このページでは横光克彦衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。横光克彦衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○横光委員 賀来さん、きょうは本当にありがとうございます。 一極集中というところからこういった遷都あるいは国会移転等の問題が私は浮かんできたと思うのですが、先生はそれよりも壮大な遷都というイメージ、考えをお持ちだそうですが、私はやはり今の東京の大変なこの一極集中を是正緩和するためにはまず国会移転、国会そして行政を経済、金融あるいは情報、文化と分けるといいますか、そういった意味で国会、行政関係の移転がまず一番必要じゃないか。 要するに、すべてのものが遷都という形になりますと、また第二の東京というものができる可能性だってあるわけです。新しい移転先はもちろんそのために大変活性化するでありましょう……
○横光委員 社会党・護憲民主連合を代表いたしまして、私横光克彦が質問させていただきます。この委員会のトップバッターの質問だということで光栄に思っておりますが、一年生議員で何せ初めての経験でございますので多少緊張しておりますが、ひとつよろしくお願い申し上げます。 まず最初に、テレビ朝日の椿前報道局長の発言問題についてお尋ねしたいと思います。 今やこの問題は、去る二十五日に政治改革特別委員会でも証人喚問が実施されるなど、大きな社会問題となっております。この問題は、テレビなどのマスメディアのあり方について放送法に規定する政治的公平のみならず、国民の知る権利や言論の自由に大きく関係する重要問題であ……
○横光委員 私も今の田野瀬先生、そしてまた寺島参考人の意見、早急にやるべきだという意見に非常に賛成なんです。やり一極集中の弊害、これはもう一年ごとにどんどん厳しくなるわけですし、そういった意味では早急に対処する問題であろう。移転するために試算では約十四兆円とかいう金が必要だということ、これはまあ交通関係とかそういったものは入っていないということですが、それでも余りある量の内需拡大ですね。一番小さく見積もっても百兆円の経済効果があるだろうと言われていることを考えますと、これは大変な大きなプロジェクトである。 それで、先ほど村田先生がおっしゃったように、これは永田町あるいは政治家だけの問題じゃな……
○横光委員 横光克彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 宇野会長には、このような非常にわかりやすい首都機能移転の必要性、意義、そしてまた効果等をまとめていただきまして、本当にありがとうございました。 最初に、重複する部分があるかと思いますが、なぜ首都機能を移転する必要があるのかというところ、それはやはり東京の一極集中の弊害を是正するというのが一番大きいのではないかという気がするわけです。いろいろな必要性はあるでしょうが、その中でやはりこれが一番大きいであろう。 私は、実は地下鉄有楽町線で小竹向原というところから永田町まで通っているのですが、朝のラッシュは本当にすさまじいのです……
○横光委員 横光克彦でございます。 今お二方の委員からいろいろとお話がありましたが、情報通信分野において本格的なマルチメディアの時代が到来しようとしていることは間違いないと私は思っております。先日の「二十一世紀の知的社会への改革に向けて」という答申の中でも、二〇一〇年には全国あるいは全家庭に光ファイバーを網羅しようという大構想を発表されたわけでございます。このように我が国の情報化が著しく進展する中で、放送等の情報通信が国民に真に役立つものになるためには、情報通信メディアを通じて提供されておりますソフトの充実というものがやはり極めて重要であろうと私は考えております。光ファイバー網がハード面での……
○横光委員 横光克彦でございます。 閣僚の皆様方には本当に連日御苦労さまでございます。 WTO設立協定締結に向けて、きょうまで本当に熱心に審議が続けられてきたわけでございますが、そのほとんどが我が国にとって非常に重要な問題であります農業問題を中心に、いわゆる物の貿易が中心であったかと思います。私は、同じように重要な問題だと認識しております今度のWTOの協定に附属書として添付されております知的所有権、この件についてお尋ねさせていただきたい、このように思っております。 知的所有権、いわゆるTRIPs協定ですね。知的所有権というのは、つまり、人間の知的な創作活動の成果について生じる権利であろう……
○横光委員 横光克彦でございます。 私もNHKの平成二年度及び三年度の決算には賛成の立場で質問させていただきます。 我が国においては、あら障る分野において技術革新の目覚ましいものがあるわけでございますが、とりわけ二十一世紀の高度情報社会、いわゆるマルチメディア社会の実現を目指しての電気通信分野における技術革新は目覚ましいものがあると思います。先日、私も高度情報化社会研究会の一員として関西文化学術研究都市を視察させていただきました。けいはんなプラザという一角ではございますが、ビデオ・オン・ディマンド、またテレビ電話、さらにATR音声翻訳通信、ハイビジョンスタジオ等、いろいろ見学したわけでござ……
○横光委員 横光克彦でございます。 この戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部改正、そしてまた、戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部改正案、この二法案に賛成の立場で、この問題にも関連する幾つかの問題に質問させていただき、また意見を述べさせていただきたいと思います。 本委員会で多くの委員の方々から何度も繰り返された言葉でございますが、ことしはまさに戦後五十年という歴史的にも大きな節目の年であります。そしてこの大きな節目の年に、私たちは今重い課題を突きつけられていると思います。いわゆる反省と平和への決意を表明する不戦決議です。この問題を戦後五十年も引きずってきたのはなぜなのか、私はそういう気……
○横光委員 横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 本当にもうみんな時間がなくて焦っておりますが、私は、実は今まだまだ紛争あるいは災害あるいは飢餓、そういったもろもろの形で多くの命が失われているわけでございますが、その中で、まだ世に出ていない、母の胎内でそれでも脈々と鼓動を打っている今、このことについてお聞きしたいと思います。 現在、人工妊娠中絶が約四十万件あると言われております。この中には母体の健康等を考えてやむなく中絶をせざるを得ない人ももちろんいるわけですが、いわゆる避妊に失敗して中絶せざるを得ない、こういった悲劇が多いわけです。こういった問題を少しでも少なくすることはでき……
○横光委員 どうも皆さん、おはようございます。横光克彦でございます。受信設備制御型放送番組の制作の促進に関する臨時措置法案、この法案に賛成の立場で幾つか御質問させていただきたいと思います。 この法律案は、高度情報通信社会の構築を目的としているわけですが、これについて、二月二十一日に、内閣の高度情報通信社会推進本部において基本方針が決定されたところであります。私としては、高度情報通信社会の構築は、我が国が早急に取り組むべき最重要課題であろう、こういうように思っているわけです。アメリカや韓国などの諸外国が、続々と情報通信の高度化に向けた総合的な計画を発表しております。そういった中で、我が国として……
○横光委員 横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 これまでの各委員の質問が阪神・淡路大震災の問題に集中されているわけですが、それほど災害時における放送の持つ重要性そしてまた責任に関心が強いというあらわれだろうと思っております。 今回の七年度の予算の中で、減収につながります、この被災者を対象とする受信料免除の期間延長、二カ月を六カ月にされた。この措置は、私は英断であり、そういった意味では敬意を表したいと思うわけですが、これからの状況いかんによっては、この問題もさらにまた検討される対象ではなかろうか、そのようにまず認識いたしております。 私もまた、この災害時における放送の中で、特……
○横光委員 横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 川口会長初めNHKの皆さん、きょうは御苦労さまでございます。 決算の件は問題ないと思いますので、NHKのほかの関連のことに関しまして、二、三質問させていただきたいと思います。 いよいよマルチメディア時代の到来ということで、アナログだとかディジタルだとか、インタラクティブテレビだとかビデオ・オン・ディマンドとか、いろいろな活字がマスコミをにぎわわせ始め、そしてまた議論がそれぞれ始まろうとしております。このハード面における技術革新たるや、私なんかの凡人からしますと想像を絶するようなすばらしい勢いで開発されているわけでございますが、……
○横光委員 日本社会党の横光克彦でございます。 平成六年一月二十九日に一応政治改革四法案が成立したわけでございます。曲がりなりにもと言っていいんじゃないかと思いますが、成立いたしました。爾来、二年になろうとしておるわけでございますが、このことは言わずもがなのことでございますが、こういった政治改革法案、本来ならば、私たち政治家が正しい倫理観を持ち、公正なる判断力さえ持ち合わせていればこのような法案は必要ないわけでございます。しかし、残念なことにそういった政治家が少ないということで、こういった法案をあれだけ長い期間をかけ、そしてまた、ある意味ではむだとも言えるような膨大 な金を使って、それでも成……
○横光委員 社会党の横光克彦でございます。 私はきょう、先日行われました名古屋での公聴会で取り扱われました臓器移植法案についてまずお聞きしたいと思っております。 今回の公聴会で、それぞれの立場から非常に重い発言がございました。この方々の御意見はこれから当委員会での審議の中に十分生かさなければならない、このように考えております。 この法案が昨年の四月に議員立法という形で提出されているわけですが、その前にも、随分長い間いろいろな機関で論議されてきたわけですね。そしてまた、提出された後もなかなか審議は進んでいない。私は、これはある意味では緊急を要する問題ではなかろうかと考えております。 なぜ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今荒井委員から、最後に非常に厳しい批判がございました。国民が政治から離れていく、そのことによって国が滅びていく、そういった観点から私も話をつなげていきたい、このように思っております。 御案内のように、大変な国会情勢で、異常ともいう事態に陥っております。どのような理由があろうとも、論議の府であります国会の中で物理的抵抗で委員会室を封鎖してしまうという、この暴挙とも言える行動はどうしても許すことはできないと思います。また、国民の多くの方々も、今ピケ行動に対して非常に批判の声が高まりつつあるわけでございます。 また、そういった中でも国会見学、これがず……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 まず冒頭、菅厚生大臣におきましては、本当に就任早々、とりわけ薬害エイズ問題に関しまして、患者の皆様方に対する真摯な対応、そしてまた省内においての強い指導のもとで大変な御活躍をされていることに敬意を表します。 最初に、薬害エイズの件でございます。 現在、被害者の皆さんの悲願でもあります全面和解に向けて協議が行われているわけでございますが、ここに来て事態は大きく転換したというふうに思われます。また、その転換がこの和解協議、全面和解、救済に向けての進展につながらなければならない、そのように感じているわけでございます。 昨年の十月に、東京、大阪の……
○横光委員長 代理岩佐恵美君。
○横光委員 横光克彦でございます。 きょうは参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。 さきの三月二十九日に、一応和解が成立したわけです。この和解にこぎつけるまでの原告団の皆様方の本当に長い間の、そしてまた命をかけた闘い、これが、不十分とはいえ一応和解にこぎつけた、まずそのことに敬意を表させていただきます。 今お話を聞いておりまして、和解は成立したのですけれども、真の和解への、解決への出発点である、それが始まったのだ、これからが本当の闘いであるのだという皆様方の今の悲痛な生のお声を聞きまして、まさにそのとおりでございますし、薬害エイズというのは何ら患者の皆様方には非のない被害でござい……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 きょうは、塩川参考人にはまことに御苦労さまでございます。 薬害エイズ問題は、今や戦後最大の薬事行政事件になろうとしております。しかし、この薬害問題の真相は、いろいろな委員会、参考人等で進めてきておりますが、なかなか進んでおりません。二度とこうした悲劇を繰り返さないためにも、真相を解明するということが何よりも必要であるということは、これはもう申すまでもないわけでございますが、どうか、亡くなられた方々また遺族の方々、そしてさらに今苦しんでいる患者の皆さん方のためにも、きょう先生、包み隠さず真実をお話しいただきますことを、まず冒頭お願い申し上げます……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 厚生年金保険法等の一部を改正する法律案の寒議に当たりまして、私、賛成の立場で質問を申し上げます。 まず、この法案ですが、昭和五十年代、まだJRになる前の国鉄時代にJR共済が赤字となって以来の懸案でございましたが、この法案でようやく抜本的な解決を見るに至ったかと思うと、まことに感慨深いものがあるわけでございます。 今、長勢委員からもちょっと御質問ございましたが、現在、JR共済の赤字対策として、職域相当部分として年金額の百十分の十カットあるいけ職域加算の停止などの措置が行われたり、再評価の繰り延べ措置が行われてきております。今回、統合によってこ……
○横光委員 どうも松田参考人には、本日はまことに御苦労さまでございます。 先ほどのお話で、先日の参議院の参考人に出席する前日に非常に悩まれたというお話を伺いました。それにもかかわらず、勇気を奮い起こして出席され、あのような発言をされたわけでございます。私たちも多くの方々に御意見を聞いているわけですが、どうもそれぞれの方たちは、私にはあるいは私たちには非はないのだ、責任はないのだというような意見が多いわけですね。そういった中で、松田参考人の御発言は非常に、私はでき得る限りの真相を公表していただいているのではないか、そのように受けとめております。 まず、一九八三年、エイズ研究班設置当時ですが、……
○横光委員長代理 岩佐恵美さん。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この法案もいよいよ大詰めを迎えることになりました。これまで多くの委員から、いろいろな角度からこの法案についての審議が進められてまいりました。そして、その中でいろいろな問題もまた浮き彫りにされているわけでございます。将来の年金財政への不安や国民年金の空洞化など、公的年金制度に対する国民の信頼が揺らいできているのじゃないか、そんなような気がしてなりません。 では、この国民の信頼がなぜ揺らいでいるのか。その要因の一つに、やはりこの制度は、若いときから長い間にかけて保険料を負担して、そしてようやく六十五歳になってから受給ができる、そういう制度であるがため……
○横光委員長代理 荒井聰君。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
きょうは参考人、まことに御苦労さまでございます。
これは当然のことですが、参考人は、今回の和解裁判での所見そしてまた和解条項、確認書、これをしっかり読まれましたか。
【次の発言】 その所見の中に「被告製薬会社が第一次的な救済責任を負うべきである」こういうふうに書かれております。この責任のあり方はそのとおりだと受けとめておりますか。
【次の発言】 今のお言葉、どうぞ忘れないでいただきたいと思います。その責任感において真実を、どうか短い時間ですがお話しいただきたいと思います。
まず、今回の裁判で証拠として提出しております小栗陳述書、この小栗陳述書の……
○横光委員長代理 桝屋敬悟君。
【次の発言】 網岡雄君。
【次の発言】 荒井聰君。
○横光委員 私は、自由民主党、新進党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけ、日本共産党及び市民リーグ・民改連を代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 薬事法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。 一 医薬品の安全性を一層向上させるため、審査の質の高度化が図られるよう、審査体制の充実強化に努めること。 二 医薬品の副作用情報等については、医薬品を使用する上で重要なことから、医療関係者及び患者に適切、迅速に提供できるような方策について検討すること。 三 中……
○横光委員 大臣を初め政府委員の方々、大変お疲れでしょうけれども、もうちょっとおつき合いのほどをよろしくお願い申し上げます。 社民党の横光克彦でございます。 規制緩和に関する総論について、まずお尋ねいたしたいと思います。 厚生省における許認可件数は千二百二十一件あります。そして、改定予定の規制緩和推進計画には、厚生省関係の事項については総数三百二十八項目が掲上されております。また、その内容は非常に幅広く多岐にわたっているわけでございます。厚生行政の分野にも民活、民間活動が積極的に導入されるべきであり、その活動を阻害あるいは抑制している不合理な規制はもうどんどん撤廃していくべきであろう、こ……
○横光委員長代理 山本孝史君。
○横光委員 まず、松本参考人にお伺いいたします。
今同僚議員の質問に、順天堂大症例ですね、無症候性の感染者ではない、連続的な免疫不全症状の中にあり、したがって発症していたと考えているとおっしゃいましたね。私もそのとおりだと思いますが、これは間違いないですね。
【次の発言】 そうしますと、現在の発症基準、いわゆる続発症、合併症による判断という現在の発症基準は誤りということになるわけですが、そのようにお考えなんですか。
【次の発言】 としますと、参考人は、感染者と発症者の区別をどこですべきだと考えているのですか。
【次の発言】 あなたは先ほど、ゴットリーブ博士の診察を受けていたということを知らな……
○横光委員 横光克彦でございます。
御質問させていただきます。
今、山本委員の質問に、あなたは行政は素人の集団であるというお言葉がございました。この言葉は、今の薬害に遭われた方たち、被害に遭われた方たちにとっては耐えられない言葉じゃないかと思うのですね。行政を担当する人はその道のエキスパートであり、卓越した人たちと皆信じているのですよ。その人がみずから素人である、そのようなことを言っていいのですか。どうぞ今のその言葉、どうかあなた撤回してもらえませんか。でなければ余りにもかわいそうです。
【次の発言】 今、山本委員から、本当に厚生省は何をやってきたのかという思いの質問がございましたが、まさ……
○横光委員 私もまず冒頭に、このTBSの問題、これは放送の倫理という観点から、また国民生活にとりましても大変大きな問題でございますし、本委員会で真相を究明するために当事者の方々のお話を聞く場をぜひつくっていただきたく、まず委員長に御要望いたします。 私、きょうお尋ねしたいことは労災、つまり労働者災害補償保険法ですね。ここは労働委員会ではございませんが、実はNHKにも関連する問題でございますので、このことをちょっと御意見をお聞かせ願えればと思っております。 NHKは今ドラマ部門で非常に活気があるのではないか、このように私は受けとめております。大河ドラマも、「秀吉」、大変好評でございます。久々……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。きょうは磯崎参考人、まことに御苦労さまでございます。 今回の坂本弁護士のインタビューをしたビデオテープの事件が明るみになってから、TBSでは社内に調査委員会をつくられたわけですが、その調査委員会での随時の報告は一貫して、テープは見せていない、こう言い続けてきた。それが、公判が進み、また早川メモ等により、先月の二十五日に大転換したわけですね、見せたという結論になったわけです。それではこの五カ月間の社内調査は何だったのかと、国民は今非常に不可解な思いを持っているわけですね。自主的に解明したというより、むしろ外圧によってそう判断せざるを得なかった、これ……
○横光委員 横光克彦でございます。 今回の泉井事件は、皆様方、同僚議員がお話しされておりますように、単なる脱税事件ではない、これはほとんどの国民もそのように思っていることと思います。三菱石油、そしてまた三井鉱山、こういった間の仲介手数料という名目で、膨大な、信じられないような金額を得た。そこからこの問題は発端したわけでございますが、なぜ一個人があるいは一小さな企業が、あの大企業を相手にあのような膨大な仲介手数料を得ることができたのか。ただの仲介手数料であるとはやはり信じられない。石油の超過量の問題ならばわずかな罰金で済むわけですので、そういった意味では、そこにすべてが集約されている、そこに大……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。大臣には長時間大変御苦労さまでございます。質問させていただきます。 私は、例の泉井石油商問題、その関連についてまず御質問させていただきたいと思っております。 昨年十二月の本委員会で、通産省の省内で調査委員会ですか、そこが泉井と関連した人たちを処分をしたわけですが、そのときに、歴代の通産省の幹部のOBの皆様についてきちっと調査をしなければ意味がないというような意見が多かったわけです。そのときに大臣は、OBが行き過ぎた、こう言っても注意も何もできないことになっております、もうやめているんですから、OBの方は今のところ聞くという考えはない、このようにお答……
○横光委員 横光克彦でございます。質問させていただきます。 今多くの同僚議員が取り上げましたように、私もISO9000シリーズ取得への取り組みについてちょっとお伺いしたいと思います。 国際化の時代になって、中小企業の皆様方にとりましても非常に大きな波が押し寄せているわけでございます。平成七年度の中小企業白書に実はこのようなデータが出ているのです。「ISO9000シリーズ規格に対する中小製造業者の関心」これは約半数の製造業者が関心を持っている、こういうデータが出ております。そしてまた、そういった関心がありながら、実際に既に取得しているのは一・五%と、ほんのまだわずかしかないわけですね。関心の……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私も最初に、多くの同僚議員が質問しております東海村の動燃の火災爆発事故についてちょっとお聞きしたいのですが、これは、エネルギー政策を担当する省としても非常に大きな問題ではなかろうかと思っております。 御案内のように、私たちの国のエネルギー、電力の消費量というのは驚異的に伸びている。そういった中で、原子力発電というものが電力の分野で三〇%を超す依存度なわけですね。国民にとっては、原子力発電の恩恵を享受しているわけでございます。しかし、国民の多くは、その根底には何といっても、先ほどから大臣のお話もございますが、本当に安全あっての原発である、このことは……
○横光委員 どうも皆様おはようございます。 まず冒頭、私ごとの都合で最初に質問させていただくことに対して、委員会の皆様方の御配慮に心から感謝を申し上げたいと思います。 今大臣の趣旨説明にもございましたように、今回、二本の法律の廃止と十四本の法律の改正により一十二の規制が廃止され、また五十四の規制が合理化されることになるわけでございます。これからさらに経済構造改革を進めていく上では、私はまだまだ不十分ではないかなという気はしないでもないのですが、それでも、みずからの所管にかかわる規制についての大幅な見直しを、まずは通産省が他の省庁に先んじてその第一歩を踏み出したという点では非常に大きな評価を……
○横光委員 横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 質問させていただきたいと思います。 私たちの国は、戦後五十年間、経済至上主義のもとに著しい高度経済成長をなし遂げたわけでございます。しかし、そういった経済発展とともに、環境も破壊されてきたこともこれまた事実であり、さらに環境のみならず、水俣病等に代表されるような数多くの公害も発生してきた。経済発展とともにこういった諸問題というのを、いわゆる影の部分といいますか、そういったものをどうしても引きずってしまうわけでございます。時代の変遷とともに環境の重要性が、これは産業界のみならず、国民の皆様方の間でも大変大きな問題となっているわけで……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 戦後五十年間経済憲法とも言われました独禁法の九条の改正によって、純粋持ち株会社の解禁がこれから行われるわけでございますが、ここに至った経緯、林義郎先生からお話ございました。現在のこの日本の経済構造の中で、多角化、多様化、そしてまた国際的な大競争時代に入った中で、先般、与党三党でこの解禁が合意されたわけでございます。 現在の私たちの国の経済は、目覚ましい技術革新、そしてまた国際化、サービス化、そういった進展によって経済構造が大きく変化しております。そういった中で、従来の業務の垣根を越えた企業間での競争が始まっているわけでございます。そういった意味で……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、参考人の皆様方には、本当に御多忙の中にもかかわりませず本委員会に出席いただき、また貴重な御意見を賜りまして、感謝いたしております。 戦後五十年間にわたり経済憲法九条と言われてきましたこの独禁法が改正されるわけでございますが、今回のこの独占禁止法改正案に至るまで、持ち株会社の論議は、持ち株会社が目指すグループ経営のあり方、こういったものに目を向けさせることになったと思うわけです。実際に、この純粋持ち株会社が解禁されれば、これまでの事業持ち株会社形態とともに、企業のグループ経営が一層進展すると考えられているわけでございます。そうした中で、こ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この法案により、純粋持ち株会社の設立を禁止する独占禁止法第九条が改正されることになるわけでございます。この九条は、独禁法第一条の目的に定められております事業支配力の過度集中を防止することを具体化した規定、手段であるとともに、戦前の財閥再来を防ぐことを直接的な使命ともしておりました。過度集中の防止規定は、独禁法の体系において、カルテルなどの競争制限的行為を禁止する規制、合併など個別市場における集中過程をチェックする規制等の補完機能として重要な役割を担ってきたわけでございます。こうした戦後経済の民主化に果たしてきた役割から、戦争放棄をうたった憲法第九条……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは官房長官、まことに御苦労さまでございます。 先ほどからお話がございますように、経済憲法九条と言われてきました独禁法九条が改正されることにより、純粋持ち株会社が解禁されるわけでございます。この純粋持ち株会社解禁によって、経営効率の向上等、いわゆるプラスのイメージといいますか、そっちの方が先行しがちでございますが、これまでの本委員会におきまして、各委員から、確かにバラ色ではあるが、決してバラ色ではない部分もあるという指摘が数多く出されております。私たちは与党の立場ではございますが、一歩立ちどまって、何か問題があるならばそれに対して真剣に考える……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 質問させていただきます。同僚議員の質問と多々重複するところはあろうかと思いますが、確認という意味で御理解をいただきたいと思います。 同僚議員の質問の中で、行政改革、あるいはまた郵政三事業の経営形態のあり方等の質問がござ いましたが、私も、まずそこのところから質問させていただきたいと思います。 行政改革、行政改革と、行革という言葉があらしのように吹き荒れているわけでございますが、もちろん私、行政改革を否定するものではございませんし、むしろ、今こそ行政改革は積極的に取り組むべき課題である、このような認識の上に立つ一人でございます。 ただ、そうはい……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、大臣を初め参考人の皆様方、長時間にわたり御苦労さまでございます。質問をさせていただきます。 新年度の事業運営計画を見ますと、地上放送や衛星放送の充実、あるいはまた、ハイビジョン放送の拡充強化、さらに、海外への情報発信の充実等々、いわゆる充実とか拡充とか強化という言葉が躍っているわけでございます。現に、この四月からは、総合テレビでは二十四時間放送も始まります。また、長野オリンピックも放送するわけで、そういった言葉が形となってあらわれている。私は、その中で、もう一つハイビジョンの方が、言葉だけでなく、さらに形となるようにもっと努力していただ……
○横光委員 どうもよろしくお願いいたします。 現在、我が国の経済構造改革の推進というものが最重要課題となっている。橋本内閣も今その経済構造改革に全力で取り組んでいるわけですが、その原動力となるのは私はやはり情報通信だと思うわけでございます。今回の法改正はそういった情報通信の分野の重要性を踏まえて、そして特にニュービジネスの発展を目指したものである、そのように私は受けとめているわけでございます。 ニュービジネスが成功するかどうかというのは、先ほどからお話が出ておりますように、資金面の調達の問題もございますが、何といっても優秀な人材の確保、そしてまたその優秀な人材のやる気をいかにして引き出して……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 先ほど山花委員から御報告がございましたが、もう一つはっきり御報告させていただきます。 私は、実は商工委員会も兼ねておりまして、きょうの午前中に衆議院の商工委員会におきまして、経済憲法九条と言われてきました独占禁止法九条の改正案が可決成立しました。このことによって純粋持ち株会社が解禁になるわけでございます。今この国会で審議されておりますNTT法案の根底あるいは前提とも言われております純粋持ち株会社解禁によって、この法案も大きく前進となったところでございます。ただ、まだ衆議院の段階でございます。 このNTTの分離分割問題でございますが、十五年間にわ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、参考人の皆様、本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。 先ほど、佐々森参考人からお話がございましたように、本当にNTTの分離分割問題、十五年の長きにわたって、国論を二分する論議が繰り返されてきたわけでございます。そういった中、今回、ある意味では終止符を打つべく、NTTの改正法案が本委員会で審議されているわけでございます。 この法案は、分離分割した場合のマイナス面、あるいは分離分割しなかった場合のマイナス面、それぞれの課題をクリアした解決方法であると私は評価しているわけでございますが、とりわけ、情報通信産業分野は、……
○横光委員 私は、自由民主党、新進党、民主党、社会民主党・市民連合及び太陽党を代表いたしまして、ただいま議題となっております三法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。 御承知のとおり、我が国は昭和六十年に電電公社の民営化、競争原理の導入など第一次情報通信制度改革を果たし、十年余が経過しております。 この間、我が国の情報通信分野は、デジタル化等技術革新が進展する中で、社会経済活動のグローバル化やボーダレス化を背景に、世界的な規模での事業展開、事業提携が行われるなど大きな変化の局面を迎えております。 我が国においても、この世界の潮流に乗りおくれることのないよう、情報通信産業のダイナミズ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず、冒頭、私ごとで質問順位を繰り上げていただきましたことを、自民党さん初め各党の理事の皆様方に、御配慮を心からお礼を申し上げたいと思います。 また、堀内通産大臣、大臣御就任おめでとうございます。おめでとうございますと申し上げましたけれども、実際は、現況、経済、金融を取り巻く状況を考えますと、非常に重要なポスト、責任の大きなポストにっかれたわけで、大変御苦労だと思います。どうか、その大臣の手腕を遺憾なく発揮して、先頭に立って頑張っていただきたいということを、まず心からお願いしたいと思います。 我が国の経済、金融を取り巻く現況は非常に厳しい状況と……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問順位を繰り上げていただきました。最初に質問させていただきます。各党の御配慮にまずお礼を申し上げます。 二〇〇五年に愛知県におきまして国際博覧会が開催されることになりました。今回の博覧会のテーマ、「新しい地球創造 自然の叡知」というこのテーマから、従来の開発型の万博ではなくて新たなモデルをつくっていただきたい、私はそんな気持ちでいっぱいでございます。と申しますのも、万博史上初めて、人類が直面いたしております環境問題を中心テーマにしている、いわゆる環境博だと思うからでございます。この博覧会が、我々が未来に向けて、とりわけ二十一世紀において解決しなくて……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。アンカーを務めさせていただきます。
まず、海老沢新会長、御就任おめでとうございます。公共放送の重職ということで、大変な重い職にっかれたわけでございますが、これまでの実績、またそのバイタリティー、また先見性に大変私たち期待しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
新会長の抱負といいますかスローガンに改革と実行ということが言われておりますが、具体的に何を改革して、何を実行していこうと思われているのか、そこのところをちょっとお伺いさせてください。
【次の発言】 国民に負担をかけないでスリム化を図っていくというお話もございましたが、となります……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
まず、郵政省にちょっと一言お聞きして、そしてその関連する質問をさせていただきたいのですが、今回のような特殊な映像によって起きた事件、これは放送法に抵触するかどうか、そこのところをまずお聞きしたいのです。
【次の発言】 今いろいろ御質問なりお答えがあったのですが、私もいま一度、民放連の酒井参考人とテレビ東京の一木参考人にお伺いしたいのです。
矢島委員の質問にちょっと関連するのですが、やはり、今回こういったことが起きた、一番今関係者そして我々がやらなければならないことは、まず再発の防止ですね、再発の防止。そのためには原因の究明ですね。
今までのお話……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今、各委員からいろいろと御意見が出ました。とりわけ、大蔵省の検査官の不始末が国民の皆様方の行政に対する信頼を著しく失墜させている現状でございます。それだけに、私、厳正中立であるべき会計検査院の役割というのはこれまで以上に重くなる、そのことをくれぐれも自覚していただきたい、このように、まず冒頭お願い申し上げます。 まず、検査対象ですが、一般会計の規模一つとってみても、十年間で約一・二倍、また二十年前と比べれば二倍にも拡大しているわけですね。それだけに、行政の自己チェック機能を高め、その透明、公正の確保を図ることは行政改革の最重要課題だと私は考えてお……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 先般の堀内通産大臣、尾身経済企画庁長官の所信表明に対しまして質問をさせていただきます。 最初に質問させていただきますが、各党の皆様方の御配慮に感謝申し上げます。 さて、今私たちの国は、かつてのあの石油危機、そしてまたバブル不況、ああいった不況に匹敵するほどの不況に見舞われているというのが現状ではなかろうかと思っております。こういった中、今国民の皆様方の最大の課題は、この不況からの脱出、景気の回復でございます。そういった意味から、政府、また政治に携わる私たちの責任も非常に重大だ、このように考えております。 去る六日に三月の月例経済報告が発表され……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 このたび統合が予定されております日本貿易振興会、そしてまたアジア経済研究所、これは双方ともに長い歴史を有しており、私は一定の任務を果たしてきたと評価いたしております。今日までさまざまな場で、行政改革、そしてまた特殊法人改革の問題などが、これまたさまざまな角度から議論されてまいりました。 今回、日本貿易振興会にアジア経済研究所の任務を付与した、統合された日本貿易振興会となるわけでございますが、これが単につけ足したりしただけではなく、また、先ほどから言われておりますように、数合わせに終わるのではなくて、将来、これによって任務の遂行を図っていくのだ、こ……
○横光委員 最後でございます。大変お疲れだと思いますが、今しばらく御辛抱、よろしくお願いいたします。 今回、大店舗法が廃止されます。これは全国の商店街や小売業者の皆様方にとりましては大変な不安、また危機感を抱かれているのではなかろうか、そのように思います。そういった意味で、この大規模小売店舗立地法がそういった不安を一掃して、そしてさらに中心市街地活性化法案で各商店街、市街地に活力を与えなければならない、このように考えております。 これまで各委員のお話にございますように、町の商店街が空洞化の進展によって火が消えたように活気を失い、全国の市町村の中心市街地が衰退してきている。これは残念ながら、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは、参考人の皆様、本当にありがとうございます。それぞれのお立場から、本当に貴重な御意見を賜りました。この法案の審議に十分に生かさなければならない、このように思うわけでございます。 きょうの参考人の皆様方のお話を伺っておりまして、私、非常に印象が強かったのは、日本チェーンストア協会の会長でいらっしゃいます小林さんと全国商店街振興組合連合会の一丸さん、このお二方の御意見が、私から見れば、真っ向対立した御意見のように感じたわけでございます。 お二人の意見は、それぞれ、まさに置かれている状況、大型店のこれからのあり方、あるいはまた中小小売業の危機感、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今法案の審議の締めくくりをさせていただきます。 戦後の高度経済成長とともに、長い間続いてまいりました大量生産、大量消費、大量廃棄、この構造を変えるという意味からも、もっと言えばごみを資源へと大転換するという意味からもこの家電リサイクル法案は非常に重要で、また意味のある法案である、このように考えております。また、当初この法案の作業参加は通産省と厚生省でございましたが、ここに新たに環境庁が加わることになりました。これも、この法案を形だけのものにしないためにも重要なことである、このように受けとめております。 随分といろいろな審議がされてまいりまして、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 大臣、きょうは、長時間にわたり御苦労さまでございます。私がしんがりを務めさせていただきますので、いま少しどうぞよろしくお願い申し上げます。 きょうのこの委員会で随分と質問がございましたが、私も、さらに確認の意味を込めまして質問させていただきます。 郵政三事業の件ですが、政府の行政改革会議の最終報告において、郵政三事業は国営の公社に移行することとされました。これは、中央省庁等改革基本法案の中にも規定されているわけでございます。 ところが、これは三月二日の予算委員会で、小里総務庁長官や小泉厚生大臣が民営化への含みを持たせるような発言をされているの……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょう各委員からお話がありますように、NHKは公共放送であると言われております。しかし、公共の電波を使っている以上、NHKであろうと民放であろうと公共性を問われることには違いはないはずだと私は思うわけです。にもかかわらず、NHKは公共放送だと言われるには幾つかの理由があるわけですね。 受信料制度で成り立っているということ、また、先ほど会長のお話がございましたように、全国どこで暮らしていてもあまねくNHKの放送を享受できるということもあります。また、番組の内容でいえば、お子様からお年寄りまで幅広い年齢層の人たち、そういった人たちがそれぞれに楽しめる……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは参考人の皆様御苦労さまです。最後でございますので。 先ほど、一木社長の説明で、把握できた方だけはもう治療費あるいは見舞い等出された、しかし、先ほど同僚議員の質問の中で、やはりまだ何ら対応されていない方もいるということです。やはり七百人近い方が搬入されたわけですから、こういった方たちは氏名、住所等わかるわけですから、そんなに膨大な人数ではありませんし、そこで、てんかん症とかいろいろな問題もございますので、この問題は公にしないでくれ、治療費も結構ですというような方もそれはそれで結構であるし、一応、対応をこれからも漏れなくやっていただきたい。あ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 先ほどから、情報通信事業また電気通信事業、これが二十一世紀のリーディング産業であるという言葉が飛び交っております。私も、これは、国民そしてまた我が国の発展のためにもぜひそうあってほしいと願っているわけでございます。 三月の委員会のときに、私は実はこの件で取り上げさせていただいたのですが、一見、やはりこの情報通信産業、華やかであり、そして明るい見通しがあるという印象を与えてはおりますが、その内実は実は結構ばらつきがあるのではないか、そういった趣旨の質問をさせていただきました。 そのときに、政府側のお答えは、やはり情報通信……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは質問順位を繰り上げていただきまして、各党の皆様方の御配慮に感謝を申し上げたいと思います。 今、中央省庁等改革基本法案が国会の中で審議中でございます。この法案の中で規定されております郵便貯金資金が全額自主運用となるわけでございますが、ただいま今村議員の方からも御質問がございました。全額自主運用になった場合、非常に考えなければならないことはやはりリスク管理だと思うのですね。そういったことから、今大臣の御答弁で、簡保も含めて約百四十兆自主運用されている。しかし、これからもっとその額は大きくなるわけですね。そういった意味から、郵政省としてこれから……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、参考人の皆様、まことに御苦労さまでございます。 今回の法改正によりまして、我が国におきましてもデジタル化の時代がやってこようかと思います。現在、CSではもう提供されているわけでございますが、BS、地上波とそれぞれデジタル化の時代が来るわけでございます。先ほどの海老沢会長のお話に、今回のデジタル化は放送の歴史に新たな一ページを加えるというお話がございましたが、まさにそのとおりだと思います。 そこで、まず郵政省にお伺いしたいのですが、電気通信、放送の世界、デジタル化が世界の趨勢となっているわけですが、欧米を中心とした世界のデジタル化の現状……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは大臣初め政府委員の皆さん、本当に、連合審査から引き続いての商工委員会の質疑、大変御苦労さまでございます。最後でございます、いましばらく御猶予をお願いいたします。 今回のこの法案、これは貸し渋り対策ということでございます。貸し渋りという現象あるいは貸し渋りという言葉、これは、バブルが崩壊するまではそういった現象、言葉さえもなかったのではなかろうか、このように思うわけでございますが、やはりこれは最大の要因は長引く景気の不況、これが最大の原因であろうと思っております。 ただ、それにかてて加えて、先ほどから指摘のございますBIS規制の早期の実施、あ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今回の対人地雷全面禁止条約の批准の承認、そしてまた本委員会に付託されております国内関連法案の成立、これは大げさでなく、私は全人類の平和に向けての画期的な第一歩である、このように信じております。 先ほどから各委員のお話、また通産大臣、政府委員の方々のお話にもございますように、この対人地雷は、核兵器同様、悪魔の兵器であり大量殺りく兵器であるわけです。子供や民間人や女性や軍人や、あるいは敵味方の区別なく行える無差別殺りく兵器であるわけです。さらに、被爆の後遺症同様、一度敷設された対人地雷は、戦争が終わって平和になっても、五十年あるいは百年その爆発力を保……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは本会議を挟んで五時間にわたる一般質疑、大変御苦労さまでございます。最後でございます。 先ほどの本会議で、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案、これはさきの閣法に追加の法案でございます。そしてまた、金融機能の早期健全化のための緊急措置法案、衆議院では可決したわけです。 この緊急措置法案の場合、私たちは修正というものを強く求めたのですが、その中の一つが中小企業対策であったわけです。第五条一項の優先株の引き受け等を受ける金融機関等は、中小企業向けの資金貸付枠を増大させる旨の経営健全化計画を提出し、これを履行させるべきだ、こう強く提案者に申し入……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは、大臣初め政府委員の皆さん、本当に長時間にわたり御苦労さまでございます。もうちょっとお時間をいただきたいと思います。 今回提出されておりますこの二法案、各党いろいろな形から、さまざまな角度から質問をされまして、ほとんど重複するところばかりですが、確認の意味を込めまして、二、三質問させていただきたいと思います。 まず、新事業創出促進法案ですが、これは、新たな事業の創出を促進するために主務大臣が基本方針を定めるとあります。国が定めるこの基本方針に基づいて、当該都道府県等が地域産業資源を有効に活用した新たな事業の創出の促進に関する基本構想を策定す……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 大臣はきょうは本当に、予算委員会に続きまして本委員会で長時間にわたる審議、大変御苦労さまでございます。私、きょう最後でございまして、あと少しおつき合いをいただきたいと思っております。 事一九九九年度の予算案、この歳出総額が八十一兆円にも上る、八十兆を突破したわけですね。しかも、その財源、これが三十一兆円もの国債発行によって賄われておる。公債依存度三七・九%、約四〇%になんなんとする公債に依存しての予算案の作成。これは、大臣が、初回から大魔人を投入したという言葉に如実にあらわれているように、本当に最後の切り札といいますか、がけっ縁に立たされた思いで……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 大臣には、長時間本当に御苦労さまでございます。 私、ちょっと重複する質問があろうかと思いますが、そのときには、確認の意味という思いでどうぞ御容赦いただきたいと思います。 きょうも各委員からいろいろな質問がされ、質疑がございましたが、非常に厳しいお話ばかりだと思うんですね。本来であるならば、これだけの大型の積極予算を組まれた、そしてそれを審議される中で、景気回復という大前提で、この予算にはすべてその思いが込められているわけです。ですから、そういった意味からは、本来ならば、金融市場あるいは経済あるいは企業、さらに国民、そういった広範囲にわたって、こ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。本当に大臣、連日大変御苦労さまでございます。 きょうも、今回のこの減税法案に対しまして大変厳しい意見が出ております。私も厳しい意見をちょっと言わせていただきたいと思っております。 九九年度の税制改正の最大の目的は、この未曾有の不況をいかにして克服していくか、そしてまた、中低所得者層に顕著に見られる可処分所得の低下傾向にどのように対処していくかに私はあったと思うのですよ。ところが、この税制改正法案、これは財源の手当てもないまま個人所得課税の最高税率の大幅圧縮を強行している。これは大多数の国民の要望に私は背を向けた形になった、こう批判せざるを得ないわけ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 今同僚議員が質問いたしました社会悪物品の水際取り締まりについてまず御質問させていただきます。 最近非常に心配されることの一つに、中学生や高校生、つまり青少年層の間で覚せい剤やあるいは麻薬等の乱用が拡大しつつあるという現実、非常に深刻な情勢が続いていると思うのですね。 実は、私の地元に中津市という城下町があるんですが、福沢諭吉先生の出身地でございます。この中津市から北九州まで約五十キロほどあるんですが、この北九州方面からここ数年、いわゆる覚せい剤等が中津市に流入してきている。地元の警察は非常に取り締まりの強化また啓発に力……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問させていただきます。 本法案の趣旨にあります規制緩和につきましては、利用者、消費者の利便につながる可能性を有しているわけですから、私たちは前向きな評価をいたしたいと思います。 ただし、与党時代の協議で確認していただきましたこのペーパー、昨年の五月八日のペーパーですが、ここで明らかにいたしました、ここに書かれておりますいろいろな課題の前進が同時に図られることが不可欠の前提となっているということも、政府におかれましては御承知おきのことと思います。 そこで、このペーパーに即しましてお尋ねをいたしたいと思います。 ちょっと順序が前後するんですが、こ……
○横光委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 金融資産の評価については、時価会計がグローバル・スタンダードになりつつある現状に鑑み、こうした会計慣行または会計基準に委ねるべきである。さらに土地を含むその他の資産についても時価会計の流れに留意しながら、平成十三年末を目途に現行の評価原則について見直しの是非を検討すること。 一 現下の経済状況に対応するため、一部に会計慣行または会計……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私たちの国、今超高齢化社会を目の前にしているわけですが、それに備える意味からも、来るべき二十一世紀の活力ある日本の経済を実現して、国民生活の視点を重視した、そういった持続可能な社会を構築していくことが私は今喫緊の課題であろう、このように考えております。 そういいながらも、国の財政状況は極めて厳しいわけですね。今後こうした課題に広範に対処していく余力が乏しいといったのが現実であろうと思うんです。そこで、民間でできることはできるだけ民間に任せる、と同時に、民間の活動を支援しながら国の目標達成に向けて指導していく必要があろう、こういうふうに思うわけでご……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず、私、先般の国民生活金融公庫の審議におきましても申し上げたのですが、九七年当時の特殊法人改革、この論議のときに、国民生活の安定、向上に配慮していく立場から、民間金融機関では望みがたい公平性あるいは中立性等への対応を含めて、政策金融が担うべき役割は一層重要になるはずだ、そういうふうな認識を示したわけでございます。そのことは、その後の経済、金融の大きな激動期にあって、日本開発銀行あるいは北海道東北開発公庫のみならず、他の公庫における貸し渋り対策等の出動によって明らかになったと思うわけでございます。 以上のようなことを踏まえて、まず新銀行、日本政策……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。本法案も、苫東の視察を含めまして、非常に長時間にわたって審議してまいりました。最後に質問をさせていただきます。 二十一世紀を間近に控えて、現在の我が国の政策的な課題というのは、ただ単に経済や産業の問題だけにとどまらず、地球的規模で発生しております環境問題の解決、あるいは急速に進行している高齢化の中での福祉の問題、こういった幅広い分野も政策課題になろうかと思います。 日本政策投資銀行は、こうしたさまざまな重要課題を抱える中での船出となるわけでございますが、この船出に当たって、やはり今回の審議の状況をしっかり踏まえた上で船出していただきたい。つまり、苫……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは長時間にわたって、両大臣そしてまた政府委員の皆様方、大変お疲れだと思いますが、私が最後でございますので、あとしばらくよろしくお願いいたします。また、ちょっと質問内容が重複するところがあろうかと思いますが、確認するという意味でよろしく御理解いただきたいと思います。 公的資金の投入を柱とする金融システム早期健全化等の対策を講じるに当たっては、情報の全面公開を前提としつつ、金融機関に対する貸し出し実行計画の提出を義務づけ、あるいは貸し渋りに対応することによって信用供与を拡大する、とりわけ中小企業向け融資の拡充を図って健全な借り手保護、地域経済、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今国会に提出されております産業活力再生特別措置法案、この主眼と申しますか主軸は事業の再構築にあるわけです。つまり、過剰設備、過剰債務、過剰雇用の事態を打開することにあると思うのですね。したがって、税制上の対応も、おのずと企業が持つ負の遺産、もっと言えば企業がみずからつくり上げてしまったとも言える負の遺産、この過剰部分の清算を進めるための支援策に重点が置かれてしまったと言えると思うのです。 しかし、営業の譲渡あるいは譲り受けにかかわる買いかえ特例の拡充や、あるいは登録免許税の軽減などは、過剰設備の廃棄後の跡地等の流動化を進めやすくしてほしいとの強い……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私も、質問時間が短いので、商工ローンを中心に質問させていただきます。 商工ローンに関する問題点、各委員からすべて問題点は出し尽くされたと思っております。しかし、改めてここで、さらに念を押す意味で質問させていただきます。 まず、この商工ローンによる現状をもう一度当局として認識していただきたい、私はこのように思います。 昨年の個人の自己破産申告、十万件を突破して、過去最高となっております。自己破産申告十万件。そしてまた、支払い困難になっている多重債務者は、少なく見積もっても百五十万人は存在するだろうと言われております。多重債務者が百五十万人。そし……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは大臣、御苦労さまでございます。 臨調、行革を通して郵政事業のあり方というのが論議されてきました。そして一昨年末に、三事業のあり方というのが方向づけをされたわけでございます。そのときの大きな論議の一つが、官業が民業を圧迫しているではないか、そういった民業関係者、金融関係者の声が大きかったわけですね。 ところが現在、その官と民が連携を始めていく姿がいろいろなところで出始めておる。それが現金自動預け払い機また支払い機、ATM・CDの官民の相互接続、これがことしの一月十八日からスタートしたわけですね。国営機関と民間機関が連携するということは非常に大……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 参考人の皆さん、きょうは御苦労さまでございます。 これまで同僚議員が、今回の「ニュースステーション」のダイオキシン報道について、さまざまな疑問点また問題点等を質問してまいりました。私も、今回のこの報道を見まして、報道の威力といいますか、テレビ、いわゆるマスメディアの影響力の絶大さ、これをまざまざと見せつけられたような思いがいたしました。これは、よきにつけあしきにつけです。 そこで、まず伊藤参考人にお尋ねいたしますが、この二月一日の「ニュースステーション」のダイオキシン報道をもし放送していなかったら、どうなっていたと思いますか。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、大臣また会長、皆さん、長時間にわたる審議、まことに御苦労さまでございます。 私もちょっと念押しのために質問させていただきます。臓器移植の報道の件でございます。 今回、一昨年成立した法案、初めてのケースということで、初めてということを差し引いても私は相当激しい報道ではなかったかという気がいたしております。もちろん、国民の納得や同意、こういったものを得るために、また密室医療であるという不安とか印象、こういったものをぬぐい去るために、情報の公開あるいは克明な報道、これは欠かすことができないと思うのです。しかし一方で、臓器の提供はプライバシー……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今回のこのインターネットを活用したハイブリッドめーるサービス、先ほどからお話ございますように、私は、やはり画期的な郵便サービスだと思います。高度情報通信社会に対応するために、まさに郵便とそしてマルチメディアのいいところといいますか、先ほど局長が、そういうすばらしいところを融合させた郵便サービスであるわけで、このことにより国民の郵便の利用の向上を図る、こういった意味で私は非常に賛成をしておるわけでございますが、国民の郵便の利便性の向上、これは確かにそうですよね。封筒も要らない、切手も買いに行く必要はない、郵便局に行ったり、ポストに行って投函する必要も……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 何人によらず、資金の運用というのは大変難しい問題だと思います。しかも、それが何十兆、何百兆という巨額な資金を運用する場合は、安全でありそしてまた確実であり、その上に有利を求めるわけですから、その難しさ、その責任の重さというのは、私は想像を絶するものがあると思うわけでございます。 本法案の郵貯・簡保資金による特定社債への運用は、「郵便貯金事業及び簡易生命保険事業の健全な経営の確保に資するため、」このように提案理由にございます。この趣旨は非常によく理解できるわけでございます。 しかし、先ほどから質疑に出ております特定社債への運用でございますけれども……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 先般、当委員会で閉会中審査を行いました商工ローン問題を中心に、あれを一つのきっかけとして、商工ローン問題も大きく状況が変わりつつある、私はこのように思っております。 日栄の元社員が逮捕されました。そして、相も変わらず告訴の案件は相次いでふえております。また、過剰な暴力的な取り立ての実態も明るみに出ている。例えば業界二位の商工ファンド、ここの取り立ての仕方の中に、いわゆる市役所やあるいは税務署の職員の名をかたって、そして個人情報、つまり銀行名やあるいは口座番号を引き出している。いわゆるこういう違法な形、手口で、こういったことをマニュアル化して社員に……
○横光委員 私はきょうは、現在、マスコミ、新聞紙上等で連日のように報道されております五百円貨幣の変造、偽造問題について質問をいたしたいと思います。
まず、宮澤大蔵大臣にお尋ねいたしますが、最近、自動販売機で五百円硬貨を使用したことがございますでしょうか。
【次の発言】 五百円玉が使えない自動販売機が今非常にふえているのです。入れても、そのまま戻ってくる、こういった自動販売機が非常にふえているのですね。つまり、五百円玉の変造貨幣、これを使った、自動販売機を中心にした被害が今物すごく拡大しているのです。これはことしの一月から九月の間だけで四十八万枚も五百円変造硬貨が発見されておる。大変な被害でご……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 先日の本委員会で、私、今大変な被害が出ております五百円硬貨の件について質問いたしました。大臣も非常にこの問題には懸念を示されて、そしてまた、五百円硬貨の改鋳も含めて、これから日銀あるいは警察庁とも連絡をとり合いながら、実情を検証した上で年内に結論を出したいと、非常に前向きな答弁をいただきました。記者会見でもそのようなことを発表していただきました。大変ありがたいことだと思っております。どうか、今被害を受けている人たちのためにも、早急にさらに努力していただきたい、まず冒頭、このことをお願いしたいと思います。 この改正案についてちょっとお聞きいたします……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 死人まで出るような、商工ローンの関係による大変な社会状況になっているわけでございます。ようやくここに来て立法府が動き始めた、三党がそれぞれ法案を提出した、私は、大きな前進である、まずこのように受けとめております。しかし、それぞれの法案を見てみますと、かなり大きな差異があるわけですね。 ことしの三月に、社債発行等の法律案のときに全会一致で決議された附帯決議があるのですね。「借手の保護を図る観点から、」「金利の引下げ等について金融業者に対し適切な指導・監督・要請を行い、多重債務問題の防止に最大限努力すること。」全会一致で決めたのです。それで、その方向……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 各党の御配慮で質問時間を繰り上げさせていただきました。お礼を申し上げます。 まず、大臣、御就任まことにおめでとうございます。どうぞひとつ頑張っていただきたいと思っております。 そして、ちょっと郵政省の方々にお願いなのですが、公聴会とかを含めまして、長い議論の末、郵政三事業のあり方というのが決まったわけで、今そういった方向に着実に進んでいるわけです。いわゆる国営、三事業一体という方向性が決まったわけですが、それの最大の原因は、国民の皆様方が、やはり郵便局は必要である、自分たちの生活に完全にもう根差した、生活の一環である、そういった思いで信頼された……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、海老沢会長初めNHKの参考人の皆様、大変御苦労さまでございます。 八年と九年の決算報告でございますが、効率化を図って、繰越金も両年にわたってふやしておられる、健全経営に努力されているということをまず評価いたしたいと思います。 また、きのう、「メッセージ機能を活用したデジタル放送の受信確認について」という資料をいただいたんですが、受信料の徴収確保という営業の面では大変御努力されているとは思いますが、それでもなお受信料不払い者がまだまだ減ってはいないという現実でもあろうと思うのですね。さらに、これから、デジタル化時代においては世帯を確認す……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 来年度予算案についてお尋ねいたします。 政府は、歳出総額八十四兆九千八百億円にも上る過去最大の予算案を提出されたわけですが、その規模にもかかわらず、予算内容は必ずしも国民の期待する方向に向かってないといいますか、かなり国民の期待する方向とはかけ離れていると言わざるを得ない、そういう気が私はするわけでございます。 歳出総額約八十五兆円の実態は、三十二兆六千億円もの国債発行によって賄われている、借金漬けの財政体質であると言っても過言ではないわけでございますが、この結果待っているのは、財政赤字の恒常化そして拡大、そして行き着くところは債務残高の際限の……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。大臣がちょっと席を外しておりますので、政務次官にお聞きしたいと思います。 今回の税制改正、租特法の法案についてちょっとお聞きしたいのですが、税制改正で、十六歳未満を対象とする年少扶養控除を昨年の水準まで引き下げた上で児童手当の拡充が行われることになったわけですね。この年少扶養控除は、三十八万円を昨年こそ十万円上げた。それが一年たってもとに戻った。場当たり的手法これにきわまると言っても過言ではないのじゃないかと思うのですが、ただし、私たちも従来より実効ある子育て支援策は歳出措置によるべきである、こういう方針を鮮明にしてきたところですから、その方向性につ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 最初に、谷垣金融再生委員長にお尋ねをいたします。 まずは御就任おめでとうございます。おめでとうございますと言いましたけれども、大変な緊急な事態の中での就任、そしてまた経過が大変思わぬことからでの就任ということで、本音はかなり戸惑いもおありなのではないかと私は思っております。 今、越智前委員長の発言もそうですが、国民の中から、政治を含めていろいろな問題に対する不信感が炎のように噴き上がっている、私はこのように思うわけですね。神奈川県警、京都府警、新潟県警の問題もしかりでございます。また、越智前委員長の発言もしかりでしょう。国民感情からすると、どう……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私も、不正薬物等の取り締まりについてお尋ねをいたしたいと思います。 私たちの国は、本当に世界で最も平和で安全な国である、このように言われてきました。そして、確かに戦後五十四年間、平和国家でやってこられたわけですね。これからももちろん平和国家でなければなりません。しかし、いま一つの安全の分野、こっちの方はどうでしょうか。昨今の警察の不祥事によって国民の警察への信頼が今大きく揺らいでいる。おのずと、安全や治安の方面がやはり心配になってくるわけですね。 その警察とともに日本の安全に大変大きな貢献を果たしてきているのが税関であろうと私は思うのですね。い……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私もきょうは預金保険法の改正案について質問をさせていただきたいのですが、各委員からこの法案についてもかなりいろいろと厳しい質問が相次いでいるわけですが、私も、冒頭、宮澤大蔵大臣にちょっと厳しい質問をさせていただこうと思っているのです。 ペイオフの凍結、これは実は一九九五年、自社さ政権のときに方向を決定して、九六年にそのような形に始まったわけですが、当時は、信用組合あるいは第二地銀の破綻が相次いだ状況が始まった。そういったときにペイオフの延期をせざるを得なかった状況というのは、これは当時のほとんどの政党も理解してくれたというような記憶がございます。……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、参考人の皆様方、本委員会に御出席いただきまして、本当にありがとうございます。 先ほどから参考人の方々の御意見を拝聴いたしておりました。今も同僚議員から厳しい質問がございましたが、いわゆる公的資金を投入するような事態を招いた、そのことに対するそれなりの反省も見られましたし、また、それを契機として健全経営に向けて最善の努力をする、そういった意思表示もございました。 とはいえ、やはり金融機関のシステム安定のためにとはいいながらも、税金を投入することに対して、国民の批判は依然として強いわけでございます。ですから、健全経営に向けて努力することは……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず最初に、きょう大蔵大臣がG7に出発されるそうで、そのことでちょっとお伺いしたいのです。 昨年の九月のワシントン、そしてまた本年一月の東京と、二回のG7において連続して声明の中に円高懸念の共有というのが盛り込まれましたね。ようやく自律的な景気回復の兆しが見えるという経企庁の発表もございます。しかし、それをさらに確かなものにするためには、やはり円高の懸念というのはあるわけでございます。 今回G7に出席されるに当たって、我が国の主張として、この二回盛り込まれました円高懸念の共有ということを、各国と共有意識を持って声明文に盛り込むように主張されるお……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、杉田参考人そして山本参考人、御苦労さまでございます。 各委員がいろいろと質問をされました。とりわけ、経営健全化計画の、この三月期に当たって大幅に中小企業への貸し付けが増額している、これはなぜそのようになったのかという質問が相次いだわけでございます。それに対しまして、さまざまな施策をとられたという御説明もございました。 また一方では、質問者の方から、やはり各銀行あるいは大企業が持っている子会社への融資、貸し付け、そういった方法がとられたのではないか、実例等の中でそういった疑問点も出されました。 もしそうであるならば、私は、貸し渋りは解……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 資金運用部資金法の改正案、最後の質疑でございます。よろしくお願いいたします。 この法案につきまして、各委員から問題点あるいはそれに対する対応、また、実施後の展望、逆に不安、いろいろな問題が審議されたわけでございますが、私、最後にまとめといいますか、そういった形で、重複するところがあろうかと思いますが、ひとつよろしくお願いを申し上げます。 まず、今般の財投改革、先ほどからお話ございますように私は大変な大改革だと思うわけでございます。郵便貯金、年金積立金の全額が資金運用部に預託される制度から、特殊法人の施策に必要な資金だけを市場から調達する、そうい……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私が最後の質問でございます。よろしくお願いいたします。 今回のこの金融サービス法、これは消費者の皆様方が長きにわたって求めていたといいますか、待ち望んでいた法案でございます。金融機関が金融商品を販売、勧誘するときには説明義務を課す、そして、違反した場合は損害賠償の責任が生じるという、私は大変大きな前進だと思っております。正直申しまして、この法案がなぜもっと早く提出されなかったのか、そういったところではちょっと残念な気もするわけでございますが、それでも大きな前進である。 そして、これをさらに確実に実効性あるものにしていかなければならないわけですが……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。大臣、長時間御苦労さまでございます。最後でございますので。 きょうの委員会、多くの委員が、そしてまた大臣、政務次官等のお答えもそうですが、いわゆる郵便局が各地域でいかに地域住民に密着しているか、信頼されているか、頼りにされているか、そういったお話がるるございました。 郵政事業に携わる職員の中で、毎日のように各地域で郵便を配達する外務職員の方々がいます。酷寒酷暑の中、大変な御努力をされている。いろいろな地域にそれぞれの公務員の方がいらっしゃる。地域住民と接していられる。そしてそれぞれの職務を全うされている。自治体の職員、あるいは学校の先生、お巡りさん……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 きょうは本当に貴重なお話をありがとうございました。二、三、ちょっと質問させていただきます。 月尾参考人にお聞きしたいのですが、インターネットの普及により社会構造が根底から変革する、いろいろな例をお示しの中でお話ございました。非常に私も、そういう時代が本当に来るだろうなという思いを持っております。距離、規模、中間の消滅、こういったものが複合したときに本当に巨大な変化を社会全体にもたらすだろうというお話でございました。 その中で、先ほどもちょっとお話に出ましたが、流通段階の省略、こういった時代が始まるのではなかろうか。いわゆる生産から個人へ、消……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは海老沢会長、またNHKの皆さん、本当に御苦労さまでございます。私が最後でございますので、よろしくお願いいたします。 まず郵政省に確認と要望をちょっとさせていただきたいのですが、先ほどから多くの委員が質問をされました地上デジタルの経費についてなんですが、これは、懇談会、また共同検討委員会の答申といいますか、スケジュール案が出されたわけですね。二〇〇〇年中に試験放送開始、二〇〇三年中に東京、大阪、名古屋で開始、二〇〇六年中に全国で開始という、そしてまた二〇一〇年にはもうすべてデジタル化へ移行するという方向が出されたわけでございますが、これは、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは、大臣、両政務次官、御苦労さまでございます。 このバイクの自賠責保険参入の法律でございますが、これまで各委員が、いろいろな、法案の意義あるいはメリット、あるいは問題点等を質問してほぼ網羅されたわけでございますが、ちょっと重複するところがあろうかと思いますが、確認という意味でお聞きをいたしたいと思います。 これまで、郵政三事業の民営化問題のときに、やはり一番大きな争点が、民業を官業が圧迫するということが問題点だったわけです。しかし、その中で、やはり共存共栄といいますか、協力し合っている分野あるいは競争している分野、それぞれあると思うのですね。……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私も、まず冒頭、プリペイドカード式の携帯電話の件についてちょっとお尋ねいたしますが、誘拐事件で徹君が無事保護されて本当によかったと思っているんですが、やはり大きな問題点、問題提起を出された。 犯罪で、身の代金を要求する誘拐事件ほど卑劣な犯罪はないと私は思っておるんですが、この中で、いわゆる交渉する唯一の武器であります通信、ここが新たな形で、プリペイドカード式というものが使われ始めた。昨年十二月に、大阪の摂津市で小学生誘拐事件があったんですが、そのときに初めて使われた。そのとき、正直申しまして、私は、すごいところに目をつけるのがいるなという思いを持……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 二百六十兆という郵貯資金、この資金量は世界のトップでございますが、この二百六十兆のうち、現在金融対策資金として六十兆円の自主運用をやっておるわけですが、これが段階を踏んで全額自主運用になっていく、大変な膨大な資金が市場に流れ始めるわけでございます。そうしますと、債券とか株式市場に与える影響というのは非常に大きいものが出てくることが予想されます。そうなりますと、運用スタンスとして、各運用資産の市場規模に十分に配慮した運用に心がけていかなければならないということがまず第一にあろうと思うのです。 そして、いま一つ心配されるのが、こういうことがあってはな……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 大臣、お二方の政務次官、御就任まことにおめでとうございます。 日米間のここ数年来の懸案事項でございましたいわゆるNTTの接続料金問題が決着をいたしました。決着をしたというより、私の考えでは、アメリカの要求を丸のみされたのではないか、そういった印象を強く持っているわけでございます。 この合意によりまして、NTTの経営に与える影響をまずお聞きしたいわけでございますが、政府は、従来から日米交渉あるいはこの国会の中における答弁で、NTTの経営状況にかんがみ接続料の引き下げは四年間で二二・五%が限界であるとずっと答弁されてきました。しかし、これが今回は三……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 六月二十五日に国民の審判を受けてから最初の予算委員会でございますが、この間に多くの課題が山積しているわけでございます。 総選挙直後の六月三十日、中尾元建設大臣が、国民が最も嫌う、いわゆるわいろをもらって、そして受託収賄罪という形で逮捕されるという事件が起きました。私は、政治というのは、よく言われますけれども、まさに一寸先はやみだなという言葉がございますが、今回の中尾元建設大臣の逮捕は選挙の五日後でございましたが、もし選挙の前あるいは選挙中であったならば、国民の選択、審判というのはかなり違った結果になったのではなかろうか、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 いよいよBSデジタルの放送開始まで、もう二週間余りと迫ってきたわけでございます。この問題について、これまでるる各委員の質問がございました。かなり、かなりというか非常に大きな技術革新といいますか転換だと私は思うんですね。やはりこれまでテレビというのは見るものだ、そういった意識しかなかった、それがいよいよこれからいろいろなデータ放送を通じてテレビを使うことができる、そういった新たな時代が始まるわけでございます。 視聴者にとりまして、このデジタル放送の魅力、いろいろ説明がございました。大変多くの魅力、これは視聴者だけでなく放送事業者にも魅力はあるわけで……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 総理は今ちょっとトイレに行っておりますが、質問をさせていただきます。 バブル崩壊後、補正予算を前提とした経済対策が連続して行われてきたわけでございます。今審議されておりますことしの補正予算案を含めまして、平成四年からことしの十二年までの八年間、この八年間の間に十回にわたり経済対策が行われてきたんですね。この八年間の事業規模の単純合計、いわゆる総合計ですね、これが百三十四兆でございます。その中で国費の投入が三十六兆でございます。これだけの経済対策を行ってきたわけでございますが、このような相次ぐ経済対策の効果は果たしてどうであったか。 そのことをち……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問させていただきます。 平成十二年十二月十二日、十二、十二、十二と並んでごろ合わせのような日ですが、昨年の暮れですけれども、行革推進本部規制改革委員会から「規制改革についての見解」というものが発表されました。この中で公共放送NHKの業務のあり方などについても言及されているわけでございます。つまり、BSデジタル放送の有料スクランブル化を検討すべき、こうあるのですね。 その理由として、BS受信料の不払い者を減らすという、いわゆる不公平性の格差を是正するための有効措置として考慮すべきだとか、あるいはBSアナログ放送のサイマル放送期間を考慮しながら検討す……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
ここは経済産業委員会ではございませんが、今回の法案に関係いたしますIT革命、これは経済と非常に密接な関係がある、そういった認識のもとにちょっと経済問題を大臣にお尋ねしたいのです。
昨年の秋口からアメリカの経済が大変な下降線をたどり始めた。そして、その最大の原因がいわゆるITバブルの崩壊ではないかということを言われておりますが、情報通信分野を所管します大臣に、この現実をどのように認識されておりますか、まずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 いや、私は何もIT革命を推進する必要はないと言っているわけではないし、この法案にももちろん賛成でござい……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 テレビ放送が開始されましてから約半世紀になります。そして、この間、テレビ一億台、ビデオ六千万台、これだけ多くの形で広く国民に普及してきたアナログ放送をデジタル化する、つまり、すべての家庭に定着しております放送のシステム、これを大転換するわけですね。すべての国民にかかわる大変な国策であると、先ほどからお話が出ておりますように、私は大変な大きな一大事業であるというふうに受けとめておるわけでございます。 放送というのはすべての国民に関係するわけで、そうしますと、この大転換で一番大事なことは、やはり何といっても、国民のコンセンサ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 本当に今、同僚議員だけでなく、本委員会で二日間にわたって本法案を審議しているわけでございますが、やはり問題点というのは集約されていますね。確かに国の政策の大転換である、そのためには、いわゆる二〇一一年という年月を区切ってそれに向かって進めよう、努力目標だというお話でございました。やはりこれだけ大きな政策を進めていくためには、そういった期限を切って進めるということはやむを得ないという気は私もするわけでございます。しかし、そのためにはあらゆる努力が必要であろう。 私は、国の政策によって二〇一一年にアナログ波を停波するというこ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今回の電気通信事業法の一部を改正する法律案、この附則の第六条に、「国際的な電気通信事業の円滑な遂行及び我が国の電気通信技術の国際競争力の向上に配意し、」等々の文言が明記されているわけでございます。これは、昨年の電通審の答申と比べますと、いわゆる国際競争力という分野に非常にウエートを置いているという印象を強く持っているわけでございますが、このことは、もちろん私も理解はいたしております。 その必要性を訴えているということは、裏を返せば、いわゆる通信分野においては国際的におくれをとってきた、あるいは技術力、資金力、これが十分で高い日本であったにもかかわ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この法律案は、郵便局で戸籍謄本、戸籍抄本等、六項目の事務を取り扱うことができる、そういった証書を交付することができるという法案でございます。その目的に、「利便の増進を図る」ということが書かれておりますが、それは住民にとっては大変大きなプラスでございます。しかし、それと同時に、プラスの面とマイナスの面、このことによって何らかの弊害が生じることはないのかということを心配しておりますが、それは、これまで各委員が質問いたしておりますように、非常に重要な問題だと思うんですね。 そこで、私もちょっとそのことを触れたいと思うんですが、今回、郵便局にこういった事……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 郵貯と民間金融機関とのATM接続が開始されましてから約二年半になろうとしているわけでございますが、現在、郵貯との提携民間金融機関の機関数は、二千三十七というお答えでございました。この短期間で大変な数の提携ができているんだなという思いを私はいたしております。 先ほどお答えがございましたように、双方にメリットがあるということでございますが、私は、むしろ民間金融機関の方に大きなメリットがあるから、ここまで提携が進んだのではないかという気がいたしております。 現在でもそうですが、これまで郵貯と民間金融機関との対立というものが非常に激しかったわけですね。……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今、民間の意欲が大切だ、大事だ、重要だというお話でございましたが、ある意味では、民間の意欲をかき立てるような今回の法案ではなかろうかと思っております。とりわけ、CATV分野では、これまでは事業者は自前でケーブルを引いて、放送事業を展開していくということだったんですが、今回の法案によりまして、電気通信事業者の設備を利用して放送事業を行うことができるということでございます。規制の緩和により、初期投資がこれによって随分少なくなる、小さな事業者も参入でき、事業展開が容易になったということでございましょうが、このことによって、放送の多様化につながっていけばと……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をいたします。 きのう、きょうと本委員会でKSD等の疑惑の質疑が続いております。私は、このKSDの問題は大変大きな疑獄事件に発展するのではないかと大変心配をいたしております。国民の怒りも今頂点に達しようとしております。 そういった中、国会が開会されました。初日に総理は、機密費に関しては国民に謝罪をいたしました。しかし、KSDに関しましては、残念のきわみであるというところでとまってしまった。初日には国民に対するおわびの言葉はなかったんですよね。当然のごとく私たち野党は反発をしました。私たちだけでなく、与党の皆さん方の中からも、余りの問題意識の薄さ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をいたします。 森総理、本当に今国民は、あなたが我が国の最高責任者であるということ、トップリーダーであるということに大変な不信感を持っております。不信感というより、私は、もう怒りが渦巻いている、今そういった状況であろうと思うのです。 あなたが就任されて以来、何人もの閣僚の辞任、あるいはKSD疑獄、機密費の横領事件、また景気の低迷、株価の下落、そして今回のこのアメリカの原潜に対する対応の不手際、まずさ、そういったことをひっくるめて、今、国民は激しい、列島じゅうが怒りで渦巻いている、私はそう言ってもいいと思うのですよ。恐らく、総理はそのことはひしひ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず、小泉総理、御就任まことにおめでとうございます。 総理は、自民党を変える、日本を変える、そして聖域なき構造改革を断行すると叫び、多くの圧倒的な国民の支持を得ているわけでございます。しかし、改革、改革と、これは一見国民の皆様方には心地よく聞こえるわけでございますが、なぜ改革をしなければならないのか、改革をしなければならないような状況にしたのはだれなのか、その責任はどこにあるのか、ここのところをまずしっかりと認識して、そして反省してから改革に取り組まなければならない。 これは、ほかの政権、自民党以外の政権でこういった状況ができたわけではなくて、……
○横光委員 社会民主党・市民連合の横光克彦でございます。 先ほどからお話がございますように、去る十一日、アメリカにおきまして前代未聞とも言える同時多発テロ事件が発生して、世界を震撼させました。あの事件によって亡くなられ、傷ついた本当に多くの方々に対しまして、犠牲者の方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。 まだ二十四名の在米邦人の安否がわかっていないようでございます。非常に心配でございます。懸命に現地で努力されていると思いますが、どうか政府におかれましては、先ほども本委員会でも要望いたしましたし、一日も早く安否の確認をしていただきたい、このように思います。 正直申しまして、あの映像……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 行政機関の情報公開法が四月からスタートしているわけで、半年が経過をいたしました。この趣旨は、行政の透明化、そしてまた、国民本位の行政の実現ということにあるわけでございますが、こういった重い課題を担ってのスタートでございます。約半年の間に二万六千八百三十六件という要求があったそうでございますが、この数が多いか少ないか、それは皆さん方それぞれの受けとめ方はあろうかと思いますが、私は、国民の関心、要求、非常に高いものがあるなという気がいたしております。 この国民の開示請求に前向きな省庁もあれば、また非常に消極的な省庁もあるということが今回かなりはっきり……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 インターネット等の普及は、行政や企業の情報公開、あるいはまた国民の知る権利の拡大、こういったプラスの面をもたらした反面、違法な情報がインターネット上にはんらんして社会問題にもなってきているような現状でもございます。 そういった中、インターネット上の名誉毀損などの人権侵害に対して適切な救済手段が必要であるわけでございます。ですから、明らかな人権侵害を含む情報の発信者に関する情報を被害者が知ることができる、そういった法的な制度の必要性、これは我々はもう十分に必要性があるということは理解しているわけでございます。 しかし、この法案には、その運用をもし……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きのうきょうと長時間にわたっての審議、総理初め閣僚の皆さん、御苦労さまでございますが、あともうちょっとよろしくお願いいたします。 九月十一日、本当に残忍な、悲惨な、そしてまた恐ろしいテロ事件が発生したわけでございますが、このテロの関連の質問は後で同僚議員がいたしますので、私は、経済、雇用関係を中心にお尋ねをいたしたいと思います。 アメリカを襲ったテロ、これが今度は、アメリカを中心として、全世界の経済を襲おうとしている。つまり、世界同時不況の兆しが見えようとしている、そう言っても過言ではないと思うんですね。現にアメリカでは、もうこのテロの影響、打……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 補正予算案にテロ対策費も計上されております。まず最初に、私もテロ問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 二十世紀は戦争の世紀とも言われました。そして、二十一世紀こそ戦争のない世紀でありたい、全世界の人々の願いとともに二十一世紀がスタートしたわけでございますが、残念ながら、二十一世紀も、一年にも満たないうちに戦争の世紀としてスタートしつつあるわけでございます。 アメリカで起きたあの憎みても余りある同時多発テロからちょうど二カ月が経過いたしました。そして、それに対する報復攻撃であります空爆が開始されてから一カ月が経過したわけでございます。この間……
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、政府が提案しております平成十三年度補正予算三案に対し、反対討論を行います。 反対の第一の理由は、十人に一人とも言われている大失業時代を迎えつつあるのに、不十分と言わざるを得ない雇用創出・安定化策しか講じられていないことです。 現下の最大の政策課題は、積極的な雇用安定・雇用創出策の展開による、先の見える安心社会をつくることに収れんされるべきであり、また、このためにこそ政策と財政は総動員される必要があったことは論をまちません。しかるに、手当てされた額が五千五百億円に終わったことをもってしても、底割れ懸念すら現実味を帯びつつある危機的雇用……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、三人の参考人の方、大変御苦労さまでございます。 先日発表されました十月の完全失業率、これが五・四%と、過去最悪の水準に達してしまったんですね。中でも、企業の倒産、解雇などによるいわゆる非自発的失業者、四十五歳から五十四歳の男性を中心にこれが非常に増加しているわけです。このように、世帯主の完全失業者は、金融危機に直面した一九九八年の年平均と同程度の増加幅となって、雇用環境は非常に厳しさを増しているわけでございますが、この背景には、経済の血液であります金融部門において遅々として進まない不良債権問題が大きく横たわっている、これは大方の認識の一……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 NHKの来年度の予算案、これは、十二年間も受信料据え置きの中、黒字予算を編成されている、大変な御努力をされているということで、評価をしたいと思います。また、受信料の増収計画、これも、現在の経済状況を踏まえて、現場の認識をしっかりした上で圧縮をしている。このことも評価に値すると私は考えております。 さて、NHKの経営は、御案内のように受信料によって成り立っているわけですが、もう一度ここで受信料の重みというものを認識する必要があるんではないか、私はそういう気がしておるんです。 八〇%の視聴者が受信料を払ってくれている。三千五百万件。そのうちまた一千……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 ちょうど五年前、行政改革会議の中間報告で、この郵政三事業民営化という文言が明記されたんですね。しかし、その後、いわゆる政治の力といいますか、国民の声をバックに、現在のこの郵政公社という方向に大きくかじを切ったわけですね。そのときの、なぜそういうことができたかという最大の原因は、やはり何といっても国民の声だったんです、当時。いわゆる国鉄の分割・民営化のときのような声が国民から上がらなかった。あのとき各地で公聴会をやりましたよ。そのときに、やはり多くの各地の参加者の声は、郵便三事業は国営でやってほしい、郵便局をなくさないでほしいという声が非常に多かった……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 信書便法案なんですが、この信書便法案、これは、一言で言えば、郵便事業を民間に開放する、こういう趣旨であろうと思います。競争原理を郵便にも導入しよう、そして利用者の選択の機会を拡大しよう、そのことによって国民のためのサービス向上を目指そう、そういう目的であろうと思います。そういったことからこの法案が今回提出され、審議されているわけでございます。つまり、民間を参入させようという法案なわけですね。 であるにもかかわらず、今のところ、一般事業には参入の動きがない。しかも、これは特定の業者のための法案ではないということを先日御答弁……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは、三人の参考人の皆さん方、本当に御苦労さまでございます。 まず最初に、有冨参考人にお伺いしたいと思うのですが、ヤマト運輸が、先ほど冒頭のお話にもございましたように、全社員が一丸となって国民の要望を満たすために頑張ってきた、そして、運輸省との長い戦いの結果、確かに、小型貨物輸送、これの物流システムは根本的に変革をされて、国民の利便性の向上、あるいは国民生活にプラスになった、これはもう紛れもない事実だと思うのです。このことは私も評価したいと思うのです。 確かに規制緩和あるいは競争、これも必要でしょう。そして、その結果、サービスの向上や選択肢の拡……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、お三方の参考人、本当に御苦労さまでございます。また、貴重な御意見、ありがとうございます。 今回、郵政公社法案とともに、信書便法案、このことによって、郵便にも許可を受ければ全面参入できるという法案が今審議されているわけでございますが、そういった法案がこうして国会で審議されているにもかかわらず、全面参入しようという民間事業者、今のところ動きがないわけですね。ある意味では、摩訶不思議な現状だな、法案はつくるのですが、その法案を生かそうという形はあらわれていない、非常におかしな状況が生まれているのですが、多くの課題がこれまでの審議の中であるから……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いをいたします。 この郵政公社法案、そしてまた信書便法案、いよいよ大詰めを迎えまして、今国会で成立するという方向になりました。そして、いよいよ来年の四月一日からスタートするわけでございます。 これから四月一日に向けて、この法案が成立すると同時に設立委員会等を設置して、いわゆる中期経営計画、四年間の計画づくりに郵政事業庁は全力を挙げて取り組んでいかれると思うわけです。その一番の責任者が片山総務大臣でございますし、四月一日にいわゆるユニバーサルサービスを大前提とした郵政公社、いわば郵政公社丸が出航する。民間参入もできるわけで、民間も一緒に出……
○横光委員 小泉内閣が成立してから九カ月になるわけでございますが、この間、改革、改革という声は連発し続けておりますが、肝心の経済状況、この経済状況がプラスになったものは何一つない。あらゆる経済を取り巻く状況は下降線をたどるばかりなわけです。 こういった中で、去る一月二十五日に、これからの構造改革と経済財政の中期展望、五年間の中期展望を示し、閣議で決定をいたしました。経済と財政。これも、最大の課題はデフレの克服とあるわけでございます。デフレの克服が最大の課題であるということは、これはもう申すまでもありません。そして、その位置づけとして、改革先行プログラムによるあの一次補正、そして今回の緊急プロ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今のこの委員会の質疑を見てもおわかりのように、本当に、この問題は結局真相がほとんどわからない。それぞれの言い分、答えがあって、錯綜するだけです。 今の、鈴木議員の関与があった、あるいは影響があったかどうかという問題ですが、総理ははっきりと、影響を受け過ぎたと、そしてまた、きょうも、鈴木議員の言うことを気にし過ぎたという答弁をされました。影響を受け過ぎた、気にし過ぎたということは、その鈴木さんの意見というものが最終判断に影響を与えた、その鈴木さんの発言がNGOを拒否したことに影響を与えた、気にしたために出席を拒否したということになるわけですが、その……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 十四年度当初予算の審議が始まったばかりであるにもかかわらず、与党の幹部の皆様方から、早くも来年度の補正の必要性についての発言が出ております。これは非常に不謹慎きわまりない発言だと私は思うんですね。このような発言が出るということは、今提案されている予算案が不備である、欠陥であるということをみずから認めているようなものじゃありませんか。ですから、そのような予算は、予算が成立する前に補正が必要であるというならば、改めて、そういった意見を取り入れて組み替えた形で再提案したらどうかと申し上げたい。 このような異例とも言える発言につ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、田中眞紀子参考人、御苦労さまでございます。 まず、私たち国民は、田中前大臣に心から感謝しなければならないと思っております。さきのアフガン復興支援会議に、NGO、参加拒否された二団体を、次の日には、強い指導力のもと復帰させることができました。そして、国際的な信頼の失墜を阻止することができた。さらには、伏魔殿と称されておりましたが、ベールに包まれていた外務省の底知れない腐敗体質を国民の前にさらけ出すことができた。今、多くの国民は感謝していることかと思います。 そのあなたが、残念ながら更迭という事態になってしまったわけですが、あなたは、いわ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
まず最初に竹中大臣にお聞きしたいんですが、構造改革を推し進めるということは、デフレ圧力がかかる、一時的であれデフレを促進するという認識はお持ちでしょうか。
【次の発言】 さきに政府は、中期展望の中で、二〇〇三年までにデフレを克服し、今後、遅くとも三年間で不良債権問題を正常化させると公約をいたしておりますが、公約であるだけにこれは実行していかなければならないと思うんです。
この日本のデフレ問題の克服というのは、これまで政府が本当に四苦八苦されておりますように、非常に難しい問題、生半可ではできる問題ではないということは大方の認識だと思うんですね。その……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この予算委員会の審議、私が最後の質問者になろうかと思います。 御案内のように、この予算委員会、始まってから今日まで混乱に混乱を重ねた委員会である、私はそういった認識を持っております。田中外務大臣の更迭、そしてまた外務官僚の更迭、鈴木宗男議員の議運委員長辞任、そして田中さんと鈴木さんの参考人、さらには鈴木議員の証人喚問と、この混乱はますます広がりを見せているわけでございます。 この混乱のもと、これは何といってもやはりあのアフガニスタン復興支援会議のNGO参加拒否、この問題が発端であろうと思うんですね。今、多くの鈴木さんに関する利権とか疑惑の問題に……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私、自社さ政権のときに一年生議員でした。そして、当時自民党の政調会長また幹事長という要職をされておりました参考人には、本当にいろいろと御指導をいただきました。そしてまた、参考人の政治姿勢、これにも多々共感する部分もあったわけです。それだけに、今回このような形で質問する立場になったということ、非常に残念でなりません。 先ほどからお話ございますように、参考人は首相に一番近い人、次期首相という呼び声が高く、国民からは非常に期待され続けてきたという反面、この十年間、本当に金銭絡みのスキャンダルで何度も疑惑の対象になってきたわけですね。八八年には、リクルー……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、辻元さん、本当に、体調悪い中、御苦労さまです。 ついこの間まで、私とあなたは予算委員としてコンビを組んでこの委員会活動をやってきました。それが、今こうしてこのような形であなたに質問するようなことになろうとは夢にも思わなかったんですが、これも現実でございます。お尋ねをいたします。 あなた、きょうの質疑の中で、寄附行為を収支報告書に報告しなかったというお話がございました。このように、非常に認識が甘かった、あるいはミスもあった、信頼を損なった、その結果、国民に大変な迷惑をかけてしまった、その責任をとられたわけです。つまり、国会議員をやめると……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず冒頭、私、小泉総理、そしてまた政府・与党の皆様方に強く抗議を申し上げたいと思います。 今、国会で有事法案が審議されておりますが、この特別委員会で、きのう公聴会の日程が与党三党の数の力によって決められてしまいました。公聴会の日程が決められるということは、この法案の成立の前提であります出口が決められたということでございます。 国民の生命や財産が脅かされる事態が有事であるというのならば、今回の瀋陽の事件も、ある意味では一種の有事と言えなくもないという思いが私はするわけですね。でも、そういった事件に日本の政府はどのような対応ができたか。十分な対応が……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 まず、総理にお尋ねをいたしたいんですが、構造改革の基本方針として骨太の方針第一弾が発表されましてから、一年以上が経過をいたしました。構造改革なくして成長なしと総理はずっと叫んでこられたわけでございますが、叫び続けてから一年以上が経過した今、成長の兆しは見えてきたとは思えません。確かに、景気は底入れした、あるいは明るい面も見えてきたというお話もございますが、これはあくまでも、先ほどからお話にございますように、外需依存のものであり、内需主導の自律的な回復と言えるものではありませんし、まして成長と言えるものではないと思うわけでご……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 まず、郵便法改正についてお尋ねをいたします。 最高裁で違憲という判決が出たわけでございます。憲法第十七条に違反するということですね。この違憲判決がなされるまでは、郵便法の改正の動きは全然なかったと聞いております。 私、お聞きしましたら、これまで同じような案件ではほとんど国側が勝訴してきた、だから、そういった改正の動きなんかほとんど考えられなかったということだったんですが、今回、違憲となったわけですね。違憲となった以上は、やはり法改正はしなければならないわけでございますが、現在、郵便物の取り扱いに係る係争中の案件はどれぐ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 住基ネットを利用する国の適用事務が九十三事務から二百六十事務に大幅に拡大される、そういった内容が含まれたこの電子政府関連三法案、これが参議院を通過して本委員会で審議され、そしていよいよ、あと私の質問が終わると同時に採決されるわけでございますが、私は、ちょっと抗議を申し上げたい。 というのは、三年前の国会で、この住基ネットの法案のときに、「システム利用の安易な拡大を図らないこと。」と決議されておるんですね。三年前です。それを受けて、時の大臣は、その附帯決議を誠意を持って守るとお答えになっておる。片山大臣は、それを引き継いでおられるわけですよ。その片……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 まず最初に、北朝鮮による拉致問題について、冒頭おわびを申し上げたいと思います。 社民党は、今日までの拉致問題について、その真相解明のために、また真実の追及のために一体何をしてきたのかと厳しい批判を受けております。確かに、朝鮮労働党と友党関係にあり、日朝間の国交がない中、そのパイプ役を果たしてまいりました。そういった関係の中で拉致問題も追及してまいったわけでございますが、拉致など存在しない、あり得ないと頭から否定され続けるばかりであり、そういった中、さらなる追及が十分であったかといえば、率直に申しまして決して十分でなかった……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。総理を中心に質問させていただきます。 まず、税制のことからお尋ねをいたします。 政府税制調査会の最終答申が出されました。その心を問えば、所得税の控除の廃止や縮減、あるいは消費税の免税点の引き下げなど、いわゆる個人やあるいは零細企業の人たちに対しての増税の意図があらわであると言わざるを得ないわけですね。 この最終答申に盛り込まれました企業向け減税につきましては、研究開発にかかわる減税、これはぜひ私どもも進めていただきたいと思いますし、高く評価しております。しかし、この減税の裏打ちとされる財源がいわゆる個人の負担増に直結する所得課税の控除の廃止や見直……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、大臣初め、そしてまた海老沢会長、NHKの参考人の皆様、御苦労さまでございます。 今党首討論があったわけでございますが、私も見ておりました。非常に熱い討論だったと思います。イラクの大量破壊兵器の査察、まだまだ継続する必要性、可能性があったにもかかわらず、アメリカを中心として攻撃を決断した。そのことに対して日本政府も支持をした。私たちの国は戦争放棄という憲法を持っている国でございますので、ああいった武力攻撃を支持するという日本政府の方針はなかなか国民からは理解を得られないのではないか。そういった党首討論を聞いておりまして、そんなふうに感じた……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、お三方、それぞれのお立場からの貴重な御意見、ありがとうございました。 テレビがスタートして五十年ということになるわけですが、やはり、私たちが持っている印象、テレビのスタート時期、創成期というのは、ニュース、報道、そしてまた、ほとんどが娯楽であったという印象がするんですね、ドラマを含めて、スポーツを含めて。そういった創成期の時代から、ドラマの分野の変遷は市川先生から詳しくお話ございましたが、この五十年間で、テレビの存在そのものは物すごい勢いで生活の中に入ってきた、生活の一部というより、生活そのものにテレビはもうなってきた、そういった印象を……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 電波利用料についてちょっとお尋ねをいたします。 平成十三年、百五十一国会で、電波利用料の使途につきましては、特定周波数変更対策業務、いわゆるアナ・アナ変換対策費というものが新たに追加されたわけですね。先ほどの大臣のお話にございましたように、地上波のデジタル化、これは国家的な大事業であるというお話でございます。つまり、国策としてやると。そういった地上放送のデジタル化に伴うアナログ周波数変更対策経費の全額を電波利用料を財源とする国費で賄う、こういうことが決定したわけでございます。 平成十二年四月に取りまとめた検討結果によれ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず冒頭、先日の、神戸市の民家で起きました火災で、三人の本当に勇敢な若い消防隊員の命が失われたわけでございます。殉職されました三名の消防隊員の皆様方の御冥福を心からお祈りいたしたいと思います。 この法案について質問させていただきますが、まず、この独立行政法人、国においては、既に各種の研究所あるいは検査機関など、六十を超える実施部門が独立行政法人に移行しております。さらに、これにかてて加えて、今後も、特殊法人、大学、病院などの独立行政法人化が予定されているわけでございます。 しかし、国の制度は発足したばかりなんですよね。現時点で、その制度について……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 電気通信業界の技術革新、これはもう御案内のように、目覚ましいものがあるわけでございます。正直言って、利用者の方がついていくのが精いっぱいだというような実態でもあろうかと思います。通信のブロードバンド化や、それに連動いたしましたインターネットプロトコル、IP系サービスなどの普及が急速に進んでいるわけでございますが、そういった中で、総務省としては、今回、十八年ぶりに電気通信事業法の改正案をまとめられたわけでございます。 その趣旨は、規制緩和による新規参入の促進と市場の活性化を促す、これがねらいであろうと思っております。確かに……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 質問をさせていただきます。主に総理にお尋ねをいたしたいと思います。 小泉内閣がスタートして一年九カ月、そろそろ二年になろうとしております。この間、総理は、改革なくして成長なしと叫び続けてこられたわけでございますが、この約二年になろうとしている今日、現実はどうか、どうなっているかといいますと、私から言いますと、改革もなければ成長のかけらも見られない、こう申し上げざるを得ない現実であろうと思うんですね。これは私だけの思いではなく、多くの国民の生活実感として、そう感じておられる方が多いんじゃなかろうか、このように思っております。 総理は、国民に多くの……
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、提案されております平成十四年度補正予算案に反対する立場で討論いたします。 反対の第一の理由は、現下の未曾有の経済危機に的確に対応するため、一刻も早く補正予算を編成するよう求めてまいったにもかかわらず、先送りした上、おくればせながら提案されました今回の補正予算案は、従来型の省庁別による積み上げ方式の予算案であり、現下の厳しい雇用失業状況、経済状況を何ら反映したものとなっていないからであります。 我が国の経済は依然回復からはほど遠く、デフレは深刻化するばかりであります。この原因は、小泉内閣の進める構造改革、すなわち経済失政にあることは明……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。
総理は、このデフレ不況、デフレ克服が今の内閣の最大の課題である、この克服に向けて全力で取り組む、このように今表明されております。
そういった意味から、財政の分野でこの十五年度予算案、デフレ克服に向けて十分対応されている予算案であるかどうか、まずその御認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 デフレというのは、本当に克服することは、口では言いますが、そう簡単なものではない。そういった意味で、財政での役割、今の御答弁ではその意欲さえ私は見られない、そういう気がしますよ。デフレ克服に向けてのこの予算案は余りにも力不足であると私……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 本予算委員会では、十五年度予算案の審議の真っ最中でございますが、もちろん、きょうの審議も予算に関連するわけでございますが、それでも、こうして政治と金の問題について丸一日もかけて集中審議を行わざるを得ない、この実情を私たち国会議員はまずしっかりと肝に銘ずるべきだ、このように思うわけでございます。 また、この集中審議に至る最大の原因といいますか、それはやはり、さきの自民党の長崎県連の違法献金事件であることは申すまでもございません、もちろん、そのほかにも多くの不祥事が発生しておるわけでございますが。 この長崎県連の違法献金に……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 小泉内閣がスタートして約二年になろうとしているんですが、この二年間、日本の景気がよくなったとは、まさか総理も強弁なさらないと思います。 一月の完全失業率が五・五%、過去最悪水準を高どまりして続いている状況でございます。三百五十七万人、約三百六十万人の方々が職を失って、職を求めている。そして、この五年間でサラリーマンの所得は一割減少したというデータも出ております。さらに、年金給付額も引き下げられている。要するに、入ってくる金は減ってきているわけですね。 その一方、負担増はどうですか。先ほどからも随分説明がございましたが、医療保険制度改革で、昨年の……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 質問をさせていただきます。 りそな銀行に対して最大二兆三千億円とも言われております膨大な公的資金が投入されることになり、実質国有化されることになりました。確かに金融危機を深化させてはなりませんし、また預金者の保護も必要でございます。取引先融資企業への配慮もしなければなりません。いわゆる金融システムを守るためにやむを得ない措置であるということは理解できます。 しかし、その一方で、やはり一民間企業を救済するために公的資金で救済することに国民の多くが、とりわけ倒産した中小企業経営者の皆様方からは激しい不平や不満がわき起こっております。 私も、先週地……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、沖縄決戦が終結した日でございます。沖縄慰霊の日でございます。亡くなられた方々すべての御冥福を心からお祈り申し上げたいと思います。 まず、質問に入る前に、総理の三権分立を無視したあの不規則発言、あのことに対しまして強く抗議をしておきたいと思います。 総理は、野党の審議拒否戦術は通用しないと記者団に語ったそうでございますが、これは、野党のどのような対応をもって審議を拒否したと言われたのか、全く不愉快としか言いようがありません。あのような発言は、きょうここにおる立法府の議員すべて同じ思いだと思っております。 衆議院の綿貫議長が、野党は審議……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 まず最初に、九月二十六日未明に発生をいたしました十勝沖地震で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。 また、ことしの北海道は、この地震の被害のみならず、台風やあるいは冷害、こういったものが不況の上に覆いかぶさってきた。そういった意味で、北海道の皆様方は今大変な状況になっていると聞き及んでおります。政府におかれましては、この地震対策、地震復旧対策以外にも、こういった総合的な北海道の振興を含めた対策に私は取り組んでいただきたいと、まず冒頭お願いを申し上げます。 また、先ほど海江田議員と総理が、自分のことを悲観的に思わないことだということ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 三位一体改革が、本格的な意味で第一歩がスタートをしたと思っております。国庫補助負担金と、税源移譲を含む地方税と、地方交付税、この三つを一体的に改革しようとするのが三位一体改革であろうと思うんです。 二〇〇三年度予算では、言われておりますように、いわゆる芽出しという形でスタートした、そして、二〇〇四年度予算からいよいよ第一歩であると言ってもいいと思うんです。しかし、その第一歩であるにもかかわらず、各自治体は、今予算編成に大変四苦八苦をしておる、危機的な状況にある、もっと言えば、悲鳴を上げているというのが実情だと思うんですね……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をいたします。 三位一体改革という言葉でございますが、これは平成十四年の六月、ちょうど二年近く前に閣議決定されました骨太の方針第二弾において、国庫補助負担金、地方交付税、税源移譲を含む税源配分のあり方を三位一体で検討する、ここで初めて三位一体という言葉が出て、始まったわけでございます。それから今日の状況に至るまで約二年近くあるんですが、この間の多くの紆余曲折があったような状況の流れを私なりにちょっとおさらいしてみたんです。 こういった、骨太の方針第二弾の方針に沿って改革工程を取りまとめることとされた昨年の六月に、それぞれの立場から三つどもえ、四……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この三法の審議、二日間、約十時間にわたって審議されてきたわけでございますが、いよいよ最後でございますので、大臣、お疲れかと思いますが、よろしくお願いいたします。 この審議の状況を見ていますと、問題点は大体、与党、野党問わず、集中していますね。やはり、真の地方分権のために三位一体改革というものがスタートしたわけですけれども、その真の地方分権に本当に近づくことができたのかどうか、できるのかどうか、そういった関係の問題、質疑が多かったかと思います。そういった意味で、私もちょっと重複する質問があろうかと思いますが、確認という意味ということでよろしくお願い……
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案、所得譲与税法案、地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論を行います。 反対の第一の理由は、二〇〇四年度予算が第一歩であった三位一体改革が、数字合わせに終始し、地方への負担のツケ回しに終わった点であります。 補助金は一兆三百億円削減、税源移譲は質量ともに中途半端、交付税等は三兆円カットという地方が割を食う現実は、国の財政難を一方的に地方にしわ寄せする三位ばらばら改悪とでもいうほかありません。 反対の第二の理由は、国の地方財政対策の……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この信じられないようなと言ってもいいような個人情報漏えい事件が起きてしまったわけですが、ヤフーBBの顧客情報を持っているぞと、ヤフーBBを運営するソフトバンクBB社に対して現金をおどし取ろうとした者が逮捕されたわけですが、何と数十億円を要求したということでございます。ヤフーBBの加入者と加入予定者の顧客情報、四百五十一万人というお話がございましたが、これを入手していたというわけです。 ただ、この情報が、先ほどから御説明ございますように、クレジットカードの番号は含まれていないということでございます。これはある意味では、私は非常に不幸中の幸いであった……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 きょうは、海老沢会長、またNHKの役員の皆様、御苦労さまでございます。質問をさせていただきます。 BSデジタルに続きまして、地上波によるデジタル放送も昨年末から三大都市圏でスタートしたわけでございます。本格的なデジタルテレビ時代がスタートしたわけでございます。 そんな中で、NHKが十六年から十八年度にかけてのNHKビジョンなるものを発表されました。その中で、二十四時間ニュースチャンネルということを積極的に検討すると意欲を表明されております。 衛星放送を使って二十四時間ニュースチャンネルをという構想は、一視聴者の感覚からしても悪くないな、こ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 質問させていただきます。私、まず最初に、電波障害についてお尋ねをいたしたいと思います。 携帯のすさまじい普及、そしてまた、全国あらゆるところで携帯が使用できるという時代になったわけでございますが、それでもなお、地方、過疎地におきましては、中継局がないために、まだ携帯が使えない地域もございます。また、中央、都会地ではそういったことがもうないのか、このように思っておりましたら、やはり都会地は都会地でさまざまな電波障害が起きているわけでございます。 御案内のように、とりわけ地下では、多くの方も経験されたかと思いますが、なかなか携帯が通じない、それで緊……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 まず、合併の総論についてちょっとお尋ねをいたしたいと思います。 地方制度調査会、ここでは今回の平成の大合併の位置づけを、財政事情の悪化、また少子高齢化の進行といった市町村を取り巻く環境の変化を踏まえて、「地方分権の担い手にふさわしい行財政基盤を有することができる基礎的自治体を形成するために、自治体を再編成するもの」、このように位置づけております。小学校事務処理のための明治の大合併、そして中学校事務処理のための昭和の大合併に引き続いて言えば、地方分権の担い手たるための平成の大合併ということになろうかと思います。 しかし、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 私も、まず、同じような趣旨の質問をさせていただきます。 市町村合併にかかわる人口規模目標ですね。合併を促す町村の人口規模を示すかどうかにつきましては、一昨年、平成十四年の十一月に示されました西尾私案の中では、合併によって解消すべき市町村の人口規模を法律上明示し、そして合併に至らなかった一定の人口規模未満の団体については権限を剥奪するという考え方が示されておりました。 これに対して、全国町村会あるいは町村議長会などが強く反発したという経緯がございます。これは、とりわけ小さい自治体にとりましては当然の声だと思うんですね。編……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 質問をいたします。 政府・与党がまとめられた、そしてまた衆議院を通過いたしました年金制度改革法案、我々は改悪法案と呼んでおるんですが、この法案について、直近の各種世論調査等の結果によりますと、評価をしないとする国民の声が非常に多いんですね。共同通信の調査では、見送りをすべき六七%、毎日新聞、反対するという回答が六二%、朝日新聞、成立させるべきではない七〇%。 これほど多くの国民がこの法案に対して批判的である中、一日も早く成立をという声、先ほどから言われておりますが、この国民の声をどのように受けとめておられるか、まず大臣のお考えをお聞きしたいと思……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問させていただきます。 まず、火災警報器の義務化についてお尋ねをいたします。 現在、火災報知機は、床面積五百平方メートル以上の共同住宅にのみ設置が義務づけられているわけでございますが、こういった中で、住宅火災による死者は、先ほどから御説明がございますように、昨年の焼死者は十七年ぶりに大台を超えてしまった、千七十人を数えておる。しかも、この過半数が六十五歳以上である、五年前よりも高齢者の焼死者数が二百五人もふえているわけですね。高齢化に伴って、煙に巻かれる、あるいは逃げおくれる、そういった高齢者が急増している、七割にもふえているというお話がございま……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 問題点が集約されておりまして、ダブる質問が多かろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。念には念を押して質問させていただきます。 まず、先ほども出ましたが、人事委員会、公平委員会、先ほど質疑の中で、本質的には変わらないんだ、心配はないんだという御説明でございましたが、ちょっと心配でございますので、質問をさせていただきます。 この人事委員会または公平委員会の会議の開会要件、これが全員の出席という厳しいものとなったのは、立法過程における国会においての修正によってそうなったんだということを考える必要があると思うので……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 大臣の所信についてお尋ねをいたします。文部行政に精通されております河村大臣ゆえに、その御見識を十分お示しいただける課題に絞ってお尋ねをいたしたいと思いますが、大臣のお人柄同様、どうぞ誠実かつ明快な御答弁をよろしくお願い申し上げます。 まず、高卒予定者の雇用の問題についてお尋ねしたいのでございますが、景気の回復の足取り、動向、これは例えば企業業績の回復にかかわる大企業と中小企業の二極化、また厳しい雇用情勢などが落とす影もあって、今なお不透明と言わざるを得ない状況にあるわけでございます。その影響は、低所得者層を初めとするいわゆる社会的弱者にとどまらず……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 小野田、市川両参考人、きょうは本当に御苦労さまでございます。また、貴重な御意見、御提言、本当にありがとうございました。 お二方の御意見を聞いておりますと、この義務教育費国庫負担制度、これは維持、堅持されるべきである、そういう御意見でございました。そしてまた、その理由として、子供たちが平等に教育を受ける権利があるじゃないか、そういったものが憲法に保障されているじゃないか、こういった理由でもございました。小野田参考人は、二十六条を引用されて御説明もございました。その子供たちが平等に教育を受ける権利が保障されている、いわゆる担保というべきものが、私はこ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この法案の審議も六時間にわたって行われ、いよいよ私が最後の質問者となりました。 まず、総務省にお尋ねをいたしたいと思います。 三位一体改革が完成すれば税源移譲によって地方財政が確保される、それこそ受益と負担の関係が明確になる、このように言われておりますが、しかし、税源の持っております偏在性の問題、これをどうするかということだと思うんですね。これは、人口や産業が少ない、そのために自主財源が乏しい地方にとっては、いわばもう構造的な問題なんですね。 したがって、これを解決するためには、後でいろいろと質問をさせていただきますが、すべての国庫補助負担金……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 きょうは、安西、伊藤両先生、本当に貴重な御意見、ありがとうございます。質問をさせていただきます。 お二方の先ほどの御意見を拝聴しておりましたら、今回の法改正、おおむね基本的には賛成であるという御意見でございます。私も、今度の法改正、かなり前進したなという思いは持っておりますが、それでもまだ多々問題点が残されていると思うんですね。それらの点についてお尋ねをいたしたいと思っております。 そもそも、今回の法改正は、学校法人の不祥事に端を発していると言ってもいいわけでございまして、いわゆる疑惑の事件とか不祥事、これらを防止しなければならない、あるい……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。
まず、監事機能についてお尋ねをいたします。
過去五年間で、監事から文科省に報告があった事例は何件おありでしょうか。また、その中に不祥事を起こした帝京大学は含まれているかどうか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 次に、もう一つ事例を挙げてお尋ねをいたします。
千葉県の昭和学院にかかわる問題でございますが、昭和学院では、短期大学の定員割れなどを理由に五名の教職員が解雇されました。その一方で、今度は、亡くなった理事長には二億数千万円と推定される退職金が支払われたとも言われております。教職員組合がその基準、支払い額などを示すように理事会、監事……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、香川参考人、井村参考人、本当に貴重なお話ありがとうございました。 まず、香川参考人にお尋ねをしたいと思うんですが、大変私たちの国の食事の内容、激変と言っていいぐらい戦後五十数年間で変わりましたね。いい面もあるかと思いますが、私はかなり悪い面の方が多いんじゃなかろうか、この内容の変化。そしてまた、食事の内容にかてて加えて、社会情勢の環境あるいは家庭環境、こういったものも大きく変わったということで、ある意味で私は食生活の乱れがかなり深刻な状況になっているんじゃないかという気がいたしております。 とりわけ、そのことに対応するには、大事なこと……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 この学校教育法の改正案、これまで随分質疑を積み重ねてまいりました。そういった中で重複する部分もあろうかと思いますが、確認という意味で御理解をいただきたいと思います。 近年、社会環境の変化、あるいはまた家庭環境の変化、これに伴って食生活の乱れというのが非常に深刻になってきております。このことは、これまでの質疑の中でも、そしてまた先般の参考人の意見陳述でも説明されました。特に、成長期にある子供たちにとって、健全な食生活、これはまさに健康な心身をはぐくむために欠かせないものでございます。 ところが、子供の体力が低下傾向が続いておるんですね。体は大……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問させていただきます。 今回のこの法律案によって、文化的景観が文化財として新たに追加されるわけでございます。先ほどから御説明ございますように、文化的景観とは「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないもの」と定義されている。まさにおっしゃるとおりで、自然とまた人工的な部分が交わったところ、かかわり合ったところ、そういったところを、代表的な例は棚田でございましょうが、自然だけではこのような景観は維持できません、人工的だけでもまた維持できません、それぞれが相まって、私はあ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、木村参考人、大田参考人、それぞれに貴重な御意見を本当にありがとうございました。 まず、木村参考人にお伺いをいたしますが、三月に出されました中教審の答申ですね。この中身の中で、「今後の学校の管理運営の在り方について」ということで答申が出されておりますが、現在の学校運営の状況に対して非常に厳しい指摘がされております。硬直的だとか画一的だ、これに対極するように柔軟性、多様性がない、あるいは改革に取り組む動機づけが働きにくい、効率性が十分に意識されていない、閉鎖性が強い、地域社会との連携を欠きがちである、非常に厳しい内容が盛り込まれております。……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 かなりこの法案につきましては大体の問題点は集中しておりまして、いろいろ御説明がございましたが、なお納得のいかない部分、あるいはなかなか理解しかねる部分がございますので、重ねてそういった分も質問させていただきます。 教育や福祉など国民生活に関係する分野、これらは公共サービスと言われておりまして、いわゆる財政的にも公共財として国の責任において措置されてきたわけでございます。引き続き、これら教育、福祉のいわゆる公共的なサービスというのは充実させることが必要であることは申すまでもないわけです。 ところが、現実に、小泉内閣に……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは、四人の参考人の皆様方、それぞれのお立場からの貴重な御意見ありがとうございました。 それでは質問させていただきます。 今回の法改正、これはレコードの還流防止措置、そしてまた書籍、雑誌の貸与権付与、これがテーマでございますが、日本全体の実演家の著作権あるいは著作隣接権、これはちょっと実演家の話になりますが、まだまだ保護されていない部分が多いんですね。音の方に関する権利はWIPOでもかなり進んでおります。しかし、映像に関してはまだまだそれぞれ意見がございまして、今回も、ほとんどの項目は合意できたんですが、最後の一項目だけアメリカとEUが対立して……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず冒頭、昨日、長崎県の佐世保市で起きました小学生の大変痛ましい事件、本当に胸が痛みます。人の命を大切にしなければならない、人を傷つけてはならない、私は、これらを学ぶことが教育の原点だなというのをまた改めて思い知らされているわけでございますけれども、教育関係者のみならず、子供を取り巻くすべての人たちが再発防止のためにさらなる努力をしていかなければならないと思っております。御手洗さんの御冥福を心からお祈りいたします。 それでは、質疑に入らせていただきます。 今回の著作権法の一部改正案、このテーマは、音楽レコードの還流防止措置、そして書籍、雑誌への……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 本委員会も、教育関係の重要な案件を鋭意審議してまいりましたが、今国会、質疑はきょうが最後でございます。その最後の質疑者でございます。よろしくお願いを申し上げます。 冒頭、長崎の本当に痛ましい事件に関して、先ほどから質疑もございましたが、やはり、なぜあのような、いわば信じられないようなことが起きてしまったのか、そのあたりの事実の解明、そしてまた再発の防止に向けて、私は文科省挙げて全力で御努力いただきたいということを、まず冒頭お願い申し上げます。そして、御手洗怜美ちゃんの御冥福を重ねてお祈り申し上げたいと思います。 それでは、質問に入らせていただき……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
急遽で大変申しわけございません。農林水産省の消費・安全局長さんにお越しいただきました。
大分県で、きょう、九重町というところで鳥インフルエンザが発生したのではないかという報道が流れました。このことにつきまして、状況を把握している分をどうか御説明していただきたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。私も大分県出身でございますので。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
では、筑波の動物衛生研究所で結局確認されたわけですね。となりますと、やはりこの後の対応が非常に大事になってきますので、地元としっかりと連携をとって、感染経路等を中心に、……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 総理にお尋ねをいたします。 国庫補助負担金、そして税源移譲、交付税、こういった三つを一体的に改革しようとする三位一体改革、これが二〇〇三年度予算から芽出しという形でスタートいたしました。そして、いよいよ二〇〇四年度から本格的な意味での第一歩がスタートしたと言ってもよいと思っております。 この三位一体改革の第一歩であるならば、この本来の趣旨であります、地方の自由度を高める、あるいは地方に活力を与える、そういった形が、たとえ規模が小さくても始まっていなければならない状況であるにもかかわらず、現状は、全く百八十度違う形が今地方に起きてしまっている……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは法案の審議ですが、特例として、委員長や理事会の御配慮をいただきまして、さきの災害対策についてちょっと総務省にお尋ねとお願いをさせていただきます。 今回の新潟、福井など、四国も含めて集中豪雨が襲ってきたわけでございますが、その結果、貴重な人命が失われました。亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りをいたします。そしてまた、被災に遭われた方々のお見舞いを申し上げたいと思います。 これからやはり重要なことは災害の復旧でございますが、既に関係自治体や関係機関やボランティアなどが日夜分かたぬ努力を進めているところでございますが、現地は引き続き、被災……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 人事院勧告の件につきましては論点が大体絞られておりまして、どうしても重複することがあろうかと思いますが、確認するということで御理解いただきたいと思います。 公務員給与をめぐって、ここ数年、非常に厳しい情勢が続いていたわけでございますが、今回の人事院勧告は、月例給、一時金ともに水準改定なしという結果となりました。六年連続しての年収マイナスはストップされたわけでございます。これから賃金改定を行う民間企業への影響を考えると、昨年まで続いた年収マイナス勧告に歯どめがかかったことは非常に大きい意味があると思っております。 そこで、大臣にお尋ねいたしたいと……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず冒頭、先般、新潟や福井やあるいは四国までも襲いました集中豪雨によって、とうとい命を失われた方々の御冥福を心からお祈り申し上げたいと思います。また、被災に遭われた方々にもお見舞いを申し上げたいと思います。 これから災害復旧が非常に重要になるわけですが、政府を挙げて取り組んでいただきたいことをまず冒頭お願い申し上げたいと思います。 それでは、民主党が提案されました私学共済法改正案につきまして質問をさせていただきます。 今回の民主党提出の法案、また親法も含めて、この年金改悪廃止法案全体の考え方についてお伺いしたいと思うんです。 給付を減らす、……
○横光議員 私たち、こうして三党で廃止法案を提出したわけですが、政府・与党の方は、自衛隊の期限が来てもさらに延長しようという流れになっております。しかし、私たち、この委員会の中でも、これまでの質疑を通して、本当に自信を持って自衛隊の延期をしようとしているのかと思えば、そうでもない。やはり非常に不安の中で、与党の皆さん方も非常に不安の中でその延長という考えに賛同しているという気がしてならないわけですね。 非常に私は、ここになぜそのような状況になっているかということを考えると、やはりこれは、すべての発端から無理に無理を重ねてきた結果ではなかろうかという思いがいたしております。いわゆるイラク戦争か……
○横光議員 この現行の法案、これが阪神・淡路大震災をきっかけに成立したわけですが、そのときも全党で大変な努力をした結果、この生活再建支援法ができたわけでございます。そのときから、当初から、被災者への個人補償の是非というものが非常に大きな焦点だったわけでございますが、きょうの議論にもございますように、自助努力による回復が原則だとか、あるいは個人資産の形成に公費は出せないという、そういった経緯があってなかなか進んでいなかったんですね。 そういった中で、昨年の七月に全国知事会が、住宅再建支援制度の創設のための新たな拠出を行うことを決議した、これが非常に私は大きなきっかけになったのではなかろうかと思……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 まず、公務員制度改革についてお尋ねをいたします。 政府・与党は、今臨時国会に能力等級制度あるいは天下り規制強化などを柱とした公務員制度改革関連法案を提出することにしていたわけですが、結局、提出を見送ったとお聞きしております。 もともと、政府は、五十年ぶりの抜本的な改革というふれ込みでこの公務員制度改革を始めてきたわけでございますが、二〇〇一年十二月には関係労働組合の意向を無視して強引に公務員制度改革大綱を決定した。そして、二〇〇三年には法案提出、二〇〇六年には施行というスケジュールを立てていたようでございますが、こ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは朝から、途中本会議を挟んでの長時間の質疑、皆さん大変お疲れだろうと思いますが、私が最後でございますので、いましばらく御辛抱いただきたいと思います。 まず、災害復旧対策についてちょっとお願いをさせていただきたいんですが、七月中旬のあの新潟県、福島県、福井県の集中豪雨、そして、その後の相次ぐ大型台風の日本列島縦断、さらには新潟県中越地震、これらによって、今、日本の国土は本当に、九州から北海道までもう疲弊している、そして、各地で洪水あるいは土砂災害をもたらして数多くの被害者を発生させております。そういった意味で、被災者支援にはもう一刻の猶予も許……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 人事院総裁にお尋ねをいたします。去る十月二十二日に本委員会で私は質問をしたんですが、そのときに時間切れでちょっと総裁の御答弁を確認することができませんでしたので、きょうは改めてその問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 人事院の存在意義というものを私が質問したんですが、そのときに佐藤総裁は、人事院の役割について、基本権制約の代償機関、公務の能率的な運営の保障、この二つに加えて、国民の御意見、納得性を得る、あるいは国民に対して説明責任を果たすということ、そして、代償機能の発揮ということよりは上位の規範ではないか、また、国民の納得を得られると……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 生田総裁にお尋ねをいたします。 郵政公社、総裁を先頭にして、中期経営計画、四年の目標を掲げてスタートいたしました。そして、今回一年間の決算が出たわけでございますが、この実績を見ますと、郵便、貯金、簡保、三事業とも好転している結果になっております。とりわけ、郵便において、十四年度の赤字から何と黒字に転換しておる。黒字になったとしても、先ほどからお話ございますように、減収増益である。つまり、収入は減っているにもかかわらず黒字に転換した。結局のところ、職員の犠牲やあるいはしわ寄せもあったと思うのですね。 そういった意味で、総裁以下職員一丸となった……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 現在、郵便局の窓口ではさまざまな受託業務が行われております、利用者サービスが行われております。例を挙げれば、NTTの委託業務、NHKの委託業務、国債等の募集、国債等の元利金の支払い業務、原付自転車等責任保険業務、あるいは年金及び恩給の支払いその他国庫金の受け入れ払い渡し、住民票の写しの交付の事務、さまざまなことをやっております。 しかし、これらはあくまでも委託者からの手数料あるいはその実費分、さらには維持管理費、こういったものを委託サイドからはいただいていると思うのですが、今回の投信販売法では、郵便局の窓口業務は、利用者から明確に手数料を取る……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 質問に先立ちまして、去る二十三日の新潟県の中越地震により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りを申し上げます。また、地震により困難な生活を余儀なくされております方々に対しまして、またお見舞いを申し上げたいと思います。 大変な台風に続いての被害が発生して、ここはもう政府といたしましても、何としても一刻も早い補正予算を組んで、災害復旧に全力で取り組んでいただきたい、このことをまず強くお願いをいたしたいと思います。 また、道路の寸断で孤立した山古志村におきましては、村民のほとんどが隣の長岡市の方へ避難されたわけでございますが、このことで大変心配されま……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 きょうは、この法案について長時間にわたって審議がされております。この法案によって設立されます独立行政法人日本原子力研究開発機構、これは、原子力に関する研究開発を総合的に行う国内で唯一そしてまた最大の研究開発機関となるわけでございますね。しかし、この原子力二法人統合のこれまでの経過を振り返れば、トップダウンで決めました二〇〇一年の特殊法人等整理合理化計画の必ずしも合理性があるとは言えない統合計画に合わせて、つじつまを合わせただけにすぎないように思えてならないんです。 そもそも、この日本原子力研究所とそしてまた核燃料サイクル開発機構、これは、性格……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 この臨時国会、そして本文科委員会の最後の質問になると思います。よろしくお願いいたします。重複するところがありますが、確認ということでよろしくお願いいたします。 早速、重複するところからお尋ねいたしたいと思います。 大分県別府市で開かれたタウンミーティング、実は私の地元でございまして、これは私の選挙区なんですね。そういった意見もあったわけでございますが、しかし、そうでない意見もあるわけですね。そういった中で、大臣が先ほど言われたようなことをおっしゃった、そしてまたその後の記者会見では、今回、文科相になりましてから別の見方をしなきゃいかぬのかな……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問させていただきます。 国民議会選挙が終わりまして、外務省の報告では、駐留多国籍軍、イラク治安部隊と武装勢力の衝突、車爆弾、ロケット弾等によるテロ等の事案が発生しており、依然として予断は許さない状況である、こういう御報告でございます。また、自衛隊が派遣されておりますサマワにつきましては、予断は許さないものの、先ほど御答弁ございましたように、イラクの他の地域と比較してみると安定している状況にある、こういった説明でございますが、私は、状況はかなり変わってきた、刻一刻と変わっていると思うんですね。 選挙が終わった。そしてサマワの状況も、先ほどから質疑さ……
○横光議員 社民党の横光克彦でございます。 今、委員長のお計らいをいただきました。きょうは、委員外議員という立場でこの委員会で発言の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。委員長を初め、与党、野党の理事の皆様方、そしてまた委員各位の皆様方に、冒頭、心からお礼を申し上げたいと思います。 質問に入らせていただきますが、今回、こうして貴重な委員会で十五分という時間をいただきまして、しかも、自民党の皆さん方の時間をいただきました。非常にありがたいと思っておりますが、しかし、それはそれ、これはこれとして、質問は自民党の与党案を中心に質問をさせていただきたいと思っておりますので、そこの……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 先ほどからお話ございますように、昨年は本当に信じられないような、当たってほしくない大災害の当たり年になってしまいました。集中豪雨、そして相次ぐ大型台風の直撃、これがまた沖縄からほぼ日本列島を縦断して北海道まで行くというような大型台風が相次いだ。そして、新潟県のあの中越地震という、阪神・淡路大震災以来の大災害が発生してしまったわけでございます。 私たちは、こういった大災害に対応し、そして、応急対策、復旧対策が円滑に実施できるよう特別交付税の増額を強く求めてまいりました。そういった経緯、そしてまた立場から、今回のいわゆる補正……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 大変多くの被害者を出して、今なおその被害が続いている非常に衝撃的な事件が薬害エイズ事件でございました。この薬害エイズの被害を早急に防止することができなかった、その責任を厚生省が認めたわけですが、その決め手となったのが、いわゆる責任を裏づける資料が公開されたことによるわけでございます。 そういった経緯を経まして、その三年後に情報公開法が制定をされました。この附則で、四年を目途として、この法律の施行の状況については検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとすると書かれております。いわゆることしの四月がその四年目に当たるわけでございます。 ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、大臣、予算委員会から総務委員会、また予算委員会、総務委員会と、本当に御苦労さまでございます。また、委員の皆様方も大変お疲れだと思いますが、いましばらく御協力をお願いしたいと思います。 財務省と総務省そして地方団体、この間で最も大きな争点となりましたのが地方交付税の総額だと思いますが、入り口ベースでは八千億円削減の十四兆五千七百億円、出口ベースでは二〇〇四年度をやや上回る十六兆八千九百七十九億円と前年度に比較して百億円ほど多く、一応二〇〇四年度の水準は確保したことになるわけでございます。 入り口ベースでは、財務省としては、八千億削って地……
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。 反対の理由の第一は、肝心かなめの税源移譲については二年間で三兆円を目標としながら、二〇〇四年度実施分の〇・六兆円が含まれた実質一・八兆円の税源移譲しかない、水増しのまま生活保護や義務教育費、施設整備費などは先送りされ、国民健康保険に対する新たな都道府県負担の創設など、地方が望んでもいない新たな負担も押しつけられた三位一体の改革を前提としていることです。 反対の理由の第二は、大きな争点となった地方交付税等一般財源の総額の確保について、入り口ベースでは財務省の顔を立て、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私も、どうしても定率減税の縮小そしてまた廃止へ向かうという動きがなぜ今なのかという気がしてならないんですね。先ほどから、予算委員会からもずっとこの一点に絞られておると思うんですが。 確かに政府の方は、景気は当時よりはよくなった、改善の状況にあるということをおっしゃっておりますが、それは確固たる状況にまで来ているのか。いわゆる踊り場的状況であるわけで、これから本当に上がる可能性もあれば下がる可能性もあるところに今来ているのではなかろうか。これを本当に上げるためには、やはりこの定率減税というのは、私は、逆に大きな足かせになるんじゃないかという気がして……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 受信料で成り立っているNHKで、受信料の不払い件数が一月末で三十九万七千件、そしてまた三月末これが五十万件に達するであろうとNHKみずから見通しを立てておりました。しかし現実には、先ほど会長の御答弁にございましたように、既に二月末現在で五十六万件、三月末には七十万件に達するという見通しさえ立てております。依然として、このように受信料不払いの流れはとまっていないわけでございます。このままいくと、大げさではなく百万件を超えるという異常な事態に今陥っていると言ってもいいでしょう。 NHK受信料のダムというのが今決壊を始めているという状況にあると私は思う……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
竹中大臣にお尋ねをいたします。
午前中の五十嵐議員の海外出張の件でちょっと補足して質問させていただきたいと思うんですが、ことしの通常国会以降は海外には出張されていないという御答弁をされました。しかし、大臣は、大臣就任以降たびたび外国に出張されているみたいでございますが、出張以外、公務以外で外国に行ったことがおありでしょうか。
【次の発言】 わかりました。今のを確認しますが、要するに、公務以外、プライベートでは外国に大臣就任以後行ったことはないということでよろしいですね。それでよろしいですね。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 電波利用料の使途について、全般的な御意見は出されましたが、私は、ちょっと個別的な問題を一、二お尋ねしたいと思うんです。小さな問題かもしれませんが、大変重要な問題という認識をいたしておりますので、お尋ねしたいと思います。 昨年の百五十九回通常国会で、この改正案の審議のときにも私実はお尋ねしたんですが、いわゆる大都会におけるビルの地下街の問題ですね。ここでは非常に携帯が使用しにくい、通話がしにくい。そのために、地下街の皆様方、商店街の皆様方は、違法だと知っていながらも、やはり中継装置を設置してお客様の利便を図った。しかし、この結果、大変な混信、電波障……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 党首討論、熱い討論の後、また、こうして文科委員会でお疲れのところ、私、最後、時間を与えていただいておりますので、どうかひとつおつき合いのほどよろしくお願いを申し上げます。 私も、最初、先般の大阪府の寝屋川市の中央小学校での本当に痛ましい、悲しい事件についてお尋ねしたいと思うんですが、亡くなられた鴨崎先生の御冥福をお祈りいたしますとともに、重傷を負われた二人の教職員に心からお見舞いを申し上げたいと思います。また、一日も早い心と体の回復を願っているところでございます。 鴨崎先生は、御案内のように、生徒からは慕われ、そして保護者からも信頼をされていた……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず下村政務官にお尋ねしようと思ったんですが、先ほど御答弁いただきました。ただ、一言申し上げておきたいんですが、政務官という立場でないという発言でございましたけれども、やはりここを切り離すということは難しいと思うんですね。やはり、下村博文という一衆議院議員と政務官というのはどうしても、どこで切り離すかということは難しいわけで、常に政務官という肩書きがついて回るということで御発言をこれからもしていただきたいと思うんですね。やはり国の方針としては、村山談話、あるいは従軍慰安婦の問題については河野官房長官の談話もございますので、そういった国の方針をしっか……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この法案も間もなく採決という運びとなっております。私は、義務教育費国庫負担制度そのものを崩壊しかねない、またその突破口になりかねないような法案が文科委員会で審議される、そして採決しなければならない、このことは非常に残念であると思っておりますし、それを通り越して不幸なことでさえある、このように私は思っているわけでございます。これは大臣も、恐らく文科省も、また本委員会の多くの委員の方々も同じ思いではなかろうかと思っております。 とはいいながら、いよいよその採決をするわけですが、その大前提として、私は、先ほどからお話ございますように、制度の行く末に関し……
○横光委員 おはようございます。 この国立大学法人法改正案の質疑も、きょうは二日目でございます。法人化されましてから一年が経過するわけで、その間のさまざまな浮き彫りになった問題点等々は、質問の論点は大体絞られているのではないかという気がするのです。一年が経過して、国立大学の法人化は国立大学に対する規制を緩和する、ある意味では国の関与をできるだけ減らす、そして各大学がそれぞれに個性を生かした戦略的な運営を実現することができるようにしたもの、そのようにされているわけでございますが、その一方では、やはり国立大学は運営費交付金、これが一%の効率化係数というものがかけられているために、毎年一%ずつ自動……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私も、まず最初に、各委員が大変心配されてきょうも質問されましたアスベストの件についてちょっとお尋ねしたいんですが、本当に、御答弁にございましたように、大変社会的な問題になってしまいました。 このアスベストによる健康被害が、今さまざまな分野で広がっております。きょうも、ちょうどお昼、NHKのニュースを見ていましたら、やはりそのことが報じられておりまして、どこかの県警の車庫に、そういった撤去の指導が出た後も、今日までしていなかったと。その理由は、解体したりあるいは改修したりするときにすればいいんだと受け取っていた、そういうふうに非常にそごが生じて、今……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。昨日に引き続いてお尋ねをいたします。 きのうも申し上げたんですが、郵政民営化によって国民、利用者にとってどのようなメリットがあるのか、あるいはデメリットになるのか、抽象的ではなく具体的に説明をしてくださいというお願いをしたんですが、なかなかそのような状況になっておりません。 きょうの審議でも、一日やっております、きょう、私、最後ですが、やはり説明を受けますと、デメリットばかりが浮き彫りにされている。説明を受ければ受けるほど、午前中の小沢委員が言われましたように、まさに奇妙きてれつ、複雑怪奇な法案だなというのが実感されるわけでございます。 きょうは……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、四人の参考人の皆様方、本当に貴重な御意見をありがとうございました。 お尋ねをいたします。 加藤参考人、そしてまた翁参考人に、同じ趣旨の質問をまずさせていただきたいと思います。 加藤参考人、非常にこの民営化の必要性を強く訴えておられました、それぞれの理由を述べながら。しかし、恐らく加藤参考人が、まあ翁参考人もそうでしょうが、本来描いておられたいわゆる民営化の姿と、現在出てきている法案の姿と大きく違っているという思いをお持ちだと思うんですが、この現在出てきている法案につきましてどのようなお考えをお持ちなのか、まずお聞かせください。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、特定局長を初め全郵政職員の雇用と労働条件についてお尋ねしたいと思います。 郵政三事業に携わる方々の身分保障、これは、経営形態というものがはっきりしないで長い間非常に不安に駆られてきたわけですが、それが、あの平成十年の一九九八年、中央省庁等改革基本法によって、新たな国営の公社で、国家公務員としての身分を特別に付与するということになって、方向性が決まった。そして、それを受けて、郵政公社法で国家公務員とするということが定められたわけでございます。以来、郵政三事業に携わる皆様方、郵政公社の皆様方、懸命に三事業のサービスに今日まで頑張ってきたわけ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 総理に質問させていただきます。 午前中も紹介されましたが、直近の国民の声がきのう読売新聞で示されました。郵政民営化を最優先課題にするということは納得できない、こう言った国民が六五%おるんですね。そして、民営化に反対あるいは慎重に審議すべき、いわゆる今国会にこだわる必要はないというのを合わせますと七六・五%。これは物すごい数だと私は思うんですね。 その中でもとりわけ注目しなければならないことは、優先順位ですね、いつも言われている優先順位。十七項目中十六番目。これも、幾つ答えてもいいという問いなんですね。ですから、やってほしいことはいっぱいあるでし……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、参考人の皆様方、それぞれのお立場からの貴重な御意見、本当にありがとうございました。 田中参考人にまずお伺いをいたします。 参考人が携わりました郵政三事業の在り方について考える懇談会、ここの最終報告でいわゆる三類型を提案されたわけですが、結局、第二類型、第三類型、これを土台にして今回の法案ができているのではなかろうかと私は思うんですが、この中で、二類型、三類型ともに「郵便局ネットワーク」のところでは「現在の全国一体の郵便局ネットワークが維持されるとは限らない。」二類型、三類型ともにそのように書かれております。 今回の法案は、安定的代理……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この委員会で、折り込みチラシの件で、政府参考人の答弁や説明について、細田官房長官がおわびをいたしました。このことに象徴されるように、きょうもこの随契の問題が中心に随分質疑されたわけでございますが、やはりこの随契の理由として、緊急性、独創性というものを説明されておりましたが、これはなかなか信憑性が薄いと言わざるを得ません。 また、契約の流れも、昨年の春発足したばかりの社員二人の有限会社に、見積書もないまま、一億五千万円という予算で実質的な契約を合意したということでございます。このことにつきましても、いろいろ説明されておりますが、到底国民の理解と納得……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 きょうは、四人の陳述人の皆さん、それぞれのお立場からの貴重な御意見、本当にありがとうございました。 まず、堀江公述人にお聞きしたいと思います。 堀江さんは、郵貯が民間向け貸し出しに乗り出すと、資金供給量がふえて金利が低下、これが生産活動の活発化に結びつく可能性もと、いわゆるプラス的な御意見を申されました。ここに資料に書かれていますが、本当にそうでしょうか。 民間金融機関は、これまで郵貯や簡保が多くのお金を集めた結果、市場にお金が回らなくなっていると主張してきたわけでございますが、現在は、銀行がお金を集めても、先ほどお話がございましたように……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
私は、まず地域貢献基金の件でちょっとお尋ねしたいんですが、この修正のことで。「一兆円を超えて基金を積み立てることを妨げるものではない。」となりました。これは、基金には上限はないということで理解してよろしいんでしょうか。
【次の発言】 この基金の原資は、申し上げるまでもなく、金融二社の売却益から来るわけですね。これは本来どのように使われるかと申しますと、当然のごとく、持ち株会社の経営のために自由に使える金なわけでございます。これが上限がないということを今御答弁されました。ということは、これは途方もない基金を積み立てることができるということにもなるわけ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、四人の参考人の皆さん、それぞれのお立場からの貴重な御意見、本当にありがとうございました。 まず、安田参考人にお伺いいたしますが、今、民営化されたら困るのはだれかということでございます。そういった意味で、公共性の重要性というものを先ほど説明をされました。そして、この郵政三事業が今や国民にとってはぎりぎりのセーフティーネットだという御意見もございました。私も本当にそういう思いを持っておるわけでございます。 参考人は、ジャーナリストとして、一貫して郵政現場の声を紹介し続けているレポートを発表されております。またそういった中で、今お話ございま……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
質問をいたします。
まず最初に、お願いでございますが、一月三十一日に東京地裁で、ハンセン病元患者に対し国側は請求どおり五千万円全額を支払うよう命じる判決が下されました。当然控訴を断念されるとは思いますが、総理のお考えをお聞かせください。
【次の発言】 私は、今回のこの元患者さんの全面勝訴という判決を聞いて、改めて国のハンセン病政策の罪深さというものに対して怒りを禁じ得ませんでした。
どうか、長年にわたって苦しんできたこの女性にようやく司法の場から救済の手が差し伸べられたわけでございますので、今度は政治の場から手を差し伸べるよう、二週間という期限……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問いたします。 先日の北朝鮮の声明に対して、先ほど茂木議員から、瀬戸際外交、それも時代おくれの瀬戸際外交という言葉がございました。私もそのように思っております。その瀬戸際外交に輪をかけて、今回は、あの声明は、いわゆるおどしのカードを切ってきた、そこまで言ってもいいんじゃないか、それほど一方的な、しかし衝撃的な声明だと私は思っております。 ですから、先ほどからの質疑の中でありますように、事の真意がどこにあるか、こういうことを見きわめるためにも、過剰にこの声明に反応するよりも、むしろ今は冷静に対応していくべきだということは、これは私も異論はございませ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず最初に麻生総務大臣にお尋ねしたかったんですが、きょうは出席できないということでございますので、中川大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 いわゆるNHKの問題ですが、きょうは、NHKがどうのとか朝日新聞がどうのとか、あるいは圧力があったのかどうかとか報道の自由とか、そういうことをお尋ねしたいわけではございません。朝日新聞の報道の記事に対して事実確認をして、そしてまた大臣の対応をお聞きしたいと思っております。 まず、時系列的にちょっと説明をしてお尋ねしたいと思うんですが、いわゆる事の発端といいますか、これは一月十二日に朝日新聞が報道したことから……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 郵政民営化についてお尋ねをいたします。 きょうは総理、抽象的ではなく具体的に、国民にわかりやすく御答弁をいただきたいと思います。なぜ今郵政事業民営化なのか、なぜ今なのか、そしてこれをすればどのように変わるのか、また国民にとってこの民営化によるメリット、デメリットは何なのか、こういったことをお尋ねしたいと思うんですが、どうか誠実な答弁をお願いしたい。 先ほど、竹中大臣、マル平はどこから見ても鬼平の平蔵をとって竹中平蔵の選挙活動をしたというふうに受け取るのが当たり前でございますが、平和、平成、こういうふうに御答弁をされました。まさにこれこそ私は、こ……
○横光委員 横光克彦でございます。 きょうは、会長、副会長初め理事の皆さん、御苦労さまでございます。 ちょうど三月に行われましたNHKの予算案審議、この質疑では、橋本会長そして永井副会長、お二人以外は旧執行部の皆様方でございました。ちょうどあのときは不祥事等による受信料の不払いが圧倒的な勢いでふえ続けていた時期で、そのときの世論、いわゆる視聴者の声、そしてその後、本委員会の質疑の中心は、いわゆる経営陣の刷新、そういった声が非常に大きかったんですね。私もそういったことを強く求めたわけでございます。 会長、副会長、そういった声をしっかりと受けとめて、経営陣の刷新を断行いたしました。十名の理事……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 今、修学旅行のシーズンでございます。多くの子供たちが国会見学に来ておりますが、きょうも本当に多くの小学生、中学生の皆さん方が国会の中を巡回しながら見学をしております。そういった子供たちの姿を見るにつけ、改めて教育の主人公は子供たちなんだなという思いがいたしておるわけでございます。 今回、そういった中で、この教育基本法、子供たちに大変影響を与えるであろう、プラスであろうがマイナスであろうが、影響を与えるであろうこの教育基本法改正案の審議が始まっておるわけでございますが、残念ながら、子供たちは、この法案について、みずからのことであるにもかかわらず意見……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。前回に引き続き質問をさせていただきます。 まず、お手元に配付いたしました資料一をごらんになっていただきたいと思うんですが、先週の金曜日、六月二日に、地方紙でございますが、信濃毎日新聞でこのような社説が掲載をされました。 なぜ地方紙の社説を取り上げたかと申しますと、この信濃毎日新聞の創業者は小坂文科大臣のおじい様がつくられたということ、そして、おじさんが社長をやられていたということ、大臣も恐らく大株主だと思いますが、いわゆる一族だと思うんですね、この信濃毎日新聞。そこの新聞がこのような、大臣が現在審議されている法案に対して真っ向から反対を表明している……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。きょうは、差しかえをお願いして質問席に立たせていただきました。 本委員会では、質疑で、与野党を問わずこの改革案に対し本当にさまざまな問題点が指摘されております。 本法案の趣旨は、公共サービスの効率化ということが中心になっておりますが、その中の市場化テストについてお尋ねしたいと思うんですが、戦後、高度経済成長のもとで、福祉国家を目指して、国、そしてまた地方を含めて財政規模が非常に大きく膨らんできました。しかし、右肩上がりの経済成長も終わって、これに高齢化も加わり、先ほどからお話がございますように、いわゆる官から民へ、つまり公共サービスの効率化という課……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 竹中大臣とは、ちょうど昨年、郵政特別委員会で大変激論を交わしたわけでございますが、あれから一年たってこんな状況になるとは、正直言って夢にも思っておりませんでした。ただ、こういった結果にはなったんですが、状況認識だけはしっかりとここで、大臣、認識しておいていただきたいと私は思うんですね。 これは質問じゃないです。 郵政の問題は、国会では一回は否決されたという事実、これは民意でございます。しかし、結果的に解散という形で、しかも、刺客騒動やあらゆることで国民、マスコミの関心を引きつけて結果が出た。確かに議席数は大差になりまし……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 ちょっと大臣にお尋ねしたかったんですが、向こうの方が延びておるということで、別な質問から入ります。 二〇一一年七月をもってアナログ放送の役目は終わるわけでございます。そして新たな地上波デジタル放送の時代が始まるわけでございますが、このデジタル放送への完全移行に向けて、総務省初めNHKももちろんそうでございますが、関係者の皆様方が今精力的に取り組んでいるわけでございます。そこで、いわゆる通信と放送の融合という大きな流れについて、ちょっときょうはお尋ねしたいと思うんです。 総務省が中心となって進めておりますこの計画では、いわゆるIPマルチキャスト放……
○横光委員 横光克彦でございます。 地方分権、そしてまた今回の改正法案、問題点は集約されているようで、どうしても質問も重複する部分があろうかと思いますが、私なりの観点から質問させていただきたいと思っております。 大臣の私的諮問機関であります地方分権二十一世紀ビジョン懇談会、これは私、交付税の審議の際にもお尋ねをしたんですが、懇談会の結論を取りまとめるに当たって地方の意見をどのように反映されるのかという私の質問に対しまして、大臣は、地方の声を聞けと、これは必ずやります、そのためにも地方御自身も意見を取りまとめていただきたい、こういった旨の答弁をされております。 そして今回、先ほどからお話ご……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 きょうは、松原、吉田、両参考人、本当に御苦労さまでございます。 中でも、松原参考人、今まで議論されておりますように、まさに放送と通信、この融合というのは現実のものとなって、そして、これからさらにこれは進むことが見込まれているわけでございます。そういった中で、新しい形態の情報サービスが生まれ、またそのことが国民の利便性につながる。そういった大きな意味からすると、大変な改革の必要性があるわけでございますが、その改革のための報告書を今回まとめられた、このことについてはまず敬意を表しておきたいと思います。 それでは、ちょっと質問に入らせていただきます。……
○横光委員長 これより会議を開きます。
一言ごあいさつ申し上げます。
去る九月二十八日の本会議におきまして、私が懲罰委員長に選任されました。まことに光栄に存じます。
申し上げるまでもなく、当委員会は、議院の秩序維持及び規律保持に関し重大なる責務を課せられており、その職責の重大さを痛感している次第であります。
委員各位の御協力と御支援を賜りまして、誠心誠意努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 私は、まず、タウンミーティングのやらせの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 政府の広報には、「タウンミーティングは、内閣の閣僚等が、内閣の重要課題について、広く国民から意見を聞き、また、国民に直接語りかけることで、内閣と国民との対話を促進することをねらいとして開催されています。」こういうふうな目的のもとで開かれてきたわけですね。「内閣と国民との対話を促進することをねらいとして」という、何でここで「促進することを目的として」というぐらいに書かないで、ねらいという言葉自体が、そもそも、ここからもう何かちょっと私は変な気がしたんですね、実は。 ……
○横光委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に遠藤乙彦君を指名いたします。
【次の発言】 去る八日、院議をもって付託されました議員内山晃君懲罰事犯の件を議題といたします。
まず、鴨下一郎君から懲罰動議提出の理由について説明を求めます。鴨下一郎君。
【次の発言】 次回は、来る十八日月曜日午前十一時三十分理事会、午後一時委員会を開会するこ……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 塩崎官房長官にお尋ねいたしたいと思います。 安倍内閣の支持率でございますが、発足当初は、中国、韓国を電撃的に訪問するというサプライズ、国民から見ると非常にすばらしい行動からスタートした。そして、安倍さんの持っている風貌、あるいはソフトなイメージ、こういったことから女性の支持も高く、六五から七〇ぐらいの支持率とともに順風満帆にスタートしたわけでございます。 しかし、これがわずか五カ月にして急降下してしまっている。四〇%を切っているというのが最近の支持率でもあるんですね。これは朝日新聞でもそうでしたが、この前のNHKでもそうでしたし、共同通信でも、……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 まず、この法案とは直接関係はございませんが、しかし、関連としては大変大きな問題で関連しているわけでございますので、現在の警察のありようについてちょっとお尋ねをいたしたいと思います。 まず、みずからの命を顧みず他人の命を救おうとして、宮本巡査部長、殉職後は二階級特進して警部になられたんですが、この方が殉職をされました。これは本当に、国民から見て大変勇気ある行動であり、大きな感動を広げた、警察に対する信頼というものを一挙に高めたと私は思っております。そういった宮本さんのような思いでほとんどの警察官は日夜勤務に励んでおられると……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。
渡辺大臣には初めて質問させていただきますけれども、よろしくお願い申し上げます。
まず、政府系金融機関、そして民間金融機関、この違いについてちょっと説明してください。小学生のような質問ですが、ここから入ります。
【次の発言】 資金調達やその他いろいろの違いを今説明されました。
今の説明の中にございましたように、私から見ると、一番端的な違いというのは、民間は、やはり営利を目的とする企業である、これはもう営利がなければ成り立たない存在である。片や、今大臣のお話のように、政府系金融機関というのは、いわゆる政府の政策の執行機関だということですよね。政策上……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 まずは、福田総理、総理就任おめでとうございます。 それでは、質問に入ります。 私はきょうは、沖縄の集団自決に対しての検定意見についてお尋ねをしたいと思います。 ことしの三月三十日に、文部科学省は、平成二十年度から、つまり来年の四月から使用されます高校の教科書に検定意見を付しました。日本軍による命令、強制、誘導等の表現を削除、修正させてしまいました。これに対して、沖縄県民は激しい怒りを示した、激しいというよりすさまじい怒りを示しております。 沖縄県議会では、超党派で二度にもわたる意見書を採択し、決議し、四十一の市町村議会すべてがこの意見書を決……
○横光委員 第二分科会の審査について御報告申し上げます。 本分科会は、総務省、財務省、文部科学省及び防衛省の所管について審査を行いました。 主な質疑事項は、歴史的文化財の保護の必要性、子ども農山漁村交流プロジェクト事業の実施状況と取り組み方針、在日米軍人による横須賀タクシー運転手殺害事件への政府の対応、四国における自衛隊の配置と役割、海上自衛隊イージス艦の衝突事故の原因究明と再発防止策、郵政民営化後の各社の経営状況及び今後の目標と課題、自治体経営病院の厳しい経営状況、揮発油税等に係る暫定税率の期限切れ問題、コミュニティースクールに対する国の取り組みと支援、史跡文化財に対する国の支援策、学校……
○横光委員長代理 この際、御報告いたします。 去る平成十九年十一月二十一日、調査局長に命じました中央省庁の補助金等交付状況、事業発注状況に関する予備的調査につきまして、去る十六日、第二次の報告書が提出されましたので、御報告いたします。 なお、報告書につきましては、同日、委員長から議長に対し、その写しを提出いたしました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時五十四分散会
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 総理、海外出張、御苦労さまでした。大変お疲れだと思いますが、早速質問に入らせていただきます。 現在、我が国の国と地方を合わせた長期債務残高、いわゆる借金ですね、これが約八百兆になんなんとするという報告が財務省からございました。大変な財政危機ではあります。このことを強調して、政府は、二言目には財源がない、財源がないという理由で地方や障害者や高齢者に痛みを押しつけてきたわけでございますが、その一方で、税金の無駄遣いが次から次へと明るみになる、さらには、アメリカに対しては、米軍再編経費や地位協定などで膨大な税金をつぎ込もうとしております。 我々民主党……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 会計検査院は、国会、裁判所に属さず、内閣からも独立した憲法上の会計検査機関でございますが、重松参考人は、その会計検査院一筋と言っていいような形でこれまで会計検査の仕事に携わってこられました。事務方のトップとして検査官会議を支えてきたわけですが、今度、事務総長から検査官に就任ということになれば、現場の職員の士気が高まるということでは期待していいんではないかという気がいたしております。 また、検査官あるいは会計検査を実施する事務総局一体となって無駄の撲滅に取り組んできたと思うんですが、しかし、そうはいいながら、今度は立場が変わるわけですね。指揮監督さ……
○横光委員 第二分科会の審査について御報告申し上げます。 本分科会は、総務省、財務省、文部科学省及び防衛省の所管について審査を行いました。 主な質疑事項は、経済危機対策における教育費負担軽減策、我が国の宇宙政策及びJAXAの運営経費削減のあり方、いわゆる村山談話の将来の内閣への拘束についての見解、高等学校におけるクラブ活動のための支援策、基礎研究開発の現状とその推進のための取り組み、九州国立博物館の文化財収集方針と麻布山水図購入の経緯、国有地の学校施設用地としての有償貸し付けに係る問題、金融危機及び財政問題への対策、インターネットによる選挙運動の解禁の必要性、奨学金事業の現況とその問題点に……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 質問に入る前に、ちょっと通告しておりませんけれども、国民の声を代弁させていただきたいと思います。ですから、答弁は求めません。 日本郵政社長人事についてでございますが、去る六月十二日に、総理は、西川社長ではなくて鳩山前総務大臣を事実上更迭されました。しかし、世論調査によれば、この対応には国民の約八割が、麻生総理の判断はおかしい、西川社長こそやめさせるべきだと、圧倒的な声なんですね。 そして、六月十七日に行われた党首討論では、麻生総理は、民間の人事に余り政府が介入すべきではない、こうおっしゃいましたが、日本郵政は現在政府が一〇〇%株式を保有する特殊……
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 内閣提出の地球温暖化対策基本法案、そしてまた自民党案、公明党案の趣旨説明がただいま行われまして、いよいよ本委員会で法案の審査が始まりました。きょうをスタートに、さまざまな議論が本委員会を中心に展開されていくことと思われますが、私はトップバッターとして、政府提出の法案を中心に、自民党案そして公明党案にも質問をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 地球温暖化問題は、まさに今、人類が直面している深刻な問題でございます。そしてまた、これに対応するためには、地球的な規模で取り組まなければならない重要な課題であるということは申すまでもござい……
○横光委員長代理 次に、江田康幸君。
○横光副大臣 皆様、おはようございます。今回、環境副大臣を拝命いたしました横光克彦でございます。 気候変動枠組条約第十七回の締約国会議、COP17の閣僚級準備会合に出席のために前回の環境委員会を欠席することとなりましたが、皆様の御理解をいただき、会合に出席することができました。この場をかりてお礼を申し上げたいと思います。 環境大臣としての責任を十分に果たしていくために、細野大臣のもとに、精いっぱい環境行政に取り組んでまいる所存でございます。生方委員長初め委員各位の皆様方の御指導、御協力、よろしくお願いを申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○横光副大臣 お答えいたします。 今御指摘がございましたように、この膨大な瓦れき、この瓦れきの処理、災害廃棄物の処理が復旧復興の大前提であることを強く認識いたしております。 そして、この膨大な瓦れきであるがために、その地域内、それだけの域内ではもう到底処理ができないというのは、今お話がございました、そのとおりでございます。ですから、広域処理というものはもう避けられない状況でございます。これが実際なかなか進んでいないという御指摘ですが、確かに今日まで非常に進んでおりません。 その理由としては、今お話もございましたけれども、やはり放射能物質による汚染に対する危惧とか懸念、これがどうしても、あ……
○横光副大臣 平成二十四年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について御説明申し上げます。 まず、一般会計予算では、総額二千三百四十七億一千六百万円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、地球環境保全対策については、昨年末に南アフリカ・ダーバンで開催された気候変動枠組み条約第十七回締約国会議の成果を踏まえ、全ての国が参加する将来の法的枠組みの構築を目指すとともに、国内の各種地球温暖化対策を着実に進めてまいります。また、アジアを中心とする環境協力を含む地球環境保全対策の推進を図ります。これらに必要な経費として、四百八十七億七千六百万円を計上しており……
○横光副大臣 セメント会社が瓦れきを焼却していただいているところがあります。そしてまた、それをセメントの材料にしてやってくれている。今言われたように、つくるはいいが、やはりそういった需要のことを考えたときに、非常にまだまだそれが広がっていないという現実もあるわけです。 それで、復興庁が誕生いたしまして、関係閣僚会議のもとで、その下で、復興庁、国交省、農水省、経産省、国の事業を発注する関係の省庁の皆さん方と今いろいろ話し合っております。そして、国が買い上げるということができるかどうかも含めて何らかのインセンティブを働かせることができないかということで今協議いたしておりまして、少しでもそういった……
○横光副大臣 今、委員の御質問ですけれども、そういった、これは国民の生活、日本の産業全てに非常に影響する課題でございますので、政府としては、さまざまな国民の意見をお聞きした上で決める。現在、今の質問について政府は方針を決めているわけではございません。しかし、多くの方たちの御意見を参考にして、政府としては八月末には方向性を決めよう、今、そういう状況でございます。
【次の発言】 国会で選んでいただく、同意していただくために選んだ方でございまして、最終的には国会で御判断されることだと思います。
【次の発言】 この案の人選、人員の方に対していろいろな御意見がございましょうが、本当にまだ案でございまして……
○横光副大臣 お答えをいたします。 そもそもこの特措法、これが制定されましたのは平成十五年でございますが、今、金森委員お話しのように、当時は本当に産業廃棄物の不法投棄などで、不適正な処理によって大規模な生活環境保全上の支障が生じていた事案が数多くあったわけでございます。 その支障を除去することが大変重要な課題となっていたわけで、そうした状況を背景に、国の支援のもとで着実に事業を進めることを目的として特措法が制定されたわけでございますが、その際、地域の住民の皆様方のことを考えて、早急に、できるだけ早く対処しなきゃならないという意味もありましたし、そういった意味からも、恒久法としてではなく、十……
○横光副大臣 横山委員から、ただいま、国立公園は我が国の国民のかけがえのない財産であるというお言葉がございましたが、まさにそのとおりであると認識いたしております。このため、国立・国定公園における景観や自然環境の保全、これをしっかりと守っていかなければならない、このように考えております。 しかしその一方、地球温暖化対策として、お話にもございました再生可能エネルギーの開発もこれまた重要でございまして、そういった意味から、自然環境の保全と地熱の開発、この二つを高いレベルで調和させていくことが重要であると考えております。 環境省といたしましては、この国立公園、国定公園における地熱開発の取り扱いにつ……
○横光副大臣 お答えをいたします。 まず、再生可能エネルギーの普及拡大。これはもう本当に、我が国のこれからのエネルギー基本計画をつくるに当たっても大変重要な課題だと思っております。 そういった中で、とりわけ今御提案がございました地熱発電、これは太陽や風力に比べて非常に安定性もあるし効率もいいということで、ベース電源になるんじゃないか、そういった再生可能エネルギーであるということも我々も重々認識をいたしております。 そういった中で、緩和の件ですけれども、一歩踏み込んだらどうかということで、踏み込んで、規制緩和に今環境省も取り組んでいるんです。地熱発電に係る検討会をこれまで五回やりまして、い……
○横光副大臣 お答えをいたします。 地球温暖化対策は、我が国にとりまして本当に重要な政策課題でございまして、そのために、先般、エネルギー・環境に関する選択肢として、御案内のように三つのシナリオをお示ししたわけでございます。 この中で、再生可能エネルギーを現行のエネルギー基本計画に比べて圧倒的に拡大するということが非常に特徴的となっております。しかしながら、それでもなお、二〇二〇年の温室効果ガスの国内排出量は、今おっしゃられましたように、九〇年比で〇%から一一%削減にとどまっております。 今後、先ほど枝野経産大臣がお話しされていましたように、国民的議論を経て、八月には革新的なエネルギー戦略……
○横光副大臣 お答えいたします。 今お尋ねのエコカー減税、またエコカー補助金、これがほぼ同時期に実施されたわけですが、その時期が、平成二十一年度からでございました。この平成二十一年度以降、新車販売に占める次世代自動車の割合が約三%から約一一%へと四倍近く、大幅に向上いたしております。また、新車乗用車の平均燃費も向上率が上昇しておりまして、エコカー減税等により、環境性能にすぐれた自動車の普及が大きく促進されております。 そして、今お尋ねのCO2の件でございますが、対象車種、今回は乗用車に限定したわけですが、この対象車種と走行距離など、一定の仮定を設定した上で環境省が試算をいたしました。その結……
○横光副大臣 お答えをいたします。 委員は、指定廃棄物の件だと思います、この放射性物質が八千ベクレル・パー・キログラム以上を指定廃棄物として国が処分することになっておりまして、その場所としては、その指定廃棄物が発生した都道府県内で処分することとなっておりまして、先般、村井知事に御協力をお願いに行きました。協力の意思をお示しいただきまして、非常に感謝いたしております。 この場所は、七月から九月までに場所をまず我々は選定しよう、そして二十六年、三年後を目途に最終処分場を確保していくということを工程表で出しているんですが、確かに、最終処分場を見つけるということは至難のわざでございます。県や市町村……
○横光副大臣 お答えをいたします。 今後の地球温暖化対策については、エネルギー・環境会議を中心に、エネルギー政策と表裏一体で検討することといたしております。 今先生が指摘されました二五%の件でございますし、また削減の見通し、これにつきましては、あくまで検討中の、現在審議会に提示されたものでございまして、今後、政府といたしましては、これを土台に複数の選択肢を提示して、そしてパブリックコメントなどを行って国民的論議を経た上で、ことしの夏を目途に、革新的エネルギー・環境戦略を決定するということになっております。また、二〇二〇年の削減目標に関しましても、国民的論議を経た上で決定することとなっており……
○横光副大臣 お答えをいたします。 この法案の十八条に示されております、放射線が人の健康に与える影響等ということでございますが、これは、政府としては、もともと大変重要であると考えておりました。 今般の原発事故によって、原子力被災者初め多くの国民が健康不安を感じておりますし、こういった健康不安への対策を確実にまた計画的に講じていかなければなりません。それを目的といたしまして、環境省を中心としまして、細野環境大臣を議長として、関係省庁の皆様方の御協力をいただきながら、原子力被災者等の健康不安対策調整会議なるものを設置いたしました。そして、そこにおきまして、去る五月三十一日に、健康不安対策に関す……
○横光副大臣 お答えを申し上げます。 田嶋委員御指摘のように、今般の原発事故によりまして、原子力被災者はもちろんのことでございますが、多くの国民の皆様方が健康に不安を抱えております。このため、対策として、これを確実また計画的に実施していかなければなりません。そのために、関係省庁等から構成されます原子力被災者等の健康不安対策調整会議を設置いたしまして、この五月三十一日に、健康不安に関するアクションプランを決定したところでございます。 この中身は、重点施策としては、まずは関係者の連携、そして共通理解の醸成ですね。そして、放射線による健康被害等に係る人材の育成、国民とのコミュニケーション、さらに……
○横光副大臣 お答えを申し上げます。 CO2吸収源対策、これは、地球温暖化対策として非常に重要な施策であるということは、もう申すまでもございません。 この財源でございますが、今大臣がお話しになりましたように、二十四年度の税制大綱においても、二十五年度以降、国全体として財源を確保するということを引き続き検討するということになっております。二十五年度の税制改正ではまた大きな議論になろうかと思いますが、現在においてはこういった状況になっているわけですので、御指摘の点につきましては、この方針を踏まえて今後検討を行っていくということになるものと考えております。 先ほど委員は、農水省と環境省と経産省……
○横光委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、環境委員長に就任いたしました横光克彦でございます。 御承知のとおり、環境問題には、地球温暖化対策、そしてまた循環型社会の構築、そしてまた生物多様性の保全などの課題が山積しておるわけでございます。我々は、それらの解決に向けて真摯に取り組まなければなりません。 さらには、東日本大震災からの復興に際し、原発事故に伴う放射性物質による環境汚染への対処、また、災害廃棄物の迅速な処理などの課題にも直面しているわけでございます。 このような状況のもと、当委員会に課せられました使命はまことに重大であります。 委員……
○横光委員長 これより会議を開きます。 環境の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官加藤洋一君、文部科学省大臣官房審議官鬼澤佳弘君、林野庁次長篠田幸昌君、国土交通省大臣官房審議官毛利信二君、環境省大臣官房長鈴木正規君、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長梶原成元君、環境省総合環境政策局長白石順一君、環境省総合環境政策局環境保健部長佐藤敏信君、環境省地球環境局長関荘一郎君、環境省水・大気環境局長小林正明君、原子力規制委員会委員長田中俊一君、原子力規制庁次長森本英香君、原子力規制庁審議官名雪哲夫君、……
○横光委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して以来四十五年を経過し、この間、各般の施策が実行されてまいりました。 しかしながら、米軍基地問題等、沖縄には依然として多くの課題が残されております。 また、北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現に向けてこれまで以上に国民世論を結集していくことが重要であると存じます。 このような状況のもと、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。 委員各位の御支援と御協力を賜りまして、円満な……
○横光委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事井上貴博君及び鈴木隼人君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
北村 誠吾君 及び 若宮 健嗣君
を指名いたします。
○横光委員長 皆様、新年明けましておめでとうございます。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの國場幸之助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
江渡 聡徳君 北村 誠吾君
國場幸之助君 若宮 健嗣君
渡辺……
○横光委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、福井沖縄及び北方対策担当大臣及び河野外務大臣から順次説明を求めます。福井沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 次に、河野外務大臣。
【次の発言】 外務大臣は御退席いただいて結構でございます。
次に、平成三十年度沖縄及び北方関係予算について説明を求めます。あかま内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
次に、佐藤外務副大臣、中根外務副大臣、山下内閣府大臣政務官、岡本外務大臣政務官、堀井学外務大臣政務官及び堀井巌外務大臣政務官から……
○横光委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事國場幸之助君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に井上貴博君を指名いたします。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、お諮り……
○横光委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、北方領土返還に関する陳情書外二件、北方領土問題の解決促進等を求める意見書外十八件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会……
○横光委員 立憲民主党・市民クラブの横光克彦でございます。 中川大臣、ちょっと遅くなってしまいましたが、大臣に御就任、おめでとうございます。 事務次官を務められた省庁のトップがその省庁の大臣に就任されるということは、これ以上ない適材適所である、私はこのように思っております。かつての大河原太一郎農水大臣以来、二十三年ぶりのことだそうでございますが、実は、大河原大臣のときには自社さ政権のときでございまして、我が大分県出身の村山富市内閣のときでございましたので、私も非常に感慨深いものを感じております。 環境行政に精通されて、環境により大きい関心をお持ちの中川大臣と、この環境委員会で論戦すること……
○横光委員 立憲民主党の横光克彦でございます。よろしくお願いを申し上げます。 原田大臣、環境大臣御就任おめでとうございます。 大臣は福岡県、私は大分県、隣同士でございまして、就任を大変うれしく思っております。 原田大臣は、旧通産省、現在の経産省出身だということで、環境問題には余りかかわりのない御経歴なのかと思っておりましたが、さにあらず。大臣が通産省に入られた昭和四十五年、当時大変な社会問題となっておりました公害国会を経験された、そしてまた、公害問題にしっかりと取り組んでおられたということをホームページで拝見して非常に驚いたわけですが、大臣御自身もおっしゃっておりますが、環境大臣就任は運……
○横光委員 立憲民主党・無所属フォーラムの横光克彦でございます。 大臣所信についてお尋ねをいたします。よろしくお願いいたします。 原田大臣、ブログを拝見いたしました。地元で行われた政治パーティーでの御挨拶で、原田大臣、こう述べられております。政治家は一本のろうそくたれ、身を焦がし尽くして、国家社会を明るく照らし続けよ。これは、戦前の反軍演説を帝国議会で行った斎藤隆夫先生のお言葉を引用されて、このような今後の活動を誓ったということがブログでつづられておりました。私も、あの言葉は我々政治家が肝に銘ずべき言葉だと思っております。 そこで、大臣にお伺いしたいんですが、あの心境に至った、今後の活動……
○横光委員 おはようございます。立国社共同会派の横光克彦でございます。 大臣、環境大臣に御就任、まずはおめでとうございます。 大臣に就任されてから三カ月ほどたつわけですが、この間、大臣は非常に精力的に活動されております。ニューヨークでの気候行動サミット、そしてまた予算委員会、あるいはさまざまな記者会見等でいろいろと発言をされております。そのたびにニュースになって、環境行政が一気に注目されておりますが、環境問題に携わる者の一人として大変うれしく思っております。 発信力のある大臣でございますから、常にその言動や言葉が注目されておるわけで、これは期待を含めてでの私は注目であってほしいなと思って……
○横光委員 立国社の横光克彦でございます。 本当に皆さん御苦労さまです。おはようございます。 冒頭、一言申し上げたいと思います。 新型コロナウイルスの国内感染の拡大は依然としてとまっておりません。そういった中で、今コロナウイルス対策をやっております政府の取組に対しましては、我々も全力で後押ししてまいりたいと思っております。 過去何度も、世界でも日本においても、あらゆる感染症、こういったものを克服してきたわけです、人類は。そういった中で、今回非常な、今厳しい状況になっているんですが、大臣におかれましても、発信力のある閣僚のお一人として全力で取り組んでいただきたいと思っております。 また……
○横光委員 立憲民主党の横光克彦でございます。 まずは、小泉大臣、二度目の環境大臣の御就任、おめでとうございます。安倍政権から引き続いて環境大臣になるということは、やはり小泉大臣に対する期待のあらわれだと思いますので、どうかこの期待にしっかりと応えていただきたく、まず冒頭、お願いを申し上げます。 先ほどからお話ございますが、本当に、この菅総理の、二〇五〇年までにカーボンニュートラルの実現に取り組むということが所信で明らかになったわけですが、私も大いに歓迎をいたしたいと思います。 小泉大臣は、初回の環境大臣の就任以来、意欲的に脱炭素社会の実現に向けて発信をしてきましたし、政府目標の引上げも……
○横光委員 おはようございます。立憲民主党の横光克彦でございます。 質問に入る前に、大臣にお願いがございます。 新型コロナウイルスの第四波が、この五月の連休の前に猛威を振るい始めております。一刻も早く国民の不安を解消するために、ワクチンの早期接種がスムーズに進むように、小泉大臣も発信力のある閣僚として全力で取り組んでいただきたいとお願いを申し上げます。 それでは、質問に入らせていただきます。 地球温暖化対策の推進に関する改正案についてですが、先月、菅総理は小泉環境大臣を新たに気候変動大臣として指名しました。 初の菅総理訪米で、バイデン大統領との先週十六日の会談では、気候変動対策が主要……
○横光分科員 横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 まず最初に、障害者基本法についてお尋ねいたします。 我が国は、経済先進国と言われておる国でありながら、身体的また精神的障害などによる社会的なハンディキャップを抱えている人々に対する施策や国民意識が非常に立ちおくれていたわけでございますが、それでも、ここ十数年でいろいろな改善が図られ、国民の理解もかなり進んでまいりました。そして、昨年十一月、参議院で心身障害者対策基本法が改められまして、障害者基本法という法律に改正されたわけでございます。これは二十三年ぶりの大幅な改正となったわけで、今回の改正は新法と言ってもよいくらいな大きく踏……
○横光分科員 横光克彦でございます。よろしくお願い申し上げます。
公共料金の年内凍結が決まったわけでございます。羽田首相の勇断と申しますか、とりあえずは歓迎された凍結でございますが、このことでしわ寄せを受ける分野もあるわけでございます。
高速料金値上げ凍結ですが、これは七月一日の実施を申請していた日本道路公団の通行料なんですが、半年延期となりました、半年かどうかわかりませんが。この通行料の凍結解除はいつごろになる予定か、おわかりでしょうか。
【次の発言】 年内は凍結、年明け早々凍結解除という形で働きかけていただきたいと思うわけでございます。
いずれは解除になるわけですが、この解除後に、当……
○横光分科員 横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 現在、国内の交通ネットワークの中で大きなウエートを占めているのはやはり鉄道であろうと思うわけです。そういった意味で、JRの在来線が、国土の均衡ある発展と地域の住民の活性化のために大きな役割を果たしてきていると思うわけです。しかし、現在、非常に車社会になってきた。各地域の住民の足が、非常に車にウエートが置かれつつあります。しかし、環境問題やさらにエネルギー等の問題で規制が強められつつありますし、これからさらにそういった可能性があるのではなかろうか。 そういったことを考えますと、これらの課題に対応し得るすぐれた交通手段としては、や……
○横光分科員 社民党の横光克彦でございます。 末松議員も質問されましたが、今、国民の関心、とりわけ女性の関心が急激に高まっております経口避妊薬、いわゆる低用量ピルについて御質問させていただきたいと思っております。 御存じかと思いますが、避妊法の選択肢としてピルの使用が承認されていない国は、国連加盟国百八十五カ国中、日本が唯一の国なんですね。唯一の国というと何か誇りに思えるようですが、日本だけが承認されていない国なんですね、国連加盟国の中で。北朝鮮でさえももう認可されていると聞いております。そういった現実をまず御認識していただきたいということでございます。 近代的な避妊法を利用しやすい体制……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 小林先生には、きょうは長時間にわたりお話しいただき、また各党の質問にも誠実にお答えをいただいております。本当にありがとうございます。 先生のお話を聞いておりまして、一、二、私、意見を異にする部分もあるわけですが、かなりの部分で同じ思いを持っております。私も、国民主権、平和主義、そして基本的人権が柱となっております現行憲法を誇りに思っている一人でございます。 私ごとでちょっと恐縮ですが、私、昭和十八年生まれでございます。終戦のときには二歳でした。ですから、当然のごとく、戦争経験もございませんし、戦争の記憶も全くございません。物心ついたときに、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは、公述人の皆さん、本当に貴重な御意見ありがとうございます。 まず、リチャード・クーさんにお尋ねしたいと思うのですが、ここ数年、大変な財政出動を図って、景気回復対策をやってまいりました。私たちも、そのことは一番の景気回復の近道であるという思いを持っておりました。 しかし、それを数年積み重ねたにもかかわらず、なお現在のような状況、とりわけ平均株価がバブル崩壊後の最安値を更新したり、日本の国債が格下げをされたりというような事態まで今なっているわけです。ですから、私は、財政出動というものが確かに景気回復の近道である、効果を発揮するという思いを持って……
○横光小委員 社民党の横光克彦でございます。 森田参考人には、きょうは貴重ないろいろな御意見、ありがとうございます。 合併特例法これあり、私の地元の方でも、この合併に向けて各自治体、大きな動きを進めております。この平成の大合併によって、戦後日本の地方自治制度そのものが大変重大な転換期を迎えると言っても過言ではないと私は思うんですね。 市町村合併は、小泉改革の骨太の方針の中でも、構造改革の一つとして位置づけられているわけでございます。先ほどからお話ございますように、税財源と補助金の見直し、この必要性を私も全面的に否定するものではないんですが、それでも、地方が甘えているとか、あるいは地方行財……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
きょうは、公述人の皆様、本当に御苦労さまです。
菊池先生にお尋ねをいたします。
先ほどお話ございました、この予算案について基本的には賛成である、とはいいながらデフレ対策が大前提であるというようなお話でございます。ということは、デフレ対策としてはこの予算案は十分対応できているというわけではないわけですね。
【次の発言】 詳しく説明を受けたんですが、二次補正が必要ということは、デフレ対策になっていない予算であるということなんですね。
お話の中に、構造改革は中長期的な課題であるというようなこともおっしゃられました。これはどういう意味でしょうか。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、公述人の皆さん、それぞれのお立場からの貴重な御意見、大変ありがとうございます。 まず、伊藤公述人にお尋ねをいたしたいんですが、大変なデフレ状況、先生は、デフレスパイラルとかなりもうはっきりとおっしゃられました。それほどに深刻な状況であるということを認識されているんだと思うんですが、そういった状況の中で財政赤字は拡大する一方、そして、もうこの数年後には日本の財政はこのままいけば破綻するであろうというような御意見でもございました。その財政破綻を回避するには、もうデフレの克服しかない、ここまでは大体ほとんど同じ認識だと思うんですね。 しかし……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、四人の公述人の皆様、それぞれ専門分野からの貴重な御意見、ありがとうございました。 まず、草野公述人にお尋ねをいたしたいと思うのですが、いろいろなアンケート調査、データを提示していただきました。この五年間で一割も家計の収入が減ったと。そしてまた、支出を減らしている理由として、将来の仕事や収入の不安、あるいは年金や社会保障給付が少なくなるとの不安、こういった不安。そしてまた、勤め先での雇用、処遇についての不安が、かなりの不安、少しの不安、合わせますと、何と八割強の方が現実に雇用、処遇についての不安を抱いている。いわゆる不安だらけなわけですね……
○横光分科員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 道路公団の民営化の法案づくりが今政府の方で鋭意進められている状況だと思いますが、本来、高速道路の予定路線、この一万一千五百二十キロ、これは国会で議決されて、その中でも整備計画区間九千三百四十二キロ、これは国幹審の議を経て、そして国において決定されたものでございます。 つまり、こういった流れから見ましても、道路はまさに国の財産である、そういった観点から、国の責任において今後とも早急にされるべきということが中心でなければならないという思いを私は持っておるんですが、まず、このことにつきまして、大臣の御所見をお伺いしたいと思う……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、公述人の皆さん、本当に貴重な御意見ありがとうございました。私も、時間の関係で全員にいろいろとお尋ねすることはできませんが、よろしくお願いいたします。 まず、河野公述人にお尋ねをいたしますが、河野さんは、現在の景気状況、確かに景気減速ではあるが軽微である、そして、二〇〇六年に向けて回復基調は続くであろうという予測をされております。ですから、定率減税、二〇〇六年の一月一日からの実施には賛成である、妥当であるというような御意見を申されました。 しかし、これは大変大きな増税になるわけで、それ以前にさまざまな税、保険料の負担増がもう始まっている……
○横光主査 これより決算行政監視委員会第二分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりました横光克彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本分科会は、総務省所管、公営企業金融公庫、財務省所管、国民生活金融公庫、日本政策投資銀行、国際協力銀行、文部科学省所管及び防衛省所管について審査を行います。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 平成十八年度決算外二件中、本日は、文部科学省所管、防衛省所管、総務省所管、公営企業金融公庫、財務省所管、国……
○横光主査 これより決算行政監視委員会第二分科会を開会いたします。
平成十八年度決算外二件中、本日は、文部科学省所管、総務省所管及び公営企業金融公庫について審査を行います。
昨日に引き続き、文部科学省所管について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。長島昭久君。
【次の発言】 これにて長島昭久君の質疑は終了いたしました。
午後一時三十分から本分科会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
午前中に引き続き文部科学省所管について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許……
○横光主査 これより決算行政監視委員会第二分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりました横光克彦でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 本分科会は、総務省所管、公営企業金融公庫、財務省所管、国民生活金融公庫、日本政策投資銀行、国際協力銀行、文部科学省所管及び防衛省所管について審査を行います。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 平成十九年度決算外二件中、本日は、文部科学省所管、財務省所管、国民生活金融公庫、日本政策投資銀行、国際……
○横光主査 これより決算行政監視委員会第二分科会を開会いたします。
平成十九年度決算外二件中、本日は、文部科学省所管、財務省所管、国民生活金融公庫、日本政策投資銀行、国際協力銀行、総務省所管、公営企業金融公庫及び防衛省所管について審査を行います。
昨日に引き続き、文部科学省所管について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。石関貴史君。
【次の発言】 これにて石関貴史君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして文部科学省所管についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 昨日に引き続き、財務省所管、国民生活金融公庫、日本政策投資銀行及び国際協力銀行について審査……
○横光副大臣 立場上、地熱派と言いたいところですが、慎重な立場でもございます。まず御理解ください。
【次の発言】 山本委員が、超党派の地熱推進議連事務局次長ですか、大変御熱心に取り組まれておることにまず敬意を表したいと思います。
環境省としても、あの原発事故以来、再生可能エネルギーの普及あるいは拡充、これが我が国のこれからのエネルギー基本計画を定めるに当たって非常に重要である、このように考えております。
その中でも、特に地熱開発ですね。地熱発電は、先ほどもお話ございましたように、太陽光発電やあるいは風力発電と比べましても非常に効率もいい、また出力も安定している、そういったことから、今委員が……
○横光副大臣 業界団体の意見をまとめるという立場として、委員として入っていただいております。
【次の発言】 お答えをいたします。
産業動物の福祉については、我が国の取り組みは、昨年末に取りまとめた中環審の報告書においても、五つの自由という概念がございますね、これを、産業動物も含めて動物全体に対する理念として動物愛護管理法に明記することが望ましいとされました。
環境省といたしましても、海外の変化を踏まえつつ、対応すべき課題と認識しておりまして、これは動物愛護管理法の改正をしなければならないわけで、この報告書の内容を参考にしつつ、現在、議員立法による改正に向けて与野党が御検討いただいているわけ……
○横光分科員 立憲民主党・無所属フォーラムの横光克彦でございます。
柴山大臣に初めて質問をさせていただきます。
まず、質問に入る前に、大臣のお考えをちょっと確認というか、認識をお聞かせいただきたいと思います。それは、民主主義の民意についてであります。
大臣、教育現場で子供たちを前に民主主義の民意とはと問われましたら、大臣でしたらどのように教えますか。お聞かせください。
【次の発言】 私は、民主主義の民意とは、民主主義の原点だと思うんですね。つまり、国民、住民の意思であり意見である。一番大事なもとになるのがこの民意だと私は思うんですが、では、この民意が明らかになった場合、その場合はまた、大……
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