中の今井参考人の御発言と、それからこの間の日曜日に、当特別委員会に所属する各党の理事、中山委員長を交えて、また学者のコメンテーターも含めてのシンポジウムがあったんですが、そのときの発言の中でのやりとりから、若干感想を申し上げたいと思います。 先ほど今井さんは、自分は改憲論者からも嫌われ、護憲論者からも嫌われているという話をしましたが、実は加憲論者からは好かれております。私は憲法九条に加憲をするという立場なんですが、つまり正確に言うと、公明党すべてではなくて、憲法九条に加憲をするという立場からは非常に好ましいことを言う人だ、こう……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。
福井参考人、きょうは大変にありがとうございます。すぐ隣から質問をさせていただきます。
まず第一点目は、助言型国民投票の位置づけということでございます。
福井先生が書かれたこの「憲法改正国民投票における運用上の諸問題」を読ませていただいたんですが、「通説は、助言型国民投票は、憲法上実施可能である」、こういうふうなお話から始まりまして幾つかのことが書いてあるんですが、まず、助言型国民投票の今の位置づけというものについて簡単にお話を願いたいと思います。
【次の発言】 私は、助言型国民投票としてのいわゆる今の憲法改正を日本国はやるのかどうか。要す……
○赤松副大臣 篠原委員からは二つ御質問があったと思います。 まず最初に、ちょうど一カ月前、七月二日に、デンバー、スイフト社とカーギル社、二社の状況を見てきた、その感想いかんという話と、後段は、今回のことについて、査察以前の段階でもう日米間の大枠を決めてしまうのはどう思うのか、こういうお話だったと思います。 感想の方は、簡単に申し上げますが、篠原委員たちもいらっしゃったその後だったわけですけれども、率直に申し上げまして、懸命にアメリカの側は、日本で起こした事案に対して日本の信頼を回復するために、本当に必死になって取り組もうとしている姿勢が伺われました。 現場で作業しておられる人たちに直接聞……
○赤松副大臣 土屋委員先ほど御指摘の、今回の社会保険庁の事件といいますか出来事につきましては、本当に私も、唖然とするというか非常に大きなショックを受けました。 社会保険庁の小林次長がある新聞のインタビューに対して、インタビューというか感想を聞かれたときに、この二年の自分たちがやってきたことは何だったんだ、そういう思いがするということを言っておりましたけれども、私自身も極めて、先ほど御指摘になった平成十六年のあの年金未納騒ぎのときからのこの二年間の懸命な努力、お互いの、私たち全員の強い気持ちというものを大きく踏みにじられたような感じがいたしまして、大変に大きな問題、そう受けとめて、徹底した事態……
○赤松副大臣 厚生労働副大臣の赤松でございます。 中野副大臣並びに西川、岡田両政務官とともに川崎大臣を支えまして、岸田委員長を初め、委員各位の御理解と御協力を得ながら、厚生労働行政の推進に邁進してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 お手元の資料に基づきまして、平成十八年度厚生労働省関係予算案の概要について御説明を申し上げます。 まず、平成十八年度厚生労働省所管一般会計予算の規模は、総額二十兆九千四百十七億円、対前年度千二百三十九億円、〇・六%の増加となっております。 次に、予算の主要施策について御説明申し上げます。 資料の五ページからが予算のポイントであり……
○赤松副大臣 今谷畑委員から御地元の御様子等を交えてのお話、私も自分の地元等で、今例示に挙げられたようなことを痛感をいたしております。 まず基本的な物の考え方といたしまして、今回の医療制度改革において、まず官から民への流れ、そして官民のイコールフッティングを踏まえて、従来公立病院が担ってきた医療を漸次民間の医療法人も積極的に担うようにという、こういう考え方で基本的に推進していこう、こんなふうに思っております。 具体的には、従来公立病院が担ってきました小児救急医療、災害医療、僻地医療等の医療サービスを民間の医療法人も積極的に担う仕組みとして、社会医療法人制度を創設することにいたしております。……
○赤松副大臣 今の御指摘の点、きょうまでにということで、ちょっと難しかったと思われますが、直ちに、できるだけ急いで出すようにいたします。
【次の発言】 定員及び定員以外のいわゆる賃金職員等を精査するのに少し時間がかかったということでございますので、できるだけ早く、もちろん採決までの間に出すようにいたします。
【次の発言】 きょうじゅうに出します。(発言する者あり)
【次の発言】 大枠の数の説明はすぐにでもできますが、詳細にとなると少し時間がかかるということでございます。(発言する者あり)
では……(発言する者あり)いやいや、ちょっとこちらにも態勢がございましたので、質問の中で出てくるというふ……
○赤松副大臣 三月八日、今岡本委員がおっしゃった前回の本委員会におきましては、当たり前のことでございますが、独立行政法人に関する法案審議でございまして、後に独立行政法人となった特殊法人、認可法人等の職員を含んでいるか、こういうお尋ねであった、そんなふうに私は理解しておりまして、出向者についてのお尋ねがあったことから、私としましては、後に独立行政法人となった特殊法人、認可法人等に国から出向している職員に関するお尋ねであるとあの場面で認識をいたしました。国からの出向者についても、そうした特殊法人、認可法人等の職員数に含まれていることから、出向の職員も含まれている旨答弁したわけでございます。そのため……
○赤松副大臣 今福島委員から、この数年におけるところの三位一体改革、非常な苦労があったという実感の伴ったお話を聞かせていただきました。 厚生労働省としての三位一体改革をどう評価するか、こういうことでございますが、ここ数年、例えば、一昨年は公立保育所運営費の一般財源化がありました。去年は国民健康保険の国庫負担の見直しということがございました。そしてことしは、先ほど来お話がありますような児童扶養手当、児童手当の国庫負担の見直しや施設介護給付費の国庫負担の見直しとあわせた施設整備費の一般財源化、こういったことを行ってきた、こういうことでございます。 その結果としてどういうふうなことが可能になった……
○赤松副大臣 この問題は中野副大臣の所掌でありますにもかかわらず、私を御指名いただいたということは、今、高木委員が言っていただいたように、昭和四十四年から公明党にかかわっておりまして、今配っていただいた児童手当の主な沿革、高木委員の資料でありますが、この一番左端の昭和四十六年よりもっと前から公明党の人間としてやってまいりましたので、その辺の感想を述べろということで、ちょっと時間をいただきまして、少しだけ感想を述べさせていただきます。 公明党が結党されたのは昭和三十九年ですが、初めて児童手当がこの世に誕生したというか、創設されたのがこの昭和四十六年度で、第三子以降、義務教育終了前、月額三千円、……
○赤松副大臣 今、鴨下委員の方から、公と民の役割、こういうふうな分担についての基本的なお話がありました。 大きな方向性として、鴨下委員が御指摘なさったようなことが重要な意味を持つんだろうなというふうに私どもも認識をいたしております。 今まで、余り採算のとれない、不採算、しかし住民に必要な医療を提供する、そういう分野を公的な医療機関が担ってきたわけでありますけれども、委員御指摘のように、小児救急医療の分野あるいは僻地医療、こういったところで極めて確保が難しい、そのような状況も今起こってきております。 そういう中で、先ほど大臣からもお話がありましたように、公的医療機関につきましては、都道府県……
○赤松副大臣 今の、療養病床の再編に当たりまして入院している方々の追い出しにつながらないようにというこの御指摘、おっしゃるとおりだと思いまして、私どもも、断じて追い出しにつながらないということを大前提にしたいと思っております。 今後六年間、医療、介護双方の病床について、円滑な転換ができるように経過的な類型を設けることにしております。また、介護サービスの基盤の整備につきましては、中重度者の在宅サービスや不足地域の施設サービスにつきまして、地方公共団体ともよく連携をしまして計画的な充実に努めて、御懸念のあるようなことがないように、しっかりと努力をしてまいりたいと考えております。
○赤松副大臣 先ほど来、大臣がお答えされておりますように、医師の偏在というものに対しましては、都道府県において、医療機関の集約化、重点化を検討するということで、北海道においても今一生懸命なされている、特に三大学を中心に関係者から成る協議会を設定してやっている、こんなふうなことを聞いております。拠点となる病院とそのほか医療機関との連携によって、地方医療の確保に向けた取り組みが大いに進められている、こんなふうに思っております。 具体的には、入院を必要とする患者には重点化、集約化した医療機関において診療が行われ、外来診療を必要とする患者に対しては身近な医療機関で診察が行われる、そういうことで、患者……
○赤松副大臣 今委員御指摘のように、医療制度につきましては、急速な高齢化の進展ということに伴いまして、医療費の増加が見込まれていくわけですけれども、将来にわたり持続可能なものにしていくために、委員先ほど御指摘ありましたように、諸情勢の変化に対応し、柔軟に取り組んでいくということが必要だろうと思います。 既に御承知のように、今回の医療制度改革におきましては、政府・与党医療改革協議会の医療制度改革大綱における決定に沿いまして、一つは、将来の医療給付費の規模の見通しを示して、これを医療給付費の伸びの実績を検証する際の目安となる指標としまして、一定期間後、この目安となる指標と実績とを突き合わせること……
○赤松副大臣 厚生労働省としましては、今おっしゃった去年の七月二十八日の会議で、黒川担当審議官が発言をする、一つの方向性を述べたわけですけれども、突然に彼がそういう形で述べたというわけではなくて、当然のことながらそれ以前の段階として、治験の一層の推進を図るためには、一定の質が確保された治験審査委員会をより柔軟に設置できるように、一定の要件を満たすNPO法人を念頭に治験審査委員会の設置主体の範囲を拡大することが適当だ、こんなふうな考えを厚生労働省としては持っていたわけでございます。その考えを持っていて、そして、治験のあり方に関する検討会を開くに当たりまして一つの方向性として説明をした。 それを……
○赤松副大臣 今、加藤委員御自身の御体験に基づいて、良質な医療について幾つかの観点をおっしゃいました。一言で言えば、今患者だけではないというお話もありましたけれども、第一義的には、患者の、かゆいところに手が届くというか、痛みを直接取り除くことができる、そういう患者本位の質の高い医療を提供するということが大事であろう、そんなふうに思います。 今回の法案では、一つは、医療計画制度を見直して、患者が切れ目のない医療サービスを受けることができるよう、脳卒中やがんなどの事項ごとに地域における医療提供の連携体制の構築をすること、また二つは、今もお話ございましたけれども、医療に関する情報提供の推進、三つは……
○赤松副大臣 高木委員御承知のように、年金制度につきましては、平成十六年、今から二年前の改正におきまして、四つの柱、保険料の上昇をできる限り抑制しつつ上限を固定する、また、保険料水準の範囲内で給付水準を自動的に調整する仕組みの導入、また、三つは、基礎年金の国庫負担割合の引き上げ、四つは、積立金の活用、こういったものを一体的に行って、長期的な給付と負担の均衡を図って、持続可能な制度を構築したわけでございます。 そういう流れの上に今あるわけですけれども、今委員御指摘のように、年金財政に影響を与える要素というのは、プラスもマイナスも両方、さまざまな要素があると思います。例えば、マイナスといえば出生……
○赤松副大臣 今、寺田委員御指摘のように、すべての病、早期発見、早期治療が大事だろうと思いますが、とりわけがんにあってはそのことが強く言えるんだろうと思います。私事で恐縮ですが、私も母親を胃がんで亡くしましたけれども、もう少し早く発見をし治療しておればなということを非常に悔やむわけでございます。 今、検診強化に政府としてしっかり取り組むべきではないかという御指摘、まさにそのとおりでございます。 従来、御承知のように、老人保健法に基づく事業としてがん検診は実施されてまいりましたけれども、平成十年度に一般財源化された後は、法律に基づかない事業として各市町村が主体となって実施してきたところでござ……
○赤松副大臣 今、三井委員が御自身の体験を踏まえ、かつ、現状におけるセルフメディケーションに対する国民の理解度ということについてお話しいただきました。私自身も、わかっているようでわかっていないというか、非常に自分自身のとらえ方が不確かだったかなという思いがないわけではございません。 やはり、セルフメディケーションについては、基本的には、WHOが言っている、自分自身の健康に責任を持って、軽度な身体の不調は自分で手当てする、ここに尽きるんだろうと思います。いわゆるお任せ医療というふうな言葉に見られるように、何かぐあいが悪ければすぐ病院に駆けつけるということから、余り薬に対して適切な考えもなしにお……
○赤松副大臣 今、糸川委員の方から、がんの死亡が大変ふえている、三人に一人が亡くなられた、こういうお話がございました。きょうも朝新聞を読んで、私たちの同僚議員が胃がんで亡くなられたという報を聞いて、本当に愕然としたわけでございます。 政府の今日までの取り組みでございますが、御承知のように、一九八四年から九三年まで対がん十カ年総合戦略、また、一九九四年から二〇〇三年までがん克服新十カ年戦略、こういう二次にわたる対がん戦略をやり、そして今現在、第三次の対がん総合戦略の状況の中にあるわけでございます。 こういった一連の、政府の言い方で総合戦略という呼び方をしておりますが、これによりまして、がんは……
○赤松副大臣 今回の事件の一番最初に感じたこと。小林さんが、この二年は何だったのかということをある新聞に答えられた。その話を聞いて、私は、ちょっと大げさですけれども、言ってみれば、戦後日本六十年は何だったのかというふうな思いさえ抱きました。今、ある数学者の「国家の品格」という本が大変話題になっておりますが、国家の品格もさることながら、人間の品格というものがこの事件を通して問われているんだなということを痛感いたしております。 村瀬長官が、先ほど大村委員の引用等にもありましたように、各メディア、いろいろ各界からその手腕を非常に期待されておられるわけで、私は、村瀬さんも生涯の非常に大事な場面、御自……
○赤松副大臣 山田委員の御質問ですが、EVプログラムの認定対象であるということはわかっておりましたけれども、実際、個別具体の部分については承知していなかったということでございます。
○赤松副大臣 今の山田委員御指摘の点に関しましては、要するに、先ほどお読み上げになられた文章の後半は、御自身が今指摘されましたように、識別管理できる場合には輸出できるとなっているわけですね。山田委員御自身がアメリカに行かれて、その識別は極めて難しかったという話を今されたと思うんですが、私どもとしましては、実際にこれから輸入が再開された場合に、そういったことが可能かどうか、可能であるというふうに私は個人的に思っておりますので、そうであるかどうかを実際に確認したい、そんなふうに考えております。行かれた方と行っていない人間の差がありますけれども、それはやはり事前に確認をしたい、そんなふうに思います。
○赤松副大臣 中川委員御指摘のように、今、三チームに分かれて行われているこの事前の調査に、先ほど宮腰副大臣の方からお話があったと思いますが、私も七月の二日から一週間、後半は医療関係の病院へ行ってまいりましたので、前半、二カ所、合流をして行ってまいりました。 感想ということでございますが、御承知のように、今事態が進行中でございますので、アメリカ側に決定的な予断を与えるようなことは言えませんので、印象めいたものということでお話をさせていただきたいと思います。 アメリカ側に対しまして、今、消費者の目、消費者の立場、こうお話がありましたが、そういう観点から、現実に、この農水委員会あるいはそれ以外の……
○赤松副大臣 阿部委員にお答えいたします。 今るる御指摘なさった、国民年金と生活保護費の問題につきまして御心配の点、おっしゃるとおりだろうとは思います。ただ、結論的に申しますと、必ずしも一概に比較することはできないということが言えようかと思います。 基礎年金額は、単身の生活扶助基準と比べますと、級地によりまして生活扶助基準が高いケースがあります。年金制度は、みずから老後に備えることを基本としつつ、現役時代に保険料を拠出し合うことによって、みずからの備えとあわせて老後生活を下支えするものである、そういう性格を持つわけです。一方、生活保護は、特別な事情によって、先ほど委員も御指摘ありましたけれ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 大臣、気候変動枠組み条約第十二回締約国会議及び京都議定書第二回締約国会合、御出席大変お疲れさまでございました。きょうは私、いただいた時間で、先ほど、冒頭にあった環境大臣のこの会議に対する報告、この問題について御質問をさせていただきたいと思います。 私はこの環境委員会に所属するのは初めての経験なんですけれども、いわゆる京都議定書という問題につきまして、かねがね疑問に思っていたことがございます。要するに、何でアメリカがこの京都議定書に参画をしないのかということであります。 この問題を若干調べていきますにつれて、さまざまな問題というものが今日ま……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先ほどから自由民主党、そして民主党の代表の方から、この憲法改正のための国民投票法案に関しましての包括的な大事な議論がございました。私の方からは、いただいた時間、ほぼ一点に集中させた形で、先ほど来の議論をより私流に、皆さんによくわかっていただくために少しばかりお話をさせていただき、また聞かせていただきたいと思います。 まず、その前に、先ほどもお話ありましたけれども、この委員会が今日をここに迎えるまでの間、中山委員長を初めとして多くの各党の皆さんの大変な努力によって、まず五年間の憲法調査会という場があって、広範囲な角度から憲法に対するさまざまな……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私の方からは、きょうの小委員会を受けて感じたこと、今小委員長並びにお二方からあったのにつけ加えまして感想を申し上げます。 まず、四人の参考人といいますか、日弁連は複数の方が出ておられましたけれども、四人の方々のうち日弁連と自治労の方は、要するに憲法改正手続のための国民投票法に対して、先ほど船田委員からもありましたけれども、憲法本体の論議と結びつけることに対する懸念を明らかに持っておられて、それぞれの組織の中で大変な意見があった、とりわけ日弁連の中では大変な意見が分かれたというふうな指摘があった。あと今井参考人と福井参考人の方はそういうふうな……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、一点だけ簡単に補足意見を申し上げさせていただきます。 それは、今お二方からもありましたけれども、投票日直前の放送規制について、一人を除いて、投票日直前一週間と期日を決めて規制をかけることには反対や疑問とする意見が出されたわけですけれども、その中で非常に印象に残りましたのは、ジャーナリストの今井一さんが言われたことであります。 彼は、当日の私どものこの小委員会のために関係各方面に取材をし続けて、数日間、それこそ直前三日間ほどは眠れぬ日が続いたというような、ちょっとオーバーかもしれませんけれども、そういう話をされておりました。 眠れぬ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私の方からも、先ほどの近藤小委員長からの御報告に若干補足的な意見表明をしたいと思います。 先般の小委員会の各委員の発言の中で、私は、当たり前のことでありますけれども、中山委員長が発言されたことに再確認をしたといいますか、当然の事実に改めて思いをいたしました。 それは、委員長はこう発言をされております。「調査会の結論として、各党参加の上で意見を求めましたところ、憲法は改正すべきであるというのが過半数の議員の意見でございました。これは本会議でも報告をしております。」と。 つまり、五年間の憲法調査会の結論として、憲法は改正すべきだ、当初の、ス……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私の方からは、先般の小委員会における小委員長報告に対する補足的な部分を簡単に申し上げます。 私の関心は二点でございまして、一つは国民投票の対象、それからもう一つは投票権者の範囲、この二点に限って若干の補足発言をさせていただきます。 国民投票の対象という問題につきましては、今、自由民主党、民主党両党の委員の方から御発言がございましたけれども、私は、第一義的に、この国民投票の対象、この委員会が対象にしております憲法改正に関する国民投票の問題につきましては、民主党の皆さんがおっしゃっている一般的国民投票の部分はやはり切り離すべきであろうと思いま……
○赤松(正)議員 今御指摘ありましたように、この憲法改正案について、国民の皆さんが判断をされる資料が十分に提供されるということは極めて大事なことであると思います。 第一義的に、国会が国民に対して、発議する側としての憲法改正案に対する基本的な情報を提供する役割を担っているわけでございまして、その役割を担って広報協議会が発行する国民投票公報におきまして、客観的、中立的な記述文のほかに賛成意見、反対意見が公正かつ平等に扱われて、まず、憲法改正案に関する基本的な情報として国民に提供されるということがあると思います。さらに、政党等が行う無料の広告放送や新聞広告等において賛否双方の意見が伝えられるという……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。
先ほどの近藤小委員長の御発言に補足することはありません。また、船田与党提出者からの三点にわたる御自身の御発言、またその修正に関する御発言について、私どもとしましてもつけ加えることはございません。大筋了解でございます。
以上です。
【次の発言】 今の船田委員の発言に特につけ加えることはございません。
【次の発言】 先ほどの船田委員の御発言に全く異議はないと言いたいところで、先ほどそのようなことも言ったんですが、この部分は先ほど社共お二方からの発言とも関連するんですが、確かに、前回の小委員会で、出席された皆さんがほぼ一様に、この投票日前七日間、……
○赤松(正)委員 現在、国民体育大会が開かれている兵庫の、公明党の赤松正雄でございます。 その兵庫、総理大臣は過去に一人も出ておりませんが、安倍新総理、山口県は九十代のうち八人、約一割、大変総理おめでとうございます。 安倍総理は小泉総理とえとが一回り違われる。うまからうまへ、ひつじからみ年の間の世代が飛ばされてしまっているわけですが、私、太田新代表とともに、二十年、とり年生まれでございますので、飛ばされた世代にならないように我々の世代もしっかり頑張りたい、そういうふうな思いを持っているところでございます。 きょうは私、いただいた時間、がん対策について、ほぼそれに絞って、時間があれば違う問……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 金曜日の夕刻、遅くまでの質疑、大変にお互いに御苦労さまでございます。 外務大臣にいっぱい質問したかったんですが、大事な御用事があるということで、五十分に出なきゃいけないという話でございまして、といって、今質問しないでお帰りいただくのもちょっと悪いので、ちょっとだけ質問させていただきます。 それは、かねて当委員会でいろいろ議論になったかもしれませんし、外務委員会でも議論になったんでしょうが、麻生大臣が再び外務大臣になられて、冒頭の外相施政演説で、いわゆるアメリカが言っていた不安定の弧というのに対応する形で自由と繁栄の弧という言葉を使われて、……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、赤城委員からも冒頭お話がございましたが、一昨日の四人の参考人の皆さんのお話、私もしっかり聞かせていただいて、非常に有意義な参考人質疑だったと思っております。 その中で、お三方はこの法案の大事さというか大賛成であるという立場、お一方はちょっと疑念を呈されるというか反対のお立場でございましたが、その反対の方の最後の言葉が非常に印象に残っています。日米同盟とは一言で言ったら何か、こう聞かれて、日米共同覇権主義の象徴、シンボルだ、こういう言い方をされて、私は非常に、ちょっと大変な、一面しか見ておられないなという感じがいたしました。 私は、この……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、三市長、本当に遠いところ、また大事な御発言をありがとうございました。 正直申し上げまして、私きょう、お三方のお話を聞かせていただいて、とりわけ岩国市長のお話は、胸つぶれる思いがするというか、大変だなということを痛感いたしました。宜野湾、沖縄については、もうかねていろいろな角度で聞いておりましたので、まあ、そういうことかなという感じはするわけでありますが。 先ほど岩国市長が、沖縄に比べて当市、岩国のことが余り報道されない、なぜか、こういう思いを持っているというお話がありました。私も、この安全保障委員会に所属して長いわけですし、また……
○赤松(正)委員 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました内閣提出の防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、賛成の立場から討論を行います。 本年一月、防衛庁は省として新たなスタートを切りました。防衛省に移行すると同時に、自衛隊の国際平和協力活動等が本来任務に位置づけられるなど、我が国がさらに国際社会の平和と安定に寄与することが期待され、防衛省の取り組むべき課題は、その質量ともにこれまでになく拡大をいたしております。また、新たな脅威や多様な事態に直面する昨今の安全保障環境のもとで、弾道ミサイル防衛や在日米軍の再編を通じた日米安保体制の実効性向上など……
○赤松(正)委員 今大口委員が御指摘をされました国民投票の対象についてでありますけれども、先ほど御指摘になったように、先般の中央公聴会で法政大学の江橋崇公述人が指摘をされたこと、あるいはまた、以前、私もこの委員会におきましてそういう可能性について言及をいたしたことがございます。 民主党の皆さんの方から提起されているいわゆる国政上の重要課題についての国民投票というのは、別途検討しなければいけない課題である、こんなふうに思いますけれども、個別の憲法改正の対象を何にするのか、国民の意図はどの辺にあるのかということについては、この法律の中に定められております憲法審査会において、私どもがしっかりとこれ……
○赤松(正)委員 一般的国民投票といった場合、先ほど来枝野委員からも御指摘がありましたが、例えば生命倫理に関するようなこと、こういう問題について限定的に挙げれば、私個人としましては、一般的な国民投票の対象にしてもいいのではないかというふうな感じは持っておりますが、今回の、今議論になっております憲法改正の手続に関する法律案という観点からいけば、やはり、より憲法改正の手続そのものに関するものに限定した方がいいだろう、そんなふうに思っております。 そういう観点で、過去においても、細かいことは今後憲法審査会における議論の対象になるわけですけれども、憲法改正のための、何をその対象とすべきかという、周辺……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、きょうは、地域格差という観点で、具体的なケースとしての沖縄県、しかも、在日米軍基地の基地の面積あるいは人の問題、あるいはまたいわゆる県民の負担の軽減、こういった角度から少し議論をしてみたいと思います。 ちょっと時間が、私、二十分しかありませんので、防衛大臣、具体的な数字はきのう資料をもらっていますから私の方で申し上げますので、政府委員ではなくて、大臣また総理大臣の見解を聞きたい、こんなふうに思います。 御承知のように、ことしはこの五月十五日で沖縄復帰三十五年になるわけですけれども、私ども公明党は、結党以来、在日米軍基地の撤去というこ……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 さきの参議院選挙の結果、日本戦後政治史上極めて画期的な衆参ねじれという現象が起こりました。一部で早く解散をという声があったりいたしますけれども、私は、ここはまさに日本政治の正念場で、そういう解散という挙に打って出るというよりも、今この衆参両院に現存する政治家が双方の意見をしっかり闘わせて合意点をつくっていく、そういう合意形成の話し合いというものが極めて重要な時期に差しかかって問われている、こんなふうな認識を持っております。 もう一つ言いますと、私は、二十一世紀に入って、日本の国内政治そして国際政治、両方とも、もう二十世紀……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 総理、御就任以来、連日大変にお疲れさまでございます。 私は、衆参両院の予算委員会等々を拝見させていただいて、福田総理、すばらしい出足快調である、こんなふうに思いますが、一点だけ当委員会に関する問題で少し危ういなと思った場面が実はございます。これについては事前に質問通告をしておりませんので気楽に答えていただきたいんですが、総理、いわゆる二十万ガロンを八十万ガロンの給油取り違えの問題が、この同じ場所で、予算委員会で話題になったときに、その一連のことが終わった後で、私まで疑われてしまう、こう発言をされました。私まで疑われてしま……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 この法案は、御承知のように、前の法案が全部で百十二文字という大変に長い名前のついた法案であったのが、今度は、「案」をとると、「法」までいくと三十二文字ということで、それなりに短くなったわけです。 私は、きょうの、今委員長席に座っている浜田さんや、あるいは中谷さんと一緒に、与党のこの法案づくりに向けてのプロジェクトチームの一員として議論に参画をしてまいりましたけれども、一つのポイントは、この法案の名前にある、名は体をあらわすということで、要するに補給支援の一点に絞られているということであります。 御承知のように、古い法律の中では、捜索救助活……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょう、私は二点に絞って、締めくくりに当たる総括質疑に対応したいと思います。一つは、与党・政府側と民主党を初めとする野党の皆さんとの合意点をどう形成していくかという観点からの質問が一つ、もう一つは現代における国際平和協力活動というのはいかにあるべきかという観点からの質問が一つ、この二つについてきょうは質問をしたい、そんなふうに思います。 その二つの質問に入る前に、ぜひとも総理に確認をしたいことが二つほどございます。 先ほど中谷委員からも指摘があり、また今日大変に話題になっております総理と小沢民主党代表とのいわゆる党首会談でありますけれども……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 まことに石破大臣におかれましては、極めて厳しい事態が次々と起きて、心中察するに余りあると思います。十二分に反省もされ、そして厳しくみずからも、また自衛隊・防衛省に対しましてもいさめておられるはずの人に追い打ちをかけるようなことは余りしたくない私でございまして、そういう観点ではなくて、一体何ゆえにこういうことが起こったのかということについて私なりに冷静にお尋ねをしたい、こんなふうに思います。 まず、きょうお尋ねをしようと思っていたことに先立ちまして、朝、新聞を見ますと、一部新聞の報道ででかでかと、「防衛相「十二分前」当夜把……
○赤松(正)委員 おはようございます。 私の方からは、きょういただいた時間二十分で、今自衛隊・防衛省を取り巻く問題のうち、いわば大臣を頂点にして、手足としての最前線の自衛隊員の現状とそれから頭脳としての防衛研究所の問題に絞ってお話を聞いてみたいと思います。 さきの防衛計画大綱の見直し、さらに中期防の決定に当たりまして、大臣、当時大臣じゃない状況の中で、私も一緒に参画をさせていただいていろいろ議論をした。その結果として、あのときは人数、自衛隊の総枠といいますか、その辺の話に集中しましたけれども、一つ大事な問題として、十七年度から二十一年度にかけての中期防の中身の中で「防衛力の基本的な事項」と……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 あらしの前の静けさのような、私の質問はまだ静けさの中で進められると思いますけれども。 総理、きょうの本題に入る前に、今もお話が出ておりましたが、ダボス会議に出席をされて、さまざまなことが報道されております。昨日も御自分の趣旨と違うというようなことをおっしゃった場面がありましたが、私も新聞報道を見たりしておりまして、総理が、いわゆる今の日本の国会の状況について、ありていに言えばちょっと愚痴を述べられたというか、ねじれ現象、そういう言葉を使われたかどうかは知りませんが、そういう厳しい国会運営の中で大変に苦労しているというニュアンスのことをおっし……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。 私は、きょうは死体、死にまつわるお話を二つさせていただきます。泉大臣と舛添大臣によろしくお願いします。 まず、泉国家公安委員長にお聞きいたしたいと思います。 昨今、大相撲時津風部屋の大変忌まわしい事件を初めとして、解剖のあり方をめぐるさまざまな疑問の声が上がっておるわけでございます。いわゆる外傷、外に、体の表面に出た傷というもので検視をして病死とされていたケースということでございますね。解剖しないで死因を判断して身内にも伝えるといった遺族置き去りの死因究明の現状に制度見直しを求める声がある、こういうことを背景にして、き……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、総務委員長の重責を担うことになりました赤松正雄でございます。
本委員会は、行政機構、公務員制度、地方自治など国の基本的な仕組みにかかわる問題及び情報通信、郵政事業、消防等国民の社会経済を支える問題に対応するなど、極めて重要な使命を果たす委員会でございます。
私も、その職責の重要性を認識するとともに、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営を図ってまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
理事今井……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方税等減収補てん臨時交付金に関する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。鳩山総務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官大内秀彦君、内閣参事官野村正史君、総務省大臣官房長田中順一君、自治財政局長久保信保君、自治税務局長河野栄君、財務省大臣官房審議官田中一穂君、主計局次長香川俊介君、社会保険庁運営部長石井博史君、中小企業庁事業環境部長横尾英博君及び国土交通省道路局次長西脇隆俊君の出席を求め、説明を聴……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
この際、鳩山総務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。鳩山総務大臣。
【次の発言】 公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、特に人事院勧告について調査を進めます。
去る八月十一日の一般職の職員の給与等についての報告、給与の改定についての勧告及び勤務時間の改定についての勧告並びに公務員人事管理についての報告につきまして、人事院から説明を聴取いたします。人事院総裁谷公士君。
【次の発言】 以上で人事院からの説明は終わりました。
次回は、来る十三日木曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたしま……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
行政機構及びその運営に関する件、公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本放送協会理事大西典良君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣府地域活性化推進担当室室長代理上西康文君、警察庁長官官……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、特に人事院勧告について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局職員福祉局長川村卓雄君、事務総局人材局長尾西雅博君、事務総局給与局長吉田耕三君、総務省人事・恩給局長村木裕隆君及び統計局統計調査部長吉崎賢介君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。橋本岳君。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
第百六十八回国会、参議院提出、日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案を議題といたします。
発議者より趣旨の説明を聴取いたします。参議院議員自見庄三郎君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長西川善文君及び専務執行役米澤友宏君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいた……
○赤松委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局職員福祉局長川村卓雄君、事務総局給与局長吉田耕三君、総務省大臣官房総括審議官岡崎浩巳君、人事・恩給局長村木裕隆君、自治財政局長久保信保君、財務省主計局次長木下康司君、厚生労働省大臣官房審議官渡延忠君及び大臣官房審議官榮畑潤君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は二件であります。両請願の取り扱いにつきましては、理事会において検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付してありますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、過疎地域自立促進特別対策の継続等に関する陳情書外二十六件、また、意見書は、新たな過疎対策法の制定に関する意見書外三百九十五件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず
第百六十六回国会、内閣提出、地……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国政に関する調査を行うため、本会期中
行政機構及びその運営に関する事項
公務員の制度及び給与並びに恩給に関する事項
地方自治及び地方税財政に関する事項
情報通信及び電波に関する事項
郵政事業に関する事項
消防に関する事項
以上の各事項について、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対して承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、内閣提出、地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会民主党・市民連合及び国民新党・大地・無所属の会所属委員の御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
理事をして御出席を要請いたさせますので、いましばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会民主党・市民連合及び国民新党・大地・無所属の会所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に玉沢徳一郎君を指名いたします。
【次の発言】 この際、御報告いたします。
昨年十一月二十日、本委員会から調査局長に命じました独立行政法人の組織等に関する予備的調査につきまして、昨十九日、その報告書が提出されましたので、御報告いたします。
なお、報告書につきましては、同日、私から議長に……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
行政機構及びその運営に関する件、公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長西川善文君、専務執行役米澤友宏君、専務執行役佐々木英治君、常務執行役藤本栄助君、常務執行役伊東敏朗君及び執行役寺崎由起君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社専務執行役米澤友宏君、常務執行役藤本栄助君、執行役清水弘之君及び執行役寺崎由起君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官梅溪健児君、大臣官房審議官舘逸志君、大臣官房審議官西川正……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として国家公務員制度改革推進本部事務局長立花宏君、総務省大臣官房総括審議官岡崎浩巳君、自治財政局長久保信保君、自治税務局長河野栄君及び文部科学省大臣官房審議官徳久治彦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。黄川田徹君。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
行政機構及びその運営に関する件、公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社専務執行役佐々木英治君、常務執行役藤本栄助君及び執行役寺崎由起君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として公正……
○赤松委員長 これより会議を開きます。 行政機構及びその運営に関する件、公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、参考人として日本放送協会理事日向英実君、日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長西川善文君、執行役副社長山下泉君、専務執行役横山邦男君、専務執行役米澤友宏君、専務執行役佐々木英治君、常務執行役藤本栄助君、常務執行役伊東敏朗君、執行役伊藤和博君及び執行役寺崎由起君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが……
○赤松委員長 これより会議を開きます。 郵政事業に関する件、特にかんぽの宿等問題について調査を進めます。 本日は、参考人として、慶應義塾大学商学部教授井手秀樹君、東京国際大学理事・経済学部長田尻嗣夫君及び経済ジャーナリスト町田徹君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人のお三方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ当委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 次に、議事の順序について申し上げます。 まず、各参考人の方々からそれぞ……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題とし、審査に入ります。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人として日本放送協会の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、政府参考人として総務省情報流通行政局長山川鉄郎君、政策統括官戸塚誠君、消防庁長官岡本保君及び法務省刑事局長大野恒太郎君……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人として日本放送協会会長福地茂雄君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 本件に対する質疑は、昨二十五日に終了いたしております。
これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件につ……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
行政機構及びその運営に関する件、公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長西川善文君、専務執行役米澤友宏君、専務執行役佐々木英治君、常務執行役藤本栄助君、執行役清水弘之君及び執行役寺崎由起君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、電波法及び放送法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本放送協会専務理事金田新君及び理事大西典良君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として総務省情報流通行政局長山川鉄郎君、総合通信基盤局長桜井俊君、政策統括官戸塚誠君及び厚生労働省大臣官房審議官坂本森男君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
行政機構及びその運営に関する件、公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本放送協会理事大西典良君、日本郵政株式会社執行役副社長山下泉君及び専務執行役米澤友宏君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人と……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、消防法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治行政局長久元喜造君、消防庁長官岡本保君及び厚生労働省大臣官房審議官榮畑潤君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。谷口隆義君。
【次の発言】 次に、黄川田徹君。
【次の発言】 次に、森本哲生君。
○赤松委員長 これより会議を開きます。 地方自治及び地方税財政に関する件、特に直轄事業負担金問題について調査を進めます。 本日は、参考人として、埼玉県知事上田清司君、関西学院大学大学院人間福祉研究科教授神野直彦君、全国知事会直轄事業負担金問題プロジェクトチーム座長・山口県知事二井関成君及び大阪府知事橋下徹君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ当委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 ……
○赤松委員長 これより会議を開きます。 行政機構及びその運営に関する件及び地方自治及び地方税財政に関する件について調査を進めます。 公共サービス基本法案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、理事会等において協議が行われてまいりましたが、その結果に基づき、森山裕君外四名から、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、社会民主党・市民連合及び国民新党・大地・無所属の会の五会派共同提案により、お手元に配付いたしておりますとおりの公共サービス基本法案の草案を成案とし、本委員会提出の法律案として決定すべしとの動議が提出されております。 提出者から趣旨の説明を求めます。原口一博君。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、住民基本台帳法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として総務省大臣官房総括審議官岡崎浩巳君、自治行政局長久元喜造君、消防庁長官岡本保君、法務省大臣官房審議官高宅茂君、外務省大臣官房参事官石井正文君、厚生労働省大臣官房審議官榮畑潤君及び職業安定局高齢・障害者雇用対策部長岡崎淳一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、特に人事院勧告について調査を進めます。
去る一日の一般職の職員の期末手当等についての報告及びその改定についての勧告につきまして、人事院から説明を聴取いたします。人事院総裁谷公士君。
【次の発言】 以上で人事院からの説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局給与局長吉田耕三君、総務省人事・恩給局長村木裕隆君、自治行政局公務員部長松永邦男君、自治財政局長久保信保君、財務省大臣官房審議官古谷一之君、主計局次長木下康司君及び国税庁長官官房審議……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局給与局長吉田耕三君、総務省大臣官房長田中順一君、大臣官房総括審議官岡崎浩巳君、人事・恩給局長村木裕隆君、自治行政局公務員部長松永邦男君及び自治財政局長久保信保君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
この際、佐藤総務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。佐藤総務大臣。
【次の発言】 次回は、来る十八日木曜日午前八時四十五分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時四十三分散会
○赤松委員長 これより会議を開きます。 行政機構及びその運営に関する件、公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長西川善文君、取締役兼代表執行役副社長高木祥吉君、専務執行役横山邦男君、専務執行役米澤友宏君、専務執行役佐々木英治君、常務執行役伊東敏朗君、常務執行役妹尾良昭君及び執行役清水弘之君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○赤松委員長 これより会議を開きます。
郵政事業に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長西川善文君、取締役兼代表執行役副社長高木祥吉君、執行役副社長寺阪元之君、専務執行役横山邦男君、専務執行役米澤友宏君、専務執行役佐々木英治君、常務執行役藤本栄助君、常務執行役伊東敏朗君、常務執行役妹尾良昭君、執行役清水弘之君及び執行役寺崎由起君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。……
○赤松委員長 これより会議を開きます。
郵政事業に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長西川善文君、専務執行役米澤友宏君、専務執行役佐々木英治君、専務執行役藤本栄助君、専務執行役伊東敏朗君及び常務執行役妹尾良昭君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として総務省情報流通行政局郵政行政部長吉良裕臣君、国税庁調査査察部長岡本榮一君及び……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 不覚にも風邪を引いてしまいまして、ちょっと声が出づらい部分があります。せきを断ちたいんですが席を立てないということで、お許し願いたいと思います。 今、小野寺委員や、あるいは午前中の平沢勝栄委員の御質問にもありましたので、また、それに対する委員長答弁というのもあったので、私は実は、委員長が午前中申された、この中に証人喚問を委員長が受けられたときの質疑者がいるという話がございました。だれあろう、私でございます。きょうこの場にいる中で、平成十四年三月十一日の証人喚問の場で公明党を代表して質疑をさせていただきました。 そのときのことをとやかく言う……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうの委員会は、冒頭で鈴木委員長の方からの御発言がありましたように、残念な経緯で採決が行われてしまい、こういう形で、先般参加できなかった三条約についての質疑をこうやって補充的にさせていただいている、こういうことでございます。 先ほどの委員長のごあいさつを聞きながら、私は、先般、岡田大臣にも冒頭で政権交代の意義ということを申し上げさせていただきましたけれども、正直、今回の国会の運営のありようというのは多くの国民を失望させたのではないか。新しい政権に交代をして、これは過去の私どもも参画をした政権がやったことと同じことと申し上げるつもりはありま……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 岡田外務大臣には、二月十七日に、昨日公表されましたいわゆる核密約に関する有識者懇というんでしょうか、調査等についての質問をしましたが、その問題について、また、きょう朝、自由民主党の皆さんからの質問も踏まえて、若干、まず冒頭、確認することから始めたいと思います。 まず、二月十七日のときも、私は、外務大臣に、核のいわゆる密約について定義をという話をいたしました。あのとき、外務大臣の定義は、明確に以下定義を述べますという格好じゃありませんけれども、今、議事録を見ますと、私の密約について定義をはっきりさせてくださいと言ったことに対しまして、表に出て……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 まず冒頭に、直接的にはこういう質問をするとは言っていないんですが、当然御承知のことだと思いますので、お聞きします。 十三日から、大西洋クロマグロをめぐる、絶滅のおそれがある野生生物、こういうふうに指定するかどうかを検討するワシントン条約の締約国会議がカタールで開催される。こういうことから、今、新聞、メディア等、この状況をめぐって、「クロマグロ 欧州「禁輸」が大勢」というようなことで、クロマグロはあたかも私たちの食卓からなくなってしまうかのごとく、いろいろと取りざたされておりますけれども、この会議について、現状、どのような状況にあるのかという……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 政権が交代して、外交は岡田外務大臣が担当ということで、新しい局面になったわけですけれども、きょう朝も、いわゆる密約の問題、そういうテーマ、あるいはまた今もお話があった沖縄の普天間の問題、いろいろな意味で日本外交をめぐる事態というのは新しい局面を迎えたんだろうと思います。 私、きょうは冒頭に、防衛並びに内閣府の大臣政務官にも来ていただいておりますので、お忙しいでしょうから、そっちの問題から先に取り組みたいと思います。 湾岸戦争以降、およそ二十年にわたって、日本の国際平和協力活動というものが、カンボジアのPKOを経て今日ま……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、四人の参考人の皆様、大変にお忙しいところ、貴重な御発言、御主張をしていただきまして、大変にありがとうございます。 鈴木委員長も含めて、戦後日本史、とりわけ近過去の日本の外交をめぐって大変重要な役割を果たされたというか、大変に歴史的な、歴史的人物を前にしてこうやって質問ができるということは大変にありがたい機会だと。ただ、先ほど来、同僚の委員の皆さんが私が質問しようと思ったこともされたり等しまして、何からどうしようかと多少混乱をしているところでございます。 まず、斉藤参考人にお聞きしたいんです。 斉藤参考人の話を聞いていて、非常に……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、条約、協定の審議でありますが、それに入ります前に、ちょうど一週間前のきょう、同じこの場所で、いわゆる密約問題に関する参考人質疑がございました。その参考人質疑で出た幾つかの問題について、岡田外務大臣の見解を聞きたいと思います。事前に細かいことは通告しておりませんけれども、そんな変わったことを聞くつもりはございません。 まず第一は、あの一週間前のこの場で、東郷参考人が中心だったと思いますが、いわゆる密約に関する過去における参考書類、彼がつくった赤いファイル、これが今回の調査の流れの中で一部発見されていない、こういうふうなお話がありまし……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、四人の参考人の皆様、お忙しいところ、また、大事な御意見を述べていただきまして、本当にありがとうございます。 引き続きでございますが、既に同僚の委員が三人質問をされました、幾分重なるところもあろうかと思いますけれども、よろしくお願いを申し上げます。 まず、私の方も、有識者委員会の皆さんが大変な労作報告書をつくられたわけですけれども、この報告書だけでも読むのはなかなか私にとっては大変でございましたけれども、読ませていただきました。 それで、先ほども出ておりましたけれども、要するに密約ということについての認定というんでしょうか、密約……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、先ほど同僚委員からも一、二、質問がございましたけれども、先般、鈴木委員長を先頭に沖縄に行ってまいりました。沖縄で、各地で、実情の調査、さまざまな御意見を聞くという機会があったわけですけれども、そのことを通じて、非常に私自身、ある種、目の覚めるような思いがしたという感じがいたしました。 御承知と思いますが、今日までの沖縄と日本との関係の中で、例えば政党としての公明党も、現地沖縄県本部公明党と中央の公明党と、幾つかの場面でねじれがあるというふうなこともあったわけですけれども、そういう状況の中で、中央の公明党が現地の公明党を、言葉は適切じゃ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、四つの租税条約、協定に関する質疑でありますが、今日までのこの外務委員会の中で、外務大臣との議論の中で、若干積み残した問題があるんです。これをきょうやるということを事前に言っていないので、全部御記憶にあると思いますが、いきなりやると失礼だと思いますので、後ろに回します。 積み残しが二つ私としてはあって、議事録を見てくださいという話、それから大臣御自身が後でその本を読んでみますとおっしゃった件、この二つ。それから、いわゆる密約に関しての調査委員会を設けられたことに関しての確認。そして、あと、先ほど小野寺さんと大臣との間でNPRの話があ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、まず冒頭に、ポーランドの大統領が、ロシアの西部、カチンの森事件の追悼式に向かわれているときに飛行機が墜落をして亡くなられるという大変痛ましい事故がございました。深く哀悼の意を表するものでございます。 さらに、タイで、このところ大変に懸念される事態が起こっておりまして、ジャーナリストの方が亡くなられる、カメラマンの方が亡くなられる、こういう大変に残念な、また痛ましい事件がございました。 まず、タイの件について、きちっと事前には言っておりませんでしたけれども、タイは四万六千人ほど邦人、日本人の方がいらっしゃっているということ等もあり……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。私が最後でございますので、お疲れでしょうが、おつき合いいただきたいと思います。 今、何人かの委員が沖縄の基地の問題を取り上げられましたので、私も少しそれに関して触れさせていただきたいと思います。 過去、岡田外務大臣との間で、私の若干の勘違いもあったんですが、私の基本的スタンスは、先般申し上げましたように、ダブルトラックでいくべきである。要するに、沖縄の県民の皆さんが抱えている日常的なさまざまな基地の被害に対して、懸命に日本政府が、単に日米地位協定の運営改善だけではなくて、地位協定の見直しについて提起をする、こう言われた民主党の路線に沿って、さ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 大臣は、きょう夜から出発をされるという大変ハードなスケジュールの少し前の時間帯でございますが、また引き続き沖縄の問題、私は、日米地位協定の問題に限定した形で質問をさせていただきたいと思います。 参議院あるいは当委員会、また鈴木委員長が質問主意書で、同趣旨というか同じ角度の話をこのところ委員会で、あるいはまた質問主意書で展開をされている。そのことに関連をして、私、確認をしたり、あるいは改めて岡田外務大臣のお考えを聞きたい、そんなふうに思うわけです。 一般的には、さっき大臣御自身、さっきだけではなくて一貫して外務大臣は、通常の報道ベースの話と……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先ほどから赤松さんという名前が飛び交っておりますが、この問題に関して私の考えを申し上げさせていただきますと、先ほど来、小野寺委員と岡田外務大臣との間でなかなか聞きごたえのあるやりとりが行われたと思いますが、実は、この口蹄疫の問題が既に起こっている状況の中で赤松農水大臣が出かけられた。そして、出かけるときに、まあ御本人に聞いたわけじゃありませんけれども、口蹄疫対策はもう万全を尽くした、大丈夫だ、こういう趣旨の発言をして行かれたということに私は大きな問題があると。全体状況としては岡田外務大臣のおっしゃるとおりだろうと思うんですけれども、口蹄疫とい……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、まず最初に、もう既にこれまでの委員の皆さんが触れてこられた件でありますが、日本とアイルランドの社会保障協定のことを先に少し取り上げさせていただいて、その後、マカオの問題に入った後、少し沖縄の問題についても質問をさせていただきたいと思います。 まず、今までの委員の皆さんの観点と違うといいますか、直接この社会保障協定とは関係がないんですけれども、私は、四年ほど前にアイルランドに一度だけ行ってまいりましたけれども、その当時、言ってみればアイルランドは、ある種バブルの状況だったんだろうと思います。大変に経済状況がよくて、なかなか元気いっぱ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、内外が非常に注目をしているクエスチョンタイム、私どもの山口那津男代表が十分間質問をするという貴重な機会を前にした大事な時間、一時間十五分をいただきました。うちの代表は今の総理大臣を相手にしますが、私は、次の、あるいは次の次のと目されている大変有力な皆さん、またそれを支えている渋い大臣の皆様にしっかりと質問をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします。 まず、外務大臣、今、岡田外務大臣は密約の問題について大変に力を入れて取り組んでおられるということで、最初に、密約をめぐる問題の今の進捗状況、さらに、ことしは日米安保条約……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄です。 質問する側もされる側も、気分を変えて取り組みたいと思います。 きょうは、午前中から、民主党また自民党の皆さんの方から、尖閣諸島をめぐる問題についての非常に示唆に富んだ質問がいろいろございました。私もこの問題を取り上げたいと思います。 最初に、きょうの私の主張を申し上げておきたいと思います。二つあります。 一つは、結論的に言えば、尖閣諸島に対する実効支配をどのように強めていくか、この問題意識であります。二つとも最初に言っておきます。二つ目は、この尖閣諸島の問題において、果たして、現時点までで、日本外交、前原外交が本当に発動したのかという観点。 ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。
冒頭、大臣、最近よく寝られるでしょうか。
【次の発言】 冒頭、何でこんな話からスタートしたかといいますと、もういろいろなところで言われているから大臣も耳にしておられるかもしれませんが、「太平の眠りを覚ます上喜撰 たった四杯で夜も眠れず」、明治の維新のときの狂歌ですね。
私、この黒船来航で日本が江戸幕府の時代から明治維新を経て今日に至るまでの流れの中で、ある意味で今回のこの事態というのは、「太平の眠りを覚ます上喜撰 たった四杯で夜も眠れず」、これにひっかけて今風の狂歌を考えてみた。「平成の眠りを覚ます中漁船 たった二発で夜も眠れず」、この中漁……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、四条約の審議でありますが、それも含めまして、まず初めに尖閣諸島事案、あるいはまた対ロシア外交等の質問をさせていただいた後、条約の質疑をさせていただきたい、そんなふうに思います。 まず、尖閣の問題については、過去、前原外務大臣に、あるいはまた菅総理大臣にも質問をしてまいりましたけれども、正直申し上げて、今、尖閣のなぞ、「普天間の謎」という本がありますけれども、尖閣のなぞとも言っていいような、なぞめいた、よくわからない、そういうところが今なおあります。 この尖閣をめぐる問題のなぞを解くかぎは、なぞを解くキーパーソンは、紛れもなく前原……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 菅政権のスタートから四カ月余り、一言で言えば、菅政権、菅民主党政権は迷走を続けている、このようにも断言せざるを得ない、そんなふうに思います。何を総理がしたいのか、全く伝わってこない。 先ほど、午前中の最後の同僚委員の質問に対して、菅総理は、目指している政治は、こう聞かれて、国民主権を軸にした政治、そして二つ目には、二大政党による政権交代は望ましい、正しい、こういうふうに思っている、こういう答弁がございました。 揚げ足をとるわけじゃありませんけれども、国民主権を軸にした政治、憲法三原理を軸にすると言うならわかりますけれども、その中で国民主権……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、五人の皆さん、大変に貴重な御意見をありがとうございました。 基本的に、きょういただいた要望につきましては、私ども、各政党間協力をして真摯に対応してまいりたい、まず冒頭、それを申し上げます。 それで、竹田先生、先生と初めてお会いして十数年がたちます。きょう、こうやって来ていただいて、海賊の問題についていろいろお聞きするのは私にとっても大変に大事な場面だと思っております。 まず、二年前に公明党の会合に来ていただいて、テロ、海賊の問題を聞きましたときに、どういう場面が来たら、今、ソマリアの問題に端を発した海上自衛隊等の行動、こういう……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 松本剛明外務大臣、私とは同じ兵庫・姫路の選挙区をともにいたしておりますが、きょうは、あえて就任に対しておめでとうとは申し上げません。 いろいろな側面があります。一つは、私も個人的にも大変に親しく、尊敬していました前原さんがああいうことでやめられた。非常に残念に思いますけれども、そういう後を受けての登場。そしてまた、先ほど来といいますか、きょうの委員会の冒頭でも、多くの本当に想像を絶するような事態を招いてしまった、こういう現状。 そういうものにかんがみまして、松本さんが将来において前原さんの二の舞、あるいはまた前原さん以外のさまざまな、現在……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、両大臣、とりわけ北澤防衛大臣におかれましては、本当に古今未曾有の大震災の対応で十万人を超す自衛隊員の皆さんの陣頭指揮をとられているさなかに、こうやっておいでいただいて、大変感謝を申し上げる次第でございます。 これから短い時間ですが、幾つか申し上げさせていただきたいと思うんです。 まず第一番目に、防衛大臣、先ほども小野寺委員とのやりとりでありましたけれども、今回のこのHNS、ホスト・ネーション・サポートの問題について、私ども公明党は、今野党でありますが、言ってみれば一期の野党の時代、一九九九年に、いわゆる与党の……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 松本大臣、就任されて約一カ月、この震災の対応も一カ月、一カ月が長いか短いか、この問題に照らし合わせてみれば、極めて長い一カ月だったと思います。 まず冒頭、ちょっと頭を柔軟にするために、本題と関係のない話でもないんですが、質問通告をしていない話から入りたいと思います。 この間、統一地方選挙がございました。松本外務大臣と私は同じ選挙区に住んでおりますが、候補者の数を別にすれば、外務大臣所属の民主党の倍の票をうちの公明党はとりました。自由民主党はさらに私の党のほぼ倍ぐらいとっています。これは候補者の数ということにもよるのでし……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 松本大臣、私、一昨日質問をいたしました。その際に、いまだに腑に落ちない、大臣とのやりとりの中で、通常の松本大臣らしからぬというか、非常に不親切な私に対する答弁をされたという思いを持っています。今、小野寺委員のやりとりの中では非常に丁寧に説明をされた。私の質問技術の下手さかげんだろうと思っていますけれども、一昨日、私は、レベル7、同時にチェルノブイリ級、数字としてのレベル7、そして放射線の排出の量というのはチェルノブイリのときの十分の一、これは普通の人が聞くとわかりづらいじゃないかということを申し上げました。外国に向けてどう発信するのか、本当に……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私の方からは、先ほども同僚委員から出ましたけれども、先般行われた日米外相会談を受けて、若干の質疑をさせていただきたいと思います。 まず、今回の日米外相会談では、大きなテーマは二つあった。一つは、先ほど来お話が出ております原子力発電所の事故をめぐって、アメリカからのさまざまな支援、原子力発電所の事故の問題と原発の安全の問題。もう一つは、普天間の基地移設問題。これが二つの大きなテーマであったと私は理解をいたしております。 原発の事故、もちろん原発の事故だけではなくて、今回の大地震、大津波でアメリカから大変な支援を受けている。これについて、困っ……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。
日韓図書協定の問題に入るに当たりまして、ちょっと前段階の話として外務大臣にお聞きしたいんですが、外務大臣は、韓国にはどれぐらい今まで過去に行かれたことがありますか。
【次の発言】 スタート時点でなぜそういうことを聞いたかといいますと、松本外務大臣は震災外交をやらなくちゃいけない、そういう使命があるということを申し上げましたが、国際関係の中でさまざまな国との交渉をされる外務大臣として、恐らくは、松本さんは韓国には特別な思いがおありだろうと。
だから、日韓関係という非常に、恐らくお生まれになってからこの方、韓国には強い思いが……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。 きょうは、田代先生、下條先生、荒井先生、お忙しいところを来ていただきまして、ありがとうございます。 この図書に関する日本と韓国との協定締結に当たって、ぜひ専門家の先生方に意見を聞くべきであると主張しました一人として、きょうは大変に知的刺激に満ちあふれたいい機会だったと思って喜んでおります。 少し補足的に聞かせていただきますが、まず田代先生、先ほど、冒頭のごあいさつの中でおっしゃった点で、宗家文書、韓国の中にあるこの宗家文書が、概数十二万から十三万ですか、これが文化事業の一環として使われた、こういうふうにおっしゃったと私……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、日印の包括的経済連携協定について、それから日本とブラジル、また日本とスイスとの間の社会保障協定、三つの協定の審議をするわけですが、今、自由民主党、野党の自民党の皆さんから質問があった日印の包括的経済連携協定の問題についてから入りたいと思います。 まず第一点目、民主党のマニフェスト。一昨年の七月に出されたマニフェストは、今日に至るまでの間にさまざまな問題が提起をされております。いわゆるEPAあるいはFTA、これに関しても、いささか、少し変質してきているのではないか、そんなふうな思いを抱きます。 例えば、一昨年の……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、冒頭、今回の大地震、大津波関連の原子力発電所事故をめぐっての問題、それから南沙諸島をめぐる問題、あるいは尖閣の問題等々、御質問をしたいと思います。 まず、東日本の大震災から二カ月がたちました。この間、さまざまな動きがあったわけですけれども、私はやはり、ここから先、非常に重要な、ここから先というか、今までもそうなんですけれども、原発、東京電力の福島第一原子力発電所の事故をめぐっての対応、日本のこの対応について世界が注視をしている、非常に深い関心を持って見ているということを十分意識して日本は対応していかなくちゃいけ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。 きょうは、サウジと香港とケイマンとバハマ、この四つの国・地域との租税協定、租税条約、これについての質問をさせていただきます。 まず冒頭、サウジとの条約について少しお聞きしますが、まず、これはあらかじめこういうことを聞くとは言っておりませんが、外務大臣、サウジで今、日本ブームが起きているという話を新聞報道を通じて聞いているんですが、そのことを御存じかどうか、そして、その背景にはどういうことがあるのかということについて、御自身の受けとめ方で、まず冒頭、お聞かせ願いたいと思います。
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、自由民主党のお二方から、韓国の国会議員の北方領土国後島訪問に関する質問がありました。二人の熱い質問を聞いていまして私も熱くなってきましたので、きょうは沖縄の問題を中心にやる予定でありますけれども、若干、冒頭で、この今の問題について、私の見解も踏まえて、ちょっと気になったことが幾つかあるので、大臣に確認をしておきたいと思います。 まず、こうした領土問題というのは、私、思いまするに、極端な対応の仕方は二つだと思うんですね。一つは完全に放置する、もう一つは戦争をするんですね、取り返す。要するに、全く無視する、放置する、あるいは戦争で取り返す。……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 最初に、先ほど来の自由民主党の同僚委員からの質問も含めて、外務大臣に、政治姿勢という観点、政局どうこうというんじゃなくて、外務大臣としての政治姿勢という観点からの質問を二つしたいと思います。 まず第一に、先日、岡田民主党幹事長が、二年前の総選挙に当たって掲げられた民主党のマニフェスト、このマニフェストの重要な構成要因である子ども手当を初めとする一連の重要政策について、まさに中国が言う核心的利益じゃないけれども、核心的課題をめぐって民主党のとってきた態度というものについて、財源の見通しが極めて甘かったという意味合いのことを……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 外務大臣、先ほどの委員の質問に対して、朝からいろいろ議論があったから云々という発言がありましたけれども、私も、かぶる部分というか重なる部分があるかもしれません。余りそういう言い方をされないで、初めて答弁するような気分で答えていただきたいと思います。 まず、IMFの協定改正に関する質問をいたしたいと思います。この問題については、先ほど来ここでやりとりがありました。私からも、公明党を代表して、何点か聞かせていただきたいと思います。 まず、IMF理事会改革の一環として、従来、無投票で選ばれてきた、出資額上位五カ国からの任命理事を廃止し、二十四人……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。
四人の参考人の皆さん、きょうは本当にありがとうございました。時間が余りありませんので、すぐ質問に入ります。
まず、青柳参考人にお伺いします。
先ほど、こういったヨルダンとの原子力協定、これは時期尚早である、時期尚早という言葉を使われました。では、どういう時期が来たら、例えばヨルダンとの原子力協定、何か一定の時期が来たらこういうものは進めていいというお考えなんでしょうか。
【次の発言】 田辺参考人にお聞きします。
先ほど、詳細にわたって、実質的には七つでしょうか、八つ目はちょっと性格が違いますから。七つの項目を挙げて、ヨルダンへの原発輸出……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、朝から自由民主党の論客が、非常に鋭い質問を四人の方がされました。聞いていて、政権交代っていいなと思いました。今もうほとんど、自由民主党の人はみんな会合に行っちゃったのか、一人しかいませんが、やはり野党質問をもう二年、だんだんと磨き上げられてきて、非常に鋭い質問が連発された。大臣、笑っている場合じゃなくて、本当にしっかりしないといけない、そんなふうに思います。そんな評論家めいたことを言っちゃいけないんですが。 まず冒頭、大臣に、先ほど、二年間の、民主党政権になってからの得失、プラスマイナスを三ッ矢議員が聞かれた。そのお答えの中に、い……
○赤松(正)委員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 私は、きょうは一般質疑でありますけれども、前回の一般質疑の最後に触れましたヨルダンとの原子力協定という問題、これにほぼ絞って、大臣は十一時にここを退室されないといけないということなので、十分なくなっちゃいましたけれども、私も質問を四十分で終わろう、そう思っております。 まず、ヨルダンの原子力協定をめぐって参考人質疑というのを八月の二十四日にやったわけですね。あのときの参考人質疑、これは、大臣や副大臣は直接この場にはおられなかったんだけれども、中身はよく聞いておられますね。聞いておられると思いますが。 あのときの状況とい……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。
私は、一昨日、ヨルダンに関して外務大臣あるいは山口副大臣と約五十分ほどお話をしました。そこで、ヨルダンについて、今も秋葉さんの方から話がありましたけれども、第三者の目という部分で、さまざまな懸念について、それを払拭するだけの対応というか、そういうものがないということがあのやりとりの中で私ははっきりしたと思っております。
さて、では、きょう、あとの三協定のうち、ベトナムであります。では、ベトナムについてはどうなのかということを外務大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 これも、今の大臣の御説明を聞きますと、ヨルダンの……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 まず、大臣に、福島県選出の大臣、これは外務委員会とは直接関係ないかもしれませんが、福島第一原発をめぐる話、原子力発電所問題について若干お聞きしたいと思います。 実は、私どもの山口那津男代表を初めとして、私は残念ながら参加できなかったんですけれども、先日、あの福島第一原発の惨状を見てきたんですね。 私の親しい参議院議員がいろいろその状況をつぶさに教えてくれましたけれども、彼の言葉で印象に残っていたのは、もう廃炉にするしかない、後始末の状況になった惨たんたるこの姿、これは大変なお金がかかるわけですが、そのことよりも自分が深く心に残ったのは、要……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。おはようございます。 きょうは、在外公館名称位置給与法一部改正案ですけれども、これに関連をいたしまして、つい最近のある総合雑誌で、民主党の失敗の本質を探るというふうなテーマでたくさんの識者がいろいろな見解を述べていた。大変におもしろくというか興味深く読ませていただいたんですが、その中で、私の年来の友人である、ある評論家が、民主党の目玉政策というのは自分が思うところ二つあったと。一つは、一般会計と特別会計を一緒にあわせて考えていく、そういう観点に立った政策リード。なかんずく、その中でも事業仕分け、これが一つ。もう一つは、いわゆる政治主導。政治主導……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、平委員がおっしゃったことと私が始めようと思うこととちょうどつながるんですが、実は私は、石原現東京都知事が国会で辞任の弁を述べられた、今から十七年前ですか、私は平成五年に初当選いたしましたので、当選してほぼ直後に石原さんの演説を聞かせていただきました。正直申し上げて、今日までさまざまな政治家の演説を聞きましたけれども、あのときの石原代議士の最後の演説は極めて感銘深かった、名演説だった、そんなふうに思います。 今、改めて読み直してみると、妙に拍手をしている人が多い。一カ所だけ拍手していないところがある。それは、いわゆる宦官発言のところは、さ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。
まず、野田総理、佐藤内閣、もう今から四十五年前でしょうか、三木内閣、三十六年前でしょうか、それ以来守り続けてきた武器輸出三原則等、これをついに変更、見直しをする、こういうことを野田総理大臣はやってのけた、これは一体どうしてでしょうか。
【次の発言】 総理、私ども公明党も、自由民主党との間で約十年間、政権を組んでやってまいりました。その間、この武器輸出三原則等、そしてもちろん非核三原則、この二つの原理原則というのは、まさに我が国の憲法第九条にかかわる規範、原理、非常に大事なシンボル、そんなふうに捉えてきました。
もちろん、そこに私どもがこだわ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。
冒頭、野田総理、先ほど来テレビを見ておりましても、随時、九州・熊本、大分方面の大変な大雨による災害、死者、行方不明も出ている、また、数万世帯に避難命令が出た、こういう事態が起きています。亡くなられた方あるいはまた被災された皆さんに、心よりお悔やみ申し上げます。
と同時に、総理、七月の三日ぐらいから十日ほどにわたって、九州方面は断続的に大変な大雨の災害を受けています。これに対してどのような手を打ってきておられるか、まず冒頭、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 昨年の三・一一の直後、要するに、この今の時代は巨大災害の時代、このような位置づけ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 本日は、四人の公述人の皆さんにおかれましては、大変に貴重な御意見を聞かしていただきまして、ありがとうございました。 先ほど、八尾の市長の方あるいは宮内さん等からも直接お話がありましたけれども、どう政権をつくるかが、関連法案等が中心になり過ぎていて、地方に対する配慮が足らないという趣旨のお話がありました。 実は今、連立与党とそれから自民党の皆さん、代表の間で修正に向けての協議が進められております。その中で、連立与党の側は五つのいわゆる修正する代表的なポイントを挙げておりまして、もちろん五つには限らないのですけれども、代表的なポイントとして、……
○赤松(正)分科員 固別、極めて具体的な私の選挙区の話に入ります前に、建設省全般のお話につきまして担当部局、また建設大臣のお考えを若干聞かせていただきたいと思います。 これから二十一世紀にかけまして、極めて超高齢化社会を迎えるわけですけれども、そうした高齢化社会にあってますますお年寄りに優しい町づくり、あるいはまた、年寄りということは、即身体的にある意味で障害を持つということとも同じだと思うのですけれども、そうしたお年寄りあるいは身体障害者、つまり社会的に弱い立場にある人々に対しての優しい町づくり、あるいはまた障害を不慮の事故で負われていろいろな意味で生活の上で不便を来している、そういう人た……
○赤松(正)分科員 おはようございます。新進党の赤松正雄でございます。 昨日も同僚の議員から冒頭に質問があったと思いますけれども、住専国会と言われる大事な国会でございますので、私の方からも、まずこの問題についての基本的な大臣の御姿勢をお伺いしたいと思います。 といいますのは、私は大体週末に地元に帰りまして、多くの市民の皆さんと懇談をする機会を設けているのですけれども、やはり住専の問題処理に税金を投入するということに対する反発は、極めて強いものがございます。我々はこれを予算から削除すべきだというふうな態度をとっておりますけれども、大臣は大変お忙しいお立場であられるので、実際に生身の人間に接触……
○赤松(正)分科員 新進党の赤松正雄でございます。 まず冒頭に、北海道での豊浜トンネル事故で二十人もの貴重な命が失われたことについて、心より哀悼の意を申し上げます。建設大臣が御就任になられて余り日がたたないときに大変な事故が起こって、大臣が被災者の皆さんに、お一人お一人に頭を下げておられる苦痛の表情をテレビで拝見いたしまして、私も兵庫県選出の人間でありますので、非常に強く心を打たれるものがございました。 阪神・淡路の復興の問題が今非常に重要なときに差しかかってまいっております。平成八年度の予算審議が大詰めを迎えている今日、まず地元兵庫県の明年度予算への要望を踏まえまして、建設省への質問をさ……
○赤松(正)分科員 新進党の赤松正雄でございます。 きょうの質問に入ります前に、先週末の衆議院本会議におきまして、郵政大臣それから厚生大臣との間で、郵政三事業の例の民営化の問題について、私どもの樽床委員の質問に対しての答弁があったわけですが、私、先般逓信委員会の場におきまして大臣にいろいろお考えを聞きましたので、大臣のお考えはよくわかっておるわけですけれども、実はあの場面のお二人の発言というのは、非常に看過できない重要なものをはらんでいる。 私は、先般逓信委員会で申し上げたときは、非常におもしろいというような言い方をしたのですけれども、もうおもしろいという段階を通り越している。一つの内閣の……
○赤松(正)分科員 新党平和の赤松正雄でございます。私は、きょうは、まず冒頭、文化財保護に関する問題を文化庁にお聞きし、その後、教育の問題について文部大臣に御質問をしたい、こんなふうに思います。 まず冒頭、文化財保護行政のことでございますけれども、今、全国いろいろなところで発掘調査が行われていると思います。その発掘調査に関する費用負担をめぐって若干裁判になっているケースすらある、こんなふうに聞いております。 それといいますのも、文化財保護法上の規定が、五十七条の二の第二項、埋蔵文化財の保護上特に必要があると認めるときは、文化庁長官は、発掘に関し必要な事項を指示することができる、また、第九十……
○赤松(正)委員 この憲法調査会に初めてこの国会から参加をさせていただくことになりました、公明党の赤松正雄でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 公明党を代表するというよりも、在籍する者の一人として、現在における憲法をめぐるありよう、そしてまた過去の私どもの考え方、そしてこれからの取り組み等について、簡単に報告をさせていただきます。 まず、この調査会におきまして、日本国憲法の制定過程につきまして極めて詳細に調査検討が前国会においてなされたことは、大変に重要な作業であったと高く評価をするものであります。過去の経緯については先ほど高市幹事からお話があり、またこれからの方向性について……
○赤松(正)委員 きょうは大変に示唆に富んだお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 先ほどから話を聞いておりまして、若いときに小田実さんの「何でも見てやろう」を読んで大変に感銘を受けた人間として、その後、日本には三大青春記があると。一つは小田実の「何でも見てやろう」、もう一つは北杜夫の「どくとるマンボウ青春記」、最近では石川好の「ストロベリーロード」だと私は常々思ってまいりましたけれども、その小田実さんに直接こうやってお話を聞く機会があって、なかなか感銘を受けております。 先ほど来提示されたお話は、私は、個人赤松正雄として一〇〇%感銘を受けましたし、そのとおりだろうと思いま……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。本日は、大変にすばらしいお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 私も、保利代議士と同じように、きょうこの場でお話を聞かせていただいて質問をさせていただくということで、急ぎいろいろなものを読ませていただきました。実は、私は映画が好きでして、かつてベトナム戦争を描いた「地獄の黙示録」という映画があったのですが、この映画を評論家の立花隆さんが、だれもコッポラのメッセージはわかっていない、要するに、キリスト教の歴史、背景を知らなかったら「地獄の黙示録」を本当に見たとは言えないのだという意味の論文を書いておられたのを読んで、なるほど、キリ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、市村参考人には大変に示唆に富んだお話、ありがとうございました。 私、お話を聞かせていただいて、まず最初のくだり、「世界の地政学的構造」というところ、あるいはまた「世界の三極構造」という周辺のところでお話を聞かせていただいたり、あるいは、既にきょうまでにいただいておりました「二十一世紀の日本のあるべき姿」というこの論文を読んでおりまして、先般この憲法調査会で、中山太郎会長を団長にして、ヨーロッパに、ドイツ、スイス、イタリア、フランスの憲法調査をするために行ったときのことを思い出しました。 といいますのは、イタリアで作家の塩野七生さ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、佐々木先生から、二十一世紀の日本のあるべき姿ということについて非常に示唆に富んだお話をしていただきました。大変にありがとうございました。 先ほどのお話を聞いておりまして、まず、今鹿野委員からもございましたけれども、憲法第六十五条をめぐっての議院内閣制のいわば二元構造というふうな問題、いみじくも大臣を経験された委員から、従来の日本の政治は官に丸投げをしてきたのではないかという反省があるというお話もありました。 そういうことを踏まえて、もう少し具体的というか、私は、長く野党にいた政党から今与党の側に来ていろいろ感ずるところはあるわけ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。石原参考人におかれましては、大変にお忙しいところ、ありがとうございました。 先ほどお話を聞かせていただいて、いろいろなことを感じたのですが、日本の憲法前文の日本語の乱れ、稚拙さ、一字でもいい、たとえ一カ所でもいい、変えてほしい。なかなか私も胸に迫るものがありました。また、制定過程の問題等、私個人として極めて、日本の憲法に対する位置づけというものは共感を感じる部分が多いわけでございます。 ただ、なおかつ、それであって、石原参考人のお話を聞いていると、何だか私の心のどこかで少し危うさを感じるというか、懸念が幾つか出てきます。その原因は何かなと思っ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 松本参考人におかれましては、きょうは本当に貴重な御意見をありがとうございました。幾つかお尋ねをさせていただきたいと思います。 自分の国は自分で守る、憲法に関して言えば、自分の国の憲法は自分たちでつくる、こういうふうなことだと思います。私も、日本の憲法を改めて自分たちでいわば選び直すというか、選び直した結果、多くのものが今の憲法の中から再び選ばれるということがあってもいいかなというふうにも思うんですけれども、そういうふうな観点からきょうのお話を聞かせていただいたときに、今の憲法が制度疲労を起こして世界史のステージに合わなくなってきている、こう……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 沖縄での憲法調査会公聴会、今お二人の方からお話ございましたけれども、若干、私にとって後味の悪いものでございました。 といいますのは、今もお話が一部ございましたけれども、憲法のあり方をめぐって議論をすることさえ阻止したいという傍聴の人々によるやじ行為でしばしば会議が中断されたからであります。論憲の立場で、タブーを設けないで二十一世紀のあるべき日本の姿を探ろうとする私どもの立場からすれば、極めて不可解な行為でありました。 沖縄が、戦前から今日まで、日本の中で特別な位置にあり、今なお米軍基地が集中的に存在する戦略的拠点であることを踏まえた上で、……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 衆議院の憲法調査会も、スタート以来二年半を経まして、ほぼ中間の折り返し点を迎えました。 先ほど来、小委員長からの御報告、また自由民主党、民主党の委員の方から、これまでの、今国会の小委員会における御発言のエッセンスのようなものが述べられました。私も、国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会に所属をしてまいりまして、五回にわたっての参考人に対する発言にさまざまな議論をさせていただいたわけでございますが、その中身につきましては、議事録あるいは調査会発行の論点整理メモに譲るといたしまして、きょうは、沖縄に続きまして北海道での公聴会に参加をい……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。きょうは、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 まず、私は、今同僚委員からもお話ございましたけれども、国連の平和活動に対して日本がありとあらゆる側面で協力をすべきである、つまり、非軍事的な部分も、さらにお金も物も、そして、直接的な軍事的行動ではもちろんありませんけれども、後方的な支援というものも含めて、ありとあらゆる考えられることをやっていくべきである、そういうふうな基本的な立場に立っております。 その上で、最初にお伺いしたいと思いますのは、日本のいわゆるPKO法、これには五つの原則が組み込まれている、ビルトインさ……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、大変にわかりやすいお話、いろいろ聞かせていただきまして、大変に刺激を受けました。余りよくこの分野はわからない人間なんで、また初歩的なことを聞かせていただくことになるかと思いますが、よろしくお願いいたします。 まず第一点目ですが、日本がWTO一辺倒であった、このことから生じた問題点ということで三つほど挙げられましたけれども、逆に言うと、今もブロック化の話とかあるいは無差別の精神に反するとかとありましたけれども、要するに、現状肯定の論理というか、それは、主な物の考え方というのはどういうものがあるわけですか。
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 実は、先ほど寺島さんがお話をしてくださったとき、ちょうど衆議院のいわゆる有事法制に関する特別委員会で四十分間、小泉総理中心に質問をしてきましたので、肝心のお話が聞けなかったんですが、私は寺島さんが書かれたほとんどと言っていいぐらいの本を読ませていただいております。同世代、ちょっと私の方が年が上だろうと思いますけれども、団塊の世代、私は団頭の世代、塊の上、ビール瓶の先っちょのところ、昭和二十年生まれは団頭の世代だという造語をしておりますが、団塊の世代を引っ張っていくのは団頭の世代だという自覚を持っておるんです。 寺島という人は、アメリカ通で……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 当憲法調査会、政党を代表しつつ個人の見解を述べさせていただくということで、先ほど高村委員からも集団的自衛権にまつわるお話がございましたが、私は、田久保先生のお書きになるものはいろいろなところで拝見するんですが、いつも、明快だけれども少々厳しいなという感じを持っています。 この「集団的自衛権をめぐる論議」という四十四から五、六に至るところはほとんど興奮しないで読めない記述になっておりまして、私のように公明党という政党で政権に参画をしている側として、もちろん私は党の中枢、執行部ではありませんから、必ずしも一〇〇%イコールではないわけですけれど……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 大変貴重な御意見、ありがとうございました。 まず、先ほどのお話の中で、EU憲法制定の動きを連邦国家に向かっての途中のものと見るのは問題であって、いわば前代未聞の実験なんだという非常に印象的な言葉を発せられました。 それに関連しまして、参考人が、法律時報のことしの四月号、「EC法からEU法へ」という論文をざっと読ませていただいたんですが、一番最後の結びの部分に、今と関連したこと、こうおっしゃっています。「連邦国家か国家連合かといった図式を捨て、規範像と実像の両面を見つめ、使う概念に国民国家の法秩序の説明概念としての暗黙の想定がまとわりつい……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 四人の公述人の皆様、きょうは、非常に刺激的な、示唆に富んだお話、本当にありがとうございました。 時間の制約もありますので、私は、小野公述人と小池公述人、お二人に絞らせていただいてお話を伺わせていただきたいと思います。 さっき、小野先生からはデフレ助長予算、また、二宮先生からは改革逆行予算という非常に手厳しい評価が下されました。私は、三歩前進を表示して、二歩後退一歩前進小泉内閣、こういうふうに勝手に思っているんですけれども、それはどうでもよろしい。 まず、小野公述人、実は、さっき部屋に帰りましたら、先生の本がどなたからか届けられておりまし……
○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、十四年度の政府予算の、環境省予算のいわば質疑の分科会でございますけれども、私は、ちょっと直接予算には関係ございませんが、環境省の行政のありようというものについて御質問をしたいと思います。 まず、三年前にいわゆる鳥獣保護法の改正案が大論議の末、主に参議院を主たる舞台にしたようでありますけれども、行われました。その際に、公明党は、自民党あるいは自由党とともに、附帯決議をつけた上で、修正をし、賛成をいたしました。 法律のその中身は、法律の施行後三年をめどに施行状況を検討し、自然と人間との共生を確保する観点から必要に応じ適切な措置を講……
○赤松(正)委員 せっかく地方自治に関する具体的なテーマに入ったところで、何か大味な逆戻りの議論のようなことになって恐縮ですが、実は先ほど私どもの同僚の斉藤委員の方から、公明党がさきの党大会で加憲という方向性を決めた、そういう形で意見集約をするというふうなことを発言いたしました。これは、みずからがそういうことを言うのもいかがかと思いますが、かなり大胆な方向性指示だと思っております。 といいますのが、当憲法調査会がスタートした時点で、公明党と民主党を除く他の政党は、憲法に対する基本的な姿勢というものをきちっと決めておられてスタートした。つまり、旧来的な意味における改憲とか、旧来的な意味における……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは大変参考になる意見をありがとうございました。 私の方は、まず最初に、戦争責任をめぐる日独の差という問題についてお聞きしたいと思います。 日本はこのところ少し収束している感がありますけれども、ドイツは、戦後、その戦争責任という問題について、先ほども少し話が出ましたけれども、ナチスにすべて責任をおっかぶせた。ドイツとしての、国家としての謝罪とか責任とかよりも、どちらかといえばナチスにすべて責任を負わせた。一方、日本は、その辺について極めてあいまいであった。したがって、端的に言えば、戦争責任という問題について、ドイツの戦後指導者のやり……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、きょうのテーマでありますもののうち、イラクをめぐる問題について主にお話をさせていただきます。 まず冒頭、エピソード的に一つのお話をさせていただきます。といいますのは、昨日、公明党は、駐日イギリス大使のゴマソールさんを招きまして、イラク問題をめぐるイギリスの対応についてお話を聞くとともに、私たちと意見交換をいたしました。 イギリスは、御承知のように、ブッシュ政権を強く支持する姿勢を示しております。国連の新たな決議が成立することが望ましいとしながらも、もしそれが不可能なら、各国は自分の責任で後は対処するしかない、急いで軍事行動に臨むとい……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄です。 先般、先ほど中川小委員長から御報告があった小委員会でも、若干関連して発言をさせていただいたことでありますけれども、私は、憲法第九条というものの位置づけと、それから昨今のいわゆる国際テロ活動に対して日本の行動がいかにあるべきかという問題は、明確に分けて考えた方がいいのではないかと思います。 九条については、先ほど大先輩の奥野誠亮議員からもお話がありましたけれども、私は、九条第二項については、日本国国家としてのいわゆる個別的自衛権を放棄したものではないと。したがって、わかりづらさというか、現状の日本という国の安全ということを考えた場合における自衛隊の存……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今回の事態を迎えるに当たりまして、去る一月三十日の当調査会におきます私の発言を振り返らざるを得ません。あのときに、冒頭私は、イギリスのゴマソール大使と公明党の懇談の場における状況を紹介いたしました。要約すれば、軍事行動も辞さずという強硬な姿勢こそがイラクの軟化を生むとの認識は共有する、ただ、イギリスはむしろアメリカの行動に歯どめをかけてもらいたいとの思いを伝えたというものでありました。その後の展開は、期せずしてその思いが通じるのではないかとの期待すら抱かせる風のものであったことは、周知のとおりであります。 アメリカの最大の同盟国である同国の……
○赤松(正)委員 一週間前のこの場でも発言させていただいたので、一部重複するかと思いますけれども、各党の皆さんが活発に話をされましたので、若干つけ加えさせていただきたいと思います。 前回も申し上げましたけれども、私は、今回のこの事態というのは、人類にとって、そして世界にとって、私たち日本人にとって極めて重要な問題が突きつけられていると、当たり前のことかもしれませんけれども、改めて感じます。 先ほど島さんが、野党としては法の観点からこの事態をどう見るかということを言う、与党の皆さんはやむを得ないというふうに言うという話がありましたが、私流に言わせますと、要するに、野党の側の皆さんはやはり、あ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄です。 今小委員長からお話ありましたように、前回の安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会では、初めての試みとして、野田委員そして首藤委員からの基調報告を受けての議論が行われました。極めて示唆に富んだ、すばらしいお話があった。それを受けての重要な意味のある会議であったと思います。 私の方からは、この国際協力及びODAにつきまして、公明党の考え方を若干紹介させていただきます。 公明党は、その外交政策の基本に、人間の安全保障という観点が重要であるとしまして、深刻さを増す国境を越えた人道の危機や環境破壊をもたらす開発に歯どめをかける手だてを求めてきました。こ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先ほど、金子委員の発言、それに対して中川委員の発言、また春名委員の御発言がございました。それに関連をいたしまして、直接でない部分があるかもしれませんが、その周辺のお話について意見を申し上げさせていただきたいと思います。 今、まず自衛隊ありきという角度はおかしいというお話がございました。私も、何でもかんでもまず自衛隊というふうな考え方はとりませんけれども、しかし、今のイラクの事態を踏まえてイラクを復興支援するという観点からいけば、やはりいろいろな意味で、単にいわゆる武装云々ではなくて、あらゆる事態に対応できる訓練をした人間という意味で、さまざ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、お二人の委員から、この国会における憲法調査会についての論議に対する感想を主軸にしたお話がありました。私の方からは、ちょっと角度を変えまして、この国会が終了されるに当たりまして、ここでの憲法論議に参画する委員は数が限られているわけですけれども、そうした憲法調査会以外の場面、つまり、私の党内の公明党におけるこの憲法をめぐる考え方についての現状を概括して述べさせていただきたいと思います。 公明党は、御承知いただいているかと思いますが、平成十二年の党大会で、憲法九条は堅持し、国民主権主義、恒久平和主義、基本的人権の保障の三原則は不変のものと確認……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄です。きょうは、お二人の参考人の御意見、大変にありがとうございました。 まず、森本参考人にお伺いをいたしたいと思います。 先ほどの冒頭のお話の一番最後の部分で、大変に私は、興味を引いたといいますか、大事なことをおっしゃったと思います。というのは、一昨年の九・一一から今日に至る事態の流れの中で、要するに、自衛権の概念だけではもはや対応できない、そういう事態が起きている、そういう流れの中でテロに対応する抑止の力というものを考える必要がある、こういう意味合いのことを森本参考人はおっしゃいました。 私も実はこのことがずっと気にかかっておりまして、旧来的な個別的……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、島委員が重く受けとめられるという話をされましたが、私は、小川参考人にお話を数回このところ聞く機会があって、そのたびに挑発を受けているような気持ちがいたしました。きょうの最初の発言は、私は、いささか少し言い過ぎておられるんじゃないかという気がいたします。今、悪口じゃないと言われましたけれども、私たちの海外における調査活動あるいは中間報告書に対して、少し言い過ぎておられるんじゃないのかなという気がいたします。 懸命に私たちは今、五年間のこの衆参両院の憲法調査会における行動を通じて、日本の憲法の実態というものをしっかり調査した上で、その後に……
○赤松(正)小委員 野田委員そして首藤委員の示唆に富んだ大変にすばらしい報告をありがとうございました。 お二方に私は三つ質問をさせていただいて、それで終われば終わりたいと思います。 一つは、先ほどの野田委員の話にもありましたが、国家の安全保障と人間の安全保障というこの二つ、国家の安全保障から人間の安全保障へという流れが今いろいろな場面で指摘をされておりますけれども、それに対してどういうふうに国連がかかわっていくかなかなかまだきちっとした結論は出ない、こういうふうなお話を先ほどもおっしゃっておりました。お二方が人間の安全保障というものをどういうふうなイメージでとらえておられるのか。私たちも口……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、高橋参考人のお話を聞かせていただきまして、いろいろ刺激的なお話でございました。象徴天皇制が日本の長い伝統の中で根づいてきているものだというお考え、わかっているようでいて、改めて、なるほどと思った次第でございます。 さらに、二つの点で日本の国会がきちっと議論すべきだという点も、大いに首肯するところであります。一つは、本来あるべき象徴天皇制というものについてしっかりと議論していく。もう一つは、皇位の継承の問題について、先ほど来お話がありますように、不安定な状況というものを克服するためにきちっとまたこれも議論すべきだ、こういったことを……
○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、厚生労働省に対しまして、半自動除細動器にまつわるお話をぜひ聞いていただきたいというか、厚生省の考え方を聞き、そしてこちらの考えを申し上げさせていただきたいと思います。 最近、健康のための大変な運動ブームといいますか、ジョギングをしたりランニングをしたりということで、私もそういったことに大変興味があるんですが、かつて、少し前ですけれども、アメリカでランニングブームをつくったと言われる「奇跡のランニング」という本がありまして、その著者はジェームズ・F・フィックスという人なんですけれども、この人の本が大変売れているということで、私も読……
○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。
大臣、朝から大変に御苦労さまでございます。
私は、まず冒頭、いきなり本題に入る前に、ちょっと周辺のお話から聞いてみたいと思います。そんな難しいことをお聞きするわけじゃありませんが、大臣の認識度をテストしてみたいと思います。
実は、私の秘書が、秘書になる前に、あるビデオ屋さんに勤めておりました。彼はその後警察に表彰された。これは何で表彰されたと思います。
【次の発言】 政務官に。副大臣に聞こうと思ったら帰っちゃったから、政務官に聞きます。
【次の発言】 二人とも落第でございます。
これは、非常に残念なことながら、いわゆる万引きをつかまえ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 イラク事態を前にしまして、自衛隊の派遣というものをどうするつもりかということを防衛庁の幹部と話した際に、私は聞いてみました。その際に、その幹部は、政治が行くと決めたのだから、行かないと、諸外国からは、危なくなったから日本は来ないと見られて、日本は臆病でありひきょうだと言われるとの発言がありました。非常にある意味正直な発言だったと思います。一般的に、今回の事態を前に、行かせるな、行くべきではないという声は強いと思います。私自身も、危ないところに行くのは、臆病、ひきょうの次元ではなくて、無謀だと言っております。 ただ、それでもなお、それでいいの……
○赤松(正)分科員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 きょう、私は、国土交通省所管の問題のうち、交通事故に関連する対策についてのお話を中心に若干質問をさせていただきたいと思います。 昨年の交通事故の死者は七千七百二人、過去最悪だった一九七〇年、つまり約三十年前の半分以下であったものの、事故の件数は九十五万弱、負傷者数は百十万人と、過去最高を記録している、こういう事実がございます。 こういった事実に対して、総理は昨年の施政方針演説におきまして、今後十年間で交通事故死者をさらに半減させ、道路交通に関して世界で一番安全な国とすることを目指す、こう述べられたり、あるいは、本年の……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先ほど、私どもの仲間から社会保障に関する話がありました。私の方から、安全保障に関することについて、若干公明党の考え方を述べさせていただきたいと思います。 先ほど、仙谷幹事の方から極めて自制をきかせられた御発言があった。昨日の菅代表とは大分違うなという思いをいたしました。私どもの代表に挑発的なことをおっしゃった代表に比べたら、先ほど回していただいた仙谷委員のペーパーには、先ほどもおっしゃっていましたが、自民党の方々や小泉内閣が、こういう格好で、公明党を名指しにされていないのはなかなかの御配慮だなという思いを持って聞かせていただきました。 実……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 この憲法調査会のきょうのこの会合、今、先ほど他の委員会から戻ってまいりましたところなので、今までの経緯はちょっとよくわかりませんので、そういう経緯とは関係のないお話をさせていただきます。 実は私、先般、つい数日前に、参議院の憲法調査会でこの安全保障をめぐる問題について三人の、まあお三方とも有名な方、大阪大学の坂元一哉さん、そして拓殖大学の佐瀬昌盛さん、そして朝日新聞の田岡俊次さん、三人を呼んで、参議院憲法調査会の話、特に集団的自衛権をめぐる問題についてお三方の発言を聞いていて、非常に感ずるところがあったというか、思いがあります。 それは、……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄です。 先日行われました最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会の二回目の直接民主制の諸制度にまつわるお話、私も参加をさせていただきましたが、実は、大変残念ながら、最後までいませんでしたので、自由討議における各委員間の討議を聞かないで退席してしまいました。 今、手元に配られました衆議院憲法調査会ニュースを拝見させていただいて、中山太郎会長の御発言並びに山口富男共産党委員の御発言のやりとりを読ませていただいて、若干、感想というか、私の意見を述べさせていただきたいと思います。 いわゆる九十六条の憲法改正の発議に対する国民投票制度等の細目について触れら……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今も、自由民主党の杉浦委員から、自由民主党の中における、きょうのこの場でも一番最大の焦点になっております憲法裁判所の話について、党内論議が進められているというお話がございました。また、今憲法調査会における小委員会での議論は、先ほど船田筆頭幹事から整理をしていただきましたけれども、そういうふうな整理状況にあって、議論がこれから進められていくんだろうと思います。公明党におきましても、実は、毎週各条ごとの現行憲法についての審査を急ぎ進めているところでありますが、まさにきょう話題になっておりますこのテーマは、昨日の課題でもございました。 私並びに私……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先ほど来、地域の安全保障ということに関して、極めて具体的また包括的なお話がなされておりますが、先ほど来交わされているような議論につきましては、私もこの場で既に何回か申し上げてまいりましたので、ちょっと違った角度で若干お話をさせていただきたいと思います。 といいますのは、今憲法を取り巻く状況というのは、いろいろな場面で、いろいろな論者が、さまざまな時間的経緯の中で区切りのような、そういう時代的区分というか、時代的気分を期限的な区切りでもって示される傾向が強い。つまり、ムード的に、雰囲気的に、憲法をめぐる状況、つまり日本にとって今一つの大きな転……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 この憲法調査会の議論は、私もきょうも聞いておりまして思いますことは、憲法をどうするかということにつきまして、全面的に、先ほどどなたかがおっしゃっておりましたように、ありとあらゆる分野で改正すべしという意見から、一方、全く変える必要はないという意見まで、まさに百家争鳴、百花繚乱という感じがいたしますが、この憲法調査会の中、あるいはまた国民、皆さんの間の中でもまだまだいろんな意見がある。 そういう中で私が思いますのは、ここの、時間が四年半たったから云々というのではなくて、やはりより一層、問題、事の所在を整理する必要があるんじゃないかと思います。……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 小熊、船曳、山崎、三人の先生方、きょうは貴重な御意見ありがとうございました。 先ほど来お話を聞いておりまして、私は、さっきの船曳公述人のお話を聞くまで、小熊、船曳の関係を知りませんでした。師弟、おっしゃることは九条をめぐって極めて似ているなという印象を受けました。公明党におきましては、九条をめぐっての議論は、まさに船曳、小熊両公述人の意見に同調する動きが極めて多いわけで、私個人としては山崎先生の意見に極めて近いという二対一の状況でございますが、それを踏まえまして若干お話を聞かせていただきたいと思います。 まず、山崎公述人にお伺いいたします……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 本日は、大変に刺激に満ちた参考意見、ありがとうございました。参考人のさまざまなお書きになったものを事前に読ませていただいて、私は、このたぐいの一連のものの中でこんなおもしろいものをかつて読んだことがないというふうな印象を受けました。そういう感想を述べさせていただいた上で、幾つか聞かせていただきたいと思います。 今の憲法の規定からすると、要するに、まず国民があって、国会があって、内閣があって、天皇が来ると。憲法の論理に最も適合的な序列からいくと、今言いましたように、国民そして国会、内閣があって天皇だ、こういう規定づけをされておりますけれども……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、井口参考人、本当に示唆に富んだお話をありがとうございました。 幾つか御質問をさせていただきますが、まず、先ほどのレジュメに従ってのお話の中で、直接民主制は市民参加を増加させるかという話の中で、議会選挙の投票率と国民投票の投票率では、国民投票の投票率の方が低い、そういう状況の中で、特にフランスは国民投票の方では投票率が低いという傾向が顕著である、こういうふうなお話がございましたが、フランスについては、一九〇〇年以降のレファレンダムを見ると、一九六〇年代に四つあって、あとほぼ十年単位ぐらいに一つずつ、合計八回にわたるレファレンダムを……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは参考人の皆さん、大変ありがとうございました。 まず、先ほど笹田参考人もおっしゃっていましたけれども、今の最高裁判所の仕事について、過重であるかどうであるかということについての見方が、事務総長との間で若干の違いがあったかなという気がする問題について、最初に事務総長の方にお伺いしたいんです。 先ほど、実際に最高裁判所の裁判官の皆さんに聞かれた場合に、過重であるというふうなことは余り反応としてなかった、むしろ、いわゆる学者出身の皆さんの中にそういう意見があったかのように思うというようなお話がございました。私は、先ほど来のいろいろなお話……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 齊藤参考人には、大変にありがとうございました。 先ほど、冒頭で御説明いただいたレジュメの中から二点、さらにもう少し説明を加えていただければありがたいなという箇所がございます。といいますのは、事務局からいただいた「国法体系における憲法と条約」、齊藤先生のお書きになられた本の中で二点、レジュメの部分のさらに一層詳しくお聞きしたいこととの関連がございます。 一つは、レジュメの三ページの真ん中にあります「「条件つき憲法優位説」と「条約分類論」」というところの中に、「政府見解」として、「確立された国際法規」、それから「一国の安危にかかわるような問……
○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。 大臣、連日大変に御苦労さまでございます。極めて重要な年金法案でありますとか、あるいは、大臣が御就任される直前にできたんですか、この介護保険の仕組みというのは、そういったこと、極めて重要な課題が山積しておるときに、前の厚生労働大臣がだれだったか忘れるぐらい長期にわたってやっておられる、大変に御苦労さまだと思います。 私の方から四、五点、御質問をさせていただきたいと思います。 まず第一点目は、今もお話があったんだろうと思いますけれども、介護の問題であります。 介護という極めて重要な課題が家庭のいわゆる親子関係の中で処理をされてきた、そうい……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先ほど我が党の論点整理につきましては、太田昭宏さんの方から述べられました。私の方からは、いささか重複をするかもしれませんが、若干恣意的になることを恐れずに、個人的なとらえ方を補足的に申し述べたいと思います。 今、自民党また民主党の委員の方から相互の見解についてのとらえ方がありましたが、私にはそのゆとりがありませんので、我が党の物の考え方についての補足的なお話をさせていただきたいと思います。 まず、公明党は、昭和三十九年に結党されましたから、この秋で四十年の歴史を刻むことになります。ちょっと蛇足っぽい話になりますが、四十年という歳月につきま……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先ほど来の若干のやりとりを聞いておりまして、多少、ちょっと公明党の立場も申し上げないといけないな。保岡幹事が与党ということを非常に強調されまして、あと社民、共産のお二人が先ほどのような発言をされた、ちょっと順序がこういう順番になってあれですけれども。 今、与党の中で、さまざまな事務的な部分で、保岡幹事、私とか太田委員とかでいろいろ、船田幹事もそうですけれども、議論はさせていただいておりますけれども、この憲法常任委員会というものについて、私たちは今の時点でもっと慎重でなければいけない、まだそういう段階には来っていない。むしろ、この憲法調査会で……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 オンブズマンにつきまして、今も柴山委員そして辻委員からお話がございましたけれども、私、公明党に所属はいたしておりますけれども、党の見解というよりも、個人的見解ということをお断りいたしまして、言わずもがなのことでありますけれども、見解を申し上げさせていただきたいと思います。 まず、結論から申し上げますと、将来において仮に憲法が全面的に改正をされる、二十一世紀にふさわしい、全く全面的に見直すというふうな憲法をつくる、こういったときが訪れるとするならば、その場合にはこのオンブズマンの仕組みというものは取り入れられるべきだろう、こんなふうに思います……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私は、きょうもいろいろ皆さんの御意見を聞かせていただいたり、あるいは今までも、特に憲法改正のための手続法云々という話が話題になるたびに少し違和感を感じることがあります。それは、憲法改正のための手続法が未整備であるということについて立法の不作為云々ということを、きょうもそういう発言をなさった方がいらっしゃいましたが、そういう立法の不作為という言葉を聞くたびにちょっと違和感を感じる。 なぜ感じるかといいますと、今の憲法ができてから来年で六十年になるわけですか、そういう流れの中で、ほとんど大半の部分は、今の憲法を全面的に変えるか、あるいは全く変え……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。ありがとうございます。 きょうのテーマにつきましての公明党の物の考え方は先ほど佐藤委員からお話をしていただきましたので、私の方は、若干少数意見的な、ちょっと違う角度のお話をさせていただきます。 私は、実は、参議院も含めての一院制を推進する議員連盟の一員に所属をいたしております。ただし、一院制を推進するといっても、その議員連盟はほとんど、会合は一回か二回やったぐらいで、今日まで余りそういう会合をやった記憶はないわけです。 これは、実はエピソード的に申し上げますと、この会に入って、余りふだん私の活動に対して賛同や喜びというか、いいよと言ってくれ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、中曽根先生、宮澤先生、武村先生、お三方、いずれもかつて、今もお話ありましたが、憲法改正を一貫して主張してこられた中曽根先生、また、こういう言い方をしてあれですが、自民党単独政権最後の総理大臣であった宮澤先生、また、初めて非自民党政権の内閣の官房長官をされた武村先生、それぞれ日本の戦後史の中で宝物のような三人の方にお話を聞かせていただく機会が得られたことは、大変に光栄に存ずる次第でございます。 まず中曽根先生にお聞きしたいんですが、先ほどのお話の中で、平成憲法、いわゆる二十一世紀の日本的体系ともいうべきものを示す平成憲法が必ずできる……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 まず冒頭に、けさの一部新聞報道につきまして各党からコメントというか抗議の御発言がございましたので、公明党につきましても、見出しに「自公民合意」、こういうふうな形になっておりました。そういうことに至るような事実は全くないということを申し上げさせていただいておきます。どうしてそういうふうな報道になったのか、極めて疑問に思うところでございます。 それから、先ほど来各党から表明のありました天皇制の問題につきまして、若干二点ほど申し上げさせていただきたいと思います。 まず、基本的な物の考え方は先ほど私どもの同僚委員が述べたとおりでございまして、憲法……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 私の方から、先ほど来お話が出ておるテーマですが、重ねて申し上げたいと思います。それは環境権の話でございます。 私は、一九四六年に制定された今のこの憲法というのは、すばらしいものを持った憲法である、非常に重要な役割を果たしてきた、こう思いますけれども、今、二十一世紀劈頭に当たって改めてこの憲法を見た場合に、一点、一点というかいろいろな意味で、きょうも、多少というか基本的な部分で見解がこの問題についても分かれておりますけれども、より国民的合意が得やすいと私が考えるテーマがこの環境権ではないか、こんなふうに思います。 それで、この環境権について……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 この憲法調査会は、言わずもがなのことでございますが、設置の趣旨が、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うという観点で今日まで議論が進められてきたわけです。私の理解するところでは、この憲法調査会でもって憲法をいろいろな角度から議論をして、現行の憲法の適用されている状況をきちっと認識をする、そして、では、どこをどう変えるかということの議論は改めて違う場で行われる、そうなるのか、あるいはそうならないのかもしれませんけれども、いずれにしても、いろいろな角度から憲法の規定に対する運用状況というものを調査する、そういう場であろうと思うわけです。 ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 憲法の前文のことを思うにつけまして、私は十年前のことを思い出します。十年前というのは、言うまでもなく阪神・淡路の震災のあった年、一九九五年なんですが、村山総理、旧社会党の委員長だった村山さんが総理になられて半年たった時点、そのときに、かつて自衛隊を憲法違反だ、そういう位置づけをされてきた政党の党首が総理になられたということで、実は予算委員会、平成七年一月二十七日に村山総理に対して私どもの先輩議員が、何を根拠にして自衛隊をかつての違憲の立場から合憲に変えたのかという論争を挑んだわけでございます。かつて、私たちが若いころ、社会党といえば非武装中立……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 公明党を代表いたしまして、この憲法調査会の最終報告書に対しまして、細かいことではなくて、全体の受けとめ方につきまして意見を申し上げます。 現行憲法が、一九四六年に公布されて以来今日までの約六十年間に日本人の生活において果たしてきた役割の大きさは、いかように宣揚してもし過ぎるということはありません。主権が天皇から国民へと移るに伴って、より一層多くの基本的人権が保障されることになりました。そして、戦争を否定し、戦力不保持をうたった恒久平和主義を中軸に据えることによって、そのほかの条件もあったというものの、世界においてまれなる平和の時代を享受する……
○赤松副大臣 先ほど来高木委員が御指摘のように、糖尿病を原因とする人工透析の患者の皆さんの数が非常に近年ふえているということで、これを踏まえた対策が非常に大事な課題になってきております。 このため、生活習慣の改善や薬物治療などにより、腎臓疾患も含めた糖尿病の合併症の進展を抑制することを目指して、平成十七年度から五カ年にわたって糖尿病予防のための戦略研究、厚生労働科学研究補助金として、この戦略研究を五カ年の期間にわたって約八億円の予算をかけて今取り組んでいるところでございます。 ちなみに、これだけではなくて、少し規模は小さいんですけれども、糖尿病性腎症の寛解を目指したチーム医療による集約的治……
○赤松副大臣 川条志嘉委員の、先ほどからの産科医療についての御懸念、私も同じ問題意識を持っておりまして、極めて今、小児科もそうですけれども、産科においても厳しい事態が続いている。これに対して、懸命に今厚生労働省として対応しようとしているところでございます。 今御指摘の、例えばオープンシステムの導入については、中心となるオープン病院でハイリスク分娩を行って、診療所では妊婦健診やローリスク分娩を行うといったふうな、そういうオープン病院と診療所の相互の病診連携システムを構築するということを内容としたものでございます。 あと、これから産科の医師をどうやって確保していくのかということにつきまして、厚……
○赤松(正)小委員 では、あいうえお順で。 まず、福井先生のお話の中で、要するに、いわゆるネガティブキャンペーンというものが効果的だという、つまり、投票案件に不安を感じると反対を投じる、したがって反対キャンペーンというものがノーという票をふやす上において効果的であるということです。逆に、いわゆる肯定的キャンペーンをがんがん、これはすばらしき新しいものを提示するものだという肯定的キャンペーンをすることによる結果というものは、逆に賛成票を投じることにつながるのかどうかという、裏返しの話を聞かせていただきたいということが一点。 それから、日弁連の皆さんの御意見に対しまして、冒頭のところで、改憲論……
○赤松(正)小委員 簡単にやりますが、一つは、先ほど来繰り返されておりますが、民放連の方に、広告について投票日前七日間禁止をするということに関しまして、先ほど日数のことでというよりもむしろ自主的な判断だということを渡辺さんがおっしゃいました。今、また山田さんがおっしゃいましたけれども、先ほど来あるように、例えばフランスの例とか、あるいはスペインの例、外国においてはそれなりの規制を入れているということで、先ほどのお話では、自主的に判断をして短目にやるということがあるのか、あるいは一切だめ、するべきではないと思っておられるのか、そのあたりについて、繰り返しになりますけれども、お答え願いたいというの……
○赤松(正)小委員 お三方の先生方、ありがとうございました。 今、辻元さんと船田さんの方で議論がございましたけれども、それと関連をする話でございますが、私は与党の側にいるんですが、与党の側にいるというか提出者の側なんですけれども、私はもちろん公明党でございますので加憲という観点で憲法を変えるということについて賛成の立場に立った上で、将来において、この法律の中に規定されている憲法審査会の方向性というものは当然認めるわけですけれども、その前段階として私が強くこだわりたいと思っておりますのは、実は憲法調査会の五年というものをどう見るかということでございます。 憲法調査会の五年は、要するに、改正を……
○赤松(正)小委員 午前中の委員会でも申し上げて、今枝野委員からも御指摘いただいた点なんですが、私は、憲法を国会として発議するということについて、国民の皆さんの意思は那辺にありやというのは非常に重要なことだと思うんですね。枝野委員たち民主党の皆さんが一般的国民投票をどういうふうに考えておられるのか、あるいはまた、この間小林参考人が言われたことに対して党内で研究してみる価値があるとおっしゃったので、その辺はどういうふうなことを考えておられるのかなということに興味があったんですが、先ほどのお話で大体わかったような気がしました。 ただ、私は、辻元委員が賛成されたような感じでは、大事なことではありま……
○赤松(正)小委員 公明党の赤松正雄でございます。 私の方からは、きょうおいでいただいた参考人の皆さんお一人お一人に簡単な質問をさせていただきたいと思います。 まず、石村参考人に対しましては、先ほどの船田委員の質問とも関連するんですが、投票日一週間前からの広告制限という問題について、投票直前に広告放送が禁止されることが適切かさらに議論が必要だというお話でございますが、NHKは、放送局の性格上、そういう広告というものは禁止をされているわけですけれども、逆に言うと、広告の持つさまざまな、今日本の社会において展開されている広告のありようというものについて深く見抜いておられるというか、考えをお持ち……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 お三方の公述人、きょうはありがとうございました。 まず最初に、お三方にお聞きいたします。 今、古川委員の終わりから二番目の質問と関連するんですが、この憲法改正のための国民手続法が成立をしましたら、憲法審査会という協議機関がこの憲法調査特別委員会の後継の機関としてできる、三年の間に調査をする、こういう規定になっているんですけれども、先ほどの古川委員の御質問に対して、お三方の意見を聞いておりますと、若干というかかなりというか、受けとめておられる感じ方が私と大分違うなという印象を受けました。 というのは、私なんかのこの憲法審査会の受けとめ方は……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 お三方、ありがとうございました。公述人という言い方は非常に言いづらいので、さんと呼ばせていただきます。南部さん、松繁さん、森川さんに聞かせていただきます。 まず、憲法改正のための国民投票手続法案について、それぞれお三方が私にとって非常に印象に残る言葉を言われたんですね。さらに詳しく聞きたいんです。 その必要性についてという部分で、南部さんは可及的速やかに制定すべきとおっしゃっていますよね。この可及的速やかに制定すべきというのは、うまく与野党の合意、あるいはまた与党だけ、野党だけ、野党のものが通るという場合もゼロじゃないと思うんですけれども……
○赤松主査 これより予算委員会第八分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。
本分科会は、国土交通省所管について審査を行うことになっております。
平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算及び平成十九年度政府関係機関予算中国土交通省所管について、政府から説明を聴取いたします。冬柴国土交通大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま冬柴国土交通大臣から申し出がありましたとおり、国土交通省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○赤松主査 これより予算委員会第八分科会を開会いたします。
平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算及び平成十九年度政府関係機関予算中国土交通省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上野賢一郎君。
【次の発言】 これにて上野賢一郎君の質疑は終了いたしました。
次に、篠田陽介君。
【次の発言】 これにて篠田陽介君の質疑は終了いたしました。
次に、岡部英明君。
【次の発言】 これにて岡部英明君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、太田和美さん。
【次の発言】 これにて太田和美さんの質疑は終了いたしました。
以上を……
○赤松(正)分科員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。きょうは、二、三、農林水産省関連の御質問をさせていただきます。 まず第一点目は、明石海峡の船舶の衝突事故の件を最初に取り上げさせていただきたいと思います。 三月の五日ですから、もう一カ月半がたちました。民間の船舶同士であったということ、直前に千葉で例のイージス艦と漁船の衝突事故があった、あの辺のことに比べまして、余り世間的には注目をされていない、なかなか事態の深刻さというものが内外にわかっていただけないというところがあるわけですけれども、もう既に一カ月半がたって、関連の漁協の皆さんは深刻な事態が続いているということで、私……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、土居先生、加藤先生、島田先生、そして中山先生、ありがとうございました。大変に示唆に富んだすばらしいお話を聞かせていただきました。 予算委員会は、私は長く、政治家の以前からこの議論を聞く立場にいたんですけれども、かつては極めてイデオロギー重視というか、イデオロギーに過剰に偏した議論が行われたりした時代がございました。また、近年は、特に去年、私は予算委員会の理事をしておりましたが、極めてスキャンダラスなテーマで空転をするというような場面があって、これも大変につらい、苦しい場面がございました。そういうのに比べますと、ことしは極めて、税の……
○赤松(正)分科員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、当分科会で、外務省、高村外務大臣を中心に御質問させていただきます。私のきょうのテーマは、核廃絶に向けた核軍縮の一連の日本の動きといいますかアクション、こういった点について若干お話をお伺いしたいと思います。 先ほど、外務大臣がいろいろと決められたものを儀礼的に読んでおられましたけれども、その中に、国益を踏まえた力強い外交あるいはメッセージを戦略的に発信する、こういうふうな文言がお聞きしているときに耳に入ってきたわけです。 日本が被爆国としてどういうメッセージを発信するかというのは、古くて新しいというか、極めて……
○赤松(正)分科員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、聴覚障害者、とりわけ中途で失聴された人たちの参政権の問題について若干お伺いをいたします。 この問題につきましては、先日、総務省を御訪問させていただきまして、いわゆる全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、全難聴というんですけれども、その理事長を初めとする皆さんと一緒に谷口副大臣に要望をさせていただきましたけれども、きょうは改めて、確認の意味も込めまして、御質問をさせていただきます。 御承知のように、音声情報が得にくい、中途で、人生の途上で何らかの障害があって耳が聞こえにくくなった、聞こえなくなってしまったという……
○赤松(正)分科員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 若林大臣、環境大臣から農水大臣へと、日本のこれからにとって極めて重要な大臣ポストを続けてなさっていることに大変期待をいたしております。 きょうは、今イノシシのお話がありましたけれども、私も、よりバックグラウンドとしての森、森林、先ほど大臣も、シカ、イノシシ、猿、この三つの被害が大変なんだという話をされました。クマを挙げられなくてよかったな、こう思いましたけれども。私は、後半お話を申し上げますが、やはり、何ゆえにこういう動物が里に出てくるのかという、そのバックグラウンドのところをしっかりと考えてやっていかないと、それこそ……
○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、国民生活に深いかかわりがあるといいますか、多くの国民の皆さんが悩んでおられる二つのテーマ、一つは、いわゆる骨粗鬆症、大腿骨を骨折するとか、そういったことで寝たきりを強いられて、大変に厳しい状況になって痴呆症を併発し、やがて亡くなってしまう、こういう骨粗鬆症に関する問題、もう一つは、それほど直接的死というものと関係しませんけれども、国民生活に深くかかわる腰痛に関する統合医療としての一つの分野といいますか、一翼を形成するカイロプラクティックについて、この二つについて、大臣また足立政務官と少しお話を交わしてみたい。 まず一番最初に、大……
○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、赤松大臣に初めて質問をさせていただきます。 昨年八月、台風九号は、日本各地に豪雨による被害をもたらしたわけです。私の地元、兵庫県佐用郡佐用町、あるいは宍粟市、また朝来市、こういった各市各町で多大な被害があったわけですけれども、特に佐用町では、死者十八名、行方不明二名、いまだに遺体が見つからないという大変悲惨な被害が起こりました。 私も、八月の九日、衆議院総選挙の直前というか最中だったわけですけれども、私の親しくしておった方が亡くなられたということもありまして、幾度か今日まで地元を訪れました。 ついせんだっても現地へ行ってまい……
○赤松(正)分科員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 まず、今、ニュージーランド・クライストチャーチを襲った大地震が、大変に痛ましい状態が続いておりまして、私は阪神・淡路の大震災を経験した地域の人間でございますので、そういうこともあって、強い関心と、一人でもいっときも早く救っていただきたい、こういう非常に強い意識を持っております。 それに関連する話を冒頭にさせていただきたいと思います。 インターネットが大変に今、日本社会のあらゆる分野に進出をしている、こういうことで、インターネットでラジオが聞けるいわゆるラジコ、ラジオではなくてラジコ、このラジコの登場によって、AMラジ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 先ほどは、中山太郎先生から本当に胸詰まる思いでのお話、私も本当に、この十年近い歳月の中での御苦労をしのばせていただいたところでございます。 まず、もう御存じいただいていることであろうかとは思いますが、公明党の憲法に対する姿勢というものについて申し上げたいと思います。 私どもは、国民主権、基本的人権、そして恒久平和主義という憲法の三原則、これを持った今の憲法、これは変える必要はない、基本的に変える必要はない、そういう意味で、紛れもなき護憲政党でございます。 ただ、今の憲法がスタートして以来今日までの時代状況の変化というものは大変大きいもの……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 今、先ほど来のきょうのこの審査会の議論を聞いておりまして、日本人特有の、過ぎたことは水に流すということがあるので、余り、ここでまた再び言うのはどうかなと思ったんですが、若干、ちょっと気になる言葉が交わされたので、少しコメントをしたいと思います。 といいますのは、今現在の与野党のこの審査会のメンバーの中から、ある方は、要するに、結局、この憲法審査会において、準備期間が三年、予定された三年が過ぎて、そしてさらにまた一年、公布されてから四年余りが、いや五年がやがてたとうとしている状況の中で、宿題として課された問題が解決されていない、こういう事態に……
○赤松(正)委員 先ほどから聞いておりましたら、何か発言しなくちゃいけないなという気分にはなっておりました。 先ほど橘部長の方から私の発言等の引用がありましたが、幾つかの点があるんですけれども、一つは、憲法改正をめぐる議論というのが、やはり戦後長きにわたって特定の政党の間でかなり細かくいろいろな議論がされてきたという経緯はありますけれども、それに対して、国民全体における個々の具体的なことに対する空気といいますか傾向というものは大体余り出てこない。世論調査というふうな格好で出るにせよ、余り明確に出てこないということがあります。 そういう状況の中で、憲法改正という形で発議をされて、三分の二とい……
○赤松(正)委員 きょうから憲法の各章ごとの検証が始まることに、私、深い感慨を抱きます。 実は、今から四年ほど前の特別委員会で採決された、いわゆる憲法改正手続法によって、実際に憲法草案が提出されて議論に供されるまでの間の準備期間に、私どもは二つのことがなされるべきだと考えていました。 一つは、十八歳投票制あるいは公務員の政治活動など、残された課題を詰めること、もう一つは、憲法のどこをどう変えるのか、あるいは変えずとも、法律の適正な運用、さらには、新たに法律をつくるといった対応でいくかどうかといった検証を進める初めての作業に、少なくとも三年間を当てるということでありました。 不幸なことに、……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 公明党の第二章戦争の放棄に関する基本的な考え方を申し上げさせていただきます。 現行憲法、なかんずくこの第九条は、さきの大戦での日本の敗戦、国家破綻の所産として生まれたものであります。簡潔な表記の中に色濃くその時点での日本の位置を示しております。であるがゆえに、その後、思想的立場によって異なる解釈を生み出し、混乱のもととなってきました。しかも、現実国際政治の展開の中で日米安保条約が締結をされ、現実と理想といった言葉に象徴されるように、両者の乖離を生み出してまいりました。 公明党は、昭和五十六年まで自衛隊を違憲の疑いありとしてまいりましたけれ……
○赤松(正)委員 公明党の赤松正雄でございます。 国民の権利及び義務に関する第三章をめぐっての、公明党の、過去における中間報告を経て、今日の時点での検証作業状況を申し上げます。 結論から申し上げますと、国民の権利と公共の福祉とのかかわりを論じたところや国民の義務を定めた条文を合わせて七つにつきましては現行のままでよく、明文改憲も法律上の新たな措置も必要ない、こういう立場であります。 次に、いわゆる新しい人権を明記すべきではないかとの論点をもたらす十三条、二十一条、二十五条をめぐっては、私どもは、かねて主張しておりますように、環境権の明記が必要だとの考えを持っております。 さらに、生命倫……
○赤松(正)分科員 おはようございます。公明党の赤松正雄でございます。 きょう、私は、厚生労働省の予算にかかわる問題で、まず小児がんの対策について取り上げたい、その後で、肝炎の全般の問題について、小宮山大臣、また辻厚生労働副大臣に御答弁をお願いしたい、そんなふうに今思います。 まず、小児がんにつきましては、随分長きにわたって、私も、たまたま自分の親族の遠縁に当たる者が、原因不明の頭の病気だということで随分苦労いたしまして、残念ながら亡くなったんですが、後で、小児がんにまつわる一連の患者の皆さんの御要望を聞いたり、その周辺のことをいろいろ調べていくうちに、ああ、実はあの子は小児がんだったんだ……
○赤松(正)分科員 公明党の赤松正雄でございます。 きょうは、まず大学改革の問題、それからその後は、理化学研究所が神戸とまた西播磨に持つ播磨科学公園都市、この二つの世界に誇るべき施設の利用方について、政府の考え方、取り組み姿勢、そしてこちらの御要望、地元のさまざまな要望を聞いてまいりましたので、もう既に御存じのことかと思いますけれども、改めて質問をさせていただきたいと思います。 まず、大学改革であります。 この大学改革は、随分昔から、いろいろな角度で、日本の大学のありようということをめぐって議論がされてまいりました。このところ、東京大学の秋入学云々についての先鞭をつける話から始まって、急……
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