このページでは東門美津子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。東門美津子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 在日米軍基地の集中する沖縄、その中でもさらに基地の大半が存在する中北部地域、沖縄三区から国会に送っていただきました。米軍基地の重圧に苦しみ続けている沖縄の民衆、とりわけ、沖縄から初の女性国会議員として、沖縄の女性たちの声をぜひ国政の場に届けたい、その思いで出てまいりました。頑張りたいと思います。 まず、先日開催されました九州・沖縄サミットについて伺います。サミット全体についてはさまざまな場で議論がされておりますので、私は、沖縄の立場に絞ってお伺いいたします。 総理は、所信表明演説の中で、さきのサミットで、すべての人々がより一層の繁栄を享受……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 在日米軍基地の集中する沖縄、その中でもさらに基地の大半が存在している中北部地域、沖縄三区から国会に送っていただきました。米軍基地の重圧に苦しみ続けている沖縄の民衆、とりわけ沖縄からは初の女性の国会議員として、沖縄の女性たちの声を国政の場に届けるべく参りました。全力を尽くしてまいりたいと思います。 まず、先日開催されました九州・沖縄サミットについてお伺いいたします。 沖縄の県民から見れば、基地の重圧が何ら軽減されるような話し合いも見えず、単にお祭り騒ぎの感さえあった沖縄サミットを、総理はサミットは成功だと喜んでおられますが、何をもって成功と……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 私は、日米地位協定の見直しについて、在日米軍基地と環境問題を中心に質問をしていきたいと思いますが、冒頭に二点だけ、外務大臣にぜひお伺いをしておきたいことがあります。 まず一点目、沖縄県は、米国の支配下で、そして復帰後も基地から派生する多くの事件、事故、米兵による女性、子供への性暴力と、ある意味では危険と隣り合わせの生活を余儀なくされてきました。また、経済自立の阻害要因ともなっている米軍基地、その基地の整理縮小を日米両政府に対して幾度となく要請してきております。しかし、沖縄の基地の整理縮小については、日米両政府ともその必要性は認めながら、実際は遅々と……
○東門委員 三月十六日、私、沖縄へ帰る飛行機の中でしたが、本土紙の朝刊を読みまして、強い衝撃と激しい憤りを覚えました。航空自衛隊恩納分屯基地所属の二等空尉が女子中学生に対する婦女暴行容疑で逮捕されたという記事です。真っ先に気になったのは、その子は今どうしているのだろうかということです。そして、お母さんは、お父さんは、きっと何も手につかない状態なのではということでした。悪質で、本当に卑劣きわまりない犯行によってもたらされた少女とその家族の悲しみ、悔しさは、一体何をもっていやされるのでしょうか。 沖縄県の県の面積に占める広大な基地は、町づくりの最大の阻害要因でもあり、さらに県民はその軍事基地から……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。いつもラストバッターです。どうぞよろしくお願いいたします。 私もいろいろと質問を準備してまいりまして、通告もいたしましたが、かなり重複するところもあるかとは思いますが、幾らかはさせていただきたいと思います。 まず真っ先に、十五年使用期限の問題。 田中大臣、またもかときっと思われていると思います、きのうも随分外務委員会でもやりましたので。けさからずっとその問題は出ておりますが、私の昨日の外務委員会での質問に対して、移設、返還に係る問題ということでパウエル国務長官はよく承知しておられる、ですからその中に十五年使用期限というのは含まれるという御答……
○東門委員 ラストバッター、いつもラストバッターなんですが、大臣には本当にお疲れさまです。しばらくまたおつき合いください。 まず最初に、外交機密費との関連でお伺いいたします。 今回の外交機密費の問題の発覚を受けまして、外務省機能改革会議というものが設置されたようです。その第一回会合が二月の二十一日に開催されたのですよね。その中で、それは、外務省のシステムを総点検し、外務省の機能について再検討するための提言をしていただくということだと伺っております。 その会議の質疑応答の中で、総理の外国訪問時の随員の宿泊費の差額について述べた部分がございます。それによりますと、見積もりの基礎となる情報は在……
○東門委員 まず、法案について一点お伺いいたします。
大使の在勤基本手当についてですが、本法律案では、在ジュネーブ国際機関代表部大使と軍縮会議大使、あるいは駐イタリア大使と駐バチカン大使のように、同じ地域に駐在しているにもかかわらず基準額が異なっているのが見えます。物価水準あるいは為替相場に違いはないはずなのですが、このような格差を設ける何か合理的な理由というのがありますか、説明をお願いいたします。
【次の発言】 今の答弁、私、それは聞いていないんですよ。ジュネーブの国際機関代表部大使は八十二万円となっていますよね。それと同じ地域にある軍縮会議大使は六十八万円となっています。この両方で物価水……
○東門委員 引き続いて、沖縄の問題について質問をさせていただきます。 昨日、沖縄から、普天間基地・那覇軍港の県内移設に反対する県民会議の代表団が、三月十七日に開催されました、米軍による事件を糾弾し、海兵隊の撤退と基地の県内移設に反対する県民集会での決議を携えて上京され、私も同行してアメリカ大使館へ決議文の手交に参りました。 「平和な沖縄を返してほしい。繰り返される米兵の事件や事故に、県民は我慢の限界にきており、怒りは頂点に達している。」という書き出しで始まる決議文ですが、その中の六点にわたる要請項目の中には海兵隊の即時撤退、そして日米地位協定の抜本的な見直し等があります。 対応したアメリ……
○東門委員 まず、防衛施設庁長官にお伺いしたいと思います。
読谷村在の通称象のおりと呼ばれる楚辺通信所は、三月末をもって使用期限が切れまして、現在、期限切れ後の暫定使用が行われています。その通信所についてですが、楚辺通信所を管理していました米海軍安全保障グループ、ハンザ・グループと言われていますが、そのハンザ・グループが同施設から撤退したのはいつかということ。そして、撤退後しばらく、管理を民間会社に業務委託し、管理されていたようですが、現在、同施設を管理しているのはどの部隊ですか。よろしくお願いします。
【次の発言】 那覇防衛施設局は、米国防総省直轄のいずれの軍からも委託を受けていない国防通……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 まず、田中外相の外相就任に対し、お祝いを申し上げたいと思います。このような重要なポストに女性がつくということは、同じ女性として、うれしく、また誇りに思います。また、田中外相の政治姿勢を見ますと、官僚の言いなりになることなく、御自分の目と耳でじかに国民の姿を見、国民の声を聞く姿勢をとっておられるようで、外相となられても、どうぞ、国民から遊離することなく、これまでと同様の政治姿勢が続けられて、田中外務大臣になって日本の外交が変わった、見えるようになったと言われるような御活躍を期待したいと思います。よろしくお願いします。 質問に入りたいと思います……
○東門委員 きょうも時間が短いので、私も急いでやっていきたいと思います。 最初に、日・欧州共同体相互承認協定についてお伺いいたします。 まず、これまでは、医薬品を相手国に輸出するに当たっては、成分表に従って製造されているかどうか、そういう出荷前試験を輸出国で行うとともに、輸入国でも再度検査を行っていましたが、本協定によって製薬工場が行った試験の結果を相手国が受け入れるようになり、輸入国では検査が免除されることになります。これによって確かに手間とコストが削減されて経済効率性が向上するということははっきりしておりますが、しかし、医薬品は人体に直接影響を及ぼすものであり、単に経済効率性からのみ判……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。どうぞよろしくお願いします。 まず第一点目ですが、外務省の沖縄事務所のあり方についてお伺いいたします。 もうお聞き及びかと思いますが、ことし二月上旬から三月中旬にかけまして、米軍の岩国基地所属のFA18戦闘機が夜間、訓練区域になっていない名護市街地の上空で飛行訓練を行いました。当然のことながら、市民から多数の苦情がありまして、四月の五日、名護市議会の代表が那覇防衛施設局と外務省沖縄事務所に名護市内での訓練中止を申し入れました。そのときの橋本大使の対応、本当にこれでいいのかなということが地元紙で報じられ、あるいは地元に帰ってじかにお聞きしてきましたので……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 まず最初に、二千一年の国際コーヒー協定についてお伺いいたします。 コーヒーの生産国は途上国がはるかに多いわけですが、途上国からの輸入品が安価であるのは劣悪な労働条件によるものとして、欧米諸国からは非難が出ています。本協定によりまして、自国のコーヒー産業に従事する人々の生活水準と労働条件に考慮が払われることが定められたわけですが、我が国においても、輸入国の責任として、コーヒー産業はもちろん、他の産業に従事する途上国の人々の労働条件についても注意をするべきではないかと思われます。我が国が、今後、途上国の労働条件の向上へ向けてどのような努力を行お……
○東門委員 ラストバッターです。済みません、おつき合いください。 朝も下地さんから、そしてまた先ほど赤嶺さんからもありましたけれども、今、沖縄がかなり急ピッチで動いているような気もします。ぜひそこからスタートしたいと思います。 本当は、今の発言問題を少し取り上げようかと思っておりましたけれども、それは時間がありましたら、最後にさせていただきます。(田中国務大臣「何のこと」と呼ぶ)外相の発言の問題で、いろいろあるじゃないですか、その件は後回しにして、まず、沖縄の基地の問題から入らせていただきます。 昨晩、沖縄・名護市で普天間代替施設の候補あるいは場所についての説明会があったということは、朝……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。どうぞよろしくお願いします。
大臣、まず、外務省の沖縄事務所の橋本沖縄担当大使について、何かお聞きになっておられますか。
【次の発言】 実は私、院内のテレビで安保委員会の状況を見ておりまして、大臣のお答えを聞いて少し驚きました。私、六月一日にほぼ同じような、もう一〇〇%に近い同じような質問をしているんです。その私の質問に対する答弁の中で、大臣は、「今の東門先生の御発言は重く受けとめていかなければというふうに思います。」と御答弁いただいたんですよ。確かめてください。そして、きのう、質問に対して、事実かどうかわかりませんが、そういう報道があるということはち……
○東門委員 田中大臣には、今回の訪米、本当にお疲れさまでございました。短い日程の中で結構大変だったと思います。 ただその中で、新聞報道等を見ておりますと、大臣はこれまでの歴代の外務大臣とは少し違っていると、私は評価したいと思います。といいますのは、一歩踏み込んで沖縄の問題も取り上げていただいたという思いを持っておりますので、ぜひその点はこれからも頑張っていただきたい。今さっきのお話の中で、おふろに入っていても普天間、お料理をしながらも普天間、いろいろなことをしながらも普天間ということで、沖縄の問題が頭から離れないと。ぜひその姿勢を今後とも持っていただいて、そしてきっぱりと、アメリカに言うべき……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。
いつもラストバッターですけれども、あと二十分間よろしくお願いいたします。
大臣、外務大臣に就任されて二月余りがたったわけですが、これまで一番難しい案件として大臣が苦労されたのは何ですか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そのあらゆる問題の中から、特にこれはちょっと手ごわかったなとか難しかったなと思われるのがあると思うのですよ。ぜひそれをまたお聞かせください。
【次の発言】 本当に御苦労さまでございます。
いろいろな難しい案件を抱えられて頑張っておられると思うのですけれども、今回の事件につきまして大臣が一番最初にお聞きになったのはい……
○東門委員 社会民主党・市民連合の東門美津子です。よろしくお願いします。 まず、今月十日に起きました宇和島水産高校の実習船えひめ丸と米原子力潜水艦グリーンビルの衝突事故は、米原潜による人為的な過失が原因である可能性が高いと言えます。しかし、この事故に関して、これまで米国側からはたび重なる謝罪がございましたが、日本政府がこうした米側の重大な過失や失われた人命の重さに見合う厳重な抗議を米国に対して行ったようには見えません。 日本政府からの抗議は、森総理が十一日の午後になってようやく形ばかりの抗議の意を伝えたほか、訪米された衛藤副大臣が情報提供のおくれ等について抗議をしているものの、今回の事件に……
○東門委員 九月十一日、米国において、ハイジャックされた旅客機が次々と巨大なビルに激突して崩壊をさせた連続テロ事件、その破壊力の激しさと死傷者の数において前代未聞のテロ事件であり、このような卑劣な行為は、その理由のいかんを問わず、断じて許すことはできません。私たちは、民主主義社会を守るために、このようなテロ行為を実行あるいは直接支援した組織を一刻も早く特定し、それを根絶するために努力しなければならないと考えております。 しかしながら、米国が急ピッチで準備を進めつつある軍事報復に一抹の不安を抱いているのは私だけではないと思います。つまり、今回の事件の時代背景には、長年にわたるパレスチナとイスラ……
○東門委員 私の質問を、早目に外務大臣へしてくれとの申し出がありましたので、何か次の日程があられるようで、先に外務大臣の方からお願いいたします。
まず、SACO関連ですけれども、政府におかれましては、年内にも代替施設協議会を開催するという予定になっていますか。まず、そこからお聞かせください。
【次の発言】 今、移設候補地の地元の住民から、軍民共用の二千六百メートル滑走路は規模が大き過ぎる、そういう反発があることはもう御承知のことだと思いますが、その大き過ぎるものが十五年後には撤去されるのか、民間専用空港にかわるのか、それとも、十五年どころか二十年あるいは三十年、五十年と、もう見通しが立たずに……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。常にラストバッターでございます。元気よくいきたいと思います。 まず、テロ事件関連で御質問いたします。 テロ対策特措法が成立をして、対米支援の動きが具体化し始めました。平和憲法を持つ日本がついに戦争に参加することになったことを深く憂慮します。幾ら、戦闘行為には参加しない、戦闘地域には行かないと言っても、戦争をしている米軍のために日本の自衛隊の艦船や航空機が米軍の根拠地まで行って補給を行うとなれば、他国から見れば日本も戦争に参加していると見られてしまうことは必然です。戦後五十年以上の歳月をかけて国際社会において築き上げてきた平和国家としての日本の評価も一……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 小泉内閣の売りというんでしょうか、これは聖域なき構造改革ということですが、事沖縄の基地政策に関しましては例外になっているのか、首相の顔が全く見えません。テロの問題に対しては、主体的に、積極的にを何度も繰り返されて、それを叫んで勇ましく旗を振っておられた首相が、基地問題に関しては、すこぶるもう本当に消極的で、主体性など全然見られません。どころか、アメリカ任せの姿勢で、そして官僚のシナリオを追認するだけのようにしか見えませんし、改革する意図さえあるのか全く伝わってきません。 それは、外務大臣の姿勢もしかりだと私は言わざるを得ません。沖縄の県民の……
○東門委員 私は、九月十一日以降今日までの沖縄の状況について質問をしていきたいと思います。
九月十一日以降、世界じゅうの目はアフガニスタンに、そしてアメリカの動きに向けられていると思いますが、そんな中で、日米安保体制に多大な貢献をしている沖縄、今、安全ですか、危険ですか、公安委員長にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その安全な沖縄に、今、応援に機動隊が出かけておりますよね。機動隊は、どの方面から何人ぐらい行っていますか。
【次の発言】 その機動隊の派遣については、米軍の方から要請があったのでしょうか。
【次の発言】 警察独自の御判断ということですけれども、今委員長は、沖縄は安全です、日……
○東門委員 時間がかなり短いですので急いでいきたいと思いますけれども、私も質問に入ります前に、一言申し上げたいことがございます。 なぜこの場に小泉首相がおられないのか、とても疑問に思います。今、辻元議員も話しておりましたけれども、本当に大事なときだと思います。戦後初めて自衛隊が海外に派遣されるという状況下、そういう中で、総理としての責任、権限は集中する、リーダーシップは強化していく、そういう中で責任というものが見えないと思います。やはりこの場には総理みずから御出席なさって、議員の質問に答えていくべきだと思います。それを申し上げておきたいと思います。 まず、第一番目の質問です。 防衛庁長官……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。ラストバッターです。よろしくお願いいたします。 私の最初の質問も、先ほどの赤嶺委員の質問と重複するところもありますけれども、やはり私は沖縄市の出身ですので、ぜひそのことは伺わせていただきたいと思います。 大臣は昨日、閣議後の会見で、泡瀬干潟の埋め立てに関して、環境問題では一応めどが立った、あとは県側から計画の需要見通しについて聞いた上で、早急に前に進むことにしたいと述べられ、海草の移植実験をクリアしたとの御認識を表明されたようですが、地元では、移植実験はまだ始めたばかりで、結果が出ていない段階で結論を急ぐのはおかしいとの声も大きく聞こえます。……
○東門委員 一九七二年五月十五日、沖縄県が、本当に県民の悲願でありました祖国への復帰、それをかち取ってから三十年たっております。三十年たった今、沖縄が本当にどのように変わっているかということを考えながら、そして、これから十年の間にさらにどのように変わっていくんだろうかということを考えながら、質問をさせていただきたいと思います。 沖縄の今後十年の振興計画の柱となります沖縄振興特別措置法案、いわゆる沖縄振興新法は、平成十一年十二月二十八日の閣議決定、普天間飛行場の移設に係る政府方針の中で初めて正式に確認されたと理解しております。沖縄振興は普天間飛行場の移設と殊さらリンクする課題なのでしょうか。政……
○東門委員 参考人の先生方、本当にきょうはどうもありがとうございました。急なお願いでしたのに、本当に皆様には快くお引き受けいただきまして、そしてまた、きょうこういうふうな勉強の場を与えていただけたこと、本当にありがたく思います。できることならもっと早くそういう場があったらよかったなと思いながら、そしてもう少し時間が長ければという思いをしながらお聞きしておりました。本当に感謝申し上げます。済みません、最後のバッターですから、あとしばらくだけおつき合いください。 私の方からは、友寄参考人にお伺いしたいと思います。 復帰後三十年、どなたもおっしゃることなんですけれども、沖縄が本土に復帰してから余……
○東門委員 一九七二年の復帰後、三次にわたる沖縄振興開発計画は沖縄を大きく変えました。約七兆円の国からの膨大な資本が投入され、教育施設の整備、橋、道路、港湾などインフラ面では、その整備状況は本当に目をみはるものがございます。県立高校の不足のために高校進学がかなわなかった、そういう復帰前の世代に比べて、今の沖縄の子供たちは、オープンスクールのモダンな校舎で、プールや図書館が整備された、ある意味では恵まれた環境の中で勉強しております。道路、港湾、空港等の整備も、全国平均を上回る項目も少なくないと思います。 ただ、このようなインフラ面の整備に比べて、沖縄の人々の経済的な苦労はまだまだ続いていると言……
○東門委員 私は、沖縄問題に関して御質問いたします。 沖縄は本土復帰から三十年たちました。三十年というと、復帰の年に生まれた子供たちが三十歳、人でいうならもう本当にしっかりとひとり立ちをしているときだと思います。これから明るい未来、さらに大きく広がっていく未来に向かってまさに羽ばたき始めているところだと思うんですが、そういう中で沖縄が迎える三十周年、ちょっとまだまだ晴れやかな気分で迎えられないということなんです。 沖縄は、戦後二十七年間の異民族支配のもとから祖国への復帰を熱望して、長い、苦しい闘争の後やっと実現しました本土復帰。それは、沖縄戦での多大な犠牲、そしてそれに続く長年の米軍統治下……
○東門委員 川口大臣も御苦労さまでございます。朝から沖北、外務委員会と、本当にかけ持ちで大変ですが、あと、私が最後ですから、よろしくお願いいたします。
まず第一問ですけれども、前回も、二月の二十一日、予算委員会でお伺いいたしました同じ質問をさせていただきます。
沖縄の現状についての大臣の御認識をお伺いいたします。
【次の発言】 前回とほぼ一緒の御意見なんですが、SACOの最終合意の実施ということが沖縄県民の負担の軽減にかなりつながるというふうに大臣が御認識しておられるのでしょうか。その点もお聞かせください。
【次の発言】 確かに面積の面では少し小さくなります。二〇%ではなくて五%ぐらいです……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。 今、国民が川口外務大臣に希望していること、期待していること、いろいろあろうかと思いますが、特に、大臣いつもおっしゃる、強靱な外交をしっかりとやっていきたいということと、もう一つは外務省内部の改革だと思います。今回の一連のいろいろな不祥事の中で、やはり外務省がどのように変わっていくんだろうということに国民は注目していると思います。 それで、きょうは外務省改革について伺いたいと思います。 去る三月十二日、一連の外務省不祥事の発端となりました外務省機密費詐欺事件、いわゆる松尾事件について、東京地裁で判決が出されました。松尾克俊元外務省要人外国訪問支援……
○東門委員 社民党の東門美津子です。
二〇〇五年の日本国際博覧会協会の事務総長は、本博覧会への参加国について、アジアを含めた多くの国に出てほしいと発言しておられます。しかし、現在、正式に表明しているのはシンガポール一国ということで、ほかに、韓国政府が三月三日に参加することを決めたということを発表したと報道されているわけですが、現在、政府は、参加表明をしていない中国、あるいはまたシンガポール以外のASEAN加盟国に対してどのような働きかけを行っているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 その二十数カ国は、もうほとんど参加をするという表明の段階まで行っているんでしょうか。
○東門委員 まず、高野参考人にお尋ねします。私がラストバッターですのでよろしくお願いいたします。
高野参考人は、大臣官房に所属していた約五年間でしょうか、海外での議員への便宜供与を手配するお仕事をされておりまして、それから、世界各地の在外公館に対して便宜供与を依頼できる立場におられたと思いますが、当時、鈴木議員から同議員の海外渡航について便宜供与依頼を受けたことはありませんでしたでしょうか。
【次の発言】 では、特に伺いますが、アフリカ関係では、ケニアだとか、後に大使として赴任されるコンゴ、そのときはザイールだったかもしれません、後のコンゴ民主共和国に対する便宜供与の依頼については、何か覚え……
○東門委員 これまでも何度か出ておりますが、まず最初に、外務省の職員の処分について、私も一、二点質問したいと思います。 大臣は四月二日、北方四島支援事業やコンゴ民主共和国臨時大使へのID発給問題などを理由に、東郷オランダ大使、それから森カザフスタン大使ら三十四人の処分を発表されました。特に、東郷オランダ大使と森カザフスタン大使は、国家公務員法上の厳重訓戒処分及び帰朝を命令されており、東郷オランダ大使は免官となっています。しかしながら、田中前外務大臣を更迭にまで発展させたあのNGO問題で中心と見られておりました野上前事務次官は、厳重訓戒処分のみです。 東郷大使の処分理由について、大臣の記者会……
○東門委員 協定に入ります前に、照明弾落下問題についてお伺いをしたいと思います。
防衛施設庁がおいでになっておられると思います。済みません。急でしたけれども、ぜひお伺いしたいと思います。
まず、事実確認はどうなっているのでしょうか。訓練なのかあるいは事故なのか、そこから教えてください。
【次の発言】 そうすると、まだ、訓練の最中のものなのかあるいは事故なのかというのはおわかりにならないということですね。今調査中ということですよね。
今の御答弁で、十二時二十分ごろ、その事故が起きた、事故というよりも照明弾落下があったということですが、嘉手納基地を抱える地元自治体がマスコミからの問い合わせに……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。
通告はしてありませんけれども、冒頭、どうしてもお伺いしなければいけないと思いまして、伺わせていただきます。
フィリピンでのイスラム過激派アブ・サヤフ掃討作戦に参加するために、在沖米海軍工兵大隊三百五十人が派遣される構想があると報道されています。外務省はその情報を入手していると思いますが、現時点で判明している分だけで結構ですから、ぜひお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 そういう報道に対して県の方では、沖縄の基地が前線基地化されてはならない、されていくという不安の声が上がっています。
沖縄が前線基地化されることが……
○東門委員 条約の質疑に入ります前に、一、二点御質問したいと思います。 一昨日、米軍普天間飛行場を離陸直後のCH53型輸送ヘリから燃料補助タンク二個が外れ、同飛行場滑走路上に落下したということが地元の新聞で報じられております。その滑走路というのは、民間地域のフェンスから短いところで七百メートルの地点にあるということですが、幸いに、けが人はなかったということです。 しかし、この委員会でも質問いたしましたけれども、これは四月八日ですか、嘉手納基地で訓練用の照明弾が落下するという事故もありました。また、最近、地元紙で主に報じられていますが、米軍基地内外におけるそういう事故、あるいは米軍人軍属の家……
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いいたします。 けさの民主党の桑原委員の質問の中に、在韓米軍基地の返還についての質問がありました。報道では知っておりましたけれども、きょう改めて質疑の中で感じたこと、我が国政府、外務省と韓国の関係者の方と大きな違いというのを感じたような気がいたします。 今後十年間で五〇%以上の米軍基地を返還するということまでこぎつけていった皆さんの努力、大変だったと私は思いますが、やはり国民の声にしっかり耳を傾けて、生活を見ながら、政府として何をしなければいけないかということをしっかり道をつけてきたものの成果だと私は思います。 それに対して大臣は、日本の国土……
○東門委員 まず、日韓投資協定について質問いたします。 韓国との経済関係強化のためには、経済分野だけではなくて、スポーツ、文化等さまざまな面での人的交流が欠かせないと思います。日韓両国は、本年三月に行われました首脳会談において、サッカーワールドカップ開催期間に合わせて、韓国人が来日する際の査証免除で合意をしております。 恒久的な免除については継続して協議するということになっていますが、我が国において韓国人等の不法滞在者が多いことから、これには政府内に何か否定的な意見もあると伝えられておりますが、韓国側は、日本人観光者に対して三十日以内の査証免除を実施しているという事情もあります。やはり人的……
○東門委員 かなり時間が押しているようで、急いで早口でいきたいと思います。 まず、京都議定書、特に米国の離脱問題についてお伺いいたします。先ほどもその件についてはありましたので、重複するところもあるかと思いますが、私はそのように通告をしておりますので、そこの点からお伺いさせていただきます。 米国は、既にクリントン前大統領の時代から、地球温暖化対策について国内の産業界からの強硬な反対に直面をしていました。一九九七年十二月に京都で開催されたCOP3に先立って同年の六月に開かれたデンバー・サミットにおいて、このような反対を意識してか、当時のクリントン大統領は、温室効果ガス排出削減の数値目標の設定……
○東門委員 私も、条約に入ります前に、二、三、米軍による事故の問題について質問をさせていただきます。 レミントン嘉手納飛行場司令官が五月の八日に行った米軍機の事故に関する説明会について、前回の外務委員会におきまして大臣は、「政府としましては、米軍が地元の関係者の懸念を、きちんとそれに配慮をして事故の原因等についてみずから説明をしたということについては、それはいいことであると思っておりますけれども、」と答弁しておられました。本当に外務大臣がこのような認識を持っておられるのか、私、今、この時点でも、信じたくないという思いでいっぱいです。 あの説明会のどこが地元の関係者の懸念に配慮した説明である……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。
通告はしてありませんが、私の方にもけさ入ってきたことですので、ぜひ大臣にお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
大臣は、日ごろから、七五%の米軍基地が集中している沖縄県民の負担の軽減に努めるとおっしゃいますが、外務大臣として胸を張って、真剣に県民の負担の軽減に努力しているとおっしゃることができますか、まずそこからお聞かせください。
【次の発言】 ということは、アメリカに対して、県民の置かれている状況、多発する事件、事故、それに対する県民の怒り、県民感情を率直に伝えておられるというふうに理解してよろしいでしょうか。
○東門委員 社会民主党の東門でございます。 まず最初に、条約に関して質問申し上げます。 エネルギー効率を高め、望ましくない環境上の影響を軽減するための政策上の原則等について定めるエネルギー効率等に関する憲章議定書の第八条は、「締約国は、自国の状況に最も適したエネルギー効率に関する計画を作成し、実施し及び定期的に更新する。」と規定しています。そして、その実施については、締約国が制度上及び法律上の十分な基盤が存在することを確保することを定めていますが、締約国がそのような基盤を確保することを怠った場合の罰則規定を定めているわけではありません。 本議定書の締約国が実際にエネルギー効率を高めるため……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。 私は、外務委員会に立つたびに、沖縄の米軍基地の質問をしております。そういう質問をしないでいいような日が早く来てほしいなという思いを常に持っております。川口外務大臣の本当に強いリーダーシップをもってぜひ対米交渉に当たっていただきたい、沖縄の県民がこの三十年間、いや五十七年間ずっと訴え続けている問題について、アメリカに対してしっかりとおっしゃっていただきたいと思います。沖縄の県民が本当に目に見える形で、あるいは肌で感じる形で、米軍基地の問題が解決に向かって進展していくことをお願いしたいと思いますと同時に、やはりこの委員会の先生方……
○東門委員 まず最初に、中東和平問題について伺います。 ブッシュ大統領の六月二十四日の演説において示された中東和平構想は、前回の本委員会でも何人かの委員の方が指摘していましたように、直接名指しはされなかったものの、新しい指導者の選出を求めるという表現で、アラファト議長の排除を求めるものです。パレスチナ人の指導者はパレスチナ人自身が選ぶべきであり、外国がこれに口出しすべきではありません。自分の意に沿わないからといって、他国の政府首脳の交代を求めるというブッシュ政権の姿勢は、余りにも横暴だと言えます。 他方で、イスラエルによるパレスチナへの侵攻については、即時撤退を求める明確な表現は含まれてい……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。 まず最初に、アジア=太平洋郵便連合憲章についてお伺いいたします。 リメーリングの問題ですが、本来は国内の郵便局から出されるはずのダイレクトメールが、さまざまな手段で香港など外国から日本あての国際郵便物として差し出されるという広い意味でのリメーリングの問題が、我が国の郵政事業の赤字要因として既に十年以上問題となっています。その背景には、香港などの一部の国、地域の国際郵便料金が日本の国内料金よりも安いことがありますが、この問題の厄介な点は、赤字を解消するために郵便料金を値上げすればするほど、このリメーリングをふやし、赤字をふやす結果になることです。 ……
○東門委員 初めに、受刑者移送条約についてお伺いいたします。
近年の国際交流の急激な進展に伴いまして国際犯罪が飛躍的に増加していることを背景に、各国における外国人被収容者数も急激な増加を続けているようです。そうした中で、刑事司法の国際化も進展し、諸外国から我が国に対する受刑者移送制度の導入の要請が活発化していると言われています。
本条約締結に当たり、欧州評議会からの要請を受けていることは理解していますが、そのほかには、具体的にどのような国からどのような内容の要請がなされているのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 第三条の三項において、第九条一項で規定されている移送後の刑の執行方法……
○東門委員 私も、条約に入ります前に、今共産党の松本委員からもありましたが、昨日のキャンプ・シュワブの近傍での、流れ弾というふうになっていますが、その件についてお伺いしたいと思います。 自分の畑で安心して作業ができない。事件、事故、いろいろなものが本当に次から次へと起こりますねと先日も自民党の委員の方に言われましたけれども、そのとおりなんですよ、沖縄は。一つの事件が起こる、あるいは事故が起こる、その処理も終わらないうちに次のが起こってくる、そういう状況です。これが沖縄の現実だということをしっかりとわかっていただきたい。本当にわかっておられるのかなという思いで毎回この場に立っております。 昨……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 阿南大使には、せっかく休暇で御帰国されているということですが、きょうは外務委員会でこのように政府参考人として出席されているということ、本当に御苦労さまだと思います。 五月八日のあの瀋陽総領事館の事件というのは、瀋陽だけではなくて、中国全土、そしてむしろ外務省全体、いや、私は、日本の外交不在があの映像によって全世界に発信された象徴的な事件ではなかったかと思うんですね。そういう意味で、本来でしたら、こんなに時間がたってからではなく、もっと早くこういう場が設けられていたらよかったのにという思いをしながら、阿南大使には二点ほど質問をさせていただきた……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。いつものようにラストバッターです。あとしばらくですので、よろしくお願いいたします。 九月十七日の日朝首脳会談については、各種の世論調査を見ましても、国民のほぼ八割が評価しており、国際社会からの評価も高いものとなっています。私としましても、今回の小泉総理の決断については率直に評価をしたいと思います。 しかし同時に、北朝鮮との早期国交正常化については、世論調査では慎重な姿勢を示した国民が多かったということは、言うまでもなく拉致の問題が国民の心に大きな衝撃を与えたことを示しているものだと思います。拉致という非人道的な行為は決して許されるべきものでは……
○東門委員 私は、まず、昨日沖縄県で行われました復帰三十周年記念式典について、二点ほどお伺いしたいと思います。 昨日の復帰三十周年記念式典で、小泉首相は、沖縄の米軍基地の整理縮小について、SACOの最終報告を踏まえ、県民の負担軽減に取り組むと述べられました。しかし、たとえSACOの最終報告が完全に実施されても、なお七〇%余の米軍専用施設は沖縄に残るということ、そしてSACOでは普天間の返還は一九九六年から五年ないし七年で行うことになっています。それなのに、今もってめどは立っていないということから、SACOは既に破綻していると言えるにもかかわらず、いまだにSACOを言い続けている政府ですが、こ……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。 小泉総理には、昨日、本当に暑い中、沖縄全戦没者追悼式に御参列いただきました。お疲れさまでございました。 冒頭ですが、今回の防衛庁問題に入ります前に、昨日の総理のごあいさつの中でちょっとお聞きいたしたいと思いますので、よろしくお願いします。あいさつの中に、沖縄における米軍の存在は、我が国のみならずアジア太平洋地域の平和と安定に大きく貢献しているという点がございましたけれども、その点についてお伺いいたします。 これは、去る五月の復帰三十周年記念式典でベーカー米国大使が発言されたのとほとんど同じで、私はそこに座っておりましてちょっと驚いたのですが、総……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。
私は、今後、在沖米軍基地の問題についてかかわっていかれる川口外務大臣に、その沖縄の基地問題についての基本姿勢について質問をしたいと思います。
まず、川口外務大臣にとって沖縄とはどういうものでしょうか。沖縄の米軍基地の現状、どのようにお考えでしょうか。まずその点からお聞かせください。
【次の発言】 大臣、これまでに沖縄においでになったことはございますか。
【次の発言】 それでしたら、沖縄に初めておいでになったときの印象あるいは御感想をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 空の上から見た沖縄、あるいは実際に足も踏み入れられたということなんで……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。最後のバッターです。よろしくお願いいたします。 まず、細田大臣にお伺いいたしたいと思いますが、多くの問題を抱えている離島県沖縄、どうにも理解できないほど広大な米軍基地を押しつけられている沖縄、米軍絶対優位の不平等な日米地位協定で人権侵害が存在している沖縄、そして驚くほどの高失業率に苦しんでいる沖縄、その沖縄県の担当大臣として、御苦労も多いかと思いますが、ぜひ頑張っていただいて、県民が肌で感じ、そして目に見える形での課題の解決に頑張っていただけるようにお願いいたします。 そこで、大臣にお伺いいたしますが、これは大臣就任後初めての本委員会でござい……
○東門委員 社会民主党の東門です。 きょうは米軍機の事故についてお伺いしたいと思います。 ことし四月、沖縄でF15戦闘機の照明弾落下事故、燃料漏れ事故、風防ガラスの落下事故など、米軍機による事故が立て続けに発生し、本委員会でも何度か質問いたしました。そのたびに政府は原因究明と再発防止を申し入れると答弁をしてきましたが、事態は改善されるどころかますますひどい状況となっています。 七月三十一日と八月一日、二日続けて嘉手納基地でF15が火災事故を起こし、八月二日にはキャンプ・シュワブでヘリコプターがエンジントラブルを起こし、施設内の海岸に不時着、八月七日には嘉手納基地でヘリが緊急着陸、九日にも……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 まず、拉致問題についてお伺いいたします。 先月、十月二十九日、三十日の両日にわたって行われました今回の日朝国交正常化交渉では、核の問題と並んで、拉致問題、特に帰国した五人の御家族の日本への早期帰国が最重要課題でした。拉致問題については、我が国が帰国日時の確定を求めたのに対し、北朝鮮側は五人が北朝鮮に戻らなかったことに反発をして、結局合意に至らなかったということは非常に残念なことです。政府は引き続き、御家族の早期帰国を北朝鮮に求めるとともに、そのための国際世論の喚起に向けて行動してほしいと思います。 拉致問題解決のためには国際社会に訴えるこ……
○東門委員 沖縄頑張れという声援もございましたので、頑張ってまいりたいと思います。 きょうは、普天間飛行場代替施設についてお伺いしたいと思います。 七月二十九日に開かれました代替施設協議会において、普天間飛行場代替施設の基本計画が了承されました。この計画では、地元辺野古地区が求めていた、リーフ上からできるだけ外洋に建設してほしいという要望は考慮されず、リーフ全体を埋め立てて二千五百メートルの巨大な滑走路が建設される計画となりました。地元の声を無視した今回の基本計画決定に対し、強い遺憾の意を表明いたします。 そして、辺野古への移設の最大の条件である十五年使用期限問題については、今回も何の進……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 鈴木大使には、本当にきょうは御苦労さまでございます。 先ほどから同僚委員からいろいろありますけれども、私も二、三質問させていただきます。 大使は、先月末クアラルンプールにおいて行われました日朝国交正常化交渉に、日本人の拉致問題あるいは核の開発問題などについて、政府の代表として北朝鮮側との交渉に臨まれました。その結果が、日本にとって最重要かつ喫緊の課題である拉致問題についてはほとんど進展がなかったことは非常に残念ではございますが、我が方の主張を一歩も曲げないその大使の姿勢は毅然としたものであったと一定の評価をしております。 しかし、残念な……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 また沖縄が来たかと思われているかもしれませんが、おつき合いよろしくお願いいたします。(発言する者あり)はい、そうです、選挙の話からスタートさせていただきます。 去る十七日の沖縄県知事選で、現職の稲嶺知事が再選されました。稲嶺知事は今回の選挙でも、前回と同様、普天間飛行場代替施設の十五年使用期限の設定を公約に掲げて、十五年使用期限問題が解決しなければ着工はあり得ないと強調しています。稲嶺知事は、与党三党の推薦を受けています。その掲げる政策については、与党にも相応の責任があり、議院内閣制のもとでは当然政府もこれを尊重しなければならないはずです。しかし、……
○東門委員 けさから、ここ外務委員会での質疑を伺っていまして、本当に皆さん、委員の一人一人、ほとんど同じような思いでいるんだろうなということを初めて知ることができました。どの委員の口からも、本当に外務省、これでいいのか、今のような答弁でいいのかということがありましたけれども、私も、ずうっとそれを感じております。 質問に入りますけれども、きょうは、まず最初に、国際刑事裁判所設立条約についてお伺いいたしたいと思います。 ことしの七月一日、国際刑事裁判所、いわゆるICCを設立するための条約、いわゆるローマ規程が発効しました。ICCは、集団殺害、いわゆるジェノサイドの罪、人道に対する罪、戦争犯罪な……
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いいたします。
地位協定の問題に関連してということで通告しておりますが、最初に二点ほどお伺いいたします。
大臣、SACO最終報告は着実に進捗しているとの御認識でしょうか。まずそこからお伺いいたします。
【次の発言】 具体的に、こういう面で着実に進捗していると認識しているということをお挙げいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣のSACOへの御認識、今伺いましたけれども、SACO最終報告では、普天間飛行場を初めほとんどの施設が県内移設条件つきであるということ、あるいは、日米地位協定の取り扱いが抜本的見直しではなくて運用改善にとどまっているなど……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 先生方には、きょうは本当に朝早くからありがとうございます。この委員会、委員の数もかなり減っておりますが、あと二十分、私の持ち時間ですので、よろしくお願いいたします。 テーマが決められて参考人の方々ととなると、最後はもう質問がほとんど出尽くしているという感じで、とても困っております。でも、やはり頑張らなきゃいけないと思っています。 まず最初に江畑先生にお伺いしたいんですが、実は私、出身地が沖縄でございます。九・一一直後の沖縄、お聞き及びだと思いますが、米軍基地が余りにも大きく、県内、本島じゅうありますので、基地の周辺が本当に厳戒態勢、そうい……
○東門委員 この臨時国会、またいつものように最後のバッターですが、私は、今期初めて沖縄から国会へ出てきまして、沖縄の抱える諸問題、基地の整理縮小の問題、そして何よりも県知事を初め県民が願っている地位協定の抜本的改正に向けてということで、何度か質問をしてまいりました。
これまで何も変わらない答弁が返ってきているということを承知の上ですが、やはりきょうもその件について質問をさせていただきたいと思います。
まず、本当に単純なところからですが、今回の事件、十一月の二日に発生したこの事件について、大臣への報告があったのはいつでしょうか。
【次の発言】 こういう大きな事件が発生すると、日ごろから申し上……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。
きょうは、何人かの委員が取り上げられました大臣の三度目の沖縄訪問について、私もここから質問をさせていただきます。
二月二日ですか、就任後三度目の沖縄訪問をなさいました。その沖縄訪問の、今回の三度目の沖縄訪問の目的は何だったのかから、まずお聞かせください。
【次の発言】 とおっしゃいますと、今回の訪問の目的は、現場を見たい、一年もたっているのでということなんですね。
私は、実は外務省の方から、大臣の訪問に先立って、大臣が沖縄に行かれますよというペーパーが入ったんですね。そのときに、そのペーパーの中にタウンミーティングというのが躍っていまして、えっ……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。 何か慌ただしい感じの中で、茂木副大臣、早目に委員室を出られなきゃいけないようですので、少し質問の順序を変えて茂木副大臣からお尋ねいたします。 多分、この部屋にいるどなたもが緊張した感じで今座っているのかと思います。それは沖縄においても同じでございます。特に米国によるイラク攻撃が行われた場合、イスラム諸国を中心に反米感情が高まって、イスラム過激派等による報復テロが懸念されるのではないかと思います。そうした場合、我が国にある在日米軍基地もその標的となる可能性が高く、広大な米軍基地を抱える沖縄においては、よりその可能性が高いのではないかと危惧しておりま……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。 まず初めに、外務省さんには二点だけお伺いいたしますので、その後は、大臣お忙しいようでしたら御退席くださって結構でございますので、最初に申し上げておきます。 外務省のロシア支援室の北方四島に対する人道援助額が大幅に削減されていますが、予算削減によって、これまで培ってきた友好的な信頼関係、四島に居住しているロシアの人との友好的な信頼関係が本当に維持できるのかという観点からの質問でございます。 支援室の十五年度予算額は、現地のニーズに応じた医薬品及び食料品の供与ということで三千六百万円となっていますが、その根拠をお尋ねしたいと……
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いします。
きょうは、集中ということで、今回の金武町での事件についての質疑になっておりますが、まず最初に、復帰後今日まで、沖縄県で米軍関係者による女性への暴力事件の発生件数、そこからお伺いいたします。
【次の発言】 沖縄以外の他の、いわゆる本土の、基地を有する県における同じような事件の発生件数は。
【次の発言】 ただいまの答弁、すごく無責任だと思います。私、それを聞きますと通告をしてありました。外務省として、地位協定を管轄するところ、所管するところとして、こういう事件が起こったときには、どの県で、軍人なのか、軍属なのか、家族なのか、そういうのはし……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。
テーマが決まっていまして、それで、一番最後のバッターになりますと、ほとんど何か質問が出尽くしたなという感じがしないでもないんですが、重複することもあろうかと思いますが、やはりしっかりと質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、最初にお伺いいたします。
昨日のブッシュ大統領の演説、大臣はどのようにお感じになりましたでしょうか。大臣の感想というのか、御意見の方から伺いたいと思います。
【次の発言】 個人的な御意見として伺いましたけれども、大統領の演説、これは北米局からいただいたものなんですが、私も読ませていただきました。直……
○東門委員 社民党の東門でございます。 いつものとおり最後のバッターでございます。よろしくお願いいたします。 きょうはほとんどがイラクの問題に集中しているわけですが、私も、まず最初に、二、三質問をさせていただきます。 今回のイラク攻撃の理由として、アメリカはイラクが大量破壊兵器を廃棄しないということを挙げていました。そして、そのそもそもの発端というのが、一昨年九月十一日の同時多発テロにショックを受けた米国が、大量破壊兵器がテロリストの手に渡ったらどんなことになるかと恐怖感を抱いたことによるものであり、根本的な目的はテロによる被害を未然に防ぐことだったはずですよね。この間、川口大臣もずっと……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。 これまで条約三本、かなり似たような質問が出てきましたので、私もちょっと戸惑っておりますが、しかし、準備をしてきましたので、質問をさせていただきます。 まず最初に、越境組織犯罪防止条約の方からお伺いいたします。やはりトランスナショナルと出てくると、国際的ではないんじゃないか。先ほど同僚委員からございましたけれども、その訳はおかしいのではないかという思いで、やはり越境と私は使わせていただきます。 世界貿易機関新多角的貿易交渉、新ラウンドの農業自由化交渉では、関税の大幅引き下げを求める米国と関税引き下げに慎重な日本、欧州連合、EUとの対立により、本年……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。よろしくお願いいたします。 四月十六日の本委員会で米軍の水中爆破訓練について質問をいたしましたが、けさの沖縄タイムス紙には、米軍が本日五月七日から十二日までの間、沖縄近海を中心とする東シナ海五カ所の海域で水中爆破訓練を実施するということが、昨日外務省と第十一管区海上保安本部から県に連絡があったとの報道があります。水中爆破訓練の禁止を要請している県漁連は、安全操業の面から許されないと反発を強めております。外務省は、米軍から、漁船は訓練水域に入って漁をしても問題ない、天然資源や周辺環境に与える影響はないとの回答があったと説明しています。 そこでお伺いい……
○東門委員 社会民主党の東門です。 まず最初に、放射性廃棄物等安全条約について伺います。 我が国の原子力政策においては、我が国が資源に乏しい国であることから、使用済み燃料を再処理し、抽出されるプルトニウムを国産資源として再利用するというプルサーマル計画を推進しています。しかし、現在、プルトニウムを主に使用する予定であった転換炉「ふげん」は三月に運転を終了し、高速増殖炉「もんじゅ」は九五年のナトリウム漏れ事故以降運転を中断したままとなっています。通常の軽水炉においては、ウランとプルトニウムを混合したMOX燃料を利用する計画も、MOX燃料データの改ざん事件や東京電力によるトラブル隠しなどが影響……
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いします。 現在の特定通常兵器使用禁止制限条約の大きな欠陥は、締約国が実際に条約を遵守しているのか否かを検証する制度を持たず、また、現在保有している型式や数量を強制的に公表させる規則や、条約に違反した個人を刑事処罰する規定が存在しないことです。 辛うじて実効性確保のために、第六条において自国軍隊への条約及び議定書の周知義務を規定してはいますが、ジュネーブ条約の第一追加議定書が自国軍隊の条約遵守を確保するための命令、訓令、マニュアルの整備を義務づけていることと比較すれば、その規定のあいまいさは明らかです。 そこで、検証制度を整備して条約の不備を……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 昨日、有事関連三法案が、九割近くの賛成で衆議院を通過しました。一九七二年五月十五日、沖縄県民の長年の悲願でありました本土復帰が実現しました。それから数えてちょうど三十一年目、同じ五月十五日、その日を迎えたときに、有事法案が衆議院を通過する、本当に残念のきわみです。 日本は戦争ができる国へと大きくかじを切りました。ことしに入って、絶対にあってはならない、避けるべきだと思っていたイラク戦争、米英の先制攻撃でスタートしました。そして今、復興支援問題が起こっております。さらには北朝鮮問題、そういうのを抱える中で、有事法案衆議院通過、これから参議院で……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。よろしくお願いいたします。 まず、在韓米軍の再編成の動向について伺いたいと思います。 今月十四日、アメリカのブッシュ大統領と韓国の盧武鉉大統領の米韓首脳会談が行われました。その中で、在韓米軍の再配置についても話し合われました。同日、発表されました共同声明には、ソウルの中心に位置して在韓米軍司令部がある竜山基地の早い時期の移転などが盛り込まれました。 この在韓米軍の再配置が東アジアにおける米軍基地の整理縮小につながるのであれば歓迎すべきことですが、北朝鮮との関係が緊迫化している現状において、どのような理由によってこのような再配置が行われるのでしょう……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。 まず、私は、きょうは日米首脳会談について質問をさせていただきます。 今月二十三日の日米首脳会談は、テキサス州クロフォードの大統領私邸で行われました。我が国の外交にとって最も重要な日米関係、これはもう政府がかなり強調されておられるわけですが、そういう日米関係において、首脳同士が親密になることは大変結構なことであると思います。しかし、その親密さが、我が国が常に米国の意向に沿わなければならないという関係の反映であり、我が国が米国に忠実に従ってきたことの見返りが今回の小泉総理に対する歓迎であるのなら、それは親密さではなく、単なる支配と従属の関係になります……
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いいたします。
私がきょう、何を真っ先に質問してくるだろうかということはもう御存じだと思います。外務省にとってよき隣人である米兵による女性への暴行事件がまた発生いたしました。外務大臣がその事件に関して報告を最初に受けられたのはいつで、どのような内容だったのか、まずお知らせください。
【次の発言】 二十五日に発生したということは受けた。いつ、どの時点で、要するに、何時はいいんです、いつ、何日にまずそれがあったかということ。
そして、つけ加えさせていただきます、その報告を受けられて、大臣はどのように感じられたのでしょうか。
○東門委員 社会民主党の東門でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 けさから、イラクの問題を中心に、ただいまもかなり議論が紛糾しておりましたけれども、私もかなり重複するようなところがあると思いますが、私は、本当に素朴に感じている疑問そのまま、総理にお伺いしたいと思います。 今イラク問題で世界が二分されている、そういう感がございますが、イラクへの武力行使を主張するイギリス、アメリカ、そして査察の継続を主張しているフランス、ロシア、ドイツ、その両側の立場が連日のように鮮明になってきて報道されてきています。その中で、今もありましたけれども、日本の立場がよく見えないというのがちまたで聞こえ……
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いいたします。 ひょっとしたら、この委員会で質問することじゃないよとおっしゃる方もおられるかもしれませんが、沖縄担当大臣がおられますので、ぜひこの場で質問させていただきます。 長引く景気の低迷は、今国民に大きな不安を与えています。安心して老後を迎えることのできない年金の問題、リストラ、賃金カット、倒産、失業による多くの自殺者等々、本当に暗い面ばかりがクローズアップされているきょうこのごろですが、その中でも特に、沖縄は今かつてないほどの雇用不安に直面しています。 これまでも全国平均の二倍近くで推移してきた失業率はもう皆様御承知のとおりですが、今……
○東門委員 社民党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。 私は、きょうは在日米軍オリエンテーションプログラムについて伺います。 外務省は、在日米軍の若手士官クラスを対象としたオリエンテーションプログラムを一九九五年から毎年実施しています。このプログラムは、一九九五年九月に沖縄本島北部で発生した三人の米海兵隊員による少女レイプ事件をきっかけとして、国内の基地所在地で頻発する在日米軍兵士などによる犯罪や事故の防止を目的とした研修、教育であると外務省は当初説明していました。 毎回二十人から二十五人程度の士官クラスを対象に行われるオリエンテーションプログラムに要する経費は二百数十万円から三……
○東門委員 社会民主党の東門です。 もう先ほどからいろいろな御質問が出ていますので、重複するかと思いますが、私も質問をいたします。 まず、国際的脱税の実態について伺いたいと思います。 二重課税を回避することというのは、国際的な企業活動を円滑化する意味で極めて重要ですが、同時に、国際的な脱税を防止、摘発することも等しく重要です。国際的脱税には、移転価格税制やタックスヘーブンを利用するなど種々の手法があり、これを防止、摘発するために二国間条約による情報交換、徴税共助などを通じた税務当局間の協力、OECDによるタックスヘーブンリスト等の公表や有害な租税競争の是正などの国際的な取り組みが行われて……
○東門委員 今回の名称位置給与法の改正では、在カンザスシティー日本国総領事館を廃止して、同総領事館の管轄州、ミズーリ州等六州を、在シカゴ総領事館の管轄州、イリノイ州等の四州に含めるという在外公館の統廃合を行うことが予定されています。 予算や人員の適切な配分から、在外公館を統廃合することは必要なことです。しかし、在外公館があることに対する在外邦人の安心感、当該公館が従来構築してきた情報網、現地との人的、文化的交流の維持、継続もまた重要です。 この点、平成六年六月二十一日の衆議院内閣委員会における附帯決議は、在外公館の新設・統廃合については、いわゆるスクラップ・アンド・ビルド方式を機械的に適用……
○東門委員 社会民主党の東門です。
大臣、本当にお疲れだと思います。あと十分ですから、よろしくお願いいたします。
本サイバー条約の策定に主導的な役割を担った欧州評議会の有力国やアメリカなど、先進国が批准していないのはなぜなのか、その理由は何だとお考えか、そこからまずお聞かせください。
【次の発言】 前向きに考えているというふうにとらえているとおっしゃるんですが、そういうちゃんとした情報が入っているんですか。いや、聞くところによりますと、なかなかアメリカの方は上院を通過するのは難しいんじゃないかというのもあるものですから、私の情報が正しいというわけではないのですが、外務省としてはしっかりとそ……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 私は、社会民主党を代表して、サイバー犯罪に関する条約の承認に反対の立場から討論を行います。 この条約は、サイバー犯罪から社会を保護するために、コンピューターシステムに対する違法なアクセス等一定の行為を犯罪化し、コンピューターデータの迅速な保全等に係る刑事手続を整備して、犯罪人引き渡し等に関する国際協力等について規定するものとされています。コンピューターシステムが社会の隅々まで行き渡った現代社会において、サイバー犯罪を厳格に取り締まりコンピューターの安全を確保することは、極めて重要なことであります。 しかし、だからといって、行政府の権限を強め、コン……
○東門委員 私も、午後の条約の時間はありませんので、まとめて午前中にさせていただきます。
外務大臣が、基地の重圧に苦しんでいる沖縄県民の負担の軽減のためにSACOの最終報告を着実に実施していくと常々繰り返されているSACO合意から七年余が経過しています。そのSACO合意で、五年ないし七年以内に、市街地の真ん中にある普天間飛行場は返還が約束されました。しかし、期限を過ぎても実現していません。
SACOはなぜ計画どおりに進んでいないのか、その遅滞の原因は何だとお考えでしょうか。お聞かせください。
【次の発言】 移設先の自然環境も出ました、それから地元の皆さんのことも出ましたけれども、やはり、最……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 まず、東南アジア友好協力条約について伺います。 沖縄は地理的にも歴史的にもアジアの国々と近いことから、沖縄出身の私は、ASEAN諸国と友好協力関係を維持することが地域の安定と発展に欠かせないと考えております。琉球王国時代の琉球は、武力に頼らず万国津梁の精神で、アジアの国々と交流、交易を通して、平和で安定した国を築き繁栄していたことはよく知られていると思います。 二十一世紀はアジアの時代ともよく言われますが、我が国は近隣諸国との文化的、人的、経済的交流等を強化し、活発に行っていくことを望むものです。その意味で、本条約加盟を名目に終わらせることなく、……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。
お疲れのところ済みません。あと十五分くらいですからよろしくお願いいたします。
今まさに、沖縄県名護市辺野古沖において、普天間飛行場の代替施設としてボーリング調査が行われようとしているところなんですが、その件に関して、四月の二十六日、これは、ジュゴン保護キャンペーンセンターとWWFジャパンが同調査の中止を求めて外務省に要請に参りまして、その際、外務省の方からは、代替施設建設を条件としない返還について米側から提案を受けていないと答えたという報道がなされておりますが、その件は本当でしょうか。
【次の発言】 二十六日、私は総理に対して御質問をいたしました。……
○東門委員 私も、条約の前に二、三質問させていただきます。 五月九日付の琉球新報は、「車庫法違反野放し」という見出しで、在日米軍人軍属とその家族が乗る私有車両、Yナンバー車ですね、その車庫証明なしの登録は車庫法違反だと認めた一九九八年の閣議決定から六年経た今日も、米軍関係者の過度の特権を追及できず違法状態は続いていると報じています。 閣議決定を受けて一定の準備期間後、車庫証明の提出がない場合は車両登録しないとの通達を出したにもかかわらず放置されているということですが、それは事実ですか。時間がありませんので、イエス、ノーでお答えください。
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 本日は、民主党さんの御好意によりまして本当に時間をいただき、少しゆっくりと質問ができるかと思います。ありがとうございます。 お礼を申し上げまして質問を始めさせていただきますが、でも御答弁の方はしっかりと、簡潔に、でもはっきりとお答えいただきたいと思います。回りくどいことは言わないでください。時間のむだはやはり避けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ちょっと通告と順番が違いますので、でも通告はしてありますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、嘉手納基地の爆音訴訟の問題についてお伺いいたします。 嘉手納基地周辺の六市町村の住……
○東門委員 済みません。通告はしていなかったんですが、二点ほどちょっと確認だけをさせていただきたいと思います。
五月三十一日付の毎日新聞、それはトップの記事でございましたけれども「米軍再編 横田に空自司令部移転」という見出しで、そういう記事の中で、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題に関して「米政府は代替施設見直しを日本側に打診、日米間で協議が続いている。」とありますけれども、その報道のとおり協議は続いているのでしょうか。
【次の発言】 ちょっと私の理解不足かもしれないんですけれども、その中で、同じ記事の中で「ローレス副次官補は「外務省、防衛庁と精力的な協議をしており、その結果を公式な提案に持って……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 今国会、この外務委員会で最後の、いつも最後なんですが、きょうもまた本当の意味での最後のバッターだと思います。よろしくお願いいたします。 イラクへの多国籍軍についていろいろ質問がありましたが、私は、やはり沖縄にこだわって質問をしてまいりたいと思います。 米軍の世界的再編に伴い、在日米軍に関してもさまざまな報道がなされています。沖縄の第三海兵師団砲兵部隊の北海道への移転、米国ワシントン州にある陸軍の第一軍団司令部のキャンプ座間移転、米海軍の厚木基地の移転、返還、普天間基地の代替施設なしの返還等々、我が国における米軍も大きく再編されようとしているように……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 質問に先立ちまして、川口大臣にお願いがございます。 イラクにおける人質事件の件ですが、もうそろそろ一週間にならんとしております。あそこで人質として拘束されている三人の健康状態もかなり気になるところですが、御家族の皆様もかなりお疲れのようです。それはもう精神的に、肉体的にひどいところに来ているのではないかと思うんですね。 でも、その御家族の皆様の気持ちを思うとき、小泉総理大臣にぜひお会いしたいというお気持ちがとても強くて、私たちの方にも、ぜひその労をとっていただきたいという要望がありますが、それをぜひ川口大臣の方から小泉総理の方にも申し上げ……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。 法案関連の質問に入ります前に、石破長官にぜひ質問をしたいと思いますので、よろしくお願いします。 SACO合意から八年が経過しました。当時アメリカ側の実務責任者だったカート・キャンベル元国防副次官補は、名護市辺野古沖への代替施設建設に時間がかかり過ぎるとして、既存の米軍施設への統合や県外移設など、柔軟に再検討すべきだという考えを示したというのが最近新聞で報道されておりました。そしてまた、橋本政権で沖縄担当首相補佐官を務められた岡本行夫氏も、辺野古案の行き詰まりを認めて、米軍再編と絡んで、沖縄の基地を本土に持ってくるしかない、……
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いします。 十四日の委員会で、石破防衛庁長官は、我が国に対する大規模着上陸侵攻の可能性についての私の質問に対しまして、これまで我が国が平和であったことについて、「もし日本が防衛力も持たず、日米安全保障条約も結ばずやっていたとしたら、やはりそうだっただろうか。」と答弁なさいました。 確かに、長官のおっしゃるような指摘があることは承知しております。しかし、我が国が平和憲法を遵守してきたことの方が、我が国がこれまで平和であったということのはるかに大きな理由ではないかと私は思います。 社会民主党は、以前から、北東アジア非核地帯の設置を訴え続けてきてお……
○東門委員 長い一日の最後の三十分ですので、よろしくお願いいたします。 一九九五年、沖縄県では、米海兵隊員三名が当時小学生であった少女を暴行するという痛ましい事件が起きました。これは皆様御存じのことだと思います。私たち沖縄県民は、一人の少女の人権すら守れないのかと大変悔しい思いをしました。 そもそも、なぜ沖縄に約二万五千人もの米軍人が駐留しているかといえば、我が国が無謀な戦争への道を突き進み、二十七年間、米軍の統治を受けた、その結果です。私たち沖縄県民は、平和憲法を有する本土への復帰を願い、一九七二年に、ようやく本土復帰を果たしました。沖縄県民は、平和憲法を守り、二度と戦争の悲劇を繰り返さ……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。
常時、準有事の状態にある沖縄、今かなり緊迫した状態になっていますので、沖縄について質問をさせていただきます。
総理が厚生大臣当時、また、内閣総理大臣就任後も沖縄を訪問されたことは知っておりますが、ここ何年かSACOで焦点になっている辺野古へはおいでになられたでしょうか。
【次の発言】 それでは、ぜひおいでになって、普天間基地の代替施設が辺野古の海のどのあたりに、どれくらいの大きさで建設される予定なのか、御自身の目でお確かめになっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 いや、着工前にぜひ見ていただきたいということなんです。
で……
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いします。 先日に引き続きまして、私、まず最初に、辺野古でのボーリング調査について質問いたします。 名護市辺野古沖のボーリング調査反対のための座り込みは、本日、二十八日で十日目を迎えます。命の海を守ろうとする人たちには疲労の色も濃く、体調を崩す人も出ています。特に、おじいやおばあたち、高齢者の方々を一刻も早く休ませてあげたいというのが現場で体を張っている人たちの気持ちです。 また、警官を導入することは、沖縄の海を守る運動を沖縄の警察官がつぶすということであり、沖縄県民にとっては耐えられない悲劇です。名護警察署の幹部も、話し合いで解決してほしい……
○東門委員 先ほどからイラクでの虐待事件について質問がございますが、私もその件に関して質問をさせていただきます。 イラクにおけるアメリカ軍によるイラク人虐待事件は、組織的な虐待なのか、あるいは限られた者の行為なのか、いまだはっきりしてないようですが、ロサンゼルス・タイムズが入手した同事件の米軍の内部報告書は、原因を、ジュネーブ条約への理解不足や、駐留長期化で指揮系統に生まれたなれ合い状態が駐留米軍にあったためと指摘しています。 我が国有事の際における米軍の国際人道法遵守についての本委員会での同僚委員の質問に対して、外務大臣は、「米国に対して信頼関係があるからこそ同盟関係があるわけでして、一……
○東門委員 まず、防衛施設庁長官にお伺いしたいと思います。 那覇防衛施設局は、四月の二十八日、普天間飛行場代替施設建設に向けた環境影響評価方法書の官報への公告と沖縄県内八カ所での縦覧を開始しましたが、その直後から疑問と不備を指摘する意見が相次いでいると報道されています。長官もよく御存じのことだと思います。 例えば、基地の運用内容や建設される管制塔、駐機場、環境への影響が懸念される洗浄液の廃水など、軍事施設の概要や配置が示されておらず、さらに、最重要項目である騒音の影響などを予測する上で必要な米軍機の使用機種や飛行回数、離着陸ルート等も示されていない等々、専門家からさまざまな指摘がなされてい……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 本当にお疲れさまでございます。最後ですから、よろしくお願いいたします。 在日米軍は、日米安保条約に基づき、我が国全土の防衛も任務としていますが、我が国の国土面積の約〇・六%にすぎない島嶼県沖縄に在日米軍専用施設の約七五%が集中しており、それゆえに、日常的に発生する航空機騒音による基地周辺住民の健康への影響や、戦闘機、ヘリコプター等米軍機の墜落事故、さらに米軍人等による刑法犯罪も数多く発生しており、沖縄県民は在日米軍基地をめぐる問題に苦しんでいるのが現実です。そういう現実は、在日米軍の抑止力の維持という観点から、どうにもならないというように感じられま……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。
本日は、民主党提出の修正案、それから政府案について質問をさせていただきますが、まず最初に、川口外務大臣に一点お伺いしたいと思います。
G8の外相会議に出席された際、パウエル国務長官と会談なさったようですが、その中で、在沖米軍基地についてどのようなやりとりが交わされたのか、お聞かせください。
【次の発言】 そのSACOの最終報告ですね、その着実な実施というのはこれまで政府がずっとおっしゃっていることなんですが、それに関しては大臣の方から国務長官の方へ、政府としてはこうしますという表明をなさったのか、あるいはパウエル国務長官から何かその件について、トラ……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 私は、社会民主党・市民連合を代表し、事態対処法制関連の八案件及び国民保護法案等に対する修正案に反対、ジュネーブ条約追加議定書に賛成の立場から討論を行います。 今国会に提出された政府提出の事態対処法制関連七法案及びACSA改定の内容は、平和主義にとどまらず、基本的人権の尊重と国民主権、さらには地方自治という憲法の諸原則を著しく逸脱するものとなっています。有事を理由に国家が国民の財産や権利を自由に制限できるという発想は、戦前の国家総動員体制につながる危険な道であり、断じて容認することはできません。 以下、反対の理由を申し述べます。 まず第一に、国民……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。長時間御苦労さまです。私が最後になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、イラク問題について二点ほど伺いたいと思います。 昨年三月二十日、米国がイラク戦争を開始したことを受けて、小泉首相は、支持表明を行うに際して、真っ先に、大量破壊兵器の拡散を防止することが我が国を含む国際社会全体の平和と安全にとって極めて重要であると述べられ、イラク戦争は、イラクが保有する大量破壊兵器の拡散を防止することが目的である旨を強調していました。 しかし、大規模な戦闘が終結してから九カ月余がたちましたが、大量破壊兵器は見つからず、それどころか、戦……
○東門委員 通告の順序とは少し変わりますけれども、同じように外務大臣の出席も要望していましたので、まず、外務大臣にお伺いしたいと思います。 二月十三日付の毎日新聞が、代替施設の建設を普天間飛行場の返還条件にしない意向を米側が政府に打診していたと報じた問題につきまして、私は、この予算委員会で、二月十六日に、その報道の真偽をただしました。そのときの御答弁は、その事実はないということでした。 先ほど、やはりこの委員会で、民主党の委員から同じ質問がございました。というのは、けさも毎日新聞にその報道があったからですが、その質問に対して、大臣は、米国からそのような申し出を受けたことはないとおっしゃって……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 今回の事故、本当に現場に行きましてぞっとする思いをしてまいりました。お許しを得ていますので、このパネル、ちょっと小さいかと思いますが、ごらんいただきたいと思います。 十三日、三時ちょっと前に事故が発生したということを、私は東京で受けました。飛行機の都合でほとんど最終便で沖縄へ戻りました。かなりもう深夜に近い時間でした。もちろん現場には近寄れません。道を隔てた反対側から現場を見せていただいて、そして、道の反対側にあるアパートの三階、そこに主がおられたので中に入り見せてもらいました。本当にこういう状況でした。 まだたくさんあったんですが、ちょっと選ん……
○東門委員 社会民主党の東門です。 いつものようにラストバッターです。よろしくお願いいたします。 まず最初に、サンゴ礁シンポジウムについて、環境省政務官おいでだと思いますので、そこからお尋ねいたします。 四年に一度、世界のサンゴ礁研究者らが一堂に会して開かれる第十回国際サンゴ礁シンポジウムが、去る六月二十八日から七月の二日まで、八十七カ国の国と地域から千四百人余の参加のもとで沖縄県で開催されました。 シンポジウムでは、サンゴの白化現象や海水汚染などにより世界的に危機的状況にあるサンゴ礁の保全や管理などについて活発な議論が交わされました。そして、シンポジウムの最終日には、危機にある世界の……
○東門委員 小池大臣には、朝に引き続いてまたよろしくお願いします。済みません。私、ちょっと声がかれていまして、選挙で頑張りましたので、失礼いたします。ちょっとお聞き苦しいかと思います。よろしくお願いいたします。 まず最初に、泡瀬埋立事業に関する意見書について御質問をさせていただきます。 十一月二日付で大臣のもとに届いていると思いますが、環境監視委員会及び環境保全・創造委員会の委員有志が、中城湾港埋立事業海上工事再開及び環境監視委員会、環境保全・創造委員会の運営に関する意見、届いていますよね。お目通しいただいていると思います。そして、それと同時に、日本自然保護協会や日本野鳥の会、世界自然保護……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。 昨日イラクで武装集団の手にかかって殺害された香田証生さんに心から哀悼の意を表しますとともに、御家族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げたいと存じます。 私も、イラク関連の質問につきましては午後のイラクの特別委員会で質問させていただくことにして、ここでは沖縄について、通告もしてありますから質問させていただきます。 まず、先月二十七日、本委員会での町村大臣のごあいさつの中で、さきの沖縄訪問の成果を踏まえつつ、抑止力の確保と沖縄等の地元住民の過重な負担の軽減の観点から米国と協議してまいりますということをおっしゃっておられましたけれ……
○東門委員 条約に入ります前に、一点だけ大臣にお伺いしたいと思います。
昨日、本委員会で、私は、多発する米軍基地に派生する事件、事故、それから県民を守るのはだれかという御質問をしました。それに対しまして大臣は、一義的には国だ、しかし県、市町村、個人いわゆる市民、そういう一人一人が守らなければいけない責任があるというような御答弁でしたけれども、なぜ県、市町村、個人がそれぞれ守るということなのか、その理由、大臣がそういうふうにお答えになった理由をお聞かせいただきたいと思います。理由をお伺いしなかったものですから。
【次の発言】 時間がたっぷりあればその件についてもっと質問したいんですが、なくて、……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。きょうは、本来でしたら順番はかなり後なんですが、民主党さんの特別な、今野委員の御好意をいただきまして、前の方で質問させていただきます。よろしくお願いします。 町村大臣は、八月十三日の沖縄での米軍ヘリ墜落事故について、本土の主要全国紙がどのような報道の扱いをしたか御存じでしょうか。沖縄の地元紙二紙は、数日間にわたり一面トップで取り扱いました。主要全国紙は、翌日こそ写真入りで報道しましたが、その続報はほとんどありませんでした。 また、事故直後、稲嶺沖縄県知事が総理に事故原因徹底究明と再発防止を求めるために面会を申し入れましたが、そのときは総理は夏休み中と……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。 済みません、日ごろはもう少し美声なんですが、ちょっと声をからしておりましてお耳ざわりかと思います。二十五分間だけですので、よろしくお願いいたします。 私、最初に、関西水俣病判決のことから御質問させていただきます。ひょっとしたら重複することもあろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。 水俣病の公式発見から四十八年余りを経て、十月十五日、行政の責任を認める司法判断が確定しました。国は、長きにわたり責任を認めてこなかったことについて、被害者や家族の方々に謝罪すべきであると思いますが、改めて、まず見解からお伺いいたします。
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いします。 昨日、イラクにおいて、許しがたい卑劣な武装集団によって未来ある若者が殺害されるという悲しい事件が起こりました。亡くなられた香田証生さんに哀悼の意を表するとともに、深い悲しみの中におられる御両親並びに御家族の方々に心からお悔やみを申し上げます。 さて、今回の事件では、情報が錯綜し無用の混乱を招いたということは否めません。イラクの治安が悪化する中で、事件への対応を米軍に依存せざるを得ないという政府の限界が明らかになったと思います。 三十日から三十一日にかけてのバラドで発見された別人の遺体についても、米軍からの情報で香田さんにほぼ……
○東門委員 かなり時間の制約があります。急いでいきたいと思います。
小池大臣にお伺いいたします。
所信表明の中で、「沖縄の社会経済は、県民所得の低さや失業率の高さに示されるように厳しい状況にあり、産業の振興や雇用の創出など、自立型経済の構築に向けた一層の取り組みが重要」でありますというくだりがございますけれども、小池大臣の中にある、その自立型経済の構築に一生懸命取り組まれた、その後の沖縄像、将来の沖縄像というのはどのようにイメージしておられるか、そこから伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話の中で、ぜひそうあっていただきたいと思いますが、大臣、そのとき沖縄の基地はどうなっている……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。
きょうは、もちろん沖縄北方という特別委員会でもありますが、特に、先ほどから質問が続いております沖縄科学技術大学院大学について、私も質問をさせていただきます。
沖縄科学技術大学院大学、その大学院大学の沖縄にとってのメリット、そこからまずお聞かせください。政府はこのように沖縄にはメリットがあると考えているというところからお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ぜひ、よかったなと県民が思えるような、そして日本の国民が思えるような、そういうものを目指していただきたいと思います。
それで、もうすぐ構想がスタートしてから四年……
○東門委員 今議題となっております二法案につきましては、私は賛成であるという意思をしっかりと表明してまいりました。質問通告はしておりましたけれども、先ほど同僚委員の方から、お二人から同様の質問がございましたので、それは省いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それで、防衛施設庁からお見えだと思います。伺います。 昨年、二〇〇四年十一月二十九日、沖縄県知事は、名護市辺野古沖での普天間飛行場代替施設建設に伴う環境影響評価方法書に対する知事意見書を事業者である那覇防衛施設局に提出いたしました。それから本日まで三カ月余が経過していますが、環境影響評価の方法はもう決定されたのでしょうか。
○東門委員 社会民主党の東門です。 外務大臣、連日御苦労さまでございます。 まず最初に、委員長にお願いしたいと思います。 今日本は大きな、本当に米軍再編という大きな課題を目の前にしております。その中で、外務委員会が本当にこんな短時間しか開かれないということ、きょうは事情があることはよく知っています、公聴会もありますから。わかりますが、これからぜひ時間をしっかりととっていただいて、ある意味では集中審議みたいな形で持っていただきたい、それぐらいのことはやらなければいけないのではないかと思います。ぜひそれを御検討いただきたいと思います。
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いします。 まず、沖縄に外務省の沖縄事務所があるわけですが、沖縄担当大使のことからお伺いしたいと思います。 一九九七年二月に初代の外務省沖縄担当大使が就任してから現在で五代目を数えていますが、沼田前大使が昨年十二月の離任会見の際、八月のヘリ墜落事故を初め、相次ぐ事件、事故の対応を踏まえて、県民への要望としてこうおっしゃったんですね。米軍に常に抗議するのではなく、双方通行の対話をしていただきたいという気持ちを持っている。在日米軍人は日米安保条約のもと、日本とアジアの平和と安全を守る使命を持っており、必要が生じればみずからの命を危険にさらすことを覚……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。よろしくお願いいたします。 私も、まず最初に、伊良部町下地島空港について、そして都市型訓練施設について、そして普天間と、かなり同僚委員と重なる部分があろうかと思いますが、なるべく重複を避けながら質問をさせていただきたいと思います。 下地島空港をめぐる今回の混乱というんでしょうか、伊良部町議会での自衛隊誘致決議、そして一週間後の白紙撤回という動きについては、先ほど同僚委員から細かい経緯の説明がありましたのでそこは省きたいと思いますが、伊良部町ではこれまでに住民運動が盛り上がったことはない、だれも出てこないのが今までの伊良部町だった。しかし、今回……
○東門委員 社会民主党の東門です。 大臣、お疲れのところ本当に大変でしょうけれども、あと十二分間ですから、よろしくお願いいたします。きょうの時間は十二分となっております。 三月三十日の当外務委員会において、私は、世界じゅうで三つしかない海兵隊機動展開部隊の一つが沖縄に駐留している理由をお尋ねしました。 その際、町村外務大臣は、なぜ沖縄にだけ一カ所海兵隊があるのか、ほかに、どこでもいいんですけれども、例えばヨーロッパなりアフリカなりになぜないのかと問われても、それに私は今的確にお答えする立場にはないわけでございますとした上で、大変興味深いお尋ねでございますし、重要なお尋ねでございますから、……
○東門委員 社会民主党の東門です。いつものことながら最後です。よろしくお願いいたします。 条約に入る前に、沖縄関連で二、三質問をさせていただきます。 米連邦議会の海外基地見直し委員会が五月五日、中間報告書をまとめてブッシュ大統領に提出いたしました。事実上の最終報告となると言われているこの中間報告は、普天間飛行場について、嘉手納飛行場か岩国飛行場へ移転、統合すべきと勧告しています。私自身は、今月初めに訪れたワシントンDCにおいて、この報告書は、今回の米軍再編に何ら影響を与えないとの意見に接してはきましたが、政府としては、この中間報告の在日米軍再編への影響をどのように見ているのでしょうか。外務……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いします。
まず最初に、本当にとても単純な質問なんですが、やはり大臣にお答えいただきたい。私は、去る三月三十日の当外務委員会で質問いたしました。でも、大臣からまだお答えをいただいていません。きょうぜひお答えいただきたい。
なぜ海兵隊は沖縄に駐留する、要するに海兵隊の駐留先がなぜ沖縄でなければならないのかという点から、ぜひ大臣の、これまでも米軍ともお話しされてきたことだと思いますので、その答弁からよろしくお願いいたします。
【次の発言】 済みません、不勉強でよくわからない点があります。
縦深性というのは何ですか。
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 我が党も、ただいま議題となっております三条約に関しましては賛成ということを表明させていただきまして、私も、沖縄の今の状況です。ちょうど前の赤嶺委員と重複するレンジ4についての質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 赤嶺さんから今質問がございました陸軍の複合射撃訓練場の件ですが、本当に、昨日工事を完了して米軍に引き渡されました。それは、住民が安全上の観点から強く反対をしている中、暫定使用が始まることになるわけですが、四月二十八日の外務省及び防衛施設庁の文書は、先ほど大臣の方から御紹介がありましたので私はこれは省きますが、その中で、同訓練施設……
○東門委員 私も、都市型戦闘訓練施設について質問をしたいと思っておりますが、時間がありましたら、そこに入りたいと思います。 まず最初に、海兵隊についてお伺いいたします。 昨年八月十三日に発生しました沖縄国際大学構内への米軍ヘリの墜落事故を契機に、沖縄県民は、これまで以上に普天間飛行場の一日も早い閉鎖、返還を求めています。また、普天間飛行場の代替施設として、辺野古に軍民共用空港を建設することを提案した稲嶺沖縄県知事も、現在は、普天間飛行場は県外移設がベストであるとしています。 さらに、知事は、沖縄に駐留する海兵隊の県外移転を要望していますが、大臣、この知事の海兵隊の県外移転の要望を政府とし……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いします。 本日の議案となっています二本の条約については、私どもも賛成ということをまず申し上げておきたいと思いますが、一点だけ、石綿安全条約について質問をさせていただきたいと思います。 静かな時限爆弾とも呼ばれるアスベスト、石綿の健康被害については、かねてから聞いてはおりましたが、昨日、本日と立て続けの石綿による健康被害関連ニュースに接して、改めてその重大さに驚いております。 先ほどから同僚委員の質問に答弁しておられる関係省庁のアスベストによる健康被害対策、予防策に、あらゆる角度から本当に真剣に取り組んでいただくよう、まずお願いをしてお……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 赤嶺委員とほとんど重なる点ですが、しかし、私もとても気になっておりますので、質問をさせていただきます。 米兵による強制わいせつ事件についてでございます。 本当に、またもや、またもかと、大きな声で叫びたい、泣きたい、悔しい、そういう思いで今いっぱいでございます。 七月の三日日曜日の午前八時二十分過ぎ、朝ですよ、八時二十分過ぎに、酒に酔った空軍嘉手納飛行場に所属する二等軍曹が民家の駐車場に少女を手招きして誘い込んだ上、ジェスチャーで上着をまくり上げるようしむけ、胸を触るなどのわいせつ行為をしたものです。被害に遭った少女は警察に対し、怖かった、殺され……
○東門委員 日本とベルギー、そして日本とフランスの社会保障協定については賛成でございます。 一点だけ質問をさせていただきます。 日本とベルギーとの社会保障協定については、今からさかのぼること約二十年近く前の昭和六十一年に、既にベルギー側から協定締結交渉開始の申し入れがあり、その後数次にわたり申し入れがあったにもかかわらず、長期間、政府間交渉さえも行われませんでした。確かに協定締結先の優先順位があることは理解しますが、約十九年というのはさすがに長く、相手国との友好関係に水を差すことになりかねないのではないかと思われます。 今回ようやくベルギーとの社会保障協定の署名に至ったわけですが、交渉開……
○東門委員 社会民主党の東門です。 私もやはり、引き続き、わいせつ事件に関する大臣の発言について二、三お尋ねして、次へ進みたいと思います。 町村外務大臣は、七月十三日の本委員会での米兵による強姦の被害者である女性の手紙について「米軍あるいは日本の自衛隊があるからこそ、日本の平和と安全が保たれているんだ。その側面をすっぽりと抜け落ちて、その部分には一切触れずに、ただある一面だけをとらえて物事を決めることというのは、私は、やはりバランスのとれた考え方だとは思われません。」と話しておられました。 大臣はそれを被害者である女性を批判したものではないとおっしゃいますが、今赤嶺委員からもありました、……
○東門委員 きょうは在日米軍再編協議についてお伺いしたいと思いますが、まず真っ先に一点だけ、キャンプ・ハンセン内の都市型戦闘訓練施設についてお伺いいたします。 都市型戦闘訓練施設については、地元を初め沖縄県がレンジ4での建設中止を求めていたにもかかわらず、同施設は残念ながら完成し、地元住民だけではなく沖縄県民のすべてが反対する中で実弾を使用した訓練が開始されました。 この訓練に対しては超党派の県民集会が開催されたことは、七月二十二日の質疑で述べたとおりです。住宅地に近い場所での訓練に不安を訴える住民の要請など一顧だにせず、米軍に実弾射撃訓練中止を申し入れることもできない外務省には怒りしか覚……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。よろしくお願いいたします。 まず、今回、廃棄物処理法の改正でございますけれども、それに入る前に、違ったことになると思いますが、質問をさせていただきたい。 これまで、恐らくこの委員会では何人かの先生方からも質問があったと思いますが、IUCNの勧告について、私、地元のことでもございますので、まずその件から質問をさせていただきたいと思います。 二〇〇四年の十一月、タイで開かれた、世界自然保護連合、IUCN第三回世界自然保護会議で、日本のジュゴン、ノグチゲラ、ヤンバルクイナの保全を日米両政府に求める勧告が賛成多数で採択されました。 日本政府への勧告の内……
○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いいたします。 イラクと無関係ではないですので、まず第一番目に、沖縄の海兵隊について伺います。 昨年八月にイラクに派遣された海兵隊員二千二百人が、今月の初めに、CH53Dヘリ六機を含めた二十機とともにイラクから帰還しました。しかし、県知事を初め、宜野湾市長、市民、そして多くの県民は、イラクからの海兵隊員の帰還には反対の意向をはっきりと示してきました。それは、日常生活に大きな影響を及ぼしている航空機騒音の問題、さらに、市民に昨年の沖国大へのヘリ墜落事故を思い起こさせるなど、恐怖を呼び覚ますことになるということが懸念されるからです。 イラクに派遣……
○東門委員 社会民主党の東門です。
私は、通告はアフガニスタン情勢ということにしておりましたけれども、けさ沖縄の方からニュースが入ってきましたので、冒頭は沖縄の関連の質問に変えさせていただきます。
普天間飛行場代替施設建設予定地の辺野古で、事業主体である那覇防衛施設局、いわゆる政府が抜き打ち的に作業を開始したとの報道がけさ入ってきました。移設反対派の阻止行動によってしばらく停止をしていた作業ですが、今回は二十四時間態勢をとっているとのことです。
まず防衛施設庁長官に伺います。
二十四時間態勢での作業を指示されたのでしょうか。
【次の発言】 それは、二十四時間どこででもいいということなん……
○東門委員 社会民主党の東門です。イラク特で質問をするのは本当にまだきょうで二回目ぐらいかなと思いながら、質問をさせていただきます。 現在のイラク国内は、打ち続くテロ攻撃で、事実上戦場同然の状況のようです。六月の米議会公聴会におけるラムズフェルド国防長官の証言では、イラク戦争開戦以来の米軍の死者が千七百人を超えたということでしたが、本日までに死者は千八百人を超えたとの報道がなされました。イラク戦争中の死者が百名余りだったことを思えば、イラク戦争は、二〇〇三年五月で主要な戦闘が終結したどころか、依然として継続し、むしろ激化しているとさえ言えます。 このような状況のもとで、イラクの一般国民はさ……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。
五時までということですので、よろしくおつき合いください。
この委員会で、私は初めての質問をさせていただきます。これまで本当に多くの委員の皆さんから質問があったと思うんですが、やはりここまで来てもわからない。なぜ今民営化しなきゃいけないのか、何がいけないのか、それで、国民のためにどういう益があるのか、本当に国民が民営化することによって得をするのか、民営化されてよかったと感じることができるのか、そこからまず伺いたいと思います。
【次の発言】 今まで伺ってきたのとほとんど変わらないのかなという気もするんですが、大臣の中に、地方のことが本当に頭に入っておら……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 通告と少し順序が変わります。中身は変わりませんが、済みません、総理の将来像については最後にお聞かせいただきたいと思います。 まず最初に、施政方針演説の中で日米関係に言及されました。その中で、「米軍再編については、米軍駐留による抑止力を維持し、かつ、沖縄等の地元の過重な負担を軽減する観点から、米国との協議を進めて」いくと総理は発言されておられます。 「過重な負担を軽減する」、軽減すると言うだけならだれでもできます。口で言うのは簡単ですが、それを実現することがたやすくないことはだれもが認めるところだとは思います。しかしながら、一国の総理たる者、軽減す……
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 長時間、本当に皆さんお疲れさまでございます。二十五分という短い時間ですので、ぜひ最後までよろしくお願いいたします。 冒頭二点ほど、通告はしておりませんが、けさ地元から飛び込んできたニュースについてお伺いいたします。 これはけさの地元紙ですが、「海兵隊の県外移転要求 知事、米基地見直し委と面談」というふうに出ております。大臣御存じないかもしれませんが、けさ冒頭で別の委員からも質問がございました、そのときは北米局長が答弁なさっておりましたけれども、同じ意見です。 その中で、稲嶺恵一知事は在沖米軍基地の視察に訪れた米連邦議会の海外基地見直し委員会の七……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。よろしくお願いします。 まず最初に、騒音問題についてお伺いいたします。 米軍機の騒音は違法であるとした二月十七日の那覇地裁における新嘉手納爆音訴訟の判決を受けて、翌十八日には沖縄県から原告団、弁護団が上京して、一九九六年に日米間で、夜間十時から翌朝六時の間の飛行制限を合意したわけですが、その嘉手納基地飛行場周辺における航空機騒音規制措置、いわゆる騒音防止協定を米軍に守らせてほしい、米軍機の騒音は違法であるという判決が出たわけですから、しっかりとそれを米軍に守らせてほしいと外務省、防衛施設庁に要請したところ、両省庁とも、協定は守られていると思うと強調……
○東門委員 社会民主党の東門でございます。 いつものようにラストバッターです。よろしくお願いいたします。 まず最初に、私、きょうはSACOについてはお伺いする気はなかったんですが、ちょっと今の質疑を拝聴していまして、やはり一点お聞きしたい。 SACOの決定の場合は、沖縄県の意見は全然取り入れられませんでした。長官、御存じですよね。ですから、沖縄県は、そのときの県知事は一言も挟むことを許されなかったんですが、今回、数カ月以内に結論が出てくると言われるこの米軍再編に関する協議の中では、県民の意見あるいは県民の声を反映させる、させ得ることがありますか、反映させていくということがありますか。
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。 昨日五月十五日は、沖縄県にとっては本土復帰後三十三回目の復帰記念日でした。その記念日に、多くの県民と全国から駆けつけてくださった支援者合わせて二万三千八百五十人が、普天間基地を包囲し、世界一危険だと言われる普天間基地の閉鎖、返還を求め、そしてその代替施設となる辺野古の海の埋め立てに反対をして、手をつなぎ、人間の鎖を成功させました。子供、学生、大人、障害を持つ人持たない人、高齢者など、参加者一人一人が一日も早い普天間基地の閉鎖を願い、閉鎖されるその日が来るまで連帯をして運動を続けることを誓い合った日になりました。 また、基地包囲行動の後開かれた県民大……
○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。 私は、沖縄と憲法について述べたいと思います。 ことしもまた、沖縄が過ぎし戦争を思い、未来永劫の平和を祈念する季節になりました。四月から六月にかけてのこの三カ月間、県民にとって恐怖の記憶と鎮魂の祈り、そしてさらにやりきれない怒りと不安、焦燥感が複雑に交錯する季節です。何とかして、我々自身が不運だった歴史、負の遺産を克服して、後世に平和な世界を残さなくてはならないと決意を新たにする季節でもあります。 一九四五年四月一日は、三月末の慶良間列島の悲惨な集団自決を経て米軍が沖縄本島に上陸した日です。その日から鉄の暴風が吹き荒れ、三カ月後の六月二十三……
○東門分科員 社会民主党の東門美津子でございます。 私、決算行政監視委員会で質問するのは初めてですし、また、環境大臣初め環境省の方々に対して質問するのも初めてでございますので、ちょっと緊張もしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。 私の方は、「キャンプ・コートニー水域のヒジキに係る補完的調査結果について」と、その評価書に関して質問をしたいと思います。 近年、狩猟による鉛散弾と同様に、クレー射撃で用いられる鉛弾による土壌汚染問題が大きな社会問題になっています。二〇〇〇年には、福岡県筑紫野市の福岡県立総合射撃場で、土壌中の鉛汚染が確認され、福岡県によって散弾や汚染土壌の回収、射撃場の……
○東門分科員 社会民主党の東門美津子でございます。よろしくお願いいたします。 二〇〇〇年に沖縄経済振興二十一世紀プランの最終報告が出されて、昨年、二〇〇二年には、沖縄振興特別措置法、振興新法が制定され、これを踏まえて、十年間で沖縄経済の自立的発展を目標に、達成すべき各分野にわたる多くの施策を盛り込んだ振興計画が策定されました。振興計画の目標年度である二〇一一年度には沖縄の経済自立化はかなり達成されていると、尾身前沖縄担当大臣は力強くおっしゃっておられました。ぜひそうであってほしいと、県民の一人として期待しております。 しかし、二十一世紀プランの中には、二〇二〇年の完全失業率が六%、財政依存……
○東門分科員 冒頭、申しわけありません、これは通告はしてありませんが、一点、お伺いいたしたいと思います。 勝連町のホワイトビーチに、米海軍佐世保基地所属の強襲揚陸艦エセックスが、本日正午過ぎに寄港したとの報道があります。昨日は、ドック型輸送揚陸艦ジュノーとドック型揚陸艦フォートマクヘンリーも寄港していて、いずれの艦船も三月一日に出港予定と見られているわけです。米軍は、フィリピン軍と合同で、三月にフィリピン南部のホロ島を中心に、イスラム過激派アブサヤフの掃討作戦を実施すると発表しています。作戦に参加する米兵は、在沖米軍が主力となるようです。 また、アメリカ側は、米軍が直接戦闘に加わることもあ……
○東門小委員 社会民主党の東門です。 きょうは、本当にお忙しいところありがとうございました。ひょっとしたらまた重複するところも出てくるかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。 今国会に提出されました国民保護法案の第一条では、国民の生命、身体及び財産の保護を第一の目的に掲げています。しかし、国民の保護の名称とは裏腹に、協力を拒否した場合に刑事罰を科すなど、国民に対して一方的に戦争協力を強制するものであると言えると思います。 基本的人権の尊重は人類普遍の原理であり、少なくとも民主主義国家では当然に認められるものでありますが、今回我が国が整備しようとしている有事関連法案における国民の……
○東門分科員 社会民主党の東門です。よろしくお願いいたします。 私は、きょうは日米地位協定の問題について、まず御質問をしていきたいと思います。 日米地位協定改正に関する政府の見解は、その時々の問題についての運用の改善により機敏に対応していくことが合理的であるとの考え方のもと、運用の改善に努力しているところであり、これが十分効果的でない場合には、我が国のみで決定し得ることではないが、改正も視野に入れていくことになると考えているというものであり、大臣も繰り返しこの旨答弁されております。 二月二十日、米比合同演習バリカタン04に参加する在沖米海兵隊普天間飛行場所属のCH53輸送ヘリとKC130……
○東門分科員 社会民主党の東門美津子でございます。長官、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、二月十九日の2プラス2の際、長官はラムズフェルド国防長官とお二人での会談もあったような報道がございましたけれども、そのお二人の間で、普天間の飛行場と辺野古、いわゆる普天間の移設先とされている辺野古のことも話題に上りましたでしょうか。
【次の発言】 ということは、一切長官の方からもそういうことを話題にもしなかったということですね。わかりました。
そうしたら、普天間飛行場の移設問題について伺います。
普天間飛行場の辺野古移設に関して、西那覇防衛施設局長は二十四日の記者会見で、日米間の話として、一方……
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