このページでは河野太郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。河野太郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○河野(太)委員 河野太郎でございます。 外務大臣並びに外務省にこの件につきまして、お時間をいただいて質問をさせていただきたいと思います。今回名称変更等がございます公館に関する質問に入ります前に、少しお時間をいただいて、前回の予算委員会の分科会における質問のフォローアップをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 私が、三月四日でございますが、予算委員会の分科会において、今回のペルー事件に関する外務省の予算あるいは外務省で発生をした経費についてどうなっているかという質問をさせていただきました。そのときに、官房長の方から、予算の範囲内でいろいろやりくりをしているというお……
○河野(太)委員 おはようございます。河野太郎でございます。 少しWTOに関して質問をさせていただきたいと思います。 最近の我が国の流れは、バイの交渉からマルチの協定に基づいた場で問題解決を図ろうということでございますが、最近、WTOのパネルに物事が持ち込まれているケースがいろいろ多いようでございます。酒税法しかり、最近のコダックの問題についても同じようなことだと思います。バイからマルチへということでありますと、今後WTOのパネルによる問題解決がますますふえていくことになると思いますが、このパネルというのは、いわば裁判所で原告と被告が裁判をやる、三名のジャッジの前で裁判をやるということに非……
○河野(太)委員 河野太郎でございます。 香港との投資協定の話に入る前に、二、三関連の質問をさせていただきたいと思います。 まず、ODAに関して少しお伺いをさせていただきたいと思いますが、日本のODA、特に国際機関に対する拠出金のところを見ておりますと、ほかの先進国と大きく違う点が一点ございます。 日本のODA全体に占める国際機関に対する援助の割合というのを数字で見ておりますと、ODAの総額のうち二八・一%が国際機関に出されている。これは、ほかの各国と比べてもそんなに変わりはございません。DAC全体の平均値を見ても三一・一%ですから、ODAの中で国際機関に対する援助の割合というのは、日本……
○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。まず初めに、香港の臨時立法会についてお伺いをさせていただきたいと思います。
アメリカの国務長官が臨時立法会の七月一日の宣誓式に出席をしないということを正式に表明をされました。また、イギリスの政府も臨時立法会の宣誓式への出席については検討中であるというような発言を繰り返しておりますが、我が日本政府は、この七月一日に行われる予定になっております香港の臨時立法会について、どのような態度をとられるのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 アメリカの最近の香港に対する発言を聞いておりますと、特に今回の国務長官の声明等を聞いておりますと、中国に……
○河野(太)委員 河野太郎でございます。 この法案は大変大事な法案であると思いますし、この法案は日本にとって絶対に必要だと思います。環境庁長官を初め、関係者の御努力で無事に国会にこの法案が提出されました。本当にお疲れさまでございます。しかし、少し中を読みますと確かめたいことが幾つかございますので、幾つか教えていただきたいと思います。 きょうは通産省資源エネルギー庁の方から真木課長もいらっしゃっておりますが、当初、お役所の方から説明を受けたときに、環境アセスメント法案をつくるけれども、発電所がこのアセスメント法案の対象にならないというような御説明がございました。特に、通産省の方からは、この環……
○河野(太)委員 河野太郎でございます。 質問を始める前に、一言長官に申し上げておかなければいけないことがございます。 前回の環境アセスについての質問の中で、中環審の議事録のことについていろいろ申し上げました。その後、ほかの審議会の議事録を見ますと、中環審の議事録というのはそんなに悪いものでもないということに気づきました。大分いろいろ申し上げましたけれども、ほかの審議会の議事録と比べると、中環審の議事録はそんなに悪いものではないということで、一言おわびを申し上げたいと思います。 ただ、その中で、そんなに悪いものでもないのですが、それをさらによくしていただきたいということで、まず、幾つかそ……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 ODAに関係しました諸件について、大蔵省並びに外務省にお伺いをさせていただきたいと思います。 来年度以降、このODA関係の予算は、財政歳出削減ということから一〇%程度削減をしていくということでございますので、今までどういうような形でこれが使われていたのかということを少し教えていただいて、これからの参考にさせていただきたいと思います。 まず、ODAの中で大きな額を占めているものの中に、国際金融機関への拠出金というものがあると思います。世銀あるいはアジア開発銀行その他に対しまして、義務的に出しているもの、あるいは任意に拠出金を出しているも……
○河野(太)委員 臓器移植法案について、幾つか質問をさせていただきたいと思います。 私自身、角膜及び腎臓のドナー登録をさせていただいておりますし、私の友人にも臓器移植を待っている人間がおります。そういう意味で、私は、これをできるだけ進めていきたいという立場ではございますが、幾つか疑問な点がございますので、お答えをいただければと思います。 まず最初に、この法律案の第六条第三項に、「一般に認められている医学的知見」に基づいて厚生省令をつくるということがございますが、今ございます竹内基準というものは「一般に認められている医学的知見」と考えられるのでしょうか。
○河野(太)委員 河野太郎でございます。 連日の御審議、御苦労さまでございます。本日は、心臓の移植に関して幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 今こうした臓器移植の法案が国会に上程されましたことによって、この法律さえ通って臓器移植ができれば、心臓移植さえ始まれば、そういう雰囲気、そういう淡い期待が出てきたような気もいたしますが、本当に心臓移植が万能なのかという問題があると思います。 これは私のうろ覚えといいますか、あれでございますから、間違っていたら訂正をしていただきたいと思うのですが、サイクロスポリン、それからプレドニゾロン、それからアザチオプリン、この三者を免疫抑制剤として使……
○河野(太)委員 毎回私は佐藤先生の演説の後に質問をすることになっておりまして、大変やりにくいのでございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 麻生長官の所信表明演説の中に、消費者がもう少し自己責任を持ち、自立していかなければならないという一説がございました。今までは、がちがちに規制をしてリスクが全くない状況で、さあその中で動けということだったのを、少しリスクはあるけれども選択の幅を広げよう、動く幅を広げてやろう、そういうことではないかと思います。 多少リスクはあるけれども、こういうリスクがあるよというふうに明示をした上で、消費者が少し広い幅の中を動いていけるような社会にしていこうとい……
○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。自由民主党を代表いたしまして、皆様に少し質疑をさせていただきたいと思います。 その前に、きょうは、五名の参考人の皆様方、お忙しい中をわざわざ本当にありがとうございました。 今いろいろお話を伺っておりまして、私ふと思いますのに、参考人の寺尾所長のおっしゃったことはかなり本質をついているのではないかなと思いました。表示が一律に義務づけられた場合にこれをみんな危ないと思ってしまう、だから表示をしない方がいいんだというようなことなんだろう、きっと問題は、根本はそこにあるんではないかなと私は思いました。恐らく、全然表示がなければ……
○河野(太)委員 遺伝子組み換え食品に関して、いろいろと御質問をさせていただきたいと思います。 遺伝子組み換え食品に関していろいろな話が飛び交っておりますが、最近のメディアの報道を見ておりますと、どうも事実と違うことを使ってやたら不安をあおる、そういう報道が随分目につくような気もいたします。必ずしもこれが一〇〇%安全かどうかということは私もなかなか確信が持てないのが現状でございますが、さりとてこれを最初から絶対にいかぬというようなセンセーショナルな報道の仕方もいかがなものかと思っております。 事態がこういうふうになっておりますから、まずやらなければいけないことは、この問題に関する情報の提供……
○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。 先般、外務大臣にお供をさせていただきまして、国連の方へ行ってまいりました。その前に、山本一太参議院議員と一緒になりまして、日本の国連貢献を考えよう、さらに日本の常任理事国入りを目指そうという議員連盟をつくりまして、外務大臣にその会長に御就任をいただいたところでございます。そういった経緯があったものですから、この八月に国連に山本一太参議院議員と二人で行ってまいりました。常任理事国の代表部の方、あるいは国連の方々、いろいろな方にお目にかかりまして、常任理事国入りの話、その他のことをいろいろとお話をさせていただきました。 ……
○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。 大木長官、まず御苦労さまでございました。質疑の時間が二十分と大変に短いこともございますので、本日は政府委員の答弁は御遠慮いただきまして、大木長官にお伺いをしたいと思います。まとまった直後でございますので、いろいろ資料等そろわず、わからぬところはわからぬとおっしゃっていただいて結構でございます。 まず、当初の日本の削減率が二・五%でありましたが、この議定書でまとまった数値によりますと、日本は六%の削減をする。数値がふえているようでございますが、その裏の中身がいろいろと違っております。 当初の二・五%という数字を出したときの方式とこの六%の方……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。私自身、これまでに七年間海外に住んでおりまして、その間に一度も選挙に投票をすることができなかったわけでございます。これだけ多くの日本人の方々が海外へ勤務する、あるいは海外へ移り住んでいる時代でございますから、在外邦人の選挙権の問題というのは一刻も早く解決をすべき重大な憲法上の問題であると思います。この問題につきまして、政府案あるいは議員提案、いろいろな議論が活発に行われていることは大変に喜ばしいことでございますが、議論を活発に行うだけではなく、これはぜひとも一刻も早く成立をしなければならぬ問題だと思います。そういう意味で、皆様の御協力をよろし……
○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。 質問に先立ちまして、一言委員長におわびを申し上げますが、正月の雪で転んで、ちょっと腰を痛めまして、たびたび委員会を欠席いたしましたことをおわび申し上げます。 病院に入っておりまして、腰をずっと牽引されて、一月伏せっておりましたものですから、その時間を使いまして、かつてのアメリカの国務長官をやられましたジム・ベーカーさんの回顧録を読んでおりました。どなたか、きょう御出席の外務省の方で、ベーカーさんの回顧録をお読みになった方はいらっしゃいますでしょうか。いたら一言御感想をお伺いをしたいと思いますが、いかがでございますか。……
○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。よろしくお願いします。
まず、人事院にお伺いをいたしますが、人事院の行政官長期在外研究員制度というのがございますが、これによって海外へ派遣されている留学の人員が最近ではどれぐらいの数字で推移をしているか、まず教えていただきたいと思います。
【次の発言】 七十三名ということでございますが、例えばお隣の韓国を見ておりますと、韓国は、同様の制度で毎年、ここ四、五年は少なくとも二百名、多い年には二百七十名海外に官僚を派遣して勉強してもらう、そういう制度をとっているようでございます。それから比べると、この七十三名という数字は大変に……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。
遺伝子組み換え食品並びにその表示問題について、農水省及び厚生省に質問をさせていただきたいと思います。
ます、農水省で遺伝子組み換え食品の表示問題に関して懇談会が行われておると思いますが、その進渉状況がどうなっているのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 懇談会の結論はいつごろ出るのでしょうか。また、その結論はどうなりそうなのかを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この五月の末に行われますコーデックス委員会におきましては、日本政府は遺伝子組み換え食品の表示に関しては現在検討中である、そして表示する可能性……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。外務大臣の演説に対しまして、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。
まず初めに、今、国会議員が地元で国際問題に関して国政報告をすると、決まって有権者の皆様から質問が飛んでまいります。その一つが、北朝鮮からテポドンが日本に向けて発射されたときに、日本はこれを一体迎撃する能力があるのだろうかという質問が決まって有権者の皆様から来るわけでございますが、これについて外務大臣はどのように御承知されておりますでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、ミサイルが発射される前にこれをたたかなければいかぬということになるのかと思いますが、一九五六年、衆……
○河野(太)委員 河野太郎でございます。大臣、よろしくお願いいたします。
まず、アフリカ開発銀行を設立する協定の件でございますが、現在、アフリカでいろいろな事態が生じております。例えば、エリトリアとエチオピアの間で今や内戦状態になっております。この両国を紛争の調停のテーブルに着かせるために、日本政府はこれまでどういった面でリーダーシップをとってきたのか、あるいは、どういった面でこれからリーダーシップをとろうとされているのか、大臣のお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在、エチオピア政府が日本国政府に対して、日本にもっとこの件でリーダーシップをとっていただきたいという要請が来ており……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 このKEDOのもとになりましたアグリードフレームワーク、合意された枠組みというのがございますけれども、この合意された枠組みに合意をされたガルーチ大使が、実は私の母校の、私の出身学部の学部長に就任をされまして、たびたび、日本にいらっしゃるときに、KEDOの話、その他いろいろと話を伺ったりしております。 いろいろな方のお話を伺うと、このKEDOというのは、先ほど大臣の答弁にもありましたように、核の問題であるというところでは大勢の方の認識がほぼ一致するわけでございますけれども、これまでに北朝鮮が、今までの黒鉛減衰炉を初めとして、どれだけの量の……
○河野(太)委員 今の上原先生の国会のチェック機能の問題なんですけれども、私、きょう幾つか申し上げたいことがございまして、一つは、ODAに関する国民の間での理解といいますか、支持が急速に低下しているというのが現実だろうと思います。これはすべからく、何のためのODAであるのかという説明責任を果たしていない、情報公開のおくれが一つは大きな問題になっていることだと思います。 それからもう一つは、顔の見える援助というのは、これは日本の努力でございますから、ここについてはこれから努力をしていかなければいけないということなんだろうと思うのですが、それ以外の、国際機関について、出している金額に見合うだけの……
○河野(太)委員 おはようございます。先ほど、この外務委員会の理事に新しく選任をされました河野太郎でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、冷戦の終結、ベルリンの壁の崩壊というのが一昔前の話になった、そんな感が最近非常にするわけでございますが、例えば、その当時、ドイツのコール首相とアメリカのブッシュ大統領がその一連の出来事の中でどういう会話をしていたか、どういう電話会談があったか、そういう内容が早くも情報公開によってオープンにされている、そういう時期に来ているわけでございます。世界の趨勢は、既に十年前にあったことが、指導者たちがどういう情報をもとにどういう決断をしたのかというこ……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 台湾の総統選挙がございました。これから新総統が就任されるまでいろいろなことが起こるのではないか、一つボタンをかけ違うとそれが大変なことにつながりかねないのではないか、そういう認識のもと、山本政務次官に質問をさせていただきたいと思います。 先般、アメリカの国務省の高官にお目にかかりました折に、アメリカの国連に対する行動にやや私は疑義を持っている、そういう話をいたしました。安保理に持ち込む案件と、安保理が否決をするのが見えている場合には安保理に持っていかずにNATOへ持っていく、その場その場で案件を持っていく場を変えるというのはいかがなもの……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 防衛政務次官、参議院の本会議との兼ね合いがございますので、先に質問をさせていただきたいと思います。 まず、今沖縄の米軍海兵隊が使っておりますヘリコプターの後継として米軍が位置づけておりますオスプレーにつきまして質問をさせていただきたいと思います。 オスプレーの一つの問題は、これが前任のヘリコプターと比べて騒音と安全性についてどうなのかという疑問がいろいろな方から持たれております。政府の方でオスプレーの騒音につきまして現在お持ちである情報を、どんなものか教えていただきたいと思います。
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 この循環型社会形成推進基本法に関しまして幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 まず、この法律の第二条を見ますと、廃棄物という定義がございます。この法律で言う廃棄物の定義は、廃掃法の第二条一項の廃棄物の定義によるということになっておりますが、これまで、我が国の廃棄物については、有価、無価の区別で廃棄物を決めていた。厚生省が昭和四十六年並びに五十七年に出した通達によって、この廃掃法の第二条第一項で言う定義とは全く別な定義が現実的には使われております。 この法案が成立をいたしますと、この通達があるがゆえに廃棄物の定義に関しまして現実……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 政府から提案されましたこの法律案には、幾つか問題点があるのだろうというふうに私は思っております。そのうちの一つが、人または動物の胎内への移植を禁止した第三条で禁止されている部分と、そうではない、指針で禁止をするのだ、そういう区別がなされている点にあるのだろうというふうに思います。 クローンの技術を利用して有用な実験ができるということもまた事実であろうと思いますし、胎内へ戻す前段階でそうした実験をやるというのは、非常に有効なことなのだろうと思います。しかし、いずれにしろ、ここで特定胚として名前が挙げられている各種類の胚から新たな生命が誕生……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 四人の参考人の皆様方には、お忙しい中、お出かけをいただきまして、本当にありがとうございます。一言お礼を申し上げたいと思います。 まず、参考人の鈴木さんにお伺いをしたいと思いますが、先ほどお話がありましたように、自動車のカーエアコンは、九四年の時点でCFCからHFCに移行しているということのようでございますが、もうそれ以来六年たっておりまして、CFCを使っている自動車がこれから続々と市場から廃車となって退出をする時期に来ていると思います。この先、一年一年が車のカーエアコンに使われているCFCを大気に放出させないために貴重な時間になってくる……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。
本日の在外公館設置法改正案について質問をさせていただきたいと思います。
まず、在勤基本手当についてでございますが、在勤基本手当というのは、大使館員が任地に赴くときの準備のためのいわば支度金のような性格のものであるというふうに承知をしておりますが、現在、この在勤基本手当というのが一時金ではなくて毎月定額が支払われる形態になっておりますが、任地に赴くときの支度金であるならば、最初に支度金の形で一時金として支払うべきだと思いますが、なぜそうなっていないのかをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 外交の仕事に当たるときの設宴の食材の費用などと……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。
まず、外務大臣にお伺いをしたいと思います。
今はもう外務大臣でお忙しいでしょうから日用品の買い物に行かれる時間はないと思いますが、ふだん、外務大臣になられる前にでも近所のスーパーマーケットでお買い物をなさるときに、食べ物の表示というものに田中眞紀子さんはどれぐらいの注意を払っていらっしゃったでしょうか。
【次の発言】 四月の一日から、我が国にやっと遺伝子組み換え食品の表示の義務づけというのがスタートいたしました。大豆、トウモロコシが主でございますが、遺伝子組み換え食品について、使用しているのか使用していないのか、そういうことの表示を食べ……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 外務大臣の訪米も決まりまして、いよいよ日本の外交のかじ取りをきっちりと進めていただいて、いろいろと具体的な成果を上げていただきたいと思います。 外務大臣ですから外交で成果を上げるのが一番大事なことで、ほかのことはささいな枝葉末節のことではあるわけでございますが、先般、外務委員会から外務省あてに資料提出の要求の件がございました。これは、外務大臣が他国の外務大臣と会談された際にそういう発言があったかどうか、マスコミがいろいろと報道をしているわけでございまして、この際、その件について、きょうここで外務大臣にお伺いをして、ぴしっとピリオドを打っ……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 まず、生物多様性条約のカルタヘナ議定書について、外務省にお伺いをしたいと思います。 この議定書の署名期限が六月四日だというふうに承知をしておりますが、日本政府は、現在まだ署名を済ませておりません。遺伝子組み換え食品の規制に不熱心であると言わざるを得ないカナダでさえも署名を済ませておりまして、主要国の中でこの議定書に署名が済んでいないのは日本とアメリカだけでございます。 これは仄聞でございますが、まだ国内法が整備されていないので署名をすることができないというような話が政府内にあるように伺っておりますが、この遺伝子組み換えという問題につい……
○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。持ち時間がありませんので、てきぱきといきたいと思います。 まず、政府がまとめられましたe―Japan戦略の重点政策、超高速ネットワークインフラ整備というのがございますが、その目標の中に、五年以内に、三千万世帯が高速インターネット網に、一千万世帯が超高速インターネット網に常時接続可能となる環境整備という目標がございます。 まず、その前提となります現在の接続世帯がどれぐらいあるのか、前提条件、計算方式はまた改めて後ほど聞きますので、世帯数が今どれぐらいあると政府で把握され、それを前提にスタートしようとしているのかをお聞かせ……
○河野大臣政務官 おはようございます。総務大臣政務官を拝命いたしました河野太郎でございます。ちょっと緊張しております。 両副大臣並びに滝、山内両大臣政務官と一緒になりまして、片山大臣をしっかりとお支えをしていきたいというふうに思います。 いいものは、残すべきものはしっかり残し、変えるべきものは大胆にしっかり変えていきたいと思っております。 委員長、理事、そして委員の皆様の格別の御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、最初のごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いします。(拍手)
○河野大臣政務官 委員の御質問でございますが、日本全体で失業の問題が大きなイシューとなっている中で、特に痛みの大きい地域があるということだろうと思います。 まず初めに、あす初めて都道府県別の年平均の完全失業率というのを試算値として公表させていただきます。一歩前進ではないかと思っております。 有効求人倍率は、確かに各県ごとに今出させていただいておりますが、これは、調査というよりもハローワークに集まってくる業務データ、求職と求人の業務データがハローワークに集まってくるものをマッチングさせて数字が出る、いわば業務データの中から出せるものでございます。それに比べまして労働力調査の方は、これは毎月四……
○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。 私が六年前に初当選をして、外務省の方といろいろ意見交換をさせていただいて一番驚いたのは、ODAの話をしているときに、例えば、ある特定の国際機関に今幾ら拠出金を出していますか、そういう質問をすると、外務省が出しているのは幾らですという答えが出てくるんですね。私は日本政府全体として幾ら出しているかということを伺いたかったんですが、外務省の答えはいつも、いや、外務省は幾ら出しています、ほかの役所のことは知りませんという答えが随分続きました。 それで、今から何年か前に自民党の中に、参議院議員の武見敬三さんを小委員長にして、国……
○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。
きょうは、お三方にお忙しい中お出かけをいただきまして、ありがとうございます。
水口さんのお話の最後の方に、日本は国際情報の共有化がおくれているというお話がありましたが、どういう情報がどう共有化がおくれているのか、もう少し具体的に話をいただけるとありがたいのですが。
【次の発言】 ありがとうございます。
イラク問題というテーマから少し外れますが、今のお話は大変重要な問題だと思いますし、この外務委員会で何らかの行動を起こすべきものだと思いますので、これはまた委員長並びに理事の皆様にお諮りをしたいと思います。
アメリカが今、イラクの脅威と言っ……
○河野(太)委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。
まず内閣法制局にお伺いをいたしますが、アメリカがイラクに対して戦争を始めた場合、今のテロ特措法を適用してアメリカの対イラク戦争の後方支援を日本がしようとしたときに、最低限の必要条件として、イラクとアルカイダがつながっている、あるいはイラクと去年の九月十一日のテロ事件がつながっている、それを明らかにするような何らかの証拠がなければまずこの特措法の適用ができない、そういう認識でテロ特措法を解釈してよろしいかどうか、まず内閣法制局に確認を求めたいと思います。
【次の発言】 今の、答弁になっていません。きちんと私の質問に答えさ……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 三人の参考人の皆様、本日はお忙しい中、まことにありがとうございます。 まず、立山参考人にお伺いをしたいと思うんですが、中東和平へのプロセスの中で日本が全く影を潜めている、日本が全く見えない、まさにそのとおりなんだろうと思います。 幾つか、例えば中東和平特使の任命、あるいはイスラエル、パレスチナの対話の枠組みをつくったらどうか、いろいろ御提案をいただきましたが、例えばその対話促進の枠組み、日本としてどういうことをやったらいいのか、もう少し具体的にお話を伺わせていたたければまことに幸いでございます。
○河野(太)委員 おはようございます。自民党の河野太郎でございます。 まず、外務大臣に事実の確認をさせていただきたいと思いますが、一九七三年に日本国政府は、日本国政府というよりも外務省はと言った方が正しいんだと思いますが、アメリカと取り決めを結びました。これは極秘の取り決めでありまして、内容は、米軍基地の中の環境問題に関する取り決めでございます。これは日米合同委員会で定められました。 昨日、まずこの取り決めの内容を確認したいと思いまして、外務省に写しを下さいとお願いをいたしましたところ、これはまだ、残念ながら日米合同委員会で公開をするというふうに合意がとれていないので外には出せません、そう……
○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。 田中和徳政務官にお伺いをしたいと思います。 政務官は先般、横浜ですか、税関の視察に行かれたというふうに伺っておりますが、現在、民間企業の税関業務に対する不満というのは大変なものがございます。 私も、今度のこの質問の前にいろいろな業者のお話を伺いましたが、税関業務というか、税関の人間に対する不満の強さというのはかなりのものがございます。伺っていると、どうも役所の方には、そういう不満があるという認識が余りない。役所の方が、いや、どうもうちの行政に不満があって、うちの落ち度で困っていますというのは、これはまだわかるわけですけれども、民間に強い不……
○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。(発言する者あり)とりあえず今自民党でございます。 谷垣大臣にお伺いをしたいと思います。 再生ファンドの方と話をしていると、こうした債権の買い取りビジネスというのは、個々の案件ではねらったとおりの利益率がなかなか出ないことが間々ある、場合によってはロスを出してしまうことがある、しかし、ポートフォリオの中でならしてみると、大体ねらいどおりの利益がとれているというような話のようでございます。 恐らく、新しくこの法律が通ればできる機構についても、個々の案件ではねらったとおりの利益といいますかはとれないかもしれない、あるいは場合によっては二次ロスが……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 二年間、我が国の通関情報処理センターの問題をやっておりまして、前進しているのかどうかわかりませんが、きょうは大臣もおいででございますので、少しこの問題に決着をつけたいというふうに思っております。 我が国の関税を徴収するための電子情報処理組織は極めていかがわしい状況になっております。これはどういうことかといいますと、関税を徴収する、つまり国の業務をやるシステムであるならば、手数料を徴収するなどということは本来あり得ないはずなんですね。ところが、我が国では、関税を徴収するための電子情報処理組織に、関税徴収あるいは税関業務とは関係のない業務を……
○河野副大臣 共謀罪として、アメリカの連邦法あるいはイギリス、カナダは、従前より犯罪の共謀そのものを犯罪としておりますので、対象犯罪を法定刑の長さ、重さに限定することなく、犯罪を犯すことをすべて処罰の対象としております。 それから、ドイツは、犯罪団体の結成の罪として、犯罪行為の遂行に向けられた団体を設立する行為あるいはこのような団体に構成員として関与することを犯罪としております。 それから、フランスは、これも共謀罪ではなく参加罪でございますが、重罪または五年以上の軽罪の準備のために結成された集団またはなされた謀議を凶徒の結社とし、凶徒の結社に参加する行為を犯罪としております。 ただ、フラ……
○河野副大臣 俗に官製談合と言われておりますが、例えば入札にかかわっている公務員が予定価格を漏らせば競売入札妨害罪でございます。談合にかかわれば刑法の談合罪、大規模な談合になれば独占禁止法に違反をして犯罪を構成するということになっております。ですから、そのそれぞれ構成要件が違うものを官製談合というふうに大くくりに呼んでいるわけでございます。 刑法一つにおまとめになったらどうかということでございますが、今私の承知しているところでも、民主党から議員立法で刑法の改正が提出をされる。これは国と地方自治体の入札に関連した談合があった場合には三年以下の懲役を罰則とする改正案だと思いますが、これが提出され……
○河野副大臣 たびたびお声をかけていただきまして、ありがとうございます。 委員の作成をされた民法三十三条第二項の修正案を拝見させていただいております。委員の案は、「非営利事業又は営利事業を営むことを目的とする法人」、つまり、A及びAでないものという、全体を分類されております。それに対しまして、我々の提出をしております三十三条第二項は、A、B及びその他という例示をしております。民法が基本的な法律で、国民の皆様にわかりやすい法律にしなければならないというときに、この民法三十三条第二項を読めば、法人というものにどういうものがあるんだろうか、こう見てわかりやすいのがいいのではないかと思います。 そ……
○河野副大臣 この件に関しましては、杉浦大臣が行革の特別委員会で何度か答弁をさせていただいていると思います。 改正案の民法第三十三条第二項、今御指摘いただいた規定でございますけれども、法人にはさまざまな種類のものが存在をする、どのような法人においてもその設立の事項は法律事項であるという原則を宣明したいということでございます。 それで、法人の例示として、「公益を目的とする法人」と「営利事業を営むことを目的とする法人」というのを掲げております。委員が作成されたという対案を拝見いたしましたが、この案は、法人には非営利事業を営むことを目的とする法人と営利事業を営むことを目的とする法人がある、これは……
○河野副大臣 法務省の副大臣を拝命することになりました河野太郎でございます。 杉浦大臣の指示を受け、三ッ林大臣政務官とともに職務にいそしんでまいりたいと思います。 今後とも、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○河野副大臣 万博の期間中半年にわたりまして、とりあえずテスト的に査証免除を行いました。そのときに韓国から査証免除で日本に入国されて不法残留になった方の割合は〇・二七%だったわけでありまして、前年同期〇・二五%とほぼ同等でございます。その後の十月のデータでは、査証免除で入国された韓国人の中で不法滞在になった割合は〇・二%、前年同期〇・三%と比べますとむしろ低くなっておりますので、法務省といたしましては、査証免除に全く異論はございません。 短期ビザでも取り締まりができなかったのかという御指摘でございますが、日本と韓国の刑事関係の司法人脈は長年にわたりまして非常に厚いものがございますので、情報の……
○河野副大臣 登記特会、二つに分かれております。 一つは、登記の審査をするところ。これは一般会計からの繰り入れで賄うというのが原則でございます。その大もとは登録免許税でありますが、登録免許税はそのまま一般会計になりますので、多分観念的には、登録免許税が来るということではなくて一般会計から繰り入れる、これは登記審査に当たる人件費に充てるということであります。 それからもう一つは、登記の情報を提供する。これは手数料でございます。この手数料は、登記特別会計に特定財源として入ってくる。そして、ここで入ってきた手数料相当分で、登記情報管理の事務の人件費あるいはコンピューター経費というものに充てる、そ……
○河野副大臣 委員おっしゃるように、出国時にも指紋を採取することができれば、退去強制その他非常に有益だと思いますし、入管法違反についても非常に有益だと思います。 ただ、外国人の出国は一応自由でございますので、円滑に外国人を出国させるために、当面は出国時には指紋の採取はいたさない方向でございますが、違う旅券で入ってきたというのは指紋を見ればわかるわけでございますから、そういう人間はブラックリストに載せて、次に入ってくるときにはしっかり入国時に上陸を拒否する、そういう体制で当面は臨みたいと思います。 出国時の指紋採取につきましては、検討課題として引き続き検討してまいります。
○河野副大臣 私の知る限りでは、EUなども導入をする予定と伺っております。そのほかに、シンガポール、マレーシアといった国々も検討しているというふうに承知しております。
【次の発言】 EUはビザの段階で指紋を提供いただくというようなことだと思いますが、日本がこの法律に基づいて施行するよりも、EUの方が早い段階で導入するのではないかと思っております。
【次の発言】 最終的には、各国がテロ対策として導入をすることになるんだろうと思います。
我が国は、我が国に対してテロリストが入ってくるのを防ぐわけでございますから、諸外国の導入いかんにかかわらず、このシステムを導入するのは我が国の治安の確保という意……
○河野副大臣 日本政府が米国政府に公式に要望しているのは、個人情報管理の厳格化でございます。そのやりとりの中で、例えば出国時に消去をするというようなことを例示したことはあるんだろうと思いますが、日本政府から正式に要望しているのは、厳格に管理をしてくれということでございます。米国政府がそのやりとりの中で言及されたことについて申し述べたことはあるかもしれません。
【次の発言】 そのやりとりの中でどちら側か、そういう厳格管理をする一例のやり方としてそういうやり方もあるねということが協議の中で恐らく話し合われたんだろうと思いますが、日本政府からの公式な要望は、個人情報を厳格に管理してくれということであ……
○河野副大臣 現在、退去強制を行っている者の八人に一人がリピーターという厳然たる事実がございます。入管の職員も、いろいろと、各国のパスポートに対する基本訓練を受けるなどして偽造パスポートの発見に努めるようにはいたしておりますが、八人に一人が捕まえてみればリピーターであったということが現実の事実としてある以上、写真情報だけにこれ以上頼ることは適切ではないと思っておりますし、不法に入国をした人間が、昨年一年間だけでも七件の殺人または殺人未遂という犯罪を犯しております。その他の犯罪におきましては各種いろいろございます。そうした状況をこれ以上放置するわけにはいかないというのが我々の考えでございます。 ……
○河野副大臣 御指摘の事件は、警察から送致があったと承知しております。
【次の発言】 国務大臣でもございませんが、一言申し上げさせていただきたいと思います。
私は、ずっと臓器移植法の問題を追いかけておりました。似たような問題がやはりあるんですね。
それで、今ずっと枝野さんがおっしゃっていたような、どの時点で医師の罪が問われるのかというような問題、日本で何でこういう事態になるか。これは私の全くの私見でございますが、今の日本のお医者様、プロフェッショナルであり、国家試験を通って医師の免許を持った人たちが、弁護士さんと違って自己統治をするシステムがございません。医師会というのはございますが、これ……
○河野副大臣 未決拘禁者の防御権を実質的に保障するためにも、外部交通の拡充は必要なことだと思います。特に、ことしの末までには被疑者に対する公的弁護制度がスタートいたしますし、平成二十一年には裁判員制度がスタートするということでございますから、この拡充の問題についてはより真剣に検討をしていかなければならないというふうに思っております。 ただ、その一方で、もちろん捜査との調整はしっかり図らなければいけませんし、仮に電話を外部交通の手段として使う場合には、例えば成り済ましで、共犯の人から電話がかかってきたりということがあっては証拠隠滅にもつながりかねませんので、そうしたことはしっかり考えていかなけ……
○河野副大臣 研修内容の詳細についてお答えをさせていただきたいと思います。 研修内容の具体例といたしましては、憲法、行刑法などの基礎科目のほか、人権問題研修、福祉施設実習、矯正護身術、集団行動訓練、さらに戒具や武器の使用法などの科目を研修しているところであります。 また、刑務官が相手の立場に立って考え、対話により相手を説得するなど冷静な対応ができる能力を習得させるとの観点から、民間プログラムによる人権研修を新たに導入し、実務に即した行動科学的な技法を取り入れた研修に取り組むとともに、刑務官が被収容者の立場に立って感じ、考える機会を与えるとの観点から、行刑施設内で日々起こるさまざまな事象をも……
○河野副大臣 出資法の上限に関しましては、内閣府、金融庁のもとで懇談会が行われております。
法務省といたしましては、金利に関しましては経済、金融の状況を勘案して決められるべきものであり、これは金融庁が現場に近いところにおりますので、懇談会の結論を見守りたいと思っておりますが、懇談会の席上、内閣府の後藤田政務官から両論併記はないという御発言があったことも承知をしております。内閣府の出す結論に法務省も全面的に賛同してまいりたいと思っております。
【次の発言】 最高裁の判決等もございますので、国民の皆様に必要な情報はきちっと認識をしていただく努力をしなければならないと思っております。
懇談会の場……
○河野副大臣 御指摘のとおり、行政による調査を優先して事故の再発防止をするべきではないか、それを優先するべきではないかというお考えがあるのはよく承知をしております。諸外国では、事故によってはそういうことを現にやっているところもあると聞いております。 ただ、事故の原因の究明、それから再発防止をやるための行政機関の調査と、その行為者に対する社会的な制裁というんでしょうか、科すための刑事手続というのは、どっちを優先させるというべきものではない、どちらをどっちで置きかえるというべきものでは恐らくないんだろうというふうに思います。 例えば交通事故などで、原因の調査をもう少し詳しくやるべきではないかと……
○河野副大臣 現在審議をいただいております法案につきましては、自民党、公明党、民主党、共産党、国会で、このもとになる条約を、留保事項あるいは附帯決議なしに承認をいただいているわけでございます。この条約は、国際的な組織犯罪、あるいは人身取引、あるいは密入国、そうした犯罪に世界の国々が力を合わせて対応していくという極めて重大な条約であります。その条約を我が国もしっかり締結するためには、国内法の整備をしなければいけないわけでございます。 そうしたことを、ホームページを使ったり、あるいは大臣の記者会見で考えをお述べになっていただいたりということをやってきておりますが、どうも最近の新聞、テレビの報道を……
○河野副大臣 政治家としてお答えをしろということでございますので、衆議院議員河野太郎といたしましては、本院が留保を必要とせず承認をしておりますので、私は、自分の所属する院の決定を最大限尊重したいと思います。
○河野副大臣 今、内閣府で、経済的支援に関する検討会というのが設けられておりますので、将来的には、そこで、刑事事件にならないものについて、どういった形で被害回復ができるか、さまざまなことを検討していくことになっております。
【次の発言】 刑事事件になりましたものは、今回のこのスキームで、認知症の方であっても、例えば成年後見人その他を利用して被害回復をすることができます。
刑事事件にならないものにつきましては、今後の検討課題になっております。
【次の発言】 実際には、捜査をやった上でないと犯人の所得ですとか犯罪収益というのはなかなか確定しませんから、先に国税が持っていくということは余りないんだ……
○河野副大臣 アメリカのUS―VISITに関してはいろいろな話がされておりますが、言われている、やれ百億ドルだの何兆円だのという数字は確固たるものではありません。アメリカは、予算がオーソリゼーションとアプロプリエーションで分かれておりますし、US―VISITに関しましても、今手元に資料がないかなと思ってめくっておりますが、上限が幾ら、下限が幾らの調達をしますよという上限が、保坂さんのおっしゃる途方もない数字になっているわけであります。 ですから、そういう数字がひとり歩きするのはいかがかなと思いますが、何も、日本のシステムをアメリカのUS―VISITのサブシステムにするつもりは全くございません……
○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。 質問に入る前に、ちょっと委員長に一言、二言申し上げたいと思いますが、かつて私がこの委員会の理事をやっておりましたときに、もちろん、この委員会の所管大臣は外務大臣でございますが、外務大臣に対する質問通告がないときには、副大臣でも政務官でも、御出席いただければ結構ですということでございました。外務大臣もお忙しいでしょうからということで、今回は大臣でなくても結構でございますと私は申し上げたんですが、どうも何か最近は、所管の委員会だから大臣は質問通告があってもなくても出席をしなきゃいかぬということのようでございますが、少しそれは変なのではないかなと。……
○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。
ベトナムのカントー橋崩落の事故についてお伺いをしたいと思います。
まず、国土交通省にお伺いをいたしますが、このような事故が日本で起きた場合、原因究明にどれぐらいの調査人数、コストあるいは期間をかける、あるいはどういう手法をとるものなのか、まず教えていただきたいと思います。
【次の発言】 こうした橋の事故について、そういう調査ができる専門家というのは日本に大体何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか。
【次の発言】 限られてくる数はどれぐらいでしょうか。
【次の発言】 それでは、ベトナムでこういう事故調査のできる専門家というのは、どういうレベル、ど……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 この三十分と次の条約審議の三十分を利用いたしまして、なんちゃって国際機関、日本ASEANセンターについて、小野寺副大臣にお伺いをしたいと思います。今ごろまでにこのようなものが残されていたというのを、私は大変驚きましたし、遺憾でございます。 まず、このなんちゃって国際機関、日本ASEANセンターでございますが、この協定がかかるということになってから今日まで、このASEANセンターの経費がきちんとわかるような資料を出してくれ、そういう要求を外務省に対して再三いたしました。 あるとき、とにかくきょう中に何とかしますといって、朝の一時ごろ、外……
○河野委員長 これより会議を開きます。 このたび外務委員長に選任をされました河野太郎でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) 九六年に初当選以来、かなり長い時間この外務委員会に座っておりました。その委員会の委員長に選任されたことは非常に光栄だと思っております。ぜひ、皆様の御協力をいただいて、スムーズに委員会の運営をしてまいりたいと思います。 ことしの通常国会におきましては、理事の皆様そして委員の皆様の御協力をいただきまして、日本ASEANセンターの問題をしっかりこの外務委員会で提起をし、委員会で解決をすることができました。そうした活動をしっかりこれからもこの委員会で続けて……
○河野委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長河相周夫君、大臣官房審議官中島明彦君、大臣官房審議官羽田浩二君、大臣官房審議官石川和秀君、大臣官房広報文化交流部長門司健次郎君、北米局長西宮伸一君、欧州局長谷崎泰明君、中東アフリカ局長鈴木敏郎君、国際協力局長木寺昌人君、領事局長深田博史君、内閣官房拉致問題対策本部事務局総合調整室長兼内閣府大臣官房拉致被害者等支援担当室長河内隆君、内閣官房総合海洋政策本部事務局長大庭靖雄君、警察庁刑事局長米田壯君、法務省大臣官房審議官三浦守君……
○河野委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、APEC閣僚会議について政府から説明を聴取いたします。外務大臣中曽根弘文君。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官梅本和義君、大臣官房審議官石川和秀君、大臣官房審議官平松賢司君、大臣官房審議官大江博君、大臣官房参事官山本栄二君、北米局長西宮伸一君、中東アフリカ局長鈴木敏郎君、厚生労働省大臣官房審議官及川桂君、水産庁資源管理部長本村裕三君、防衛省防衛政策局次長松本隆太郎君、経理装備局長長岡憲宗君……
○河野委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官梅本和義君、大臣官房審議官中島明彦君、大臣官房審議官小田克起君、大臣官房参事官小原雅博君、大臣官房参事官高岡正人君、北米局長西宮伸一君、中東アフリカ局長鈴木敏郎君、内閣官房内閣参事官武藤義哉君、防衛省運用企画局長徳地秀士君の出席を求め、説明を聴取し、また、会計検査院事務総局第一局長諸澤治郎君、事務総局第四局長鵜飼誠君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
○河野委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 本会期中、当委員会に付託されました請願は二種三件であります。各請願の取り扱いを理事会において慎重に検討いたしました。 まず、クラスター爆弾禁止条約の批准を国会承認しないことに関する請願につきましては、理事会でいろいろと御議論がありましたが、保留することになりました。女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求めることに関する請願は、保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は十件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は二十……
○河野委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと思いますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に伊藤渉君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国際情勢に関する事項について、本会期中国政に関する調査を行うため、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ありません……
○河野委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として独立行政法人国際協力機構理事橋本栄治君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として外務省大臣官房長河相周夫君、大臣官房審議官石川和秀君、大臣官房参事官石井正文君、大臣官房参事官山田彰君、北米局長梅本和義君、欧州局長谷崎泰明君、内閣官房内閣審議官福島克臣君、内閣参事官山本条太君、内閣官房拉致問題対策本部事務局総合調整室長兼内閣府大臣官房拉致被害者等支援担当室長河内隆君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。……
○河野委員長 これより会議を開きます。 若干理事会がおくれまして、申しわけございません。 内閣提出、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長河相周夫君、大臣官房外務報道官兒玉和夫君、大臣官房審議官中島明彦君、大臣官房審議官石川和秀君、大臣官房審議官小田克起君、大臣官房審議官宮川眞喜雄君、大臣官房参事官福嶌教輝君、大臣官房参事官山本栄二君、国際法局長鶴岡公二君、内閣官房拉致問題対策本部事務局総合調整室長兼内閣府大臣官房拉致被害者等……
○河野委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房参事官小原雅博君、北米局長梅本和義君、欧州局長谷崎泰明君、警察庁長官官房審議官西村泰彦君、防衛省防衛参事官岩井良行君、防衛政策局長高見澤將林君、運用企画局長徳地秀士君、経理装備局長長岡憲宗君、地方協力局長井上源三君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の前に一言申し上げます。
きょうの委員会の質問通告が若干遅かっ……
○河野委員長 これより会議を開きます。
第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
政府から趣旨の説明を聴取いたします。外務大臣中曽根弘文君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十三分散会
○河野委員長 これより会議を開きます。 第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 本件審査のため、来る八日水曜日午前九時、参考人として、財団法人平和・安全保障研究所理事長西原正君、宜野湾市長伊波洋一君、拓殖大学海外事情研究所所長・拓殖大学大学院教授森本敏君、沖縄大学学長桜井国俊君、それぞれの出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
○河野委員長 これより会議を開きます。 第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。 本日は、本件審査のため、参考人として、財団法人平和・安全保障研究所理事長西原正君、宜野湾市長伊波洋一君、拓殖大学海外事情研究所所長・拓殖大学大学院教授森本敏君、沖縄大学学長桜井国俊君、以上四名の方々に御出席をいただき、御意見を承ることにしております。 参考人各位の皆様におかれましては、本日、御多用中のところ本委員会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。どうぞ本日は、そ……
○河野委員長 これより会議を開きます。 第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本件審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官中島明彦君、大臣官房審議官北野充君、北米局長梅本和義君、国際法局長鶴岡公二君、内閣府政策統括官原田正司君、防衛省防衛政策局長高見澤將林君、経理装備局長長岡憲宗君、地方協力局長井上源三君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○河野委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長河相周夫君、大臣官房審議官堀江良一君、大臣官房審議官石川和秀君、大臣官房参事官石井正文君、大臣官房参事官兼原信克君、大臣官房参事官香川剛広君、大臣官房広報文化交流部長門司健次郎君、総合外交政策局長別所浩郎君、中東アフリカ局長鈴木敏郎君、国際協力局長木寺昌人君、内閣府男女共同参画局長板東久美子君、厚生労働省大臣官房審議官渡延忠君、大臣官房審議官北村彰君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○河野委員長 これより会議を開きます。 クラスター弾に関する条約の締結について承認を求めるの件、国及びその財産の裁判権からの免除に関する国際連合条約の締結について承認を求めるの件及び強制失踪(そう)からのすべての者の保護に関する国際条約の締結について承認を求めるの件の各件を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各件審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官廣木重之君、大臣官房審議官石川和秀君、大臣官房審議官北野充君、総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長佐野利男君、防衛省防衛参事官岩井良行君、防衛政策局長高見澤將林君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議……
○河野委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官廣木重之君、大臣官房審議官石川和秀君、大臣官房審議官羽田浩二君、大臣官房審議官田辺靖雄君、大臣官房審議官小田克起君、大臣官房審議官宮川眞喜雄君、大臣官房参事官兼原信克君、総合外交政策局長別所浩郎君、総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長佐野利男君、欧州局長谷崎泰明君、警察庁長官官房審議官西村泰彦君、資源エネルギー庁資源・燃料部長北川慎介君、海上保安庁長官岩崎貞二君、防衛省経理装備局長長岡憲宗君、地方協力局長井上源三君の出席を……
○河野委員長 これより会議を開きます。 経済上の連携に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国とスイス連邦との間の自由な貿易及び経済上の連携に関する協定の締結について承認を求めるの件及び第百七十回国会提出、航空業務に関する日本国とサウジアラビア王国との間の協定の締結について承認を求めるの件の各件を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各件審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官中島明彦君、大臣官房審議官廣木重之君、大臣官房審議官知原信良君、大臣官房審議官北野充君、大臣官房参事官小原雅博君、北米局長梅本和義君、経済局長鈴……
○河野委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
去る三日の理事懇談会におきまして、「平成五年度一般会計予備費使用要求額(国際連合ソマリア活動等分担金の内訳)」及び「米国の尖閣諸島に関する立場」について、外務省から報告を聴取いたしましたので、委員各位の参考に供するため、お手元に資料を配付いたしております。
この資料につきましては、これを本日の委員会議録に参照掲載いたします。
【次の発言】 また、北朝鮮の短距離ミサイルの発射の件につきましては、先ほど理事会で外務省より、理事会メンバー限りということで説明を聴取いたしましたことを報告申し上げます。
○河野委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
日ロ原子力協定のテキストにつきましては、先ほどの理事会に提出されました。
【次の発言】 第百七十回国会提出、刑事に関する共助に関する日本国と中華人民共和国香港特別行政区との間の協定の締結について承認を求めるの件、今国会提出、領事関係に関する日本国と中華人民共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、国際通貨基金における投票権及び参加を強化するための国際通貨基金協定の改正及び国際通貨基金の投資権限を拡大するための国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件及び国際復興開発銀行協定の改正の受諾について承認を求める……
○河野委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
昨十一日の理事懇談会において、「外務省の支出に関する行政文書の保存期間の見直し」について、外務省から報告を聴取いたしましたので、委員各位の参考に供するため、お手元に資料を配付いたしております。
この資料につきましては、本日の委員会議録に参照掲載いたします。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として独立行政法人国際協力機構理事永塚誠一君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として外務省大臣官房地球規模課題審議官杉山晋輔君、大……
○河野委員長 これより会議を開きます。 第百七十回国会提出、投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とウズベキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、今国会提出、投資の促進、保護及び自由化に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、社会保障に関する日本国とスペインとの間の協定の締結について承認を求めるの件及び社会保障に関する日本国とイタリア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件の各件を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各件審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長河相周夫君、大臣官房審議官中島明彦君、大臣官房審議……
○河野委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長河相周夫君、大臣官房地球規模課題審議官杉山晋輔君、大臣官房審議官廣木重之君、大臣官房審議官小田克起君、大臣官房審議官北野充君、大臣官房参事官小原雅博君、北米局長梅本和義君、中東アフリカ局長鈴木敏郎君、内閣官房内閣審議官高田稔久君、内閣参事官山本条太君、内閣参事官鎌形浩史君、警察庁長官官房審議官西村泰彦君、刑事局組織犯罪対策部長宮本和夫君、法務省大臣官房審議官高宅茂君、財務省主計局次長木下康司君、国際局次長中尾武彦君、気象庁予……
○河野委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
去る十九日の理事懇談会において、「中国及び香港に対する捜査共助要請の状況」について、警察庁から報告を聴取いたしましたので、委員各位の参考に供するため、お手元に資料を配付いたしております。
この資料につきましては、本日の委員会議録に参照掲載いたします。
【次の発言】 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とブルネイ・ダルサラーム国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とカザフスタン共和国との間の条約の締結について承認を求め……
○河野委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房審議官中島明彦君、大臣官房審議官宮川眞喜雄君、大臣官房参事官小原雅博君、大臣官房参事官香川剛広君、大臣官房参事官山本栄二君、北米局長梅本和義君、欧州局長谷崎泰明君、国際法局長鶴岡公二君、文部科学省大臣官房審議官前川喜平君、国土交通省航空局次長関口幸一君、環境省水・大気環境局長白石順一君、防衛省防衛参事官岩井良行君、防衛政策局長高見澤將林君、運用企画局長徳地秀士君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか……
○河野(太)議員 御本人が臓器を提供してもいいよという意思表示を書面でされている場合には、御遺族にはなるべくそれを尊重していただきたいと思っておりますが、しかし、御家族が亡くなられて、その遺体に対するお気持ちを御遺族も持っていらっしゃるわけで、その方々が提供したくないとおっしゃっているときに、それを乗り越えて提供してくださいと言うのもいかがなものかなという気はしております。 おっしゃるように、本人の意思を最大限尊重するというならば、遺族が反対しても提供すべきではないかというお考えも確かにあるんだろうと思いますが、現実的になかなか、御遺体に御遺族が取りすがって提供したくありませんとおっしゃって……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
まず外務省にお伺いをさせていただきますが、郵便条約につきまして、この条約を締結することに政府として何か懸念があったかどうか、もし懸念があったとするならば、それをどうクリアしたか教えていただきたいと思います。
【次の発言】 この条約締結に当たってどのような懸念、問題点があるのかないのかということを伺っているわけでございます。全くなかったということでよろしいでしょうか。
【次の発言】 わかりました。我々もこの条約を支持したいと思います。ありがとうございます。
中井大臣にお見えをいただいておりますので、まず大臣に最初にお伺いをしたいと思いますが、沖……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。さきの総選挙まで外務委員長を仰せつかっておりました。 済みません、大臣にちょっとおしりを向けるようで恐縮ですけれども、質問に入る前に委員の諸君に一言申し上げたいと思います。 さきの外務委員長時代、幾つか心を砕いておりましたことがありました。 一つは、この委員会の質問の通告をなるべく早くやっていただきたいということをずっと委員の皆様に申し上げておりました。かつて居酒屋タクシーという話がありましたけれども、ああしたことが起きるのは、国会での質問通告が遅いために、無駄な国会待機を大勢の霞が関の官僚諸君が強いられているというのが最大の問題でございます……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
参考人の皆さん、きょうは、お忙しい中、ありがとうございます。
核持ち込みの密約に絞って質問をさせていただきたいと思うんですが、まず森田参考人にお伺いをさせていただきます。
大平総理は急逝されてしまいましたから、総理としての引き継ぎはなかったと思いますけれども、大平外務大臣は、核のいわば持ち込みの密約について後任の外務大臣にはどのように引き継がれたんでしょうか。
【次の発言】 私がこれを非常に不思議に思うのは、いわば国民に対して政府が真実を言わない、それはよかった悪かったという評価はあるとして、少なくとも真実を国民に対して言わないというのは、……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
まず、我部参考人に、今お話しになられましたオスプレーの件ですが、もう少し詳細をお話しいただけますでしょうか。
【次の発言】 米側がオスプレーについて話をしたその相手の日本側はだれだったか、あるいはどの役所だったか、外務省だったか防衛省だったか、そうした記載がございましたでしょうか。
【次の発言】 坂元参考人にお伺いをしたいと思いますが、最初のお話の中で、今回の調査は半ば公になっている四つの密約という話でございましたが、坂元参考人はそれ以外にどういうものがあるというふうに思っていらっしゃるんでしょうか。
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
長妻大臣、連日お疲れさまでございます。
まず、大臣にお伺いをいたしますのは、今度のこの法案で子ども手当の対象となる子供のうち、今現在児童手当の対象になっている子供は何%ぐらいいるんでしょうか。
【次の発言】 委員長、大臣にきちんと答弁するように言っていただけませんか。
【次の発言】 子ども手当の対象者と申し上げておりまして、それは小学生だけではないと思うんですね。
今大臣がお答えになったのは、小学生の九割とおっしゃいましたけれども、子ども手当を受け取る方の何%が児童手当の対象になっているかということを私は申し上げているわけで、子ども手当を受……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
国交省の馬淵副大臣にまずお伺いをしたいと思います。
ここのところ大変問題になっております道路保全技術センターという天下り団体が行ってきた道路の空洞化調査でありますけれども、これは、全く調査をする技術がなかった団体が技術があると偽って行った、いわば詐欺的なでたらめな調査であるということでよろしいでしょうか。国交省の見解を。
【次の発言】 ちょっと待ってください。単に調査が雑だったということなんですか。
【次の発言】 今副大臣がおっしゃったこの道路保全技術センターの調査は、東京管内、東京都内の国道十五号線、短い区間で三十カ所の空洞をすべて見逃した……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
外務委員会ではございますが、前原大臣の国交相時代のさまざまな意思決定についてお伺いをさせていただきたいと思います。
七月の二十二日でありますか、悪名高き現役出向を認める、つまり退職通算を認める法人が民主党政権によって相当数追加されました。この現役出向を認める法人、追加された数を見ると、圧倒的に国土交通省が多いんですね。大臣、幾つ追加されましたか。
【次の発言】 数がわからないぐらいたくさん追加をされたわけでございますが、国土交通省、全部で十五法人を追加されました。その次に多い総務省が八つですから、二位の役所の倍近くの数の現役出向を大臣はお認め……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。 自民党のシャドーキャビネットの中で、行政刷新並びに公務員制度改革を担当することになりました。蓮舫大臣のカウンターパートを務めさせていただきます。大変光栄でございます。よろしくお願いいたします。 まず、事業仕分けでございますけれども、政策的なものがあるものは別として、行政の中に無駄がある、その無駄を指摘して、これは削ろう、あるいはほかのやり方をしよう、そうやって行政の無駄を削っていくというのは、これはもう、与党、野党の枠を超えて、国家国民のために必要なことだと思っております。与党のチーム、野党のチームという違いはありますけれども、時には、協力で……
○河野委員 衆議院議員、自由民主党の河野太郎でございます。 まず、審議に入る前に、このホスト・ネーション・サポートの協定について、前回、民主党が反対をされました。今回は民主党政権が、この同じ内容の協定を提出されております。なぜ前回反対されたのかということに対して、伴野副大臣から、前回は野党であって情報がなかったんだという御発言がございました。 私は、この外務委員会の理事を長く務めさせていただきましたし、委員長もやりましたが、前回の審議で要求された情報、少なくとも要求されたものはすべて提出をしております。ないものは出せませんが、与党、野党で情報の差があったということはございません。 副大臣……
○河野委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。 三月十一日、地震、津波の後、福島の第一原発で事故がございました。この事故の後、海外のメディアから毎日のようにたくさんの取材を受けております。いろいろと日本の風評被害を防ごうと思って努力をしておりますが、最近、だんだんと海外に向けて説明するのが難しい事象がたくさん起きていて、正直困っております。きょうはぜひ、この場で、与野党力を合わせて、どう海外に向けて説明をしたら日本の現状を海外のメディアにわかってもらえるのか、少しそういう作業をやらなきゃいかぬというふうに思っております。 まず最初に、きょうは総務省の副大臣もおいででござ……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
まず、このIMFの協定の改正について政府に御質問をさせていただきたいと思いますが、我が国は、任命理事という権利をこの改正によって失うことになります。それでは、我が国はこの改正によって一体何を得たんでしょうか。
【次の発言】 そういう建前はわかっておりますが、任命理事の権利を失ったものと引きかえに、我が国は何を得たんでしょうか。
【次の発言】 結局、我が国は交渉に失敗したんじゃありませんか。結局、失うものだけは失って、得るものは何もなかった、そういうことなんじゃありませんか。それなら、なぜ我が国はこの協定を結ばなきゃいけないんですか。
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
まず、経産省の副大臣にお出かけをいただいておりますので、お伺いをしたいと思います。
我が国は、これまで、使用済み核燃料をイギリス、フランスへ持っていって、イギリス、フランスで再処理をしてもらっております。そのイギリス、フランスの再処理工場で再処理をして取り出したプルトニウムの相当量は、まだイギリス、フランスに置いてあるわけでございます。
このプルトニウムをイギリス、フランスに保管しておいてもらうために幾らコストがかかっているか、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 このプルトニウムの貯蔵代、倉庫代は電力の総括原価の中に含まれておりま……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
東京電力にお伺いをしたいと思います。
さきの外務委員会で保安院から、今回の事故の処理の責任は東京電力が負う、保安院は、その事故処理に当たって安全基準をきちっと守っているか、そこをモニターするのが保安院だ、そういう説明がございました。工程表についても、東京電力の工程表であって、この工程表は東京電力の責任でやるんだ、そういう発言が保安院からございました。
東京電力の理解はそのとおりでよろしいですか。
【次の発言】 参考人の皆様、きょうは、長時間、本当にありがとうございました。
きょうの審議の中で、いろいろな課題が浮き彫りになったと思います。決……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
この法案の提出に先立ちまして発表された、東京電力福島原子力発電所事故に係る原子力損害賠償に関する政府の支援の枠組みというものがございます。この中で、「損害賠償、設備投資等のために必要とする金額のすべてを援助できるようにし、原子力事業者を債務超過にさせない。」という文言がございますが、これは閣議決定と了解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 ということは、東京電力の上場は廃止される、そう考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 株式会社を政府が債務超過にさせないということは、これはもう上場する意味がないのではないでしょうか。債務超過にさ……
○河野委員 自由民主党の河野太郎でございます。
きょうは、山岡大臣、お忙しいところをお出かけいただきまして、ありがとうございます。
まず、三・一一の事故の後、原子力発電所あるいは六ケ所村の再処理工場あるいは六ケ所村で管理しているプルトニウム、テロ対策という観点で、三・一一以前と以後、何が変わったでしょうか。
【次の発言】 三・一一で脆弱性がはっきりしたのは使用済み核燃料プールも同じじゃありませんか。使用済み核燃料プールの警備体制はどのように変わるんですか。
【次の発言】 時間が無駄ですので、最後に聞きますから待っていてください。
それでは、六ケ所村の再処理工場について経産省にお聞きしたい……
○河野委員 防衛副大臣にお伺いをしたいと思います。
海上保安庁が持っているデータを海上自衛隊と共有する、あるいは、海上自衛隊が持っているデータを海上保安庁と共有することに、憲法上あるいは法律上の問題が何かございますでしょうか。
【次の発言】 現在、尖閣諸島の上空を飛んでいる海上自衛隊のP3Cのデータを、尖閣諸島の警備に当たっている海上保安庁は見ることはできません。P3Cと海上保安庁の艦船は音声でのみ情報のやりとりをしているわけですが、このP3Cのレーダーのデータを初め、情報を海上保安庁の艦船が同じようにシェアすることができないのは、どういう理由からでしょうか。
○河野委員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。
まず総理にお伺いをしたいと思いますが、総理大臣と言ったときと首相と言ったときと、言葉は違いますけれども、同じ人間を指していますよね。総理と言ったときと副総理と言ったとき、言葉はかぶっているけれども、違う人を指していますよね。
では、内閣官房と言ったときと内閣府と言ったとき、これは同じものを指していますか、それとも違うものを指していますか。
【次の発言】 それでは古川大臣、内閣官房と内閣府、どう違うか、簡単に御説明をいただけますか。
【次の発言】 内閣官房は総合調整で、内閣府は個別の案件、そういう答弁でございました。
それ……
○河野(太)委員 第三分科会の審査について御報告申し上げます。 本分科会は、厚生労働省、農林水産省及び経済産業省の所管について審査を行いました。 主な質疑事項は、医師不足や偏在による地域医療の諸問題への取り組み、我が国の自殺発生の現状と自殺防止への対応方針、雇用保険制度を実態に即したものに見直す必要性、株式会社エコシティ宇都宮の国庫補助金の返還、松くい虫等による松枯れへの対応、核燃料サイクル政策の見直しの必要性等であります。 質疑の詳細につきましては会議録により御承知願いたいと存じます。 なお、福田分科員の質疑に対する政府の答弁に不十分な点があったため、後刻説明を求めたところ、政府より……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。
先日、外務大臣の地元の広島で開催されましたNPDI外相会議に並行して行われたNGOの会議に行ってまいりましたが、広島出身の外務大臣に対する期待は非常に高いものがございます。
まず、核の傘とは現実的にどういうことを指すのか、外務大臣の具体的な御認識をお伺いします。
【次の発言】 日米間の核の傘といったときに、米国の保有する戦術核もその中に含まれると認識してよろしいでしょうか。
【次の発言】 日米間の核の傘といった場合、これはテロリスト集団に対しても有効だというふうに外務大臣は認識をされておりますか。
○河野国務大臣 このたび、公正取引委員会の事務を担当することになりました河野太郎でございます。 一生懸命努めてまいりますので、江田委員長を初め理事、委員各位の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。(拍手)
○河野国務大臣 防災担当大臣の河野太郎でございます。 東日本大震災や本年九月の関東・東北豪雨を初め、土砂災害、火山噴火等の一連の災害によりお亡くなりになりました方々と御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表しますとともに、全ての被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 各種の災害が発生しやすい特性を有している我が国において、防災は国家の基本的かつ極めて重要な任務であるとの認識に立ち、一連の災害からの迅速かつ円滑な復旧復興と、これらの災害を教訓とした災害対策の一層の充実のため、大きな使命感と責任感を持って全力を尽くしてまいる所存でございます。 梶山委員長を初め、理事、委員各位の格別の御指導……
○河野国務大臣 激甚災害指定は、復旧に要する費用が一定の標準税収入の割合を超えた場合に指定をされることになりますので、特におくれているとは思っておりません。
今、関係の自治体には、なるべく早く復旧の見通しの査定を出していただくようにお願いをしているところでございますが、今はまだ、避難所への食料あるいは水の持ち込みその他、自治体もいろいろと手が回らないと思いますので、なるべく早く出していただければと思っておりますが、まずやらなければいけないことを先にやりたいと思います。
【次の発言】 国の各省にも査定をするように命じて、作業は進んでおりますので、できるだけ早くこれはやりたいと思います。
○河野国務大臣 まだ震源が動いているようでございまして、海に近いところで、震源で地震がありますと何らかの津波のおそれはあると思っておりますので、そこは、海岸部、しっかり警戒をしてまいりたいというふうに思っております。 また、そろそろ気温も上がってまいりまして、夏日というような日も出てまいりますので、感染症対策をきっちりやっていかなければならないというふうに思っております。 まず食料と水を一陣で送ることを頑張っておりましたが、トイレですとか生理用品ですとか、その他、次のニーズに対応するものを手配し、配送を始めたところでございます。 また、厚労省の御支援をいただきまして、薬剤師さん、保健師さ……
○河野国務大臣 私の仕事は物流の回復でございますので、しっかりとコンビニ、スーパーにまず物が入る、避難所に物がしっかり入れられるというのが仕事でございます。
熊本の状況を知り合いに聞く中で、政府から行った副本部長を初め、物も食えない中で頑張っている、そういうことは申し上げました。それを聞いた善意の方が差し入れをしてくださった、そういうことはあったかと思います。
【次の発言】 避難所に関係をするのは災害救助法の指定でございますから、恐らく避難所でそういう話があったとすれば、それは災害救助法の指定の話なんだろうと思います。それはもう発災直後に、十五日の早朝に指定をされております。
激甚災害指定……
○河野国務大臣 公正取引委員会に関する事務を担当する大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 公正かつ自由な競争のもとでの経済活動は、社会の活力を生み出し、経済の成長力を高め、ひいては国民生活を豊かなものにします。我が国経済の健全な発展を実現し、国民全体の福利を確保するためには、経済実態に即応した競争政策を展開することが必要です。 そのために、公正取引委員会による、厳正かつ実効性のある独占禁止法の運用が確保されるよう全力で当たります。カルテルや入札談合を厳しく取り締まることはもとより、特に、我が国の景気は緩やかな回復基調が続いているものの、中小企業の多くにとっては依然厳しい事業環境が続いてい……
○河野国務大臣 委員の問題意識はよく理解できるところでございますが、やはり選挙結果を選挙人に一刻も早く知らせるように努めるということになっておりますので、これは今のところ、即日開票をやはりやらなければいかぬのだろうなと思っております。 ただ、最近は、ぱっと開く紙ですとかあるいは投票用紙を計算する計算機というのもできておりますので、それぞれの自治体においては開票作業を早く終わる努力をしていただく必要はもちろんあると思います。 また、今、自治体の中で首長選挙と議会選挙が何らかの理由でずれているというようなところもありますので、もう少しこうした選挙に係るコストを減らすという方策はいろいろあるんだ……
○河野国務大臣 おはようございます。防災担当大臣の河野太郎でございます。 第百九十回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信の一端を申し上げます。 我が国は、その自然的条件から、各種の災害が発生しやすい特性を有しております。こうした我が国の特性を踏まえ、防災は国家の基本的かつ極めて重要な任務であるとの認識に立ち、災害に強い国づくりを進めてまいる所存です。 あすをもって発災から五年が経過する東日本大震災に加え、この一年で見ても、豪雨、火山噴火、地震、大雪等の災害が発生いたしました。これらの災害により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、全ての被……
○河野国務大臣 気候変動を引き起こさないというのがまず一番大切なことなんだろうというふうに思いますが、もう既に、地球温暖化による気候変動の影響で災害の激甚化というのを我々は感じているんだと思います。台風の数あるいは強さ、集中豪雨が極端になってきた、そういうことを考えると、やはりこれからの激甚化する自然災害にどう備えていくかというのが非常に大切なことになってくると思います。 委員おっしゃいましたように、我が国は、伊勢湾台風、阪神・淡路の震災、そして二〇一一年三月十一日の東日本の大震災、三つの大きな自然災害を経験して、それなりに法整備をしたり、あるいはさまざまな体制をつくってきたわけでございます……
○河野国務大臣 本法律案の提出に際しての議員各位の御努力と御熱意に対し、深く敬意を表します。 政府としては、本法律案について特に異存はございません。 御可決いただきました暁には、その御趣旨を踏まえて、適切な運用に努め、地震防災緊急事業五カ年計画に基づく事業が速やかに達成されるよう、関係省庁と密接な連携をとりつつ、事業の一層の推進を図ってまいります。
○河野国務大臣 平成二十八年熊本地震による主な被害状況及びその対応につきまして御報告いたします。 まず、このたびの一連の地震により、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。 また、野田委員長を初めこの委員会の委員の皆様には、発災以来、さまざまな御支援、御協力を賜りましたことを、この場をかりて厚く御礼を申し上げます。 この地震による被害状況につきましては、これまでに熊本県を中心に死者四十九名の甚大な被害が出ております。 政府としては、十四日の地震発生直後から、非常災害対策本部を立ち上げ、これまで連日十六回に及ぶ非常災害対策本部……
○河野国務大臣 震災直後から、罹災証明書の発行、交付が非常にその次の段階に向けて大切だという認識は持っておりますので、五月末までにこの罹災証明書の交付を何とか終えたいというふうに思っているところでございます。 五月二十三日現在の数字でございますが、申請件数約十二万一千件に対して交付件数が約五万件、交付率四二%となっております。 主な市町村を見てみますと、件数の多い熊本市で、七万件の受け付けに対して交付件数二万八千件、四〇%、十九日から罹災証明の交付をスタートしました南阿蘇村が、受け付け二千件に対して交付三百件、約一五%、益城町は、五月二十日から交付を開始いたしましたが、一万一千件の受け付け……
○河野国務大臣 おはようございます。 消費者担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 我が国の経済の中で、個人消費が占める割合は約六割にも上ります。消費者の安全が確保され、安心して消費ができるよう取り組むことは、消費者行政の大目的であることはもとより、我が国の経済、ひいては我が国の未来を左右し得る重要課題であると考えております。 消費者の安全で安心な暮らしを守るため、消費者庁は常に牙をむき、必要なときはそれを積極的に使わねばなりません。強い消費者庁を実現し、消費者庁ここにありを世に示していくため、私自身が先頭に立って取り組んでいく所存です。 まず、今通常国会には、高齢化の進展を初めと……
○河野国務大臣 これまでバス旅行というのは、どこへ行くかということと幾らで行けるのかという、それぐらいで選んでいた方が大勢いらっしゃったのではないかと思うんですね。どこに行くかというのはなかなか動かせませんから、ここへ行こうと思えば、その中で一番安いものを選ぶということが常だったのかもしれません。ただ、そうすると、今おっしゃったように、いろいろなところに無理が来る、それがひいては安全性を損なうということにつながっていた側面があったということは否定できないのではないかなというふうに思っております。 海外旅行へ行くときのパンフレットなんかを見ますと、どこへ行く、何日間、幾らでという以外に、例えば……
○河野国務大臣 ただいま議題となりました特定商取引に関する法律の一部を改正する法律案及び消費者契約法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 まず、特定商取引に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 近年、高齢化の進展を初めとした社会経済情勢の変化及び違反事業者の手口の巧妙化、複雑化等により、特定商取引を取り巻く環境は大きく変化しております。特に一部の悪質事業者が繰り返し消費者被害を発生させる事案が問題となっているとともに、依然として、高齢者が深刻な消費者被害に遭う事例も報告されています。 こうした状……
○河野国務大臣 今回、法改正をしていただきましたならば、消費者庁といたしまして、しっかりこの法律を運用し、悪質業者が再びそうしたことを繰り返さないように、しっかり法令の適用をしてまいりたいと思っておりますし、また、国家公安委員長としても、しっかり警察を指導してまいりたいと思います。
【次の発言】 アダルトビデオに強制的に出演させられるなんということはあってはならないことでございますので、消費者庁、国家公安委員会、手を携えてしっかりやってまいりたい。これは大きな問題だと思っておりますので、断固この問題については厳正に取り組んでいきたいと思っております。
○河野国務大臣 自由民主党の憲法草案についてお答えする立場にございません。
【次の発言】 災害対策基本法においては、緊急災害対策本部長または非常災害対策本部長は、災害応急対策を的確かつ迅速に実施するため特に必要があると認めるときは、その必要な限度において、地方公共団体の長などに対して必要な指示をすることができるとされております。
これは、国として総合的な災害応急対策を効果的に実施するために必要な措置であり、例えば地方公共団体相互間での広域応援の実施の指示や、指定地方行政機関等に対する物資の供給の指示などを想定して設けられたものでございますので、災害のときに何が適切か、ケース・バイ・ケースだと……
○河野国務大臣 このたび国務大臣を拝命いたしました河野太郎でございます。 国家公務員制度を担当しております。また、国家公安委員会委員長を務めるほか、行政改革を担当し、内閣府特命担当大臣として規制改革、食品安全等を担当しております。 西村委員長を初め理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。……
○河野国務大臣 国家公安委員会委員長、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣並びに規制改革及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 もとより、良好な治安を確保することは、政府の重要な責務であります。日本を世界一安全な国にするため、以下の諸施策を強力に推進します。 第一に、厳しさを増す国際テロ情勢等を踏まえ、伊勢志摩サミットや二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催も見据えて、情報収集・分析、水際対策、警戒警備、テロ対処能力の強化等に努め、テロ対策に万全を期してまいります。また、北朝鮮による拉致容疑事案等の捜査、調査に全力で取り組んでまいり……
○河野国務大臣 ありがとうございます。 今、平さんからお話がありましたように、何かゲリラ部隊の親分が閣僚席に座っているというのは隔世の感がありますが、しっかりやってまいりたいと思っております。 レビューシートを五千の政府の事業について書いていただいているわけでございますが、今お話がありましたように、かなりレベルにはばらつきがありますし、大きな予算を一枚のレビューシートに無理やり押し込んでいるというようなものもございましたので、行革事務局で気づいたものについては改善を要請しておりますが、まとめてしっかり見て底上げをするというのは非常に大事だと思っております。 各役所でいいものを褒めてもらう……
○河野国務大臣 行政事業レビューで事前評価せよというのは、一つの見識だと思います。
この件につきましては、残念ながら行政事業レビューでも取り上げておりませんし、私の所掌でもございませんので、今、閣僚として答弁する立場にはございません。
【次の発言】 おっしゃるように、警察で今、公費でそうした費用の負担をさせていただいております。警察に御相談いただければ、警察の方でそうしたことが認知できますので、費用負担をさせていただいております。被害届の必要はございません。御相談しやすくするために女性の警察官を配置したり、あるいは人目につかないような部屋や車を用意したりということはさせていただいております。……
○河野国務大臣 どんな法律にも、それぞれ制定された趣旨、目的というのがあるはずでございます。社会情勢が変わっていけば、法律が規定する内容について適切な見直しをするというのは当然のことだろうというふうに思っております。
行政コストを下げるという意味でも、国民の利便性を考えるという意味でも、もし現実に社会情勢と法律の趣旨がずれてくるならば、それは社会情勢を直すんじゃなくて法律を直すのが当然のことだと思いますので、もしそうしたものがあればきちっと対応してまいりたいと思います。
【次の発言】 食品の安全というのは恐らく最優先されるべきものだろうというふうに思っておりますし、私も、消費者問題あるいは食……
○河野国務大臣 本年一月からということでございますが、莫大な量の文書の中からそれが記録されていると思われるものをひっくり返して見つけなければいけないというのはとてもできることではございませんので、部局を限られても、残念ながらお答えすることはできません。
【次の発言】 繰り返しになりますけれども、莫大な量の文書をひっくり返さなければいけないということでございますので、なかなかお答えすることはできません。
が、そうは言っても、余り木で鼻をくくったような答弁ばかりでもあれでございますので、高井委員の政と官の接触の概念に合致するかどうかということはあれでございますが、あくまでも一つの参考として、限定……
○河野国務大臣 犯罪死を見逃すということがあってはならないと思いますし、安全、安心な国日本をつくるためにはそれを見逃さないという、まさに先生のおっしゃるとおりだと思います。
二十八年度の予算も、この方面は前年度七千五百万円ふやしていただきまして、二十八億円を超える予算をいただきましたので、犯罪死を見逃さないように、警察を挙げて、また各省庁しっかり連携をとってやってまいりたいと思います。
【次の発言】 橋本行革のときに内閣府というのができたわけでございますが、これは、総理大臣の機能をサポートする、あるいは官邸の機能をサポートする、それをもう少し強力にしようということでスタッフを集めたわけでござ……
○河野国務大臣 今回は、確かに指定避難所以外に避難されている方も大勢いらっしゃいますし、また余震に対する恐れから車の中で寝泊まりをしているという方も随分いらっしゃっているようでございます。 行政といたしましては、国、県、市、あらゆるレベルでそうした方を把握するように努めておりますし、また行政のツイッター、フェイスブック、ホームページといったものでそうした方にもさまざまな情報を提供するように努力しておりますが、やはりそこには限りがございます。 今、政府といたしましては、さまざまなNGO、NPOと連携して情報の提供あるいは物資の供給といったことを広く行っているところでございます。また、専門家の……
○河野国務大臣 本法律案の提出に当たられました議員各位の御努力に、深く敬意を表するものであります。 国外犯罪被害弔慰金等の支給に関する法律案につきましては、政府としては異議ございません。 御可決いただきました暁には、その御趣旨を踏まえて、関係府省と密接な連携をとりつつ適切な運用を図り、犯罪被害者等施策がさらに強力に推進されるよう努めてまいります。
○河野国務大臣 国家公安委員会委員長の河野太郎でございます。 拉致問題に関する警察の取り組みについて御報告申し上げます。 北朝鮮による拉致容疑事案は、我が国の主権を侵害し、国民の生命身体に危険を及ぼすとともに、被害者やその御家族に耐えがたい苦痛を与える許しがたい犯罪であり、治安上極めて重大な問題であります。 現在、警察においては、日本人が被害者である拉致容疑事案及び朝鮮籍の姉弟が日本国内から拉致された事案、計十三件十九人を拉致容疑事案と判断するとともに、拉致の実行犯等として、北朝鮮工作員等、計十一人について、逮捕状の発付を得て国際手配をしているところです。 また、これらの事案以外にも、……
○河野国務大臣 いろいろな御議論があると思いますし、税額控除にしても軽減税率にしても、それぞれ一長一短があるわけで、そうした議論を政府・与党で経た上でこういう結論になったわけでございます。
【次の発言】 会計検査院が指摘されたものにつきましては、一義的には所管官庁が対応すべきものと思いますが、所管官庁が適切に対応しているかどうか早急に調べて、対応してまいりたいと思います。
○河野国務大臣 少子化対策は大切な政策の一つでございます。 今回のレビューでも、この少子化対策に関する予算を減らせと言ったわけではございません。この事業の中で、効果がしっかり出ているものと効果が出ていないものをきちっと選別して、効果が出ていないものはやめて、効果が出ているものに集中をしてくださいというのが今回のレビューの取りまとめでございます。これは、加藤大臣のところで効果をきちんと測定し、効果が出ているものに集中をしてくださったというふうに理解をしております。 また、二十八年度から、全額、十分の十補助ではなかなか地方がそうした選別をしにくいだろうということで、当初予算からこの補助率を下げ……
○河野国務大臣 行政事業レビューにつきましては、昨年の十一月、秋のレビューと称して三日間やらせていただきました。国民の皆様に税金の使い方を考えていただく、どう効率的、効果的に事業をやったらいいか考えていただくということでやりました。 その結果、平成二十八年度の概算要求から約一千億円の無駄を省くことができました。また、お尋ねがありました基金につきましては、安倍総理からの指示もございまして、百九十七の全ての基金について横展開をして、不用なものは国庫に返還をする、そういうことで、二十七年度、二十八年分として五千億円、国庫に返納させたところでございます。 財政難の折、また消費税の引き上げを前にして……
○河野国務大臣 二〇〇七年の附帯決議を受けまして、これまでさまざまな検討を行ってまいりました。東日本大震災の後も検討会を行いまして、平成二十六年の八月に中間取りまとめがありました。 その中で、被災者の生活再建については、被災都道府県の独自支援の活動を広げていく、あるいは、災害に対応するための保険や共済にしっかり加入をしていただく、平時からそうした備えをしていくことが必要だというのが取りまとめでございます。 そういうことで、私は、特に法改正をするよりは、自助、共助を促すために保険や共済への加入を促進していく、そういう道をしっかりとってまいりたいと思っております。
○河野国務大臣 いつでしたか、本会議場でFMSについて御示唆をいただきましたので、防衛省その他に今調査をさせております。 例えば、この資料六の中にあります代表的な未納入案件、垂直発射装置等、十六億円とあります。実は、この中で未納になっているのはおよそ二百万円の部品でございまして、本来なら、それを二百万円と計上すべきなんだろうと思います。残念ながら、今のシステムではその細かいものの積算ができないので、未納のものがあれば、そのシステム全体を未納として計上している。つまり、二百万円が未納になっていても、計上額は十六億円となっておりまして、これは、おっしゃるとおり、余り適切な計上とは思えません。 ……
○河野国務大臣 成長ホルモン及びラクトパミンは、食品表示法の表示義務の対象になっておりません。
【次の発言】 成長ホルモンやラクトパミンは、食品添加物と違いまして、牛が生きているときに与えられるものでございます。これは、例えば八日間与えても十日間与えなければ、代謝で全部排出されてしまって検出限界を下回ることになります。
遺伝子組み換え食品の油の問題でもいろいろ議論がありましたけれども、表示を義務づけたときに、もし間違った表示が行われたときには、科学的にきちんと検出されなければ、でたらめな表示がまかり通ることになりますので、きちんと検出されるという前提のもと、やらなければなりません。
いずれ……
○河野国務大臣 委員おっしゃるように、罹災証明の発行、これが極めて大事でございます。 今、政府といたしましては、五月中に一次調査による罹災証明の発行業務が終えられるように、各自治体に、必要ならば応援人数を要求してほしいということを申し上げております。 軽微なものにつきましては写真で判定ができるようにしておりますし、また、調査が終わったものについては順次発行することもできるということを申し上げておりますが、自治体によっては、まず全部調査をして一気に発行する、合理化をしてやりたいという自治体もございますので、それでも構わないというふうにしているところでございます。 また、罹災証明が後からにな……
○河野(太)委員長代理 大西君、質疑時間が終了しております。終了してください。
【次の発言】 次に、鈴木義弘君。
○河野国務大臣 北朝鮮は、昨年以降、二回の核実験を強行し、三十発以上の弾道ミサイルを発射しております。ことしに入ってからは、新型の可能性があるものを含め、弾道ミサイルの発射を繰り返し、七月にはICBM級弾道ミサイルを二回発射するとともに、八月には我が国上空を通過する形でグアム周辺に弾道ミサイルを発射する旨公言をいたしております。 八月二十九日の北朝鮮による我が国上空を通過する形での弾道ミサイルの発射は、我が国を含む地域及び国際社会全体に対するこれまでにない深刻かつ重大な脅威であって、断じて容認することができません。 昨日からきょうにかけまして、日米、日韓で、首脳、外相レベルの電話会合を行っ……
○河野国務大臣 適切に対応しようと思います。
【次の発言】 北朝鮮が非核化の意思を明確にして具体的な行動をとる、それがはっきりすれば、我々としても対話ということを考えられるわけでございます。
北朝鮮が非核化の意思を明確にするために今我々がやらなければいけないことは、北朝鮮が核あるいはミサイルの開発のために使っている資金の流れというものをとめる必要があるんだろうと思います。
一番即効性がありますのは、これまでの安保理決議、これが完全に履行されれば十億ドル以上の資金の流入を断つことができますので、まずこれを各国が完全に履行する、そして抜け穴を塞いでいくということになると思います。これにつきまし……
○河野(太)委員長代理 阿部知子君、既に持ち時間が経過しておりますので、質疑を終了してください。
【次の発言】 次に、清水忠史君。
【次の発言】 次に、吉田豊史君。
【次の発言】 次回は、来る四月四日火曜日午後零時十分理事会、午後零時二十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時五十八分散会
○河野(太)委員長代理 次に、西村智奈美君。
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。
まず、再就職等監視委員会にお伺いをいたします。
今回の文科省の天下り問題の発覚のきっかけとなったのは何だったか、手短にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 総理の指示で、内閣人事局がこの問題を調査するということになっていると思いますが、霞が関が霞が関の問題をただ調査しただけでは世の中の信頼は得られないわけで、この内閣人事局の調査に当然外部の目が入ると考えておりますが、山本大臣、それでよろしいでしょうか。
【次の発言】 文科省が今調査をしていると思いますが、内閣人事局の調査に外部の目が入るという状況の中で、当然、文科省の調査にも外……
○河野国務大臣 安全保障委員会の開催に当たり、委員各位に謹んで御挨拶を申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、我が国は、国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、地域と国際社会の平和と安定に積極的に貢献します。また、インド・太平洋地域において法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序を維持強化することにより、この地域を国際公共財とすべく、自由で開かれたインド太平洋戦略を一層推進します。 我が国、そして地域の平和と繁栄にとって、強固な日米同盟が不可欠です。日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化に取り組みます。 また、普天間飛行……
○河野国務大臣 初めての質問にお答えができるのは大変光栄でございます。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。 北朝鮮のミサイルの発射を受けまして、日本は、米国、韓国と協調して直ちに安保理の緊急会合の開催を要請いたしました。また、日米、日韓の間の首脳の電話会談、そして私とティラソン国務長官あるいは康京和外交部長官との電話会談を行いました。その中で、日米韓、朝鮮半島の非核化を目指し、今は圧力を最大にしていく、ここは三カ国とも全く食い違いがなく、日米韓三カ国の連携をしっかり維持したまま安保理の緊急会合を開催することもできました。 我々、しっかり三カ国で連携を強め、中国、ロシアとも連携をしながら、……
○河野国務大臣 外務委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げるとともに、主な国際情勢及び外交政策の所信について申し述べます。 八月三日に外務大臣に就任し、十一月一日に再任されました。この四カ月間、世界を駆けめぐり、職責の重さと重要性を痛感しております。 特に、北朝鮮は、本日再び弾道ミサイルの発射を強行し、国際社会の一致した平和的解決への強い意思を踏みにじりました。このような暴挙を行ったことは断じて容認できません。北朝鮮の核・ミサイル開発は、今や、国際社会全体に対する、これまでにない重大かつ差し迫った脅威です。国際社会は、あらゆる手段による圧力を最大限まで高め、北朝鮮が政策を変えるような状況をつ……
○河野国務大臣 まず最初に申し上げたいのは、今回の北朝鮮の危機は、北朝鮮が一方的に国際社会を挑発してきたということでございます。 誰も朝鮮半島で紛争を起こしたいと思っている人は国際社会の中にいないのにもかかわらず、北朝鮮が一方的に挑発を繰り返しているということを、まず申し上げなければいけないと思います。 そして、この北朝鮮に関して言えば、一九九四年でしたか、米朝枠組み合意がございました。二〇〇五年には六者会合の共同声明というのがございました。いずれも北朝鮮はほごにしてきた。そして、核、ミサイルの開発を続けてまいりました。そういうことを振り返ってみると、さあ、お話をしましょうといって話をして……
○河野国務大臣 一般論として申し上げますと、民間の航空機で退避ができないような状況になった場合に、その状況に応じて、政府が保有する航空機あるいは船舶の派遣、あるいは、友好国や国際機関との協力などが必要になってまいります。
そうしたことに備えて、関係各国とさまざま連携をしながら、邦人の安全の確保、あるいは、必要に応じて関係国の方々の安全の確保に努めてまいりたい、しっかりと連携をしていきたいと思っております。
【次の発言】 日韓合意は、最終的かつ不可逆的な解決を日韓両国で確認しておりますので、韓国も誠実にこれを履行する用意があるというふうに思っております。
未来志向でやろうという中で、時々水を……
○河野国務大臣 北朝鮮に対して、出口がここにあるということは何もオープンに言う必要はない、先方にそのメッセージがしっかり伝わればいいんだろうというふうに思っております。 他方、まだまだ対話を求める、対話をしろと言っている国があるのも現実でございますから、我々は、対話のための対話ではなく、きちんと圧力をかけて、北朝鮮が核あるいはミサイルを放棄し、拉致問題を解決する、そのコミットメントを明確にし、具体的なアクションをとったときに国際社会は対話をすべきだということを、そうした国々に今伝えているところでございます。 総理、外務大臣の役回りをきちんと分担しながら、オープンに公表しながら、発言すべきこ……
○河野国務大臣 安全保障委員会の開催に当たり、委員各位に謹んで御挨拶を申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境が大変厳しい状況にある中、我が国は、地域と国際社会の平和と安定に引き続き積極的に貢献します。また、自由で開かれたインド太平洋戦略を推進します。 我が国、そして地域の平和と繁栄にとって、強固な日米同盟が不可欠です。日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化に取り組みます。 また、普天間飛行場の一日も早い辺野古への移設を始め、在日米軍の安定的な駐留のために、沖縄を始めとする地元の負担軽減に引き続き全力で取り組みます。 さらに、韓国、豪州、イ……
○河野国務大臣 外務省は、外交文書、機密文書の多いところでございますので、機密のあり方を含め、外務省における公文書管理をしっかりと管理できるようにこれからも努めてまいりたいと思っております。
【次の発言】 先般、韓国の特別使節団が訪朝をし、金正恩委員長以下と会談をして、その結果、韓国の徐薫国家情報院長が訪日されて、私も詳しく話を伺いました。その中で、南北の首脳会談というものが提案をされ、その中で、これまでと同じような規模の米韓合同演習ならば、それは理解を示すという話があったということでございますので、米韓の合同演習があっても、恐らく北はこの南北首脳会談に出てくるということになるのではないかと今……
○河野国務大臣 この戦略態勢委員会のやりとりが非公開であるというのは、外交ルートを通じて当時確認しております。
【次の発言】 外交ルートという以上には御説明のしようがないんだろうと思いますが、この委員会に出席するに当たって、どういう扱いになるかということを当時確認したんだろうと思います。
【次の発言】 恐らく、そういうことなんだろうと思います。
【次の発言】 やりとりをどういうふうに扱うかというのは、恐らくその内容によるんだろうと思います。ですから、一概にどういうことになるかというのはなかなか申し上げるのは難しいだろうと思います。
【次の発言】 当時、大使館とその委員会の間で確認されたのが、非……
○河野国務大臣 おはようございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。 北朝鮮の核・ミサイル開発を始め、我が国を取り巻く安全保障環境は非常に厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍を含む在日米軍の抑止力は、我が国の安全、ひいては地域の平和と安全の確保に不可欠です。こうした観点も踏まえ、先月の訪米を含め、米政府関係者との会談を重ねています。 また、在日米軍の安定的駐留には地元の御理解が不可欠であり、米軍機等の安全確保について、米側に対して引き続き強く要……
○河野国務大臣 五月二十六日に行われました日ロ首脳会談では、二〇一六年十二月の両首脳の合意に基づいて率直な議論が行われ、平和条約締結問題について、北方四島における御指摘の共同経済活動の実現に向けた作業が新たな段階に入ったということを確認をいたしました。 具体的には、ことしの七月あるいは八月に事業者を中心とするビジネスミッションを四島に派遣をするということ、そして、その後に日ロの次官級協議を開催をするということで一致をいたしました。また、五件のプロジェクト候補の内容につきまして、具体的な進展を確認をしたということでございまして、こうした共同経済活動を通じて、日ロともにこの北方四島の未来を描き、……
○河野国務大臣 外務委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げるとともに、主な国際情勢及び外交政策の所信について申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境は大変厳しくなっています。中でも、喫緊の課題は北朝鮮問題です。北朝鮮は、核・ミサイル開発を執拗に継続しています。日米同盟のもと、米国の同盟国に対する拡大抑止の明確なコミットメントを高く評価します。 また、北朝鮮の核保有は断じて容認できず、あらゆる手段を通じ国際社会全体で北朝鮮に対する圧力を最大限まで高め、北朝鮮の政策を変えさせなければなりません。そして、北朝鮮に対する国際社会の圧力をてことしつつ、北朝鮮に拉致問題の早期解決に向けた決断を迫って……
○河野国務大臣 昨年の八月、九月、十二月に国連の安保理で、中国、ロシアの賛成も得て、北朝鮮に対する経済制裁がかつてないほど強化されてきております。 北朝鮮が貿易で得る外貨収入はほぼなくなってきているという現実がございますし、二〇一七年の中国と朝鮮の貿易の総額が前年比で一五%減少し、中国による北朝鮮からの輸入額は前年比で四割近く減少しております。 また、韓国政府の発表によれば、北朝鮮のガソリン価格が、二〇一七年十二月時点で、二〇一七年の初頭と比べ二倍から三倍値段が高くなっているという韓国政府の発表もございます。 そして、何よりも、オリンピックに関連をした北朝鮮のほほ笑み外交、これは北朝鮮に……
○河野国務大臣 おはようございます。 ダバオは、フィリピンの南部ミンダナオ地域でございまして、これはフィリピンのドゥテルテ大統領の地元でございます。今、ドゥテルテ大統領は、マニラとこのダバオを往復しながら執務をするということもあって、この地域の政治的な重要性が高まってきているというのが一つ。 それからもう一つ、ミンダナオ地域には日系企業あるいは在留邦人が非常にふえているということもございまして、こうした日本企業を支援する、あるいは在留邦人の保護といったニーズも高まっております。 また、ミンダナオ地域にはかつてからイスラム過激派によるテロが発生をするという不安定要因があることから、邦人保護……
○河野国務大臣 おはようございます。
外務省につきましては、外交文書、機密文書が大変多い役所でございます。また、外務省、外交においては、文書の果たす役割というのは非常に大きいものがございます。
そういう中で、機密文書の取扱いを含め、外務省の中で文書がしっかりと適切に取り扱われていきますよう、外務大臣としてしっかりと外務省を指導してまいりたいと思っております。
【次の発言】 政府といたしましては、邦人の安全確保は政府の重要な責務との認識のもと、引き続き、この案件につきましても、さまざまな情報網を駆使して全力で対応に努めているところでございます。
事柄の性質上、これ以上のお答えは差し控えたい……
○河野国務大臣 これまで本条約の締結を視野に入れ、本条約の担保法である著作権法を所管する文化庁において、障害者団体と権利者団体の間の意見調整や法改正に関する検討が鋭意進められてきたと承知をしております。
その結果、今般、本条約の締結に必要な改正部分を含む著作権改正法案が通常国会に提出される見込みとなり、本条約の締結の条件が整ったことから、本条約の締結について御承認をお願いするものでございます。
【次の発言】 この条約は、視覚障害者などの方々による著作物の利用機会を促進するためのものでありまして、我が国がこの条約を締結することにより、我が国の視覚障害者等の方々による国内外の著作物の利用の機会を……
○河野国務大臣 例えば、日本が何かやろうというときに、さまざまな国に事前に、こういうことをやるよという御連絡を申し上げるときがございます。百数十ある国全てに事前に、こういうことをやるよと言うのは物理的にもできませんし、また、それをやっては意味がないということもありますので、事前に御報告、御連絡する国々というのは極めて限られた国になるわけでございます。これは日本だけでなくて、どの国も同じだろうと思います。その際に、総理から御連絡をするところもあれば、外務大臣が連絡をする、あるいは事務方が連絡をする国ということもあります。時には、全ての国に事務方が連絡をするということもあるんだろうと思います。 ……
○河野国務大臣 世界津波の日の趣旨に沿って、震災の教訓を後世に伝えるためにどういうことが効果的なのか、今後検討してまいりたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
賢人会議の皆様、二十六日、二十七日に東京で、二日間にわたってかなりしっかりと議論をしていただきました。二十六日の夜には私も議論に加えさせていただきまして、二十九日に提言をいただいたところでございます。
この提言は、近年、国際的な安全保障環境、戦略的環境が悪化をしている中で、核軍縮における二つの流れの対立というのが先鋭的になっている、そして、場合によっては異なる立場の国同士で核軍縮に関する対話が困難になっているという現……
○河野国務大臣 既に五十年以上前にこの問題について日本と当時のソ連の間でさまざまなやりとりがございました。平和条約を締結してまず歯舞、色丹を返還する、その後、国後、択捉については議論する、そういう合意ができていたにもかかわらず、そこまで至っていないのは極めて残念に思っております。 御指摘がありましたように、足踏み状態でございますので、少しアプローチを変えてこの北方四島の帰属の問題を解決しようというのが、今行われている日ロ共同経済活動を始めとする新たな試みでございます。こうした取組をしっかり進めることによって、この平和条約締結に向けて北方四島の帰属の問題を解決してまいりたいというふうに思ってお……
○河野国務大臣 国際的な租税回避の防止につきましては、G20やOECDといった場において国際課税ルールを包括的に見直すプロジェクトが推進されており、我が国は、その中で主導的な立場をとってまいりました。
BEPS防止措置は、より多くの国、地域が参加することで真価を発揮することから、日本としては、アメリカを始めこのBEPS防止措置条約に未参加の国、地域に対して、引き続き、さまざまな場において、この条約の署名そして批准を呼びかけていきたいというふうに思っております。そこはしっかり頑張ってまいります。
【次の発言】 まず、このBEPS、税源侵食及び利益移転とは、多国籍企業が、国際的な税制のすき間、抜……
○河野国務大臣 政府の立場は、今、政府参考人が答弁したとおりでございます。
【次の発言】 今検討されているのは米朝の首脳会談でございますので、これは米朝で行われるものと認識をしております。
【次の発言】 首脳会談でございますので、この場に安倍総理が参加することは想定しておりません。
【次の発言】 首脳会談に参加するということは、その場に首脳がいることを参加するというふうに認識をしております。
【次の発言】 済みません、ちょっと質問の意味がよくわからなかったので、もう一度。
【次の発言】 今、米朝の間でさまざまなやりとりが行われております。先日は、ポンペオ国務長官が、平壌に御本人が行かれました。……
○河野国務大臣 日本政府は、米国がエルサレムに在イスラエル米国大使館を移転するという報道があってから、これがきっかけとなって、中東和平をめぐる状況が一層厳しさを増すことになったり、あるいは中東全体の情勢が悪化し得るという懸念を持っておりました。 残念ながら、十四日以降、この問題をめぐり暴力的な衝突が起き、多くの方が亡くなられ、また負傷者が出ているというニュースに接し、深く憂慮するとともに、懸念を持って情勢を見ているところでございます。 日本政府といたしましては、全ての関係者に強く自制を求め、これ以上こうした暴力的な衝突がエスカレートしないことを求めたいと思います。もちろん、パレスチナの人々……
○河野国務大臣 昨年の一月にアメリカがTPPの離脱を発表して、一時モメンタムが失われたということがあったと思いますが、昨年の七月、箱根で会合を開き、日本が議論を主導することになりまして、わずか半年で署名に至るということになりました。 世界的にさまざま保護主義的な動きが広がっている中で、このアジア太平洋地域で自由で公正な経済ルールをつくろうという我が国のこの一貫した取組、これが自由貿易を支持するそれぞれの国々から賛同を得た、そしてそれがこのTPP11協定が早期に署名につながることになったのではないかと考えております。 日本は引き続き自由貿易の旗頭として、日・EUのEPAもございますし、日中韓……
○河野国務大臣 おはようございます。 佐々木委員から、外務大臣として物を言えということでございましたので、少し、答弁の前に言わせていただきたいと思います。 今、外務省の職員、月間二百時間を超える残業をしている者が少なからずおります。百五十時間あるいは百時間以上の残業をしている人間、これは月間でございますが、ざらにいる、そういう状況でございます。 特に、今朝鮮半島を担当している外務省の職員、ほぼ全て百五十時間以上残業を強いられているというのが現状でございまして、外務大臣として、外務省を預かる責任者として、職員の健康問題、これは大きな課題になりつつございます。また、外務省の職員の中には、子育……
○河野国務大臣 ただいま議題となりましたオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 この改正は、平成二十八年十月にキガリで開催された、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の締約国の第二十八回会合において採択されたものであります。 この改正は、オゾン層を破壊する物質の代替物質として使用が増大した、高い温室効果を有するハイドロフルオロカーボンを、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書のもとで、生産、消費等の規制及び非締約国との貿易の禁止の対象となる物質に追加すること等を目的とするもの……
○河野国務大臣 おはようございます。 今週、ウガンダ、そしてアルバニアの外務大臣が訪日されまして、外相会談、ワーキングディナーを行ったところでございますが、今の北朝鮮問題、国際社会が安保理決議に基づいて一致して、安保理決議の求めるところの経済制裁を国際社会が一致して履行できている、その結果、北朝鮮は対話の場に出てこざるを得なくなった、この共通認識というのは国際社会の中でほぼ全ての国が共有しているんだろうと思いますし、北朝鮮が現実に核、ミサイルのCVIDを達成するまでこの安保理決議に基づいた経済制裁を緩めてはならない、さらに、制裁逃れである瀬取りというような行為についても国際社会として断固対処……
○河野国務大臣 日本の鉄鋼の国内生産量約一億五百万トン、そのうち対米輸出されているのが百七十一万トンでございます。 これがアメリカの安全保障上の脅威には当然なっておりませんし、その多くが、品質が高くて、アメリカ産のものに代替ができないということでございます。これは、もう総理からもトランプ大統領の方にきちんと説明をしているところでございます。二五%の関税がかけられても、日本の製品の多くは米国市場の中で価格競争力を維持できているわけでございます。 しかし一方、この米国による鉄鋼とアルミの貿易制限措置というものは、世界市場を混乱させ、WTOルールに基づく多角的貿易体制に悪影響を及ぼしかねないとい……
○河野国務大臣 米軍機による騒音に係る訴訟に伴う損害賠償金の日米地位協定に基づく分担のあり方につきましては、日本政府の立場と米国政府の立場が異なっており、現段階においては妥結を見ておりません。
この点、米側とは非公式なものを含めてさまざまな形で協議を行っておりますが、日米間の協議の詳細を明らかにすることは、米側との信頼関係を損ねるおそれがあることから、お答えは差し控えたいと思います。
いずれにしろ、日本政府としては、米国政府に対して損害賠償金の分担を求めるとの立場で、今後とも協議を重ねてまいりたいと思います。
【次の発言】 日本政府としては、米国政府に対して損害賠償金の分担を求めるとの立場……
○河野国務大臣 おはようございます。 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告いたします。 本年に入り、北朝鮮が非核化に向けた動きを示してきています。これは、日米韓三カ国が連携し、国際社会が一致して実施してきた最大限の圧力強化の成果です。ここに至る韓国政府の努力に敬意を表します。 しかし、韓国特使団の訪朝以降、北朝鮮自身は非核化へのコミットメントについて直接言及していません。まずは北朝鮮の意図をしっかりと分析するとともに、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法での核、ミサイルの廃棄を実現す……
○河野国務大臣 これまで北朝鮮に対して、国際社会を挙げて、安保理決議を始めとする経済制裁をしっかりとやってまいりました。これには、日米韓のみならず、中国、ロシアも賛成をし、国際社会、一致してこの北朝鮮に対して経済制裁という圧力をかけ続けていかなければならないというところで、ずっと一致してそうしたことが行われてまいりました。 オリンピックを契機に北朝鮮のほほ笑み外交が始まり、南北あるいは米朝の会談が予定をされておりますが、今、国際社会は、北朝鮮が対話に出てくるだけで対価を得るべきではない、きちんと北朝鮮が非核化あるいはミサイルの放棄、拉致問題の解決に向けて具体的なステップをとったときに初めてそ……
○河野国務大臣 母子健康手帳は、子供の健やかな成長を願う母親の愛情を通じて、母子の健康を長くノートに記録することにより、予防接種を含む母子の健康履歴の把握を容易にし、母親、家族の保健知識を向上させ、妊産婦死亡率及び乳幼児死亡率の改善をしていこうというものであります。 我が国はこれまでに、インドネシアを始めとするアジア諸国あるいはパレスチナなど、世界各地において、我が国が使ってきた母子健康手帳の普及といった支援に取り組んでまいりました。 今後も、各国の状況を踏まえた形で、母子健康手帳の普及、活用支援を実施し、世界の母子の保健改善に努めてまいりたいと思います。
○河野国務大臣 政府としては、広島に対する原子爆弾の投下は、極めて広い範囲にその害が及ぶ人道上極めて遺憾な事態を生じさせたものと認識しております。
【次の発言】 繰り返しになりますが、極めて広い範囲にその害が及ぶ人道上極めて遺憾な事態を生じさせたものと認識しております。
【次の発言】 被爆国として核兵器の非人道性を知る我が国は、核廃絶に向けて、国際社会の取組の先頭に立っていく責務があると思っております。一方、現実の脅威に対して、政府は何よりも国民の生命財産を守らなければなりません。
核兵器禁止条約が目指す核廃絶という目標は、我が国も共有しているところであります。しかし、残念ながら、この条約は……
○河野国務大臣 おっしゃるとおり、核兵器禁止条約の目標は我が国も共有をするところでありますが、残念ながら、核兵器禁止条約は核保有国を一つも巻き込むことができず、おっしゃるように、非核兵器国もこれによって分裂をいたしました。 日本としては、NPT、あるいはCTBTやFMCTといった、核保有国を巻き込んだそういう条約をしっかりと進めることによって、おっしゃるような最小限ポイントをまず目指す。そこまでいった上で、核兵器の確実な廃棄、あるいは再び生産をされていないかといったことをきちんと国際的にも検証する、そういうような枠組みをつくった上で、最終的な、究極的な核廃絶を目指すというのが現実的な路線だと……
○河野国務大臣 今、我が国は、北朝鮮の核及びミサイルの脅威にさらされているところでございます。そんな中にあって、今次のNPRは、アメリカだけでなく同盟国にもアメリカの核の抑止力をきちっとコミットする、極めて明確にそのことがうたわれております。 我が国は専守防衛を旨としておりますので、通常兵器で北朝鮮を攻撃する能力はございませんし、非核三原則を堅持するというのが安倍内閣の方針でございますので、核に対して核の抑止力をみずから用いることはできません。そんな中で、北朝鮮の核の脅威から我が国の国民の生命財産あるいは平和な暮らしといったものを守るためには、アメリカの核の抑止に頼らざるを得ないのが現実でご……
○河野国務大臣 前回、二〇一〇年のNPRでも、米国は先制不使用をうたっておりません。今回のNPRで米国の方針が転換したとは考えておりません。
【次の発言】 特に方針が変わったとは認識しておりません。
【次の発言】 米国の核兵器でございますので、米国政府の認識が変わっていないということでございます。
【次の発言】 ことしのODA予算は、まず、国際機関への任意の拠出金を一割カットいたしました。正確には一一・四%だったと思います。
それから、無償資金、無償協力を二十六億カットいたしました。しかし、義務的な分担金が増額になった。
それからもう一つは、ことしは外務省の足腰予算をふやそうということで、……
○河野国務大臣 ありがとうございます。
私の祖父に当たります河野一郎が、日ソの漁業交渉でクレムリンに行きました。その際あるいはその後、鳩山一郎当時の首相と一緒に再びクレムリンを訪れたときに、この北方四島についてさまざま交渉がありました。
それから半世紀以上がたちますが、残念ながら、まだ、この北方四島の帰属の問題を解決し平和条約を結ぶというところに日ロはいっていないわけで、そこのところをしっかり前へ進めていけるように努力をしてまいりたいと思っております。
【次の発言】 二月六日、クリル諸島においてロシア軍の対テロ軍事演習が開始されたということについて、この件は、北方四島におけるロシアの軍備の……
○河野国務大臣 この北朝鮮情勢について、日米で緊密に日ごろから連携をしておりますが、手のうちを明かすような答弁は差し控えたいと思います。
【次の発言】 北朝鮮情勢については、日米で日ごろから緊密に連携をしておりますが、手のうちを明かすような答弁は差し控えます。
【次の発言】 究極的な核廃絶を目指すという我が国の方針は変わりませんが、現在の北朝鮮の核並びにミサイルの脅威は現実的な脅威でございます。これに対して、国民の生命あるいは平和な暮らしを守る日本としては、非核三原則を堅持する以上、米国の核抑止に頼らざるを得ないというのが現実でございます。
その意味で、今回の米国のNPRを高く評価したいと思……
○河野国務大臣 昨日、アメリカのNPRの議論の最中でございましたので、アメリカのNPRが、小型の核の開発、低出力核の開発の理由としてそう述べているところを御紹介したまででございます。
【次の発言】 日本政府は、今回のアメリカのNPRを非常に高く評価をしております。それは、こういう北朝鮮情勢の中で、アメリカが同盟国に対するコミットメントをかなり明確に今回のNPRでもうたっているということを評価しているわけでございます。
それに当たりまして、例えば低出力核の問題あるいはCTBTの問題、付随してこの予算委員会で議論になりましたので、アメリカのNPRの中でどううたわれているか、あるいは、CTBTにつ……
○河野国務大臣 おっしゃるように、平和安全法制が成立する以前においては、例えば、日本のために弾道ミサイルの警戒に当たっているアメリカのイージス艦が公海上で攻撃を受けても、日本が直接攻撃を受けていなければ、自衛隊は、守る能力があってもそのイージス艦を、米国のイージス艦を守ることができなかったわけであります。 しかし、この平和安全法制は、日本国民の命と平和な暮らしを守り抜くために、あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とするために、我が国として主体的に取り組みました。この法制により、日本を守るために、日米はあらゆる事態に対し切れ目なくお互いに助け合うことを可能とすることになりました。助け合うことが……
○河野国務大臣 昨年の十一月に定期レビューが行われ、我が国の審査が行われました。四カ国からこうした勧告が出されるであろうということは伺っております。三月に三十七回の人権理事会が行われ、そこで採択をされる予定であろうというふうに聞いております。
我が国としては、こういう勧告、これは法的な拘束力はございませんが、前向きに対応できるように検討しているところでございます。
【次の発言】 今、政府内で検討しているところでございますので、対応できるようにしっかり検討してまいりたいと思います。
【次の発言】 済みません、おっしゃっている意味がよくわかりませんが、こういう勧告が三月の人権理事会で採択される予……
○河野国務大臣 オリンピック期間中も、北朝鮮は核やミサイルの開発を継続しております。また一方、国際社会による制裁が効果をあらわしており、最近は石油精製品などの瀬取りが活発化し、それと同時に、北朝鮮はオリンピックを利用したほほ笑み外交を展開しようとしているところであります。 我々としては、そうしたことに目を奪われることなく、きちんと北朝鮮が非核化し、ミサイルの開発をやめ、拉致問題を解決する、そこまで国際社会で一致して圧力をかける、この方針は変わりませんし、日米韓でもしっかり確認をしているところでございます。 軍事演習につきましては、米韓がまず調整をするべきものでございますが、我々としましては……
○河野国務大臣 岸田委員おっしゃるように、これまで日本は、イランと極めて伝統的に友好関係にもございましたし、不拡散体制を維持ということを考えても、この核合意をずっと支持してまいりました。 今回のアメリカの決定はまことに残念と言わざるを得ませんが、アメリカの決定の翌日、イランの外務大臣と電話で外相会談を行いまして、イランに、日本は関係国とこの核合意維持のために協議を続けていく意思がある、そういうことを申し上げ、先方からも、イランの利益に反しない限りこの核合意にとどまるというお話をいただいているところでございます。 しかし、アメリカのこの制裁、九十日あるいは百八十日の猶予期間がございますが、こ……
○河野国務大臣 安全保障委員会の開催に当たり、委員各位に謹んで御挨拶を申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境が大変厳しい状況にある中、我が国は、地域と国際社会の平和と安定に引き続き積極的に貢献します。 我が国、そして地域と国際社会の平和と繁栄にとって、強固な日米同盟が不可欠です。日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化に取り組みます。 また、早期の辺野古への移設と普天間飛行場の返還を始め、在日米軍の安定的な駐留のために、沖縄を始めとする地元の負担軽減に引き続き全力で取り組みます。 さらに、ASEAN諸国、インド、豪州、ニュージーランド、英、……
○河野国務大臣 施設・区域の返還につきましては、日米地位協定第二条で、これは「たえず検討する」ということになっております。自治体の要望、それから米軍のニーズ、運用状況、こうしたものを、あわせて不断に検討してまいりたいと思います。
【次の発言】 自治体のニーズ、あるいは米軍の運用状況、ニーズ、そうしたことを考え合わせて検討してまいりたいと思います。
【次の発言】 外務大臣としてお答えをすれば、恐らく、力を背景とした一方的な現状変更、あるいはテロや暴力的過激主義といったものの拡大、そして、国家資本主義と言っていいんでしょうか、こうしたものによって、戦後の日本あるいは世界が平和と繁栄を築いてきた自由……
○河野国務大臣 中国との関係で申し上げれば、李克強総理が日中韓サミットで来日され、安倍総理が七年ぶりに公式訪問、訪中する、来年は習近平国家主席に訪日をしていただく、そこまでは何となく固まってきている。 そういう意味で外交面は正常化しつつあるということは申し上げてよろしいかと思っておりますが、東シナ海、特に尖閣諸島における領海侵犯について、あるいは自衛隊のスクランブルの状況を見るにつけ、ここは残念ながら改善しているとは言いがたい。また、南シナ海の状況は、むしろ、さまざまな設備が埋立地に追加されているという状況にあります。 また、この十年間で恐らく中国の国防予算というのは、公表される分でも三倍……
○河野国務大臣 おはようございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境は大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍を含む在日米軍の抑止力は、我が国の安全、ひいては地域の平和と安全の確保に不可欠です。こうした観点も踏まえ、米政府関係者との会談を重ねています。 また、在日米軍の安定的駐留には地元の御理解が不可欠であり、米軍機等の安全確保について米側に対し引き続き強く要請してまいります。 本年三月には牧港補給地区の国道五十八……
○河野国務大臣 この平和条約に関して申し上げれば、領土の問題を解決して平和条約を締結するというのが政府の一貫した方針でございます。
【次の発言】 今回は、一九五六年の日ソ共同宣言を基礎として平和条約交渉を加速していこうということで両首脳が合意をいたしました。
日本政府としては、引き続き、領土問題を解決して平和条約を締結するというのが基本方針でございますので、その基本方針のもと、粘り強く交渉してまいりたいと思います。
これ以上のことにつきましては、交渉に影響を出さないように、政府として申し上げるのは差し控えさせていただいておりますことを御理解いただきたいと思います。
○河野国務大臣 おはようございます。 外務委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げるとともに、主な国際情勢及び外交政策の所信について申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。先般の米朝首脳共同声明に明記された、朝鮮半島の完全な非核化に向けた北朝鮮のコミットメントを含む両首脳間の合意が完全かつ迅速に履行されることが重要であり、各国による安保理決議の完全な履行を確保することが不可欠です。 日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、北朝鮮との国交正常化を目指してまいります。また、長きにわたり解決されていない拉致問題……
○河野国務大臣 ありがとうございます。 外務大臣就任以来一年三カ月になりますが、最初に申し上げた、日米同盟の強化並びに友好国とのネットワーク、これを拡大していこうということ、それから、中国を始め近隣諸国との関係を強化していこう、自由貿易協定を始め経済外交をしっかりと進めていきたい、気候変動を始めとする地球規模課題、これにしっかりと取り組んでいきたい、そして、中東に関与する、これをしっかりやっていきたい、そして最後に、インド太平洋、自由で開かれたインド太平洋を実現する、この六つを柱、もちろん外交ですから、これ以外にもいろいろございますが、この六つを柱としてやってまいりました。 おかげさまで、……
○河野国務大臣 在外公館の数をなるべくふやそうという話があって、私が行革担当大臣のときに、公館の数をふやすけれども人数を絞るといって、ミニマムマイナス公館というのをつくりました。実際、そういう公館に行きましたら、とても回らないんですね。館員が休みがとれないという現実を目の当たりにして、ちょっとこれは方針を変えなきゃいかぬと。むしろ、公館の数をふやすよりは、その公館の人をきちんと手当てをして、ちゃんと仕事ができるようにしなきゃいかぬということで、少し、公館の数をふやすのはなるべく抑えぎみにして、館員の数をきちんと手当てするという方向にかじを切ろうと思っているところでございます。 ただ、その中に……
○河野国務大臣 委員御存じのとおり、ことしは金大中・小渕パートナーシップ宣言二十周年といういわば節目の年でございますので、首脳間、外相間、あるいはあらゆるレベルで、日韓、未来志向の関係を築いていこうということをことしの初めから約束し、韓国側、日本側、タスクフォース、有識者会議を立ち上げて、さまざまな提言もいただきました。そんな中で、残念ながら、この未来志向と全く逆行するような動きが続いているというのは大変残念なことだと思っております。 さきの韓国の大法院におけるこの判決は、一九六五年の日韓国交正常化以来の両国関係のいわば法的基盤を根本から覆すようなことになってしまいまして、これはもう極めて遺……
○河野国務大臣 外務省としても、女性の職員が男性の職員同様に活躍できる、それは非常に大切なことだと思っております。 採用試験においても、平成三十年度に入省した職員に占める女性の割合は、総合職で三割、専門職が約五割でございまして、現在、外務省で勤務する職員全体でも三割が女性になっております。 そういう女性職員が活躍してくれなければ外務省として総合力を発揮できませんので、産前産後の休暇、育児休業を取得した場合は、これはもう当然に復帰をする、そういう前提で人事の運用を今やっておりますし、共働き世帯が約二割になっておりますので、そうしたところへの人事上の配慮、あるいは、育児を抱えている職員への支援……
○河野国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告いたします。 六月の米朝首脳会談の際に発出された共同声明において確認されたとおり、朝鮮半島の完全な非核化に向けた北朝鮮のコミットメントを含む米朝首脳間の合意が完全かつ迅速に履行されることが重要です。 我が国としては、引き続き、北朝鮮の全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向けて、日米、日米韓の結束のもと、国際社会と緊密に連携してまいります。 日朝関係については、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミ……
○河野国務大臣 唯一の戦争被爆国として、我が国は核兵器のない世界の実現に向けてさまざまな取組をリードしていかなければならないと思います。岸田政調会長にも、賢人会議をつくっていただいたり、さまざまな取組をしていただきました。それをしっかりと続けてまいりたいと思います。 INF全廃条約というのが核軍縮、核管理に果たしてきた役割は非常に大きいと思っておりまして、米国が主張するところのロシアによる深刻な条約違反というのが起こるというような状況は好ましいものではないというふうに思っております。 今、米ロの間で新しい条約の交渉という可能性もあるんだろうというふうに思っておりますので、もし万が一アメリカ……
○河野国務大臣 この地位協定の一つ一つの具体的な問題について、最も効果的かつ適切に取り組んでまいりたいと思います。
【次の発言】 さまざまな研究を続けております。
【次の発言】 何をどう研究しているかというのは、ここで申し上げるのは差し控えたいと思います。
【次の発言】 議員のときと違って、今、外務大臣でございますので、発言には気をつけていきたいと思います。
【次の発言】 外務大臣として、地位協定の問題については、最も適切で、最も効果的な方法で一つ一つの課題に取り組んでまいりたいと思います。
○河野国務大臣 ことし初めから、未来志向の日韓関係を築いていこうという話を先方の外務大臣と繰り返ししていたにもかかわらず、それと逆行するような動きがずっと続いているのは極めて残念だと思っております。 日韓合意については、先方は、日韓合意の破棄は考えていない、あるいは再交渉を求めることもないということを繰り返し述べておられますので、日韓合意についてはしっかりと韓国側の履行を求めていきたいと思っております。日本側としては、日韓合意で課せられた義務は全てやってきているわけでございますので、先方にもしっかり履行していただきたいと思っております。 また、先般の大法院の判決は、これはもう一九六五年の国……
○河野国務大臣 安全保障委員会の開催に当たり、委員各位に謹んで御挨拶を申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境が大変厳しい状況にある中、我が国は、地域と国際社会の平和と安定に引き続き積極的に貢献します。 まず、強固な日米同盟が不可欠です。日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化に取り組みます。 また、早期の辺野古への移設と普天間飛行場の返還を始め、在日米軍の安定的な駐留のために、沖縄を始めとする地元の負担軽減に全力で取り組みます。 さらに、ASEAN諸国、インド、豪州、英、仏を始めとするパートナー国との協力関係を更に強化し、そのネットワーク化……
○河野国務大臣 今回の米朝の首脳会談に向けてアメリカは、北朝鮮が核とミサイルのCVIDを実行しない限り経済制裁を緩和することはないという、かなり一貫した方針で当たってきたと思います。そういう意味で、この会談の結論というのは、ある面、北朝鮮がそれを受け入れなければ経済制裁はないということで、特に驚きはなかったと言ってよろしいかと思います。
今後については、国際社会がしっかりと一致して国連の安保理決議を履行していくということにひとえにかかってくるのではないかというふうに思っております。
【次の発言】 国連の安保理による制裁というのはかなりきいているんだろうというふうに思っております。中国も、国連……
○河野国務大臣 御指摘の領土不拡大の原則が、武力により占領した土地を一方的に併合するというような行為は認められないという御趣旨であれば、我が国もそのような考え方をとっているところでございます。
【次の発言】 我が国は、イスラエルによるゴラン高原併合を認めないという立場でございます。
一九八一年のイスラエルによるゴラン高原併合に際しては、全会一致で採択された安保理決議第四百九十七号の前文では、国際連合憲章、国際法の諸原則及び関連する安全保障理事会決議に従い、武力による領土の獲得が認められないことを再確認すると明記をされているということでございます。
○河野国務大臣 沖縄の負担軽減に関する日本政府の立場や取組に関する説明の中で、地元の方々の思いというのは伝えてきております。
【次の発言】 今申し上げたとおり、沖縄の負担軽減に関する日本政府の立場や取組について説明する中で、地元の方々の強い思いをお伝えしてきているところでございます。
【次の発言】 地元の方々の強い思いということでお伝えをしております。
【次の発言】 地元の方々の思いは米側にしっかり伝えております。
【次の発言】 そう考えていただいて結構です。
【次の発言】 防衛省から外務省に適宜説明をいただいております。
【次の発言】 日米の2プラス2は年内に開催ということを念頭に置いており……
○河野国務大臣 専守防衛とは、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限るなど、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢を言うものであると思います。 新三要件のもとで許容される武力の行使は、あくまでも自衛の措置としての武力の行使に限られており、我が国又は我が国と密接な関係にある他国に対する攻撃の発生が前提であり、また、他国を防衛すること自体を目的とするものではありません。 したがって、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢である専守防衛について、その定義、そして、それが我が国……
○河野国務大臣 現在、中東における緊張が高まっていて、偶発的な事案が拡大をするということにならないように、いかにこの緊張を緩和し、さまざまな対立をマネージしていくかというのが非常に重要だと思います。 もとより、総理の一回の訪問で何かが解決するとは思っておりませんが、委員おっしゃられたように、伝統的な友好関係にある日本とイランの間でかなりはっきりしたコミュニケーションの維持というのがしっかり図られているというのは、今後のこの緊張が高まっていく中東情勢の中で非常に大事なことだと思っております。 日本は中東で極めてニュートラルな立場でございますし、他方、アメリカとは同盟関係ということで、お互いさ……
○河野国務大臣 おはようございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。 我が国を取り巻く安全保障環境が大変厳しい状況にある中で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍を含む在日米軍の抑止力は、我が国及び地域の平和と安全の確保に不可欠です。 また、在日米軍の安定的駐留には地元の御理解が不可欠であり、米軍機等の安全確保について米側に対して強く要請します。引き続き、早期の辺野古への移設と普天間飛行場の返還を始め、沖縄の負担軽減に全力で取り組みます。また、沖縄のさらなる成長につながる国際化支援を一層進めます。 尖……
○河野国務大臣 日米地位協定に係るさまざまな問題に関しては、政府として、最も効果的かつ適切な方法で対処していきたいと考えております。
【次の発言】 政府の法的な立場に何ら変わりはございません。
外交青書に関しましては、その当該年度の外交について総合的に勘案した記述にしているところでございます。
【次の発言】 二十二日に行われました次官級の協議の中で、共同経済活動に関する法的側面について課長級の作業部会を立ち上げることで一致いたしました。また、人の移動の枠組みについては、双方の法的立場を害さない枠組みに合意するための方法について踏み込んだ議論を行い、できる限り早期の合意に向けて、局長級作業部会……
○河野国務大臣 おはようございます。 外務委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げるとともに、主な国際情勢及び外交政策の所信について申し述べます。外交演説の中で申し上げた六本の柱を引き続き外交政策の中心に据えてまいります。 第一に、日米関係を一層強化し、日米同盟の抑止力と対処力を一層向上させます。同時に、普天間飛行場の一日も早い辺野古移設を含め、地元の負担軽減に全力で取り組みます。 加えて、自由、民主主義、法の支配など共通の価値観を持つ国々との連携を強めていきます。インド、豪州、EUや欧州主要国等の戦略的利益を共有する各国との枠組みや、ASEANを含めたアジア太平洋の地域協力など、同盟国、友……
○河野国務大臣 今、日本のODAといいますと、何となくJICAがやるというような雰囲気になっておりますが、さまざまなNGOをもう少し強くして、NGOが日本のODAをやるという、あるいはJICAとNGOが競争をできる、そういう状況にするのが私は望ましいと思っておりまして、今回、少し、NGOに対する支援、一般管理費の割合をふやす、あるいは、今、無償資金の中にNGO連携無償というのがありますが、本来ならNGO連携無償などと言わずに、無償資金をNGOがどんどんとって、NGOがやるという状況を最終的にはつくり出したいというふうに思っております。 そういう意味で、このJICAとNGOがある面競争して、日……
○河野国務大臣 まず、外務省の危険情報について申し上げますと、これは客観的なものだけで出すわけではございません。これはある程度政府の意図といったものを内包して出す場合があるということはしっかり明言をしておきたいというふうに思っております。何かの指数に基づいて、客観的な指標だけで出しているものでもないし、下げるものでもない、これはある程度政府が高度な判断をして出す場合があり得るということはしっかり申し上げておきたいというふうに思っております。 日韓関係について申し上げれば、今回の大法院判決というのは、日韓の両国関係の法的基盤を根底から揺るがしかねない極めて重大な出来事でありまして、これは韓国政……
○河野国務大臣 ロシアにおける日本年、日本におけるロシア年、相当多くの方が両国で参加をしていただきました。そうしたことを含め、文化交流、スポーツ交流を始めとした青少年交流あるいは人的交流というのは、今後も更に活発化していかなければならないものだと思っておりますし、それが政治や経済にもつながってくると考えております。
外務省として、関係省庁あるいはさまざまな民間団体と一緒に、何ができるか、しっかり検討してまいりたいと思います。
【次の発言】 メディアが勝手にトーンアップして、勝手にトーンダウンして、やや困惑しておりますが。
外務省はさまざま外国とのやりとりを当然にたくさん行うわけでございます……
○河野国務大臣 先般、トランプ米大統領がゴラン高原をイスラエルの一部であるとする文書に署名をした、このことについて、先週の外務委員会でも玄葉委員から御質問をいただきました。 本件に関する日本政府の見解について、改めて申し上げたいと思います。 一般に、国際法上、武力により占領した領土を一方的に併合する行為は認められないというのが原則でございます。我が国はこのイスラエルによるゴラン高原の併合を認めないという立場をとっております。 この点、一九八一年に全会一致で採択された国連安保理決議第四百九十七号は、イスラエルの法律、裁判権及び行政を占領地であるシリア領ゴラン高原において実施するとのイスラエ……
○河野国務大臣 安倍総理とプーチン大統領のテタテの中での外交上のやりとりにつきましては、外務省の職員である通訳者のメモをもとに記録が作成され、それが行政文書として残っているというふうに承知をしております。
【次の発言】 読んでおります。
【次の発言】 北方四島の帰属の問題を解決し平和条約を締結するというのが政府の基本的な方針でございます。
北方四島の帰属の問題を解決するわけでございますから、当然に国境を画定するということなんだろうと思います。
【次の発言】 国境と国境線の違いというのが法的にどういうものなのかというのはあれでございますが、北方領土の帰属の問題を解決をするわけでございますから、……
○河野国務大臣 中国は、一九九〇年代半ばから、北極への関心、そして北極での調査というのを本格化しております。 北極圏の各国との首脳外交というものを始め、また、国産の砕氷船の建造ということもやりました。そして、今委員おっしゃったように、昨年の一月でしたか、こうした北極政策についての白書を出すというようなことをやってまいりました。 日本政府としては、こうした中国との取組についても意見交換をしながら、中国の政策の意図の透明性を高めるというようなことを働きかけをしてまいりましたし、今後も中国の政策あるいはその意図といったものをしっかりと注視してまいりたいと思っております。
○河野国務大臣 我が国は、適切な基準値の設定、モニタリング及び適切な出荷制限管理により、日本産食品の安全性を確保してきております。 これらの取組により、パネルでは、日本産食品中の放射性セシウムの濃度が、国際的な基準を踏まえて設定された日本及び韓国の基準値、一キログラム当たり百ベクレルを下回ることを認めております。 例えば、パネルの報告書のパラ七・三〇九においては、パネルが選任した専門家は、日本が提供したデータが、二〇一五年までに日本産食品中の放射性セシウムの濃度が一般的には一キログラム当たり百ベクレルを下回る水準に戻ったことを合理的に支持することを確認したと記述されております。 また、上……
○河野国務大臣 二〇二〇年までに百の国、地域を対象に投資協定の署名、発効をするというのが目標でございますが、現在までに、投資協定及び投資章を含む経済連携協定を合わせると四十八本の発効済み及び署名済み・未発効の投資関連協定があり、これで七十六の国、地域をカバーしております。これに現在交渉中のものを加えると九十四の国、地域をカバーすることになります。また、チュニジアと交渉開始を合意いたしましたので、これで九十五になりますので、あと五つ、ちゃんと発効までいかなければいけませんが、スタートしているところが九十五でございますので、あと五カ国となるべく速やかに交渉の開始ということに合意をし、交渉しているも……
○河野国務大臣 大変長い間、両首脳が一緒に時間を過ごすことができて、そういう意味では非常によかったのではないかと思います。 長い時間を使って、日米の二国間の話、それから北朝鮮を始めとするさまざまな地域情勢についてじっくり意見交換ができたというのは非常によかったと思いますし、また、この日米の同盟関係の揺るぎない力強さというのを発信をすることができたというのは意味のあることだったというふうに思っております。 特に北朝鮮情勢についてさまざますり合わせをいたしました。また、トランプ大統領から拉致問題について大きな支持の表明をいただいたということは、拉致被害者の御家族にも心強いものであったのではない……
○河野国務大臣 この件につきましては、日本政府と米国政府の立場が異なっており、いまだ妥結を見ておりません。
【次の発言】 繰り返しで恐縮でございますが、この問題はいまだ妥結を見ておりません。
○河野国務大臣 おはようございます。 いろいろ私の体調の件で御心配をいただきまして、ありがとうございました。体調管理にしっかり努めてまいりたいと思います。 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告いたします。 先般の第二回米朝首脳会談について、朝鮮半島の非核化を実現するとの強い決意のもと、建設的な議論を続け、北朝鮮の具体的な行動を促していくとのトランプ大統領の決断を我が国として全面的に支持いたします。 我が国は、引き続き、米朝プロセスを後押ししていく考えであり、今後とも、関係国及び国際社会と協力しな……
○河野国務大臣 今のところ、日朝首脳会談に向けて対外的に申し上げられるものはございません。
どういう事前交渉をやるかやらないか、あるいはどういうルートでやるか、それを含めいわば交渉の一部でございますので、今の時点で対外的にそうしたことを公に申し上げるのは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 大変機微な話でございますので、公の場で申し上げるのはお許しをいただきたいと思います。
【次の発言】 安倍総理が述べているとおり、我が国として、日朝平壌宣言に基づきまして、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指すという考え方に何ら変わりはござ……
○河野国務大臣 外務省は、国際交流基金と連携をしまして、まず、アジアの九カ国において、日本語の能力をはかるテストを始めます。また、それに伴いまして、各国の日本語学校にさまざまな教材の支援、カリキュラムの支援、あるいは日本語を教える教師の育成、養成といったことの支援に取り組んでいきたいというふうに思っているところでございます。
【次の発言】 国会改革ということでいえば、幾つか与野党の皆様にお礼を申し上げなければならないことがございます。
一つは、二〇〇二年に臓器移植のドナーになりました。その後、中山太郎先生の御指導のもと、臓器移植法の改正案を熱心に取り組ませていただきましたが、与野党の皆様の話……
○河野国務大臣 INF全廃条約がこれまで軍縮において果たしてきた歴史的な役割というのは非常に大きいと思います。 今、岸田委員おっしゃったように、これが失効しかねないという状況になっているのは大変残念なことでありますが、このINF全廃条約によって義務を課されてきた米ロ以外の国がミサイルの開発を進めているという現実もございます。 日本としては、INF全廃条約がもし失効してしまえば、それにかわる新たな、今度はマルチの枠組みをしっかりとつくれるように、世界の中で声を上げ、努力をしてまいりたいというふうに考えております。
○河野国務大臣 一般に言う平和条約は、主として、戦争状態の終結、それに伴う領土問題の解決及び戦争賠償等に係る問題の解決等に関する事項を含むものであると承知しております。
【次の発言】 通告がございませんでしたので、議事録を見ておりませんので、お答えのしようがございません。
【次の発言】 金杉アジア大洋州局長から、金敬翰在京韓国大使次官公使を招致し、申し入れたところでございます。
この後、韓国側がどのような対応をするかまだわかりませんが、こうした問題に鑑み、誠意を持った対応をされるというふうに期待をしております。
【次の発言】 まず、日本海について申し上げましたら、日本海は国際的に確立したただ……
○河野国務大臣 韓国の国内情勢について評価する立場にございませんが、今般の文喜相議長の発言は甚だしく無礼であり、また、同議長はその後も同じ趣旨の発言を繰り返しておりまして、極めて遺憾でございます。
これまでに、韓国側にはこの件で五回ほど抗議、謝罪と撤回を申入れをしております。現時点で、謝罪や撤回に応じるとの反応があるわけではございませんが、我が国の厳しい立場を累次にわたり韓国に伝達してきており、韓国側から誠意ある対応があるものと期待をし、注視していきたいと思っております。
【次の発言】 御指摘をいただきました、例えばサハリンと北方領土を結ぶ光ファイバー回線のような、北方領土における、第三国の……
○河野国務大臣 まず、アフリカの支援についてお尋ねがございました。 もともとの目標が、ODA百億ドル、その他民間投資及び金融機関による融資が百六十億ドル、さらなる積み上げが四十億、合計して三百億ドルということを目標としておりましたが、現時点で、ODAが約九十六億ドル、民間投資、融資その他を合計して六十九億ドル、約百六十億ドルにとどまっております。 それから、安倍総理の支援金額の表明は、単純に合計すれば五十四兆三千八百七十一億円となりますが、これはODA以外の民間資金も含まれ、また、この中にはさまざまな重複があるということを申し添えておきます。
○河野国務大臣 ミュンヘンの安保会議に続きまして、近く、政府特別代表間同士の交渉を行わせます。その後、ラブロフ外務大臣が来日をして三回目の交渉をしようというところまで決まっておりますので、粛々と交渉を進めていきたいと思います。
また、INF全廃条約には日本は入っておりませんので、何ら義務を負っておりませんので、条約違反ということにはいずれの場合でもならないわけでございます。
【次の発言】 旧朝鮮半島出身労働者をめぐる問題につきましては、現在に至るまで、韓国政府が日韓請求権協定違反の状況を是正する具体的な措置をとっておりません。
委員おっしゃいましたように、原告側による差押えの動きが進んでい……
○河野国務大臣 ヨルダンのアブドラ国王は、もう国王として既に十回訪日をされている大変な親日家でいらっしゃいますし、日本とイスラエル、パレスチナ、そしてヨルダン、四カ国でやってきましたジェリコの工業団地を始め、日本の中東政策の中で、ヨルダンというのは日本のパートナーと言ってよろしいかと思います。 また、中東のさまざまな場面で大変強いリーダーシップをとられている。今回も、シリア難民を、国王のリーダーシップでヨルダンが大変な数を受け入れて支えてくださっているということを考えても、日本のパートナーであり、中東でのリーダーと申し上げてよろしいかと思います。 そのアブドラ国王、ことし、即位の礼で訪問を……
○河野国務大臣 昭和五十年、一九七五年五月の航空管制に係る日米合同委員会合意が、米軍がその航空管制業務など空域を管理していることの法的根拠、法律上の根拠などを記している日米合同委員会関連の文書に当たるものと認識をしております。
【次の発言】 日米地位協定の側面について申し上げますと、そもそも、昭和二十七年、一九五二年に作成されました日米行政協定第六条において、全ての非軍用及び軍用の航空交通管理及び通信の体系は、緊密に協調して発展を図るものとされ、この協調及び整合を図るための必要な手続及びそれに対するその後の変更は、両国の当局間の取決めによって定める旨、規定をされておりました。
これを受けて、……
○河野国務大臣 天皇陛下が文喜相国会議長と御面会になったという記録はございません。この議長の一連の発言は甚だしく不適切だというふうに考えております。
恐らく国内ではこのようなことを信ずる方はいらっしゃらないと思いますが、海外でそのようなことがないように、政府としては、必要に応じてきちんと対処してまいりたいと思います。
【次の発言】 昨年一年間で、日韓の間の人の往来は一千万人を超えました。韓国側から日本に来られる方は七百万人を超えたんだろうと思いますし、日本側も、数的には少ないわけですけれども、伸び率は非常に高くなっているのが現実でございますので、人と人との交流をしっかり続けることによって、お……
○河野国務大臣 一月二十九日に基本合意が行われまして、羽田新経路が横田空域を通過する、通過空域においても日本側が管制を行うということなどについて合意をいたしました。
【次の発言】 基本合意そのものにつきましては、中に米軍の運用に関する情報が含まれておりますから、公表することは差し控えることになります。
【次の発言】 基本合意の中でそういう切り分けができるのかどうか、私もまだ見ておりませんので、一概にお答えすることは今の時点でできません。
【次の発言】 我が国は、一九八八年ごろからこのMFOに財政支援を行っており、高い評価をいただいております。
二〇一五年秋ごろ以降、累次、司令部要員の派遣につ……
○河野国務大臣 おはようございます。 防衛大臣の河野太郎でございます。 本日は、西銘委員長を始め、理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。 我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化しつつある中、格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増しております。 朝鮮半島を見ると、北朝鮮が我が国全域を射程におさめる弾道ミサイルを数百発保有、実戦配備している状況に変わりはなく、米朝首脳会談後の現在もなお、その核・ミサイル能力に本質的な変化は生じていません。また、北朝鮮は本年五月以降、短距離弾道ミサイル等を相次いで発射しており、弾道ミサイルを含め、関連技術の……
○河野国務大臣 おはようございます。ありがとうございます。
日本をめぐる安全保障環境が非常に目まぐるしく変わろうとしている中、また、厳しい状況の中で先々のことをやはり防衛省としても考えていかなければいけないということで、中長期的な視野に立った提言を学識経験者からいただきたいということで、若手と言っていいかどうかわかりませんが、新進気鋭の方々のお知恵をおかりしたいということで、いろいろ考えた末にこの三人にお願いをしたということでございます。
【次の発言】 中東における我が国に関係する船舶の安全確保というのが一番大きな目標であります。そのために、日本がこれまで続けてきている外交努力を続ける、ある……
○河野国務大臣 法律案の提案理由説明の前に、昨晩の私の発言で不快な思いをした方々におわびを申し上げたいと思います。 自衛隊の諸君が、たび重なる台風などの災害のため、災害派遣の要請を受けまして、全力で今業務に当たっているところでございます。 自衛隊の隊員諸君が、被災者の皆様にしっかりと寄り添い、士気高く業務を遂行できるように、私としても、気をしっかりと引き締めて、隊員の健康管理、あるいは、災害派遣中の隊員の処遇の中で改善を要するものについてはしっかりとそれを実現してまいりたいと思っております。また、そういう趣旨での発言でございました。 御不快な思いをされた方に、改めておわびを申し上げたいと……
○河野国務大臣 昨今の台風、豪雨等でお亡くなりになられた方々、そしてその御遺族の方々に深く哀悼の意を表します。また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。 先般の私の発言によって不快な思いをされた方々、特に被災者の方々や被災地において大変な御苦労をされている多くの皆様に、改めておわびを申し上げます。 防衛省・自衛隊としては、引き続き被災者の方々にしっかりと寄り添いながら、全力で業務に当たっていく所存です。私としても、防衛大臣として改めてその職責の重さに思いをいたし、職務に邁進してまいる所存です。 また、たび重なる自然災害に対し、自衛隊の隊員諸君は士気高く任務に従事しております。防衛……
○河野国務大臣 十月三十一日未明に発生いたしました首里城の火災に際しては、沖縄県那覇市にございます第十五旅団司令部の隊員が沖縄県に対して延焼状況や煙の状況、消防当局の対応に係る情報収集を行いましたが、自衛隊に対する災害派遣要請が発出されなかったことなどに鑑みて、災害派遣の判断には至りませんでした。
沖縄県との間では、引き続き、自衛隊が有する災害対応能力に係る情報の共有や災害時の対応に係る意見交換を実施し、連携を深めてまいりたいと思っているところでございます。
【次の発言】 米軍の施設・区域の共同使用につきましては、これまでも、2プラス2共同発表や新ガイドラインにもあるとおり、より緊密な運用調……
○河野国務大臣 中東の平和と安定は、我が国を含む国際社会の平和と安定にとって極めて重要でありまして、この中東地域での緊張緩和、情勢の安定化、これは、日本にとっても非常に関心のあるところでございます。我が国はこれまでも外交的な努力をしっかりと続けてまいりました。 また、この中東、特にペルシャ湾、ホルムズ海峡というのは、主要な世界のエネルギーの供給元になっているわけでございまして、この海洋の航行の安全を確保するというのは非常に重要なことでございます。さまざま、航行の安全対策というのも強化してきたところでございます。 その上で政府としては、この航行の安全の対策あるいは外交努力を継続しながら、情報……
○河野国務大臣 おはようございます。 昨年十二月二十七日、国家安全保障会議及び閣議において決定した「中東地域における日本関係船舶の安全確保に関する政府の取組について」に関し、防衛大臣として御報告申し上げます。 世界における主要なエネルギー供給源である中東地域の平和と安定は、我が国を含む国際社会の平和と繁栄にとって極めて重要であり、同地域において日本関係船舶の航行の安全を確保することは非常に重要です。特に、我が国は原油輸入の約九割を中東地域に依存しています。 今般の政府の取組は、このように重要な地域の平和と安定及び日本関係船舶の安全の確保のため、我が国独自の取組として、中東の緊張緩和と情勢……
○河野国務大臣 部隊の体制を申し上げることにつきましては、自衛隊の情報収集能力あるいは運用といった手のうちをさらけ出すことになりますので、控えておりますが、ミサイル防衛については万全を期しております。
【次の発言】 北朝鮮のミサイル技術が格段に進歩している、そういうふうに認識をしております。
【次の発言】 そのように見られるということでございます。
【次の発言】 我が方のミサイル防衛の能力をつまびらかにすることは、手のうちをさらし出すことになりますので、控えたいと思います。
【次の発言】 我が方の能力をつまびらかにすることは差し控えます。
○河野国務大臣 防衛大臣の河野太郎でございます。 本日は、西銘委員長を始め、理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。 我が国を取り巻く安全保障環境は、厳しさと不確実性を増しております。 北朝鮮は、昨年五月以降、二十発を超える弾道ミサイルを相次いで発射するなど、その軍事動向は我が国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威です。また、手法を巧妙化させながら、瀬取りを含む違法な海上活動を継続しております。 中国は、透明性を欠いたまま国防費を増加させ、軍事力を広範かつ急速に強化し、周辺海空域等における活動を拡大、活発化させております。尖閣諸島周辺においては、中国の公船が我が国領海……
○河野国務大臣 令和二年度予算におきまして、サイバー防衛隊の拡充を図るべく、定員を二百二十名から約二百九十名に増員をすることを考えております。 また、このサイバー人材の確保、育成につきましては、部内の教育に加えまして、国内外への教育機関への留学、民間企業による研修、そうしたことをやるつもりにしております。 また、令和二年度は、サイバーの知識、技能を競うコンテストを開催するなど、部外の高度な人材を積極的に活用してまいりたいというふうに考えているところでございます。 そのほか、システムネットワークの充実、AIなどの最新技術の活用を含め、サイバー関連経費として二百五十六億円、令和二年度予算に計……
○河野国務大臣 日米間では、米軍人が米軍施設・区域において我が国に入国する場合を除きまして、日本当局が検疫を実施するということになっているわけでございます。米軍施設・区域において米軍人等が入国する場合は米側の検疫手続によることになりますが、こうした感染症が発見された場合には、直ちに日本の保健所に通報が行われるとともに、日米の当局間で対応を適宜協議するということになっております。 また、在日米軍の中でも、この感染症の対応が今厳しく行われているところでございまして、日本外から入ってくることに対して、適切に隔離、その他の手続が行われていると承知をしております。 また、新型コロナウイルスへの対応の……
○河野国務大臣 今中期防におきましては、中期防期間末の常備自衛官の定数につきまして、陸上自衛隊はおおむね十五万一千人程度、海上及び航空自衛隊は平成三十年度末の水準をめどとすることとしております。 真に実効的な防衛力の整備のため、既存の予算、人員の配分に固執することなく、資源を柔軟かつ重点的に配分して、効果的に防衛力を強化するということとされているわけでございます。 これを踏まえまして、令和二年度予算においては、老朽装備の用途廃止に伴う部隊の縮小、同一機能の集約化に伴う既存部隊の廃止、部外委託による業務の見直しなどを進めることによって、全自衛隊で定数を見直し、宇宙、サイバー、電磁波といった新……
○河野国務大臣 二〇一七年ですか、北朝鮮が盛んにミサイルを発射し、北朝鮮の撃ったミサイルが日本を飛び越えていく、そういう時期がございました。そのときに、北朝鮮のミサイルから国土を防衛する、そういう議論の中でイージス・アショアを配備をする、その配備に当たっては、国土全体を守るために秋田県並びに山口県に配備をするのが防護範囲の観点から一番望ましいということで、このイージス・アショアのプロジェクトが動き出したわけでございます。いまだに北朝鮮は日本を射程に入れる弾道ミサイルを多数持っておりますので、その判断については正しかったというふうに思っております。 この配備を進めるに当たりまして、山口県のむつ……
○河野国務大臣 近年、空からの脅威というのは非常に多様化、複雑化しております。 一部の国では極超音速滑空兵器というような新しい兵器の開発が行われている。これは、非常に速い速度で低い高度、しかも機動性を持って飛んでくる、迎撃がこれまでの弾道ミサイルと比べてしづらい、そういうものでございます。また、一般論として申し上げれば、同じ弾道ミサイルであっても、一どきに大量の弾道ミサイルというものが発射されれば、迎撃できないものが出てくる可能性は大きくなるわけでございます。 こうした新しい空からの脅威にいかにして対抗し、我が国の国民の平和な暮らしを守っていくか、与党の御議論も踏まえながら、防衛省としてし……
○河野国務大臣 まだ交渉が始まっているわけではございませんけれども、この日本周辺の安全保障環境、大変厳しい状況になっております。在日米軍の安定した駐留が、日本の防衛、安全保障のために、そしてこの地域の平和と安定のために欠かせない、そういう状況の中でございます。 また、そうはいいながらも、日本の財政状況、極めて厳しいわけでございますので、そうしたことを考えながら、適切に交渉してまいりたいと考えております。
○河野国務大臣 現状で、不測の事態が起こり得るような状況ではないというふうに思っておりますが、万が一そのような事態が起きたときには、迅速な閣議手続によりまして、内閣総理大臣の承認を得て、私が海上警備行動の発令を行うということになります。 その際に、公海上で日本船籍に対する侵害行為が発生した場合、海上警備行動が発令された自衛隊部隊は、侵害の程度に応じて、武器の使用を伴わない措置をとることが可能になります。 また、自衛隊法第九十三条第一項において準用する警察官職務執行法第七条に基づき、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器の使用が認められる、そういうことになります。国際法上も、これを……
○河野国務大臣 令和元年度の予算編成後に生じました事案として、例えば、予算成立後、昨年五月以降、北朝鮮は二十発以上の弾道ミサイルの発射を繰り返し、また、ロシアの爆撃機による南大東島、八丈島における二度にわたる領空侵犯、中ロの爆撃機による我が国周辺での初めての共同哨戒飛行などが起こりました。また、自衛隊の活動を必要とする自然災害が相次いで発生している。そうしたことが事案に当たります。
【次の発言】 一見、緩和しているように見えるかもしれませんが、北朝鮮が核開発、あるいはミサイル開発を続けているということは事実でございます。
また、北東アジアをめぐる安全保障環境は、中国がこの十年間でも軍事予算を……
○河野国務大臣 総理の答弁にもありましたように、情報収集活動に関してはペルシャ湾とホルムズ海峡は対象から外れておりますが、海上警備行動について、どこか特定の海域を外しているということはございません。 ただ、今委員からもお話がありましたように、ホルムズ海峡というのは他国の領域でございますので、ここで海上警備行動をやるというのは、それこそ沿岸国の了解でもない限りはできないということになります。 理論上、ペルシャ湾で何か起きたときに海上警備行動が発令されて、そこで海上警備行動が行われるということは排除されるものではございませんが、オマーン湾からペルシャ湾まで距離があって時間がかかる、そうしたこと……
○河野国務大臣 IMSCには日本は加わりませんから、IMSCがどの海域でどういうような行動をするかというのを申し上げる立場にはございません。
日本の自衛隊がオマーン湾で情報収集を行いますが、これは、そこを航行している船舶の情報を一般的に収集するものであって、船舶の種類あるいは船舶の国籍、何か特定のものを排除するということは考えておりません。
【次の発言】 データリンクというのは、取得した情報を艦船等にリアルタイムで情報共有するシステムで、探知した目標に関する位置情報などを共有することができるシステムでございますが、今般の情報収集活動は、あくまで我が国独自の取組として行うことから、我が国周辺海……
○河野国務大臣 海兵隊は、司令部、陸上部隊、航空部隊及び後方支援部隊の四つが統合し、その即応性、機動性を発揮することから、この四つが地理的に近傍に所在し、事態発生に対し迅速な初動対応を行うことができる体制を確保していることが極めて重要です。 したがって、そもそも訓練のみが海兵隊の航空部隊が沖縄に駐留する理由ではありませんが、訓練に関しても、機動性、即応性といった海兵隊の特性を維持していくためには、四つの構成要素が相互に近傍に配備され、平素から合同で効率的、効果的に訓練を実施する必要があります。 また、MV22オスプレイのパイロットは、操縦に必要な訓練を米本土で行い、沖縄に配属された後、沖縄……
○河野国務大臣 報道は承知をしております。
服務規律違反の疑いがございますので、二月四日付で護衛艦隊司令部付に異動をさせました。
現在、海上自衛隊の方で事実関係を調査しているところでございます。
【次の発言】 何らかの方法で御報告させていただきます。
【次の発言】 どのように調査するかというのは難しい問題かもしれませんが、このようなことがほかにないように、きちんと確認をしたいと思います。
○河野国務大臣 ありがとうございます。 昨日ちょうど、愛知、岐阜でこの豚熱の災害派遣に行っていた第一〇師団を表彰したばかりでございます。 最近は、この豚熱の対応ですとか、あるいは台風十五号、十九号の対応で、これまでのような人命救助や給水支援だけでなく、道路の啓開あるいは倒木の除去といった役割が、自衛隊に求められる役割が広がってきているというのも事実でございます。 災害が発生した場合には、やはり自律的に活動できる自衛隊が、当初、最大限の態勢で出ていくというのは、これは今後も必要だと思っておりますので、そういう体制をしっかり維持できるようにしていきたいというふうに思っております。 ただ一方……
○河野国務大臣 現時点においても、米国、イラン双方ともに、これ以上のエスカレーションを回避したい意向を明確にしている、その情勢に変わりはないと認識しております。
【次の発言】 アメリカとイランの間である程度の緊張関係があるというのはそのとおりだと思いますが、両方とも、恐らく国内向けにさまざまな発言を指導者がされておりますが、両国とも、これ以上事態のエスカレーションは避けたいという認識であるというふうに私は思っております。
【次の発言】 今回の自衛隊の護衛艦が情報収集する海域は、委員おっしゃったとおり、オマーン湾、アラビア海北部が情報収集の海域となります。
海上警備行動が発令された際にどこかの……
○河野国務大臣 御指摘の事案につきまして、この一等海佐は報道された内容の大筋について認める供述をしており、引き続き事実関係の細部についての確認をしているところでございます。 このような行為は、自衛隊法上の義務に著しく違反するものでありまして、自衛隊に対する国民の信頼を大きく損なうことで、大変申しわけなく思っております。こうしたことが……(辻元委員「今の事実関係、事実関係」と呼ぶ)事実関係。 本人の供述によれば、平成二十二年二月ごろから本件が発覚するまでの間、妻の名義を利用して無店舗型性風俗特殊営業の届出を提出した上で、インターネット上にホームページを開設し、兼業の申請を行うことなく、みずか……
○河野国務大臣 馬毛島の取得につきましては、我が国の南西地域を守るための拠点として自衛隊施設を整備する、その施設を米軍の空母艦載機の着陸訓練を行う施設として活用すること、この二つの大きな意義がございます。 これまで、与那国、宮古島及び奄美大島に警備部隊等の配備を行ってきましたが、島嶼部において陸海空自衛隊の統合訓練を行い得る拠点、整備、補給等の後方支援を行い得る拠点は限定的でございます。このような観点から、馬毛島に自衛隊の訓練拠点、緊急時の活動拠点を整備することは、我が国の防衛上、極めて重要な課題です。 また、米軍の空母艦載機の着陸訓練の施設の確保は、日米同盟を維持強化する上で不可欠な取組……
○河野国務大臣 昨年の大規模な災害派遣を見ても、この気候変動というのは防衛省・自衛隊にとっても非常に大きなファクターになっているというのは間違いない。そういう中で、防衛省・自衛隊としても、みずから何ができるかということで、再エネ比率の引上げということを始めました。 委員おっしゃるように、排出係数までは今回見ておりませんが、再エネ比率三〇%の電力をどれだけ調達できるかということで、六百件を超える今入札をやっております。そのうち百件を超えるところで、二月の十四日の時点で、三十五の施設で再エネ電力を導入し、そのうち二十一件では三〇%再エネという電力を導入することになると思います。現時点で四千二百万……
○河野国務大臣 中国とはさまざまな懸案事項を抱えているわけでございますが、隣国でございますから、そこは話合いを続けていくということが大事なんだろうと思っております。 習近平国家主席の国賓での訪日が予定をされているところでございますが、その一方で、委員から御指摘のありますように、尖閣諸島周辺での海域、ここの領海侵犯、あるいは接続水域への入域、これが非常に高い頻度で繰り返されている、あるいは自衛隊の戦闘機も中国の飛行機に対するスクランブル、緊急発進が極めて多い、そういう状況にある中で、果たして、日本国民が国家主席の訪日を喜んで迎える、そういう環境がつくれるだろうかという問題提起をいたしました。中……
○河野国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、与党側からこの予算審議の張りつきを申し出て、おとといの段階で、私、質問通告がなかったものですから、張りつきを外せませんかということを与党理事にお願いをしましたら、その場で、だめ、こう言われてしまいまして、せめて交渉ぐらいしてくれてもいいのになと思った次第でございますが、誤解を生むということはそのとおりでございますので、そこは誤解を生まないようにしっかり訂正したいと思います。
○河野国務大臣 お尋ねの調査の状況につきましては、当事者でございます森田哲哉一等海佐が供述した、兼業の申請を行うことなく実質的に風俗経営を行い、収入を得ていたことなどについて、海上幕僚監部を中心に事実関係の細部を引き続き調査しているところでございます。懲戒処分のための手続がまとまり次第、処分したいと思っております。 これまでに森田一等海佐が供述した内容からは、不適切に風俗業を営業していたことが自衛隊法第五十八条の品位を保つ義務違反に、課業時間中に営業活動を行っていた行為が同法第六十条の職務に専念する義務違反に、兼業の申請をせずに営業を行っていた行為が同法第六十二条及び同法第六十三条に基づく兼……
○河野国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し述べます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 沖縄の振興については、本土復帰以降、社会資本整備や各種産業振興策によって、入域観光客数や就業者数が増加するなど着実に成果を上げてきました。しかし、全国最下位の一人当たり県民所得や、特に若年層の高い失業率を始めとした課題がなお存在しています。 一方で、沖縄は、東アジアの中心に位置する地理的特性や、日本一高い出生率といった優位性、潜在力を有しています。これらを生かし、引き続き、沖縄振興策を国家戦略として総合的、積極的に推進してまいります。 令和三年度の沖縄振……
○河野国務大臣 規制改革を担当する内閣府特命担当大臣、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 規制改革は、菅内閣の一丁目一番地です。 国民からの期待も大きい分野です。行政の縦割りや前例主義を打破して、既得権益にとらわれずに、できるものから進めてまいります。これまで以上にスピード感を持って、大胆に改革を行います。 行政改革は、政策効果を向上させ、政府に対する国民の信頼を得るために重要な取組であり、行政事業レビューやEBPMの推進などに引き続き取り組んでまいります。 国家公務員制度については、人事院勧告を踏まえた給与改定を実施するための法律案の早期成立に……
○河野国務大臣 行政における認め印というのは、ほぼ今回全廃をいたします。認め印がなくなるわけでございますから、印章業に何らかの影響が出る、そういうときに、判こに何か新しい価値を見出すことができないかということは、私、考えております。例えば、判こを使って何かメッセージを出す、そういうことに使えるのではないか。そういうことで、判こを使って一番インパクトのあるメッセージは何だということで出したわけでございます。 しっかりとその意図が伝わらなかったことについてはおわびを申し上げたいと思いますが、この判この文化というのは、私も、色紙を頼まれたときに、落款を使ったり、いろいろなものを使っておりますので、……
○河野国務大臣 今お話がありましたこの定款の認証制度につきましては、縦割り一一〇番にも多数の意見が寄せられておりますので、規制改革部門として、これはしっかり取り上げて、見ていかなければいかぬというふうに思っているところでございます。
【次の発言】 先日、鎌倉の判こ屋さんからも判こを頂戴をいたしましたが、認め印が要らないという改革には御賛同いただいております。
皆さん、判こ文化を引き続き伝承するために頑張っていらっしゃると認識しております。
【次の発言】 一万五千ありました国の行政手続の中で、八十三を除いて全て、認め印でございますが、廃止をいたします。残された八十三につきましては、印鑑証明が必……
○河野国務大臣 公務員の処遇を適正に保ちながら国民の御理解を得るためには、やはり民間準拠というのがいい手法なのではないかと思います。
経済対策については経済政策で行うというのがやはりあるべき姿なんだろうと思っております。
【次の発言】 自衛隊、定員割れの状況になっている、これはゆゆしきことだと思っております。私のときも、SNSの発信を強化するなどして自衛隊に入ってくれる年齢層へのリーチを強めていこうということを考えておりました。
任命権者におかれては、それぞれしっかり対応してもらいたいと思います。
【次の発言】 長時間労働の是正というのがまず第一歩だと思っておりますけれども、おっしゃるよう……
○河野国務大臣 全省庁による一括採用というのは、これは一案だと思います。これまでもそうしたことが提唱されてまいりました。 ただ、問題は、私は霞が関で農業をやりたいとか外交官になりたいという本人の希望もあるわけですし、昨今の行政にはかなり高度な専門性も求められる、その相反するものをどう調整していくかというのは極めて重要だと思います。 また、人事評価についても、考えなければいけない部分というのは多々あるというふうに思っております。特に、今、下村委員おっしゃったような、予算を最大限効率化して最大の効果を上げるというものをどう評価していくかというのは極めて重要だと思っております。 ただ、一番大き……
○河野国務大臣 政府が支出している五千の全ての事業が行革の対象になります。学術会議もその一つです。
【次の発言】 国民に押印を求めている行政手続が約一万五千ありますが、そのうち八十五残したいという回答が今省庁から来ております。そのうち八十四は印鑑証明を求めているもの、あるいは銀行などの登録印でございまして、もう一つ、それ以外の印がございます。今、それについて精査をしているところでございます。
また、行政内部の手続で押印を求めているもの、これが法律に基づいて、法令に基づいて求めている三百七でしたかのうち二百四十八は見直した又は見直す方向、残りは官印あるいは契約書などの印でございまして、これにつ……
○河野国務大臣 霞が関の長時間労働が問題になっているのは事実でございます。立法府にもそうしたことに御理解を賜れれば幸いでございます。
○河野国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信を申し述べます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 沖縄の振興については、本土復帰以降の各種振興策によって、入域観光客数や就業者数が増加するなど着実に成果を上げてきました。しかし、全国最下位の一人当たり県民所得を始めとした課題がなお存在しています。 一方で、沖縄は、東アジアの中心に位置する地理的特性や、日本一高い出生率といった優位性、潜在力を有しています。 これらを生かし、引き続き、沖縄振興策を国家戦略として総合的、積極的に推進するため、令和三年度沖縄振興予算については、厳しい財政状況の下ですが、総額三千十億円……
○河野国務大臣 今回の法の成立、関係者の長きにわたる御努力の結果と改めて敬意を表したいと思います。これから関係機関で様々な検討が行われると承知をしておりますので、法の所期の目的が達成されることを大いに期待をしていきたいと思います。 今回のワクチン接種でも、例えば、小笠原の接種については東海大の望星丸に大変お世話になりました。また、鹿児島の十島村も、フェリーにワクチン用の冷凍庫を積んで、お医者さん、看護師さんと一緒に十島村の島々を回る、これを二回やっていただく。そういうことを考えると、この病院船が様々な機会に果たす役割は決して少なくないというふうに思っております。 そういう意味で、今後の関係……
○河野国務大臣 ただいま御決議のありました規制改革につきましては、御趣旨を踏まえ、テレワークなどを含めたデジタル化に対応した、規制、制度の見直しを進めてまいります。現在、規制改革推進会議において、国民、企業の円滑な活動を妨げかねない押印原則、対面原則、書面原則などの速やかかつ徹底的な点検、見直しについて議論を深めていただいており、来月までには答申をいただける予定です。今般の決議の御趣旨も踏まえ、必要な規制改革を進めてまいります。
○河野国務大臣 まだ合意内容について公開していいという先方の了解を得ておりませんので公にすることは差し控えますけれども、先方から九月末までに総理の要請した追加分の供給についてお約束をいただいた、そういうことでございます。
【次の発言】 今回のワクチン接種の期間は来年の二月ということになっておりますので、それまでにしっかり接種をしていきたいと考えております。
【次の発言】 九月の末までに、ファイザー社あるいはその他のワクチンを含め、その他のワクチンは承認が前提でございますが、接種の対象になっている国民全員に必要な接種が行える回数を確保する、そういうめどが立ったということでございます。
○河野国務大臣 規制改革を担当する内閣府特命担当大臣、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 規制改革は、国民からの期待が大きい分野です。行政の縦割りや前例主義を打破して、既得権益にとらわれずに、できるものから進めてまいります。書面、押印、対面主義の見直しなど、デジタル化への対応を始めとした改革にこれまで以上にスピード感を持って大胆に取り組みます。 行政改革は、政策効果を向上させ、政府に対する国民の信頼を得るために重要な取組であり、行政事業レビューやEBPMの推進等に引き続き取り組んでまいります。 国家公務員については、新型コロナウイルス感染症対策に万……
○河野国務大臣 おはようございます。 縦割り一一〇番の中でも、再生可能エネルギーに関する規制改革に強い要望がございました。また、それ以外の世論調査を見ましても、企業あるいは個人から、規制改革の必要性の高いもの、常に、再生可能エネルギーに関する規制改革は上位に来ております。そういうこともありまして、この規制改革の、再生可能エネルギーに関する規制改革を推進するためのタスクフォースを立ち上げたところでございます。これは、菅総理の二〇五〇年カーボンニュートラルという意思表明もございましたので、更にそのニーズは高まっていると考えております。 このタスクフォースが取り上げる課題の順番その他につきまして……
○河野国務大臣 何とかしたいと思っております。最初からいきなりはできませんが、今委員がおっしゃったように、そこのところは何とかしなきゃいかぬという問題意識を持って開発しておりますし、スタートではできなくても、どこかの段階でそういうことができないかというのは常に頭に置いて開発しているところです。
【次の発言】 昨日の夕方五時の時点で、四百四十五の施設で十万七千五百五十八人、接種が終わりました。
御指摘いただきましたアナフィラキシーは、アナフィラキシーとして報告されている事例が現在のところ十七件ございまして、これは確かに、欧米のこれまでのファイザー製のワクチンに関するアナフィラキシーの状況と比べ……
○河野国務大臣 おかげさまで、当初の予定どおりにタブレットを今自治体に送付をしているところでございます。受け取った自治体で、恐らく四分の三ぐらいログインをしていただいているのではないかと思っております。
四月の十二日の高齢者接種からしっかりこれを使っていただけるように、動画のマニュアルなどもしっかりと共同してつくり、これの配信も始まるところでございますので、十二日には間に合ってスタートできると思っております。
【次の発言】 V―SYSにつきましては、基本型と連携型の移行の問題とか、様々、都道府県あるいは自治体からいただいている御要請に応えられるように作業を進めているところで、厚労省はしっかり……
○河野国務大臣 正確に申し上げますと、先行接種というのは、医療従事者の中で、まず手を挙げていただいた四万人、このうちの二万人に健康観察をしていただく。その次が医療従事者の優先接種でございます。それから高齢者、月曜日からスタートをさせていただきました。 高齢者に関して申し上げると、今週、来週、四月の二十六日の週、それぞれ、様々なシステムのテストですとか、あるいは様々な接種会場で、ファイザーのワクチンの解凍、希釈、こういうものがうまくいくのかどうか、あるいは、予診その他にどれぐらいの時間がかかるかというのをテストをしていただいて、五月には毎週一千万回分ずつぐらいファイザーから入ってまいりますので……
○河野国務大臣 この電話会談のセットに関わっておりませんので、何とも申し上げられません。
ファイザーのCEOはニューヨークにいらっしゃって、総理はワシントンに訪問ですから、そもそも対面は成り立たないんだと思いますが、それ以上のことは分かりません。
【次の発言】 申し上げましたように、この件に関わっておりませんので、何とも申し上げられません。
【次の発言】 一月以降、ファイザーと私が交渉しております。
この電話会談については存じ上げません。
【次の発言】 先ほど申し上げたとおりです。
【次の発言】 ファイザー社及びほかの会社のワクチンを入れて、九月末までに全員分の供給ができるということでござ……
○河野国務大臣 将来にわたり国民に行政サービスを安定的に提供する、あるいは公務員の専門的な知識、知見を次の代にしっかり伝えるということからも、採用を継続するというのは非常に大事なことであります。 一口に公務員といっても、その中には様々な専門家の集団があるわけで、その専門家の集団ごとに次の世代にいろいろなものを受け継いでいかなければならないということから、安定した新規採用というのはこの法案後も続けていく必要があると思いますし、定年の引上げ期間中に、調整をしなければいけないときに、一時的にそこで定員を増やすということは、これは当然やっていかなければいけないことだろうと思っております。
○河野国務大臣 この委員会でも度々申し上げておりますように、ワクチン接種は、これはもう市区町村がやることでございます。例えば、鹿児島県の十島村は、恐らく今日の午後には一般の方を含め全ての村民の方の一回目の接種が終わります。そういうことですから、自治体によってこれはいろいろな差が出てまいります。
【次の発言】 申し上げましたように、一番早いところは、例えば沖縄の津堅島、久高島はもう既に一般の方の接種をやっていただいておりますので、もう既に自治体によって一般の方の接種が始まっているところは幾つもございます。
【次の発言】 済みません、厚労省が来ておるかどうか分かりませんけれども、これは厚労省が専門……
○河野国務大臣 三千六百万人に打っていただくわけですから、これは一日では打てません。一週間でも打てません。恐らく、七月の第一週ぐらいまで一回目の接種をお待ちいただかなければならないわけですから、そこは気長にお待ちいただかなければなりません。
【次の発言】 必要なら何回でも申し上げますが、ワクチンを一日で三千六百万人打てないということは、多くの国民の皆様に御理解をいただけると思います。
【次の発言】 コールセンターの回線数とか、あるいはネットで予約を取るときの容量を見ると、これは、大勢の方が殺到すればパンクをするというのが見えている自治体が多かったものですから、それを避けるためには、例えば、最初……
○河野国務大臣 医療従事者は、最初に四百八十万人と数字が上がってきております。この医療従事者四百八十万人が二回打てる分のワクチンは、既にそれぞれの都道府県に送付をしております。この四百八十万の中には、例えば高齢者の健康体操のボランティアみたいな方までこの数字の中に入っておりますので、四百八十万人全員が二回終わるというよりは、コロナの治療に当たってくださっている、あるいはコロナのワクチン接種に携わってくださっているような医療従事者になるべく優先的に接種をしてくださいというお願いをしているところでございます。 幾つかの都道府県では、この配分に問題が生じていて、遅れが出ているということが分かってま……
○河野国務大臣 日ごとに目標値があるわけではございませんから、想定と比べてどうなのかというのはなかなかお答えしづらいわけでございますが、七月末までに高齢者の二回接種が終わるように、今、難しいと言っている自治体をしっかりバックアップをしているところでございます。
【次の発言】 特にいつ百万回になるかというのを想定しているものはございませんが、ワクチンの供給につきましては、六月末までに高齢者に二回打っていただく分の供給がそれぞれの自治体にできることになっております。
そのために、今、個別の、かかりつけのお医者さんの個別接種を一件でも多く増やしていただいて、また、十件打っているところには二十件、週……
○河野国務大臣 ワクチン接種は恐らく課題が大きく三つあると思っております。 最初は、ワクチンをとにかく確保しなければいかぬということで、当初はファイザーを四月末までに千二百万回という話でございましたが、これは交渉して、四月末までに恐らく二千八百万回分ぐらい入れられたと思います。ワクチンを早く下さいというお願いをすると同時に、EUにこの輸出承認を確実に出してねという交渉もやらなければいけなかったというのがこれまでのところでございますが、EUの輸出承認は非常に順調に出ておりますし、モデルナも承認をされましたので、ワクチンの確保、供給というところは少し一段落したかなと思っております。 その次が、……
○河野国務大臣 接種体制をここまで強化してきてくださった自治体あるいは医療関係の皆様には、いろいろと御迷惑をかけておりまして、おわびを申し上げたいと思います。 ファイザー社のワクチンにつきましては、四月から六月にかけて一億回、七月から九月にかけて七千万回、十月から十二月にかけて二千万回という予定で日本に輸入されるということになっておりまして、現時点でそのとおりに入ってくることになっております。 七千万回を自治体に配付をするわけでございますが、およそ一日に八十万回分全国で打てるという量になると思います。現在、職域接種が一日二十万回行われておりますので、それとこの配付分の八十万回を足しても百万……
○河野国務大臣 ワクチンにつきましては、九月の末までに、ファイザー、モデルナ合わせて二億二千万回が順調にいけば供給される予定になっておりますので、接種を希望する国民の皆様の二回の接種、この量で完了することができると思っております。ですから、今、十月から十一月にかけて、希望する国民の皆様へのワクチン接種を完了したいというふうに思っております。 足下のワクチン接種、六月の二十日過ぎからコンスタントにほぼ毎日百三十万回を超え、七月の六日、七日あたりでは百四十万回、それにVRSに入っていない職域接種が二十万回ぐらい上乗せをされて、一日当たりの接種量が百六十万回近くになっておりまして、このままいくと、……
○河野国務大臣 VRSにつきましては、ブースター接種への対応を含め、今、IT室で今後の改善について検討しているところでございます。V―SYSに関しましても、この使い勝手をよくする改善というのが当然次のラウンドに向けては必要になってくるというふうに考えております。 ワクチンの供給につきましては、九月末までに、希望する国民の皆様が全て二回接種できるのに十分な量の供給が九月末までに行われることになります。来年のブースターに関して申し上げれば、ファイザー、モデルナ、いずれも、今年二回接種された方が来年ブースターが打てるのに十分な量のワクチンについて供給を確保したところでございます。 国産のワクチン……
○河野国務大臣 はい。 現在、まだワクチンの供給スケジュールが決まっておりませんが、できる限り二月の下旬から、医療従事者を対象に、ワクチンの接種を始めていきたいと思っております。 一月二十七日に川崎で、実際にどれぐらいの時間がかかるのか、どれぐらいの体制が必要なのか、まずテストでシミュレーションをやってみたいと思います。そうした結果を速やかに自治体にお知らせをし、また、供給スケジュールが決まり次第、自治体に速やかにお知らせをすることにして、自治体、医師会、その他官民の関係者の皆さん、連携をして、しっかり体制を組んでまいりたいと思っております。
○河野国務大臣 どうお答えをしていいのかよく分かりませんけれども、少なくとも、ワクチンの接種に向けて、国民の皆様にしっかりとワクチンをお届けをする、そのためにまず当面頑張っていきたいと思っております。
国会議員が一週間に一回PCRを受けたらいいかどうか。これは立法府のことでございますので、各会派で是非御協議をいただきたいと思います。
【次の発言】 これは、厚労大臣の下で接種の順位というのは決まっておりまして、恐らく総理は高齢者の枠に入るんだろうと思いますが、済みません。私と田村さんはその枠には入りません。
ただ、本当に国民の皆様が、いや、打ちたいんだけれども誰か先にという気持ちが多くて、足……
○河野国務大臣 おっしゃるように、ワクチンの接種につきましては、官邸にホームページを立ち上げ、また、ツイッターのアカウントでも情報発信をしているところでございますが、最初に接種を受けていただきます高齢者の皆様には、やはりテレビなどの媒体が有効なんだろうと思います。現在、テレビCM、テレビコマーシャルについても検討しているところでございます。 御高齢の方がよく見てくださるテレビ、新聞といった媒体に効果や副反応の正確な情報を提供できるようにしっかり努めてまいりたい、国民の皆様に正確な情報をいち早くお届けできるように最大限努力してまいりたいと思います。
○河野国務大臣 玉城知事とは、昨日でしたか、電話で少しお話をさせていただきました。
沖縄もそうですし、それ以外にも非常に人口の小さい離島もございますので、そこら辺は柔軟にやることも検討しなければいけないと思っております。なるべく早めに決断をして、お知らせできるようにしていきたいと考えております。
【次の発言】 高齢者の接種の日程はまだ確定しておりません。現在、ワクチンの供給スケジュールを確定すべく努力をしているところでございます。
【次の発言】 それは、確率的に全くないかと言われれば、一〇〇%そんなことはないとは言えませんが、現時点では四月の一日以降になりますが、四月にスタートできるように交……
○河野国務大臣 今回なぜこういう事態が生じたか、根本的な要因分析をしっかりやることが大事だと思っております。これは経産大臣の下でそうした要因分析が引き続き行われると思っております。 今回、こうした事態が起きた、その中には、やはり電力の自由化による市場がまだまだ未成熟である、そういうタスクフォースの委員の認識を私も共有しているものでございますので、しっかりとした要因分析は行われ、電力市場が日本でも成熟していく、経産大臣の下で今後様々な議論が行われると承知をしておりますが、規制改革の視点から、私もそれをしっかりと注視していきたいと思っております。
○河野国務大臣 ワクチンに関する政策決定は、これは厚労大臣である田村大臣が担当されます。私は、このワクチンのロジとリスクコミュニケーションの部分を担当いたします。
【次の発言】 確保の状況に変更はございませんが、EUの透明化メカニズムが入ったことによって、現時点では、EUから出てくるワクチン一便ごとに承認を取る、そういう状況になっております。
【次の発言】 副反応情報につきましては、PMDAに情報が寄せられ、それを審議会で評価した後に、速やかに公表してまいりたいと思っております。
【次の発言】 橋本大臣から答弁ありましたように、ワクチンの接種に必要な医師、看護師等には影響を及ぼさないということ……
○河野国務大臣 今回、ファイザー社製の新型コロナウイルス感染症へのワクチンが承認をされました。国が有効性、安全性を審査をし、ベネフィットがリスクを上回る、そういうことで承認が行われたわけでございますので、しっかりと政府として情報発信に努めてまいりたいと思います。 委員おっしゃったように、官邸のホームページにワクチンに関する特設サイトを立ち上げました。ここを窓口として、必要ならば、厚生省のホームページにもリンクを張って、詳しい情報にアクセスできるようにいたしております。また、ワクチンに関する官邸の新しいアカウントをツイッター用に取得をして、正確な情報をいち早く発信できるようにいたしました。また……
○河野国務大臣 自治体において接種体制を確保していただくための費用は、厚生労働省に一括して計上しております。
厚労省とそこは連携をしてやってまいりますが、いずれにしろ、接種に係る費用は国が負担をいたしますので、自治体には安心してやっていただきたいと思います。
【次の発言】 ワクチンの情報を国民の皆様に広く知っていただくために、入口として官邸にウェブサイトを設けさせていただきました。必要に応じて、更に詳しい情報が必要な方には、厚労省のホームページにリンクを張って詳しい情報を見ていただけるというふうに思っております。
そういう意味で、一番国民の皆様に分かりやすい入口として、官邸のホームページを……
○河野国務大臣 限られた財源の中で質の高い行政を行っていくためには、やはりエビデンスに基づいた政策というのがしっかり行われる必要があると思います。 個々のデータをいかに取っていくか、いろいろな制約があるのかもしれませんけれども、データが取れませんといってそれで終わりにしたのでは政策の評価ができませんので、引き続き、個々の政策がどのように結果に反映されたのか、データをしっかりと見極めながらEBPMを進めてまいりたいと思っております。
○河野国務大臣 二十二日に、知事会、市長会、町村会から、この三千六百万人の高齢者接種、非常に大規模になるので、いろいろなことを、配送ですとかシステムですとかあるいは予診、そうしたことを一つずつ確認しながら着実に進めてほしい、そういう御要請をいただいたところでございます。 まず最初は、都道府県に一箱、百九十五バイアルを送りをいたします。東京、神奈川、大阪には二箱参りますが、それをそれぞれの都道府県で指定をしていただいて、十二日からスタートしていただくことになります。 高齢者接種がスタートしたからといって、その三千六百万人の高齢者全てが直ちに打てるわけではございません。それは物理的にも不可能で……
○河野国務大臣 ファイザー社との交渉で、四月の二十六日の週には全国の市区町村に少なくとも一箱ずつは送り出せる、そういう供給ができると思っております。その後、五月、六月で、高齢者二回分の接種量を送り出すだけのワクチンを確保することができるというふうに考えておりますので、自治体にはそうしたスケジュールに合わせて体制を組んでいっていただきたいというふうに考えているところでございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
四月の十二日から接種が始まりますけれども、数がかなり、各都道府県、限定的でございますので、その場合には、もうそこで打たれる方、ある程度特定されて接種券が送られるというふうに思っ……
○河野国務大臣 総理から、七月末までに、それぞれの自治体が接種を完了するようにという御指示ございました。 自治体が心配しているのは二つありまして、一つは、供給のスケジュールが示されるかどうか。これは、既に、六月末までに、それぞれの自治体の高齢者人口掛ける二のワクチンを二週間ごとにどれだけ供給するかというスケジュールを自治体にお示しをいたしました。恐らく多くの自治体が、ゴールデンウィーク明けましたので、接種を本格化させると思います。 また、打ち手の数を増やしていくために、医療従事者に対して追加の財政的支援ということも認めていただきました。また、コロナワクチンの接種に関しては、看護師さんの派遣……
○河野国務大臣 おはようございます。 公正取引委員会に関する事務を担当する大臣として、御挨拶を申し上げます。 公正取引委員会による厳正かつ実効性のある独占禁止法の運用が確保されるよう、公正取引委員会の体制について、質的、量的な充実を図ることに努めます。 公正取引委員会は、カルテルや入札談合を厳しく取り締まることはもとより、下請法違反行為や優越的地位の濫用行為等の取締りを強化するとともに、これらの行為を未然に防止します。独占禁止法、下請法の執行強化の取組を進めることも重要であり、また、迅速かつ的確な企業結合審査も重要です。これに加え、特に透明性、公正性を確保する必要性の高いデジタルプラット……
○河野国務大臣 消費者及び食品安全担当大臣として、御挨拶を申し上げます。 消費者行政の司令塔として、関係省庁と連携し、スピード感を持って、施策の推進に取り組んでまいります。 霊感商法等の悪質商法や悪質な寄附による被害者の救済に万全を尽くすとともに、今後同様の被害を生じさせないための制度的措置が必要です。 本年十月に取りまとめられた霊感商法等の悪質商法への対策検討会の報告書を踏まえ、相談対応の充実や消費者教育を推進するとともに、被害の発生を予防し、救済を容易にするために必要な法制度の整備を行います。 生活に身近な商品の値上がりが続いています。生活関連物資の価格が著しく上昇する場合などへの……
○河野国務大臣 おはようございます。 消費者庁が開催をいたしました検討会では、取消権の要件が現在の消費者契約法では厳し過ぎる、それから、俗にマインドコントロールと言われている期間のことを考えると取消権の行使期間が短過ぎる、それから、消費者契約法の対象にならない寄附で被害が出ているのではないか、そうした問題提起がなされているところでございますので、取消権の対象を拡大する、あるいは行使期間を延長する、こういうことを少しやっていかなければならないのではないかと思っております。 また、献金などの悪質な被害の救済という観点からの新法の検討も行っているところでございます。 また、法律を改正するという……
○河野国務大臣 ただいま議題となりました消費者契約法及び独立行政法人国民生活センター法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。 社会経済情勢の変化等に対応して、消費者の利益の擁護を更に図るため、消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示を取り消すことができる範囲を拡大するとともに、取消権の行使期間を伸長する等の措置を講ずるほか、独立行政法人国民生活センターの業務として適格消費者団体が行う差止め請求関係業務の円滑な実施のために必要な援助を行う業務を追加する等の措置を講ずる必要があるため、この法律案を提出した次第です。 次に、この法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。……
○河野国務大臣 政府案で特に問題ないと思います。
【次の発言】 旧統一教会問題に関しましては、被害者の救済とその再発防止を図ることが急務であるということから、できる限り速やかに法案としてまとめました。もちろん、御本人も被害に遭っている、その救済が必要なケースというのは多々あると思います。
【次の発言】 単に必要とするだけですと、厄払いなど一般的に許容されている宗教活動にまで対象が広がってしまいかねないということから、こういう文言にしたものでございます。
【次の発言】 配慮義務の違反に関しては、政府案では行政措置の対象にはしておりませんが、個別事案の行政措置の発動に要する期間は、それぞれの事案の……
○河野国務大臣 禁止行為の対象とする場合、命令等の行政処分あるいは刑事罰が適用されることにもなりますから、現行の日本の法体系に照らせば、要件の明確性が必要となってまいります。 新法において、禁止行為の規定は、法人が何をしてはならないのかを明確に認識できるようにするために、また、取消権の規定は、それが十全に機能するものとなるために、法人等の行為の類型を可能な限り客観的に、かつ明確なものとして規定をいたしました。 第三条の配慮義務にあります、自由な意思の抑圧、あるいは適切な判断をすることが困難な状態、生活の維持を困難にする、これらはいずれも、勧誘によってもたらされる個人の側の結果としての状態で……
○河野国務大臣 おはようございます。 デジタル大臣、デジタル改革、食品安全を担当する内閣府特命担当大臣、国家公務員制度担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 デジタル庁が発足し、約一年が経過しました。デジタル庁は、デジタル社会実現の司令塔として、引き続き、社会全体のデジタル化を強力に牽引していきます。 マイナンバーカードについては、健康保険証との一体化など利便性を向上してまいります。あわせて、公金受取口座制度の利用によって、国民にとって利便性が高く迅速な給付支給ができるよう取り組んでまいります。 また、地方公共団体の基幹業務システムについて、二〇二五年度までのガバメントクラウドを活……
○河野国務大臣 統一教会とのおつき合いはございませんが、週刊誌で、十八年前に私の事務所から祝辞が一件出されているという御指摘はいただいております。
【次の発言】 特定の給付についてではなく、今後、政府が行う政策に関して何か給付をするような場合、あるいは、これまで紙のクーポンを使っていたような政策をやる場合は、デジタル庁から各府省に対して、今後は、紙ではなく、電子的にデジタル技術を用いて政策を実行してほしいということをこれまで申し上げているところでございまして、今後とも、まずは電子で考える、電子でできるものをやってもらう、そういうことを強力に進めてまいりたいというふうに思っております。
その際……
○河野国務大臣 人事院から要望等ございましたら、真摯に対応してまいりたいと思います。
【次の発言】 まだでございます。
【次の発言】 要望を精査しまして、柔軟に対応してまいりたいと思います。
【次の発言】 これまでも必要な増員等を行ってきておりますので、しっかりとその方針に沿ってやってまいりたいと思います。
【次の発言】 霞が関の公務員が俗に言うサービス残業をかなりやっていたのは事実でございまして、それは好ましくないということで、きちんと残業時間を把握して、超過勤務に対して手当を満額支払うということにいたしました。今年度は、昨年と比べて二三%ぐらい、七十七億円でしたか、増の四百三億円を計上して……
○河野国務大臣 私の学生時代を振り返ってみますと、パソコンがなかった時代で、タイプライターで論文を書いておりましたが、今、うちの息子、大学の論文を書くのに、何か、Pythonでプログラムを組んで、必要なデータを集めてみたいな、全く違う次元のことを大学生がやっている。そういう中で、本当に人生百年時代、大学を出たときのスキルで最後まで走り切れるかというと、これはなかなか難しいんだろうと思います。 赤澤委員おっしゃるように、やはり、これは全ての、およそ全ての国民の皆様に、必要な技術を人生の中で何回か習得をしていただく、そういう機会を設けると同時に、なるべくそういう努力をしていただく必要があるんだろ……
○河野国務大臣 マイナ保険証にすることで、就職、転職、退職のときに保険証を切り替える必要がなくなります。 また、御本人の同意があれば、特定健診情報、薬剤情報をお医者さんあるいは薬剤師さんと共有をする、そうしたことで医療の質を高めることができるようになります。また、将来的には、医療DXを進めることで、電子カルテの情報のような医療情報を共有をすることができたり、あるいは、診察券や予防接種の接種券、こうしたものもマイナンバーカードに一元化するということで利便性も高まってまいります。 マイナ保険証によって、医療の質をしっかりと上げ、また利便性を高められるように、これからきちんと説明をしてまいりたい……
○河野国務大臣 保険証の廃止を二〇二四年の秋とゴールを示すことによって、様々な御意見をいただいております。今お寄せいただいている御懸念や不安を一つ一つ丁寧にクリアをして、御理解をいただいて、ゴールを目指していきたいと思っております。
保険証につきましては、もう既にマイナンバーカードと一体化が進んでおります。
【次の発言】 免許証については、これから一体化が始まりますので、それから先のことは、その後また申し上げていきたいと思っております。
【次の発言】 そもそもマイナンバーカードには、券面に記載されている住所、氏名、生年月日、性別、それから電子証明書しか入っておりません。
また、政府の行政機……
○河野国務大臣 まず、改正法案でございますけれども、霊感商法による消費者被害の防止及び救済の実効性を高めるために、消費者契約法の取消権の対象範囲を拡大をしております。また、取消権の行使期間の伸長を講じているものでございます。
この消費者契約法で捉えられない寄附につきましては、不当な勧誘があれば取り消すことができるようにしたいと思っておりまして、法人などによる不当な寄附の勧誘を禁止をし、勧告などの行政措置を講ずることができるよう定めることを今検討しているところでございます。
【次の発言】 悪質な献金、寄附の被害者救済のための新法の検討を行っているところでございますが、まず、マインドコントロール……
○河野国務大臣 霊感等に基づく不安をあおるような不当な勧誘をした場合には、寄附者が困惑して寄附の意思表示をしてしまった、そういう場合には意思表示を取り消すことができます。 また、不当な勧誘行為によって、長時間をかけて教義を教え込んだような事案であっても、その勧誘の経緯自体が違法だと評価される場合には、不法行為に基づく損害賠償によって救済を図る、これが適切かつ相当ではないかというふうに思っております。 また、不当な勧誘行為について、寄附者が適切な判断をすることができないような状況に置くことがないようにという法人の配慮義務を今検討しておりまして、さらに、不法行為に基づいて損害賠償請求をする、そ……
○河野国務大臣 法人格のない団体も当然含まれます。
【次の発言】 政府として、将来に向けて不当な寄附の勧誘による被害を繰り返さないために、被害救済、再発防止のための寄附適正化の仕組みを構築するべく準備をしているところでございます。
新法案では、現行の日本の法体系の中で許される限り、最大限、禁止行為や取消権の対象とする方向で検討しております。
具体的には、社会的に許容し難い悪質な寄附の勧誘行為を禁止するとともに、不適切な勧誘行為を受け、困惑した中で行われた寄附の意思表示には瑕疵があることから、寄附者を保護するため取消しを認めるという考え方に基づいて条文の整理を行っているところでございます。
……
○河野国務大臣 おはようございます。 公正取引委員会に関する事務を担当する大臣として、御挨拶を申し上げます。 公正取引委員会による厳正かつ実効性のある独占禁止法の運用が確保されるよう、公正取引委員会の体制について、質的、量的な充実を図ることに努めます。 公正取引委員会は、カルテル、入札談合や優越的地位の濫用行為を始めとした独占禁止法違反行為及び下請法違反行為を取り締まるとともに、これらの行為を未然に防止します。独占禁止法、下請法の執行強化の取組を進めることや、迅速かつ的確な企業結合審査も重要です。これに加え、特に透明性、公正性を確保する必要性の高いデジタルプラットフォームをめぐる取引分野……
○河野国務大臣 適切な対応を取りたいと思います。
【次の発言】 繰り返しになりますが、適切な対応を取ります。
【次の発言】 予算や権限を背景としない民間人の行うことについて何か規制をするというのは、慎重でなければならぬと思います。
○河野国務大臣 ただいま御決議のありました国土交通省OBによる民間企業への人事介入問題につきましては、五月二十六日に、内閣人事局から各府省に対し、各府省等幹部による再就職のあっせんの有無等などについて各府省で確認するよう要請したところです。 今後とも、再就職等規制の遵守の徹底を図り、公務の公正性やそれに対する国民の信頼の確保に努めてまいります。
○河野国務大臣 消費者及び食品安全担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 まず、今国会に提出しました景品表示法一部改正法案について申し上げます。 本法律案は、事業者の自主的な取組を促進し迅速に不当表示を是正するため、確約手続を導入するとともに、違反行為に対する抑止力を強化するため、課徴金制度の見直しや罰則規定の拡充を行うことで、景品表示法の対応力を高めるものです。是非とも今国会にて成立させていただきたく、委員各位の御理解、御協力をお願い申し上げます。 また、事業者の広告であるにもかかわらず、一般消費者が事業者の広告であると分からないものについて、対応を強化してまいります。 次に、昨……
○河野国務大臣 この新法の行政措置、罰則に係る規定につきましては、これまでも申し上げておりますように、四月一日の施行を目指して準備を進めております。 本日の八時半公表の官報で、この運用を担う寄附勧誘対策室を消費者政策課に四月一日付で設置するということを掲載しておりますが、担当の参事官、室長及び室員十名、合計十二名の体制で発足をさせます。 この対策室は、三つのルートから情報を幅広く収集することとしておりまして、一つは消費生活センターに寄せられた相談情報。二つ目に、四月一日に消費者庁のウェブサイトに、法人などによる寄附の不当な勧誘と考えられる行為に関する情報の提供を受け付けるウェブフォーム、こ……
○河野国務大臣 おはようございます。 御指摘の不当寄附勧誘防止法第六条第一項の「著しい支障が生じていると明らかに認められる場合」の考え方につきまして、参議院での修正案の提出者の御答弁では、明らかに認められる場合というのは、要件を客観的に認めることができる場合を指すと考えており、例えば、当該法人等の勧誘行為について配慮義務違反を認定して不法行為の成立を認めた裁判例が存在する場合がこれに該当すると考えているとされ、あるいは、例えば、寄附の勧誘を受ける個人の権利が侵害されたことを認定した判決があるなど、著しい支障が生じていることが客観的に明らかになっている場合などを念頭に置いているとされており、こ……
○河野国務大臣 ありがとうございます。 やはりデジタル化がここまで進みますと、情報リテラシーとか情報モラルというものを消費者にもしっかり身につけていただく必要があるんだろうと思います。 おっしゃるように、やはり中学生、高校生、あるいは小学生まで遡らなきゃいけないのかもしれませんが、若い方に、どうネットとつき合うか、あるいはどうネットの悪いことに巻き込まれないかというところと、高齢者のところに、やはりそこの二つの層に、ある程度フォーカスをしなきゃいけないなというふうに思っております。 委員おっしゃったように、割と役所は、何か総花的に情報発信をしたくなるんですが、消費者庁のリソースにも限りが……
○河野国務大臣 九六年の十月二十日に当選して、前回の総選挙の前に二十五周年のお祝いをしていただきましたが、持ち時間三分という質疑は初めてでございまして、ちょっとどう答弁していいのか、ややびびっておりますが。 高利、高配当をうたって勧誘して、過去に大規模な消費者被害を発生させた販売預託商法などについては、これはもう法改正で原則禁止とさせていただいたところでございます。 特商法の規制対象であります連鎖販売取引及び業務提供誘引販売、こういう利益誘引性を伴う類型について、合理的な根拠がないにもかかわらず、勧誘の際に確実になどと告げることは、これは不実告知として特定商取引法の禁止行為としておりまして……
○河野国務大臣 おはようございます。 国家公務員制度担当大臣、食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 国家公務員制度については、優秀な人材を確保できるよう、長時間労働を是正し、テレワークを当たり前の働き方とするなどの働き方改革を進め、職員が職務を通じて成長実感を得られるようにするとともに、効果的、効率的な体制づくりを進めます。立法府におかれましても、政府の働き方改革に御理解を賜りますようお願い申し上げます。 食品安全については、国民の健康の保護を最優先に、食品の安全性の確保のため、科学的知見に基づき、客観的かつ中立公正に食品健康影響評価を行います。また、評……
○河野国務大臣 国家公務員制度担当大臣として、やはり霞が関の働き方改革を進めて、有為な人材を霞が関に集めていかなければならないと思っております。 マネジメントの改革も大事ですが、やはり業務の効率化、デジタル化、これも進めなければならないと思っておりまして、AIの導入というのは積極的に考えていきたいというふうに思っております。 ただ、フィードするデータがどういうふうに取り扱われるのか、それから、今のチャットGPTも、適当に、いいかげんな答えが返ってきて、河野太郎さんは一九七一年生まれと、どこからそんなのが出てきたんだみたいなのが返ってきて、私も驚いたりということがありますので、やはり取扱いに……
○河野国務大臣 様々使っております。
【次の発言】 個人的なことなので差し控えます。
【次の発言】 AIは、大量の情報を効率的に処理をすることができるという観点から、霞が関公務員の働き方改革に資するところは多々あるんだろうと思っておりまして、内閣人事局では、デジタル庁の支援を受けながら、各省でどういうことに人工知能を活用すれば働き方改革に資するかという、ハッカソンみたいなものをやりたいというふうに思っております。
ただ、これはすぐにできるかというと、先ほど官房長官からも御答弁ありましたように、機密の情報の取扱い、あるいは情報の、どこでどう処理をされるか、様々まだ課題がありますので、それを一つ……
○河野国務大臣 国家公務員法第百六条の二、再就職等規制の趣旨は、予算や権限を背景とした現役職員による再就職のあっせん等の不適切な行為を禁止することで、公務の公正性や、それに対する国民の信頼を確保することであります。 一方、こうした不適切な行為をしっかりと規制した上で、法令に違反することなく再就職し、個人の能力や経験を活用して社会に貢献することは意味があると考えております。 この不適切な行為の規制と社会における人材の有効活用の両立を図るため、特定の団体などへの再就職を一律に禁止するのではなく、国家公務員法において、各省庁による再就職あっせんの禁止などの厳格な規制を設け、第三者機関である再就職……
○河野国務大臣 予算や権限を背景とした再就職のあっせんとか、あるいは公務員のOBの口利きというのは、これはやめなきゃいかぬし、これはいかぬと思います。 ただ、そういう不適切な行為をしっかりと規制をし、法令違反がなければ、能力、経験のある人が社会でその能力、経験を生かすというのは、これは大事なことだと思います。だから、大阪府でも令和三年度、百四十九人が人事監察委員会の承認を受けて天下りをしているわけです。 だから、政府としては、まず、在職中に利害関係企業に求職活動をしてはいかぬとか、省庁が再就職のあっせんをしてはいかぬ、こういう行為規制をやるとともに、離職後二年間はきちんと再就職の届出をして……
○河野国務大臣 データ流通、しかも国境を越えたデータ流通が非常に重要だというのは、だんだん、各国、共通認識があると思います。 今委員からお話がありましたように、ヨーロッパはプライバシーを重視するGDPRというルールを確立しておりますが、アメリカはデータの流通の自由を重視する。全くヨーロッパとアメリカが方向が違っている中で、米欧で二人で議論をしても、どっちかが勝つとどっちかが負けたということになって、なかなか議論が進まない。その中で、日本がそこの間に入っていって、しっかり国際的な方向性を決めていくというところに対する期待感はあると思います。 ヨーロッパとアメリカがすぐに同じルールにするという……
○河野国務大臣 新法を国会で成立させていただきましたので、行政措置あるいは罰則に関する部分は公布から一年以内に施行ということになっております。なるべく早くそこの部分を施行させたいと思いまして、四月一日に施行できるよう、準備をするように消費者庁に指示をしたところでございます。この四月一日からの法の施行の状況を受けて、この法律について足らざるところがあるかどうか、しっかり検討していきたいというふうに思っております。
【次の発言】 消費者の立場に立ってみれば、食べたいもの、好きなものを、安心して、リーズナブルな価格で食べられる、これが一番いいんだというふうに思います。
食料自給率をどうするか、これ……
○河野国務大臣 ありがとうございます。 おっしゃるとおり、これからは利便性の向上が非常に大事になってまいります。 マイナンバーカードを保険証代わりに使っていただくことができるようになりました。医療費、薬剤情報、あるいは通院の履歴、特定健診の情報、こうしたものの閲覧もできる。 また、ふるさと納税、これもオンラインで完結するようになりました。そして、来週の月曜日、二月六日からは引っ越しサービス、これが始まりますので、転出届はオンラインで完結し、転入予約もできるようになります。さらに、これは自治体で、図書館カードですとか、あるいは公共施設の鍵代わりに使っていただく。福祉タクシーの乗車券、あるい……
○河野国務大臣 所管外でございます。
【次の発言】 所管外でございます。(発言する者あり)
【次の発言】 現在、所管外でございます。
【次の発言】 所管外でございます。
【次の発言】 外交方針は所管外でございます。
【次の発言】 外交方針は所管外でございます。(発言する者あり)
【次の発言】 外交方針は所管外でございます。
【次の発言】 所管外でございます。
【次の発言】 所管外でございます。
【次の発言】 外交は所管外でございます。
【次の発言】 確認してみないと分かりませんが、過去、載っていたことはあると思います。
【次の発言】 エネルギー政策は所管外でございます。
○河野国務大臣 公共料金の改定に当たりましては、消費者基本法におきまして、消費者に与える影響などを十分に考慮するということになっております。電気の規制料金など一定の重要な案件につきましては、所管官庁が許認可を行うのに先立ちまして、所管省庁から消費者庁に協議がなされることになっております。 現在、電力会社七社から経産省に対して電気の規制料金の値上げ申請が行われておりますが、消費者に与える影響が極めて大きいことから、消費者の理解と納得を十分に得られるというのが、これは大事だと思います。 料金水準が検討されている託送料金、これは正式な協議対象ではありませんが、この件につきましても、消費者庁から経……
○河野国務大臣 国家公務員に優秀な人材を集めるというのは大事だと思っておりますが、その中で国会対応業務というのは非常に負担が多い業務になっております。 臨時国会の調査によれば、前日の夜六時以降の質問通告というのが全体の六%ありました。自動的にそれで残業になってしまうというのは、ここは国会の御理解をいただきたいところでございまして、前々日、あるいは前々日の正午までの質問通告をいただければ、恐らく国会対応というのは随分変わってくるんだろうと思っております。 また、オンラインによる質問レク、あるいはファクスではなくメールによるコミュニケーションということができれば、大分働き方改革は変わっていくの……
○河野国務大臣 昨年の九月に、私も培養肉の研究室を視察をさせていただきました。残念ながら試食まではできませんでしたが、結構可能性はあるんだろうと思います。 委員おっしゃったように、もう既にシンガポールなどで、実際にこうした培養肉、細胞性食品が消費者にも供されているということを考えますと、消費者庁としても、様々、国際的な動向をしっかり見極めた上で、厚労省がやられる安全性に関する確認、こうしたものを経て、消費者に分かりやすいような表示というものを考えていかなければならないと思っております。 もう既に大豆ミートのようなものが、これは内閣府の食堂でももう普通に出ておりますが、こういうものが、誤解が……
○河野国務大臣 内閣人事局に対して、各府省で現在の再就職に関するルールを逸脱している例がないかどうか、あるいは人事情報が事前に外へ漏らされていることがないか、まず調査を命じているところでございます。その結果を見ながら判断をしてまいりたいというふうに思っております。 他方、OBが、予算や権限を背景とせずに、その人の能力、見識を買われて民間企業で仕事をする、これは当然のことだと思いますので、そこの境目というのは慎重に見極める必要があるというのは、そのとおりだろうと思います。
○河野国務大臣 おはようございます。 デジタル大臣、デジタル改革を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 デジタル化の恩恵を国民に実感していただくため、関係府省庁や地方公共団体、民間事業者などと連携して社会全体のデジタル化を強力に牽引していきます。 マイナンバーカードは、申請件数が九千四百万枚を超え、日本で最も普及した本人確認のためのツールとなります。健康保険証としての利用を始め、今後も、その利便性を向上してまいります。あわせて、公金受取口座登録制度によって、国民にとって利便性が高く迅速な給付金の支給ができるよう取り組んでまいります。 また、地方公共団体の基幹業務……
○河野国務大臣 質問通告ございませんですので、答弁ございません。
【次の発言】 どこの国のとは特に指定をしてございません。
デジタル庁として要求したスペックに合っているところとは全て契約をしております。
【次の発言】 ありがとうございます。
四月の二十九日、三十日、高崎でG7のデジタル・技術大臣会合を開催をいたします。
二〇一九年のダボス会議で当時の安倍首相が提唱されたDFFT、G7、G20、これまで様々な場で議論されてまいりました。今年は、いよいよ、事務局を置く国際的な枠組みというものをこのG7のデジタル大臣会合の中で提唱して、合意が得られれば首脳会談でオーソライズしていただきたいとい……
○河野国務大臣 おはようございます。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、新型コロナウイルス感染症等により、社会における抜本的なデジタル化の必要性が高まっている状況を踏まえ、デジタル社会の基盤であるマイナンバー及びマイナンバーカードの利用の推進に関する各種施策を講じ、もって国民の利便性の向上及び行政運営の効率化を図ることを目的とするものであります。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、個人番号等の利用に関する施策について……
○河野国務大臣 もちろん、ミスを起こさない、そのために様々なことを徹底する、これは当然のことだと思います。
しかし、それでも一〇〇%ということがない以上、万が一漏れても大丈夫だというレジリエンスを高めるということも、これは当然のこととしてやらなければいかぬと思います。
【次の発言】 別に、漏れて当然などということを言った覚えはございません。変な言いがかりをやめていただきたいと思います。
マイナンバーカードに対する不安がある、これは我々もよく承知をしております。その不安を払拭できるようなしっかりとした安全性に対する広報、周知に努めてまいりたいと思います。
○河野国務大臣 マイナンバーカードと健康保険証を一体化することで、医療機関、薬局を受診するときに、本人同意の上で、過去の医療、健康情報に基づいた医療を受けられるというメリットがございます。施設等に入所されている方たちに、こうしたメリットを踏まえてマイナンバーカードを活用していただきたいというふうに思っております。 健康保険証の利用を継続することは、医療機関や薬局あるいは保険者に手作業による事務負担が残ります。また、成り済ましによる受診などのリスクが残ることになります。 医療DXを実現して、安全、安心でよりよい医療を提供するだけでなく、医療保険制度の事務を効率化し、質を高めていくために、マイ……
○河野国務大臣 真偽不明の情報についての問いについてお答えするのは差し控えたいと思います。
【次の発言】 何もありません。
【次の発言】 アメリカの方針って、いろいろな人がいろいろなことを言っていると思います。
【次の発言】 そのスノーデンの警告がどうのこうのという陰謀論みたいなことは全く念頭にありません。
【次の発言】 全く当たりません。
【次の発言】 現在の計画にのっとって粛々と進めてまいります。
【次の発言】 おっしゃっている意味がよく分かりません。
【次の発言】 国と自治体の関係はおっしゃるとおりです。
【次の発言】 全くの事実誤認です。
○河野国務大臣 このデジタル臨時行政調査会、略称、デジ臨と言っておりますが、これは、デジタル改革、規制改革、行政改革、この三つを一体として実行しようということで設置をされました。 二〇二一年の十二月に、デジタル、規制、行政、それぞれの改革の共通指針として、構造改革のためのデジタル原則というものを策定をし、昨年の六月には、デジタル原則に照らした規制の一括見直し、このプランを策定をいたしました。それに沿う形で、規制、制度の一括的な見直しを進めて、昨年の末、アナログ規制を、アナログで物事をやることを求めている規制約一万につきまして、これを見直しをするための工程表というものを策定をしたところでござい……
○河野国務大臣 自治体の情報システムの標準化につきましては、三月に仕様書を確定をして、今、それに基づいてシステムの開発が進んでいるところでございます。 まだ標準、移行して、しているところがないものですから、現時点で見通しを申し上げるのは困難でございますが、この運用経費の三割削減につきましては、クラウド化することによる単純なコストの削減に加えて、技術的に推奨されるシステムの構成に見直す、そのために、サーバーの機能やリソースの適切な見直しが行われる。あるいは、ガバメントクラウド事業者が提供するマネージドサービスを利用することによる、セキュリティーやバックアップの管理が自動化されることになります。……
○河野国務大臣 今回の様々な事案、大変申し訳なく思っております。 委員おっしゃるように、人間がこの中に介在をすれば、それは確率の問題で人為的なミスというのは起こる。そのために、いかにシステムでできるだけのものを完結するかというのが大事なんだというふうに思います。 先般のマイナンバー法の改正の中で、氏名に仮名をつけて公証するということをお認めをいただきました。これまでは、漢字氏名と、例えば口座名のような仮名氏名の突き合わせができなかった、そういうこともございましたが、これは、法施行になりますと、仮名氏名同士でシステムで突き合わせをすることができるようになります。 また、年金口座を公金受取口……
○河野国務大臣 ありがとうございます。
委員御指摘のとおり、霞が関の働き方改革は非常に重要だと思っております。
今日のこの委員会でございますが、十二名、質疑者がいらっしゃいます。そのうち七名が月曜日の正午までに質問通告をいただきました。早い通告に感謝を申し上げたいと思います。残り五名のうち、三名の質疑者は前々日に通告をいただき、残る二名の質疑者は昨日の午後の定時までに通告をいただきました。
引き続き、通告の早期化に御協力をお願いをしたいと思います。
【次の発言】 マイナンバー制度、あるいはマイナンバーカード、そのほか政府が進めようとしているデジタルに関する政策、こういうことにつきまして、……
○河野国務大臣 おはようございます。 デジタル大臣、デジタル行財政改革担当大臣、デジタル田園都市国家構想担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 まず、マイナンバー情報総点検では、原則本年十一月末までの点検完了に向け、自治体などを全面的に支援し、併せて、人為的ミスによるひもづけ誤りが発生しないよう再発防止対策も徹底することで、マイナンバー制度に対する国民の信頼回復に努めてまいります。デジタル庁における個人情報保護体制の強化、組織横断的な情報共有の徹底にも取り組んでまいります。 マイナンバーカードは、保有枚数が九千万枚を超え、最も普及した本人確認のためのツールとなりました。来年秋の健康保……
○河野国務大臣 ありがとうございます。 私もかつて消費者担当大臣をやっていたときに、消費者庁の徳島移転ということがありまして、一部移転をいたしました。 ただ、このコロナ禍で、オンライン会議その他が飛躍的に、技術的にも進み、また世の中的にもそれが受け入れられるようになった今、省庁をまとめてどこかの地域に移転するというよりは、もうどこででもテレワークができるという時代になったんだろうというふうに思っております。そういうことを考えると、これから先は、霞が関に有為な人材を集めるという視点からも、あるいは地域の振興というところを考えても、いろいろな場所で省庁の職員がテレワークできるというものを進めて……
○河野国務大臣 行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、規制改革を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 行政改革は、政策効果を向上させ、政府に対する国民の信頼を得るために重要な取組であり、行政事業レビューやEBPMの推進に引き続き取り組んでまいります。 国家公務員制度については、人事院勧告を踏まえた給与改定などを実施するための法律案を今国会に提出しています。 職員が意欲と能力を最大限に発揮できる環境の整備や優秀な人材の確保のため、働き方改革や人材育成などに取り組むとともに、効果的、効率的な体制づくりを進めます。立法府におかれましても、政府の働き方改革に御理解を賜……
○河野国務大臣 政府といたしましては、人事院が行いました官民比較に基づく人事院勧告を踏まえた給与改定を行うというのが方針でございます。
【次の発言】 政府の方針は、人事院勧告に基づいた給与改定でございます。
【次の発言】 ありがとうございます。
サイバーセキュリティーに関しては、重要インフラを中心とした官民の情報共有、これをまず強化をする、それから、必要な民間への支援というものをしっかりやっていかなければいかぬというふうに思っております。
それから、通信を利用した攻撃者が悪用しているサーバーなどをしっかり検知をする、そういう能力を高めなければいかぬというふうに思っております。
それから、……
○河野国務大臣 特別職給与法につきましては、特別職の国家公務員には、内閣総理大臣や国務大臣のほかにも、会計検査院長や人事院総裁、各種委員会の委員長など様々なものがあり、官職の職務と責任に応じて多様な人材を確保するため、その給与については、従来から、一般職の国家公務員の給与との均衡を図るとともに、公務員全体の給与の体系を維持する観点から、一般職の国家公務員の給与改定に準じて改定をしてきており、賃上げの流れを止めないためにも、民間に準拠した改定を続けていくことが適切と判断し、今回の改正法案を提出したものでございます。 昨日、官房長官が総理や政務三役の今回の給与増額分を国庫返納することを発言された……
○河野国務大臣 自動運転が後れを取っているというのは厳然たる事実だと思います。その中で、我が国の規制がその遅れの原因となったというところはやはり否めないと思っておりまして、規制改革のところで、自動運転が日本でもきちんとできるように、そこは改革を進めていきたいと思っております。 それからもう一つ、事故が起きたときの法的責任がどこにあるのか、自動運転の場合はこれをどう考えるのかということについても、国交省、警察庁、経産省、あるいは法務省、保険もありますから金融庁とか、関係省庁にしっかりと議論をしていただいて、自動運転というのがやはり人手不足の中でのモビリティーの切り札だと思っておりますので、そう……
○河野国務大臣 ありがとうございます。 熊本の地震のときには、牧島さんに現地対策本部長として行っていただいたり、いろいろありがとうございました。 今回、小田原で、神奈川県小田原市の協力をいただいて、実験を行いました。 マイナンバーカードを使うことで、入所の登録も早くできますし、それと連携するアプリで、例えば様々なアレルギーであったり、薬を飲んでいるときにどういう薬を飲んでいるか、いち早く情報を収集することができます。また、それを災害対策本部その他と共有することができるということで、本当に、発災直後、様々なものを速やかに対応しなければいけないときに、デジタル技術を使うことで、対応を早く、そ……
○河野国務大臣 マイナンバーをひもづけをしている全ての機関について実態を調査しております。 マイナンバーをひもづける際にマイナンバーと確認書類を提出をしていただいている、あるいは、マイナンバーが提出されなかったときに、住所、氏名、生年月日、性別、四情報を確実に当てている、こういうところは、ひもづけ誤りが起こる余地がございませんから、対象から外しております。その結果、三百三十二の自治体と一つの労基署がデータの確認対象ということになりました。 また同時に、各省庁の省令を変更していただいて、今後、マイナンバーをひもづける際にはマイナンバーを確実に提出をしていただく、何らかの理由でマイナンバーの提……
○河野国務大臣 おっしゃるとおりだと思っております。 今、マイナンバーカードは、保有枚数ベースで九千百万枚になっておりますので、かなりインフラとして進んできたのではないかなというふうに思っております。パンデミックだけでなく災害時にも、マイナンバーカードを使って、避難所への入所登録から、様々なことをやれるようになりました。つい先日は、小田原でもそういう実験をやって、その効果が試されたところでございますので、デジタル化を進め、データ連携をきっちりやることで、いざというときにしっかりとした対応ができるようにしていきたいと思っております。 また、コロナのワクチンのときに使いましたVRS、これをしっ……
○河野国務大臣 今、日本各地で個人の移動の自由が制約されているというのは、これはもう喫緊の今の課題でございますから、数年先にどこか特定の地域で何とかということではなく、今できるものからどんどんやっていかなければいけないものだと思っておりますので、自動運転と、タクシー二種免許の規制緩和、それといわゆるライドシェアの導入、これは三本柱、セットでやってまいりたいと思います。 また、ライドシェアについて決まった定義が日本にはないというのはそのとおりでございますが、これまで国交省が申し上げてきましたライドシェアの例でございますけれども、今そういう例はほとんどなくなってきておりますので、国交省に対して規……
○河野国務大臣 各省庁で、基金シート、点検前と点検後、しっかり項立てをしてリンクを張っていただいていますから、混同することはないと思います。
【次の発言】 令和六年度から、基金も、シートではなく基金システムに入力をしてもらって、今年の九月には公表ができるようになると思います。
まずは各省庁でしっかり基金の見直しをしていただいて、九月をめどに公表したものを、今度は行革でしっかり見ていくことになると思います。
また公表いたしますので、臨時国会があれば、臨時国会で皆様からしっかり突っ込んで各省庁に質問をしていただくということもできるわけでございますので、そこは各省庁が責任を持って、九月の公表まで……
○河野国務大臣 デジタル大臣、デジタル行財政改革担当大臣、デジタル田園都市国家構想担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 マイナンバー情報総点検において判明したひもづけ誤りは既に解消するなどの対応を行っており、引き続き、ひもづけ情報の正確性確保に関する取組を推進してまいります。 本年十二月の健康保険証廃止に向け、マイナンバーカードを保有するメリットを多くの人に実感してもらえるよう、民間も含めた利用シーンの拡大を強力に進めるとともに、スマートフォンへの機能搭載についても推進し、利便性を更に高めてまいります。 事業者向け行政手続のデジタル化については、法人によるGビズIDの取得を推進する……
○河野国務大臣 千七百四十一の市町村、それに四十七都道府県、合わせて千七百八十八の自治体の三万四千五百九十二のシステムがございます。この大半は、二五年度末、二六年三月までに標準システムに移行が完了できるという見込みでございますが、システムにして約二%程度が移行困難というふうに今、我々判断をして、これは二五年度末に間に合わないということになります。 そのほかに、約一%のシステムについて、今、更に詳細を調べておりまして、それが一%ですから、全部移行困難になったとしても、全体の三万四千五百九十二の三%が二六年三月に間に合わないということになります。 委員おっしゃるように、期限よりも、やはりこれは……
○河野国務大臣 総点検の対象となりました八千二百万件、これを総点検をした結果、八千三百九十件程度の誤りが発見をされまして、これについては誤りを解消いたしました。 ひもづけ誤りの起きた原因は、本来、氏名、生年月日、性別、住所、この四情報で確認をすべきところ、氏名と生年月日のみ、この二情報で確認をしてしまった結果、同姓同名の方に誤ってひもづけをしてしまったということが原因の多数でございましたので、まずは様々なひもづけをするときにマイナンバーを提供していただく、マイナンバーを提供していただいて、それで確認をするということを原則とするように各省の省令の改正をしていただいております。 また、マイナン……
○河野国務大臣 このランキングを発表しているIMDというのは、スイスだったかのビジネススクールなんだと思います。このランキングの基になっているのは、様々な統計データと、それからもう一つは、日本の、それぞれの国の経営層へのアンケートということになっております。 今委員がおっしゃった項目は日本の経営者へのアンケートの項目でございまして、一つには日本の経営者が他国と比べて奥ゆかしいというところと、もう一つは若干マインドが後ろ向きになっているというところなんだろうと思います。 こういうランキングは、いろいろ取り沙汰されますから、順番がいいにこしたことはありませんけれども、それは経営者の回答をもっと……
○河野国務大臣 おはようございます。 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るためのデジタル社会形成基本法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、デジタルによる手続完結に加え、行政機関等が円滑なデータ連携を行い、手続において一度限りの情報提出とすること等の環境整備を行うことで、国民の利便性向上と行政運営の簡素化、効率化を図ることを目的とするものであります。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、デジタル社会形成基本法において、施策の策……
○河野国務大臣 デジタル社会の実現に向けた重点計画において、デジタル社会の目指すビジョンとして、デジタルの活用により、一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会というものを掲げております。 具体的には、人に優しいデジタル化として、徹底した国民目線でのUI、UXの改善による国民の幸せな生活の実現、誰一人取り残さない、誰一人取り残されないデジタル社会の実現のため、アクセシビリティーの確保や国民への丁寧な説明、DXによる多様なサービスの創出などによる持続的、健全な経済発展といった社会を実現をしていくことを目指しております。 こうしたビジョンの実現に向け、デジタル……
○河野国務大臣 今、マイナンバーカード保険証を持って医療機関に行かれても、残念ながらカードリーダーが使えない状況になっている医療機関がございますので、まずそこをしっかり対応することで利用率を上げていきたいというふうに思っております。
十二月二日で健康保険証の新規発行の停止、これは予定どおりしっかりやりたいと思っておりますので、今のうちからこのマイナンバーカード保険証を使っていただくことで直前での混乱というのは避けられるというふうに思っておりますので、医療機関にはしっかりお願いをしてまいりたいと思っております。
【次の発言】 現行の保険証には顔写真もございません。成り済ましが簡単にできるだけで……
○河野国務大臣 そもそも、ガバメントクラウド上のデータは、バックアップを含め、この日本国内に置いてございます。そこに保有されるデータは暗号化されておりますし、クラウド事業者はそのデータにアクセスできないように制御されておりますので、今委員がおっしゃったのは、どういうところからそういう認識になったのか、甚だ疑問でございます。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、ガバメントクラウド上のデータは米国にはございません。日本国内にございます。また、何か係争がある場合には、これは日本の裁判所で、日本の法律で係争をするということになっておりますので、アメリカの国内法が適用されることはございません。
○河野国務大臣 おはようございます。 行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、規制改革を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 行政改革は、政策効果を向上させ、政府に対する国民の信頼を得るために重要な取組であり、基金の点検、適正化を含め、行政事業レビューやEBPMの推進に引き続き取り組んでまいります。 国家公務員制度については、職員が意欲と能力を最大限に発揮できる環境の整備や優秀な人材の確保のため、働き方改革や人材育成などに取り組むとともに、効果的、効率的な体制づくりを進めます。立法府におかれましても、政府の働き方改革に御理解を賜りますようお願い申し上げます。 ……
○河野国務大臣 おはようございます。 今、日本全国、都市部、地方を問わず、なかなか移動ができない、公共交通機関を使った移動ができないという地域、時間帯が増えている、これは非常にゆゆしきことだというふうに思っております。 そういう中で、今回、日本版のライドシェアということで、まず、移動の自由ができない地域において、今までのタクシーやバスとは少し違った形での移動の手段というものの導入をしていきたいということで、まず四月一日から七十八条の三号を使った移動手段、それから、七十八条の二号ですか、交通空白地をどうするかというようなことを順次取り入れていきたいということで、まず三号の方のパブコメがスター……
○河野国務大臣 政府機関及び独立行政法人は、GSOCにおいて不審な通信を検知すると、その機関に対して通報をいたします。その件数で申し上げると、昨年の四月から九月までの半年間、政府機関は百二十五件、独立行政法人は百三十二件、そうした不審な通信の検知がございました。
また、重要インフラにつきましては、それぞれ行動計画に基づいて、インシデントを検知したときに、所管官庁を経由してNISCに報告がございます。これは、昨年一年間で合計して百三十四件を検知したことになります。
【次の発言】 検閲及び通信の秘密を守るということは、これはもう憲法にも規定をされていることでございます。そういう中で、いかにアクテ……
○河野国務大臣 この間オンラインで利用者の方々の声も聞かせていただきましたが、私自身、いろいろなところで乗って、非常に便利なサービスというふうに思っております。海外ではもうこうしたサービスが随分前から導入されていて、日本では革新的技術みたいなことで御紹介をしておりますが、ちょっと恥ずかしいなと、そういう気もあります。
○河野国務大臣 自治体にはもう住民の皆様の様々なデータがございますので、手続のたびに申請書を書いていただくというのは行政側の怠慢と言わざるを得ないんだと思います。 行政の中のデータをしっかり連携させることで、一々申請書類を書かずとも、本人確認の上で、一つの窓口で手続が完結できる、窓口DXというサービスを、ガバメントクラウド上にデジタル庁として今載せております。これを御利用いただくときには、SaaSを導入する前に自治体の業務の見直しをしていただく必要がございますので、まずは、こうした窓口SaaSを導入をしたいという自治体にアドバイザーを派遣をして、業務の見直しをやっていただいた上でSaaSを導……
○河野国務大臣 タクシーの供給不足につきましては、国土交通省が取りまとめた輸送実績報告書によると、担い手であるタクシー運転手が十五年間で四〇%以上減少しているというデータがあり、活力ある地方を創る首長の会アンケートでは、百名以上の首長が回答し、住民及び観光客等は現在の地域公共交通サービスに不満を感じていると回答した首長の割合が全体の約九五%、また、規制改革推進会議のワーキンググループにおいて自治体の首長から話を伺ったところ、タクシーの供給不足について相次いで指摘を受けました。 今、日本全体で、人間が移動できない、交通手段が制約されている。非常に重要な問題であり、病院に行かなければならない御高……
○河野国務大臣 今、政府としましては、GSOCによる政府機関を始めとする二十四時間の継続的な監視を行っているところでございます。ただ、どれだけ努力をいたしましても、未知の脆弱性をつくゼロデイ攻撃のようなものは、これはなかなか防ぎようがないというのが正直なところでございまして、ゼロリスクというものがないというのが現実のところでございます。 ただ、その中でも、安全保障戦略の中に記載しているように、欧米主要国と同等あるいはそれ以上の水準をきちんと誇れるような、そういうものを目指して努力を続けてまいりたいというふうに思っております。
○河野国務大臣 デジタル化することで様々なデータの透明性が向上する、これはそのとおりでございまして、私も、今回のこうしたことを受けて、政治資金のデジタル化に取り組みたいと思っておりますが、残念ながら、今、総務省の解釈では、政治資金規正法で、政府に届出を出された以上のデジタル化をする権限がないということでございますので、各党各会派で御議論をいただいて政治資金規正法を改正いただければ、デジタル庁としても、この政治資金のデジタル化に向けて必要な対応を取ってまいりたいと思います。
【次の発言】 申し上げているように、何らかのけじめは必要だと思いますが、その中身については、これは党で議論する話で、政府で……
○河野(太)小委員 委員長、三人の参考人の方にそれぞれ一連の質問をさせていただきたいのですが、お答えによって次の質問が多少変わるところがありますので短い質問を幾つか繰り返したいと思うのですが、よろしゅうございますでしょうか。
【次の発言】 それでは、まずネルソン参考人にお伺いをします。
アメリカというのは大変に広い国でございますから、北の方の涼しいところと南の方の暖かいところと、つくっている大豆の品種がまず違うと思います。ラウンドアップあるいはラウンドアップ・レディーという遺伝子組み換え大豆が日本でも認められましたけれども、これを実際にアメリカでつくるときに、北の方でつくるラウンドアップ・レ……
○河野(太)小委員 自由民主党の河野太郎でございます。幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 まず、工藤参考人と有田参考人に、いろいろと御努力をいただいておりますが、遺伝子組み換えの原料を使っていないという証明をどういう方法で、どこで、どなたがやられているのか。仕入れ先がやっているということであれば、その仕入れ先の証明が正しいということをどのように確認をされているのかということを教えていただきたいと思います。 それから、これは四人の参考人、皆さんにお伺いをしたいのですが、この問題について厚生省あるいは農水省からこれまでに何らかの働きかけ、お話、圧力その他がもしあれば、どんなことがあっ……
○河野(太)小委員 自民党の河野太郎でございます。
片桐参考人に、もう少し個別具体的に、生協でどのような商品について表示をされているのか、どのような表示をされているのか。また、その寿示をするための具体的な手続はどういうような形で行われているのか。少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 その使っているかもしれないというものの範囲、すべてとおっしゃいましたが、例えば、大豆が遺伝子組み換えであるならば、その油についてはされるのか、豆腐についてされるのか。あるいは、もし今度のトマトが認可された場合に、トマトケチャップ、トマトビューレ、トマトジュース、すべてにわたって表示をされるのか……
○河野(太)小委員 自由民主党の河野太郎でございます。 きょうは、わざわざ参考人として御出席ありがとうございます。何点か質問をさせていただきたいと思います。 まず、アメリカ連邦食品薬品化粧品法についてでございますが、実は先週、ワシントンの農務省、アメリカの農務省に行っておりましてこの話をしておりましたが、全く表示はしていないというのが農務省側の説明で、もしこのFFDCAというものにこういう定義があるのならば、当然その旨の表示があってしかるべきなのだろう。この確認をしたいと思いますので、このFFDCAの条文その他、もしわかれば、ぜひ小委員会あてにお知らせをいただきたいということです。 それ……
○河野(太)小委員 この小委員会が設置されまして今日まで、参考人のお話を伺うことを含め何度かの会合を持ちましたが、そろそろ議論をある程度集約していく方向で動いていかなければいかぬのではないかと思っております。まだ、例えばEuの情報をとるための参考人招致その他、予定されているところは残ってはおりますが、今まではどちらかといいますと、議論をするというよりも、情報を集め、やや拡散的な活動であったのではないか。 そこで、もし小委員の皆様の御了承をいただければ、こうした論点で今後議論をしていってはどうかという提案を持ってまいりましたので、差し支えなければそれを配付させていただいて、少し説明をさせていた……
○河野(太)分科員 河野太郎でございます。
本国会で外務委員会に配属になりました。本日は外務省に幾つかの御質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
まず最初に、現在懸案事項になっておりますペルー事件でございますが、ペルー事件への対応で、本省及び現地で、今一体一日当たりどれぐらいの経費がかかっているのか、あるいはその内訳並びに発生から今日までの合計金額がどのようになっているのか、お伺いをさせていただきたいと思います。
【次の発言】 金額的には幾らぐらいになりますでしょうか。
【次の発言】 来年度の予算の中でペルー事件に関連した経費はどのように取り扱うのかをお聞か……
○河野(太)小委員 議事に使うために、今御説明いただいたぺーパ一の写しを委員に配付をしていただきたいのですが、いかがでございましょうか。(発言する者あり)
【次の発言】 二日目の二十七日ですか、十一時から昼食を挟んで三時まで、実質二時間ということでございますが、御説明のありましたように、例えば、カナダとEUが定義に関して共同で修正案をつくっているとか、かなり、この現場ではない、この会議中でないところでいろいろな作業が行われたような印象があるのですが、この二十七日の二時間の議論のほかに、どういう場でどんな作業が行われ、それに日本政府が、代表団がどれに出席して、どういう旨の発言あるいは作業に加わっ……
○河野(太)小委員 本日提出をいただきました厚生省、農水省の資料を見ますと、例えば農水省は、一ページ目に「表示を行う商品の範囲」として、「厚生省のガイドラインにより安全性の確認を受けた遺伝子組換え農産物」という記述がございます。それから、厚生省の方の資料を見ますと二ページ目に、「遺伝子が組み換わるという点において、従来の品種改良品と同様である。これらの食品は安全性評価指針への適合を確認している。」 今政府で議論されているものは、すべて厚生省の安全性評価指針への適合を確認しているということが前提になって議論が進められておりますが、現実的には、この安全性評価指針への適合確認というのはオプションで……
○河野(太)小委員 自民党の河野太郎でございます。 三点質問させていただきたいと思います。 一つは、別紙一の分類の整理のところでございますが、コーンスターチはたんぱく質が残存している食品になっておりますが、大豆油その他油に関しては除去、分解等されている食品というふうになっております。伺いますと、コーンスターチというものには〇・三五%以下のたんぱく質といいますか、DNAというのでしょうか、これが精製の過程で混在している、それが検出されるということなんだろうと思いますが、油について、そうしますと、DNAが混在して、これが検出されるということがあり得るのか。あるいは、将来的に検出の感度が上がって……
○河野(太)小委員 今の藤田先生の御意見に私も賛成でございます。 この本日添付いただきました第三条の三項を見ますと、「一定の混入の可能性は否定できず、」とございますが、その一定の可能性というのは一%なのか五%なのか一〇%なのか、いや、きちっとハンドリングしていれば半分入ってもそれはしようがないんだということにもとられかねないと思いますので、このところは、このままの表現では問題があると思います。 EUが一%というのを定めておりますが、EUと日本の場合は少し事情が違うんだろうと思います。EUは、混入率一%を盾にアメリカからの農作物の輸入をやめようという意図が見え隠れしておりますので、EUに合わ……
○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。 私は、土井委員がおっしゃったように、アメリカの核も北朝鮮の核も同じように悪いと言い切る自信はまだないわけでございますが、中谷委員がおっしゃったように、アメリカの核に守ってもらう、アメリカの核抑止力を頼ってというふうに言い切ることも私はどうもできないような気がしております。 広島あるいは長崎のことを常に我々日本国民は考えていて、それを世界に向かって訴えていかなければいけないというときに、ある意味で、核廃絶と言いながら核抑止ということを同じレベルで言っていて本当に説得力があるんだろうかという問題、それから、アメリカの核の抑止力というのが本当に破……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 我が国は、半世紀以上の長きにわたりまして、現行の憲法のもと、平和と繁栄を享受してまいりました。そういうことでございますから、この憲法の制定が押しつけであったかどうかという議論を今さらすることは、私は、余り意味のないことだと思っております。むしろ、これから先、この憲法をどのように展開をして、二十一世紀の我が国の発展あるいは我が国の繁栄に寄与していくのかということを議論すべきだと思っております。 また、憲法の中に、先ほど枝野委員でしたか、例えば国民の義務について、あるいは伝統について憲法に盛り込んではどうかという御意見があるのは承知をしてお……
○河野(太)小委員 自民党の河野太郎でございます。 憲法を改正する議論の中で大事なのは、憲法そのものをよりよくするのではなくて、我が国の国民がよりよい国民生活を送るために何が最適な憲法であるか、そういう議論なんだと思います。 憲法九条もかつては大変意義深いものであったと思います。中谷委員が示された三つの機能、まさにそのとおりだったと思います。しかし、これは、我が国を初め世界の多くの国が共産主義というものと戦った、アメリカを先頭とする西側陣営の一員として共産主義と戦う冷戦の時代のものでありましたし、アメリカの国力というのが日本と大きく違った時代でもあったわけでございます。 今や、共産主義の……
○河野(太)小委員 自由民主党の河野太郎でございます。 非常事態というのは、だれしもそんなものを欲しいと思っている人間はいないわけですから、非常事態が起きないように最大限の努力をする。しかし、非常事態が起きてしまったときにどうするかということは常に考えておかなければいけない。現行法制でそこの規定がない以上、そこはきっちりと憲法を改正して、非常事態にどう対応していくかということをやっていかなければいけないんだろう。今まで何もなかったというのは、たまたま運がよかったにすぎないんだと思っております。 非常事態と基本的人権のかかわりで、先ほど小針参考人からいろいろなケース分けがございましたけれども……
○河野(太)委員 自民党の河野太郎でございます。 二十一世紀の日本を考えると、これまでの日本国憲法の必要な部分を修正して二十一世紀にきちんと我が国が世界の平和と安寧に寄与することができる、そうした憲法を持たなければならないと思います。 憲法の調査をこれまで長い間やってまいりましたが、これからは、憲法の改正の発議に向けた機関を国会の中に正式につくって、憲法の改正に向けて着々と歩みを進めていくべきだろうと思います。 改正の中身に関しまして何点か申し上げたいんですが、一つは、憲法九条をきちっと改正して我が国の自衛権を明記すること、世界の平和と安寧に寄与するということをはっきりとうたうこと、この……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。本日の発言の時間をいただきまして、ありがとうございます。 司法、改正、最高法規についてでございますが、まず、憲法の改正について少し申し上げたいと思います。 日本国憲法、振り返ってみますと、国の基本法である憲法が解釈で事実上改憲されてきたということを我々は少し反省をしなければいけないのではないかと思います。同じ憲法九条の文言でありながら、自衛隊も持たないという状況から、今やその自衛隊が国連と関係のない状況でイラクまで派遣をされている。これを同じ憲法九条の文言でやってきたということは、事実上、解釈改憲をやってきたということであり、ここは深く反……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 現在の憲法の前文は翻訳調で日本語として読みにくい、そうおっしゃる方もいらっしゃいますし、そう聞くとそうかなとも思いますが、宮澤元総理のように、最初はそう思っていたが、もうなれてしまったと言われると、そうかなという気もいたします。今の憲法の前文をもう少し簡単にわかりやすく書き直すことができるというならば、今の前文をもう少しわかりやすく簡単に書き直してもよろしいのかと思います。 そのときに、国民主権あるいは平和の追求、そして基本的人権の尊重、こうした普遍的な価値観は当然にその前文の文章の中に盛り込まなければならないと思いますが、そうではない……
○河野副大臣 システムの使い勝手が悪いじゃないかというのは、まさにそのとおりでございます。 極端な例が、申請の九割が、資格を持った代理人が申請しているにもかかわらず、本人申請であるかのごときソフトになっているというのは、まったく代理人の方々の意見を取り入れていないと言われても、それはそうですと言うしかない。こういうシステムというのは、あるいはこういう公に使うオンラインのソフトというのは、公のものであって官のものではないという認識が欠如していたと言わざるを得ないと思います。そういう面では、おわびを申し上げて、しっかりと使っている方の意見を取り入れて、改善をしてまいります。 もう一点、これが阻……
○河野副大臣 この十年間で外国人受刑者の数が約四倍にふえまして、今、四千人弱が刑務所の中に入っていらっしゃいます。 その四千人のしゃべっている言語は、全部で三十六の言葉がありまして、とても刑務官がすべてその言葉をしゃべるわけにもいきませんし、中には日本語が全くできない受刑者もおりますので、コミュニケーションがなかなかとれないということを考えると、なかなか、矯正という観点からは非常に難しいというのが現状であります。 また、中には、イスラム教の人は豚肉を食べられない、シーク教ですとか、あるいはキリスト教のある宗派の人は牛肉を食べられない。そういう人には別な食事を用意しなければなりませんし、イス……
○河野(太)小委員(通訳) ありがとうございます。河野太郎と申します。 私は肝臓の生体ドナーであります。そして、このA案提唱者の一名です。 二つ質問があります。 彼女らの質問を、もう一度言いかえて質問させてください。 ある男、女性でもいいのですが、もしその人が死亡と判定されたとします。神経学的基準に従って死亡判定が下された。その意思決定はきちっと適切に行われたとして、彼あるいは彼女の心臓が数カ月あるいは一年拍動していれば、それは死亡だということなんでしょうか。そう思われますか。それは死亡と考えられるかというのが質問です。 我々のA案でありますが、これは妥協をしております。 本人ある……
○河野議長 ただいまの御推挙によりまして、協議委員議長の職につくことになりました。微力ではございますが、皆様の御協力を得まして任務を全うしてまいりたいと存じます。
よろしくお願いいたします。
引き続き、協議委員副議長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの小野寺君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、三原朝彦君が副議長に当選されました。
この際、三原副議長から発言を求められております。三原副議長。
【次の発言】 これにて散会いたします。
午後一時十一分散会
○河野分科員 自由民主党の河野太郎でございます。 先般、パレスチナのヨルダン川西岸へ伺いました。その際、外務省本省の皆様、在イスラエル大使館の皆様、並びに在ヨルダン大使館の皆様、そして現地のJICA事務所の皆様に大変お世話になりました。この場をかりて厚く御礼を申し上げたいと思います。 そのヨルダン川西岸にいるときに、ジェリコの町の南側で行われております日本のODA、アグロパークをつくって、そこで加工したものをヨルダンに出して、湾岸に販路を求めるというODAのプロジェクトでありますが、現地を見せていただきましたが、外務省の政務三役の中で、政権発足後、この現地をごらんになった方がいらっしゃるで……
○河野小委員 自民党の河野太郎でございます。 まず、委員長、このスパコンの問題といいますか文部科学省の問題は、尋ねられたことに真っ正面から答えていないというのが問題でございます。後ほど亀井参考人の資料の説明があるかと思いますが、自民党の事業仕分けのときからこのスパコンは問題視され、尋ねられたことに文部科学省は一度たりとも真っ正面から答えておりません。 それで、今回、資料要求をいたしました。おとといの出張時に倉持局長から、きょうまでに資料を出しますという約束があったにもかかわらず、電力購入の見積もり、これは、キロワットアワー十四・四円などということはありません。文科省は国立大学の電気代のバッ……
○河野小委員 大臣政務官にお伺いをしたいと思いますが、現在の政権は、五年でプライマリーバランスの赤字を半減、十年でプライマリーバランスを達成する、そういうことでよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうすると、プライマリーバランスの赤字を半分にする、あるいはプライマリーバランスを実現するために、国家公務員の数をどれぐらい削減するということを見込んでいらっしゃいますか。
【次の発言】 二割削減というのは、いつまでに二割ですか。
【次の発言】 そうすると、二割削減でプライマリーバランスを実現できるとお考えですか。
【次の発言】 私は、公務員人件費を相当減らさなければプライマリーバランスの実現はで……
○河野小委員 このスパコンの問題は、当初、スカラー・ベクトル混合型という話でスタートをしたんですが、要するに、それでなければだめだという説明をさんざんした後、スカラー型に方針転換をしました。 これはなぜそうなったのかをきちっと説明せいといって、戻ってきたのが、何だかよくわからぬ議事録を読めみたいな話で、これは委員会の要請に応えておりませんので、きちっと文章で合理的、論理的に、なぜスカラー・ベクトル複合型からスカラー型の単一システムに変更が行われたのか、それから、当初、複合型でなければだめだと言っていたのが単一型にあっさり変わりましたが、それでは当初の複合型でなければだめだという主張は一体全体……
○河野分科員 おはようございます。自由民主党の河野太郎でございます。
大臣、きょうは長丁場、お疲れさまでございます。よろしくお願いいたします。
今の大臣の御発言の中にもありました年金制度でございますが、厚生年金というのは果たして持続可能なんでしょうか。厚生年金制度は現在の形で百年間維持できると大臣はお考えでしょうか。
【次の発言】 そうすると、現時点では百年間もたない、そういう御認識ですか。
【次の発言】 そうすると、所得代替率五〇%は今のままでは維持できないということでしょうか。
【次の発言】 そうすると、保険料率が一八・三%で固定されるということは、変わる可能性があるわけですね。
○河野主査 これより決算行政監視委員会第三分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりましたので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 本分科会は、厚生労働省所管、農林水産省所管及び経済産業省所管についての審査を行うことになっております。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 平成二十一年度決算外二件、平成二十二年度決算外二件及び平成二十三年度決算外二件中、厚生労働省所管、農林水産省所管及び経済産業省所管について審査を行います。 これより厚生労働……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 二つ申し上げたいと思います。 多くの国民が、歴史を通じて、憲法という手段をもって政府あるいは国家の権力にたがをはめてきたということを考えれば、憲法の名をかりて国民の権利を制限したり義務を課したりするというのは、今の日本にはふさわしくないと思います。 現在の憲法でも、教育ですとか納税ですとか勤労ですとか、国民の義務と称されるものは確かにございます。しかし、それで私は十分であって、それ以上のことを、憲法改正の名をかりて国民の権利を制限するような方向に安易に行くことには断固反対を申し上げたいと思います。 二つ目に、家族が助け合うというのは……
○河野(太)委員 自由民主党の河野太郎でございます。 我が国の憲法は、国会を国権の最高機関と定め、憲法改正の発議権を国会に与えております。しかし、私は、今の国会の運営状況に甚だ大きな問題があると思っております。 まず第一に、国会の本会議、特に衆議院の本会議で採決をされている大多数の投票に関しては、議員個人の賛否どころか、政党ごとの賛否すら公に記録に残されていないというのが現実でございます。政党の賛否については衆議院の職員の私的な記録として残されておりますが、議事録には、賛成多数で可決、あるいは反対多数で否決、これしか残っておりません。これは大きな問題だと思っております。 確かに、数少ない……
○河野国務大臣 国家公務員制度改革基本法五条三項でございますが、これは、平成二十年だったかと思いますけれども、議員修正が自公民で行われております。提案者の一人だった民主党の吉良代議士がその提案者として答弁に立っているわけでございますが、この五条三項の規定の趣旨を問われたときに、大臣の意に反した官の行動、また口ききと言われるような政の官に対する圧力、これを排する、そのための情報公開の徹底というようなものだという答弁をされております。質問をしていたのが民主党の西村智奈美代議士でございますが、全部記録を行うことは事務が煩雑化するのではないかという指摘がありますという問いに、吉良さんはさらに答えられて……
○河野国務大臣 おはようございます。 平成三十年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。 平成三十年度一般会計予算案において、外務省は六千九百六十七億十六万四千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、約一%の増額となっております。 このうち外務省所管のODA予算は、四千三百四十四億四千九百五十万一千円となっております。 平成三十年度予算案の作成に当たっては、不透明さを増す国際情勢において戦略的な外交を展開し、我が国及び我が国国民の安全と繁栄を守り抜くため、以下申し上げる四本の柱を掲げ、めり張りをつけた上で必要な予算を計上いたしました。 第一の柱は、「不透明さを増す……
○河野国務大臣 平成三十一年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。 平成三十一年度一般会計予算案において、外務省は七千三百六億二千百五十七万一千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、五%の増額となっています。 このうち外務省所管のODA予算は、四千三百七十六億三千四百九十九万四千円となっています。 平成三十一年度の予算案の作成に当たっては、次の四本の柱を掲げ、めり張りをつけた上で必要な予算を計上しました。 第一の柱は、「日本で開催する国際的行事を通じ、日本の存在感・影響力を一層高める」です。来年度はG20大阪サミット、TICAD7、即位の礼といった国際的行事が相……
○河野国務大臣 平成二十八年度における防衛省主管の一般会計歳入決算及び防衛省所管の一般会計歳出決算並びに東日本大震災復興特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、防衛省主管一般会計の歳入につきまして御説明申し上げます。 収納済み歳入額は四百四十二億五千三百万円余となっております。 次に、防衛省所管一般会計の歳出につきまして御説明申し上げます。 歳出予算現額は五兆四千六百五十一億三千二百万円余でありまして、支出済み歳出額は五兆一千五百五十五億八千百万円余、翌年度へ繰り越した額は二千六十八億五千六百万円余でありまして、差引き不用額は一千二十六億九千三百万円余であ……
○河野国務大臣 令和二年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 令和二年度予算においては、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさと不確実性を増す中、国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、防衛力整備を着実に実施することとしております。 具体的には、宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域における能力を獲得、強化するほか、各種事態に効果的に対処するため、従来の領域における能力を強化するとともに、後方分野も含めた防衛力の持続性、強靱性の強化に必要な事業を計上することとしております。 また、人的基盤の強化や、軍事技術の進展を踏まえた技術基盤の強化、日米同盟の強化、諸外国との安全……
○河野国務大臣 おはようございます。 令和三年六月十一日に国会に提出いたしました特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施の状況に関する報告について御説明申し上げます。 第一に、報告の趣旨ですが、毎年、特定秘密の指定等の状況を政府において取りまとめ、それに有識者の意見を付して国会に報告するとともに、公表するものです。 第二に、対象期間ですが、令和二年一月一日から令和二年十二月三十一日までの一年間です。 第三に、運用基準の見直しですが、政府としては、これまでの各議院の情報監視審査会、情報保全諮問会議の有識者及び特定秘密の取扱いを実際に行っている関係省庁等の意見を踏まえた検討を行い、令……
○河野国務大臣 針とシリンジにつきまして、今、鋭意努力しているところでございます。
【次の発言】 別に、ニプロだけが供給しているわけではございません。
【次の発言】 ワクチン接種に関する政策的な判断は田村大臣でございますので、厚労大臣にお尋ねください。
【次の発言】 繰り返しで恐縮でございますけれども、接種の政策に関しては田村大臣にお尋ねください。
【次の発言】 厚労省が推計をして三百七十万人と言っておりましたけれども、このコロナの感染症に関する患者さんに接する医療従事者あるいは救急隊員、万が一のときに輸送する自衛隊員、海上保安庁の職員、その他もろもろ、都道府県から上がってきた数字を合計したと……
○河野国務大臣 お疲れさまでございます。 平成三十年度から令和元年度における消費者庁歳出決算の概要を御説明申し上げます。 平成三十年度の歳出予算現額は百五十億七千四百九十七万円余でありまして、これを支出済歳出額百二十六億五十万円余に比較いたしますと、二十四億七千四百四十六万円余の差額を生じます。 この差額のうち翌年度へ繰り越した額は十一億五千万円であり、不用額は十三億二千四百四十六万円余であります。 続きまして、令和元年度の歳出予算現額は百五十一億二千九百九十六万円余でありまして、これを支出済歳出額百二十八億九千八百五十一万円余に比較いたしますと、二十二億三千百四十五万円余の差額を生じ……
○河野国務大臣 おはようございます。 令和五年度デジタル庁予算について、その概要を御説明申し上げます。 デジタル庁におきましては、デジタル社会の実現に向けた重点計画等に沿って、デジタル化による新しい付加価値を生み出し、誰一人取り残されないデジタル社会の実現を目指すための予算としてデジタル庁所管の歳出予算要求額を総額四千九百五十一億四千七百万円計上しております。 前年度当初予算額より二百三十一億二千二百万円の増額となっております。 以下、要求額の内訳について御説明申し上げます。 第一に、マイナンバーの利活用や公金受取口座の登録を促進するとともに、デジタル原則を踏まえたアナログ規制の横断……
○河野国務大臣 個人についてはマイナンバーがあります。事業所についてはGビズIDがあります。その間といいますか、個人事業主はどうするんだというのは、これは全く同じ認識で、個人事業主に個人事業主番号を振ってと。 というのは、このコロナ禍で、やはり給付金の対応がえらい遅れました。それは何でかというと、結局、よく分からぬから、請求してもらって、申請してもらって、それで対応してやらにゃいかぬ。あれも、あのときちょうど私はワクチンをやっていましたから、横で見ながら、これはやはり何とかせにゃいかぬよね、これはデジタルの問題だよなと思っておりましたので、デジタル大臣になってデジタル庁に来て、これはやらにゃ……
○河野国務大臣 いろいろと御迷惑をかけておりまして、申し訳なく思っております。 大きく分けて四つの事案が起きておりますが、その中で、コンビニの誤交付、これはシステムのエラーで、ほぼ同時に自治体の中の二か所のコンビニで同じ申請がなされたときに、片方が片方を上書きしてしまうというシステムのエラーでございます。 これは、マイナンバーカードを、普及が進んでいる前は、確率的にほぼそういうことは起こらなかったわけでございますが、これだけ多くの方がマイナンバーカードを使ってコンビニ交付をやっていただけるようになったものですから、そうしたことが起きたということで、これは、いわばシステムのエラーが、マイナン……
○河野国務大臣 お疲れさまです。 令和三年度デジタル庁主管一般会計歳入決算及びデジタル庁所管一般会計歳出決算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計歳入決算について申し上げます。 歳入予算額は四十二万円余に対しまして、収納済歳入額は七百十九万円余であり、六百七十七万円余の増加となっております。 次に、一般会計歳出決算について申し上げます。 歳出予算現額は一千百五十七億九千五百九十七万円余に対しまして、支出済歳出額は六百四十七億七千七百八十三万円余、翌年度繰越額は四百三十八億二千六百八十二万円余、不用額は七十一億九千百三十二万円余となっております。 引き続きまして、令……
○河野国務大臣 おはようございます。 令和六年度デジタル庁予算について、その概要を御説明申し上げます。 デジタル庁におきましては、デジタル化による新しい付加価値を生み出し、誰一人取り残されないデジタル社会の実現を目指すための予算としてデジタル庁所管の歳出予算額を総額四千九百六十四億七百万円計上しております。 前年度当初予算額より十二億六千万円の増額となっております。 以下、予算額の内訳について御説明申し上げます。 第一に、マイナンバー及びマイナンバーカードを活用した行政サービスの信頼性及び利便性の向上に向けた取組、準公共分野のデジタル化推進、社会全体のデジタル化の司令塔となるデジタル……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。