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岩國哲人 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岩國哲人[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
911位
委員会発言歴代TOP500(衆)
241位
委員会出席(無役)歴代TOP500
481位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
157位

41期委員会出席TOP100
71位
41期委員会発言TOP50
13位
41期委員会出席(無役)TOP100
57位
41期委員会発言(非役職)TOP10
7位
41期各種会議出席TOP25
11位
41期各種会議発言TOP25
18位
41期各種会議出席(無役)TOP10
9位
41期各種会議発言(非役職)TOP25
15位
42期委員会発言TOP100
96位
42期委員会発言(非役職)TOP100
76位
43期委員会出席TOP100
100位
43期委員会発言TOP50
14位
43期委員会出席(無役)TOP100
64位
43期委員会発言(非役職)TOP10
4位
44期委員会発言TOP100
99位
44期委員会発言(非役職)TOP100
74位

このページでは岩國哲人衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岩國哲人衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

41期(1996/10/20〜)

第140回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1997/06/13、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党を代表いたしまして、質問させていただきます。  まず最初に、北方領土問題につきまして、学校教育の中でどのような教育がなされているか、そういった点をお伺いいたしたいと思います。  これは、本委員会において、二月二十日、鰐淵委員からもこの問題の指摘がございますけれども、小さいときから学校教育の中でこうした国土、領土の問題について教育をするということが大変大切なことだろうと思います。  その中でお伺いしたい点は、これは世界的な地図の会社、地球儀の会社でありますけれども、リプルーグル社、大抵のところに入っているのはそこの製品だろうと思いますけれども、このリプルーグル社のものが世界各国……

第140回国会 環境委員会 第2号(1997/02/21、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党を代表いたしまして、質問させていただきます。  ブラジルで環境サミットがございましたけれども、そのブラジル・サミット会議を前にして、竹下登元首相は、これからは環境を語れぬ政治家は勇気と知性のない政治家である、このような大変すばらしい名言を述べられました。勇気と知性のない政治家は環境を語らない、このような言葉でありました。また、そのときに、全国の自治体を代表して一人だけ知事が参加されましたのが、島根県知事であります。  その竹下元総理のおひざ元の島根県、そして全国の自治体を代表して参加された島根県知事のおひざ元で、八年前に中海干拓が凍結されました。ブラジル・サミット会議が終わっ……

第140回国会 環境委員会 第5号(1997/04/18、41期、新進党)

○岩國委員 おはようございます。岩國哲人でございます。太陽党を代表して質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私は、随分長い間、外国に生活しておりました。家族と一緒に世界各地の海や湖や川を見てまいりました。開発や汚染に苦しんでいるところもありますけれども、生活の資源として、あるいは健康や住環境を守るとりでとして、あるいは景観の資源として、海や湖に対する国民の関心は極めて高く、お役所も当然のことでありまつけれども、その保全を最優先の行政課題とせざるを得なくなったのが約三十年前からの世界的傾向となっていると思います。  ニューヨーク在住中でありますけれども、ビジネス・ウイークとい……

第140回国会 環境委員会 第8号(1997/05/16、41期、新進党)

○岩國委員 岩國哲人でございます。太陽党を代表して、環境庁長官に質問させていただきます。  まず最初に、私も、鈴木永二さんを筆頭といたします臨時行革審の専門委員を一年半務めさせていただきました。暮らしの部会、そして国際部会で仕事をさせていただき、多くのことを勉強させていただきました。その中で、我々の提案の中に、環境庁を環境省に格上げし、充実すべきだ、こういう意見を添えて報告をしたことがあります。これについて先ほど別の委員の方からもそのような提言といいますか質問がございましたけれども、環境庁長官としては、行革という大きな枠組みの中で、しかし行革というのはすべて小さくすればいい、少なくすればいいと……

第140回国会 環境委員会 第9号(1997/06/13、41期、新進党)

○岩國委員 今、保坂委員から御発言がありました、亡くなられた山内局長の同期生の一人として、私はきょう質問させていただくことになります。太陽党を代表して質問させていただきます。  最近、私のところにアメリカの有名な新聞社が参りまして、諫早の問題についての取材を受けました。私は、外国でも随分これは報道されておりますけれども、諫早の水門をあける、あけない、きょうももう随分その議論が出ておりますけれども、これはウォーターゲート・スキャンダル・イン・ジャパンというテーマで、同じウォーターゲートについてこちらでも議論がされているんだということで紹介してまいりました。  デンバー・サミットで、環境問題につい……

第140回国会 決算委員会 第10号(1997/06/17、41期、新進党)

○岩國委員 岩國哲人でございます。太陽党を代表して質問させていただきます。  私は最後の質問でありますけれども、一番最初の質問は総理にも少し御意見を伺いたいところがありますので、あと二分間だけお願いいたします。  最近橋本総理は、あらゆる政治命題の中で、財政改革、行政改革、いろいろな案件の中で、熟慮された結果、首都移転、いわゆる首都機能移転についてはしばらく凍結あるいは先送りといった方針をお出しになりました。私は、こうした環境の中では大変時宜を得た適切な判断であったと賛成いたします。  その中で、つい二日前でありますけれども、自民党宮城県支部連合会から、このような立派な冊子が送られてきておりま……

第140回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1997/02/06、41期、新進党)

○岩國委員 私は、首都機能移転に賛成の立場から、堺屋参考人に御意見を伺いたいと思います。  月尾先生の方から、アメリカの国会の議論は三時間すると一般の人にわかる、日本の国会の議論は官報を通じて三週間かかる、こういうふうなお話を伺いますと、日本の国民としても、アメリカの国会を非常に身近なものに感じるということがよくわかるお話でした。  確かに、この戦後五十年を振り返ってみても、日本の主な改革、政治らしい政治というのはみんなワシントンによって行われてきたのですね。教育改革、農業改革、為替改革、金融改革、証券、貿易、安保、大事な政治はすべてワシントンで行われ、日本に首都というのは存在してなかったと私……

第140回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第4号(1997/06/10、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党を代表して質問させていただきます。  私も地方分権を熱心に主張してきた一人であります。であるがゆえに、私は、最近の政治的命題における財政改革、そして行政改革の重要性ということにかんがみて、地方分権を実現するためには首都機能移転をやってはならないという立場から質問させていただきます。  まず一番大切なことは、財政改革、行政改革、二つありますけれども、財政改革は行政改革をもたらすことはありません。しかし、行政改革は必然的に財政改革をもたらします。  その行政改革の中で一番主眼となっているのは、地方分権であります。地方に分権することによってコストを下げ、そして仕組みを変えていく、こ……

第140回国会 税制問題等に関する特別委員会 第6号(1997/06/12、41期、新進党)

○岩國委員 両参考人から大変勉強になるお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。特にビッグバンを控えまして、フリー、そしてフェアなマーケットをつくろうという方向でいろいろな委員会の審議がなされておりますけれども、その中で八城参考人から、きょうの午前中、具体的な御経験に基づいての示唆もいただきました。例えば持ち株制度、こうしたものは廃止すべきであるという御意見は私も同感でありますし、 またもう一つは、最近の金融不祥事に関連しても、やはり透明性を高めるためにこういった持ち株制度というものは廃止すべき方向で持っていくべきではないかと私も思います。  この持ち株制度については、結局、フリー……

第140回国会 大蔵委員会 第13号(1997/04/15、41期、新進党)

○岩國委員 おはようございます。太陽党を代表いたしまして、質問させていただきます。  参考人の四人の皆さん、大変お疲れのところ御苦労さまでございました。私はきょうの最後の質問者でございますので、よろしくお願いいたします。  我が国の長い歴史の中で、金のことはおあしと言われてきましたけれども、日本のお金は足のつかない、いつも足どめをずっと続けさせられておったお金がようやく足がつく時代がやってきたのではないかと、我々も大いに期待しておりますし、また、そういう意味で日本の円そのものもこれから国際的な意味での活躍の時期を迎えておると思って、私も大変期待しております。またこうした個人のそれぞれのお客様に……

第140回国会 大蔵委員会 第14号(1997/04/16、41期、新進党)

○岩國委員 岩國哲人でございます。太陽党を代表して質問させていただきます。  大変長時間にわたりまして皆さんにはこうした質問にお答えいただきました。私はきょう最後でございますので、どうぞお楽な姿勢でお聞きいただきたいと思います。  私は、二十年前に米国のビッグバン、そして十年前にはイギリスでビッグバンを迎え、そして今、イギリスからおくれて十年、アメリカからおくれて二十年、この東京で皆さんと一緒にビッグバンを迎えようとしている。感慨ひとしおであります。  先ほどからずっと質疑を伺っておりましたけれども、関係者の皆さんの中には、こうしたビッグバンを何のためにやるのかという目的意識というものが、大企……

第140回国会 大蔵委員会 第15号(1997/04/18、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党を代表して質問させていただきます。大変お疲れのところ、よろしくお願いいたします。  私も三十年間皆さんと同じ証券の世界で仕事をさせていただき、また、いろいろな面でお世話になってきました。そういった証券出身の人間として、今回の事件は大変残念であります。野村証券の中の多くの友人、私は、長年仕事は競争し、しかしメリル・リンチ時代もモルガン時代も野村証券と一緒に大きな仕事をさせていただきました。ウォール街の中でも、野村証券は非常に質の高い大きな仕事のできる数少ない証券会社であり投資銀行であるという評価を高めておられたときだけに、私たちも大変残念に思います。  野村証券の友達とは、いろ……

第140回国会 内閣委員会 第4号(1997/05/07、41期、新進党)

○岩國委員 岩國哲人でございます。  太陽党を代表いたしまして、二、三質問させて いただきます。  まず最初に、こうした少数民族に対する差別を撤廃していこうという大きな一つのうねりの中でこのような新法が今審議されているということについて、私も大変高く評価するものであります。  私も、国際社会の中で、ヨーロッパで十年、アメリカで十年過ごしてまいりましたけれども、世界のいろいろな国に、それぞれの国の中における差別がございます。しかし、その中でもとりわけ差別の多いのは日本という国ではないか。学歴で差別、家柄で差別、男女で差別、言語で差別、所得で差別、宗教で差別、信仰で差別、何か理由をつけては常に差別……

第140回国会 予算委員会 第2号(1997/01/27、41期、新進党)

○岩國委員 初めて国会に入りました、太陽党の岩國哲人でございます。また、初めて予算委員会できょう質問させていただきます。  初めて国会に入りまして、いろいろと感想はございますけれども、特に外から見る国会、中から見る国会、いろいろ違います。一つの思いは、国会の外の意見と国会の中の議論が随分違っているなという思いであります。  例えば、住専問題。九〇%の国民が反対し、しかしそれでも税金を住専に使う、そのような決定がされてしまう。あるいは、消費税の増税問題。選挙の前で七四%の人が反対し、選挙の後でも、NHKの調査によれば六四%の人が五%に引き上げてもらいたくないという、そのような結果が出ているにもか……

第140回国会 予算委員会 第3号(1997/01/28、41期、新進党)

○岩國委員 岩國哲人でございます。昨日に引き続き、太陽党を代表して質問させていただきます。  まず最初に、建設大臣にお尋ねしたいと思います。  大臣、お久しぶりでございます。大臣の人に憎まれない性格とは真反対の特徴を生かされて、大いに改革に実績を上げられることを期待しております。  まず最初に御質問させていただきたいのは、住宅・都市整備公団補給金の問題であります。  住宅・都市整備公団につきましては、以前からその使命は終わったとの声が強く、大臣もこの点を十分認識されているということについてうれしく思っておりますが、事業の継続の必要性を含めて役割全般の見直しが必要なことから、特に親会社が赤字、関……

第140回国会 予算委員会 第12号(1997/02/13、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党を代表いたしまして質問をさせていただきます。  まず最初に、デノミについてお伺いいたします。  先日もこの委員会において相沢英之委員からも質問がなされましたけれども、私も長年、デノミを断行すべきだという持論でまいっております。特に、橋本総理は行政改革に熱心に取り組んでおられる、その姿勢に大きな期待を抱きながらも、やはり改革と言われる以上は、三年、四年、五年先ではなくて、もっとわかりやすい、しかも短期間に行ってこそ改革ではないかと思います。三年、四年、五年かけるということは、単なるそれは変化である、あるいは変化よりも悪い、変化の後回しということになっては、改革という言葉は使えな……

第140回国会 予算委員会 第16号(1997/02/19、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党の岩國哲人でございます。  本日は、橋本総理に、日本という国家についてどういう将来像を描いておられるのか。施政方針でも、言葉は非常にたくさん使われておりますけれども、いま一つ明確でない点がございますし、また、別な言い方をしますと、どなたが使われてもいいような表現が多過ぎて、橋本首相らしい国家ビジョンというものがわかりにくいという声が非常に多うございますので、本日は、二十一世紀の将来、小学生にもわかるような、我々国会議員にもわかるような、そういう言葉でお話しいただきたいと思います。  私も海外に長くおりましたけれども、こうした、日本という国はとかく国際的な問題は金で解決すればい……

第140回国会 予算委員会 第19号(1997/02/26、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党の岩國でございます。  先ほどこの橋本内閣の郵政大臣が同じ内閣の閣僚の発言を指して暴言であるとおっしゃいました。私はこのような閣内不統一の内閣に対して質問を続けることはできません。  同じく、日曜日のあるテレビ番組で、建設大臣はこのように発言していらっしゃいます。最近は予算委員会で幼稚な論議がまかり通っておる。まるで我々予算委員会の委員をこけにしたような発言ではありませんか。国民は、それでなくても国会に対する信頼を失いつつあります。それを、毎日毎日ここに座っておられる建設大臣が、テレビを通じて全国の国民に、幼稚な論議がまかり通っているとは何事ですか。  そして、けさ、今奥田議……

第140回国会 予算委員会 第22号(1997/03/05、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党を代表して質問させていただきます。  橋本総理は、施政方針演説の中で平成九年度を財政構造改革元年と位置づけ、歳入については消費税率の引き上げ及び地方消費税の導入を予定どおり実施することとされました。また、経済構造改革、農業構造改革あるいは教育改革、金融システム改革、日銀改革等、数多くの改革を打ち出されました。そして行政改革については、官民の役割の分担、地方公共団体との関係、情報公開、中央省庁の再編等盛りだくさんの課題を列記されましたが、九年度予算にはこれらの総理の改革への思いが反映されているとは到底思えません。  民間に比べて割高であることが既に明らかになっているにもかかわら……

第140回国会 予算委員会 第23号(1997/04/03、41期、新進党)

○岩國委員 安全保障及び基地問題の質問に先立ちまして、太陽党といたしましては、今回のこのような事態を招いたことは、自社さ連立政権維持を優先してあいまいな対応を続け、法律上の手続の遅延を来し、また、土地所有者に対する説得を怠ったことによるものであって、政府の政治責任を明確にしていただきたいという認識を持っておることをまずお話ししたいと思います。  次に、質問に入らせていただきます。  日米安保は、日本の発展に対し、特に経済発展に対し、一定の役割を果たしたということは我々も十分認識しております。  しかしながら、一方では、他国に防衛を依存する国、そして経済発展だけに集中する国、そのような面から、顔……

第140回国会 予算委員会 第25号(1997/06/05、41期、新進党)

○岩國委員 参考人にお伺いします。  まず、今回の事件は、一度ならず二度、このような不祥事について、日本を代表する野村証券がヨーロッパ、アメリカの投資家の信頼を損なったという点で、大変残念に思っております。日本の金融・資本市場の根底を覆し、そして世界の金融・資本市場での信用を失墜し、その責任は大変甚大なものがあると思います。何よりも、多くの投資家に多大な迷惑をかけた、一度ならず二度までも、こういう点について甚だ残念に思います。  元社長として、こういう責任を今後どういうふうにおとりになるか、それを最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほど、先週の末に社長に対して進退伺を出されたと伺い……

第140回国会 予算委員会 第26号(1997/06/06、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党を代表して質問させていただきます。  まず最初に、先ほどの石田委員の質問に対して、こうした特別養護老人ホームは金にならないと、こういうお話をされました。金にならない施設を全国各地に一生懸命おつくりになる厚生官僚の御努力も大変なことだと私は思います。  それならば、なぜ日本の国会議員、県会議員が、各地でこうした老人ホーム建設に、みずから経営に直接タッチし、あるいはその誘致に一生懸命になっておられるのでしょうか。それは、結局、利益になるからではないでしょうか。議員報酬が多過ぎるならばともかく、それでもないのに、なぜ金にならない仕事に皆さんが一生懸命になられるのか。  この特別養護……

第141回国会 環境委員会 第2号(1997/10/17、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党を代表いたしまして質問させていただきます。  まず最初に、五%、二・五%、〇・五%、私も頭が悪いと思いますけれども、こういった三つの数字について、それぞれ外国に説明できる外交官が何人いると思っておられますか。あるいは、自分の選挙区で選挙民に説明できる政治家が何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。三番目に、住民に説明できる市町村長が何人ぐらいいるのでしょうか。四番目、最後ですけれども、次の時代を担う学童に説明できる先生は何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。自治体や若い世代の理解や協力を得なければならないこの温暖化問題について、こうして、住民に説明できる市町村長もいなければ国会議員……

第141回国会 環境委員会 第3号(1997/11/07、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党を代表いたしまして質問させていただきます。  各委員からもきょういろいろと御指摘がありますけれども、私もこの温暖化防止条約の取り組みに関しましては、日本の政府の方針といいますか、対応については非常に不十分なものを感じてまいりました。特に、二十一世紀の環境問題を論ずるときに、二十一世紀の終わりには確実に現実化するであろうという問題を視野に入れながら二十一世紀の初めにはどうしなければならないかという対応をしなければならないときに、今、日本の取り組みは二十一世紀初めにできることは何かということにとらわれ過ぎて、二十一世紀の終わりへの視点が欠けているのではないかというふうに思います。……

第141回国会 環境委員会 第4号(1997/11/14、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党を代表して、また各党の理事の方々の御了解をいただきまして、こうした質問の時間を与えていただきましたことをまずお礼申し上げたいと思います。  先ほどの戸井田議員とはちょうど違った海、瀬戸内海に向かった戸井田さんの地域と違う日本海の方で、私は市長もさせていただいておりました。そうした小さな市ではございましたけれども、私も環境問題には市民と一緒に取り組み、例えば風力発電を、中国電力の御協力、通産省の御協力をいただいて取り入れて、そして日本海の強い風を受けながら、そしてそれを市民教育また児童教育にも使えるように、そのようなことも実行いたしましたし、また、ごみの固形化あるいはごみを使っ……

第141回国会 環境委員会 第6号(1997/12/12、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党を代表して質問させていただきます。  まず、今回の京都国際会議において、大木長官御自身の個人的な御努力は我々は評価しつつも、全体として、日本政府としての姿勢については甚だ遺憾な点が見受けられたと思います。この点は、今まで各委員からも御指摘のあったとおりであります。まず、そうした政府としての姿勢、取り組みが低過ぎたために、結果的にはいろいろな国際交渉において収れんした数字が期待されたほどには高いものに終わらなかったというのも、日本政府の姿勢に一つの原因があったと思いますし、それは橋本首相自身の取り組み、意欲の低さにも私は原因があったと思わざるを得ません。  また、もう一つ遺憾な……

第141回国会 決算委員会 第5号(1997/11/19、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党を代表して、質問させていただきます。  近年、多くの地方公共団体の会計処理をめぐる不祥事が指摘されて報道されておりますが、こうした会計処理について国への報告義務はないのか、また、報告義務については補助金部分だけなのか。  今後、地方分権が進められる中で、権限、財源、人間の地方移譲が進められると思うが、国税であれ地方税であれ、国民の血税という範疇に入ることは間違いのないことであります。きちんとした検査、監査が国の手で行われるのは当然であると考えますし、この点、地方分権を実現するための地方の監査体制の強化といった視点が重要と思います。この点について御所見をお伺いしたいと思います。……

第141回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1997/11/18、41期、太陽党)

○岩國委員 岩國でございます。  石原参考人の大変精力的な御審議をいただいていることに感謝申し上げたいと思います。  まず、こうした国会移転の問題についてでありますけれども、先ほど坂本委員の方からもお話のありましたような、そういう夢あふれ、湯煙立ち込めるような、そういった新首都というものに私も個人的には大変興味を覚えますけれども、先ほど渡辺委員の方から御質問がありました、そうした中央と地方の分権の構図がはっきりしていない、こういう段階で本当にこの規模を議論することは適切かどうかということが一つと、また国会そのものについても、ある政党は二割国会議員を減らす、個人的には私はもっと減らすべきだと思っ……

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第8号(1997/10/27、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党を代表いたしまして質問させていただきます。  大変遅くまで各大臣御苦労さまでございます。私が最後の質問者でございますので、あとしばらく御辛抱いただきたいと思います。  私は、本会議の場で、総理の六つの改革に農業改革が欠けているということを指摘いたしました。具体的に、国際競争力のある大規模農業を目指す生産農家と、そして環境公務員的性格を持つ環境農家等の構想をお示ししまして、日本の農業を守ることの重要性を指摘させていただきました。  私の選挙区であります世田谷区でも、都市化が進む中で、農家の方が農協を中心に結束し、一生懸命農業を守ってきておられます。  私は、昨日久しぶりに出雲の……

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第9号(1997/10/28、41期、太陽党)

○岩國委員 大臣からわざわざ再度の御答弁をいただきまして感謝しておりますが、そうした予算編成の時点においてということでございますが、この委員会においては、その予算編成の時期を待たず、大きな方向として、こうしたウルグアイ・ラウンドの位置づけというものはどうなるかということについて、我々も大変懸念し、また国民の関心もあるところでございますので、この点につきましては、内閣の中でできるだけ早く意思統一をされまして、我々にも、また国民にも明快にその方針をお示しいただきたいということをお願いしたいと思います。  質問に入らせていただきます。  自治大臣にお伺いいたします。自治省の方からいただきました「寒冷……

第141回国会 大蔵委員会 第11号(1997/12/05、41期、太陽党)

○岩國委員 岩國哲人でございます。太陽党を代表して、質問させていただきます。  まず最初に、長野証券局長にお伺いいたします。  以前からどの会社でも行われておりました大株主会、大株主説明会と言われるものがあったと思いますけれども、株主総会に先立って、内々に大株主だけを集めて、業績あるいは企業の経営方針等について説明する、この大株主会あるいは大株主説明会と言われたものは今でも広範囲に行われておりますかどうか、まずその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 こうした預金者保護あるいは預金保険に関連して、銀行のあり方というものに関連してこういうことをお伺いしているわけでありますけれども、その大株……

第141回国会 予算委員会 第3号(1997/10/13、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党の岩國哲人でございます。  きょう午前中、東京証券取引所の株価は、ことしの新安値をつけております。さきに発表されました日銀の短観では、現在の景気状況について極めて慎重な、つまり厳しい見方を示しております。緩やかな回復基調と言い出してから既に四十五カ月、しかし現実は、一部の大企業、輸出産業を除きますと不況状態と見るのが正確ではないでしょうか。景気の回復は行き詰まっているのではないでしょうか。  株式市場や金融市場にも一層の下押し圧力が加わっていると言わざるを得ません。特に八月下旬からは、欧米の市場筋からも懸念を持たれていた長期金利の二%台割れがさらに進みまして、一・七%に下落し……

第141回国会 予算委員会 第5号(1997/11/04、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党を代表いたしまして、質問させていただきます。  まず最初に、政治倫理に関連いたしまして、政党に対する公的助成金についてお伺いいたします。  さきの宮城県知事選挙におきましては、新進党の小沢党首を初め、各党の幹部が応援に駆けつけたことは、御承知のとおりであります。こうした経費は、政党交付金を含む党本部の経費から支払われていると思います。  そこで、お伺いいたします。  政党助成法の第四条の第一項には「国は、政党の政治活動の自由を尊重し、政党交付金の交付に当たっては、条件を付し、又はその使途について制限してはならない。」とあり、一方、同条の第二項では「政党は、政党交付金が国民から……

第141回国会 予算委員会 第8号(1997/12/01、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党を代表いたしまして、質問させていただきます。先ほど、宮澤元総理とそして橋本総理との御議論を傾聴いたしておりました。我々の大先輩によるこのような議論は、大変私にも勉強になりました。宮澤元総理はこのような指摘もされました。疑心暗鬼こそが今のいろいろな金融不安の原因ではないか、このような御指摘、私もそのとおりだと思います。確かに、この疑心暗鬼といえば、政治に対する不信あるいは政策不信が原因であり、政府の説明に対する不信も非常に高まっております。  例えば、政治公約に対する不信であります。  昨年の総選挙において、行革を必ず実行するから増税を認めてほしいと、橋本総理は各地で有権者に訴……

第141回国会 予算委員会 第10号(1997/12/09、41期、太陽党)

○岩國委員 太陽党を代表して、行平参考人に質問させていただきます。  私は、昭和三十四年、一九五九年に大学を卒業し、日興証券に入社いたしました。海外を含め、経済を見る知識と経験を得させていただいたことを今でも感謝しております。  現在では業界の地位は変わっておりますけれども、当時は、東の山一、日興、西の野村、大和と言われ、業界全体の地位では、行平参考人の山一証券をトップにし、山一、日興、野村、大和、当時の業界ランキングはこうだったと思います。当時の業界のトップ会社であり、また、いわゆる商業銀行とは違って、最も証券会社的な特徴を有して活躍しておられた山一証券を、私は今でもよく覚えております。  ……

第142回国会 環境委員会 第3号(1998/03/12、41期、民友連)

○岩國委員 民友連を代表いたしまして、質問させていただきます。  失ほどから多岐にわたっていろいろな御質問を各委員からしておられますけれども、私も四点に絞って質問させていただきたいと思います。  まず最初に、先ほど田中委員も質問されましたけれども、環境と交通の問題であります。  私も、ロンドン、パリ、ニューヨーク、東京、世界の四大都市と言われるところの都市に一つずつすべてに住んで、その町はどのようにつくられているか、その町はどういう問題を抱えているか、その町に住んでいる人はどういう思いで暮らしておられるか、それを体験できたことは大変貴重な体験だったと感謝しております。  大都市に共通する問題点……

第142回国会 環境委員会 第4号(1998/03/19、41期、民友連)

○岩國委員 おはようございます。  本日は、三つの点について長官にお伺いしたいと思います。  まず最初に、昨年末に世田谷区において、温暖化防止の意識高揚を目的とし、また、実際に各家庭において具体的にどのような効果が発揮できるか、このような調査を実行されました。私は大変いい調査だったと思っております。つきましては、これについて三点。  まず、なぜその世田谷の中町会という地域が選ばれたのかということについて、的確にまた簡潔に御説明いただきたいということが一つ。  二番目に、環境庁の方で期待されただけの協力の度合いというものが、当時京都会議をめぐっていろいろな温暖化の記事が出ておりましたけれども、地……

第142回国会 環境委員会 第5号(1998/04/17、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。  環境庁、そして厚生省あるいは通産省に幾つか質問させていただきたいと思います。  まず最初に、最近非常に話題になっております環境ホルモンという言葉が、最近は新聞、テレビでも随分登場するようになりましたけれども、もともとこの環境ホルモンという訳語はどこら辺がつけて、そして今定着しつつあるものなのか。この点について、簡潔に御説明いただきたいと思います。  私は、いろいろな文献を取り寄せてみましても、英語の方から直訳してこの環境ホルモンというのが出てきたような言葉ではないと思います。環境問題というのは、女性あるいは学校の生徒等を含めまして非常に関心が盛り上がっている……

第142回国会 環境委員会 第7号(1998/05/21、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表して質問させていただきます。  まず冒頭、本法案につきましては、この委員会の理事、委員長はもとより、全委員が一緒になって超党派で取り組んできたことを私は大変誇りにしております。そういう意気込みというのはきょう御出席いただきました参考人の方にもおわかりいただけると思います。  先ほど鈴木理事から、今国会中に国民の皆さんの期待にこたえる形でこの法案ができなかったことについて非常に残念であるという心中の披瀝がございました。我々も同じ気持ちでございます。  しかし、このような参考人の意見をお伺いする場でひとりそのような思いを発言されることについては、私は大変遺憾に思っております……

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1998/04/22、41期、民主党)

○岩國委員 院内会派民主党を代表いたしまして、質問させていただきます。  まず最初に総理にお伺いいたしますが、財革法のときには目標年次はたしか二〇〇三年度ということで、二〇〇三年の四月一日から始まる年度までにということを目標にしていらっしゃるというふうに理解しておりますが、それで正しいかどうか。また、この行革法については、年度ではなくて、二〇〇一年の一月一日ということでこの法律を提案していらっしゃる。これは、目標年次について、財政年度ではなくて暦年でお考えになっていらっしゃるのか。その点を確かめさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。

第142回国会 大蔵委員会 第8号(1998/02/06、41期、民友連)

○岩國委員 民友連を代表して質問させていただきます。  松永大臣、また政務次官、皆さん大変遅くまで御苦労さまでございます。  私も、村上委員長のこのようなトラブルさえなければ、昨年のリハーサル議決、そして今回のまたトラブル、このようなことさえなければ、私も今ごろは地元の世田谷へ帰って、町内会でおいしくお酒をいただけるのに、その点が大変残念でございます。今後とも、委員長の公平公正な委員会運営を希望いたしまして、質問に入らせていただきます。  まず最初に、公的資金、この問題につきましては、昨年十月に、三塚大蔵大臣が、金融システムの破綻、そしてその主たる原因としてのこうした不良債権の問題、これに関連……

第142回国会 予算委員会 第6号(1998/01/21、41期、民主友愛太陽国民連合)

○岩國委員 民友連を代表いたしまして、政府の景気対策及び減税問題について質問させていただきます。  これはメリルリンチという世界最大の投資銀行あるいは証券会社と言われているところの調査部の最も新しい調査報告書でありますけれども、最大であるからといって、常に正しいことを言っているわけではございません。しかし、そうした最大の規模を持っているところが、世界じゅうの五百万人以上の機関投資家あるいは投資機関にどのような見方を流しているかということは、我々も大いに参考にしなければならない点があろうかと思い、その一部分を御紹介申し上げてから、質問に入らせていただきたいと思います。  世界のことしの長期展望、……

第142回国会 予算委員会 第16号(1998/03/02、41期、民友連)

○岩國委員 おはようございます。民友連を代表いたしまして、政府の経済運営そして防災対策、あるいは金融不祥事についてお伺いしたいと思います。  今、私の前に、松沢委員がたまたまそうした羽田の国際空港化ということを取り上げ、また私も通告の中にそれを入れておりますので、前後いたしますけれども、そこからお伺いしたいと思います。  最近二十年間、東京が世界の国際都市として魅力ある、発展性がある、そういう人気投票というのはいろいろな雑誌で行われておりました。二十年前、十年前はいつも東京というのは一番か二番か三番にあったのです。最近五年間は十位以内にその名前を見ることはできません。十三位か十六位であります。……

第142回国会 予算委員会 第17号(1998/03/03、41期、民友連)

○岩國委員 民友連を代表して、質問させていただきます。  最近、ある新聞に次のような川柳が投稿されておりました。「ゆるやかに回復しつつ倒産し」、これは昨年の桜のころであります。経済企画庁長官、大蔵大臣が緩やかな回復を強調しておられた時期に、着実に倒産件数はふえておって、ついに昨年は倒産新記録であります。どなたがおつくりになった川柳かわかりませんけれども、こうした実態と政府の認識のずれというものを見事にあらわした川柳だと私は思います。ことしも同じようなことにならないように、「ゆるやかに回復しつつ嘘をつき」といったような川柳が出てこないように、私は、経済企画庁長官にはぜひとも的確な認識を常に示して……

第142回国会 予算委員会 第26号(1998/03/17、41期、民友連)

○岩國委員 まず最初に、公共事業について、農水大臣にお伺いしたいと思います。  私は、かねがね、日本の公共事業というのはもっと推進すべきだという意見を持っております。もちろん、中には不要不急な公共事業があるがゆえに、公共事業という立派な性格のイメージあるいは運営が曲げられているということを大変残念に思っております。  農水省だけが公共事業を行っておられるわけではありませんけれども、きょうは大臣の御予定がおありというふうに伺っておりますから、まず最初に農水大臣の御意見を簡潔にお伺いして、次の質問に移らせていただきたいと思います。  その質問といいますのは、最近、干拓という名前のもとに、各地で環境……

第142回国会 予算委員会 第31号(1998/04/13、41期、民主党)

○岩國委員 民主党菅直人委員に引き続きまして、関連し質問をさせていただきます。  総理は、四月九日の記者会見で、九八年分の所得減税そして住民税の特別減税に二兆円上積みをして四兆円の減税を実施すること、九九年にも二兆円の特別減税を実施すること、各種の政策減税を実施すること、経済対策のための財政出動は十兆円とすることなどを骨子とする新総合経済対策を発表されました。  この予算委員会の場で、たび重なる野党各党の政策転換の要求に対して、減税の必要性を否定されてきた総理の明らかな路線転換と考えますが、いかがでしょうか。  この点に関連して、大蔵大臣にもお尋ねしたいと思います。  あなたが、財政法二十九条……

第143回国会 環境委員会 第2号(1998/09/04、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、環境政策、とりわけ温暖化防止条約に関連した質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、新しく大臣に就任されました真鍋長官、また政務次官、心からお祝い申し上げたいと思います。  我々環境委員会の委員と一緒になって、党派は違いますけれども、環境委員会では党派を超え、そしてお互いの立場を超えて日本の環境問題に取り組んできたつもりでありますので、長官も政務次官も、ぜひ我々と同じ党に入党されるつもりで頑張っていただきたいと思います。  いろいろな問題があります。金融問題等々ございますし、私も予算委員会、金融に関する特別委員会等でいろいろと激しい議論をしてまい……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第8号(1998/09/03、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、質問させていただきたいと思います。  まず最初に、長銀債の償還と発行の毎月の計画について、九月、十月、十一月、十二月と、どのようになっておるのか。これは五年物の利付債について、その計画をお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 委員長、これは事前に、そういった毎月の償還額、それから発行額、九月、十月、十一月、十二月、けさからそういうことを要求し、通告してあります。これは、ぜひともこの委員会に提出してもらうように理事会でお取り計らいをいただきたい、そのように思います。
【次の発言】 次に、この利付長銀債の発行条件についてお伺いします。  利付長銀債の発行……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第12号(1998/09/09、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。  先ほど宮本委員から日本の格付についての御議論がございました、トリプルAを格下げされるという傾向にあると。日本がこれこれの金額のお金を持っているのに、そして向こうは赤字の国なのに、こういう、かつての、お金を持っている人間の方が偉いんだ、信用されるんだという時代は終わっているということを、もう知らなきゃならない時代じゃないでしょうか。  宮澤大蔵大臣にお伺いします。  お金を持っていてその有効な使い方を知らない国とか、お金を持っていてお金を大量に失業させてよその国に出稼ぎをさせている国と、もう一つは、お金に不足をしてもお金の有効な使い方、運用の仕方を知っている国……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第13号(1998/09/10、41期、民主党)

○岩國委員 岩國でございます。民主党を代表して、大蔵大臣そして金融監督庁長官、また、お忙しい中を日銀総裁に御出席いただいておりますので、質問させていただきたいと思います。  昨夜来、またけさの各新聞でも報道されておりますように、超低金利政策というのが継続され、さらに拡大されるという方向にあります。この超低金利政策というのは、お金を動かす効果よりも、お金が受け取る賃金をゼロに近づけることによって逆にお金の勤労意欲を低下させる、金を眠らせる効果の方が強く出ているのではないか。銀行による利子の払い渋り、それが消費者、とりわけ年金生活者の買い渋りにつながり、という結果をもたらすことによって個人消費の停……

第143回国会 予算委員会 第4号(1998/08/19、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。  まず、総理に私はお伺いしたいことがあります。  総理は、九六年十月の総選挙において、地元群馬県において選挙公報の中で、この総選挙を自分は世直し選挙と位置づけたい、こういう約束をしていらっしゃる、そのように私たちは理解しております。これは、新人の候補と違いまして、自民党を代表される幹部の総理のお立場でこうして有権者に世直し選挙という位置づけをされた、そのお気持ち、また何を意図してそのように位置づけされたのか、そしてその成果はどうであったのか、それをまずお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 答弁漏れがありますので、正確にお答えいただきたいと思います。  ……

第143回国会 予算委員会 第6号(1998/10/13、41期、民主党)

○岩國委員 岩國哲人でございます。  民主党を代表して、金融安定化法案等について質問させていただきたいと思います。  まず最初に、預金保護について、いろいろと預金保険機構等が整備されつつありますけれども、もう一つは証券投資であります。こうした証券投資も、非常に一般化、普及しておりまして、こうした銀行に預けたお金の安全性と同じように、こうした証券会社との取引、しかもこれは日本の証券会社だけではなくて、外国の証券会社も非常に進出が急ピッチになっていることは御承知のとおりであります。こうした観点から、預金保護の証券版とも言えるそういった基金が今用意されつつありますけれども、これについて、国内の証券会……

第144回国会 予算委員会 第2号(1998/12/07、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、質問させていただきます。岩國哲人でございます。  まず最初に、小渕内閣の政治姿勢と経済運営を中心に質問させていただきます。  最初に、総理の政治姿勢につきまして。  今、平成の時代、小渕総理は平成という年号をお決めになったときの官房長官でした。早いものであれから十年、そのときの総理は竹下総理だったと思います。リクルート問題とともに幕あけをしたこの平成の時代、平成元年二月十日、所信表明演説が衆議院本会議において行われました。竹下総理は当時所信表明において、全国民注目の的の中で改革、改革と政治改革を強調され、わざわざ一章を設けてそういう政治改革について情熱を傾……

第145回国会 建設委員会 第14号(1999/06/09、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表して、質問させていただきます。  まず最初に、こうしたマンション、一戸建て住宅等におけるいろいろな業者とのトラブルというのは近年非常に目立っておるわけでありまして、また、そうしたものを背景として、個人の皆さんの大切な資産であります住宅というものの質を確保していこうという観点からこうした法案が用意されたという背景を私も十分認識しておりますし、またそういう認識の上に立って質問させていただきたいと思います。  最初に、建設省が十一年三月につくられた住宅の品質確保の促進等に関する法律案骨子という説明メモがあります。この一番最初に、国民生活センターへの住宅関係の相談件数、これはマ……

第145回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1999/05/26、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、質問させていただきます。  小渕総理は、昨日のこの委員会で、明治維新というのは、百三十年前、黒船四隻がやってきて、それからいろいろな改革が行われた、二番目の大きな改革というのは、戦争直後、マッカーサー占領軍によって数々の大きな改革がなされました、それを第二の改革となぞらえるならば、今我々がやらなければならないのは、第一の改革、第二の改革のような外圧ではなくて、みずからの力によってそれをやらなければならない、そういう決意を表明されました。私も全く共感いたします。  確かに、五十年前我々が経験いたしました日本の改革は占領軍によって行われたわけでありますけれども……

第145回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1999/06/02、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表して、質問させていただきます。  私は、この政治の世界、大変新入りでございますけれども、政治というものは、暮らしを守る、仕事を守る、それが政治の原点だという思いで私は有権者の皆さんに訴えてまいりましたし、またこれからもそうしてまいりたいと思います。  その仕事を守る、雇用という点についてでありますけれども、私は、昨年の三月二日、予算委員会において、当時の労働大臣、伊吹労働大臣にも質問させていただいたことがあります。大変厳しい経済環境、景気見通しの中で、既に三・五%という失業率、それについて労働大臣の御答弁は、厳しい環境ということは認識はしておるけれども、しばらく様子を見……

第145回国会 行政改革に関する特別委員会 第14号(1999/06/10、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。  まず最初に、総理に。  今度サミット会議でブレア英国首相ともお会いになるだろうと思いますが、最近英国が進めております地方分権、世界先進国の中で、今、各国会、政府が一生懸命地方分権に取り組んでいる、それは数多くありますけれども、とりわけ新聞等で報道されておりますのは英国の地方分権。サッチャー時代にあの大きなロンドン市の解体を行って、二万人いた職員がわずか二百五十人に減る、もちろんこれは消防とか警察を除いての話でありますけれども、しかし、これも思い切った改革の一つだったと思います。  サッチャー政権から政権交代をした労働党のブレア首相のもとで、今度は、御承知のよ……

第145回国会 大蔵委員会 第9号(1999/03/19、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、今回の公的資金の投入について質問させていただきます。  まず最初に、今回、七兆四千五百億円余りが十五の大手銀行に資本注入されることになりましたけれども、この決定までに三カ月にわたって審査が行われたわけであります。しかし、本当に国民の理解が得られる審査であったのかどうか。前科があるだけに、納得のできる説明がされる必要があると思います。  昨年の三月に、旧金融安定化法に基づきまして、大手二十一行に対しまして、銀行救済のためでなく貸し渋り対策のためであるという大義名分のもとに、総額一兆八千億円の資本注入が行われました。その際、大手二十一行はすべて、金融危機管理審……

第145回国会 予算委員会 第5号(1999/01/28、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。  民主党を代表して質問をさせていただきます。  私も、おかげをもちまして、二年ちょっとでありますけれども、この国会の中で、特にこの予算委員会でいろいろと勉強させていただきました。ただ、国会というところは、最高レベルの人たちが最高の言葉を用いて論戦をされるところというふうに、私は学校時代教わってまいりました。この二年以上、大変いい勉強をさせていただきました。  私は、人生の中でかなり長い期間、日本語から遠ざかっていた時期がございますけれども、こうした日本の言葉で、そして、大事な問題がここで議論をされているという前提で、また、認識で入ってまいりましたけれども、確か……

第145回国会 予算委員会 第11号(1999/02/05、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。民主党を代表いたしまして質問させていただきます。  まず最初に、文部大臣に、日本の教育のあり方について、文部大臣の率直な御意見を伺いたいと思います。  戦後日本が、あの敗戦の後、ドイツに比べて全く資源もない日本が、ドイツと同じように、あるいはそれ以上の速さでこのような経済的に豊かな強い国になれたのは何のおかげだったのか。もちろん、戦争がなかったという幸運に恵まれたこともありますけれども、私は、一にかかって人的な資源だったのではないかと思います。  鉄鉱もなければ石炭もない、何にもないようなところから、一九四五年のあの敗戦の後から急速な経済復興をなし得たのは、鉄鉱……

第146回国会 建設委員会 第5号(1999/11/19、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。  この建設委員会で時間をいただきまして質問をさせていただくこと、大変光栄に思っております。  まず最初に、加藤次官に質問させていただきたいと思います。  建設省は、一般に巨大な予算を持ち、一方では業者との癒着が非常に強く、さらには天下りといえば必ず建設省の名前が出てくる、これは私が言っているのではなくて新聞が言っていることです。  そういう中で、今度の新たな役割の中で政務次官に就任され、そうした大きな権限を、そういった今までのいろいろな疑惑の延長の上で、これからどういうふうに、政治改革の点で、行政改革の点で、どのような信念を持って対処されるのか、これは国民にと……

第146回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1999/11/18、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。  まず最初に、行革担当の続長官に質問させていただきます。  こうした行革を推進される最高責任者として、まず、長官がどういう信念、お考えを持ってこの行革に取り組んでおられるか、そのことを二、三質問させていただきたいと思います。  まず最初に、こうした長い期間都政の中におられて、また国政の中にお入りになり、地方から東京、地方から日本を見て、日本から地方をごらんになって、またいろいろな思いも持っておられることと思います。先ほどの古賀委員に対する答弁等についても、私もその片りんをうかがわせていただきました。  まず、続長官の行革の精神、行革で何が一番大事だと思っておら……

第146回国会 大蔵委員会 第9号(1999/12/14、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、大蔵省を中心とする金融行政について質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、日銀の方からもおいでいただいておりますので、日銀に関係いたしますゼロ金利政策についてお伺いしたいと思います。  ゼロ金利政策についていろいろ功罪あることは私もよく承知しておりますけれども、藤原副総裁は、日本の中であるいは海外各地で講演していらっしゃいますね。山口副総裁とともに、副総裁それぞれに内外でそうした講演をされることは大変いいことだと私は思っておりますし、私もそれを勉強の材料として使わせていただいております。  この中で、いわゆる低金利政策、超低金利政策、最近はゼロ……

第147回国会 大蔵委員会 第3号(2000/02/23、41期、民主党)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして質問をさせていただきます。  まず最初に、今、中川委員の方からも質問が出ておりました東京都の外形標準課税、大蔵大臣も、それから越智長官も、お二人いらっしゃいますので。  円の国際化ということは、日本の政府にとっても、それから金融関係者にとっても非常に大きな命題であり、いまだにその目標ははるか遠くにあると思います。その円の国際化を目指しながら官民一体となって努力しているそのときに、この外形標準課税というのが出ておりますけれども、円の国際化、そして東京マーケットを世界のマネーセンターの一つとして育成していく、この二つの視点から見て、今回のあのような新しい課税をど……

第147回国会 大蔵委員会 第10号(2000/03/29、41期、民主党)

○岩國委員 最初に、委員長にお伺いします。  この大蔵委員会の定数は幾らで、今現在何人出席しておるか。
【次の発言】 食事も審議の一部、こういう判断で続行されますか、されませんか。
【次の発言】 大蔵委員会は、一年ちょっと前に定数不足で大変もめた、そういう恥ずかしい記録を持っている委員会ではございますけれども、そういう中で質問を続行しろというのは、私にとって甚だ不愉快なことであります。
【次の発言】 定数が満たされたら御指名いただきたいと思います。
【次の発言】 まず最初に、東京都の外形標準課税について宮澤大蔵大臣にお伺いしたいと思います。  世界の金融センターと一般に言われるのは、ニューヨー……

第147回国会 大蔵委員会 第12号(2000/04/04、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。各参考人の皆さんについては、かねがねこうした厳しい経済環境の中で御苦労を重ねられ、また御努力をしてこられたことに対し、敬意を表したいと思います。  本日いただきました各参考人の御意見につきまして、私も幾つか質問させていただきたいと思います。  まず最初に、上田清司委員の方から質問のありました公的資金と経営姿勢の問題についてお伺いしたいと思いますし、また、その他、上田委員初め各委員が取り上げて質問しておられます中小企業に対する融資の問題、この点をお伺いしたいと思います。  いただきました全銀協のこの資料によりますと、この一年間に各銀行の中小企業向け貸し出しの増加額……

第147回国会 大蔵委員会 第18号(2000/05/19、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。民主党を代表いたしまして、現在審議中の金融商品の販売等に関する法律、政府提出案について質問させていただきたいと思います。  まず最初に、こうした法律が必要になった背景、つまり、最近のいわゆる金融バブルの中で、非常に多数の金融商品の販売に関してのトラブルが発生し、今なお訴訟がふえておる、こういった環境であることは私もよく認識しておりますし、私もそうした金融の世界におりましたけれども、こうした金融商品の販売に関する苦情件数というのはどのように捕捉され、把握され、公表されているのか、まずそれをお伺いしたいと思います。

第147回国会 予算委員会 第7号(2000/02/16、41期、民主党)

○岩國委員 民主党の岩國でございます。  民主党を代表いたしまして、政府の政治姿勢及び予算と選挙との関連等について質疑をさせていただきたいと思います。  まず、四年前の総選挙、このときに最大の争点となりましたのは、消費税を上げるか上げないかという問題でありました。そのときに、自分の党は消費税を上げることに賛成しているけれども、自分は賛成しない、こういうことを言って当選された方がたくさんあります。もちろん、それを言ってもなおかつ落選された方もありました。  しかし、明らかに有権者に、消費税三%は据え置きします、行政改革が実現するまでは上げるべきではありませんということを公約して当選された方、これ……

第147回国会 予算委員会 第12号(2000/02/23、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。民主党を代表いたしまして、政府の予算及び政府の経済運営について質問させていただきたいと思っております。  まず最初に、農水大臣にこれからの農業政策、とりわけ環境と農業との関連等について二、三お伺いしたいと思います。  環境サミット会議が京都で開かれ、日本の中でもまた世界各地で、こうした森林資源の保護と、そしてCO2を減らしていく、そのためにも森林資源を保護していかなければならない。  森林資源の保護ということは、いろいろな、海にも関係してくることでありますけれども、そうした森林資源保護という中で、農水省、林野庁が進めておられる樹木医制度、出雲市も一番早くそういう……


42期(2000/06/25〜)

第148回国会 大蔵委員会 第2号(2000/07/17、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  そごう問題を中心に、長銀譲渡、そういった点について幾つか質問させていただきたいと思います。  まず、委員長にお尋ねします。  再生委員会の位置づけというのは、来年の省庁再編の結果、金融庁長官の上にさらに重なることになるのか、どのような位置づけを想定しておられるのか、その点をまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、再生委員会の機能というものは金融庁の中に吸収され、金融庁長官が責任者となる、今の久世長官の立場に立たれるのは金融庁長官である、このように理解してよろしいですか。  つまり、委員長という形で大臣を設置するのは、金融行政の政治か……

第148回国会 大蔵委員会 第3号(2000/07/18、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  本日は、日銀総裁以下幹部の方をお迎えいたしまして、これからの経済の中における銀行の役割、そういったことを中心にし、健全な銀行とはどうあるべきなのか、そのような観点から、幾つか質問させていただきたいと思います。  まず最初に、外形標準課税、これはことしの初めから問題になっておりますけれども、先進七カ国と言われる中で銀行だけを対象にした外形標準課税を既に実行している国はどこですか。
【次の発言】 あれだけ銀行協会の方が大変問題にしていらっしゃることについて、なぜ日本銀行がそれに関しての正確な知識をお持ち合わせではないのですか。私は、この問題への意識の落……

第149回国会 大蔵委員会 第1号(2000/08/04、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、金融再生委員長、その他関係の方々に質問させていただきたいと思います。  まず最初に、相沢大臣がけさごあいさついただきました中で、日債銀の譲渡について、「瑕疵担保条項については、説明が必ずしも十分ではなかったなどの御批判をいただいたところであります。」と。説明は十分でなかったというようなことは批判のごく一部であって、説明が十分でないどころか、瑕疵担保条項そのものがいけないのだという議論がここでなされているわけです。説明は十分でなかった、そのような甘い、軽い受けとめ方では私たちは納得できないわけであります。この点について、相沢大臣の御認識をもう一度お伺いしたい……

第150回国会 農林水産委員会 第7号(2000/11/30、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党を代表して質問をさせていただきます。  質問の前に、委員長にお願いがあります。  この農林水産委員会の構造でありますけれども、野党の筆頭理事の席から大臣のお顔が見えない。大臣がいらっしゃるんだか、聞いていらっしゃるんだか、表情がさっぱり見えないという構造は、情報が伝わらない。そして、そういう情報はブロックされている。逆に、大臣の方からも、野党の筆頭理事が出席しているんだか出席していないんだかよくわからないような構造というのは、私は大変まずいのではないかと思うんです。  我々から見ましても、委員長の巨大な机ばかりが目立って、まるで強行採決のときのブロックをす……

第151回国会 厚生労働委員会 第17号(2001/06/05、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。民主党を代表しまして、本日の議題であります確定拠出年金、また、それを取り巻く年金一般の問題について質問させていただきたいと思います。  確定拠出年金については、仕組みそのものと、またスタートするタイミング、そしてだれがどういう役割をするのか、あるいはこれから資金運用のマーケット環境はどうなのか、非常に大きな問題を含んでおりますけれども、まず最初に、こうしたアメリカで成功したその環境と日本でこれからどうなるか、マーケットそのものを比較するという意味で、今日の日本の株式市場についてどういう状況にあるのか。  今まで、内閣の支持率と株価というのは並行してプラスの相関……

第151回国会 農林水産委員会 第13号(2001/05/23、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党の岩國哲人でございます。  きょうは武部大臣に、水産業のあり方あるいは漁村のあり方について、また海に関する教育について、幾つか質問をさせていただきたいと思っております。  まず最初に、小泉内閣発足、その所信表明の中で、我々は今水産基本法を議論しているわけですけれども、この水産という言葉が何回使われたのか、漁村という言葉は何回出てきたのか、大臣、覚えていらっしゃいますか。
【次の発言】 大体、水産基本法という、我が国の歴史の中でも非常に大切な水産について、今までの漁業を水産に言葉を変える、私はこれは賛成です、非常に視野を広げていくという観点から、時代の変化に……

第151回国会 予算委員会 第8号(2001/02/19、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。  民主党・無所属クラブを代表いたしまして、総理の政治に対する姿勢、あるいは最近の一連の経済情勢、そういったことについて質問させていただきたいと思います。  この委員会でのやりとりを聞いておりまして、非常に悲しい思いをしました。ころっと変わるのですよね。わずか一週間ぐらいで随分違っているんです、言っていることとやっていることが。だから、総理自身がもう何を言っても信用されない状況になってしまった。経済の状況をますます深刻化させてきた経済失政の責任をとれと、こう言っているんですよ。開き直り、居座り、責任逃れの論理、今日までの経済政策は、いわば負けたんですよ。与党の……

第151回国会 予算委員会 第11号(2001/02/23、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表して、質問させていただきます。  まず最初に、河野外務大臣に、えひめ丸の事故について。  私は先般の質問でも、フィッシングベッセル、漁船という単純な、あるいは誤解を招きやすい、そういう表現は適切ではなかったのではないかと。そうしたアメリカ人の心の中に、高校生たちが勉強のために来たのではなく、ハワイにまで日本の漁船が魚をとりに来たんだ、一部の報道はそういう印象を与える、現にいろいろな、インターネット、Eメールなんかでそのようなリアクションもあったということは、私は懸念したことが現実になって大変残念だったと思います。  それについて、外務省として、私の質問の十九日の翌日、二……

第153回国会 予算委員会 第5号(2001/11/13、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表して質問させていただきます。新内閣が発足しましてから初めての質問をさせていただきますので、各大臣、できるだけ要領よく、簡潔にお答えいただきたいと思います。私もできるだけたくさん質問させていただきたいと思います。  まず、小泉総理にお伺いいたします。  昨日も株価は下がり、きょうも下がって、一万円を割っております。こうした状況の中で、五年間、私はこの国会の中にずっと座っておりましたけれども、なぜかこの予算委員会が開かれる日は株価が下がる日が圧倒的に多いという印象を持っております。  なぜでしょうか。恐らくこの予算委員会を通じて、一般国民の皆さんや経済界の人たちが期待してい……

第154回国会 予算委員会 第15号(2002/02/21、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。岩國哲人でございます。民主党を代表して、塩川財務大臣初め各大臣に、新年度の予算の編成及び執行についてどういうお考えを持っていらっしゃるかを質問させていただきたいと思います。  まず、私の質問を始めます前に、昨日、急遽公聴会の日程がこの場で採決されましたことを大変残念に思います。  憲法の中に、我々国会が日本国民の生命と財産を守る、そうした大事な役割を果たそうとして審議を一生懸命重ねているときに、とりわけ、好景気で周りじゅうが笑顔の人ばかりではないこういう環境の中で、十分な審議を尽くさなければならないし、また、少しでも国民に希望と勇気を与えるような予算であってほし……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号(2002/11/18、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表して、行政改革全般について、総理初め担当大臣の御所見をお伺いしたいと思います。  まず最初に、小泉総理の就任以来、改革について非常に熱意を燃やしていらっしゃる、国民も、また我々も大変期待しているところでありますけれども、改革といいましても、中身は改悪から改革までいろいろありますし、方向もいろいろ違っております。そういった点につきまして、最近の特殊法人を中心にいたしまして、総理自身が、どのような信念、どのような理念で日本の行政改革を指導しようとしておられるのか、その点についてお伺いしたいと思います。  まず、この行政改革そのものについて、最近は、道路公団の問題にしましても……

第155回国会 内閣委員会 第4号(2002/11/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。岩國哲人でございます。民主党を代表いたしまして、行政改革について幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  最近新聞を見ますと、道路の問題あるいは郵政の問題、小泉政権における重要課題が連日のごとく紙面をにぎわしておりますけれども、郵政にしても道路改革にしても、上下一体とか上下分離とか、ますますわからない方にばかり議論が走ってしまって、どの程度こういった重要課題について一般の人の理解が進んでおるのか、甚だ疑問に思います。  国会の中では、一般庶民の、一般納税者のわからないような議論ばかりが飛び交っている。例えば道路問題についても、上下一体とか上下分離という言葉……

第155回国会 内閣委員会 第6号(2002/11/13、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 大臣、おはようございます。  私が出雲市長をしておりますとき、九五年、阪神大震災、大臣の地元で大変な災害が起きました。私はその朝、その知らせを聞いて、出雲市の消防車を直ちに出動させました。その夜、NHKのテレビで、そうしたよそからの応援隊が続々と入ってきて、そして、出雲市消防車が第一号として画面に映し出されたとき、私は、消防の動きに感動したことがありました。  先日、日曜日のテレビ番組で、大臣が、そのときのことを、阪神大震災のときの無念な思いをおっしゃっていまして、そのとき自分は落選中だったので政治家としての行動がとれなかったと。その無念さを今大臣はこの構造改革特区の問題に注いでい……

第156回国会 国土交通委員会 第5号(2003/03/07、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。  民主党を代表いたしまして、扇大臣に、社会資本整備重点計画法案を中心に、これからの国土づくり、あるいは社会資本について質問させていただきたいと思います。  まず最初に、社会資本整備重点計画法案、この社会資本という定義、範疇について、扇大臣はどのようにお考えですか。九つの今までの事業分野を一本にまとめたというのが今回の法案の非常に大事な点であろうかと思いますけれども、社会資本とおっしゃる中で、これで社会資本は網羅されているのか、漏れているのはどういう分野が漏れているのか、まずそれをお伺いしたいと思います。

第156回国会 国土交通委員会 第6号(2003/03/11、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 扇大臣初め政府の皆さんに、民主党を代表して質問させていただきたいと思います。  公共事業をめぐって、いろいろな企業献金、大変恥ずかしいことですけれども、この国会から逮捕者が出る、こういうことが次々と続いております。  鳥取県の国会議員でありました古井喜實さん、二十五年の表彰を国会でお受けになって、そのとき、一九八一年ですけれども、本会議の演説をなさいました。  政治家は貧しく、そして国民は豊かにという信念を述べられた後、しかるに、政治の現場においては、貧しい政治家は衰退するのみであり、私の信奉してきた政治哲学は幻想にすぎないことを知りましたと大変残念な言葉を述べられました。今や、民……

第156回国会 国土交通委員会 第7号(2003/03/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。  民主党を代表して、また、毎日毎日のように質問させていただいて大変恐縮に思っておりますけれども、私は、この部屋を大変愛しておりまして、政治の理想と政治の現実を示していただいたこの両極端の中で、この日本の政治のあり方を論じるというのは、非常に張り合いのある思いをいたします。  こうした日本の政治、戦後もう五十年たちましたけれども、五十年前にできたシステムというものにいつまでもとらわれておったのでは、日本がもっていかない、これは大臣も同じ思いを共有していらっしゃると思います。先ほど、同僚の大谷委員の方からも、こうした世論というものをこれから公共事業あるいは社会資本……

第156回国会 国土交通委員会 第10号(2003/03/19、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、ここで審議中の二法案に関連した質問をさせていただきたいと思います。  昨日の衆議院本会議で、民主党津川代議士の質問の中で、本四連絡橋公団の債務負担に関する質問をしております。これについて、扇大臣からの答弁はいささか不十分と思われる点がありますので、その点からまずお伺いしたいと思います。  道路関係四公団民営化推進委員会が昨年十二月六日に提出しました最終意見書では、国、地方の出資を現行よりも十五年延長するかわりに、通行料金は二分の一程度まで大幅に引き下げるとしているのを、今回の法案では、高速料金は一般車で一〇%、わずかな割引率にとどまっております。これでは、……

第156回国会 国土交通委員会 第20号(2003/05/14、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党を代表いたしまして、都市再生機構について幾つか質問させていただきたいと思います。  私は、仕事の関係で、ニューヨーク、ロンドン、パリ、そして東京、世界の四大都市と言われるところに一つ一つ、家族と一緒に住んでまいりました。また、生まれ育った大阪を含めますと世界の五大都市と言っていいかもしれませんけれども、そういう都市がどのようにつくられているのか、そういう都市がどのような問題を抱えているのか、そこに住んでいる人はどういう思いで暮らしておられるのか、それを体験できたことは、大変貴重な体験をさせていただいたと思っております。  そういう体験あるいは感想を踏まえま……

第156回国会 国土交通委員会 第23号(2003/05/21、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。  民主党を代表いたしまして、成田空港の民営化の問題を中心にして質問させていただきたいと思います。  それに先立ちまして、先日、私は、この委員会で、こうした特殊法人、それから今回次々と再編されようとする公団関係の財務諸表については、時価会計を中心にして、しっかりと民間のあるいは納税者の理解を得られるような方向で情報公開されるのかどうか。  例えとして適切かどうかわかりませんけれども、二つの公団を一つにするときに、お互いに公団がどれだけの資産を、あるいはどれだけの黒字を、どれだけの借金を抱え、人間に例えれば、見合いだけはさせたけれども、どうも持参金つきのいいところ……

第156回国会 国土交通委員会 第26号(2003/05/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。  民主党を代表いたしまして、国土交通行政一般に関して質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、この国土交通白書、平成十四年度というものを私も拝見いたしましたけれども、この中には、非常にいろいろな方面から、これからの日本の国土づくり、特に、住みやすいまちづくりということに重点が置かれている。これは、時代の流れというものをある程度反映し、私は大変結構なことだと思います。そういう豊かで暮らしやすい自分の町をつくりたいという願いにこたえるのが、行政の当然の役目だろうと私は思います。  そういった観点から、まず最初に、最近の都市・まちづくりの中で、私も、ヨーロ……

第156回国会 国土交通委員会 第28号(2003/06/04、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、特定都市河川浸水被害対策法案について質問させていただきたいと思います。  まず、大臣にお伺いしたいんです。  この特定都市として想定されている都市のリストというものは既にできているはずだと思いますけれども、これは全国で何市あるんですか。  また、事務局に問い合わせましたところ、これはまだ発表できないと。そうしますと、大体この法案が対象とする都市が、事務担当者においてさえも明確に幾つの都市があるのかわからないというような法案では、これの運営はどうなっているのかという不安が感じられるわけです。  そういうものは明確にし、また想定しているのはこういう都市でありま……


43期(2003/11/09〜)

第159回国会 国土交通委員会 第2号(2004/02/27、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  石原国土交通大臣に、所信表明を中心に質問させていただきたいと思います。  先ほど、今村委員の方からも、平成の大検地というお話がありましたけれども、我が国の国土の管理というのはどのようになっているのか、それをまずお伺いしたいと思います。  要するに、国土、国土というのは、日本人だけが持っているのが国土ではなくて、最近は外国人も当然国土を持っています。その外国人所有の国土がこの十年間でどれぐらいふえているものなのか、どのように管理されているのか、まず、それについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは、株式についても、それから国債についても、そ……

第159回国会 国土交通委員会 第6号(2004/03/19、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。けさは、石原大臣の御出席をいただいて、この国土交通委員会における質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、この法案に関連いたしまして、石原大臣のイメージされている都市再生の理想都市は、どういうところを頭に置いておられるのか。  これは決して個人的な趣味でお伺いしているのではなくて、こういう都市再生という大切な法案、また各方面から非常に期待の大きい法案について、その責任者である石原大臣自身が、この法案を提出しながら、どういう都市再生、あるいはどこをお手本としてイメージしておられるのか、その点についてまず最初にお伺いしたいと思います。

第159回国会 国土交通委員会 第12号(2004/04/09、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。  民主党を代表して、質問させていただきます。  去る三月十九日の本国土交通委員会におきまして、いわゆるまちづくり法案の審議過程で、私は、石原大臣は法案における成功事例としてどこを例に挙げられるかと、お答えは六本木ヒルズでありました。その六本木ヒルズ、私はこのことに違和感を覚えました。  いわゆるまちづくり法案は、稚内から石垣まで、いわゆるローカルな二つの地域を挙げて、日本のそういう大都市とか目立つような人口集積都市だけではなくて、地方の隅々にまで温かい思いやりを吹かせていこう、こういう法案であるというふうに我々は理解し、その前提でここで審議しておりました。に……

第159回国会 国土交通委員会 第14号(2004/04/14、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國議員 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました高速道路事業改革基本法案について、その提案理由及び内容の概要を申し上げます。  言うまでもなく、道路は国の骨格をなす重要な社会資本であり、基本的には税で整備するものであります。ところが、高速道路については、当時の財政難もあり、外国からの借金により東名・名神高速道路を建設することとなりました。当時の公団は、民間のノウハウも取り入れ、非常に効率的な建設を行ったことは評価に値するものであることは言うまでもありません。ところが、その後は採算を度外視し、極めて非効率な建設を続けた結果、無料開放の時期はずるずると先延ばしにさ……

第159回国会 国土交通委員会 第15号(2004/04/20、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表して質問させていただきます岩國哲人です。  まず最初に、秋田県知事さん、それから大分県知事さん、地方を代表して、きょうは大変貴重な御意見、いろいろとお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。私も、ある時期、地方自治に携わった人間として、本当に胸を打たれる、お気持ちはよくわかりました。  先ほど秋田県寺田知事さんがおっしゃいました、県庁の職員の人件費三割カットしていかなきゃならぬ。道路公団が民営化しても四十五年間に一割しかカットしないというこののんきなシナリオを出しておりますけれども、そんなことは地方は待っておれないということでしょう。四十五年間に高速道路の料……

第159回国会 国土交通委員会 第16号(2004/04/21、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國議員 ただいま民主党の高速道路事業改革基本法案について御質問いただきましたけれども、無料化した場合の債務返済は、今までの債務は国が承継することになっていますから、基本的には税で返済するということを基本点に考えております。  しかし、そういった債務返済のほかに、管理費用、補修費用というものもありますから、そういった出ていくものをカバーするためには税金以外に二つの方法。  一つは、パーキングエリア、サービスエリア、こういったものをもっと積極的に活用する。今以上に、三倍、四倍の活用は十分可能だと思いますから、その事業を拡大することによる収益増加というものをそれに充当することがまずできます。  ……

第159回国会 国土交通委員会 第17号(2004/04/23、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國議員 葉梨委員の御質問にお答えしたいと思います。  まず最初に、三とゼロしかないという答弁、確かに私はいたしました。それは、しっかりと私の答弁を聞いていただきたいと思います。三とゼロさえもない、その例えとして私はそれを使っておりますし、三に相当する三十年とか二十年とか十五年とかいうものさえも政府案にはないわけです。そういうわかりやすい数字を出すということが大切だと思います。  それから、ただほど高いものはない、これは、きょうの午後、道路公団総裁にも質問させていただく予定になっておりますけれども、ただほど高いものはないというのであれば、なぜ高速道路を無料にするという高いものを目指しておられ……

第159回国会 国土交通委員会 第20号(2004/05/12、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党を代表いたしまして質問させていただきます岩國哲人でございます。  まず、今回の景観緑三法案の中で、広告物についていろいろな規制を強化していこう、私は大変好ましい規制であろうと思っておりますけれども、看板の規制については、許可する段階での規制も非常に大切ですけれども、撤去させるためにはどういう権限を持っているのか。こういったことについてももう少し市役所その他の公的機関に権限を持たせて、例えば、夜逃げしてそのまま看板だけはいつまでも置いてある、電柱に何とか喫茶店といって、大阪から来た方が出雲市の中を通過するときに、ああ、この辺でお茶をと思って行ってみたらその店……

第159回国会 国土交通委員会 第26号(2004/06/16、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党を代表して質問させていただきます岩國哲人でございます。  いよいよ国会も最終日、この最終日の大変きつい日程の中を、こうして大臣以下、皆さん御出席いただきまして質疑をさせていただきますこと、大変感謝しております。  この国会を振り返ってみますと、今までの国会にないぐらいにこの国土交通委員会の中では多くの法案が審議され、とりわけ、これからの日本の国土づくり、そして、地方の都市の個性を生かしたまちづくり、さらに、環境をもっと大切にしていこう、時代の価値観の変化とともに、そういった環境とか景観をもっと重視していこう、景観緑三法に象徴されるような、まちづくり法案に象……

第159回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(2004/01/19、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの加藤公一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、増田敏男君が委員長に御当選になりました。  それでは、委員長増田敏男君に本席を譲ります。

第159回国会 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号(2004/05/10、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。  民主党を代表いたしまして、質問をさせていただきます。  まず最初に、いわゆる日米物品役務相互提供協定改正協定第五条第三項に、日本語、英語、両方ともでありますけれども、「日本国の自衛隊による武器の提供」という記述に対して「アメリカ合衆国軍隊による武器システムの提供」、こういう、表現があえて違えてあります。  これはなぜ、日本の場合には単に「武器」、そしてアメリカの場合に「武器システム」、このように表現の違いがとられているのか、その理由は何ですか。また、アメリカ合衆国は、日本以外の国との協定において同じように一貫して「武器システム」という表現で統一しておるのか。……

第161回国会 財務金融委員会 第3号(2004/10/29、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党の岩國哲人でございます。  谷垣大臣と伊藤大臣に、財政一般、それから金融行政について幾つか質問させていただきます。  まず最初に、ことしの数多くの台風、とりわけ最近の新潟の大地震、けさも新潟では寒い寒い朝を迎えられた多くの方がいらっしゃる、大変お気の毒に思います。だからこそ、銀行の窓口サービスその他において、弾力的な、そして臨機応変なサービスが的確になされるようにまず要望して、それから質問に入らせていただきます。  ことしの台風、地震、いわゆる自然災害における保険金の支払い、昨年に比べて相当大きなものが予想されると思います。まず、日本のこうした生命保険ある……

第161回国会 財務金融委員会 第9号(2004/11/16、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党の岩國哲人でございます。  金融庁と財務省、それぞれの大臣に質問させていただきたいと思います。  けさは、小林、平岡、それから今の馬淵、それぞれの三人の委員から、こうした金融庁の検査体制についての懸念あるいは欠陥、そういったことについての発言、質問がございました。私もその延長になりますけれども、今、信託業法あるいは先物取引、次々と新しい法律がつくられ、あるいは改正され、そうした民間の投資家の便宜を図るという目的のもとに、いろいろな業者の活動範囲が広げられ、あるいは新しい参入が認められ、そして新商品の許可が大きく緩和される、こういう流れにあります。  一般に……

第161回国会 財務金融委員会 第13号(2004/12/01、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党を代表して質問させていただきます。  まず最初に、東京証券取引所は、今回の西武鉄道のこういった事件について、いつ、どこで、だれから、どういう方法でこれを知り得たのか、それを御説明いただけませんか。
【次の発言】 十月八日のその連絡はどこからあったんですか、上場審査部に対して。
【次の発言】 その連絡を受けてから二営業日が経過しておりますけれども、その間に東京証券取引所としてはどういう対応をされたんですか。
【次の発言】 社長は二営業日ということを強調されますけれども、実質的には五日間ぐらいあったわけでしょう。のんべんだらりと、朝出勤して夕方になったら帰って……

第161回国会 予算委員会 第3号(2004/10/19、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。本日は、久しぶりに予算委員会で小泉総理初め各大臣に質問させていただきたいと思っております。  私の選挙区は昨年から横浜市の青葉区、緑区、総理もよく御存じのところだと思いますけれども、そこでは年金問題、イラク問題、街頭演説をしておりますと大変関心が深うございます。  この土曜日、日曜日もたまプラーザで私は街頭演説をしておりましたけれども、通りがかりの人が、予算委員会では総理にぜひこういう点を質問してほしいと、まず年金についておっしゃる方が多いんですね。それから、若い方を含めて、イラクの問題について、あれはやはり小泉さんの間違いではなかったのか、神奈川県民ではあるけ……

第162回国会 決算行政監視委員会 第5号(2005/05/18、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表して、質問いたします。岩國哲人でございます。  ただいま、我が党の岡本委員から、国土交通関連のJR西日本の事故についての質問がなされておりましたので、流れとして、私は順番を変えまして、国土交通に対して質問させていただきたい、そのように思います。  こうした人命の尊重ということは、何も鉄道事業に限ったことではなくて、あらゆる省庁にも関係し、とりわけ、こうした事故につながるという危険度においては国土交通関連が著しく他省庁よりも大きいことは言うまでもありません。したがって、私も昨年は国土交通委員会に所属し、いろいろな質疑を重ねてまいりましたけれども、こうした鉄道の問題について……

第162回国会 財務金融委員会 第9号(2005/03/02、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  小泉総理大臣初め関係大臣に、今回の一連の予算、とりわけこの増税と言われる国民の税負担の増加について質問いたします。  まず最初に小泉総理、この定率減税の削減、言いかえれば税負担の増加について、景気判断と政治判断の両面から質問いたします。  まず、景気判断について。総理もイギリスで勉強されましたから、議会が何のためにつくられたかという発祥は、すべて、税を議論しようということから世界の議会の歴史は始まり、したがって、議会は税で始まり税で終わると言っていいぐらいにこの委員会での議論は私は非常に重いものだと。そういう点で、総理に御出席いただいたことを多とし……

第162回国会 財務金融委員会 第14号(2005/03/30、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。民主党を代表いたしまして、谷垣大臣、伊藤大臣に質問をいたします。  まず最初に、株式市場について。  株式市場はよく経済、景気の鏡という表現もされます。同時に、実体経済にも非常に影響を与える、単なる鏡ではなくて実体経済にも非常に大きな影響を与えるという意味で、大変大きな存在だと私は思っております。  さて、谷垣大臣自身がこれからの財政を、あるいは税金を上げるか下げるか、いろいろなことをお考えになる上で、この株式市場の水準というものについてどういうお考えを持っていらっしゃるか、幾つか質問したいと思います。  まず最初に、小泉政権発足以来、株価はどれぐらい下がって……

第162回国会 財務金融委員会 第20号(2005/04/20、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國議員 このたび証券取引委員会設置法案を提出させていただきました背景は、今までの我が国の戦後の資本市場、これはアメリカ的な法制とともに制度が輸入されたのですけれども、戦前の銀行中心の経済とその辺が非常に混乱されて、アメリカの資本主義市場というか、マーケットのシステムというものが日本に持ってこられたわけです。  どういう混乱が起きたか。例えば経営権にしても、どこに経営権があるかということは非常に不透明であった。昔は銀行にあった。戦後、それが株主のものであるということから、株主の代表ということで、いわゆる社長、会長、そこに経営権があるかのごとく錯覚されてきました。しかし、依然として持ち合い株と……

第162回国会 財務金融委員会 第21号(2005/04/26、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表して質問をさせていただきます岩國哲人でございます。  ただいま、竹本委員から、民主党提案の証券取引委員会設置法案について御質問がありました。御質問に対する答弁が伊藤大臣の方からありませんでしたから、私がかわってそのことについて答弁しなきゃならない。それが竹本委員の御質問の趣旨であろうと思いますから、私はそれを軽視することなく、無視することなく、まじめにお答えしたいと思います。  我が国において、証券取引等監視委員会は八条委員会、七条委員会でもなく八条委員会で行われてきておるところに問題があるわけです。これを、八条を、七条とか六条ではなくて三条に一挙に持っていくことによっ……

第162回国会 財務金融委員会 第22号(2005/04/27、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 参考人の皆さん、おはようございます。民主党衆議院議員の岩國哲人でございます。  本日は、四人の参考人の皆様、大変御多忙な日程の中を本委員会に御出席いただきまして、心からお礼を申し上げます。また、四人の参考人の皆さんが、常日ごろ、それぞれのお立場で我が国の健全で信頼される資本市場の育成のために御努力いただいていることに感謝しながら、質問に入りたいと思います。  最近のライブドア、フジテレビ、こういった一連のTOBの問題、あるいは負の面としては、陰の面としてはコクド、西武鉄道のああいった虚偽記載の問題、いろいろな点から株主を脅かす、株主の権利が無視されている。そういった面から国民の関心……

第162回国会 内閣委員会 第7号(2005/04/06、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。民主党・無所属クラブを代表して、食育基本法について質問させていただきます。  私は海外にも長く住んでおりまして、いろいろな国の食べ物、飲み物、多様な食材あるいは食べ方、飲み方、そしてその味に接してきました。二人の娘をイギリスとフランスとアメリカと日本と四つの国で育てて、給食の実態にも私は接してきた経験があります。また、出雲市という、農業の原点と言われる自治体の市長を務めて、農業の供給基地、そして生産面からも農業が今どのような状況に置かれているか、それも経験いたしました。農村の実情も、そして典型的な消費地と言われる東京、横浜、ニューヨーク、ロンドン、パリ、世界の……

第162回国会 法務委員会 第15号(2005/04/26、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  まず、大臣に、今回の会社法改正案に当たりまして、どういう認識とそれから意欲を持ってこれに対応されたか、それをお伺いしたいと思います。  今回の改正の一番最大のポイントは、大臣自身、何だと思っておられますか、今回の改正案の一番の大きな目玉、眼目というのは。どうぞお答えください。
【次の発言】 大臣自身、自分としてはこれが一番大事だと思われるポイントは何ですか、一つだけお答えください。
【次の発言】 これだけ経営者側も、投資家それから個人株主を含めまして、TOBだけではなくて、会社のあり方について関心が非常に高まっています。これは私は、資本主義社会にと……

第162回国会 法務委員会 第17号(2005/05/13、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表して質問いたします岩國哲人でございます。  まず最初に、法務大臣に、今回の、明治以来の百年に一回の大改正ということで大変な、この法案の書類を見ただけでも、これは今までの新記録だそうでございます。法務委員会が数ある委員会の中で新記録をつくったというのも、これは我々としても大変誇りに思っていいのかどうかよくわかりませんけれども、ただ、残念ながら、我々はこの短期間にとてもこれを読み通すこともできず、はっきり言って私はもうほとんど手つかずの状態なんです。  大臣は、もちろんお目通しされなかったでしょうね。その辺をちょっと。この中の何ページぐらいを実際に自分の指でお触れになったこ……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第9号(2005/06/07、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  四人の参考人の皆さんには、大変お忙しい御日程の中を、こうして私たちのために貴重な御意見を御陳述いただきまして、心から感謝いたしております。  四人の参考人の皆さんに一つずつお伺いしたいことがありますけれども、まず最初に、私は世界のいろいろな国で郵便局を使ってまいりました、ニューヨークでもロンドンでもパリでも。ニューヨークは、たまたま近くに郵便局がありました。ロンドンは、郊外の小さな、テムズディットンという村のようなところで近くに郵便局があって、これもまた大変便利でした。パリは、十六区といういわゆる高級住宅街の中でしたけれども、シャンゼリゼの地下の大……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第17号(2005/06/21、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。民主党を代表いたしまして質問いたします。  まず最初に、細田官房長官。先ほども、この国会の審議時間、国会の立場に対してコメントをいただきました。立法府に対しては最大の敬意を払っていらっしゃるということでありますけれども、立法府に対する最大の敬意というのは、誠意ある答弁、誠実な答弁こそ私は最大の敬意ではないかと思うんです。  この委員会の三日間、四日間は一体何だったでしょうか。そして、三日間の我が党の質問に対しましてけさいただいたのは、この四つのおわびです。三日間におわびの四連発。今までも大臣初めいろいろな方からおわびがありました。この委員会はおわびの回数が余り……

第162回国会 予算委員会 第3号(2005/01/28、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党衆議院議員の岩國でございます。  民主党・無所属クラブを代表して、総理そして関係各大臣に、国政全般、とりわけ経済の実態、そして政治献金をめぐる疑惑等について質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、総理にお願いがあります。  この議場で立って話しているのは、今私一人でございますけれども、一人の議員に対して、一々同じような質問にとか、また一つ一つ丁寧にというのは、大変面倒くさい、あるいは疎ましくも思われることがおありかもしれません。しかし、私の後ろには私を支持してくれる何万人もの選挙民がおります。総理の後ろにもいらっしゃるでしょう。  民主主義とい……

第162回国会 予算委員会 第7号(2005/02/07、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党・無所属クラブを代表いたしまして質問させていただきます。岩國哲人でございます。  まず最初に、北側国土交通大臣に質問いたします。  北側大臣は、こういう政策資料をごらんになったこと、おありですか。これは、昨年の参議院選挙で使われた自民党の政策パンフレット、いわゆるマニフェストとして、街頭その他で、集会でも使われておったんです。これは、しっかりと中をごらんになりましたか。
【次の発言】 当時、北側大臣は公明党の政策調査会長のお立場でおられましたから、連立与党である自民党がどういうことを有権者に訴えておるかということは一番関係を持って精査されたはずだと思います。  この中のどこに……

第162回国会 予算委員会 第15号(2005/02/18、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。民主党・無所属クラブを代表して質問させていただきます。  まず最初に、政治と金をめぐる疑惑の問題について。  毎日のように、残念なことですけれども、政治についていい話が新聞に出てこない。橋本元総理大臣をめぐるこの疑惑が毎日のように報道されている。そして、あげくの果ては、野党、我々民主党までも一緒になって国会はほおかむりしているのかと、けさの新聞の社説に痛烈な批判が出ておりました。大変残念なことなんです。これは、たとえ自民党といえども、一人一人の皆さんの胸の中には、こういう社説を読まされるのはたまらないという思いでここへ臨んでいらっしゃると私は思います。  こう……

第162回国会 予算委員会 第19号(2005/03/01、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  総務大臣、大変お忙しいようですので、最初に優先して総務大臣関係の質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、郵政改革について。  先般も私は質問させていただきました。アメリカの議会では、二度郵政改革に関連した法案が提出され、二度廃案となり、そして最後に、大臣が私への答弁の中で読み上げていただきました、七月三十一日付、大統領への報告書。その中では、民営化はこうした郵便サービスを混乱させる、単一の企業ではこれはまず不可能である、したがって、米国郵便庁をそのまま公的機関として維持し、その効率化を図ることが最善であるという報告書……

第162回国会 予算委員会 第22号(2005/06/02、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表して質問いたします。岩國哲人でございます。  本日は、総理にわざわざ御出席いただいておりますから、いずれ郵政民営化特別委員会等で各閣僚の皆さんにも御質問させていただくこともあろうかと思いますので、できるだけ多くの質問を総理にさせていただきます。  まず最初に、前回の予算委員会でも申し上げましたけれども、私の選挙区は以前の小泉総理の選挙区とすぐ隣り合わせでございまして、私は昨晩も青葉区のたまプラーザ駅で夜一人で立っておりました。ほかに演説する人はありませんから、私一人立っておりました。けさは、緑区の十日市場の駅で一時間半立っておりました。  この青葉区、緑区を中心に、いろ……


44期(2005/09/11〜)

第163回国会 懲罰委員会 第1号(2005/10/11、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○岩國委員長 これより会議を開きます。  一言ごあいさつ申し上げます。  去る九月二十二日の本会議におきまして、私が懲罰委員長に選任されました。まことに光栄に存じます。  申し上げるまでもなく、当委員会は、議院の秩序維持及び規律保持に関し重大なる責務を課せられており、その職責の重大さを痛感している次第であります。  委員各位の御協力と御支援を賜りまして、誠心誠意努めてまいる所存でございます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。  理事は、議院運営委員会の決定の基準のとおり、その数を五名とし、先例によりまして、委員長において指名するに御異議……

第163回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号(2005/10/06、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。民主党の岩國哲人でございます。  私は、外国にも長くおりましたので、外国の学校あるいは青年、社会のあり方等を見て、それをこの委員会でも発言させていただきたいと思っておりますけれども、時間の制限がありますので。  年齢については、我が国はまだ十八歳は早過ぎる、いろいろな地ならしをしてから二十歳に持っていくべきだという意見を持っております。  投票率は五〇%以上、理由はまた別の機会に申し上げます。  国民投票はテーマ別にすべきであるという意見を私は持っております。  国民運動のあり方については、選挙違反すれすれの、限りなく自由化をすべき……

第163回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号(2005/10/13、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 午前中、お二人の先生のお話も伺い、また、各委員の皆さんの御質問も伺いました。その中でも、最近私が特に感じるのは、この日本国にとって一番大切な憲法そのものの正当性が十分とは言えないという認識がまだまだ残っている、この点は非常に残念だと思います。  私も、いろいろな国の憲法の中で、日本の憲法の制定された環境あるいはいきさつ、そういったものを見て、これは私たちの時代にしっかりと自分たちが思いを込めてつくったんだという世代が今のどこの世代にいるのか、どの世代にもほとんどその意識が少ない、これは非常に残念なことじゃないかと思うんです。  国民主権ということは言われますけれども、この憲法前文に……

第163回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号(2005/10/20、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  委員長から先ほど在外邦人の投票ということについても意見をということでございましたから、あえて申し上げたいと思います。  私は、自分の人生の中で二十年間日本における国政投票権を奪われていた、そういう珍しい体験をしてまいりました。決して交通不便な、情報が入らないようなへんぴな国にいたのではなくて、ロンドン、パリ、ニューヨーク、世界の先進都市と言われる真ん中に住んで、しかも情報産業の象徴と言われるような金融・証券の業界の中にいて、情報はたっぷり、そして交通あるいは郵便手段も恵まれているような、そういう中にいながら二十年間投票権を奪われてきたんです。そうい……

第164回国会 教育基本法に関する特別委員会 第12号(2006/06/08、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  教育基本法、政府案及び民主党案それぞれについて質問したいと思いますけれども、まず、それに先立ちまして、本日の新聞に一斉に報道されておりますドミニカ移民の訴訟の問題についてお伺いいたします。  けさから審議が行われておりますから、既にその他の委員の方からの御質問があったかもしれませんが、まず安倍官房長官にお伺いしたいのは、ドミニカ移民のこの問題は、国としての責任はどうなっているのか。日本国民を海外に放置したまま、その生命、財産に対する責任をとろうともせず、法律的な責任も拒否しようとする。法治国家といいながら国民を放置する、このような放置国家がどこにあ……

第164回国会 財務金融委員会 第14号(2006/04/28、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党の岩國哲人でございます。  久しぶりに当委員会で質問させていただく時間をいただきまして、大変うれしく思っております。  けさ七時のNHKのテレビニュースを見ておりましたら、いろいろなニュースの中で、とりわけ、偽装建築会社の偽装決算、あるいは三井住友銀行の業務停止、あるいはライブドアの粉飾決算と偽装買収、こういったお金の世界にまつわるニュースが、朝七時から全国版のニュースで取り上げられているんですね。私もいろいろな国に住んできましたけれども、全国版のニュースでこういうお金の世界の不祥事が二つ三つと取り上げられている、一カ月前、二カ月前からこういう状態がずっと……

第164回国会 懲罰委員会 第1号(2006/03/09、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○岩國委員長 これより会議を開きます。  理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、現在理事が四名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       甘利  明君    村上誠一郎君       平野 博文君    坂口  力君 を指名いたします。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時六分散会

第164回国会 懲罰委員会 第2号(2006/03/16、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○岩國委員長 これより会議を開きます。  去る二日、院議をもって付託されました議員永田寿康君懲罰事犯の件を議題といたします。  渡辺博道君から懲罰動議提出の理由について説明を求めます。渡辺博道君。
【次の発言】 これにて趣旨説明は終わりました。  次回は、来る二十二日水曜日午前九時四十分理事会、午前十時委員会を開会し、本人永田寿康君から身上弁明を聴取することといたします。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時十一分散会

第164回国会 懲罰委員会 第3号(2006/03/22、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○岩國委員長 これより会議を開きます。  議員永田寿康君懲罰事犯の件を議題といたします。  この際、本人永田寿康君から身上弁明をいたしたいとの申し出がありますので、これを許可いたします。永田寿康君。
【次の発言】 これにて永田君の身上弁明は終わりました。  永田君は御退席願います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  衆議院規則第二百四十条により、本人永田寿康君に対し、次回二十四日の本委員会に出席を求めることといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、議長を経由して本人の出席を求める手続をとることといたします。  次回は、来る二十四日金曜……

第164回国会 懲罰委員会 第4号(2006/03/24、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○岩國委員長 これより会議を開きます。  議員永田寿康君懲罰事犯の件を議題といたします。  本日は、本人永田寿康君に対する質疑を行います。  まず、理事会の合意に基づきまして、委員長から質疑を行います。  去る二十二日の委員会で、御本人から身上弁明をいただきましたが、情報仲介者の特定につながるような氏名の公表については差し控えることといたしたいとの御発言がありました。本日の委員会では、各党からの質疑をお受けいただくことになっておりますが、それに先立って、まず、情報仲介者の氏名をここで明らかにされるお考えはありませんか。
【次の発言】 以上をもちまして、私からお尋ねすることは終わりました。  次……

第164回国会 懲罰委員会 第5号(2006/03/29、44期、民主党・無所属クラブ)【議会役職】

○岩國委員長 これより会議を開きます。  証人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  議員永田寿康君懲罰事犯の件の審査に関し、ライブドア送金指示メール問題について、来る四月四日火曜日午前九時四十分に西澤孝君を証人として本委員会に出頭を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることといたします。  次回は、来る四月四日火曜日午前九時二十分理事会、午前九時四十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時二分散会

第164回国会 日本国憲法に関する調査特別委員会 第7号(2006/04/06、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  私は、この憲法が改正か護憲か、こういった議論がずっと続けてこられた中で中学、高校、大学を過ごしてまいりました。また、その間二十年間、アメリカ、ヨーロッパで日本という国を外から見てまいりました。その中で考えてきたことを率直に申し上げたいと思います。  憲法改正は必要かどうかという議論がいまだに繰り返されてはおりますけれども、憲法改正が必要と考える人が既に六割を超えております。憲法を改正するかしないかも含めて、私は国民投票を一日も早く実施すべきだと思います。今こそ国会がみずからの無気力、無責任を反省し、封印を解いて憲法の改正手続を国民のために早急に整備……

第164回国会 農林水産委員会 第11号(2006/05/11、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  本日は、民主党の法案と、それから政府提出の法案、両法案について質問させていただきたいと思います。  まず最初に、農水大臣にお伺いいたします。  農水大臣、ノーと言える日本という言葉について、御存じですか。御存じか御存じでないか、ノーと言える日本。
【次の発言】 そういうタイトルで本を出版された方もいらっしゃいますけれども、私は、今日本にとって、イエス、ノーのノーよりも、むしろ農業の農が大切ではないか、そんなふうに思います。  今、教育基本法、六十年間、教育の荒廃きわまれりということがありますけれども、もう一つ、日本の農業の現状を見ると、教育問題以上……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第6号(2006/11/02、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表いたしまして、質問いたします。  まず最初に、憲法と教育基本法の関連、今、松本委員からの質問がありましたし、昨日の議論も私は聞いておりました。大臣の、施行、要するにその日が法律としての、名前がついて、実質的に誕生して、そして人間でいうならばきちっと戸籍登録もする、そういう意味では、私は大臣の認識は正しいと思っているわけです。  その前提に立ってお伺いいたしますけれども、教育基本法、それは憲法から見れば一番大切な基本法の最上位に私は位するものではないかと思うんです。民主党が二十九本ある基本法の中で、あえて日本国、民主党はニッポン国という言い方をしておりますけれども、そうい……

第165回国会 決算行政監視委員会 第2号(2006/12/06、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。民主党を代表いたしまして質問させていただきます。  最近、新聞、テレビ等で毎日のように報道されておりますのは、県庁の裏金づくり、これが大きな問題となっております。それに加えて、総務大臣御存じのように、知事自身の裏金づくり。役所で裏金をつくって、知事自身も個人ベースで裏金をつくる、この知事の裏金づくり、最近広島県等で問題になっておりますが、この実態は把握しておられますか。まずその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 岐阜とか長崎、これについては県庁の、役所としての組織的な裏金づくり。私が今、特に総務大臣に御意見を伺いたいと思いましたのは、広島県知事の、これ……

第165回国会 内閣委員会 第8号(2006/11/22、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党を代表して質問させていただきます。岩國哲人でございます。  まず最初に佐田大臣にお伺いしたいと思いますのは、この法案は、安倍総理大臣の所信表明にある、道州制を確立したいというその政策とどのような関連があるのか。それを十分視野に入れてこの特区法案を出しておられるのか。それとはほとんど関係がない、北海道独特のものというふうに位置づけるものなのか。関連した質問が何回か出ておりますけれども、その点を御確認いただきたいと思います。
【次の発言】 ビジョンをつくるのに三年というのはちょっと長過ぎるような気がいたします、はっきり言って。そのビジョンさえもまだできておらない。ビジョンをつくる……

第166回国会 決算行政監視委員会 第2号(2007/04/10、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  民主党を代表いたしまして、尾身財務大臣初め各大臣に質問させていただきます。  まず最初に、尾身大臣の御認識もお伺いしたいと思いますけれども、この決算行政監視委員会という委員会について、いろいろな委員会がたくさんございますけれども、どういう認識を持っていらっしゃるのか。  私は、予算委員会の委員でもございますけれども、いろいろな委員会の中でも、国会として国民に対して一番大切な委員会、少なくともその一つではないかと思います。税金の使い方が適切であったかどうか、あるいは、官、いわゆる行政が適切な国民へのサービスを行っているのかどうか、公平、公明な行政が行……

第166回国会 決算行政監視委員会 第4号(2007/05/25、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  本日は、お忙しい日銀総裁にも御出席いただきまして、心より感謝しております。  まず財務省にお伺いいたしますけれども、日本政府が円安介入を始めた時期はいつだったのか、今日に至るまで円売りの累積総額は幾らなのか、その二つをお答えいただけませんでしょうか。局長からの御答弁でも結構ですが。
【次の発言】 こうした巨額な円売り介入を行ったわけですけれども、これに匹敵するほどの自国の通貨の売りという形で介入した先進国の例はほかにございますか、尾身大臣。
【次の発言】 私が調べた範囲でも、G8のメンバーである先進国の中でこれだけの巨額の円売り介入をやった例はない……

第166回国会 財務金融委員会 第17号(2007/06/05、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。  けさは、この委員会で、尾身財務大臣初め各閣僚の皆さんに、主として、日本の教育を支える税制のあり方について、また、日本経済の底辺と言っては失礼ですけれども底上げの中心となる中小企業をめぐる税制について、その他、今後の財政再建の上で欠かせない国債と政府紙幣のあり方についてを中心に質問させていただきたいと思います。  まず最初に、小泉内閣そして安倍内閣と、教育重視ということで一本の線が貫かれております。また、国民はそのように理解しております。  しかし、言うこととやることが逆ではないか、これは今までの予算委員会でも随分指摘してまいりました。教育関係者の安心を倍に……

第166回国会 内閣委員会 第18号(2007/05/11、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  本日は、渡辺行革担当大臣に今後の公務員制度のあり方について、特に今、世間一般で問題になり、先ほど吉井委員からもいろいろ関連質問がありました天下りを中心として、この天下りというものをどういうふうに改革しようとされているのか、その改革の実効性について本当に確信の持てる機構というのは考えておられるのかどうか、そういったことについて、大臣御自身のお考えあるいは理念というものをただしたい、そのように思います。  まず最初に、こうした日本の経済あるいは官僚の仕組みというのは、外国から取り入れ、そしてそれを育ててきたものですけれども、この天下りという弊害的に使わ……

第166回国会 内閣委員会 第26号(2007/06/06、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。  まず、渡辺大臣にお伺いしたいと思います。  先ほど、細野委員と官房長官あるいは大臣との美しい国をめぐっての議論を私も拝聴しておりました。資料として、この社会保険庁長官、正木長官の美しい人生のお手本がここに示されているわけですけれども、こういう一部の人にだけ美しい人生が保障されるような仕組みというのは、私は美しい国だとは思いませんし、一部の人にだけ美しい人生を保障し、そして多くの国民には汗をかかせる、こういう国を美しい国とは思いません。  ゼロ金利政策で得るべき多くの利子を、大臣も金融にお詳しいから御存じのように、二百兆、三百兆奪われてきた、そういう多くの国……

第166回国会 予算委員会 第8号(2007/02/14、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。民主党を代表して質問させていただきます。  まず最初に、これは私は余り好きな質問ではありませんけれども、柳澤大臣にぜひともこれだけは聞いてくれと私のところに手紙や電話がたくさん来ております。私のふるさと島根県からです。私の母も島根県人、私の妻も島根県人、私の長女麻利も島根県で生まれました。多くの親類、友達、そういう人たちから、あの大臣はなぜよその県でおっしゃらないことを島根県でだけおっしゃったのか、それを聞いてほしい、日本じゅうの女性がそのように侮辱されたのか、島根の女性だけがそのように言われたのか、どちらなのかはっきり言ってもらいたい。どうぞお願いします。

第166回国会 予算委員会 第12号(2007/02/20、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。民主党を代表いたしまして、今年度予算につきまして、各大臣に質問させていただきます。  まず、先週質問いたしましたときに、柳澤大臣に、なぜ島根県でと、失礼だったとは思いますけれども、島根県のいろいろな方からこれだけは私たち納得いかないという声を私はそのままお伝えいたしました。きょう配付いたしました資料の8にその一例として、大臣発言、これは島根県民に対する侮辱ではないか、これはまだ若い女性の、赤ちゃんをお産みになったばかりの女性の方のお声ですけれども、これはほんの一例ですけれども、こういう気持ちが非常に強いということを十分に認識していただいて、今後のお考えというも……

第166回国会 予算委員会 第17号(2007/03/01、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党、岩國哲人でございます。  総理初め関係各大臣に、いわゆる格差の問題について質問したいと思います。  今、大げさに言えば、日本列島は分断の危機にあります。経済的、社会的な意味においていわゆる格差が拡大しているんじゃないか、どこまでいったらとまるのか、いつこの格差は縮小されるのか、そういったことに対して懸念、不安を感じている人たちが、ある世論調査では七〇%、時には八〇%に達している。こういった現状を踏まえて、それに対応した政策がとられているのか、準備されているのか、それについて質問をしたいと思います。  まず、この経済的、社会的な意味の格差につきまして、一番わかりやすい問題では……

第168回国会 環境委員会 第2号(2007/10/23、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  民主党を代表いたしまして、鴨下大臣、また環境省の皆さんに御質問させていただきたいと思います。  まず最初に、いよいよ来年は環境をテーマとしたサミットが我が国で初めて開かれる、こういう大変世界的な注目を浴びる大事な時期に大臣に就任されたという責任は重く感じていらっしゃると思いますし、また先日、この委員会で大臣から抱負を聞かせていただきました。我々も大いに期待しているところであります。  そうした立場で、来年の環境サミットで、日本だからこそこういうメッセージが出てくるんだ、二十一世紀の世界じゅうの国が期待しているこの環境サミットに、この日本からどういう……

第168回国会 財務金融委員会 第4号(2007/11/07、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。  本日は、財務大臣また金融大臣に、日本の金融行政を中心にして質問させていただきたいと思います。  質問の順番を変えまして、今、石井委員がお取り上げになったキャピタルゲインタックス一〇%をめぐって、最初に質問させていただきたいと思います。  この一〇%のキャピタルゲインタックスを二〇%に返した場合に、市場の売買規模はどれぐらいの影響を受けるのか。世論調査を先ほど御紹介されました。計数的なシミュレーションは非常に難しいということはよくわかりますが、ある程度、こういう税率の変更が起きた場合には経済にどういう影響を与えるかということは、幾つかの前提を置きながらも、内……

第169回国会 環境委員会 第2号(2008/03/18、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。  鴨下大臣に環境行政全般についていろいろと質問させていただきたいと思います。  まず、先般の温暖化防止バリ島会議、また、それを受けてのいろいろな国際会議、ダボス会議等ございましたけれども、鴨下大臣、どこでもこういった環境の問題が取り上げられるたびに大変御活躍の御様子で、我々もそれだけに期待しておりますけれども、その割には日本の評価が低かったという報道も随分目にしているわけです。  例えば、バリ島会議においては、化石賞というものが毎年のように、これはいい方ではなくて悪い方に与えられる賞でありますけれども、この化石賞を何回も何回も日本が受けなければならなかった、そ……

第169回国会 環境委員会 第4号(2008/04/11、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  本日は、鴨下環境大臣に環境保全の政策一般について質問いたします。  まず最初に、地球温暖化現象に関連して、生物の多様性を保存すべきである、そういった議論がしょっちゅう行われ、大変大切なことだと私は思います。この地球というのは、言うまでもなく、我々人類だけのためのすみかではなくて、あらゆる生物にとっても大切なたった一つのすみかが地球である、こういう認識を私は持っておりますけれども、鴨下環境大臣は生物というのはどういうものを生物と認識していらっしゃいますか。生物の範囲について。
【次の発言】 私は、よく小学校、中学校の子供たちに話をするときに、この地球……

第169回国会 環境委員会 第6号(2008/04/18、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 岩國哲人でございます。  民主党を代表いたしまして、鴨下大臣に、地球温暖化対策に関する法律に関連して質問させていただきます。  まず最初に、昨日の夕刊でございますけれども、大臣もごらんになったと思います。この朝日新聞の夕刊にも取り上げられております。米国はこのような発表をしておりますね。大臣、ごらんになっていますか。要するに、二〇二五年までCO2の排出量は削減しないということです。  これは世界に対する大胆な挑戦ではありませんか。そして、環境サミットを主催しようとする日本に対して、なぜこのような挑戦的な発表が行われるのか。日米間の環境問題に関する協議は行われておるのかおらないのか。……

第169回国会 環境委員会 第8号(2008/04/25、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党の岩國哲人でございます。  民主党を代表いたしまして、この地球温暖化対策に関する重要法案について、本日が最後の質疑となるやもしれませんけれども、質問させていただきたいと思います。  まず、こうした地球温暖化、もう連日のごとく新聞、テレビで報道されておりますけれども、最も大切なことは、これを国民の皆さんの身近なところにまで浸透させる。単に、国会の中で立派な法案が成立できた、あるいはそれぞれの省庁が役割を分担されたということでは、決して目的を達成することはできないと思うんです。  まず最初にお伺いいたしますが、この法案でいろいろな役割が、そして義務が、期待が地……

第169回国会 環境委員会 第12号(2008/06/10、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 いよいよ世界の首脳が集まり、世界の主要問題を討議するサミット会議が来月に迫りました。そして、ことしはこの地球環境ということが一番のテーマである年であるだけに、新聞、テレビ、いろいろなところでこの環境という言葉が問題になっております。一般社会の認識を向上させ、また、次の時代の子供たちの教育にもことしのいろいろな議論は大変大切な役割を果たす、その中で開かれた我が国の衆議院のこの環境委員会も当然ながら大きな役割を果たさなければならないことは、我々委員も十分に承知しております。  この国会の中で、この環境委員会が小島委員長の円滑な運営のもとに、我々も期待した以上の十分な質疑時間を確保してい……

第169回国会 内閣委員会 第7号(2008/04/04、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 おはようございます。民主党の岩國哲人でございます。  本日は、大田大臣に参議院とかけ持ちで大変お忙しい御日程の中を御調整いただきまして、心より感謝いたします。  まず、大田大臣に、日本の経済、その中で株式市場を中心に、それからまた内閣府としての、いろいろな統計を発表されたり世論調査もされます、そういう広報体制の幾つかの問題点について質問したいと思います。  まず最初に、株式市場に関しまして、我が国の株式市場は、よその国も不振なマーケットもたくさんございますけれども、その中でもとりわけ下落率が高い。まず、この株式市場というところについて、私もそういう世界に長年おりましたけれども、株式……

第170回国会 環境委員会 第2号(2008/11/21、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  斉藤大臣に初めて質問させていただくことを大変うれしく思っております。  斉藤大臣も島根県の持つすばらしい自然環境の中でお育ちになり、今でも愛していらっしゃることはよく存じ上げております。日本じゅうを島根のようなすばらしい自然環境のままでと願っておられることと思います。  そういうことを申し上げさせていただいた上で、この環境という言葉と保全という言葉、先ほど福岡委員の御質問にもありましたけれども、この環境委員会、そして環境行政、大変重要さを加えていることは申すまでもありません。その中で、新しい時代の入り口に立って、この環境という言葉はもう随分長く使わ……

第171回国会 環境委員会 第2号(2009/03/24、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党衆議院議員の岩國でございます。  先日の斉藤環境大臣の所信表明を伺いまして、本日はそれに関連した質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、最近、雇用の問題が大変取り上げられております。一方、働いても給料をもらえない、あるいはサービス残業という言葉も聞かれております。今、それだけの社会に対する貢献をしながら、そして働きながら、サービス残業を毎年毎年させられている、そういう山や森について大臣はどのようにお考えなのか。  この環境委員会の中でも、山や森がどれだけ大きな、この地球を守るための、そして我々の生産活動のための貢献をしているか。排気ガ……

第171回国会 環境委員会 第9号(2009/06/26、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國委員 民主党の岩國哲人でございます。  斉藤大臣初め環境省の皆さんが、内外のメディアに向かって、日本のこういった環境努力、地球温暖化防止の努力について、懸命に情報発信されておる御努力に対しては敬意を表したいと思います。  先ほど日中韓の重要な会議についての御報告をいただきましたけれども、その前に、ドイツのボンにおいてかなり長い期間にわたって専門家の会議が行われた、その報告も受け取っております。  麻生内閣が二〇〇五年に比べて二〇二〇年には一五%の削減を閣議で決定され、それが日本の大きな方針となっておりますけれども、私たちが考えましたのは、先進国そして昨年環境サミットを主催した日本、これか……


各種会議発言一覧

41期(1996/10/20〜)

第140回国会 決算委員会第二分科会 第1号(1997/05/26、41期、新進党)

○岩國分科員 岩國哲人でございます。太陽党を代表して、日本の学校教育等を中心に質問させていただきたいと思います。  小杉大臣におかれましても、大変お疲れのところお残りいただいて、感謝しております。特に、小杉大臣が大臣に就任され、また橋本内閣の中で教育改革が新たにつけ加えられ、大臣が精力的にこの問題に取り組んでおられることを私は大変高く評価し、またこれからの改革の実を上げていただくことに大いに期待しております。  まず最初に、小杉大臣にお伺いしたいのであります。アイヌ文化の保護について今国会で立法化されつつありますけれども、この主務官庁がなぜ文部省でないのか、その点についてお伺いしたいと思います……

第140回国会 予算委員会公聴会 第2号(1997/02/21、41期、新進党)

○岩國委員 太陽党を代表しまして質問させていただきます。  五分間私の割り当て時間をふやしていただきまして、委員長の御理解に心から感謝いたします。五分間は太陽党のために、五分間は新進党のために質問させていただきます。  まず最初に、岡崎大使にお伺いしたいと思います。  先ほどお話しの中で、アメリカの中で、アメリカは孤立すべきではないという人の意見は非常に小さくて、一%ぐらいのものであると。その一%というのは国会議員レベルでの一%なのか、国民レベルでの一%なのか。つまり、アジアに米軍を置くべきであるという世論調査は、国民の間では何%ぐらいがそのような意見を持っておられるのか。どういう御認識を持っ……

第140回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1997/03/04、41期、新進党)

○岩國分科員 太陽党の岩國哲人でございます。本日は、農水大臣、大変お忙しいところ御出席いただきまして、心から感謝申し上げます。きょうは、我が国農業のあり方、そしてその中における干拓事業等について質問させていただきたいと思います。  私は、曾根崎小学校一年生のときに父を亡くし、それから母の里の出雲へ帰されて、小学校二年生のときから、私は長男でしたから、ずっと農業、百姓をやっておりました。高校三年が終わって大学に入るまで、私は毎日毎日、キュウリ、ナスビ、トマト、カボチャ、大根をつくり、芋を植え、麦を植え、麦踏みをし、麦刈りをし、ありとあらゆるものをつくっておりました。私は今でも農業にこだわりを持っ……

第140回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1997/03/04、41期、新進党)

○岩國分科員 岩國哲人でございます。  建設大臣、大変お忙しいところをこの分科会に御出席いただきましていから感謝をいたします。  きょうは、私の住んでおります世田谷区、それから地球、この二つの問題について質問させていただきたいと思っております。  まず最初に、東京の六区、選挙の六区は世田谷でございますけれども、この六区というのは、世田谷区を初めとしまして、大田区、北区、杉並区、練馬区、そして板橋区と、東京の六区で、大臣御承知と思いますけれども、環状八号線、通称環八と呼んでおります、この環八の下に地下鉄を走らせて、交通渋滞の解消、そして、万一のときにはそこを使って羽田から早く物、人が運べるように……

第145回国会 行政改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1999/06/07、41期、民主党)

○岩國委員 おはようございます。民主党を代表して、質問させていただきます。  各公述人の皆様に、大変お忙しいところをお出かけいただきまして、いろいろお教えいただきまして、心から感謝をいたします。  私も、短い期間ではありましたけれども、地方自治に関係した人間の一人として、また、第三次行革審の専門委員を務めさせていただき、二年間、国のあり方、地方のあり方についてもいろいろと学ぶことが非常に多かった人間の一人として、この地方分権については非常に関心を持ち、また、各公述人の御意見も傾聴させていただきました。  できるだけたくさんの質問をさせていただきたいと思いますけれども、時間が限られておりますので……

第145回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1999/02/18、41期、民主党)

○岩國分科員 おはようございます。大蔵大臣初め大蔵省の皆さんにきょうは貴重なお時間をいただいておりますので、幾つか御質問させていただきたいと思っております。  まず、私は、当面の消費税とか景気対策、そういった目先の予算論議を離れまして、大蔵省の皆さんに、これからの金融制度改革あるいは円の国際化といったような観点から、どのような環境整備をお考えになっていらっしゃるのか、いろいろ準備を進めていらっしゃることと思いますけれども、そういう長期計画的なことについてお伺いしてみたいと思っております。  例えば、通貨の単位であるとかデノミ、あるいは西暦の問題、新しい通貨への切りかえ、新円を発行するといったよ……

第147回国会 憲法調査会 第9号(2000/05/11、41期、民主党)

○岩國委員 成立過程においては、いろいろと御意見を伺いまして、私も、そのときに実際に押しつけられたか押しつけられなかったか、滑ったか転んだか、そんな話ではなくて、大きな目で見て、客観的に自他ともに認めざるを得ないのは、非常に特殊な環境であったということは、これはもう認めざるを得ないと思います。そういう環境の中で成立した憲法は無効、あるいは、そういう環境の中で成立せざるを得なかった憲法はよくて暫定的なもの、これが私は世界の常識ではないかと思います。  当時のマッカーサー占領軍司令官の判断、有名な言葉ではありますけれども、日本の民主主義の成熟度は十二歳だ。この程度の判断しか下されなかった当時の国民……

第147回国会 予算委員会公聴会 第1号(2000/02/24、41期、民主党)

○岩國委員 公述人の四人の先生方、大変御苦労さまでございます。  民主党を代表して質問させていただきます。  まず最初に、八代公述人に、高齢化社会について大変前向きな御意見を伺いまして、私も大変うれしく思っております。規制緩和という概念について、それが重要になっているということについては五十嵐先生もお話しになりましたけれども、私は、年齢の規制緩和というのが大事じゃないかと思っておるんです。  表現は違いますけれども、先生と私は同じことを申し上げていると思います。世界一長寿の日本が、よその短命国と同じように六十五歳で高齢者とか老人という言葉を使っているのがおかしいんであって、グローバルスタンダー……


42期(2000/06/25〜)

第156回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第2号(2003/05/20、42期、民主党・無所属クラブ)

○岩國分科員 民主党を代表して、質問をさせていただきます。  塩川財務大臣、御出張等で大変お疲れのところ、こうして我々に質問の機会を与えていただきまして、まずそのことをお礼申し上げたいと思います。  お礼を申し上げた後で大変失礼な質問から始めさせていただきますけれども、平成十三年から塩川財務大臣は、日本の財政、そして広い意味では金融、経済を御担当されたわけですけれども、平成に入ってから、経済環境を映す鏡であるというこの株式市場、大変な深刻な状況になっていることは大臣も御承知のとおりであります。  そして、巷間よく言われるのは、早稲田大学の総理大臣のときには景気はよくなるけれども、慶応大学の総理……


43期(2003/11/09〜)

第159回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2004/03/01、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國分科員 民主党の岩國哲人でございます。  本日は、金融行政について三点、竹中大臣に質問させていただきたいと思っております。  まず最初に、ペイオフの解禁について、大臣の今現在の心境あるいは御計画等についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま竹中大臣の御見解、確かにごもっともな一般論ではあると思いますけれども、私は、このペイオフについては、いま少し、いろいろな日本的な事情のもとでは、またさらに日本が今置かれている環境の中では、再検討の余地が大いにあるんじゃないかと思うわけです。  まず一つには、アメリカ、ヨーロッパ、私も二十年そういう世界に住んでおりましたけれども、そういう中で……

第162回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2005/04/25、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國分科員 民主党の岩國哲人でございます。  総務大臣初め御担当の幹部の方に、寒冷地手当及びその他の公務員に対する手当を中心に質問させていただきたいと思います。  まず最初に、私が出雲市長をしておりましたときに、寒冷地手当を廃止すべきではないかという方向で、当時の自治大臣にお手紙を差し上げたことがあります。待てど暮らせど返事は来ませんでした。ついに退任の日まで来ることなしに、私が国会に入ってからも、まだいただいておりません。  こういう地方の自治体の長からの手紙に対して、自治大臣、あるいは今は総務大臣、そういう地方自治団体の監督あるいは指導をされる立場の方というのは、返事というものは出されな……

第162回国会 予算委員会第七分科会 第2号(2005/02/28、43期、民主党・無所属クラブ)

○岩國分科員 民主党・無所属クラブを代表いたしまして、中川大臣に質問いたします。また、議論もさせていただきたいと思います。  まず、中小企業税制のあり方について、日本の中小企業をもっと強いものに復活させることについてどういう方策があるのか。やはり大きな決め手は、私は税制のあり方ではないかと思うんですね。もっと元気の出る、そしてわかりやすい、仕事をふやせばふやすほど自分が使えるお金がたくさんになる、だからもっと働きたい。中小企業というのは、大臣御承知のように、日本の会社の九九%、そして雇用の実に八〇%を支えているわけですから、そういうところが元気を出すような税制、抜本的な中小企業税制というものに……


44期(2005/09/11〜)

第164回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2006/06/05、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國分科員 民主党を代表いたしまして、小坂文部大臣に、小泉内閣の教育に対する姿勢、また、今審議中の教育基本法についてお尋ねしたいと思います。  まず最初に、小泉総理は就任当初、米百俵という例えを強調されて、小泉内閣の方針としては教育に重点を置いていくんだというメッセージをお出しになりました。五年前のことであります。  この五年間に、どういう面で教育行政の実が上がったのか。特に、米百俵という即物的でわかりやすい例えから見ますと、この教育部門における予算が相当ふえていなくてはならない。そういう観点から、この五年間の小泉内閣の教育にかける財政的な意欲というものを評価すると、その通信簿はどういうふう……

第164回国会 予算委員会第四分科会 第2号(2006/03/01、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國分科員 小坂文部大臣に初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  大臣もおっしゃっておられますし、私もかねがね、海外から日本という国を見て、これからの日本の将来というものを考えるに当たって、日本は石油とか石炭、そういう資源に恵まれない、しかし、たった一つ恵まれている資源は人間という資源だ、そういうことを訴えてまいりましたし、その最も大切な日本の未来の資源づくり、人間づくりを担当される小坂大臣に我々も大いに期待しております。その角度から御答弁をいただきたいと思います。  まず最初に、世界の先進国と言われるアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、そういうところと比べて、日本の……

第166回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第2号(2007/04/24、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國分科員 おはようございます。民主党の岩國哲人でございます。  本日は、会計検査院大塚院長初め幹部の方に御出席いただきまして、国のこうした行政監査のあり方、その中で会計検査院が機能を十分に果たしているのかいないのか、問題があるとすればどういった点に問題があるのか、国民に対する国会の義務、あるいは行政を監査するという会計検査院の立場から、どういった点に不安があるのか、あるいは十分な仕事ができているのかどうかといったようなことについて、審議を深めさせていただきたいと思います。  まず最初に、一般新聞紙上に、この二、三年、官庁の不適正なお金の支出が日常茶飯事のように、あの省だけかと思ったら今度は……

第166回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第1号(2007/04/23、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國分科員 民主党の岩國哲人でございます。  この決算行政監視委員会におきまして、我が国の厚生労働関係の行政の実態とこれからの方向について柳澤大臣に質問したいと思います。  まず最初に、国民の関心事でナンバーワンに挙げられておりますのは年金であります。私も、いろいろな国に住み、生活し、また保険料も払ってまいりました。我が国の少子高齢化、これがヨーロッパに比べて四倍の速さ、アメリカに比べて二倍の速さで進んでいるという実態にかんがみまして、これはもう、よその国の年金制度をあれこれ研究しているというよりは、我が国独自のものを、しかも、将来どうなるかということも考えながら進めていかなければならないと……

第169回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第1号(2008/04/21、44期、民主党・無所属クラブ)

○岩國分科員 岩國哲人でございます。  民主党を代表いたしまして、平成十八年度決算に関する諸項目につきまして、若林農水大臣に質問させていただきたいと思います。  今、大臣が十分御承知のように、我が国の農業はいろいろな意味で大きな転機を迎えております。まず、支え手の問題があります。食料の自給体制の問題があります。国際競争力の問題もあります。そういったいろいろな観点から、これからの農業がぜひとも強く健全な農業として再出発してほしいという願いで若林大臣に御質問いたしますけれども、数少ない、御信頼できる大臣のお一人として、ぜひ前向きな御答弁をお願いいたします。  まず最初に、総理の所信表明におきまして……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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