このページでは古川元久衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。古川元久衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○古川委員 さきの総選挙で初当選させていただきました民主党の古川元久でございます。どうかよろしくお願いいたします。 民主党は、さきの総選挙におきまして、行政改革の断行を初め幾つかの条件を挙げながらも、未来への責任を掲げる責任政党として、安易にツケを将来世代に回さないという基本姿勢に立ち、消費税の引き上げについてはやむを得ないという立場をとりました。そこで私は、この条件部分の実現を政府に求めるという意味で、政府に対して質問をさせていただきたいと思います。 これは経営の神様と言われました松下幸之助さんが言われな言葉でありますが、私は、税の問題を考えるに当たっては、ただ単に政府のそろばん勘定だけ……
○古川委員 民主党の古川でございます。 私そしてまた安住議員と、大先輩方から見ますと、私たちのような一年生の、しかも三十代の若造が大変にぎゃんぎゃんとうるさく言うのはまことに耳ざわりかもしれませんが、大臣方の明確な御答弁をいただければ四十分で終わりますので、どうか明確な御答弁をいただきたいと思います。 きょうは、お忙しい中、武藤総務庁長官にもおいでいただいたわけでありますが、最近本当によく行政監察局は頑張っておられまして、私、見ていると、ここ半年で十年間ぐらいの仕事をしておられるのじゃないかなというふうに感じております。 私どもが、この委員会にも付託されております行政監視院法案を提出いた……
○古川委員 民主党を代表して質問させていただきます。 消費税の引き上げまであと一週間に迫ったわけでありますが、この消費税の引き上げにつきましては、政府は福祉社会を支える二%といったような広報をしておられますけれども、一般にはやはり相変わらずこの消費税引き上げに対しては大変に国民の不満が強い。もちろんだれでもどんな税金であっても税負担が上がるのは嫌なことであるわけでありますが、しかし、消費税は私は二十一世紀の日本社会を支える基幹の税の一つであると思うのですが、そうした基幹の税であるべき消費税についてこれほどまでに大変に国民の不満が強いというのはまことに残念と言わざるを得ないと思うのですけれども……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、両参考人、お忙しいところを大変貴重なお話をお聞かせいただきまして、どうもありがとうございます。 最初に、幾つかお二人の参考人の先生に御質問をさせていただきたいと思うのです。 まず、外為法の改正に関連いたしまして、先ほどもちょっと税の話が出たのですけれども、例えば利子課税について、先ほど八城先生の方からは、これは原則として当然居住者は支払わなければいけないというお話があったのですが、確かに原則は原則なんですけれども、現実問題として、実際に、そういう海外で発生した利子といったものを、今の日本の制度、徴税状況等も踏まえて、把握できる状況にある……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。どうかよろしくお願いいたします。 日銀法の質問をさせていただく前に、実は私、先日、今大変に話題になっております諌早湾の干拓事業のところを見てまいりまして、納税者の一人として、またこれだけ借金のある我が国の財政を何とかしなければいけない、そう切に願う者として、この問題についてはぜひとも予算査定の責任者である大蔵大臣の勇断をいただきたい、そういう気持ちで、最初に少し、この諌早湾の干拓事業に絡む公共事業の見直しについて御質問をさせていただきたいと思います。 現在、政府におかれましては、財政構造改革会議ということで公共事業の見直しということが議論されておら……
○古川委員 民主党の古川でございます。 地方行政委員会では初めて質問させていただきますが、私は、地方交付税制度についてちょっとお話をお伺いしたいと思うのですけれども、それに先立ちまして、まず分権型社会のイメージについて。 分権型社会というのは推進委員会などでもいろいろ盛んに使われているわけでありますが、この分権型社会、これまでの社会の中央集権型社会というのは、国土の均衡ある発展を目指すということで、例えば東京が一〇〇であれば、大阪は八〇で、名古屋は六〇、そんなふうに全国を一つの物差しではかって序列化して、そして下の方にあるのは少しでも東京に近づくように、そういう形を目指してきたのが、これが……
○古川委員 私は、この際、自由民主党、新進党、民主党及び社会民主党・市民連合の四会派を代表し、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地方公共団体の財政需要の増大、引き続く厳しい地方財政の状況等にかんがみ、左の点についてその実現に努めるべきである。 一 憲法第九十二条にいう「地方自治の本旨」に基づき、住民自治・団体自治の実現に向けて、今後地方税法の改正も視野に入……
○古川委員 民主党を代表して、御質問させていただきます。 今回、地方自治法の改正案が政府から提案されておるわけでございますが、今回の監査制度あるいは外部監査制度の導入という、行政に対するチェック機能を強化するということでありますが、そもそもこれは、私は、まずそういう行政に対するチェックというのは議会がすべきものではないのか。これは大臣も常日ごろ言っておられるわけであります。特に、地方自治体は首長が公選でありまして、法律家である大臣にこんなことを申し上げるのは釈迦に説法ではございますが、三権分立が国よりもはっきりしている。そういう中においては、やはり議会が国よりも独立の強い立場で行政に対して物……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。
民主党を代表して質問させていただきますが、まず、質問に当たりまして、最初に、先日、自民党の山崎政調会長が、金融債につきましては、これは預金保険法の適用になっていないのですが、それについては預金と同じように保護するというふうに発言をされておられるのですが、これは政府としてはどのように考えておられるのか、大臣の所感をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 マーケットにおいて無用な不安が起こらないように、政府としても万全の措置をとっていただきたいと思います。
それでは、本格的な御質問に入りたいと思うのですが、私は、行財政改革についての政府の取り組み方に……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私の方から三十分質問させていただきまして、その後、同僚議員の松沢議員に引き継ぎたいと思います。 私は、現在審議されている基本法案につきまして、これは総理もこの行革の基本方針を定めるいわゆるプログラム法だという認識でおられるというふうに聞いておりますけれども、これまでのこの委員会での論議を聞いておりましても、地方や民間への権限移譲であるとか、あるいは規制緩和であるとか、そういった事柄は、すべてはこれからの作業の中で行われる。本来は、我々はこうした部分が見えてこないとこの中央省庁の再編についての議論などもできないという立場をとってはいるわけなのであり……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 連日で長官もお疲れかと思いますが、最初、先日私が御質問させていただいたことにまた絡んでちょっと入っていかせていただきたいと思います。 先日もお話をさせていただきましたけれども、この基本法案は何といってもプログラム法でございます。今回の行政改革会議の論議なんかを見ていましても、最終報告なんか、前文の部分だけを見ると非常にすばらしい。そこの部分だけを読むと、「この国のかたち」をと、大変に総理を初め政府の意気込みというものが感じられるんですが、その気持ちで各論の方に入っていくと、あれあれ、何かこれはちょっと、前文で書いている意気込みとはかなり違うんじゃ……
○古川委員 民友連の古川元久でございます。 本日は大臣に、今後の地方自治のあり方につきまして、税の問題を中心にいたしまして、基本的にどのようなお考えを持っておられるのか、お尋ねをさせていただきたいと思います。 余り細かい話に入らなくて、むしろ大きなお話をいろいろ、大臣の率直な意見をお聞かせいただきたいと思いますので、どうか事務方のつくられた答弁だけではなく、大臣の個人的なお考えも踏まえて、お考えをお聞かせいただければ幸いだと思います。 さて、まず最初に、昨年七月に地方分権推進委員会から出されました第二次勧告では、「地方税財源の充実確保」がうたわれ、 国と地方の歳出純計に占める地方の歳……
○古川委員 私は、民友連を代表しまして、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行います。 まず最初に、私どもは、地方に対し一刻も早く地方の自主財源たる地方交付税を交付できる状況にしたいという点に関しては、政府の考え方といささかの相違もないことを申し上げます。 しかしながら、この二法案は、これまでの国と地方の財源配分に関する問題を何ら改善するものではなく、むしろ悪化する国の負担を地方も一部負担せよといった考えから、ますます地方財政を悪化させる形で国への追従を強要するものであり、到底容認できるものではありません。 今は、昨年出さ……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 今、山本議員からも野党案について若干ありましたが、この委員会に付託されております、そして私たち野党三会派が提出をさせていただこうと思っておりますこの金融関連法案を審議するに当たりましては、宮沢大蔵大臣のやはり基本的な現状の認識あるいは思想、あるいはまた歴史観といったものまでお伺いをしていくことが必要じゃないのかなというふうに私は考えております。 なぜなら、現在与野党から提案されている案を比べてみますと、私が考えますには、どうも今置かれている現状認識だとか基本的な考え方とか、そしてまた歴史観みたいなところにかなりずれがあるような気がいたしまして、そ……
○古川議員 お答えいたします。 ただいま石原委員から御指摘をいただきました破綻の認定でございますけれども、政府におかれましては、これは原則的に預金保険法の第二条の第四項にある規定の破綻金融機関の定義、すなわち「業務若しくは財産の状況に照らし預金等の払戻しを停止するおそれのある金融機関又は預金等の払戻しを停止した金融機関」、それを破綻したというふうに明文では明示をしておるのじゃないか。 したがいまして、これはいわゆる資金繰り破綻のことでございまして、預金保険法を読みますと、今石原委員がおっしゃいましたような債務超過の場合というのは、明文上の定義はされていないのではないのか。しかも、私どもが理……
○古川議員 金田委員にお答えをいたします。 ただいまの問題につきましては、委員からアメリカの基準よりも厳しいのではないかというお話がございましたが、今、日本の金融機関が置かれている立場は、健全である金融機関までもがすべて、日本の金融業界全体が、銀行全体が悪いのではないか、そういう不信感をマーケットから持たれておるわけでございまして、そうした中で、これから二十一世紀、もうすぐ目の前に近づいております金融ビッグバンの中で、本当に世界の中で競争できるような日本の金融機関というものもやはり存在していかなければいけないのではないか、私はそう考えております。 そのためには、まさにこの状況の中で、総不信……
○古川議員 宮本委員の御期待は、確かにそういうふうに今の現状を見たいというふうに思われるお気持ちはわかりますが、確かに私たちは、やはり政治家として、長期的には日本の国がこの状況から立ち直っていける、そういう楽観的な感覚を持たなければならないのではないかと思いますが、今の現状を見ると、今時点で宮澤大蔵大臣に対しての信任がマーケットの結果にあらわれていると見るのは、現状を余りに楽観的に考え過ぎておられるのではないのかな。まさにそうした現状をそういう楽観的に考えるという認識自体において、私どもと若干のそごがあるのではないのかな、そんな気がいたします。
○古川議員 濱田委員の御質問にお答えいたします。 私自身も、一時は大蔵省に籍を置きました者として、このような事態を招いていることを大変に残念に思います。 まさに今の金融危機を招いている状況の大きな背景にあるのは、大蔵省がやってきた金融行政に対する信頼感が失われてしまった、一種のクレジビリティークライシスと申しますか、そういう信用が失われている、そういう信用の危機がこういう状況を招いている。そうした中で、そうした批判を受けてできました金融監督庁自身の信頼も、発足してまだわずかでありますが、この委員会での論議等を聞いておりますと、残念ながら、それもまた信用に足るものとは言えないのではないかとい……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 一カ月半近くにわたりまして、二カ月近くになりましょうか、この特別委員会で、我が国の金融システムが一日も早く本当に安定するように、そして、二十一世紀に向けて一日も早く、金融システムが足を引っ張ることによって経済状況がますます悪化していくことのないように、そのために万全のやはり措置をとっていく。そういう考え方から、与野党とも、党利党略に乗る形でなく、今回いろいろな議論を行わせていただいたわけでございますが、昨日参議院の方を通過して成立をいたしました金融再生法案、それについては、私たち民主党もまさに共同責任をとるような形で、責任を共有するような形で破綻後……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 両参考人におかれましては、お忙しいところを貴重なお話をお聞かせいただきまして、どうもありがとうございました。時間が限られておりますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 先ほど両参考人のお話の中で、格付というのは、債券の償還可能性を示すものであって、投資家にとっては客観的価値判断をする場合の一つの材料だというお話がございました。ただ、最近の乱高下をいたしております債券市場あるいは株式市場、そういったところを見ますと、投資家の多くというのはかなり、例えばプログラミング取引と言われるような、ある条件が変わると自動的にもうこれは売りを出すとか……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 最初に、私どもは、現在の極めて深刻な貸し渋り状況に対するいわば緊急避難措置といたしまして、今回のように政府系金融機関を利用するという本法案の基本的な趣旨には賛成の立場であることを表明をいたしたいと思います。 しかしながら、提案者の皆様も御承知のとおり、今回の制度によりまして真に救われるべき企業に資金が供給されるのか、あるいは民間の不良債権を国につけかえるだけに終わり、結果として国民に膨大な負担を負わせることになるかは、まさに先ほど鴨下委員からもいろいろと懸念が示されておりましたが、運用いかん、そしてその運用の監視、監督いかんにかかわっております。……
○古川委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。 本日は、一時間弱のお時間をいただきましたので、今回政府から提案をされております年金法の一部改正法案につきまして質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、一月二十六日に総理府の社会保障制度審議会から出されました意見について、今回の改正案の諮問に対する答申が出されておりますが、それについてお尋ねをしたいと思います。 一月二十六日に社会保障制度審議会から出されました答申には、 我が国の経済が長期にわたって停滞し、また今後とも急速に少子高齢化が進むと見込まれるため、雇用や老後の生活に対する国民の不安感は極めて大きなものと……
○古川議員 私は、民主党を代表し、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案並びに児童手当法及び所得税法の一部を改正する法律案について、提案理由及び概要を御説明申し上げます。 まず、二法案の提案理由を御説明申し上げます。 民主党は、今日我が国が直面しているかつてない長期不況からの脱出のためには、とりわけ低迷している個人消費を思い切って刺激することが必要であり、昨年橋本内閣が行ったような場当たり的な定額減税や、小渕内閣が現在提案しているような最高税率のみの引き下げと定率減税を組み合わせた継ぎはぎの減税ではなく、将来の税制改革の方向をしっかりと見据えた制度減税を前倒しで実現するとい……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 大臣、政務次官、お疲れさまでございますが、あと一時間でございますので、頑張っていただきたいと思います。 最初に本題に入る前に、私もきのう質問レクに来た厚生省の人と話をしていて思ったものですから、きょうも見ていて思ったんですけれども、今度の国会から政府委員制度が廃止になりまして、原則として大臣と政務次官が答弁をしなきゃいけない。初めての制度ですから、質問する方も、私も聞いていて、これは大臣や政務次官に聞くことかなというようなことも聞いているようなことがあって、それは大臣や政務次官も困られることがあるかと思うんですが、私、今回のことは当然政治家同士の……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。
私の方からは、自主運用関連法案につきまして御質問をさせていただきたいと思いますが、まず最初に、この年金制度改革三法案の中の自主運用関連の二法案、これをどうして今の時点で三法案一体として処理する必要があるのか、その合理的な理由について、大臣、御説明いただけますか。
【次の発言】 積立金については、これは実際にこの法案の中にもあるわけでありますが、施行期日は財投改革に合わせてということになっていますよね。それであれば、この積立金の運用の法案については、財投改革はまだ本体の法案さえも出てきていない段階ですね、それとあわせて議論していくということで、この三……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。本日は、参考人の皆様方には、大変に貴重な御意見をお伺いさせていただきまして、ありがとうございました。 時間が限られておりますので、早速御質問したいと思うんです。 まず、若杉参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、先生がお書きになられましてきょう提出していただいたこのペーパーを読みますと、今度の年金積立金の自主運用は、専ら年金財政の面からだけ書いてあるようなんですね。先生は、郵貯の自主運用についてもいろいろと政府の方へも御意見を出されておられるようなんですけれども、そういった意味では、今回の年金積立金の自主運用は、一面ではもちろん年金財政にかかわり……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私は、この委員会は初めてこの国会から参加させていただきまして、初めて質問させていただきます。 私は愛知県の選出でございまして、そういった意味では、今、伝え聞くところによりますと、有力な候補地の一つとして挙がっているということではありますけれども、ただ、本当はこれは十一月末までには審議会の答申が出されるということになっておったわけでありますから、きょうの委員会はその答申を受けて本当は議論をしたかったわけでございます。 こうした形でまだ答申がない中では、どんなことを聞いても、大臣も参照するものもないのでなかなか難しいかと思うのですが、少し一般的なお……
○古川委員 民主党の古川でございます。
本日は、児童手当の改正案についての御質問をさせていただく前に、きょうの新聞に「介護サービス NPOに課税」、こういう記事が載っておったのですけれども、この点についてひとつ御質問をさせていただきたいと思います。
実は、私のところに、日曜日に、政府がNPOの介護保険事業へ課税を決定した、これに対してNPO団体として抗議の声を上げよう、そんなEメールがやってきました。きょうの新聞にも、近く大蔵省は国税庁を通じて通達を出すということになっておりますけれども、これは事実ですか。
【次の発言】 今回の介護サービス事業に対して、これを収益事業と判定して課税をすると……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 本日、今議題になっておりますこの法案、同僚議員の金田委員からも話がありましたように、まさに、本来やるべきことを委員会で審議をしないで先送りして、とにかく小手先を繕う。 私は、厚生委員会で議論をする社会保障制度というものは、そういう小手先の議論とか目先を繕うのではなくて、本当は将来へ向けてしっかりした、安定した、国民が安心できるような制度を構築する議論を行うことこそ、この厚生委員会の役割だと思っておるのですが、私もこの厚生委員会に入れていただいてから一年半余りになりますけれども、今まで見ておりますと、そうした議論はすべて先送りをされてしまって、ここ……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 先ほどから盛んに、今度の改正案が医療制度の抜本改革へ向けた第一歩、第一歩という言葉がこの委員会室にこだまをしているわけでございますけれども、果たして本当に今度の改正案がそうした抜本改革へ向けた第一歩という位置づけと言えるのか、その点を幾つかの視点から検証させていただければなというふうに思います。 まず最初に、もともとは医療制度の抜本改革はこの二〇〇〇年度から実施されることが予定をされていたのが、結局二年先延ばしをされてしまったわけなんですけれども、さっきの話でも、この改正自体も先送りされた、もうこれ以上ここで議論している時間はないみたいな話があっ……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、岐阜県知事の梶原参考人、そして愛知県副知事の河内参考人、御多用のところ私どもの委員会に御出席いただきまして大変貴重な意見を御開陳いただきましたことを、まずもって心よりお礼を申し上げます。 この国会移転、首都機能移転の問題は、まさに今、先ほど梶原知事のお話にもございましたように、これは歴史的な視野を持って、また先ほどの御説明の中でも文明論的な視点を持って進めていかなければいけない、そういう大きな問題でありまして、まさに国家百年の計を語るに足る、そういう課題だと思うのですが、そういうものを審議している委員会の割に、残念ながら、こう見回していた……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私は、国民年金の年金額の改定の特例法について質問をする前に、やはり一言、先日発表されましたKSDと厚生労働省との関係についての厚生労働省内の処分について、大臣の御見解をもう一度たださせていただきたいと思います。 と申しますのも、今回の問題、特に旧労働省でいいますとリクルート事件とかがあって、そういう反省に立っていたにもかかわらず、こういう問題が起きた。私はかつて大蔵省に勤務しておったわけでございますけれども、大蔵省でも、私がやめた後でございますが、金融機関等の過剰な接待の問題とかそういうことが起きまして、世の中の大変に厳しい御批判があって、大蔵省……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、今後この確定給付企業年金法案を審議するに当たりまして、その議論をより深めていくための前提といたしまして確認しておきたいことを質問させていただきたいと思います。今後の質疑の進みぐあい、そして、我が党のこの法案に対する対応を決める上でも重要な意味を持ってまいりますので、ぜひとも誠実で真摯な御答弁をお願いしたいと思います。 まず最初に、公的年金と私的年金との役割分担についてちょっとお尋ねしたいと思います。 年金制度というものは高齢期の所得保障の大きな仕組みであるというふうに考えておりますけれども、そのうち、この法案で規定する企業年金部分という……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。
本日は、年金の質問に入る前に、坂口大臣に、ハンセン病訴訟の一審判決に対します政府の態度についてお伺いをしたいと思います。
報道によりますと、きょうの午前中、小泉首相そして福田官房長官と坂口大臣がお話しになられたそうでございますが、この一審判決に対する政府の態度というものは決まったんでしょうか、大臣。
【次の発言】 そこで大臣はどのような御意見を表明されたんですか。
【次の発言】 けさの新聞にも、大臣は、控訴するということを政府が決めるのであれば辞任も辞さずというかたい決意で臨んでおられるというお話が出ているわけでございます。
この問題は、私は、……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 ただいま議題となりました確定給付企業年金法案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、社会民主党・市民連合及び保守党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、確定給付企業年金を実施する事業主等及び厚生年金基金は、加入者等に対し行う業務の概況についての情報提供を、受給者に対しても同様に行うよう努める旨の規定を追加するものであります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
○古川委員 民主党の古川元久でございます。参考人の皆様方におかれましては、大変に貴重な御意見をお寄せいただきまして、ありがとうございました。 私から、まず福岡参考人にちょっとお伺いしたいと思うんですけれども、先ほど来の参考人の御意見の中でも、ほとんどの企業年金というのは労使合意を基本としてというお話が出てきています、高山先生のお話の中にもあったわけでありますが。労使合意を基本としてこの確定拠出型の年金制度を組んでいくんだという話なんですが、残念ながら、そういう労使合意を基本という、こういう私的年金の部分であれば、ここの法案というこの形に出てくる前に、何らかの形でこういう枠組みの導入についての……
○古川委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。 きょうは大臣、お忙しい中無理を言って申しわけございません。ただ、私は、この確定拠出型企業年金、こういう形の選択肢がふえるということは必要なことだというふうに思っています。大事なことだと思っています。ですから、きょうは最後の質疑になるわけですから、そこにはぜひ大臣にも参加をしていただきたい。 これだけ大事な法案ということで、これまで数年来、いろいろな形で政府部内でも議論がされ、私どもも議論してきました。ところが、残念なことに、この法案の審議の中で余り大臣の顔が見られない。 確かに、年金のいろいろな制度的なもので難しいということ……
○古川委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、赤羽一嘉君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○古川委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、赤羽一嘉君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 最近、デフレという言葉を聞かない日はないくらいあちこちでデフレという言葉が飛び交っているわけでありますけれども、きょうは、そのデフレ対策について御質問させていただきたいと思います。 先日発表されました年次経済財政白書でも、日本経済がデフレの状態にあるということを指摘されておりますし、このデフレについてはかなりのページ数を割いて言及しておられますが、また、同じ日に発表されましたOECDによる対日経済審査報告でも、日本はデフレがさらに深刻化し、デフレスパイラルに陥る可能性が否定できない、そんな指摘がされていると思います。 先ほど竹中大臣は、構造改革……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。久しぶりに厚生労働委員会の方で質問させていただきます。 同僚の上田委員からもお話ありましたけれども、今議論になっている健保法の改正案、これは、要は、医療に係る財源を、お金をどういう形で分担するのか、そういう話であるわけなのでありますけれども、そもそもその前提となっている医療のあり方そのものについて、やはり私は、今国民の間で非常に不信感が募っているんじゃないか、そんなふうに思います。今の上田議員の指摘もあったわけでありますけれども。 また、国民からしますと、特に患者の立場に立ってみますと、多発しております医療事故とか医療過誤によって非常に今の医療に対……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 まず、質問に先立ちまして、今、海江田議員からもお話のありました、元札幌国税局長によります脱税事件につきまして、こういうことがあると、やはり圧倒的多数のまじめに働いている国税の職員に対する一般の信頼というものが失われるわけですね。世間は、みんな同じようなことをやっているというふうに見ているわけです。 私もかつて大蔵省にいて、ちょうどやめて一年ぐらいたったら例の大蔵スキャンダルというのが起こりましたら、私も同じようなことをやっていたんじゃないかと皆さんから言われました。多分あの当時も、見ていても、そういう問題を起こした人たちじゃない若い人たちとかそう……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 質問に先立ちまして、きょうの夕方、経済財政諮問会議で政府のデフレ対策が決められるということになっていたと思うんですが、実際にはきのうの夜から、もう事実上、政府案はこういうふうだといって報道がされているわけでございます。 これは、きょうの夕方決めるはずなのが、どうしてもうきのうの段階で出ちゃっているのか。そうしたら、きょう夕方、わざわざまた会議をやって決める必要があるのか。これは、何か一説によると、自民党の方が自民党案と間違えてマスコミに渡しちゃったなんというような話もあるみたいなんですけれども、この辺のところの事実関係というのはどうなんですか……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。
本日は、日銀報告に対する質疑ということで、先日、新たに日銀の審議委員になられました春委員と福間委員にもきょうはおいでいただきまして、審議委員になられましたので、ぜひ審議委員の抱負や御見識を伺いたいというふうに思っておりますので、まず、よろしくお願いいたします。
まず最初にお二人に、日銀の名誉ある審議委員になられたその抱負を一言ずつお聞かせいただけますでしょうか。
【次の発言】 お二人にまず抱負を語っていただいたわけなんでございますけれども、もう少し具体的に、お二人の御見識をお伺いしていきたいと思います。
まず、今の日本経済の現状について、お二人……
○古川委員 民主党・無所属クラブの古川元久です。 ただいま議題となりました証券決済制度等の改革による証券市場の整備のための関係法律の整備等に関する法律案に対する修正案について、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 初めに、鈴木宗男議員について、公設秘書の逮捕に続き、極めて近い特別な関係にあった外務省職員も逮捕され、疑惑が限りなくクロに近づいているにもかかわらず、相変わらず鈴木議員をかばい続ける自由民主党及び保守党に対し、強く抗議を申し上げます。 鈴木議員に代表される利権政治家が税金を私物化し、ばらまき財政を続けた結果、六百七十五兆円という途方もない額の借金の山が築かれることになりま……
○古川委員 お答えいたします。 ただいまの試算しているかどうかという話でございますけれども、なかなかこれを試算するのは難しいわけでございます。 委員も御承知かと思いますが、経団連などの協力のもとで大和総研などが行ったアンケート調査や、あるいは読売新聞などが行った調査を見ておりますと、ほとんど、連結納税を採用するという企業が極めて少ない。本来であれば真っ先にこの制度の適用を行ってもおかしくないようなトヨタ自動車のような会社でさえも、この適用には消極的になっているということを考えますと、政府の試算をした、連結納税を適用してそれによって減収幅が起きるというそういう試算は、これは実際に適用する企業……
○古川議員 ただいま議案となりました特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案につき、共同提案いたしました民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合各党を代表しまして、その提案理由を説明いたします。 そもそもNPOのレーゾンデートルは、政府からの自立であります。政府の管理から離れ自立するところにその存在意義があるのです。ところが、現行税制のように、いたずらに認定要件を厳しくし、零細なNPOや事業を行っている自立型のNPOのほとんどがその射程外になるような税制は、とてもNPOの支援税制と言えるものではありません。それどころか、かえってNPOの自立性を害し、……
○古川委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。 まず竹中大臣、先日は、あれは一泊三日になったんでしょうか、私も参加させていただきましたけれども、ニューヨークで行われましたダボス会議、お疲れさまでございました。そのときに、たしか小泉エフェクトでしたか、そのセッションがあって、大臣は飛行機に乗らなきゃいけないということで、一時間弱おられて先に席を立たれたわけなんですけれども、実はその後、あの席にパネリストとして同席をしておられましたファイザー製薬のマッキンネル会長が、小泉改革について改革のスピードが遅いと言った上で、なぜ改革のスピードを上げなきゃいけないかというその理由の一つとし……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 竹中大臣におかれましては、かなりいろいろなことで、激務でお疲れの御様子も見られますけれども、この国会質疑はやはり国民の皆さんに対して説明責任を果たす場として非常に大事でございますので、お体にお気をつけになりながら重責を担っていただきまして、また国会でも国民の皆さんに対してわかりやすい御説明をいただきたいということをまず最初にお願い申し上げまして、質問に入らせていただきたいと思います。 さて、私、インターネットを中心にしまして、国民の皆さんのいろいろな声を私自身の国会活動、政策立案活動に生かしたい、そういう思いで、モニターになっていただく方というの……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 ただいま議題となりました預金保険法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 小泉総理は、これまで再三にわたって、金融システムは健全でありペイオフは予定どおり実施すると明言してきました。しかし、総理は、金融危機ではないと言いながら、なぜ政策転換をするのかの説明責任を果たすこともなく、ペイオフ凍結の二年間延長を決定しました。すなわち、本法律案は、まさに小泉経済失政の象徴とも言える法案なのであります。 現下の金融危機の本質は、大手銀行の過少資本問題です。すなわ……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。
きょうは、私、PCB処理について御質問させていただきたいと思います。
まず最初に、PCBの処理方法の原則について確認させていただきたいと思うんですが、PCBの処理をどういうふうにしていくのか、政府としての姿勢、考え方をまず最初に確認させていただきたいと思います。
【次の発言】 今大臣から御丁寧に御説明いただいたわけでありますけれども、要は、このポイントは、国の指揮監督のもとに一定期間内にPCBの処理をきちんとやる、そういうところにあるというふうに認識させていただいてよろしいでございましょうか。
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 きょうは、薬の優先審査についてと、重度心身障害者医療費助成事業について、限られた時間でございますがお伺いをしたいと思います。 優先審査につきましては、午前中に質問した同僚の仙谷委員の質問の中でも触れられたようなんで、若干重複するところがあるかもしれませんけれども、その点はお許しをいただきたいと思います。 まず、大臣にお尋ねをしたいと思います。 ことしの二月の予算委員会の分科会で私が新薬の承認について質問したのを覚えていらっしゃると思います。私は、そのときには、世界で標準薬と言われているような薬で、そして日本で承認されていないような薬については……
○古川(元)議員 お答えをいたします。 まず、今の五島委員の御質問にお答えする前に、そもそも私ども民主党が今回こういう形で物価スライドの特例法に対して対案を示させていただいた、その背景について一言述べさせていただきたいと思います。 この特例法は五年連続になります。最初三年は物価スライドを凍結する、そして昨年、ことしと、前年度物価下落分だけ物価スライドを適用する。この法案に対しましては、私ども民主党も、昨年まで、いろいろな問題、現役世代との負担の均衡、そしてまた高齢者に対する配慮、そういう点を考えながら、これまで四年間については政府案にやむを得ず賛成をさせていただいてまいった。 その審議の……
○古川(元)議員 民主党の古川元久でございます。 ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ提出の年金抜本改革推進法案について、提出者を代表し、その趣旨を御説明いたします。 趣旨の説明に先立ち、私からも一言申し上げます。 イラクで日本人三名が拘束されるという緊急事態が起きており、その解決に総理を初めとして我々すべてが全身全霊を傾けなければならないときに、国民生活に大きな影響を与える年金に関する議論を本当に冷静に行うことができるのか、極めて疑問であります。本来は、まず人質を無事救出して、事件が解決した後に、落ちついた状況の中でこの年金についての議論を行うべきであること、そのための協力なら……
○古川(元)議員 お答えいたします。 今宮澤委員の方から、私どもの案を熟読玩味していただいた、何も変わらないという読後感があったというのは、宮澤議員も、あの頭脳明晰な宮澤大先輩におかれてそのような読み方をされるというのは、極めて不可思議だなと。 今の政府案、まさに、先ほど言われたわけでありますけれども、私どもの案を批判して、この五年間の財政措置がとられていないじゃないかという御批判をされましたけれども、私どもから言わせれば、今の政府案というものは、まさにこの五年間をどうするかという目先のことに、その財政措置が中心になっておりまして、今国民の間にある現行制度に対する不公平感、不信感というもの……
○古川(元)議員 久しぶりに大変に良識のある御意見をいただいたというふうに、最初に感謝を申し上げたいと思います。 歴史認識、時代認識、まさに今福井議員が言われたとおりのことじゃないでしょうか。そういう中で、今回のこの年金の抜本改革の議論が国会の中で行われなければならない。そういう、今福井委員が言われたような認識に立てば、とても今回のような政府・与党案として出てくることは、多分なかったんじゃないかと思うんですね。ですから、私は、今のお話を聞いていまして思いましたのは、福井委員のような方が与党の中にも少なからずいらっしゃるはずにもかかわらず、どうしてこういう現行制度の延長線上の、当面の財政対策が……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 きょうは、参考人の皆様方におかれましては、大変に御多用のところ貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。 いろいろきょうは、私どもの政治家でやっている議論と比べますと、大変に落ちついた、そうして本質的な議論が行われているということで、大変に好ましいな、ぜひこういう議論をしっかりこの委員会でも十分に尽くしていきたいというふうに思っているわけでございます。 年金に対する国民的な関心がこれほど高まったことというのは、私は前回の年金改正のときも国会におりましたけれども、なかったんじゃないのかなという気がいたします。そう……
○古川(元)議員 聡明な宮澤委員からそのようなお話がありますと、ためにする御質問かなという感じもいたしますけれども、今宮澤委員がおっしゃいましたように、私どもは、新制度で納めた保険料に対応する給付は、新制度の中で納めた保険料総額に見合ったものを支給するという形で約束をさせていただいているわけであります。 ですから、この新しい制度というものは、所得比例年金部分は、加入者からしてみれば、それはみなし確定拠出のような形になっているわけですね。保険者の方から見れば、それは財政方式としては、政府の財政の運営の仕方としては賦課方式でありますけれども、しかし、掛けている人から見れば、それは事実上積み上がっ……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。
まず、総理、これまでのこの年金問題をめぐる、いろいろ明るみになってきたこと、また議論を踏まえまして、今回、与野党とも、年金の抜本改革が必要だ、そういう認識に至った背景には、現在の年金制度に対する国民の不信が極度にまで達している、そういうことがあると思いますけれども、今のこの状況の中で、現行制度に対する国民の不信感が少しでも解消したとお考えですか。
【次の発言】 国民は確かに関心を持ちました。そして、先週金曜日に、この政府・与党案を提出した提案者である閣僚の三人が国民年金に加入していなかった、言えば未納だったということが明らかになりました。
……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 昨日、三党合意がこの年金問題についてなされたわけでありますけれども、この合意は、我が党にとってはまことに苦渋の選択でございました。このまま私どもが一切与党との協議に乗らないという形でいれば、十四年間保険料が上がり続ける、給付が下がり続ける、その法案がそのままの形で、それが固定した形で通ってしまう。それを避けるためには、事実上、今回の合意で、この法案は二〇〇七年三月まで、一元化を含めた結論が出るときまでの暫定的な形、暫定的な法案だという形にしていかなければならない。そのために、私どもも、なかなか国民の皆さん方の理解を得るのは難しいということをわ……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 まず最初に、年金の話をきょうはしたいと思ってはいるんですが、その前に幾つかちょっと個別の話についてお伺いをしたいと思っております。消防庁長官は来ていただいていますか。――いらっしゃいますね。 まず最初に、ちょっと救急医療の話で厚生労働大臣と消防庁長官にお伺いしたいんですけれども、厚生労働省の調べでは、交通事故などで外傷を負って救急救命センターに運ばれて死亡した患者のうち約四割ぐらいは適切な治療をしていれば助けることができた可能性があるというような調査があったというふうに承知をしております。 実は、私の地元でも、救急救命士と救急医療機関が非……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 現在、私どもの世界は大きな時代の変革期にある、それは皆さんだれもが認識を一にすることじゃないでしょうか。 日本社会も社会構造が大きく変わりつつありまして、こうした時代の転換期においては、とりわけ社会的セーフティーネットである年金や医療、介護といった社会保障制度の役割というものは、転換期以外のとき以上に、やはり転換期だからこそ私は大きいんじゃないかというふうに考えています。 なぜならば、人々は、これまでの生活や行動様式を変えて、新しい時代に適応することを求められるわけでありますから、新しいことにチャレンジしなきゃいけない。チャレンジするため……
○古川(元)議員 今大野議員の方から感電したというお話がございました。勇気をというお話がございましたが、そこまで自信があるのであったら、この選挙でも国民の民意というものを理解しておられないんでしたら、これは衆議院を解散されて、そして国民に信を問われればいいと思います。そこで感電しても、国民がこれを認めたということであれば、それは今のような言い方もあるかもしれませんが、明らかに今回の参議院選挙の結果というのは、この選挙は年金選挙と言われるほど年金が争点になって、明確な意思表示がされたわけであります。 私ども民主党は、とりあえずこの年金改正法については一たん白紙に戻して、本当の一からの議論をしよ……
○古川(元)議員 先ほど谷本委員は民主党案には中身がないと言われましたけれども、政府・与党案こそ、理念もなければ、抜本改革、百年安心と言いながら、午前中の厚生労働委員会でも御党の長勢筆頭理事がつい口を滑らせて、当面の赤字手当てのためにという話をされておられました。もともとからそういう話であればもっとこの年金議論は建設的な議論になったんだと思いますけれども、そういう意味では、与党の方がきちんとした新しい年金制度の姿を示さなかったというところが、まずそもそものボタンのかけ違いになったと私は思います。 そういう中で、私どもは新しい年金制度の姿を示させていただきました。具体的な数字がないというふうに……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 昨年の年金審議を思い浮かべますと、一番議論を混乱させた原因をつくったのが小泉総理のいろいろな発言じゃないかと思いますが、その総理がここにいらっしゃらない。昔、クリープを入れないコーヒーなんてというコマーシャルがありましたけれども、総理のいないこの年金集中、本当にどういう意味で総理は年金問題を考えておられるのか。多分、これが郵政の問題だったら、別に国会に呼ばれなくても、おれは出てくると言って出ていらっしゃったんじゃないかと思いますが、これだけ年金問題が国民の一番の関心事であるにもかかわらず、総理が自分で出てくると言われないということ、この一つを……
○古川(元)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、中山太郎君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私からは、憲法改正の国民投票法の議論をするに当たりましては、憲法改正のみならず、広く一般的な国民投票制度そのもののあり方についても検討する必要があるのではないかということを申し上げたいと思います。 先ほど岩國委員からもお話ございましたが、さきの総選挙は、ある種、郵政民営化の賛否を問う国民投票だと小泉総理は言われたわけでありますけれども、そのことによってかどうかわかりませんが、投票率が非常に上がったということを勘案しましても、国民が明示的に何らかの重要な課題について意思表示をしたいという気持ち……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私どもは、憲法改正国民投票法制のあり方を論ずるに当たりましては、間接民主制を補完する制度として、憲法改正以外にも、皇室制度、家族制度、生命倫理など、国民の重大な関心事、政策テーマについては、場合によっては国民投票で国民の意思を反映させるべきではないか、そういう基本的な考え方から、憲法改正に限らず、広い意味での国民投票制度のあり方を含めて考えるべきではないかというふうに考えています。 この点、ただいま自民党の近藤理事の方から、憲法改正の国民投票と一般の国民投票とは全く異なる性格のものだという意見の表明がございましたが、この点では私どもは考え方……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 限られた時間でございますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 まず、谷垣財務大臣に、財政の役割についてちょっとお伺いしたいと思います。 今、財政の健全化、再建ということが、ある種、これからの大きな政策、最重要政策テーマとも言われているんですが、私もかつて旧大蔵省に勤務した者として、財務省はどうしても、財政さえ健全化され、とにかく借金さえ返せばそれでいいという、財政再建そのものが自己目的化する、そういう傾向があると思うんですが、財政を健全化するというのは、やはりそれなりの意味がなければ。あくまでも、私は、財政の健全化というものは、目……
○古川(元)議員 先ほど来から御議論があっておりますが、私ども、児童育成事業については、暫定措置の間は事業主からの拠出金の徴収、そこの部分を充てると。その間、先ほど来から、大臣いらっしゃらないですね、大臣と小宮山委員との間で議論されておりましたように、子供をめぐる、まさにこれは委員御承知のとおりでございますけれども、歳出全体の見直しを行っていく中で、社会保障の分野でいけば、またそうした給付の分野でいけば、高齢者の方と十七対一という話もあったわけでありますけれども、そういうものをどういうふうに子供のところにシフトしていくか。そういう暫定措置の間に全体的な見直しをしていく。 そういう中で、今行わ……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 医療制度改革法案に対しまして質疑をさせていただきたいと思いますが、具体的な質問に入る前に、ぜひ私は大臣に、今の日本の医療制度についてどういう現状認識を持っておられるか、その確認をさせていただきたいと思っております。 と申しますのも、どういう現状認識を持っているかによって、全く対応が変わってくると思うんですね。年金改革の議論のときにもそうだったんですが、我々は、現行の年金制度は、このままでは近い将来破綻する、だから新しい制度を一日も早くつくりましょうということで新しい制度を提案したわけであります。 政府・与党の方は、現行制度は何とかごまかし……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 過日、といいましても二月なんですが、ここにいらっしゃる鴨下委員や福島委員と一緒に、日本医療政策機構が主催する医療制度改革に関するシンポジウムに参加をさせていただきましたが、そのときに、この日本医療政策機構が、千十一人の方から回収できた世論調査を行ったという結果の発表がありました。 その中で、皆さん方への資料一、二にその要旨がつけてありますけれども、その世論調査によりますと、国民の六割が現在の医療制度に不満である。しかし、その不満の中身というのは、診療とか診断とか治療等の技術の質というよりも、むしろ、制度決定への市民参加の度合いとか制度決定プ……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。
総理にまずお伺いをいたしますが、今の日本の医療について、総理はどういうふうに評価しておられますか。うまく機能していると思っていらっしゃるか、あるいは問題が多いというふうに考えているか、お聞かせください。
【次の発言】 話を広げて私の聞いていることに答えないということはちょっとやめていただきたいと思うんですね、時間がないんですから。
今の日本の医療、総理が言われた、国民のニーズにちゃんとこたえるような状況になっているという認識はありますかと聞いているんです。あるかないか、答えてください。
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 大臣、あきれますよね、これ。あいた口がふさがらないというのは、まさにこのことをいうんじゃないかな。懲りない面々という言葉がありますが、社会保険庁ほど懲りていない人たちや組織はないんじゃないか。 我々、従来から、社会保険庁は廃止をして、国税庁と統合した歳入庁をつくるべきだというふうに主張してまいりました。二年前の年金改革の議論の中でも、次々と社会保険庁の不祥事が明らかになる中で、やはりもうこれは社会保険庁、解体とか再編とかそんなものじゃなくて廃止するしかない、歳入庁だというふうに主張してまいりました。 しかし、そのことに耳を傾けないで、歳入……
○古川(元)議員 お答えいたします。 私どもがこのがん対策基本法を提出した目的といいますか思いは、まさに、がん患者そしてその家族の皆様方の命の叫びにきちんと政治はこたえていかなければならない、そのように考えたからでございます。 本日、先日参議院の本会議場で、みずからがんと闘っておられることを告白されました山本参議院議員も傍聴に来ておられますけれども、がんと闘っておられる患者の皆さん方、そしてその家族の皆様方、日々命との闘いを続けておられるわけであります。 そういう中で、日本のがん治療をめぐる環境が先ほどの仙谷委員のお話にありましたように、遅々として進んでおるという状況、この状況を思い切っ……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 今、山井委員の方から、我が党が従来から主張しております新しい年金制度、今の年金制度をやめて、国民年金も含めてすべての国民の皆様方がひとしく同じ制度に入る、その年金制度の創設と、同時に、保険料というものは、これはもう税と一緒に徴収する仕組み、国税庁と社会保険庁を廃止して新たに歳入庁をつくって、そこで税と保険料を一緒に徴収する、それが、行政のコストはもちろんでありますけれども、国民の方の視点、国民のコストという点からも効率的で、また納得的ではないかということを我々従来から主張しているわけでございます。 きょうは、この社会保険庁の今回問題になって……
○古川(元)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、中山太郎君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 まず最初に、今回の調査団に私も加えていただきましていろいろと勉強させていただきましたこと、中山団長を初め、同行させていただいた皆様方、そして御協力いただいた皆様方に心から感謝を申し上げたいと思います。 私からは、三点ほど調査団に参加をさせていただいた感想を述べさせていただきたいと思います。 まず最初に、今回は憲法改正のための国民投票法制をつくるための調査を目的とした出張でありましたが、訪問した各国において、国民投票制度というものが間接民主主義を補完する制度として、憲法改正に限らず重要な問題については国民投票を行うことができるようになってい……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私ども民主党は、この憲法改正国民投票法制につきましては、これは憲法の附属法として本来は憲法制定のときに整備されるべきであったものであります。その意味では、国民投票制度そのものの整備につきましては、これは整備をする必要性があるという基本的な立場に立っております。 ただ、この整備をするに当たりましては、まずその大前提として確認をしなければならないこととして、国民投票法制の整備が憲法改正の議論とは切り離された形の中で議論されなければならない、そのことを私どもはこの委員会で共通認識として持つべきであるという立場に立っております。 また、先ほど辻元……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 本当は柴山委員にちょっと聞きたいと思ったんですが、柴山委員が離席されてしまいましたので、ちょっと意見を述べさせていただきたいと思います。 一般的な国民投票について、この委員会で憲法改正のための国民投票を議論する際に、そこまで含めて考えるかどうかということが一つの大きな論点になっているわけでありますけれども、自民党の委員の皆さんは、だれもが、憲法改正と一般的な国民投票とは分離して考えるべきだという話がございました。 ただ、昨年来のこの委員会の議論でも、また、先週、そして今週の滝委員からの御指摘でもありましたように、昨年の総選挙は、ある意味で……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。
私は、今国会の大きな焦点の一つでございます医療制度改革の関連で、きょうは特にがん対策についてお伺いをしたいと思います。
その大前提といたしまして、この国会に政府の方で提案をされようとしております医療制度改革、その中心は、今後増大すると見込まれる医療費の抑制にあるというふうに感じておりますけれども、政府としてどういう形で抑制していくのか、この基本的考え方について最初にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 今、大臣の方から医療費の適正化というお話がありましたが、どうもお話を聞いていると、政府の考えているのは、要するに政府の視点で、医療という……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 きょうは、年金に関する質問をさせていただきたいと思います。 公的年金の一元化という言葉が一昨年の年金議論のときに非常に大きなキーワードになりましたけれども、この公的年金の一元化という言葉の意味について、どうもいろいろと考え方に違いがある、政府の中でもどうもずれがあるような感じもいたしますので、そこのところを確認させていただきたいと思います。 我々民主党は、公的年金制度の一元化という場合には、当然それは、国民年金も含めた公的年金制度、これ全体を一元化するというふうに考えておりますけれども、政府の認識はいかがでしょうか。
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。
きょうは、四点についてお伺いしたいと思います。
まず最初に、年金積立金運用と国債管理政策について御質問をしたいと思います。
財務大臣の方にお伺いしたいと思いますが、今後の国債の発行予定、あるいは今後金利はどうなるというふうに予想されておられるか、その点について御所見を伺わせていただけますでしょうか。
【次の発言】 時間が限られておりますので、簡潔にお答えいただきたいと思うんです。
九〇年代の半ばに大量発行された国債の償還が来て、今後、国債の大量発行がまた起きてくるということは財務大臣もお認めになりますよね。
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、民主党を代表して質問させていただきますが、質問に当たりまして、ここまで中山委員長のもと、この憲法改正のための国民投票法が与党側そして私ども民主党から議員立法という形で提案をされて審議に入るということに対しまして、これまでの委員長を初めとする委員の皆様方の御尽力に心から敬意を表したいと思います。 そして、本日の議論を通じてこの憲法改正のための国民投票法に関する国民の皆様方の理解が深まっていくように、私自身、地元などでお話をしていても、憲法に関する関心は、一部の非常に改憲を主張される方、そしてまた護憲を主張される方、そういう方以外のかな……
○古川(元)委員 第二分科会の審査について御報告申し上げます。 本分科会は、防衛庁、防衛施設庁、総務省、財務省及び文部科学省の所管について審査を行いました。 主な質疑事項は、郵政民営化における郵便局の活用策、地方公共団体の行政改革の促進、地方分権の理念と税財政改革の現状、頑張る地方応援プログラムにおける問題点、NTTの電報申し込み番号の民間への開放、重要文化財保護と都市開発との調和の必要性、特別会計における資産の適正規模への圧縮、地方公共団体の財政破綻に係る金融機関の貸し手責任、岩国市庁舎建設に対する防衛庁補助金のあり方、都市部と過疎地の教育格差是正に対する取り組み、高等教育における総合的……
○古川(元)議員 お答えいたします。 私どもは、昨日の本会議でも山井議員から御説明をいたしましたように、今回のこの歳入庁法案というのは、単に、今失われた社会保険庁に対する信頼を回復する、そういう手段だけでなく、やはり行政コスト全体を削減する。そしてまた、特にこれは税とか保険料、国民の視点に立ったときに、これは松本委員も御存じだと思います、おわかりだと思いますけれども、いろいろなところから税金だとか保険料だとか請求書が来ますね、それに対して一々それを別々に納めているわけです。これは行政の側のコストだけじゃなくて、納税者、納付する者にとってもコストがかかっている。私たちは、行政コストを削減するだ……
○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久です。 きょうは、まず最初にちょっと政府広報について聞きたいと思います。 最近いろいろな政府広報がありますね。「ストップ!いじめ」とかエイズ検査の勧めとか、あと、「「美しい国づくり」プロジェクト あなたが思う「美しい日本の粋(すい)」はなんですか?」、こんなことまで、政府の広報で税金でやるのがいいのかと思ったりしますが、中身については、そこにいらっしゃる鴨下先生とか私が所属している決算行政監視委員会の話かなと思います。 きょう、広報室長に来ていただいています。どういうものを税金をかけて政府広報にするか、こういう政府広報でいろいろな新聞……
○古川(元)委員 質問に先立ちまして、憲法調査会の時代から現在のこの特別委員会まで、中山委員長のもと、与野党の理事、オブザーバーの皆さんが中心となって、憲法に対する立場の違いを超えて、憲法に関する議論及び国民投票法に関する議論がこれまで精力的かつ真摯に行われてきました。こうした議論を可能としました、これまで尽力されてきた中山委員長には心より敬意を表しておったわけでございますが、さきの中央公聴会の設定といい、また職権で委員会立てをするきょうの行為といい、こうした委員会運営のあり方はこれまでの与野党間の信頼関係をすべて台なしにするものでありまして、まずは強く抗議申し上げたいと思います。その上で質問……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私も議員になりまして十一年になりますが、いつも財務金融委員会とか、特にここ数年は厚生労働委員会とか、かなり肉体的にそういう激しい委員会におりましたので、上品なこの経済産業委員会で質問するのは初めてでございますので、ちょっとなれないところもございますが、また、委員長初め大臣の皆様方、そして委員の皆様方の御協力をいただいて、きょうは質問をさせていただきたいと思います。 特にきょうは、私がかつておりました厚生労働委員会の方が、午前中は我が党の長妻さんと舛添大臣、午後は、今の時間、菅代表代行と舛添大臣、何かテレビでいいますと紅白歌合戦をやっている裏……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私は、特許法の改正について御質問をする前に、知財戦略の中で日本のブランド戦略というものが一項目として掲げられているわけでありまして、それに関連してちょっとお話をさせていただきたいと思います。 まず、それに先立ちまして、大臣、ことしもダボスに私も御一緒させていただきましたが、向こうでもお目にかかりましたけれども、出られるのはことしで何回目になられるんですか。初めから三回目ぐらいですか。出られて、ダボス会議の中での日本の存在感といいますか、そういうものについてどんなふうに感想を持たれたか、ちょっと大臣の御感想をお聞かせいただけますか。
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。
まず最初に、今回の農商工連携法案、これも地域活性化の施策の大きな一つというふうに政府は出しているんだと思いますが、もう一方で、地域力再生機構法案という法案が、これはこの委員会じゃなくて内閣委員会ですか、かかるようでありますけれども、この関係がどうなっているのか、まずその点について御説明いただけますか。
【次の発言】 山崎さんは、ここよりも、早く厚生労働省に帰ってきちんと、まず自分のもといた役所をしっかりしてもらいたいなという感じがしますけれども、今の話も役所の視点からなんですね。
私も今回この法案を見て、この話というのは、もうちょっと中小企……
○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。 今回かかっております法案も、中小企業の経営を資金面の方からサポートしていこう、そういう発想に立っているものだというふうに認識をしておりますが、先日の質疑でも私言及いたしたと思うんですが、どうも日本の中小企業対策というのは、やっていますよという形をいわば役所の側から言いわけのように立てているだけで、本当にそれが中小企業に役立っているのかどうか、そういう視点が欠けているのではないかという懸念を常々持っておりまして、そうした視点でもってきょうも質問をさせていただきたいと思います。 まず、このところ中小企業の、中小企業だけじゃな……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、参考人の皆様方には、お忙しいところ、大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、まことにありがとうございます。 最近、政府のやることというのは、大変国民の不信を買うことばかりでありまして、今回の法案のように、参考人の皆様方すべてから、これは大変いい法案だ、ぜひ早く通してもらいたい、経済産業省もよく頑張った、そういう役所に対するお褒めの言葉を聞くというのは最近珍しいなというふうに感じております。 そういう意味では、消費者の皆さんの、割賦販売とか訪問販売あるいはインターネット販売、そういうものに対する信頼をきちんと確立することも大事であ……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 きょうは、不動産の経済や産業に与える影響について議論をさせていただきたいと思います。 まず最初に、大臣の御見解をちょっと伺わせていただきたいと思っているんですが、経済、特に日本経済や日本の産業において不動産がどのような役割を果たしている、あるいは不動産価格などがどのような影響を経済や産業に与えているというふうにお考えになっているか。 今回、いろいろ私も質問するので聞いてみましたが、経済産業省の中で不動産というのは担当しているところがないということなので、役所としての見解ではなくて、二階大臣の個人的な見解で結構でございますので、不動産が経済……
○古川(元)委員 民主党の古川元久です。 ちょうど私が大蔵省に入省したのが昭和六十三年でした。そのとき、まさに政府は消費税の導入をしようということで、その議論が始まっていたわけでありますが、当時の大蔵大臣、私が入省したときの大臣は宮沢大臣でした。消費税の議論が始まり出したといいますか、やり始めたすぐに起きたのが、御存じのリクルート事件です。 この問題が大変政治不信の大きな流れをつくることにもなり、私は役所の中に一年生でいて思いましたのは、この日本の国をこれからどういう社会に向けてどういう税制をつくっていかなければいけないか、そういう大事な議論が、このリクルート事件が本当に多くの政治家に波及……
○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久です。 きょうは、私の方からは不正競争防止法の改正案についてお尋ねをさせていただきたいと思います。特に、この法案は参議院の方で先に議論もされておりますので、参議院の方での議論も踏まえた上での御質問をさせていただきたいと思っています。 まず、そもそも、こういう法律を改正するとか法律をつくる、つくる以上はちゃんと実効性が伴わないと、何かアリバイのように、いろいろ問題があったらそれに対してやりましたと、やっているふりをするだけではこれは意味がないわけでありますので、今回の不正競争防止法の改正というのは私は必要なことだというふうに思っております……
○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。 きょうは、クラスター爆弾についての条約の批准を受けての国内法の審査ということで、若干でございますが、質問させていただきます。 まず、クラスター爆弾というのは、これは本当に多くの被害者、特に子供を中心に大変な被害者が世界的に生まれていて、人道的な見地から全面的な禁止をするということの条約の締結に日本も率先して参加をしたということは、当初は、この全面禁止には政府としてもかなり消極的であったということを言われているわけでありますから、そういう方向へ転換をされて、全面的な禁止に向けて積極的に推進していくという立場に立たれたことは……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 北朝鮮に対する経済制裁の延長、強化につきましては、今北朝鮮がとっている行動を見れば、これは我が国政府としてもしっかりとやっていくべきだというふうに思っておりますので、この際、制裁措置を厳格に執行して、今の北朝鮮の振る舞いは決して認められないという我が国の姿勢を明確にすることは極めて重要だと思っております。 問題は、経済制裁をやる以上は、これはやはり実効性のあるものでないといけないわけでありまして、何か国内的あるいは対外的にも日本はやっていますよというだけでは北朝鮮を追い込むことにもならないわけでありまして、我が国としては、我が国がみずから行……
○古川副大臣 今、行政刷新会議の方で、事業仕分けというもので、これまでの既存の事業を中心に見直しをさせていただいております。ですから、今やっております事業仕分けというのは、基本的には、これまで行ってきた事業を中心にいたしまして、本当にそれが必要なのかどうかというものを外部の目やあるいは公開の場というところで判断をするということでございます。 今御質問のございました五十億ドルの支援というお話でございますが、これはまだこれから実施をするということでございますし、まさにこれはそれぞれの政府の中の関係のところで議論をして決めておいていただいている話でありまして、その場においてその有効性等も含めて十分……
○古川副大臣 お答えいたします。 今まさに委員も御指摘になりましたが、事業仕分けというのは、これまで官僚と一部の政治家、その中で国民から目に見えないところで予算編成の作業が実質的に行われてきた、その過程をできるだけ国民の皆さんにオープンにしていく、そういう視点から取り組んでおるものでございます。 そういう意味では、予算編成過程の一部分、これを公開の場で、外部の視点も入れて、もう一度これまでの予算の行ってきた事業の中身、それを見ていこうということでございますので、当然、予算査定、予算編成というのは、これは財務省が担当してきているものでございますから、その視点から財務省の担当者には事業仕分けの……
○古川副大臣 おはようございます。 内閣府副大臣の古川元久でございます。 国家戦略、行政刷新、経済財政政策等の施策及び科学技術政策、栄典、国際平和協力業務等を担当いたします。 田中委員長を初め理事、委員各位の皆様方の御指導と御協力をいただいて、菅副総理を初め関係大臣を支え、全力を尽くしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○古川副大臣 お答えいたします。 富田委員、わざわざ過去のものまでお調べいただきまして、ありがとうございます。 私も厚生労働委員会に長く所属をいたしまして、まさにこういう問題について、一刻も早く、そうした待っている患者さんたちの身になってやっていかなきゃいけない、そういうことを訴えてきたものであります。 それは、今、長妻大臣からのお話の中でも思いは同じでございますし、鳩山総理が、私たちはとにかく人の命を大事にする政治をする、そういう政治をやっていきたいということについては、私ども内閣として、一貫してこれは一致しているところでございます。 そういう中で、今回の補正の見直しのところで、個別……
○古川副大臣 大学の同級生でもあり、名前も一字しか違わないということで、お互い昔からよく勘違いされたりして、その古川委員にお招きをいただきまして御質問いただきまして、まず感謝を申し上げたいと思います。 今、御指摘がございましたように、まさに税制というものもグローバルな視点で考えていかなければいけないというのはおっしゃるとおりだと思います。ぜひ、お時間がございましたら、昨年末に政府でまとめました税制調査会の税制改革大綱をお読みいただきたいと思っておりますが、これは、私どもは、現政権におきまして、税制のあり方を抜本的に見直していこうと。 その見直す視点といたしまして、現行税制もそうなんですけれ……
○古川副大臣 お答えいたします。
委員おっしゃるとおり、この環境分野、日本は今のところ大変強い技術力を持っているわけであります。しかし、そうした分野で他国の追い上げは非常に進んでおりますので、そういう意味では、今のアドバンテージがあるうちに国際標準をとって、そして日本のすばらしい技術を世界にも広げていくということが、日本の成長にとってはもとより、世界の持続的な発展のためにも重要なことだというふうに認識をいたしております。
【次の発言】 再生可能エネルギーにつきましては、温室効果ガスを排出しないクリーンなエネルギーとして世界的に市場も拡大しておりまして、そういった点でも、成長戦略においても重要……
○古川副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。 柴山議員も外務政務官をやられて、役所の中のオフィスの状況がどうなっているかは御存じだと思いますが、極めて旧来型で、こうした官僚的な、今までの行政の硬直的な発想というものからすると、今、民間企業にお勤めになっていたわけでありますから、柴山議員もよく民間企業などのオフィスなんかもわかっていると思いますが、やはり時代に合わせて変わっていっているわけであります。 そういう意味では、今回、新政権のもとで発足した国家戦略室、そして行政刷新会議、いずれも、従来の行政のそうした発想を超えた新しい発想のもとで、今までの行政というものを刷新し、そしてまた大……
○古川副大臣 お答えいたします。 日本航空の事業再生計画は、専門的かつ公正中立な立場にあります企業再生支援委員会により、三年以内に事業再生が見込まれ、機構の支援基準を満たすと判断されたものと認識いたしております。 詳細な計画内容につきましては、今後、会社更生法に基づく更生計画におきまして最終的に確定することになりますが、路線、機材、人員の大幅なダウンサイジング、コア事業への集中、バランスシートの十分な健全化等の包括的な事業再構築によりまして、抜本的な経営改善を実施することになると伺っております。 このような内容の更生計画を着実に遂行することにより、日本航空の確実な再生が達成されることを期……
○古川副大臣 お答えいたします。 日本航空の事業再生内容等につきましては、企業再生支援委員会が支援基準に基づき支援決定を行う際などに、政府としても、機構法にのっとった形で、その範囲内で、必要な関係情報を機構から入手してきたところでございます。 御質問のリストラにつきましては、現在、日本航空の再生をより一層確実なものとするため、機構が鋭意作成中の抜本的な会社更生計画におきまして、路線及び機材のさらなる見直しを通じた収益力の強化策に加えて、特別早期退職等を通じた人員の大幅見直しを初めとした追加的なコスト削減策も検討中であるというふうに伺っております。
○古川副大臣 これは一つの試算の結果だというふうに認識をいたしております。
【次の発言】 試算が正しいかどうかというのは、これは委員もわかっていて御質問されておられるんだと思いますが、それぞれの前提の中で、計算式で計算をすればこういう試算になるであろうということについては、私ども認識をいたしております。
○古川副大臣 お答えいたします。 今回予定をいたします事業仕分けは、昨年十一月に実施した事業仕分けにおいてさまざまな問題が指摘された、行政から支出を受け、あるいは権限を付与される等によって独立行政法人及び政府系の公益法人が行う事業、そういった指摘があったものがありますので、こうした独法及び公益法人が行う事業を取り上げて、予算面にとどまらず、事業の必要性や有効性、効率性や緊要性や、だれが事業を実施する主体として適当かということについて検証を行うことを主の目的にいたしております。 したがいまして、その事業仕分けを行った結果としてある程度の歳出削減というものが出てくるということは私どもも想定をし……
○古川副大臣 時間も過ぎておりますので、簡潔に申し上げたいと思います。 本件につきましては、本体企業のみならず、取引先等の関連企業が中堅、中小企業を含め多数に及び、その破綻というのが地域の雇用、経済に甚大な影響を及ぼすおそれがあることなどから、再生を支援する重要性は極めて大きいと判断をされたものというふうに理解をいたしております。
○古川副大臣 お答えさせていただきます。 中川委員の方から、官僚にだまされたんじゃないか、そういう御指摘がございましたが、そんなことは全くございません。この国家戦略局あるいは行政刷新会議、総理直属の、総理のリーダーシップを強化するそうした仕組みというのは、私たちが政権を獲得する前から考えてきたものであります。 ここは、委員、御自分で内閣官房長官をやられておりましたからわかると思いますけれども、官房長官というのは、総理を支える、そして全体を把握していく、行政各部を見ていく、そういう、支え役として余りにも非常に幅広く所掌があり過ぎるということが、逆に十分な支えになっていないのではないか。やはり……
○古川副大臣 早速、発令早々に御指名をいただきまして、ありがとうございます。 法令解釈担当の副大臣といたしましては、この職域部分というのは国家公務員共済組合法及び地方公務員等共済組合法に規定されておって、まさに、そういった意味では法律上の根拠があって支給されているというところだと思います。 この立法は、では憲法の十四条の公平原則に通ずるかどうかということでございますが、先ほど来から、先日の原口大臣あるいは今の渡辺副大臣のお話にありましたように、それは、当然、立法をする際にそれなりの合理的な根拠を踏まえて立法をされて、そのもとで、政府としては、これは合理的な根拠がある範囲内での法律として定め……
○古川副大臣 報道があったことは私どもも承知をいたしておりますが、ただ、委員も与党としても活動しておられましたから多分わかると思いますが、しばしば政府内で議論されていないことが報道されるということもよくある話でございまして、この件につきましても、私どもも報道を見てびっくりしたというところでございます。
成長戦略につきましては、現在、昨年末に決定をいたしました基本方針を踏まえつつ、施策の追加、具体化を行って、本年六月ごろに新成長戦略の全体像を完成させる予定でございまして、現時点で政策課題を決めているわけではございません。
【次の発言】 私どもは、FTAというもの自体をさまざまな形で推進していか……
○古川内閣官房副長官 お答えいたします。 先ほど委員から御指摘がございましたように、特措法におきまして、地域の実情に応じ、きめ細かな措置を積極的に実施できるよう、基金の設置その他の必要な措置を講ずるものというふうに規定をされております。 このため、畜産業につきましては、農林水産省内に特別チームを設けまして、補助事業や融資制度等の各種支援対策が円滑に活用されるよう、現地の相談等にきめ細やかに対応し、発生農場等の経営再開や畜産業の振興を最大限支援する。さらに、商工業につきましては、関係団体の協力を得て、プレミアム商品券の実現を支援するほか、宮崎県が検討中の商工関係のイベント等を助成するためのフ……
○古川副大臣 予算の参考資料としてお手元にお配りしてあります「平成二十二年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」について御説明いたします。 これは、去る一月二十二日に閣議決定したものであります。 政府は、景気の持ち直しの動きを確かなものとするため、明日の安心と成長のための緊急経済対策を着実に実施するとともに、新成長戦略の推進を通じて、成長のフロンティアを拡大し、新たな需要と雇用を創造してまいります。 また、今後の経済財政運営に当たっては、国民の暮らしに直結する名目の経済指標を重視するとともに、デフレの克服に向けて、日本銀行と一体となって強力かつ総合的な取り組みを行ってまいります。 ……
○古川内閣官房副長官 大変、加藤先生から、今までの政権の経済財政政策の決め方についても御高説を賜りまして、私も勉強させていただきました。 まさに、先生いみじくも言われましたように、小泉政権におきましては竹中さんという、一人でまさに全部負うという非常に象徴的な方がおられたかもしれませんが、加藤先生も今お話をされましたように、ほかの政権下においては、一人がすべてというわけではなくて、何人かの方がチームとなって、最終的にはそれを官邸で、そして総理のもとでまとめていくという形がとられていたのではないかと思います。 私ども、チーム民主党、そして今菅内閣として、私どもは官邸主導、政治主導で政策を決めて……
○古川内閣官房副長官 内閣官房副長官の古川元久でございます。 田中委員長を初め、委員の先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、福山副長官とともに仙谷官房長官を補佐してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○古川内閣官房副長官 お答えします。
今大臣がおっしゃったとおりでございます。
【次の発言】 ただいま大臣から御答弁がございましたさまざまな点を勘案いたしまして、効果的、効率的な事業の運営という観点を踏まえまして、農林水産省におきまして、今後、宮崎県から要望を十分に聞いた上で、基金の具体的な内容を協議していただくことになるというふうに考えております。
【次の発言】 もちろん、最終的には官房の方で取りまとめをさせていただきますが、まずは、中心になっております農林水産省において、地元であります宮崎県の要望を十分に聞いた上で、基金の具体的内容を農林省中心に検討していただいて、最終的には、他省庁の分……
○古川内閣官房副長官 御指摘の領土問題につきましては、我が国の主権にかかわります極めて重要な問題であると認識いたしております。
したがいまして、御指摘の体制整備の面も含め、我が国の立場を主張していく上でより有効な方策について、政府としてもしっかり検討してまいりたいというふうに考えております。
【次の発言】 先ほどお答えいたしましたように、我が国の立場を主張していく上でより有効な方策について、政府としてしっかり検討してまいりたいということでございます。
○古川内閣官房副長官 お答えいたします。
岩屋委員も御承知かと思いますが、外交上のやりとりにつきましては、対外的にどう説明するかということについては、これはやはり外交上ということもございまして、さまざまな検討をしていかなければいけない。そういった意味では、先ほど委員が言われた以上の詳細については差し控えさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。
【次の発言】 これも大変恐縮でございますが、個別具体的な問題につきまして、そのやりとりについて申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 今お話がございました部分でございますけれども、今回の首脳会談に……
○古川内閣官房副長官 内閣官房副長官の古川元久でございます。 荒井委員長を初め委員の先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、仙谷官房長官を補佐してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○古川内閣官房副長官 お答えいたします。 先日の御質問は、民主党代表として菅総理にお尋ねいただいたものというふうに承知をいたしております。 したがいまして、政府としてお答えする立場にないということを御理解賜りたいと思います。
○古川内閣官房副長官 私はもう六月から官房副長官をやっておりますので、既にこの事案については、官邸として、九月七日、海上保安庁等から当該事件についての説明を受け、その後も関係省庁から、最新情報を含め、随時、適時適切に報告を受けております。
【次の発言】 私は直接この問題に、別に担当しておるわけではございませんので、私はそういう随時報告を受けておったということでございます。
【次の発言】 今般の事件を受けて、官邸として特別の会議体などを設置した事実はございません。
○古川内閣官房副長官 今、官房長官の御発言についての鴨下議員からのお話がございましたが、長官がきのう申された趣旨、今、菅総理から言われましたように詳細はもちろん御本人でございますが、私が聞いておりましたところで感じたところは、それは言葉が柳腰という言葉遣いをいたしたかもしれませんけれども、しなやかに、そしてまたしたたかにやっていくと、私は官房長官はしっかりその中身を御説明していたと思います。そのことを御確認いただければと思います。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、長官は、中国で言われているような意味で柳腰というのを使ったのではなくて、その後できちんと御説明を申し上げましたけれども、し……
○古川内閣官房副長官 お答えいたします。 先ほど町村委員からもお話がありましたように、従来から政府を挙げて情報保全の徹底には取り組んできたところでございますが、現在、我が国の秘密保全に関する法令について申し上げますと、例えば、国家公務員法の守秘義務規定に関する罰則が軽く、抑止力が必ずしも十分でないなどの問題を抱えているというふうに考えております。 したがって、秘密保全に関する法制度のあり方について結論を得るよう早急に検討を進めていくことが必要だというふうに考えておりますし、また、IT化が進んでおります現在、とりわけ機密性の高い情報を取り扱う政府機関や部署におきまして、機密情報へのアクセスの……
○古川国務大臣 お答えいたします。 齋藤委員からおっしゃったお話は、私も大変同感をいたしております。 ただ、先ほど、立地補助金は余り効果がないんじゃないかというお話がございましたが、これは実際に、先日、総理が日産の工場なども訪れましたけれども、平成二十一年度から二十二年度の低炭素型産業向けの補助金、これは累計で約千四百億出しましたが、これによりまして、八十程度のエコカー等製造の工場の設備投資などを支援いたしました。これによりまして、予算額の大体約五倍の六千七百億円の設備投資の呼び水になると予想されております。そういった意味では、これは一定の効果を上げている。 今回の円高の対策におきまして……
○古川国務大臣 科学技術政策を担当する内閣府特命担当大臣及び宇宙開発担当大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。 科学技術・イノベーション政策につきましては、本年八月に閣議決定された第四期科学技術基本計画に示された政策が着実に具現化されるよう取り組むことが重要であります。我が国が東日本大震災から力強く復興再生し、世界のフロントランナーとして成長、発展するとの国家戦略の観点から、科学技術の振興とイノベーションの創出は不可欠との認識に立ち、グリーンイノベーション、ライフイノベーション、復興再生並びに災害からの安全性向上、基礎研究及び人材育成を主要な柱と位置づけ、強力に進めてまいります。そのために……
○古川国務大臣 御答弁を申し上げる前に、まず一言、最初に、馳委員に大変温かいお言葉をいただきましたことを心から感謝申し上げたいと思います。また、馳委員におかれましては、宇宙政策について、大変今までも御尽力をいただいてまいりましたことを宇宙開発担当大臣として心から敬意を表したいと思います。 その上で、今御質問のございましたことについてお答えをさせていただきたいと思っております。 準天頂衛星システムは、産業の国際競争力強化、産業、生活、行政の高度化、効率化、そしてアジア太平洋地域への貢献と我が国のプレゼンスの向上、さらには、日米協力の強化及び災害対応能力の向上等広義の安全保障に資するものである……
○古川国務大臣 国家戦略担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣並びに社会保障・税一体改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 国家戦略室は、税財政の骨格、経済運営の基本方針、その他内閣の重要政策に関する基本的な方針の企画及び立案並びに総合調整の機能を担うこととされております。 このため、我が国が直面する厳しい経済財政状況を踏まえ、財政運営戦略に基づく財政健全化に向けて、引き続き目標の達成を目指してまいります。また、新成長戦略の実現を加速するとともに、震災後に生じた新たな課題に対応するため、戦略の再強化を行い、年内に日本再生の戦略を策定します。 さらに、こうした戦略……
○古川国務大臣 まずは、竹本委員から大変御激励をいただきましてありがとうございます。 竹本委員とは、年齢は大先輩でいらっしゃいますけれども、同期当選ということもあって、さまざまな場面で御指導もいただいてまいりました。また、お互いにダボス会議、余り日本の政治家で出る人は少ないんですけれども、多分、竹本先生は自民党の中では一番出ていらっしゃるんじゃないかと思いますし、そういう場でも御一緒させていただいたりしてまいりました。そういった意味では、きょうはぜひ大きな視点でお話をさせていただきたいというふうに思っております。 今の御質問のところでございますが、これは私は、ちょっと少しメッセージとして世……
○古川国務大臣 お答えいたします。 国際リニアコライダー計画によります復興につきましては、私自身、被災後、岩手県を訪問して達増知事にお目にかかったときに、直接知事からも大変熱い思いを伺わせていただきました。 そういった意味では、今委員がおっしゃいましたように、被災地の復興において、こうした宇宙創成のなぞに迫るという、そういう大変大きな夢やロマンのある、そうしたものが一つ象徴としてあるというのは、私は、そういうお気持ちはすごく認識をいたしているところでございます。 ただ、今この計画は、国際協力のもとで大型施設をつくって研究を行うというもので、現在は、研究者レベルの段階で国際的な設計活動や検……
○古川国務大臣 お答えいたします。 まさに六月にまとめました社会保障・税一体改革案、これが今までの、従来の政権の中ですと、社会保障といいますと基本的には厚労省がやっているような形で、その財源面といたしましては、先ほど委員からも御指摘がありましたように、保険料で負担をするのか、あるいは税で負担をするのか、あるいはその場で自己負担していただくのか。これは国民から見れば、負担の仕方が違うだけで、トータルとして負担をするという意味では同じでありますから、やはりそういう全体を見ていかなきゃいけないということで、この社会保障という、普通、社会保障というと厚労省に限られるところがありますから、税制改革も含……
○古川国務大臣 担当大臣としてお答えをさせていただきたいと思います。
この成案では、さまざまなこれから検討していくべき項目について掲げさせていただいたわけでございまして、今まさにその成案に従って厚労大臣のもとで検討をいただいているところでございます。検討が終わって、そして方向が出れば、それは順次法案として提案をさせていただくということでございます。
【次の発言】 政府におきましては、政権交代以降、新年金制度に関する検討会をつくりまして、昨年六月二十九日に「新たな年金制度の基本的考え方について」という中間まとめをさせていただいております。
その中で、我々が目指している新しい年金制度というのは……
○古川国務大臣 お答えいたします。
確かに、TPPを含む経済連携協定は、御指摘のように、関税などの物品の市場アクセスだけではなくて、投資やサービスなど広範な内容を持つものでございます。
これまでも、できる限り情報がわかる範囲内ではきちんと御説明に努めてまいったわけでございます。ですから、これは交渉に参加するかどうかというところをまだ決めているわけではございませんが、仮に参加するに当たっては、今後とも、しっかりそうした面については随時情報を提供してまいりたいというふうに考えております。
【次の発言】 デフレ、円高対策は、もちろん喫緊の課題としてやっていかなきゃいけないし、やっております。しか……
○古川国務大臣 おはようございます。 科学技術政策を担当する内閣府特命担当大臣及び宇宙開発担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 科学技術・イノベーション政策については、昨年八月に閣議決定された第四期科学技術基本計画に示された政策が的確、着実に具現化されるよう取り組むことが重要であります。科学技術・イノベーションは、我が国が東日本大震災から力強く復興再生し、将来にわたって持続的に成長、発展していくための国家戦略における主力エンジンであるとの認識に立ち、グリーンイノベーション、ライフイノベーション、復興再生並びに災害からの安全性向上、基礎研究及び人材育成を主要な柱と位置づけ、強力に進めて……
○古川国務大臣 おはようございます。 まず、今回の宇宙政策委員会は、文科省に設置されておりました宇宙開発委員会とは異なりまして、内閣総理大臣等の諮問に応じて専ら調査審議を行うということを任務といたしておりまして、また、非常勤の委員から構成をされております。そういった意味で、他の八条委員会等と同様に、国会同意を委員任命の要件とはしない形で任命をさせていただいたということでございます。 人選につきましては、これは総理とも御相談をさせていただいて、適材適所の観点から人選をさせていただきましたが、特定の企業の利益とかそういうことにかかわらないようにということで、関係者などは人選からきちんと外させて……
○古川国務大臣 お答えいたします。 認識はまさに委員おっしゃったのと全く同じ認識を持っておりまして、医薬品、医療機器の分野、世界的に市場も広がっているということで、各国とも相当力を入れております。そういったことが、決して日本も能力が劣っているわけじゃないんですけれども、他国が非常に進んでいるという先ほど御指摘があったような状況になっているんだと思います。 そういった状況を踏まえて、私ども、これは日本の技術力、特に医療機器などは、物づくり大国として、自動車や電気製品などに使っている技術というものは医療機器などにも間違いなく使えるはずでありますから、そういう技術力をしっかり生かして医薬品、医療……
○古川国務大臣 株式会社企業再生支援機構法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 本法律案は、最近の経済金融情勢及び金融機関の金融の円滑化への対応状況に鑑み、中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律の有効期限を延長することに伴い、過大な債務を負っている事業者の事業の再生を支援するため、株式会社企業再生支援機構が支援決定を行うことができる期限の延長等を行うものであります。 次に、本法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、機構が支援決定を行うことができる期限を延長し、平成二十五年三月三十一日までとすること……
○古川国務大臣 おはようございます。 休眠口座についてはさまざまな議論が惹起されておりますけれども、まず、そもそも、この休眠口座、休眠預金の活用について検討するというもともとの原点のところからぜひちょっと御説明させていただきたいと思っております。 日本経済は、大変長期の低迷に陥っているわけでございます。特に、ここのところを見ておりますと、廃業する人たちはどんどんふえる、一方で、創業する、起業する、そういう数は非常に少ないという状況にあるわけです。今の日本の経済で非常に大事なことは、やはり新しい雇用を生んでいく、また新しい産業をつくっていく、また新しい社会をつくっていくということが必要ではな……
○古川国務大臣 お答えいたします。 ちょうど、平成二十二年六月十八日に新成長戦略は閣議決定いたしましたが、同時に、そのときに、財政の規律をちゃんと守っていくということで、財政運営戦略を決めさせていただきました。まさに成長とそして財政規律を守っていく、これは車の両輪として、それ以来取り組んできているわけでございます。本委員会でも、まさにそうした視点から御議論いただいているというふうに考えております。 この新成長戦略の中で、新しい成長の二つの大きな柱として、ライフイノベーションとグリーンイノベーションを位置づけました。そのライフイノベーションの中でも、やはり医療イノベーション、この分野というの……
○古川国務大臣 短くということでございますので簡潔にお答えをさせていただきますが、番号制度は、より公平な社会保障制度の基盤となるものであります。 これは、さまざま、社会保障制度のあり方については、各党やあるいは議員の間でも、御議論は、意見の違い、相違はあろうとも、共通のやはり情報化時代のインフラとして極めて重要なものであるというふうに考えておりますし、これを導入することによりまして、国民にとって大変さまざまなメリットがあると思っております。 また、行政の効率化が図られる、そうしたメリットもございまして、さまざまな観点から申し上げて、これは非常にメリットも大きいものであるし、社会保障制度、こ……
○古川国務大臣 国家戦略担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 国家戦略室においては、成長力の強化や分厚い中間層の復活に向けて、イノベーションを軸として、日本再生の基本戦略の具体化等を進め、国家戦略会議において本年半ばごろを目途に日本再生戦略を策定してまいります。また、希望と誇りある日本を取り戻すため、切り開いていくべき新たなフロンティアを提示し、我が国が中長期的に目指すべき方向性を野田内閣の国家ビジョンとして取りまとめてまいります。あわせて、経済成長と財政健全化の両立を図る観点から、財政運営戦略に定められた道筋に従って財政健全化を進めていくた……
○古川国務大臣 これはやはり基本的に、貿易収支についても経常収支についても、ともに黒字を維持するのが好ましいというふうに考えております。
【次の発言】 その点については、委員御指摘のとおり、昨年の貿易収支の赤字に転じたことについては、これはやはり一時的な要因が大きいのではないかというふうに考えております。
今御指摘があった原油価格の高どまり等によります輸入価格の上昇や、また原発の稼働率低下に伴う鉱物性燃料の輸入量の増加、またさらには震災の影響や海外景気の減速などによります輸出量の減少、こうしたものが折り重なって貿易収支は赤字になったというふうに考えております。
ただ、その要因を考えてみます……
○古川国務大臣 このたび、政府から提出いたしました内閣府設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 宇宙空間の開発及び利用の戦略的な推進体制を構築することは、我が国の宇宙政策にとって積年の課題であり、宇宙基本法の理念に基づいて早急に取り組むことが求められています。また、内閣府の所掌事務をより円滑に遂行する体制を整備する必要があります。 このような観点から、内閣府に我が国宇宙政策の司令塔機能と準天頂衛星システムの開発、整備、運用等の施策実施機能を担当する体制の整備、独立行政法人宇宙航空研究開発機構のあり方等についての見直し等の所要の措置を講ずると……
○古川国務大臣 まずは、河村議員におかれましては、そもそも今回の法改正のもととなりました宇宙基本法を、今の野田総理とともに立案者の中心となって立法していただいたこと、それがあったからこそきょうのこの審議にも至っているということで、心より感謝を申し上げたいと思います。 また、その上で、その後、宇宙基本法ができました後も、フォローアップ議員協議会の共同議長としてさまざま御指導をいただいてまいりまして、皆様方からの御提案等もいただいてこうした法改正にこぎつけたということでございますので、そうした御協力にも、この場をおかりして心から感謝を申し上げたいと思っております。 また、一点は、先ほど最初に議……
○古川国務大臣 おはようございます。お答えをさせていただきます。 まさに今委員御指摘ございましたように、やはり医療分野というのは、私は、国内はもとより、世界に物すごく市場が広がっていますし、これから広がっていく、そして実は、ここの分野は、日本の技術、今まで例えば電機だとか自動車なんかに生かしてきた技術も生かせば、相当大きな可能性のある分野ではないかと思っています。 にもかかわらず、今御指摘がございましたように、これは貿易赤字で、医薬品なんかでも一兆円を超える赤字がありますし、医療機器なんかも六千億とか、二〇〇九年の数字ですけれども、あるわけですね。本来、ここの部分は逆に貿易黒字にできる部分……
○古川国務大臣 お答えいたします。 アジア太平洋地域に位置する貿易立国であります我が国にとって、世界の成長エンジンであるアジア太平洋地域の成長力を取り込むことの意義は極めて大きいと考えております。 特に、我が国は、FTAAP、アジア太平洋自由貿易圏を構築していく、そういうことを目標にしているわけでございまして、そうした視点からこのTPPというのはAPEC地域に拡大することが目指されておりますので、このFTAAPに向けた地域的取り組みの一つだというふうに考えております。だからこそ、このTPP交渉への参加というものが重要ではないかというふうに思っております。 さらに、このTPPは、アジア太平……
○古川国務大臣 当時私が担当大臣でございましたので、私が閣議で報告をさせていただきました。
【次の発言】 まさにその本部で決定したものとして、担当大臣として閣議で報告をさせていただきました。
【次の発言】 政府・与党一体の改革の本部でございます。
【次の発言】 政府・与党一体本部で決定したということでございます。
【次の発言】 党の手続を経て、そして政府・与党の一体改革本部で決定をしたということでございます。
【次の発言】 党議というのがどういう意味でおっしゃっているのか、ちょっとよくわかりませんが、我が党の党の手続、政調での議論、そしてまた幹部会での了解というものを得て、そして、政府・与党一……
○古川国務大臣 山本議員おっしゃったように、日銀は、日本は二十年、いわば低迷が続いておりますので、かなり九〇年代に金融緩和した。 ですから、ストック的にいうと大きいんですが、御指摘があったように、二〇〇〇年代に入ってからは、その水準は保っていますけれども、特にリーマン・ショック以降、他の国が金融緩和を思い切ってやりますから、そういう意味でいうと、ストックベースで見ると確かに大きいんですけれども、いわばフローのところで見ると、緩和で例えて言うと、ずっと日銀が先に走っていましたけれども、ほかの国がばあっと追いついてきて、その金利差が縮小したとか、やはりそういった面もこれはあるということだと思いま……
○古川国務大臣 マニフェストの中で、委員おっしゃったように、農業を再生していかなきゃいけない、自給率を上げる、同時に、やはり高いレベルの経済連携を目指していこう、アジアの成長を取り込んでいかなきゃいけない、そうしたことは、これも一緒になってマニフェストでも述べていることであります。 そういった意味で、高いレベルの経済連携を目指していく、もちろん、それと、食と農林水産業の再生、これは両立して両方やっていかなければいけない問題だというふうに考えております。
○古川国務大臣 議員おっしゃいましたが、二〇一五年の基礎的財政収支赤字については、慎重な経済前提のもとで、今御指摘がございましたように、対GDP比半減目標の達成は、現時点においては厳しいものになっているのは事実でございます。 しかし、私どもは、財政健全化に向けてただ歳入措置を講ずる、増税だけ行うというわけじゃなくて、これは総理がいつもよく申し上げておりますように、歳出削減努力をし、そしてまた経済を成長させる、やはりその三つを組み合わせた形で財政の健全化を目指していくということでございます。 したがいまして、私どもは今、新成長戦略、これを実現するということも目指しております。成長力を高めるこ……
○古川国務大臣 担当大臣でもございませんけれども、官房副長官と、あと、前に内閣府の副大臣もやらせていただいたところから申し上げますと、ともに総理大臣を支える部局であります。
しかし、内閣官房は、いわば総合調整を行って、特に個別のさまざまな課題については、これは内閣府の方に、官房とも連携をとりながらやっていくという形で今運営をされているというふうに承知をいたしております。
【次の発言】 担当大臣ですので、ちょっとお話をさせてください。(河野委員「いや、聞いてないです。厚労省に聞いているんです。委員長」と呼ぶ)番号制度というのは……
【次の発言】 まず、ちょっと聞いてください。(河野委員「いや、……
○古川国務大臣 お答えいたします。 意見広告ではございません。まさに今委員からも御指摘がございましたように、TPPについて情報提供が不足している、そういう御指摘は従来からいただいております。そういった意味では、TPPについての一般的な御説明をさせていただく、そうした取り組みはしていかなければいけない。 さまざまなそういう取り組み、今、シンポジウムであるとか、また、要望に応じて御説明に地方などにも出ておりますけれども、そういうようなことをやっていく国内広報のチームをつくっておりますので、そういう中でさまざまな情報提供、広報のあり方を考えているというところでございます。
○古川国務大臣 お答えいたします。 先日の成長ファイナンス推進会議では、成長マネーの円滑な供給のための方策といたしまして、資金供給源の拡大、仲介・支援機能の強化、そして海外市場との関係の強化について、具体的方策の検討並びに実現に向けて取り組みを進めていくこととしたところであります。その中で、資金供給源の拡大の方策の一つとして、遊休資産の活用も具体的に検討していくことといたしました。 私、現在の日本というのは、お金がないわけじゃなくて、お金がうまく活用されていない状況と認識をいたしております。体に例えますと、血のめぐりが悪くなっている。ですから、血のめぐりをよくしていくということによって、企……
○古川国務大臣 おはようございます。お答えいたします。 今委員からも御指摘がございましたように、昨年十一月に、総理が記者会見で、世界に誇る日本の医療制度、日本の伝統文化、美しい農村、そうしたものは断固として守り抜き、そして、分厚い中間層によって支えられる安定した社会の再構築を実現をすると。これは、総理も申し上げましたけれども、私ども政府そして与党も一体としてやっていかなければいけない、そういった決意でございます。 同時に、日本は、貿易立国として今日まで繁栄を築き上げてきた我が国が、現在の豊かさを次世代に引き継いで、活力ある社会を発展させていく、そのためにはアジア太平洋地域の成長力を取り入れ……
○古川国務大臣 委員がおっしゃった認識は、私も全く共有いたします。 やはり、もともと、民主党の年金改革案を考えたちょうど十二年ぐらい前のころは、これは御党の、鴨下議員もたしかいらっしゃったと思いますけれども、当時の考え方は、年金をベースにして、年金で所得保障して、そこで医療や介護の自己負担もできるような、そういうベースにしていたんですが、考えていたんですけれども、その後の社会状況の変化、格差の拡大なども考えますと、むしろ、今、やはり現物給付の医療とか介護の部分をどうするか。そこに付加的に、そこをちゃんと賄えた部分で、あとは年金をどうするか。 先ほど委員からもお話がありましたように、一方で給……
○古川国務大臣 おはようございます。 津村委員には、政権交代のときから私と一緒に、まさに経済財政政策や国家戦略を努力いただきました。今お話のあった新成長戦略も一緒になってつくってまいりました。そういった意味では、まさに津村議員も本当に一生懸命汗をかいていただいた。そうしたものを今のこの野田政権でも引き継いでやっていくということでございます。 そのことを申し上げた上で、デフレ宣言について申し上げたいと思います。 当時の物価状況を見てみますと、消費者物価の基調が六カ月連続で前月比マイナスというふうになっておりました。また、GDPデフレーターで見ましても、季節調整済み前期比が二四半期連続でマイ……
○古川国務大臣 委員御指摘がございましたように、そもそもこうした活用を考えたきっかけは、今のお話あったキャメロン政権のビッグソサエティー、まさに日本においても、やはり新たな社会をつくっていかなきゃいけないだろう。そういう意味では、発想においては基本的には軌を一にいたしております。 そういう中で、どういう形で仕組みをつくっていくかにつきましては、今後、成長ファイナンス推進会議のもとに設置されました実行会議のもとで、今委員からの御指摘のあったような話とか、あるいはNPO団体とか、いろいろな御提案もあります、また、各国がやっているやり方があります、そうしたものをいろいろ調べていきながら、また、国民……
○古川国務大臣 お答えいたします。 まず、一点だけちょっと。休眠預金の話、何か国が使うように言われましたが、これは民間の中のお金の流れをよくしようということで、そこだけ誤解のないようにしていただきたいと思います。 TPPにつきましては、今、参加に向けて関係国との協議に入って、さまざまな情報収集をしているところでございます。そういった意味では、松木議員がおっしゃるような、特に農業者の方々が持っておられるような懸念、そういったものには私どもとしても情報提供して、しっかり応えていかなきゃいけないと思っております。 同時に、これは、両立できないんだというのじゃなくて、していかなきゃいけないことだ……
○古川国務大臣 委員御指摘になったように、これはさまざまな面を配慮していかなければいけないと思っています。 したがいまして、今、我が党、また政府の方でもさまざまな御意見は伺っております。そういった御意見をしっかり受けとめた上で、最終的には判断してまいりたいというふうに考えております。(発言する者あり)
○古川国務大臣 お答えいたします。
内閣官房が集計いたしました宇宙関係予算は、平成二十四年度予算政府原案におきまして、復興復旧対策経費を含め、二千九百八十億円であります。そのうち、防衛省予算は二百八十八億円でございます。
【次の発言】 委員が御指摘ございましたが、宇宙基本法は議員立法によって成立したものでございますけれども、その基本法に従った宇宙の開発利用に現在努めておるところでございます。
○古川国務大臣 経済に対する影響は、やはりしっかり考えていかなければ、もちろんでございます。だからこそ、さまざまな状況をしんしゃくして、その上で総合的に判断をする、そういう形になっているというところでございます。
【次の発言】 お答えいたします。
かねてより米国政府は、日本郵政の民営化の是非については中立的な立場を維持する旨表明しております。我が国のTPP交渉参加に向けた米国との協議における米国政府の立場は、先般行われた意見募集の結果や米国内の利害関係者との協議等を踏まえて検討されているところであります。
郵政民営化に関しますこのたびの合意につきましては、民主党、自民党、公明党の間において……
○古川国務大臣 お答えいたします。 今委員からお示しをいただいた原案は、これは総合資源エネルギー調査会においてまとめられたものでありますが、これまで、この総合資源エネルギー調査会であるとか、あるいは原子力委員会、また中央環境審議会におきまして、エネルギーミックス、そして原子力政策、地球温暖化対策に関する選択肢の原案に関する議論が行われてきております。 こうしたものを受けまして、六月八日のエネルギー・環境会議において選択肢に関する中間的整理を取りまとめて、それに基づいて、それに従った形で、それぞれの調査会とか委員会、審議会において意見をまとめるようにという要望、要請をしたところであります。 ……
○古川国務大臣 委員がおっしゃるように、このエネルギー、環境の将来のビジョンについては、これはできるだけ多くの皆さんに考えていただきたいことだというふうに思っています。 特に、事故前は、スイッチさえ押せば電気はつく、どこでつくられたかわからない、そういう状況の中でやってきました。ですから、やはりここは国民の皆様方に、自分たちが当たり前だと思っていたことをもう一度見直していただく。その意味では、さまざまな形で議論をしていただきたい。 今おっしゃったように、意見聴取会は確かに十一カ所ということでございますが、今回、家庭でもあるいは学校でも地域でも、皆さん方に集まっていただいて議論いただけるよう……
○古川国務大臣 お答えいたします。 おっしゃるように、やはり私たちは、新成長戦略以来、実行するだけじゃなくて、成果を出していく。あのLCCのように、オープンスカイ政策を実行しただけではなくて、実際に新規参入があって、今まで飛行機に乗れなかった人も乗れて、いろいろなところに行けるようになる。そこの成果まできちんと出していくということにこれまで取り組んでまいりました。 今回の日本再生戦略においても、その成果まできちんとフォローする、そういう面は大変重視をいたしておりまして、新成長戦略では二〇二〇年の目標というのを掲げておりましたが、今回、その前段階の中間目標、二〇一五年度の中間目標というものを……
○古川委員長 これより会議を開きます。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
このたび内閣委員長に選任されました古川元久でございます。
当委員会は、内閣の重要政策に関する問題を初め、経済財政政策、少子高齢化への対応、男女共同参画社会の実現、食品安全の確保、さらには治安対策等の警察に関する問題まで、幅広く所管しております。
私は、当委員会が果たす役割の重要性を認識し、委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努めてまいりたいと考えております。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の辞任についてお諮りいたします。
理事鴨下一郎君か……
○古川委員長 これより会議を開きます。 内閣の重要政策に関する件、栄典及び公式制度に関する件、男女共同参画社会の形成の促進に関する件、国民生活の安定及び向上に関する件及び警察に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官羽深成樹君、内閣官房内閣審議官清水康弘君、内閣官房内閣参事官藤山美典君、内閣官房内閣審議官能化正樹君、内閣府大臣官房審議官木下賢志君、内閣府大臣官房審議官杵淵智行君、内閣府政策統括官西川正郎君、内閣府政策統括官西崎文平君、内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部長豊田欣吾君、警察庁長官官房審議官田中法……
○古川(元)委員 おはようございます。座ったまま失礼いたします。民主党の古川元久でございます。 きょうは、参考人のお二人の先生方には、お忙しいところ当委員会においでいただき、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 まず、お二人の参考人の先生方には、私ども、民主党政権時代、また、特に私、科学技術政策担当大臣時代大変お世話になりましたことを、改めてこの場をおかりして、心より感謝を申し上げます。 きょうお二人の先生からお話を伺ったことは、私自身も担当大臣として経験をした中で同じ問題意識を共有しておりまして、要は、これをどう実行に移していくかということではないかなと思います。……
○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。 まず、私は、原子力政策に関して考えるに当たりまして最大の問題は、これはバックエンドの問題だというふうに考えております。 仮に、これは絶対安全という原発ができたとしても、今のようにバックエンドの問題について何の解決策も示せていない状況の中では、この問題に関する解決策が何らかの形で見出されない限り、いつか原発が動かせなくなる。トイレなきマンションと言われているわけでありますから、まさにそういう状況になるわけであります。 そういった意味でも、原子力政策を考える上では、このバックエンドの問題というのは避けて通れない。しかしなが……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 総理、私は、今は大事だと思いますけれども、今の前原委員からのお話にもあったように、政治というのは、今だけよければいいとか、今のことだけ考えるのではなくて、将来のこと、そして次の世代のこと、やはりそこまで考えて、今と将来、これをバランスをとってやっていかなければいけないと思います。 そういう視点でこれまでの安倍政権の歩みを見てみますと、どうも目先のことを優先する余り、将来のリスクやコストについて、それが高まっていることについて余りにも無頓着なのではないかな、私はそんなふうに感じております。きょうは、こうした視点に立って質問をしたいと思います。……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 総理は今国会を経済の好循環実現国会というふうに位置づけておられます。そこで、きょうは、私は経済のことについて議論をしたいというふうに思っております。 まず、景気の現状と先行きについてちょっとお伺いしたいと思うんですが、昨年来の異次元の金融緩和と大規模な財政出動、こういう強力なカンフル剤でマクロの景気が上向いているのは事実だと思います。それは、いつも総理がおっしゃっていることだ。 ただ、私、その内実をちょっとよく見てみますと、かなり危ういところもあるのではないか。きょうは、その危惧しているところについてお伺いしたいと思います。 例えば、総……
○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。 きょうは、まず、我が国が直面をしております急速な人口減少、そして超高齢社会に関連して質問をさせていただきたいと思います。 まず、資料をちょっと見ていただきたいと思うんですが、「若年層の激減、高齢者の急増」という資料でございます。これは二〇四〇年までの数字でありますけれども、今後、この三十年余りで、六十五歳未満の方々は三千万人減少する一方で、六十五歳以上は九百万人増、特に七十五歳以上の方々、これは八百万人増加する。これは、急速な人口減少が進む中で、割合的に高齢者、特に七十五歳以上の高齢者の割合がふえていく、そういうことを示……
○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久です。 まず、きのう、我が党の山井議員の質問で、民間の派遣社員、非正規職員、派遣労働者の問題が議論になりましたが、きょうは、公務員の中での非正規職員、特に国家公務員の非正規職員についてまず取り上げたいと思います。 一般職の公務員の中で約二割が非常勤職員でありまして、その多くは、期間業務職員と言われる、フルタイムで日給制の職員です。 ちょっと資料を見ていただきますと、本省における期間業務職員数という資料をつくらせていただきましたが、全体で、本省だけで二千九百二十六人。そのうち二千五百八十九人は女性で、大体約九割が女性、そういう数字になっ……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、意見陳述人の皆様方には、大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 ちょっとお伺いする前に、まずは、先日の大雪で犠牲になられた皆様方に心から哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様方に心からお見舞いを申し上げます。 きょうは、私も、委員長初め皆さんと一緒に、午前中も、被害を受けたビニールハウスなども見せていただきました。この山梨県においても大変な大きな被害が出ております。先ほど知事のお話にもございましたように、一日も早く復旧して、皆さん方がまた明るい気持ちを持って生活できるような状況をつくっていくため……
○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。 きょうは、まず、先日政府の方から示されましたエネルギー基本計画案についてお伺いしたいと思います。 まず、ちょっとこの図を見ていただきたいと思います。 これは安倍総理に、自民党総裁としてお伺いをしたいと思いますけれども、見ていただきますと、一昨年の衆議院選挙の公約のときには、自民党は、「原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立を目指します。」と。これを普通に理解すると、将来的には原発がなくても済む、そういう経済社会構造をつくるんだなと。時期は示していません。我々は、二〇三〇年代に原発稼働がゼロにできるような、そうい……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 質問に入る前に、日銀総裁に説明を求めたいと思います。 きょう、この委員会、定例日です。日銀総裁は国会から、特にこの委員会、出席を求められれば出席する、たしか私は義務があると思います。 きのう朝、私が質問レクをしようと思いましたら、その直前に御行の国会連絡室の方から、総裁は九時五十分まで入れませんと。なぜ入れないのかと聞いたら、海外からの要人とどうしても会わなきゃいけないと。誰と会うんだ、言えませんと。 それで、私も、総裁もいろいろお忙しいところもあって、それは大事なこともあるのかもしれない。では、私は質問の順番をちょっと入れかえて、当初……
○古川委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました古川元久でございます。 本年は、戦後七十年という節目の年に当たります。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して以来四十二年を経過し、この間、各般の施策が実行されてまいりましたが、依然として、米軍基地問題等、多くの課題が残されております。 また、北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現に向けてこれまで以上に国民世論を結集していくことが重要であると存じます。 このような状況のもと、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。……
○古川委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、山口沖縄及び北方対策担当大臣及び岸田外務大臣から順次説明を求めます。山口沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 次に、岸田外務大臣。
【次の発言】 次に、平成二十七年度沖縄及び北方関係予算について説明を求めます。平内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
次に、中山外務副大臣、城内外務副大臣、松本内閣府大臣政務官及び薗浦外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。中山外務副大臣。
○古川委員長 これより会議を開きます。
この際、中根外務大臣政務官及び宇都外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。中根外務大臣政務官。
【次の発言】 次に、宇都外務大臣政務官。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官関博之君、内閣府沖縄振興局長石原一彦君、内閣府北方対策本部審議官山本茂樹君、外務省大臣官房審議官岡田隆君、外務省北米局長冨田浩司君、外務省欧州局長林肇君、文部科学省大臣官房審議官伯井美徳君、厚生労働省大臣官房審議官吉田学君、水産庁……
○古川委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、沖縄県における駐留軍用地跡地の有効かつ適切な利用の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官関博之君、内閣府沖縄振興局長石原一彦君、外務省北米局長冨田浩司君、防衛省防衛政策局次長鈴木敦夫君及び防衛省地方協力局次長山本達夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これ……
○古川委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託されました請願は、北方領土返還促進に関する請願一件であります。
本請願を議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
本請願の内容につきましては、既に請願文書表等で御承知のことと存じます。また、理事会等におきましても御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等につきましては省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
本請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決す……
○古川(元)議員 ただいま議題となりました格差是正及び経済成長のために講ずべき税制上の措置等に関する法律案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 少子高齢化、巨額の財政赤字という問題を抱える中、持続可能な社会保障制度の確立とそれを支える財源の確保という社会保障と税の一体改革の重要性、必要性は変わりありません。 しかし、一体改革に際し国民と約束した社会保障の充実、安定化、議員定数削減はいまだ実現されていません。また、安倍政権の経済政策により、過度な円安、悪い物価上昇、実質賃金の低下、格差拡大がもたらされ、国民生活は悪化する一方です。そのため、多くの国民に負担増……
○古川(元)議員 お答えいたします。 我々が提出をいたしました対案におきましては、今、鈴木委員から御指摘がございましたように、消費税法の第一条の第二項を改正しまして、消費税収は社会保障四経費のみにしか使えない、のみという二文字でありますけれども、そこを明確化する。同時に、さらにそれを法制上、もう一つたがをはめるという意味で、十二条におきまして、消費税引き上げによって生じた財政余力によって、社会保障の安定財源の確保及び財政の健全化のための施策に係る歳出以外の歳出を増加させてはならない、そういう規定も置かせていただきました。 この実効性の担保というのは、私どもはやはり、法律でこのようにきちんと……
○古川(元)議員 私どもは、野党時代に、納税者の視点で税制のあり方を抜本的に見直そうと。ですから、納税者の立場に立って、税金を取る側の立場ではなくて、税金を納める人たちの立場に立って、公平で透明で納得のできる、そうした税制を築いていこう、そうした考え方で、古本委員とも一緒になって、我々の政権時代、税制の改革に取り組みました。 先ほど来から御指摘がございます消費税の増税につきましては、これはきのうの委員会でもちょっと私申し上げましたけれども、もともとは麻生政権のときに、消費税も含む税制の抜本改革を一一年度までに行うという、まさに附則の百四条、これは麻生政権、自民党政権でできた規定、法律ではあり……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。
きょうは、総理も御出席をいただいておりますので、先日、予算委員会でちょっと時間がなくて聞けなかった話も聞かせていただきたいと思っております。
まず、総理にお尋ねをしたいと思います。
一般論としてお伺いしたいと思うんですけれども、国にとって、その国の通貨の価値は、高い方がいいというふうに考えているのか、あるいは低い方がいいというふうに考えているのか、総理のお考えを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 そんな想定問答を読むことを私は聞いているわけじゃないんです。別に、今の為替水準がどうかとか、そういう話を聞いているんじゃないんです。国……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、お二人の参考人におかれましては、大変御多用の中、貴重な御意見をお聞かせいただき、また、こうしたお時間をいただいたこと、心より感謝を申し上げます。 まず、私の基本的なAIIBに対する考え方を申し上げたいと思います。 私は、設立当初の段階からルールメーキングとか、そういうところにかかわっていって、日本にとって好ましいような状況をきちんとつくるというような段階であれば参加することを検討してもいいんじゃないかと思いますが、今のように大枠が決まってしまったような段階において参加を検討する必要は現時点ではないと思っていますし、将来についても、……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 総理、我々、質疑を充実するためには、やはり質問に対してきちんと答えていただきたいんですよね。質問に対して答えないで、それ以外の聞いていないことをとうとうと述べる。ぜひ、これからの質疑はしっかり聞いたことに答えていただきたいということをまず申し上げて、質問に入りたいと思います。 きょうは、私は、消費税のことと財政健全化計画についてお伺いをしたいと思います。 まず、総理は、きのうの本会議の質疑でも、二〇一七年の四月からの消費税の一〇%引き上げについて、これは景気判断を行わないで引き上げを行うというふうに明言をされました。 私どもと三党合意の……
○古川(元)委員 おはようございます。民主・維新・無所属クラブの古川元久でございます。 けさは、黒田日銀総裁にも、お忙しいところおいでいただきましてありがとうございます。 今、マーケットが大変不安定な状況になっております。ちょっとここは通告しておりませんけれども、きょう、先ほど一万五千円も株価は割れたようでございますし、きのうから急激な円高も進んだりとか、マーケットが大変不安定な状況になっております。 この不安定な状況につきまして、財務大臣そして日銀総裁それぞれから、今の状況をどう見ておられるのか、そのことについての見解をお伺いしたいと思います。
○古川(元)委員 民主党の古川元久です。 まず、今の斉藤議員の意見には私もいろいろ言いたいことがあるんですけれども、軽減についてはきょうはじっくりやることにして、その前に、きょうは総務省の方に来ていただいていますので、地方税が関係している部分について、まず最初にちょっと確認を含めて御質問させていただきたいと思います。 まず、地方法人税の偏在是正措置につきまして今回の税制改正案に入っているわけなんですけれども、私たちは、地方団体同士の税収を調整することで今回のような形で小手先の偏在是正を行うのではなくて、やはりこれは、地方税源の総体として安定財源の確保とそして税源の抜本是正、そういうところに……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 きょうは、参考人の皆様方には、お忙しいところ、大変貴重な御意見を拝聴させていただき、どうもありがとうございました。 私は、消費税の軽減税率問題について御質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、森信参考人にいろいろお話を伺いたいと思っています。 私どもも、消費税の逆進性対策は給付つき税額控除で行っていくべきだというふうに考えておりますが、この給付つき税額控除というのは、私どもの政権でまさにこれを考えたときには、これは単に消費税の逆進性対策ではなくて、新しい社会保障制度の大きな目玉の一つだと、総合合算制度も同じなんですけ……
○古川(元)委員 民主党の古川元久です。 まず、きょうは総理中心にお伺いしたいと思っていますけれども、総理は二〇一四年の十一月に消費税の引き上げを延期した際に、来年春、再来年の春、そしてまた翌年の春、所得が着実に上がっていく状況をつくり上げてまいりますというふうにおっしゃったんです。 総理がいつもおっしゃっている、経済の好循環を実現する、そのためには、やはり企業業績が上がって、そして賃金が上がり、消費がふえる。総理がいつもおっしゃっているその好循環が実現しなきゃいけないと思うんですけれども、そして、それを必ず実現するというふうにおっしゃっているんですが、ことしに入っての円高、株安の進行で企……
○古川(元)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 関税率の改正に当たっては、我が国の貿易をめぐる諸情勢を踏まえ、国民経済的な視点から国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、調和のとれた対外経済関係の強化及び国民生活の安定・向上に寄与するよう努めること。 一 最近におけるグローバル化の進展等に伴い、税関業務が増大し、複雑化する中で、適正かつ迅速な税関業務の実現を……
○古川(元)委員 民進党の古川元久です。 まず本日は最初に、震災の件で御質問したいと思います。 今も熊本、大分では余震が続いております。今回の地震で被災をされて、また、今も大変不自由な生活を送っていらっしゃる被災者の皆様方に心からお見舞い申し上げますとともに、今回の地震でお亡くなりになられた犠牲者の皆様方に心からお悔やみを申し上げたいと思います。 それで、きょうは金融政策決定会合前のお忙しい中、黒田総裁にもおいでをいただいて、ありがとうございます。ちょっと頭のところで少しだけ御質問をさせていただいて、すぐ席を立っていただいて結構でございます。 今回の地震で、もう早速、全国各地から義援金……
○古川(元)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 近年における仮想通貨交換業者に関する破綻事例の実態等を踏まえ、利用者保護等の観点から、実効性のある検査及び監督体制を整備すること。 その際、優秀な人材の確保と職員の専門性の向上を図るとともに、必要な定員の確保及び機構の整備に努めること。 以上であります。 何とぞ御賛同賜りますようよろしくお願……
○古川(元)委員 民進党の古川元久です。 まず、休眠預金を活用するこの法案がこういう議員立法の形でここまで提案をされたことを、大変私自身も感慨深く思っております。 と申し上げますのも、この休眠預金の活用につきましては、我々政権のもとで、新しい公共を推進していこうと、「新しい公共」推進会議、そのもとでNPOの活動などを支えていく、日本のマイクロファイナンスのそのいわばシーズ、財源としてこの休眠の活用をしてはどうかという議論が出て、これは私が国家戦略担当大臣のときに、具体的に政府の中で実際にこの活用を検討しようということで、フィージビリティースタディーを行わせていただきました。 それが、政権……
○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久です。
きょうは、まず最初に、消費税の逆進性対策について議論をしたいと思っております。
まず最初に、きょうは主税局長が来ていると思いますのでお伺いしますが、税制の基本三原則といえば何か、簡潔にお答えいただけますか。
【次の発言】 まさに、今の公平、中立、簡素ですね。やはり税というのは公平でなければいけない、そしてまた中立というのは、税があることによって、消費活動とか投資活動とか、あるいはさまざまな経済活動に影響があってはいけない、できるだけそれは、税制が経済活動に中立的でなきゃいけない、そして、できるだけやはり税制は簡素でなきゃいけない……
○古川(元)委員 おはようございます。民進党の古川元久でございます。 きょうは、法案についての議論と同時に、来年度税制改正に向けての議論もちょっとさせていただきたいと思っております。 まず麻生大臣、大臣も去年の今ごろは、こんな制度をやっていかがかというふうに各所で発言しておられました消費税の軽減税率、この問題についてちょっとお伺いしたいと思うんですけれども、大臣は、最後、急転直下、この軽減税率が決まる直前まで、これはいかがなものかということをおっしゃっておられたというふうに記憶をいたしております。 また、国会でも何度も大臣とも議論をさせていただきました。そういう中で、さまざまな課題や問題……
○古川(元)委員 民進党の古川元久でございます。 総裁、お疲れさまでございます。 きのうの会見、今はネットで中継しているんです。中継で私も見させていただきました。一時間以上を超える記者会見、先ほど伴野さんからもお話がありましたけれども、なかなかきのうの会見は大変だったんじゃないかなと思います。私も大臣のとき、記者会見でいいことを言うときはいいんですけれども、いろいろ責められるだろうなと思うときはやはり覚悟して行かなきゃいけない。 そういう意味では、きのうも見ていて総裁も大変だなというふうに思った次第でございますが、そういう中で、私は、きのうの会見を見ながら感じたことも含めてきょうは御質問……
○古川(元)委員 民進党の古川元久です。 麻生財務大臣、まず最初に、副総理として、日米経済対話とトランプ政権の経済政策について御質問したいと思います。 先ほど同僚の伴野委員の質問の中に、今度の、これから始まる経済対話、日本政府側の事務局体制はまだこれからだ、ただTPPの本部みたいに各省庁から集めてという話がありました。 私は、かつて役所にいたときに、一番末端でしたけれども、日米構造協議とかそういうところにも携わった者として、TPP以上に、TPPは多国間でしたから、もともと多国間を、我々の政権でも目指したのは、バイでやるよりも、バイでやるのはなかなか、アメリカというのは相当タフネゴシエータ……
○古川(元)委員 おはようございます。民進党の古川元久です。 きょうは、税制改正について御質問したいと思います。 毎年、税制改正大綱が決まると、概要の紙を役所の方でつくって、もらうんですけれども、ことし、ぱっと私、去年もらったときより、何か字がえらい大きいなと。大臣がちょっと、見えなくなったから大きくしたのかなと思ったら、そういうわけじゃなくて、もともと今回は中身が薄い、かすかすだから、どうも字が大きくなっているんですね。多分、大臣もわかっていらっしゃると思いますが。 本当は今回は、昨年の夏ぐらいの話ですと、所得税の抜本改革に踏み出すという話が、しかし、あけてみますと、中身がないどころか……
○古川(元)委員 民進党の古川元久です。 大臣、アメリカ東海岸に出張、お疲れさまでございました。東に行って帰ってくると時差も大きいのでお疲れかと思いますけれども、ぜひ、大事な話を聞きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 大臣、先週、ニューヨークの、私の母校でもありますコロンビア大学に行かれて、御講演をされたというふうに伺っておりますけれども、その講演のときの質疑での発言について、こんな報道がされておりました。 二〇一九年の十月に予定されている消費税率の一〇%引き上げについて、上げやすい経済環境になりつつあることは確かだ、そのように大臣は言われたというように報道されているん……
○古川委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました古川元久でございます。 今日、科学技術の発展には大変目覚ましいものがあります。天然資源に乏しい我が国が、今後も活力に満ちた豊かな社会を築いていくとともに、国際社会に積極的に貢献していくためには、創造性あふれる科学技術・イノベーションを推進していくことが不可欠であります。 このような中で、本委員会に課せられた使命はまことに重大であります。 本委員会が、活発な議論を積み重ね、国民の期待と負託に応えていけるよう、微力ではございますが、委員長として、公正かつ円満な委員会運営……
○古川(元)委員 おはようございます。国民民主党の古川元久です。 きょうは、ふるさと納税について質問をさせていただきたいと思います。 まず、私は、ふるさと納税というのは理念は大変すばらしいと思うんですね。 総務省のふるさと納税ポータルサイトの「ふるさと納税の理念」というところの頭にこういう文章があるんですね。「地方で生まれ育ち都会に出てきた方には、誰でもふるさとへ恩返ししたい想いがあるのではないでしょうか。育ててくれた、支えてくれた、一人前にしてくれた、ふるさとへ。都会で暮らすようになり、仕事に就き、納税し始めると、住んでいる自治体に納税することになります。税制を通じてふるさとへ貢献する……
○古川(元)委員 おはようございます。国民民主党の古川元久です。 世耕大臣、ことし、まさに来月から新しい令和の時代が始まるんですが、ちょうど三十年前、まさに平成の時代が始まったんですね。平成元年の四月の今ごろ、日本社会はどんなふうだったかという御記憶はありますかね。 実は、ちょうど平成元年の四月一日から消費税が導入になって、これは大変だったんですよ。事業者の方も新しい税の導入に対応していく。また、これは消費者も大変だったんです。なぜかといったら、三%という税率だったから、一円玉がすごいたくさん出まして、一円玉騒動が起きるみたいな形で、それが大変、消費税の導入、その一円玉騒動、そういったもの……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まず、質疑に先立ちまして、昨晩、北海道胆振地方で起きました地震で被害を受けられた皆様方に心からお見舞い申し上げます。 この胆振地方は、昨年も大変大きな地震で大変大きな被害が出ました。私も党の災害対策本部長として、現場も伺いました。まだまだその復旧途上の中で、しかも雪も降って、きのう、昨晩なんかの天気予報を聞いていますと、きょうはちょっと気温が上がって雪が解けるんじゃないかと。そうしますと、余震等もあったりしたら、今後、二次災害等も懸念されるところだと思います。 我々国民民主党は、昨晩、直ちに情報連絡室を立ち上げて、現地の情報というものを把握し……
○古川(元)委員 おはようございます。国民民主党の古川元久です。 まずは、この間、台風十五号や十九号を始め一連の自然災害で犠牲になられた皆様方に心から哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様方に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 私たち国民民主党では、結党以来、災害がいつどこで起きてもおかしくないという状況にありましたので、災害対策本部を常設して、何か災害があればすぐ対応できるようにということで、体制を整えてまいりました。 その災害対策本部長に私がついておりまして、この台風十五号の被害の後も、先週月曜日、長野の方に朝から入りまして、一日ずっと、佐久の方から入って上田、長野、……
○古川(元)委員 おはようございます。 国民民主党の古川元久です。引き続いて質問させていただきたいと思います。 先ほど大臣からの御答弁でもお話がありましたけれども、以前に比べれば日本のバリアフリーの整備はかなり進んだということはそのとおりだと思います。ただ、それは過去と比べての話でありまして、じゃ、未来の日本の社会の姿を考えたときに、今のバリアフリーの整備で本当にハード面での整備が進んだと言えるかどうか、それには私は大きな疑問があります。 大臣、「未来の年表」というベストセラーの本を読まれましたか。これはぜひ読んでいただくといいと思うんですけれども、「未来の年表」というのは、これからの人……
○古川(元)委員 おはようございます。国民民主党の古川元久です。 まずは、私も最初に、コロナでお亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、今なおコロナと闘っておられる患者の皆様方の一日も早い御回復をお祈りしたいと思います。そして、こうしたコロナと闘っている皆さん方をサポートしていただいている医療従事者の皆様方に心から敬意と感謝を表しますとともに、こういう状況の中で私たちの暮らしを支えていただいている多くの皆様方に、改めて心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。 さて、きょうは最初に、前回もちょっと聞いたんですけれども、災害発生時への備えについて伺いたいと思います。 けさ……
○古川(元)委員 おはようございます。国民民主党の古川元久です。 きょうはドローン法案の審議でありますけれども、ちょっとその法案の中に入る前に、幾つかコロナ関連で質問させていただきたいと思います。 まず、毎回私はここで聞いているんですが、コロナがまだ完全に収束していない段階での災害があったときの避難の仕方とか、現場の対応ですね、もう梅雨の時期にも入っておりますので、本当にいつ豪雨や、あるいは地震も毎日のように起きています、そういう地震などが起きて避難しなきゃいけないという状況になるかわからないという状況でありますが、前回も聞いたときも、頑張りますと言っていたんですけれども、やはり地域、地元……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 きょうは、法案の質問に入る前に、冒頭で少しだけ。 つい先日、来年開催予定の東京オリンピック・パラリンピック、総理は最初、完全な形でというふうにおっしゃっておられましたけれども、簡素な大会にする、そういう形に決められたという報道もありました。 ただ、多分、ここにいる皆さんのところにもあると思うんですけれども、私のところにもいろいろな人から、本当にこれはできるのかと。みんな、やりたい、やらなければいけない、やるんだ、気持ちはわかるし、そうあってほしいけれども、何といっても相手はやはりコロナウイルスなので、やはりこれの今後の状況いかんによっては、ど……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 本日は、限られた時間でありますが、GoToトラベルについて質問させていただきたいと思います。 先ほど来から大臣がお話しされておられますように、この新型コロナウイルスの影響で、観光業は極めて深刻な影響を受けております。そのサポートは、やはり観光立国を目指す我が国としては、これは絶対に必要なことだというふうに思っています。したがいまして、感染収束後にGoToトラベルのような需要喚起策を講じることは私も大賛成です。 ただ、感染が収束していない状況、むしろ再び感染拡大が起きつつあるような現状の中で、その上、制度内容も聞けば聞くほど詰まっていない、そう……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 早速質問に入りたいと思いますが、まず、今し方も議論になっていましたGoToトラベルについてお伺いしたいと思います。 まず、大臣に伺いますが、今、感染拡大が広がっている、第三波ではないかという懸念がされているわけなんですが、今後の感染拡大状況によっては、現時点ではこのままGoToトラベルを続けるということのようなんですけれども、今後の拡大状況によってはこれを見直す、まあ、一番最悪はこれ全部中断とかですけれども、そこまでに至らなくても、地域を除外するとか、やはりそういう見直しはあり得るというふうにお考えですか。
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 時間が限られておりますので、早速お伺いしたいと思います。 まず、提案された交通政策基本法の改正に当たっての基本認識について少し申し述べたいと思います。 二〇一三年の交通政策基本法の成立を契機として、我が国の国土交通行政は、少子高齢化の進展という人口動態の変容を踏まえながら、事業者の自助努力にのみ委ねることなく、さまざまな関係者の連携によって公共交通を維持していく方向にパラダイムシフトをしたものと認識しております。 しかるに、交通政策基本法では、国、地方公共団体の連携、協働による施策の推進が明記されているにもかかわらず、そうした取組は残念なが……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まず、コロナ禍における住宅政策についてお伺いしたいと思います。 今、株価は上がっていますけれども、コロナ禍で内外とも大変厳しい経済状況にあって、特に外需に頼れない状況の中で、いかに内需を拡大していくか、それが非常に大事な経済政策になってくるんじゃないかと思いますが、その中で、やはり住宅産業というのは内需産業の象徴でもありまして、多様な関連産業とか生産誘発効果が大きい。そういった意味でも、民間の住宅投資を刺激することは、これはこのコロナ禍における景気対策としては極めて有効ではないかというふうに考えております。 そういった意味で、政府、どのような……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 本日は、尾身会長におかれましては、連日コロナ対応で大変御尽力いただいている中、こうしておいでいただきまして、どうもありがとうございます。また、日ごろの御尽力に心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。 まず最初に、尾身会長にお伺いしたいと思います。 現在停止しているGoToトラベルはステージ2になったら再開してもいいというお話でありますけれども、誰もがやはりそういう状況に早くなってもらいたい。特に、来年、新成人を迎えて成人式を待っている人とか、あるいは受験を控えている受験生とかその親からしたら、一日も早く感染が落ちついて、安心して成人式に出ら……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 大臣、私は、このコロナ禍のもとでの災害が起きた場合の避難、避難所が密になりやすいわけですから、やはり三密対策をきちんとやること、そしてまた、ホテルとか旅館とか、そういうところを活用する、そういうことをすべきだということを、私、国土交通委員会に所属しているものですから、この春の通常国会の中でもそういうことを言ってきたんですね。 ですから、今回、ことしは、七月豪雨災害とか十月の台風とかありましたけれども、昨年に比べるとまだ災害は、大規模災害は少ない方だったわけなんですが、それでも、ことしの災害で、どれくらい避難所で三密回避の取組ができていたのか、ま……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 法案関連の質疑に入る前に、ちょっと冒頭、GoToトラベルについてお伺いしたいと思います。 まだ現段階では再開する状況には至っていないと思いますが、早期の再開を求める関係者は多いですし、政府も大臣もいずれかの段階での再開を考えておられると思うんです。 ただ、関係者の皆さんから、再開する場合に、例えば、中断前と条件が同じなのか違うのか、あるいはどういう条件の下でどの段階から適用されるのかと。具体的内容が分からないし、急に例えば一週間後から再開すると言われても、やはり準備が必要なので、再開までにはある程度のやはり期間が欲しいという声をよく聞くんです……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 時間が限られておりますので、早速質問に入りたいと思います。 開かずの踏切とか、また事故の多い踏切とか、そういう踏切道の改良、これまで順次進められてきたのだとは思いますけれども、私の実感としてみると、なかなかやはり遅々として進んでいないんじゃないか、そういう感覚なんですね。 私の地元の名古屋市の守山区にも名鉄瀬戸線というのがありまして、ここもよく朝とか夕方とか踏切のところで結構渋滞があって、なかなか、はまると、そこを越えるのに時間がかかるというところがあるんですけれども、相当前から高架化の話が、もう数十年ぐらい前からあっていたんですけれども、な……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。
早速、質問に入りたいと思いますが、まず最初に、大臣に確認的にお伺いしたいと思いますけれども、GoToトラベルについて、現状では、当分の間、再開をするような状況にはないというふうには思われるんですけれども、ただ、ゴールデンウィークとかを非常に期待していらっしゃる方もいると思います。一部地域、感染が広がっていない地域においては、場合によってはゴールデンウィーク前にも再開される、そういう可能性というのはあるんでしょうか。どうなんでしょう。
【次の発言】 私もちょっと難しいんじゃないかなと思うんです。
じゃ、何らかの状況で、状況が改善したところで再開を……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 私は、昨今の気候変動による災害の激甚化、頻発化を踏まえて、これまでの治水についての計画、基準等を見直すことと、あらゆる関係者が協働して流域全体で行う流域治水への転換という観点に立った今回の法改正は、正しい方向性に基づいた必要な改正であって、賛成をいたします。その立場で今日は質問したいと思います。 私の地元、名古屋の北東部で、庄内川とか矢田川という大きな河川が走っているんですけれども、二〇一一年の九月の台風十五号による豪雨の際に、私の地元であります守山区の地域で庄内川が越水して、また内水氾濫なども起きて、相当甚大な浸水被害がありました。 ちょう……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 早速質問に入りたいと思いますが、委員会前に大臣にもちょっと一言申し上げましたけれども、昨日の気候変動サミットで、菅総理は、二〇五〇年のカーボンニュートラル、その前段階、二〇三〇年において一三年度比四六%減と、これまで二六%だったのを二〇%引き上げる、そういう目標を表明をされました。こういう野心的な目標をしたこと自体、私は評価をしたいと思っています。 それで、昨日、ちょっとテレビを見ていましたら、その実現のためにはやはり住宅の省エネみたいなことも何か総理はちらっと言っていらっしゃったかというふうに私は記憶するんですけれども、住宅分野の省エネ推進も……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 最初に、ちょっと東京オリンピック・パラリンピックの関連で少し質問したいと思います。 我々国民民主党の考え方は、この東京オリンピック・パラリンピックに関しましては、医療関係者を含む関係者をメンバーとした第三者機関を速やかに設置して、予定どおり七月に開催できるかどうかを今月中に検証し、困難だと判断した場合には来年以降に再延期を求めていくべきだ、そういう考え方、立場であります。 そういう中で、やはり、もっとも、これは本当に七月に予定どおり開催できるかどうか。コロナ感染が広がっている、特に海外からの変異株の流入、大変懸念されている中であります。実効性……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 法案の質問に入る前に、まず、尖閣諸島周辺海域の状況についてお伺いしたいと思います。 まず、海上保安庁の皆さんには、我が国の領土、領海を守るために昼夜を分かたず御尽力いただいていることに改めて心から敬意と感謝を表したいと思います。 私たち国民民主党は、日本固有の領土である尖閣諸島を守り抜くためあらゆる資源を投入すること、一義的には海上保安庁が尖閣諸島の主権維持の主たる役割を果たすこと、そのためにも今後とも海上保安庁の装備の充実、人員の増強に不断に取り組むことが必要だと考えております。 その上で、尖閣諸島周辺海域において、ずっと中国海警船等が接……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 先日、東日本大震災からちょうど十年を迎えましたが、先月も大きな余震が起きるなど東北地方は地震が続いておりますし、東北だけじゃなくて、この十年間、熊本地震を始め大変大きな地震や、あるいは、最近、全国各地でかなり中規模の地震が頻発しております。また、首都直下地震とか南海トラフ地震など甚大な被害をもたらす大地震の発生も、いつあってもおかしくない状況でありますから、こうやってやっている間に起きてもおかしくないという状況にあると思うんです。 ちょうど十年前の東日本大震災のときは、これは千年に一度の地震だというふうに言われて、よく想定外という言葉が使われま……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 今日は、基本的なことを総理に伺いますので、ほかの大臣の皆様方、もう退席していただいて結構でございますので。ありがとうございます。 時間が短いので、早速質問に入りたいと思います。 まず最初に、気候変動問題についてお伺いしたいと思います。 私は、総理が二〇五〇年までにカーボンニュートラルを実現すると宣言したことは、これは大変よかったと大いに評価をしております。 私も、昨年二月、国会で気候非常事態宣言決議を実現しようと超党派の議連を各党の呼びかけ人と一緒に立ち上げまして、昨年十一月に、衆参両院で全党全会派が賛成して気候非常事態宣言決議を採択いた……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。
大臣、この「地域格差の正体」という本、読まれましたか。読んでいない。
【次の発言】 是非、私、時間お忙しいかと思いますけれども、読んでいただきたいなと思うんですが、今日はこの本の内容をベースにちょっと御質問したいと思っています。
この著者は栗岡さんという方、元トヨタの副社長、私の地元で、前々からずっと高速道路の料金制度に問題があるということを言っておられて、今回、非常に簡潔にまとまって、いい本だと思うんですね。
この本の言わんところを簡単にまとめますと、東京一極集中の是正、地方の活性化、これはこの間、一貫して政府の基本方針ともされてきたんだと……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。
今の浅川さんのお話でも、新交通システムの話、私も聞こうとして、出てまいりましたので、ちょっと質疑の順番を変えて、まずこの新交通システムについてからお伺いしたいと思います。
さっきから、いろいろ、モノレールとかの話も出ましたけれども、新交通システムだということなんですが、私の地元でも新交通システムというのはいろいろ入ったりもしているんですけれども、具体的に、新交通システムとしてここでやろうとしているものはどういうものをイメージしているんでしょうか。
【次の発言】 いや、私が聞いているのは、どういうものかということなんです。例えば、私の地元だと、ガ……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 私たちは、今回の法改正には賛成であります。ただ、この今回の法改正によって所有者不明土地の利用が本当に進むのかどうかというと、ちょっと首をかしげざるを得ないわけであります。 また、そもそも、今、日本社会は、多くの人が毎年亡くなる、いわゆる多死時代に入っておりまして、このままだとますます所有者不明土地は増えていくものと思われますけれども、どこまで国がこの問題について真剣に取り組もうとしているのか、今回の法改正ではどうもその姿勢がよく見えないところがありまして、今日はこういう趣旨に立って質問をしたいと思います。 まず、所有者不明土地について、活用す……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 今日は、四人の参考人の皆様方には、大変お忙しい中、貴重なお話を聞かせていただきまして、誠にありがとうございました。 私の地元は、元々は丘陵地みたいなところが戦後開発されて、私の住んでいるマンションなんかもまさにそういうところに建っているんですけれども、昨年の熱海の土石流の後、そういう土石流災害とか、そういうもののハザードマップ、自分のところも見てみたら、都市部なんかでも、大規模じゃないんですけれども、私の住んでいる周りも、結構、ここは危ないですというふうに、もうハザード指定されている地域があるのに気がついたんですね。多分、周りに住んでいる人はほ……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 私たち国民民主党は、今回の法案につきましては、盛土災害から国民の命を守る上での大きな一歩ではあると考えますので、法案には賛成であります。 ただ、いろいろこの間の議論であるように、足らざる部分とか、また、本当にこの法律がうまくワークするのかとか、様々な疑念もありますので、今日はこうした点を中心に質問したいと思います。 まず、ちょっと質疑通告した順番とは異なりますが、最初に、昨年の熱海の土石流災害を受けて全国で盛土の総点検が行われましたけれども、その総点検で見つかった、既存の、今危険な盛土への対応についてお伺いしたいと思います。 総点検で確認さ……
○古川(元)委員 おはようございます。国民民主党の古川元久です。 時間が限られておりますので早速質問に入りたいと思いますが、航空機の脱炭素化を進めるに当たっては、電動飛行機とか水素飛行機のような新しい飛行機の開発というのも期待されるんですけれども、やはり、足下、現実的にCO2削減に最も資するのは、先ほど来の質疑でも出ているSAFを利用する、それを促進するということしかないんじゃないかと思うんです。 ただ、現在、SAFの生産量というのは世界的に全然足らない状況であって、特に日本では、先ほど来から聞いていても、まだ開発段階、ほとんど生産も進んでいないという状況であって、ここのところをどうするか……
○古川(元)委員 おはようございます。国民民主党の古川元久です。 まずは、さきの知床観光船事故でお亡くなりになられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、いまだ行方不明の方々が一日も早く見つかることを心からお祈りいたしております。 今後二度とこのような痛ましい事故を起こさないためには、今回の事故原因の徹底究明と、安全確保のために必要な措置を早急に取ることが必要であります。これまでにも事故原因や現行制度の問題点等が少しずつ明るみになっておりますが、今後のいろいろな調査、沈没した船を引き揚げるとか、そういうこともなされれば、更なる事故原因の究明等が進むと思います。 そういう段階において……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まず最初に、統計の問題についてお伺いしたいと思いますが、私は、今回の国交省で起きた統計の問題、前には厚労省でも起きました。実はこれ、国交省に限らず、ある種全ての省庁に共通している問題があるのではないかな、そうした視点を持っております。そうした視点から、この統計の問題について質問させていただきたいと思います。 今年一月に国交省の検証委員会の方で出された報告書を見ますと、その中には、業務過多であるとか、問題発見時の対応方法や問題の発見と解決を奨励する風土、こうした問題点が指摘されていたんですけれども、こういう問題点は、国交省だけじゃなくて、ほかの省……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 私は、カーボンニュートラルを実現するためには、やはり住宅部門、これはかなりCO2を排出しているわけでありまして、この部門の省エネ化を早急に進めていくことは急務だと思います。そういった意味では、今回の法案には我々国民民主党も賛成であります。 ただ、この法案、当初、今国会の提出法案には入っていなかったですね、たしか最初。しかし、もう既にこの法改正が行われることを前提に住宅メーカーなどは準備していましたから、そういった意味では、国会の都合で最初絞られた中でここが外されたというのは極めて遺憾だと思うんですけれども、何とかこうやって無事提出されたのは本当……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 今日は、三人の参考人の皆様方には大変貴重なお話をお聞かせいただきまして、誠にありがとうございました。 特に、小沢参考人のお話、自動車事故というのは、本当に一瞬にして当たり前の普通の暮らしが、被害者の人はもちろんですけれども、その御家族も含め、本当に多くの人に影響を与えるということを改めて痛感をさせていただきました。 また、もっと言えば、これは今日の福田参考人のお話にもありましたけれども、自動車ユーザーというのは意図せずに加害者になるということもあって、加害者になった人も、その人の人生も、またその御家族も、やはりこれは事故によって一変してしまう……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まず、交通事故被害者やその御家族の先行き不安を払拭し、将来にわたって安心して生活できるよう、被害者支援事業及び事故防止事業を拡充、充実することは、これは大変重要なことでありまして、そのために、持続可能な安定財源を確保するために賦課金を導入するという今回の方向性というのは、私どもも理解はできます。 ただ、その負担をするのは自動車ユーザーでありまして、今や自動車というのは生活必需品であって、特に地方だと、車がないと生活できない、そういう状況にあります。 しかも、自動車というのは、我々もずっとこの間、本当に自動車関係諸税というのは複雑かつ重課で、何……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 今日は、まずは、宗教施設や宗教団体の災害時の活用とか協力についてお伺いしたいと思います。 さきの東日本大震災などでも、古くからのお寺とか神社、これは高台とかやはり地盤の固いところなんかにあって、そこに避難をされた方もいらっしゃったわけなんですけれども、結構、やはり古いこういうお寺とか神社というのは、災害に強い場所に立地しているものが多いんじゃないかと思うんですね。また、新しい宗教の施設なんかは、頑丈で、非常に多くの人を収容できる大規模なそういう施設も多くて、こういう宗教施設は災害時の避難場所として適しているんじゃないかなと思います。 さらに、……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 質問に先立ちまして、今日も質問時間を融通いただきました立憲民主党そして日本維新の会の皆さんに、まずお礼を申し上げたいと思います。 まずは、新型コロナウイルス対策についてお伺いします。 総理、新型コロナウイルスの感染が始まってからもう三年目に入りました。足下、また急速に感染拡大が続いておりますけれども、引き続き感染拡大防止には努めていかなければもちろんいけないんですが、しかし、やはり、社会経済活動の制約、これはできる限り最小限にとどめていく。やはりウィズコロナの姿勢で対応していくべきだというふうに考えております。 そこで、まず、水際対策につい……
○古川(元)委員 私は、国民民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました政府提案の令和四年度予算三案を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して、その趣旨を御説明いたします。 まずは、編成替えを求める理由を申し述べます。 新型コロナウイルス感染症の影響で世界経済は大きく落ち込みましたが、欧米では防疫と経済活動の両立が進み、経済回復を続けています。しかし、日本は欧米と比べ緩やかな回復にとどまっています。 その原因の一つは、足下の経済対策が不十分なことです。ガソリン、軽油価格が高騰し、国民生活は大きな影響を受けているにもかかわらず、政府のガソリン価格対策は余りにも少額過ぎます。また、……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 今日は、観光に関わる、そうした質問をしたいというふうに思っています。 まず、コロナ禍で最も影響を受けた産業の一つが観光産業であることは、これはもう皆さん周知のことだと思いますけれども、今、急速な人口減少、少子化、高齢化が進む、そういう中で、今後の日本経済を考えたときに、観光産業というのは、地域経済を含めて、今後日本経済を支え、また、人々の雇用とそして生活を守っていく、そういった意味では、まさにこれからの日本の基幹産業だ、そういう認識を政府はきちんと持った上で、その振興を図っていく必要があるんじゃないかというふうに私は考えておりますけれども、大臣……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まず、今日は港湾法の改正案の審議でありますけれども、それに関係する、関連する質疑をさせていただきたいと思います。 現在、防衛力強化、そうした議論が政府において行われているわけでありますけれども、安全保障の観点から、港湾やあるいは空港などの公共インフラの整備について、そうした線からの整備を進めていく、そうしたことが今議論されているというふうに承知しております。 こうした港湾や空港などの公共施設は、有事の際には自衛隊などが利用することが想定されますが、では、自衛隊の艦艇や航空機が使用できる港湾や空港の整備がきちんとなされているかというと、それは不……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 昨日、三重県沖で深発地震があって、これは南海トラフの地震とは関係がないというような報道がされておりますけれども、前々から、首都直下地震や東南海トラフ地震、こうした大規模地震は、起きる起きると私は子供の頃から言われてまいりました。まあ、そこにいる工藤さんなんかもね。小学校ぐらいの頃から東海大地震が起きるからと言われてきたけれども、今まで起きていない。 ただ、周期等から考えると、今まで起きていないから起きていないというわけじゃなくて、今この瞬間に起きてもおかしくない。それくらい、将来のリスクではなく、今そこにある危機、そう考えて備えをしていかなけれ……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 明日は三月十一日、あの東日本大震災からちょうど十二年目を迎えます。改めて、震災で犠牲になられた皆様方に心から哀悼の意を表したいと思います。 先日、南海トラフ巨大地震を扱ったNHKスペシャルが放送されていましたが、このような大地震が、これはいつ何どき起きてもおかしくない状況に我が国はあると思います。こうした危機は地震だけではありません。水害などほかの天災や、そしてウクライナ戦争のようなこうした戦争、そして、ようやく今、こうやってマスクを外して質問できるのも久しぶりですけれども、新型コロナウイルスのような感染症など、私たちの暮らしは、こうした様々な……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久でございます。 本日は、参考人の皆様方、大変に貴重なお話をお聞かせいただきまして、誠にありがとうございました。 私は、今回の法案は、今の地域公共交通を何とか維持し、守っていくためには、いろいろ不十分な点はありますけれども、一歩前進かなというふうには考えております。 ただ、地域公共交通がこういう状況になったということは、今、日本は本格的な人口減少時代に入っておりますが、特に地方からどんどん人口高齢化そして減少が進んでいる、この状況は相当前から予想できたし、されていた話でありますよね。ですから、この状況が進んでいけば、地域公共交通は従来のような内部補助を……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久でございます。 本日は、参考人の皆様方には大変貴重な御意見を拝聴させていただきまして、誠にありがとうございました。 まず、私から四人の方に率直な感想をお伺いしたいと思うんですけれども、今回の法案、評価される方、三名の方は今回評価されたという感じで私は受け止めましたけれども、ただ、聞いておりますと、いろいろ問題もあるということです。 評価の一つとして、これからちゃんと、今後の維持管理に必要な財源がこれで確保できると。そうなりますと、これはメディアなんかでも、この法案が発表されたとき、これは事実上の永久有料化だと。だから、形はまだ、いつかは無料というんで……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。
まず最初に、ちょっと、丹羽道路局長、本格的に質問に入っていく前に、事実関係をちょっと確認をさせてもらいたいんですが、今回のこの法案で料金徴収期限を二一一五年としたのは、現時点で、今後新たに追加が見込まれる道路の維持管理のための更新事業の償還期限が、これが二一一五年になる、だからこの期限を二一一五年にした、そういうことでよろしいですか。
【次の発言】 ありがとうございます。
そうなりますと、将来、更に新たな更新事業が必要となれば、そのときにはまた料金徴収期限というのはこれは延長されるということに、論理的な帰結としてはなると思いますが、そのように理……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 間もなく知床遊覧船の事故から一年が経過をいたします。いまだ行方不明の方々が一日も早く見つかることを改めてお祈りするとともに、事故で犠牲となられた皆様方に心より哀悼の意を表したいと思います。また、御遺族の方々には心よりお悔やみを申し上げたいと思います。 さて、今回の法改正は、この痛ましい事故を受けてのものでありまして、今後二度とこのような事故を起こさないためにも必要な改正だとは思いますが、今日の議論でもいろいろ出ていますけれども、幾つか懸念もありますので、そうした点についてお伺いしたいと思います。 まず、さきの事故は、今の法律の下で求められてい……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 今日は、まず最初に、休日分散化についてお伺いしたいと思います。 間もなくゴールデンウィークで、今年のゴールデンウィークは、コロナ禍も収束して、各地とも観光客で大混雑することが既に予想されておりますけれども、こうした一時期に観光客が集中する、これを何とか分散できないかということは、これはずっと以前から言われているわけでありますけれども、いまだに分散化は実現していないという状況だと思います。 こうした中で、私の地元であります愛知県では、「休み方改革」プロジェクトの一環として、保護者の休暇に合わせて子供が学校を休んでも、それを欠席扱いとしない、いわ……
○古川(元)委員 おはようございます。国民民主党の古川元久です。 早速質問に入らせていただきたいと思いますが、私たち国民民主党は、この法改正には賛成の立場であります。そのことを申し上げた上で、質問に入りたいと思います。 まず、この間、今の質疑にもありました、空き家はどんどん増えてきているわけでありますが、その背景には、日本の人口が減少時代に入ってきたことがあるんだと思います。そして、また今後、人口はますます急速に減っていく、そういうフェーズに入ってきておりますので、このままだと、これから空き家はもっと加速度を増して増えていく。特に、二〇二五年問題と言われる問題で、団塊の世代の皆さんが七十五……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。
まず最初に、私たち国民民主党はこの法案には賛成であることを申し述べた上で、質問に入りたいと思います。
今回の法改正を行うに至った背景には、豪雨災害の激甚化や頻発化、こういったことで、洪水などの予報の重要性が増大しているということがあるというふうに言われておりますけれども、このところ、こうした豪雨災害、これが激甚化する、あるいは頻発化している、これは、専ら地球温暖化の影響によるものと考えていいのか、それ以外にも要因が考えられるのか、この点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もちろん、そういう流域の整備とか、そういうのも大事だと思い……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 先日、東日本大震災から十二回目の三月十一日を迎えました。改めて、犠牲になった皆様に心から哀悼の意を表したいと思います。 さて、今日はまず最初に、コロナ禍においては、災害のときの避難対応等、いろいろ変わっておりました。ただ、まさにこうやってマスクなしで質疑ができる、室内でも、マスク着用、今週から個々人の判断に任されるようになりましたし、五月の連休明けには、コロナの扱いが二類相当から感染症の五類へと変更されるなど、今後、これまで取られてきた政府の様々なコロナ対応が徐々に変わっていって、私たちの生活はコロナ前の状況に戻っていくことになるわけであります……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まずは、さきの豪雨で犠牲になられた皆様とその御遺族に対しまして心からお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。 しかし、今また台風六号が九州に近づいておりまして、九州の被災地では再び災害に見舞われる可能性もございます。そうした事態にならないことを心からお祈りすると同時に、政府におかれましては、関係自治体と緊密に連携して、万一の場合への備えを怠りなく行っていただくことをまずはお願いしたいと思います。 今日は、先ほど来から、私も先日福岡の方にお邪魔をさせていただきましたけれども、この間の被害への対応については、……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 さて、私たちは一生のうち大体三分の一は寝ているわけでありますが、この睡眠の質が実は私たちの健康や幸福度に大きな影響を与えていて、最近、睡眠に対する国民の関心も高まっています。 そこで、昨年十一月末に、国民の質の高い睡眠のための取り組みを促進する議員連盟という超党派の議連を立ち上げまして、自民党の田村憲久さんが会長となり、私が幹事長を務めることとなりました。今日は、この議連の幹事長として、睡眠に関する質問をしたいと思います。 日本人の睡眠時間はOECD加盟国の中で最も短く、また同時に、慢性的な睡眠覚醒障害を持つ人が増加しています。睡眠不足や睡眠……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 私は、今、日本経済は大変大きな分岐点にあると思っています。今は、まだ足下のところは物価上昇率が賃金上昇率を上回っていますけれども、これを一日も早く、賃金上昇率が物価上昇率を上回るような状況になって実質賃金が増えていく、経済の好循環、そういう方向に持っていけるのか、あるいは、それとも、今の足下のところの、物価上昇率が賃金上昇率を上回っている状況だから、実質賃金が減ってしまっていますから、また再びデフレスパイラルに陥るか。本当に、そういった意味で、ここは正念場だと思います。 ですから、これは与党も野党も関係なく、長年の、本当、三十年に及ぶデフレ、そ……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 前回、ちょっと積み残しのところから、まずお伺いしたいと思います。土地についての問題で、外国人による土地取得について伺いたいと思います。 前々から、かなり外国人が日本の土地を買っている、特に水源の辺りを買っていると問題になったりもしていました。しかし、最近は、もうそういうところだけじゃなくて、都市部なんかも相当外国人が買っているんじゃないかというふうに言われております。 やはり円安の影響もあるんじゃないかなと思いますが、こういう外国人による土地取得の状況、こうしたものをちゃんと国として具体的に把握しているのかどうか、まず確認をさせていただきたい……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 時間が限られておりますので早速質問に行きたいと思いますが、まず、先ほどもちょっと公明党の中川さんの質疑でも出ましたが、マイ・タイムラインについてちょっとお伺いしたいと思います。 マイ・タイムラインの取組は、私は、大変いいし、また画期的な取組だと思いますけれども、ただ、これは、ほとんどやはり国民に、皆さん、認知度がないんじゃないでしょうか。 私の周りでもこれを知っている人はほとんどいなくて、私の地元の名古屋はどんな感じかなとちょっと調べてみましたが、一応、市内全部に全戸配布、このマイ・タイムライン、こういうのをやっていますというのを配ったと。た……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 我々、今回の法案には賛成の立場でありますけれども、今日は、我が国において、こうした、我が国は島国で、多くの島があります。島が国境になっている、そういう島々は、我が国の領土保全という観点から極めて重要である、そうした考え方に立って、少し大臣と議論を交わさせていただきたいと思います。 今、日本は本格的な人口減少時代に突入しておりますけれども、多くの島の人口も、減少しているところがほとんどであります。よく沖縄県は人口が増えているというふうに言われていますが、人口が増えているのは沖縄本島とか宮古とか石垣とか大きな島ぐらいで、ほかの多くの島では人口が減っ……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 今日は、四人の参考人の皆様方には早朝から国会においでいただいて、大変貴重なお話を聞かせていただいて、ありがとうございました。 私は、この法案、四人の参考人とも評価をしていらっしゃったと思うんですが、私たちも基本的にはこの方向はやらなきゃいけないというふうに思っております。ただ、先ほどもちょっとお話がありましたけれども、この物流の現場の状況というのは、私も、後ろにいらっしゃる坂本会長なんかからも、もう前から本当に大変厳しい状況というのは伺っていて、もっと早くこれをやれなかったのかなと。 例えると、今回の法案は、夏休みの宿題をやっていなくて、八月……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まず最初に、国家的プロジェクトでありますリニア中央新幹線についてお伺いしたいと思います。 私も一日も早く開業して乗ることを楽しみにしているわけなんですけれども、当初開業を予定されておりました二〇二七年、それが先日、正式に、開業は二〇三四年以降に先送りされる、そうしたことがJR東海の方から発表になりました。静岡工区なんかの着工ができていないとか、そういう事情があってなかなか難しいかなとは思っておりましたけれども、正式に二七年から三四年以降に先送りされることになりましたけれども、このことについて、まず大臣、率直にどのように感じておられるか、お聞かせ……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まず、日本が今直面している最大の社会構造問題は、これは急速に進む人口減少だと思います。どんなに少子化対策を頑張っても、少なくとも今後数十年は人口は減り続ける、これは厳然たる事実であります。しかも、この人口減少というのは、全国均一に減っていくんじゃなくて、地方になればなるほどその減少の幅と、そしてスピードは速いですし、また、そういう地域ほど高齢化率も高くなっていきますから、このままだと本当に地域社会が成り立たなくなる、そうしたところが続出してくる、そういう状況になるんじゃないかと思います。 こうした状況を打開するためには、やはり東京を始めとする都……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。
法案の質疑に入る前に、ちょっと一点だけお伺いしたいと思います。
先日、政府は、高速道路の渋滞緩和のために、料金を特定の時間帯などで変えるロードプライシング、これを来年度から全国で本格的に導入する方針、そうした報道があちこちでなされておりますけれども、この報道内容は、これは事実でしょうか。
【次の発言】 分かりました。
高速道路は、この間、国民のお金で整備してきた、大事な我が国にとっての社会的なインフラであって、それを最大限有効に活用するということは非常に重要なことであって、料金体系、それをいろいろな観点から見直していく。今も、総理の指示にあっ……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 本日は、参考人の皆様方には、大変お忙しい中、また早朝から大変貴重なお話をしていただきまして、本当にありがとうございました。皆様方、この法案には大きな意義があるというところは共通しておられたんじゃないかなと思います。 建設労働者の現場、建設産業の現場の状況というのは、私もいろいろ地元などで聞いていても本当に大変な状況で、仕事はないわけじゃないですよ、あるけれども、しかし、資材は上がるし、働き手はどんどん減るし、また、かつ、その中で環境をよくしていかないと労働者も維持できないという、本当に、あちらを立てればこちらは立たずという、そういう状況の中で、……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 私たち国民民主党は、給料が上がる経済の実現、これが我が国の経済の好循環を実現するための鍵になる、こういうことを他党に先駆けてずっと主張してきたわけでありますけれども、今、岸田総理も賃上げが一番大事だというふうに言われているので、とにかく経済をよくするためには賃上げが最重要、そうした認識が日本の社会全体で共有されるようになって、官民挙げてその実現に向けた動きが始まってきている、そういう状況にあると思います。 今回の法案も、建設業における賃上げ、その実現につながることが期待される内容でありますので、そういった意味では、私どもも、この法案に賛成をいた……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 今年の元旦に起きた能登半島地震で、建物、住んでいた家が崩壊した多くの方がいらっしゃって、本当にそうした方々、まだ大変不自由な避難生活を送られている。やはり住まいを失うというのは本当に大変なことであって、一日も早くこうした方々にちゃんとした安心して寝られる住まいを提供していく、これは政府としてもしっかり支援して、取り組んでいただきたいと思います。 私も、いろいろな、各地の災害が起きた現場をこれまで回ってきました。よく、避難所に行って避難している皆さんにお話を伺うと、大体、皆さん、異口同音で口にするのは、一日も早くちゃんと安心して寝られる家が欲しい……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まずは、私からも、この能登半島地震で犠牲になられた皆様に哀悼の意を表するとともに、被災された方々には心からお見舞い申し上げたいと思います。 私ども国民民主党も、発災直後から対策本部をつくりまして現地の皆様方の状況を伺ったり、また、代表も何度か、昨日もおとといも被災地を訪れて現地の状況も聞いてまいりました。また、こうしたことも大臣始め政府にもお伝えをしていきたいと思っていますが、今日は所信に対する質疑でもありますので、少し引いた視点でお伺いしたいと思います。 まず、日本は今本格的な人口減少時代に突入しておりまして、特に地方の人口減少と高齢化、こ……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まず、昨日、台湾で大変大きな地震がありました。犠牲になった皆様に心から哀悼の意を表するとともに、まだ、かなりの方が倒壊した建物だとかそういうところに閉じ込められているというお話を聞きます。こうした方々が一刻も早く救出されることを心からお祈りしたいと思います。 そしてまた、台湾は、日本で大きな災害があると、本当に真っ先に大きな支援をいつもしてくれています。是非政府としても、台湾の皆さんに早急に必要な支援の手を差し伸べていただくことを、私たち国民民主党もできることは是非していきたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。 さて、先日、私も……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 能登半島地震から五か月が経過して、被災地の復旧復興に向けた取組がこの間精いっぱいなされていると思いますが、今のお話でもありましたように、解体が必要な建物の解体、なかなか進んでいない状況にありますし、また、和倉温泉地区ではいまだに全ての宿泊施設が営業休止中で再開のめどが立たない状況であったり、こういう被災地の状況を見ますと、復旧復興、これが相当遅れているんじゃないか、そういう感じをやはり持たざるを得ないところがあると思うんですね。もちろん、みんな努力しているんだと思いますけれども。 今回の能登半島地震というのは、範囲は能登半島というところでしたけ……
○古川(元)議員 一言と言いますけれども、ちょっと、せっかくなので。 福島議員おっしゃるように、私は、今回の裏金事件というのはあくまできっかけにしかすぎないんだと思うんですね。この間、平成の一連の政治改革を受けて四半世紀、三十年近くたったわけなんですが、じゃ、政治に対する信頼は高まったかというと、逆に、政治不信は募り、また、政治家の質の劣化ということも言われるようになった。 ですから、実は、この問題が起きる前から、平成の一連の政治改革、特に平成の政治改革は、いつの間にやら選挙制度を変えれば全てよくなるみたいになって、だから、選挙制度を見直そうという選挙制度の協議会も昨年一年間やりました、各……
○古川(元)議員 お答えします。 この間、過去、政治とお金の問題が何度も問題になり、そのたびに規正法の改正が行われた。しかし、やはり我々政治家自身が改正を行ってきたために抜け穴ができて、その抜け穴が利用されて、そのたび問題になる。こういう繰り返しが、国民の皆さんの政治に対する信頼をここまで失墜させた。 ここは、我々はプレーヤーに徹するということにして、ルールを作ること、そしてルールを守っているかどうかの遵守状況のチェック、そして守っていない場合の制裁、こうしたものは、私たちは、国会の下に、過去に原発事故調査委員会のような形のをつくりました、あのような独立した第三者機関、政治家以外の人たちに……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まずは、能登半島地震で犠牲になられた皆様方に心から哀悼の意を表するとともに、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げたいと思います。 私ども国民民主党も、被災地の一日も早い復旧復興に向けて、党を挙げて全力で取り組むことをまずはお誓い申し上げたいと思います。 さて、私たち国民民主党は、対決より解決、国民のために必要な政策実現のためには与野党関係なく協力して政策実現を目指してまいりますが、政治は、信なくば立たずです。政策以前の、国民の政治に対する信頼を揺るがせる今回の裏金事件のような問題については、正直な政治を実現する、この我が党の基本的な立場……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。
先ほどからお話が出ておりますが、あさってから確定申告が始まります。今回の裏金問題は、きちんと所得申告して納税している納税者の納税意識を著しく失わせるものであって、総理は、政府のトップとして、正しい申告をお願いする立場にある者として、納税者の皆さんに真摯におわびする必要があると思いますが、いかがですか。
【次の発言】 そう総理に言われても、今日のやり取りなんかをずっともし見ていたら、本当にこれで真面目に申告する気になるかと思うんだと思うんですね。私は、本当に今回の問題は極めて深刻に考えないといけないと思うんです。
今回の問題を、かつて政治とお金に……
○古川(元)委員 国民民主党の古川元久です。 まず、総理に、総理がこれからやろうとしている改革の理念があるのかどうかについて伺いたいと思います。 今回の裏金事件のような問題が起きた背景には、平成に行われた政治改革が不十分であったり問題があった、こうしたことも一因としてはあろうというふうに思いますが、それでも、あのときは、きっかけは今回と同じようにリクルート事件などの政治と金をめぐるスキャンダルでありましたけれども、当時自民党がまとめた政治改革大綱では、冷戦崩壊や本格的な高齢化社会の到来といった当時の日本を取り巻く内外の情勢変化を踏まえて、この機会に政治の在り方を大きく変えて、それまでの派閥……
○古川分科員 民友連の古川元久でございます。 きょうは、大臣もお疲れのところ、時間を少しいただきたいと思います。御予定が入っておられることは知っております。最初の十五分ほどだけ大臣にちょっとおいでいただいて、その後は事務方の方にお話を伺わせていただきたいと思います。 まず最初に、大臣、教育改革モニターというのがあるのを御存じでしょうか。これは文部省の方が、私は、これは二、三十年前のパンフレットかなと思ったら、平成九年、十年というから最新のようではございますけれども、非常に質素で、今にしてはちょっと、もう少し工夫をしたらいいんじゃないのかという、そんなパンフなんです。 こういうモニターを国……
○古川分科員 民友連の古川元久でございます。 本日は、今小沢先生から大変夢のある将来的な話がありましたが、私も夢のある話も一つ質問させていただきたいと思いますが、もう一つ、非常に身近な生活、足元のお話をちょっと御質問させていただきたいと思います。 まず、さきに行われましたパラリンピックにおきましては、多くの障害者の人たちが大変に活躍されて、それが私たちに本当に大きな感動を与えてくれたわけなんです。このパラリンピックを見ていて、私は、かなり多くの国民が日本にもこれだけ多くの障害者がいたんだというようなことに気がついたこともあるのじゃないのかなと思うんですね。 同時に、私自身も、活躍された選……
○古川委員 会長、ありがとうございます。 民主党の古川元久でございます。私は、ちょっと北朝鮮の話について一言申し述べたいと思います。 実は、私は先週末、スイスのダボスで開かれました世界経済フォーラムに参加をしてまいりまして、ちょっとびっくりしたことがあります。と申しますのは、日本にいますと、先ほど来から議論になっておりますイラク問題と北朝鮮問題というのは、まさに二つが両並びでいろいろ話題になっているわけなんですけれども、この世界経済フォーラム、いわゆるダボス会議では、議論の焦点はイラク問題に集中しておりまして、北朝鮮の問題はほとんど触れられていないというのが現状であります。 これは、場所……
○古川委員 私は、地方自治については、憲法でどう規定するかというのは、実はこの国の仕組みというものを考える上で非常に大事じゃないかというふうに思っております。 と申し上げますのは、今の憲法は、先ほど来からもお話が出ておりますように、基本的には主権はすべて国が持っていて、その一部を法律で定めるような形で地方に授権するような仕組みになっているというふうに思うわけなんでありますけれども、道州制を今後目指していくということであれば、そのときに本当にそれでいいのかどうか。 谷川委員からもお話があったように、地方が、自分のところでできることは基本的に自分でやるんだということになれば、それを国から授権さ……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私は、先日の小委員会でも亀田町長のお話を伺いまして、また、別の機会のところで市町村長のお話も伺いますと、今進んでおります市町村合併については、自治体によって相当温度差がある。先日の小委員会で出られた亀田町のように非常に積極的な市町村もあれば、いわば中央から強制的に合併を促進される、背中から押されるような形での合併に対しては非常に後ろ向きな話もある。 この温度差はどこに原因があるんだろうかなというふうに考えてみますと、やはりそこには、市町村合併の後にこの国の形がどういう形になるのか、その全体像が見えていない。ただ数が多いから数を減らそうという発想の……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私は、この国会から初めて憲法調査会の委員として参加をさせていただきました。ほかの委員会と違って、議員同士の自由な討論が行われるこうした憲法調査会のあり方というものは、これは国会全体の審議のあり方としても私は非常に有意義なものではないかという感じがいたしております。 本日は、お時間をいただきましたので、憲法記念日を迎えるに当たってということでもありますので、私の考える、そもそも憲法とはどういうものかという視点から少しお話をさせていただきたいと思います。 憲法がどういうものかということに思いをいたしますと、やはり国の最高法規として、そしてまた一番の……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私はこの国会から初めて憲法調査会に加えていただきまして、また統治機構のあり方に関する調査小委員会に所属させていただいての感想を一言述べさせていただきたいと思います。 この統治機構の部分というのは、実は非常に地味で、またかなり細かい、細部にわたる部分があるんですけれども、憲法の人権部分とか、あるいは安全保障の仕組み、いろいろなほかの部分を実質化していく、そしてきちんとそれを実現していくという意味では、この統治機構部分をどう組織するかというのは非常に重要な課題であるというふうに私は考えます。国民主権ということは自己統治をするということでありますので、……
○古川小委員 民主党の古川元久でございます。本日は、増田参考人にはお忙しい中、長時間にわたりましてありがとうございます。 私からは、参考人に、府県の広域的な合併、そして道州制への進展というのが、単にこれは地域、地方を活性化するだけではなくて、実は私は、日本の中央政府が抱える大きな問題を解決して、本来中央政府が求められている役割を果たしていくためにも必要じゃないかなというふうに思っておりまして、その点から少し私の意見を述べさせていただいて、参考人のお考えをお聞かせいただきたいと思うわけであります。 私は、今日本が抱えている、特に中央政府が抱えている行財政改革という非常に大きなテーマ、これがな……
○古川小委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、阿部先生におかれましては、大変にお忙しいところをお時間をおとりいただきまして、貴重なお話を伺わせていただきまして、ありがとうございました。 私から幾つか御質問させていただきたいと思うんですけれども、まず最初に、地方の時代と言われて久しいわけでございますけれども、ただ、ここのところ、特に景気がバブル崩壊後非常に悪くなってからを見ていますと、地方の時代と言われながら、むしろどんどんと地方が疲弊をしていっている。ですから、今の日本の問題は、実は、どんどんと地方が疲弊していっているというところに問題があるんじゃないかというふうに私は考えておりま……
○古川小委員 民主党の古川元久でございます。 今、野田委員の方からも法治国家という言葉がありましたけれども、私、日本という国は、法治国家として国家の運営をするということになっているわけでありまして、国民主権の国でありますから、当然、みずからを律する法律はみずからつくる、それは憲法も含めてでございますけれども。そういうやり方の中で、みずからつくった法のもとに、その中で、統治行為を含めて、すべての国家運営は行われるということでなければならないと思います。 私たち国民が、みずからがつくった法に適合しているかどうかの最終的な判断をするのが司法権でありまして、そういう意味では、私は、今の日本の現状を……
○古川小委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、両参考人におかれましては、大変に貴重な意見をいただきまして、ありがとうございました。 まず、窪田参考人にちょっとお伺いをしたいと思います。 実は私、国会に当選をしてきまして一番最初に、きょうこの委員会室にもおられますけれども、仙谷当時の政調会長のもとで指示を受けて、法案づくりに取り組んだのが行政監視院法案でありまして、そういう意味では、私自身も非常に思い入れがある法案なんでございます。 先ほど窪田参考人の方から、私ども理解に誤解があったという御指摘があったんですけれども、私も、当時を思い出してみますと、正確ではないかもしれませんが、……
○古川小委員 民主党の古川元久でございます。 憲法を基盤に据え、国民主権と政治的リーダーシップによって支えられた確かな統治を築く、こうした視点から本日は意見を述べたいと思います。 日本国憲法は、戦後半世紀を超える歴史の中で国民生活に深く浸透し、定着しつつあります。したがって、その基本精神と骨格を維持しつつ、新たな時代に立ち向かうにふさわしい内容を盛り込むための見直しを推し進めることが必要だと考えます。 まず、国際社会の激動と変容に合わせて、日本国が世界の有力な一員として積極的な国際協力と自主的な責任を果たすことができるよう、リーダーシップに基づく統治が可能となる仕組みを模索すべきでありま……
○古川分科員 民主党の古川元久でございます。 きょうは、大臣もいらっしゃるんで、年金の話を聞きたいと思ったりもするんですが、それはまた別の機会に譲りまして、ちょっと薬の話を中心にお伺いをさせていただきたいと思います。 最近、大型のドラッグストアが全国各地にできてきて、小さい薬局から薬を買うというのからドラッグストアでというのがどんどんふえてきているわけなんですけれども、今の薬事法ですと、大型であろうとなかろうと薬局というところについては薬剤師を置かなきゃいけない、しかもその薬剤師が対面販売しなきゃいけない、そういうことになっているというふうに聞いております。 これだけ大型のドラッグストア……
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私ども民主党の中で、この調査会の会長代理でもあります仙谷議員を会長にいたしまして政権準備委員会というものを設けまして、そこで私ども民主党が政権をとった場合にどのような政府をつくるのか、「国民と共に行動する「新しい政府」の確立に向けて」という報告書を先日発表いたしました。これは私、憲法に規定する行政権、内閣のあり方ともかかわる話だというふうに思いますので、本日は、その報告書をベースにして、ここで一言意見を申し述べさせていただきたいと思います。 まず、憲法六十五条における行政権は、さきの国会の中での統治小委員会でも少し私、述べましたけれども、本来、英……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 法のもとの平等、とりわけ一票の格差の問題というのは、実は、民主主義、これとの関係で非常に重要な問題だというふうに私は考えます。 なぜならば、日本国憲法では民主主義は基本原則、その民主主義を間接民主義という形をとって実現をしていくという仕組みをとっているわけでありますけれども、この間接民主主義を正当化する前提としては、やはりその選ばれてくる議員の背景にある有権者に大きな人口の不平等があるということはおかしい話じゃないか。 まず、この間接民主主義の中で、この議会の中で民意を吸い上げてそれが反映されるためには、当然この一票の格差というものが是正……
○古川(元)小委員 民主党の古川元久でございます。 最高裁及び参考人におかれましては、大変に貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 まず、笹田参考人にお伺いしたいと思います。 先ほど参考人は、違憲審査制の活性化のための複合的なプランということで幾つか提案をしていただきましたけれども、これは現行憲法のもとでの法律改正を前提としての議論なのか、あるいは憲法改正までも含めた議論なのか、その点を確認させていただきたいのと、もし憲法を変える、新しく書きかえるとすれば、そうした場合にもこうした形での改革がいいのか、それともドイツのような憲法裁判所を設けて、その憲法裁判所の機能……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私は、国会のあり方につきまして、私の考え方を何点かお話しさせていただきたいと思います。 まず、国会につきまして、二院制がいいのかどうか、あり方でございますけれども、この点は、国と地方との関係をどう整理するかというところと密接に絡んでくる話じゃないか。逆に言いますと、国と地方との役割分担、将来的に道州制を導入するのか、どのような形で地方自治を発展させていくのか、そのことの整理がつかないと、最終的には、二院制の形として、あり方がどうあるべきかというところがなかなか結論が出ないのではないかというふうに思っております。 私ども民主党が考えているよ……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 財政及び地方自治について若干のコメントを申し上げたいと思います。 まず、財政についてでございますけれども、我が国の財政、そしてまた、国、地方を合わせまして大変な、膨大な借金を抱えているという状況にありまして、こうした状況を今後とも続けていくということは、政府に対する信頼を失うということにもつながりますし、そしてまた将来世代に過度な負担を負わせるということで、現在に生きる者として大変にこれは無責任だと思います。そういう意味で、憲法の中にそうした財政規律を何とか維持できるようなそういう仕組みの基本的な原則を織り込むということは、極めて大事なこと……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、浅野公述人、小澤公述人、江橋公述人におかれましては、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。 私から、まず、お三人の公述人の方に同じ質問を幾つかさせていただきたいと思います。それぞれの公述人の先ほどのお話の中で既に触れられた部分もあろうかと思いますので、その辺は簡略にお答えいただいても結構でございますので、お考えをお聞かせいただければと思います。 まず、私どもは、この国民投票法案は少なくとも憲法改正そのものの議論とは明確に切り離した形で、憲法改正に賛成の立場の人もあるいは反対の立場の人も、どちらか……
○古川副大臣 お答えいたします。 私どもも、委員御指摘のとおり、我が国の将来の成長にとってものづくりは重要であるという認識については、全く違いはございません。 ただ、そこの部分の言葉を使うか使わないかという視点でございまして、さきにまとめました基本方針におきましても、グリーンイノベーションやライフイノベーション、そういう戦略的な分野の中でのものづくりや技術開発を後押しして、新たな需要と雇用の拡大を目指していく、またさらには、そうした高いものづくりの技術、それを生かしてつくられる製品などをアジアを初めとする世界に展開していく、そうしたことも確認をさせていただいております。 さらには、経済産……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私は、第三章の国民の権利及び義務の章を考えるに当たっては、将来世代の権利や利益をどう担保していくか、そうした視点というのが大事じゃないかということを申し上げたいと思います。 例えば、公共の福祉の概念、これは私も、党で主張しておりますように、再定義が必要ではないかというふうに思っておりますけれども、人権制約原理のところの人権の相互の調整原理という場合に、将来世代の人権というものも検討に入れるのも一つの考えではないかと思いますし、あるいは、社会的価値の実現もしくは確保のための公共の福祉という場合に、その社会的価値の中には、将来世代の、例えば適切……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 民主党は、これまで党内で行ってきた憲法論議の中で、統治機構のあり方につきまして、国民主権の徹底と権力分立の明確化を基本として内閣総理大臣主導の政府運営を確立する一方で、国会の行政監視機能を拡充強化すべきであると考えてまいりました。 本日、日本国憲法第五章内閣の章に関して論議するに当たり、これまでの党の議論を紹介するとともに、私自身が政府の中で経験したことを踏まえて若干の私見を申し述べたいと思います。 まず、内閣総理大臣主導の政府運営の実現に向けた我が党の考え方を申し上げます。 現行憲法では、第六十五条で、行政権は内閣に属することとなって……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私は、立法府におけます、特に我々議員による議員立法を初めとする立法活動をもっと積極的にするというその裏腹としての意味でも、この違憲審査機能の強化というのは大変重要なことだというふうに考えております。 従来は、法律、特に過去の自民党政権のもとでは、ほとんどが閣法で出される。これについては、内閣法制局が相当、時には余りにも厳し過ぎる、そういうチェックをして、それを通らないと出てこないという状況にあったわけであります。立法府である国会の機能、特に我々議員が立法権を有する者として活動を行っていく意味では、一方で、我々が議員立法するに際しても、政府の……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私は、地方公共団体の組織、機構のあり方について、一言申し上げたいと思います。 先ほど、我が党の大島委員からも、我が党としては、二元代表制以外の議院内閣制であるとかシティーマネジャー制度等の導入、そうしたものを可能とするべきだという発言をさせていただきましたけれども、このことは、やはり地方自治、地域で決められることは地域で決めていく、そうした、それぞれの地域の自主性を重視する意味でも非常に重要なことではないかというふうに私も考えております。 特に、基礎的自治体などをできるだけ地域に密着した形にするためには、現在のように、全ての地方自治体と言……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私も、今の葉梨委員などと一緒にずっとこの憲法の議論、きょうも傍聴しておられる中山太郎先生のもとで参加をさせていただき、国民投票法の制定の議論、これは、改憲賛成の人、反対の人も含めて、ぎりぎり最後のところまでみんな一緒に丁寧に議論してきた者の一人として発言をさせていただきたいと思います。 私自身、この改正手続要件の緩和そのものを否定するものではありませんし、時代に応じて憲法は必要な改正は行うべきだという考え方でおりますが、しかし、現在の、まず九十六条だけ先行して改正しようという動きには、これまで憲法議論に参加してきた者として大変違和感を感じて……
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。 私は、憲法というのが、国民主権、基本的人権の尊重、こうしたものを最大の憲法秩序として規定している、こうした観点から考えても、緊急事態においてもこの憲法秩序が確保されるような、そうした仕組みを、憲法を初めとしてきちんと担保していくということは極めて重要なことであるというふうに考えております。 その上で、そうした考え方のもと、緊急事態におきましては、これはやはり行政主導でこの事態の対処に当たりますので、その場合であっても、行政が基本的人権を侵害したり、あるいは結果的に国民主権をないがしろにするようなことにならないように、それが事後的にもきちんと……
○古川(元)分科員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。 麻生大臣、毎日御苦労さまでございます。 きょうは、ちょっといろいろ聞いた後で、大臣には最後に少し感想とか御意見を求めたいと思いますので、自分に聞いていないからといってお休みになるのではなくて、聞くだけはしっかり聞いていただいて、最後にコメントをいただければというふうに思っております。 まず、日本の経済の底力というのは、諸外国、特に東南アジアなどを見ますと、やはり中小企業がしっかりある。 何年か前に、私、ベトナムに行ったことがありますけれども、ベトナムなんかの問題は、中小企業が成長していない。何で中小企業がなかなか成……
○古川(元)分科員 おはようございます。民進党の古川元久です。 まず最初に、きょうは、官房長官にちょっとお礼を申し上げたいと思うんです。それは、休眠預金の活用の件なんです。 これは、私が国家戦略担当大臣のときに、政府の中で具体的に活用の検討を始めました。当初は、取り上げられる銀行業界とか、また、預金者の皆さんも、これは何か政府が取り上げるんじゃないかという誤解があったりして、大変いろいろなところからも批判もあったんですけれども、そうじゃないと。これはちゃんと、預金者の皆さん方にきちんと返すものは返す、しかし、もうわからなくて銀行の収益になっちゃった分については、これは社会に還元するような形……
○古川(元)委員 立国社、国民民主党の古川元久です。 会長、こうして発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、憲法調査会の時代、中山太郎会長の時代からこの憲法の議論に参加をしてまいりました。特に、この国民投票法を制定するに当たりましては、当時の会長代理であった仙谷先生と、そして枝野さんと私の三人が民主党の担当という形で、その議論の最初から最終的に採決に至るまで、深くかかわってまいりました。今離席されましたけれども、船田先生とかですね。 そうやってみますと、当時の国民投票法の制定に深くかかわった先生方、たしか辻元さんもいらっしゃったのかな、かなりかわってしまっているんですけ……
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