相馬助治 衆議院議員
23期国会発言一覧

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相馬助治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは相馬助治衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

相馬助治[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第20号(1947/07/31、23期、第一議員倶楽部)

○相馬助治君 かつて終戰直後上京した私は、進駐軍関係宿舎の残飯捨場にむらがり集まつて、血眼で何物かを探しておる子供の姿を見たことがございました。これは、いうところの浮浪兒でなくて、りつぱに小学校の学帽をかぶり、その校章を帽子の先頭につけた子供であつたのでございます。私は後にまたララ物資による学童給食の実況を学校において参観する機会を得ました。血眼で、人が捨て去つた食糧をあさつている子供たちの姿を見たときと、この厚意にあふれたララ物資による学童給食の姿を見たときに、私はほんとうに心から胸打たれるものがございました。人間はパンのみに生くるにあらずとは申しますけれども、また人間はパンなしで生きられな……

第1回国会 衆議院本会議 第22号(1947/08/07、23期、第一議員倶楽部)

○相馬助治君 思うに、労働省設置法案の法案内容がどれほど進歩的でありましても、またどれだけ民主的でありましても、そのことがすぐに労働省の福祉を意味するものでないこと、また生産性が十分に発揮されることが意味されるものではないということは、われわれが知るところでございます。そこで、政府がこの労働省設置に対してどれだけの決意をもつておるかということと、関係大臣以下閣員各位がどれだけ良識と努力をもつてこれに当るかということが問題でありまして、この人によつて生命が與えられ、性格づけられるということを考えますがゆえに、私は條件附きで賛成するものであります。ただ手放しで賛成するわけには絶対にまいらないのでご……

第1回国会 衆議院本会議 第46号(1947/10/15、23期、第一議員倶楽部)

○相馬助治君 私は第一議員クラブの一部を代表して、本日突如として、まことに突如としてわれわれの前に提案されましたところの國家公務員法案に対して、反対意見の二、三を申し述べさせていただきます。  九月十六日にこの法案が提出されて、その後委員会が非常に熱心にこの内容について、研究されたとは聞いております。また今の委員長の報告で、そこはよく了解したのでありまするが、これに関しましては、このまことに重要なる法案について、正式の公聽会などをも開いていないというようなことに関しましては、何としても私は遺憾の意を表せざるを得ません。第一、本日ここにこの法案が提出されましたが、ごらんの通り議員の議席も寥々たる……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第11号(1948/11/13、23期、第一議員倶楽部)

○相馬助治君 まず、内閣総理大臣に対しまして質問いたします。林副総理の返答でけつこうであります。  まず審議期間の問題でありまするが、さきにこの問題につきましては諸君が触れて、なお社会革新党の赤松君に対する答弁として、審議期間や修正は國会の自由である吉田総理が申しましたが、まことにその通りであると思います。少しくどいのでありますが、第一回の國会におけるところの、すなわち、さきに國家公務員法が通過いたしましたあの審議の過程を私どもがながめてみますると、九月十五日に決算委員会に付託されました本案が、十月十五日にやつと委員会ででき上つて、即日本会議に上程され、討論わずかに十五分、そうしてその問題は可……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第11号(1948/12/13、23期、第一議員倶楽部)

○相馬助治君 私は、第一議員倶樂部を代表いたしまして、内閣総理大臣に対し次のことをお尋ねいたします。  本日、この議場の混乱の有樣を見るにつけましても、われわれは、一日も早く予算案を通過し、かつ政界浄化の手続が済みましたならば、まず本國会を解散し、敬虔な態度をもつて信を國民に問うの段階が來たことを、本日のこの混乱が物語ると思うのであります。(拍手)私は、この解散論の過程を通じまして、何やら割り切れぬ二つの印象を受取つたのであります。一つは憲法解釈の問題でありますが、政府と各党をめぐつて激しい論争が行われましたけれども、結局どちらともつかない、すなわち、正しく論証されることもなく、政治的妥協によ……

第4回国会 衆議院本会議 第19号(1948/12/21、23期、第一議員倶楽部)

○相馬助治君 先ほど政府は、われわれより見ますれば最低線と思われるところの人事院勧告六千三百七円案すらも無視いたしまして、政府独自の給與案を本國会に提出したのであります。そもそも人事院は、政府と身内であるはずであります。この身内の意見をも無視するに至りましては、その無視するに足るところの基本的数字を科学的に列挙して、われわれをして納得せしめなければなりません。同時に、大局的な日本経済再建の立場から、堂々と所見を述べ、國民に同意と協力を求めるだけの勇氣と率直な態度が必要なのであります。しかるにもかかわらず、五千三百三十円で十分食えるのだ――泉山大藏大臣の言葉をもつてすれば、それで食えるのだから安……

相馬助治[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

相馬助治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 議院運営委員会 第38号(1947/10/29、23期、第一議員倶楽部)

○相馬助治君 第一議員倶樂部は、昨日保留していたので、本日態度を決定いたしました。石田さんがさつきおつしやつたように、━━━━━━━であるという言葉は、われわれは皆さんがおつしやつたようにどこまでも不穩當であると考えております。叶さん一人の單に個人的な問題でなくして、感情的にうつかりして言つたというようなことは、言葉の内容が本質的に違うという立場から、われわれ第一議員倶樂部としては、情においては忍びないけれども、この際は第一囘の國會としての權威の上からも、またこの次の前例にもなるから、はつきりと態度を示すべきではなかろうか。それで第一議員倶樂部のまとまつた意見としては、これは懲罰に付すべきであ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第26号(1947/10/07、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 ただいまのお話の中で、日教組が一部反對しておるという表現をとられましたが、それは説官公廳の中の一部としての日教組が反對しておるという意味か。それとも日教組の中にも贊成者があるが、その日教組の中の一部が反對しておるという意味か。このことについて第一にお答え願ひたい。日教組が反對しているその反對理由、なおあなたたちが、これらの一部の反對があるけれども、その反對に對してどういう立場をとられているか。それについてお答え願いたい。
【次の発言】 私の調べた範圍においては日教組はなるほど内部で一部反對しておるかもしれませんが、やはり同組合の正式の機關にかけて、組合長の名前をもつてこれに反對して……

第1回国会 財政及び金融委員会 第27号(1947/10/08、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 昨日の官待の代表のものの證言と、ただいまの日教組の今村君の證言とには、本質的に重大な點において食違いがあります。今村君は日教組においていかなる位地にある人で、かつまた今申されたことは、もちろん日教組全體の意思として責任がもてるものだと思いますが、特に官待の一昨日の決定事項は、今囘の給與にはタツチしない。政府案は不滿であるが意思表示をしない。國會から喚問されたら政府の一方的責任だと答えてそれ以上觸れない、ということであるが、このことは確かにそうであるか、少しくどいようでありますが、このことについてお尋ねいたします。
【次の発言】 わかりました。

第1回国会 財政及び金融委員会 第41号(1947/11/27、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 別にございません。兩案に贊成であります。

第1回国会 労働委員会 第1号(1947/06/30、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 その労働省の法案というのは、四日にわれわれがここに招集されて大体の話を聴くのですか。
【次の発言】 四日以前に提案されればそれはないということでありますか。
【次の発言】 それまで全然この委員会は、労働省の今できつつある立法の内容についてはタッチしないのですか。
【次の発言】 わかりました。

第1回国会 労働委員会 第13号(1947/09/17、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 川崎、前田兩委員に對するただいまの御答辯で、産業復興の基本的な内閣總理大臣のものの考え方は、私は一應よくわかりました。私は實際問題として、現在の失業問題の根本は、仰せのごとく産業復興でありますので、その線に沿つて二つの具體的な點についてお尋ねしてお答えを聽きたい、こう思うのであります。  今日は御承知のように、職にある者ですら生活に困つております。わけてこういう際に、失業するたくさんの人があることを考えますると、まことにお互い胸のうちが、暗くなるような感じでありまして、何としても根本的には失業保險、そういうものを施行するというその前に、まず出さぬ工夫をしなければならない。一旦失業者……

第1回国会 労働委員会 第18号(1947/10/07、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 私は、今まで問題になつておつたことと違うのでありますが、千六百圓ベースより千八百圓ベースへの差額の支給の配分について、ただいままで私は金融財政委員會に出ていたのでありますが、その間のことを申し上げて、ぜひ勞働大臣の見解を承りたいと思います。  この千六百圓から千八百圓の差額の補給金の配分について、政府側は超特が十二割、それから特地、甲地、乙地、丙地。丙地においては二割という五段階による配分を政府が發表して、全官公廰代表といろいろと話合いになつたことを知つておりますか。そうして金融財政委員會において全官公廰の代表の話を聽きますと、これを呑んだのであります。政府案でよろしいと言う。しか……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 財政及び金融委員会 第3号(1948/01/29、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 ただいまの塚田委員の提案に全面的に賛成します。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会 第4号(1948/11/12、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 私はこの際特に委員長にお願いしておきたいことがあります。それはこの前の國家公務員法が成立した経緯を見ましても、きわめて短時間の間に仕上げたからやむを得なかつたと思うのでありますけれども、最後のところへ行つて、委員会で成立した。同時にその日本会議にかけるというようなありさまで、私は本会議において、委員以外の他の諸君は本案の内容を知らないのじやないか、こういうことを言つてやじられて、あやまつた経驗を持つのでありますが、どうぞひとつこの委員会が実質的に早く審議に入り、十分審議できるように、委員長としてその期間の問題については、おとりはからいを願うように、特にお願いしたいと思います。

第3回国会 人事委員会 第9号(1948/11/24、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 本法立案における教育公務員の立場について、人事委員長にお尋ねしたい。その前に一つ御質問したいことは、私たち聞くところによると、教育公務員なる独立法が文部省で立案されつつあるやに聞くのですが、こういう状況等も参酌されて、政府は本案を提出されておりまするか、それとも独自な立場から本案は立案されたのですか。
【次の発言】 人事委員長がこの教員の特殊な立場について、実に明確によく知られているので驚いているのであります。ということは、教育委員会法というものがあつて、教員の任免、分限、懲戒というものは、全部これによつて律せられていることは御承知の通りです。そういうふうな観点から見ますと、附則十……

第3回国会 人事委員会 第10号(1948/11/25、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 私は文部大臣に対してお尋ねしたいことがあります。國家公務員法の一部を改正する案が上程されておりまして、この際特に全國の教育公務員がこの問題に対して至大の関心を持つておることは、文部大臣すでに御了解の通りだと思います。そこでまず十ばかりのことを順々にお尋ねしたいのですが、その前に一つお尋ねしてそれから質問に入りたいと思うことは、この國家公務員法の一部改正案が政府から上程されるについては、文部省は積極的に人事委員会と連絡をとられておるかどうか。またそういう時間的な余裕がなかつたかどうか。これは実は人事委員長さんにはお尋ねしてございます。人事委員会の方からは積極的には十分連絡をとり得なか……

第3回国会 人事委員会 第11号(1948/11/26、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 この際内閣総理大臣に二つの点でお伺いしたいと思います。今日政府が、われわれの知らない面で、非常に多忙ないろいろな仕事があるであろうということは、私たちもよく了解いたします。しかしこの審議の遅れる具体的な一つの問題として、政府が審議を遅らすようなことのさきがけをなしている。具体的に申しますと、各閣僚の答弁がまちまちで、疑問が続出して、私どもとしては、次から次へと発展して聞かざるを得ないような状態であります。この具体例を二つ申し上げますと、本会議で國協党の野本品吉君の質問に答えて、人事委員長は、教育公務員法は、独立立法するということを申しております。ところが昨日文相はそのようなことをし……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 人事委員会 第1号(1948/12/04、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 各党にもそういう事情があられると私は思うのですけれども、実は私ども代議士会でも説明をいたしましたときに、淺井さんは陣頭に立つていろいろ説明されたので、大体淺井さんの考えはわかると思います。その他二人の方についてはわからぬから、最近のその三人の著書だとか、あるいは雜誌か何かに現われた、そういうものがあつたならば、参考として集めて見せてくれないかという話が出たのです。これは可能であるかどうかわかりませんが、人事委員長としてというより政府として、この簡單な略歴だけでなく、何かそういうようなものをお持ちでありましようかどうか、ちよつとそれをお伺いします。

第4回国会 人事委員会 第3号(1948/12/07、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 ただいまの官房長官の答弁で、公職適格審査に関することはよくわかりました。御承知のように教職員適格審査委員会というものがあつて、やはり同じような状況下に置かれております。これらの関係はそれに右へならえなのでありますか、また別なのでありますか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私は第一議員倶樂部を代表いたしまして、ただいまの案件に対して反対の意向を表明するものであります。理由といたしまして、淺井さん並びに上野さんの人柄並びにその経歴については、私は適切であろうと思うのでありますが、何と申しましても國家公務員法の審議過程を通じて、また國家公務員法が成立した現在におきまして、あの……

第4回国会 人事委員会 第4号(1948/12/08、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 これを機会に大藏大臣にお尋ねしたい。五千三百円というのはいろいろ実情を研究され、よくよくの御決意をもつて出されたものだと思います。その場合にこれが否決ないしは審議でごちやごちやになつた場合には、五千三百円というものは、もう政府にちやんと財源があるのですから、その中でもつて支拂えというような一時的便法の用意があるのですか、これは前に前例があるのです。それから地方公務員で地方毎に困つた公務員に対して、別な財源から流用して一時金に貸出す、こういう場合に、從來しばしば大藏省からは、そういうことを地方別にやられては困るということがあつたやに聞いておるのですが、この場合緊急措置としてそういうこ……

第4回国会 人事委員会 第5号(1948/12/09、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 今の蓮見課長の説明を聞いて、根本的なことについていろいろ意見その他ありますが、それをやめて、政府委員に聞いても具体的なことは全然わからぬから、課長がここにおられるところで課長にひとつお尋ねします。  今度あなた方の案が政府案と非常に違うところは、扶養家族手当を不当に大きく見ているということであります。これに対してはほんとうに能率ということを考えて來れば、むしろこの家族給は本給に織り込むということの方が、理論的にはどうか知らぬけれども、私たち目の子算式に考えると妥当のように思えるのだが、それについての見解はどうか、これが一つ。  二つには勤務地手当が特地は五%というのが出ておる。甲地……

第4回国会 人事委員会 第6号(1948/12/10、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 今高原君の切々たるお話を聞いて至極同感であります。しかし問題は、同じ立場をとる全官公の中の國鉄並びに日教組では、五千三百円には反対である、六千三百円にも反対である、けれども、特に今全官公の者が年末を控えて非常に苦しいから、とりあえず臨時措置的な形をもつて、六千三百円案を最低線として通されることを最低として希望する、こういうことを訴えておりますが、あなたはそういうふうな第二次案を、今のお話ではお持合せがないかに承つたのでありますが、さようでありますか。
【次の発言】 從つて、七千三百円案が通らない限りにおいては、他の二つの案には絶対反対である、こういうことで了承してよろしゆうございま……

第4回国会 人事委員会 第12号(1948/12/21、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 官房長官に一つお尋ねいたします。  この人事委員会で、前に、今はなき泉山三六氏に(笑声)、われわれがこういうことを質問したときに――総括して申し上げますと、五千三百三十円では食えない。しかし今の政府の財源の面からやむを得ずこれを出すのだ、こう言うのならば、そのいう意味で答弁を願いたい、こういう誘導質問をしたのに対しまして、大藏大臣が申したことは、これで食べられる、しかも安心をしなさい、とおつしやつたのです。それで私たちはこの観点からながめますと、一番ひどい目にあつているのは國家公務員です。一方では行政整理でおどかされ、給與はこうして、ああでもない、こうでもないと荏苒日をむなしゆうし……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

相馬助治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 労働委員会決算委員会連合審査会 第4号(1947/07/31、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 労働省設置法案によりますと、船員の労働に関する件については、これを運輸省に委ねるということについて、またそのやむを得ない事情について、先の委員の質問によつて――直接の質問ではなかつたのですが、米窪國務大臣からちよつと触れられたようでありますが、よく考えてみるのに、連絡統一をはからなければならない。このことは向うには任せつきりにしておけないということは、ちやんと、この法案に認めている通りであつて、これはわれわれが考えてみるのに、どう考えても労働行政を二分するという意味で、労働者を明らかに弱体化するものであるがゆえに、このことにはあくまで私は反対でございます。船の航行安全その他特殊な事……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会公聴会 第1号(1948/11/17、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 議事進行について――本日公述人として出ておる方々は特殊の職種の代表者であるとともに、労働者の方は労働者の代表であるはずだと思います。先ほどの市川君及びただいまの熊倉君の御説明を聞いておりまして、時間がないのでやむを得ないとは思いまするが、その属しております特殊の組合の事情、これは先ほど松澤委員からも要求がありましたように、後ほど文書によつてお出し願うといたしまして、ただいまは國家公務員法の一部改正に対するわれわれの参考意見としての意見を徴しておるのでありますからして、公述人はその点をよく考えてお述べ願うことを、委員長からお願いいたします。

第3回国会 人事委員会公聴会 第2号(1948/11/18、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 鮎澤さんのただいまの補足を聞いて、御反対であるということがよく了解できました。しかしその大修正を加えれば、これは通すべきであるという立場も一つであろうと思いますし、その場合には、御承知のように今度の改正は改惡と私は言いたいのですが、皆さんは改正と言つておりますから改正でもいいのですけれども、この改暗名は團体交渉権を禁止するということが一つ、人事院を強化するということが一つ、この二つが大きな問題であろうと思います。これは徹底的にこのことについては拒否するようなふうにまで大修正をすれば、本案が通ることも賛成であるというのであるか。もう一つお尋ねいたしたいことは、マ書簡が出たときの情勢と……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第1号(1948/11/13、23期、第一議員倶楽部)

○相馬委員 私は赤松委員の提案に賛成します。決して木村委員のおつしやるように、政府に対していやがらせというのでなくて、本案がいかに重要かということはいまさら私が言うまでもなく、昨日も委員長に私がお願いいたしましたように、この前の國家公務員法の審議のあのざまを考えてみても、最後のどたんばまで追い詰められてから、どうしても急に通すんだというようなていたらくでは、まことにもつて申訳がない。実質的に法案の審議を進める上からも、また赤松委員が指摘したように、私どもは委員長一人に責任を終わせるのでなくて、委員長がスムースに仕事ができるという意味で、あなたに同情というのでなくて、もつと大きな意味で、この案に……



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データ更新日:2023/02/05

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