このページでは北川れん子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。北川れん子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 私は、東海村にあります核燃料サイクル開発機構、旧動燃の運転再開及び高レベル放射性廃棄物の貯蔵についてお伺いしたいと思います。 東海村におきまして、二〇〇〇年六月二十三日付で国に対して廃液の処理先の方向づけをしてほしいというような要望を提出されたということをお伺いしたのですが、この要望書に対して国は回答書を出されたのでしょうか。もし出されたのでしたら、内容をお聞かせいただきたい。 そしてまた、ちょうどきのうなんですが、八月三日付の毎日新聞に、もうごらんになったと思いますけれども、高レベル放射性廃棄物、地上での冷却期間、安全確保に百年必要、国の……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 午前中からの議論を聞いておりまして、世界に先駆けて日本が禁止法をつくったということを発信したいという御答弁があり、またイギリス、ドイツのような法体系にならないのは民族の文化や宗教の違いがあるという御答弁を聞いておりますと、私は、一つの法律ができた場合、ある部分は罰則つきで禁止されるけれども、明文化されない部分は国家の意思でスタートできる、こういう微妙なバランスを、この議論をずっと聞きながら、どの方向へ日本が行くのかという重要なことを決めないといけないということを背負いながら、以下の質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。
きょうは、産む側の性を持っている立場で質問をしていきたいと思います。
十一月八日の御答弁では、クローンは無性生殖なので法律で禁止する、有性生殖であるヒト胚に法規制を及ぼす必要はない旨の御答弁がありました。けれども、先ほど、初めの方の議論を聞いていますと、十一月八日との違いが幾ばくかは感じられた御答弁が出てきているわけです。有性か無性かは法の線引きには関与していないというふうに理解してよろしいのかどうか、再度お伺いいたします。
これは政府の方にお伺いします。
【次の発言】 きょうの議論の中で問題になったのは、関与はしていないけれども、そして、……
○北川委員 きょうは四名の参考人の皆様、本当にありがとうございます。 初めに、御輿参考人の方にお伺いしたいのですが、この議論の過程では、ヒト胚、胚の方に重きを置いて論ずる面が多かったのですが、きょうの御意見の中で、核を移植する場合には未受精卵、いわゆる卵子の問題があるんだということをお伺いしまして、卵の問題については、私たちのこの委員会の中でもまだまだ取り上げられていなかった面だということで、お伺いをしていきたいのです。 体細胞クローンにしろ、受精卵クローンにしろ、どちらも核を抜くには未受精卵が必要だということで、その未受精卵自身も二十四時間しか生きないという面があるということなんですが、……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。よろしくお願いいたします。 きょうの中にも出ておりましたが、人の尊厳に関してもう一度お伺いしたいと思います。 人の萌芽である卵子や胚を、有用であるからといって、ガイドラインだけに頼り、特定の研究者のみが使用することこそが人の尊厳に反する行為に当たるのではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。 また、ある卵子から核を抜き別の核を埋め込むということを人間の手でするということは、これが幾ら有用性があるかもしれないからとはいえ、操作するということ自体が人の尊厳を侵すことになると思うのですが、この点もあわせてお答えいただけますでしょうか。
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。よろしくお願いいたします。
省庁再編が一カ月後に迫るということで、先取りをした形で御質問をさせていただきたいのですけれども、まずは、核燃料サイクル開発機構、旧動燃ですが、これがどこの省庁に管轄されるのか、並びに「もんじゅ」はどこが管轄するのか、お答えいただけますでしょうか。
【次の発言】 どうもありがとうございます。
そのお答えがいただけないかなとちょっと心配していたのですけれども、では、長期計画はだれが責任を持って実行するというか、長期計画の担当省庁はどちらになりますでしょうか。
○北川委員 社民党の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 きのう、きょうとこの特別委員会での御答弁を聞いていますと、ある質問には参議院での政党化が進み過ぎると言われ、ある質問に対しては個人の顔が見えるようにするためと、矛盾したお答えがそれぞれ返ってきているのを聞いていますと、それだけで非拘束名簿式のあいまいさが物語られているのではないかと、委員席にいて思っていたわけです。コインの裏表の拘束と非拘束。拘束がだめなら多分非拘束もだめなわけで、順位のランクづけを予備選で市民や有権者に任せた方が透明性が高くなるのではないかと、私などは思ったりするわけです。 さて、この制度が導入されて一番不……
○北川委員 社民党の北川れん子です。よろしくお願いします。
まず、皆さんがよく言っていらっしゃる、第八次審議会とここに書いてあるのですが、そこの中の御自分たちに都合のいいところをとっていらっしゃるなというふうに思うのですね。この中にも、政党における候補者選定に関する手続の届け出及び公表、選挙における公費負担の仕方などについて所要の検討を行うべきだと。非拘束を書いた後にそういうこともちゃんとうたってあるのですが、具体的なことは検討されたのかどうかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 きのうもお伺いしましたが、自民党の候補者の条件というのは、党員二万人を集めるという条件は何の変わりもないという……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。よろしくお願いします。 多くの自治体では、国に先んじて独自の政治倫理条例を定めています。 先進的な条例のポイントは、住民を代表する公職者がその地位による影響力を不正に行使して私利を図ることを禁止するところにあります。首長や議員の活動をできるだけ透明化して、金にまつわる情報を公開させ、住民の監視下に置くため、政治倫理審査会を設置したり、住民の調査請求権を保障したりしているのです。 ここに、「開かれた市政の実現のために」という川崎市の政治倫理制度に関する提言が冊子として出されているのですが、これは九一年に出されたもので、多くの自治体が参考にした提……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 きょう、すごいタイミングで、私設秘書が二人も逮捕されたと。先ほど自由党の武山百合子委員の方も御質問をなさっていましたが、きょう夕刊を今手元に持っているわけですけれども、中小企業向けの制度融資をめぐる出資法違反で逮捕されたと。それも、今、この間ずっと問題になってきました私設秘書。もう名前も出されています。逮捕されたのは、西川衆議院議員の私設秘書の布川和彦さん、山崎都議の私設秘書の和田亨さんの両容疑者となっています。 これに関して、この間ずっと議論を進めていても、何となく皆さんにとっても私設秘書の問題は遠い存在の問題のように切り捨てられてこられま……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いいたします。 私の方は、女性は一九四〇年代は参政権からは排除、差別されていた性を持っていた者としてこの議論に臨みたいと思っておりますし、また、十年前、この問題が日本人社会に問題として提案されたときには、今回の永住外国人という言葉ではなくて、定住外国人という定義での議論であったということを思い返しながら、今回、外国籍の方々への参政権の序幕であるという立場で質問をさせていただきたいと思います。 それで、今、憲法違反じゃないかというところの集約が憲法十五条第一項ですね。「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利であ……
○北川委員 こんにちは。社民党・市民連合の北川れん子といいます。 きょうは、三名の参考人の皆さんに来ていただきまして、本当にありがとうございました。 私は、尼崎の市議会議員を一期四年務めたことがあるのですが、そのときに、議員バッジをテーマに議論したことがありました。議員バッジの上にあぐらをかくなということを言って市議会の中に行った人間だったので、つけるということに抵抗があって、そのいろいろな面を討論する中で、私はある保守系の議員の皆さんから、議員バッジをつけないのは非国民、非国民は議員をやめろと言われた経験があるものですので、その面からしても、きょうの参政権問題というのはすべからく日本社会……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 きょうは、お二人の参考人にお越しいただき、本当にありがとうございました。 まず初めに、一九九八年に、元国会議員でいらっしゃった新井将敬という議員さんが亡くなられました。彼の存在を御存じだろうと思います。帰化という問題をよく出されますが、日本の国内において、帰化をした後でさえ生きづらい状況というのを、私は、新井将敬さんに、下の名前はもしかしたら違う読み方をされるのかもわかりませんが、感じた次第です。 新聞報道でも、彼が立候補するときにも民族の違いで攻撃をされたり差別的な発言をされた経験を持っていたという事実、そしてまた、今日本国には三世……
○北川委員 社民党の北川れん子といいます。 きょうは、三人の参考人の皆様、お越しいただき、本当にありがとうございます。 実は、私は十一歳と十四歳の子供を今育てている。国会の方にこういうふうに単身赴任で来るという生活に急になった。私は、いろいろなところで若い世代の人たちと出会いたいと思って、いろいろなところに行ってできるだけ話を聞いたりする折に、大人にもっと話を聞いてもらいたい、大人の人たちに寄り添ってもらいたい、私たちはたとえどんな大人であれ大人がいないと成長できない、そういう立場の子供たちなんだという意見を聞かされたときに、私は今ほとんど単身赴任なものですから、自分の子供、十一歳、十四歳……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いいたします。 きょうは予備費ということで、まず初めに、先ほど松本委員の方からも御質問があった部分なんですけれども、沖縄サミットの開催の準備に当たって、資料ではページ九十一の方に載っている中型ヘリコプター、これは輸入で購入したというふうにおっしゃっていましたが、既存のヘリコプターに加えて一機の購入の必要性がどういうところにあったのかというのを検証していきたいと思いますので、そこの点をお伺いしたいと思います。 それから、購入したヘリコプターの使用によってどういう効果があったのか。それと、サミットは終わりました。今、そのヘリコプタ……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 私は、永住外国人の地方選挙権の問題について、状況の整理という意味から質問してみたいと思います。 私は、定住外国人は地方自治体の住民であり、地方参政権、被選挙権も含めてなんですけれども、推進していきたいという立場をとっています。 それはなぜかというと、日本国憲法の前文はもとより、各条文を皆さんも御存じだろうと思うんですけれども、釈迦に説法かもわかりませんが、第九十三条には「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する。」「住民」と掲げてあります。そして、第十一条、第九十七条……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 きょうは、今も続いていらっしゃったのですけれども、報償費、いわゆる俗称で機密費と言われているものについて、まず幾ばくかお伺いをしていきたいと思っています。 先ほども緊迫した御質問が続いていたのですけれども、政府が報償費、機密費についての正式な見解として述べられるのは、大蔵財務協会発行の「予算事務提要」にある言葉を引用されて常にお答えになっています。その報償費がどうしてすぐに、戦前使われていた機密費、今はもうそういう機密費というものがないにもかかわらず俗称として機密費になっていき、そして短絡的に非公開でいいのだという……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 きょうの法案の審議なんですが、一九八〇年の三月のこの制定時の議事録を読み返していると、すべて問題点が挙げられていました。遡及の問題、制度の理念の根拠がないという点、なぜ過失を含まないのかという点、そして見舞金的がいいのか、それとも年金型がいいのかという点、そして四級以下の切り捨ての点等々が、その当時、二十年前も追及されていました。 そこで、今回の改正では、四級以下の切り捨てを拾い上げたという点では、どなたもおっしゃっているように一歩前進であろうと思いますが、二十年前の制定時にも追及されていた点がなぜ今回顧みられなか……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いいたします。 月刊世論調査というのが二〇〇一年三月号で犯罪被害者のことをアンケートした冊子を見せていただきました。そこで数字を見てびっくりしたんですが、現在、犯罪被害を過去五年間受けたことがあるかというふうに聞いた設問では、三三・九%がある、受けたことがないという人が六五%だったんですね。 そこで、設問の項目立てを見たんですが、今、法案を提案しようと準備しているものに家庭内暴力があります。そして、去年制定されたものに児童虐待防止法等があります。そして、先ほども他の委員からありましたが、いじめの問題がありますね。例えば学校での……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 まず、石原大臣の方に、公務員制度の改革について、先ほど山元委員に対して日本国憲法の遵守というお話も出ておりましたので、少し触れさせていただきます。 三月二十七日に発表されました「公務員制度改革の大枠」において、公務員制度改革と労働基本権の関係についての言及がないということ、この辺をどう考えていらっしゃるのかを一つお伺いしたい。それと、自民党の行政改革推進本部は、三月二十三日、労働基本権の回復を前提に意見交換を継続ということを組合と合意をされたというふうにも聞いておりますが、今後どのように当事者である組合との話し合い……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 大臣は教授であったとき、お忙しかったのか、休講が多かったというふうにお伺いしていますが、私がその貴重な一講座を聞く機会があったなら、ああ、なるほどという感じで聞いて、教室を出て自分が戻るべき階層に帰ったときに、あの話は一体何だったのかな、そういうふうにも感じ得る部分が先生のお話の中には多々見受けられるというふうに思うんですが、大臣が大臣就任時に抱負として述べられた競争力を高める唯一の方法は競争すること、今もこうした持論、お考えは変わらないのかということと、その根拠をお伺いしたいと思います。
○北川委員 北川れん子です。よろしくお願いします。
私は、IC免許と電磁的記録についてお伺いしたいと思います。
一九九九年四月の「月刊交通」によりますと、警察の方では、運転免許証の作成の折に、警察で撮影した運転者の顔写真を警察のコンピューターに顔画像データとして光ディスクに集積しているということをその雑誌で見ましたが、これは本当でしょうか。そして、現在どれくらいのデータがそこに集積されているのでしょうか。
【次の発言】 事実であり、徐々にためていっているということなんですけれども、以前は、免許更新の折には自分が持っている顔写真でもよかったのが、いずれかの時点からそれがそうじゃなくて、行った……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 まず初めに、情報公開法、ことしの三月十六日に内閣に提出されておる独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律案との絡みでお伺いをいたしたいと思っています。 核燃料サイクル開発機構、旧動燃でありますが、九五年の「もんじゅ」のナトリウム火災事故によるビデオ隠しや再処理工場事故の虚偽報告の反省から、九八年、意識改革を掲げて改組され、機構の名前も変えられていったわけです。にもかかわらず、ことしになりまして新聞紙上に大きく出ました。四月三日、七日、そして五月十一日と、いずれも朝日新聞紙上で核燃機構の不透明な予算の部分が報道……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 先ほどの松本委員の見解とも通じるのですけれども、この国というか日本は、女性や子供を性的な対象として見ることに寛容であるということと商品化することに余り問題を持たない国であるというのが、基本的にはいろいろな方面の事象、事件を起こしているのではないかという立場でお伺いをしたいのです。 実は、結婚年齢というのは、女性は十六歳以上、男性が十八歳以上、私は、これは問題がある、男女差別だなと思っている立場なのです。ただ、昨今の性的な行為に対しての自己決定の年齢ですよね、それに関してはさまざまな意見があると思うのですが、私自身はやはり、女性がなぜ十六……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。よろしくお願いします。 きょうは、特定胚のガイドラインについてお伺いしたいと思うのですが、去年のあの法案審議の折には、私の方は、体細胞クローンだけの禁止で受精卵クローンはオーケーであったという面、またヒトES細胞の解禁法であった、そしてきょう出してこられた特定胚、あの法案を審議する前に胚の取り扱いについて審議するべきではないか等々の面から、あの法案制定の折には反対をさせていただきました。 きょうも、この特定胚のガイドラインについて、その視点から少しお伺いをしたいと思うのですが、きょう出てきておりますが、この人クローン胚だけを除外した理由、それを……
○北川委員 社民党の北川れん子です。きょうは、九月二十七日に記者発表されました報償費、俗称機密費を含んだものの執行についてという報告書に基づいてお伺いをしていきたいと思っています。 十月二十四日の決算委員会におきまして、金子会計検査院長は、「報償費以外の面についての検査については現在検査中でありまして、種々の不適切な事態を我々把握しております。」と述べられています。また、石野会計検査院当局者は、「上納ということにつきましては、今回検査をした範囲ではそういう事実を確認していない」というふうに述べられているわけなんですけれども、この報告書を作成されるに当たりまして上納という問題について調査をされ……
○北川委員 社民党の北川れん子です。よろしくお願いします。 私は、十一月七日に事故を起こしました浜岡原発のことでお伺いをしたいと思います。 昨日ですけれども、浜岡一号炉というのは、営業が七六年で九番目に古い、九番目に営業時間が長い、そしてまた形が旧型である原子力発電所だということでありました。そこへ視察に入ったわけなんですが、緊急炉心冷却系の一つであります高圧注水系の余熱除去系配管の破断、破裂場所、だから格納器の中に、危険箇所にも入ったんですが、そしてその破断、破裂場所を見ました。そして、制御棒駆動機構ハウジングの水漏れ場所ですね、こちらも格納器の中に入って視察をしました。 社民党の衆参……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。よろしくお願いします。
先ほどの塩川委員の発言からも、保安院の真相を追及しようという熱意というものが欠けているというのがまざまざと浮かび上がったと思うんですが、私は、今回、維持基準を導入ということにすべての方が前向きだということをこの議論経過でわかったわけですが、この維持基準導入におきまして、電気事業法の改正という形で導入されるおつもりなのかどうか、まず第一番目にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ということになると、省令改正か告示をつくるということで、国会の関与という形を取り除かれるという心配が私はあるんですね。
大臣にお伺いします……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 私は、政治改革の議論が今、選挙制度の議論へとつながっているんだろうと思うのですが、殊に一番大事なのは、政治に関心を持てない皆さん、それは投票率にあらわれていると思うのですね。そういう方がなぜ持てないかというと、だれがなっても同じやないか、だれがなっても腐敗は露呈してくる、だれがなっても何らかのダーティーな面を抱え込んでしまう。そういったことを、幾ばくかの制度を改革するということで、選挙と投票ということで、ダイナミズムを感じる一番の根幹の選挙制度ということが今回も議論されていると思うのです。 時代は、片山大臣もホームページで御自身のいろい……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 きょうは、ちょうど去年施行から一年になりました国の情報公開制度について、この一年間がどうであったかという点でお伺いしたいと思います。 まず、六カ月と九カ月の報告が出まして、それに基づいての質問だというふうに理解していただければ幸いです。 それで、私は、三つの問題があるというふうに思っています。一つ目が、不服申し立て事案というのが七五%以上諮問されないまま終わっていて、また、諮問されても、答申まで最高で五、六カ月かかっているものがあるという点です。それからもう一つが、受け付けてから通常は三十日以内に回答を出すこととなっているんですが、ど……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 私は戦後生まれなんですけれども、少し道路についての私の体験というか経験を聞いてください。 私は、三つから大阪の町の中で育ちましたので、交通事故というのはもう既にありました。ですから、私などの両親は自転車を買ってくれなくて、それはなぜかというと危ないからということで、心配性の親を持った子供時代だったわけです。それで、道路というのは、遊ぶ場所ではなくて車が通るところという、私はもう四十八なんですけれども、小さいときからそういう環境で育った者として、大きくなったときに、自分に何か欠落しているなというのをすごく感じたことがあります。というのは、……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。よろしくお願いします。
きょうは、ことしの四月二日に「「東京都心における首都高速道路のあり方」についての提言」というのが出ています。これをもとに少しお伺いをしたいと思います。
この中に、開通してからほぼ四十年が経過したので、将来更新の時期を迎えるという、更新という言葉が出てきています。そして後の方には、維持、更新が必要ということで、維持というのは補修、メンテナンスということでわかるんですが、この更新という意味はどういうことなんでしょうか。教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 更新というのはつくりかえということで、先日もお伺いしましたが、……
○北川委員 こんにちは。社民党・市民連合の北川れん子といいます。 きょうは、遠いところから三人の参考人には当委員会にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。やはり、きっちりした意見をいろいろ言っていただいたということで、頭がだんだんすっきりしてまいりました。 実は、私は尼崎というところが立候補地だったんですが、先ほどの御意見の中にも、阪神高速はだめだね、本四はだめだねという、西の方に住む者にしてはちょっと寂しく、そしてまた悔しい感じがします。その悔しさというのは何かといえば、では、それを建設しようという計画が持ち上がったときに、反対の声というものがどれほど反映されたのかなという気……
○北川委員 社民党の北川れん子です。
きょうは、去年の十一月二十九日、物理2の授業の実験中に、生徒の指にエックス線、全治一カ月という岩手県の黒沢尻北高校の事故がことしの四月十八日に新聞報道されましたので、その点について、低線量被曝と低線量廃棄物の問題についてお伺いをしてみたいと思うのです。
まず初めに、このエックス線というのは、ガンマ線と同じで電磁波であり、放射線ということになるのですけれども、文科省、旧文部省、旧科技庁の所管の分野で被曝事故というのは過去にあったのかどうか、それぞれ分けて教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 これはたまたま、十円硬貨を透視しようとしていた中で、先生……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 きょう提案になりました障害者等に係る欠格事由の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案についてお伺いをいたします。 私、「欠格」というのを辞書で引きましたら、必要な資格を欠くというふうにありました。そして、今回のこの法案自身が、選択肢が広がるということでもあり、一歩前進ということになるので、賛成をせざるを得ないということになります。 しかしながら、私自身は何かすっきりしないものが残っているわけでして、それというのは何なのかというのをこの間ずっと考えていたんですが、それは、社会における障害者差別や病者差別というものが解消されていないか……
○北川委員 社会民主党・市民連合の北川れん子といいます。 きょう、小泉総理の答弁をずっと聞いておりまして一番の問題点、それは、報道機関にのみ目と頭と耳が向いているというか、この政府提案の個人情報保護法が、百五十一から出されておりまして、いわゆる業界用語でつるしがおりなかった。そして、この百五十四でおりて、今、六月十九日の会期を目前にして、まだ内容の審議にさえ入れないという状況ですよね。報道機関だけに目を向けていらっしゃる小泉首相の心理というものが一番の問題点であります。 この法案が持つ、一年間たなざらしにされていた一番の眼目は、報道のことだけではなくて、報道の自由、表現の自由の問題が、全国……
○北川委員 社会民主党の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 先ほどの吉井議員のお話を聞いていても、組織的関与ではなかったのかといった点が大きくクローズアップされて、私もほとんど同じことを言わせていただこうと思って用意していたんですが、もう既にきょうの新聞などでも報道されていて、今、防衛庁がまさに防衛庁らしい防衛庁リストをつくっていたということで問題になっているわけですが、なぜ私たちが心配しているかというと、防衛庁というのは、情報公開制度をつくろうといったときに、自分たちの省庁は省いてほしい、除外してほしいという強い希望を訴えていた、そういう省庁であったということが大きなポイントにな……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 きょうは、四人の参考人、貴重な御発言、そして資料をいただきまして、本当にありがとうございます。 杉並の区長の方が区民アンケートをとりまして、その結果も出てきてまいっております。その集計結果では、凍結、延期が七一・二%ということであり、またヤフーを使っていらっしゃる皆さんのアンケート結果も、凍結は九一%。やはり、時間がかかるほどに、この住民基本台帳ネットワークのありようの欺瞞性と、それが管理、監視につながるという市民感覚というものが如実に沸騰してきていると思うんです。 藤原宏高参考人にお伺いをいたしますが、きょうは、本当に貴重な、後も使……
○北川委員 社会民主党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 きょうは、二〇〇〇年、百五十国会で成立しましたヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案、略してよくクローン法、クローン法と呼んでいた法案なんですが、ちょうどこれが議論されていて、成立の場面を迎えたのは科学技術委員会でした。そして、去年六月から施行ということで、そこの段階からは文科省ということで、きょう、この委員会で質疑をさせていただく機会を得ました。 我が社民党は、クローン人間をつくらないための法案だからいいという世論も勢いもありましたし、多くの政党の皆さん、その議論の過程の中で、そこは否めないというふう……
○北川委員 社会民主党・市民連合の北川れん子です。 私は、前回、五月二十九日に引き続きまして、二〇〇〇年に成立しましたヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律と、今の再生医療の現場、またES細胞樹立に向けての急速な進展とを絡め合わせまして、不妊治療の問題とも兼ね合って、引き続き質問をさせていただきたいと思っています。 今、どうしても、前回もなんですけれども、社会的な議論というのが成熟していない中で、研究者の、研究をやりたい、おもしろい、新しい分野だということでの意欲と、多くの人たちが余り多くの、言葉遣い自身を知らない中でとり行われていくということへのそごをどう埋めるかという議論を前回さ……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいますが、まず初めに、国民生活センターの独立法人化についてお伺いをしたいと思います。
朝日新聞の、ことしの三月三十日、また四月に複数回取り上げられているのですけれども、複数の同種製品の比較テストが廃止されたというのが載っておりました。今後は、経済産業省所管の財団法人日本消費者協会の商品テスト室で商品テストが行われることになるそうなのですが、消費者保護の視点から、商品テストの必要性はなくなったという御認識なのかどうなのかをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ほかの委員も聞かれたようなんですけれども、現実には、品質、機能の相談件数なんです……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。
まず初めに、石原大臣の方に公務員制度改革大綱からお伺いしたいんですけれども、いわゆる通称天下りというものが人事院承認制から各省の大臣承認制に変わる、これはなぜ変えられるんでしょうか。
【次の発言】 責任の所在が明らかになっても、そのことにおける便益が、そのときには大臣でなかったりとかということもありますし、適切な運用といっても、それを検証する第三者機関という意味での人事院承認制の方が、少なくともまだ客観性が担保できるというふうに思っております。
この問題は、十月七日の新聞報道にもありましたように、いわゆる公共事業の……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 欠格条項の多くは、憲法十三条や十四条、また国連のさまざまな宣言や基本法の理念に反するという立場で、以下の質問をしていきたいと思います。また、よく引き合いに出される、アメリカでの身体的、精神的な障害を理由とした差別を禁止した、障害を持つアメリカ人法、よくADA法と言われていますけれども、こういう法律が日本にあればなという思いで、そしてまた、この法律が機能している監視システムとして雇用機会平等委員会等が多くの働きをしているというアメリカでの実態を受けながら、質問にかえていきたいと思っております。 先ほどの皆さんの話の中にもありましたが、警備……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。
きょうは、まず初めに、災害援護資金のことについてお伺いをいたしたいと思います。
これは、阪神・淡路大震災が一九九五年に発生したわけですけれども、そのときに、災害弔慰金の中の制度である災害援護資金というものの制度を利用したもので、五年間利子が猶予されているわけですが、二〇〇〇年でその五年の利子の猶予が切れるというふうにもなってきている。こういうときにお伺いするわけですが、この五年間の返済の状況についてまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 この厳しい状況の中にあって六割の方が返していらっしゃるということなんですが、あと四割、その期日……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 まず最初に、事業者はこの法案を容認したのかという点でお伺いしたいと思います。 本年六月四日、楽天、ディー・エヌ・エーとヤフーの三社が、警察庁生活安全局セキュリティシステム対策室にあてた「古物営業法改正案について」とする文書では、「法案が成立した後の法の運用方法について過剰な規制がなされないような制度的担保が明確にはなっていないことには強い懸念がありますし、定義に「あつせん」という文言が使用されていることは法技術として稚拙であると考えておりますが、」云々と書かれた文書があります。事業者の見解が述べられているわけですが、翌日の新聞では、「ネ……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。
まず初めになんですけれども、なぜ十一月七日に第二次提案募集を来年の一月十五日までの締め切りでされるというふうになったのでしょうか。第一次、第二次、第三次と、もともとそういうふうに続くと思われてこの構想を、アイデアを募集ということに着手されたのか、第一次のアイデアの内容が薄かったのか、件数が少なかったのか、その辺の事情をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 歯磨きのチューブを絞りに絞ってアイデアをひねり出すというか、そういうことなのかもわかりませんけれども、今おっしゃった件数の中で、地方公共団体が四百二十六のうち二百……
○北川委員 社会民主党・市民連合の北川れん子といいます。 先ほども、農地の飛び地やそれからエリアの拡大、連続性の問題が出ておりました。そして、午前中にも、人に属するのか、そしてまた土地に属するのかという問題点を指摘された委員の方もいらっしゃいました。私は、それプラス移動の問題など、人間が動くということもあわせて、前回少しお伺いをしておりました外国人労働者の受け入れ体制の問題にまつわりながらお伺いをしていきたいと思うんです。 まず、厚生労働省は、特にKSDの問題などで外国人実習生、研修生の問題がいっとき本当に大きな話題になり、多くの日本人に、まあこんなにたくさんの外国の方が日本で働いていらっ……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 本日は、四人の参考人にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。 いろいろ各委員との質疑も聞かせていただいていて、私は、何か四人の皆様それぞれが、ちょっと中途半端やなと、どこか心の底で思っていらっしゃるんじゃないのかなというのを感じた次第であるわけです。 高橋参考人にお伺いしていて感じたのは、一番悩んでいらっしゃって、だけれども再生のために必要と、あるところで見切りをつけて特区を受け入れていこうと御自分の中に決められたときがあったのではないかなというのを、少し聞かせていただいて思ったんですけれども、きょうのお話の中に、効果の……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。
特区というのは経済の活性化の実験場、それと農業の営みとが両立できるのかという視点でまずお伺いしたいと思うのですが、首相が考える農業の活性化とはどういうものであるかというのをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いろいろ食べ物の世界に関心をお持ちの首相の姿が見えたわけです。
日本古来の種子、そういうものを関西でも、京都でも、品質を保持して、外来種ではない日本の古来の種子を使って農業をやろうという人たちとか、いろいろな方たちが多様化、それで消費者も多様化している。ただ、資本主義経済ですので、お金を持っている量に従って五百円の卵と十円の卵に……
○北川委員 社会民主党・市民連合の北川れん子といいます。 きょうの議論を聞いておりまして、民間や地方、国に収集された個人情報が一体だれのものであるかといった点が、今の政府提案のものに対しての強固な廃案の意思を持つ者と、基盤整備であるから必要だという立場の政府との大きな違いになってくると思うんですが、政府の先ほどの答弁では、バランスの上において個人情報というものが収集した側にあるんだと言わんばかりの論調であったと思うんですけれども、その辺のことをまず藤井個人情報室長ですか、審議官でいらっしゃる藤井さんの方にお伺いしたいと思うんです。 「ストップ! 個人情報ホゴ法」という本が出ているんですが、……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。 昨日なんですが、きょうは官房長官が集中して御出席いただくということだったんですけれども、昨日、私どもは、保坂議員が要求をいたしておりました、官房長官の出席を。そうしましたら、事前に事務方の方から、官房長官が答えるにふさわしいかどうかというような問いをされて、制限されているわけです。 官房長官にお伺いしたいんですけれども、このことは、官房長官の積極的な出席の姿勢が見えないことが事務方にこのような発言を生んだのではないかと思うんですが、官房長官のお考えはいかがでしょうか。官房長官にお伺いしているんです。官房長官にお伺いしているんですけれども……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。
きょうは、裁判管轄の問題についてお伺いしたいと思います。
政府案では、開示、訂正、利用停止などの明確な規定を設けることで個人の権利利益を保護することとしていますが、目的外利用、外部提供に対する個人の権利保障としては、利用停止請求と不服申し立てによる行政救済を挙げています。開示、訂正、利用停止については、単に請求権を法で保障しただけでなくて、請求が拒否された場合の行政救済、そして司法救済も含めて権利として保障されたと理解してよろしいのでしょうか。
【次の発言】 今のお言葉では、最近は、行政救済と司法救済を同時並行で請求されている方もいらっしゃる……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。四人の参考人、きょうは本当にありがとうございます。
まず初めにお伺いしたいのは、堀部参考人に、裁判管轄の場合のことをお伺いしたいんですけれども、情報公開法のときの議論というのを多少参考にしながらこの委員会でも議論してきたわけなんですが、今の法体系、個人情報保護法の体系でありましたら、被告人の所在地でしか裁判ができないという形になっておりますけれども、この問題においての公平性という観点から、堀部参考人はどのような御意見をお持ちになっているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 宇賀参考人にも同じ裁判管轄のことでお伺いしたいんですけれども、……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。
まず初めにお伺いしたいんですけれども、適齢者名簿の利用目的の範囲はどこまでなのかということを教えていただけますか。
【次の発言】 先ほども少し混乱をしていたわけですけれども、その適格者名簿という名前自身が七〇年代に疑問視され、適齢者名簿になってきたというんですが、その募集というのが、七〇年代の議論を見ましても、結局、募集であれば、宣伝ということに限定するならば、適格者名簿というものは要らないんじゃないか、徴兵名簿につながるものであり、要らないのじゃないかという議論があって、その中で名前が変わって適齢者名簿になったという経過があるようなんです。
……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 きょうは、昨日から問題になっています防衛庁の適齢者名簿情報、その問題と行政の個人情報保護法の方を絡めて質問させていただきたいと思います。 きのう、宇田川局長のお話などを聞いていますと、依頼された自治体が自主的にいろいろな情報を提供していたというような御答弁があったわけですが、自衛隊法の、法律と施行令で縛りがあって行っていたことであるにもかかわらず、自治体間によって提供の仕方に格差があった、そういう問題が判明してきまして、自治体によっていろいろと対応が違っていたということがわかりましたが、自治体間で提供する情報の内容が異なるというのはどうして起……
○北川委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、内閣提出、個人情報保護関連五法案に反対の討論を行います。 一昨年三月末に提出された政府案は、表現の自由、報道の自由等を制限し、個人情報保護の法制度としても欠陥が多く、私たち野党四党を初めマスコミや市民団体等からの激しい反対を受け、昨年末、廃案となりました。 今回の個人情報保護関連五法案は、メディア規制というほんの一部について修正しようとする小手先の修正提案であり、各界の不安や疑問に真摯にこたえようとするものではなく、何とか法案を通すための妥協にすぎないものと言えます。 まず、民間法制は、自己情報コントロール権の規定が不明確、不十分であるこ……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。
まず初めに、細田大臣になんですけれども、一月二十七日、名古屋高裁で出されました、「もんじゅ」の原子炉設置許可処分は無効、安全審査のやり直しを命じる、そういう判決が出たわけですが、この判決に対する御認識の方からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 当時は万全の科学的な知見だったということをとうとうとお述べになったと思うんですけれども、高裁判決というのは、事実の認識と、それから安全審査においての認識というものは、もう判断が出て無効であったというふうに言っているわけですから、今の大臣の御答弁、そして所信のところにも入れて……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 私は、まず私の立場というか、どういう考え方で次の議論を進めるかというのを申し上げたいと思うんです。 第一次生産物というのは、自然の状態を尊重した生産を実現することを目指して、そこから供給できたものを供給する責務というのを国が持つべきである。 例えて言えば、もう一つ言えば、環境は複合汚染で汚染しないように、いろいろな、大気の中の環境とか土中の環境とか、それもリスクを下げていく、危険度を下げていくというのを国の責務とするべきである。 もう一つは、今回、健康という言葉がすごく取り上げられているんですが、昨年、健康を維持するのは国民の責務と……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。本日はどうもありがとうございました。 私は、人類というのは食品や食料を食べないと生き続けることができないということと、種の保存といいますか種の伝達といいますか、そういう面からも、今回の食品安全基本法はとても大きな意味を持っていると思うんですけれども、その割には、実効性の担保も権利、責任の範囲の明確な限定もないというところが気残りになっているんです。 まず初めに、全参考人にお伺いしたいんですけれども、高橋参考人のお言葉の中にゼロリスクはないというお話もありましたが、前回の委員会での議論のときに、リスクというのは日本語に直せば危険という意味だ……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。
きょうは、再度確認をするという意味で質問を行わせていただきたいと思います。
第二十三条では、食品安全委員会は「自ら食品健康影響評価を行うこと。」になっているが、この「自ら」という形容は、どういう意味を持っているのでしょうか。この「自ら」を削除した場合、行政府に何か問題が出てくるのか、お答えください。
【次の発言】 今の御答弁は、関係大臣からの諮問がなくても食品安全委員会が評価を行うことができると。もし「自ら」という言葉がなければ、諮問がなければ安全委員会は動けないことになるということですね。
そうすると、この「自ら」が入っているがゆえに、一……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 本日は、まず初めに、政治家と暴力団、普通の市民社会生活では出会うことが少ないと思うんですよね。報道等を通してはよく聞く名前というか主体者であると思うんですけれども、その交差点に警察という、交通事犯では市民社会生活では出会う人たちとの関係という点から、少しだけお伺いしたいと思うんです。 警察も、暴力団と言われる方たちの世界も、それから政治家の世界というのも、一般的にはなかなか中が、内部がどうなっているのかわかりにくいということがあろうと思うんですが、今回の松浪議員の件で報道を二、三見ていますと、四月十六日の読売新聞に、ムカエ氏とお読みするんでし……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。
今の吉井議員の、多少ちょっと続きということでお伺いしたいんです。
先ほど、別件で家宅捜査を行った際にたまたま特殊開錠用具が発見できた場合に、幾ばくかの質疑応答があるんだろうと思うんですが、その場合には現行犯逮捕ができるというふうにおっしゃったように思うんですが、その辺、もう少し詳しくおっしゃっていただけますでしょうか。
【次の発言】 現行犯逮捕ができるというふうに使われるということなんですが、今は多少明確な事例ということで、グレーゾーンの事例ではないのをおっしゃったんですけれども、そういう場合は間々あると思うんですね。そのときに、この法文三条……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子なんですけれども、今私は、前段の吉井委員の御発言に対して鴻池大臣が、いや、まあそういう悲観主義的なところは聞いていなかったと言われたのをちょっとどきっとして思ってしまった。(鴻池国務大臣「そんなこと言っていないよ、外国の話を聞いていなかったと言ったんだ」と呼ぶ)ああ、そうですか、外国の話は聞いていなかった。 トータル的に、ぜひ一人一人の委員が言う発言に対しては、聞いていなかったと言われると何を質問してもしようがないというふうにも思わざるを得ない面もありますし、今、もう本当に委員の皆さんもいらっしゃらないぐらいのところでの審議というところで、五、六名の委……
○北川委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました構造改革特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場で討論を行います。 今回の法案には、自治体からの要望を受けとめたとして、七本の法律の特例措置が追加されています。その中には、特区として是認できるものや一定程度理解できるものも全くないわけではありませんが、社会的規制の観点から見て、決して看過できない重大な問題点が含まれるものとなっています。 まず、学校教育法の特例についてです。 株式会社の教育分野への参入は、株式会社が利益を第一と考えるため、株主配当を優先させ教育研究に十分再投資しないのではないか、収益が……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。
この法案は議員立法だとお伺いしているんですけれども、この議員立法が立法化されるまでの間に大きな議論の分かれ、相違点というのがあったと思うんですが、手短に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 私ども社民党は、議員連盟にも入っておりまして、立法化をされるという前提のもとで一緒に共同作業にも携わらせていただいておったのですが、実は具体的な文言の提案というものもさせていただきました、今、中山提案者の方からはその点の指摘がなかったんですけれども。
実は、清水澄子前参議院議員の方から、前文に、結婚及び出産は個人の選択にゆだねられるものである、そし……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。本日は、四人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。
まず最初に四人の皆さんにお伺いしたいのですが、先週この議論を立法者の方たちをお迎えしてやったわけなんですが、そのときお伺いしておりますと、社会環境の充実の方は幾ばくか進んできた、非婚化、晩婚化、そして夫婦の出生力の低下、ここに少子化の原因があるということに視点のポイントを大きく置いて御答弁をされていたんですけれども、この視点の置き方、これに対して参考人の皆様はどうとらえていらっしゃるかをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 法律のひとり歩きの言葉もあったんですが、非婚はいけな……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。
本日は、きょう提案されました修正の部分を中心にお伺いをいたしたいと思うんですが、きょう出された修正は、繰り返しになるかもわかりませんが、九四年のカイロ人口会議における決定に基づく理念に立った修正文言と理解してよろしいのでしょうか。
【次の発言】 先ほどから何度も、出産する、しない、そして、いつ、何人とかというのは個人の決定というのを強調されて言っていたんですけれども、私は、今回の修正された文言が、何度か読み返してみたんですけれども、憲法の二十四条に結婚は両性の合意に基づくというものがありますが、その範囲を出るものではないのではないかという気がい……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。
ちょっと順番を変えてお伺いをいたしたいと思います。
文科省の方に毎回出てきていただいていたんですが、質問が、前回も前々回も時間がなくて申しわけありませんでした。
きょうは、ゆとりある教育というのは、学歴の偏重を解消するために使った言葉だというふうにあったんですが、文科省で使われているゆとりある教育にはその精神が入っているのか、そして、文科省で使われているのは、一番ポイントとして、ゆとりある教育を何に重きを置いて使われているのかをまずお示しください。
【次の発言】 今回の立法提案者の趣旨と、文言は同じだけれども、少し違うというのを確認させてい……
○北川(れ)委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。
まず、提案者にお伺いしたいんですけれども、昭和の日とすることに国民の支持を得ているという認識でいらっしゃるのかどうか。先ほどの御議論の中では、具体的な世論調査もせず、けれども、さまざまであるというのはそのとおりだというような御答弁もされているんですけれども、この点をまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 提案者の周りの方は賛同の方が多いということなんですけれども、賛同が多いか少ないかではなくて、私がお伺いしたいのは、異論の有無なんですね。
さまざまな意見があるというのはそのとおりだというふうに先ほどお伝えになりましたけれ……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。本日は、どうもありがとうございました。 林崎先生はマウスの御専門だというふうにお伺いしておりまして、理研のホームページでも「マウスcDNAクローンの利用」という欄で「当研究所では今後さらに、全長シーケンスを完了し、機能アノテーションを付与した完全長cDNAクローンについても、随時、国内外の希望者が利用できるようにしていきます。」というような発信もされているのですが、ヒトとマウスなんですが、これからの市場の有用性、関西弁というか大阪弁で言えばどっちがもうかりますかという点では、どのようにお考えになっていらっしゃいますでしょうか。
○北川分科員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いいたします。 まず初めに、私、二月九日、大阪でありました蒸気発生器細管検査装置に関する説明討論会という、核燃料サイクル機構と市民との間で持たれた会に参加をしていたのですが、そこでいろいろ「もんじゅ」について議論がなされました。 九五年の事故から六年ほどたつわけなんですが、今再開に向けての準備が、福井県議会それから敦賀市議会において、重点施策の一つとして、重大事故として現地受け入れ地域での議論が始まったということもあり、一つの再開に向けての山場が迎えられているということでお尋ねしたいと思うんです。 その議論の経過を聞いてお……
○北川分科員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 きょうは、住民基本台帳ネットワークシステムが、八月五日から十一けたの番号が施行される、その前に今、拡大についての答申などをされているといった段階で、少しお伺いをしてみたいと思っています。 私は地方にいまして、杉並区の山田区長のとられた行動に関心を持って見ている立場だったんですが、杉並区住民基本台帳に係る個人情報の保護に関する条例、これは今どうなっているかわかりませんが、杉並区のように、自分たちの自治体が一部歯どめをかけられるような形でこの住基ネットに参加するというふうな表明をしている自治体は、今の日本の中で名乗り……
○北川分科員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 きょうは、機密費の流用事件の発覚から、これは二〇〇一年の一月一日という、記念すべき日になったわけですが、読売新聞に載って一年半がたち、そしてこの年、いろいろと揺れに揺れました。今なお外務省というのは、疑惑と事件が一年半の間に次々出てきまして、注目される省庁であるということには変わりがないというふうに思っています。去年十一月三十日の記者会見では、田中前外務大臣がこんなふうに言葉を締めくくられておりました。「在外に出ても、本省内においても。これは一度革命が起こらないと無理であろうと申し上げて、自分の話を終わらせていただ……
○北川分科員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 きょうは、ことしの二月の八日に出されました「アフガニスタン復興支援国際会議」に係るNGOをめぐる外務省の対応に関する調査結果、それからもう一つは、それもことしの三月四日の北方四島住民支援に関する調査結果報告書と、そして四月五日、先週新聞報道になりました、二〇〇〇年の自民党の国会議員団のサハリン訪問における状況においての問題で、前者の二点については情報公開制度の絡みでお伺いします。そして、後者は、いわゆる便宜供与、先ほどもお言葉の中に、ほかの議員からの質問にもありましたけれども、便宜供与ないし官官接待、機密費という形……
○北川委員 国際社会における日本のあり方と、先ほど民主党の今野東委員もおっしゃいましたが、憲法と難民について述べさせていただきたいと思います。 日本国憲法がその信頼を置いた国際連合の理念は、一九四八年十二月十日の第三回国連総会にて採択された世界人権宣言に明確にうたわれています。それによれば、すべて人は、迫害を免れるため、他国に避難することを求め、かつ避難する権利を有していると定めているわけです。 帝国憲法改正案を審議した衆議院の委員会において、当時の国務大臣である金森徳次郎は、一九四六年七月一日、政府案の趣旨説明においても明白でありました。すなわち、憲法の前文は、日本が当時の時代認識を背景……
○北川小委員 どうもきょうはありがとうございました。
私は、ここへ来て一年八カ月という日にちを送ったわけですけれども、来て一番びっくりするのは、やはり党議拘束という問題ですね。それともう一つは、与党の質疑時間が多いという仕組みのことなんですが、党議拘束については先生ちょっと書いていらっしゃる部分があったので、後半の、与党の質疑時間が長いという点について、先生、どう思うかをちょっとお聞かせください。
【次の発言】 それはすごく思うんですね。この後、自由討論という場面があるらしいんですが、そういう形というのは国会では委員会でさえない。間接話法で、私たちは行政を通してしか何か議論の仕組みがないよう……
○北川委員 社会民主党・市民連合の北川れん子と申します。 私は、二〇〇一年の十月、ちょうどアフガニスタン空爆が始まった折にパキスタンを訪れ、そして十一月、アメリカのバークレーを訪れた経験があります。 そのときに、日本国憲法の英文の文書、これを携えて行ったわけですけれども、そこで出会ったパキスタンの普通の人々に、日本にはこういう憲法があるんです、私たちはこの理念と精神に沿って政治活動を行い、そして市民も生きていく、そういう社会をともに世界が歩めるようにしていきたいというお話をすると、パキスタンで言われたことは、では、なぜ日本はアメリカと一緒になってアフガニスタンを空爆するんだということを鋭く……
○北川委員 私自身は、今、皆様方の御議論を聞かせていただいていて、最高権力者じゃない元首という定義の仕方がわからない。 それで、元首というのは、先ほどどなたかのお言葉の中に、使うか使わないかは別としてという御発言をされた方もいらっしゃいましたし、元首という言葉の定義が今の議論をされている皆さんの中で一致をしたものではない中で賛成するとかしないとかと言うのもまた難しいという、先ほど島委員が聞かれた御質問に対しても、明確な回答というのを、言葉の定義と法律用語的にどうだというのを今論じることが不可能であるならば、賛成するとかしないとかという言い方をこの場でするのはとても難しいというふうに私は感じて……
○北川委員 社民党の北川れん子と申します。 先日の、園部参考人が、一番初めに、新憲法は新理念だというふうに切り出しをされました。私も、そうだというふうに思います。それで、新理念になったときに真に継承されたのは名称と一定の象徴機能だけであり、日本国憲法下で、象徴天皇制は、国民主権、議会制民主主義、人権尊重などという新しい憲法原理と共存するものとして存在しているというふうに思っています。 国事行為のお話がありましたが、国事行為の助言、承認者と実質的な決定権者は全く違うということは、理論的に成り立っているわけであります。そして、私は、あの折にも申し上げましたけれども、国事行為はもうふやせないとい……
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 明治憲法制定前に出された私擬憲法草案、およそ九十四案近くあったと言われていますが、例えば立志社や交詢社、また植木枝盛の日本国国憲按、憲法草案を見てみますと、特に国民の権利を規定した条文が充実しており、現代にも通用するような死刑の禁止や拷問の禁止まで範囲に入れられており、実際、びっくりいたしました。私擬憲法草案が出された時代から現憲法に流れている主体的市民意識が、明治時代の諸先輩の方々から脈々と続いているという印象を受けました。 GHQが参考にしたと言われる憲法草案要綱作成者の一人である鈴木安蔵氏は、私擬憲法草案の一つである植木枝盛の東洋大日本……
○北川委員 小林参考人から「基本的人権と公共の福祉(権利と義務)――国家・共同体・家族・個人の関係の再構築の視点から」をお聞きし、日本国憲法はアメリカ憲法以上にコミュニタリアニズムの原理と一致する規定を相当体系的に含んでおり、したがって、コミュニタリアニズムの観点からすると世界に冠たる理想的憲法ということになる、したがって、この点においても憲法改正の必要性は存在しないとの部分は特に印象に残り、力づけられたところであります。 リベラリズムとコミュニタリアニズム、この両方を批判する人々ともに共通しているのは、日本は非常に排除性の高いコミュニティーだという認識です。 リベラリズムが自由主義と訳さ……
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。きょうは本当にどうもありがとうございました。 実は去年は、住基コード入りの、番号入りのはがきというものが世帯単位で配られたんですけれども、私自身は、市の窓口と県に異議を申し立てした一人なんですね。というのは、よく言う、ほっといてもらいたい、私に番号なんてつけないで、そういう気持ちと、もう一つは、私の知らないところで私が知らない私の情報が積み上げられていくのではないか、そういうおそれというか恐怖心みたいなものとがありまして、未成年の子供も抱えているものですから、結局、窓口に通知を返しに行くという行為と、そして、自分の町には、情報公開、個人情……
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子です。きょうは本当にどうもありがとうございました。
先生が書いていらっしゃるレジュメの中で、民衆からの公共性の形成というのが書かれているのですけれども、今の日本の現状、それはどういうふうに認識をされていらっしゃるのでしょうか。
【次の発言】 そのところで、御主張されているコミュニタリアニズムは根づくかどうかといった点があると思うのですが、中間集団に、家族、共同体、NPO、NGOというふうにお書きになっているのです。国家というものと個人を二項対立ではなくて、その中間に、家族、共同体、NGO、NPOを持ってこられているのですけれども、この中間集団というも……
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 きょうは、二人の参考人、本当にありがとうございました。 まず、中村参考人の方にお伺いしたいと思うんですが、先ほども憲法の二十七条の問題が少し触れられたと思うんですけれども、今の超資本主義社会という域に達していく中、労働基本法の改正などで、基本的に労働基本権というものが確立されたものから、私から見ると後退というふうな流れも出てきている状況の中で、勤労のありよう、勤労を保障するという国の責務なんですけれども、今の状況を中村参考人はどういうふうにお感じになっているのかを少しお伺いしたいと思います。
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。本日は、どうもありがとうございました。 私は、先生が帝王学のお話を言われて、今、男性、女性にかかわらず、帝王学というものを受けた場合は性差というものは余り関係ないのではないかなという立場をとっているんです。先ほど言われた第一子論なんですが、今、女性天皇説の議論が大きくなってきているんですけれども、私は、女性天皇論というのには慎重であるべきだという立場をとっているんです。先生が言われているきょうの第一子論は、男女平等論という面からではなく、維持をする、存続をする意味においての第一子論であるのかどうか、もう少し詳しくお伺いしたいのです。
○北川小委員 社民党の北川れん子です。本日は、どうもありがとうございました。 今の話の関連からいくと、私自身もきょうは参考人が五分説を提案というか提議されたので、少し今戸惑っているわけですね。 というのも、おっしゃったように、公的行為というのは、法的根拠はないと。そして、憲法学界では、三分説さえ疑義をもたらすという声が多く、二分説で厳格にやることで象徴天皇というものをあらわしていくというふうに今憲法学界ではなっていると思うんです。 きょう、あるべき姿として五分説を出されたというところにおきますと、どちらかというと新憲法下ではない、旧憲法下に近い御提示ではないかというふうに思うんですが、そ……
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。きょうはどうもありがとうございました。 二人にお伺いしたいんです。憲法があって、一般法があって、授権しているという言葉遣いになるんでしょうか、授権している部分が多いと思うんですけれども、憲法の理念というものが一般法にどう組み込まれ表現されているかということの検証というのが必要だろうというふうに思うんですけれども、お二人は、今の一般法を見ていてお気づきの点とか、憲法と照らし合わせてどうお感じになっているのか、具体的なものがあれば具体的なものを教えていただきたいし、トータル的にどう思っているかということを少し初めにお伺いしたいんです。
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。きょうは、どうもお話ありがとうございました。 ちょうど明治憲法と日本国憲法、制定から大体六十年ぐらいとんとんでたってきたというところに来たと思うんですけれども、先生のきょうの制定のときのお話というのは、割と国家の少数の方々の本当に長きにわたる論争の中から生まれてきた、結実したものであるというお話であったと思うんです。 昭和に至るまで、明治憲法というのが発布されていくわけですけれども、どうなんでしょうか。国民というのか、当時は臣民と言われる人たちにとっての明治憲法というものに対する理解とか、明治憲法の中で私たちの日本の国民という意識という……
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子です。本日はどうもありがとうございました。
きょうのレジュメにお書きいただいております、参考人の方は、主権在民、民主主義、人権尊重というふうな三本柱をお書きいただいているんですが、通常は、主権在民、平和主義、人権尊重というのが日本国憲法の三大柱というふうに伝えられ、教えられていると思うんですね。ここで大きく違うのが、平和主義のところを参考人のでは民主主義というふうになるという点において、この辺は、あえてその三本柱から平和主義を外されたのか、その辺の思いを少しお伺いしたいと思うんです。
【次の発言】 平和と言いながら銃を撃つという感じの平和という問題に……
○北川小委員 本日は、どうもありがとうございました。社民党・市民連合の北川れん子と申します。 私は、お話をお伺いしていて、阿部町長がおっしゃった議員が要らなくなるというお話の中で、端的に言えば三十五億円の経費節減になるんだというお話をされたんですけれども、実は、生活のライフラインとかが一定程度整備され、人々の暮らしというのが戦後の復興期の中で先人の人たちの努力の上で立ち上がってきて、一定暮らしに関しての落ちつきを持った今、どちらかというと、賛成、反対の議論が屹立するというか二分するような問題というのが昨今は提起されております。 例えば、有事法制の是非について、原子力発電所の誘致の問題とか、……
○北川分科員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。
きょうは、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」にかかわる原子炉設置許可処分の、無効であるという確認が名古屋高等裁判所で一月二十七日に出たということを受けて、質問させていただきたいと思います。
まず最初に、今、期限の三月二十八日に向けて担当チームが組まれたということなんですけれども、上告理由を、どのような省のどのような部署で、何人ぐらいでまとめていらっしゃるのか、教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 今、十五、六名の皆さんで鋭意上告をまとめていらっしゃるということなんですが、といたしますと、これには原子力安全委員会は入っていないというこ……
○北川分科員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。 きょうは、九九年の改正住基法及び先日来から問題となっておりました全銀協のパンフレットの件についてお伺いをしたいと思うんです。 まず最初に、全銀協が二月十日付で出した「本人確認法事例・解釈集の訂正について」というのがあります。その中で、「当該コピーを破棄する。」ことというふうに明記をされているんですが、この点については、金融庁にも先日確認をいたしましたが、了解をしたというふうに言っておりました。総務省はこの文書の作成にどうかかわっていらっしゃったんでしょうか。
○北川(れ)委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 アフガニスタン戦やイラク戦はまだ終了しておらず、しかも、反テロ世界戦争は北朝鮮やイラン、シリアなどに拡大する危険性を残しています。 イラクに駐留するアメリカ兵、イギリス兵の犠牲者が毎日のようにふえています。兵隊だけが犠牲になっているのではなく、それを上回るイラクの一般市民が犠牲になっています。報道では少なくとも七千人以上との数字が出されており、軍事力という力だけを振りかざした結果が対立を生み出しているイラクの現状を見ると、軍事力だけでは、イラクの一般市民どころか、治安のためだとイラクに駐留する諸外国の兵士の安全すらも確保できないのが現実……
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