このページでは井坂信彦衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井坂信彦衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。神戸の、兵庫一区でございます。 私は、日本を挑戦者であふれる国にする、そしてしっかり稼げる国にする、こういうテーマで、この科学技術・イノベーション委員会と、そして経済産業委員会に所属をして活動しております。 本日は、科学技術政策がきちんと事業化、そして経済成長、社会の発展というゴールにまでたどり着くようにという観点で、幾つか質問をさせていただきます。なお、本日は大臣、御丁寧ということでありましたので、幾つか質問を統合してお尋ねしたいというふうに思います。 まず一点目ですけれども、さきのこの科学技術・イノベーション特別委員会にて、大臣がこうおっしゃいま……
○井坂委員 大学の大先輩であります野依先生にまずお伺いをしたいと思います。みんなの党の井坂信彦です。 実は、先生が幼少期を過ごしておられた六甲に今住んでおりまして、本日は、客観的事実、科学的根拠に基づいた政策立案と予算配分ということについてお伺いをしたいと思います。 実は、先月の委員会でも大臣に対して、総合科学技術会議の、大臣は五百億円ぐらい予算をとってやりたいんだとおっしゃっていたことに対して、総合科学技術会議が独自の何か研究プロジェクトをやるのももちろんいいんですが、そうではなくて、政策立案の技術、政策選定、予算配分の技術にもこの独自予算を使ってはどうでしょうかということを質問を申し上……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。 私は、大学で理論物理を専攻しまして、その後ベンチャーに就職して、神戸市会議員を三期務めた後、三年前の参議院選挙で次点落選ということで、浪人中に行政書士の事務所を立ち上げて、今は年間四千社の会社設立のお手伝いをしております。 市議時代には、クリエーティブシティー、創造都市と言われる政策に取り組んでまいりました。都市にクリエーティブな人材をどうやって集めようかという政策でありまして、科学からベンチャー、政治、都市戦略、会社設立といろいろやってきましたが、日本を新しいことに挑戦する人であふれる国にしたいというのが私の一貫したテーマであります。 新しいこと……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。 余談ですが、私、本日が誕生日でありまして、全く三十九歳で節目とは言えないんですが、しかし、こういう日にこの場で責任のある立場をさせていただくことを大変ありがたく思っております。 本日議論させていただきたいことは、主に三つであります。まず、私は、政策全般に対して、規制よりインセンティブということを大切に考えております。利用者を規制するような省エネではなくて、省エネをしたら得なんだという環境づくりが必要だというふうに考えております。 その観点で、本日、主に以下三点、一つは、設備投資の初期費用をゼロにする仕組みで省エネの機器を普及できないかというような一……
○井坂委員 長時間の審議、本当にありがとうございます。 今回の省エネ法の一つの柱であるスマートな省エネ、節電というものは、今、同時並行で議論が進んでおります電力自由化の進みぐあい、どこまで進むかということと切っても切れない関係にございます。 そこで、まず総論として、最初に小宮山参考人に、電力自由化で外せないポイントは何かということをお伺いしたいというふうに思います。 震災の四カ月後の二〇一一年の七月に、みんなの党は電力自由化アジェンダというものを発表いたしました。まずは、発電側で、発電会社の新規参入障壁をなくして自由な競争を起こしていこう。そして、送電の方は、送電事業法みたいな形で、きち……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。 まず初めに、ちょっと順番があれですけれども、四番目の、海外からの電力の輸入ということについてお伺いをいたします。 二月二十四日付の日経新聞を初め、最近の新聞各紙でこんな記事が立て続けに出されております。日本の商社とロシアの政府系電力会社と共同で、ロシアで発電した電力を日本に輸入する構想が打ち出されているということであります。 ヨーロッパは、国境が陸続きになっておりますので、国境を越えてほかの国から電力を輸入するということは一般的になっていると思いますが、日本の電力の自由化に当たって、このような、まだ構想段階ではありますけれども、今後十分に想定され得……
○井坂委員 こんにちは。みんなの党の井坂信彦です。 本日は、お忙しい中お運びいただきまして、本当にありがとうございます。さすが、現場でお商売をやっておられる諸先輩方から、非常に現実的な御発言、御見解を賜っているというふうに思っています。 その中で、本日、一つは、この法律の実効性ということについてお伺いをしたいと思います。 日本商工会議所さんの資料によれば、この法案を評価されていると同時に、現場からの懸念の声として、やはり本当に切実で現実的なものが上がってきております。中小企業の場合、やはり、元請との関係が悪くなって、法的に争うことまで覚悟しない限りなかなか言えない、これはまさにそうだろう……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。 本日は、主に起業ということについて質疑をさせていただきます。 私が初めて本会議の壇上に立たせていただいた二月十四日ですが、アベノミクスの三本の矢ということについて討論させていただきました。金融緩和には賛成です、そして、財政出動は公共事業に偏っているので反対です、しかし、いずれにしても、三本目の矢である成長戦略、とりわけ規制緩和を本当にできるかどうかが鍵であるというふうに申し上げたところです。 先週、五月十七日に、安倍総理の成長戦略第二弾スピーチがありました。規制緩和の例として挙げられておりましたのは、燃料電池自動車の水素タンクや水素スタンドの規制緩……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。 本日は、電力自由化、電気事業法の改正案ということであります。 震災の四カ月後に、みんなの党は電力自由化の工程表というものを発表いたしました。当時、私は、参議院の選挙に落ちて、次の衆議院の選挙に向けて浪人中でありましたが、これはいい工程表だというふうに思って、ビラに刷って、地元でたくさん配ったことを覚えています。 当時、その電力自由化工程表というものを地元で配っておりますと、いろいろ詳しい方からも、いい案だけれども、ちょっと理想論過ぎるねということで、なかなかこれは現実化は難しいだろうと随分冷ややかに言われたことも、きのうのように思い出されます。 ……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。 本日は、お忙しい中、参考人の皆様、本当にありがとうございます。 私どもは、震災の三・一一の四カ月後に、電力システム改革の工程表というものを、簡単なものですが、世に出させていただき、そしてまた、さきの衆議院選挙の公約にも電力システム改革ということを書かせていただいている立場です。 今回の電力システム改革については、とにかくきちんと、そして、より実効性のある形で、しかも、強烈に進めていきたいという立場から、以下、皆様に御質問を差し上げます。 まず一点目、四人の参考人の皆様にお伺いをしたいのですが、やはりこの電力システム改革全体を通して、骨抜きというよ……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。
残された時間、今度は私が質問をさせていただきます。
順番が前後いたしますが、まず初めに公正取引委員会にお尋ねをしたいというふうに思います。
公正取引委員会が既に公表しております「電力市場における競争の在り方について」という報告書についてお伺いをいたします。
この報告書でいろいろ提案をされていた内容の中で、今回の改正案や電力システム改革専門委員会の報告書に盛り込まれなかった主な内容としてどういうものがあるか、お伺いをいたします。
【次の発言】 競争という観点から、小売部門の分離というところまで提言をされたということであります。
重ねて公正取引委員……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。 本日、十分ですので、大体三問用意してまいりました。 まず、原発の廃炉費用について伺います。 先日、廃炉に係る会計制度の検証のワーキンググループというものが設置されました。趣旨は、電力会社が原発を廃炉にする場合、巨額の損失を一度に計上しなくても済むようにということかと思います。しかし、現実的には、廃炉費用は、電気料金への上乗せ、また、問題がありますが、送電料金への上乗せ、税金投入などなど、いずれにしても国民の負担となることが想定されます。 今、原子力政策の変更による電力会社の損失面ばかりが問題となっておりますが、一方で、これまで原子力政策により利益……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。 本日は一般質疑ということで、中小企業政策について主にお伺いをいたします。 イギリスの話でありますが、二〇〇〇年にブレア政権がシンク・スモール・ファーストというものを発表いたしました。これは、中小企業のことを真っ先に考えようということで、当時の政権の中小企業政策に対する取り組みの姿勢と具体的な中小企業施策の課題を示したものでありました。 その後、このシンク・スモール・ファーストという考え方は欧州小企業憲章に引き継がれて、そこに書かれているのは、小企業は欧州経済のバックボーンだ、そして雇用の源だ、さらにはビジネスアイデアを育てる大地だということが高らか……
○井坂議員 ありがとうございます。同じ経済産業委員会で、同じ関西で、しかも昭和四十九年生まれ同士ということで、大変親近感を感じております。一方的な片思いだったらあれなんですけれども。 御質問をいただきました。短くということで、前段を省きまして、どちらが本当に取り締まりがしやすいかという御質問、これは実務上で大変難しい御質問だというふうに感じますが、一般的に、誹謗中傷や成り済ましに対しては、メールであろうがほかの手段であろうが、現行法で、虚偽事項公表罪とか名誉毀損罪という、先生がふだん使われておられる法律によっての刑事罰の対象ということですので、これが、どの手段が、どちらが本当に取り締まりしや……
○井坂議員 私も兵庫一区でございますので、同じ地元で、よろしくお願いいたします。 今回、やはり今後の政治や選挙のあり方を大きく変えるきっかけになるというふうに考えておりますので、委員の御指摘のとおり、あるいは先ほどの議論にもありましたとおり、その中身、本当にすれすれのところですとか、どちらに当たるのかわかりにくいところが、今後、具体的なケースがさまざま出てくるというふうに考えております。一般国民の皆様には、そういった中身までよく理解していただけるよう、十分な周知啓発を図るべきだと考えております。 具体的にどのような行為が今回解禁をされるのか、その要件は何か、あるいはどのようなケースが実際に……
○井坂議員 選挙運動用メールの定義については、同じ認識であります。差異はありません。
【次の発言】 参院選の検証のポイントということで、大きく二つあると思います。
一つは、私どもの案は一般有権者のメール送信を解禁するという案でありますから、この委員会でもいろいろと御懸念が出た点について、選挙の公正を著しく害するような事態が本当に生じたのかどうかというのは事後の検証の一つのポイントだと思っております。
検証の二つ目のポイントは、周知徹底が本当にどこまでできたのか、現場にかえって無用の混乱が生じなかったのかということも事後に検証すべきポイントだと考えております。
メールの解禁がなされないと、……
○井坂委員 みんなの党の、引き続きまして井坂信彦です。 私は、大学では理系で理論物理をやって、その後、ベンチャー企業に入りまして、神戸市議を三期やって、参議院選挙に出ておっこちて、落選中にネット上で会社設立ばかりやる行政書士事務所を立ち上げて、今は年間四千社の会社設立のお手伝いをしております。いろいろやってきたんですけれども、科学、ベンチャー、政治、あと都市戦略ということも市議の間はよく取り組んでまいりました、それから会社設立。とにかく日本を新しいことに挑戦する人であふれる国にしたい、あるいは世界に価値をどんどん提供してしっかり稼げる国にしていきたいというのが私の一貫したテーマであります。 ……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は、福島第一原発の放射能汚染水漏れ事故について、三十分間質問をいたします。 なお、委員会の開始が大幅におくれたために、原子力規制委員長の退席の時間が迫っておりますので、ちょっと順序を変えて、まず、先ほども少し議論がありましたが、事故の公表経緯について最初にお伺いをいたします。いわゆる参院選翌日の七月二十二日に汚染水の海洋流出が公表された経緯についてであります。 東京電力が七月二十六日に公表した報告書によれば、東電は、七月十八日の段階で、地下水位について原子力規制庁に報告をしています。報告書によると、観測孔内の水位について説明した、その際、潮の満ち引き、潮位……
○井坂委員 おはようございます。 もう最終日ということで、各党が議論を続けてきたわけですから、本日、時間も短いですが、残された課題について質問をさせていただきます。 本法律は、日本経済の三つのゆがみを解消するということであります。一つ目が過剰規制、規制が厳し過ぎるのではないか、二つ目が過少投資、投資がまだまだ少ないのではないか、そして三つ目に過当競争、競争が激し過ぎるのではないか、政府はこの三つをゆがみとして是正するということであります。 過少投資、過当競争についてはやや現状認識の異なるところもありますが、本日、この三つのゆがみについて、それぞれ質問をしてまいります。 一つ目は、まず過……
○井坂委員 みんな党の井坂信彦です。 本日は、補正予算、そして財政規律ということで、まず財務省及び財務大臣にお伺いをいたします。 まず初めに、私、予算書を見るといつも思うわけでありますが、新年度当初予算の金額、この隣には大体前年度の当初予算の金額が並べて書かれています。去年の当初予算とことしの当初予算を比べて、ふえたのか減ったのか、どういう変化があったのか、こういう比較をする資料がいつも配られるわけですが、本来は、前年度の決算見込み、あるいは、どうしてもそれが実務上無理なのであれば、前々年度のもう確定した決算、こういった決算、一年間に使ったお金の総額と新年度の予算を比較すべきではないかとい……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。本日は、ピンチヒッターで一般質問をさせていただきます。 まず、一般質問ということで、地元から要望のあった問題について順次お伺いをいたします。 旅館やホテルなど、不特定多数の方が利用する建築物の耐震検査の義務化や改修について伺います。 これは、耐震検査の補助自体は大変ありがたいんですけれども、実際、改修が必要になったというときには、ちょっと手直しということでは済まず、思った以上に大規模改修、またほぼ建てかえに近いような状況で改修費がかかるというふうに考えております。また、実際、そのようなことでホテルや旅館の方、経済的に不安を感じている方も多いというふう……
○井坂委員 みんなの党の井坂信彦です。 本日は、ピンチヒッターで、民法の改正についてお伺いをいたします。 まず、ずっと議論が続いておりますけれども、この婚外子相続という問題、特に、もともとは婚外子の相続は二分の一だったというところの理由を拝見しますと、法律婚はやはり尊重しなければいけない。ただ、もう片一方で、子供は親を選べないのであるから、そこの平等性も担保する必要がある、あるいはそこの保護が必要だ。こういう両者の、二つの価値観の綱引きの中で、これまで二分の一というところに落ちついていたのではないかというふうに考えております。 そして、平成七年の最高裁ではそのような判断であったところが、……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 私は、地元に二人、沖縄から来た秘書がおりまして、本当に沖縄の将来を憂えて、よく議論をしております。また、きのうは日帰りで委員会で沖縄視察にも行かせていただきましたので、本日は、沖縄の長期的な振興についてお伺いをいたします。 まず、政府が行う沖縄振興の大前提となります、政府と沖縄の信頼関係ということについて伺います。 沖縄の政界においては、従来の保守対革新という対立軸から、沖縄対ヤマトとでもいうべき対立軸へ、対立の構図が変わりつつあるのではないでしょうか。 例えば、昨年十二月に那覇市議会で全会一致で採択された意見書には、オール沖縄、保革を超えた島ぐる……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 先日は、大臣の所信に対して質疑をさせていただきまして、いろいろと真摯に御答弁をいただきまして、本当にありがとうございました。 本日は、沖縄振興特措法について質疑をさせていただきます。 先月、この委員会で沖縄に視察に行かせていただいた際に、IT企業と金融企業を視察してまいりました。大変意欲的に頑張っておられる企業で、また、沖縄の振興にもとても役立っているのではないかなという印象を受けたのですが、最後に、ここは特区認定は受けているんですかとお尋ねをしたところ、特区認定は受けておりません、こういう話で、我々は一体何の視察をしたのかなと、最後の最後でそういう……
○井坂委員 こんにちは。結いの党の井坂信彦です。 月曜日の予算委員会では、NHK、テレビ入りの日、年金問題一本で大臣にもいろいろと答弁をいただきまして、ありがとうございました。 私は、医療、介護、年金などが将来まで破綻をしないように、社会保障の制度改革が必要だという立場であります。 このうち、しかし、年金だけは、いろいろな議論を見ておりますと、マクロ経済スライド導入で、一部問題は残っているものの、おおむね、いわゆる百年安心、超長期にわたって安心だ、もう改革は済んだというような扱いになってしまっているようにも見受けるわけであります。 本当かなということで、月曜日の予算委員会に向けて、マク……
○井坂委員 おはようございます。 本日は、一般質問ということでありますけれども、昨日、テレビ、ニュースなどをにぎわわせました、厚労省が独法入札に便宜を図ったのではないかという疑惑について、きのうのきょうですから、これ一本で質問をさせていただきたいと思います。 ちょっと順不同で申しわけないんですが、まず、厚生労働省全体で企画競争入札は何件あるのか。今回の入札は企画競争入札という形になっておりますので、この件数。そして、そのうち、一者応札、企画競争入札をしたけれども結局それに応じた者が一者しかなかったという一者応札の割合、過去五年間でどの程度あるか。さらに、一者応札のうち、これを独立行政法人が……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日、法案の審議をと、もともと思っていたわけでありますが、しかし、昨日の中間報告について、私、やはり大変解せない点が幾つも幾つもあるものですから、その点について質問させていただきます。 まず、前回の委員会で、全省庁統一資格という入札参加要件を公示後に外したことが問題になったわけで、そこで私、前回、入札参加要件はそもそも決裁のときにどうなっていたかと、問題の核心をお尋ねいたしました。その答弁として大臣がおっしゃったのは、局長の決裁書には、今言われた競争参加資格に格付されているものという記載がなかった、なしであったものを、ありというふうな形で公示をしてしま……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。
本日、雇用保険法について、二十分間でありますが、質疑をさせていただきます。
まず、雇用保険法第一条にはいろいろと書いてありますが、私は、産業構造の変化が非常に激しい現代において、成熟産業からいわゆる成長産業への、失業中、また場合によっては失業前の段階でも、労働移動が今最も求められるというふうに考えております。
そこで、まずお伺いをいたしますが、成熟産業と成長産業の定義について大臣にお伺いをいたします。
【次の発言】 この二つをお尋ねいたしましたのは、もともと、予算のいろいろな資料の中で、失業なき労働移動というようなことを言われている中で、成熟産業から……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、次世代育成支援対策推進法初め、数々の法律が審議の対象となっておりますので、一つ一つ順番に質疑をさせていただきます。 まず、申し上げました、この次世代育成支援対策推進法であります。 従業員百一名以上の企業は、子育て世代が働きやすい職場環境に変えるための行動計画の提出が求められ、そして、その行動計画の策定と目標達成など、一定以上の基準を満たした企業にはくるみんマークというものの表示が許される、こういう仕組みであります。 私は、大変いい仕組みだな、これを十年間延長するという法律であれば賛成したいなというふうには思っておりますが、であるからこそ、少……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、フリップですが、JEEDではありません、就活サイトの問題について、一点目にお伺いをしたいというふうに思います。 大臣のころの就職活動は、いかがでしたでしょうか。私のころは、ぎりぎり、まだインターネットが就活には使われていない時代でしたので、冊子が送られてきて、はがきを切り取って、ちゃんと一社一社、はがきでエントリーをしていた。おのずから、エントリーの数には、時間的、体力的に上限があったなというふうに思うわけであります。 今、ネットで、誰でも、どんな会社でもエントリーをできるようになった。私、自由主義の立場からいえばとてもいいことだなというふう……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 昨日に引き続きまして、日本版NIH、それから、それと半ばセットであるところの今回の両独法の合併について議論をさせていただきます。 まず冒頭に、昨日三日の内閣委員会の連合審査で、私と官房長官で議論をさせていただきました、総合科学技術会議と、そしてこのいわゆる日本版NIHの役割が重複しているのではないか、上下関係はどうなのか、屋上屋なのか、中二階なのか、あるいは新築の新しい家なのかとお尋ねをいたしましたら、官房長官のお答えがなかなかおもしろかったんですが、同じ敷地の中にもう一軒家が建ったんだ、こういうお答えでありました。 一連の議論をずっと隣で大臣も聞い……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、大きく四点お伺いをいたします。 まず一点目は、前回に引き続きまして、就活サイトの行き過ぎの問題についてであります。 前回の委員会で、インターネット上の就活サイトが、学生に、就職したいという申込書、このエントリーを大量に出すようにあおり過ぎているのではないかという問題を指摘いたしました。実際、就活サイトにログインしますと、あなたは百八十一件エントリーを出しましたが、あなたに似た同期はさらにたくさん出していますよと、こういう駆けっこのような図が出されて、あるいは、一度に百社同時にエントリー送信できるボタンが大きく配置されていたり、やり過ぎではない……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 午前中最後の質疑となりました。本日は、難病それから児童福祉法ということで、早速質疑をさせていただきます。 まず、そもそも論ですけれども、先ほど最後の議論でもありましたが、本法律及びこの事業が、研究を目的としているのか、あるいは福祉を目的としているのか、こういったところから質疑をしてまいります。 この特定疾患治療研究の主な目的は、難病を克服するための研究体制の整備ということであります。しかし、今回、新たな難病対策における医療費助成については、効果的な治療方法が確立されるまでの間、長期の療養による医療費の経済的な負担が大きい患者を支援するという、福祉的な……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日、六名の参考人の方々にお一つずつ、できれば質問を差し上げたいと思っております。 まず最初に、お二方にお伺いをいたしますが、伊藤建雄日本難病・疾病団体協議会代表理事にまずお伺いいたします。 私は、前回の委員会では、この事業が研究の色合いが強いのか、福祉の色合いが強いのか、根本的にもう一度考え直すべきではないか、こういう議論をしてまいりました。研究という方では、伊藤代表理事からごらんになって、十分な成果が出ていると思われるか、また、改善点として端的にどのようなことをお考えか、お伺いをしたいと思います。 あわせて、今度は、五十嵐国立成育医療研究センタ……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 私は、中島さんのように医療、介護の現場を抱えているわけではありませんから、そのかわり、毎週必ず地元に戻って、なるべく法案に関連した現場の方の声をお伺いするようには努めております。 先週末も幾つかの難病団体の方々の直接の声を聞く機会がありましたので、本日はそこから質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず一問目ですが、生活保護との兼ね合いであります。 こういう声を聞いてまいりました。生活保護を受けようと思えば受けられるぐらい非常に厳しい経済状況にもかかわらず、生活保護を受けずに頑張っている難病患者さんが少なからずいるんだよ、こういうことであ……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日まで、本当に毎回難病の問題に質問に立たせていただきまして、私自身、さまざまな議論をさせていただく中で気づくこともありました。 質問に先立ちまして、ちょっと通告の前に一点、けさ方から大臣がいろいろ大変苦しい胸のうちをおっしゃっていることについてお伺いをしたいというふうに思います。 限られた財源で全ての患者さんを救うということは、これはやはりできないという苦しい財政事情がある、一方で、本当に困っている人には可能な限り医療費の助成をできるところまでしていきたい、これは、大きな政府という考え方であろうが、小さな政府という我々のような考え方であろうが、本当……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、ようやく医療介護総合法案の審議入りということで、大変長い審議になることが予想されますので、まずは、本当にテーマを絞って、本当の入り口の入り口論、まず法案の出し方について、それからお金の出し方について、この入り口だけに絞って議論をさせていただきます。 ほかの議員も本会議あるいは本日ともう重々指摘をしているところですから、ちょっと一問目を省いて二問目から伺います。 今回、十九本の法案をまとめて、賛否までまとめて決めろ、こういう、総理も本会議で答弁されたとおり、過去に例のない、前代未聞の法案提出だというふうに認識をしております。自民党内でも実際抵抗……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日、急遽、みんなの党の中島議員と順番を前後させていただきました。御理解いただいた各党の皆様に心より感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。 本日は、医療事故調査についてのみお伺いをしたいと思います。 この医療事故調査の仕組みについては、長年、医療機関、患者、遺族、また政府関係機関の間で議論が積み重ねられてまいりました。 政権交代の前の自民党の内部でも、医療紛争処理のあり方検討会などで議論が重ねられ、そして、平成二十年六月に公表された医療安全委員会設置法案大綱案は、条文も整理され、ほとんどそのまま法案として出してもよいほど詳細に書き込まれ……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、長時間の審議、本当にありがとうございます。時間もありませんので、早速質問に移らせていただきたいと思います。 まず、川渕参考人に、一点目、お伺いをしたいと思います。 八不思議ということで、そもそも論としてゼロ番目に書いていただきました、第一次から第五次までの医療法改正においてきちんと検証したのか、政府の失敗と呼べることもあるのではないか、こういう御指摘でありました。 時間がありませんので端的にお伺いをいたしますが、いろいろ失敗として御指摘いただける部分はある中で、特に今回のこの今審議をしております医療介護総合法案、この法案改正について参考にす……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日も、前回に引き続きまして、医療事故調査制度について伺います。 お配りしております資料、二枚あります一枚目、前回お配りしたものと全く同じものです。上下に分かれておりまして、上半分が、平成二十年に、政権交代前の自民党で実際に法案直前まで行っていた、いわゆる平成二十年大綱案、下半分が、今回の医療事故調査制度の仕組みを同じような図式にしたものであります。 前回の議論で、平成二十年の大綱案は、調査報告書の後で、再発防止に活用はもちろんのこと、行政処分に行くこともあり、また、故意、重過失、悪質な場合は刑事手続に行くこともある、また、患者御遺族がそれを、和解、……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日、ちょっと皆様には御質問できないんですけれども、時間の限り、お伺いをしたいと思います。 まず、山崎参考人にお伺いをしたいと思いますが、いただいた資料の九ページ目に、地方分権とローカルオプティマム、地域の最適化ということを御説明いただきました。 国基準の画一的な給付ではなく、市町村の独自の事業展開ができる地域支援事業に移行することは、介護保険が本来目指していた地方分権の方向性に合致するという御見解でありますが、お伺いをしたいのは、将来的には、今回の介護予防だけでなく、大半の介護保険サービスが地域支援事業、あるいはローカルオプティマムと言えるような状……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 時間も限られておりますので、早速質疑をいたします。 まず、地域医療ビジョンについて伺います。 需要予測は都道府県単位で行い、そして供給体制の目標は二次医療圏単位で立てるというふうに伺っておりますが、医療資源の需給ギャップというのは、実は、同じ都道府県内あるいは二次医療圏内であっても市町村ごとに大きく異なるわけであります。 こういった中で、都道府県単位あるいは二次医療圏単位、こういう広い単位での需給予測で、意味のある対策、また都道府県内の病院の偏在をなくすような、そういった対策が立てられるのかどうか、まずお伺いをいたします。
○井坂委員 こんにちは。結いの党の井坂信彦です。 本日は、国民年金の運営それから徴収の法案についてお伺いをいたします。 まず冒頭、他党の質問にもありましたけれども、納付率の向上、これを年金徴収事務のいわゆるベンチマーク、測定目標にすることの是非をお伺いしたいと思います。 指摘が再三されておりますように、納付率というのはそもそも、納付しなければいけない人のうち何人が何カ月分ちゃんと保険料を納めてくださったかという、分母と分子があっての納付率で、普通は当然、分子がふえて、払う人がふえて納付率が上がっていくというのが当たり前の発想でありますが、事この年金保険料の納付率に関しては、分母がどんどん……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。
本日は、主に年金保険料は義務なのかという問題について質問をさせていただきますが、その前に二つほど、それ以外の周辺の質問をさせていただきます。
まず、付加保険料という制度について伺います。
月々四百円の追加の保険料を払うことによって、将来、納めた月数掛ける二百円の年額保険料を追加できる付加保険料制度は、単純に計算をするだけでわかりますが、付加保険料だけの年金財政収支というのは大幅な赤字になっているのではないでしょうか。大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 これは、普通の国民年金保険料は、四十年間毎月納めると、一生で七百三十二万円、もちろん今の金額でと……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日の一般質問では、就活サイトについて、それから年金の将来予測、それからあとは、時間の限り、医療の費用対効果分析について、大きく三点伺います。 まず、就活サイト。ちょうど二月近く前になりますが、就活サイトの問題を取り上げさせていただきました。 学生にとっては、複数の企業にいろいろと、手軽に、同時にたくさんエントリーができる、大変便利な仕組みという側面も、もちろんあります。しかし、それによって、学生は、就活が昔に比べてさらに忙しくなって、そして企業側も、昔に比べて物すごい数のエントリー、プレエントリーが来るわけで、それを一律にさばくために、いろいろな、……
○井坂委員 おはようございます。結いの党の井坂信彦です。 本日は、専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法の中身について、二十分間質疑をさせていただきます。 まず、この法案は、先ほどもありましたけれども、国家戦略特区法の附則の二条を踏まえたもので、実際、この法案の目的にも、専門的知識を有する有期雇用労働者に能力を発揮してもらい、これが日本の経済発展になるんだ、こういうふうに書いてある法律であります。 ここまではわかるんですが、この法律に突然、定年後の高齢者のルールも加わっているわけです。この高齢の有期雇用労働者を無期転換ルールの適用除外とすることは、本法律の目的及びその立法……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 前回に引き続きまして、高度専門職の有期労働者の無期転換のルール除外について伺います。 十年未満のプロジェクトに従事する高度専門職の有期雇用労働者は無期雇用に転換を申し込む権利が例外的に発生しない、こういう規制緩和の法律であります。一方で、前回も終わりがけに議論いたしましたが、事業主はこの高度専門職に対する能力向上機会を与え、国が助成をするという仕組みがセットになっており、これはさすがにやり過ぎではないか、不要ではないかという議論をさせていただきました。 本日も、ホワイトカラーエグゼンプションが残業代ゼロ制度だ、こういうことで議論をされています。私は、……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 先ほど、大臣のストレスというお話がありましたけれども、大変申しわけないなと思いつつも、ストレスを与えることをためらわずに厳しく質問をさせていただきたいというふうに思います。 ちょっと通告の順番を変えまして、一番最後の方の受動喫煙のところから始めさせていただきたいというふうに思います。 午前中の答弁で、能動喫煙で亡くなっている方が年間十三万人、受動喫煙で亡くなっている方が年間六千八百人、さらには、喫煙による経済損失は、医療費や火災の消防あるいは労働力の損失など、合わせて四兆三千億円、こういう推計が示されました。 私も、地方議員のときから、喫煙対策、禁……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 受動喫煙は中島さんがもう先に聞かれると伺っていたので、私、それ以外の質問をつくってしまいました。受動喫煙以外のことを本日は聞かせていただきたいと思います。 まず、ストレスチェックを集団的データとして組織にフィードバックする、こういうお話を三柴参考人からいただきましたので、その点について参考人にお伺いをいたします。 データに基づく改善は重要だと、私、かねがねこの厚生労働委員会で発言をしている立場ですが、本法案では、そもそも労働者の同意がなくて本当にこういうことができるのかどうか、お伺いをいたします。
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、労働安全衛生法について、二日目の質疑をさせていただきます。 参議院先議ということで、あらかじめ参議院の議事録全てに目を通しておりますので、その大臣初め参考人の答弁から、また追加で幾つかお伺いをしたいと思います。 まず、参議院で大臣が、労働災害のふえた原因を質問された際に、非正規がふえる中で、労働安全衛生の教育をしっかり受けていない方々がふえてきたことも労働災害の増加に影響しているかもしれない、このような答弁をされています。 大臣がそのような御認識であるのであれば、お伺いをいたしますが、非正規雇用の労働者に労働安全衛生の教育を受けていただく仕……
○井坂委員 維新・結いの党の井坂信彦です。 この間、危険ドラッグ対策のために委員会開催を訴え続けてまいりました。本日、このように閉会中にもかかわらず厚生労働委員会が開かれましたこと、与野党そして政府の皆様に心よりまず感謝を申し上げます。 製造や輸入、流通、販売、購入、そして使用、あるいは宣伝、もう本当にあらゆる場面でさまざまな規制のオプションが考えられます。しかし、最大の問題は、この危険ドラッグを調べて、実際に化学式、枝の枝まできちんと定めるのにやはり数カ月いろいろ手続がかかるので、販売業者は、例えばラッシュ13という銘柄を今は合法ですよとどんどん売って、そして、大体三カ月後にそれが違法薬……
○井坂委員 十九年前に被災地としてお世話になりました、神戸から参りました井坂信彦です。 冒頭、一連の災害により亡くなられた方の御冥福をお祈りし、御遺族に深く哀悼の意を表します。また、被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。 先週、地元兵庫の丹波市に視察一日と泥かきボランティアを一日、行ってまいりました。現地では、下水が土砂で詰まっているのに水を使ってしまって逆流したり、また、工事車両と行政やボランティアの車が誘導もないまますれ違えなくなったりと、さまざまな身近な問題も起こっておりました。こうしたなれない被災地の自治体運営についても国の支援をお願いするところであります。 さて、質問……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、私、この消費者特別委員会では初めての質疑ということで、また、大臣の所信に対する質疑ということでもありますから、さまざまなすき間事案と思えるようなことも含めて、アラカルトでお伺いをしていきたいと思います。 まず、私の実体験からお伺いをいたしますが、NHKの衛星放送の受信料の問題についてであります。 実は、先週、私、家を近所で引っ越しをしました。賃貸マンションから賃貸マンションに引っ越しをしたわけでありますが、引っ越して、ずっと古いテレビを使っていたのを、これを機にテレビを買いかえて置いておりましたら、早速NHKの集金の方が来られました。テレビは……
○井坂委員 午前中最後になりました、結いの党の井坂信彦です。 本日は、景品表示法と食品安全法についてお伺いをいたします。 まず、大前提となる消費者庁の監視、指導、執行体制について伺います。 消費者庁、前回も申し上げましたが、いわゆる各省庁の縦割りのすき間をこぼれ落ちてくるさまざまな事案を消費者の目線で、ある意味ワンストップの受け皿となってすき間事案を拾っていく、こういう高い理想を掲げてつくられた省庁でありますから、勢い、問題が起こるたびに、守備範囲、やらなければいけないことがふえていく。それに対して、なかなか人員、予算は、昨今の財政状況の中でそう簡単にふやせないということで、消費者庁の運……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日、皆さんにそれぞれお伺いをしたいと思いますが、まず中山弘子新宿区長に、予算、人員体制についてお伺いをしたいと思います。 池本弁護士の方から、先ほど、行政の職員が減っているではないかと。これは、実は私の方も前回のこの消費者委員会で、まさに大臣に対して、地方の行政職員が特に二〇〇〇年以降激減しているではないか、実際これでどうやって各都道府県あるいは各自治体、執行を満遍なくやっていくのか、こういう質問をさせていただいたところであります。 中山区長にお伺いをしたいのは、とはいえ、本当に限られた各自治体予算の状況があります。その限られた中で優先順位をつけ、……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、景品表示法の第七条について、それから、先週の金曜日に発表されました総務省の消費者取引に関する政策評価の内容について主にお伺いをしたいというふうに思います。 まず、今回の法改正の一つの目玉というか肝であります景品表示法第七条について伺います。 今回、七条の改正というよりは、七条が丸ごと新たに新設をされたというような形になっております。どういう内容かといいますと、この第七条で、事業者が、自己が供給する商品、役務、取引について、これこれこういうことをやらないように管理体制を整えなければいけない、こういう七条の内容でありますが、よく見ますと、七条の前……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 みんなの党の柏倉さんと違って、ちょっとつかみの漫談を用意してこなかったので、もう、時間がないので、質問から入らせていただきます。 消費者特別委員会はおもしろいなというふうに感じております。議論すべき消費者問題が本当に日々起こっている、とても守備範囲の広い委員会だというふうに認識を新たにしております。 連休中も、現在法案審議をしておりますまさにこの不当表示の問題が二件報道されましたので、まず、そこからお伺いをいたします。 一点目が、前回の委員会でもお伺いいたしました、きょうの朝一でも自民党さんから御指摘がありました、楽天インターネットモールから事業者……
○井坂委員 ありがとうございます。結いの党の井坂信彦です。 本日は、椎名委員にかわりまして法務委員会で質問の機会をいただきましたこと、関係の皆様に心より御礼を申し上げます。 お尋ねしたいこと、まず一点目に、取り調べの適正化ということについてお伺いをしたいと思います。 私、実は、選挙の翌日に、選挙を手伝ってくださったボランティアの方々複数が警察の取り調べを受けたということがあります。私だけでなく、他党の候補者陣営も同様の取り調べを受けたというふうに当時聞いたわけでありますが、もちろんどの陣営も選挙違反はしていないわけでして、二、三日後には、何もなかったですということで、取り調べが終わるわけ……
○井坂委員 神戸から参りました、結いの党の井坂信彦です。 質問に先立ちまして、まず、週末の大雪で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。 我が党の小野次郎幹事長の地元山梨では一メートルを超える積雪、また、同僚の井出庸生議員からは、長野県の軽井沢町、東御市などでいまだに国道十八号線の通行ままならず、食料、ガソリンなど行き届かない状況だと、各地から報告も受けております。政府におかれましては、被害の全体像の把握と、被災自治体と連携した対応を迅速に進めていただきますように、よろしくお願いをいたします。 本日は社会保障の集中審議ということで、総理と厚生労働大臣にお尋ねをいたします。 私は……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 私も、けさ、御遺族のお子さんの名前のドラッグの話を直接伺って、ふだんは大変クールな方でありますけれども、そのときは本当に涙をこらえることができませんでした。御自身の子供がある日突然危険ドラッグの車にひかれて、そして、その子供の名前が、自分の子供の名前がドラッグの名前として後日つけられたらどうだろうかと、ぜひ御自身のこととして本当に考えていただきたいというふうに思います。 加えて、本日のニュースでは、先月の十五日から今月一日まで、わずか十七日間の間に、ハートショットという銘柄の危険ドラッグを、これは吸った側が九名亡くなった、二日に一遍のペースで、ある銘柄……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 私も、いろいろ法案の審議等々あるいは自分で賛否の態度決定をするときに、いつも基軸に置いている考え方があります。自分ならどうかという物差しであります。例えば何か事業の賛否を考えるときは、税金ではなく自腹を切るとして本当にこの事業をやりたいと思えるかどうか、あるいは制度であれば、自分ないしは家族であってもこの制度を使いたいと思えるかどうか、こういった物差しを大事にしているところであります。 本日、八十五分時間をいただきまして質疑をさせていただきますが、まず、通告に先立ちまして、大臣に個人的な感覚をお伺いしたいというふうに思います。 大臣は、お二人息子さん……
○井坂委員 お答えをいたします。 現行の薬事法では、検査命令、それから販売等停止命令、これを出せるのは個別の店舗ごとということになっております。その結果、あるお店である商品に中止命令をかけたとしても、ほかのお店での流通をとめられないではないか、こういう指摘に対して、今回、広域規制を導入いたしました。 この趣旨に鑑みますと、販売等停止命令が出されれば、これは原則として広域規制の対象になるものと考えております。 また、その効果ですけれども、先ほど申し上げましたように、検査命令、販売等停止命令が出された物品につきましては、まず全国的な流通を阻止することができる。 また、昨今起こっておりますの……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。
通告に先立ちまして、ちょっとまず二点ほど。
まず、先ほどの民主党さんの質疑のこれは確認ですけれども、大臣が寄附を受けた脱税会社というのは二〇〇八年から二〇一〇年まで脱税を行っており、大臣が実際に寄附を受けたのは脱税終了後の二〇一一年と一二年という前後関係で、これは間違いがないかどうかだけお伺いをいたします。
【次の発言】 起訴との前後関係は、さっき御答弁いただいたとおりですが、実際の脱税と寄附の前後関係は、私が申し上げたとおりなんだろうというふうに思います。
この政治と金の問題がやはり注目をされている国会ですので、李下に冠を正さずで、ぜひよろしくお願……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 先ほど大臣のお答えを伺いますと、消費者の立場でしっかりやるんだということで、大変頼もしく聞かせていただいたところでございます。 私も、通常国会の消費者特別委員会で前大臣と、まさに課徴金制度を設けないのか、設けるとしたらどういう制度が望ましいのかということで、随分細かく議論をさせていただいた経緯がございます。 今回課徴金制度ができたことについては私は大変よいことだというふうに思っておりますし、一方で、本日議論させていただきたいのは、やはり、先ほどの議論の続きになりますが、いろいろ紆余曲折があったんでしょうが、結果として、大臣の先ほどの力強い御答弁とは裏……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 今国会は安全保障と労働法制が二大与野党激突テーマだというふうに言われておりますが、私は、ふだん厚生労働の方で、さきの派遣法改正については大反対、今後もまた労働基準法に関して、これも大変問題があるということで、徹底的に厳しく審査をしていきたいという立場であります。 そんな中で、本日は安全保障の方で大事な質疑をさせていただくわけでありますが、まず、先立ちまして、やはり午前中から続いております自民党議員の不見識な発言について、端的に一問だけ聞かせていただきたいと思います。 安倍総理に近い自民党議員の勉強会で、多くの不見識な発言が繰り返された。加藤官房副長官……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。
先ほどの委員の質問で幾つか質問がかぶっておりますので、支給額引き上げの理由及び今後の制度設計についてというところは飛ばさせていただきます。
まず、時効失権についてお伺いをいたします。
受給権があるのに請求されないまま、御自身に受給権があることも知らないままとかいろいろ理由はありますが、とにかく受給権があるのに請求されないまま三年たってしまって、そして時効で特別弔慰金の受給権が失われた、こういう時効で権限を失う時効失権の件数をまず把握しておられるか、お伺いをいたします。
【次の発言】 把握をしていないということでありますが、先ほど来質疑でずっとあります……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 午前中、朝からいろいろ議論が続いております医療保険の改革、特に持続可能性、主に財政面での持続可能性に関する今回の政府から提出された改革案について議論をさせていただきたいと思います。 まず、国民健康保険。これは、使っている医療費のうち保険料で賄うのは全体の三割。これは前期高齢者も含めてでありますが、全体の三割しか保険料で賄われていない。 それから、後期高齢者医療制度になりますと、使っている医療費のうち保険料で賄われているのはわずか一割。もはや保険と呼べない、いびつな収支構造になっております。 全体の保険料負担と全体の医療給付費がイコールになるようにき……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 本日は、患者申し出療養について一本で議論をさせていただきたいと思っておりましたら、午前中、各党の皆様が、本当にきょうは患者申し出療養の議論が非常に多くて、多少重複があるかと思いますので、避けながら質疑をさせていただきたいと思います。 この患者申し出療養、さらには、いわゆる保険医療と保険外医療をまぜて同時にやるということについては、賛否両論あります。 我々の党は、保険外医療をやったとしても、それをもってして、同時に行っている保険内の医療まで保険適用を外されてしまうというのは、患者側の立場に立っても問題があるのではないか、素朴にそこからスタートをして、い……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。
ちょっと質問に先立ちまして、委員長に一点だけお伺いをしたいことがあるんです。
午前中も、それから先週も、大臣の答弁がたびたびとまるわけであります。私は問題だと思いますが、しかし、とまるのは、もう現状そうなので仕方がないと思いますが、その都度、野党側から本当に何度も言われるまで委員長が時計をとめてくださらないのは、これはどういう理由があってなのかをちょっとだけお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もちろん、すぐ、もう間もなく立ち上がりそうだというときに、たった一秒、二秒時計をとめることは、これは私もやり過ぎだというふうに思いますが、もう本当に、明らかに……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 本日も、前回に引き続きまして、五月十二日の本会議でいろいろお尋ねをした内容ですが、本会議場ではなかなか直接納得のいくお答えがいただけなかった部分が多かったものですから、引き続き、積み残しまたは再質問という形でさせていただきたいと思います。 本会議でこのようなことをお尋ねいたしました。 今回、法改正を経て、仮に一生派遣であったとしても、結婚をして、一家の大黒柱として家計を支え、また、子供を育てることができるようになるのか、要は、それだけの、本当に同一賃金あるいは待遇の改善が行われるのか、あるいは、一生派遣ではやはり結婚も子育ても経済的に難しいので、一生……
○井坂議員 御質問ありがとうございます。 職務に応じた待遇の確保ということについてお尋ねがありました。 現行法では、例えばパートタイムの労働者の方については、パートタイム労働法で、均等及び均衡待遇についての規定が定められております。パートタイム労働法第八条及び第九条にそれぞれ書かれております。また、有期雇用労働者の方に関しても、均衡待遇ということが法律上はきちんと、労働契約法第二十条ということで定められております。しかし、これら法律上の規定があるにもかかわらず、正規労働者とそして非正規労働者の方の、賃金水準初め大きな差がある。また、雇用の安定性など、実態として大きな格差が存在をしているとい……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 今回の年金情報流出は、サイバー攻撃と言えるようなものではありません。余りにも鈍い年金機構の体質、またそれを監督する厚労省、政府の甘い体質の問題だというふうに捉えております。 本日は初日ですので、まず、いつ、何が起こったのか、こういうそもそも事実認識がまだわからない部分がございますので、事実確認から順を追ってさせていただきたいというふうに思っております。 まず、八日の件でありますけれども、内閣サイバーセキュリティセンターから、パソコンが外部と不正な通信をしている、こういう連絡が厚労省情報担当参事官室に伝えられたということでありますが、もう少し具体的に、……
○井坂議員 一足飛びに均等ではなくという御質問でありますが、現行法でも、例えばパートであれば、法律にはっきりと均等が書かれております。にもかかわらず、現実で、ではパートの方と正社員の方が本当に均等待遇かと聞かれて、そうですねと言えるような状況は、これはないというふうに考えています。 法律で均等が明記をされていても、なお実社会では賃金水準にも大きな差がありますし、雇用の不安定性はもちろん、正規と非正規ですからありますし、また、いろいろな福利厚生の面でも大きな格差があるという現状認識のもとに、我々は、今回の法律では、まず調査も含めてこうした現実的な格差を解消しましょうということをうたっております……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 まず、ちょっと順番を変えまして、一番最後の質問からさせていただきたいというふうに思います。 今回の年金機構の情報流出の事件が、八日に最初にウイルスメールが届いて以降、年金機構の中ではいろいろな問題が即日理事長まで報告が上がっておりましたが、一方、厚労省の方は、十七日間、全て担当係長で対応していた、上司には報告がなされなかったということが私の初日の質疑で明らかにされました。 にわかには信じがたい話で、その後も、各党の議員が、それは本当か、すぐ目の前にあるいはすぐ隣に課長補佐や課長がいたのではないか、こういう質疑を繰り返しているわけでありますが、最初のメ……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 今回の派遣法改正には、三つの大きな矛盾があります。 一つは、専門性の低い低賃金の派遣だけ規制緩和で拡大をされるのに、比較的高いスキルで比較的高い賃金が得られている専門二十六業務は、規制強化で働きにくく、受け入れにくくなる矛盾。 そして二つ目に、企業側は、ずっと派遣を三年、六年、九年と使い続けられるようになるのに、肝心の派遣労働者は、必ず三年ごとに派遣契約を切られて行き先を探さなければならない矛盾。 三つ目に、臨時的、一時的と法律に今回わざわざ追加をしながら、企業は派遣を取っかえ引っかえずっと使い続けられる規制緩和になっている矛盾であります。 まず……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 本日は一般質問ですので、三つのテーマで、それぞれ短目にお伺いをしたいと思います。 一つ目は、病理医についてお伺いをいたします。 以前の一般質問で、浦野議員の方から、抗がん剤の効き目を事前に調べる感受性試験ということについてお伺いをいたしました。これをやるだけで、胃がんに限っても、年間百四十三億円の、効かない薬をやるという無駄な医療費が削減できる、こういう趣旨の質問でありました。しかし、それを行おうとすると、実際は病理医さんが不足をしており、そして、法律で必ず病理医を置かなければいけないがん拠点病院ですらいまだ病理医のいないところがある、こういう質疑が……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 本日は、社会福祉法の一部改正案について質疑をさせていただきます。 ことしの予算委員会で、私も、社会福祉法人の内部留保の問題、それから福祉人材の処遇改善、いわゆる賃上げについて質疑をさせていただきました。今回の法改正は、まさにこの二つの問題を正面から解決しようとするものであり、しっかり審議をさせていただきたいというふうに思います。 二年前の厚生労働省の調査で、特養一施設当たり三億円の内部留保があるんだ、あるいは全国で合計二兆円の内部留保があるんだということが報じられました。その後、事は単純でないということはいろいろ議論になったわけでありますが、今回の法……
○井坂委員 おはようございます。維新の党の井坂信彦です。 先ほど足立議員から、何か党代表選に向ける思いや公約まで聞かせていただいて、実は、維新の党は、アメリカ大統領選型と言われる、八月末までに党員登録された一般党員の方は国会議員、地方議員と全く同じ一人一票で代表選ができるという、非常にチャレンジングな制度の代表選を予定しております。 ただし、足立議員には一つハードルがありまして、立候補には国会議員五人、地方議員三十人の推薦人が要るということで、私も推薦人になれたらよかったんですけれども、実は選挙管理副委員長になってしまったので、足立さんの推薦人にはなりたくてもなれないなと思いながら聞いてい……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 本日は年金の集中質疑ということで、特に、この間出されました年金機構の内部調査報告書、また検証委員会の調査報告書、この二つの報告書の中身についてお伺いをしたいと思います。 まず、年金機構の内部調査報告書についてお伺いをいたします。 この報告書は、日付順に、その当時できたこと、また、できなかったこと、そして、きちんと対応していれば防げたはずのことなどが詳細に書かれている、このことについては評価できる部分だというふうに思います。 しかし、私から見て一点抜けていることがあるというふうに思いますので、その点について質問をさせていただきます。 まず、この機構……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 本日は、勤労青少年福祉法についてお伺いをいたします。 国や地方や事業者の責務を定めたり、また職業能力の向上を促進する仕組みも盛り込まれておりますが、私は、本法案で実効性が期待される目玉の部分は、いわば若者がブラック企業に間違って入らないようにする適職選択のための取り組み促進、この部分だというふうに考えております。 離職率や残業時間などマイナス情報の提供制度、悪質な企業の求人をハローワークが受け付けない求人不受理の制度、また若者雇用の面で優良な中小企業の認定制度、本日は、この実効性が期待される目玉の三つの制度について質問を申し上げます。 まず総論なん……
○井坂委員 神戸から参りました、維新の党の井坂信彦です。 本日は、予算委員会ですから、財政に関して大きく二つお伺いをしたいと思います。 一つ目は、社会保障費の問題、特に介護報酬のことについてお伺いをいたします。 昨年の予算委員会では年金の議論をさせていただきました。そのときに、いわゆるワニの口と呼ばれる、社会保障の給付費はどんどん上がるけれども、保険料はなかなかふえない、この広がる差額が国家財政の毎年の赤字そのものに今なりつつある、こういう話をさせていただきました。年金、医療、介護、こうしたふえ続ける社会保障費をどうにかしなければならないと思っております。 また、二点目は、補正予算によ……
○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。 本日は、総理以下全大臣がおられる基本的質疑の日ですので、複数の省庁にまたがる中長期的な重要課題について議論をさせていただきたいと思います。 突然ですが、今お配りをした資料、漫画の「サザエさん」の波平さんの年齢は何歳ぐらいだと思われますでしょうか。実は、これはさすがに御質問は申し上げませんが、五十四歳ということであります。もっと年をとって見えるわけであります。仮に波平さんが安倍内閣、ここの閣僚席に座りましたら、下から三番目に若い、若手のホープだ、このお顔で、こういうことになるわけであります。 ちなみに、サザエさんのお母さんのフネさんは……
○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。 本日は経済と財政に関する集中審議ですので税金について議論をしたいと思いますが、冒頭に、先ほどの江田代表との質疑の中で一点だけ、文書通信交通滞在費について、少しだけ総理にお伺いをしたいと思います。 あの有名な号泣県議は、私の隣町の西宮から県議になっておられました。おかげさまでといいますか、地方議員の経費の透明化、これは四月の統一地方選のやはり一つのテーマというふうになっていると思います。 国会議員も、月百万円の経費、文書通信交通滞在費。ただ、名前はこうなっておりますが、先ほど江田代表と総理との議論もありましたように、議員活動事務所の経……
○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。 維新の党は、本日、男性デーということで、男性の二番バッターとして質疑をさせていただきます。 まず、政治とメディアの関係について、官房長官に伺います。 「安倍政権への批判後退か、メディアの自粛ムード強まる」、こういった記事がロイターで報道され、ニューズウィークにまで掲載をされました。 「日本のメディアが、安倍晋三政権の反応に配慮して報道の自粛姿勢を強めているのではないかとの懸念が、ジャーナリストや専門家の間に広がっている。」「テンプル大学日本校でアジア問題を研究するジェフリー・キングストン教授は指摘。「いまはメディアに自粛を促すよう……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 本日、大変、午前中の視察、そして午後のこれまでの議論と勉強させていただきまして、ありがとうございます。 時間に限りがありますので、早速、端的に、質問から入らせていただきます。 まず、予算に関してですので、谷本知事にお伺いをしたいと思います。 国の方では、二〇二〇年プライマリーバランスを黒字化するという大目標がございます。ただ、経済がかなり好調な見通しをもってしても、なお九兆円以上差がある、足りないということで、これは、歳出削減に踏み込まない限り、こうしたことは絶対に実現できないということだと考えております。 その際に、地方財政、ことしは非常にうま……
○井坂委員 井坂信彦です。 維新の党を代表して、平成二十七年度一般会計予算、特別会計予算並びに政府関係機関予算につき、反対の立場から討論をいたします。 安易な増税に頼り、歳出削減を後回しにした国は、ほとんど財政再建に失敗をしております。しかし、政府提出予算案では、歳出が昨年度当初予算から四千五百億円ふえており、三年連続の増加となります。国の借金は全て子供や孫の世代が返済することになります。世代間格差是正のためにも、歳出の増加を食いとめる必要があります。 しかしながら、震災復興のために減額していた国会議員歳費と公務員給与はもとに戻され、さらに、来年度予算で国家公務員給与は五百億円ふえていま……
○井坂委員 維新の党の井坂信彦です。 本日、二点、総理の我が軍発言と、それからもう一つは、長時間労働の抑制ということについてお伺いをしたいと思います。 先ほど、民主党の委員との議論の中でも、総理はこのようにおっしゃっております。共同訓練の相手国の軍と対比をイメージして我が軍と呼んだだけだ、それ以上でもそれ以下でもない、瑣末な話だ、こういうお答えでありました。 私、やはり、これはお茶飲み話であれば、あれも軍といえば軍だよね、こういう話はあるのかもしれませんが、しかし、これはもとは予算委員会における総理の答弁であります。歴代国会でさまざまな議論が積み上げられてきて、相当慎重な物言いが重ねられ……
○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。 松野代表、今井幹事長に続きまして、きょうは、アベノミクス新三本の矢、それから沖縄の基地問題について、総理初め各大臣に質問を申し上げます。 まず、出生率一・八という目標設定について総理に伺います。 アベノミクス新三本の矢は、ありきたりだとか、目標が非現実的だとか、旧三本の矢はどうなったのかとか、非常に評判が悪い。しかし、本日、私はあえて、この出生率一・八あるいは介護離職ゼロの目標設定にまず乗って、これを本気で実現するにはどうするかという議論をさせていただきたいというふうに思います。 まず、資料の一をごらんいただきたいと思います。 ……
○井坂議員 賃金は、通常、自由経済の中で決定されるべきものと考えております。しかし、この介護報酬や障害福祉サービス報酬は公定価格であるために、介護・障害福祉従事者の賃金決定には残念ながら市場メカニズムが全く働きません。 その結果、民間の調査、これは東京商工リサーチですが、昨年の老人福祉・介護事業の倒産は過去最多を記録しており、その要因の一つとして、介護人材の深刻な不足が挙げられているところであります。 介護需要は増大しているのに業者は倒産をする、また、人手が足りないのに賃金は上がらない、まさにこれは公定価格のまずい面でありまして、本件こそ政治の力で解決すべき課題であると考え、今回の法案を提……
○井坂委員 井坂信彦です。
皆様、遅い時間までお疲れさまです。あと三十分、おつき合いをいただきたいと思います。
本日は、政府が目指す失業なき労働移動ということについて、そして、後半、時間があれば、高齢者の今後想定される新しい働き方についてお伺いをしたいと思います。
まず、政府が目指す失業なき労働移動、これは成熟産業から成長産業への労働移動ということを意味しているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 ところが、今国会で問題になっている労働移動支援助成金、これは、平成二十六年度中に再就職支援を開始した、そして年度末までに無事に再就職できた方、六百五十一人、このデータをきょうは議論したいんで……
○井坂委員 お昼どき、お時間をいただきまして、ありがとうございます。 本日は、一般質疑ということで、大きく三点をお伺いしたいと思います。 一つ目は児童養護施設の問題、そして二つ目が同一労働同一賃金の問題、そして三つ目が、それに絡めてですけれども、いわゆるパート労働者の方の百三十万円の壁と言われる問題についてであります。 まず、児童養護施設についてお伺いをいたします。 ことしに入って、実は、地元の地方議員さんと一緒に、厚生労働省の担当の方に、かなりこってりとした陳情というかお願いをさせていただいたことがあります。 どういうことかというと、保護司をしておられる地元の議員さんなんですけれど……
○井坂委員 井坂信彦です。 戦傷病者の妻に対する特別給付金に関して、十五分ですけれども、質疑をいたします。 先ほどの議論は、実は去年私も同じようなやりとりをさせていただいておりまして、確かに、結局そのときの答弁というのは、政府は、記名国債、国債そのものが対象者の手に渡ったときが気持ちを伝えたということなんだと、決して、現金化というところは、そこは求めていないということの答弁だったというふうに思います。ですから、政府の立場を是とするならば、まさにこの記名国債をなるべく早く渡すということが大事で、それが本法案の目的である、いたわりの気持ちをあらわすということになろうかと思います。 本日は、先……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は、保育所待機児童問題の審議ということで、私も、実は子供を三人とも、認可の保育所に一旦申し込んだんですけれども残念ながら入れず、三人とも無認可の保育所に入れてきました。また、市会議員をやっていた時代も、当時も待機児童が非常に多かったものですから、保育所の民営化などでいろいろ地元の親御さんたちと随分話し合いをしてきたこともあり、保育問題にはいろいろ思うところがございます。 本日、質問に入る前に、午前中からの大臣の答弁で一つ気になるのが、我々、保育士の月給を五万円アップすべきだということで法案を出しておりますが、大臣は答弁でたびたびこうおっしゃいます。保育士の月……
○井坂委員 井坂信彦です。
きょうから新年度ということで、まず冒頭に、昨年度の年金運用についてお伺いをいたします。
平成二十七年三月末、ちょうど一年前の日経平均株価が一万九千二百七円でした。そして、昨日の株価が一万六千七百五十九円ということで、昨年度一年間で株価は一二・七%下がったということになります。
まず、大臣に端的にお伺いをいたします。
平成二十七年度、GPIFによる年金積立金の運用では巨額の損失が出ているのではないでしょうか。
【次の発言】 全くお答えになっておりませんので、繰り返しお尋ねをします。
これは確かに、別に、国内の株が下がったから直ちに年金積立金がそれに比例して減……
○井坂議員 ありがとうございます。 まず、なぜ二十歳なのかということについてでありますけれども、我々も、まさにおっしゃったように、財源が許せば二十二歳あるいは大学に行っている間は二十三歳でも二十四歳でもという思いはございます。一方で、今回、もともと十八歳だったところを、せめて学校にいる間は二十歳、実際、現場からもそういう要請が強くありましたので、二十歳、まずは第一歩ということでさせていただいております。 また、就職をしたのか進学したのかで年齢を分けるのが不公平ではないかという御指摘があり得るということは承知をしております。 ただ、一方で、全体の高校卒業者の進学率が七割を超えている中で、一……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は、九州の震災があって一番最初の厚生労働委員会ということですから、児童扶養手当法の質疑の前に、幾つか、この厚生労働委員会の所管の中で、今回の震災の対応についてお伺いをしたいというふうに思います。 まず、これはやはり災害のたびに問題になっているわけでありますけれども、避難をしている方、これは避難所でもそうですし、あるいは、特に今問題になっている車中泊、家で寝るのが今余震もあって大変怖いということで、車の中で寝泊まりをしておられる方、同じ姿勢で長時間いるということが理由で、いわゆるエコノミークラス症候群ということが、これは災害のたびに問題になっております。 こ……
○井坂委員 皆さん、おはようございます。井坂信彦です。
本日は、B型肝炎の質疑に入る前に、ちょっと一点、緊急で質問させていただきたいと思います。
国民の年金を預かるGPIFの運用委員会の人事が本日付で発表されました。これを見ますと、もともと、本来、再任をされるはずだった堀江運用委員長代理が、今回、再任をされていないということが発表されております。
これは通告しておりますが、大臣にお伺いいたします。堀江運用委員長代理は何か再任を辞退されたというようなふうにも聞くわけでありますが、今回、再任されなかった理由は何でしょうか。
【次の発言】 御本人の意思ということで、私は何か事実上の更迭のような……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は、一般質疑ということで、五点お尋ねをいたします。 まず、お配りしております配付資料の一枚目に、長時間労働規制法案ということで、先週、我々野党共同提案で出させていただきました法案の概要図を載せさせていただきました。 長時間労働の規制が必要だと考える理由は三つあります。 一つは、過労死をゼロにするということ。これは、一昨年理念法は通りましたけれども、やはりそろそろ過労死をゼロにするということに対して実効性のある法律が必要だというふうに考えています。 そして二つ目に、ワーク・ライフ・バランス、あるいは仕事と介護、仕事と育児の両立、こういったことにも長時間労……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 大臣、答弁の中で随分好きなことをおっしゃったなというふうに思いますけれども。 本日は、時間が短いので三点。一つは被災地の問題、それから二つ目は同一労働同一賃金の問題、そして三つ目に介護の問題についてお伺いをいたします。 まず、ちょっと被災地の方からいきたいと思いますが、連休中、私も、熊本ですが、丸二日復興ボランティアをしてまいりました。 初日は九時過ぎに役場に着いたんですけれども、しかし、その時点で、連休中はボランティアがたくさんで、もう受け付けは締め切りですよというふうに言われました。 私の場合は、たまたま役場に来ていた近所のおっちゃんが、若い人……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は、児童福祉法の改正について、二十分ですが、幾つか質疑をさせていただきます。 まず一点目ですけれども、ちょうど二カ月前の三月十八日に、大臣と、十八歳を過ぎてからの児童養護ということについて議論をさせていただきました。 当時御提案申し上げたのが、十八歳になって施設を出て、会社に入って、会社でいろいろ問題があったり、あるいは会社もやめなければいけない、そして社員寮も出なければいけない、こういうときに、案外、もといた児童養護施設に相談がすっとできないケースも多いんです、これを解消するためにも、もともといた児童養護施設の職員さん、担当していた職員さんが、月に一度で……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は一般質疑ということで、三つのテーマ、一つは歯科技工士の問題、二つ目が旅館の耐震工事の問題、そして三つ目に、介護職員さんを守るという問題についてお伺いをしたいと思います。 まず、歯科技工士の低賃金について伺います。 配付資料一枚目、これは、ちょうど一年前に私と大臣でこのテーマを議論したときの議事録であります。 歯科技工士は五年以内の離職率が八割だ、そして、仕事の時間が週で平均六十二・二時間、これは月に直すともう平均で過労死ラインを超えている、しかも、これだけ長く働いても年間の収入は多くの人が三百万円台だ、およそ国家資格とは思えないひどい状況だということで……
○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。 ふだんは厚生労働委員会を担当しておりますが、本日は、国土交通委員会にて質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 本日は、旅館の耐震改修の問題、それから小型船舶の不法係留の問題、そして三つ目にURの独立行政法人改革について、三点お伺いをしたいと思います。 まず、旅館の耐震診断についてです。 平成二十五年に改正された耐震改修促進法で、不特定多数の人が利用する建物のうち大規模なものについて耐震診断が義務づけられ、その結果が公表されることとなりました。その対象には病院や店舗と並んでホテルや旅館が挙げられ、新しい耐震基準になる昭和五十……
○井坂委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、江崎鐵磨君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は、消費者問題、特に、最近はネットとかスマホとか、新しい形で物を売り買いするということがふえてきておりますので、その中から二点お伺いをしたいと思います。 まず一つ目に、不動産のおとり広告についてお伺いをいたします。 ちょうど二年前のこの消費者委員会でも同じ質疑をさせていただきましたが、当時の答弁は、景表法の改正で、事業者に表示の管理を義務づけることによって未然防止の一層の効果を期待している、事業者に対して周知徹底し、法改正の効果がしっかり出るようにしてまいりたい、こういう大臣の答弁がありました。しかし、残念ながら、その後も不動産のおとり広告はなくなっており……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 本日は、特定商取引法それから消費者契約法について質疑をさせていただきます。 まず、今回の法改正で、特に消費者側から、入らなくて残念だったと言われている大きな一つが、再勧誘規制であります。これは平成二十年の特定商取引法の改正で、消費者が、例えば一遍、家に訪問販売が来て、説明を聞いて、うちはそれは要らないです、もう次からは売りに来ないでください、勧誘に来ないでくださいと明確に意思表示をすれば再び勧誘するのは禁止、こういうことになったわけでありますが、それではまだ不十分ではないかという声が多いです。 そこで、まず副大臣にお伺いいたしますが、平成二十年の特定商……
○井坂委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 特定商取引に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 「特定権利」制度の導入の趣旨が、脱法行為や消費者被害の後追いを防ぐことにある点を踏まえ、特定商取引に関する法律における「役務の提供」と「権利の販売」の概念を明確化し、規制のすき間が生じないよう措置すること。その後もなお規制のすき間が生ずる事態が認められるときは、速やかに、商……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。
特区の議論をさせていただくのは私、実は今回が初めてになりますので、せっかくの機会ですので、そもそも論から大臣と議論をさせていただきたいというふうに思います。
まず、規制緩和、これは、私は、よい提案が出てきたときは、別に特区限定ということではなく、当然全国で最初からやっていただくべきだというふうに思います。規制緩和のよい提案、なぜ最初から全国で実施せずに特区限定で始めるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 私が少しなぜだろうなとわからないのは、大臣がおっしゃるとおり、それはどんな変更も、やってみたら思わぬ負の側面があったということはあると思うんです。ただ……
○井坂委員 神戸から参りました維新の党の井坂信彦です。 質問通告の一番最後にある年金運用の問題から伺います。 日経平均は、きょうも直近のデータで四百円以上下がって、ことしに入って、史上初の六日連続で計一千八百円も下落ということになっております。大ざっぱに予想をすると、この一週間で年金積立金が約五兆円目減りしたおそれがあるということであります。 安倍総理は、安倍政権に入って年金積立金は三十三兆円もふえたんだ、こうおっしゃいますが、実は、それは国債で手がたく年金運用をしていた時期の含み益であって、株式運用の割合をふやした二〇一五年一月以降は、実にもう二・四兆円負け越している、年金が減っている……
○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。 本日は政治と金の集中審議ということなので、甘利大臣、遠藤大臣の疑惑、またマイナンバー汚職について、きょうは追及型で質問をさせていただきます。 まず、甘利事務所との接触についてURにお伺いをいたします。 甘利事務所とUR、また甘利事務所と国土交通省、この間でどのようなやりとりがされたのか、ここが、本件があっせん利得処罰法違反かどうかを解明するための核心だというふうに思います。 URからは十二回にわたる甘利事務所との面会議事録が公開をされましたが、黒塗りの部分が多いです。それでも、補償金にもう少し色をつけてとか、甘利事務所の顔を立ててとか、ある……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は、大きく二点、軽減税率が零細事業者に与えるダメージ、それから奨学金の拡大について伺います。 まず、財務大臣に伺います。 企業は、仕入れ先から材料や商品を仕入れるときに消費税を払い、それをお客さんに売るときに消費税を受け取る。お客さんからの消費税を、これは全て税務署に納める必要はなく、仕入れ先に払った消費税を差し引いて納税すればよい、これが仕入れ税額控除という制度です。 軽減税率を導入すると、八%と一〇%の複数の税率が存在することになり、仕入れ税額控除をするためには、仕入れ先に、八%で幾ら、一〇%で幾ら消費税を払ったのか、インボイスという明細書を仕入れ先……
○井坂委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、江崎鐵磨君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 この厚生労働委員会は、火曜日の理事懇、水曜日の初日の委員会、木曜日、きのうの理事懇、そして本日の委員会と、まことに遺憾ながら、四日連続で委員長職権による強行開催となっております。 我々野党側が要求をしているのは、非常に基本的、基礎的な二点だけであります。 一つは、今週月曜日に政府から出された年金カット法案の政府試算。これは、高齢者の年金はわずか三%減るだけで、そして将来世代は七%も年金がふえる、こういううそのような、夢のような数字が政府から発表されたわけであります。明らかにおかしいので、厚生省の年金数理の担当者と今週四時間議論した結果、幾つもからくりが……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 本日は、公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能強化のための国民年金法改正案ということであります。わずか二カ月の短い秋の臨時国会で、この無年金者を救う法案を真っ先に審議ができることになりました。御尽力をいただいた皆様には、この場をかりて心より感謝を申し上げます。 我々は、今国会で何としても無年金者を救う、そのために早期の審議入りを強く主張してまいりました。一方で、審議はしっかりともちろん時間をとって行うべきと考えます。さらには、政府提出法案をさらによくするために国会として何ができるかということについても議論し、また提案をしていきたいというふうに考えます。 ……
○井坂委員 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨説明をいたします。民進党・無所属クラブを代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 基礎年金等の受給資格期間の二十五年から十年への短縮については、社会保障・税一体改革関連法として成立した年金機能強化法において、消費税率の一〇%への引き上げ時から実施することとなりました。しかし、いわゆる景気条項に基づき、消費税率の一〇%への引き上げは延期され、受給資格期間の短縮の実施も平成二十七年十月から平成二十九年四月へと先延ばしされました。そして、今般、安倍内閣は、新た……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 本日は、前回の質疑に引き続きまして、政府試算、とりわけきょうは、将来世代が七%アップするんだという、この部分に絞って質疑をさせていただきたいというふうに思います。 この間いろいろ議論を繰り返しまして、将来世代が七%アップするなどということはあり得ないということを、この委員会でも、また党の公開ヒアリングでも繰り返した結果、もうさすがに七%などというバラ色の数字を口にする方は、マスコミも含めて、いないだろうというふうに思っておりました。ところが、昨日の本会議では、総理答弁で、またこういう答弁があったわけであります。今回の計算における基礎年金の影響は、足元で三……
○井坂委員 冒頭、ここまで委員会の開催がおくれました、そして今、委員長から、資料が一部、出すべきではない、こういう話があったんですけれども、この資料なんですが、(パネルを示す)このパネル、このパネルの……(発言する者あり)いや、理事会の議論で、一体このパネルを理事会で何で出したらだめになったのか。配付は、資料はしていただいているんですよ。配付は、資料はしていただいているんですけれども、この……
【次の発言】 このパネル、特にこの、所得代替率が三割マクロ経済スライドで下がりますと。それに対して、基礎年金が五万円、基礎年金が五万円で、これが……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日、おととい、私ども、初めてこの年金カット法案の質疑を始めさせていただいたわけでありますが、もうその翌日には与党から、きょう採決したいと。八時間半しかこの問題を議論していないのに、きょう採決したいと。もう全く中身の議論をする気がないんですね。八時間半でこの法案を採決しようと。きょうの七時間をフルに足したって、十五時間そこそこでこの法案を採決しようなどという発想自体が、私は言語道断だというふうに思いますよ。それだけ、この年金カット法案の影響を軽く見られているんだろうなというふうに思います。 そこで、本日は、前回私も、おととい用意した質問の三分の一ぐらいしか議論で……
○井坂委員 井坂信彦です。
先ほどの総理の答弁で、やはり聞き逃すことができない答弁がありました。ちょっと、それはお答えをいただきたいと思います。
まず一点目は、こんな議論だったら幾ら審議時間を重ねても仕方がない、こういうことを総理ははっきりとおっしゃいましたが、行政府の長として、この委員会で、もう幾ら議論をしてもしようがない、こういう御認識なのか、お答えください。
【次の発言】 議論がかみ合わないのは、相手が自分の発言を理解していないせいだというふうに総理はお感じになったんだと今おっしゃいましたが、私、こちらから聞いておりまして、総理の御答弁も、質問されたことを本当に御理解いただいているの……
○井坂委員 井坂信彦です。 冒頭に、電通における長時間労働で亡くなられた被害者と御遺族に心よりお悔やみを申し上げます。 我々は、既にさきの通常国会で、長時間労働規制法を議員立法で提出させていただいております。残業時間に法律で本当の上限を設け、また、夜、会社を出てから翌朝出社するまで、休息時間、インターバルを導入し、そして裁量労働制も含めて労働時間の把握を義務づけ、さらには罰則と公表を強化する内容の法律であります。 午前中には自民党の委員の方からも、与野党関係なく過労死の問題には純粋な気持ちで取り組むべきだ、このような御発言もありました。ぜひ、我々の対案というか、過労死や長時間労働について……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 本日は、この内閣委員会におきまして質問の機会をいただきまして、どうもありがとうございます。 さて、先ほどから、人事院勧告そして国家財政のことについて議論が続いております。 まずお伺いしたいのが、国家財政の現状について大臣にお伺いしたいと思います。 今回の人事院勧告どおりに給与アップをいたしますと、財務省、総務省の試算では、国家公務員人件費が五百五十億円、そして地方公務員人件費が千三百七十億円、合計千九百二十億円の給与アップということになります。一方で、少子高齢化により社会保障費が自然に六千四百億円ふえるわけでありますが、政府は、これを五千億円まで一千……
○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。 国会議員になりましてもうすぐ四年ですけれども、この間、毎週必ず地元神戸に戻りまして、支援者であるなしにかかわらず、一軒一軒地域のお宅を訪問させていただいております。冷たくされることも、どなられることもありますけれども、しかし、さまざまな御意見もいただきます。その中で、圧倒的に多くいただく御意見が年金についてであります。 そんな中、この秋、臨時国会には、国民に余りまだ知られていない、知らされていない、そして我々議員にも十分に説明をされていない、年金を減らす法案が政府から出されています。この法案は、高齢者の年金を減らすだけでなく、現役世代の年金を減……
○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。 昨日に続きまして、本日この場所で質問の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。年金の問題、引き続きさせていただきたいと思います。 まず、制度のおさらいからですけれども、資料の三番をごらんいただきたいと思います。こちらは、もともとは日本の年金は物価に合わせてふえたり減ったりする物価スライドというやり方で、パンの値段が百円から百十円にふえたら年金も一割上がって、ちゃんと同じパンが買える、こういう制度でありました。しかし、この秋の臨時国会に政府が出している新ルールは全く違います。 このパネルの一番から三番、これは、物価に合わせて年金がふえ……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 本日は、午後に過労死の御遺族や弁護士さんも参考人として来られます。そこで、我々が昨年春に議員立法を提出し、今政府の働き方改革実現会議で議論されている、残業時間の上限が月八十時間や百時間で本当によいのかというテーマで大臣にお伺いをいたします。 資料一は、二月十四日に政府が働き方改革実現会議に提出した事務局案であります。現行法で、大原則は月四十五時間、年三百六十時間しか残業できない、臨時的な特別な事情がある場合は、労使で特別条項の協定を結んでおけば、月平均六十時間、年七百二十時間まで残業ができるというふうに書いてあります。しかし、現行法では、月四十五時間を超……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は、雇用保険法の改正について質疑をさせていただきます。 まず、教育訓練給付の成果について伺います。 我々は、幼児教育から高等教育、また職業訓練まで含めて、人への投資を最優先すべきだということをこの間強く訴え続けてまいりました。 今回の法改正では、専門実践教育訓練を受けるときにもらえる給付金をふやすということになっております。 一方で、そもそも雇用保険は失業給付を優先すべきじゃないか、こういう意見もあるわけであります。これは、もともと雇用保険が失業保険と呼ばれており、失業中の生活をいかに支え、再就職に向けた支援をするかが大事だ、こういう考え方だというふう……
○井坂委員 本日、主に求人情報明示のタイミングに絞ってお伺いをしたいと思いますが、先ほどの柚木議員の質疑を伺っていて、ちょっと一点だけお伺いをしたいんです。 大臣は、ああいう報道されているような極端な虐待、これが本当に事実だとしたらという前提ですけれども、ああいうことが組織的に、しかも長期間にわたって行われていたら、過去にそのような保育園の例というのは思い当たりますか。ああいうような保育園は時々あるよねというような感覚なのか、報道されたとおりのああいうことが組織的に園の半ば方針として長期間行われていた、そういう保育園は今思い当たりますか。
○井坂委員 井坂信彦です。 きょうは、参議院の都合で、ちょっと私の質問時間が二つに分かれてしまっておりまして、前半、十分ぐらいですので、今、柚木委員がやっておりました森友保育園に関する質問を幾つか引き継いで、前半の十分間だけさせていただきたいというふうに思います。 保育園の運営基準、運営規則についてなんですけれども、先ほど、いろいろな保護者の方が、さまざま、こういうことがあった、また、こういう理不尽なことがあったというようなことを我が党としても幅広くヒアリングをしているわけでありますが、重要事項説明というところに書いてある保育園の開園時間、もともとは七時半から夜の十八時半、六時半というふう……
○井坂議員 三割負担の部分について賛成か反対かということに関しては、まさに本日審議が始まったばかりですので、私も後ほど質疑者として立たせていただきますが、この点も本日議論をしようというふうに思っています。
そういう意味では、質疑を踏まえてこの部分についての賛否も決まっていくというふうに考えています。
【次の発言】 ありがとうございます。
自己負担が二割に引き上げられたことでサービス利用の抑制が起こっていないかということ、午前中もずっと質疑をさせていただいてまいりました。利用抑制とか、実際に生活困窮が起こっていないか、こういう影響を検証した上で、一般論としては、応益負担から応能負担への転換を……
○井坂委員 おはようございます。 引き続き、介護サービス利用料の三割負担、また前回の二割負担、そして、それに伴うサービス利用の回数の抑制、こういったテーマで質疑をさせていただきます。 前回は、私も、特養とかの退所者が、二割負担の人の方が倍ほどふえているじゃないか、こういうことをお尋ねいたしました。それに対しての答弁は、いろいろあるけれども、二割負担の人の方が要介護度が軽い方が多いので、そういう理由もあって退所者が二割負担の人が多いのではないか、こういう答弁でありました。 そこで、今回は、介護度が二割負担の方が軽いとか、常にそういう答弁をされるので、要介護度別に、同じ介護度の人同士を並べて……
○井坂委員 井坂信彦です。 本日は、総理入り質疑ということで、端的に総理にお伺いをしたいと思います。 時間もなさそうですので、通告の一番、二番は飛ばしまして、三番目から入らせていただきます。 お配りしておりますのは、前回のこの厚生労働委員会の大臣と私との質疑でありますけれども、この中で大臣も明確に答弁をされておりますのが、三割負担や二割負担の対象者を今拡大をするという考えは持ち合わせておりませんと、総理も先ほどそのような答弁をされておりました。 ここで問題は、今、拡大するつもりはないというふうに答弁をされても、近い将来、拡大をしようと狙っているのではないか。最初は、年収三百四十万円以上……
○井坂委員 井坂信彦です。 介護保険法に関して三十分間質疑をさせていただきます。 まず、介護報酬改定について伺います。 厚生労働省の昨年末の調査によると、かつては八%あった介護事業の収支差率、すなわち利益率が、前回、二〇一五年の介護報酬大幅マイナス改定後には三・八%まで低下をしたということであります。 先週五日の大臣答弁では、大臣はこのように答えておられます。多くのサービスで収支差率、利益率の低下、それから給与費割合の上昇が見られるということはそのとおりでございますが、一方で、収支差率、利益率はおおむねプラスが維持をされているということも事実でございます、このように塩崎大臣は答えている……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 我々は、チルドレンファースト、子供第一という理念で常々政策を考えております。本日は、保育所の質と量の問題、また児童虐待の問題を中心に質疑をさせていただきます。 まず、お配りしております資料一枚目をごらんいただきたいと思います。 認可保育所が土曜の給食を提供せず、虚偽書類もという横浜市の事例であります。これは、市の委託費などで用意するはずだった土曜日の給食を認可保育所が提供していなかった、定期監査で保育所が提出した献立表には土曜日の給食の記載があったが、保護者宛てには土曜日の給食がない紙を配っていた、定期監査で市に提出した書類が虚偽だったという事例であり……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 本日は、医療法の審議初日ということで、特に医療のホームページ規制について中心にお伺いをしたいと思います。 私は、毎週末、地元で一軒一軒、ずっと地元を一軒一軒歩いているんですけれども、やり過ぎて膝を壊しまして、この一年半ぐらいずっと膝が痛かったんです。 先日行った接骨院で、わずか一時間で本当に治りまして、まだそれでずっとそれが固定するかどうかわからないので、もう一回ぐらい行ってみようかなとは思っているんですけれども、何でそこに行ったかというと、我々、平日の昼間に時間があくことは非常にまれなものですから、限られた時間に、なるべく外れがないようにということで……
○井坂委員 午後一番のバッターで、また、きょうから始まります児童福祉法及び虐待防止法の審議、ぜひよろしくお願いをいたします。 法案の審議に先立ちまして、ちょっと一点、もうどうしてもこのタイミングということで、受動喫煙防止、たばこの問題についてお伺いをしたいというふうに思います。 そもそも、昨年十月に出された厚生労働省のたたき台は、飲食店は、バーやスナックも含め、全て屋内禁煙だったと思います。その後、厚生労働省は、バーやスナックのうち、三十平米以下の小規模なものは屋内禁煙の対象から外しました。さらに、自民党との協議の中で、バーやスナック以外の居酒屋も屋内禁煙の対象から外す妥協案を自民党に示し……
○井坂委員 井坂信彦です。 昨日の参考人質疑では、さまざまな立場の参考人が口をそろえて、今後の課題は人手の確保、人員の確保である、こういうお話でありました。しかし、本日の答弁をずっと聞いておりましても、やはり児童相談所の人員をすぐに大幅にふやすということはなかなか簡単ではありません。 一方で、先月、私は一般質疑で、児童相談所と関係機関の情報共有、データベース上での情報共有のことを質疑させていただきました。その際、先月の答弁ではこういうふうにおっしゃっています。警察だけじゃなく、関係機関が広く情報共有をするという取り組みをそれぞれの地域で進めていきたい、一部の市区町村における先進事例について……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 本日は、午前中は一般質疑、また、午後は旅館業法の方で質疑をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 まず午前中は、たばこの問題、それからフリーランスの問題、時間が許せば、腎機能障害の問題、さらにはクリーニングの問題と、いろいろお伺いをしたいというふうに思います。 まず、たばこの問題でありますけれども、WHOによる受動喫煙防止対策の評価について伺います。 WHOは、たばこの規制に関する枠組み条約、FCTC条約というものに従って、各国の政策、対策の進みぐあいを定量的に評価しております。 主に六項目あるんですけれども、一つはたばこの使用……
○井坂委員 大西委員に引き続きまして、ジャパンライフ社の天下り問題をやりたいというふうに思います。 まず、大臣にお伺いをいたします。 そもそも預託法ができた経緯は何だったのかということであります。 豊田商事や安愚楽牧場のような現物まがい商法から高齢者を守るためではなかったのでしょうか。現物がないのに、そして、その現物から運用益が上がっていないのに、あたかも金や和牛やエビがそこにいて、そこから上がった運用益をあたかも配当しているかのごとくだます現物なき詐欺商法から、老後の資産を少しでもふやしたいという高齢者を守るために預託法ができたのではなかったでしょうか。 そうであれば、大臣、お伺いい……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 本日は、国民センター法について五点ほど質問通告をしておりますが、冒頭は、前回せっかく資料提出をいただきましたジャパンライフ社の天下り問題を質問させていただきます。 二月七日の予算委員会で、ジャパンライフ社に消費者庁の課長補佐が天下った問題を取り上げ、課長補佐が天下りするためにジャパンライフ社に手心を加えたのではないかと質疑をいたしました。前回、三月三十日には、この消費者委員会でも質疑をさせていただき、そして幾つかの資料提出もいただきました。その後、参議院でも共産党の議員さんなどが質疑されて、ようやくこのジャパンライフ社天下り問題が国会全体で問題意識を持た……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 ふだんは厚生労働委員会におりますけれども、本日は総務委員会で質問の時間をいただきまして、与野党の皆様には心より感謝を申し上げます。 本日は、議会の権利放棄議決に絞って質問をさせていただきたいと思います。 私は、国政に来る前は神戸市会議員を三期務めておりまして、そのときまさに起こったのがこの議会による権利放棄議決でありました。 当時、神戸市長が、外郭団体、いわゆる第三セクターに違法な補助金を支払ったとして住民訴訟が起こり、大阪高裁とそして最高裁で、合計六十億円近い神戸市長に対する損害賠償を求める判決が出たわけであります。ところが、当時の神戸市議会が、神……
○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。 本日は、電通の過労死問題、また長時間労働の規制、さらにはパートや派遣、契約社員の方々の給料や待遇をアップする同一労働同一賃金法について議論をさせていただきます。 まず、パネル資料の一をごらんください。 我々は、長時間労働規制法を既に昨年の四月に正式に国会に提出しています。 目的は三つです。一つ目は、過労死をなくす。そして二つ目が、仕事と家庭の両立、ワーク・ライフ・バランス。三つ目が、今、日本の弱点である労働生産性のアップであります。 内容は八項目。非常に多岐にわたる総合的な内容でありますが、規制もかけ、またその実効性も強化をする。 ポイ……
○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。 本日は、集中審議でお時間をいただきまして、ありがとうございます。 なぜ天下りを撲滅しなければならないか。公務員だけ再就職してずるいだとか、あるいは押しつけられた企業、団体の側が困るだとか、そういうこともあります。しかし、最大の問題は、役所と天下り先の企業、団体が癒着をして、血税の無駄遣い、また補助金の不公平、規制や取り締まりの見逃し、さらには間違った政策の推進、こういったことにつながる、さらには、全国津々浦々で実際に天下り再就職が行われている中、どうせ天下りで癒着しているんだろうと疑われて、役所に対する国民の信頼が根底から揺らぐ、だから天下りを……
○井坂委員 神戸から参りました、立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 まず、首都機能のクラウド化について伺います。 昨年の三月、第六期の科学技術・イノベーション基本計画が策定をされました。これは、科学技術基本法から二十五年ぶりに、科学技術・イノベーション基本法となって初めての基本計画、イノベーションを新しい柱に位置づけたところが最大のポイントであります。 どのような方向性のイノベーションか。 配付資料、一枚めくって、資料2のページを御覧ください。 中段にある、我が国が目指す社会、ソサエティー五・〇の二本柱の一つ、左側が、持続可……
○井坂委員 神戸から参りました井坂信彦です。
まず、二週間後、一か月後の感染者数、それから重症患者数、病床逼迫の見通し、予測を伺います。
【次の発言】 感染者数の予測をしていないと、ベッドや物資が足りなくなります。
検査キットの需要と供給の状況はどうですか。
【次の発言】 既に薬局や医療現場では品薄になっております。
検査キットが一日八十万人分に増産されるのは、二月のいつ頃になりますか。
【次の発言】 事前に、増産は二月中旬頃というふうに伺っております。
増産より前に、例えば東京都だけで濃厚接触者が百四十三万人になるという専門家の試算もあり、検査キットが方々で足りなくなる可能性が私は高……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 今後、公務の主流となる官民共創ということについて一点お伺いします。 役所からいわゆる民間への発注という形ではなくて、官民共に、問題意識を持ち寄って、全く異なるバックグラウンドの人々で、理解し合いながら新しいものをつくる力が今後求められてまいります。一方で、公務員は、どうしても、似たような学びを重ね、同じようなバックグラウンドの方が現状は大半となっております。 特に、新卒採用で、少しでも幅広いバックグラウンドの公務員を採用することの必要性、そしてその手法について、お考えがあればいただきたいと思います。
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 後藤大臣、大変御無沙汰をしております。 私が初めて厚生労働委員になった二〇一四年に、ちょうど大臣は委員長をしておられて、当時、医療介護総合確保法案という十九本を束ねた大変な閣法に対して我々野党側の出した介護、障害者福祉スタッフの給与アップ法案、これを並行審議までしてくださって、最後は委員長提案で通してくださったということ、大変感謝しております。また、夏には、トスカーナの風を受けながら、各国の医療、介護、福祉の勉強を共にさせていただきました。 与野党の立場や期数、経験が違っても、事厚生労働の政策となれば、正面から向き合って議論に応じ、話を聞いてくださ……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 一昨日に続き、雇用保険法に関して質疑をさせていただきます。 まず冒頭に、本日の理事会で修正案を提出させていただきました。 資料の一ページ目を御覧ください。 大まかに御説明申し上げて、国の負担率を四分の一のままというのが一つ目。それから、雇用情勢とか労働保険の財政状況が悪いときには労政審の意見を聞いて機動的な国庫繰入れをする、また、そういったことを政令に書くということが二つ目。そして三つ目が、先ほど阿部委員の質問にもありましたが、育児休業給付、これはもうフリーランスなど雇用保険の外側の働き方などにも支払えるように、雇用保険ではなく国庫負担による新し……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。
本日も、雇用保険法等について質疑をさせていただきます。
まず、資料一を御覧ください。こちらの方は、雇用保険法、今回の法案に対する修正案ということで、まずそちらについてお伺いをしたいと思います。
提出者にお伺いをいたします。修正案の趣旨、どのようなものでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
続きまして、この修正案の財源について伺います。
修正案では四月の一日から国庫負担割合を四分の一に戻すことになるのか、そのための財源はどうするのか、そして失業等給付の水準を維持するためにどのように財源を確保するのか、提出者に伺います。
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、精神障害者の支援と、年金制度についてお伺いをいたします。 まず、精神障害者についてですが、身体障害者福祉法には身体障害者相談員制度が定められ、知的障害者福祉法にも知的障害者相談員制度が定められ、それぞれ交付税で予算措置されています。当事者や家族会、支援団体などが相談員となり、初期相談や体験を生かした相談が行われ、令和三年四月時点で、身体障害者相談員は全国に六千六百九十四人、知的障害者相談員は三千百十人いらっしゃる。 一方で、精神障害者については、市町村による相談と、それから精神保健福祉士による専門的な相談のみが法律に定められ、身体や知的障害……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。
まず初めに、今回の閣法に対して対案として提出をされております立憲民主党の法案について、幾つかお伺いをいたします。
政府提出の薬機法改正案に対して、立憲民主党は三つの法案を提出しています。
まず、コロナかかりつけ医法案及び日本版EUA、特定医薬品特措法案の二法案を中心に、提出した趣旨を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 本年一月からのいわゆるコロナ第六波では、第五波までと同じく、自宅放置死あるいは高齢者施設死というような状況が発生をしてしまいました。こうした状況を二度と招かないためには、感染確認直後から医療へのアクセスを確保する必要がありま……
○井坂委員 午後も引き続きよろしくお願いいたします。井坂信彦です。 まず、立憲民主党が提出した日本版EUA法案とコロナかかりつけ医法案についてお伺いをいたします。 緊急承認制度に関する薬害オンブズパースン会議の意見書及び昨日の参考人質疑では、緊急事態に適用することを明確にすべき、期限延長は一回に限るべき、そして審査期間の上限を定めるべきといった緊急承認制度の適用場面の明確化を求める意見が示されております。 日本版EUA、特定医薬品特措法案における厚生労働大臣による特定医薬品の指定が行われる場面や特定医薬品の指定の効果が消失する場面は明確にされているのか、伺います。
○井坂委員 井坂信彦です。 この薬機法の質問も三回目となりました。まず初めに、これまで日本政府が購入したワクチンの金額と数について伺います。 資料の一番を御覧いただきたいのですが、これは朝日新聞がすごい分かりやすくまとめてくれたのでこれを使わせていただいておりますが、全て公表情報です。合計、これまでで二兆三千三百五十六億円、ワクチンの購入には使っている。別の数字ではもう二兆四千億円使っているという数字もありますが、一応、今日はこの数字を基に議論させていただきます。 これだけお金を使っておりますから、税金を使っておりますから、当然、その中身について確認をするのは国会の責務であります。 一……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。
本日は、児童福祉法、それから議員提出法案について質問をさせていただきます。
まず冒頭に、議員提出法案について伺います。
提出者は、保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案、それからもう一つ、介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案と、政府の法案に対して、今回この二本の法案を提出した趣旨や理由についてお答えください。
【次の発言】 ありがとうございます。
議法提出者に関する質問は今日はこの一問ですので、お戻りをいただければと思います。ありがとうございます。
続きまして、政府提出法案について伺います。
社会的養育経……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、ちょっと、質疑に先立ちまして、一点だけ、ウクライナ避難民のペットの検疫についてお伺いをしたいと思います。 狂犬病は、一度発症すれば致死率一〇〇%と言われる恐ろしい感染症であります。日本では一九五六年を最後に発生をしておりませんが、世界では年間約六万人が死亡している感染症。狂犬病ゼロを達成した清浄国、清浄な国は、日本、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ノルウェーなど、約十か国前後にとどまっております。 狂犬病の対応は厚生労働省の保健所でありますが、海外から入国する際の検疫は農林水産省なので、本日は農水省からも参考人にお越しをいただい……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、医学部の地域枠の従事要件と離脱要件について、まず伺います。 医師不足の地方にとって、医学部の地域枠は貴重な医師確保の手段であります。地域枠とは、医学部で県に奨学金をもらう代わりに、卒業後九年間はその県で研修や医療をしてくださいねという制度であります。地域枠の制度が、地方にとっても、そしてそこで働く若い医師にとっても魅力的で有意義な制度にする必要があると思い、以下、質問をいたします。 地域枠から離脱する医学部生が、ここ数年、国会でも問題視をされています。離脱とは、地域枠で医学部に入学をしたのに、卒業後にその県で九年間働かずに、途中でほかの県や……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本法案の最大の論点、先ほどからの質疑にもありますように、やはり、なぜ、消費者庁、検討会報告書に書かれた数々の新しい消費者保護の仕組みが法案に盛り込まれなかったのかということであります。さすがに、消費者庁が事業者側に忖度をして、消費者保護の法制化に手心を加えたとは思いません。しかし、では、消費者庁がサボったのか、あるいは、やはりもっと本質的な問題があるのか、こういうことであります。 以下、消費者が望ましくない契約をしてしまった場合の取消権について、幾つか伺います。 今回の法改正で、新たに三つの具体的な場面における取消権が追加されました。一つは、山奥の……
○井坂議員 こちらは、救済される場面を広げるものとなっております。 野党案は、困惑類型の一部についての受皿規定を新設することとしています。すなわち、消費者が契約を締結するかどうかについて合理的な判断をすることができない事情を有しており、事業者がその事情につけ込んだ場合の取消権を新設するものです。 いわゆるアダルトビデオ出演契約の強要の問題については、被害者が事業者の不適切な勧誘によって合理的な判断ができない状況に追い込まれ、困惑して契約してしまうケースが多いと考えられます。このようなケースにおいて契約の効力を否定しようとする被害者にとっては、野党案による受皿規定の新設によって、消費者契約法……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、内閣委員会にて質問をさせていただく機会をありがとうございます。 まず、官房長官に伺います。 緊急事態や蔓延防止の発令基準についてです。 政府は、昨年十一月、新型コロナの感染状況をレベル0からレベル4まで分けて、レベル3で緊急事態や蔓延防止を発令することとしました。レベル3の目安は、病床の使用率五〇%や一週間の新規陽性者数が人口十万人当たり三十人、こういった目安であります。 沖縄県の病床使用率は既に五四%、沖縄本島は六三%にまで高まっています。広島県も今月末には病床使用率五〇%に達するおそれがあると言われています。沖縄県の一週間の新規陽性……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 大臣、よろしくお願いをいたします。 本日は、感染症法の改正案、政府から出されたということで、まず、感染症に対する一つ大きな武器として期待をされてきたワクチンについて、前半お伺いをしたいと思います。 通告どおり順番に伺いますが、ワクチンの接種間隔についてです。 先週の十九日水曜日、厚生労働省の専門部会は、新型コロナワクチンの接種間隔を従来の五か月から三か月に短縮をするということを決めました。接種間隔を短縮しても問題がないと判断したからだということでありますが、大臣、これは問題がないのは当たり前の十分条件でありまして、なぜ三か月に短縮する必要があるの……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 先日は、ちょっとたくさん質問準備をしていたんですが、ワクチンのことで終わってしまいましたので、本日は、法案のことを中心に議論をさせていただきたいというふうに思います。 まず、流行初期医療確保措置について伺います。 お配りをしております資料の一枚目を御覧いただきたいと思います。厚生労働省の配付資料です。 感染症の流行初期に初動対応を含む特別な協定を締結した医療機関は、一般の医療提供を減らして感染症対応を行います。その分、医療機関の収入が減ってしまうので、補助金や診療報酬の上乗せが充実するまでの間は、感染症の流行前とせめて同じ収入が得られるよう、足り……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、重度障害者の介護について伺います。 私は、大学時代、宇宙物理をやりたくて理論物理専攻になりました。そのきっかけが、スティーブン・ホーキング博士であります。筋萎縮性側索硬化症、ALSを学生時代に発症し、その後、五十年にわたり、ブラックホールやあるいは宇宙の始まり、ビッグバンなどで画期的な理論を打ち立て、車椅子の宇宙物理学者として活躍をしました。 一方、日本では、このような重度障害の方が大学で勉強したり仕事をするのはまだ非常に難しい状態であります。重度訪問介護が使える範囲が限られていて、職場や大学、通勤や通学には使えません。厚労省もこの問題は認……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、一般質疑ということで、まず統一教会の養子縁組について、それから年金制度、年金財政について、さらには、地元の方からも御要望のありました障害者のB型就労について、そして国民健康保険の都道府県統合についてということで、時間の限り質疑をさせていただきたいというふうに思います。 まず、統一教会の養子縁組あっせんについてお伺いをいたします。 旧統一教会で行われてきた信者同士の養子縁組をめぐり、厚生労働省が教団に出した質問書に対する回答が五日届きました。 旧統一教会では、一九八一年から今年五月までの四十一年間に、実に七百四十五組の養子縁組が行われたとい……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、政府提出法案のタイトルである持続可能な社会保障をどう構築するかということについて質疑をいたします。 今回の法改正は、一言で言えば、社会保障の費用の分担を世代間や保険者間で調整をしようというものであります。出産育児一時金に後期高齢者医療制度からの支援金を導入したり、後期高齢者医療制度の負担率を後期高齢者と現役世代で同じ伸び率にしたり、前期高齢者の医療給付費を保険者の報酬水準に応じて調整をしたり。しかし、世代間で負担のツケ回しをしても、負担の総額は減らず、社会保障が持続可能になるわけではありません。 社会保障を持続可能にする方法は大きく二つあり……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 まずは、最大の争点となっているかかりつけ医機能について伺います。 本法案の医療機能情報提供制度では、医療機関は自己申告でこの機能がありますと報告をして、それがホームページに掲載されることになります。現在、七百項目あるその情報項目の中で八項目がかかりつけ医機能の項目とされていますが、日常的な医学管理及び重症化予防とか、地域の医療機関等との連携、在宅医療、介護等との連携、適切かつ分かりやすい情報の提供などなど、当たり前の項目ばかりであります。普通のいわゆる町医者であれば、かかりつけ医機能の幾つかは機能ありと自己申告できるような内容であります。 そこで大……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、一般質疑ということで、自由にテーマを選びまして、一つは介護の問題、それから二つ目は障害者福祉の問題、自立支援の問題、そして、三つ目が子供のいない単身者の問題についてお伺いをしたいというふうに思います。時間があれば、ワクチンコールセンターの体制縮小の問題についても伺いたいと思います。 まず、介護について、特に介護や福祉で働く方の賃上げについて伺いたいと思います。 私が国会議員になって二年目の平成二十六年に、山井さんとか大西さんとかと一緒に、介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案というものを議員立法で提出をいたしました。当時は、介護……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、国立健康危機管理研究機構について質疑をいたします。 岸田総理は、昨年の六月、日本版CDCを創設すると記者会見で表明をされました。CDCとは、アメリカの疾病予防管理センターのことで、感染症に限らず、幅広い健康危機を予防し、そして危機管理を行う組織であります。情報収集をして、政策立案も行うとともに、国内外に対して強力な情報発信機能を持つわけであります。 一方、今回の法改正で新たに設立される日本版CDCは、国立感染症研究所と国立国際医療センターの二つの組織を統合したものであります。正式名称は先ほど申し上げた国立健康危機管理研究機構ですが、守備範囲……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、前半は、日本の労働生産性をいかに上げて給料をアップするかというテーマ、そして、後半は、地元の障害者の御家族が悩んでおられる切実な問題について伺います。 政府は、五月十六日、三位一体の労働市場改革の指針を発表しました。現在、国の在職者への学び直し支援策は、企業経由が七五%、個人経由が二五%となっています。これを、今後五年かけて、働く個人が主体的にこの学び直しプログラムを選択可能となるよう、全体の半分以上が個人経由での給付となるようにし、在職者のリスキリング、新しい技術の学び直しの受講者の割合を高めていこうという指針であります。 正規の労働者に……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 まず、ステルスマーケティングについて伺います。 一昨日、消費者庁は、ステルスマーケティングを景品表示法の不当表示として禁止行為に指定するということを発表されました。第三者にこういう内容を書いてくれと記事や書き込みを依頼した広告主が、十月から規制の対象になります。 しかし、実際は、広告主が記事を書いてくれる人を自力で集めるのではなくて、いわゆるブローカーが記事を書く人を集めるなど、全体の段取りをして広告主にステマの仕組みを提供するケースも少なくありません。 大臣に伺いますが、広告主を規制するだけでなく、ブローカーの規制が必要ではないか。広告主を何千……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 今日は、野党のトップバッターで景品表示法の改正案についての質疑の機会をいただき、感謝申し上げます。 今回の法改正の一つの柱は、確約手続であります。事業者が自ら不当表示や消費者への影響を是正する計画を立てたら、消費者庁がその内容を認定して、措置命令や課徴金命令を出さずに、速やかに問題を解決するというものであります。 確約手続の導入には賛成の立場でありますが、一方で、これが悪質重大な違反をした業者の逃げ道になってはいけません。当局との事前の議論では、こうした悪質重大な違反に対しては確約手続を認めないということをガイドラインに明記すべきだという私の問いに……
○井坂委員 おはようございます。立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、電力料金、電気代の値上げについて、消費者の立場から質疑をいたします。 先週金曜日、政府は、大手電力会社の電気料金の値上げを正式に認可しました。早速、六月の一日から、電気代、値上げ幅が一番小さい東京電力でも一五・三%、そして一番大きい北陸電力では三九・七%も電気料金が値上げをされることになります。 消費者庁は、当初、電力会社のカルテルや他社の顧客情報の不正閲覧など、こうした体質に問題があるのではないか、ここが直らない限りは値上げはそう簡単には認められないということで、経済産業省と協議をしておりました。しかし、最終的には、消……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。厚生労働大臣として様々な議論をさせていただいた後藤大臣に再び質疑ができて、大変うれしく思います。 まず、法案第三条の条件明示の項目について伺います。 フリーランスに業務委託をした場合は、直ちに委託業務の内容、報酬、支払い期日その他の事項を書面で明示することが委託側、委託事業者に義務づけられます。そして、その他の事項というのは、下請法の項目を縮小して、互いの名称、取引開始日、役務の提供場所、納期、継続的な役務取引の契約期間など、加えて七項目ぐらいを公取委規則に定めるというふうに伺っています。 ……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 六年ぶりに予算委員会に立たせていただきます。浪人も長かったものですから、この六年分の思いを込めて質疑をさせていただきます。 質問の前に、文部科学大臣に、昨日の質疑の確認をいたします。 我が党の柚木議員が、昨日、この予算委員会で、卒業式に子供たちはマスクを外して参加できる可能性があるということでよいですかと質問した。対して大臣は、マスクをしたい子はマスクをして、マスクは外すと家庭で決めた方はマスクを外しての参加となろうかと思いますと明快に答弁をされました。そして、その昼のテレビニュースで、卒業式のマスクは家庭の判断と大々的に報道されたわけであります。……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は長年、神戸の市会議員をしておりましたので、地方分権、地域主権ということには人一倍の思い入れがございます。 まず、国から地方への各種計画の策定義務づけについて伺います。 今回の法改正の基となっている令和四年の地方分権改革に関する地方からの提案募集は、重点テーマが計画策定とデジタルの二つでありました。 昨年八月、全国知事会から出された、国に対処を求める意見書にはこう書いてあります。地方公共団体における計画等の策定は、努力義務規定やできる規定であっても国庫補助金等の交付要件となるなど、実……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 今回の法改正を急がなければいけない理由の一つは、諸外国で認可されている大麻由来の医薬品を日本でも使えるようにする必要があることであります。 大麻の花や葉っぱが原料に入ると違法という必ずしも科学的とは言えない現在の規制から、麻薬効果のないCBD、そして麻薬効果のあるTHCといった成分による規制に変えることで、難治性のてんかんに効くエピディオレックスという薬が認可できます。 ただ、せっかく認可されても、大麻由来医薬品が限られた医療機関や薬局でしか処方されない、手に入らないとなると、これは、てんかんの患者さんはただでさえ複数の薬剤を使っておられますので、……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、ベーシックインカムとコロナ後遺症について伺います。 毎月七、八万円の現金を全国民に給付するベーシックインカムは、アメリカ、ドイツ、フィンランド、オランダ、カナダ、イギリス、アイルランド、ケニアなどでは、既に社会実験も行われています。また、スイスでは、ベーシックインカム導入の是非を問う国民投票が行われ、韓国では昨年、ベーシックインカムを公約に掲げた大統領候補が僅差で敗れた、こういう状況まで来ています。世界では社会保障のメインテーマの一つとなっているベーシックインカムですが、日本ではほとんど議論されておりませんので、本日は踏み込んで議論をしたいと……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 まず、公益通報者保護法について伺います。 ビッグモーターの事件で問題となった公益通報、社員が二〇二一年に業界団体に不正を通報したが、不十分な調査で不正がもみ消され、今年になってマスコミ報道でようやく不正が明るみに出ました。公益通報者保護法に従ってビッグモーターが対応していれば、ここまで問題が大きくならなかったわけであります。 私が厚生労働委員会で担当している介護や福祉や保育の現場でも虐待や不正があります。介護や福祉の虐待は、被害者が認知症や知的障害や子供などで、被害が伝えられない。ところが、虐待を、施設で働いている人が警察に通報すると、これは公益通……
○井坂委員 兵庫県神戸から参りました井坂信彦です。 立憲民主党のラストバッターとして、本日は全て総理のみと質疑をさせていただきます。 今日議論したいテーマは、マイナ保険証、それからAIとクリエーター、介護、福祉、保育の給料アップ、そして認知症についてであります。 まず最初の議題は、マイナンバーカードと健康保険証を合体させたマイナ保険証についてです。 私は今、党のデジタル政策チームの事務局長をしております。政府のデジタル化や医療のデジタル化は必要と考えており、明確に推進の立場です。また、私は、過去二回落選、浪人したときに、ネット上で複数のサービスを立ち上げ、そのシステムやインターフェース……
○井坂委員 立憲民主党・無所属の井坂信彦です。 私は、会派を代表して、令和四年度の一般会計コロナ、物価高予備費、一般会計予備費、特別会計予備費計五件に反対、特別会計経費増額総調書等一件に賛成の立場から討論いたします。 まず、コロナ、物価高予備費については、合計で九兆八千六百億円が計上されておりますが、国会の事前議決の例外である予備費の規模として極めて異常で、許容できません。 結局、その不用額は二兆七千七百八十五億円に上り、これに、一般予備費と使用実績のないまま終わったウクライナ予備費の不用額を加えると、約四兆二千億円という常軌を逸した規模になります。防衛財源となる決算剰余金を確保するため……
○井坂委員 第三分科会の審査について御報告申し上げます。 本分科会は、厚生労働省、農林水産省、経済産業省及び環境省の所管について審査を行いました。 主な質疑事項は、子供食堂に対する政府の支援状況と更なる関与の必要性、食料自給率の政府目標を達成する方策、農業の担い手不足の現状認識及び支援策、石炭火力発電所の休廃止による雇用問題及び地域経済への影響、再生可能エネルギー導入の現状認識及び電気料金高騰への対応、病院船の現状と令和六年能登半島地震を踏まえた在り方、新型コロナワクチン接種後の健康被害に関する情報収集の在り方、孤独死、孤立死の実態把握の必要性、医療的ケアを必要とする親子に向けた民間の取組……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、前半はロボットの問題、そして後半は消費税の問題を議論したいと思います。既に時間が押しておりますので、答弁原稿の一枚目の経緯は読み上げを省略していただいて、二枚目以降の結論のみお答えをいただければ幸いです。 少子化による人口減少で、日本の人口は二一〇〇年に六千三百万人と半減する予想です。農業や林業の担い手も足りなくなり、過疎化が進むので、日本人は住む場所を限定して、スマートシュリンク、賢く縮む準備をしなければならないという意見も耳にします。 しかし、真面目に将来を見通せば、二一〇〇年には町中にも田んぼにもロボットがたくさんいる社会が想像できま……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 この決算委員会では、三年分たまった決算を、今国会まとめて審議をしてまいりました。その中でも、私は、賃上げの問題、物価高の問題、消費税の問題など議論してまいりました。 しかし、本日、締めくくり質疑では、総理に政治と金の問題一本に絞って質問をしたいと思います。 まず、政策活動費について伺います。 自民党の幹事長に毎年十億円もの大金が政策活動費という名前で領収書の要らない裏金として支給をされてきました。年間十億円、五年で五十億円ものお金を受け取って、領収書もなしで税金も払っていなければ、これは巨額脱税で逮捕されてもおかしくない。 立憲民主党は、自民党……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、トップバッターなので、法案の理念の部分から伺います。 大臣は、居住福祉という言葉は御存じでしょうか。これは、神戸大学の早川和男名誉教授が提唱し、阪神・淡路大震災で広まった新しい概念であります。その頃、私は市会議員で、震災復興の市民運動などで早川先生と御一緒しながら、繰り返し、この居住福祉の必要性、重要性についてお聞きをしてまいりました。 当時は、震災で壊れた家というのは個人の財産という扱いで、その建て直しに税金を投入するなどということは考えられない時代でありました。しかし、神戸を中心に全国で二千四百万人の署名が集まり、そして被災者生活再建支……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。
先生方、大変参考になるお話をありがとうございました。
まず、担い手の問題について、佐保参考人に伺います。
連合がまとめた二〇二四年春闘の第二回集計結果によると、平均の賃上げ率が前年同期比一・四九ポイント増の五・二五%ということで、初回集計五・二八%とほぼ同じ、非常に高い水準を維持しております。一方、先ほど意見陳述で紹介された支援員の方々の賃金実態、大変厳しい状況にあるというふうに受け止めております。
改めて、支援員の処遇改善、また人材の確保に関して、お考えをお聞かせください。
【次の発言】 ありがとうございます。
もう一つ、佐保参考人に担い手の……
○井坂委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明に代えさせていただきます。 生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一 「住まい」は生活の基盤そのものであり、その確保に向けて入居時から入居中、退居時までの切れ目のない居住支援の体制を構築するため、住宅セーフティネット制度や居住支援法人との連携、空き家・公営住宅の活用も含め、居住支援に関する省庁横断的な施策の推進を図ること。また、生活困窮者居……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 まず、年金積立金について伺います。 私は、単にお金がもうかるだけではなくて、社会全体にとってプラスになる公益性の高い仕事に人やお金が集まるような、公益資本主義というものを目指しております。 世界では、近年、社会的インパクト投資という新しい投資手法が急速に広まっており、その市場規模は百五十兆円に達しています。 インパクト投資というのは、単に経済的リターンを求めて投資するのではなく、その事業が社会に与えるよい影響、すなわちインパクトの大きさに着目をして投資先を決める手法であります。現在日本で行われているESG投資というのは、企業が環境や社会に配慮して……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、雇用保険の適用拡大、失業手当、教育訓練、そして国の財政負担について伺います。 まず、雇用保険の適用拡大について。 今回の法改正で、雇用保険適用対象が、週二十時間以上働いた労働者から、週十時間以上働いた労働者に拡大されます。パートで働く方の多くが雇用保険に加入できるということで、よい方向だと考えております。 一方で、労働政策審議会の雇用保険部会では、年収の壁と同様、加入の壁ができ、就業調整したり、強制加入を嫌がってフリーランスになってしまう方が出る可能性もあると課題が提起をされました。 週の労働時間の短縮による雇用保険の適用拡大は、平成六……
○井坂委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明に代えさせていただきます。 雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一 雇用保険の適用拡大による短時間労働者の就労状況の変化について調査を行い、その結果を踏まえ、労働政策審議会において必要な検討を行うこと。 二 複数の事業所で雇用される労働者の雇用保険の加入手続が確実に行われるよう、周知・広報を強化すること。また、複数の事業所で雇用される労働者への雇……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、機能性表示食品の安全性ルール、それから、後半は少子化対策について伺います。 まず、配付資料の一番、御覧ください。先ほど山井議員も示しておられた資料で、機能性表示の制度、日本だけでなく、アメリカ、EU、中国、韓国、ASEAN、世界各国にあるけれども、結局、届出制、国が関与せず企業任せな届出制は日本とアメリカしかないということまでは事実上お認めをいただいております。 さらに、アメリカも機能性表示については日本と同じようになっているんですが、事安全性、機能性表示食品の安全性、サプリの安全性ということについては、アメリカはGMPも義務化をされている……
○井坂議員 ただいま議題となりました介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 政府は、介護、障害福祉職員を対象に処遇改善を行っていますが、介護、障害福祉職員の賃金は依然として全産業平均と比較して低い水準にあり、政府の処遇改善では全く不十分です。最近の他業種の賃上げの動向を踏まえると、このままの状態が続けば、介護、障害福祉分野からの更なる人材の流出は避けられません。介護、障害福祉分野の人手不足により介護、障害福祉サービスを十分に活用することができなければ、内閣提出の育児・介護休業法等改正案において、幾ら仕……
○井坂議員 重要な御指摘だと思います。 訪問介護は、利用者の御自宅に伺ってサービスを提供するものですので、利用者による例えばハラスメントのようなこともありますし、また、施設介護と違って、現場で一人で判断をしなければいけないという難しさもございます。また、直行直帰の場合は本当に相談もできず孤独といった、非常にこれらの特徴に不安を感じる方もおられて、人手が集まらないという現状もあるんだと私も現場からかなり伺っております。 訪問介護事業の苦境には、おっしゃるように、介護報酬以外の要因もあるという御指摘は全くそのとおりで、私も委員と同じ認識を共有をしております。 ただ、そうはいっても、今回の訪問……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、前半はまず介護のこと、後半は育児のことについて伺いたいと思います。 まず、村上参考人に介護を伺います。 介護離職の原因は介護サービスが十分に提供されないからだというお話がありました。そして、その介護サービスが足りないのは介護の給料が安過ぎて人手不足だからということであります。 介護職全体で見ると、月給の方の平均賃金に着目しがちなんですが、例えば訪問介護事業所で訪問介護員をされて現場を支えている方は主に非正規雇用の方が多いと認識しています。 そこで質問ですが、訪問介護員のうち非正規雇用の方の平均月収というのは幾らぐらいで、どのような特徴が……
○井坂議員 御質問ありがとうございます。 介護、障害福祉分野の課題は様々ありますが、人手不足は特に深刻であると認識しております。昨年の訪問介護の倒産件数が過去最高であったり、有効求人倍率が十五倍を超えていたりという現状がございます。 人手不足の要因については、先日も議論があったセクハラやパワハラの問題など、こうした給与以外の面もあるとは承知しておりますが、やはり、他業種の従事者との賃金の格差が最大の要因であると考えております。 そこで、本法案では、他業種との賃金格差を埋める第一歩として、賃金を改善するための措置を講ずる、介護、障害福祉従事者の賃金を他業種の平均的な賃金と同程度のものとする……
○井坂委員 皆さん、おはようございます。立憲民主党の井坂信彦です。
本日は、育児、介護についての質問でありますが、ちょっと冒頭に、今朝のニュースについて大臣に伺います。
国民健康保険や介護保険の保険料に金融所得の反映を検討、こういう見出しが新聞各紙に出ておりました。
大臣に伺いますが、昨日、自民党の部会に原案を示したというふうに書いてありますが、結論はいつまでに出すことを目指しておられるのか、早ければいつ頃これが実施される可能性があるのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 記事を見ると、国民健康保険や介護保険だけでなく、今後は、会社に勤める民間の健康保険も、金融所得を反映するかど……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、長時間労働の規制、それから医療、介護、福祉、保育の人材確保について伺います。 私は、この十年間、厚生労働委員会で働き方改革の制度設計に取り組んでまいりました。二〇一四年には、過労死防止法、同一労働同一賃金法を議員立法で提出をして、可決、成立をさせていただきました。二〇一六年には、長時間労働規制法を議員立法で提出し、その後の働き方改革関連法案で、日本で初めて残業時間の上限規制が実現をしたわけであります。 日本人の年間労働時間は、二〇二二年に一千六百七時間と減ってきているように見えますが、正社員に限ると年間千九百四十八時間と長く、千三百四十時間……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 紅こうじサプリによる健康被害について伺います。 今や、商品に紅こうじが入っているだけで買ってもらえない、中には機能性食品じゃない方を下さいと言うお客さんもいるというふうに聞いております。紅こうじやこうじなどの発酵食品、また、真面目に安全性を確保している機能性表示食品に対する風評被害が広がらないように、政府には特段の対策を冒頭お願いしたいと思います。 本日は、紅こうじのことではなくて、機能性表示食品の法制度そのものについて議論いたします。 まず、大臣、基本的な質問ですが、この機能性表示食品の制度は法改正により始まったのか、政省令の改正によって始まっ……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、ちょっと冒頭、二問だけ、ネット上の成り済まし広告について、その後は、本論であります機能性表示食品について伺いたいと思います。 ネット上の成り済まし広告、問題になっております。有名人の写真を無断で使って投資を持ちかけてお金をだまし取る、ネット上の詐欺広告であります。 私、不思議なのは、なぜこんな明らかな虚偽広告が野放しになるのかということであります。広告内容の適正さを事前に審査するのは難しいとしても、有名人本人がこれは無許可の成り済まし広告だということで確定したら、広告主を一〇〇%処罰できないとおかしいわけであります。 成り済まし広告や誤認……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。
本日は、こども政策の委員会で質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
まず最初に、少子化対策の数値目標について伺います。
つい最近まで、政府は、アベノミクス新三本の矢として、出生率一・八という数値目標を、いわば国家目標三本柱の一つとして大々的に掲げておりました。ところが、今回の少子化対策は、出生率の目標が見当たりません。
大臣に伺いますが、異次元の少子化対策に出生率や出生数の目標数値がなくてよいのか、伺います。
【次の発言】 もちろん出産は個人の自由であります。しかし、一人一人が自由な選択をした結果、国全体としては出生率が増えるというよ……
○井坂委員 おはようございます。衆議院議員の井坂信彦です。 本日は、マイナンバーカードの根本的な問題について、大きく三点伺いたいと思います。 まず、認証アプリについて、配付資料の黄色いマーカーのところを御覧いただきたいと思います。 個人の認証アプリ迷走と見出しがついていて、政府に情報集中、リスク懸念、現在は民間事業者が担う公的個人認証の認証業務を政府が行えるように施行規則を改正する、これでは、国民がいつどんなオンラインサービスを使っているのか、政府が網羅的に把握できるおそれがあると専門家の懸念が書かれています。署名検証者、政府は今後これになろうとしているわけですが、署名検証者のサーバー内……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。
能登半島の質問は次の梅谷議員にお願いしまして、本日は大きく二点、裏金は脱税ではないかという問題と、国民の賃金アップの問題を質問します。
まず、先ほど曖昧な答弁でしたが、岸田派の五年前までの不記載、総理、ちゃんと調べて、明日答弁をすると約束していただけますね。
【次の発言】 どこまで可能だったかも含めて、明日、まず答弁はいただけますね。
【次の発言】 確認の上、明日答弁いただけますね。
【次の発言】 質問に移ります。
今朝ようやく自民党から出された裏金議員リスト、名前と金額しか書いてありませんので、次は当然その使い道が問題となります。
質問通告の一……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、政治と金の集中審議ということで、ちょっと質問の通告の順番を変えまして、まず、甘利前幹事長の政策活動費についてお伺いをいたします。 パネルの五番を御覧ください。 これまで、二階元幹事長の年間十億円の政策活動費について、予算委員会で使い道や脱税の可能性などを議論してまいりました。しかし、自民党の甘利前幹事長は、何と幹事長在任中の僅か三十五日間で三億八千万円もの政策活動費を受け取っておられます。米山さん風に言うと、寝ている間も含めて、二十四時間、時速四十五万円でお金を使い続けなければいけない、まさに巨額の政策活動費です。 総理に伺いますが、幹事……
○井坂委員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、少子化対策の支援金、それから国民の賃金アップ及び年金の問題について質問いたします。 その前に、これまでの議論を受けて、官房長官に伺います。 今回の自民党パーティー券裏金問題は、自民党の問題なので政府のコメントは差し控えるという答弁を官房長官は繰り返しています。しかし、先週末に、立憲民主党の江田憲司議員が税金一揆が起きると懸念をしたとおり、世論調査では、裏金議員を国税調査すべきとの意見が九三%に上り、ネット上では納税のボイコット運動まで起きています。 官房長官は危機管理の要であります。国民が税金を納めてくれないというのは、民主主義の危機であ……
○井坂分科員 こんばんは。みんなの党の井坂信彦です。 本日、ラストバッターとなります。本当に、大臣、遅い時間までお疲れさまでございます。私も、先週まではネット選挙法案の法案提出者をさせていただいておりまして、他党の議員さんの質問に答える側だったので、答弁の準備、また当日の苦労、冷や冷やというのも少しだけ体験をさせていただきました。しかし、本日は、国民の代理として預けられた質疑時間ですので、最後までしっかり質問させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。 本日は、まず、地方の自立という観点から地方分権について二問伺います。続いて、既得権の打破と自由な経済社会という観点から……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 平成十九年に制定された日本国憲法の改正手続に関する法律の附則には、三つの検討課題、いわゆる三つの宿題が明示されておりました。 結いの党は、この三つの宿題に回答を示すべく、選挙権年齢等の引き下げ、公務員の政治的行為に係る法整備、また国民投票の対象拡大、いずれについても結いの党案を提示させていただきました。 しかし、憲法という国の根幹に関連するこの法律は、できるだけ多くの会派の考えを取り入れ、賛同を得たものであるべきとの考えから、我が党もこの協議に加わってきた中で、結果として、七会派で議員立法として衆議院に共同提出させていただくことができました。 この……
○井坂委員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、時間も限られておりますので、本件と総合科学技術会議との関係、一点に絞ってお伺いをいたします。 日本再興戦略に基づき、司令塔機能を発揮し、府省の枠を超えて基礎研究から実用化、事業化まで見据えた研究開発を推進、そして、方針を定めて予算を重点配分し、重要課題ごとに研究計画や出口戦略を策定するPD、プログラムディレクターを置く。実は、これは、本家日本版NIHではなく、先月国会で可決された総合科学技術会議の科学技術イノベーション創造推進費五百億円の説明資料を今読ませていただきました。目的もやり方も、うり二つに見えるわけであります。 先ほど、維新の清水議……
○井坂分科員 結いの党の井坂信彦です。 本日は、予算委員会の分科会ということで、まず冒頭、昨年質疑をさせていただいたことを受けて予算にどう反映されたかということを伺い、次に、日本を稼げる国にする一つの柱でもあります、クールジャパン戦略について伺います。 まず一点目ですけれども、起業手続の手間やコストを低減し、起業を後押しする規制改革ということについて伺います。 昨年の経済産業委員会一般質問で、全産業にかかわる大胆な規制緩和として、会社を起こす起業の手間とコストを削減、低減できないかというふうにお尋ねをいたしました。各国の起業活動率、トップスリーのアイスランド、アメリカ、オーストラリアあた……
○井坂分科員 おはようございます。維新の党の井坂信彦です。
本日は、外交に関して、幾つか基本的なところからお伺いをしたいと思います。テーマは、日中、日韓関係について、三十分させていただきます。
まず、最も基本的な認識をお尋ねいたします。日中、日韓の速やかな関係改善こそが日本の国益にかなう、こういう認識かどうか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 まず、韓国との関係についてお伺いをいたします。
韓国との関係改善に向けて、今、局長レベルなど、いろいろ接触を重ねているというふうに思うんですけれども、関係改善が当面の日本の外交目標だとする中で、交渉ですから、領土の問題も含めていろいろな問題があ……
○井坂分科員 大臣、きょうは本当に一日お疲れさまです。ありがとうございます。 井坂信彦です。 本日は、公務員制度改革、とりわけ情報公開の面についてお伺いをしたいというふうに思います。 ちょうど二週間前、二月十日の予算委員会、政治と金の集中審議で、私、甘利前大臣が国交省にどのような口ききをしたのか、その接触記録が保管されていない、記録されていないということで、では、安倍政権発足当時の「政・官の在り方」、閣僚懇談会の申し合わせにこういうルールがあるじゃないかと。個別の行政執行に関する要請、働きかけであって、政府の方針と著しく異なり、公正中立が確保されないおそれがあり、対応が極めて困難なものは……
○井坂委員 民進党の井坂信彦です。 公述人の皆様には、本日はお忙しい中さまざまな知見を与えていただきまして、心より御礼を申し上げます。 まず、働き方改革について逢見公述人に伺います。 現在、働き方改革の実現会議で長時間労働規制が議論をされております。その中で、経営者側の複数の委員から、残業の上限規制はよいが、一方で裁量労働制の拡大とまた高度プロフェッショナル制度、こちらもセットでやってほしいというような意見が出されております。 まず、この裁量労働制の拡大、加えて高度プロフェッショナル制度ということについて、働く側の代表としてお考えをお伺いいたします。
○井坂分科員 大臣、長時間お疲れさまです。 本日は、腎臓機能障害認定の問題、それからクリーニング業法の問題についてお伺いをいたします。 専門的な話は参考人から、最後の御決断いただきたい部分については大臣からお答えをいただきたいと思います。 まず、腎臓機能障害認定についてですが、腎臓機能が低下しますと、血液中の老廃物が、ろ過して体外に出されなくなるということになります。この腎臓機能障害の認定基準、障害認定基準には、今、血清クレアチニン濃度というものが使われております。クレアチニンというのは筋肉から出る老廃物。これは、血液中に出ても、健康な人であればそれが腎臓でろ過されて、おしっことともに体……
○井坂分科員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、国民の生命を守るというテーマで、海上保安庁の強化、そして交通事故の予防、それから自然災害の予防、この三点について伺います。 まず、海上保安庁の体制強化について伺います。ちょっと順番を変えて、通告の三番目から始めさせていただきます。 昨年、二〇二二年は、中国当局の船が沖縄の尖閣諸島周辺の接続水域で確認された日数が、過去最高の三百三十六日を記録いたしました。また、昨年十二月には中国当局の船が日本の領海に七十二時間四十五分もとどまり、こちらも過去最長を記録しています。 この十年で尖閣周辺への中国船の侵入が年々悪化する中、立憲民主党は、二〇二一……
○井坂分科員 おはようございます。神戸から参りました立憲民主党の井坂信彦です。 同じ兵庫県の大臣と初めて質疑の機会をいただけること、大変うれしく思っております。 本日は、まず、無形資産への企業の投資ということでお伺いをしたいと思います。 私は、二〇一六年の当時の予算委員会でも、生産性を上げるためには無形資産への投資が必要だ、こういう議論を、当時、甘利大臣とか、それこそ安倍総理とかとも何往復かやり取りをさせていただいております。 日本はこれまで、企業の投資といえば、まずは設備投資、形のある資産への投資というのが定番でありました。実際、政府のこれまでの政策でも、設備投資への補助金や設備投資……
○井坂分科員 神戸から参りました、立憲民主党の井坂信彦です。 今日は、午前中に西村経済産業大臣とも質疑をさせていただきまして、同じ兵庫県の大臣に一日にお二人も質疑をさせていただけることはめったにないことですから、しっかり頑張りたいというふうに思います。 まず、企業献金についてお伺いをいたします。 相変わらず、政治と金、また、企業と政治家の癒着といった問題がなくならないわけであります。予算委員会ですから、これを政治家の問題というだけでなく、仕組みの問題としてどうにかできないかということで質疑をさせていただきます。 一九八八年に発覚をしたリクルート事件、当時の総理大臣始め自民党の派閥のトッ……
○井坂主査 これより決算行政監視委員会第三分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりました井坂信彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本分科会は、厚生労働省所管、農林水産省所管、経済産業省所管及び環境省所管についての審査を行うことになっております。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 令和二年度決算外二件、令和三年度決算外二件及び令和四年度決算外二件中、厚生労働省所管、農林水産省所管、経済産業省所管及び環境省所管について審査を行い……
○井坂分科員 立憲民主党の井坂信彦です。 本日は、公共施設の予防保全による維持補修コストの削減、後半は、NPOなども含めた新しい公共とインパクト経済について伺います。 決算の議論をするときに、単年度の収支にとらわれてはいけないと考えております。今年仮に赤字でも、それによって将来黒字になるのであれば、望ましい財政運営と言えます。 政府は、二〇一三年にインフラ長寿命化基本計画を策定しました。国交省は、施設に不具合が生じてから対策を行う事後保全から不具合が生じる前に対策を行う予防保全に転換することで、二〇四八年に、国交省のインフラに係る維持管理、更新費用が十二・三兆円から六・五兆円に五割削減で……
○井坂分科員 おはようございます。 本日は、教育の質について、大きく三つのテーマで伺います。 まず、教員不足についてです。 全国の自治体、学校が教員不足で困っています。教科の教員免許を持っていない人を免許外教科担任にしたり、臨時免許、特別免許を発行して教員の人数をそろえています。免許外が多いのは、中学校では家庭科、技術、美術に数学、高校では情報、公民、工業ということで、理工系を強化するSTEAM教育とは真逆の実態であります。また、臨時免許を発行して人件費を使うぐらいなら、正規教員に使った方が授業の質が高まると考えます。 大臣に伺いますが、免許外教科担任や臨時免許や特別免許の濫用ではなく……
○井坂分科員 大臣、遅くまでお疲れさまでございます。 昨年も、この分科会で大臣と議論をさせていただきました。企業献金を廃止すべきだ、そして政治資金パーティーも脱法行為だと申し上げて、私も、その後、党内でも議論をいたしました。当時は、まさか一年後にこの自民党パーティー券裏金問題が火を噴くとは思っておりませんでした。 立憲民主党は、既に企業献金禁止法を提出し、政治資金パーティーも全面的に禁止する法改正を行う方針を決めています。 本日も、政治と金に関して、幾つか法改正を提案したいと思います。 まず、政策活動費について伺います。 予算委員会のテレビ入り質疑で、政策活動費について二度にわたって……
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