このページでは櫛渕万里衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。櫛渕万里衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○櫛渕委員 民主党の櫛渕万里でございます。 さきの衆院本会議では、政府提出の地球温暖化対策基本法案につきまして代表質問をさせていただきまして、ありがとうございます。委員会質問も、きょうは私、生まれて初めての機会をいただきました。大変ふなれな質問になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 早速でありますけれども、今、アメリカ南部のメキシコ湾岸では、石油掘削基地ディープウオーターホライズンの爆発事故による原油流出の被害が大変深刻化しております。オバマ大統領はこのように述べられました、過去に例のない規模の被害を環境にもたらす可能性があると。私は改めて、人類が石油依存の経済モデルか……
○櫛渕委員 民主党の櫛渕万里でございます。 ただいま大臣より御報告をいただきましたメキシコのカンクン会議の結果について、本日は御質問をさせていただきます。会議直後の大変貴重なタイミングにおいてこうして質問の機会をいただきましたことに、理事の先生方には心より感謝を申し上げます。 松本環境大臣を初めとする政府交渉団及び関係者の皆様、メキシコのカンクンでの国際交渉、大変お疲れさまでございました。十月の名古屋COP10に続いて、今回のメキシコCOP16の厳しい国際交渉の舞台において、我が国が大きな成果を上げ、先進国と途上国間で画期的な決議が採択をされましたことに、心より敬意を申し上げます。 振り……
○櫛渕委員 民主党の櫛渕万里でございます。 本日は、参考人の皆様には、大変お忙しい中急な御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。また、重要法案の参考人質疑において貴重な質問時間を私にいただきましたこと、後藤筆頭理事初め関係者の皆様へ感謝を申し上げます。 さて、質問に入ります前に、八木参考人より、陳述の冒頭、原発事故に対する大変重いごあいさつをいただきました。今なお被害に苦しむ福島県初め国民の皆さんや、事故収束のために現場で命を削って作業をされている皆さんに対しても、国もしっかり寄り添い、全面的にお支えしていかなければなりません。 私も、来週は、災害廃棄物の実情調査で警戒区域に入……
○櫛渕委員 民主党の櫛渕万里でございます。 きょうは、拉致問題対策特別委員会で初めて質問をさせていただきます。松本大臣、どうぞよろしくお願い申し上げます。また、菊田真紀子政務官もどうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、先日の五月二十二日、菅総理は元赤坂の迎賓館で中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領と会談をし、日中韓の首脳宣言が発表されたところです。その中で、北東アジア情勢では北朝鮮のウラン濃縮計画についての懸念が表明されました。 また一方で、松本大臣、この会談の中で菅総理は拉致問題の解決に向けても中国、韓国両国に向けてさらなる協力を要請したとお伺いしておりますが、どのような言及だったの……
○櫛渕委員 おはようございます。民主党の櫛渕万里でございます。 まず冒頭、けさ、北朝鮮のミサイルが発射されました。我が国の安全と安心を脅かすものであり、発射に失敗したとはいえ、国連安保理決議に明らかに違反するものであります。我が国としては断固として許すことができません。アメリカ初め国際社会と連携してしっかりと抗議をしていくと同時に、政府には一丸となって危機管理に徹底していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 まず質問に先立ち、大飯原発三号機、四号機の再稼働に関連して一言申し上げます。 三・一一の原子力災害以降、日本のこれまでの原子力行政や電力会社は、大変残念ながら、国民の信頼を大……
○櫛渕委員 民主党の櫛渕万里でございます。 きょうは、参考人の皆様、ありがとうございます。 先ほど前半の方で、増元参考人の方から、日本が解決に向けて主体的に動くべきだ、アメリカや諸外国を巻き込むぐらいでなければいけないんだというお話がございました。私も全く同感でございます。そのためには、やはりアメリカだけでなく、国際社会との連携ということも、私は一つ大変重要なことであると思うんですね。 我が党には、御存じのとおり、拉致対策本部や議連にあわせて、北朝鮮難民と人権問題に関する議員連盟もございます。この議員連盟は、二〇〇六年に制定されました北朝鮮人権法を、野党時代、主導させていただいた議員連盟……
○櫛渕委員 民主党の櫛渕万里でございます。きょうは、予算委員会、初めての質問となりますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず冒頭、玄葉外務大臣、野田総理が就任後初めて沖縄に訪問をされました。きのうまででございました。普天間飛行場の返還について大変重要な局面を迎えておりますが、ぜひとも沖縄の皆さんの気持ちを十分に受けとめていただいた御判断をお願い申し上げます。 一方、二〇〇六年日米ロードマップでは、沖縄だけでなく、関東における米軍再編にも合意をされておりますが、こちらは一切変更ないということでよろしいですね。確認のみお願いいたします。
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。 本日は、たがや亮委員の時間をいただきまして、国交委員会で初めて質疑に立たせていただきます。たがや委員始め、委員長、そして関係者の皆様には、心から感謝を申し上げます。 また、冒頭、知床遊覧船事故で犠牲になられた全ての方々へ、心より御冥福をお祈り申し上げます。二度とこのような悲劇が起こらないように、厳しい検査と指導を徹底していただくよう、れいわ新選組からも大臣並びに国交省へ強く要請いたします。 さて、私からは、先週審議入りいたしました建築物省エネ法改正案について御質問いたします。 まず、今国会にこの法案が提出されたことは、私はよかったと思っ……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。 討論の時間をいただき、ありがとうございます。 れいわ新選組は、本改正案に賛成いたします。 しかし、この法改正をあくまで最初のステップとして、以下のとおり、更なる省エネ、再エネ政策の拡充を求めます。 まず一点目は、二〇三〇年目標の超過達成を目指し、更に高い省エネ基準を義務化することです。 エネルギー起源排出量の約三分の一を占める住宅・建築部門について、地球温暖化対策計画では、二〇三〇年までに住宅は六六%、業務は五一%と定められていますが、更なる削減が必要です。二〇二五年、省エネ基準四等級の義務化にとどまらず、二〇二六年以降、ZEH、ZE……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。この度、山本太郎代表の議員辞職を受けまして、そのバトンを引き継ぎ、比例東京ブロックで繰上げ当選させていただきました。 本日は、大石あきこ議員の貴重な時間を譲っていただきまして、九年ぶりの国会質疑に立たせていただきます。大石議員始め、委員長そして関係者の皆様に、心からこの機会、感謝を申し上げます。 また、野田大臣、私、野党としては初めての質問なんですね。今日はよろしくお願いいたします。 さて、このこども家庭庁法案、この質疑に立たせていただくことは、私にとって大変感慨深いものなんです。といいますのも、私の実家は、五十年以上、幼稚園、保育園、そし……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。 総理、私の持ち時間は三分ですので、どうぞよろしくお願いいたします。 こども家庭庁設置法案の財源について御質問いたします。 一昨日の内閣委員会では、野田大臣から、国民負担は増やさないというお答えはありませんでした。総理、こどもまんなか社会という理念、私、大賛成なんですね。だからこそ、国が責任を持って、これは確実に実現できるんだよと財源を明確に示すこと、それが私は大変大事だと思うんです。子供にも、そして国民にも不安にさせてはならないと思ってお聞きいたします。 総理は、こども家庭庁創設に当たり、この先、消費税増税や子供保険、こうした国民負担を……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。 会派を代表し、本日は、岸田総理に、現在の経済危機からいかに国民を救うのか、お聞きしたいと思います。 パネルは、大阪五区の大石あきこ議員にお願いをいたします。 さて、まず足下の経済状況です。 ウクライナ危機と円安が追い打ちをかけ、原油や原材料高騰によって四月の消費者物価指数が去年より二・一%もアップするなど、物価上昇が止まりません。これは、国内の景気が上がることによるよいインフレではなくて、賃金や所得は上がらず、輸入物価が上がって生活を苦しめる悪いインフレであることは御存じのとおりです。 資料一を御覧ください。 総務省の統計を基に、今……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。
まず、通告しました質問に入る前に、二十六日、政府の税制調査会で消費税に関する議論が行われ、消費税の引上げについて議論すべきだという意見が相次いだと報道があります。
冒頭、子供政策担当として、小倉大臣、こども家庭庁で予算を倍増するとおっしゃっていますが、その財源に消費税増税を充てる考えはありませんね。イエスかノーかで端的にお答えください。
【次の発言】 ノーではないというお答えでした。
大臣、正気ですか。少子化が何で進んでいるのか、子供を希望数まで持てない理由が何なのか、現実を見ていらっしゃいますか。
子育てや教育にお金がかかるからと、圧……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 国家公務員の一般職、特別職の給与法の審議に当たりまして、れいわ新選組は二つの法案とも反対ということをまず表明いたします。 間違っていただきたくないのは、特に一般職の給与の引上げについては私たちは賛成です。しかし、なぜ法案に反対するのか。それは、給与をもっと大幅に引き上げるべきであると考えるからです。 例えば、高卒初任給について、改定後であっても最低賃金を下回っています。引き上げられた高卒初任給は十五万四千六百円ですが、勤務時間法に定められた時間を基に計算しますと、時給九百二十一円となり、最低賃金の加重平均九百六十一円を下回る結果となります。しかも……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 本日はFATF法案についてお聞きしますが、一般的にはとても分かりにくい法案ですので、パネルを用意いたしました。 これは、FATF勧告対応法案によってまとめて六つの法律が改正されるというものです。一言で言えば金融面におけるテロ対策ですが、大量破壊兵器の拡散やテロ防止、マネーロンダリング対策などの必要性は私ももちろん理解できるところです。しかし一方、様々な問題点もある中で、本日は、FATF勧告のNPO資金規制に絞って質問をいたします。 特に、私自身、NGOで十七年間、人道支援や国際協力、環境保護の活動を世界各国でしてきた立場から、本法案には直接的な項……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 質問時間が五分なので、端的に申し上げます。 本法案は、問題の多いPFIを拡大しようとするものです。れいわ新選組は、公約でPFI法そのものの見直しを掲げており、それを今回、地域づくりの核となる身近な施設にまで広げるのは、更に懸念が増すと言わざるを得ません。 我が党の山本太郎代表は、二〇一八年六月十二日の参議院内閣委員会において、PFIの推進は世界の潮流に大きく逆行した、全く周回遅れの議論であると厳しく指摘をしています。 これに反論するためか、内閣府は二年前に諸外国におけるPPP/PFI事業調査を行い、海外では拡大しているように見せていますが、これ……
○櫛渕委員 れいわ新選組の、東京二十二区、櫛渕万里です。 さて、今回の補正予算、総理、遅過ぎます。さきの通常国会から五か月がたって、ようやく今頃出てきました。また、国民に直接届くものが少な過ぎます。二十九兆円と言いますが、企業や業界中心の基金の積み増しや予備費四・七兆円など、見かけだけです。本来、補正予算は、特に緊急に必要な経費のはずです。なのに、物価高に苦しむ国民に届く支出は僅かしかありません。 今年五月の予算委員会で、総理は、物価の見通しを問われ、申し上げることは難しいとお答えになっていますが、あれから半年、物価は上がり続けてきました。反対に、実質賃金は六か月連続してマイナスです。まる……
○櫛渕委員 れいわ新選組、東京二十二区の櫛渕万里です。
総理にお聞きいたします。
先週二十三日、カンボジアで拡大ASEAN国防大臣会議が開かれました。戦争のさなかにロシアも参加し、台湾環境などの問題もめぐって極めて重要な会議でした。
アメリカは国防長官、中国も国防大臣が出席、参加する十八か国はほぼ大臣がそろい、三か国は代行か次官でした。しかし、日本だけ、防衛大臣でもなく副大臣でもなく政務官の派遣だったのはなぜですか。その真意を簡潔にお答えください。
【次の発言】 国民に対して、反撃能力の保有が必要だ、増税してでもミサイル強化が要るんだとしながら、危機回避のための外交努力を放棄しているんじ……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 日本は、この三十年、賃金が上がらず、経済成長しておりません。所得の中央値は約百三十一万円も下がっています。 そのような中で、本日は、医療費に苦しんでいる患者の多いリウマチとアレルギー疾患対策についてお伺いいたします。 リウマチは、関節が腫れ、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。身近な難病とも言われています。関節を動かさなくても激しい痛みが生じ、日常生活や家事、仕事に支障が出て、介助が必要になるなど、生活の面で影響が大きく、男性に比べて女性が四倍も多いと言われています。 政府参考人にお聞きいたします……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。 早速質問に入らせていただきます。 法案では、市区町村が空き家活用の促進区域を指定できるとされておりますが、既に自治体レベルでは、もう十年以上前から空き家の問題は指摘されてきたことであり、それぞれ取組をしてきているものと理解しています。 例えば、私の地元、調布市の空き家等対策計画では、調布利活用モデルの確立として五つの柱を掲げています。本日は、このうち五番目のセーフティーネット住宅としての空き家等の有効活用について質問させていただきます。 セーフティーネット住宅として空き家を利用するには、そのままでは難しい面もあり、国もそのことは認識して……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。 今回の法改正で、国と自治体が連携して洪水などの予測業務が広がることになります。 二〇一九年十月十二日、大型台風十九号によって、私の地元の狛江市は、床上、床下浸水合わせて四百四十八件、また、調布市でも二百十四件の大きな被害が発生したんです。 今日は、傍聴席に被災された方も来ておりますが、本日はこの件を含む水害への対策について質問をいたします。 このときの大きな原因は、下水道管に集められた雨水が、多摩川に排水するための猪方排水樋管、そして六郷排水樋管、そこから水が逆流して市中にあふれ出したことにあります。 一点目は、その樋管の遠隔操作化の……
○櫛渕議員 本日は、このような機会を与えていただき、ありがとうございます。 五月十八日の本会議壇上における私の行動につきまして、行き過ぎた行為であったことをおわび申し上げます。 また、大串委員長を始め、ここに御列席の懲罰委員の先生方にお集まりをいただいたことは、私自身も本意ではなく、申し訳なく感じております。 議会制民主主義の根幹を支える国会は、言論の府であります。明治の時代、自由と民権を旨とし、先人たちが国会を開設したときの歴史を振り返っても、国会とは、いかなる思いがあっても、言葉を武器にして闘っていく場であり、それが国会議員の役割であることを深く理解するものです。 私は、言論におい……
○櫛渕委員 れいわ新選組、櫛渕万里でございます。
まず冒頭、昨日、陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄上空で消息を絶ったと伝えられております。一日も早く、全員の無事の帰還を心よりお祈り申し上げます。
さて、今日は、原子力政策の憲法とも呼ばれる原子力基本法の改正案が、この度、GX電源法案、五つに束ねられ、政府提出されたことに強く抗議いたします。
委員長、内閣委員会も合同審査に加えていただくよう、お取り計らいをお願いいたします。
【次の発言】 本日は、束ね法案、五つのうちの二つ、原子力基本法改正案と再処理法改正案について質問いたします。
まず、原子力基本法についてです。
今回の改正案を見ますと……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。
孤独・孤立対策法案の質問に入る前に、一言。
先日、四月七日に委員長へ理事会での検討をお願いした、GX電源法案の審査に内閣委員会を加えていただく件ですが、改めて、五つの束ね法案の一つ、原子力基本法は、内閣府の所管であり、内閣委員会が審査すべきものであります。一昨日の合同審査に内閣委員会が加わらなかったことに強く抗議するとともに、引き続き、内閣委員会での法案審査を求めます。委員長、お取り計らいをお願いいたします。
【次の発言】 お願いいたします。
さて、孤独・孤立対策法案の質問に入ります。
まず、小倉大臣は、十九日の質疑で、孤独・孤立対策といじめや……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里と申します。 ラストバッターとなります。よろしくお願いいたします。 まず、石田参考人にお伺いいたします。 こちらの関係資料の方から、次のような文言を拝見いたしました。未婚率の上昇や経済的な苦しさが現役世代の孤独感につながっていると考えられる、また、孤立というのは社会からの排除の側面が色濃く出た現象として、例えば、色濃い側面として、経済力がない、最終学歴が低い、結婚していない、健康状態が悪い、いわゆる恵まれていない状態にいる人の孤立リスクの高さを指摘されていると思います。 そこでなんですが、社会からの排除は、経済的な苦しさ、ここと関係があると思われるとい……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 総理は施政方針演説で、七十七年目の歴史の転換点であると述べられました。れいわ新選組は、歴史を後戻りさせないために、国を守るとはあなたを守ることから始まる、このことを掲げて、あなたを戦争に行かせない、そして飢えさせない、このことを鉄則に、徹底的な積極財政で、この国で生きていてよかった、そう思える社会をつくっていく決意です。 最も重要なのは、国民の命と暮らしです。 しかし、来年度予算案を一言で表現するとすれば、異次元の売国棄民予算、このように言わねばなりません。我が党の山本太郎代表がそう指摘をいたしました。売国という言葉は、そして表現は、総理にとって……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 昨日に引き続き、質問をさせていただきます。 来年度の予算案について、一言で言えば、異次元の売国棄民予算であると昨日申し上げました。昨日は売国について指摘をいたしましたが、今日は、いかに棄民であるか触れていきたいと思います。 今、国民が置かれている状況は、三十年間も給料が上がらず、その上にコロナ災害、そして戦争による物価高、いわば三重苦と言われる非常事態であるということは度々申し上げているとおりです。最新の消費者物価指数、四十一年ぶりの高水準でありますし、特に食料品は七・四%、本当に生活を直撃しています。 まずは生活、そして国内の安全保障であると……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。
冒頭、まず、加藤厚生労働大臣にこれだけは確認しておきたいことがございます。
一月二十三日、熊本地裁は、旧優生保護法での手術、これを憲法違反として、国に賠償を認める判決を言い渡しました。
これは障害者に対して深刻な被害をもたらした国による人権侵害です。国は、控訴をせず、被害者の方々への真摯な謝罪と十分な補償、これを早急に行うべきであると考えます。
二月六日が控訴の期限ですが、加藤大臣、これは通告しておりませんけれども、控訴はしないということでよろしいですね。
【次の発言】 今日は二月三日です。そして金曜日ですので、事実上、今日が最終日です。もう結……
○櫛渕委員 れいわ新選組の衆議院議員、櫛渕万里でございます。 今日は、陳述人の皆様、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 さて、冒頭、福田会頭から、悪いインフレというお話がございました。一月二十日、一番最新の消費者物価指数、これは四%上昇、そして四十一年ぶりの高水準ということの一方で、食とエネルギーを除く総合、いわゆる欧米型コア、これはプラス一・六%にとどまるわけですね。つまり、日本のインフレが欧米ほど高くならない背景には、やはり輸入物価、この高騰ということが価格を押し上げているわけでありまして、東京大学の渡辺努教授は、例えば、日本は急性インフレと慢性デフレ、この二つの問題が同……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 我が党は、来年度予算案について、異次元の売国棄民予算であることを委員会冒頭から指摘をしておりますが、それを裏づけるような記事が今朝の日経新聞の一面トップに出ています。米海兵隊の司令官は攻撃型無人機の活用拡大を検討、アメリカと自衛隊が今までにないやり方で活用法を探ると出ています。やはりアメリカに言われて戦争の準備をしているんですね。 二月三日の予算委員会で防衛大臣と法制局長官は、他国の領土、領海、領空に入って反撃能力を行使できるのかという質問に対して、明確に否定されませんでした。そして、答弁として、長距離スタンドオフミサイルで遠方から対処する選択肢の……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 僅か四分ですが、GX基本方針についてお聞きいたします。 総理、ウクライナ戦争では、原子炉がいわば人質になっています。これは人類で初めてのことであり、国境を越えて人々が不安と恐怖の中にいるこの現在進行形の事実にこそ、我々はしっかり目を向けるべきです。つまり、原発は最大の安全保障リスクになるということです。 このパネル、当委員会で度々出してまいりましたけれども、このように、岸田政権は、防衛費を増額して五年で四十三兆円、多くの攻撃用武器を買い、増税までして日米で戦争に備える、いわば有事の想定をしているんですね。 しかし、ウクライナの戦争を見れば、有事……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 総理、G7首脳がそろって原爆資料館を訪ね、被爆者と面会し、慰霊碑に献花をされたことは、歴史的な一歩であったと素直に思います。私自身、政治家になる前、NGOで長年核廃絶の問題に取り組んでまいりました。核保有国で原爆展を開いたり、被爆者の苦しみを海外で知っていただくことがどれほど困難であるか、それを知っているつもりです。 しかし、それだけに、G7文書で核兵器が防衛のために役割を果たすと核抑止力がアピールされたことは極めて問題であり、それは被爆地への冒涜、核廃絶に真っ向から反するものです。核兵器禁止条約と被爆者の文字もなく、このことは、総理、理想とか出口……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 まず冒頭、イスラエルによる容赦のないガザ無差別攻撃に対し、日本政府は即時停止を求めずに、事実上この大虐殺を追認していることに強く抗議いたします。 政府は何をやっているんですか。れいわ新選組は既に、十月十九日、外務省で、同盟国アメリカに対して今すぐイスラエル支援をやめるように働きかけること、そして、国連などの場でイスラエルによるパレスチナの占領政策は国際法違反であるということの検証と是正、これをするように要請をいたしました。改めて、そのことを強く政府に申し入れます。 さて、今日は、旧統一教会の被害救済に向けた財産保全について質問いたします。 十一……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。
この官報法改正案について、検討会議のまとめた官報電子化の基本的考え方には、プライバシー配慮のための措置を取ることも必要とされていますが、本法案にはその結論が見当たりません。
自見大臣、どのような情報をどこまで官報の掲載事項とするのか、その結論を得た上で、個別法である破産法、国籍法などの見直しの検討も同時に行うべきではなかったかと考えますが、この点、御見解をお伺いいたします。
【次の発言】 検討会議でもパブリックコメントでもそのような声が出ているのであれば、今ここで同時に検討すべき事項じゃないんですか。それが大臣のリーダーシップだと思いますよ。
今……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。
まず、総理訪米についてお伺いします。
上川外務大臣、アメリカは日本を本当に守ってくれるのですか。
【次の発言】 総理がアメリカで、米国は独りではない、日本は共にある。孤独感や疲弊、その重荷を、独りで守ることを強いられる理由はありませんと表明されました。
どういう意味なんでしょうか。日米の一体化とかグローバルパートナーというと聞こえはいいんですけれども、実態として日本の自衛隊はアメリカ軍の二軍になるということではないですか。
アメリカは毎年、世界のどこかで戦争をしている国であります。大臣も御存じのとおり、我が国の憲法は武力で紛争解決するこ……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 総理は、施政方針演説で、六月から、所得税、住民税減税によって可処分所得を下支えすると言いました。これを聞いたほとんどの人は、あと十日ほどで減税開始、現金が手に入る、そう思ったのではないでしょうか。当然です。 しかし、実際はそうではありませんよね。ほぼそのとおりになるのはサラリーマンだけです。年金を受け取っている方は、所得税は六月の支払い分から天引きですが、住民税はなぜか十月から。自営業者やフリーランスの人は、所得税で予定納税がある方は七月から、そうでない方は何と来年の確定申告のとき。住民税は六月からです。会社員でも、六月から入社の人は年末調整で処理……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 総理、持ち時間四分ですので、端的にお答えをお願いいたします。 総理、度々総理は、国民の可処分所得を下支えすると言っておりますが、全くそうなってはいませんよね。 パネル一を見てください。 左側、物価高で実質賃金は二十五か月連続で下がり、過去最長となりました。賃金が上がらないから年金も増えていません。家計に占める食費の割合は三割にも及び、四十五年ぶりという深刻な事態で、本当に国民生活は厳しくなっています。 日本商工会議所の報告書を見ますと、例えば、医療、介護、看護の分野、賃上げ率二・一九%で、大企業の半分以下なんです。とてもじゃありませんが、物価……
○櫛渕委員 れいわ新選組、櫛渕万里でございます。 今回の法案について、特に小笠原諸島について質問をいたします。 私は、二〇一八年、小笠原諸島返還五十周年の夏に現地に行ってまいりました。八月十五日の終戦記念日には、小笠原諸島戦没者追悼式典にも参列させていただき、献花をしてまいりました。 父島は、暑さの和らぐ五時から追悼式典が開会されるんですね。本土防衛の最前線として大激戦地の一つであった現地には、今も山の中に、例えば昭和十八年と刻まれた水筒や茶わん、あるいは防空ごうなど、戦争の傷痕がそのまま残っており、人々はそのような日常の中に現在も生きています。 また、島で最初にできた教会の牧師さんは……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 本日は、ゴールデンウィークを前にして、インバウンドとオーバーツーリズム対策について質問いたします。 四月十七日に発表された訪日客数では、三月は、一月として初めて三百万人を超えました。去年三月と比べると、何と約一・七倍。コロナ前の二〇一九年三月と比べても約一一%も増え、インバウンドは既にコロナ前を超えています。 観光庁の集計で、今年一月から三月期の訪日外国人による消費額は一兆七千五百五億円、過去最高額を更新しました。一人当たりの消費額は約二十一万円。平均の宿泊日数が増えていることに加え、円安の影響は大きいと思います。 余りにも急激に増えているため……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 大臣、この法案の狙いは、都市の緑を質と量の両面で確保を進めるものですよね。しかし、東京都は明治神宮外苑の樹木を伐採して再開発を進めるとし、ユネスコ諮問機関のイコモスは計画撤回を求めるなど、社会問題、国際問題になっています。そのほかにも、都内でまるで逆の事態が進行しているんですね。 例えば、パネル一を御覧ください。 江戸川区の都立篠崎公園。写真のように、緑があふれる公園でした。ところが、スーパー堤防を造るという名目で大量の木が伐採されています。その数、何と三千本。右側の写真は昨年十一月末の写真ですが、もう見る影もありません。 さらに、パネル二を御……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 この法案は、一見しますと、弱い立場にある人のための住宅政策が前に進むかのように思われるんですが、実際は、住まいを確保する公的責任、特に公営住宅の強化を曖昧にし、高齢者や低所得者層にも、住まいは自分で探せという市場万能論、自己責任論を更に強化しかねないと危惧をいたします。よって、反対の立場から質問いたします。 まず、法案の目指すべき目標についてです。 国交省は、住宅の供給戸数を施行後十年間で十万戸としています。しかし、こうした何戸の住まいを整備したという供給者目線、大家目線ではなく、何人の困っている人が住まいを確保できたのかという需要者目線、困窮者……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。 まず、冒頭、能登半島地震の犠牲になられた皆様に心からお悔やみを申し上げるとともに、今なお被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げます。 本日は、震災関係に絞って質問をしてまいります。 私も、一月十九日から二十二日にかけて、奥能登の珠洲市と輪島市の被災地へ行ってまいりました。発災から三週間たっておりましたけれども、珠洲市の副市長は、元日のときの服そのままに、役所の皆さん百人以上の方々と詰められておりました。本当に、とにかく初動の一週間は大変だった、特に下水、やっと仮設トイレが届いたときには、トイレは神様だ、そう思ったということをおっしゃって……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 今回の法案について、内容自体には大きな問題がないため、賛成の立場です。 その上で、本法案は、新しい資本主義の目指す公益法人改革とし、民間も公的役割を担う社会の実現が目的とされている点についてお伺いいたします。 まず、この言葉は、まるで今まで民間が公的役割を果たしていなかったかのように読める欠点はあるものの、考え方は分かります。しかし、なぜそれが新しい資本主義につながるのか、理解ができないんですね。 そもそも、新しい資本主義とはどういうことを指すのか。政府の説明では、官民が連携し、成長と分配の好循環ということらしいですが、それは、実現すればいいで……
○櫛渕委員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。 れいわ新選組は、党の公約としてグリーンニューディール政策というのを掲げて、脱原発を柱にし、二〇五〇年までに再生可能エネルギー一〇〇%の社会を、そして二〇三〇年までに石炭火力を全廃することを目指しています。積極財政による再エネ、省エネ投資によって、産業の国内回帰とそして新たな雇用の拡大、経済成長を着実に進める、こうした政策なんですね。 このような観点から、今法案については評価をする立場でありますが、気になる点が幾つかありますので、それらについて質問をいたします。 まず先に確認をしたいのが、松村大臣、通告はしていませんが、洋上風力を進めるに当……
○櫛渕分科員 民主党の櫛渕万里でございます。 私は、きょう初めて委員会の質問に立たせていただきます。昨年の総選挙で初当選をして以来初めての質問となりまして、多少緊張しておりますが、福山副大臣、きょうはどうぞよろしくお願いを申し上げます。 本日は、鳩山新政権における核軍縮政策について質問を進めていきたいと思います。 なぜ初質問でこのテーマを取り上げるかということを先にお話しさせていただきますと、昨年は、日本で初めて国民の力で政権交代が実現をいたしました。そうした歴史的なタイミングにまるで合わせるかのように、核兵器廃絶に向けての世界的な機運が高まってきていると実感をしているからであります。 ……
○櫛渕委員 民主党の櫛渕万里でございます。 本日は、質問の機会をいただきましてありがとうございます。 まず、東日本大震災の被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。福島第一原子力発電所の事故が一日も早く収束に向かうこと、また、警戒区域や退避勧告により避難生活を余儀なくされている住民の皆様の不安が一刻も早く取り除かれることを心から願うものです。 そのような中、全国的にも原子力発電の安全性に対する大きな不安が国民の中に渦巻いております。本質的な原因は二つあると思うんですね。 一つは、これまでの安全基準が実質的に無効化しているということです。例えば、先ほどもございましたけれども、土木学会の……
○櫛渕分科員 こんにちは。民主党・無所属クラブの櫛渕万里でございます。 きょうは、人口減少時代における高齢化社会、その中での都市政策や多摩ニュータウンの再生について御質問をさせていただきます。 まず、国交省で二月に中間取りまとめをされました「国土の長期展望」、これは大変興味深く、日ごろ活用させていただいております。主に三つの柱、人口減少と少子高齢化、地球環境問題については気候変動の問題、そしてグローバル化の進展といった、この大きな柱は大変興味深いものがございます。 特にきょうは人口減少と高齢化について見ていきたいと思うんです。 一九八〇年代までの日本は、本当に先進国の中で最も高齢化率の……
○櫛渕分科員 れいわ新選組の櫛渕万里です。 本日は、国土交通大臣へ、国の公共事業である外環道の問題についてお伺いをしていきます。 まず、パネル一を御覧ください。 こちらですけれども、外環道トンネル工事の真上の住宅街で陥没事故が発生。これは、御存じのとおり、二〇二〇年十月、私の選挙区、東京二十二区であります調布市の大変閑静な住宅街の道路が、住宅の敷地の一部も含めて突然大きく陥没したんです。そしてその後、三つの空洞が発見されました。その原因は、地下四十七メートルの深さで巨大シールドマシンを動かすという外環道トンネル工事による地盤沈下でした。 その後、私も現場へ行き、被害住民の皆さんとお会い……
○櫛渕分科員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。 三・一一の東日本大震災と福島第一原発事故から間もなく十二年がたとうとしております。改めて、全ての犠牲者の方々に心から御冥福をお祈りするとともに、今なお健康やなりわいに大きな影響を受けて、あるいは避難を強いられている皆様に、心からお見舞いを申し上げます。 事故はまだ収束しておりません。原子力の緊急事態宣言も発令中であります。今なお七市町村は帰宅困難区域で立ち入れず、帰れない方々が少なくとも三万人もいると言われています。 当時私は、政権与党の衆議院議員として、津波の被災地に約一週間後、そして福島には事故約一か月後に足を運びましたが、それまで……
○櫛渕分科員 れいわ新選組の櫛渕万里でございます。
まず、通告はしておりませんが、林官房長官にお伺いいたします。
十日、国連総会において、パレスチナの国連加盟に関する決議案が百四十三か国の賛成多数で採択をされました。日本の賛成に評価をいたします。
日本は決議案に賛成したわけですから、引き続き、安保理理事国、特に同盟国のアメリカとイギリスに賛成するよう外交努力が重要であると考えますが、官房長官のお考えをお聞かせください。
【次の発言】 御答弁ありがとうございます。
我が国の憲法前文は、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、生存の権利を有するということをうたっています。イスラエルによ……
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