このページでは末松義規衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。末松義規衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○末松委員 民主党の末松義規でございます。初めて質問をさせていただきます。 私は、通産省というのは、今後の日本の新規産業の創造という、いわゆる日本の未来の扉を開く一番大きな使命を担っている省庁であろうと思います。その意味で、非常に重要な省庁であるがゆえに、今回このような泉井問題で名が汚れるということは非常に残念に思うわけでございます。 この泉井問題を質問させていただく関係で、まずちょっと大臣にお伺いしたいのは、これは申すまでもないのですけれども、質問された方がおられないので一応お伺いしますが、大臣御自身、泉井問題には直接かかわっておられないということについて明言いただければありがたいと思い……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。
先ほどから議論を興味深く拝聴させていただいておりますが、工業標準化、JIS制度の改正ということでございますが、現行のJIS制度のもとで、このままいったら何が問題なのか。何か必要性というのは漠然とこの言葉によって説明されている感じがするのですが、現状のままだと、私たちの国民生活の中でどういうことがどういうふうに困るのかということを、具体的にちょっと語っていただければと思います。
【次の発言】 ちょっと御説明を聞いていると、非常に高度な内容のことを言っておられることはよくわかるのですが、この委員会もやはり議事録は国民に読まれるわけですから、どういうふう……
○末松委員 民主党の末松義規です。 きょうは、私、国会議員になろうとした一つの大きな理由が、このベンチャービジネスを育成したいということも理由にございましたものですから、率直にお伺いをさせていただきます。 今日本は、国を挙げてベンチャー企業やアントレプレナー、起業家、業を起こす人、これをバックアップすることが急務になっております。この国の支援の程度の有無が、将来の日本人の、私たちの生活を左右する、国の命運をかけることになるという認識を持っているわけです。 理由は二つございます。 一つは、日本が世界のトップコース、そういうコースを走り始めたということでございます。GNPが世界のGNPの約……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 本日は、私、私の地元が東京の小平を中心とする多摩地域でございますので、その地元の方々と日ごろからいろいろな話をしておりますが、その結果も踏まえながら、特に中小企業対策、それから小規模小売店あるいは商店街の活性化、そういった問題に焦点を当てながらお話をさせていただきたいと思います。特に、次代を担う若々しい地元のJCの理事長さんや幹部の方々とか、真剣に町づくりを行おうとしている、例えば小平商工会の会長さんとか、あとまたさまざまな消費者の方々、商店街の方々、また中小企業の経営者の方々、非常に今問題を抱えております。私も、そういう方々とお話をしながら、ずっ……
○末松委員 民主党の末松義規であります。 私も、昨年初当選させていただきまして、この委員会で初の質問をさせていただきます。よろしくお願いします。今から三十五分間質問をさせていただきます。 きょうは特例公債の話でございますので、私はそちらに集中して、絞って質問をさせていただきます。 先日、住専の穴埋めで六千八百五十億円が赤字国債というか特例公債でなされた、その大半が赤字国債だったということを聞いて、今後六十年間の国民の負担になるということを聞いて、私、若干ショックを受けたわけです。つまり、ことし生まれた赤ん坊が六十歳になるまでその負担を払い続ける、そのツケを払わされるということは、非常に問……
○末松委員 私ももと外務省におりまして、小池議員と同様にアラビア語をしゃべるアラビストの一人として、中東の勤務もいたしました。実際に中東に勤務した者の感想を述べますと、この中東開銀ですが、中東地域にようやくこういった国際開発銀行ができたということで、非常に有意義ではないかと考えております。 さて、私の質問ですが、国際開発機関に関し、大蔵省の方から非常に懇切丁寧な御説明をいただきまして、本当に資料の点でも謝意を表したいと思います。労作の資料を子細に見ましたけれども、世銀やIDAの増資等については問題はないのではないかという印象を持っております。 ただ、私が若干ひっかかりましたのが、出資金では……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、大臣の胸をかりるつもりで質問させていただきます。ちょっと風邪を引いておりますので声がおかしいのですが、その辺は御容赦ください。 私は、まず、この外為法の改正、私自身は本当にこれはすばらしいことをやり始めたなというふうに思っております。外為の抜本改正というのは金融ビッグバンのプレリュードあるいはフロントランナーという位置づけでございましょう。この日本経済の体質改善を進めて、さらなる繁栄と世界との共存、これをやっていくには、避けては通れない道だと思います。 午前中の議論で、これがフロントランナーなのかあるいはバックエンドなのかという話もご……
○末松委員 私は、民主党を代表しまして、本修正案を提案する理由を御説明いたします。 政府提案の外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案は、我が国が締結した条約や国連決議等の国際約束を履行する場合以外でも、国際平和のための国際的な努力に寄与するために、政府がみずからの判断で外国に対して経済制裁措置をとり得るようにするという内容を含んでおります。 民主党は、政府がそうした国際情勢の緊迫した状態の中で第一義的に経済制裁措置をとり得るようにすることには賛成ではございますが、同時に、その政府の判断に対して行政の監視役である国会が速やかにその意思を明らかにし、行政のチェック機関としての機能を果……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。私も、田中議員が質問したのに引き続きまして、幾つかの点について質問させていただきます。 この日銀の改正案を見ますのに必要な視点というのがあるかと思うんですが、そのうち私の方は、大きく分けてまず二つの視点から見ていきたいと思います。 今提案されております日本銀行法案で、国際化と市場化、この二つが大きく進む中で、二十一世紀の日本の金融システムの中核を担う中央銀行として日銀が今後ふさわしいものになっていくかどうか、これがまず第一点でございます。 先ほど田中議員からも指摘がございましたが、政府のあるいは大蔵省の日銀に対する監督権がまだまだ非常に大きいんじ……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。初当選なので、質問、無礼があったらお許しください。 私は、行政監視院法案をつくっている者の一人として、行政監察について絞ってお話をさせていただきたいと思います。 最近、総務庁が、民主党の行政監視院法案をつぶそうとするために国会議員に根回しに走っているという話を聞いておりまして、この根回しペーパーというものを実はここで入手しているわけでございます。先日、菅議員が代表質問の際に、反対運動をやっているんじゃないかというお話をしたときに、総務庁長官からは、これは反対運動とはとらえていないというお話がございました。長官はこのペーパーをごらんになったことがござ……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 私も、まず質問の前に、エジプトのあの悲惨な事件による犠牲者の方々、またその御家族の方々に対しまして、心から哀悼の意を表させていただきたいと思います。 きょうは、外務委員会初めての質問ということですけれども、一応民主党として、政府委員制度の廃止や、あるいは政治家との対話を行うということで、基本的に大臣にお伺いいたしたいと思います。 私も、島委員に引き続きまして、対ロシア外交についてお伺いをいたします。 まず、大臣におかれましては、御就任おめでとうございます。これから小渕外交と言われるものを大臣みずから実践されていかれると思いますが、そのときの基……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 実は今、民主党で政府委員の廃止制度というか副大臣制、これを支持しようということでやっておりますので、私もそれをきちんと守りまして、政府委員という形ではなくて政治家同士の話をさせていただくということで、それで申し上げましたら、大臣に聞けば何でも答えていただけるというお話もいただきましたものですから、ちょっと法律審議ということで非常に技術的なものもありますが、そこは機転をきかせて、いろいろなお話をさせていただきますが、おつき合いいただきたいと思います。 まず、この国外送金の関係の法律の方からお話をさせていただきます。 日本も来年四月からビッグバンと……
○末松委員 今、金融危機ということでいろいろと大変な話になってきておりますが、日銀総裁の方に、まず日銀特融についてお伺いをいたします。 今回、山一の件で、日銀総裁は、この措置は臨時異例の措置であるということを強調されました。この臨時異例ということについて、この委員会でも審議されておりますけれども、私自身ちょっと納得がいきかねるところもございますので、御説明をしていただきたいと思います。特に異例と言った基準は何なのか、通常とどう違うのかということについてお伺いしたい。 また、三洋証券にはこの特融は出さずに、山一証券に対して特融を出した、この点について御答弁いただければと思います。
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 私の特に先輩議員の方々がマクロの話を言われましたので、私の方は、きょうはディスクロージャーに限って質問をさせていただきます。 まず、このディスクロージャーのことについて、この前、十一月二十八日ですが、私が質問をしたのですが、そのときに、銀行業務の公共性、これは金融制度調査会の報告でも銀行には高い公共性と社会的な責任があるのだという話が書いてございますが、つまり公的責任が銀行にはあるのだということがよく言われますし、そういう答弁もされています。 一つ一つお聞きしたいのですが、この公的責任は、銀行はだれに対して負っているのでしょうか。
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、ビッグバンで増加が予想されます外資系の金融機関、このことについてお聞きをさせていただきます。 ビッグバンでいろいろと国際化が進みますと、どんどん外資系の金融機関がふえてくると思います。また、逆にふえないと、東京市場が世界の中心の金融市場とはならないわけですから、どんどんふえていっていただきたい。 今、外資系金融機関、聞きますと、日本に九十三行、銀行ですけれども、九十三行で百四十五の支店があると言われております。私がこの預金保険機構との関係で聞きたいのは、外資系の金融機関に対しまして、日本では預金保険機構に加入すら認められない。一方、海……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。民友連を代表しまして、日英原子力協定等に関しまして質問をさせていただきます。 質問の前に、今河野委員が言われた、この外務委員会としてのイニシアチブを発揮して、きちんと、政府のやってきている外交について、もっとこの調査あるいは審議促進のためにイニシアチブをとった活動が必要ではないかというお話がございまして、私も全くそのとおりだと思ったわけであります。今、委員長の方からこれを積極的に取り上げていただくということでございますから、理事の皆様方そして委員長、ぜひよろしくお願いしたい。 特に、私なんかは本当に、外務省にも奉職をしていた経験からしても、どうも外……
○末松委員 民友連を代表しまして、末松義規でございます。 参考人の皆様、本当に貴重な御意見をありがとうございました。 早速質問に移らせていただきます。ちょっと順序は狂いますけれども、ます田勢参考人の方にお伺いします。 私の問題意識は、行政官庁の交際費を予算計上すべきか否かという話でございます。先ほど、伊藤参考人の方から専門知識の民間依存というお話がございました。確かに、デリバティブというふうなことを一つとっても、大蔵省の役人の方が知っているかどうか。知らないと思うのですね。我々も知らない。実際にトレードしていないとわからない、そういう世界になってまいりました。そうすると、やはり民間から知……
○末松委員 民友連の末松義規でございます。 きょうは、ジェトロの関係、そしてあと鉱山保安監督業務の関係について御質問させていただきます。 まず、鉱山保安監督業務に関して質問させていただきます。 三池炭鉱の閉山によりまして、鉱山保安監督局が監督部になるとございますけれども、同時に、機動的な体制を整備した上で、引き続き鉱山保安の確保を図っていくとございます。 昨年来、通産省では閉山対策でいろいろな努力をしてこられたわけですが、今後とも引き続き、特に雇用対策、またさらに閉山に伴う新たな業務の発生もございます。そういった意味で、きちんとした形で引き続きやっていただくようお願いいたしますとともに……
○末松委員 民主党の末松義規です。きょうは、民友連を代表いたしまして、質問をさせていただきます。 公的資金の導入ですけれども、これは、国民、市民の立場から見ると、どうもやはり国民や市民の御理解、御納得をいただかないとなかなかできるものではありません。その意味で、慎重かつ真剣な審議が必要であります。 そのときに、まずちょっと大臣の方にお伺いしたいのですけれども、不良債権に端を発する今回の金融危機ですが、これは端的に、一般国民に責任があるのかないのか、これは突然の質問ですが、簡単な、シンプルなことですから、まずお伺いしたいと思います。
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 私は、民友連を代表し、内閣提出の預金保険法の一部を改正する法律案及び金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案に反対し、民友連提出の預金保険法の一部を改正する法律案に対する修正案及び修正後の預金保険法の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。 私たち民友連は、金融システム安定化のための公的資金投入については、金融機関経営者や行政の責任追及と情報公開を徹底した上で、金融機関破綻処理に伴う預金者保護に限定して行うべきであると考えます。公的資金による優先株等の引き受けについては、破綻処理に伴う受け皿銀行や新銀行への適用は破綻銀行の預金……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、関税定率法の改正を初めとして、日本の経済及び金融が抱える問題の幾つかの点を指摘するとともに、議論をさせていただければと思います。 まず、関税定率法に関してなんですけれども、関税の役割として、国内産業の保護や税収確保といった役割もあるかと思いますが、今後の関税の改正においては、経済のグローバル化なども踏まえて、日本の消費者の利益をもっともっと拡大していくことが、ある意味では産業基盤あるいは経済基盤を大きくすると思います。そういった意味で消費者サイドをもっと重視すべきではないかと思いますが、その点について、まずお聞きをしたいと思います。
○末松委員 民主党の末松義規でございます。きょうは金融システム改革法案を中心に質問をさせていただきたいと思います。 この金融システム改革法案といいますのは、総理がずっとおっしゃってきたフリー、フェア、グローバル、こういう原則を具体化してきたものであるということでございます。ただ、一般の人からいって、やはり金融というのはなかなかわかりにくいという面がございます。そういった意味で、国民一般から見て、利用者として利便性がこ れからふえるということでございましょうけれども、一方では、自由というのは、フリーというのは自己責任というものを伴っております。そういった意味で、この危険性に対してどういうふうに……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 私も一時期石油関係の仕事にも携わらせていただきましたものですから、この問題についてもいろいろと問題意識を持っておりました。通産省が中心になっていろいろと原油の自主開発を進めてこられたこと、これは日本にとって極めて重要なことであるとは私も思っております。特に、最近の数字ですと、輸入量の大体一五%、六十九万バレル・パー・デーが日本に入ってきているということで、その意味では少しずつ過去に比べても発展してきているということ、これからエネルギーの問題でひょっとして第三次石油ショックというふうなのがあるかもしれないということを念頭に置けば、少しずつながらもやっ……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 先ほど、大変厳しい御質問であったと思いますが、私はちょっと目先を変えまして、国際金融の実態について日銀あるいは速水総裁の見解をお伺いしたいと思います。具体的には外為相場の話でございます。まずそこから質問を始めていきたいと思います。 この前、欧米のある投機筋といいますか、そのグループの方々とお話をしていたときに、この投機筋の方が年に一、二回ぐらいはある一定の金額の範囲内で短期間に非常に大きな勝負をされるということをお伺いしました。それで、見ていてごらんということで、ことしの春ぐらいでしたか、対ドルと円の関係で百二十円ぐらいが百三十五円ぐらいにさっと……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、内閣法の改正、そして内閣官房、あるいは内閣府設置法ですか、この点についてお聞きをしたいと思っております。 むしろ、国の基本方針をどういうふうにしていくか、この点について、民主党の方でも数カ月間の議論を経まして、私ども、首相府の設置法、そして内閣府設置法ということで対案を出すという形で今事務を進めているところでございますので、この辺についてお聞きをしてみたいと思います。 私は、外務省にいたころから、外から見ていて、日本は先を見越した戦略というか、総合戦略がない国じゃないかなというのをよく考えるときもありましたし、またそういうふうによく指摘も……
○末松議員 まず最初に第一点目からお答えをさせていただきますが、岩永先生がおっしゃられたように、今の時代というのは、非常に総合的な判断あるいは機動的な判断、これが政治的なリーダーシップのもとにやられなければいけない、そこは私ども、全く一緒の問題意識でございます。では、大胆な改革をしていかないと日本が沈没してしまうのじゃないかというのが我々民主党の議論の最初の問題意識でございました。そういった意味で、私ども、全く同じような問題意識があると思います。 そこで、第一点の御質問でございます。民主党で行革の全体像を示されていないではないかということなんですが、私ども民主党では、まず政治的なリーダーシッ……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 大臣にはお忙しいところ、大変恐縮に存じます。 きょうは減税問題の前に、この前、二月四日の減税問題がテーマとなりました本会議でも質問させていただきましたが、そのときに小渕総理に対して富国有徳という概念をお聞きしまして、これからの二十一世紀の日本というのは、やはり有徳という概念が私自身も重要だなと考えています。 その中で、日本人の生活として、自己実現というか自己創造、そういった心豊かな人生を送れるための環境整備、これが重要だろうということで、NPOの問題につきまして指摘させていただきまして、そういった自分が好きな活動、あるいは自分の徳になるそういっ……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、ノンバンクに関係するこの法案について、私の関心のある条項を中心に質問させていただきます。 基本的に、この法案は、間接金融に偏重している日本の金融を直接金融の方にも向かわせるという意味で非常に意義がある法案であろうと思うし、ノンバンクにそういった社債の発行等を認めること自体、より市中にお金が回っていくという、現状を認識しながらのいい方向であろうと思います。 好景気、不景気にかかわらず、いつの世にもサラ金地獄とかいろいろなトラブルがたくさん発生しております。市民の皆さんから見ると、サラ金を含むノンバンクに金集めの方だけ手当てをして、そして利用……
○末松委員 民主党の末松義規です。私も、中川委員に引き続きまして、責任問題等を含めた、あとはこの事業の見直しのシステム、そういったことについて質問をさせていただきたいと思います。 まず、北海道あるいは東北の開発というのは非常に必要であり、また、未来へ大きな希望を抱かせるような開発の余地が残っていると私自身も思います。そういった意味で、この開発は極めて重要だし、また、現下の北海道や東北地域に見られる雇用情勢の厳しさとか、その辺を見るにつけ、あるいは経済の低迷を見るにつけ、もっと何とかできないかということは私も非常に考えるところなのです。 今回の北東公庫と開銀との合併、この措置なのですが、私、……
○末松委員 民主党の末松でございます。 今の中川委員の御質問とも重なるんですけれども、まず初めに、今話題の長銀の粉飾決算について、私の方ももう少しお伺いをしたいと思っております。 昨年の八月二十七日、金融安定化特別委員会において、宮澤大蔵大臣が、長銀は債務超過ではない、マスコミ報道、いわば風説の流布によって経営危機に陥ったんだという答弁をされました。その後は捜査当局によって、実際に昨年の三月、政府が長銀に千七百六十六億円もの公的資金を投入したんだけれども、その際に大蔵省は長銀の粉飾決算を見抜けなかった、この見抜けなかったという監督の責任があるんじゃないか、あるいは、見抜いてはいたんだけれど……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 今年度の経済白書が日本経済の持つ問題の中で三つの過剰という構造問題に言及していまして、過剰設備、過剰雇用そして過剰債務、この三つの過剰が顕著である、これをもたらした原因が日本経済及び日本の社会構造の中にとても根深く潜んでいると。 そして、いろいろと民主党でも政調の皆さんを中心にそういう研究をされておられまして、この過剰の原因を調べていきますと、また別の三つの過剰に行き着くんじゃないかと言われているわけです。その三つの過剰とは何かというと、過剰なむだ遣いというのと過剰な行政介入、そして過剰なお上依存、そういう体質であるということを分析しているわけで……
○末松委員 委員長の、今の御審議の過程を私もつぶさに見ておりましたけれども、ここの資料が大きく前提と違っているということでございますから、この審議については、中川議員の余りの時間も含めて、これは前提が違うということですから、私自身、ちょっとこの質疑については保留をさせていただきたいと思います。
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、まず、ちょっと大蔵大臣の方にお伺いしたいんでございますが、最近、オウムの問題とかあるいはライフスペースといった問題、あるいは法の華ということで、いろいろと新聞紙上をにぎわわせております。それで、いろいろな方が被害に遭われたというようなことで、これを逆に言えば、いかに社会が病んでいるか、あるいは心が病んでいるか、それの魂の救済を求めているのかということにもつながることと思います。 一般の社会通念とかけ離れて、例えば法の華なんか、強制捜査に踏み切って、そして被害に遭ったと言われる方々が、総額五十数億円とかそういった被害届、あるいは提訴してい……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。
きょうは、この法改正の中で都市計画の決定システム、そういったこと、及び、私、地元に国立という市がありますが、そこの大学通りのマンションの建設問題というものがありまして、それをこの前、大臣の方には予算委員会の分科会で質問させていただきましたが、その続きをさせていただきたいと思っております。
まずお伺いしたいのは、今回の法改正で、都市計画の決定システム、これを変えたという話でございますが、その趣旨をまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 アカウンタビリティーの向上とか、地域住民がよりその意向を反映できるといった意味で、私もそれは趣旨は非常に……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょう、幾つか御質問させていただきますが、まず石原東京都知事の銀行に対する外形標準課税問題についてお話をお聞きしたいと思います。 閣議口頭了解ということで、政府の見解は極めてクールでしかも批判的であったかと思います。もちろん、今世上議論になっておりまして、銀行業界を中心に、これはねらい打ちだとかいろいろな反対の声も上がっておりますし、一方賛成だという議論が出てきておりますけれども、政府の中にあるいは識者の中に、このような、地方が、課税権限そのものの余地を残しておいたこと自体が問題であったという声も出てきているのです。 基本的に国が法的にこの問題……
○末松委員 私は、民主党を代表して、ただいま議題となっております三法案のうち、平成十二年度における公債の発行の特例に関する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対し、法人税法の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。 まず、特例公債法案について申し上げます。 我が国財政は、地方も含めた長期債務残高で見れば、GDP比一三〇%という先進国中最悪の状況に陥っておりますが、政府の予算編成に関する態度は、このような財政状況に対して何ら手を打つこともなく、今は景気回復が最優先の一点張りであります。 しかし、昨年の税制改正で累進税率の緩和等を行った結果、今後景気が回復しても……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 私も、先ほどからずっと議論を聞いておりまして、この財投機関債の問題についてまずお尋ねを申したいわけであります。 先ほどから議論を聞いていまして私が思いましたのは、朝方の議論を聞いたときに、これは大蔵大臣としてもかなりやる気だな、いろいろな財投機関をスリム化して、かなり頑張られるんだなという感じがしていたわけなんですけれども、今、政務次官のお話をちょっと聞いたときに、岡田委員の方から、破産あるいは倒産、解散、そういったことが基本的にはこのプログラムの中に入っていないなという感じがしたわけであります。多分、この法案の中で一番欠けている点が、そのプログ……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは大野政務次官の方に幾つかの質問をさせていただきたいと思いますが、まず金融商品の販売等に関する法律案について質問をさせていただきたいと思います。 先ほど民主党の案の説明の際にもございましたけれども、顧客が金融商品の販売等に関して重要事項について説明を受けなかったことを理由として損害賠償請求をする場合において、政府案では立証の責任が顧客、一般消費者の方になっている。そういう場合、一般消費者に説明を受けていないということを立証させるというのは酷じゃないかと思うのですけれども、その点についてお伺いしたいと思います。
○末松委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、自見庄三郎君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○末松委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、自見庄三郎君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○末松委員 民主党の末松義規です。 きょうは、政治倫理の確立という観点から、先ほど小池議員が言われたあっせん利得、この問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。 中尾元建設大臣の逮捕の問題、あるいは久世前金融再生委員長の辞任の問題とか、その前は越智金融再生委員長の辞任の問題とか、そういうところで、あっせん利得といいますか、そういった一連のテーマの問題が世間を騒がせております。それで、結局この底にあるのは、口きき政治、これをやはりどういうふうに政治の世界から正していくかということだろうと思うんです。 民主党の方は、野党四党で出している国会議員の地位利用収賄罪法案というものを一刻も早く……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、PKOの法案ということで、今、世間的にも論議がなされておりますし、特措法の関係でもいろいろと審議がなされたところであります。 このPKOという活動でございますけれども、ODAとともにこのPKOというのは日本の平和に対する協力ということで、非常に貴重なものだと考えております。いろいろな憲法上の制約があるという話もございますけれども、その中でもでき得る限りPKOについては我々としても協力を深めていくということが重要であろうと思いますし、あのブラヒミ・レポート等についても、かなり前向きな、国際的な認識も深まっているということでございますので、日本……
○末松委員 民主党の末松でございます。久々に質問させていただきます。 まず、今回の法案のことに入る前に、きのう日経の記事に、柳澤金融担当相の私的懇話会である日本型金融システムと行政の将来ビジョン懇話会というのが二十四日開かれて、不良債権の問題などの対応について話し合ったということで、新聞の見出しでいくと、「だめな銀行は退出を」というような意見が主流であったと。日本は銀行が多過ぎる、伸びる銀行は伸ばし、だめな銀行は退出を促すべきだという意見が大半を占めたという話なんですが、この点について、金融担当相の御意見、御感想をちょっとお伺いしたいと思います。
○末松委員 民主党の末松でございます。 一応、この法案に入る前にちょっと、ただいまニュースがございまして、アメリカの格付会社のスタンダード・アンド・プアーズが、きょう日本政府が発行する国債をダブルAプラスからダブルAに一段階引き下げると発表した。それで、小泉政権が進める構造改革のおくれとか、あるいは第二次補正予算などによって政府の債務負担の増加などを理由に、さらに格付が起こるんじゃないかというふうなことをニュースで伝えたということなんですけれども、これに対しまして、金融大臣の方から感想等ございましたら、ちょっと通告はしておりませんでしたけれども、まず御感想をいただければと思います。
○末松委員 私の方は、有事法制関連やあるいはアメリカのブッシュ大統領が言った悪の枢軸国発言ですか、そういったこと、北朝鮮の拉致問題等について、きょうは質問をさせていただきます。 まず最初、ちょっとなんですけれども、有事法制の中で、今回政府が提出を予定しております法案が成立をしたとしても、例えば赤信号で、戦車が道路交通法の関係で赤信号になったらとまらなきゃいけない、そういうふうな状況は実は改善されないんだという懸念が関係者から表明されているわけです。 これは、防衛庁側で第三分類ということで、そういう整理がなされているということで、いまだ対応が決まっていない、そういう話をちょっと聞いております……
○末松委員長代理 ただいまの資料要求につきましては、理事会で協議をいたします。
○末松委員 民主党の末松義規です。 渡辺議員に引き続きまして、質問をさせていただきます。 私は個人的に、危機管理というのは、外務省にいたときに湾岸危機というのを体験いたしまして、そのときに担当課の課長代理ということをやっておりましたので、この危機管理の危機というものがどんなものかということを、私自身、自分なりに理解をしております。 危機とは何かというと、要は、当然にあるものが当然になくて、しかも対応しなければいけない、それが危機なんだろうと思うんです。そういった意味で、例えば時間がない、そしてその体制や人がない、さらに前例が全くない、そして解決するシステムもない、そういったことに対して早……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 意見陳述者の方々には本当にありがとうございました。大変参考になりました。 また、ここに来るに当たりまして、地元の高木義明議員にも大変参考的な意見をいただきまして臨んでいるわけでございます。 私も、今玄葉議員の方から言われたことと全く一緒の印象を持っております。この法案は、要するに自衛隊の軍事活動をできるだけ自由にする、そういった法案が主であって、国民生活の立場から考えた法案がないということそのものが大きな問題だと、今茅野先生御指摘になられましたけれども、同じ立場に立っております。 そこで、私の方は、もうちょっと具体的に光武市長の方にお伺いをし……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、ロシアのテロの問題、それから対イラク攻撃、さらに、ちょっと時間があれば北朝鮮の核開発の問題についてもお伺いしたいと思います。 まず、ロシアの劇場でのテロの関係で私が感じますのは、あれが日本で起こったらどうなんだろうという気になるわけです。まずは、では、日本の場合はテロの第一次的な対応は警察庁だろうと思いますから、警察がやって当然しかるべきなんですけれども、ロシアの場合も、あれはロシア軍の特殊部隊ですか、携行する武器が、例えばロケット砲とか、今回あったかどうかは別として、通常の小銃とかライフルとかそういったものを超える武器がテロリスト側の手に……
○末松委員長代理 茂木外務副大臣。
時間がないので、手短にお願いします。
【次の発言】 次に、今川正美君。
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは法案の審議でございますが、それと同時に、テロ特措法に基づく協力支援活動についても、時期的なものが迫っておりますので、それについても質問をさせていただきたいと思います。 まず、法案の関係でございますが、防衛庁の職員とそれから一般の公務員、まあ特別職というところもあってやや給料の出方が違う。その出方で考えますと、例えば、防衛庁の若い人たちが、超過勤務が全然つかないというもともとの制度の違いもあって、それがかなり各省に出向した場合に、逆に各省に出向した方が、よく超過勤務をする方にとっては生活が楽になったというような話もあるわけでございますが、そうい……
○末松委員 民主党の末松でございます。 今、政府報告をいただいたわけでありますが、初めて私もこれを見ましたので、私が考えていたものとはかなり印象が違うのかなという気もいたしております。 特に、これは全般の問題に当たりますのでちょっと具体的にお話をさせていただきますが、この三ページに「今月十二日に開催された日米間の調整委員会における米国の説明によれば、」ということで、四ページに4で「これを支援するため、アラビア海における各国の活動も、予見しうる将来にわたり継続が見込まれ、テロとの闘いは終わりよりもむしろ始まりに近い時期にある」、こういう言い方がアメリカから示されております。私もこれを初めて見……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、イラク問題を中心に審議をさせていただきたいと思います。 今、特措法の延長問題にも関連して、私はこの審議をさせていただきたいと思いますが、一番、イラクとの関係で日本の関与がポイントになるのは、特に特措法との関係でポイントとなるのが、イラクと、特にアフガン、アルカーイダとか、あるいはターリバンとか、そういったいわゆる九・一一という事件を起こしたテロリストとの関連でございます。 そこで、外務省の方はイラクとこういったテロリストの関係を、あるいはテロとの関係をどういうふうに認識しておられるか、それをまず外務大臣にお伺いいたします。
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 私の方は、六月の頭でしたか、実際に民主党の方で調査団として、参議院議員の若林秀樹議員、そして首藤信彦議員、衆議院議員ですね、ともどもイラクに行ってまいりまして、それで、現地で感じたことなども含めてお話をさせていただきたいと思います。 まず、この調査団として簡単に私の感想を述べさせていただきますが、バグダッドに行きまして、現地は三日間ぐらいいましたけれども、アメリカの攻撃は非常にピンポイントで、非常に正確であったということで、東京の大空襲のような大変な被害ではなかったということ。それから、バグダッドなんかでは三日間の攻撃だけだったんですね。メジャー……
○末松委員 民主党の末松でございます。 二十五日に引き続きまして、まずは細かい点も含めて議論させていただきたいと思います。 まず、自衛隊員が実際に現地に行ってみてどうなるかという点でありますけれども、逆に、自衛隊員が困らないような形でこの国会の議論も詰めておかなければなりません。そういった意味で、まずこの前、積み残しというか、私がはっきりとはよくお答えいただいていないところを含めて、再確認も含めて質問させていただきたいと思います。 この前の私の質問に小泉総理は、自衛隊員が遭遇するであろうケースについていろいろと詰めた質問をしましたら、その可能性が五〇%あるか、あるいは一%でもあったら、そ……
○末松参考人 民主党の末松義規でございます。 私ども民主党の方は、一カ月ほど前ですか、六月の二日アンマン、それから三日から八日まで六日間バグダッドにおりまして、その間、この報告書の七ページをごらんいただければありがたいのでございますけれども、二十二人の人間と、二十一人かな、そして、あとは視察をしてきました。 まず、ヨルダンでは、アブダッラー計画大臣あるいはバック・ヨルダン外務担当国務大臣、それからさらに、CMCという、クライシス・マネジメント・センターの関係の人たちとでお会いしまして、隣国からイラクをどういうふうに見ているんだというのをかなり時間を使って議論しました。 この団は、私と、そ……
○末松委員 このCPAとの連携、確かに委員がおっしゃるように、協力という意味では、この連携は図っていかなきゃいけない、それは私どもも認めております。 そういった意味で、私も調査団で行ったときに、あのときに、CPAに、外務省出身ですか、奥参事官という方がおられました。ただ、奥参事官の位置づけも、これも政府として、CPAの監督下というんですか、指導下には入っていないという形だろうと思います。それはある意味じゃ独立的に協力関係にあるということですから、そういった意味で、私どもも、協力関係にあるということを十分に踏まえながら、これは協力ができる話であり、政府のベースと同じ形でできる話だと思っておりま……
○末松委員 今の議論、私ものめり込みたいんですけれども、多分一般質疑の最後の時間なんで、取り残した質問等についてちょっとお話をさせていただきます。 まず、一昨日でしたか、暫定当局のブレマーさんが、最近のイラクの治安状況は極めて厳しいということで、この武装勢力は、組織的そして訓練を受けたプロフェッショナルのしわざだということで、これは長く続くということを言われました。これは、前にマキャナン米軍司令官がイラク全土がコンバットゾーンと言ったことと基本的には軌を一にしていると思いますけれども、このブレマー発言について防衛長官はどうとらえられますか。
○末松委員 民主党の末松でございます。 私も、前原委員に引き続いて、このテロ特措法、特にアフガン関連で、これをまた二年間延長する必要があるのかどうか、これについてお話をさせていただきたいと思います。 先ほど、官房長官の方から、いつになったらやめるのかという話がございました折に、アルカーイダの活動とかあるいはタリバンの活動とかそういった状況、さらには、国際社会の協調、こういったものを総合的に勘案しないとこれは判断できないんだということがございました。と同時に、日本は自主的に判断するんだとも言われたんですね。 そうなった場合に、どうなんですかね。実際に、自主的判断といっても、結局アメリカがや……
○末松委員 この前、海上の活動をしている、給油の活動をしている、その目的である、海上にタリバンやあるいはアルカイダのテロリストたちが逃げ出すことを阻止するために海上活動を行っているということの効果あるいは成果を知るために私は質問をいたしまして、その一環として、一つは、二年前百数隻の船だったのが、今二十隻まで下がった、それほど低くなったということと、あと、海上捕捉したテロリストがどのくらいいるんだろうということをお聞きしまして、そこで、この数字が出てこないという状況でございましたので、私の方はこれ以上質問できないということで、この委員会は中断したわけでございます。 そこで、委員長の方から外務省……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、質問に入る前に、ちょっと今の議論を聞いていて、前原理事と久間理事の関係で、伊藤先生の方から話をしていた中で、憲法にこういった緊急事態を規定していない、私は、緊急事態、こういう武力攻撃の敵が侵入してきたような事態というのは、基本的にやはり憲法が崩壊する危険性、その過程に対して、現憲法が守っている国民の権利とか自由なんかをきちんと担保することがこの法律の必要なことだろうと思うんです。 その前原理事の方から、憲法改正というのは、方向的にはそういうことが一番望ましいのかもしれないですが、今実際に憲法改正というのは急には現実問題としてなかなかできにく……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 私の方は、今国民が大きく不安に思っております北朝鮮、そしてイラク、そういった外交、安全保障を中心にお話をさせていただきたいと思っております。 さて、まず、北朝鮮の脅威といいますか、今、平壌宣言以降、小泉総理も努力をされておられるという話を表明されておりました。ただ、北朝鮮の動向を見れば、平壌宣言の中で国際的なルールに従うと言いながら、結局核開発を進めていたという事実が明らかになっておりますし、今の状況を見れば、例えばIAEAが核査察、NPTを抜けた関係で核査察を行うべしということから、今国連の安保理にこの問題を付託しよう、そういうことを言うと同時……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、私の質問に入る前に、午前中の竹中大臣と海江田委員との間で行われた質疑に関しまして、私自身ちょっと納得がいかないというものがありますので、予算委員会の理事としても、きちんとそこは国民の皆様にはっきりとさせておかなきゃいけない、そういう観点から質問をさせていただきます。 まず、竹中大臣、あなたは、国務大臣として、経済財政・金融担当大臣ということでありますし、不良債権の処理等を通じて、銀行の経営がどうなっているか、特別検査とか一般検査を通じて、銀行業界あるいは金融機関等の内容について一番知り得る立場にありますよね。まずそこから答えてください。
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、法務大臣に対して、特に先ほど原口議員が追及されておられましたホースでの殺人事件について、お伺いをいたします。 ちょっと私の質問の順序を変えて、先ほど原口議員の方から、あなたの答弁が、十一月の二十九日ですか、阿部委員からの、この答弁が、このホース事件について、殺人事件については全く念頭になかったというお話がございました。 福島議員が、参議院で十一月十九日にこのホースの殺人事件について、自傷で、肛門に指を突っ込んで死んだということは、極めて不思議で、おかしいということが言われております。 事実、やはり法務省の仕事というのは、本当に、これ……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、イラクそして北朝鮮の問題について、外交的な意味での締めくくりということで質問させていただきます。 私、その前に一点、イラク問題から始めますが、イラクの大使館に外務省のときに二年間赴任しておりまして、八四年から八六年だったですか、ちょうどイランからスカッドBというミサイルがどんどん飛んできたときに当たりました。そこで、私の自宅というか、住居のほんの数百メートル先にもスカッドBというミサイルが落ちまして、夜中でしたけれども、それが当たりまして、三、四十メートルぐらいですか、全部クレーターみたいになりまして、そして、私が駆けつけたときには、まだう……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 ただいま御指摘のございましたテロ特措法の一部改正案に対する民主党の修正案という形で提出をいたしましたので、趣旨説明をさせていただきます。 二〇〇一年九月十一日に米国で発生した同時多発テロは、多くの罪なき人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な行為であり、安全で民主的な社会を希求する私たち人類への挑戦であると考えます。 かかる挑戦に対し、民主党は、国際社会とともにテロとの闘いに敢然と取り組む決意を明確にしています。しかし、この同時多発テロを受けた当時のテロ特別委員会の審議で、民主党は、自衛隊の海外派遣の原則として国会の事前承認を求めましたが、与党はこれに反……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、官房長官がちょっと記者会見で今出られているということでございますので、官房長官に対しては副官房長官にお願いをしたいと思います。 まず冒頭、私の外務省時代の同僚でもございました奥大使、それから井ノ上書記官に対して、哀悼の意を表させていただきます。 その上で、先ほど外務大臣が、現地のティクリートですか、あそこで、今、渡辺議員の質問に対して、調査をするという中で、まだ大使館員が一人も行っていない、ただ、大使館員としては、現地に調査をしに行きたいんだという意向は持っていたというお話がございました。 あの事件から二週間以上たっているわけですけ……
○末松委員 先ほどから、日米租税条約についていろいろと審議されております。私の聞きたいこともある程度はわかってきたんですが、引き続き、私も質問させていただきます。 まず、私も、この日米租税条約について、投資の促進といいますか、二重課税あるいは社会保障料の二重支払いの防止とか、そういったことも含めて、基本的に望ましいことだなと思っているわけです。これで日米間で投資の交流が進んで経済関係が強化されること、これは非常にすばらしいことだと思っております。 ただ、条約を締結する際に、どれだけ両国にメリットがあるのかという中で、そのメリットが著しい不均衡が生じているということであれば、それはやや問題に……
○末松委員 民主党の末松でございます。私の方は、与えられた時間の中で、サイバー犯罪防止に関する条約について質問させていただきます。
このサイバー犯罪に関する条約、基本的には、コンピューターが普及して非常に国際的に国境がなくなった感があります。そういった中で、犯罪をきちんと取り締まる、そういう趣旨は、私も非常にそこは意義があると思っております。
順次質問をさせていただきます。
まず、コンピューター犯罪ですけれども、実際の被害の実態というのはどういう状況でございますか。お聞きしたいと思います。
【次の発言】 これに対して、警察庁の方で百四十三件対応したということですけれども、実際に、対応上、……
○末松委員 民主党の末松でございます。
きょうは、予定しておりました三十分がちょっと旅券法の提案の関係で二十分になりましたので、答弁をいただく方、ぜひ簡潔にお願いしたいと思います。
まず、ウズベキスタン航空協定でございますけれども、この協定を結んだらどういう効果があるのかということを極めて簡潔にお願いを申し上げたいと思います。
【次の発言】 そういう点を考えたら、この協定は、私も、民主党としても賛成をすべきだと考えております。
それでは、この際ですから、北朝鮮の問題についてお話を伺いたいと思います。
まず、小泉総理、訪朝されましたけれども、同席者、金正日国防委員長とそれから小泉総理の会……
○末松委員 まず、審議に入る前に、きょうの理事会でもございましたけれども、日本人の外交官射殺事件に関しまして、外務省が先日報告書を出しましたけれども、どうもその報告書そのものが脚色があるんじゃないかという疑いが持たれておりますし、参議院でも、外務大臣みずから、やや疑問に思ったことがあるという話をされておられたということを若林議員の方から伺っております。 そういうこともございまして、理事会でも要請をいたしましたけれども、委員会として、イラク人の専門家と言われる二人の専門家の報告書、そして上村臨時代理大使の報告書を改めて求めていきたいということ、さらに岡本氏、それから上村臨代の参考人の招致を改め……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 この自衛隊の派遣、これは後でもっと詳しく述べますが、国民全体にかかわる話でございます。といいますのは、やっぱり今テロの脅威ということを、おどしが入っていたりしております。アルカイダとか、そういった国際的なテロ組織とか、あるいは幾つかのおどしが日本国民にも来ているわけであります。そういった意味で、今度この自衛隊をイラクに派遣するということはどういうことを意味するか。 私もイラクの現地にいましたからそこは感じましたけれども、実際に、バース党のスンニ派とか、あるいはアメリカから侵略されたと思っているイスラム教の原理主義者とか、あるいはナショナリストでア……
○末松委員 質問をする前に、先ほど斉藤委員長の方から、今回のこの一月末にありました強行採決、そしてそれに基づく混乱、これに対して遺憾の意が表明されました。理事会でも同じような遺憾の弁がなされましたが、この点をしかと心得ていただいて、二度とこのような混乱が起きないようにしていただくことを委員長に強く申し上げまして、私の質問を始めたいと思います。 私もいろいろとイラクの情報についても集めているところでございますけれども、きょうは、松本剛明議員、民主党の同僚議員から、二月の頭にイラクに行ってきた、サマワに行ってきたお二人を紹介していただいて、お話を聞きました。民主党の仲間の高橋昭一さんという方と成……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、私にとって最初の質問ということでもございますので、概括的に質問をさせていただきたいと思います。 その前に、人質問題、本当に解放されてよかったと思っております。その中で、またイラクで働きたいとか、あるいはジャーナリストの方等、現地の報道をしなきゃいけない、そういう使命感に燃えられてイラクに行く方、あるいはボランティアで行く方、おられますけれども、昨今言われていますけれども、政府として、一たびまたイラクに行って捕まったりしたらそれを見捨てておけない、邦人保護の義務があるということもございましょう。 そういった意味で、イラクへの渡航禁止、今……
○末松委員 民主党の末松でございます。 まず、本題に入る前に、私、連休中、アメリカに行ってまいりまして、日米安全保障協議会という中で、メンバーに加えさせていただいて、この委員会でも久間理事また前原理事、遠藤理事、そして、この委員会の先生ではございませんけれども、額賀先生、今津先生、西銘先生等と米軍の防衛についていろいろと話をさせていただいて、私は、新たな認識も得て非常に喜んでいるわけであります。 特に私の方で感銘を受けましたのは、ABLといいますか、エアボーンレーザーというレーザー兵器でありまして、ロサンゼルスのエドワーズ空軍基地まで行きまして、外国人には初めて見せるという、エアボーンレー……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、今の多国籍軍の参加問題にちなみまして、特に武力の威嚇ということに焦点を絞った形で質問をさせていただきたいと思います。その後、中東和平関係の、イスラエルの壁の問題、さらには軍縮の問題についても時間があればやらせていただきたいと思います。 まず、法制局長官の方にお尋ねしますけれども、先ほどからずっと参加の問題についてお話をお伺いしていました。ある新聞を見ますと、法制局長官は参加という言葉を嫌って、できれば協力というような形の言葉を使いたがったことに対して、小泉総理が参加ということで押し切ったというような記事も載っていたんですが、私、この件を考え……
○末松委員 まず、質問の前に、香田さんの御冥福をお祈り申し上げますとともに、御家族また御親族等に対しまして深いお見舞いを申し上げさせていただきます。
私も、今、藤田委員が言われた点について、引き続き質問をさせていただきたいと思います。
その前に事実関係なんですけれども、これは外務省の方にお聞きをしたいわけですけれども、ザルカウィという集団が、この人質事件、人質をとって事件を起こした、これはもう確認はしているわけでしょうか。
【次の発言】 では、さらに聞きますけれども、その犯人の団体というのは、今蓋然性が高いと言われました。そうしますと、その組織というのは、私も報道でいろいろ聞いていますけれ……
○末松議員 末松義規です。 私は、民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会民主党・市民連合の提出者を代表し、ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法を廃止する法律案について、その趣旨を説明させていただきます。 政府は、イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法に基づき、現行の基本計画が終了する十二月十四日以降も基本計画の派遣期間を延長し、自衛隊の部隊等による対応措置を継続しようとしています。 しかし、基本原則を定めた第二条に、対応措置は、現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を……
○末松議員 ただいまの御質問は、自衛隊の撤退が選挙をやることについてマイナスの影響を与えないかということであろうかと思いますが、選挙に対してマイナスの影響を与えるということは、治安の関係でマイナスの影響があるかどうか、こういうことだと思います。 自衛隊があそこにいるということは、治安ということとは関係ございません。結局、そこで支援を行っているだけであります。治安活動は、自衛隊はやっていないわけです。だから、直接そこはタッチをしていないということであります。 もしサマワで治安の関係が出てくるとすれば、例えば、給水活動を急にやめる、それがやや現地で混乱を引き起こしたりするとか、あるいは、今まで……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、統合医療あるいは代替医療の推進という観点から医療保険についてお話をさせていただきたいと思いますが、きょうは大臣それから副大臣もどうしてもだめだということで、本当は政治家としてのお話もしたかったんですが、それは無理だということでございますので、政府参考人に対して質問していきたいと思います。 一般的な話というよりも、今回、具体的な問題を例示しながら、代替医療、統合医療の推進からお話をさせていただきたいと思います。 私も、選挙区を含めいろいろな方とお話をしているときに、医療保険の支払いについていろいろなお話を伺います。そのときに、統計を見て……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、住宅行政について質問させていただきたいと思います。 先ほど、岩國議員がずっと強調されておられましたけれども、役所も、現場に行って、見て、その実態を肌で感じて、皮膚感覚で行政をやらないと身が持たない、そんな状況になってきたと思うんです。JR西日本の事故も、まさしく現場の立場に立って皮膚感覚で見られなかったから、安全をおろそかにし効率を高めようとしてああいった事故につながった。非常に痛い経験ですけれども、大きな示唆だということを、私も岩國議員と同感するものであります。 きょうは都市再生機構についてお伺いするんですが、住宅もまさしくそうです……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは幾つかの問題について質問させていただきますが、まず、ちょっとイラクの問題に入る前に、先月ですか、中国と韓国に行ってきまして、日中韓の次世代リーダーフォーラムというのに参加をさせていただきまして、中国の関係者、韓国の関係者、政治家とかジャーナリストそして経済人とか、日本からも、議員を含めて関係者が参加して缶詰で議論をしてまいったところなんです。 戦後ちょうど六十年ということで、やはり中国、韓国、歴史問題にも焦点が当たりまして、そこで、特に中国の関係者といろいろと、私を含め日本側というんですか、論議をして、領土問題とかあるいは中国の反日教育を問題……
○末松議員 私は、民主党・無所属クラブの提出者を代表し、ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法を廃止する法律案について、その趣旨を説明させていただきます。 我々は、昨年十一月にも、イラク特措法に基づく自衛隊派遣の法的枠組みはフィクションであるばかりでなく、海外における武力行使を禁ずる憲法に抵触するおそれがあるものであり、また、戦争の大義や国連安保理決議が正当であるとして制定した同法の枠組みは完全に破綻しているとの立場から、イラク特措法を廃止する法律案を提出したところであります。 しかし、その後も政府は基本計画を延長して対応措置を継……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 審議に入る前に、一言申し上げたいと思います。 民主党は、委員各位の賛同を得て、昨日、イラク特措法の廃止法案、つまり速やかに自衛隊はイラクから撤退せよという形での法案を出しました。そして、趣旨説明も行ったわけでありますが、それが今回この委員会の席で、実は私もそこの答弁席から法案の答弁をするという前提でおったのでございますが、その準備もしておりましたが、委員会での理解が得られずに、そういう形での特措法の審議ができなかった、これはまことに遺憾に思っております。ぜひ、そこは与党のしっかりとした認識も得て、幅の少ない考え方ではなくて、しっかりと意見を闘わせ……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。きょうは、この特別委員会、出席させていただいて質問させていただくありがたさを身にかみしめながら質問させていただきます。 私の方、きょうは宗教教育についてメーンにやってまいります。また、時間が余れば、ほかの点についてもお話をさせていただきたいと思います。 実は、宗教教育というのは、私も苦い体験がございまして、外交官になりたてのころ、私も、研修でアラビア語という言葉を命令されたものですから、そこで、アラブの地に行って研修をしていたわけでございます。そのときに、新米の外交官として各国の外交官ともおつき合いをしたときに、ミスター末松、日本の神道が仏教と極め……
○末松委員 民主党の末松でございます。 先ほどから聞いておりますと、何か撤退を前提とした質問を田端先生がやられておられて、それに対して、いつとは言わずに事務的なことをずっと言っておられるようなわけで、実際に報道等で見れば、もう自衛隊は撤退するということが既定事実かのような考えが出ておるわけですけれども、一応私からも、その報道にあるような形で、撤退を、どういったスケジュールでというのは言わないにしても、撤退が間近だというようなことを考えておられるのか。防衛庁の関係者からは、そういう撤退ということも頭に当然入れていますよ、先ほどのお答えだと、やり始めるときに撤退も当然考えているんだと。それは一般……
○末松委員 民主党の末松でございます。 イラクへの自衛隊派遣については、私ども民主党は、先ほど山井議員からも明快に再度言われましたけれども、民主党としてはイラクに自衛隊を送るべきでないという判断をしたわけでございます。その上で、現実にイラクに送られた自衛隊、特に陸上自衛隊、航空自衛隊そして海上自衛隊含めて、こういった方々の誠意と忠誠心に心から敬意を表させていただきますし、また、安全に戻られることを心から、当然のことながら望ませていただきます。 質問に入る前に一言。今ちょうど、北朝鮮によるテポドン二号というのが、燃料を注入された、されないのいろいろな話がございまして、質問に入る前に、ちょっと……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。文部科学委員会では初めて質問させていただきます。いろいろと無知なところも多いので、ぜひ御指導賜れればと思っております。 まず最初に、今池坊先生からお話がございました食育の方から入らせていただきたいと思います。 大臣の所信表明演説の中でも、「栄養教諭制度の円滑な実施や学校給食における地場産物の活用の推進などにより、学校における食育を一層進めてまいります。」という話がございました。いいことだと思っております。 この食育という話ですけれども、私もいろいろと文部科学省からも資料をいただきまして、実は今、子供における肥満の状況とか、これは子供だけじゃなくて……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは三十分でございますので、淡々と質問させていただきたいと思います。 今、スポーツの振興という話がございました。ちょっとこれは突然なんですけれども、最近、私の地元、多摩の小平というところなんですけれども、そこで子供の、小中学生の野球場がないというか、広場があっても練習ができない、これは本当に厳しい環境の中で彼らはやっているということです。幸いにして、民間都市機構の御了解で、そこでたまたま持っておられる広場というか空き地を利用して、幾つかの野球チームがそれを利用して練習をすることができるようになった、こういうことがあって、非常に民間都市機構は感……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、この法律案につきまして幾つかの質問をさせていただきます。 まず、研究交流促進法の改正でございますけれども、構造改革特区法、これによっていろいろな申請がなされた。そこで、研究交流というものを、もっと民間にも国の施設などを開放していこうという趣旨と聞いておりますけれども、一般の国民の皆さんにはなかなかイメージというものが、どういうものかわかりにくいんですけれども、例えば、神戸の先端医療産業特区というようなことをちょっと私も聞いているんですけれども、具体的にどういう成果が上がっているのか、まず、その具体例から国民の皆さんに指し示していただけま……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。
きょう、いろいろと議論を聞かせていただいた中で、やはりこの法律案の大きなポイントの一つに就学先をどうしますか、そういうときに保護者の方々あるいは学生本人とそれから学校側との間でずれがあった場合に、そこのところをきちんとした対応ができているのかどうか、それが気にかかるところでありますけれども、この就学の認定、就学を決定するに当たってどういうふうな手続でやられているか、まず一般的なところからお伺いをいたします。
【次の発言】 今認定就学という言葉も出てきましたし、また、特別支援学校という話、これは改正案なんでしょうけれども。その場合、市の教育委員会と保……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、予算委員会で質問させていただく栄誉をいただき、ありがとうございます。 私どもは、まず自民党の本部の問題、これは国有地に建てられた自民党の本部ということ、これについて、特に、従来国会で計七回問題となりました。ずっと数十年来問題になっているわけであります。自民党及びこれは社民党、旧社会党の本部も国有地の中に、国有地を借りているという状況でございます。 これは、ちょっと経緯だけ簡単に申し上げますと、資料の一番最初、五枚組の資料を配りましたけれども、ここにかいてございますように、オリンピックに向けて道路を拡幅するということで、そこで、今自民党……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 民主党の次の内閣で環境大臣、環境担当ということでこの職にございますので、きょうはやや緊張しながら質問をさせていただきたいと思います。今、環境の勉強中でございますので、ぜひまたいろいろな御指導をいただきたいと思います。 まず、私の方は、幾つかの点についてお話をさせていただきますが、まず、民主党として、各委員会で聞いていることなんですが、最近、我が国が核兵器の保有、こういう議論をするということについて、若林大臣のお考えをお聞きしたいということと、もう一点、大臣御自身は核兵器の保有についてどのように考えておられるのか。最近、北朝鮮の関係で非常にその議論……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 気候変動枠組み条約に関する締約国会議、大臣におかれましては御苦労さまでございました。 きょうは、この質疑に入る前に、私の方で、残念ながら一言報告がございます。 これは、十月二十七日に開催されました環境委員会におきまして、環境委員会直後でございましたけれども、私が若林大臣の方にねぎらいの言葉をかけたところ、大臣より問題発言というものがございました。これは大臣の適格性を問うということまで私及び民主党の方で考えましたので、報告をさせていただきます。 三点、大臣から指摘がなされました。一つは、通告のない質問をされては困るという御指摘。二番目に、私が行……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 この前、五月ですか、この委員会で宗教と教育について議論をさせていただきました。今回も、宗教と教育についてまた議論を続けさせていただきたいと思います。 今まで、大臣も、また前大臣も、特定の宗教はやっちゃいかぬ、それは憲法にもそう明記されてある中で、当然、それは当たり前の話だろうと。もう少し言うならば、特定の宗教というよりは、特定の教団のことについて言ってはいけない、そういうことであろうと思うんです。 そういった中で、これを余り強調すると、この前の委員会でも申し上げましたけれども、私も外務省にいたときに、中東でしたか、あそこは、イスラム教とキリスト……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。この権威ある厚生労働委員会で初めて質問させていただきます。 きょうは、この法律の改正に関連いたしまして、私の方は、今大きく報道等でも扱われ始めました鳥インフルエンザ、特にH5N1型、これのパンデミックといいますか、大流行の危険性に備えてどういうふうな対応を日本政府はとっているのか、あるいはこれからどうとろうとしているのかという点を中心にお話をさせていただきたいと思います。 まず、鳥インフルエンザH5N1型、基本的には鳥から鳥ということで、ほとんど人にはうつらないということでございましたけれども、日本でもございましたが、昨年ですか、六百万羽の鶏を殺処……
○末松委員 民主党の末松でございます。
きょうは、久々に、この権威ある外務委員会で質問をさせていただきます。
今、サミットが行われております。その中で一番大きなテーマである環境について各国首脳が話し合われたことが報道で言われておりますが、この環境外交あるいはサミットの成果について、まず外務大臣の認識を問いたいと思います。
【次の発言】 日本として、いろいろと安倍総理もアプローチをされて、二〇五〇年までに半減をすると。細かい前提とかは、いろいろと各国の利害によって、これが実は、本当を言えば正確ではない、ややあやふやとしたものでありますね。最後の、アメリカがどうしても数値目標は入れたくないとい……
○末松委員 民主党の末松でございます。
きょうは、温暖化の問題、また、水俣病あるいは東京の大気汚染の裁判、公害裁判についてお伺いをいたします。
環境省に質問に入る前に、私ども民主党の国対の方から指令が出ておりまして、二問についてしっかりと関係大臣の意見及び説明を聞けという話でございますので、まずそこからやらせていただきます。
先日、柳澤厚生労働大臣が、女性を指して、産む機械という発言をしたことに対して、大臣の御感想あるいは大臣の御認識をお伺いします。
【次の発言】 あと一点でございますが、閣僚の選挙収支報告書で、これは各新聞で報道されているんですけれども、その中で若林大臣が載っておりまし……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、環境G8サミットというテーマ、そして、あと、環境健康被害者の救済について、二つについてお伺いしたいと思います。 まず、大臣、環境G8サミット、本当に御苦労さまでした。 先ほどからお話を伺っていると、大臣もかなり積極的に参加をされて、日本の立場を主張されたという感じでございます。特に、大臣が日本はこの六%の削減をしっかりやるんだという決意を改めて表明されたということは、極めて重要であると思っております。 そのときに、大臣の方から先ほど御説明があったように、日本が認識として、中長期的に世界全体の排出量を半分以下にするべきだという御説明と……
○末松委員 末松でございます。 きょうは参考人の皆様に本当にお忙しい中お越しいただきまして、まことにありがとうございます。 私の方からは、今同僚の田島議員の方でPM二・五とかそういうお話、または規制についてのお話がございましたけれども、今からこの予防をしっかりとやっていくというのが大気汚染の問題の本質であることは私も重々承知しておるわけでございますが、では、大気汚染と人体との関係が今までどうだったんだということ、それで今PM二・五の話とかいろいろとあったんだろうと思うんです。 まず私は、原先生の方にお聞きしたいのは、今まで、では科学的知見のもとで、この大気汚染等、特に自動車公害と言われて……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。
きょうは、冒頭、大臣がおられないということなので、政府関係者の方あるいは副大臣の方、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。
まず、環境健康被害者についてお伺いをしたいと思うんですが、今アスベストの救済法で救済を図っているところだと思いますけれども、実際にこの法律のもとで救済をされた方の延べ人数、これはどのくらいいるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 これはちょっと質問の通告にないんですが、関連で、もしわかったらということで教えていただきたいんですけれども、今、二千三百数十人救済を受けたという話なんですが、アスベストについては、三十年から……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、参議院の議員の皆様方がおまとめいただいたこの環境配慮契約法ですか、それについて審議をするということで、まとめていただいた御労苦に対しまして改めて敬意を表します。 民主党の方でも、脱温暖化、温暖化防止ということで、そこにおられます福山哲朗議員が中心となりまして、民主党の脱温暖化基本戦略というものをこの間まとめたばかりでございます。そういった意味から、一つ一つやれるところから脱温暖化を進めていくということが極めて重要だと思っております。その趣旨で、この法律は非常に意味があるというふうに私も考えております。まず隗より初めよということで、公的なセク……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、きのう安倍総理が、国際交流会議ですか、「アジアの未来」というところで講演された地球温暖化に対するイニシアチブ、それについてお伺いをしたいのと、あと、エコツーリズムについてお伺いさせていただきたいと思います。 まず、安倍総理の、インビテーション・ツー・クールアース50と非常にネーミングは新しい感がするんですけれども、そこについてお伺いしたいと思います。 民主党としても、この前、五月九日に脱温暖化戦略というものを出しました。それで私ども、これまで考えてきたことをまとめたわけでございます。 ここでちょっと幾つかお伺いさせていただきたいんですが……
○末松委員 民主党の末松でございます。 先ほどからずっと議論をお聞きしていて、私自身、今のG8のところからちょっとお聞きをしますが、どうも納得のできないところが何カ所かございます。そこを中心にお話をさせていただきたいと思います。 まず、G8について先ほどから大臣が、二〇五〇年までに、中長期目標、五〇%削減する、これは日本だけが言い出して、それでもって何かすべて、EUもアメリカもカナダもみんな合意をしたんだという印象を与えるようなおっしゃり方をされていますけれども、二〇五〇年に五〇%、半減するというのは、先ほど村井議員も言われていましたけれども、それはいろいろなところで、いろいろな形で言われ……
○末松議員 お答えします。 二〇〇三年三月に攻撃が起こって四年たつわけですけれども、依然として米軍の武力攻撃をもっても状況が不安定、さらに最近は自爆テロ等が始まってから毎日数十人程度あるいは数百人程度亡くなっているという状況、これはまさしく内戦と言ってもいいような状況だろうと思います。 先ほど麻生外務大臣の方から、北部それから南部については治安状況がよくなってきているんじゃないか。そういう点が見られないことはありませんけれども、依然、中部に対しては非常に大きな米軍等増派をしなければいけないような不安定さが出てきておりますし、私が一九八〇年代半ばに在バグダッドのイラク大使館に勤めておったとこ……
○末松議員 今、中谷委員の御質問は、現時点でイラクから米軍、自衛隊が撤退したらイラクはどうなるんだろうという問いでございますが、まず自衛隊について言えば、自衛隊は復興協力という立場で行われておりますから、基本的に、武装されたJICAといいますか、そういった形でのサービス、そういったものがなくなるということだろうと思います。 米軍について、米軍が撤退したらどうなるかということですけれども、これは多分、委員のお考えの中では、米軍が撤退すればイラクがまた混乱の極致に陥って、そして大変な状況になってしまうということが御念頭にあるのではないかと思います。 一方、私もイラクに外交官として赴任した経験が……
○末松議員 先生のおっしゃるとおり、武装兵員の輸送というのは非常にグレーな部分を含んでおります。本当に、ピストルで自分の身を守るということ以外に、それが小銃、そしてさらに機関銃、そして例えば対戦車砲とか、こういう形で身を守るためだということになってくれば、これは禁止をしている武器の輸送という話になるわけですから。 ただ、私ども民主党が一番問題視しているのは、これをチェックすることが許されていない、あるいは政府がそれをチェックさせようとしない。ですから、公開はしないまでも、そこ自体が全くアンタッチャブルになっているわけですから、それがどうなっているかわからない。そこは、私どもとして一番問題視し……
○末松議員 お答えいたします。 先ほど政府が、武力行使の正当性について、一四四一から援用して、昔の湾岸戦争の時代のことで、クウェートを解放するために行われた六七八、六八七、これについて言及されましたけれども、これは全く私どもの解釈では政府のこじつけであって、これはクウェート解放のための決議だと思います。 総理が言われたように、イラクが累次にわたる国連決議を無視してやってきた、ここのために国連制裁というものがずっと十年間以上にわたってイラクに対して科されてきたわけでございますし、また、その中に、国連査察団が大量破壊兵器の問題についてずっと査察を行ってきた、こういう事実がございます。そして、あ……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、鳥インフルエンザからくる新型インフルエンザの対策及び地球環境問題の中で温暖化防止、この問題を取り上げたいと思います。大半は、鳥インフルエンザからくる新型インフルエンザの認識及び政府の危機対応とも言える対応についてお伺いをさせていただきたいと思います。 新型インフルエンザ、今ようやくテレビとか雑誌等で取り上げられてきた。そして、日本でも、宮崎、岡山、そういったところで鳥が感染をしてかなりの数が死亡する。お隣の韓国とか、これは数年間のレベルで見ると、世界、アジア及び中東も含めて、そしてアフリカと、さまざまなところで、ヨーロッパも含めて、この……
○末松委員 民主党、末松義規でございます。
きょうは久々に環境委員会で質問させていただきます。
まず、私も、さきに質問に立たれた吉田先生、そして田名部先生等含めて、皆さんと一緒にこの現場に行ってまいりました。本当に繁華街で、密集地でございました。ただ、現場は、ビニールシートとかいろいろ塀がしてあって、中が見えないようになっていたわけです。
先ほど大臣からも御説明をいただいたんですけれども、この原因究明は今警察の方が行っているということで、まだ結論が出ていないと伺っておりますけれども、それは事実でしょうか。
【次の発言】 推測原因として、メタンが充満した、それに何らかの着火原因があって、そ……
○末松委員 末松義規でございます。 私は、自由民主党・無所属会、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表して、ただいま議題となりました決議案について、その趣旨を御説明申し上げます。 その趣旨は案文に尽きておりますので、案文の朗読をもって趣旨の説明にかえさせていただきます。 米国の「北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除」の動きに反対する決議(案) 北朝鮮は、わが国の国民をはじめとする複数の国から無辜の民を拉致し抑留し続けている。 拉致は、国家主権及び国民の生命と安全に係わる重大な問題であり、わが国は、全ての被害者の安全確保及び即時帰国、真相究明並びに拉致実行犯の引き渡しを強く要求し……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、民主党を初め各党の皆様に御了解をいただきまして、質問の機会を与えていただきまして、本当に感謝を申し上げます。与えられた質問時間三十分の中で、特にきょうはミャンマーの問題についてお話をさせていただければと思っております。 ミャンマーの民主化については、高村外務大臣、非常に個人的にも御助力いただいているということで、私もそこは大変評価しているところでございます。何か、一月にもミャンマーの外務大臣ともお会いされた、あるいはASEANとの会合のときにいろいろと御助力されたという話がございますけれども、ミャンマー民主化についてどういう努力をされて……
○末松委員 民主党の末松でございます。久々にきょうは環境委員会で質問をさせていただきたいと思います。 まず、この公害健康被害の補償等に関する法律の審議を始める前に、私の方でこの前の予算委員会でもいろいろと質疑をさせていただきましたけれども、鳥インフルエンザH5N1、新型インフルエンザですね、これの予防、これからも国家危機管理という形でやっていかなきゃいけないという深い認識を私も持っておりまして、私も、この二年間、オオカミ少年ならぬオオカミ中年と言われ続けながら、ずっとこの鳥インフルエンザの危機対応について一貫して政府の対応を急がせてきたところでございます。 その観点から、大臣はお医者さんで……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは、質問の機会を与えていただきまして、大変ありがたく存じます。 さて、冒頭、石綿救済法における指定疾病の拡大というところから入っていきたいと思います。 現行法における指定疾病は、中皮腫と肺がんの二種類だけなんですね。その他は政令で定めることになっています。労災保険法においては、中皮腫及び肺がんに加えて、石綿肺や良性石綿胸水及びびまん性胸膜肥厚も労災対象として認められています。中皮腫及び肺がん以外の疾病にかかった多くの被害者からも、同じ石綿を原因としながらも、一方は労災で救済され、もう一方の石綿救済法においては救済を受けることができないことに対……
○末松委員 民主党の末松でございます。 きょうは短い質問時間でございますので、要領よく質問させていただきたいと思います。 まず、今までの委員の質問と答弁を聞いていて感じることは、アクションがないのに言葉だけで制裁解除するというのはちょっと甘いんじゃないかというのがポイントであったかと思います。 その意味で、ちょっと今回のもの、思うに何かゲームとして、五月の二十七日ですか、毎日新聞なんかが書いていますけれども、拉致被害者の数人が生存している、帰国の用意があると北朝鮮がアメリカに伝達した、こういう報道がなされました。それからしばらくして制裁解除とかこういうふうな話が出てきた。 こういうふう……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、今テレビ等で非常に話題になっております鳥インフルエンザ、鳥からくる新型インフルエンザ、これに対する国家的な危機対応というものをお聞きしたいと思います。 私も、ここ二年間、オオカミ少年ならぬオオカミ中年と言われながら、鳥インフルエンザ、本当に大変だ大変だと騒ぎ回ってきたわけですけれども、だんだんと、ひたひたと日本にも迫ってきている感じがいたします。そういった意味で、備えがあれば憂いなしですから、そういう観点からお聞きをさせていただきたいと思います。 まず、厚労大臣にお聞きをしたいんですが、WHOが、テレビでも報道されていましたけれども、……
○末松委員 民主党の末松でございます。 大臣の所信表明の演説の中に、環境健康被害についてもしっかりと救済をしていくというお話がございました。水俣病を初め、日本にいろいろな環境健康被害の救済の必要性がございますけれども、そういった中で、この前、茨城県の神栖市というところに行ってきまして、神栖の毒ガス被害対策チームというのが今民主党の中にできていますけれども、そこのメンバーが同僚議員と一緒に伺ったところでございます。三月の十三日でしたかね。被害者の方々にも会って、実際に現地でいろいろなお話をいただいて、きょうは、そのお話をもとに、この救済対策について大臣及び政府の見解をただしていきたいと思ってお……
○末松委員 民主党の末松でございます。 ただいまの小野晋也先生のお話に聞きほれておりまして、本当にすばらしい、こういった議論を国会でもっともっとやっていくことが我々日本を本当によくしていくもとになると思います。その意味で、今の小野晋也先生のお話に心からエールを送りたいと思います。 もうちょっと言わせていただければ、小野先生はフランクルを引いて言われましたように、私ども人間というものがどこから来てどこに行くのか、こういう根本的な問いでございますし、我々のある意味での修行の場なのかもしれません、この三次元という世界が。そういった世界が、近代文明によって構成員の心が荒れてきた、その荒れてきたこと……
○末松委員 民主党の末松でございます。 舛添大臣とは、つい十日前に決算行政監視委員会で、鳥インフルエンザ、新型インフルエンザ、そのときはH5N1の関係で質問させていただきました。舛添大臣とは、新型インフルエンザについてこれでもう四回目でございます。 きょう、豚インフルエンザということで、私の方もちょっと驚いているんですけれども、もともと豚インフルエンザというのは、鳥インフルエンザが豚の体内で保存されて、そして人にかかる、あるいは人から人という話というふうにちょっと専門家から聞いたこともあるんです。 まず一番最初に、衆議院の事務総長の方にお聞きをするわけでございますが、この新型インフルエン……
○末松委員長 ただいま御推挙いただきました末松義規でございます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うこととなりました。まことに光栄に存じます。 近年の若者のインターネットをめぐる諸問題や、大麻や薬物汚染問題等は大きな社会問題であり、これら諸問題に対する総合的な対策を確立することが強く求められているところでございます。 次代を担う青少年の健全育成のために本委員会に課せられた使命はまことに重大であり、改めてその職責の重さを痛感しております。 甚だ微力ではございますが、委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員……
○末松委員長 これより会議を開きます。
本日は、青少年問題に関する件について調査を進めます。
まず、小渕国務大臣から所信を聴取いたします。小渕国務大臣。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時三十二分散会
○末松委員長 これより会議を開きます。 青少年問題に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官殿川一郎君、内閣府政策統括官松田敏明君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長武内信博君、文部科学省大臣官房審議官徳久治彦君、文部科学省大臣官房審議官尾崎春樹君、文部科学省生涯学習政策局生涯学習総括官惣脇宏君、厚生労働省大臣官房審議官中尾昭弘君、厚生労働省大臣官房審議官杉浦信平君、厚生労働省大臣官房審議官北村彰君、厚生労働省医薬食品局長高井康行君及び厚生労働省職業安定局次長大槻勝啓君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存……
○末松委員長 これより会議を開きます。 青少年問題に関する件、特にネット上の有害情報から子どもを守るための対策について調査を進めます。 本日は、参考人として、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ取締役常務執行役員経営企画部長加藤薫君、KDDI株式会社代表取締役執行役員副社長長尾哲君、ソフトバンク株式会社社長室長嶋聡君及び財団法人インターネット協会副理事長国分明男君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人の皆様には、それぞれのお立場から忌憚のない御……
○末松委員長 これより会議を開きます。 青少年問題に関する件、特にニート、ひきこもり等、困難を抱える青少年を支援するための対策について調査を進めます。 本日は、参考人として、教育評論家・日本家庭教育学会副理事長・八洲学園大学客員教授川越淑江さん、東京大学社会科学研究所教授玄田有史君、特定非営利活動法人「育て上げ」ネット理事長工藤啓君及び田辺市ひきこもり検討委員会委員長布袋太三君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。参考人の皆様には、それぞれのお立場か……
○末松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、青少年総合対策推進法案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。小渕国務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時二分散会
○末松委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、青少年総合対策推進法案を議題といたします。
この際、本案に対し、実川幸夫君外六名から、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党の三会派共同提案による修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を聴取いたします。吉田泉君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官松田敏明君、警察庁長官官房審議官園田一裕君、文部科学省大臣官房審議官徳久治彦君、厚生労働省大臣官房審議官中尾昭弘君、厚生労働省大臣官房審議官伊岐典子君及び厚生労働省大……
○末松委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長の重責を担うこととなりました。
先般、消費者庁、消費者委員会が設置され、我が国における消費者政策も新たな段階に入りました。これらの新しい機関が消費者の利益擁護と増進に資するよう、真に実効性のある政策を遂行するためにも、本委員会に課せられた使命は重大であります。
委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
○末松委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙をいただきまして、引き続き本特別委員会の委員長となりました。
これからしっかりと消費者行政、頑張ってまいりたいと思いますので、また国会としての役割、皆様と一緒にやらせていただきます。よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福田衣里子君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
石川 知裕君 石原洋三郎君
斉藤 進君 福田衣里子君
……
○末松委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し、出席を要請いたしましたが、出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
この際、御報告いたします。
お手元に配付いたしてありますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、消費者庁長官及び消費者委員会の人事に関する陳情書外三件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、食品表示制度の抜本改正を求める意見書外五件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件につきまして、議長に……
○末松委員 末松でございます。 外務委員会、初めて質問させていただきます。 まず、一番の、最大の外交的懸案は普天間の問題でございますけれども、外務大臣も今おられないという話でもございますし、また、いろいろと事態が動いているということでございますので、きょうは余り質問をしないということにさせていただきます。 まず、ミャンマーについてお伺いをさせていただきます。 私はミャンマーの民主化議連の会長をさせていただいておりまして、政権交代をしてから、たびたび、福山外務副大臣等、いろいろな御協力、ビルマ人の会合に出ていただいたり、あるいは外務省に行ってしっかりとそこはこちらの要望を聞いていただいた……
○末松委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙を賜りまして、再び委員長として仕事をさせていただくことになりました末松義規でございます。
引き続き、誠意を持って、全力でこの職務に当たっていきたいと思いますので、委員各位の皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福田衣里子君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
石原洋三郎君 斉藤 進君
辻 惠君 福田衣里子君……
○末松委員長 これより会議を開きます。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。
福島内閣府特命担当大臣から所信を聴取いたします。福島国務大臣。
【次の発言】 以上で大臣の所信表明は終わりました。
次に、平成二十二年度消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について説明を聴取いたします。大島内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次に、泉内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。泉内閣府大臣政務官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時……
○末松委員長 これより会議を開きます。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官関一穂君、公正取引委員会事務総局官房総括審議官鵜瀞恵子君、消費者庁次長田中孝文君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。辻惠君。
【次の発言】 次に、相原史乃君。
【次の発言】 次に、本多平直君。
○末松委員長 これより会議を開きます。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府消費者委員会事務局長原早苗君、厚生労働省医政局長阿曽沼慎司君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野田聖子君。
【次の発言】 次に、福井照君。
【次の発言】 次に、河上みつえ君。
○末松委員長 これより会議を開きます。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長樋口建史君、厚生労働省健康局長上田博三君、厚生労働省医薬食品局長高井康行君、農林水産省総合食料局長高橋博君、経済産業省大臣官房商務流通審議官瀬戸比呂志君、国土交通省大臣官房審議官佐々木基君、観光庁長官溝畑宏君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○末松委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、自由民主党・無所属の会、公明党所属委員に対し、出席を要請いたしましたが、出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 この際、御報告いたします。 今会期中、本委員会に付託されました請願は一種五件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしてありますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、地方消費者行政の充実強化に関する陳情書外一件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、食……
○末松委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長の重責を担うこととなりました。
委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福田衣里子君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
石原洋三郎君 斉藤 進君
辻 惠君 福田衣里子君
本多 平直君 野田 聖……
○末松委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
お手元に配付いたしてありますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、食品表示制度の抜本的改正を求める意見書外十件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮り……
○末松副大臣 あのときは、大臣がちょうど委員会に出ておられたという話でございまして、あと私につきましては、十一月の一日にメドベージェフ・ロシア大統領が国後島に行った、この事態を受けまして、急遽週末に根室に行く、こういうことが決まりまして、その準備等で忙殺されておりましたので、そこで政策統括官の方が対応することになったというふうに考えております。
【次の発言】 私どもは、沖縄振興という立場から、事あるごとに沖縄の市長さんたちとお会いしてきて、そこは今後ともしっかりお会いしていくということでございました。
そこで、あのときは、党との調整、そして私のスケジュール等を勘案して、それで政策統括官に決ま……
○末松副大臣 お答え申し上げます。
女性国家公務員の管理職への登用につきましては、平成二十年四月の女性の参画加速プログラムにおきまして、「政府全体として、本省課室長相当職以上に占める女性の割合を、平成二十二年度末に少なくとも五%程度とする」という目標が定められております。
また、各府省ごとにそれがどういうふうな形で女性職員の採用・登用拡大計画において定められているかというと、大体十五府省がその具体的な数値目標を定めているところでございます。
【次の発言】 先ほどちょっと、そこまで聞かれたかと思いまして答えてしまいました。
これについては、先ほど申し上げましたように、十五府省がそういった計……
○末松副大臣 先生御指摘のように、ショップ番組ではちょっと誇大かなと思われるような表現も使われているという話も聞いているわけでございますが、今、この取り締まりについては、消費者庁として、景品表示法それから特定商取引法というもので、不当表示あるいは誇大広告は、消費者に誤解を与えるようなそういった表現はだめだということで、取り締まりがなされているわけでございます。 したがいまして、消費者庁として、引き続き、そういった不当表示あるいは誇大広告に対して、このような法律に基づいて厳正、迅速に対処していくということをやっているところでございます。
○末松副大臣 内閣府副大臣の末松義規でございます。 担当は、少子化政策、男女共同参画政策、食品安全行政等をやっております。 関係大臣を支えますので、荒井委員長を初め理事の皆様、そして各委員の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○末松副大臣 蓮舫大臣も、この御発言をされてから非常に規制強化に前向きでいらっしゃいますし、これは蓮舫大臣に聞いていただかなければわからないですし、私も大臣にお話をしますけれども、多分、お年寄りの中でも健康な方でがんがんやっていて、何か食べる権利はないのか、そういう方のためにちょっと控えた表現の前置きだというふうにお考えいただければいいのではないか、私はそういうふうに考えております。
【次の発言】 今の点、本当に重要な点でございます。
食品安全委員会の方は、もう依頼が来れば即座に検討を開始するということにしております。
それで、今の日程、最高三カ月という話がございますけれども、通常のやり方……
○末松副大臣 お答え申し上げます。
私ども、事業仕分けで、今年度予算につきましては、概算要求後、先生御指摘のとおり三千五百億円の歳出削減を行うと同時に、今度は入りの方で一兆四千億円の国庫納付というものをしております。そしてさらに、これは概算要求段階ですけれども、行政事業レビューというものを使いまして、一兆三千億円のレビュー効果というものを行った。それで、これを単純に計算して、三兆円の効果があったというふうに私どもは認識しております。
【次の発言】 確かに、私ども、事業仕分け、第一次的に評価したものがそのまま予算に反映するということではございません。その中でさまざまな調整を行いまして、例えば、……
○末松副大臣 消費者行政を担当いたします内閣府副大臣の末松義規でございます。 まず、私からも、東日本大震災によりお亡くなりになられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。 蓮舫大臣を支えまして、消費者が安心して安全で豊かな消費生活を営むことができるよう、消費者の利益の擁護及び増進に関し、総合的に施策を推進してまいります。 生方委員長を初め理事、委員の皆様方の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。 それでは、平成二十三年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について御説明いたします。 ……
○末松副大臣 青少年育成を担当いたします内閣府副大臣の末松義規でございます。 まず、私からも、今回の震災によりお亡くなりになられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に対しまして心からお見舞いを申し上げます。 子どもや若者の成長を応援し、一人一人を包摂する社会を実現することは、社会全体で取り組むべき重要な課題でございます。私といたしましても、蓮舫大臣を支え、青少年育成施策を総合的に推進してまいります。 高木委員長を初め、理事、委員各位の皆様の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○末松副大臣 今、子ども・若者ビジョンのフォローアップについてお伺いがあったと思いますが、このフォローアップについては子ども・若者ビジョンそのものに書いてございまして、関係施策の実施等の点検、評価ということで、子ども・若者育成支援推進本部のもとで、有識者や子ども・若者の意見を聞きながら点検、評価を行う仕組みを設ける、こういうふうに書いてございます。 これに基づきまして、七月からこのビジョンが示されたわけですから、それから数カ月間の実施の状況を踏まえながら、大体、今年度に一応フォローアップの会議を立ち上げるということで今やっておりました。ちょっと震災の影響で今少しおくれていますけれども、近々そ……
○末松副大臣 どうもありがとうございます。御答弁申し上げます。 まさしく、被害者の方が、被害の実態が顕在化するのは難しいというのはございます。 私ども、二〇〇八年度に内閣府の調査をいたしまして、二十歳以上の女性の方を調べたんですけれども、配偶者から何度も暴力を受けたことがある人のパーセンテージが一〇・八%なんですね。ただ、それで、だれにも相談をしていないという方が五三%に上っておりますし、また、異性から無理やり性交されたことのある方が七・三%おられますけれども、その被害者の方がだれにも相談していないというのが大体六二・六%ということで、本当に顕在化していないなというふうに感じます。 さら……
○末松副大臣 岡田先生が言われたところは、本当にここのPFIの一番の問題点がどこにあるのかという話だと思います。 おっしゃるとおり、独立採算型の事業というのが、我々が今把握しているPFI事業三百七十五件のうち十六件でしたか、四%しかない、本当にここは遅々として進んでいないというのが実感でございます。これは、一番の理由は、やはり民間金融機関からの円滑な資金調達が容易でなかった。これはどうしてかというと、民間事業者が得る収益が不確実であったということでございます。 そのために、今回、法律の改正で、公共施設等の運営権、これを物権として抵当権として活用できる、そういうことから民間の資金調達がより円……
○末松副大臣 まず、十六条の趣旨から御説明申し上げますが、この法律の第一条の「目的」のところで共生社会の実現というのが書いてございまして、読みますと、「全ての国民が、障害の有無によつて分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現する」と書いてございます。これが十六条の趣旨でございます。これを教育の場で具現したのが十六条でございます。 そこで、十六条第一項で、可能な限り障害者である児童生徒が障害者でない児童生徒とともに教育を受けられるよう配慮する旨の規定を置きまして、具体的には、障害者である児童生徒が障害者でない児童及び生徒と一緒に同じ学校の通常学級に在籍しなが……
○末松副大臣 お答え申し上げます。 階先生には、この第二次犯罪被害者等基本計画におきまして、その策定に当たって、性犯罪被害者の対策について非常に貴重な御意見を種々賜りまして、まず感謝を申し上げます。 この第二次犯罪被害者等基本計画、これから粛々と五年間やってまいりますが、そのときに、今、階先生御指摘の、大地震について、「必要に応じてこの計画の内容を見直す」ということでございますが、一応この基本計画そのものは、自然からの突然の被害という大地震ではなくて、人からの被害というところを前提にしているわけでございますけれども、大地震の中で、そういった犯罪ということについて、もしそういったことがこちら……
○末松副大臣 予算の参考資料としてお手元にお配りしてあります「平成二十三年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」について御説明いたします。 これは、去る一月二十四日に閣議決定したものであります。 政府は、三段構えの経済対策に基づき、既に実施段階に入ったステップワン及びステップツーの着実な推進を図るとともに、成長と雇用に重点を置いた平成二十三年度の予算、税制等から成るステップスリーに切れ目なくつなぎ、雇用を起点とした経済成長の実現を確かなものとしてまいります。 平成二十三年度は、政府投資が前年度を下回るものの、世界経済の緩やかな回復や新成長戦略の本格実施などを通じて、景気は持ち直すと見……
○末松副大臣 ありがとうございます。お答えします。 まず、三月二日の配分、第一回目をやったわけでございますけれども、内容として、一番プライオリティーが高いということで、緊急性とか生活上の必要性がより高いものから私どもは検討していったわけでございます。 ですから、例えば、生業の再建ということで水産・漁港関連施設とか、あるいは住まいがない方々、住まいの確保ということがまずは最重点でございますので、そういった意味で、災害公営住宅の整備事業とか、あるいは防災の集団移転、これもどのくらいかかるかわからないほど高額な話になりますけれども、こういったものを重点的にやってまいりました。 そこの中で、例え……
○末松副大臣 先日の富田先生の御質問もいただきまして、そこで、千葉県の旭市、香取市、そして浦安市、また千葉県知事ともお会いさせていただきました。 それぞれ、例えば香取市なんかでは、農地の液状化で地下の配管がかなり今壊れているとか、あるいは、これは液状化ではないんですが、近隣都市と上水道を連結するとか、そういった御説明も詳しく聞いたり、あるいは浦安市では、まさしく住宅地の液状化の深刻な被害、これは学校も見てまいりまして、また特に浦安市長さんが困っておられたのは民有地、これは補助金がなかなか出ない、そこを市民の負担、住民の方々の負担をどういうふうに少なくするか、こういったところでもいろいろと悩ん……
○末松副大臣 私の方からも、まずもって、今回の竜巻で被災された方、またお亡くなりになられた方に対して、心から哀悼の意を表しますとともに、お見舞いを申し上げたいと思います。 さて、先生の質問に対して簡単に申し上げたいと思います。 まず、政府として、五月六日の発災直後、七日に、先生御指摘いただいたように、私が団長として現地調査を行いました。そしてその日に、中川大臣御同席のもと、関係省庁連絡会議というものをやりまして、初動の支援対策、それから現地の被害状況の共有をやりました。その後、五月十二日に中川大臣、十五日に細野環境大臣、そして十七日に第二回目の政府の関係連絡会議というものを開きまして、あら……
○末松副大臣 先生御指摘のとおり、今復興が想定よりもおくれているという総務大臣のお言葉がありましたけれども、復興庁として二月十日に設立されまして、このおくれを取り戻すべく一生懸命に頑張っていきたい、そういう思いでございます。
【次の発言】 谷先生、繰り越しについて、復興交付金につきましては、今、財政法第十四条三の規定に基づいて繰り越しが可能でございますけれども、さらに事業進捗に応じまして機動的な執行を可能にするため、被災市町村等に基金をつくりまして、そこで基金ということで対応する。事実、市町村の方から基金をつくってくれという御要望がかなり来ておりまして、それを私ども認めて繰り越しということに対……
○末松副大臣 平成二十四年度復興庁関係予算について、御説明申し上げます。 まず、復興庁におきましては、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に推進するための予算として、総額二兆四百三十三億円を計上しております。 以下、その主要施策について、御説明申し上げます。 第一に、東日本大震災復興交付金については、被災地の復興地域づくりに必要な事業を地域が主体となって実施できるよう、ハード事業の幅広い一括化、自由度の高い資金の交付、地方負担の軽減等を図り、被災地の復興を支援するために必要な経費として、二千八百六十八億円を計上しております。 第二に、東日本大震災復興調整費につきましては、地域の柔軟な発……
○末松副大臣 遠山先生におかれましては、数々貴重なアドバイスをいただき、ありがとうございます。 御指摘の社会教育施設につきまして、先生御指摘のように、高台等に移転して再建する場合を含めて、文科省の災害復旧費補助金によって対応しております。復興交付金はそれ以上のものでございます。 そこで、陸前高田市の方からもいろいろと要望が来ていますけれども、そこを、その復旧以上にどういったものがあるか、ここを精査していくという話になろうかと思います。ですので、先生の御指摘もございましたので、早速、職員を早急に派遣いたしまして、現地の事情を、一対一というかバイでしっかりと御要望を承って、復興交付金という枠が……
○末松副大臣 短くお答えいたします。 今、横光環境副大臣がおっしゃられたように、三年で、環境省の方、災害廃棄物を今度は復興の再生資材にすると。資材にすると、もうそれは廃棄物とは呼ばずに資材なんですね。それを今度は、海岸防災林を含めて、そういうところにきちんと使っていく。 だから、今、再生資材を一時保管をして、それを使っていくということでございますので、その点では調整はうまくいっているところでございます。
○末松副大臣 大島先生、ありがとうございます。 復興の事業の仕事のやり方につきましては、平野復興大臣の御指導のもと、ワンストップという今先生御指摘の考え方を刻み込みながら、誠意ある対応を行っていきたいと思います。仕事における誠意ある、この誠意というのは何かというと、スピードと具体化だと思っております。スピーディーに成果を出していきたいと思います。 それから、仕事の結果につきましては、国会の諸先生方の御指導のもと、我々日本人が行った復興の事業が世界のモデルになるんだ、世界から見て、さすが日本人がやった復興事業は違う、こういうふうな形で評価されるように頑張っていきたいと思いますし、また、後世の……
○末松委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました末松義規でございます。 未曽有の大災害である東日本大震災から、一年七カ月余りが経過しました。関係各方面の方々の懸命な努力により、復興への取り組みが行われております。しかしながら、なお、復旧復興事業の加速化、原子力災害からの復興など、解決しなければならないさまざまな課題が山積しております。 このような状況のもと、東日本大震災からの復興に向けて、本委員会の果たすべき役割はまことに重大であります。 委員各位の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努めてま……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 ちょっと、五年間のブランクがございますので、何かと失礼があったらお許しをいただきたいと思います。 私の方は、きょうは北朝鮮の核・ミサイル開発について質問をさせていただきます。 まず、立憲民主党の、今、外交部会長もやっておりますので、外交政策について、立憲民主党は専守防衛を旨として、平和的外交をあくまでも追求していくということを、まず申し上げたいと思います。そして、河野外務大臣におかれましては、一回生の議員のときに一緒にアメリカに出張させていただいた、そういう懐かしい思い出がございます。 さて、では、時間も少ないので、質問をさせていただきま……
○末松委員 立憲民主党の末松でございます。
きょうは、ちょっと矢継ぎ早に何問か質問をさせていただきます。
まず、冒頭ですけれども、今、財務省の方で文書の改ざんというものが出てきて、これが国民にも大きな衝撃を与えております。これは全省庁的に関係する問題なので、外務省におきましても大臣にお伺いしたいんですが、まさか外務省で、組織的、意図的な文書の改ざん、こういうことはないと思いますが、念のため確認をしたいと思います。
【次の発言】 そこはよろしくお願いを申し上げます。
では、まず、しょっぱなの質問ですけれども、今シリアで拘束をされているフリージャーナリストである安田純平さん、この方が、今、シ……
○末松委員 おはようございます。立憲民主党の末松でございます。
きょうは、ちょうど電撃的な中朝会談が行われたということで、この問題を中心に質問させていただきたいと思います。
まず、ちょっと情報収集能力の関係で気にはなるんですけれども、どのタイミングで金正恩委員長が訪中をしたということを政府として察知をされたのか。アメリカなんかは、二十六日の早い段階で察知をして、そして特別列車の動向なんかをずっと見ていて、そこで衛星監視しながら見ていた中で、金委員長が訪中したということを言われていますけれども、そこはどんなものでしょうか。
【次の発言】 結論を言えば、そこは答えないよという話なんだろうと思い……
○末松委員 おはようございます。立憲民主党の末松義規でございます。 きょうは、北朝鮮問題が非常に今さまざまに動いているところでございますけれども、それは後でやるとして、最初に、私のずっと政治家として心の中に持っていた、疑問を含めて日米の地位協定について、ずっと私、考え続けているところがございますので、そこの質疑から始めさせていただきたいと思います。 私も、外務省に入る、あるいは外務省時代を通じて、国際法ということを若干かじって、また勉強もしてきたことなんですね。 そこで、第一の資料、今お手元にあります一枚目、外務省のホームページで「日米地位協定Q&A」というのがございまして、「米軍には日……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 まずは、昨日の大阪北部の地震の犠牲者の方々、また被災者の方々に、心から哀悼の誠とお見舞いを申し上げたいと思います。 その上で、私、実は立憲民主党のUR住宅居住者を支援する議員連盟の会長を務めさせていただいておりまして、きょうは、矢上筆頭理事を始めとして、議連メンバーでもあり、またかつ、当委員会のメンバーでもございます、初鹿先生、森山先生、早稲田先生、道下先生の温かい御配慮を賜って、代表して十五分間質問させていただきます。 まず、建築基準法の改正案についても一言質問させていただきますけれども、建築確認を要しない二百平米以下の小規模な事務所や戸……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 きょうは、国債の問題、日銀の問題、またサラリーマンの賃金アップの問題又は国際的な税逃れの問題等について議論をさせていただきたいと思います。 まず、国債の問題に入る前に、数字の問題をちょっと私の方からお聞きしたいと思います。 GDPの数字なんですけれども、今、安倍政権が、GDPを伸ばしたということで非常に胸を張って言われておられます。例えば、民主党時代に、二〇一〇年、約五百兆円だったGDPが、二〇一六年には五百三十八兆円になっている、こういうことで胸を張っておられるんだと思うんです。 ただ、これは国際的に見まして、ドルベースでこれを見てみま……
○末松委員 末松義規でございます。 私の方は、所得税法についてまずはお聞きしたいと思いますけれども、基本的な視点は後に続かれる同僚議員が指摘されると思うので、私の方は、最もこの法律の中で問題だなと思ったことを、まずは指摘をしていきたいと思います。 それは、富裕層の基礎控除についてでございます。 法案では、所得二千四百万円超から逓減、そして二千五百万円超で消去をさせるということで、基礎控除の四十八万円がそういう形で消えていくという仕組みをとっているわけですけれども、一方、イギリスなんかでは、その逓減、消失するという基礎控除の仕組みが、千三百万円から始まって千六百万円で消えていっていると。 ……
○末松委員 末松でございます。 まず、この開会が少しイレギュラーになった理由として、財務省が資料の書きかえをしたということで、また問題になると思います。この問題については、私からというよりも、後に続く川内委員の方から、またそこは深い質疑をしていただきたいと思います。 私の方は、この国際観光旅客税法についてお話をさせていただきます。 私は思うんですけれども、この税は衆議院選挙の前には一言も与党の方で触れていないし、そして新税ができたということ、これはちょっと遺憾に思っているわけでございますし、また、審議自体が、税源に関する審査会が二カ月ぐらいしか開かれていなくて、それがすぐに税法ということ……
○末松委員 末松義規でございます。
きょうは法案審議でございますので、まず、関税定率法関係について一問だけ御質問させていただきます。
金の密輸入に対応するため罰則を引き上げたということなんですけれども、金の密輸入の実態を簡単に御説明してください。
【次の発言】 実は、世間を今揺るがしておりまして、財務省の存立にもかかわるのが、森友問題の文書改ざん問題でございます。
以下、この森友問題について、私、初めて森友問題について質問をいたしますけれども、まず、この問題を一つ一つ質問させていただきます。
昨日の参議院の予算委員会で、太田理財局長に対して、与党議員の方から、いわれのない、心ない攻撃質……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 私の方は、きょう二十分間ということで、短いんですけれども、森友問題について引き続き議論をさせていただきたいと思います。 まずもって、何回か国会でも言われていると思いますけれども、森友学園の東隣にある野田中央公園、これが豊中市に十四億二千三百万円で売却されたということ、そして、十四億円相当の国からの補助金や交付金が支払われて、結局、豊中市が負担したのは二千三百万円程度じゃないか、これも国会で何回か言われていると思いますけれども、事実関係をもう一度整理したいと思って、関係省庁に、ごく簡略に事実関係をまずお聞きしたいと思いますが。 これをなぜ聞く……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 五年ぶりに国政に復帰をいたしましたものですから、いろいろな不手際があったら、ぜひそこはあらかじめおわびをしていきたいと思います。 さて、私は今、立憲民主党にいて、外務部会長というのをやらせていただいていまして、外交問題について取りまとめを今させていただいているところでございます。 まず最初に申し上げたいんですけれども、立憲民主党は、外交問題も、憲法九条に基づいて、平和的、話合いで基本的には解決するというのが信条でございますので、それを前提としてしっかりやっていきたいと思います。 北朝鮮問題、こう言うと、北朝鮮問題なんかで、現実を踏まえてい……
○末松委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して以来四十六年を経過し、この間、各般の施策が実行されてまいりましたが、依然として、米軍基地問題等、多くの課題が残されております。 また、北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現に向けてこれまで以上に国民世論を結集していくことが重要であると存じます。 このような状況のもと、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。 委員各位の御支援と御協力を賜りまして、円満な委員会運営に努めてまい……
○末松委員長 これより会議を開きます。
この際、宮腰沖縄及び北方対策担当大臣及び河野外務大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。宮腰沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 次に、河野外務大臣。
【次の発言】 次に、左藤内閣府副大臣、あべ外務副大臣、佐藤外務副大臣、安藤内閣府大臣政務官、山田外務大臣政務官、辻外務大臣政務官及び鈴木外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。左藤内閣府副大臣。
【次の発言】 次に、あべ外務副大臣。
【次の発言】 次に、佐藤外務副大臣。
【次の発言】 次に、安藤内閣府大臣政務官。
○末松委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官日下正周君、内閣府沖縄振興局長北村信君、内閣府北方対策本部審議官松林博己君、内閣府子ども・子育て本部審議官川又竹男君、外務省大臣官房参事官船越健裕君、外務省大臣官房参事官宇山秀樹君、文部科学省大臣官房審議官平野統三君、厚生労働省子ども家庭局児童虐待防止等総合対策室長藤原朋子君、環境省大臣官房審議官鳥居敏男君、防衛省防衛政策局次長石川武君及び防衛省地方協力局長中村吉利君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御……
○末松委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託されました請願は、北方領土返還促進に関する請願一件であります。
本請願を議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
本請願の内容につきましては、既に請願文書表等で御承知のことと存じます。また、理事会等におきましても御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等につきましては省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
本請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決す……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 きょうは、大臣の報告とはちょっと違うんですけれども、銀行のハラスメントということについてお伺いします。 例えば、自分や家族が銀行に預金したお金が引き出せないという、健全な市民が受けた銀行ハラスメントともいうべき問題がございまして、これはどういうことかというと、もともと、振り込め詐欺とかマネーロンダリングとかなどの組織犯罪防止のために幾つかの法的規制があって、そして、その観点から銀行において適切な措置がとられているということ、これは必要なことということで重々承知はしているんですけれども、近年、必要な限度を超えた過度な情報を顧客に求めたり、余りに……
○末松委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
現在、北方の問題も沖縄の問題も大きな節目が来ているかのような重大な流れとなっております。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、国民の皆様に御納得のいただける委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの國場幸之助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
門 博文君 ……
○末松委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、宮腰沖縄及び北方対策担当大臣及び河野外務大臣から順次説明を求めます。宮腰沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 次に、河野外務大臣。
【次の発言】 次に、平成三十一年度沖縄及び北方関係予算について説明を求めます。左藤内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時三十七分散会
○末松委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官日下正周君、内閣府沖縄振興局長北村信君、内閣府北方対策本部審議官松林博己君、警察庁長官官房審議官小田部耕治君、外務省大臣官房参事官船越健裕君、外務省大臣官房参事官宇山秀樹君、外務省国際法局長三上正裕君、財務省大臣官房審議官鑓水洋君、厚生労働省子ども家庭局児童虐待防止等総合対策室長藤原朋子君、水産庁漁政部長森健君、経済産業省大臣官房原子力事故災害対処審議官新川達也君、国土交通省大臣官房技術参事官浅輪宇充君、国土交通省航……
○末松委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、北方領土返還に関する陳情書外一件、北方領土問題の解決と日露平和条約締結に関する意見書外四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 きょうは特別会計のことを中心にお話をさせていただきますけれども、その前に、先日、二月の八日でしたか、沖縄北方問題特別委員長として沖縄を訪問させていただきました。そこで、玉城デニー知事とか、あるいは、これから問題にする那覇空港の第二滑走路等を視察してきたわけでございます。現地の方がよくケアをしていただいて、そこは感謝をしているんですけれども。また同様に、沖縄の観光を促進させるという意味で、那覇空港の第二滑走路事業は重要だと思っているわけでございます。 ただ、そのときに現地を見て、そして説明を聞いて疑問に思ったのが、資料の三枚目なんですけれども、……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。
きょうは一時間を与えられているということで、順次質問をさせていただきます。
一番最初に、ちょっと質問の順序を入れかえまして、せっかく所得税法の一部を改正するということでございますので、個人事業者の事業承継税制を創設したということでございますけれども、これは、私、個人的には大いに評価しております。
個人事業者の特性を考慮した緩和措置というものが言及されていますけれども、大臣としては、どのようなものがあるのか、これを簡潔に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 所得税法一般に対しての我が党の対応はまた別途考慮しますけれども、この個人事業者……
○末松委員 おはようございます。立憲民主党の末松義規でございます。
きょうは、一時間与えられておりますので、順次、関心のあるテーマについて話をさせていただきたいと思います。
まず最初に、時期的なもので恐縮なんですけれども、麻生大臣の方に、今、塚田一郎前国土交通省副大臣が下関北九州道路の関係でそんたく発言をやったということで世上を騒がせておられますけれども、大変迷惑な話だと大臣は捉えているのを私は感じるんですけれども、まず、麻生財務大臣の御感想あるいはコメントをいただければと思います。
【次の発言】 担当の副大臣がそんたくということを公言するということが非常に、森友、加計問題も含めて、やはり……
○末松委員長 この際、一言御挨拶申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うこととなりました。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、円滑な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの門博文君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
門 博文君 國場幸之助君
とかしきなおみ君 西銘恒三郎君
渡辺 孝一君 篠原 豪君
山岡 達丸……
○末松委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、命の水の有機フッ素化合物汚染を憂慮し、政府に善処を求む意見書外四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 きょうは、台風十五号、十九号、それに続く大雨とか、その被害状況、あるいは、あと、日韓関係が非常に悪化しまして、九州を中心に西日本の経済、壊滅的な、厳しい損害が出ておりますので、それに対する対応、それから、時間があれば、黒田日銀総裁の国債に関する考え方について話をさせていただきたいと思います。 まず、この質問の前に、最近の台風あるいは大雨で被害、あるいは特に亡くなられた方々の御冥福をお祈りしますとともに、被害に遭われた皆様へのお見舞いを申し上げます。 そこで、政府の方で、台風十五号、十九号、そしてそれに続く大雨等の被害で、被害総額というのはど……
○末松委員 立憲民主党の末松でございます。 きょうは、いろいろと、政治的にいろいろな波が高くなってきていますけれども、淡々と法案の質疑をさせていただきます。 この法案ですけれども、国家セキュリティーの観点から、株式保有、閾値というのを一〇%から一%に変えると。その意味で、そこは投資の自由というものにも配慮した形でやっておる措置ということで、我々の方は賛成をしております。 そういう観点ですけれども、ただ、その中でも、指定業種の中で、機密情報なんかをどうしても入手したい国があるとしたら、例えば、一%以内でも、〇・八%ずつ、二十社とか三十社、どんどんわからないように集めて、そこで企業をコントロ……
○末松委員 末松義規でございます。 直近の政治的混乱の中で、私の方は、午前中、FRCの報告に対する質疑の中で、麻生大臣に対して、消費増税の質問とか、あるいは桜の会の質問とか、さらには借金の話とか、いろいろと聞きたかったんですが、それができなかったものですから、今回、日銀の総裁に対して質疑をさせていただきます。 先般の十一月十三日の質疑で、私の方が黒田総裁に対して、自国通貨建ての国債のデフォルトは考えられないという、当時財務官の黒田総裁のこの発言というか文書の通告での趣旨を聞いたときに、総裁の方で、市場で国債の信認を失う事態が発生すれば資金調達は困難になると言えるというような答えがあったかと……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 きょうは一時間の時間をいただいているということで、順次、所得税法の改正の件、コロナウイルスについて、それから最近の経済情勢、そういったことについてお話をさせていただきます。 まず冒頭なんですが、けさのニュースで、新型コロナウイルス対策で頑張っておられた厚労省の方がお二人罹患されて、感染されたというお話を聞きました。まことに、本当に、お仕事に精励されていながらそういう形になったのはお気の毒の極致でございますが、この報道の中で、それが厚労省の幹部で、審議官レベルの方がおられたという話なんですが、これは厚労省としてはどういう、名前は別に結構ですが、……
○末松委員 立憲民主党の末松義規です。 立憲・国民・社保・無所属フォーラムの共同会派を代表し、政府提出の所得税法等の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。 まず、新型コロナウイルスの流行によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、感染された方々に謹んでお見舞い申し上げます。 また、医療従事者、厚労省等の関係省庁始め全国の関係各所で精力的に働いておられる皆様に心より感謝申し上げます。 また、委員会の質疑で我々が求めていた、国税の確定申告について、四月十六日まで一カ月の延長が決まりました。国税庁職員の御協力にも感謝いたします。 新型コロナウイルスの問題が発生した現在、税収……
○末松委員 共同会派の末松義規でございます。 まずもって、この森友問題の件で太田主計局長を呼ぶ呼ばないでいろいろともめたことに対しまして、ぜひその辺は柔軟に政府の方に対応していただきたいということを要請させていただきます。 さて、一応、IDAそれからIFCの法案について、私の方から質問を申し上げます。 外務省で私もODA部局にいたこともありまして、最貧国とか途上国に対する支援の重要性それから必要性は十分認識しておりますけれども、そのODAも、一九九七年をピークに、一・一兆円だったのが、現在ではその半分の六千億円弱になっているわけでございます。 そのときに、さまざまな批判に応えるべく、私……
○末松委員 立国社の共同会派の末松義規でございます。 きょうは、コロナの対策の関係を中心に言わせていただきたいと思います。 まず、この短期間の間に本当にさまざまなメニューをそろえていただいたということで、本当に関係者の皆さんに、そこはお疲れさまですと申し上げたいと思います。 まず、大臣にお伺いをいたしたいと思います。 大臣の方で、百八兆円の経済対策をおまとめになられたということで、そこは本当にお疲れさまですと申し上げたいんですけれども、百八兆円の中身をちょっと見てみると、これは私の感想を述べさせていただくのですけれども、そのうちの例えば二十六兆円が、これが納税猶予なんだと。納税猶予とい……
○末松委員 共同会派の末松義規でございます。 まず、改めて、コロナ関係でお亡くなりになった人に哀悼の誠をささげさせていただくと同時に、また、闘病中の方にお見舞いを申し上げ、そして、コロナと戦っている第一線の方々に敬意と感謝をささげさせていただきたいと思います。 さて、きょうは、治療薬の問題そして家賃の問題を中心に質問させていただきます。 私の方で、まず治療薬ということが極めて重要だということで、治療薬が普及すれば、コロナの不安というものが非常に和らいでいって、それが大きな転機となっていくということでございます。これがまさしく今回の危機管理の要諦だと思っているところでございます。 私の方……
○末松委員 野党共同会派の末松義規でございます。
きょうも、コロナ関係を中心に質問をさせていただきたいと思います。
今、地元を回っていて、いろいろな声が聞こえてくるんですけれども、その中の一つに、中小企業の経営者の方々とも話したときに、まず、持続化給付金で、オンラインだけだと自分たちは余りその辺になれていないんだけれども、書面の形でも手続してもらったら大変ありがたいと言われているんですけれども、この辺はどうなんでしょうか。
【次の発言】 百万者を超えるような企業という話になると、本当にそこは一刻も早く必要な資金をお届けするという話でしょうから、地元でも商工会の方々がいろいろと協力されたりや……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 きょうは、私の方で、財務金融委員会の筆頭理事が二年目になりまして、財務省のファンにもなってきたわけですけれども、その観点から、まず、麻生財務大臣が大臣所信で述べられた安定的な税収基盤を構築するという観点、特にコロナ禍で異常な出費が出ておりますので、税収を確保しなきゃいけないだろうという観点から、税関職員の定員を飛躍的に伸ばすべきだという観点からお話をさせていただきます。それからあとは、森友問題についても、予備的調査の結果について質問させていただきます。 まず、私の方で、本年の二月二十一日の委員会で税関職員の定員増ということを要求したわけですけ……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は、初めてこの科学技術特別委員会で質問させていただきます。 まず、ちょっと、三つのテーマについてお話をさせていただくものですから、簡潔な答弁をまたお願いをしたいと思います。 まず一番目ですけれども、今、コロナ、ワクチンの話なんですけれども、地元を回っていて感じるのは、多くの声を聞くのは、ワクチンの接種が遅いということと、それから、医療先進国だと自慢している日本がどうして自前のワクチンを作れないのかと。確かに、モデルナとか、日本で代理生産をやるようなこともありますけれども、日本の企業のワクチンというものが作れていない。これはどういう原因な……
○末松委員 今日は、本当に貴重な御示唆、そして御教示を賜りました末澤参考人、そしてまた水野参考人、山田参考人、誠にありがとうございます。本当にお忙しい中こちらの方にお運びいただきまして、心から感謝を申し上げます。 私の方は、この法案のまず本質的な面で、要は、毎年毎年特例公債というのをチェックするのか、それとも五年間という包括的な形でこれを運用するのかということがこの法案の一番の本質だと思いますので、その点について、三人の先生方から端的にお立場を賜りたいと思います。 それぞれ、皆さん、先ほどの御説明の中でほとんど入っておりますので、そこは今回は非常に端的にちょっとお立場を御説明していただけれ……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 まずちょっと、第一番目に、大臣にお聞きしますけれども、連日、大臣も御審議お疲れさまでございます。この一番目は、第一生命のやり手販売員が、十九億円という、そういった詐欺事件を起こしたということなんですけれども、私の方で今関心を持っているのは、その被害者の救済についてでございます。 この前、被害者の方と弁護士さんが私の事務所に来られて、補償がなされずに非常に困っていると。それで、第一生命の方からもなかなかどうなるのかという見通しを示してくれないし、金融庁の方も対応が遅いということを私の方に言われて、実はその方は会社の経営者ということで、経営で、コ……
○末松委員 おはようございます。 立憲民主党・無所属クラブの末松義規でございます。 今日は、私、ずっと、立憲民主党の中でも最低賃金男と言われるように、最低賃金に関するいろいろな作業チームの座長をやったりプロジェクトチームの座長をやってきましたので、この前の、大臣とそれから前原委員の、非常に貴重な、日本経済に対する認識の中で、やはり賃金の上昇がないとよくない、これは日銀の総裁も言われておりましたけれども、これについて、本当に私も全くそのとおりであると思っています。 この資料の一の中で、GDPの推移とそれから実質賃金指数の推移、比べてみますと、本当に日本が伸びていない、実質賃金に至っては下が……
○末松委員 立憲民主党・無所属の会派の末松義規でございます。 今日は、菅総理にも質問させていただきます。 まず、早速、菅総理に対しましては、最低賃金の件ですけれども、最低賃金を継続的に引き上げていくということで、この方針に対して私は大賛成でございます。私も、前回の委員会でも紹介したんですけれども、最低賃金男と言われるぐらい、最低賃金をアップするということが日本にとって大きな経済の再生あるいは消費の拡大、これに極めて重要だと思っております。 そういった意味でなんですけれども、菅総理の方で、今、骨太の方針ですか、そこで最低賃金のレベルを千円ということになっていると思うんですけれども、ここがち……
○末松委員 立憲民主党、そしてその会派を代表しまして質問させていただきます。末松義規でございます。 今、藤丸委員から、若いときからの資産形成、これは重要だということ、そして金融庁も、報告書は受け取られなかったにせよ、退職時に二千万円ぐらいは必要だと。こういうことを国家的に、やはりしっかりとそういったものを実現していかないといけない、それがこれからの不確定な世の中を安心して生きられる要諦だと思っておりますので、そこは私も賛成だということをまず申し上げたいと思います。 そして、大臣、金融庁におかれましては、まずもって謝意を表明したいと思います。 この前、私の方で、第一生命の関係者によって被害……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 質問時間も少し短くなったので、大臣におかれましては簡潔にお答えいただいて、そして、答弁が終わられた大臣は帰っていただいて結構でございます。 まず第一番目ですけれども、今回、白須賀貴樹議員がコロナの緊急事態下に深夜まで高級サロンを出入りしていたということで離党したわけですけれども、これは、最近、同じような件で自民党の議員が三人離党した、そして公明党の議員が辞職した、こういうことをやったばかりなんですけれども、またかという感じなんですね。本当に責任が重いと思うんです。 実は、自民党だけでなくて、国会議員みんなが迷惑をすることになるんです、これが……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 鈴木大臣とは当委員会で質問をさせていただくのは初めてでございますので、またよろしくお願いを申し上げます。 まず、大臣の方に、大きな視点からお話をさせていただきます。 私、この委員会の筆頭理事を三年間、三年目になるんですけれども、その中で、どうもこの委員会で、最近、アベノミクス以来、ずっと国民の格差が開いてまいりました。そういった中で、お金持ちは大金持ちになり、中間層は何か没落して、所得の低い層の方々はずっとなかなかデフレのもろの影響を受けて大変な状況に陥っている。そういった中で、コロナ禍が生じまして、これまた国費の出費を、膨大な出費を余儀な……
○末松委員 立憲民主党・無所属の末松義規でございます。 今日は、岸田総理と政治家としての質疑をさせていただきたいと思うので、よろしくお願いします。 一応、今回の税制審議に当たって、私も、総括の質疑をするために、全ての議事録を読み返しました。そこで、岸田内閣の肝煎りである賃上げ税制の効果についてかなりの審議が行われましたし、また、租税特別措置の効果の検証や、空き家が目立つ中での住宅ローン控除の見直しに対する数多くの御指摘もなされたわけでございます。また、G20財務大臣会合への大臣派遣問題から始まって、ガソリン価格を下げさせるためのトリガー価格問題やインボイス導入の是非とか、さらには、財産課税……
○末松委員 立憲民主党の末松でございます。 今日は、幾つか関税法の問題のほかにも質問をさせていただきたいと思います。 まず、関税定率法の関係ですけれども、これは見ていて、私の方も全面的に賛成だということで、そこの法律的には問題はないね、それよりも、しっかりと実行する体制を強化していった方がいいなということで、その観点から質問をさせていただきます。 私の方で、二月四日に、大臣の所信質疑のところで、税関職員が、本当に、例えば防護具とかフィジカルプロテクション、さらには最先端の機器とか、あるいは検知装置とか、そういったことについてもしっかりとそこは予算を取って頑張ってほしいということで、それに……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は、法案審議ということでやらせていただきたいと思います。 まず、法案審議の前に、二点、ちょっと私の方から質問させていただきます。 今、原油高というところから、非常に、物価高という、あるいは円安というのも含めて、そういう物価高という対策が必要だということは皆さん周知のことなんですけれども、特にガソリン価格値下げという観点から、この前、立憲民主党が議員立法で提案したトリガー条項によるガソリン税、二十五・一円、この非課税について、今、自民党、公明党、国民民主党の間で検討するような報道がなされていますけれども、政府の検討状況というのはどんなもの……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は二十五分ということで、本当に時間がないものですから、すぐに質問に入ります。 まず、もう今日も二人の委員が指摘されましたけれども、国税の職員が持続化給付金をだまし取った詐欺事件ということで、こういった不祥事が起こったというのは私も非常にショックでございまして、元々、ほかの委員も言われていましたけれども、この不況下で、コロナ不況下で、そこで徴税をしなきゃいけないという本当に厳しい立場で、国民の皆さんも、ある意味じゃ喜んで税金を払う人は余りいないと思うので、そういった中で国税職員がああいう信用を傷つけることをやってしまったということ、本当に私……
○末松委員 民主党の末松義規でございます。 このような質問の機会をお与えいただいて、本当にありがとうございます。 この安保委員会、本当に久々の質問でございますので、今日は、ちょっと外交の基本的な認識というのと、それから日本に対する脅威、それと対策、これについてお聞きをしていきたいと思います。 まず、中国、ロシア、北朝鮮の連合体制における日本の防衛対応ということなんですけれども、ウクライナ戦争の世界両陣営の対立というのは、まさしく日本とか西側にとって、三つの点で大きく変わってきたと思うんです。 一つは、中国とロシア、そして北朝鮮という強大な軍事連合の体制を生み出した。固まってきたというこ……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 私の方は、この財務金融委員会の筆頭理事を四年目ということでベテランの部類に入りましたけれども、初心を忘れずに頑張っていきたいと思います。 さて、前から言っていましたけれども、統一教会と政治の関係ということで、大臣を始め財務省内とか内閣府の副大臣、政務官に対して、旧統一教会から推薦確認書、あるいは政策協定と言われていますけれども、を旧統一教会から提示されたことはあるか。二点目が、そこに署名をしたか。三点目が、選挙支援を受けたことはあるか。これは全委員会で聞いていますので、簡潔にお答えください。
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 まずもって、この質問の機会をお与えいただいた関係者の皆様に心からお礼申し上げます。 さて、総理、最近、G20、APEC、ASEAN関連会議や二国間会合、本当にお疲れさまでございました。私は二十五分しかないので、総理から簡潔な答弁をお願い申し上げます。 まず、防衛の三文書、これについてお伺いしますけれども、総理の方は今この防衛三文書の取りまとめに入っておられていますけれども、私たち立憲民主党も、ずっと、多数の専門家を交えて極めて真剣な議論を頻繁に重ねて、政府の三文書発表の前に、十二月、立憲民主党の報告書を公表しようと考えています。 特に敵地……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。
三分しかないので、端的に質問させていただきます。
内田副総裁候補は、黒田日銀総裁の下で、日銀の優秀な生え抜きとして、ずっと黒田路線を続けられたということでございますけれども、私、まず問いたいのは、世界経済の認識なんですね。この十年、かなり世界経済というのは変わってきたと思うんですけれども、黒田総裁時代の世界経済の認識と、今の物価が上がってきたインフレ基調の世界経済についての認識を問いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
アメリカなんかを中心に、インフレがすごいものですよね。日本も、先ほど、四・二%という話で、インフレ上昇率……
○末松委員 立憲民主党の末松義規です。 今日は幾つかちょっと質問したいと思いますけれども、岸田内閣の経済政策の評価というのを主にやりたいんですけれども、その前に、インボイスの導入反対の立場からの視点なんですけれども、国税庁の職員の増加、これとちょっとインボイス反対の立場を絡めて、まずそこから議論させていただきたいと思います。 私、ずっと四年間、野党側の筆頭理事として、毎年、国税庁の職員の増加について努力してきました。今年も、業務の飛躍的拡大によって、国税庁の職員、また増加をお願いしたいと思いますけれども、大臣にちょっとまずその御決意、御判断をよろしくお願いします。
○末松委員 おはようございます。立憲民主党の末松義規でございます。 質問の機会をいただき、ありがとうございます。 私は、今日は、インボイスについて、反対の立場から審議をさせていただきます。ただ、その前に、NISAと、それからスタートアップ企業への支援、これを最初に話をしてから、あとはインボイスに集中してまいりたいと思いますので、ちょっと順序を変えます。 まず、NISAについてなんですけれども、NISAの設立趣旨というのは、一般の方々の資産保有形態を貯蓄から投資に転換させようということでございまして、例えば、大金持ちの方々とかあるいは株式の専門の心得のある方、これの株式投資の無税化を促進す……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は、法律の審査の前に、今、アメリカ、ヨーロッパで銀行への不安、信用不安というのが起こっていて、例えば、本委員会でも度々指摘されておりますけれども、アメリカのシリコンバレーバンクとか、あるいはシグネチャーバンクとか、あるいはヨーロッパではクレディ・スイス、また、アメリカではファースト・リパブリックとか、こういう形で様々な信用不安が起きている、これがシステミックリスクにつながるかどうかというのは、我々、みんなの関心事になっております。 そこで、こういった信用不安に対する大臣の御見解を賜れればと思っております。
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は、四月に行われるであろう財源確保法の観点で、基礎的なことについてお伺いをさせていただきたいと思います。 その前に、三月二十八日に、新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価対策予備費というものが発表されました。 後藤衆議院議員や小沼参議院議員も国会で指摘していましたけれども、毎年度末に予備費を一兆円、二兆円という規模で濫用していくという感じですね。通常、予備費というのは五千億程度だと私は認識しているんですけれども、コロナ以降、例えば令和二年度末に、三月二十三日ですけれども、二・一兆円の駆け込みの予備費使用というのが決定された。令和三年……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 各参考人の皆様におかれましては、本当に専門性に基づいたすばらしい御意見を賜り、本当にありがとうございます。 私の方からは、早速、二十五分間ですので、質問をさせていただきたいと思います。 まず、この四十三兆円という我々の議論の前提の、安全保障環境の厳しさとそれに対する日本の対応ということで、柳澤参考人の方にお聞きをしたいと思います。 防衛問題については、アメリカの意向を聞きながら防衛省はやってきたとか、あるいは日本はやってきた、そういううわさもよく入ってまいりますし、また、二〇一四年に、NATOの方でGDPの二%を防衛費に使うというのも、基……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 まず、質問を行う前に、委員長に対して申し上げたいことがございます。 二点ありまして、一つは、これまで財源確保法について様々、有効な議論とか必要な議論が行われてきました。ただ、同時に、様々な問題点も浮き彫りになってきました。これで、更にこの審議を進めていただくように心から強くお願いを申し上げます。ゆめゆめ打切りをしないように、そこをお願い申し上げるのが一点。 二点目は、復興特別所得税の関係ですね。この転用もあるわけですけれども、特に、櫻井委員からもございましたように、被災地において地方公聴会を是非開いていただきたい。そこを改めて申し上げたいと……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は、私の地元というか、東京の多摩の、小平市とか国分寺市とか国立市が私の選挙区なんですけれども、それを含めた多摩の地域が今、PFASという問題、有機フッ素化合物、これに汚染されてきているという非常に深刻な問題がございまして、今日のNHKのニュースでもやっておりましたし、四月十日のNHK「クローズアップ現代」でもやっておりました。この問題から始めさせていただきたいと思います。 元々、多摩の地域というのは地下水がおいしいということで、本当にそこはめでられてきたわけですけれども、それが、PFASの風評被害というのも含めて、本当にこれは看過できない……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 先ほどから本当に率直な御意見を賜り、本当にありがとうございました。また、それぞれの御専門の立場から、御専門の分野で、しっかり福島県を含めた被災地の立場を代表して意見陳述をされたということで、心から私は敬意を表させていただきます。 私自身は、三・一一が起こったときに、実はその一週間後に、宮城県の緊急現地対策本部長として着任をしまして、当時、内閣府の副大臣をやっていましたけれども、そこで宮城県の県庁に陣取って、数か月間ずっと宮城県の復旧復興に携わっておりました。そこで様々な悲惨な状況とかお困りの皆様のお声をずっと聞いてきて、そして、その後実は、総……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 まず、私の方は、今日、岸田政権の今話題になっております新経済対策の中で、減税についてお話をさせていただきます。 私、思うんですけれども、今、日本の置かれている財政ニーズというものは莫大なものだと思っております。 今年の通常国会で審議した五か年の防衛費四十三兆円に、今年六月に策定されたこども未来戦略方針で、毎年三・五兆円の支出をする、三か年という話でしたけれども、これを五か年続けたとしたら十七・五兆円になるんですけれども、この四十三兆円と十七・五兆円を加えると六十兆円を超える、こういう支出ニーズがあるわけです。 さらに、防衛費の、私が問題と……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は質問の機会をお与えいただきまして、理事の皆様始め、皆様に感謝を申し上げます。 私は、元々一九八〇年に外務省に入って、そのときにアラビア語研修というのを命ぜられまして、そこで中東の外交については研さんを積んでまいりました。そして、国会議員になっても、ガザも訪問したことがあります。 今、ガザの方で、報道等にも広く知られていますけれども、イスラエルのこの申立てで、今UNRWAに対して支援を停止するという国が十四か国出てきておりまして、これは非常にUNRWAの活動が危機にさらされているという状況であるとともに、そのUNRWAの活動がかなり阻害……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は、税務調査と脱税問題、これについて集中させていただきますが、その前に一言。 五年近く財務金融委員会の野党側筆頭理事を務めさせていただいて、本当に関係の方々から多くの御協力を賜って務めさせていただきましたので、心から感謝を申し上げます。 それで、最近、地元を中心にいろいろと回ったり、いろいろな接触する方々とお話をしてきたときに、やはり、今、予算委員会でも大変大きな問題になっています裏金政治、あるいは脱税問題、これを非常に言われて、ちょっとこっちも不運なのは、まあ、自民党さんもそうなんですよ、自民党さんの中でもああいう問題に関わっていない……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 私の方は、まず、今、階議員がおっしゃられたことと同じような問題意識で、日銀総裁に伺いたいと思います。 植田日銀総裁は、以前、私が主宰する勉強会に講師として出ていただきまして、この場をおかりして御礼を申し上げます。 同じ問題意識なんですけれども、日銀の収益の還元についてなんですけれども、今、日銀の方で、この資料の一にございますように、二十三・六兆円弱というのが昨年の、令和五年九月の月末ということで、それで間違いはないのかと。それと、あと配当収入が一兆円ぐらい毎年入ってくるということでございました。 これについて、私も今、実は選挙区を中心に、……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。 今、岸田総理が訪米されて、国賓として、晩さん会から始まって、バイデン大統領との会談とか、さらには米国議会でスピーチをされたということで、岸田総理にとってはよい思いをされているんだろうと思うんですけれども、一方、国民にとっては、防衛負担から始まって非常に大きな負担がのしかかって、ツケを回されているんじゃないかと思っているわけです。米国のバイデン大統領にとっては、防衛費増ということで岸田総理を三回説得して成功したということで、御褒美という感じの訪問かなという感じが私はしているわけでござい……
○末松委員 立憲民主党の末松義規でございます。
今日は、今、円安対策を含めて、通貨の関係についてお話をさせていただきたいと思います。
まず初めは、新しいデザインの通貨が発行されるということでございますけれども、その新しい通貨の発行の目的及び意義というか、何が変わるのか、これについて、大臣よりまずは御意見をいただきたいと思います。
【次の発言】 政府委員の方でもいいんですけれども、日本の通貨製造技術というのは世界一で、まず偽造不可能という話を、かなりそこは誇示されていたような気がするんですけれども、偽造をされたような、そういった事例が過去にあったのかどうか、それについてお伺いします。
○末松分科員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、ピルの解禁問題について、厚生大臣を中心にお伺いをしたいと思います。 私は、これからの日本の二十一世紀の市民社会を考えてみますと、やはり自立と共生という概念が非常に重要だろうと思うんですね。特に自立というのは、自分の人生に対して自分で責任を持って、自分で判断して決めていく。逆に社会の方は、その自立する方が社会に害を及ぼさないという前提ではございますが、その中で社会がそういう自己決定されたことについてサポートを与えていくというシステムが、この日本の社会に極めて重要であろうと考えているわけです。 もちろん、自立する、あるいは自分で判断して……
○末松分科員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、自治省関係のうち、地元の消防団に関する質問をさせていただきたいと思います。 私も、出初め式等、いつも毎年出させていただいているわけですけれども、消防の方々とお話をしていて、非常に不安に思っておられる方がいる。消防団というのは、本当に地元中の地元の方々が地域に貢献されてきた非常にとうとい歴史を持っておられますから、この方々が今後とも不安なく、使命感、ある意味で充実感を持って地元の方々の敬意そして感謝の中でやっていかれることが一番ベストであろうと思っているわけであります。 その観点から御質問させていただきますが、特に去年は、大災害がある……
○末松分科員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、今全国各地でいろいろな話題になっておりますマンションの建設問題について、建設大臣の方にお話を伺いたいと思います。 一番の典型例として、私の多摩の地域に国立市というところがございまして、一橋大学という大学通りに面したところに今度、四十四メートル、十四階建てのマンションができるという話がございます。今住民や自治体、あるいは業者との間で大きなもめごとになってきて、これもいろいろな新聞報道あるいはテレビ報道もされて、全国的な問題にもなってきております。 そういった意味で、この例を引きながら、建築基準法それから都市計画法について質問させていた……
○末松分科員 民主党の末松義規でございます。 私の方は、きょうは、アラビア石油の利権延長問題、これがちょうどけさ利権が切れたということでございますから、これを中心に質問させていただきたいと思います。 切れたということで、大臣もいろいろと、利権延長に至るまでに、最後まで交渉されておられたということでございますが、私も実は前に外務省におりまして、アラビア語ということで、アラビストということで、九〇年代の初めに担当課にもいたことがありますもので、通産省にもお世話になったということもございますものですから、これについては大きな関心を持っていたのですが、例えば、対サウジ外交の理由の、ある一定の部分は……
○末松委員 私の方では、今の御質問とはちょっと違うんですけれども、今、イラク攻撃の関係で各党の御意見を聞いていますと、国連決議がなされた場合には、各党さんの方で、それに対して一応日本として協力をしようというところが多いんだろう。その場合でも、今島さんが言われたように、武力行使に賛成するとか、ないし武力行使と一体化した形で日本がやるということは憲法上許されていないということで、これも各党の御意見は一致しているんだと思います。 問題は、国連決議がない場合にどうするか。それでも、自民党さんの御意見を聞いていると、そこはアメリカとの配慮の関係もあってやってもいいのじゃないかなというふうに私、聞こえま……
○末松委員 民主党の末松でございます。 先ほど、アメリカの正当性という問題がございました。政治というのは力と筋でございますから、そういった意味で両方ないと国際社会で通らないのだろうと思いますが、結局、米英の正当性をだれが認めるかというと、今の時点では安保理で認めるしかないんですね。安保理のところで正当性が認められなければ、世界であるいは国際社会で正当性が認められたことにならない。その意味で、米英がそれに失敗したわけです。ですから、そういった意味で、日本としてはそこをきちんと判断しなければいけなかった。だが、小泉総理がやった判断は、こういった正当性が崩れたときに、アメリカはそれでもやる、では日……
○末松委員 私もそこは、この前の審議を通じて感じましたのは、やはり日本にも憲法裁判所といったものが必要だなというのを強く感じたわけです。 実際に私の感じでは、今、憲法の有権解釈権者はだれかというと、実質的には内閣法制局が担っている、そういう感じが特にいたします。特に、内閣法制局には全行政機関が協力して、それの法的な解釈の最高権者という形になっていて、その整合性を見る上で、極めて行政情報が活用しやすいという話になります。それがために、非常に迅速的であるということで、そのニーズを満たしているがゆえに、内閣の政策は内閣法制局によって規定されている、あるいは定められているというようなことが起こってお……
○末松委員 憲法と安全保障でもちょっとよろしいでしょうか。 私、発言を控えようと思ったんですけれども、おとといイラクから帰ってまいりまして、イラクの実情について民主党の調査団として見てきたわけでありますけれども、自衛隊の派遣問題でずっと事情も見てきました。 そのときに、イラクの国民に目にわかるような形で、復興支援というものが軍隊にあるかというのを調べてみたら、これは多国籍軍を一つのマネジャーとしてつかさどるポーランドの臨時代理大使に聞いたんですけれども、そのときに彼が言っていたのが、反乱鎮圧それから治安維持、そしてローカルな政府との調整あるいは立ち上げだというふうに言われておりました。そう……
○末松小委員 小川先生、どうもありがとうございました。大変感銘を持って私も聞かせていただきました。 私がお聞きしたいのは、例えばアメリカに対する恐怖心なんですよ。 今回のイラク問題なんかを見ていても、日本がこの対応をとらなきゃいけない。確かに、日本人でイラクを攻めたいと思っている人はまずいないと思うんですね。日本政府もそうでしょう。でも、やはり北朝鮮問題もあるし、ここでアメリカに意地悪されちゃいけないしと。この論理を続けていくと、何かあるごとにアメリカに盾突くと、結局後で意地悪されるよ、嫌だ嫌だ、そういうことで、いつもアメリカの歓心を買わにゃいかぬ、機嫌を損ねちゃいけないんだと。 これは……
○末松小委員 両参考人、御説明、大変ありがとうございました。 時間がちょっとございませんので、手短に質問させていただきます。 まず、津野参考人ですけれども、先ほど、内閣法制局とそれから国会の法制局、それについての違いを、また、その違いの背景について的確な御説明をいただきまして、ありがとうございました。 私も思うんですけれども、どうも、日本の場合、行政の情報あるいは行政の組織が余りにも大きくて、何か審理をする場合には、内閣法制局はそういった行政がきちんと支えていて、それの最後の整合性を確保するということだろうと思うんですね。ただ、これは一般の裁判所においても、結局、判断をする際の情報がすべ……
○末松分科員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、フリーターといいますか、現在、より自由な労働形態が本当に一般的になってきた。フリーターと言われる人々は、日本で今、民間の研究機関によれば、四百十七万人もいるそうであります。数万人とか数十万人だったら、そこは例外的なという形で済ませられるかもしれませんが、五百万人弱ぐらいになってきますと、これまた大きな社会的な現象と言えますし、また、これはどんどん伸びていっているという状況にございますから、これについて、私の方できょうは質問をさせていただきたいと思います。 特にフリーターの場合、ある日は働いてある日は働かない、そういう極めて柔軟かつ自由……
○末松分科員 民主党の末松でございます。 きょうは、きょうもと言えばいいんですかね、高村外務大臣に、ミャンマーの民主化についてお話をさせていただければと思っております。 まず、日本人ジャーナリストの長井さんが射殺されたということで、この前、四月十一日の外務委員会で、私の方から長井さんの事件に言及しまして、まず提案として、中国ルートといいますか、中国にも協力をお願いして、そしてこの解決ということを図ればいいのではなかろうかというふうに提案をいたしました。大臣の方から、二国間の話なので、中国は、そこは今のところ考えていないというお話でもございました。 と同時に、この長井さんの問題については確……
○末松分科員 民主党の末松でございます。 今、大臣におかれましては、年金問題あるいは後期高齢者医療問題ですか、いろいろな形で大変だと思いますが、末松が質問に立つならば、また鳥インフルエンザかという話になるかもしれませんが、またきょうはよろしくお願いを申し上げます。 きょうは最初に、私は、鳥インフルエンザH5N1につきましてきょうも三十分間質問させていただきますが、まず、国会の対応が一体何なんだというようなところから、ちょっと危機意識を議員の皆様を含めて持ってもらうということが重要かなということで、衆議院の事務総長をお呼びしております。 先ほど、あす来るかもしれない、こういう形で、かなりも……
○末松分科員 民主党の末松義規でございます。 きょうは、舛添大臣とは三回目になりますか、新型インフルエンザ、この国家危機管理の観点から御質問をさせていただきたいと思います。 この前、私、東京の西東京市の中で、医薬、あと歯科医さん、それから薬剤師さん、そういった方の集いでお話もさせていただきまして、さらに、そういったお医者さんからのまたさまざまな御意見、あるいは看護師さんからの御意見、薬剤師さんからも御意見をいろいろといただいて、現場からどういうふうな状況なんだという話をさせていただきました。その結果ももとにして、まず質問させていただきます。時間がないので、ぜひ要領よくお答えいただきたいと思……
○末松副大臣 お答え申し上げます。 江端先生のように、豊島区、本当に人口密集地域、そういったところでは、保育所の最低基準を満たすことそのものも難しいというお声は、たくさん届いております。 先生御指摘の地域主権改革推進法案が成立すれば、人員配置の基準など直接保育の質に大きな影響を与えるもの以外の基準については、地域の実情においていろいろな形で定められるというふうなことになっておりますけれども、まだこの法案が国会で継続審議中ということで、一刻も早い成立が望まれるところでございます。 先生の御指摘にございました先取りプロジェクトにつきまして、現行制度のもとで、可能な限り保育所の場所を確保する、……
○末松副大臣 本予算につきましては、そのすべてが経済対策ということでもございませんし、また、政策、事業というものが膨大でございますので、予算全体について経済効果を試算するということはしておりません。また、本予算の経済効果について、これまでも、過去、推計をしてきたことではないと思っております。
一方、政府経済見通しにおきまして、二十三年度予算を踏まえて、二十三年度の実質経済成長率を一・五%と見込んでおります。
【次の発言】 過去、麻生内閣のときに、三段ロケットということでやってきたことがございます。そのときの本予算について、三段ロケット目ということなんでしょうけれども、これは多分政権の経済効果……
○末松副大臣 先生御指摘のように、黒糖につきまして厳格な定義がございます。今、先生おっしゃられましたけれども、定義として、「黒糖とは、さとうきびの搾り汁に中和、沈殿等による不純物の除去を行い、煮沸による濃縮を行った後、糖みつ分の分離等の加工を行わずに、冷却して製造した砂糖で、固形又は粉末状のもの」を言うということでございます。 これの定義から考えまして、今、黒砂糖と先生おっしゃいましたけれども、黒砂糖の名称で流通している砂糖には二種類ございまして、先生が一番御存じと思いますけれども、釈迦に説法ですけれども、一番目は、サトウキビの搾り汁を分離、加工せずにそのまま煮固めたもの、これは黒糖と同じと……
○末松副大臣 お答え申し上げます。
千葉県の液状化対策につきましては、政府として、まず、道路とか下水道、学校などの公共施設の液状化被害につきましては、災害復旧事業ということで、地方の負担なしにしっかりとした対応をしております。
とともに、二番目ですけれども、市街地における液状化被害への対応の重要性に鑑みて、新たに市街地液状化対策事業というものをこの四十事業の中にしっかり含めまして、創設いたしまして、それで、復興交付金の基幹事業としてしっかりやっているところでございます。
【次の発言】 液状化対策については、今四十事業の中に含めて、新たに創設した市街地の事業を含めてやっているわけなんですけれ……
○末松分科員 立憲民主党の末松義規でございます。 きょうは、予算の分科会ということで、地元の問題も聞かせていただきたいということで、お願いします。 まず、商店街の活性化についてお聞きしたいと思うんですけれども、これはもう多くの人が指摘されているし、もう見ればよくわかるので、以前からの商店街、地元の商店街ですけれども、大型のスーパーなんかに押されてかなり縮小してきたということに加えて、人口減少問題とか、これから過疎化、さらにアマゾンとかのネット販売、これで強烈に商店街の消滅危機が始まっているんじゃないかと思うんですけれども。 今回の経産省の商店街活性化の対策は、例えば外国人の観光客を呼べる……
○末松分科員 立憲民主党の末松義規でございます。久々に第一委員会室で質問に立たせていただきます。 私の方は、皇位継承の安定的な確保ということも含めた議論をさせていただきたいと思います。 ことしの二月十六日の読売新聞に、「政府は、皇位継承のあり方をめぐる議論で女性・女系天皇を対象としない方針を固めた。」さらに、「女性・女系天皇を実現するための法整備は見送ることにした。公の場で議論を行うための有識者懇談会も設けない方向だ。」こういうことを読売新聞が報じていて、これを二月十九日の予算委員会で、山尾志桜里議員がこの記事は誤りではないかということで、菅官房長官がこれは誤りだということを言われたんです……
○末松分科員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は、URに住まわれる賃貸の生活者の方々の立場に立ってお話をさせていただきたいと思います。 実は、私、立憲民主党のUR住宅居住者を支援する議員連盟の会長をさせていただいておりまして、そういったことで継続的にこの質問をさせていただいております。 まず、そこで、資料として、ここにございます。大臣、よろしいでしょうか。私がラストバッターということで、本当にお疲れさまでございます。 ここで、これは私の地元の東京の多摩の方の、小平団地という自治会がございまして、そこが千六百戸ぐらいの、実は千七百以上、団地の戸数はあるんですけれども、ただ、回収が……
○末松分科員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は三十分間でございますので、できるだけ答弁を短くしていただければ大変ありがたいと思います。 私は、前置きとして二点だけ申し上げます。 一点は、今日は敵基地攻撃に関する議論ではございますけれども、私の記憶として、外務省時代にイラクのバグダッドで赴任していたときに、一九八五年に、イランからスカッドBというのが数百発撃たれて、私自身が戦争体験をした。私の家のすぐ近くにも落ちてきて、そして激震が走って、窓ガラスが割れたのと同時に、見たら、現場に行ったら、もう本当に、煙の渦、火柱そして悲鳴の叫びというのがすさまじかったのを覚えております。私も救……
○末松分科員 立憲民主党の末松義規でございます。 今日は、斉藤大臣に、ローカル赤字線の問題と、それから、URにおける家賃の低廉化という問題ですね、赤羽委員長おられますけれども、そういう形で今日は質問させていただきます。よろしくお願いします。 まず、ローカル赤字線の関係も付した、二月十日に閣議決定した法案についてなんですけれども、国鉄改革のスキームである内部補助ということについて、これは首都圏と新幹線の輸送あるいは関連の事業収入で赤字ローカル線を十分に補填できるということで今日に至っているわけですけれども、その場合、鉄道も、三十五周年を迎えますけれども、コロナ前までは、そのスキームどおり、過……
○末松委員 立憲民主党の末松でございます。 質問の前に、最近の自衛隊のヘリコプター事故でお亡くなりになった方々に対し、心から哀悼の意を表明したいと思いますし、また、御家族等の関係者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 今日は、防衛費と国債の発行との関係をちょっと正確に整理をしてみたいなと思っております。 今、玄葉委員からのお話もありましたように、防衛費の場合、恒久財源という形じゃないと、一時的な財源を張り合わせていくというのは非常に心もとないという話になると思います。正面切って、きちんと正面から対応するという中で、財務大臣もいろいろな御努力をされてやってこられたと思うんですけれども。 ……
○末松分科員 立憲民主党の末松義規です。
今日は伊藤大臣と初めての質問ですけれども、よろしくお願いします。
先ほど、山崎議員の方から質問がございました。一応、私も合併浄化槽の関係の質問をさせていただきます。
まず、昨年、全国調査をやったということで、これは、環境省は各県から聴取をしたんでしょう。各県は市町村から事情聴取した、そして市町村は各事業者から聴取をした、こういう理解でよろしいですね、大臣。
【次の発言】 ちょっと私、おかしいと思ったのは、資料の二がありますよね。そこで、滋賀県の例なんですけれども、ここで、例えば滋賀県の長浜市、高島市、愛荘町、それから甲良町、清掃実施率がゼロになっ……
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