このページでは浜田健一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。浜田健一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○濱田(健)委員 鹿児島県第二区から参りました濱田健一でございます。 国会に参りまして、こんなに早く委員会の質問をさせていただく機会を得ましたことを、中身が災害のことについてですので複雑な思いがしておりますが、感謝申し上げたいと思います。 さて、けさから鹿児島県の選出の国会議員三名の皆さんからも話がありましたとおりに、さきの鹿児島長雨そして集中豪雨災害におきましては、死者八十五名、現時点ですが、行方不明一名、重軽傷者百六十九名という人的な被害を含む、家屋、耕地、そして道路、河川等、筆舌に尽くしがたい被害が発生しました。お亡くなりになりました皆さん方を初め、被災されました多くの県民の皆さんに……
○濱田(健)委員 質問の機会を与えていただきまして感謝申し上げたいと思います。濱田健一でございます。
赤松文部大臣におかれましては、就任されまして約三カ月、非常に厳しい激務を過ごされてこられたと思うのですけれども、細川連立内閣の中で文部大臣として民間から、そして女性という立場、また森山前文部大臣に引き続いてという意味も含めまして、新しい抱負といいますか、きょうの大臣の発言の中にはほとんど抽象的なことしか書かれておりませんので、ぜひビジョンや抱負というものを大臣のお言葉でお知らせ願えたらというふうに思います。
【次の発言】 今おっしゃるとおりだろうと思うのですけれども、ぜひこういうこともやって……
○濱田(健)委員 濱田健一でございます。
わずか三十分という短い時間ですので、航空協定と、それに関する質問に限ってお願いをしたいと思います。
まず、航空協定の一般的なことについてお尋ねしたいと思うのです。我が国との航空協定を希望している四十カ国以上の国々があるわけですが、これらの国のうちの六カ国と今回航空協定を締結をされたわけです。このことに関して外交、運輸の政策上のメリットというものをどのようにお考えなのか、まずは伺いたいと思います。
【次の発言】 運輸省、ありませんか。
【次の発言】 この航空協定を結んでほしいという状況の中ですべての国が、日本からではなくて諸外国の方から結んでいただき……
○濱田(健)委員 一時間、時間をいただきましたので、一日の大臣の所信及び平成六年度の文部省所管の予算概要説明を受けましたことに関して、先輩議員の輿石先生と違った観点で、学校五日制と子どもの権利条約のことを中心にしながら質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、学校五日制に関する事柄について質問いたしますけれども、学校五日制は、所信にもございましたとおりに、学校、家庭及び地域社会が一体となってそれぞれの教育機能を発揮しながら、子供たちの望ましい人間形成を図ることを目指して、御案内のとおり、平成四年の九月から月一回の部分学校五日制という形で実施されたというふうに、ここにいらっしゃる皆……
○濱田(健)委員 厚生年金の支給開始年齢を現在の六十歳から六十五歳に引き上げるというような部分を中心とした厚生年金の法案の改正に付随した、今回取り上げております私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案、私は、与党の立場で基本的にこれを支持するという状況の中ですが、やはり幾つかの疑問点や、年金全体に対する問題点等も私の頭の中にございますので、それを中心として質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、私学共済の部分を中心にしてなんですが、一点目ですけれども、今回の改正案の一つに、年金財源としてボーナスからの特別掛金、厚生年金では一%相当と出ておりますけれども、共済年金について……
○濱田(健)委員 兵庫県南部大地震から本日で三週間が経過いたしました。政府及び地元はもちろんのこと、全国各地からの援助を含めて、関係者、国民が一体となって被災者の援助と現地の復旧、復興、事後対策に全力を尽くしておられることに感謝と敬意を表しつつ、現地からの細かい要望等を中心に質問をさせていただきたいと思います。 まず、現地の状況ですが、生活物資の絶対量は足りてきつつありますが、その配分の仕方がうまくいっておらず、小さな避難所等いまだ困っているところがあるとか、緊張と不安をずっと持続したままの人が多く、精神的な疲れがそろそろ限界に近づきつつあり、避難所で夜に変な叫び声を上げている者、路上で見知……
○濱田(健)委員 時間がございませんので、早速猪口参考人から御意見をいただきたいと思うのですが、先ほどからお話があっていますとおりに、今回の法案につきましては、規制緩和と自由化をその目的にしているわけでございます。そして、子会社方式によって生損保の相互参入ができることとする、このような措置を講じているわけですが、他の業種、銀行や証券というここの部分は認められていないと。 先ほど、ソルベンシーマージンの定着度等を見ながら、これも将来に向けて規制緩和、自由化の方向性は審議会の中でも出されているということでございますが、どのような条件が整うようになったらこれらの規制緩和の方向性も認める時期が来るの……
○濱田(健)委員 日本社会党・護憲民主連合の濱田健一でございます。 死者五万五千余名、負傷者四万一千五百余名、そして全壊家屋が十万棟以上という激甚な……(「五千五百」と呼ぶ者あり)死者が五千五百でした。ありがとうございます。阪神・淡路大震災から約九カ月が過ぎてしまいました。私たちはこの間、この災害対策特別委員会を含めいろいろな場で、この激甚な災害のひどさを絶えず考えながら、これから先これらの災害というものをしっかりと防いでいくために国の方でもさまざまな取り組みをしてこなくてはならないということを論議してまいりました。政府の方も、さまざまな国民の意見そして提言、それらを丹念に拾い上げながら、震……
○濱田(健)委員 私は、この際、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけ及び民主の会を代表して、災害対策基本法及び大規模地震対策特別措置法の一部を改正する法律案に対し、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読によって趣旨の説明にかえさせていただきます。 災害対策基本法及び大規模地震対策特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の諸点について適切な措置を講ずるとともに、その運用に遺憾なきを期するべきである。 一 災害発生時の国の適切な初動対応を確保するため、情報収集体制を強化し、夜間の災害発生にも対処しうる体制の整備に努め……
○濱田(健)委員 久しぶりの文教委員会、本日は、わずかな時間でございますが、いじめの問題を含めて幾つか質問をさせていただきたいと思います。 大臣には、宗教法人法の質疑が終わりまして本当に御苦労さまでございました。一日よろしくお願いいたします。 まず最初に、いじめの問題に関して少しお話を伺わせていただきたいのですが、十一月二十七日が大河内清輝君の一周忌でございました。残念ながら、その日にまた伊藤準君という、これから日本を背負っで立つ子供さんが亡くなられたことを、ここにいらっしゃる委員の皆さん方を含めて国民の皆さん方、非常に残念な思いがしていらっしゃるというふうに思うのでございます。 昨年の……
○濱田(健)委員 奥田大臣におかれましては、御就任早々本当に、今小野委員、斉藤委員からお話がありましたとおりに、いじめ問題等を中心にしながら、この解決に向けてアピールや各団体間の協議等、積極的に事を進めていただいておりますことにまずは敬意を表し、感謝申し上げたいというふうに思います。 時間が少ないですので、たくさん準備をしておりますが、はしょって御質問をさせていただきたいと思います。 私、小学校の教員を長くやっておりました。特に初等中等教育においていろいろな課題があるということを認識しているわけですが、まず、大臣が御就任に当たられまして、この初等中等教育において御在任中に特に力を入れて改革……
○濱田(健)委員 早朝より大変御苦労さまでございます。 社会民主党の濱田健一でございます。 参議院先議として衆議院に回されてまいりました文化財保護法の一部を改正する法律案。きょうの読売新聞「編集手帳」の中に、大阪の吹田市の江戸時代の建物が、すばらしい歴史的な価値を持つものなんですけれども、何とか保存できないのかという住民の皆さん方が三万二千人の署名を集めて市役所に陳情されたらしいのですが、制度的にもなかなかそれを保存する方向性が見つからないということで、ぜひこの制度化を急いでほしい、地域の文化遺産を守るために残された時間は本当に少ないというような文章が示されております。 本日午前中、非常……
○濱田(健)委員 最後の質問者になりました。社会民主党の濱田健一でございます。税制のあり方について臨時国会で特別委員会を設置し徹底的に論議を行う、そして今後とも消費税の改革に大胆に取り組む、税制民主主義の確立を図るという観点で、自民、社民、さきがけ三党の政策合意に基づいて、本日、臨時国会に設置されました税制問題特別委員会が開催されたわけですが、当初二日間の日程だったんですけれども、諸般の事情で本日一日、七時間ということで、実質この国会の審議を終了しなければならないということにつきましては、まず残念だと言わざるを得ないというふうに思います。 税制に関しての、税制に限定して徹底論議という観点で、……
○濱田(健)委員 ナホトカ号の油流出事故に限うて質問をいたします。 一月二日に、おとそ気分もまだ抜けない状況の中で、突如として起こった甚大な被害でございます。大臣も、対策本部長として本当に二カ月近くいろいろな対策に御苦労をいただいておりますし、与党としても、各政党としても、そういう形でいろいろな取り組みをしているところでございますが、阪神・淡路のときもそうでしたが、危機管理がどうなっているのかということでいろいろとお話が出てまいります。 今回も、対馬海流に乗って大陸に行くのではないかといったそういう状況が、偏西風やいろいろなかかわりもあったのでしょう、日本海の、国土の方に流れてきて大きな被……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 国鉄債務処理法案、全国新幹線鉄道整備法、両案に対して賛成し、了承した立場で、時間がございませんので、概括的な質問をさせていただきたいというふうに思います。 まずは、昨年の十二月二十五日の閣議決定で、国鉄長期債務については、「国鉄長期債務等の本格的処理及び平成九年度において講ずる措置について」ということに基づきまして、九八年度から本格的な処理を実施するために九七年度中にその具体的処理方策についての成案を得るということは、御案内のとおりでございます。 そこで、今年度、九七年度期首には、既に明らかになっておりますとおりに、二十八・一兆円を超……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 牧野先生はお時間の都合でお帰りになりましたけれども、岡野先生、桜井先生、中沖知事、お忙しい中、本当にきょうはありがとうございました。私は、時間がございませんので、一点に絞って三名の参考人の方々にそれぞれのお考えをお聞きしたいというふうに思います。 先ほど中沖知事がお話をしてくださいましたとおりに私も鹿児島の出身でございまして、地方に住む住民にとりましては整備新幹線、そして一応去年の七月に北海道から九州の端っこまで高速道路、背骨の中心が貫通いたしましたけれども、どうしても早くつくってほしいという悲願であるということは、私もそのとおりだとい……
○濱田(健)委員 きのうからきようにかけまして、ほぼ論議は出尽くしたと思うのですが、私の方からも五、六点、質問をさせていただきたいと思います。 まず、民間機と自衛隊機の共用空港の重要性につきましては、きのうからるる論議をされてまいりました。近年、四つの共用空港の民間の利用客の増加を見てみますと、十万、二十万という単位で増加をしているようでございます。何人かの方も質問されましたが、この共用空港の整備について、これまで国が全額負担していたものが、各都道府県も拡張について三分の一だけを負担するということになるわけでございまして、民間の航空機の利用についてのニーズといいますか要求、路線の拡大とか便数……
○濱田(健)委員 本日の中心的な議題であります運輸施設整備事業団法案、一九九五年二月二十四日に閣議決定をされた「特殊法人の整理合理化について」というものと、昨年の十二月二十五日に閣議決定された「行政改革プログラム」をひっくるめて、こういう形に法案として出てきたわけでございます。 けさからの話を聞いておりまして、ゼロ足すゼロはゼロというお話が出てきたり、いわゆる特殊法人の整理合理化についての中身の過不足の問題等々、いろいろな質問等が出されているわけでございます。特殊法人の改組のスタートということに当たって、運輸関係施設の効率的整備を推進するということで、二つの特殊法人を統合するということになる……
○濱田(健)委員 寺前先生の鋭く厳しい質問と、午前中からの四時間近い質疑でほぼ出尽くした中で、非常にやりにくいわけですが、きょうの審議のまとめとして質問をさせていただきたいというふうに思います。答えてくださる方は簡潔に答えていただきたいというふうに思います。
我が国への外国の旅行客が世界の中で三十一位と低い状況、一九九五年で三百三十四万人の来客、これを七百万に倍増しようということですが、今回のウエルカム法でどのような効果を上げようと思っていらっしゃるのか、どのような効果があると確信をしていらっしゃるのか、お聞きいたします。
【次の発言】 先ほどの寺前先生の質問の中でも、本当にそういう担保とい……
○濱田(健)委員 平成八年度の運輸白書を読ませていただきました。いろいろ丁寧に記載をされておりまして、運輸省がいわゆる旅客の安全性や、その他所管の部分について一生懸命取り組まれておられることを認識したところでございます。 この中で、JR各社は当然運輸としての安全性の確保に努力をし、鉄道の事故件数や死傷者数が減少傾向にあるというふうに記載をされているわけです。安全確保がされる中で、具体的にどのように年次ごとにその数値が減ってきているのかという部分は、ちょっと私、JRの部分について見つけることができなかったものですから、その認識と実態を教えていただきたいと思います。
○濱田(健)委員 いつも最後の社会民主党の濱田健一でございます。
今回の法案には社会民主党として賛成しているという立場で、その他の件についても六点ほどお伺いしたいと思います。
まずは、けさから出ておりますとおりに、船舶の安全性に関しまして、ナホトカ号沈没事故から五カ月たちましたが、国内船については、船腹を二重底にするとか、老朽船に対するいろいろな対応が進められていると聞きますけれども、国外船についてはその辺がどのようになっているのかを含めて、国内外の老朽船に対する安全確保対策をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今局長が、幾重にも安全性を高める取り組みということでお話をされましたが、日……
○濱田(健)委員 今回論議されております銀行の設立というものが中東の和平プロセスを下支えするということは、当然のことだというふうに思います。日本にとってそのことが中東原油の安定的な供給という国益にもつながるということも、当然みんなが理解しているところでございます。 我が国の輸入原油、昨年の末には中東から八〇%以上を輸入しているという状況でございます。アジア諸国も高度経済成長という時期に差しかかってまいりまして、非常に大きく依存度を高めているということが言えると思うのですね。予測されるところによると、二〇一〇年には九〇%以上依存するのではないかというようなことも言われているところでございます。……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でござい ます。 金融監督庁の設置について、細かい問題点等、るる各委員の御質問がございました。近年、我が国の経済は、バブルの発生、崩壊を通じ、未曾有の経験を経ることになったということは御案内のとおりでございます。金融の世界においても、二信組問題、住専問題を初めとして多くの金融機関に深刻な不良債権問題が発生し、また大和銀行巨額損失事件のように、金融行政自体が十分な透明性に欠けていた、そういう批判にさらされているということも国民の周知のところでございます。 その過程の中で、これまでの金融機関の経営はもちろん、大蔵省の金融行政そのものも果たして妥当であったの……
○濱田(健)委員 一九九四年の十一月に決まりました三・五兆の恒久減税、そして二兆円の特別減税という方向が、中身は少し変わりましたけれども、二年間が三年間という形で今年度まで実施されました。労働界を含めて多くの皆さんが、特別減税はこれで打ち切りだという方向で納得といいますか、そういう状況だというふうにわかって、理解をしておられたわけなんですが、当時のバブルの崩壊の問題からくる中堅サラリーマン層のいわゆる負担増に対するこの特別減税という部分が、おっしゃるように、これから消費税が上がる中では、生活弱者を含めてさまざまな論議を呼んでいることも事実でございます。 そういう意味で、私たちは、去年の暮れ、……
○濱田(健)委員 四月一日からの消費税五%、この導入に当たりましては、私たちは、竹下消費税導入時の問題点というものを大きく改善をさして導入すべきだというふうに思っておりました。 これまでの経過から申し上げますと、九一年に議員立法で家賃とか出産費とかというものが消費税の対象から外れたということもございますし、九四年のいわゆる消費税五%導入を決めたときの村山内閣の方向性といたしまして、先ほどからお話が出てきておりますとおりに、限界控除の廃止、そして簡易課税制度の思い切った縮小、日本型のインボイスの導入等々不公平の是正をやっていくという、ある意味での透明性が図られてきつつあるということは一定の評価……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 竹内先生の出番が余りないようですので、竹内先生にお願いをしたいのですが、我が党は納税者番号制度の早期導入ということを今までも主張してきているのですけれども、ことし一月、年金番号制度が導入されました。御案内のとおりに、これは、住所、氏名、性別、生年月日はもちろんのこと、所得や勤務先など、すべて必要なものはインプットされているわけですが、納番制を導入するに当たって、やはりプライバシーの保護というものや情報の流出等々、導入するにはまだ早計だというような視点があるようでございます。そして、納税者番号制度を取り入れたときにいかに租税回避行為が出てく……
○濱田(健)委員 本日は、お二人の参考人にはすばらしい御所見を聞かせていただきまして、大変ありがとうございます。時間がございませんので、まずはお二人にお尋ねしたいと思うのですが、何人かの委員からも既に指摘がありますとおりに、外為規制の緩和などに代表される金融システムの改革によって投資所得や事業所得、これらの逃げ足の速い所得が海外にシフトしてしまうのではないか、そしてそのことによって所得の把握の困難性が指摘をされるという部分があるわけです。いわゆる勤労所得というものは移動可能性が低いですので、それらの間での不公平感というものが、先ほどからお話ありますとおりに、海外にシフトをする中できちんと所得の……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 四名の参考人の皆様方、お忙しい中大変御苦労さまでございます。 時間がございませんので、早速三つの質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、森澤、米山両参考人に御質問させていただきたいんですが、今回の外為法の改正のポイントは、対外取引、対外決済に関する許可などの事前規制の撤廃という対外取引の自由化と、外国為替業務に着目した規制の撤廃という外国為替業務の自由化という二つの自由化にあると私たちは思います。新しい外為制度に対して各業界ではどの程度まで準備を進めておられるのかまた、どのようなビジネスチャンスの拡大を考えておられ……
○濱田(健)委員 私の住んでおります鹿児島県には阿久根市という市があるわけですけれども、ここは漁業の町として知られております。近くには天然ブリがとれ、また養殖のブリなんかもたくさん養殖しているわけですが、イワシの豊富にとれる、水揚げされる場所でした。そしてそれをふるさと宅急便という形で全国に送っていたわけですが、三年前からですか、全くとれなくなったというようなことで、魚価を含めて水産業協同組合の振興につながっていない、だんだん衰退してきているという実態の一つの要因になっている事例がございます。また、三月二十六日の北薩の地震では、水揚げ場の中が波を打ったように壊れまして、ある意味では災特委に委員……
○濱田(健)委員 社民党の濱田健一でございます。
兄のような岡光、弟のような茶谷と、茶谷さんに悪いことをしたというふうに裁判の冒頭陳述で述べられた小山さんが、埼玉、山形、長野と補助金を食い物にするように事業の展開を図っていく状況の中で、今のような結果にならなければ、岡光さん、あなたはもっと力をかしていたのではないかと私は思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 事実関係を争っていないという、あなたは、これまでの各委員の質問に対しての返答は、心からの反省や誠実の言葉が聞こえないのはなぜなのかなと私は思っているところであります。子供たちに与えた影響、国の厚生行政に対する信頼の失墜に対して、……
○濱田(健)委員 最後の質問になりました。 少子・高齢化の進展、そして産業構造の変化など、我が国企業を取り巻く環境の変化は物すごく大きいと思います。そして、二十一世紀に向け安定した発展を遂げていくためには、本日いろいろな方からお話がありましたとおりに、当然、その基盤となる人材育成が極めて重要であるということは、皆さん御承知のとおりでございます。 しかしながら、企業の側では、長く厳しい景気の低迷の影響もあって、なかなか人材育成まで手が回らないというのが、特に中小の企業では現状ではないかというふうに思っております。人材育成に手が回らないということで、力を入れる必要がないかといえば、それは全く逆……
○濱田(健)委員 濱田健一でございます。 藤井大臣や役所の皆さん方、きょうもいろいろと話題になりましたが、国鉄長期債務、新幹線、JR不採用の問題等々次の世紀に向かって解決しなければならない課題や、中部新空港などのように新しくつくっていかなければならない課題、たくさんの中で御努力いただいておりますことに感謝を申し上げつつ、四つ質問をさせていただきたいというふうに思います。 一点目は、ことしの八月五日の未明に、静岡県菊川町の東名高速道路で、有毒化学物質脂肪酸クロライドという物質を積んだタンクローリーが横転をして、水と反応して塩化水素を発生させた、そして十四時間ぐらい通行ができなくなったという事……
○濱田(健)委員 両大臣には、六時間近く、本当に御苦労さまでございました。最後の質問になります。二、三十分、少し短く終わるだろうと思いますので、おつき合いいただければ幸いだと思います。 まず最初ですが、第百二十一回の臨時国会で、土地有効利用と税の関係で、新たな借地制度への道を切り開きましたいわゆる借地借家法の改正案としての定期借地権制度、これの現状はどういうふうに展開しているのかということと、その貸している方の税制面での優遇といいますか、この間の何らかの問題点といいますか改善点というようなものがあるのではないかということをちらちらお聞きするわけですが、その辺どうでございましょうか。
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 けさほどから、財政改革の目的、そして、どのようにどこを変えていくのかというような論議が各委員から出ているところでございますが、私も、総理に三点ほど、この委員会のスタートに当たりまして、見解をお聞きしたいというふうに思っているところでございます。 まず、連立与党が求めております財政構造改革の真の目的というものを、政財官の癒着によって肥大化した既得権益を打破すること、そしてそれによって、しがらみと惰性の歳出から人間と環境優先の未来への歳出というようなものへ大胆に切りかえていくことというふうに私は考えているところでございます。それはまた、国民……
○濱田(健)委員 財政構造改革を含めて六大改革の推進に当たりましては、中央、地方、各公務員の積極的な努力が求められている今日、公務員の賃金、そして労働条件、その安定的な確保というのは不可欠なものだというふうに私は思います。 今回の財政構造改革法案のもととも言える財政構造改革の推進についてが六月三日に閣議決定されていますが、そこでは人事院勧告の尊重という政府の基本方針が明記されております。この基本方針はきちっと確保しなければならない、放棄してはならないというふうに考えているところでございますが、総務庁長官、大蔵大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
○濱田(健)委員 きょうは、防衛関係と地方分権に関する部分について質問させていただきたいと思います。 現在審議をしておりますこの法案の中で、集中改革期間中の防衛関係費は対前年度額よりも下げるということを記述されております。冷戦終結後、欧米各国では歴史的な兵力削減、軍縮に取り組んでおります。日本も、おくれながら、財政再建の名のもとに、防衛関係費の削減に取り組むようになったという事実がこれを示しているというふうに私は思います。 これを受けて、年末には、平成七年度価格で総額二十五兆一千五百億円を限度とした中期防衛力整備計画、平成八年度から平成十二年度になっておりますが、残り期間の物件費総額約九兆……
○濱田(健)委員 四名の参考人の皆さん方には、きょうは大変お忙しい中、ありがとうございました。 私の持ち時間は十分ですので、二点だけ、二人の参考人にお尋ねをしたいと思います。 まず、佐高参考人のお考えをお聞かせ願いたいのですが、先ほど、ウイッシュリスト、国民の願望と国の政策の方向性や財源投入の重点化の方向性等と差があるというお話を冒頭でしていただきました。財政構造改革の視点という立場でいうと、どこに力を入れ、どこを力を抜くか、いわゆる公共事業と教育の問題とか自然環境等々の問題で比較をされてお話をしていただいたと思うのですが、今並行して行われております行政改革、この中で、中間まとめの中で一府……
○濱田(健)委員 そろそろ二週間の審議が終わろうとしておりますが、審議終局に向けて、教育問題について二点、お尋ねをしたいというふうに思います。 今回のこの財政構造改革、そして、この私たちが論議している法案、総理も常におっしゃってこられましたとおりに、私たちの子供たちや孫たち、将来の日本を背負う人たちにツケを回さないということで、厳しいところ、耐えがたきを耐えながらやっていくというふうにお話をしてこられました。 私は、少子・高齢化社会の中で、少子という部分について視点をとらえれば、今少なくなっていく子供たちが将来の日本を支え、すばらしい国に発展させていくためには、やはり教育という部分に力を入……
○濱田(健)委員 お三方には、お忙しい中に貴重な御意見、本当にきょうはありがとうございました。社会民主党の濱田健一でございます。
時間が十分しかございませんので、二点、三名の参考人にお伺いをしたいと思います。
財政投融資のあり方が今論議をされております。財投の二割程度は、いわゆる住民に身近な社会資本整備として各自治体の方に融資がなされておりますが、この財投の今後のあり方について、お三方、もし御意見がございましたらちょっとお伺いしたいんですが、どういう方向性が望ましいのか。
【次の発言】 この法案が成立しますと、具体的な点なんですが、約一月半ぐらい後の九八年度の予算編成から一定の縛りがかかっ……
○濱田(健)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となっております財政構造改革の推進に関する特別措置法案及び漁港法第十七条第三項の規定に基づき、漁港整備計画の一部変更について承認を求めるの件、両案について賛成、民主党の修正案について反対の討論を行うものであります。(拍手) 我が国財政は、主要先進国の中でも最悪の財政赤字を抱え込み、危機的な状況を呈していると言っても過言ではありません。今後の少子・超高齢化の一層の進展を踏まえれば、次の世代に過大な負担を残すことのないよう財政構造改革を本格化すべきことは、党派を超えた喫緊の課題であろうと認識するところであります。 本案は、この……
○濱田(健)委員 濱田健一でございます。 伊吹労働大臣には、現下の厳しい経済状況そして景気の低迷の中で、失業率、有効求人倍率など乖離が大きくなってきている現状の中で御苦労いただいておりますことに、まずは感謝申し上げ、きょうの質問は、きのう出されました中基審の報告に関して、何点かの疑問点を含めて質問させていただきたいというふうに思っております。 経済社会そして社会生活の変化に伴って労働基準法の制度を見直していくということの必要性は理解はしているのですが、やはり戦後の労働法制、この見直しをやる際にも、労働者を守っていくという立場から、当然労働者保護の視点は欠かせないというふうに考えているところ……
○濱田(健)委員 大臣の所信を受けまして、基本的なことについて三点、総合交通体系の整備と特別会計の創設という部分と、町づくり、そして環境に優しい交通の実現ということで質問をさせていただきたいと思います。 一点目の総合交通体系の整備と特別会計の創設という部分ですが、行政改革会議の省庁再編案がまとまり、今国会に中央省庁改革基本法案として提案がなされております。その中で、運輸省は、建設省や国土庁、北海道開発庁等々と統合され、国土交通省という名称に現在なろうとしております。 社会民主党は、今回の省庁再編に当たって、運輸省を総合交通省として充実強化することが時代の要請であるというふうに考え、その実現……
○濱田(健)委員 時間がわずかですので、日韓関係について三問質問をさせていただきたいと思います。 先月、二月二十五日、韓国の金大中新大統領の就任式が行われたのは御案内のとおりでございます。通貨危機という国家的な困難に見舞われる中での就任でございましたが、韓国にとっては、韓国初の選挙による与野党交代によって、韓国の民主化運動を主導してきた人物が大統領に就任するという意義は大変大きいし、その新しいリーダーとしての指導力の発揮が期待されているというふうに私は思います。 さて、日韓関係に関しても、同大統領は、日本文化の輸入解禁、天皇訪韓などの日韓関係改善に向けた具体的提案を打ち出しておられますし、……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 財政構造改革は、我が国の財政危機を克服すると同時に、超高齢化社会に対応する財政支出構造に変えていくことが最大の眼目だったと、半年前を思い出して考えているところでございます。しかし、その超高齢化社会を支える社会保障関係費について、他の項目と一律の縮減規定を設けたことは的を得ていなかったのではないかなと私は反省をしているところでございます。したがって、今回の財政構造改革法の改正で、先ほどから出ております社会保障のキャップが外れるということについては評価をしているところでございます。 しかしながら、先ほども答弁がございましたけれども、その措置……
○濱田(健)委員 時間がございませんので、提出者に三点、簡潔に御質問をさせていただきたいというふうに思います。 御案内のとおりに、我が国の財政は、現在、主要先進国中最悪の危機的状況に陥っており、現在の財政構造をこのまま放置すれば、将来、財政赤字を含めた国民負担率が七〇%という大きなものになって、よく言われます双子の赤字を抱えて国民の生活水準も低下すると見込まれております。これは、お互いにそういう意識があると思うのです。 諸外国では、例えばEUの大半が、一九九七年までに財政赤字の対GDP比を三%以下にするという通貨統合参加のための条件を、懸命に努力をし、達成をしているところでございます。 ……
○濱田(健)委員 社民党の濱田健一でございます。 尾身長官にお尋ねをいたします。 先ほど上田委員の方から、昨年の一月から今月までの経企庁が出しました経済報告という資料が配られました。それぞれの時期に一定の景気の動向の見解が述べられておりますけれども、意思表示されるときには少し実体経済は先に進んでいるという調査に基づき長官がお話しされるわけでございまして、進んでいるということが考えられるわけでございます。 先週の土曜日でしたか日曜日でしたか、テレビを見ておりましたら、長官自身が参議院選前後とか七月ごろとかにはいい傾向が出てくるというふうに述べておられたわけでございますが、その自信と実態的な……
○濱田(健)委員 松永新大臣には、この厳しい難局に大蔵大臣をお引き受けされましたことに心から敬意を表したいというふうに思っているところでございます。お体に気をつけられまして、役所の中をしっかりまとめ、そして、今国民の皆さん方がいろいろと疑問に思っていらっしゃるさまざまなことをしっかり表に出して、機構の改革を含めて頑張っていただきたいというふうにまず申し上げておきたいと思います。 早速ですが、今回、大蔵省の金融検査部の検査官の接待汚職を初め、野村証券による道路公団理事への接待疑惑など、大蔵省職員や大蔵省OBの不祥事が露見をしているところでございます。まず最初に、新大臣として、これらの問題にどの……
○濱田(健)委員 社会民主党は、金融安定化二法案に賛成でございます。しかしながら、これまでの大蔵省職員、大蔵省OBのさまざまな不祥事に関しては不愉快でございます。 今回、社会民主党は、これらの問題について国民の声やいかにということで、「大蔵省腐敗に怒るホットライン」を開設いたしました。多くの怒り、憤り、提言などが寄せられております。その一部を紹介し、国民への心のひだに分け入るような総理自身の言葉での回答をいただきたいと思います。 東京の男性、六十代。 自分の勤めていた生保では、昭和四十六年から現在まで同じ構図で変わっていない。大蔵省から検査に来ると、まず自分で地図を広げて料亭などを探す。……
○濱田(健)委員 おはようございます。大臣の所信に対する質疑というものが、きょう午前中、各党からなされるわけでございますが、十分間という持ち時間ですので、三点に絞ってお尋ねをしたいというふうに思います。 新日銀法の施行が四月ということで目前に迫ってまいりましたけれども、この時期、同意人事等いろいろなものが、この日銀に関して対応がなされていくものというふうに認識をしております。 そういう中で、大臣が所信の中でも申されましたとおりに、大蔵省の綱紀の保持ということ、本当に大事なことでございますが、またぞろいろいろな疑惑が出てきておりますし、ここ二、三日の新聞では、日銀の営業局の幹部がやはり似たよ……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。九銀行の代表者の皆様方には早朝よりお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。 初めに、住友銀行の西川参考人と東京三菱銀行の岸参考人にお伺いしたいと思うのですが、今の井奥委員の質問に関連してでございます。 きょうの新聞各紙によりますと、住友銀行が三日付で大蔵、日銀汚職の贈賄側としての内部処分を実施したことが明らかにされております。内容的に見まして処分が軽過ぎるのではないかというふうに私は感じました。そして、そのことについては、きょうこうして参考人の皆さん方においでいただいて私が質疑をするということがわかっておりました多くの友人から……
○濱田(健)委員 時間が少し早くなっているようでございまして、たくさん使わせていただきたいというふうに思います。 大臣におかれましては、ビッグバンが始まりまして、さまざまな情報が入ってきているというふうに思います。この四月から、私たち日本人の暮らしを大きく変えるでありましょう、そして、その暮らしを変えるのと同じように、当然、金融のさまざまな形態というものも変わってくるでありましょう日本版ビッグバン、いわゆる金融大改革が、数年の準備期間を経てスタートいたしました。 お金の流れは、当然のごとく、内外を問わず自由になります。そして、銀行や証券、保険などの垣根が低くなり、取扱手数料なども自由化され……
○濱田(健)委員 私は、社会民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律案、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律案、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び金融機関等が行う特定金融取引の一括清算に関する法律案について、賛成の討論を行うものであります。 我が国経済が、二十一世紀の少子・高齢化社会においても活力を保ち、豊かな国民生活を実現するためには、我が国の経済社会システムを構造的に変革することが必要であり、経済の動脈ともいうべき金融システムについても、二十一世紀の我が国……
○濱田(健)議員 党内でも論議をしていますとおりでございますので、今委員がおっしゃるとおりだと思います。
【次の発言】 私自身株に縁がありませんので、なかなかわからないところですけれども、やはり今政治と政治家に政治倫理、しっかり求められているときでございますので、正当な経済活動を制限するということはいかがかとは思うのです。今委員がおっしゃる、不信を買うような取引等々については、今、与党の政治改革プロジェクトでも懸案課題として論議をされておりますので、全議員が賛同できるような形でしっかりとした歯どめ策をつくっていっていただきたいというふうに思っております。
なお、委員御案内のとおりに、社会民主……
○濱田(健)委員 本日は伊吹大臣の所信に対する質疑ということで、長時間、大臣本当に御苦労さまでございました。あと二十分少々時間を拝借して質疑をさせていただきたいと思います。 雇用保険法と駐漁法もつるしがおりたということでございまして、いよいよ来週からは法案の審議ということになりそうですが、きょうは大臣の所信の中身に従って、これから法案の審議をしていくための基本的な部分について四点ほど御意見といいますかお話を聞かせていただきたいというふうに思います。 一点目は、きょうも大臣何回か使われましたが、日本型の終身雇用というのをメーンロードとしながら、新しい働き方を希望する皆さんにさまざまな形態の働……
○濱田(健)委員 雇用保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案に賛成する立場で、以下、四、五点質問をさせていただきたいというふうに思います。 雇用保険法の新制度、教育訓練給付制度でございますが、けさからお話を聞いておりまして、現下の厳しい経済状況、景気の動向等を踏まえ、また二十一世紀の雇用関係を含めて、現在働いていらっしゃる方も、そしていろいろな御事情で今働いていらっしゃらない、次の雇用を見つけようとしていらっしゃる皆さん方にも、この給付制度が適用されるということでございまして、十二月からそれをスタートさせたいというお話でございました。 いろいろとお話を聞いておりまして、何とか学校という……
○濱田(健)委員 おはようございます。 議題となっております駐留軍関係離職者等臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の一部を改正する法律案、これに全面的に賛成する立場で、補強的な質問をさせていただきたいというふうに思います。 御案内のとおりに、駐留軍関係離職者、いわゆる国際情勢の変動に即応するさまざまな変化等々に基づいて離職を余儀なくされる皆さん方、また国際環境の変化によって離職を余儀なくされる漁業関係者の皆さん方に、その後の生活の保障等と新しい職を見つけられるバックアップをこの法律によって規定されているものというふうに、私は存じ上げているところでございます。 ……
○濱田(健)委員 今回の社労士法の改正案に賛成する立場で、若干基本的な部分について役所の方の見解を伺って、質問をしたいというふうに思います。 一点目は、今回の社労士法の改正は、いわゆる規制緩和というような方向性を含めて、試験事務の外部委託ということで社労士会連合会に委託をされるという中身と、いわゆる業務の拡充という方向性が法案の中に中心的に盛り込まれているわけでございますが、今回盛り込まれた改正の点以外に、社会保険労務士の方々、個人やそれぞれの団体から、もっとこういう点を変えていただきたい、規制緩和の方向性に持っていっていただきたいというような点がありましたら、披瀝いただければ幸いでございま……
○濱田(健)委員 今回の中退金法の改正案、四つの大きな柱がございます。予定運用利回りの見直しに伴う退職金額の改定、特定退職金共済制度との通算制度の創設、分割支給制度の改善、退職金共済契約の申し込み時点での簡素化。二から後は大いに、働く者にとっても、そして雇い主にとっても本当の改正という中身だと思うのですが、けさからありますとおりに、いわゆる退職金支払い額が減っていくということについては、これはだれが見ても、改悪とは申しませんが、やはり現在の時点の利回りの問題でどうかなというところはございます。いろいろな状況の中でいたし方ないのかなと思いながら、基本的な部分について二十分、質問させていただきたい……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。大臣、長時間御苦労さまでございます。 まず初めに、けさからの論議を聞いておりまして、二、三点疑問に思ったことや、この点は大臣はどういうふうにお考えなのかなというのがございますので、質問の通告にはございませんけれども、理念というようなものでございますから、お答え願いたいと思うのです。 けさの中桐委員の、労基法五十年の評価、行政改革の立場から、監視型の監督業務からルール確立型の監督業務への移行に関してどのようにお考えかというようなお話がございました。大臣は、監督業務の民間委託の話があったが、国家的責務としてやる立場を主張し民間委託には反対して……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 けさ発表されました三月の雇用統計を見まして、この委員会に出席したすべての委員が予測しておりましたとおりに、〇・三ポイント失業率が上がったということを含めて、厳しい状況をこのきょうの論議の中で認識をしつつ、その解決に向けてのさまざまな論議をしてまいりましたが、最後の質問でございますので、その辺のおさらいをしながら、若干細かい点について大臣と政府委員にお伺いをいたしたいと思います。 まず、三月の失業率、有効求人倍率等で見ても、既に明らかになってまいりましたどおりに、雇用失業情勢は大変厳しい状況にございます。当然、現下の経済状況や景気の低迷が……
○濱田(健)委員 今回の労基法の改正案、きょうも既に四時間ぐらい各委員のお話を聞かせていただきましたが、やはり裁量労働制に話が集中をしているようでございます。私も、前回は質問を出した部分以外のことでお話を伺いましたので、きょうは質問にできるだけ沿って話を聞かせていただきたいと思います。 去年の四月にいわゆる裁量労働制の六業務が新しく位置づけられたわけでございます。今回の法改正は、今までありました十一業務以外の新しい裁量労働制、働きぶりということでございます。いわゆる変形労働制等については、平成八年、平成九年、非常に詳しい調査をされて今回の改正案というものに臨まれたように私は感じるわけでござい……
○濱田(健)委員 前回に引き続き、裁量労働制について四点ほどお伺いいたしたいと思います。けさから出ておりますが、改正法案が想定する新たな裁量労働制の対象業務、これは、現在の裁量労働制の十一業務以外に、具体的にどのような業務が該当していると想定をされておられるのか、それをまずお答えください。
【次の発言】 僕が次に聞こうとしたこと、前回も同じことだったのですけれども、それまで答えてもらいました。
つまり、ホワイトカラーと称されている皆さん方がいらっしゃる本社等の事業運営上の重要な決定が行われる事業所で、先ほど局長がおっしゃった事業の運営に関する事項の企画、立案云々というところの皆さんであれば、……
○濱田(健)委員 わずかな時間ですので、きょうは契約労働について質問させていただきたいというふうに思います。
一年という限定された契約労働、二つの職種と六十歳以上、三年契約労働という新しい制度が取り入れられようとしているわけでございますが、現在有期契約で雇用されている労働者の実態、そして、有期雇用労働者の紛争についての実態調査というものはどのようになされているか、まずそれからお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 その中基審の建議で触れられました、今局長がおっしゃった反復更新の問題等についてというところでございますが、具体的にどのような調査研究を、例えば局長がイメージとして浮かべられる……
○濱田(健)委員 五回目の労働基準法の審議、けさから先輩方が核心に触れた質問をされておられます。私も、わずか三十分でございますが、今四回審議が行われまして、できるだけ出されている問題点を中心にお聞きをしたいというふうに思います。 まず契約労働でございますけれども、自分が一生涯一つの職場にとどまらずに、自分の持っている能力や将来に向けての展望などをいろいろなところで生かしたいという働く側のニーズも確かにあると思います。また、企業によって、今回出されております法律の趣旨に基づいて、得がたい人材を、しかしある程度の期間の中で雇用したいというニーズもあると理解をいたしております。しかしながら、お互い……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 六名の参考人の皆様方には、月曜日の早朝からこうして貴重な御意見の御開陳と私たちの質問に丁寧にお答えいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。あとわずかな時間、私の質問をさせていただきたいと思います。 山田参考人にお願いをしたいというふうに思うのです。 まず、契約労働ですけれども、新しく三年の期間を定める契約労働、これは将来的にどのような展開になっていくとお考えでしょうかということでございまして、労働者派遣法がネガティブリスト化されていくことで非常に世間ではさまざまな論議がこれから展開をされようとしておりますけれども、それと同じよ……
○濱田(健)委員 きょうのこの集中審議もそろそろまとめの時間に入りましたので、私は、何点か基本的な部分について、総理を中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。 日本長期信用銀行は、この三月に金融危機管理勘定から、BIS基準に適合する自己資本比率を確保するために一千七百六十六億円、お金を借りました。そのことによって、いわゆる優先株や劣後債などの発行によって体力を強めながら回復に向かっているということを、国民はみんなそのように認識をしていたはずであります。ところが、三カ月たった六月になって、いわゆる住友信託銀行との合併の話が出てきた。これは、体力を回復した銀行がなぜ今合併の方向に向か……
○濱田(健)委員 質問の最初に、私、台風銀座と言われる鹿児島で生まれて育ちましたが、この四十八年間の中で、保岡先生もお気づきだと思うのですけれども、六月から八月の終わりまで一度も台風が来ないという、ある意味で異常な現象が続いております。しかしながら、台風四号が日本に接近して、東北地方そして北関東を初め多くの犠牲者の皆さん方が出ていらっしゃることに、社会民主党として心からお悔やみを申し上げ、そして被災された皆さん方にお見舞い申し上げたいと思います。 先ほどから出ておりますとおりに、国土庁長官も一生懸命走り回っていただいておりますけれども、政府が一生懸命この復旧、復興に努力されることをまずお願い……
○濱田(健)委員 四名の参考人の皆さん方には、長時間本当に御苦労さまでございます。朝からいわゆる長銀への公的資金投入についていろいろな経過、かれこれが質問されておられますけれども、やはりどこに真実があるのか、どういうディスクローズが行われなければならないのかということ等が言われているのでございまして、ぜひ率直な御意見といいますか、お話を聞かせていただきたいというふうに思います。 大野木参考人にお尋ねいたしますが、マネーセンターバンクの役員として、トップとして、みずからの経営について非常に御苦労されているということは当然のことでございます。三月のいわゆる一千七百六十六億という公的資金の投入、こ……
○濱田(健)委員 午後の本会議で野党三党の法案も提出をされるという状況で、いよいよ役者がそろったなという感じがいたします。 私は、今度のこの問題についていろいろと論議をお聞きしながら、やはり情報開示、そしてさまざまな機関の機能等がうまく働いていない、そのことが破綻した銀行をどういうふうにしていくかという今度の法案ですね、中身にも大きな影響を与えるだろうというふうに思っておりますので、基本的なことを四点ぐらい、短い時間ですのでお尋ねをしたいと思います。 政府・自民党のブリッジバンク方式、機能論として一つの方法だというふうに理解をいたします。それで、法案によると、公的ブリッジバンクの存続期間、……
○濱田(健)委員 三党にお尋ねをしたいと思います。
まず、不良債権処理にかかわる基本的な部分でございますが、三党の考えでいらっしゃる不良債権処理の原則というものを改めてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 法案に載っておりますとおりにお答えいただいたわけですが、この原則、政府案の原則というのも当然法案の中に盛り込まれていると思うのですが、それと比べての特徴というか力点というか、その辺がおありでしたら述べていただければ幸いなんですが。
【次の発言】 枝野委員の今の御回答の中で、いわゆる債務超過に陥っている銀行等については存続させないというのが特徴だというふうに言われました。
私の前の佐々木……
○濱田(健)委員 本日、私は、政府提出の二つの法律案の中の不動産関連権利等調整委員会法、そして自民党提出の四つの衆法について、基本的な部分を御質問させていただきたいと思います。 まず、国土庁長官と提出者にお伺いしたいのですが、金融安定化法、ブリッジバンク法はラストリゾート、これは最後に使う最終的な手法ですよというふうに言われております。ということであれば、この調整委員会法や四つの衆法がこのラストリゾートに至る前の歯どめとして提出をされているものというふうに思いますが、その大きな特徴といいますか、その辺を両者にお尋ねしたいと思います。
○濱田(健)委員 改めて政府にお尋ねしたいのですが、政府は、この委員会の審議を通じても、現行の金融安定化緊急措置法の枠組みで長銀への公的資金、税金の投入が可能であるという姿勢を一切変えていらっしゃらないと思いますが、今もそうだというふうに認識してよろしいでしょうか。
【次の発言】 審議を通じて、長銀は破綻しているのではないかという声も、一つ一つの数字等出しながら明らかになりつつあると私は思っているわけでございます。
政府が投入できるというふうに判断をしておられるのであれば、八月の二十日に住友信託を呼ばれたように、長銀も改めて総理か大蔵大臣が呼んで、早く危機管理勘定十三兆円の借り入れの申請を三……
○濱田(健)委員 前回に引き続きまして、国土庁長官に不動産の権利等の調整法についてお尋ねをいたしたいと思います。 八月二十五日の本会議における私の代表質問に対しまして、ゼネコン救済を目的にしたものではないか、ないという答弁が、この調整法についてございました。 しかし、この質問を聞いた何人かの人たちから、不動産を媒体にして、貸し借りの関係は当然あるわけでございまして、その土俵にかかわる問題なんだから、世上言われているとおり、ゼネコン等が結果として多くの恩恵を享受できるのではないか、やはりゼネコン救済の傾向が強いんじゃないかという批判的な声が寄せられているわけでございますけれども、その辺、大臣……
○濱田(健)委員 今、金融安定化法の与野党案について修正協議が進んでいるようでございますが、若干そのことについても触れながら御見解をお伺いしたいというふうに思います。 マスコミ報道の方が先行しているようでございますけれども、破綻処理のスキームの中で、その中心的な役割を果たす部分を国家行政組織法の三条に基づく行政委員会にするという方向性が出てきているようでございます。この行政委員会には、金融行政の企画立案は担当させずに、任務を破綻処理だけに限定するという形で金融企画局を移すという話があるようでございます。 我が党は、金融庁の早期発足を目指すためにも、現在の時点から財政と金融の分離を大胆に進め……
○濱田(健)委員 時間がございませんので、二問だけ質問させていただきたいと思います。 社会民主党は、貸し渋り対策、善意の借り手対策、地域経済や雇用対策の観点から、金融機能安定化緊急措置法の廃止を進んで望むものではございません。しかしながら、長銀の合併スキームとして、言われるような、どう見ても債権処理の償却原資に充てるような使い方では、野党三党が主張しておられるように法案の廃止もやむを得ないというふうに考えております。自民党も修正協議の中で廃止に進むことの方向性を示しておられるようでございます。しかしながら、出てくる案が破綻前処理として公的資金の投入の蛇口を二つも三つもにふやすような案では、国……
○濱田(健)委員 金融再生委員会設置法案に規定されております金融再生委員会の委員長は、「国務大臣をもって充てる。」というふうになっております。金融再生委員会の所掌事務が大蔵大臣と金融再生委員会の共管というふうになっている立場から、この国務大臣というのは私は専任であるべきだというふうに考えるわけでございますが、総理と提出者両方にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 提出者の池田委員からの回答をいただきましたが、その方向性が国民の望む方向性だと私も考えておりますので、ぜひ、この法律案成立のときには専任の大臣ということでお願いをしたいと思っております。
提出者にお伺いいたします。
金融機能の再……
○濱田(健)委員 長時間かけて審議をしてまいりました金融再生法案がきょう参議院で成立をし、法律化されました。金曜日、そしてきょうと審議を始めました早期健全化法案、幾つか私も質問をさせていただきたいというふうに思うのですが、まずは大蔵大臣と提出者にお尋ねをしたいというふうに思います。 金融機関の健全化に資するというこの法律案の趣旨は理解できるわけでございますが、全体としてこれからの日本の金融機関の姿をどのように持っていくのか、どのようにしていくのかということが描かれていないというか、ちょっととらえにくい中身だと私は思っております。破綻前という言葉は使いたくございません。まだ生きている金融機関を……
○濱田(健)委員 数点の御見解と確認をさせていただきたいと思います。
原案の修正によって、経営健全化計画の発表とその履行状況の発表は義務化されることになりました。原案の第五条二項のただし書きと修正案四項最後のただし書きは、金融再生委員会の裁量で情報の非開示を許すものであるというふうな見解が多くの皆さんから出されているところでございまして、これは外すべきだと考えているわけでございますけれども、提案者、いかがでございましょうか。
【次の発言】 修正の第六条六号と、原案の第七条三号の「実行が見込まれること。」という書きぶりがしてあるところでございますけれども、この「実行が見込まれる」という判断基準……
○濱田(健)委員 突然のバッター変更で、ちょっと場違いな質問もあるかと思いますが、三点質問させていただきたいと思います。 まず、小渕総理にお伺いしたいわけでございますが、再生法案や、本日衆議院を通過しました健全化法案を通して、私たちは、銀行業界からの政治献金自粛されるべしということを訴えてまいりました。八月十八日の党首会談でも、そのような趣旨で総理の方からも御回答がございました。きのうの党首会談でも、公的資金を導入する金融機関からは、これまでの借金を含めて経常的な経費にかかわる政治献金も辞退いたしたいというお話があったやに私伺っているところでございます。 そこで、九六年の九月十一日付の朝刊……
○濱田(健)委員 時間が十分と制限をされておりますので、私は、変形労働制、裁量労働制、時間外・休日労働、深夜業の割り増し率の三点について、役所の明快な答弁を求めたいと思います。 一点目は、変形労働制についてですが、一年単位の変形労働時間制は、一日八時間、一週間四十時間の法定労働時間の原則を、労使の自主的な話し合いによって、年間を通して週四十時間労働制を実現するためのものとはいえ、特定の一日や一週間に着目すると、労働大臣が定める所定労働時間の限度、これは現行の定めで最長一日十時間、一週間五十二時間となっておりますが、この限度までの労働が可能ということでございます。このような弾力的な制度のもとで……
○濱田(健)委員 大臣、お疲れのところですが、あと二十分程度、よろしくお願い申し上げます。 直近の労働のデータでございますが、きょうもう既に質問があったと思うのですけれども、七月の有効求人倍率、過去最低の〇・五〇、完全失業率も四・一%と、引き続き高水準で推移をしております。当然、雇用失業情勢は依然として厳しいという状況でございます。十六日に公表されました来春の卒業予定の高校生の求人倍率も、十一年ぶりに一倍を超えないという状況が出されています。若年層にも高齢者層にも深刻な不況の影響が及んでいるということを物語っているというふうに私は思います。 まず最初に、このような現在の雇用失業情勢に対する……
○濱田(健)議員 今回の法改正に伴う対策は、いわゆる貸し渋りにより資金調達に困難を来している民間企業が事業活動を行うために必要な政策的な支援をすることが目的であります。民間金融機関を救済するためのものではございません。
こうした趣旨を踏まえて、不良債権のつけかえはあってはならないことと考えております。また、開銀等が融資した資金が専ら民間銀行の資金回収に充当されることのないよう、御心配の点については、監督官庁においてきちんとしたチェックを行うべきと考えているところでございます。
【次の発言】 金融監督庁を含めて、今の金融への厳しい世間の目というものに対しては、総合的なチェック体制というものを政……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 三十分の質問時間、貸し渋りと不良債権問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。 まずは、戦時立法で統制色の強いと言われました日銀法の改正、これは金融民主化をキーワードとする金融行政改革の大前提であったわけでございまして、改正法の基本理念は、透明性に裏打ちされた日銀の独立性の確立にあったと認識をしております。 そこでまず、現在の経済にとって最も重要な貸し渋り問題に絡めてお聞きしたいのですが、政府からの独立性が高まった以上、日銀は政府の対策とは別口の独自の貸し渋り対策というものを進める必要もあるのではないかと思いますが、日……
○濱田(健)委員 濱田健一でございます。社会民主党・市民連合を代表して質問をいたします。 あす十二月八日は、太平洋戦争の開戦の日でございます。教師出身の私にとって、戦後、先輩たちがみずからのざんきと悔恨の情のもとに不滅のスローガンとして打ち立てた、教え子を再び戦場に送るなという言葉が、本日の質問をするに当たって、改めて私の胸にふつふつとよみがえってまいるところでございます。 それは、新旧保守の自由党と自民党が連立を組むことによって、新ガイドラインの関連法案の審議、国連軍参加問題、憲法調査常任委員会の設置のための国会法の改正問題、この三点セットで、戦後五十有余年の護憲と平和が二十一世紀の扉を……
○濱田(健)委員 本日の審議を通して、改めて現下の厳しい雇用失業状況をお互いに確認をしたような気がいたします。そういう認識のもとに四点ほど質問させていただきたいと思います。
まず、現下の極めて厳しい雇用失業情勢の中で、中小企業における新たな雇用機会の創出を支援しようとする今回の労確法の改正、これは、社民党としても同様の提案を行ってきた立場から、時宜にかなったものとして評価をしたいというふうに思います。改めて、大臣から今回の改正の基本的なお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今、大臣から述べていただきました基本的な部分でございますが、今回の改正は、単なる雇用機会の創出ではなくて、「良……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 中央省庁等改革関連法案を中心として、きょうは質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、総理にお伺いしたいわけでございますけれども、この間、行政改革の目的という見地に立って、総理は、このように何度も同じことを繰り返して述べておられると私は存じ上げております。その中身は、国の行政組織並びに事務及び事業の運営を簡素かつ効率的なものとするとともに、その総合性、機動性及び透明性の向上を図り、これにより戦後の我が国の社会経済構造の転換を促し、もって自由かつ公正な社会の形成に資するというふうに繰り返し述べておられます。 ……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合濱田健一でございます。 きょうは、教育行政の地方分権という意味で、有馬文部大臣に一時間時間をいただきまして御質問をさせていただきたい。 まずは、教育課程の大綱化と弾力化と学校の編成という意味で、文部省として教育課程における地方分権をどういうふうに進めていかれるかという観点で、二、三お聞きしたいと思うんです。 今回の学習指導要領の見直しでは、総合的な学習、一つ一つの教科にとらわれない、総合的に教科の運営をしながら、子供たちが総合的な学習の中で豊富な知識と技能と将来に向けての展望をつくっていくというようなことが新設されて盛り込まれております。その中では、……
○濱田(健)委員 三名の陳述人の皆さん方には、お忙しい中、本当にきょうはありがとうございました。 まず、北川陳述人にお伺いしたいのでございますけれども、今回の地方分権の大きな柱というのは、これまで自治体の首長さんたちに、ある意味でいうと国が下部機関として機関委任事務制度というものを押しつけてまいりました。これを廃止して、自治事務と法定受託事務、そして国の直接執行事務という形に振り分けたのが特徴だというふうにそれぞれ認識しているわけですが、法案を読んでいけばいくほど、自治事務とは何なのか、法定受託事務というのは何なのか、こういうものが、これまでの推進委員会の勧告や政府の地方分権推進計画、そして……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 きょう午後からのそれぞれの質問を私も聞きながら、そしてきょうはテレビ放送ございませんけれども、この委員会の質問、答弁、傍聴していらっしゃる皆さん方含めて、やはり国民の皆さん方の日の丸と君が代に対する思いというのは本当に複雑な思いがきょうの論議の中でされておられるのではないだろうかというふうに感じたところでございます。戦争を体験された方、肉親を戦争で失った方々、そして戦後の日本の復旧に大きく貢献をしてこられた先輩たち、それぞれの立場でこの問題についてはいろいろな思いがあるというふうに私も感じました。 だからこそ、日本の有史以来法……
○濱田(健)委員 総括が終わる段階ですので、ちょっとこれまでのいろいろな質問に対するおさらいみたいなものを社民党的にさせていただきたいと思います。 これまでの論議の中で、日米共同作戦や相互協力等、日米安保条約の枠内でするのだと言っておられますけれども、私は、本当にそうかと思うのであります、安保そのものが変質してきているのではないかと。 その理由として、新ガイドラインの制定のきっかけとなりました日米共同宣言の中に、アジア太平洋地域という範囲が盛り込まれておりまして、それに連動する、極端に言えば、アジア太平洋から世界のどんな国でも、アメリカの守備範囲、アメリカ軍が行動する守備範囲に日本をバック……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。時間がございませんので、三点に絞って質問をしたいと思います。 各国立大学の医療技術短期大学部、御案内のとおりに、平成六年から各四年制大学の医学部の保健学科として改組をされてまいりました。そういう中で最初の、平成六年の大阪大学及び平成七年の神戸大学におきましては、既に卒業生が出る、またはことし卒業生が出ていくという状況になると思うのですが、三年制から四年制に改組・転換されてからの基礎的専門性の知識や技術の向上というものがその目的どおりに高まっているのかどうか。当然そのことに努力をされておられるわけですが、どのように役所としては見てお……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 日本学術振興会法の一部を改正する法律案について、基本的な部分について数点大臣に御質問させていただきたいと思います。 平成七年十一月に科学技術基本法が制定をされて、八年の七月には基本計画、十年を見越した前半五年間の基本計画というものが閣議決定をされました。平成十一年度はその中間地点を越えて、いよいよまとめの時期といいますか、後半の二年間に入っていくわけでございますが、この基本計画にのっとった三年間の成果、そして今後の、十年の半分の五年間に残された課題、こういう点についてどういう御認識を大臣はお持ちか、お聞かせいただきたいと思いま……
○濱田(健)委員 時間がわずか三十分ですので、けさから延々と論議をお聞きいたしましたことの押さえを少しさせていただきたいと思います。 組織の運営についてでございますけれども、学長のリーダーシップの発揮、そして学部長の職務の明確化、教授会の機能の明確化、これも大変重要だと私も思います。教授会が細かいところまでいろいろなことを抱え過ぎて、逆に本当の意味での学生の指導と研究がなかなかできない、おろそかになっているというような声も聞こえてくるところでございます。 しかしながら、大学の円滑な運営には、実際に教育研究に携わる教職員の参加や合意が不可欠だというふうに思うところでございまして、今回の法案に……
○濱田(健)委員 四名の先生方には、きょうは貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございました。 社会民主党の濱田健一でございます。 時間が短いですので、四点ほどお尋ねをさせていただきたいと思います。 学部三年卒業の道をこの法案で開いておりますけれども、浜林先生はこれはちょっといかぬという御見解のようでございますが、他の三名の先生方については、積極的な方向性と活用の仕方によっては能力を持っている学生がより発展的に次のステップを踏めるということでの評価をされておられるようでございます。 ただ、私たちも、三年間の中で一定の単位をきちっと取った、またそれ以上にたくさん単位を取ったという……
○濱田(健)委員 わずか十分ですので、三問程度整理をさせていただきたいというふうに思っているところでございます。 この間の審議、そして参考人への質疑等々で、学部三年卒業、この問題もいろいろと論議をされました。参考人の御意見も、高校の二年次から大学への進学という道が開かれている。当然そういうものとの対比の中での、同列ではないですけれども、優秀な学生が大学の学部三年以降に大学院その他に進学できる方向を開く意味では今の実態を乗り越えるものではない、やはり慎重な配慮が必要であるということを賛成の方も言っておられました。また、反対の方も、大学というのは、学業だけではなくて、もっといろいろ学ぶことがある……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。
労働委員会とかけ持ちをしておりましたので九時半からの論議を聞いていないところもございまして、重複する質問があるかと思いますが、それはお許しいただきたいというふうに思います。
短い時間ですので、四点ほどお尋ねいたしたいと思います。
国の中心的な研修を提供する場として国立教育会館は長く活用されてまいりました。大臣として、これまで果たしてきましたこの国立教育会館の役割と成果について、これが解散をされる今日的にどのように評価をしておられるかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そのような役割と成果があったということでございますが、今回の特殊……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 早速質問に入らせていただきたいと思いますが、今山原先生の方から、障害のある皆さんの情報へのアクセスの問題について後半御質問がございました。私もその点についてひとつ触れさせていただきたいと思うわけでございます。 公共図書館等での図書の点字訳、視覚障害者の皆さん方への点字訳の部分については、法の三十七条一項で、著作権者の許諾を必要としないというふうになっております。今、点字によって図書の情報を得るという旧来のやり方から、録音テープによって耳から、その情報を変換して視覚障害者の皆さん方が情報を手に入れるという方向に、その方が手っ取り早いという……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 人権問題について質問要旨を出して、二十分お話を伺う予定にしておりますが、まず大臣に、今の石井委員の御質問に関しまして、質問の中には入れていないんですが、一点だけ御見解をお聞かせいただきたいと思うんです。 大学におられたということを前提にして、今回、君が代の歌詞、歌の意味について、政府は象徴天皇のおられる日本という国が永遠に発展するように、栄えるようにというような意味で統一見解を出されたというふうに思っているわけですが、仮に文部大臣が今大学にいらっしゃって、入学試験で君が代の歌詞についての意味を問うというふうな試験問題が出されたときに、今……
○濱田(健)委員 総理の施政方針演説、二十一世紀に向けて五つのかけ橋ということで、二十一世紀に向けた日本の方向性というものを示されたわけでございます。私は、その方針をお聞きしながら、すべての部分に、やはりこの日本において人材の育成というものが大変大事であろうということを考えてみたところでございます。 おとといですか、自民党の伊藤委員の質問の中で教育の問題が触れられました。施設設備充実をするということは国政としてとても大事であるということは当然でございますけれども、やはり私たちは、二十一世紀を託す子供たちにその内面的な成長というものをしっかりと求めていかなければならないというふうに思うわけでご……
○濱田(健)委員 今山本委員も、消費税の目的化の部分や年金の二分の一国庫負担引き上げの部分を取り上げてお話をされました。私も、その観点で大蔵大臣と厚生大臣に、そして、情報公開について総務庁長官に幾つか質問をさせていただきたいと思います。 今回の自自連立の中で両党が合意されました消費税の福祉目的化という言葉、これが、これまでも論議の中で出てまいりましたように、今の消費税の国の取り分、七・三兆円あるわけでございますけれども、基礎年金と老人医療及び介護、これらに目的化して使うということであるようでございます。ただし、来年度の所要額が八・八兆円ですので、不足を生じるということはこれは目に見えているわ……
○濱田(健)委員 盛り上がってきたところで、時間をお譲りしてこのまま続けてもいいような気がしておりますけれども、私の持ち時間ですので、質問をさせていただきたいと思います。 まず、民間の信用調査機関の帝国データバンクが発表いたしました一月の倒産の状況ですけれども、負債総額は前年同月比九・八%ふえている、金額にして七千五百億程度でございますけれども、倒産件数は約三三・二%減という結果になっておりまして、九三年の一月以来、六年ぶりの低水準となったというふうな記事が出ております。 倒産件数が減ったのは、政府の貸し渋り対策による信用保証協会の中小企業向け特別保証制度が昨年の十月から実施されて、中小企……
○濱田(健)委員 限られた時間ですので、予算そのものとガイドライン関連について、二問御質問をさせていただきたいと思います。 この予算委員会の質疑を通して、日本経済、景気の大きな曲がり角をどうするかということを痛切に私は感じたところでございます。そして、景気回復が進み、経済の安定成長が図られるのか、それとも景気の悪化の傾向をより強くしていくのか、これは当然、ひとえに政府の経済政策いかんにかかわっていることも感じているところでございます。現下の不況は、国民の生活への行く先不安、それに起因しており、景気の現状と厳しい国民の生活を打開するには、提案されている従来の公共事業型中心の景気対策ではなくて、……
○濱田(健)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、政府提出三案について政府が撤回のうえ組み替えを求めるの動議について、趣旨の弁明を行います。 今、日本経済は大きな曲がり角に差しかかっています。景気回復が進み、経済の安定成長が図れるのか、それとも景気悪化の傾向を強めるのか、これはひとえに政府の経済政策いかんにかかっています。 現下の不況は国民の生活への行き先不安に起因しており、景気の現状と厳しい国民生活を打開するには、従来型の公共事業中心の景気対策ではなく、国民の行き先不安を解消する対策こそ求められています。 しかるに、三十一兆円もの国債発行によって賄われようとしている政府予算案は、相……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 短い時間しかございませんので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 今回の緊急雇用対策、この中身というものが、いわゆる雇用不安を克服することによって景気の回復ということ、その特効薬になるというふうに考えておられるようでございますが、その対策費として約五千億という規模は極めて不十分なのではないかということをまず申し上げておきたいと思います。 それは、去年の十一月の緊急経済対策の中で、一両年の中で約七十七万人の雇用を創出するのに、総額十七兆円超、恒久的減税の六兆円を入れると二十三、四兆になるという規模からいって少ないのでは……
○濱田(健)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、政府が提案している平成十一年度補正予算案に対し、反対討論を行います。 反対の第一の理由は、歳出面で計上された雇用対策費が、わずか五千億円強にとどまったことです。 今回の緊急雇用対策のよって立つところが、雇用不安の克服こそが景気回復の何よりの良薬になり得るとの考えに基づくならば、この規模では極めて不十分であると言わざるを得ません。重要度からしても、壮大なるむだ遣いに終わりかねず、かつ財源手当てもないまま強行された、額に汗する庶民にとってはありがたみが希薄な四兆円もの高額所得者優遇減税との見合いからも、国民的要請にこたえているとは……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 日債銀、長銀等の金融問題集中審議ということで、わずか三十分ですので、長銀を中心に質問させていただきたいと思うんですが、まず前段で、昨年の三月に大手都市銀行に一律に公的資金が注入をされたというこの経緯が、ついこの間のようなことでもありますし、はるか昔のことのようにも考えるわけでございますけれども、当時、社民党も与党でございましたので、この公的資金の投入については、やむを得ないということで決断をさせていただきました。 当然、その公的資金投入というものが、銀行を助けるということもそうでございますけれども、先ほどお話がありましたが、中……
○濱田(健)委員 大事な法律案でございますので、相当な時間をかけての論議がなされるものということで、本日は、わずか三十分ですので、概括的な質問をさせていただきたいと思います。 ちょっと質問にはなかったのですが、局長に質問というよりも思いということでお尋ねしたいのですけれども、たしか九五年だったと思うのですけれども、日経連が、二十一世紀の日本型といいますか、経営者の側からこうあってほしいなという日本の雇用の形、長期能力蓄積型という雇用のあり方と、専門能力活用型という雇用のあり方と、柔軟雇用型という三つのカテゴリーに大まかに分けた雇いぶりといいますか、働き方というのを出しておられるようですけれど……
○濱田(健)委員 労働者の保護措置の実効性という点からひとつ質問をしたいと思います。 今回の見直しの案をずっと見てみますと、派遣元に対する改正規定が主でございまして、派遣先という部分についてはほとんど触れられていない。法の体系、諸外国の例の中にも、雇用者責任というものが雇い元、雇い先両方にかけられていないという面から見ても、そして今回の改正の中身から見ても、やむを得ない面があるのかなと思いながら、果たしてこれで本当に労働者の保護措置というのが担保できるのかということを非常に危惧しているところでございます。 これまでの派遣労働にかかわるトラブルというものを見てまいりましたときに、日本の企業は……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 六名の参考人の皆さん方、長時間本当に御苦労さまでございます。貴重な御意見を本当にありがとうございました。時間がございませんので、端的に三点お尋ねをしたいと思います。 まず、全員にお尋ねをしたいのですが、中野先生からきょう資料として出されました「派遣法改悪NO!資料集」、派遣ネットワークが出されております資料集の六ページの中に――今回の派遣法の法改正の主たる趣旨といいますか、いわゆる日本型長期雇用というものを追求する労働者だけでなくて、短期的に自分の能力をいろいろなところで高めながら使っていこうという働く側のニーズもある。そして、今のこの……
○濱田(健)委員 きょうの論議を朝から聞いておりまして、大分細かい問題点、各委員が触れておられましたので、私も何点か、少しダブるところもございますけれども、細かい点について質問をさせていただきたいというふうに思います。 先ほど、社会保険等々の加入についても、何人かの委員から御質問がございました。いろいろなアンケートの調査かれこれを見ておりますと、派遣元の会社が、雇い主が、我が社は社会保険を適用していないのだとか、社会保険に入るには賃金を一割とか一割五分カットするだとか、そういう使用者にあるまじき発言をしているというような調査も手元にございます。 先ほどお話がございましたとおりに、今回の法改……
○濱田(健)委員 きょうの質問の冒頭に、これまで申し上げてまいりましたこの派遣労働という部分については、派遣元の労働者の質を高めていくということで、教育訓練の重要さが論じられてきたというふうに思うわけでございます。 現行の専門的、技術的な二十六業務以外に今回の法律案では門戸が開かれることになっているわけでございますが、いろいろなアンケート等を見ておりまして、現在の景気の低迷ということも含めて、派遣料金が低くなっていく傾向というものが、本当に専門的、技術的業務以外にたくさん見受けられるように思っているわけでございます。当然ながら、派遣元が派遣会社として利益を追求するという意味では、どういうとこ……
○濱田(健)委員 社民党の濱田健一でございます。
この間の質疑で、幾つかの問題点、課題等々が浮かび上がってきたというふうに認識しておりますので、その点について質問をさせていただきたいと思います。
まず、派遣法でございますが、派遣元が労働者を新たに派遣労働者にしようとする場合において当該労働者の同意を得られなかったときに、解雇等の制裁が行われないように措置を明確に定めるべきではないかというふうに思うわけでございますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 次に、専ら労働者派遣の役務を特定の者に提供することを目的として行われることを防止するための実効ある措置というものが必要だというふうに私……
○濱田(健)委員 時間がございませんので、私、簡潔に大臣にお尋ねいたしますので、大臣も簡潔に答えを出していただきたいと思います。 まず冒頭に、こうして厚生委員会で改めてこの年金問題の審議がなされているという事実に基づき、二十六日の金曜日の採決は無効であるということをまず私は主張させていただきたいと思います。 きょうの質問の一点目でございますけれども、大臣は、二〇〇四年までに二分の一という附則に明記したことを、十七日の委員会では、大変画期的というふうにお答えになっておられます。しかし、九四年、前回の改定期に、今回の改定期には、既にこの二分の一ということを実際上担保するということで、村山政権の……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 わずか三十分という質疑の時間でございますので、深谷大臣の方に、中小企業政策の現状と東海村の臨界事故についての今後の対応等、基本的なことについて御質問させていただきたいというふうに思います。 この一般質疑が終わった後に中小企業基本法の集中的な審議が行われるというふうに理解をしているところでございますが、十一月五日の本会議質疑の中で大臣がこういうふうに答えておられます。中小企業の生産性を伸ばすことがこれまでの格差是正であり、これまでの政策は一定の成果を上げた、こういうふうに言われたと思います。 私たちは、この格差是正という、これまでの大企……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 大臣、御就任おめでとうございます。 河村先生には、私が国会に参りましてから、文教行政全般にわたっていろいろとこの六年間も御指導いただきまして、今回は総括政務次官として大臣を支えられるということで、本当に頑張っていただきたいというふうに思います。 二十五分というわずかな時間でございますので、今私が子供たちの様子や先生方の状況等を見聞きしている問題の中で、基本的なことを大臣にお尋ねをして、率直な御感想や御意見をいただきたいというふうに思います。 これは質問には出していないのですが、大臣、子育てをされてき、まだ現在もされておられる父親とい……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 きょうの論議の中でも、私学の我が国における重要性というものが随所で各委員から述べられてきたわけでございます。文部省予算の編成を毎年年末にやるときにも、義務教育国庫負担制度と私学助成という二つの大きな柱が最後まで論議の中心になるということもまた、私学の重要性を象徴していることのように私自身感じているところでございます。 今、石井委員から私学の経理公開のお話もございました。そういう重要な役割を担っている私学なんですけれども、やはり経営者の経営のやり方というものについて、どうもおかしなやり方があるのではないかというような点を私たちはしっかりチ……
○濱田(健)委員 濱田健一でございます。
社会民主党・市民連合を代表して、総理を中心として、概括的な問題について御質問させていただきたいと思います。
まず、これは質問には入れておりませんでしたけれども、総理の御認識をお伺いしたいと思うのですけれども、自民党と自由党と公明党、三党の連立政権、この連立政権が国民からどのようなことを期待されている政権であると総理は御認識をしておられるのか。基本的なところを、御見解をお伺いさせていただきたいと思います。
【次の発言】 三党の連立政権ですから、総理としては当然、三党の協力関係というものを重視されるという今のお話は、だれの目からも当然だとは思うのですけ……
○濱田(健)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、政府が提案している本補正予算案に対し、反対討論を行います。 反対の第一の理由は、六兆八千億円弱に上る予算規模にもかかわらず、国民の期待する方向とは大きくかけ離れているからであります。 小渕総理は、所信表明演説の中で、新規性、期待性、訴求性の三点を重視した、はっとする経済対策としたいということを強調しておられました。しかし、対策の多くは、名前が変わっただけの従来型公共事業の継続や、相も変わらぬビッグプロジェクトの重視などの、ワンパターンとも言える手法に終わってしまっております。 第二の理由は、その一として、介護保険制度のあり方……
○濱田(健)委員 大臣におかれましては、相撲の土俵使用についての論議を、スポーツ担当の文部大臣として丁寧な御答弁をされなければなりませんし、また翻って、科学技術庁長官としては、東海村の難しいエネルギーの問題も論議をされなければならない。幾つものお仕事、お顔を持っておられまして、本当に御苦労さまでございます。わずかな時間ですが、少し大臣とディスカッションをしてみたいと思います。 所信の二ページに、「子どもたちを取り巻く環境の著しい変化や社会全体のモラルの低下があり、学校だけの力でこれを解決することは困難であります。このため、学校、家庭、地域の緊密な連携のもと、心の教育の一層の充実を図るとともに……
○濱田(健)委員 今回の国立学校設置法の一部を改正する法律案、幾つかの眼目があると思うんです。まず最初に、今、国立大学の大学院に研究科というものがあるわけでございますが、そこに、教育部及び研究部というものを設置していくということが言われているわけでございます。 平成十二年の四月以降、九州大学と東京大学の二校から始めていこうとされておられるようでございますが、機能強化という意味で研究科が教育部と研究部という形に振り分けられる、その大きな意味合いというのはどこにあるのかということと、そのことが国民に対して、大学院の研究と教育という二つの側面がどういう形で発展をしていくことに期待がされるのか、その……
○濱田(健)委員 三名の先生方には大変御苦労さまでございました。 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。二点お尋ねをしたいと思います。 国立大学に任期制が採用されるようになった、そして今回、大学院に研究と教育の相互の乗り入れができるようになるということでの教育部と研究部が設置される、そして学内の評価を、学内だけではなくて第三者の評価できちんとしたものをつくっていこうというこの改革、池内先生流に先ほどのお話をお聞きしますと、少し早過ぎる、戸惑いもある、しかし変えなくてはならないところはいっぱいあるというお話でございました。 私は、国立大学が国立大学なるゆえんは、国立大学だからそこに使……
○濱田(健)委員 社会民主党の濱田健一でございます。 現場におりますときに、教特法の十九条「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。」という、職務じゃなくて「職責」というふうに書かれたこの教特法をつくられた精神というものを生かすためには、官製研修もですけれども、自主的な研修というものが非常に大事だというふうに、校長さんとさまざまな論議を重ねたことを今思い出しております。自主研修というときに、ややもすると、長期休業中等でもその中身をチェックして、それはいいとか悪いとか、いろいろなこともあったことも記憶をしておりますけれども、そういう部分を乗り越えての今回……
○濱田(健)委員 大臣には、きょうは変則的な委員会で大変お疲れのところですが、私が最後ですので、よろしくお願いいたしたいと思います。 四月七日の森総理の所信表明の中で、「心の豊かな美しい国家」というフレーズがございました。これをお聞きいたしまして、「戦後の我が国の教育を振り返れば、我が国経済の発展を支える人材の育成という観点からはすばらしい成果を上げてきたと言えます。」と、戦後の教育行政の成果を挙げておられるようでございますけれども、「他方、思いやりの心や奉仕の精神、日本の文化、伝統の尊重など、日本人として持つべき豊かな心や倫理観、道徳心をはぐくむという観点からは必ずしも十分でなく、」という……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 三十分時間をいただきましたので質問をさせていただきたいと思うんですが、質問する前に、けさの藤村委員と山元委員のお話を聞いて、二つだけ感想を述べたいと思います。 一つは初任者研修のことでございます。 文部省としては、みずからが主体的に任命権者と一緒になってされてきた初任者研修ですので、政務次官がいろいろな形で評価のことをお話しされましたが、それなりにあるというふうに私は思うわけです。私は現場にいた人間として、初任者がまず最初に出会う子供たちと、鹿児島弁的に言うと、おわかりになるかならないかわかりませんが、とったいくんだいと言う……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合を代表いたしまして、総理に質問をさせていただきたいと思います。 総理がよく使われる言葉、ミレニアム、千年紀のスタートという、二〇〇〇年のスタートの年になりました、来年は二十一世紀、当然のことでございますけれども。私は、この新しい時代のスタートに当たっての通常国会の総括質疑、基本的な質疑の冒頭で、日本国憲法と教育基本法のことについて総理の基本的なお考えをお聞きしたいというふうに思っているところでございます。 今度の国会から憲法調査会が両院に設置をされて、今、どのような形で論議を進めていくのかということの前段の理事会等々での取り組みがなされているやにお聞き……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 本日は、国会の仕組みが変わったというか、予算委員会が開かれながら並行してほかの委員会も開催をされていくという状況の中で、幾つかの委員会に関連する課題を、たくさんの大臣に来ていただきまして、わずかな時間でございますけれども、基本的なところを質問させていただきたいと思っているところでございます。 まず最初に、二十一世紀は環境の時代という言葉も使われているようでございますけれども、環境問題は、今、すべての世界、すべての国家で、地球規模で考えなければならない課題だ、重要なテーマであるというふうに位置づけることができると思います。 先……
○濱田(健)委員 景気の浮揚と雇用の確保というこの二つの命題は、どの政党においても同じでございますし、政府もこのことに一番配慮をしておられるというふうに存じ上げているわけでございますが、やはり、財源が非常に厳しい中での大型予算という主張でございますけれども、時代の要請にこたえる分野へ適正な財源の配分をいかに図っていくかということも、非常に重要な課題であると私は考えております。当然、とりわけ、急速に進展をしております高齢化社会に的確に対応していくための施策というものは、持続性と波及性を兼ね備えた景気浮揚対策という観点からも、私は最も理にかなったものであるというふうに考えているわけでございます。 ……
○濱田(健)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、政府が提案しております平成十二年度予算に対し、反対の討論を行います。 反対の第一の理由は、政府予算案は、歳出総額八十四兆九千八百億円に上る過去最大の規模にもかかわらず、その内容は国民の期待とかけ離れているからであります。 消費や民間設備投資を活性化し、経済を自律的な回復軌道に乗せるためには、社民党が従来から主張してきたように、生活、福祉、環境、雇用、情報通信等に大きくシフトした予算こそ追求すべきであります。すなわち、長引く長期不況のもとで青息吐息の国民が心の底からほっと安心できる内容の予算こそ求められているのであります。 し……
○濱田(健)分科員 私も、前の松下さんと同じ鹿児島二区の一年生の濱田健一でございます。 大臣を初め政府委員の皆さん方も、朝九時から本会議三時間を挟んで十二時間の長丁場、本当に御苦労さまでした。私の質問で終わりですので、もうしばらく頑張っていただきたいというふうに思います。私も一年生で、厚生関係のことについて全く素人でございますので、勉強の意味も含めて、三点ほどに絞らせていただいて御質問をさせていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 本日、本会議において、年金法の改正案がトータルした形で趣旨説明がなされましたが、私は、年金関係の現状について、今地元の皆さん方と話を……
○濱田(健)分科員 質問に入る前に、阪神大震災から一月余りが過ぎてしまいましたが、この間、与謝野文部大臣を初め各局各課の皆さん方、そして各県の教育委員会、市教委の皆さん方には、被災地にいる子供たち、そして二万三千人という被災地から外に出ていった子供たちの笑顔を一日も早く取り戻すために、さまざまな御努力をいただいておりますことに敬意を表しておきたいと思います。ありがとうございます。 質問に入りたいと思うのですが、いじめの問題とか登校不登校の問題、さまざま教育現場が問題を抱えておりまして、先生たち何をしているのだというような声が全国各地でいろいろなところから出てきているさなかでございましたけれど……
○濱田(健)分科員 社民党の濱田健一でございます。 委員長も大臣も朝から長時間、本当に御苦労さまでございます。最後の質問者になりましたので、あと三十分ぐらいおつき合いをいただきたいというふうに思います。 私の生活しております鹿児島は三年前、一九九三年の七月から八月にかけまして集中豪雨、台風被害、長雨、これらで大きな被害を受けたわけなんですが、それが原因というわけではないのですけれども、鹿児島の皆さん方は、やはり行政のやる仕事、それに不信感といいますか、ちょっと問題があるなということを思っていらっしゃる現状がございます。 例えば、五つの石橋が、二つはそのときの洪水で流れてしまったのですけれ……
○濱田(健)分科員 産廃法がもうすぐ法律となって改正されるという段階になっておりますが、御多分に漏れず、私の県でも産業廃棄物の処理について、年明け早々からつい一週間ぐらい前までちょっとしたトラブルがございまして、役所の皆さんにもいろいろとお助けいただいたのですが、県当局の対応の仕方も日によって変わったり、地元の住民の皆さん方は、本当に安心できるものが捨てられるのかという不信感もあったりいたしまして、この三十分間は産廃の問題について質問をさせていただきたいと思います。 毎日のように自分のうちから出る一般の廃棄物と同様に産業廃棄物もどこかで何らかの方法で処理しなければならないということは、現代的……
○濱田(健)分科員 きょうは、三十分間酒税について質問をいたします。 去年の十一月一日にWTOパネルの酒税についての敗訴裁定以来四カ月、大臣も、しょうちゅうの業界を含めて国民のこの裁定に対する危機感といいますか、その思いにさまざまな措置を講じてきていただきましたことを感謝申し上げたいと思うのですが、二月十三日には、いわゆる五年間で最高約二・四倍にしようちゅうの税率が上がっていくという部分について、十五カ月でやりなさいというアメリカの圧力がWTOの方に認められたということで、本当に五年間のある意味で漸進的な税の引き上げというものがどうなるのかということで、南九州を中心として心配をしているところ……
○濱田(健)委員 まず、閣法から三点ほど質問させていただきたいと思います。 昨年の十一月、緊急経済対策が実施されまして、いわゆる信用保証協会のリスク幅を、たしか三%から一〇%まで高めたというふうに記憶しているところでございます。全国の信用保証協会のその後の事業概況を見てみますと、保証債務残高にほとんど変化がないというように私は読み取っているわけでございますが、リスク幅を大きくした状況の中で、本来なら増加に転じてもよさそうですが、そういうふうになっていない現実を感じております。その辺をちょっと見解を伺わさせていただきたい。 また、ことしの五月からは総合経済対策も実施されております。この間の資……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 三名の公述人の皆さん方には、お忙しいところ、貴重な御意見、本当にありがとうございました。時間が限られておりますので、私は、二つの点について、それぞれ三名の公述人の方々に御見解、御意見をいただきたいというふうに思っております。 今回の日の丸・君が代を国旗・国歌として法制化をしようという法律は、二月の小渕総理の、慣習法として定着しているから法制化は必要ないんだという発言から一転して、二月の下旬の広島世羅高校の校長さんの悲しい出来事、それらを経て法制化という方向に進んできた。これは官房長官が、今度の法制化の一つのきっかけだというふう……
○濱田(健)委員 社会民主党・市民連合の濱田健一でございます。 けさから、学校現場の諸問題、内心の自由、思想信条の問題、いろいろな角度で論議が高まってきているところでございますけれども、まず私は、初めに、教科書の記述の部分から官房長官と文部大臣にお尋ねをしてみたいと思います。 この論議をしている最中に、幾つか、今の小学校、中学校で使われている教科書、そして来年から使われる教科書、この日の丸・君が代の記述されている部分を読んでみました。その記述の中に、例えば、国旗・国歌には、「その国の建国の理想や文化、民族のほこりがこめられている」という記述や、「その国を築いてきた人々の理想や文化、民族のほ……
○濱田(健)委員 三名の公述人の皆さんには、本当に長時間御苦労さまでございます。 時間が少のうございますので、二問ほど質問させていただきたいと思います。 長谷田先生が資料を提示しながら、やはり消費税の凍結が景気の回復に一番の大きなインパクトを与えるんだと、消費性向を示しておられます。 各年度のプラスマイナスを見てみますと、消費税が導入される以前も、八〇%の時代から七〇%、ずっと低くなってきているわけですけれども、各年度を見ると、プラスになってみたりマイナス一になってみたり、それぞれあると思うのですね。ここ四、五年見てみても、去年からことしが〇・七マイナスという形で記録をされているようです……
○濱田(健)委員 三名の先生方には、長時間すばらしい公述と意見交換をいただきまして、ありがとうございます。 佐高先生に御質問をさせていただきたいと思います。 貸し渋りの対策として、私たちが与党におりましたおととしの十一月から、そして現在の小渕政権も、さまざまな対応をしておられます。このことの御努力は認めたいと思うのですが、私、鹿児島で地場産業の皆さん方ともいろいろお話をする機会があるのです。 私が最後に勤務した町に竹屋さんがありまして、そこでは、新しい製品をつくっていくのに、県の工業試験場などともタイアップして、竹を使った新たな製品、フローリングなんですけれども、床材とか壁材とか、コスト……
○濱田(健)分科員 化粧品の流通価格問題について、公取に質問をさせていただきたいと思います。
いろいろなところで、前も質問をしましたけれども、化粧品の価格がメーカーの希望小売価格にほぼ拘束されているのではないかという意見があるわけですが、その辺のところについて、部長としてはどういうふうに御見解をお持ちですか。
【次の発言】 今の答えが出てくるだろうと思っていたわけですが、それはそれとして、値引きされる化粧品、いわゆるセルフ品という言葉も使っておられるようですし、ほとんど値引きされない化粧品、値引きを許されないと言った方がいいのかもしれませんが、カウンセリング品という分類があるというふうに言わ……
○濱田(健)委員 四人の公述人の皆さん、本当に長時間御苦労さまでございます。私でおしまいでございますので。 二点、端的にそれぞれにお伺いしたいと思います。 八十四兆九千億という大型予算、景気、雇用に明るさを求める、光を求めるという予算だというふうに言っておられますけれども、細かいところはそれぞれございますが、全体を見たときに、従来型の公共事業中心、ある人に言わせると、ゼネコン、選挙対策予算ではないかというような言い方をしておられる方もおられますが、公述人の皆さん方、今の日本の経済、雇用、景気回復、雇用創出というだれもがつぶやくこの言葉に、きちんとこの大型予算と称される二〇〇〇年度予算はイン……
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