このページでは藤田幸久衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤田幸久衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○藤田(幸)委員 質問の時間をいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。 それから、今回、外務省におきまして閣僚経験の外務次官を設けられたということで、外交に関する姿勢が大変重んじられているというふうに印象を持っておりますので、評価を申し上げたいと思います。 それから、SACOの最終報告に至るまでの外務大臣並びに外務省の関係の方々の御努力に敬意を申し上げたいと思います。 私、二十分しかございませんので、三つほど御質問を申し上げたいと思います。 このSACO、沖縄の問題に関して思いますことは、日米安保条約の本質、とりわけ在日米軍基地の役割について本質的な議論というものを始めるいい機……
○藤田(幸)委員 まず、防衛庁長官にお伺いしたいと思いますが、平成九年度予算の中に四百トン級の特務艇というものが計上されておりますけれども、これはいろいろ報道なんかもされておりますけれども、既に今まであるいわば接待を目的としたような迎賓艇といいますか、今までも、東京オリンピック時分からあった艦船で「ゆうちどり」とか「はやぶさ」とか「ひよどり」とかいうのがあるそうですけれども、今度二十六億円計上されている中身といいますのが、例えば座って二十人でディナーパーティーができるとか、百三十人で立食ができるとか、それで、それを維持するために大体一年間に三億円ぐらいかかる。それで、現在も「ひよどり」というも……
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。 主に小川参考人、それから部分的に岡崎大使にもお答えをいただきたいと思います。 先ほどの上原康助議員の最初の質問の中で、海兵隊の地上部隊のグアム等への即応後方部隊配備という質問がございましたけれども、これは先ほどの二人のお答えから考えますと、在日米軍基地が世界の戦略的拠点としての役割を持っているということを、日本側も知らないだけではなくアジアも知らないということも一つの大きな問題ではないか。 したがって、アジアの諸国に対して、実は在日米軍基地がこういう役割を持っている、さらに、先ほどの小川さんの表現でいえば、沖縄の方が仮に筋肉だとすると、特に本土の……
○藤田(幸)委員 お三名の方々、大変いい御意見をいただきまして、大変参考にさせていただきました。ありがとうございます。 私は前のお二人の方と違って十分しかございませんので、簡潔にお願い申し上げたいと思います。 西元参考人に二つ、三つ御質問を申し上げたいと思います。 まず、今回のこのガイドラインの見直しに当たって、西元参考人が何回も強調されました、いわゆる周辺国からの信頼を得る形でこの作業を進めていく、それが日本の国益にとっても非常に重要だ。そういう観点から考えますと、よく言われる集団的自衛権のグレーゾーンということについて、私は、単に憲法だけではなく、国連憲章と日米安保条約、この三つの間……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 最初に、せっかくでございますので、対人地雷の問題からお伺いを申し上げたいと思います。 四月二十二日に、たしか同じこの部屋だったと思いますが、通常兵器制限交渉に関しまして外務委員会がございましたときに、自民党から共産党の七人の議員が、対人地雷の備蓄に対する処理あるいは調達に関する、あらゆる角度から、日本政府に対して、より突っ込んだ具体的な対応をとるようにという意見で、七人の議員の方々は非常に一致をした声でございました。池田外務大臣はその外務委員会に御出席でございまして、防衛庁に関しましては何人かの課長の方々がお答えになりましたけれども、きょう……
○藤田(幸)委員 私は、まず沖縄の米軍基地等に関しまして今回のガイドラインとの関係でいいますと、ガイドラインといいますのは、現在の実体的に存在しております日米安全保障体制というものをできるだけ透明化し、そして国内からもあるいは周辺諸国からも信頼されるような、なかんずく沖縄の方々にとっても信頼を得られるような形にしていく必要があるのではないかというふうに思っております。 今の委員からの質問にもありましたが、ガイドラインというのがウオーマニュアルというような言い方もされておりますが、このガイドラインを見ておりましても、日本語の用語に関しまして、英語との対応におきましてもう少しわかりやすい言葉にさ……
○藤田(幸)委員 外務大臣にまず御質問いたしますけれども、先ほど冒頭で、鈴木宗男議員の質問の中にもございましたけれども、外交実施体制の強化ということで、増員の要請も今回の予算に出ておりますが、ペルーのああいう事件等、あるいは今の北朝鮮の、あるいは最近の亡命事件を見ましても、やはり海外邦人保護、危機管理体制の強化、あるいは情報機能の体制強化ということが非常に重要だと思っております。 私は、最近まで民間の国際機関におりましていろいろな国を回っておりまして、外交官の方々が、非常に過酷な状況の中も含めまして活躍をしておられる状況を見てまいったわけですが、先ほどのお話にも出ておりましたように、非常に日……
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。 南極条約と郵便連合憲章については既に重複した質問もございましたので、ちょっと別の観点からお伺いしたいと思いますが、まず、私自身、カンボジア和平に民間の立場でかかわってきた立場から、カンボジアの最近の状況について御質問申し上げたいと思います。 最近、三月三十日でございますけれども、非常に大きな政治テロの事件が起きたわけであります。日本の民主党は菅直人、鳩山由紀夫の二人代表制でうまくいっているのに、カンボジアのラナリット、フン・セン二人首相制はうまくいっていないというような、笑い話で済まされないような状況になってきているような気がするわけです。 御承……
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。条約の承認案件に移ります前に、ミャンマーのことについてお伺いをしたいと思います。 四月六日でございますが、ミャンマーの軍事政権SLORCの高官の一人でありますところのティン・ウ第二書記の自宅に日本から送られたという小包が届いて、それが爆発するという事件が起きたわけでございますが、ミャンマーにおきましては、昨年からアウン・サン・スー・チーさんのNLDのいろいろな集会の禁止でありますとか、それから仏教徒によるヤンゴンのパゴダにおける爆弾事故、それから僧侶によるモスクの襲撃、マンダレー等でございますが、いろいろ起きてございます。 その一連の事件の中でこうい……
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。 地雷の議定書について御質問を申し上げる前に、先日カンボジアに関する御質問を幾つかいたしましたが、最近の報道で、総理の親書を携えて高村外務次官がカンボジアに派遣をされて、カンボジアの指導者に総理、日本政府の意向をお伝えし、和平及びその後の復興及び来年の総選挙に至るいろいろな日本政府の意思を表明されるという報道を拝見しておりますけれども、カンボジア和平に対する日本の姿勢を示すものとして大変評価を申し上げたいと思います。 地雷の件について御質問をいたします。 まず、池田外務大臣にお伺いをしたいと思いますが、大臣は、この本を御存じでございますでしょうか。……
○藤田(幸)委員 ありがとうございます。 まず、きのう安全保障委員会でも実は質問をさせていただきまして、その続きと言ってはなんですが、事前協議のことについてまず大臣にお伺いをしたいと思います。 きのう、実は沖縄の嘉手納から偵察機がベトナム戦争の間にハノイに偵察に行った事例とか、それから、イラン・イラク戦争のときにやはり嘉手納からイランの方に偵察機が出たというような事例を申し上げまして、事前協議の点についてガイドラインの文脈で質問をさせていただいたわけです。 要するに、日本から米軍が出撃をする段階で事前協議の対象になるかどうかということが問題である。だから、出撃をするときにそういう戦闘行為……
○藤田(幸)委員 日本と香港の投資保護協定について御質問をさせていただきます前に、先週、外務委員会で質問をさせていただきました日米のガイドラインの見直しに関連して一つ質問をさせていただきます。 日米安保条約でいわゆる極東という範囲がよく用いられまして、それからガイドラインの関係、最近は周辺、冷戦が終わってから周辺という言葉が使われるわけですが、今まではいわゆる目的論的にその地域についての政府の見解がいろいろあったようでございますけれども、改めてこの極東という地域、国、どこを指すのか、それから周辺というものがどういう地域を指すのか、お答えいただければ幸いです。
○藤田(幸)委員 私の公務の都合で時間を繰り上げて質問をさせていただく御配慮、関係者の方々にお礼を申し上げたいと思います。 ペルーの人質事件について御質問を幾つかさせていただきたいと思います。 まず、こういう事件が起こりますと、レポートが出てもどうしてもネガティブな批判等が出るわけですが、一方で、余りマスコミ等で伝わっていないことで、外務省の体制の面で実は今までにない取り組みをされていい成果が上がったのではないかと思われる点、たまたま私が存じ上げている点がございますので、その点について御質問したいと思います。 百二十七日間の間に四名の局長が輪番制で毎晩泊まられていた。きょうも来ていらっし……
○藤田(幸)委員 小渕外務大臣に質問をさせていただきますことを大変光栄に存じます。民主党の考え方といたしまして、できるだけ、可能な限り大臣に政治家としてのお答えをいただければ幸いと存じております。 先週来外務委員会でも話に出ておりますけれども、やればできるという、対人地雷の件で大変外務大臣のリーダーシップを発揮して、対人地雷の問題に関しまして大変前進を持つ指導をしていただきましたことを、対人地雷禁止の超党派の議員連盟の事務局長として、一年間外務委員会等で努力をしてまいりました一議員として、心から御礼を申し上げます。 つきましては、ちょうど今橋本総理がバンクーバーのAPECに御出席でございま……
○藤田(幸)委員 まず冒頭で、昨日オタワにおきまして、橋本総理の方から、対人地雷禁止のオタワ条約に正式署名の意を表していただきましたことに、小渕外務大臣の大変御尽力があったと思い ますので、お礼を申し上げたいと思います。 まず、東チモールのことについて御質問申し上げたいと思いますが、私は、ここに大変ショッキングな写真を持ってまいりました。これは、APECに参加をされる前に外務大臣もごらんになったかのようにも伺っておりますが、大変ショッキングな写真でございますが、やはりこれを見ておくことが必要かと思いますので、委員長のお許しがいただければ、委員長以下、委員の方にちょっとお目通しをいただければあ……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 安全保障委員会でございますが、国の安全保障の根幹にかかわる問題ということで、きょうは、中国の情報機関に籍を置いたと言われております女性が日本に対する工作を行ったのではないかという疑いの関係、とりわけ中国に対するODAの決定過程に疑念が呈されておるということが報道等でされておられますし、衆参のいろいろな委員会で行われてまいりましたが、私の方も質問主意書を提出をしておりますが、それにかなり重複をいたしますけれども、答弁書がおくれておるということもございますので、幾つかの点について質問をさせていただきたいと思います。 まず、中国のベチューン医科大……
○藤田(幸)委員 ただいま長野オリンピックが続いておりますが、私どもの心に大変感動を与えてくださっておられる方が、スピードスケートの清水さん、それから女子スキーの里谷さんといらっしゃいますが、もう一人、今回の長野オリンピックにおきまして、私どもに大変な感動を与えてくださっておりますのが、イギリスのクリス・ムーンさんだろうと思います。うまり、聖火の最終ランナーでございましたけれども、右手右足をアフリカにおける地雷除去活動の際に失った方でございますけれども、この方。 それから、ノーベル平和賞を受賞されたジョディ・ウイリアムズさんが先月の末から日本のNGOの招きで日本に参っておりまして、そしてその……
○藤田(幸)委員 外務大臣ほかに幾つか質問させていただきたいと思います。 まず、カンボジア問題についてお聞きしたいど思いますが、最近、日本政府の方で、七月の総選挙実施に向けて、特にフン・セン首相、それからラナリット首相を含む各派の和解に向けて四つの提案をされて、ASEAN諸国を初め各国との調整を図っておると。 今まで伝えられる報道等によりますと、今のところは非常にいい反応を得ているというふうに一伺っておりますし、高村外務次官も、先月でしょうか、カンボジアに訪問をされ、バンコクでラナリット首相ともお会いになった上でフン・セン首相ほかの方々ともお会いをされて、それなりのいい反応を得ているという……
○藤田(幸)委員 きょうは一時間お時間をいただいておりますので、幾つか質問をさせていただきたいと思いますが、でき得る範囲で大臣の方からお答えいただければ幸いに思います。 本日の議題の三つの条約がございますが、私はそのほかにも、いわゆる赤十字条約、それから対人地雷禁止条約、そういった条約の内容についても御質問したいと思います。 このマグロの条約あるいは赤十字条約、それから対人地雷条約に共通した背景といたしまして、国際協定に加わる日本政府の主体性の欠如という点が、先ほどの森田委員の御指摘の中にもございましたけれども、例えばこの大西洋まぐろ類保存条約改正議定書におきましても、先ほどもございました……
○藤田(幸)委員 せっかくの機会でございますので、大臣に、ちょっと歴史的な経緯も踏まえてお話をさせていただきたいと思います。 私は、大学を卒業してから二年間、アジアの青年とホームステイをしながら世界じゅうを回ったことがございます。その中に数名、インド人がおりまして、実は、このグループをつくった方は、インドの独立の父のマハトマ・ガンジーのお孫さんでございます。そして、その間にいろいろな経験をいたしましたが、一つ、私がずきっとしたことがございます。 それは、インドの方が独立と言う場合に、インデイペンデンスという言葉を使わずにパーティションという言葉を使うわけです。したがって、インドの方々にとっ……
○藤田説明員 破綻した金融機関の経営者らの責任につきましては、ただいま、株式会社阪和銀行の頭取の特別背任罪、それから住専の一つであります日本ハウジングローン株式会社についての起訴について御指摘がございました。 これら以外の事件につきましても、検察当局は平成七年以降におきまして数件の起訴をいたしております。まず、平成八年の六月から八月にかけまして木津信用組合の理事長らを背任罪と詐欺罪によって起訴いたしております。それから、安全信用組合、東京協和信用組合、コスモ信用組合、それから大阪信用組合、これらにつきましても経営責任者等を背任罪等によって起訴をいたしております。こういうことでございまして、検……
○藤田(幸)委員 住専法案につきましてまず申し上げたいと思いますけれども、この住専の不良債権処理をめぐって公的資金の投入の是非について大論争になったわけですが、その後、きょうもいらっしゃっております中坊公平さんが率いる住宅金融債権管理機構が徹底した回収を進めて大きな効果を上げておるというふうに聞いております。今回の関連法の一部改正というものは、その不良債権の回収を一層促進するものだと私も評価をしておるわけですけれども、特に預金保険機構の財産調査権を強化をするということがポイントであるのではないかというふうに思うわけです。 それで、特に担保提供をしている方が第三者である場合は、その担保提供者に……
○藤田(幸)委員 短い時間でございますので、民主党の藤田幸久でございますが、要領よく御答弁をいただきたいと思います。せっかくお越しいただいておりますので、できるだけ各行の頭取の方に御答弁をいただきたいと思いますので、質問に応じて割り振ってお答えをいただきたいと思います。 資料を委員長の了解を得てお配りをしております。平成三年度から七年度にかけての自民党に対する銀行の政治献金という数字が出ておりますけれども、この五年間で八十六億円の献金があるわけです。それで、例えば東京三菱さんの場合ですと、これは両行が合併したということかもしれませんけれども、ほかの銀行の結局倍の六億九千九百万円、まああとは三……
○藤田(幸)委員 時間が限られておりますので、質問だけ簡単に申し上げたいと思います。まず、同じ名前の藤田参考人に一問お伺いをしたいと思います。 この金融システム改革法が成立をすると、破綻会社の保険に加入していた例えばお年寄りですね、いわゆるファイナンシャルニーディーというのですか、いわゆる経済的に弱い人々をどう扱うかということが重要な課題になってくる。これはアメリカのケースでもそうだったようですが、その場合に、単なるばらまきではなくて、実際にどういうふうにプライオリティーをつけていくかということが重要だろうと思うのですが、それをどういうふうにされるおつもりかということが藤田参考人に対する質問……
○藤田(幸)委員 藤田幸久でございます。 まず、今回の金融システム改革法案について、概括的なお話から質問させていただきたいと思います。 今回、政府が考える金融システムの改革法案によりまして最終的に政府はどんな形の金融システムというものを考えておられるのか。つまり、この金融システム法案によってどこまでそういった政府が描く金融システムの形というものが達成されるのか。とりわけ、本法律案が仮に成立をいたしましたとしますと、その次の段階でどのような改革をいつまでに行うのか。そういう見通しについて、まず大臣の方からお答えいただければ幸いです。
○藤田(幸)委員 大蔵大臣、G7からお帰りになりまして、お疲れさまでございます。 今回、国際会議を通しまして、ビッグバンということが今回の法案に関してもございますけれども、ビッグバンというのはいろんな見方がございますが、世界のマーケットが一つになるというふうに言っても過言ではないと思います。ということは、世界が一つになるわけですから、日本の政治家が世界の政治家と信頼をつなぐということが非常に重要ではないかと思います。 今回、非常に逆風の中でロンドンの会議に参加をされまして、日本のこういう政策あるいは大蔵大臣に対する信頼が各国の大蔵大臣から得られたかどうかということについて、まずお伺いしたい……
○藤田(幸)委員 昨日に続きまして、G7からお帰りになりました大蔵大臣、それから、けさ外国からお帰りになったというふうに伺っておりますけれども、日本銀行の山口副総裁を中心に質問をさせていただきたいと思います。 きのう私が主に質問をさせていただきましたのは、日本の行政あるいは近代国家としての統治能力に対する信用ということをベースにお話をさせていただいたわけですけれども、結局、世界最大の債権国の金融とか財政というものがなぜ破綻してしまったんだろうか。市場経済というものは、その分配の最適のシステムであるべきところが最悪の配分になってしまった。書生っぽい話になるかもしれませんが、アメリカの独立宣言と……
○藤田(幸)委員 大蔵大臣に質問をさせていただきます。 三十兆円の公的資金投入が決まったわけでございますが、どうも、不良債権処理を先送りにして、銀行の経営内容とか経営者の責任といったものにふたをして決定がなされて、国民の税金が投入されようとしているという強い不信を国民の中に抱いている筋があると思います。 たまたま沖縄の琉球銀行の実態を調べましたので、この事例を申し上げながら質問をしたいと思います。 琉球銀行というのは、沖縄が本土復帰をする前の中央銀行でございます。そして、現在の会長が当地の商工会議所の会頭や公安委員会の委員も務める、いわば沖縄の産業、経済の中核をなす存在であるわけです。こ……
○藤田(幸)委員 たくさん時間をいただきまして、ありがとうございます。 きょうの安保委員会の開催は、対人地雷禁止条約及び国内法についてしっかりとした精査をしておく必要があるとのことで、それも一つの理由で開かれたというふうに伺っております。金曜日も外務委員会で、小渕総理、額賀防衛庁長官、町村外務政務次官に質問いたしましたが、さらに追加をして、この内容を精査してよりよい形で批准ができるようにとの観点から幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず、条約と国内法を読み比べてみますと、いわゆる条約の方からこの国内法に定義づけを読み込む際に、項目が幾つか、表現が大分ずれておるわけであります。 ……
○藤田(幸)委員 高村外務大臣として初めて質問を申し上げます。 初めに、対人地雷禁止条約について質問させていただきたいと思います。 昨日、大変いいニュースでもあり、残念なニュースが入ったわけでございますが、それは、ブルキナファソという私も初めて聞いた国がこのオタワ条約の批准書を国連に寄託した、したがって、四十カ国が批准書を寄託したということで、来年の三月一日にオタワ条約が発効するということになったわけでございます。 このオタワ条約に関しましては、当時、小渕外務大臣並びに高村外務政務次官に大変尽力をいただきまして、昨年十二月三日までに署名をしていただきましたことは大変評価をする次第でござい……
○藤田(幸)委員 きょうの外務委員会に総理の御出席をいただきましたことを心から感謝申し上げたいと思います。 今回のオタワ条約の批准及び国内法の上程ということでございますが、今回のこのオタワ条約の調印並びに批准ということに関しまして、従来はこういった関係の条約は軍備管理あるいは軍縮といった性格のものでございましたが、今回、総理のリーダーシップ、外務大臣当時、調印に至った経緯を見てみますと、やはり被害者を含む市民の方が動いて、それにNGOが呼応して、それに外国の外交官、それから超党派をもちました国会議員、そしてマスコミといった大変広範な人々が一緒に動いて、いわば共同作業によって今日の条約が調印を……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 まず、速水総裁にお伺いいたしたいと思います。 就任をされてから約九カ月がたっております。就任されるに当たって、恐らく、こういったことをしてみたい、こういう日銀にしたいという、立て直しの意味で相当の決意でお引き受けになったわけですが、それから九カ月たちまして望まれたことがどの程度達成をされておるかということ。特に日銀の独立性ということが今回の新しい日銀法の中の主要な目的でございますので、その独立性を含めて、この九カ月についてどういう御自身の認識、評価をされておられるか、伺えれば幸いです。
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 予算委員会それから決算行政監視委員会で質問してまいりました防衛庁の技術研究本部の問題について、きょうも御質問させていただきたいと思います。 昨年問題になりましたいわゆる調達本部を川下に例えるならば、技術研究本部というのは川上に当たる組織でございまして、予算規模でも調達本部の二十三倍ぐらいの大変大きな組織でございます。そこにおきまして、さまざまな研究試作の不良品が存在をした、あるいはその試作の一割ぐらいの報告書が未提出であった、あるいは虚偽の報告書が出ていたということで、最近防衛庁長官の方でも処分の発表に至ったということは、大変残念に思ってお……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 まず、昨日小渕総理がヨルダンの弔問から帰られましたが、中東和平に大変功績のあったフセイン国王の死去というのは、中東にとりまして、あるいは世界の情勢にとりまして大変残念だと思っております。それから私個人は、急遽の決断で総理がヨルダンまで行かれたということは高く評価したいというふうに思っております。 それで、ヨルダンのフセイン国王が亡くなられた、仲介者としての切り札のお一人が亡くなられた。その影響、フセイン国王亡き後の中東の情勢、それから、たくさんお子さんがいらっしゃったお一人のアブドラ王子が王位を継承されたわけですけれども、まだ未知数の面がご……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。きょうは二十五分でございますので、簡潔に質疑をさせていただきたいと思います。 まず、コソボのことについて御質問したいと思いますけれども、今回、いろいろな出来事、中国大使館に対する誤爆の問題、それから、ロシアの首相も解任をされた、いろいろ流動的な状況がございますけれども、今回の流れを見ておりまして、そもそもこの空爆が決行されております意義づけは、人道的惨劇を阻止するためということが大前提にございます。そして一方、日本政府として、そういった問題に対する外交努力をされておられるわけでございますけれども、G8の中で、外務大臣も、御苦労さまでございますが……
○藤田(幸)委員 引き続きまして、コソボについて質問させていただきたいと思います。 先ほどの上原委員の質問に対する答弁でも、外務省の方ではNATOの空爆に対する法的評価はしないというお立場でございますけれども、ただ、法的評価をしないまでも、今まで外務省のいろいろな説明を聞きましても、二つ、今回の空爆に対する理解、理解という言葉を英語で何と言ったかとこの前聞きましたらアンダースタンズということですが、ということは、日本語の理解よりもアンダースタンズの方がやはり強い意味だろうというふうに思っております。 そういう前提で考えますと、法的評価の背景を説明を聞きながら分析してみますと、一つは人道的な……
○藤田(幸)委員 きょうは、まず日本とイスラエルの航空協定について御質問したいと思います。
イスラエルのエルアルという航空会社、非常にいろいろなところで今までテロ等の洗礼を受けてきているわけです。したがいまして、日本に乗り入れをするとなるとさまざまな安全措置が必要であるというふうに聞いております。例えば、あすは六月五日の土曜日でございますけれども、あすエルアルが関空に着くというふうになる場合にどのような保安体制が必要かということについて、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 午後の時間ですので、ジョークじゃありませんが、六月五日土曜日に関空に着く場合にというふうに私は質問したん……
○藤田(幸)委員 七月の上旬でございますが、ユーゴスラビアのベオグラードとマケドニア、それからコソボの内部にも行ってまいりまして、ちょっと順番はずれますが、まずユーゴ情勢、コソボについて質問させていただきたいと思います。 岡田克也議員と私と二名でこの三つの地域を訪問いたしまして、私ども民主党といたしまして、マケドニアにボランティアの駐在事務所を設置いたしまして、広い意味でのユーゴでございますけれども、それからコソボ難民、避難民に対する支援の事業を始めた次第でございます。そんな関係で、外務省の方にもお世話になって、三つの地域を訪問したわけでございます。 まず、ベオグラードに参りました際に、現……
○藤田(幸)委員 脇阪参考人とそれから大島局長に、私の意見を含めてお聞きしたいと思います。 まず、脇阪さんにお伺いしたいのですが、脇阪さんがおっしゃってこられたこと、重要な点を指摘していただきましたけれども、問題点を解決して実現する一つの大きな考え方として、単年度制の弊害という問題を指摘されたことにあるのではないか。単年度制というのは、やはり不安定な事業執行、長期的な戦略や展望が立てにくい、それから、どうしても箱物になってしまうというような点があるわけですが、これをやはり、これも長年の課題ですけれども、多年度制にしていく必要があるのではないか。 それから、どうしても今まではやはりプロジェク……
○藤田(幸)委員 私は民主党の藤田幸久でございます。本日は、防衛庁長官にお越しいただきまして、防衛庁の技術研究本部の不正について、引き続き質問をさせていただきたいと思います。 六月一日にも行政改革特別委員会で質問いたしましたが、昨年問題になりました調達本部の問題というのは、いわば調達の川下に当たる契約等の部署でございますが、それに対しまして、その上にある、いわば川上にある技術研究本部の方で、いろいろな研究試作に関する技術報告書が出ていない、それから、いろいろな失敗といったものも明らかになっておりますし、管理報告の不正といったものも、これもその後防衛庁の方で発表いたしておりますが、その関連で質……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 きょうは、中央省庁改革法案の中で防衛庁設置法につきまして、主に防衛庁長官にいろいろと御質問をさせていただきたいと思っております。 今回の中央省庁等改革のための法律案の第十二条におきまして、防衛庁設置法の改正について規定をされております。その中で、調達実施本部、調本の廃止と、従来の調本の業務を二分割して、原価計算部門を内局に統合し、契約部門を新設の契約本部にゆだねる旨の改正案が示されております。したがいまして、今回のこの改正は調達実施本部の解体だけになっておりますけれども、果たしてこれで防衛庁の不透明な体質は改善するんだろうかということに大い……
○藤田(幸)委員 私は、民主党を代表して、本日与野党五会派共同で提出された地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案に対する修正案及び修正部分を除く同法案に賛成する立場で討論を行います。 民主党は、政府提出の地方分権一括法案について、その基本的な枠組みは十分な評価に値するものと考えております。それは、一、これまで長い間我が国の中央集権型行政システムの象徴となってきた機関委任事務を廃止し、これらの事務のほとんどを自治体の事務と位置づけたこと。二、国と地方自治体の関係を対等、協力関係と位置づけ、自治体の事務についての国の包括的な指揮監督権限を廃止し、事務区分に応じた国の関与のあり方……
○藤田(幸)委員 きょうは、主に防衛庁長官に質問させていただきます。以前も二月に予算委員会で質問させていただきましたが、航空自衛隊のいわゆる初等練習機の後継機の機種選定について質問をさせていただきたいと思います。 おさらいにもなりますが、初等練習機T3の後継機につきまして昨年機種選定が行われたわけですが、結果的に、富士重工のT3改、あるいはT7と言っておりますが、この飛行機に二億四千万円で決定をした。八月の二十七日でございますが、なっております。 ところが、このT7に決定する前の、九五年でございますから四年前に、富士重工の方が、当時中期防に関しまして防衛庁の方から打診を得た際に、これは第一……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 きょうは、まず防衛庁長官に、次期初等練習機の疑惑について、昨年来話題になっておりますが、そのことについてお伺いをいたしたいと思います。 まず、全般的な経過として、数年前には機体部分が四億六千万円あるいは機体価格が五億五千万円という見積もりで富士重工の方から提案があった初等練習機が、昨年の八月二十七日の段階で二億四千万円という形で、富士重工のT7で採用が決定をされておるわけですが、この数年間に半分以下の価格で実は富士重工の初等練習機に決定をした。そもそも、まず、その経緯について概観を述べていただきたいと思います。
○藤田(幸)委員 藤田幸久でございます。 河野外務大臣に質問をさせていただくというのを大変心待ちにしておりました。私が質問させていただく多分三人目の外務大臣になりますけれども、特に平和というもの、それから民主主義というもの、そして人権というものを標榜される河野外務大臣が外務大臣でおられるということを大変喜ばしく思っております。それから、東政務次官、山本政務次官、それぞれ経験のある方が政務次官として、三人で外交を支えられることをぜひお祈りしたいと思っております。 東ティモールについて御質問したいと思いますけれども、東ティモールについて考えますに、日本の外交は、問題が起きてからの対応になります……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 午前中の上原議員に続きまして、違法射撃事件、その他について御質問をしたいと思います。 午前中聞いておりまして、上原議員の質問に対しまして、長官は聞いておられないことにお答えになっているようなこともございましたので、質問を聞いた上でお答えをいただければ幸いに存じます。 まず、警務隊の存在が今回の射撃事件でいろいろ問題になっておりますけれども、この警務隊というのは特別司法警察職員であるということでありますが、とはいえ、あくまで自衛官である。したがって、同じ自衛隊の犯した犯罪に対する捜査ということでございますので、身内に対する捜査ということで、……
○藤田(幸)委員 外務大臣におかれましては、沖縄北方特別委員会、外務委員会、そしてまた北方委員会にお戻りという、大変お忙しい中、ありがとうございます。ちょうど正午になりましたので、ちょっと失礼になる質問かもしれませんが、単刀直入にお伺いをしたいと思います。 人事等昇任制度に関することでございますが、今回、政府委員制度の廃止に伴いまして、大変経験の深い東祥三、それから山本一太両政務次官をお抱えになっておりますが、例えば、東政務次官あるいは山本政務次官を、アメリカ大使とかドイツ大使とか中国大使、この両政務次官が議員である間、あるいは何らかの事情で議員がおやめになった後、そういうポストに、大変外交……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 まず、国際移住機関憲章改正関連について質問をしたいと思いますが、私も、昨年コソボに行ってまいりまして、それから東ティモールの関係の方にもお目にかかりまして、このIOMの方々、ある意味では、UNHCRと表裏一体といいますか、大変いい役割分担をしながら活躍をされておられます。 この関係の今回の条約は、いわばIOMのリストラということが主眼にあるようでございます。組織の強化あるいは意思決定方式の簡素化ということでございますけれども、実際に、こういった形で簡素化あるいはリストラをすることによって、難民支援事業そのものの方に具体的にどういう成果がある……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。建設委員会で初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 本日のこの土砂災害防止法でございますが、昨年の六月の梅雨前線豪雨による中国地方を中心とした土石流の災害、がけ崩れ等によりまして、昨年、今回のこの法案についての検討が始まったというふうに聞いております。今回のこの法案の一番の基本的な考え方というのは、事前措置の重要性、つまり被害が発生する前の対策というふうに聞いておりますけれども、今回のこの法案が形成をされる検討の経緯とその意義について、まず大臣の方から御答弁をいただきたいと思います。
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。きょうは、瓦防衛庁長官にいろいろとお話を伺いたいと思います。 私は、国の防衛というのは大変重要なことである、これは長官も御存じだろうと思いますけれども、その防衛に関しまして、やはり内部がどう固まっているかということが非常に重要ではないかというふうに感じるわけでございます。 私の選挙区が東京の北区にございまして、十条駐屯地というのがございます。自衛隊の方々が地域の方々との信頼関係醸成に随分努めていらっしゃる。例えば、夏は盆踊りを一緒に地域の方としたり、あるいはもちつきをすることもある。そして、地元の町会、商店会と恒常的な交流もされておられる。私……
○藤田(幸)委員 四人の参考人の皆さん、お忙しい中、ありがとうございます。 まず、西元参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 西元参考人におかれましては、たしか玉沢防衛庁長官の時代だろうと思っておりますが、陸幕長のときに、日本の民間人道援助団体難民を助ける会の人道支援物資を自衛隊機で運搬するという最初の決断をしていただいたと思っております。 それから、退官をされた後でございますが、私も参りましたが、カンボジアの選挙監視活動において、みずからボランティアとして参加されて、隊長をされた。それから、やはり私も取り組みました対人地雷禁止条約におきましては、制服の経験を生かして、代替兵器と……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 まず、小泉総理にお聞きしたいと思いますが、最近の報道で、アメリカのケイ前議長が大量破壊兵器の存在はなかったという発言に続きまして、国連の査察団の議長をしておりましたブリクス元議長が同じようにやはり、大量破壊兵器の存在はなかった、アメリカとイギリスによる魔女狩りであるというような発言もいたしております。 そうしますと、今回の自衛隊の派遣は人道復興援助ということでございますが、そもそも被害を受けておりますイラクの一般の方々が、もし、大量破壊兵器がない、あるいは戦争の大義がなかったということでアメリカを中心とする軍事攻撃によって被害を受けたとしま……
○藤田(幸)委員 藤田幸久でございます。
まず冒頭で、筑紫哲也の番組じゃございませんが、イエス、ノーで外務大臣と防衛庁長官から一つずつお答えをいただきたいと思います。
まず、防衛庁長官にお伺いをしたいと思いますけれども、この国会というのは戦闘地域なのか非戦闘地域なのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私も、戦闘地域であるべきでないこのイラク特別委員会が、一月三十日に戦闘地域になってしまったということがあったということを、前回の委員会に続いての委員会でございますので、申し上げたいと思うわけです。たまたま部屋は第一委員会室でございましたが、委員長の周りが戦闘地域になってしまった……
○藤田(幸)委員 きょうは田嶋議員、そして先日は若林議員、参議院ですが、それから今の首藤議員の外交官の殺害事件についての質問に続きまして、私も同じテーマについて質問をさせていただきたいと思います。 今、田嶋議員ほかが中立的な立場でという前提のもとで質問いたしましたが、私は、きょうは、むしろ外務省の職員の立場で質問したいと思っております。したがって、主に堂道局長にお伺いをしたいと思います。 もし仮に、自衛隊の方に事故が起きていたといたしますと、石破長官であったならば恐らく現地に行かないかもしれないけれども、中谷長官であったならば、同じ自分の自衛隊の仲間に何かあったといったのであるならば、恐ら……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。
きょうは、主に逢沢副大臣に質問をさせていただきたいと思います。
まず、四月に日本人の人質事件がイラクで起きましたが、逢沢副大臣がヨルダンに飛ばれて、現地で指揮をとられましたが、あれから数カ月たちました。また、その後もいろいろ、外務省の方でも情報を把握、整理をされたのではないかと思っておりますので、そもそも、今回のファルージャあるいはアブグレイブで起きた人質事件の背景についてどう認識をされておられるか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私もヨルダンで大臣、副大臣と一緒に活動いたしましたが、当時、私ども民主党は、この人質解放に関し……
○藤田(幸)委員 今回の残虐なテロリストの蛮行に怒りを覚え、そして香田証生さんの死を悼むとともに、御家族に心からお悔やみ申し上げたいと思います。香田さんの救出に向けた外務省を中心とする、あるいは官邸を中心とする関係者の不眠不休の努力には感謝を申し上げたいと思っております。 民主党も、四月の人質事件のときには私も逢沢副大臣と同じ時期にアンマンに参りましたが、その四月と同じように、この救出に関しては、政府に情報提供その他を含めて協力するという立場から、二十七日から、私どもも二十四時間態勢での対応をしてまいりました。 そこで、まず外務大臣にお伺いをしたいと思いますが、二十七日、外務大臣の方で、ア……
○藤田(幸)委員 きょう、細田官房長官に質問できるのを楽しみにしてまいりました。 九九年だと思います、コソボの紛争のときに超党派の議員として一緒に動いていただきまして、当時、NGOに直接援助が行かないときに、当時で五億円だろうと思いますけれども、ジャパン・プラットフォームの創設につなげるような、そういったリーダーシップを発揮していただいた。きょう御質問することもそのことと関連をしておりますので、事前に質問通告もいたしましたが、少し根本的なお話で質疑をさせていただきたいと思っております。 実はこの数日間、私はいろいろなところで、偶然ですけれども、戦争中にシベリアとか南方で戦ったという昔のいわ……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 麻生太郎大臣に国会で質問ができるということを大変光栄に存じます。この決算の問題に入る前に、政治家としての麻生先生に二つほど質問をさせていただきたいと思います。 麻生大臣の選挙区で香田証生さんという方が、イラクで残念ながら命を落とされたわけですけれども、御家族のところに弔問に行かれたかどうかわかりませんけれども、大変残念な結果になったわけでございます。 私どもも、いろいろな意味でこの人質解放に努力をしてきたつもりでございます。それで、前、本会議でも質問させていただいたんですが、私は、これは自衛隊の撤退問題とは別に、人命支援と援助ということが……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 きょうは、齋藤さんという、イラクにおける拘束事件を中心に、両大臣にお伺いをしたいと思います。 特に外務省におかれましては、外務大臣、十一月に引き続いて、皆さん不眠不休の努力をされておられるということに敬意を表したいと思いますし、昨年の四月、十一月の人質事件の際もそうでございましたが、民主党の立場とすれば、人命尊重という観点から、情報提供を含め、与野党の壁を超えて政府に協力する用意があるという姿勢で、月曜日の日に早速談話を発表して、私どもも限られた形の中で努力をしているつもりでございます。 それで、まず外務大臣にお伺いしたいと思いますが、齋……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。 私が時々行っておりますグループで、食事をする前に皆さんが、天つちの恵みと多くの人々の働きに感謝して命のもとをいただきますという言葉で食事をいただくグループがあります。私も、ふだんから、毎日三食そんな気持ちで食事をいただかなければいけないと思っていながら、なかなかできない。そんな意味で、そのグループに行ってこの言葉を言うときには、身が引き締まる思いで、おいしく食事をいただいております。 そんな観点から、この食育の問題について今回考えさせていただきました。 それで、こういった問題を解決するには、……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。
村上大臣に初めて質問をさせていただきますので、あいさつがわりに一言。
小泉総理のツルの一声で服装がかわっている中で、大臣はしっかりスーツを着ておられて、私は大変うれしく思っております。大臣がスーツをしっかり着ておられる理由について、一言お伺いしたいと思います。
【次の発言】 体型的に見ますと真っ先にポロシャツで出ていらっしゃる大臣かなと思っておりましたが、いや、いいお答えをいただきまして、と申しますのは、構造改革特区というのが、ややもすると逆規制になってしまったり、画一主義になってしまう可能性がある。総理がネクタイを取れと言ったらみんな取る……
○藤田(幸)委員 民主党の藤田幸久でございます。 きょうは、谷垣財務大臣、官房長官ほかに質問をさせていただきたいと思います。 私、先週、スマトラ沖地震の被災地を視察ということで、私どもの鳩山ネクスト外務大臣ほかと、インドネシアのアチェ、それからスリランカのゴールという南部の地域、それから東海岸、三カ所視察をしてまいりました。 そこでまず感じたことでございますけれども、余り日本のテレビ局等の映像等に出ていないんですけれども、特にアチェでございますが、実際に行ってまいりまして、今まで報道されている、あるいは政府の関係者の方からお話を伺っている以上に実は大変な被災地であるなという感じを受けまし……
○藤田(幸)分科員 外務大臣に御質問いたします。たまたま香港の友人から借りました新聞でございますが、昨年八月二十九日に、外務大臣が香港に行かれましたときに香港政庁に行かれまして、当時、軍票等の戦後処理に関して、香港の国会議員に当たる方々数名が大臣に面会を求められて、いろいろな事情があったようでございますけれども、大臣は裏口の方からその建物をお出になった。これは翌日の新聞ですけれどもかなり一面で出ておりまして、それから、これは香港の新聞ですけれども、外務大臣が裏からどうやって退席をされたかというようなイラストまで出ている新聞でございます。 それから最近、香港の一流の書店で売られております絵はが……
○藤田(幸)分科員 きょうは文部大臣に二つほど質問させていただきたいと思いますが、いろいろな意味で、広い意味での教育障壁と申しますか、そういったことに関することでございます。 まず最初の質問でございますけれども、年末にも日経新聞の「春秋」に取り扱われておりました、アメリカの大学の日本校における卒業資格の問題でございますけれども、日経新聞に出ておりましたので調べてまいりましたが、南麻布にございますテンプル大学という大学は、文部大臣が非常によく御存じと思いますが、アメリカに三千ほどある大学の中で第一カテゴリーに属しておる八十八の大学に属するという、大変由緒のある大学でございますが、その日本校でご……
○藤田(幸)分科員 民主党の藤田幸久でございます。きのうに引き続きまた、河野外務大臣、よろしくお願いいたします。 きょう、初めにはいわゆる重債務最貧国の債務帳消しの問題、それからBC級戦犯等についてお聞きしたいと思いますけれども、その二つに関しましては、広い意味でのODAの問題でございます。 そのODAについてもいろいろな議論が起きております。ODAというものがなぜ必要であるのか。それから、今非常に財政も厳しい折ですけれども、やはりODAというのは納税者のお金で出しております。納税者のお金を使ってもやはり日本の外交上必要だという理由があるんだろうと思うんですけれども、そういう意味でのODA……
○藤田(幸)分科員 民主党の藤田幸久でございます。 きょうは、首都高速中央環状王子線に関して、大臣ほかに質問させていただきたいと思います。資料をお配りしておりますが、主要な点だけ大臣に、あとは政府参考人の方にお伺いしたいと思います。 今、資料をお配りしておりますが、その地図を、大臣、ちょっとごらんいただきたいのでございます。一番上の地図でございますが、これは首都高王子線、昨年四月に完成をいたしましたけれども、飛鳥山トンネルというところをくぐり抜けた後、西巣鴨に向かう部分が、これは勾配が六%、六%が五百メートル続くというのはほかに類を得ない場所でございます。したがいまして、この環境、大気汚染……
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