このページでは奥野総一郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。奥野総一郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○奥野委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、石田勝之君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○奥野委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、石田勝之君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○奥野委員 民主党の奥野総一郎でございます。 本日は、質問の機会をいただきましてありがとうございます。 放送法を見ますと、NHKの目的としては、「協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、良い放送番組による国内放送を行い」と規定されております。 私は、この公共放送の任務を果たすために、受信料制度というのはその根幹だと思っております。NHKの収入の大宗を占めます受信料は、強制的に徴収される税金でもなく、サービスの対価でもありません。だからこそ、公共放送の自主性、中立性が保たれるということだと思います。その一方で、今申し上げたような公共放送としての目的……
○奥野委員 皆さん、おはようございます。民主党の奥野総一郎でございます。 私は、もともと郵政省におりまして、平成十年から、財投改革法案、そして公社法案とずっと携わってまいりました。そして、この十年余りの間に、郵政省から郵政事業庁、事業庁から公社、公社から民営四分社化という姿を見てまいりました。 国民の皆様に混乱を与え、また現場の皆様の士気を損なう、本当にこの十年間、この改革、申しわけなかったという思いでいっぱいであります。今度こそ、きちんと、半世紀以上もつ制度にしていきたいと思っております。その思いで、しっかりときょうは質問をさせていただきます。質問の機会をお与えいただいたこと、本当にあり……
○奥野委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、石田勝之君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○奥野委員 皆さん、おはようございます。民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 時間もございませんので、早速質問に入らせていただきます。 先日、東北三県の地上デジタル放送への完全移行の日程が来年三月末ということで決まった、そういう方針が出されたやに伺っております。 これは、先ごろ通りました電波法の特例法によれば一年間は完全移行延長可能という話だったのでありますが、前倒しということであります。大丈夫なんでありましょうか。被災地の方々の負担にならないようにきちんと移行できるのでありましょうか。 現在のデジタル化移行の復旧状況、……
○奥野委員 民主党の奥野総一郎でございます。 まずは、平成二十四年度の地方財政につきまして、交付税で前年度並み、〇・一兆円増の出口での十七・五兆円、それから一般財源総額についても前年度並み、さらには震災復興にも十分配意された、この極めて厳しい状況の中、財源の確保をしっかりされたことに改めて敬意を表させていただきます。 しかし、よくよく見ていきますと、一方で地方財政の中長期的な持続可能性というのを考えたときに、もうぎりぎりのところまで来ているのかなと。先ほど国との比較がありましたけれども、地方もぎりぎりのところまで来ているのかなという感を否めません。 そこで、まず伺いたいんですけれども、地……
○奥野委員 おはようございます。民主党の奥野総一郎でございます。 私は、きょうのこの日を本当に感無量で迎えさせていただきました。総務省時代、平成十年、中央省庁等改革のころから、公社法、民営化とずっと担当してまいりまして、いよいよきょう、この法案で質問をさせていただきます機会をいただきましたこと、本当にありがとうございます。 私は、郵政事業というのは、公益を追い求めながら、追求しながら、同時に利益を上げていく、税金を投入しないで、利潤を上げながら公益を支えていくというのが郵政事業の本質だというふうに思っております。 ところが、最近、経営状況が悪化してきた。例えば、郵便については二百六十億通……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 私は、海賊対処について主として伺ってまいりたいと思います。 二〇〇九年から部隊を派遣しておりますけれども、そのかいあってと申しますか、二〇一二年におきましては、海賊事案が三分の一ぐらいに減ったというふうに聞いております。二百四、五十件あったものが、アデン湾・ソマリア沖におきましては七十五件ですか、ことしに入っても、まだ数件しかないというふうに伺っております。 これは、自衛隊の存在もあり、また各国の協力もあり、そういったことが功を奏してこういうことになってきているんだと思いますけれども、改めて伺いたいと思いますが、二〇一二年に急に海賊事件……
○奥野(総)議員 私は、提出者を代表いたしまして、消費税率の引上げが国民生活及び我が国の経済に及ぼす影響を踏まえ早急に講ずべき措置に関する法律案の趣旨を説明いたします。 民主党、自民党、公明党は、社会保障・税一体改革の残された課題について、年明け早々より、二十五年度改正の項目も含め協議を行ってまいりました。与党側は、民主党が主張する消費税の引き上げ対策に関し、平成二十五年度改正で一部は対応しつつも、残された課題は平成二十六年度改正に先送りとしたため、対策は不十分なままとなっております。 消費税引き上げによる国民生活及び経済への影響を考えれば対策は急務であり、残された課題を解決する観点から、……
○奥野(総)議員 お答えさせていただきます。 税制というものは、国民にとって納得のできる、そして公平で透明性の高いものでなければなりません。しかし、租税特別措置につきましては、租税歳出であるにもかかわらず、これまでも、実態を踏まえたものとなっているのか、不適切な実態があるのではないかといった批判がなされてきたところでございます。このため民主党は、平成二十二年に租税特別措置透明化法を成立させまして、適用実態の調査を義務づけたところであります。 今般、この適用実態調査に関する初めての報告書が、委員のお手元にもございますけれども、国会に提出されてきたところであります。その内容を見ますと、やはり、……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 新藤大臣とは四日続けてということで、月曜日の予算委員会、緊張して指名するのを忘れて失礼いたしましたけれども、きょうで四日目ということで、まずは、ぜひよろしくお願いをいたします。 まず、この執行経費の経緯をちょっとおさらいしてみたいと思うんですが、政権がかわって、二〇〇九年の十一月に事業仕分けが行われまして、そこで参議院の執行経費については縮減、開票作業等については縮減、それから啓発推進費も縮減、そして、選挙経費とは異なりますけれども、明るい選挙推進費については廃止という仕分けの結果が出されたわけであります。 民主党政権でありますから、そ……
○奥野(総)議員 民主党の奥野総一郎でございます。 お尋ねの件でありますけれども、報酬を払っていいかどうかということについては、個々具体的に事例に即して判断されるべきものだと思います。 例えば、特定の候補者の投票依頼に関する内容の電子メールについて、メールをつくる人が文案まで考えて送っている場合、これは、その人個人の選挙運動に当たると考えますので報酬は払えない。 一方で、候補者の具体的な指示のもと、文案も全部指示されて機械的に入力や送信を行うにすぎない場合は、選挙運動のために使用する労務者となる場合もあって、一定の制限はありますけれども、報酬が払える場合があるというふうに理解できるかと思……
○奥野(総)議員 二十代、三十代の方々というのは、やはり日常的に、iPad、携帯端末を持ったり、スマートフォンを持ったり、パソコンを扱っておられる方々だと思うんですね。そういう方々に、例えば電車の中でも車の中でも、車を運転しながらはまずいんでしょうけれども、情報に触れていただく。我々の方も、例えば動画でみずからの主張をアップすることができる、あるいはマニフェスト、公約をアップすることができる。そうした選挙の情報に、あるいは候補者の情報に直接、見たいときに触れていただけるという効果がまずあります。そして、選挙に関心を持っていただく。 その次に、今度は議論に参加してもらう。フェイスブックやツイッ……
○奥野(総)議員 委員御指摘のとおり、混然一体として、なかなかわからないんですね。中で使われているかどうか、SMTPが使われているかどうかは確かに定かではないんですが、わかりやすい例として、転送機能があるんですね。私なんかも使っているんですが、お友達から書き込みがありました、メールが来ていますということがあると、転送されて、私のメールアドレスにその中身が伝わってくるわけですね。それに対して返信をすることができます。そのやりとりは、転送の間、その返信もSMTP、電子メールで行われるわけです。 ところが、使っている側は、フェイスブックの中にいるという認識で恐らく使ってしまう場合もあると思うんです……
○奥野(総)委員 民主党・無所属クラブの奥野総一郎でございます。トップバッターとして質問をさせていただきます。 まず、新藤大臣、大臣就任、おめでとうございます。 総選挙の前、およそ一年間、決算行政監視委員長を新藤大臣は務められておりまして、私も委員の一人として一緒にお仕事をさせていただきました。非常に印象深い一年間だったのでありますけれども、国会版の事業仕分けというのを新藤委員長の御発案でやりまして、原発予算の削減でありますとか、あるいは復興予算の見直しも一緒にやらせていただきました。 その復興予算の見直しに際して、一緒に宮城県の視察を、去年、選挙前、ぎりぎりの時期でありましたけれども、……
○奥野(総)委員 奥野でございます。 昨日は、大臣、予算委員会で答弁をお願いしたにもかかわらず、私は緊張しておりまして、指名するのを忘れてしまいまして、大変失礼をいたしました。恐縮でございます。きょうはじっくりとお話をさせていただきたいと思います。 きょうは交付税法案と税法の審議でございますけれども、我々が進めてきた地域主権改革の観点から、幾つか問題点を指摘させていただきたいというふうに思っております。 まず、先ほど来何回も出ておりますけれども、地方公務員の給与引き下げについて、何点か伺わせていただきたいと思います。 国家公務員の給与が特例で引き下がって、相対的に地方公務員の給与が上が……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 昨日に引き続き、質問をさせていただきます。 私は、放送というのは非常に大事なものだと思っています。それを見ることで国民が一つになれる、一つの文化を共有できる。安倍総理の言葉を使えば、国柄を育むのが放送だと思っております。そして、その放送をきちんと海外に発信していく、これもまた、日本の文化を、日本の国柄を外に伝えるために非常に大事なことだと思うんですね。 しかるに、最近のテレビを見ますと、例えば、韓国のドラマ、韓流ドラマが氾濫している。あるいは、ケーブルテレビを押すと、外国のテレビ、CNNもそうですし、ドラマがいっぱい見られるんです。それ……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、一時間、たっぷりと時間をいただきました。ありがとうございます。 電波利用料というのは、私が平成元年に役所に入ったときに最初に手がけました法律、いわゆるタコ部屋に入っておりまして、係員でありましたけれども、これをつくったときのプロジェクトの一員でございました。非常に感慨深いものがございます。当時は、小さく産んで大きく育てると言っておりましたけれども、二十年たって、大きく育って、電波行政に非常に役立っているという認識をしているところであります。しかし、二十年たって少々古くなってきているのかなという思いもございますので、そういった観点……
○奥野(総)委員 先週に引き続いて質問の機会をいただきました。民主党の奥野総一郎でございます。よろしくお願いをいたします。 きょうは、一般職の給与法の改正ということでございまして、概要を見ますと、五十五歳以上の一般職の給与表が適用になる職員について、昇給を抑制していこう、原則昇給しないようにしていこうということのようでございます。民間企業などに伺いますと、五十を過ぎるともう給与は伸びない、フラットになっているということのようでありまして、それに準拠するということで、私は当を得た改正だと思っております。 天下りの問題、我々も一生懸命取り組んできましたけれども、地方公務員の皆さんなんかは定年ま……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 昨日、大西健介議員の方から、サバイバーファイブということで、民主党一期生から二期生に上がれた五人、私が最後の一人であります。きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。 まず、お手元にお配りの資料をごらんいただきたいと思います。一ページ目に日経新聞の電子版が出ておりますけれども、「補正予算案を閣議決定 十三・一兆円、過去二番目の規模」、こういうふうに書かれています。中を読んでいきますと、復興事業に一・六兆円を使ったなどということが書かれております。 昔から、補正予算は真水がどうとかという言い方をしまして、規模を大きく見……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 まずは、総理の御英断に敬意を表させていただきます。TPP交渉参加、反対論がある中、よくぞ決断されたという思いであります。 私も、交渉参加自体は賛成であります。しかし、守るべきものは守っていただかねばならない。総理も会見でおっしゃっておられました、守るべきものは守る、攻めるべきものは攻める。守るべきものといえば、まず農産物、そして国民皆保険制度でありましょう。また、攻めるところは、私は、自動車工業製品の関税即時撤廃をかち取っていただきたいというふうに思います。 今、国民が一番不満、不安に思っているのは、私は、過去の日米交渉は日本がずっとア……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。四十分間、時間をいただきました。しっかり頑張ります。 まず、TPPについて最初に伺いたいと思います。 私の地元は、半分都市部、半分農村でありまして、いわゆる都市近郊農業が営まれています。葉物の野菜とかそういうもので生計を立てている農家、もちろんお米もありますけれども、そういう農家が多いんですね。 先日の影響試算によれば、マイナス三兆円の中では、そうした野菜が含まれていない。要するに、一〇%以上関税がかかっているものについて試算の対象となっているために、葉物の野菜については入っていない。野菜一般についてほとんど入っていない、影響がないという……
○奥野(総)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、政府提出の平成二十五年度予算三案については反対、民主党提案の組み替え動議については賛成、共産党提案の組み替え動議については反対、生活の党提案の組み替え動議については反対、日本維新の会及びみんなの党提案の修正案については反対の立場から討論を行います。 今年度予算は、我々が進めた地域主権改革、人への投資などの再分配政策、再生可能エネルギー、省エネルギー技術の開発普及による原発依存度の引き下げなどの政策から大きく後退し、公共事業頼み、財政規律の緩んだ旧来型の予算への逆戻り予算と言えます。 我々も、インフラの老朽化対策や防災・減災対策が必要であ……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、質問の機会をいただきまして、理事の皆さん、本当にありがとうございます。 私は、この委員会、あるいは予算委員会でも何度も話題になりました汚染水の問題を、改めて、おさらいも兼ねて質問させていただきたいと思います。 質問の順序が通告と違うかもしれませんが、まずは、雨水がタンクから漏れていた問題です。 十月五日、タンクの天井から汚染水が漏れていた、台風の接近に備えて堰の水をくみ上げて、タンクに入れたのがあふれて漏れたという事例がございました。この原因については、東電さんが十月十五日付で規制庁に報告書を出しておりますが、八ページの、タ……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、質問の機会をいただきまして、理事の皆さん、本当にありがとうございます。改めてお礼を申し上げます。 私は、この法案の全体像について、いろいろな角度から質問してまいりたいと思います。 目的規定を見ますと、「産業競争力の強化に関する施策を総合的かつ一体的に推進するための態勢を整備する」、すなわち政府主導で民間投資をふやして事業再編や新規事業の創出を図ろうとすること、そして、「規制の特例措置の整備等及びこれを通じた規制改革を推進し、」ということで、大きく分けてこの二つがこの法案の骨子だと思います。 まず、前段の事業再編、新規事業の創……
○奥野(総)委員 おはようございます。民主党の奥野総一郎でございます。 引き続き、この総務委員会に所属をさせていただきますので、皆様、よろしくお願いをいたします。 それでは、早速質問に入らせていただきます。 まず、地方財政でございますけれども、先日の日経新聞に、「地方景気対策「廃止を」」と、交付税の別枠加算を財務省が廃止する、こういう記事が出ておりました。確かに、財政制度等審議会の方でそういう議論が行われているやに聞いております。 「財政健全化に向けた基本的考え方」、こういう文書を読み上げさせていただきますけれども、「地方財政計画における歳出特別枠や地方交付税の別枠加算は、」これは二十……
○奥野(総)議員 御説明をさせていただきます。 近年、全国の自治体では、行政需要の増大、拡大、そして多様化への対応を求められている一方、厳しい財政状況、そういう制約も考慮しなければならないという中で、正規職員の削減が進められ、一方で、基幹的な業務においても臨時、非常勤職員への置きかえが進んでいるというふうに認識をしております。 先ほども総務省の方からお答えがございましたが、平成二十四年四月一日現在で臨時、非常勤職員は約六十万人、全体の二割弱ということでございまして、これは四年前の平成二十年の調査ですとおよそ五十万人です。わずか四年で十万人もふえている。どんどんふえております。 そしてまた……
○奥野(総)委員 おはようございます。民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 NHK決算でありますけれども、きょうは、NHKのあり方、ガバナンスを中心に少し議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 放送法の第一条の第二号を見ますと、「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること。」ということが放送法の目的に掲げられているわけであります。 この放送の不偏不党というのは、非常に大事なことであります。社会的な影響力も非常に大きいわけでありますから、これを放送法が規定し……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。きょうはお時間をいただきまして、理事の皆さん、本当にありがとうございます。 私も、幹部人事の一元化の方からお話をさせていただきたいと思います。 これはやはり一番大事、縦割り行政を排していくという意味、それから政権がかわっても、政府のもと、官僚に忠実に業務を果たしてもらう、やる気を持って果たしてもらうという意味で、この幹部人事の一元化については非常に必要だと思います。 そのためにこの基本法では能力のいろいろな規定があるわけでありますけれども、政治任用じゃないということで、官僚の力をやはりフルに引き出していかなきゃいけない、お友達を引っ張って……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、きょうは、エネルギーの、電気の需要サイドの話、省エネの話を中心に質問をさせていただきたいと思います。法案よりは少し広目の話になりますけれども、よろしくお願いをいたします。 先ごろ閣議決定されましたエネルギー基本計画、このエネルギー基本計画とは何か。エネルギー基本法を見ますと、エネルギーの需給に関する施策の長期的、総合的かつ計画的な推進を図るためのエネルギーの需給に関する基本的な計画、こういうふうに定義されているわけであります。 ある種、当たり前なんですが、供給だけじゃなく……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、浜田経営委員長そして籾井会長、お忙しいところお越しいただきまして、ありがとうございます。先日の予算委員会の議論の続きをこの総務委員会の方でもさせていただきたいということで、きょうは来ていただきました。よろしくお願いを申し上げます。 大臣も、インフルエンザから御本復なされたようで、きょうはよろしくお願いを申し上げます。 先日の就任会見の中身について主として質問させていただき、最後に、補正予算絡み、法案の話について質問させていただきたいと思います。 まず、会長の就任会見でありますけれども、中身を見ていきますと、前向きな話もたくさ……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 先日の総務委員会の質疑に続きまして、再びこの問題、質問に立たせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 先ほどの都知事選の際の延期を求めたという話でありますが、少々気になりましたので、少し質問させていただきますが、放送法四条が求めているのは、意見が対立している問題についてはできるだけ多くの角度から論点を明らかにせよ、こう言っているわけでありまして、取り上げるなとか、物議を醸すから延期しろとか、そういうふうには言っていないわけであります。 この点について、会長、どう思われますか。
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 籾井会長、連日お疲れさまでございます。きょうもよろしくお願いいたします。 まず、法案の審議でございますので、きょうは、法案の方から質問をさせていただきたいと思います。 今、原口筆頭の方からも我々の案を御説明させていただきました。車体課税、さまざま、我々の提案してきたところを取り入れられているわけでありますが、抜本改革法の方に一つ、先ほども資料に出ていましたけれども、地方法人特別税及び譲与税についてもあそこで規定があって、抜本的に見直すんだ、こう規定されていますが、今般、見直し、地方法人税の創設という形で、半歩前進ということかなということ……
○奥野(総)委員 おはようございます。民主党の奥野総一郎でございます。 私は、地元は千葉でございまして、成田は隣の選挙区になりまして、ほぼ地元ということでございます。そうした観点から、地元の要望を踏まえて質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 まず、総務省に伺いたいんですが、今回、この期限をさらに五年間延長するということでありますが、その理由、積み残しの事業があるということ、そして新規事業も盛り込まれるということのようでありますが、この新規事業については、その追加する目的とか効果、そういうことも含めて伺いたい。また、新規事業が本当にこの五年の期間内で終わるの……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 今回で、籾井会長、浜田委員長には四回目の質問ということになりますので、よろしくお願いを申し上げます。 まずは、先ほど会長の方から、国際放送に力を入れていきたいという抱負がございましたけれども、NHKワールドTVについて少し伺いたいんです。 視聴可能世帯数が、昨年末で大体二億七千万世帯ということでありまして、CNN、BBC並みだということで、先ほどもございましたけれども、開始五年にしてはよくやっている、この数字だけ見ればよくやっているなというふうに感じるところでございます。一方で、NHKの調査を見ますと、認知度がまだまだ足りない。あるいは……
○奥野(総)委員 私は、ただいま議題となりました放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件、不承認の立場より討論を行います。 まず、公共放送の使命とは何でありましょうか。なぜ、国営放送ではなくて公共放送なのでしょうか。 NHKには、戦時下の大本営発表という苦い歴史があります。その反省に立っているのが今の公共放送です。公共放送には、国民の知る権利に奉仕し、健全な民主主義の発展のために尽くす使命が課されており、権力をチェックする機構でなければなりません。 NHKの歴代会長も、特定の利益や視聴率に左右されることなく、自主自律を貫き、信頼される確かな情報やあるいは多様で質の高い番組を社……
○奥野(総)委員 民主党の奥野でございます。 きょうは、電波利用料、電波法の改正について、閣法を中心に質問をさせていただきます。 毎回申し上げていますが、この電波利用料ができたときに私はちょうど郵政省に入りたてでありまして、この百三条の二の条文の一部も書かせていただいております。非常に思い入れの深い法律でありますので、ちょっと細かくなりますが、伺っていきたいと思います。 この条文、今見ますと、百三条の二というのは四十五項もあるんですね。法律が一本できるぐらいの長さでありまして、私も、これは頭から読んでみようと思ったんですが、読めませんでした。内容もよく理解できません。非常に複雑な条文にな……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、四十分ほどお時間をいただきまして、しっかり質問させていただきます。 まず、昨年の地方分権改革有識者会議の「地方分権改革の総括と展望」という文書の中で、第二次地方分権改革は一つの区切りを迎えるということが書かれております。これまで進めてきた第二次の地方分権改革、第一次が機関委任事務の廃止でありましたけれども、第二次で、本格的に権限の移譲とか、本当の意味での地方政府、我々の言うところの地域主権改革を実現していく、この改革が一区切りついた、こういう取りまとめになっているかと思います。 我々からいうと地域主権改革、原口大臣のもとで進め……
○奥野(総)委員 再び時間をいただきました。十分間でありますが、しっかり質問させていただきたいと思います。 きょうの午前中の参考人質疑で、西尾先生の方から、今回の改正案は人口減少社会への現実的な対応策だという発言がありましたが、まさにそのとおりだと思います。ですから、今回の四次一括、そして地方自治法等の一部改正については、基本的には賛成。ただ、前回も申し上げましたが、積み残しの部分をしっかりやらなきゃいけない。さらにその先、道州も視野に入れて考えるべきではないかということで、最後、質問させていただきたいと思います。 まず、総合区制度について伺いたいと思います。総合区制度について、具体的に今……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。よろしくお願いをいたします。 行政不服審査法、五十年ぶりの大改正ということでございますが、平成二十年に一度閣法で国会に出て、たしか廃案になっておりまして、その後、我が政権下においても議論が積み重ねられ、その中身についても今回一部取り入れていただいているということだと思います。 もちろん、我々が提案した中身について取り上げられなかった分もあるわけでありますけれども、今回の法案の目的、簡易迅速かつ公正な手続というこの目的に沿うように、よりよいものになるように議論をきょうはさせていただきたいというふうに思います。 福田先生と若干重複するところも……
○奥野(総)議員 ただいま議題となりました行政不服審査法案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、行政庁の処分または不作為に対する不服申し立ての制度について、国民の権利救済を図る観点から、その抜本的な見直しを行うものです。 以下、政府案との違いを中心に、その概要を申し上げます。 第一に、権利救済の公正さを担保するため、審査請求の審理を行う者について、各省庁の職員ではなく、外部登用を基本とする、独立性、専門性の高い審理官を内閣府に置く制度を創設するものとしています。 第二に、法定受託事務に係る処分及びその不作為について、請求者が請求……
○奥野(総)議員 ただいま原口委員の方からも御答弁がございましたけれども、外部ということで、内閣府の方で一括採用して、外部の人間を採用して審理官を置くということでございます。
人数については、これは精査をしなければならないんですが、基本的に、政府の審理員の定員を全部振りかえて内閣府に持ってくるということでありまして、政府全体として見れば、仕事の量、定員の量は変わらないということでございます。
【次の発言】 御懸念もいろいろあろうかと思いますが、まずは、この不服申し立ての裁決の最終責任者は誰かというと、それは各省の大臣でございまして、審理官の書いた意見書、それを受けて各省大臣が最終的に判断する……
○奥野(総)委員 きょうは、一般質疑ということで、さまざまな問題を取り上げさせていただきます。時間の関係で、通告したにもかかわらず質問できないものもあろうかとは思いますけれども、その節は、関係者の皆様には切に御容赦いただきたいとお願い申し上げて、質問をまず始めさせていただきます。 まず、NHKの関係、きょうは、浜田経営委員長、それから理事の皆さんにお運びいただいております。最初に質問をいたしまして、終わりましたら、委員長の許可を得て退席していただこうと思っておりますので、まずお話をさせていただきます。 お忙しいところ、ありがとうございます。NHK予算の後、しばらく時間があいておりますから、……
○奥野(総)議員 お答えをさせていただきます。 まず第一点目でありますけれども、経営委員会の構成員に会長を加えることということでございます。 現在、NHKの会長は、御承知のように、経営委員会の構成員とはされておりません。いわば、現在は、会長はCEOではなくてCOO、業務執行者ということで位置づけられております。 我々の案は、会長を経営委員会の構成員に加えることによりまして、経営委員会と執行部との意思の疎通を充実させ、NHKの適切な運営を確保しようとするものであります。当然、これから述べます本法の定める手続、措置によりまして会長の選任が適切に行われるということを前提に、会長の権限を強化、C……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 それでは、早速質問をさせていただきたいと思いますが、まず、重大事故、継続時間が二時間以上かつ影響利用者三万人以上、こういう定義になっておるかと思います。三万人と言っていますが、今もうネットや携帯をみんな使っていますから、一旦事故となると非常に影響が大きいんですね。 いただいた資料を見れば、例えば二十四年度のヤフーの九月十日の事故では、三百六十二万人が九時間にわたって影響を受ける、こういう資料もいただいております。また、二十五年度では、例えばNTTコム、これは、ヤフーは回線非設置事業者でありますが、回線設置事業者のNTTコムさんなんかも、三……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、行政書士の先生方、皆さんお見えでございますけれども、行政書士法の改正案、これは平成二十年以来ということでありますけれども、今御提案がなされました。日ごろより、町の法律家ということで、我々の身近な法律問題を解決していただいている先生方、また、東日本大震災の際にはさまざまな法律問題が発生しました。原子力の損害賠償を初め、相続あるいは被災自動車の登録抹消、自動車税還付、とても対処し切れないさまざまな問題がありましたけれども、これをボランティアで行政書士の先生方が対処していただいた。国民の一人として、心より感謝をさせていただきたいと思いま……
○奥野(総)委員 引き続き、総務委員会で務めさせていただきます。新藤大臣にも随分御答弁いただきましたけれども、今回も引き続き頑張ってまいります。 高市大臣、御就任おめでとうございます。よろしくお願いをいたします。 最初に、通告はしていないんですが、靖国参拝問題について見解を伺いたいと思います。 信念として参拝されると。日本を守ってくださった英霊に感謝をささげるということは、私は個人としては非常に大事だと思いますし、私自身も、八月には参拝を個人的にしているところでございます。 しかし、やはり大臣ともなりますと、外交に与える影響というのがあると思うんですね。早速、これはきのうの時事かなんか……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。きょうは、質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。 先ほど、辻山先生の冒頭のお話なんですが、まち・ひと・しごとじゃなくて、ひと・まち・しごとじゃないかというのが私は非常に心に響きました。やはり、計画を立てるというのではなかなか動かない。結局、動かすのは人であります。また、お金で縛っても、あるいは権限で縛っても、結局、人が考えてみずから決めていかないといいものはできない。まさに、地方で自分で決めないとうまくいかない、人が主役だというふうに私は理解をしました。そういう意味で、法案の名前をひと・まち・しごとにするのは非常にいいことじゃない……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。お時間をいただきまして、ありがとうございます。 順序をちょっと変えるかもしれませんが、最初に、発電のコスト試算についてまず伺いたいと思います。 安価で安定的な電源を選んでいくというのは、やはり私も日本の国益に沿うということだと思うんですが、しかし、であるからには、やはりできるだけ客観性を持って、恣意的に感じられないような形で試算をしていかなきゃいけないと思うんですね。そのあたりについて伺いたいんです。 まず、気になったのが、連休前の四月二十七日に一度こういう形でモデルプラント試算結果というのが出ていて、その後、これは最終案になるんですかね……
○奥野(総)委員 予算委員会に引き続きまして、NHKの問題を取り上げていきたいと思います。 会長、引き続き、お疲れさまでございます。 では、質問に入りますが、会長、早速よろしいでしょうか。予算委員会で聞くつもりだったんですが、こちらで伺います。一連の会長発言について、まず確認をしていきたいと思います。 二月五日の記者会見での発言、これは朝日新聞のホームページに出ておりましたが、もう一度きちんと読み上げていきます。 慰安婦問題を戦後七十年の節目で取り上げる可能性はと問われて、なかなか難しい問題ですが、やはり従軍慰安婦の問題というのは正式に政府のスタンスというのがまだよく見えませんよね、そ……
○奥野(総)委員 それでは、始めたいと思います。 時間が二十分しかございません。籾井会長には、連日お越しいただきまして本当にありがとうございます。 それでは、三月五日付の高井崇志委員の際のやりとりについて伺いたいと思いますが、高井委員の方から、ことし一月の国際放送番組審議会というところで会長が言われたという発言にということで、ちょっと長くなりますが読み上げます。 国際放送のガイドラインには日本の政策、政府の方針については正確に伝えなさいと書いてある、しかし、何が日本の政策で、何がはっきりした方針なんですかというのは意外とないんです、例えば慰安婦の問題だって、強制連行していないというのがポ……
○奥野(総)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 地方税財政基盤の早期確立及び東日本大震災への対応に関する件(案) 地方公共団体が、住民生活に不可欠な行政サービスを安定的に提供しつつ、人口減少の克服や地方創生といった諸課題に取り組んでいく観点から、地方税財政基盤の確立が急務であることに鑑み、政府は次の諸点について措置すべきである。 一 人口減少の克服や地方創生といった諸課題に取り組んでいくためには、地域の実情に応じた自主的かつ主体的な取組を長期間にわたって実施して……
○奥野(総)委員 籾井会長、連日お疲れさまでございます。引き続きよろしくお願いします。 時間もありませんので、早速、質問に入っていきたいと思います。 まず、週刊文春に取り上げられました「クローズアップ現代」の問題ですね。「クローズアップ現代」の中の一部の映像がやらせではないか、こういう記事でございます。 記事によれば、松木氏という、仮名でしょうが、そういう方が記事の中でお話をされて、ブローカー役を演じたというふうに言っています。N記者は自分に向かって、ブローカーのようなかけ合いをしてほしいと依頼してきたんだ、こういうふうに述べているということになっています。また、撮影をした場所、その事務……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 連日にわたり、籾井会長に御質問させていただきます。 時間もございません。まず、放送の同時再送信。 中期経営計画に、要するに、インターネットの同時再送信、放送番組の同時再送信について取り組む、こうあります。 これは、パソコンで見る方あるいはスマホで見る方についても受信料の問題が発生してまいると思いますが、こうした方々からも受信料を対価として、負担金として徴収することになるのでありましょうか。 また、あわせて、受信料の義務化という話も従前の審議の過程で出てまいりましたけれども、これらについても同時に検討されるのでありましょうか。会長。
○奥野(総)委員 NHK予算の強行採決がありまして、それからずっと委員会が開かれていなかったわけでありますけれども、その間にもいろいろ問題が明らかになってまいりました。会長のカラオケ問題とかまた新たな記事も出て、さまざま問題が出てきているわけであります。また、「クローズアップ現代」については中間報告が出てまいりました。これについて理事会の方にも御報告いただいておりますが、きょうはこのあたりを中心に伺います。
まず、大臣に、週刊ポストの一連の記事について、事実関係、経過等について伺いたいと思います。
【次の発言】 訴えられたということでありますけれども、念のために、一、二点確認したいんです。
……
○奥野(総)委員 時間もございませんので、どんどんいきたいと思います。 きょうは、二つの厳重注意、一つは、ハイヤー問題についての経営委員会からの監督権に基づく厳重注意、そしてもう一つは、総務大臣からの、これも監督権に基づく厳重注意等について伺いたいと思います。 まず、四月二十八日付の経営委員会議事録に出ていますが、厳重注意の前にコメントというのが出ていますね。 経営委員会のコメントとして、経営委員会としては、一連の籾井会長の言動に対する国民・視聴者からの指摘、また、その結果としてNHK予算が国会で全会一致の承認が得られなかったことを真摯に受けとめ、以下のような結論に達したとありまして、そ……
○奥野(総)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。 一 機構が海外における通信・放送・郵便事業の支援を行うに当たっては、民間が行えることは民間に任せるという基本的考えのもと、民業補完の観点から、民間のニーズを適切に把握し、特に我が国中小事業者の参入促進に資することとなるよう努めるとともに、機構が我が国経済の持続的な成長に寄与するとの……
○奥野(総)委員 質問をさせていただきます。 先ほど、大臣の口から防災協定という話が出ましたけれども、非常に懐かしく聞いたんです。 私は、横浜市に平成八年から十年ぐらいまで出向していまして、そのときに、横浜中央郵便局とそれから横浜市の間で防災協定を、多分全国で最初だったと思うんですが、結んだ。私が発案をして、第一号を結んだ記憶があります。それが今も広がっているというのは非常にうれしく思いますし、やはり郵便局というのは、ただ利益を求めるだけではなくて、きちんと公共に資するような業務もやらなきゃいけないということが使命として課されているんだということを改めて感じました。 また、みまもりサービ……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。きょうは、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 順序を少し入れかえまして、済みません、最初に、新型交付金の話について少し伺いたいと思います。 まだ姿は見えていないんですが、地方版の総合戦略をつくったところに配っていくということだと思うんですが、恐らく、お金が来るということになれば、どの自治体も地方版の総合戦略というのをつくると思うんですね。 そうしたときに、では、全部の自治体にどうやって配っていくのか。地方版の総合戦略の中にある個別の事業につけるというのであれば、従来の補助金とそう変わらない形になるでしょうし、計画全体……
○奥野(総)委員 質問のお時間をいただきまして、感謝をいたします。 通告しておりました質問は、今、階委員と最初のところはダブってしまって、やはり考えることは一緒なんだなと思ったんですが、要するに、国家戦略特区の中に地方創生特区があり、その地方創生特区の中にさらに近未来技術実証特区がある、この関係がよくわからないという趣旨の質問をしようと思っていたんです。 目的規定を見ると、国家戦略特区というのは、産業の国際競争力を強化し、国際経済活動の拠点を形成する、それによって国民経済の発展を、要するに経済成長をしていこうということですね。国際競争力をつけ、その拠点を日本国内につくって経済を引っ張ってい……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、参考人の先生の皆さん、貴重な御意見を本当にありがとうございます。 時間もありませんので、早速お伺いしたいんですけれども、まず阿部市長に伺いたいんです。 今回の五次一括法案について高く評価されていると伺いました。農地転用許可を例に挙げておられました。確かに政府の方もかなり頑張られたところはあると思うんですが、一方で、積み残しもあったり、当初の要望の趣旨とは違う形で決着したものも、できたというふうにカウントしている例もあるやに承知しております。 そうした中で、評価しつつも、より柔軟にとか、あるいは、提案に基づく改革をもっと大胆に……
○奥野(総)委員 ちょうどこの予算委員会の裏で、きょうは朝八時半から総務委員会の大臣所信をやらせていただいております。その場にも、きょうは籾井会長、それから浜田経営委員長にお越しをいただきまして、朝から質疑をしているところでございます。
また、大臣も間もなくお見えになると思いますけれども、経営委員長は、まだお見えでないですかね。
【次の発言】 大臣は了解しているんですが。
経営委員長が来られた。それでは、質疑に入りたいと思います。
きょうは、お手元に資料をお配りしておりますけれども、三枚ものの資料でございます。
一番最後の五ページということで、籾井会長年表と書かせていただいておりますけ……
○奥野(総)委員 民維クラブの奥野総一郎でございます。 前国会に引き続きまして、野党筆頭理事を務めさせていただきます。皆さん、よろしくお願いいたします。 本当に久しぶりの委員会でありまして、たしか法案が六月に上がって、その後一回、八月でしたかに開いていただいて、その後ですから、もう半年近くということになります。久々の国会で、非常に緊張いたします。また、新しい会派、トップバッターということで、なおさら緊張しておりますけれども、しっかり質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まずは、地方交付税法の一部を改正する法律案でございます。 今、大臣の方からの提案理由説明に……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 高市大臣、連日お世話になりますが、よろしくお願いいたします。 今、小川議員の方からもございました、電波停止の発言撤回をということであったんですけれども、各種世論調査がこの週末に出ています。 例えば、共同通信の世論調査では、高市大臣の発言をめぐって、報道の自由を脅かしていると思うというのは二九・四%、そして、どちらかといえば脅かしていると思うというのを合わせると、六七・四%の方が脅かしていると感じているということですね。それから、日本テレビの調査だと、発言はテレビ局を萎縮させかねないもので問題と答えているのが四五・六%、そして、問題だが放……
○奥野(総)委員 民主党の奥野でございます。 それでは最初に、地方財政計画について伺いたいと思います。 地方財政計画につきましては、骨太二〇一五の経済・財政再生計画において、集中改革期間の目安として、注書きで書かれているんですが、「地方の歳出水準については、国の一般歳出の取組と基調を合わせつつ、交付団体をはじめ地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、二〇一八年度までにおいて、二〇一五年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保する。」と書かれています。 要するに、二〇一五年度地財計画の水準を二〇一八年度までにおいては実質的に下回らないように、こう書かれてい……
○奥野(総)委員 私は、民主・維新・無所属クラブを代表して、地方税法等の一部を改正する等の法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、反対する立場から討論を行います。 まず、地方税法改正案について申し述べます。 民主党、維新の党統一会派は、格差是正と経済成長のため、講ずべき税制上の措置を定めた格差是正等税制措置法案を提出いたしました。そこでは、平成二十六年法改正で実施された軽自動車税の増税については反対し、引き下げを行うこととしております。軽自動車は、特に地方の皆さんにとっては貴重かつ重要な移動手段であり、軽自動車の増税については、かねてから反対しており、もとの税額に戻すこと……
○奥野(総)委員 時間がありませんので、早速質問に入らせていただきます。 先ほど来、平成二十八年度の収支予算要綱についていろいろ議論がございましたが、整理するとこういうことなんですかね。理事会で、会長が、収支予算要綱、前回の予算から三十九億減額したものを理事会で決定し、それを経営委員会に出してきた。出してきたんだけれども、経営委員会の議論の結果、取り下げるに至ったということですよね。 浜田委員長にもう一回伺いたいんですが、三十九億、今の数字から三十九億、あるいは前回の経営委員会で議論になった予算の額から三十九億減額された形での収支予算要綱が一旦は経営委員会に出されたということでよろしいんで……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 恐らく、民主党という名前で質問するのは、きょう私は最後になろうかと思います。 また、会長とは、この三年間、長いおつき合いでありまして、毎年予算を質問させていただいていますが、これも、会長に予算を質問するのはひょっとして最後になるかもしれません。三年任期ですから、最後になるかもしれません。しっかり質問していきたいと思います。 思い起こせば、二〇一四年の就任会見での発言からそもそもマスコミをにぎわすことになったわけです。私はこの委員会で、会長に真意を説明してくださいと申し上げて、会長がそれを取り入れて、同じ番組、恐らく同じ「とっておきサンデ……
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。引き続き、皆さん、よろしくお願いいたします。
きょうは、まず、マイナンバーカードについて伺いたいと思います。
きょうの産経にも出ていますし、先日読売にも出ていましたけれども、マイナンバーカードの交付が滞っているということのようでありまして、きょうの産経なんかによると、申請受け付け数の二割しか二十七年度末時点では交付されていないんだ、こういう記事になっております。
まず、その現状、交付申請件数に対して実際どのぐらい交付が行われているのかなどについて伺いたいと思います。
【次の発言】 大体、九百六十一万枚ですから、二割、二割五分もいっていない……
○奥野(総)委員 ちょっと空席が目立つように思います。これは定足数ぎりぎりですかね。割れていないようですが、委員長の方からもしっかり注意していただきたいと思います。 それでは、質問に入りたいと思います。 まず最初に、今回の地震でお亡くなりになられた方々の冥福をお祈りしたいと思います。また、大分、熊本で被災されている皆さん、今、坂本筆頭はいらっしゃいませんが、筆頭自身も被災をされて、そうした中できょう東京に出てこられて、筆頭としての務めを果たされたということで、心から、筆頭に敬意を表すとともに、被災者の皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。 それで、最初に、震災の話について伺いたいと思……
○奥野(総)委員 改めまして、熊本、大分の被災地の皆様にお見舞いを申し上げて、質問を始めたいと思います。
籾井会長、お疲れさまでございます。それでは、まず籾井会長から伺いたいんですが、先日、会長が理事の人事を断行されましたけれども、会長、理事の人事について、二期目に向けてNHKをどう変えていこうとされているのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 今、私、あえて二期目に向けてと申し上げたんですが、会長はこれを全く否定されなかったんですけれども、二期目に向けてと今あえて申し上げたんですが、二期目への意欲を示されたということでよろしいんですか。
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。 きょうは、本来、NHK決算という話でしたので、NHK決算は秋の臨時国会にということだと思いますが、NHKに絞ってお話を伺いたいと思います。 その前に高市大臣にちょっと伺いたいんですが、舛添問題ですね。地方行政の所管大臣であり、また政治資金の所管大臣でもあるということで、伺わせていただきます。 会見を見ても、いろいろな問題が出てきています。ヤフオクで美術品を購入したとか、あるいは似顔絵のおまんじゅう疑惑とか、政治資金の問題が出ています。 それに対して、厳しい第三者の目で見てもらうんだ、こうおっしゃっていますが、ただ、厳しい第三者の目とい……
○奥野(総)委員 民主党・維新・無所属クラブの奥野総一郎でございます。高市大臣、よろしくお願いいたします。 きょうは、放送法の解釈について、大臣、そして放送法に精通しておられるはずの籾井NHK会長とも議論してまいりたいというふうに思います。 年が明けて、さまざまな問題、ニュースキャスターの降板ですね。テレビ朝日の古舘キャスター、そしてTBSの岸井キャスター、またNHKのクローズアップ現代の国谷キャスター、三月末をもって交代、こういうことが発表されています。また、昨年はNHKの大越キャスターも四月から交代ということで、相次いで、あえて言わせていただければ、政権に物を申してきたキャスターが交代……
○奥野(総)委員 民主党・維新・無所属クラブの奥野総一郎でございます。 きょうは、前回の私の質疑に引き続きまして、改めて放送の問題、高市大臣、そしてきょうは島尻大臣にもお越しをいただきました。議論していきたいというふうに思います。 私の問題意識を最初に申し上げておきますが、そもそも、個別の放送の番組に政権、権力は口を出すべきではないということであります。そして、解釈の余地を残す曖昧なペーパー、政府統一見解もそうですが、そうしたものが公表されることで、報道が萎縮をしてしまう、報道の自由が失われるんじゃないか、こういう強い懸念を持っております。 きょうは、まず、先日発表されました統一見解につ……
○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、総理、そして高市総務大臣に、報道の自由の問題、そしてNHKの問題について、主として放送について伺いたいと思います。 報道の自由というのは、私は民主主義の基本だと思っています。事実を国民が知るためには、自由に報道できなければならない。例えば、アベノミクスが本当にうまくいっているのかどうかと判断するのは国民ですから、その材料を、きちんと事実を報道していくことがやはり放送の基本だと私は思います。しかし、最近、この報道の自由が脅かされている、あるいは萎縮しているんじゃないか、こういう声を耳にします。 政治とメディアに関する出来事、資料……
○奥野(総)委員 民進党の奥野でございます。 引き続きまして、また理事も務めさせていただきます。大臣初め政務三役の皆さん、引き続きまたよろしくお願いをいたします。 小川筆頭の方からも今話がございましたが、我が党は、補正予算そのものについては反対ということであります。理由はいろいろありますけれども、国債を発行して借金をして公共事業をやっていくというやり方、ある人によれば、平成に入って二十六回目だそうであります。二十六回こういう形の補正予算をやっていますが、結局、国の借金がこの二十年間でほぼ倍増していますし、その上、GDP、名目ベースでは横ばいということで、決して効果が上がっていない、借金だけ……
○奥野(総)委員 民進党・無所属クラブの奥野総一郎です。 民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。 安倍総理は、二年前の記者会見で消費税引き上げの再延期はないと断言したにもかかわらず、今回、再延期を決めました。再延期そのものは、今の経済情勢ではやむを得ないと考えています。問題は、その経緯、原因であります。総理は、世界経済のリスクが原因としていますけれども、ずばり、アベノミクスの行き詰まりが原因では……
○奥野(総)委員 早速質問に入らせていただきたいと思います。
ちょっと順番を入れかえますので、通告の順番と違うことは御容赦いただきたいと思います。
最初に、鳥取中部地震関連について伺いたいと思います。
先月の二十一日に、倉吉市を初めとする鳥取県中部で震度六弱の地震が起こりました。被災された皆様には心からお見舞いを申し上げたいと思います。
まず、現時点の把握しておられる被災状況について伺いたいと思います。
【次の発言】 新聞情報なんかによりますと、家屋破損調査というのをやっていて、八千二百八十七、これは九日の時点らしいんですが、届け出が出ていて、今調査中ということで、これは少しずつふえて……
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。ことしも皆さんよろしくお願いをいたします。
きょうは、就任早々ではありますけれども、NHKの上田新会長にもお越しをいただいております。お忙しいところ、ありがとうございます。後ほど御答弁いただきたいと思います。
まず最初に、税収の見込みについて伺っていきたいと思います。
先ほど来大臣もおっしゃっていましたし、いろいろ答弁もありましたが、今回、税収が予算で見込まれた額を下回った理由について、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 マクロというよりはミクロの積み上げで計算しているということのようなんですけれども、例えば、では、為替レートはそもそ……
○奥野(総)委員 民進党の奥野でございます。 きょうは、五十分弱時間をいただいております。よろしくお願いをいたします。 今、武正委員の方から質問がございまして、私も、この間の減額補正のときに、見積もりは保守的にやるべきだと提言をさせていただきました。全く同じ意見なんですけれども、大臣は経済財政諮問会議の委員にも入っておられると思いますし、保守的に見積もるということを政府全体の立場として言い得る立場にあると思うんですね。ですから、ぜひ、今の質問を受けて、保守的に見積もりを行っていくように政府内をリードしていただきたいと思います。 通告してありますが、重ねて、今の質問と同じ話になりますが、下……
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。 私は、民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、両案ともに反対の立場から討論を行います。 まず、地方税法等の一部改正案について申し上げます。 今回の改正案では、国税に合わせる形で、配偶者特別控除における配偶者の所得制限を百十万円から百五十五万円に引き上げることで、いわゆる百三万円の壁を乗り越えるとしています。 しかし、社会保険料負担が発生し手取りが減る百三十万円の壁は依然として残り、税、社会保険料を一体的に考えれば、今……
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。きょうもよろしくお願いいたします。 大臣、お誕生日おめでとうございます。 最初に、順序を変えますけれども、消防の話を伺いたいと思います。 長野県での消防防災ヘリコプターの墜落で多数の消防隊員が亡くなられたこと、本当に心より御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 消防は我々の生活の安心、安全になくてはならない、常に支えていただいている存在であります。間もなく、東日本大震災、六年たちますけれども、当時も活躍をされましたし、また、近くは熊本の震災等でも消防の皆さんは活躍されています。 きょうは、常備消防ではなくて消防団の話を伺いたいんですけ……
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。 早速、質問に入らせていただきます。 きょうはNHK予算の審議ということでありますが、NHK予算というのは全会一致を慣例としてまいりました。 と申しますのも、皆さん御承知のように、NHKは受信料で運営されている。かつての反省を踏まえて、公正中立、自主自律を貫くために、税金ではなくて、国民の皆さん、視聴者の皆さんが自主的にお支払いいただいている受信料によって支えられているということであります。 そして、自主的にお払いいただいているわけですから、視聴者の皆さんが、本当にその意に沿ってNHKは運営されているかどうか、きちんとチェックしていく必……
○奥野(総)委員 民進党の奥野でございます。きょうもよろしくお願いいたします。 それでは、時間が十八分ですので、どんどん行きたいと思います。 まず、V―HIGHの問題。 鳴り物入りで始まったんですが、残念ながら昨年終了してしまったということでありまして、なぜこういうことになったのか。 それから、この帯域がもったいないですから、今後、その反省を踏まえというか、どういうふうに使って、跡地利用をどうするのか。これはやはり、あけておくのはもったいないですから、一刻も早くその跡地利用を決めていただきたいんですが、どのようにお考えか。 まず、大臣に伺いたいと思います。
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。 本日もよろしくお願いいたします。 ちょっと順序を入れかえまして、法案改正のガバナンスの部分は今るる御質問がございましたので、J―LISの情報公開のあり方について、最初にまず伺ってまいりたいと思います。 ガバナンスといっても、いろいろあると思うんですね。もちろん、政府の側からのガバナンス、内部統制。と同時に、やはり国民の情報を預かっている機構でありますから、国民の側からのガバナンスも私は必要だと思います。その一つの道具として、情報公開、国民が情報公開を求めたときに、もちろん不開示のものもありますけれども、ルールをきちんと定めて、情報公開を……
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。 早速質問に入らせていただきたいと思います。 今回、臨時、非常勤職員のうち、パートタイム任用の方については新たに期末手当の対象とするということであります。これで私は、半歩前進、評価をしたいと思っています。 ということで、この法案自体には賛成をさせていただきますけれども、残念なのは、働き方改革と言っている以上、こうしたパートの方々についてもやはり給与、手当の対象とする。今回引き続き報酬、費用弁償の対象ということでありますけれども、半歩前進でありますけれども、最終的には給与、手当の対象としていく、それには財源も必要になってまいりますけれども、……
○奥野(総)委員 ただいま議題となりました地方自治法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 政府原案は、地方公共団体の長等の損害賠償責任について、軽過失の場合における一部免責や、放棄に関する議決における監査委員の意見聴取の規定を設けるなどの見直しを行っております。軽過失の場合における一部免責については妥当なものと考えておりますが、住民訴訟の対象となる地方公共団体の長等の損害賠償請求権等の放棄については、放棄が政治的状況に左右されてしまう、また、安易に放棄を認めると住民訴訟制度の意味がなくなってしまうなどの批判があるにもかかわらず、……
○奥野(総)委員 修正案提出者としてお答えをいたします。 まず、地方公共団体の長等が職務を行うにつき、軽過失にとどまる場合、これについては、政府案で新たに設けることとしている軽過失の場合における一部免責規定によりまして、損害賠償請求権等の放棄についての要件を厳しくしても莫大な損害賠償を請求されることはない、上限を設けるわけですから莫大な損害賠償を請求されることはない、これについては我々も妥当だというふうに思っております。 一方で、今委員御指摘ありましたけれども、長等に故意や重過失がある場合には、修正案のとおり、避けることのできない事故その他やむを得ない事情によるものであると認められる場合等……
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。 きょうは最後の閣法ということでありまして、これから質問の機会も限られるかと思いますので、先ほど大臣の方から私の名前も出していただきましたけれども、昨年から停波の問題とか、あるいは、私は憲法審査会にも入っていまして、表現の自由の話なんかも憲法審査会で発言をしてきた経緯がありますので、まず、そちらの方から少し質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 きょう、外務省にも来ていただいていると思いますけれども、まず、ちょっと通告していない部分もありますし、順序も変わるところもあるんですが、特別報告者とは何ぞや。 先ほど大……
○奥野副大臣 総務副大臣を拝命いたしました奥野信亮でございます。 皆様方の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○奥野(総)委員 希望の党の奥野総一郎でございます。 野田大臣、きょうはよろしくお願いをいたします。 主に三つ、表現の自由、放送、それから弾道ミサイルが来た場合の避難等について、そしてふるさと納税について伺いたいと思います。多少、時間によって質問をできない部分もあろうかと思いますが、御了承いただきたいと思います。 最初に、放送それから表現の自由について伺いたいと思います。 これも、昨年、ことし、ずっと問題になってきましたけれども、国連の人権理事会の勧告、まだ最終勧告じゃない、作業部会の中間の勧告ということでありますけれども、それが十一月十七日ですかね、出ました。その中で、各国の意見が取……
○奥野(総)委員 きょう最後のバッターになりました。いつもは午前中にやることが多いのでありますけれども。皆さんお疲れさまでございます。最後、頑張っていきたいと思います。 先ほど、小川委員の方からの質問時間の話がございました。一昨年でしたか、重要広範になって、たしか十四時間、総理も入っていただいて十四時間審議したこともあったんですね。やはり、この地財、税法というのは予算の最も大きな根幹部分ですから、もう少ししっかり時間をとって議論してもいいというように私は思います。 十四時間、あのときはしっかりやれたんですね。ですから、今回九時間、私はちょっと短い気がするんです。我々野党からしても、去年も九……
○奥野(総)委員 奥野総一郎でございます。 希望の党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に反対、地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案について賛成の立場から討論したいと思います。 まず、私も武内理事と同様、冒頭、職権でこの委員会が立てられたことに強く抗議をいたしたいと思います。 この議題となっております法案の審議に際しても、我々野党側は昨年に比べて一割以上も質疑時間が減らされるなど、与党の強引な運営が目立ったと言っていいと思います。数におごることなく、審議を尽くした上での採決を改めて求めたいと思います。 それから、地方税法等の……
○奥野(総)委員 希望の党の奥野総一郎でございます。 十五分ですので、早速始めさせていただきたいと思います。 きょうはパネルを用意してまいりました。総理が進める放送改革、放送の将来にかかわることでありますから、NHK予算ではありますけれども、これを中心に取り上げさせていただきたいと思います。 私は、実は、二月六日、野田大臣もおられましたけれども、予算委員会で総理に御質問を最初にさせていただきまして、総理の言う放送改革とは何ですかという質問をしたんですね。それに対して総理からは明確に答えはなかったんですが、しかし、総理の側から、フェアネスドクトリン、要するに、政治的公平性の規定の削除の例を……
○奥野(総)委員 希望の党の奥野総一郎でございます。 よろしくお願いをいたします。 最初に、ふるさと納税を伺いたいと思います。 昨年、私、これを質問したんですけれども、大臣、就任会見だったと思いますが、返礼品については自治体にお任せをするんだ、来年度は通知を出さない方向で検討する、昨年四月一日に通知を総務大臣名で出していますけれども、それを受けて、これからは出さない方向で検討する、こうおっしゃっていまして、私が質問したところ、重ねてしつこくするような話じゃない、皆さん大人なのでわかってくれるだろう、こういう答弁をされておりました。 そして、あわせてクラウドファンディング型の、事業が見え……
○奥野(総)委員 国民民主党の奥野総一郎でございます。
国民民主党としては初めての質問になります。よろしくお願いをいたします。
先ほど来、EBPM、エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキングという言葉が出てきています。私も大賛成であります。まさに、客観的な情報に基づいて政策立案をするということが今の時代に合ったやり方だと思います。
じゃ、具体的にどうしよう、EBPMを車の両輪で進めるとおっしゃっていますが、じゃ、具体的にどういうふうにすれば進んでいくのか、どういうやり方を考えておられるのか、まず、伺いたいと思います。
【次の発言】 ある種、当たり前のことが今までなかなかなされてきていなか……
○奥野(総)委員 国民民主党の奥野総一郎でございます。 NHK決算、早速質問をさせていただきます。 この二十四年、二十五年度というのは松本会長時代の決算。審議の仕方について両筆頭に御苦労いただいたんですが、私がお願いしたのは、松本時代と籾井時代を分けて審議してはどうかということを提案させていただきました。それぞれの会長の個性に合わせて議論した方がいいということで分けさせていただいたんですが。 この松本会長時代というのは、いろいろな改革が進んできて、例えば、ハイブリッドキャストですか、これが始まった、ネットを使って双方向の番組をやろうとか始まった時代でもありますし、それから、NHKオンデマ……
○奥野(総)委員 希望の党の奥野総一郎でございます。四十五分いただいておりますので、よろしくお願いをいたします。 最初に、地方創生、資料一をごらんください。これは政府のつくった資料でありますが、東京圏への転入超過ということでグラフが描かれております。 東京圏への超過数は、二〇一七年、先日、数字が出まして、前年比で千九百十一人増。およそ十二万人弱の数字となって、二十二年連続で東京圏への転入超過となっています。 ちなみに、三大都市圏、名古屋、大阪は、いずれも五年連続の転出超過ということでありまして、東京一極集中がより鮮明になったということであります。 地方創生が、法案が出て言葉として始まっ……
○奥野(総)委員 国民民主党の奥野総一郎でございます。 石田大臣、よろしくお願いいたします。 先ほど小川委員からもございましたが、これは平成二十六、二十七年度の決算ですね。今ごろ、籾井さんがいなくなって一年以上たって、この時期というのは、私も、いろいろな事情があるにしろ、どうかと思うんですね。 ちょっと通告はしていなかったんですが、私見を述べさせていただいて、御提案をさせていただきたいんです。 本来、この間も理事懇の場でも申し上げましたけれども、決算を踏まえて予算を審議するのがベストだと思うんですね。一年、間はあきますが、前々年度の決算を踏まえて、前年度か、翌年度の予算を審議するという……
○奥野(総)委員 国民民主党の奥野総一郎でございます。 私からも、今の片山大臣の答弁、非常にわかりにくかったですね。自分の声かどうかわからない。もし言っていないんなら、はっきり違うと言ったはずなんですよ。非常にそこは不透明ということで、私も集中審議を求めたいと思います。 それでは、私の方は、外国人労働者の話をしてまいりたいと思います。 今、皆様にパネルをお示ししておりますけれども、上の方が外国人労働者数の推移、これは厚生労働省のまとめたものでございます。 安倍政権になったのが二〇一二年の選挙で、二〇一三年の頭から安倍政権になっているわけですね。およそ六十八万人弱というところは、二〇一三……
○奥野(総)委員 国民民主党・無所属クラブの奥野総一郎でございます。
きょうは盛りだくさんですので、早速、着席次第、始めたいと思いますが、よろしいでしょうか。
それでは、最初に、辺野古の問題ですね。
国地方係争処理委員会が、昨日、却下、沖縄県の不服申立て、埋立ての承認撤回の効力の一時停止、これを国交省が判断したことに対する不服申立てをしていましたけれども、これについて却下をしたということでありますが、却下の理由ですね、これはホームページを見てもまだ出ていませんが、どういうロジックで却下になったのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 ちょっとわかりにくいんですが、要は、もともと無効となる……
○奥野(総)委員 国民民主党・無所属クラブ、奥野総一郎でございます。 総理、きょうはよろしくお願いをいたします。 最初に、ちょっと通告はしていないんですが、県民投票の話を伺いたいと思います。 昨日来話題になっていますが、県民投票の結果が出ました。それを受けて、総理はどう対応されるのか。 前回県民投票が行われたのは一九九六年ですね。このとき、橋本龍太郎首相が、その結果を受けて、大田知事とすぐに、二日後に会談した。このときは、米軍基地の整理縮小と日米地位協定の見直しがテーマだったんですが、沖縄の圧倒的な民意を受けてすぐに会談したという事実がございます。 今回、総理、玉城知事とこの結果を受……
○奥野(総)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切に措置すべきである。 一 森林環境譲与税の使途を適正かつ明確にしつつ、市町村が主体となった森林整備を促進するために、国は責任をもって、市町村の業務を支援していくこと。 二 市町村の体制強化に向けた支援策として、森林所有者の確定や境界の明確化、森林の巡視など、市町村の負担を軽減するため、更なる施策の……
○奥野(総)委員 国民民主党・無所属クラブの奥野総一郎でございます。 早速質問に入らせていただきます。 最初に、公文書、自治体の公文書の管理について先に伺ってしまいます。 資料二というところに新聞記事をつけているかと思いますけれども、「被災の記録 残らぬ恐れ」ということで、東日本大震災被災の四十二市町村の過半数が、既に公文書について廃棄した可能性がある。あると答えているのが六自治体、左側に円グラフが描いてありますが、可能性があると答えているのは十六自治体ということであります。これはやはり、記録としてきちんと後世のために残しておくべきだと私は思うんです。 まず伺いたいんですが、そもそも自……
○奥野(総)委員 国民民主党・無所属クラブの奥野総一郎でございます。
まず、成田財特法、たしか五年前も地元千葉ということで質問に立った記憶がございます。私の選挙区に隣接していまして、私の選挙区は空港周辺自治体ではないんですけれども、すぐ隣ということで非常に関心を持って見ているところであります。
前回は五年前ということなんですけれども、今回は十年間の延長ということなんですね。最初は十年間だったという、立ち上げのときは十年というのはそれはわかるんですが、今回、新たに五年ではなくて十年に延長した、その理由をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 成田空港の拡張、千ヘクタール拡張ということで、B滑……
○奥野(総)委員 国民民主党・無所属クラブの奥野総一郎でございます。 きょうは二十分しかありませんので、早速始めたいと思います。よろしくお願いをいたします。 大河ドラマ、去年は「西郷どん」で非常によかったです。私も、忙しいんですが、ビデオに撮って全回見ました。ことしは、実は、テーマになじみがなくてずっと見ていなかったんですね。ずっとビデオの中にたまっていたんですが、久々に見て、きのう、おとといと見てみました。 これがなかなかおもしろくて、宮藤官九郎さんの脚本なんですよね。ドラマとしても非常によくできていておもしろいなと思いましたので、視聴率八%だそうですから、皆さん、ぜひごらんいただきた……
○奥野(総)委員 西村統計委員長、きょうは本当にお忙しい中、ありがとうございました。予算委員会で一回質問させていただいて以来でありますけれども、よろしくお願いをいたします。 今の逢坂委員のおさらいを少しさせていただきながら議論したいんですが、先ほどの委員長の御発言によれば、景気の判断には同一事業所を、できれば同じ労働者の個人の賃金の変化を見るのがいいんだけれども、それが難しいので同一事業所、共通事業所系列を見ていくということがよいのではないか、しかし、その共通事業所系列も、実質なのか名目なのかといろいろ議論はあるけれども、いろいろな視点から見るために、実質賃金についても共通事業所系列のデータ……
○奥野(総)委員 それでは、早速質問に入らせてもらって、大臣はちょっと生理現象のようなので後ほど質問するといたしまして、まず、電波法の電波利用料の方から入っていきたいと思いますが。 電波利用料ってわかりにくいんですけれども、まず歳出が決まって、必要な額が決まって、それを無線局の免許を持っている人たちが配分していく、負担していく、その配分のあり方を料額算定の具体化方針というもので決めて負担が決まっていく、こういう仕組みになっているようであります。 今回特徴的なのは、携帯電話の周波数について、公共的な利用であるということで、係数を掛けて、本来の負担額よりも、負担割合よりも減らすということを初め……
○奥野(総)委員 国民民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、お忙しい中おいでいただきまして、三先生方、本当にありがとうございます。 私も、中村先生がおっしゃっておられたように、遅きに失したというふうに感じています。この委員会でも常時同時再送信については速やかに実行すべしということで発言をしてまいりましたし、結局、媒体の違いにしかすぎないと思うんですね、光でやるのか、電波で飛ばすのか、あるいは衛星を使うのか。コンテンツを流す媒体の違いによって規制の対応が違っては私はいけないと思いますし、できるだけ自由にいろんな媒体を使い分けられるような仕組みをつくるべきだというふうに思います。 そう……
○奥野(総)委員 国民民主党・無所属クラブの奥野総一郎でございます。 きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 大臣とは、去年の秋にこの問題を予算委員会で議論させていただきまして、それ以来ということになります。きょう、改めて、この法務委員会の方で質問の枠をいただきましたので、気になっている点をたださせていただきたいと思います。 もう既にこの場でも少し出ていますが、賃金の問題がやはり気になります。技能実習生もそうなんですが、人として見ないで、安価な労働力として外国人を見てしまう、これは大きな問題があると思うんですね。また、そうなることによって、彼らの人権もあるし、日本人……
○奥野(総)委員 私は、国民民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出の平成三十年度第二次補正予算二案について、反対の立場から討論を行います。 政府統計の不正という前代未聞の事態に、予算編成の根拠に疑いの目が向けられています。 きょうの審議でも明らかになりましたけれども、消費の動向を左右する実質賃金の伸びがプラスかマイナスか政府がわからない。これで消費税の引上げを判断できるんでしょうか。 本補正予算には、幼児教育の無償化の準備や軽減税率対応レジ導入支援が盛り込まれています。参考値に基づき算出した実質賃金などのデータを公表しない中で、消費税引上げを前提とするこ……
○奥野(総)委員 国民民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは西村統計委員長にお越しをいただいているはずなんですが、もうお見えでしょうか。まだですかね。そもそも、きょうは朝からというお話だったんですが、三時と伺っていますが、できれば最初からいていただければ助かるんですけれども、改めて抗議を申し上げておきたいと思います。 それでは、最初、まず第一問目ですけれども、私は千葉県選出でありますから、野田市の栗原心愛さんの虐待死について最初に伺いたいと思います。 総理におかれましては、先週の金曜日ですか、迅速な対応策を閣僚会議を開かれて決定されたと承知しています。現在把握している全ての虐待ケース……
○奥野(総)委員 国民民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは統計問題を中心に話をさせていただきますけれども、まず最初に、国土交通大臣、お見えでございます。 きのうから、辺野古の埋立ての賛否を問う県民投票が告示をされました。しかし一方で、着々と埋立ては進んでいるわけであります。 そもそも、この埋立てについては、地盤が軟弱ではないか、あるいは希少生物に影響があるのではないかとして、承認の撤回という行政処分がなされました。それに対して、この行政処分、埋立ての撤回を、効力を停止する、こういう判断が、国土交通省の行政不服審査法に基づく決定、執行停止の決定というのがなされたわけであります。ここは……
○奥野(総)委員 国民民主党・無所属クラブの奥野総一郎でございます。 きょうは、順序を変えまして、朝の長妻委員の続きをやりたいと思います。 中江秘書官、きょうもお見えいただいているかと思いますけれども、中江秘書官からまず伺いたいと思います。 先週の金曜日ですかね、テレビは入っていませんでしたけれども、中江秘書官が最初にこの国会にお見えになったとき、私が真っ先に尋ねたのは、毎月勤労統計の改善に関する検討会について報告を受けましたかということでありました。 なぜか。三月三十一日に、当時の宮野審議官そして姉崎部長が官邸に来られて、総理秘書官みずからが、関心事項という形で、毎年勤労統計がさかの……
○奥野(総)委員 国民民主党・無所属クラブの奥野総一郎でございます。 それでは、午前に引き続いて統計の問題をさせていただきたいんですが、私は、樋口委員長をきょう要求しておりました。せっかく、追加報告書が出て、きょう集中審議ということなんですが、集中審議もこの一般審議も重みは変わらないはずなんですよね。せっかく午前中お越しいただいているんですから、体調の問題でもない限りは、午後もしっかりおつき合いいただきたい。姉崎さんにしてもそうでありますけれども、できるだけ、これだけ問題になっているわけですから、民間であっても、とにかく都合のつく限り御協力いただきたいと改めてお願いを申し上げておきます。 ……
○奥野(総)委員 立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム所属の奥野総一郎でございます。千葉県ということで、よろしくお願いいたします。
先ほど岡島委員の方からもございましたけれども、初動の問題をまず伺いたいと思います。
八月の台風十号では、上陸前後、二回関係閣僚会議が開かれていますけれども、今回は開かれなかったということでありますけれども、この台風十号と今回の十五号の違いですね。なぜ一方では関係閣僚会議が開かれ、なぜ一方では開かれなかったか、この違いについてもう一度伺いたいと思います。
【次の発言】 おっしゃっていることはよくわかりますが、それを解釈すれば、今回、十五号については会議を開く必……
○奥野(総)委員 立国社の奥野でございます。 よろしくお願いいたします。 ちょっと順番が、この話があるので狂ってしまうんですが、まず、じゃ、せっかくですから、この非公表事案についてから入りたいと思います。 これは、非公表といったときにタイトルも出ないんですか。例えば、検討中の事案、放送法改正について議論したということはホームページ上に公表されるんですか。それとも、議論があったことすら公表されないんですか。その非公表の意味合いですね。 よくわかるのは、処分について個人名を出しちゃいかぬというのはわかるんですが、処分について議論をしたということは、やはり視聴者のために頭出しはすべきだと思う……
○奥野(総)委員 奥野総一郎でございます。 会派を代表して質問させていただきます。 前回に引き続いて質問をさせていただきたいと思いますが、最初に、行政文書の扱いについて伺いたいと思います。 ありていに言えば桜を見る会でありますが、総務省の文書管理規則によれば、栄典又は表彰に関する事項は、保存期間は十年となっています。この規定を受けて、各課室でそれぞれの文書ファイルの保存期間が定められているんですが、例えば統計局総務課の規定を見ると、保存期間表を見ると、明確に、桜を見る会被招待者の推薦及び通知に係る文書が保存期間十年、こう書かれているわけであります。例示として、被招待者名簿や選考案、基準と……
○奥野(総)委員 立国社の奥野でございます。 官房長官、よろしくお願いをいたします。 まず、選定基準の話なんですが、「その他各界の代表者等」、こういう選定基準がある。いろいろ列記された上で、最後にそういうセービングクローズが設けられていると思います。 総理に、じゃ、どういう方を呼んでいるんですかという、記者会見ですかね、質問をしたところ、普通の市井の方でも構わないんじゃないか、こうお答えになっているんです。ということは、ちょっと言葉はあれかもしれませんが、誰でもいいと。普通の市井の方というのは、誰でもいい、こうおっしゃっているんですが、この「等」というのは具体的にどういう意味なんですか。……
○奥野(総)委員 立国社の奥野総一郎でございます。 時間が限られておりますので、最初に質問を読み上げさせていただきます。 倒産がふえ始めています。報道によれば、四月では前年同月比ベースで一五%増し、廃業も含めると、新型コロナの影響で事業継続を諦めた方の数はもっと多いと考えられています。 そこで伺いますが、廃業も含め、事業を諦めた方の現状を把握しておられるか、また、今後の見通しについてどう考えておられるかというのが一問目です。 そして、この現状はひとえに政府の対応が遅いからではないかというふうに思います。 そこで伺いますが、現時点の雇用調整助成金の支給件数、支給額、それから持続化給付金……
○奥野(総)委員 立国社の奥野総一郎でございます。 三十分ほどお時間いただきます。 吉川委員と重複する部分もあるかと思いますけれども、改めて、日本郵政増田社長、お忙しいところお越しいただいていますけれども、いろんな会見などでも述べられておられますけれども、私の認識としては、大変な仕事を引き受けられたなと思います。 一応、財務諸表を見ると、経営は悪くないように一見見えますけれども、郵便は毎年毎年、ことしも年賀が一〇%減っていますし、年数%ずつ郵便物が減っている中で、どうやってこの郵便事業を維持していくんだとか、それから、この超低金利下において、ゆうちょ銀行、貸付けもしないでどうやって生き残……
○奥野(総)委員 立国社の奥野でございます。 きょうは、お時間をいただきまして、ありがとうございます。 まず最初に、インフル特措法の問題について、きょうは宮下副大臣がお見えでございますけれども、伺いたいと思います。 先日、三月十一日、まさに三・一一当日でありますけれども、その日に、同じく立国社の、我が会派の山尾委員の質問に対して宮下副大臣が答弁をされています。インフル特措法で指定公共機関というのがありますが、NHKは法律に書き抜かれています。民放は政令で定めれば指定公共機関になることができるんですが、仮にその指定公共機関、民放を指定した場合に、番組の中身について指示できるのかということに……
○奥野(総)委員 立国社の奥野総一郎でございます。 後ほど、郵政の話とマイナンバー、特定給付金の話をしますが、まずきょうは、義家副大臣にお見えいただいています。黒川かけマージャン問題について伺いたいと思います。 きのう通告したときとでは大分状況が変わりまして、官邸に辞意を伝えたとか、きょうじゅうにも辞任か、こういう報道が流れ出しています。ということで、そういうことを踏まえながら、率直にお答えいただきたいと思います。 まず、簡単に事実関係だけ申し上げておきますが、これは掲げちゃいけないのかな、週刊文春で、きょう付の週刊文春なんですけれども、その特だねで出ています。 それによれば、黒川氏が……
○奥野(総)委員 立国社の奥野総一郎でございます。 きょうは四十五分間、お時間をいただきました。よろしくお願いいたします。 まず、肺炎の問題についてお伺いをしたいと思います。 WHOがけさ方、緊急事態宣言を出した。ようやく出した。遅きに失した感もあります。そうした中で、先ほど山井委員からも指摘をさせていただきましたけれども、我が国の対応も後手に回っているんじゃないかというふうに思います。先ほど、指定感染症の政令の施行の前倒しなどは一定の評価をさせていただきたいと思いますが、それにしても、やるんだったら、もう少し早く総理のリーダーシップでやればよかったんじゃないかというふうに思うわけです。……
○奥野(総)委員 立国社の奥野総一郎でございます。 冒頭、今の続きを少しやらせていただきたいと思います。 資料、テレビの皆さんはおわかりにならないと思うんですけれども、これが、今お配りした、場内では配られている、辻元議員の問合せに対するANAインターコンチホテルの答えであります。 そして、冒頭何と書かれているかといいますと、以下、二〇一三年以降七年間に貴ホテルで開かれたパーティー、宴席についてお伺いしますということが一行目に書かれているわけですね。これによって、この間に開かれた全ての宴席がカバーされるということになります。 そして、その上で、これまで言われてきた質問、貴ホテルが見積書や……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 武田大臣、よろしくお願いいたします。また、きょう、各社の社長がお見えでございますけれども、おつき合いください。 私は、今まで余り郵政は質問してこなかったんですね。旧郵政省出身ということもありまして、平成十年のいわゆる行革に伴う全額自主運用、資金運用部への預託廃止法案とか、それから、あっという間になくなってしまいましたけれども、日本郵政公社法とかを自分で書いて、取りまとめをやったりしていた経緯があります。もちろん民営化のときも、いろいろな観点から、当時の麻生大臣にお仕えしつつ、問題点の指摘などもやっていたということもありまして、この問題……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。総理、よろしくお願いいたします。 それでは、早速質問に入らせていただきますが、まず、いつも総理は、学術会議の問題の際に、十億円の国家予算が投じられている、だから国民に理解されるような存在にならなきゃいけないんだ、効率的に予算を使わなきゃいけないんだ、こうおっしゃっていますが、同じく税金が投入されて無駄になっている大きな問題があります。河井夫妻の問題ですね。 河井夫妻とのこの写真、総理の側近と書かれています。いまだにフェイスブックを見ると、あんり議員とパンケーキを食べる動画がまだ見ることができます。ぜひ皆さん見ていただければと思いますけれ……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 NHK予算でありますけれども、最初にまず、LINE問題をちょっと大臣にお尋ねしたいと思うんですね。 私も先日、Zホールディングスの中谷常務ほかから直接御説明を受けました。うちの国対もLINEを連絡に使っておったんですけれども、当面使用を見合わせるということで決めました。 その際に、直接、中谷常務から御説明を受けたんですが、ちょっとそこで気になったのは、LINEの開発とそれから保守をLINEデジタルテクノロジー、通称ラインチャイナ、これは上海にあるということですが、そこで行っているというふうに伺いました。その開発の過程で、アプリが動く……
○奥野(総)委員 奥野総一郎でございます。 NHK決算なんですが、最初にちょっと、東北新社の特別調査委員会の報告書というのが公表されましたので、それについて、大臣、官房長に伺いたいんですけれども。 従来、私も予算委員会でずっとやっていて、官房長にも御足労いただいて、真相究明ということで資料を出していただいたんですね。最後に、一応、東北新社関係の会食ということで公表したものが出てきまして、三十九件、新聞報道によれば三十九件ということになっています。今回、東北新社から新たに会食が出てきて、全部で五十四件という数字が出ているんですが、なぜこういう食い違いが起きたのか。 要は、今、調査をやってい……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 予算委員会の理事をやっておりまして、そのときに官房長を始めこの問題でお世話になりまして、続きをここで最後にやらせていただきたい。最後というか、ずっとですけれども、やらせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 今日は次官にお越しをということで、予算委員会にはお越しいただいたんですけれども、今日はお越しいただけないと。非常に残念であります。また、報告書を取りまとめられた委員長もお見えでないということでありまして、本当にきちんと議論ができるのかと懸念をしているところでございますが、時間が短いので早速入っていきたいと思います。……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 立憲民主党は、共産党とともに、この予算の組替えの動議を、この委員会で後ほど動議を出させていただきますけれども、このパネルを御覧ください。 今年のこの補正予算の総額、十九兆二千億ということが経済対策費として計上されています。そのうち、コロナウイルスの対策は僅かに四兆三千億です。ほかは、ポストコロナ、それから公共事業の関係なんですね。赤字の部分は、我々が、これは来年度予算に送ればいい、来年度予算の中で検討すればいいと考えている項目であります。 やはり目立つのがGoToトラベルです。再三、この委員会でも、GoToトラベル、取り下げるべきじ……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 早速質問に入らせていただきますが、まず、個別接種の話から入ります。 田村厚労大臣にお伺いしますが、私も、できれば、近所の診療所でワクチン接種を受けられればいいと思っているんですよ。なるべく高齢者の方が歩いて行けるところ、あるいはなじみのところで、健康状態も分かっておられる先生が可能な限り接種するというのが一番、できればですよ、望ましいと思います。 そうした中で、大臣、先日の会見でおっしゃられましたけれども、個別で地域で三か所を上限とするという説明、手引書に三か所とあったのをもう少し増やす、環境が整えば地域の診療所等でのワクチン接種を……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 今日は、総務省の問題一本に絞って議論をしてまいりたいと思いますので、武田大臣、総理以外の閣僚の皆様、お仕事ある方は外していただいて結構でございます。 それでは、まず、今日の昼の理事会で新たな調査が出てまいりました。報告を受けましたけれども、従来は四人の方が延べ十三件の接待を受けていたという報告でございましたが、これが人数が十二人に増えて、全体も延べ三十八件ということになりました。そして、四人の方は、これまでの十三件に加え、新たに六件増えて十九件ということになりました。 そして、このメンバーを見ますと、ここを御覧いただきたいんですが、……
○奥野委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して以来四十九年を経過し、この間、各般の施策が実行されてまいりましたが、依然として、米軍基地問題等、多くの課題が残されております。 また、北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現に向けてこれまで以上に国民世論を結集していくことが重要であると存じます。 このような状況の下、当委員会に課せられた使命は誠に重大であります。 委員各位の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてま……
○奥野委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、沖縄振興策の拡充及び強化を求める意見書外三十三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 今日は税法メインでありますけれども、お忙しい中、前田会長にお見えいただいていますので、先にNHKのお話をさせていただいて、終わったら御退室いただきたいと思います。 まず、このタイミングでなぜこの問題を取り上げたかと申しますと、BS1の字幕問題ですね、BS1スペシャルの報道に関する調査報告書が、ちょうど直近の十日にこういう形で出ております。やはりこれはきちんとNHKの側から国会の場で御説明を改めていただきたいと思って、今日は会長に来ていただいております。 まず、本件調査結果について、前田会長の受け止め、それから、処分をなされたわけであ……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。
早速質問をさせていただきます。
今、会長は、受信料値下げのお話、二〇二三年度からと御説明されましたけれども、この方針は、いつ、どこで、どのように決まったのでしょうか。経営委員長、お願いします。
【次の発言】 私は毎回議事録の話をするんですけれども、かんぽ問題のときもそうなんですが、公開されている議事録を見ても、なかなか跡づけができないんですよ。値下げの話が最初にぱっと出てくるのは、今おっしゃった二〇二〇年の十二月二十二日の経営委員会で、森下委員長が、「次期中期経営計画では、受信料の値下げを明言していることは、非常に新しく、かなり思い切……
○奥野(総)委員 質問の機会をいただき、ありがとうございます。
順序を変えて、今の続きをやらせていただきたいんですが、国交省に伺いますが、先ほど副大臣もおっしゃっていましたけれども、この検討委員会で五月頃に統計の信頼回復に向けて一定の結論を出す、ここのスケジュールは変わっていないということでまずよろしいんでしょうか。
【次の発言】 いま一度伺いますが、なぜ公開をしていないんですか。いきなり結論が出るんですか。事の性格上、きちんと議論を公表する必要があると思うんですよ。だからこそ中間報告という言葉もあると思うんですが、途中の検証、検討過程を一切公表しないままで、いきなりこれは一定の結論が出るん……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。
早速始めさせていただきます。
まず、還元目的の積立金制度。
先日も、NHKさんに受信料の引下げの話をさせていただきました。それに関連してということになりますが、今回、受信料引下げの原資として、こういう言い方が正しいかどうかとは思いますが、原資としてのこういう積立金制度をつくられたというふうに理解していますが、この制度の意義、目的について、総務省から伺いたいと思います。
【次の発言】 あくまで剰余金の水準を見ながら値下げに誘導していくというお話と思いますが、ちょっとこれは通告はしていませんが、省令によってその積立ての基準を書くというよ……
○奥野(総)委員 奥野総一郎でございます。 早速質問に入らせていただきます。 まず、ブロードバンドに関するユニバサービスということですけれども、ちょっと私がずれているのかもしれないんですが、ブロードバンドのユニバというと、ぱっとイメージするのは、5G、例えば下り百メガとか、そのぐらいのスピードで、全国どこででもつながる、有線、無線問わずつながるような社会というイメージがあるんですが、それは究極の目標なのかもしれませんけれども、それに一歩でも近づけていくことだと思います。 その上で、今回の制度がどうなっているのかということを伺いたいんですが、この改正で具体的に、何を狙っていて、どのような効……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 質問の機会をありがとうございます。 今日は、北海道三区から荒井優さんがパネルのお手伝いに来ていただいております。ありがとうございます。よろしくお願いします。 私は今、憲法審査会の幹事を務めさせていただいております。これから憲法の議論も本格化していくと思うんですけれども、まず、我が党の立場を簡単に御説明させていただきたいと思います。 我が党は、論憲という立場を取っています。議論の論に憲法の憲、論憲ですね。改憲というのは、憲法を改正することを優先する。我々は、議論をする、国民主権、そして基本的人権の尊重、平和主義、いわゆる憲法の三大原……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。
最初に、NHK前田会長にお越しいただいています。以前にも質問させていただきましたけれども、NHK、BS1の東京五輪に関するドキュメンタリー番組の字幕問題。
以前、会長は、独自の調査結果を踏まえ、BPOに委ねるとおっしゃっていました。そのBPOの報告が出ました。答申としては、重大な放送倫理違反だ、こういうことであります。また、総務省の方からも注意ということで、異例の行政指導も入っております。
NHKの会長としてどのように対応するおつもりか、まず伺います。
【次の発言】 今日はほかにもありますから、もう一点だけ。
この報告の中では、「……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 まず、決算の方ですけれども、会長にお伺いいたしたいのですが、先ほど来、いろいろ経営への影響が言われていますが、当初、私が今年の春に伺ったときは、赤字の穴埋めに必要な金額は七百億円と答弁していただいていたんですが、地上波のみの契約についても一割引下げということになり、影響が千五百億円必要になったというふうに言われています。 それから一方で、支払い率が、ずっと右肩上がりで上がってきたものが、ここに来て八割を切る、そして、今年も契約者数が予想よりも四倍のスピードで減少している、こういう報道もあるところでございます。 そこで伺いたいのですが……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 ビヨンド5Gということでありますけれども、通信ネットワークのやはり基幹の技術は日本の国産の技術で特許を押さえるのは、経済安全保障上も私は望ましいと思います。そういった観点から、やはり集中して資金を投下していく、それから、きちんと進捗管理をして無駄のないように資金を使っていただくという、そういった観点から質問をさせていただきたいと思います。 私もずっとビヨンド5Gと伺ってきたんですが、そもそもどういうものかというのをちゃんと理解しておりませんで、今の5Gの次の世代というんですが、5Gとどう違うのか、どのようなメリットがあるんですか。その……
○奥野(総)委員 議員お尋ねの件でございますけれども、まず、この法案の目的は、多様な人材の確保と、それから、議会運営の公正、事務執行の適正の確保の両面で見て、ふさわしい額を定めることが必要であるというふうに上限額については考えているところであります。 具体的には政令で定めることとしていますが、個人の企業は、年間売上高の全国平均の二割程度の水準である三百万円と規定することがひとまず適当であると考えておるところでございます。これは、請負関係への関与が間接的な議員が取締役等に就いている法人については全業務量の五割までの請負が認められていることを踏まえ、関与が直接的な個人にあってはそれよりも十分に低……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 今日最後になりました。よろしくお願いします。 まず、地方議会のオンライン開催について、昨年、私は国会の憲法審査会の方で、国会のオンライン出席ということで、一応見解を取りまとめました。 というのは、ゼレンスキー大統領の国会での演説が本会議場でできなかった、もちろん設備の問題もあるんですが、ありました。また、各国を見ていると、このコロナ禍の際にオンラインでやっているという映像がたくさん流れました。スペインなんかは、調べると、このコロナ禍以前から相当幅広く、産休のときとか、相当幅広く、個人的な事情によるものまでオンラインで出席を認めている……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 十五分なので早速始めたいと思いますが、まず能動的サイバー防御の話ですけれども、国家安全保障戦略、三文書のうちの一つ、根幹のところですが、その中に、能動的サイバー防御の導入及びその実施のために必要な措置の実現に向けた検討というので、具体的に、サイバー安全保障の政策を一元的に総合調整する新たな組織の設置とありますが、当然これは総務省やNISCが関わるべきだと思いますが、どのように関わっていくのか。また、不正アクセス防止法とか電気通信事業法とか電波法とか関連の法制があると思うんですが、それらの改正につながるのかどうかということを伺いたいと思い……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎です。 私は、立憲民主党・無所属を代表し、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に反対、地方交付税法等の一部を改正する法律案に賛成の立場で討論を行います。 地方税法等改正案には、一部評価できる改正項目も含まれておりますが、以下の理由で反対するものです。 第一は、現在六対四となっている国税と地方税の割合について、国と地方の役割分担に応じて地方税の配分割合を更に引き上げるべきですが、抜本的な税源移譲が行われていないことです。 第二は、受益と負担との関係にそぐわない、高所得者ほど大きな節税効果を受けられる、過度な返礼品競争になっている……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 今日はNHK予算でありますが、放送法四条の問題、大事な、これは放送業界のインフラでもありますから、憲法というようなものでもありますから、質問させていただきたいと思います。 まずは、高市元大臣が一昨日の本会議答弁で、委員会前夜、委員会というのは二〇一五年五月の参議院の総務委員会のことだと思いますが、委員会前夜の私と大臣室の答弁案に関するやり取りのメールや、答弁案を作成した課から大臣室に送られてきた資料について、お求めいただけましたら、本院に提出をさせていただきたく存じます、こう言っておられます。 本院というのは衆議院のことだと思うんで……
○奥野(総)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明に代えさせていただきます。 地方自治法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項について適切な措置を講じ、その運用に万全を期すべきである。 一 多様な住民が地方議会に関わる機会の拡大及び議会運営の合理化を図るため、現行の議会の在り方に加え、議会に係る手続のオンライン化を可能とした趣旨も踏まえ、議会におけるデジタル技術を活用した取組に関し、必要な助言を行うとともに、技術的・財政的な支援についても検討を行……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 早速質問に入らせていただきます。 最初に、放送法四条の方のお話をさせていただきたいと思います。 お手元にお配りをしております、答弁を二つ載せております。 三月に、大臣に私が御質問させていただいたときに、昭和三十九年の四月の答弁において、政府から、極端な場合には、一つの番組でも、政治的公平性を確保していないと認められる場合があると、この三十九年答弁で言っている、そこから今回は変わっていないんだ、そういう趣旨の答弁があったかと思います。ただ、これをよく読むと、結構、一つの番組について見るということに否定的な答弁なんですね。 事例は、……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。
持ち時間が少ないので早速議事に入っていきたいと思いますが、まず、会長にお越しいただいていますけれども、今回の件、組織として、ここは、委員会は恐らく初めてなので、おわびをしていただきたいと思うんですけれども、お願いします。
【次の発言】 組織として謝罪ということでありました。
これはコンプライアンスの問題なんですけれども、なぜこういうことが起こったかよく分からないという話でもあったんですが、従前、NHKプラスを導入したときに、事前に設備の導入なんかもあったように私は伺っているんですが、そのときできたから今回も、そういう安易な気持ちがあっ……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。
まず、野党を代表して質問させていただきます。
松野官房長官に伺いますが、荒井秘書官発言について、事実関係、そして政府としてどのように考えるかということをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 ここからは私の質問に移らせていただきますけれども、先ほど官房長官は、荒井元総理秘書官の発言については、オフレコの場での発言であり、その詳細を承知しておりません、こう答弁されています。私は、政府の姿勢として非常に不真面目だと思うんですね。
これだけ国際的にも話題になっている、日本の国益を損ねるような発言であるにもかかわらず、官邸を仕切る官房長官が……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 この国会も引き続き野党筆頭を務めさせていただきますので、皆さん、よろしくお願いいたします。田中筆頭とともに、闊達な議論が行えるようにやってまいりたいと思っております。 最初に、今、中川委員からもございましたけれども、定額減税について、自治体の減収分については全額国費で措置するとされています。先月、東京、それから私の地元の千葉県千葉市の市長も入っていますが、九都県市からもこの点について全額国費ということで配慮を求めるということが決まっています。今、二つの面があると言いましたが、地方住民税の減収分と交付税への影響ですね。これを二つ併せて、……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 今国会も大変お世話になりました。恐らくこれで私の最後の質問になろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。 NHK会長がお見えでございますので、まず一点目、NHKの問題ですが、取材メモの流出問題がありました。取材源の秘匿というのは極めて重大でありまして、安心してしゃべれなくなるわけですね。取材を受けたことが外に漏れるようだと安心して取材を受けられない、真実を語れなくなるということで、極めて民主主義にとって大事な問題が取材源の秘匿ということだと思うんですが、今回は、それがネットのインフルエンサー的な人に渡ってしまって誹謗中傷を受ける……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。よろしくお願いをいたします。 まずは、災害報道、能登半島地震についてでありますけれども、今なお多くの方が仮設住宅等におられます。被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げたいと思います。 発災当初、数日たって、携帯もそうなんですけれども、放送が一部地域で途絶するんじゃないか、こういう懸念が起きました。自衛隊のヘリで中継局に燃料を運搬されたり、相当な努力をされたようでありまして、情報をいかに被災者の皆さんに運ぶかということで、相当NHKさんを含め皆さんは御尽力されたと思いますが、それでも一部地域で放送が途切れた、あるいは通信が途切れたという……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 今日は、質問の機会をありがとうございます。 今日、私は、初めて資料を読ませていただきまして、それに従って、感じたことを中心に伺っていきたいと思います。必ずしも法的な話じゃない部分も出てきますが、よろしくお願いします。 最初に、金先生御提案の、定義にヘイトスピーチをきちんと読み込めるように書く。EUなんかは例示としてヘイトスピーチが挙がっているということでありますが、定義に加えることで広がる部分というのがあるのか、要するに権利侵害という定義だけでは全て救済し切れないというふうにお考えなんでしょうか。
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。大臣、よろしくお願いいたします。 今日はまずAIガバナンスからお伺いしたいんですが、私は、四月に二泊四日でOECDに委員派遣で派遣をしていただきまして、OECDグローバル議員ネットワークというところで発言をさせていただきました。コーマン事務総長にも直接お目にかかる機会を得て、いろいろお話をさせていただきました。 この会合というのは、事務局からいろいろな個別の政策課題についての問題提起があって、各国の議員がフリートークをして提言する、こういう形だったんですが、例えばPISAテストの状況とかあるいは世界経済、そういうものに並んで、AIガバナ……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 総理、まるで人ごとのようにおっしゃっているんですよね。今日のこの不明の記載についても、税務当局が調べればいいんだ、そして、税務当局で調べて何か確認されればそれは脱税に当たる、こういうロジックですよ。自分は関係ないと言わんばかりのお話であります。今日の、今の後藤委員の質疑も、事前に通告してあるにもかかわらず、ほぼゼロ回答、一切お答えになられていないんですよ。 総理の立場だと確かに税務当局に指示しづらい場合があるのかもしれませんが、もう一つ立場がおありですよね。党の政治刷新本部の本部長じゃありませんか、総理は。その立場としてきちんと解明す……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。
それでは、最初は、さっきの子育て負担の続きから入りたいと思いますが、加藤大臣は先ほど、社会保険料負担率は上がらないとおっしゃったんですが、これは本当なんですかね。
さっきのやり取りを聞いていると、保険料は上がるわけですよね、上がり方が少なくなるだけで、ざくっと言うと、千円上がっていたところが五百円しか上がらなくなっただけで、社会保険料は上がるわけですから、これだけ見ても負担率は上がるはずなんですが、何を根拠に上がらないとおっしゃったんですか。
【次の発言】 先ほど、ですから、社会保険料は上がるんだ、上がり方が少なくなるだけで上がるんだ……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。
総理に改めて伺いたいと思うんですが、総理は今も説明責任とおっしゃいましたが、これは誰に対する説明責任なんでしょうか。
【次の発言】 納税者である国民でありますね。ところが、今の総理の答弁では、私は、総理がそれを本当に火の玉になってそう考えておられるかは疑問だと思うんです。
国民の前に説明していただくには、当然、メディアに入っていただいて、全面公開で政倫審をやらなければいけないんじゃないですか。なぜ非公開なんですか。
【次の発言】 総理自身もおっしゃっているように、過去、自民党の議員もメディアの公開の前で政倫審に出席されたこともあるわけ……
○奥野分科員 民主党の奥野総一郎でございます。 大臣、副大臣、質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 きょうは、社会資本整備事業特別会計治水勘定について伺いたいと思います。特別会計の見直しという観点から質問させていただければと思います。 まず、剰余金について伺いたいと思うんですが、予算ベースで見ますと、二十一年度で見れば、前年度剰余金受け入れ八十四億円というふうになっています。これだけ見ると、そんなにお金は余らせていないんだなというふうに映るわけでありますけれども、一方、きょう審議していただいております決算書ベースで見ますと、平成二十年度の参照書によりますと、歳入歳出差……
○奥野分科員 民主党の奥野総一郎でございます。おはようございます。連日、皆さんお疲れさまでございます。質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 私は、総務省は縦割りの行政に横ぐしを通す役所だと思っています。国と地方の行政を預かり、そして郵政行政、ICT、これらは、特定の行政分野を超えまして国民生活を支えている重要な制度、インフラである。これらを相互に補完しながらこの国の改革を進めていけば、この国の形を大きく変えることができるんじゃないか、こういうふうに考えております。 私は総務省におりましたけれども、残念ながら、これまでの自公政権では、こうした改革は遅々として進まなかった。……
○奥野小委員 民主党の奥野でございます。 それでは、早速質問に入らせていただきます。 この問題のポイントは、審査の効率化を図りながらいかにコストを抑えていくかということだと思います。 それに向けてどう考えるかなんですが、同じ業務を二つの機関がやっている。支払基金と国保連、二つの機関が、それぞれ都道府県ごとに事務所を出して、全く同じ業務を、別のシステム、別の人間、そして別の建物でやっている。これが果たして効率的かどうか。 そして、競争原理の話がありましたが、数字を見る限り、競争原理が働いているという証拠はございません。査定率を見ても、支払基金が常に上回っている。先ほど一・〇八%と〇・七%……
○奥野小委員 高速増殖炉の話でもう少し伺いたいと思うんです。
二〇五〇年に実用化と書いてありますが、その根拠。例えば、諸外国でこれまでに実用化に入っている国というのはあるんでしょうか。
【次の発言】 今お話があったんですが、すべての国で、いつというような見通しが立っていないというふうに理解いたします。そのあいまいな見通しのもとに、毎年、ただ動かないもののために二百億も金をかけて本当にいいんでしょうか。そんな余裕が今あるんでしょうか。ぜひともこの「もんじゅ」を見直していただいて、核燃料サイクルは見直していただいて、先ほど来出ているように、直接処分の方にお金をかけていく、その研究にお金をかけてい……
○奥野小委員 前回、このレセプトについていろいろ御発言をさせていただきました。特にあのときに問題になったのは、統合のコストについて試算表があったんですが、その中身がきちんと精査されていないんじゃないか、むしろ統合にならないように誘導的なデータじゃなかったかということを御指摘させていただきました。きょう残念なのは、事前にはいただいているんですけれども、やはりその見直した結果というのをここに資料として御提出いただくべきだったんじゃないかということをまず指摘をさせていただきます、あれだけの指摘があったわけですから。 その上で、いただいたものをもとに少し御発言をさせていただきますが、いただいたものに……
○奥野小委員 立地補助金の方にちょっと話を戻しますけれども、もう時間もないので、短く。 基本方針を見ると、空洞化対策に重きが置かれているように読めます。もちろん、被災地への経済的な波及効果というのは、それはあるんだろうと思いますけれども、いただいている資料を見る限り、そう見えます。 いただいている部分の下のところに、基本方針を読むと、レアアースの関係とかそれから天然ガスの権益確保ということが書かれているんですね。そういったものは国家のために私は必要だとは思いますけれども、それが復興財源でもし使われているとすれば、それはちょっと広過ぎるんじゃないかというふうに思うんですが、そのあたり、実際に……
○奥野(総)分科員 民主党の奥野総一郎でございます。 大臣、お疲れのところ質問させていただきますが、よろしくお願いいたします。 私は、民主党の成田空港ハブ化推進議連という議連の事務局をやっておりまして、選挙区も千葉県でありますので、きょうは成田の話、それから羽田の拡張に伴います航空機の騒音、これは千葉で問題になっているんですけれども、その二点について伺ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ちょうど新聞を見ておりましたら、この日曜日の日経新聞の「日曜に考える 経済史を歩く」という、これは毎週やっているんですけれども、日本の歴史の節目節目を取り上げたものでありますけれど……
○奥野(総)分科員 質問の機会をいただきました。民主党の奥野総一郎でございます。大臣、よろしくお願いいたします。 私は、障害基礎年金の障害認定の地域差等について、きょうは伺いたいと思います。 障害基礎年金の認定に地域差があるということは、従来、社労士さんとかそういった方が指摘しておりまして、一連の報道の中で、今回調査が行われたというふうに承知いたしております。 調査結果というのが出ておりますが、その調査結果によっても、不支給割合を都道府県ごとに比較すると、最も高い大分県は二四・四%、最も低い栃木県は四・〇%で、地域差が認められる。これは二十二年度から二十四年度までの三年分ということであり……
○奥野(総)分科員 質問の機会をいただき、ありがとうございました。 大臣、そして籾井会長、連日お疲れさまでございます。お世話になっております。 先日の予算委員会で要求いたしましたNHK関連団体ガバナンス調査委員会の報告書、小林弁護士が調査されたものでありますが、先ほど、別冊の部分と本体の部分、個人情報の部分は塗り潰されておりますけれども、全体をいただいたということでありまして、まずはありがとうございました。これは、内容を精査いたしまして、また予算の審議の際にきちんと質問したいと思います。 あのときも会長はおっしゃっておられましたが、それなりの費用がかかっているんだということで、週刊誌で数……
○奥野(総)分科員 民主党の奥野でございます。大臣、きょうはよろしくお願いいたします。
ちょっと順序を入れかえまして、先にGPIF絡みの話もしていきたいと思うんですが、まず、昨年、二〇一四年障害年金受給者実態調査というのが報道されていますが、それによれば、障害年金受給者の約半数が、労働による年間の収入が五十万円未満だ、こういう結果が出ています。
単身世帯が多くて、年金を受給した上で働いても生活が困窮している、こういう実態が明らかになっていると思うんですが、まず、大臣、これについてコメントをお願いしたいと思います。
【次の発言】 いろいろ御努力されているということなんですが、それで十分暮らし……
○奥野(総)分科員 民主党の奥野総一郎でございます。 連日、お疲れさまでございます。 それでは、早速入りたいんですが、きのう総務委員会の場で、維新の党の高井委員、総務委員会の理事でもありますけれども、高井理事の方から質問がありまして、要は、小林委員会とは別のところに委託をして調べさせていたんじゃないか、こういう質問をしたところ、板野専務理事が記憶にないというのを連発されて、審議がとまるという一幕がありました。 一つ会長によくお願いしておきたいのは、もう少し丁寧に答えていただきたい。確かに通告はなかったかもしれないけれども、記憶にないというのは非常に失礼な答弁だと思うんですね。知らないか知……
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。 憲法改正の限界について、やはりきっちり議論の土俵として議論しておくべきだと思います。 先ほど来、中谷筆頭幹事は、憲法の三大原則を自民党の日本国憲法改正草案は守っている、逸脱しておられない、こういうことをおっしゃっていました。 一つお尋ねしたいのは、逐条で一条一条全てが日本国憲法の三大原則を逸脱していないとはっきり言えるのかということをまず伺いたい。 そして、その上で、ちょっと私が気になるのは、一例ですが、先ほどお話がありましたけれども、二十一条、表現の自由の問題ですね。 日本国憲法改正草案では、二十一条、表現の自由に新しく第二項を設……
○奥野(総)委員 民進党の奥野総一郎でございます。発言をお許しいただき、ありがとうございます。 まず、緊急事態条項に関連して述べたいと思います。 大規模災害時等の議員の任期の延長特例については、私は前向きに検討すべきだというふうに思います。 ただ、その前提として、緊急事態条項はいかなるものなのか、恣意的な運用を避けるためにも、いかなる場合か、そしてどういう権限が国会や政府に付与されるのか、あるいは誰が判断するのか等について、きちんとした議論が必要だと思います。 きょう、上川委員初め、いろいろ言及されていますが、自民党憲法草案の中を見ましても、緊急事態としての定義としては、外部からの武力……
○奥野(総)委員 会長、発言させていただきます。民進党の奥野総一郎でございます。 きょうは、参考人の先生方、貴重な御意見、本当にありがとうございます。 まず最初に、解散権の制約について伺っていきたいと思うんですけれども、木村参考人の方からは、七条解散を認める立場からも解散権に一定の制約を認めるというのが多くの学説、日本の学界においては多数だというようなお話だったと思います。 そこで、永井参考人と松浦参考人にそれぞれ伺いたいんですが、解散権の制約、これは必要でしょうか。法律上の措置、憲法上の措置、それぞれあると思いますが、制度として設けるべきだと思われますか。 それから、松浦参考人にもう……
○奥野(総)委員 御発言許可をいただきまして、ありがとうございます。 そもそも、我が党が全然対案を出さないと、この議論に加わっていないかのような足立委員の御指摘でありますが、そんなことはないわけですね。我々は、例えば緊急時の議員任期の延長については慎重に検討していこうと。いろいろな有識者の方から問題点を指摘されていますから、慎重な検討をクリアすれば、こう申し上げているわけでありますね。 それから、今も、法律でできることは法律でと。これは当たり前のことであります。先ほど来、中谷幹事の方から……(発言する者あり)静粛に。 中谷幹事の方から、瓦れきの撤去はできないんだ、だから緊急事態条項が必要……
○奥野(総)委員 民進党の奥野でございます。 私は、知る権利についてお話をしたいと思います。 知る権利というのは、言うまでもなく、民主主義の基盤でありますけれども、今、世界各国から、日本の知る権利について懸念が示されています。 先ほど武正委員の方からもございましたけれども、報道の自由度ランキング、これは二〇一〇年には十一位だったものが、ことしはG7で最下位の七十二位まで下がってきています。理由としては、特定秘密保護法の存在や、報道によれば、メディア内に自己規制がふえている、あるいは政権側がメディア敵視を隠そうとしなくなっている、これは昨年の電波停止、停波問題なんかもそうなんですが、そうい……
○奥野(総)分科員 大臣、連日お疲れさまでございます。きょうもよろしくお願いをいたします。 通告がばらばらしていたので、ちょっと順序が変わるかもしれませんけれども、まず最初に、皆さんが既にたくさんお尋ねでありますふるさと納税についてから伺いたいと思います。 ふるさと納税につきましては、この間、読売新聞などにも出ていましたが、こういう現況調査があります。それによれば、二〇一五年度の寄附総額のうち、およそ四割近くが返礼品の調達、送付費用に充てられた、こうありますが、これは、事実の確認ですが、事実でしょうか。 それから、今年度はまだ途中ですのでそういう集計はないと思いますが、直近のデータでお答……
○奥野(総)分科員 希望の党の奥野総一郎でございます。 官房長官、お忙しいところ、ありがとうございます。 まず最初に、朝鮮半島有事の際の邦人避難について伺いたいと思います。 先日の、これは朝日新聞ですかね、出ていましたけれども、「米太平洋軍のハリス司令官は十四日の下院軍事委員会の公聴会で、朝鮮半島有事の際に韓国にいる米民間人を避難させる「非戦闘員救出作戦」の計画策定に「注力している」と証言した。」とあって、「ハリス氏は、韓国には二十万人以上の米民間人がいるほか、約六万人の日本人と約百万人の中国人がいることを指摘。こうした関係国が有事の際の避難計画をつくることは「有益なことだ」として、連携……
○奥野(総)委員 国民民主党の奥野総一郎でございます。 きょうは、御意見をいただきましてありがとうございました。 私も、表現の自由あるいは放送の自由、報道の自由をいろいろな場で取り上げてきて、重要性については一番理解しているつもりなんですけれども、事、放送という媒体、メディアについてはちょっと違うんじゃないか。 放送法の特殊性といいますか、そもそも放送法四条というのは、お手元の資料にありますけれども、「政治的に公平であること。」とか、「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。」ということで、何でも自由に放送していいんだと書いていないわけですよね。……
○奥野(総)分科員 委員長、早朝、朝からお疲れさまでございます。大臣も、連日お疲れさまでございます。 国民民主党・無所属クラブの奥野でございます。 それでは、短時間ですので、どんどんやっていきたいと思いますが、最初に、これはけさの共同が配信しているんですかね、賃金構造基本統計の不正問題、これは総務省が引き取って監査をしていると思いますが、新聞で流れています。三月上旬にもこの結果が出るというふうなことになっていまして、長年にわたる不正の継続は厚労省内に蔓延する事なかれ主義が根本的な原因と分析しているとか、担当職員は前任者からの引継ぎなどに従って漫然と業務を続け、問題を認識しても報告を怠ってい……
○奥野(総)委員 動議を提出いたします。 会長の互選は、投票によらないで、佐藤勉君を会長に推薦いたします。
○奥野(総)委員 国民民主党、立国社の奥野総一郎でございます。 私が参加したドイツ、ウクライナについての所感、重複するところもあろうかと思いますが、述べさせていただきます。 一九四九年の基本法制定以来ドイツでは六十三回、ウクライナでは、九六年の憲法制定以来六回の改正が行われています。 結論から申し上げれば、それぞれ状況が異なっており、憲法改正の数が多いというだけを取り上げて、あるいは日本が一回も憲法改正をしていないということだけを取り上げて、我が国は特殊だという結論にはならないというふうに思います。 ドイツ基本法は、その名称どおり法律でありまして、両院の三分の二の賛成で改正ができます。……
○奥野(総)委員 国民民主党の奥野でございます。 まず一点目ですが、議員定数の削減については、我が党はずっと言っていますし、私も昨年の予算委員会で安倍総理に直接お話をしたこともありますし、また、特定枠についても強く反対をしてきたということで、我々はずっと言い続けている。そもそも言い出したのは当時の野田総理であり、我々でありますから、それは言い続けているということをまず申し上げて、旗はおろしていないということは申し上げておきたいと思います。むしろ与党の側がこれに応じないということですね。 そして、海外に行くのは無駄遣いじゃないかとおっしゃいますが、現にこうやって調査報告を開かれているわけです……
○奥野(総)委員 立国社の奥野総一郎でございます。 前々回ですか、視察の報告をさせていただきましたけれども、若干補足等をさせていただきたく、発言の機会をいただきました。 これまで緊急事態条項については、各国の情勢を見て、我が国憲法にも必要じゃないか、こういう意見が多数出されていますが、一言述べておきたいと思います。 私が訪れたのはドイツとウクライナなんですが、確かに両国にも、いわゆる緊急事態条項、国家緊急権が規定はされています。 ドイツでは冷戦下の一九六八年、大連立政権によって、まさに政治のディールによって設けられたということでありますけれども、内容をよく見てみますと、法律によらずに命……
○奥野(総)委員 立国社の奥野総一郎でございます。 発言の機会をありがとうございます。 先ほど来、新藤、中谷、岩屋各幹事の皆さんから、これまでの経緯、また辻元前国対委員長からもございました。 私は、階幹事の後を受けてこの場に、ちょうどそのころですね、採決の話が出てきたころに幹事にさせていただきましたけれども、私の記憶では、そもそもCM規制をすべしだとか国民民主党として対案を出すという話は、前年の平成三十年のもう夏ぐらいから党内では議論をしており、当時の階幹事が皆さんに話をされていたということだと思います。我々としては、一貫して、CM規制それからネット規制等については議論していただきたいと……
○奥野(総)分科員 大臣、もう少しこの話を続けましょう。非常に大事な話ですね。 もし役所が勝手に作成途上だといって文書をどんどん変えて、まだ途中経過だといって新しい公文書を乱発したらどうなるか。真実がわからなくなるんですね。こんなことを大臣が本当に言い続けていいのかと思います。大変なことですよ、これは。 まず、人事院に伺いたいと思いますが、人事院はこういう、この間、森友問題で、「懲戒処分の指針について」というのを改めて「公文書の不適正な取扱い」というものを定めました。決裁文書を改ざんした職員は、一発アウトで、免職又は停職とする。そして、決裁文書じゃなくても、公文書を改ざんし、紛失し、又は誤……
○奥野(総)委員 動議を提出いたします。 会長の互選は、投票によらないで、細田博之君を会長に推薦いたします。
○奥野(総)委員 まず、本法制定時の重要な前提、CMの量的自主規制の導入という重要な前提が現在崩れておりますので、七項目の先行採決ではなく、少なくとも、CM規制等の質疑、採決、改正があわせて必要と考えます。 以下、早口になってしまいますが、続けて質問させていただきたいと思います。 国民投票法を制定する際の審議で、民放連は、CMのイコールタイムの確保について、自主規制はできるし、やらねばならぬと当時答弁しています。これは、量的自主規制を行うこととその当時は受けとめられていました。 その後、附帯決議に基づき検討が行われてきましたが、民放連は最終的に、量的な自主規制は行わないということを決定し……
○奥野(総)委員 会長、御発言させていただきます。 けさのこれは朝日と産経に出ていましたかね、衛藤征士郎自民党の憲法改正推進本部長の発言ですが、きのう公の場で、改正の発議について、たとえ一部にちゅうちょする政党があったとしても、信念を持って憲法改正を提案し、意思を問うことは成熟した民主主義国家のあり方として当然だというふうに述べられた、こう記事になっているわけですよね。 これは、過去の衛藤先生の御発言に重ね合わせていくと、四項目について採決を強行してでも提案すると言っているかのごとく受け取れるわけですよね。こんなことを与党の責任者がおっしゃっていては、この場で落ちついた議論というのはできな……
○奥野(総)委員 発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 幹事を務めております奥野でございます。 まず、この国民投票法の改正について大事なことは、できるだけ多くの方が投票できる、利便性の向上を果たしていくということ。それから、投票の結果にゆがみがない、きちんと民意が吸い上げられるような仕組みになっている。これは、投票の質という言い方をされていましたけれども、質を担保するということがやはり大事だと思います。 これなくしては、どんなにいい憲法の中身の議論、私も、いろいろ憲法は議論すべき点はあると思っています、ここでは申しませんけれども。どんなにいい議論をしても、どんなにいい成案を……
○奥野(総)委員 発言の機会をありがとうございます。 先ほど船田委員の方から、CM規制の立法時の話がございました。その中で、スポットCMについて、民放連の方でガイドラインを作るということが、条件という言葉を使っておられましたけれども、それで今の制度ができている、こういうふうに理解をいたしました。 民放連はこの場でも説明されましたけれども、なかなかガイドラインを作って規制するというのは難しいんだ、こういう話をされたと思うんですよ。ということは、この制度の在り方、前提の一つが揺らいでいる、崩れている、崩れているとはおっしゃいませんでしたけれども、条件が変わってきているということだと思うんですね……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 ただいま議題となりました日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 原案は、平成二十八年の改正公選法による投票環境の向上を図るための措置に倣った七項目の法整備を行うものですが、令和元年の改正公選法により、投票環境に係る二項目の追加改正が行われ、既に施行されているところです。 また、従来から申し上げているとおり、スポットCMの扇情的な影響力や、インターネット広告も含めCMに投じる資金の多寡が投票結果に与える影響等を踏まえると、CMや運動資金などにつ……
○奥野(総)委員 立憲民主党筆頭幹事を拝命いたしました奥野総一郎でございます。 発言の機会をありがとうございます。 まず、我々は、議論は、恐れず議論を行うということは、我が党の基本であります。恐れず憲法議論を行う論憲の立場を取ってまいります。憲法審査会で必要な議論はしっかりと行ってまいります。 しかし、その議論の中では、特定の憲法改正案を前提とするものであってはなりませんし、また、改憲ありきであってはならないというふうに思います。あくまで真摯に、現行憲法の足らざるところをしっかりと調査をし、議論をし、白紙から一歩一歩議論を進めていくべきだと思います。 また、国民投票法、これは、さきの国……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 我々は、論憲の立場を取っております。改憲は改正ありき。論憲は、議論をして、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重の三大原則を守りながら、憲法に足らざるところがあればそれを補っていくという立場でございます。議論の結果、必要があれば、憲法改正も訴えていきます。 要すれば、改正ありきではないということであり、いわゆる、先ほど新藤筆頭からございましたが、安倍改憲四項目ありきの議論には応じられません。憲法議論自体は積極的に行っていきたいと思っています。 さて、毎週審査会を予算の時期にも開催すべきだと、この間、御指摘を受けていますが、このコロナ禍……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 我が国のIT化の遅れが言われています。行政のIT化を促進すべき国会が、実は一番遅れているのではないでしょうか。まず国会が範を示すべきであり、速やかにオンライン審議を導入すべきです。本日、いわゆるオンライン審議について集中討議が行われることを歓迎しますし、このオンライン審議に限って意見を集約するということは歓迎であります。 オンライン審議は、諸外国で既に実施されています。イギリスやカナダでは、新型コロナ対策として本会議での遠隔審議、投票を可能としました。スペインでは、遠隔投票が妊娠、出産、育児又は重病の場合に以前から認められており、新型……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 私は、国会審議へのオンライン出席の必要性を以前から訴えてまいりました。この審査会の場でも、昨年来、主張をしています。本日、この場で総括質疑が行われ、オンライン出席を認める声が多数を占めるに至ったことを歓迎をいたします。 会長にお願いいたしますが、先ほど新藤筆頭からもございましたけれども、しっかりと衆議院正副議長、議運委員長にこの声を伝えて、一日も早くオンライン審議が実現できるようにお取り計らいいただきたいと思います。 私がオンライン審議の実現を求めてきた理由の一つは、もちろん新型コロナもあるんですが、新型コロナ感染症の感染拡大を防止……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 まず、昨夜の地震で被災された皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。改めて、いつ襲ってくるかもしれない災害の恐ろしさを認識をいたしました。また、隣国ロシアのウクライナへの侵略は、戦争がリアルに起こり得るものであることを我々に思い知らせました。 大災害や侵略戦争などを想定して、その際に国家の運営をいかにすべきかということを平時から想定することは必要だと私も思います。しかし、だから直ちに憲法改正が必要であるということは、いささか乱暴ではないでしょうか。特定の、自民党案、四項目の案を基に改憲をおっしゃる新藤筆頭に強く抗議を申し上げておきたいと……
○奥野(総)委員 毎回御指名いただいて、ありがとうございます。
一つは、予算も含め、政令でと。戦前の緊急勅令じゃありませんけれども、それだけの権力を一時的にしろ政府に与えるというのは、権力分立の観点から望ましくないということであります。立憲主義に反する仕組みです。
では、どうするのかということは、もう答えは新藤筆頭も言っていますが、ウクライナですら議会は動いているわけです。どうやって議会を動かすのか、どうやって予算や法律を通すのかということをまず考えるべきだと思います。
以上です。
【次の発言】 立憲民主党の奥野でございます。
今日は我々の認識は自由討議ということでありますから、同僚も……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 まず、SNSの話から入りますが、ウクライナではSNSの情報戦が戦われています。我々はスマートフォンを通して戦場の映像を見ることはできますが、その映像が本当に真実なのかという保証はありません。こうした現実を踏まえれば、選挙や憲法改正国民投票において、外国政府などの干渉で結果が左右されるおそれは否定はできません。 本日の説明でも、資料の中にありましたけれども、投票結果がゆがめられたり、政治的分断が深まるおそれがあるなど、フェイクニュースの民主主義に与える影響が指摘をされています。 諸外国でも対応を検討しており、ドイツは紹介ありましたけれ……
○奥野(総)委員 今の質問に対する答えですね、まずは。私の持ち時間の外ということです。では、十秒だけ。
毎回失礼な御指摘をいただきますが、これまでもこれからも、サボったことはありませんし、サボるつもりもありません。きちんと出ている。
これまでサボったというのは、そんなことはなくて、場外での不規則発言とか、そういうのがあったのでということです。サボってはいないんですよ。
【次の発言】 それでは、私の持ち時間で発言させていただきます。
平時から有事を想定してこうした問題を議論していくことは必要だと私も思います。しかし、議論の目的は、有事の際に国家の機能をいかにして止めないようにするかであって……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 冒頭、また新藤幹事が論点の確認ができたとおっしゃっておりますが、先週も、緊急事態条項について、中間的な取りまとめとして論点の確認をしたいと冒頭発言して、私はぎょっとしたんですが、よく聞くと、議事録を読むと、私なりに整理をしたとか、最後に、私なりに中間整理をし、論点の確認をさせていただいたと述べられているんですよ。要するに、これは個人的な意見を述べているんですね。そうはっきり自分でもおっしゃっているんですよ。 論点確認といえば、ここに会長がいらっしゃるわけですから、会長を中心にきちんと確認しなきゃいけないんですね。それをあたかもこの会全……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野でございます。 今日は、急な呼びかけにもかかわらず、永原専務、堀木常務、本当にありがとうございます。三年前にも私、質問させていただきました。今日はよろしくお願いいたします。 先ほど新藤筆頭の方から、政党と国民広報協議会と民放連の三者でバランスを取って考えていくというお話がありましたけれども、ほかにもプレーヤーはやはりいるわけです。政党だけが自主規制で済む話じゃなくて、例えば、いろいろな政治団体もありますし、直接見えてくるかどうかは分かりませんが、外国の政府とか、いろいろな関心を持つ人たちがいろいろな形で関わってくると思うんですね。 だから、その三者で、例……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野でございます。 今ほど新藤筆頭から話がございましたけれども、国民投票法改正案三項目ですけれども、先ほど、我が党の反対を押し切って、CM規制等が含まれない国民投票法改正案が、議院運営委員会で多数決によってこの憲法審査会に付託をされました。また、先ほどの幹事会では、多数意見ということで同法案の趣旨説明が決められました。強く抗議をいたしたいと思います。 昨年成立した、これは私が立法に携わりましたけれども、国民投票法附則四条では、施行後三年を目途として、投票環境向上のための措置だけではなく、公平公正確保のためのCM規制、国民投票運動等の資金規制等について、必要な法……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 いきなり、冒頭、九条の話が出てまいりました。 御指摘のように、安全保障についてもう一度ここで立ち止まって考えることは私も必要だと思いますし、防衛力も必要に応じて整備していくことは必要だと思いますが、しかし、それが直ちに憲法改正に結びつくのかというところに、非常に違和感を覚えます。 多くの国民の方に自衛隊を憲法に明記することについて聞くと、賛成という方が多いんですが、しかし、これは法律の意味が変わってくるんですね。自民党案のように、九条一項、二項を残した上で九条の二を更に設けることで、再び、自衛隊は何をする組織なのか、もうちょっと言う……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野でございます。 自民党さんの「新たな国家安全保障戦略等の策定に向けた提言」というのがございまして、その中で、「憲法及び国際法の範囲内で日米の基本的な役割分担を維持しつつ、専守防衛の考え方の下で、弾道ミサイル攻撃を含むわが国への武力攻撃に対する反撃能力を保有し、これらの攻撃を抑止し、対処する。」とあります。そして、専守防衛については、「相手から武力攻撃を受けたときにはじめて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限るなど、憲法の精神に則った受動的な防衛戦略の姿勢をいう。」という、従来の政府の……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 私は、憲法は国家の設計図だと考えています。その設計図を考える際に、適切に効率的に意思決定が行える仕組みをつくるという視点も必要であります。いわゆる緊急事態の議論もそうした視点から捉えることができます。政府の権力行使を縛る立憲主義は、その設計図の基本的な理念、一番大事な理念の一つであります。憲法制定後七十五年がたち、その設計図が時代にそぐわなくなっていないか、立憲主義を守りながら検証して、必要があれば直していこうというのが我々の論憲の立場であります。 今日は地方自治をテーマに取り上げましたが、地方自治の改革は、地方分権改革、そして民主党……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 御発言の機会をありがとうございます。 私も緊急事態条項ですが、ずっとこの間やってまいりましたけれども、コンセンサスとしては、いかなる場合にも国会を機能させ、必要な予算や法律を成立させる、これは我々も含めて合意がなされていると思います。 オンラインにより本会議の審議、採決に参加できる制度、この審査会で我々も一緒になって意見を取りまとめさせていただきましたが、これもこうした前提に基づいてのものであります。現在、議院運営委員会で検討されていますが、速やかな結論を求めます。 そして、日本国憲法制定時を見ると、当時の金森国務大臣は、緊急時の……
○奥野(総)分科員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。大臣、よろしくお願いいたします。
私は、まず、コロナの後遺症について伺いたいんですけれども、罹患後の症状を持たれている方というのは何%ぐらいか。いろいろな数字があって、三分の一だとか四分の一だとかいろいろな数字があるんですが、政府として把握している後遺症、罹患後の症状を示されている方というのは大体何%ぐらい、どのぐらいいらっしゃるんでしょうか。
【次の発言】 一四%という数字なんですが、今の答弁だと味覚障害とか呼吸器系の話だという答弁ですが、全体として、例えば神経系の症状ですね、神経の不調というようなものがこの数字に含まれているのかとか……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 今の新藤筆頭幹事の御発言は、あくまで、論点整理は個人的な御意見、この審査会としてのまとまった意見ではないというふうに理解をしていますが、その上で、再三申し上げていますけれども、非常時でもウクライナのように国会をまず動かすべきでありまして、緊急事態条項を設けるまでもなく、現在の制度でかなりのことができるというふうに我々は考えています。 それでもなお整理が必要とされるのは、先ほども新藤幹事が触れられましたが、参議院の緊急集会の在り方。これは、条文だけ見ても解散時しか使えないように書いてありますし、実際、ではどういうふうに使えるのかという点……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 憲法は、徹底した国会中心主義を採用し、いわゆる緊急事態条項を設けていません。つまり、いついかなる場合でも、立法機能、行政監視機能等、国会機能の維持を大前提としています。 緊急時には、迅速な臨時会の召集、衆議院が解散中の場合は参議院緊急集会による対応を想定しています。また、武力攻撃、内乱・テロ、自然災害、感染症、それぞれにつき基本法制があり、濫用のおそれなく緊急事態等の認定が行われる仕組みもできています。緊急事態条項の概念を憲法に持ち込む必要はありません。したがって、緊急政令、緊急財政処分を憲法に規定する必要もありません。先ほどの吉田公……
○奥野(総)委員 ちょっとまた総務委員会に戻らなきゃいけないので、筆頭理事、済みません。 一応、前回の発言は、党の調査会長である中川さんと了解の上での発言であります。だから、きちんと議論して結論を出すというのは当然のことでありまして、最初から、絶対改憲しないとか、結論ありきではないというのが我が党のスタンスだと思います。まあ、杉尾さんは杉尾さんの思いがあるし、ハウスが違うので。きちんとした議論をこれから積み上げていく。 いろいろな御提案がありますが、いろいろな諸説あるのは事実ですけれども、なかなかこの緊急集会についてきちんと取り上げた学術論文とかもないようですから、この前から私が提案してい……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎です。 本日は、参議院の緊急集会に関連して発言をさせていただきます。 日本国憲法は、徹底した国会中心主義を採用し、いわゆる緊急事態条項を設けていません。昨年から見てきたように、武力攻撃、内乱・テロ、自然災害、感染症、それぞれにつき基本法制があり、濫用のおそれなく緊急事態等の認定を行い、対応する仕組みがあらかじめできています。これらで不十分な場合、例えば予算措置が必要であるとか新たに現行法改正の必要が生じた場合には、国会で審議をして対応することになります。急ぐのであれば、迅速に審議を進めればよいだけであります。 緊急政令、緊急財政処分条項については、……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 まず、国民投票法に関して申し上げますが、制定後十年以上がたって、当時想定していなかったグローバル化やAIの実装など、社会環境の大きな変化が生じています。ブレグジットやアメリカ大統領選挙、これはトランプが勝ったときということになるんでしょうけれども、見てください。 我が国の憲法改正国民投票でもこうした事態は起こり得ます。附則四条というのは、このような状況を踏まえて、施行後三年をめどとして、投票環境向上のための措置だけではなく、公平公正確保のため、CM規制、ネット規制、そして国民投票運動等の資金規制等について、必要な法制上の措置その他の措……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 本日は、国民投票法の改正について述べます。 二〇二一年、国民投票法改正の際、附則四条の趣旨説明で、私は、CMの扇情的な影響力や、インターネット広告も含めCMに投じる資金の多寡が投票結果に与える影響等を踏まえると、CMや運動資金などについて一定の規制が設けられなければ、公平公正な国民投票の実施は期待できません、このような積み残しの課題についても、早急に具体的な検討を開始し、一定の結論を得る必要があると考え、本修正案を提出しましたと述べました。 運動資金規制によりCMへの支出も抑制されることになり、間接的にCM規制にもなり得ます。また、……
○奥野(総)分科員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 それでは、早速質問に入りたいと思いますが、私の地元選挙区に印旛沼土地改良区というのがございまして、私が当選一期生のときに、国営二期工事ということで、老朽化した施設の改良の予算をつけていただきました。二〇一一年かな。土地改良の予算がばさっと、まあ我が党が削ったんですが、ここの印旛沼だけは、十年計画で三百二十億円の予算で土地改良区を、私の地元の方も陳情に来ていただいて、ついたんですね。 以来、ずっと私も見てまいりました。折に触れて機場とかも伺っていますが、工事がやはり遅れているんですよ。たしか十年で、もうできていなきゃいけないんですが、……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 資料を二枚お配りしています。 まず、附則四条についてから発言させていただきますが、令和三年五月六日の当審査会において、附則四条について、これから述べるような趣旨説明を私は行っています。 読みますけれども、スポットCMの扇情的な影響力や、インターネット広告も含めCMに投じる資金の多寡が投票結果に与える影響等を踏まえると、CMや運動資金などについて一定の規制が設けられなければ、公平公正な国民投票の実施は期待できません、これらの点その他国民投票の公平及び公正を確保するための措置については、令和元年に、当時玉木代表、旧国民民主党から、私も提……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 議員任期の延長問題について、我が党でワーキングチームを設置し、夏から議論を続けてまいりましたが、ワーキングチームとしての一応の結論を得ましたので、共同座長を務めました私から、その議論を御紹介をさせていただきます。 日本国憲法は、その統治構造の核として、徹底した国会中心主義を採用しており、いわゆる緊急事態条項は設けていません。ワーキングチームでは、現行憲法の考え方を尊重し、緊急事態条項を規定することなくこの統治構造を機能させるため、いかなる場合においても国会機能を維持するよう検討を加えました。 そのため、平常時から、国会におけるオンラ……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 日本国憲法は、間もなく施行七十七年目を迎えます。これまでの運用を通じて、見直すべき点はないのか、例えば、統治機構が機能不全を起こしていないのか、想定されていなかった新しい人権にどう対処するのか、しっかりとした議論が必要だと考えています。 岸田総理は自分の総裁任期中に改正を実現したいと表明されていますが、そもそも何のために憲法改正を急ぐのか、総理の発言からは全く見えてきません。単に、安倍総理のときの改憲四項目をなぞっているだけのように見えます。改正自体が目的化していないでしょうか。 憲法記念日に毎年行われているNHKの世論調査では、改……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 私の方からは、国民投票法の抜本的改正の必要性について発言をさせていただきます。 日本国憲法の第九十六条は、「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。」と定めております。この国民による承認手続を定めているのが憲法改正国民投票法ですけれども、憲法上の要請として、投票結果が民意を正確に反映させるような制度でなければならないということだと思います。 私は、こうした観点から、令和三年五月六日の当審査会において、スポットCMの扇情的な影響力や、インターネット広告も……
○奥野(総)委員 全体の資金規制ですから、全てにかかってきます。それで枠をはめて、ネットも含めてかぶせていこうと。なかなかネットの規制というのは難しいのは私理解していますから、資金面で縛っていこうということです。
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