このページでは小野寺五典衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小野寺五典衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党の小野寺五典です。本日はよろしくお願いいたします。 まず、今回の情報公開法案ですが、これは行政改革の大きな柱になる非常に大きな問題、意味のあるものだと思っております。行政のむだ、不正が一体どこにあるのか、それを正すこと、あるいは、今日本の行政に求められています行政情報を独占しない、国民が行政を監視していく、こういう大きな意義がある、大きな問題だと思っています。 そこで、きょうはこの問題について、少し細かく質問させていただければと思っております。 まず、今回の情報公開法の特徴でありますが、私率直に感じまして、かなり踏み込んだ、一生懸命つくった内容……
○小野寺委員 小野寺五典です。きょうは、自由民主党を代表しまして、参考人に質疑をさせていただきます。 日ごろこういう活動に大変御尽力いただきまして、参考人の皆様には大変ありがとうございます。特に塩野先生には、要綱案作成に御尽力いただきまして、感謝しております。また、高橋参考人には、私も仙台市民でありました、日ごろの活動につきまして心頼もしく思っている者の一人であります。また、立花参考人には、以前に経団連の方でのアンケート調査の結果を見させていただきました。公開に対して、日ごろ企業活動の中で非常に積極的な御尽力をいただきまして、大変感謝しております。 そういった中、この情報公開法、一刻も早く……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。小此木委員に引き続き、情報公開法について質問させていただきます。 まず、今回の委員会審議の中で、特に一番議論が集中したところ、それが目的規定に知る権利を盛り込むかどうかというところだと思っております。そこで、まず初めに、この知る権利を明記することの妥当性について、少し議論をしていきたいと思います。 さきの参考人質疑の中で、塩野参考人から出た御意見でありますが、この知る権利を明記するということは、学説上我が国の憲法が知る権利を保障しているかどうかという問題と、条文の形で憲法上の言葉を書くかどうかということは、全く別の問題であるということが指摘されまし……
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党の小野寺です。 きょうは、農地法について質問をさせていただきます。 まず、日本の農地でありますが、御存じのとおり、世界的に比較してみましても、非常に農地が小さいということが前から指摘されています。例えば、一人当たりの農地でありますが、日本では一人四アール、これはアメリカと比較しますと四十分の一、アメリカでは百六十二アールであります。また、ドイツは二十一アール。本当に、日本の食糧はこのままで大丈夫なのか、そういうふうな非常に心配な状況にあります。 そういう中で、この農地法というのが、食糧生産の基本であります農地を守る重要な法律として位置づけられて……
○小野寺委員 きょうは私の時間は三十分ということでありますので、ポイントを絞って質問をさせていただきます。 今回の米の関税措置への切りかえということでありますが、これは今回のWTOの来年に向けた交渉におきまして、それなりにやはりどっちが得かということを考えた場合に、このまま関税化を受け入れない場合には、特例措置の継続ということで来年には八十五万二千トンのミニマムアクセスを受け入れなきゃいけない、またさらに今後の交渉にとっては大変不利になる、いろいろな理由があると思います。 そういう中で、今地元を歩いておりますと、農家の皆さんが一番心配していること、それはこの関税率。関税化については納得をし……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、食料・農業・農村基本法、このことについて質問させていただくことを大変光栄に思っております。まさしく二十一世紀の日本の農業、どうあるべきかということを決める大事な法律だと思います。農家の方の期待も大変高まっている。そういう思いを受けまして、きょうは質問させていただければというふうに思っております。 まず、今回の農業基本法、いろいろな大きな柱があると思うのですが、私はその中の一番大きな柱というのが食料の安定的な供給の確保。食料安全保障の議論もなされておりますが、思い起こせば、日本はたしか一九七〇年代だったと思います、ソビエトの大豆の不作によ……
○小野寺委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、斉藤斗志二君を委員長に推薦します。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党小野寺五典です。 本日は、この大きな課題について、特に、昨日報道がありましたサダム・フセインが生地ティクリートで米軍特殊部隊によって拘束された、そのことについて初めにお伺いしたいと思います。 この問題、恐らく日本全国、あるいは世界じゅうが驚いた、そしてまた期待感を持って受けとめた、そういう報道かと思います。 この報道の状況を聞きますと、どうもDNA鑑定含め、このサダム・フセインと思われる人物、ほぼ特定できたというふうに考えられます。そしてまた、このことによって、私ども日本が抱えるイラクに対しての人道復興支援、その問題にも大きな影響があると考えら……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 宮下委員の質問に引き続き、日米租税条約についてお伺いしたいと思います。 先ほど大臣のお話がありましたが、OECD条約モデルを今回参考にされたといいますが、この租税条約は、それよりもさらに踏み込んだいわゆる最新鋭の租税条約じゃないかということで、私は評価をしております。 ただ、その中で懸念されますのは、先ほどもお話がありましたが、実は特許、商標、意匠というような使用料について源泉地国では無税になるということになります。 こうやって考えますと、実は私たちの身の回り、例えばコカコーラとか、ちょっと言っていいのかわかりませんが、ハンバーガーとか、いろ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、このような質問の機会を与えていただきましてありがとうございます。 まず初めに、日ソサケ・マス民間交渉、実は昨日、また妥結をいたしました。この問題に関しては御礼を申したいと思います。 実は、民間交渉といいますが、この問題、従前にロシアが日本と妥協した入漁料を一方的に引き上げるという非常に大問題になりまして、このことに関しまして、今回、外務省、大臣を初め在モスクワの野村大使、ロシア課の皆さん、そしてまた水産庁の田原水産庁長官初め、大変なお力添えをいただきました。この民間団体の皆さん、心から感謝を申し上げるということでお話をされておりました……
○小野寺委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、斉藤斗志二君を委員長に推薦します。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○小野寺委員長代理 これにて三原朝彦君の質疑は終わります。 次に、河合正智君。
○小野寺委員長代理 これにて中谷元君の質問を終わります。
次に、赤松正雄君。
【次の発言】 自由民主党の小野寺五典です。
きょうは、本日最後の質問となりますが、こうして多くの方々がここにいらっしゃるということ、改めて、この問題の重要さ、深く痛感しております。
日本は、戦争の不幸な歴史を持っています。国民の中には、イラクに自衛隊を派遣することについて慎重な考えを持っている方も少なくありません。しかし、あえて派遣し人道復興支援をする背景には、日本の国際的な立場の変化があります。今回の自衛隊の派遣につきまして、国際世論が冷静なのもそのあらわれかと思います。また、今困っているイラクの人々がいる、……
○小野寺委員長代理 参考人が発言中です。静粛にお願いします。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 今回のイラクでの日本人人質事件、本当に卑劣なことかと、恐らく多くの日本にいる方、世界の方が怒りを覚えていると思います。また、この瞬間にも、本当にその解放を心待ちにしている多くの方がいらっしゃる。また、今回、報道は二転三転しておりまして、その中で、あるときは期待を持ち、また、あるときは失望し、その繰り返しをされている御家族の皆様、本当にその心痛、察して余りあると思っております。そしてまた、この事件発生以来、ほとんど不眠不休で活躍されている川口外務大臣ほか多くの担当の皆様、本当に御活躍、心から私どもも応援申し上げております。 その中で、お話をまず伺い……
○小野寺委員長代理 中川君、答弁は。
【次の発言】 次に、前原誠司君。
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党、小野寺五典です。 本日は早朝よりありがとうございます。きょうは、短い時間ですが、地震、津波対策についてお伺いしたいと思います。 御案内のとおり、日本は、地震列島と言われまして、過去、大きな災害に何度も見舞われております。その中で、記憶に新しい、例えば阪神・淡路の大震災がございました。実は、当時私、東北福祉大学の教員をしておりまして、学生と一緒に被災のすぐ後に長田市場のすぐそばにプレハブを建てまして、そこで支援をした、そういう思いがあります。本当に地震の後のライフラインの欠如というのは大変だな、そういう経験もした、そういう思いがあります。そしてま……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、少し水産のことについてお話を初めにお伺いしたいと思います。 先ごろ、民主党の議員の方からも、どうも水産に対して、非常に政府の、例えば小泉さんの取り組みを含めて、不十分じゃないかというような御指摘がありました。そういうことがないように、ぜひきょうは大臣を含めてしっかり御答弁いただければと思います。 まず初めに、漁船漁業のことについて少し話を触れたいんですが、御存じのとおり、今漁船漁業というのは大変な構造的な負債に苦しんでおります。例えばマグロ漁業、一隻当たりの抱えている負債が何億にもなるというふうに言われています。ですから、例えば船を五……
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、この法案の前に少し政府側にお伺いをしたいことがございます。 その第一は、先週来報道されております例の牛肉の偽装問題、また、当時の状況をいろいろ調べた中でいろいろな問題が出てきております。特に、大阪府の食肉事業協同組合連合会の問題について、これは今いろいろな形できちっと調査されていると思うんですが、その中で、一部報道の中で、その牛肉偽装に関して農林水産省の担当者が広島の業者分の九十五トンについて仲介をしていたという報道がありました。 これは、農水省がかかわったとすると、さらに深刻な問題になるかと思うんですが、このこと……
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党の小野寺五典です。 本日は、このような質問の機会を与えていただきましてありがとうございます。きょうは、先般、民主党の議員の方からも質問がありました学校法人東北文化学園の問題について、質疑をさせていただきたいと思っております。 実は、きょう、この委員会にも伊藤理事、それから西村委員いらっしゃいますが、私も含めて、宮城県ではこの学校の問題について、今非常に大きな問題になっております。と申しますのは、この学校法人、専門学校からスタートしまして、それなりの実績がきちっとある学校でした。それが大学に移りまして、生徒をかなり集めている。 その中で、例えば、……
○小野寺委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、斉藤斗志二君を委員長に推薦します。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 中谷委員に引き続き質問をさせていただきます。 まず、多国籍軍の参加の問題についてもう少し触れたいと思います。 私も、今回のこの多国籍軍参加については、ちょっとこのプロセスについては一つ丁寧さを欠いたんではないかということを実感しております。特に今回、確かにこの多国籍軍参加につきましては、アメリカのブッシュ大統領からは大変な評価を受けたということですが、実際に日本が評価を得べきものは、本当はイラクの一般の国民の皆さんから得ることが必要だというふうに思います。その中で、本当にこの多国籍軍の活動はイラクの一般の人たちが喜ぶのか、そのことを少し聞いてみ……
○小野寺大臣政務官 外務大臣政務官を拝命しました小野寺五典です。 町村外務大臣を補佐し、日本の国益を守るため、一生懸命頑張ってまいります。どうか、小林委員長を初め委員の皆様に御指導、御鞭撻いただきますよう心からお願い申し上げます。 また、外務省三政務官の中で、本委員会は私が担当いたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
○小野寺大臣政務官 お答えします。 全く考えは変わっておりません。政治家個人として言わせていただければ、仕事というのは、やはり一つの成果、その年限があってそれで初めてやる気も起きるし、また、現在頑張っていらっしゃる自衛官の皆さんもしっかりと仕事ができるというふうに思っています。
○小野寺大臣政務官 このたび外務大臣政務官に就任しました小野寺五典と申します。 私は、国連改革、安全保障、そして国際交流を担当させていただきます。なお、三政務官の中では、私が本委員会を担当させていただきます。 沖縄及び北方のために一生懸命頑張ってまいりますので、荒井委員長初め委員の皆様の御指導をよろしくお願いいたします。(拍手)
○小野寺大臣政務官 このたび外務大臣政務官を拝命しました小野寺五典です。 今回、政務官としましては、国連改革、安全保障そして文化交流を担当します。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○小野寺大臣政務官 郵政懇話会等には入っておりません。迂回献金、それから橋本派からの献金等もございません。
○小野寺大臣政務官 郵政民営化につきましては、内閣の方針に一致して従ってまいります。 年金の未納期間については、ございません。
○小野寺大臣政務官 委員の皆様、大変お世話になりました。このたびは、外務大臣政務官として、またお世話になります。御指導をいただくことになりました。 イラクに一日も早い平和が訪れますように私どもも一生懸命頑張っております。どうか、委員長初め皆様の御指導をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○小野寺大臣政務官 平岡委員にお答えいたします。 まず、先ほど大臣がお話しされました一定の要件、無差別原則の例外ということの一定の要件ですが、ガット第二十四条の基準というものがございます。一つは自由貿易地域の設置前よりも関税その他の通商規則が高度または制限的なものであってはならないということ、それに、事実上すべての貿易について関税その他の制限的通商規則を廃止するということ、そして、三番目ですが、中間協定については原則として十年以内にこの自由貿易地域を完成させるものでなくてはならないということ、この要件に当てはまれば先ほどありました一定の要件ということが満たされますので、このWTOの協定に整合……
○小野寺大臣政務官 イラク復興支援に対する自衛隊の役割というのは大変重要かと思っております。ただ、私個人、政治家として言わせていただければ、仕事といいますのは、一つの成果、年限があって初めてやる気も起きますし、また、現在頑張っている自衛隊の皆さんもしっかりと仕事ができるというふうに思っております。年限を定めるということは重要かと思います。そしてまた、現在のイラクの状況を考えますと、そろそろこの年限ということを真剣に検討する時期になっていると思っております。
○小野寺大臣政務官 お答えします。 委員御指摘の点、私どももまさしく重要だと思っております。中国を含めた、我が国知的財産の侵害というのは、一説によると三兆円を上回るという推定も出ております。本当に重要な問題だと思っています。 今回、この問題に対しましては、模倣品・海賊版拡散防止条約というもの、これを知的財産戦略本部、首相がヘッドになっておりますが、ここが今計画しておりまして、その実現を目指すことを盛り込む予定で今検討をしております。このような、加盟国におきます侵害品の輸出及び通過の禁止、インターネット等を使った侵害品の個人輸入の禁止、加盟国間の情報交換や紛争解決の仕組み、不正利益の没収や犯……
○小野寺大臣政務官 お答えいたします。 牧委員おっしゃるとおり、我が国の教科書検定制度というのは、国が特定の歴史認識や歴史観を確定するという性格のものではなくて、検定結果によりその教科書の歴史認識や歴史観が政府の考え方と一致するものと解せるべきものではないと思います。 また、これと同時に、中国側に対して、日本政府の歴史認識は、一九九五年の内閣総理大臣談話、一九九八年の日中共同宣言に明確に記されているとおりでありまして、あわせてこれを中国側には説明しております。 それから、先ほど大臣の方からお話がありました、現在、外務省としましては、日本の歴史教科書につきましては、中国語、韓国語に鋭意翻訳……
○小野寺大臣政務官 お答えいたします。
先ほど来お話が出ておりますが、当然、この問題、相手国の制度の違いというのがございます。当然、情報提供に際しては、相手国の制度の違いというものを勘案しながら個別具体的に検討して、相手国に関しては、情報漏えいのことについて問題ないということがない限り、こういう情報提供というのは難しいというふうに思っております。
【次の発言】 先ほど富田政務官からお話が一部出ていたと思うんですが、当然、こういうことを相手国がしないということ、目的以外の目的で使用されないことということに関しては保証を取りつけるということになっています。
保証としましては、国際約束ということ……
○小野寺大臣政務官 公表されたのは、ことしということになっています。
【次の発言】 委員御指摘のとおり、この条約というのは、法の網をかいくぐって暗躍する国際的な犯罪組織、組織犯罪に効果的に対処するために、各国の法制度を整備して法執行活動を強化するとともに、国際的な組織犯罪の捜査や訴追における国際協力の促進を目的とするということがこの目的になっております。
【次の発言】 基本的にはその理解でいいと思います。
【次の発言】 純粋として精神的なものについては除外されているというふうに言えると思います。
【次の発言】 純粋に精神的なものについては除外されているということだと思います。
○小野寺大臣政務官 委員御指摘の点、私どもとしても、十分配慮する必要があると思っております。
まず、台湾についての査証免除の措置でございますが、これは非政府の民間交流促進ということですので、日中共同声明に照らして問題となるものではないというふうに考えております。
また、中国に対しましては、中国国民の訪日団体旅行者の査証発給対象地域を、ことし七月二十五日より、それまでの三直轄市五省から中国全土に拡大したところです。
また、香港については昨年四月より、マカオにつきましてはことし三月二十五日より、査証免除を実施しております。
【次の発言】 韓国につきましては、日本にいらっしゃる方が大変ふえてお……
○小野寺大臣政務官 外務大臣政務官を再度拝命しました小野寺五典と申します。 浜田委員長を初め委員各位にごあいさつを申し上げます。 外務大臣政務官として、国民の皆様の期待にこたえる外交を推進するため、町村外務大臣を補佐し、全力を尽くしていく所存でございます。 なお、三政務官のうちで、私が特に本委員会を担当することになっております。委員長を初め皆様の御指導をよろしくお願いいたします。(拍手)
○小野寺大臣政務官 再度、外務大臣政務官を拝命しました小野寺五典です。 外務大臣政務官としての職責を果たすため、町村大臣の指導のもと、沖縄及び北方問題に対して全力を尽くす決意でございます。 なお、三人の大臣政務官の中では、私は本委員会を担当することになっております。 川内委員長を初め委員会の皆さんの絶大なる御指導をよろしくお願いいたします。ありがとうございます。(拍手)
○小野寺大臣政務官 大臣政務官、再任いたしました小野寺五典と申します。 国民の生命財産を守るため、町村大臣を補佐して頑張ってまいります。 原田委員長初め皆様の御指導をよろしくお願いします。(拍手)
○小野寺大臣政務官 ただいま御指摘の公電のうち、非公式協議に関する公電全体及び非公式協議の内容を記載した部分については、公開しないことを前提という条件のもとで各国が行った発言が記載されております。このような性格の文書を開示した場合には、他国との信頼関係が損なわれるおそれがあります。開示していませんが、それ以外については既に開示してきたと思っております。 なお、不開示部分も含めた条約の審議過程につきましては、本条約に関係する法案の御審議のためという事情も踏まえ、本年七月八日及び十月十九日の法務委員会理事懇談会において、書面にて配付いたしました。とりわけ十月十九日に配付させていただいたものは、審……
○小野寺大臣政務官 委員がICCに大変御関心を持っていただくことを大変感謝いたします。 我が国の、国際社会における最も深刻な犯罪の発生を防止し、もって国際社会の平和と安全を維持する観点から、ICCの設立を、ローマ外交会議以来一貫して日本は主張してまいりました。ICC規程の締結のためには、同規程の対象犯罪が大変多岐にわたるため、これらの犯罪と国内法との関係について、各国の実行なども調査しながら検討する必要がありまして、また、犯人の逮捕、引き渡し等にかかわるICCからの要請に応じる義務の履行のためにも法整備が必要だということは委員御存じだと思っております。 昨年十二月に日本で開催されましたセミ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。トップバッターとして質問させていただきます。 冒頭、このたび御就任されました麻生外務大臣、安倍内閣官房長官、塩崎外務副大臣、御就任おめでとうございます。そしてまた、そのトップバッター御答弁というところの質問をさせていただくことを大変光栄に思います。 また、平沢委員長におかれましては、大変御専門の分野でもございます。すばらしい差配、御期待しております。 まず、この質問に入る前に、冒頭、一問だけ外務大臣にお伺いしたいと思います。 昨日行われました小泉首相とブッシュ大統領との日米首脳会談についてお伺いいたします。 報道によりますと、会談では、在日米……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。本日最後の質問をさせていただきます。 初めに、この特別協定の委員会審査でございますけれども、二日間にわたりまして、延べ八時間の審議を行ってまいりました。この間、与野党双方から、特別協定のみならず、在日米軍再編にかかわる諸問題、さらに我が国を取り巻く国際情勢、南京大虐殺の評価など、さまざまな問題が取り上げられた結果、単なる条約審査にとどまらず、我が国の安全保障問題について、相当突っ込んだ議論が行われたと思っております。私は、この二日間の審議を踏まえ、この総括という立場から政府の御意見を賜りたいと思っております。 まず初めに、この駐留経費負担が果たして……
○小野寺委員長代理 これにて篠田陽介君の質問を終わります。 次に、谷口和史君。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 本日は、在日米軍再編と我が国の安全保障戦略、特に海兵隊のグアム移転経費についてお伺いしたいと思っております。 今回の額賀防衛庁長官とラムズフェルド国防長官との合意では、総額百二億七千万ドル、このうち日本が五九%、そしてまた米側が四一%という負担に決着したというふうに報道されております。 また、この過程の中で、一部報道によりますが、この案、折衷案というんでしょうか、日本の融資、日本の真水、米国の真水を三分の一ずつにする、このアイデアを出されたのは麻生外務大臣だという報道があります。三方一両損の大岡裁きというのがありましたが、極めて政治的な判断かな……
○小野寺委員長代理 規定の時間が来ておりますので、手短にお願いします。
【次の発言】 これにて鈴木馨祐君の質疑は終了いたしました。
次に、安次富修君。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 初めに、きょうはこの漁業の方についてお話を進めたいと思っております。 この協定、大変長いので、これを読んでいると、これで質問の時間が終わってしまいますので、ここでは公海漁業協定と略させていただきたいと思います。 まず初めに、日本の漁業者、今まで累次のこのような漁業協定あるいは国際的な漁業の取り決めについて参加してきましたが、その都度、もしかしたら自分たちの漁業の制約が多くなるのではないか、かえって私たちにとっては不利ではないかという不安がございます。初めに、今回の協定に加盟することが日本にとってプラスになるのか、日本の漁業にとって不利にならない……
○小野寺委員長代理 これにて谷口和史君の質疑は終了いたしました。 次に、松原仁君。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問の機会をありがとうございます。 初めに、実は質問の順番をちょっと変えまして、官房長官、公務でちょっとお立ちになるということを伺っております。初めに一つだけお伺いしたいと思っております。 今回、サンクトペテルブルクのサミットで拉致問題を取り上げる努力をされるということは、従前からの答弁でお伺いをしておりました。ぜひ最善の努力をお願いしたいと思っております。 そこで、実は、金英男さんのお母さんであります崔桂月さんですが、報道によりますと、五月二十七日に日本を訪れて、二十八日に予定されている日本の拉致被害者家族の皆さんの集会に参加されるというふうに……
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 きょうは、北朝鮮の核実験の問題からお伺いしたいと思っています。 特に、十四日、国連安保理におきまして制裁が決まりました。我が国が、安保理議長国として、決議案の提示に始まりまして、また、北朝鮮の伝統的な友好国でありました中国、ロシアを含めた憲章第七章に踏み込んだ制裁決議を全会一致で採択したということは、これは日本外交の中で大変大きな成果だと思っております。大変御苦労さまだと国民一同思っていると思います。 その中で、当然、この決議に従いまして、北朝鮮の核問題の解決に数年努力してきました六カ国協議を含めて……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 木村委員長、時宜を得た委員会の開催、大変ありがとうございます。また、溝手大臣、昨日佐呂間町に調査に行かれたということ、大変迅速な対応、本当に感服しております。また、九名の被害者の方が出たということ、本当に心から痛ましく思っております。 災害というのが、最近ちょっと変わってきました。といいますのは、佐呂間町での竜巻の事件もありますが、同じように、先月、十月の上旬ですが、三陸沖、北海道沿岸を非常に大きな低気圧が発生しました。何か災害というと、日本全国、台風が来た、大雨だ、そういう身構えた中で状況が起きるというのが通常でありますが、最近は恐らく、気象変……
○小野寺委員長代理 これにて長島昭久君の質疑は終了いたしました。 次に、笠井亮君。
○小野寺委員長代理 これにて松原仁君の質疑の時間は終わりました。 次に、やまぎわ大志郎君。
○小野寺委員長代理 これにて笠浩史君の質疑は終了しました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
各件審査のため、政府参考人として法務省大臣官房審議官三浦守君、公安調査庁次長北田幹直君、文部科学省大臣官房審議官板谷憲次君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、前原誠司君。
【次の発言】 理事会にて協議いたします。
【次の発言】 これにて前原誠司君の質疑は終了しました。
次に、笹木竜三君。
【次の発言】 これにて笹木竜三君の質疑は終了しました。
次に、笠井亮君。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは、質問の機会をありがとうございます。また、連日大変御苦労さまです。 まず冒頭ですが、済みません、質問通告はなかったんですが、昨日、六カ国協議の合意文書の採択ということでこの協議が閉幕しましたので、ちょっとこのことに簡単に触れて御質問させていただければというふうに思っています。 内容については既にもう報道で明らかになっておりますが、私ども大変心配しておるのは、いわゆる交渉相手がかの国といいますか北朝鮮、今まで、もう何度もいろいろな交渉をしながら、ある面ではのらりくらりと、ある面では約束をほごにされたということは言い過ぎかもしれませんが、そうい……
○小野寺副大臣 おはようございます。外務副大臣の小野寺五典でございます。 嘉数委員長を初め委員の皆様に謹んでごあいさつを申し上げます。 国際社会におきまして外交、安全保障の課題が山積する中、我が国の安全と繁栄を確保し、国民の生命と財産を守ることは、政府が取り組むべき最優先課題だと思っております。私は、高村外務大臣を補佐しまして、我が国が直面する外交、安全保障上の諸課題に取り組んでまいります。 委員長初め皆様の御指導をよろしくお願いします。 ありがとうございます。(拍手)
○小野寺副大臣 外務副大臣の小野寺五典です。 高村外務大臣を補佐し、沖縄及び北方問題に全力で取り組んでまいります。 藤村委員長を初め委員各位の御指導をよろしくお願いいたします。ありがとうございます。(拍手)
○小野寺副大臣 我が国の平和と繁栄を確保することは、外交に課せられた最も重要な使命であります。 私は、先般、イランを訪問し、同国政府要人に対して、イラン南東部で拘束されたと見られる邦人の早期解放に向けた協力要請を行ってまいりました。 引き続き、高村大臣を補佐し、直面する外交課題に全力で取り組み、我が国が国際社会においてリーダーシップを発揮できるよう頑張ってまいります。 平沢委員長を初め委員各位の御指導をよろしくお願いします。 ありがとうございました。(拍手)
○小野寺副大臣 日米同盟のことにつきましては、今鈴木委員の方からお話ありました、福田総理、訪米をいたしております。これは、日米同盟一層の強化の一端だというふうに私ども受けとめております。
日米同盟が日本外交のかなめであるという視点は今後も変わることがないと考えておりますし、この連携の強化というのは、政治、安全保障、経済を含む幅広い分野におきまして、しっかりとしていきたいというふうに思っております。
【次の発言】 おっしゃるとおり、重要な課題として含まれております。
【次の発言】 御指摘のとおり、北朝鮮の核の脅威というのは我が国が一番感じているところでもあります。六者協議の中で、日本も主体性を……
○小野寺副大臣 この問題に関しましては、発生当時から、私ども大変深い関心を持っておりました。もちろん、河野先生を初め委員の先生方も大変深い関心を持っていらっしゃるということも、再三御指摘をいただいて私ども感じております。 そういった中、御指摘があった中、まず外務省で何ができるか、そういうことを木村副大臣を先頭に検討していただきまして、調査チームを外務省自身で派遣をするということになったと思います。 ただ、その報告がどういう時点で出されるかということが、内部でなかなか煮詰まっていなかった中で、恐らく委員の御不信を買ったのではないかと思います。指摘をいただいて、私ども、すぐに相談いたしまして、……
○小野寺副大臣 事前に私どもに通告されている内容について、ちょっと、今の事項は入っていないんですが。政府参考人でいいですか。ちょっと私、今、質問の内容について事前に……
【次の発言】 今御指摘がございました委員の質問は、中国の遺棄化学兵器について、処理事業と外務省のかかわりという、かなり大きな御質問でありましたので……(泉委員「根本ですよ、根本」と呼ぶ)ええ。ただ、もし質問の際に今の個々のことについて言っていただければ、私ども誠心誠意を持って答弁する準備をさせていただいたと思いますので、申しわけありませんが、至急調べさせまして、御報告させていただきたいと思います。
○小野寺副大臣 外務副大臣の小野寺五典です。 高村外務大臣を補佐しまして、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現すべく努力してまいります。 山本委員長を初め委員皆様の御指導をよろしくお願いいたします。(拍手)
○小野寺副大臣 日韓関係を改善するためにシャトル外交の再開ということ、委員の御指摘のとおり決定いたしましたが、開催につきましては、基本的に、まず一回目の開催、訪日ということになりますと、どうしてもやはり東京ということが通常の慣例ということになります。
ただ、これはシャトル外交ですので、これから逐次開催ということになります。過去の事例を見ましても、その際には、地方を含めた開催地の検討ということが行われることが通常だと思っております。
【次の発言】 過去に、日韓首脳会談、日本の地方で行った事例といいますのは、京都市、大阪市、別府市、熱海市、指宿市で開催がございました。今後、やはり韓国側と相談しま……
○小野寺副大臣 まず、けさほど大臣の方から発表させていただきましたが、日米両国政府は今後、在日米軍人の脱走が判明した場合には、そのすべてについて直ちに、米側から関係都道府県警察に対して逮捕要請を行うとともに、日本政府に対して当該脱走兵に関する情報を提供することで基本的に合意いたしました。 今回のこの脱走の問題については、速やかに対策をこのような形で講じております。 また、共同パトロールの件ですが、これは、この委員会でも、たしか委員が御指摘をされた内容があるかと思っております。このことについては、日本側の警察それから米側の関係機関とたびたびの調整を行っております。さらなる調整が必要な状況です……
○小野寺副大臣 米側からは、その都度、年一回、在日米軍の兵員の数ということの報告がございます。ただ、この兵員というのは、先ほど委員が御指摘されましたように、その作戦によって変動がかなり行われるということになっております。 二〇〇六年五月のロードマップに関する協議の過程では、米国政府から、沖縄に駐留する海兵隊の人数については約一万八千人というふうに伺っておりますし、その都度公表していただいていることになっていると思います。
○小野寺副大臣 平成二十年度外務省所管予算案について概要説明をいたします。 平成二十年度一般会計予算において、外務省は六千七百九十三億七千二百万円を計上しております。これを前年度と比較いたしますと、一・三%の増額となっております。また、ODA予算は、外務省所管分として、対前年度比三・〇%減額の四千四百七億二千九百万円となっております。 外交は、中長期の観点を踏まえ、国益を確保することを目的とするものです。我が国の国益である我が国国民の幸福及び我が国の平和と繁栄の確保は、世界の平和と繁栄の実現なくしてあり得ません。平和な世界をつくるため、平和協力国家として、我が国の外交を積極的、機動的に進め……
○小野寺副大臣 三原先生の御指摘がありましたザンビア大学獣医学部、これはルサカ市にございますが、ここは、一九八五年一月から九七年七月まで、日本が、専門家九十七名の派遣、研修生五十八名の受け入れ等をやってまいりました。 御指摘がありました今ザンビア大学獣医学部長ムウィーネ氏ですが、これはこの医学部の第一期の卒業生ということになります。北海道大学で博士号を取得されまして、ことし一月からこの獣医学部長に就任されました。 御指摘がありましたように、我が国の協力を通じた人材が途上国において中核的な人材として活躍している技術協力の成功例として、大変私どもも注目しておりまして、今後ともこうした協力を途上……
○小野寺副大臣 御指摘にありますように、この事案、米側は神奈川県警からの要請があればいつでも御指摘の米軍人に対する事情聴取に応じるということで言っております。
一方、本件事案につきましては、引き続き神奈川県警で捜査中でありまして、捜査に関することでありますので、外務省からお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 この内容につきましては、あくまでも刑事事案でございますので、これは神奈川県警が一義的に捜査に携わっているというふうに私どもは認識をしております。
【次の発言】 この案件につきましては、現在、神奈川県警で捜査中でありまして、どういう内容になるか予断をすること……
○小野寺副大臣 今御質問いただきました、イランで発生しました日本人人質事案でございますが、昨日一部報道に流れました内容につきまして、三日、イラン時間でございますが、在イラン大使館よりイラン政府に対して確認を行いました。詳細については現時点では申し上げられませんが、すぐに解放につながるという状況にあるような大きな進展があるということにはないと思います。 ただ、この事件に関しましては、被害者の無事解放を最優先ということで今最大限努力をしていただきまして、一日も早い解放に向けて今後ともイラン政府と協議をしていきたいというふうに思っております。
○小野寺副大臣 委員御指摘のように、平成二十年度にはラトビアを初めとする五大使館の新設が盛り込まれました。 ラトビアにつきましては、近年、EUに加盟した諸国の中でも経済分野での発展が著しい同国と戦略的なさらなる関係強化を図るべき点などを考慮しました。 グルジアにつきましては、旧ソ連におけます新興民主主義国として同国との関係強化が重要であること、また、カスピ海の資源の輸送ルートに当たり、国際エネルギー安全保障上重要な国であることを考慮いたしました。 ブルキナファソにつきましては、我が国のアフリカ支援の観点からも、西アフリカでリーダーシップを発揮し、地域の重要な安定勢力である同国とのさらなる……
○小野寺副大臣 人権理事会は、国連の国際社会の人権問題への対処能力強化を目指して、それまでの人権委員会にかえて、二〇〇六年に新設された機関であります。設立以来、これまで七回の通常会合が開催されました。二〇〇七年六月には、今後の制度運営が決定され、国連加盟国すべての人権状況を審査する普遍的、定期的なレビューなどの新たな制度も設けられました。 世界人権宣言六十周年記念の関連行事も行われまして、昨年十二月の第六回人権理事会再開会合の際に、潘基文国連事務総長やアルブール国連人権高等弁務官が参加しまして、六十周年の記念イベントが終日行われました。また、ことし十二月までの間に、世界人権宣言の理想と原則を……
○小野寺副大臣 御指摘ありました、EPAを戦略的に活用するに当たりどのような順位づけをしているかということの基本の方針ですが、平成十六年十二月に策定しました今後の経済連携協定の推進についての基本方針において、東アジアを中心とした経済連携を推進することにしております。政府としては、そのような方針に従ってEPA交渉を進めてまいりました。 この結果、ASEAN原加盟国六カ国とのEPAについて発効または署名済みとなり、さらに先日、ASEAN全体とのEPAについても署名に至りました。現在は、アジア地域についてはベトナム及びインドとの交渉を推進しております。 また、東アジア地域以外とのEPAについては……
○小野寺副大臣 北方四島周辺におけますロシア警備艇による日本漁船の拿捕及びその後のロシア側の手続は、北方領土問題に関する我が国の基本的立場から受け入れられるものではないということが前提であります。 政府としましては、このような事件発生の直後より、ロシア側に対してこうした我が国の立場並びに乗組員及び船体の解放を申し入れており、拘束されていた乗組員については現在までに全員解放されております。 現在拘束されている船体につきましては、これまでの申し入れに加え、十四日に行われた外相会談において、高村大臣からもラブロフ外務大臣に対して速やかな解放を申し入れました。 政府としては、引き続き船体の速やか……
○小野寺副大臣 四月二十二日、クウェートでイラク周辺国会議があった際に、私の方からライス国務長官にこの問題についてお話をさせていただきました。短時間でありますが、ライス国務長官の方からは、当分の間、テロ指定国家解除の環境にはないということの言明をいただきました。
【次の発言】 四月二十九日の時点での件でございますので、今後、その内容をよく聞きまして、内容について政府部内で検討したいと思っております。
【次の発言】 重要な御指摘だとは思っております。また、私自身が、先ほどお話ししましたように、四月二十二日ですが、ライス国務長官に直接このお話をさせていただきました。高村大臣の言葉をかりるわけではあ……
○小野寺副大臣 委員御指摘の、七日の福田総理と胡錦濤国家主席との首脳会談において、有益な協議が積み重ねられ、大きな進展があり、長年の懸案の解決にめどが立ったということは確認されました。また、今後さらに細目を詰めて、できるだけ早期に合意するということで認識の一致がありました。 大きな進展や解決のめどが立ったということの趣旨でございますが、具体的な共同開発のあり方につき詰めの作業に入る段階に至ったということであります。この点につきましてはさまざまな報道がなされておりますが、本件をめぐる交渉はまだ終結しておりませんので、ここでのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○小野寺副大臣 実は、台湾だけではなくて、日本の漁船も相当今自主的な休漁を行っております。私の家の目の前にもたくさんの日本のマグロ漁船が係留をされて、これは実は燃料高で出漁ができないという状況になっております。台湾の問題も同じような状況にあると思いますが、今、このマグロの供給の問題というのは重要な課題かと思っています。
この燃油対策、政府としてもいろいろな制度を出しておりますが、ぜひ委員の方でもしっかりと御意見を出していただき、支えていただければありがたいというふうに思っています。
【次の発言】 この条約、強化というのは大変重要な問題だと思っております。こうした取り組みの中で、この条約の発効……
○小野寺副大臣 アフリカ開発会議、TICADは、日本政府が主導しまして、国連、世銀とともに共催する、アフリカ開発をテーマとする国際会議であります。 一九九三年以来、五年に一回開催しておりまして、第四回でありますことしは、四十カ国以上のアフリカ諸国から元首、首脳クラスの出席を得る予定であります。 五月二十八日から三十日まで開催されますTICAD4では、近年のアフリカにおける政治、経済両面での前向きな変化を後押しするため、「元気なアフリカを目指して」の基本メッセージのもと、成長の加速化、人間の安全保障の確立、環境・気候変動問題への対処を重点項目としまして、アフリカ開発のために、我が国を含む国際……
○小野寺副大臣 十二日に中国四川省におきまして大規模な地震が発生した後に、相当の被害が予想されたことから、地震発生の翌日であります十三日、中国への当面の支援として、日本政府として、五億円相当の緊急援助物資及び無償資金協力の供与を決定いたしました。 具体的には、まず、六千万円相当の緊急援助物資としまして、中国側の要望を踏まえて、テント、スリーピングマット、毛布、発電機、コードリール、簡易水槽、浄水器、ポリタンク、プラスチックシートを供与することとしました。これらについては、既に十八日までに成都に輸送し、被害地に届けられております。十七日には、被災地の視察から北京に戻った温家宝総理が、被災地で最……
○小野寺副大臣 四月五、六日に開催されましたG8開発大臣会合では、食料価格高騰の問題の重要性について議論が行われました。この問題は、開発全般、中でもアフリカに対して深刻な影響を及ぼす問題として国際社会が真剣に取り組むべき問題であることについて見解が一致をいたしました。 食料価格高騰問題というのは、国際社会として緊急に取り組まなければならない重要な課題であり、我が国としては、四月下旬に、今後三カ月で約一億ドルの食糧援助を実施することを表明し、その具体的実施の第一段として、本日の閣議で、アフリカを中心に、合計五十五億七千万円の食糧援助実施を決定いたしました。 我が国としましては、国際社会の各種……
○小野寺副大臣 国土交通省の件が報道された時点で、私ども、タクシー券の使い方について確認をいたしました。外務省改革の折、さまざまな提案がなされ、現在は、基本的には、終電が終わった後、個々の職員がタクシーチケットを持っているのではなく、守衛さんにその引きかえ券を渡して、そこで守衛さんからタクシーチケットをもらうという形で厳密に管理をしているという報告を受けております。 また、今回の金品のことについては調査をするように働きかけておりますが、現在のところ、そのような心配はないというふうに私どもは信じておりますが、なお、きちっと精査していきたいと思っております。
○小野寺副大臣 ただいま御指摘ありました案件は、マレーシアにおける水需要の増大に対応するため、マレーシア東部のパハン州にダムを建設し、同州から首都クアラルンプールを擁するセランゴール州に導水トンネルを建設するというものです。政府は、二〇〇三年三月、マレーシア政府との間で、御指摘ありました八百二十億四千万円を限度額とする円借款供与のための交換公文に署名をしております。
【次の発言】 本案件はマレーシア政府が実施主体となっており、本案件に関する情報も、マレーシア政府がマレーシアの国内法制度にのっとり、適切に公開しているものと承知をしております。
委員御指摘にありました案件形成促進調査は、国際協力……
○小野寺副大臣 日本は、人権理事会のアジアグループにおいて、今、人権理事国として再選されておりまして、その理事国として積極的に活動しております。 他方、死刑制度の存廃につきましては、基本的に、各国において、当該国の国民世論、犯罪情勢、刑事政策のあり方等を踏まえまして慎重に検討されるべきものだと思っております。それぞれの国で独自に決定すべきものと思っております。したがって、死刑廃止を前提に死刑執行の猶予を求める本決議等いろいろ出ておりますが、これはそれぞれ各国で考えるべきだと思っております。 なお、御指摘の口上書ですが、これは、お話がありましたように、エジプト主導の提案がございました。我が国……
○小野寺副大臣 聖火リレーをめぐる動きにつきましては、これは第三国のことでありますので、詳細なお答えは差し控えたいと思っております。
【次の発言】 KEDOへの出資金についてでございますが、このKEDO、一九九四年の米朝間の合意された枠組みの合意を実施するために設立され、北朝鮮との間で、北朝鮮に軽水炉を供給するために協定を締結いたしました。我が国とKEDOとの契約に基づき、JBICがKEDOの軽水炉プロジェクトのために貸し付けを行いましたが、その返済には、軽水炉完成後、北朝鮮からKEDOへの返済を充てることとなっておりました。
しかし、北朝鮮が二〇〇二年十月にウラン濃縮計画の存在を認めて、そ……
○小野寺副大臣 本日、実務者協議がございます。政府としましては、今までどおり、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現するなど、日朝間の諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去の清算、国交正常化を実現するとの方針のもと、最大限の努力を図っていく考えでございます。 拉致問題を含む日朝関係につきましては、昨年十月の六者会合成果文書におきまして、日朝双方が平壌宣言に従って早期に国交を正常化するため誠実に努力すること、また、精力的な協議を通じて具体的な行動を実施していくことなどが約束をされております。 七日に北京で行われました日朝間の協議を踏まえまして、本十一日から日朝実務者協議が行われることになりまし……
○小野寺副大臣 まず初めの共同調査のことですが、この調査につきましては、再調査の具体的様態については北朝鮮側に一任するのではなくて、我が方としても、これが生存者を発見し、帰国させるための調査として実効的なものになるように北朝鮮側と調整を進めていく一方、共同調査といった形とすることが適切なのかどうか、慎重に検討することが必要だと考えております。 いずれにしても、政府としましては、生存者を発見し、帰国させるための調査が迅速に実施され、拉致被害者の帰国を含め、拉致問題の解決に向け早急に具体的な結果が得られるよう、北朝鮮側との協議に取り組んでいくという考えにあります。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問をよろしくお願いいたします。 当初はオバマ政権下における日米関係のことについてお伺いしようと思っておりましたが、ただいま松浪委員の方から御質問ございましたので、私は、次に、ロシアの原子力潜水艦の事故についてお話を伺いたいというふうに思っております。 今月八日ですが、日本海を航行しておりましたロシア太平洋艦隊の原子力潜水艦、これはネルパと報道されておりますが、消火装置が誤って作動し、乗組員ら二十人が死亡、二十一名が負傷という、私どもにとっても大変衝撃的な事件が起きました。 この第一報というのは、政府として、ロシア政府から、いつの時点で、どのよう……
○小野寺委員 山浦参考人、本日は大変御苦労さまです。 会計検査院のことについて少しお伺いしたいと思っております。 検査院の検査官は、現在三名いらっしゃいます。院長は元内閣官房副長官補、それからもう一方の検査官は元総務事務次官ということで、いずれも官僚出身の方。そして、参考人は唯一民間からということで、その活躍に大変期待するところが多いところであります。 そういった中、ちょっと最近の不正経理問題についてお伺いをしたいと思っております。 愛知県を初め、十二の道府県で不正経理問題が発生いたしました。十二の抜き打ち検査ですべての道府県で同じような状況があらわれたということで、私たちも大変心配す……
○小野寺委員 自民党の小野寺です。 昨年の人事院勧告によりまして、中央省庁、特に国会対応の職員の方に新たな手当がつくことになりました。また、労働時間も十五分短縮ということが勧告をされました。どうも、国民的な感覚からいうと、どうしてそれがそうなのかなということに疑念を持つ方も多いと思います。 現在の人事院、例えば給与ベースも含めた民間との比較という、その基準について、今後どのようなお考えがあるか、お聞かせください。
○小野寺委員 本日の議運理事会におきまして、国民年金法みなし否決の動議について提案をしたところ、野党の方から、この動議について本日審議をするのであれば、予定されています核兵器廃絶に向けた取り組みの強化を求める決議案、そして臓器移植に対する討論、それも含めてすべて欠席をするという話がありました。 この重い話を受けて、本日、委員長は、この国民年金法みなし否決をきょうしないということを決断されたと思いますが、これは憲法の規定にある重い衆議院の優越権ということを否定する大変な暴挙だと私は思っております。 もしこれが党利党略で行われたら、私どもここにいる衆議院議員一人一人が、今後この衆議院の権威をい……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 済みません、時間がほとんどなくなってしまいました。先ほど、わたり、官僚の天下りの問題、廃止について、総理が踏み込んだ発言をしていただきました。大変ありがとうございます。 短い時間です。きょうは、午前、午後、お昼を挟んで約四十分ぐらいになると思います。午前中は外交のことをお伺いしたいと思います。 日米の問題です。 オバマ米政権で、今回、クリントン新国務長官が初めての外遊先ということで日本を中心に選んで調整を進めているというふうに伺っております。まだワシントン外交筋の報道だということですが、クリントン国務長官は、上院の公聴会でも日米の同盟を強調す……
○小野寺委員 それでは、沖縄の基地問題について引き続きお伺いします。
岡田外務大臣は、二〇〇五年五月、沖縄県内基地移転反対県民大会、ここで、心を一つにして県外移設を実現という発言をされました。また、同年八月二十五日、外国特派員協会において、普天間の県外、国外への移設実現を目指し、政治生命をかけて交渉したい、そうおっしゃっておりました。
この政治生命をかけてというのは、どのような意味にありますか。
【次の発言】 ということは、現在、この普天間の県外、国外への移設実現というのは政治生命はかけていない、そう考えていいんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、二〇〇五年時点では県外、国外への移設……
○小野寺委員 冒頭、委員長からお話がありましたように、先般、与党のみでの採決ということになりました。これから大切な条約の問題になりますので……(発言する者あり)失礼いたしました。自民、公明欠席のもとでの採決ということになりました。ぜひ、これから慎重な、公平な審議を委員長にはお願いしたいと思っております。 きょうは、南東大西洋における漁業条約を含め、漁業の問題、特に公海上のマグロ漁業についてのお話について質問させていただきたいと思っております。 今回の南東大西洋に関する漁業条約でありますが、これは、今管理に協力している日本が実はこの締約国会議に入っていないということで、資源管理について物が言……
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党、小野寺五典です。 きょうは、初めに、いわゆる核密約問題について質問をさせていただきます。 冒頭、このような大変な調査をされた、そのことに対して敬意を払います。私ども、政府におりましたときにも、なかなかこの問題、私どもが部内で聞いていてもオープンにされなかったところをこうして表に出されたということは前提として評価をしたい、そのように思っております。 その上でお伺いをいたします。 今回、この調査に当たって、一つ私は奥歯に物が挟まったような印象を持ちました。それは、密約について、狭義の密約と広義の密約と二つの言葉を使い分けていらっしゃいます。本来……
○小野寺委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表しまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 国際社会には現在、解決の糸口が見えない北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題、イランの核問題、不安定な治安状況が続くアフガニスタン情勢、ソマリア沖における海賊被害の多発など、早期解決が求められる数多くの懸案がある。また、金融危機後の経済政策、国際テロリズム対策、核兵器廃絶や気候変動問題への取組、イラク復興に対する援助、ハイチやチリで発生した地震災害の……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 改めて、日・EU刑事協定について伺いたいと思います。 まず、共助の拒否事由、日・EUですが、死刑を科し得る犯罪について、私は不平等ではないかというふうに思っております。 例えば、EUの国民が日本において複数の日本人を殺害し、そしてまたEUの加盟国に帰ってしまった。この場合、日本はこのEUの加盟国に対して、当然この共助協定に基づいて情報の提供なり身柄の引き渡しを求むる、そのことが出ます。ですが、日本国内では、複数を殺害された場合、もしかしたらこれは死刑になる可能性があるということで、EUがこれを拒否することができるということになります。 逆に、……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 冒頭、鶴岡さんにお伺いをしたいと思っております。 今回、このグアム協定のお配りしている資料がございますが、その協定を見ますと、下線で、私は線を引いておりますが、「二千六年五月一日の日米安全保障協議委員会の会合において、関係閣僚が、安全保障協議委員会文書「再編の実施のための日米ロードマップ」に記載された」ということが前文にございます。また、下にあります第三条「移転は、ロードマップに記載された普天間飛行場の代替施設の完成」、その下にまた「ロードマップに記載された」という記述がございます。 では、ロードマップがどうかということで、もう一枚開いていただ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 租税四条約につきまして質問をさせていただきますが、その前に、昨日、一部報道で明らかになりました、十二日に開催します核安全保障サミットで、鳩山首相とオバマ大統領との公式首脳会談が見送られることになったということがございました。 考えてみますと、前回、気候変動のCOP15におきましても、実は日米首脳会談の見送りということが、これは二度までも行われております。大変異常な事態だと思っています。さらに、私どもが懸念を思いますのは、オバマ大統領は、二日間のサミットの間に、中国、インド、ドイツ、パキスタン、マレーシアなど九カ国の首脳と二国間会談を行う、日本が外……
○小野寺委員 おはようございます。 今、ちょっと呼び出しをお願いいたします。 早速、ODAのことについてちょっとお伺いしたいと思います。福山副大臣、ありがとうございます。 私ども前政権におきましても、このODAの問題は大変重要だと思っておりまして、さまざまな評価その他をする会議等を検討しておりましたが、報道によりますと、この座長が役員をされている財団がODAのさまざまな事業を受注しているということがございました。このような不正がないこと、しっかり正すこと、これは前政権においても私ども大切なことだと思っておりますし、また、今回、このような形でしっかり再検討されることは大事だと思っております……
○小野寺委員 こんなに早く順番が回ってくるのは初めてです。
冒頭ちょっとお伺いしたいのは、前回の外務委員会の中で、これは鈴木委員長の方からも明確に指示がございましたが、竹島の不法占拠の問題、この問題に関して累次の申し入れをしていると副大臣の方から答弁がございました。これについて、累次ということではわからない、明確にしてくれということで、委員長から指示があったと思いますので、その明確になった内容について、副大臣からお伺いします。
【次の発言】 この間の委員長の指示は、この四月十六日の前の指示ですので、その前の累次の武正副大臣のことについて指示、注意があったと思います。
委員長の指示に対してそ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 冒頭、中井大臣、きょうはどうもありがとうございます。初めに、中井大臣初め皆様に、拉致問題についてちょっとお伺いをしたいと思っております。 私どもも、拉致問題の一日も早い解決、そしてまた、現在、例えば横田さん御夫妻初めこの問題に長い間取り組んでいらっしゃる皆さんには大変な敬意を払っております。そういった中、横田めぐみさんに会ったことがあると申しておる金賢姫元死刑囚、この発言について私どもも大変注意深く関心を持っておるところですが、昨日帰られました中井大臣にお伺いしたいと思います。 金賢姫元死刑囚の来日について要請されたと私ども承っておりますが、そ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、冒頭、最近大きな話題になっております口蹄疫のことについて少し触れたいと思っております。 実は、今、十一万頭を超える大変大きな被害が出ておりまして、これは宮崎県だけではなく全国の畜産関係者、大変この問題で心を痛めているところでありますし、消費者も同じ状況だと思います。 さて、その中で今、赤松農林水産大臣が一番大切な初期の対応のときに外遊をしていた、この問題について、かなりあちらこちらで問題を取り上げられております。我が党でも、この問題を取り上げた農水委員会の古川議員に対しまして、赤松大臣から、これは大変重要な会議だ、EPA、FTAは大切……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 まず初めに、社会保障に関する日本国とアイルランド政府との協定について質問をさせていただきたいと思います。 さまざまな委員の質問で大体この問題の重要性が明らかになったと思うんですが、一点だけ確認をさせていただきます。 日本がいろいろな国と保険料の二重払いを防止するということでこの協定が結ばれることだと思いますが、これは経団連の資料を見ますと、二〇〇六年の資料でありますが、日本貿易会による試算ということであります。実は、二重払いが一番行われているのは、予測でありますが、イタリアが約四十五億、チェコが二十九億、三位がブラジルで二十一億、スペインが十二……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは質問の機会を与えていただきまして、大変ありがとうございます。 まず、今、谷委員がお話をされた、湾奥で二メートルを超えるような場所もあったというお話がありました。それは、私の自宅の前でございます。目の前で、本当に津波というのはこういうふうに上がってくるのかということを実体験いたしました。 そしてまた、実は漁業者の皆様、沿岸をずっと私はこの後も何回か視察をしておりますが、皆様から言われる言葉は、いや、大津波警報を出してもらってよかったということです。これだけのことは来るということを皆さん予測したので、実は、漁船を沖合にいち早く出すとか、ある……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 それでは、まず初めに、尖閣諸島の問題について触れたいと思っております。 ここに地図をお示しさせていただきました。この地図を見ていただくとおわかりだと思うんですが、この青いところ、これが日本の領土ということになります。そして、下の方、かぎ括弧で囲っておりますが、ここには尖閣とそれから魚釣島という地名がございます。 実は、台湾に近いこの場所が今大きな問題になっているんですが、この地図は一九六〇年、中国の地図です。中国が、実はこの時点では、日本の領土ということで、明確にこの尖閣諸島そして魚釣島を地図として表記をしております。ですから、この時点までは日……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問をさせていただきます。
冒頭、これは外交案件とは少し違いますが、民主党の代表経験者であります、そしてまた枢要な閣僚でもあります前原大臣にお伺いします。
民主党は企業献金の再開を党の方針として決めたということが報道されております。二〇〇九年のマニフェストでは、企業・団体献金の廃止ということ、これが多くの国民に受け入れられたと思いますし、前原大臣は従前から同じようなお考えをお持ちだと思っております。今回のこの企業献金の再開ということについてどのようなお考えをお持ちか、お伺いいたします。
【次の発言】 率直な発言、ありがとうございます。私ども政治家と……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは質問の機会をありがとうございます。
まず冒頭、実は、これは質問通告にございませんでしたが、昨夜からきょうにかけて今大きな報道をされております、今回の尖閣漁船のビデオの流出についてお伺いをしたいと思います。
まず事実確認をしたいのですが、きょうは保安庁長官、済みません、お忙しい中ありがとうございます。まず、今回のこのビデオは海上保安庁が撮影したものかどうか、それが確認できたかどうかをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 だれが見てもこれは保安庁の方が撮ったとしか思えない、当然、船上から撮っていますから。これは保安庁が撮ったビデオで間違い……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 条約の案件の前に、特に中国漁船ビデオ流出の問題について少し質問をさせていただきたいと思います。 まず、おとといでしょうか、仙谷官房長官が、政治職、執行職の責任のとり方は違うというお話をされました。これは、かいつまんで言うと、きょう出席していただいています鈴木保安庁長官が今回の責任者であって、政治家、政務三役に及ぶものではないというお話をされていましたが、前原大臣にお伺いします。 今回の事案について、官房長官が言うように、政治職、執行職、これは責任のとり方が違うから、今回の流出事件の責任は鈴木長官にある、官房長官と同じお考えかどうか、お伺いしたい……
○小野寺委員 おはようございます。自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、質問の機会をありがとうございます。 まず、冒頭お伺いをしたいのは、海上保安官の逮捕見送りということが昨日決まったと報道をされております。まずこのことについてお伺いをしたいんですが、これは、政府を初め、きょういらっしゃる仙谷官房長官を初め、このビデオの漏えい事件以降、大変この問題については強い憤慨をされ、そして、事件発生時から断固たる対応をとるというような発言をされておりました。今回は司法は司法の判断ということで今後着々と進むんだと思っておりますが、これとは別に、政府として、特に国土交通省としての懲戒などの処分、このこ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。
本日は、質問の機会をありがとうございます。
まず、大臣にお伺いをいたします。
今回、日本がこのTPP交渉を行うに当たって、恐らく最大の交渉相手となるのはアメリカです。この交渉に入る過程において、まず入場門について、アメリカがどのようなことを要求してくるか、そのことについてどう情報として把握しているか、教えてください。
【次の発言】 委員の皆さんに聞いていただきたいことがございます。
私は、先月十四日、USTRに行ってまいりました。農務省にも行ってまいりました。そして、TPPにもし日本が入るときには、どういうことが日本政府として必要かということ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、質問の機会をありがとうございます。 まず、今回の北朝鮮による韓国砲撃事案ですが、これは、アジアの平和と秩序に対する重大な挑戦だと思っております。我が党としても、北朝鮮のこのような蛮行に対して厳しく抗議するとともに、この抗議の意思を国会決議という形で示すべきだと考えております。 また、今回の砲撃で、韓国軍の兵士のみならず民間の方まで亡くなられたということでございます。心から哀悼の意を表しまして、また、負傷された方もいらっしゃいます。一日も早い御回復をお祈りしたい、そう思っております。 さて、その中、実はけさ、テレビ、新聞等で報道があり……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、大変政府お忙しい中、こうして松本大臣初め皆様においでいただきまして、ありがとうございます。 また、冒頭、小平委員長の御提案によりまして、今回の被災者に対しての黙祷をさせていただきました。私どもも、被災者に対しての黙祷、特に、まだ見つかっていない方の一日も早い救出をお祈りさせていただきました。心から感謝を申し上げます。 さて、きょうは、大臣所信に対する基本的質疑ということでございますので、まず、外務大臣の外交に対する基本姿勢、特に日米関係について、初めにお伺いしたいと思います。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、北澤防衛大臣、災害対策で大変お忙しい中、御出席いただきまして、心から感謝を申し上げます。 ですが、このHNSの協定につきましては、私ども、これは与党、野党、政権をかわる前から、大変重要な案件だということで、通常、例えば重要広範議案あるいは総理入りでの集中審議、そして長時間にわたる審議、これがあって初めて締結が行われたというような状況でもあります。今回は、あくまでも震災対策ということで、総理入りについては私どもは求めませんでしたが、このような外務大臣、防衛大臣という、この外務委員会では恐らく異例の形になったと思います。全体を通じて御努力い……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょう、まず冒頭に、本来、本日採決を予定しておりました日・ヨルダン原子力協定について、福島の原発の問題等がありまして、今、原子力の安全性の問題が問われているということで、本日の採決は行わず、改めて審議を行うという判断をしていただきました。この委員会の極めて良識ある判断だと思っております。しかるべきときに、原子力の安全についてしっかり議論をする中で、この協定の速やかな締結を進めていくことが大切かと思っております。 さて、冒頭、今ちょうどお話ししましたが、原子力の問題について、外務省に一問お伺いをしたいと思っております。 先ほど、午前中の質問でもさ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問の機会をありがとうございます。 まず、松本大臣にお伺いをしたいと思います。 ただいま松野委員からも御指摘がありましたが、恐らくこのゴールデンウイーク、連休中だと思いますが、大臣はさまざまな外国訪問を予定されているというふうに聞いております。私はやはり、今の原発の問題、それから日本が置かれている立場の問題、これをしっかりと諸外国に示す必要があるんだと思います。また、特に、百六十以上の国から日本はさまざまな支援をいただいています。ぜひ大臣にはしっかり諸外国を訪問いただけるよう、私どもも国会の日程については最大限配慮していきたい、そのように思っており……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。
まず初めに、外務大臣にお伺いしますが、今回のこの協定の審議の中で、実は、韓国側に日本の貴重な図書、資料が多数存在するということがわかりました。例えば、韓国の国史編纂委員会が所有をしております約二万八千冊の対馬宗家文書、これは一九二六年と一九三八年に日本の朝鮮総督府が対馬宗家より購入したということでありますが、これは研究者によっても大変な文化財的な価値があると伺っております。
この文書の価値について、外務大臣の評価をお伺いします。
【次の発言】 そうなんです。実は、これらの膨大な文書には、日……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典であります。 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、日韓図書協定の締結につきまして、反対の討論を行います。 まず、今回の震災に対して、協定の対象となりました韓国からも、官民を挙げて多大な支援をいただきました。被災地選出の議員の一人として、厚く御礼を申し上げます。 韓国は、基本的価値を共有する最も重要な隣国であります。今回の協定の目的である「相互理解に基づく文化交流及び文化協力」は、両国関係にとってまことに重要であり、我が党としても大いに推進すべきと考えております。しかしながら、今回の協定は、その目的を達成するには余りにも拙速かつ無定見に進められたもの……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。
初めに、普天間の問題についてお伺いいたします。
報道等で出ておりますが、米上院の軍事委員長のレビン委員長が、今回、普天間について、嘉手納統合ということについての考え方を示した、これに対して枝野官房長官が、即座にだと思いますが、現行の日米合意を堅持するという意向を示したということでありますが、外務大臣も同じ考えと考えてよろしいんでしょうか。
【次の発言】 一言確認をします。
そうしますと、今回のこの嘉手納統合の案ということに関しては、政府は現時点としては反対ということでよろしいんでしょうか。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。
きょうは、昨日、韓国の国会議員、民主党の姜さんほか三名が国後島を視察した、この問題についてお伺いしたいと思います。
まず冒頭、この視察についての一連の経緯について教えていただければと思います。
【次の発言】 この国後の視察については、例えば二十日の時点でもう既に新聞報道されており、行くということがほぼわかっておりました。この行くことに関して、外務省として何か韓国政府に事前にこの問題についての対応を求めたことはございますか。
【次の発言】 そういう報道があったということであれば、通常、外交ルートでそのようなことが事実かとい……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、中野大臣、御出席いただきまして、大変ありがとうございます。また、松本大臣、このたびはASEAN外相会談、大変御苦労さまでございました。 まず冒頭、松本大臣にお伺いいたしますが、今回、ASEAN外相会談の議事録等を見ますと、特に北朝鮮問題について、日米韓の三カ国協議をしっかりされているということで、今回は北朝鮮問題に対しての解決、その内容について、例えば六者会合が再開されるためには、北朝鮮と韓国との関係を改善するため真摯で建設的な南北対話を重視するということを今回も強調されまして、また、同様のコミットメントをそれぞれ出しているということだ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、櫻井副大臣、ありがとうございます。篠原副大臣、ありがとうございます。 冒頭、少しIMFのことについてお伺いをしたいと思います。 また、その前に、財務省にまずお伺いしたいのは、今、一ドル七十七円、大変進んだ円高という状況になっています。そして、日本の各種企業が今、どんどん海外に展開をする。国内の産業の空洞化が叫ばれております。ここまで日本の円が高くなる、そして、それほど日本国内の経済、景気がいいわけではないのに、ここまで厳しい円高を強いられてしまう。ところが、ふとアジアの諸国を見ますと、中国の元あるいは韓国のウォン、ウォン安も含めて現在……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 被災地の方から先ほど着いたばかりですので、前の質問も聞く時間がございませんでした。質問がもし重複してしまいましたら大変申しわけなく思っておりますが、ぜひきょうは、被災地を日ごろ回りまして、住む者の一人として、その地域に住む方あるいは避難所で日々暮らす方の声ということで聞いていただき、また安心できる回答をいただきたい、そのように思っております。 実は、私の住んでいるところもそうですが、まだ電気、ガス、水道は一切通っておりません。余震が起こるたびに毎晩毎晩起きている、そういう状況にご……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、このような質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 私は、今回被災をしました宮城県の気仙沼というところに住んでおります。今回、地域の皆さんからさまざまな声が上がっております。一番初めはやはり避難、被災ということで、その日の生活ということを大変心配しておりましたが、今電話がかかってくる内容、現場で聞く内容は、悲痛な話が大変多くなっています。 例えば、これからの生活設計。そして、実は多くの方々が、今回津波で流された住宅に関しても、家屋、工場に関しても、既に借金、ローンを組んでこのようなものをそろえていた。今回津波で一瞬にし……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 本日は、質問の機会をありがとうございます。また、委員長初め委員の皆様には、被災地の視察をしていただきまして、大変感謝を申し上げます。 まず冒頭、片山大臣にお伺いをしたいと思います。 実は、十三日でございますが、閣議の中で、公務員の給与一〇%削減、これは報酬それからボーナス含めての削減ということが発表されました。 まずお伺いしたいのは、この一割削減というのは菅総理の指示から出たものなのかどうかということ、そしてこの一割という基準、どういう考えで一割ということを提案されたのか、これでどのぐらいの財源が見込まれるか、お伺いしたいと思います。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 引き続き、震災復興についての質問をさせていただきます。 まず、実は、今回被災を受けた市町村、ここは今回合併をした市町村がたくさんございます。気仙沼市、南三陸町、石巻市、東松島市、岩手県沿岸も恐らく福島沿岸もそうだと思うんですが、こういう合併をした場合には、合併特例債のほか合併の特例事業が幾つかございます。 ところが、もともとこの市町村は、この特例事業をつくって、例えば大きな総合病院をつくろうとか大きな福祉施設をつくろうとかいろいろな計画を立てていたんですが、今回の震災によりまして、この特例事業がある面では後回し、初めにまず復旧のさまざまな事業を……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 実は、ここに来るつい十分ほど前まで、委員長の御地元、陸前高田の戸羽市長、西條議長初め皆様からさまざまなお話を伺っておりました。恐らく、今委員長席にいらっしゃるので黄川田先生はなかなか発言できないと思いますが、この市長が何と言ったかということをぜひ皆さんに聞いていただきたいと思います。 本当に災害対策に対しての進捗が遅い、そして国会と地元では本当に臨場感、危機感、それが余りに違い過ぎる、このようなお話をされておりました。例えば、陸前高田でも今瓦れきが九十万トンあり、これが実は市街から一歩も外に出ていない、海岸に今うずたかく積まれているけれども、これ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 実は、昨日午前中、東京の食肉市場に行きまして、ちょうど福島、宮城それから三重等の牛が上場されるので、その枝肉をずっと見ておりました。 実は、冒頭上場されましたのが福島の枝肉であります。これは、セシウムの検査をして、これは大丈夫だというお墨つきが出た牛の上場だったんですが、Aの5等級、一番いい等級です。通常、恐らく一キロ当たり二千七、八百円から三千円ぐらいするような非常にいい牛なんですが、その福島の牛で、検査をしたにもかかわらず、Aの5が二頭ありまして、一頭は五百円、もう一頭は四百円。 なぜ切りのいい値段かというと、だれ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 今、谷委員のお話がございました瓦れき撤去の費用負担について、ならしでは九五%、今回国が負担をするということですが、特に被災を受けた自治体、例えば石巻、あるいは気仙沼もそうですし、陸前高田もそうでしょうし、東松島、南三陸、こういうところは今瓦れき量が圧倒的に多い。そしてまた、自治体の財政が大変厳しい。こういう中で、財務大臣から、もう九九%とも、場合によっては九九・五とか、そういう数字が出ておりました。 これだけしっかり対応できるという財政的な裏づけも今お話がございましたので、これを担当されます環境大臣にお伺いしたいのですが……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。本日は、質問の機会をありがとうございます。 被災地気仙沼に住む人間の一人として、きょうは、全国の皆様にさまざまな御支援をいただいていることに心から感謝を申し上げます。 ですが、本当に想像を絶するような大変な災害だったと思います。また、今でも、実は、避難所に住む皆さん、あすの生活を心配して、あすの町づくりを心配して日々暮らしている状況にございます。きょうは、生活再建を含め、産業の再生についてお話を伺いたい、そのように思っております。 まず、副大臣にお伺いします。 今回の災害で一番の特徴というのは大きな津波でした。そして、この津波の影響で、私の家か……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 先般は、委員長を初め委員の皆様には、私の地元気仙沼を含みます三陸沿岸を御視察いただきまして、大変ありがとうございます。特に、津波といいますと漁業被害ということがイメージにわくんですが、今回、農地についても相当の被害が出ております。つぶさに見ていただきまして、ありがとうございます。 きょうは、土地改良の中で特に除塩ということについて審議をしていただいております。私、地元の農地をずっとつぶさに見ておりまして、確かに、津波をかぶって塩害というのがこれから相当予想されるんですが、それ以上に、例えば家の廃材とか工場の廃材とか、そういう大きなものが農地に散逸……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、質問の機会をありがとうございます。 先日、京都の大文字焼きで、今回津波、震災で町がほとんど壊滅しました岩手県の陸前高田市の高田松原、ここは私のうちから車で二十分ぐらいのところです、ここのまきを使って大文字の送り火をしよう、そういう企画がありました。ところが、これが放射能の心配があるということで中止をされた。これは、陸前高田を含めて私ども被災地の人間にとっては大変ショックな事案でした。 例えば陸前高田、専門家も非常に疑問を投げています。広島大学の原爆放射線医学研究所の細井教授。陸前高田市は福島第一原発から二百キロ近く離れており、そもそも……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。連日御苦労さまです。 まず、冒頭、本日は北方領土の日ということになります。午前中の質疑で実はこの問題に触れられていないということで、事務所の方に、ぜひ触れてほしいという御意見もございました。 北方領土の返還、これは旧島民ならず日本人全体の悲願ということになりますが、気がかりになる報道が一つございました。お手元に配付の資料がございますが、民主党の鳩山由紀夫前首相、五日に北海道根室で講演をされまして、「北方領土交渉について「四島を同時に返せというアプローチであれば、今のような現実の中で未来永劫平行線のままだ」」「その上で「二島にプラスアルファという考え……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 安住さんと同じ三陸、私は気仙沼で生まれ育ち、今も気仙沼市民です。今回の津波におきまして私の自宅も事務所も全壊をしました。また、二台の車が流され、そのうち一台にはまだ友人が乗ったまま行方不明ということになります。 今回、この被災を通じまして、本当に全国の皆様からたくさんの支援をいただきました。この場をかりて感謝を申し上げます。民間団体、NGO、ボランティア、警察、消防、自衛隊、自治体、米軍、本当に多くの皆様から御支援をいただきました。幼稚園児からお年寄りまで支援物資を送っていただきました。心から感謝を申し上げます。 その中で、菅総理に少し現場のこ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 まず、野田総理には、先日、総理御就任直後、今回の津波被災地の一番初めに私どもの地元気仙沼を選んでいただきまして、大変ありがとうございます。私どもも、地元の代表として現地の状況をしっかり説明させていただきました。 また、七カ月がもう既にたちます。私もこの七カ月間は、振り返ってみると、やはりさまざまな思いがあります。発災直後は、家族を捜して真っ暗な中、避難所をずっと歩き回りました。その後は、消防団の皆さんと一緒に瓦れきの中を歩いて、少しでも生存者の救出に役立つように仕事をさせていただいたことを、ついこの間のように覚えておりま……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。どうぞよろしくお願いいたします。
冒頭、TPPについて改めてお伺いをいたします。
先ほど来の質問の中で、もしこのTPPの交渉参加に入り、これが最終的に決裂し、日本がTPPに入らないという判断をした場合には、これは日米関係にとって大変ゆゆしき問題になる、大変大きな問題だというふうにお話をされていましたが、この見解についてはお変わりないでしょうか。
【次の発言】 そうなんですよ。最終的には政治判断、そしてこれは国会の承認が必要になる。
ということは、今の国会の雰囲気、きょうここに委員もいらっしゃいます。また、民主党内での今さまざま、離党を含めた大変な……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、野田総理、お忙しいところ、大変ありがとうございます。 冒頭、一点確認をしたいことがあります。 これは、きょうは総理が入っていただくほど重要な審議ということで、きょうの採決の後、本会議上程ということになるんだと思いますが、実は、民主党の議場進行係、議長と呼んで、そして議案を提案する、この議場進行係の太田和美さん、この方が、福島御出身ですが、この上程については反対だということで、きょう、その議場進行係自身が反対して上程できないので、差しかえるということが急遽決まったと伺っておりますが、これは総理の指示でしょうか。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 質問をさせていただきます。 まず冒頭、玄葉大臣におわびをしていただきたいと思います。原子力協定、これは、松本前大臣そして玄葉大臣も含めて、熱心に私どもにこの協定の重要さをずっと説いてこられて、そしてこの委員会の中で、私ども、これはやはりそこまで政府が考えるのであればということで、さまざまな決断をしました。それは、賛成の党もあれば反対の党もあれば、それぞれ決断をしたんです。党の中でまとめて決断をしたんです。私どもも、玄葉大臣を信じて賛成をさせていただきました。ところが、昨日の本会議の採決で、十数人の方がこれは反対だと造反をされた。 このことについ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 きょう午前中、宮城県の南三陸町、ここで仮設の市場ができました。また、沿岸漁業、今、カキ、ワカメの養殖の準備をしております。そういった中、水産業の復活がないと、私ども地域の雇用はありません。そして、その雇用を生み出すためには、例えば冷蔵庫や水産加工場、この再建が必要です。 平野大臣も現地にお入りいただきました。今、今回の津波というのは、この工場や冷蔵庫を壊しただけではなくて、実は水没をしている、大潮のときには水面下になっている、こういうところが例えば気仙沼の魚市場周辺や鹿折でもございます。安住大臣の御地元、魚町や門脇あるい……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうも被災地から上京してまいりました。実は、この二重ローンの問題も確かにそうなんですが、被災地は農林漁業が中心です。ですから、TPPの問題、これは大きな津波とも言えるような深刻な状況になっています。 冒頭、きょうはハワイからお帰りになったばかりの枝野大臣がいらっしゃいますので、一言お伺いをしたいのですが、今回枝野大臣がUSTRを含めAPECの各国の代表と協議のことについてお話をされてきたのは、TPPに入るための協議なのか、あるいは、お隣にいらっしゃる鹿野大臣がおっしゃるように、交渉参加を前提としない情報収集のための協議なのか、ここをはっきりして……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。 まず、復興交付金基幹事業についてお尋ねをします。 基幹事業の中の被災市街地復興土地区画整理事業についてなんですが、これは、今回被災して、例えばもう沈下して、一度沈んでしまって、今大潮になると水面下になるような、そういうところをもう一度土地区画整理をしてしっかり対応するという事業なんですが、実はこの対象の場所、私どもが想定しているのは工場とか水産加工場とか市場の背後地、こういうところを主に想定しております。 ところが、従前の事業ですと、一定以上の計画人口密度が必要、住む住民の密度が必要ということに規定上なっております。そ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 冒頭、TPPについて少しお話をします。 実は、つい数十分前まで、外務委員会で、玄葉外務大臣にTPPのことについて質問をしておりました。そして、玄葉外務大臣は、TPPをもし途中で抜けるようなことがあったら、当然これは重要な日米間の大きな外交問題になる、そういう認識を改めてお話をされました。そこで、もう一回聞いたんです。最終的にはTPPは国会の承認が必要になる、では、国会承認を受ける見込みはありますかと。明確に答えが出ておりませんでした。 恐らく、今後、農業の問題だけじゃない、保険や金融やサービスやさまざまな問題で、今回かなりのTPPへの懸念が出て……
○小野寺委員 自由民主党、小野寺五典です。よろしくお願いいたします。
まず冒頭、お伺いをしたいんですが、実は今国会、これは日切れ法案も含め、それから、アメリカから大変強い要請がありますハーグ条約も含め、二十本近くの条約、法律の審議が必要とされております。ここに至ってまだ一本も、提案理由も説明されていないという異常事態になっています。私どもとしましては、ぜひしっかり会期を延長してこの審議をするということが筋だと思っておりますが、外務大臣として、これらの条約を所掌する大臣としてどのようなお考えか、教えてください。
【次の発言】 既に我が党では、党内手続はかなり終わっております。ですから、早く国会……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 質問の機会をありがとうございます。きょうは、今回の予算の中で大変重要な震災復興について主に質問をさせていただきたいと思います。 まず、安住大臣、このたびは被災をされ、また御地元も大変な状況で、改めてお悔やみを申し上げさせていただきたいと思っております。 そんな中、実は、瓦れきの撤去の問題、きょうも読売新聞に出ておりましたが、瓦れき、これは安住大臣の御地元の石巻六百十六万トン、東松島百六十五万トン、女川四十四万トン、私の地元の気仙沼も百三十六万トン、南三陸も五十六万トン、大変な状況です。今、被災地を見て回りますと、まだまだ撤去されない建物があちら……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうはよろしくお願いいたします。 おととい土曜日、仙台におきまして、きょういらっしゃいます平野大臣御出席のもと、二重ローンの買い取り支援のための支援機構がスタートいたしました。私ども被災地の各企業の経営者あるいは金融機関、この活躍を大変期待しております。 ただ、その場、ちょうど私も出席した後、大臣がお帰りの後、村井宮城県知事に呼びとめられました。私は知事があそこまで、言ってみれば、目に涙をためながら、非常な強い語調で、言葉を荒らげて、かなり怒った状況でございました。それは何かといいますと、今回の復興交付金の配分の金額、これが余りに少ないということ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 久しぶりの復興特になりました。この間、委員会が開かれない中で、平野大臣には直接さまざまな御要望を聞いていただきまして、ありがとうございます。 私ども、今回ここまで空白が続いたことの理由に、税と社会保障の問題、これは恐らく、被災地に関係する議員はひとしくこの消費税の問題については大変重い気持ちを持っております。そういった中、今回こうして新たに委員の構成を見ますと、せっかく与野党関係なく被災地一丸となって頑張ろうという仲間が、それぞれの党で今回は分かれてしまいました。みんな重い気持ちを持ってこのように分かれてしまったんだと思います。 被災地から見れ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうも質問の機会をありがとうございます。 通告をさせていただいた順番を少し変えさせていただきまして、まず冒頭、防潮堤の復旧整備に関する行政の縦割りについて少し質問をさせていただきたいと思います。 実は防潮堤、今回の津波、震災を含めて、私ども地域住民は、防潮堤で暮らしを守ってもらうということはどうしても大切なことになります。ですから、今防潮堤をどの高さにどこにつくるかということを住民に説明する住民説明会が地域でそれぞれ行われています。 その中で、実は住民が大変混乱することがあります。例えば、この防潮堤、住民から見たら全て同じ防潮堤でありますが……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。よろしくお願いいたします。
今、小里委員からお話がありましたTPPについて、冒頭触れたいと思います。
先ほど来のお話にありますように、米を初めとする例外品目が認められる可能性があるということ、これは報道で出ております。大臣にお伺いしますが、このような例外についての可能性、これは農林水産省としても、あるとお考えでしょうか。
【次の発言】 今、米を含めた例外品目についてのことはなかったんじゃないかという大臣のお話だと思いますが、それでは筒井副大臣にお伺いいたします。
実は、四月十二日、官邸で関係副大臣会議がありまして、ここで外務省の片上経済外交担当大……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。新大臣、御就任おめでとうございます。早速宮城を訪問していただきまして、ありがとうございました。 きょうは、次期社長に内定されています東京電力の廣瀬常務においでいただいています。よろしくお願いいたします。 まず、廣瀬常務にお伺いをいたします。 今回、私どもは宮城ですが、原子力発電所の事故の後、実は、セシウムを含んだ放射能に汚染をされている地域がたくさんございます。特に、震災直後、牛に食べさせる餌の稲わらにこのセシウムが付着をして、残念なことに、国としてはこの稲わらの検査を行わなかった、そしてまた規制を行わなかったということで被害が広がってしまいまし……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 冒頭、震災復興のことについて一つお伺いをしたいと思います。 おかげさまで、農水省、特に水産庁のお力で、さまざま今、復興がようやく前に進みつつあります。昨日も気仙沼で、漁港区域を拡大しまして、今回、そこのかさ上げ事業というのがきのうスタートいたしました。おかげさまで、ようやくかさ上げができて、そしてその後に冷蔵庫をつくったり水産加工場をつくるということになっております。 ただ、そこで、地元で大きな懸念が出ております。実は、きのうからスタートしました漁港区域のかさ上げ事業、このかさ上げ事業が最終的に終わるのは来年の秋だということです。来年の秋になっ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうはテレビ中継は入っておりませんが、ネットで見ている方もいらっしゃるので、パネルを使わせていただきたいと思っております。きょうは復興について中心に聞かせていただきたいと思います。 まず、防災集団移転事業について、実はこれは、防災移転が、今、住宅の確保ということで最優先課題になっていますが、どうしても、津波の被災地におりますと、少しでも高台、安全な場所、そういうところに住みたいという気持ちがあります。ですから、多くの被災民は実はこの防災移転事業に大変期待をしている。例えば、新しい土地にはかなり安い土地の使用代で移ることができる。そこに建てる家に……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺です。
初めに、外交、安全保障のことについてお伺いをいたします。
防衛大臣、土曜日、沖縄視察、御苦労さまでした。沖縄の視察の中で、防衛大臣、これは記者会見で見ますと、知事とお会いをされて、あくまでもやはり普天間の危険性除去、そして辺野古への移転ということを明確にお話をされました。
まず、大臣に今回の視察についての感想をお伺いしたいと思いますが、今回、キャンプ・シュワブがあります辺野古崎、ここを視察されたと思います。そのときの御感想をお聞かせください。
【次の発言】 御視察をされて、改めて、やはりここへの移設が重要だということをお感じになられたと思います。
……
○小野寺委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 沖縄問題に関しては、沖縄が本土に復帰して四十年という節目を経過し、この間、各般の施策が実行されてまいりました。さきの国会でも、沖縄振興特別措置法が改正され、沖縄の主体性をより尊重した振興策が図られることになったところでございます。 しかしながら、米軍基地問題、そしてさまざまな問題等について、依然として沖縄には多くの課題が残されております。 また、北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現という大きな問題がございます。 その解決の……
○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典です。 我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務を担うことになり、光栄に感じるとともに、その使命と責任の重さを痛感しております。 本日は、武田委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。 まず、アルジェリアのテロ事件でお亡くなりになられた方々に対し、改めて哀悼の意を表します。防衛省・自衛隊としては、この事件に際し、外務大臣からの依頼を受け政府専用機を派遣し、対応に当たりました。在外邦人の保護は政府一丸となって取り組むべき重要な責務であり、先般、政府において取りまとめられた検証報告書を踏まえ、防衛省・自衛隊としても……
○小野寺国務大臣 中谷委員には、防衛庁長官経験者として、日ごろ、大変御指導をいただきまして、心から感謝を申し上げます。 私ども、今感じますのは、東アジアを含めた安全保障環境が大変大きく変化をしております。この中で、特に、私、防衛大臣在任中には、これは安倍総理からも御指示いただいておりますが、国民の生命財産と我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くということ、これをまず第一義に考えていきたい、そのように思っております。 また、米国が今、新国防戦略を検討しつつありますので、それと連携する形で自衛隊の役割の強化をする、抑止力を高めるという中で、日米防衛協力ガイドライン、この見直しも検討作業に……
○小野寺国務大臣 サイバー空間の拡大に伴いまして、サイバー攻撃が行われた場合、社会活動の広範囲で甚大な被害を生じる可能性があります。また、サイバー攻撃は、目的、手法が多様であり、攻撃源の特定や抑止が困難という特性があります。 自衛隊の任務遂行上、サイバー空間の安定的な利用の確保は不可欠の前提でありますから、日々、高度化する、あるいは複雑化するサイバー攻撃の脅威に適切に対応するため、仮称ではありますが、現在、サイバー防衛隊、これを二十五年度末に新たにつくる予定でございます。先般、統幕監部に準備室を設置いたしました。 サイバー防衛隊では、自衛隊のネットワークの監視及び事案発生時の対処を二十四時……
○小野寺国務大臣 日ごろ自衛隊の活動に御理解いただきまして、ありがとうございます。 今般の改正では、基本的に派遣先国の同意を得て、陸上輸送を安全に実施できることを前提としており、万一不測の事態が生じたとしても、自己保存型の武器使用権限により、事態に応じた適切な対応を行い得るものと考えております。 また、防衛省において、さまざまなケースへの対応を検討し、派遣された隊員が現場で困ることがないように、法改正とあわせて、武器使用のあり方を含め、不測の事態への対処方法の徹底を図る考えであります。 一方、在外邦人保護のための新たな任務を自衛隊に付与することや、海外で活動する自衛隊に新たな武器使用権限……
○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。本日は、西村委員長を初め、理事及び委員の皆様に防衛大臣として御挨拶を申し上げます。 初めに、本年一月十六日、アルジェリアで発生した邦人拘束事件において、とうとい人命が奪われたことは、まことに深い悲しみであり、心から哀悼の意を表します。いかなる理由があっても暴力を使うことは絶対許されず、テロ行為を断固として非難します。 防衛省・自衛隊としては、この事件に際し、外務大臣からの依頼を受け、速やかに政府専用機をアルジェリアに派遣し、無事が確認された七名の方々の輸送、及び残念ながら死亡が確認された九名の方々の御遺体の搬送を行いました。 在外邦人の……
○小野寺国務大臣 鈴木委員の問題意識は私も共有をしております。
ことし二月、私の指示で河野海上幕僚長をパキスタンに派遣いたしまして、現地の政府と、このグワダルを含めて、安全保障環境についてさまざま協議をさせてきております。
【次の発言】 御指摘のように、自衛隊法八十四条の三、輸送の問題ですが、これは今のところ、航空機そして船舶でしか行えない。これをやはり陸路でも行うべきではないかという御指摘を与党PTからもいただいております。
現在、この前提条件、現行法であっても輸送の安全ということについては明確に規定をしておりますが、これは安全だからということではなくて、基本的には、当該輸送を行うことが……
○小野寺国務大臣 御指摘のシャングリラ会合でありますが、これは、アジア太平洋地域のほか欧州の国防大臣等が参加して、地域の安全保障情勢やそれぞれの国防政策等について意見交換を行う国際会議ということであります。各国の国防当局の相互理解と信頼醸成を図る重要な機会であると思っております。 御指摘ありましたように、私はその会議におきまして、国益の防衛、紛争の予防というテーマでスピーチを行いました。ここで行いました内容というものは、今委員がお話しされたように、官房長官を初め安倍内閣が累次にわたって答弁をしている内容、そのことについて紹介をさせていただいたことであります。
○小野寺国務大臣 たくさんの御指摘をいただきました。 まず、今回の中国艦船によりますレーダー事案に関しましては、これは私ども、総理の御指示をいただきまして、御承認をいただきまして、今回公表させていただきました。それは、今回かなり、これは衝突に相当する、危険な事案に至る可能性があるということがございました。 そして、今御質問ありましたように、しっかりとした体制、この場合にはどのような国際法上の適用になるのかということを、今、中でしっかり検討するべきだと思っております。特に、国連憲章上、これはやはり武力による威嚇に当たるのではないかということで、その先、その対応についてはさらに検討することだと……
○小野寺国務大臣 昨日の質問におきまして、私ども、正確に今回の対応について報告をさせていただきました。 その中で、三十日の事案につきまして、私ども防衛省、そしてその後官邸の方に、五日の日に報告がなされたということで、これは御指摘をいただきました。 現場としては、しっかりとした情報、証拠が固まってから報告ということを配慮したんだと思いますが、昨日、総理からもお話がございましたように、これからはしっかり、何かそういうような事案が発生しましたら、多少不確かでもすぐに私どもに報告するよう、指示をきのうさせていただきました。しっかりとこれからも対応してまいります。 また、一つだけ申し上げさせていた……
○小野寺国務大臣 お答えいたします。 二月七日、衆議院予算委員会において、質疑に際して、私から、火器管制レーダーの照射が武力による威嚇に当たるのではないか検討すべきである旨、答弁をいたしました。 これは、一般に、火器管制レーダーの照射が、国際法上、国連憲章で禁じられている武力の行使や武力の威嚇に相当するか否かという論点があり得るとの考えを述べたものであります。この論点については、その行為が行われた全般的な背景、その行為の主体の目的や意図がどのようなものであったか、その行為の対象がそれをいかに認識したかということを総合的に判断する必要があると考えております。
○小野寺国務大臣 概略については今、外務大臣の方からお話がございました。 私どもとしましては、領土、領海、領空、そして国民の生命財産をしっかり守るということが役目でございますので、警戒監視を怠らず、しっかり対応していきたい、そのように思っております。 私ども、さまざまな外交ルートを使って防衛省としても対応させていただき、昨日はロックリア太平洋軍司令官が防衛省にお越しになりましたので、私の方から、この問題についての情報交換、そしてまた日米としての対応、このことについて意見交換をさせていただきました。 これからも怠りなく対応していきたい、そう思っております。
○小野寺国務大臣 大綱の見直しにつきましては、今、省内を含め、今後政府内で検討していくと思っております。 前原委員御指摘のように、この大綱については、民主党政権下におきましても動的防衛力というお考えを出して、さまざま、しっかりとした考え方を出してきていただいていると思いますが、例えば、北朝鮮が、昨年十二月十二日にミサイル事案がございました。その際も、能力が恐らく相当向上しているということもございますし、また、サイバーを含め、さまざまな御指摘もございます。民主党政権下でつくられた大綱を私ども参考にさせていただきながら、直近のさまざまな課題に対応できるよう検討していきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 東日本大震災におきましても、自衛隊員、大変な活躍をしていただきました。 先ほど御指摘ございましたが、実は、防衛省・自衛隊の宿舎については、民間の借り上げ住宅を除く五万三千戸のうち、戦前戦中に建てられたものも含め、約二割に当たる一万二千戸が築四十年を超過するなど、老朽化が進行しております。 このため、二十三年度より全国の宿舎を対象に耐震調査を行っておりまして、二十五年度の予算要求におきましては、宿舎の新築建設及び既存宿舎の補修、整備等に必要な経費ということで、二百二十八億円を計上させていただいております。 我が省としましては、しっかりとした使い道を明確にした中で、耐震補修……
○小野寺国務大臣 米国議会の状況については私どもコメントする立場ではありませんが、今、予算の削減について、さまざま、太平洋軍司令ほか、米国の公聴会で不安の声が出ているということも事実でございます。 ただ、直ちにこれが、日本のさまざまな問題、そしてまた沖縄の基地移転についてのことにかかわるということには、今のところはまだ把握はしておりませんが、先般、先週ですが、私とヘーゲル新国防長官との話し合いの中でも、この予算の問題、そしてまた普天間の危険性の除去の問題、このことについては言及し、しっかりと体制をとっていくということで合意をさせていただきました。
○小野寺国務大臣 村岡先生初め秋田の皆様には、今回、震災復興に大変な御尽力をいただきました。 もしかして村岡先生は御存じないかもしれませんが、震災の三日後だったと思います、お兄様の兼幸元JC会頭が、実は気仙沼にジープで来られました。たくさん野菜を積んできていただいて、そして、たまたま瓦れきの中を歩いている私はばったりお会いして、そこで本当に、御支援してきていただいているんだなということを改めて感謝しております。お帰りになりましたら、どうぞお伝えいただければと思っております。 実は、今回、所管ではありませんが、被災地の議員の一人として、やはり農地が相当被災を受けておりまして、それだけではなく……
○小野寺国務大臣 日米安全保障体制のもとで、抑止力向上のために、我が国は、米国と幅広い協力を進めており、ガイドラインというものを策定する、そして、各種事態に対して、米国と緊密に連携し、適切に対応できるよう、平素よりさまざまな検討を行っております。
現在、その検討作業に入っておりまして、これは恐らく数年かかって策定するものと私どもは考えております。
【次の発言】 一部報道にありました、これは、我が方の統幕長と米太平洋司令官との協議、今月の二十日から二十四日までの間にありました。JSLSと私ども呼んでおりますが、これはあくまでも二年に一回の定期的な会合でありまして、そこで何か特別な議題で特別な内……
○小野寺国務大臣 西野委員御指摘のように、古くはナチス・ドイツのアウトバーンもそうでありました。そして今、韓国では、航空機が着陸できるような高速道路の設計になっている場所もあると伺っております。 そのような歴史的な経緯はあったんだと思いますが、日本におきましては、現在所管しておりますのは国土交通省ということになりますので、私どもとしましては、国土交通省の整備というのが重要かとは思っております。その上で、例えば、今後、東日本大震災の経験を踏まえて考えましても、いかに災害に対して防衛省が果たす役割が重要かということは認識をしておりますし、そこに対してアクセスというのも大変重要だと思っております。……
○小野寺国務大臣 佐藤委員おっしゃるとおり、今回、北朝鮮のミサイル事案については、発射台づき車両、これが中心で、今、私どもは警戒監視を行っております。ですから、どこから、いつ、どこに撃つかということが、実は明らかでない中で対応させていただいております。 我が国のBMDシステムというのは、SM3搭載イージス艦と、ペトリオット、PAC3によって、多重防御という形をとらせていただいています。ですから、関西に展開しておりますSM3で万々が一のことがあったとしても、PAC3、これでしっかり対応できるということで、対応させていただいております。 また、実は発射時点におきまして、これは十分以内で日本に来……
○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。 我が国の防衛という崇高かつ国家存立の基本にかかわる任務に、引き続きしっかりと取り組んでまいる決意でございます。 初めに、さきの台風によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。防衛省・自衛隊としては、災害対応にしっかりと取り組んでまいります。 我が国周辺の安全保障環境は、近年、周辺諸国の軍事力の近代化や軍事的活動等の拡大がより顕著になるなど、一層厳しくなっております。 こうした状況に対応すべく、防衛省としては、防衛大綱の見直し等に向けて検討をさらに重ねてまいります。同時……
○小野寺国務大臣 これは安倍総理も、「現在、安保法制懇において、今のような事態に対して、どこまで本当に憲法が禁止しているのかということも含めて議論をしてまいります。」と答弁をされております。私も議員の問題意識は同じく共有をさせていただいております。
【次の発言】 今、外務省から報告がありましたが、今回、アフリカ地域におきましては、アルジェリア、エチオピア、ケニア、ジブチ、ナイジェリア、南アフリカ及びモロッコの七カ国への新たな派遣に関しての増員要求を行っております。
特に、今回のアルジェリア事案におきまして、政府専用機がアルジェに着陸する場合において、空港のさまざまな装備、施設等の情報収集はフ……
○小野寺国務大臣 さまざまな事案が起きたときに、国際社会にしっかりとした訴え方をするために、そのために一定の証拠というのも重要だということは、今回の一月に発生しました中国の艦船から火器管制レーダーが我が防衛省・自衛隊の艦船に発せられたということが物語ると思います。 この際、私どもとしては、手のうちを極力明らかにすることなく、明確にこのことについては抗議を行い、その中で国際社会も日本の立場を理解し、アメリカの上下院両方とも日本に対しての支援をするような決議をしていただきましたことは事実でございます。 NSCにつきましては、これは四日からスタートをしたということになります。そのとき、会合は確か……
○小野寺国務大臣 ことし三月だと思います、防衛医大の卒業式に宮沢委員も同席をしていただきまして、ありがとうございました。その際に、医大病院を視察させていただきました。委員と同じような内容の現地の状況について説明を受けました。私も問題意識は同じく持っております。その中で、そのあり方について、私どもとしてしっかり対応することが大切だと思います。同じ問題意識を持っていることは事実です。 それから、特に災害派遣について、これは実際管理をしております私の例えば指示、あるいは自治体の要請等で派遣することができるんだと思いますが、今回の東日本震災の実績を見ても、防衛医大が持っている本来の役割に即して、本当……
○小野寺国務大臣 補足を後でしていただきたいと思います。 まず、武器輸出三原則ですが、私が記憶しております、例えば官房長官談話は、平成九年、公明党のイニシアチブによりまして、人道的な対人地雷除去活動に必要な貨物等についてということで、まず適用除外にしていただき、これは今、地雷除去について大変重要な役割を持っております。まさしく平和に役立っているんだと思います。 また、自公の連立政権時代、平成十六年ですが、弾道ミサイル防衛、BMDシステム分野においての官房長官談話というのがございます。今回の北朝鮮事案に対して、今このシステムが大変機能しているということだと思っております。 その中で、三原則……
○小野寺国務大臣 今御指摘がありますように、このグレーゾーンという事態、平時でもなければ有事でもないという、その状況については、最近の安全保障環境を見ると顕在化しているように私どもは思っております。 七月には、防衛力のあり方に関する中間報告を防衛省がまとめましたが、その中でも、例えば、このグレーゾーンの事態というのが顕在化、長期化して、事案をより重大な事態へ先鋭化、深刻化する可能性があるということは触れさせていただいております。 今御指摘がありましたように、例えば、現在、東シナ海において、日本と中国、尖閣をめぐるさまざまな緊張感を持った対応をさせていただいておりますが、これも、領海に対して……
○小野寺国務大臣 今回、九月九日、東シナ海の我が国防空識別圏内を飛行する無人機に対して航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させるなど、必要な対応を行いました。
この際、領空侵犯は発生をしておりません。
【次の発言】 私どもは、その無人機の映像を撮影し、公開をしております。
その中に明確にどこの国ということの識別はなかったと思っておりますが、その後、中国から、先方の発表という形であったということは承知をしております。
【次の発言】 それぞれ役目はあると思いますが、一般に使われている無人機というのは、偵察、監視、あるいは一部攻撃にも使われているというふうに承知をしております。
○小野寺国務大臣 渡辺委員も御存じのとおり、防衛省、さまざまな情報収集・分析の分野、部門を持っております。
その中で上がってきたものについては、速やかに今回のNSCの方に上げますし、また、さらにNSCの方で必要な情報ということがありましたら、私どもとしては、防衛駐在官がおりますので、在外公館長のもと、必要な情報をさらに入手するように今後とも努力をしていきたいと思っております。
【次の発言】 私が政治家を初めて意識したのは、まだたしか高校生ぐらいだと思いますが、鈴木善幸さんというすばらしい政治家が同じ三陸沿岸から出ていて、そして間もなく総理になる、そういう時期だったと思います。ですから、私も、……
○小野寺国務大臣 今委員が指摘された内容のとおり、非常に、この集団的自衛権というのは、他国では広く認知をされているものだと思っております。 他方、我が国においては、憲法で認められる自衛権の行使は必要最小限の範囲のものであるということから、個別的自衛権の行使に限られるというのがこれまでの政府の見解であります。 ですが、先ほど総理がお話をされましたが、我が国の安全保障環境、これは非常に厳しい状況になっております。このようなところから、我が国の安全に万全を期すという観点の中で、さまざまな議論が必要というところで、今回、有識者の中で、安全保障の法的基盤の再構築というような懇談会の中で、今この議論が……
○小野寺国務大臣 通常、今防衛省は、特定秘密の移行前に防衛秘密という形で対応しているのは、委員も大変御存じだと思います。
例えば、何かの作戦計画を考える場合、この作戦計画がいわゆる事項指定の中に含まれる場合は、その作戦を作成していく段階自体で既に中身自体が現在でいえば防衛秘密に当たりますので、当然、事前に防衛秘密という形で指定をするということが可能だと思っております。
【次の発言】 私どもの防衛秘密は、いわゆる事項の中で整理をされております。
そして、例えば作戦等につきましては、その計画や中身については、内容によっては防衛秘密ということに指定されると思いますが、例えば演習をやっているかやっ……
○小野寺国務大臣 今、森大臣の方から2プラス2のことについて言及がありましたので。
私どもも、2プラス2の場あるいは二国間の場で、今回の特定秘密に関する内容について説明をした中で、例えば米側からは、そのような秘密保全体制が完備されることは、これは歓迎するという話はいただいております。
【次の発言】 その解釈については、当然、日本の国内法の中で担保されていると思っておりますし、また、例えば、米側との防衛情報のやりとりの中で、特別防衛秘密というような扱いで、さらに秘匿度を高くする内容もございます。
【次の発言】 例えば、防衛省は現在でも防衛秘密という形で情報の管理には万全の注意を払っておりますが……
○小野寺国務大臣 自衛隊情報保全隊は、外部からの働きかけに対して部隊や隊員等を保全するために必要な資料及び情報の収集、整理を行うことを任務としており、防衛省の所掌事務の範囲内で、関係法令に従い、適切な方法で、インターネットや刊行物からの情報収集、公開された場での情報収集などを行っています。
したがって、自衛隊の情報保全隊が収集した情報が特定秘密に指定されることは通常想定されておりません。
【次の発言】 通常の、今お話ししたように、適切な方法でインターネットや刊行物からの情報収集、公開された場での情報収集などということが中心であれば、これは、情報保全隊が収集した情報でも特定秘密に指定されること……
○小野寺国務大臣 今津委員には、この被害発生以来、自衛隊に対しての速やかな対応についてさまざまな御示唆をいただき、ありがとうございます。 この台風でありますが、この発生を受けまして、十一月十二日、フィリピン政府から自衛隊へ派遣要請が外務省を通じてありました。これを受けて、当日、私の方から国際緊急援助活動を実施する命令を発出させていただきました。発出した十二日には、その夜ですが、隊長以下二名が民航機でマニラに到着、自後、逐次要員を派遣し、十四日までに五十名の隊員がフィリピンへ展開しております。 なお、十三日には、KC767によって、緊急援助医療チーム要員十名と医療資機材を輸送いたしました。 ……
○小野寺国務大臣 御指摘の文書は、委員の求めに応じて、情報公開法に従って出した内容であります。
この文書を見る限り、これは特定秘密には当たりません。
【次の発言】 ここにありますのは、注意レベルの文書ということに判断できると思います。
【次の発言】 まず、辻元委員のおっしゃった今の裁判、高裁の傍論ということで、控訴自体は棄却をされておりますので、そこは認識をしていただければと思っております。
また、この文書については、注意レベルの文書ということであります。
そして、ここで今、不開示になっている部分、黒くなっている部分でありますが、これは、相手国の人員等の情報がここに含まれております。当然……
○小野寺国務大臣 現在、防衛省では、自衛隊法第九十六条の二に定める防衛秘密の取り扱いの業務にかかわる契約を企業と締結する場合、当該企業が作成する秘密保全規則の提出を受け、同規則の確認を行っております。
このような規則の確認を終え、防衛省としての契約を締結した、または予定している企業は、主として装備品の製造を行うメーカーが現時点で約三十社程度あります。また、当該企業は、防衛省の確認を受けた秘密保全規則に基づき、防衛秘密の取り扱いの業務に従事する役員及び職員の範囲を指定し、指定した関係社員の範囲を防衛省に報告することになっております。
【次の発言】 防衛秘密の取り扱いの業務にかかわる契約を企業と……
○小野寺国務大臣 特別防衛秘密の文書の破棄件数ですが、これは、平成十九年から平成二十三年の五年間ということで、合計いたしまして五百七十件を破棄しております。
【次の発言】 外務大臣と基本的には同じですが、私ども、国民から選ばれた国会議員、政治家でありますので、やはり、少なくともそのような懸念が持たれないように、しっかりと日々の、例えば情報管理について、もって銘ずべしだと思っております。
【次の発言】 委員がおっしゃるように、今は装備技術が大変進んでおり、そして、実際の防衛技術あるいは民生の方の技術のデュアルユースみたいな、非常に境界がボーダーレス化していることが事実であります。
ですから、そ……
○小野寺国務大臣 まず、オスプレイにつきましては、沖縄の負担軽減のために、現在、さまざまなところで訓練移転等の努力をさせていただいております。 先月には、滋賀県そして高知県におきまして、御理解をいただき、訓練ができることになりました。また、私ども、全国知事会でも、オスプレイの沖縄県外の負担についてお願いをしておるところでございます。また、現在、フィリピンにおきましては、これは、沖縄に配備しておりますオスプレイ最大十四機が災害に対応しております。 その中で、今御指摘がございましたが、政府としましては、昨年六月のオスプレイ配備に関する米国からの通報以降、具体的な配備計画や訓練等で本土へ展開する……
○小野寺国務大臣 まず、防衛省、特に自衛隊の重要な施設、特に離島や司令部機能を有するような施設について、これは私も同じ認識を持っておりましたので、防衛大臣になりましてすぐに、一月だと思いますが、指示を出しまして、調べろということで、七十四施設を調べさせました。 その結果、実は、所有されている方の住所が外国にある方の把握をしましたら、九名いらっしゃいました。そのうち、名前を見て、これは外国の方だなと類推をされるのが二名ということになります。実際、この二名は、防衛省の隣接をするマンションの区分所有者でありました。それ以外については、基本的に住所は日本にあるということでありました。 ただ、中田委……
○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。 本日は、江渡委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。 まず、今般の大雪により被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。防衛省・自衛隊としては、派遣部隊を拡充したところであり、今後とも災害対応にしっかりと取り組んでまいります。 次に、一月十五日、輸送艦「おおすみ」と小型船との衝突事故により亡くなられたお二方の御冥福を心よりお祈りいたします。防衛省・自衛隊としては、海上保安庁の捜査等に引き続き全面的に協力するとともに、事故の原因究明と再発防止の徹底に全力を挙げてまいります。 現在、我が国を取り巻く安……
○小野寺国務大臣 昨年十二月に策定した新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について御報告申し上げます。 我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱が策定された三年前と比較して一層厳しさを増しています。 北朝鮮による弾道ミサイルの発射や核実験の実施は、我が国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威となっています。 中国は、我が国周辺海空域において活動を拡大、活発化させており、我が国領海への断続的な侵入や我が国領空の侵犯等を行うとともに、東シナ海防空識別区の設定といった公海上空の飛行の自由を妨げるような動きを含む、力による現状変更の試みを継続しており、不測の事態を招きかねない状況となってお……
○小野寺国務大臣 委員が御指摘されましたように、アジア太平洋地域におきましては、中国やロシア等多数の国が国防費の増加を背景に、軍事力の近代化を継続し、軍事的な活動を活発化させております。我が国を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増していると承知をしております。 その中で、米国の御指摘がございましたが、同盟国米国におきましても、財政面での制約がある中、今回発表されました四年ごとの国防計画の見直し、QDRにおきましては、アジア太平洋地域を重視する、アジア太平洋地域へのリバランスの継続ということがうたわれております。 いずれにしても、このような周辺国の安全保障環境が厳しさを増す中、我が国独自の……
○小野寺国務大臣 初め、どきっといたしました。かの国にエープリルフールがあるかどうかはわかりませんが、日本としては、さまざまなことについてしっかり対応していきたいと思っております。 米国防省が先日発表しました四年ごとの国防計画の見直し、いわゆるQDRですが、二〇一二年の国防戦略指針に示されたアジア太平洋地域へのリバランス等を具体化し、同地域の同盟国等との関係を強化するとしております。我が国との関係では、同盟関係の強化、我が国における海軍プレゼンスの向上等に言及していると承知をしております。 一方、日本としても、昨年十二月に策定しました国家安全保障戦略及び防衛大綱におきましても、日米安全保障……
○小野寺国務大臣 防衛省・自衛隊は、昨日行われました関係省庁災害警戒会議におきまして、古屋防災担当大臣から関係省庁が緊密に連携する旨の発言があったことを踏まえ、本日朝三時でありますが津波注意報の発表、以降、内閣府や自治体を初めとする関係機関と連携を密にし、情報の収集に努めました。津波注意報が発表された北海道から千葉県の太平洋沿岸を中心に津波が到達する予測時間を踏まえ、けさの四時三十分以降、順次、航空機六機が自主派遣としまして航空偵察を行うとともに、ヘリコプター映像伝送装置により現地の映像を総理官邸や内閣府へ配信し、情報の収集及び共有を行いました。 また、私自身も、今回の津波注意報に対する自衛……
○小野寺国務大臣 武藤先生初め御地元の皆様に、岐阜基地が大変お世話になっています。各務原周辺には多くの関連産業もあります。私どもとしては、ここはたしかゼロ戦が初めて飛んだ空と覚えております。新しい装備もここで研究開発をする、そういう重要な場所になっております。 今御指摘がありましたが、今回の防衛装備の移転の三原則につきましては、これは民主党政権下でもこの問題について重要性をよく認識していただき、それをまた今回の新たな三原則という形で出させていただいたところであります。 いずれにしても、私どもとしては、この国の平和を守るということ、それが前提であります。そして、その中で今後とも防衛技術の開発……
○小野寺国務大臣 安倍総理が基本的な方向性という形でお話をされたのは、我が国の国民の生命と財産をしっかり守っていくということの前提の中で、何が今後必要なのかということの議論をする必要がある、こういう問題については真っ正面からやはりしっかり考えていく必要があるのではないかと。その中で、現在の法制度の中で考えられること、そしてまた集団的自衛権の議論について、これを研究するというお話がありました。その方向性について、これはまず与党間で協議をしていただき、最終的には、もし協議が成り立てば、国会の中で、さまざまな法改正の中で審議をいただくという、そういう方向性をお話しされたと思いますので、決して何か決め……
○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。本日は、谷畑委員長並びに理事及び委員の皆様に防衛大臣として御挨拶を申し上げます。 海賊行為は、海上における公共の安全と秩序の維持に対する重大な脅威であります。特に、ソマリア沖・アデン湾は、我が国及び国際社会にとって、欧州や中東から東アジアを結ぶ極めて重要な海上交通路であり、この海域において、海賊行為を抑止し、航行の安全を確保することは死活的に重要であります。 先月、私はジブチを訪問し、航空隊の活動拠点やジブチ港に寄港していた水上部隊の護衛艦を視察し、厳しい環境の中で整斉と重要な任務に励んでいる隊員を激励いたしました。 また、ジブチのハッ……
○小野寺国務大臣 自衛隊の水上部隊、それから航空隊もCTF151に参加をしまして、アデン湾の警戒監視に当たっております。
現状において、CTF151の参加国の一つとして海賊対処行動を着実に実施しているところであり、自衛隊からCTF151司令官を派遣することについては、CTF151の任務の実情や我が国国内法との関係を踏まえ、しっかりと検討していきたいと思います。
【次の発言】 ちょうどこの事案が発生した二週間前、私は、ジブチ、現地におりました。そのときにも、このアルシャバブのテロのさまざまな情報がうわさとしてありまして、現地の司令官はそのことに対しての対応をしていたと思います。ただ、今回のよう……
○小野寺国務大臣 当時、保安隊から自衛隊に組織が移行したということでありますが、これは内容が大きく変わっております。ですから、もちろん、保安隊というのは警察のある面では補完的な役割をするということで、自衛隊となりますと、これは我が国の国防を担うということになりますから、組織も目的も大きく変わったということでありますので、当然、その中で行う宣誓の内容が変わったということであります。
○小野寺国務大臣 ワーストスリーの防衛省であります。 先週、二十三日ですが、防衛省で初めて女性のプロパーの職員が課長になりました。また、実は、毎年三月、防衛大学、防衛医大の卒業式がありますが、成績優秀者、首席が号令を全体にかけます。昨年私が出た中で、防衛大学も防衛医大も、首席は女性でありました。 昨年、実は、自衛隊の練習艦二隻がありますが、「せとゆき」、「しまゆき」、この両方の艦長、これは女性であります。初の艦長が防大女性卒業生一期生から出ております。現在、NSCの中にも防大女性一期生が入っております。 私どもとしては、今、女性の能力が大変高いので、これから自衛隊の現場の中でも女性がどん……
○小野寺国務大臣 御指摘の点ですが、本件は、平成十六年十月、護衛艦「たちかぜ」乗員の一等海士、当時二十一歳でありますが、外出中に自殺をした事案であります。この事案において、艦内の乗員に対しまして艦内生活実態アンケートというのが実施されました。 このアンケートに対して情報公開請求がなされ、防衛省からは、アンケート原本は既に廃棄されており、不在であるという回答をしておりましたが、最終的には、平成二十四年六月、このアンケートの原本は発見されたということになります。この際に、公益通報という形で内部の職員からあったということは事実であります。 いずれにしても、防衛省としましては、公益通報者保護法及び……
○小野寺国務大臣 総理がたび重ねてお話をされておりますように、私どもとしては、普天間の固定化はあってはならない、その思いで、今回、沖縄県が、恐らく重い決断ということで、埋め立ての承認をいただきました。
また、委員がお話がありますが、名護市の特に今回埋め立てを予定しております辺野古、キャンプ・シュワブの辺野古に位置します漁協の皆さんからも同意をいただいております。
私どもとしては、普天間の固定化の一日も早い除去、危険性の除去のために、これからもたび重なり説明をさせていただきますが、ぜひ御理解をいただきたい、そう思っております。
【次の発言】 今回、沖縄県で埋め立てについての重い決断をしていた……
○小野寺国務大臣 短くお答えします。 六隻でございます。
○小野寺国務大臣 米軍の三沢基地の中に、今委員が御指摘のような形状をしたものがあるということは私も確認をしておりますが、実際それがどのような役割を行っているかということについては、私どもとして承知をしておりません。
【次の発言】 繰り返しになりますが、私どもとしては、米側からそのような用に使われているということは報告も受けておりませんし、また、日米間で日ごろ、同盟国でありますので、さまざまな情報の交流はしております。
いずれにしても、同盟国としての米側の対応については、私どもは信頼をしているということであります。
【次の発言】 いずれにしても、同盟国であります日米の中で、常日ごろからさまざま……
○小野寺国務大臣 今、岸田外務大臣からもお話がありましたが、広島県及び島根県からは、累次の機会を通じて米軍機の低空飛行に伴う騒音測定器の設置について要望を受けていたほか、両県の関係自治体や住民の方々から米軍機の飛行に伴う苦情が多数寄せられていることから、防衛省としまして、平成二十五年九月から、広島県と島根県に試行的に騒音測定器を設置し、騒音調査を実施しているところであります。 御指摘の群馬県であります。 例えば平成二十四年度、全体の苦情件数が四百三十七件あるうち、群馬県は二百六十一件と、半数以上を占めております。今委員が御指摘のような状況で、群馬県の関係自治体や住民の方からも米軍機の飛行に……
○小野寺国務大臣 石綿健康被害救済制度につきましては、所管をします厚生労働省の取り組みについて、今、田村厚労大臣の方から説明があったと思いますが、防衛省としましても、現地の防衛局を含め全体で、この広報、周知に、これからも、厚労省と協力をし、進めていきたいと思っております。
【次の発言】 本年一月、沖縄においてUFOの騒動があったということは承知をしております。報道によりますと、一月二十三日午後九時ごろに那覇の夜空に謎の光の目撃情報、これが多数寄せられたということであります。その情報については承知をしております。
【次の発言】 まず、一月二十三日の謎の光ということでありますが、これは、防衛省とし……
○小野寺国務大臣 簡単に、三要件でございますが、我が国に対する急迫不正の侵害があること、これを排除するために他の適当な手段がないこと、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことの三要件でございます。
【次の発言】 委員が大変御存じだと思いますが、まず、例えばミサイル攻撃がある場合、さまざまな情報で私どもも収集しますが、米側が提供する早期警戒衛星情報、これは大変重要なものだと思っております。
また、日本国内にもさまざまレーダーサイトがありますが、例えば車力にあります、これから京丹後にも設置する予定でありますTPY2レーダー、これは大変重要なレーダーで、米側が運用しますが、日本にリンクをし、情報が……
○小野寺国務大臣 まず、先生の御地元、今回の山梨の大雪の災害におきましては、実は、二月十五日、知事の方から真っ先に防衛省に要請もございました。直ちに、国交省とともに国道や富士五湖の道路の除雪をするなど、孤立した人々の救助、救援物資の輸送、山梨だけで、最大八百人規模、ヘリコプター八十二機を投入して活動させていただきました。 実は、その際、山梨県には空港がないということですので、ヘリコプターの輸送拠点ということで、先生御地元の甲斐市の日本航空学園に御協力いただきまして、学園の滑走路を使わせていただきました。この場をかりて、改めて感謝を申し上げたいと思っております。 さて、御質問がありました、防……
○小野寺国務大臣 自衛隊の活動について御理解をいただきありがとうございます。 平成二十六年度防衛関係費につきましては、新防衛大綱、新中期防等を踏まえ、警戒監視能力の強化、島嶼部攻撃への対応の強化を図るため、四兆八千八百四十八億円、対前年比二・八%増となっております。これは二年連続での増額となっております。 今後とも、新防衛大綱、中期防に基づき、防衛力整備に必要な経費を各年度予算にしっかりと計上することにより、国民の生命財産と領土、領海、領空をしっかり守り抜く体制を整えてまいります。
○小野寺国務大臣 日本が攻撃される前に、米艦、米国の例えばイージス艦等が攻撃された場合には、現在の状況では、できないというふうに判断せざるを得ないと思います。
【次の発言】 中丸委員には、よく自衛隊の現場を御視察いただきまして、大変ありがとうございます。
今、このような議論をしていただいておりますが、私どもとしましては、今後、決められた中で、我が国の安全保障、防衛をしっかりしてまいりますが、特に、御指摘がありましたように、当方の手のうちが明らかになるということは、これは我が国の防衛にとって支障が出るというふうにくれぐれも留意をしながら、これからも部隊の育成にしっかり努力をしていきたいと思って……
○小野寺国務大臣 防衛力整備について御評価をいただきまして、大変ありがとうございます。 ただ、ぜひ御理解をいただきたいのは、私ども、例えば今回の中期防等でさまざまな防衛力整備をするときは、これは中国にも韓国にも周辺国にも同盟国にも、適切に、透明性を持って説明をさせていただいております。決して、私どもが何かそういうエスカレーションを招くようなことをしていることは一切ないということであります。 そして、大切なことは、私ども、やはり必要な装備、これは日本の領土、領海、領空を守るということもありますし、災害対策で十分対応できることも必要だと思っております。 また、今回、今新しく政府の方針が出まし……
○小野寺委員 この安保委員会、大臣質疑に関しては全委員会のトップバッターということであります。委員長を初め理事、委員の皆様に、速やかな運営について御協力をいただき、感謝を申し上げます。
あと五分ぐらいしか時間がありませんので、冒頭お話をさせていただきますが、日・ASEANの防衛大臣会合、これは昨年十二月に日・ASEANの首脳会合の中で決められたということで承知をしておりますが、これの今後のスケジュールあるいはその意義について、大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 日・ASEANの防衛大臣会合、これは大変重要です。初めての開催ということになりますし、既にアメリカ、中国は同様の会議を持っており……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、安倍総理に対しまして、主に外交、安全保障の問題について質問をさせていただきたいと思っております。 安倍総理は、総理就任後、大変精力的に世界じゅうを回っていらっしゃいます。ちょっと地図に落としてみました。この紺色の色が塗ってあるところ、これは相互の首脳が往復した、ですから、日本の総理も行き、先方の総理も来られたという国であります。それから、ブルー、これは安倍総理が訪問した国ということになります。また、紫、これは先方が日本に訪問した首脳のいる国ということになります。 数えてみますと、安倍総理が訪問した国は四十九カ国、これは過去最大でありま……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、民主党、維新の党の皆さんの提出法案を審議するということで、日ごろ厳しい質問をされる皆様がきょうは質問を受けていただけるということで、大変感謝を申し上げます。 この委員会、五月二十六日に始まり、きょうまでで九十五時間既に審議をしております。きょうの委員会が終われば百時間を超えるという大変な審議時間となります。 私もずっとその議論を聞いておりましたが、憲法解釈の議論とか内閣法制局の解釈とか、論点が拡散しています。だから国民の皆さんにもわかりにくいんだと思います。本来、政治は、厳しさを増している安全保障の現実に向き合い、必要優先の議論をする……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。おはようございます。 本日は、主に平和安全法制についてお伺いをしておきたいと思います。 今回の平和安全法制の議論を聞いていますと、この法律の本来の目的、日本人の生命と平和な暮らしを守ること、国際社会の一員として日本の役割を果たすこと、そのことから議論がそれていることを大変残念に思います。この平和安全法制は、あくまでも日本人の生命財産、我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くために切れ目のない対応をするため、この目的で法律を制定し、そして今、国会で審議をいただいております。きょうは、そのことを、例を挙げながら質問させていただきたいと思います。 ……
○小野寺委員長代理 これより会議を開きます。 委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行います。 国の安全保障に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官永井達也君、内閣府大臣官房審議官福井仁史君、公正取引委員会事務総局審査局長山田昭典君、外務省大臣官房審議官水嶋光一君、外務省大臣官房審議官垂秀夫君、外務省大臣官房審議官相木俊宏君、外務省北米局長森健良君、財務省理財局次長中尾睦君、文部科学省国際統括官山脇良雄君、国土交通省水管理・国土保全局次長野村正史君、防衛省防衛政策局長前田哲君、防衛省整備計画局長真部朗……
○小野寺委員 済みません、ありがとうございます。きょうは、両先生、ありがとうございます。 先ほど来、いわゆる策源地攻撃能力、反撃力についてのお話がございました。 この検討というのは今の防衛大綱の中にも位置づけております。法的にも可能だということでありますが、やはり今まで政策的にはなかなかこの方に踏み込めなかったということは現実にあると思っております。 ただ、最近のミサイル防衛の問題、そして北朝鮮を含めたさまざまな国の弾道ミサイル能力の向上ということを考えると、例えば、ミサイル防衛で防ぎ切る能力を向上させていくそのスピードよりも、むしろ攻撃をする方の弾頭の多弾頭化やあるいはダミー弾を含めて……
○小野寺国務大臣 このたび防衛大臣を拝命いたしました小野寺五典です。 我が国の防衛という、国家存立の基本である崇高な任務を再び担うことになり、大変光栄に感じるとともに、その重責に身が引き締まる思いであります。 山口委員長を初めとする理事及び委員の皆様の一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 さて、これまで本委員会等において御議論いただいておりました、昨年十月に開示請求のあった南スーダン派遣施設隊の日報をめぐる問題については、七月二十八日に特別防衛監察の結果を公表いたしましたが、明らかになった事項は次のとおりです。 その日報に対する開示請求に先立つ七月にも、日報……
○小野寺国務大臣 北朝鮮による弾道ミサイル発射について御報告申し上げます。 昨日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案すると、北朝鮮は、昨日午前五時五十八分ごろ、北朝鮮西岸の順安付近から一発の弾道ミサイルを北東の方向に発射、午前六時五分ごろから七分ごろに北海道渡島半島、襟裳岬付近の上空を太平洋に向けて通過、その後、午前六時十二分ごろ、襟裳岬の東約千百八十キロの太平洋に落下、飛翔時間は約十四分、落下地点は我が国の排他的経済水域外、飛翔距離は約二千七百キロ、最高高度は約五百五十キロと推定されます。 北朝鮮は、昨年以降、二回の核実験のみならず、三十発以上……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、質問の機会をありがとうございます。 まず、昨年、四月に熊本地震、十月には鳥取県中部地震、暮れには糸魚川市における大規模火災など、大きな災害が相次ぎました。被災者の皆様には改めてお見舞いを申し上げます。東日本大震災も含め、一日も早い復興に全力を挙げていただきますよう、総理を初め関係閣僚にはお願いをしたいと思っております。 さて、それでは、補正予算の審議に入りたいと思います。 今回の補正予算の審議、実は、安倍内閣になりまして、第三次補正を今回組むわけですが、今までの補正予算というのは、例えば予算が当初の税収見積もりよりも上振れをして、そ……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 まず冒頭、豪雨被害について一言述べたいと思います。 この週末、秋田県を中心とする東北北部に大雨が降り、河川が決壊、今でも多くの避難者がおります。また、先日の九州北部豪雨においても、行方不明者捜索が続いております。政府としてしっかり対応をお願いしたいと思っております。 それでは、質問に移りたいと思います。 本日は、参考人もありがとうございます。 今、愛媛県今治市の獣医学部新設をめぐってマスコミでさまざまな疑惑が指摘され、国民が大きな疑念を持って安倍政権を見詰めております。与党としても、問題があったのかなかったのか、しっかりと解明する責任があり……
○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。 本日は、寺田委員長を初め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。 我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。 北朝鮮は、昨年来、三回の核実験のほか、約四十発もの弾道ミサイルの発射を強行しました。これらは、国際社会に対する正面からの挑発であるとともに、我が国を含む地域の安全に対する、これまでにない重大かつ差し迫った脅威となっています。 一方、中国は、継続的に高い水準で国防費を増加させ、軍事力を広範かつ急速に強化しつつ、周辺海空域等における活動を急速に拡大、活発化させています。 こ……
○小野寺国務大臣 北朝鮮による弾道ミサイル発射について御報告申し上げます。 十一月二十九日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案すると、北朝鮮は、十一月二十九日午前三時十八分ごろ、北朝鮮西岸の平城付近から一発の弾道ミサイルを東の方向に発射、午前四時十一分ごろ、我が国の排他的経済水域内である青森県西方約二百五十キロの日本海に落下、飛翔時間は約五十三分、飛翔距離は約千キロ、最高高度は四千キロを大きく超える過去最高の高度に達するものと見られます。 その上で、今回発射された弾道ミサイルは、飛翔距離、高度及び北朝鮮の発表内容等を踏まえれば、本年七月に二度発射……
○小野寺国務大臣 大西委員には、日ごろ防衛省・自衛隊の活動について深く御理解また御支援いただきまして、感謝を申し上げます。 また、冒頭ありました隊員の綱紀の粛正については、これからもしっかり取り組んでまいりたいと思います。 自衛官は我が国の防衛という崇高な任務に従事しており、自衛官としてふさわしい処遇を確保していくことが重要であると私も認識をしております。 自衛官の俸給については、昭和二十五年の警察予備隊発足当時から、職務の類似する一般職の警察官の俸給を基礎に、勤務体系の特殊性を考慮した俸給としております。 手当については、一般職の職員と同様に支給される扶養手当などのほか、特殊な任務に……
○小野寺国務大臣 御指摘がありましたように、防衛施設は我が国の安全保障に欠くことのできない大変重要な基盤だと思っております。 この問題につきましては、私が、平成二十五年に防衛大臣のとき、委員と同じく重大な問題と認識をし、御指摘の対馬及び北海道の自衛隊施設等の現地視察も行いました。そして、隣接する土地の調査を実施するように指示をいたしました。 調査は、自衛隊及び米軍の約六百五十施設を対象とし、約五百三十施設について調査が終わりました。現在引き続き調査を実施し、平成二十九年度、今年度中には一巡目の調査を終わる予定であります。今後とも、引き続き調査をしてまいります。 また、調査の結果、東京都区……
○小野寺国務大臣 委員からの今の御指摘は、自由で開かれたインド太平洋戦略におきまして重要影響事態等の言及があったと思いますので、短く説明をさせていただきます。 法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序は、国際社会の安定と繁栄の礎であります。特に、インド・太平洋地域は世界人口の半数以上を養う世界の活力の中核でありまして、この地域を自由で開かれた国際公共財とすることにより、地域全体の平和と繁栄を確保していくことが重要だと思っております。このような考えを具現化したのが、自由で開かれたインド太平洋戦略ということになります。 具体的には、航行の自由、法の支配などの基本的価値の普及、定着、インフラ整備等……
○小野寺国務大臣 防衛大臣の小野寺五典でございます。 防衛大臣としての所信を申し上げる前に、陸上自衛隊AH64Dの墜落事故について申し上げます。 先月五日、陸上自衛隊目達原駐屯地所属AH64Dが試験飛行中に民家に墜落し、住民の方一名が負傷、搭乗員二名が亡くなりました。 このような航空事故により、住民の方々の安全を脅かし、多大な被害を生じさせたことは極めて遺憾であります。また、この事故により大事な隊員を二名も失うこととなり、痛恨のきわみです。私自身、現地を訪問し、被害に遭われた方々や、佐賀県知事、神埼市長、吉野ケ里町長、上峰町長及び関係者等に直接おわびを申し上げるとともに、現場の状況を直接……
○小野寺国務大臣 宮川委員にお答えさせていただきます。 自衛隊の能力向上に関しては、自衛隊員の安全を確保しつつ我が国を有効に防衛するため、いかなる装備が必要かについて日ごろより不断の検討をしております。 この検討におきまして、スタンドオフミサイルの取得について、ノルウェー政府や米国政府等との間で必要な情報収集や調整を行ってきた結果、昨年末までに政府予算案への計上に必要な情報を得られ、導入の見通しが立ったということから、追加的に予算要求を行い、政府予算案に必要な経費を計上しました。 また、北朝鮮は、六回目の核実験を強行するとともに、日本列島を越える形で弾道ミサイルの発射やICBM級と考えら……
○小野寺国務大臣 委員の御指摘のとおり、予備自衛官の約三割、即応予備自衛官の約四割が充足をしていない状況でありまして、充足率の向上には、予備自衛官等を雇用する企業に対する施策を充実させることが重要であると考えております。 このため、防衛省としては、平成二十七年度に予備自衛官協力事業所表示制度を導入し、予備自衛官等を雇用する雇用企業に対し、国の防衛に協力していただいていることを防衛省として認定し、表示証を交付するとともに、平成二十九年度には、予備自衛官等の職務に対する理解と協力の確保に資する情報について、雇用主の求めに応じて防衛省・自衛隊から提供する枠組みを整備いたしました。 さらに、今般、……
○小野寺国務大臣 まず初めに、イラクの陸上自衛隊の日報をめぐって不適切な対応があったことについて、防衛大臣としておわび申し上げます。 イラクの日報は、南スーダンPKO日報問題の再発防止策として統合幕僚監部への一元的な管理を進めていく中で、陸上自衛隊研究本部と陸上幕僚監部衛生部でその存在が確認されたものです。 このことについて、私は三月三十一日に報告を受けました。昨年の南スーダンPKO日報問題の反省を踏まえれば、このような重要な事案を認知した場合、私への報告には時間をかけずに、直ちに一報するべきだと考えております。 また、報告を受けた後、私は、昨年二月から三月に当時の稲田大臣の指示を受けて……
○小野寺国務大臣 委員が実体験に基づいての御質問なんだと思います。 もう一つ、私ども、今回の一連の流れで問題だと思うのは、実はその日報が陸自のシステムの中で四万人が閲覧可能だということ、そして、その人たちがダウンロードするなりということが可能だったとすれば、しかも、それは全部開示されている情報になりますから、ある面では、やはり本来こういう情報は、ちゃんと文書管理をしっかりするということ、これが今回のもう一つの教訓なんだと思っております。 その上で、私ども、国民が正確な情報に接する上で、政府が保有する行政文書は最も重要な資料であり、これを適切に管理し適切に公開することは、国の重要な責務だと思……
○小野寺国務大臣 まず、十年以上前の文書であります。そして、当時は、一年未満ですから、用済み後廃棄ということで、廃棄してもいい文書ということであります。 問題は、そのような文書がありますかという国会の要請あるいは情報公開の要請があった中で、当然、なくなって廃棄になっていることが悪いのではなくて、もし見つけて、あった場合には速やかに出さなければいけないというところが今回の問題なんだと思います。 その点で、国会の御要請やあるいは情報公開に対して適切に、一生懸命捜して誠実に応えなかったという問題、それから、一番の問題は、昨年の三月二十七日に実はわかっていたのに、それをわかっていましたということで……
○小野寺国務大臣 今、本多委員から御指摘がございましたように、本多委員に事務方から提出させていただいた資料は、防衛省より、四月二日に陸自におけるイラクの日報の確認について公表する際に使用した資料であり、委員からの御指摘を受けた私への報告というのは三月三十一日ですから、日付を見てもおかしい話であります。 このような資料を本多委員に御提示するときに、説明が不十分で、あたかも三月三十一日の私への部内検討資料の文書であるような内容についてお示しをしたということに関しては、これはあってはならないことでありますし、事務方に厳しく指示をいたしました。 いずれにしても、事務方の説明不足により本多委員に大変……
○小野寺国務大臣 今般、大野防衛大臣政務官を長とする調査チーム報告書及び統合幕僚監部等によるイラクの日報に係る大臣報告の経緯などに関する報告書が取りまとめられましたので、一昨日、公表いたしました。 今回明らかになった事実関係を踏まえ、関係者に対する厳重な処分を行い、また、防衛省・自衛隊が国民の信頼を回復するための再発防止策もあわせて公表いたしました。 まず、大野政務官のチームにつきましては、陸上自衛隊研究本部においてイラクの日報が昨年三月二十七日に発見されていたにもかかわらず、当時の稲田防衛大臣に対し報告が上がっていなかった理由、及びその情報が共有されていた範囲についての事実関係を調査して……
○小野寺国務大臣 財政法上の解釈につきましては防衛省としてお答えする立場にはありませんが、財政法第二十九条においては、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出については、政府は補正予算を作成することができる旨定められていると承知をしております。 平成二十九年度補正予算においては、一層厳しさを増す我が国周辺の安全保障環境等を踏まえ、弾道ミサイル攻撃への対処等、自衛隊の安定的な運用体制を確保する必要があることから、必要な装備品等を着実かつ可能な限り早期に取得するために必要となる経費を計上しており、防衛省としては、これらについて財政法上の問題はないと認識をしております。 例えば、……
○小野寺国務大臣 立川飛行場の騒音苦情については、平成二十七年度二百二十七件、二十八年度百七十九件、二十九年度二百四十六件の苦情が寄せられていると承知をしております。 なお、立川飛行場周辺自治体であります立川市が市内に所在する場所におきまして航空機騒音を測定した結果によれば、環境基準値のLden五十七デシベルを下回っているものと承知をしています。 防衛省としては、これまでも、地元の負担を極力軽減するための措置として、立川飛行場周辺において、学校等の防音工事の助成などを実施しています。 また、体験搭乗については、募集広報を含む防衛省としてのニーズに加え、部外の方々からの要望を受けて実施して……
○小野寺国務大臣 國場委員御指摘のとおり、経済発展を進める上で、平和、安全は不可欠の基盤だと思っています。しっかりとした平和な地域をつくり、その基盤の上で経済発展を進める、それが大切だと思っております。 今、南西地域の防衛についてのお話がありましたので、少し実態をお話しさせていただきます。 南西地域は、その全長が約一千二百キロにも及ぶ広大な地域でありまして、平素から警戒監視を含めた必要な体制を保持しておりますが、沖縄本島及び与那国島以外には陸上自衛隊の部隊が配置されておりません。このような陸自部隊の空白地帯を早急に解消すること、これは、昨今の東シナ海の情勢など厳しさを増す安全保障環境に適切……
○小野寺国務大臣 米軍機の飛行に際しては、安全確保が大前提です。米軍機による事故等は、地域住民の方々に大きな不安を与えるものであり、あってはならないと思います。 防衛省としては、これまで、米軍機による事故等が発生した場合、事故等の重大性を勘案し、米側に対して再発防止の徹底や飛行停止を求めてきたところです。 例えば、御指摘ありました、平成二十八年十二月に発生したオスプレイの事案や、昨年十月に発生しましたCH53Eの着陸、炎上、先月に発生したCH53Eの窓落下事故について、事故後、直ちに米側に対し飛行停止を申し入れ、米側も実際に飛行停止をいたしました。 先月に発生したCH53Eの窓落下の際に……
○小野寺国務大臣 今の、阿部委員からお話がありました、昨年十二月十三日、普天間第二小学校での窓の落下事案ということであります。 私も現地に参りまして、今委員がおっしゃったように、実は、小学校に隣接する入り口のところには幼稚園があります。一体化しています。大変これは不安な状況だと確認をしております。 私どもとしては、この第二小学校で発生した米軍CH53Eヘリの落下事故に関して、その後、普天間第二小学校の校庭が使えない状況になっていることに関しては、大変遺憾に思っております。 この事案が発生した直後から総理の御指示がありまして、米側に確認をしました。米側は、今般の事故の原因については人的ミス……
○小野寺国務大臣 政府としましては平和安全法制がベストなものと考えておりますが、さまざまな御議論があるということは大変意義があるということだと思っております。 その中で、今委員の方からあったことについて、私ども防衛当局から考えていく中で、特に平和安全法制の審議の際に次のような議論がなされたと思っています。 我が国近隣で武力攻撃が発生し、米国船舶が公海上で武力攻撃を受けている、攻撃国の言動から我が国にも武力攻撃が行われかねない、このような状況では取り残されている多数の在留邦人を我が国に輸送することが急務となる、そのような中で、在留邦人を乗せた米国船舶が武力攻撃を受ける明白な危険がある場合は、……
○小野寺国務大臣 昨日、佐賀県におきまして発生しました自衛隊ヘリコプターの墜落事故につきましては、国民の命と平和な暮らしを守るべき自衛隊が住民の方々の安全を脅かし、多大な被害を生じさせたことは極めて遺憾であります。私からも心よりおわびを申し上げます。また、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。 事案の概要につきまして、昨日十六時四十三分ごろ、陸上自衛隊目達原駐屯地所属の第三対戦車ヘリコプター隊AH64Dが、定期整備を行った後の試験飛行中に、同駐屯地の南西約六キロメートルに墜落いたしました。なお、今回は、五十時間ごとの定期検査に加え、メーンローターヘッドの交換を行ったところであります。メ……
○小野寺国務大臣 今回の事故につきましては、本当に多くの皆様に御心配をおかけし、そして今、後藤委員からは、亡くなった隊員に対しての丁重なるお言葉をいただきました。感謝を申し上げますとともに、再発防止に全力を尽くしてまいりたいと思っております。 今御指摘がありました事故の調査につきましては、現在、陸幕副長を中心とするチームにおいて事故調査を行っております。私どもとしては、さまざまな情報を分析し、そしてまた、今回、フライトレコーダー等が回収されております、その解析を行いながら、事故調査、原因究明、再発防止に全力を尽くしていきたいと思っております。
○小野寺国務大臣 末松先生、お帰りなさい。(末松委員「ありがとうございます」と呼ぶ) 今、末松先生のお話の中で聞いておりまして、やはり一番大切なのは、選択肢で言った一番目、北朝鮮が、いわゆるごめんなさいでありましょうか、基本的政策を圧力によって変えていくということ、外交で解決するということが基本だと思います。 ただ、私ども防衛当局は、いかなる事態においても国民の生命財産を守るというのが最大の責務ということになります。 我が国のミサイル防衛については、先生御案内のとおり、海上自衛隊のBMD対応型イージス艦による上層での迎撃と、航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃による多層防衛によ……
○小野寺国務大臣 福井の豪雪災害につきましては、隊員が懸命に頑張ってくれております。現在、全ての車両の通行ができるようになったということでありますが、これからも、災害がありましたら、私ども、国民の命を守るため懸命に努力してまいります。 ただいま御指摘ありました佐賀の事案でございます。 今月五日でありますが、佐賀県において発生した自衛隊ヘリコプターの墜落事故につきましては、国民の命と平和な暮らしを守るべき自衛隊が住民の方々の安全を脅かし、多大な被害を生じさせたことは極めて遺憾であり、心からおわびを申し上げます。また、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。 事故発生直後、当日のうちに大……
○小野寺国務大臣 まず、改めまして、今回の事故では、国民の命と平和な暮らしを守るべき自衛隊が住民の方々の安全を脅かし、多大な被害を生じさせたことは極めて遺憾であり、心よりおわびを申し上げます。 十日から十一日まで佐賀県を訪問し、事故現場を視察するとともに、山口佐賀県知事、石倉佐賀県議会議長、松本神埼市長、多良吉野ケ里町長及び武広上峰町長等、そして被害に遭われた皆様にもお会いをし、謝罪をし、また、亡くなられた二名の隊員の葬送式に参列をしてまいりました。 事故現場では、火災被害に遭った建物やそこに残された機体を目の当たりにし、航空事故の危険性を改めて認識し、このような事故を二度と起こしてはなら……
○小野寺国務大臣 御指摘のNATOの軍事機構におきましては、作戦連合軍最高司令部が設置されており、その体制のもと、各国が拠出する部隊に対する軍事作戦上の全般的な指揮権については作戦連合軍最高司令官が行使することになっております。現在の司令官は米国から出ております。 また、米韓同盟において、米韓連合司令部が設置されており、その体制のもと、平時の際は、韓国軍合同参謀議長が韓国軍に対する指揮権を、在韓米軍司令官が在韓米軍に対する指揮権をそれぞれ行使し、そして有事の際は、在韓米軍司令官が兼務する米韓連合司令官が米韓両軍に対する指揮権を行使するということになっております。 一方、日米間におきましては……
○小野寺国務大臣 まず、委員からは、亡くなった二名の隊員に対しての丁寧なお言葉、改めて感謝を申し上げます。二度とこのようなことがないよう、しっかり対応してまいります。 まず初めに、メーンローターヘッドについての情報についてのお話がございました。 事故機に使用されておりましたメーンローターヘッドは、新品であったとされておりましたが、その後の調査の結果、過去に他のAH64Dの機体において使用されていた実績があり、製造メーカーにより整備済みとして納品された部品であったことが判明をしております。 今般の誤りは、事故の初動対応において、さまざまな情報が錯綜する中で、確認不十分な情報をもとに陸幕長が……
○小野寺国務大臣 北朝鮮の核、ミサイルの脅威に関しては、まず、北朝鮮をしっかりと抑止することが重要であります。そのためには、日米同盟による強い抑止力が必要です。この点、平和安全法制の整備や種々の日米共同訓練などを通じ、自衛隊と米軍との連携は一層緊密化し、日米同盟の抑止力は大きく向上しております。 同時に、我が国の防衛体制及び能力の向上を図っていくことも必要であります。例えば、弾道ミサイル防衛については、BMD対応型イージス艦の増勢や能力向上型迎撃ミサイルの取得など、引き続き積極的に進め、さらに、先般導入を決定しましたイージス・アショアにより、弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上を図ってまいりま……
○小野寺国務大臣 このたびの日報問題に対しては、国会そしてまた国民の皆様にさまざまな疑念を持たれていること、改めておわびを申し上げたいと思っております。 防衛省の情報公開、文書管理については、昨年、南スーダンのPKOの日報問題がありまして、これに関して、再発防止策ということで、例えば、日報を統合幕僚監部が一元的に管理することといたしました。これまで一年未満とされていた日報の保存期間を十年とし、保存期間満了後は国立公文書館に移管することとしており、情報公開請求に的確に対応できるようにしていきたいと思っています。 そして、こうした再発防止策に取り組んでいる中、今回のイラクの日報が、昨年ないと言……
○小野寺国務大臣 今回のイラクの日報問題ですが、実は昨年、南スーダンの日報問題で、国会からも厳しい御指摘をいただきました。 実は、その反省をもとに、自衛隊が海外で活動する日報というものは、この際、防衛省の統合幕僚の方で全部集めて、そしてしっかり管理しようということで、過去にもさかのぼって、とにかく日報というものをみんなよこせということで、集める作業をしておりました。 その集める作業をしている中で、ことし、これは私に来たのが三月三十一日でありますが、昨年、イラクの日報が、国会では、ないと当時の稲田大臣が答弁していましたが、それが実は資料として見つかったという報告がありました。 私としては、……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。質問をする立場が余りなく、緊張して質問をさせていただきます。 きょうはまず、普天間飛行場代替施設建設事業、いわゆる辺野古移設についてお伺いをしたいと思います。 先週、四月五日でありますが、国交省は、行政不服審査法に基づいて、沖縄県の埋立承認の撤回を取り消すとの裁決を行ったと承知をしています。これまで国会では、あるいはこの委員会では、この地盤に関する話題がたびたび取り上げられ、B―27と呼ばれる調査地点で地盤の強度に関する試験が実施されていないという指摘や、水面下約七十メートルから九十メートルの間に未改良の地盤が残る、軟弱地盤があるのではないかという……
○小野寺委員 きょうは質問の機会を与えていただきまして、理事そしてまた同僚議員に感謝を申し上げます。 まず、きょうお伺いしたいのは、WTOにおきます今回の日本の逆転敗訴と言われている内容について質問させていただきたいと思っております。 韓国による東京電力福島第一発電所事故の被災地からの水産物の全面禁輸を、これはWTOの場で日本としては科学的根拠を持って日本の主張が正しいということをずっと訴えてき、そして、第一審、小委員会では日本を支持する判断が出ました。ところが、今月十一日でありますが、その上級審であります上級委員会において、韓国の禁輸を不当な差別とした第一審、小委員会の判断を破棄するとい……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 済みません、きょうは、総理と外務大臣、防衛大臣にしか聞きません。ほかの閣僚の皆さん、大変恐縮に思っております。 私も、ぜひ国会改革、進めていただきたい、そう思っております。 きょうは、最近緊迫感を増します、実は、日韓の関係、このことについてお話をしたいと思います。 特に、昨年末発生しました、我が国の海上自衛隊の哨戒機に対して韓国の海軍から火器管制用のレーダーが照射された事案、そしてまた、できればもう少し日韓の関係の問題についても触れたいと思っております。 まず冒頭、私ども、共通の認識としておきたいのは、実は北朝鮮はまだ、核、ミサイルの廃棄に……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは質問の機会をありがとうございます。 ただいま委員長からお話がありましたが、今回の豪雨被害、多くの犠牲者が出ました。また、今現在でも助けを求める多くの皆さんがいらっしゃいます。政府として全力を挙げていただきたい。また、現在、三千人を超える自衛隊員の活躍があり、今後とも予備自衛を含めて二万人の支援があると報告を受けております。全力を挙げてこの被災者の支援に当たっていただきたい、そのように思っております。 また、冒頭、先般陸上配備型のイージスについての計画の中止という報告がございました。この経緯についてはさまざまな判断があったんだと思っており……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 本日は、質問の機会をありがとうございます。 まず、質問に先立ちまして、新型肺炎のことについて一言触れたいと思います。 ついにこの死者が中国においては八十名を超えるということ、恐らく今、罹患者は三千人を超えるような状況になるんだと思っています。実はこのことにおいて、水際対策は大変、十分必要ではありますが、もう一つ大きな心配は、実は中国は今、団体客について、これをキャンセルするという動きが広がっております。この春節をめぐって多くの中国人観光客が日本に来る、あるいは日本から中国を訪れる観光客もいると思います。これは恐らく、旅行関連含め、日本の経済にも……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 本日は、質問の機会をありがとうございます。 私たち政治家が行わなければならないこと、それは、国民の生活、暮らしがこれからも平和で安全に、そして豊かに続けられること、これだと思っています。ですが、もし他国から侵略があれば、これは国民をしっかり守っていく、その決意も大変必要だと思っています。 今日は、その観点から、主に安全保障の問題について取り上げさせていただきたい、そう思っています。 実は、一昨日、中国とロシアの爆撃機が日本を周遊いたしました。また、昨日は、北朝鮮が弾道ミサイルをまたも日本海に撃ち込みました。そして、様々な報道機関により、ごく近……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
皆様方の御推挙によりまして、予算委員長に選任されました小野寺五典でございます。
誠に光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感いたしております。
今日、我が国は、多くの重要課題に直面しており、当委員会に課せられた使命は極めて重大であります。
微力ではございますが、委員各位の御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営を図ってまいる所存でございます。
何とぞどうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事牧原秀樹君及び赤羽一嘉君から、理事辞任の申出がありま……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官小杉裕一君、内閣官房内閣審議官廣瀬健司君、内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長坂本里和君、公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長片桐一幸君、警察庁交通局長太刀川浩一君、こども家庭庁成育局長藤原朋子君、総務省自治行政局長山野謙君、総務省総合通信基盤局長今川拓郎君、文部科学省高等教育局長池田貴城君、文部科学省科学技術・学術政策局長柿田恭良君、文部科学省研究振興局長塩見みづ枝君、厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官溝口洋君、内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長馬場健君、内閣官房全世代型社会保障構築本部事務局審議官竹林悟史君、内閣法制局第一部長木村陽一君、内閣府大臣官房審議官阿久澤孝君、内閣府政策統括官林伴子君、内閣府政策統括官高橋謙司君、内閣府経済財政国際室長松多秀一君、内閣府地方創生推進事務局審議官安楽岡武君、こども家庭庁長官官房総務課支援金制度等準備室長熊木正人君、こども家庭庁成育局長藤原朋子君、総務省大臣官房地域力……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
令和五年度一般会計補正予算(第1号)、令和五年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、審査に入ります。
まず、両案の趣旨について政府の説明を聴取いたします。財務大臣鈴木俊一君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま説明を聴取いたしました令和五年度補正予算両案の審査中、日本銀行及び独立行政法人等の役職員から意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人として出席を求めることとし、その人選等諸般の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計補正予算(第1号)、令和五年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、基本的質疑に入ります。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官小杉裕一君、内閣官房国土強靱化推進室次長岡村次郎君、内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長井上学君、内閣府政策統括官高橋謙司君、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官渡邊昇治君、金融庁企画市場局長井藤英樹君、外務省大臣官房審議官岩本桂一君、外務省総合外交政策局長河邉賢裕君、外務省欧州局長中込正志君、外務省中東アフリカ局長長岡寛介君、文……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計補正予算(第1号)、令和五年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房アイヌ総合政策室長松浦克巳君、内閣官房内閣審議官平井康夫君、内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長井上学君、内閣官房内閣情報調査室次長七澤淳君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、法務省人権擁護局長鎌田隆志君、外務省大臣官房参事官山田欣幸君、国税庁次長星屋和彦君、文化庁次長合田哲雄君、厚生労働省保険局長伊原和人君、農林水産省大臣官房危機管理・政策立案総……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和五年度一般会計補正予算(第1号)、令和五年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣府地方創生推進室次長佐々木正士郎君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、総務省情報流通行政局長小笠原陽一君、外務省大臣官房参事官高橋美佐子君、外務省欧州局長中込正志君、厚生労働省保険局長伊原和人君、厚生労働省政策統括官鹿沼均君、林野庁長官青山豊久君、経済産業省大臣官房商務・サービス審議官茂木正君、国土交通省水管理・国土保全局長廣瀬昌由君、国土交通省物流・自動車局長鶴田……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。 本日は、内外の諸課題についての集中審議を行います。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長井上学君、内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長坂本里和君、内閣府大臣官房審議官畠山貴晃君、内閣府規制改革推進室長林幸宏君、内閣府政策統括官林伴子君、内閣府地方創生推進室次長佐々木正士郎君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、法務省大臣官房審議官松井信憲君、外務省大臣官房審議官岩本桂一君、外務省大臣官房参事官高橋美佐子君、財務省関税局長江島一……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事越智隆雄君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に橋本岳君を指名いたします。
【次の発言】 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
本日は、令和六年能登半島地震等についての集中審議……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
奥野総一郎君 及び 山井 和則君
を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する事項について、議長に対し、国政調査の承認を求めることとし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませ……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、審査に入ります。
まず、三案の趣旨について政府の説明を聴取いたします。財務大臣鈴木俊一君。
【次の発言】 これにて財務大臣の説明は終わりました。
財務大臣以外の大臣は御退席いただいて結構でございます。
引き続き、補足説明を聴取いたします。財務副大臣赤澤亮正君。
【次の発言】 次に、内閣府副大臣井林辰憲君。
【次の発言】 以上をもちまして補足説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
ただい……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、基本的質疑に入ります。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官平井康夫君、内閣官房内閣審議官内田欽也君、内閣府政策統括官林伴子君、内閣府政策統括官高橋謙司君、警察庁長官官房審議官佐野朋毅君、総務省大臣官房総括審議官湯本博信君、総務省自治財政局長大沢博君、総務省総合通信基盤局長今川拓郎君、法務省刑事局長松下裕子君、外務省大臣官房参事官藤本健太郎君、国税庁次長星屋和彦君、厚生労働省大臣官房高齢・障害者雇……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長長崎敏志君、内閣府政策統括官高橋謙司君、内閣府地方創生推進事務局審議官安楽岡武君、総務省自治税務局長池田達雄君、法務省民事局長竹内努君、出入国在留管理庁次長丸山秀治君、国税庁次長星屋和彦君、文部科学省初等中等教育局長矢野和彦君、厚生労働省医政局長浅沼一成君、厚生労働省老健局長間隆一郎君、厚生労働省保険局長伊原和人君、農林……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官中溝和孝君、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官大森一顕君、内閣府政策統括官高橋謙司君、内閣府男女共同参画局長岡田恵子君、警察庁刑事局長渡邊国佳君、こども家庭庁長官官房長小宮義之君、こども家庭庁支援局長吉住啓作君、総務省自治行政局長山野謙君、法務省民事局長竹内努君、法務省刑事局長松下裕子君、国税庁次長星屋和彦君、文部科学省……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
三案審査の参考に資するため、来る十六日金曜日、石川県及び長崎県に委員を派遣いたしたいと存じます。
つきましては、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官萬浪学君、内閣官房TPP等政府対策本部国内調整統括官武藤功哉君、内閣官房国際博覧会推進本部事務局長代理茂木正君、内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長坂本里和君、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官中村広樹君、内閣官房GX実行推進室長畠山陽二郎君、内閣府大臣官房審議官畠山貴晃君、内閣府政策統括官林幸宏君、内閣府政策統括官……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官林学君、内閣官房内閣審議官門前浩司君、内閣府大臣官房審議官畠山貴晃君、内閣府政策統括官高橋謙司君、警察庁刑事局長渡邊国佳君、総務省自治行政局公務員部長小池信之君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、法務省刑事局長松下裕子君、国税庁次長星屋和彦君、文部科学省総合教育政策局長望月禎君、文部科学省初等中等教育局長矢野和彦君、厚生労働省職業安定局……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人としてこども家庭庁長官官房長小宮義之君、こども家庭庁長官官房総務課支援金制度等準備室長熊木正人君、デジタル庁統括官冨安泰一郎君、総務省大臣官房総括審議官湯本博信君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、法務省刑事局長松下裕子君、公安調査庁次長平光信隆君、国税庁次長星屋和彦君、国土交通省住宅局長石坂聡君、国土交通省物流・自動車局長鶴田浩久君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じ……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官林学君、内閣府政策統括官高橋謙司君、内閣府政策統括官宮坂祐介君、総務省大臣官房審議官三橋一彦君、総務省自治財政局長大沢博君、法務省刑事局長松下裕子君、外務省大臣官房参事官門脇仁一君、国税庁次長星屋和彦君、文部科学省初等中等教育局長矢野和彦君、文部科学省研究開発局長千原由幸君、スポーツ庁次長茂里毅君、国土交通省大臣官房土地政策審議官中田裕人……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房就職氷河期世代支援推進室次長畠山貴晃君、内閣府政策統括官高橋謙司君、内閣府男女共同参画局長岡田恵子君、内閣府地方創生推進事務局審議官豊岡宏規君、内閣府地方創生推進事務局審議官岩間浩君、警察庁刑事局長渡邊国佳君、復興庁統括官宇野善昌君、復興庁統括官桜町道雄君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、法務省刑事局長松下裕子君、出入国在留管理庁次長丸山秀治君……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、三案審査のため、去る十六日、第一班石川県、第二班長崎県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員からそれぞれ報告を聴取いたします。第一班橋本岳君。
【次の発言】 次に、第二班加藤勝信君。
【次の発言】 以上で派遣委員からの報告は終わりました。
お諮りいたします。
ただいま報告のありました第一班及び第二班の現地における会議の記録は、本日の会議録に参照掲載することに御異議ありませんか。
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官竹林悟史君、内閣府政策統括官林幸宏君、内閣府政策統括官高橋謙司君、警察庁長官官房長太刀川浩一君、警察庁長官官房審議官和田薫君、警察庁刑事局長渡邊国佳君、デジタル庁統括官冨安泰一郎君、総務省大臣官房地域力創造審議官山越伸子君、総務省自治行政局公務員部長小池信之君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長木村公……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官小杉裕一君、内閣官房内閣審議官門前浩司君、内閣官房サイバー安全保障体制整備準備室長小柳誠二君、内閣府大臣官房政府広報室長廣瀬健司君、内閣府政策統括官高橋謙司君、公正取引委員会事務総局経済取引局長岩成博夫君、公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長片桐一幸君、警察庁刑事局長渡邊国佳君、警察庁警備局長迫田裕治君、こども家庭庁長官官房総務課支援金制度等準備室……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、各分科会主査から、それぞれの分科会における審査の報告を求めます。
第一分科会主査牧島かれんさん。
【次の発言】 第二分科会主査宮路拓馬君。
【次の発言】 第三分科会主査牧原秀樹君。
【次の発言】 第四分科会主査井出庸生君。
【次の発言】 第五分科会主査橋本岳君。
【次の発言】 第六分科会主査伊東良孝君。
【次の発言】 第七分科会主査上野賢一郎君。
【次の発言】 第八分科会主査佐藤英道君。
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
三案審査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第一部長木村陽一君、総務省自治行政局長山野謙君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、法務省刑事局長松下裕子君、国税庁次長星屋和彦君、厚生労働省職業安定局長山田雅彦君、厚生労働省年金局長橋本泰宏君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。 本日は、政治資金、能登半島地震等内外の諸課題についての集中審議を行います。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官小柳誠二君、内閣府政策統括官高橋謙司君、デジタル庁統括官村上敬亮君、総務省自治行政局公務員部長小池信之君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、総務省自治財政局長大沢博君、法務省刑事局長松下裕子君、外務省大臣官房参事官濱本幸也君、外務省総合外交政策局長河邉賢裕君、外務省北米局長有馬裕君、外務省領事局長岩本桂一君、国税庁次長星屋和彦君、厚生労……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。 本日は、国内外の諸課題についての集中審議を行います。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第一部長木村陽一君、内閣府政策統括官高橋謙司君、内閣府孤独・孤立対策推進室長江浪武志君、総務省大臣官房総括審議官海老原諭君、総務省自治行政局長山野謙君、総務省自治行政局選挙部長笠置隆範君、法務省民事局長竹内努君、国土交通省国土政策局長黒田昌義君、環境省環境再生・資源循環局次長角倉一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小野寺委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午……
○小野寺委員 私は、自由民主党を代表して、三先生に質疑をさせていただきます。 まず初めに、お忙しいところをおいでいただきまして、どうもありがとうございます。 現在、平成十年度の予算の審議をしているところでありますが、先ほどお三方、皆さんの御意見を伺わせていただきまして、まず、その結論の中で、当初予算を一刻も早く通して経済に切れ目がないようにするというような御指摘をいただきました。まことにもってありがたいと思っております。少しでも予算がスムーズに進むように頑張っていきたいというふうに思っております。 さて、まず初めに、先ほど高木先生の方からお話がありましたように、今の日本の経済というのは非……
○小野寺分科員 自由民主党の小野寺五典です。本日は遅くまで大変御苦労さまです。 きょうは、特に私も農林水産業を愛する議員として、またそういう地域からお支えをいただいている議員として、まず、この農林水産業を守り、そして将来に明るい見通しを持ちたい、そういう共通の認識で御質問をさせていただきます。 まず初めに、どうしても現在、いろいろ地域の声を聞きますと、農家では昨年来の米の価格の低迷、しばらく続いておりますが、特に専業農家ほど、今の米の価格ではやり切れない、そういう声がたくさん上がっております。ぜひ、その米の生産調整の基本的な考え方をお聞かせ願えればと思うのですが。
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。きょうは、地方分権一括法案につきまして、公述人の皆様にいろいろお伺いしたいと思います。 まず、初めまして、きょうはお忙しいところ、大変ありがとうございます。 今までのお話を伺いまして、まず感じますこと、それは、今回の地方分権という流れに関しては、公述人の皆様すべて前に進んでいると、それから、中にはやはり、井下田先生のように、感慨を持ってというような御感想もあると思います。 その中で、ちょっと皆様の論点を整理しますと、まず、西尾勝先生は、今回のこの法案策定に当たりますその前段階の、地方分権推進委員会の委員、そしてまた、その中の行政関係検討グループの……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、先生方、本当に御苦労さまです。先ほどまでお伺いさせていただきましたが、平成十一年度予算につきまして、本当に御示唆に富むお話をいただきまして、大変感謝しております。 初めに、私なりに少し整理をさせていただきたいと思うんですが、まず、平成十一年度予算案につきましての御意見ですが、現在の本当に厳しい経済環境を踏まえまして、お三方の先生方からは、それぞれ、例えば吉田先生からは、現在の状況、このように民間が厳しい中で、民間サポートとして、ショックアブソーバーになるというような今回の積極予算は評価できるんではないかというような意見をいただいたと思い……
○小野寺分科員 中川大臣には、日ごろ、日本の農業、林業そして水産業、食糧の基幹産業に対しまして大変な御尽力をいただき、ありがとうございます。きょうは、その中で特に私が関心を持っております遠洋マグロはえ縄漁業の国際減船の問題についてお伺いをしたいと思います。 御存じのとおり、マグロといいますのは、非常に日本にとっては、食文化といいますか、歴史的に長い伝統を有し、また今でも子供たちにまで大変親しまれている、そういう食糧資源でありますが、そのマグロ、実は公海上で主に漁獲されるというような特性がありまして、日本は長年この漁猟技術を開発してまいりました。 ところが、御案内のとおり、現在、環境保護問題……
○小野寺分科員 甘利労働大臣、おはようございます。 日ごろは、近年に増しまして一番労働環境が厳しい中、大変御尽力いただきまして、本当に心からその御活躍には敬意を表する次第でございます。 そういう中、きょう、さらにまた労働環境について、特に雇用問題について少しお伺いしたいと思っております。 御存じのとおり、景気の回復、やや明るさが見えてきたということでありましても、いまだ現在の雇用環境は大変厳しい中にあります。特に、十二月も失業率四・三%ということで、これはもうここ近年では一番高い数字になっております。こういう非常に厳しい状況にあるわけですが、さらに各地域を見ますと、地域によっては、主要産……
○小野寺大臣政務官 このシベリア抑留の問題は、本当に同情すべき大変大きな問題だと思っております。 外務省としましても、現在、九一年に締結されました政府間協定におきまして、遺骨収集、また、資料の収集等を積極的にやっていまして、ことし二月にはシベリア抑留問題に関する日ロ協議を開催しました。 今後、プーチン大統領の訪日というのが予定されております。ぜひ、これに向けて、今委員がお話しされたような内容については首脳間の話し合いの中でも一つの方向が出るように努力していきたいと思っております。
○小野寺主査代理 これにて飯島夕雁君の質疑は終了いたしました。
次に、杉田元司君。
【次の発言】 これにて杉田元司君の質疑は終了いたしました。
次に、黄川田徹君。
【次の発言】 これにて田島一成君の質疑は終了いたしました。
次に、石関貴史君。
【次の発言】 これにて石関貴史君の質疑は終了しました。
次に、塩川鉄也君。
【次の発言】 これにて塩川鉄也君の質疑は終了いたしました。
次に、松本洋平君。
○小野寺副大臣 御指摘にありますように、我が国は、この出資金というのはかなりの額を出しております。 国際機関におきましては、会計検査、内部監査、外部監査などが各機関ごとに行われる、そういう制度が設けられておりまして、例えば、国連におきましては、三カ国の会計検査院の長から構成されます国連会計検査委員会が会計検査を行っています。また、国連内部監査部が内部監査及び国連の活動評価を行っています。さらに、外部監査ですが、国連合同監査団、これは日本もメンバーに入っておりますが、国連システムのマネジメントの向上や活動の効率性などを監査しております。国連会計検査委員会、国連合同監査団の作成する提言を含む報告……
○小野寺副大臣 ただいま御指摘ありましたように、平成二十年度NGO関連予算、外務省分は約百三十一億円を計上しておりまして、これは十九年度とほぼ同水準を維持しております。 このNGO、我が国は、開発途上国の戦後復興開発における地域住民の多様な援助需要にきめ細かく適応できるように、NGOの知見、役割を重視、評価しております。このような観点からも、今後ともNGOとの連携強化を進めていく考えでございます。
○小野寺協議委員 動議を提出いたします。
議長には河野太郎君を推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
副議長には三原朝彦君を推薦いたします。
○小野寺主査代理 これにて井澤京子さんの質疑は終了しました。
次に、渡部篤君。
【次の発言】 これにて渡部篤君の質疑は終了しました。
次に、高木美智代さん。
○小野寺主査代理 金森初等中等教育局長、時間が参っておりますので、手短にお願いします。
【次の発言】 これにて石原宏高君の質疑は終了しました。
次に、吉井英勝君。
【次の発言】 これにて吉井英勝君の質疑は終了いたしました。
次に、大畠章宏君。
○小野寺分科員 自民党の小野寺五典です。
きょうは、ことし二月に発生しましたチリ地震津波による漁業被害について質問しようと思っておりましたが、冒頭、どうしてもこの問題に触れざるを得ないということで、少しだけ触れさせていただきます。それは口蹄疫の問題です。
宮崎で口蹄疫が発生し、今大変な大きな問題になっていますが、この問題、口蹄疫に対する担当大臣はどなたでしょうか。教えてください。
【次の発言】 大変不思議なのは、私ども、きのうもずっとテレビを見ておりましたが、出てくる大臣は、実は平野官房長官。現地に入り、宮崎県知事からお話を聞き、なぜかその平野官房長官が前面に立ち、さまざまな発言をしている……
○小野寺分科員 きょうは、質問の機会をありがとうございます。 昨日、チリ地震による大きな津波が太平洋沿岸、特に三陸沿岸に大きな被害を及ぼしました。私も実は、終日この対策本部におりまして、津波が直接上がってくるところを現実に見ておりました。きょうの読売新聞の一面に大きな写真が出ております。このカラー写真は私の家のすぐそばの写真でありまして、本当に津波というのがいかに怖いかということを、子供のころから私どもは身にしみて伺っております。 そういった中、ようやく皆さんのお力で一段落したこの津波の被害なんですが、これから実は、大きな被害の全容が明らかになってまいります。それは特に漁業に対しての被害で……
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。 きょうは、このような連合審査、ありがとうございます。連合審査の大きな理由は、恐らく、これは領土問題を含めた外交案件にかかわってくるから、このような外交ということで外務委員会との連合ということになったんだと思います。 冒頭、一点確認したいと思います。副長官、どうもありがとうございます。 まず、今月十五日、ロシアの副首相初め十省庁の代表が、何と択捉、国後を訪問したということがありました。外務大臣はこのことに関して抗議をされたと伺っておりますが、メドベージェフ以降、何度も何度も日本の北方四島にロシアの枢要な方が来られるということをなかなか防ぎ切れてい……
○小野寺小委員 委員長を初め皆様には、先日、被災地を訪問していただきまして、直接被災民の声を聞いていただいて、大変感謝を申し上げます。 先ほど来の議論を聞いて非常に不思議に思うのは、石黒局長から国内立地推進事業の補助金のお話がございました。被災地に住む者として、どう考えても、今回この補助金がついている企業が被災地に何らかの効果があるとは考えられません。ですから、風が吹けばおけ屋がもうかるどころじゃなくて、完全にこじつけでしかないと思います。 それからもう一点、先ほど局長がいみじくもお話しされましたが、これは円高対策だということ。私たちは、この震災によって円高になったわけではない、そう理解を……
○小野寺分科員 自由民主党の小野寺五典です。 大臣には、日ごろ復興支援に大変御努力いただきまして、ありがとうございます。 まず、前回、二月二日の予算委員会でも確認をさせていただきました防災集団移転促進事業、このことについてお伺いをしたいと思っております。 実は、この事業で今一番問題になっておりますのは、例えば低地ゾーンということで、ここは自治体が購入するようなそういう場所については集団防災移転の対象ということでしっかり対応できる。ですが、そこに隣接する、例えばかさ上げをするゾーン、このかさ上げをするゾーンについて集団防災移転を希望する方、この方は、かさ上げをする場所なんだから防災移転の対……
○小野寺分科員 自由民主党の小野寺五典です。 先般の予算委員会の質疑で、福島原子力発電所事故の農林水産物に与える被害、風評被害について質問をさせていただきました。きょうもそのことを中心にお伺いをしたいと思います。 まず、二月の二十日の予算委員会で、この福島原子力発電所の事故による風評被害で牛肉の価格が低落をし、あるいは、一部、出荷制限でずっとできずにいて、この方への補償についてお伺いをさせていただきました。 その補償が、もう二週間たちましたので、どのように行われているか、まだ一回目の補償しか出ていないという前回の状況がございました。あのとき出席した東京電力の社長は、誠意を持って対応すると……
○小野寺国務大臣 平成二十一年度における防衛省の決算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、防衛省主管一般会計の歳入につきまして御説明申し上げます。 歳入予算額は四百九十三億六千百万円余でありまして、これを収納済み歳入額五百七十七億七千万円余に比較しますと、八十四億八百万円余の増加となっております。 次に、防衛省所管一般会計の歳出について御説明申し上げます。 当初の歳出予算額は四兆七千七百四十一億三千五百万円余でありまして、これに予算補正追加額一千三百十三億六千九百万円余、移しがえを受けた額百六十五億五千九百万円余、前年度からの繰越額一千五百七十三億七千四百万円余、予備費を使……
○小野寺国務大臣 平成二十五年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成二十五年度予算においては、周辺国による軍事力の近代化及び軍事的活動の活発化や東日本大震災という未曽有の大災害の経験を踏まえ、国民の生命財産と領土、領海、領空を断固として守り抜くため、平成二十五年度の防衛力整備等についてに基づき、防衛力整備を着実に実施することとしております。 具体的には、各種事態への実効的な対応及び即応性の向上、日米同盟の強化、国際的な安全保障環境の一層の安定化への取り組み、効果的、効率的な防衛力整備を重視しつつ、防衛省・自衛隊が国民から期待される役割を果たす上で必要な事業と、この……
○小野寺国務大臣 勝沼委員には、医師という大変重要なお仕事をしながら、予備自衛官ということで、日本の安全保障、国防に大変御理解をいただきまして、心から感謝を申し上げます。 今お話がありました自衛官の階級、年齢構成ですが、装備の高度化、任務の多様化、国際化などの対応のために、部隊等において、より一層、熟練した者、専門性を有する者が必要となってきております。 我が国において、少子化、高学歴化が進展し、安定した就職先を志向する傾向が強まったことを受け、非任期制士の採用数を増加させたということがございます。そのために、現在、准尉、曹の階層の割合が相対的に高くなっていると認識をしております。 自衛……
○小野寺国務大臣 まず、松山英樹選手のニュース、今初めて伺いました。私が教鞭をとっておりました大学をことし三月に卒業した卒業生であります。今後とも活躍を委員とともに期待したいと思っております。 さて、今お話ありました、シャングリラ・ダイアログにおきましての日米韓の三カ国の協議におきまして、この会議にはアメリカ側からはデンプシー統参議長も来ておりまして、特に北朝鮮のミサイル問題について、やはり日米韓の情報共有が重要だということ、これは実は三カ国で一致をしたことであります。 ただ、日韓のGSOMIAにつきましては、やはりまだ環境が整っていないということだと思いますが、韓国側からまだ明確なお話が……
○小野寺国務大臣 平成二十六年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成二十六年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、先般新たに策定された平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画に基づき編成される初年度の予算として、統合機動防衛力の構築に向けた防衛力整備を着実に実施することとしております。 具体的には、各種事態における実効的な抑止及び対処並びにアジア太平洋地域の安定化及びグローバルな安全保障環境の改善といった防衛力の役割をシームレスかつ機動的に果たすよう、統合機能……
○小野寺国務大臣 平成三十年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成三十年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命、身体、財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱に基づく中期防衛力整備計画の最終年度として、統合機動防衛力の構築に向け、防衛力整備を着実に実施することとしております。 具体的には、各種事態における実効的な抑止及び対処並びにアジア太平洋地域の安定化及びグローバルな安全保障環境の改善といった防衛力の役割にシームレスかつ機動的に対応し得るよう、統合機能のさらなる充実に留意しつつ、……
○小野寺国務大臣 防衛省としては、陸自AH64Dの経緯も踏まえ、現在、提案内容の遵守につき、選定後においても、提案企業に対し将来にわたり正当な理由なく変更しないこと等を旨とする誓約書を改めて提出させる、米国における関連装備品の製造状況等、安定的な供給の確保につながるさまざまな情報をこれまで以上にさまざまなルートで幅広く収集する、収集した情報をもとに、米国の開発動向等を踏まえ、将来的な安定的供給も見据えて、取得する装備品を判断していくといった方策をとっており、今後とも防衛装備品の安定的な調達を行ってまいります。 また、航空機の整備については、航空機の安全性の確保に直結するものであることを十分理……
○小野寺会長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 この度、委員各位の御推挙によりまして、情報監視審査会の会長の重責を担うことになりました小野寺五典であります。 また、特定秘密保護法を制定するときの担当大臣もさせていただきました。この役割がいかに重要かということを身にしみております。 どうぞ委員各位の、公正かつ円満なる審査会運営に努めてまいる所存でございますので、お力を賜りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時十七分散会
○小野寺会長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 この度、委員各位の御推挙によりまして、情報監視審査会の会長の重責を担うことになりました小野寺五典でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本審査会は、行政における特定秘密保護制度の運用を常時監視するという大変重要な役割を担っております。 特定秘密保護法案の審査の際に、私は防衛大臣として議論に携わり、この制度をつくる役割も果たさせていただきました。本審査会に課せられた使命の重要性はかねてより深く認識をしております。この度の会長就任に当たりまして、改めてその職責の重さを痛感しております。 委員各位の御協力を賜りまして、公正かつ円満なる……
○小野寺会長 休憩前に引き続き会議を開きます。 令和三年年次報告書に関する件について議事を進めます。 本件につきましては、運営協議会等における協議に基づき、お手元に配付のとおり、報告書案を作成いたしました。 本報告書案の概要について御説明を申し上げます。 当審査会は、衆議院情報監視審査会規程第二十二条第一項に基づきまして、毎年一回、調査及び審査の経過及び結果を記載した報告書を作成し、会長からこれを議長に提出するものとされております。 今回の報告書案の対象期間は、令和三年四月一日から本年三月三十一日までであります。この間に調査等の審査会を十回開会いたしました。なお、委員会等からの審査の……
○小野寺会長 休憩前に引き続き会議を開きます。
行政における特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施の状況に関する件について調査を進めます。
この際、去る六月七日に提出されました特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施の状況に関する報告につきまして、政府から説明を聴取いたします。高市国務大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時四十七分散会
○小野寺会長 休憩前に引き続き会議を開きます。 令和四年年次報告書に関する件について議事を進めます。 本件につきましては、運営協議会における協議等に基づき、お手元に配付のとおり、報告書案を作成いたしました。 本報告書案の概要について御説明を申し上げます。 当審査会は、衆議院情報監視審査会規程第二十二条第一項の規定に基づき、毎年一回、調査及び審査の経過及び結果を記載した報告書を作成し、会長からこれを議長に提出するものとされております。 今回の報告書案の対象期間は、令和四年四月一日から本年五月三十一日までであります。この間に調査等の審査会を九回開会いたしました。なお、委員会等からの審査の……
○小野寺委員長 これより会議を開きます。 令和六年度一般会計予算、令和六年度特別会計予算、令和六年度政府関係機関予算、以上三案について公聴会を開きます。 この際、公述人各位に一言御挨拶を申し上げます。 公述人各位におかれましては、御多用中にもかかわらず御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。令和六年度総予算に対する御意見を拝聴し、予算審議の参考にいたしたいと存じますので、どうか忌憚のない御意見をお述べいただきますようお願い申し上げます。 御意見を賜る順序といたしましては、まず熊谷亮丸公述人、次に清水秀行公述人、次に末冨芳公述人、次に小畑雅子公述人の順序で、お一人二十分程度ずつ一通……
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