国会議員白書トップ衆議院議員植田至紀>委員会発言一覧(全期間)

植田至紀 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

植田至紀[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
504位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
349位

42期委員会出席TOP100
72位
42期委員会発言TOP10
3位
42期委員会出席(無役)TOP50
48位
42期委員会発言(非役職)TOP10
1位
42期各種会議発言(非役職)TOP25
25位

このページでは植田至紀衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。植田至紀衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

42期(2000/06/25〜)

第148回国会 大蔵委員会 第2号(2000/07/17、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 では、早速始めさせていただきます。社会民主党の植田至紀と申します。今回、初めて当選してまいりました、いわば新入生でございますので、初歩的なところからいろいろと質問させていただきたいと思います。社民党の植田、よろしくお見知りおきくださいませ。  さて、今回の公的部門のそごう向け債権放棄問題、今回、そごうの東京地裁の民事再生法申請受理という展開で、債権放棄路線は白紙に戻ったわけでございます。当然ながら、預金保険機構が新生銀行から一民間企業であるそごう向け債権を買い取り、債権放棄に応ずるという手法が、国民の納得が得られるということは到底ないわけです。もしこうした前例を認めるとするのであれ……

第149回国会 内閣委員会 第1号(2000/08/04、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党の植田至紀です。  今回の選挙で初めて当選させていただきました。新入生でございますのでよろしくお願いいたします。  きょうお伺いしたいのは大きく二点でございます。  一点目は、人権行政にかかわって、特に「人権教育のための国連十年」の推進状況等々に関して、また、いわゆる同和行政にかかわって、官房長官及び総務庁長官に伺います。  もう一点は、先月の三十一日に出されました男女共同参画審議会のいわゆるドメスティック・バイオレンスに対する対応方についての答申、これにかかわって、時間がわずかしかありませんけれども、質問させていただきます。  まず、人権行政にかかわって、特に「人権教育……

第149回国会 内閣委員会 第3号(2000/08/24、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  人事院勧告及びそれにかかわって若干質問させていただきたいと思います。また、若干重複する部分もあるかと思いますが、そこはちょっと御甘受をいただきたいと思います。  まず、今回の人事院勧告では、俸給表の改定が見送られ、扶養手当の一部改定にとどまる給与引き上げ勧告であったということ、また、去年に続いて一時金が引き下げられて、二年連続で年間総収入がマイナスになる勧告であったことなど、結果として、公務員の生活という観点から見れば厳しい勧告でありましたし、また、この勧告が民間の中小企業の賃上げにも少なからず影響を与えることも考えますと、やはり景気にもマイ……

第150回国会 大蔵委員会 第2号(2000/11/01、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。長時間お疲れさまでございます。  まず、日債銀関係で、日債銀の資産判定結果にかかわって何点かにわたってお伺いしたいと思います。  再生委員会の報告によりますと、この日債銀の資産判定結果は、ソフトバンク等の企業連合に譲渡されるいわゆるマル適の貸付金関連資産が約四兆四百八十一億円ということになっております。ただ、その中には、適資産とするにはふさわしくないと思われるものもかなりの割合に上るのじゃないかと危惧せざるを得ないわけでございます。  一説によるとといいますか、例えば八月二十五日の読売を見てみますと、いわゆる問題債権が一兆二千億にも上っている。そ……

第150回国会 大蔵委員会 第4号(2000/11/21、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いします。  きょうの議題になっております点について、幾つかの点について大蔵大臣にお伺いさせていただきます。  きのう、大声を出し過ぎまして、声がちょっと出ませんので、お許しください。  さて、今回の補正予算についても、まず補正をやるぞという話が出てくる、そして、その次に金額の話が出てくる、そして、最後に中身の話が出てくる。与党の政策担当の責任者の方々がアドバルーンを上げられるのを、恐らく大蔵大臣は、内心、まゆをひそめながら聞いておられたんだろうなと思うわけです。  そういう中で、そういう意味では不見識な補正予算ですから、今回の特例法……

第150回国会 大蔵委員会 第5号(2000/11/29、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、景気対策、財政赤字等の問題につきまして、概括的な質問を大蔵大臣にお伺いいたしたいと思います。  といいますのは、先日、二十一日の質疑の中でもお伺いしたわけですけれども、そのときは、いわゆる補正予算にかかわって、これまでの総括、課題設定、そして獲得目標ということで伺ったわけですけれども、時間の関係もありましたので、必ずしも明示的にお伺いできなかったので、まずその辺から、経済政策全般の話として、改めて大臣の御所見をお伺いしたいわけです。  そのときに、特に私が二十一日に、この間の経済政策の総括等々にかかわって、大蔵大臣の二十一日の答弁で……

第150回国会 内閣委員会 第2号(2000/10/26、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、給与法の改定にかかわっての話は後でしますけれども、まず簡単に、官房長官にお伺いしたきお話もございますので、御答弁いただければと思います。  まず、せんだって人事院勧告が出た際にも私は官房長官にお伺いしたことがございまして、それはどういうことかといいますと、ひょっとしたら官房長官はお忘れかもしれませんが、議事録がありますので、内容証明の郵便は必要じゃないと思いますが、ここで、いわゆるイギリスの大臣規範にかかわって、日本でも厳格な行動の規範を定めていく必要がある、どうでしょうか官房長官ということでお伺いしたと思うのです。  そのときに官……

第150回国会 内閣委員会 第3号(2000/10/31、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  いわゆるITにかかわっては、きょうは別に聞くわけではございませんので、堺屋担当大臣の方は、あと二十分ばかりおくつろぎいただければと思います。  要は官房長官にお伺いしたいと思うのですけれども、私も一年生議員でございますので、まだ国会の事情がよくわからない、議会のルールというのがよくわからないことが多いのですけれども、きのうも夕方、どこかのお役人から電話がかかってきまして、きょうのこの質問の質問取りをしたいんだ、質問のレクをしたいんだとおっしゃるわけです。官房長官の所信にかかわっての質問取りだというわけですけれども、何をお話しになるのかわからへ……

第150回国会 内閣委員会 第4号(2000/11/02、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  午前中も冒頭、担当大臣がおっしゃいましたように、産業革命に匹敵するようなIT革命だということなんですけれども、きょうの委員会も見ていますと非常に閑散としておりまして、傍聴席も余り姿が見えません。革命前夜というふうにはどうもこれでは言えないなという気がしておりまして、なかなか大変だなと思うのです。  さて、産業革命に匹敵するほどのIT革命、私自身も、やはり一市民としてはそうした利便性、また私自身の周辺の生活が豊かになるということは当然期待はしているのだけれども、革命というのはいつもボトムアップなもので、お上が革命と言うときにはどうももう一つぱっ……

第150回国会 内閣委員会 第6号(2000/11/07、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いします。  きょうも革命前夜のようですけれども、相変わらず寂しい状況だなという印象をまず受けます。やはりなかなか一大国民運動になっておらないなというふうに思うわけですけれども、冒頭まずちょっと担当大臣にお伺いしたいんですけれども、私自身、この間の質問するに当たってのいろいろ資料を収集する過程でおもしろいなと思った文章が一つありましたので、それについての御意見を伺いたいんです。  八月七日の毎日新聞に、技術評論家の星野芳郎さんが、いわゆる今企業にバブルの後遺症が深く残っておる、そして日本的経営を再認識せよ、そういう主題でお書きになって……

第150回国会 内閣委員会 第7号(2000/11/09、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。最後になりました。  私自身も、このITの問題、この課題について、決して専門家ではございませんので、この間、担当大臣にもいわゆる初歩的な、また素朴なそうした質問を何度かぶつけさせていただいたかと思いますけれども、その都度丁寧にお答えいただきましたことは、本当にまずは冒頭御礼申し上げます。  さて、御礼は申し上げますけれども、ただ残念ながら、この基本法案について、私は、IT革命を推進する立場からして賛成できないという立場に立つわけでございます。  といいますのは、この間の担当大臣のいろいろな御答弁、私自身、個人的にはわくわくするような話もたくさんあ……

第150回国会 内閣委員会 第9号(2000/11/16、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、法案にかかわる認識及び趣旨にかかわってお伺いしたいのでございますけれども、当然ながら、今回、これは特例法で提出されているわけですから、確かに私どもも、社会構造の変化、雇用環境の変化等々で、必要な場合、必要に応じて公務員制度を改革していくということは十分理解するわけですけれども、その制度の根幹そのものをやはり変えるべきではないであろうと。  そういう意味では、国家公務員法の改正ではなくして、特例法であるということで、この法案についてはきちっと受けとめておきたいと思うわけです。ただ、この法案が成立いたしまして実際に運用される場合、公務労働の……

第150回国会 法務委員会 第9号(2000/11/15、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、この与党案に対して、こうした法案を提出されたことにまず心より敬意を表したいと思います。当然ながら、先ほど民主党の石毛委員も申し上げましたように、我々は、民主党、社会民主党の共同で法案を提案させていただいているわけでございますし、私個人としては野党案の方ができはいいと思っているわけですけれども、やはりこれは、いろいろな議論がありましたが、広範な国民の願いの中で、人権確立に向けてまさにこの世紀末、二十一世紀に向けて、二十一世紀を人権の世紀にしていくためにきちっとそうした活動を保障していく立法というものは必要であろう、そういう問題意……

第151回国会 財務金融委員会 第4号(2001/02/27、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  NPOにかかわりましては、私も共同提案者でございまして、河村先生に御質問できないことはあれなんですが、思いは今おっしゃられたような思いで、私もそういう思いでおりますが、三十分いただいておりまして、また一日一時間ということでございますので、今回三法、できればきょうは特例公債法にかかわって、あと税法にかかわる二法の入り口のところあたりまでできればと思っております。  まず、この特例公債法にかかわってでございますけれども、昨年末の財政制度審議会の平成十三年度予算の編成及び今後の財政運営に関する建議によりますと、「我が国経済・財政の現状と今後……

第151回国会 財務金融委員会 第6号(2001/03/01、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず最初に、法人税法の一部改正案にかかわって、特に労働者の保護の観点からお伺いしたいと思います。  商法の改正が昨年五月に成立いたしまして、それで会社分割法制が創設された、当然それを受けた今回の法改正であるということは理解しているわけですけれども、昨年のその商法改正の議論のときにも、会社分割に当たって大量に整理解雇が実施される懸念があるんやないかということがかなり大きな一つの争点になっていたと思います。会社分割が、言ってみれば人員削減の手段として使われる場合、そういうことが懸念されるのじゃないか、そういう意見がかなりあったと思うのです。  昨……

第151回国会 財務金融委員会 第7号(2001/03/02、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本委員会に付託されました平成十三年度における公債の発行の特例に関する法律案、法人税法等の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論させていただきます。  まず、特例公債法案についてであります。  景気対策と名を冠せば何でもありという経済対策が繰り返され、その結果、二〇〇一年度末には、国と地方を合わせた長期債務残高は六百六十六兆円になると予想されています。従来型の公共事業に対する財政出動の結果、我が国の財政赤字の水準は、もはや生半可な行政改革、歳出削減や増税では返済できない規模に達しています。我が国の財政状……

第151回国会 財務金融委員会 第12号(2001/05/25、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  最後の質疑になりますので、法案に沿いながら幾つかの点についてお伺いしたいと思います。  ただ、先ほどの共産党の吉井委員の方の御質問とややかぶる部分もあるかとは思いますが、やや切り口を変えながら、またできるだけ重複を避けながら御質問させていただきたいと思います。  まず、財務大臣の方に、税理士制度全般にかかわる問題意識、基本認識について何点かお伺いしたいわけでございますが、私自身、税の素人でございますが、いろいろにわか勉強させていただきまして、やはり日本の税制の一つの大きな契機になったのが、戦後のシャウプ勧告があるというようなことを勉強……

第151回国会 財務金融委員会 第14号(2001/06/05、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、租税特別措置法にかかわりまして、何点かお伺いしたいと思いますが、この法が成立して以降の効果については必ずしも、この間の答弁をお伺いしておっても、まあすぐにそんなに効果は少なかろうと思うというような心もとないお話でございます。  ただ、実際問題、そういうことでいきますと、果たしてこの租税特別措置法の改正というものが、緊急と銘打つに値するのかどうなのか。実際、提案者の側もある種懐疑的なんじゃないのかなと思って、この間の答弁も伺っていたわけです。ただ、提案者の意図といたしましては、個人投資家による長期安定的な株式保有の促進等、証券市場の活性化……

第151回国会 財務金融委員会 第15号(2001/06/06、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社民党・市民連合の植田至紀です。  まず最初に、例の京都の迎賓館の問題。これはそんな細々としたことは聞くつもりではございません。既に参議院の委員会でも質疑されておりますし、先ほども京都出身の先生の方からかなり詳細な御質疑がなされたと思いますので、簡単に幾つかの点についてお伺いしたいと思います。  先日も、この迎賓館こしらえまっせということで、財務省のお役人さんが来ていろいろと御説明いただきました。いろいろと、るる御説明いただいた後、平成六年の十月の閣議了解でございますので村山内閣時のものでございます、ついてはよろしくねと。それを言うたら何でも言うことを聞くかというと、そうは問屋が卸……

第151回国会 財務金融委員会 第18号(2001/06/26、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  最後、時間が少のうございますのできょうは、きょうだけで銀行法の審議が終わるわけじゃないでしょうから、簡単な話をぽんぽんと幾つかお伺いしたいと思うんですが、その前に、経済財政運営等にかかわりまして、幾つか、これもそんな難しい話ではございません。まず、財務大臣の方にお伺いしたいと思います。  先日、経済財政諮問会議の基本方針が出たわけでございますけれども、それについての見解は我々社民党としても明らかにしておるところですが、これの最後の方の章のところに「平成十四年度予算」という項目があったかと思います。そこでは、「重点的に資源配分」とか、「経済の活……

第151回国会 内閣委員会 第6号(2001/03/21、42期、社会民主党・市民連合)

○植田議員 お答えいたします。  今まさに北川さんおっしゃいましたように、訓練及び啓発というものは、当然、犯罪被害者、その親族、当事者の声に真摯に耳を傾けて、そして彼らが真に必要としていることに寄り添っていく、そういうことを具体的に現場でやっていかなきゃならないということに尽きるんじゃないかと思います。  私どもこれまで、片山隼君の交通死亡事故や改造RV車の藤原裕喜子さんの交通死亡事故や、さまざまな犯罪の被害者のお話等々、またその状況などを見ておりますと、やはり、犯罪被害者に対応する刑事司法機関に対していろいろな疑問も出てくる。特に、例えばいわゆる刑事手続等の過程でも、被害者の心情、そういうこ……

第151回国会 法務委員会 第3号(2001/02/27、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  きょうは、所信にかかわりまして法務大臣に、いわゆる人権擁護行政にかかわって二点、一つは、昨年できました人権教育・啓発推進法にかかわる施策の推進に関連して、もう一点は、午前中も御議論ありましたけれども、人権擁護推進審議会の中間取りまとめにかかわってお伺いしたいと思います。  まず一点目。いわゆる人権教育・啓発推進法、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律ができたわけですけれども、この法律の中に、基本計画を策定するということが当然触れられているわけですが、まず簡単なところから、この策定の作業状況、進捗状況についてお伺いしたいと思います。

第151回国会 法務委員会 第5号(2001/03/16、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、裁判所職員定員法改正案について、幾つかの点にわたって最高裁の方にお伺いしたいと思います。  既に、従前から言われておりますように、また、きょうの質疑でも何度か話題になったとは思いますけれども、民事事件を中心に、やはり裁判がかなり増加している一方で、裁判官の数が非常に足らないということは既に指摘されているところです。人口十万人当たりにすれば日本は二・四人、でも一方は、ドイツでいくと十万人当たり二十五・五人とか、国民数ですると、日本は大体四万二千人当たり一人の裁判官、ドイツでいくと大体四千人弱で一人の裁判官、そういう状況でございます。 ……

第151回国会 法務委員会 第7号(2001/03/23、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  土地再評価法について、まずお伺いしたいわけです。  かなりたくさんの質問項目を事前に通告しておるのですけれども、私ども、三十分ぐらいの時間をもらいますと、おおむね一時間から一時間半分ぐらいの質問項目を用意しないことには、大体論点が共通するところがございますので、きょうも話を聞いておりますと、佐々木先生また中塚先生等々から、私が通告した中身についてかなり突っ込んで聞かれておりましたので、ややダブる部分はあるかと思います。できるだけその辺を避けながらやっていきたいと思いますので、お手数はおかけいたしましたけれども、そういうことでよろしくお願いいた……

第151回国会 法務委員会 第8号(2001/04/06、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、被害者の保護にかかわって、六条三項の趣旨について教えていただけますか。
【次の発言】 次に、第十条の保護命令についてですが、この第十条一号に、例えば、「被害者の身辺につきまとい、」とか「はいかいする」とか、そういう表現があるのですが、これがどのような行為を指すのかという点と、「その他その通常所在する場所」というのはどのような場所なのか、教えていただけますか。
【次の発言】 続いて、同じく保護命令にかかわって、十七条ですけれども、ここで二点お伺いします。  一つは、保護命令を受けた者が保護命令を取り消す場合において、保護命令が効力を生じた……

第151回国会 法務委員会 第10号(2001/05/18、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  午前中、また先ほども議論があったところですけれども、私も、まず選択的夫婦別姓の導入にかかわる民法改正について、森山大臣のお話をお伺いしたいと思います。  先ほど来のお話を伺っておりますと、かなりいろいろな前向きな熱意のこもったお話でございまして、まず心より敬意を表したいと思いますし、また、森山さんが法務大臣になってよかったなと思えるような結果を心より期待するものです。  幾分この間の質疑で重なる部分もあるかと思いますが、私ども社民党は、この間一貫して民法改正を、この選択的夫婦別姓、婚外子差別の廃止等々を含めて推進してきた立場であるとともに、私……

第151回国会 法務委員会 第11号(2001/05/23、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、弁護士法の一部を改正する法律案にかかわって、私も弁護士になったことはありませんし、司法試験を受けようなどというような学生生活を送ったこともありませんので、この機会に、幾つか疑問点につきまして、森山法務大臣を基本にして御教示を賜れればと思っております。  先ほどの質疑の中でもありましたように、きょうの提案理由説明の中でも、弁護士業務の基盤を拡大強化することにより、複雑多様化する法律事務に的確に対応し、国民の利便性の一層の向上を図ることを目的としているということで、そのメリットは非常によくわかるわけですけれども、法人化に当たって、まず幾……

第151回国会 法務委員会 第13号(2001/05/29、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、両先生、お忙しいところ大変お疲れさまでございます。  興味深くお話を伺わせていただいたわけですが、私、両先生にお伺いしたかった二つの点について、さきの木島先生がお聞きになってしまいました。例の中間試案にありました移行措置と監査にかかわる点、それらについての御見解を実は両先生にお伺いしたかったところなんですけれども、それはもう既に聞かれてしまいましたので、ちょっと幾つか素朴な疑問なり、また御質問なりを両先生にさせていただきたいと思います。  まず、太田先生の方に、今回の立法化にかかわって、特に公益法人の側から見たメリットと言うと……

第151回国会 法務委員会 第15号(2001/06/05、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  淡々とお伺いしたいわけですけれども、まず、今回の改正に当たって、いわゆる債権の回収にかかわって、与党の方では、ネガティブリスト方式とポジティブ方式、両案を日弁連さんの方に提示して意見を聴取したやに伺っております。恐らく、ネガティブリスト方式ということでいけば、手間をかけずに対象を判断できるようにという、言ってみれば取り立ての効率化を目指しているのだろうなと推察もしておったのですけれども、最終的にはポジティブ方式でいくということになったわけですけれども、まずその理由からお伺いできますでしょうか。

第151回国会 法務委員会 第16号(2001/06/08、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、金庫株解禁に係る商法改正の議論でございますけれども、ちょっと冒頭の時間をおかりいたしまして、違う案件で法務大臣にお伺いしたいと思います。  といいますのは、六月一日に大阪地裁で、いわゆる在外被爆者の差別的取り扱いにかかわって憲法違反のおそれがあるといった、政府にとってみれば厳しい判決が出されたわけでございます。  恐らく法務大臣もこの要請書はお読みだろうとは思いますけれども、ここに、端的にそこでの裁判長がおっしゃったことが引用されていますけれども、「被爆者援護法も社会保障と国家補償の性格を併有する特殊な立法というべきものである。」「……

第151回国会 法務委員会 第17号(2001/06/12、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、三人の参考人の方々、本当に長時間ありがとうございました。私で最後でございますので、あとしばらく御猶予をくださいませ。  まず、西川参考人の方に幾つかお教えいただきたいわけですけれども、今回の商法改正のメリットについて先ほどの質疑の中でも幾つか申し述べられたやに思いますけれども、私、逆に、今の現行の体制での使い勝手の悪さ、問題点というのをどういうふうにお考えなのかということについて少しお伺いしたいのです。  といいますのは、この間、九四年以降規制緩和が実施される中で、幾分そういう意味で自己株式の取得にかかわっての使い勝手は改善さ……

第151回国会 法務委員会 第19号(2001/06/19、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先週、またきょうも、もうそれぞれ弁護士の先生方からかなり中身の濃い議論がされておりますので、今さら私のような者が深く突っ込んでできるような中身を持ち得ていないことを恥ずかしく思いながら、おさらいの意味も込めて、お伺いしたい点を幾つかお伺いしていきたいと思います。  まず、法務大臣に基本的なところを、もうこれは何度も質疑等でもあるかと思いますので、かぶる部分はあるとは承知しておるのですが、改めてお伺いしておきたい点を幾つかお伺いいたします。  少なくとも、今回、文書提出命令の制度を拡充するために本改正案が提出されたとするのであれば、当然ながら、……

第151回国会 法務委員会 第20号(2001/06/20、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  佐藤先生におかれましては、午前午後を通じまして、大変お疲れさまでございます。  私ども社民党といたしましても、今回の最終意見書、例えば国民の司法への参加を図る裁判員制度の創設であるとか、被疑者に対する公的弁護制度の導入、そうした非常に評価できる点も多いなというふうに思っておるわけですけれども、例えば法曹一元であるとか代用監獄制度の廃止等々人権問題にかかわる点、そうした点での言及はやはり不十分だったのではないかというふうに思っておりますし、また、法曹人口をふやすということであれば、その質はどうやって確保するのかという点も疑問がございますし……

第151回国会 法務委員会 第21号(2001/06/22、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  今回の改正案につきましては、私ども、賛成しておりますので、簡単に幾つか、その中で疑問に思ったことだけお伺いさせていただきたいと思います。  今回、いわゆるクレジットカード、プリペイドカード等々が対象になっているわけですけれども、量販店等でよくポイントカードというものが使われておるわけですが、これが対象にはなっていないということでございますので、今回、その対象と非対象をどういう基準で、物差しでお分けになられたのかということをまず御説明いただければと思います。
【次の発言】 ポイントカードの場合は支払い用のカードではない、支払い用のカードが対象に……

第151回国会 予算委員会 第7号(2001/02/16、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  きょう私が取り上げる課題、一点だけですけれども、こういう案件をわざわざこの予算委員会の場で取り上げなければならないということは、私自身極めて残念でございます。しかし、先週の金曜日、九日の日ですけれども、この予算委員会において、我が党の所属議員、私の先輩でもあります、中学校の先輩でもありますが、この議員を少なくとも名指しで誹謗中傷する文書が配付されたということ、そしてその内容からしてみれば、当然ながらこれはセクハラである、セクシュアルハラスメントであると断ぜざるを得ないわけでございます。わざわざそういうことを言わずもが……

第151回国会 予算委員会 第18号(2001/05/28、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  冒頭、質問通告をしておりませんが、簡単な質問ですので、総理に一言だけお答えいただきたいのです。  昨日の新潟県の刈羽村のいわゆるプルサーマルの是非を問う住民投票の結果にかかわって、私どももその結果を十分重く受けとめていただきたいと思うわけですが、この点、ちょっと冒頭、端的にお答えいただけますでしょうか。
【次の発言】 では、本題に入っていきたいと思います。  この間、小泉総理の所信表明演説等々をお伺いいたしまして、例えば新聞の報道等々でも、心意気は理解するけれども、具体的にはどうなのか、そういう指摘もあっただろうと思うわけですが、実は私は、必……

第152回国会 財務金融委員会 第2号(2001/09/21、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  過日のアメリカでの同時多発テロにかかわりまして、邦人の方々もたくさん犠牲になられておられるようでございます。すべての犠牲者、また行方不明者の皆様方、また御家族、関係者の皆様方に、まず哀悼の意、またお見舞いを申し上げたいと思います。  その上で、やはり国際社会全体として、そうしたテロというものを根絶していかなければならない。今回の事件についても、やはり厳しい法の裁きを受けさせていく、そういうことはやはり国際社会における既に共通認識であろうというふうに考えておるところでございます。  ただし、私ども社民党の立場からすれば、それはやはり国際法上にの……

第153回国会 財務金融委員会 第2号(2001/10/17、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  法案にかかわって、何点かお伺いいたしたいと思います。  今回の改正自体につきましては、私どもといたしましても、時宜にかなっているものであるということで、そういうスタンスで、恐らくこの後の採決もそういう立場で臨むことになろうかと思います。  当然、異業種の銀行業への新規参入というのは時代の流れでございますから、特に異業種の新規参入が、金融産業全体としての活性化、特に顧客の利便性の向上ということで、やはり歓迎したいというふうには思います。ただし、ではその新規参入を受け入れる体制がどれだけ整備されているのかという点については幾ばくか不安がないわけで……

第153回国会 財務金融委員会 第3号(2001/10/26、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  今回、法案に沿いながらお伺いしたいと思いますけれども、まず、今回の法案の一つの柱であります、いわゆる株式等の保有制限にかかわってお伺いをさせていただきます。  保有の制限はいいだろうというのが一般的な話なのかもしれませんが、私自身はいささか疑問もございまして、実際、取得機構をこしらえる以上何らかの制限が必要だということで、機構先にありきじゃないかという気もいたすわけです。そういうところもございますが、まず、おさらいの意味も込めて、今、こうした株式保有制限の背景になるところから幾つかお伺いさせていただきたいと思います。  そこで、まず、……

第153回国会 財務金融委員会 第4号(2001/10/29、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。きょうは五人の参考人の皆様方、遠くからお越しの方もいらっしゃるかと思いますが、長時間、本当にお忙しいところをありがとうございました。あとしばらく、私で最後でございますので、もうしばらく御辛抱をお願いいたします。  さて、冒頭お伺いしたいことは実に簡単なこと、山本参考人、奥本参考人、氏家参考人、お三方にお伺いしたいのですが、本当に簡単なことです。  今、小泉総理がやはりいつも事あるごとに、地方でできることは地方でやろう、民間でできることは民間でといつも述べておられます。言ってみれば、できるだけ政府の関与は避けて小さな政府を志向する、そういう経……

第153回国会 財務金融委員会 第5号(2001/10/31、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 姓は植田、名は至紀でございます。よろしくお願いいたします。社民党の植田至紀です。  先日は特に株式の保有制限にかかわって法案に沿いながらお伺いしたわけですが、きょうは特に保有株式取得機構にかかわって、時間もあれですので、できるだけさくっと疑問点、お伺いさせていただきたいと思います。  素朴に考えましたら、株式を売るんやったら株式市場で売ればええやないか、何で取得機構が必要なんかという疑問が当然あります。強い反対の意見もあるわけでございまして、特に人為的な方策で株式の売り買いのバランスを調整するということ自体、自由な株取引で適正な株価を決めるという市場の大事な機能を損ないかねないんじ……

第153回国会 財務金融委員会 第7号(2001/11/07、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  両参考人におかれましては、長時間にわたりまして、お忙しいところ、本当にありがとうございました。  まず、八城参考人の方に何点かお伺いをさせていただきたいと思います。さして難しいことではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、昨年の話になりますけれども、例のそごうにかかわりまして、そごうは九百七十億円の債権放棄を求めていたけれども、結局新生銀行は放棄には応じなかった。もちろんそれだけが原因ではないだろうと思いますけれども、結果、そごうは再建を断念した、そういう経過がございましたけれども、この件で、いわばそごうの債権放棄に……

第153回国会 財務金融委員会 第9号(2001/11/21、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、短い時間ですので、簡単なことを幾つかお伺いしたいのです。  一つは、去年も私同じことを聞いているのですが、いわゆる国税、税務署の定員確保及び機構の充実にかかわって、やはりこれはだれかこういう場で言うておかぬとあかんやろうと思って私はやるわけです。  現実に、この間、定員削減が閣議決定されてやられているということは前提として私は理解しておりますけれども、実際に、例えば実調率が現状では五%。五%ということはどういうことかというと、二十年に一回ということでございまして、十年ぐらい前でしたらこれが八・八%ですから、それでも十二年に一回という……

第153回国会 財務金融委員会 第10号(2001/11/27、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  基本的に、提案者の方にそれぞれ幾つか疑問点をお伺いしたいと思うわけです。  まず初歩的なことからですけれども、一つは、ひねくれた見方かもしれませんが、今回、RCCの不良債権の最終処理としてのツールとしての活用について、やはり各行に直接公的資金を再注入すれば、当然、経営責任問題に波及するがゆえに、RCCというところに要注意先企業を集めた上で、そのオフバランス化に伴うロスを埋めるために間接的に公的資金を注入するなり公的保証を付すというスキームが知恵としてつくられたのかなというふうな疑問もあるわけですけれども、その点につい……

第153回国会 法務委員会 第2号(2001/10/19、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、関西の方では結構新聞等でも出ておるんですが、公安調査庁による外国人登録原票の請求にかかわる問題について何点かお伺いしたいと思っております。  私が、その事実といいますか、報道で知りましたのは朝日新聞の大阪版なので、こっちでは一面では出ていないと思うんですが、関西では一面トップでしたが、「公安庁、外登票を収集」というのが八月十七日に出ました。これの中でいきますと、京都市在住の在日韓国・朝鮮人八十七人の外国人登録原票の写しを取り寄せたというその事実が、事実として報道されておるわけですが、その後、他の報道等でいけば、四百人以上そういう形で……

第153回国会 法務委員会 第3号(2001/10/24、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、お忙しいところ、四人の参考人の皆様方、長時間いろいろと示唆に富むお話をお伺いさせていただきまして、御礼申し上げます。日ごろから不勉強なものでございますから、幸い、今回ちょっと日程が変則で、参考人の質疑を聞いて、そして木、金と質疑に臨むということで、私にとってみれば非常に勉強になりました。本当にありがとうございました。  それで、限られた時間の中で幾つかお伺いをさせていただきたいわけでございますが、まず、久保井参考人に、特に弁護士制度の改革等々に関連して三点ばかりお伺いしたいと思います。  既に、弁護士へのアクセスの拡充でありま……

第153回国会 法務委員会 第5号(2001/10/26、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  司法制度改革推進法案の質問をやる前に、先日一般質疑で公安調査庁の外国人登録原票の請求にかかわる問題について幾ばくか聞き残しがあったものですから、そのことを簡単にお伺いしておきたいと思います。入管局長には御足労いただいております。  この間、国と地方公共団体の機関委任事務が法定受託事務に変わったということで、いわば通達の裁量行政が廃止されて全部法律に書き込むということになりましたから、今回の請求については、公安調査庁は破防法二十七条に基づいて請求された、出す方は、外登法、外国人登録法の第四条の三の四が根拠になるよというお話だったと思うのです。 ……

第153回国会 法務委員会 第7号(2001/11/02、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  冒頭まず、簡単なことですが、この間の商法等の改正にかかわる進捗状況、準備状況等についてお伺いしたいと思います。  これは大臣にお願いしたいと思いますが、まずは、その改正の経過及び検討開始以降、この間、例えば金庫株の解禁であるとか単元株等々、実現されたものもございますけれども、そうした主な項目にはいかなるものがあるのか。そして、いろいろと今検討されているようですけれども、次期通常国会に審議予定のものと、商法改正に係る準備状況がどうなっているのかについて、概略を御説明いただけますでしょうか。

第153回国会 法務委員会 第9号(2001/11/07、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 おはようございます。社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、お忙しいところ、お三方の参考人の皆様方、貴重なお話をお伺いさせていただきまして、心より御礼申し上げます。  では、まず井手参考人にお伺いをさせていただきたいわけでございますけれども、今この十五分間で恐らくすべてを言い尽くすことはできないだろうというふうに思いながら、私もこの事前にいただいたペーパーを読ませていただきましたけれども、その中でかなりさまざまなそうした思いを端的に表現されていただいておりました。改めて私自身こうした課題について、幸いと言ってはあれですけれども、私自身は交通事犯、犯した側にも犯された……

第153回国会 法務委員会 第10号(2001/11/09、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  今回の刑法改正にかかわりましては、私どもも賛成という立場でございますので、基本的に、そういう意味では中身、内実を補強するという観点で何点かお伺いをさせていただきたいと思っております。ただ、私自身、立法動機等々幾つかお伺いしたいこともあったのですが、今回の法案はかなり長い審議時間が保証されておりまして、できるだけ重複は避けながら、私の問題解説を入れながら幾つかお伺いしたいと思っております。  ただ、その前に、質問の中身に入る前に、やはりこういう案件にかかわってくると、いわゆるテクニカルな、法案の技術的な話等々もさることながら、やはりこう……

第153回国会 法務委員会 第11号(2001/11/16、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  今回の裁判官の育児休業法改正は全面的に賛成でございます。幾ばくか私なりの問題関心でお伺いをしようとしていた点も、さきの、この間の質疑の中でかなり明らかになっているなというふうに思うわけですが、概括的に一点だけお伺いしたいのです。  この質疑でも、例えば今回の法律が改正されること、また、既に平成四年度からやられているわけですが、実際研修等々でそうしたものがあるんだよということの周知徹底も図られておるようですし、法案の六条でしたかにありますように、不利益取り扱いというものは当然あり得ない、これは法律上あり得ない話でしょうけれども、そういう意味で、……

第153回国会 法務委員会 第12号(2001/11/21、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、法案の立法事実にかかわってお伺いをしたいと思うわけですが、これは参議院の審議の中でも我が党の議員がかなりしつこく取り上げておるところでございますから参考人よく御承知だと思いますが、言うまでもなくこの五条五の二号というのは三つ要件があるわけですけれども、一つは、日本国もしくは日本国以外の国の法令に違反して刑に処せられた人、二つは、出入国管理難民認定法の規定により日本からの退去を強制された人、三番目には、日本国以外の国の法令によりその国から退去させられた者ということでございます。  私も参議院の議事録は取り寄せていますので、当然現在お調べに……

第153回国会 法務委員会 第14号(2001/11/28、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、岩原、本渡両参考人、急な日程にもかかわらず、ありがとうございました。日ごろ不勉強なものですから、質問前にこういう参考人のお話を伺うと非常に勉強になりますので、感謝いたしております。  それで、幾つかお伺いしたいのです。  まず両参考人に御教示いただきたいのですが、これは何遍かこの間、今のやりとりでもあったかと思うので、しつこいようなんですけれども、いずれにいたしましても、来年の通常国会で商法の大改正が行われる、今ちょうど中間試案の法制化の作業がやられているわけでございます。もちろん、政府の作業を待てばいいじゃないかと言うつもりはござ……

第153回国会 法務委員会 第15号(2001/12/05、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、さくっと三つぐらいの課題についてお伺いをしたいわけですが、今、資料を配っていただいております。  これは、参考資料としてお配りさせていただきましたのは、七月二日付の毎日新聞の全国版で一面広告をされたものなんですが、タイトルが「狭山事件の「眠っている証拠」を隠さないで出してください」という、狭山事件の再審を求める文化人の会というところが意見広告をされたものでございます。  まず、この狭山事件にかかわりながら、いわゆる捜査過程で収集した証拠の開示にかかわる問題、この点からまずお伺いしたいと思うわけですが、ちなみに、狭山事件の中身につきま……

第153回国会 予算委員会 第5号(2001/11/13、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  きょうは、最後二十五分間でございますが、すべて総理にお伺いいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、きょうお伺いしたいのはすべて雇用対策にかかわってでございますけれども、九九年の六月に、小渕内閣時にも雇用対策というものが出されておるわけですが、今回、九月二十日に総合雇用対策ということで小泉内閣も出された。そして、これが今回の補正を含めて一応すべての一次資料として考えたいと思いますので、これをまず手がかりにしながら、総理には失礼だとは思うのですけれども、まず入り口から、初歩的なところなんですが、当時、平成十一年度、九……

第154回国会 財務金融委員会 第2号(2002/01/28、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、二次補正でございますけれども、少なくとも国債発行額は公約どおりということに、三十兆以内にとどまるんですけれども、NTT株式の売却益を充てるということで、それは後でまたお伺いいたしますけれども、少なくともこれで本来の意味における公約が守られたというふうに考える人はいないんじゃないだろうかと思うわけです。というのは、バランスシートを想定したときに、負債を三兆円ふやすこと、資産を三兆円売却するというのは、ネットの債務増加の点では全く同じことやからやというふうに思うわけです。  ちなみに、冒頭まずおさらいの意味も込めて財務大臣にお伺いしたいわけ……

第154回国会 財務金融委員会 第4号(2002/02/27、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、導入でございますので一般的なところから財務大臣にお伺いをしたいわけですけれども、経済情勢の現状についての認識あたりからまず入っていこうかなと思います。  過去の日本経済を見ますと、バブルの崩壊までは、実際、第一次のオイルショックの起きた七三年以外は、大体、不況と言われていても成長率はプラスであったと思いますね。それが、ここのところ、九八年、九九年とマイナス、そしてまた二〇〇一年度もマイナス、そして二年度も恐らくマイナスだろう、そういうことが確実視されているというのは、これはまあ、事態が極めて異常な状況であるという認識はお互い事実認識……

第154回国会 財務金融委員会 第6号(2002/03/06、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  私がお伺いしたかったところ、詳細に今吉井先生がお伺いされましたので、そこは省きたいと思いますけれども、まず、税制にかかわって、簡単なことですけれども確認だけさせていただきたいと思います。  まず、塩川財務大臣、簡単なことですから端的にお答えいただければいいのですけれども、財政演説等々お伺いしておりましたら、おっしゃるように「経済活動に中立でゆがみのない、簡素でわかりやすい税制の構築」ということであれば、政策減税みたいなやり方は余り取り上げたくはないのかなというふうに財務大臣はお考えなんですね。

第154回国会 財務金融委員会 第9号(2002/04/03、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  私どもこの法案には賛成の立場でございまして、その意味でといいますか、実は、非常に私あたふたしておりまして、それでなくても愛煙家への包囲網が狭まっている中で、先ほどの先生方の議論を聞いておりますと、非常に私としては大変だなと思っておるわけです。そろそろたばこをやめようかななんていう気もしていまして、社長さんがいらっしゃるところでこれから民営化以降の経営について聞くとき、何か水を差すようで非常に申しわけないんですけれども、ある時期からたばことずっと歩んできたんですけれども、体にいいという話も聞きませんし、票も減るというような話も出ておりましたので……

第154回国会 財務金融委員会 第11号(2002/04/12、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  今回の三法案につきましては、私ども賛成でございますので、殊さら、死んだ子の年を数えるような、因縁をつけるつもりはございませんが、何点か、これは塩川財務大臣に御確認したいことがございます。  といいますのは、幾つか御質問を用意させていただいているんですが、参議院の方で何かあるそうですから、そのことも配慮いたしまして、先にちょっと、大臣に聞けるところだけ先に聞きたいと思います。  むしろ、その話を聞けば基本的に私の質問は終わっちゃうわけですが、まず、この造幣、印刷事業につきまして、九九年の四月二十七日、二〇〇〇年十二月一……

第154回国会 財務金融委員会 第14号(2002/04/24、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  特別検査の評価にかかわって、冒頭、まずお伺いをしたいわけでございます。  公表された資料を見ましても、一・九兆円の処理損が計上される見通しになったわけですけれども、この辺についての御所見もお伺いしたいわけですが、この特別検査をやるに当たって、小泉総理は、今回の検査については銀行の体力を気にせぬと整理しなさいということで大号令をかけはったと思うわけですが、実際、果たして今回の検査が銀行の体力を気にせずに厳格に行われたのかどうかという入り口のところをお伺いしたいわけです。  まず一点目として、去年の九月現在でも、大手行が抱える正常先と要注意先への……

第154回国会 財務金融委員会 第16号(2002/05/17、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先ほども塩川財務大臣、お話しされておられました件ですが、先日、閣議後の記者会見で、景気がそこそこ底を打ったとおっしゃっておられましたが、その認識に立った理由をまず冒頭聞こうときのうの質問のレクでも言うていたんですが、大体の話、先ほどの話でなされていましたので、そこは飛ばします。  私自身、例えば内閣府の景気ウオッチャー調査を見ても、現状の判断指数が四六・七ということで、三カ月前に比べて景気がええと見てはる人の割合はふえている。また、判断指数も、ここ最近三カ月で一五ポイント近く上昇幅があるということで、こういう数値を見る限りでは、やや消費者心理……

第154回国会 財務金融委員会 第18号(2002/05/22、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、法人税法等の一部を改正する法律案、できるだけ法案に即して、疑問点等、逐一御質問していきたいと思います。  まず、入り口からの話でございますけれども、私自身、個人的には、連結納税自体今やグローバルスタンダードになっているわけですし、イタリア、カナダではまだ導入されていないと伺っていますけれどもかなり浸透している、そういう意味で、日本においても連結納税の制度を導入することを前提とした政策論議を進めていくということについては、当然ながら必要であろうし、意義あるものだと考えております。  それは前提になるわけですが、OECDの二十九カ国の中……

第154回国会 財務金融委員会 第21号(2002/06/12、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まだ、参考人、お願いしているんですが。では、ぼちぼち始めます。  まず、金融庁さんにお伺いするんですが、けさの新聞、日経の一面ででかっと「みずほシステム障害金融庁検査 意思決定の遅れ原因」と大見出しで出て、内容が十一日に明らかになったという記事があったわけです。  私、一つびっくりしましたのは、そもそも、意思決定のおくれがあったということは既に自覚されていただろうと思うわけです。だから、何でそういうことになってしまったんだという、システム障害の原因が、意思決定のおくれということが一つの要因であると。ほかにも、内部報告の不備等とありますけれども……

第154回国会 財務金融委員会 第24号(2002/07/17、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  閣法のときにも、かなりいろいろと基本的なことは伺ったわけですが、先ほどからの議論も踏まえながら、まず金融担当大臣にお伺いしたいんです。  我々の立場からすれば、そもそも、機構をこしらえること自体がけしからぬというスタンスです。そのことの主張の中身は、この間るるそれぞれの質疑者がおっしゃっていますので繰り返しませんが、当時も、法案の審議に当たって金融担当大臣は、あくまでも、金融機関の財務を健全に保つために経済変動の著しいリスクからできるだけ遠ざけるというか、そのリスクを縮減しておこう、こういうことに尽きるというふうにおっしゃっていたわけでござい……

第154回国会 財務金融委員会 第25号(2002/07/19、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  そもそも私どもは、本法案が制定される際に、この機構を設立するに当たって、株式資本主義と市場経済の理念も有効性も欠いていると厳しく批判をした上で、いわば合法的な飛ばし行為に近い手法であり、金融システムの安定化に名をかりたPKOと言わざるを得ないと断じてきたところであります。  以下、主な反対理由を述べます。  第一に、そもそも私どもは、本法案の制定時の審議の中で、銀行等保有株式取得機構について、同機構による株の買い取りのために借り入れる資金には政府保証がつけ……

第154回国会 法務委員会 第2号(2002/02/27、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、与えられた時間の中で、入管行政、難民認定問題にかかわりまして、特に収容施設における処遇の問題を中心に何点かにわたってお伺いしたいと思います。  といいますのは、実は、私ども社民党では、先週、二十一日だったんですが、東日本の入国管理センター、実際に調査団を出しまして、私自身牛久まで行ってきたわけでございます。  そこで受けた説明なり私たちが見聞した中で幾つか疑問点もありましたものですからお伺いするわけですが、まず簡単なところからお伺いします。法務大臣はこの施設は視察されたことがあろうかと思うわけですが、大臣なりのこの東日本のセンターの……

第154回国会 法務委員会 第4号(2002/03/20、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず最初に、裁判所職員定員法にかかわりまして一点お伺いしたいと思いますが、三月十九日の閣議決定の推進計画の中でも、裁判所、検察庁等の人的体制の充実ということは当然触れられておるわけですけれども、今回の法案でそうした増員等々がまだまだ十分果たされているとは言えないわけですが、今後、こうした裁判官また検察官の増員に対して、改革事務局の方としてはどんな姿勢で臨むのか、どんな段取りで進めていくのかということをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今回の法案に直接かかわっての質問は以上でございますが、かかわりまして、幾つかの点お伺いをしたいと思う……

第154回国会 法務委員会 第7号(2002/04/09、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  三参考人におかれましては、お忙しいところ、本当に貴重なお話をお承りできまして、ありがとうございました。私も午後から対政府質疑をやらせていただくわけですが、非常に参考になったと思っております。  特に、今回の法案の意義、また論点、そして今後の課題等々、私なりに粗雑な頭の中で少し整理をさせていただいているところでございますけれども、いずれにいたしましても、今回の大きな改正の柱でありますところの、いわゆる司法書士の皆さんに対する簡裁代理権の付与ということについての意義は、私は非常に大きいというふうに考えております。  そこで、日弁連の児玉参……

第154回国会 法務委員会 第8号(2002/04/10、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、裁判所速記官制度の充実強化ということで、最高裁の方を中心にお伺いするわけでございますが、死んだ子の年を数えるような話じゃないかと言われるかもしれませんが、改めて、私なりに問題提起もさせていただきたいと考えております。  改めておさらいするまでもなく、速記官というのは、書記官とともに裁判官を補助する、いわば我が国の裁判制度を支える重要な専門職であるということは言うまでもなかろうと思います。  一九五四年から全国の裁判所に速記官が配置されてきた。法廷速記は弁論主義を発揮するために欠くことのできない制度、そういう評価があったわけでございま……

第154回国会 法務委員会 第9号(2002/04/12、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先ほどもずっと民主党の中村委員が、特に新たにできる監査委員会制度について重要な論点をいろいろ提起されていたと思います。与党席からも非常におもしろい質問だというふうな意見もありましたけれども、私もそう思いながら聞いていましたが、中村先生の質疑の途中からこの状況。法案審議ですから、やはりきちっと与党の先生方含めて御出席いただきたいと思います。私は、ここでもう座っちゃって集まるまでやりませんと言っても、別にそれは間違ったことではないだろうと思うわけですが、残念なことに、私、十時四十三分から財務金融委員会で質問があるんです。皆さん、自分とか、これは委……

第154回国会 法務委員会 第10号(2002/04/16、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、お忙しいところ、四参考人の各先生方、本当にありがとうございました。私もまた金曜日に質疑に立つ予定でございます。対政府質疑、やる予定でございますので、それぞれ四方のお話、非常に参考にさせていただいたところです。  まず、江頭参考人にお伺いしたいわけですけれども、できるだけ先ほどの質疑と重複を避けてお伺いしたいと思いますが、重なるところは申しわけございません。  江頭先生が数年前に書かれた論文の中でも、社外取締役が多数存在しても、彼らが社内、業界等の情報から遮断されておれば経営者に対する監督機能は果たし得ないというふうなことを書かれてお……

第154回国会 法務委員会 第11号(2002/04/19、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先日に引き続きまして、最後になりましたが、何点かお伺いをしたいと思います。  この間のコーポレートガバナンスの観点からの商法改正の焦点というのは常に監査役制度の改正であっただろうと思いますし、そして、その間の改正を通じて監査役制度が制度設計としてはほぼ完成の域に達しているんじゃないかと私は思っているわけです。  そういう観点からいたしますと、今回の、米国型のガバナンスの方向性を示したと言われるわけですけれども、特にこの監査委員会の問題については、例えば監査役協会さんの方でも、かつて、もう昨年の段階でも、第三の選択肢を用意することが望ましいとい……

第154回国会 法務委員会 第13号(2002/04/26、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党の植田至紀でございます。  与えられた時間の中で幾つかお伺いしたいわけですが、まず外務省さんに、この法案の中身をお伺いする前に、外務委員会でも当然議論はあったかと思いますが、幾つかの点をちょっとおさらいしておきたいと思いますので、条約にかかわってお伺いいたします。  まず、この条約の起草者はだれだれ、だれだれといっても固有名詞じゃないですよ、どういう人たちによって起草されたのかということをお伺いします。
【次の発言】 要は、この条約の起草に当たって、当然ながら、条約を見ればはっきりしていますけれども、劇薬はさまざまな副作用はあるだろうという危惧はあるわけでございます。  ……

第154回国会 法務委員会 第14号(2002/05/17、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  既に参議院でも幾つか審議もされていますし、きょうの質疑でもいろいろな論点出されたと思いますので、できるだけダブりは避けたいのですが、重なるところはお許しいただきたいと思います。  まず、更生事業の成果にかかわって、更生施設によるサポートを受けた者、そしてそうでない者の相違というものがある程度明らかになるのかどうか。例えば、再犯率がやはりサポートを受けた者の方が低いとか、そうしたものが明らかにできるのかどうかというところをお伺いします。
【次の発言】 そこで、やはり入所をされてサポートを受けた方々の再犯率が一〇%ばかり低いということは、これは数……

第154回国会 法務委員会 第15号(2002/05/31、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょう案件になっています国際受刑者移送法案については私どもも賛成でございますけれども、参議院での質疑等、議事録等も読ませていただきまして、若干疑問点等お伺いしていきたい、法案に即して、時間の許す限りでお伺いさせていただきたいと思います。  まず、法務大臣の移送の判断、手続等についてですが、まず受入移送にかかわって、受入受刑者の同意、十四歳以上云々と四項目あるわけですけれども、法務大臣が相当と認める判断基準というのはどういうものなのでしょうか。
【次の発言】 お伺いしたかったのは、参議院で、四月の十一日ですけれども、私ども社民党の福島議員の方か……

第154回国会 法務委員会 第16号(2002/06/05、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、与えられた時間の中で、入管行政にかかわって何点かお伺いをしたいわけでございますが、まず最初に、これは、実はことしの二月の二十七日に質問させていただきました、東日本入管センターにおける処遇の問題にかかわって、幾つか中尾局長とのやりとりの中で積み残したものがあったと思いますので、それについての回答をまず求めていきたいと思います。  この二月の質疑で、私は、この東日本の入管センターに収容されている方々がさまざまな病気等で症状を訴えているというのに触診や聴診をしない、病状の説明をやってもらえないというような訴えがある、そして、コミュニケーシ……

第154回国会 法務委員会 第18号(2002/06/28、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、初めてのこの法案にかかわる我が党の質問でございますので、おおむね立法の背景に横たわる問題について、幾つかの点にわたって、主には法務、厚生労働大臣にお伺いをしたいわけです。  まず、冒頭、これは午前中の質疑でもお話があった問題だろうと思いますけれども、いわゆる昨年六月の池田小事件、池田小学校で起きた児童大量殺傷事件の加害者が過去精神病院への入院歴がある、いわゆる触法精神障害者の問題としてとらえられたがために、与党においてまず先行的に検討が行われていた。そして、それにいわば誘引される形で本法案が政府から提出されたというふうに私はまず入り……

第154回国会 予算委員会 第3号(2002/01/24、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  先日、本会議で我が党の辻元議員が小泉総理を指して、ええかっこしいやとおっしゃったのですけれども、先輩議員に盾突くのもよくないのですが、えらいまた総理のことを褒めはるんやなと私はびっくりしました。全然ええかっこしてはりませんもんね。格好悪いですからね。むしろ、ちゃらんぽらんと言った方が私は正しいと思います。  また、そこのけそこのけ構造改革が通るというように、中身のない言葉が、美辞麗句が躍っている。この状況はやはり、一犬虚にほゆれば万犬実を伝う、こういった表現をするのが一番ふさわしいんやないやろかというふうに思っているわけです。今回の二……

第154回国会 予算委員会 第20号(2002/03/05、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  政府のデフレ対応策について中心にお伺いするわけですが、ちょこっとだけ外務省に何点か御質問させていただきたいと思います。こちらで用意している質問はほんのちょこっとなので、あとは答弁次第でございます。  報告書を一通り、私自身関心ありましたので、読ませていただきましたが、一つ欠落しているものがあるなと。外務省人事に国会議員が関与したかどうか、どこの報告書にもありませんよね。この点、一番基本的な問題やと私は思います。人事にかかわって恣意的な介入があるのか否か、このことを明らかにする必要がないとお考えなんですか、外務大臣。

第155回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第5号(2002/11/27、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党の植田至紀です。  きょうは、福井先生に二点ばかりお伺いしたいんです。  私自身の問題意識、私も一知半解の部分もありますので、見当違いのことがあればお許しいただきたいんですけれども、私なりの首都機能移転にかかわる問題意識をあらかじめ申し上げておきますと、先生も同趣旨のことをおっしゃっておられましたが、少なくとも、未来構想、将来のビジョンが明確でないまま、不鮮明なままで首都機能移転論だけが即物的に語られてきた、そうした側面がもしあるとするならば、やはりそれは問題であったろうと私は思います。ただし、過去、そうした議論が行われてきたにせよ、だからといって、今、首都機能の移転にか……

第155回国会 財務金融委員会 第1号(2002/10/29、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは大きく二点。一つは、ありていに言えば、不良債権処理を今急ぐということについてのその妥当性、この点について。もう一点は、実際に出てくるわけですから、不良債権処理策のいわば枠組みにかかわって、竹中大臣を中心に塩川大臣、また速水総裁にも関連してお伺いしたいというふうに思っておりますが、ただ、とりわけ質問として予定しています二点目にかかわって、時間の関係でそこまでお伺いできるかどうかわかりませんので、いずれ、どっちにしてもそれぞれデフレ対策なりアクションプログラムなりが出てきたところで改めてそのテキストをもって議論させていただく、また御教示い……

第155回国会 財務金融委員会 第3号(2002/11/06、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、財務大臣にお伺いしたいんですけれども、十月の二十五日、いわゆるデフレ対策にかかわって、財務大臣が、官邸で開いた政策懇談会に先立つ記者会見で、記者から、雇用等のセーフティーネット整備にかかわった質問に答えられて、財源の問題は総力を挙げて財務省で手当てするというふうにお答えになったと伺っているわけでございます。  この点、そのことがまず事実であるならば、なければないとおっしゃっていただければいいわけですが、財源の問題は総力を挙げて財務省で手当てするというふうにおっしゃった。このことを素直に聞けば、財務省としては、塩川財務大臣としては、万全の……

第155回国会 財務金融委員会 第6号(2002/11/13、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、幾つかお伺いしたいわけですけれども、いずれにしても、私自身は、効率性、経営の健全性を追求する動きの中で、金融機関が本来果たすべき役割を忘れてしまってはならないなという、一応そういう全体を貫通する問題意識で幾つかお伺いしたいわけです。  まず一点目は、ペイオフの解禁にかかわって二点ばかりお伺いしたいんですが、一つは、私自身はペイオフ解禁の問題について、解禁の是非を云々ということよりは、どうした条件下で実施できるのか、あるいはするのかということが論じられてしかるべきだろう。むしろ、その解禁の目的意識、そこにこだわるべきだろう。ということ……

第155回国会 財務金融委員会 第7号(2002/11/15、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、本当にお忙しいところをありがとうございます。  時間も、十七分というわずかな時間でございますので、きょうは四人の参考人の方すべてにお伺いすることはできません。冒頭、信金の長野参考人、そして信組の方の田附参考人、お二方におおむねお伺いしたいと思いますので、地銀さん、第二地銀さんの方、ちょっと今の間お休みいただければと思います。  さて、まず、長野、田附両参考人に、ひとつ御所感というか、御感想ということでお伺いしたいんです。  もう今はないんですけれども、永代信用組合というのが東京の江東にございました。これは、金融庁の破綻命令によって経……

第155回国会 財務金融委員会 第8号(2002/11/19、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、預金保険法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及びその修正案に反対し、金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法案に賛成する立場から討論を行います。  小泉総理は、これまで再三にわたって、金融システムは安定しており、ペイオフは予定どおり実施すると明言してきました。しかし、小泉総理は、なぜ延期するのか、国民に対する納得のいく合理的な説明責任を果たすことなく、なし崩し的な政策転換を行い、ペイオフ凍結の二年間延長を決定しました。情報開示についての責任ある提示もないまま、かつ政策変更でないと強弁する小泉総理の姿勢は、求……

第155回国会 財務金融委員会 第9号(2002/12/11、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  きょうは、国際協力銀行の異議申し立て手続にかかわって、財務大臣、そして協力銀行さんの総裁もお招きさせていただいておりますので、時間の範囲の中で幾つかやりとりをさせていただきたいと思います。  国際協力銀行がせんだって、九九年の国際協力銀行法の附帯決議を受けて、この四月に新たな環境配慮ガイドラインを策定された。このガイドライン自体は、私自身も高く評価すべきだろうと思いますし、現に民間投資におけるガイドラインとして国際的にも評価が高いわけでございますし、ヨーロッパ各国に先駆けてこうしたものを策定したこと、また適切な情報公開、説明責任という……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第7号(2002/11/15、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、四十六本ある中で、通関情報処理センターに関連して、与えられた時間の中で幾つかお伺いしたいと思います。  この通関情報処理センターの国際物流業務に果たしてきた役割というものは、当然私も評価をしているわけですけれども、とりわけ、この間、対象地域、対象業務の拡大等々その利便性の向上にも努めておられるだろうというふうに理解はしております。  しかし、利用者については、税関はもちろん、関係業界、船会社、倉庫、通関、船舶代理店等々あるわけですが、実際参入率が低い業界であるとか地域があるということも伺っています。  そういう意味で、この間のそうし……

第155回国会 法務委員会 第2号(2002/10/30、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょう、三十分の持ち時間でお伺いしたいのは、テーマとしては国内人権機関の創設についてということでございますが、参議院の方が先議になっています人権擁護法案にかかわって、一般質疑のこの場所をおかりして幾ばくかお伺いをしたいと思っております。ただ、別に、これは何も私が早いことこの法務委員会で人権擁護法案の審議をしたいとうずうずと待っているというわけではなくて、できることであればもっと装いを新たな形で議論をさせていただく場ができる方がいいなと思いつつやらせていただくわけです。  まず、もう簡単なことです。法務大臣に、今般出されたこの政府案、これで日本……

第155回国会 法務委員会 第4号(2002/11/05、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、この連携法という法案でしょうか、この基本理念にかかわって、これは最初の一問、法務大臣にお伺いしたいわけです。  この二条に、法曹養成の基本理念ということで、「多様かつ広範な国民の要請にこたえることができる高度の専門的な法律知識、幅広い教養、国際的な素養、豊かな人間性及び職業倫理を備えた多数の法曹が求められていることにかんがみ、」云々とあるわけですけれども、この二条の基本理念に、弁護士法一条にある人権の擁護者、人権という言葉が入っていないのはなぜなんでしょうか。もし、そうした問題意識、人権というのを読み取るとするなら、この二条の中のどこで……

第155回国会 法務委員会 第5号(2002/11/08、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。本日は、それぞれ五人の先生方、お忙しい中、貴重なお話を伺う機会をいただきまして、本当にありがとうございました。まず御礼申し上げます。  ちょっと私ごとですけれども、きょう、上の方、三階でもう一つ所属しております委員会が重なっておりまして、実はこの間の質疑の方はちょっと聞く機会がなかったものですから十分に聞いておりませんので、重なる部分がもしあったといたしましたら、お許しいただきたいと思います。  きょうは私、一点だけ、五人の参考人の方々にお伺いをしたいのです。  端的にいいますと、法科大学院という新たな専門職大学院を創設することの必然性とい……

第155回国会 法務委員会 第6号(2002/11/12、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、最後になりますので、落ち穂拾い的に幾つかお伺いをしたいわけですけれども、私が、前回と最初の質疑、また連合審査等で提案者の側に明らかにしてほしかったというのは、大まかに言えば二点だったんですね。  というのは、当然改革審の意見書の中でもこの法科大学院の構想については触れられておるわけですけれども、現状の法学部、また法学研究科じゃだめで、法科大学院でなければだめなんだ、これからの法曹人を養成をするためにはという、その法科大学院の必然性についてもう一度おさらいをしたいという点と、では、実際それをこしらえるとして、そこにおける教育内容、とり……

第155回国会 法務委員会 第7号(2002/11/13、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、次の質問もあるので、いつもは最後なんですが、冒頭、トップバッターで質問させていただくんですが、先に対応方だけ言うておきますと、別に最高裁さん、法務省さんに何の恨みもないんですが、この二法案、我々としては反対でございます。  理由は大きく二つ。一つは、憲法違反の法案には賛成できないということと、そもそも給料が下がるのはけしからぬやないか。これはここで言うよりは人事院の総裁に文句を言う話ですから、この案件について御両者に別に何か含むところがあって反対するわけではございません。  この案件についてはそういう立場を表明させていただきまして、……

第155回国会 法務委員会 第10号(2002/11/20、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、時宜も得ておりますんで、矯正施設職員に対する人権教育の推進、研修等々の内容等について、矯正局長を中心にお伺いをしたいと思います。そして最後、その質疑の内容も踏まえて法務大臣にも二点ばかりお話をお伺いしたいと思っております。  きょう、ちょっとテキストで活用させていただきますのは、人権教育のための国連十年に関する国内行動計画、今では人権教育・啓発推進法もできておりますんで、その法律によって規定されたところの人権教育・啓発に関する基本計画、これにも規定づけられていると思いますけれども、いわゆる特定の職業に従事する者に対する人権教育の推進……

第155回国会 法務委員会 第11号(2002/11/22、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  今回の法案につきましては、その方向性なりなんなりというのは、実は私は前向きに考えておる。これが恐らく一時間後過去形になるやもしれませんが。といいますのは、実際、今回の法案が、やれ、さも小泉構造改革の一つの花飾りみたいな政策というよりは、もともと会社更生法のありようというものがずっと検討を続けられてきた経緯があるわけでございます。  その意味で、提案理由説明の中で、「現行法の規律する更生手続に対しては、手続開始の申し立てから手続終結に至る各段階の手続が厳格に過ぎ、更生計画の成立に時間がかかり過ぎるとの批判や、企業再建のための手法をより一層整備す……

第155回国会 法務委員会 第12号(2002/11/26、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  私も、別に連歌の会ではありませんが、今話題になっておりました大規模裁判所の競合管轄と労働者保護にかかわってという課題からお伺いをしていきたいというふうに思っております。  一応この間何度か御答弁されていると思いますけれども、今回の大規模裁判所の競合管轄については、本来民事再生法と等質とも言われる今回の更生法案なんですけれども、民事再生法には当然規定がないわけですが、今回法案に東京、大阪中心主義ということで規定を設けられた。これはもう答弁を省略してもらうかうなずいてもらうだけでいいんですけれども、一応確認させてください。  要は、理由は、他の地……

第155回国会 法務委員会 第15号(2002/12/06、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  私は、この政府案及び修正案、速やかに廃案をと言ってきましたけれども、きょうのお昼の理事会で、言うに事欠いて、私の質問が終わった後、質疑終局、採決だと。本当にとんでもない話でございますね。激しい憤りを禁じ得ない。私ははらわたが煮えくり返っております。  この間の質疑をずっと聞いていましたけれども、私は法律家ではありません、そんなに法律学を修めてきた弁護士でもない、裁判官出身でもない、ただ一つ、法律というのは人を守るためにあるんだと確信してきましたけれども、この法律の議論を聞きながら、私自身、大きな間違いを犯していたのか、法律が人を守るために存在……

第156回国会 経済産業委員会 第4号(2003/03/07、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。きょうは、各参考人の方々、お忙しいところ、非常に貴重なお話をお伺いする機会をいただきまして、感謝申し上げたいと思います。  さて、幾つか、時間の許す限りお伺いをしたいわけですが、まず、田作参考人と坂井参考人にお伺いをしたいわけです。きょうの質疑でもお話ありましたけれども、人材の確保にかかわってでございます。  再生機構の運営でやはりポイントになるのは、一つは判断基準だろうと思いますが、対象となる企業が再生可能か否かを審査するその必要な素材等というのは、やはりこれは主力銀行等の企業が握っているわけですね。その一方で、それを審査する再生機構の側がノウ……

第156回国会 経済産業委員会 第8号(2003/03/19、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きのうも連合審査で十分ばかりいただいたんですが、きょうも三十分もらっていますが、実は、私も財金の方におりまして、この経産委員会の今回のこの案件の法案について、子細に質疑等々を全部チェックしているわけじゃないので、質問の中身について、私の不勉強で重複する箇所があるやもしれませんが、その点は御寛恕賜りたいというふうに思います。  それで、まず産業再生法にかかわって、きのうお伺いした点の続きといいますか、何点か伺いたいわけですけれども、いわゆる認定企業が百九十件あったうち、労働組合が組織されていたケースはどうだとか、そうしたことについてきのう伺った……

第156回国会 財務金融委員会 第4号(2003/02/14、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。遅くまでお疲れさんでございます。  きょうは、百家争鳴の感のありますインフレターゲティングにかかわって、そろそろ論点整理もしていいのかなと思いつつ、またその論点が浮き彫りになればええなと思いながら、速水総裁にもお忙しいところお越しいただいたわけでございますが、幾つか、それこそ初歩的なところから、まず総裁にお伺いしたいわけです。  当然、この間一貫して速水総裁がおっしゃっておられるインフレターゲティングにかかわる論旨は理解しておるつもりですが、最近の会見の中で、先月の二十四日、インフレターゲットについて会見で問われたときに、インフレ・ターゲットにつ……

第156回国会 財務金融委員会 第7号(2003/02/26、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  税の上げ下げの話の前に、まず、下品な言い方をすれば、取れるところからきちっと取らなあかんのと違うのか、その体制をちゃんとせなあかんのと違うやろうかという点について若干聞きたいと思うんです。  現実に国税庁のホームページを見ていますと、平成十四年度六月現在の法人数が二百九十万八千、これは前年に比べて二万三千ふえておるわけです。これで計算しますと、実際、平成十三事務年度で実地調査件数が十二万五千ですから、実調の割合が大体四・三%。何年に一回やということになれば、全法人を実際やってみたら、二十三年に一回ということになります。四半世紀に一回実調が入る……

第156回国会 財務金融委員会 第8号(2003/03/03、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、本委員会に付託された平成十五年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案及びその修正案に反対する立場からの討論を行います。  まず、特例公債法案について反対する理由を述べます。  財務省の財政状況に関する試算によれば、今後しばらく国内総生産のゼロ成長が続くと仮定した場合、二〇〇六年度の国債発行額は四十五・五兆円、また国債への依存度は、四四・六%と過去最悪が確定している来年度当初予算よりもさらに五ポイント近く悪化、一般会計の四九・四%に達するとの計算です。額面どおりに受けとめれば、国家予算の半分を国債に頼ることにな……

第156回国会 財務金融委員会 第9号(2003/03/18、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  まず、福井参考人にお伺いをしたいわけですけれども、福井参考人御自身が新日銀法の制定には非常に御尽力された。当時、私ども社民党も与党でございましたが、私の大先輩でもあります伊藤茂当時の衆議院議員がこれに積極的にかかわってきました。我々といたしましても、この新日銀法というのは我々なりに非常にコミットしたんだという自負を持っておるわけです。  ただ、もう三年前、二〇〇〇年の八月のゼロ金利政策解除以降、これは私の印象ですけれども、日銀側が、政府の財政運営に引っ張られる形で、言いなりになっているとまでは言いませんけれども、どう……

第156回国会 財務金融委員会 第11号(2003/04/15、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、初歩的なところから伺いたいわけですけれども、前回の改正のときに、二〇〇〇年の三月でございますけれども、今回のようないわば緊急避難的な措置といいますか、こうした措置をするに当たって、当時の小渕総理は、既に生保会社は日産生命の破綻処理費用として総額二千億を負担していることや、生保業界を取り巻く経営環境を踏まえますれば、業界負担を強化することにはおのずから限界があるという、これは本会議での答弁でございます。  また、当時の大蔵委員会での質疑では、宮澤当時の大蔵大臣が「業界自身のセーフティーネットが、あるいは、これ以上業界がそれを強化するための……

第156回国会 財務金融委員会 第12号(2003/04/18、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、当面の金融政策運営にかかわりまして、日本銀行福井総裁にお伺いをしていきたいと思います。  まず、先月三月二十五日の臨時政策決定会合にかかわりましてですけれども、新日銀法施行後初めてこういう臨時政策決定会合を開かれたということでございますので、その背景、そしてまた意図、そして、今後どういう事態のときにこうした臨時会合という手法をとるのかという点について、まず簡単にお聞かせいただけますか。
【次の発言】 あくまで異例のことだということでございますので、どういうケースの場合ということはそもそも考えていない、そういう意味では重大な意味を持つ……

第156回国会 財務金融委員会 第13号(2003/05/07、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。法案に即して何点か質問させていただきたいと思います。  まず、証券仲介業者の創設にかかわってでございますが、法案における証券仲介業というのは、金融審の報告「証券市場の改革促進」の中で、投資家の市場アクセスの拡充を図るために、証券会社と顧客の取引の仲介を行う証券代理店制度(仮称)とこの審議会段階ではなっていますが、それにおける基本的考え方が投影されたものだと当然基本的に理解するわけです。  ちなみに、法案における証券仲介業が、いわゆる法律上の代理権が存しないというのは、金融審がいうところの証券代理店のスキームがそういうふうになっているので、金融審が……

第156回国会 財務金融委員会 第14号(2003/05/09、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先日に続いて、百三条にかかわる部分を伺っていきたいと思うわけですけれども、二〇〇〇年の法改正によって、証券取引所に株式会社という形態ができることになったわけです。これは大きな一つの転換であった。その際に、公共的な機能を害してはならぬ、そういう獲得目標で現行の百三条が定められているわけでございます。改めて読み上げませんけれども、その際の、改正案の国会審議でも、政府側が何遍も、特定少数者が経営を支配しないよう、公平性、中立性、信頼性を損なうことがないようということは議事録に残っているわけです。  とするならば、今回の百三条の改正の妥当性というもの……

第156回国会 財務金融委員会 第15号(2003/05/16、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  法案に沿って御質問させていただきますが、私も、冒頭、一条、「公認会計士の使命」にかかわってささやかに伺うつもりでおったわけですけれども、どうも先ほど来議論になっておる答弁を伺っておりますと、せっかく賛成の立場で臨んでいるのに何かしづらくなるような答弁が繰り返されておるので、ちょっとそこを整理してみたいんです。  といいますのは、私が昨日の質問通告でも申し上げましたけれども、要は、まずこの「公正な事業活動、」というものの解釈、これが恐らくは健全なコーポレートガバナンスということを意味するということは否定なさらない、まあそういうことだろう。なれば……

第156回国会 財務金融委員会 第16号(2003/05/21、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、竹中担当大臣に伺いますが、今回の公的資金の投入については、竹中大臣なりには、とりたてて、不測の事態であるとか緊急事態が起こったなどというふうには考えておられないと。私は、危機であるかないかということを問おうとしているのではなくして、竹中大臣が思い描かれているところの不良債権処理の加速策の、その一つの範疇の中に今回のような事態というものは当然入っておった、織り込み済みの話であったと。これは、「りそな」のことが織り込み済みだったかどうかということを問おうとしているのではありません。そうした事態が起こるというのは織り込み済みであったので、その……

第156回国会 財務金融委員会 第18号(2003/06/03、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先ほどの吉井先生の質疑にもありましたけれども、法案提出に係る経緯にかかわって竹中大臣の方にお伺いいたしますが、ちょっと私の方も復習をさせていただきたいと思っております。  先ほども取り上げられておりましたように、二年前の中間報告では、この制度は、国民・保険契約者の理解の上、社会的な認知が十分に得られてこそ初めてその導入が可能となるというふうに書いてあるわけです、大臣。ですから、その背景や理由は、私、伺いません。  第一問目。要は、現在こうして法案が提案されたということは、すなわち、国民・保険契約者が理解をされ、社会的な認知が十分に得られたがゆ……

第156回国会 財務金融委員会 第19号(2003/06/04、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  本日は、四人の参考人の方々、本当に忙しいところ、お時間いただきまして、まずもって心から御礼を申し上げます。非常に勉強させていただきました。  さて、まず横山参考人に何点かお伺いをしたいわけですけれども、先ほども、総代会についての、総代の決定のありよう等々、非常に詳細に御説明がありました。私も拝聴しておりまして、総代会というものが、実際、契約者の意思をできるだけ反映すべく、それはそれで個々の保険会社で御努力をされている、その一端は伺わせていただいたと思っているわけです。  これはまず、問題意識としてお伺いしたいわけですけれども、総代の構……

第156回国会 財務金融委員会 第20号(2003/06/06、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  この間の法案の審議、ずっと聞いておりますと、やはりかなり、そもそも入り口から瑕疵ある法案だなという印象をますます深くするわけです。例えば、条文の意味内容を伺ったら、答弁で、条文を読み上げるような答弁をなさる。そういうやりとり、その意味で非常にむだに時間を浪費しているわけです。  適切な議論をさせていただきたいと思っておるわけですけれども、実は、きょうはやや、法案に直接かかわるというよりは、むしろその背景に横たわっている問題を大きくざくっと二点ばかり伺いたいと思っております。恐らく、来週以降もたっぷりと審議時間が保証されるであろうと思っておりま……

第156回国会 財務金融委員会 第21号(2003/06/10、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  本日は、四名の参考人の各先生方におかれましては、忙しいところ、貴重なお話を伺う機会をいただきまして、まず御礼を申し上げたいと思います。  では最初に、四名の参考人の方にそれぞれお伺いをしたいわけでございますけれども、今かかっておりますこの法案、予定利率の引き下げをすることのよしあしはまずともかくといたしまして、なぜかかる法案を提出しなければならなかったのかという、その背景にかかわって一点伺いたいわけです。  そもそも、小泉構造改革なる政策体系が国民の期待にこたえ得るような成果を上げ、そして現下のデフレ不況、デフレを克服しているならば、かかる法……

第156回国会 財務金融委員会 第24号(2003/06/27、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、この議員提出の法案の審議も最後の方でちょこっとできればと思いますが、幾つか、その前提についておさらいをさせていただければなと思っております。  まず、御足労いただきました財務大臣、お昼のときに大変済みません。冒頭、財務大臣にお伺いしますよと通告をいたしておりましたが、今回のこの取得機構という制度そのものにかかわって、昨年の七月十七日なんですけれども、議事録をおさらいしますと、当時、自由党の中塚委員の質問に答えられて、財務大臣は、この取得機構という制度そのものにかかわって、これも一つの非常に有効な手段である、たしかそういうふうにおっし……

第156回国会 財務金融委員会 第25号(2003/07/04、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、法案にかかわっての質問の前に、竹中大臣に何点か、事実関係の確認と質問をさせていただきたいわけです。  ほとんどの新聞が載っけてなくて、読売しか載っかってないんですけれども、おとつい、二日の読売で、小さい記事なんで見落としがちなんですが、「日銀は動いてくれない」という見出しで、こういう記事が出ていました。「竹中経済財政・金融相=似顔上=」これはいいですね、似顔絵が書いてあるということで、「一日、自民党本部で行われた同党若手議員との会合で、日本銀行の福井俊彦総裁について、「財政政策はぎりぎりまでやっている。」」恐らく、この文面だと、主語は政……

第156回国会 財務金融委員会 第26号(2003/07/16、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  本日の一般質疑では、私の方からは、先日、六月六日にもお伺いしたわけですが、無認可共済にかかわる今後の対応方にかかわって幾つかお伺いをしていきたいと思います。  まず、六月三十日に金融庁さんの方が、「根拠法のない共済について」ということで、ホームページの中に、いわばそうした周知を図るためのコーナーを設けられて掲載されています。「問い合わせリンク先」なんというのを親切に書いてあるわけです。これは、私、非常に評価するわけなんです。  というのは、金融庁さんがホームページに「根拠法のない共済について」というコーナーを設けないからといって、別に怒られる……

第156回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(2003/05/21、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  今回の公職選挙法の改正にかかわった期日前投票制度の創設を初めとする不在者投票制度の見直し、また在外投票制度の見直し等々、この改正案内容につきましては非常に時宜を得たものであるということを評価した上で、きょうは、片山総務大臣に、とりわけ選挙制度にかかわるすぐれて初歩的な問題について、与えられた時間の中で御教示を賜る機会をいただければというふうに思っております。  素朴に考えますに、当然ながら、議会制民主主義でございますから、民意というものが議会政治の中により正確に反映されていなければ、やはり民主主義の根幹を揺るがすことになることは当然のことでご……

第156回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(2003/07/15、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず第一点目にお伺いしたいのは巡回投票にかかわる問題ですけれども、この間も国会審議等でも取り上げられてきた課題だろうと思いますが、少なくとも公正性の確保という観点からすれば有効な手段であろうということは、それぞれ共通認識だろうと思うんです。例えば、デンマーク等でもそうした先進的な事例というものがあるわけでございます。そしてまた、昨年の十一月二十八日の東京地裁判決で、この巡回投票制度にかかわって、技術的困難があるものの、導入することが不可能とは言えない、こういう文言があるわけでございます。この点について、恐らくこの技術的困難のところに力点を置い……

第156回国会 予算委員会 第10号(2003/02/13、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、厚生労働大臣にお越しいただきまして、とりわけ現在の雇用失業問題を踏まえた政策の方向性、特に、雇用拡大に必要な政府の姿勢また政策の方向等々を中心にお伺いをさせていただきたいわけですが、まずその前に一点お伺いしたいのは、実は、これは厚生労働大臣も御記憶だろうとは思いますが、昨年の十一月の本会議で、私どもは協同労働の協同組合法と呼んでおるわけですけれども、ワーカーズコレクティブとか労働者協同組合、そういう、働く皆さんがみずからの手で新たな雇用を創出しようという試みがこの間続いてきている、また進んできているわけですけれども、これら、こうした……

第156回国会 予算委員会 第17号(2003/02/24、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  当初予定していた質問のちょっとその前に、冒頭、ちょっと通告してへんので本当は済まぬことですけれども、総理に、ちょこっと二、三お伺いしたいと思います。  例の、名古屋刑務所事件にかかわってでございますけれども、この間の予算委員会の質疑の中でも、憲法三十六条の、拷問をやったらいかぬで、残虐なこういう刑罰は「絶対にこれを禁ずる。」というにもかかわらず、その「絶対」が破られて、そして、人まであやめてしまったというこの事実がある。しかも、この審議の中で、森山法務大臣の答弁の中身等々を見ておったら、これは、常識的な判断としては、法務大臣を更迭するのがごく……


各種会議発言一覧

42期(2000/06/25〜)

第150回国会 憲法調査会 第3号(2000/10/26、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、先生には、御多忙のところお時間をとっていただきまして、本当にありがとうございました。素朴な質問になるかと思いますけれども、先日事前にいただいております論文及びきょうの御講演の順に従いまして、順次御質問させていただきたいと思います。  まず、先生が日本が選択できる道ということで、これは先生のお言葉をかりながら述べますけれども、「東亜の海洋国家群を束ねて、アメリカ合衆国と同盟しつつ、大陸国家中国及びロシアと友好的に対峙しながら、海洋国家諸国の経済社会文化の発展を図ること」が選択できる道だとされておられるので、まずこの結論に至る根拠……

第150回国会 法務委員会司法制度改革審議会に関する小委員会 第1号(2000/11/08、42期、社会民主党・市民連合)

○植田小委員 社会民主党の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  一点、先ほど来からも話題に上っております法科大学院構想にかかわってお伺いしたいのですけれども、今のお話を伺いましても、新しい法曹養成制度としての有力な方策の一つであるということについては一応認識はさせてもらいつつも、若干疑問に思う点をお伺いしたいのです。  審議の取りまとめの中に、この法科大学院にかかわって第三者評価認定の仕組みについて述べられていると思うのですが、新たな法曹養成制度の中核的機関としての水準の維持、向上を図るというために第三者機関をこしらえるということですね。  それで、やはり私自身が素朴に疑問に思うのは、い……

第151回国会 予算委員会第七分科会 第1号(2001/03/01、42期、社会民主党・市民連合)

○植田分科員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  きょう、私も経済産業省のこういうところで質問するのは初めてなんですけれども、実は私の生まれ故郷の奈良というのは繊維産業がもともと盛んなところでございまして、特にそういう地域の皆さん方からそうした地域での地場産業の窮状等々をいろいろな形でお伺いする中で、今回、特にこの間の輸入急増に伴う繊維産業の振興対策というところに一点絞りまして、それぞれ御所見をお伺いしたい、そういう気持ちできょう参ったところでございます。  実際、この間、やはり繊維産業というのをめぐる環境というのはかなり激変しつつある。それは、例えば情報技術の進歩、定着による産業……

第151回国会 予算委員会第六分科会 第2号(2001/03/02、42期、社会民主党・市民連合)

○植田分科員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  きょうは、森林行政及び国有林野事業にかかわりまして、この通常国会でも新たな林業基本法が予定されておりますけれども、そのことも念頭に置きながら、幾つかの点にわたってお伺いいたしたいと思います。  一九六四年に基本法が制定されてもう三十六年、私よりも一つ年上の林業基本法でございます。今やその理念と、また現状との乖離というものがかなり深まっているというのは、御承知のような林業をめぐる諸環境の深刻な状況を見れば、これはもう明らかでございます。確かに、法制定当時はまさに木材ブーム、また、高度経済成長のもとで旺盛な木材需要が前……

第153回国会 憲法調査会 第4号(2001/11/29、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、先生におかれましては、忙しいところ貴重なお話をお伺いさせていただきまして、御礼申し上げます。  非常に共感する話ばかりでしたので、逆にむしろ質問がしづらいわけでございますが、先生のお話の順序からいきますと、一番最後にされた聖徳太子の和をもってとうとしとなす、この言葉がまさに憲法前文の平和的生存権に相通ずる、非常にそれを私自身興味深く聞かせていただいたわけです。当然、その和の中には、他文化共生の視点でありますとか、また多様性を許容し合うという精神がなければなりませんし、そして、その前提にすべての人が平等であるということが事実としてなけ……

第154回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第1号(2002/04/08、42期、社会民主党・市民連合)

○植田分科員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  本日は、宮内庁書陵部長さんにもお越しいただいておりますが、大きくは二点お伺いしたいと思っております。一つは、陵墓の管理、保全にかかわる問題について、もう一つは、天皇陵の治定とその学術調査のあり方、方向性について、今後のあり方も含めてですけれども、大きくこの二点についてお伺いしたいわけでございます。  まず一点目、陵墓の管理、保全にかかわりまして、恐らく全国に、天皇陵として治定されている場所、また、陵墓参考地と言われるものもあるかと思いますが、これが書陵部で管理されていると思います。  改めておさらいをさせていただきますが、大体何カ所ぐらいの……

第154回国会 憲法調査会 第3号(2002/04/25、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党の植田至紀です。  我が国の安全保障にかかわって、きょうの課題にかかわって、若干の問題提起をさせていただきます。  冷戦崩壊後の国際社会におけるいわば平和の確立に向けた取り組みの中での安全保障政策というのは、軍事ブロック間の対立と均衡のシステムから、多国間の信頼と協調に基づく安全保障、すなわち、従来の安全保障観というものを転換し、いわば人間の安全保障の観点を軸に据えた国際秩序を形成するとの問題意識がその底流にあるだろうと考えています。  すなわちそれは、人権であり、経済であり、環境であります。例えば、地球環境の保全という課題が一国で完結するわけではないからです。多国間のそ……

第154回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第4号(2002/05/23、42期、社会民主党・市民連合)

○植田小委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、伊藤先生におかれましては忙しいところ貴重な、また刺激的なお話を伺う機会をいただきまして、敬意と感謝を表したいと思います。時間が限られておりますので、ただ、やはり先生のおっしゃった御趣旨を正確に理解する意味で、幾つか言葉の定義等についてお伺いして、その上で時間がある範囲で若干質問させていただければと思うんです。  きょうお話しいただいたところすべてを網羅して聞くことはちょっと困難なんですが、特にこの権利の限界というところで、レジュメでいいますと三枚目の冒頭に当たる部分ですね、ここで、私自身は恐らく先生と権利というもののとらえ方……

第155回国会 国土交通委員会法務委員会連合審査会 第1号(2002/11/15、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、原始規約問題について幾つかお伺いをしていきたいと思います。  マンションの分譲に当たって、分譲業者の方が一方的に作成した規約、これが購入者の個別の同意を取りつけるというのが、そういう運用がなされている場合が多いわけですから、いわゆる購入者、区分所有者にとっては不利な内容の規約があって、後で裁判ざたになるということはよくあるケースでございますが、例えば、そこで具体的に、原始規約に管理会社が明記されておる場合、この辺まず教えてほしいんですが、普通、管理会社をかえる、管理組合が本来は管理会社を選ぶべきですから、管理会社をかえようと思えば、二分……

第155回国会 法務委員会文部科学委員会連合審査会 第1号(2002/11/06、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  十五分しか時間がありませんけれども、その限りの中でできるだけ、お伺いできることをようしたいと思うわけですが、先ほど、自由党さんの話を聞いて、おっ、おもろい議論が始まるかなと実は期待をしながら私は聞いておったんですよ。これからの我が国の国の形、未来像。というのは、法務委員会で結構技術的な話が多いものですから。そうしたら、おもしろい話が聞けるかなと思ったら、両大臣、えらい愛想のない答弁でつまらなかったんですが、端的に言えば、我が国が、それは与党であろうが野党であろうが、民主国家であり、民主国家を目指すのであれば、常に我々の作業というのは、民主主義……

第156回国会 経済産業委員会財務金融委員会連合審査会 第1号(2003/03/18、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、限られた時間でございまして、産業活力再生特別措置法にかかわって、幾つか平沼大臣にお伺いしたいと思っています。  塩川財務大臣、きょうは私、大臣に伺うことはございませんので、何か後がつかえておるということですので、御退席いただいて結構でございます。またいつでもお会いできますので。  それで、まず平沼大臣に、この間我が党の議員も何度か話題にしておりますが、事業再構築にかかわって雇用がどうした影響を及ぼしておるかということですけれども、九九年七月の商工委員会で、故前島議員、我が党の前島秀行さんが聞いたときに、与謝野大臣が、十八条の規定にか……

第156回国会 憲法調査会 第4号(2003/03/20、42期、社会民主党・市民連合)

○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  アメリカによるイラクに対する戦端が開かれようとしています。人類の歴史はかくも愚行を繰り返すものかと暗たんたる心情でその瞬間を迎えなければならないことは、極めて遺憾であります。  加えて、小泉総理の姿勢は、日本国憲法に背を向け、国際社会に背を向け、そして営々と続けられてきた平和への努力に背を向け、対イラク戦争という暴挙に加担することを全世界に発信するという、これまた度しがたい暴挙であることは言をまちません。  言うに事欠いて小泉総理は、ブッシュ大統領の最後通告演説を、大変苦渋に満ちた決断だったのではないかなどと評されましたが、ブッシュ大統領はそ……

第156回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第5号(2003/07/03、42期、社会民主党・市民連合)

○植田小委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、近藤、藤井両先生に貴重なお話をいただく機会を得まして、感謝申し上げたいと思います。  まず、近藤先生に何点か端的にお伺いをしたいわけですが、先ごろ成立いたしました有事関連三法、これは現行憲法の枠組みと整合性を持っているというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 そこで、私なり私の所属する社民党のこれにかかわる立場を今ここでるる申し述べる必要もないかと思いますが、逆説的に言った場合、仮に現行憲法との整合性をとろうと、とればとるほど、各先生がおっしゃっている本来の有事への備えということを考えた場合、不十分なものになりますね。その点ど……

第156回国会 予算委員会第七分科会 第2号(2003/02/28、42期、社会民主党・市民連合)

○植田分科員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  通告に沿って質問をしていきたいと思いますが、きょうお伺いしたいのは、中小企業再生支援協議会及び認定支援機関にかかわってお伺いしたいんです。  たまさか先月の十八日の日経を見ていますと、この再生支援協議会というものが地方版の再生機構というふうな紹介のされ方をしておりました。これは、法律案、改正案を見てもなかなかちょっと子細にわからぬところもあるわけですけれども、かかる理解でいいのかという点。それと、そうした理解でいいとするならば、いかなる部分が地方版たり得るのかという点について、まずお伺いいたします。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

植田至紀[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。