このページでは山田正彦衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山田正彦衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○山田(正)委員 連立与党、新生党として、新幹線の問題について質問させていただきたいと思います。
先ほどから、何人もから質問は出ておりますが、新政権、新しい連立与党の政権になりまして生活者優先、そういった立場からしまして、この新幹線についての必要性、その意義も含めて、簡単で結構でございますが、御説明をお願いします。
【次の発言】 既に着工している整備新幹線三線の石工区、いわゆる高崎―長野間は、長野オリンピックのために平成十年の二月までには運用を開始したい。それで、ほとんどの予算、今年度だけでも千二百七十四億円をそれにつき込んでいるようですが、他の三線四工区、これのしわ寄せが来てないかどうか。……
○山田(正)委員 私の持ち時間はあと二分ぐらいのようですが、聞いてみたいと思っておりました、固定資産税の評価が三倍から四倍に上がって、それに伴って当然訴訟物の算定基準もそれに従う、準ずるといいますか、貼用印紙額の問題についてお聞きしようと思っておりました。先ほど山本有二委員の方で詳しく聞かれましたので、私二点だけちょっと聞かせていただきます。 同じように、関連して不動産の売買等に伴う登録免許税、そして固定資産税そのものについては、私の聞き及んでいるところでは、ことしの四月一日からは、登録免許税については前年比二〇%程度の増額、それから固定資産税については前年比五から二〇%ほどの増額と聞いてい……
○山田(正)委員 けさ未明、ペリー国防長官の方で、実は重大なお話があったようであります。北への先制攻撃も開かれたオプションである、そしてまた、日本など関係国独自にその経済制裁も可能である、そのような声明があったようですが、この件については、私の後、北側先生に北朝鮮の問題で詳しく質疑させていもらいたいと思っております。 ただいま法務大臣、刑事局長から、いわゆるゼネコン汚職事件についての捜査が終結した旨の御報告がございました。私は、私ども政治家にとっても考えなければならないと思うこと、また、検察首脳にとっても今後の捜査において参考にしてもらえれば、そう思うことを二、三質問させていただきたいと思い……
○山田(正)委員 新生党の山田正彦です。 きょうは政府の危機管理について種々質問させていただきたい、そう思っております。 あすはジュネーブにおいて北朝鮮の問題で米朝合意がなされるということでございますが、その北朝鮮のことに関しまして、七月の九日、いわゆる平壌放送が正午から金主席の死亡を報じたわけですが、私どもにとりまして実は当時大変緊迫した状況の中でございました。私は、当時旧与党の安全保障議員連盟の事務局長をいたしておりまして、もしや北朝鮮の主戦派の方が軍事クーデターを起こして暗殺する可能性はなかったのか、大変心配いたしたわけですが、当時の新聞を見てみますと、米国、韓国の情報筋からはかなり……
○山田(正)委員 改革の新生党、山田正彦でございます。 私も、実は今週の十二日からルワンダにPKO、行ってこようと、旧与党の安全保障議員連盟事務局で、団長愛知和男先生で行ってまいりますが、きょうはルワンダの難民の問題も大変本当に世界的に緊張している問題でありますが、日本における難民問題というものは真っ正面から今度深刻に討議されていいのではないか。 実は先般、法務委員会でヨーロッパ旅行いたしまして、イタリアとかフランス、ドイツ、斉藤斗志二先生もいらっしゃいますが、いろいろなところからお話を聞いたときに、やはり今ヨーロッパで各国は一番大きな政治課題として考えているのは難民の問題である。そこで、……
○山田(正)委員 きょうは、参考人の先生方、本当に御苦労さまでございます。 私、改革の、新生党の山田正彦でございますが、今から先生方に質問させていただきたいと思います。 実は、最初にお話いただきました、鈴木先生の「弁護士懲戒手続の審判対象」という論文を読ませていただきまして、大変感銘を受けておるところでございますが、きょうの御指摘についても、実に先ほどから意義深いものだと思っております。その点について、実は今野村先生からも、弁護士がいろいろな犯罪をいろいろ起こしてきている、これを何とかして綱紀粛正と申しますか、襟を正してまじめに弁護士業務をやっていく、そういう意味においては指導監督がなされ……
○山田(正)委員 新進党の山田正彦でございます。 きょう最後の質問でございまして、大臣も委員長もお疲れだと思いますが、私はさきのウルグアイ・ラウンドの合意等について、米の問題、農業の問題、これは先ほどの石破議員の質問にもありましたように、大変大きく取り上げられてまいりました。しかしながら、その陰に漁業あるいは林業、そういったものがどういう形で今その影響を受けているか、どうしたらいいのか、その点について質問させていただきたい、そう思っております。 先に大臣、漁業について、水産物についてウルグアイ・ラウンドでは一体どのようになったのか、あるいは全く関係なかったのか、その辺について説明をいただき……
○山田(正)委員 新進党の山田正彦でございます。 今、私の手元にこの二法案についての資料をいただいておりますが、表題は「中小漁業融資保証法等の一部を改正する法律案、漁業災害補償法の 一部を改正する法律案について」とあります。この中に、この法案の論点と問題、いわゆるこういう法案を出すに至った理由と言っていいと思いますが、それについての説明が書かれております。それをちょっと読ませていただきたいと思います。 国内の生産額も下がってきたという中で、一方、水産物輸入は増大を続けた。「平成五年の水産物輸入金額は一兆六千二百七十六億円、ドル・ベースでは昭和六十年以降の八年間で約三倍に急増している。ちなみ……
○山田(正)委員 今回の刑法の改正ですが、今まで私どもは片仮名文語体の刑法でずっとやってきたわけですが、今新しいこの現代用語化された条文をさっと読んでみますと、確かになじみやすいというか、国民 般には受けるのじゃないかな、そんな感じで非常にいいことをしてくれた、そう思っております どうか、この基本的な刑法、刑事訴訟法の条文だけではなくて民訴とか民法、そういったこともひとつぜひ早く現代用語にしてもらい、そして、法律が一般国民に親しみやすいというか、わかりやすい、平易にそれが日常利用される、そういった形になってほしいものだ、これは私ども政治家の責任でもあるかな、そう思ったところでございます。 今……
○山田(正)委員 新進党の山田正彦でございます。きょうは、外国漁船の違法操業、いわば侵犯操業等について聞いてみたいと思っております。
水産庁に、まず、現在の外国漁船の違法操業、いわゆる侵犯操業の実情といいますか、それを概略お聞かせいただければと思っております。
【次の発言】 水産庁長官に、大体の外国漁船の侵犯の実情というのは、そういう内容はわかりましたが、いわゆる傾向ですね、どれくらい最近発生して、どうなっているか、それを概略で結構ですから。
【次の発言】 韓国漁船の侵犯ですが、九三年から九五年にかけて大変減っだということは今お聞きしたのですが、九四年から九五年にかけての傾向、昨年は大変激減……
○山田(正)委員 私の方からは、今各地で法務局の登記所、出張所の統廃合がいろいろ問題になっておりまして、住民サービス、いわゆる行政サービスの面で多々問題がありそうですので、そのことについてきょうお尋ねしたい、そう思っております。 先に、民事行政審議会から答申がこの七月に出されておりますが、これについて一つの登記所の適正な配置基準、こういったものについて種々その答申に書かれております。この中で、いわゆる答申をどういう位置づけで法務省が考えておられるか、それからお聞きしたいと思いますが、例えば米価を決めるときは、新食糧法五十九条によると政令で定めた審議会の意見を聞いて定めるというふうになっており……
○山田(正)委員 今輸入の魚だけで、前回もお聞きしましたが金額にして一兆七千億、言ってみれば石油に次ぐ輸入高になってしまって、漁民は魚価の低迷に大変あえいでいるわけですが、その中で、実はこの三年ぐらい野菜の輸入が大変急増している。きょうは、野菜の輸入の急増の問題と、それから二百海里の問題を聞いてみたいと思っておりますが、野菜の輸入の急増、それについてまず農林省の方で、現状どうなっているか、個々についてはタマネギとか云々また聞いていきますが、概括してまずお話しいただければと思います。
【次の発言】 タマネギなのですが、タマネギだけで聞いてみますと、平成四年三万五千トンが、平成五年は六万一千八百九……
○山田(正)委員 新進党の山田正彦でございます。 きょうは、いよいよ二百海里の批准に向けて審議が始まるということで、私どもにとっても、また私の地元であります壱岐とか対馬の漁民にとつても大変喜ばしい、本当に感動的な国会審議がいよいよ始まるわけでございます。 この二百海里を何としても一日でも最く線引きしてほしい、それこそ本当に沿岸漁民の悲願でありますが、最初にその具体例としまして、私が直接聞いた話ですけれども、松島の沖では、はえ縄漁業、五トン未満の小さな船でよくアマダイとかそういったものの漁をしているわけですが、その上の方から中国のどでかい底流し刺し網船が投網してやってくる。とても危険でたまら……
○山田(正)委員 法務省の行政の中での、登記所の出張所、これのいわば統廃合が現在進められておりますが、それについていろいろお聞きしてみたい、そう思っております。
まず、どういう基準で、その基準の、例えば何人の人がどれくらい利用するから云々という基準ではなくて、もう中身はいいですから、どういうものに従っていわば統廃合をやっているのか、それについて、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 民事行政審議会の答申、今聞きましたら、答申に従ってやっているということですが、答申の中には二つあるわけですね。いわば適正配置を実施するについての基準、それともう一つは、適正配置を実施するについて留意すべき事……
○山田(正)委員 新進党の山田正彦でございます。
外弁法が改正施行されて二年ぐらいになると思うのですが、それから今までに、各国から法規制緩和要求とか、あるいは向こうからどういう要求がなされてきているか、その実態、また、外弁法施行後において、実際、いわば法規制緩和要求とかそういったものがどうなされているかということについて、まず答弁願います。
【次の発言】 一般に、外国弁護士が日本に来て訴訟に携わっている実態といいますか、仲裁事件だけに限らず、その件数は一体どれくらいの件数で、実態はどうなっているのか、少し簡単に。
【次の発言】 今度、国際仲裁事件に外国弁護士も参加できるような改正だと思います……
○山田(正)委員 新進党の衆議院議員の山田正彦です。 この住専問題は、国民の税金六千八百五十億を絶対使っちゃいけない。ところが、国会ではその論議はいろいろやってまいりましたが、実際になぜこの住専がここまで至ったかという責任の問題、例えば刑事事件においてどのように処理していくかとか、どのようなことが追及されたとか、それはまだまだこれからだし、今までなされてなかった。私は、その黒いどろどろとしたものについて、ひとつ総理にお聞きしたいと思っております。 まず最初に、総理にぜひお聞きしたいのは、古くて新しい問題でありますが、いわゆる政治家と秘書、橋本総理は自分の秘書をどのように位置づけ、とらえられ……
○山田(正)委員 新進党の衆議院議員山田正彦でございます。 ただいまから、いわゆる住専がこういうことに至ったいわば責任、言ってみれば法的、民事あるいは刑事の責任等について少し質問させていただこう、そう思っております。 一昨日、二十五日ですか、東京高裁が、鉄骨加工会社共和、これについての阿部文男被告に対する判決、刑事判決を下しました。御承知のとおりでありますが、実刑三年というところです。 実は、この共和という会社、これは住専から七十三億円、大蔵省の資料によりますと借りている会社で、その会社が倒産していわば住専に大変迷惑をかけている、それを今私どもは、何とかして国民の税金を使ってでも与党さん……
○山田(正)委員 新進党の衆議院議員山田正彦です。 前回、いろいろと加藤紘一先生にまつわるお話を聞いてみましたが、また、きょう改めて、いわゆる信連の責任等々について聞いていきたい、そう思っております。 その前に、きのうの新聞を読みましたら、産経新聞に、いわゆる日住金が和議申請を検討しているという記事が載っておりました。私どもがピケを張ってそれから今に至るまで、そういった法的手続でいわゆる住専がみずから解決を図ろうかという動きになっていること、またその間に、政府の発表で公示価格の下落、これでさらに損失が拡大していくんじゃないか、また、住専各社が今度、農協系統、いわゆる系統に対する利払いを、三……
○山田(正)委員 去る三月二十七日の予算委員会における「白川勝彦議員に三千万、当時支払われておうた、そういう記載が残っております」という私の発言は、全くの事実無根であり、白川議員の名誉を著しく傷つけました。 ここに、その発言を取り消しますとともに、白川議員を初め議員の皆様に、謹んで陳謝いたします。
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 私も、山名先生同様三年八カ月ぶりに戻ってまいりまして、扇大臣には新進党時代大変いろいろ御指導いただきまして、ありがとうございました。今回、大臣御就任おめでとうございます。 さて、私ども建設委員会として、また建設委員として、今回の中尾元建設相の不祥事、この件に関しては、私ども、どうしてももう一度きちんと襟を正さなきゃいけない問題ではないか。考えてみますと、私も前のゼネコン汚職のときに予算委員会でこの問題を質問したことがございました。そのときに、大変建設省も、天下りの凍結とか、いろいろな形で襟をきちんと正すとはっきりとした姿勢を示したと思っておりました……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。今回の法案について、自由党として質疑させていただきます。 扇大臣、かつて自由党におられて、入札干渉罪とか大変積極的に、公共工事に関する不正行為を弾劾しなきゃならない、随分そういう御自身の、強い大臣個人の意向もあって、今回のこういう法案になってきたのではないかと私どもも大変評価させていただいているところです。 まずは、今回、入札制度について、本来、会計法の二十九条の三、また地方自治法の第二百三十四条の第二項では一般競争入札が原則となっていますね。その実態はどうやら指名入札という形に流れているようですが、まず、大臣としてその点についてどうお考えなのか、お……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 マンション管理の適正化の推進に関する法律案なんですが、現在、行革、行政改革の流れのもとに、各種審議会とか財団法人、社団法人等も含めていわゆる官の天下り先あるいは無用な資格、そういったものについてはできるだけこれを整理して廃止していかなきゃならない、そういう流れの中で、うちの党としても随分、きょうも朝から大分部会でいろいろ討論したんですが、その点について、まずいろいろ疑念をお聞きしたい、そう思っております。 財団法人マンション管理センターについてと、もう一つ社団法人高層住宅管理業協会、いずれも今度の法案で、九十一条と九十五条、それぞれに一つの法律の中……
○山田(正)委員 自由党の衆議院議員山田正彦です。 今回の鳥取西部大地震は、マグニチュード七・三、大変大きな地震だったわけですが、幸いにして死者は一人もなく、そうはいっても家屋の倒壊等かなりの被害があり、いまだに避難生活をしている方もいらっしゃることで、何とかその復旧、また今後の対策について質問させていただきたい、そう思っております。 最初に、こういった地震の予知について、科学技術庁の渡海政務次官にお伺いしたいと思います。 前回の阪神大震災のときには、松田時彦東大名誉教授が、地震の引き金になる活断層について要注意である、そういう警告をしておったということですが、こういった活断層について、……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 農水産物の対外的ないわば交渉の中で、実はWTOと同様に水産の問題、その中で、ことしの八月、実は中西部太平洋における高度回遊性魚種資源の保存管理に関する条約がハワイのホノルルで採択されてしまいました。いわゆるMHLC、マグロの条約、国際的な規制以上に沿岸漁民にとっては大変なことであります。私はそう思っております。 それで、その交渉の責任者として交渉に当たられました川本水産次長さん、実は、この交渉は一九九四年から各国で続けられてきておりますが、この交渉において、事前に沿岸漁民に、こういう交渉がなされている、こういう交渉について今こうなっているという説明……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 それでは、私の方から、きょうは日航機同士のニアミス事件についてお聞きいたしたいと思います。 大変な事故にはならなかったのですが、ニアミス事故というのは、今や結構頻繁になされているような報道も伺っております。アメリカの連邦航空局によりますと、現在の事故率のままで、このまま二〇一五年になりますと、恐らく八日に一件の全損事故が発生する、そういう予測すらなされているようですが、ひとつ副大臣に、ニアミス関係について今どのような実態にあるか、先ほど細川先生も聞いておられましたが、少しお話を伺いたいと思います。
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 今、日本の不景気も大変なところまで落ち込んでまいりました。御承知のとおりです。失業率も史上最大というところまでまいりましたが、その中で、各金融機関の不良債権、これを何とかしなければ大変なことになるんじゃないかと海外からかなり御指摘があるようです。 住宅金融公庫、言ってみれば金融機関の一つだと思うんですが、ここでの不良債権、いわば支払いが不能になった部分とか、あるいは将来支払いが困難と思われるような債権とか、そういった金額について、今現在どれくらいあるのか、ひとつ公庫の総裁からお聞きしたいと思います。
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
家田先生にお聞きしたいのですが、地下鉄の日比谷線中目黒の事故調査に当たられたということですが、そのメンバーの構成と、実際の調査に当たった、例えば鉄道の摩耗の度合いとか、そういった専門家が当たられたと思うのですが、どういうスタッフで、どのようなメンバーでやられたか、期間もどれくらいのスピードでやられたか、それをちょっとお伺いしたいと思うのですが。
【次の発言】 そうすると、家田先生、その六回の検討会の中で、先生自身としては、十分な検討がなされた、あるいはちょっとまだ不満であったとか、あるいはワーキングの調査結果が不十分であったとか、そういうところの先生……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。これから質問させていただきたいと思います。
最初に、先般ありました日航機ニアミス事件のことで、事故調の委員長にお願いいたします。
事故調は、この事実、いわゆるニアミスがあったということを知ったのは、何時ごろでしょうか。
【次の発言】 七時五十分に、事故調としては、日航機ニアミス事件の報告を受けたということですが、扇大臣にちょっとお聞きしたいと思うのですが、今の法律でいきますと、十六条では、事故を知ったら、直ちにいわゆる事故調に報告するというふうになっていますが、直ちに報告ができたわけでしょうか。
事故を知ったのは、私の調べでは、たしか事故発生が三時……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 きょうは、倉庫業法の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきたいと思います。 先ほどから大臣の答弁を聞いておりました。日本は物流コストが大変高い、そのためにいわば国際競争力を失ってきている、まことにもっともなことで、ダボス会議とかパレルモのG7等々におきましても構造改革をしろということが言われているわけです。 大臣にお聞きしたいのですが、諸外国に比べて、アメリカに比べて、果たしてどれくらい物流コストは高いのでしょうか。大体わかっている範囲で結構です。そして、どこにそういう原因がおありとお考えでしょうか。
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 きょうは、一昨日の一般質疑も兼ねて、法案の質疑をさせていただきたいと思います。 まず、都市緑地保全法の一部を改正する法律案と農住組合法の一部を改正する法律案、これを読ませていただきましたが、いわゆる都市緑地の放置されたものを、自治体とかあるいは第三セクターとか、そういったものがかわって管理してやろうではないか、また、農住組合法もそうなんですが、いわゆる交換分合をスムーズにやろうではないか、そういう法律だと読ませていただきましたが、実際に、今の小泉政権になって、小さい政府をはっきり目指しているとすれば、必要ない法律はできるだけ整理してもう廃止してしま……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 水防法の一部を改正する法案と気象業務法の一部改正法案について、質疑させていただきます。 実は私は、もう二十年も前になりますが、長崎大水害のとき、家がたまたま中島川に面してあって、あっという間に水かさが胸元まで来るという、大変恐怖の経験をしたことがありますが、本当に洪水というか、水害は大変厳しいものだと。それで、それについていろいろ論議し、かつ水防法をこうして改正していくことは大変ありがたいことだ、そう思っております。 ところで、この水防法の一部改正案を読ませていただいたときに、この前の東海大水害のように、大洪水が刻々と迫ってきたときに、国としてで……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 私どもの自由党は、特殊法人を原則なき民営化、いわゆる行革をずっとうたってまいりまして、これからもそのつもりで、殊に国鉄の改革、JRになってからは、いかにそれが効果的であったかということは、この委員会で、これまでの審議でるる明らかになってきたところです。 それで、これから民営化について、例えば道路公団とかいろいろ出てくるかと思いますが、それに先立って国鉄の改革が昭和六十二年度になされましたが、それ以来国としてどれだけの債務を負担してきたか。まず、六十二年、改革当時、九州JR、四国JR、北海道JR、三島それぞれに運営基金を、あれは譲与したんですね。そう……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
倉沢教授にお聞きしたいんですが、いわゆる政府が再保険をするという制度、これは諸外国においてもあるんでしょうか。日本固有のものでしょうか。
【次の発言】 日本だけこういう制度をしておった。長いことこうしてやっておったわけですが、なぜこういうことをやってきたのか、むしろそっちの方がおかしいかなという気がしないでもないのです。今回、こうして廃止されるということで結構だと思っております。
日本の場合に、自賠責保険と任意保険と二階建てになっていますね。これは、本来任意保険だけでいいんじゃないか、自賠責は要らないんじゃないかと私はかねがね考えておったんですが、……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
国の再保険の制度をやめるということでの法案審議なんですが、この再保険制度は、もともとどのような理由で、どのような事情でできたものでしょうか、副大臣。
【次の発言】 この再保険の制度、もともと、今は金融庁なるものですか、いわゆる保険会社は、当然国の認可事業とか、そういったかなり信用性のあるものに対して業務として認められてやっている、それに対してさらに国がリスクヘッジのために再保険をかける、これはちょっと納得いかないのですが、外国にもそのような例があったのでしょうか。
【次の発言】 韓国は、私も調べましたが、日本の制度をまねてやったということで、いわゆる……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。本当に、参考人の先生方、お忙しい中、こうしてありがとうございました。 私の方から今回の土地収用法の改正について何点かお聞きしたいと思います。 森地教授のいわゆる公共事業の時間管理概念という考え方と、半蔵門線の、どれだけ損失であったかという資料を見せていただきまして、本当にそのとおりだと参考にさせていただきます。 実は、公共事業、社会資本の整備の面で、日本はかなり高い数値というか、この先生の資料で見ると六・九ぐらいいっていて、あとの各国、アメリカにしてもドイツにしても低い数字のようですが、これでいて、先生の方は、まだまだ社会資本の整備は日本はおくれて……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
土地収用法の改正についての質問をさせていただきます。
実は、この土地収用法の二十条によれば、国土交通大臣または都道府県知事は、土地を収用し、または使用する公益上の必要があるときに、いわゆる土地収用に関する事業だと認定できるということになっていますが、この国土交通大臣と都道府県知事というのはそれぞれ、事業において、どっちが国土交通大臣がやる、これは都道府県知事がやるというふうに分けられているのでしょうか。
副大臣、通告しておったはずなんですが。では、風岡さん。
【次の発言】 それでは、公団等というと、例えば空港公団とかそういったものは大臣の所管にな……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
昨年の暮れでしたか、海上保安庁の那珂湊保安部においての、いわゆる捜査事件等について時効になってしまった案件での処分について、私も理事会でかねがね、氏名も公表せずに単に二十分の一の一月の減俸処分というのはけしからぬと訴えてまいっておりました。その件についてきょうはただしてみたい、そう思っております。
長官にお聞きしたいんですが、いわゆる海上保安庁の職員が、いわば海上における犯罪捜査、事故調査においては、どのような法律のもと、どのような権限があるのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 いわゆる海上保安庁法三十一条と刑事訴訟法によれば、いわば警……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦でございます。 私どもは、この法律の立法された当時の趣旨、いわゆる阪神大震災によって多くの人がその犠牲に遭い、その命、財産が失われた。これから先、この日本において地震によってそのようなことがなされないように、防災のためのいわば緊急事業、これが地震防災対策特別措置法、こうなったのではないか。 この法案は、もとは各党派が一緒になって委員長提案でなされた法案でありまして、私ども自由党としては、この法案をさらに延長することについて、当然異議ありません。今回は、質疑ではなく、賛成の意見の陳述をさせていただきたい、そう思っております。 述べるに当たって、この法案の問……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 私は、今いるところが五島とか壱岐、対馬、いわゆる長崎県の離島、言ってみれば漁業で食べているところの出身でございまして、今本当に漁業は大変疲弊してしまったと申しますか、いわばかつての漁獲量、この水産庁の資料によりましても、十四、五年の間に約三分の一に漁獲量は落ちて、しかも輸入が二・五倍ぐらいにふえた、その中で魚価も大体半分ぐらいに下がった。これじゃやっていけないのは当たり前でありまして、今漁民の悲鳴が聞こえるというのが実情なんです。 その中で、実はEU諸国において、いわば漁師の皆さん方、外国から、ノルウェーから安いサバが入る、そういったときに、国境措……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
きょうは、サービサー法の改正案について質疑をさせていただきます。
このサービサーの債権回収制度、これができてから既に二年四カ月になるわけですが、実際の運用においては順調にいっているかどうか、業者等は今どういう状況にあるのか、そういった実態についてお願いします。
【次の発言】 私も、実務として弁護士をやっておりますと、消費者金融等によってお金を借りた人が返せなくなって、大変暴力的な取り立て等々によって自殺者等々もかなりあるわけなのですが、サービサーに回収取り立てがかわってから、貸金規制法違反行為のような取り立て業務、違反するようなおそれ、違反したよう……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 大変残念なことに、きょう発表されました生産指数、これによりますと、実は前月比マイナス三・九%、これは大変な事態だ、そう思っております。先ほどの株価が、一万三千円を割って一万二千八百八十三円。日銀は早速、公定歩合を〇・一%下げて〇・二五%にしたようですが、このような大変な事態。日本経済はどんどんどんどんとどまるところを知らないぐらいに落ち込んでいる中で、一体、政府の対応は、日銀は少なくともすぐに〇・一%下げた、この予算も含めて具体的に宮澤財務大臣に、どうやってこの危機を救うつもりか、まさに今、国難のときを日本は迎えているのではないのか、ぜひお聞きしたい……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 道路公団の民営化あるいは特殊法人の廃止、こういった問題、事に道路公団の問題は、私もこの委員会で三回にわたっていろいろ聞いてまいりましたので、きょう、また改めて大臣にいろいろお聞きしたいと思っております。 まず、大臣、道路公団はこれまで、大幅な赤字なんじゃないか、第二の国鉄と言われるんじゃないかとか、いろいろマスコミでも騒がれておったんですが、このほどやっと、民間企業に仮定した場合の財務諸表、これを道路公団としても発表された。その中で、道路公団は、一体、民営化に当たって今黒字なのか赤字なのか、そして資産は、あるいは債務はどうなのか。 まず、損益の面……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 きょうは一般質問で、前々から道路公団の話をずっとやってまいりましたが、委員長に、きょうは石原伸晃行革大臣に、道路公団の改革問題で論議したいのでぜひとも御出席いただきたいと再三にわたって、前回の委員会でもその旨申し出ておったのですが、きょう残念なことにやはり見えられませんでした。ひとつ、どういう理由で見えられないか、委員長にお聞きしようかと思っておったのですが、ぜひ、議事録にこの件はとどめておいていただいて、私の方は質問を続けさせていただきたい、そう思います。 先ほどの大臣のお話の中で、本四公団の赤字を日本道路公団あるいは首都高速道路公団、その三公団……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
私は、昨年、三宅島の火山噴火で全島避難という不幸な結果になった後、一度三宅島に災特で行きまして、その後、先般また行ったわけですが、前回のときはすごい灰で、大変な状況で、これは大変だなと思っておりました。
ところが、今回行きましたらかなり落ちついた状況で、大分復旧工事も進んできたんじゃないか、そう感じたんですが、いわゆる島にいつか帰島するとしてのライフラインの復旧程度、それをまずお聞きしたいと思いますが、現在、道路の復旧状況はどの程度まで回復しているのでしょうか。どなたでも結構です。
【次の発言】 いわゆる水道、ガス、そういったものの復旧の程度はどう……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
井田先生にお聞きしたいんですが、火山ガスの先生の資料によりますと、二〇〇〇年アベレージ一日四万二千トン、それから二〇〇一年アベレージ二万三千トンの火山ガスとなっているようですが、これでいきますと、二〇〇二年ですか、来年度あたり一万トン以下となって、何とかいわゆる火山ガスとの共存といいますか、そういう可能性が十分出てくるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 先ほどから松原仁議員の方で、いわゆる一時帰島と本格的な帰島の間のショートステイ的な、例えば一週間帰島するとか、そういった形での帰島ができないかというお話がありましたが、今の井……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 大臣、副大臣、いずれでも結構ですが、私は、若いころから十数年、牛だけで四百頭、豚だけで年間八千頭を出荷しておりましたので、いわゆる畜産を実際にやっていた者でございます。そういう中で、今の現況というのは、もう何度もいろいろな質問もあって、現況は大臣もよくおわかりだと思います。どうしてこうなっていったのか。ひとつ大臣に、虚心坦懐にお答えいただきたいと思います。 まず私の質問は、一九九六年イギリスで、狂牛病が人間にも変種のヤコブ病として感染するんだ、そういうことがほぼ明らかになった時点で、一体それまで肉骨粉というもの、これを日本はいわゆるイギリス初めEU……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
大臣にお聞きいたしますが、いわゆるEUの評価書、今、筒井議員も聞いておりましたが、このEUのステータス評価、評価書の案とはなっていますが、これを、その存在を知ったのは、大臣、いつですか。大臣に就任してすぐですか。
【次の発言】 新聞を見るまでは知らなかった。
【次の発言】 それじゃ、新聞を見てから全文を読まれた。いかがですか。
【次の発言】 実は、連合審査の前、十一月だと思うんですが、私が質問通告の中で、新聞でやはりEUから警告しているというその報道を広くなされていましたから、その報告案、これがあるはずだから、これを出してほしい、そういう話をしました……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 今回の改正でもって取締役の法的責任の軽減措置というわけですが、実は、ローカルの銀行なんですが、取締役が刑事責任を問われて、実際にその取締役そのもの、彼は二十億ぐらいの資産を持っておった、当然、その銀行としては訴訟して、損害賠償を請求するわけです。今回、この規定によると、六年分の代表取締役の報酬しか請求できないということになれば、本来二十億ぐらい請求できるものが、仮に二、三億ぐらいで終わってしまう。そうすると、取締役、会社にとって悪意でもってというか、重過失といいますか、損害を与えた者に対して不当に恩恵を与えるようなことになりはしないか、当初からそんな……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 久しぶりに国土交通委員会で大臣に質問させていただきます。 きょうは離島振興法の一般質疑ということで、離島の抱える問題について、ひとつ皆様方にお聞き願い、そして質問させていただきたいと思っております。 まず、これは対馬の美津島でのガソリンの小売、これの請求書、伝票なんですが、これによりますと、島でガソリンがリッター百三十円になっております。大体、今、東京とか大都市あるいは普通の本土ですと、リッター九十何円から百円というところなんですが、島では異常に高い。ガソリン、百三十円平均ぐらい、離島では。 さらに、軽油にしても、調べてみますと、全国平均が八十……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
三宅島の噴火が相変わらず続いておりますが、昨年十一月に、私ども、三宅島に行ってまいりました。その後、三月になるわけですが、噴火のガスの状況は一体どうなっておるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 十一月の時点よりも幾らかガスの噴出量は下がってきているというのは事実なんですか。
【次の発言】 きのうも、一時帰島というのですか、三宅島の皆さんにとって島に帰るというのは、それは大変思いがこもっての帰島なんでしょうが、なかなか実現しないでおります。
そんな中で、ひとつ活火山対策特別措置法を早く適用すべきではないのか、そう思いますが、大臣、どう考えら……
○山田(正)委員 自由党の山田です。
西野さんにお伺いしたいのですが、三宅島から八丈島に行かれて、八丈島でユリの栽培をしているというのを新聞で私、見ていまして、大変頑張っていらっしゃる、一度お会いしてお話でもお聞きしたいなと思っておったのですが、きょう参考人で伺いました。
どうですか、今、八丈島の方でユリの栽培をやっているようですが、八丈島で現在十分やっていけますか。農業です。
【次の発言】 どうですか、ここ一年半か二年もすれば三宅島に戻れそうなお話があるわけなんですが、あなたとしては、もしこれが落ちついたら三宅に戻って、もう一度そこで、レザーファンとか今までやっていた三宅島での農業を再開……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。きょうは参考人の先生方、本当に私にとっても大変驚くようないろいろお話をいただきまして、ありがたく思っております。 溝上先生にお聞きしたいんですが、先生からいただきました資料の中で、GPS観測により測定された平均的な地殻変動、この中で、一九九八年から二〇〇〇年までの一年当たりの換算と、その次の十六ページにあります、逆の方向に地殻変動が動き始めた、これはついごく最近のことなんでしょうか。 もしそうであったとして、これは先生が東海地震発生のメカニズムを八ページにつくっておられますが、いわゆる固着域がはがれるという現象なのかどうか、私、その辺がよく聞き取れて……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
三宅島の現在の状況等について質疑させていただきたいと思います。
まず、火山ガスが日量一万トンを切ったんじゃないかという最近の情報ですが、一体、本格的帰島ができるには、どの程度の火山ガスが日量出るようだったらできるとお考えなのか。大臣か、あるいは副大臣でも結構です。
【次の発言】 桜島並み、三千トンを切るようだったら本格帰島をするという、大臣、どれくらいだったら本格的帰島をし、どれくらいの火山ガスだったら一時帰島あるいはショートステイという形なのか。
もう既に二年たっているわけですから、それなりに、大臣として、また災害対策の本部として、今度、三宅島……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。鳥取県の片山知事さん、鳥取大地震の際に、十一日目にして住宅支援を決断なさったということで、私ども、大変感心しておったといいますか、きょうのお話を非常に関心を持って待っておったわけなんですが、先ほどからお話を聞いておりまして、霞が関の反対を押し切ってやられたということで、大変深く感心いたしております。 その中で、実は災害があって十一日目ですから、その被害の実態というのは余り把握できていなかったと思うんですが、例えば一戸建てかえに三百万要するとした場合に、見込み件数等々もあったでしょうが、実際に、最大限どれくらいまで県が負担しなきゃいけなかったろうか、そう……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
大臣にお聞きしたいと思いますが、活火山対策特別措置法、三宅島を何で早くその地域指定しないのかということを再三この委員会で言ってまいりましたが、先般、七月五日でしたか、地域指定いただけたということで、ほっとしているところです。実際、随分かかったわけですが、どういうことでやっと活火山の地域指定をするに至ったか、その事情を簡単で結構ですが、大臣。
【次の発言】 その地域指定を受けたわけですが、それによって、避難施設緊急整備事業というのを国が直接やれることになると思うんです、この法律によれば。
具体的に、今ちょっと大臣からも話がありましたが、一時帰島して、……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
BSE問題についてお聞きをしたいと思っておりますが、まず、副大臣にお聞きしたいと思いますが、肉骨粉の買い入れ、これはどのような基準で、どのようになされておられますか。
【次の発言】 私の質問、ちょっと勘違いしておったようですが、国内でレンダリング業者から肉骨粉を今買い入れておりますね。買い入れるときに、価格がまずありますが、価格で、トン当たり幾ら、重量で買っていると思うんですが、そのトン当たり幾らで買っているのか。
実は、私がちょっと調べているところによりますと、政府がどんどん買い入れるわけですから、肉骨粉の中に天かすとかぬかとかいろいろなものをま……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
きょうは、畜産物価格についての審議、委員会のいろいろな質疑なんですが、実は大臣は北海道で、大変酪農にお詳しいと聞いておりますが、生産者乳価は一体どのようにして今決められているのか、ひとつお教えいただければと思います。
【次の発言】 ちょっと、私が聞いたのはそういうことではなくて、乳価の取り決め方、いわゆる指定生産者団体とメーカーとの取引の価格はどのようにして決められているのか。副大臣、結構です。
【次の発言】 相対取引でいわゆる百五十ぐらいのメーカーと生産者団体がやっているということは、力の差によって価格が大分変わってきているんじゃないか。私が聞いて……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 きょうは金融二法案についての審議ですが、その金融二法案の審議に入る前に、きのう発表がありましたBSE問題に関する調査検討委員会報告について、大臣に二つほどお聞きしたいと思っております。 まず、この報告書の中で、大臣が大臣になってからの問題、いわゆるEUのステータス評価の問題です。 これは当然、大臣、こういう書類があって、この報告書の中にははっきりと、「もしも、EU報告書案の内容が国民にあらかじめ知らされ、これらの対策があらかじめ取られていれば、当面の風評被害は起きても、今回の発生時に起きた大きな社会混乱は防げた可能性が高い」。それに対して、なぜこ……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
大臣にお聞きしたいと思うのですが、今、野菜の価格は低迷しております。ちょっと調べてみますと、平成十年の四月、十一年の四月、十二年の四月からしますと、約半分近くまで落ち込んでいるんじゃないか。ことしですね。そうすると、これだけ野菜の価格が落ち込んできたということは、大臣、どこにその理由、原因があると思われますか。
【次の発言】 今、大臣言われましたが、一番大きいのは輸入にその原因があるんじゃないか、そう考えてよろしいでしょうか。
【次の発言】 平成三年から平成十二年、約十年間で、自給率九〇%が八二%に約一〇ポイント下がった。輸入量を調べてみますと、百十……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 きのう、生産者、流通業者のいわゆる参考人質疑は大変有意義だったと思うんですが、中でも大臣にぜひ聞いていただきたかったのは、量販店において輸入野菜を二割ほど扱っている、その輸入の野菜が一般の需給関係よりもさらに生産地の価格を引き下げて、そして現在、一昨年の四月当時の野菜の価格より四割ほど下がってきているという現状、大変な状況にあるということ。 だから、野菜価格の安定は、まずその輸入の、いわゆる中国向けの経過的セーフガードの適用を果敢に遅滞なくやるべきことじゃないか、それをぜひ肝に銘じていただいて、その上で、本題、今回の野菜生産出荷安定法の一部を改正す……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
BSE法案について、四野党で先に法案を出しておりました。その後、自民党、与党三党からも法案が出され、今理事会を通じながら、合意案がほぼ各党党内手続が終わったところですが、大臣に、この新しいBSE法案について、基本計画も含め、その中身をひとついろいろと質問させていただきたい、そう思います。
まず最初に、問題のへい死牛、いわゆる死亡牛なんですが、これの検査、これはEUでは現在どのようになっているのでしょうか。端的に答えていただければ。
【次の発言】 死亡牛の全頭検査を今EUでは行っているわけですが、その中で、一般の屠畜場に運ばれている牛と違って、このい……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 きょう、まだ大臣がお見えでありませんので、副大臣にお聞きしたいと思っております。 BSEの法案が先般通ったんですが、副大臣に随分いろいろと御尽力いただいて、その中で、きのうちょっとお話を聞いて気になることが一つありました。 中小企業、いわゆる零細企業の流通業者、小売業者等々に対して、必要な措置といいますか、当然、無担保無保証、超低利の融資、千二百五十万の融資の案件ですが、これについて十分その対応をしていただくとお話をしておったんですが、どうやら、お話を聞いたところでは、昨年度の三月、だから、BSEが九月に発生して以来の決算書、いわゆる直前の決算書……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 今雪印の問題であれこれ狂牛病の問題はさらに深刻になりつつあるようですが、私の方はこの狂牛病関連のことで質疑させていただきたいと思います。 実は、EUからのリスク評価、今私の手元にございますが、EUからのリスク評価を、私、昨年の農水委員会で何度も農水省に、これがあるはずだから、国会議員ですし国政調査権ありますし、出してほしい、そういう話をしましたら、農水省の方では、事務方ですが、そういうものはないという回答でした。 ところが、昨年末、実は毎日新聞がその存在をスクープした。それからやっと農水省としては私どもの手元にこの書類、いわゆるEUのリスク評価を……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 今、テレビで、新聞で、連日雪印の問題が報道されておりますが、この十月十八日、いわゆるBSE問題での全頭検査をする以前の牛肉の在庫、これの緊急保管対策事業について、ひとつ農水大臣からお聞きしたいと考えております。 これはもともと、農水省は、安全宣言をする十月十八日以降の肉はもう大丈夫ですよ、それ以前の、十月十七日以前の牛肉を隔離保管しましょうということから始まった事業だ、そう思いますが、その中で実は一番危ない危険部位、すなわち内臓とか骨とか、そういったものはこのいわゆる保管対象からなぜ外したのか。大臣、明確にお答え願いたいと思います。
○山田(正)委員 沖縄北方問題に関する特別委員会、私、初めてでございまして、支援委員会のことについて少し調べさせていただきました。外務大臣にお聞きしたいんですが、九三年以降、支援委員会が開かれないままに拠出されたいわゆる北方支援の金額は、幾らぐらいに上りますか。
【次の発言】 通告しておりましたが。
【次の発言】 大事なことでありまして、きちんと通告しておったのに、大臣、それを後で調べてお答えするというんだったら、私としては質問できなくなってしまいますから、これは、今後こういうことのないようにしていただきたいと思います。
それで、私の手元にある、支援委員会の国際機関に対する拠出金及び分担金に……
○山田(正)委員 きょう水産問題でいろいろ聞こうかと思っておったのですが、急遽ひとつ、大臣元秘書官の口きき疑惑について、大臣にいろいろ釈明を求めたい、そう思っております。 大臣、問題のこの桜丘の、宮内秘書官が購入した一軒家の件なんですが、これで、この前予算委員会で、いわゆる預金その他を取り崩して約三千万、そうおっしゃいましたが、私の方で質問通告で、その三千万の預金というのは、預金できるということは大変なことなんですが、まだ四十六歳ぐらいですね、その預金をどういうもので積み立てたかということについて質問通告しておったのですが、調べていただけたと思いますので、御回答いただきたいと思います。
○山田(正)委員 私は、諫早の隣の大村に今住んでおりまして、状況はかなりわかっているつもりではいるんですが、ひとつ、森参考人に先にお聞きしたいんですが、いわゆるノリの酸処理ですね。この酸処理の実態なんですが、これをどうやって行っていますか。手短に。
【次の発言】 その酸処理なんですが、船の中に、そういう塩水と酸ですね。その酸の種類なんですが、食用になるような酢酸とか、害のないようなそういったものならいいんだけれども、非常に安い塩酸とかそういったものを使って、そして網をつけますよね。ノリ網というのですか、つけた後、それを出して、その船の中にいっぱい入れた酸処理の海水とまぜたもの、これをそのまま海……
○山田(正)委員 引き続き疑惑を聞きたいところですが、きょうは有明法案について大臣にお聞きいたしましょう。
平成十二年にノリ被害があった。その前から、タイラギ、巻き貝等々がかなりの被害を有明海で受けてきている。これはどこに原因があるのかといろいろ今まで取りざたされてきましたが、私は、酸処理が問題なんじゃないか、そう思っています。大臣、酸処理の実態はおわかりですか、有明海。
【次の発言】 きのうの質問通告で、大臣に酸処理の実態を必ずレクしておくように、大臣から酸処理の中身を御答弁いただきたい、そう言っておったので、今のような回答では困る。
○山田(正)委員 今回の無登録農薬、これが発覚したというか、山形県警が七月三十日に逮捕をした、それから大きくなったわけですが、以前からうわさがあった。
質問通告はしておったんですが、大臣、農水省としてはいつごろからその事実を聞いておったでしょうか。
【次の発言】 農水省に昨年、ことしじゃないです、平成十三年に、山形県のいわゆる農水課ですか、そこから相談があった。それで、どのようなことをその相談に対して農水省はお答えしたのか。
【次の発言】 農水省としては、その大事なこと、いわゆる無登録農薬が大量に使われてきているという事実、そういったものが山形県から報告がありながら、単に県に指導するだけで、……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
今回のペイオフ延期の法案について、ひとついろいろ聞かせていただきたいと思いますが、農協、漁協、この系統のいわゆる総貸出額といいますか、債権額はどれくらいなのか。まず、総債権額の貸出額を。
【次の発言】 その貸出額のうちに、今、いろいろな不良債権とか、あるいは破綻先、実質的破綻、第四分類ですかね、破綻懸念先とか要注意先債権とかありますが、その分類に分けると、いわゆる不良債権、破綻先と実質破綻先、これはどれくらいの金額、また、破綻懸念先はどれくらいか、要注意先はどれくらいか、質問通告しておったと思うんですが、それをお聞かせ願いたい。
○山田(正)委員 私どもが地元に帰りますと、本当に、倒産企業、夜逃げ、自殺、破産、そういったことばかりであります。そんな中で、竹中金融大臣の不良債権の償却、これを急ぐ、そうなりますと銀行が、新聞に載っておりましたが、三十兆円もの回収を、いわゆる貸し金の回収を、貸しはがしをやるということになりますと、総理大臣、そうなりますと、いよいよもって、今まで優良な企業だと目されたものでもどんどん倒産していく、失業者はどんどんふえる。こんな中で、まさに我々は本当に真剣にこの経済の再建というものを考えなきゃいけない。補正予算等について四野党、これも今合意したそういった見解について、我が党もそれを述べるべきとこ……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 沖縄の問題について質問させていただきたいと思います。 先ほど細田大臣、政策上沖縄で一番今大切なことは何かと下地議員に聞かれたときに、いわゆる所得が低い、全国平均の七割しかない、そういうことをおっしゃっておられました。また、先ほど白保議員が、沖縄において若い人のいわゆる求職、非常にこれが少なくて、今大変な社会問題になっているというお話もしておりました。 そんな中で、実は、沖縄振興特別措置法、これによって税法上の減免措置をやっている。いわゆる企業を誘致し、そして沖縄にある企業を元気出させるために、いわゆる法人税等の減免措置をしている。それが実際に効果……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
イラクにおけるアメリカの武力行使が大変緊迫して、この四十八時間を今過ぎたところですが、一つ茂木副大臣にお聞きしたいんですが、今度の戦いにおいて、アメリカから事前の通告、これはなされるふうになっているのでしょうか、なっていないのでしょうか。
【次の発言】 詳細を明らかにすることは差し控えると。事前通告があるかないかということは、その具体的な内容の詳細という意味じゃないわけで、ただ、いわゆる同盟国として日本はアメリカの立場を支持したいと言っているわけですから、同盟国である以上、その通告もないと言ってもいいのですか。詳細な内容を聞いているわけじゃないので、……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 沖縄島民にとって、島のみんなそうなんですが、いわゆる交通機関としては、その足として船か飛行機。ところが、沖縄にとっては、そのほとんどが飛行機に頼っているんじゃないか。例えば長崎県の場合に、対馬に至っては七割の人がすべて飛行機に頼っている、そういう状況ですから、九割以上はそうじゃないか、そう考えております。 その飛行機運賃が日本の場合、非常に高い。沖縄においては、航空燃料費の割引、減免等々が幾らかなされておりますが、それでも、私が配りました資料を見ていただけばわかりますとおり、普通運賃で片道三万四千五百円ですね。非常に、距離からすれば奄美大島よりも安……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 大臣、聞いていただきたいんですが、私は佐世保でもう三十何年弁護士をやってまいりましたが、米軍の犯罪等々について大変悔しい思いをしたことが過去二、三十年前にございまして、いまだに忘れられません。日本で日本人の女性に被害を与えながら当の米軍兵士がいなくなったということがありました。沖縄でも、やはりそういう被害を与えながら民間機で兵士がいなくなったということがかつてあったと聞いております。そういういろいろな問題、それは、基地周辺では確かに頻繁とあっているわけなんです。 それまでの行政協定から、地位協定が一九六〇年にできた。それは、何のために、どういう目的……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
きょうは、出資法の改正についてお聞きしたい、そう思いますが、この今回の改正案なんですが、一〇九・五%で、いわゆるやみ金、無登録業者が金を貸した場合、この契約そのものは有効なのか。有効であるとして、利息だけは払わなくていいけれども元本は払うという改正なのか、その辺で、イエスかノーかでお答えいただければと思います。
【次の発言】 局長は私の質問をよく聞いていなかったようで、私が言っているのは、いわゆる一〇九・五%を超えるじゃなくて、その範囲内で、一〇九・五%で貸した場合はどうなるのかと言ったので、もう簡単に答えていただければ。
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 きょう、自由党として、私として、本来、大臣に質問すべきところですが、我が党の方針としましても、大変申しわけありませんが、大臣の疑惑等々の審議が予算委員会で終わるまでは大臣に質問できないということで、ひとつ副大臣にお聞きしたい、そう思います。 まず、漁協合併の促進法に関する問題なんですが、漁協は今、私も浜を回っていますと、大変経営状態が悪いというか、かなりのところが累損、そして今期も赤字だ、そういうところ。私は、五割ぐらいは、半分ぐらいはそうなんじゃないかなというふうに実感しながら戻ってきた経緯があるんですが、一体、漁協全体の経営内容はどうなっている……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。新しい大臣のもとで初めて質問させていただきます。 実は、先般、有明法案を議員立法で成立させることができました。その中で、私ども自由党が提案して総量規制の条項を、十八条の二項の中に「有明海及び八代海の海域に流入する水の汚濁負荷量の総量の削減に資する措置を講ずるものとする。」そうなっておりますが、実際に、この三月までにということで、農水省も、基本計画、指導計画というのですか、そういったものを、環境省ですか、いずれかそういう対応をした、そう考えておりますが、実際、簡単でいいんですが、どのような総量規制についての措置をしたか、環境大臣政務官にお答えいただきたい……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 林業の問題というのは大変厳しいところにありまして、今、今田先生が知っている人で三人も自殺したということですけれども、確かに、四十年、五十年かかって育てた木が、一本、〇・三立米ぐらいで三千円。ところが、それを山から切り出して持ってくるまでに、その他経費で三千円かかる。むしろ持ち出しであって、林業は赤字になっているのが実情である、ということは農林水産省にとってゆゆしき問題なんです。 このままでいくと、日本の国土の山林が荒れてしまう。荒れてしまうと、まさに、一度テレビでも見ましたが、四万十川が汚れてしまった。増水が起こった。そこは、間伐もせずに、細い林内……
○山田(正)委員 きょうは亀井大臣に、このトレーサビリティーの問題、これを少し議論させていただきたいと思っております。 きのう、私ども農水委員会で大宮の方に、埼玉の方に視察に行ったわけです。その中で高橋畜産商事の社長さんのお話を聞いたときに、深谷牛二頭についてはトレーサビリティーは何とかできる、あと、そのカット屋さんですが、扱っている三百頭の牛、F1、交雑種等については正直にとても不可能だという話を申しておりました。 これは大変手間暇というのはかかるわけなんですが、現実に、一頭ずつの部分肉、さらにスライスされた肉までの個体管理というんですか、これは大臣、できるとお思いですか。
○山田(正)委員 大臣、この前のトレーサビリティー法案の審議のときにお聞きしておったと思いますが、今、本当にこれが実施されるとなると、生産者にとっても、耳標をつけることぐらいなら簡単なんですが、どんなえさを使ったかということをすべて記帳していかなきゃいけない。そして、食肉業者にとっても、それを今度仕分けするとき、いわゆるカットするときに、一々、どの肉であるということを、それぞれシール、それを張っていかなきゃならない。 そういう大変なことで、言ってみれば、食肉生産者及び流通業者まで含めて、私としては、一割から二割近い生産コスト、いわゆる高いものにつく、負担がかなり重いものになる。そういうところ……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦ですが、今の民主党の鮫島議員の質問に続けて、須賀田局長にまずお聞きしたいと思います。
いわゆる二種類の今アメリカで扱っている成長ホルモン、この成長ホルモンを日本で農家が使ったら違反になる、罰せられる、それはどうなのか、今現在。
【次の発言】 局長、使えるか使えないかじゃなくて、使ったら罰せられるのか、今現在罰せられないのかと。それに簡潔に、そうではない、そうであると答えればいいだけなんです。
【次の発言】 さっきからの話とは全く違うと思うんだけれども。
日本国内で使用したら、大臣、聞いていただきたいんですが、罰せられる。ところが、アメリカでその二種類の成長……
○山田(正)委員 米の問題で大臣にお聞きしたいと思いますが、ちょっと順序を変えまして、いわゆる区分出荷の話からお聞きしたいと思います。
いわゆる減反をやめて生産数量でもって割り当てするという制度になるわけですが、そうした場合に、生産数量に見合った反別を各農家に配分するということに当然なると思います。
そうした場合に、仮に作柄が一〇三、いわゆる普通作よりもちょっと多かったとした場合に、私の計算だと、余剰米は二十五万トンぐらい出ると思うんですが、大臣、余剰米の処理をどういう形で今度の新しい法案ではやられるんでしょうか。
【次の発言】 余剰米をそういう形にするというお言葉ですが、では、出来秋に米……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
新しい食糧法の生産調整のやり方なんですが、先ほどの答弁でも、これは各都道府県別に割り当てするということですが、前年度の各都道府県の売上実績に基づいてその各都道府県の数量を決めるのかどうか。大臣、いかがですか。手短に。
【次の発言】 どうも大臣の答弁よくわからないんですが、私が聞いているのは、例えば平成十四年度の生産数量目標が八百七十六万トン、ところが平成十五年は八百五十五万トンですから、かなり生産数量目標が減らされてきているわけですね。そうすると減反面積が、これまでのこの委員会での質疑を聞いていても、もう農家としてはこれ以上減反できませんよというぎり……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 きょうは、委員長も申されましたように、大事な食糧法案の最後の審議なんですが、どうやら与党席はほとんど理事が欠席で、いかに与党が政府案に失望しているか、それとも、いわゆる食糧法案に対する真剣な態度が足らないんじゃないか、そう思って、私どもは、政府案それから野党案について質疑させていただきたいと思います。 先に政府案について大臣にお聞きしたいと思いますが、いわゆる計画流通米、今まで計画流通米で三百八十万トンあったわけですが、それについては、価格が下がったときに差額分の八割を補てんしてきておった。ところが、これから枠組みが新しい食糧法では外れちゃう。そう……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 最近、いわゆる商社等が、日本で育種された品種のインゲンとかあるいはイチゴとか、そういったものを海外に持ち出して、海外で安く生産して日本に逆に輸出してくる。日本の生産者にとっては、同じものが安く海外から入ってくるということで、大変打撃を受けるという事態が頻繁に起こりつつあるという実情から、今回の法改正になったのじゃないか、そう思われます。 中でも、水際で入ってくるものについて、収穫物等について輸入差しとめができる、これは大変画期的なことだ、そう思いますが、生産局長にお伺いしたいのですが、現実には、例えばそれが本当に自分たちが育種したイチゴの品種である……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 宮田参考人にお聞きしたいと思っておりますが、先ほどのお話で、農業団体とかあるいは消費者に向けても、広く今度のハービンソン提案によって農業も打撃を受けるんだという主張に理解を求めていきたいというお話でしたが、一つ、宮田参考人に。 実は、アメリカにおいては、あらゆる穀物、米においてもいわゆる目標価格を設定して、一トン二百四十ドルぐらいだと思いましたが、実際、市場価格がその半分以下、百二十ドルぐらい下がっても、それを支持価格、いわゆる不足払いを税金でやっている。そして、農家にはそれだけの所得補償をしながら、どんどん市場が安くなったものを日本に買え買えと大……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 WTOの交渉について大臣にいろいろ御意見を伺いたい、そう考えております。 先般、谷津先生について米国とWTOの交渉を、いろいろ伺って交渉してまいりましたが、アメリカはかなり強硬であって、そのとおりいくと日本の米も農産物もかなりのところだめになってしまう、そういう状況だと思います。 アメリカは、大臣、米においても目標価格を設定して、そして、いわゆる市場価格、まあ市場価格は半分ぐらいのようですが、その不足払いを国の税金でもって行っている。大臣、そうして農家を保護してやっているわけですね。EUでも同じように、今イタリアとかフランスにおいて米をつくってお……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 集中審議で、私も法曹に携わってきた者として、実は今回の刑務所内での疑惑事件、これは一件二件ぐらいそういうことはあり得るか、あっても、変質者もいるんだから、そんな気持ちもありましたが、次々に新聞報道を見ていますと、死亡名簿のうち、二百六十人中百人が変死、そんな等々を読んでいまして、いろいろ委員会で実態が明らかになってくるにつれて、まさにこれは、戦後、法曹にとって、人権にとって最も大きな大変な事件である、そういう実感を日増しにしているところですが、ひとつ大臣も、この問題は大臣の進退ようにもかかわる大変重大なことだ、そういう認識のもとに取り組んでいただいて……
○山田(正)委員 きょうは、参考人の先生方、本当に早朝より御苦労さまです。
成田先生にちょっとお聞きしたいと思うんですが、確かに先生の、物価指数とか土地価格指数で百万ぐらいが妥当だということは、その意味ではわかるんですが、では、実際に百万から百四十万の事件を弁護士さんが頼まれて、やってもらえるのかどうか、実際にやっているのかどうかというと、なかなか難しいんじゃないかと思うんですが、そのあたりはどうお考えですか。
【次の発言】 先ほど成田先生が言っておられましたが、私も思うんですが、やはり少額、百万以下でも百四十万円以下でも、本人でやれるような簡便な訴訟制度、それを考えてやるべきじゃないかと。……
○山田(正)委員 今度の司法制度の改革で、簡易裁判所に百万から百四十万まで、いわゆる百四十万円までは簡裁代理権を授与するということで、私自身大変結構なことだ、そう思っているんです。 今、訴訟をやりたい、そう思っている一般の人にとっては、弁護士さんに頼むと随分お金が高いとかそういうことがあって、そして自分ではやれないということがあると思うんですが、では、司法書士さんにやってもらう、そうしたら、今度の司法制度改革で、訴訟費用、いわゆる報酬とか手数料等々は安くなるものかどうか。司法制度改革推進本部事務局長さん、お答えいただければと思います。
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。
上原先生にお聞きしたいんですが、例えば、短期賃借権の制度はなくなりますね。そうしますと、抵当権は、あらゆる物件に第一順位、第二、第三順位とついているわけですから、今度、その後の利用者がいつ借りていても追い出されてしまうということになると、不動産の利用、藤川先生が言っていましたが、不動産は所有から利用の時代だ、そういったものに著しく反してくるんではないか、いわゆる抵当物件そのものの価値も下がってくるんじゃないか、そんな気がするんですが、いかがですか。
【次の発言】 明け渡し猶予期間が三カ月しかないわけですから、最近、競売も早くなって、半年ぐらいで競落さ……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 今回、短期賃借権について、その制度をなくすという改正について質問したいと思います。 今どんどん新しいビルが建っていっております、六本木ヒルズビルとか。そうすると、ビルが建った場合に、必ず保存登記と同時に金融機関の担保設定がなされるというのが通常だと思うんですが、二番、三番となされていく。そういった場合に、いわゆる短期賃借権がなくなるとすると、今、この前バブルがはじけてどんどん不動産も競売物件に出されていっておりますが、それと同じように、その後の賃借権の設定、これが短期賃借権で対抗できないということになりますと、ほとんどその利用が阻害されてくるんじゃ……
○山田委員 総理にお聞きしたいんですが、先ほどから、民主党はイラクに対する自衛隊の派遣に反対じゃないかと言っていましたが、何で反対なのか、その辺の論議をしたいと思っているんです。
総理は、イラクに対する戦争を支援した、国連決議一四四一とかいろいろありますが、いわゆるアメリカのイラク戦争に対する支援、これを支援する理由、それを、一つだけ、一番大事なこと、何で支援したか、言ってくれませんか。(小泉内閣総理大臣「民主党が反対した理由」と呼ぶ)何で支援したか、米国のイラク戦争を。
【次の発言】 総理のメールマガジン、これは二〇〇三年の三月十三日なんですが、この中に、全世界に対する大量破壊兵器を持って……
○山田委員 民主党の山田正彦です。 今回の自衛隊のイラク派遣なんですが、やはりいろいろあっておりますけれども、一番問題なのは、イラク戦争の大義、いわゆる大量破壊兵器があったかなかったか、この辺は何度でもやはり我々はしっかりと考えて反映していかなきゃいけないんじゃないか、そう考えております。 デービッド・ケイさん、いわゆるアメリカのCIAの、実際に大量破壊兵器があったかどうか、その調査に当たったケイさんが、アメリカの上院軍事委員会で証言したわけですが、報告書も、アメリカ政府に、大量兵器があったかなかったか、その報告書を出した。 その報告書において、前回、イラク派遣の前のイラク支援委員会で、……
○山田委員 私は、奄美とか小笠原と同じように離島、五島列島で生まれて育ちましたので、離島の厳しい状況というのはよくよくわかっているつもりでございます。その中で、ひとつ奄振の、そして小笠原諸島振興開発措置法の質問をさせていただきたい、そう思っております。 まず、離島にとって大変、一番厳しいのは、運賃が高いということですね。例えば、奄美まで東京から行くのに、ちょっと調べましたら、かなりかかりますね。東京から奄美まで、片道の飛行機運賃が三万九千五百円。そうすると、約四万、往復で東京まで行って奄美に帰ってくるのに八万かかるわけです。これですと、格安運賃でヨーロッパまで行って帰ってくる運賃ぐらい十分か……
○山田委員長代理 次に、高橋千鶴子君。
○山田委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表して、農業改良助長法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 農業改良助長法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、農業者が求める高度で多様なニーズに対応し、都道府県の自主性を一層発揮した協同農業普及事業の積極的展開が図られるよう、左記事項の実現に努めるべきである。 記 一 協同農業普及事業は普及職員という「人」によって成り立っている事業であることにかんがみ、今後とも、普及職員の必置規制を……
○山田議員 今の質問についてお答えさせていただきますが、私どもが用意したこの鳥インフルエンザ法というのは、いわゆる家畜伝染予防法に対する特別法の関係にあります。 私どもも、当初から家畜伝染予防法は不備である、いわゆる殺されたというか屠畜処分にする家畜等に対する補償が三分の一とか、疑似患畜については五分の四とか、そういったところの改正というのも考えておったわけですが、とりあえず蔓延防止のためのインフルエンザ防止、そのためには、例えば定期的に届け出させるとか、あるいは緊急対策本部を設けるとか、そういった緊急の措置、そういった意味で鳥インフルエンザ法を用意したので、抜本的に恒久的な家畜伝染予防法を……
○山田委員 大臣にお聞きしたいと思うんですが、今、農業者、そして農協関係を回ってみますと、非常に農協の経営は厳しくなってきている。その中で、農家が今、みずからのお金で設備等をやるんじゃなく、いわゆるリース事業、例えば畜舎とか園芸施設、イチゴとか花卉栽培とかそういったものについて、農協がそれを農家にリースして、そして営農を営む。それで、リース事業、今や非常に希望が多い。ところが、最近、そのリース事業を、そういう農家の要望にこたえて農協がやりたくても、それができなくなってきた、そういう事情が生じてきているわけですが、それについて、大臣にお聞きしたいと思うんです。 農協法の施行令でもって、資料の一……
○山田委員 BSE問題について、アメリカで発生したわけですが、その件で農水大臣にお聞きしたいと思います。
日本で発生したとき、平成十三年、それこそ大変な騒ぎになって、いわば三千億からの損害、死者も多数発生したわけですが、そのときに農水省としては、各国、アメリカとかカナダ等、六十六カ国にいわゆるBSEのステータス評価のための調査、いわゆる調査票、質問票、これを出したということなんですが、その中身、その結果について、大臣、お答えいただきたい。
【次の発言】 大臣、再三その質問票の中身を明らかにしてほしい、それをきのうも、きょうも電話したけれども、私のところに届けていただけていない、これは。国会は……
○山田委員 民主党の山田正彦です。 鳥インフルエンザについてお聞きしたいと思いますが、今またさらに、浅田農場の次に隣の農場が感染するという大変厳しい事態になりつつあるようですが、ちょうど、私は調べてみましたら、昨年の五月十五日、農水委員会で、アメリカの鳥インフルエンザについて質問いたしておりました。 当時、アメリカで猛威を振るっておって、日本ではほとんど報道されませんでしたが、ところが、私はちょっと妙なことに気づいたんですが、家畜伝染予防法三十七条ですと、輸出国に対してですから、いわゆるアメリカ全土に対して、もし鳥インフルエンザが発生したら輸入できないはずなのに、アメリカからは、鳥インフル……
○山田委員 食品安全委員会の寺田委員長にお聞きしたいんですが、日米協議、今コロラド州でやられているようですが、その日米協議と国内BSE対策は何の関係もないとリスコミ、リスクコミュニケーションで言っているようですが、そのとおりでしょうか。
【次の発言】 六月の二十八日と三十日に日米の専門家会議がなされたようですが、その中で、若い牛の検査に限界があると。七月の二十二日に、若い牛の検査に限界があるということで日米間で協議が調った、これも事実でしょうか。イエス、ノーで結構ですから。
【次の発言】 それで、お聞きしたいんですが、資料一を見ていただきたいんですが、このいわゆるBSEの資料の七月分と八月分、……
○山田委員 最近、メキシコから牛肉がどんどん入ってきておりまして、この原産地証明の問題、食の安全の問題等について、私の方から質問させていただきたいと思っております。 今、アメリカとメキシコとの間というのは、まさに、牛がメキシコから今でも九十万頭ぐらい自由にアメリカに出入りして、しかも無税、ノータックス。食肉も、今までメキシコは輸入国であった、アメリカから十八万トンも輸入しておった。いわゆる輸出国ではない。そういったメキシコなんですが、アメリカとメキシコの中に、牛と肉そして肉骨粉が自由に行き来しておって、いわゆるEUのBSEのリスク評価、それは今、レベルでいって何段階にあられるか、これは農水副……
○山田議員 そのとおりで、BSEが発生している国、そしてBSEの発生国と同じようなリスクのある国、これを指定国として、そういう国は日本と同じ、内外無差別、いわゆる食品安全基本法で、日本と同等の条件でなければ安全上入れられない、そういう趣旨でこのトレーサビリティー法案をつくったわけです。 先ほどの質問に重ねてお答えしますと、例えば、この十二月一日から日本でトレーサビリティー法が施行されて、だれが、どこで生まれてどのような肥育をした牛かというのが明らかになりますが、このままもし二十カ月齢以下の牛がアメリカから入ってくるとなると、日本の場合、トレーサビリティーが施行されますと一割から二割方コストが……
○山田委員 私ども、食の安全の問題をずっとやってまいりましたが、大変不幸なことに、この二月の四日、日本で初めてBSEによる変異型のヤコブ症で死亡するという事態が発生した。これは、大変ゆゆしき、そして、国民にとって、食の安全にとっては、これから大変大事な問題なんです。 そこで、厚生労働省の発表だと、一九八九年ごろ一月ぐらい英国に滞在していたという情報だと、非常にあいまいなことで片づけようとしている嫌いがある。私はその点について、この十八日に、厚生労働省において、個人のプライバシーといっても、プライバシーは名前とか云々とかということであって、実際にその人が英国に滞在しておったかどうかというのはい……
○山田委員 大臣にお聞きしたいんですが、けさの新聞に載っておりますけれども、きのうの午後、外食産業と牛丼ファンが百十九万人の署名を集めて、大臣のところに行って要請したと。その中で、要請文の中に、特定危険部位を除去した生後三十カ月以下の牛を解禁すべきだ、いわゆる全面解禁を訴えられたということは事実かどうか。きのうの午後の話。大臣。
【次の発言】 けさの新聞に載っておるんだけれども、大臣のところに、外食産業、牛丼ファン等の人が百十九万人の署名を集めて、全面解禁、これを求めて来られた。その全面解禁の中身は、特定危険部位を除去した三十カ月齢以下のすべての牛をアメリカから輸入すべきだというその請願、これ……
○山田委員 きょうは不覚にも風邪を引いておりまして、ちょっと声が低いかと思いますが、この前のように、大臣、聞こえないということのないように、よく耳を澄まして聞いていただければと、そう思っております。 ところで、経営基盤強化法の前に、二つ三つBSEの問題に触れておきたいと思います。 BSEの問題で、アメリカの検査の中で、最初の一頭目は、私のいろんな調べでは、ウエスタンブロット法でやった。二頭目は、ELISA法の後、化学組織反応法ですか、延髄の細胞の切片を顕微鏡で見て、そして異常プリオンがあるかどうか判断する。それを二回やって、一回目の細胞の切片がクロと出た。ところが、二回目にシロと出たので、……
○山田委員 大臣にお聞きしたいんですが、この五月十五日の日経新聞に、大島理森元農水大臣がアメリカで、この連休のときでしょうね、チェイニー副大統領に会われて、そして――大臣、今回は聞こえますか、七月末または八月中に日本国内の手続が整うのが望ましい、そう言っていらっしゃる。 連休前に、アメリカの農務省のペンさんに次ぐ、ランバートさんでしたかね、日本に来られて、そして大使館で、自民党の先生方、五人か六人とお聞きしておりますが、その中に大島理森さんもおられたと聞いています。大使館でこの問題を話し合われている。 ということになりますと、米国との間で自民党さんも、そして、元の農水大臣ですからね、農水省……
○山田委員長代理 高橋千鶴子委員。
○山田委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。岡本充功君。
【次の発言】 次に、川内博史君。
○山田委員 きょうは、参考人として全中の山田さんに全農の田林さん、それから農林中金の上野さんにもわざわざ来ていただいて、大変ありがとうございます。 きょうは、全農のいろいろな不祥事件等々もあったわけですが、そういったものも含めて、いわゆる農協、漁協、系統、そしてその金融問題等を含めて、ひとついろいろとお聞きをさせていただければと思っております。 農協、漁協は各都道府県においてそれぞれ信用事業を営んでいるわけですが、その信用事業の中で、いわゆる貸出業務、信用事業、それがだんだんできなくなってきている漁協、農協も出てきているわけです。自己資本比率が、前々から問題になっておりましたが、系統、いわ……
○山田委員 先ほど質問に立った今村委員と一緒に、山岡委員長も私もアメリカに先般行ってまいりましたが、その中で、きょう品川先生にちょっとお聞きしたいと思うんですが。 アメリカでは、いわゆる二十一カ月齢、二十三カ月齢の検査結果について、昨年もことしも、アメリカの農務省のペン次官、担当官も、それはおかしいんじゃないか、我々は、その確認というか、それはBSEの感染だとは思っていないというような言い方をされたわけですが、先般、聞いたところによると、民主党の鮫島議員もアメリカに行って、そこに日本のプリオンの専門委員の先生もおられたように聞いていますが、やはりグレーゾーンであるというような言い方をその専門……
○山田委員長代理 次に、山本喜代宏君。
○山田委員 きょうは、プリオン専門調査会の吉川座長には、わざわざバンコクから、朝着いていただいて、この委員会のためにどうもありがとうございます。 早速質問させていただきたいと思いますが、十月十二日、同僚の民主党の川内議員が内閣委員会で質問しております。いわゆる牛肉系の肉骨粉、特定危険部位を入れた、これが約十六万トンアメリカで、レンダリング業界で生産されている、さらに、牛脂、タローと呼ばれるそうですが、これも特定危険部位が入って十六万トン生産されて、そのまま流通している、そういう事実が明らかにされました。 さらに、実は私の方で手に入れた資料なんですが、これは、二〇〇四年八月、FDAがアメリカ……
○山田委員 私の方からきょうは食の教育を中心に質問させていただきたいと思いますが、最初に、このところ凶悪的な子供の犯罪がかなりふえております。酒鬼薔薇聖斗の、土師淳君が亡くなって以来、これが平成九年ですから、平成十五年には、私の住んでいるところの長崎、そこの西浦上中学校の、種元駿ちゃん、さらに平成十六年、これは御手洗怜美さんが同じ小学校六年生の女の子に殺されるという痛ましい事件が起こったわけですが、こういうふうに非常に次々と子供の凶悪事件が起きてきているわけです。なぜこういうことがこの十年ぐらいこうして発生してきたのか、それについて、文部大臣、お答えいただければと思います。
○山田委員 大臣にお聞きしたいと思います。 今、閣議でもって査察した後に米国のBSE問題ですけれども、いわゆる牛肉をアメリカから輸入する、そういった決定もあったんですが、十二月の十三日から二十四日まで査察をした、その結果報告書を大臣に見ていただきたいんですが、資料一につけております。 その中に、特定危険部位、これでは、「脊髄などのSRM除去、牛枝肉の高温・高圧洗浄などの適切な処理を確認。」適切な処理を確認とあるわけです。端的に、この報告書がいわゆる適切なものであるか、あるいは、この報告そのもの、農水、厚労が行った報告そのものが不満足なものであったか、大臣として満足なものであったか、そのどち……
○山田議員 地方の方で、それぞれの米とか麦とか大豆、菜種とか、地方で決める振興作物でありますが、それをこれだけやりたいというものを地方から出してもらって、そして国の方で自給率に資する主要農産物を決めるという形にしております。
【次の発言】 もう三年前になるかと思いますが、筒井委員が初めていわゆる直接支払いを一兆円政策として打ち出して、その法案を出されて、筒井委員がこういう答弁席に座り、私が質問したことを覚えております。
まさに、当時私がもう一つ覚えているのは、大臣に直接支払いをする必要があるのかとお聞きしたときに、当時の大臣が、構造改革に反するから直接支払いは絶対にできない、そう答弁されたわ……
○山田議員 松野委員からもっともな質問でありますけれども、我々、自給率を考えた場合には、いわゆる食料危機になった場合にどれだけ国民にカロリーベースで食料を供給することができるかという考え方に立つもので、やはりこの自給率の考え方そのものが食料安全保障という見地に立つのが最も至当じゃないか、そう考えております。確かに、産業政策でいけば金額ベースなんでしょうが、食料に関しては、食の安全、食料安全保障という見地からやはりカロリーベースじゃないか。 自給力というのは、非常時にどれだけ自給力があるか、例えばゴルフ場をつぶして芋畑にするとか、そういう話があるかと思いますが、それは大変不確かなもので、どこま……
○山田議員 岡本委員の質問について答えさせていただきます。 私どもの法案において、岡本議員が、過去最大の作付面積に対して過去最大の単収でいけば六〇%達成可能だ、そういう話をしております。確かにそういう意味では、小麦だけで七百八十万トンとなって、総需要の六百三十万トンを上回るんじゃないか、そういう御指摘があったんじゃないかと思いますが、私どもの方は、まず自給率五〇%を必ず達成すること、それができた後、六〇%が目標であります。そんな中で、一つの目安として過去最大作付面積に対する過去最大の単収を本会議で述べただけでありまして、現実的には、例えば魚介類にしましても、かつて一〇〇%以上あったものが今五……
○山田議員 今原田委員の質問がございましたが、まさに我が国を取り巻く漁業の状況というのは深刻でございまして、殊に油代の高騰が直撃して、最近漁にも行けなくなっているという状況が続いている浜の現状です。 そんな中で、私どもは、何とか漁業経営を安定させなきゃならない、そういう見地から、二つ問題があると思いますが、魚価の低迷と資源の枯渇、これをどうするかということなんです。 一つは、資源の回復において、今、確かに、海洋生物資源法第十一条によれば、個別TAC制度をうたっております。しかしながら、実際に、TAC制度というのは、今日本では、例えばサンマ等々についての上限の枠を決めているだけで、個別TAC……
○山田委員 今回、品目横断的な直接支払いの担い手法案を閣法として、大臣、この国会で出されて審議されておりますが、この法案を出された直接の目的ですが、この時期、この法案をどういう趣旨で、どういう目的で出されることになっているのか、ひとつ端的にお答えいただければと思います。
【次の発言】 その趣旨はわかりました。効率的に農業をやっていくため、そういうふうにこの第二条でも書いておりますが、そのためにいわゆる構造改革に資するということが一つあるかと思います。その構造改革、いわゆるばらまきの批判を避けて担い手を中心としたものに対して直接支払いをしていく。そうすると、四町歩、北海道においては十町歩、そうい……
○山田委員 きのう質問いたしましたいわゆる特例についての法律的根拠について、今大臣から見解が示されましたが、その中で、耕作の業務の規模、これで読めるんだという言い方でした。 大臣、よく考えていただきたいのですが、業務の規模というのは、いわゆる売り上げにおいての規模ですから、売り上げについてはそれを示すことはできると思うのです。これは、私も質問する前に随分検討いたしました、業務の規模で読めるかどうか。 ところが、いろいろなところからいろいろな見解も聞いたのですが、業務の規模というのは、いわゆる生産農家の売り上げまでは読めるのじゃないか、しかし所得までは読めないだろう、所得特例にこれは持ってき……
○山田委員 きのう赤城先生から、私どもの小沢代表についての、一〇〇%自給率等について、一方的な質問がございましたので、ひとつ私の方から一言申し添えておきたいと思っております。 一〇〇%自給率は、まさに与野党含めて、その方向性でありまして、御承知のとおりで、土地条件が違うとはいえ、まさにドイツにおいてもイギリスにおいても、これから先、食料危機を考えたら、一〇〇%自給率を達成していかなければいけないという、あくまでもその目標、いわゆる目指す方向でありますので、そこは赤城先生初め皆さんがよく理解していただけていることだ、そう思っております。 それからもう一つ、いわゆる一〇〇%自由化ということにつ……
○山田委員 午前中の川内委員に引き続き、私の方で、BSE、アメリカ産牛肉の輸入の問題についてお聞きしたいと思います。 今、査察チームがアメリカの方に三チーム行っているわけですが、その査察チームで七月の二十一日までに、事実上、現地の調査を終えられるということですが、途中、宮腰農水副大臣、それから赤松副大臣も行かれたかと思います。どういうふうに査察しているのか、ちょっとそのときの状況をお聞きしたいと思います。 まず、前回、私が委員会で指摘しましたが、どうしても安全プログラム、マニュアル、これは少なくとも日本側としてはコピーだけでも入手していないとおかしいんじゃないか。これについては、EVプログ……
○山田委員 民主党の山田正彦です。 先ほど自民党の松岡先生が、今回の成田での脊柱が入った、危険部位が入った牛肉の輸入については、F1レースの車がたまたま普通の道路に飛び込んだようなものだ、いわゆる交通事故の一環だと。アメリカがたまたまその件については事故したにすぎないのではないか、そう思わせるようなことを言われましたが、これは大変に遺憾であります。アメリカの政府高官もそのようなことを言っている人がおりますが、ぜひそれは考え直していただきたい。 実は、アメリカに行政監察局、農務省の行政監察をする機関がありますが、それがOIGレポート、これを出しました。我々がちょうど視察に行ったとき、私の方で……
○山田委員 長崎県の大村市というところに私はいるわけですが、そこで、実は去年の夏でした、住民からちょっと見に来てくれと言われて、行ってみました。ところが、その閑静な住宅地の、山の上の方の住宅地ですが、そこに行きますと、いわゆる安定五品目の最終処分場というんですか、谷を掘って、素掘りなんですが、掘って、トラックでどんどん産業廃棄物を埋め立てているところなんです。 行ってみますと、私の資料の中にも写真が載っていますが、白い煙が上がっています。住宅のすぐそばなんですが、物すごい臭気で、三十分そこにいると頭が痛くなってくるわけですね。そこで、すぐ横にカラオケ教室があったんですが、そこの営業もやめてし……
○山田委員 質問を始めるに当たって、けさの朝日新聞、松岡農水相に献金集中、鳥インフルエンザ自民対策事務局長時代、養鶏業者、計一千百万円、こういう記事がありますが、もちろん、松岡大臣御承知だと思います。いわゆるこの問題。また、いろいろなことが言われているようですが、そういったこと。これは、大臣として当然身を正さなきゃいけないことで、御自身御承知だと思います。 そんな中で、大臣自身に私自身お聞きしたいと思うんです。 一つ。今回のFTAの交渉、オーストラリアとの間の交渉は、まさに農産物の関税撤廃、あらゆるものの関税撤廃、その中で、日本の農業の受ける打撃というのは大変なもので、それこそ自給率が一〇……
○山田委員 きょうは外務大臣も来ていただいております。 実は、今度の参議院選挙、まことにどうなるかわかりませんが、もし安倍政権がどうなったかとなると、ポスト安倍の、後を担当されるやもしれない麻生外務大臣に、今何やらメモを読んでおられますが、外務大臣というより、将来、ポスト安倍をねらうような、総理大臣をねらうような方として、沖縄の離島の問題も含めて、ひとつよく御理解いただければと思って、少し残って質問させていただければと思っております。 ところで、私ども沖縄北方委員会におきましては、先般、南大東島に離島の視察に行ってまいりました。我々は飛行機で行ったわけですが、南大東島は船だと十三時間もかか……
○山田委員 きょうは銃砲等の所持についての集中審議なんですが、私の方で実はパチンコの問題をお聞きしたい、そう思っております。 皆様方にお配りしました資料がございます。見ていただければと思いますが、今パチンコ業界は大変な状況でございまして、資料一、「東北最大チェーンのダイエーが民事再生法申請」とあります。これは業界で六番目とか聞いておりますが、かつて売上高が二千二百二十一億七千七百万円、そういう会社が倒産したわけなんです。四十二、三店舗あったということですが、従業員にしてざっと千二百人ぐらいの人が恐らくこれから路頭に迷うかもしれない。 それだけじゃないんですね。私の方で用意しました資料二とい……
○山田委員 きょうは、松岡大臣と少し議論できるかと思っておりましたら、我が党は、松岡大臣には、何か釈明するまでは質問しちゃいけないという国対の方針のようで、非常に残念でありますが、きょうは副大臣、政務官と率直にひとつ意見交換をさせていただきたいと思っております。 最初に、昨今、新聞で米国産牛肉の問題がまた出ておりまして、そこだけ少しさわらせていただきたいと思っております。 三月の二十八日ですか、またカーギル社から、ドッジシティー工場ですか、タンが二トン、これは全く日本向けじゃないもの、いわゆる二十カ月齢以下じゃないものと思われるものが入ってきておった。また、タイソンのレキシントン工場、これ……
○山田委員 きょうは、林業について、ひとつ細かい質問をさせていただきたいと思っております。 先般、大型連休のときにドイツに行ってきまして、急傾斜地の林業、これをつぶさに見てまいりまして、かなり確信を持ってまいりましたが、この間、林野庁出身の松岡大臣がいて、日本の林業はまさに瀕死の状態にある。これは、松岡大臣は一生懸命やられたんだろうけれども、きょうの質問は松岡大臣にとことんやって、松岡大臣に答えていただきたいところでしたが、残念ながら、ひとつ副大臣、政務官に質問させていただきたいと思います。 それでは、木材価格について、私の資料一、「丸太価格の推移」、これを見ていただきたいと思います。 ……
○山田委員 先ほど田端先生が、感無量である、そういうお話をなさいました。また、私もこのカネミ油症に関してはいろいろな思いがよぎってまいります。 と申し上げますのも、今回に至るまで、田端先生とも、公明党の坂口先生とも、自民党の座長、河村建夫先生ともいろいろ話し合いをさせていただきました。そして、今回の仮払い法案、与野党一致でということになりましたが、先ほど冨岡先生が、与党PT、いわゆる与党の議連ができたのは一年前とかおっしゃっておりましたが、私ども民主党はもう三年前にはプロジェクトチームを立ち上げて、もっと早くからこの問題に鋭意取り組んできたところです。ようやく、この仮払いについて、ここまで来……
○山田委員 このC型肝炎については、いわゆるフィブリノゲン、血液製剤が原因と今されておりますが、それが一番使われたころの三十年前にさかのぼってきょうは質疑させていただきたい、そう思っております。
一般的に、医薬品の承認というのは通常どれくらいかかるものでしょうか。局長でも結構ですが。端的に。
【次の発言】 手元にお配りした私の資料一と書いた部分、この中の六ページを見ていただきたいんですが、上の方に、これは一九八七年四月十五日、厚生省の担当者のメモです。これは公開されておりますし、裁判でも出された書類です。
この中に、「加熱製剤の承認申請」、それまで非加熱製剤でどんどん肝炎が発生したというこ……
○山田委員 最初に、これは局長でも結構ですが、四百十八名のリストについて今どうなっているか。その調査の結果というんですか、患者に特定してそれを知らせるという作業だと思うんですが、その中で、既に死者が五十一名、治療中の方が三十八名、治療済みが十八名というデータが報告されております。 この死者五十一名の内訳というんですか、私、質問通告しておったんですが、いわゆる肝がんで亡くなられたのかどうか、その辺を、また、治療中はどういう、例えば重篤な肝硬変なのかどうか、あるいはまだ慢性疾患の状況なのかどうか、これだけではわかりませんので、ひとつ明らかにしていただきたいと思います。
○山田委員 今度の薬害肝炎の原告訴訟があって、本来ならば、政府が決断して、舛添大臣が随分と努力なさっていたのは本当に敬意を表しますが、福田総理が和解を政治決断してやるべきことであったと私は思っております。ところが、総裁としての指示ということでいわゆる議員立法という形をとらざるを得なかった。これは本意な解決ではないと私ども非常に不本意に思っているところですが、それはそれとしても、今回こういう法案が出され、私どもこれを真摯に検討させていただいて、きょうこうして審議をさせていただいております。 まず、この法案で一番私が問題になると思うのは、今までの薬害の訴訟等においては、第三者委員会で薬害の認定を……
○山田委員 駐留軍の離職者について一問、質問させていただきたいと思います。 米軍の再編、グアム移転、それに伴って、いわゆる国際協定によって、例えば沖縄とか岩国等々において駐留米軍に今まで勤めておった従業員、そういった人たちがやむなくやめざるを得なくなってくる。そういった場合、ただ単に放置していいのか。ただ単なるそれでいいのか。やはりこれは国の責任もあるのではないか。そういう意味で、ある程度の手当てをしなければいけないだろう。そういうところから離職者に対する一つの手当てというものができていると思うんです。 今回の再編、グアム移転というのはかなり大がかりなものだと聞いておりますが、それについて……
○山田委員 介護の現場は崩壊している、来年の四月の介護報酬改定まで待てないということで、民主党としては介護人材確保法案を出させていただきました。 大臣、介護の現場が本当にどういう状況にあって、崩壊しているのかどうか、私も介護の現場をずっと歩いてみました。いろいろ資料を集めてみましたので、きょうはそれで大臣にしっかりと質問させていただきたい、そう思っております。 この介護のグループホーム、資料一の一ですが、目を通していただきたいのですけれども、この中の最後から三番目のところ、(4)というのは夜勤なんです。そうすると、(4)の夜勤が第一週目は一週に三日、続いているんですね。さらに、二週目。一、……
○山田委員 きょうは久しぶりに、大臣、前回の通常国会で後期高齢者医療制度を一時間半、介護をまた一時間ぐらいやらせていただきましたが、労働問題は初めてなんですが、ひとついろいろまた聞かせていただきたい、そう思っております。 最初に、今こういう金融恐慌といいますか不況になって、大学生の就職の内定者、これがかなりの率で採用取り消し、そういうふうになっているようです。ちょっと私も調べてみましたが、厚労省の実態調査で、現金五十万もらって採用の取り消しに応じてくれとか、今、新聞にも載っていましたが、女子学生が就職の窓口に半泣きになって来ているとか、大変深刻なようです。 これはもともと、一たん内定したも……
○山田委員 大臣にお聞きしたいんですが、私どもが今回出した雇用四法案について、既に行政とか大臣の方で、それで処理していくので、自民党側としては、その法案の必要はない、十分行政で対応できる、そういう言い方をされているんですが、大臣としては、この法案があった方がいいのか、その法案も必要ないのか、どうお考えか、お聞かせ願いたい。
【次の発言】 大臣は法律がなくてもやれるとお思いなのかどうか、そこだけでいい。
【次の発言】 この場で法案の成立をしてほしいというのが大臣の気持ちなわけですね。もうこれ以上それはいい。
それで、大臣、法律もなしに今いよいよ、二十二日、一昨日からですか、今度、雇いどめに遭っ……
○山田委員 私はきょう、無担保無保証の、中小企業に対する緊急融資、これについて、セーフティーネットについて質問させていただきたいと思っております。 実は私は、今でもちょっと、法律事務所で弁護士として実務の方も時々やらせていただいておりますが、先般、まだ二週間にもならないんですが、破産の申し立てに来ました。 よく話を聞いてみますと、私の知っている人でもあったんですが、仕事は、イチゴとかトマトとかの栽培の現場に行って、実際に葉っぱの葉脈みたいなのをとって、それを搾って、そして機械でもって窒素、燐、カリというものが幾ら足らないかというのを五分ぐらいで調べて、そういう一つの肥料を手当てして、ずっと……
○山田委員 民主党の山田正彦です。
先ほど細川委員から法務と検察のいわゆる不見識な発言についてお話がありましたが、そのことについてちょっとお聞きしたいと思っております。
刑事局長、お答えいただければと思うんですが、私も、法務省は課長以上は検察官、いわゆる検事さんだというふうにお聞きしておるんですが、刑事局長も検察官、検事さんをやった御経験もおありだろうと思います。
法務と検察の関係、検察の現場に行って法務に戻ってくるとか、そういうふうに非常に一体となっているのかどうか、その辺はどうでしょうか。
【次の発言】 これは、国会でもって、刑事局長に時々、事件のことについて、個別の案件について聞く……
○山田副大臣 農林水産副大臣を拝命いたしました山田正彦です。 赤松大臣を補佐して、私、そして郡司副大臣、佐々木政務官、舟山政務官、一緒に、農林水産政策全般にわたって一生懸命頑張らせていただきたいと思っております。委員長、また委員の皆様方、どうかひとつよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○山田副大臣 宮腰委員がおっしゃっているように、年々主食米の需要は減ってきております。そんな中で、私ども、この米のいわゆる所得補償をするに当たって、やはり一番大事なことは、過剰な生産を避けなければいけないということを考えました。そんな中で、いわゆる米の生産数量目標、それに参加してくれる農家に対してのみ定額の所得補償をやろうと。 もともと、この所得補償制度は、米はかつて六十キロ二万三千円もしたわけですが、実際に今は一万三千円ぐらいにしかならないし、生産費が販売価格を大きく上回っている、そういう中において、その生産費といわゆる販売価格との差額、これを、過去数年間の平均を出して、その定額部分を補て……
○山田副大臣 福島委員から大変大事な御質問でございます。 この新しい食料・農業・農村基本計画については、私ども政権交代したら、既に何回か企画部会が開かれて検討されておりました。そんな中で、まず、今までの、かつての自公政権の中での企画部会委員じゃないか、これを入れかえてもう一度私どもの政策でやれないか、そう検討させていただきました。ところが、これは法律で決められておりまして、ことしの七月に新しく企画部会の委員が任命されたので、これについて、今私どもが、政権交代したからやめていただいて、新しい委員を差しかえするという法的権限がないということがわかりました。 それで、内閣の方とも相談させていただ……
○山田副大臣 農水省としましても、担当は郡司副大臣だったんですが、各関係副大臣級会議において、中長期目標、いわゆるロードマップ、二五%削減案については、いろいろ討議させていただいて今日まで来ております。 私ども農林水産省の政務三役でも、一体農林水産分野でどれだけ省エネ効果というものができるのか、そういったものを随分議論させていただきました。 その中で、大まかに言いまして、二五%削減のうちの七・九%、いわゆる三分の一相当分については我々農林水産分野でもできるんじゃなかろうかと。と申し上げますのは、農業、漁業の分野で、重油とか、漁船もほとんど重油を使っているわけですが、漁船にしましても農業機械……
○山田副大臣 道休委員の宮崎とか九州において……(発言する者あり)そうか、間違えました、失礼。最近、子牛価格が一時よりも非常に低迷しておりまして、畜産農家も大変困っているのは私どももよく存じておるところですが、先ほど申し上げましたように、法律に基づいて肉用子牛の生産者補給金というのがあって、それに、いわゆる生産拡大奨励金事業と子牛の資質向上事業と、二段、三段と重なっているわけです。 これを、法律に基づくものは、いかんせん今のところ法律を変えない限りしようがありませんので、二段、三段の部分をできるだけ簡素に、補完している部分をシンプルにして、そして、何とかそういう適用の方向で考えたいなと、今、……
○山田副大臣 公務出張というのは本当にいろいろございました。ただ、あくまで予定されていた公務出張であって、選挙の目的のために行ったものではありません。よく見ていただければいいんですが、選挙は選挙として、政務として、党が推薦していますから、私も土日ほとんど政務として応援には入っております。 ただ、公務としては、前々から畜産のいわゆる価格決定のために現場の状況を大臣から見に行くようにと。我々政務二役、北海道とか九州を手分けして行ったんですが、私も九州で、長崎とか熊本、そういった現地を生産局長と一緒に見て回って、現場の農業の、畜産の関係者、繁殖、肥育等々から詳しく事情を聞くとか。 また、対馬で、……
○山田副大臣 生産額ベースにおいて、かつて自公政権時代の計画ですと、確かに七六%という形にしておりました。しかし、実際、今現在幾らかと申し上げますと、どんどん減って、六五%という形なんです。そうしますと、私どもも、現実的に、確かに米とか大豆、麦よりも果樹、野菜の方が金額的にも生産額ベースでいくと非常に大きい。 しかしながら、現実に即した目標という形、例えば、どんどん高齢化は進んでいくとか、需要、消費の動向その他考えながら、今よりも生産額ベースでさらに五%上げる七〇%ぐらいが一番具体的な、いわゆる生産額ベースで、果樹、野菜等についても今よりも生産を伸ばすという方向で妥当であろうというところから……
○山田副大臣 実は今回の食料・農業・農村基本計画については、石山委員が座長として党のいろいろな意見を私どもに御提言いただき、できる限り私どももそれを取り入れさせていただいた経緯がございますが、本当にいろいろと貴重な御意見をありがとうございました。私からも、まずはお礼申し上げたいと思っております。 その上でもって、今大臣がしっかりと述べていただきましたが、まさに今、日本の農業を支えているのは六十五歳以上の高齢者で、しかもそれが六割以上、あと十年もしたら七十歳以上になってしまうという中で、自給率もどんどん下がってきている。そんな中で、国の責任として、まさに食料を安定供給させるということを今度明確……
○山田副大臣 北海道でてん菜が大変重要な作物ということはよくわかってはいるんですが、サトウキビもそうなんですが、実際に、砂糖については非常に今、赤字というか、当然のことながら、生産者に対する支払いとそれの価格の差額は国が補てんしているという、いわゆるALICで補てんしているんですが、その金額が七百億ぐらいに上りつつある。一方、砂糖の需要もいろいろな意味で落ち込んでおったり、異性化糖等々の問題もいろいろありまして、これ以上てん菜等についても作付を、大変重要な作物であることはわかるんですが、何とかならないものか。 私どもとしては、でき得るならば、直まきにして、輪作体系もありますから作付面積はその……
○山田副大臣 確かに林業については、毎年自然増だけで七千万立方メートルぐらい、四十二億立方メートルという世界でも有数の森林資源が、先ほど大臣が言ったように、いよいよそれを利用できる時期に入った。私もドイツの黒い森に行ってきましたが、ドイツにおいてもよその国においても、森林資源というのは非常に乏しくなってきている中で、日本だけがまさに、この森林・木材資源は有資源である。それをいかに有効に活用するかということで、私ども、直接支払いということを言ってまいりました。 そういう意味で、林業においては、農業と違って非常に息の長い、もうそれこそ三代にわたる施業とか、そういういろいろなものがございますが、そ……
○山田副大臣 今、道休委員からお話がありましたように、まさに制限地域内、ほぼ三キロの範囲内で、十キロの中、制限禁止の中にはおさまっております。
ずっと連休中も毎日、道休議員から連絡をいただいておりまして、現地で大変御苦労なさっていることはよく承知しておりまして、不幸にして、牛、豚合わせまして七万七千頭という形になっておりますが、先ほど大臣もおっしゃっているとおり、万全の措置をして、農家にも、再生できるようにきちんと対応策をとらせていただくつもりでおります。
【次の発言】 大臣にかわって、私からお答えさせていただきます。
本法案について、我々は、まず低層の公共建物、三階建て以下になるかと思い……
○山田副大臣 私の方から答弁させていただきます。 柳田委員はしっかり畜産も頑張っておられて、私もかつて牛、豚を飼っておりましたので、ひとつしっかりと今回の口蹄疫等についても、対策を一緒に頑張らせていただきたいと思っております。 先ほど、危機管理体制ができていなかったんじゃないのかというお話かと承りましたが、昨年台湾で口蹄疫が発生し、ことし一月から韓国で発生、そのようなことで、私どもも一応、口蹄疫に対する危機管理といいますか、韓国から入国する車、人に対しては、特に人に対しては靴底の消毒というのを入国のときにさせていただき、車についてはいわゆる消毒を徹底させていただいてきたといういきさつはござ……
○山田副大臣 五分の一の部分について、豚においては出荷前においてゼロになるんじゃないかというお話でしたよね。これは共済の評価が、確かに二十日ごとに、二十日齢の評価額を全頭に適用していっているから、どんどん下がってくるということはあるとは思うんです。限りなく下がっていって、五分の一分がその分出なくなっていくんじゃないか、そういう言い方をされたんじゃないかと今思ったんですが。 ところが、大貫物については一応、一万一千は出すようにしていますけれども……(江藤委員「それは共済とは別の話でしょう」と呼ぶ)共済とは別ですけれども、ALICの方から一万一千は、そういった場合に備えてもそれは出すようにしてい……
○山田副大臣 五月七日に私の方で現地に赴きまして、一番最初にやはり消毒の徹底、いわゆる畜産関係の飼料車だけ自主的に引っ込んだところで消毒だけ行っているという状況でしたので、できれば、渋滞を恐れずに、すべての車両をひとつ消毒する必要があるのではないか。消毒ポイントも、北と南に、例えば一ツ瀬川のところ、六カ所の橋のところとか、北は都農の南の美々津町のところとか、そういうふうに線を引いて、消毒の徹底をまずは図らせていただきました。 確かに、埋却がおくれておりまして、きのうも、発生は二千ぐらいなんですが、埋却が九百しかできていない、その前の日は八千なんですが、埋却が三百二十二しかなされていないという……
○山田副大臣 現場においては、いまだに埋却をしなきゃいけない頭数が、患畜、疑似患畜を合わせまして六万頭、それがそのまま残っているものですから、まだ感染を続けております。仮にワクチンを打っていましても、本当に効くのは一週間と言われていますから、やはり感染は続きます。そうしますと、必然とこの円が少しずつ外側に広がってくるわけでして、ワクチンを接種する範囲がそれだけ外側に向かってくるということになってくるか、それが今、古川委員がおっしゃったことだと思うんです。 今回、まずは、最初にワクチンを決めた、その最初の、そして、ここが本当に北限の地域だと防衛線を張ったあの耳川のところとか、それと南のところ、……
○山田国務大臣 農林水産大臣を拝命いたしました山田正彦です。 こうしてごあいさつしている現在も、口蹄疫の問題は解決の兆しを見せていません。私は、現地の対策本部に三週間常駐して現場の声を聞きながら陣頭指揮に当たり、この問題について真剣に取り組んでまいりました。この体験を十分に踏まえて、関係府省と協力し、宮崎県、関係市町村と一体となって、消毒の徹底等迅速な初動対応を行い、感染拡大の阻止に万全を期してまいります。また、疑似患畜等の処分、埋却も急ぎ、一日も早く清浄化を図るとともに、被害を受けた農家の生活再建と地域再生のために全力を挙げて取り組んでまいります。 私は、農林水産業、農山漁村の秘める力が……
○山田国務大臣 宮崎県で発生した口蹄疫に関して御報告いたします。 初めに、口蹄疫の発生農家及びワクチン接種農家の方々におかれましては、心からお見舞い申し上げますとともに、口蹄疫の清浄化のための防疫措置への御協力に改めて感謝申し上げます。また、口蹄疫の発生現場及び消毒ポイントなどで昼夜を問わず防疫対応に当たってこられた方々に対し、心から感謝申し上げます。 宮崎県においては、四月二十日以降、二百九十二例目の口蹄疫の発生を確認しました。農林水産省は、第一回目の発生確認後、口蹄疫防疫対策本部を立ち上げ、宮崎県と一丸となって、一般道を含む消毒や家畜の殺処分等の防疫措置、埋却地の確保、発生農家及びワク……
○山田国務大臣 農林水産委員会における農林水産大臣の所信をこれから述べさせていただきます。 農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長にお許しをいただき、所管大臣として所信の一端を申し述べます。 初めに、宮崎県の口蹄疫の発生農家及び関係農家の方々には心からお見舞い申し上げます。また、昼夜を問わず防疫対応に従事された方々に心から感謝申し上げます。 今回の口蹄疫の防疫対応については、四月二十日の発生以降、自衛隊、警察などの御協力をいただきながら、政府と宮崎県が一丸となって、一般道を含む消毒や家畜の処分、埋却等の防疫措置を実施してまいりました。その結果、七月二十七日午前零時をもって、すべての移……
○山田国務大臣 福島大臣から教えられまして、ありがとうございます。 まさにそのとおりでして、今回の戸別所得補償、まず恒常的な赤字で、十アール当たり一万五千円補てんされて、さらに、平成十八年、十九年、二十年の相対取引の平均価格、六十キロ一万四千八百円、それよりも下がった場合にはその変動部分も補てんしますということになっています。 ですから、その変動分の予算を千三百九十一億円予定したわけですが、福島委員がおっしゃっているように、特別会計にこれを、ことし、今年度の予算を算入して、その特別会計の中で、いわゆる下がっても安心して米づくりができる、当然のことなんですが、まさに安心して米づくりをすること……
○山田国務大臣 お答えしたいと思います、総理の前に。 この十年間で農業所得が半分に減りました。恒常的な赤字で、限界集落等々、今まさに日本農業を背負っているのは、六十五歳以上の農家が六〇%以上です。 そんな中で、私どもは、基盤整備の必要性、先ほど申されました庄原市、私も行ってまいりました。十七ヘクタールの田んぼ、圃場が、本当に丸太で、土砂で埋まっております。そういうものの必要性は、そういう必要なものは必ずやらせていただきたい。 しかし一方、今大事なことは、農業で、EUとかアメリカの農家所得も、三〇%はいわゆる助成金で賄われております。そう考えれば、この恒常的に赤字に陥っている農業所得補償、……
○山田国務大臣 農林水産省といたしましても、公共事業等については、国土交通省と同じように一生懸命削減している部分はしておりますし、かつ、無駄を、ともあれ農水省の中でも今一生懸命削減をしておりますので、一〇%を一律に削減するというのは私ども反対でありますが、無駄を削減していって、そして、その中で戸別所得補償を初め思い切った政策に、特別枠とか、例えば今まで削った部分についても評価してもらい、さらにマニフェストの重要項目については配慮していただくということなので、単なる一律の一〇%削減じゃない、そう思っておりますので、ぜひめり張りのついた予算に仕上げさせていただきたいと思っているところです。
○山田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、農林水産委員長に就任いたしました山田正彦です。 初めに、宮崎県における口蹄疫の発生農家及び関係農家の方々に対し、心からお見舞い申し上げます。 去る六月四日に、本委員会で起草された口蹄疫対策特別措置法が公布、施行されましたが、引き続き、口蹄疫の防疫措置等についても委員各位とともに尽力してまいりたいと思います。 御承知のとおり、農林水産業は、食料の安定供給はもちろん、国土や自然環境の保全など、全般にわたり、国政の中で大変重要な役割を担っております。 しかし、今日、我が国の農林水産業を取り巻く国内外……
○山田委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として厚生労働省医薬食品局食品安全部長梅田勝君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐々木隆博君。
【次の発言】 今の質問について、伴野副大臣、お答えできますか。(発言する者あり)では、結構です。
佐々木隆博君。
○山田委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件、特にTPPに関する諸問題等について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として水産庁長官佐藤正典君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福島伸享君。
【次の発言】 その前に、委員長として、平野副大臣に、TPPの質問について、先ほど福島委員も言っておりましたが、例外があるような話をいたしましたが、その件について、もう少……
○山田委員長 これより会議を開きます。
第百七十四回国会、内閣提出、農林漁業者等による農林漁業の六次産業化の促進に関する法律案及び第百七十四回国会、山本拓君外四名提出、国産の農林水産物の消費を拡大する地産地消等の促進に関する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案につきましては、第百七十四回国会におきまして既に趣旨の説明を聴取しておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石津政雄……
○山田委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託になりました請願は二件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、口蹄疫対策の強化等に関する陳情書外十件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書外四百二十一件であります。 念のため御報告申し上げます。
○山田委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。網屋信介君。
【次の発言】 次に、今井雅人君。
【次の発言】 次に、今村雅弘君。
【次の発言】 次に、石田祝稔君。
【次の発言】 篠原副大臣、正確に答えてください。
【次の発言】 篠原副大臣、九月から一月までの平均価格であることは間違いないわけだね。その価格が、今下がっている価格までは補てんできるということも間違いない。そして、それ以上は答えられないという。
【次の発言】 篠原副大臣、今聞いている質問の趣旨はわかっていると思うんだけれども、数字と……
○山田委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に津島恭一君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産関係の基本施策に関する事項
食料の安定供給に関する事項
農林水産業の発展に関する事項
農林漁業者の福祉に関する事項
農山漁村の振興に関する事項
以上の各事項に……
○山田委員長 これより会議を開きます。 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、高病原性鳥インフルエンザの発生状況等の実情調査のため、去る十日から十一日までの二日間、鹿児島県及び宮崎県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員を代表して、私から調査の概要について御報告いたします。 報告に当たり、今回の高病原性鳥インフルエンザの発生及び新燃岳の噴火により被害を受けられた方々に対し、衷心よりお見舞い申し上げますとともに、防疫措置等に従事されている関係各位の御尽力に対し、心から敬意を表させていただきます。 それでは、調査の概要について御報告申し上げます。 派遣委員は、……
○山田委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に柳田和己君を指名いたします。
【次の発言】 この際、吉田農林水産大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。農林水産大臣政務官吉田公一君。
【次の発言】 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日……
○山田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として総務省大臣官房審議官平嶋彰英君、文部科学省高等教育局長磯田文雄君、文化庁次長吉田大輔君、海上保安庁長官鈴木久泰君及び環境省大臣官房審議官森本英香君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。江藤拓君。
○山田委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになられた方々とその御遺族の方々に深く哀悼の意を表します。
また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられました方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。
全員御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 内閣提出、家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は終局いたしました。
○山田委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省農村振興局長吉村馨君、水産庁長官佐藤正典君、内閣府原子力安全委員会事務局管理環境課長都筑秀明君、消費者庁審議官原敏弘君、文部科学省大臣官房審議官加藤善一君及び厚生労働省医薬食品局食品安全部長梅田勝君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石原洋三郎君。
○山田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林法の一部を改正する法律案及び第百七十六回国会、高市早苗君外十六名提出、森林法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として林野庁長官皆川芳嗣君、文部科学省大臣官房審議官徳久治彦君及び大臣官房審議官加藤善一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。梶原康弘君。
○山田委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省農村振興局長吉村馨君、水産庁長官佐藤正典君、文部科学省大臣官房政策評価審議官田中敏君、経済産業省大臣官房審議官中西宏典君及び資源エネルギー庁電力・ガス事業部長横尾英博君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤学君。
○山田委員長 これより会議を開きます。 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、東日本大震災による農林水産関係の被害状況等の実情調査のため、去る二十日から二十一日までの二日間、岩手県及び宮城県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員を代表して、私から調査の概要について御報告いたします。 報告に当たり、今回の大震災により、とうとい命を失われた方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、被災された方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げます。また、被災者に対する支援や復旧、復興等に従事されている関係各位の御尽力に対し、心から敬意と謝意を表させていただきます。 そ……
○山田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律案及び東日本大震災に伴う海区漁業調整委員会及び農業委員会の委員の選挙の臨時特例に関する法律案の両案を議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣鹿野道彦君。
【次の発言】 これにて両案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐々木隆博君。
【次の発言】 次に、小野寺五典君。
【次の発言】 次に、西博義君。
【次の発言】 次に、吉泉秀男君。
○山田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林水産省設置法の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、地方農政局及び北海道農政事務所の地域センターの設置に関し承認を求めるの件の両案件を議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣鹿野道彦君。
【次の発言】 これにて両案件の趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る二十六日木曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十分散会
○山田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林水産省設置法の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、地方農政局及び北海道農政事務所の地域センターの設置に関し承認を求めるの件の両案件を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案件審査のため、本日、政府参考人として内閣官房原子力発電所事故による経済被害対応室審議官加藤善一君及び厚生労働省医薬食品局食品安全部長梅田勝君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○山田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林水産省設置法の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、地方農政局及び北海道農政事務所の地域センターの設置に関し承認を求めるの件の両案件を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案件審査のため、本日、政府参考人として内閣府地域主権戦略室次長渡会修君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊東良孝君。
○山田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣鹿野道彦君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時五分散会
○山田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省医薬食品局食品安全部長梅田勝君及び資源エネルギー庁原子力安全・保安院審議官櫻田道夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。網屋信介君。
○山田委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、牛肉・稲わらからの暫定規制値等を超えるセシウムの検出について、政府から説明を聴取いたします。農林水産大臣鹿野道彦君。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十七分散会
○山田委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として水産庁長官佐藤正典君、内閣官房原子力発電所事故による経済被害対応室審議官加藤善一君、内閣府大臣官房審議官長谷川彰一君、文部科学省大臣官房政策評価審議官田中敏君、厚生労働省医薬食品局食品安全部長梅田勝君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長横尾英博君及び環境省大臣官房審議官関荘一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○山田委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として水産庁長官佐藤正典君、文部科学省科学技術・学術政策局次長渡辺格君、厚生労働省医薬食品局食品安全部長梅田勝君及び資源エネルギー庁電力・ガス事業部長横尾英博君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野田国義君。
【次の発言】 次に、山岡達丸君。
○山田委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として林野庁長官皆川芳嗣君、水産庁長官佐藤正典君、法務省大臣官房審議官中山孝雄君及び文部科学省研究開発局長藤木完治君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石原洋三郎君。
【次の発言】 次に、石田三示君。
【次の発言】 次に、小野寺五典君。
○山田委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託になりました請願は四十三件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、諫早湾干拓事業に対する福岡高裁の判決を受けて、中・長期開門調査の早期実施を求めることに関する陳情書外十九件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、有明海再生のための早期開門調査を求……
○山田委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長の重責を担うことになりました。
本委員会は、政治倫理を確立し、選挙制度をより公正で信頼に足るものに改正し、国民の政治意識の向上に寄与することを使命とするまことに重大な責務を担っております。
委員長といたしまして、その職責の重大さを痛感いたしておりますとともに、委員各位の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満な委員会の運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
○山田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
お手元に配付いたしておりますとおり、今国会、本委員会に参考送付されました陳情書は、一票の格差に関する陳情書外一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百七十六回国会、内閣提出、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案
第百七十三回国会、大口善徳君提出、政治資金規正法及び政党助成法の一部を改正する法律案
第百七十四回国会、林幹雄君外四名提出、政党助成法の一部を改正する法律案
及び
第百七十四回国会、村田吉隆君外四名提出、公職選挙法の一部を改正す……
○山田委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満なる委員会の運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの村田吉隆君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
石井登志郎君 内山 晃君
柿沼 正明君 西村智奈美君
横山 北斗君 西野あきら君
……
○山田委員長 これより会議を開きます。
この際、総務大臣、総務副大臣及び総務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。川端総務大臣。
【次の発言】 次に、黄川田総務副大臣。
【次の発言】 次に、福田総務大臣政務官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時四分散会
○山田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今国会、本委員会に付託になりました請願は十二件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、そのように御了承願います。
なお、お手元に配付いたしておりますとおり、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、成年被後見人の選挙権行使に関する意見書外三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百七十六回国会、内閣提出、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律……
○山田委員長 この際、一言御挨拶申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満なる委員会の運営に努めてまいる所存です。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの村田吉隆君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
石井登志郎君 加藤 公一君
柿沼 正明君 西村智奈美君
横山 北斗君 西野あきら君
……
○山田委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
阿知波吉信君 及び 逢坂 誠二君
を指名いたします。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件、特に衆議院議員の選挙制度について調査のため、来る二十三日水曜日午後一時、参考人として慶應義塾大学大学院教授曽根泰教君、東洋大学法学……
○山田委員長 これより会議を開きます。 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件、特に衆議院議員の選挙制度について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として慶應義塾大学大学院教授曽根泰教君、東洋大学法学部教授加藤秀治郎君、東京工業大学名誉教授田中善一郎君及び法政大学大原社会問題研究所教授五十嵐仁君に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、大変ありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと思っております。どうぞよろしくお願……
○山田(正)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山岡達丸君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小野寺五典君が委員長に御当選になりました。
委員長小野寺五典君に本席を譲ります。
○山田(正)分科員 自由党の山田正彦です。 先ほどから繊維業界のタオルについてのセーフガードのお話があったようですので、私の方では、一つ、同じ中小地場産業といたしまして日本の陶磁器、いわゆる台所とか食卓用品、この業界ですが、調べてみましたら、十年前、一九九〇年に生産量が四十一万四千トン、ところが一九九九年、二十二万一千トン、半分に減っております。販売量も当然減っておりますが、輸入量はかなりふえてきております。 ちなみに、今大変困っているのが中国なんですが、十年前、一九九〇年に中国から二億四千四百万円輸入されておったものが、今現在、昨年、一九九九年ですが、四十六億五千四百万円これは輸入されて……
○山田(正)分科員 自由党の山田正彦でございます。 農水大臣にお聞きしたいと思いますが、先般、予算委員会の一般質問で、途中で終わりましたけれども、大臣として、いわゆるセーフガードをすぐに、暫定措置を適用するについては九種類についての調査が終わっていない、だから、という意向でした。私は、あの後、暫定的なセーフガード措置の条文をもう一回読ませていただきましたが、この協定に関する限りでは、ただ、生産者に対して重大な損害を与えるおそれがある場合と書いているだけですから、条約上は。 ともあれ、いわゆる今の輸入の動向の指数、例えば先月の分、これはもうきょうでもすぐにわかっているはずですから、それと、い……
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。 質問をする前に、委員長に釈明を求めたいのですが、実は私は質問通告の中で、参考人として熊澤農水次官、きょうの連合審査は農水委員会とそして厚生労働委員会、経済産業委員会、この三委員会の合同審査だとお聞きいたしておりますが、先ほどの質問で武部農水大臣は、当時のことはよくわからないといった発言を何度も繰り返しておったようですが、いわゆる当時の飼料局長だった今の農水次官の熊澤さんをぜひともきょう参考人として私の方は強く求めておったわけですが、それが参考人として、政府参考人としてきょう呼ばれなかった。その理由を明らかにしていただきたい。
○山田(正)分科員 自由党の山田正彦です。BSEの基本計画について、なかなか農水委員会で機会がありませんで分科会まで追っかけてまいりました。申しわけありません。 早速ですが、実は死亡牛の検査体制、この死亡牛の検査なんですが、これは法律では平成十五年四月一日から実施するということになっています。 基本計画を見てみますと、平成十五年四月一日から、二十四カ月齢以上の死亡牛全般についてはBSE検査を行うとなっていますが、「特別措置法第六条第二項のただし書に該当する場合であっても、平成十六年三月三十一日まで」というふうに、いわば法文の引用だけに終わっています。 ところが、条文では、「地理的条件等に……
○山田(正)分科員 扇大臣にお聞きしたいんですが、いわゆる日本の離島とか、日本はまた島国でもございますし、船の航路の問題で、もともと非常に不便をかこっているわけです。その中で、平成十二年に、いわゆる離島航路の免許制が許可制になった。これは大臣、大臣がもともとおっしゃっておりました、いわゆる規制緩和、そういう趣旨で、いわゆる改革の一環としてなされたものかどうか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 自由な競争をできる限り目指して、そして規制緩和した、そうとってよろしいでしょうか。
【次の発言】 二年前から、五島航路、対馬航路についていろいろ相談があったんですが、新規参入したくてもなかなかできな……
○山田分科員 民主党の山田正彦です。 今、自己破産、そういった倒産というものが相変わらず大変横行しているわけですが、その件について、ひとついろいろお聞きしたいと思っております。 まず、自己破産をしようにも金がなくて、お金がかかるから自己破産できない、それで夜逃げする、あるいは自殺するということが相変わらず出ているわけですが、ちょっと調べてみましたら、できれば本人申し立て、自己破産するにも弁護士さんにお願いするとやはり三十万なり五十万なりかかってしまうというところから、本人が申し立てすれば、それこそ八千円とか一万とか、あるいはそこらの少額でもってできるんじゃないかということで、自己破産を本人……
○山田委員 きょうは、公述人のお四方、それぞれ遠くからも来ていただきまして、大変貴重な御意見、ありがとうございました。 それで、早速お聞きしたいと思いますが、吉野公述人にお聞きしたいと思っております。 実は、先ほどお話を聞きながら、本当に大変御苦労なさっていることはよく理解させていただきました。その中で、今回の担い手法案で、いわゆる壱岐の農業者の、これは面積かもしれませんが、麦の四割、大豆の七割、これしかいわゆる今回の直接支払いの恩恵を受けないんだと。 確かに、今度の担い手法案については、農水省が初めて品目横断的な直接支払いをするということでみんなが期待しておったと思うんですが、実際に、……
○山田分科員 きょうは、離島の航路の問題について、少し、大臣、副大臣、いろいろお聞きしたいと思っております。 離島の航路なんですが、実は、対馬、今島民が大変揺れております。というのは、対馬は六〇%が本土との間を航空便、船便に頼っております。ところが、今まで全日空が航路を飛ばしておったわけですけれども、今回、ボーイング、B737ですか、これをこの四月からダッシュ8というプロペラ機にかえるということになりまして、皆さん大変不安に思っております。 その一番の不安が、このダッシュ8という機材、これが非常に事故が多い。今、伊丹と高知間で二〇〇三年から飛ばしておりますが、この二年間の間にトラブルで四十……
○山田副大臣 私の方から、大臣にかわって答えさせていただきたいと思います。 パイは大変おいしくいただきました。 基本方針ですが、まず、木造にすることについての温暖化対策の意義、それから、ターゲット、どういうところをその対象にするか。例えば、三階より下の公共建物はすべて木造でやるとか、あるいはそれ以上高い建物についても、内装については木造ですべて行う。 また、供給面についても、川下、川上といいますか、いわゆる林業の施業、路網の整備とか、人材の育成とか、あるいは加工工場の水平化とか、新生産システムの構築とか、そういったものが基本計画の中にきちんと盛り込まれていくものだ、そう考えております。
○山田副大臣 森林・林業再生プランを先般発表させていただきまして、今、自給率が二〇%ちょっとぐらいしかありませんけれども、我々の木材需要の自給率を五〇%には持っていきたい、そのためにどうしたらいいのか。私ども、さっき申し上げましたいわゆる社会的役割、環境的役割、そういった意味で、先ほど大臣がお答えしましたけれども、一番大事なのは、今は切り捨て間伐で、山の中でそのまま切り捨てしていっている、もうそうじゃないんだ、路網を整備して集約化して、施業を集約化するんだ。 そういう意味で、私も、二年半ぐらい前、ドイツの黒い森に、今の菅財務大臣と一緒に行ったことがあるんですが、ドイツの山、オーストリアの山、……
○山田副大臣 本当に、これから農業が我が国の中でも重要な位置を果たしていくように私どももしっかり頑張りたいと思っておりますが、中でも、今回、いわゆるバイオマスエネルギー、新エネルギー利用とか地球温暖化対策、そういった意味でもこの農業分野の果たす役割というのは非常に大きい、いわゆるCO2二五%削減にしましても。そういう意味で、このバイオマスを利用した一つの要するに電力の創出とか、あるいはプラスチックとか、いろいろなものを新しく農業の成長産業として期待できるんじゃないかと。 また一方、世界が食料危機に陥っていく中で、私どもとしては、いろいろなものを逆に一兆円輸出できるようなそういう産業としてひと……
○山田委員長 次に、谷公一君。
【次の発言】 資源エネルギー庁安井部長、補足して説明ください。
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