このページでは鈴木克昌衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鈴木克昌衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○鈴木(克)委員 冒頭に、ちょっと一枚パネルを使わせていただきますので、お許しをいただきたいと思います。 民主党の鈴木克昌でございます。 ちょっと私ごとで恐縮でありますが、私は愛知県の蒲郡という町の市長を務めてまいりました。したがって、まだ市長の感覚が抜け切れておりません。どうしても目線が、地方の目線でいろいろとお尋ねをするということになろうと思います。なかなかまだ国会議員になり切っておらないということで、ひとつそういう目線での質問がありましたらお許しをいただきたい、このように思います。 それでは、所得税法等の一部を改正する法律案、そして平成十六年度における財政運営のための公債の発行の特……
○鈴木(克)委員 おはようございます。鈴木克昌でございます。 竹中大臣と初めてこうして意見を交わさせていただけるわけでありまして、ひとつよろしくお願いをいたします。 きょう、私は、金融機能の強化のための特別措置に関する法律案ということで四点通告をさせていただいておるわけでありますが、先ほど来、きのうからではありますけれども、お話を聞いておって、冒頭に大臣にお伺いしたいんですが、抜本的組織再編と合併というのはどう違うんですか。私は何回聞いておっても、結局同じことを言っておるとしか思えないんですよ。私、レベルが低いですから、わかりやすく教えてください。これは、言葉の遊びを三十分も一時間もやって……
○鈴木(克)委員 それでは、私からも少しお伺いをしていきたいと思います。 谷垣大臣は、きょう午後御出発でございまして、さわやかな気持ちでお出かけをいただきたいと思うんですが、その前にちょっと幾つか課題を整理してお出かけをいただけたら、このように思っておりますので、お伺いをしたいと思います。 私は、日本の将来の姿を財政金融面でもう一度きちっと総括してみたいというふうに思っています。 新聞報道を見るまでもなく、雇用はよくなったし、株価も上がったし、景気は間違いなく着実に回復に向かっておるということでございますが、先ほど山本委員からも話がありましたように、規模格差とか業種格差とか地域格差とかい……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 ただいまのやりとりを伺っておりまして一つ私が感じたことは、私がもちろん答弁できる資格がないことは前提でありますが、この国は限りなく官尊民卑だな、この底流に流れておるのは明らかに官尊民卑だ、もう一切合財がそういうふうに理解をすると非常にわかりやすい議論だな、このように思って私は聞いておりました。まあ、通告に基づいて少し質問をさせていただきたいと思います。 我が党の中塚議員から議員の年金未払いの問題についてはいろいろと質疑がありました。実は、私も、今回の一連の騒動が起きたときに、だれに聞いたかといいますと、家内に電話をかけて聞いたわけですね。お……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 きょう私は、財政健全化、そして三位一体の改革という二点に絞って御質問をさせていただきたいと思いますが、これは申し上げるまでもなく、財政を健全化していく上において三位一体は欠くべからざるものでありますし、この三位一体の目的というのは財政健全化であるということでありますから、まさに表裏一体だというふうに思います。そこで、順次それぞれ関係省庁にお伺いをしてまいりたいというふうに思います。ただ、三位一体につきましては、関係省庁が非常に多いので大変御迷惑をかけますが、その点よろしくお願いを申し上げます。 三位一体改革をめぐる十月二十六日の国と地方の協……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。よろしくお願いをいたします。 金融先物取引法の一部を改正する法律案について、順次御質問をさせていただきたいというふうに思っています。 まず最初に、シティバンクに対する行政処分と金融サービス法ということで、その観点から御質問をさせていただきたいというふうに思うんです。 「世界最大の金融帝国、シティグループが揺れている。欧州で相場攪乱を招いたのに続き、日本でも富裕層対象のプライベートバンキングからの事実上の追放処分を受けた。なりふり構わぬシティの儲け主義は、銀行・証券・保険の垣根を崩すことで巨大な金融グループを誕生させようとする米国の戦略の負の……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 私も、特殊法人等改革推進本部というところで今こういった関係を勉強させていただいておりますが、きょうは、財団法人自治体国際化協会、CLAIRと申しますが、ここのことにつきまして少しお伺いをし、最後に大臣から天下りについてのお考えをお伺いしたい、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 実は、平成十五年度のCLAIRの決算書を拝見いたしました。ずっと歴年の動きを見てまいりますと、実は、海外事務所開設準備等積立資産、こういう科目があるわけですが、これが何と百二十三億円たまっておるんですね。海外に事務所を開設する準備ということで……
○鈴木(克)委員 理事の皆さんや委員の皆さんの御理解をいただいて、お時間をいただきました。一時間にわたって、日ごろ私が考えておる、今までの経験に基づいた、いろいろの角度で質問をさせていただきたいというふうに思います。 私は、地方の目線で今回ぜひ質問をさせていただきたい、このように思っておりまして、まず、私のところに友人の市長から一通の手紙が参りました。それをちょっと御紹介させていただいて、三ページにわたっていますので中は少し略させていただきますけれども、要点だけ申し上げたいというふうに思います。 補助金の廃止・削減と地方交付税の見直しと税源移譲と一体の改革であってこそ「三位一体改革」であ……
○鈴木(克)委員 民主党・無所属クラブの鈴木克昌でございます。 きょうは、財務大臣、谷垣大臣に、九十分間という許された時間の中でしっかりと質疑をさせていただきたい、このように思っております。 基本的には、今、修正の提案がなされましたけれども、私も、この二つ、所得税法の一部改正、それから財政運営のための公債の発行、これはやはり修正すべきだ、こういう視点でその理由を今から申し上げていきたいというふうに思います。 早速ですが、一般歳出は昨年度と比べて〇・七%減、これは三年ぶりに前年度を下回った、それから、一般会計の総額も〇・一%増であるけれども四年連続で緊縮型を堅持した、一般会計の国債依存度も……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 保険業法の改正について、私からも質問をさせていただきたいというふうに思います。 パッチワークとは、色や大きさのさまざまな布ぎれを継ぎ合わせて変化に富む模様をつくり出す手芸、またその作品のことであります。 なぜこのようなことを申し上げたかということでありますが、本法案についても、ここ数年、法の見直しや整備等が重ねられ、そして、これからもまた幾つかの法が整備をされていくというふうに思うんですが、この間の金融庁の動きを見ておると、どうしてもパッチワーク的な動きだとしか思えないわけでございます。したがって、工芸品や芸術品をつくるならこれでよいわけでありま……
○鈴木(克)議員 ただいま議題となりました証券取引委員会設置法案につきまして、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 総会屋への利益供与、特定顧客への損失補てん、相場操縦、インサイダー取引など、我が国証券市場は不公正取引がまかり通ってきました。また、最近においては、ニッポン放送をめぐるライブドアとフジテレビのMアンドA合戦や産業再生機構が支援中のカネボウの粉飾決算、西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載など、問題が立て続けに起きています。これらの問題の根底にあるのが、一般株主、個人投資家不在の証券市場という現状です。 一般株主、個人投資家が寄りつかない証券市場は、株式持ち合い企業と機関投資家……
○鈴木(克)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、証券取引法の一部を改正する法律案及び修正案に対し、賛成の立場で討論いたします。 近年、有価証券報告書の虚偽記載やMアンドA合戦など、会社法及び証券取引法をめぐる問題が大きくクローズアップされています。証券市場の公正、透明性が失われるような事案が続発し、まさに我が国の資本主義が揺らいでいると言っても過言ではない状況です。こうした中、六十年ぶりの商法の抜本改正となる会社法案と、証券取引法改正案が提出されました。 金融庁は、当初、今回の証券取引法改正案の柱は継続開示義務違反に対する課徴金制度の導入であると説明していましたが、内閣法制局の審査……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 四名の参考人の皆様方、本当に御多用の中ありがとうございます。限られた時間でございますが、私から御質問させていただきたいというふうに思います。 まず、東京大学の先生でもあり金融審議会委員でもあります神田参考人を中心に先にお伺いをして、後、時間の関係で、ほかの参考人の皆さんにもお伺いしたい、このように思いますので、よろしくお願いいたします。 今の我が国には、少子高齢化や年金問題、凶悪犯罪による治安の悪化など、さまざまな不安要素が多数渦巻いております。こうした中で、市民を取り巻く金融資本市場環境は、資産を銀行に任せておけばよかった時代から、みず……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。許された時間、御質問をさせていただきたいというふうに思います。 今、国政と地方政治を問わず、国民の政治不信は非常に高まっておるわけでありますが、かねてから政治倫理の確立が叫ばれております。しかし、政治家の不祥事が後を絶たないわけでありますけれども、まさにこれは民主政治にとってゆゆしい問題だ、このように思っています。政治倫理の確立はまさに緊急の課題だと言っても過言ではないというふうに思うんです。 実は私、きょう、五月二日の新聞を持ってまいったわけでありますけれども、政治団体清和会、清和政策研究会、自民党森派でございますけれども、実際は党の政策活動費……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 私は、きょう四点についてお尋ねをしてまいりたいというふうに思いますが、まず第一点は、外為特会、そして財政融資資金特別会計の余剰金、積立金の問題、これはある意味では隠し財源ではないか、こういう視点でお伺いをしたい。それから、生保、損保の問題、これは社会的に大きな問題になっていますが、これが今どんなふうになっておるのか、また監督官庁としてどういうふうに処理をされていくか、指導されていくのかということ。三番目にカジノ導入ということで、入るをはかって出るを制すということもありますので、財政収入の、税制の一環としてカジノを導入するお考えはないのかというよう……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 私も鷲尾委員に続いて少し質問させていただきたいと思いますが、今回、銀行法が出されたときに、私は正直言ってどういうふうに思ったかということでありますが、これは郵政民営化法案に翻弄された銀行法改正だ、こんなふうに実は率直に感じました。以下、理由を申し上げていきたいと思いますが、別にこれに対して答弁をいただきたいということではありませんけれども、私の思いというか考え方でございます。 伊藤大臣は、今回の銀行法の提案理由の中に、利便性と銀行経営の効率化に資する重要な制度改革だ、こうおっしゃっていますよね。それから、この法案は利用者利便を高める上で非常……
○鈴木(克)委員 結論から申し上げて、私は、国民投票法案はできるだけ早く制定をすべきだ、こういう考え方にあります。 我々は、十八歳からの投票権、そしてメディアといいますか、この運動については原則自由とする、それから、メディア規制は極力行うべきではないという基本的な考え方をいたしておるわけであります。 一つずつ私の見解も添えて申し上げたいというふうに思うんです。 まず、十八歳の問題でありますが、私は、この際、ぜひ十八歳に下げるべきではないかと、むしろ推進論でございます。俗っぽい言い方をしますと、未成年ということをよく言いますけれども、私は、果たして二十が成人である、ないを分けるのにふさわし……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 きょうは、両参考人、本当にありがとうございました。お話を伺っておりまして、大変わかりやすい御説明をいただいたな、このように思っております。我々は、改憲、そして創憲、論憲、加憲、いろいろとそれぞれの立場で議論をしてきたわけでありますが、今やはり一番大事なのは、知憲、憲法を知るということが最も大事ではないのかな、こんなことを実は感じながらお二人のお話を聞かせていただいたわけであります。 今井参考人は、「はじめに」というレジュメの中で、いわゆる選挙と住民投票、国民投票の違いは、選挙は人を選ぶけれども、住民投票、国民投票は事柄を選ぶんだ、これは当た……
○鈴木(克)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、民主党提出の国会議員互助年金法を廃止する法律案に対して賛成、自民党、公明党提出の国会議員互助年金法を廃止する法律案に対して反対の立場から討論をいたします。 与党提出案に反対する最大の理由は、同法案が現職議員にとって極めて有利なものであり、実質的には現在の議員年金制度の延長にすぎないことです。与党案では、現職で既に年金受給権が発生している議員については、将来の年金受給が選択できる制度となっています。これでは、現職議員にとって何ら痛みがありません。また、今後四十年、五十年の長きにわたって現行制度に基づく年金給付が継続する可能性があり……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 私も、今議題になっております、簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案の中で、とりわけ公務員制度改革を中心にお伺いをしていきたい、このように思っておるわけでございます。 まず、改革というと、やはり新しいチャレンジをしていくと同時に、過去を振り返って、歴史をきちっと踏まえていくということも必要ではないのかな、このように思うわけでございます。 公務員制度改革について、大きな流れを今さら申し上げる必要もないかもしれませんが、平成九年の十二月に行革最終報告書が出されたのは御案内のとおりであります。そして、公務員制度改革の基本方向に関……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 私からは、財政を中心に、各般にわたって少し両大臣の御所見を伺ってまいりたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、財政の健全化ということで御質問をさせていただきたいと思いますが、これは、きょう午前中に、我が党の岡田議員が予算委員会でも同様の御質問をさせていただいておりますが、私からも改めてお伺いをしたい、このように思っております。 財政を健全化するには経済成長をどのように見ていくかということがポイントであることはもう言うまでもないと思います。ついては、最近の報道を見ますと、この成長論争について、政府・与党内であ……
○鈴木(克)委員 それでは、私からも御質問をさせていただきたいというふうに思います。 今、三谷議員から特会について非常に厳しい指摘があったわけでありますが、考えてみれば、我々に課せられた国民からの期待というのは、国の無駄遣いを何としてもとめてくれ、そして真っ当に働く者が報われる社会をつくってくれ、こういうためでありますので、本当に、今から私も一時間ほど御質問させていただきますが、ぜひひとつ、そういう意味で真摯な議論をさせていただきたい、このように思っておるところであります。 私は、きょう、昨年の十一月二十一日に出された財政審の建議をここへ持ってまいりました。長文でありますので全部読み上げる……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 私も少し、日銀の金融政策論を初め今回の量的緩和の解除についてお伺いをしてまいりたいと思います。 きょうのテレビそしてマスコミ等を見ておりまして、九九年の二月以降、ゼロ金利政策が実施されて以来、家計に及ぼす影響というのが、いわゆる利子、国民が本来受け取るべき利子が二百八十三兆円失われた、そして一方、企業には利子の負担減ということで二百六十兆円、そして銀行には利子所得増といいますかということで九十五兆円、また公的資金が五十一兆円投入されたというような数値が出ておりました。また、果たしてこのいわゆる量的緩和というのは期待どおりの効果があったんだろ……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。私も、今回上程されております本法案について、少し御質問をさせていただきたいというふうに思います。 今法案は、今さら私が申し上げるまでもなく、ある意味では国民皆さんが注視をしておる法案だというふうに思います。それは、ライブドア事件を例に挙げるまでもなく、本当に額に汗をしてしっかりと頑張っておる多くの国民と同時に、一方では、民間造幣局とまで言われるような手法でもって巨額な富を一瞬に築いていくというこの構造、こういうものが本当に社会の公正という意味で許されていいのかどうかというようなところが国民の皆さんの期待を集めておるところだというふうに思うわけで……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 参考人におかれましては、本日はどうも御苦労さまでございます。 限られた時間でございますので早速お伺いをしてまいりたいと思うんですが、いずれにしても、今回の法案、一番問題は消費者保護ということを法の精神として終始おっしゃっておるわけでありますが、しかし、いろいろと見ていきますと、どうも自己矛盾といいますか、非常に問題のところがあるのではないかというふうに思っております。法のすき間を埋めていくんだ、こういうお話もあったわけでありますが、しかし、相変わらず、法のすき間は私は埋まっておらないというふうに思うわけですね。 その中で、結局、これも何回もこ……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 本国会も、いよいよ余すところあと数日ということでございますが、国会は終わろうとも、やはり我々は政治家として、今谷垣大臣がおっしゃったように、日本の国は我々の国だ、この借金は我々が返すんだ、国と国民の間にいかに信頼関係をつくるか、こういうことをおっしゃいました、全くそのとおりだというふうに思います。 そこで、今国会、一応あと数日ということになるわけでありますが、この百五十日間を振り返って、そしてまた、これからの日本に向けてどんな思いで今日おみえになるかということをぜひ両大臣に聞かせていただきたい、こういう観点で少し御質問をさせていただきたいと……
○鈴木(克)委員 民主党・無所属クラブの鈴木でございます。 私からも、今回の憲法改正国民投票制度について発言をさせていただきたいと思います。 まず、国民投票制度制定の必要性について申し上げたいわけでありますが、そして、そのことについて笠井委員にちょっと御質問したいと思います。 日本国憲法は九十六条に憲法改正を予定した規定を置いておるわけであります、このことは申し上げるまでもありません。ところが、憲法制定から六十年を経過した現在に至るまで具体的な改正手続を定めた法律を制定していない、このことも御案内のとおりであります。私は、国民主権原理から見て、憲法改正において主権者国民の意思が反映される……
○鈴木(克)委員 両参考人、本当にありがとうございました。大変、まさに参考になるお話を聞かせていただいたなと思って喜んでおります。 私は、大きく二点についてお伺いをしたいんですが、一点は、言うまでもない、放送の中立性ということ、二点目は今議題となっておりますスポットCMについてということ。 まず、放送の中立性ということについて両参考人から御意見を伺っていきたいんですが、国民投票運動におけるメディアの規制ということについて、私ども民主党は、メディア規制は必要ないんじゃないか、基本的にはそういう考え方で参りました。また、与党の方は、虚偽報道禁止の自主規制という規定は必要なんだ、こういう立場であ……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 こうして機会をいただいて質問させていただけることを、まずお礼申し上げたいというふうに思います。 私は、今政府から提出をされております担い手経営安定新法、それから民主党から提出をいただいております法案、この双方について質問させていただきたいというふうに思っておるわけでありますが、今回質問させていただくに当たって、農業の現場の皆さんや農協の関係者、いろいろな方々から御意見を聞いてきました。 特に、政府から出されておる案について、本当にこれで日本の農業は守れるのか、とりわけ、農村社会といいますか、農村体系というのが維持できるのか、強いて言えば、……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 それでは、私は、まず最初に、四百九十億、そして一万九千人もの被害者を出した平成電電問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。 これは十一月二日に、私、総務委員会でも質問をさせていただいたわけでありますが、四百九十億円、そして一万九千人の被害者という、ここまで被害が大きくなった原因をいろいろと調査していきますと、所管の総務省だけではなくて、実は金融庁にもいわゆるその責任の一端があるのではないか、このように考えまして、きょう質問をさせていただきたいというふうに思います。 御案内のとおり、平成電電株式会社は、有名俳優を起用したテレビ……
○鈴木(克)委員 教育特の強行採決の動きがあるということでございまして、議運確認事項に、約束違反だということでございますので、当委員会も委員長にお諮りをいただきたい。冒頭申し上げたいと思います。
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 参考人の皆さん方、本当にお忙しい中、ありがとうございました。また、きょう私も午前中視察をさせていただきまして、お世話になった会社もあるわけでありまして、ありがとうございました。 それで、いろいろと順を追ってお伺いしたいんですが、限られた時間でございますので、単刀直入に数点お伺いをしてまいりたいと思います。 最近のマスコミの報道で、消費者金融会社の融資に際して、借り手に掛ける生命保険の調査結果の状況がありました。その調査結果についてお聞きをするわけでありますが、まず、一件当たりの支払い金額でありますけれども、病死、事故死が六十二・三万円、死……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 今、同僚であります川内委員、かなりこの見直しの部分をお聞きになっておったんですが、私も実は全く同じ思いをいたしておりまして、過日の参考人質疑のときに石井会長がこの見直しのことをおっしゃっていました。どういう立場だか、その数字はおっしゃらなかったんですが、近々のうちにこれは見直してもらわなきゃ困るんだと、我々と全く違う逆の立場ではあったろうと思いますけれども、そういう発言をされたことが非常に私は気になっておりまして、今、川内委員のおっしゃったことについては、本当に大事な指摘だなというふうに思って聞いておりました。 時に、何か私が質問をするときにいろい……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 それでは、私の方から順次御質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、冒頭、団信ですね、これはもうこの審議の中で何遍も出てきておるわけでありますが、消費者信用団体生命保険、これについてお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 きのうも、我が党の長妻議員の質問に対して大臣が、「現行の法令、ガイドライン等では、貸金業者に対して、債務者に対する団信の意思確認の業務までは課しておりませんので、」こういうくだりがございました。そして、個別具体的に、各ケースにおいての意思確認まではしていないと思いますけれどもということで、続いて、後、長妻議……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 委員長のお許しをいただきまして、私、本委員会で三十分ほどお時間をいただき、平成電電に関して御質問をさせていただきたい、このように思っております。昨年の十月三日に民事再生手続を申し立てた平成電電株式会社、このことに関連をして質問させていただきたい、このように思っております。 同社は、御案内のように、有名俳優を起用して大々的にテレビコマーシャルを打ちました。そしてまた、日経、朝日、読売等、大手新聞社に広告を出して出資を募っていたということは委員の皆様方も記憶に新しいことではないかな、このように思っております。 そして、その結果として、一万九千……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 お許しをいただいて、限られた時間でありますが、私からも、平成電電、近未來について御質問をさせていただきたいというふうに思います。 早速御質問に入らせていただきますが、私は、去る十一月二日に本委員会で平成電電について質問をさせていただいたわけでありますが、そのとき、近未來通信も間もなく組織的詐欺として事件になるであろう、このようなことを私は申し上げました。その後、詐欺的な投資スキームで調達した四百億円規模に上がると見られる資金の行方を知る近未來通信の経営者は忽然と姿を消しておるわけでありまして、近未來通信は電気通信事業法における届け出業者であったはず……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 私は当委員会に所属はいたしておりませんが、機会をいただきまして、若干、今議題となっております案件について御質問をさせていただきたい、このように思います。 実は、この委員会で私の経歴を申し上げるまでもないと思いますけれども、私も若干地方で勉強させていただいてきたわけでありますが、個人的に木村筆頭理事さんに恨みも何もありませんけれども、先ほどの鈴木宗男議員とのやりとりの中で、あと三、四分だからという、あの発言については私も正直言って愕然としまして、少なくとも私の経験の中で、ああいうような考え方ということはちょっと問題だなというふうに思っております。しか……
○鈴木(克)議員 近藤委員に、民主党としてこの国民投票の対象そして年齢要件について御答弁をさせていただきたいというふうに思います。 まず、国民投票の対象でございますが、確かに間接民主制、代議制を採用する我が国の統治理念は十分踏まえなくてはなりませんけれども、特に重要な課題については間接民主制を補完するものとして直接国民の意思が表明される機会が保障されてしかるべきではないか、このように考えております。そして、今回はその一体的な整備を目指してまいりたいということでございます。 民主党案では、憲法が定める間接民主制の原則に反しないよう、国政問題国民投票の結果は国やその機関を拘束しないものとし、国……
○鈴木(克)議員 それでは、私の方から御答弁させていただきます。 我々も、一票をお金で買うような行為が国民投票において許されるものではないというのは十分考えておるわけであります。しかし、国民投票運動と政治的意見の表明との区別が明確にできない、主権者たる国民の政治的意見の表明の機会を最大限保障しつつ本当に悪質なケースだけを対象とする構成要件を設けることは困難であるというふうに現時点では考えておるわけであります。 一方で、国民投票においては一億の国民が投票権者であり、その過半数を得なければ買収が意味を持たない、そのような買収を秘密裏に進めるということは非常に困難である、明るみに出れば社会的に十……
○鈴木(克)議員 それでは、民主党の方から御答弁をさせていただきたいと思います。 委員おっしゃるように、今回、本当に政治とメディアというものについて、基本的に、国民、そして我々が考え直さなきゃならない、そういうようなことも十分想定されるというふうに思うんですね。 ただ、やはり国民に対して憲法を改正するということに関する情報や意見が本当に適切に伝わっていくということが大前提だというふうに思うわけですが、そういう中で、なぜ七日間かということについて、基本的には与党案と私どもも余り乖離はございません。ほとんど基本的には一緒だということでございますが、今もお話がありましたけれども、言論の自由市場に……
○鈴木(克)議員 三点にわたって御質問がありました。私の方から御答弁をさせていただきたいというふうに思います。 まず、憲法改正手続の中に組み込んだ意図は何かということでありますが、御案内のように、今、EU憲章をめぐるヨーロッパの国民投票や、市町村合併、米軍基地問題等々、本当に今住民投票で国民が直接意見表明をする機会がふえてきた、これは御指摘のとおりでございます。 そういう中で、私たちは、国民投票は間接民主制の例外としての直接民主制を具現化したものだ、このように考えておりまして、その中に憲法改正国民投票が位置づけられているわけでありますけれども、結論としては、海外派遣や文献による調査によって……
○鈴木(克)議員 民主党からも御答弁をさせていただきたいというふうに思います。 基本的には今船田委員がおっしゃったのとほぼ一緒であるというふうに御理解いただきたいと思いますが、今逢坂委員は、民主主義は納得のプロセスだ、そしてまた、投票にはある種の限界があるんではないかと。このお話については、非常に私自身も同意といいますか賛意を示すものであります。 ただ、船田委員がおっしゃったように、人を選ぶ通常の首長選挙、それからまた今回御提案させていただいておるのは政策を選ぶ選挙ということで、これはわかりませんけれども、民意と違った結果ということを判断するのは非常に難しいというのか、選挙の結果が民意だと……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 もう既に御案内の方もおみえかと思いますが、実は私は平成六年から六年間、蒲郡競艇場の競艇執行委員長を蒲郡市長として務めさせていただきました。そういう意味で、少しお時間をいただいて質問をさせていただきたいというふうに思うんです。 競艇の売り上げ、たしか平成三年がピークだったと思いますが、二兆二千億でありました。現在はもう一兆円を切っておるというような大変厳しい状況にある、このことは私も承知をいたしております。私が市長になったときが一兆八千億ぐらい、そして退任をするときは一兆四千億ぐらい、ほとんど下げどまりではないのかなというふうに思ったんですが……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 財務金融委員会がやっと正常化と申しますか、ぜひひとつこれからは、委員長におかれてスムーズな委員会が開催をされるようにぜひ御尽力をいただきたい、このことをまずお願い申し上げたいというふうに思います。 きょうは二大臣の所信に対する質疑ということでありますが、今後のいろいろな時間の問題、それから、法案が非常に重要な法案であるということもありますので、私は、今後法案審議の中ではまたやらせていただく機会があればしっかりやらせていただきますが、事前に何点かお聞きしたいことがありますので、そこを中心にまずお伺いをしてまいりたい、このように思っております。……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 株式会社日本政策投資銀行法について、少しお時間をいただいて議論を深めさせていただきたい、このように思います。 きのうから始まりました本法の審議でありますけれども、幾つか問題点というのは出てきてはおりますけれども、何かいま一つ釈然としない、わからないことが多いというふうに思います。 問題は四点ほどに尽きるのではないかなというふうに私は思っておるんですが、その一点目は、いわゆる完全民営化後のビジネスモデルというのがどうしてもいま一つはっきり浮かんでこないということであります。二つ目には、資金調達力と申しましょうか、資金の部分がどのような形になって……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 私も、限られた時間でございますが、会長に御質問をさせていただきたいと思います。 まず、お忙しい中お越しをいただきましたことにお礼を申し上げたいと思います。どうも大変ありがとうございます。 今議題になっておるのは、まさに生保の保険金の不払い、支払い漏れということでございますが、私は、これはまさに保険業の根幹を揺るがすような事態が今起きておるんではないのかな、日本の保険がある意味で危機に陥っているんではないかな、それぐらい実は強い衝撃を受けて、このことをとらえております。 今山本委員の方からもいろいろと御質問がありましたが、まず、言うまでもあり……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 きょうは、財務大臣に、税とか税収とかいうことについて、現況や基本的なお考えを少しお聞かせをいただきたい、議論をさせていただきたい、こんなことで質問に立たせていただきました。 まず最初に、現況、景気の回復に伴って、税収が好調であるというふうに言われております。なかなか国民の多くは景気が回復したということを実感しておりませんが、この議論はきょうはせずに、一応そのような基調であるというふうに言われておるわけでありますが、平成十五年度の一般会計の税収が四十三兆三千億、そして、十七年度でございますが、四十九兆円まで上がってきたということであります。も……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 お時間をいただきまして、また各般にわたって質疑をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、独法関連について改めて質問をさせていただきたいと思います。 先般の当委員会また内閣委員会でも、財務省の所管する独法、五つの独立行政法人でありますが、この課題、問題点について質疑をさせていただきました。財務省の五つの独法というのは、他の省庁と比べると比較的少ないというふうに思うわけでありますけれども、しかし、抱える問題、課題というのはある意味では共通した部分もあるのではないか、このように思い、まずこの点から質問に入らせていただきたいというふうに……
○鈴木(克)委員 御答弁をさせていただきます。 平先生、改革議員連盟ですか、本当に御活躍をされておるということで、大変敬意を表しておるところでありますが、いずれにいたしましても、今おっしゃったように、我々が今取り組んでいかなければならないのは、まさに国民の政治不信を払拭することだというふうに思います。そして、今この場で議論をしておりますように、政治と金の問題を、国民の信頼を回復していくということが最も大事だというふうに思っております。 そういう中で、今不動産の所有の制限を資金管理団体に限定するか、そしてまた、政党を除く政治団体にするかということでございますが、いずれにいたしましても、今おっ……
○鈴木(克)委員 先ほど来の渡辺委員の御議論、非常に傾聴をいたしておったところでございます。 委員は今、公益法人の政治献金ということで御議論をされておるわけでありますが、あえて広げるならば、公益法人の政治活動というところまでやはり踏み込んでいくべきではないのかな、このように思っております。言うまでもありませんけれども、公益法人は、民法三十四条、祭祀、宗教、慈善、学術、技芸その他の公益に関する社団または財団にして営利を目的とせざるものは主務官庁の許可を得てということになっておるわけでありまして、当然そういった設立の理念からいっても、政治献金はもとより政治活動もやはりここでしっかりと考えていく必……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 久々というか、この委員会に出させていただくことができました。この機会に少しお時間をいただいて、日ごろ考えておりますこと等を御質問させていただきたいと思います。 今まさに、国のありようも含めて、とりわけ国家公務員等の規範が国民に大変厳しくさらされておりますし、また、いろいろな形での不祥事というようなものが出ております。これはやはり戦後続けてきた体制が、ある意味では制度疲労を起こしておる、いろいろなところで矛盾が出てきておるということじゃないかなと思います。私はこの機会に、とりわけ私どもが党として出させていただきました独立行政法人の組織等に関す……
○鈴木(克)議員 では、私の方から御答弁させていただきたいと思います。
基本的には、昨年の十二月十四日の時点と大きくは変わっておらないということであります。今御発言がありましたように、新聞については国民投票公報で代替できる、基本的にはそのような考え方をいたしております。その分、例えばテレビとかラジオといった無料枠に充てた方が国民の皆さんへの周知徹底という意味では効率的ではないのかな、こんなことを考えておりまして、新聞等における無料枠の設定は削除していくという方向で今私どもは考えております。
以上であります。
【次の発言】 個別発議の原則について私の方からも御答弁させていただきます。
基本……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。お時間をいただきまして、少し、政治は生活だ、国民の生活が第一だ、そういう視点で質問をさせていただきたいというふうに思います。 十月に入って、いろいろな機関が数値、データを出しておりますが、ちょっと二、三出させていただきたいと思います。 内閣府が十月五日に発表した景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が八三・三%となり、五カ月連続で景気判断の分かれ目となる五〇%を上回った、つまり、イザナギ景気を抜いていわゆる戦後最長となったのは昨年の十一月でありましたけれども、さらにそれを延長しておる、こういう発表がありました。 一方で、街角景気は六カ月連……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 本委員会、今議題になっておりますのは通称振り込め詐欺の法案でありますけれども、この本題に入る前に、せっかくの機会でございますので、少し額賀大臣にお伺いをしてまいりたいということでございます。 大臣、第一回のハイレベル経済対話、大変お疲れさまでございました。お帰りになった早々で恐縮でありますが、少しお時間をいただきたいというふうに思います。 今、防衛省の問題が本当に大変な問題を引き起こしておるのは御案内のとおりであります。まさに長年そのトップにあった守屋次官が、官僚にあるまじきと申しますか、ゴルフや宴会の接待を受け続けて、そして、その宴席に……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 私も総裁に少しいろいろな角度から御質問をさせていただきたいというふうに思っていますが、今、鈴木委員とのやりとりの中で、先ほど総裁からお話がありました報告書の内容と御答弁の中で少し乖離があるような気がして、やはり現実は、この報告書よりももうちょっと厳しい、いろいろな意味での状況が生まれてきておるんではないのかな、こんなことを実は感じながら今のやりとりを伺っておったわけでありますが、そういうことは順次お尋ねをしていくということにしまして、最初から入ってまいりたいと思うんです。 今、最後に人事の問題がありました。私もこのことについて総裁の率直なお考え……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 私も少し御質問をさせていただきたいと思いますが、まず、通告をさせていただいておる本題に入る前に、投資額五十九兆円の中期計画と財務省の査定そして評価について、最初にお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 十九日の我が党の中川議員の質疑での大臣答弁で、昨年十一月の国土交通省の素案で十年間の道路投資額の上限を六十五兆円とあったけれども、その後、十二月の予算編成の過程の中で、政府・与党において世論の動向等も見ながらその上限を五十九兆円とすることで合意がなされた、その中期計画は、法律が成立した後国土交通省において策定することになっており、財務省にお……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌です。 今の古本委員の質問を聞いておって、そして大臣の答弁を伺っておって、やはりさらなる議論が必要だな、このことをつくづく感じました。それからもう一つは、やはり道路特定財源をこの際一般財源化すべきだな、このことをつくづく感じながら今の議論を聞いておったことを冒頭申し上げていきたい、このように思います。 そこで、先回の私の質問で、大臣に、いわゆる国土交通省の下請のようなことになっているんじゃないか、このような大変御無礼なことを申し上げました。しかし、今の議論を聞いておると、やはりそんなふうな、私が申し上げたことは余り違っていないんじゃないかな、実はこんな気がしておる……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 私からも、このたびのIDAの増資についてお伺いをしていきたいと思いますが、まず最初に、私はその交渉経緯を少しお伺いしていきたいというふうに思っています。 なぜ経緯にこだわるかということでありますが、先ほど大臣は、この提案理由の説明で、IDAの発展途上国の経済成長と貧困削減に果たす同協会の役割の重要性にかんがみ、こういう説明をされたわけですね。もしそうであるならば、役割の重要性ということであるならば、やはりきちっとその検証をしなくてはならないというふうに思います。 それから、今回の増資の交渉経緯もやはりつぶさにこれはお伺いをしていかないと、本当に今……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 私も、少しお時間をいただいて、まず先に暫定税率期限切れと代替財源について伺ってまいりたいというふうに思います。 大臣、四月一日からガソリン税の暫定税率が切れて、多くのガソリンスタンドで価格が値下がりをいたしました。このことを踏まえて、私はまず大臣にお伺いしたいんですが、昨年七月の参議院の選挙で、いわゆる政治状況が大きく変わりました。私は、その後の政府・与党のやり方等々を見ておると、認識不足、しっかり御認識なさっていないんじゃないか、現状を理解した上で、いわゆる政治状況に応じた対策、対応をとるべきだったというふうに思うわけですね。衆参ともに与党が……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 私からは、主に、金商法等の一部を改正する法律案との関係から、温室効果ガスの排出量取引について質問をしたい、このように思います。 これは、この七月の洞爺湖サミットでも最大のテーマになっておりますし、今、ある意味では、国民を挙げてこの地球温暖化に取り組んでいかなきゃならないということであります。少し、順を追って御質問をさせていただきたいというふうに思います。 これは、今申し上げましたように、気候変動枠組み条約の究極の目標というのは、大気中の温室効果ガスの濃度を、自然の生態系に悪影響を及ぼすことのない水準に安定させるということでございます。気候……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 きょうは、渡辺大臣、大田大臣、そして増田大臣と、お三方おそろいいただきました。順番にお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず、渡辺大臣に少しお伺いをしていきたいと思います。金融大臣としては財金でいつも大変お世話になっておるわけですが、きょうは、行革そして公務員制度の御担当ということで、少しお話を伺ってまいりたいというふうに思います。 今最も大事なこと、国民にとって大事なことはたくさんあるわけですけれども、私は、やはり行政改革と公務員改革というのは非常に大きな国民の関心事、また日本の将来にとっても大変重要な問題だというふうに思っています。 さきの……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 百年ぶりの保険法の改正ということで、少し私も御質問をさせていただきたいというふうに思います。 本来なら、金融ビッグバンがあった平成十年ころにこの法律は当然のごとく見直しをされなければならなかったというふうに思うんですが、結局、それをせずに今日に至った。したがって、その結果というとちょっと語弊があるかもしれませんけれども、いろいろな保険会社をめぐっての問題が多発してきたということだと思います。それに伴っての今回の改正ではないかなというふうに思うんです。 最初に法務大臣にお伺いします。 先ほど来からいろいろと御質問がありました保険金の不払い……
○鈴木(克)委員 おはようございます。民主党の鈴木でございます。 早速質問に入らせていただきたいと思います。新聞の見出し等を申し上げるまでもなく、内閣支持率四〇%に低下とか、道路財源の問題とか、いろいろと今国会、特に一つの焦点としてこの揮発油税等の問題があるわけでありますが、私も、きょうはまず最初にこの問題から入らせていただきたいというふうに思っております。 私がきょうお伺いをしたいのは、道路特定財源の地方貸付制度について少し伺ってまいりたいというふうに思います。 御案内のように、二十年から二十四年までの五年間で五千億、いわゆる無利子で地方に貸し付ける制度を今回提案されておるわけでありま……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌であります。 私の持ち時間の範囲内で若干御質問をさせていただきたいと思っております。 きょう、主に三点についてお伺いしたいと思うんですが、若干高木委員の質問と重複するところもありますが、私なりの角度でお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 最初は、異常気象ということであります。異常でなくなった異常気象というふうに申し上げてもいいのではないかなというふうに思いますが、そのことについて一点。それからもう一つは、市町村を含めた都市防災について、この基本的な考え方というものをお伺いしたいと思います。三点目は、先ほどもお話がありました学校の耐震化ということで……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌であります。私からも、金融機能強化法について、少しお時間をいただいて質問をさせていただきたいと思います。 まず、それぞれ各委員から、この法案の目的についてかなり突っ込んだやりとり、議論が展開をされてきておるわけでありますが、私からも、もう一度整理をしながら、そしてまた私の考え方等もぜひお聞きをいただきたいということで、少し質問をさせていただきたいと思います。 申すまでもありません、この金融機能強化法は、ことしの三月をもって期限が切れた法案であります。この経過を見てみますると、二件、紀陽ホールディングスの三百十五億、それから豊和銀行の九十億ということで、合わ……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 少しお時間をいただいて、私は、財政投融資特会からの繰り入れの特例に関する法律案について、少し突っ込んでお尋ねをしてまいりたいというふうに思います。 実は私は、この財政融資特会については少し思い入れがあります。委員の中で御存じの方もあるかもしれませんけれども、三年余り前に、私はこのことについて相当深く御質問をし、議論をさせていただきました。そのときの経緯を若干お話ししないと御理解いただけないかもしれませんけれども、いずれにしましても、この特会の積立金が過去何回使われたのか、幾ら使われたのかということを当時の谷垣大臣にお伺いしました。 そうし……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。少し与謝野大臣に御質問をさせていただきたいというふうに思います。 いろいろな経緯の中で大臣は、三つの大臣を兼務される、しかも大変厳しい日本経済、ある意味では世界経済の大混乱の中で日本丸のまさにかじ取りを金融、財政面でなさっていくということで、本当に大変な役をお受けになっておるわけであります。マスコミでは一部、陰の総理であるとか、いろいろなことを言われておるわけでありますが、いずれにいたしましても、きょう私は大臣に対して少しお考えを聞かせていただきたい、このように思っております。 今、ちまたでといいますか、国会の中でもそうでありますが、いわゆる……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 二十四日に続いて、大臣、またさらに少し御質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 二十四日の委員会で大臣は私に、金融機関の皆さんに集まっていただいて、そして中小企業への貸し出しを要請する、そういう場をつくるというお話でございました。その後、ニュースを拝見しますと、銀行側で十八名そして当局側で十四名の、まさに経済関係の皆さんが一堂に会されて、大臣のあいさつから始まって、そういった要請があったというふうに承知をしておるんです。 このときにいろいろな意見も出たと思うんですが、その意見をお聞きになって、大臣が率直にどん……
○鈴木(克)委員 おはようございます。 それでは、私も、総裁初め、現下の経済動向、景気動向を中心に少し伺ってまいりたいというふうに思います。 まず、景気動向についてお伺いをしたいわけでありますが、先ほど来いろいろとありました。まさに、百年に一度という言葉が飛び交っているわけでありますが、金融そしてまた経済、本当に世界同時不況の様相を呈しているということであります。 金融機関が次々と破綻をするというような状況はおさまっておりますけれども、しかし、実体経済には非常に重大な影響が出てきておる、このように思っております。とりわけ、外需に頼ってきた我が国は本当に厳しい状況に直面をしておる、これはも……
○鈴木(克)委員 大事な法案の審議にもかかわらず、かなり空席が目立っておるようでありまして、やはり定足を満たすまでちょっと質問をとめさせていただきたいというふうに思いますが、委員長、いかがでしょうか。
【次の発言】 それでは、元気を出して質問させていただきます。民主党の鈴木克昌でございます。
大臣も本当にお疲れだと思いますが、朝からの質疑を拝聴いたしておりまして、やはり経済も大変です。しかし、本当に今、先行きが非常に不透明な中で、きちっと先の展望とかそれから対策とかそういったものが示されて、国を挙げて、国民を挙げて一つの方向性に向かっていこうというような状況になっていないんじゃないのかな、本……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 金商法の一部改正、そしてとりわけADRについて、まず最初に御質問させていただきたいというふうに思います。 言うまでもありませんけれども、近年、金融の自由化が進んでまいりました。いわゆる金融分野における垣根が低くなったということなんですが、そういう業界の垣根の中におさまらない金融商品やサービスが登場してまいりました。そして、その販売窓口も非常に多様化をしてきております。釈迦に説法でありますけれども、生命保険や投資信託が銀行の窓口で売られるようになってきておるというふうに現状はなってきたわけでありますが、同時に、窓口が多様化をしてくると、いわゆ……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。まず冒頭、私からも、四人の参考人の皆さん、本当にきょうは早朝からありがとうございました。また、貴重な御意見を聞かせていただいたことに心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。 それでは、私も、限られた時間でありますが、少しお尋ねをしていきたいと思います。 まず、犬飼参考人でありますが、NIRA時代から私も大変御指導いただいておりまして、本当にありがとうございます。金融サービス市場法について、犬飼先生がどれだけ情熱を傾けてやってみえたかというのは、私も、そばで若干拝見をさせていただいて、本当に重ねて敬意を申し上げたいというふう……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 今回の議題になっております租税特別措置法の一部改正について少し御質問させていただきたい、このように思っております。その前に、補正予算についてちょっと大臣の基本的なお考えをお聞かせいただけたら、このように思っておるわけであります。 麻生総理は、今回の経済危機には三段ロケットで臨むんだということで、特に三段目のいわゆる二十一年度予算というのは、これが最大の景気対策だ、こういうふうに繰り返しおっしゃってみえました。私も、何回となくそういったお話を聞いたわけであります。しかし、それから一カ月もたたないうちに、過去に例のない超大型の補正予算を今まさに……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 尾立議員、水戸議員、どうも御苦労さまです。限られた時間でありますが、本当に皆さんが一生懸命取り組んでみえたこの法案について、少し深掘りをしながら議論をさせていただきたい、このように思う次第でございます。 まず、ちょっと大きく構えまして、税というもの、これは国と国民というのかな、国家と国民といいますか、この関係を規定していく上において、私は非常に重要な制度なんだというふうに思っております。ただ、税をめぐっては、これは本当に各種いろいろな思い、そして議論があるわけでありまして、古くは課税権をめぐって、いわゆる王様と市民の間で契約関係というような……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 きょう、お時間をいただきまして、国民体育大会につきまして若干御質問をさせていただきたいと思います。 国民体育大会のまず定義を確認させていただきたいと思うんですが、国民体育大会は、戦後の荒廃と混乱の中で、スポーツを通じて国民に、とりわけ青少年に勇気と希望を与えようと、関係者の熱意と努力により、昭和二十一年に、京都を中心とした京阪神地域で第一回大会が開催された。以来、国体は、広く国民の間にスポーツを普及し、アマチュアリズムとスポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力向上を図り、あわせて地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与するとともに、国民生……
○鈴木(克)委員長代理 山本幸三君、質問を続けてください。
○鈴木(克)委員長代理 次に、佐々木憲昭君。
【次の発言】 動議を提出いたします。
本案に対する質疑を終局されることを望みます。
○鈴木(克)委員長代理 次に、佐々木憲昭君。
○鈴木(克)副大臣 御答弁させていただきます。 私のところへも、先般、市長さん初め議会の御代表がお見えになりまして、いろいろと御要望、御要請をいただいたところでございます。 今お話しのように、基地交付金、調整交付金は固定資産税の代替的性格を持っているわけでありますけれども、いずれにいたしましても、今御指摘のように、総額でいうと二九・数%、約三割というような状況でございます。ただ、これは市町村の財政需要に対するいわゆる財政補給的な性格でございまして、そのすべてをこれで代替していただくということではなくて、補給的な性格だというふうにぜひ御理解をいただきたいと思います。 例えば、対象資産額、固……
○鈴木(克)副大臣 総務副大臣を拝命いたしました鈴木克昌でございます。 片山大臣を補佐し、全力で頑張ってまいります。 松崎委員長さん初め、理事そして委員の皆様方の格別の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○鈴木(克)副大臣 御答弁させていただきます。 小沢議員が国会に出席をして、御自身の政治資金をめぐる問題について説明する責任があるかどうか、おまえはどう考えるか、こういうことだというふうに思います。 御案内のように、仮に国会において説明をするとした場合に、証人喚問であれば国会が、そしてまた、政治倫理審査会であれば政治家本人が判断すべきだ、このように心得ております。 したがって、私自身の考えについてはお答えを差し控えさせていただきたいと思いますが、いずれにしましても、今後、裁判、司法の場でそれが争われていくということになると思います。そこをある種見守っていきたい、このように考えております。
○鈴木(克)副大臣 総務副大臣を拝命いたしました鈴木克昌でございます。 皆様方の格段の御指導をよろしくお願いいたします。(拍手)
○鈴木(克)副大臣 お答え申し上げます。 今、穀田委員のおっしゃったのはいわゆる季節調整値でございますが、原数値でも大きな違いはございませんけれども、この二年間でいわゆる総就業者数は八十四万人減少しております。そして、製造業だけ見ても七十六万人減少しておる、大変な状況でございます。 以上です。
○鈴木(克)副大臣 御答弁申し上げます。 お地元の問題について、私も少し勉強させていただきましたが、本当に、ある意味では残念な事案の一つだというふうに思っております。 そこで、委員の御質問、普通交付税から特別交付税になって不安だ、心配だということだというふうに思いますが、私も市長経験者の一人として、このことに関してはいろいろな思いを持っておりますので、共有できる部分も非常にたくさんあるわけでありますけれども、結論から言って、今回のケースについては、御心配をいただくことはないというふうに冒頭申し上げておきたいと思っています。 普通交付税の算定方式については簡素化とか客観化を進めてきておりま……
○鈴木(克)副大臣 御答弁申し上げます。 先ほど官房長官からも一部御答弁をさせていただいたわけでありますが、固定資産税の評価に当たってどのような調査をすべきかは、課税庁である石垣市が判断すべきものでありますけれども、尖閣諸島への上陸実地調査については、課税庁たる石垣市が尖閣諸島に上陸せずに調査をし、固定資産税を課したとしても違法ではないとの地方税法第四百八条の解釈及び尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持及び管理のためという政府の賃借の目的を総合的に勘案した結果、政府としては、尖閣諸島への上陸を認めないとの結論を出したわけでありまして、その旨、石垣市の方に返事をさせていただきました。 今お話があり……
○鈴木(克)副大臣 御答弁させていただきます。 総務省としても、今、小宮山副大臣のもとで、「日本はひとつ」しごとプロジェクトのメンバーとしまして雇用の創出に懸命に努力をさせていただいておることをまず御報告させていただきたいと思います。 その上で、今、委員御指摘のように、いわゆる自治体として積極的な雇用の場をつくっていけるのではないか、こういう御指摘でございます。 御案内のように、非常勤であるとか臨時であるとか、そういうことも含めて、例えば、瓦れきの処理とか、それからいろいろなものの管理だとかいうようなものについては、ぜひひとつ、職を失った方々、いわゆる地域に精通をされておるわけであります……
○鈴木(克)副大臣 大変申しわけありません、具体的には伺っておりません。見ておりません。
【次の発言】 申しわけありません、きのうはちょっと私もばたばたしておりまして、早速、帰ってよく精査をさせていただきます。
ただ、発災以来、私ども、電話、そして副大臣、政務官、手分けをいたしまして現地にお邪魔をして、相当詳細な御要望等を伺ってきております。
きのうの新聞報道についてはまだ承知をいたしておらない、そういうことでございます。
【次の発言】 御答弁させていただきます。
まず、陸前高田につきましては、四月の十五、十六日に、平岡副大臣が直接お邪魔をして状況等を伺っております。そのことをちょっと今……
○鈴木(克)副大臣 私の方から御答弁させていただきます。
当然、委員御案内のように、地方の皆さんの給与というのは、基本的には各地方団体で決定をされる、自主的に御判断をされるということになっております。
ただ、今、財務大臣もそういったお考えを出されておるわけでありますので、我々としては、どういうような形で国として関与していけるのか、ここのところは検討させていただきたいというふうに思っていますが、冒頭申し上げましたように、基本的には地方がそれぞれの決定でなされていくことだというふうに理解をいたしております。
【次の発言】 現在、基本的には、国の人件費と地方の人件費というのは切り分けて私どもとし……
○鈴木(克)副大臣 今大臣からお話がありましたように、現地の状況、そして県選管の考え方をきちっと把握すべきだということの御指示がございました。私、県選管にお邪魔をしまして、直接お目にかかってまいりました。 県が下してみえる、できるということについては、本当にこれは間違いありませんかということの確認が一点。それからもう一つは、今まさに御質問があったように、現地を見られたかどうかという話もありましたものですから、これは現地をごらんになっていただいたんですかということも確認をいたしました。 そうしたら、まさにおっしゃったような状況で、間違いなく委員長は見てきております、こういうことでありましたの……
○鈴木(克)副大臣 ただいまの件について私の方から御答弁をさせていただきたいと思います。 今議員おっしゃったように、毎年の発行額をいわゆる元金償還額以下に抑えていくということが、理屈の上ではそういうことなんですが、現状、今どうなっているかということだけちょっと申し上げていきたいと思います。 平成二十三年度において、臨時財政対策債の元金償還額については一・四兆円、地方債全体の元金償還額については十二・二兆円と見込んでおります。ともに、今後の発行額次第では大幅に増加していく可能性というか、おそれがあるわけであります。そこで、臨時財政対策債、地方債全体の残高がふえないようにするには、今申し上げま……
○鈴木(克)副大臣 御答弁させていただきます。 阪神・淡路大震災を初め大災害において、過去、被災資産の代替資産を取得した場合に固定資産税を軽減する等の特例措置を行ってまいってきたというのは御案内のとおりでございます。 今御指摘の漁船や農機具等につきましても、やはり今回の地震の被害が甚大であり、しかも非常に広大なところが被災を受けておる、そういったことも考えまして、今後、どのような軽減措置が可能かしっかりと検討してまいりたい、このように思っておるところでございます。
○鈴木(克)副大臣 私の方から御答弁をさせていただきます。 端的に申し上げまして、今回の災害のまさに特徴というか状況というのは、広範囲で甚大な被害が出たということであります。そこで、全国四十四都道府県から緊急消防援助隊を派遣し、消火、人命捜索、そして救急運搬等に従事をしてまいったところであります。最大時には千五百五十八隊、六千九十九名の部隊規模となっておったわけでありますが、現在は三県だけで、三百六十隊、一千三百人規模で活動を続けております。 ただ、若干数は減っておりますけれども、その中で、やはり救急隊についてはさらに残って、いわゆる感染症対策とかエコノミー症候群対策とかいうようなことで、……
○鈴木(克)副大臣 よく省内で検討させていただいて、なるべく御要望に、また現実に役立つような状況にしてまいりたいというふうに思っています。
○鈴木(克)副大臣 御答弁申し上げます。 今御指摘の、地方議会議員の皆さんや臨時、非常勤職員の地方公務員共済への加入については、まさにさまざまな御意見があるというふうに思っております。 ただ、地方議員の皆さんがもしこの共済に入るということになると、今大臣からお示しをしましたように、今回の清算に約一兆円近い金が要るわけですね。これは公費として支出をされるわけです。さらに、その公費負担が本当に国民の皆さんの理解が得られるのかどうかということは厳然たる事実としてあるわけであります。それからまた、地方議員の皆さんが、いわゆる勤務形態といいますか、果たして共済加入のこういった条件を満たしておるのか、……
○鈴木(克)副大臣 今委員が御指摘された点、本当に、二つの点でまさに非常に重要だというふうに思っています。 一つは、その地方自治体の、いわゆる現場の混乱をやはり本当に早くおさめていかなければならない。マンパワーの問題。二つ目は、家もない、仕事もない、家族も亡くされた、そういった方々に対してせめてお仕事をとりあえずやっていただくということは、本当に今、緊急な状況だというふうに思っています。 そこで、我々といたしましては、雇用創出基金事業に五百億、基金を積み増しさせていただきました。これによって現在、岩手県で五千人、宮城県で四千人、福島県で三千人の雇用創出が計画されておりまして、それぞれ県や市……
○鈴木(克)副大臣 御答弁申し上げます。 発災直後から、災害時相互応援協定や姉妹都市提携等によって積極的に自治体同士で人的支援が行われておりますし、また全国知事会のシステムによる人的支援も行われておるところであります。 総務省といたしましても、被災市町村に対する支援の観点から、全国市長会、全国町村会の協力を得て、全国の市町村から被災市町村に対する人的支援の態勢を構築したところでございます。 要はニーズに合った派遣をしていかなきゃならないということでありまして、果たして希望される職員の数、職種、派遣期間等々をまずきちっと把握して最も有効な人材を出していかなきゃならない、このところが大切な部……
○鈴木(克)副大臣 御答弁申し上げます。 今お示しのSuica、PASMO、いろいろとカードがありますが、平成二十二年度までに鉄道事業者が設置したICカードの利用の用に供する一定の設備の、サーバーとか改札機等でありますけれども、固定資産税の課税標準を、取得後最初の三年度分に限り、今御指摘のように、その価格の五分の四としておったものであります。 これまでに、三大都市圏を初めとする鉄道事業者による当該設備の導入が進んだことから、本特例措置の期限を迎えるに当たり、期限を延長することなく廃止する、このようにさせていただいたところであります。
○鈴木(克)副大臣 私の方から御答弁をさせていただきます。 今委員おっしゃいましたように、まさに一身を顧みず災害の犠牲になられた方々に対して、賞じゅつ金を支給させていただくということであります。 お話にありましたように、第一次補正では三十三億円ということで組ませていただきました。当時、四月七日時点で、今お話にありましたように百十一名の方がということでありました。当然それ以外にも、今後、新たにそういう方々が出てくるということは考えられたわけでありますけれども、とりあえずその時点で確認できたということで、そのようにさせていただきました。しかし、現段階では不足が考えられますので、これは今後の補正……
○鈴木(克)副大臣 御答弁申し上げます。 今委員御指摘の、原子力発電所の事故により市町村の区域外に避難を余儀なくされてみえる福島県の避難元市町村の住民の皆さんに対しては、当該市町村が行政サービスを提供することが原則であるわけでありますけれども、事実上、対応が困難な行政サービスは避難先市町村に提供してもらうということが必要だ、このように考えております。 このために、福島県の避難元市町村が、区域外に避難している住民に対してみずから提供することが困難な行政サービスについて、避難先市町村において提供すべきことを申し出た場合には、避難先市町村がサービス提供の主体となるような仕組みを検討しているところ……
○鈴木(克)副大臣 それでは、私の方から御答弁をさせていただきます。 災害廃棄物処理は通常二分の一ということでありますが、今回は、先ほどのお話のように十分の九まで引き上げさせていただいております。そしてまた、全額を災害対策債によって対処するということで、その元利償還金のうち、九五%をいわゆる普通交付税措置、そして残る五%を特別交付税で見させていただく、このように考えておるところでございます。 御質問の女川でございますけれども、確かに不交付団体ではありますけれども、東日本大震災を含め、災害による財政需要の増加等がある場合においては特別交付税措置の対象としており、個別の財政状況等についてよくお……
○鈴木(克)副大臣 御答弁申し上げます。 今災害の瓦れき処理に当たっては、議員御案内のように、対象団体の中に財政力の弱い市町村が多いというのが現状でございます。したがって、その全額を災害対策債により対処し、その元利償還金のうち九五%について普通交付税措置、残る五%を特別交付税措置することにより、実質的に地方負担が生じないようにしているところでございます。 また、七月二十九日の災対本部で決定をされました基本方針の中にも、「国・地方合わせて少なくとも十九兆円規模の施策・事業に充てる財源を確保するとともに、あわせて、地方負担分について地方交付税の加算を行う等により確実に地方の復興財源の手当てを行……
○鈴木(克)副大臣 御答弁させていただきます。
今お話しのとおり、私も、当時、選挙前に大変厳しい状況でありました。この資金は、本当にありがたくちょうだいをし、適正に使わせていただきました。
【次の発言】 一般論としてという御質問でございますので、一般論としてお答えをさせていただきたいと思いますが、政治資金規正法におきましては、政党及び政治資金団体以外の政治団体間の寄附は、同一の者に対しては年間五千万円を超えることができないと記されております。
【次の発言】 総務省としては、個別の案件については実質調査権を有しておりません。具体的な事実関係を承知する立場ではありませんけれども、一般論としては、……
○鈴木委員 鈴木克昌でございます。 限られた時間でございますので、早速質問をさせていただきたいと思います。 まず、総理に、豪雪対策についてお考えをいただきたいと思います。 我が党は今、陳情対策本部をつくって、全国から皆さん方の本当に切なる御要望を承っておるわけでありますが、年が明けてからは、圧倒的にこの豪雪対策の陳情というか要望が多いわけでありまして、それを踏まえて御質問をさせていただきたいと思います。 言うまでもありません、昨年の三・一一大発災、そしてまた十二号、十五号の台風被害、本当に自然の猛威の前に、我々人間の力不足といいますか、力のなさを痛感する事件が続出しております。しかし、……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 私も、限られた時間ですから、端的にお伺いをしていきたいと思うんです。 総裁が目指している、いわゆる次元の違う大胆な金融政策、これが行き過ぎた金融緩和にならないかということを非常に心配しております。いわゆる悪いインフレに陥っていくのではないのかということです。 今もいろいろと御意見がありました。二%の物価安定目標が仮に達成されたとしても、本当にお金を必要とする個人や中小企業のところへ回るのかというところなんですね。結局、国民の賃金や所得はふえないけれども物価だけが上がっていく、こういうような状況になっていくおそれがあるのではないかなと思います……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 きょうは、大臣所信に対する質疑ということでありますので、財政、そして金融、税制、三点について大臣にお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 まず最初に、財政なのですが、大臣は、この二十五年度予算について、引き締まった予算である、それから、財政健全化目標の達成に向けた第一歩である、こういうふうにおっしゃっておるわけですね。確かに、見ようによっては公債金よりも税収が上であるということで、そういうふうにおっしゃられたいのもわからないわけじゃないんですけれども、本当にそうでありますかというところを、ちょっと二、三、ただしてまいりたいというふうに思いま……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 お時間をいただいて、議題となっております所得税法等の改正案について御質問させていただきたいというふうに思います。 まず最初に、消費税の税率水準と国税収入に占める割合、いわゆる直間比率についてお伺いをしていきたいというふうに思います。 今資料を配らせていただいておるんですが、主要国の付加価値税というのは、イタリアが二一%、イギリスが二〇%、フランスが一九・六%、ドイツが一九%ということでありまして、我が国の消費税五%、これは地方消費税一%を含んでおるわけですが、各国は大体四倍程度の税率水準になっておるということでございます。 そこで、これらの国……
○鈴木(克)委員 総理、大変お疲れだと思いますが、最後に少し御質問をさせていただきたいと思います。 私は、所得税法等改正案の中で、税制関係、それから財政関係、金融関係と、時間の範囲の中でお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、二十五年度の税制改正案に対して総理がどのように考えてみえるのか、評価という言い方はおかしいんですが、当然、評価は高いわけであります、御自分で出されたわけですから。だけれども、そこのところをどういうふうに考えてみえるのか、少し掘り下げてお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 今回の税制改正案の根本というのは、社会保障・税の一体改革、これを着……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 多くの委員から質問が続いておりまして、若干重なる部分もあるかもしれませんが、私なりの御質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、総裁、副総裁にお尋ねをしますが、安倍総理が、二〇〇六年三月の量的緩和の解除について、日銀の判断が少し早かった、こういうことをおっしゃっています。それから、黒田総裁も同じように、二〇〇六年の決定は今から見ると明らかに間違っていた、こういうことをおっしゃられて、総理と総裁の見解というのはほぼ一緒だというふうに思っておるんです。ところが、麻生大臣は、この委員会でもお伺いしたんですけれども、小泉内……
○鈴木(克)委員 きょう、いよいよ最後のバッターでありますが、ぜひひとつ、緊張感を持って御答弁をお願いしたいというふうに思います。 中小企業金融円滑化法が三月で終わりました。その後どんな状況になっておるのかということで少し議論をさせていただきたいというふうに思うんですが、御質問の前に、私のところへ来ております手紙を、大変恐縮ですが、若干長くなりますが、読ませていただきたいというふうに思います。 アベノミクスの金融緩和についての実態を申し上げます。 当社は、開業四年目の零細企業です。 信用金庫経由で信用保証協会に借り入れの申し込みをしました。 事前相談をして面接がありましたが、……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木です。 私も、今の佐々木委員からの質問にさらに追加をする、そういう立場で少し質問をさせていただきたいというふうに思います。 今回の金商法の改正には、先ほども話があったんですが、実にたくさんの内容が盛り込まれております。その中でも、私は、特に消費者保護そしてまた投資家保護の観点に立って、そこに絞って御質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、先ほど議題にもなっていましたAIJの再発防止策。いろいろと答弁を伺っておっても、本当にこれで再発がきちっと防止できるのかどうか、私は甚だ疑問でありますので、再度そういう観点から質問をさせていただきたいと思います。……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 まず、参考人のお三方、大変お忙しいところ、お運びをいただきましたことを、私からもお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。 さて、そこで、お三方からまず冒頭に一言ずつお伺いをしたいんですが、渋沢栄一さん、御存じだと思うんですが、まさに日本の資本主義の父とも言われておる方であります。道徳経済合一論という高名なお話をなさった方であります。「論語と算盤」という有名な話があるんですが、その一説をちょっと読ませていただきます。 富をなす根源は何かといえば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ。論語とそろば……
○鈴木(克)委員 おはようございます。 生活の党を代表して、採決前の最後の質問になろうかと思いますが、少し今までと違った観点からお話をさせていただきたいというふうに思います。 議題となっております銀行の五%ルール、この見直しについてお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 今回のこの金商法等の改正案は、AIJ事案に対する再発防止策以外は、基本的に、金融担当大臣が諮問をされた金融審議会で議論をされ、その結果が集約された報告書をもとにつくられたものだというふうに理解をいたしております。金融審議会では、三つのワーキング・グループに分かれて、合計で三十回以上、延べ六十時間以上に及ぶ議論をされ……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 またきょうも最終バッターになりました。ひとつよろしくお願いをいたします。 きょうは日銀総裁がお見えでありますので、まず総裁から一、二点お伺いをしてまいりたいというふうに思います。 一つは、アベノミクスの副作用と長期金利の低下に向けた日銀の決意、こういうことであります。 ちょうど今、佐々木委員の質問に、最後、麻生大臣は、数字はほとんどがうまくいっておる、ただし、物事の裏にはという、そういうおっしゃり方ではなかったんですが、多少の問題はあるのかもしれない、こういうようなニュアンスだったというふうに理解をさせていただきました。そのいわゆる多少の問題の……
○鈴木(克)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの泉健太君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、保岡興治君が委員長に御当選になりました。
委員長保岡興治君に本席を譲ります。
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 三月十一日は、本当に国難ともいうべき東北大震災の二年目ということであります。本当に悲惨な、大変な出来事でございました。お亡くなりになった方、行方不明の方はもちろんでありますが、いまだ本当に困難な生活を余儀なくされている皆さんのことを思うと、我々は、やはり今きちっとそういった方々の声に、思いに応えていかなくてはいけない、このように思っております。 また、もう一点、過日の北海道の雪害で大変な被害があったわけでありますが、とりわけ、みずからのコートを脱いで、かぶって、そして子供さんの命を守ったあの岡田さん、私は、あのお……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 まず最初に、日銀の金融政策について質問をさせていただきたいというふうに思います。 アベノミクス効果なのか、株も上がり、円高がとまり、景気も少しずつ上向く兆しが見えてまいります。そういったよい流れに水を差すというつもりは全くありませんが、私は、どうしても、総理が掲げる大胆な金融緩和が、行き過ぎた金融緩和になるのではないか、こういう心配を実はいたしております。 よいインフレならいいんですけれども、悪いインフレが起きて、実体経済がついていかない、先ほどのお話のように、国民の賃金、所得が上がらない、物価だけが上がる、そんな事態を招くのではないか。私……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 限られた時間でありますが、二、三御質問をさせていただきたいというふうに思います。 本議題になっております南海トラフ地震に対する地震防災対策、私も、これは本当に緊急を要する、しかも重要なことだ、このように思っています。 私は、御案内のように愛知県が選挙区でございまして、子供のときに、十三号台風、伊勢湾台風というのに、実は小学校、中学校で遭遇をいたしております。友人も亡くなっておりますし、親戚で被害に遭った者もたくさんいるわけですね。 十三号台風は昭和二十八年、まだ生まれていない方も結構みえるかもしれませんけれども、死者・行方不明が四百七十八人、……
○鈴木(克)委員 きょう、私は、主に三点について御質問をしたいというふうに思っております。 一点は、中小企業金融円滑化法終了後の金融監督について、もう一点は、悪い物価上昇が中小企業、零細企業そしてまた家計に及ぼす影響について、三点目は、インターネットを通じたオンラインコンテンツへの消費税制の整備についてということであります。時間によって質問の順番を変えさせていただくかもしれませんので、よろしくお願いしたいと存じます。 まず、これは、さきの五月の議会で大臣にお尋ねしたときに、七月以降、参議院の選挙が済んだ後また一遍聞いてくれ、こういうことでありましたのでぜひお伺いをしたいのですが、その内容は……
○鈴木(克)委員 八人の委員の方が質問をされております。かなりダブりの部分も出てくるかと思いますが、私なりの、また我が党なりの考え方でお聞きをしていきたいというふうに思っています。 今の日本は、言うまでもありませんけれども、たくさんの課題を抱えております。その課題は、やはり一つは経済成長、そしてもう一つは財政再建、そして社会保障の拡充、またさらに外交等々、本当にたくさんの課題を抱えておるわけであります。 そういう中で、国会が十月十五日から開かれて、熟議とはいうものの、本当に中身に突っ込んだ議論が交わされておるかどうかということに対しては、我々議員も含めてやはり反省をしていかなきゃならないと……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。最後の質問になろうかと思いますが、ひとつよろしくお願いをいたします。 まず、佐藤頭取にお伺いをし、そしてちょっと質問の順番を変えさせていただいて、また最後に佐藤頭取にお伺いする、このような順番でやらせていただきたいというふうに思っております。 今回の一連の問題は、終始後手後手に回ったという感じが実はいたしております。何が後手後手かということは後でまた申し上げますけれども。いずれにしても、今、この反社会的勢力排除に対する社会の関心とか要求というのは非常に強いものがあると思うんですね。そういう状況の……
○鈴木(克)委員 質問の最後になりました。それでは、私の観点から、数点にわたって御質問させていただきたいと思います。 まず黒田総裁に御質問をし、最後に大臣の方でまとめの答弁をお願いできたら、このように考えております。 黒田さんが日銀の総裁に御就任をされて、異次元緩和を始められて半年がたちました。現在のところ、全体としては、アベノミクスの成果は上々、こういうことであろう、またそういう評価が多いということは事実かもしれません。ただ、私は元来心配性でございますので、やはりいろいろと心配なことが実は出てくるわけですね。 そこで、何点か総裁にお伺いをしたいんです、まだ質問ではありませんけれども。 ……
○鈴木(克)委員 いつもでありますけれども最後の質問ということで、国会もいよいよ最終盤ということであります。きょうを除けば審議をするのは来週五日間しかないということでありますので、政府のナンバーツー、事実上ナンバーワンに近いわけですけれども、党としても非常に大御所である麻生大臣に今国会について少しお伺いをしていきたい、そして、順次質問をさせていただきたいというふうに思っておるんです。 今国会は、御記憶だと思いますが、経済成長、財政再建、それから社会保障の拡充といいますか、それを求められた国会だったというふうに当初は言われておりました。ところが、ふたをあけてみると、今日の状況というのは、日本版……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 財政及び金融に関する件で、大臣の所信に対する質疑を時間の範囲内でさせていただきたいと思うんですが、きょう、私は、通告のように、財政健全化、それから歳出削減の必要性、そして財政健全化と税制改正、この三つの点からお尋ねをしていきたいというふうに思っております。 質問に入る前に、これは資料も配っておりませんし、お聞きいただくだけでいいんですけれども、実は、ヨーロッパ、特にギリシャの破綻の後、どういうような財政再建計画がつくられたかということを、ちょっとある方から聞いてまいりました。それで、後から御質問に入るわけでありますけれども、まず歳出削減と、それか……
○鈴木(克)委員 鈴木であります。 けさ方御提案をいただきました国税二法に関して質疑をさせていただくわけでありますが、ぜひ、これは委員長にもお願いを申し上げたいんですが、提案即審議ということではなくて、しかるべき時間を置いて熟議をさせていただきたいなというふうに思っておりますので、そのことを申し上げて、質問に入りたいというふうに思います。 まず、今回の所得税法の一部改正の方で、やはり問題が何点かあるんですが、その中の一つは、復興特別法人税の一年前倒し廃止ですね。前倒しして廃止するということが提案されておる。ここがやはり、私は、一つ、問題のポイントではないのかなというふうに思っています。 ……
○鈴木(克)委員 生活の党、鈴木でございます。
まず、きのう、私は、復興特別法人税の前倒し廃止について質疑をさせていただきましたが、その関連から入らせていただきたいと思います。
きのうの質疑において、私は、賃金上昇の確認方法についてお伺いをしたわけでありますが、このことは基本的には経済産業省が所管をしておる、こういうことでございましたので、改めて、賃上げ状況に関するフォローアップの具体的な方法、そして範囲、時期、また公表する内容と時期について、経産省から御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 いずれにしましても、この復興特別法人税の前倒し廃止は、まさに給料を上げる、これをいわゆる前……
○鈴木(克)委員 討論に先立ち、野党全会派が慎重審議を求めて反対をしているにもかかわらず、職権で強行に決定されたことに対して、まず厳重に抗議をさせていただきたいと思います。今後は、野党側に十分配慮した委員会運営が行われることを強く望みます。 それでは、ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案及び同修正案に対し、反対の討論を行います。 まず、所得税法等の一部を改正する法律案に反対する最大の理由は、震災復興のための復興特別法人税の前倒し廃止案が盛り込まれていることであります。 これまでの質疑においては、被災地の方々の十分な理解を得ることができたのか、賃金の上昇が確実に担保でき……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 議題となっております関税定率法及び関税暫定措置法の改正案について質疑をさせていただきます。 まず、税関における水際の取り締まりということで少しお伺いをしたいというふうに思います。 言うまでもありませんけれども、我が国の税関は、水際における取り締まりや、関税の適正、公正な課税、通関手続のスピードアップなど、さまざまな課題に取り組んでいるわけであります。とりわけ水際における取り締まりは、国民生活の安全、安心を確保、また、我が国の経済社会秩序を維持するという極めて重要な課題であり、その充実強化が常に求められているということであります。 しかしながら、……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 大臣そして総裁に御質問をさせていただきたいというふうに思います。 株価が極端に乱高下を続けておるわけであります。もちろん一喜一憂ということを抜きにしても、日本の株式市場の問題点というのはどこにあるのか、またどういうふうにお考えになっているのかということについて少しお伺いをしたいというふうに思っております。 暴走という言葉が当たっているかどうかわかりませんけれども、いずれにしても、日本の株式市場というのは今非常に大変な状況になっておるというふうに思います。 安倍総理は、昨年十二月三十日の大納会で、来年もアベノミクスは買いだということをおっしゃい……
○鈴木(克)委員 それでは、少し質問をさせていただきます。 一昨日、地域金融の実態把握ということで視察をさせていただきました。私も茨城県の水戸市へ行かせていただいたんですが、やはり、地域金融の実態というのを直接耳で聞き、そしてまた目で見させていただいてというのは、最も大事なことだというふうに思っております。 とりわけ中小企業の皆さんに、今、消費税が上がった後、そしてまたアベノミクスの影響がどう出ているかを知るということは大事なことだというふうに思って私も参加させていただきました。 質問に入る前に、実は茨城県水戸市へ私どもお邪魔したんですが、茨城県について、大臣、何かお知りになっているとい……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 最後になりまして、どうしても他の委員の皆さんと重なる部分が多くなってくると思いますが、丁寧にひとつ御答弁をいただきたい、このことをまず申し上げておきたいと思います。 最初に、金商法改正案について審議をさせていただきたいと思います。 もう各委員からお話がありました投資型クラウドファンディングの利用拡大について、とりわけ、私は、第二種金商業者に対する監督の実効性、そういう視点で御質問させていただきたいというふうに思います。 投資型クラウドファンディングの説明というのはもう何人かの方がおっしゃっていますので割愛をさせていただきますが、一口数千円そし……
○鈴木(克)委員 生活の党、鈴木でございます。 私は、最初に、黒田総裁に二、三お尋ねをしてまいりたい、このように思っております。 日銀は二%の物価安定目標の実現に向けて今いろいろと御尽力をいただいておるわけでありますが、先ほど小林委員の質問に対しても総裁はお答えになりました、四月三十日の展望レポートに対しての質問で、消費税率の引き上げの直接的な影響を除く数値としてではあるけれども、しばらくの間一%の前半で推移した後、二〇一五年度中には二%に達する可能性が高いというような御見解を示されておるわけであります。 私は何がここでお伺いしたいかということですけれども、現在の物価上昇に対する日銀の見……
○鈴木(克)議員 村上委員におかれましては、我が党の中でも、本当に、この法案に対して大変御理解をいただいておりまして、心強く、また感謝をいたしておるところであります。 国民的な理解がどうであるかという御質問でございますが、やはり、まだまだ国民の皆さんに本当のIRを理解していただく必要がある、このように思っています。IR施設の一部であるカジノ施設が社会に与えるマイナスの影響、リスク等についての不安、懸念を払拭していくためには、IRの整備がもたらすメリット、デメリットについて、まさに十分な国民的な議論が必要である、このように考えております。 一方、今回の法案提出に至る過程では、長年にわたり、I……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 私は、きょうは、木に特化して少し御質問をさせていただきたい、このように思っています。 本当にいい季節になりました。木々の緑が目に鮮やかというのは、まさに今の時期をいうのではないかなというふうに思うんですが、いずれにしましても、木の重要さは今さら言うまでもありません。国土の保全、水源の涵養、そしてまた地球温暖化防止等々、まさにいろいろな働きをしてくれているのが木だというふうに思っています。そしてまた、我々の生活に欠かすことのできないのが木である、このように思っています。 そういう意味で、日本の木をどのように振興させていくのか、そしてまた木の恩……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌でございます。 二十六年度の総予算、また基本的質疑を、生活の党の立場で、総理に順次お聞きをさせていただきたいと思います。 我が党は、国民の生活が第一という目線でこの質問をさせていただきます。大都会だけではなくて地方の皆さん、大企業ではなくて中小零細企業の皆さん、そして、病める人も健康な方も、若い人もそうでない人も、本当にみんなが幸せになる、豊かになる、それが、国民の生活が第一、我々の党の目標でございます。どうぞひとつ、そういう意味で、総理には真摯に御答弁をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。 最初は、やはり経済から入らせていただきます。 ア……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 総理初め閣僚の皆さんに逐次お尋ねをしてまいりたいというふうに思います。 まず、総理にお伺いしたいんですが、我が国は、戦後六十八年、集団的自衛権を行使しなかった、そのおかげで、いわゆる戦争に巻き込まれるということはありませんでした。一人の日本人も、そして外国人も、戦争で亡くなるということはなかったわけであります。私は、このことは非常に大きいというふうに思っています。 私ごとで大変恐縮ですが、いわゆる戦前派、戦中派という言葉がありますけれども、私は戦中生まれというふうに言ってもいいんじゃないでしょうか。実は、私の戦後の思い出は、白衣を着て、手をなく……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 私は外務委員会で質問するのは初めてであります。とりわけ、大変お世話になっておる大臣に直接お尋ねするということでありまして、大変ありがたく思っております。 政治は、言うまでもありませんけれども、まさに内政と同時に外交が非常に大事であります。そういう意味で、今の日本を取り巻く外交状況というのは、問題山積といいますか、本当に大臣も大変御苦労いただいておるのではないのかな、このように拝察をいたしておるわけでありますが、きょうは限られた時間でありますので、日ロ、日中、そして最後に北朝鮮ということで、三カ国にわたって、日本と今どんな状況にあるのか、ひとつお聞か……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木です。 少しまた伺ってまいりたいというふうに思います。 まず、きょうの新聞を引用させていただきますと、株安連鎖、アメリカに疑念ということです。世界的な株安が鮮明になってきた。十六日の東京株式市場は、前日の米欧株価の大幅下落を受け、日経平均株価の下げ幅が一時四百円を超えた。欧州や日本、中国の景気が不安を抱える中、好調が続いてきた米国にも悪影響が及び、世界経済の牽引役が不在になりかねないとの懸念が浮上したためだ。同日のアメリカのダウ工業株三十種平均は一時二百ドル超値を下げた。市場の混乱が長引けば、世界経済を揺さぶるおそれがある。これは、けさの新聞の見出しでございます……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 最後の質問になりますので、今までの委員の質問と重なる部分もあろうかと思いますが、私の立場に立って質問をさせていただきますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。 私も、まず、牛肉の関税削減によって、いわゆる国内生産者及び財政への影響、そしてその対応ということで、ひとつ質問をさせていただきたいというふうに思っています。 今般のオーストラリアとのEPAでは、先ほど御説明がありましたように、段階的に関税率が削減をされる、それは冷蔵牛肉と冷凍牛肉に分けてあるという御説明でございます。 そのことは承知をしておるわけでありますが、いずれにしましても、……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、消費税再増税の問題、そして日銀の異次元の金融緩和の関連、これについて幾つかお伺いをしたいというふうに思います。 これまでもお話が出ていますが、十月三十一日に日銀が、量的・質的金融緩和の拡大、すなわち追加の金融緩和を決定いたしました。今回の追加緩和は、まさに、よくも悪くも黒田総裁らしい、いわゆるサプライズと言えるものではないかなというふうに思っております。 これを受けて、東京株式市場は日経平均株価が大幅に上昇しました。四日には、およそ七年ぶりに一万七千円台に達した。同時に、為替市場では急速な円安……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木であります。 地方創生について、しばらく質問をさせていただきたいというふうに思います。 私は、最初に総理からこの地方創生ということを聞いたときに、ある意味で、年がいもなく、わくわくしました。どういうことかと申し上げますと、私は、まさに地方の声を何としても国政に届けたい、そして地方を本当に豊かな、人々が安心して住める地域にしたい、そういう思いを抱いて国政に参画をさせていただいたわけでありますが、最近はどうも政局の鈴木みたいな形になっておりまして、非常に心痛めておりますが。大変御無礼しました。要らぬことを言うと叱られますので。 本当に、そういう意味で、ぜひ石破大臣……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 なぜ今、地方創生かというところから入りたいんですが、時間の関係もありますので、結論から申し上げてまいりたいと思います。 日本の将来において、やはり、遅きに失した感はありますけれども、欠くことのできない非常に重要な問題だ、このように私は思っております。 先日、この場で私は三十分にわたって石破大臣とこの問題について議論をさせていただきました。そのとき石破大臣は、なぜ今なのかというと、委員の御指摘のとおりですが、多分、これが最後の機会ではないかという危機感を持っております、私も議員を二十八年やっておりますが、かつて、私が議員になる前、日本列島改造論と……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 以前、しばらくの間は、生活の党の鈴木で質問させていただいたわけでありますが、古巣に戻って、また初心に返って、しっかりと頑張ってまいりたいというふうに思います。 議題となっております所得税法等の一部を改正する法律案、そしてまた衆法で出されております格差是正及び経済成長のために講ずべき税制上の措置等に関する法律案、この二案について御質問させていただきたいと思います。 話はかわりますけれども、きょうは、七十年前、東京大空襲と申しますか、十万人の方々がお亡くなりになったという日でもあります。それからまた、あすは御案内のように東日本大震災の発災というこ……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 ほんの先ほど予算委員会が終了されたということで、お食事をとる間があったかどうかわかりませんが、本当に、こうして我が委員会にお駆けつけいただきましたこと、まずお礼を申し上げたいと思います。 我々、充実審議ということで、本当に大事な税、予算の審議をしてまいりました。最後、総理に御臨席をいただいて、二時間、野党からしっかりと議論をさせていただきたい、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 税は国家なりという言葉があるように、税制という制度の設計次第で国や社会の形が変わるため、税にはしっかりとした論理が必要だ、このように思います。ま……
○鈴木(克)委員 それでは、先ほど委員長から視察報告がありましたが、私からも、御対応いただいた財務省そしてまた東京税関の方々に、まず、視察に対するいろいろな御手配、感謝を申し上げたいと思います。 そこで、それに関連してしばし御質問をさせていただきたいというふうに思うわけであります。 視察をさせていただいた委員の皆さんはほとんど同じようにお感じになったのではないかなと思うんですが、まさに、二十四時間三百六十五日、不眠不休と申しますか、日本の水際で税と関を担って働いていただいておる皆さんの本当に真剣な働きぶりを拝見させていただいて、非常に思うところがありました。 そこで、少しそれに関連してお……
○鈴木(克)委員 最後になりました。民主党の鈴木です。 私も、金商法の改正案について、私の立場で、重なる部分もありますけれども、お尋ねをしてまいりたいと思います。 平成十八年の金商法制定の際に根っこの法律はできておるわけですけれども、温故知新という言葉がありますが、古きをたずね新しきを知るということではありませんけれども、何でそんなことをいきなり言い出したかというと、実は、この平成十八年のときに、私は、財務金融委員会で当時の証券取引法の一部改正のときに四回ほど質問をしておりますし、それから本会議でも二回ほどこの問題を取り上げているんですね。内心じくじたる思いと言うと大変大げさですけれども、……
○鈴木(克)委員 民主・維新・無所属クラブの鈴木克昌でございます。 今、古川委員ととりわけ黒田日銀総裁のやりとりを隣で伺っておりまして、総裁、少し元気がないんじゃないですか、いや本当に。今の日本経済の、また日本の置かれておる状況を鑑みますと、もっともっと元気を出してばっちり言っていただかなきゃいけないというふうに思います。 私は、ことしで七十二歳の初老を迎えておりますけれども、元気いっぱい、何とかこの国を変えていかなきゃいけない、こういう思いで燃えております。ぜひひとつ、そういう観点から御回答、御答弁をいただきたいというふうに思います。 私からも総裁に、金融政策、特にマイナス金利について……
○鈴木(克)委員 どうも、鈴木でございます。 税制についてということでありますので、午前中の質問者と若干重なるところもあるかもしれませんが、大事な部分でございますので、私からも質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、税制の構造改革の動向ということをお伺いしたいんですが、昨年の六月に骨太の方針が閣議決定をなされました。そのときには、経済社会の構造が大きく変わっていく、そんな中で、持続的な経済成長を維持促進するとともに、経済成長を阻害しない安定的な税収基盤を構築する観点から、税体系全般にわたってオーバーホールをする、こういうことが閣議決定されたわけであります。 これを受けて、政……
○鈴木(克)委員 総裁が今お着きであります。二、三、総裁から御答弁いただきたいので、ちょっと待たせていただきます。 よろしいですか。 総裁、どうも連日御苦労さまでございます。二、三問私からお伺いしたいんですが、前々から伺っております予算委員会でも、それからこの委員会でも伺っておるわけでありますが、なぜマイナス金利が国民のためになるのかということ、これをわかりやすく御説明いただきたいということでございます。 日銀がマイナス金利を導入したという狙いについては何回も伺っておるんですけれども、この前、私は金庫の話をしましたよね。これは、マイナス金利対策はお済みですかという広告のもとに金庫が売れて……
○鈴木(克)委員 私は、民主・維新・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました、政府提出、所得税法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。 社会保障の充実、安定化を図り、将来世代に借金を押しつけないため、消費税引き上げを含めた社会保障と税の一体改革を推進することの重要性、必要性は全く変わりません。しかし、引き上げの前提の一つであった社会保障の充実は、総合合算制度の取りやめという形でないがしろにされ、議員定数の大幅削減を含む身を切る改革もいまだに実施されていません。 また、最重要課題の一つであった消費税の逆進性対策も、党利党略で迷走しています。政府提案の軽減税率は、格差……
○鈴木(克)委員 おはようございます。 それでは、限られた時間でありますが、少し質問させていただきたいというふうに思います。 まず、日銀にお伺いをしたいというふうに思います。 黒田総裁が、二年で二%、二年でマネタリーベース二倍等々、うたったといいますか、主張された量的・質的金融緩和がスタートしたのは、二〇一三年の四月四日のことであります。二年どころか、まさに三年が過ぎ、きょうからちょうど四年目がスタートすることになります。 ここで少しお伺いをしていきたいんですが、総裁の任期といいますか、五年ということでありますので、残り時間の方が短くなってきておるということではないかなと思います。もち……
○鈴木(克)委員 それでは、私から総裁に少しお伺いをしてまいりたいと思います。 まず冒頭、私からも、今回の熊本、大分を中心とした九州地方の震災で、お亡くなりになった方々、被災を受けた方々、そして、まだ避難をして大変苦しい状況に置かれておる方々、また、余震が続く中で捜索を続けられている方々、本当にそれぞれ、お悔やみを申し上げ、お見舞いを申し上げ、そして、国として、政府として、我々国会として、きちっと応援をさせていただかなきゃいけないし、そのことを改めてここでお誓いを申し上げたいというふうに思うわけであります。 さて、質問に入らせていただきます。 その震災のときに、総裁はちょうど、四月十四日……
○鈴木(克)委員 民進党の鈴木であります。 少しお時間をいただいて、各般にわたって御質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず私からも、やはり熊本の皆さんにお悔やみ、お見舞いを申し上げたいと思いますが、いずれにしましても、一千三百回を超える余震、本震が続いておる現状であります。本当に心配なことでありますが、一刻も早くおさまって、復旧復興ができるようにお祈りを申し上げ、また、国としても、我々議員としても、しっかりと応援をさせていただきたい、このように思っております。 それで、震災時の税制上の対応ということでまず最初にお伺いをしていきたいのですが、先日、四月二十六日に、我が党の同僚……
○鈴木(克)委員 鈴木であります。 私からも、まず、九州・熊本で災害に遭遇され、お亡くなりになり、また大変な被害をお受けになっている皆さんにお悔やみとお見舞いを申し上げ、一日も早い御回復を心から御期待申し上げ、また、徹底的に我が党も挙げて支援をさせていただく、このことをお約束させていただきたいというふうに思っています。 さて、今回、質問の機会をいただきました。森林法の改正、それから森林組合法の改正、そして違法伐採対策という順に通告をさせていただいておるわけでありますが、違法伐採対策からまず始めさせていただきたい、このように思っておりますので、あらかじめ御了解をいただきたいというふうに思いま……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 一月二十九日、ある意味では衝撃的な、日本銀行開設以来のマイナス金利が導入をされました。通称第三の黒田バズーカというふうに言われておるわけでありますけれども、私は、このことについて黒田総裁そしてまた麻生大臣にも伺ってまいりたいというふうに思います。 まず最初に、麻生大臣それから黒田総裁にお伺いをしたいと思うんですが、私、一月十二日の財務金融委員会でこのように申し上げました。これは、よいニュースなのか、悪いニュースなのか、国民の皆さんはおぼろげな不安を抱いているというふうに申し上げました。 きょう出された世論調査、日銀は金融機関から企業への貸し出……
○鈴木委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して以来、各般の施策が実行されてまいりましたが、依然として、米軍基地問題等、多くの課題が残されております。 また、北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現に向けて、これまで以上に国民世論を結集していくことが重要であると存じます。 このような状況のもと、当委員会に課せられました使命はまことに重大であります。 委員各位の御支援と御協力を賜りまして、円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
この際、鶴保沖縄及び北方対策担当大臣及び岸田外務大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。鶴保沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 次に、岸田外務大臣。
【次の発言】 次に、石原内閣府副大臣、岸外務副大臣、薗浦外務副大臣、豊田内閣府大臣政務官、小田原外務大臣政務官、武井外務大臣政務官及び滝沢外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。石原内閣府副大臣。
【次の発言】 次に、岸外務副大臣。
【次の発言】 次に、薗浦外務副大臣。
【次の発言】 次に、豊田内閣府大臣政務官。
○鈴木委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官滝澤依子君、内閣府大臣官房政府広報室長日下正周君、内閣府政策統括官北崎秀一君、内閣府沖縄振興局長槌谷裕司君、内閣府北方対策本部審議官山本茂樹君、警察庁長官官房総括審議官斉藤実君、警察庁長官官房審議官鈴木三男君、外務省大臣官房審議官相木俊宏君、財務省主税局長星野次彦君、文部科学省大臣官房審議官藤江陽子君、資源エネルギー庁資源・燃料部長山下隆一君、防衛省大臣官房審議官山本達夫君、防衛省大臣官房審議官土本英樹君及び防衛省……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、北方領土問題の早期解決等に関する陳情書外一件、沖縄県の市町村国保に対する財政支援を求める意見書外一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいた……
○鈴木(克)委員 おはようございます。民進党の鈴木でございます。 初当選以来、ほとんどが財務金融委員会に所属をさせていただいたんですが、おかげさまで、今回、総務委員会の方に出世をすることができました。ただ、きょうはまたこちらに呼び戻されまして、麻生大臣のお顔を久しぶりに拝見をするということで、大変うれしく思っております。 法案の質疑に入る前に、日銀の国債の買い入れについて総裁に二、三お伺いをして、そして本題に入りたいというふうに思います。 確認するまでもないわけでありますけれども、日銀の国債の直接引き受けは財政法第五条で禁止をされております。日銀は、一旦金融機関が買って市場に出た国債をオ……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 それでは、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、私の今回の質問の流れは、総務省はあくまでも、地域に寄り添い、地方とともに業務を行っていく、そういう省庁であるべきであるし、そうあってもらいたいという思いの中で少し質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、冒頭、自民党の鈴木議員からもあったわけでありますが、鳥取地震、いまだに五百人を超える方々が難儀な生活をされておるということでございますが、今回は、未知の断層が十キロ以上にわたってずれたというような状況でありまして、そういうことからいくと、まさに、いつどこで地震が起きても、災害……
○鈴木(克)委員 鈴木です。 きょうは、いろいろな観点というか、まず災害について、そして、災害というよりも、むしろそれに対する消防団、消防職員等について、また、非常にアナログ人間の私が、超デジタルのお話、ビッグデータの話を聞こうということでありまして、少しあちらへ飛んだりこちらへ飛んだりするかもしれませんが、順次伺っていきたいというふうに思います。 災害は常に変化するということが言われていますし、災害は忘れたころにやってくるというふうに言われていますが、昨今は忘れないうちにやってくるというふうにも言えるのではないかなと思います。相次いで被災を受け、犠牲になられた方、被害を受けた方は本当に大……
○鈴木委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの國場幸之助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
伊東 良孝君 國場幸之助君
武部 新君 堀井 学君
渡辺 孝一君 佐々木隆博君
……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、鶴保沖縄及び北方対策担当大臣及び岸田外務大臣から順次説明を求めます。鶴保沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 次に、岸田外務大臣。
【次の発言】 外務大臣は御退席いただいて結構でございます。
次に、平成二十九年度沖縄及び北方関係予算について説明を求めます。石原内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十六分散会
○鈴木委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官北崎秀一君、内閣府沖縄振興局長槌谷裕司君、内閣府北方対策本部審議官山本茂樹君、総務省大臣官房審議官宮地毅君、外務省大臣官房審議官滝崎成樹君、外務省大臣官房審議官相木俊宏君、厚生労働省大臣官房審議官中井川誠君、水産庁漁政部長大杉武博君、水産庁漁港漁場整備部長岡貞行君、国土交通省航空局航空ネットワーク部長和田浩一君、防衛省大臣官房審議官山本達夫君、防衛省防衛政策局次長岡真臣君、防衛省地方協力局長深山延暁君及び防衛装備庁装……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
北方問題に関する件調査のため、来る十三日火曜日午前九時、参考人として公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長脇紀美夫君、筑波大学教授中村逸郎君及び根室水産協会会長理事高岡義久君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、来る十三日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時一分散会
○鈴木委員長 これより会議を開きます。 北方問題に関する件について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として、公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長脇紀美夫君、筑波大学教授中村逸郎君及び根室水産協会会長理事高岡義久君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、北方問題につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 次に、議事の順序について申し上げます。 まず、脇参考人、中……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、北方領土問題の解決促進等に関する陳情書外一件、不発弾等に関する経済的損失の補償制度構築を求める意見書外十件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 私は、きょう、五点ほどお伺いをしたいと思って準備をしてきたんですが、まず最初はふるさと納税、そして二つ目が地方創生の財政上の問題、三つ目が上下水道事業に対する財政措置、四つ目が女性消防職員のためのハード面の環境整備、五つ目がマイナンバーの導入状況ということでありますが、限られた時間でありますので、恐らく、一問で終わってしまうのか、二問で終わってしまうのか、わかりません。その点、御準備をいただいた皆さんには、まずもっておわびを申し上げておきたいなというふうに思います。 では、早速、ふるさと納税から入らせていただきます。 ふるさと納税の理念というのは……
○鈴木(克)委員 民進党の鈴木であります。 お時間をいただきまして、議題になります地方税法改正案その他について御質問をさせていただきたいと思います。 私も、かつて片山善博総務大臣のもとで総務省で少し仕事をさせていただいたんですが、そのときの思い出というのが大きく言えば二つありまして、一つは東日本大震災。これはもう本当に未曽有の大災害ということでありました。私の人生の中でも非常に忘れることのできない出来事です。 もう一つは、実はマイナンバーなんですね。それが一応私の、私だけではありませんけれども、担当ということで、何とかこれを物にして国家のために役立たせたい、そんな思いで仕事をさせていただ……
○鈴木(克)委員 民進党の鈴木でございます。 私も、二十九年度のNHK予算について、何点かにわたって御質問をさせていただきたいと思います。ただ、限られた時間でありますので、私がきょう通告をしておる要点だけ先に申し上げておきたいというふうに思います。 一番最初は、NHK改革ということで通告をさせていただいておるわけでありますが、ここは恐らくある程度の時間をかけて議論させていただけるのではないかなと思います。 二つ目は、放送分野、放送業界の新しい取り組みについてということで、例のネット配信をお伺いしたいというふうに思っておるわけであります。 このネット配信については、いろいろと議論もありま……
○鈴木(克)委員 民進党の鈴木でございます。 電波法について少し、時間の範囲内でお伺いをしていきたいというふうに思います。 まず最初に、公衆無線LANの整備、そしてまた、今後のありようといいますか予定といいますか、それについてお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 平常時というか、ふだんには、この公衆無線LANというのは、非常に意義のあるというか、有用なものであります。例えば、観光関連情報の収集とか、災害時の情報の受発信とか、それから、特に地域活性化のツールとしても非常にこれは有効である、このように思っております。 この公衆無線LAN、WiFiというふうに言った方がわかりがいいの……
○鈴木(克)委員 民進党の鈴木であります。 きょうは四点ほど通告をさせていただいておるわけでありますが、まず最初は来年度以降の地方財政、二つ目が、今、黄川田議員からも質問がありました地域おこし協力隊、三つ目が地方大学について、四つ目が水道料金の将来的な値上がりに対する対策ということであります。 ただ、二番目の地域おこし協力隊については、かなり詳しく黄川田先生がお聞きをいただいておりますので、ちょっとこれは後回しにさせていただいて、まず、来年度以降の地方財政について少しお話をさせていただきたい、ここから入らせていただきたいと思います。 国と地方の関係、中央集権、地方分権、言葉はいろいろあり……
○鈴木(克)委員 民進党の鈴木でございます。 まず、お三方の参考人、本当に御多用の中お越しいただきまして、ありがとうございます。私からもお礼を申し上げたいと思います。 太田市長さんにおかれましては、二期目の御当選おめでとうございます。ただ、人口四万八千人という市で、しかも、二〇〇五年ですか、九町村の合併という、私も実は首長を経験してまいっておりますので、そういう意味では非常に悩みもわかるし、大変だなというふうに思っております。 それから、福島さんにおかれましては、いわゆる自治体の職場の中での偽装請負や、きょうお話にはなかったんですけれども、違法派遣とか、そういった関係について非常に情報を……
○鈴木(克)分科員 おはようございます。 私は、ちょっとまた日本の将来、財政について大臣にぜひ御所見を賜りたい、こんな気持ちで通告をさせていただきました。 全く余談でありますけれども、今、藤村委員が御質問をされました保存について、私も小さな町でありますが、蒲郡の市長をいたしておりまして、何としても古いものを大切にしたいということで、昭和初期の建物と明治末期の建物を移築しまして、今本当に蒲郡の市民のシンボルになって、一つは文学記念館、一つはマリンセンターハウスということで、市民が誇りにしておるわけです。 やはり私はお金ではない。もちろん、財政が大事だということを言いながらお金じゃないなんと……
○鈴木(克)委員 安全保障とか九条の議論の中で、ちょっと私のような発言をしていいのかどうか迷っておりますが、一年生でございますし、せっかくの機会でありますので、お許しをいただきたいと思います。 私は、愛知県の小さな市の市長をいたしておりまして、地方分権とか地方財源の移譲とか道州制とか、そういうものを常々主張してまいりました。そんな視点で、ぜひ発言をお許しいただきたい、このように思うわけであります。 レベルの高いというか低いというか、語弊があるかもしれませんけれども、私は、税金の使い方を本当に国民の目線で見ていく、そして国民の目線での改革を進めていく、そして中央集権体制を変えていく、官僚政治……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 私も、宇都宮参考人のオンブズマンに関するお話を伺いまして、勉強させていただくことが非常に多かったなというふうに思っております。 先ほど木下小委員長から報告がありましたように、オンブズマン制度の特色というのは、まず、立法府の公職者であること、そして公平な調査官であり、政治的に立法府からも独立しておること、それから、行政府の行為を取り消す等の権限はないけれども、意見表明や勧告等の権限は持っておる、そして調査の影響力を保持しておる、それから、苦情の処理は直接的、迅速、かつ無料であるというようなことが先ほど御報告されたわけでありますが、オンブズマン……
○鈴木(克)委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、四月一日に会議を開き、参考人として、東京大学大学院法学政治学研究科教授碓井光明君及び千葉大学法経学部教授広井良典君をお呼びし、財政、特に、国民負担率の問題を含む社会保障の財源問題、国会による財政統制について御意見を聴取しました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を御参照いただくこととし、その概要を簡単に申し上げますと、 碓井参考人からは、 国民主権の一環としての国民財政主義の実現のために、国民への財政情報の提供の必要性及びこれまでの……
○鈴木(克)委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、五月二十日に会議を開き、参考人として、財団法人地方自治総合研究所理事・主任研究員辻山幸宣君をお呼びし、中央政府と地方政府の権限のあり方、特に課税自主権について御意見を聴取しました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 辻山参考人からは、 まず、分権一括法の効果の現状について、地方議会の活性化や市民の条例づくりへの積極的参加等の例はあるが、依然として、通達にかわる助言、勧告や各省大……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 今ここに私、憲法記念日の各党の談話を持ってまいったわけでありますが、大変失礼でありますが、ちょっと御紹介をさせていただきたいと思うんです。 自民党さんは、「国際社会から尊敬され、国民誰もが誇りに思う品格ある国家を目指し、守るべき国柄と伝統を見極めた新憲法を作りたい」。民主党は、「現行憲法の根本規範たる「国民主権」などは大切にすべきだ。安全保障のあり方などもタブーを設けず検討を進める」。公明党さんは、「性急な改憲論とかたくなな護憲論を橋渡しし、コンセンサスを形成する公明党の役割は誠に重要である」。共産党さんは、「憲法のすべての条項をしっかりと……
○鈴木(克)小委員 民主党の鈴木克昌と申します。よろしくお願いします。 私は、利用しやすい司法の実現という視点で、最初にまず二点ほどお伺いをしたいわけであります。 国民にとって利用しやすい司法を実現するには裁判へのアクセスの拡充というのが必要だというお話がございました。そのための手段として、司法ネットの整備、それからまた法律扶助制度の充実等が必要である、重要であるということがわかったわけでありますけれども、これらの具体化に当たって、私はどうしても、地方の市長をやってきたものですから、その視点での発言になってしまうわけでありますが、地方公共団体が果たす役割というようなものをどんなふうにお考え……
○鈴木(克)小委員 民主党の鈴木克昌でございます。 いつも私申し上げるようで恐縮でありますが、地方の行政に携わってきた一人として、このオンブズマン制度について一言だけ申し上げたいというふうに思っておるわけであります。 実際に、地方自治体、こういう訴訟とかオンブズマンの問題とかいろいろ現実的にありましたし、そういうことを経験してきたわけでありますが、一言で言って、私は、議会が本来の職務を全うしておれば何もオンブズマンに頼る必要はないんじゃないか、こういうことを実は首長時代にはずっと言ってきたわけであります。オンブズマンのお世話になるということは、議会が本来、そもそもの使命を果たしていないんだ……
○鈴木小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、小委員長に選任されました鈴木克昌でございます。 小委員の皆様方の御協力をいただきまして、公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いをいたします。(拍手) 統治機構のあり方に関する件、特に財政について調査を進めます。 本日は、参考人として東京大学大学院法学政治学研究科教授碓井光明君及び千葉大学法経学部教授広井良典君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうござ……
○鈴木小委員長 これより会議を開きます。 統治機構のあり方に関する件、特に中央政府と地方政府の権限のあり方について調査を進めます。 本日は、参考人として財団法人地方自治総合研究所理事・主任研究員辻山幸宣君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、辻山参考人から中央政府と地方政府の権限のあり方、特に課税自主権について四十分以内で御意……
○鈴木小委員長 これより会議を開きます。 統治機構のあり方に関する件、特に二院制と会計検査制度について調査を進めます。 本日は、参考人として一橋大学大学院法学研究科助教授只野雅人君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 二院制と会計検査制度について、まず、会計検査院当局から説明を聴取いたします。次に、只野参考人から御意見を四十分以内で……
○鈴木(克)分科員 民主党の鈴木克昌でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ちょっと私ごとで恐縮でありますが、私は、愛知県の県議を務めた後、地元蒲郡で市長をしてまいりました。県議、市長時代を通じて常に国に対してお願いを申し上げておったのは道路の整備ということでございまして、立場を変えて、今回、こうして道路のことでお話をさせていただけるということで、大変喜んでおる次第でございます。 まず、過日、石原大臣、委員会で国土交通行政について所信を述べられたわけでありますが、それを伺っておって、なるほど、国土交通行政というのは、環境から、安心、安全そして地域活性化、都市再生等々、非常に大きな……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 私も、基本的にはオンブズマン制度は導入すべきだという視点で申し上げていきたいと思うんですが、今、日本の国が直面をしておる課題というのは、一つには、やはり政治に対して国民の信頼をどうやって得ていくか、もう一つは、直面する諸問題をどうやって大きく改革していくか、この二点だと思います。 確かに制度的には、三権分立、そして憲法に基づいていろいろとできてはおるわけでありますが、その実態ということを考えていったときには、やはり残念ながら、幾多の問題が出てきておるということではないのかなというふうに思います。とりわけ、大きな改革を進めていくという視点の中……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 本日は、国会と内閣を中心とした調査会でございますが、これからの統治機構のあり方を考えるに当たっては、まず、グローバル社会の到来に対応する国家のあり方を見据えるという視点が必要となるものと考えます。 これまで我が国においては、中央集権システムのもとで、官僚による恣意的な行政指導が横行し、法の支配が形骸化するという傾向にありました。我が民主党が掲げている創憲は、このような危うい政治の現状に対して、立憲政治を立て直し、法の支配が確立した社会をつくり出そうというものであることを初めに申し上げておきたいと思います。 二院制につきましては、二院制を維……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木でございます。 きょうは、国民の権利及び義務ということでございますので、私もぜひ一言申し上げておきたいというふうに思うんです。 言うまでもありません、戦後六十年有余経過をして、憲法を制定した当時に想定されなかったいろいろな権利が発生をし、そしてまたそれが今社会の中で求められておる、認められておるというような、時代が変わってきておることは間違いないというふうに思います。新しい人権を憲法に書き込んでいくということは国民の人権の確保に有益でありまして、私は、憲法が国家権力を制限し国民の権利を守る基本法という意味からも、新しい人権というものを書き込んでいくのはその趣旨……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 私も、地方自治のあり方、特に地方分権の必要性ということ、みずからの体験を含めてぜひ発言をさせていただきたいというふうに思うわけであります。 戦後、我が国は、官僚主導の体制で来たことは事実であると思います。ある一定時期まではそれが功をなしたということかもしれませんけれども、これからの国のありようを考えていったときには、やはり官僚主導の政治体制を改める必要は絶対にある、このように思っております。もう少し国民の近いところで政治が行われていくような形に変えていく必要がある。 そこで、従来の中央集権体制というのが、やはり中央に期待する依存心というの……
○鈴木(克)委員 民主党の鈴木克昌でございます。 前文ということでありまして、一言発言をさせていただきたいと思います。 当然のことながら、私は、前文は必要であり、あるべきであるという考え方に立っております。そして、それを前提として、先ほど来いろいろ御議論はあるわけでありますが、まず一つは、私は、やはりわかりやすい表現にする必要がある。そして、松宮委員もおっしゃったわけでありますが、やはり短い文章であるべきだ。理想を言えば、俗に言う、国民がさらっと暗記をできるようなそういうようなものであってもいいのではないのかなというふうに思います。 私も幾つかの団体に属しておりますが、その会の精神を綱領……
○鈴木(克)分科員 民主党の鈴木克昌でございます。きょうは発言の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 私は、庶民の夢と申しますか、宝くじについて少しお伺いをしていきたいと思っておるんですが、宝くじとその収益金についていろいろと、ちょっとこれは問題だなというような点が何点かございますので、きょう、限られた時間でありますが、その点をお聞きしたいというふうに思います。 私はきょう、本年の三月十四日の新聞を持ってきたんです。私は愛知県なんですけれども、愛知県に三好町というところがあるんですが、そこの町議さんたちが、宝くじの収益金について監査請求を出したということが載っておりました。……
○鈴木(克)分科員 民主党の鈴木克昌でございます。 きょうは、林業、そして農業、そしてまた上下流の交流というような視点で少し御議論をさせていただきたい、また御要望をお願い申し上げたい、このように思っております。 まず、林業についてお伺いをしてまいりたいというふうに思うんですが、森林の持つ公益的な機能は、これは言うまでもありません。水源涵養から始まって森林浴、そしてまた、最近あれかもしれませんけれども、燃料の問題や、ある意味では酸素の光合成の問題や、森や林の持つ機能というのはまさに我々人間にとって最も必要なものだ、このように思っています。 しかし、そのような森林、特に林業に携わる方々が今大……
○鈴木(克)小委員 日弁連のお二方に少し重ねてお伺いをしたいというふうに思うのですが、若干私の理解の不足もあったのかもしれませんが、配付いただきました資料の三番、四番、五番ですね、ここのところを補足も含めて再度お伺いをしてまいりたいというふうに思うんです。 当然、的確な情報に基づいて、国民が賛成意見、反対意見を公平、平等に知って、そして判断をしていくというのは、これは当然というか大前提であるわけでありますが、三番のところに、政党以外の団体や市民も無料で放送や新聞広告による広報活動ができるようにするための工夫をというふうにおっしゃっておるわけですが、かなりこの辺のところも、先ほどの海外での事例……
○鈴木(克)小委員 今の船田委員の御発言に対してちょっと意見を申し上げさせていただきたいなというふうに思うんです。 考え方としてはわかりますけれども、現実にはちょっと問題があるなというふうに思って聞いておりました。それよりも、今言われるように、確かに判断に苦しむというか、よくわからないから、あとのことは例えば主権者の皆さんで決めてくださいという立場の国民もおみえになるというふうに思います。それは、逆に言えば、棄権をする自由を認めるとか白票で出すということが、ある意味では一つの意思表示という整理になるんではないかな。 今船田委員がおっしゃったような形では、ただただ混乱を招いてしまって、マル・……
○鈴木(克)分科員 民主党の鈴木克昌でございます。 お時間をいただきまして、少し質問をさせていただきたいというふうに思います。 きょうは、「消費者が望むより良い葬儀とは」という、消費生活コンサルタント関西の皆さんが数多くの現況を報告されておる資料を持ってまいりました。これに基づいてというか、これに触発されて、少し葬祭互助会等について伺ってまいりたいというふうに思います。 御案内のように、団塊の世代が退職の時期を迎えて、超高齢化社会、まさに目前というか、もう入っておるということであります。したがって、高齢者向け市場というものがいろいろと拡大をしておりますし、市場ニーズも変わってきた。老後を……
○鈴木(克)分科員 民主党の鈴木克昌でございます。 私は、きょう、地元であります東三河の交通基盤整備、そしてまた今後の基本的な進め方等について、お時間をいただいて質疑をさせていただきたい、このように思っております。 まず、東三河、これはもう皆さん御案内かもしれませんけれども、三河港を中心として、臨海部そして内陸部というふうに分かれておるんですが、特に臨海部を中心に生産拠点が集中をいたしております。ある意味では愛知県の工業出荷額を、豊田市ほどではないんですが、担っておるということが言えるのではないかなと思います。当然のことながら、三河港は、自動車の輸出入の拠点ということで大変な急成長をいたし……
○鈴木(克)分科員 民主党の鈴木であります。発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 それでは、私も、数点にわたって、許された範囲の中で御質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、建築関係ということでありますが、この問題は恐らくいろいろな委員からも議論があったところだというふうに思いますが、私からも一度お伺いをしておきたいというふうに思うわけでございます。 言うまでもありませんが、例の平成十七年ですかに発覚をした姉歯問題ということで、まさにこれは、日本の国の住宅行政というか、衣食住という三原則の中の一つを根本的に揺るがすような大問題であったわけでありまして、国民の関……
○鈴木(克)分科員 民主党の鈴木克昌でございます。 お時間をいただきましたので、今最も国民の関心の高いというふうに思われます、またそうでなくてはならないわけでありますが、地デジの問題について少し勉強させていただきたい、このように思います。 私の地元というのは、三河山間地でありまして、いわゆる限界集落と言うとしかられますが、限界に近い集落が点在をいたしております。そんな中で、高齢者を初め多くの方々が必死な思いで山間地を守っているというのが今の状況であります。当然のことながら、山間地が乱れれば日本の農業や林業が荒廃するということでありまして、こういった地域の皆さんにとって、やはり大きな問題は、……
○鈴木(克)副大臣 御指摘の繰越金一兆円についてでありますが、平成二十二年度の補正予算で、二十一年度の国税五税の決算剰余金一・八兆円、平成二十二年度の国税五税の増収見込み額二・二兆円が計上されたということに伴って、交付税の法定率分が一・三兆円増額になったことから、従来からの取り扱い、慣例によりまして、基本的に翌年度に繰り越すこととさせていただいたということであります。補正予算に係る地方負担を踏まえて三千億の交付税を追加交付した残額の一兆円を繰り越した、こういうことでございます。
【次の発言】 現実の数値だけ私の方から申し上げて、あとまた、理念的な問題は大臣から御答弁をいただけたらというふうに思……
○鈴木委員 民主党の鈴木克昌でございます。 私は、先ほど何人かの委員の方からも出たんですが、雇用の問題と憲法の問題について少し持論を述べさせていただきたいというふうに思います。特に、非正規雇用とそれから憲法のいわゆる平等原則とか勤労の権利というところでございます。 言うまでもありませんけれども、現在の非正規労働者の数というのは千七百五十万人を超えておるということで、勤労者の三割を占めているということであります。その方々が幸せな生活を送っていただいておればいいんですけれども、現状では大変厳しい状況に置かれております。 非正規労働者というのは、正規労働者と比較して、不況期においては解雇や雇い……
○鈴木(克)委員 これより会議を開きます。
衆議院憲法審査会規程第四条第二項の規定により、会長が選任されるまで、私が会長の職務を行います。
これより会長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの三日月大造君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、保利耕輔君が会長に御当選になりました。
会長保利耕輔君に本席を譲ります。
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 第一章天皇について、生活の党を代表し、発言をいたします。 意見を申し上げる前に、一言申し上げておきたいことがございます。 詳しくは、第二章戦争の放棄の議論を行う際に申し上げますが、昨今、憲法九十六条の改正を先行させるとの議論が注目を集めております。憲法の改正は、国内はもちろんのこと、諸外国に与える影響は大きなものがございます。憲法論議に当たっては、憲法の基本的な理念や論理を踏まえて冷静に議論を行う必要があります。それを抜きにして、憲法九十六条の改正についてのみ単独で議論を行うのは不適切なのではなかろうか、私どもはこのように考えているところ……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 憲法第三章国民の権利及び義務について、生活の党の現時点での考え方を述べたいと思います。 意見表明に当たり、最初に強調しておきたいのは、憲法論議に当たっては、憲法のどこが現在の世の中に適合していないのかといった、憲法の中身の議論をまず行う必要があるのではないかということであります。 今回のテーマである国民の権利義務についても、議論すべき点は多々あると思います。しかし、そうした憲法の中身の議論を抜きにして、いきなり九十六条の憲法改正手続を改正しようというのは、順序が逆ではないかと考えています。 まず、国民の義務に関する論点について申し上げま……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌です。 憲法第五章内閣について意見表明をいたします。 生活の党では、現在、憲法全体について、党としての考え方を取りまとめるべく検討を進めております。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、そして国際協調の原則、この四つの理念を維持すべきということを基本として、昨今盛んになっている九十六条改正論のような政治的な背景からの議論ではなく、理性的に、論理的に憲法を見詰めながら党内議論を進めていきたいと考えております。 これから述べる意見もまた、検討過程のものとして御報告させていただきたいと思います。 まず最初に、内閣総理大臣の地位についてです。 生活の党は、……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 憲法第六章司法について意見を申し上げます。 生活の党では、現在、憲法全体について党としての考え方を取りまとめるべく検討を進めております。本日のテーマである司法の分野については、いわゆる一票の格差の問題に関し、各地の高等裁判所で違憲判決が出されている状況などを踏まえ、現行憲法下における諸課題について党内議論を行っているところであります。 昨今、九十六条改正を先行すべきとの議論が盛んになっておりますが、我が党は、そのような政治的な背景からの議論などではなく、理性的に、論理的に憲法を見詰めながら党内議論を進めていきたいと考えております。 これ……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌です。 現在の複雑化した社会にふさわしい財政統制のあり方を実現するために、現行憲法下における諸課題について党内議論を行っているところであります。 九十六条先行改正論のような政治的な背景からの議論ではなく、将来の日本の国家像をしっかりと思い描いた上で、冷静に、理性的に憲法議論を行ってまいりたいと考えております。これから述べる意見も、検討過程のものとして御報告させていただきます。 まず、財政民主主義の実質化、国会における財政統制の充実の論点について申し上げます。 生活の党は、国民の生活が第一の理念に基づき、命と暮らしと地域を守ることを政治の最優先課題とし……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 憲法第九章について意見表明をいたします。 昨今、憲法改正について、まず九十六条を改正して、国会の発議要件を各議院の総議員の過半数の賛成に引き下げるべきであるという意見が聞かれます。九十六条先行改正論とでも言えるかと思います。しかし、我が党はこうした意見には明確に反対であると最初に申し上げておきたいと思います。 我が党は、国民の生活が第一との理念に基づき、命と暮らしと地域を守ることを政治の最優先課題としております。今求められているのは、こういった観点からの憲法のあり方や我が国の国家像の議論であると考えます。 もちろん、我が党も、現行憲法に……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌です。 憲法第十章最高法規及び前文について意見表明をいたします。 生活の党では、九十六条先行改正論のような政治的背景からの議論ではなく、将来の日本の国家像をしっかりと思い描いた上で、党内で冷静に、理性的に憲法論議を行っております。 そして、この論議をもとに党として「憲法についての考え方」をまとめ、去る九日にこれを発表いたしました。この「憲法についての考え方」では、一、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調という憲法の四大原則は、現在においても守るべき普遍的価値であり、引き続き堅持すること。二、国民主権から発する諸原理の安易な改正を認めないという……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 緊急事態について意見を申し上げます。 生活の党では、前にも申し上げておりますけれども、九十六条先行改正論のような政治的背景からの議論ではなく、将来の日本の国家像をしっかりと描いた上で、党内で冷静に、理性的に憲法論議を行っております。 このような党内議論をもとに、去る五月九日に発表した「憲法についての考え方」では、一つ、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調という憲法の四大原則は、現在においても守るべき普遍的価値であり、引き続き堅持すること。二つ、国民主権から発する諸原理の安易な改正を認めないという憲法の趣旨から、現行の改正手続規定……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌です。 本日は、憲法の基本的な考え方について意見表明をさせていただきます。 まず、憲法の本質であります。 まず、憲法とは何か、何のために存在するか。憲法とは、私たち国民がより幸せに、より安全に生活するためにみんなで定めた共同体のルールであります。したがって、憲法は、まず、国民生活の安定と向上のためにあるのでなければなりません。 国民の一人一人が、社会の中で、他の共同体のメンバーと協力し合いながら、自由に自分の人生を生きていけるようにする、これが基本的人権の尊重ということであります。そして、この基本的人権の尊重を貫徹するためには、共同体のルールとして、……
○鈴木(克)委員 生活の鈴木でございます。 まず、社会保障・税の番号について、実は、私は、民主党政権下で政府の一員としてその導入を検討してまいりました。そんなことで、どういう形で私がきょうここで質問をするのかということで見られておるのではないかなと思いますが、その当時から一つ非常に心配しておる点がありました。それはやはり、例の年金記録の問題なんですね。きょうは、それに絞って御質問をしてまいりたいというふうに思います。 この番号制度の背景の中の一つに、いわゆる年金記録の未統合問題や消えた年金問題というのがあるというふうに思います。国民の社会保障に対する信頼が、例の一連の問題で失われてきたとい……
○鈴木(克)分科員 生活の党の鈴木でございます。 きょうは、鳥獣害の被害と、それから林業についてお尋ねをしていきたいと思います。 実は、このテーマは、私は初当選以来ずっと、もう十数回やらせていただいておるテーマでありますが、いずれにしても、なかなか、その方向性というのか解決策というのか、肝心なものが出てきていないという思いで、ことしももう一度この予算分科会で質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、農林漁業の被害でありますけれども、平成二十三年度でこの鳥獣害の被害は二百二十六億円、このように報告をされておるわけであります。そのうち我が愛知県の被害は四億七千万ということなんです……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木であります。 本当に大変意義深い調査に参加をさせていただくことができました。保利会長そして武正会長代理を初め、この調査に参加された議員の方々、そしてまたこの調査を支えてくださった関係各位に感謝を申し上げたいと思います。 それでは、私からは、憲法改正手続、国と地方の関係、そして地方分権改革、この三点について御報告をさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、憲法改正手続に関する議論でありますが、御案内のように、我が国においては、ちょっと最近は下火になっておるようでありますけれども、憲法改正について、まず九十六条を改正して、国会の発議要件を各議院の総……
○鈴木(克)議員 御答弁をさせていただきます。 生活の党は、憲法とは、国家以前の普遍的理念である基本的人権の尊重を貫徹するために統治権を制約する、いわゆる国家権力を縛る、そういう意味での立憲主義の考え方を基本としております。 同時に、憲法は、国家のあり方や国法秩序の基本を定める最高法規として安定性が求められる性格のものでもあります。したがって、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調という憲法の四大原則は引き続き堅持すべきであります。 一方で、憲法は、国民の生命や財産、人権を守るために定められ、平和な暮らしを実現するための共同体のルールとしてみんなで定めたものなので、四大原則を守り……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 きょうは、本当に、四人の参考人の皆さん、ありがとうございました。いよいよ最後の質問ということでありまして、大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 限られた時間なものですから、なかなか多岐にわたっての御質問はできないかもしれませんが、まず高橋参考人にお伺いをしたいんです。 昨年の二月に、新聞で「論点」に発表されました。そのときに、タイトルが「格差生むシルバー支配」、こういう大変衝撃的なタイトルだったんですね。読ませていただくと、要するに、若者の声が今の政治に反映されているのかという論調であったというふうに思います。特に、「世代間格差ってな……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木であります。 限られた時間でありますから、順次御質問をしたいと思うんですけれども、いずれにしましても、質問の最後にもなっておりますので、若干重なった部分が出ることはお許しをいただきたいというふうに思います。 まず、前段として、私どもが、我が党が考えている共同提案の理由をもう一度、政府参考人の皆さんにも、それから会場の皆さんにも聞いていただきたいと思います。 我が党は、憲法とは、国家以前の普遍的理念である基本的人権の尊重を貫徹するために統治権を制約する、いわゆる国家権力を縛る、そういう意味での立憲主義の考え方を基本としております。 同時に、憲法は、国家のあ……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 参考人の皆様方、本当にありがとうございました。私が最後の質問になろうかと思います。どうぞ、ひとつよろしくお願いをいたします。 まず、投票権年齢の引き下げに関連して、田中参考人に最初にお伺いしたいと思うんです。 お話の中にもありました教育の問題、憲法教育や政治教育、これが非常に大事であると。私どももそのことを本当に重く受けとめておりまして、どういう形での教育があるのか、そしてまた、それが国民の皆さんにとって一番幸せなことなのかということを考えていくと、非常に大きな課題があるのではないのかなというふうに思っております。 教育といえば、例えば家……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木でございます。 保利団長初め、行かれた皆さん、本当に御苦労さまでございました。まだ全部読み切っておりませんけれども、本当にすばらしい報告書をおつくりいただき、御提示いただきましたことに、お礼を申し上げたいというふうに思います。今後の我が国の憲法を考える上で非常に貴重な視察であったのではないかな、このように思っております。 残念ながら我が党は参加させていただくことはできませんでしたけれども、本当にお疲れさまでございましたということを申し上げたいと思います。 二点なんですが、まず、やはり私どもとして一番関心があるのは、各国の憲法改正が、どういうような形で考えら……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌であります。 今後の憲法審査会で議論すべきことについて、私どもの意見を表明させていただきたいと思います。 まず、議論の前提として、私は、すばらしい会議運営について、一言付言をしたいというふうに思います。 発言時間の割り当てということでありますけれども、我々のような小さな会派にも十分な配慮をしていただいて、平等に発言時間を与えていただいておるという、憲法調査会以来踏襲されてきたこの運営方法というのは、本当に、護憲、改憲の枠を超えた我が国の憲法議論に多大な貢献をしておる、私はこのように思っておりまして、今後の憲法審査会においてもぜひこの伝統を堅持していただ……
○鈴木(克)委員 生活の党の鈴木克昌でございます。 意見陳述人の皆様方、本当にありがとうございます。 また、東日本大震災の大変な被害を受けたこの地域の中で最初の地方公聴会が開催できるというのは非常に意義のあることだ、このように私は思っておるところであります。 時間の関係もありますので、端的にお伺いをしていきたいと思うんですが、まず最初に、我が党の憲法に対する考え方だけ申し上げておきたいと思います。 言うまでもありませんけれども、憲法は、私たち国民が、より幸せに、より安全に生活するために、みんなで定めた共同体のルールである、このように認識をしておりまして、その中で、国民主権、基本的人権の……
○鈴木(克)委員 今国会といいますか、この憲法審査会のとりわけ今後は、安全保障をめぐって、そして憲法をどういうふうに考えていくかという非常に重要な節目の時期を迎えておるというふうに思いますが、私は、きょうは、あえてTPPと外交ということで少し付言をさせていただきたいというふうに思います。民主党の鈴木克昌であります。 憲法に規定をされております外交権限と民主的統制ということで、TPPの問題をお話ししたいと思います。 四日に、実は、訪米中の西村康稔内閣府副大臣が、TPPの交渉文書を国会が一定の条件のもとで閲覧できるようにするという考え方を示しました。私は、これは非常に遅きに失した決定だというふ……
○鈴木(克)委員 鈴木克昌でございます。 まず、本題に入る前に、私は、この憲法審査会の置かれておる立場とか意義について少しお話をしたいと思います。 先ほど会長は、私はこのように聞いたんですが、極力政局とは関係のない憲法の議論というのを進めていきたいということでありました。私も実は、国会へ出て、最初からこの憲法調査会、そして憲法審査会に所属させていただいておりまして、少数政党に対する配慮とか、発言の公平な機会とか、本当にすばらしい委員会だというふうに思っております。 それで、まず、この審査会は、日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行う、こういうこと……
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