このページでは玉木雄一郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。玉木雄一郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○玉木(雄)委員 民主党・無所属クラブの玉木雄一郎です。 私は、日本一小さな面積の県であります香川県の出身であります。そして、香川県は大平正芳元総理を生んだ県でもあります。 なぜ大平総理の話を持ち出したかと申しますと、来年、生誕百周年を迎えるという今歴史的な年であるとともに、昭和五十五年に大平総理のもとで田園都市国家構想、当然自民党政権でありますけれども、そういう大きな構想が出されました。 これは、都市に田園のゆとりを、田園に都市の活力をというコンセプトのもとで提案された提言でございます。この中には、机上の青写真の実行よりは地域の優良事例を伸長させるべきと提言されていたり、あるいは、画一……
○玉木(雄)委員 皆さん、こんにちは。民主党の玉木雄一郎です。 本日は、質問の機会をいただきましたこと、委員長また与野党の理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。 本日は、午後、私、玉木雄一郎と、私の後にまた玉木朝子さんと二人、玉木・玉木コンビで与党質問をさせていただきたいと思います。 実は、我々、名前が同じだけではなくて、民主党の質問研究会、今は政策研究会というふうに名前が変わりましたけれども、そのもとに幾つかの小委員会を設けまして、この改良資金助成法の法律案の改正についても小委員会を設けまして、この間、数度にわたりまして審議を続けてまいりました。そこで出された質問や疑問、そう……
○玉木(雄)委員 民主党・無所属クラブの玉木雄一郎です。 本日は、初めてこの財務金融委員会で質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず冒頭、三月十一日に発生をいたしました先般の東北関東大震災で亡くなられた皆様の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災をされた多くの方々に改めてお見舞いを申し上げたいと思います。 本日は、関税に関する質問をさせていただく前に、この東北関東大震災への対応につきまして、政府、日銀に御質問をさせていただきたいと思います。 きょうは、お忙しい中、白川総裁にもお越しをいただきまして、本当にありがとうございます。 まず、三月十八日の朝、……
○玉木(雄)委員 衆議院議員の玉木雄一郎です。 きょうは、四人の参考人の先生方にいらっしゃっていただきまして、ありがとうございます。大変参考になるお話をいただきましたので、それを踏まえて御質問をさせていただきたいと思っております。 今まさに話題になっておりますこの特例公債法、通常国会がもう会期末に近づきつつある中で、いまだに成立しないという異常な状態を迎えております。市川参考人からもお話があったように、仮に成立しなくても金利は大丈夫だという話がありましたけれども、ただ、これが通らないと、本当に日本の政治のあり方、その信頼そのものにかかわる問題だというふうに思っております。その意味では、我々……
○玉木(雄)委員 民主党・無所属クラブの玉木雄一郎です。 きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。与野党の理事の先生方、また関係者の皆様にまず感謝を申し上げたいと思います。 きょうは、与野党の諸先輩方が十分な質疑をした後、最後の質問をさせていただきますので、聞きたいことがほとんど聞かれてしまったという状況ですが、なるべく重複がないように質問したいと思いますが、一部重複がある点はお許しをいただきたいと思います。 家伝法の質疑に入る前に、昨日も与野党の先生から質問がありました戸別所得補償のモデル事業の件についてまずお伺いをしてから、始めたいと思います。 昨日もいろいろ議……
○玉木(雄)委員 民主党・無所属クラブの玉木雄一郎です。 福島議員の熱い質問の後を受けて、私も質問をさせていただきたいと思います。 TPPの今の議論もそうなんですけれども、我々農水委員会に属するメンバーは、与党、野党関係なく、やはり、日本の農業をどうしていこうか、どうやって日本の農業をしっかりと活性化していけるか、この点については一致しているし、一致できる委員会だというふうに私は思っております。その意味では、よりよい農政を求めて、その観点から質問をさせていただきたいというふうに思います。 きょう、私、戸別所得補償制度のことについて中心に御質問をさせていただきたいと思っております。 所得……
○玉木(雄)委員 民主党の玉木雄一郎です。 時間がありませんので、一点だけ確認したくて質問に立たせていただきました。 今回の六次産業化は、農業の産業化を進めていくということであります。ですから、それを支援する枠組みも、今までの補助金を中心としたものよりも、産業金融的なものを生かしていくという思想でこういうファンド法案ができているんだと理解しています。これは、ある種合致していると思います。 ですから、一つ確認したいのは、このファンドは、ある意味、ファンドですから損失が出る可能性があります。そのときに、もし損失が出たときに、事後的にその損失の穴を国が埋めようとしたのでは、マーケットの機能とか……
○玉木(雄)委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの玉木雄一郎です。
本日は、質問の機会をいただきまして、委員長また与野党の理事の皆様に感謝を申し上げます。
本日、私は、農業の戸別所得補償制度の政策検証を中心に質問させていただきたいと思います。
まず、野田総理にお聞きをいたします。
総理は、民主党代表選挙の際に、大平元総理の田園都市国家構想を参考に、新・田園生活圏構想というものを掲げられました。まず、総理にとって、農業、農村、そして田園の重要性について、総理の基本的な認識をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
私自身、香川県の小さな田舎町の田……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、決算行政監視委員会で質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 財務大臣、主計局の中には司計課という部署があります。御存じのとおり、決算を担当する部局なんですが、その他の主計局の予算をつける予算係に比べて、大変小さな部局になっております。 これは、私はある意味、これまでの予算、決算に対する財政当局あるいは政府の一つの考えというか姿勢、こういったものがあらわれているんだと思っています。つまり、高度経済成長時代には、つけるべき財源もありますから、各予算係がしっかりそれぞれの役所ごとにあって、それぞれ毎年予算査定をしていくということなんで……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 ふだんは海賊・テロ特別委員会に属しておりますけれども、きょうは国土交通委員会で質問の機会をいただきまして、委員長初め与野党の理事の皆さんには感謝を申し上げたいと思います。 まず冒頭、お伺いしたいのは、先ほど泉議員の最後の質問にありましたけれども、自衛隊の関係であります。 この間、海賊対処行動によりまして、我が国及び外国の船舶を守るという観点から、自衛隊の皆様の本当に献身的な御尽力にまず敬意を表したいと思います。 先ほど質問にもありましたけれども、この法律が成立をし、そして民間のガードがある程度行き渡ったときに、いろいろ状況を見ながら、当面は自衛隊の……
○玉木議員 松本委員にお答えいたします。 今お話があったように、住宅は取得価額が高額であって、また、国民生活、その人の人生にも密接にかかわりますから、駆け込み需要やあるいはその反動減といったことが大規模に発生する可能性があります。 そこで、二つポイントがあると思います。 政府が今提案している住宅ローン減税、これも大事な措置でありますけれども、今御指摘のあった、年収四百万から五百万以下のいわゆる中低所得者に対しては、その住宅ローン減税の恩恵が十分行き届かないといった面がございます。 ですから、法案の第四条におきまして、そういった減税措置の恩恵が十分及ばない層に対しては給付措置を講じるとい……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 早速、まず修正案の提出者にお伺いしたいと思います。 今回の法案の修正案では、法案の肝である目的規定のところに重要な追加があったと認識しています。もともと政府案にあった負担の軽減、利便性の向上に加えて、行政運営の効率化、公正な給付と負担の確保という二つが加わって、目的が四つになったというふうに認識しております。 とりわけ後者の二つについては、三条で基本理念という形で書いてあったものを明確に法の目的にいわば格上げしたというふうに認識しておりますけれども、この四つが同じ重みを持ってこの修正案を規定していくという理解でよろしいか、まずお答えください。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 さきの衆議院選挙が終わりまして、その後初めて、この農林水産委員会で質問に立たせていただきます。宮腰筆頭を初め与野党の理事の先生方、また林大臣を含みます政務三役の皆さん、そして委員長、よろしくお願いいたします。 きょうもるるTPPの話が出ておりますので、まずこれから私も質問をさせていただきたいと思っております。 日米共同声明で、聖域なき関税撤廃ではないという認識を持たれたために交渉参加を決定したということで、私も、所属しております予算委員会でも、安倍総理から何度もそういった答弁をいただきました。私は、説明はともかくとして、あの共同声明は、一言で言うとこ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、まず、米の債権の免除に関する法案について質問させていただきたいと思います。 これまでの質疑者からもあったと思いますけれども、平成十一年のケルン・サミットで債務免除するということが決まり、その方法として、当初は債務救済無償という形で行うということでやっておったんですが、これが、平成十五年に債務救済無償を廃止して、円借款については債権放棄をするということで対応が行われたんですが、米債権については国内法の整備がないということで今日までそれを放置してきたと思います。その結果、百四十四億円の利子が発生していて、これも含めて今回対応しなければいけないとい……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 ゆえあって農水委員会をしばらく離れておりましたけれども、きょうは、質問の機会をいただきまして、関係の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 農政をこよなく愛する立場から、きょうは十五分間、短い間ではありますけれども、質問をさせていただきたいと思っております。 最近、週末は私も地元に帰りまして、農家の方々と話をしたり、歩いていますと、先ほど来話が出ております農業、農村所得倍増計画について、農家の皆さんの期待は非常に高いものがあります。この前、柿農家の方と話しておりましたら、政府・与党の言っているあの倍増計画は非常に期待しているんだという声を聞きました。私……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、質問の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様にまず感謝を申し上げたいと思います。 安倍総理にお聞きをしたいと思います。 きょう、六時間半審議を聞いておりまして、大変印象的なお話がありました。バンカーショットの話です。パターでバンカーの中で打っていてもなかなか脱出できない、サンドウエッジが必要だと。私、ゴルフが下手なもので、時々あえてパターを使って出すことがあるんですけれども、やはり、きちんと乗るためにはサンドウエッジが必要だと思います。その話の中で総理がおっしゃっていた、リスクをとって果敢に挑戦していくことが大事だ、そのとおりだと思います……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 まず冒頭、連日の、原口議員、後藤議員からも話がありましたTPPの統一見解についてであります。 きのうの深夜、統一見解というものが内閣官房のクレジットで出てまいりましたけれども、皆さんのお手元にもあると思いますが、「「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、TPP交渉には参加しない。」この二行だけであります。私は、これは極めて不誠実ではないかと思います。与党の皆さんも本当にこれでよろしいんでしょうか。 少なくとも、民主党政権のときに、平成二十二年十一月九日に包括的経済連携に関する基本方針を閣議決定しております。この方針を少なくとも維持す……
○玉木委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、政府提出の平成二十四年度補正予算三案については反対、民主党提案の組み替え動議については賛成、みんなの党提案の組み替え動議については反対の立場から討論を行います。 初めに、この間の予算委員会における審議に際し、連日の審議を実りあるものとするべく御尽力をいただいた委員長、また与野党各党の理事の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 しかしながら、やはり本日の採決は時期尚早だと感じております。戦後二番目の規模と言われる補正予算、かつ、財務大臣みずからが、審議において、時間がないから本予算より査定が緩む傾向があるとおっしゃった補正予算であればこそ、その……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 本日は三月十一日、あの東日本大震災から二年がたちました。私も、警戒区域内を含め、何度も被災地に足を運びましたけれども、被災地は、農業、漁業、第一次産業を基幹産業とする地域であります。そして今、復興に向けて一生懸命現地で頑張っておられる方もいますけれども、TPPについて、きょうは中心に質問したいと思うんですが、やはり被災地の方は心配をされておられます。 先日も、十分な情報公開がまだされていない、あるいは国民的な議論も尽くされていない、こういった内容を中心とする緊急要請が、北海道、東北の八道県の皆様からなされております。 私も、民主党政権下で、経済連携P……
○玉木委員 民主党衆議院議員の玉木雄一郎です。 きょうは、大変貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。 大きく二つのことをお聞きしたいと思います。 一つは、予算委員会でもいろいろと議論になったんですが、二十四年度の補正予算、そして今議論がされております二十五年度の当初予算を合わせると大きな公共事業を全国的に行うということになっているんですが、そういった事業を全国に出すことによって、被災地の妨げになる側面があるのではないかということが議論の対象になりました。 というのは、今御説明にもあったように、ただでさえ被災地にはたくさんの事業が出ていて、そこで人材が足りない、また、資材、……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず冒頭、先週発表されました日銀の金融政策に関して質問をさせていただきたいと思います。 黒田総裁自身、異次元の緩和だというふうに言っているように、私もこれは大変インパクトのある金融政策だと思っております。しかし、効果の強い薬がその副作用もまた強いように、この強力な金融政策のリスクもまた大きいと思っています。これから、この金融政策、とりわけデフレを脱却し、そして景気を回復していくためには、このリスクをどうやってコントロールして金融政策のいい面を発揮させていくのか、このことが鍵になってくると思……
○玉木委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成二十五年度予算三案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、その趣旨を説明いたします。 民主党政権では、少子高齢化、経済のグローバル化、また莫大な累積債務の存在といった変化と制約の中で、人への重点投資や地域主権改革の推進を重点施策と位置づけながら、厳しい財政事情のもとで、財政規律にも配慮しつつ政権運営、財政運営を行ってまいりました。しかしながら、政府提出予算案では、こうした方向性が後退しています。 民主党政権が掲げた理念は、次の世代に責任を果たすために正しい方向性だと信じるものであり、政府提出予算……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 きょうは経済産業委員会で質問の機会をいただきましてありがとうございます。委員長、また与野党の理事の皆さん、委員の皆さんに、まず感謝を申し上げたいと思います。 先般の予算委員会に引き続きまして、きょうは福島第一原発の汚染水の問題を中心に質問させていただきたいと思います。揚げ足をとるような質問はいたしません。直球勝負で参りますので、ぜひ、正面から受けとめてお答えいただきたいと思います。 私は二〇〇九年の初当選組でありまして、政治家のスタートである一期目に、歴史的な大事故であります東日本大震災と福島第一原発の事故という大きな出来事に向き……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは十五分という短い時間ですけれども、一問、外為特会に絞って質問させていただきたいと思います。 私は、この特別会計改革の法案は、さかのぼりますと、平成二十二年の秋に特別会計仕分けというものをやり、そこから一年間かけて法律をつくり、そして、閣法として、各省協議も相なった上で提出をしたんですが、政権の間は、これが成立する、日の目を見ることがありませんでした。 しかし、特別会計は党派を超えて進めていく改革だと思いますし、今回、こうして改めて特別会計の改革法案が閣法で出て、そして内容もほぼ変わっていないということについては、私は、麻生財務大臣を初め政府の……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、内閣委員会で今国会初めて質問する機会をいただきまして、委員長そして与野党の理事の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。 四十五分間、規制改革を中心に質問したいと思いますけれども、私、政治家になる前から規制改革については取り組んできた、そんな経緯がございますので、規制改革の応援団としてきょうは質問させていただきたいと思います。できるだけ前向きで、積極的な提案をしていきたいというふうに思っております。 私自身の経験からいっても、規制改革は、政権に勢いがあるときしか進まないというふうに思っております。その意味では、安倍政権、今大変な勢いがある中で……
○玉木議員 民主党の玉木雄一郎です。 ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案、国家公務員の労働関係に関する法律案、公務員庁設置法案について、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、国家公務員法等の一部を改正する法律案について御説明を申し上げます。 時代の変化に対応して、国民のニーズに合致した効率的で質の高い行政サービスを実現するため、公務員制度の全般的かつ抜本的な改革を推進し、もって国民の信頼を確保していくことが必要であります。 このため、国家公務員制度改革基本法に基づき、内閣による人事管理機能の強化等を図るため、内閣官房に内閣人事局を設置する等の所要の措置を講じ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、TPP中心に質問したいと思います。 TPPの担当の政務官であります小泉政務官にもお越しをいただいておりますので、まずお聞きをしたいと思います。 小泉政務官は、復興担当の政務官でもおられます。何度も被災地に足を運ばれておられることはメディアでもよく承知をしておりますけれども、被災地は農林水産業が大変盛んな地域であります。私の地元もそうです。今、地元を歩いていますと、先ほども話がありましたいろいろな農政の大転換が出てきておりますけれども、やはり、TPPも年内に妥結だという話が連日のように報道されていて、大変現場は不安、心配を持っています。特に、……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは時間を四十五分いただきましたけれども、午前中は十五分、再エネ法を中心に質問させていただきたいと思います。 この法案は、民主党政権下で法案の作成に当たって、私自身もこの作成に携わった経緯がございますので、大変思い入れのある法案で、ぜひ早く成立をさせたいと思う一人でございます。そして、自民党政権にかわって、一部修正が加わっておりますけれども、私は、これはいい方向での修正だと思って、評価をしております。 ただ、二つだけ依然として懸念が残るので、そのことを確認させていただきたいと思います。 二つの懸念というのは、きょうも質疑の中で他の質疑者からあり……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 先週に引き続きまして質問に立たせていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうは、米政策に特化して質問させていただきたいと思います。大きな農政の方向性について質問したいと思います。政治家同士の議論をしたいというふうに思いますので、政務三役の皆さん、そして小泉政務官、またお越しいただきましてありがとうございます。ぜひ、そういった大きな、骨太の議論をさせていただきたいと思います。 週末、地元でいろいろな農家の皆さんのお話を聞きました。私は、この農林水産委員会でこれからの農業、農政のあり方が今決まろうとしているということで、大変緊張感をいつ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 今週も、この愛すべき農林水産委員会で質問に立たせていただきまして、ありがとうございます。 まず一言、昨日の特定秘密保護法案について、強行採決が行われたことについては抗議を申し上げたいと思います。数がたくさんあるからといって、少数意見に耳を傾けない、こういった姿勢は、私は民主主義に反することだと思います。 ここ農水委員会は、与野党を超えて、日本の農業の、農政のこれからのあり方を建設的に議論する場だと信じておりますので、我々は少数の数しかありませんけれども、そこに聞くべきこと、傾けるべき意見があれば、ぜひ前向きに捉えていただいて、それを政策に取り入れる、……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、閉会中にもかかわらず、こうして質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 畜産は大変重要だと思っております。日本の農業を考えるときに、生産額ベースで見ると、一位が畜産、酪農、二位が野菜、果樹、三つ目の大きなカテゴリーに初めて米が出てくるので、もちろん、米政策とか関連の、いわゆる土地利用型作物をどうしていくのかは極めて大事なんですが、まさに政権も進めておられる、これから産業として農業をどう考えていくか、こういうことにおいては、畜産あるいは酪農は極めて大事だと思っております。 その意味では、きょう幾つか御質問させていただきたいと思うんで……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。きょう最後のバッターになりますけれども、総理、よろしくお願いいたします。 私は二〇〇九年の初当選組であります。私、政治家としての最初の一期目に、あの東日本大震災と原発の事故を経験しました。大変衝撃的な出来事で、私の政治家としての考え方や、大げさに言えば、生きざまに大きな影響を与えたと言っても過言ではありません。廃炉には四十年かかる。そうすると、私がこれから政治家を続けていく間、いや、もっと、生きている間ずっとこのことについて向き合っていかなければいけない、そんな覚悟を持っております。 だから、きょう取り上げる汚染水の問題を初めとした事故対策については、こ……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、外務委員会で質問する機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうはまず、三月三日の北朝鮮ミサイル発射事案に関する件を中心に質問したいと思います。 このミサイル発射は、NSC、国家安全保障会議が設置をされて初めてのミサイル発射事案でありまして、これに対してどう対応していくのかというのは、今後のNSCの運用といったようなことを考える上でも極めて重要だと思います。我が党も、修正を出して、全部ではありませんけれども、その一部が受け入れられ、NSC設置法案については賛成をした立場でありますので、ぜひ運用でうまくいくように、……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、経済産業委員会で質問をさせていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。与野党の理事の皆様、関係の皆様にまず感謝を申し上げたいと思います。 まず、貿易保険法の改正について質問をしたいと思います。 私自身、実は、与党時代に特別会計の改革に携わりまして、全ての特会の見直しを平成二十二年に行いました。その見直し結果を踏まえて、約一年間かけて閣法として特会改革法案をつくっていったわけでありますけれども、残念ながら、我々の政権のときにはそれを通すことができませんでした。政権交代して自民党政権になった後、ほぼ同じ内容でその特……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 一昨日質問させていただきました、汚染水タンクの配管弁のいわゆる識別タグの問題に絞って質問したいと思います。 お手元の資料をごらんいただきたいと思います。これは、前回も配った資料を少し直してきたんです。当委員会での質問の際に私がこれを配ったんですが、あえて、前に書いていたのがわかるように、少し直して持ってきたんです。 一昨日聞いたときには、汚染水のタンクがたくさんありまして、そこにたくさんの弁があります、この弁の数が一体幾らあって、弁の開閉管理をしっかりするためには識別するタグをきちんと付することが大事だ、こういう話をしました。 その中で、今現在、ど……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 行政監視の観点から、二つの具体的事業を取り上げて質問いたしたいと思います。 まず一つ目は、これは何度も厚生労働委員会で田村大臣とやりとりをさせていただきました、短期集中特別訓練事業です。 お手元の資料一をごらんください。 ニートの方々などに短期の職業訓練を施す。私は事業の目的は否定をいたしません。しかし、少なくとも、この事業、三つの問題があると思っています。 まず一つは、厚生労働省の担当者が、入札公示の前日に、後に一旦落札することになる独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、いわゆるJEEDに出かけていって、あす、こういう入札公示を行います、……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 予算委員会では、二十五年度補正予算、そして、とりわけ基金事業について注目をし、問題点も指摘をしてまいりましたけれども、本委員会では、質問の時間をいただき、資料の一にあります、中央職業能力開発協会の基金事業であります短期集中特別訓練事業に絞って、きょうは質問をさせていただきたいと思います。 資料一にありますとおり、本事業については、事業の入札について、問題点が当委員会でも本日も指摘をされているところであります。 問題の本質は、中央職業能力開発協会に、今回、二十五年度補正予算で基金百四十九億円が積まれておりますけれども、このうち二十億円を、これからどこで……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、前回に引き続きまして、お手元にお配りしております資料の六にあります、短期集中特別訓練事業に絡む入札の問題について取り上げたいと思います。 先週、この問題を取り上げまして、厚生労働省の方で調査をしていただく、田村大臣からも、できるだけきょうの時点でわかるものは出すということで、きのう、事務方から、幾つか調査結果について御説明をいただきました。 納得できる点、これはちょっとどうかなという点とまざっておりましたけれども、まず、前回も質問いたしましたけれども、ホームページの入札公示の内容が差しかわっていたという事案について、関連して質問をしたいと思……
○玉木委員 おはようございます。 本日も、三回目になりますけれども、短期集中特別訓練事業について質問させていただきたいと思います。 一番最初に私がこの委員会に質問の機会をいただき質問に立ってから、一週間がたちますけれども、一番最初に質問をさせていただいたときには、厚生労働省の担当者とJEEDの担当者が接触をしたということはお認めになられましたけれども、例えばそこで仕様書を見せたようなことがありましたかという話を聞いたときには、調査中ですので答えられないというのが一番最初でした。 そして、前回の委員会で、どうでしたかと聞いたら、仕様書を入札公示の前日、機構に出かけていって、見せたというか説……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうはパート労働法等の審議でございますけれども、理事会の先生方の御理解をいただきまして、きょうも、この間やってまいりました厚生労働省の短期集中特別訓練事業の入札の問題について取り上げさせていただきたいと思います。 まず、大臣にお伺いしたいと思います。 私、三月二十四日、再び入札の公示が行われたということをホームページを見て知りまして、ちょっと驚いたのであります。先般、調査結果の二回目の報告を、三月十九日に分厚い資料を厚生労働省からいただきました。その中を見ると、いろいろとこの間JEEDさんから出していただいた議事録等も含めて、関係者に確認中であると……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうも、短期集中特別訓練事業について質問をさせていただきたいと思います。 きのうから消費税が八%に上がりました。今年度だけで五兆円の新たな税収が入ってくるということでありますけれども、この五兆円を超える規模の補正予算が組まれ、そしてその一部として今回の事業が行われるわけでありますので、より正しいお金の使い方がされているのかどうか、そういう観点からきょうは質問させていただきたいというふうに思います。 前回の委員会の際に、再入札の公示が三月二十四日に行われたということを伺いましたけれども、その後の進展状況を教えていただきたいなと思っております。四月の一……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、この間取り上げてきました短期集中特別訓練事業について質問いたします。 昨日、待ちに待った検証結果が出ましたので、それを踏まえて質問をいたしたいと思います。 もともとこの事件が発覚をしたのは三月六日でありました。そして、あれからもう二カ月ぐらいがたっております。この国会でも何度も取り上げましたけれども、途中から、弁護士を入れた第三者的な調査をやっているので、この国会の場では発言を差し控える、そういったこともこの間言われてまいりましたので、最終的な検証結果が出ましたので、それに基づいて質問をいたしたいと思います。 まず、この間、いわゆるJEE……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 早速質問をさせていただきたいと思います。 太田大臣には何度もこの質問をさせていただきまして、大変前向きな、建設的なお答えをいつもいただいておりまして、感謝を申し上げたいと思います。 坂出の北インターチェンジのフル化の問題であります。これは、スマートインターチェンジの予算と絡めて質問させていただきたいと思います。 四月の二十五日に坂出の商工会議所が坂出市長に申し入れを行いまして、なかなかこの設置についてこれまで紆余曲折があった地域の協議の場が、ようやくこういった申し入れを受けて発足をする見込みとなってまいりました。こういう地域でこれからインターチェン……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 早速、質問をさせていただきたいと思います。 まず、TPPについて質問をいたします。その前に、日豪EPAについて数点確認をさせていただきたいというふうに思います。 今般合意に至った日豪EPAの内容は、いろいろな御苦労の中で苦心してまとめたなということが感じられるような中身になっておりますけれども、一つ確認したいのは、きょうは西川先生もいらっしゃいますけれども、平成十八年、二〇〇六年に、当時、西川農林水産委員長の際に決めた、先生もよく覚えていらっしゃると思いますけれども、日豪EPAに関する国会決議というものがございます。 その中に、お手元の資料一に、小……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 TPPについて、甘利大臣に質問させていただきます。 きのう、おとといと本当に遅くまで交渉に当たられ、そして、けさも朝早くから会見をされておられまして、本当にお疲れのことだと思いますけれども、質問を幾つかさせていただきたいと思います。 まず、先ほど発表されました日米共同声明について確認させていただきたいと思います。 このような表現が使われておりました。二国間の重要な課題について前進する道筋を特定したという言葉であります。英語で言うと、アイデンティファイド ア パス フォワード オン インポータント バイラテラル イシューズ、こういう言葉であります。一……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、四十分お時間をいただきましたので、先般、二月の末にシンガポールで行われましたTPPの閣僚会合、私もそれに合わせて現地に行きましたけれども、現地では宮腰先生や森山先生に大変お世話になりましたこと、御礼申し上げたいと思います。そこでいろいろ情報収集、意見交換をした中で幾つか感じたことがありますので、まず、そのことを中心に質問をしたいと思います。 一つは、当委員会でもしばしば話題になりますTPAについてであります。 アメリカは、合衆国憲法上、外交交渉権限が原則的に議会にあります。それを、例外的にといいますか、法律で行政府に移譲……
○玉木議員 農業者戸別所得補償法案及びいわゆるふるさと維持支払い三法案につき、その提案理由及び内容を説明いたします。 まず、農業者戸別所得補償法案についてであります。 我が国の農業の現状を憂い、民主党を中心とした政権のもとで導入したのが農業者戸別所得補償制度であります。その結果、農業所得が回復傾向に転じ、農家の皆さんからも高い評価を得てきました。 自民党に政権交代した後の一年間も含む四年間、何の変更もなく安定的に続けられてきた農政はほかになかったと思います。猫の目農政からの脱却を図り、農家の予測可能性を高めてきた制度を、政権がかわったからという政局的な理由で変更することは、生産現場に混乱……
○玉木議員 赤澤先生にお答えをいたします。 戸別所得補償の名称についてでありますけれども、確かに、戸別という名前、私も、与党時代に実は予算委員会で私自身指摘をいたしましたけれども、個々の農家の、戸別の赤字を補填するというふうに誤解を与える面があることについては、当時から、名称はむしろ変更した方がいいんじゃないかということを提案させていただいておりました。 ただ、当時、党内あるいは政府の中で整理をした一つの考え方は、戸別にそれぞれ直接交付金が口座に支払われるということでここは整理をするし、広くそういった名称が認知をされているということで、このまま制度の名称として継続をしようということになった……
○玉木議員 お答えいたします。 この委員会でも何度もお答えを申し上げていますけれども、我々は、いわゆる静かな構造改革を促していきたいということでこの制度をつくっております。 幾つか特徴がありますけれども、一つは、全国一律単価にしたことによって、例えば、二ヘクタール未満の農家でありますと、これをもらってもなお収益が出ないという単価設定にしております。そのことによって、規模の小さいところは、みずから努力して構造改革を進めるか、面的な集積をして集めるか、あるいは誰かにお預けしてやっていただくということをしないと、それだけではなかなか営農継続ができない単価設定になっている。 あわせて、集落営農組……
○玉木議員 お答え申し上げます。 池田先生は、瀬戸内海を挟んでお隣の県でございますので、御質問をいただきまして、ありがとうございます。 ペナルティー型の減反制度が、我々民主党政権の中で、初めてここは廃止されたという認識でおります。というのは、それまでのいわゆる減反制度に関して言えば、減反に参加しなければ補助をもらえなかったり、あるいは次年度の生産調整枠が、その割り振りから非常に不利な扱いがあったりという形で、参加しなければ何らかのマイナス、ペナルティーがあるというのがこれまでのいわゆる減反でありました。 ただ、民主党政権になって、生産調整は残しましたけれども、その生産調整に参加することに……
○玉木議員 連日、質問ありがとうございます。 お答え申し上げます。 手放すメリット、あるいは離農を促すというインセンティブという意味では、入っていません。 ただ、何度も説明をしたように、集積を促していく、静かな構造改革を進めていくという意味では、妨げにはならないような制度にはなっているのかなというふうに思っております。全国統一単価ということで、規模が大きくなればなるほどメリットが受けられる、そういうことは事実であります。ただ、今、林先生の質問は、出す側に戸別所得補償が何かメリットとしてきくのかということであれば、直接それはないんだと思います。 ただ、大事なことは、全く耕作放棄地になった……
○玉木議員 加藤先生にお答え申し上げます。 大変重要なポイントの御指摘をいただいたと思っております。 たしか、赤澤先生にもお答えをしたんですけれども、この制度をつくる際に、確かに悩んだ点の一つであります。ただ、農家にとってもわかりやすいシンプルな制度にしようということで、合算ではなく、それぞれの所得の変化に着目するということで当面制度を設定してはどうかということにしたわけであります。 ただ、法施行後三年をめどに検討を加え、必要な法制上の措置を講ずるということを附則に書いておりますけれども、その際の総合的な所得保険、収入保険のイメージは、例えば野菜を含むかもしれないし、耕畜連携で畜産も一緒……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 早速質問させていただきたいと思いますが、報告です。 昨日、民主党の捕鯨対策議員協議会で、菅官房長官にお時間をいただきまして、官邸に申し入れを行ってまいりました。 林大臣にもお願いをしておりましたけれども、調査捕鯨の継続について、当委員会でも決議をし、我々民主党としても求めてまいりました。一定の方向性を出していただいたことについては大変感謝をしておりますが、きのう官房長官に申し入れをしたのは、やはり調査捕鯨の今の仕組み自体が、とった鯨を売って、その販売収入の中でやっていくという基本的な枠組みになっているんですが、先ほど石田先生からもありましたが、調査捕……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 早速、総理にお伺いしたいと思います。 今夜、オバマ大統領が来日をされます。TPPについては、農業者のみならず、国民が固唾をのんでその交渉の行方を見守っているところであります。 まず、総理に伺いたいのは、この間、報道でも一部出ておりましたけれども、日米の間の溝がなかなか埋まっていないというような報道に接しております。現状、総理の認識として、このTPPに関する日米の交渉は、溝が埋まってきているのか、あるいは溝があるままなのか。オバマ大統領が数時間後に来日をされますけれども、現在の総理の認識と、そして妥結に向けた見通し、総理の決意をお伺いしたいと思います。
○玉木委員 玉木雄一郎です。 きょうは、法案の審議に入る前に、幾つか確認をさせていただきたいと思います。 まず、PEDのワクチンについて。 この委員会でも私は質問いたしましたが、地元の香川県でも、連休明けになって、ようやく現場にワクチンが回り始めたということを確認しております。流通業者が集まって、やはりメーカーごとに系列があるみたいですね、このメーカーのワクチンはこの流通業者を使うとか。そういうことで、数字上はたっぷりあるんだけれども、なかなか現場に行かないという問題があったようでありますけれども、それが少しずつ解消されてきたということを確認しております。 そこで質問なんですが、これは……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 篠原大先輩に引き続き、TPPの問題をやらせていただきたいと思います。しつこくなく、爽やかにいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 私も、TPAの問題から入りたいと思います。 連休にワシントンに行ってまいりました。十名を超える民主党、共和党の議員と直接私は話をしてきまして、情報収集をしてまいりました。先ほど木原政務官が、米大には議会班もあって、議会の情報もとっているというふうに言いましたけれども、私が聞いたところによると、ワシントンのアメリカ大使館の議会班は五名です。衆議院の事務局からも出向されていますし、いろいろな方が行かれています。ちなみに、中……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、豚と花のことを中心に聞きたいと思います。 まず、養豚について。 先ほど江藤副大臣からも少し言及がありましたけれども、民主党政権下の農政というのは、いろいろな批判もありましたけれども、私は、よくできた制度がいっぱいあると思っているんです。その一つが養豚であります。 平成二十二年度の全国肉豚、それまで二五%の国の補助率だったのが五〇%、一対一まで、ある種、補助率を倍増させたというのは、私はこれは大きな進展だったと思います。 それでも、これは九十九億円です。新マルキンが、十倍とはいきませんけれども、八百七十億ぐらいだったと思いますので、牛に比……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 二十分質問をさせていただきたいと思います。 まず、ちょっと質問の順番を変えまして、農業における外国人技能研修制度について伺いたいと思います。 農業の成長戦略は、この委員会でもさまざまな方面から議論されていますけれども、一つ重要な観点で、あえて議論から外れているなと思うのが外国人の技能研修制度であります。うちの近所でもアスパラをつくっている人がいるんですが、外国人の方がされているんです。この制度は、農業に限らず、技術移転、国際貢献という名目でやっていますけれども、事実上、特に地方の農業の現場においては、外国人の皆さんの力なくしては成り立たないようなとこ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 補正予算に絞って質問をさせていただきたいと思います。 今国会中に、四月、消費税が上がります。その意味では、これまで以上に税金の使われ方については厳しい説明責任が求められると思います。 総理は、昨年十一月二十日の行政改革推進会議の場で、消費税を引き上げる厳しい決断をした、税金が無駄な歳出や優先順位が低い施策に使われているとの批判は絶対に招かないようにしなければならないと発言されました。私も全く同感であります。 しかし、資料一を見ていただきたいと思います。ちょっと心配なんですね。 麻生財務大臣、昨年の参議院の予算委員会で、この二十五年度補正予算の前提……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうも、補正予算と当初予算の関係について少し問題提起をしたいと思います。 前回、この予算委員会で、当初予算の概算要求から外れたものが補正で復活する、いわゆるゾンビ予算ということを取り上げましたけれども、きょうは、この補正予算が、先ほども少し話題になりました、財政再建を進めていくに当たって、その目標を達しているかどうかを判断する際に、粉飾的に使われる一つの要素になっているのではないか、こういう観点から質問させていただきたいと思います。 資料の一をごらんください。今申し上げたことですけれども、きょうは、この2の方、補正予算というものが、財政再建のマイナ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 引き続き、NHKの問題をやらせていただきたいと思います。 国益に資する建設的な議論をしていきたいと思います。場内騒然としておりましたけれども、私が取り上げたいテーマは、NHKの会長及び経営委員の皆さんの一連の発言が、外交への影響、とりわけ日米関係に悪影響を与えているのではないのかという観点から、前向きな議論をしていきたいと思います。 先ほど総理がおっしゃったように、一国で我が国を守れないような、北東アジアの安全保障環境が急速に変わっている、そのとおりだと思います。そして、その意味では、最大の同盟国であるアメリカとの関係をいかに強固にしていくのか、これ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。きょうは皆さんありがとうございます。 まず最初に、先ほど森山先生からもありましたけれども、TPPについて知事にお伺いしたいと思うんです。 いただいた資料を見せていただくと、県内の農業生産額も、むしろ畜産業の方が六割ぐらいを占めておりまして、米を見ても、この資料だと六・一%ということで、やはり畜産業は農業の中でも大変重要な役割を占めていると思っております。 今、衆参の農林水産委員会で決議をした中に、重要五項目というものを守るという中で、牛肉・豚肉というのが入っておりまして、米、麦等々とあわせて牛肉・豚肉が大変重要な項目ということになっておるんです。もちろ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 早速質問したいと思いますが、きょうは、食と農、そしてTPPのことについて質問したいと思います。 まず、総理も含めて、お手元にお配りした資料の一を見ていただけますでしょうか。 林大臣は、今、中食、外食、こういったことに着目して農業をしっかりと進めていこうという話をしています。中食、外食もいいんですけれども、家庭の食事が今どうなっているのか。需要に応じた生産をしていくということがこれからの農政は大事だと思いますけれども、そもそも正しい需要があるのかということをちょっと提起したいんです。 これは、岩村暢子さんという方が書かれた本の中から少し引用させてもら……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 日豪EPA、大変重要なこの条約の話をさせていただきたいと思います。 二つに絞って、きょうは質問します。一つは影響試算、二つ目は決議との整合性、この二つについて絞って質問したいと思いますので、端的にお答えをいただきたいと思います。 まず、午前の質疑を踏まえて確認したいことがありますので、それから質問したいと思うんです。 TPPの影響試算について、午前の、私はちょっと聞き逃したんですが、農水大臣が、来年の早いうちにも新しい試算を出すやに答弁をしたと私は理解しておるんですけれども、この点、事実関係を改めてお答えいただきたいと思います。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 早速質問に移りたいと思います。 CSC条約でありますけれども、まさに条約のタイトルにあります、原子力損害の補完的な補償に関する条約ということなんですが、この原子力損害について、その定義について、まずお伺いをしたいと思います。 CSC条約の第一条(f)における原子力損害の定義でありますけれども、国内法におけるいわゆる原賠法、原子力損害の賠償に関する法律における原子力損害と同じなのか、違うものなのか、その範囲が、外延が一致しているのか、していないのか、この点についてまず教えていただければと思います。
○玉木委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、山本拓君を委員長に推薦したいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。おはようございます。 連日、公職選挙法あるいは政治資金規正法違反、あるいはその疑惑が取り沙汰される案件が続いております。大変残念なことでありますし、これは我々、与野党問わず、国会議員がしっかりと改めて身を律していかなければいけない、そういう局面だと思います。 よくメディアの皆さんも、国会の場で余りこういうスキャンダルの議論あるいは政治資金の話ばかりするなというようなことを言って、そういう論調もありますけれども、ただ、当委員会は、唯一、政治倫理の確立、また公職選挙法ということが委員会のタイトルで入っている委員会でありますので、ここでは正面からこういった議論……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 本臨時国会、初めて農林水産委員会で質問させていただきます。西川大臣、どうぞよろしくお願いいたします。 農家にとって実のある、そして、わかりやすい議論を心がけたいというふうに思っております。 きょうは、米政策に絞って議論したいと思うんです。 お手元の資料をまずちょっとごらんいただきたいんですが、資料一です。これは、山形県のはえぬきの、最近話題になっています概算金のそれぞれの年の払いの推移を書いたものでありまして、大きく三つ谷ができているのをごらんいただければと思います。まずは二〇〇七年、そして二〇一〇年、そして本年、二〇一四年、平成二十六年であります……
○玉木委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、山本拓君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
まず、JAの改革についてお伺いをいたします。
通告はしていないんですが、佐賀の県知事選挙が終わりました。この結果についていろいろな分析がされておりますけれども、中には、JAの改革、それに対する反発が地元であって、そのことが自民党、公明党、与党の推す候補の敗因の一つになったというふうにも報道されておりますけれども、この点について、JAの改革と今回の佐賀県知事選挙の結果についての大臣の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 私も、JA改革が何か争点になって、それが敗因だと思っていないんですね。
ただ、実は、我が党のことを申し上げてあれなんですが、前回……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 本日は、沖縄に米軍が上陸してから七十周年、七十年目という節目の日であります。我が国の平和と繁栄を願ってそのとうとい命をささげられた、民間人も含む全ての先人たちに心からの哀悼の誠をささげながらきょうは質問したいと思っております。 まず最初にお伺いするのは、先般、中谷大臣とも御一緒させていただきましたけれども、私、去年に引き続き、硫黄島に、日米合同の慰霊祭に参加をさせていただきました。ことしは、中谷大臣そして塩崎大臣、岸田大臣は来られませんでしたけれども中山副大臣と、二人の閣僚が参列をされて、その意味では節目の大変すばらしい式典だったと……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
先ほど翁長沖縄県知事と安倍総理の面会が終了したというふうに承知しておりますけれども、今の段階で、もし、その概要なり御紹介をちょっと、一時間ぐらいたっていると思いますので、何か進展があったのかどうか、紹介できる範囲で結構ですので、防衛大臣、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 先ほどもありましたけれども、大臣もぜひお会いになって、丁寧な話し合いをぜひ進めていただければと思っております。
それでは、私も、先ほどの大串委員に引き続きまして、AIIBについて質問したいと思います。
今、岸田大臣のお話を伺っていまして、私も、緊迫感というか、切迫感がもう少し……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 予想より早く始まってしまいましたので、少し動揺しましたけれども、大臣、よろしくお願いいたします。 まず、先般の2プラス2についてお伺いしたいと思います。 大変お疲れさまでございました。四月の二十七日だったと思いますけれども、総理訪米の直前に2プラス2ということで行われまして、日米の同盟を強化していくという視点からは意義のあるものだったと私も思っております。 ただ、一つだけちょっと懸念がございまして、お伺いしたいと思うんですが、2プラス2自身のステートメントは読みました。ただ、私が少し気になったのは、その2プラス2の後の四人の大臣、長官で行われた記者……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 質問させていただきます。 安倍政権は今、安保法制の議論を進めております。国民の生命財産、権利義務を守っていく上で、安全保障も極めて大切です。しかし、あわせて社会保障の分野も極めて大事でありまして、この分野における国民の権利をしっかり守っていくこと、このことについても安倍政権として力を入れていただきたいと思いますが、今回の件は、そのことに疑義を抱かざるを得ない問題が発生したと考えております。年金制度に対する根本的な信頼が揺らぐ、いわば年金制度のまさに存立危機事態と言ってもいいような事態だと私は考えています。 そこで、本件の事案に関して、再発防止、そして……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 先日に引き続きまして質問させていただきます。 我が党の大西委員からの質問にもありましたけれども、漏えいの対象が百二十五万件にとどまらない、そのとおりだと思います。お伺いしたいのは、潜在的にどこまで広がる可能性があるのかというこの数字を教えていただきたいんです。 百二十五万件は、警察が発見して、とりあえずこれだけ出ていましたということなんですが、私が伺いたいのは、五月八日から完全にネットが遮断された二十九日の間、外部からのアクセスが可能な共有ファイルサーバーに置かれていた情報の総数はどれだけありますか。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 山井委員に引き続きまして、質問させていただきたいと思います。 今、対策費の財源の問題が出ましたので、この点について私も質問したいと思いますが、これは財政当局に伺いたいと思います。 私の理解では、税金か保険料か、いずれかで対応せざるを得ないと思うんですが、まずお伺いしたいのは、既定経費、今、進行年度の予算がありますけれども、これは当然、今回の事案の発生を予測せずに編成された予算だと思います。ですから、財務省にお伺いしたいんですけれども、新たな予算措置、例えば補正予算であるとか予備費であるとか、あるいは来年度の予算も視野に入ってくると思いますが、いずれに……
○玉木委員 玉木雄一郎です。おはようございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうは、特定船舶の入港禁止の実施の承認がかかりますので、拉致問題についてまず冒頭伺いたいと思います。 きのう、私、予算委員会で安全保障、特に集団的自衛権の問題について安倍総理とやりとりをさせていただきましたが、対北朝鮮について我が国がどう安全保障の観点で向き合っていくのかは極めて大事であります。その前提として、北の核開発、ミサイル開発をいかに封じ込めていくのか、このことがまず根っこになければいけないと思っております。 そこで、お伺いいたします。 昨年の七月、約一年前でありますけれど……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 林大臣と、再びこうして質疑ができることをうれしく思っております。 今、国士である福島先生から、いろいろな農政への思いがありましたけれども、私も、今の安倍農政について違和感を感じている者の一人であります。 特に、この言葉がどうかなといつも思うことがあるのは、棚田のことを総理が語るときに、息をのむように美しい棚田と言うんですね。これは観光客の視点です。 私は、棚田とか近くにもあるんですけれども、私が棚田を見るときに何を感じるかというと、山からイノシシがおりてこないかなと思うんですよ。この面積でどうやって機械を入れられているのかな、どの道を使って上から下までやっ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。よろしくお願いいたします。 基本計画についての質問を幾つかしますが、まず最初に、農地集積バンクについて。 お手元に資料を配っておりますが、一を見てください。これは予算委員会あるいは当委員会でも何度も出した資料でありますけれども、二十三万ヘクタールの公募、借り受け希望があるので、しっかりとマッチングを進めていこうということで、さまざまな方策、予算的な手当てもとられてきたと思います。 年度がかわって、きょうは四月十五日になりました。二十六年度末時点での初年度、農地バンクの執行の実績について教えていただきたいと思いますけれども、三月末時点での面積ベースでのマ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
まず、競馬法の質問をさせていただきたいと思います。佐々木委員からもるる質問がありましたけれども、私は規制の側に絞って質問をしたいと思います。
改正法三条の二で、海外競馬の競走のうち、公正確保の措置が講じられているものを農林水産大臣が指定して、海外競馬の勝馬投票券の発売をするということなんですが、この法律に書かれている公正確保の措置が講じられているというのは、具体的に、農林水産大臣、どのように、何を誰が確認して公正性を担保するんですか、お答えください。
【次の発言】 適正なルールがしかれている、体制がある、これを確認することは当然だと思うんですね。大切なのは当て……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 質問をさせていただきますが、今、石田先生からGIの話があったので、同じ四国なので、ちょっと一つだけ大臣に申し上げておきたいんです。 法律を通しました。今、施行されて、全国にこの新しい制度の説明をしているんですけれども、農政局単位で説明しているんですね。問題は中四国農政局です。中四国農政局なので、農政局管内で一個でやればいいといったら、いつも岡山とか広島でやって終わりなんですよ。何で四国に来ないんですか。ですから、石田先生もこうしておっしゃったので、四国でも説明会をぜひやってください。これを要望して、そういう方向で進めていただいているとは仄聞しているんで……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、質問の冒頭、このように遅い時間に質問の時間がずれ込んだことについては、これは与党の責任であります。いろいろな予定が入っていた先生方もいらっしゃいます。我々同僚議員の中でも、それをキャンセルして、この時間帯に開くということをお願いした先生もいらっしゃいますし、維新の党の皆さんにおかれては、大変重要な党内の会議があって、参加できないというようなことにもなっていることを考えると、今後このようなことがないように、やはり法案を提出し、それを成立させていくのは、一義的には与党の責任でありますので、政府・与党の責任でありますので、ぜひ、こういうことがないように、御留意を……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 いよいよきょうから農協法等の改正法案の本格審議が始まりますけれども、改めて、先週、八人の参考人の皆さんにお話を聞いて、本当によかったなと思いました。それぞれに見識をお示しいただき、与党の推薦の方、野党の推薦の方、ともに本当に審議に役立つ発言をしていただいたと感謝を改めて申し上げたいと思います。 しかし、聞けば聞くほど、私は、今回の改革が、何のための、誰のための改革なのかということがますますよくわからなくなったというのが正直な気持ちであります。大変重要な改革と呼ばれているわけですから、その趣旨、目的を明確にしていく、後世に恥じない改革案としてきちんと仕上げていく……
○玉木議員 池田委員にお答えしたいと思います。 昨年も、池田委員からは大変建設的な御質問をいただいたことを覚えております。 今の農協の行政の下請的な役割についての質問でありますけれども、これまで農協は、減反の徹底を初めとしてさまざまな行政代行的な仕事を事実上やってきたんだと思っております。私は、そのことは意味があったと思うし、もう少し積極的に、関係機関が連携する中で、もっと積極的な役割を果たしてもいいという側面もあったと思います。 ただ、今般提出されている政府案を見ますと、そういったものよりもむしろ、各単協が自由に、独自に、より機能を発揮できるようにということを言ってはいるんですが、ただ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、きょうは、ちょっとTPPのことを一点確認してから本題に入りたいと思います。 六月二日、国連で人権問題を担当する国連の専門家十名が、TPP交渉が食品の安全あるいは健康保護といった分野での人権への悪影響がある、また交渉の秘密性を懸念する、こういった趣旨の声明を発表しています。 政府は、この声明が提言するように、国会議員や国民が賛否を検討できるよう、交渉テキストを公開すべきではないかと考えますけれども、西村副大臣は、以前、この公開についていろいろな検討をしてみるとおっしゃいました。この声明も踏まえて、その後の公開に向けての検討状況はどうなっているのか、お答え……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
農政、そして農業を取り巻く環境は激変をしております。
きょう、朝、日本時間の朝でございますが、アメリカで、大統領に一括交渉権限を与えるTPA法案が通過をいたしました。これによって、TPP交渉は加速していくものだと考えます。甘利担当大臣はこれを受けて、TPP交渉は、来月の合意は可能であるという発言をされておりますけれども、総理も、これは同じ認識でしょうか。
【次の発言】 今、総理は大きな前進というふうな言葉を使われましたけれども、中身がいいものであれば前進させればいいと思いますが、悪いものであれば前進させるべきではないと思います。問題は、今交渉が進んでお……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、TPPについて質問したいと思います。 先月末、私もハワイのマウイ島に赴きまして、TPP閣僚会合の場におりまして、いろいろ現地でも情報収集をいたしました。交渉に当たっている日本の役所の皆さんも含めて、私は、率直に、よく頑張っておられるという印象を受けましたし、各国の中でも相当よく洗練された交渉団だと思いましたし、そこは評価をしたいと思います。 一方で、今回、合意に至らなかった一つの理由は、一言で言うと、日米で、大国二国で合意すればあとの小国は押し切れるんじゃないかという、若干傲慢な、少し強気過ぎる姿勢が最後で破裂したのかなと感じました。 最終的……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
篠原さんに引き続き質問させていただきます。
ちょっと今の続きを少しやりたいんですが、森山大臣が、オバマ大統領から安倍総理、あるいはビルサック農務長官から森山大臣に対して、豚マルキンを初めとした国内対策に対して不満の意が示された、その見直しの要求だということの報道なんですけれども、正式にはないということをきのうもお答えになりましたし、先ほどもお答えになりましたけれども、では、裏からちょっと聞きますが、非公式にはそういう要請、要望、要求があるということでよろしいですね。
【次の発言】 先ほど篠原さんがさんざん例を挙げて言いましたけれども、報道されたことが結……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、本日は補正予算の問題点について伺いたいと思います。 最初に、昨年の補正予算、国会でも何度も私は質問いたしましたけれども、厚生労働省の短期特別訓練事業、パネルの一を見てください。これは去年の補正予算で計上された予算ですけれども、ことしと同じように、残り年度が大変少ない中で予算を計上して、それを無理して執行する中で起きた事件だと私は思います。総理も覚えていらっしゃると思いますが、執行見込みがないということで、約半額の七十億円は国庫返納いただきました。 これに関して、先日、執行を担当した厚生労働省の職員二名が官製談合防止法で書類送検されたという報道が……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
まず、地方創生についてお伺いいたします。
石破担当大臣は、累次にわたって、この地方創生、今までと全く違う取り組み、あるいは従来の取り組みの延長線上にはない、次元の異なる大胆な政策を力強く実行していくと何度も発言をされておられます。
財務省にいただいた資料で、二十七年度、これから審議が始まりますが、この予算の中で、約七千億の地方創生予算があると思いますが、この予算、異次元の地方創生予算になっていますか。
【次の発言】 よくわからない説明です。
資料の一を見てください。これは、皆さんのお手元には細かい資料もつけておりますけれども、行政事業レビューシート、レビュ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 引き続いて、総理の任命責任についてお伺いをしたいと思います。 お手元に資料を配っておりますので、それをちょっとごらんいただきたいと思います。 まず、資料一で、これは先週私が安倍総理と直接やりとりをさせていただいた際に、総理はこのようにおっしゃっておられます。「西川大臣は説明責任を果たしておられる」とおっしゃっています。 それから、週がかわりまして月曜日、我が党の後藤祐一議員の質問に対して安倍総理は、「まだ十分に国民の皆様から御納得いただいていないのも事実」ということで、完全に西川前大臣が説明責任を果たし切れていないような、そういったニュアンスを含むお答えを……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。
まず、通告にないんですけれども、総理、深夜の帰国で、シンガポール、本当にお疲れさまでございました。
報道によりますと、朴槿恵韓国大統領とお話をされたという報道がありましたけれども、どういうお話をされたのか、特に、今話題になっておりますけれども、アジアインフラ投資銀行、いわゆるAIIB、こういったことももし話が出ているのであれば、あわせて御紹介いただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
それでは、本題に移りたいと思います。
きょうは、年度末ということで、行政改革の観点から、予算の効率的執行という観点で、主に二点……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 社会保障と安全保障について質問いたします。 まず、安全保障について。 安全保障環境の変化については、私も認識を同じくしております。動的防衛力、ダイナミックディフェンスという概念を入れたいわゆる二二大綱、二十二年大綱は、我々民主党のもとで策定をし、その多くを今も引き継いでいただいていると思っています。また、四月には、安全保障法制についての党の考えを我々としてもまとめました。その基本理念は、近くは現実的に、ただ、遠くについては慎重にというのが基本的な我々の方針であります。 よって、喫緊の課題である島嶼防衛、これに対応するために、領域警備法、これは、法案をまとめ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 小川議員に引き続いて質問させていただきます。 まず、この八月は、日本国民が一年の中で最も、過去、そして戦争ということを考える月の一つだと思います。 まず二点、総理に伺いますが、七十年談話に関する有識者懇で、満州事変以降、大陸への侵略を拡大したということの記述がありました。十六人の委員のうち異論は二人あったということですけれども、特に満州事変以降の大陸での軍事的な展開、拡張、これを有識者懇は侵略ということで指摘をしましたけれども、総理は、この満州事変以降の大陸での活動について、侵略だとお考えになりますか。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、きょうはTPPについてお伺いいたします。 まず、交渉に当たられた甘利大臣、そして事務方の皆さんに心から敬意を表したいと思います。私は、アトランタ、その前のハワイ、またシンガポール等々、交渉の現場にも行きましたけれども、皆さんよく頑張っておられました。このことは率直に評価をしたいと思います。 ただ、合意内容そのものの評価はまた別であります。きょうは、守るべきものをがちっと守れたのか、攻めるべきものをがんがんと攻めているのか、このことについて検証させていただきたいと思います。 まず、攻めるべきものを攻めているのか、このことについてお伺いします。 ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 私は、まず冒頭、北朝鮮の核実験について伺います。 そもそも二年前に、拉致問題に関して特別調査委員会ができた、このことをもって我が国独自の制裁を解除いたしました。この件について、私は、他の委員会でも何度も取り上げておりますけれども、結果が出ていない以上、制裁を復活すべきではないかということを従来から申し上げております。 もちろん、拉致とミサイル、核、これは三点セットで解決をしていかなければなりませんけれども、ただ、結果がない中で制裁を緩めるということは、ミサイル開発そして核開発を許してしまう、あるいはその余地を与えてしまうというおそれがあるわけでありま……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。よろしくお願いいたします。 私、もう与党時代から含めて五年間以上このTPPにかかわってまいりましたので、きょうこうしてTPPの関連法案を議論できること、感慨深いものがあります。 ただ、午前中の与党の先生方のやりとりを聞いていて思ったことは、TPPがバラ色のようなお話もされるし、食の安全も全く問題はない、そういう話がありましたが、私は、正直、確信が持てません。なぜなら、その確信に至る情報がないからです。 まず、安倍総理に伺います。 おとといの本会議で、TPP協定の各協定の内容や趣旨、解釈について、引き続き丁寧に説明してまいりますと答弁されましたが、この……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 まず冒頭、先般の熊本を中心とする地震の災害、亡くなられた方にお悔やみと、そして、今なお多くの方が被災されて苦しんでおられます、心からお見舞いを申し上げたいと思います。 それと、先般、南阿蘇で、山荘で亡くなられた方が発見をされましたけれども、私の地元の東かがわ市の四十二歳の大変若い方であります。他人事ではないということで、改めて心が痛みます。 そういう中でこうしたTPPの審議を進めていかざるを得ないことは、私は若干残念であります。なぜ残念かというと、きょうもこうして質問しますけれども、どうしても被災の話をせざるを得ないし、一方で、TPPの委員会ですから……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
きょうは、予算委員会に引き続きまして、財務金融委員会で時間をいただきまして質疑をさせていただきたいと思います。しっかりとした骨太の議論を少しさせてもらいたいと思っています。
予算委員会に引き続きでまずお伺いしたいのは、黒田総裁、マイナス金利の情報漏えいの問題、何度も予算委員会でも質問しましたけれども、この調査の現状、そして、まとまったら公開して報告するというふうに以前おっしゃいましたけれども、これはいつごろ公表される予定なのか、あわせてお答えください。
【次の発言】 来年度の予算の審議中には出していただけますか。
○玉木委員 おはようございます。民進党の玉木雄一郎です。 私は、きょう、先般の予算委員会に引き続きまして、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの招致をめぐる疑惑について質問したいと思います。 私も、スポーツが好きな人間として、また、これは馳大臣とも議論させてもらったこともありますが、オリンピック応援団の一人として、この間の報道や、さまざまな疑惑と言われるものが取り沙汰されて、大変残念であります。 まず、これは通告はないんですけれども、遠藤大臣、御意見、御感想を伺いたいんですけれども、海外のメディア、最近、私はこの件が出てからいろいろチェックしていますが、こういうことがありました。ト……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 まず冒頭、軽減税率の財源について総理にお伺いしたいと思います。週末、総理がテレビで発言をされておりますので、これは大変重要だと思います。冒頭にお伺いしたいと思います。 資料の一にありますけれども、先週の我が党の山井議員との話の中で、一兆円の軽減税率の財源については、社会保障から一兆円、我々は削りませんよ、消費税引き上げ時に約束している社会保障制度の充実はちゃんと行っていく、こうおっしゃいました。 週末、テレビの番組では、安定的な財源をしっかり確保していきたい、その際、社会保障に回っているものを切ることはないとおっしゃいました。 ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 今ほどは大西議員から政治の信頼についての話がありましたが、きょうは私、金融政策と財政政策の信頼性に関して質問したいと思います。 まず、一月二十九日、マイナス金利の導入が日銀の政策決定会合で決まりました。そのことが発表されたのが同日十二時三十八分。しかし、その十五分前の同日十二時二十三分に、某メディアのウエブ版にマイナス金利の導入についての記事が掲載されました。 情報が漏えいしているのではないかという疑いがあります。株価や為替に対して大きな影響を与える日銀の政策決定会合の内容が正式公表の前に漏れる。黒田総裁、誰が漏らしたんですか。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
まず冒頭、昨日行われました人工衛星と称する北朝鮮のミサイル発射について質問をいたします。
まず、このミサイル発射は、我が国の平和と安全に対する重大な脅威でありまして、また国際社会、そしてその秩序に対する明白な挑戦であって、断じて容認するわけにはいきません。北朝鮮に対して厳しくまず抗議をしたいと思います。
その上で、まず政府にお伺いをいたします。
今回の実験は成功したというふうに分析をされておられますか。いかがでしょうか。
【次の発言】 二〇一二年にも同様の長距離弾道ミサイルとされる実験が行われましたけれども、前回と比べて、発射能力、こういった北朝鮮……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
まず冒頭、高市総務大臣にお伺いいたします。
昨日、我が党の奥野議員からの質問に対して、政治的な公平性を欠く番組、個別の番組を放送したと総務大臣が判断した場合には電波の停止もあり得るというような発言をされたと理解しておりますけれども、それはそれでよろしいですか。
【次の発言】 電波の停止も否定できないということを、今明確に答弁いただいたと思います。
具体的にお伺いしたいのは、きのうも奥野委員から質問があったんですけれども、特定の政治的見解のみを取り上げて相当の時間にわたり繰り返すとか、そういうことが例示されますけれども、相当の時間というのは極めて恣意的……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは経済、財政を中心に質問させていただきたいと思いますが、その前に、先週、政治と金の集中審議で我々の同僚議員が甘利前大臣について質問しましたけれども、その中でさまざまな疑問が新たに出てきました。 まず、総理にお伺いします。 甘利大臣がやめられてから二週間以上がたちました。一月二十八日だったと思いますが、甘利大臣は辞任会見でこのようにおっしゃっています。秘書が金額交渉等に介入したことはないというふうにおっしゃっていますけれども、この説明を安倍総理も信じていらっしゃるという理解でよろしいでしょうか。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、皆さんありがとうございます。きょうは大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。 ある意味、私は、共通の話があったと思うんですね。その共通の話というのは、オーバーキャパシティーです。つまり過剰供給。このことを、バブル崩壊以降、改善するどころか、むしろそれを助長してきた側面が、今の人口減少、特に地方においてそのマイナス面が非常に出てきているのではないのかな、そう思います。 その上で、まず尾崎社長、そして古川理事長、三谷社長にお伺いした上で、最後に蓮井理事長にお伺いしたいんです。 尾崎社長にまずお伺いしたいの……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 総理にまずお伺いします。 きょう緒方委員も質問しましたけれども、昨日の我が党の岡田代表に対する発言、これを改めて見ますと、子ども手当について発言をされていて、民主党の中でこういう発言をした方もおられたんだと思いますが、つまり、子ども手当というのは、両親や家族からいわば養育費が払われるということではなくて、まさに国家から直接子供たちに養育費が行くことによって、自分たちは両親に対し何の義務を感じる必要がないという議論もあったわけでありますと。 平成二十二年三月十六日、我が党の福田議員の賛成討論の中で、これを例として挙げていますが、この中で、いろいろなことを書いて……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 まず、熊本を中心とした地震で亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げますとともに、今なお被災されている多くの方々に対して心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 その上で、我が国の名誉と尊厳に関する重大な問題が先週から報道または発表されておりますので、きょうはその点について質問したいと思います。 二〇二〇年東京オリンピックの招致をめぐる買収疑惑であります。 私も、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの成功を祈る一人でありますが、このオリンピックに関しては、新国立競技場の建設計画の見直し問題、またエンブレムの見直し問題、また、新しい国立競技場……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
同僚議員に引き続きまして、議論を進めたいと思います。
まず、総理にお伺いします。
新潟県知事選挙の結果が出ましたけれども、原発再稼働とあわせて、このTPPの議論、特に、何度も指摘がありましたけれども、情報が十分出てきていないこと、一体どのようなことになるのかという不安感が選挙結果に一定の影響を与えたと思いますけれども、総理はいかがお考えでしょうか。
【次の発言】 通常国会の少しおさらいをしたいと思います。
何度も出てきていますけれども、この真っ黒に塗られた文書でありますが、我々も、外交交渉過程を全部出せと要求したことは実はありません。我々が問題にしたのは、……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。
まず、三笠宮崇仁親王殿下の薨去に対し、心から哀悼の意をささげたいと思います。
さて、山本大臣、例の強行採決の発言があって、陳謝をされました。十月十九日のTPP特別委員会での御発言でありますが、このようにおっしゃっています。私は、これはすばらしいことをおっしゃっていると思います。国民の皆さんにこのTPPの合意内容について丁寧に説明し、国民の皆さんが全員納得をいただけるまで御審議を頂戴したい、この思いは今も変わりませんか。
【次の発言】 安倍総理も同じ認識でいらっしゃいますか。
【次の発言】 総理、今時点で、今の現在の時点で国民の皆さんが全員納得をいただけ……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 早速、岸田大臣にまずお伺いします。 冒頭、前回の私の質問に対して、タリフエリミネーションという協定文の訳が関税に係る約束、どう考えてもそれはおかしいんじゃないかといって質問したら、いろいろなお答えをいただきましたけれども、結局、寄託国のニュージーランドのホームページが間違っていたという、私はニュージーランド政府から感謝されるかなと思うんですが、ただ、大丈夫かなと思いました。この点が一点、非常にびっくりしたこと。 もう一つびっくりしたのは、昨年、現地時間十月五日の大筋合意の後、リーガルスクラブ、各国が法的なチェックをした後で条文が変わった部分があったと……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、中間管理機構の予算についてお伺いします。 私自身、制度設計にも携わりましたので、この予算の執行については、予算委員会初めさまざまなところで質問をしてまいりました。二十五年度補正予算で最初に予算がついて、二十六年度、七年度、八年度、そして二十九年度の概算要求にも出ております。 地域を回っていますと、北海道から鹿児島までいろいろ回っておりますが、中間管理機構の農地のマッチングについてはちょっと私は余りいい評判を聞かないんですね。数字を見ると結構いい感じのところもあるんですけれども、実態はなかなか、現場で聞くと、苦労もされているし、実績が上がっていないなとい……
○玉木委員 年金の話はよくようかんの話に例えられます。 世代間公平の話は、これはどの党であっても非常に年金を考える際に重要かつ難しい問題だと思っております。給付を削るという話はどの政権も非常にやりにくい話ではありますが、ただ、そのことが将来世代の給付の原資になるとすれば、現役の今の高齢者の皆さんにどれだけ我慢していただくのか。これが将来の財源になるからこそ、一体幾ら減るのかという議論については、やはり新たな制度、法案をつくる際にはしっかりとした議論をしていく必要が私はあると思っています。 今回、ちょっと整理をしたいんですが、何が新しくなるのか。大きく二つありますけれども、賃金スライド、物価……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、無年金者対策について質問いたします。 二十五年から十年に年金受給資格を緩和するということは、我々も民主党政権下から、これは重要な課題だということで取り組んでまいりました。三党合意の大きな柱でもあり、そして、消費税の税率アップが予定どおり行われていれば来年四月から実施されるということでありましたし、非常に大事なことだと思っております。 まず、改めて確認しますけれども、これに必要な財源について、年間どれぐらいなのか。次の消費税税率一〇%へのアップまで、トータルどれぐらいかかるのかということについて教えていただければと思います。
○玉木委員 玉木雄一郎です。 引き続き、年金の質問をしたいと思います。 いろいろなことをこの間議論してまいりましたけれども、世代間の公平を図っていこうというのは、これは別に与野党を超えて共通だと思います。ただ、私は二つ問題があると思うので、冒頭申し上げたいと思います。 それは、前も申し上げましたけれども、我が国の賦課方式をベースとする年金制度は、一つのようかんをどの世代で分け合っていくのかということなんだと思います。 その中においてまず一つ目の問題は、制度が予定していた以上にもらう世代があると、制度が予定していた以上にもらえない人が出てきて、この辺のバランスをとりましょうということで今……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 年金の質問をさせていただきます。 この間いろいろ議論させていただいて、二つのことがわかりました。一つは、まず、今の高齢者の年金に対する影響については、減ることはあってもふえることはないということです、この法案で。もう一つ、マクロ経済スライドの徹底で、将来の高齢者、今の若者ですね、彼らの年金も、減ることはあってもふえることはないと思います。 改めて確認します。 二〇一四年の財政検証の際に提案されたAからHのケースがあります。いずれのケースにおいても、今回の法案が通ることによって、その二〇一四年に示されたあの八つのケース、いずれのパターンでもいいです、……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 この間、審議をやってまいりましたけれども、例えば、SBSの価格偽装の問題についての調査結果も出ていません。きょう私は質問しますけれども、そんな中であすにも採決という話が出ておりますけれども、きちんと出す資料は出していただいて、慎重審議をやるべきだと思いますので、冒頭、このことを申し上げたいと思います。 きょうは、まず年金について伺います。 まず、資料一をごらんください。 この間、私は全国をいろいろ回っていますと、国民の皆さんは心配しています。年金はどうなるんだ、巨額の運用損が出ていて、いろいろ報道されているけれども、どうなんだと。この週末も聞かれま……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 前回に引き続き、年金の給付を抑制する法案について、いわゆる年金カット法案について質問いたします。 冒頭、総理の前回の私に対する発言及び同僚議員の井坂議員とのやりとりの中での発言について、まずお伺いしたいと思います。 この年金カット法案、よほど都合が悪いんでしょう、せっかく私、建設的な提案を申し上げたと思っているんですが、どうもそれを都合よく曲解し、しかも、衆議院だけではなくて参議院でもけなすような発言をされているのは大変残念であります。 国民の生活に大きな影響を与える議論ですから、それぞれ立場、考えはあると思いますが、冷静に議論を建設的に積み重ねていくこと……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
小野寺大臣、御就任おめでとうございます。活躍を心から期待したいと思います。
北朝鮮情勢について、まず伺います。
情勢が緊迫してきているのではないかと大変憂慮しております。北朝鮮はグアム島周辺への包囲射撃を行うという意図を表明し、また、トランプ大統領は核兵器の使用も示唆する、相互に威嚇の応酬がエスカレートしていると思われます。
日本の防衛大臣としてこの緊張感の高まりをどう認識しているのか、危機は差し迫っているのか、御認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一度伺います。
観光客が多くグアムに日本からも行く季節です。事態は切迫しているという認識はないと……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 森友学園への国有地の売却の問題について質問したいと思います。 財政法九条では、国の財産は適正な対価をもって譲渡または貸し付けられなければならないという規定があります。ですから、今議論になっている大阪の豊中市の国有地の、当初貸し付け、後に売却に変わりますけれども、いずれにしても、貸し付けの値段が正しかったのか、売却の価格が正しいのか。とりわけ、八億円を超えるとも言われている地下埋設物の除去費用についてその適正性が問われているので、特に航空局を中心に質問したいと思います。 その前に、二点、まず確認したいと思います。 森友学園が経営している塚本幼稚園での教育の内……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
森友学園の問題を中心にお伺いしたいと思います。
まず、石井大臣、明治時代の北海道開拓使官有物払い下げ事件というのを御存じですか。
【次の発言】 当時、北海道開拓使の長官であった黒田清隆、彼が、同郷薩摩の政商五代友厚らがつくった関西貿易商会に安値、無利子でさまざまな官有物を払い下げて、世論の大きな批判を浴びて、これが中止となります。そのことがまた明治十四年の政変につながっていくという事件でありますけれども、当時、千四百万円の官有物を三十九万円で払い下げる……(発言する者あり)
【次の発言】 こういった内容でありました。
事ほどさように、こういったことは古今東西……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 本村委員に引き続きまして、冒頭、北朝鮮の緊迫した状況に対する対応について伺います。 先般、四月十六日にミサイルが発射されました。結果として失敗ということだったんですが、私が問題だと思うのは、この第一報を日本国民が知ったのは、朝八時前後、韓国聯合ニュースが発したニュースを日本のメディアが報じたこと、多分、これが一番最初だったと思います。 後に、同日午後三時ぐらいに、防衛省から正式に、朝六時二十分ぐらいにミサイルが発射されたという報告がありましたけれども、そもそも、極めて緊迫した状況の中で、我が国の国民も関心がある。そのときに、日本の政府から情報を得ることなく、……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず冒頭、地元案件を一件、質問したいと思います。 二日前に坂出市長が三選をいたしまして、それで、今月中にも坂出北インターチェンジのフル化の申請を国に上げるということであります。これは、太田前大臣にも大変御尽力をいただきまして、法律改正も伴いながら、フル化の予算にスマートインターチェンジの予算が使えるようにするなど、いろいろ工夫をしながらこの間進めてきた案件であります。 以前、この委員会でも何度も質問させていただきましたが、ただ、早くても五年ぐらいかかるということなんですが、何とか、市長の新たな任期の四年ぐらいではぜひ供用開始できないかなと。地域経済の発展、あ……
○玉木委員 おはようございます。玉木雄一郎です。 お手元に資料を配っているので、大臣にも見ていただきたいんですが、森友学園に対する国有地の売却の話であります。何回もこの質問をしてきましたけれども、そろそろ決着をつけたいなと思っております。 まず、資料の一のところであります。 これは、予算委員会に提出をいただいた資料の中に、財務省の、いわゆる八億円の値引きの根拠となる決裁書の中に幾つか出てきますが、なぜ値引きをしたのかというところは、上の方に書いていますが、下段です、「国が事前に学園に交付した資料では想定し得ないレベルの生活ゴミ等の地下埋設物が発見された。」ということが理由ですね。これは何……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
農業外国人の就労解禁についてまず伺います。
政令事項が多いので、法案を読んだだけでは、どういう外国人がどういう農業分野に入ってくるかが皆目わからないので、与党の先生方の審議の中にもありましたけれども、もう一回、ちょっと整理して教えてください。
在留期間はどれぐらいを考えていて、帰国も可能なのか、家族帯同が可能なのか、そして、どのような農作業、つまり、全ての農作業に従事可能なのか。そういった基本的な、入ってくるであろう農業者の性質、性格について、今、政令事項として考えていることを教えてください。
【次の発言】 移民との関係の整理をきちんとしておく必要があると思……
○玉木委員 玉木雄一郎です。久しぶりの農林水産委員会で、懐かしい思いがいたします。 きょうは、幾つか、この間、農政に関して気になること、また、土地改良法を中心とした閣法の内容についてお伺いしたいと思います。 農政は与野党ないと私は思っております。現場に適応した農政をどうやっていくのか、これが与野党を超えて問われることだと思いますが、若干、政局的な対立が少し目立つのが残念だなと思うこともありますので、そういった観点も踏まえて、きょうは質問したいと思います。 まず、日米FTAについて伺います。 ペンス副大統領が来日をされ、記者会見の中で、今回の日米経済対話がFTA交渉につながるだろうという……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 収入保険について質問させていただきます。 この間、与野党の先生の質疑を聞いていて、非常に私は前向き、建設的な議論が行われていて、大変いいなと思っております。私も、この収入保険、所得保険という形で当初我が党の中でも考え始めて、長い歴史があるので、こういう一つの形になってきたことについては大変高く評価をいたしております。 ただ、少し思いを申し上げますと、先ほど佐々木先生からもあったように、いわばコストを加味した岩盤と、そして収入の変動ということをセットで、岩盤プラス収入保険ということで初めて営農継続できるような安定的な所得が確保されるということを考えておったので……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。よろしくお願いいたします。 まず、給付型奨学金について伺います。 画期的な第一歩だと評価をしております。 まず、この対象人数と財源について伺いたいと思うんですが、本格実施するのが平成三十年だと思いますけれども、そのときに何人を対象にするのか。そして、高校の数は全国に公私合わせて五千ぐらいと思いますけれども、大体一クラス一人ぐらいが対象になるのか。このイメージをまず教えてほしいのと、そして、本格実施になったときの安定財源、恒久財源、これがどうなっているのか。毎年の予算編成の中でやりくりをして、それで見つけていくのか、何か明確な安定財源があってやるのか。こ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
冒頭、大臣、通告しておりませんけれども、教育勅語について伺います。
大臣の発言で、教育勅語を道徳教材に用いることもできる、否定しないという発言があったやに思いますが、事実関係はいかがでしょうか。
【次の発言】 憲法に反しない場合には道徳教材に用いることも可能だということですか。確認です。
【次の発言】 歴史の史料として使ったりすることは当然あり得ると思いますね。
ただ、これまで、我々の先輩方が衆参で決議をして、排除決議、失効決議、それぞれ衆参でやっていますけれども、そこでさまざまな議論がなされた上でこの決議があり、それを戦後、我々は守り続けてきたということが……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 今の教育勅語なんですが、教育勅語の一部には真理性があるんですよ。いいことを書いているんです。 このことは、昭和二十三年の六月二十日、衆議院会議録第六十七号に、これは松本さんが趣旨弁明で言っていますね、「われわれは、その教育勅語の内容におきましては、部分的には真理性を認めるのであります。」と。親孝行とか兄弟仲よく、これは普遍性、真理性があるでしょう。しかし、「それを教育勅語のわくから切り離して考えるときには真理性を認めるのでありますけれども、勅語というわくの中にあります以上は、その勅語そのものがもつところの根本原理を、われわれとしては現在認めることができないとい……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 きょうは、いろいろ質問しようと思っていたんですが、加計学園が新設する獣医学部の問題について絞って質問させていただきたいと思います。 けさ報道がありまして、その報道をお手元にお配りしていると思いますが、加計学園が今治市の国家戦略特区に新設しようとしている獣医学部について、文科省が、特区を担当する内閣府からこれは総理の意向だと聞いているなどと言われたことを記した文書を作成し、現在もその文書が文科省の幹部の間で共有されていると報じられています。 こうした文書が現に存在するのかどうか、大臣、お答えください。
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。
先ほど、小野寺委員とのやりとりで、少し確認したいことが一点ありましたので、通告はありませんけれども、総理にお伺いしたいと思います。
トランプ大統領になって、TPPが永久離脱ということになりましたけれども、二国間FTAについてどういう態度で臨むのか、いま一度、総理のお考えを聞きたいと思います。
報道によると、二月十日にも日米首脳会談が行われるやにも聞いておりますが、日米FTA、求められたら、これは拒否されますか、受けられますか。
【次の発言】 ということは、受ける可能性があるということですね。
○玉木委員 玉木雄一郎です。
締めくくり総括をやらせていただく予定でありましたが、今のような状況ではとても締めくくれません。
まず、小川議員からも指摘がありました天下り問題の件について、改めて常盤高等教育局長に伺いますが、人事課長だった時代に、今回指摘をされているような、OBを経由したあっせん行為に何らかの形でかかわった、あるいはそういうことが過去も含めて行われていた、その認識はございましたか。
【次の発言】 では、個人の御認識をお伺いしますが、今回問題になっている文教フォーラムの理事長である嶋貫氏については、この方を知っていますか。
○玉木委員 玉木雄一郎です。 午前中、いわゆる共謀罪のことで少し紛糾しましたので、一点だけ確認させていただいて、文科省の天下りの話に入りたいと思っております。 今、我が党内でもいろいろな検討をしておりますけれども、私は、基本的には、条約は批准すべきだと思っています。そのために、条約上の義務を果たすために国内法で何か対応することがあるのであればそれはきちんと埋めていくというのは民主党政権時代からの一貫した方針でありますけれども、問題は、埋めるべき穴はどういうものがあるのか、埋めるときにどのような国内法の対応をすれば必要かつ十分になるのかということが問題になるんだと思います。 そこで、いろい……
○玉木委員 最近、国会の議論が随分荒れているように思います。 きのうも予算委員会で私は質問しましたけれども、金田大臣と共謀罪の議論をしました。前とは全然違う新しいものをつくるといいながら、どこが新しくなるんですか、どこが違うんですかと聞いたら、法律を出していないから答えられないと言って、全くお答えいただけません。 総理、きょう、金田大臣が我々の議論を封じるような紙をつくって、それをメディアに流して、予算委員会でのテーマを大臣が指示するような、これはやめろというようなことを言うような、そういう紙をつくってやったこと、撤回はされましたけれども、きのう事務方も、来てもらって説明を受けたら、全く答……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 稲田大臣に一問だけ確認をさせていただきたいと思います。 今の後藤委員の続きですけれども、十月三日に開示請求があったんですけれども、当然その前に削除されていたということを後藤委員の前回の質疑のときに大臣は答弁されました。先ほども後藤委員から説明があったように、これは実は、削除しようと思うと、最低三カ所で削除しなければいけませんし、紙とデータの二種類のものを削除しないと削除したことにはなりません。 十月三日以前にそうした削除が行われ、つまり逆だったら大変ですからね。開示請求が来た後、ああ、困ったといって削除していたら大変なので、それ以前に削除したということを大臣……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 後藤委員に引き続いて少し確認をさせていただきたい、一問、質問を稲田大臣にさせていただきたいと思います。 ちょっと復習ですが、南スーダンの施設隊で日報をつくり、それを陸自指揮システムという掲示板のシステムに上げて、そこからダウンロードできる状態にして、それを陸上自衛隊の中央即応集団、CRF、また、後でわかったんですが、統合幕僚監部というところにダウンロードして、都合四カ所、最低でもデータが存在するという中で、どこをどのように削除して、大臣がおっしゃっているのは、十月三日よりも前と承知をいたしております、二月十四日の大臣答弁でこういうふうにお答えになっていますけれ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
その続きをやります。特別会計の予算についてお伺いします。
これは時系列からいうと、もともと賃貸借契約だったものが売買契約に昨年の六月二十日に変わっているわけですね。ということは、昨年度は売買契約を前提に保証金と、あるいは賃料の予算が計上されていたと思いますけれども、空整勘定ですね、これは事実関係はいかがですか。
【次の発言】 二千七百三十万円が二十八年度はきちんと計上されていますね。それが、年度の途中の六月二十日に売買契約に変わったので、今年度は補正予算を三回組んでいますが、その六月二十日以降、補正事由として賃貸借契約に基づく二千七百三十万円を外して、売買契約……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、天下りについて一問伺います。 私が以前の予算委員会で指摘を申し上げました文科省の省内調査、何かあれば自己申告しろ、あるいは他の職員が法令違反になるようなことをやっていればそれをきちんと報告しなさいという中で、ただしその場合には証拠をつけないといけないということが調査票に入っていて、こんなことを書いていたら誰も正直に言ってこないというふうに指摘を申し上げました。そこで、午前中、与党の議員からもそういった質問があって、大臣から答弁がありましたが、これは端的にお答えください。こういうおかしな調査の方法をやめて、調査をやり直すんですか。
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。
総理、内閣支持率が低下をしていますが、これはなぜ低下をしていると総理はお考えになりますか。
【次の発言】 答弁の姿勢ということでありました。
私は、地元に帰っても、また、全国を回っていろいろな人の声を聞くと、総理、二つですよ。えこひいきと全省庁挙げた隠蔽体質、私、この二つではないかなと思うんですね。
きょうは、総理が真摯に説明をするということで、各種選挙、都議会議員選挙、そして昨日の仙台市長選挙、こういったことも踏まえてきょう答弁にお立ちになっているんだと思いますけれども、午前中聞いていて、余り変わらないな、これまでと説明の丁寧さが変わらないなという……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 希望の党を代表いたしまして質問をいたします。 安倍総理、先ほどの逢坂議員とのやりとりを聞いていて、私、少し残念だったのは、丁寧に、真摯に説明するということでこの間されていましたけれども、ちょっと選挙前に戻られているような印象を受けました。 これはいろいろ総理もおっしゃっていましたが、私自身が経験したのであえて申し上げますが、去年の二月二十一日に大阪教育庁に行きました。そこで吉本私学課長と、担当者と話したときに、確かに森友学園の申請のところには安倍晋三記念小学院等の名前は出てこなかったんですが、それ以前の相談の段階で実は幾つか案があったと。幾つか案があった。い……
○玉木委員 希望の党の玉木雄一郎です。 今の長妻委員に引き続きまして、裁量労働制の問題について取り上げます。 きょうは、この問題、我が党でこれまで一生懸命取り組んできた京都六区の山井議員ともどもに、厳しく問いただしたいと思います。 まず、二月五日に、ちょうど三週間前です、この問題について私は取り上げました。加藤大臣も総理も覚えていらっしゃると思います。裁量労働制、その趣旨自体を全て否定するものではありません。ただ、だからこそ、その拡充に当たっては、現状がどうなっているのか知りたい、いろいろなデータがあるので、どうなっているんだということを三週間前に聞きました。 というのは、私のところに……
○玉木委員 希望の党の玉木雄一郎です。 まず冒頭、先般の島根県の地震で被害に遭われた方にお見舞い申し上げますとともに、大分県で大規模な土砂崩れで被害に遭われた方の、今行方不明の方も多いと聞いております、御無事をお祈りしたいと思います。 さて、枝野議員に引き続いて質問したいと思います。 総理にまず確認したいと思いますが、加計学園の問題です。私も去年質問しました。何度も質問しましたけれども、改めて確認をいたします。 安倍総理大臣が加計学園の獣医学部の創設について知ったのは、初めて知ったのは昨年の一月二十日である、このことをまず確認させてください。
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 我々は、五月七日に、リベラルから穏健保守までを包摂する政党として新たに立党いたしました。対決だけではなくて解決を重視する政党として、我が国の諸課題についての解決策を具体的に、建設的に提案をしていきたいと思います。きょうも、幾つかそうした提案をちりばめながら質問をさせていただきたいと思います。 外交を中心にきょうは質問したいと思いますが、まず冒頭、やはり加計学園の問題についても質問したいと思います。 そのことに当たっても、一つ提案があります。 真相を解明すること、そのことによって国政を正常化していくこと、このことは与野党共通の私は目指すところだと……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 総理、お久しぶりです。それもそのはずで、三月に予算委員会が開かれてから八十日以上、予算委員会が衆議院では開かれておりません。そして、衆参それぞれ、野党から予算委員会の開会要求をしておりますけれども、一向に受けていただいていない状況が続いております。ある人は、これは与党側の審議拒否と、厳しくこの現状を批判する人もいます。 しっかりと議論をしていくこと、これが国会の重要な務めだと思います。今も話がありましたけれども、タイムリーに内外のさまざまな問題を議論することによって、世論を喚起し、立法府だけでなく行政がその問題を共有し、問題の解決につながってい……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 吉川大臣、御無沙汰しております。きょうはよろしくお願いいたします。久しぶりの農林水産委員会で質問に立たせていただきます。 東日本大震災から八年がたち、九年目になりました。当時、津波の被害が多く報じられましたけれども、藤沼池、藤沼湖という大きなため池がありまして、それが決壊をし、八名の死者・行方不明者を出したことがありました。 あのときに、ため池についての、特に耐震の対策をしなければならないということで、平成二十三年度の三次補正予算だったと思いますが、何とか、国の予算でため池の点検や整備をできる、そういった予算がつくれないかということで、当時、振興……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 立憲民主党の同僚議員の皆さんに引き続いて質問をいたします。 統計の問題は国家の信用、信頼そのものの問題だと思いますので、ここは野党が力を合わせて団結をして、おかしなところはしっかりと追及をしていきますので、よろしくお願いしたいと思います。 あわせて、国民民主党、我が党としては、建設的な提案もあわせて行いますので、ぜひ真摯な答弁をまずお願いしたいと思います。 委員長、まず伺いたいんですが、専門家も入れた議論が必要だと思います、統計の議論は。ですから、私は、統計委員長、委員長がどうしても海外出張ということであれば、委員長代理を呼んでいただいて議論を……
○玉木委員 おはようございます。国民民主党代表の玉木雄一郎です。
まず冒頭、通告しておりませんけれども、気になるニュースがありましたので、総理に伺いたいと思います。
トランプ大統領に対して、ノーベル平和賞を安倍総理が推薦したとの報道がありますけれども、これは事実関係を教えてください。
仮にこれが事実であるとすれば、どういう理由で推薦したのか、あわせて教えてください。
【次の発言】 では、一部報道されていることは事実ではないということですか。
【次の発言】 していなければしていないと言えばいいんです。推薦者を明らかにしちゃだめだということは、推薦していなければ推薦していないと言えばいいので……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。
根本大臣、まず、端的にお伺いします。
ずっと議論をしてきている部分入れかえ方式についてでありますけれども、この部分入れかえ方式を新たに導入することに関して、根本大臣は、二月十九日の会見で、官邸の影響というのは全くありませんというふうに述べておられます。今も同じ認識ですか。
【次の発言】 もう一回伺います。
二月十九日の会見で、官邸の影響というのは全くありませんとお答えになっていますが、官邸の影響は全くないという認識は変わりませんか。
【次の発言】 過去の事実を聞いているんじゃなくて、今の認識を聞いています。
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 立憲民主党、国民民主党、社民党、社会保障を考える国民会議から成る新会派を代表して質問いたします。 まず、災害対応について伺います。 今、台風十九号が近づいています。進路に当たる皆さんには十分に警戒を促したいと思います。 さて、総理、この稲を見てください。これは佐賀県の稲なんですが、実はしょっぱいんです。これは塩害の被害を受けていて、非常に風が強かったので倒れた稲もあるんですが、倒れていない稲もあるんですけれども、江藤大臣よく御存じのとおり、農業共済は収量保険なので、量がある種被害を受けないと、質だけ悪くなると共済の対象にならないと少なくとも……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 五点、端的に質問しますので、端的にお答えいただきたいと思います。 ネットなんかでもたくさんの疑問、質問が寄せられました。これを踏まえて質問したいと思います。 まず、一カ月程度という期間なんですが、これは、解除するときはどういう条件が満たされたら解除されるのか、そして延長はあり得るのか。これが一点目です。 二点目は、生活にかかわるところがどうなるのか心配しております。特に、政令に書いてある散髪屋さんですね。理髪店は書いていますが、美容院がどうなるのか。あるいはホームセンター、結構これは利用されていますから、日用品もやっています。理容室、美容室、ホ……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 会派立国社を代表して、枝野代表に引き続いて質問いたします。 きょうは、新型コロナウイルス対策、そして景気、経済の問題を中心にやりたいと思っておりましたが、今の枝野代表の質問に引き続いて、検察官の定年延長の問題を取り上げたいと思います。 この問題は、国民の皆さんにもぜひ御理解をいただきたいのは、我が国が、法治主義なのか、恣意的な、人によって動かされる人治主義の国なのか、そのことが問われている根源的、根本的な問題なので、ファクトに基づいて事実を明らかにしなければならない、そう思っています。そういった観点から質問させていただきます。 けさですか、……
○玉木委員 共同会派、立国社、国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず冒頭、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた四百十三名の皆様の御冥福と、御遺族に対しても心からのお悔やみを申し上げたいと思います。また、現時点で一万三千八百九十五名の感染者がおられ、闘病中でございます。心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 また、医師、看護師、看護助手、臨床検査技師、臨床工学技士、医療関係者、医療従事者の皆様に心から敬意と感謝を申し上げ、あわせて、電気、ガス、水道、流通、社会インフラを支えておられる方々にもあわせて感謝を申し上げたいと思います。 また、日ごろは当たり前だと思っていた、例えばスーパーの……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 通告しておりませんけれども、少し驚くニュースがあったので、まず冒頭、聞きたいと思います。 緊急事態宣言の解除をどうするか。一番大事なことは、科学的根拠に基づいて判断することだと思います。そのためには陽性率を始めとしたデータが重要になるんですが、総理、そして西村大臣、加藤大臣にも聞いていただきたいんですが、先般、国が、都のホームページを見たら違う数字が書いてあったので、都の死者数を十九名から百七十一名に修正したということが報道されておりました。これはちょっとした違いとかミスじゃなくて、十九名から百七十一名に修正し、それを、都のホームページを見てそ……
○玉木委員 おはようございます。国民民主党代表の玉木雄一郎です。 冒頭、横田滋さんの御逝去に対し、心からお悔やみを申し上げたいと思います。我々政治家の責任も自覚しつつ、改めて哀悼の誠をささげたいと思います。 さて、第二次補正予算について質問いたします。 経済と、特に雇用が心配です。総務省の労働力調査によれば、四月の休業者数が五百九十七万人、約六百万人です。これは全就業者の約一割であります。休業しておられますから、潜在的に、場合によっては失業者に変わってしまうという、私は非常に大きな数字だと思っています。非正規も、前年同月比で百万人減少。六月末、今月末には派遣切りの可能性が非常に高まってい……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 西村大臣、緊急事態宣言が発出された後、我が党で、ネットでいろいろなアンケートを、意見募集したんですね。そうしたら、この三連休を中心に千百八十四件寄せてくれました。そのうち一番多かったのが、やはりお金と住まいに関すること。やはり非常に経済的な影響を心配されている方が多いということで、これは経済再生担当大臣として申し上げるんですが、私は、経済対策、追加の経済対策をやった方がいいと思います。三次補正も組んで、いろいろ予算も組んでいますけれども、局面が変わっているので。 中国はことし八%以上成長します。日本は、さまざまな、OECDも含めていろいろなものが出……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 約三年半ぶりに農水委員会に里帰りをしまして、こうしてまた質問できることを大変うれしく思っております。ただ、三年離れていますと、農政も随分変わったな、あるいは農村の状況も変わったなということをひしひしと感じます。 先日、野上大臣の大臣所信を聞かせていただきましたけれども、例えば三年より前にずっと言われたことで言われなくなったことも結構多いなというのをちょっと離れていると感じるんですね。 例えば、飼料用米という言葉は大臣の所信には消えています。あれだけ一生懸命やろうとした餌米政策は、財務省からいろいろ言われたこともあるんでしょうけれども、主な政策課題……
○玉木委員 国民民主党、玉木雄一郎です。
まず、横田参考人、印鑰参考人、長い間ありがとうございます。大変参考になりました。
まず、お二人に基本認識をお伺いしたいんですけれども、種苗法の改正について。
横田参考人は実際現場でされているので、お仲間の農家とかそういう方々に種苗法の改正あるいは中身についてどれぐらい知られているのかな、そういう認識の広がり。こういったものについてどうなのかというところでちょっと、考えがあれば教えていただきたいのと、印鑰参考人にも同じ質問をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 今、両参考人に認識についてお伺いしましたけれども、ちょっとお二人でも差があるのか……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、種苗法に入る前に、香川県で発生した鳥インフルエンザについて聞きたいと思います。 きのう、大臣、我々県選出国会議員の要請を受けていただいてありがとうございました。また、農水省の皆様にも、防疫体制等々、本当にお世話になっております。改めて感謝を申し上げたいと思います。 今まで五例発生しているので、続発しているので、相当今、産業全体に影響が及びつつあります。 そこで、お伺いしたいのは、防疫指針によると、一定の要件を満たせば、三キロの移動制限区域内、十キロの搬出制限区域内であっても卵や鳥を出せるということにはなっているんですが、現在はとまっていま……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、きょうも鳥インフルエンザのことについて聞きたいと思います。 対策が長期化することによって、現場の職員さんたちの疲労が相当たまってきています。自衛隊の皆さんにも頑張っていただいて、県や市の職員、そして農水省の皆さんにも頑張っていただいていますが、建設業協会の方に埋却のお手伝いをいただいたり、あるいはアルバイトで職員をお願いしたり、いろいろな人が当たっています。 現場からいろいろな声が聞こえてきているんですが、例えば、タイベックスーツ、防護服を着て、それで八時間ずっとトイレにも行けないというような状況で、最初は非常に大変だったという声が聞こえて……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。
まず冒頭、また鳥インフルエンザの件なんですが、通告していませんけれども、五例まで出たんですが、六例目、七例目がどうも出たんじゃないかということで、簡易検査等々をやっているというふうに聞いていますが、大臣、何か情報は入っておられますか。
【次の発言】 ありがとうございます。六例目、七例目ということで、きょうの夕方六時ぐらいに確定ということですが、大変狭いエリアで広がっていますので、本当に地域の産業、経済そのものに大きな影響を与えているので、万全な防疫体制とまたさまざまな支援措置の徹底を、ぜひ、大臣、改めてお願いしたいと思います。
法案について伺います……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 最後ですけれども、二十分やらせていただきます。 十一月二十九日に、鳥インフルエンザの発生が相次いだ香川県三豊市に行ってまいりました。少しピーク時に比べて落ちつきを取り戻していましたけれども、やはり大変なんですね。 さっきも話がありましたように、県庁の職員、市の職員も複数回皆さん入っていまして、部長クラスとか、結構幹部も入って頑張っておられましたし、あとやはり、さっきもありましたけれども、日当が、危険手当というか、それをやって、じゃ、どれだけ、超過勤務とか休日手当は出るんですけれども、これに伴ってやるからって一日二百九十円なんですよね。まあしゃあな……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 国民民主党は九月十五日に新たなスタートを切りましたけれども、私たちは、生活者の立場に立った改革中道政党として、未来を先取りする議論を展開していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 菅総理にまず伺います。いろいろなことをスピード感を持ってぜひ進めてもらいたいと思うんですが、皇位の安定継承についてまず伺います。 総理は、官房長官時代に、たしか二月の予算委員会だったと思いますが、立皇嗣の礼が終わったら速やかにさまざまなこと、具体的なことを進めていきたいと答弁をされていたと思います。皇室典範改正の特例法の附帯決議には、速やかに……
○玉木議員 国民民主党の玉木雄一郎です。 今日は、委員長、与野党の理事の先生、また先生方に、委員ではない私にこの委員会で質問させていただく機会をいただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。 というのは、私は四国の香川県の生まれで、瀬戸内海で泳ぎ、釣りをし、毎日見て育ってまいりました。今でも覚えているんですが、ただ、その瀬戸内海が、私が小学校の頃に絵日記を描いたことを覚えているんですけれども、真っ赤に海を赤色で染めて絵日記を描いたことを今でも覚えています。その意味で、赤潮の被害などは身近にありました。 一方で、私は小泉大臣と当選同期ですけれども、私も、当選した十年前ですけれども、地……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 本日も、東京の新規感染三百二十三名、移動平均でいうと、前の週に比べると一〇八・八%になっていて、増えているので、多くの国民は、本当にこれで解除して大丈夫なのかな、これが素直な思いだと私は思うんですね。これから大切なのは、変異株によるリバウンドをいかに防ぐのか、これだと思います。 そこで、四点まとめて、総理に提案しつつ質問したいと思います。 まず、ヨーロッパでは、これまでかかりにくいとされていた子供に実は感染が広がっています。英国政府の諮問機関も、その可能性を認めています。 そこで、今やっている高齢者施設に加えて、学校や保育園の教職員や保育士……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。
大臣、今回の対応で命を救えますか。経済を守れますか。私は、疑問だと思います。
まず、人流の五割削減が現行の特措法でできますか。私は、特措法を改正して、ロックダウン的な対応、つまり個人への外出禁止命令を十分な経済的補償とセットで導入することを検討すべきだと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 臨時国会を速やかに開いて、先例にとらわれず、議論を是非やりたいと思います。
次に、野戦病院を国が主導でやるべきですが、先ほど大臣は、お台場にプレハブでできていると言っていましたが、あれは軽症者、無症状者向けです。大事なのは、中等症以上の病床が逼迫してい……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、JR四国、JR北海道、そしてJR貨物、いわゆる二島貨物について伺います。 まず、コロナ禍で、とにかく交通運輸産業が大きな影響を受けております。その意味では、JR四国、北海道、JR貨物にとどまらず、交通運輸産業に対する支援が必要だと思いますが、特に、JR四国、北海道、JR貨物の二島貨物については、コロナの前から、ある意味構造的な問題もあって大変厳しい状況にあるということで、今国会で支援法案が出てくることについては大変評価をしておりますし、速やかな成立を願っている一人であります。 そこで、大切なことは、そこで働いている人が将来展望を持って、ここ……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 先ほど金子先生もやっていましたけれども、私もまず鳥インフルエンザのことについて聞きたいと思います。新井局長からあらあら話があったので、重複を避けながら聞きたいと思うんですが。 三月に入って発生は確認されていないので少しほっとしているんですが、ただ、ゴールデンウィークぐらいまではまだまだ気を緩めることができないというふうに思っております。そこで、再発防止策の徹底をどのように図るかということで、先ほど、しっかりと飼養基準を守るとか、いろいろなことを答弁されていたので、ちょっと踏み込んで聞きます。 対策が有効に働くためには、原因が何かということの特定が……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。
法案の中身に入る前に、まずお伺いしたいと思います。外国資本による森林買収の現状についてであります。
平成二十三年に届出制ができてから大分たちましたけれども、定期的に農水省からも報告されていると思いますが、この外国資本による森林買収の現状について、まず教えてください。
【次の発言】 より正確に言うと、日本国内に所在する外国資本の入った企業による買収と併せてこれまでの累計を、それぞれ教えてください。
【次の発言】 外国じゃなくて国内にある外国資本の個人、法人が取得した件数と累計の面積も、併せて教えてください。
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。
まず、次期作支援交付金の追加公募について伺います。
端的に伺いますが、対象農家を教えてください。過去に一度もらった人も、もう一回もらえるのかということ。あと、一月からの緊急事態宣言の影響を受けてということの追加公募なんですが、今月から蔓延防止等重点措置も始まっておりまして、多分、四月もかなり売上げが落ちる農家も出てくるんじゃないかなと思いますが、対象をどのように考えているのか、教えてください。
【次の発言】 既に過去の公募で受け取った方も受け取れるということはよく分かりました。
大臣、これは判断していただきたいんですけれども、一月から三月の緊急事……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 私も、法案について質問します。 今の、出口戦略の話がありましたけれども、私もA―FIVEは賛同してきて、出資金はもっと積んだ方がいいと言って応援してきた立場なので、あれがなくなったのは非常に責任の一端も感じています。ですから、同じような失敗をしてはいかぬなというふうに思います。 その上で、六次産業の分野とか農業の分野とかというのはなかなか、さっき言ったIPOは、大臣、本当にできるんですかね。あったらいいと思いますが、そういった出口戦略が描きにくいからうまくいかなかったんじゃないのか。 端的に聞きますが、いわゆるIRR、内部収益率とか回収率をそも……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、畜産物の輸出について伺います。 二〇三〇年までに五兆円の輸出目標なんですが、私は従来からこれにはある意味建設的な批判を加えてきたと思っているんですが、ただ、畜産はその中でも有望だなと思っているんですよ。特に牛肉、私は、富裕層がアジアの中で増えていく中で、ここはきちんと戦略を打てば結果が出てくる分野かなと思っているんです。 ただ、実行戦略は、二〇二五年に、今、足下の二〇二〇年で五百九十五億円の畜産物を二千六十五億円までにする。特に牛肉は、二百八十九億円から二〇二五年に千六百億円と、その五年後の二〇三〇年に三千六百億円、五年間で二千億増やす、こ……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 本法案についてまず質問いたします。 先ほどから、規制緩和のメリットの一つは建築コストの削減だということで、構造に係る部材について、鉄骨で約一割削減、木造で三割削減ということがあったんですが、よく分からないんですね。 つまり、構造に係る部材というのは全体の建設コストの一体どのぐらいを占めているのか。つまり、端的に、これをやったらどれだけ安くなるのか。畜舎を建てたりですね。そういうことがよく分からないので、そこをもう一度お答えいただきたいのが一点と、併せて伺いたいのは、仮にコストが下がったとしたら、コストと販売価格の差額によって様々な補助制度をつくっ……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 ちょっと順番を変えて、まず、備蓄米の子供食堂、子供宅食への支援について伺いたいと思います。 先日、NPOのしんぐるまざあず・ふぉーらむの調査が出まして、会員に聞いたところ、今年の二月までで、米などの主食を買えないということが、よくあった、時々あったを合わせて、都内で三割を超えるそういう家庭がある、都外では四割を超える、肉、魚を買えないというのは共に五割ということです。貧困家庭の状況というのは、特に一人親家庭は、非常にコロナによって影響を受けているということです。しかも、今回、緊急事態宣言が更に延長されて、対象地域も愛知県、福岡県が加わる、蔓延防止等……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。よろしくお願いします。
大臣、ちょっと別な話から入りたいと思うんですが、NHKの朝ドラを御覧になっていますか。
【次の発言】 しっかりと見ていただきたいんですが、今週から新しいクールになって、「おかえりモネ」という新しいドラマが始まっているんです。その前は「おちょやん」だったんですけれども。
そこは、森林組合とか、あとカキの養殖とか、宮城県がテーマになってやっていますけれども、農林水産省に関係するものが出てくるので、非常にいいなと私は思って見ているんですね。林野庁の職員さんが、その中に出てくる例えばヒノキという言葉の解説をしたり、森林組合というのは多……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 今日は、米政策一本でやりたいと思います。 委員会で何度も私も指摘しておりますが、この出来秋は大変なことになるんじゃないかなと。米価の大幅な下落が懸念されております。私は、米価下落緊急事態宣言を出さなきゃいけないような事態になるんじゃないのかと思っています。そうなってはいけないので、蔓延防止等重点措置ではありませんけれども、米価下落防止重点措置を幾つか講じていかないと本当に大変なことになるんじゃないかなと。 我々、農水委員会に身を置いておりますと、農業に従事する日本人の数は減ってきておりますので、大臣の御地元の富山県で百年前に米騒動があって、二年ぐ……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。
泥縄だったけれど結果オーライ、これは、民間シンクタンクが立ち上げた新型コロナ対応民間臨調がまとめた調査・検証報告書の中に出てくる、ある官邸スタッフの言葉です。
総理、今も政府のコロナ対応、泥縄が続いているのではないですか。総理の認識を伺います。
【次の発言】 私、かつてこの委員会でも申し上げたと思うんですが、第一波が終わったときに、検証すべきではないかということを申し上げました。今、特措法の話もありましたが、特措法の改正も含めて、一旦収まってから特措法の改正も検証もやると。今、オンゴーイングというか、進んでいるのでやらないということだったんです……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 総理にまず伺います。 総理、率直に申し上げて、金曜日のぶら下がり会見はすこぶる評判が悪いと思います。なぜかというと、国民、受け取った、私もあれを見ていたんですけれども、二つのことしか印象に残っていないんですね。それは、解除という言葉と、それと総理の不機嫌な顔だけなんですよ。 あれは、重要な局面で、初めて解除をするときに、じゃ、解除した後どうするんだ、国として何をするんだ、そして国民に何を求めるんだということを政治リーダーとして、トップとして伝える、物すごく貴重な機会だったと思うんです。それを逃してしまったということ、私は非常に残念です。 そ……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。
パネルを見てください。大阪の例ですが、自宅療養者が増大しています。これを見ると、蔓延防止等重点措置は失敗したと言わざるを得ません。
まず、総理に伺います。
総理の今の認識は、少なくとも大阪、兵庫、医療崩壊が既に生じているという認識があるのかないのか、これをお聞かせください。そして、入院できずに自宅や施設で療養中に亡くなった人の数、菅政権が成立して以降のその数、前の安倍政権と比べて具体的にどういう数字を把握されているのか、お答えください。
【次の発言】 把握していなくて、医療崩壊が起きているかどうか、判断できないじゃないですか。最新のが一月二十……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。
十万円の給付金から伺いたいと思います。
これまでも議論があったように、かなり与野党の議論を経て、十万円の一括給付まで総理が決断されたことは、私は評価をしております。
せっかくここまで来たので、クーポンが原則ということをやはり変えてはどうですか。
【次の発言】 クーポンを使いたい、デジタルを使いたいというのは、全自治体のうち、どれぐらいあるんですかね。一つでも二つでもあったら、そのためのシステムを用意しなければいけないので、九百六十七億円とも言われた事務費はほとんど削減できないと思います。
創意工夫は自治体に任せたらいいんですが、実際どう使う……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず、立憲民主党、維新の両党の皆さんに時間をいただいていることを心から感謝を申し上げたいと思います。 さて、国民民主党は、昨年の衆議院選挙で、給料が上がる経済の実現、人づくりこそ国づくりを掲げて戦いました。岸田内閣も賃上げまた人への投資を重視しており、大きな方向性では一致していると思っています。 また、我が党は、対決より解決ということで、具体的な解決策をお示しをしていく姿勢を貫いており、また、先週行われた党大会でも、採用した活動方針の中で、政策本位で協力できる政党とは与野党問わず連携していくということも決定をしております。特に賃上げや人への投……
○玉木委員 国民民主党、玉木雄一郎です。 国民民主党は、この令和四年度予算案に賛成することを、先ほど、党の会議で決定をいたしました。 もちろん、政府案は百点満点ではありません。私もこの場で様々な問題点を厳しく指摘をいたしました。しかし、目下の最大の課題であるオイルショック以来の原油価格の高騰に対して、我が党がさきの衆議院選挙の追加公約で掲げた、ガソリン価格に上乗せされている税率分、リッター二十五円十銭、軽油は十七円十銭、これを引き下げる、いわゆるトリガー条項の凍結解除によるガソリンの減税の検討を総理が明言されたことを踏まえて、国民民主党として予算案に賛成することを決めました。 そもそも、……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、立憲民主党と日本維新の会の皆さんに、時間の融通をいただいて、感謝を申し上げたいと思います。 さて、まず、コロナについて総理に伺いたいと思います。 報道にも出ていますが、来月の十日からですか、外国人の観光客の再開を始めるということで、私はこれは一定評価しております。 ただ、私も最近アメリカ人の友人と会ったんですが、マスクをしていないですね。テレビを見ても、大谷翔平選手の大リーグの試合を見ても、スタンド、誰もしていないですよね。そういう国々から今度入国が始まるわけですから、ただ一方で、日本ではまだ、一部少し緩和をしても、マスクは基本的に推奨し……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 総理、我々国民民主党は対決より解決ということをうたっています。ただ、政府・与党側がしっかりと環境を整えてくれないと建設的ないい議論ができないので、やはり今、このがたがたがたがたした状況を総理の責任できちっと整理していただいて、リフレッシュ、リスタートしていただきたいな、このことをまず冒頭申し上げたいと思います。 その上で、旧統一教会のいわゆる新法については、我々としても夏から議論していて、自民党、公明党さんとの三党の協議の中でも提案をさせていただいて、そして、特に最初のときから提案している二つの配慮義務、これを今の政府案に入れていただいているの……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず、このパネルを御覧ください。 もう何度もこの委員会でも出たやつだと思いますが、私は、これを見るたびに悔しくてなりません。この二十五年間の実質賃金指数の各国比較でありますけれども、日本だけ横ばい。そして、今日少し出ていましたけれども、出生率が過去最低を記録した韓国、人口減少が日本と同じように進んでいますけれども、この四半世紀で約一・五倍、アメリカも一・五倍、イギリスも一・四倍、フランスも一・三倍、このように増えています。日本だけ、こんなに真面目で勤勉な人がたくさんいるのに、この二十五年、賃金が上がらない。私は、ここが全ての問題だと思っています……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。
総理、日経平均株価は、バブル後最高値を先日記録しました。三十年ぶりの賃上げ、そして、今年の名目GDPの成長率は三十二年ぶりの高水準です。これは安倍総理も菅総理も達成できなかったことです。客観的に見ると、経済指標を見るとすばらしい実績だと思います。
なのに、何でこんな支持率が低いんですか。どうお考えですか。
【次の発言】 私、一つ、何で低いのかなという中で、もちろん政治と金の問題とか、いろいろあります。副大臣、政務官が辞められた、大きな要素だと思いますが、ただ、この間の総理の経済政策、私、評価するところも多々あると思っているんですが、インフレなのかデ……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず、能登半島地震の被災者支援から伺います。 一月五日に総理と与野党党首会談で会ったときから、被災者生活再建支援金を倍増してほしいということを申し上げてきました。総理からは、一日に、新たな交付金制度をつくって、高齢者等のいる世帯については三百万を上乗せする、なので上限六百万になるということを決められたそうですけれども、これはやはり対象を限定すべきではないと思います。 昨日も、今日もそうですかね、話があったと思いますけれども、元々、阪神・淡路大震災が起こったことをきっかけにつくられた被災者生活再建支援金自身、最初は年齢制限、所得制限が入っていた……
○玉木(雄)分科員 皆さん、こんばんは。民主党・無所属クラブの玉木雄一郎です。 私は四国の香川県出身でございまして、きょうは、瀬戸内海、瀬戸内の交通に関することについて質問させていただきたいと思います。 まず、今夜、通常国会で私は初めての質問でありますけれども、それが十時を超えての質問ということで、きょうは人生忘れ得ない一夜になりそうな気がしますし、また、鳩山政権で本当に活躍をされておられます前原大臣そして馬淵副大臣、長安政務官、皆様に御質問できることを大変光栄に思っております。 まず初めに、先般、地元の案件でもありますけれども、香川県の高松港と岡山県の宇野港を結びますフェリーの国道フェ……
○玉木(雄)分科員 民主党・無所属クラブの玉木雄一郎です。 きょうは、大畠大臣、池口副大臣に御質問をさせていただきます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、私自身世界一美しいと信じております瀬戸内海を望みます四国の香川県の出身でございまして、きょうは瀬戸内海の交通体系にかかわる幾つかの質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 まず最初に、先日、この四月から適用されます新しい高速道路の料金体系が発表になりました。これまで続けてきた週末の、自家用車でいうと上限千円の割引は維持するということなんですが、これに加えて平日の自家用車に上限二……
○玉木(雄)分科員 おはようございます。民主党・無所属クラブの玉木雄一郎です。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうは、本四高速の料金の問題、また、高松自動車道を初めとする暫定二車線の四車線化の問題について質問させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、本四の料金について御質問させていただきたいと思います。 そもそも、これまで橋の料金というのは、当初、私がたしか高校を卒業するころだったと思いますけれども、瀬戸大橋ができたころというのは、高くて、たしか基本料金が五千七百円だったと思いますが、これが次第に引き下げられてきました。 平成十年に、五年……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、四人の公述人の先生方、大変興味深いお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 きょう四人の皆さんから共通していたのが一つあったのは、教育のことだったと思います。技術力を高めていく教育、教育を希少財にしてはいけないというお話、また防災教育の話、あるいはグローバルの人材育成。 教育は大変重要だと思いますし、予算委員会でもさまざまな方向性からこの教育及び教育予算についてこれまで議論がなされてきました。 きのう、集中審議の中で我が党の枝野議員が出した資料の中に、四年制大学に進学する方の進学率、これが明確に、親の年収が多い方は進学率が高……
○玉木分科員 民主党衆議院議員の玉木雄一郎です。 きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。太田大臣を初め政務三役の皆さんにも、お忙しいところ、ありがとうございます。 きょうは、本四架橋、瀬戸大橋のことについて幾つか御質問をさせていただきたいと思っております。 実は先日、四月十日、昭和六十三年に瀬戸大橋がかかって、ちょうど二十五周年になりました。昭和三十年に紫雲丸の大変痛ましい沈没事故が起こって、そういったことを踏まえて、本州と四国を結ぶ橋をつくるというような中で橋がかかり、そして四半世紀が過ぎたわけであります。 ただ、その間さまざまな、料金が高い、あるいは、非常に多……
○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 文科大臣には、いつもお忙しいところ、予算委員会でもお世話になりまして、ありがとうございます。 私は、下村文科大臣が青少年の育成にとりわけ熱心に取り組んでおられることについては、心から敬意を表したいと思いますし、尊敬を申し上げております。その意味で、きょうは、子供の健康のことについて、二、三、質問をさせていただきたいというふうに思っております。 実は、私の地元の選挙区にある三木町というところで、これは一九八七年からでありますけれども、四半世紀も前になりますけれども、そのころから子供の血液……
○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。 ことしも、本四の高速道路料金、そして坂出北インターチェンジの話をまた大臣にもお答えいただきたいと思っております。 四月から高速道路料金が見直されます。本四料金については、これはいろいろな経緯もあり、地方公共団体も出資をしていて、その出資をどうするのか、いろいろとこの間、議論がありました。ただ、昨年のこの分科会でも私、申し上げましたけれども、この本四の料金見直しに当たっては、できるだけ他の料金と余り差がないような料金にしてほしいということで、陸上部については通常の料金のキロ二十四・六円に、そして、海峡部については伊勢湾岸道路並みのキロ百八円ぐらいで何と……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 日豪EPAの議論を深めていきたいと思っております。 ただ、その前に、ここ数日、西川大臣に関しての一部メディアの報道がありますので、その点について少し確認をさせていただいた後、EPAの議論に入りたいと思います。 まず一点目は、大臣の親族企業に対して政党の支部から支出が行われていて、親族あるいは大臣本人に対するそういった資金の還流ではないのかということが報じられておりました。きのうの大臣の閣議後記者会見のやりとりも聞かせていただいたので、大臣の一定のお考えについては承知をした上で質問をしたいと思うんです。 そこでも少し出てきましたけ……
○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。
きょうは、地域経済の活性化という観点から、地元の幾つかの案件も挙げながら、質問また提言したいと思います。
まず、大臣にお聞きしたいんです。
地方創生、今、安倍政権としても力を入れて取り組んでおられます。ローカルアベノミクスとも言われますが、この地方創生というのは、例の第一の矢、第二の矢、第三の矢でいうとどれに当たるんでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
私もそうだと思いますね。第二の矢、いわゆる財政支出の部分と、第三の矢、いわゆる民間投資を喚起するという本来の第三の矢の非常に重要な役割が、地方の経済の活性化においても、あるいはおいて……
○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。きょうはよろしくお願いいたします。
まず、毎年質問させていただいております、地元の坂出北インターチェンジのフルインターチェンジ化について伺いたいと思います。
機構法、法律の改正によりまして、いわゆるスマートインターチェンジの予算をインターチェンジのフルインター化にも活用できるようになったというふうに理解しておりますけれども、それは正しい理解なのか、また、その場合に、地元負担なくランプの内側については整備ができるという理解でいいのか、この点、まず事実関係を教えていただけますか。
【次の発言】 ありがとうございます。
これは太田大臣とも何度も法改正の前か……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 四人の公述人の皆さん、本当に貴重な意見、ありがとうございました。大変参考になりました。 短い時間ですので端的に質問をしていきたいと思います。 熊谷公述人にまずはお伺いしたいと思うんですが、私は、成長をどうしていくのか、小幡先生は、成長というのはどうかなという話もありましたけれども、定義のいかんにかかわらず、成長をどう考えるのかということは大事だと思うんですが、一つ、七重苦とよく言われましたよね。私も、これはいろいろ過去分析したことがあるんですが、その中でも、一つ、高い法人税、これについて実はずっと注目してきているんです。 例えば、これは有名な話です……
○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。 香川県が連続しますけれども、おつき合いをよろしくお願いいたしたいと思います。 まず、坂出北インターチェンジのフル化についてお伺いしたいと思います。 これは、私は太田前国土交通大臣にも大変お世話になりまして、今回、四年連続、五回目の質問になります。なかなか進まなかったものを太田前大臣のリーダーシップで大変前に進めていただきまして、今年度から四者、県と市と道路会社、そして国も入って準備会が今開催されておりまして、先月一月までで三回既に準備会が進められておりまして、事業が前に進んでいるということは大変ありがたいと思っております。 早期実現を願う地元の要……
○玉木分科員 玉木雄一郎です。 先ほども同僚議員の今井雅人議員とのやりとりを聞いていまして、今回、学校法人森友学園への国有地の売却の問題について、なぜこれほど時間がかかって、そして時間をかけてもすっきりしない、国民の多くも納得しないと言っている一つの理由は、やはり情報が適正に出てこないことではないかと思います。特に、折衝記録、先ほどもありました政治家等とのそうした折衝記録について、もう破棄されていて、ないということが極めて不信感を招いているんだと思っています。 役所の皆さんもそれなりにきちんと説明の努力をされようとしているのはよくわかりますが、ただ、一方で、例えば籠池前理事長はいろいろな資……
○玉木分科員 玉木雄一郎です。 決算行政監視委員会ですので、きょうは、特に森友学園に対する一億三千二百万円の有益費の支払いの根拠について、少し焦点を絞って質問したいと思います。 その前に、まず冒頭お伺いしたいのは、年度がかわりました。年度がかわったことによって、三月三十一日までに小学校の用途に供することができない場合については原則更地にしてこの国有地を戻すという約束だったと思いますが、もう三月三十一日が過ぎております。一部報道によりますと、上物二十億円、土地十一億円、総額三十一億円で買い手がつくとの報道もありますが、確認させてください。更地に戻すことなく転売することも可能でしょうか。
○玉木分科員 おはようございます。玉木雄一郎です。 まず、二十九年度予算案のフレームについて聞きたいと思います。大枠です。 本来、来年度の予算案というのは、消費税増税を前提に、さまざまな歳出歳入にわたった事業を組み合わせてつくるということだったんですが、消費税増税が新しい判断で延びてしまいましたから、新しい考えのもとでつくっていかなきゃいけないということで編成されているんだと思います。 私、今回、予算案を見まして、いろいろな工夫が、きれいな言葉で言うと工夫なんですけれども、ちょっと悪い言葉で言うと、いろいろな、よからぬ作業といいますか、そういったものが加えられて、薄氷の財政再建を演出する……
○玉木分科員 玉木雄一郎です。 まず、天下りについてお伺いをいたします。 二月二十一日に、文科省から中間まとめという形で調査報告が発表されました。衝撃の内容だと思います。これまで言われてきたいわゆる組織的な違法あるいは脱法天下りが、明確に、公式に文科省において認定された報告だったと私は思います。その意味では一定の評価をしております。 この報告書の中に出てきますが、天下りの引き継ぎ書というものが作成されていたという記述がありますけれども、であれば、嶋貫氏がこれまで国会等でも話をしておりました、こういったあっせん行為はあくまで個人的なボランティアあるいは人助けだ、こういう前提は私は崩れたので……
○玉木分科員 玉木雄一郎です。
まず、地元案件二件について質問します。
今回で七回目の質問ですけれども、坂出北インターチェンジのフル化の進捗状況について伺います。
夏にも実施計画が取りまとめられるというふうに認識をしておりますけれども、現在の状況を教えてください。
【次の発言】 三カ所ぐらい、候補地、どこになるのかということで検討が進められたと伺っておりますが、大体一カ所に絞られてきたという認識なんです。前回、十一月に私は同じ質問をしましたが、同じような答弁ですね。もう少し前にぜひ進めていただきたいなと思います。
前回、御答弁いただいた際に、完成までに平均的には五年程度かかるということ……
○玉木委員 立国社、国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず、苦言を呈したいのは、前回の、先週のこの会が開かれませんでした。非常に円満に、こうして札を上げて議論が進んできましたけれども、やはり国民投票法採決という話が出て少し混乱したやに理解しておりますけれども、信頼関係が非常に大事だと思います。 今、井上さんからもありましたけれども、七項目については我々も賛成です。 ただ、それだけやって、今から申し上げるCM、広告規制や、あるいは外国人の寄附規制、こういった新しいテーマもしっかり議論をしていただかないと、不十分な国民投票法のもとで憲法改正をするわけにはいかないという思いがありますので、しっ……
○玉木委員 立国社、国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず、我が党は、国民投票法改正案を具体的に提出をいたしております。七項目だけではなく、ぜひ、一緒に議論いただいて成立を図っていただきたいということをまず冒頭申し上げたいと思います。 なぜ出したかというと、重要な改正を提起しているからです。きょうは特に、まず申し上げたいのはネット規制の重要性です。 北側幹事からもありましたけれども、我々は、やはりしっかりと法規制を入れていくべきだという立場です。なぜなら、国民投票法が成立したときから一番大きな変化はメディアの激変です。先ほどもあったように、インターネット、SNSの発展、ネット広告が有力な……
○玉木分科員 よろしくお願いします。国民民主党の玉木雄一郎です。 今日は、わいせつ行為を働いた教員等に対する対応の厳格化、厳罰化、再犯防止というテーマを中心に取り上げたいと思います。 その前に、ちょっと地元の案件、二件だけお伺いしたいと思います。 私の生まれ育った香川県さぬき市というのは人口減少が激しくて、この間、実は大学が一つ移転する。三つある県立高校が一つに統廃合される。実は、私の卒業した小学校も中学校ももうないんですね。そういうところで生まれ育ってきましたので、大学や高校がなくなってしまうというのは非常に寂しい。ただ、これは今全国で起こりつつある話であります。 まず一つ、大学につ……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 憲法審査会が毎週定例日に開催されるという当たり前がようやく軌道に乗ってよかったと思います。憲法は国民のものであり、国民民主党は国民のための議論を積極的に進めていきたいと思います。 改めて、国民民主党としての憲法の基本的考え方をお話ししたいと思います。 私たちは、昨年十二月の四日に、この四十九ページから成る憲法改正に向けた論点整理をまとめました。その基本は、現行憲法の三つの基本原則、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義はすばらしい、だからこそ、この原則を守り抜くために憲法のアップデートをすべきだという考えです。 日本国憲法では、制度の詳細の多……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず、本日、憲法審査会が開催されて大変よかったと思います。憲法審査会には政府側の出席は不要であり、今後も、予算委員会が開催されていても、定例日には開催すべきだということを申し述べたいと思います。 憲法は国民のものであって、国民民主党は、国民のための憲法議論をこれからも積極的に進めていきたいと思います。 速やかに議論しなければならないのは、コロナ禍で明らかになった憲法上の課題、特に統治分野での課題です。特に、二つのテーマが重要だと考えます。 まず、先ほどから話が出ている、いわゆるオンライン国会を可能とすること、そして、緊急事態発生時に国会議員……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず、議場の同僚議員の皆さんと共有したいのは、スピード感を持って結論を得ていきたいということであります。丁寧で包括的な議論ももちろん必要なんですけれども、今なお新型コロナウイルスの感染は拡大しており、議員や秘書、そしてスタッフ、国会の職員の皆さんにおいても感染者や濃厚接触者が急増した場合に、国会機能が維持できなくなるという危機感を共有して議論を進めることが大切だと思います。ですから、一致できる点については今日にでも結論を出すことが必要だということを、まず申し上げておきたいと思います。 具体的に言えば、憲法五十六条一項における「出席」の概念につい……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 両先生には本当にお忙しいところ、今日はありがとうございます。 私からは、両先生に一問ずつと、共通の質問を一つ、三問聞きたいと思います。 まず、高橋和之先生にお伺いします。 制憲者の意図として、五十六条は会議体が合法的に活動するための要件を定めた規定というふうに書いておられ、権力の濫用の防止と少数者保護ということを具体的に挙げておられますが、オンライン出席あるいはオンライン国会を認めると、具体的にどのような権力の濫用が起こるのか、そのときに侵害される権利はどのようなことを想定されているのかということを教えていただきたいと思います。 我々の考……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず、本日、憲法五十六条第一項の「出席」の概念について、本衆議院憲法審査会としての考え方がまとまり、それを衆議院議長また衆議院の議院運営委員長に、会長から、また我々からしっかりお伝えするという運びになったこと、これまでの審査会の運営に当たった幹事の皆さん始め関係者に、まず敬意を表したいと思います。 速やかにこれを伝えて、衆議院規則の改正、あるいは本会議での決議といったことで、具体的にオンライン審議、オンライン国会ができるように進めていっていただきたいと思います。 そもそも、私たち国民民主党は、二〇二〇年の十二月に憲法改正の論点整理をした際にも……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、先週の定例日、特に開催しない理由がないのに憲法審査会が開催されなかったことは遺憾であります。せっかく定例日開催が定着してきたのに、極めて残念であります。定例日の開催を原則とすることを改めて求めたいと思います。 憲法五十六条の「出席」の解釈について、当憲法審査会で議論して結論を得ることができたことは画期的だと思います。しかし、その後の動きが悪いと思います。せっかく森会長から衆議院議長、議運委員長に報告をし、オンライン審議を可能とする規則改正や本会議決議につなげることを提起をされましたけれども、まだ具体的な動きがございません。これは、各党に改めて……
○玉木委員 御指名いただき、ありがとうございます。国民民主党代表の玉木雄一郎です。 私どもは、緊急政令及び緊急財産処分についての規定は設けるべきだと考えます。例えば、緊急事態の宣言が発せられた場合において、国会による法律の制定又は予算の議決を待ついとまがないと認める特別の事情があるときは、あらかじめ法律に定めるところにより、内閣は法律で定めるべき事項を定める政令を制定し、又は財産上の支出その他の処分を行うことができる、こういった規定を設けてはどうかと考えています。 ただ、この際に、いかなる場合にあっても国会の機能がどこまで維持できるのかということとセットで考える必要があると思っています。つ……
○玉木委員 私の時間は守っていただきたいと思うんですが。
【次の発言】 国民民主党の玉木雄一郎です。
今週も、こうして定例日に憲法審査会が開催されたことをまず歓迎したいと思います。
また、緊急事態条項を中心としてテーマを絞って議論することは大変有意義だと思いますし、具体的な議論の成果が出せる議論となるよう、私も貢献していきたいと思います。
まず、改めて、国民民主党の考える緊急事態条項についての基本的考え方を述べたいと思います。それは、緊急事態条項自体が危ないのではなく、まともな緊急事態条項がない中、曖昧なルールの下での行政による恣意的な権力行使で憲法上の権利が制限され得る状態こそが危ない……
○玉木委員 会長、ありがとうございます。 国民民主党の玉木雄一郎です。 今週も定例日にこうして憲法審査会が開催されたことを改めて歓迎したいと思いますし、幹事の皆さんの御尽力に心から敬意を表したいと思います。 また、緊急事態条項を中心にテーマを絞った議論が進んでいることには大変意義があると思っております。引き続き、我々としても具体的な成果が出せる議論に貢献をしてまいりたいと思います。 前回、既に国民民主党としての緊急事態条項に関する全体像についてはお示しをしておりますので、今日は、重複するところもありますが、少しその中で絞ってお話をしたいと思います。 まず、緊急事態条項に関する中間整理……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、今週も定例日に憲法審査会がこうして開催されたことを歓迎したいと思います。また、一部にあった、憲法を議論することイコール戦争へまっしぐらといったようなステレオタイプの論調が冷静なものに変わりつつあることを、併せて歓迎したいと思います。 ただ、むしろ、一部の政治家やメディアの中に、例えば緊急事態条項の議論がコロナの感染拡大やウクライナ危機への便乗であるとの世論をあおるような言説があることは遺憾であります。多少の意見の違いがあっても、本憲法審査会の議論は便乗と批判されるようなものではなく、社会や世界の変化に対応した極めて建設的で冷静な議論が行われて……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 今日は、永原参考人、また堀木参考人、ありがとうございます。 国民民主党の考え方をまず申し上げたいと思うんですが、先ほど永原参考人から年表を見せていただいたんですが、二〇〇六年、二〇〇七年と、やはり情報とかインフォメーションの在り方が大きく変わってきているのは事実だと思います。昔は希少な情報をいかに国民に伝えるかということが主眼だったと思うんですが、今、あふれ過ぎている情報をどううまくバランスの取れた形で国民にお伝えし、また判断材料を提供するのかということが非常に重要な視点になってきているのかなというふうに思っています。 その意味で、我々、情報的健……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 昨日提出された国民投票法改正案の内容については、公選法を踏まえた技術的な改正であって、国民民主党としても賛成をします。 ただ、提出後、自民党の参議院の幹部から、残りの会期で改正案を仕上げることは参議院ではあり得ないと異論を唱えておられます。提出するのはいいんですけれども、よく党内ですり合わせていただきたいし、せっかく円満に進んできた憲法改正に向けた当審査会の運営にマイナスにならないように、重々注意をしていただきたいと思います。 さて、国民投票法改正については憲法本体の議論と並行して行うべきだとの立場でありますけれども、一方で、令和三年改正法の検討……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、今後の本審査会の進め方について一言申し上げたいと思います。 これまで、緊急事態条項、国民投票法についての議論を行ってきましたけれども、一つ一つのテーマについて一定の意見集約を行ってから次のテーマに進むことを求めたいと思います。 憲法審査会においてオンライン国会についての解釈の取りまとめができたことは画期的だと思いますけれども、コロナ禍で明らかになったほかの憲法上の課題についても優先的に議論し、速やかに一定の結論を得るべきだと考えます。 特に緊急事態条項、とりわけ議員任期の特例延長の必要性については、本審査会でおおむね合意が得られていると考……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 前回、国民民主党として、憲法九条を論ずるに当たっての基本的な考え方を述べましたけれども、その際提起した問題のうち、本日は特に二つ、必要最小限という要件の話と、自衛官に対するいわゆる防衛司法制度の不備について改めて述べたいと思います。 また、新藤幹事また足立委員からも、それぞれの党の九条に係る意見の表明がありましたので、併せて質問もさせていただきたいと思います。 我が国は、現行憲法九条二項で戦力の不保持と交戦権の否認を認める一方で、現実の防衛政策として、国際的には戦力と言える自衛隊を保持しています。政府は、この条文と現実の乖離を埋めるため、自衛隊は……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 今日も、予算委員会が開かれている中でこうして開かれているのは画期的だと思います。関係の皆さんの調整に心から感謝を申し上げたいと思います。 その上で、今日、地方自治について述べますが、また論点がだんだんだんだん分散していっているような気がします。やはり一つ一つ論点を詰めて、具体的な結論を得て次に進むという運営を改めてお願いしたいと思います。 その上で、我が党の考え方を述べたいと思います。国民民主党は、二〇二〇年の十二月に、第八章の地方自治に関する改正案について、既に条文イメージ骨子、素案を取りまとめています。私たちの考えを三つの論点に沿って説明をし……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 吉田参考人、楊井参考人、今日は本当に、お忙しいところ、ありがとうございます。 広告について知見がないということだったので、一般論としてちょっと教えていただきたい、お二人に伺いたいと思います。 国民投票の広告規制は、主に、出し手側の規制と、情報を受けてそれを流通させる側の規制と、この両方が考えられます。テレビ、ラジオだと非常に明確で、出し手は政党ですから、政党に対してどういう、自分たち自身がどういう規制をやるのかということがあるのと、それを受け取った放送事業者、例えばテレビ局ですね、ここはどこまで何をするのかということ。インターネットであると、それ……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、今後の本審査会の進め方について申し上げたいと思います。 毎週定例日に開催するという、ようやくできたこの慣例は是非守っていただきたいと思います。 また、これまで、緊急事態条項、九条、国民投票法などについての議論を行ってきましたが、やはり、言いっ放しにならないように、一つのテーマについて一定の意見集約を行ってから次のテーマに進むことを求めたいと思います。そのために、分科会方式や小委員会方式も提案したいと思います。特に、緊急事態条項、とりわけ議員任期の特例延長の必要性については、本審査会である程度合意が得られていると考えられますので、具体的な改正……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 冒頭、今後の審査会の運営について一言申し上げます。 これまでの議論の中である程度コンセンサスが得られたと思われる項目の一つである緊急事態条項、そして、とりわけ議員任期の特例延長については、テーマを絞って議論することを提案したいと思います。やはり、言いっ放しではなくて、具体的な議論の成果を出せる審査会の運営が必要だと思います。 その上で、三月三十一日に既にこの場で述べておりますけれども、改めて、国民民主党の考える緊急事態条項についての基本的な考え方を述べたいと思います。 私たち国民民主党の考える緊急事態条項は、行政の簡易迅速な権力行使を可能とする……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 今年の通常国会以降の議論の中で、緊急事態条項、とりわけ議員任期の特例延長の必要性については、スピード感を持って合意を得るべきテーマとして認識されたと思います。 そこで、会長に改めてお願いです。法制局に論点整理を早急にやってもらって、論点ごとに合意点をピン留めしていきたいというふうに思います。 そこで、今日は論点についてまず申し上げたいと思います。こういった点について事務局にまとめてほしい具体的な論点をまず幾つか述べたいと思います。 まず、第一の、大前提の論点として、議員任期の延長規定の必要性の有無。そして、それに密接に関係するものとして、参議院……
○玉木委員 国民民主党の玉木です。 まず、論点整理していただいたことを、本当に感謝を申し上げたいと思います。 一点だけ、これは新藤幹事の個人的なまとめではなくて、私も求めて、先週は開かずに幹事会をやって、意見の整理も、チェックもしたので、これはむしろ、個人的なメモではなくて、この審査会における意見の集約だということが正確な私は理解だと思いますので、そこは申し上げたいと思います。私も先週コメントして、それが反映されたものが今日出されていますので、これは我が党の考えということで結構でございます。 その上で、今まで、議論しても、常に論点が拡散して同じことをいつも繰り返しているという批判がこの審……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。 まとめて、山本先生に三問、そしてJIAAの皆さんに一問、聞きたいと思います。 まず、国民民主党は、二〇二〇年、ちょうど二年前の十二月の我が党における憲法改正の論点整理で、デジタル時代の人権カタログのアップデートとしてデジタル基本権を提起し、特に、思想、良心の形成の自由の確保のための憲法十九条の改正も訴えました。そして、プラットフォーマーに対する規律も憲法改正の論点に入れて、多様な言論空間を確保するためのプラットフォーマーの責任、これを二年前に提起したのは先進的かつ画期的だと自負をしております。 な……
○玉木委員 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 今国会初めて憲法審査会が開催されたことを、まず歓迎いたします。ただ、せっかく、昨年の通常国会では、二月の十日以来、二月中も四週連続で定例日に開催されたにもかかわらず、今国会の初会合が三月にずれ込んだことは正直残念です。開かないことに力を使うのではなくて、開いて議論し、成果を出すことに力を使おうではありませんか。 また、今後は、緊急事態条項、とりわけ議論がかなり積み上がってきた議員任期の延長規定についてテーマを絞って議論し、残された論点について意見を集約した上で、具体的な憲法改正の条文案作りに入ることを提案したいと思います。 私たち国民民主党は……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 前回に引き続き、緊急事態条項、とりわけ議員任期の延長規定について、テーマを絞って議論し、残された論点について意見を集約し、具体的な憲法改正の条文案作りに入ることを改めて提案したいと思います。 なお、昨日、日本維新の会の皆さんと有志の会の皆さんとともに、緊急事態条項の条文案をまとめるための実務者協議をスタートさせました。できれば今月中には成案を得て、その条文案を本審査会に示し、議論の加速化に寄与していきたいと思います。 先ほど新藤幹事から緊急事態条項に関して八つの論点が示されましたけれども、私も前回の審査会で五つの残された論点を申し上げました。 ……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 言いっ放しを避けるために、これまで議論を積み重ねてきた緊急事態条項についてはテーマを絞って議論し、残された論点について意見集約をして、具体的な憲法改正の条文案作りに入ることを改めて提案したいと思います。 同時に申し上げたいのは、この緊急事態条項については、是非、レッテル貼りではなくて、当審査会のこれまでの一年以上にわたる議論を踏まえた正確な情報発信を議員各位や有識者、メディアにもお願いしたいと思います。 ちなみに、もう何度も申し上げていますが、私たち国民民主党の基本的な考え方は、緊急事態条項が危ないのではなくて、まともな緊急事態条項がない中で、緊……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 本日も、これまで議論を積み重ねてきた緊急事態条項について、残された論点について意見集約を進め、具体的な憲法改正の条文案作りに入ることを提案したいと思います。 一部に緊急事態条項は危険だと決めつけるような言説がありますけれども、主権者たる国民の皆さんに正しい判断材料を提供するためにも、冷静で丁寧な議論を展開していきたいと思います。 さて、先週、選挙困難事態の議決要件と緊急集会の位置づけの二点について、自民党の新藤幹事と立憲民主党の篠原委員に質問したので、この二点について改めて今日も伺いたいと思います。 まず、選挙困難事態の議決要件について、新藤幹……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、私からも、中山太郎先生に心からのお悔やみを申し上げたいと思います。 その上で、私からは、まず冒頭、昨日の立憲民主党の小西洋之議員の発言について申し上げます。 憲法審の毎週開催は猿がやること、蛮族の行為とか、衆議院の憲法審査会では誰かに書いてもらった原稿を読んでいるだけだと発言をされておられます。私たちは猿でも蛮族でもないと思いますが、こういった発言は、我が党のみならず、与野党合意の中で真摯な議論を重ねてきた当衆議院憲法審査会に対する冒涜です。強く抗議するとともに、発言の撤回と謝罪を求めたいと思います。対応を森会長に一任したいと思いますので、……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 先ほど維新の馬場幹事からも紹介があったとおり、先週、日本維新の会、国民民主党、有志の会の三会派で、緊急事態条項のうち議員任期の延長に関する条文案について合意を得ました。この条文案の中身は本審査会での議論を踏まえたものでありますので、憲法改正に向けた現実的かつ合意を得やすい内容になっていると思います。今後、当審査会における成案作りのたたき台として御議論いただき、他の会派の皆さんとも丁寧に合意を得ていきたいと考えています。 内容については、先ほど馬場幹事から資料を基に説明があったとおりですが、このうち選挙実施困難と前衆議院議員の身分の復活について追加で……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、緊急事態において国政選挙が実施できない場合の対応について述べたいと思います。 先週、奥野委員から、立憲民主党は議員任期の延長のための憲法改正は絶対反対ではない、解釈や法改正でできないことが明らかになれば、改憲も当然との意見表明があったことを改めて評価したいと思います。 これまでの議論の中で、繰延べ投票で対応できないことは明らかになったと思いますので、残された論点は、緊急集会の一時的、臨時的、限界的な射程がどこまで延び得るのかということに収れんされてきたと思います。 前回、日本維新の会、我が党、そして有志の会の三会派で示した案では、選挙の一……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 大変いい議論が行われていると思います。こういう議員間の議論が本当の国会の議論だなと思いますので、立場はいろいろあるにせよ、こうして開いてこういった議論ができることは、本当に価値のあることだと思っています。 まず、冒頭、緊急事態の議員任期の延長について述べたいと思います。 先週、立憲民主党の篠原委員に対して、任期満了を迎えた前議員に議員並みの特別の身分を付与することが立法措置でできるのか、できるとしてどのような立法が可能なのか、今日は回答をいただきたいと思ったのですが、敬愛する篠原先生がいらっしゃらないので、次に回したいと思います。 ただ、私はや……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 まず、緊急事態における議員任期の延長について述べたいと思います。 先週も、立憲民主党の篠原委員に対して、任期満了を迎えた前議員に議員並みの特別な身分を付与する特別立法は可能なのかということを伺いました。 なぜ私がこのような質問を繰り返しているかといえば、憲法に書いてある議員任期の延長や前議員の身分復活、延長にはやはり憲法改正が必要であって、立法措置で行う場合は違憲立法にならざるを得ないと考えるからです。しかし、もし立法や解釈で一時的、臨時的、限定的とされている緊急集会の射程を延ばしたり拡大できるのであれば、具体的にどのような立法や解釈で行うのか、……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 緊急集会と、若干、憲法九条についても述べたいと思います。 まず、緊急集会について、少し大きな枠組みの話をさせていただきたいんですが、私は、憲法の統治機構に関わる条文は厳格に解釈すべきであって、無理な解釈は避けるべきだというのが基本的な考えだと思います。 皆さんも覚えていらっしゃると思います。昨年二月に本審査会に参考人としてお越しをいただいた高橋和之先生、東大名誉教授も、憲法の条文で人権に関する規定は原理の性格を持つのが常識であり、統治機構の規定はルールの性格を持つのが通常であると解されますと述べておられます。そして、原理は、ルールのような明確な要……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 両先生、今日はありがとうございます。 私も、まず聞きたいのは、長谷部先生の「注釈日本国憲法」の六百九十三ページに、これは佐藤先生も指摘しているんですが、緊急集会の濫用の危険性です。余りにも解釈を広げ過ぎると濫用の危険性が出てくるというのは先生の本にも書かれてあります。 あと、例えば、これもここに書いてありますが、内閣が、対立する衆議院を解散して、本来は国会会期中に審議すべき案件を、参議院と連携して、要は結託して緊急集会で成立させるという、緊急集会を国会対策の技法として用いる危険性も「注釈日本国憲法」では指摘をされています。 まず、お二人に、先生……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 私も国民投票広報協議会のことについて述べたいと思います。 現在の国民投票法は、百五条で、投票期間前十四日間については、テレビ、ラジオのCMを禁止しています。 そして、同法百六条で、その禁止期間は国民投票広報協議会が憲法改正案の広報のための放送をするものと定めています。また、放送に関しては、賛成の政党等及び反対の政党等の双方に対して同一の時間数、同等の時間帯を与えるなど同等の利便を提供しなければならないとしています。改憲に賛成する政党等及び反対する政党等について、協議会の費用で各自の広告が行える規定が整備をされています。 また、同法百七条では、新……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 緊急集会の期間については、私も最大七十日とすべきだと考えます。大石先生が主張されたように、七十日という数字が書いてあることの意味というのはやはり捨て難く、それを突破されたら、どこまでが限界か分からなくなるからであります。 一方、長谷部先生は、四十日や三十日といった具体的数字の入った準則規定は、平時には一〇〇%守らなければならないが、緊急時においては、まず生き延びることが大事だから、必ずしも一〇〇%従わなくてもいい旨述べられました。しかし、これは、緊急事態を理由に行政の解釈で憲法に書いてあるルールを恣意的に拡大することに道を開くものであり、むしろ権力……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 現在の憲法改正手続法には、インターネットを利用して行う国民投票広報協議会による広報についての規定や、協議会の費用で行う政党のインターネット広告についての明文の規定がありません。インターネットがこれだけ影響力のあるメディアになっている以上、協議会がインターネットを利用した広報や禁止期間における政党等の広告を行うための法整備が必要だと考えます。 協議会がインターネットを利用した広報、広告に関して何がどこまでできるかを明らかにしないまま政党等のインターネット広告を禁止してしまうと、過度な規制になり、国民は正確な情報に接する機会を失い、政党等の広告の禁止期……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 私からも、冒頭、この立派な資料をまとめていただきました法制局、事務局に感謝を申し上げたいと思います。 改めて、今日、これを見ると、五つの会派ではほぼ意見が一致しております。是非、この議論の積み重ねの上に幹事会の場やあるいは作業部会を設置するなどして、議員任期の延長については具体的な条文化作業に入ることを求めたいと思います。既に、国民民主党は、日本維新の会、有志の会の皆さんと具体的な条文案も作成しておりますので、そういった条文案作りにも積極的に貢献していきたいと思います。 いろいろ憲法改正については立場があるんですが、やはり危機感の共有が大事だと私……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 私、昨年の、ちょうど一年前、十一月十七日の憲法審査会で次のように述べました。昨年の通常国会以降の議論の中で、緊急事態条項、とりわけ議員任期の延長規定の必要性については、スピード感を持って合意を得るべきテーマとして認識されたと思われる、そこで、会長にお願いがあります、法制局に論点整理をしてもらい、論点ごとに合意点をピン留めしていきたいと述べました。 そして、この提案を受けて、法制局が議員任期の延長についての論点整理を行い、あのきれいな表を作っていただきました。自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党、有志の会の四党一会派ではあらあらのコンセンサスが得……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。
私からも、まず中谷筆頭幹事に確認をしたいんですが、先ほどもありましたけれども、さきの国会で総理が、任期中というのは来年九月の任期中、ここに憲法改正をするという意思を明確に表明をされました。
中谷筆頭幹事からは今るる御説明があったんですが、あの総理の発言の後、自民党総裁たる岸田総理と中谷筆頭幹事は直接お話をされて、その真意を確認をされたのか、スケジュール感などのすり合わせをあの後されたのかどうかということをまず確認をしたいと思いますので、お答えいただければと思います。
【次の発言】 いや、事実関係として、あの後、三木さんが質問をされて、総理が明確に、……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 岸田総理は、自民党の憲法改正実現本部の会合で、自民党総裁として目の前の任期中に改正を実現したい、党派を超えた連携を目指す改正項目について党としての考えを取りまとめてほしいと述べられました。意気込みは非常にいいと思います。 ただ、今日が臨時国会最後の憲法審査会です。この国会を振り返ってみて、改正項目の絞り込みや条文案作りが一ミリも進まなかったことは極めて残念です。岸田総理の目指す来年九月の総裁任期中に改正するのであれば、今国会でこそ、まさに、党派を超えた連携を目指す改正項目としての四党一会派で合意が進んだ緊急事態条項、とりわけ議員任期の延長規定につい……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 先ほど、維新の馬場代表から中山太郎先生と中野寛成先生のお話がありましたけれども、ずっと同じような議論になっていて、もう少し与野党を超えた建設的な議論はできないものかなと思います。 その観点から今から申し上げますけれども、皆さん、前回この憲法審査会が開かれたのはいつか覚えていらっしゃいますか。去年の十二月七日です。あれから四か月たっていますが、憲法改正の具体的な議論は一ミリも進んでいません。 前回、最終回だったと思いますが、中谷元筆頭幹事から起草に向けた機関を創設する旨の発言がありましたけれども、発言があっただけですね。衆議院の憲法審査会規程第八条……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 前回申し上げたとおり、これからの進め方については、具体的なスケジュールと、そして具体的な改憲項目をイメージして進めることをまず提案したいと思います。 特に、九月の岸田総理の任期中までに発議までたどり着くということであれば、もう選択肢は一つしかなくて、それは五会派でおおむね意見が集約されました緊急事態における議員任期の特例延長規定を中心に、テーマを拡散させずに、起草委員会などをつくって条文案作りを進めていくべきだと考えます。 先ほど、維新の青柳委員から九条のことについての質問があったので、お答えしつつ考えを述べたいと思います。 まず、九条について……
○玉木委員 おはようございます。国民民主党の玉木雄一郎です。 今国会、もう七回しかこの憲法審査会が開かれません。前回申し上げたとおり、今国会では、五会派でおおむね意見の集約が図られてきた緊急事態における国会機能維持を可能とする憲法改正に絞って、起草委員会を設置して条文案作りに取り組むことを改めて提案をしたいと思います。 そのために、立憲民主党と自民党にそれぞれ、まずお願いがあります。 立憲民主党さんにも、是非前向きに議論に参加していただくことをお願いしたいと思います。 立憲民主党さんも、お手元に配っていますけれども、昨年二月二十二日に泉「次の内閣」で閣議了承された中間報告を見ても、これ……
○玉木委員 おはようございます。国民民主党代表の玉木雄一郎です。 憲法審査会も、今国会、残り六回となりました。今後の運営について、まず三点提案をしたいと思います。 来週からは、全会派を入れた起草委員会を設置し、これまでの議論を経ておおむね意見の集約が図れた緊急事態における国会機能維持を可能とする憲法改正について条文案作りに着手すること、このことをまず求めたいと思います。 二つ目に、国民投票広報協議会の規程案を具体的に策定することを求めます。 三点目に、これは何度も出ていますが、広く国民にこの審査会の議論を知っていただくためにNHKの中継を導入すること。 以上三点を会長及び幹事の皆さん……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 憲法審査会も、今国会、今日を除けば残り五回となりました。今週からは起草委員会を設置すべきと先週提案をいたしましたが、まだ設置されていません。もう論点は出尽くしていると思いますので、来週からは是非、起草委員会を設置をし、緊急事態における国会機能維持を可能とする憲法改正について条文案作りに着手することを改めて提案をいたします。 議論の分かれる論点についても、具体的な条文案をベースに議論した方が国民にも分かりやすいですし、書いてもいないことで誤解や不安が膨らむことを防止することもできます。起草委員会で条文案を作成し、その上で、本審査会において要綱形式で議……
○玉木委員 会長にまずお願いしたいんですが、傍聴の方が特定の政党の発言に対して拍手をしたり発言するということについては、これは是非、ルールなので、傍聴券の裏にも注意書きが書いていると思うので、これは徹底をいただきたいというふうに思います。皆さんにとって冷静で落ち着いた議論をしていくということは、傍聴されている国民の皆さんも含めた共同作業だと思っていますので、その点は是非お願いしたいと、まず冒頭申し上げます。 憲法審査会も、今国会、今日を除けばもう残り四回となりました。また改めて申し上げるのは大変心苦しいんですが、やはり起草委員会を速やかに設置をして条文案作りに着手することを改めて求めます。 ……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 憲法審査会は、今国会、今日を除くとあと三回となりました。何度も申し上げますが、起草委員会を速やかに設置して条文作りに着手しようではありませんか、そろそろ。もう間に合わないと思います。絶望的だと思います。古屋先生、いらっしゃいませんかね。自民党としても熱心にいろいろな会をやっておられますけれども、物理的に、今のままだとできないと思いますよ、九月に。そこを具体的にどうするのかということをやはり示すべきだと思います。せめて要綱形式で議論することを始めることを提案いたします。 今日も議論になっている国民投票法のネット規制等についてでありますが、これも私、も……
○玉木委員 国民民主党の玉木です。 憲法審査会も、今日を除くと、今国会、あと二回となりました。起草委員会を速やかに設置し、条文案作りに着手することを繰り返し提案してきましたけれども、もう時間がありませんし、絶望的だと思っております。 昨日、自民党の憲法改正実現本部は、今国会中の憲法改正原案の国会提出に向け、他党との協議を古屋本部長ら執行部に一任したと報じられておりますけれども、一方で、同日、自民党の浜田国対委員長は、まずは今ある法案を全て通す努力を優先すべきと発言されております。また、一昨日は、石井参議院国対委員長に至っては、国対担当の使命は政府提出法案を全て成立させることだ、条文案が出て……
○玉木委員 国民民主党の玉木雄一郎です。 憲法審査会は、本日、事実上、今国会の最終回だと思います。来週は不信任案も出るかもしれませんので、今日、最後だと思って発言をいたします。 結局、今国会では条文案どころか起草委員会も設置されず、岸田総理の今の総裁任期中の発議は不可能となりました。今、猛烈な徒労感を覚えています。これは岸田総理の政治責任が問われる事態だと思います。 また、条文案を出したらほかの法案審議を止めると言う立憲民主党さん、そのことに唯々諾々と従う自民党にも苦言を申し上げたいと思います。憲法審査会は本来、政局を持ち込まないという理念だったと思いますが、それが形骸化しています。この……
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