このページでは小熊慎司衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小熊慎司衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 安倍政権発足後、総理、岸田外務大臣初め、ほかの閣僚の皆様、また森元総理も、さまざまな国に行って外交関係の深化を遂げようと努力をされてきたところでもありますし、また、不幸な事件ではありましたけれども、アルジェリアにおいて城内政務官の活躍もございました。 その中で、各国とも重要な国でありますし、日本との距離の近い遠いにかかわらず、やはり、価値観外交の点からいえば、価値を共有する国との連携強化というのはこれからやっていかなければならないところであります。 そうした国々の、エリアの一つにASEANがありますけれども、ASEANも、各国さまざまな政治体制は……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 長島議員のすばらしい質問の後にいささか緊張しておりますけれども、今の沖縄の基地も、沖縄の局地的な話ではなくて、これは全国民で考えるべきだという、すばらしい切り口だというふうに思います。 まず初めに質問したいのは風評被害についてなんですけれども、私の地元の福島県は原発事故によって多くの課題を抱えて、その中に風評被害もありますけれども、これも国際的に見れば福島だけの問題ではなくて日本全体を覆う話になっておりますから、実は、この原発事故災害というのは、まさに全国民がこれを受けとめて考えていかなければならないところであります。 前政権下の中で、やはり同じ……
○小熊委員 国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約、ハーグ条約について質問させていただきます。 過日の本会議でも、私自身、党を代表して質問させていただきました。非常に重要な条約でもあり、本会議場でも質疑をさせていただいたときに表現をさせていただきましたけれども、これはもう三十年出おくれているということと、あとは、今ほど山口委員の中でも北朝鮮の話も出ましたけれども、北朝鮮に対して拉致国家と言いながら、逆にハーグ条約に関しては取り組みがおくれていた点に関して、国際的には日本は拉致という言葉まで使われて早期の締結を施された、そうした側面もこれまでの経緯の中ではあります。 そういった中で、子供……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず、北太平洋公海漁業資源保存条約についてお伺いをいたします。 これまでの質疑にもありましたとおり、この条約は、対象地域での海洋資源の利益、国際的な利益また日本の国益に関して、非常にこれが確保される条約であり、また、この条約に関しては、さまざまな委員が御指摘のとおり、日本が主導してやってきたところでありますし、条約を各国が締結、発効後には、またさらに日本のリーダーシップが求められるところであります。 この件に関しまして、条約が発効されていけば、事務局をどこに置くかということが課題になってまいります。これはまさに日本のリーダーシップで行ってきた、提……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、アスベストの対策についてお伺いをいたします。 数多くの国会議員の方々も、被災直後、さまざまな被災地に入って瓦れきの中を見て回ったり活動された方は多いと思いますけれども、私自身もそのときに感じたのは、ほこりが舞っている中で、この中にはやはりアスベストもかなりあるんだろうな、どうなるんだろうということをその当時から懸念していたわけであります。 昨年は阪神・淡路からもう二十年近く、十七年目、ことしは十八年目ですけれども、十七年目のときに、二カ月間だけ瓦れきの撤去作業をされた方が中皮腫になって亡くなられた、それで労災認定をされたという現状も踏……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 黒川参考人初め元事故調の皆様には、本当に、これまでの御努力に感謝を申し上げます。 また、とりわけ蜂須賀さんにおかれましては、私も会津でございますので、浜通り、会津、同じ福島県ですけれども雪国と南国ぐらいに差がある気候の中で、我々、雪国に暮らしている中でも、雪のすばらしさ、また文化の奥深さもあることながら、やはりなかなか雪の大変さというのも、ずっと暮らしている私たちにとっても大変な中で、なれない雪国生活、本当に大変なことだと思います。雪が降るだけじゃなくて、大体冬は晴れやかな空が浜通りは当たり前なのが、我々は、冬の間はずっと鉛色の空で、暗く閉ざされた……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 田中委員長は、私の尊敬すべき高校の先輩でもありまして、会津高校というところで、本当に重責を担って御尽力されていることに深く敬意を申し上げる次第であります。 私も、国会議員になる前は福島県の県会議員をしておりました。何度か国会の、参議院の方から今は衆議院ですけれども、参議院のときにもお話をさせていただきましたけれども、私が県会議員になったのは、ちょうど東電のトラブル隠し、データ改ざんを検証する年でありました。 そのとき、当時の東電の役員、また従前の組織であった保安院の方々も呼んで、二年にわたって検証したんですけれども、それを振り返ると、やはり安全神……
○小熊委員 先日の委員会でも信頼と信認という言葉が出てきましたけれども、また原子力行政について、原子力研究開発機構の放射能漏れの報告が三十時間以上おくれたという、きょう東電の社長が来ていますけれども、東電だけじゃなくて、これはまさに原子力全体、いわゆる原子力村にかかわる、信頼がやはりされないということでして、本当に信じられないような組織状態になっているなというふうに思います。 今、国民の信頼を得ていないこうした原子力行政について、もう一度立ち返ってみたいんですけれども、東電の社長にお伺いをいたします。 今回の原発事故、またそれにかかわる汚染水の処理の問題でも、あり得ないことが起きましたと。……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
五項目ほど通告をさせていただいておりますけれども、まず初めに、原子力災害による被災者支援策パッケージ、また、これと子ども・被災者支援法については大きく関連をしますので、二つあわせて、それぞれ質問を織りまぜていたしたいというふうに思います。
今ほど吉田委員からもありましたけれども、低線量の基準の一ミリというのが大きな数字になってきているわけでありますけれども、改めて冒頭、放射線の低線量被曝について、現時点での見解を求めます。
【次の発言】 先ほども吉田委員が世界各地の放射線の話もしましたけれども、ローマの名誉のために言っておきますけれども、ローマは二……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 参考人の皆様には、お忙しい中おいでいただきまして、ありがとうございます。また、それぞれのお立場で復興に向けて御尽力されていることに深く感謝と敬意を申し上げる次第であります。 まず初めに、遠藤参考人にお伺いをいたします。 県内ではいち早く帰村宣言をされて、これまで、リーダーシップを発揮してさまざまな取り組みをされてきました。陳述の中にもその辺を言及されておりましたけれども。 過日、これは東北だけの放映ではありましたが、「クローズアップ東北」というNHKの番組において特集がありまして、村長と村民の、とりわけ若い方々との座談会の経過を放映されておりま……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
これまで、この委員会のほかでもいろいろ議論をしてまいりましたけれども、いわゆる線量について、今、原子力災害対策本部の方で防護基準についての検討を行っているところでありますけれども、冒頭、改めて、この線量基準に応じた防護措置についての詳細をお聞きいたします。
【次の発言】 この防護の基準、これと連動してくるものが幾つかあると思います。いわゆる子ども・被災者生活支援法、これはまだ一定の基準の地域、その対象地域が示されていないわけでありますけれども、過日の原子力特委の方でも規制委員長にお聞きをいたしましたところ、あくまでも、除染に関しては、二十ミリ以下は、……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司でございます。 東日本大震災、そして東電の原発事故災害から、昨日で二年が経過をしました。昨年、私は地元福島県の追悼式に出席をし、昨日は政府が主催する追悼式典に出席をさせていただきました。 その際、各党代表の献花が行われていたわけでありますけれども、日本維新の会は、石原、橋下両代表が公務等のため出席できず、松野頼久国会議員団幹事長が、党としての、党を代表しての献花をさせてほしいと申し入れをさせていただいたにもかかわらず断られたということとなっております。 この式典に出席したさまざまな方々から、私も含めて、日本維新の会はこの大震災に対して真摯に向き合わないの……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 昨日に引き続きまして、質疑をさせていただきます。 まず初めに、原発事故災害における子供の健康についてお伺いをいたしたいと思いますけれども、過日も、環境省の調査によって、福島県外の子供たちの甲状腺の状況、これは福島県とほとんど変わりがなかった、そのような発表もあったところであります。しかしながら、一方で、今、県内の親御さん、また子供たちは、不安の中で生活をしているというのも実態でございます。 私も参議院時代に賛同者の一人となりましたけれども、まず初めに、子ども・被災者支援法の基本方針、これは、取り組むという姿勢も衆参のさまざまな答弁の中でお聞きはい……
○小熊委員 態度は小さく、志は大きく頑張ってまいります。 私も、渡辺敬夫市長、また馬場町長と同じく、福島県会議員の出身でもございます。ちょうど十年前に県会議員にさせていただいて、まさにあれから十年たちましたけれども、今こうしてあるのも先輩方の御指導のおかげであります。 ちょうどその十年前は、東電のトラブル、事故隠しがありまして、県議会で検証しておりました。全員協議会の席で、当時の渡辺敬夫県会議員が、東電の社長、また保安院の方々に、鋭い指摘をしていたのを覚えております。 そのときにも東電は、あり得ないことが起きた、二度とこういうことがあってはならない、情報も、隠すことはもとより、おくれるこ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 東日本大震災、東京電力の原発の事故から二年半が過ぎて、過日の報道でもありましたとおり、宮城、岩手では震災瓦れきの処理状況が格段に進んでいる、仙台市では終了したという報道もなされた中で、一方で、私も福島県でありますけれども、福島県においては処理が進んでいない、また原発事故災害はまだ収束をしていない、現在進行形の災害であるということで、そういった段階において、政府が汚染水処理を初め国が前面に立ってこの対応をしていくということは、これは大変ありがたいことであります。 ただ、これまでの二年半の経過、政権が民主党から自民党にかわったという背景の違いはあります……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会、小熊慎司でございます。 きょう十一月六日というのは、明治元年に、あのときは旧暦でありましたから、旧暦に直すと明治元年九月二十二日、これは会津戊辰戦争終結の日であります。まさにこうした日に会津人の私が御質問に立たせていただく。大臣の所信にもありました、世界の平和と繁栄に貢献をしていくという、そうしたまさに崇高なる志、目標に向かって日本の外交をしっかりとやっていくという点におきましては、大臣と志を同じくするものでありますので、そうした世界平和に向けての日本の外交のあり方といった基本を踏まえつつ、質問に入らせていただきます。 一五年の五月に行われる島……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会、小熊慎司でございます。 玄葉委員また玉城委員の大変ハイレベルな質疑の後、緊張しておりますし、また、先日の外務委員会でも、玄葉前大臣が若いころに使われた言葉で、外交こそ国益という意味では、大変さまざまな常任委員会がありますけれども、この外務委員会、特に、前大臣、元大臣もそろっていて、大変すばらしいメンバーに恵まれて、また日本のこれからのしっかりとした進路について質疑ができるということは、大変すばらしい委員会に所属をさせてもらっているということを冒頭申し上げます。 玄葉委員の中にもありましたけれども、日本を取り巻く外交のあり方として、先ほど大臣と玄……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。 去る九月の国連での安倍総理の演説は大変すばらしいものだったなというふうに私も評価をするものでありますし、とりわけ女性の社会進出については、国内についても、今後の日本の活力としてはこれにしっかりと取り組んでいかなきゃいけないという部分と、国外的にも、さまざまな女性の迫害やいろいろな部分に言及しながら、日本としてもこれを支援していく、そういう演説でありました。これは本当に国際的にも評価をされたところでありますし、言葉だけではなく、日本も世界の中でしっかりとリーダーシップを発揮して取り組んでいかなければなりません。 三本の柱を……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。 我が党は、十月一日に、汚染水漏れの調査で、東電の福島第一原子力発電所視察を行わせていただきました。また、昨日は部会で、東電の方からいわゆる漏水に関しての聞き取り調査もさせていただいたところであります。 大変多くの課題を抱えながら、完全収束に向けて着実に、早急にこれを進めていかなければならないところでもあります。また、他方で、こうした問題を抱えながらも、復旧復興の一つの足がかり、前向きな取り組みとして、東京オリンピックも決まりましたし、また、県内においては、次回の島サミットの開催もいわき市で決まるという明るい話題も出ている……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
まず初めに、何点か確認から入りたいと思いますけれども、これまでの質疑の中でも、原子力発電所また原発事故にかかわる情報のあり方について幾つか確認はされてきました。SPEEDI等の避難にかかわる情報というのは特定秘密に入らないという確認はとれているところでもありますけれども、また一方で、原子力発電所の警察等の警備については、これが含まれるのではないかというようなことも確認をされております。
そこで、まず初めに、原子力発電所の警察等の警備についての現況をお伺いいたします。
【次の発言】 再度確認しますが、常駐というのは、原発施設内に常駐ということでよろし……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
冒頭、午前中の質疑で、我が党の山田宏議員からの質問に対して、甘利大臣から発言があるということの申し出がありますので、よろしくお願いをいたします。
【次の発言】 それでは、質問に移ります。
先月、九月二十二日というのは、会津で行われた戊辰戦争終結の日でありました。総理も見ておられるかわかりませんけれども、「八重の桜」も戊辰戦争が終わって今京都の方に移っていますけれども、あの苦難の時代に、まさに、逆に戦争が終わってから明治時代を生き抜いた会津人、福島県人の生きざまというのがこれからの復興にもやはり生かされていかなければならないというふうに思います。
……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 午前中は大変高尚な質疑が続きましたが、私も頑張りたいと思います。 まず初めに、我が党の阪口委員も御指摘をされましたけれども、いわゆる衛藤晟一首相補佐官の発言について、これは公私の区別とかいろいろあるとは思うんですが、やはり政治家の発言というのは公私の区別ということで言い切れない部分もあるというふうに思いますし、発言は撤回されましたけれども、それによってアメリカも、それは問題にしないという大人の対応をしてもらっているのも事実ではありますが、人の記憶は消せませんし、そのことに対してアメリカも大人にはなっているところはありますけれども、やはり少なからずこ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず、先ほど民主党の小川淳也委員からも質疑がありましたウクライナの件についてですけれども、先ほどの質疑でもありましたとおり、談話を発表されたということではありますが、アメリカも制裁を発動して、これからそれを実行していくという段に入っています。欧米と足並みがそろっている部分と、必ずしも欧米の方もそろっていない部分、それぞれの国の立場、背景によって対応が細かいところでは分かれているというのが実情でもあります。 我が国も、極東地域においてはロシアも隣国でありますし、ロシアとの間の領土問題の解決に向けてもしっかり取り組んでいかなければいけないという課題もあ……
○小熊委員 まず初めに、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律についておただしをいたします。 過日、我が党でも党内手続をとったときにいろいろ議論が出ました。逆に、我が党は、在勤手当とかこういう話よりも、外交活動の経費をもっと増額すべきだという意見が多数出まして、それは国によって、また内容によってしっかり精査をしなければなりませんし、ある意味、透明性も確保しなければいけない、また、機密費みたいに透明性とは相反するような経費もあるということもありながら、日本の外交力強化のためには、在外公館の強化、これは喫緊の課題であろうという前向きな議論が出たところであります……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 常日ごろ、ODAに関しては選択と集中と拡大ということを言い続けておったんですが、昨今悲しいニュースが入ったのは、インドネシアでの火力発電事業について丸紅が賄賂を贈っていたということで、アメリカに罰金を払い、外務省としても丸紅のODA事業の参加を九カ月間停止するということがあります。 世界的な腐敗認識指数で見ると、いろいろな国があって、確かにそういう途上国においては指数が高い国がありますから、私も海外へ行っていろいろな関係者と話すと、賄賂の世界というのが本当に現実にあるというのはもちろん認識はしております。でも、そういう中でしっかりと日本のODAをや……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 午前中の質疑では、委員長を初め定足数が足りていないという状況、また、これは大事な協定の質疑ということであれば、外務委員会は、私は、ほかの委員会よりも質疑者も答弁者も含め非常に格調高い、いい委員会だとは思っているんですけれども、非常に残念な状況でありました。二度とこのようなことがないことを、私自身も含めて、これは肝に銘じなければならないというふうに冒頭申し上げまして、質問に移ります。 この原子力協定、午前中の質疑もありました。御承知のとおり、我が党でも、昨年、非常に時間をかけて党内でも議論をし、また、両院議員総会という大きな党内手続を経て、最終的には……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
まず、武器貿易条約についてお伺いをいたします。これは、いろいろ外交上も日本が主導的役割を担った、大変いい条約だというふうに思います。
まず、事実的な確認からですが、これは五十カ国が締結をしてから効力を発揮していくということになっておりますけれども、今の段階ではおよそ三十カ国を超えるぐらいになっています。その五十カ国、発効までの見込み、それは国によっていろいろな状況もありますから、一応見込みとしてはいつごろ発効になるのか、確認をさせてください。
【次の発言】 これはそれぞれの国々で手続を踏むものですから、一日も早く発効できるように祈るしかないというか……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
きょうの質疑でもこれまでもされてきましたけれども、改めて、日米首脳会談の成果と、今、日本を取り巻く、また太平洋地域のみならず国際的な情勢を考えれば、日米首脳会談で話し合わなければならない課題というのは数多くあったわけですけれども、限られた時間でもありましたので、その成果と、逆に積み残してしまった課題についてお伺いをいたします。
【次の発言】 TPP、道筋というのは具体的にどういうことなんですか。
【次の発言】 非常に苦しい表現だったというふうには思いますが、我が党もTPPは推進をする立場でありますので、早期妥結に向けて、しっかりと国益を確保するという……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、投資協定が三つかかっていますけれども、ミャンマーの投資協定についてお伺いをいたします。 昨年、外務委員会の海外調査で、私も調査班に入れていただいて、前委員長の河井委員、原田理事と一緒に南アジアを回って、ミャンマーにも行ってまいりました。そこで、いろいろ現地の状況を大使館を通じて、また、ミャンマーの要人との交流もさせていただきました。やはり発展している国でありますし、非常に親日的な国で、限りない可能性を感じたところでもありますけれども、首都が最大の都市ヤンゴンからネピドーに移っていて、でも、各国大使館はネピドーに行かずにヤンゴンにとどまっ……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。 五項目ほど通告をさせていただいておりますけれども、きょうの質疑の中でも、中越の領海の問題については既に鈴木委員また黄川田委員がすばらしい質問をされましたので、ここは私なりの御提言というか考えを述べさせてもらいたいと思います。 きょうも、ベトナムの漁船が中国の船に体当たりされて沈没する映像が公開をされておりましたけれども、まさに法の支配、領土、領海といったものは二国間で解決すべき問題でもありますけれども、やはり力による現状変更は認められないという、ロシアの問題もありますし、これはしっかりと国際社会の中で正義を貫いていかなけ……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。 これまで予算委員会等々でも、大臣とも議論をさせていただいてまいりましたけれども、いわゆる除染で生じる除去土壌等の中間貯蔵施設、最終処分場にかかわる件について質問させていただきます。 今、大臣を初め、政府一丸となって国が前面に立つということで、この原発事故災害について対応していただいているところであります。福島県内においては、除染も国直轄、また各市町村ごとの計画なども進んでいる中で、この汚染された土壌等の処理、今、仮置き場、仮置き場のさらにまた一時保管といった状況で、しっかりとこれを前に進めるためには、その貯蔵施設をつくっ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司でございます。 今、原発の収束に向けては、関係各位に努力をしていただいているところでありますけれども、たびたび汚染水の問題が出たり、また多核種除去施設も思ったように動かなかったり、完全な収束まではやはり長い時間を要さなければならないなというふうに思っています。遅々として進まずということは言いませんけれども、遅々としながらも何とか進んでいるという状況なのかなというふうに捉えています。 そういった中で、この原子力委員会だけではなくて、復興特なんかでも、またほかの各種委員会でもたびたび質問させていただきましたけれども、汚染水の処理をしている中でどうしてもトリチウ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、私の母校、高校の尊敬する先輩の一人である田中委員長にお聞きをいたしますけれども、きょうも質疑の中で出ていましたが、エネルギー基本計画についてであります。 これは、二月の原案が示されたときと、閣議決定されるまでいろいろ意見が出て、とりわけ序文に関して、最初は福島の事故の反省が色濃く入っていたのが、文言としてはその文章の中には入っていますけれども、私の地元の福島県でも、やはりこれは一番最初に出ていた原案が素直にそうなるべきであって、一度落とされたというか後ろの方に回って、また、削除された部分が一部復活をしたりという、この経緯自体が非常に問題……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 きょうは、参考人の皆様におかれましては、大変お忙しい中、時間をつくっていただきましたことを、まず御礼申し上げたいというふうに思います。 私の方からは、私も、先ほどの吉野委員と同じく福島県議会の出身でもありまして、また、この震災のあったときには参議院議員をさせていただいていましたけれども、現場をいろいろ訪れて、大変お忙しい中でも、桜井市長にもいろいろ現場の状況をお聞きしたり、また、本当は入ってはいけなかったんですが、二十キロ圏内にも立ち入って、震災の一週間後ぐらいに佐藤前知事にお電話をして、私自身のいろいろな思いと、また前知事のいろいろな御意見、御指……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律案について、読み上げるだけで大変なんですが、質疑をさせていただきます。 これは今まで、くるみん認定制度、マークを使っていました。新たにプラチナくるみんというのが出てきましたけれども、必ずしも、くるみんが国民の中で認知度が高かったかというと、なかなかこれは厳しい状況であったというふうに思いますし、このマークをもらうことで企業のイメージがアップする、また優秀な人材が集まるという、その効果もなかなか、あらわれている部分もありますけれども、大きく波及はし……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司です。 差しかえで総務委員会で質問させていただきます。よろしくお願いをいたします。 前段の佐藤正夫委員がやる予定の質問を、私、関連もあったので、そこから入りたいと思います。私は資料を配っていないんですけれども、佐藤正夫委員が配ったので、せっかくですから活用します。 この携帯電話の料金について、総務省、内外調査、比較をしていますけれども、これは直近のものだけですけれども、いろいろな過去のものを見ると、為替の変動によって、また国際比較も多少は変わってきます。年によっては、日本が海外の中では安い料金体系になっているというのもあれば、まあまあ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 今、同僚の三木委員の、甲状腺の検査、私の子供も小学生が三人いますから、ある日、家に帰ったときに、甲状腺の検査の申込書が置いてあったときは、一瞬、えも言われぬ感情に襲われたのも事実であります。 私は原発から遠く離れた会津ではありますけれども、全県の子供が対象ということでやっていますが、とりわけ浜通りの子供たち、相馬市の方でも、リスクコミュニケーションをしっかりして、女子中学生に放射線の授業を行った後でも、アンケートをとれば、結婚のときに何らかの不利益が出るんじゃないか、そういう答えをした生徒が四割に上ったという事例もあります。 事実をしっかり積み上……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司です。 これまで同僚の玄葉委員、また福田委員からもありましたけれども、大変残念な石原大臣の発言で、私の地元の福島県内はもとより、大きな影響を今及ぼしているというふうに断じざるを得ませんし、これは必要な施設ではありますけれども、やはりこの件についてしっかりと真意を、また、今後の対応をただしていかなければならないというふうに思っています。 多少重なる質問も出てくるかと思いますけれども、御本人をここにお呼びできていないのでしっかりと掘り下げることはできないんですが、環境省として、まずこの真意をしっかりと説明をしていただかなければならないと思い……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、森林の件についてお伺いをいたします。 私の地元も、福島県で、北海道、岩手に次ぐ面積を抱えて、森林面積も多数抱えていますけれども、今、大変森林も荒廃をしていて、鹿やイノシシや猿や熊が頻繁に出て、農産物や、また人にも危害を与えています。熊が出るたびに、私も小熊ですけれども、熊が出た、熊が出たと言われて、私は何か悪いなという気にもなってくるんです。 これはやはり、手つかずの自然というのもありますけれども、古来、人間がかかわっていって、森林の環境が保たれていた、循環がしっかりとなされていたということですから、人がしっかりとかかわっていく、入っ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 今、農業のこれからについては、大きく社会が変化をして、またグローバル化をしている中で、今後の農業のあり方が問われていますし、また農村をいかに維持していくかということも非常に重要な課題であります。 そこで、今回提出されています法案、政府案と民主党案をそれぞれ比べますと、同じようなところもあったりしているわけではありますけれども、その対象者が大きく違うというふうに、これはこれまでの委員会の議論でもありました。 まず初めに、民主党案の戸別所得補償法案の対象者の範囲が販売農家までというところで、広くなっておりますが、その理由についてお答えをお願いいたしま……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 復興をテーマに、とりわけ東京電力福島第一原子力発電所の原子力事故災害について主に質問をさせていただきます。 昨年、私の地元福島県の会津では、総理初め閣僚の皆さんも見ていただいていたというふうに思いますけれども、NHKの大河ドラマ「八重の桜」で大変にぎわい、総理、ごらんになっていただいていなければ……(安倍内閣総理大臣「いいえ、見ていますよ」と呼ぶ)ありがとうございます。盛り上がりましたけれども、風評被害の払拭、観光客の入れ込みについては、まだまだこれから努力をしていかなければならないところであります。NHKの中継があるからNHKの宣伝をするわけでは……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 若井委員のエボラを引き継いで質問したいと思います。ここも野党共闘がちゃんとできているなと。 まず、エボラ出血熱の対策についてですが、これは本当に猛威を振るっていて、今のペースですと、一週間に千人以上犠牲者が出ている状況ですが、直近のWHOの発表であると、恐らく、ことしの十二月初旬には一週間で一万人の犠牲者が出るという予測すらも出ているところであります。 今ほど若井委員の質問でもあって、政府の対応もありますし、また、政府におかれましては、国内の対策としては、感染症法改正案を閣議決定されているところでもあります。 ただ、これは、アフリカだけではなくて先……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 この質疑に先立って、ちょっと文科委員会の方に差しかえで質問に行ってきまして、文科委員会の方では、CSC条約の条約締結に伴う国内法の改正の質疑をもうしていて、きょう、決をとるらしいんですけれども、本来は、条約が締結をされるから国内法整備という順序、大臣に言ってもこれはしようがないんですが。 私も委員の一人として、文科委員会と連携して外務委員会の名誉が保たれなかった、外務省としても、条約もまだ衆議院としてイエスかノーかはっきりしていないのに国内法が先に整備されるというこの順序の違いというのは、私自身も含め、理事として反省ですけれども、この議論の進め方という……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 本日は、酒井、渡邉両参考人におかれましては、お忙しい中おいでいただきまして、本当にありがとうございます。 また、渡邉参考人におかれては、私の地元の尊敬する高校の先輩ということで、公私ともに御指導いただいていることを、この場をおかりして御礼申し上げます。 今も牧原、吉田委員からの質疑がありましたけれども、いろいろな科学的知見に立ってしっかりと安全に輸送して管理をするということは、これはもう当たり前のことでもあります。 ただ一方で、福島県民が非常に不安に思っているのは、これは三年間と環境省も言っているんですけれども、先日も事前に説明を受けたんですが、三……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 大熊議員に引き続き、小さい熊ですけれども頑張っていきたいというふうに思います。 今回のJESCO法、これまでの過日の委員会での質疑、またきょうの質疑、やはりまず前提は、これは民主党政権時代、また自民党にかわってからも、信頼がなければこれは進められないところであります。 さはさりながら、三年七カ月が過ぎて、県内各地で、私は地元は会津で、福島県の中でも一番原発から遠い地域で、ちなみに、先ほど質疑された福田委員のところよりも線量なんかもほとんど出ないようなところではありますけれども、それでも自主的に町村が除染をしたりして除去土壌等が発生をしておりますので、……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。
今国会で、地方創生をテーマにして、とりわけ人口問題、これはさきの通常国会でも、私は、常日ごろは……(発言する者あり)
ちょっと今の、委員長、これは大臣のせいで始められなかったんですよ。(発言する者あり)それは違いますよ。
【次の発言】 地方の問題は非常に大事で、さきの通常国会でも、私はふだんは外務委員会にいますけれども、差しかえでいろいろな委員会に行って人口問題をやったんですが、厚労に行っても少子化の部分は答えていただきますし、農水に行って農村集落の話をしても、そこは答えるんですけれども、包括的な人口問題というのを答弁していただける方がいなかった中で、……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 私、常日ごろは外務委員会に所属しているんですけれども、きょうは差しかえで質問に立たせていただきます。 冒頭申し上げます。これは外務でも条約そのものがかかっているんですが、外務委員会はきょうお経読みで、来週質疑なんですね。これはやはり、条約と同時か、条約が先に委員会で結論が出てから国内法ということが本来的にはいいんですけれども、これは大臣のあれではないんですが、少し順序が整理をされなかったことが残念だなというふうに私自身は思っていますし、私は、この後引き続いてすぐ外務委員会でも、きょうは一般的事項ですけれども、このCSCについても議論をさせていただくこと……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。
まず初めに、国際平和対処事態における復興支援活動について、維新提出者と、そして政府と、それぞれお聞きをしたいというふうに思います。
国際平和対処事態における武力紛争時の後方支援活動が行われた後、紛争が終結すれば、そのまま人道復興支援活動に移行することになると考えられますが、人道復興支援活動は国際平和協力法に基づく活動ですから、同法に基づいて改めて自衛隊を派遣する手続が必要となるのかどうか、まず維新の方からお伺いをいたします。
【次の発言】 政府の方にも同じ質問を。
【次の発言】 手続が必要なのか、一連の復興支援活動がスムーズにいけるかどうかという意味で……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 質問をさせていただきます。 まず初めに、先日、アメリカのオバマ大統領夫人が来日をされて、また、非常にいい来日、成果も上がったというふうに思いますが、その成果の一つとして、安倍首相の昭恵夫人とともに、女子教育推進に向けた日米協力に関する文書を発表されて、この分野について、今後、世界で協力をし合って支援をしていくということをうたっていきました。 女性の社会進出、これは安倍政権のテーマの一つでもありますが、世界経済フォーラムの男女格差のランキングでいうと、日本はめちゃくちゃ低い、先進国の中でも低いわけであります。 ただ、四つぐらいの指標の中で、教育分野は……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 まず、過日、大変な被害に見舞われた、サイクロンで被害を受けたバヌアツ等の地域において、日本もさまざまな支援をして、また、政務官も迅速に現地に飛んで、バヌアツの外相とも会談をされたということでありますけれども、どういう支援をしてきたか、しっかり日本がやったということは報道等で承知をしておりますので、今後、日本の対応として、バヌアツに限らず、こうした被害に対してどのような支援を行っていくのか。来週、緑の基金について質疑もありますので、大きな意味での気候変動に対する日本の支援の仕方はそこで細かく聞きますが、今回、バヌアツの現地調査をされて、その中で薗浦政務官が……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 緑の基金についてお聞きをいたします。 今ほど寺田委員のちょっと厳し目の質疑もありましたけれども、この気候変動対策、地球温暖化対策は、これは全世界を挙げて取り組まなきゃいけない喫緊の課題でもあります。この分野において日本がどのように国際的に貢献していくのか、その期待のあらわれもあるところであり、今回の基金に十五億ドル拠出するということは、これは一定の評価をされるべきだろうというふうに思っています。 ただ、一方で、今ほど寺田委員の言ったとおり、自分に甘く他人に厳しくではやはりよくなくて、国内の対策もしっかりとっていかなければいけないと思うんですけれども、……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 通告に従って質問をいたします。 まずは、日本・モンゴル経済連携協定、今まで質疑が続いたので同趣旨のものになるかもしれませんが、モンゴルが一番最初に経済連携協定は日本ということでやっていただいたということの意味は、経済的な連携だけではなくて、もっとまた広い意味での狙いというのも両国にもあるというふうに捉えています。 そのとおり、二月十日に締結をされたときに、サイハンビレグ首相と共同記者会見をやった際にも、安倍総理も、今後も、戦略的パートナーシップに基づいて、安全保障や経済においてさらなる関係強化をしていくという発言もございました。 今回の経済連携協定……
○小熊委員 格調高い質問の後に恐縮ですが、一時間ほどやります。盛りだくさんですが、数が多いので答弁も端的にお願いをしたいと思います。
先ほど岡本委員も、サイバーテロ、ドローンの話が出ていました。また、昨日の本会議でもこの質問が出ていましたけれども、四月二十二日に総理官邸の屋上でドローンが発見されました。その概要と今後の防止対策、これは既に官房長官の方から規制について言及がなされ、取り組みが始まっているところでありますけれども、その点についてお伺いをいたします。
【次の発言】 ドローン様のもの、あれはドローンなんですけれどもね。カメラ様のもの、あれもカメラなんですけれども、まあ、それはいいんで……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 特許法条約についてお聞きしますが、これは非常にいい条約で、しっかり進めていかなければならないわけでありますが、一方で、国際的にもなのかもしれませんし、国民の多くは、まあまあ、日本は物まねだみたいなイメージがあって、でも、ちゃんとデータを見れば、日本は知財に関してはトップクラスですし、企業別においても日本の企業がトップを占めているという状況であります。 ただ、やはり、ほかの特許の出願件数が多い国を見てみると、査定率においては、日本は、なかなか、ちょっと低い部分があるなというふうに思っています。こうやって知財をしっかりやっていこうということであれば、海外か……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 三つの投資協定、租税協定、社会保障協定とありますけれども、質疑をさせていただきます。 日本・ウクライナ投資協定について、通告はしていたんですけれども、もう既に緒方委員、また長島委員からも同様のが出ていますが、今、クリミア問題を抱えている中でのこの協定でもあります。事前の外務省とのやりとりの中でも、クリミアが、しっかり範囲に含む、ただ、現状としてはここでの活動ができないというのも確認をさせていただいているところであります。 こうした特殊事情を抱えている中で、この協定、ほかの国との協定もそうですけれども、国益にかなうものでもありますし、どんどんほかの国に……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 今、田島委員が大体質疑したんですけれども、改めてさせていただきます。 今回の法律、東日本大震災の教訓、知見を踏まえということでありますが、私も現地にそのとき車で寝泊まりしながら入っていて、大分混乱もありました。本当にあれだけの大規模災害、これは備えあれば憂いなしですから、しっかり対応していくという意味では、今回の法律、方向性としてはこれは非常にいいことだなというふうに思っています。 改めて、では、その東日本大震災をどう捉えているのか。教訓、知見とはいいますけれども、どういったものを知見として持たれたのか、まず初めにお聞きいたします。
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 午前中の質疑も、同僚委員の質問、ほかの委員会もあったりして出たり入ったりはしていたんですけれども、党派を超えて大変すばらしい質問も出ていましたし、また、大臣の答弁もすばらしい答弁が多かったと思います。これはやはり、本来であれば、多くの国民の皆さんに、国会というのはちゃんとやっているんだというのを、一回どこかで集中でテレビ入りでもしてやっていただきたいなというふうに思っていました、国会はスキャンダルを追及したり与野党がけんかするところじゃないよというのを。まさにこの地方創生、委員長を初めすばらしい委員の皆さん、そして答弁者側のすばらしい答弁で成り立っていま……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 今、同僚の木内議員からもありましたけれども、おとといは、都構想、残念ながら否決をされました、僅差でありましたけれども。ただ、やはり、今特区なんかでもやってはいますけれども、国と地方とのあり方を見直していく、地方創生のためには、いろいろな仕事とかそういう側面もありますけれども、制度として国と地方とのあり方を変えていくということが地方創生の重要な観点の一つであるというふうに思いますし、大阪都構想、否決はされましたけれども、対案として大阪の自民、公明の方々が出していた総合区制度も、逆に橋下市長も取り組んでいこうということで、新たな取り組みを始めているところであ……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 昨日も大臣とは、私ながらにはいい議論ができたなというふうに思っておりますけれども、きょうも引き続きよろしくお願いをいたします。 こういう午後の時間帯になってきて、だんだん睡魔に襲われそうな方々もいっぱいいらっしゃいますけれども、目の覚めるような議論とまでいくかどうかわかりませんが、しっかりとやっていきたいというふうに思っています。 きのうも大臣との質疑の中で話題に出た教育の部分なんですけれども、違うところ、予算委員会とかでも地方創生にかかわって、地方創生は雇用とかも大事ですが、やはり教育、人づくりこそ地方創生の根幹だというふうに私は思っています。 ……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 きょうのみならずこれまでも石破大臣とは、ほかの委員もそうですけれども、大変いい議論が続いているなというふうに拝察をしていたんですが、特別委員会の宿命か、きょう、常任委員会も開かれていますので定足数ぎりぎりで、まあ、きょうはちょっと割れましたけれども、これは非常に残念なことであるかなというふうに思っています。安倍内閣としてもこれは根幹の政策ということでありますし、また日本においても、この地方創生、人口減少問題にどう対応していくかということは非常に重要な問題であるのにもかかわらず、この委員会が低空飛行というのは本当に改めて非常に残念に思う次第であります。 ……
○小熊委員 おはようございます。維新の党の小熊慎司です。 それぞれの参考人におかれましては、大変お忙しい中、また、急遽の参考人質疑に御出席をいただきまして、御礼を申し上げる次第であります。 早速質問に移りたいと思いますけれども、地方の人口問題というのは今に始まったばかりではなくて、従前から都市部に集中をする。東京だけではない。阿部市長のところでいえば、東北の中では仙台集中というところがありますし、各県ごとを見ても、県庁所在地に集中をしている、福島県はちょっと分散しているんですけれども。そういった日本全体の集中度合いもあれば、地域における集中度合いもあります。 私の地元の会津から室井市長が……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして質疑をさせていただきます。 これは地元自治体からの要望を踏まえて、県を通して国がこの改正に至ったという経緯は重々承知をしておるところでありますけれども、このいわゆる一団地の復興拠点のところに想定人口が書いてありますが、これは三千人ということですが、町内が千人、町外が二千人ということであろうかと思うんです。 この想定人口、御承知のとおり、国でもいろいろな住民の意向調査をとっておりますけれども、帰る、帰れない、帰らないというくくりでいうと、年々、残念ながら帰らないという人がふえているところであって、……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 通告に従って質問いたしますが、まずドローンについてです。 官邸の屋上にドローンが落ちていたということで、発見されるまで大分時間があった。私も、第一議員会館の官邸側にいるので、八階ですからよく見えるんですけれども、よく外を見て、官邸で菅官房長官や安倍総理がここで頑張っているんだなと思っていながら見ていたんですが、あそこに落ちているというのは、私も発見できなかったのはじくじたる思いであります。 実は、私自身もドローンを三機持っていて、一時期は私があれの犯人じゃないかともちょっとからかわれたんです。何で持っているかというと、残念なことですけれども、昨年のあ……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 今御紹介いただきましたドローンユーザーでもあります。 大体もう議論は出尽くしたところもありますけれども、今回の立法に当たっては、提出者の皆さんには大変な御努力をされたことに敬意と感謝を申し上げる次第であります。 これはずっと議論も出ているんですけれども、日本の場合、規制、規制となっているんですが、海外でもいろいろな事故が起きているのも事実ではありますけれども、やはりいろいろな、先般も日本でドローンの見本市が開催されたところでもあるんですが、日本はどっちかというとやはり規制の方が先に立って、利活用をどうするかという議論がなかなか足りていない。 もちろ……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 きょうの午前中も質疑がありましたし、昨日、参議院の方でも質疑がありました。私自身は、外務委員会で、四月の二十四日にTPPにおける情報のあり方について西村副大臣と質疑をして、五月四日の発言はよかったなというふうに思っていたんですが、撤回をしたということで、四月の外務委員会での西村副大臣との質疑でも、もちろん、日米の制度の違い、仕組みの違いがあるという前提で、この日本の仕組みの中で情報公開というのをやっていかなきゃいけないでしょうと言ったら、そのとおりで、検討していきたいということですから、真意が違うから撤回というのではなくて、誤解を与えたことに関しては、詳……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 政府におかれましては、今、理不尽なテロの対応で大変苦慮しているところ、また、検証しなければなりませんけれども、一定程度の評価をしたいというふうに思っています。 また、理不尽なことというのは、四年たとうとしておりますけれども、東日本大震災、そしていまだ継続中の原発事故災害というのも、これは今、被災地においてもまだ理不尽な状況が解消されていないという点を考えれば、総理初め政府においては、これからまた復興に向けての力強い推進を求めていきたいというふうに思っているところであります。 そうしたさなかで、まず最初に質問いたしますけれども、二〇二〇年に東京でオリン……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 この一週間、西川前農水大臣、また、きょうの下村大臣、政治と金ということでは、我が党は、文書通信交通滞在費の公開ですとか、またいろいろ内規の中でさまざまな取り組みをしているところであります。 この政治と金というのはしっかりと、国民の納得の中で、透明度を図り、そして政治活動もしっかりやっていくということを、これは党派を超えて取り組まなければいけない課題であります。 先週の木曜日、私が二十六年前にその門をたたいて師と仰いだ新井将敬さんの命日でもありました。ある意味では、この新井先生も、政治と金の中で、そうした問題に巻き込まれていったということを墓前でしばし……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 まず初めに、この後、夕方四時から、まさにこの委員会室で、アイスランドの議員さんたちとの懇談があるわけでありますけれども、前外務委員長の土屋委員が超党派の友好議連の会長もされていて、きのうも議連の方では懇談をさせていただきました。 その際に、アイスランドの議員さんたちから、日本との自由貿易協定について国会決議がなされたということで、お手元に資料をお配りしておりますけれども、こうしたことがアイスランドの国会で決議をされたところであります。 アイスランドと日本との友好関係、これから進展していかなきゃいけないという思いで、土屋委員の強い御指導のもとで今こ……
○小熊委員 おはようございます。改革結集の会の小熊慎司です。 私、本来的には順序が一番最後なんですけれども、きょう三月十一日、地元福島の追悼式に参加をするということで、先に質問させていただく機会を与えていただきましたことを、まず、委員長、理事の皆様初め、皆様方に御礼を申し上げる次第であります。 早速質問に入ります。 この在外公館法、今回設置をされるベンガルールは、ちょうど委員長と二年半前にこの外務委員会の調査でも現地を訪れまして、日系企業の進出といったものが盛んであるというのを目の当たりにしてきました。ただ、現地で聞くと、インドの場合は州法がきつくて、強い権限があったりして、日系企業も大……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。
きょうは、協定について、ホスト・ネーション・サポートについて審議をする委員会ではあるんですが、その前にちょっと、先週、報道等でもありました、共同通信の配信ですから各新聞にも掲載されていますが、資料としてお配りしております。
アフリカのエチオピアにおいて、昨年、JICAボランティアが東日本大震災の展示、東京電力福島第一原発の事故の展示をしようとしたところ、中止になってしまったということがありました。
まずは、この中止に至った経緯と、外務省としての見解をお聞きいたします。
【次の発言】 丁寧にやらなきゃいけなかったという反省も今お聞きしたんですが。
……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 まず初めに、冒頭、ベルギーで起きたテロにおきましては、犠牲となられた、亡くなられた方々、また負傷された方々には心から哀悼の意とお見舞いを申し上げる次第でありますし、また、こうしたテロ行為に関しては、日本も、国際的な連携の中で、テロに屈しない、闘っていくということをしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っております。 それに関連して、今ほども話に出ていた来月の外相会合、またサミットの議長国として、さまざまな国際的な課題を日本がリードしてやっていかなければいけない、また、非常任理事国としての責務も果たさなければならない中で、日本は約八・一億米ド……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 先週とは私も立場が少し変わりましたけれども、国際情勢の変化に比べれば大した変化ではないのかなと思っていますけれども、早速質問に移らせていただきます。 重なる質問もあるんですが、割愛していきますけれども、ちょうど五年ちょっと前に、私は参議院の外交防衛委員会の海外調査でメコン地域を訪れまして、非常に親日的な地域でもありますし、外交上しっかりと連携をとっていかなければならない国だなというのを実感してまいりました。 ただ、当時、カンボジアなんかへの直行便がなかったんですけれども、アンコールワットの世界遺産には日本人観光客が一番多かった。でも、直行便がないがゆえ……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 まず初めに、日本・オマーン投資協定についてお伺いをいたします。 今、熊本、大分、九州地方で発生している地震が大変心配ではありますが、五年前、我が東北でも大震災があって、その折にオマーンからは大変な御支援をいただいた。 これは、緊急回避の支援が一定程度おさまれば、実際いろいろな支援物資とかボランティアというのも実はありがたかったんですけれども、やはり地元経済をしっかり動かしていく。いつまでも何かをもらったり、してもらったり、我々被災地も、ありがとう、ありがとうというのじゃなくて、同じビジネスをしていくとかつき合いをしていく、観光に来てもらう、物を買っても……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 アメリカのオバマ大統領の広島訪問が正式に決定したということは大変喜ばしいことだというふうに思いますし、これも岸田大臣初め外務省のこれまでの努力のたまものかなというふうに思います。それも、外務省が先月発表した外交に関する世論調査によると、岸田大臣の外交活動について、評価する、どちらかといえば評価すると回答した人が八七%を超えるという、安倍総理の支持率よりもめちゃくちゃ高いという、次期総理も決まったのかなと思うぐらいの、外務省自前の調査ですからお手盛り感もあるという指摘もありながら、さはさりながら、これは、党派を超えて外交をしっかり見てみると、そうした努力のま……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 国立西洋美術館が世界遺産にということで、大変いいニュースが飛び込んできました。文科省の努力もあるんでしょうけれども、これも、八七%の支持を誇る岸田外交の成果の一つかなというふうに感じ入ったところでありますけれども。 また一方で、世界記憶遺産の南京の件がありました。その後、日本政府の方でもこの改革を求めて、今進んでいるというふうに聞いておりますが。ただ一方で、選定方法の改革をするのはいいんだけれども、中身についてはやはり各国のいろいろな違いがあるというふうにも聞いております。 現状をちょっと明らかにしていただきたいと思います。
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 冒頭、私からも、熊本、九州地方の地震において犠牲になられた方々、また被災された皆様には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。 昨日も、我が党の岡田代表が、官邸において総理に、今回の災害の激甚災害への指定とか、また首相を本部長とする緊急災害対策本部の設置を求めました。また、その際に、九州の川内原発について、避難先の受け入れ体制とか、検証をしっかりしていただきたいということもあわせて申し入れした次第であります。 この件に関しまして、三月十四日の朝日新聞の朝刊の報道について田中委員長にお聞きします。 田中委員長は福島の県北の御出身で、中学……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 五年前に発生しました東京電力の原子力発電所の事故以来、地震、津波だけでなかったわけですね、東日本大震災はこの原子力発電所の事故でいまだに継続中の災害ですし、複合的なさまざまなことが起きている中で、原子力災害というのは、長期間にわたって、しかも、当該地域だけではなくて国全体に大きく影響を与えるということで、もう再び事故を起こしてはならないということは皆さん共有をしているところでもありますし、そうしたさなかで、規制委員会というのも立ち上がって、今努力をしているところであります。 そのとき、私たちは、いろいろな説明の中で想定外でしたという言葉が一番耳ざわりな言……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。おはようございます。 今回の地域再生法の一部を改正する法律案ですけれども、大きな項目の中で、私も地方にいる中でとりわけ大事だなと思うのは、生涯活躍のまち、これは新たな取り組み。海外を見ればこうした取り組みはもう行われているわけでありますけれども、新たに日本版ということでやるわけです。 さはさりながら、これをやっていく上では、これは大ざっぱに言うと広域移住型と近隣転居型ということでありますけれども、いずれにしろ、都会でもコミュニティー、人間関係というのはありますけれども、大臣のところもそうでしょうけれども、やはり地域の人間関係がどうなっていくかというこ……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 今ほど、椎木委員の質問、大臣もまあまあの答弁でしたけれども、今までずっと努力してきていて、結果が出ていないんですね、最後の理解を得られないところは。 何かのシンポジウムで、あのときは小泉さんもいらっしゃいましたけれども、現地に思いをはせるのは大事だけれども、皆さんの住んでいるところも現地だという話をさせてもらいました。 政府の取り組みもありながら、それぞれ政治家が自分の地元のPTAの人としゃべって、もう一回福島に修学旅行に行ってよと言ったって、なかなかしんどいんです、本当は。これまでの民主党政権のときも自民党政権になってからも努力はしているんです……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 まず、質問の前に、熊本、九州地方で亡くなった方々、また被災に遭われている方々には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げると同時に、これまでの質疑の中でも、東日本大震災のさまざまな知見、経験といったものがしっかりと九州地方の早期の復旧復興につながるように政府も全力を挙げて取り組んでいるということでありますので、ぜひそこはよろしくお願いをいたします。 同時に、きょうは委員会がいろいろ立て込んでいる中ではありますが、一旦この委員会が中断してしまったということは大変じくじたる思いでもありますし、これが一部言われている風化とかと連動しているとは思いたくはありませんが……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 復興集中期間から、今、復興・創生期間に移行して、震災から五年以上が経過をしていますけれども、御承知のとおり、原発事故災害はいまだ継続中の災害でありますし、もちろん解決して進んでいるものもあれば、逆に、積み上がっていく課題なども山積をしているところであって、復興が道半ばというよりは、まだ緒についたばかりとも言える部分もあります。 そうしたさなかで、この後、同僚議員が質疑で触れますけれども、我が党といたしましても、復興加速四法案というのを過日提出させていただきました。しっかりと復興を進めていかなければならないという思いで、今解決すべき課題についてこの法案をつ……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 我々は、改革結集の旗印として、四つの大きな骨太の方針を出させていただいています。日本の最大の問題である人口問題を初めとして、消費税の増税を凍結、憲法改正、そして原発ゼロ社会といったものを挙げておりますけれども、この中で、増税の前にやはりやるべきことがある、政治家自身がしっかりと範を示して、身を切る改革に徹すべきだと。 そういう意味では、今回の選挙法の改正も、二〇二〇年なんということを言わずに、先ほどの議論でもありましたけれども、しっかりと速やかにこの改革を行っていく、そして抜本的にまた改めていかなければいけないというふうに考えているところであります……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 きょうは、お忙しい中、四名の意見陳述者の皆様には、本当にありがとうございます、御礼を申し上げる次第であります。 この福島のこととなると、私も地元でありますし、よくよく考えると、ちょうど県議会にいたときに、山崎さんも選管の委員として県議会におられましたが、十年前、東電の福島県内の原発がデータ改ざんで不祥事を起こして原発がとまっていたときに、県議会としては、安全を確保しながら再稼働に判こを押したんですけれども、その当時のことを振り返ると、先ほど人災という言葉がありましたが、私自身もどれだけやれたかはわかりませんけれども、その後ちゃんと検証していなかった……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 現在、パリ協定についてですが、内容は条約の批准がこの委員会にかかったときに質疑しますけれども、どうしても、各国の批准の状況に関しては、やはり情報を見誤ったというふうに言わざるを得ません。これほどではなかったんですけれども、昨年のAIIBの状況も、外務省の把握した情報がやはりしっかりとれていなかったという感も否めません。 こういったことで、日本の外交力が問われる中で弱点をさらけ出したんじゃないかなというふうに思っています。情報なくして戦略なしです。正しい情報把握に努めていかなければなりませんし、今回のパリ協定の各国の批准の状況を正しくとれなかったことについ……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 田島委員も御指摘しましたし、また、過日の外務委員会でも指摘をさせていただきましたが、今回のパリ協定についての発効時期を見誤ったことについてであります。 前回、ちょっと建設的な視点から質問させていただきましたが、やはり大いなる反省点に立ってこれは改善をしていかなきゃいけないという意味では、どういうふうに反省しているのかを、根本的に何が原因だったのか、足りなかったのか。見誤っていないという言葉は聞きたくないんですが、見誤ったということに対する経緯と、それに対しての、それをどう改善していくかという具体的な対策について、まずお伺いいたします。
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今村大臣に質問するのはこれが初めてであります。 内閣改造は総理の専権事項ではありますが、やはりこの復興、五年八カ月がたとうとしている中で、解決していく課題もありますし、いい状況に向かっていく課題もありますが、時間が経過するごとに課題が積み上がって多層化していくという部分もあるのは御承知のとおりであります。この夏、こうして大臣また政務三役がかわられた中で、地元の人間としてやはり、こうころころかわると、復興って何だろうと。 留任する大臣もいながら、復興にかかわる経産大臣、環境大臣もかわっていく。内閣改造が行われた当時、さすがの温厚な内堀知事も、今の福島はか……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 まず、十二月三日、今村大臣におかれましては、福島県を御視察いただきまして、私の選挙区にも訪れていただきましたことは、復興は党派を超えて取り組まなきゃいけない課題でありますので、大変ありがたいなというふうに思っておりますし、いろいろな考え方もまたいろいろお持ちになったというふうに思います。御連絡いただければ私もいろいろ御案内さしあげたんですが、今度来るときはぜひお知らせいただきたいというふうに思います。 ちょうど今、二〇二〇年のオリンピック・パラリンピックについては、いろいろな課題を抱えながらもオール・ジャパンで取り組んでいこう、またそういう中でも復興の姿……
○小熊委員 おはようございます。民進党の小熊慎司でございます。 まず、北朝鮮の過日の弾道ミサイルの発射は大変許しがたい暴挙であり、これは、この周辺地域、東アジア地域のみならず、世界に対しての大きな脅威となっているところでもありますし、こうした冒険主義を許すということは、今後、世界の平和に大きくマイナスの影響を与えるということで、適正に対処をしなければならないところであります。 この中で、政府においても、アメリカ、また韓国との連携をしながら対応していくということでもありますが、昨年十一月に採択された国連での安全保障理事会決議に基づく北朝鮮に対する新たな制裁措置は、中国が制裁の履行が不十分なた……
○小熊委員 おはようございます。民進党の小熊慎司です。 過日のこの委員会でも質疑をさせていただきましたが、南スーダンのPKOについては、党といたしましても、かねてから、自衛隊派遣については、派遣決定当初とはマンデートが変更され、本来想定されている任務では対応が困難なことである、また現地の厳しい治安情勢がさらに流動化していると考えられること、またシビリアンコントロールが十分機能していない状態での任務継続は重大なリスクがあるということを踏まえて、撤収すべきであるということを党としても表明し、また政府にも意見を具申してきたところであって、これは撤収すべしということを先日の委員会でも私は発言させてい……
○小熊委員 民進党の小熊慎司でございます。 まず冒頭、原口一博先輩が久々に委員会に戻られて、また、委員長初め、新藤筆頭を初め理事の皆さんにも特別な御配慮をいただいたことにまず感謝を申し上げます。 また、冒頭、きょうの午前中、北朝鮮がまたミサイル発射を行ったようで、これは大変遺憾なことでもあります。まだ詳細は伝わっておらないわけでありますけれども、これは、日本の安全保障だけではなくて、地域の安全保障にもかかわり、また、世界の安定に対しても、冒険主義的な、挑戦的な、許しがたい行為であるというふうに思います。 このミサイル発射について、稲田朋美大臣、どのように今詳細を把握し、対応しているか、お……
○小熊委員 まず初めに、これは過日の委員会でも結局こんな感じだったんですけれども、北朝鮮のたび重なるミサイル発射は本当に許しがたい行為でありまして、大臣も、我が国を含む地域、国際社会の安全保障に対する明らかな挑発行為であり断じて容認することはできないと、けさ外務省で記者団にも語っていて、この言葉は大臣ももう何回も言って、もうすらすらと出てくるような言葉になっちゃっていますけれども、本当に北朝鮮のこうした行為というのは国際社会一体となって阻止をしていかなければなりません。 総理におかれましても、けさほど指示として、情報収集、分析、また国民に対するしっかりとした情報公開、航空機、船舶などの安全、……
○小熊委員 民進党の小熊慎司でございます。
ちょうど、本日はアメリカにおいて米中首脳会談が行われているところでありますが、この委員会の開催中に、海外の報道でもまだ詳細は伝わっておりませんが、報道によれば、アメリカがシリアに七十発以上の巡航ミサイルを発射して攻撃をしたというニュースが飛び込んでまいりましたけれども、まずは、この点について今どのように情報を把握しておられるのか、お聞きをいたします。
【次の発言】 日米関係は重要な同盟関係であって、これは強固にしていかなければいけないと常日ごろ、これは党派を超えて思っているところでありますけれども。特定の軍事行動を事前に日本にお知らせすることがある……
○小熊委員 おはようございます。民進党の小熊慎司でございます。 本日は租税に関する五条約の審議でありますが、まず初めに、日・バハマ租税情報交換協定改正議定書についてお伺いをいたします。 租税関係の条約それぞれ、その国との経済交流の拡大、進展、また租税回避等の抑制的な措置が大きな意義として、目的として結ばれるわけであります。バハマについては、距離的には遠い国ではありますが、今、政府におかれても、カリブの国々に対して新しいアプローチで支援をしているところでもありますし、今後そうしたカリブの、バハマとの経済交流をどのように進展させていくのか、まずお聞きをいたします。
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 本日は、浅田参考人、鈴木参考人、福永参考人、それぞれ、お忙しい中、お時間を割いて外務委員会にお越しいただいたことを感謝申し上げる次第であります。 それぞれの陳述も、本当はもっと時間をかけてお聞きしたい、また我々ももっと時間をかけて三人の参考人に質疑したいわけでありますけれども。 というのは、やはりこのインドとの原子力協定は、まずは核兵器廃絶、不拡散、安全保障上の問題、また、さらには原発の電源としての課題、そしてまたインフラ輸出ということに関してのその経済性、またそのリスクといったものを多角的に議論しなければならないわけであります。 やはりこの協定、我……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今、さまざまな世界状況の変化の中で、北朝鮮の無謀なああいったミサイル実験も続いていて、安全保障上のいろいろな課題が惹起していますけれども、そういった中で、憲法の問題でも、久々に岸田大臣の気概を見たな、九条に関して変えることはないと。改憲、護憲、また公明党さんの言っている加憲という問題もありますが、私、先輩の政治家が、まずは論憲が大事なんだと。それは岸田大臣も言っておられますけれども、最終的には国民投票で決するわけですから、やはり、しっかりとした国民的な議論が沸き起こってくるという意味では、岸田大臣が九条に言及されたことは大変よかったなというふうに思いますし……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今国会のこの外務委員会の議論の深まりは先ほど新藤筆頭理事の質問の中でもありました。我々議員が外交に果たすべき役割といったものも、過日も議員外交について質問させていただき、委員長から大変いい答弁をいただいたところでありますけれども。過去にもこの外務委員会での提案があったということを委員長からもお聞きして、全会派が提案しているのに衆議院で、国会で決まらなかった、なぜなんだろうというところがありますが、ちょっと時間がないので。 委員会での海外とのかかわり、また政党間、また有志、あと個人でも議員外交というのがあって、この間の外務委員会でもそこは外務省においても評……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今回、たび重なる北朝鮮のミサイル発射実験、また核実験に関しては、これは許しがたい暴挙であると言わざるを得ないということを冒頭お伝えいたしたいと思います。 また、河野大臣にお聞きいたしますが、退席中でありましたが、同じ委員の遠山清彦代議士が御紹介しましたけれども、先週、我々、公明党の遠山団長と、超党派の中堅、若手で組織する日中次世代交流委員会の第五次訪中団として中国に行ってまいりました。 その際に、ミサイル発射実験の後、中国の政府要人また共産党要人と会談をしてまいりましたが、それは先ほど遠山委員からも御紹介があったとおりであり、その中で、孔鉉佑外交部部長……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今ほど、先輩の伴野委員からでもありましたとおり、田中委員長におかれましては、初代規制委員長としてこれまでさまざま御尽力いただいたことに、同じ福島県民としても感謝申し上げるところでもありますし、また、私の高校の先輩ということで、大変優秀な先輩の一人であり、私は優秀じゃない後輩ではありますが、退任後もまたいろいろな立場で福島のために、また、この原発事故災害は現在でも継続中の災害でもあります、終わりが見えていない戦いでもありますので、またいろいろな立場から、大所高所、御指導いただきたいというふうに思います。 先ほどの伴野委員に対する委員長の答弁で、私はちょっと……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 まず初めに、東電の山口副社長初め東電の皆様方、急なお呼び出しをおわび申し上げますとともに、急なお呼び出しにもかかわらず応じていただいたことに感謝を申し上げます。 また、吉野委員長、そして谷筆頭理事初め理事会の皆様方にも、急な対応についてお取り計らいをいただいたことに感謝を申し上げて、質問に移っていきます。 先ほどの中野委員と大分重なるわけでありますけれども、大事な話でありますので、より深掘りするためにも、重複はなるべく避けながら、同じようなテーマについて質問していきたいと思います。 まず初めに、原発避難いじめについてでありますけれども、昨年もこの委員……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 本日は、東電の廣瀬社長もお越しいただきまして、心から感謝を申し上げる次第であります。 また、先週末、安倍総理とともに今村大臣も来県をされましたこと、たびたび来県をしていただいてその現場の現状を見ていただくということは大変結構なことではあります。 報道によれば、きょう文科省の方から、この委員会でも質疑をさせていただきましたが、いわゆる原発避難いじめの全国調査の結果が公表される。それに先立って、報道ベースでは内訳が出ておりますけれども、震災から六年、きょうでちょうど六年一カ月が経過をいたしました。 こうした中でも、やはり不理解におけるいじめが起きていると……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 吉野大臣におかれましては、十数年来公私ともにいろいろ御指導を賜っているところであり、また、復興そのものは、先日の委員会でも何人かの委員から意見が出ていましたけれども、これは党派を超えて取り組まなきゃいけない課題でもあり、これは地元の市町村議会、県議会でもそれぞれそういった取り組みをしているということでもありますし、また、私にとっても、吉野大臣におかれましては県議会、国会議員としての先輩でもありますので、同じ福島県人として期待をしたいところであります。 質問に入る冒頭で、安倍内閣の最重要課題、これも方向性としては、あり方としては非常にいいことだというふうに……
○小熊委員 民進党の小熊慎司でございます。 来年は戊辰戦争から数えて満百五十年になります。政府におかれては、明治百五十年ということでさまざまな記念施策を今検討中でありますが、元号でいえばことしが明治百五十年で、正確に言えば、満百五十年という言い方をするのであれば、百五十周年という言い方の方が正しいかと思いますけれども、昭和四十三年も明治百年ということでやっています。 明治五十年、一九一八年、大正七年は寺内正毅内閣、昭和四十三年、一九六八年は佐藤栄作内閣、来年はどうなっているかわかりませんが、いずれにしても長州の方々ばかりであります。来年もそうなのかもしれません。 ただ、その後、明治五十年……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 まず初めに、国際的な租税回避問題についてやります。 昨年、パナマ文書、そしてバハマ文書、ことしに入って、先日はパラダイス文書。租税回避、タックスヘイブン絡みの文書が、情報が公開されて、さまざまな衝撃を与えました。私の記憶だと、河野大臣はそこには入っていなかったとは思いますが。 パナマ文書が出たとき、当時のオバマ大統領は、ほとんどが合法的ではあるが、やはりこれは問題だという発言もされておりますし、日本人の個人の名前、法人などもそこに入っていたこともあり、合法的であったとしても、やはり不公平感というのが国民の間、また世界じゅうに駆けめぐったところでもあり……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 まず、RCEPの話をさせていただきます。 大臣、訪米お疲れさまでございました。一定の成果があったことだというふうに思います。評価をするところでもあります。 ただ、アメリカのトランプさんの政策がいろいろ、一つ一つあげつらっていい悪いは言いませんが、不確実であることは否めない状況でもあります。今、これは今国会でもTPP11についても議論しなければなりませんし、いろいろやっているんですけれども、アメリカは大きな、グローバル化、自由貿易といったものに逆行するような形に最近はなっているところでもあります。 昨年も、首脳会合が行われ、昨年中の妥結は見られなかっ……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 まず、マラケシュ条約についてお聞きをいたします。 これまでも同僚議員の質疑にもありましたとおり、この意義や目的というのは大いに賛成するところでありますが、実態としてこれをしっかり、障害のある方々に読書に触れやすい環境整備をしていくということはハードまたソフト面においても重要であるというのは皆様御承知のとおりであります。 一説に言われていますけれども、世界の中で、いわゆる視覚障害のある方に向けた書籍物、これは点字とかオーディオブックも含めてですけれども、これは途上国においては出版物の一%しかない、先進国においても七、八%しかないという読書飢餓の状況が続……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。
末松議員と同様、北朝鮮について、まずお聞きをいたします。
非核化に向けて動きが激しくなっている中でありますけれども、中朝首脳会談、そして四月には南北首脳会談、そして米朝首脳会談、場合によってはロシアとの首脳会談も行われるんじゃないかとも言われていますが、日本の首脳会談に対して、私は必要性があると思いますが、この取組、現時点での状況をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今週水曜日の質疑の中でも、今大臣がおっしゃった、日本は連携の役割をしっかりやった方がいいという話を私はさせていただきまして、今の大臣の答弁のとおりではある、私も同意するところで……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 山川委員がODAに触れました。ODA倍増論の小熊慎司です。世界益、国益のためにはODA倍増。 大臣も課題を指摘しましたけれども、国民の多くがチャリティーだと思っていますから。その誤解を理解に変えていくところから始めなければ、効率性とか意味合いではなくて、それがないから理解がないということでありますので、それをしっかり取り組んでいただきたいということで、質問に入っていきます。 日・リトアニア、日・エストニア、日・ロシアそして日・アルメニア投資協定。 全般的な話ですけれども、これは今までの質疑にもありましたとおり、世界各国から比べると、おくれて取り組ん……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 条約について質疑をさせていただきます。 過日も、先週も条約の質疑をさせていただきましたが、全般的な話として、日本の場合、今回のデンマーク、またアイスランドも、ほかの国から比べれば締結はおくれているわけでありますけれども、日本政府としては、より丁寧に、質をちゃんと確保していくという意味で時間をかけてやっている、こういう御説明がありました。 しからば、質を高めたことによって経済的に幾らぐらい定量的に確保できるんだということをお示しできるものがあれば、デンマーク、アイスランドということに限らず一般的に、何か事例があればお示しをいただきたいと思います。
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 まず、TPPに入る前に、北朝鮮についてお伺いをいたします。 直近の報道でもまた米朝会談がどうなるかというところがありまして、北朝鮮も、心理学的には安っぽい人の気を引く手法でやっておられますし、大臣が十四日のテレビでも言及された、北朝鮮北部の核実験場を廃棄する式典においては、アメリカ、韓国、イギリス、中国、ロシアのマスコミは招待するけれども日本は招待しないという、あえて無視して気を引こうとしているのか、非常に安っぽい手法でいろいろとやっているなというふうには思いますけれども。 まず、北朝鮮の核兵器の廃棄に関しては、しっかり粛々と対応していかなければい……
○小熊委員 国民民主党・無所属クラブの小熊慎司です。 私は、会派を代表して、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定、いわゆるTPP11の反対討論を行います。 まず最初に、今回、TPP11の審議時間は全く十分ではありませんでした。議論の進め方も、国会をまるで軽視する最たるものでありました。まだまだ審議をかけなければならない一方で与党議員の質疑が時間足らずで終わることにも、真摯な対応と言えないというふうに厳重に抗議をしたいというふうに思います。 また、条約と関連法案は不可分のものにもかかわらず、本会議や委員会もばらばらで討論を行い、関連委員会との連合審査の機会も全く与えられな……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 大臣、きょうは節目の日、就任三百日、在職三百日、おめでとうございます。六百日ぐらい分の外交をされているなという個人的な印象を持っていますが、引き続きよろしくお願いいたします。 今、北朝鮮の話題であったので、これは過日もやりましたけれども、先日、北朝鮮の豊渓里にある核実験場が閉鎖をされました、ただ、これをどう評価するかということをまずお聞きしたいと思います。 私としては、やはり、非核化に一歩前進したというのはいいんですけれども、実際は、この公開の仕方も、よく言われている、完全で検証可能かつ不可逆的な非核化、いわゆるCVIDの原則からは外れてしまって、……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 今ほどの山川議員の最後の質問の答弁、まさにこのモントリオール議定書が、今回の改正がそういうことであって、確立されていない技術でありますけれども、まさに目標を掲げて、しっかり地球環境に寄与していこうということであります。 だから、目標値も一〇〇%ではなくて、少し幅を残しているというのはそういうところにあって、先ほどちょっと気になることが、産業界の負担をって、違うんですよ。確立していない技術だから一〇〇%と約束していないだけで、それでも高い目標値になっているというのが今回の改正の認識で、残された一五%というのはそういうことです。 でも、一五%残すといっ……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 まず、更田委員長にお伺いをいたします。 これまでの質疑にもありましたとおり、田中委員長への評価、また、初心が大事だ、緊張感を持って、公平公正というような話もありましたけれども、改めて、この大震災における東京電力福島第一原子力発電所の事故について、昨年のこの委員会では、田中委員長は、公の委員会等で発言されたのは実際はその場が初めてであったということで、私の地元の福島県内の地元紙にはその発言が大きく取り扱われましたけれども、田中委員長は明確に、人災だったということを言っていただきました。 あの事故は、振り返ってみると、起きないことも状況によってはあった……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 高木先生の御高説を賜った後に、非常に恐縮ではありますが、質問をさせていただきます。 まず、在外選挙制度について、昨年の衆議院選挙でも、これは新しい制度でありますが、在外邦人が全て投票にかかわるということではありません、登録制度です。十万人程度ぐらいしか今いないわけであります。国民の大事な権利ということでこの選挙制度が始まっていながらも、これを利用してくださる方が、登録してくださる方が少ないという現状、これは、まず登録人をふやしていかなきゃいけないという現況があります。 まず、この登録人をふやしていく、向上させていくということについてどのような対策をと……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。
まず初めに、震災、原発事故から丸七年が経過をして、昨年の追悼式の際には、総理の追悼の言葉の中には原発事故災害が入っていなかったということで、福島県を始め、多く議論を巻き起こしました。
ことしに入って、吉野大臣が記者会見で、これはちゃんと総理に言うということで、直接言ったって、閣議で言えばいいんですけれども、事務方を通して言うということで、実際、ことしの追悼の総理の言葉を見れば、入ってはいましたが、改めてこの追悼文に対して大臣の御所見をお伺いいたします。
【次の発言】 進んでいる部分も言及しながら、しかしながらということで、いまだに避難者が多い、見通しが……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 四月三日以来の開催となりました。この間、大阪北部地震、また、まだ行方不明者のおられます西日本豪雨で亡くなられた皆様方、また被災された皆様方に、心よりお見舞いを申し上げます。 時間も限られています。三つありますけれども、オリンピックについては先ほど岡本委員もやりましたので、ぜひ、福島県が聖火の出発地点になったということは大変喜ばしいことだと思いますので、これはいかに情報発信を、世界に発信できるかということはしっかり取り組んでいただきたいと思います。 次に、東京電力の第二原発廃炉の方針が示されました。これが示されたときに、党派を超えて多くの方が私によか……
○小熊委員 私は、希望の党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成二十九年度第一次補正予算二案について、反対の立場から討論を行います。 まず冒頭、森友学園の問題について、総理と財務大臣が適材適所だと高く評価する佐川国税庁長官について、一日も早く、一刻も早く予算委員会に出席をされてみずからの虚偽答弁について説明を果たされるか、出席しないのであれば即刻辞職するよう強く求めて、討論に入ります。 安倍総理は、昨年の総選挙以来、将来の消費増税分の使途を変更するから、二〇二〇年度、プライマリーバランスの黒字化が困難になったという旨を繰り返し発言されていますが、もともと現状でも二……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 希望の党は国政政党の中で平均年齢が一番若い四十九歳ということで、ちょうど私、四十九であります。また、戊辰百年のときに生まれた小熊慎司でございますが、旧会津藩の小熊が、旧長州藩河村委員長のもと、旧長州藩安倍総理を始め大臣にお伺いいたします。 施政方針演説の中で会津の山川健次郎さんの話を出していただいたのは、地元会津でもいろいろな評価がありましたが、話題にしていただいたことは素直に感謝を申し上げたいというふうに思いますし、また、先週、逢坂議員がこの百五十周年に関して、野田総務大臣のいろいろな、女性の活躍についてはいろいろな意見があったわけで、それを取り上げ……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 今ほどの立憲民主党の山内議員でもありましたけれども、新たな事実が出てきましたので、冒頭申し上げます。 今ほどの答弁で財務大臣は、正常の過程でしっかり情報開示をしているということではありましたけれども、やはりこれは、多くの国民が注目をしている、また、国民の共有の財産の国有地の取扱いについて疑念を持たれている案件であります。 この情報開示に至っては、もちろん隠すことは罪でありますけれども、震災前の東電のデータ改ざん、情報隠しの事件があったときに、当時の勝俣社長はそれを、反省を踏まえ、情報を隠すことは罪だが、情報を出すのをおくれることも罪としてしっかりと対……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 本日は二月十四日、総理、きょうは何の日か。バレンタインデーでもありますけれども、きょうはふんどしの日でありまして、緊褌一番、しっかり気合いを入れてやっていきたいと思いますし、また、戊辰百五十年。義をもって倒れるとも不義をもって生きず、これは会津藩の松平容保公の言葉でもあります。こういった思いを胸に質問をさせていただきます。 まず、河野大臣にお聞きをいたします。 古くて新しい話題ではありますけれども、外務大臣の専用機の話です。 これは大臣が提案を昨年されて、一部新聞にはおねだりとか、最近の大臣は小型核の問題でも変節漢とかいろいろ書かれて大変だとは思い……
○小熊委員 国民の小熊慎司です。 まず初めに、遠山さんはいないんだけれども、この夏、武井委員とも一緒に中国に、超党派の、先ほど遠山委員からも御紹介あった六回目になる訪中をしてきましたが、北京、そして広東省、シンセン等を見て、その後、香港から出てくるときに、香港の大使館で大変いろいろお世話になり、また、これまで、大臣始め、また外務省だけではなくて、国際的な風評被害払拭のために政府を挙げて努力をしていただいているところは感謝を申し上げるところでありますし、香港の大使にもさまざま御説明をいただき、取組もしていただいたところでありますけれども、今月も福島県関係の物産展が香港で行われるのも、外務省に御……
○小熊委員 国民の小熊慎司です。
日中社保協定についてまずお伺いします。
もう既に質疑でも出ておりますけれども、これは、五百五十億の負担が軽減をされる、六万から七万人の人の分でありますけれども。ただ、これは、年金制度、中国と日本との差がある部分がありますが、この点もさっきの質疑でも出ていましたけれども、大枠の中で、中国と日本の制度の差の部分、この差の部分をしっかりどう対応していくのかというのを改めてお聞きをいたします。
【次の発言】 恐らく、まあ、どんな人でも推測しますけれども、中国との経済的な連携というのはますますふえてくるわけでありますし、お互いの国民の行き来もますますふえてくるところ……
○小熊委員 国民の小熊慎司です。 日・EU経済連携協定についてお伺いをいたします。 櫻井委員、また我が党の山岡議員が本会議でもちょっと質問したことと重なってはいきますが、本協定の第十六章「貿易及び持続可能な開発」には、ILO中核的労働基準の尊重、履行が盛り込まれているものの、我が国にはILO中核的労働基準八条約のうち二条約がいまだに批准されておらず、また、既に批准されていても十分に履行されていない条約も存在をしています。 そこで、まずお聞きいたしますけれども、批准されていない二つの条約、第百五号、強制労働の廃止、第百十一号、雇用及び職業についての差別待遇について、早期批准に向けた具体的な……
○小熊委員 国民の小熊慎司です。 IUU漁業についてお伺いをいたします。 御承知のとおり、このIUU漁業というのは、違法、無報告、無規制に行われる漁業のことで、英語のイリーガル・アンリポーテッド・アンド・アンレギュレーテッドの頭文字を並べてIUU漁業と言いますけれども、御承知のとおり、日本は、水産物資源の輸入国、第二位の輸入国でもあり、日本食も世界遺産に数年前に認定されましたけれども、日本食ブームも相まって、日本の魚文化というのはもう世界に冠たるものではあるんですが、一方で、この取組、IUU漁業の規制に対する取組が甘いがゆえに、先進国の中では非常に、国際社会の中では日本が批判を浴びていると……
○小熊委員 国民の小熊慎司です。 ちょっと、最初の質問は大分重なっておりますが、とにかく、認識として大臣に申し上げたいと思います。 復興庁は、復興・創生期間について、総仕上げとかという言葉も使っていますけれども、とりわけこの東京電力の原子力発電所の災害は、いまだに継続中の災害です。総仕上げどころか、まだ取っかかりの部分です。この委員の中の人生全てかけても終わるかどうかもわからないという状況です。 であるならば、継続中の災害ですから、総仕上げにもなりませんし、創生期間内に終わらないので、復興庁の後継組織をしっかりつくっていく。それは宮城、岩手の残される課題もあると思いますけれども、原発事故……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 一月二十八日の河野大臣の外交演説、私もすごくよかったなというふうに思いますし、我が党の同僚議員である篠原孝代議士も御自身のブログで大絶賛をしていまして、安倍総理の空疎で美辞麗句はもう聞くにたえなかったけれども、河野大臣の外交演説はすばらしかったと。あと、特に、国連の機関のトップに与野党を超えて政治家もなって、我こそはというとき手を挙げたんだけれども、年齢を考えて手をおろしたということを書いていました。 年齢に関係なくやれればいいなと思いましたし、適材適所という言葉を気にしなければ、私も手を挙げようかな。自分に何のスキルがあるかといえば、宴会パーティー……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 大臣におかれましては、お体を大切に御公務に励んでいただきたいと思います。大臣の体自身はお父様とお母様からもらった体ではありますが、外務大臣という立場でありますので、ある意味では公共財でもありますので、ぜひお体を大切にしていただいて、日本の外交のためにまた引き続き御尽力をいただきたいというふうに思います。 訪日外国人客が年々ふえていて、本当に堅調に推移をしていますし、政府の取組、また各地域、また民間の方々のさまざまな努力によって、三千万人、四千万人という数字は、もう四千万人という数字も決して非現実的ではないような形で推移もしています。 この中で、七割……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 日本国の自衛隊とカナダ軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とカナダ政府との間の協定及び日本国の自衛隊とフランス共和国の軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とフランス共和国政府との間の協定について、あわせてお伺いをさせていただきます。これまでの同僚委員の質疑とかぶる部分もありますが、丁寧な答弁をよろしくお願いいたします。 今回、我が国が締結しようとしているいわゆるACSAについてでありますが、相手国であるカナダとフランス、両国ともに、自由また民主主義、法の支配、基本的人権の尊重など基本的な価値観を重んずる……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 先ほど小野寺委員も質問いたしましたWTOの上級委員会報告について質問いたします。 これは今後の対応、更にこれまでの努力以上にしなければいけませんし、私はホヤの話はしませんが、女川の町長は元県会議員の仲間でもございますので、たびたびいただいているんですけれども、本当に世界一のホヤで、すばらしいものが正しく評価をされないというのは私も非常に問題だなというふうに思っていますので、小野寺委員の方からまた須田町長にお伝えをいただきたいというふうに思います。 これは一部報道についても適正でないというのは、大臣は記者会見でも述べられましたし、この委員会でも先ほど……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司でございます。 平成最後の外務委員会となりますので、しっかりやっていきたいと思いますし、また、平成の世が、災害が多かったわけでありますけれども、日本においては戦争のなかった平和な時代だというのも、ひとえに、それは日本国民の努力もありますが、大臣始め外務省の平和外交のまた成果の一つであるのではないかなというふうに高く評価をしたいというふうに思いますし、また、いろいろな意見がありますけれども、河野大臣が超人的な外遊をされているということは、私はいいことだというふうに思っています。 人と人とのかかわりですから、一朝一夕に成果が出るものでもないわけでありますし、私も……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 本日は、けさほどの理事会で委員長からも御紹介がありましたけれども、同僚の公明党の遠山委員が誕生日ということで、肝心の本人がいませんけれども。 また、今週の土曜日、六月八日は、日系アメリカ移民百五十周年という記念すべき日でありまして、不肖私も、ちゃんと手続をとった上でですけれども、渡米をしてフェスティバルに参加をしてきますが、外務大臣始め久島総括審にもお世話になり、北米一課、また、現地のサンフランシスコ総領事の皆様、総領事は特に、この行った一団は会津の一団なんですけれども、総領事は長州の方でありますが、特段いろいろ現地で御尽力をいただいておりますので、……
○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。 東日本大震災等での原発事故から丸八年が経過し、九年目に入りました。改めて、お亡くなりになられた皆様方に深く哀悼の意をささげますとともに、いまだに避難生活をされている皆様方にもお見舞い申し上げ、また、震災関連死もふえている状況でもありますので、いまだに継続しているこうした苦難の道に関して関係各位が努力されていますことにも感謝を申し上げつつ、質問に移りたいというふうに思います。 また、きょうは三月十四日。八年前の三月十四日十一時一分、東京電力の第一原子力発電所の三号機が水素爆発をした日でもあります。非常に深刻な事故でありますし、復興庁は十年間という期限で……
○小熊委員 立国社の小熊慎司です。 今ほど大臣がよい時期に秋田にと言いましたけれども、我が委員会としては、早急に委員会で視察を求めているところでありますので、委員の皆様においては御協力をお願いしたいと思います。 まず初めに、救難飛行艇US2についてでありますけれども、この飛行艇の歴史は、御承知のとおり、八十年以上日本がリードしてきた世界でもあり、今回、US2を開発した会社の前身の会社も、来年で百周年を迎えるという節目の年というふうにもなっています。 このUS2は、単なる兵器ということではなくて、まさに救難飛行艇でありますから、武器輸出はしてはいけませんけれども、装備品を排除してまたいろい……
○小熊委員 立国社の小熊慎司です。 まず初めに、このたびの台風十九号で犠牲になられました皆様方、また被災されました皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第でありますし、十九号はもとより、ことしは台風十五号など水害も多かったので、それらの水害に遭われた皆様にもあわせてお見舞いを申し上げる次第であります。 外交こそ国益という言葉は、この委員のメンバーで、きょうまだ来ていませんけれども、百四十二代の外務大臣だった玄葉光一郎代議士が二十代のときに、百九代の外務大臣だった伊東正義先生に手紙を送ったときの言葉が、我が県内では広く伝わっているところでもあります。 これまでの間、抑制的で安定的だった岸田外……
○小熊委員 立国社の小熊慎司です。 災害に遭われた全ての皆様方にお見舞いを申し上げつつ、質問に入ります。 前回の台風、私は福島県でありますけれども、それはいろいろな被害の程度がありましたが、全県的に被害に見舞われました。深刻な被害もあったわけでありますけれども、とりわけ稲わらの処理についてお伺いいたします。 国も、農水省、環境省、協力して、この稲わらの処理のスキームをつくっていただきました。ちょうど稲刈りが終わるか終わらないかという時期だったので、田んぼには稲わらがあって、これが、水が出て一定程度流れてしまったり、田んぼに、一つのエリアにたまってしまう、これを処理しなければならないという……
○小熊委員 立国社の小熊慎司です。 まず、田中大臣にお伺いをいたします。 先日の所信、大臣の発言の中で、インバウンドに関しては堅調に推移をしているという発言がありましたけれども、これまでもこの委員会でも、私は外務委員会にも所属していますので、このインバウンドに関して質問させていただいていますが、堅調に推移と、ざっくりすればそれは伸びていますけれども、御承知のとおり、日本全体でいえばもう三倍になっているわけです、十年前の。でも、これは、東北各地区を見ていくと福島県はやっと震災前の水準ぐらいになってきているということがありますし、背景としては、このインバウンドの七割近い、七割前後、年によって違……
○小熊委員 立国社の小熊慎司です。 まず冒頭、今回の豪雨災害で被災された皆様方、亡くなられた皆様方にお見舞いを申し上げますとともに、災害対応に当たっている自衛隊の関係者に深く敬意と感謝を申し上げ、また、そのトップである河野大臣においても御奮闘されていることに感謝を申し上げる次第であります。 災害は与党、野党関係ありませんので、これはしっかり対応していきたいなというふうに思っております。 また、質問に先立って、これは理事会でも申し上げましたけれども、昨日、参議院の決算委員会において、イージス・アショアに関するプロセスの停止について、しっかり対応するとともに報告を求める決議が全会一致でなされ……
○小熊委員 立国社の小熊慎司です。 同僚議員もしていましたが、新型コロナウイルス感染症についてお聞きをいたします。 世界的な広がりを見ています。今、大臣も、しっかり数字を見ていくということでありましたけれども、私も、地元で会合がなくなったりして、過去のいろいろな感染症のドキュメンタリーや映画を見ていると、R0、基本再生産数というのが一つの数字の根拠になって、これが一より低くなれば終息だということもあります。何人かかった、何人感染している、亡くなったということだけを追うのではなくて、やはりきちっとした、こうしたR0という数字も見ながら対応していかなければならないというふうに思っています。我が……
○小熊委員 共同会派、立国社の小熊慎司です。 新型コロナウイルスによってお亡くなりになられた方、また、今罹患されている方にお見舞い申し上げますとともに、この終息のために尽力をしている全ての皆様方に感謝と敬意を申し上げる次第であります。 これは未曽有の国難と位置づけられておりますし、盤石と思われた安倍政権でもマスク二枚を配るという迷走ぶりも出るぐらいの大変さであろうかというふうにも思いますし、支持率の高い与党の中でも、先ほど大西委員の言われたとおり、お魚券やお肉券という、悪乗りなのか迷走なのか、そうした発言も出るぐらいの混乱ぶりでありますけれども。 そうした中で、残念ながら、東京オリンピッ……
○小熊委員 共同会派立国社の小熊慎司です。 新型コロナウイルス感染症について、まずお伺いをいたします。 過日も委員会で質問させていただきましたし、今の同僚の山内委員からもありましたとおり、国内の感染終息を万全の体制で目指さなきゃいけないという中にありながらも、国際的な連携が求められているところでもあります。 アビガンについてまずお聞きいたしますが、無償供与については、過日の参議院の本会議でも大臣答弁がありましたし、その後の記者会見でも詳細な状況を述べておられますけれども、日本における世界への無償供与について、日々これはいろいろな申出もあるでしょうから、直近のこの状況をお聞かせいただきたい……
○小熊委員 共同会派、立国社の小熊慎司です。
条約の質疑に入る前に、昨日、報道等でもありましたけれども、国際オリンピック委員会、IOCのバッハ会長が、一年二カ月後の状況は誰にもわからないとはしながらも、来年夏に開催延期されている東京オリンピック・パラリンピックについて、安倍総理からも最後のオプションということもあり、再延期はないという考えを示しましたけれども、この件について日本政府としての受けとめ、考えをお聞かせいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 これは復興五輪というふうにも位置づけられておりましたし、延期発表前、直前まで、私の地元の福島県では、聖火ランナーがスタートする地点で……
○小熊委員 共同会派立国社の小熊慎司です。 年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律案について質疑されているわけでありますが、この際、新型コロナウイルス対策についてお聞きをいたします。 罹患された方、また、このことによって亡くなられた方々にお見舞いを申し上げますとともに、終息のために全力で取り組んでおられる医療関係者、全ての関係者、そしてまた自粛要請に真面目に従っていただいている全ての国民の努力に敬意と感謝を申し上げ、質問させていただきます。 まだ終息まで予断を許さない中でありますし、国際的な連携も必要であります。WHO、世界保健機関についてお聞きしますけれども、もちろ……
○小熊委員 立国社の小熊慎司です。 あすで丸九年、全てのお亡くなりになられた方々、被災された方々に哀悼の意とお見舞いを申し上げつつ、現在でも震災関連死の方々がいらっしゃり、ことしは残念ながら新型コロナウイルスへの対応ということで政府主催の追悼式が中止、また、私、地元の福島の追悼式に毎年参加をさせていただいていましたが、これも知事始め数名だけで超小規模で追悼式を開催するということになり、私も、あすは私なりにお祈りをささげたいなというふうには思っています。 このコロナウイルスの騒ぎの前に、十年を一区切りに政府主催のものは打ち切る方針が出されておりますけれども、この経緯について、まずお伺いいたし……
○小熊委員 共同会派、立国社の小熊慎司です。 復興庁設置法等の一部を改正する法律案について審議をしたいというふうに思います。 今ほど玄葉委員が質疑されましたとおり、新たな十年というよりは、これはとりあえずの十年と言ってもいいのかな。復興に関しては長期にわたる取組が必要だということは政府においても認識をされているところでありますし、今回の法改正、閣議決定した後に基本方針を取りまとめられましたけれども、その点について注目すべきは、地震と津波の地域、地震、津波と原子力災害の三重苦の地域では復興の進捗状況が大きく異なるという方針を決定をしていただいたということは、注目に値するものであるというふうに……
○小熊委員 共同会派立国社の小熊慎司です。 多核種除去設備等処理水、いわゆるトリチウム水等と風評被害についてお伺いをいたします。 まず、経産大臣に。 このトリチウム水の処理に関しましては、小委員会が設けられ、三年余り議論されてきて、過日、一月三十一日に取りまとめが示されましたけれども、これは最終的には政治決定だということで取りまとめられております。 処分の方法も、五つある中で、消去法で消していき、ある意味では当て馬的に大気放出もありますが、ほぼほぼ海洋放出が有利だという形で取りまとめておられますけれども、今後どのような形で意思決定をしていくのか、その今後のプロセスをお示しください。
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 まず、茂木大臣に質疑をさせていただきます。 先日、あるテレビを漫然と見ていたんですけれども、ある番組で、ちょっと発言が許せないものがあったものですから。 そもそも、外交というのは、前近代的には、一部の人間がやって、秘密主義でやっていましたけれども、百年前ぐらい、第一次世界大戦周辺から、外交の民主化、民主的外交ということで、今、日本政府においても、外交青書の第三節にも「国民の支持を得て進める外交」、外交政策を円滑に遂行するに当たっては、国民の理解と支持が必要不可欠であるというふうにも認識をされているところでもあります。 ただ一方で、やはり誤解が生ま……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司でございます。 きょうは、イギリスからツイッギーが来日した日ということで、イギリスに関連する質疑をさせていただきますけれども、包括的な経済上の連携に関するグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定、いわゆる日英EPAについて質問をさせていただきます。 これまでの間、さまざまな大臣の答弁を拝見いたしますと、外務大臣というのは、隣に元外務大臣の岡田先生がいるので緊張していますが、民主政権時においても、自公政権においても、比較的安定的な大臣が就任をされていたなと思います。 茂木大臣におかれましても、この間の「日曜討論」も非常に安定的でありましたし、き……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 まず、処理が完璧ではない、七割以上が汚染水のままである、政府は処理水と言っていますけれども、トリチウム水についてお伺いをいたします。 この扱いについては、適切なタイミングで結論を出すというふうに述べていますけれども、また、これは経産省の方ですけれども、処理水に関する資料の中に書いてありますが、地元を始めとした幅広い関係者の御意見をお伺いした上で、風評対策を含め、政府としての方針を決定しますとしておられます。 これまでも、関係者、数回にわたって、コロナ禍でありましたけれども、意見交換をされてきました。適切な時期というのが明確に示されていません。これま……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 質問に入る前に、ちょっと冒頭、お話をさせていただきます。 昨年の大みそか、サンフランシスコで、福島県出身の女性が、犯罪を犯し逃走中の車にひき逃げをされ亡くなりました。痛ましい事件でありましたが、その中、コロナ禍で大変な中だったんですけれども、御遺体を福島県に戻したいという遺族の意向で、多くの方の募金も集まり実現をし、二月に葬儀を済ませて、私も参加をしてきましたが、その際に、市川恵一北米局長、また藤本健太郎課長始め北米一課の皆さん、また森美樹夫領事局長、そして現地の前田徹総領事始め総領事の皆さんに大変御尽力をいただいて、無事にふるさとに戻ってこられまし……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 他県ではありますが、鈴木憲和委員に続いて、選挙区が隣り合わせで、米沢藩と会津藩のえにしもありますが、隣には桑名藩の岡田元外相もいて、秋田の緑川さんもいて、奥羽越列藩同盟の精神にのっとって、ちょっと頑張っていきたいなと思います。 それぞれ、伊藤参考人、浜中参考人、鈴木参考人、ありがとうございました。それぞれの視点でこのRCEPについて御意見をいただき、大変参考になりました。 私的には、これは単純に言えば、自由貿易というのは、鈴木参考人の指摘もありましたけれども、本来であれば、それぞれの国のGDPを拡大していくんだというのが自由貿易の利点だ、過去のデー……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 まず、いわゆる日・セルビア租税条約、また、日・ジョージア租税条約、日・ジョージア投資協定についてお伺いをいたします。 セルビアについては世界史をやっていれば必ず出てくる名前でありますが、ジョージアというと大概の日本人が、えっ、アメリカのジョージア州というような感じにもなっていますが、ただ、近年、ある牛丼屋さんでシュクメルリというジョージアの代表的な料理が販売をされ、大分はやって、期間限定だったのですが、はやってまた復刻したという経緯もあって、徐々に認知度も日本において少しずつ上がってきている国ではないかなというふうに思います。 また、両国ともに、や……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 特許法等の一部を改正する法律についてまずお伺いしますが、先立って、特許庁には感謝を申し上げたいなというふうに思います。 三十数年前、建て替えの折、大学生でありまして、そのとき、建て替えの建設現場に、移動棚の職人さんの補助をして数日間働きまして、そのバイト代で、遠距離恋愛、文通をしていた彼女のデート代に充てさせていただきまして、その彼女とはめでたく結婚して今に至っておりますので、今日の私の家庭があるのも特許庁のおかげが一部あるのかなということで感謝を申し上げつつ、また、この三年間余り、福島県において福島知財活用プロジェクトを実施していただいて、小学生で……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 まず初めに、産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案についてお伺いをいたします。 今、コロナ禍で、GNPが大変落ち込んでいる。アメリカ、中国は持ち直してきていて、ヨーロッパも、またいろいろな国で海外の観光客も再開するというような国も出てきていて、これもいずれ回復するだろうという段階ですけれども、日本は、今ほども議論があったワクチンの遅れの中で、まだまだ先行きが見通せないところであります。 そうした中で、経済をしっかりウィズコロナの中で維持をしていく、そしてアフターコロナでしっかり回復をしていくための準備はしていかなければならないという点において……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 東日本大震災、また東電の原発事故から丸十年がたとうとしています。現在でも関連死で亡くなられる方が多くいらっしゃるわけであり、そうした方々も含め全ての方々にお見舞いを申し上げ、追悼の誠をささげたいと思います。 質問に入ります。 いわゆる政府が言っているALPS処理水、ただ、この言葉遣いもちょっと私いかがなものかなと思っています。大臣御承知のとおり、七割、八割が再処理をしなければいけないというものです。汚染水、汚染水と言うと福島県のイメージも悪くなるという指摘も理解はしますが、処理水と言い切ることも、これは逆に隠蔽しているんじゃないのというようなうがっ……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 会津出身の小熊慎司が、長州の林大臣にお聞きをいたします。 また、大臣におかれましては、私が、新井将敬先生の秘書の後に、元外務大臣の伊東正義先生の後継の斎藤先生の秘書になったときに、衆と参と違いがありましたが、同期扱いということで、そうしたことでいろいろな御指導をいただいていたわけであり、私も初当選が参議院でありましたから、参議院のときも党派を超えていろいろ御指導いただき、また、今GNPからGNIに指標が変わっているのも、これは超党派の議連をつくってそれを実現したということで、様々、いろいろな結果も出してきているところであります。 林大臣の人格、能力……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 本日は、三月十一日、東日本大震災、原発事故災害、継続中ではありますけれども、から丸十一年。十一年たったこの今日に当たって、同じ原発事故を経験し、いまだにその大変な思いを背負っているウクライナが、こういう現状になっているとは夢にも思わない今の状況でありますが、様々な犠牲者に対して、また、いろんな意味で二度と同じような過ちを起こさないという思いの下に質問していきたいというふうに思います。 まず最初に、今回の駐留経費の中でも、日米同盟そのものをこれからどうしていくんだという根幹の問題があります。過日はその日米同盟の意義についていろいろお伺いしましたけれども……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 ロシアの暴挙によるウクライナでの戦争で避難民が大量に生じている中で、日本政府もこれを支援しなきゃいけないというところであり、これは与野党共に質問が続いているわけであります。 その中で、ニーズを把握して早急に対応します、ワンストップでと言っていますけれども、この後ずっと聞いていきますけれども、渡航費支援は、二十二日の参議院の予算委員会で我が党の福山さんが聞いて、総理が検討すると言っていながら、もう一週間以上たちました。この委員会でも、先週、渡航費、チャーター機の提案、意見が各党からも出て、今日も出ています。何もまだ決まっていない。 しかし、民間団体、……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 文通による恋愛の末に結婚した小熊慎司が、万国郵便憲章の条約についてお聞きをいたします。 今、メールとかが進展していますから、直接のリアルな手紙のやり取りというのが全世界的に少なくなってはきていますが、今回のこの条約については、そういう郵便のやり取りというよりは、まさに、Eコマースの進展によって市場が拡大していくことについて対応するものであります。 非常にそれは今の時代に合ったものでありますし、また、経済的に恵まれない国と経済的に豊かな国の格差を解消するという狙いもあって、非常にいいものとなっていますが、ちょっと時間も限られているので、二点併せてお聞……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 今ほどの荒井議員の質疑の中で夜の森の話が出ていましたけれども、十一年前、四月二十日、満開の桜のところに私はいました。その次の日からは二十キロ圏内の厳しい規制がかかって、四月二十日までは地元の人も入ったり、何人かが二十キロ圏内にも入れて夜の森に行ったんですけれども、人っ子一人いない。近くの住宅、団地のベランダには、一か月以上たっているんですけれども洗濯物を干してある家があって、本当に急に逃げたという感じで。逃げていた牛が二、三頭、その辺にいて。あれから十一年たって、大臣も行かれたということで、隔世の感がありますけれども。 十一年たって、解決してきている……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 昨今の北朝鮮のミサイル発射実験は大変許し難いものとなっていますし、また、中国の海洋進出、軍事的台頭、また、海警法が変わってから様々な海上保安の部分でも緊張感が高まっていて、また、ロシアによる許し難いウクライナ侵攻、ウクライナの人にも私言われましたけれども、ウクライナの隣の国はロシアだけれども、日本もロシアは隣の国でしょう、海を挟んでいるけれどもと言われました。 今、この日本を取り巻く国際環境が非常に緊張感が高まっています。台湾有事もまことしやかにいろいろな話が出てきていますし、また、政府においては防衛費の増大を計画をしているところでありますけれども、……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 震災から十一年八か月が過ぎました。この間、様々な災害や、またコロナ禍ということで、震災から十一年八か月過ぎたけれども、これまでも質疑がありましたけれども、原発事故災害は現在継続中の災害です。 先ほど庄子さんがデブリのいい質問もしましたけれども、デブリをどう取り出すかも将来見通しがまだ不透明感がある。さらには、本当はデブリを取り出した後の話は何もされていないわけです。将来にわたってこういういろいろな不安を抱えながら我々は生きていかなきゃいけない、ある意味原発事故の収束というのは今ここにいる我々の人生を超えて対応していかなきゃいけないという、非常に深刻な……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 これまでも同様の質疑がありました、全国旅行支援についてお伺いをいたします。 先ほどの津島さんの質疑の中でも、年度内でなく初夏まで続くということですが、これは都道府県ごとに割り振っていますので凸凹もありますし、その都道府県の状況によっては早めに消化してしまうというのも出てくると思います。 そもそも、前にもちょっと質疑したんですけれども、このコロナ禍において旅行業界の支援というのは必要だったというふうに趣旨は理解をしていますが、仕組みについてやはり問題がありましたし、今年に入って、改善もすると言っていたんですけれども、大幅な改善、してよかったという声は……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 道路整備特別措置法等一部を改正する法律案について質疑をさせていただきます。 まず、大臣にお伺いしますけれども、これまでの、三月二十八日の本会議での我が党の城井崇代議士の質疑、また、昨日の参考人の質疑の中でもいろいろ出てきましたけれども、高速道路にいろいろな費用がかかる、これは補修もしなきゃいけない、直していかなきゃいけない、維持管理にかかるというのはもちろん分かるところでありますけれども、そもそも、いつかは無料になるという思いで国民は理解していたんです。二一一五年、城井代議士の例えによれば、ドラえもんが誕生した三年後というとてつもない未来ですし、ここ……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 質問に入る前に、冒頭、申し上げます。 北朝鮮の許し難い度重なるミサイル実験、未明もありましたけれども、この対応のために、自衛隊はもとより、大臣始め海保の皆様方には、大変国民の安全のために努力されていることを感謝を申し上げ、また、今回の対応のためにも万全の体制を取っていただいたことに感謝を申し上げ、質問に移ります。 まず初めに、旧車減税ですけれども、先日の日曜日に、私の地元の西会津町という新潟の県境の山合いの素朴な町があるんですけれども、ここで、なつかしcarショーというイベントがありました、毎年やっているんですけれども。クラシックカーを県内外からオ……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 今日の質疑は、一義的には一月の視察を踏まえた質疑にもなっています。長島委員長を先頭に、一月にこの委員会では被災地を視察してまいりました。震災から十二年が経過して、この委員会でも様々な議論が積み重なっていますし。 東電にまずお聞きいたしますけれども、この件は被災当時から言われていることで、様々な事故調査会でも指摘をされ、各種委員会でも指摘をされてきましたけれども、我々の委員会でも、東北電力の女川原発に行きまして、震災前の様々な対応を聞いてまいりました。十二年たって議論は出尽くされているというか、いろいろ指摘はされているんですけれども、改めて、あの東北電……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 まず、水中ドローンについてお伺いをいたします。 我が国は海洋国家であり、広大なEEZ、排他的経済水域を有しておりますけれども、この利活用もしっかりしていかなければいけない。そうした中で、この水中ドローンという次世代のモビリティーをしっかり推進していくということが必要であり、今、国交省でも社会実装すべく実証事業をやっているということも承知をしております。 私、空中ドローンのライセンスも持っていますけれども、空中ドローンに関しては、今、国を挙げて、業界の皆様方も努力をしていますけれども、中国がこれはもう世界トップで、ますます日本との差は広がっているし、……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 震災から大分時がたって、風化という言葉も今質疑の中で出てきましたけれども、大臣におかれましては、公私共にいろいろ親交していただいて、いつもありがとうございます。 あえて冒頭申しますけれども、やはりマチとチョウを間違えるというのは甚だ遺憾でありますし、今日の質疑の中でも、質問者の中でもそういうのがありましたので、これはこの復興の委員会ですら風化をしている。 小さい話と、気にしない人もいますよ、地元でも。もういいよ、慣れているから。けれども、気にする人は気にするし、被災地に寄り添うというのにそれを体現していない。私も、小熊という名前が余り一般的な名字じ……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 二千二十七年国際園芸博覧会政府委員の設置に関する臨時措置法案について質疑をさせていただきます。 博覧会というと大阪万博もありますので、花博というふうに略させていただきますけれども、この花博については、ほかの委員会でもこれまで様々議論をされてきたところでもあります。 まず初めに確認をさせていただきますけれども、大阪万博でも議論されていますが、物価高騰、人件費の高騰等で予定以上に費用がかさんでいるというのが現状であります。限られた予算、決められた予算の中でしっかりと効果を上げなければならないことではありますが、こうした経済状況、社会の状況の変化によって……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 今、日本は少子高齢化で、人口減少で、生産年齢人口も激減していて、さらに東京一極集中も加速化しているので、特に地方においては本当に深刻な状況になってきています。 せっかくコロナも昨年、二類から五類に引き下げられて、いろいろな産業が動き始めている、インバウンドも堅調に推移している中で、しかし、そこに経済的需要があるのに供給が追いついていかない。また、二〇二四年問題と言われて、人手不足があらゆる分野で深刻化しているところでありますが、国はコロナ前から人手不足、労働力不足解消のために四つの柱を立てていたと承知しております。 一つは、シニア層の活躍。定年制の……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 まず始めに、投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とアンゴラ共和国との間の協定、いわゆる日・アンゴラ投資協定についてお伺いをいたします。 アンゴラ共和国は、最近になって、石油輸出国機構、いわゆるOPECを脱退されました。これに関して、この脱退がもたらす影響、日本に対する影響も含め、あと世界に対する影響を含め、どういった見解を政府はお持ちか、まずお伺いをし、あわせて、一部では、この脱退に関して、アンゴラが国益に資せないということで脱退しているわけですけれども、中国、アメリカ共に、これはいいことだというふうに考えていると承知しているところですが、この脱……
○小熊委員 おはようございます。立憲民主党の小熊慎司です。 大臣、今日は何の日か分かりますか。牧野富太郎博士の誕生日なので植物学の日というのもありますが、二〇一九年から始まっている、今日はマルチラテラリズムと平和のための外交の国際デーということであります。 今、ウクライナでの戦争、またガザ紛争を始め不安定な中東情勢、いろいろありますが、今こうしたマルチラテラリズム、多国間主義というもののいわゆる存在意義が問われているところであり、国連の機能も、残念ながら十分に発揮しているとは言い難い状況にもあります。 他方で、二国間、またミニラテラリズムという、クアッドとかも含めですけれども、そうした幾……
○小熊委員 おはようございます。立憲民主党の小熊慎司です。 質疑に入る前に、委員長、理事の皆様に申し上げますが、この大事な外務委員会、野党は一〇〇パーそろっていて、ほぼほぼずっと見ていたけれども、与党が五割から六割しかいない。大事な外務委員会でこれはどういうことなのか。 委員長、是非理事会で、特に野党筆頭においては、与党の責務をしっかり意見していただきたいし、与党筆頭においては、このだらしなさ、今は自民党内も派閥もなくなってぼろぼろになっているけれども、委員会は公務なんですからちゃんとしてもらわなきゃいけない。 まして、上川大臣は秋になったら総理になるかもしれない、そういう重要な大臣が来……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 なかなか厳しい松原委員の後にちょっと優しくいくかもしれませんが、もしかすると秋には総理大臣になっている上川大臣にお聞きいたしたいと思います。公明党さんも、秋以降に選挙をやれというのは、多分、総理を替えてという裏があるというふうに報道でも出ていますが、そういう期待も世論調査でも出ているということで、そういう意味では、上川大臣も国家を背負ってしっかり答弁していただきたい。 順番をたがえて、バイデン大統領の発言について、政府としては官房長官がコメントを出しておりますけれども、ゼノフォビア、ゼノフォビックな国というのは、私は英語はそんなに得意ではないんですが……
○小熊委員 おはようございます。立憲民主党の小熊慎司です。 グローバル戦闘航空プログラム、いわゆるGCAPの政府間機関の設立に関する条約の締結についてお伺いいたします。 片仮名が多過ぎて、GIGOも最初に聞いたときには違うのを思い出してしまいました。 これまでの質疑の中でも、我が党もいろいろな意見がありましたけれども、国際連携の中で共同開発をして、コストを抑えつつ質の高い防衛装備品をしっかり整備していくというのは大きな流れでもあるし、飛躍した言い方になるかもしれませんけれども、いわゆる吉田ドクトリン、軽武装、重経済という吉田ドクトリンに沿って言うのであれば、いろいろ懸念されることはあるけ……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 上川大臣におかれては、週末、外務大臣になってから初めて地元に戻られて、先週富士山の話をしましたけれども、富士山を眺めてすがしい気持ちで帰られてきていると思いますので、いい答弁を期待したいなと思っているところであります。 松原議員も質問されていましたけれども、島根県の竹島の件についてであります。 四月にも韓国の最大野党の共に民主党の国会議員が韓国が不法占拠している竹島に上陸したのに続いて、今月十三日には祖国革新党の曹国代表らがやはり上陸いたしました。大変許し難い暴挙が続いています。 先月の共に民主党の国会議員が上陸した際も、日本政府としては遺憾の意……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 刑事に関する共助に関する日本国とブラジル連邦共和国との間の条約について質問をさせていただきます。 ただ、今日、大分大事な条約が多くて、これだけ束ねられるというのは本当はしんどくて、充実した審議にする上では少しばらしてもらってもよかったなというのは、委員長、筆頭に、また理事の皆さんにも申し上げておきたいなと思います。 質問に移りますけれども、もちろん条約がなくても捜査の協力関係とか犯人の引渡しなどは行われる、外交ルートを通じたり、それぞれの国内法で処理はされるわけでありますけれども、やはりそこにはスピード感や、いろいろな余計な労力がかかってしまうとい……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 質疑をさせていただきます。 知事選、大臣、お疲れさまでした。この結果が、秋には総理大臣になっていたかもしれない可能性がどうなるかは分かりませんが、総理になるかもしれない上川外務大臣にお聞きをいたします。 二十九日に、中国共産党中央対外連絡部長の劉建超さんと大臣が会われました。我が党の泉代表もお会いをさせていただいて、日中のしっかりとした連携の下に地域の安定、世界への貢献なども、共有した部分はありましたが、泉代表と昨日ちょっとお話をしたら、やはり厳しいことはしっかりお伝えをしたというふうにもおっしゃっていました。 大臣におかれましても、いろいろな課……
○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。 まず、来月、東京で行われます第十回太平洋・島サミット、いわゆるPALM10についてお伺いをいたします。 第十回という節目になるわけでありますし、三十年近く取り組んできた島嶼国の発展に、こうした取組は大いに貢献をしてきたというふうに評価をするところでもありますし、度々紹介させていただいていますけれども、私の妻も協力隊でサモアに行っていたので、私も深く関わっているところであり、サモアと日本の友好議員連盟の事務局長を務めさせていただいて、先月、外務省にもお世話になって、議連も開催したところでもあります。 また、トンガの議連が昨日開催をされて、そこでも私、……
○小熊委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。
北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権、そして国民の生命と安全に関わる極めて重大な問題でありますが、いまだ全面的な解決には至っておりません。
拉致被害者の御家族に寄り添いながら、この問題を解決することは国の責務であり、当委員会に課せられた使命です。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
○小熊委員長 これより会議を開きます。
理事の辞任についてお諮りいたします。
理事高鳥修一君及び梅谷守君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
熊田 裕通君 及び 下条 みつ君
を指名いたします。
【次の発言】 北朝鮮による拉致問題等に関する件について調査を進めます……
○小熊委員長 これより会議を開きます。
北朝鮮による拉致問題等に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官平井康夫君、警察庁長官官房審議官千代延晃平君、総務省大臣官房審議官山碕良志君及び外務省大臣官房参事官濱本幸也君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申出がありますので、順次これを許します。塚田一郎君。
【次の発言】 次に、中川宏昌君。
○小熊委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
北朝鮮による拉致問題等に関する件の調査のため、来る二十八日火曜日午前九時三十分、参考人として北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表横田拓也君、特定失踪者家族会家族大澤昭一君、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長西岡力君及び特定失踪者問題調査会代表、拓殖大学海外事情研究所教授荒木和博君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、来る二十八日火曜日午前九時二十分理事会、午前九時……
○小熊委員長 これより会議を開きます。 北朝鮮による拉致問題等に関する件について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表横田拓也君、特定失踪者家族会家族大澤昭一君、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長西岡力君及び特定失踪者問題調査会代表、拓殖大学海外事情研究所教授荒木和博君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、ありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べい……
○小熊委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、全ての拉致被害者の即時一括帰国の実現を求めることに関する陳情書一件であります。
また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、北朝鮮による拉致問題の早期完全解決を求める意見書外八件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
北朝鮮による拉致問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小熊委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの高木啓君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
井出 庸生君 高木 啓君
塚田 一郎君 中谷 真一君
下条 みつ君 西村智奈美君
和田有一……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 日本維新の会としましては、緊急事態の規定をしっかりと憲法に明記すべきと考えます。 日本維新の会は、国の役割を、外交・安全保障、危機管理、マクロ経済政策などに絞り込んで、地方の権限を強化するとともに国の機能を強化するということをうたっております。当然、緊急事態体制を強化する方向で統治機構の改革を推進すべきだという立場に立っております。 現在、我が国には、緊急事態への対応を平素から検討し、緊急事態に対する体制を整備する恒常的な組織が政府には存在しておりません。緊急事態があるたびに、各省庁の寄り合いによる対策本部が設置される仕組みとなっております。その……
○小熊分科員 日本維新の会の小熊慎司です。 今、消防の話、いい話だったなというふうに思います。私も地元で消防に入っていますし、震災のときは、さまざまな国会議員が被災地に入っていましたけれども、党の服を着たり院の服を着たりしていましたけれども、私は消防団の服を着て入っていて、自分の身分というよりも消防団の一員として被災地を見回っていましたが、さまざま、消防団の服を着ていると声をかけていただいたりしていました。 私は福島県議会議員の出身でありますけれども、福島県議会には全党が入って消防協力議員連盟というのがあって、これはやはり国会にもつくらなきゃいけないなと思って、我が党には、ある意味消防の親……
○小熊分科員 日本維新の会の小熊慎司です。 私も福島県出身でございますし、今ほどもさまざま議論もありました。また各種委員会、予算委員会でも、またこの環境省に係る環境の委員会でも、議論がずっと積み上がってきているところもありますが、再度基本に立ち返って質問させていただきたいというふうに思います。 今、県内でも種々さまざま議論をしているところであります、いわゆる年間の放射線量、これは一ミリという数字が出ていますが、既に承知をしておりますけれども、原子力規制委員会の方にこの見直しということで、年内に見直しを図るということではあります。もう一ミリという数字が出ていて、これを何ミリかに変えるとなると……
○小熊分科員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、ワクチンの接種についてお伺いをいたします。 常任委員会の中でも、このテーマについてはこれまでもさまざま議論してきたところであるというふうに私も承知をしております。 改めて、今、子宮頸がんの部分でも課題をちょっと抱えてはいますけれども、私としては、やはり、日本はワクチン接種に関しては世界の中ではちょっとおくれているというふうにも言われているところでもありますし、もちろん、いろいろなリスクを背負うわけですから、これは慎重に進めていかなければいけないところでありますけれども、国民の生命と財産を守るその責務としては、ワクチンの接種をより広く……
○小熊分科員 維新の党の小熊慎司です。おはようございます。 まず初めに、キャリア教育の件についてお聞きをいたします。 これは、経産省だけではなくて、厚労省、文科省、それぞれ所管もしているわけでありますけれども、経産省においては、二〇一〇年、キャリア教育アワードというものをやって、いろいろな各地域、各団体の取り組みを表彰しているところです。 そのはえある第一回のキャリア教育アワードは、私の地元の、私も所属していますけれども、商工会議所青年部のジュニアエコノミーカレッジという、小学生に模擬企業をやらせて、いろいろ競わせて、その中で就労観を高めていくという取り組みが優秀賞を受賞させていただいて……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 本日は、公述人の皆様におかれましては、本当にお忙しい中おいでいただきまして、ありがとうございます。 まず初めに、竹森さんと工藤さん、それぞれにお伺いいたしますけれども、消費税の話がありました。軽減税率の話もあります。私も地元に帰るといろいろな意見をいただきますし、ちょっと縁戚に国税庁の人間もいるものですから、税金というのは、やはり、公平で透明性があって簡素でなきゃいけないというふうに思います。 この軽減税率を入れている国のところもいろいろ調べると、いろいろなメリットもありながらデメリットもある。全ての制度、全ての税制が完璧なものはありませんから、……
○小熊分科員 改革結集の会の小熊慎司です。 まず初めに、少子化については、人口減少が今、日本の最大の課題の一つでもあるというふうに言われていますが、この少子化対策、予算においても三世代同居に支援をするなど、いろいろやっているところではありますけれども、いろいろデータを見ると、結婚した人が産んでいる数というのは、ここ近年少し下がってはきていますが、長いスパンでいうとそんなに激減しているわけではなくて、やはり非婚化というのが非常に大きな要因になっています。この非婚化の要因をしっかり把握して、これに対策をとっていかないと、大きく少子化に対策を打ったということにはなりません。 ただ、難しいのは、結……
○小熊分科員 改革結集の会の小熊慎司です。 たくさん通告はしていたんですが、これまでも質疑の中で出たと思いますけれども、東電の「福島第一原子力発電所事故当時における通報・報告状況について」というのが、私の事務所にもきのう報告が来ましたが、またかという印象でありました。大臣を初め経産省の皆さんについても憤りを感じているところだとは思いますが、これまでいろいろな委員会でも東電の企業体質については指摘をしてきたところであります。その都度、改めますとか改善に努めますと言っていながら、本当にまたかという思いです。 三年前の原子力特委でも御紹介した経緯が私もあるんですけれども、二〇〇〇年の初めに福島の……
○小熊分科員 民進党の小熊慎司です。 まず初めに、昨年発効されましたパリ協定についてお伺いをいたします。 御承知のとおり、温暖化防止のための二酸化炭素抑制の国際的な合意でありますけれども、日本は二〇三〇年度までに二〇一三年度比で温室効果ガスの排出を二六%削減するという大変野心的な目標が、挑戦的な目標が設定をされています。二〇五〇年には八〇%削減するという高い目標が掲げられていますけれども、この目標を達成するためには、現段階では政府の見解としてはエネルギー基本計画どおりにいくということではありますけれども、二〇三〇年度、もうあと、えとが一回りすれば来るわけでありますけれども、十二年、長いよう……
○小熊分科員 民進党の小熊慎司です。 もう間もなく、東日本大震災、また原発事故災害から六年がたとうとしております。御承知のとおり、原発事故災害はまだ継続中の災害でもありますし、そういったさなかにおいては、県内市町村、また県、県民一丸となってこの克服に努めているところでありますけれども、解決していく課題もありながら、逆にまた積み上がっていく課題もあるところであります。 質問にはしていませんが、昨日も大変残念なニュースが流れました。小学校なんかでのいじめの問題がありましたけれども、大学までこういったことがあったということ、さらには、そういった不適切な発言をした先生が外国人講師だったということで……
○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。 本日は、各公述人の皆様におかれましては、お忙しい中、国会に来ていただいて、心より感謝を申し上げる次第であります。 まず初めに、私は佐藤先生にお伺いしたいんですけれども、財政の話がありました。ただ、一方で、安倍政権になってから、いわゆる十五カ月予算とかと言われて、当初予算が、見た目はいいけれども、補正予算と合わせればいろいろな議論が出ますし、本予算の見た目が補正予算によって骨抜きにされている、本来的でないというところもあります。 そうした補正予算を入れた十五カ月の予算という意味において、財政健全化というところがどういうふうに捉えられるのかをお聞きしたい……
○小熊分科員 希望の党の小熊慎司です。 まず冒頭、この分科会ではありませんが、ほかの分科会で与党議員が、これまでの野党議員の質疑に対して誹謗中傷クラスという言葉を使ったことは、私も予算委員の一人として、これは遺憾であるということをまず表明させていただいて、質問に入らせていただきます。 大臣も地方議員経験者であり、地方議員の今の状況については、全国各地、非常に厳しい状況にあるというのは御承知のとおりだと思いますし、そもそも選挙にならない、欠員のままになっているとかというところも多数生じているところも実態であります。 選挙になったとしても、なってはみたもののみたいな感じのところがありますし、……
○小熊分科員 希望の党の小熊慎司です。 この分科会ではありませんが、本日のほかの分科会で、与党議員が野党議員の質疑に対して誹謗中傷クラスと言ったことは、これはとんでもない発言でありまして、私も予算委員の一人として、こうした発言があった、不適切な発言があればこれは理事会で議事録削除とかあるわけですから、これがそういった表現でされたということは非常に遺憾の意を表したいというふうに思っておるところであります。 そうしたことをまず冒頭申し上げさせていただいて、質疑に入らさせていただきます。 まず、攻めの農業ですけれども、この間も質疑があったでしょうし、大臣も早速適切な発言をしていただいて感謝を申……
○小熊分科員 国民民主党の小熊慎司でございます。 金子さんも福島ですけれども、私も福島なので。福島が続きますから、質問の中にもちょっと福島のことも触れますので、ぜひ前向きな答弁をいただきたいと思います。 まず初めに、食品ロスについてですけれども、これもいろいろ議論もされていますし、残念ながら日本は食品ロスが多い国で、国際的にも不名誉なレッテルを張られているところでもあります。 農水省としても、フードバンクの活動とか、さまざま多岐にわたって対策をとっていただいているところではありますが、そもそも、食べ物は粗末にしないようにしましょうと言っているものの、実際、五十年前ぐらいから比べると、供給……
○小熊分科員 立国社の小熊慎司です。
よろしくお願いします。
まず、新型コロナウイルス感染症についてお聞きをいたします。
今は、一日も早い終息が望まれるところでありますけれども、もちろん、国民、またあらゆる世界じゅうの人々の命が大事ではありますが、また一方で経済的な影響も言われているところでありますけれども、現時点でももう既に出てきていますし、終息が長引けば更に深刻化するということでありますけれども、まず、どのようにこの状況を把握しているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 もちろんインバウンドもそうですけれども、国内、これから修学旅行時期を迎えて、私の娘も東京に四月に来ることになって……
○小熊分科員 立憲民主党の小熊慎司です。私は聞きたいことがいっぱいあるので、今の五分もらいたいぐらいですけれども。 早速質問に入ります。 脱炭素社会、これは、国際的にも取り組んでいるところであって、日本の国も、この菅政権でも大きな目標を掲げています。 これは各省庁にまたがっていますけれども、結局は、これ、世界中で生き方を変えていかなければいけない問題であり、産業界もありますけれども、私は、やはりこれは環境省が、ちょっと済みません、すぐ野球の例えに、私のネタになってしまうんですけれども、エースピッチャーになって各省庁を引っ張っていくということが必要であろうかというふうにも思っています。 ……
○小熊分科員 立憲民主党の小熊慎司です。 東日本大震災、原発事故災害から、もう間もなく丸十一年を迎えようとしております。被災地の方々、また各地域、関係各位の努力によって復興が進んでいる部分もありますけれども、御承知のとおり、原発事故災害はまだ継続中の災害であって、そしてまた完全廃炉に向けてもまだ緒についたばかりという状況であります。 ここに来て、いわゆる、政府はALPS処理水と言っていますが、一部にはやはり汚染水だという主張をされる方もいますけれども、この課題について、これまで、各いろいろな委員会でも私は質問してきたところでありますけれども、この放出について政府は決定をしたところであります……
○小熊分科員 立憲民主党の小熊慎司です。 大臣におかれましては、外遊後の大変厳しい中で御出席を賜り、答弁いただくことにまず感謝を申し上げますとともに、どうぞ、これからも外遊が続きますから、お体に気をつけて、日本外交の要として頑張っていただきたいというふうに思います。 まず初めに、いわゆる日英部隊間円滑化協定についてお聞きいたします。これは、長年取り組んできた日豪、その次の協定となりますし、今国会に二つかかっているわけでありますけれども。 御承知のとおり、日豪の交渉は数年間足踏みをしていました。というのも、日本に死刑制度が存置をされているということの部分が大きな要因であったというふうに認識……
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