このページでは塩崎恭久衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。塩崎恭久衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 ただいま鈴木先生の方から、いろいろと東北を中心といたしました米の問題等々につきましてお話がございました。冒頭北海道南西沖地震の視察について御報告がございましたけれども、今回の七月の北海道南西沖地震、そしてまた鹿児島を中心といたします集中豪雨、あるいは台風十三号等々で数多くの犠牲者が発生をいたしました。心から哀悼の意を表しますとともに、被害者に対しまして心からまずお見舞いを申し上げたいと思います。 今回の各種災害、特に北海道、鹿児島を中心に甚大なる被害があったわけでございますけれども、私の出身地でございます愛媛県でも、台風十三号を中心といたしま……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。本日はまことにありがとうございます。 ただいまのエコノミストの山本先生の緻密な質問の後に大変雑駁なお話で恐縮なんでございますけれども、円高とこれからの日本の経済の姿についてお伺いをしたいわけでございます。 先ほど海江田先生から失業のお話も出ました。短期的な問題のみならず長期的に円高が産業構造の変革をもたらすということはもう言うまでもないわけでありまして、けさも新聞を見ておりましたら、群馬県のどこか忘れましたが、その辺の企業がこぞって中国へ進出するというようなお話もございました。 また、私どもの地元でも、経団連に入るほどのそんなに大きな企業では……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 藤井大蔵大臣におかれましては、予算委員会に引き続いての御出席で大変お疲れかと思いますけれども、ひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。 ただいま御説明のありました法案につきましては、私の後、石原委員から御質問をさせていただくということで、私の方からは、景気の現状についての問題、経済対策の今後の見通し、そして土地税制、それから金融機関の不良資産の問題、この点につきまして順次御質問させていただきたいと思うわけでございます。 ここに至りまして、細川政権も景気の深刻さについて深く理解をされ始めてきたなということをやっと私たちも感じることができる……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 きょうは、午前中に引き続きまして大臣御臨席で質疑ができますこと、大変うれしく存ずる次第でございます。私も一年生議員でございまして、どうぞひとつよろしくお願いいたします。 物への投資よりも人への投資こそが国づくり、そしてまた国際貢献に役立つのではないかということで、文教委員をあえて希望させていただいて、ならせていただいたわけでございます。 最初に、文教マターでありますけれども、大蔵省に対しましてちょっと御質問をしたい件がございます。オリンピックの報奨金に対する所得課税についてでございます。 昨年、アルベールビル、バルセロナ・オリンピックがご……
○塩崎委員 塩崎恭久でございます。予定よりもちょっと早く始まったようでございますが、本日は自由民主党の三番バッターということで、もう既に石原委員、そしてただいまの大原委員の方から出た件について、若干重なる点が出てまいるかと思いますけれども、一時間の予定で質問をさせていただきたいと思います。 冒頭、今回の法案の問題に入る前に、先ほども大原委員の方から少しお話が出ておりました、今後の税制改革、抜本改革のあり方につきまして質問をさせていただきたいと思うわけでございます。 例の国民福祉税、歴史は夜つくられるというのが定着してまいりましたけれども、細川総理が夜中に記者会見をされて、消費税を廃止して国……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 本日は、大臣におかれましては、予算委員会に引き続いてということで、連日お疲れでございましょうけれども、しばし質疑におつき合いをいただきたいと思うわけでございます。 三月に質問させていただいたばかりでございますが、きょうは、規制緩和に絡んで二つほどトピックスを選ばせていただいて、質問をさせていただきたいと思います。 もう言うまでもないわけでございますけれども、新しい今の日本の経済の曲がり角で、規制緩和というのが避けて通れないということは私どもも同感でありますし、自己責任原則、そしてまた競争原理を重んじた経済のあり方を追求していかなければいけな……
○塩崎委員 岸田議員に引き続きまして、自由民主党の塩崎恭久でございます。どうぞひとつよろしくお願いをいたします。 さきの大臣の所信を受けまして、私もその中の幾つか、主に二つの点について御質問をさせていただきたいと思うわけでございます。 今回の所信の中身を拝見させていただきまして、すべてこのとおりいけば文部行政も万々歳かなというぐらい立派なものだと思いますが、中で幾つか私どもとしても再考をお願いをしなければいけない点もあろうかな、あるいは追加的にお考えをいただかなければいけないことがあるのかなということで、一つは私学助成、とりわけ高校等の私学に対する助成の問題でございます。それからもう一つは……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 きょうは予算委員会が開催されているということで、大臣がおられないのは大変残念でありますけれども、局長さんたちがおいででございますので、国民健康保険の問題につきまして御質問をさせていただきたいと思うわけでございます。今回、近々改正案が出るということでございますが、そのこともさることながら、将来の抜本改正を展望しながら少し導入部の議論をしてみたいな、こんな気持ちできょうは立たせていただいたわけでございます。 その問題に入る前に、さきの阪神大震災で被災をされました国民健康保険の被保険者に対する一部負担金及び保険料の負担の減免の問題でございますが、こ……
○塩崎委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました在日米軍駐留経費負担特別措置協定に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。 戦後五十年余り、日米安保体制のもと、我が国は一度も戦争に巻き込まれることなく、平和と繁栄を享受してまいりました。世界の国々との交易により世界第二位の経済大国の地位を築いた我が国にとって、アジア太平洋地域、さらには世界全体が平和であることが、我が国の繁栄のために必要不可欠な条件であります。そのためにも、日米安保体制を堅持することは、米国にとってよりも、むしろ我が国の国益にとって死活にかかわる問題であることをしっかりと認識すべきであります。 最近の我……
○塩崎議員 ただいま議題となりました金融機能の再生のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法律案について、提案者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五十三条に規定する金融機関等からの資産の買い取りについては、平成十三年三月三十一日までに金融機関等から資産の買い取りの申し込みがなされた場合に限り、行うものとされております。 最近の景気動向にかんがみると、金融機関の不良債権問題や企業の過剰債務問題の存在は、我が国の経済成長にとって大きなおもしであることから、その一体的解決を図るための施策の一つとして、整理回収機構による……
○塩崎議員 ただいま、サービサーの官業、民業のすみ分けというか役割分担のお話がございました。 先生御案内のように、このRCCは、もともと住管機構そして整理回収銀行が合併をする形ででき、その際に、一般の銀行からの不良債権の買い取りもやろうということになったわけでありますが、その際はまだサービサーがございませんでした。そしてまた、民間の市場で不良債権を売却して、サービサーの助けをかりながら債権回収が行われるという仕組みが、市場があればよかったわけでありますけれども、当時はなかったわけでありまして、そういう意味で、市場を補完する意味で、RCCに一般の銀行からの不良債権買い取り並びに回収をやってもら……
○塩崎議員 ただいま議題となりました特定融資枠契約に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 金融機関等が一定期間にわたって一定の融資枠を設定、維持し、その枠内で顧客の請求に基づいて融資を実行することを約する融資枠契約につきましては、特定融資枠契約に関する法律の施行以来、利用件数が確実に増加しているほか、利用企業のすそ野も拡大してまいりました。 この法律の適用対象となる融資枠契約、すなわち特定融資枠契約の借り主は、現在、商法特例法第二条に規定するいわゆる大会社に限定されておりますが、特定融資枠契約に係る制度のあり方については、法律施行……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 きょうは、中間法人法の審議でございますけれども、ちょうどハンセン病訴訟の控訴断念という決断を小泉総理がされて、後ほど上田議員の方からもまた御質問があるということでございますから、余りダブらないようにしたいと思いますけれども、一つだけお伺いをしたいと思うわけでございます。 まずもって、私も、十一日でしょうか、判決が出たときに、非常に重い判決であり、また、国会議員としても、私もずっと厚生畑をやってきた者の一人として、立法府の不作為という問題についての御指摘があって、非常に重く受けとめたわけでありますが、いろいろな問題がそれはもちろんあるんだろうと思い……
○塩崎委員 太田先生並びに山野目先生、きょうは大変ありがとうございます。 今、それぞれお二方から、公益法人に関する問題、そしてまた非営利法人の問題等につきまして御意見を開陳されまして、大変勉強になりました。今回、中間法人法という、中間ということで、法律的には何となくぼわっとした感じでありますけれども、まさに太田先生がおっしゃったように、すき間を埋めるということで、この間も質疑の中で確認をさせていただきましたけれども、これでもう法人を取ろうとしたときに取れないところはなくなった、こういう民事局の判断でもございました。そういう意味で一歩前進ということであるわけでありますけれども、今のお二方のお話……
○塩崎議員 ただいま石毛委員の方から三点ございました。 まず最初は、この「社会福祉法人その他の多様な事業者」というのはどこまでが入るのか、こういう話でありますが、御案内のように、去年の三月に待機児童問題の対応のために保育所に係る規制緩和を三点いたしましたけれども、その中に設置主体制限の撤廃というのがございました。その並びで、今回のこの文章も、NPOであるとかあるいは学校法人、宗教法人、個人、場合によっては株式会社等々、基本的にはあらゆる形態の主体が入ってくるということだと思います。 この一年間余りで多かったのは、やはり学校法人、宗教法人、株式会社、有限会社、それから個人もございますけれども……
○塩崎議員 ただいまの山本議員の御指摘は、大変的確な御指摘だと思います。この法律自体からは、今までの、従前の買い取り価格について、時価ということで買い取ることを排除しているというふうには思えない条文でございます。 それも御指摘のとおりでございますが、ただ、九八年の金融国会の際に、金融再生法を立法するに当たって、きょう津島先生、当時の提案者でもございましたが、いろいろな経緯がございまして、今、相沢先生からお話ありましたように、二次ロスを極力出さないというのが世論の声でもあり、また当時の金融国会での議論の一つの焦点でもあったということで、そういう中で、時価ということが必ずしもストレートには使われ……
○塩崎議員 まず第一に、私の拙文を読んでいただきましてまことにありがとうございます。そして、自由民主党は大変懐の深い政党で、いろいろな考えの人を包含しているものですから、私の考え、個人的な意見ということで申し上げたいと思います。 その東洋経済にも書きましたけれども、ちょうど三年前、金融国会があって、いろいろなことがございましたけれども、今、この一年ぐらい私もずっと思い続けてきたのは、あのとき立っていた分かれ道と今の分かれ道と同じなんだろうなというふうに思いました。それは、結局最後は貸出資産をどう厳格に正しく評価するのかということに尽きるわけだと思います。 ここで国家的フィクションというのは……
○塩崎議員 先ほど来、いろいろ評価の話で議論が行われておりますけれども、不良債権というのはやはり一件一件別物であって、生きているわけですね。もちろんキャッシュフローのあるないはありますが、担保不動産がついていても、いろいろなファクターを考えてみなければ、その不良債権を買うということを決断は投資家はできないはずなんですね。 それは必ず将来どうするんだという計画を持って買わなければ、ただ買うということはあり得ないわけであって、私も実際、買う人の、買うときのデューデリジェンスのプロセスのモデルというのを見たことがありますが、これはコンピューターで、もちろんパソコンで全部組んでありまして、さまざまな……
○塩崎委員 皆さん、おはようございます。自民党の塩崎恭久でございます。 十五分という大変短い時間なものですから簡潔に進めてまいりたいと思います。 司法書士法並びに土地家屋調査士法の改正ということでありますが、規制緩和そしてまた司法制度改革の中で今回この法律の改正が行われるわけであります。土地家屋調査士法につきましては、むしろこれから先に、ADRの問題とかそういうことで、もっと大々的な改正が恐らく来るんだろうと思いますが、司法書士につきましてはかなり大きな改革が行われるというふうに理解をしております。 言うまでもなく、簡裁での訴訟代理権ということなのでありますが、まずこの点につきまして、こ……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 きょうは、北野参考人、西本参考人、そして児玉参考人、お忙しいところおいでをいただきまして御陳述を賜って、まことにありがとうございます。 十分間ということでございますので、短い質問で大変失礼をいたしますが、今、児玉参考人からもお話がありましたように、それぞれ三会とも全国で約一万八千人前後程度しかおられないという中で、これからの司法を全国津々浦々均てんさせようということでこういう試みがなされるというお話がございました。いずれにしても、新しいルールに基づいた社会をつくる、そしてその中で紛争解決、そしてまた予防に皆様方が御活躍をいただくというのが大変……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 十五分というまた短い時間の質問で少し物足りないわけでありますが、きょう、商法の改正の参考人質疑があって、午前中いろいろな方々から御意見を伺いました。その中で、経団連の方からも、今回、監査役設置会社に加えて委員会等設置会社ということで、選択的にこれを設けることができるということになったことについて、その両方の制度の間にやはり少しギャップがあるんじゃないか、つまり、言ってみれば、今度の新しい委員会等設置会社に対するインセンティブにもなりかねないような部分があるんじゃないだろうかという話があったかと思うわけであります。一つは利益処分の問題であって、株主総……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 昨年の六月に池田小学校であのような悲惨な事件があったわけであります。あのときのマスコミなどの反応を見てみますと、言ってみれば今回ここでみんなで議論をする問題の歴史の長さ、そして問題の深さというものを端的にあらわすような、社会の根底にある精神障害者に対する見方あるいは対応の仕方というものが凝縮されていたような感じがするわけでありまして、あのとき私ども自民党でもすぐに会合を開いたわけでありますが、マスコミはもちろんでありますが、やはり一部国会議員の中にも今までの流れの中から出てくる発言というものがあったわけであります。例えば、何で精神障害者を野放しにし……
○塩崎委員 ただいま議題となりました修正案について、その趣旨を御説明いたします。 第一は、本制度による入院等の要件を明確化し、本制度の目的に即した限定的なものとすることについてです。 本制度による処遇の対象となる者は、その精神障害を改善するために医療が必要と認められる者に限られるのであって、このような医療の必要性が中心的な要件であることを明確にするとともに、仮に医療の必要性が認められる者であっても、そのすべてを本制度による処遇の対象とするのではなく、その中でも、精神障害の改善に伴って同様の行為を行うことなく社会に復帰できるよう配慮することが必要な者だけが対象となることを明確にするため、政府……
○塩崎委員 先週の金曜日にも質疑でお答えをいたしましたけれども、政府案の際には、入院等の要件につきまして、今御指摘のとおり、「再び対象行為を行うおそれ」、この有無のみが要件になっていたわけでございます。それがために、例えば不可能な予測を強いるんじゃないかとか、あるいは漠然とした危険性のようなものを感じる人もその対象にして社会から隔離しようとするんじゃないかとか、あるいは危険人物としてレッテルを張るようなことになるんじゃないか、こういうようなさまざまな誤解や御心配をいただいていたわけでございます。 そこで、今回の修正は、本人の精神障害を改善するための医療の必要性が中心的な要件であって、それを明……
○塩崎委員 これまで何回かお答えを申し上げているわけでありますけれども、今回の政府案の、「再び対象行為を行うおそれ」という要件については、いろいろな御批判があって、今回の修正をさせていただいたわけでございます。本人の精神障害を改善するための医療の必要性、今回の修正案によりまして、これが中心的な要件であることを明確にするとともに、そしてこのような医療の必要性の内容を限定いたしまして、精神障害の改善に伴って同様の行為を行うことなく社会に復帰できるよう配慮することが必要な者だけが対象となることを明確にするということによりまして、入院等の要件を明確化し、本制度の目的に即した限定的なものにしたということ……
○塩崎議員 ただいま議題となりました商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律案について、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 本法律案は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、定款の授権に基づく取締役会の決議による自己株式の取得を認めるとともに、中間配当限度額の計算方法を合理化するため、商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の一部を改正しようとするものであり、その内容は以下のとおりであります。 第一に、自己株式の取得の方法について、現行法では、定時株主総会の決議をもって取得する自己株式の総数等を定めなければならないこととされ……
○塩崎議員 敵対的買収のことにつきましては、今民事局長からも少しお触れがありましたけれども、少なくとも、単に現在の経営陣がその地位を守るために自己株式を取得するということは許されないわけでありますけれども、先ほどお話がありました金庫株の解禁は、そのようなことを認める目的ではなかったと私も思っているわけでありまして、しかしながら、取締役としては、株主総会から授権された範囲内で、買収等の結果、現在の経営方針の大幅な変更を余儀なくされたり、営業やその重要な資産が譲り渡される等の結果、株主の利益が害されるという経営判断に基づいて、買収を阻止するためにいわゆる自己株式の取得を決定することはあり得るのでは……
○塩崎議員 政府が仮にやっているとすれば、それは我々も知る由もないところであって、巷間言われている範囲で我々判断すれば、どうもやっているかもわからない。なおかつ、与党からそういうリクエストが出てくるということでありますが、私自身は株価というものがそもそも、個別の企業で見てみれば、将来収益の現在価値ということでありますから、言ってみれば通信簿みたいなものであって、それを何かいじくったところで将来収益が変わるわけでもないわけであって、むしろそういうことで株価を動かすということを政府の意図として持っているということをさらすこと自体、私は余り好ましいことではないと思っております。
○塩崎委員長代理 大口善徳君。
【次の発言】 川上義博君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時九分休憩
○塩崎委員長代理 辻惠君。
○塩崎委員長代理 泉房穂君。
○塩崎委員長代理 山内おさむ君。
【次の発言】 辻惠君。
○塩崎委員長代理 富田茂之君。
○塩崎委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 総合法律支援法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 日本司法支援センターが国民の多様な法的ニーズに迅速かつ適正に対応することができるよう、十全の財政措置を含む必要な措置を講ずるよう努めること。 二 日本司法支援センターが行う業務等に関しては、国民の法的ニーズに応えられるよう常に見直しを行うこと。 三 日本司法支援センターが、「弁護士、弁護士法人及び司法書士その他の隣接法律専門職者」の司法過……
○塩崎委員長代理 松野信夫君。
○塩崎委員長代理 ありがとうございました。
次に、藤川参考人にお願いをいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、水野参考人にお願いいたします。
○塩崎委員長代理 辻惠君。
○塩崎委員長代理 森岡正宏君。
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。きょうはたった十五分しかないものですから、単刀直入に質問をさせていただきたいと思います。 今回の電子公告制度の導入ということでありますが、この導入にあわせまして、知れている債権者に対する個別催告を省略するという簡素合理化を行う債権者保護手続があるわけですね。この債権者保護手続の簡素化というのは、かねてから経済界で非常に強い要望があったわけでありまして、平成九年の商法改正で、とりあえず合併については個別催告の省略を、官報と日刊新聞紙にすればいいということにしたわけでありますが、しかし、より一般的に、例えば資本減少などの場合には引き続きやらなきゃいけない……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 今、上田議員から最後に質問のありました不動産競売手続の売却基準価額の設定について質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、昨年の一月に房村局長の同僚でもありました原田審議官が急逝をいたしました。もともと商法を主に担当されておりましたけれども、総括的な立場の審議官ということで、この問題についても一緒に議論をたび重ねてまいったわけでありますけれども、大変スポーツマンで、非常に気立てもいい方で、一緒に仕事ができる人だなと私も思っていたわけでありますけれども、道半ばにしてああいう形で急逝をされた。非常に残念な思いをしたのが去年の一月だったと思うんです……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、法務委員長の重責を担うことになりました塩崎恭久でございます。 今日、司法制度の改革、そしてまた経済が国際化する中での企業関連法制整備、あるいは凶悪化、組織化、国際化する犯罪への対応など、国民生活の根本に深くかかわる重要な問題が山積している中で、本委員会に課せられている使命はまことに重大であると考えております。 幸いにして、本委員会には、法務関係に練達な方々がたくさんおそろいでございますので、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会の運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞ御……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
御起立ください。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの相次ぐ台風及び新潟県中越地震によりお亡くなりになられた方々と御遺族の方々に、心から哀悼の意を表します。また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられました方々に対し、謹んで黙祷をささげたいと思います。
全員、御起立をお願いいたしまして、黙祷いたしたいと思います。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めま……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
第百五十九回国会、内閣提出、民事関係手続の改善のための民事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案につきましては、第百五十九回国会におきまして既に趣旨の説明を聴取いたしておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として法務省民事局長房村精一君、厚生労働省大臣官房審議官新島良夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありま……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、明治大学法科大学院教授青山善充君、日本弁護士連合会副会長松尾良風君、埼玉大学経済学部非常勤講師原早苗君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわりませず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただくようにお願い申し上げます。 次に、議事の順序について申し上げます。 まず、青山参……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、法務省大臣官房司法法制部長寺田逸郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。小林千代美君。
【次の発言】 ぜひそのようにしたいと思います。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、東京都立大学法学部長前田雅英君、日本弁護士連合会副会長大塚明君、朝日新聞編集委員藤森研君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわりませず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立場から忌憚のない御意見をぜひお述べいただきまして、御指導賜れればありがたいと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 次に、議事の順序……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁刑事局長岡田薫君、法務省大臣官房司法法制部長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長横田尤孝君、法務省入国管理局長三浦正晴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伴野豊君。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長伊藤哲朗君、警察庁刑事局長岡田薫君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長江嵜正邦君、法務省大臣官房司法法制部長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長横田尤孝君、法務省保護局長津田賛平君、法務省人権擁護局長吉戒修一君、文部科学省大臣官房審議官山中伸一君、文部科学省スポーツ・青少年局スポーツ・青少年総括官尾山眞之助君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、民法の一部を改正する法律案及び債権譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局人材局長藤野達夫君、金融庁総務企画局審議官中江公人君、法務省大臣官房司法法制部長寺田逸郎君、法務省民事局長房村精一君、法務省刑事局長大林宏君、文部科学省大臣官房審議官徳永保君、厚生労働省大臣官房審議官黒川達夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、民法の一部を改正する法律案及び債権譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として、早稲田大学大学院法務研究科教授山野目章夫君、日本弁護士連合会司法制度調査会副委員長奈良ルネ君、商工組合中央金庫組織金融部担当部長兼法務室長中村廉平君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわりませず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。南野法務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、法務省大臣官房司法法制部長寺田逸郎君、財務省主計局次長松元崇君、文部科学省高等教育局長石川明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として司法制度改革推進本部事務局長山崎潮君、法務省大臣官房司法法制部長寺田逸郎君、文部科学省大臣官房審議官徳永保君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。
本日、最高裁判所事務総局園尾総務局長、山崎人事局長及び大谷経理局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に付託になりました請願は九十五件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において慎重に協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付してありますとおり、当委員会に参考送付されました陳情書は十四件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は百八十四件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百五十九回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に吉野正芳君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判所の司法行政に関する事項
法務行政及び検察行政に関する事項
国内治安に関する事項
人権擁護に関する事項
以上の各事項につきまして、本会期中調査をいたしたいと存じます。
つきましては、衆議院規則第九十四……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房総括審議官片桐裕君、警察庁長官官房審議官吉田英法君、警察庁刑事局長岡田薫君、金融庁監督局長佐藤隆文君、法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長横田尤孝君、法務省保護局長麻生光洋君、法務省入国管理局長三浦正晴君、外務省大臣官房国際社会協力部長神余隆博君、外務省領事局長鹿取克章君、文部科学省スポーツ・青少年局スポーツ・青少……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案及び下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。南野法務大臣。
【次の発言】 これにて両案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る八日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時十五分散会
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案及び下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省民事局長寺田逸郎君、文部科学省大臣官房審議官徳永保君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所事務総局園尾総務局長、大谷経理局長、大谷刑事局長及び高……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、不動産登記法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、日本弁護士連合会副会長清水規廣君、日本司法書士会連合会会長中村邦夫君、日本土地家屋調査士会連合会会長西本孔昭君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変御多用中のところにもかかわりませず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただくようお願いを申し上げたいと思います。 次に、議事の順序について申し上げ……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、不動産登記法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治税務局長板倉敏和君、法務省民事局長寺田逸郎君、国税庁課税部長竹田正樹君、国土交通省土地・水資源局次長日尾野興一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。
本日、最高裁判所事務総局高橋民事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房司法制度改革推進室長本田守弘君、警察庁生活安全局長伊藤哲朗君、警察庁刑事局長岡田薫君、総務省自治行政局長武智健二君、法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省人権擁護局長小西秀宣君、法務省入国管理局長三浦正晴君、外務省大臣官房国際社会協力部長神余隆博君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣府男女共同参画局長名取はにわ君、警察庁長官官房審議官和田康敬君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省入国管理局長三浦正晴君、文部科学省大臣官房審議官泉紳一郎君、厚生労働省大臣官房審議官岡島敦子君、厚生労働省大臣官房審議官中島正治君、厚生労働省大臣官房審議官大谷泰夫君、厚生労働省職業安定局次長大石明君、社会保険庁運営部長青柳親房君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じ……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房長安藤隆春君、法務省大臣官房長小津博司君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長横田尤孝君、法務省保護局長麻生光洋君、厚生労働省大臣官房審議官大槻勝啓君、厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、厚生労働省職業能力開発局長上村隆史君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
理事園田博之君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に三原朝彦君を指名いたします。
【次の発言】 次に、内閣提出、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁生活安全局長伊藤哲朗君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長横田尤孝君、法務省保護局長麻生光洋君、厚生労働省医政局長岩尾總一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。
本日、最高裁判所事務総局大谷刑事局長から出席説明の要求がありますので、こ……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、会社法案及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局審議官振角秀行君、金融庁総務企画局参事官大藤俊行君、金融庁証券取引等監視委員会事務局長長尾和彦君、総務省情報通信政策局長堀江正弘君、法務省民事局長寺田逸郎君、財務省大臣官房審議官加藤治彦君、財務省大臣官房審議官佐々木豊成君、国税庁次長村上喜堂君、厚生労働省大臣官房審議官大槻勝啓君、経済産業省大臣官房審議官舟木隆君、経済産業省大臣官房審議官桑山信也君、中小企業庁事業……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、会社法案及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として法務省民事局長寺田逸郎君、財務省大臣官房審議官有吉章君、財務省大臣官房審議官加藤治彦君、財務省大臣官房審議官佐々木豊成君、国税庁課税部長竹田正樹君、経済産業省大臣官房審議官舟木隆君、経済産業省大臣官房審議官桑山信也君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、会社法案及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として、東京大学大学院法学政治学研究科教授江頭憲治郎君、早稲田大学法学部・大学院法務研究科教授上村達男君、日本弁護士連合会司法制度調査会商事経済部会副部会長内藤良祐君、早稲田大学大学院法務研究科教授・弁護士浜辺陽一郎君、日比谷パーク法律事務所代表パートナー久保利英明君、株式会社M&Aコンサルティング代表取締役村上世彰君、以上六名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつ……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、会社法案及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局長伊東章二君、金融庁総務企画局総括審議官三國谷勝範君、金融庁総務企画局審議官振角秀行君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、財務省大臣官房審議官有吉章君、経済産業省大臣官房審議官舟木隆君、中小企業庁事業環境部長鈴木正徳君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、会社法案及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局審議官振角秀行君、金融庁総務企画局審議官鈴木勝康君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、財務省大臣官房審議官加藤治彦君、財務省大臣官房審議官佐々木豊成君、国税庁次長村上喜堂君、国税庁課税部長竹田正樹君、文部科学省大臣官房審議官泉紳一郎君、経済産業省大臣官房審議官寺坂信昭君、経済産業省大臣官房審議官舟木隆君、中小企業庁事業環境部長鈴木正徳君の出席を求め……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、会社法案及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長増井喜一郎君、金融庁総務企画局審議官振角秀行君、金融庁総務企画局審議官鈴木勝康君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省入国管理局長三浦正晴君、経済産業省大臣官房審議官舟木隆君、中小企業庁事業環境部長鈴木正徳君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、会社法案及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局審議官振角秀行君、金融庁総務企画局参事官大藤俊行君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、財務省大臣官房審議官加藤治彦君、経済産業省大臣官房審議官舟木隆君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として法務省民事局長寺田逸郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上信治君。
【次の発言】 次に、漆原良夫君。
【次の発言】 次に、裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関す……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として法務省民事局長寺田逸郎君、国土交通省大臣官房審議官大庭靖雄君、国土交通省大臣官房技術参事官中尾成邦君、海上保安庁交通部長地引良幸君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山内おさむ君。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として法務省民事局長寺田逸郎君、国土交通省大臣官房審議官大庭靖雄君、国土交通省大臣官房技術参事官中尾成邦君、海上保安庁交通部長地引良幸君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。松本大輔君。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、慶應義塾大学大学院法務研究科教授井田良君、日本弁護士連合会副会長出口治男君、日本キリスト教婦人矯風会女性の家HELPディレクター大津恵子さん、アジア財団日本事務所人身売買問題担当玉井桂子さん、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわりませず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房審議官荒木二郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省入国管理局長三浦正晴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山内おさむ君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
質疑を続行いたします。山内お……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官山本信一郎君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長横田尤孝君、法務省保護局長麻生光洋君、法務省入国管理局長三浦正晴君、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
第百五十九回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。南野法務大臣。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま議題となっております本案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
第百五十九回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局組織犯罪対策部長米田壯君、法務省刑事局長大林宏君、外務省大臣官房国際社会協力部長神余隆博君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田村憲久君。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
本日は、特に外国人の上陸申請の特例等について質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として法務省刑事局長大林宏君、法務省入国管理局長三浦正晴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山内おさむ君。
【次の発言】 次に、津川祥吾君。
○塩崎副大臣 御指名をいただけるということだったので待っていたんですが、なかなか言われないものですから、ついつい遅くなってしまいました。 イラクに限らず、NGO全般についての支援をどうするのかということでありますが、私、今回副大臣になるまで自民党でNGO小委員長というのをやってまいりまして、どのようなバックアップ策ができるのかということで、いろいろNGOの皆さんと頭をめぐらせてきたわけであります。今大臣から答弁申し上げたようなさまざまなプログラム、既にできて、それから、外務省との接点もかなり前よりは進んできて、例えば教育とか、そういうようなジャンルごとにNGOを集めて意見交換するという場を設……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、前国会に引き続き法務委員長の重責を担うことになりました塩崎恭久でございます。
国民生活の根本にかかわる重要な問題が山積している中で、本委員会の使命はまことに重大であると考えております。
委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会の運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事の員数は八名とし、先例により、委員長において指名することに御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房司法制度改革推進室長本田守弘君、法務省大臣官房長小津博司君、法務省大臣官房訟務総括審議官大竹たかし君、法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省保護局長麻生光洋君、法務省入国管理局長三浦正晴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長竹花豊君、警察庁刑事局長縄田修君、総務省自治行政局選挙部長久保信保君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省人権擁護局長小西秀宣君、法務省入国管理局長三浦正晴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案及び最高裁判所裁判官退職手当特例法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として法務省大臣官房長小津博司君、法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省保護局長麻生光洋君、文部科学省大臣官房審議官徳永保君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第一部長梶田信一郎君、法務省刑事局長大林宏君、社会保険庁運営部長青柳親房君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。
本日、最高裁判所事務総局園尾総務局長及び山崎人事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案及び最高裁判所裁判官退職手当特例法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
他に質疑の申し出がありませんので、これにて各案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより各案を一括して討論に入るのでありますが、その申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
まず、内閣提出、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長縄田修君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。津村啓介君。
【次の発言】 速記をとめてください。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 ただいま、本案審査のため、参考人として上智大学大学院法学研究科法曹養成専攻教授長沼範良君、日本弁護士連合会国際刑事立法対策委員会事務局長山下幸夫君の両名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわりませず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただくようお願い申し上げます。 次に、議事の……
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局組織犯罪対策部長米田壯君、法務省刑事局長大林宏君、外務省大臣官房審議官長嶺安政君、外務省大臣官房参事官辻優君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。津村啓介君。
○塩崎委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に付託になりました請願は五十一件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において慎重に協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付してありますとおり、当委員会に参考送付されました陳情書は六件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は二十件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑……
○塩崎副大臣 このたび外務副大臣を拝命いたしました塩崎恭久でございます。 麻生大臣を補佐しつつ、拉致問題や核問題など北朝鮮をめぐる諸問題の早期解決に向けまして、全力を尽くしてまいりたいと思います。 委員長を初め本委員会の皆様方の御指導と御鞭撻を賜りますように、よろしくお願い申し上げて、ごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。
○塩崎副大臣 外務副大臣の塩崎恭久でございます。
浜田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げたいと思います。
国際社会において未解決の問題が山積する中、我が国の安全と繁栄を確保し、国民の生命と財産を守ることは、政府が取り組むべき最優先課題であります。私は、麻生外務大臣を補佐し、我が国が直面する外交、安全保障上の諸課題に全力で取り組む考えです。
委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 若干のディビジョン・オブ・レーバーがありまして、私の方からお答えさせていただきたいと思います。
宮本沖縄大使が三月三日付で中……
○塩崎副大臣 これまで、抑止力というものは、政府答弁で、あるいは質問主意書などで、一般論でやや教科書的ではございますけれども、「侵略を行えば耐えがたい損害を被ることを明白に認識させることにより、侵略を思いとどまらせるという機能を果たすもの」ということを言っているわけであって、今回の抑止力の維持というのは、この抑止力自体を減殺させないということを意味しているということでございます。
それから、地元というのは、当然のことながら、米軍施設・区域の所在地ということでございます。
【次の発言】 地元の御理解を得るということが一番大事でありまして、それぞれ状況状況に応じていろいろな方々に御相談申し上げる……
○塩崎副大臣 きのうきょうと、いろいろマスコミで報道をされておりますけれども、政府としては、現時点で、今般のいわゆる海上保安庁による調査、これは国連海洋法条約の第五十六条に定められております海洋の科学的調査を行う管轄権、これにのっとって冷静に、しかし粛々と進めていくという予定でいるわけであります。 背景についてはもう御存じのとおりで、六月に会議があるということでありますが、我が国としては、対案を示すためにそのデータが必要だということでこの調査をするわけでありますけれども、御案内のように、EEZについて日本と韓国と別々の考え方があって、それについても調査を行うことについては国際法上は問題がない……
○塩崎副大臣 ODAも同じでありますけれども、やはりそこの方々がみずからの足で立ってみずからが頑張るというのが基本であって、それをどうサポートするのかということが一番大事だろうと思いますので、今の下地先生の御指摘に私も賛成をいたしたいと思います。
【次の発言】 今額賀長官からもお話ございましたが、これまで地位協定の問題については、下地先生からの熱い思いをいつも聞いておりました。
今回の御質問の中で、フレームワークを変えたらどうだ、レベルアップせい、こういう話でありますが、明らかに、不断の見直しをしていくことは間違いない、その必要性があることは間違いないと思っております。
ともあれ、今、日米……
○塩崎副大臣 私の方からお答えさせていただきたいと思います。 先生御指摘のように、グアムへの移転の場合には、日米地位協定というのは、安保条約の第六条に基づく、米軍が我が国の施設・区域の使用及びその際の米軍の地位について規定したものですから、先生御指摘のようにその対象外ということになるわけでございまして、その施設整備費については対象とはなり得ないということだと思います。 したがいまして、そうすると、具体的なスキームを、先ほど来防衛庁長官の方からもお答えがありましたように、これからさらに詰めていく中で、どういった法的なフレームワークが必要なのか、あるいは要るのか要らないのか、そういうことを含め……
○塩崎副大臣 佐藤先生御指摘の、アジア太平洋地域の減災、防災体制づくりにおける日本の貢献、こういうことだろうと思いますけれども、おっしゃるとおり、結論から申し上げれば、日本というのは非常に自然災害の経験が多いわけでありまして、そういった意味での知見と技術を非常に厚く持っているわけであります。 これを最大限活用してアジア太平洋地域で貢献していくということは極めて重要でありまして、去年の一月に、スマトラ沖地震の直後でありましたけれども、国連防災世界会議が神戸で開催されました。このときに、兵庫行動枠組というのがつくられて、この実施に向けてODAを活用する、それから、世界的なネットワークの中で、国連……
○塩崎副大臣 外務副大臣の塩崎恭久でございます。川内委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げたいと思います。 本委員会におきましては、我が国の外交にとって極めて重要な沖縄及び北方四島に関連する問題を扱うこととなります。麻生外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全うすべく、全身全霊で沖縄及び北方問題に取り組んでまいりたいと思います。 川内委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますようよろしくお願いを申し上げ、私のごあいさつといたします。(拍手)
○塩崎副大臣 今西銘先生の方から、東西のドイツが統一されたときに、旧ソ連軍に引いていただくということで一兆六百八十億円の経費負担を約束したということについてのお尋ねがございました。 ドイツの国防白書が一九九四年に出ておりますけれども、九〇年から四年間で、当時の為替レートで換算すると一兆六百八十億円、百二十億マルクを負担するということを約束したわけです。お尋ねの点でありますけれども、この中身について見ますと、撤退するまでの駐留経費、それから撤退における輸送費用、それから撤退先での軍人、家族用の住宅建設費用、そして退役軍人の再教育費などが含まれているということでございます。
○塩崎副大臣 先ほどのプーチンの発言の件でございますが、抗議をしないのか、こういうお話がございました。 既に、ロシア大使館の倉井公使からロシア外務省の方に、この発言については我が国の立場をきっちりと申し込んだということで、基本的な論理については先ほど大臣が答弁したとおりでございます。
○塩崎副大臣 基本的な外務省としての認識については先ほど大臣から申し上げたとおりでありますけれども、ロシア側は東京においても、それから、私、十七日に麻生大臣の命を受けてモスクワに参りましたが、国境警備局あるいは外務省の説明は、ロシア側としては、ロシアの国境を不法に越境したんだ、それから、違法な漁獲を行っていたということを指摘しているわけでありますけれども、先ほど大臣から申し上げたとおり、我が国固有の領土である北方四島の十二海里の中で起きたことであって、我々としては到底容認できないということであります。 これは、事実関係を正確に把握するためには、やはり乗組員三名を返してもらい、そしてまた船体を……
○塩崎副大臣 昨年十一月より外務副大臣を務めさせていただいております塩崎恭久でございます。原田委員長初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げたいと思います。 外交の目的は、何よりも我が国及び我が国国民の安全と繁栄を確保することにあります。麻生大臣を補佐し、中国や韓国、東南アジアを初めとする近隣諸国との関係強化を図るとともに、新型インフルエンザ等の新しい課題に対して、国際社会の協力強化に尽力していく考えでございます。 また、我が国国連加盟五十周年の年に当たりまして、安保理改革や行財政改革を初めとする国連改革にも力を注いでまいりたいと思っております。 委員長初め本委員会の皆様の御指導と御協力……
○塩崎副大臣 先生に御質問をいただいて、明確な答えがその際できなかったことはおわびを申し上げたいと思いますが、その後先生のところに御説明に申し上げたとおり、承知をしている限り、そのような例はないということでございます。
【次の発言】 大臣が参議院の予算委員会の方に参りましたので、私どもの方で対応させていただきたいと思います。
ただいま、在日米軍の、特に我が国の安全確保に対する役割ということだろうと思いますが、引き続き、冷戦が終わったといえども、アジア太平洋地域、地域紛争あるいは北朝鮮を含めて大量破壊兵器やミサイルの問題等々、不安定な要素がたくさん安全保障上ございます。こういう中で、日米安保条……
○塩崎副大臣 閣議のために麻生大臣、後ほどまた参りますが、かわって私の方から答弁することをお許しいただきたいと思います。 今三ッ矢議員からお話がございましたとおり、中国の軍事予算あるいは軍事政策、国防政策そのものについて、透明性に問題がありという声は世界から寄せられているところでございます。我が国としては、この国防予算を含めた中国の国防政策について、発表されている国防予算以外にも不透明な部分があるのではないか、それから、近年の国防予算の伸び率自体が今御指摘のとおり高水準で推移しているという事実に注目をしておりまして、いろいろなチャネルを通じて、中国側に対してその透明性の向上を働きかけてきてい……
○塩崎副大臣 二点ございました。 一点目の中南米に対する日本としての政策はどうなんだ。特に資源が豊富な中南米でありまして、先生御案内のとおり極めて重要な地域でございます。 当然のことながら、EPAというのは一つの経済政策であって、さまざまな他の経済政策との組み合わせでいろいろ考えていくべきことなんだろうと思いまして、この天然資源の供給源として極めて重要な中南米については、EPAのみならず、いろいろな政策を組み合わせていきたい、このように考えているところであります。 チリについては既にお話が進んでいるわけでありまして、特に日本の企業に対するチリの貿易・投資環境の改善をしなければおくれをとっ……
○塩崎副大臣 マレーシアにつきましては、今大臣からお話がございましたとおり、順調に経済発展を続けて、今、一人当たりのGDPが大体四千ドルを超えているという水準に来ている国でございます。 したがいまして、いわゆる無償というのは卒業しているというのが原則で、文化無償とか草の根人間安全保障、こういったものは別ですけれども、基本的には無償資金協力は卒業しているという国でありますので、現在は円借款と技術協力を中心にやっていて、その根本的な考え方は、今御指摘の国別援助計画の中で、経済の競争力強化のための支援、そして将来のマレーシアを担う人材育成、この二つを柱に援助をしているわけであります。 今回、EP……
○塩崎副大臣 ついこの間まで自民党でNGO小委員長をやっておりました関係で、この問題については極めて強い関心を持って見ているわけでありますし、今まで外務省がやってきたことが十分かどうかということについては、いろいろ批判もしてきた立場でございます。 先生おっしゃったように、このNGOの活動というのは極めて重要だと思っております。先ほど大臣からコミュニティー開発というのがうまくいかなければ人間の安全保障も守れないという話がありましたが、まさにその市民社会をまず第一に現地でつくるということが大事であり、そして、そのときには、現地のNGOも大事なんですけれども、やはり日本からもNGOがどんどん行って……
○塩崎副大臣 今、大臣の方から申し上げましたように、なるべく早くこの移転を進めるために、資金負担ということを検討しているわけでありますが、今のその後の維持等々の経費についてどうなんだ、含まれるのか、こういう御指摘でございますが、今回は移転に伴う費用について議論しているわけであります。今の、維持費等々に何が入るのかというのが、御指摘をされているのかよくわかりませんが、とりあえず今は移転に関して議論をし、そしてその他については今後の協議にかかっている、こういうことだと思います。
【次の発言】 とりあえず移転に関する協議ということであります。
○塩崎副大臣 そういった報道があったことは我々ももちろん承知しているわけでありますけれども、先ほど来お話がありましたように、争点はかなり絞られつつあって、言ってみれば最後の詰めをやっているというところでありますが、その最後の詰めが極めて大事であります。 この問題につきましては、資金的にどう負担するのかというのは、目的である抑止力の維持と、それから沖縄の皆さん方の負担の軽減ということで、それをなるべく早くやろうということで資金の負担をやろうということで、さまざまな議論が出ておりますけれども、こういった問題について、まだ具体的な決定はなされていないということで、議論が続いているというところでござ……
○塩崎副大臣 おっしゃるように、ボーダーレス化した世界にあって、犯罪も国際化をしているということは間違いないわけでありまして、日本が環境分野と同じようにリードせい、こういうお話がございました。 お気持ち、全くそのとおりだと私も思いますが、今、二国間の条約についてはまだまだ数が少ない、韓国におくれをとっているじゃないか、こういうお話がありました。 それもおっしゃるとおりではありますけれども、一方で、国際的な場において、日本が犯罪分野における調査とかあるいは技術支援をやっていないかというと決してそんなことはなくて、例えば国連の犯罪防止刑事司法委員会というのがありますが、これはウィーンにたしかあ……
○塩崎副大臣 今のODAに関連して、腐敗が起きたのでは意味がないじゃないか、こういうお話でございます。腐敗防止条約の第六十条の腐敗行為と戦うための最大限の技術協力ということで、日本は何をしているのかということでございますけれども、JICAが技術協力をしておりまして、汚職の防止とか、あるいは刑事司法支援に関する研修の実施、汚職犯罪に係る情報解析に関する技術専門家を派遣するといったような積極的な技術協力をこれまでも進めているわけでございますし、今回の条約に関連しても、さらに引き続いて腐敗防止の分野における国際協力を進めていきたい、こう考えているわけでございます。 今まで、例えばインドネシアに対し……
○塩崎副大臣 この火曜日に投票が行われたわけでございますけれども、たまたま私も国連総会に行っておりまして、私自身が投票してまいりました。 今のお尋ねでございますけれども、この人権理事会で我が国が今後果たしていくべき役割でありますけれども、これは六月の十九日に第一回の会合が開催されるということになっておりまして、まさに今後の活動の取り進めの具体的な協議がこのときから始まるということだと思っております。我が国は、当然のことながら、この人権理事会の活動に積極的に、これまで同様、人権問題については参加をし、引き続き世界の人権の保護、促進に建設的な役割を果たそうということでございます。 今、金銭的な……
○塩崎副大臣 今、津村議員から、交渉が遅いじゃないか、こういう話でありました。 私も、実はずっと、新人時代から厚生委員会に入っていて、十年ぐらい前にこの問題を、全く同じように質問したことがあります。ただし、相手は厚生省でありましたが、ひょっとしたら小泉さんが大臣だったかもわかりませんが、その当時はまだ本当に遅くて、まだほとんど動いていないという状態でありました。 御案内のように、平成十一年にドイツとの間で初めて協定を締結したということでありますけれども、話し合い自体は、昭和四十年代から、米国などと年金制度への二重加入等の問題について話し合ってはきたのでありますけれども、その後、日本も急速な……
○塩崎副大臣 イラクでは、二〇〇五年の七月に、国家開発戦略というのを出しております。四本柱ございまして、経済成長の基盤強化、民間セクターの活性化、国民生活向上、そしてガバナンスの強化と治安の改善、こういう四つの柱に基づく国家開発戦略というのをみずから立てているわけであります。 我が国としては、やはりイラクの人たちが自分たちで立ち上がるということが一番大事で、それをどうやって支援するのか、こういうことだろうと思うんです。先ほど大臣にも御質問がございましたが、教育というのも、それから今の栄養失調を含めた衛生あるいは保健、こういったものについては今の四本柱のうちの三本目の国民生活向上という中に入っ……
○塩崎副大臣 公海漁業協定につきまして、日本の漁業にとって不利にならないか、こういう話でありますが、この協定というのは、今の長たらしい名前にあるように、我が国が加盟しているストラドリング魚類資源、カレイとかタラとか、こういうもので、EEZと公海をまたがって泳いでいる魚と、それから高度回遊性魚類資源、マグロとかカツオでありますね、これの保存、それから持続可能な利用を目的とする地域漁業管理機関の機能の強化、補完を図って、これらの管理機関の実効性を高めるものだ、こういうことだと思います。 これを協定することが、これらの漁業資源の持続可能な利用の促進を通じて、我が国の漁業の安定的な操業に資するものだ……
○塩崎副大臣 先ほど来水野議員の方から、人権問題について押しつけであってはならないというお話がありますが、しかし我々、他国の人権状況については絶えず関心を持っていなければいけないと考えております。そういう意味では、このチベットの問題についても、内政問題といえども、人権が保障されることは極めて重要でありまして、チベットの人権状況については引き続いて日本政府としても注視をしてまいりたい、このように考えております。
【次の発言】 先生御指摘のように、パキスタンのときにはレスキューチームを含めた救助チームというのが行っていたわけでありますけれども、今回、先方の方から、インドネシア政府が、態勢がまあまあ……
○塩崎副大臣 麻生大臣、参議院の本会議に出席をしておりますので十数分おくれるかと思いますので、お許しをいただきたいと思います。 本協定の締結の意義ということでございますが、この締結によりまして、平和的利用を確保した上で、ユーラトムの加盟国各国との間の原子力分野における協力を実施するための法的な枠組みというものを整備することになるわけでありまして、この結果、ユーラトム加盟諸国との間の原子力関連の品目等の移転手続、この移転手続というのが一番大事なんですが、円滑化に資することが期待をされるというふうに考えております。 今ユーラトムの域内では約百五十基の原子力発電所が稼働をしておりまして、大規模な……
○塩崎副大臣 これは戦前の話でもございますが、当時、今御指摘のとおり、国際法上、化学兵器の保有自体は禁止されていないで、使用は禁止されていたということになっておりまして、それは、ヘーグ陸戦規則及び一九二五年のジュネーブ議定書というのがありまして、これらで化学兵器について戦争で使用することを禁止したもので、化学兵器の開発、生産、保有までは禁止しなかったというのが事実だと思います。
【次の発言】 御案内のように、九七年になってやっと開発も生産も保有も禁止ということになったこの化学兵器でありますが、先生御指摘のように、今問題になっているのは中国において日本が遺棄をしたのかどうかということでありますか……
○塩崎副大臣 ただいま渡辺議員から御指摘ありましたが、そもそも戦前は三千二百五十棟の建物があったのが、今、御指摘のとおり二つしか残っていないという意味で、日本の領土であったということの証左であるわけであります。 紗那郵便局それから択捉島水産会、この建物が二つ残っているわけでありますけれども、老朽化が激しいということで、向こうは解体をしたいということを言っていたわけであります。しかし、元島民の関係者の方々から、やはりこれは残してほしいということもございまして、外務省より、四島側、ロシア側に対して、解体を避けるようにということで強く働きかけをしてきたわけでありますし、また、四島交流の枠組みを利用……
○塩崎副大臣 お呼びをいただきまして、ありがとうございます。 今御指摘の人権理事会でありますけれども、実は五月九日に、今お話しのように選挙が総会で行われました。御存じのように、かつては経済社会理事会が、言ってみれば選ぶということで、五十四カ国が五十三カ国を選んでいたという形なんですけれども、今回は総会で、なおかつ、それぞれ立候補する国はちゃんと何をするかプレッジをして、言ってみればマニフェスト選挙をやって、なおかつ、これからは当選した理事国もお互いピアレビューをやる、そういう新しい仕組みでございます。日本は百五十八票ということで、他の途上国などはもっとたくさんとっているところもありますけれど……
○塩崎副大臣 私自身は読んでおりません。
○塩崎副大臣 ただいまの西村議員から御指摘のとおり、このイラクの復興に対しては、まずは無償、そして切れ目なく円借につなげていくということで、イラクの足腰が強くなるようにということで、既に二〇〇三年の十月に、まとめて五十億ドルお約束をしてきたところでございます。 無償につきましては、今お話にございましたように、インフラを整えるということが大変大事だという話でありましたが、ただいま、例えばJICAであるとかの調査を通じ、そしてまた、JBICももちろん円借でありますから調査を重ねているわけでありますけれども、政府とも話し合いをしながら、この三月末に向けて何とかプレッジが行えるように、いろいろな分野……
○塩崎副大臣 五月二十日に、イラク国民議会において閣僚名簿が発表されて承認をされたわけで、これで一応新政府が発足をいたしまして、安保理決議の一五四六等で定められた政治プロセスが完了したことに一応なるわけでありますけれども、それについては、我が国としてもこれを極めて重要な成長として大いに歓迎したい、こういうふうに思っています。 一方で、今御指摘のとおり、内務大臣、国防大臣等は依然首相、副首相が代行しているというようなことでありますので、今後引き続いて動向を注視していかなければならないと思っていますし、目の前には、連邦制の問題、それから憲法の改正という問題、それから、フセイン政権時代にアラブ化が……
○塩崎副大臣 イラクの民間人の死亡者の数でありますけれども、多国籍軍の活動に巻き込まれて犠牲となったイラクの民間人の死者数については、公式にとりまとめられた情報はございませんで、非公式な推計があるのみであるというふうに承知をしております。 その一つであります、英米の研究者等がつくるイラク・ボディーカウントというところが推計をいたしておりますけれども、対イラク武力行使開始の二〇〇三年の三月からことしの六月十日までにイラクで死亡した民間人、これは軍人を含まないベースでありますけれども、この死者数は、最少で三万八千四百七十五人、それから、最大で四万二千八百八十九人というふうにこの団体からの数字では……
○塩崎副大臣 今お尋ねのイラク・コンパクトでありますけれども、アフガンのときにも同じようなものがつくられたわけであります。基本はイラク政府のオーナーシップということで、イラク政府そのものがみずからの国づくりをするということが基本であるわけでありますけれども、国際社会が復興支援を行っていくということがこのイラク・コンパクトの内容で、今、文書の策定に向けた動きがあって、日本も協力していこう、こういうことになっているわけであります。 今後、国連とか世銀とか国際機関、それから我が国を初めとする支援国が協力をいたしまして、今後五年間のイラク政府による政治、治安及び復興の各側面の政策目標を策定する。それ……
○塩崎副大臣 川内委員に時間の関係で御無理を申し上げたことを、まず感謝申し上げたいというふうに思います。 このドミニカ共和国日本人移住者損害賠償請求の判決につきまして、今中川大臣の方からお話がございましたが、外務省としても基本的に全く同じ考えでおるということをまずもって申し上げたいというふうに思うわけであります。 今御指摘のございました麻生大臣の当日判決の日の談話につきましては、御指摘のとおり、やや温かみを欠くのかなという感じを今見ると私自身もするわけであって、やはり昭和三十一年から三十四年までのこの移住事業において、事前調査や情報提供が十分じゃなかったということは今中川大臣から御指摘のと……
○塩崎副大臣 懐かしい法務委員会に呼んでいただきまして、まことにありがとうございます。 まず、入管法の真剣な討議が行われているということで、参加をさせていただくことを名誉なことだと思っております。 何と書いてあるかというのは、ここに書いてあるとおりでありますが、先生御指摘の点は、特に、「個人情報は当該個人が米国を出国する時点で消去されるべきであるという日本国政府の立場も十分に理解する。」という部分をおっしゃっているのではないかなと思いますが、この報告書は、要望書がお互いに出てきて、いわゆる日米規制改革イニシアチブの中で議論が行われて、最後にそれぞれが報告書として出すもので、これは米国側がま……
○塩崎副大臣 西川委員の御質問にお答えをいたしたいと思います。 石原委員長、そしてまた与党の理事の皆様方、そしてまた委員の皆様方には遅くまで御努力をいただいておりますことに改めて敬意を表したいと思うわけであります。 昨年、私も、法務委員長であの席に座らせていただいて、いわゆる条約刑法については審議をし、残念ながら成立をしなかったわけでありますが、いよいよ皆様方の御努力で採決までこぎつけそうだということで、これまで政務官が主に出席をさせていただいて答弁申し上げてまいりましたけれども、きょうは、私自身、出てきて御答弁申し上げようということでおったわけでございます。 特に、この国際組織犯罪防止……
○塩崎副大臣 大臣に対しての御質問でございますけれども、これまで御案内のように、小泉総理あるいは麻生大臣、そしてまた私等々のレベルで、先生おっしゃるように、国際的に包囲網を築くということについてはやってまいりました。 特に総理は、タクシン・タイの首相やブッシュ大統領、ロシアのプーチンとも、拉致問題についてはしっかりと議論をしてまいりましたし、今お話があったとおり、麻生外務大臣もいろいろやってまいりましたし、私もこの間タイに行きましたときに、タイも、拉致とは彼らは言っておりませんが、カンタティー外務大臣からは、連携をしていこうじゃないか、こういうことがありました。 そういうことで、拉致問題に……
○塩崎副大臣 吉田先生御指摘のとおり、この拉致問題というのは、かつては世界的にも非常に知られていない問題でございました。先生を含め大勢の方々の御努力によって、だんだん拉致の実態を伝えられるようになってきているわけでございますけれども、外務省では、これまでも、いろいろな場面をとらえて国際社会に対して、そしてまた二国間の会談等々を通じて我が国の立場を説明し、また実態を明らかにしてきたところでございます。 国連の場においても、昨年総会で提出をされました北朝鮮の人権状況決議について、この決議において拉致問題への明示的な言及がなされるというようにEU側と交渉し、そして日本も共同提案国となって積極的な外……
○塩崎副大臣 水野先生御指摘のように、日本と北朝鮮との間の貿易が昨今は減ってきている中にあって、中国並びに韓国との北朝鮮の貿易量というのが最近飛躍的にふえているというのは御案内のとおりでございます。 中国の北朝鮮に対する支援の規模とか内容というのは、そうはっきりは明らかになっているわけではありませんけれども、従来より、食糧とかエネルギーとか、こういった分野を中心に一定規模の支援が行われてきている一方で、また韓国についても、北朝鮮に対しては、最近数年間で、五十万トンの食糧支援及び三十万トン前後の肥料支援などが行われているということでございます。 一方で、中国及び韓国が今般のミサイル発射を受け……
○塩崎国務大臣 総理補佐官は、あくまでも総理を補佐する立場で、言ってみれば総理のスタッフとしているわけであります。政府の立場を説明する、そういう役割ではなくて、いわゆるラインではないということでございますので、総理に対してベストアドバイスをするというのが役目ということでございますので、国会の答弁は、政府の立場を説明する際に政府の立場を代表する者が出てくるというのが筋だろうというふうに考えております。
【次の発言】 繰り返し、総理補佐官の役割、それから法律上の位置づけは内閣法を読んでいただければわかりますが、国会で呼ぶ呼ばないのお話は、やはり国会のお決めになることでありまして、我々としては、政府……
○塩崎国務大臣 教育再生会議でのこのいじめの問題については、先般、義家委員と山谷補佐官が小渕政務官と一緒に現地に赴いて、御両親や学校関係者、教育委員会等々から意見を聴取してきたところでございますので、これから実際には議論を行うことになると思います。 基本的には、今、稲田委員がおっしゃったように、そもそも、きちっとしたガバナンスがきいて、この教育委員会の使命が果たされていたのか、あるいは、学校現場でのガバナンスもちゃんときいていたのか、非常に心配なところがたくさんかいま見られるというところでございます。また、家庭の御両親の言い分も聞いて帰っておられますので、これからまた議論を深めてまいりたいと……
○塩崎国務大臣 ただいま保利先生の方から、安倍総理に伝えるようにということで、美しい国の中でもとりわけ重要なのは日本語ではないのかということをおっしゃっていただきました。 安倍総理が総理・総裁を目指すに当たって大事にしたことは、やはりこの国の形をどうするかということで、その国の形を美しい国という言葉に込めて総裁選を戦い、所信表明でも言い、そして、今日も美しい国を国づくりということでやってきていると思います。 その中に日本語というものも入ってくるのは当然のことであって、歴史、伝統、文化、これを大事にしながら新しい国づくりをしていこう、国の形をつくっていこう、その際の美しい日本には美しい日本語……
○塩崎国務大臣 今、伊吹大臣は、競争原理についての考え方に関しては松本議員と共有する部分があるというお話でありましたが、そもそも、おっしゃっていらっしゃる競争原理というのは一体何なのかということを考えた方がいいのかなという感じがするんです。 やや、ぱっと見というか、競争原理みたいなものを導入することが公教育の場にふさわしいのかどうかということをテーゼとして御提示されているわけでありますけれども、そもそも、先生は銀行におられたのであれですけれども、貸し出しをするということは相手を評価するという、このリスク評価がすべてだと思うんですね。リスク評価能力がない金融機関が金を貸すと後はとんでもないこと……
○塩崎国務大臣 今、伊吹大臣の方から、中学、高校で教員を充てて進路指導をやらせている、こういうことで現行制度が成り立っているわけでありますが、先生が法改正案を出しておられることはよくわかっているところでございます。 今、教員を充てていることに加えて、各地方公共団体などがキャリアカウンセラーなどをこの任に充てるということもやっているわけでありますが、とりあえず、今のところ、政府として先生御提案のような形での法改正は考えておりませんけれども、先生御指摘のポイントは非常に重要であって、キャリアをどう、みずから築き上げるために相談をする人がいてくれるかということは大事だろうと思いますので、そういった……
○塩崎国務大臣 三通のメールについてのお問い合わせということでございますね。
今示されました資料としてのメールの写しは、送信先である八戸市教育委員会から入手したものでございます。また、発信者である内閣府の担当者も送信したメールの写しであることを確認しているため、真実のものであるというふうに報告を受けており、また、これは昨日の理事会に提出をされ、きょう、理事会で資料として提出されるということが認められたものだというふうに理解をしております。
【次の発言】 先ほどお答えいたしたとおりでありまして、これは真実のものであるというふうに報告を受けております。
○塩崎国務大臣 これは無理強いする話ではないとは思いますが、好ましいことだと思っております。
【次の発言】 もとに戻って愛国心の御質問でありますけれども、今伊吹大臣がお答えになられたように、その定義によるという話でありますが、国を愛する心を愛国心とこう呼ぶわけですから、国が何かというのを定義、先ほど伊吹大臣がおっしゃったとおりだと思います。それともう一つは、愛するというのは何なのかと、これもあると思うんですね。もう一つは、その心はでは何だということであろうかと思います。
国というのは何かというのは、いろいろ人によってその解釈と定義が違うということだと私は思っておりますが、おおむね、この国の定……
○塩崎国務大臣 この教育特委で始まったタウンミーティングのさまざまな問題でございました。一たんは八つの教育タウンミーティングについての報告書を出しましたけれども、その他についても問題があるという判断で、百七十四すべてについてやろうということになりました。 そもそも、教育タウンミーティングの八つのときでも相当なエネルギーを投入してやってまいりましたが、今回は、三人の外部の弁護士等識者を入れて、厳しい目を持ってこの調査をしようということで、そして何よりも、いろいろ県や教育委員会的なカウンターパートがたくさんいる中にあって、最大限の調査を今までやってまいりました。きょう、こうして十二時過ぎにお渡し……
○塩崎国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○塩崎国務大臣 ただいま三日月議員の方から入札談合事件が相次いでいるじゃないか、こういう御指摘がございました。まさに、このところ目に余るようなこういった事件、不正行為が行われているような事件がたくさん続いているわけでありまして、こういうことがあってはならないというふうに思っているところでございます。 政府のレベルでは、ことしの二月に策定をいたしました公共調達の適正化に関する関係省庁連絡会議、ここでの取りまとめに従って、幾つか施策を既にやっております。 一つは、一般競争方式に移行する。予定価格の二億円以上の工事というのは基本的にそっちに移っていく。一般競争入札であります。もう一つは、総合評価……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及びその内容を御説明いたします。 国際社会によるテロとの闘いにおいては、これまで我が国としても、同法に基づき、海上自衛隊の補給艦等をインド洋に派遣し、海上阻止活動に参加する艦艇に対する給油支援を行うなどの取り組みを行い、各国から高く評価されているところであります。 しかしながら、今日の状……
○塩崎国務大臣 もとより、北朝鮮が核実験をやったということを発表したわけでありますけれども、核実験については私たちは断固として反対し、非難をしているところでございます、発表自体についても。 今マスコミのお話がありましたけれども、私ども政府は入念な情報交換というのを各国とやっているわけでありますが、その中身についてはもちろん申し上げることではないと思っております。したがって、今、伴野先生御指摘のように、冷静に私どもとしても分析し、対応していくというのが当然のことであり、国民の皆様方が不安を感じないようにしていくということは極めて大事だと思います。 今回のマスコミの報道につきましては、これはマ……
○塩崎国務大臣 幾つかの情報がございました。これはインテリジェンスにかかわることでありますから余りつぶさにはできないところでありますけれども、今先生が御指摘の、北朝鮮で核実験をするかもわからないという情報が、中国からの連絡だったわけです。つまり、行われるかもわからないという情報で、そこの十一時二十分ごろというふうに書いてあるのは、核実験を実施した可能性があるという情報なんですね。 これは二つの違う情報でございまして、起こるかもわからないという、十時半に中国から北京にある日本の大使館に伝わったことについては、私にも四十分ごろに連絡がございました。そして、一本化されている危機管理の体制のもとで、……
○塩崎国務大臣 イラク人道復興支援特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告申し上げたいと思います。 我が国は、イラク人道復興支援特措法に基づいて平成十六年初めより活動を実施していた陸上自衛隊の部隊について、その活動目的を達成したとして、本年九月上旬までに撤収を完了させました。一方、航空自衛隊の部隊については、国連からの要請も踏まえ、活動を継続させることとし、これまで、クウェートとイラク国内各地の飛行場との間で国連及び多国籍軍の人員、物資の輸送を逐次精力的に実施してきております。 イラクをテロの温床とせず、平和な民主的国家として再建させることは、我が国を含む国際社会の平和と……
○塩崎国務大臣 原口先生御指摘のように、六者協議での冒頭の発言につきましては、建前をかなり述べたというふうに聞いております。 今御指摘のように、我々としても、去年九月の共同宣言が基本であり、それに基づいてこれからの行動をとってもらいたい、このように思っておりますし、これは、北朝鮮だけではなくて、それぞれの国についてどうすべきかということを書いてあるわけでありますが、それにのっとっていきたいというふうに思っております。 今のところ大きな前進がないというのは事実でありますけれども、しかし、これは粘り強く、六者協議が再開されたからには粘り強く話し合いを続けていくことによって、北朝鮮の核の計画を断……
○塩崎国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、北朝鮮が核実験を実施した旨発表いたしましたが、これは、我が国のみならず、東アジア及び国際社会の平和と安全に対する重大な挑戦であり、断じて容認できません。引き続き、国際社会と連携しつつ、北朝鮮に対し厳格な措置をとるとともに、国民の安全の確保に万全を期してまいります。 また、このたび、拉致問題に関する総合的な対策を推進するため、拉致問題対策本部を設置いたしました。私は担当大臣として、拉致被害者が全員生存しているとの前提に立って、すべての拉致被害者の即時帰国、真相究明及び拉致実行犯の引き渡しを強く……
○塩崎国務大臣 先ほど来先生から御指摘の、警察の続く不祥事についてでございますけれども、これは、警察庁を管理するのは国家公安委員会ということでありますので、ここでしっかりと適正に対応してもらわなければならない、このように考えているところでございます。
【次の発言】 国民生活にとって安心、安全の一番身近なところが警察だと思います。我々、子供のころから、お巡りさんといえば、いつもどこかに回ってくれていて我々を見守ってくれる、何かあれば駆け込めるという交番があった。
最近は駆け込んでもだれもいない交番ということで空き交番がたくさんあって、これについての対策は順次打ってきているわけでありますけれども……
○塩崎国務大臣 まず冒頭、今回タウンミーティングで、教育に限らず、やらせと言われているような、質問を事前につくって、相手にお願いをして発言してもらう、こういうことがあるのはやはり国民の双方向の対話という基本にもとるものだということで、これはおわびを申し上げ、そして、しっかり反省をして、次に新たなやり方を考えるということで進んでいかなければならない、こう思っているところでございます。 先生今おっしゃったように、小坂文科大臣の発言を一部引用されておられましたし、理由の一つとして挙げたというお話がありました。もちろん、ですから、そもそもタウンミーティングでこういう、不適切なと彼が言ったことは、間違……
○塩崎国務大臣 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の塩崎恭久でございます。 拉致問題に関し、小島委員長を初め各委員の方々の御指導、御鞭撻を賜りながら、官房長官・拉致問題担当大臣として全力で問題解決に努めてまいりたいと思います。 改めて申し上げるまでもなく、北朝鮮による拉致は、我が国の国家主権と国民の生命、安全にかかわる重大な問題であり、この問題の解決なくして日朝の国交正常化はあり得ないというふうに考えております。 今般、安倍内閣の発足に伴いまして、拉致問題に関する総合的な対策を推進するため、総理を本部長とし、私を副本部長とする拉致問題対策本部が設置されました。先月十六日には同対策本部の第一回……
○塩崎国務大臣 高木先生から、今回拉致問題担当大臣になった覚悟のほどをということで、今御質問がございました。 今お話がありましたように、安倍総理は、もうかねてからこの拉致問題について、みずからの問題として、また国家の重大な問題として取り組んでこられました。 今回、安倍内閣が発足をいたしまして、拉致問題の担当大臣というものを初めて設けた、そして、対策本部をみずから本部長になってつくって、今その体制固めをしているところでございますが、政府を挙げての対応をとる、こういうことで、これからの歩みを進めるわけでございます。 私は、担当大臣としてこの問題にどう取り組むかということでございますが、まず第……
○塩崎国務大臣 今総理から御答弁させていただいたように、中国外交部から、十時半ごろ、連絡が中国にある日本の大使館に参りまして、核実験を間もなく行うという連絡があったわけでありまして、同様に私に対しても、外務省が直ちに秘書官に連絡し、そして十時四十分ごろに私の秘書官から私の方に連絡をもらったところでございます。
○塩崎国務大臣 未履修の問題についての教育委員会のことについて私が申し上げたことは、教育委員会に対して虚偽の報告を行っていたということであって、まず第一にそれは学校が悪い、一義的には学校の責任であるということを申し上げたわけでありますけれども、一方で、未履修であるということを見抜けなかった、報告が上がってきても見抜けなかったということがまず一つですよね、教育委員会の問題は。もう一つは、どうも一部の教育委員会の関係者の中には、その事実を知っていながら放置していたと言われてもしようがないようなケースがあったということで、この教育委員会が役割を果たしていないんじゃないかということで、私はちょっと、虚……
○塩崎国務大臣 これの第一次報告で、「社会総がかりで教育再生を」、こう書いてあります。社会を構成しているのは先生だけではないわけであって、社会は人が構成しているのであって、いろいろな人がいるわけであります。 この教育再生会議、我々としても、メンバーはどういう人になってもらおうかと、いろいろ考えたわけでありますけれども、やはり、単に教育だけを専門にされている方たちだけではなくて、アカデミズムあるいは経済界、芸術、スポーツ。社会を構成するいろいろな人たちが、今再生をしなきゃいけないような状態になっている教育をみんなで一緒に考えようじゃないかということで、幅広い観点から議論してもらおうということで……
○塩崎国務大臣 ただいま御質問がございました、資格制度の中で定期的に更新制があるものはどういうものがあるのか、こういうことでございました。 悉皆的に調べているわけではございませんけれども、更新制を導入して知識とか技能とかの確認を一定期間ごとに行っているものは、例えば、運転免許証はもう御案内のとおりであって、これは優良運転者五年、それから違反運転者三年などのインターバルで行われている。それから狩猟免許、これは三年でございます。それから、海技士、海の船舶の職員及び小型船舶操縦者、これは五年となっております。それからボイラー溶接士、これは二年となっております。 このようなものが定期的に、更新制を……
○塩崎国務大臣 一月に第一次報告が出ましたが、第二次報告は五月の終わりごろというふうに聞いております。
【次の発言】 子供は遊びの天才だというお話を承りましたが、まさにそのとおりだと思うし、自分たちを振り返ってみると、別に何か用意されているわけではないものを遊び道具にしてしまう、あるいは遊び場にしてしまうということをやってきたような気がします。
道路を遊び場にするというのを聞くと、何か本当に寂しいなという感じがするわけであって、つまり、そういうところを遊び場にしないといけないほど遊び場がなくなっている町というのがどうなんだろうかなという感じがいたします。
親学の話が先ほど来出ていますが、そ……
○塩崎国務大臣 まず第一に、教育再生会議の事務局は、文部科学省の人たちだけではなくて、ほかの役所も、民間からもたくさん来て頑張って支えていただいているということをお認めいただきたい、こう思います。 それから、この一次報告でその責任を認めていないじゃないか、こういう話でありますが、文章というのは、いろいろなスタイルもありまして、ストレートに書くときもあればそうじゃないときもある。今先生は、ストレートに反省しますと書いていないというお話でありますけれども、先生も御案内のように、文部科学省設置法の第三条に任務というのが書いてあります。「文部科学省は、教育の振興及び生涯学習の推進を中核とした豊かな人……
○塩崎国務大臣 先生おっしゃるように、安倍内閣、教育再生が極めて重要な、最重要課題だということは申し上げているわけでございます。だからこそ教育再生会議もつくり、そしてまた、今回のように、大変なスピードを持って教育基本法に続いて三法を御議論いただいている、こういうことでございます。 しかし一方で、長期債務残高が国、地方合わせてGDPの一・五倍にも達しているというこの問題をどうするのかということについても、安倍内閣としても正面から取り組んで財政再建も図らなきゃいけないということで、昨年、骨太二〇〇六という中で歳入歳出一体改革というのをもう既に明示して、これを安倍内閣としても踏襲しながら、その中で……
○塩崎国務大臣 報道は承知しておりますけれども、こういったことは安倍内閣総理大臣の私人としての行為に関するものでありますので、政府としては特に事実関係も把握をしているわけではありません。
【次の発言】 石井先生のお考えはお考えとして、先ほど申し上げたとおり、これは安倍総理の私人としての立場によるものでございますので、政府としてはこれに見解を申し上げる立場にはない、こういうことでございます。
【次の発言】 子どもの権利条約そのものについて、実施状況とかそういうことについて直接的な議論を明示的にやっているわけではございません。
教育再生会議は、何度も申し上げておりますけれども、いろいろな、基礎学……
○塩崎国務大臣 この公開の問題につきましては、再生会議のメンバーの皆様方で随分たくさん議論をしていただきました。 一次報告が終わって、二次報告に向けて議論を始められるときもまたこれを議論して、いろいろな議論があったことは今笠先生がおっしゃったとおりであって、その中で、その場の公開というのはとりあえず今回も見送ろう、そのかわり議事要旨を出して議事録を出すということで、ちゃんとそれはもう皆さんに、公開なるからこそ、それをもってきてここでいろいろな御質問を承ったりするわけでありますので、それは再生会議のメンバーの中でガバナンスとして決められたことでありますので、そこはそれで尊重していただきたい、こ……
○塩崎国務大臣 小宮山先生御指摘の公共調達に関しての随意契約、このお尋ねでございました。 衆議院の方で調査局が調べられたという資料を今手元にいただいて拝見をさせていただきましたが、まず第一に、政府として、この衆議院の調査局が調べたものについて、政府として取りまとめたものではございませんので、その中身についてのコメントは差し控えたいと思うわけであります。 一般的に申し上げますと、随意契約については、いろいろな問題があったということで、これまでも、各府省で見直せということでやってまいりました。随意契約でなきゃどうしてもいけないようなもの、例えばライセンス生産をしているとか、そういうようなものに……
○塩崎国務大臣 サマータイムにつきましては、先生今御指摘のように、議員連盟もできて、かねてから導入について検討されてきたと思います。私もそのメンバーの一人だと思いますが。 制度は、もう皆さん御案内のとおりでありますけれども、やはり、夕方の明るい時間を長くするということで、自分の時間、家庭での時間だったり、あるいはボランティアに行ったり、さまざまなことができるということで、一番は、ライフスタイルやワークスタイルを変えることによっての温室効果ガスの削減ということで、私ども、これは環境省の試算によっても百四十三万トンのCO2の削減が期待できるのではないかというようなこともあって、さまざまな検討が行……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及びその内容を御説明いたします。 この法律案は、国家の速やかな再建を図るために行われているイラクの国民による自主的な努力を支援し、及び促進しようとする国際社会の取り組みに関し、我が国がこれに主体的かつ積極的に寄与するため、国際連合安全保障理事会決議第千四百八十三号及びこれに関連する決議を踏まえ、人道復興支援活動及び安全確保支援活動を引き続き行うこととし、もってイラクの国家の再建を通じて我が国を含む国際社会の平和及び安全の確保に資すること……
○塩崎国務大臣 先生今御指摘のように、イラク特措法に基づく自衛隊の活動は、他国の武力行使と一体化することがないことを制度的に担保する、そういう仕組みのもとで行われているわけで、自衛隊の活動が、武力の行使または武力の威嚇には当たらない活動で、なおかつ、今御指摘のように、非戦闘地域に限って実施をするということを定めたものでございます。 そして、大事なことは、自衛隊は、いわゆる統合された司令部のもとで連絡や調整を行うけれどもその指揮下に入ることはない、我が国の主体的な判断のもとで、我が国の指揮に従って、イラク特措法に基づいて行われる、こういうことであって、こういった観点からも、他国の武力行使と一体……
○塩崎国務大臣 今のマリキ首相の発言につきましては、今麻生大臣の方から申し上げたとおりでございますが、なぜ二年なのかということでありますけれども、まず、空自の活動が、マリキ首相から書簡が来ておりまして、主要かつ死活的役割を果たしているという書簡があり、空自の活動継続を求めるイラク政府の希望は、今確認された発言があったとおりであります。 また、国連や多国籍軍からの期待も高いということもございまして、これは我が国として主体的に判断をするというかねてからの方針のもとでイラク特措法の二年間の延長を国会にお諮り申し上げているところでございます。 これにつきましては、例えば、今月の四日にエジプトで麻生……
○塩崎国務大臣 日本が安保理決議に基づいてとられた多国籍軍の行動について支持をしたということについてのお話は、もう何度もお話をしてきたところでございますが、今、アメリカないしはイギリスで、大量破壊兵器がなかったということで謝罪を首脳がしているという御指摘がございました。それについて日本政府としてどうなのか、こういうお尋ねでございます。 まず、ブッシュ大統領が誤りを認めたのは、対イラク武力行使の決定自体ではなくて、大量破壊兵器に関する情報が誤っていたということについて、率直にその過ちを認めているということで、それともう一つは、その後の占領政策のあり方についてもその非を認めている部分があったとい……
○塩崎国務大臣 今久間大臣もおっしゃいましたけれども、アメリカ型の民主主義といいますか、その中でいろいろな可能性を考えて、新たな政策としてどういうものがいいのかということを多分いろいろ考えた末に、いろいろな意見が今出ているのではないのかな、今まで余り聞いたことのないような意見も含めて出ているのかなということを今感じました。
【次の発言】 これは軍事的な面もございますし、公開はしていないということでございますので、この場で答弁するべきことでもないんだろうなと思います。大体、もちろん、いろいろなものがあるということはわかっておりますけれども。
○塩崎国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。 安倍内閣におきましては、我が国が直面するさまざまな変化に対応するため、戦後レジームを大胆に見直し、「美しい国、日本」の実現に向け、成長力強化、再チャレンジ支援、魅力ある地方の創出、行財政改革の推進、主張する外交への転換など、各般の施策を総力を挙げて推進することとしております。 私は、内閣官房長官として、安倍内閣総理大臣の強力なリーダーシップのもと、各大臣と緊密な連携を図りつつ、これらの課題にスピード感を持って全力で取り組む決意であります。 拉致問題については、拉致問題対策本部を中心に、引き続き政府一……
○塩崎国務大臣 先生の党での活動について、いろいろと今、御教示をいただきました。 ホームページに掲載してはどうだ、こういうお話でありますが、歴史認識に関連する資料を含めて、戦前戦中の日本外交に関する資料については、外交史料館というところで個々のファイルごとに保管をいたしまして、一般に供覧に供しているという形に今なっているところでございます。 それから、内閣府所管のアジア歴史資料センターというところがありますが、国立公文書館、外務省外交史料館、防衛省防衛研究所図書館が所蔵をいたします、明治初期から終戦までのアジア関係資料を電子データベース化する作業を今進めておりまして、作業が終了したものから……
○塩崎国務大臣 今拝見しました。
【次の発言】 例の官房長官談話に至る間にさまざまな調査をしたということは聞いておりますが、今お話のあったような、つぶさな、細かなところまでは聞いておりません。
【次の発言】 一般的に、歴史は史実に基づいて検証されなければならない、こう思っております。一次資料が大事だということも事実でありますが、歴史の評価というのは、これは何度もいろいろな方が言っておられますけれども、歴史家が評価するものでありますが、我々としては、もちろんできる限りの資料に基づいて判断をしていくべきことだろうと思います。
【次の発言】 先ほど、一次資料が歴史の検証には重要だということを申し上げ……
○塩崎国務大臣 今先生おっしゃったように、勉強のみならずスポーツ、あるいは芸術でもいいのかもわかりませんが、やはりそれぞれ持ち味というのが人間にはあるわけでありますから、その持ち味を伸ばす、あるいは優秀な能力を持った人にはそれなりのサポートをしていくのは大変大事だと思いますし、もう既にそういう制度があるわけであります。 今回の高野連の場合には、野球部員であるがゆえにやってはいけないことというか、金品の授受がだめだということを押しなべてだめにしていたということがあって、それに違反する事例がたくさん出てきた、こういうことでありますから、ここのところを整理して、先生がおっしゃるような、多様な価値観……
○塩崎国務大臣 一日も早く、この法律について御審議をいただいて成立を図った際に、施行になった場合に私がそういう立場になるということでございます。 今回の国家公務員法の改正をお願いしている最大の哲学の変更は、一つは能力・実績主義でありますが、もう一つは、再就職あっせんについて、各省によるあっせんを根絶する、もうやめる、廃止して、官民人材交流センターに集約をして、役所が直接再就職先とは接することなく、このセンターを通じて再就職のお世話を必要であればする、こういうことでありますので、優秀な官の人が民に行き、また優秀な民の人が官に来れるような、そういうきちっとした機能するセンターをつくり上げるために……
○塩崎国務大臣 その報道は承知しておりません。
【次の発言】 この人事は、東証が金融庁に届け出をするという人事で、官邸には何も関係はありません。
【次の発言】 今申し上げたとおりで、金融庁に届け出るという権限関係になっている人事でありますので、官邸として関与するだのというようなことは何もないということです。
【次の発言】 先ほど航空局長からお答え申し上げたように、今、手続にかかっているものでございますので、コメントは差し控えたい、こう思います。
【次の発言】 これは、代表権を持つ特殊会社のトップについては所管大臣が認可をするわけでありますけれども、同時に、閣議口頭了解という手続を経るわけであり……
○塩崎国務大臣 先生今御指摘された昭和四十八年というと、まだ独法がないころでございます。 御案内のように、独法は、橋本行革の中で、特殊法人などの見直しをやる中で、私も自民党の行革推進本部の事務局長をやっておりましたが、イギリスのネクスト・ステップ・エージェンシーというのを一つの参考に切り分けをしていったらどうだろうかという中で、透明性を含めた国の機関あるいは関連機関としてのあり方を検討し、制度化をしていったものでございます。 今回、今ある独法制度を含めて、五月九日の経済財政諮問会議で、総理から、百一の独法についてゼロベースでもう一回見直せ、こういうことであります。したがって、これから渡辺大……
○塩崎国務大臣 まず、今回の交流センター、天下りバンクではなくて官民人材交流センターという名前でありますので、そういう名前で呼んでいただきたいと思います。 我々、いろいろ国家公務員制度を考えるときに、もちろん、押しつけ的な天下り、いわゆる押しつけではなくても、天から下るという発想自体がよくないねと。官は民のためにあるんですから、どっちが上なのかといったら、本当は民が上でなきゃいけないぐらい、そういうことだと思うんですね。 ただ、一方で、官に優秀な人がいてくれた方が、あるいはやる気満々の人がいてくれた方が、民にとっても国民経済的にプラスになる、そういうことだろうと思うので、私はむしろ、横滑り……
○塩崎国務大臣 天下りというのをどういうふうに定義するかというのを与野党一緒に議論してもいいのかわからないなと思うぐらいですが、少なくとも、顧問というのは公務員の身分は変わらないということですから、まだ公務員……(泉委員「まだ天下りじゃない、要は」と呼ぶ)定義にもよりますけれども、少なくとも公務員ですよね。
【次の発言】 天下りの定義によると先ほど申し上げたわけで、天下りですかと聞かれても、天下りの定義を共有していなければそうなりませんから。(泉委員「いや、持たれている定義で結構です」と呼ぶ)
私は特に持っておりません。
【次の発言】 いやいや、一般論の天下り、俗に言う天下りというもので片づ……
○塩崎国務大臣 今回、法案を提出させていただいておりますが、これはまさに仕組み自体を変えようということでございます。立法事実の議論が先般来皆様方から出されているわけでございますけれども、今までの調査の結果として十六名という数字がとりあえず出てきているわけでありまして、実際は存在するかもしれない、確認されていないものを含めて、これからシステムを変えるという意味で、予算や権限を背景とするあるいはするかもわからない、各省庁による押しつけ的なあっせんが根絶されるように制度設計をしたということでございます。 したがって、その点については十分根拠があり、また、そもそもそういうものが一つでもあるということ……
○塩崎国務大臣 今、遠藤先生御指摘のように、安倍内閣は美しい国づくりを目指しております。「美しい国づくり」プロジェクトというのを、平山郁夫先生を初め有識者の先生方にも集まってもらって今いろいろやっているわけでありますが、その中で、日本には長い間美しさとして大事にしてきたものがあった、そしてまた、そういうものが少し美しさに欠けてきて、もう一回美しさを取り戻さなければいけないというようなものもある。そういう中に、今先生御指摘になりました安全というか、安心して暮らせる日本、社会、そういうものがあったと思うわけでございます。 伝統的に我が国は厳しい規制の中で銃器の保持は禁止をされてきたということで、……
○塩崎国務大臣 私事にわたりますけれども、六〇年代に、私が高校生のときにアメリカに初めて行ったときに、その一年間で、ロバート・ケネディ、それからキング牧師が暗殺をされました。パトカーにはショットガンまである。二軒隣の友達のお父さんはピストル自殺をする。えらい国が違うなというふうに思いました。その後、また大学院で、八〇年代に行ったときは、レーガン大統領が撃たれて助かりましたが、ジョン・レノンが暗殺をされました。 やはりそのときでも、八〇年代の頭でも、日本というのは安全な国だなとまだ思っていました。一部の、時々暴力団がやるぐらいのことでありましたが、昨今は長崎市長が選挙中に撃たれる、殺される、そ……
○塩崎国務大臣 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の塩崎恭久でございます。 去る二月八日から十三日の間、北京において第五回六者会合第三次会合が開催され、日朝関係については、我が国及び北朝鮮が、日朝平壌宣言に従って、不幸な過去を清算し懸案事項を解決することを基礎として、国交を正常化するための協議を開始することが合意をされました。 ここに言う懸案事項に拉致問題が含まれることは、言うまでもありません。また、十二日の日朝協議では、北朝鮮側と日朝関係の今後の取り組みについて意見交換を行いました。 我が国としては、今回、北朝鮮が、日朝間での協議を行うことに同意したこと、及び、六者の総意として、日朝国交正……
○塩崎国務大臣 先ほどの大口先生の後段の質問については、行政効率化関係省庁連絡会議における節減効果だろうと思いますが、二月六日にこの会議が開催をされまして、十九年度予算、今お話がありましたように、幾つかの提案もあり、細かな点を節減してまいって、合計で三年間で節減効果六百六億円ということでございます。 内訳を若干申し上げますと、電子政府関係の効率化で二百八十七億円、アウトソーシングによって二十六億円、公用車の効率化によって十八億円といったようなことで、十九年度の予算のみで二百七十四億円の節減効果が出ている予定でございます。 それから、公共事業のコストの縮減、これについてもあらゆる見直しをして……
○塩崎国務大臣 安倍総理からは、常々、この政治資金についてはきちっとした扱いを法令にのっとってやれということを繰り返し言われていることでございます。
今お話しになっている点は、今、下村副長官から答弁申し上げたとおり、閣議も閣僚懇も終わった後の政治家同士の話し合いの中でのお話だと思いますので、政府として御答弁申し上げる立場にはないというふうに思います。
【次の発言】 ただいまの面会をしたかどうかという報道は内閣としての問題ではないと思っておりますので、内閣として動いているわけではございません。
【次の発言】 新聞に取り上げられている件は、安倍総理が総理になる前の話でございます。
○塩崎国務大臣 今御指摘のは、私の乗っていた車の事故のことでございますか。(長妻委員「三件」と呼ぶ)三件、わかりました。 御指摘の、官邸の入り口に、警備のためにゲートのほかに車どめが下から上がってくるものがございます。この車どめと政府の車両が接触する事故が合計三件あったという御指摘でございまして、平成十七年六月、それから十八年の八月、十八年の十月、この十八年の十月というのが私が乗っていたものでございまして、事故が三件ございました。 現在は、こうした事故が起きないようにということで、このゲートの前に車どめの操作を指示する専任の警備官を新たに一名配置をして、安全を期すようにしているということで……
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、この新型インフルエンザの問題というのは、世界的にも、それぞれの国で真剣に対策を練っているところでありまして、先ほど申し上げたように、我が国も二回訓練をやりましたが、最初は官房副長官補がヘッドでやりましたが、今回から私がヘッドでやるということで、厚生労働大臣と一緒にやっているところであります。先ほど不十分だという話がありましたが、その点についてはよくわかっております。理解をいたしました。 ということで、今お話あったとおり、関係省庁対策会議というのがございますが、このもとでやはり政府としては一体となってやらなきゃいけないということであります。 本部の問題に……
○塩崎国務大臣 先ほど来稲田先生から御指摘のいわゆる慰安婦問題につきましては、政府の基本的な立場というのは、平成五年八月四日の河野官房長官談話を受け継いでいるというところでございますし、それは、安倍総理も同様のことを国会で答弁されていると思います。そういうことでございますので、政府としては、この談話を受け継いでいるということでございます。
【次の発言】 稲田先生御指摘のように、法制度支援というのは大変重要な分野だと思っております。麻生外務大臣がカンボジアでのクメールルージュの関係の裁判の話をしておりますが、それは、法律自体を持っていくというよりは、やり方も含めて持っていっているわけでありますけ……
○塩崎国務大臣 まず第一に、今回の六者協議の成果につきましては……(中井委員「そんなことはどうでもいいから、僕の聞いたことだけ答えてくれ」と呼ぶ)そうですか。とりあえず北朝鮮が非核化に向けた具体的な行動に出たということは、大変評価をすべきことだと思っております。 今の拉致問題について、先生には、いつも御心配をいただいて御協力いただいていることを改めて感謝申し上げたいと思います。 北朝鮮が核放棄に向けて具体的な措置をとることに対応しまして、北朝鮮に対してエネルギー供与等が行われることが確認をされたわけでありますけれども、我が国は、今先生御指摘のように、拉致問題の進展が見られない日朝関係の現状……
○塩崎国務大臣 今、高市大臣からも御答弁申し上げたわけでありますが、一部監督不行き届きなところもあった、こういうことを認めているわけであります。
したがって、機構と内閣府、それから内閣府、財務省、こういった間にしかるべき書類が残っているのではないのかという原口委員の御指摘でございます。存在は私自身はまだわかりませんので、確認をいたしまして、存在をするならば、しかるべき手続、法にのっとって御提示をしたい、こう思います。
【次の発言】 皆、忠誠心をちゃんと持って、安倍総理を先頭に一丸となって頑張っておりますので、特に何も私はしておりません。
○塩崎国務大臣 私も、平成五年に、総理と同じときに初当選をさせていただいて、先生の予算委員会でのお姿を後ろに座って聞かせていただいて感銘を受けたことを、本当に私もきのうのように思い出すわけでございます。 今、官房長官という立場で安倍総理を支えながら日々努力を重ねているところでございますが、今御指摘のように、一致団結をして、一糸乱れぬ閣僚の行動というのが大事だ、まさにそのとおりだと思っております。 先ほど総理からお話がありましたように、美しい国づくりで燃えている、この総理を支えながら、我々一致団結をして、心を一つにして頑張らなければいけない、このように考えているところでございます。
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、総理は憲法改正についていろいろな発言をしてきておりますが、施政方針演説では、新しい国づくりに向けて、国の姿、形を語る憲法の改正についての議論を深めるべきです、日本国憲法の改正の手続に関する法律案の今国会での成立を強く期待しますと言っております。 それから、辻元先生の質問に対して一月三十日に答えていますが、このときは、現在、憲法改正について与野党において積極的な議論が行われているところであります、新しい時代にふさわしい憲法のあり方について議論が一層深められ、方向性がしっかりと出てくることを願っています、まずは、日本国憲法の改正手続に関する法律案の今国会での成立……
○塩崎議員 お答え申し上げます。 今、斉藤先生お尋ねのように、IPCCがいろいろ分析をされていることは、我々も認識は同じで変わっていない、先ほど大臣からも答弁あったところは共通の認識を持っていると思います。 そこで、影響がいつどのような形で出てくるのか、こういうことでありますけれども、それはいろいろな研究者の見方があるということは当然のことだということで、正確にいつ、どうということを特定するのはなかなか難しいというふうに思いますけれども、もう既に、洪水であるとか高潮であるとか干ばつであるとか、そうではないのかということが指摘されることは多々起きてきているわけであります。 それから、私は愛……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 大変初々しい松岡さんの質問の後に、いささか、昔にああいう初々しさを持っておりました私でございますが、質問をさせていただきたいと思います。 やっと法案審議までたどり着いて、北神筆頭と苦労してきたかいがあったかな、こう思うわけでありまして、委員長におかれましても、今後ともひとつフェアな委員会の進行をお願いしたい、こう思うわけであります。 時間が余りありませんのでお話をさせていただきたいと思いますが、ちょうど、二〇〇七年、平成十九年に、いわゆる事業承継税制というのが大変話題になっておりました。この事業承継税制というのは、実はしかし、対象は法人成りをし……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 元気な方の後で、きょうは、枝野大臣に一般質問で、初めてこういう形で、競争政策担当大臣としても来ていただきましたし、少し落ちついて議論をしたいということで、ぜひ両大臣にお答えをいただければというふうに思っております。 枝野大臣に行く前に、まず、新政権ができて、本当は去年の臨時国会のときに聞けばよかったんですが、残念ながら出る機会がなかったものですから、きょうこうして初めて、新たな政権の中での経済産業省の位置づけ、これは我々経産委員会としては大変大事な問題でもありますので、この役割を大臣はどのように、今大臣として思っていられるのか、まず御認識をお……
○塩崎議員 自由民主党・改革クラブ、みんなの党を代表して、ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案及び幹部国家公務員法案の提案理由を説明させていただきます。 今回鳩山内閣が提出いたしました国家公務員法等の一部を改正する法律案は、政権交代前、野党時代の民主党が唱えていた脱官僚依存、天下りの根絶といった主張とは、百八十度逆方向でございます。かつての民主党の主張は一体どこに行ってしまったのかと言わざるを得ません。 かつて安倍内閣で、天下りの根絶を目的として、各省庁による再就職あっせんを禁止し、官民人材交流センターに一元化する法案を提出した際、民主党は、センターは天下りバンクだ……
○塩崎議員 先ほど、かなり重要な部分が甘利先生の指摘によって明らかになったのではないかと思っておりますけれども、大きく言って四点問題だと思い、そこについての我々の考えを込めた議員立法を出しているということであります。 一つは、先ほど議論になりました各機能、人事院の機能、先ほど級別定数の話がありました。これはまさに組織の問題でありますから、これを持ってこないという話はありませんし、そもそも、基本法で一年以内に持ってくるということも決めておったというのは、民主党とも協議の上で決めたことでありますので、ですから、当然、人事院、総務省、そして今回は財務省の機能も持ってくるということと、これはもう既に……
○塩崎議員 まず隗より始めよ、まさにそのとおりだと思います。 残念ながら、民主党のマニフェストを見る限りは、地方移管ということを言っておられるようなことで、先ほどの説明でも、ダブりがあるからそれで二割ぐらいカットできるよ、こういう話でありました。国民から見れば、国家公務員であろうと地方公務員であろうと、行政にかかるコストの負担は国民がするわけでありますから、地方であろうと国であろうと、やはりコストをカットしていくということを、まず隗より始めよは国だけではなくて地方もやらなきゃいけない。 その際に、カットするとすれば、人を減らすか給与を減らすか、どっちかしかないわけであります。その両方をやる……
○塩崎議員 今回の事務局長、次長は参与ということではありますけれども、一たん外に出た人がまた官に戻ってくるということは幾らでもあり得るわけであって、我々は、幹部職をポリティカルアポインティーと言っているわけでは全くないわけであります。 いわゆる政治活動もできるポリティカルアポインティーの特別職というのは、それは政権にある人あるいは任命権者が自由にやってもいいことでありますけれども、我々がこの行政組織を担う幹部約六百人について考えているのは、これは民主党の松本剛明さんとか馬淵さんがずっと一貫して言っていたように、一般職の延長ではだめだ、ですから、能力・実績主義だけで判断をする一般職ではなくて、……
○塩崎議員 金田議員にお答えをいたします。 今、公務員制度改革が法案提出されて議論しているところでありますけれども、そもそもこれは、御案内のように、橋本内閣のころから公務員制度改革をやってまいりました。しかし、法律改正という形で出てきたのは安倍内閣で初めてやり、そして福田内閣でこれは与野党一致で基本法をつくり、そして、きょうは甘利先生がおいででありますけれども、去年、その基本法に基づいて法律を出してきた。それが廃案になったということで、何と、昨年の臨時国会ではそれが出てこずに今国会で出てきて、我々としては本来のあるべき姿を示すということで対案を出している。そんな中で、もう一回、今本源的な御質……
○塩崎議員 お答え申し上げます。 今の民間準拠ということをどう考えるかということでありますけれども、御指摘のように、従来のような民間準拠に基づく人事院勧告をそのまま反映して給与を決めていたのでは、人件費を削減しようというのはなかなか実現ができないということだと思います。それがために、我々は、それだけではありませんが、今回の議員立法でも、幹部職については人事院勧告の対象から外すということにしておりまして、人件費の削減という意味でも、早急に実現を図っていきたいと思っております。 考えてみれば、民間準拠ということであれば、普通の会社で業績が悪いなというときに、一番先に切るのは、やはり役員の報酬、……
○塩崎議員 そもそも論に戻った方がいいと思うんですけれども、もともと公務員制度改革を何でやるのかということを考えてみれば、やはり、議院内閣制のもとで、新しい時代にふさわしい、国家の意思決定の仕組みを変えよう、そのときに、公務員制度もそれに合ったものにしなければいけないということだったと思うんですね。 それはやはり、選挙で選ばれた、政権をとった与党が国民に約束をしたこと、これを実行していくということが、国民が政治から離れないで、一体となって国家をつくり、国民の暮らしをみんなで組み立てていく、こういう民主主義の基本に立ち返ると、やはり公務員制度改革をしていかないと、それまではうまくいっていたかも……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 まず、きょうは、直嶋大臣に基本的にお話を聞かせていただこうと思っていますが、いろいろ報道ぶりを見るとなかなか厳しいことが書いてあります。 これは、きのうの新聞、共同通信の配信だろうと思うんですが、愛媛新聞で、地元でたまたま朝見たものですから。自民党の谷垣総裁もこの間新潟の燕市に視察に行ってまいりましたけれども、この報道を見ると、金属洋食器メーカー、アサヒの田中社長は、「「こんな時に代表選なんて。国民のことを考えてんのか」と吐き捨てるように言った。」それから、匿名で取材に応じた大田区内の工業用接着剤メーカーの社長、平さんの支持者かもわかりませんが、……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 小野寺議員に引き続き、質問いたしたいと思います。 今の船長の釈放に至るまでの経緯について、国民はまさに怒っております。民主党のぶれる政権運営、そして思いつきの政策決定、そして我が国の領海を明らかに侵犯をし主権を侵害した上で、だれが見ても、先ほど前原大臣が悪質な事案だと言っていましたけれども、公務執行妨害を犯した人間を中国の圧力に屈して釈放、そして国益を大きく毀損したということだと思うんです。先ほど、日本外交の最大の、言ってみれば敗北だというふうな話がありましたけれども、まさに外交史上、私は、最悪の判断ミスをしてしまったと。そして、この政権に任……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 いろいろ今、石破政調会長から大所高所からのお話を含めて話がございましたけれども、まず、ビデオの問題について説明をいたしたいと思います。きょうはテレビ入りでありますから、国民の皆さん方にも、我々この衆議院の予算委員会でどういう議論をこのビデオについてやってきたか、多分余り御存じじゃないと思いますので、私の方から少し御説明申し上げたいと思います。 九月の七日に事件が起きました。そして、九月三十日に当委員会で集中審議をいたしまして、私も質問に立ちました。その日の委員会後、理事会を開きまして、そこで与野党一致して、ビデオを徴求しよう、我が委員会にビデ……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 先ほど来、S&Pの格下げの問題について、何人か話が出ていますが、余りにも総理の答弁が無責任なので、私も続いてまず御質問を申し上げたい、こう思います。 そういうことには疎いので改めてにしてほしいというのが発言でありましたが、発言の真意については私はもう問いません。参議院の本会議で、聞いてなかったということだというふうに言っていました。 そうだとすれば、それは危機管理上、一時間何分かあったのに、何も知らない、その程度の総理だということであります。もし知っていて、本当に疎いということであれば、これは総理失格だということでありますので、余りその言葉につ……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 きょうは、幾つかの問題について、主に菅総理を中心にお話を聞かせていただきたいと思っております。 まず最初に、私の方からも、今回の大震災、津波でたくさんの犠牲者が出てしまいました。心からお悔やみを申し上げ、そしてまた、十一万人を超える方々がまだ避難生活をされているということでありますので、本当に心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。 さて、先ほど来、被災地の現状についていろいろとお話が出ました。総理も、五月十日の記者会見でも、連休に現地に行かれていろいろお話を聞いてきた、そのときに、もとの生活に戻りたいという切実な声をお聞きになっ……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 今、石原幹事長、そして石破政調会長から、菅内閣の基本姿勢ということで、全般的なお話をさせていただきました。これからは私と赤澤議員二人で、もう少し具体的な話を聞かせていただきたい、このように思っています。 しかし、いずれにしても、国民はもう菅内閣には全く信頼を置いていない、これはもう間違いのないところであって、一体この国をどこに持っていこうとしているのかさっぱり見えない、これが国民全員が不安として持っている今の正直な思いではないかと思うわけであります。 政権交代のときからいろいろキャッチーな政策をうたって、確かにライフワークかなと思えるような……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。石原幹事長に続いて質問をさせていただきたいと思います。 野田内閣が発足した当初、鳩山、菅、このお二人のパフォーマンスに終始した、言ってみれば悪政を正すという意味で多少期待をした部分もあったと思います。しかしながら、この期待が約一カ月たってだんだん失望に変わって、そしてまた、恐らくそれは多くの国民も同様に感じているんではないかというふうに思うわけであります。 私は、かつて野田総理とは一回ラジオで御一緒したことが、もう大分前ですけれどもありましたが、きょうは、いろいろ議論させていただきたいと思います。 この失望はどうして来ているんだろうか。それは……
○塩崎議員 ただいま議題となりました原子力規制委員会設置法案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 昨年三月十一日に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故により、今なお多くの方が困難な避難生活を余儀なくされておられます。国会での議論を通じ、真に安心して暮らせる日本をもたらすことこそ、福島の被災者の方々のみならず、国民の皆様に対して、そして世界の人々に対して、我々国会が果たさなければならない重要な責務だと考えております。 今回の原発事故の教訓を総括すると、第一に、原子力を推進する経済産業省に規制を担う原子力安全・保安院が属することにより……
○塩崎議員 基本的な考え方は今大臣からお話がありましたけれども、特に異論があるわけではありませんが、我々は法第七条で、委員長は、「人格が高潔であって、原子力利用における安全の確保に関して専門的知識及び経験を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命する。」ということで、特に、学識経験者、学者とかいうことを前提に、それでなきゃいけないというようなことを書いているわけではないわけであります。 専門的な知識とか経験をしっかり持っている、なおかつ、規制行政ですから、実務的な行政の能力を兼ね備えた者がやはりいいんじゃないかというふうに思っていますし、諸外国でこのような委員の制度を持って……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 修正合意をされた原子力規制委員会設置法案が出てまいりまして、自公案原案をほぼそのまま受け入れていただき、なおかつ、今そちらに並んでおられます実務者の皆様方の並々ならぬ御努力の結果、さらなる改善が加わって、よりよいものにしていただいたというふうに思っております。 こうして新しい独立した規制機関ができるということで、一年以上にわたって議論を重ねてきた者の一人として、そしてまた自公案の提案者の一人として、大変ありがたく、また、改めて実務者の皆様方には感謝を申し上げたいというふうに思います。 その上で、修正案が我々の立法意図、当初の立法意思や目的として……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 続いて質問させていただきます。 通告はしてありますけれども、基本的には、答弁は大臣並びに公取の委員長にお願いをいたしたいと思います。公取委員長、おいでになっていますか。はい、よろしくお願いします。 今、徳田議員からいろいろ疑問が呈されたわけでありますけれども、JALの再建、再上場問題につきまして、地元でいろいろ聞いてみるんです。私も官房長官などをやって経験をしておりますが、政府としてはやはり都合のいい、なるべく受けのいいマスコミ報道をしてもらおうと思っていろいろなことを言うわけですね。ですから、再上場が決まったときには国民負担が返ってくるという……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 今回、予算委員会でも、繰り返しマニフェストの総崩れというのが言われてまいりましたが、これまでの指摘されてきたマニフェスト違反については、大体、財源根拠がなかった、それで倒れちゃったというのがほとんどでありました。 きょう取り上げる事例は、正しいことをマニフェストで言っていたにもかかわらず、言ってみれば霞が関の組織の防衛のための論理で、その正しい政策を捨てて百八十度中身の違うことを言い出す、そういう意味でのマニフェスト違反の事例を取り上げたいというふうに思っています。 それは、福島原発の事故で、長い間住みなれたふるさとの自宅の生活を諦めざるを得な……
○塩崎委員 自民党の塩崎恭久でございます。 昨晩のNHKの九時のニュースの中で、「被災地で失われる絆」というコーナーがあって、放射能から逃れるために妻と小さい子供は県外、そして若い夫が一人福島に残って仕事をしているけれども、酒の量はふえる、そして、家族のきずなを守ることの厳しさを日々感じているという話がありました。 二度と福島第一原発のような事故を起こしてはならない、そして、それを避けるための原子力政策と原子力規制組織をつくっていかなければならないということを改めて痛感したわけでありまして、それに対して野田民主党内閣がちゃんとしたことをやっているかというと、そんなことはないし、そもそも、予……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 本日は、国会事故調の提案によってできました原子力問題調査特別委員会、この第一回目の委員会に当たりまして、黒川委員長を初め国会事故調の皆様方ほぼ全員がお出ましをいただいて、けさほどは御報告をいただきました。そしてまた、思いのほどを聞かせていただいたわけでありまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。 きょう一時から五時まで、各会派から質問をさせていただく機会を頂戴いたしておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。 国会事故調の提言どおり、規制当局を監視する目的でこの委員会はできました。二回目からは、規制委員会そのも……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 きょうは、田中委員長に初めて質問をさせていただくことになっているんだろうと思います。 今、細田議員からもお話がありましたけれども、やはりこの原子力規制というのは、私も、国会事故調査委員会の法律をつくり、それから、規制委員会の設置法を仲間とみんなで一緒につくる中で学んだことというのは、これはイギリスのウェイトマンさんが言っておられましたけれども、国民からの信頼と信認、トラスト・アンド・コンフィデンスだ、こう言っていました。これを繰り返し言っていて、ああ、それだけやはり大事なんだなと。 そのトラスト・アンド・コンフィデンスを裏打ちするものは何か……
○塩崎委員 石破幹事長に引き続き、質問をさせていただきたいと思います。塩崎恭久でございます。 先ほど、石破幹事長の質問の冒頭にも、さきの衆議院選挙そしてまた参議院選挙で、私ども自民党そしてまた公明党は、国民の皆様方のお力を得て、政権復帰、ねじれ解消ということになりました。 しかしながら、先ほどお話があったように、引き続き丁寧に、そしてまた謙虚に政権運営をしていかなければならないという覚悟であることを総理からお聞きしたところであります。 今、日本版NSCあるいは公務員制度改革等、言ってみれば、国家の統治機構のあり方を変える、あるいは官邸主導を強化するということをやりながら、経済、あるいは社……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 きょうは、四人の先生方には、大変お忙しいところ当委員会においでをいただきまして、先ほど来、それぞれの独自のお考えをお聞かせいただいたこと、改めて私どもからも感謝を申し上げたいと思います。 原子力規制委員会を議員立法でつくらせていただいたわけでありますが、おととしスタートをしてから時間が大分たって、今回、一回目の委員会の入れかえというのも行われることになりました。二年たつということでありますので、振り返ってみていろいろなことが、反省もありますし、プラスの評価ももちろんあるわけで、先ほど諸葛さんの方から、どうもマスコミはマイナスのことばかり言って……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。 野田聖子総務会長に続いて、質問をさせていただきたいと思います。 先ほど来お話がありましたように、政権に復帰いたしまして二年目ということで、この道しかないという道を、去年、まさに仕込みの年として一年間、安倍総理を先頭に、我々自公政権が頑張ってきたわけでありますけれども、ことしはその仕込んだものを結果を出していく、そういう大事な年ではなかろうかと思いますし、これは自公民で決めた消費税の引き上げが四月からあるわけでありますけれども、それをも吹き飛ばすような勢いで、新しい日本をつくっていくということをやっていかなければならないというふうに思います。 ……
○塩崎委員 鹿児島県に派遣された委員を代表いたしまして、その概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、私、塩崎恭久を団長として、理事上杉光弘君、森山裕君、委員今村雅弘君、岩屋毅君、高橋ひなこ君、宮路和明君、保岡興治君、玉木雄一郎君、杉田水脈君、中山成彬君、浜地雅一君、宮本岳志君、畑浩治君の十四名であります。 去る二十一日、南さつま市において、農家から説明を聴取し、農地の視察を行った後、鹿児島市において会議を開催いたしました。 会議におきましては、鹿児島県知事伊藤祐一郎君、株式会社カクイックスウィング顧問西園靖彦君、一般社団法人鹿児島県建設業協会会長川畑俊彦君及び鹿児島国際大学短期大学部准教……
○塩崎国務大臣 このたび厚生労働大臣を拝命いたしました塩崎恭久でございます。 浅学非才の身でございますけれども、厚生労働委員会の先生方には、何とぞよろしく御指導のほどをお願い申し上げたいと思います。 それでは、厚生労働委員会の開催に当たりまして、御挨拶申し上げます。 厚生労働大臣に就任をして初めての国会を迎えました。国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すため、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでまいります。 まず、厚生労働行政に取り組むに当たっての基本姿勢について申し上げます。 社会保障に関しましては、自助自立を第一に、共助と公助を組み合わせ、弱い立場の人にはしっかりと援助の手を……
○塩崎国務大臣 赤枝先生には、実際の経験に基づいたいろいろな御提案をいただきまして、ありがとうございます。 先ほどの、まず、高齢女性にお化粧とかいろいろな刺激、音楽とかで元気になってくる、それでまた男性も元気になるということでありました。 介護保険を導入する前に、いろいろな議論を私たちはしました。そのときに、当時は、とかく日本の高齢者の収容されている施設では、ベッドに縛られているとか、それから髪の毛ももう面倒なので散切り頭に切っちゃっているとか、そういうことが女性についてもあって、海外の介護、あるいは高齢者の生活パターンについてよく御存じの方から、例えば北欧などでも、やはり女性は、まず起き……
○塩崎国務大臣 今、高鳥先生から、最も弱い者を一人も漏れなく守るということが厚生労働行政の基本でなければならないというお話がありました。そのとおりだと思います。私も、今お話をいただいたように、最初に、この弱い立場の方々のために汗をかかなきゃいけないということを申し上げたわけです。 これまで私も、いろいろ誤ったイメージで、誤解をされている部分がたくさんあるなということで、当惑をしているわけでありまして、私、初当選で最初に所属した委員会は、大蔵委員会とそれから文教委員会でありました、今で言う文科委員会ですが。しかし、一年ぐらいたったところで、たしか厚生委員会に変わりまして、その後参議院に移りまし……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を説明いたします。 労働者派遣制度は、我が国の労働市場の中で、労働力の迅速かつ的確な需給調整を行うという重要な役割を果たしています。 一方で、業務単位で期間制限を設けている現在の制度はわかりにくいとの指摘もされており、労使双方にとってわかりやすい制度とするとともに、派遣労働が雇用と使用の分離した形態であることに伴う弊害を防止する必要があります。 このため、派遣労働を臨時的、一時的な働き方と位置づけることを原則とするとともに……
○塩崎国務大臣 今、村井先生からお話がいろいろございましたけれども、ウイン・ウインの政策をやっていくべきじゃないか、こういうお話でありまして、まさにそのとおりだと思います。 安倍内閣としては、若者も女性も、そしてまた高齢者も、あるいはその他の方々を含めて、やはり全員参加型の社会というものを実現していくことが一番大事だというふうに考えておりまして、それも、一人一人が、みずからが選べるライフスタイルというのが、あるいは希望をかなえられるというのが大事であって、社会で活躍の場を見出せるということが個人個人できるように、柔軟で多様な働き方というものを可能にするような、そういう労働市場改革をしなければ……
○塩崎国務大臣 十一月五日、大串議員及び高橋議員から、派遣可能期間の延長に係る意見聴取について御質問がございました。 その際、意見聴取の際に過半数労働組合等が反対一色の場合の手続について、説明義務を果たさずにということを明確に言わないまま、全く無視して、きちっと説明をしないと、意見を聞かないような、全く意に介さないなど、いろいろな表現を用いました。わかりやすく説明するという意図での答弁でしたが、言葉足らずで誤解を招くおそれがあります。また、十分明確なお答えにならず、貴重な質疑時間をこのやりとりに費やすことになりました。 おわび申し上げますとともに、改めてお答え申し上げます。 過半数労働組……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。 近年、H7N9型の鳥インフルエンザや中東呼吸器症候群を初めとした新たな感染症が海外において発生しており、これらの感染症に対し万全の対策を講じることが求められています。また、こうした昨今の感染症の発生状況、国際交流の進展、保健医療を取り巻く環境の変化等を踏まえ、感染症に対応する体制を一層強化する必要があります。 このため、新型インフルエンザ等感染症に変異するおそれが高い鳥インフルエンザ及び中東呼吸器症候群を二類感染症へ追……
○塩崎国務大臣 御審議をいただいております本改正案につきましては、危険ドラッグの撲滅に向けて与野党が本当に真摯に検討、御協議をいただいて取りまとめていただいたものでありまして、我々としても、本当に、その御努力に改めて心から敬意を表したいというふうに思っているところでございます。 中身につきましては、既にいろいろとお話がございましたけれども、特に、指定薬物と同等以上に精神毒性を有する蓋然性が高いものである疑いのあるものへの規制対象の拡大、あるいは、検査命令、販売等停止命令の広域化を通じて危険ドラッグの機動的かつ実効性のある取り締まりが可能となる、あるいは、インターネット対策についても、これまで……
○塩崎国務大臣 先生もお役所におられた経験があるので、レスポンスがいいというだけで政策をやるわけにはなかなかいかないことはよくわかっていらっしゃると思いますし、私も確かに、地元に行きますと、先生御指摘のようなお声はたくさん聞きます。 しかしながら、社会保障は、給付との見合いで、報酬比例で大体会社の方々には負担をしていただいているものでありまして、正社員の雇用を増加するためという、その目的のために、事業主の社会保険料負担に限って軽減するというのはいかがなものかなと。 やはり、社会保障は社会保障の、給付と負担という、言ってみればルールをちゃんとつくってやってきているわけであって、一方で、確かに……
○塩崎国務大臣 六月に当時の稲田大臣が中心となっておまとめになられました規制改革実施計画の中で、この患者申し出療養が、患者からの申し出を起点として、国内で未承認の医薬品などを迅速に保険外併用療養として使用できるようにするということを創設するということであります。したがって、これは、例えば、患者から申し出を行うことができる点であること、それから先進医療よりも迅速に審査が行えるという点で、今までとは違う、先進医療とは違うものとして創設をしようと思っております。 当然、健康保険法等の改正が必要になってまいりますので、二十七年、来年の通常国会で提出できるように、ただいま具体的な内容につきまして法改正……
○塩崎国務大臣 山田委員におかれましては、杉並で杉並子育て応援券などさまざまな新しい試みをされたことはよく聞いておりまして、改めて敬意を表したいというふうに思います。 バウチャーの問題というのは、今先生御指摘のように、いろいろな質の向上やあるいは競争を通じて切磋琢磨する中で効率化が図れる、つまりは値段も下がるということで、そういうことの方策として我々もこの価値をよく認識はしているところでありますし、今大事なことは、やはり選択の幅を広げてみんなに選択してもらうということだと思います。それは、今、山田先生がおっしゃったとおりだと思います。 ただ、来年の四月から始まる子ども・子育て支援新制度では……
○塩崎国務大臣 河村先生から、エボラ出血熱に対する政府としての対策の決意のほどをお聞きいただいたと思います。 もともとこのエボラ出血熱は、体液を介して感染が広がるというものでございまして、かつてのSARSとかあるいは新型インフルエンザとかとは少し異なって、きちっとした管理をすれば蔓延のリスクは低いはずのものでございます。 しかしながら、今お話がありましたように、西アフリカの蔓延がとまらない、そしてまた、アメリカでの二次感染まで発生しているという、言ってみれば公衆衛生上の世界的な危機とも言えるわけでありまして、我が国にとっても重大な課題だというふうに思っております。万全の備えをしていかなけれ……
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、厚生労働大臣が監督をするもとで日本年金機構は事業を運営するということになっております。今回の、悪意があるといえども、不正なアクセスでこのような個人情報が出てしまったということ、これについては、大変遺憾に思うとともに、監督をする立場としておわびを申し上げなければならないと思いますし、二度とこういうことが起きないということ、そしてまた、二次被害が起きないように年金を守るということを徹底しなければいけないと思います。 今お話がございましたように、監督のもとでしっかりやらなきゃいけないということはそのとおりでありまして、これまでの問題がどこにあったのかということを……
○塩崎国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たり、私の所信を申し上げます。 厚生労働大臣に就任して三回目の国会を迎えました。国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すため、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでまいります。 急速に少子高齢化が進展し、雇用環境が変化する中で、安定財源を確保しつつ、誰もが安心できる持続可能な社会保障制度を確立しなければなりません。消費税率の引き上げによる増収分は全額を社会保障の充実、安定化に充てるとともに、引き続き、社会保障制度改革を着実に進めます。 医療、介護については、医療介護総合確保推進法に基づき、地域医療介護総合確保基金を活用した医療・介護提供体制の整備、……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。 戦没者等の遺族に対しましては、弔慰の意を表するため、これまで戦後何十周年といった特別な機会を捉え特別弔慰金を支給してきたところでありますが、本年は戦後七十周年ということで、改めて弔慰の意を表するため、これらの方々に対し特別弔慰金を支給しようとするものであります。 その改正の内容は、戦没者等の遺族であって、同一の戦没者等に関し公務扶助料、遺族年金等の支給を受けている者がいないものに対し、特別弔慰金として額面二十五万円、五年償還の国……
○塩崎国務大臣 基本的には今副大臣が答弁したとおりでありますけれども、私も両親に戦争中の話を随分子供のときに聞きました。父はもう亡くなりましたけれども、母はまだ九十四歳で生きておりますが、そのうち話も聞けなくなるということもありますから、今お話しのように、さきの大戦のこの記憶を風化させない、そして、未来志向でこれからどう考えていったらいいのかということを考えていくべきだということを私も感じるところでございます。
【次の発言】 けさほどからの議論の中で御説明をいたしておりますけれども、今回、繰り返しに若干なりますけれども、戦没者の御遺族から、高齢化が著しい戦没者遺族は孤独な生活境遇にある者が多い……
○塩崎国務大臣 ガバナンス法案についてのお尋ねでございました。 ガバナンス体制を強化するということについては、もう先生御案内のとおり、改訂日本再興戦略においても、政府として、法改正の必要性も含めた検討を行うなど必要な施策の取り組みを加速すべく所要の対応を行うこととされておりまして、極めて重要な課題であろうかと思います。 一方で、今国会には、国民健康保険法とか、それから労働者派遣法の改正等、数多くの重要法案が出ておるわけでございまして、また、社会保障審議会の年金部会においても、一方、このガバナンスにつきましては、今後十分な議論を重ねて取りまとめていただかなければいけないということがあるわけで……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。 政府におきましては、平成二十五年十二月に独立行政法人改革等に関する基本的な方針を閣議決定し、独立行政法人について、組織や業務の見直しを進めることとしたところであります。この方針等に基づき、厚生労働省所管の独立行政法人について、法人の統合や役員数の変更等の所要の措置を講ずるため、この法律案を提出いたしました。 以下、この法律案の内容につきまして、その概要を御説明いたします。 第一に、独立行政法人勤労者退職金共済……
○塩崎国務大臣 きょう、理事会で紙を御準備させていただいておりましたけれども、時間切れだったというふうに聞いております。
その際に、政務三役を含めて、先生から全員についてのお話があったので、私自身も含めて政務三役それぞれの事務所において、いわゆる公設秘書に準ずるような業務を行っている方々、つまり私設秘書と言われている方々については、そもそも残業させていないか、あるいは、職務の内容に照らして、労働基準法の第四十一条第二号の「機密の事務を取り扱う者」に該当すると認識をしているということに、私ども三役について至ったところでございます。
【次の発言】 特にやっておりません。
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、一番言われるのは、年金を下げるなというふうに言われます。なかなかいわく言いがたい言い方をしないといけないわけでありますが、やはり年金というのは、今の若者が今の高齢者を支えるということでもありますけれども、将来のことも考えていかなきゃいけないので、できる限り皆様方の生活水準は守れるように考えていきたい、そんなふうに言っています。
【次の発言】 今先生御指摘のB型肝炎ワクチンについてでございますけれども、世界のほとんどの国で小児に対して接種がなされておりまして、平成二十四年の厚生科学審議会においても、これまでの議論を踏まえて、医学的、科学的観点から広く接種を促進……
○塩崎国務大臣 今、堀内議員から御指摘がありましたように、国保には低所得者が多く加入するなど構造的な問題を抱えていることから、相対的に保険料水準が高くなっているというふうに思っています。これまでも、低所得者の保険料軽減措置をこれに対して行ってきたところでございます。
今回の改革におきましても、毎年約三千四百億円の追加的な財政支援を行うこととしておりまして、国民健康保険の財政基盤の強化を図るとともに、保険料の伸びの抑制などの負担軽減につなげて、保険料を納めやすい環境を整えてまいりたいというふうに思っております。
【次の発言】 先ほど局長からも申し上げましたように、保険料ですから、これは保険の制……
○塩崎国務大臣 今、田畑先生から御指摘いただきましたように、十八日に、尾道そして呉と行ってまいりました。尾道は、いわゆる尾道医師会方式という、今回、地域包括ケアシステムを構築しようと全国で頑張っていただいていますが、これの原型みたいなものを頑張っていらっしゃる片山先生という方にお話を主に聞いてまいりました。 今のデータヘルスの関係でございますけれども、この呉市で、私ども、健保組合を含めてさまざまな方々からお話を聞きましたが、メーンは協会けんぽの広島支部そして呉市の国民健康保険、ここからお話を聞きましたけれども、さまざまなデータを駆使したエビデンスに基づく予防事業が大変効果的だということを学ば……
○塩崎国務大臣 これは、四月の二十日月曜日に日本経済研究センターで朝食会がございまして、そこで講演をいたしました。テーマは社会保障改革の展望ということで、主に、医療のこれからの改革について、今御審議をいただいているこの保険制度についてもお話をさせていただいたところでございまして、その中で、一番最後に労働法制についても、経済界の方が中心でありましたので、お話をいたしました。 原稿なしでしゃべっておりますし、記録もとっていないので、正確にどういうことを申し上げたかはよく覚えておりませんが、高度プロフェッショナル制度については、派遣法についても、いずれも、しっかり国会で通したいということを言ったん……
○塩崎国務大臣 今、比嘉先生から、沖縄は感染症研究のフロントランナーになるべし、こういうお話を頂戴いたしました。 先ほど来、去年のデング熱の発症以来、インフルエンザなどの感染症に関する研究というのがいかに大事か、そしてまた、国内にとどまらず、海外における感染症の発生動向にも目を配りながら進めていくことが大事であって、厚生労働省としては、国立感染症研究所とか各自治体、あるいはWHOなどの関係機関とこれまで以上にしっかり連携をしていかなければならないなというふうに思っているわけであります。 そんな中で、今御指摘いただいたように、沖縄というのは本州とは異なって夏にインフルエンザが流行するというよ……
○塩崎国務大臣 法案説明用の補足資料として作成されたいわゆる一〇・一問題ペーパーにつきまして、私は、五月十三日の衆議院厚生労働委員会の答弁において、局長、部長が知らなかったと申し上げましたが、実際は局長、部長ともにペーパーの作成について報告を受けており、その発言を訂正して、おわび申し上げます。
【次の発言】 今、大岡委員の方からお述べをいただきました考え方に、基本的に私はそのとおりだというふうに思っております。
安倍内閣の成長戦略では、一人一人がそれぞれのライフスタイルとか希望とかに応じて社会で活躍の場を見出せるように、柔軟で多様な働き方が可能になることを目指しているわけであって、労働者派遣……
○塩崎国務大臣 今、古屋先生からお話しいただきましたように、このたび、長時間労働で悪質なケース、全国ケースについては社名を公表するということにしました。 この長時間労働については、もう何度も申し上げているように、本当に日本の労働慣行としても経営のスタイルとしても非常に問題だというふうに思っておりまして、私を本部長といたします長時間労働削減推進本部の決定に基づいて、これまでも働き過ぎの防止に向けた監督指導の強化を図ってまいったところでありました。 こうした取り組みの一環として、今回、法違反の防止を徹底し、企業における自主的な改善を促すために、社会的に影響力の大きい企業が違法な長時間労働を繰り……
○塩崎国務大臣 今、一〇・一ペーパー問題についてのさまざまな御指摘、そしてまた、その他の委員会運営における私に対する御指摘やあるいは厚生労働省に対する御指摘について、この二枚紙にしてお届けをしたところでございます。 一から四まではコメントしなくていいということでありますけれども、五、六、これにつきましては、質問の御趣旨を十分酌み取っていないというケースがあって、私にも届いていなかったりすることもございましたので、しっかりとまず質問の趣旨を捉えた上でちゃんとした答えを事前に準備するということで、真摯に御議論いただくための姿勢をこちらもしっかりと持つように、こういうことで反省を込めて申し上げた、……
○塩崎国務大臣 これは繰り返し申し上げてまいったように、やはり新しい時代にふさわしい、働く側の多様なニーズと、それから、企業側も多様な働く方々に参加をしてもらって最大限のアウトプットを出すということで、一人一人の暮らしを豊かにし、なおかつ経済も豊かになり、企業も豊かになるということを達成するために、私たちは今回の法律を改正案として提案をしているわけであります。 その主眼は、先ほどお話がありましたが、いわゆる正社員になりたいという方にはその可能性を開いていくということで、可能性を増すための手だてというものを新たに幾つも入れられるということであり、また、派遣の状態がむしろ今の自分の人生にとっては……
○塩崎国務大臣 社会保険庁を廃止いたしまして日本年金機構をつくったのは、まさに、年金事業に対する国民の信頼回復をするということが目的でつくったわけでございます。 にもかかわりませず、今回、日本年金機構が悪意を持った攻撃を防げなかったということは本当に遺憾なことであるわけでありまして、まずは私どもの方から、私から、今回の事態に対して、これを深刻に受けとめて、事案を早期に解明するとともに、国民の年金を守ることを最優先にするということ、つまり、不正が行われないようにして、今回の情報が利用されない、今後の年金支払いへの影響が絶対に出ないということに、万が一にもそういうことが起きないように指示をまずい……
○塩崎国務大臣 今回の事案は、本当に国民の皆様方に改めて年金事業に対する信頼感を失いかねない大きな問題、重大な問題だというふうに思っております。監督する立場としてもおわびを申し上げ、この真相究明をまずするということと同時に、一番大事なのはやはり年金を守るということであって、二次被害が起きないように、今回の流出した情報が悪用されないように、年金の支払いが間違っても誤ってなされないようにするということをまず最優先にしながら、真相究明と同時に再発防止に向けて原因究明をしたいというふうに思っておりますし、そのための第三者による検証委員会も立ち上げたということでございます。
○塩崎国務大臣 昨日の参議院の厚生労働委員会における審議に際しまして、参考人でございます日本年金機構の理事長の答弁をめぐって混乱を生じさせ、そしてまた委員会審議が中断をするに至ったということについて、深くおわびを申し上げたいというふうに思います。 きのうの審議において参考人が答弁した内容は、厚生労働省も当該答弁で初めて知った事実でございまして、驚きを持って受けとめたところでございます。 私どもは、今回、日本年金機構の組織も、そしてまた役職員の意識も、また体質も抜本的に見直さなければならないということを感じてまいりましたけれども、加えて、厚生労働省の方も、心して監督者として改革をしなければい……
○塩崎国務大臣 三ッ林先生から御指摘のとおり、年金は、国民にとっては本当に大事な社会保障の根幹にかかわることでございます。今回のようなことが起きてしまったということは、大変申しわけないということでございます。 今、国民に対する周知のやり方についてのお尋ねがございました。 本事案の発生後、日本年金機構の側では、専用コールセンターの設置によってお客様からお電話を受ける、それから、情報が流出した方に対する郵送によるお知らせとおわび、さらに、厚生労働省の側では、全国七十一紙の新聞での政府広報を既に載せておりまして、さらに、厚生労働省ホームページでQアンドAを載せさせていただいて、国民の皆様方がそこ……
○塩崎国務大臣 今お尋ねのフリーターの数については、平成十五年の二百十七万人をピークにいたしまして五年連続で減少した後、平成二十一年以降、百八十万人前後で推移をしております。平成二十六年は、対前年比三万人減の百七十九万人となっております。 一方で、ニートの数は、平成十四年以降六十万人前後で推移をしておりまして、平成二十六年は、対前年比四万人減の五十六万人となっているわけであります。 こうした不安定就労を続ける方や職につかない方がふえることで、将来の社会保障給付費全体にどのような影響が生じるのかを一概に述べることはできないわけでありますが、例えば、こうした方が将来十分な収入や貯蓄がない場合に……
○塩崎国務大臣 日本年金機構不正アクセス事案検証委員会、これは、去る六月の四日にスタートさせていただいて、その翌週の月曜日に第一回目の会合を開催させていただきました。 私の方からは、検証委員会に対しましては、専門的な知識を持った方々にお集まりをいただいています。第三者の厳しい目で検証するということが大事であって、当事者の日本年金機構や、それから監督者である厚生労働省みずからがみずからの検証をすることは、これは当然であります。しかし、やはりそれに加えて第三者の目が必要だということで検証委員会をつくっているわけであって、我々は、今回の検証委員会に全てを丸投げしているようなことは一切ありませんで、……
○塩崎国務大臣 今総理のお手元にその資料があるわけではございませんので。
私がどういう考えかということは、もう既に申し上げたとおりでありまして、不適切な表現が多々あって、それについてはもう既におわびを申し上げたところでございますので、このことについて、総理は、確かに足立先生の予算委員会での質疑では拝見をしましたが、明示的に覚えているわけではないということなので、御容赦をいただければというふうに思います。
【次の発言】 指名をいただきました。
【次の発言】 先ほど総理から雇用安定措置の話をいたしましたが、これは、明らかに期間制限の対象になるからこそ雇用安定措置について御説明を申し上げたわけであ……
○塩崎国務大臣 今先生お話がございました骨太の方針二〇一五を決めるに当たって、諮問会議でも、私も二度ほど出向いて議論をさせていただきました。 これは、やはり、機械的に財政再建のために社会保障を切っていくというようなことは今回はしないということがコンセンサスであったと思っておりますし、骨太の方針の中にもそのことは明記をされているところでございます。 今お読みをいただいたところが、いろいろ「目安」とか、あるいは「経済・物価動向等を踏まえ、」ということが、今先生御指摘になった賃金の問題であるとか、そういうようなことで社会保障の自由度をどれだけ経済成長の中で確保していくかということがとても大事なこ……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました社会福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。 急速な少子高齢化、地域社会の変容等により福祉ニーズが多様化、複雑化していく中、福祉サービスの主たる担い手である社会福祉法人が果たしていく役割はますます重要になっています。社会福祉法人が備える公益性や非営利性に見合う経営組織や財務規律を実現し、国民に対する説明責任を果たすとともに、地域社会に貢献するという社会福祉法人本来の役割を果たしていくよう法人のあり方を見直す必要があります。 また、今後の高齢化の進展に伴い、介護ニーズの多様化及び高度化が見込まれる中、……
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、介護にあって、もちろん障害もそうですけれども、介護人材の確保あるいは定着から、このキャリアアップの仕組みをしっかり整備して処遇改善の取り組みをしていくということが極めて大事だというふうに思っております。 二十七年度の予算におきましては、地域医療介護総合確保基金というのを御用意させていただいて、新たに介護人材の確保の対策として九十億円を別途この中に公費として確保いたしまして、スキルアップのための研修の受講支援とか、研修を受講する職員の代替職員を雇用した場合の人件費の補助であるとか、都道府県が行う格段の取り組みを国として支援するということとしておるわけであり……
○塩崎国務大臣 結論的には、先生おっしゃっているとおりだというふうに思います。 御指摘いただいたように、昨今、本当にいろいろな変化があって、福祉ニーズが多様化あるいは複雑化をしてきている。社会構造変化のもとでそうなっているわけでありまして、多くの社会福祉法人は、本当に苦労を重ねながら一生懸命やってこられているんだろうというふうに思います。 公益性あるいは非営利性を備えた社会福祉法人の役割というのは、今後ともさらにその重要性は増してくるというふうに思っているわけで、今回の改革は、先生今御指摘のとおり、法人本来のあり方を徹底するという観点から制度を見直してルールを明確化する、ガバナンスを強化し……
○塩崎国務大臣 さっき足立先生からも触れられましたけれども、フランスの例がよく出るわけですね。婚外子ということがよく言われて、婚外子が多いフランスと少ない日本ということなんですが、これはまさに、結婚制度そのものをどう考えるかとか、あるいは男性と女性がパートナーとして一緒に暮らす暮らし方とか、そういうこととも深くかかわってくる問題で、戸籍と言うと何かすごくかた苦しい感じですけれども、それよりも前に、男性と女性の関係というのがあって、戸籍というのは要するに結婚制度の中の、正式な夫婦となってから子供をつくるかどうかというような問題だと思うんです。 フランスで多いというのは、それは別に結婚はしていな……
○塩崎国務大臣 今回、持ち分ありからなしに平成十八年の改正で変わったということも受けてなんですが、先生と今回の法案との考え方が必ずしも合っていないというのは、やはり営利を医療で認めるかどうかというところで、それについての規制をすればいいじゃないかというのがたしか足立先生のお考えだったというふうに思うわけであります。 特に、今回、分割規定の問題についてお話をいただきました。 医療法人の分割については、従来の合併とか事業譲渡といった方法に加えて可能とすることで、今回の法律では経営の選択肢をふやすものとしているわけでありますけれども、医療法人のうちで社会医療法人それから特定医療法人については、税……
○塩崎国務大臣 まず、今回の改正法案につきましては、中長期的な公的年金の給付調整が進む中で、公的年金の給付と相まって国民の老後所得の保障を図るために私的年金の加入率向上を図ることが重要だということから、企業年金の普及拡大、そして老後に向けた自助努力をしやすい環境を整備していくというものだと思っております。 その上で、急速に高齢化が進行する我が国の老後所得保障のあり方を展望いたしますと、まず国の役割としては、老後所得保障の基本となります世代間の支え合いの仕組みでございます公的年金制度、これにつきましては、その持続性を確保しながら、将来世代も含めた給付水準の確保に必要な措置を講じつつ、さらにこれ……
○塩崎国務大臣 今回、検証委員会から大変厳しい御指摘をたくさんいただいて、機構のみならず厚生労働省に関してもいろいろ反省をしなきゃいけないところがたくさんあるというふうに思っているわけであります。 具体的なことはもう先生御案内のとおりだと思いますけれども、今回の検証委員会の報告を受けて深く反省をし改善をしなければいけないことは、まず、情報セキュリティーに関しては、検証委員会の報告にも書いてありますけれども、やはり、どこにどういう情報があって、それはどういうリスクを抱えているのか、そのリスクに応じたセキュリティー対策をきちっと一つ一つについてやっていくということをやらなきゃいけませんし、それは……
○塩崎国務大臣 今回の法律改正におきましては、特に事務負担が困難な中小企業に対する対応ということで、簡易型の確定拠出年金ということで、手続の大幅緩和を狙ったものとして導入しています。その企業として企業年金を実施しなくても従業員の老後支援が中小企業として可能となるという個人型確定拠出年金への小規模事業主掛金納付制度、これも新たに創設をし、また、確定拠出年金の投資教育の企業年金連合会による共同実施というのも新たに始めたわけでございまして、今回は、特に中小企業を含む企業全体に対する対応としての手続の緩和、確定拠出年金の掛金単位の年単位化などもあわせて行うこととしているわけであります。 今先生から御……
○塩崎国務大臣 先生が御努力いただいております健康長寿社会形成基本法を、今、議員立法として何とか成立させようということで、獅子奮迅の活躍をされていることはよく聞いているところでございます。 基本的に、今お触れをいただいた「保健医療二〇三五」と問題意識は共有をしているというふうに私も思っているわけで、今回、この「保健医療二〇三五」では、パラダイムシフトというか、今までの発想を変えて二十年先の保健医療を考えようということで、それはまさに健康寿命を考えようというのに等しいわけであって、量の拡大から質の改善へとか、あるいはインプット中心からアウトカムの評価を中心にしていくというような、全く今まで考え……
○塩崎国務大臣 今回、若者の初めての雇用対策法がこの法律でもってしっかりでき上がるということだろうというふうに思うわけでございますが、その中で、今先生から御指摘のあった適職選択のための情報提供、これが非常に重要であるということを今御指摘いただきました。 企業による自主的な情報提供の促進については、参議院の厚生労働委員会の附帯決議なども踏まえて、法律に基づく事業主等の指針においても、企業は求めがなくともホームページ等での積極的な情報提供が適当である、そしてまた、職業紹介事業者、情報提供事業者、これについても積極的な情報提供を促す取り組みを行うことなどを定める方向で、私どもとしても労政審で御議論……
○塩崎国務大臣 戦没者の御遺骨に一日も早く御帰還をいただく、この取り組みを推進していくのは国の重要な責務であるわけでございます。 ちょうどことしは戦後七十年の節目の年、御遺族が高齢化をする中で、十年間の集中実施期間というものを置いて、一柱でも多くの御遺骨を一日も早く収容できるように、まずは、本年から三年間、海外の公文書館等における御遺骨に関する情報収集に集中的に取り組んで、それをもとに遺骨収集帰還事業をさらに推進してまいらなければならないというふうに思っているところでございます。 また、先生方には、特にこれからの厚生労働省が担う責務の遂行に御支援をいただくようお願いを申し上げたいと思います……
○塩崎国務大臣 今、長妻先生からお褒めをいただいた学習支援でありますが、御指摘のように、生活保護世帯の子供に対して、予算事業としてこれまでは学習支援事業というのをやってまいりました。 これに対しまして、議員立法で、民主党の皆さん方も御賛成をしていただいて成立をした生活困窮者自立支援法がこの四月から導入をされるわけでありますけれども、これに基づきまして、生活保護世帯以外の生活困窮者世帯の子供たちを対象に拡大をするということをこの四月からやることになっております。 今御指摘のように、十分の十から二分の一に国庫補助率はなるわけでございますけれども、自治体が継続的に事業を実施するには、これはやはり……
○塩崎国務大臣 御指摘の中央職業能力開発協会によります緊急人材育成・就職支援基金というのがどういうものかは、先生もちろんよく御存じのとおりだと思いますけれども、一般の方にわかるように申し上げますと、職業経験の乏しい、つまり失業保険に入っていらっしゃらないような方々に対して、リーマン・ショックのときに急激な雇用情勢の悪化があって、それに対して、職業経験の乏しい方々、失業者、早期再就職と生活の安定を図ることを目的として、この緊急人材育成支援事業というのはつくられて、今のような経過をたどってきたわけでございます。 五十六万人が対象で、ただ、効果としてはそれなりに、一般の雇用保険受給者を対象にした離……
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、十一月にこの疑い例が発生したときには、先生に大変御心配もいただき、また御尽力もいただいたことを改めて感謝申し上げたいと思います。 一類感染症につきましては、検査によってエボラ出血熱であるということがわかって陽性だと認められた場合には、患者の入院措置を含めた厳重な感染対策というのが必要になってくるわけです。 今お話しのように、特定感染症医療機関というのが三つあって、そのうちの一つが今回のりんくうの医療センターだったわけでありますが、その検査につきましては、厳重な管理のもとで高い精度で行うことが大事でありまして、そして、万が一、これが陽性で、発生をしたとい……
○塩崎国務大臣 先ほど塩谷委員から御指摘のように、二十七年度予算案では、優先順位をしっかりと総理の決断でつけた上で、まず四月からの子ども・子育て支援新制度の施行をすることにしたわけでありますが、このほかに、御指摘の医療、介護などでの充実はどうなっているのか、こういうことでございます。 まず、国民皆保険を堅持するために、国民健康保険の財政基盤の強化を、将来の都道府県単位の運営ということを展望しながら行う、そして、高齢化が、住みなれた地域で医療や介護を受けられる地域包括ケアシステムの構築に向けたさらなる取り組みや、それから認知症対策、これについても推進をしていくということでございます。 また、……
○塩崎国務大臣 今先生御指摘の、保育とそれから介護での女性の比率でありますけれども、まず保育士は、全体に占める女性の比率は九三・四%。そして、介護職員全体に占める女性比率は六七・四%でございます。
【次の発言】 今処遇につきまして先生からお話がございましたけれども、賃金構造基本統計調査というのは、おっしゃるとおり民間事業者だけでございます。
これは一つは、公立保育所の運営費というのは一般財源化、そういうことになっておるわけでありますが、それから公立の保育所の、非常勤ですね、非正規とおっしゃいましたが、非常勤保育士の賃金状況の把握は、現在のところ、ですから、私どもとしてはできていないわけであり……
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、がん教育というのは大変重要であって、平成二十四年六月にがん対策推進基本計画が閣議決定されておりますけれども、その中でもがん教育は分野別の重要施策の柱の一つとして掲げられているわけで、その中で、子供に対するがん教育のあり方を検討し、健康教育の中でがん教育を推進するというふうになっております。 これを踏まえて、厚生労働省においては、がん診療連携拠点病院の指定要件、これを見直しまして、がん教育を含め、地域におけるがんに関する普及啓発を行うことを新たな要件としたところでございます。 文科省の今お話がありましたモデル事業、これにつきましても、全国展開を控えているわ……
○塩崎国務大臣 今回お諮り申し上げようと思っております高度プロフェッショナル制度を選んで働く方における成果ということであるならば、仕事にかかった時間数ではなくて、事前に設定した業務目標に照らして、定量的かつ客観的に見て判断をしていく必要があるわけでございます。 通常、海外の例などを見ても、今回の高度プロフェッショナル制度というのは、高収入でなおかつ高度な専門性を持った能力のある方に限るわけでありまして、事前に職務記述書みたいなものに署名するということで、職務の内容そしてまた制度の適用についての本人の事前同意、こういうものがなければならないわけで、希望者に限る制度であるわけであります。 その……
○塩崎国務大臣 先生今おっしゃったように、一般的に、障害者など社会的に弱い立場の方々が、地域の、社会の一員として安心して暮らせる、一人一人が持てる力をちゃんと出せるということが基本でありまして、災害の復興においても、やはり、同じような扱いを受けて、一人一人がそれぞれの力で生きていけるようにということでいくのが基本ではないかというふうに思います。
○塩崎国務大臣 今先生御指摘のように、これは、一九九八年、ブレア政権の際に、いわゆる福祉から雇用へということで考え出されたと聞いておりますけれども、さまざまな理由によって将来の社会的排除の可能性のある若者を早くから支援して、大人としての生活とか職業生活への順調な移行を全体としてサポートしていく、こういうことでつくられた総合的な窓口だというふうに聞いております。 十三歳から十九歳までの全ての若者を対象として、学習それから職業選択、予期せぬ妊娠などのあらゆる課題の改善、解決を支援すること。そして、構成員として、プレーヤーとしては、学校、警察、職業紹介機関、住宅、健康などを担当する公的機関、それか……
○塩崎国務大臣 通告を受けていないので、ちょっと調べないとわかりませんので、後日、また調べて御報告したいと思います。
【次の発言】 今、先生から幾つか派遣の問題について御指摘がございました。
まず、御存じでない方もおられるといけないので改めて申し上げておきますと、今申し上げたように、これはもともと一時的、臨時的な扱いとして考案された制度ではないかというふうに思っておりますし、そういう位置づけでございます。
実際、今、全雇用者の中でどのくらいが派遣労働者かといいますと、二%でございます。それから、ニーズとしては、もちろん正社員として働きたいという方と、それから派遣労働者として働きたいという方……
○塩崎国務大臣 先ほど雇用保険特会ということでございましたが、労働保険特会でございまして、その中の予算におきましては、雇用勘定に千五百二十三億円、労災勘定に二億円、徴収勘定に一億円、合計千五百二十六億円が労働保険特会に国庫負担として繰り入れられております。
【次の発言】 先生御指摘の雇用保険の国庫負担でございますけれども、労働保険特会への国庫負担でございますけれども、失業が政府の経済政策そしてまた雇用政策と密接に関連をしているということで、政府もその責任の一端を担うべきという考え方が根底にあるわけでございます。
また、雇用保険の現在の国庫負担の割合というのは、平成十九年の雇用保険法の改正によ……
○塩崎国務大臣 今御指摘のように、先日の当委員会で西村議員からお尋ねがございました。突然のことだったものですから資料がなかったわけでございますので、お調べをいたしました。
御指摘の献金は地元の後援企業から行われたものでございまして、当該企業が受けました補助金は試験研究に関するものでございまして、政治資金規正法の規制の適用除外に当たるものと聞いておりまして、適法な献金と理解をしております。
したがって、この献金については返金する必要はないものと考えております。
【次の発言】 この一年間ということでありますけれども……(大西(健)委員「一年間ではなくて、二〇〇六年以降」と呼ぶ)
○塩崎国務大臣 寡婦控除は、夫との死別、離別等の予期せぬ理由によって家族の生計を支えていかなければならない場合に対して税制上の配慮を行うということであると承知をしているわけであります。 今もお話がございましたけれども、与党の税制改正大綱で、「寡婦控除については、家族のあり方にも関わる事柄であることや他の控除との関係にも留意しつつ、制度の趣旨も踏まえながら、所得税の諸控除のあり方の議論の中で検討を行う。」こういうことになっていて、いろいろなケースが先生御指摘のようにあることはよくわかっているわけでありますけれども、未婚の母、母子家庭に係る税制上の取り扱いについては、今申し上げたように、いろいろ……
○塩崎国務大臣 まず第一に、基礎年金とは何かということが……(前原委員「いや、もう時間の無駄だから」と呼ぶ)いやいや、これこそが本質でありますから、先生。 基礎年金だけで生活を全て賄うということを前提に今、前原委員はお話をされているように聞こえるわけでありますけれども、もともと基礎年金は、やはり現役時代に自分で蓄えてきたものとか、あるいは老後の備えというものがあって、それに加えて基礎年金という形で生活ができるようにということで、それをトータルで見るというのが年金の本質であります。厚生年金とは少し違います。 そういうことでありますから、マクロ経済スライド、今おっしゃったように調整をすることに……
○塩崎国務大臣 今総理から答弁申し上げたとおり、基本的には、みずから能力のある人たちが裁量でもって遂行できるという、企画立案能力を持った方がまず第一であって、そして知識と経験も有している、さらに労使同数の委員会の決議で選定をされるということでありますから。 結局、最終的に、年齢とか、あるいは、三年から五年というのは、実は今の指針にも既に入っているんです。三年から五年の経験をやはり経た方がいいというふうになっていますが、それは原則としてそういうふうに既に入っていますから、今お話がございました、二十代で、あるいは年収三百万とか、そういう数値で切っているわけではございませんけれども、かなり、今三百……
○塩崎国務大臣 まず、今回、不正アクセスから起きた問題といえども、あるいはまた、いわゆる標的型メール攻撃ということであったということがあったにせよ、年金の個人情報が流出したという事実に関しまして、年金機構がこのようなことになったということは大変遺憾であり、また、監督をする厚生労働省としてもまことに申しわけなく、二次被害をまずは防ぐ、年金を守る、これを基本に頑張っていかなきゃいけないというふうに思っております。 今の御指摘でございますけれども、現時点までに、年金受給者、被保険者の方の氏名、基礎年金番号、住所、年齢を含む百二十五万件の情報が外部に流出したことが確認をされているわけでありますが、今……
○塩崎国務大臣 今回の情報流出につきましては、不正アクセスという問題で今警察も捜査を続けているわけでありますけれども、いずれにしても、個人情報が流出したことは間違いない事実でありますので、私どもも大変申しわけなく思っておりますし、機構がそれを守れなかったということも大変遺憾に思っているわけであります。 我々は、第三者委員会の検証委員会を設けて、七月の八日に第三回目をやりましたけれども、この八月の中旬ぐらいに一定の中間報告をいただくというふうに聞いているわけでございます。 私は、先ほど先生からお話がありました幕引きのようなことは一切考えておりませんで、この第三者委員会の検証委員会が出す結論に……
○塩崎国務大臣 今総理からお話がございましたように、第一の矢の、希望を生み出す強い経済、一番大事なのは生産性革命を起こすことだということでありまして、生産性の高い産業をつくり出す。そしてまた、それに伴って、やはり円滑な労働移動というものが行われなければならないわけで、労働力がまず確保されるということを行うと同時に労働移動にもやはりサポートをきっちりやっていくということが大事だというふうに思っています。 今お話がございましたように、女性を含めて労働力をどう確保するかという際に、私どもとしては、若者、女性、高齢者、障害者、全ての方々に就労促進を行うような支援をしていく。 それから、非正規の雇用……
○塩崎国務大臣 今、食の安全のことをお触れいただきましたが、まさに国民にとって最大の関心事の一つだと思います。TPPでも食の安全は守られるということをしっかりと御理解いただくことが大事だというふうに思います。 まず第一に、TPP協定では、締約国が自国の食品の安全を確保するために、科学的根拠に基づいて必要な独自の措置をとる権利を認めているということがまず第一であります。 我が国では、食品中の残留農薬とかあるいは食品添加物の安全基準の設定、それから遺伝子組み換え食品の安全性の確認、これはリスク評価を専門的に行う食品安全委員会というのがございますが、これによる科学的な評価の結果を経て決められてお……
○塩崎国務大臣 おっしゃるように、災害医療は大変重要な作業でございますが、今お話がございましたように、災害の際に、もちろん既存の病院が機能していれば、それはそれでいいわけでありますが、今回も、実は十ほどの病院が崩壊の危機にさらされました。昨日までにほとんどの患者の皆様方は他の病院に移送をいたしまして、きょう、まだ一つだけ残っておりますが、大半は移送ができているということでございます。 今お話ありましたように、緊急的には、まず、こういった既存の医療機関に加えて、DMATを昨日の夜段階で百五十七チーム派遣しておりまして、これは自衛隊機も使って、千歳基地、それから松島基地、仙台ですね、それから入間……
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、東日本大震災で幾つかやはり手痛い教訓を受けたというふうに思っております。 特に今、慢性病のお話がございましたが、大体、急性期、救急医療のステージは今過ぎつつあって、逆に今度は、JMATのような内科医の先生方中心のチームをふやして回っていただいております。 同時に、保健師さんのチームを、場所によっては常駐あるいは巡回という形で回っていただき、薬剤師会の先生方にも、もう私は初日から薬剤師会の会長にお願いをして、避難所などを回っていただくようにお願いをしております。 あのときに、改めて、お薬手帳というものがいかに大事かと。つまり、持っていないと何をいつも飲ん……
○塩崎国務大臣 二〇一四年度におきますTPP締約十一カ国からの輸入をされた食品について、今お話がありました食品衛生法違反、これがあった食品の数を多い順番から申し上げますと、アメリカ合衆国が七十四件、ベトナムが五十七件、マレーシアが十四件、カナダが七件、ニュージーランドが五件、オーストラリアが四件、ペルーが三件、シンガポールが三件、チリが三件、メキシコが二件、ブルネイはございません。合計いたしますと百七十二件違反がございました。
【次の発言】 輸入食品の検査というのは、釈迦に説法ではございますけれども、検疫所において食品添加物とか残留農薬それから遺伝子組み換え食品等を検査するためにサンプルを取り……
○塩崎国務大臣 以前にお答えを申し上げたとおり、食品の輸入に当たっての検査というのは、検疫所において、食品添加物や残留農薬、遺伝子組み換え食品等を検査するために、サンプルを抜き出してやるモニタリング検査を実施した上で、モニタリング検査等の結果、食品衛生法の違反の可能性が高いと判断された食品について全量を検査する命令検査等を実施するということで、既に流通している違反食品については、その上で回収をしている。 こういう格好になっているわけでございまして、この検査体制を的確に実施しながら行くということで、今お話がございましたが、確かに、全量消費済みというのがあるんだということでございますけれども、サ……
○塩崎国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たりまして、私の所信を申し上げます。 国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すため、並びに我が国の経済社会の発展に寄与するために、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組んでまいります。 内閣として進める一億総活躍社会の実現に向けて、新しい三本の矢いずれにも責任を持つ厚生労働省としてしっかり取り組んでいきます。昨年十一月には、一億総活躍国民会議において緊急対策が取りまとめられました。今春にはニッポン一億総活躍プランが取りまとめられる予定になっています。 厚生労働省としても、昨年十月に、私を本部長とする厚生労働省一億総活躍社会実現本部を設置し、具体的な施策……
○塩崎国務大臣 介護離職ゼロは、二〇二〇年代の初頭までに、介護を原因とした離職を防いで、特別養護老人ホームへの入所を希望しながら自宅待機をせざるを得ない方をなくすなどの一億総活躍社会の実現のための重要な施策の柱として、この介護離職ゼロというのを掲げているわけでございます。 その実現に向けて、必要な介護サービスの確保と働く環境改善、家族支援を両輪として進めるということとしておりまして、具体的には、在宅・施設サービスやサービスつき高齢者向け住宅を合計で十二万人分当初の予定より整備量を上積みして、約五十万人分とする。それから、求められる介護サービスを提供するために必要な介護人材、これについても育成……
○塩崎国務大臣 平成二十六年の附帯決議も踏まえて、今回、基本手当のあり方については、昨年の夏以降、労働政策審議会雇用保険部会において精力的に検討をいただいてまいりました。 具体的には、この附帯決議などを踏まえて、基本手当受給者の再就職状況を、今御質問もございましたけれども、基本手当支給額と再就職時の賃金の状況などのデータに基づいて検討を行っていただきまして、その中で、労使双方からさまざま意見が出されました。 労働者代表委員からは、現在の雇用保険の財政事情や最低保障の考え方などから給付水準の引き上げや給付制限期間の短縮を行うべきではないかという御意見が出された一方で、使用者代表委員からは、基……
○塩崎国務大臣 これは、国庫負担はなぜもともと導入をされているのかといえば、やはり経済政策の責任を一定程度政府も負わないといけない、こういうことから来ているわけでございまして、今暫定的なレベルになっておりますけれども、国会での附帯決議や国会での議論を通じて見れば、本来のレベルに戻すという方向についての国会の中での御議論もいただいているわけでございますので、雇用保険のあり方については、私どもとしても、原則はやはり法律に書いてあるとおりであろうというふうに思いますので、雇用情勢をよく見ながら、また、他の経済的な要素、つまり財政的な問題等々含めて総合的に判断をしてこれから決めていくということに、私ど……
○塩崎国務大臣 平成十八年に自殺対策基本法が成立をしてちょうど十年、先ほど先生から御指摘をいただきましたが、それを機会に厚生労働省に所管が移るということになって、私も、同級生やあるいは身内に自殺未遂もおりました、したがって、その所管をするということについて身の引き締まる思いであるということをまず申し上げたいというふうに思います。 自殺対策として、厚生労働省においても、既にこれまで、精神保健医療の充実であるとか、あるいは生活困窮者への支援の充実、それから失業者に対する相談など、自殺につながりかねないような状況の方々について幅広くやってきているわけでございますが、引き続いて、こうした取り組みに係……
○塩崎国務大臣 今防衛省からも答弁がありましたけれども、当然のことながら、今説明があった手だてなどは、御家族のことを考えた上での制度ということも含めて定められているものだろうというふうに思います。
先生がおっしゃるように、ダイレクトに援護というのが必要かどうかということであれば、広い意味では、それは、御家族、御遺族のことを考えるということは当然必要なことだろうと思います。
【次の発言】 今申し上げたように、殉職自衛官の家族、御遺族ですね、に対する援護が必要であるということは、広い意味で、先ほども申し上げたとおり、私も必要であろうと思いますし、それは、国のために命をささげたということであります……
○塩崎国務大臣 安倍総理は、今後三年間の政権にとっての最大のチャレンジは働き方改革だ、こう言って、その中でも長時間労働の問題は、言ってみれば、これは働き方ではありますけれども、実は暮らし方というか、家庭での生活そのものにも投影をされる、そういう重要な問題だと思います。そういう意味で、長時間労働の是正に取り組むというのは極めて大きな、大事なことであり、また、家庭をどういうふうな位置づけにしていくかということにもつながってくる、そんなふうに思っています。 もちろん、厚生労働省として、私どもも、長時間労働削減推進本部とか、それから、既に国会に労働基準法の改正法案を提出しております。 総理から、三……
○塩崎国務大臣 今回の緊急対策の取り組みは、国のさまざまな支援策などを盛り込んでいるわけでありますけれども、保育の実施主体であります市区町村に積極的に進めていただくことが重要という考え方で、今回は特に、国と一緒に支援を強めていこう、こういうことであります。 この対象自治体については、平成二十七年四月一日現在の待機児童が五十人以上おられる百十四の自治体、それに加えて、平成二十七年度に待機児童解消、解消を持続する場合を含めて、これに向けて積極的に保育の受け皿拡大に取り組んでいる、これは私どもとしては、一応の目安として、百五十人以上の受け皿拡大を目指しているという百九十六の自治体、これを対象とする……
○塩崎国務大臣 安倍政権発足以来、三年前から女性の活躍を政権の一つの大きな柱として推進して、二十五年の四月に待機児童解消加速化プラン、これを打ち出して、先ほどお話をいただいたように、それまでの二倍以上のペースで保育園を整備してきたということでございます。 しかしながら、待機児童が二十七年の四月一日時点で五年ぶりに増加をするということになりました。これは、女性が活躍をするということがさらに進んで、経済も活性化をしているということだろうというふうに思います。 そこで、十一月の一億総活躍国民会議で、緊急対策を打って、四十万から五十万人ということで、潜在的なニーズも含めてこれからさらに整備を進めて……
○塩崎国務大臣 児童虐待につきましては、市町村、児童相談所、そしてまた関係機関と緊密な連携をするということが大事であり、中でも警察との連携というのが極めて大事なのは御指摘のとおりだと思います。 児童相談所では、警察との間で、個別ケースの積極的な情報交換とか、あるいは子供の安全確保のための警察への援助要請、相互協力による職員研修、警察官OBの採用などを推進するとともに、市町村の要保護児童対策地域協議会、いわゆる要対協、これを活用して連携を図っているわけであります。 これをさらに進めるために、今月、警察庁から各都道府県警察に対しまして、児童虐待が疑われる場合は児童相談所に過去の対応状況等を照会……
○塩崎国務大臣 今お話がありましたように、GPIFの運用委員につきましては、昨日、任期満了を迎えまして、本日、五名の方について再任をお願いいたしました。
今お取り上げいただきました堀江さんにつきましては、かねてから一身上の御都合によって再任を希望しないという御意向を承っておりましたので、御本人の意思を尊重したところでございます。
【次の発言】 そのとおりでございまして、御本人の御希望で、再任は希望されなかったということでございまして、大変立派な方でございます。
【次の発言】 これは、田村前大臣のときに、おととしの四月に任命をされた方で、私は存じ上げておらない方でございます。私が大臣に就任した……
○塩崎国務大臣 障害者、なかんずく発達障害につきましては、世の中の理解や注意事項についての周知が十分ではないということもございまして、今御指摘のように、東日本大震災でもいろいろ課題がありましたし、そういうことを踏まえて、今回、発災当初から、私どもは、発達障害の問題を含めて、厚生労働省としても、県あるいは市町村と連携をとって動いてきたところでございます。 自閉症を初めとする発達障害のある方々は、音とか光とかの刺激の多い場所であったり、それから通常と異なる生活パターンに変わるとか、そういうことに対して非常に御不安を抱かれるという方が多いわけでございまして、このために、避難所においては、間仕切りを……
○塩崎国務大臣 まず第一に、先ほど見直しについてお話がございましたが、この見直しにつきましては、施行後三年をめどとした検討規定に従ってやりますし、やはり絶えず制度はよくしていかなきゃいけないということで、今回も三年の見直し規定が入っているということで、絶えざる見直しをしていくという基本姿勢をまず申し上げておきたいと思います。 書類の提出についても最初にお話がございましたが、結論から言えば、先生御指摘のとおり、書類の提出に係る事業所の負担というものが無為にふえない、過大にならないということはとても大事なことだと思いますので、手続の簡素化につきましては、出さなきゃいけないものは出していただくとし……
○塩崎国務大臣 先生御指摘の企業の問題の発生のために、その関連企業の事業活動に大きな影響が生じておって、今後、従業員の雇用の安定を図っていくことが極めて重要な問題だということであることは、私どももよく認識をしているところでございます。とりわけ柚木先生の御地元ということもあって、大変御心配をされているんだろうというふうに拝察申し上げるわけであります。 まず、一言私も申し上げなきゃいけないのは、そもそも今回の問題はなぜ起きたのか。これは、三菱自動車の燃費に関する虚偽の、国民を、あるいは世界を欺くことをやった。その企業がまず、企業というのは自分たち一社だけで活動できるわけでは決してないわけであって……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。 児童虐待については、子供の命が失われる痛ましい事件が後を絶たないなど、深刻な状況が続いています。最も愛されるべき親から虐待を受けることは悲しむべきことであり、子供の命と権利、そしてその未来を社会全体で守らなければなりません。子供や家庭をめぐる問題が多様化、複雑化する中、新たな子供家庭福祉を構築することが喫緊の課題となっています。 こうした状況を踏まえ、全ての子供が健全に育成されるよう、児童虐待について発生予防から自立支援までの一連の対策のさらなる強化等を……
○塩崎国務大臣 先ほど、初鹿委員みずから出向いて現場を見ていただいて、問題点をえぐり出していただいているということは、大変私も敬意を表する次第でございます。 いわゆる貧困ビジネスとして、生活保護受給者を狭い部屋に住まわせて、そして利用料を不当に徴収する、あるいは施設側で本人同意がないままに金銭管理をして直接利用料を天引きするといったようなことは、これは処遇の観点からあり得ない話で、問題があるんだろうというふうに思います。 無料低額宿泊所、もともとは慈善事業的に始まっていったはずのものでありますけれども、これについての事業運営が適切になされるように、運営ガイドライン、先ほど御答弁申し上げまし……
○塩崎国務大臣 御指摘のICH―GCPというのは、国際的な臨床研究の実施基準というふうに認識をしているわけでございますが、今の御指摘の、特定臨床研究において用いられる未承認医薬品についても、人体に投与をされるわけでございますので、これは適切な製造管理等によって品質等の確保が行われることが重要だというふうに考えています。
このため、特定臨床研究の未承認医薬品についても、治験と同様に、治験薬GMPに準拠することを求めることを基本に検討してまいりたいと考えているところでございます。
【次の発言】 研究する側の負荷の問題についてお話をいただいたところだと思います。
御指摘のとおり、日本の臨床研究と……
○塩崎国務大臣 このIT化、実は、一九八〇年代、九〇年代に医療は事務処理の面でのIT化はかなり進みました。しかし、これから大事なのは、医療データをきっちり使いながら分析して、それを医療に反映していく。あるいは介護にも、もっと介護の方はおくれていると思いますが、これについて、やはりきっちりとした分析ができるようにしなきゃいけない。 そのためには、今先生がおっしゃったように標準化をしていくということが大事であって、電子カルテも実はばらばらのフォーマットがたくさんあって互換性がない。ですから、地域でできるところもあれば、しかし引っ越して別なところに行ったらそれが使えないというようなことになりますの……
○塩崎国務大臣 井坂委員よく御存じの上で言っておられると思いますけれども、年金積立金の運用というのは、言うまでもなく、厚生年金保険法に基づいて、安全かつ効率的に行うということになっておりますし、前提は随分変わってまいりまして、デフレからの脱却、国内債券だけでは実質的な年金給付を確保することが難しいというところで、物価が上昇していくことに今対応してきて分散投資をやって……(井坂委員「ポートフォリオの変更前後のことで」と呼ぶ)はい。 それで、このポートフォリオの変更は、このような想定のもとで株式等への分散投資を進めたものであって、変更前の基本ポートフォリオで比較して、市場の影響等による一時的な損……
○塩崎国務大臣 今先生からお話がございましたように、昨年の十二月に、平成二十六年国民年金被保険者実態調査結果の概要という形でお示しをいたしたサンプル調査でございますけれども、この二百万人程度という推計値は、今のこの国民年金被保険者実態調査において、国民年金第一号被保険者約一千八百五万人のうち、一定のサンプル、六万二千人ぐらいのサンプルを抽出いたしまして、就業状況等を調査するということをやりました。 国民年金保険の適用の可能性があるにもかかわらず国民年金第一号被保険者になっている者の数を、サンプルの中で有効回答が二万二千ありました、そこで出てきた割合を当てはめて機械的にやってみると、全体の千八……
○塩崎国務大臣 薗浦委員御指摘のように、今回、児童扶養手当を倍増するということで、二人目、三人目以降の子供さんについて手だてを打っているわけでありますけれども、これは現金給付と同時にやはりきめ細かな支援を包括的に行うことが大事だというふうに、今御指摘のとおりだと思っておるところでございます。 このため、特に経済的に厳しい一人親家庭につきましてはここに重点を置いて、児童扶養手当の加算額を増額するとともに、昨年十二月、すべての子どもの安心と希望の実現プロジェクトをまとめましたが、この中で、まず、自治体にさまざまな支援策があるにもかかわらずなかなかそれにたどり着かない、つまりそれをワンストップ化し……
○塩崎国務大臣 先ほど答弁を総理から申し上げたように、マクロ経済スライドにつきましては、つけ加えておくべきことは、いわゆる名目下限措置というものがあるということと、それから、代替率は五〇%でほぼとめるということが同時に決められているということを申し上げなければいけないので、それが、少なくとも年金をいただかれる方々の、言ってみれば、前年よりも下げないということを守りながらやっていこうと言いながら、将来世代と今の世代をどうするかという問題だと思います。 今、基礎年金についてのお話がございましたが、基礎年金についても、やはり保険料の上限を固定してマクロ経済スライド調整を行うということが、実は、先ほ……
○塩崎国務大臣 この問題については、社会保障審議会の年金部会で御議論をいただいておりまして、来週の月曜日もまた議論が夕方予定をされています。その中でお決めをいただいて、私どもはそれを待っているということでございますので、報道は報道でいろいろなことをおっしゃるわけでありますけれども、年金部会でそれは御議論をいただくということで、まだ続いております。
【次の発言】 これは先生よく御存じの上でお聞きをいただいているんだろうと思いますが、年金の資金運用というのは、専ら被保険者の利益のために、安全かつ効率的に行うということであります。
それで、これは投資一任ということで信託銀行などに一任をする、そうい……
○塩崎国務大臣 今先生から御指摘がございましたように、介護を理由に離職をしないといけないということをなくそうということで、今回、このようなプランをつくらせていただいているわけであり、緊急対策もつくらせていただいたわけであります。 まず、サービス量をふやす目的でございますけれども、今回の緊急対策は、二〇二〇年代の初頭までに介護サービスが利用できずやむを得ず離職をする方をなくすというのがまず第一、そして二番目に、特別養護老人ホームに入所が必要であるにもかかわらず自宅で待機をされている、そういう高齢者の皆様方を言ってみれば待機しなくていい状態に、この待機状態を解消するということを目指して、現行の介……
○塩崎国務大臣 最低賃金につきましてのお尋ねがございましたが、最低賃金法につきましては、賃金の低廉な労働者について、賃金の最低限を保障することにより、労働条件の改善を図り、もって、労働者の生活の安定、労働力の質的向上及び事業の公正な競争の確保に資するとともに、国民経済の健全な発展に寄与することを目的としているところでございまして、役割がこういうことだというふうに理解をしております。 地域別最低賃金、これにつきましては、決定に当たって、労働者の生計費や賃金あるいは企業の支払い能力について、各都道府県ごとに実情を考慮して定められておりまして、各都道府県ごとに差があることについては、各都道府県の実……
○塩崎国務大臣 今御指摘の申し合わせがあることは先生御存じのとおりでありまして、国家公務員制度改革基本法の第五条第三項と、それから「政・官の在り方」、平成二十四年の十二月二十六日の閣僚懇談会の申し合わせ、これに基づいて今、職員とそれから国会議員の接触の記録について従っているルールがあるわけでございまして、それに基づいて厚生労働省も当然適切に対応しているところでございます。 国会議員またはその秘書からの個別の行政執行に関する要請、働きかけであって、政府の方針と著しく異なるなどのためという、きょうお配りをいただいている資料の最後のページにありますけれども、この案件の処理経過を記録、保存することに……
○塩崎国務大臣 今、総理の方から国民皆保険制度を守るということを明言させていただいたわけでありますけれども、患者申し出療養につきましては、困難な病気と闘う患者の思いに応えるということが一番大事で、保険収載に必要なデータとかエビデンスを集積して、安全性、有効性等の確認を経た上で保険適用につなげていくこととしているわけであります。 このため、申請に当たっては、保険収載に向けたロードマップを記載した実施計画を添えていただかなければならない。そして、保険収載を目指さない医療については申請の対象外とする予定でございます。 また、制度の持続可能性を高めるために、昨年五月に成立をいたしました医療保険制度……
○塩崎国務大臣 井上委員の今の御指摘でございますが、確かに、私の地元でいろいろミニ集会などをやると、よくこの話が御指摘を受けるわけでございます。したがって、これはいつも説明をせないかぬことの一つになるわけであります。 まず第一に、やはり生活保護と年金そのものの制度、目的の違いということを踏まえなきゃいけないのかなということであります。 生活保護というのは、憲法第二十五条に基づいて生活保護法ができて、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を援助することを目的とする、こういうことで生活保護があるわけでありますけれども、そのためには、年金を含めた収……
○塩崎国務大臣 釈迦に説法でありますけれども、デリバティブ取引というのはもともと株式とか債券の相場の変動に対するリスクを避けるためにあるわけでございまして、これまでも実は、長期投資をしている生命保険会社なんかでもみんな使っているわけであります。 今までGPIFで使えていたデリバティブというのもあったわけでありますけれども、今回見直しをしようということで、年金部会そしてまた自公の中で御議論いただいているスキームというのは、基本的には、新たなルールを定めた上で一部リスクヘッジのためだけに設けようということで、これは為替先物取引とかあるいは株価指数先物取引などを導入するわけでありますけれども、その……
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいております極秘のペーパーというのは、今私どもは拝見していないので、どういうものなのかよくわかりませんので、コメントのしようがないというのが正直なところでございます。 私どもとしては、一般論としては、厚生労働省において、違法な退職強要が疑われるような事案があれば、人員整理の状況等を聴取するとともに、退職勧奨が働く方の自由な意思決定ができないような状況であった場合には、当然これは違法な権利侵害に当たる場合があり得るということで、その際には啓発指導をやらなければいけないということであります。 いずれにしても、私どもとしては、人員整理などが大規模に行われるようなこ……
○塩崎国務大臣 生活保護制度に対する国民の信頼を確保するためにも、適正化を行うということは、今委員御指摘のとおり重要な課題であります。中でも、約半分を占めている医療費のことでございますが、この適正化についても、今御提案のとおり大事な問題であるわけでございます。 後発医薬品の使用については、もう既にこの二年間で使用割合を約一六%向上させてまいりました。それから、頻回受診者に対しても、福祉事務所による訪問指導などもやって、適正受診の徹底を図りつつあるわけでございます。 今、昨年の十二月に改革工程表というのができまして、それにのっとって後発医薬品の使用促進や頻回受診対策に係る計画を地方自治体につ……
○塩崎国務大臣 先ほど数字が出ておりましたけれども、二百七万人という六十五歳以上でも働くことを希望されている方がおられるということでありますので、これらの方々の希望を実現することができるように頑張らなきゃいかぬというふうに思っております。 これまで、定年を定める場合は、年齢を六十歳以上としてまいりました。希望者全員の六十五までの雇用確保措置を義務づけるということがもう既に導入をされておりますが、高齢者雇用に積極的な企業への支援などによって、高齢者が働き続けることができる環境を整えていかなければならないと考えております。 今後は、六十五歳を超えて生涯現役で働くことができる社会の実現に特に力を……
○塩崎国務大臣 一昨日、私も、熊本、二回目行ってまいりました。その際に、熊本市民病院、そして御船町にございます精神科の病院でございます希望ケ丘病院、いずれも見てまいりましたが、中を拝見させていただいて、大変激しい被害を受けているところでございます。 医療施設の復旧支援につきましては、医療施設等災害復旧費補助金というのがございまして、工事費等について補助をすることになっておりまして、激甚災害に指定をされておりますから、公立病院、日赤などの公的医療機関については、この補助率を二分の一から三分の二に引き上げるとともに、民間の医療機関につきましては、補助額の上限を撤廃するという形になっていますし、ま……
○塩崎国務大臣 食の安全につきましては、大変大事な問題だと思っております。 この食の安全に関する措置を定めたTPP協定の第七章では、第七・二条(a)というのがありまして、この章の目的として、まず、貿易を円滑にして、それをまた、及び拡大するということが当然書いてあるわけでありますけれども、それと同時に、締約国の人、動物または植物の生命または健康を保護することというのが規定をされております。 TPP協定では、従来からの国際的なルール、共通ルールでございますWTOの食品の安全に関する協定、いわゆるSPS協定、これに基づきまして、締約国が自国の食品の安全を確保するために、科学的根拠に基づいて必要な……
○塩崎国務大臣 サイドレターで、今御指摘の点については、三つほど、収穫後の防カビ剤、食品添加物、それからゼラチン・コラーゲン、こういったものが触れられているわけであります。 御案内のように、今御指摘いただいた、並行交渉で作成をしたサイドレターでは、我が国は、今御指摘をいただいた防カビ剤の使用については、収穫前の農薬の承認手続と、収穫後の、これは日本は食品添加物として扱うものですから、その承認の手続をあわせて行うこととしたということでございまして、同じ防カビ剤であっても使用のタイミングによって手続が異なるというものを一体的に実施することで手続を迅速化するということ。 それから、これは審査その……
○塩崎国務大臣 基本的には、先ほど総理から御答弁申し上げたとおり、ふえた場合の体制については申し上げたとおりでありますが、今農水大臣の方から輸入の量についてのお話はあったとおりでありまして、我々、食品安全に責任を負っている立場として、食品への、まず輸入業者には輸入の都度に届け出が義務づけられているということを先ほど総理からも答弁申し上げ、そして検疫所でこれはしっかりと審査、検査を行って、先ほど申し上げたようなモニタリングの検査あるいは命令検査ということでやっておるわけです。 厚生労働省としては、今後の輸入食品の増加の可能性を踏まえて、検疫所の職員の資質の向上、必要な職員そしてまた検査機器の確……
○塩崎国務大臣 お答え申し上げたいと思います。 我が国の酢酸メレンゲステロールの残留基準値は、食の安全に関する国際基準、コーデックス基準でありますが、これが制定される三年前の平成十八年に日本でポジティブリスト制度を導入した際に、海外で科学的根拠に基づき定められておりました当時の残留基準を参照いたしまして暫定的に設定をいたしました。 その後、三年後にこのコーデックス基準というものが設定をされて、我が国の現行の基準とは異なるものとなったのは今御指摘のとおりでございまして、これは、酢酸メレンゲステロールの動物用医薬品としての米国などでの使用基準に従って適正に使用した場合における、牛肉などに残留す……
○塩崎国務大臣 御指摘の市場拡大再算定、特に特例、今、丸がついて一千億以上ということでございますけれども、これにつきましては、年間の販売額が一千億円を超えて一千五百億円以下であって、かつ、薬価収載時の予想の年間販売額の一・五倍以上となった医薬品、それから、年間販売額が千五百億円を超えて、かつ、薬価収載時の予想の年間販売額の一・三倍以上となった医薬品を対象としまして、それぞれ薬価を最大二五%から五〇%引き下げる、こういうものでございます。 市場拡大再算定の特例の要件につきましては、従来、市場拡大再算定が平成十二年からありましたが、これは、年間販売額が百億円を超えて、かつ、薬価収載時の予想年間販……
○塩崎国務大臣 医薬品、医療機器に関する附属書の適用範囲については、それぞれの国の医療保険制度を踏まえて適用範囲が定められることになっておりまして、我が国は、公的医療保険における薬価制度、そして米国は、国が公定価格を決める一部のメディケアが想定をされておるわけでございます。 この附属書に関連して日米で交わされた今御指摘の交換文書、いわゆるサイドレターでございますが、ここにおきましては、日米は、医療機器産業が両国の社会経済における保健医療に対して有益な貢献をしていることを確認するとともに、医薬品及び医療機器に関する附属書で合意をされた内容につきまして、附属書に規定をする協議制度の枠組みのもとで……
○塩崎国務大臣 神奈川県が、津久井やまゆり園の再生に向けた大きな方向性として今の場所での建てかえをお決めになったということを聞いておりました。先般、十一日に黒岩知事においでをいただいて、私は直接御要望をお聞きしたところでございます。 今お話しのとおり、社会福祉法人などの民間法人が行う建てかえにつきましては社会福祉施設等施設整備費補助金の補助対象としているわけでありますけれども、津久井やまゆり園につきましては、その設置主体が神奈川県であるということで、御指摘のように、建てかえに当たっては、平成十八年度以降、県の一般財源からの補助ということになっておりまして、補助金の直接の対象にはなっていないと……
○塩崎国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たりまして、御挨拶を申し上げます。 国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すために、そして我が国の経済社会の発展に寄与するために、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。 本年六月、ニッポン一億総活躍プランが閣議決定をされました。まずは、五十年後も人口一億人を維持し、その一人一人の人生を豊かにしていくことを目指し、男性も女性も、高齢者も若者も、障害者や難病のある方も、一度失敗を経験した方も、あらゆる方がそれぞれ活躍できる包摂的な社会の実現に取り組んでまいります。そして、回り始めた経済の好循環をさらに加速化させ、経済成長の成果を子育てや介護などの社会……
○塩崎国務大臣 先ほどからお話が出ているように、年金というのは、今の若い世代が、働いておられなくて、引退されて年金をいただいていらっしゃる方々に仕送りをするという助け合いの仕組み、これが一つですが、言ってみれば、今の世代だけではなくて、将来の年金を受け取る世代、つまり今働いている人たち、この時間的な差のある、分かち合いというか、この仕組みをやらなきゃいけない。そういうことで、マクロ経済スライドも導入されてきていることを今先生に御説明をいただきました。 今申し上げたように、また今先生から御指摘があったように、そうはいいながら、名目でも実質でも賃金が低下した場合についてのスライド制については、言……
○塩崎国務大臣 今回の法改正によりまして初めて老齢基礎年金を受給するということになる方の平均受給額についてのお尋ねをいただきました。 月額でいきますと、老齢基礎年金を新たにもらえる方々、約二・一万円になるというふうに見込んでいるところでございます。 一方で、老齢厚生年金についてのお尋ねもございましたが、これにつきましては、個々の対象者の過去の標準報酬額に基づくわけでございますので、それをもとに、平均の標準報酬額を年金の支給決定を行う際に計算して確定させる必要があるということでございまして、正確な平均受給額をお示しすることはなかなか難しいということでございます。 なお、約千人の対象者につき……
○塩崎国務大臣 これまで繰り返し申し上げてまいりましたけれども、まず、ベースとなるのが十年以上の六十四万人というのが繰り返し申し上げてまいりましたが、それに加えて、空期間などの該当される方、こういった方を加えて、こういった方々の中で、合算をすると十年を超える、そういう方々がおられるわけで、これについては正確なところはまだ把握ができないということで、言ってみればプラスアルファということで、六十四万人プラスアルファというのが最大というふうに言わざるを得ないということだというふうに思って、今後、法律成立後には、しっかりと対処することによって該当者が年金を得られるようにしたいというふうに考えております……
○塩崎国務大臣 先ほど財政審の提出資料について御議論をいただきましたけれども、厚生労働省としては、現在、社会保障審議会生活保護基準部会、ここで生活保護基準の次期検証、これは平成二十九年に行われますけれども、これに向けた検討を進めております。この中で、生活保護制度における母子世帯を含めた子供がいる世帯への扶助あるいは加算のあり方、これについて議論をいただいているわけであります。 この部会では、子供の貧困対策の観点も踏まえて、一般低所得世帯とのバランスといった考え方のみで見直すということは適切ではないとの意見も述べられておるところでございます。 厚生労働省としては、やはり実質的な生活の能力と、……
○塩崎国務大臣 先ほど来、山下委員の方から、この年金の今回の改正法につきまして、本質的な議論をしていただいて、御質問いただきまして、ありがとうございました。 何度も出ておりますけれども、これは、旧民主党時代にも既にデフレ経済下における将来年金の確保について議論があって、世代間の公平の確保、そして年金財政の安定化の観点から、デフレ経済下におけるマクロ経済スライドのあり方について見直しを検討するという宿題が、彼らの閣議決定の中にも入っているわけで、我々は、それを、言ってみれば引き継ぐ形で答えを出しているということだというふうに思います。 年金は、先ほど来繰り返し出ておるように、将来年金を受給す……
○塩崎国務大臣 将来年金確保法案についてのお尋ねだと思いますが、もともと、この試算を出せと言われたのは、井坂委員がおつくりになられたものについて政府はどうなのかということでありますから平成十七年からの試算をお出しした、こういうことでありますので、何らおかしなことをやっているわけでは全くないということでございます。 そもそも、今回の額の改定ルールの見直しは、賃金が物価よりも低下するという望ましくない経済状態となった場合でも、所得代替率が上昇しないように備えるとともに、将来世代の年金水準をしっかりと確保するというために行うものでございます。 そもそも、政府としては、物価、賃金がともにプラスとな……
○塩崎国務大臣 委員会運営は委員長が取り仕切るというのが常識だと思います、議会の。
【次の発言】 私の経験からいきますと、配付資料は、理事会で決定して、委員長が最終決定をするということだと思います。
【次の発言】 資料の扱いについて議論をされた理事会に私は出席をしていないので、全くわかりません。
【次の発言】 出席をしたと思います。
【次の発言】 パーティーでありますから、いろいろなことを申し上げました。
【次の発言】 そもそも、私、記憶がそう定かではございませんので、記録も残っておりませんから、特に正確に覚えているわけではありませんが、今お読み上げをいただいたような部分があったことはそのとお……
○塩崎国務大臣 委員長の御指名でございますので、お答えを申し上げたいと思います。(柚木委員「だめですよ。総理の本会議の答弁ですよ。何で総理、答弁から逃げるんですか。丁寧に通告していますから。だめですよ、総理答弁なんですから」と呼び、その他発言する者あり)
【次の発言】 これは何度も御答弁を申し上げてきたとおりであって、三%、七%という数値につきましては、井坂試算をどうしても、機械的に当てはめて平成十七年からやってみた場合にどうなるのかということを、リクエストに応じて……(発言する者あり)
【次の発言】 御要望に応じて計算をさせていただいたところでございまして、当然、マクロ経済スライドでできたこ……
○塩崎国務大臣 初めて私はシャイニングマンデーというのをお聞きいたしましたが、いずれにしても、それぞれ働き方が多様化をして、自分で選べるというのが大事であって、そして、結果としていい仕事ができるというのが一番大事なことなんだろうというふうに思います。 その一つの考え方が、今の、月曜日の午前中、有休をとるというシャイニングマンデーなんだろうと思いますし、人によってはハッピーフライデーというのもあって、金曜日の午後は、もう自由に、途中で帰っちゃったりしていいとか、そういうのも、実際アメリカで私も、シリコンバレーで、金曜日の午後のあの地域の風景というのは全然日本と違うなということを感じてまいりまし……
○塩崎国務大臣 がん患者の皆さん方の経済的な負担についてのお尋ねでございますけれども、がん患者のうちで二・七%が経済的理由でがん治療を変更または断念したことがあると報告をされているのが、がん対策推進基本計画中間評価報告書にございますが、一方で、二七%のがん患者が治療中の悩みとして治療にかかる費用のことを挙げておられます。がん患者の経済的負担というのは重要な問題だというふうに思っております。 がん治療も含めた治療にかかる経済負担に対する制度としては、医療費の自己負担額を抑える高額療養費制度、それから被用者保険の加入者が病気で休業している期間に一定の収入を保障する傷病手当金、さらには障害年金など……
○塩崎国務大臣 問題意識は全く共有するところでございます。 雇用保険の制度につきましては、今般の経済対策でも、「雇用保険料や国庫負担の時限的な引下げ等について、必要な検討を経て、成案を得、平成二十九年度から実現する。」というふうになっておりまして、財政面も含めた制度全般について労政審で検討を行っていくこととなっております。 今、人材育成について御指摘をいただきました。 仕事を探している方が就職に必要な能力を身につけられるような公的職業訓練によって支援をするとともに、仕事についている方についても、教育訓練給付によって自発的な能力開発を支援する、こういう取り組みを行っているわけでありますけれ……
○塩崎国務大臣 今、業種につきまして御質問をいただきました。 これにつきましては、まず第一にサンプルが非常に限られているということもございますので、非常に数が限られているわけでありますが、業種を申し上げますと、上から順番に行きますと、卸売業や小売業、これがまず第一。それから、製造業というのが二番目で、その他サービス業というのが三番目になっておりますけれども、今申し上げたように、かなりサンプル数が十分ではないので精度では限界がありますから、今、六十二万事業所に調査票を出していますから、これが返ってきたところで、業種をちゃんと書いていただくようになっていますので、それで改めて集計をし直すというこ……
○塩崎国務大臣 厚労省外しを御心配いただいて、まことにありがとうございます。
そんなことは全くありませんで、事務局体制につきましても、私ども厚労省から専任で送り込んでおりますし、加藤大臣と私と協力をする形で案をいろいろつくる、議論するという形でやってまいりますので、加藤大臣と私は、いずれも実現会議の議長代理を平等な立場で務めさせていただいておりますので、しっかり連携してこの働き方改革を成功させたいというふうに思います。
【次の発言】 まず第一に、今回の働き方改革の中で、総理からも申し上げたように、多様な働き方というものを実現する。それは、働く方のニーズが多様化をしているからでございます。
……
○塩崎国務大臣 今、菅原委員から御指摘のとおり、年金積立金の運用はやはり長期的に見るべきものでありまして、年金財政上必要な収益は、今御指摘のとおり確保されているわけでありますので、問題は全くないということでございます。国民の皆様方には御安心をいただきたいということでございます。
【次の発言】 今、菅原委員御指摘のように、債券も金利変動リスクは大きく影響することが十分あり得るわけで、これは銀行の国債保有が大きいということで、この金利変動リスクについて指摘が随分あったわけであります。
そういう意味で、平成二十六年十月の基本ポートフォリオの見直しは、御指摘のとおり、デフレから脱却をして、そして長期……
○塩崎国務大臣 ただいま御決議により御指摘をいただいた点につきまして、御説明を申し上げます。 介護従事者の確保や在宅での介護、診療に対する支援につきましては、決議の趣旨を踏まえ、今後とも関連施策の推進を図ってまいります。 また、一定の研修を受けた介護従事者の役割の拡大につきましては、医療、介護関係者の意見や介護現場での実態等を踏まえ、検討を進めてまいります。 妊娠・出産包括支援につきましては、決議の御趣旨を踏まえ、特に集中的な支援が必要な産前産後を中心に支援を充実させてまいります。 小児がん拠点病院につきましては、患者、家族の心のケアも含めた療養環境の支援のため、専門的人材の配置を引き……
○塩崎国務大臣 障害者などの日常生活上の便宜を図るための用具について、障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業、特に日常生活用具給付等事業というのがありますが、こういったもので給付が行われているわけでありますけれども、これには要件がございます。 それは厚生労働大臣の告示で示しているわけでございますけれども、今申し上げた事業の対象となる用具につきましては、用具の製作、改良または開発に当たって障害に関する専門的な知識や技術を要するもので、なおかつ日常生活品として一般に普及していないものなどといった要件を課しておるところでございまして、御提案のありました携帯電話あるいはスマートフォン、タブレットの……
○塩崎国務大臣 今お配りをいただいておりますマル・バツ表でありますけれども、ここにイギリスの場合の刑事証拠法というふうに書いてあるように、今、松浪委員は刑事の場合の扱いについておっしゃっているわけでありまして、ここにあります厚生労働省の障害者総合支援法、そこの第四十八条で関係者に対して質問すると言っているのは、四十八条そのものは、サービスを提供している事業者のサービスが適切かどうかということを調べるために関係者に質問する、その場合の扱いでございます。 ですから、今、刑事という面においては、我が国では当然、障害者であろうとも、事前の告知とか弁解とか防御の機会といった適正な法の手続、つまりデュー……
○塩崎国務大臣 厚生労働委員会の開催に当たりまして、私の所信を申し上げたいと思います。 国民の皆様の安全、安心の確保に万全を期すために、そして我が国の経済社会の発展に寄与するために、厚生労働行政の諸課題に全力で取り組みます。 引き続き、一億総活躍の国づくりを進めます。その実現に向けた横断的課題であり、最大のチャレンジである働き方改革は、働く方一人一人のニーズに合った多様な働き方の選択を可能にすると同時に、企業の生産性や競争力の向上、賃金アップ、さらには経済全体の成長につながるように進めていくことが重要です。日本の企業や暮らし方の文化を変えていくとの決意のもと、働き方改革実行計画の年度内の取……
○塩崎国務大臣 これは、一般的に、インフラ投資をアメリカがやる、つまり老朽化をしたインフラについての投資をするということで、トランプさんは選挙戦からずっと御主張をされてきた、言ってみれば公約みたいなものですよね。それに対してどういうファイナンスをアメリカ政府がするのかは、これはアメリカ政府が考えることで、日本の民間を含めた、資本がどういうふうな投資をするのかというのは、これは民間が決めることであります。 GPIFの問題については、もちろん、今、報道は、いろいろなものがぐじゃぐじゃに入った話が報道されるという、いつもの報道の特徴ある流れ方だろうというふうに思います。 GPIFの運用については……
○塩崎国務大臣 先ほど局長の方から答弁をいたしましたけれども、新しい事業の実施主体というのは市町村に任せるということで、国としては、新しい事業は、訪問介護員などによって提供される専門的サービスであること、そしてまた従業者の員数あるいは設備基準は従来の予防給付と同様であるということを踏まえた上で、市町村自身が、地域の実情に応じて、適切なサービス単価をそれぞれバラエティーのあるサービスとして設定するということをもともと期待していた制度であるわけでございます。 市町村が単価を設定するに当たって、事業所の経営の実情などを考慮するためにサービス事業者と十分協議をすることが当然重要であって、市町村に対し……
○塩崎国務大臣 先ほど文科省や内閣府の方からも御答弁があったと思いますが、現在、大阪市が調査を進めているというふうに理解をしております。
大阪市の調査の結果、仮に、今御指摘のような不正受給、こういうことが確認された場合には、一般的に申し上げれば、大阪市を通じて国庫負担分の返還を受けるということになるわけでありますが、いずれにしても、何が起きているのか。平成二十六年度以前は、この運営費は厚生労働省から出ていたわけですね。したがって、大阪市の調査結果を待った上で、必要な対応を必要があれば検討していくということになると思います。
【次の発言】 きのうはテレビを見ていないので、よくわかりません。
○塩崎国務大臣 今、資料でもお配りをいただきました、児童虐待の防止等に関する法律がございますが、児童虐待の定義については、今お配りのこの法律の第二条に定義が書いてございます。 保護者がその監護する児童について行う身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待、この四つの行為を指すわけでございますけれども、仮に保育園の中で不適切な保育が行われた場合は、行為者が保護者ではなくて保育園の職員で、今回の場合には保育園の職員であるわけであります。そうしますと、児童虐待の防止等に関する法律上の児童虐待の定義には該当はしないわけであります。 しかしながら、保育園の職員につきましては、児童福祉法の体系の中で……
○塩崎国務大臣 そもそも、籠池理事長御本人がどのような発言をしたのかは私はつぶさに聞いておりませんので、コメントは差し控えたいというふうに思います。
【次の発言】 今回の件が、先ほど申し上げたように、どういう御発言をされているのかさっぱりわかりませんので、私はコメントする立場ではないということを申し上げました。
官房機密費のことにつきましては、官邸の方に、総務官室にお尋ねをいただければと思います。
【次の発言】 これは、総務官室の方にお尋ねをいただいたらというふうに思います。
【次の発言】 今回、この保育園に対しては、指導監督権を持つ大阪市が、前回申し上げたとおり、不正受給を行っていないかな……
○塩崎国務大臣 まず第一に、当然のことながら、教育現場、養成施設ですが、パワハラ、セクハラ等々あってはならないことはもう言うまでもないわけであって、そもそも、今御指摘のように、理学療法士の皆さん方にとって大もとになるのが、理学療法士及び作業療法士法という法律があって、これはもう既に五十二年たっています。直ったことはほとんどない。こういうことで、目的規定も不明確で、資格は書いてあるけれども、何のために何をするんだ、こういうことがやはり必要なんじゃないか。 私どもは今、医療の将来のあり方、働き方のビジョン、両方ともビジョンを考えようということでやっていますが、その中で、タスクシェアリング、タスク……
○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。 高齢化の進展等に伴い、介護を必要とする高齢者等の増加が見込まれる中、高齢者等が住みなれた地域でその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにしていくことが重要です。このような状況を踏まえ、介護保険制度の持続可能性を高めるとともに、介護保険の保険者である市町村の取り組みを推進することなどを通じて、地域包括ケアシステムの強化を図るため、この法律案を提出いたしました。 以下、この法律案の内容につきまして、その概要……
○塩崎国務大臣 今、私どもの方の資料もお配りをいただいて、二割負担の導入の影響度合いについてのお話をいただきました。 受給者の約九%の方々が二割の対象になるわけで、全員が二割になったわけでは決してないということをまず申し添えておきます。 前回の、二割負担を導入した際の平成二十七年八月の施行前後の受給者数の伸び、それから八月以降の一割負担と二割負担の受給者数の伸び、これに顕著な差は見られないというふうに私どもは考えております。 また、二割負担の導入前後の平成二十七年七月と八月を見まして、一割負担者と二割負担者の間でサービス利用回数等の傾向あるいは施設の継続利用の傾向に顕著な差は見られないと……
○塩崎国務大臣 今、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案というのは、いささか名は体をあらわしていないというお話でございます。 この問題については中島委員からも御指摘をいただいておりましたが、私どもの一番の今回の眼目は、介護保険法の改正によって持続可能性を高めるということであります。これはもう議論してまいりましたが、やはり、こういった高齢者の支援にしても、申し上げているように、子育ての支援にしても、単独でやるというのはどうかなということで、それで、地域共生社会づくりということについてもあわせ御審議をいただくということになっています。 いずれにしても、この地域包……
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた森友学園の問題について国会でどういうふうな扱いをされるのかということについては、各党間で国会での審議の運びについて御議論いただいた上で、扱い方をお決めになるんだろうというふうに思います。行政府の一官庁の長を務める私が国会の運営に口を挟むというわけにはまいらないと思っております。 その上で、今御指摘のように、保育園の問題、これは厚生労働省の児童福祉法にかかわる問題でもございますので、また、今大事な内閣としての重要施策の根幹の一つであります子育て支援ということで、私どもとしても、保育の問題は、どんな問題であろうとも大事だというふうに思っております。 大阪市が……
○塩崎国務大臣 自殺の要因はさまざまでありまして、私ども、総合調整の機能を含めて、厚生労働省が今、自殺について担当することになっておりまして、今御指摘をいただいたように関係閣僚会議ももちろんございまして、そういうフレームワークの中で、さまざまな要因に基づく自殺の問題について、どうそれを起こらないようにしていくかということは当然議論していくわけであります。 介護の負担に特化をしたものを、受け皿をつくれということは、それは一つの柚木議員のお考えだろうと思いますけれども、私どもは、当然、さまざまな要因の自殺を防ぐための手だてを総合的に打っていくというのが大事なことではないかというふうに思っておりま……
○塩崎国務大臣 この地域区分でございますけれども、人件費の地域差を介護報酬に反映するものでありまして、公平性、客観性の観点から、国家公務員そして地方公務員の地域手当に準拠するということを原則として、今日まで運用をされてまいりました。 一方で、隣接地域の設定状況等によっては柔軟に対応をしているルールがございまして、具体的には、平成二十七年度改定におきまして、地域手当の設定のない地域が地域手当の設定がある複数の地域と隣接をしている場合、そういう場合には一定程度引き上げるということや、平成三十年度改定において、地域区分の高い地域に囲まれている場合に一定程度引き上げるということを認める予定でございま……
○塩崎国務大臣 防災・減災対策は、当然のことながら、ふだんからの準備が必要でございます。 医療福祉施設などにおきましては、施設の設置場所を踏まえた災害発生時の防災計画をふだんからきちっと策定しておく、そして避難訓練もしっかりとやっておくということが重要だというふうに思います。 また、災害が発生したときには、速やかに現地の状況を把握することが大事で、DMATあるいは保健師チームなどの専門家を派遣して、被災者の救命や避難所の衛生面の確保を行うということが大事でありまして、それとともに、早期に水道の応急復旧を行うことでライフラインを確保するということが大事であります。 さらに、復旧復興の場面で……
○塩崎国務大臣 近年、保健医療技術の進歩は大変目覚ましいわけでございまして、ヒトゲノム解析であったり、あるいはAIを使った新しい医療であったり、技術革新によって、個別の疾病の予防あるいは治療などの観点のみならず、社会保障あるいは公衆衛生等の幅広い分野においてこうした技術の進歩をどう施策に応用していくのかということが、可能であり、また大変重要な問題となってきている段階であろうかというふうに思います。 また、国際保健の分野、いわゆるグローバルヘルスにおいても、エボラ出血熱の流行などの公衆衛生上の危機、それへの対応、そして高齢化に関する国境を越えた取り組みの促進などのために、医学的知見に基づく一元……
○塩崎国務大臣 今、WHOの書簡の話をお触れいただきましたが、四月七日に、マーガレット・チャン事務局長からの正式な要請の書簡というものを受け取りました。 この書簡では、二〇二〇年東京オリパラ競技大会での、長い伝統であるタバコフリーという政策を維持してほしい、そして、特に今、屋内の公衆の集まる場、いわゆるパブリックプレーシズと呼ばれているような場所での喫煙の完全禁止を、それも全国レベルで実施することを公式に要請してこられたところでございます。 これは、喫煙の完全禁止を全国レベルでという大変厳しい要請でありますので、私どもとしては、厚生労働省として、基本的考え方の案というのを今出しておりますけ……
○塩崎国務大臣 おはようございます。 ただいま議題となりました医療法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、遺伝子情報を用いた治療など医療技術が進歩する一方で、高度な医療を提供する特定機能病院において医療安全に関する重大事案が相次ぐなど、医療を取り巻く環境が大きく変化する中で、遺伝子情報を含めた検体検査の精度を確保するとともに、特定機能病院におけるガバナンス改革を含めた高度な医療安全管理体制を確立すること等により、安全で適切な医療を提供する体制を整備するため、この法律案を提出いたしました。 以下、この法律案の内容につきまして、その概……
○塩崎国務大臣 御指摘の埼玉医大の事案につきましては、これは個別のことでございますので、また係争中の事案だというふうに聞いておりますから、具体的なコメントは差し控えたいと思いますけれども、一般論として、インフォームド・コンセントにつきましては、医療法、まさに今回御審議をいただく医療法において、医師、歯科医師、看護師その他の医療の担い手は、医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならないとなっているわけでありまして、法律上の位置づけとしては、いわゆる努力義務ということになっています。不十分な場合であっても、罰則の対象にはなっていません。 一方で、今回……
○塩崎国務大臣 御質問ありがとうございます。 大隈先生もいろいろ御経験をされて、みずからお考えになること、たくさんあるのではないかなというふうに思いますので、いろいろ御指導賜れればというふうに思います。 特定機能病院というのは、もう言うまでもなく、このステータスを得られれば診療報酬そのものがげたを履くという格好になるわけで、そういう意味で、高度かつ先進的な医療を提供するということが前面に出て今までやってきたわけですが、今回初めて、医療の高度の安全の確保というものも同時に承認要件の中に追加をするということをやらせていただいております。むしろ遅過ぎたという感もいたすわけでありますが、医療の安全……
○塩崎国務大臣 東京女子医大の病院に新設をされた、今御指摘の医療安全科でございますけれども、これにつきましては、既存の医療安全管理部門と連携をして、病院内の医療安全管理の質の向上に資する取り組みとか、あるいは医療安全の職員への周知徹底など、一般病院の医療安全管理の取り組みに加えて、医学生への、医学部の学生さんに対する教育を実施して、教授が一人配置をされている、そういうことでございますけれども、大きな特徴は、患者の診療は行っていないということでございます。 そこで、標榜診療科というのは何ぞやということでございますけれども、これは、医療を受ける者に正確な情報を提供して、医療に関する適切な選択を支……
○塩崎国務大臣 これは、恐縮ですが、けさ初めて私も知って、何かよくわかりにくいなという感じを受けているわけでありまして、大事なことは、子供たちに栄養価の高い脱脂粉乳がちゃんと行くということが大事で、安全なものが、ということで、国内と輸入物との値段の比較も、私どもの、今よつ葉乳業の話が出ましたが、これとて必要な、今保育園に渡っている、いろいろなものを添加しないといけないようでございまして、それを同じだけに比べてみると、やはり、よつ葉よりも、この一万九千八百円、二十四キログラムが高いということにもなっているようなので、これはやはり安価で、安く、安全な、ちゃんとした栄養価のあるもの、これが子供たちに……
○塩崎国務大臣 たしか、三十回目の世界禁煙デーだと思います。
【次の発言】 平成二十八年九月に公表されました厚生労働省調べの、子供の虐待による死亡事例等の検証結果、これは第十二次報告でございますが、これにおいて、児童虐待の死亡事例は七十一名と報告されています。一方で、今お触れになられた日本小児科学会、この発表では約三百五十名ということで、桁が一つ違う、こういう試算が示されているわけであります。
この違いについてのお尋ねでございますけれども、細かなところは、よくまだ私どもではわからない部分もありますけれども、厚生労働省の数値は、虐待死として自治体が判断したものでございます。これに対して、小児科……
○塩崎国務大臣 今回、こういうことが行われているということを改めて確認させていただいたわけでありますが、やはり医薬品というのは正しく使わないといけない。その正しくというのは、病院でお医者さんからちゃんと処方を受けて、それを自分が飲む。それは診断に応じた処方をされているわけですから、それ以外の、他人が医師から処方された薬を自分が飲むとか、あるいは他人に譲渡するとか、そういうようなことはやはりいけない。そしてまた、個人で輸入をしている、そういう薬も含めて、他人に譲渡したりすることは体によくない。 そして、医薬品を正しく使用することが大切だということを、恐らく子供のころから学校でも教えていかないと……
○塩崎国務大臣 今までお聞きをしている限りは、警察並びに法務省における刑事の扱いの問題だというふうに受け取らせていただいておりますので、厚生労働大臣としては、これは所管外ということなので、コメントは差し控えたいというふうに思います。
【次の発言】 刑事手続の問題については私は権限外でございますので、その問題についてのコメントはできないということでありますが、医療的なケアとか、そういうような問題については厚生労働省として考え得ることでありますけれども、先ほど来問題になっているのはむしろ刑事司法の問題でありますので、そこは警察庁と法務省にお任せをする問題だというふうに思います。
○塩崎国務大臣 こういう特に新しい命が生まれてくるという大事なことで、このようなことが頻発するようなことでは困るわけでありますから、もちろん、専門家としての産婦人科の先生方の調査と私どもは連携しないといけないと思いますけれども、常時、やはりこういう問題についてもしっかり情報が入ってくるように、みずからも努力をするということも大事だというふうに思います。
【次の発言】 立入検査がこの診療所に対して、三年に一度定期的に行われてきているわけでありますけれども、いずれもこの問題について素通しをしてきてしまっているということでありますから、今御指摘のように、立入検査を充実すべきだということについては、私……
○塩崎国務大臣 まず、私からも、糸魚川の被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げたいと思います。 まず、今、介護保険あるいは医療保険の問題について御指摘をいただきましたが、災害などによって被災をされた場合には、被災状況に応じて、市町村などの判断によって、介護保険そして医療保険の窓口負担そして保険料の徴収猶予などについて減免をすることができるという仕組みになっておりまして、今般、糸魚川市における大規模火災において被災された方の介護保険、医療保険の窓口負担や今申し上げた保険料の扱いについては、昨年の十二月二十二日付で既に、改めて厚生労働省から周知を行っております。 現時点において、既に糸魚川……
○塩崎国務大臣 これはきのうの議論の中でも申し上げたところでありますけれども、総理が明確に施政方針演説の中でも御答弁申し上げたとおり、三六協定が必ずしも有効に働いていない中にあって、これに実効性のある時間をしっかりと入れ込んだ法改正をやるということを申し上げているわけでございますので、そのような方向で今、実現会議でもこれから議論を始めていただいて、そしてその上で計画を固めて、法改正に向けて作業を急ぐ、こういうことでございます。
【次の発言】 みなしの場合は、賃金の支払いに関しては、例えば十時以降の深夜あるいは休日、こういったものはきちっとお払いをするわけでありますけれども、制度として上限を今お……
○塩崎国務大臣 ありがとうございます。 社会保障の問題につきまして今お話を頂戴いたしましたが、社会全体が高齢化をしていく、そして社会保障費が増大をする、そういう中で、御指摘のような考え方を含めて世代間そして世代内の負担の公平を図る、同時に制度を持続可能なものにしていかなければならない、そして次世代にその制度を引き渡していく、こういうことが大事だということでございます。 国民の自助を推進する観点からの取り組みといたしましては、本年一月から、健康維持増進や疾病の予防に取り組む方が医療用から市販薬に転用された医薬品を購入した場合に所得控除が適用されますセルフメディケーション税制というのが既にスタ……
○塩崎国務大臣 これは既に提出させていただいております労働基準法改正案にかかわることでございますので、まず私の方から答弁をさせていただきたいと思います。 今もう既に提案をさせていただいております労働基準法改正案では、働く方の健康確保をまず図る、そういう意味での労働時間法制の改革ということで、ニーズとか事情とかがさまざまあって、多様化するこの時代に合った多様な働き方を選択できる、そういう労働市場をつくっていこうじゃないかというのが原点であります。 したがいまして、今お話がありましたが、裁量労働制やあるいは高度プロフェッショナル制度の対象となる方は、あくまでも、業務の遂行手段や時間配分をみずか……
○塩崎国務大臣 山下委員御指摘のように、昨年の臨時国会で技能実習の適正な実施等を図る技能実習法、それから介護福祉士の国家資格を取得した外国人に在留資格を付与するという入管法の改正が成立をいたしまして、昨年の十一月から一年以内にということですから、遅くともことしの十一月までには施行をされるということになります。 今後、技能実習制度の施行と同時に介護職種を追加するための必要な準備を行うわけでありますけれども、介護分野における外国人材の受け入れに当たっては、介護サービスの質を担保して利用者の不安を招かないようにしていくとともに、外国人について日本人と同様に適切な処遇を確保するということで、日本人の……
○塩崎国務大臣 今御指摘をいただいた日本社会事業大学、今経緯についても少しお話がありましたが、これは、終戦直後、昭和二十一年に、実は日本社会事業学校としてスタートいたしました。これは、戦後の社会事業の専門的な人材育成をしよう、こういうことでつくられたものでありまして、それが昭和三十三年に四年制の大学になったということで、今日でもこの社会事業大学は、指導的な社会福祉事業従事者の養成を担ってきた、言ってみれば福祉の専門大学の草分け的な存在でございます。 もちろん、大学は、先ほど覚書の話がございましたけれども、大学の規程に基づいて、今、各分野の関係者から成る評議員の合議によって人事は決められている……
○塩崎国務大臣 今回のハーボニーの事案というのは、医療用の医薬品の偽造品というのが国内で流通し、薬局から患者の手にまで渡ってしまった。患者がたまたまこれを服用することは今回なかったわけでありますけれども、それでも医薬品に対する国民の信頼を根底から覆すような、そういう重大な事案だというふうに私は思っております。 厚労省では、奈良県など関係する都道府県等と連携をしながら、可及的速やかに、まず第一に、偽造品流通ルートの調査、偽造品の迅速な確保と公表、健康被害発生の有無の確認、こういうことは手早くやったわけでございます。 その結果、偽造品のさらなる流通を阻止するとともに、偽造品が見つかった薬局のチ……
○塩崎国務大臣 今、高橋委員から免除制度の継続問題につきましてお話をいただきましたが、今お話のあったとおり、東電の福島第一原発事故に伴う避難指示区域等については、国民健康保険等における一部負担金の免除額に対して、原則、国が全額を財政支援しております。その他の区域においても、被災状況に応じまして保険者の判断により減免を実施し、減免に要する費用の負担が著しい場合には、減免に要した費用の十分の八以内を国が財政支援する、こうなっているわけでありまして、これらの措置については来年度も引き続き実施をする予定でございます。 把握をしているかどうか、この問題でございますが、東日本大震災の被災者に対する医療費……
○塩崎国務大臣 御指摘のように、特に女性の活躍というのが今後は労働市場においても大変大事だということでありますが、子育てなどを機に離職されてまた再就職しようというときの支援が大変大事であります。 厚生労働省としては、今御指摘いただいたように、能力アップを図るためにリカレント教育などの支援を拡充する、あるいは教育訓練給付の給付率の引き上げなどを行ってこれを進めていこうということで、雇用保険法の改正法案を今回お出ししておりますが、来年度予算では、今お話がありましたが、企業にも能力評価を前提とした再雇用制度というのを導入して、希望者を再雇用した企業への助成制度を創設して支援していこう、こういうこと……
○塩崎国務大臣 真山議員の方から今、東日本大震災の被災地の事業再開に当たっての人手不足をどう解消するか、こういうことでございました。 確かに、特に福島県を中心に人手不足はかなり深刻になっていまして、復興を着実に進めるためにもその解消が極めて大事だということで、生活をするための、今の商店とか、そういうようなものをしっかりとやっていかなきゃいけない。 厚労省としては、避難解除区域への帰還を希望する方を対象とした就職面接会など、福島県の取り組みに支援をしっかりやってきておりますが、今お話がありました福島相双復興官民合同チーム、ここと福島労働局、ハローワークが連携いたしまして職業紹介などのマッチン……
○塩崎国務大臣 これは、分科会のときにお答えしたとおり今年度の三月でまとめるということは何も変わっておりませんので、報道を私はよく存じ上げておりませんが、そのようなことは私は承知をしておりません。
【次の発言】 二月十四日の今御指摘をいただいた事務局案、この中で、三六協定によりまして週四十時間を超えて労働可能となる時間外労働時間の限度を、現在大臣告示で示しております月四十五時間かつ年三百六十時間を原則とすることとして、これを法律に明記するということでございます。そして、それを上回る時間外労働をさせた場合には、特別の場合を除いて罰則を科すということでございまして、今までの行政指導から、法律に明定……
○塩崎分科員 自由民主党の塩崎恭久でございます。大臣におかれましては、大変お忙しいところ、またお疲れのところありがとうございます。どうぞひとつ三十分間よろしくお願いいたします。 きょうの本会議でも公共料金の凍結のお話が話題になっておったようでございますけれども、こういうような不景気のときに公共料金を上げるということが、生活者重視を唱えてきた政権としてどうだろうかという疑問を多くの国民が持ったと思うわけでございますが、ちょうどその機会にといいましょうか、羽田総理もこの公共料金の見直しというものをしょうじゃないかということをおっしゃられたようでございます。 私は、こういう問題提起はむしろ遅過ぎ……
○塩崎委員 自由民主党の塩崎恭久でございます。本日は、お三方の公述人の皆様方に貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございました。根本議員に引き続きまして、十五分というお時間をちょうだいをいたしまして質問をさせていただいて、御教示をいただきたいと思うわけでございます。 まず福岡公述人にお尋ねを申し上げたいわけでございますが、その前に、今回のこの年金の改正につきましては、言うまでもなく、一つは、六十歳で引退をするという社会から、六十五歳までは現役だよということがまず第一点だろうと思います。それから、先ほど山崎先生からもお話ありましたように、年金制度もでき得る限り雇用促進的にしなければいけ……
○塩崎委員 水島委員の方から、今、この修正案をなぜ出したのか、こういうお話でございました。 我々自民党あるいは与党の中でも、この問題につきましては長い時間をかけて勉強し、そして今回、政府提案という形ではありますけれども、法案になって出てきたわけであります。そして、審議の過程を通じ、そしてまた、そこに至るまでの我々の党内での議論の中でも、かなり、今お話がございました現状の足らざる点、そしてまた直さなければならない点については、正直言って率直な議論がありました。ありましたが、今回はこのような形で、とりあえず一歩前進をしようということで政府案として出てきたわけでございます。 したがいまして、議論……
○塩崎委員 医療を目的というよりは、医療によって社会復帰を図るということが目的ということだと思います。 そこで、今、対象行為そのものについて限定をする理由がないんじゃないか、こういうお話がございました。心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者は、いわば二重のハンディキャップを負って、精神障害であるということ、そしてまた重大な犯罪を犯して他害行為をしてしまったということでありまして、このハンディキャップというのは比較的軽微な他害行為を行った場合とでは格段の相違があるということだろうと思います。そこで、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に対して、その社会復帰を促進するためには、今申し上……
○塩崎委員長代理 佐々木秀典君。
○塩崎委員長 これより法務委員会財務金融委員会経済産業委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行います。
内閣提出、会社法案及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
両案の趣旨の説明につきましては、これを省略し、お手元に配付してあります資料により御了承願います。
これより質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山内おさむ君。
【次の発言】 次に、松島みどり君。
【次の発言】 午後四時から連合審査会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後二時四十五分休憩
○塩崎副大臣 ただいまの篠田委員のお尋ねでございますけれども、最近の対中ODAの実績ということで、例えば二〇〇四年度の実績を見てみますと、円借款、それから無償資金協力、技術協力、この三種類がございますが、円借款の供与限度額が八百五十九億、それから無償資金協力の供与限度額が四十一億円、そしてJICAによる技術協力が五十九億円、こんな形になっているわけでございます。 今お尋ねの、省エネ分野を含む環境分野、これを見てみますと、円借款の九四%、それから無償資金協力の約一〇%、そして技術協力の約四一%が省エネ分野を含む環境分野になっております。 先進的な事例というようなこともお尋ねかと思いますが、い……
○塩崎国務大臣 平成十七年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は二億七千八百三十四万円余でありまして、これを収納済み歳入額五億四千六百九十六万円余に比較いたしますと、二億六千八百六十一万円余の増加となっております。 次に、内閣所管の歳出につきまして、歳出予算現額は九百八億一千九百二十八万円余でありまして、これを支出済み歳出額七百七十三億六千五十三万円余に比較いたしますと、百三十四億五千八百七十五万円余の差額を生じます。 この差額のうち翌年度繰越額は百二十一億九千六百二十八万円余であり、不用額は十二億六……
○塩崎国務大臣 教科書検定というのは、先生御案内のように、教育の中立公正、一定水準の確保等の高度の公益目的のために行われているわけであって、専門的な見地から教科用図書検定調査審議会で調査審議、及びその答申に基づいて行われているわけであって、今、下村副長官から申し上げたように、先ほど来先生が問題にしているような動きというのは全くない、そしてまた、下村副長官から私に相談なりがあったという事実は全くございませんということであります。
○塩崎国務大臣 平成十九年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 内閣所管の平成十九年度における歳出予算要求額は九百八億七千八百万円でありまして、これを前年度当初予算額九百四億三千九百万円に比較いたしますと、四億三千九百万円の増額となっております。 要求額の内訳といたしまして、内閣官房には、情報収集衛星システムの運用・開発等、内閣の重要政策に関する総合調整等のための経費といたしまして八百億一千五百万円、内閣法制局には、法令審査等のための経費として十億二千八百万円、人事院には、人事行政等のための経費として九十八億三千五百万円を計上いたしております。 次に、内閣府……
○塩崎議員 先生御指摘のように、政府案では、いわゆる幹部というのが、次官、局長、部長、審議官、これがワンバスケット、ワンレイヤーになっていて、我々が聞いている限りでは、審議官の標準職務遂行能力であと全部構わない、こういうことのようであります。(谷委員「事務次官も」と呼ぶ)事務次官までそうだというふうに聞いております。 したがって、今でいう審議官になれる標準職務遂行能力を持っていれば、あとは幹部として、次官、局長、審議官、これは給与は変わるようでありますけれども、これでランクを変えていくということになれば、一体何を基準に評価していくのか。 きょうは高木先生からもいろいろお話がありましたけれど……
○塩崎議員 体制につきましては、事前に決めておかなければいけないことを十分決めておられず、また、訓練そして準備もよくできていなかったということでありますので、これからは、あらゆることを事前に決め、そして、裁量の余地をできる限りなくして透明な行政をやっていくということが大事だろうと思います。 そのときの担い手が、先生今おっしゃったような、今回は、独立性のある組織の中における安全に特化した専門プロ集団、この人材をどう育てていくかということがとても大事だろうというふうに思っておりまして、我々も、このノーリターンルールというのは先生今御賛同いただきましたけれども、別に、島流しにしていじめようというわ……
○塩崎国務大臣 平成二十七年度厚生労働省関係予算案の概要について説明をいたします。 平成二十七年度厚生労働省所管一般会計予算案の総額は二十九兆九千百四十六億円であり、子ども・子育て支援新制度の実施に伴って平成二十七年度から内閣府に移管される保育所運営費等を除いた平成二十六年度当初予算額二十九兆四百五十四億円と比較しますと、八千六百九十三億円、三・〇%の増加となっています。 また、平成二十七年度厚生労働省所管特別会計予算案については、復興庁に一括計上した予算案を含め、東日本大震災復興特別会計、労働保険特別会計、年金特別会計に所要の予算案を計上しています。 次に、消費税率一〇%への引き上げの……
○塩崎国務大臣 先生御指摘のように、感染症対策は極めて重要になっておりますし、また、これから気温も上がってまいりますので、そういうことが起きやすい状況もあるわけでございます。 二十二日にノロウイルスの集団感染のあった南阿蘇中学校につきましては、日赤の医療チームと保健所職員が、まず患者を隔離することが大事でありますので、できる方は医療機関への入院をしていただく、それから、そうではない方々については避難所内の別室で隔離をするということで、まずこれが第一でございました。 国立感染症研究所の専門家も派遣をしておりまして、消毒薬などの必要な衛生材料、検査キットを搬送するなどの措置を指導するという形で……
○塩崎国務大臣 平成二十八年度厚生労働省関係予算案の概要について御説明を申し上げます。 平成二十八年度厚生労働省所管一般会計予算案の総額は三十兆三千百十億円であり、平成二十七年度当初予算額と比較をいたしますと、三千九百六十三億円、一・三%の増加となっております。 また、平成二十八年度厚生労働省所管特別会計予算案については、復興庁に一括計上した予算案を含め、東日本大震災復興特別会計、労働保険特別会計、年金特別会計に所要の予算案を計上しています。 平成二十八年度予算案では、先般成立した平成二十七年度補正予算とあわせ、一億総活躍社会の実現に向けた新三本の矢関係の施策を重点的に推進することとして……
○塩崎国務大臣 平成二十四年度及び平成二十五年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。 まず、平成二十四年度の決算について申し上げます。 一般会計につきましては、歳出予算現額三十兆三千百七十九億円余に対して、支出済み歳出額二十九兆五千九十二億円余、翌年度繰越額千九百八十六億円余、不用額六千百億円余で決算をいたしました。 次に、特別会計の決算につきまして御説明申し上げます。 第一に、労働保険特別会計につきましては、労災、雇用及び徴収の三勘定を合わせて申し上げますと、収納済み歳入額六兆五千六百八億円余、支出済み歳出額六兆一千八百二十八億円余、翌年度繰……
○塩崎国務大臣 平成二十六年度及び平成二十七年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。 まず、平成二十六年度の決算について申し上げます。 一般会計につきましては、歳出予算現額三十一兆五千百二億円余に対して、支出済み歳出額三十兆九千九百五億円余、翌年度繰越額千五百八十九億円余、不用額三千六百七億円余で決算をいたしました。 次に、特別会計の決算につきまして御説明申し上げます。 第一に、労働保険特別会計につきましては、労災、雇用及び徴収の三勘定を合わせて申し上げますと、収納済み歳入額六兆八千六百二十八億円余、支出済み歳出額六兆二千八十五億円余、翌年度繰……
○塩崎国務大臣 おはようございます。 平成二十九年度厚生労働省関係予算案の概要につきまして御説明を申し上げます。 平成二十九年度厚生労働省所管一般会計予算案の総額は三十兆六千八百七十三億円であり、平成二十八年度当初予算額と比較しますと、三千七百六十三億円、一・二%の増加となっています。 また、平成二十九年度厚生労働省所管特別会計予算案については、労働保険特別会計、年金特別会計、復興庁に一括計上した東日本大震災復興特別会計に所要の予算案を計上しております。 平成二十九年度における社会保障・税一体改革による社会保障の充実については、消費税増収分に加え、社会保障改革プログラム法等に基づく重点……
○塩崎国務大臣 昨年、児童福祉法の改正というのをやってみて、特に、地方自治体、自治事務でお願いをしていることと、中央との、政府としてやっていることとの整合性というか、これについて随分考えさせられたところでございます。 今、古賀委員から御指摘のとおり、やはり自治体によって、それぞれの考えでそれぞれやっていただいていることがたくさんあるわけでありますけれども、そんな中で、保育を初めとした子育て支援の取り組み、確かに各自治体で差があると思います。 待機児童対策に取り組む自治体に対しては、自治体の負担を軽減するための補助率のかさ上げを行うとともに、政府としては、国が処遇改善などを行う場合に、自治体……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。