このページでは谷口武雄衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○谷口武雄君 私は、ただいま上程になりました石炭増産感謝決議案に対し、國民協同党を代表いたしまして賛意を表したいと思います。 終戰後極度に萎縮疲弊いたしました産業生産をいかにして復興するかは、わが國経済の直面せる焦眉の重大問題であります。しかして石炭の増産こそは、実にこれが前提條件をなすものでありまして、現下の経済施策の中心をなしているものであります。申すまでもなく、石炭の増産なくして、肥料の増産も、鉄鋼の増産も、繊維製品の増産も、あるいはまた輸送の増強も、電力の増強も、はかることができないのであります。 御承知の通り、昨年の出炭量は二千二百四十六万トンでありましたが、今年度はぜひとも三千……
○谷口武雄君 私は、ただいま上程になりました臨時石炭管理法案に対し、國民協同党を代表いたしまして賛成の意を表します。(拍手) いまさら申し上げるまでもなく、石炭の増産なくして産業の復興なし、わが國の経済再建は一にかかつて石炭増産にあることは、今日國民の常識であります。今日の至上命令であります。しかるに、増産大きな隘路となつておるものは、資金、資材及び職場規律並びに生産意欲の低下にありということができると思います。從つて、この隘路の打開こそ、緊急を要する問題であると思うのであります。 まず資金の面でありまするが、石炭鉱業という企業は、現今の國民経済のもとにおいては、あまりにも莫大なる資金を要……
○谷口委員 これは粘土を乾燥して粉末にしたものがよいというようなことを聞いております。
【次の発言】 石灰石でなくてもよいそうです。
【次の発言】 ありません。三井の砂川炭鑛でやつておりましたのは、やはりそういう一つの粘土質のものを製粉機にかけてつくつておりましたが、そういう粘土質のものでよろしいそうです。
【次の発言】 十分乾燥したものでないといけないですね。石炭一トンに對して大體北海道では今のところ二キロぐらいしか使用していないが、六キロぐらい必要だと言つておりました。
【次の発言】 石灰石でなくてもよろしいそうです。
【次の発言】 そうです。
○谷口委員 勞務關係の給與に關しまして、大藏當局にちよつと御質問申し上げたいのですが、報告書の中にあります第四番目の、炭鑛において從來福利厚生施設の一助として、北海道では適當の現物給與をやつておるのであります。これに對しても課税の對象となるというような風説がありますので、非常に不安を與えておる状態でありますが、この點について御答辯をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ところが、北海道では氣の早い税務署では、そういう通知が出ておるような所もあるというような話を聞いておるのでありますが……。
○谷口委員 私は國民協同党を代表いたしまして、ただいま議題となりました中小企業廳設置法案に対しまして、第三條第三項の修正案、及びこの修正案を除いた原案に対し賛成をいたしたいと思います。敗戰後わが国の企業形態は財閥の解体、独占禁止法、あるいは経済力集中排除法等の措置によりまして、その企業形態が中小商工業に移りまして、わが國の産業経済の中枢をなしておるものが、この中小企業であります。それにもかかわらず終戰直後今日に至るまで政府は何らこの中小企業に対する措置をとらずに放任されておつたのでございます。そのために中小企業者は惡性インフレ、あるいは労働攻勢等によりまして、非常に悩まされながら日本再建に努力……
○谷口委員 小委員及び小委員長の選任については、前回同樣とし、委員長において指名せられんことを望みます。
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